204: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/27(木) 06:55:04.07 ID:ykk8/I3yO
エメラ「⋯⋯どーも」
そしてもう一人。緑のポニーテールの女の子。ウィンの正体が判明した時から、彼女の正体も察しがついていた。同じくパステルレイン所属のエメラ・グリンフィルド。
緑色の髪に琥珀色の瞳。ウィン以上に小さな体。ダボッとしたサイズの茶色のセーターに、下は紺のショートパンツ。袖は布があまりまくっており、手が見えない。
露出が少なく子供っぽい服装に、幼い容姿。パッと見は戦いに向かう冒険者には見えない。肩に下げた大きめのポーチが唯一のらしい装備か。
彼女の背には妖精特有の綺麗な羽根が生えており、パタパタとゆっくり動いていた。
リア(う、うおぉ⋯⋯こんな間近に、あの子たちが)
じっくり姿を観察してしまったが、内心は慌てまくり。ステージの上で歌い踊り、一般人はそこでしか姿を見ることしかできないアイドル。それが今、プライベートで目の前に。正確には冒険者としての仕事の場だが、すぐ話せる位置にいるのだ。その事実に美少女揃いの仲間達とはまた違う、特別感を抱いてしまう。
ユイリ「あらかわいい」
クロエ「彼女達も冒険者ですか」
リア「ああ。冒険者であってアイドルもやっているパス――」
ライラ「キャーッ!♡ パステルレインのウィンちゃん! エメラちゃん!」
説明しようとしたタイミングでライラが感激の歓声を上げた。全員がびくっと体を跳ねさせる。彼女は興奮を隠しきれない様子で、腕をぶんぶんと振っている。
リア「ライラもファンなのか」
ライラ「ええ。かわいい子は愛でるのが使命だもの」
涎が垂れかねないうっとりとした表情で二人を見つめるライラ。確かにそれが使命なら、パステルレインは放っておけないだろう。リアは納得する。
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