203: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/27(木) 06:54:29.70 ID:ykk8/I3yO
クロエ「そちらのお二人は?」
メイドの視線が二人の少女へ向く。一人は姿をすっぽりと隠して、もう一人はなんだか似合ってないグラスで目を隠し――お忍びスタイル。が、緑の子にはうっすら見覚えがあるリアであった。
シル「あー⋯⋯シロちゃんと、ミドリちゃん?」
緑の子「うわ、センスが無い」
シル「ひどい!」
キース「⋯⋯お前たちならいいか。少し歩こう」
やり取りする二人を横に、キースがリア達パーティのメンバーを眺め歩き始める。それにシルらが続いて、疑問に思いながらリア達もついていき、機車から少し離れたところで一行は立ち止まった。
キース「お前たち、姿を見せてもいいぞ」
シロ「いいの? 分かった」
緑の子「このままでもいいけど⋯⋯はぁ」
未だどういう状況なのか分かっていないリア達は、きょとんとしながら彼女らを見る。シロはマントを脱いで、緑の子は眼鏡を外して気怠げに指を鳴らした。緑の子の服が瞬時に変わり、シロの隠されていた姿があわらになり――
ウィン「じゃあ落ち着かなくてもいいんだよねっ? ふぅ、気分そーかいっ」
リアより一回りは小さな身長。ほんのり肌色の入った雪のように白い肌に、クセの無い短めの白髪。幼さを残した顔立ちと、大きな金色の瞳。髪と同じく真っ白の猫耳と尻尾が生えており、獣人なのだと分かる。
着ているのは白いセーラー服。サスペンダーとコルセットの付いた黒のスカート。幼い見た目と体に似合わない豊満な胸部が肩紐と腰のコルセットで強調されており、大きな膨らみが飛び出ているように見える服装は、ライラとまた違った方向で目のやり場に困る。
リアは彼女が誰だか知っている。ウィン・ホワイティ。人気アイドル、パステルレインのセンターを務める少女である。そしてリアの推しでもある。
テンションを抑えていたようで、変装を解いた解放感からはしゃいでいる。揺れまくる胸はあまり見ないようにしておく。
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