【安価コンマ】美少女パーティに参加して
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174: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/18(火) 07:11:25.23 ID:Z7Hsb2cCO
 
リア「ご、ごめん。すっかり忘れてた」
 
シル「んー。10年だとそれが当然、なのかな」

 呆れていた様子だったが、少年を責めるつもりはなさそうだ。幼い頃の記憶。10年経てばそれがどれほど大切であろうと劣化してしまいのは当然で。
 
リア「けど、約束は覚えてた。だから城下街に俺は帰ってきたんだ」
 
シル「そっ、か⋯⋯冒険者になったのはもしかして」
 
 そこで赤くなる彼女。もじもじと照れくさそうに、けれど嬉しさを滲ませ口元を緩ませる。彼女も自分と同じ気持ちなのだろう。リアは感動した。

リア「ああ。君に会いたくて。絶対お礼を言いたかったし、友達になりたかったから」
 
シル「⋯⋯友達?」
 
 笑顔のままの幼馴染の雰囲気が突如暗くなった。
 
リア「あ、ああ。仲間って言った方がいいか。世界に平和を取り戻すって約束、覚えてるぞ」
 
シル「その先は?」
 
 幼馴染の目に光がない。なにかいけない地雷を踏んだらしい。リアは冷や汗を流し、再び記憶を探るも――覚えているは男の子の友情めいた再会の約束のみ。
 
シル「覚えてないんだ」ジトー
 
リア「ご、ごめんなさい⋯⋯」
 
シル「いいよ、昔のことだし」
 
 はぁ、と小さく息を吐く少女。安堵する少年の表情を見つめ、彼女はあれこれ考えているようだ。やがて顔をキリリと引き締め何かを決断したように口を開き、
 
シル「あ、あの、さ。私ってそれなりに可愛くて、ナンパされたり周りでも評判になっちゃったりするくらいなんだけど、リアはどう思う?」
 
 すぐ恥ずかしさから、指先をちょんちょんと合わせながら早口に。顔も真っ赤になってしまう。


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