【安価】情報屋さんに頼る、色んな女の子で遊ぼう その2
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10: ◆YXKon0DK7miT[saga]
2026/10/24(土) 01:24:15.47 ID:Lkvzm7RS0
表紙には風情ある露天風呂の写真が印刷されていた。

歩美「……これ、温泉施設の利用券ですか?」

千鶴「福利厚生の提携先よ。都心から少し離れた静かな場所にある、評判の温泉リゾート。スマートフォンも捜査資料も全部ロッカーに預けて、大きなお風呂に浸かって、美味しいものを食べて、泥のように眠ってきなさい」

歩美「で、ですが、先輩を置いて私だけそんな贅沢……!」

千鶴「いいから行きなさい。……頭を空っぽにしてリフレッシュしてくるのも、立派な仕事のうちよ。完全に冴え渡ったあなたの鋭い観察眼が戻ってきたら、また一緒にあいつを追い詰めましょう。約束よ?」

いたずらっぽく片目を細めて見せる千鶴の笑顔に、歩美はついに降参したようにふっと息を吐き出した。

歩美「……敵いませんね、先輩には。分かりました。お言葉に甘えて、骨の髄まで温まってきます」

千鶴「ふふ、よろしい。じゃあ、まずはそのミルクティーを飲んで、今夜はすぐにお家に帰りなさい」

千鶴の温かい気遣いに背中を押され、歩美はデスクのモニターの電源を静かに落とした。
こうして、過労気味の心身を癒やすため、若手女性刑事・早坂歩美の温泉施設への小旅行が決まったのだった。

――だが、彼女が向かうその静かな湯けむりの奥底にも、新たな悪意の気配が密かに漂い始めていることなど、この時の歩美はまだ知る由もなかった。

都心から電車と送迎バスを乗り継ぎ、約二時間。

山あいの深い緑に抱かれたは、日頃の喧騒や排気ガスの匂いとは無縁の、澄んだ冷気とほのかな硫黄の香りに包まれていた。

フロントで手続きを済ませ、千鶴に言われた通り、スマートフォンは貴重品用のセーフティボックスへ預けた。

ポケットの重みが消えただけで、まるで自分を縛り付けていた鎖が一つ外れたかのような、不思議な頼りなさと解放感を覚える。

歩美(……スマホを持たないなんて、警察学校を出てから初めてかもしれない)

歩美は小さく息を吸い込み、暖簾をくぐって女性専用の脱衣所へと足を踏み入れた。

木目調で統一された清潔感のある脱衣所には、平日ということもあってか、観光客や地元の人らしき女性客が数人いる程度。静かで、どこか長閑な空気が漂っている。

ロッカーの前に立ち、歩美は羽織っていた薄手のジャケットを脱ぎ、ハンガーにかけた。
続いて、胸元をきっちりと留めていたシャツのボタンを外していく。



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