974: ◆DmmDEGkMa3fh[saga]
2026/07/03(金) 01:28:19.63 ID:VL2Ximlj0
デスペラードはアンドロスのすぐ後に道場破りとして門を蹴り破ってきたのだ。そして師範連中を次々と撃破しこの場所までやってきた。格闘職のトップであるバトルマスターは模範となるべき存在。道場破りなどして良いはずか無い。
「マスターミルカが俺よりも強けりゃ頭剃ってすぐにでも弟子入りしてやるよ!俺は弱いものいじめしに来たんじゃねえ、バトルマスター同士、同格の試合にきたんだ」
アンドロス「同格とな」
アンドロスが鼻で笑った。隣の師範代が慌てる。
「アンドロス様。この状態のマスターミルカをどう守…っ」
師範代が背後を見るとミルカが立ち上がっていた。しかし1分前とは違う。伸び放題で身長以上の長さの白髪にブラウンの色が戻りつつある。そして瑞々しさは髪だけではなく、全身の肌にも及びシワが消えていく。筋肉が脈動する音が聞こえる!
ミルカ「…」
「その部屋にいるのか、マスターミルカ」
デスペラードが大股で駆け寄る。そしてアンドロスは素直に横にズレて彼を通した。狭い最高師範室にバトルマスターが一対一!
ミルカ「……」
「本当に生きてたとは、その年で闘気を放ってるのは褒めてやるぜ。しかし!」
中腰となり構える。全身から若々しい闘気が吹き出した!
「俺の拳は道場拳法じゃねえ、魔物や他流と命のやり取りで鍛え上げた生きるか死ぬかの戦場の拳だ!」
ミルカ「生きるか死ぬかの戦場の拳……」
デスペラードの言葉を聞いたミルカが反応した。黒髪をポニテにしている彼の姿を見る。
ドクン ドクン
「あ、あれは何?どんな技ですか」
師範代がミルカを見ておののく。時間が逆行するようにどんどん若々しく力が漲っていくのが分かる。
アンドロス「俺にも分からん。やつが言うには心臓の操作が奇跡を可能にしているそうだ」
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