205: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/27(木) 06:55:43.19 ID:ykk8/I3yO
シル「『ライラも』? リアもそうなんだ。パステルレイン人気だもんね」
ウィン「精霊くん、そうなの? 推しはっ?」
リア「推しっ? うおっ、近い⋯⋯」
ウィンが無邪気に寄ってくる。にこにこと眩しい笑顔で間近に来て、リアは半歩後ろに後ずさり。破壊力抜群な顔が、胸が、匂いすら香る距離に。赤くなる彼にじゃれつく少女。二人を微笑ましそうに見ていたシルだが、
リア「う。ウィンが推しだ」
ウィン「えーっ!? やったぁ! ありがとう、精霊くん」
リア「あ、ああ。応援してる⋯⋯」
シル「⋯⋯」
何か嫌な予感がして表情を強張らせた。チラチラ彼の目線が胸に行っていることにも気づいている。あれが目の前にあったら仕方ない、が、やはりモヤモヤしてしまう。
ライラ「お姉さんはエメラちゃん推し♡ 応援してるわぁ♡」
エメラ「あ、うん。ありがとー」
ライラ「か、かわいいっ⋯⋯!」
かったるそうにひらひらと手を振る少女に、悶絶するシスター。エメラファンはそういう人が多いと聞いていたが、結構重症だ。
キース「――というわけで、だ」
閑話休題。
はしゃいだ一行へパンと手を鳴らし、キースは大きめに声を上げる。するとぴょんぴょん落ち着きがなかったウィンは自然と止まり、彼へ視線を向けた。
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