安価コンマ】帝国に追い狩られる姫と騎士・幾度繰り返してもお守りします3
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303: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2026/08/30(日) 12:51:28.59 ID:edz2YGWw0
「アミィ!」

「シャルちゃん!」

急ぎ戻った先ではアミィとミルクに加え、ソルカとパラピノも揃っていた。

「無事で何よりです我が騎士」

「積もる話は後に致しましょう。まずは急ぎここを…いやこの街を出なければ」

思いの他情報を知っていたヒキネコから、帝国軍がミルクの居場所を掴んでいる情報を得て、

先んじてミルクたちを救出すべく貴女たちは娼館の中へ突入したのだ。

恐らくこの娼館の連中は匿ったミルクを帝国に明け渡すことで恩とパイプを作りたかったのだろう。

…それでも貴女たちの狙いが達成したとは言い辛い。

フローラ、エルサ、それにフウラ…彼女たちは見つけ出すことができなかった。

ミルクの言葉を聞くに……もう彼女たちは……

(フウラ殿…………!)

三人の中でも特に世話になり、共に戦ったフウラのことを想うと目頭が熱くなる。

それでも迷っている場合ではない。合流したと言っても安全な状況とは程遠いのだ。

「誰!?」

その時、アミィの優れた聴覚がいち早く何者かの接近を感じ取った。


「大切な方々と再会できたのですね…ご現在のようで何よりです、お嬢さん」

「アルナ……さん………!?」

「姫様…?」

「彼女はアルナさんと言って旅商人をされている方、なの…ですが……」

言いつつミルクの顔がどんどん青ざめる。ミルクの口ぶりからして既に何度か行く先々で会っているのだろう。

そしてこんな場所で偶然バッタリ出会う……などということがある訳がない。

「商人…ねぇ。あーしの勘はもっとヤバい奴だって言ってんだけど…」

「パラちゃんに同感ね。とても、商人の出せるプレッシャーじゃないわ…」

茶髪の女商人を二人は最大限警戒している。貴女もそうだ。聖剣を通して感じる圧はあのザウロにさえ匹敵する。


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