810: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/06/08(月) 22:59:21.25 ID:3mhlPelRO
スコーチャー「それに関してはアテがあるよん」
一行がスコーチャーのほうを向いた。噂では非合法の会員制巨大闇カジノが存在し、欲望にまみれた人間や魔族が集っているのだと言う。元締めは魔族で、それ故に過激な賭けや闘いが行われているため熱狂具合と危険度は公営競技の非ではない。
ヒイロ「それはこのハゲがかつてやっていた地下ギャンブルと同じ感じですか?」
ガウロン「そうだな。だが私がかつて求めた理想を実現していると言って良いだろう」
レイチェル「彼はそんなことをしていたのか?よくクビにならなかったね」
IZN『今では心を入れ換えたらしいデスけど』
ヒイロ「その裏カジノはどこにあるんです?その言い方、実在は確認してるのでしょう〜」
ガウロン「ウム。しかし本当に選ばれた人間しか入れない。魔力のこもった会員証と、入り口転移魔法前の魔導人形の二重チェックだ。幾度も摘発に失敗している、一枚、ツテで手に入れたが」
ガウロンが懐から会員証を取り出した。
ヒイロ「何故持ってるんですか〜?遊びに行ってますよねこのハゲ」
ガウロン「違う!私の魔物闘技場の運営にも支障が出ている。どうにかせねばならないと考えていたところなんだ」
レイチェル「わが友グレムリンくんなら、彼女に発信器でも着けていたのでは?」
グレムリン「んきゅう…」
しょんぼりするグレムリン。そんなストーカー紛いなことはできる毛玉ではなかった。
スコーチャー「魔物を全て失ったっていうビーストテイマーの話も聞くし、急がないとヤバイかもねぇ」
ヒイロ「その会員証貰います〜。私達でその子を助け出しますからね」
素直にヒイロに会員証を投げ渡すガウロン。勇者パーティにこの件を担当して貰えるのは願ったりだった。
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