過去ログ - 「撃滅のォセカンドブリッ「すごいパーンチ」どあぁぁーッ」
↓
1-
覧
板
20
4
:
名無しのパー速民
[sage]
2009/11/25(水) 09:56:17.75 ID:0MDBbIIo
「……で、そのチンピラのあなたが何の用です?」
混乱する思考をねじ伏せ、努めて冷静に問う。
「訊いただろ、『どうするんだ?』って」
「答える必要はない、と思いますが?」
――そうだ、この男が何であろうと今は、関わっていられない。そんな暇はない。
「そうかい。そんなら力ずくでも構わねえか?」
男の口唇が歪む。むしろその答えを期待していたと、鈍く笑う。
「力ずく、ですか。それは結構ですが、たとえ能力者だとしても、あなたに勝ち目はない
と思いますよ……この、彼のように――」ちら、と倒れたままの上条を見やる。
「いいから来いよ。言っとくが、手加減するんじゃねえぞ」
ここに至って初めて、男が構えらしきものを取る。腰を落とし、右腕を前に突き出し、
そこに左手を軽く、添える。そして瞬間、その拳が、腕が、輝く。
「七閃」
ゼロ距離の七本の斬撃、だがその神速が男を捉えることはなかった。
「へっ、遅せえな。速さ≠チてのはこんなもんじゃねえ」
籠手、いや、右腕全体を覆う装甲のようなもの=Aその手が七本の鋼糸を全て、掴ん
でいる。何一つをも傷つけることなく。
「何ッ……!」
こんなことは起こり得ない……『人払い』を越えてここに現れたこと、『七閃』を受け
止めて見せたこと、そしてこの異形――
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
10Res/10.49 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 「撃滅のォセカンドブリッ「すごいパーンチ」どあぁぁーッ」 -パー速VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/kako/1259110170/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice