211: ◆GARzbuxPIs[saga]
2026/08/31(月) 07:27:44.57 ID:CkcY0mkUO
リア「みんな切り替え早いな⋯⋯」
経験の差だろうか。呟いて、リアはとりあえず不自然だと言われていた川へと向かう。
リア「でかいし深いな⋯⋯」
澄んだ水が勢いよく流れている。幅は数メートル。深さは人の身長ほどか。山のサイズに比べ水の量が明らかにおかしい気がする。どこから来ているのだろうか、この水は。
ユイリ「リア、あなたもこっちの探索?」
不思議に思って眺めていると、隣にユイリがやって来た。人懐っこく寄ってきてにっこりと笑う。ウィンより少し小さいがボリューム満点な胸。もふもふな尻尾と耳。改めて見ると、推しの少女と少し重なる部分がある。
ユイリ「じっと見てなぁに? 私のかわいさに見惚れちゃったかしら?」
性格はあまり似ていないけれど。からかうような表情で,頬に指先を当てポーズを取る彼女に苦笑する。
リア「おう、見惚れた見惚れた。⋯⋯ライラがこの川が不自然だって言ってたから気になって来てみたんだ」
ユイリ「ちょうどいいわ。だったらついてきて。一緒に調査するわよ」
聞くや否やユイリはくるっと身体の向きを変え歩き出す。尻尾がるんるんと上機嫌に揺れる。
リア「いいが、どこに行くんだ?」
ユイリ「上流の方。チラッと見たけど、木で囲われてて怪しいのよ」
リア「そんな場所が⋯⋯行動が早いな」
ユイリ「獣人の血がなせる技ね」
得意げな笑声が前の少女から聞こえてくる。リアは周囲の観察をしつつ彼女についていった。少しして、
ユイリ「そういえばリア」
リア「うおっ、いつの間に」
ちょっと前から視線を外したタイミングで、いつの間にか隣にユイリが移動していた。驚いた彼を笑いつつ、彼女は尋ねる。
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