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ジョナサン「ディオが女の子だったッ!!」  2 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : [saga]:2011/03/05(土) 18:26:31.01 ID:R3bxpi7D0
            /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
            {` ̄~¨¨""'''''''''''''"´}
              ヽ},.▽ヒ..[互].ご.L._/
             {ヽ._____ノ}
            r_Y ヘ..__、 ,_,,. ヘVヽ  新スレだけど
           {ハ| ニf:i.   ,!iエ' |ハ.}  ぼくは 
             ヾ,l "   i   " |ン′   家に帰って
             ',    `'´    /   かあさんの料理の方がいいな
              ヽ  `二´ , '|
              __}.\____/__,|_
            __|「  ̄`|| ̄  ,!|,_
  /{´了`ヾ ̄ ̄ ̄  ``  〇 '"´  , `¨ ̄ ̄ ̄`}ヽ
  {  |   `        `ヽ ! ‐'乙 '´   _ ⌒ ,' }
  V  ',                        _二    / ハ
  ノ  ヽ            __○__             / / ノ
  /    ヽ.__,,, -‐ __二 -―-  ̄二__ー- _/ ノ (
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ジョナサン「ディオが女の子だったッ!!」
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クリスタ「かわいいだけじゃだめですか?」 @ 2025/07/19(土) 08:45:13.17 ID:AK1WfFLxO
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八幡「新はまち劇場」【俺ガイル】Part1 @ 2025/07/19(土) 06:35:32.67 ID:BGCulupRO
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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 @ 2025/07/18(金) 23:44:57.84 ID:Xc8IdKRvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752849897/

どかーんと一発 @ 2025/07/18(金) 21:10:10.35 ID:CEsRuBor0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752840609/

冒険者育成学校 @ 2025/07/18(金) 01:36:01.28 ID:PkrtUMnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1752770160/

たてづらい部!! @ 2025/07/17(木) 23:24:46.15 ID:o3A0TqwG0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752762285/

ゼンレスゾーン淫夢要素ゼロ @ 2025/07/16(水) 18:57:50.86 ID:RQSyJ1Qxo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1752659870/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 18:43:36.63 ID:j5HcBZsko
いちもつー
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:26:47.74 ID:iv6Ah7xTo
これは、一世紀以上にわたるディオとジョナサンの愛の物語である…。
4 : [saga]:2011/03/06(日) 20:18:28.48 ID:RSiSsgQR0
投下しまーす
5 : [saga]:2011/03/06(日) 20:18:57.01 ID:RSiSsgQR0
前回までのあらすじ

暗青の月は弱かった
6 : [saga]:2011/03/06(日) 20:19:27.69 ID:RSiSsgQR0
ポルナレフ「あの『暗青の月』とかいう奴、弱かったなぁ」

アヴドゥル「うむ、大口を叩いた割にはたいした奴ではなかった」

承太郎「フン」

ジョナサン「………う……ぐ……?」

花京院「…?ジョースターさん……?」

少女「う………」

承太郎「?そっちの小便クセーガキも、顔色が悪いーぜ」

ジョナサン「ぐ……う……ち、力が、抜けていく………!!」

アヴドゥル「!!その少女とジョースターさんの腕に『何か』がビッシリとついているぞ!!」

ポルナレフ「なんだァそれは!?」

花京院「それは……『フジツボ』ですッ!甲殻海生生物の『フジツボ虫』だッ!!」

ジョナサン「あ……あの船長……まだ闘う気らしい……グ…」

少女「ハァ……ァ……!」
7 : [saga]:2011/03/06(日) 20:20:11.22 ID:RSiSsgQR0
承太郎「やべぇぞ……このガキもろともじじいを殺す気らしいな」

ジョナサン「承太郎……ッ!!その女の子を頼んだッ!!」

承太郎「じじい、待て!今のアンタじゃ……」

ジョナサン「………」

承太郎「……チッ、わかったぜじじい、思いっきりぶん殴ってくるといい」

ジョナサン「恩にきるよ承太郎」

ポルナレフ「ジョースターさん!」

アヴドゥル「ポルナレフ!我々はほかの乗客の安全を確保するんだッ!!」

花京院「避難ボートはどこですかッ!?」

船員A「こっちです!」

タタタタタタタタッ

ジョナサン「オオッ!!」

バッ!

バシャアァンッ

船長『来たか……ジョナサン・ジョースター……』
8 : [saga]:2011/03/06(日) 20:20:38.86 ID:RSiSsgQR0
ジョナサン『!会話できるのか……』

船長『水の中で……この俺が負けるわけがないッ!!』

ジョナサン『海中だがスタンドのおかげで会話ができて助かるな……』

船長『何ィ?』

ジョナサン『貴様の断末魔が聞けるのだからな………!!』

船長『ほざけよ……俺は6分は潜っていられる、その前にお前は溺れ死ぬだろーよォ』

ジョナサン『6分?随分と『短い』じゃあないか、笑っちゃうね』

船長『何?』

ジョナサン『ぼくは10分以上潜っていられるぞ』

船長『何ィ!!?嘘だろ、人間じゃあそこまで潜っていることはできねーぞッ!?』

ジョナサン『嘘じゃあないんだよなこれが!残念だけどね』

船長『フ、フン!いくら長く潜っていられようがわが『暗青の月』が負けるわけがないッ!!『近づいて』切り刻み刺身にしてやる!!』

ジョナサン『近づかないといけないのか?君のスタンドは『近距離パワー型』ということか……』

船長『切り刻んでやるよォ!!このダボがァァーーーーッ!!!』

ジョナサン『ぼくなら、近づかなくても攻撃できるッ!!そう、『波紋』でッ!!』
9 : [saga]:2011/03/06(日) 20:21:04.53 ID:RSiSsgQR0
ジョナサン『震えるぞハート………』

船長『ん?!』

ジョナサン『燃え尽きるほどヒーーーートッ!!!』

船長『妙な真似はやめろォォォォーーーーーーッ!!!!』

ジョナサン『水中に刻む『青緑』の波紋ッ!!!』

ジョナサン『『青緑波紋疾走(ターコイズブルーオーバードライブ)』ッ!!』

バリバリバリィィィィィィィィィィィッ!!!

船長『ぐあああああッ!!?あああッ!!!』

ジョナサン『ぼくの『波紋』は最初は人間を気絶させるぐらいの強さしかなかった……』

ジョナサン『だが!だてに100年以上生きてないぞッ!!今のぼくは人間の皮膚を溶かすまでの強さの波紋を練ることができるッ!!』

船長『UGAAAAAAAAAAッ!!!?と……溶けるッ!!?俺の……オオオォォォォォォレェェのうううぅぅぅぅでがああぁぁああぁぁあぁッ!!!!!』

ジョナサン『そのまま溶けて魚の餌となれッ!!それが貴様にふさわしい『結末』だ……』

ジョナサン『散滅すべし!船長!!』

船長『GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOAAAAAAAA…………』ドロォーーーッ


『暗青の月』
――――――再起不能(リタイヤ)
10 : [saga]:2011/03/06(日) 20:21:38.56 ID:RSiSsgQR0
―――

――避難ボート上

花京院「……」

ゴボゴボ

花京院「?」

ザバァ

ジョナサン「プハーーッ」

承太郎「じじい」

アヴドゥル「ジョースターさん!」

ポルナレフ「ジョースターさん!」

ジョナサン「こっちは終わったよ、女の子の容態は?」

承太郎「ああ、ついさっきフジツボも取れて血の気が戻ってきたぜ」

花京院「今ボートをそっちに寄せます」

ジョナサン「いや、それには及ばないよ」
11 : [saga]:2011/03/06(日) 20:22:14.58 ID:RSiSsgQR0
花京院「え?」

ポルナレフ「お、おい!」

ジョナサン「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ」

バシャバシャッ

船員A「ゲッ、ゲェーーーッ!な、なんだあの男!!『水面を歩いてやがる』ッ!!人間なのかッ!?」

アヴドゥル「す、すごいな」

承太郎「やれやれ、『波紋』ってやつか、手品みてーだな」

ジョナサン「よっ、と、待たせたね」

花京院「す、すごい……」

ジョナサン「ん?そんな驚くもんじゃあないよ、これくらいまだまだ序の口だよ」

花京院「ジョ……ジョースターさんってスタンドなしでも相当強いんじゃあ……」

承太郎「やれやれだぜ」


To be continued……
12 : [saga]:2011/03/06(日) 20:22:46.41 ID:RSiSsgQR0
今回はここまでです、短くてすみません
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:24:08.53 ID:RVdAkGrao
水中で波紋の呼吸が出来るだと?
どういう原理だ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:29:32.30 ID:lI3ulrh1o
ジョナサンパネエ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:31:31.66 ID:lI3ulrh1o
>>13
今回は自分から飛び込んだからなんらかの準備をしてたとか?
深呼吸とか携帯酸素とか
16 : [sage]:2011/03/06(日) 20:34:46.10 ID:RSiSsgQR0
>>13
水中に潜る前にすでに波紋を蓄積させていたと考えてください

説明不足で申し訳ないです
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 20:40:48.51 ID:WoNd+CYDO
ジョナサンは頼りがいがあるな、紳士だし
一方のジョセフさんは飛行機落とすだけですよ…
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 21:30:15.22 ID:xNkSCYFPo

さすがジョナサン、俺たちに出来ないことをやってのける!そこにしびれる、あこがれるゥ!
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:10:42.45 ID:CQGLvNCIO
ジョナさんつえー
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/07(月) 12:19:57.14 ID:R7weOFL+0
ジョナサンが究極生物に・・・
21 :1 [sage]:2011/03/07(月) 18:22:51.57 ID:vOL1qfUAO
すいません、今日は休ませていただきます……
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/07(月) 19:40:18.25 ID:3/gumeOE0
明日は働いていただきます・・・・・・
23 : [saga]:2011/03/08(火) 17:57:04.69 ID:JmNI6RCd0
今日は働かせてもらいます……
投下です……
24 : [saga]:2011/03/08(火) 17:57:30.20 ID:JmNI6RCd0
前回までのあらすじ

ジョナサンは強いのである
このままじゃ承太郎が空気なのである
25 : [saga]:2011/03/08(火) 17:58:02.21 ID:JmNI6RCd0
――

承太郎「………」

ジョナサン「…………」

ポルナレフ「おい……この船、救助に来てくれた船だと思ったが……おかしいぜ……」

アヴドゥル「ああ……この船、『乗組員が一人もいない』」

花京院「なのに『計器などの機械類は正常に作動している』……」

承太郎「『タラップは降りてきた』………、船員がいねーのはおかしいと思ったんだが」

ジョナサン「船員………じゃあないけど、『奇妙な奴』を見つけたぞ」

承太郎「なんだ?………こいつは、『猿』か?」

花京院「いいえ……こいつは檻に入れられた『オランウータン』ですね」

承太郎「フン、エテ公のことなんざどーでもいいぜ………エテ公がいるってこたぁこいつに餌をやってる船員がいるってこったぜ」

ポルナレフ「そうか!じゃあ手分けして探すか!」

アヴドゥル「気をつけろ、スタンド使いが忍び込んでるかもしれん」

船員A「どーしたんスか?」

少女「?」
26 : [saga]:2011/03/08(火) 17:58:55.79 ID:JmNI6RCd0
承太郎「なんでもねーぜ、とりあえず向こうの部屋で待ってろ、決して一人になるな」

ジョナサン「花京院、どうだった?」

花京院「私の『法皇の緑』を船内に張り巡らしましたが、人の気配を感じませんね………」

ジョナサン「そうか……」

少女「あの……」

ジョナサン「ん?なんだい?ここは危険だぞ」

少女「その……ずっと海の上にいたものだから……」

ジョナサン「ああ……なるほど、花京院」

花京院「はい」

ジョナサン「シャワールームは船内だ、一緒に行って、君も一休みしなさい」
27 : [saga]:2011/03/08(火) 17:59:30.71 ID:JmNI6RCd0
花京院「え……でも、わたしだけ休むわけには…」

ジョナサン「なぁに、かまわないさ、同じ女の子の方が都合いいだろうし、君も女の子だ、我々より体調に気遣ったほうがいい」

花京院「しかし……」

承太郎「いいから行きな、つまらん病気でも患って再起不能(リタイヤ)された方がメーワクだぜ」

花京院「……そうですね、では、お言葉に甘えて……」

ジョナサン「うん、気をつけてね」

ポルナレフ「何ィ?シャワー?」

アヴドゥル「ポルナレフ、まさかお前」

ポルナレフ「なッ!?ば、バカヤロー!おめーまさか俺が『覗き』をするなんて思ってんじゃあねーだろーなァーーーッ!?」

アヴドゥル「私はまだ何も言ってないぞ」

ポルナレフ「ぬなッ!!?」

ポルナレフ(しまったァァァァ〜〜〜〜〜ッ、墓穴を掘ったってやつかァァァァァァァーーーーーッ!?)
28 : [saga]:2011/03/08(火) 18:00:04.86 ID:JmNI6RCd0
――シャワールーム

シャワーーーーーッ

花京院「良かった、お湯も出るのねここ」

少女「……」

花京院「ほら、早くこっちにいらっしゃいな……」

少女「ねぇ……あの船の出来事なんだけど……」

花京院「……」

少女「あなたたち、一体何者なの……?」

花京院「私たちは………あなたと同じ、旅を急ぐ者よ」

少女「あなたたちの周りには嫌なことが起こる……疫病神なの?」

花京院「………」

少女「あ………、ご、ごめんなさい、私……助けてもらったのに……」

花京院「ひとついい?」

少女「?」

花京院「あなたに対して、ひとつだけ『真実』があるわ」

少女「しん……じつ?」

花京院「『私たちは、あなたの味方』よ」

少女「………」
29 : [saga]:2011/03/08(火) 18:00:46.34 ID:JmNI6RCd0
シャワーーーーッ

花京院「ほら、早くシャワー浴びちゃいましょう」

少女「はい……」

…ゴトッ

花京院「?今、物音が……」

少女「!!危ないッ!!お姉さんッ!!!」

花京院「ッ!!貴様はッ!!?」

「ウッホ!ウッホ!!」

少女「檻にいた『オランウータン』ッ!!?」

花京院「『法皇の……キャッ!!」バキッ

エテ公「ウガァァーーーッ」
30 : [saga]:2011/03/08(火) 18:01:13.38 ID:JmNI6RCd0
少女「お姉さんッ!!」

花京院「う………」

少女「軽傷のようだけど、頭を打ってる!脳震盪を起こしてるわ……!」

エテ公「UKYYYYYYYYYY……」

少女「!!こ、来ないでッ!!!」

エテ公「ウッホ♪ウッホ!!」

少女「やめて!!もうひどいことしないでッ!!」

エテ公「GUUUUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」

少女「キャアアアアアアァァァァァァーーーーーッ!!!!」



承太郎「『星の白金(スタープラチナ)』ッ!!」



バキャアアァァッ

エテ公「ギニャアァァァッ!?」ドシャアァッ

承太郎「こいつは、テメーの錠前だぜッ!エテ公さんよォ」

少女「あなたは!」

承太郎「もっと後ろに下がってな、こいつはただのエテ公じゃあねーな、こいつが『スタンド使い』か!」

少女「あ、あの!!お姉さんが………!」
31 : [saga]:2011/03/08(火) 18:01:54.07 ID:JmNI6RCd0
承太郎「……安心しな、こいつはこの空条承太郎がじきじきにブチのめしてやる、花京院のことは、ひとまずテメーに任したぜ」

少女「は、はい……」

エテ公「UGOOOOOOOOOOOOOOO………」

承太郎「立ちなエテ公!テメーにはまだまだツケがあるぜ!」

エテ公「UHO!」ニヤ

バギンッ

承太郎「うおッ!?」

グザァッ

承太郎「ぐああ!!……こいつが外したのか?この扇風機ッ!」

承太郎(こいつは間違いなく『スタンド使い』だ……しかし、『像(スタンド・ヴィジョン)』が視えねえ……)

承太郎(やつのスタンドはどこにある?)

ベギン!

承太郎「うッ!?!」

ベギッ!ベギン!!

承太郎「何だッ!?鋼のプロペラが……ひとりでに曲がった……動いてやがる……」

承太郎(このプロペラは『船の一部』だ……鋼……『磁力を操る』能力か?)

承太郎(いや……磁力を操るからってプロペラをひとりでに曲げるなんてできるだろうか?別の能力なんじゃあねーだろうか?)

承太郎(像は視えねーし、こいつぁなかなかヘヴィだぜ……!!)
32 : [saga]:2011/03/08(火) 18:02:35.16 ID:JmNI6RCd0
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               \   ,,,;;::'''''"~:::::::::::::::::::::::::: /;;;;;;::::;;;;;;;;;::::;;;;
                 ''''""

ジョースター卿『なに承太郎?スタンド能力がわからないし、像も見えない?』

ジョースター卿『承太郎、それは発想が偏っているからからだよ』

ジョースター卿『いいか、逆に考えるんだ』

ジョースター卿『「像は、既に視えている」と考えてみるんだ……』
33 : [saga]:2011/03/08(火) 18:03:30.17 ID:JmNI6RCd0
承太郎(!!?なんだ?今頭の中に奇妙な奴が出てきたぞ!)

承太郎(じじいにチト似ていたな、まぁ……どーでもいいぜ、そんなことは)

承太郎(俺の頭の中に出てきたじじいに似てる人よ、感謝するぜ)

承太郎(『像』は既に視えている……なるほど、そう考えると『辻褄』が合うな)

承太郎「スタンドは!この『船』だッ!!」

エテ公「UKYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」

バギンッ!!

承太郎「オラオラオラァァァッ!!!その攻撃はもう効かねえぜッ!!」

ギュルンッ

承太郎「何ッ!?後ろからッ……」

ガシィッ

承太郎「し、しまった……!」

――――――

ジョナサン「ぐっ!し、しまった……ぼくとしたことが、見抜けなかった……!」

ポルナレフ「ま、まさかこの船がスタンドだったとは……!」

アヴドゥル「スタンドもがっしり捕まえられているッ!!承太郎は無事なのかッ!!?」
34 : [saga]:2011/03/08(火) 18:03:59.80 ID:JmNI6RCd0
――――――

エテ公「ホッ!ホッ」

バッ

『Strength(ストレングス)』
@Force(力)
AEnergy(元気)
BPower(勢い)
CAid(助け)

Dタロットの8番目、『挑戦』、『強い意志』、『秘めらた本能』を暗示する

承太郎「Strength(力)……それがテメーのスタンド名ってことか」

エテ公「ウホホホホホホッ!」

承太郎(このエテ公〜〜〜〜……勝ち誇ってやるな)

エテ公(グフッ、グフッ!この船の全てがおれのスタンドよォ!テメーらはここで敗北するんだ、もう手も足もでねーだろォ!!)

承太郎(そう言ってやがる!!)

エテ公「UHO!」クル

少女「ヒッ!」

花京院「………」

承太郎「テメエ!こっちを向けいッ!!」

エテ公「UHO♪UHO♪」

少女「ヒイイイィィィ!!」
35 : [saga]:2011/03/08(火) 18:04:37.20 ID:JmNI6RCd0
ガシッ

花京院「うッ!ぐうッ!!」ググググググ

エテ公「UKYAAAAAAA……!!」

承太郎「テメェェェェェ……」

エテ公「ウホゥ!」

ググググッ!

承太郎「ぐおおおおッ!」

花京院「ああ゛ああああ゛ああッ!!」ゴボッ

承太郎「てめーは……ッ!!てめーーーはッ!!!!『俺を怒らせた』なァァァァァァーーーーーーーッ!!!」

エテ公「UHI!」

承太郎「ウオオオオオオ」ブチッ

承太郎「オオオオラァァッ!!!」ブンッ

ビシィッ
36 : [saga]:2011/03/08(火) 18:05:13.26 ID:JmNI6RCd0
エテ公「?」

承太郎「その『ボタン』は……てめーの『スタンド』じゃあねーぜ」

エテ公「……」ピクッ

エテ公「………!!」ピグッピグピクピグッ

承太郎「怒ったのか?確信した勝利の誇りに傷がついたというわけか?」

承太郎「フン!傷はつかんね、エテ公に『誇り』なんざねーからな」

エテ公「UGYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」

承太郎「傷つくのはよォ……『てめーの脳天』だッ!!!」

ドギャンッ

承太郎「『流星指刺(スターフィンガー)』ァァァッ!!」

ビシイィッ!!

ボッゴォォォォンッ

エテ公「ブッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァッ!!?!!」ドザアァァァ
37 : [saga]:2011/03/08(火) 18:05:49.83 ID:JmNI6RCd0
承太郎「やれやれ、解放されたか」

エテ公「ヒッ!ヒィィ!!」

承太郎「ほう、腹を見せて、そいつは『降伏のポーズ』か?」

承太郎「許してくれということなんだろーがよ、おめーは既に『動物としての域』を超えちまった」

承太郎「ダ メ だ ね」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァーーーーーッ!!!!!」

ドッゴォォォーーーンッ

エテ公「GUBAAAAABYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!」


――力(ストレングス)
  本体 フォーエヴァー
  完全敗北 死亡

承太郎「やれやれだぜ」

バァァ―――――――Z_______ン


To be continued……
38 : [saga]:2011/03/08(火) 18:06:44.26 ID:JmNI6RCd0
はい!今回はここまでです
ありがとうございました!
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 18:11:53.37 ID:TMSGi8zjo
今日はジョースター卿が活躍だな
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 18:17:18.28 ID:N2YNaIaDO
さすが承太郎さんっス!
良かった…空気にならなくて本当に良かった…

ジョースター卿の使い勝手の良さは異常
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:15:53.44 ID:WT8Xz/Jlo
おつ!
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 07:50:58.89 ID:5xYaVBoUo
ジョースター卿はもはや守護霊だな
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 08:01:56.47 ID:ur1OyXal0
壁をけったその先には・・・
ジョースター家の守護神・慈愛の父の銅像!
「とうさああああん!僕に力を!」
「ガンバルんじゃJOJO!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 08:13:26.32 ID:A508M1QAO
メシ抜きッ!
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 13:51:10.92 ID:qBrA/qqno
>>42
このジョースター卿だと仗助やジョリーン、はてにはジョルノにまで助言しそうだww
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 17:29:27.29 ID:1UaW65ADO
そう、ジョースター卿は常に生きとし生けるもの全てに助言を与えているのだ!
47 : [saga]:2011/03/09(水) 19:10:24.12 ID:mbpJn0+y0
すごいぞジョースター卿!あっぱれジョースター卿!!

投下するよ!するよ!
48 : [saga]:2011/03/09(水) 19:11:16.00 ID:mbpJn0+y0
前回までのあらすじ

エテ公「ヒィィィーーーッ」

承太郎「ヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレヤレェェーーーーッ!!!」

エテ公「ギャアァァーーーーッ」

承太郎「おらおらだぜ」

ドォォォ――――z_____ン
49 : [saga]:2011/03/09(水) 19:11:56.95 ID:mbpJn0+y0
―――シンガポール

ジョナサン「着いたぞ!ここがシンガポール!」

花京院「ところで、シンガポールという名前の由来は何ですか?」

ジョナサン「説明しよう!」

〜紳士の楽しいシンガポールの歴史教室「第一部」〜

昔々、スマトラという国の王子が新しい領土を求め、航海に出た際に、『白いたてがみの獅子(シンガ)』の住む島を見つけた
世界中から船やタンカーが行き交う海峡の国
自由貿易により西洋と東洋が溶け込む多民族国家……それが『シンガポール』ッ!!

王子はその島を『シンガプーラ(獅子の住む島)』と名付けた

ジョナサン「それがシンガポールという名前の由来だよ」

花京院「なるほど……獅子の住む島、それであちらこちらにライオンの置物を見かけるわけですね」

承太郎「あれは……マーライオンか」

ジョナサン「マーライオンか………マーライオンもまた、シンガポールと言う名前の由来になっているんだよ」

承太郎「シンガポールといったら、マーライオンしか知らなかったぜ」

花京院「ジョースターさんって物知りですね」

ジョナサン「まぁ考古学者だしね」

ポルナレフ「フーン、あんま興味ねェ―なぁ」ドサッ

ピリリリリリリリリリリリィィィィィーーーーッ

ポルナレフ「?」
50 : [saga]:2011/03/09(水) 19:12:28.13 ID:mbpJn0+y0
警官「貴様!ゴミを捨てたな!500シンガポールドル(4万円)を課する!!」

ポルナレフ「ゴミ?ゴミだと?これはよォ!俺の『荷物』だスカタン!!」

警官「え!?これアンタの荷物!?し、失礼したwwwwwwwww」

アヴドゥル「プ!」

花京院「くすっ」

ジョナサン「ハハハ」

承太郎「フフ」

少女「キャハハハ!」

承太郎「ん!なんだアンタ、まだいたのか?親父に会いに来たんじゃあなかったのか?」

少女「親父とは5日後に落ち合うことになってんだよ!それまではアンタらと一緒にいさせてくれよォ!」

ポルナレフ「どうする?ジョースターさん」

ジョナサン「しょうがない、一度我々と関わってしまったんだ、無事に父親のもとに行くまでは、我々が彼女の安全を保証せねばならない」

アヴドゥル「しかし、余計に危険なのでは」

ジョナサン「なに、守る者がひとつ増えただけだ、紳士はうろたえない」

アヴドゥル「フム……致し方ありませんか」

ポルナレフ「おい!ホテル代ぐれーはおごってやっからよ!ついてきな」

少女「う、うん」

ジョナサン「じゃあ、まずはSPWシンガポール支部へ行くぞ」
51 : [saga]:2011/03/09(水) 19:12:54.39 ID:mbpJn0+y0
―――SPWシンガポール支部


ジョナサン「何だって?飛行機をチャーターできない?」

財団の人「すみません……」

ジョナサン「どーしてもかい?」

財団の人「こればかりはどうしても………」

ジョナサン「う……ん………」

承太郎「どうするんだじじい」

ジョナサン「どうするべきか……」

アヴドゥル「ジョースターさん、ここはインドへ向かいましょう」

ジョナサン「インド?」

アヴドゥル「インドには私もよく仕事の都合で行くんですよ、いろいろ顔が利きます」

ジョナサン「そうか、よし、じゃあインドへ向かおう、承太郎、花京院!」

承太郎「何だ」

花京院「はい」

ジョナサン「すまないが、インド行の列車か、バスのチケットを手配してくれないか、その少女も連れて、観光がてら頼む」

承太郎「やれやれ、仕方ねえか」

花京院「はい、了解しました」

少女「あ、あの」

花京院「大丈夫よ、行きましょう」
52 : [saga]:2011/03/09(水) 19:13:35.57 ID:mbpJn0+y0
ポルナレフ「ジョースターさん、俺たちは?」

ジョナサン「ぼくたちは、ホテルの手配をしよう」

アヴドゥル「わかりました、それでは早速行きましょう」

ポルナレフ「承太郎、花京院、気をつけてな」

承太郎「てめーらも油断してると足元すくわれるぜ」

ポルナレフ「わーってらい!ケッ!可愛くねー奴!」

花京院「承太郎、行きましょう」

承太郎「ああ」

アヴドゥル「我々も……」

ジョナサン「いや、待て」

アヴドゥル「?」

ジョナサン「ホテルの手配の前にやっておくことがある」

ポルナレフ「なにするんスか?」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」ビシシィィーーー

アヴドゥル「!『念写』ですか?しかしここにポラロイドキャメラはありませぬぞ」

ジョナサン「いや、今からするのは『念写』ではない」

アヴドゥル「え?」

ジョナサン「ちょっとここの電気屋のTVを拝借させてもらおう、ハッ!」

ビシィィーーッ
53 : [saga]:2011/03/09(水) 19:14:03.06 ID:mbpJn0+y0
ブツッ

TV『マイケルはまだか?マイケルはどこにいる?』

ピッ

TV『もう何も怖くない』

ピッ

TV『おーいネコドラくん』

アヴドゥル「CHがいろいろ変わっていきますが、一体何を……?」

ジョナサン「各CHで流れている音声の一部をつなぎ合わせ、文章を作り、DIOの考えを読む!いわゆる『念聴』だね」

アヴドゥル「そんなことが可能なんですか?」

ジョナサン「いいかいアヴドゥル、ポルナレフ、スタンドで一番大切なことは、『出来る』と認識することだ」

ジョナサン「HBの鉛筆をベキッとへし折るように!『造作もなく出来る』と認識することが最も大切なんだ」

ポルナレフ「なるほどなァァ〜〜〜」

アヴドゥル「ふむ……肝に銘じておきます」

TV『……ジョせフ・ジョーすたー』

ジョナサン「!!『ジョセフ・ジョースター』……だと!?」

TV『ジョーすタァハ始末すべキ存在……』

TV『まズはジョセふ・ジョースたーから、始末スる!』
54 : [saga]:2011/03/09(水) 19:14:31.66 ID:mbpJn0+y0
ジョナサン「な……んだとォォォォォーーーーーッ!!?ジョセフだとッ!?ジョセフから『始末』するだとッ!!?」

アヴドゥル「ジョースターさん、落ち着いてください!」

ジョナサン「ぬかった!!少し考えりゃあ気付くはずだった!!ジョースターの血統……DIOはかならずそれを絶やしに来るということに……ッ!!」

ジョナサン「ジョセフが狙われないわけがないッ!ジョセフが狙われるとするならば、その家族にも危険が生じるッ!!」

ジョナサン「ジョセフと、その家族の身が危ないッ!!」

アヴドゥル「ジョースターさん、まずは落ち着きましょう、落ち着いて、彼に連絡を入れましょう」

ポルナレフ「そうですよジョースターさん、ジョセフってのがどんや奴か知りませんけど、ジョースターさんのお孫さんなんでしょ?」

ポルナレフ「そー簡単にはやられませんよ!」

ジョナサン「そ……そうだな、取り乱してすまなかった、まずは、ジョセフに連絡を……」

TV『……ワレワレの……』

ジョナサン「!念聴の続きが……」

TV『ワレわレのなカニ、裏切り者ガいる!』

ジョナサン「う……裏切り者!?」

TV『カキョーいンにキをつけロ!DIOの手下ダ!』

アヴドゥル「な……なんですって!?花京院が!?」

ポルナレフ「裏切り者だと?」
55 : [saga]:2011/03/09(水) 19:15:12.50 ID:mbpJn0+y0
TV『……見てイルな』

バシバシッ

ジョナサン「うおおおッ!!君は……ッ!!」

TV『ジョースターッ!!貴様見ているなッ!!!』

ジョナサン「DIOッ!!!」

アヴドゥル「ばれたッ!!危ないジョースターさんッ!!」

ドッゴォォォンッ

ジョナサン「……どういうことだ……」

アヴドゥル「……わかりません、しかし、花京院が裏切り者だとしたら、承太郎とあの少女が危ない!」

ジョナサン「ぼくは花京院を信頼している……しかし………花京院……君は一体?」

ジョナサン「そして……DIO………君はどうして………」
56 : [saga]:2011/03/09(水) 19:15:44.82 ID:mbpJn0+y0
――――――アメリカ

プルルルルルルル

プルルルルルルル

―――ガチャ

ジョセフ「………」

電話『ジョセフ・ジョースターか』

ジョセフ「……違うぜ、俺はロバート・E・O、スピードワゴンだ、電話かける家間違えてんじゃあねぇーの?」

電話『とぼけるなよ、ジョセフ・ジョースター』

ジョセフ「……ケッ、何の用だ?」

電話『DIO様のご命令でな、貴様を始末させてもらう……』

ジョセフ「はぁ〜〜〜?おめー頭がパープリンか?」

電話『ほざいていろ、貴様は今日中に始末する、私のスタンドでな』

ジョセフ「そうかい、やってみなこのスカポンタンが!俺ぁ売られたケンカは買うぜ」

ジョセフ「その前に、おめーの名を聞かせてもらおうか?」

電話『……「デーボ」』

ジョセフ「デーボ?」

電話『「呪いのデーボ」だ』

ガチャ

ジョセフ「………カーーーッ!『呪いの』だってよォ!自分で『呪い』なんて異名つけちゃってイタイタしィィーーーーッ!!」

ジョセフ「そんなヤロ〜〜〜にはよォ……」

ジョセフ「このジョセフ・ジョースターがきっちりしっっっっかりお仕置きしてやらねーーーとなァ!!」


――戦闘潮流は終わらない
  彼は再び、戦場に帰ってきた!

    ジョセフ・ジョースター  参戦!!

To be continued……
57 : [saga]:2011/03/09(水) 19:16:35.57 ID:mbpJn0+y0
はい、今回はここまでです
次回はジョセフVS呪いのデーボ戦になります
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:34:42.39 ID:4VK1/UtAO
乙!なんかセリフが若々しいと思ったらこのジョセフはジジィじゃないんだよな
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 19:44:57.17 ID:5NxvWoOLo
乙!
あれ?もう念聴?と思ったらデーボをこっちに絡ませるかww
次回待ってます
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:30:34.96 ID:5xYaVBoUo
さて、このジョセフはどれくらい強いのか
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:46:34.83 ID:qBrA/qqno
>>60
おういおい、このジョセフはハーレムを作ってそれを維持できちゃってる猛者だぜえ?
生命の力はハンパナイだろうよ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:10:07.65 ID:1UaW65ADO
あの後すぐ承太郎が生まれたとしたら
このジョセフは30台後半から40歳ぐらいか、若いな
荒木先生みたいに全く老けてなさそう
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:42:28.16 ID:pWCy/1nXo

今回の見て思ったけどジョナサンの能力がジョセフと本当に変わらないな
64 : [sage]:2011/03/10(木) 01:56:15.87 ID:tRXvcpHw0
ジョセフ→片手から茨

ジョナサン→両手から茨

ぐらいですかね、違いなんて……
ジョセフって確か紫の隠者の発現は片手からだけですよね?
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 09:28:46.13 ID:u6ZYwtHDO
DIOの館から逃げ出す場面で1コマだけ両手から出してたな
前半は右手から1本しか出してなかったけどターザンごっこの時は2本出てたね
66 :1 [sage]:2011/03/10(木) 13:29:10.28 ID:edaHrKMAO
OH MY GOD!

ジョナサンとジョセフは『同じタイプ』のスタンドってことにしてください、あの四部の虫喰いみたいに
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 14:56:59.78 ID:zukIIAnEo
波紋と幽波紋が融合すると茨になるんだよきっと
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 15:00:37.92 ID:bOwyYl7Xo
ブンブーン一家とかタトゥーユーの11人だって同じタイプなんだからおk
あと康一とサウンドマンとか
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 19:40:21.64 ID:edaHrKMAO
申し訳ありません
今日は投下できません

ごめんなさい
70 : [saga]:2011/03/11(金) 18:12:46.68 ID:phE9WLTR0
あかんわこれ……しんどい

短いけど投下します、地震大丈夫かな
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
71 : [saga]:2011/03/11(金) 18:13:18.76 ID:phE9WLTR0
前回までのあらすじ

ジョセフ「俺はロバート・E・O・スピードワゴンだ」

電話『やかましいぞジョセフ・ジョースター』

ジョセフ「バレちったか」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
72 : [saga]:2011/03/11(金) 18:13:50.23 ID:phE9WLTR0
第13話『隠者はむしろ隠れない』


ジョセフ「………」

ピンポォ〜〜〜ン

ジョセフ「……………」

『コンニチハ、宅配便ですゥ……』

ジョセフ「宅配便……だァ?やれやれ………」

『ハンコお願いしますゥ……』

ジョセフ「……」ポムッ

『アりがとゥございましたァ……』

ジョセフ「待て」

『………』

ジョセフ「この荷物……『差出人』の名前がねぇーがよぉ、どういうことなんだい?」

『さァ……私にはわかりかねまスねェ』

ジョセフ「や〜れやれ、お前『スタンド使い』だろ」

『……何故わかったァ?』

ジョセフ「やけにあっさり認めたな、てめー頭がパープリンか?」

ジョセフ「肝心の宛先の住所が書いてね―ぞタコ!」

デーボ「……」ニヤリ
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
73 : [saga]:2011/03/11(金) 18:14:15.95 ID:phE9WLTR0
ジョセフ「『紫の隠者(ハーミットパープル)』ッ!!」メギャアッ

デーボ「『エボニーデビル』ッ!!」ドバァッ

ジョセフ「おお!?その気色悪ィー人形みてーなのがてめーのスタンドか?『呪いのデーブ』君!」

デーボ「『デーボ』だ」

ジョセフ「おっとっと、こりゃ失敬!『アーボ』君!」

デーボ「『デーボ』だ!」

ジョセフ「あらら!子持ちになってから耳が遠くなったかナ?『ピーポ』君?」

デーボ「デーボだゴラァ!!」

ジョセフ「おーおー!怒っちゃイヤン!ほらほらスマイルスマイル!ハッピーうれピーよろピくねーン!!」

デーボ「貴様ァァァァァァァーーーーーッ!!」

ジョセフ「ゴメンネ!『電ボ』クン!!」

デーボ「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

ジョセフ(フン!おもしれーぐれえに俺の作戦に引っかかってくれるな!怒った奴は思考が『単純』になる!」

ジョセフ(単純な馬鹿の相手なんざ楽勝すぎて屁が出らぁ!)

ジョセフ(そうなってしまったら、もう俺には勝てねーぜ!デーボちゃんよォ!)

デーボ「……クヒッ、クフフウッフフフフフウフフフフフwwwwwwwwwwwwwww」
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
74 : [saga]:2011/03/11(金) 18:14:54.12 ID:phE9WLTR0
ジョセフ「!?」

デーボ「うぇっへっひひいへひえひあひうあふぁうふじじょじゃいふがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ(なんだこいつ……!?まさかエシディシみてーに笑ってスッキリ!なんて作戦じゃあねだろうなァ!?エシディシも不気味だったがこいつはさらにその上をいく不気味さだぜ!!)

デーボ「恨めしいぜェェ〜〜〜〜ッ!!きちんと教えてやってんのによォ〜〜〜間違えるバカは恨むしかねぇぇぇぇよなァァァァァァァァァ!!!」

ジョセフ「何?」

デーボ「俺のスタンド『エボニーデビル』はァァァ『恨めば恨むほど強くなる』ゥゥゥゥゥ!!」

ジョセフ「恨めば恨むほどだと……?」

デーボ「おォォォォォォォォォォ前エエエエェェェェェェェェェがぁぁぁぁ悪ゥゥいんだァゼェェェーーーーーッ!!!!」

ガタッ

ジョセフ「あ!おめーどこに行きやがる!逃げんじゃあねぇッ!!」

バンッ

ジョセフ「ッ!?いッ、いねえ!!?」

ザクゥ

ジョセフ「な………に?」

ブシャアアァァァァーーーッ
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
75 : [saga]:2011/03/11(金) 18:15:20.43 ID:phE9WLTR0
ジョセフ「うああああッ!!?い……いつの間に俺の足を切った!?」

ジョセフ「呪いだと……!?チクショ―ふざけやがって!!」

ジョセフ「おッ!?あのデーボがが置いていった『荷物』が開いてやがる!!」

ジョセフ「まさかッ!!まさか……あれがスタンドなのか?いや……俺が紫の隠者を出した時、あいつも自分のスタンドをだしていた……」

ジョセフ「一体どういうことだッ!?」

ザクゥッ

ジョセフ「うぎゃあッ!!?ち、チクショーーッ!!またか!」

ジョセフ「だがマヌケに切られるだけが俺じゃあないッ!!『紫の隠者』ッ!」

ビシィィーーッ

『メェェーーーーンッ!!』

ブチィッ

ジョセフ「!!?紫の隠者が切られたッ!?」

『メェェェーーーーンッ!!!!』

ジョセフ「な……なんだこいつ!!『人形がひとりでに動いてやがる』!!」

『ドッ鈍いぜェェェーーーーッ!!』

ジョセフ「憑依するスタンドかッ!!」

ジョセフ「やれやれ……ヘヴィだぜ!こいつはよォ!」

To be continued……
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
76 : [saga]:2011/03/11(金) 18:17:04.48 ID:phE9WLTR0
短いけどここまでです
ちょっとの間、投下レス数と速度が落ちるかも
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/11(金) 19:47:49.08 ID:dGOKKrrDO
おおジョセフキター!

>>1ッ!こんな大震災の日に投下するおまえの命がけの行動ッ!
ぼくは敬意を表するッ!
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
78 :1 [sage]:2011/03/12(土) 18:22:01.64 ID:mFpG71BAO
すみません、今日は投下できないです、しばらく投下できないかもしれません、ごめんなさい
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 18:09:11.07 ID:WxmNCgBEo
こんな時まで書かなくていい、休め
80 :1 [sage]:2011/03/13(日) 23:13:13.09 ID:lmvKaBcAO
>>79
メルシーボークー、ご心配恐縮のいたり……
お言葉に甘えて少し休ませていただきます……

明日は少しだけ投下しようと思います
81 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:03:09.95 ID:3/WwPWI10
はい、ちょっと投下します
82 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:03:54.13 ID:3/WwPWI10

         __      __   _      __
    /::ヽ.   「::::l /}  /:::/ /´::::/     /´::::> ,.-.、_        __,,..、
    〈:::::::ハ  |:::::j '´   |:::::/ /:::::::/./!   /:::::/ /:::::/      /::::::::j__
    ';:::::::l l/ _    l::::i /:::::::://:::/  /:::::/ /::::://::7   ,:'::::::::/::::::〉    __
     V:::::l /::::}.   l:::::!ヽ一' l/   /::::::< └-' 〈_:/  /::::://:::::::/,.ヘ.  /:::::/
     V:::レ::::::::r'  .l:::::l       /:::;へ::::\      /:::::<  ー-'<:://::::::://:ヽ
.       ';:::::::::/   ;:::::└‐:::ァ    ∨  丶;::::>.    ,'::::;ヘ::丶、  ´ /::::::::/':::::::/
.       ';::::〈     !::::;_:::::::/          `     レ'   `¨   /:::::::< ヽ;;/::::>
       ヽ::::〉    |::/  ̄                        /::::;::::::::\ ヽ'
.          V     U                             〈:::/ \/



ジョセフ「………」

デビル「メーーーンッ!!!」

ジョセフ「ウゴオァッ!!」ザクゥッ

デビル「ドッ鈍いぜヘナチンがァァァァァーーーーーッ!!!」

ジョセフ(……こいつは本格的にヤべーよなぁ………さて、どーする?)

デビル「貧弱貧弱貧弱貧弱ゥゥゥーーーーッ!!」

デビル「恨み晴らさでおくべきかァーーーーーッ!!?貴様はァァァァァァーーーーーッ!!!!!」

デビル「Bite the Dust(呪われて死ね)ッ!!『斬殺処刑』だァァァーーメーーーーンッ!!!!」

ジョセフ「うるせー野郎だな……クソッ」

デビル「ギェヘッヘッヘッヘヘヘヘヘ……どーした……抵抗しないのかいィ?」

ジョセフ「マジにヘヴィな相手だが、やれやれ、このジョセフ・ジョースターには『策』がある!」

デビル「何?」

ジョセフ「我が『ジョースター家』には、ある『伝統的な策』があるッ!!それは……」
83 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:04:24.74 ID:3/WwPWI10
              、 ,ハノVヽト、,.
              l:V:::::::::::::::::::::ー、
            .三ヽ:、:ハ~ヽ,.ヘ::::::{
             />::l`トァ ヒツ レヘ!、  _rfi、
              '⌒ハ ,ニ,   トく:{   l |.|||
                ト、ご / |;/、___「: ̄i___
              l  ̄ i   /::::::{::::::ハ `ヽ
            ./ l  l /   /:::::r┴'__ノヽ_ l
.           _.. -/::| _`ヽ--一'::::::::: ̄l:::::::::l `ヽ
         /   /:::::¨´:::::::::::_;;::::;;_/::::/!:::::::::!  ハ
.        { i  i::ヽ:;;_:::-:二:::‐--:::::‐'":::ト、_::/\ l
        }  ';::__;;::':´::::::::::_:::::::::::::::::l   }  ∨      クルッ
       /   |::::::、::::/::{::::::::`ヽ:/::ハ   i  |
       ノ    ハ::::::::::i::/:ヽ`¨:ヽ:}::::::::::ヽ    i
.      /二二ヽ. \::::i:::_;;::--\¨´:\/⌒\_/
.      / r‐、ァ‐、∨ノ/:/::::::::::::::::ヽ丶:;|
.       i:ノ、ヽ.>_ノ ノ´:::::/:::::::::::::::::::::::ハ:::く
.       {ヽソ:__/::::::::;':::::::::::::::::::::::::::::|::/
        ̄   {:::::::::ハ:::::::::::::::::::::::::::/:::{
             i:::::::::l \::::::::::::::::;:イ:::::/
             V::::∧  `¨  ¨´ /:::/
             \| ` ー- -‐'フ::::::|


ジョセフ「『逃げる』」
84 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:05:07.75 ID:3/WwPWI10
デビル「ギャニィィィィィーーーーーーーーッ!!!?」

ジョセフ「へっへっへっへ!!やらかしていただきましたァん!!」

デビル「待ちやがれこのヘナチンがァァァァーーーーッ!!!」

ジョセフ「待つかドアホォォォーーーーッ!!勝ちゃいいのヨ!!勝ちゃあ!!元・究極生物も言ってたぜ!!」

ジョセフ「『勝てばよかろうなのだ』!!そのためには何でもやっちゃうもんネーボクちゃん……ルンルン♪」

デビル「いや……さっき『待ちやがれ』と言ったが……スマンありゃ嘘だった」

ジョセフ「!?」

デビル「俺がただむやみやたらにお前を切り刻んでるだけだと思ったのかィィ?あいにく俺はそこまでニブチンじゃあないんでね………」

ジョセフ「ハッ!!足元が『濡れている』……ッ!?」

デビル「そこで取りだすは『ドライヤー』だ………」

ジョセフ「な……なんとなく『読めてきた』」

デビル「処刑方法を変更!今から貴様は『電気処刑』だッ!!」

バチバチバチッ!

デビル「お前は『やめろそれだけは』と言う」

ジョセフ「やめろそれだけはッ!!……ぬあッ!?て、テメー人のセリフを……」

デビル「死ね、恨み……晴らさでおくべきか」
85 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:05:39.88 ID:3/WwPWI10
ジョセフ「『紫の隠者』ッ!!」ビシィィーーッ

ガシッ

デビル「無駄無駄無駄既にお前は『敗北者』なのだッ!!そんな『茨』切り刻んでやるゥゥゥーーーーッ!!」

ジョセフ「ふ……ふふふふふふふふふふふふふ」

デビル「おい……貴様ァァ……何故『笑っている』?」

ジョセフ「おいおい……知らねーのかい?こーやってよぉ、手を組み目を閉じ不敵に笑ってるってのは、『余裕のある勝利』を確信してるってことだぜ」

デビル「………」

ジョセフ「お前がただむやみやたらに切っていたのではないように……俺もまた、ただ切られていただけではねえ」

ジョセフ「ところで、俺の服は普通のとはちょいと違うんだ、『ハモン』を伝えやすい『素材』で出来ている」

ジョセフ「『ハモン』についての説明は省かしてもらうぜどーせ教えたところで理解できるもんじゃあねーしな」

ジョセフ「ここで『本題』に入る、おめ―に切り刻まれている間、俺はこの部屋にこの服の『糸』を張り巡らしていた」

デビル「フンッ!!『糸』だと?糸なら……」

スパッ

デビル「切り刻めばいいだけだろがァァァーーーッ!!!」

ジョセフ「いや……ちょいと違うんだよなァーーー、『切り刻む』は不正解だ……」

ジョセフ「まぁ、どっちにしろお前は既に『敗北』しているがな」

ジョセフ「例えて言うならお前は『クモの巣に引っ掛かったチョウ』かな?」

ジョセフ「それともチェスや将棋で言う『詰み(チェックメイト)』か………」

デビル「ハッタリだッ!!死ねィッ!!!ジョセフ・ジョースタァァァーーーーッ!!!!」
86 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:06:10.10 ID:3/WwPWI10
                ヽ、 .、 l:、
           ト、  _、}ヽノ::リ:レ:::ハハ
             ト、l:::V´::::::::::::::::::::::::ノ::ノ:)ノ)
            \:::::ヽ::::::::::::::://:/:::::::く    ┌‐┐___ ─┐O ─‐ァ 二 /l l   ノ‐┐
            _,ノ::::::::::\:::::::/::::/::::/::::::ハ.    l__|     _,ノ     `く   __/  ツ  _,ノ
  \      `フ:ノ::::::::_::ノノ:::::l`ヽハj入::::::ト-
.    丶   .ニ彡::::::::/、:::\ノノ ,.ィ::;:ヘ!:;、::ゝ    ┌┼ヽ. ┬_|__ l7
  \.  \  ニニフ::ハ:! 代メ、:>rィ弋テンl'j |:ノ   .//. 卩乂  ┴ノ _| o
     ヽ.  \ ./ィヽハ `冖´ l j ̄´ レ':{   //
.       \ \'" レ'^lヽ!   rゥ、    |ヽ:ハ. //  おれは
.       \ \.  }::l 、  __` __,. ./ | //    糸を切断されても
         \ ヽ.ヽ| ヽ. ー ‐- /ヽ─‐〈--、   だいじょうぶなように
         _/ \. \  \___/|i'⌒.i:_:_:l__.}_    トリックをつかって
.  ̄`ヽ'´ ̄ ̄:::::::::::::::\. ヽ  /| |::;ー'、::::::::::|  |   結界を張っていた!
 、    \::::::::::::::::::::::::::::\ \:::::::l l::{  )-‐:┴‐く
   ̄¨7 ー─---─::::¨丁 丶 \:l l::::`7⌒!:::::::::| __j
   /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  l::::\.\l::::::::;ーく:::::‐:{´ }
  /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  ヽ::::::\.\:::{.  )::::::| /
  /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\  \::::::\\二:::::ィ´

 
デビル「何ッ!!?」

ジョセフ「刻んだ糸はフェイクだッ!!バ〜〜〜カッ!!」

ジョセフ「そして……糸を貴様に絡みつかせッ!!」

シュルッ

デビル「グエッ」ギュッ

ジョセフ「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ!!!」

ジョセフ「震えるぜハートッ!!ぶっ壊すほどシュートッ!!」

ジョセフ「刻むぜッ!波紋のビィィーーーーートッ!!!!『山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)』ッ!!」

バリバリバリバリバリバリッ!!!

デビル「GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」

ジョセフ「スタンドごとバラバラにしてやらァ!!『紫の隠者+波紋』ッ!!」

バシィィイイィィィイイィーーーーッ

デビル「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッ!!!!!」

ブツンッ!

ジョセフ「ム!人形がぶっ壊れた!」

ジョセフ「つーことは……」

『ギャアアアアーーーーーッ!!!!』

ジョセフ「呪いのデーボの最期か、やれやれだ」

ジョセフ「『相手が勝ち誇った時、そいつは既に敗北している』、このジョセフ・ジョースター、まだまだ衰えてないってこった、舐めんなよ」

ジョセフ「しかし……DIO………ディオおばあちゃんが………」

ジョセフ「………くよくよしたって仕方ねえ、ばあちゃんのことは、じじいと承太郎に任せるしかねえ………」

ジョセフ「俺は………俺は、俺のできることをするまでだ………」

ジョセフ「『敵を倒す』、『家族を守る』、この両方をやってのけてこそ、『父親』ってことだな」

ジョセフ「さてと、じじいに連絡でも入れておくかな」

To be continued……
87 :1 [saga]:2011/03/14(月) 19:07:59.29 ID:3/WwPWI10
ここまでです
なんかしっくりこない気がするけど
ありがとうございました
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 19:08:51.53 ID:94j2ML+No

読みたいけど、無理に投下する必要はないんだぜ?
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 20:28:41.48 ID:vSyWiBIi0
若いジョセフか・・・
40歳くらいかね
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 21:51:54.25 ID:DFRSrRY0o
みんなが若い中、一人だけ老けてゆくスモーキーはさぞ辛かっただろうな
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 23:45:16.26 ID:p7XzTsM2o
>>90
スージーwwwwwwwwwwwwQwwwwwwwwwwww
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 00:21:11.66 ID:OP2WVhm1o
ナチスの(ry
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 14:06:54.56 ID:Tvcuy8Uc0
世界(ry
94 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:55:06.21 ID:yXpzOykF0
ご心配ありがとうございます
短くても少しずつ更新していけるよう頑張ります

というわけで投下です
95 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:55:28.62 ID:yXpzOykF0
前回までのあらすじだッ!!ブッ潰れよォォーーーーッ!!!

ジョセフ「相手が勝ryすでに敗ry」
96 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:56:00.48 ID:yXpzOykF0
第14話『ドゥーユーアンダスタンンンンンドゥ?』


店員「らっせー、トォォォォォォオォォォォォロ、ピ!カァーーールなヤシの実の果汁ジュースはいかぁっスかァー?」

少女「………」

承太郎「飲んでみるか?」

少女「え?でも……私、そんなにお金持ってない……」

承太郎「構うこたぁ―ねぇ、俺のおごりだ、おいおっさん!そいつを3つくれ」

店員「あざーーーっす!」

承太郎「ほらよ、12ドルだ」

店員「どォォォーーーーーもッ!!」

承太郎「ほらよ」

少女「あ、ありがとう」

承太郎「ほれ、花京院」

花京院「……どーも」

パシッ

コソ泥「フヒヒwwwwwwwwwwww」
97 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:56:40.39 ID:yXpzOykF0
承太郎「!」

花京院「………」

承太郎「花京院……今、おめーの財布が……」

花京院「わかってます」

ズギャンッ

グイッ

コソ泥「おぅふwwwwwwwwwwww」ドサァーーーッ

花京院「………」

コソ泥「ちょwwwwwww許してちょんまげwwwwwwwwwwwwwww」

花京院「てめーあたしの財布を盗もうとしたなァ?この『ビチグソ』がァァァァ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

承太郎「花京院?」

バキィッ!

コソ泥「おぅふ!!?」

花京院「ヘドぶち吐きなァァーーーッ!」

承太郎「花京院!」

グイッ

花京院「この、肥だめで生まれたゴキブリのチンポコ野郎のくせによォォ……」

花京院「あたしの財布を……そのケツの穴拭いた指でギろうなんてよォォォォォ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

ガバァッ!!」

コソ泥「フヒ?」

バキバキバキッ
98 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:57:09.67 ID:yXpzOykF0
花京院「こいつはメチャ許せんよなァァァーーーーーッ!!!!」

バギバギバギバギィィッ

コソ泥「うぇっwwwwwwうぇwwwwwwwwおげっ!ぐげぎゃっ!!?」

承太郎「やめろ花京院!!血を吐いてる!!死んじまうぞ」

少女「あ……あれは!」

「知ってるのかテリーマン!」

少女「あれはバックブリーカー!あんな荒技を!しかもあんな下品なセリフをあの人がはくなんて……」

花京院「オラオラオラオラァァァァァーーーッ」

コソ泥「死ぬッwwwwww死ぬッwwwwwwwwww笑いごとじゃあねーーーーッ!!!」バキバキッ

承太郎「花京院!!やめろと言ってんだろーがッ!!」

ドンッ

花京院「痛いですねェ……財布をギろうとしてるやつに『おしおき』してあげただけでしょおーーーーッ?」

花京院「当然のむくいでしょ?承太郎くんよぉーーーッ」

承太郎「……」

花京院「いや……フフ、すまない、機嫌が悪かったんだ、申し訳ないです」

承太郎「悪い?『良さそう』に見えたがな」

花京院「………」
99 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:57:23.30 ID:yXpzOykF0
承太郎「じじいとヴ男は列車でインドが向かったほうがいいと計画している」

承太郎「明日出発だ、シンガポール駅にチケットを買いに行くぜ」

少女「はい」

スタスタ

花京院「………」

少女「……?花京院さん?」

花京院「……すまない、すぐに………追いつく」

ムシャムシャ

少女「!?」

花京院「うぇっへっへっへwwwwwwカブト虫wwwwwwwカブト虫うめぇwwwwwwwwww」

少女「ヒィッ!!?」

承太郎「……?どうした?」

少女「ハァハァ……な、なんでも、ないわ……」

少女(み、見間違いよね、見間違いに違いないわ!カブト虫を食べるなんて……)

花京院「うん、すっ………ごぉく、好きなんだ、ココナッツ………」


To be continued……
100 :1 [saga]:2011/03/15(火) 18:57:57.50 ID:yXpzOykF0
今回はここまでです
ありがとうございました
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 18:59:00.64 ID:n3xumlj8o
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/15(火) 19:02:22.75 ID:PzOtF2gW0
乙カリー
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 19:18:44.16 ID:Zm9OymTbo
はたして承太郎は花京院を殴れるのか
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:11:25.69 ID:rn9TetRb0
花京印さんを嫁にください
だめならバストサイズを教えてください
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:59:35.52 ID:AVJiVneDO
本物の花京院はホテルでぽつねんと二人を待ってるんだよなww


…悪質なナンパなんかされてなきゃいいけど
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/15(火) 22:44:16.66 ID:EXHhPrhDO
誰かテリーマンにツッコンでやれよwwwwwwww
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/15(火) 23:37:31.86 ID:rn9TetRb0
>>105
承太郎一筋だろうから見事なツンを見せてくれるさ!
たぶん
108 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:46:45.67 ID:X0HEc/7D0
>>104
ヒント
>>1はおっぱい星人


投下です
109 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:47:11.64 ID:X0HEc/7D0
前回までのあらスージーQwwwwwwwwwwwwwwwwww

スージー「ないわーwwwwwwカブト虫食うとか引くわ―wwwwwwwマジドン引きwwwwwwww」

スージー「今流行りの肉食系(笑)なのwwwwwwwwつかwwwwwwwwカブト虫って肉に入るのか?wwwwwwwwwwwww」

スージー「食うならwwwwwwwwwww男にしろwwwwwwwwwwwwwwwなんつってwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「オーバードライブッ!!」

スージー「ビリッときたぁぁーーーーーッ!!!」ビシィィーーーッ
110 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:47:59.03 ID:X0HEc/7D0
ゴォォォーーーッ

少女「あのケーブルカーに乗るの?」

承太郎「ああ」

花京院「承太郎〜〜、そのチェリー、食わないんだったらくれない?腹が減っちまってさァーーーーッ」

承太郎「………ほれ」

花京院「ありがと……っとォォォォォーーーーーーッ!!危ないッ!デンジャラスよォー承太郎クン!!」

ドンッ

承太郎「ううっ?!」

少女「あ、危ないッ!」

ガシッ

承太郎「ぬ、すまねえ」

少女「ぶ、無事で良かったけど、か、花京院さん……!!?」

花京院「ジョォォォ〜〜〜〜〜クッ!冗談ですよォ!クヒヒヒ!It's a Singapore jokeっつぅーのぉーーっ?ウヘホ!」

承太郎「花京院……」

花京院「ぬぁぁぁーーーに馬鹿面して睨んでるんスか承太郎先輩!冗談ですってばぁ!」

花京院「アンタの頭は冗談もわかんねーぐらいにコチコチなんすかァ!?」

花京院「それともォ?下半身のチェリーのほうが奪ってほしかったとかァ!?うっひょぅ!承太郎さんのエッチ!」
111 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:48:34.33 ID:X0HEc/7D0
承太郎「………」

少女(こんなキャラじゃあないッ!花京院さんは、こんな人じゃなかった!)

花京院「パクッ」

花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

ゴォォーーーッ

承太郎「ん!ケーブルカーが来たか……」

少女「ど、どうするの?」

承太郎「そうだな……花京院よ、乗りな」

花京院「はいはいよォ」

承太郎「俺の『拳(チケット)』でな」

花京院「拳の乗車券(チケット・ゥ・ライド)?なんのことだか……」

承太郎「『偽物』には、この拳でぶっ飛んで乗りなというこった」

承太郎「ちなみに行き先は『地獄』だぜ、ボラーレ・ヴィーア(ぶっ飛んで乗りな)」

バキィッ

バガァッ

花京院「おげーッベロンベロン」

承太郎「!!?な、んだ??!」

少女「きゃあああぁぁぁぁーーーーッ!!?」
112 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:49:10.22 ID:X0HEc/7D0
花京院「オホホオホホホホホホン」

花京院「なぜバレたぁぁぁ?」

承太郎「バレないと思ってたのか?」

花京院「質問に質問で返さないでくらさいよぉぉーーーッ」

花京院「まぁいい……や、自己紹介させていただこうか、俺は『節制』のカードを持つスタンド使い!」

花京院「『黄の節制(イエローテンパランス)』ッ!肉体と同化しているスタンドの為!一般人にも視え、触れるスタンドさぁ」

花京院「そして」

パァン

ソウル「これが俺、本体『ラバーソウル』の!ハンサム顔だ!!」

承太郎「『星の白金』ッ!!」ズギャンッ

ソウル「え?」

承太郎「馬鹿かてめー、顔を見せるってこたぁ、殴られたいと見ていいよな?いや……そうじゃなくても殴る」

承太郎「そのセンスの欠片もねー顔面を、『ムンクの叫び』みてーに歪ませてッ!!額縁に飾ってやるぜッ!!!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァーーーーッ!!!!!」

    .∧_∧       ∧_∧
 ;;;;;、(・ω(:;(⊂=⊂≡ (・ω・ )オラオラオラオラオラオラァァァーーーッ!!
    (っΣ⊂≡⊂= ⊂≡ ⊂)
    /   ) ババババ  (   \
    ( / ̄∪       ∪ ̄\ )
113 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:49:36.79 ID:X0HEc/7D0
ソウル「ちょwwwwまだwwww自己紹介したばっかばらうごけぶりゃあらばあああばばああああぁぁぁぁーーーーーーーっ!!!!!」

承太郎「まだだぜ」

ガシッ

ソウル「え?」

承太郎「花京院に化けてなかったら今ので終わってたかもな、花京院に化けていたってのが何故かムショーに腹が立ったんでね」

承太郎「もう一発だ、いくぜオイ!!」

         ⊂≡⊂=
        ⊂≡⊂=
     ∧_∧ ⊂≡⊂=
 ;;;;;、(・ω(:;(⊂=⊂≡     オラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァーーーーーッ!!!!!
    (っΣ⊂≡⊂=
    /   ⊂≡⊂=
    ( / ̄∪ ⊂≡⊂=
         ⊂≡⊂=
        ⊂≡⊂=
      ババババババババババババ

ソウル「いぺjhgせおgじょいえs:じごえはいおbhんせhびおうせhjぼjてhb:おえstbh@えあh・b:jbまえーーーーーーーーーーッ!!!!!」
114 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:50:29.65 ID:X0HEc/7D0
承太郎「ま だ だ ぜ !!」

ソウル「ヒィィィィーーーーーッ!!?ゆ、許してくれえェェッ!!悪かったよぉぉ〜〜〜〜ン!!」

承太郎「よぉ!悪いと思ってんならよ、それなりの誠意ってのを見せてくんねーかな!?俺は馬鹿にされるとネに持つタイプなんでよ………」

ソウル「ヒッ!わ、わかった!情報をやる!俺の知ってる情報を!!」

承太郎「話が通じる奴で助かったぜ」

ソウル「ポルナレフの妹の仇とかいう野郎の情報だ……両腕とも右腕の男の情報だ!それをやる!」

承太郎「ほう」

ソウル「そいつは『鏡』を使うスタンド使いらしい実際にやあ見てね―が、ポルナレフじゃあ勝てねーだろうよ」

承太郎「それだけか?」

ソウル「俺たちゃ同じ目的で動いてるが、仲間とは呼べねー間柄なんだよ、互いのスタンド能力なんて知らねーんだ、勘弁してくれ!」

承太郎「そうか、ご苦労だったな、じゃあ、尋問は終了だ」

ソウル「み、見逃してくれるのか?」

承太郎「まさか!わかってたんだろ?心の中ではよ」

ソウル(ですよねー)

承太郎「物分かりのいい野郎で助かったぜ」
115 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:51:08.76 ID:X0HEc/7D0
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
ボコボコボコボコ∧_∧ ∧_∧∧_∧ボコボコボコボコ
ボコボコ∧_∧´・ω・)(´・ω・`)・ω・`∧_∧ボコボコ
ホコボコ(´・ω・)∧_,∧lll ∪)∧_∧・ω・`)ボコボコ
ボコボコ∧_∧ ´・ω∧∪∧(・ω・∧_∧⊂)ボコボコ
コボコ(´・ω・)≡つ);;)ω(;;(⊂≡(・ω・`)___\ボコボコ    オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァーーーーーッ!!!!
ボコボ(っ  つ=つ ( ソウル )⊂=⊂≡ ⊂) \ )ボコボコ
ボコボコ/∧_∧∧_∧ ∧ ∧_∧∧_∧\ボコボコ
ボコボ( ( ´・ω)(  ´・)(    )`  )(ω・` ) )ボコボコ
コボコ(っ  つ/    )(    )   \ ⊂)ボコボコ
ボコボ/   )`u-u'. バ∪ ̄∪バ`u-u'   \ボコボコ
ボコ( / ̄∪ボコボコボコボコボコボコボコ∪ ̄\ )ボコボコ
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ
コボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ

※超スピードにより星の白金が何体にも見えています

承太郎「花京院に化けたってのが運の尽きってこったぜ、やれやれだぜ」

バァァァァ―――――z______ン!!

―――『黄の節制』
      本体 ラバーソウル
    再起不能 全治8カ月



――翌日

花京院「なるほど……私に化けていたスタンド使い、ですか……」

承太郎「安心しな、テメーの尊厳は守ったつもりだぜ」

花京院「フフ、頼りになりますね、承太郎は………」

承太郎「ところでおめ―どこにいたんだ?」

花京院「私は………」


To be continued……
116 :1 [saga]:2011/03/16(水) 18:52:29.91 ID:X0HEc/7D0
今回はここまでです、ありがとございましたァン!
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/03/16(水) 20:20:49.41 ID:Ge6ing6AO
ラバーソールワロスwwwwあっさりやられたwwww
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/16(水) 21:54:12.41 ID:JmOQIcrvo
おっぱいに肉つめてたんだな
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/16(水) 22:38:07.30 ID:ggi2NfhDO
まさかのボラーレ・ヴィーアwwww

ちょっと待て、ラバーソールでこのレベルだったらダンはどうなっちゃうのか
120 :1 [sage]:2011/03/16(水) 23:16:12.66 ID:gULp2qHAO
あれ、ラバー『ソール』だったっけ……?
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/16(水) 23:17:52.08 ID:NCHcQWkDO
ラバーソウルが弱いんじゃなくて条太郎(怒)が強かったんだよ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/17(木) 04:28:18.91 ID:v/Q3kfH30
ここの前スレで使った「興奮してきた、服を脱ぐ」が他で使われててわらた

>>120
ソウルでおk
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/17(木) 09:23:36.82 ID:kU8JCNvDO
>>122!きさま!上ボロスレを見ているなッ!
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/17(木) 11:44:51.56 ID:v/Q3kfH30
つまりッ!上ボロ作者もこちらを見ているなッ!
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/17(木) 11:53:00.86 ID:k9VW81iSO
ビートルズのアルバム名はラバーソウル
キャラクター名としての表記はラバーソール
少なくともPSのゲームじゃあラバーソールだった




はず………?
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/17(木) 16:05:19.44 ID:RIjLeGmPo
んだよー、偽者は男のままかよー
レロレロにコーフンして損したじゃんかよー
127 :1 [saga]:2011/03/17(木) 18:59:28.51 ID:M5QRCO0z0
もうラバーソウルでいいや!

投下なんだよォォーーーッ、そしてラバーソウルは男なんだよォォーーーッ
128 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:00:04.75 ID:M5QRCO0z0
――承太郎が『黄の節制(イエローテンパランス)』と闘っている時

――花京院(本物)は……

――今回は、彼女に視点を置いてみよう



第15話『狂いもだえるのは!?』




――『承太郎、花京院(偽物)、家出少女たち』が、『ジョナサン、アヴドゥル、ポルナレフ』と別れる前



花京院(本物)「それで、私はホテルを手配すればいいのですね?」

ジョナサン「ああ、頼まれてくれるかい?」

花京院「はい、任せてください、それでは、早速行ってきますね」

ジョナサン「うん、頼んだよ」

スタスタスタ

ジョナサン「………フヒッwwwww」

パァン

ソウル「フヒヒwwwwwwww騙してごめんねカワイコちゃんwwwwwwwww」

ソウル「じゃwwwww俺は承太郎達を始末しに行きますかwwwwwww」

ソウル「花京院の方は頼んだぜwwwwww『灰の塔』さんよwwwwwww」
129 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:00:31.79 ID:M5QRCO0z0
――承太郎、『黄の節制』と対峙時

――とあるホテル

花京院「………ふぅ」

花京院「こんなホテルの一室……しかも、女性の部屋に忍び込んでいるなんて………あなたは変態さんですか?」

?「………」ヌッ

花京院「名乗りなさい、『敵』でしょうアナタ?」

?「その前に……なぜ俺が冷蔵庫に隠れていることが分かった?」

花京院「あなた頭がパープリンなのですか?冷蔵庫の上に、中身を置きっぱなしでしてよ」

?「……」ニヤリ

花京院「『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』ッ!!」

?「『灰の塔(グレーフライ)』ッ!!」

ドギャンッ

花京院「『灰の塔』ですって?」

プンッ

花京院「!」

?「ふ、フフ」スッ

花京院「!!待ちなさッ……」

ビシャアァァッ

花京院「!!」ズバッ

花京院(切られたッ!素早い!!)
130 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:00:57.19 ID:M5QRCO0z0
花京院「スタンドはどこ……!?」

プンッ

花京院「ッ!!そこねッ!?」ビシッ

『ケーーーッ!!ケッケッケッケェェェーーーーッ!!鈍い鈍いィィィッ!!!』

花京院「これは……『クワガタ虫』ッ!?」

花京院(思い出した!『灰の塔』、承太郎達が最初に闘った『スタンド』の名前が、確かそれだった!!)

花京院(でも、だとしたら……今、何故ここにいるのッ!?『灰の塔』は承太郎が確かに『再起不能』にさせたと聞いたけど……)

灰の塔『よそ見してる場合かァァァーーーーーいッ!?』

ビュンッ

花京院「うあああッ!!」ブシィィーーーッ

――

グレーフライ「うへへへへ……日本で承太郎にボコボコにされて、一時は再起不能になったが……」

フライ「ところがどっこい!思ったより回復が早くてこうやって復讐に来ることができた……!」

フライ「まずは花京院を殺し……そのあとに一人ずつ舌を引っこ抜き殺して……」

フライ「DIO様に報酬をたっぷりもらって……」

フライ「もっともっとォ!!ハッピィィーーーーーーッに暮らしてやるんだァァァ〜〜〜〜ッ!!!」
131 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:01:29.66 ID:M5QRCO0z0
――

花京院「くっ……!エメラルドスプラッシュ!!」

バシィィイイーーーッ

灰の塔『KEAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!』

灰の塔『ファハハハーーーッ!数撃ちゃ当たると思ったのか!?鈍いんだよォォーーーッ!!ビンゴにゃあ鈍すぎるゥゥ!!』

ドシュッ

花京院「ああぐッ!??!『法皇の緑』が……!」

灰の塔『口元を露出させたァ!次こそてめーのスタンドの舌に『塔針(タワーニードル)』を突き刺して引っこ抜いてやらぁ!!』

花京院「く……エメラルドスプラッシュッ!!」

灰の塔『無駄だと言ったろーがアバズレェェェーーーーッ!!!』

灰の塔『俺に舌を引き千切られると狂いもだえるのだッ!『苦しみ』でなぁぁぁーーーーッ!!』

花京院「……なんですって?引き千切られると狂いもだえる?」

花京院「くす……私の『法皇の緑』は……」

ドスドスッ

灰の塔『ぐえッ!?なんだこれはッ!!?「触手」ッ!!?まさか、貴様の「法皇の緑」の……ッ』

花京院「引き千切ると、狂いもだえるのよ………『喜び』でッ!!」

ブチィィッ!!

花京院「既にこの部屋のいたるところに私の『法皇の緑』の『触手』を忍ばせておいていたのよ」

花京院「そしてエメラルドスプラッシュでその『空域』に追い込んでいた……分からなかったかしら?」

フライ「ぐあああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーッ!!!!」

花京院「さて……スタンドを引き千切られて、本体のあなたにも相当なダメージがフィードバックしたでしょうね」
132 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:02:22.40 ID:M5QRCO0z0
フライ「ぐああばばばばば……だ……だずけでぐれ……」

花京院「ん?何か言ったかしら?もっとはっきり言ってくださらない?」

フライ「だ……だずけ、て……」

花京院「え?なんて?もう一回!」

フライ「で、でめーあぞんでやがるな………!!」

花京院「ふん!乙女の部屋に忍び込んでおいて、無傷で帰してもらえると思っていたの?」

フライ「ギギギ……!!」

花京院「今まで何人の舌を引き抜き殺したのかしら?」

花京院「もう再起不能にはしない……『法皇』が下す審判は……ッ!!」

フライ「KEAEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!」

花京院「『死刑』ッ!!『法皇の緑』よ、引き千切りなさいッ!!」

ブチブチブチィィィッ

フライ「ぐばあぁぁぁあぁぁぁああああぁぁぁ…………ッ!!」ブシャアァァァーーーッ


―――『灰の塔』
   本体 グレーフライ
          ―――――死亡

花京院「さて、この闘いに幕を下ろしましょうか、承太郎、セリフを借りますよ」

スゥ

花京院「やれやれだわ」


バァァ――――――――z_______ンッ!!


To be continued……
133 :1 [saga]:2011/03/17(木) 19:03:51.32 ID:M5QRCO0z0
今回はここまでです
なんかわかりにくいか

灰の塔は再起不能と書いたが……再登場させちゃった、すいません
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/03/17(木) 19:18:10.05 ID:tWInxBmTo

このクワガタ好きめ
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/03/17(木) 19:24:07.10 ID:mW8SzQ7AO
典子さんカッケー乙
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/17(木) 20:30:36.35 ID:kU8JCNvDO
か弱い女の子が一人になった所に襲い掛かるなんて引きちぎられて当然ですよ!
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/17(木) 22:00:29.52 ID:v/Q3kfH30
自分に惚れてるこんな強かわいい女の子を放置して敵スタンドの襲撃を許すなんて承太郎もげて当然ですよ!
138 :1 [sage]:2011/03/17(木) 23:50:23.62 ID:3ShW/9UF0
そーいやまだ全然惚気とか書けてないな……
花京院と承太郎とか難易度高すぎるよおじいちゃん
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 07:07:24.51 ID:nqYH+XiWo
ドSの上にスタンドが触手の女の子・・・だと・・・
花京院と付き合う男は大変だな、俺じゃないと無理だろ
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 10:35:25.45 ID:aOdaiJDKo
『灰の塔(グレーフライ)』はおかしくね?
最後はあってるから唯のうっかりなんだろうけど
141 :1 [sage]:2011/03/18(金) 12:44:52.14 ID:q0+FKhqAO
>>140
(゚Д゚ )

( ゚Д゚ )
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 15:39:22.78 ID:oAurt5kDO
>>1
『灰の塔(本体:グレーフライ)』と書きたかったと考えるんだ

なんかおかしいような気がしないでもない
143 :1 [sage]:2011/03/18(金) 18:44:27.51 ID:uqKcx7E20
ジョナサン「OH MY GOD!>>1が今日は投下できないだってさ!」

承太郎「やれやれだぜ」

花京院「ひきちぎりますか?それとも引き千切りますか?」

ポルナレフ「Oh…ジャパニーズ漢字はムツカシイデースHAHAHA」

アヴドゥル「魔術師の炎にも穴はあるんだよな…ゴクリ」


今日は投下できそうにないです、ごめんなさい
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/03/18(金) 19:16:48.12 ID:Ltl+gBf9o
魔術師の…炎…?
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/03/18(金) 19:21:21.96 ID:bb2ushFvo
疲れてるな、ゆっくり休んだ方がいい
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/18(金) 23:03:19.23 ID:dg5jVYEH0
(アヴドゥルが)疲れてるな、ゆっくり休んだ方がいい
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/18(金) 23:03:48.11 ID:dg5jVYEH0
>>140
オラオラ
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/18(金) 23:08:26.12 ID:rhQ/Tgymo
布団を敷こう、な?
149 :1 [sage]:2011/03/19(土) 16:14:35.83 ID:EFdMm0tY0
誠に申し訳ありません
本日も休ませていただきます、ホントごめんなさい
明日も投下できるかわかりません
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/19(土) 21:37:00.63 ID:iPVvCJPLo
報告乙です
ゆっくり待ってるから気楽にいこうや
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/03/20(日) 12:35:42.60 ID:TYmLO4fAO
ディオが女なんだからジョルノも出演できるな
152 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:04:06.23 ID:3ZotYlnP0
『投下』『東電』『友達増えるね』

いいだろ?『3つのT』だ……

投下です
153 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:04:34.07 ID:3ZotYlnP0
これまでのあらすじ

承太郎が自称ハンサムをボコボコにしたこと
花京院が乙女の部屋に忍び込んでいた変態野郎を引き千切ったこと
ジョセフが呪いとか名乗ってる痛い野郎をギタギタにしたこと
これらは全て同時刻に起こったこととかそういうあれなんだよ!
154 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:05:00.59 ID:3ZotYlnP0
第16話『帝王だけど女です』



花京院「――――ということがありました」

承太郎「そうか……一人にさせて悪かったな、怪我はねーか?」

花京院「いえ、大丈夫です」

承太郎「本当に大丈夫かおめー、無理だけはするなよ、まだまだ先は長いからな」

花京院「大丈夫です、承太郎が傍にいるだけで、元気になりますから」

承太郎「……ケッ、やれやれだぜ」

花京院「ところで承太郎、がっつくようで悪いのですが……そのチェリー、食べないのであればもらえませんか?……好物なもので」

承太郎「ああ、ほらよ」

花京院「ありがとう」パクッ

花京院「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」

承太郎「………ホントにやれやれだぜ」

ポルナレフ「ところであの家出少女はどーしたんだ?父親と無事に落ちあえたのか?」

アヴドゥル「ああ、どうやらな」

ポルナレフ「そりゃ良かった良かった」

ジョナサン「もうすぐカルカッタに着くぞ、荷物をまとめなさい」

ポルナレフ「なんだか修学旅行の先生みてーな言い方だなぁジョースターさん」
155 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:05:31.07 ID:3ZotYlnP0
―――――

――インド

ジョナサン「いよいよインドを横断するわけだけど、アヴドゥル、ぼくはインドという国は初めてなんだ」

ポルナレフ「インドっつぅーのはこじきとか泥棒がいっぱいいてカレーばっか食ってて熱病かなんかにすぐにかかりそーなイメージがあるんだよなぁーーッ」

承太郎「カルチャーショックで体調を崩さねえか心配だな、花京院、無理はするなよ」

花京院「ふふ、倒れちゃったら承太郎に看病してもらいましょうか」

アヴドゥル「フフフ、それは歪んだ情報です、素朴な国民のいい国ですよ…私が保証します」

アヴドゥル「さあ行きましょう!カルカッタですよ!」

「バクシーシ!」

「バクシーシ!!」

「バクシーシ!バクシーシ!!」

「バ!」

「ク!」

「シ!」

「ー!」

「シ!」

「「「「「めぐめよ!!!!!」」」」」
156 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:06:02.06 ID:3ZotYlnP0
ポルナレフ「うぜぇ」

承太郎「じゃあ俺がめぐむか」

ジョナサン「いや、ここは紳士的にぼくがめぐもう」

花京院「レディーファースト、ここは私がめぐみますよ」

アヴドゥル「ヴ男も負けてられませんな!めぐみますよ!」

ポルナレフ「え?じゃ、じゃあ俺が」

全員「どうぞどうぞ」

ポルナレフ「こだまですか?いいえポルナレフです」
157 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:06:28.99 ID:3ZotYlnP0
―――――

レストラン

承太郎「なかなかいい街だ、気に入ったぜ」

アヴドゥル「でしょ?」

ジョナサン「へぇ、チャーイってけっこういけるじゃあないか」

花京院「私は馴染めそうにありません……」

ポルナレフ「おーい店員さん!おトイレどこ?」

店員「はい、この先まっすぐ行ってあの角を左です、これをどうぞ」

ポルナレフ「え?何これ、棒?」
158 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:07:02.02 ID:3ZotYlnP0
――トイレ

ポルナレフ「oh……」

バァ――z__ン!意外!それは豚!!

ポルナレフ「便器から豚が顔を出していやがる!!かわいそうだけど明日には肉屋に並ぶ運命なのね」

ポルナレフ「この棒で突っついておどかせってことか?ほれッ!」

ガンッ!!

豚「いてッ」

ヒョイッ

ポルナレフ「あーなるほど……豚がひるんでいるうちに用をたせってことね……じゃあ、今のうちにするか……」

〜お食事中の方々には大変ご迷惑をおかけいたします、心よりお詫び申し上げます〜

―ポルナレフのストレス値が下がった―

ポルナレフ「フーッ、すっきりしたぜ〜〜、しかしまさか豚にケツを舐められるとは思わなかった、トイレットペーパーいらず、なんちゃって」
159 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:07:38.94 ID:3ZotYlnP0
ポルナレフ「……!?『鏡の中』に誰か……?」

バッ!

ポルナレフ「ッ!!?しかし後ろには『誰もいない』ッ!!」

ポルナレフ(そういやあの列車の中で承太郎が言ってたか!俺の妹の仇は『鏡を使うスタンド使い』だと!!)

ポルナレフ「貴様がJ・ガイルかコラァァァ〜〜〜〜〜ッ!!『銀の戦車』ッ!!」ビシュンッ

バリィィンッ!

ポルナレフ「手応え……なし……クソッ!鏡の中だけに存在するスタンドか!?とにかく奴は『鏡の中だけに見える』ってことが分かったッ!!」

ダダダッ

承太郎「ポルナレフ!どうした?」

ポルナレフ「承太郎……お前の言ってた鏡を使うスタンド使いが現れたぜ……」

承太郎「何?」

ポルナレフ「俺は本体を探す!おめーらとは別行動をさせてもらうぜッ!!」

承太郎「待ちな!おめーみてぇな『直情タイプ』じゃ死ににいくよーなもんだ」

ポルナレフ「何だとッ!?」

承太郎「俺もついていく、そう言っているんだ」

ポルナレフ「おめーらはDIOを探してんだろ!?俺の復讐に付き合うことはねぇーッ!」

承太郎「あいにく、『仲間』を見捨てるほど血は冷たくないんでな」

ポルナレフ「承太郎………ケッ!勝手にしなッ!!」

承太郎「やれやれだぜ、先に行ってろ、じじいに伝えてからおめ―を追いかける、すぐに追いつく」

ポルナレフ「ああ、ありがとうよ……頭も少し冷えたぜ」

承太郎「……フン」
160 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:08:13.27 ID:3ZotYlnP0
―――――

「ホル・ホース……ホル・ホースよ……」

「なんだい?J・ガイルのだんな」

「ポルナレフが俺の作戦に引っ掛かって、こっちに向かってきている」

「へぇーッ、で?アタシ達が始末するのかい?」

「そうだ……ホル・ホース……前に話した『友情に必要な3つのU』を覚えているな?」

「ああ……『うそをつかない、うらまない、うやまう』だろ?」

「そうだ……俺はお前を『3つのU』に基づいて『信頼』している、俺の期待を『裏切る』なよ?ホル・ホース……」

「任せてよJ・ガイルのだんな」

「よし……それでは行くか」

To be continued……
161 :1 [saga]:2011/03/21(月) 18:09:05.51 ID:3ZotYlnP0
今回はここまでです

次回、ホル・ホース(♀)の活躍をお楽しみに!
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/03/21(月) 18:11:00.86 ID:kRwl4yH3o

意外ッ!ホルホースは女!
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/21(月) 18:42:26.10 ID:gygWjJ730
俺のチェリーも典子ちゃん二レロレロしてもらいたい
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/21(月) 18:46:36.01 ID:JMxwNQC8P
ポルが豚式トイレで用を足してる…だと…
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/03/21(月) 19:10:14.09 ID:z1MugN8AO
もし性格が原作のままなら相当なビッチだなww
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/21(月) 22:29:33.69 ID:g6GoqZhDO
ついにACネタがここにまでwwww
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/22(火) 00:13:04.24 ID:tinWg9C70
このホルホースに旦那って呼ばれたい
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/03/22(火) 10:28:17.53 ID:wR++oBmC0
女版ホルホルか…ちょっと想像つかねえww
169 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:42:28.90 ID:1FpDRQf40
命を運ぶと書いたら命運だよね普通

投下です、尚今回はキャラクター崩壊が著しい場面が多々ありますが

いいよね!二次創作だもの!ごめんなさい
170 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:43:09.41 ID:1FpDRQf40
前回までのあらすじ

前から『帝王』を女性にしようと思っていたのでそうしたが、それだったら『女帝』じゃあないかと考えたがそれではスタンドが『チュミミン』の方になるから『帝王』のままでいいやと思ったのだ
そしてチュミミンと言えば>>1はジョニィしか思い浮かばないのである
171 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:43:43.15 ID:1FpDRQf40
ポルナレフ「おいそこのおっちゃん!両腕とも右腕の男って見たことない?」

おっちゃん「あるよ☆」

ポルナレフ「マジすか!?おせーて!もっとkwsk!!」

おっちゃん「タダで教えろと言うのかな?☆」

ポルナレフ「しゃあ〜〜〜ねーーーなァァーーーッ!!ほらよ!」つ10円

おっちゃん「ねえ……これじゃあうンまぁぁぁ〜〜〜〜い棒一本しか買えないじゃねーか☆」

ポルナレフ「逆に考えろ、5円チョコなら二つ買えるぜ」

おっちゃん「チッ☆しかたないなぁ☆あっちで見たよ☆」

ポルナレフ「そうか、サンキューおっちゃん!」

おっちゃん「どういたしまして☆」

ポルナレフ(かなりうさんくせーが信用するしかねーか……)

ポルナレフ「……ん?おい……ありゃ『女』じゃあねーかッ!俺が聞いたのは『男』だぞ!!」

おっちゃん「知らんよ☆消えちゃったんだモン☆」

ポルナレフ「にゃにィィーーーッ!?」

女「……」

ドドドドドドドドドドドドドドドドド

ポルナレフ「……女でありながらその鋭い眼光!貴様新手のスタンド使いか」

女「『銃は剣より強し』………ンッン〜〜名言だよなこりゃ!!」
172 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:44:24.95 ID:1FpDRQf40
ポルナレフ「おい、俺は名乗れと言ったんだぜ……」

女「あたしの名は『ホル・ホース』!!『帝王』のカードを暗示するスタンド使いさ……」

ポルナレフ「あっそ……おめーが新手のスタンド使いってこたぁーわかったよ……」

ポルナレフ「でもな………おめーにゃ用はないんだよな……おいおめー、両腕とも右腕の男を知らねーか?」

ホース「やれやれ、勝手な男ね、自分から名乗れと言っておいて………」

ホース「でも、両腕とも右腕の男ならあたしと一緒に来たよ………近くにいるぜ?」

ポルナレフ「なんだと……!!おい!それはどいつだッ!!答えろッ!!」

ホース「それこそ答える必要はない!アンタはここであたしが始末するッ!!」

ポルナレフ「何ィィィーーーッ!?おめーが?俺を?始末する?」

ポルナレフ「ダーーーーッハッハッハッハッハッ!!こいつはお笑い草だぁ!!俺に対してそんな言葉を吐いたスタンド使いはみんな『カス』みてーな奴だったぜ?」

ホース「プッ!クスクス、ヒヒヒ」

ポルナレフ「何がおかしい貴様」

ホース「いや……アンタがあまりにも『噂通りなお人』だから……自然と笑いが出ちまった!」

ポルナレフ「やれやれだ……女を斬るのは騎士道に反するが、てめーを斬らにゃあ会えねえやつがいるってんなら」

ポルナレフ「ブッタ斬る!それだけだ」
173 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:44:55.91 ID:1FpDRQf40
ホース「『じゃんけん』ってあるよな?パーはグーに強い、しかしそのパーはチョキには弱い……」

ホース「これが『闘いの原則』、要は『相性』よ、アンタのスタンドじゃああたしのスタンドには勝てない……」

ポルナレフ「ほぉぉぉーーーッ、そんなに自分のスタンドに自身があるのかい?どんなスタンドよ?ええ!?」

ホース「あたしのスタンドは『拳銃』よ、『拳銃』に『剣』は勝てない」

ポルナレフ「なぁぁにぃぃぃーーーっ?おハジキだァァァ〜〜〜ッ?やっちまったなぁ!!」

ポルナレフ「ワッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハーーーーーッ!!!!」

ホース「プッ、クククククイヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ」

ポルホル「だぁぁぁーーーーひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!」

ホース「と、見せかけて隙ありだッ!!やはり甘く見たなポルナレフッ!!」

ホース「悪いけど……死んでもらうよッ!!『帝王(エンペラァァァーーーーッ)』ッ!!!」

バキュウウゥゥゥーーーーンッ

ポルナレフ「『銀の戦車』ッ!!」

ポルナレフ(甘く見たのはおめーだぜ、甲冑を脱ぎ捨てりゃあ、こんな速さの弾丸なんざ軽く叩き落とせるッ!!)

ポルナレフ「アーマーテイクオフッ!!」ボンッ

ポルナレフ「そこだッ!!」ブンッ

グゥゥニャアアァァァーーーッ

ポルナレフ「!!?弾丸が……弾丸の軌道が曲がりやがったッ!!?」

ホース「我が『帝王』の恐ろしいところは……その『弾丸』までもが『スタンド』だということよ」

ポルナレフ(し……しまっ……)
174 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:45:27.51 ID:1FpDRQf40
ビシィッ

ポルナレフ「!!?」

ホース「何っ!?」

承太郎「『星の白金』………」

ポルナレフ「じょ……承太郎ッ!!」

ホース「馬鹿な……あたしの『帝王の弾丸』を素手で掴んだだとッ!!?」

承太郎「この弾丸もスタンドなのだろう?だったらよぉ、俺の『星の白金』で簡単に掴みとれる」

承太郎「てめーも知ってるよな、俺の『星の白金』は機械以上に正確に、力強く活動する………」

ホース(し……しまった……!ポルナレフを始末できなかった挙句、承太郎と言う強力な助っ人を呼んじまったッ!!)

ホース(す、すまねぇJ・ガイルの旦那……あたしには……できなかった………!!)

ユラリ

「ホル・ホースよ………」

ポルナレフ「!?」

承太郎「何者だ?」

ホース「あ……あぁ!J・ガイルの旦那!!」

ポルナレフ「何ッ!?『J・ガイル』だとッ!?」

承太郎「両腕とも右腕の男か……」

J「ホル・ホース………友情に必要な3つのU、今ここで復唱してみろ」

ホース「え?え……と、『うそをつかない、うらまない、うやまう』………」

J「そう……そして俺はお前に『ポルナレフを始末して来い』と言ったよなぁ?」

ホース「あ、ああ」

J「なのにこの有様……貴様、俺を『裏切った』な?」

ホース「う、裏切るだなんて……!?ち、違う!あたしは……ご、ごめんよ……あたしには……できなかった……!!」

J「そうか、失敗したか………」

ホース「ごめん……ごめんなさい……」



J「この『裏切り者』が」
175 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:46:03.55 ID:1FpDRQf40
ホース「え?」

ザクッ

ホース「………え?」

ドサァッ

ポルナレフ「!!?」

J「貴様は俺の『信頼』を裏切った……『裏切り者』には、然るべき報いを与えなくちゃあなぁぁぁ……」

J「お前もそう思うだろう?ポルナレフよ」

ポルナレフ「てめえ……今、そいつに何をした?」

ポルナレフ「背中から血が出てるぞ……てめえがやったんだろ?仲間じゃあなかったのかよ……なあ、おい」

ポルナレフ「てめーーーーーーーッ!!自分の仲間に何をやったんだァァァァァアアアァァァァァァァァァアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!???」

J「言ったろう?『報い』だよ、これは……」

承太郎「ポルナレフ」

ポルナレフ「承太郎は下がっていてくれ!……あの女は、確かに俺たちの敵だよ、俺たちからすりゃ倒れてくれてラッキーな奴だ」

ポルナレフ「だがよォォーーーッ、あのクズは!!自分のことを信頼してくれていた『仲間』を失敗したからと言って簡単に『捨てた』んだッ!!」

ポルナレフ「俺にはそれが許せねえッ!!妹とあの女の無念ッ!!そしてこの俺自身の恨みをのせたこの剣でッ!!」

ポルナレフ「このジャン・ピエール・ポルナレフが貴様をじきじきに地獄へ叩き落としてやるッ!!」
176 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:46:32.59 ID:1FpDRQf40
承太郎「なぁに、俺もあのクズ野郎にはムカッ腹が立っていたところだ、だが、今回はおめ―に任せるぜ」

ポルナレフ「―――――サンキュー承太郎」

承太郎「ただ一つ……一つだけだ、約束しろ」

ポルナレフ「何だよ」

承太郎「死ぬなよ」

ポルナレフ「……俺が死ぬとでも?」

承太郎「おめーなら死んででも刺し違えかねんからな、フフフフ」

ポルナレフ「ハハハハハハハ!わかった!俺も騎士だ、約束するよ承太郎……あの女を頼んだ」

承太郎「ああ」

ポルナレフ「よし、行けッ!!」

ダダダダダダッ

J「良かったのか?承太郎を行かせて」

ポルナレフ「勘違いするなよ、おめーの相手なんざ俺一人で十分ってことだ」

J「……」ニヤリ

ポルナレフ「――――ッ!『銀の戦車』ッ!!」シュピンッ

ポルナレフ(馬鹿な、さっきまで奴のスタンドはホル・ホースの背後にいたはずだ!しかし今は俺の背後の水たまりにいやがる!!)

J「どうしたポルナレフ?斬れてないぞぉぉぉ〜〜〜?」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2011/03/22(火) 19:46:46.68 ID:vuomuQ8wo
ポルポルかっこいい
178 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:47:08.81 ID:1FpDRQf40
ポルナレフ「………あッ、そうか!なんだそういうことか、カハハ、くだらねースタンドだぜ」

J「……何?」

ポルナレフ「いやータネがわかってみりゃアホらしいスタンドだなぁおい!」

J「わかったのか?俺のスタンドの秘密が?」

ポルナレフ「いやーマジで貧弱貧弱ってやつ?笑えるわ!」

J(本当にわかったのか……?とりあえず、危険だ、いったんスタンドをこっちに戻すか)

ヒュンッ

ポルナレフ「かかったなアホがァァーーーーッ!!『ラスト・ショット』ッ!!」ボヒュンッ

ザクゥゥッ!

J「な……グバアァッ!!?」

ポルナレフ「やれやれ、俺にこの技を使わせたのは貴様が初めてだぜJ・ガイル、もっと喜びな」

J「い……いでえぇえぇぇぇぇぇえぇーーーーッ!!!」

ポルナレフ「嬉しい悲鳴ってか?笑えねーな」

J「な……何をした!?貴様、本当に俺のスタンドの秘密がわかっていたのかッ!!?」

ポルナレフ「いや?全然わからなかったよ?」

J「な……んだと?」
179 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:48:11.82 ID:1FpDRQf40
ポルナレフ「ハッパをかけたのさ、とにかくわかったふりをしてりゃあ、用心深い貴様は必ず一度スタンドを自分の下に戻すと思ったのさ」

J「こ……この俺を嵌めたのか!?」

ポルナレフ「騙される方が悪いんだよ!!ホル・ホースも……てめーみてーな野郎にたぶらかされたことが、一番の不幸だったんだ……」

J「う、おおお……貴様ァァァ……!!!」

ポルナレフ「……さて!長話もあれだな!続きはあの世でやってくれ!」

ポルナレフ「せいぜい閻魔様とよろしくやるんだな、その前に、閻魔様に任せられないことをやっておくか」

J「ゆ……許して……」

ポルナレフ「この瞬間を、どれだけ待ちわびたことか………判決を言い渡すぜ、貴様は……」

ポルナレフ「『針串刺しの刑』だッ!!おおおおおぉぉぉぉぉぉぉおおおぉぉおおぉぉおおぉぉぉおおおりゃあああああああぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁぁーーーーーーーーーーッ!!!!!」

ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクゥッ!!

―――J・ガイル  死亡
    スタンドは『吊られた男(ハングドマン)』

ポルナレフ「後は閻魔様に任せたぜ、そして、仇は討ったぜ、安らかに眠れ、我が妹シェリーよ」

―――ありがとう、お兄ちゃん

ポルナレフ「……!?…………幻聴、か」

ポルナレフ「……さぁーて!湿っぽいのは俺には合わねーぜ、承太郎のもとに戻るか、ホル・ホースのことも気になるしな」
180 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:48:40.27 ID:1FpDRQf40
―――――

承太郎「……!ポルナレフ」

ポルナレフ「よぉ!承太郎!」

承太郎「その顔は……そうか、仇討ちは果たしたんだな」

ポルナレフ「ああ、無事にな……」

承太郎「仇討ちを終えて、おめーとはここでお別れか」

ポルナレフ「ああ、それなんだがな承太郎」

ホース「う……ん?」

ポルナレフ「お、目が覚めたかホル・ホース」

ホース「あ、アンタは……!」

ポルナレフ「おいおい!そう身構えるな!おめーも考えてみりゃあJ・ガイルの被害者だもんな……」

ホース「J・ガイルの旦那……」

ポルナレフ「……なぁ、お前はこれから先どうするんだ?」

ホース「……あたしは、流浪の旅人だ、家なんてない、今まで通り、旅を続けるだけ……」

ポルナレフ「お前さえよけりゃあ、俺たちと一緒に来ないか?」

ホース「……え?」

承太郎(……なるほどな、ポルナレフの野郎……フフ、俺も、たまには花京院に構ってやるか……)ニヤリ

ポルナレフ「俺よ、思うんだよなァーッ、敵と闘った後に、河原に寝転んでよ、「フフフ、おめーやるじゃあねーか」「ヒヒヒ、お前こそ」、みてーな友情があってもさ!!」
181 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:49:45.57 ID:1FpDRQf40
ホース「ポルナレフ……」

ポルナレフ「それによ、剣と銃は、互いに闘えば相性悪いが、共に闘えばこれ以上ない最強のタッグになると思うんだ」

ホース「………」

ポルナレフ「えーとな、一緒に来るか?じゃないな………うん、ホル・ホース!俺たちと一緒に来い!!」

ホース「……いい、の?あたし……敵なんだぞ?」

ポルナレフ「ふん!んなの関係ねーッ、お前は、俺たちの『仲間』だ」

ホース(仲間……なんだろう、J・ガイルの言ってた『ナカマ』より、もっと、温かい……)

ポルナレフ「どうだ?ホル・ホース」

ホース「……『NO.1よりNO.2』、これがあたしの人生哲学」

ポルナレフ「……え?」

ホース「文句ある!?」

ポルナレフ「え!?いや……つまり、どういうことだよ」

ホース「いいよ、あたしもアンタたちについて行く、あたしがNO.2で、アンタがNO.1!『ポルホルタッグ』、ここに結成よ!!」

ポルナレフ「そうか!これからよろしく頼むぜ」スッ

ホース「あ……」スッ

ギュッ(握手ですよ)

ホース「〜〜〜〜ッ///」ボンッ

ポルナレフ「うわッ!てめー顔が真っ赤じゃあねーかッ!もしかして熱でもあんのか!?」

ホース「う、うるさい!ほっとけ!!」

ポルナレフ「ほっとけっか!もう『仲間』なんだぜ俺たちゃあ!」

ホース「〜〜〜ッ///うるさいうるさい!!ほっとけ!」

ポルナレフ「な、なんなんだよ……わかんねーぜ、女ってやつは!」

承太郎「……やれやれだぜ」

―――ホル・ホース  ジョースター一行に加わる
       スタンドは『帝王(エンペラー)』

To be continued……
182 :1 [saga]:2011/03/22(火) 19:50:27.69 ID:1FpDRQf40
今回はここまででーす!
三部に入って初めてまともなイチャイチャを書いた気がする
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/03/22(火) 19:57:10.01 ID:iIzDRKUao
いいねいいね最高だね!
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 20:11:38.57 ID:x0yt2O9DO
まさかの仲間入りだとォーーーッ!?
おのれポルナレフ
ホースさんはズボンだと味気ないのでホットパンツとかがいいと思います


誰か絵に描いて
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/22(火) 21:16:05.48 ID:kIL+ekr2o
おつー
やっぱ仲間になったか
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2011/03/22(火) 21:18:15.35 ID:vuomuQ8wo
貼っとくか
ttp://iup.2ch-library.com/i/i0268250-1300796255.gif
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 23:37:20.42 ID:Apz1f4dDo
ホルホルさん正史でも仲間になる予定だったんだっけ?

アヴドゥルさん・・・
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/23(水) 06:19:47.90 ID:EbMGftcko
立った!
ポルナレフにラブコメ展開の可能性が立った!
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/03/23(水) 07:57:13.49 ID:WzclBZGao
>>1
ホル・ホース予定通り仲間になったんだな

>>184
ワイルドアームズ5にそんな格好のやつがいたな、関係ないけど
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/03/23(水) 12:01:31.99 ID:eV234ZsAO
エンペラーって帝王じゃなくて皇帝じゃね?
191 :1 [sage]:2011/03/23(水) 13:07:15.06 ID:64XddDnAO
>>190
あッ!!

……あ

フフフよく気がついたな、誉めてやるぞ>>190ナレフ

ごめんなさい

『皇帝』に脳内変換しておいてください、ごめんなさい
192 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:30:49.60 ID:pIKdRyLM0
投下だよ
193 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:31:17.67 ID:pIKdRyLM0
前回までのあらすじ
エンペラーを『帝王』とまちがえてしまったのだ
正しくは『皇帝』なのだ
ちなみに『皇帝』はタロットの4番目で『支配、安定、成就・達成、男性的、権威、行動力、意思、責任感の強さ』を暗示するのだ
男性的だと?
194 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:31:45.56 ID:pIKdRyLM0
キーンコーンカーンコーン

ジョナサン「というわけで」

ホース「………」

ジョナサン「今日は転校生を一人紹介するぞ!君、自己紹介を」

ホース「お、おう、あたしは『ホル・ホース』、スタンドは『皇帝(エンペラー)』、銃を象ったスタンドだ」

ジョナサン「なるほど、では席は……お、ポルナレフ君の隣りが空いているな、そこに座りなさい」

ホース「は……はい」

―――あたしの名前は『ホル・ホース』、親の仕事の都合で三日前、この町に引っ越してきた超絶美少女だ
   そして今日から、この学校に通うことになったんだ

ホース「あ、あの、これからよろしくな……」

ポルナレフ「……」

ホース(な、なによ、無愛想な奴……)

ジョナサン「それじゃあ授業をはじめえるぞ!一時間目は国語だな」

ホース「あ……」

ホース(どうしよう、教科書忘れてきちゃった、転校初日なのに、馬鹿だなぁあたし……)

スッ

ポルナレフ「ん」
195 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:32:13.82 ID:pIKdRyLM0
キーンコーンカーンコーン

ジョナサン「というわけで」

ホース「………」

ジョナサン「今日は転校生を一人紹介するぞ!君、自己紹介を」

ホース「お、おう、あたしは『ホル・ホース』、スタンドは『皇帝(エンペラー)』、銃を象ったスタンドだ」

ジョナサン「なるほど、では席は……お、ポルナレフ君の隣りが空いているな、そこに座りなさい」

ホース「は……はい」

―――あたしの名前は『ホル・ホース』、親の仕事の都合で三日前、この町に引っ越してきた超絶美少女だ
   そして今日から、この学校に通うことになったんだ

ホース「あ、あの、これからよろしくな……」

ポルナレフ「……」

ホース(な、なによ、無愛想な奴……)

ジョナサン「それじゃあ授業をはじめえるぞ!一時間目は国語だな」

ホース「あ……」

ホース(どうしよう、教科書忘れてきちゃった、転校初日なのに、馬鹿だなぁあたし……)

スッ

ポルナレフ「ん」
196 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:32:41.18 ID:pIKdRyLM0
――昼休み

ポルナレフ「ちくしょー腹ぁ減ったぜーーッ」

ホース「……ん」

スッ

ポルナレフ「な、なんだよ」

ホース「お、お礼よ、今日の……」

ポルナレフ「そ、そうか……」

ホース「ほ、ほら!アーン!」

ポルナレフ「んなッ!?て、テメーよせよ!こっ恥ずかしいじゃあないかッ!!」

ホース「い、いいじゃない!ほら!」

ポルナレフ「ち……ちっ!あ、アーン!」パクッ

ホース「……///」

ポルナレフ「サ、サンキュー……な///」

ジョナサン(フフフ、ポルナレフよ、ぼくは知っているぞ、君が今日の一時間目だけじゃなく、全ての時間において彼女に教科書を譲っていたことを)
197 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:33:12.57 ID:pIKdRyLM0
―――――――――――――――

ジョナサン「という前回までのあらすじだよ」

ポルナレフ「違うし長えよ!!本編入ったかと思ったよ!!」

承太郎「やれやれ、俺も本当なら今頃そんな学校生活を送っていたのかもしれねえな」

ジョナサン「小学生の設定だったのだけれどな」

ホース「そ、その……」

ポルナレフ「なんだよ!」

ホース「お前も……『はい、アーン』ってやつ、してほしいのか?」

ポルナレフ「えっ……」

ホース「……///」

ポルナレフ「……ち……チッ!今回だけだからな!」

ホース「……!」パァァ

承太郎(すごくいい笑顔だ)

ジョナサン(懐かしいな、ぼくも新婚当初はディオと……)

花京院(この二人……参考になりますね、しかしなんだろう、この先を越された感)

アヴドゥル(リア充は燃やし尽くしてやる)
198 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:33:44.97 ID:pIKdRyLM0
第17話『紳士VS女帝』


ジョナサン「さて、それではエジプトへ急ごう」

承太郎「日本を出て15日か……」

ポルナレフ「よし、行くか」

ホース「おう!」

花京院「まだまだ先は長い……油断は禁物ですね」

アヴドゥル「では参りましょう!」

ドンッ

ジョナサン「んんッ!?」

女「キャッ」ドサッ

ジョナサン「ン、すまない、前方不注意だった、許してください」

女「いえ、私も前を向いていなかったから……」

ジョナサン「…!すりむいていますね、申し訳ない、とりあえずこのハンカチで応急処置をしておきます、それと、少ないですが薬代にしてください」チャリン

女「そんな!ご親切に……」

ジョナサン「いえ、私の不注意が招いた事故です、すみませんでした」
199 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:34:11.71 ID:pIKdRyLM0
女「あ、あの!もし良ければお名前を……」

ジョナサン「ジョースター、ジョナサン・ジョースター」

ジョナサン「では」

女「あの…長い旅なのでしょうか」

ジョナサン「……まぁ、そうですね」

女「それなら、私の車をお貸ししましょう」

ジョナサン「車を……?よろしいのですか?」

女「ええ、私も聖地ベナレスに用があるので、そこまでなら」

ポルナレフ「ジョースターさん、お言葉に甘えようぜ」

ジョナサン「そうだな、すみません、お世話になります」

女「いいえ、困った時はお互い様ですよ」

承太郎「やれやれ、ありがたいな」


女「………フフフ」ニヤリ
200 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:34:38.24 ID:pIKdRyLM0
――――――

ブオオーーーッ

ジョナサン「………」ハァハァ

承太郎「……?おいじじい、どうした、顔色が悪いぜ」

ジョナサン「承太郎……これを見てくれ」スッ

承太郎「……?でっかい虫さされか何かか?」

ジョナサン「にしては大きすぎると思わないか?」

承太郎「そうだな………奇妙だな、こんな虫さされは見たことがねえ、早いとこ医者に診てもらった方がいいぜ」

ジョナサン「そうだな……聖地ベナレスで、医者に診てもらう、承太郎、みんなを頼むぞ」

承太郎「ああ……じじいも、こんなとこでブッ倒れるんじゃあねーぜ」

ジョナサン(波紋も効かない……完全に身体と一体化しているのか、厄介だな、こんなときばかりは考古学じゃあなく医学を専攻しておけばよかったと思うよ)

―――

医者「フーム、切除しましょう」

ジョナサン「そんなに悪いのかい?」

医者「バイキンが入ってるね……放っておくと腐って悪化するよ」

ジョナサン「ふむ……それじゃ、頼みますよ」

医者「任せなさい、英国で勉強した知識をフル活用よ」
201 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:35:08.42 ID:pIKdRyLM0
―――

医者「じゃあ始めるね」

ジョナサン「うん、すまないがぼくは横を向いておくよ、切られるところは見たくない……」

………

…………

……………

ジョナサン「……おい?まだかい?」

チラリッ

医者「ぐああばばあああかあああああああああ」ブシューーーッ

ジョナサン「な、ナニッ!?切られている……『医者』のほうがッ!!」

「チュミミーーンッ!あたいを切ろうなんてとんだマヌケソクターだねェェーーーッ!!」

ジョナサン「何ィィッ!?ぼくの出来物が『喋っている』!?!」

女帝「あたしが『女帝(エンプレス)』よチュミミン!まずはジョナサン!お前から血祭りにあげちゃるよ!!」

ジョナサン「お前が『女帝』だとッ!?クッ!」ガシッ

ジョナサン「このメスで切り取ってやる!」

ガキィィンッ

ジョナサン「なんと!?なんて力だ、逆にメスを取られちまった!!」

女帝「ざまぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!」

ジョナサン「くそ!」
202 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:35:34.46 ID:pIKdRyLM0
女帝「あたいはあんたなんだよォォーーッ!自分を切るつもりかいマヌケ!!」

ナース「キャァァァーーーーーッ!!先生がァァァァァーーーーッ!!」

ジョナサン「!!お、落ち着いてください!ぼくは」

女帝「ぼくが犯人でぇぇぇーーーーーーすッ!!名はジョナサン・ジョースター!英国紳士!!ホテルクラークスに泊ってます!」

ジョナサン「なッ!貴様ッ!!」

女帝「アンタみたいな若い娘がだぁぁぁーーーーーい好きな変態紳士です!ウホホフヒヒ!!ぼくとホテルで愛の逃避行でもいかがですかァァーーーーーッ!!?」

ナース「ひッ、人殺しィィィィーーーーーーーッ!!!」ダッ

ジョナサン「く、くそッ!これでこの町にいられなくなってしまった……!」

女帝「くくくけけけけけここここここ!!これからよろピくねーーーッ!」


To be continued……
203 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:36:32.52 ID:pIKdRyLM0
はーい、今回はここまでです
間違いを指摘してくださる方、毎回ありがとうございます、そしてごめんなさい
204 :1 [saga]:2011/03/23(水) 18:38:44.51 ID:pIKdRyLM0
あ、>>195にミスが

キーンコーンカーンコーン

ジョナサン「というわけで」

ホース「………」

ジョナサン「今日は転校生を一人紹介するぞ!君、自己紹介を」

ホース「お、おう、あたしは『ホル・ホース』、スタンドは『皇帝(エンペラー)』、銃を象ったスタンドだ」

ジョナサン「なるほど、では席は……お、ポルナレフ君の隣りが空いているな、そこに座りなさい」

ホース「は……はい」

―――あたしの名前は『ホル・ホース』、親の仕事の都合で三日前、この町に引っ越してきた超絶美少女だ
   そして今日から、この学校に通うことになったんだ

ホース「あ、あの、これからよろしくな……」

ポルナレフ「……」

ホース(な、なによ、無愛想な奴……)

ジョナサン「それじゃあ授業をはじめえるぞ!一時間目は国語だな」

ホース「あ……」

ホース(どうしよう、教科書忘れてきちゃった、転校初日なのに、馬鹿だなぁあたし……)

スッ

ポルナレフ「ん」

ホース「え……?」

ポルナレフ「教科書」

ホース「え………」

ポルナレフ「忘れたんだろ?貸してやるよ」

ホース「そ、そんな、悪いよ、あたしが悪いんだし……」

ポルナレフ「気にするな、おい先生!!教科書忘れてきちまった!」

ジョナサン「何?また忘れたのか!?今日は給食抜きだぞ!!」

ポルナレフ「なにィィ〜〜〜ッ!?チクショー」

ワハハハハハハハハハハハハハハ

ホース(ポルナレフ君………)


が正しいです、すみません
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/23(水) 20:16:27.72 ID:rh6FSPiyo
おつー
そういえばヴ男生きてるww
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 20:59:50.44 ID:PodNylKDO
ラブコメ漫画「ジョジョの奇妙な学園」が始まったかと思ったがそんな事はなかったぜ!!

アヴさん独りか、可哀相だから脳内でイギーとくっ付けてやろう
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/23(水) 21:33:10.24 ID:Zl1F/ixq0
いやここはミドラーと
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 21:53:03.77 ID:wEKQhb1IO
アヴ「ホリィさんがいいです」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/24(木) 02:11:21.45 ID:LZHp857Oo
グンバツさんだったら爆発しろ
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/24(木) 03:25:04.40 ID:RYH9UAza0
女ホルかわいい
211 :1 [saga]:2011/03/24(木) 18:34:35.64 ID:PkQbaPyR0
すみません、今日は投下できません
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/24(木) 19:48:03.12 ID:sCXZ1sKR0
キニスンナ
213 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:20:10.27 ID:TGHDoW0y0
短いけど投下します
214 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:20:38.87 ID:TGHDoW0y0
前回までのあらすじ
ホル・ホースは俺の嫁なのである
215 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:21:06.07 ID:TGHDoW0y0
ジョナサン「くッ……!!この『女帝』とかいう奴!いつの間にか『腕』が生えている……成長するのか?」

女帝「うけけけけーーーーッ!!」

ジョナサン「くそッ!こっちもかなり痛いけど引き千切ってやるッ!!『スペード・ナイン(紳士の剣)』ッ!!」

グルゥゥーーーッ

女帝「うおおおんッ!!し…絞まる……」ギュッ

ジョナサン「ぬうおおおおおおおッ!!」ギリギリッ

女帝「痛いんだよド低脳ッ!!オラァァッ!!」

バキッ

ジョナサン「ぐはああぁっ!!?」

ジョナサン(馬鹿な……もうぼくに手が届くほどに成長したのかッ!!?)

女帝「フハハハハハーーーーッ!!みなぎるぞパワーッ!!溢れだすほどハードッ!!」

ジョナサン「ちょ……調子に乗っているな……」

女帝「これからは『親の腕かじり』と呼んでねパパァァーーーッ!!うひひひひえっへへへへへへ!!」
216 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:21:31.26 ID:TGHDoW0y0
―――――

アヴドゥル「ここがあなたの家なのですか?」

女「はい」

アヴドゥル「しかし……何故私を?」

女「それは……あなたに『一目ぼれ』したからですわ!」

アヴドゥル「な、なんですと!?」ドキドキーン

アヴドゥル(お、落ち着くんだモハメド・アヴドゥル!こういうときは落ち着いて、愛の告白のひとつでもするべきなんじゃあないのか!?)

女「さぁ……どうぞ、お入りください」

アヴドゥル「ま、待ってください、私の返事も聞いてください……」

女「……」
217 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:22:02.94 ID:TGHDoW0y0
―――――

ジョナサン「やれやれだ……ッ!ぼくのスタンド能力で本体がどこにいるか念写したいが、カメラがない……」

女帝「ひーーーひっひっひ!!もう腕が頸動脈に届くよ―――ッ!!ぶっ殺してやんよォ老いぼれがぁぁぁーーーーッ!!」

ジョナサン「……覚悟を決めるか」

女帝「何の覚悟だいッ!?死ぬ覚悟かぁぁーーーッ!!?」

ジョナサン「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ!!」コォォォォ

女帝「!?」

ジョナサン「震えるぞハート……燃え尽きるほどヒートッ!!我が覚悟を見よ『女帝(エンプレス)』ッ!!」

ジョナサン「『山吹色の波紋疾走(サンライトイエローオーバードライブ)』ッ!!」

バシィイィィィーーーッ!

女帝「ビリッときたァァ――――ッ!!だがマヌケェ!『スタンドはスタンドでしか倒せない』というルールをお忘れかボケジジーーーッ!!」

ジョナサン「『倒す』ために放ったのではない……」

ドロォ

女帝「!!?『溶けている』……!?」

ジョナサン「うぐうぅぅ……!ぼくの波紋は、人間の皮膚を溶かし、気化させるまでに強化されている……」

女帝「なッ!あたしの寄生している腕の周りの肉が溶けて……!!」

ジョナサン「い……今なら、引き千切れそうだね、フ、フフ……」

女帝「こ、こいつ!なんてオソロシーことを考えやがる!!」

ジョナサン「『覚悟』が違うんだよ……ぼくはDIOを救うために、この腕をなくそうとも!!立ち止まるわけにはいかないのだッ!!!」

ジョナサン「覚悟しろッ!!『スペード・ナイン』ッ!!」ビシーーッ
218 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:22:38.93 ID:TGHDoW0y0
女帝「や……やめてッ!!」

ジョナサン「君がッ!離れるまでッ!!引っ張るのを止めないッ!!!」

女帝「G……GYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッ!!」

ブチブチィィッ!!

ジョナサン「ぐあああああああああッ!!」ブシュウウゥゥーーーッ

ジョナサン「ハァッ!ハァ!……親の腕かじり、か……」

ジョナサン「ぼくの息子は……親に頼る前に死んでしまったよ……」

ジョナサン「……さて、本体を探すか」

―――――

アヴドゥル「わ、私もあなたに『一目ぼれ』したッ!」

女「……」

アヴドゥル「は、ははは、両想いですな!それでは」

アヴドゥル「あ……愛の誓いのキッスを……!!」

女「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!」パァンッ

アヴドゥル「ぎょええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!?」

ジョナサン「そいつが敵スタンドの本体だったのか」

アヴドゥル「ジョ、ジョースターさん!」

ジョナサン「肉襦袢みたいなのを纏って変装していたのか、アヴドゥル、人は外見だけで判断してはいけないという教訓を得たね」

アヴドゥル「う……うう、初めて女性から告白を受けたと思ったのに!!」

ジョナサン「ま……君は君らしく生きていけばいい、そうすれば、おのずと良い女性が現れるよ、今日は、おごってあげるから……」

アヴドゥル「しくしく……うおおおぉぉーーーーん」


To be continued……
219 :1 [saga]:2011/03/25(金) 15:23:34.81 ID:TGHDoW0y0
今回はここまでです
アヴドゥル?知らんよ
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/25(金) 16:36:15.94 ID:+JilJsxDO
歳が三桁のジジイが腕の肉引き千切るとかwwwwww

ぞぞぞっーーおそろしや
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 18:11:23.39 ID:DrxiuU6DO
アヴさんにフラグ…だと?認めな…


初めてだったのか、短い夢だったな!
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 18:40:25.50 ID:xP2Cjtdko
ジョナサンの台詞が切ない・・・

アヴドゥルはもっと切ない・・・
223 :1 [sage]:2011/03/25(金) 23:13:33.35 ID:1pxrle0AO
お知らせ

明日は更新できません、ただでさえ投下レス数が少ないのに休みが多く毎回読んでくださる方、投下を楽しみにしてくださっている方にはご迷惑をおかけします、申し訳ありません
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/26(土) 05:13:32.84 ID:uaDmhvFJo

アヴドゥルカワイソス(´・ω・`)
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/26(土) 07:45:01.46 ID:AfEHP6jSo
報告乙です
最新話も楽しく読ませてもらったよー
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/27(日) 16:42:09.07 ID:hrT9sxIno
地震で本棚壊れてから久しぶりにジョジョ読み返してるんだけど、62巻でセッコがチョコラータのことチョコラートって呼んでるんだけど、誤植ってやつかな?
227 :1 [saga]:2011/03/27(日) 19:17:47.86 ID:+xUZ4XqJ0
>>226
チョコラートの方が高級そうだぜ!!

短いけど投下なんだぜ
228 :1 [saga]:2011/03/27(日) 19:18:44.10 ID:+xUZ4XqJ0
前回までのあらすじ

紳士の覚悟はすごいのだ
アヴドゥルはかわいそうなのだ
229 :1 [saga]:2011/03/27(日) 19:19:37.74 ID:+xUZ4XqJ0
第18話『VS運命の車輪』


――パキスタン国境近く

ジョナサン「うっ……」

花京院「あまり動かさないほうがいいですよジョースターさん、傷口が開きますよ」

ジョナサン「そうだね……波紋で痛みは和らげているが、さすがに年だな、治りが遅いよ」

承太郎「やれやれ、無茶しすぎだぜじじい」

ジョナサン「すまない」

ブロロロロロロロロロロロ

ポルナレフ「道幅の狭い道も多くなってきたなぁ〜、前の車ちんたら走ってんじゃあなーよ」ゴホゴホッ

ホース「追い抜く?」

ポルナレフ「……やるかぁ?」ニヤ

ホース「いっちゃえ!」

ポルナレフ「よっしゃ!追い抜くぜッ!!」
230 :1 [saga]:2011/03/27(日) 19:20:10.49 ID:+xUZ4XqJ0
ギャバババババババ

承太郎「うおっ」

花京院「ポルナレフ!運転が荒っ」

グラッ

花京院「きゃあ!」

承太郎「おっと」ガシッ

花京院「あ……」

承太郎「大丈夫か花京院」

花京院「は……はい…大丈夫です……」

花京院(わ……私、今、承太郎に抱きついてる……!)ドキドキ

ポルナレフ「フハハーーッ!さっすが4WDだ!荒れ地でもへっちゃらよのォーー!!ところで花京院、今何か言った?」

花京院「いえ、何でもないですわ」キリッ

ポルナレフ「?」

ジョナサン「ポルナレフ、事故だけは避けてくれよ、不本意だが今ぼくは指名手配にかけられているからね……」

承太郎「捕まったら終わりだな、無事に国境を越えてえところだ」

アヴドゥル「インドともお別れですね」
231 :1 [sage]:2011/03/27(日) 19:27:45.21 ID:+xUZ4XqJ0
誤爆に気付かなかった……ホント申し訳ないことをした……死にたい
sageで続き投下します
232 :1 [sage]:2011/03/27(日) 19:29:05.09 ID:+xUZ4XqJ0
承太郎「なかなかいい国だったぜ、カルカッタの雑踏やガンガ―の水の流れが早くも懐かしいぜ」

ポルナレフ「俺にとっちゃ思い出深い国になった、ここでJ・ガイルに引導を渡せたのも大きいが……」

ポルナレフ「ホル・ホースという仲間に出会えた、それが一番大きいかな」

ホース「あたしも……ここ、インドでポルナレフと出会って、人生が180度変わった気がする」

アヴドゥル「……燃やしてやろうか」ボソッ

花京院「私は……やはり慣れませんでした……」

ブオオオーーーーッ

ポルナレフ「……?」

承太郎「おい、あれはさっき追い越した車じゃあねーのか?」

ポルナレフ「みてぇーだな……さっきはトロトロ走ってたクセに……」

ジョナサン「ポルナレフ、道を譲ってやりなさい……」

ポルナレフ「仕方ね―な……」クイックイッ

ブロロロロロロロ………

ポルナレフ「やれやれだぜ……」

トロトロォォーーーーーッ

ポルナレフ「へ?」

ホース「な、何?またトロトロ走って……譲ったんだから早く行きなさいよォォーーーーッ!!」
233 :1 [sage]:2011/03/27(日) 19:29:34.91 ID:+xUZ4XqJ0
アヴドゥル「リア充だから嫌われたんじゃあないスか?」(さっき荒っぽいことをしたから怒ってんじゃあないのですか?)

承太郎「ポルナレフ……ドライバーの顔は見えたか?」

ポルナレフ「いや……窓が埃まみれで見えなかったぜ」

承太郎「お前もか……追手のスタンド使いかもしれねえな……」

ホース「気をつけて、ポルナレフ」

スーッ

承太郎「!おい、運転席の窓が開いたぞ」

クイクイッ

ポルナレフ「先に行けだとォォーーッ?ケッ!性能がぼろいくせに無茶するからだバーカ!」

ホース「……!ポルナレフッ!!先に言っちゃダメ!!それは『罠』よッ!!『皇帝(エンペラー)』ッ!!」ズギャンッ

バキューーンッ

運転手「……!」パァンッ

ポルナレフ「!!ホル・ホース!いきなり前の車のタイヤを撃ち抜いて……!!」

運転手「……!!」

ギャルギャルギャル!!

パァァァーーーッ!

ポルナレフ「と……トラックだと!?」

運転手「!!?」

ドッゴォォォアアーーーーッ!!

ポルナレフ「ヒエエーーッ!やばかった……先に行ってたら、俺たちがあのトラックと事故ってたかもしれねえな……」

承太郎「ここで一言」

ポルナレフ「『事故』る奴は……『不運(ハードラック)』と『踊(ダンス)』っちまったんだよ……」

ジョナサン「何故罠だとわかったんだい?」

ホース「思い出したのよ……『車』を使う『スタンド使い』……」

ホース「名を、『運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)』ッ!!!」


To be continued……
234 :1 [sage]:2011/03/27(日) 19:32:27.15 ID:+xUZ4XqJ0
どうしよう……謝罪はしたけどほんとマヌケなことをした……気付かずに何回も誤爆して……飛びたい

本当に本当に申し訳ありませんでした……
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/03/27(日) 19:55:37.21 ID:QtcPox7Co
専ブラ使ったらいいんじゃない?
236 :1 [sage]:2011/03/27(日) 20:11:54.07 ID:+xUZ4XqJ0
専ブラがよくわからないので……
今後はこのようなことがないよう注意します

今回の自分の不祥事でご迷惑をおかけし不快に思った方々にこの場をお借りしてお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/27(日) 20:14:33.76 ID:yz+KMpfV0
まぁ相手方も気にしないそうだし
次は禁書とのクロスですね^^
おつ
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 20:25:08.52 ID:uNBUTtrso
ヴ男さん本音と建前wwwwwwwwwwwwwwwwww
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/27(日) 20:28:02.57 ID:G9D/OkEUo

ホルホースと家出少女はD4Cで入れ替えられました。むしろ男ホルと女ホルが
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 09:17:07.91 ID:iUGUZPFDO

アヴさんの嫉妬の炎でこれからの敵は上手に焼けました状態になりそうだな
241 :1 [sage]:2011/03/28(月) 12:54:09.47 ID:QRbPXqG20
今日は自粛の意味も兼ねて休載します
242 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:39:20.75 ID:9z+D/8/s0
                v-、___,,,,,,,,..........r-----‐‐‐‐‐‐‐‐‐、
               r'´                   ""'''''"\
              (                  _,,,,      >
            _|`''┘  /`-、           /       /
            }\  /  / ヘ        /      /\ /
           _r'  ゙'''┴</ィ'⌒ヽ,,,,,,,,,,_____    〃⌒ヽ//))) y
           _|        `ヽ,;;;ノ;;;;;;;;_,,____ '''‐-、,,\;;;ノ/〉///
           )  / ̄\    ゙'''‐、,,_゙'''‐、,,_゙'''‐-、,,_゙'''‐-、,,)//
          / //ヽ、|   _,,-''~_,,,,二_,_‐、,,>∨/''‐-、 ~\〕
         /^ 〈 ( /( |_,,,/   `ヽ、`ヾ、ッヾ、_ ゞソ_,,,,_〕~\ヽ
         |  \\ >      _ , ,,二二 -'´  ノ_=;;-‐''(ヽヾヽ、    先日は>>1が大変ご迷惑をおかけした、それでは短いが投下らしいぜ
        ,ノ゙    〉、oノ|     /          |`='/  )ノ  \\ 
       r'     / ' ::::::|    /         ,,_,,___| /  〃    ::::)
      ,ノ゙    /(   :::|    '          \,::''"/`'‐‐‐(--- --- '´
     _∠-‐'''""~ ̄~"~ ̄ ̄~`ヽ      _,.......、_,.. /
 /"~ ̄  _,-‐-,_,ィ'⌒ヽ    //     ‐''''''-==-`/
 〉    ./   {    |   //\     "''ー-‐''/
./     { `-''' 人`-'''ノ   :|:| ::::\     r' /
|        `''‐''´  `''''´     |:|  :::::::゙'''‐-、,,__/
"''ー-――             .:::|:|_________,,,;;:::::/    __,,,、、、、,,_
::::::::::::::::::                  / /--‐‐''"  _,,,,, /
::::::::::::::.                ◯  } /"~ ̄~ ̄ ̄  ::://
                       |/        .:::://
243 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:39:52.72 ID:9z+D/8/s0
前回までのあらすじだお(^ω^)おっおっ

投下の際違うスレに何回も誤爆しまくった>>1
今回からは細心の注意を払って投下しようと堅く決心したのであった
244 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:40:20.90 ID:9z+D/8/s0
ホース「奴のスタンド、その名も『運命の車輪(ホウィール・オブ・フォーチュン)』!!」

ポルナレフ「運命の車輪だとォーーッ?」

アヴドゥル「しかし、トラックと正面衝突したのです、向こうも無事ではないでしょう」

承太郎「どーやらそう簡単なことでもねえらしいぜ」

ジョナサン「あれを見なさい、トラックと『運命の車輪』……どう考えても運命の車輪の方が小さいはずなのに」

ポルナレフ「ゲッ!!トラックの方がグシャグシャになってやがるッ!!」

花京院「しかも運命の車輪が消えていますね……どこに行ったのでしょう……」

承太郎「ゴチャゴチャ考えなくていーじゃあねえか……」

ホース「そう、あたしたちが思う確かなこととは………」

承太郎「次にその車を見たとき、その車は間違いなくスクラップになるだろうということだぜ」

ポルナレフ「……そうだな、よし、行くか!」

花京院「あのトラックの運転手は無事でしょうか?」

アヴドゥル「救急車でも呼べばいいでしょう……」

ジョナサン「みな、注意を怠るな……」
245 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:40:56.18 ID:9z+D/8/s0
―――――

ブゥゥーーーッ

運転手「……」

→PAKISTAN(看板)

ガンッ!

←PAKISTAN

運転手「……」ニヤリ
246 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:44:34.29 ID:9z+D/8/s0
―――――

とある茶屋

ジョナサン「ここで一息いれよう、敵スタンドにあわなくてすむかもしれない」

承太郎「……というわけにもいかないらしいぜ……!」

ジョナサン「!!まさか、あれは……」

ホース「『運命の車輪』……!!いつの間にここへ!?」

ジョナサン「店主!君に一つ尋ねたい!あの車の運転手は誰だ!?」

店主「知らん」

247 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:45:06.76 ID:9z+D/8/s0
アヴドゥル「仕方ありませんな、無関係な奴にはとばっちりだろうけど」

ポルナレフ「全員……」

承太郎「ブチのめす!!」

ジョナサン「何!?やめろみんな!!」

ポルナレフ「てめーが一番怪しそうな顔してっぜ!!」

怪しそうな顔した男「そんなひどい、人は外見だけじゃあないのよ」

バダムッ!

承太郎「何!?」

運転手「……」ニヤリ

ブオオオオオオーーーーーンッ

ホース「『皇帝』……くっ、射程距離外だ……」

ジョナサン「追いかけるぞッ!!」

ブオオオーーーーッ
248 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:45:32.83 ID:9z+D/8/s0
―――――

←PAKISTAN

ポルナレフ「左かッ!」

グイーーーンッ

―――――

ポルナレフ「追いつめたぜッ!!次のカーブでとらえてやらぁッ!!」

ギャンッ

花京院「!!崖だッ!」

ポルナレフ「っぶねぇ!!」

キキキキキーーーッ!

ポルナレフ「あ……危なかった……!しかし……運命の車輪はどこにいった!?」

ドガァッ!

ポルナレフ「ぬおッ!?お……押されるッ!」

ジョナサン「馬鹿なッ!?いつの間に後ろへ!?」

アヴドゥル「おいリア充!お前の星の白金で押し戻せないのか!?」

承太郎「無理だぜ……殴ればこっちにも反動がくる……」
249 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:46:05.48 ID:9z+D/8/s0
ポルナレフ「車を捨てよう!みんな脱出するんだ!!」パッ

花京院「待ちなさいッ!運転手が真っ先に車を降りたら、誰がこの車を踏ん張るんですか?」

ポルナレフ「……」

ホース「バカ……」

ジョナサン「………」

アヴドゥル「死ぬ前に 童貞卒業 したかった 字余り」

承太郎「やれやれだ、ぜ」

ポルナレフ「………ごめんなさい」

ドガァーーーッ

ホース「キャアアァァァーーーーッ!!」

花京院「『法皇の緑』ッ!!」

シュルンッ

ジョナサン「『法皇の緑』でこの車の重量を支える気かッ!?無茶だッ!やめなさい!君の身体が引き千切れるぞ!!」

花京院「この花京院 典子!考えなしに動きはしません……私は自分を知っている……」

カチャリ

運転手「!?」
250 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:46:32.82 ID:9z+D/8/s0
ポルナレフ「おおッ!この車のワイヤーウィンチを持っていたのか!」

ホース「そのウィンチを運命の車輪に引っ掛けた……やるわね!あんた!」

承太郎「フン!やるな花京院」

花京院「ふふ、それほどでもありませんよ」

承太郎「ところで花京院、おめー相撲は好きか?」

承太郎「土俵際の駆け引きがよォーーーッ、『星の白金』ッ!!」

ギャンッ

グイッ

運転手「!!、!」

承太郎「手に汗握るよなぁァーーーーッ!!オラァッ!!!」

バシィッ!

運転手「――――――――ッ!!!」ガラガラガラッ……

承太郎「―――着地だぜ」

ガシィッ

花京院「ええ、大好きですよ、相撲……ですけど、拳で殴るのは反則ですよね、承太郎」

承太郎「ふっ」ニヤリ

ポルナレフ「しっかしこの高さの崖から落ちたんじゃあ、いくらスタンドでも無事じゃあねーだろうな」

ホース「まだよ」

ポルナレフ「何?」

ホース「まだ奴は生きている!!」


To be continued……
251 :1 [saga]:2011/03/29(火) 17:46:59.67 ID:9z+D/8/s0
今回はここまでです
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 17:56:04.38 ID:n16Rknt/0
アwwwwヴwwwwドwwwwゥwwwwルwwww
乙!
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/29(火) 18:18:37.31 ID:IVNwvzADO
アヴドゥルwwwwww

マジ童貞wwwwww

童貞………
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/29(火) 20:38:11.11 ID:Y/W/a0xDO
乙…その…なんだ…アヴさん頑張れ
日本にシンデレラって店があるからさ…そこ行くといいよ
255 :1 [sage]:2011/03/30(水) 16:35:53.80 ID:qpfOcmF60
すいません、今日は投下できません
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 16:42:10.89 ID:uW222PIIO
>>254
シンデレラで童貞ちんこと非童貞ちんこを交換してもらうのか
257 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:23:32.02 ID:vo8hIw2o0
投下します
258 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:24:00.77 ID:vo8hIw2o0
前回までのあらすじ
運命の車輪は強いのだ


ジョナサン「まだ生きているだって?」

ポルナレフ「ま、マジ……?」

承太郎「車自体がスタンドなら……あり得ない話じゃあないぜ……」

ピー、ガガッ、ピー

アヴドゥル「?」

『知っていたのか……我がスタンドを………』ピーガー

花京院「私たちが乗っていた車のスピーカーから……!」

『しかし……なぜ知っているのだ?ポルナレフと花京院は知らないはず……まさか、新たな「裏切り者」がいるということか…?』ピピー

承太郎「んなこたぁどうでもいいことだぜ、確認するが、てめーが『運命の車輪』なんだな?」

『そうだ……「車輪」、「運命の車輪」……「ホウィール・オブ・フォーチュン」!!「スタンド」ッ!!』ガピー

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''
259 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:24:53.03 ID:vo8hIw2o0
花京院「な……なんですか?この地鳴りは……!?」

ポルナレフ「や……なんかやばいぜ!」

アヴドゥル「みんな車に乗るんだッ!!」

ホース「いや!車に乗っちゃあダメだッ!!離れてッ!!」

承太郎「地面からだッ!!」

ジョナサン「『地面から何か来る』ッ!!!」

ゴッバァァァッ!!

ポルナレフ「バカなッ!?地面を掘ってきただとッ!?!」

ホース「みんな気をつけて……これからは一人ずつ確実に『殺す』つもりよ……」

承太郎「今まではトラックに激突させようとしたり、崖から突き落とそうとしたり…全員を一度に殺そうとしたからだろうな」

バギィ!ボンッ!

花京院「め……めちゃくちゃだった車体が!!治っていく……!!」

ジョナサン「めちゃくちゃなのはこいつのスタンドの方だな……」
260 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:25:35.71 ID:vo8hIw2o0
『ふむ……なるほど、「裏切り者」は……』

ホース「!!」

『お前だったのかッ!!「ホル・ホース」ッ!!!』

ドバドバッ!

ホース「ゲフッ!!?な……に?」ドバァッ

ポルナレフ「ホル・ホースッ!?馬鹿な!何をやった!!?何にやられたッ!?」

花京院「何かを撃ちこまれているッ!けれど、それが何かわからないッ!!」

『今の攻撃が見えなかったか?ヒャアアハハハハハハハッ!!ならばもう一度喰らわせてやるからよーく見るんだな!!」

どばどばどばどばっ!

承太郎「うぐっ!?」

ポルナレフ「グアアッ!!」

花京院「承太郎!!ポルナレフ!!」

ジョナサン「大丈夫か承太郎!!」

承太郎「ああ……俺の心配はいらねえ……しかし、マジに何なのかわからねえ……針やガラスとかじゃあなさそうだ……」

ポルナレフ「傷口は深くはねえがえぐられているッ!!」

『轢き殺してやるぞジョースター一行よ!!』

ブアアァァァーーーーンッ!

ジョナサン「まずい!あの岩と岩の間に逃げ込めッ!!」
261 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:26:04.06 ID:vo8hIw2o0
ダッ!!

ポルナレフ「!?おいホル・ホース!!早く来いッ!!」

ホース「ご……ごめん、脚を撃たれて……動けない……」

ポルナレフ「何……!?」

ホース「あたしはいいからッ!!早く逃げてッ!!!」

ポルナレフ「んなわけにいくかッ!!待ってろッ!!」

ホース「来ちゃだめッ!!ポルナレフも死んじゃうッ!!」

ポルナレフ「構わねえよッ!」

ガッ

ポルナレフ「はやくこっちに来い!!」

ホース「ポルナレフ……」

『麗しいねぇ……麗しい友情!だけど……さよならだよッ!二人まとめて死ねッ!!!』

ババババババッ!

ポルナレフ「うぐうぅっ!?また撃ちこまれたッ!!」

ホース「ポルナレフッ!!」

ポルナレフ「安心しろ……お前だけは守ってやる、俺の騎士道の誇りにかけてッ!!」

ホース「バカッ!そんなこと言って死んじゃったらなんにもならないだろうがッ!!」

承太郎「そのとおりだぜポルナレフ」

『!!?』

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラァァッ!!!」

『うおおおッ!?押し返されたッ!!!?』
262 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:26:33.55 ID:vo8hIw2o0
ポルナレフ「承太郎!すまない、助かったぜ……」

『ン〜〜〜ッ!フヒヒ!実に御元気だねえ承太郎クン!だが渋くないねぇ!気付かないのかおまえら!自分に撃ちこまれたものの正体が!』

ホース「!!」

『臭うだろ?もうわかったよなぁぁ?』

ポルナレフ「そうか……これはッ!」

承太郎「『ガソリン』かッ!!」

『気付くのが遅かったなぁーーーッ!!まずは裏切り者のホル・ホースから始末しよう!!』

ポルナレフ「なに!?」

『電気系統でスパーク!!』バチバチィッ

ポルナレフ「逃げろッ!!」

どんっ

ホース「え!?」ドサッ

ボンッ

ポルナレフ「ぐああああッ!!!」ボォォォォォォ

ジョナサン「!!ポルナレフが炎に包まれているッ!!」

承太郎「ポルナレフ!!」

花京院「まずいッ!!ポルナレフ!!」

『フハハハ、お前らにはもう文字通り『道』はない、逃げ『道』も!助かる『道』も!エジプトへの『道』も輝ける未来への『道』もないッ!!』

ホース「ポルナレフゥゥゥゥーーーーーッ!!」

アヴドゥル「放っておきゃいいんですよ……」

ホース「何!?」

アヴドゥル「倒れた仲間は放っておけばいい……」

ホース「な……何を言ってるの?仲間を……ポルナレフをッ!!見捨てろと言うのッ!!?」
263 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:27:04.29 ID:vo8hIw2o0
アヴドゥル「いやいや、勘違いしてはいけない……倒れた仲間は見捨てろとは言ったが……」


「『アーマーテイクオフ』ッ!!!」


ホース「!!!?」

『ナニィッ!!?』

アヴドゥル「あいつなら、自力で這い上がってくる、だから……放っておいても『安心』なんですよ」

承太郎「そうか……『銀の戦車』の……フフ、忘れていたぜ」

ポルナレフ「ブラボー……おお……ブラボーーーッ!!」

『なぜポルナレフが生きているぅぅーーーーっ!?』

ポルナレフ「いまさら説明は面倒くさいぜッ!!行くぜ『銀の戦車』ッ!!」

ズラァァァーーーーッ

『うあああああああああスタンドが何体にも見えるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!』

ポルナレフ「ところで『道』がどうのこうのと言ったが、『道』ってのはよぉ……」

『ヒィィィーーーッ!!』

ポルナレフ「『斬り』開くものだぜ自分の手でな……こうやってぇぇぇぇぇーーーーーーーーッ!!!」

ズババズバズバズバズバズバズバズバズバズバッ!!

『ぎゃあああああぁぁぁぁーーーーーーーッ!!!』

ポルナレフ「スタンドごとブッた斬って、文字通り『道』ができたぜ……わかったか?これが道を斬り開くってやつだ!」

ドォォーーーンッ!!

      __∧/|/  ヽ//
      \   第  勝 ∠、
        >  18   っ   >
      <   話  た    ゝ
       .>  完  ッ    二=-
       .. ̄>.!  !   >
        .. ∧/〜\  /\|     
                   |
                   |
                  ‖
                  ‖
                  ‖
                    ||
            ,;ー-、   ||
.       ,;‐'i-iーv" l  l|   ||
      |l__∀__l|ll/`ー'|   |.|
      〔l_='l l=',レー'」-'!、,  |;|
   ト、   ト!l_l_l」∧ ー/i { /_¨ヽ
  _l,-`ー'|、ゞ__ノ ,'`ー' k 、ヽ_{`ソ
  ∨ 二、 !r'´, '´`、`^ 、,-`<゚ ノ¨';ー- 、
. <! l C l {__  ' }、  〉  )`ー'、 ` 、ヽ、
  ヽ ̄ノ,「_:.:.`ヽ' ̄ ̄} ̄ `}´ ゝ、__'丿
   |__,f´、'  `ヽ/`  ̄´ ` ̄`l ̄´`
    / ‐-、_ノヘ, ' ‐_l_,-  |
    ( '、  `rー、;_ ` __,k、  |
     \ ー‐ノ:::ノ。゚)´ ;三アニ]
     」、 ̄ 7`¨「:.:. ̄`;/::.:|
    ,(_)ノヽ/ノノ/.:.:.:::';ン.:.:.:.:|
    /ー'、,/ ///.:.:.:.:.: l::.:.:.:.:/
   | ̄`ヽl/ /7 .:.:.:.: /.:.:.:.:/
   l   /l l /l .:.:.:.:./.:.:.:.:/
   ヽ / |,/〈|.:.:.:.:./.:.:.:/




To be continued……
264 :1 [saga]:2011/03/31(木) 19:28:02.00 ID:vo8hIw2o0
今回はここまでです
それと……大変申し訳ありませんがしばらく休ませていただきます
再開予定日はわかりません、ごめんなさい
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/31(木) 19:30:54.72 ID:7xXlArSBo
こいつ実はポルナレフじゃないだろwwwwww
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/03/31(木) 19:33:26.90 ID:z1e88k/Ro
乙wwwwww
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/03/31(木) 19:42:53.87 ID:ChxV08k0o
高性能ポルナレフ乙
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/31(木) 20:19:49.40 ID:g2Upy60O0
アヴさん童帝めざしてがんばれよ

>いまさら説明は面倒くさいぜッ!!
>>1の本音が出たなwwwwwwww
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/31(木) 21:56:29.78 ID:MpV/7rUDO
ポルポルくんカッコイーーーーッ!
ポルナレフってこんな格好良かったっけ
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/31(木) 23:09:29.34 ID:g2Upy60O0
個人的には、本当に個人的にはなぜポルポルが格好悪いといわれてるのかわからない
ひょうきんものだけどシメるとこはシメてんじゃん?

確かに半径20mエメラルドスプラッシュレベルの見せ場はないけど
5部の「そこだ『シルバーチャリオッツ』」のシーンとかめっちゃ格好いいやん?

単純に戦績が悪いからかな?
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/31(木) 23:15:12.28 ID:y5RhJNFZ0
便器舐めたからじゃね?
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/03/31(木) 23:32:35.25 ID:Qr0gnkZko
強力なスタンドはたくさんあるけど、ポルナレフなら苦戦しながらも勝てそうなんだよな
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/02(土) 19:41:59.65 ID:bkcDwliv0
キングクリムゾン vs シルバーチャリオッツ

ファイッ!
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/04/02(土) 22:29:38.57 ID:z+3LuinBo
二回目は怪我してなかったら勝てたかもな
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/04/03(日) 02:07:17.40 ID:HvLR9SYh0
今週の結果発表

第一位
 このざまですの

第二位
 ちょwwっうはええええ

第三位
 死ぬまで踊れ

第四位
 いつも買える場所

第五位
 そこから終わる物語

第六位
 いつも何か購入する

第七位
 尊敬を踏みにじれ

第八位
 ここから先は一方通行ですぅ

第九位
 最後に言い残すことはないのか?

第十位
 背中の痒みに負けれ

第十一位
 早くするなら早寝しろ

第十二位
 探し物は壁にある

第十三位
 あとは焼くだけー

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 02:48:32.42 ID:SF9/IndDo
>>275
誤爆乙
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/04/03(日) 22:41:17.24 ID:HvLR9SYh0
>>276
すまん、なんか書かなきゃいけない衝動にかられた
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/04(月) 17:28:13.21 ID:nfVJIIeSO
…言ってる事が分からない…イカレてるのか?この状況で
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/04(月) 21:11:58.57 ID:5ByxBUHS0
これ何の話?
280 :1 [sage]:2011/04/07(木) 15:33:54.36 ID:C5HCFlB50
近いうちに再開します、長いことお待たせしてすみませんでした
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/07(木) 18:53:09.45 ID:WHj170Eko
報告ありがとー
楽しみに待つよ
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/08(金) 12:39:44.44 ID:9tWhZS7DO
>>1…そこに…いた…のですか?そんなところに…
でも…さびしいよォォォオ…>>1
いつものように投下してください…待ってます…
投 下
283 :1 [sage]:2011/04/09(土) 18:10:49.67 ID:zNdBODWAO
たびたび申し訳ありません、明日か明後日に再開します、ホント申し訳ないです……
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/09(土) 18:12:17.17 ID:Ur8JGnA2o
生存報告があるから幸福なんだッ!
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 12:20:26.40 ID:riy9hXiDO
もう某スレを読むのに疲れてきた自分にとってはここのマッタリ感は救いだ…
286 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:11:44.19 ID:BRF+ezeA0
お久しぶりです、投下します
287 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:12:24.25 ID:BRF+ezeA0
前回までのあらすじ
アンリミテッドポルナレフ爆誕、「ズェア」とか言います←嘘です
288 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:12:56.02 ID:BRF+ezeA0
第19話『空条Q太郎、大地に立つ』


ポルナレフ「おやおや、こいつが『運命の車輪』の本体様か」

ズィーズィー「アヒッ!ヒィィィーーーッ!!!」

承太郎「随分へんてこな奴だな、腕だけががっしりしていて、他は貧弱貧弱ゥだとはな」

花京院「ハッタリ……ですね」

ズィーズィー「フヒ……ひ、ヒィィィィ」サッ

ポルナレフ「逃げるんじゃあ……ねーッ」ガンッ

ベシャ

ズィーズィー「オウフ!!やっ、やめて!殺さないで!金で雇われただけなんですぅぅぅフヒヒヒヒヒヒヒ」

ポルナレフ「ぎゃははははははははは!!」

ホース「あっははははははははははは!!」

承太郎「ふふふふ」

花京院「くすくす」

ジョナサン「わははははははははは!」

アヴドゥル「コポォwwwwwwwwwwwwww」
289 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:13:52.96 ID:BRF+ezeA0
ホワッ

シュルルルルルルルン

ジョナサン「おっ、そしてスタンドは本体の体格通りこんな小さな車をカムフラージュしていたようだね」

ジョナサン「例えるなら毛をむしり取られた綿羊といったところかな?」

ポルナレフ「情けねぇーーーーッ!!」

ポルナレフ「ぎゃっはははははははははははは!!!」

ホース「おっ、お腹が痛い……!あはっ、あははははははは!!」

承太郎「ふっ、ふふ、ふふふ……」クスクス

花京院「うふふふふ……」

ジョナサン「ワッハハハハハハハハハハハハハハ!!」

アヴドゥル「フォカヌポウwwwwwwwwwwwwwwwww」
290 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:15:41.37 ID:BRF+ezeA0
ポルナレフ「さてと、んじゃお仕置きターイムだな」

ズィーズィー「えッ!?」

ドォォォーーーンッ(単行本参考)

ズィーズィー「エウフ!エウフウィー!!」

承太郎「さて、先を急ごうぜ」

アヴドゥル「こいつのパスポートと車をもらってインドを出ましょう」

ジョナサン「よし、じゃあ早く乗りなさい」

ブロロロロローーーーーッ

ズィーズィー「ヲーーーッ!ウォーーーーッ!!!」

「お静かに……」

ズィーズィー「ッ!?あうぇは(誰だ)!?」

「私ですか……私は……」

ズィーズィー(あ……まさか……あの後光は……まさか……まさか!!?)

その後、ズィーズィーは聖人の遺体を求めマイナスからゼロを目指したとか目指さなかったとか、悟りの境地に入り、多くの人々に素晴らしい教えを説いたとか説かなかったとか
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/11(月) 18:16:00.47 ID:rBOt40Cpo
ポルとホースの笑いいいじゃない
典子さんとキャラ分けできてるし
292 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:16:10.69 ID:BRF+ezeA0
―――――

――パキスタンは1947年にインドから分離独立した新しい国家である
  しかし日本人が原子から生活をしていたころ、ここにはすでに文明があった
  インダス文明 モヘンジョ・ダロ そして中国とヨーロッパを結ぶシルクロードの中心ガンダーラ(ソーコーニユーケバァードーンーナユーメモォー)
  インド大陸5000年の歴史を今に受け継ぐのがここパキスタンなのである

承太郎「なぁじじい……」

ジョナサン「ああ………霧が出てきたな、まだ三時前だが……今日はあの街で宿を取ることにしよう」

花京院「ポルナレフ、運転は大丈夫か?」

ポルナレフ「確かにこれじゃあ運転も厳しそうだぜ、ガードレールもついてねーし……」

アヴドゥル「ZZZzzz……」

ホース「……」

承太郎「……どうした?」

ホース「いえ……霧、が気になって……」

承太郎「………」

ポルナレフ「いいホテルがあるかなぁ〜、いいトイレがついてるホテルがよォ!!トイレが似あういい男ランキング第3位の俺はトイレにはこだわりてぇからなぁ」(1位は言わずもがな)

ポルナレフ「インド・西アジア方面のフィンガー・ウォシュレットはいまいち馴染めなかったからなー」

ホース(……『霧』か)
293 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:16:50.23 ID:BRF+ezeA0
―――――

ゴゴゴゴゴゴゴゴ………

?「……入ってきよったか………」

?「『息子』の仇……ジョースター共……」

?「きっちりと我が恨み、はらさせていただくぞ!!ジョースター!!」

?「我が『正義(ジャスティス)』の裁き、受けるがいい!!!」


To be continued……
294 :1 [saga]:2011/04/11(月) 18:17:53.67 ID:BRF+ezeA0
今回はここまでです
長い間お待たせして申し訳ありませんでした

>>291
ありがとうございます
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/11(月) 18:21:19.65 ID:Mj7u6zqAO
乙です
アヴさんどうしたのwwwwww
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/11(月) 18:22:51.09 ID:rBOt40Cpo
お久しぶり&乙でした
ズィーズィーは釈迦と並ぶ聖人として歴史に名を残すぞぉぉぉ
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/04/11(月) 19:41:19.05 ID:dUiw+Y3AO
アヴの笑いでこっちまで笑っちまったじゃねーかwwwwww
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/11(月) 22:32:06.65 ID:jTUgUSEDO
>>1待ってたよオオオオ!
このアヴさんの一人称は間違いなく拙者wwww
ガンダーラで承太郎達がバカドリル踊ってんのが見えたぜ
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/12(火) 07:28:49.75 ID:Y83kactDO
アヴドゥルマジアヴドゥルwwwwww
300 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:25:44.33 ID:PZp6t/bb0
今日は本編投下できないので
代わりに用意していた番外編を投下いたします
301 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:26:10.29 ID:PZp6t/bb0
ジョセフ「ゲットバーック♪ジョジョ〜♪」

サンタナ「ジョジョ〜♪」キャッキャッ

シーザー「あ、ジョセフ!」

ジョセフ「ゲ」

シーザー「ゲ、とは何よ」

ジョセフ「い、いや、あの」

サンタナ「あ、シーザーママ!」

シーザー「……二人とも何か隠してない?」

ジョセフ「え!?なーんのことかなぁぁ〜〜〜ン!!」アセアセ

サンタナ「パーパ!向こうで遊ぼ!」

ジョセフ「よ、よっしゃ行くかサンタナ!ワハハハハハ!」ドタドタ

シーザー「……?変なジョセフ」
302 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:26:39.28 ID:PZp6t/bb0
―――――

シーザー「シーザーの『シ』は『シャボンランチャー』の『シ』〜♪」

スモーキー「―――でね……」

ハイム「いや……――――の方が盛り―――ないか?」

シーザー「あ!スモーキー!シュトロハイム!」ノシ ブンブン

スモーキー「!」

ハイム「きょ、今日の晩飯係誰だったっかなぁーーッ?」

スモーキー「や、やだな、今日はシュトロハイムの当番だよ」

ハイム「マジで?じゃあ晩ご飯を一緒に買いに行きましょうか!」ドタドタドタ

シーザー「……何かおかしい…よね」
303 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:27:12.70 ID:PZp6t/bb0
―――――

シーザー「ワムウ」

ワムウ「私は何も知らぬ」

シーザー「嘘をつくな、何か隠しているでしょう!」

ワムウ「私は何も聞こえぬ」

シーザー「ワムウ………」

ワムウのスイッチは!

ワムウ「私は何も見えぬ」ダラダラ

シーザー「バカ!!あなたもう人間なんだから簡単に傷は治癒しないのよ!!?」

ワムウ「私は何も知らぬ」

シーザー「わ、わかったから!はやく病院に行きなさい!」
304 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:27:38.23 ID:PZp6t/bb0
―――――

シーザー「エシディシ!」

エシディシ「オーゥ?ワタシはエシディシじゃアリマセ〜ヌ、ワタシ『エシディシーヌ』と言イマース」

シーザー「………」

エシディシ「………」

シーザー「……何を隠してるの?」

エシディシ「……あ!あそこにトゲアリトゲナシトゲトゲが!」

シーザー「なんでそんなマニアックな虫を……」

エシディシ「今だァァァーーーッ!!」ダダダダダダダダッ

シーザー「あ!キサマ!!………何よ、みんなして」
305 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:28:04.66 ID:PZp6t/bb0
―――――

シーザー「カァァァァーーーーーーーーズッ!!」

カーズ「!!」スッ

シーザー「逃 ガ サ ナ イ」ガシッ

カーズ「お、落ち着きたまえシィザァ君、顔が怖いぞ、ほぅらスマイルスマイル」ニパー

シーザー「何ヲ隠シテイル?」

カーズ「な、何を言っているのかよくわからないな」

シーザー「COOOOOO……」

カーズ「どうあがいても逃げられるわけがないので、そのうち私は答えることと、考えるのをやめた」

シーザー「……ヒグッ」ウル…

カーズ「シー……ザー?」

シーザー「なんで……なんでみんな私を無視するの?ねぇ……私、何か悪いこと、ヒグッ、した?ねぇ?」

カーズ「……」

シーザー「ヒック、グス……」

カーズ「すまん、今は……答えることができない」スタスタ

シーザー「………」
306 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:28:39.32 ID:PZp6t/bb0
―――――

――ジョースター邸 台所前

シーザー「………」トボトボ

スージー「おーーーっとwwwwここは通せないなぁwwwwwwwww」

シーザー「……」

スージー「そんな顔されてもだめなものはだめでござるよ(キリッ」

シーザー「…」トボトボ

スージー「帰れ帰れwwwwwwwww」

スージー「……ごめんね、シーザー」
307 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:29:11.40 ID:PZp6t/bb0
―――――

シーザー「……」

シーザー(もう……嫌だ……耐えられない……もう、耐えられないよ……)グスッ

シーザー「みんなの……バカァ……!」

サンタナ「シーザーママ!!」トテトテ

シーザー「サ、サンタナ!」ゴシゴシ

サンタナ「?どうしたのシーザーママ?」

シーザー「ううん……なんでもないのよサンタナ」ギュッ

サンタナ「キャッ、苦しいよママ!アハハ!」

シーザー「……」

サンタナ「あ!そうだ!シーザーママ!ついてきて!」

シーザー「え?」

サンタナ「リビングまで競争だよ!よーいドーン!」タタタタタタッ

シーザー「あ……待ってサンタナ!」タッタッタッタッ……
308 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:29:50.62 ID:PZp6t/bb0
―――――

サンタナ「やったぁ!一番だぁ!」

シーザー「は、速いねサンタナ……」ハァハァ

サンタナ「シーザーママ!早くドア開けて!」

シーザー「はいはい」

カチャッ

ジョセフ「今だッ!クラッカーヴォレイ!!」

パーンッ!

シーザー「!?」

ジョセフ「続いてくす玉よッ!オラァッ!」クイッ

カパッ

『HAPPY BIRTHDAY CAESAR!!』バァァーーーz___ン

シーザー「……」ポカーン

スモーキー「誕生日おめでとう!シーザー!」

ハイム「ほらほら!主役はこっちだよ!早く座りなよ!」

シーザー「え?え?何これ?」

カーズ「シーザー」

シーザー「か、カーズ、何これ?どういうこと?」

ジョセフ「ふっふっふ、実はな……お前が今日誕生日だということを思い出してな、緊急シーザー誕生日おめとうパーティを開くことにしたのよン!!!」

サンタナ「サンタナもお手伝いしたんだよ!」

シーザー「あ……ああ!今日みんなの様子がおかしかったのは……!」

カーズ「ま、そういうことだ……すまなかったな」

ワムウ「私は嘘をつくのが苦手でな、あのような方法をとらせていただいた、すまなかったんな」

エシディシ「ごめんねシーザーちゃん!」

シーザー「……ウッ」グス

ジョセフ「ぬお!?どうしたシーザー!?」

シーザー「よがっだ……わたじ、嫌われだど思っでだよおお゛ぉぉ」シクシク
309 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:30:21.67 ID:PZp6t/bb0
ジョセフ「………」

スモーキー「……」

ハイム「……フフ」

カーズ「クククク……」

ワムウ「ハハハハハハ!」

全員「あっははははははははははは!!」

シーザー「なっ、何よ!笑わないでよ!本気でへこんでたんだから!!」

エシディシ「うふふふ……バカねぇ、誰があなたを嫌ったりするの?」

ワムウ「ああ、昔は命を賭して闘った仲だが、今はもう『家族』なのだ……少なくとも、私はお前を『家族』だと思っているぞ」

カーズ「ククク、いや、本当に……奇妙なものだな、シーザー?」

スモーキー「そうだよ!家族だもん!嫌いになるわけないじゃない!」

ハイム「あたしも、シーザーのこと大好きだよ、嫌いになんてなるわけないって!」

スージー「拙者もwwwwwwシーザー殿を好いているでござるよwwwwwwドゥフフwwwwww『家族』でござるからなwwwwwww」

シーザー「みんな……」

ジョセフ「シーザー、俺はあの日誓っただろ?お前を妻とし、一生愛するってよ」

シーザー「ジョセフ……」

ジョセフ「もう一回言ってやろうか?俺はお前を……一生愛するよ」

チュッ

シーザー「///!?!」ボンッ

サンタナ「あーママだけズールーイ―!サンタナもー!」

ジョセフ「コラコラ、先にママの誕生日パーティからだろ?」

サンタナ「わかったー!約束だよー!」

シーザー「……みんな……」

――――ありがとう、私の大切な『家族達』!

fin
310 :1 [saga]:2011/04/12(火) 20:30:55.36 ID:PZp6t/bb0
番外編は終わりでござるよwwwwww
ありがとうございました
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/12(火) 20:49:09.10 ID:P9Qhdme7o
乙!
シーザーかわいいよシーザー
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/12(火) 22:52:41.61 ID:0yn8Ft0DO
シーザーちゃん可愛いよシーザーちゃん
スージーは黙れwwwwww
313 :1 [sage]:2011/04/13(水) 19:13:21.70 ID:ZXtOECRJ0
すみません、今日は投下できません
再開したばかりなのに申し訳ありません
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/13(水) 20:01:14.88 ID:tzE20ZrIo
震災復興で大変な人もいるし平常通りの地域でも春は忙しい時期だから仕方ない
他にも進行の滞ってるスレが多くなってるし報告くれるだけで有難い
315 :1 [sage]:2011/04/16(土) 17:16:39.37 ID:a1MyR5x10
完結させられるか不安になってきた
明日までには投下できるよう善処します……
316 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:52:28.08 ID:XqFNYJRX0
投下です、たぶん








                  |\     \- 、
    ー}‐            _,ノ''"´ ̄ ̄´"'' 、)、\
    ノ こ ’      , ィニ′  _,_(    / )  )
               / /:::( _ }犬{ `ヽ/⌒ヾ  ∧
     つ 〃    ィ{ Y::::::ハ:|   Zヒ }    `´ ハ
     r、_) ヽ ’   / r┐!::::::{ |:|___,,,,,,_____   ☆ `'ヘ
             ! iヽいr''二}:} // 、_ぃ`ヽ、  ☆  i⌒ヽ、   ハ
     )     l〉 '⌒Xヱ二ソ ノ/v'rr 、 } :::ヽ、    l-、 ヽ ノ} |
      /へ.ノ ’   VL /   {〈 くノ`ヽ`ジ″ ヾ::::::ヽ、  ! \   リ
             V {二二ニヽヽ   こ     u ヽ  i`ヽ{   \/
       、       ヽハ イ (い> }⌒ヽ   U      !  ヽ、   ヽ
        `ノ       `'\ヽ'″ i‐、 '´ r− 、       }ヽ、  ヽ   l
        _        \!   r−'ノ/⌒)     /  ` 、     |
     「}() 》     {i、_,)\  ヽ`ヾ! / /   /   l   メ、   |
     「  「     i }ト`=}ト、\   ニ´r‐'     /    !   ヽ.|
      () ()       }`ー‐'_/ 〉 }}`丶、     /::l    l    ハ|
              L_ー‐‐' 〃 /ハ:`ヽー<:::::::l   /   ノ
               |  ̄「−−ヘヽ:::::::::::)  `T  /_,.- '"
               |/ , - 、   __  \:::丶、  _,.- '"
               | {!   )、i´⌒`! ヾー 、{__/´
               / ハ‐'ノ }{⌒}‖
                 / 〈 ´ ̄ ̄iー‐く}
             /  / } 、__,i__,ノ{
             } /  〉     ヽ! i
             ノ !  ヽ) _,,. -〈  }
            /  l   ヽ    ノノ
            !   ヽ    `ー‐ '"
317 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:52:59.71 ID:XqFNYJRX0
前回までのあらすじ

前回を見てください(^q^)
318 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:53:30.44 ID:XqFNYJRX0
ジョナサン「ますます霧が深くなってきた、早いところホテルを探そう」

花京院「そうですね」

ホース「………」

アヴドゥル「zzzzzzzzzzz」グォーッ

ポルナレフ「綺麗なトイレがあるといいなぁ」

ホース「………」
319 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:53:56.76 ID:XqFNYJRX0
――――――

ジョナサン「それじゃあ複数に別れてホテルを探そう、十分注意するんだぞ」

ポルナレフ「OK、OK!ほんじゃあな!」

アヴドゥル「私はポルナレフと一緒にホテルを探しましょう」

花京院「では、私は承太郎と」

承太郎「………」

ジョナサン「じゃあ僕はホルホースとか……珍しい組み合わせだな、ってあれ?」

ポルナレフ「どうしたんスかジョースターさん?」

ジョナサン「ホル・ホースが……いない!?」

ポルナレフ「なんだと!?あいつ!どこに行きやがったんだ!?」

アヴドゥル「まずいでですね……いつ敵がでてくるかわからないこの状況で単独行動は危険ですね」

承太郎「……いや、あいつは元々DIOに仕えていた奴だ、この霧……もしかしたらこれがスタンドかもしれねえ」
320 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:54:29.49 ID:XqFNYJRX0
承太郎「ホル・ホースは霧を使うスタンド使いを知っていたのかもしれない、だから俺たちに危険が及ぶ前に一人でそいつを始末しに行ったのだろう」

花京院「それって……かなりやばいんじゃあ!」

承太郎「だな……ホル・ホースを探すぞ」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」ビシーーッ

ジョナサン「この町の地図を写した!ポルナレフとアヴドゥルはこのルートを、承太郎と花京院はこっちの、ぼくはここからホル・ホースを探そう!!」

ポルナレフ「よし!行くぞアヴドゥル!」

アヴドゥル「ああ!」ダッ

承太郎「花京院」

花京院「はい!」タッ

ジョナサン「みんな気をつけて!」ダッ
321 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:54:58.19 ID:XqFNYJRX0
――――――――――――――

ホース「ハァハァ………!」

ザッ

?「おやおや……そこのお若いお嬢さん、お急ぎで……ホテルでも探しておるのでしゅかな?ならば、うちのホテルはいかがでしょかな?」

ホース「!き、貴様は!!」

?「おやおや……きぢゅかれましたか……」

ホース「見間違えるわけないだろう!その特徴……『両腕とも右腕』ということを!!」

?「ほう……それで?貴様はワシをどうするちゅもりでしゅかな?」

ホース「ジョースターさん達はあたしの恩人だ、ジョースターさん達に手を煩わせるわけにはいかない、お前はあたしが葬る!!」ザッ

?「葬る?フン!生意気なく娘がァァァァーーーッ!恨みがあるのはワシもなんじゃよ!『息子』を殺しやがってェェェーーーーッ!!」

ホース「『J・ガイル』のことか……!だがもうあたしには関係ない!『皇帝』ッ!!」ギャンッ

エンヤ「我が名は『エンヤ』!我が息子『J・ガイル』の心の安らぎのために!!貴様らを葬ってやるぁ!!!」

ホース「脳天をブチ抜いてやるッ!!」カチャッ

エンヤ「おっとぉ〜?ホル・ホース!『後ろ』に気をつけな!」

ホース「そんな古い手に引っ掛……!?」ゾクッ

ホース(いや!マジだ!!あたしの後ろに『何か』がいるッ!!)バッ

バキューンッ!

人?「ッ」ブシュウッ
322 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:56:19.98 ID:XqFNYJRX0
ホース「な、なんだこいつ!?こいつもDIOの手下なのか!?」

ホース「いや……あたしの『皇帝』で脳天をブチ抜いたはずなのに、こいつ『血が出ていない』ッ!!」

ムクッ

ホース「!?」

人?「ヴアアァァ……」

ホース「な、なんだこいつ!?ゾンビなのか!?リアルバイオハザード!?」

エンヤ「ヌッフッフッフ」ニヤニヤ

ホース(まさか!このゾンビもこのエンヤのスタンド能力の一つなのか!?あいつの真のスタンド能力は何なんだ!?)

エンヤ「ほらほらぁ!ゾンビはまだまだででくるじょぉぉぉ〜〜〜!!」

ワラワラワラ

ホース「!!クッ!」バキューンバキューン

ホース「き、キリがないッ!!まずい!!押され始めている!!」

ホース(や、やっぱり一人でなんて無謀だったのか!?あたしのスタンドは『誰かと組んで初めて真価を発揮するスタンド』!!わかっていたはずなのに!わかっていたはずなのに!!)

ゾンビ「ヴォボオオオオォォォ」

ガブッ!

ホース「うああああああああああああああッ!!う、腕をッ!噛まれた……ッ!」
323 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:57:04.76 ID:XqFNYJRX0
エンヤ「噛まれたな……!噛まれたなァァーーーーッ!!お前はもうお終いだぁぁぁ〜〜〜ッ!!」

ホース「何!?」ボゴォ!

ホース「!!?腕に穴が!」

グググ……

ホース「ッ!!?う、腕が……勝手に!?」

エンヤ「これが『正義(ジャスティス)』だ!死ね!DIO様を裏切り、息子を見殺しにした罪!その身をもって償え!!」

ホース「うああ……あああ!あっ、あああ、あああぁぁぁぁああ!!!!!」ググググググ

エンヤ「自分のスタンドで死にな」

ホース「うああああああああああああああああああああああッ!!!!」

バキューーーンッ

エンヤ「『正義』は勝つ!!」
324 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:57:51.91 ID:XqFNYJRX0
―――――――――――――――――

ポルナレフ「しかしこんなだだっ広い町、全部探していたら何時間かかるかわからねーぜッ!!」

アヴドゥル「ふふふ、ここは私の出番ですな!」キリッ

ポルナレフ「おお!何か策があるのか!?」

アヴドゥル「もちろんです!だてに童貞やってませんよ!」

ポルナレフ「さっすがアヴドゥル!そこに痺れる憧れるゥ!!」

アヴドゥル「『魔術師の炎』!!『炎の探知機(マジシャンズサーチ)』!!」ボォォッ

ポルナレフ「おお!?これは一体!?」

アヴドゥル「これは『生命探知機』だ、この前後、左右、上下6つの炎がそれぞれの方向を指し示している、例えば前方、斜め右上に誰かがいるなら前と右と上の炎が揺らめく」

アヴドゥル「元々は生命探知機なのでありとあらゆる生命の探知をするのだが、今回は『ホル・ホース』に絞って探索する」

ポルナレフ「おお!さっそく反応が!」

アヴドゥル「左だ!行くぞポルナレフ!」

ポルナレフ「無事でいろよ、ホル・ホース!!」


To be continued……
325 :1 [saga]:2011/04/17(日) 18:58:51.92 ID:XqFNYJRX0
今回は終わりです

エンヤ婆戦飛ばそうかと思ったけどやっちゃおう!うん!
あとポルホルが書きやす過ぎて承太郎と花京院が空気だよ!
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/17(日) 19:14:14.49 ID:9nnmz/soo
おっつー
あらすじは前回を見ろでしょっぱなから笑ったww
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/04/17(日) 20:10:04.78 ID:KngBljpjo
乙です
このカッポー共め
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/17(日) 21:02:00.74 ID:loZ8jLVDO
さっすがアヴドゥルさんだー
伊達に異世界でウルムドやってないな!
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/04/18(月) 21:15:12.11 ID:WU5GAvSAO
PCを占領されて投下ができないすまないでござるの巻
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/04/19(火) 18:30:23.07 ID:wJB6nWoAO
今日発売のUJでSBRが完結&来月からもう8部連載開始の発表!!
ウルジャン購読派の俺はもう興奮が止まらないよハァハァ
おっと、ネタバレになるから内容は控えておきますねハイ、すみませェん
5月6月に23巻と完結24巻の連続刊行があるまで沈黙を守れるか怪しい…
とにかく単行本派は漫画板やジョジョスレはこれからしばらく気をつけて見ないとネタバレ踏む事になるぜ
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/19(火) 22:39:11.56 ID:1ePAl1UDO
ふはははは!残念だったな!俺はもう踏んでおるわ!



チクショウ…
なんだよ…あの8部なんだよ…
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/04/19(火) 23:40:44.49 ID:TwBwa3rAO
新世紀ジョジョリオンだもんな
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/19(火) 23:41:59.41 ID:m2rczvMFo
こら!
334 :1 [sage]:2011/04/20(水) 19:24:57.17 ID:idZMhtOV0
ジョジョリオンってwwwwwwwwwwww
何でみんなジョニィのカッコよさをわかってくれないんでしょう、ジョニィさんマジハンサム

最近やたらめったら忙しくて更新も報告も疎かになってすみません
今日も投下できないんですスミマセンorz

年越したら今度はPCなんていじってる場合じゃなくなるのでなんとか8月までには終わらせたいです
335 :1 [sage]:2011/04/22(金) 19:27:30.78 ID:oPcaSOrR0
┌─────────────┐
│    \/ /´             |
│ ___  .; (    スイマセェン     |
│":::::::::`7;  \ ________   .____|
│:::::::::_ノ___      `y´./  |
│::::/ ~      \       /  .|
│:::| キョウモムリデス  _}       /   .|
│:::\_____>      ./   |
│:::::::::::|  ;;_    _. :;:   /     |
│:::::::::::[;    ~ てiソフ´   /   ::;;;|
│--"~ ‐ リ    `~´      /   ヽ._ |
│   _  彡      =~^ヽ   .|
│-ゝ"::::i ハ   / ハ  (  / 》   |
│:::::::::::::::ヽ   / /:::i  ヽ / /     |
│::::::::::::::ハ_ ヽ/ /;;;:::|   ヽ ;/    ノ|
│:::::::::/" ヽr  i ;;;;;〕7= - v- ...‐   |
│:::::::r   o ヒ~ / = = = -  ソ ζ |
│::::::| Y´ ・ ソ /^ = = = - ~ (   |
│::::::::ミ  ヒ   ノ        ν  .|
│::::::::::\  ソ              .|
└─────────────┘
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/22(金) 20:30:30.00 ID:5UqtoU/Xo
何故ブラックモアじゃなくそいつをwwww
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/22(金) 23:02:20.79 ID:GBnpEIVDO
チュミたんは可愛いから許す!ジョニィとお揃いのツノがいいよね


だがAct4、テメーは駄目だ
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/23(土) 01:41:28.86 ID:xOIBAm5+o
ジャイロの魂を受け継いで鳴き声がニョホホ笑いに変わっちゃったんだよなwwwwwwww
339 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:20:06.94 ID:GyivUVaK0
  ブス…  ∫ ;′ ∫  ,;′
   ブス…',. -――-゙、  ;'  ジジジ…
    ;  /      へ `>、'; ∫
   _;'___{.  ,>-/、/=;´イヽ;'_  
  /三三j='rー、\_>、)_, >;;〉三'`、ジジ…
 /三三└'゙ー:;‐;;‐;;'`ー;;ヾ'`"´三'三;`、
 囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
 囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮
 ◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎

投下ですっ……!!圧倒的投下っ……!待たせてすまないという意志から……!>>1の代わりに利根川が焼き土下座をしておりますっ……!!
ジョニィさんマジイケメンっ……!
340 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:21:11.54 ID:GyivUVaK0
前回までのあらすじ
次回作『ジョジョリオン』でお会いしましょう
  ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
来たか……!
341 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:21:57.79 ID:GyivUVaK0
ポルナレフ「アヴドゥル!ホル・ホースの位置は!?」

アヴドゥル「かなり近い、気をつけろ……ホル・ホースに近いということは、そのままイコール敵スタンドも近いということだ」

ポルナレフ「ああ、わかっている………」

ザッ

アヴドゥル「……!」ボォォォ

ポルナレフ「どうした!?」

アヴドゥル「ポルナレフ……後ろだ、後ろ……『敵』だ!」

ポルナレフ「『銀の戦……ッ!!」ズギャン

アヴドゥル「ま、待て!ポルナレフ!!そいつは『敵』じゃあないッ!!」

ポルナレフ「ッ!?な……ん、だと………!?」ピタァァッ!!

アヴドゥル「馬鹿な……炎の探知機……ホル・ホースの反応とは『違う』はず!」

ポルナレフ「てめ……ぇ!ホル……ホースッ!!」

ホース『………』
342 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:22:25.34 ID:GyivUVaK0
ポルナレフ「ホル・ホース!どうしたんだ!?おい!ホル・ホース!?」

ホース『………』

アヴドゥル「炎の生命探知機の誤作動……!?馬鹿な、そんなはずない、私はホル・ホースの生命反応を探ってここまで来たはず!」

ポルナレフ「ホル・ホォォォーーーーーースッ!!!」

アヴドゥル「……『最初から違う反応を追っていた』ということなのか!?」

ホース『に………』

ポルナレフ「!?ホル・ホース!生きているんだな!?どうした!何があった!!」

ホース『逃げ……て……』

ポルナレフ「!?ホル・ホース!何があった!おい!」

ホース『うああああぁあぁぁぁああぁあぁぁぁッ!!!!』ズギャンッ

ポルナレフ「!!?」
343 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:23:13.86 ID:GyivUVaK0
すみません!ご飯食べてきます・・・・・・
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/25(月) 19:26:57.09 ID:O6JBAW6co
いってら
345 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:39:24.78 ID:GyivUVaK0
ホース『「皇帝」ァァァァァァーーーーーッ!!!』ドギュウゥゥゥァァアァッ

ポルナレフ「『銀の戦車』!!」キィィンッ

ポルナレフ「本当にどうしちまったんだホル・ホース!俺に攻撃してくるなんてよぉ!」

?「ヒッヒッヒッ……何も驚くことはないじゃろうが……『以前の状態』……『敵同士』に戻っただけじゃあないか……」

ポルナレフ「……どこに隠れていたのかさっぱりわからなかったぜ、てめえ何者だ?この俺たちに気付かれずにここまで近づくとは……」

アヴドゥル「私の『炎の探知機』をも騙すそのスタンド技術……こいつは今までの敵とは一味違うぞ……!」

エンヤ「わしの名前はエンヤ婆、我が最愛の息子J・ガイルの実の母にしてスタンド使い!そしてDIO様に忠誠を誓った者よ!」

ポルナレフ「何?『J・ガイルの母親』だと……!」

エンヤ「フフフ、ワシは貴様が憎くて仕方がないのよ……」

エンヤ「今こうやって、貴様に飛びかからないで他愛もないことを喋っていられるのも、必死に自分を抑えておるから……」

エンヤ「だが!もう我慢せんッ!息子の仇討ちじゃ!貴様の腹をかっ捌き!内臓を取り出して!床に順番に並べてやるゥゥゥゥ!このド腐れ野郎がァァァァーーーーッ!!!!」

ポルナレフ「貴様ァァァッ!!ホル・ホースに何をしやがったァァァ!!?」

エンヤ「さっきも言ったじゃろう!?『以前と同じ敵同士』に戻っただけじゃと!!」

ポルナレフ「んなわけあるか!!」
346 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:40:14.30 ID:GyivUVaK0
エンヤ「往生際が悪い奴じゃのォォォ〜〜!さっきのホル・ホースの『弾丸』が何よりの証拠じゃろうが!!」

ポルナレフ「ケッ!あんなものが証拠になるわけねーだろうがバァァァァァーーーーーカッ!!」

エンヤ「なんじゃと!?」

ポルナレフ「ホル・ホースは言ってたぜ!お前らはDIOの部下という同じところに属してはいるが、『仲間』とは言えない関係らしいな!」

ポルナレフ「それが仇となったなエンヤさんよォ!お前はホル・ホースを『知らなかった』!」

エンヤ「ど、どういうことじゃ?」

ポルナレフ「『皇帝』は『弾丸操作』ができるんだよ……本当にホル・ホースが敵になったのなら、その弾丸操作で俺はとっくにお陀仏になってるぜ」

ポルナレフ(もっとも、その手にはもうひっかからねえが)

エンヤ「だ……『弾丸操作』?」

ホース『………』

ポルナレフ「そしてよく見てみると、ホル・ホースの腕に奇妙な『穴』が開いているな」

アヴドゥル「もしや、これでホル・ホースを『操っていたとか』?」

エンヤ「ギクゥ」

ポルナレフ「やっぱテメーの仕業か!ぶっ飛ばすッ!!」
347 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:40:51.46 ID:GyivUVaK0
エンヤ「だだだ大ピーンチ」

アヴドゥル(もしや……これはアヴドゥル活躍のチャンス!?ぬほほwwwww千載一遇のチャンスktkrでござるなwwwwwwww)

アヴドゥル「ポルナレフ、ここは私に任せろ(キリッ」

ポルナレフ「お前………」

アヴドゥルの 瞳に 炎が揺らめく!

ポルナレフ「それほどの決意……!確かに受け取ったぜ!行って来いアヴドゥル!!」
348 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:41:20.95 ID:GyivUVaK0
             | |         __,...,__
             | |         <「:l::ト::l:::|ヘ_         \/ | ̄ <二、
             | |         ,ハ:_「]‐/7:_/          │  .|二  、__ノ
             | |         }、\:::>'T{           ┬   ∧ lヽ /l.  |
             | |      ,.-、l'rt、个,ィァテ─‐、___     ⊥  /-ヘ│ V | !
             | |      .{.山}`フl l´T /、 `ヽ\\
             | |.      >ー'ハ. ごラレi\ヽ   \\
             | |.    _,人_ノ二ニ´--‐' /〉、   l |
             | |_,..ィl/ ̄ {ヽソ )_.  // ,)    |. L.___
           ,ィ⌒ | | /`ヽ.  `¨T´o`Y⌒ミく   _,ノl /  |
          /_,. -‐ | |、丶、  V   ヽ--'{ ヒ、<)) \_/   lニヽ
          /     | | ヽ: :\        ヽニィ>\_\ニ´___ノ |
.         |     | |  }: : : i         /  |  | /ヽ::ヽ|:/ ,、 \)
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         (   _ | |   ∠._/i  ヽ.      \ x<リノハ〈ノ   /
         ヽ l::::ヽ| |      _/\  \__,ノ   |´リ}/  ////
             ', \:::| |ー‐一' ハ   ヽ     | l¨´     `'しノイ、
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        / ̄\.  | |    l │      / |:o::o\   /o//〉  ヽ
       |.       | |、   ! ,ノ!     / 丿`ヽ:::o:ヽ/ィ´//!   /
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         l       | |. ',  i l     l´       /     /::.  /
       l.      | |  ト--‐'^)   /        /!    ./:::. /
        i        | |  }ニニニ)  /        /    /:::::. i
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       l         | |  |   ∨        /     / 〉::  ',
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349 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:42:03.65 ID:GyivUVaK0

                                  r‐、rつ(⌒)(⌒)(⌒)r‐、      /⌒\
                                 r_つ,(⌒),(⌒)(⌒),(⌒)(⌒)(´`)   {  チ  }
                               l:::::::ll:::::::l:::::::ll::::::l.l::::::l':::::/::::::/ __  {   ッ   }
                                   l;;;;;;;ll;;;;;;ハ;;;;;ハ;;;;ム;;;;ィ;;;;ノ;;;/´:::::) {  ♪  }
         _      _               {ニ==-ミ丶<.._‐ - 二二ニぅ"´    \  /
       r ⌒ヽ ̄ ̄     ̄ r'⌒ヽ         {ニ =,、‐''">- .._`丶、= = ニ}      ソ
    -+‐=キ― - = ==|     l         'r<¨'( (r―――`''ッ、``ー--}     /⌒\
   ‐=キ‐  ノ,  ___ ‐= =l、   |           K弋・〉 ¨7¨で・ラ> l ``>‐〈      {  チ  }
     -=',== 〒‐ ‐=≡≡l ` ー ´|         │フ/   ヾ、 ̄   ``'イリ}       {   ッ   }
    -= キ‐=-ハ __  ― l、. ___ , |             | j〈{__ ノ  `i     r_ノ-、     {  ♪  }
     -‐=l=‐  l ̄ - = ==|    |   _      |ノ `"    `i   l(ヾoソ)      \  /
      _l   ノ`r‐、‐-、ノl`  ‐'´l`r‐ァ ′ `ヽ ,r‐- l r=‐==-  `i  lノ>ー <        ソ
    ___ ̄ ノ ¨ '' - .._  / ` ‐- .._  / __  /(ヾoソ | `ー---‐'′  ゙/ /(ヾoソ)、
  - == r'゙= ‐    l´⌒      ){ (  `)/  >ー < l         /   / >‐-<〃\
  _ ノ  ̄ ¨ ''' ‐-ノ    `¨ '' ‐ 、′ヽ、二ノ‐ /=o =} '、ー― - /   / /=o =}//`7'' ‐-
  三〈 二 =-   l⌒       /   / ̄   ヽムノ /| ` ̄´   // ヽ.ムノ //
 -= f´= -  ̄ ¨ '' l     ¨ '' ‐-、′ /-‐=‐ /ヾ7ヽ   |  _ ‐'´///ヾ7ヽ//
   〈 == ‐-   {⌒       /   ノ  --‐ { =O= } ̄ ̄ _ ‐'´/ {= O =}
350 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:42:31.91 ID:GyivUVaK0
ポルナレフ(よほど闘いたかったんだなアヴドゥル、ホントに熱い男だぜ……!)ホロリ

エンヤ「gkbr」

アヴドゥル「うばっしゃぁぁぁーーーーーッ!!焼き殺してくれようぞ占いババア!」

エンヤ「う……うぷぷ……」

アヴドゥル「何がおかしい?恐怖のあまり気でも狂ったか?それともついにボケたか?」

エンヤ「わからんのか?こーやって腕を組みながらほくそ笑んでいるのは『勝利』を確信しているからじゃ……」

アヴドゥル「何それ怖い」

ポルナレフ「アヴドゥル!!後ろだ!後ろだァァーーーーッ!!!」

アヴドゥル「え?」

ゾンビ「あばばぁぁぁ」
351 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:43:03.27 ID:GyivUVaK0
ガブリチュウ

アヴドゥル「おぅふwwwwwwwwwwwwww尻を噛まれたwwwwwwwwwww痛いでござるwwwwwwwwwww」

ホース『し……し、ま………った!』

ポルナレフ「アヴドゥル!」

ボゴン!

アヴドゥル「フォカヌポウwwwwww尻に穴が開いたwwwwwwwアヴドゥル呪えば穴二つwwwwwwwwwなんつってwwwwwwwwwww」

ポルナレフ「アヴドゥル!お前その『穴』!!」

アヴドゥル「え?wwwwwwwwwwww」

エンヤ「うしゃーーーーッ!喰らったな我がスタンドを!操ってやるぞモハメド・アヴドゥル!!」

グイイイーーーッ

アヴドゥル「ぬほぉwwwwww拙者こんな活躍望んでないでござるうううううううううううううううううううううう!!」

ポルナレフ「アヴドゥル!!」
352 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:43:35.29 ID:GyivUVaK0
ゾンビ「あああぁぁばばばばばばぁ〜〜〜〜」

ポルナレフ「うおおおおおおッ!!こいつら……!倒しても倒してもキリがねえ!!」

ホース『ポ……ポルなれフ……!!』

ポルナレフ「ちくしょう……!畜生!!また、また俺は大事な人を守れないのか……!!?」

ポルナレフ「畜生!畜生ォォォォォーーーーーーッ!!!」


「星の白金(スタープラチナ)ッ!!!」ドギャンッ!


ボガァァッ!

ゾンビ「うええぇぇぇ〜〜〜」ドサドサ

ポルナレフ「そ、その声は!?」

承太郎「ようポルナレフ、無事か?」

ポルナレフ「承太郎!」

花京院「私もいますよ」
353 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:44:08.23 ID:GyivUVaK0
ポルナレフ「花京院!……す、すまねえ、俺がふがいないせいで……!二人が!」

承太郎「……おめーはそこで休んでな」

ポルナレフ「な!何を言ってるんだ承太郎!俺も闘うぜ!」

承太郎「やれやれ、わからねえのか?『お前はよくやった、後は俺に任せて後ろで休んでいな』ってことだ、言わせるな恥ずかしい」

ポルナレフ「じょ、承太郎……!」グスッ

花京院「しかし承太郎、相手は『霧』のスタンド使い、いかに星の白金の方がパワーは上でも、拳で霧は倒せません」

エンヤ「ひひひ!そこの小娘の言う通りじゃあ!お前に何ができるゥ!?」

承太郎「やれやれ、こんなスタンド、てめーがあと一回呼吸をする前にやっつけてやるぜ」

エンヤ「何じゃとォ!?舐めやがって!あと一呼吸の討ちに倒すぅ?やれるもんならやってみぃ!はい一回……」ヒクッ

花京院「?」
354 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:44:34.44 ID:GyivUVaK0
エンヤ「ンパッ、ンパッ?こ、呼吸が……?で、できぬぅ……!!?」

ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!

ポルナレフ「あ!み、見ろ!承太郎の星の白金が!」

花京院「敵スタンドを吸いこんで押さえつけている!!」

星の白金、吸引力の変わらないただ一人のスタンド

エンヤ「ブクブクブク」バターーンッ

承太郎「これであのばばあの頭ん中にも、大好きな霧がかかったようだな、めでたしめでたしだぜ」

花京院「チャンチャン♪」


To be continued……
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/25(月) 19:46:47.23 ID:WnoLU1Pdo
乙です!

>星の白金、吸引力の変わらないただ一人のスタンド
吹いたwwww
356 :1 [saga]:2011/04/25(月) 19:51:26.90 ID:GyivUVaK0
今回はここまで!待たせてしまい申し訳ありません


以下おまけ

ジョニィ「………」

スローダンサー「すぅ……すぅ……」

ジョニィ(僕の馬が幼女になってから約半日が過ぎた)

ジョニィ(以前解決策は見つかってない、馬の交換はアウトだしなぁ……どうすりゃあいいんだよ……)

スローダンサー「んうぅ……主様ぁ」ダキッ

ジョニィ「うおおッ!!?くそっ!抱きつくな……ん?」ムニ

ジョニィ(こいつ……パンツ穿いてないだとぉぉぉぉぉーーーーーッ!!?)

ジョニィ(なんだこの状況!どうすればいいんだ!?教えてくれジャイロ!ジャイロォォォォォォォーーーーーッ!!)

ジャイロ(感じるのです……ジョニィよ)

ジョニィ(あ、あなたはジャイロ大明神様!)

ジャイロ(幼女の下半身がもたらす奇妙なゾーン……人はそれを『黄金のΔ地帯』と呼びます)

ジョニィ(お、『黄金のΔ地帯』!?)

ジャイロ(ジョニィ、LESSON4.5です、『黄金のΔ地帯』の軌道に合わせ爪を回転させるのです!)

ジョニィ(僕にできるわけがないこともないッ!!)

ジャイロ(回転の力は無限大ィィィィィィィィィ!できんことなどないィィィィィィィィィィィィ!!)

ティム「会話の通じないアホがいるな」

357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/04/25(月) 19:55:55.85 ID:uGuBPZ0AO
乙です
どこもかしこもアヴさんの扱いがひでえww
そしてオマケはもっとひでえwwww
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/04/25(月) 20:05:36.44 ID:fGqRUjdAO
乙!
アヴドゥルが只のかわいそうな奴に…ww
359 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2011/04/25(月) 20:15:07.26 ID:TFhUw/MO0
乙!
冷静に考えると、霧なんだから鼻や耳から出ればいいのでは……と思った俺が居る
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 20:15:44.00 ID:jUQcGwrDO
アヴドゥルの性格といい吸引力の変わらないスタンドといい…
>>1!きさま!うろジョジョ見ているなッ!

SBRバッドエンドな最後だったから
7部勢が仲良くアホやってるの見るとニヤけるぜww良ければもっとお願い…
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 20:26:41.76 ID:TFhUw/MO0
>>359
ゴメン、下げ忘れた
後、単行本派を代表してネタバレはやめてほしいと伝えたい
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/04/25(月) 20:59:46.19 ID:nVnbQcOGo

>>1さん時を止めろ!ジャンプ派にネタバレをさせるなッ!
363 :1 [sage]:2011/04/25(月) 21:26:12.32 ID:pcm8FsfAO
ネタバレがあり申したか、誠に申し訳ありませんでした
かくいう私も単行本派でね(キリッ
最終回だけ見ちゃった

今後はネタバレは避けて投下して参ります
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 21:34:39.75 ID:Mv45gCl0o
>>360がどこで偽情報を掴まされたか知らないがバッドエンドではなかったぞ
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 21:42:38.28 ID:TFhUw/MO0
>>364 よかった……

それと>>1、ネタバレというのは>>360の事です(紛らわしくてすみません)
ガセだったらしいですが
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/04/25(月) 23:52:33.11 ID:nVnbQcOGo
勘違いさせてすまん
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/25(月) 23:57:08.45 ID:O6JBAW6co
俺も最終回のネタバレ見ちゃったけどSBR集めてよかったって思えたな
368 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:35:26.14 ID:JSjwlSRU0
うろジョジョ?ハハハナンノコトヤラー

挿話入りまーす
369 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:36:09.98 ID:JSjwlSRU0
前回までのあらすじ

承太郎「わが社が開発した新世代の掃除機は……こちらです!」

星の白金「なんでもできるオラ」

ポルナレフ「おお!これは新世代の名にふさわしいフォルムですな!」

アヴドゥル「しかし、いくらフォルムが新しくとも、性能の方が古ければ意味がありませんよ」

承太郎「その辺はご心配なく……お見せいたしましょう、わが社の新世代掃除機『星の白金』を!」

承太郎「スウィッティィィィィィィィ!!オンンンンンンンンンヌ!!!」カチッ

星の白金「『強』だオラァーーー」ブイイィィィン

エンヤ「ホゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ」ギュウィィィィィィィィン

ポルナレフ「おー吸い込む吸い込む」

アヴドゥル「これはまさに新世代の名にふさわしいですな!」

エンヤ「ブクブクブクブク」

ポルナレフ「本が沈んだ!」

エンヤ「ブックブック」
370 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:36:49.98 ID:JSjwlSRU0
挿話『星屑十字軍(スターダストクルセイダース)』


エンヤ(む……無念じゃ………)ピクピク

承太郎「やれやれ、ポルナレフ、あいつらの容態は?」

ポルナレフ「ホル・ホース!ホル・ホース!大丈夫か!?」

ホース「……ん、にゅ、う……はっ!」

ポルナレフ「ああ!ホル・ホース!良かった、目を覚ましたのか!」

ホース「ポ……ポルナレフ!ごめん!あたし……あたし!!」

ポルナレフ「……なぁお前、一体何で謝ってるんだ?」

ホース「……え?」

ポルナレフ「俺に謝るってこたぁ、何か悪いことをしたって自分でもわかってるってことだよな」
371 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:37:22.39 ID:JSjwlSRU0
ホース「う……うん」

ポルナレフ「謝る前に、謝る理由を教えてくれ」

ホース「……あ、あたしが、勝手に一人で突っ走って、みんなに迷惑かけて………ポルナレフにも、辛い目にあわせて……」

ポルナレフ「……そうか」

ホース「ほ、本当に、ごめん」

ポルナレフ「……ケッ」スッ

ホース「!!」ビクッ

ポルナレフ「………ふん」ポフッ

ホース「うぇ!?」

ポルナレフ「おめーさ、もうちょい俺たちを頼っていいんだぜ、『仲間』だろ?」

ホース「『仲間』……」

ズキン

ホース「そ、そうだね……もっと、みんなを頼って、みるよ……」
372 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:37:49.78 ID:JSjwlSRU0
ポルナレフ「そうだ、俺たちゃ『星屑十字軍(スターダストクルセイダース)』だからな!」

承太郎「おい……ポルナレフ、なんだ?その『星屑十字軍』とは」

ポルナレフ「ん?いやさー、何か俺たちのチーム名みたいなやつだよ!ほら、結束力を高めるみたいな感じでさ!良くない?『星屑十字軍』」

承太郎「俺が言えたことじゃあねえが、日本のヤンキ―みてえだぜ、それ」

花京院「よくありますよね、『俺たち○○組!!』って、男の子が卒業アルバムに記入していたのを見たことあります、でも、『星屑十字軍』……私は嫌いじゃないですよ」

ポルナレフ「だろ?だからさ!ホル・ホースも『星屑十字軍』の一員だ!もっと仲間を頼って、助け合っていかなくちゃあな!」

ホース「……フフ、なんだろう、ポルナレフが元気だと、あたしも心の底から元気が湧いてくるような感じがするよ」

ポルナレフ「そうか!あっはははははは!それじゃあジョースターさんのところに戻ろうぜ承太郎」

承太郎「ああ、じじいと『アヴドゥル』が心配だな」

アヴドゥル(さっきから私、アンタらのうしろにいるんですが)

スタスタスタ……
373 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:38:30.24 ID:JSjwlSRU0
ホース(なんでだろう……ポルナレフに『仲間』って言われた時、少しだけ胸が痛んだ……)

ホース(嬉しいってのもあったけど、違う……何かが、違う……)

ホース(ポルナレフと一緒にいると、胸がポカポカしてくるんだ、だから……あたしは、きっと、『仲間』なんて関係じゃあなくて……)

ホース(もっと………………………深い……………………………フカイ……………………………『ナニカ』…………………………)

ホース「……ッ!いけない、こんなこと、考えてちゃあダメだよな……しっかり、しないと………」

ポルナレフ「おーい!早く来いよ!!」

ホース「う、うん、すぐ行くよ………」


承太郎一行の、エジプトへ向けての奇妙な旅はまだまだ続く

はたして彼らは、『希望』を見つけることを出来るのか……

To be continued……
374 :1 [saga]:2011/04/26(火) 00:40:02.03 ID:JSjwlSRU0
はーいここまで!おやすみなサイ
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2011/04/26(火) 00:52:48.72 ID:qmsgO8Wmo
乙!
できたらアヴドゥルさんの立場を良くしてください
376 :1 [sage]:2011/04/26(火) 00:56:40.97 ID:wp1Tu3VAO
好きな子ほどいじめたくなるアレ効果
あ、もちろん一番好きなのはジョニィさんだよ!ジョニィさんマジジョニィ
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 10:03:04.96 ID:8s+d2U1DO
スタプラの吸引力は魅力的ィィィ!一つ下さい
いつも思うが星屑十字軍てネーミング暴走族っぽいよな
毎回乗ってる物壊したり周囲に被害を及ぼすので仗助君がいないとやっていけません



そしてこれだけは言える

おのれポルナレフ
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/04/26(火) 18:30:45.66 ID:dPaFHHyAO
流石にジョジョSSスレはうろジョジョ見てる率高いな
379 :1 [sage]:2011/04/26(火) 19:53:26.36 ID:NCYr45od0
おまけ

ジョニィ「………」

スローダンサー「ねー主様ぁ、なんでそんなムツカシイ顔をしておられるのじゃ?」

ジョニィ「当ててみろよ」

スローダンサー「むぅ?……!そうか、わしにはハッキリクッキリわかってしまったぞ主様!」

ジョニィ「ほう、言ってみろよ」

スローダンサー「主様はわしのこの魅力的なぼでぃーにメロメロなんじゃな!だからそんなムツカシイ顔をしておられるのじゃな!」

ジョニィ「………」

スローダンサー「フフフ、主様!何をそんなに悩まれる必要がある!」

ジョニィ「あのな……」

スローダンサー「わしはもう主様を受け入れる準備はできておるぞ!!」ガバァ

ジョニィ「うああああッ!!?何をするだァァァーーーーーーッ!!」

スローダンサー「もうっ!やはりダメじゃな『草食男子』とやらは!男なら獣のように女を喰らうべきですぞ!あ、でも……食べるのはわしだけにしてほしいな、なんて」

ジョニィ「降りろ……!」

スローダンサー「ふぇっ?」

ジョニィ「なんで僕がこんな顔をしているのか教えてやるよ、お前がこんな姿になっちまって、僕はこの先レースを続行することができなくなっちまったんだよ!」

スローダンサー「大丈夫じゃ!この姿になっても主様の馬としての役割を立派に成し遂げて見せようぞ!」

ジョニィ「画的にアウトなんだよォォォォーーーーッ!!」

スローダンサー「そんなことより今は主様の筆おろしの儀の方が先じゃ!さぁ主様わしの下の口でその太くて大きなお魚ソーセージを」

ジョニィ「僕は童貞じゃあないッ!!降りろバカ!」

スローダンサー「!!?!!?!」ガーンガーンガーン(←エコー)

スローダンサー「嘘だろ承太郎」

ジョニィ「誰だよそいつ……」

スローダンサー「絶望した……主様の純潔が既にわし以外の女に奪われていることに絶望した……」

ジョニィ「ああ、もう……このままグダグダ続けても意味ないから切るぞ!次回までには解決策が見つかるように祈っておくか……」

380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 20:40:58.80 ID:8s+d2U1DO
さすがジョニィさんマジイケメン
初登場で3Pやらかしただけのことはある
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 22:55:32.61 ID:BoXoKsyr0
むしろお前も草食だろwwww
ブレないなこのスローダンサー
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/04/30(土) 22:08:23.20 ID:/3eUug0AO
せっかくの連休なのに投下が遅くて申し訳ありません
日か月に一度投下いたします
383 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:30:01.42 ID:ZTM3f+si0
投下なんだよ


前回までのあらすじ

承太郎達の旅はまだまだ続く

ジョジョの微妙な冒険 完          嘘
384 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:30:34.08 ID:ZTM3f+si0
第20話『鋼入りのダン』


ジョナサン「僕がホル・ホースを探している間に承太郎達が倒した敵がここにいるわけだが」

承太郎「さて、このババアはどうする?」

ジョナサン「こいつにはDIOの情報を聞き出したいからな、起こすか……起きるまで待つか………」

?「いいえ、待つ必要なんてありませんよ……老紳士さん」

ズビシィィィッ

エンヤ「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!?」

ジョナサン「!?!?これは……『肉の芽』ッ!!」

エンヤ「お、お主は……!なじぇ、きしゃまが……!」

?「フフフ、あなたもおわかりでしょう?DIO様は結局誰にも心を許さない……」

エンヤ「ば、か、な……DIO、様は、わ、しを、信用、し………ひでぶ!!」ブシャアアアァァァ
385 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:31:00.00 ID:ZTM3f+si0
ジョナサン「!!おい!大丈夫か!?」

エンヤ「あ……ヴァ」

ジョナサン「おばあさん!まだ息がある……」

ジョナサン(外道的な方法だが、これはチャンスかもしれない!)

ジョナサン「DIOの情報を教えろ!もし教えてくれたら、僕の波紋で助けてやる!」

エンヤ「D……DI、O」

ジョナサン「!」

エンヤ「DIO、様の、スタンド、は」

ジョナサン「何なんだ!?」

エンヤ「めそ」ガクッ

ジョナサン「!?おいッ!めそってなんだ!?めそってなんなんだァァァァァーーーーーーッ!!!?」
386 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:31:40.39 ID:ZTM3f+si0
承太郎「おい、てめえ」

?「私のことでしょうか?」

承太郎「てめえ、何者だ?」

?「私ですか?私は」

ダン「鋼入りの(スティーリー)ダン、お察しの通り『スタンド使い』です」

承太郎「何故仲間を殺した?」

ダン「それが『DIO様のご命令』でしたからですよ」

承太郎「……命令だから仕方なく、か?」

ダン「ええ……そうですよ」

承太郎「……じじい」

ジョナサン「ああ………それは嘘だな」
387 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:32:25.58 ID:ZTM3f+si0
ダン「?」

ジョナサン「命令だから仕方なく?機嫌良さそうに見えたけどな」

ダン「……ふ」

ジョナサン「何を笑っている?」

ダン「フヒャハハハハハハハハハッ!!何余裕ぶっちゃってんだよぉクソジジイ!」

ジョナサン「?」

ダン「さっきからゴチャゴチャとうるせーんだよぉ!てめーらさっさと俺のスタンドでおっ死になァ!!」

ジョナサン「……それが君の本性か?」

ダン「どーでもいいじゃねーかよ……うぜぇな、オラ、てめぇはもう俺のスタンドの術中に嵌ってんだよぉ!!」

ジョナサン「何?何か見えたか承太郎」

承太郎「いや、奴のスタンドは見えなかったぜ」

ダン「おい!そこのガキ、俺を殴れ」

ガキ「うわキメェ、死ねよマゾ豚」

ダン「誰が精神的に痛めつけろと言った、いいから殴れ、金をやっから」
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/01(日) 17:32:27.46 ID:g8ZuFua00
めそwwww
エンヤ婆が原作よりも悲惨に……
389 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:34:42.75 ID:ZTM3f+si0
ガキ「マジ?いやっほい!じゃあ本気で行くぜ!」

ダン「え?」

ガキ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァーーーーーッ!!!!!」

ドゴドゴドゴドゴ

ダン「ギャアアアアアァァァァァッ!!?」

ジョナサン「何をやってるんだあいつ……」

承太郎「放っておけ、トチ狂ってんだろうぜ」

ダン「ゲボァ……!?て、てめーら……何ともないのか?」

ジョナサン「?」

承太郎「何を言ってるのかさっぱりだな」

ダン「馬鹿な!?俺の『恋人(ラバーズ)』がそこのクソジジイの体内に侵入しているはず!!」

ジョナサン「『恋人』?……ああ、もしかして承太郎」

承太郎「ああ、おそらく俺がさっきつまんだ『こいつ』だろうな」
390 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:35:18.70 ID:ZTM3f+si0
ダン「何!?」

恋人『マギーーーッ』

ダン「い、いつの間に!?承太郎!さっき貴様は『俺のスタンドは見えなかった』と言ったはずだ!」

承太郎「ああ、さっきはこれがお前のスタンドとは思わなかったものでな、『ゴミ』かと思ったぜ」

ダン「ご、ゴミ…!?」

ジョナサン「なるほど、このスタンドが婆さんの脳に侵入し、肉の芽を植え付けていたのか」

ダン「お、俺っ、殴られ損をもらっただけじゃねえか!?」

ジョナサン「さて、お前のスタンドを拘束した今、お前は完全に無力なわけだが」

ダン「ヒッ!ヒィィィィィィィッ!!ゆ、許して!?ねっ!DIOからもらった前金をやるから!なっ!?」
391 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:35:47.83 ID:ZTM3f+si0
ジョナサン「承太郎」

承太郎「ああ、今回はじじいにゆずってやるよ」

ダン「へ?」

ジョナサン「たとえぼくたちにとって敵だったとしても、お前の行動は許されるわけがない、お前は……」

ジョナサン「お前はこのジョナサン・ジョースターがじきじきに裁く!」

ダン「いッ!いやぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁあぁっぁpかjhどいabhvijkbhおいfcqCVPOnうぇfぐqhbofjうy!!!!!」

ジョナサン「見せてやる!『紳士の剣』を!!『スペード・ナイン』ッ!!」ズバァァッ

ダン「――――――――」

ジョナサン「巻きつけてッ!引き寄せるッ!!」

ダン「―――ガァッ!!?」

ジョナサン「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」
392 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:36:18.87 ID:ZTM3f+si0
ジョナサン「―――君がッ!!――――泣くまでッ!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドドゴ

ダン「が!ぶぁッ!?痛!ぁッ!!」

ジョナサン「―――殴るのを、やめないッ!!!」

ドッゴァァァーーーーーッ!

ダン「ぶああああああああああああああああああああああああッ!!!!」


―――『鋼入りのダン』
      スタンド 恋人(ラバーズ)
  ―――再起不能(生きてはいる)

承太郎「今回の敵はあっさり終わったな」

花京院「ええ、私たちの出番がありませんでしたね」

ジョナサン「さて、次の街に向かうぞ」


To be continued…
393 :1 [saga]:2011/05/01(日) 17:37:17.28 ID:ZTM3f+si0
今回はここまでです、ありがとうございました
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/01(日) 17:39:37.44 ID:g8ZuFua00
乙!
エンヤ婆だけじゃなくダンも超悲惨だったwwww
後、ジョナサンのラッシュもいいなあ……原作で本当にありそうで
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/01(日) 18:11:48.54 ID:50XoxBTuo
乙。さくさく進んで面白いわ
いいねぇジョナサンのラッシュ
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/01(日) 20:46:31.01 ID:mNR4lKQ3o

面白えwwww
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/01(日) 21:11:09.55 ID:DvHJ2xGUo
なるほど…
DIOはめそ、か。
こりゃヤバそうだぜ…
398 :1 [sage]:2011/05/04(水) 23:19:24.77 ID:C8e9mH2AO
ジョニィ「ダニー!紹介するよ!ダニーってんだ!白いネズミでね、僕のペットなんだ!」

ディオ「ふん!」プチッ

ジョニィ「ダニーィィィィィイイイイイイイイッ!!!タスクッ!!」ドバドバッ

ディオ「このディオがァァァァアアアアアアアアッ!!」



ジョナサン「参ったな、乗馬なんて一、二回やったぐらいだよ、なぁ君、どうやって乗るんだい?」

ディエゴ「あ、ここはまず左足を鐙にかけてですね……」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/04(水) 23:30:53.09 ID:jvJUKAFKo
このディオは女の子なのか・・・?
400 :1 [sage]:2011/05/04(水) 23:52:44.01 ID:h1Qx2OuI0
>>399
いや男

そうか、このスレではディオ=女だった

最近ディオ出してないから忘れていた…
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/05/04(水) 23:59:08.17 ID:XU1c+WW8o
男だと思ってたら実は…?
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/05(木) 02:07:38.59 ID:lnTp5KDAO
やべジョニィとディエゴだけだと思って読んでしまった
じつは4人いたッ!
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/05(木) 13:10:38.25 ID:JG56h53/o
>>401
つまり逆にホットパンツが男の娘になるのか
404 :投下 [saga]:2011/05/05(木) 16:27:57.49 ID:S2S9MJvU0
あらすじだといいね

ジョナサン「ディオ!ディオ!ディオ!ディオぉぉおううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
      あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ディオディオディオぉううぁわぁああああ!!!
      あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
      んはぁっ!ディオ・ブランドーたんの金色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
      間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
      コミック1巻のディオたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
      3部で復活決まって良かったねディオたん!あぁあああああ!かわいい!ディオたん!かわいい!あっああぁああ!
      SBR23巻も発売決定されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
      ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…ゲームもOVAもよく考えたら…
      デ ィ オ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
      そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ジョースターぁああああ!!
      この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のディオちゃんが僕を見てる?
      表紙絵のディオちゃんが僕を見てるぞ!ディオちゃんが僕を見てるぞ!フィギュアのディオちゃんが僕を見てるぞ!!
      映画のディオちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
      いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはディオちゃんがいる!!やったよSPW!!ひとりでできるもん!!!
      あ、コミックのディオちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
      あっあんああっああんあエリナぁあ!!ブ、ブラフォード!!タルカスゥゥぁああああああ!!!ボーンナムとその他ぁあああ!!
      ううっうぅうう!!俺の想いよディオへ届け!!エジプトのどこかにいるのディオへ届け!」
405 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:28:48.83 ID:S2S9MJvU0
第二十一話『悲しみの果てに』


ジョナサン「ここから北西100km先にヤプリーンという村がある」

ジョナサン「砂漠があるのだが迂回していると時間がかかりすぎるので住民はセスナを利用するらしい」

ジョナサン「というわけで我々もその村でセスナを購入しよう」

承太郎「そのヤプリーンまではどう行くんだ?」

ジョナサン「『ラクダ』を使う」

花京院「ら、ラクダ?」

プルルルルルルル

ピッ

ジョナサン「もしもし?」

ジョニィ『ラクダの走り!スローモーションに見えるが脚の長さは馬の約二倍!その歩幅!十分馬と張り合えるスピードまでに加速できる!』

ジョニィ『しかも体重は800kgを超え、馬の約1.5倍!近づくものを押しつぶしていけるッ!!僕は馬の方がいいけどね』

ピッ
406 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:29:28.02 ID:S2S9MJvU0
ジョナサン「………」

ポルナレフ「ラクダか……乗れんのか?」

ジョナサン「問題ない、助っ人を用意してある」

アヴドゥル「助っ人?」

ジョナサン「紹介しよう」


スラブ諸国のエジプトから!
サハラ砂漠を年に三回も横断する!

そう!彼が!彼が!!彼が!!!

『ウルムド・アブドゥル』だァァァァァァァァーーーーーーーーッ!!!!!


ウルムド「どうも、ジョースター殿」

ジョナサン「ウルムド・アブドゥルさんだ、彼はラクダ乗りだから、彼の言う通りラクダに乗り砂漠を横断しよう」

アヴドゥル「………」

ウルムド「………」

アヴドゥル スッ

ウルムド スッ

ピシ ガシ グッグッ

――二人のアヴ(ブ)ドゥルが分かち合った瞬間である
407 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:29:59.31 ID:S2S9MJvU0
ウルムド「ラクダはその高さ3mもあります、だからまず座らせてから乗ります、こうやって……」

スッ

アヴドゥル「ふむ、よっと……」

ウルムド「モハメドよ、なかなか上手いぞ、それでは説明を続けます」

ウルムド「ラクダは馬と違いだく足歩行と言って片側の前足と後ろ足が交互に出るので結構揺れます」

ウルムド「だが、このようにリズムに乗って走れば……ぬっ!?」

ラクダ「ブハァァーーーーッ!」

ドガシャアァッ

          ノ    だ ウ 転
       、\/.      ァ ル 倒
        \ヽ    | ム. し
       /.        |  ド て
     <.         |. ・ い
       ヽ、      | ア .る
      二ニニニ       ブ の
           \      ド は
           ヽ//.    ゥ 
. __,r‐-_、=- 、    //i    ル     、\/
'/ /__二、ヾ、. '/ |  __| |__      >、\
. / /| / _`ヽヽ、  ̄    | |  `ー 、 / .\
//、   (彳⌒  ヾ_、、   / ::::::::::::..... ::::::....
/ 二、ヽ-、 ー--ヽi-、ヽ /:::::::::::....... :::::::::.....
'/シ´ (_ ,_ ,'こ>、   ヽf⌒, 、::::::::::::::
   /  i' /ノ ,ノ   { ニ ,、 i|:::::::
ヽ、/   '!_ン´  _ |>=- ' ||::
`r ゝ、  ij  /;;;;;;//、∀ }:::
. ヽ→ゝ-、_  ;;;;;;;;/ !ゝ,、 ノ::
  /i l>`i:::..._ニ>' /,><:::
 {ニ <l |i ̄   ´//<l i/ |::::::
  ゞ.^ ,ノ、三- ‐'/i l>,、<ノ ::::::::
   /i> ヽ\>→ー- '::::.. ::::::::... :::::::::
  /|i> <!,!__ i <! l> }`ヽ::::::... ::::::::... ::::
 r'::::ゝ^ノ、, !ゞ、l/ノ  ヽ::::::::::... ::::::::::
|:::: :::{l> <! ノ、     ヽ:::::::::::::.... ::
/:::::::: :::::ー ':::::ヽ     ヽ::::::::::


ウルムド・アブドゥル  再起不能

アヴドゥル「う、ウルムドォォォォォォォォォォーーーーーーーーーッ!!!!」
408 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:30:36.71 ID:S2S9MJvU0
―――――

ジョナサン「ウルムド君は最寄りの病院に搬送した、それでは行こうか!」

ザパラッ  ザパラッ

――7時間後

ホース「……」ダラダラ

ポルナレフ「おい、ホル・ホース、大丈夫か?」

ホース「……ん、だ……じょう、ぶ………」

ジョナサン「水を飲ませてあげなさい……しかし、だいぶ歩いたはずだが……今何時だ承太郎」

承太郎「……午後の、10時だ……!」

ジョナサン「10……時!?馬鹿な!太陽はまだ我々の上で我々を照りつけているぞ!!」

承太郎「分からねえ………だがこのままだと確実に全員アウトってことだけは確実だぜ………」

ポルナレフ「ジョースターさん!ホル・ホースが……!」

花京院「……う、………」フラフラ

承太郎「花京院も危ねぇ、日射病になっている可能性が高い」
409 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:31:05.78 ID:S2S9MJvU0
アヴドゥル「ラクダ達も限界近いです、どこかに日陰は……!?」

承太郎「仕方ねえ!『星の白金』で穴を掘る!そこに隠れろ!!オラァッ!!!」

ボゴァッ

さっ

承太郎「ハァハァ……!」

ジョナサン「承太郎……ご苦労だった、花京院たちと一緒に今は休め」

承太郎「そ、そうはいかねえだろ……敵のスタンドも目視できていねぇこんな状況で、動ける者が休んでいちゃあ……!」

ジョナサン「お前の役割はここまで、だ、お前は自分のすべきことを完璧にやり遂げた、それだけで十分だ、よくやった、だからもう休め」

承太郎「じじい……」

ポルナレフ「後は俺たちに任せろ、承太郎」

アヴドゥル「たまには私にも活躍させてくださいよ!このモハメド・アヴドゥル、だてにヴ男やってませんよ!」

承太郎「てめえら………すまねえ…………」ガクッ

ジョナサン「………承太郎も限界だったようだな」
410 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:31:32.72 ID:S2S9MJvU0
ポルナレフ「しかし、正直なところ、承太郎を欠くとしんどいところがあるな」

ジョナサン「仕方がないよ、とにかくまずは…」

アヴドゥル「敵スタンドがどこにいるのか、ですね?」

ジョナサン「それについては検討がついている、あの太陽だ、太陽自体がスタンドなのだ」

ポルナレフ「なんだと…!?」

ジョナサン「そう考えるとこの状況にも説明がつく、問題は本体の居場所だ、本体自身を叩かないとどうにもならない」

アヴドゥル「本体がどこにいるか……しかし、遠くにいるのなら、どうしようもないのでは……」

ジョナサン「おそらく我々の近くにいる、スタンドは本体と近ければ近いほどその強さを増すもの、この暑さ、間違いないだろう」

アヴドゥル「なるほど………では、どうやって探しますか?」

ジョナサン「目視で探すしかない………」

ポルナレフ「マジかよ……時間がかかりすぎるぜ!?」

ジョナサン「……いや、一つだけ試してみたい方法がある」

アヴドゥル「それは一体……?」

ジョナサン「二人はそのまま目視で本体を探してくれ、ぼくは『波紋』を用いて本体を探す」
411 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:32:02.65 ID:S2S9MJvU0
アヴドゥル「波紋を……?」

ジョナサン「『水』はまだあるか?」

ポルナレフ「これで全部だ……」

ジョナサン「……ワイングラス一杯分か、十分だ」

ポルナレフ「け、けれど、これがなくなっちまったら、俺たちは……!」

ジョナサン「……成功するか、失敗するか………五分五分と言ったところだ」

アヴドゥル「それでも、信じてくれるか?と言いたいのですか?」

ジョナサン「そうだ………ぼくを信じて、この水をくれるか?」

ポルナレフ「……」

アヴドゥル「………」

ポルナレフ「アヴドゥル、信じないとか言ったら針串刺しだぜ?」

アヴドゥル「お前こそ、信じないとぬかしたら燃やすぞ」

ポルナレフ「……フッ、まぁ、そういうことだジョースターさん」

アヴドゥル「やっちゃってください、ジョースターさん!」

ジョナサン「……すまない、もらうぞ………」トクトク

ジョナサン「すぅぅぅぅ…………」
412 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:32:38.40 ID:S2S9MJvU0
―――ざわざわざわ

ジョナサン(この水は『波紋探知機』だ、相手の『呼吸』を探知する!)

ジョナサン(ポルナレフ、アヴドゥルの分の呼吸を探知!あと一つ!あと一つでいい!あと一呼吸があれば……!)

―――ざわっ

ジョナサン「!!きたっ!!行くぞッ!!」ダッ

ポルナレフ「ジョ、ジョースターさん!」

ジョナサン「そこにいるのはわかっているぞ!!予言してやろうッ!!」貴様は貴様自身の『太陽』によって敗北する!!」

本体『……!』

ビュンッ!!

ポルナレフ「!!あの太陽のスタンドから『光線』が!」

アヴドゥル「ジョースターさん!危ない!」

ジョナサン「っ!」ズバッ

ジョナサン「最後の悪あがきか!ぼくにはこの身が燃え尽きようとも成し遂げたいことがあるッ!」

ジョナサン「そのような攻撃じゃあ!ぼくの『覚悟』は撃ち抜けないぞッ!!」
413 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:33:05.01 ID:S2S9MJvU0
――――

ツェペリ「ジョナサンよ、『波紋』とは何か、わかるか?」

ジョナサン「波紋とは何か、ですか?」

ツェペリ「わからないか」

ジョナサン「……そうですね、今のぼくには、難しい質問です」

ツェペリ「波紋とは……すなわち『太陽』なのだ、太陽の波長と、波紋の呼吸の波長は一致する、だから波紋=太陽」

ジョナサン「太陽……」

ツェペリ「太陽とは『生命の根源』、呼吸とは『生命の躍動』!波紋の呼吸は『生命の賛歌』!すなわち『人間賛歌』と心得よ!!」

ジョナサン「波紋の呼吸は……『生命の賛歌』……『人間賛歌』……」
414 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:33:40.79 ID:S2S9MJvU0
――――

ジョナサン「あの『太陽』の輝きッ!それは『生命』の輝きだッ!!」

ジョナサン「輝く太陽の波紋ッ!!『山吹色の(サンライトイエロー)………ッ!!!」コオオオオオオオオオオオオオ

ゴアアァァァァァッ!!!

ジョナサン「……波紋疾走(オーバードライブ)』ッ!!!!くらえええええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーぃ!!!!」

メメタァッ

本体「ブゲッ!?」

ポルナレフ「あ!?風景からいきなり人がでてきたぞ!?」

アヴドゥル「あれは……そうか!『鏡』か!」

ポルナレフ「鏡?」

アヴドゥル「よーく見てみろ、周りの景色を、『左右が反転している』だろう?」

ポルナレフ「あ……あっ!良く見てみりゃあ………あ、アホらしッ!」

本体「ま……ましゃか、こんな方法……で」ガクーン

ジョナサン「予言通り、貴様は『自ら出した太陽』によって負けたのだ」
415 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:34:08.33 ID:S2S9MJvU0
スッ

ジョナサン「ん……本体を倒したら、夜になったな」

ポルナレフ「さ、寒いぜ!?」

ジョナサン「砂漠の夜は冷えるんだ、さぁ、この敵が乗ってきたらしい車に乗って行こうか」

アヴドゥル「それでは、承太郎達を乗せて、行きますか!」

―――『太陽(ザ・サン)』
     本体 アラビアン・ファッツ
       再起不能


To be continued……
416 :1 [saga]:2011/05/05(木) 16:36:03.09 ID:S2S9MJvU0
今回はここまでです
いろいろ苦しいところは……みのがしてくださいっ……!

ありがとうございました
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/05(木) 16:52:44.53 ID:VtYc5p+h0
otuuuuuuuuuuuuu!!!
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/05/05(木) 16:53:24.55 ID:D9jZV89qo
乙でした
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/05(木) 17:29:51.66 ID:+92Ll73k0
乙!

『女教皇』戦より先にアレを見るとは思わなかったwwww
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/06(金) 02:45:46.00 ID:VkbjrddAO
ジョナサンの安定感すごいな
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/06(金) 11:07:52.24 ID:cohf701DO
ウルムドはアヴさんの生き別れの兄弟だったのだな…
422 :1 [sage]:2011/05/09(月) 20:08:57.95 ID:YQcfQIA90
明日か明後日に一度投下します
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/09(月) 22:24:10.18 ID:4zjBSUsAO
報告乙ありですよ
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 23:07:12.52 ID:MRFQrJWDO
ラジャー
425 :名無しNIPPER :2011/05/10(火) 15:10:40.91 ID:QfyNw2JDO
これヒロイン誰?
426 :1 [sage]:2011/05/10(火) 17:29:01.74 ID:7XDxKhOAO
>>425
アヴ……ホル・ホースかな

花京院の出番が足りぬぅ
427 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:55:51.37 ID:4IN5mnnH0
       , ' r─ュ. i:::::::! ┌‐-ュ ァ \
     /   T i l └‐┘  l i T ´ ヽ!´ \
.    ,イ,ゝ ,. -ハ ', i. -─‐-V ,' /  ハ    ハ
   /   /ィ/ \` ー一 ´ /`ヽ \  フ 、',
    i , ' ∠ --へ ` ¨¨¨ フ´ニ ‐‐=\ ヽ.   i
   V /:::::: _¨:ヽ   ´,.ニニ..,,_  ゙ト、',  <l
   /./l:::::、弋i歹 ゝ::i    ,弋汐._ン` ! ヽ   l
   /`i i:::::. `¨  ̄.:::::/   i   `¨   i l  l _,、l   投下だよ
   i,. l i|:::::::   :::::::/ , ー,、',       l l  l > .l
.  l,ゝ/i::::::::::.. . _::_:::ヽ! -- ..,,_       l  l  i   今回こそ花京院に活躍の場を……
  {. i i:::::::/ ‐- ー‐-,- ..,,_ > 、 _.. ⊥、l   !              祈っておこうかな
  ヽ. ヽハ / ‐-、 - .._'_   〃\ <丶、 ノ l i.l
   ';:::/ / _    〃  ¨7ヽ   <\-'/l i i // <)ヽ
    /,./ '´ ヽ`丶、    '  V` ー' / / リ^¨ ー'  l
   r'./   '"   〃\ーi   ,ヘ  ./ /レ/\    ./
  /lヽ\ ヽ─┴- ,  ヽ\ ヽ. ', // /   \-‐"
  /  \ 丶    i::::\ <\ ー‐'/       /\
. /      \  ノ:::::::::` ー'::::/::..         /   \
   ' ⌒ヽ    ,ハ:/   : .::::::/:::::::::      ,. '     丶
   /  /l\   i    ,. イ:::::::::::::::::.    /        \
   /  i l  〉  l,. <::::::::::::::::::::::::::  /
.  /   i  l  i   `リ:::::::::::::::::::::::::: : /
428 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:56:32.93 ID:4IN5mnnH0
前回までのあらすじ

ジョナサン「波紋疾走連打ァァァーーーーッ!」

波紋の連打でファッツがぼごごごーん
429 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:57:20.29 ID:4IN5mnnH0
第二十二話『死神13………なんだ夢か』


……ホギャア
…ホギャア
オギャアァァーーーッ
  オギャアァァーーッ

花京院「……ん、ぅ?」

花京院「あれ?ここ………は?遊園地……?」

花京院「初めて来る場所ですね……観覧車の中か………何故私はのんきに観覧車なんか乗ってるのでしょう?」

花京院「ラクダに乗ってサウジアラビアの砂漠を旅していたはずなのに………ジョースターさんや承太郎はどこに?」

オギャアァァーーーー

花京院「うーん………」

犬「クゥーン」

花京院「犬……か」

オギャアアァァァーーーーッ
430 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:57:58.38 ID:4IN5mnnH0
花京院「妙だなぁ……人っ子ひとりいない遊園地にさっきから赤ん坊の泣き声だけが響いている………」

ふわり
  ふわり

花京院「風船?………にカードがくくりつけられている?」

花京院「このカードは………タロット……まさか!?」

DEATH 13

花京院「『DEATH 13』ッ!?カードが『動いている』ッ!?」

ドッギャアアァァァァァーーーーンッ

死神『ルァァァァァァァァァァァァァァ………リ!ホォォォォォォォォォォォォォォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!』

ブンッ

花京院「うああああッ!?」シュピッ

犬「!?」

ザグゥッ!

ズブズブズブズブズブ
   ブチブチブチブチブヂイィィィィィッ!!

花京院「うわぁああぁあああぁぁぁああぁあぁあぁぁッ!!?」
431 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:58:55.98 ID:4IN5mnnH0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

花京院「あああぁぁあああぁぁああぁぁぁああぁぁッ!?!!!」ガバアァァッ

花京院「うわああぁぁああぁぁぁ!!ああぁああああぁぁぁあぁぁああぁぁぁ!!!!」

承太郎「花京院?おい、花京院!」

花京院「は!?」

承太郎「随分ひでえ汗だ……うなされていたようだが、大丈夫か?」

花京院「承太郎………ここは?」キョロキョロ

承太郎「ホテルだ、じじい達は既に飛行機のところに行っているぜ、今日はこれから500kmほど飛ぶ予定らしいからな」

花京院「……フーッ………聞いてくれるかしら?承太郎」

承太郎「……どうした?」

花京院「………とても恐ろしい夢を見たんだよ………」
432 :1 [saga]:2011/05/10(火) 19:59:28.10 ID:4IN5mnnH0
承太郎「…………どんな夢だ?」

花京院「それが……『思い出せないの』……どんな内容だったのか………ただ、とても恐ろしかった………承太郎に起こされて助かったんのよ………」

承太郎「……フン、そんなに恐ろしかったのだったら思い出せない方が良いかもな………」

花京院「そう……かもね」

承太郎「さっさと仕度しな、行くぜ」

花京院「ええ………ん?」

花京院「手が切れている……?一体どこで………?」

―――――――

少年「うわぁああぁあぁぁぁあぁぁぁぁぁああーーーーーーーっ!!?僕の犬がァ!?僕の犬がアァァァッ!!」

バァァーーーンッ

花京院「ううぅッ!?」

承太郎「ひでぇ殺され方だな………」

花京院「犬……犬の死体?つい最近……どこかで見たような………?」
433 :1 [saga]:2011/05/10(火) 20:00:07.88 ID:4IN5mnnH0
―――――――

ジョナサン「セスナが売れない?」

持ち主「すまねえ、受け取った金は返すから……」

ジョナサン「一体どういうわけだい?何か不手際でもあったのか?」

持ち主「赤ん坊が39度の熱を出しちまったんだ、この村に医者はいねえ、医者のいる町にまで連れて行かなくちゃあならねえ」

ジョナサン「あ、赤ん坊………か」

承太郎「………」

花京院「赤ん坊?赤ん坊………なんでしょう、また引っかかるものが……」

持ち主「明日の夕方まで待ってもらえれば、売ることができますが……」

ジョナサン「ううむ………こちらも人命がかかっているのだが………赤ん坊を見殺しにはできない………」

おばさん「あの……こうなされてはいかがでしょう?」
434 :1 [saga]:2011/05/10(火) 20:01:04.43 ID:4IN5mnnH0
おばさん「赤ちゃん一人だけ乗せるなら、このセスナでも十分にいけるでしょう」

おばさん「この方々に赤ちゃんをお任せしてお医者様のところに連れて行ってもらえれば………」

ジョナサン「え?よろしいのですか?我々にお子様を預けても………」

おばさん「お急ぎなのでしょう?ならば………」

ポルナレフ「ジョースターさん、お言葉に甘えましょうよ、このセスナ、さっき調べたが、スタンドじゃなさそうだぜ」

承太郎「赤ん坊の母親の意見を取るしかなさそうだ………」

ジョナサン「仕方ない、か、では行くぞ!!」


To be continued……
435 :1 [saga]:2011/05/10(火) 20:02:05.17 ID:4IN5mnnH0
短くてすいません
2,3日中に死神13戦を終わらせたいと思います
436 :名無しNIPPER :2011/05/10(火) 22:22:44.49 ID:QfyNw2JDO
花京院の活躍に期待ッ!
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/05/11(水) 09:01:07.54 ID:7R1H3SYbo
デス13が若本の声で再生された
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/05/11(水) 16:13:19.01 ID:bXZZptBAO
典子が触手で拘束されたり目玉を食わされると思うと股間が熱くなるな
439 :名無しNIPPER :2011/05/11(水) 20:28:06.23 ID:/q3WrY9DO
>>438

興奮してきた、服を脱ぐ
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/11(水) 22:14:34.16 ID:U5CVyBJ8o
>>438
俺「ガタッ」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/11(水) 23:53:17.65 ID:Bjoqwq+I0
>>438

!?
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/12(木) 12:02:07.02 ID:7oAQjkdAO
モナリザの手でも見て落ち着け
…ふぅ。
443 :名無しNIPPER :2011/05/12(木) 13:36:13.93 ID:M52jnUiDO
落ち着け…素数を数えるんだ
444 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:11:13.46 ID:C1v2hJBA0
>>438
ふぅ

うっ

ふぅ

投下です
445 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:11:45.30 ID:C1v2hJBA0
前回までのあらすじ


ラリホー!

花京院は眠ってしまった!



ジョナサン「ねんがんの セスナを てにいれた!」

赤ん坊「ころしてでも うばいとる」


そして伝説へ……
446 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:12:13.15 ID:C1v2hJBA0
ブロロォォォォーーーーン

おばさん「ぬほほwwwwwwwwやっと肩の荷が下りたわwwwwwwwww」

持ち主「え?」

おばさん「しかしあのガキどこぞの子供やねんwwwwwwww母親探し出さにゃあいけんのうwwwwwwwwww」

持ち主「あんた………母親じゃあねーのッ!?」

おばさん「んなわけないじゃんwwwwwオラまだ新婚さんですぞwwwwwwww」

持ち主「なんで他人の子をセスナに乗せた?」

おばさん「あいつの泣き声聞いてたらフラフラーッとwwwwwwwwwwwww」

ドオオォォォォォオォォオオオォォォオオォォォォ

ホース「乗り物に乗ると眠くなるなぁ………」ウトウトォ

花京院「……」スーッ スーッ

ホース「ポルナレフ………ちょっと眠ってていいかな」

ポルナレフ「ん?ああ、構わないぜ後で起こしてやるよ」

赤さん「………………………ニヤリ」
447 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:12:52.50 ID:C1v2hJBA0
―――――――

花京院「んッ!?」

ホース「おッ?」

花京院「ここは……!!」

ホース「花京院……?ここはどこだ?ジョースターさんとポルナレフ達は?」

花京院「遊園地……!?今朝の夢の続き!?」

ホース「夢の続き……?夢……?どういうことだ?」

花京院「端的に言うと、ここは夢の中です、夢の中にいるのよ!」

ホース「夢?なぁ〜んだ、夢か……ならゆっくりしようっと」

花京院「ゆっくりなんかしてられないでしょ!二人して同じ夢を見るなんてことがあるの!?」

ホース「偶然でしょ偶然!そんなことよりさぁ、あたしとアンタがこうやって二人きりって珍しくない?」

花京院「……そういや、そうね……」

ホース「ま!夢の中なんだけどな………」

花京院「そうね………って、ゆっくりしてる場合じゃあないのよッ!!」

ホース「二回目だな」

花京院「二回も言うほど大事なことなのよ!これはおそらく『スタンド攻撃』だッ!!」
448 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:13:20.78 ID:C1v2hJBA0
ホース「スタンド攻撃?この夢自体が?」

花京院「そうだ!そこに犬の死体があるでしょうッ!!」

犬の死体「死体デースHAHAHA!」

ホース「おお!なかなかスプラッタな死体だな、そういやこんな感じの死体を見た気が」

花京院「そうでしょう!?この私の右手の傷も夢の中でつけられたものよ!」

ホース「……つまり、この夢の中で自分に起こったことはそのまま現実に影響を与え……」

花京院「しかも起きた時には夢の内容を覚えていない………」

ホース「そのようなスタンド攻撃ということか?」

死神『なかなか理解力のあるいい娘だねぇぇぇ〜〜〜〜〜〜ラ・リ・ホォォオォォオオォ〜〜〜ン!』

ブッシャアアァァーーーンッ!

ホース「おげっ!?犬の死体から拡声器が!?」

死神『おろろろーーーん!オラは『DEATH 13』!死神のスタンドだよぉぉーーーッ!ラリホーマ!』

ホース「なんだこいつうぜえ!」
449 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:13:52.02 ID:C1v2hJBA0
死神『うっせ!うっせバーカ!うざくなんかねーよ!ぶっ殺すぞ!』

ホース「なんだこりゃガキみてえなヤローだな!」

花京院「ガキ……ガキ?まさか貴様!あの『赤ん坊』……ッ!!」

死神『おほほ!バレちった?まぁいいけどね!どーせお前らはここで死ぬんだしね!』

ホース「なんだと!?てめーに黙って殺されてたまるか!『皇帝』ッ!!」

花京院「出てきなさい!『法皇の緑』ッ!」

ホース「………!」

花京院「……で、出ない?スタンドが出ない!?」

死神『アホやねえ、ここはぼくの!ぼくだけの「世界」なのよン!お前らがスタンドを出すことは「許可」しないィィィィィーーーーーッ!』

ホース「や………やばくない?」

花京院「観覧車から脱出するのよッ!!」

ホース「無茶言うな!お前の『法皇の緑』ならこの高さからでも脱出できるだろーがあたしは無理だよ!!」

花京院「大丈夫!これ夢なんだし!」

ホース「現実逃避するなーーーッ!!いやこれ現実じゃあない!ややこしい!!」
450 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:14:29.68 ID:C1v2hJBA0
死神『それじゃあこのサイコロでどっちから殺すか決めよっかなぁ〜〜?』

ホース「全面あたしじゃねーかッ!あたしから殺す気ムンムンじゃあねーかッ!!」

死神『何が出るかな♪何が出るかな♪ラララッララララリホー♪』

デデーン

死神『ホル・ホース、アウトー』

ホース「うるせーッ!!」

死神『そんじゃあ死になさ―い!夢の中で死ねるなんて、ロマンチックゥ!』

ホース「や、やめろバカ!近づくな変態!」

死神『ラリホースラッシュ!』

ズバァッ

花京院「ホ、ホル・ホース!!」

スウウゥゥゥ

死神『oh……ホル・ホースめ、運がいい、誰かが起こしやがったな』

花京院「……」

死神『まぁいいや、どーせ起きても記憶ねーし、寝たところを殺せばいいや』

死神『仕方がねえなぁ!てめーから殺してやる……』

花京院「うう……!」
451 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:14:56.76 ID:C1v2hJBA0
―――――

ポルナレフ「ホル・ホース!起きてくれ!」

ホース「う………うん?う〜〜〜ん………ふぇ?」

ポルナレフ「起きたか?ジョースターさんに赤ん坊のオムツを替えるように頼まれたんだがいかんせんやり方がわかんねえ、お前わかる?」

ホース「お、おつむ?おつむは大丈夫だよー……多分」

ポルナレフ「寝ぼけてるじゃあねー!」

赤さん「チィ」

承太郎「ん?」チラリンチョ

赤さん(やべっ)

ホース「オムツ?オムツの替え方もわからないの?」

ポルナレフ「ごめんちゃい」

ホース「ありゃあ〜いっぱい出したなぁさぞかしスッキリしたろうなぁー」

ホース「しかし……赤ん坊………何かが引っかかるなぁ………」
452 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:15:24.02 ID:C1v2hJBA0
花京院「うっ!ああッ!!アアァァアァーーーッ!!や!やめなさい!そんなところを触るなぁッ!!」

ブンッ!ブンブンッ!

承太郎「なんだ?花京院!?」

アヴドゥル「そんなところってナンデスカ?」

ガンッ

ジョナサン「うおぉッ!?操縦桿を!」

グルングルン

ジョナサン「きりもみ状態になった!軌道修正ができないッ!」

承太郎「お、おい……落ちるのか?まさか……」
453 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:15:58.62 ID:C1v2hJBA0
―――――

死神『おとなしくしろッ!』

ガシィッ

花京院「むぐぅッ!?」

死神『てめーのせいでセスナが落ちそうなんだよ、寝ぞうの悪い奴だ』

花京院「き……貴様……赤ん坊なのに……!?」

死神『11か月ですイレブンマンス!オムツの中におもらししちゃうけどお前らよりずっと物は知ってるよン!』

死神『天才ですから』←スラムダンク最終回のあれ

花京院「なんだって……!」

死神『えい』ドロリン

ボドボドッ

花京院「うっ!?う、おえ、おええぇッ!」

死神『これで叫び声をあげられなくなったな……しかし、このまま殺すには惜しい体をしてやがる……』

花京院「!?」

死神『さっき言ったよな?この夢の中で起きたことはそのまま現実にも影響する』

花京院(まさか……?まさか!?嘘!?そんなこと!?ま、まさか……!)

死神『「処○」を奪ってやろう!女としての「誇り」の全てを奪って殺してやる!!』

花京院「あ!あえおおぉぉおぉぉーーーーーッ!!!」(訳 やめろ)
454 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:16:31.59 ID:C1v2hJBA0
―――――

ジョナサン「このジョナサンにパニックという言葉はない!『スペード・ナイン』ッ!!」ズバァッ

グインッ

ジョナサン「持ち直したッ!ヤッタネ!!」

しかし運命は残酷であった………


To be continued……
455 :1 [saga]:2011/05/12(木) 20:17:40.74 ID:C1v2hJBA0
終われんかった

しかしそろそろ二週間ほどPCが使えない……

死神13戦後二週間ほど投下できません、すみません
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/12(木) 20:19:10.10 ID:GTkfg/2H0

花京院まさかの貞操の危機!?
ラストの一文が最悪の予感しかしないんだが…………
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 22:00:44.35 ID:78hmLe5DO
そ、そんなところってどんなところですか!
うわあああ誰か承太郎さん呼んでえええええ!!
458 :名無しNIPPER :2011/05/12(木) 22:49:10.37 ID:M52jnUiDO
花京院貞操の危機ッ!
承太郎早く何とかしろ!
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/05/13(金) 05:05:42.70 ID:X2ef/pNGo
逆に考えるんだ
夢の中で犯される前に現実世界で承太郎が犯してしまえばいいと考えるんだ
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 17:37:08.75 ID:kEVmETqDO
>>459
そんな事した日には
主人公を降ろされ
半径20mスプラッシュを喰らい
ジョナサンに殺されます
461 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:13:29.04 ID:igPGK2OW0
ティロ・フィナー投下
462 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:14:11.99 ID:igPGK2OW0
前回までのあらすじを産業で


花京院ピンチ
性的な意味で
主に性的な意味で
463 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:14:38.92 ID:igPGK2OW0
ジョナサン「立て直しましたァァァァァァッ!!!ヤッタネ!」

ポルナレフ「あっぶねーっ!」

アヴドゥル「ヒヤヒヤしましたよ!」

承太郎「やれやれだz……おいじじいッ!!前だッ!!!」

―――――

死神『墜落は免れたようだな、それでは、生娘の処○をいただくとしよう』

花京院「う……むーーッ!!!」

死神『喚いたって無駄さ……ぬっ!?』

ザクゥッ ザクッ

花京院「んーーーっ!!んぅぅうぅぅーーーーーっ!!!!」

死神『な……なんだこいつッ!?気でも狂ったのか!!?』

グラァッ

死神『!?現実世界で何かが起こったようだな……!クソッ!運のいい……本当に運のいい奴らがァァァッ!!』
464 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:15:07.77 ID:igPGK2OW0
―――――

ジョナサン「何でこんなところにヤシの木があるのか……考えても答えは出ないので、ぼくは考えることをやめた」

ドッグオオォォォォォォォォンッ

承太郎「や……やれやれだぜ」

赤さん(運のいい奴らがァァァッ!!)

………………

ポルナレフ「死ななくてすんだのはいいがよォ!花京院!おめー一体どうしたんだ!?」

花京院「分からない……何かとても恐ろしい夢を見てたと思うのですが、それもはっきりしませんし、目が醒めてみたら死ぬほど疲れていますし……私はおかしくなったのでしょうか……」

ジョナサン「ううん……日本を出て早1ヶ月、その間敵は休みなく連続で襲いかかってきている、疲れも出て当然だろう、紳士としては、女性にこのような重荷を背負わせるとは申し訳ないことだ、花京院、申し訳ない」

花京院「気にしないでください……私が好きで着いてきたのですから……」

承太郎「おい……赤ん坊の熱は下がったみてーだぜ」

ジョナサン「不幸中の幸いと言ったところか……この子に何かあっては親御さんに償っても償いきれないからな……」

赤さん ニコニコ
465 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:15:39.96 ID:igPGK2OW0
ジョナサン「どれ、いないいないばぁっ」

赤さん「キャッキャッ」

ジョナサン「思い出すなぁ、ジョージの時もこうやってあやしていたっけな……もう何年前のことだろう……」

ポルナレフ「しかし何が面白いんだ?いないいないばぁーなんてよ」シラー

ジョナサン「赤ん坊というのは、顔を隠すと本当に目の前の人がいなくなってしまったと思うんだ、そこで……」

ジョナサン「ばぁーっ……と出ると」

赤さん「アハハ、アハハ」

ジョナサン「あ!いなくなった人が出てきた!安心した……と笑うんだよ」

ポルナレフ「へー……」

赤さん(チッ、疲れるんだぜ笑うフリってよ)

承太郎「おい、じじい……無線機は壊れてないぜ、どうする?SOSを打つか?DIOに居場所を知られることになるが」

ジョナサン「やむを得ない、赤ん坊のためだ……救助を要請してくれ」

承太郎「アイアイサー……」ピッピッピッ

赤「フゥゥーーッ」

花京院「……」ザッ

赤「?」

花京院「貴様……『スタンド使い』だな?」
466 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:16:13.68 ID:igPGK2OW0
赤「!!!?」

花京院「私の腕に『覚えがない傷』がある……見えるでしょう?『BABY STAND』の文字が!どうやら『私自身』がつけた傷らしいが覚えがない……」

花京院「BABY(赤ん坊)!STAND(スタンド)!Do you understand?」

赤「ハァーッ…ハァーッ!」

花京院「正直に言おう、私は『おかしくなったのかもしれない』わ………何せッ!!」

ガバァッ

花京院「貴様を『スタンド使い』だと思い始めているッ!!!」

赤「うっ……うわぁぁぁーーーーーんッ!あああぁぁぁーーーーんッ!!!」

ジョナサン「花京院!?どうした花京院!赤ん坊の首を締めるように抱き上げるなんて……一体どうしたんだッ!?」

花京院「ハッ……!」

ジョナサン「……君はもう寝なさい、安心して、今日はもう寝るんだ……」

花京院「は、はい……」

ジョナサン「承太郎……」

承太郎「ああ、分かっている、花京院は俺が看ておく……」

ホース「花京院……なんだろう、あたしも、すごく疲れてる……夢……夢……なんだろう、思い出せない……」

ポルナレフ「おい!ホル・ホース!どーした?」

ホース「な、なんでも、ない……」
467 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:16:41.21 ID:igPGK2OW0
アヴドゥル「ねるねるねるねは練れば練るほど……フヒヒヒヒwwwwwww」

ポルナレフ「アヴドゥルは一体何をしてるんだ……?」

アヴドゥル「ベビーフードを作ってるのだ」

ポルナレフ「ベビーフード?」

アヴドゥル「ベビーフードを上手に作れるママは将来好き嫌いのない良い子に育つ……私の持論でね」

ポルナレフ「でもおめー童貞じゃねーか」

アヴドゥル「……これはミルクに卵黄とバナナとパンをトロトロになるまで煮たものだ、味見するか?」

ポルナレフ「じゃあ、いただくぜ」パクッ

ポルナレフ「うンまぁあああァァァァァァアアーーーーーイッ!!!何コレ超うめえじゃねえか!赤ん坊って奴ぁいいモン食ってんだなぁーッ」

赤(やめろーッ、てめえ俺の飯を食ってんじゃあねーッ、腹減ってんだ早く食わせろーッ!)

ズアッ!

サソリ「やぁ、あたいはサソリ座生まれの♂だよ」

赤「ギャッ!」

サソリ「あー刺してぇ、何かめっちゃ刺してぇ、何でもいいから刺してぇわー」

赤「や……やばい、いつの間に俺のカゴの中へ?」

サソリ「ひゃっほーい!!!」ブンッ
468 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:17:08.22 ID:igPGK2OW0
赤「だが『問題ない』、安全ピンだッ!!刺すのは俺の方だッ!!!」

ブスウゥゥゥッ

サソリ「グ……ァ……」ビグンビグン

赤「あ……危なかった……」

花京院「……」

ホース「お、おい……花京院……!今……!!」

赤(『問題あり』だッ!!花京院とホル・ホースが見ていたッ!!)

花京院「サソリを殺した……や、やはりッ!!」

ホース「こいつただもんじゃあねーぞッ!!ポルナレフゥゥゥーーーッ!!!」

花京院「承太郎!ジョースターさんッ!!!やはりこの赤ん坊が『スタンド使い』だッ!!!サソリをピンを使って殺したのよッ!」

承太郎「……」

ジョナサン「花京院?ホル・ホース?」

花京院「信じて!!私を!一歳にも満たないような赤ん坊がサソリを殺したんだッ!!!」

承太郎「……そのサソリの死体は?」

花京院「カゴの中に……!」

ホース「あたしも見たッ!!このガキがサソリを……ッ!!」

ポルナレフ「死体がありゃあ、疑わずに済むんだが……」
469 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:17:44.25 ID:igPGK2OW0
花京院「な、ない……!?ふ、服の下に隠しているのよッ!!」

バッ

アヴドゥル「何を騒いでいるのですか?今から赤ん坊のご飯の時間ですので、赤ん坊をこちらに渡してください」

花京院「アヴドゥルさん!そいつはスタンド使いですッ!!」

アヴドゥル「このような赤ん坊が?馬鹿な、赤ん坊がスタンドを持てるはずがない、スタンドを操れる『精神力』がない」

花京院「うう……!」

ホース「ポルナレフ!信じてよ……ッ!!」

ポルナレフ「……死体がなかったんだ、見間違えたんじゃあないのか……?」

ホース「ち、違う……あたしはちゃんと見たんだ……!」

アヴドゥル「ベビーフードを食べさせましょう、フーッフーッ、はい、アーン」

赤「んーッ!んーッ!」

アヴドゥル「ちゃんと食べないとまた病気になるゾ、ほら、アーン」

赤「んぅぅーッ!んぅぅぅぅーーーーッ!!!」

花京院「アヴドゥルさんッ!ジョースターさんッ!!私は確信したんです!こいつがスタンド使いだとッ!!!」

ジョナサン「確信、とは?」

花京院「見てくださいッ!この腕の傷をッ!『BABY STAND』ッ!これは警告なんですッ!!!『夢のスタンド』なんだッ!!」
470 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:18:14.81 ID:igPGK2OW0
ホース「そ、そうだッ!こいつはスタンド使いなんだッ!!!」

承太郎「……!」

ポルナレフ「ホル・ホース……お前……!」

ジョナサン「……花……京、院……ホル・ホース……」

承太郎「おめー……その傷は……まさか自分で切った……のか……?」

花京院「……え?……あっ!!!」

赤(おマヌケーッ!腕の傷なんか見せたら『こいつマジでイっちゃってんじゃね?』ってなんのが分かんなかったのか〜〜〜〜〜ッ!?)

花京院「……こうなったら……!」

ホース「仕方ない!『強行手段』だッ!!!」

花京院「『法皇の緑』ッ!!!」バンッ

ホース「『皇帝』ァァーーーッ!!!」ギャンッ

赤(ッ!!!)

承太郎「オラァッ!」ドゴッ

ポルナレフ「おりゃあッ!」ドスッ

花京院「うあ……!」

ホース「ああっ……!」

承太郎「花京院……すまねえ……」

ポルナレフ「ホル・ホース……眠ってくれ、今は……な」
471 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:18:41.49 ID:igPGK2OW0
花京院(わ…私は確信したのよ承太郎、そいつのスタンドは『夢の中』で発動するスタンド、眠っちゃあいけないの、ジョースターさん)

ホース(このままじゃみんな殺されてしまう…信じて……信じて……みんな……ポルナレフ……)

ドサッ

赤(バレずにすんだーーッ!やったぁ!ざまぁ見やがれバカ共がァァーーーッ)

承太郎「花京院……」

ポルナレフ「もうこいつらとは……旅を続けることはできねーのか?!」

アヴドゥル(さっきから影が薄いなぁ、そんなことより花京院たちのことが心配だ)

ジョナサン「……明日、花京院とホル・ホースの様子を見て考えよう……今は、寝よう」

承太郎「……ああ」


赤さん「……ペッ」ベチャ

赤さん「……これで、全員砂漠の塵とすることができる……フフ、フフフフフ……」
472 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:19:07.95 ID:igPGK2OW0
―――――

承太郎「………?」

ジョナサン「こ……ここは?」

ポルナレフ「遊園地?……あれ?花京院とホル・ホースがいねえな………」

アヴドゥル「何故私たちは遊園地で馬鹿みたいに寝袋で寝ているのですか?」

ポルナレフ「砂漠のど真ん中で寝ていたんだから、こりゃ夢なんじゃあないのか?」

承太郎「おい……『夢』だとしたら………まさか………こいつはッ!!」

ジョナサン「そッ!そうかッ!!『スタンド攻撃』かもしれないッ!!花京院の言ってたことが本当ならばッ!!」

ポルナレフ「『BABY(赤ん坊)』ッ!『STAND(スタンド)』ッ!!あのガキが本体だったのかッ!!」

死神『ご名答〜〜ラリホーッ!』

承太郎「!!てめーが……」

ジョナサン「花京院たちの言ってた……ッ!!」

死神『そう!僕の名前は『DEATH 13』!死神のスタンドなんだよ〜!そして、君たちには「僕の世界」に来てくれたお礼に面白い「プレゼント」をあげちゃうよ〜太っ腹ぁ!!』

アヴドゥル「プレゼント……?」

ジョナサン「あ……アヴドゥル、君……なんだか、その………」

承太郎「………プッ!クフフフフフフハハハハハハハハ」

ジョナサン「『ハンサム』になってる………」

アヴドゥル「え?」

死神『はい、鏡』

アヴドゥル「………何というイケメン、これは間違いなくモテる」
473 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:19:36.07 ID:igPGK2OW0
死神『良かったネ』

アヴドゥル「しかし私は馬鹿ではない」

死神『?』

                          r弋"「| 冂´゙l7'ァ
                         (`ヽ,rェ豆呈呈足、       帰れッ!
                        L`>タ彡≡三三ニミ、        話は聞かんぞッ!
                        レ/j^Y∵∵:∵`ヾ:) __
                       |j u `i_リ厶 ===-弌'' ̄_-= }    わ・・・わたしに話しかけるのはやめろッ!
                      u ,r'"「 ヾ:/ |:::::::::t-\\ニl     このわたしに得することがあったときは
                     |j /::::::ノ,r ニ ‐- ´ ̄/::::l\`ヽ    決まってとんでもないオチだッ!
                      /l::/(__  _  \:::::: ̄} ;\   とんでもないオチの時だけだッ!
                      ノ フ     ̄ ‐-   ヾ下ノ_ノ ヽ
                    /-‐ _.. =- - .._ `ヽ\  V::    ',、
     _             / ,r='7:´: : : :ヾ彡: : :`ヽ ヽ  }:.     ', \
     fO!               ( (ミミ/: : : : : : :ミ : : : : : :ヽ  / ;:::.     ',  ',
      |::_}            \ヾミ{: : : : : : ミ: : : : : : : : }_ノ_ノニ=:..    ',  ',
⊂''ー-┘::}___           {`ソ:ヾ: : : :ノヾ、 : : : :r≦、三三ニ=:::.   l   ',
⊆: : : ‐-:////゙二ニ=-‐''´: ̄: ̄:``ヽ:、:_ フ":ヽ: : :ヽ: : :ムミニヽ\三三三:/  !  }
と'': :ー: :((((: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : : : : :八\ヽ \\三:/三/   /

死神『うん、まぁ嘘なんだよね』

アヴドゥル「分かっていたさ………」

承太郎「ハンサムだぞ」

アヴドゥル「慰めないでくれ………」
474 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:20:02.07 ID:igPGK2OW0
ポルナレフ「うおおおおおーーーーーーッ!!!?俺の髪がぁぁぁぁぁぁーーーーーーッ!?」

ジョナサン「ポルナレフッ!!?髪が急に伸びてるッ!?」

ポルナレフ「お……重いッ!頭が重いッ!俺の髪形がサザエさんみてぇーだとォォォーーーーッ!!?」

承太郎「ん?」ジャラジャラッ

承太郎「うおおおッ!?俺の鎖が……ッ!」ギュウウッ

ジョナサン「承太郎ッ!」

死神『気に入ってくれたかなぁ〜?僕のプレゼントはぁ?』

ジョナサン「こ……ここは『何でもアリ』の世界なのかッ!?」

死神『そう!ここは「僕だけの世界」!僕が「ルール」!なんでも僕の思い通りなのさ!でも……』

スラアァァーーーッ

死神『貴様らを「殺す」のだけは、僕が「直接」やらなくっちゃあいけないんだよ』

承太郎「『星の白金』ァァッ!」

死神『無駄だ、この世界で貴様らがスタンドは出せな……』
475 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:20:31.38 ID:igPGK2OW0
ドアアァァッ

白金『…………』

死神『なん……だと……』

白金『…』クルッ

承太郎「!!?」

白金『オラオラオラオラオラオラオラオラァッ!!!』

ドゴドゴドゴドゴドゴ

承太郎「ぐおおおっ!!?」ギュウゥゥーーーンッ

白金『わっははははははははーーーーーーーッ!!』
476 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:20:58.94 ID:igPGK2OW0
                   ___
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   |    |    |         \_________/      ||  / |       久々にワロタ
       |   | |          |       _____|_|  ̄|/
       |  |  |         |       \__/  /
       |  |   |        |              /
        | |   |        |            /
        |    \       |   / ̄ ̄^^¬ /
        |      \      |  /___    」  /
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       |        L  \   |     ̄T ̄ /
       |         |  \ |    〆   /
      |          L    \       /
                       \_________/
477 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:21:26.54 ID:igPGK2OW0
承太郎「………!!?」

白金『ラリホォォォォーーーーッ!!』

ボァンッ

死神『実は僕でしたぁぁぁーーーーッ!!!』

死神『この圧倒的強さ!この絶対的な恐怖!楽しいねぇ!

ジョナサン「なぜ……スタンドが出せない!?」

死神『簡単に解説してやろう、「スタンド」とは「精神の力」だ!「夢」とは「精神」が最も「無防備な状態」!その無防備な精神を僕のスタンドが包み込んでいる、だから貴様らは「スタンド」が出せない!!』

アヴドゥル「長文乙」

?「だが『例外』がある、そうだろう?」

承太郎「……!」

死神『ん?よく知ってるねぇ、そう!眠りにつく前に「スタンド」を出していればそのまま「夢の中にスタンドを持ち込むことができる」!』

死神『この「DEATH 13」はほかのスタンドと出会うことは決してない!そしてスタンドはスタンドでしか倒すことができない、これが僕が勝つ絶対的な理由さ………』

?「確かに、てめーはかなり厄介な敵『だった』ぜ」

ポルナレフ「あッ!お……お前!!」

死神『……あれ?なんでお前、「例外」を知っているんだ?誰にも教えたことはないのに……(教えたこともあったが全員殺したはずだ)』

花京院「また会ったわね、『坊や』」

ホース「小便はすませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」
478 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:21:53.59 ID:igPGK2OW0
死神『てっ!てめえらァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!!?花京院とホル・ホースッ!!!』

花京院「いたずらが過ぎたわね坊や……さぁ……」

ホース「『処刑の時間』だファッキンボーイ、その小さいキンタマ引き千切ってやる」

死神『だッ!だがお前らがいるところで「スタンド」が出せなきゃあ意味がないッ!そうだ!俺の勝利だッ!問題なく!依然変わりなく!!余裕ある勝利と我が栄光をたたえここに高らかに叫ばせていただくぞッ!!』

死神『ラリぐぇ』

花京院「ラリホー」

死神『ナニィィィィィィィィィィーーーーーーーーッ!!!?』

ホース「『例外』のことを知ってるんだ……なぜなら実際に『体験』したから、Do you understand?」

花京院「『法皇の緑』を出しながら気絶したのを忘れていたの?馬鹿ね、いくら天才と言えど、注意力が散漫ではこの社会では生きてはいけないわよ」

死神『はっ放せッ!このクソババアどもがぁぁぁぁぁぁーーーーーーッ!!!!』

花京院「無駄よ、死角に入ってるのだから………」
479 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:22:23.67 ID:igPGK2OW0
承太郎「花京院!」

ポルナレフ「ホル・ホース!」

花京院「承太郎、無事ですか?」

ホル・ホース「助けに来たぞ」

承太郎「花京院……その、だな………すまなかった………」

ポルナレフ「俺もだ……信じてやれなくて、すまんかった」

花京院「いや、無理もないことです、気にしてはいませんよ」

ホース「それよりもお前に気絶させられたからこの『例外』を知ることができたんだ、逆に感謝してるぜ?」

ポルナレフ「なっ、なんだか複雑な気分、めんぼくなぁ〜〜い!」

死神『いつまでもくっちゃべってんじゃあねぇぇぇぇーーーーーッ!!テメーもいつまでへばりついてんだ!!?未だに「俺の世界」にいることを忘れていないかッ!!?』

承太郎「……花京院!離れろッ!!」

死神『死ねぇぇぇッ!!』
480 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:22:50.59 ID:igPGK2OW0
ズッパシ

花京院「ば……馬鹿な………自分ごと鎌で『切る』などと………!!」

ガクゥッ

ホース「貴様!『皇帝』ッ!!」ドギュンドギュゥゥンッ

死神『無駄無駄無駄無駄ァァーーーッ!!俺のスタンドは『胴体が空洞』というデザインなのさッ!後は頭と腕と大鎌だけなのさぁぁぁぁッ!!!』

花京院「いい鎌だ……感動的ね、だが無意味よ」

ムクッ

死神『何ぃぃぃ………!!!?」

花京院「いつまでも私の『法皇』がのんきにへばりついてると思って?」

ズルリ   ズルリ

死神『花京院の「法皇」が俺の中にィィィィーーーーーッ!!!?』

ホース「さ、さすが花京院!!ちょっとヒヤッとしたけど」

花京院「さぁ、内部から破裂させられたくなかったら、まずこの腕の傷を治しなさい、『夢の中』なのだから『何でもできる』のでしょう?」

死神『は……はい』

ホース「全く敗因がわからないという顔をしているな」

死神『だ……だって!俺は完璧だった!負けたことはない!』

花京院「分からないなら教えてあげる、あなたの敗因、それは………」






花京院「『坊や』だからよ」
481 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:23:16.90 ID:igPGK2OW0
――――――

――朝

ジョナサン「……ん?」

承太郎「う………」

アヴドゥル「夢の中で、イケメンだったような………」

ポルナレフ「うぅ……ん?」

ジョナサン「何か、恐ろしい夢を見た気がする……」

ポルナレフ「俺もだ……はっ!そうだ!花京院!お前大丈夫なのか!?」

花京院「なにがです?」

ポルナレフ「だってお前腕の傷……ない、なんだ夢か、嫌な夢だったね」

花京院「ホル・ホース、赤ん坊のおしめを替えて、私はご飯を用意するから」

ホース「はいよ」
482 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:23:44.50 ID:igPGK2OW0
…………

赤さん「ハァーッハァーッ!」

花京院「みんな忘れているようだけど……」

ホース「あたしたちは覚えているぞ、『スタンド』を持ち込んだおかげか………」

花京院「いい?これから私たちはあなたに『罰』を与える」

赤さん(ば……罰?)

ホース「なーに、夢の中では結構キツイこと言ったが、お前は赤ん坊だ、傷めつけたりはしない」

花京院「手を貸しなさい………」

赤さん「……?」スッ

花京院「これが………『罰』よ!」

ピシイイィィィッ

赤さん(い……痛っ!)

花京院「これで終わりよ………」

赤さん(こ……これで終わり?馬鹿が!後悔させてやるぞ!俺を馬鹿にしたことを!!)

ホース「………お前、まだ11か月なんだってな」

赤さん「?」
483 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:24:12.19 ID:igPGK2OW0
ホース「そんな奴がよ、こんなことしてちゃあ、ダメなんだよ」

花京院「今ならまだやり直せる、あなたには『未来』があるのだから」

赤さん(な……なんだよ、説教か!?んなの聞きたくないんだよッ!!)

花京院「説教なんて聞きたくないでしょうね、でも、これだけは覚えておきなさい、『人を馬鹿にすることは、自分の心を最もひどい方法で痛めつけること』ってことを」

赤さん「…?」

ホース「お前は今ここで一度『死んだ』……お前にも親がいるんだろう?国に帰るんだな………」

花京院「もう、二度とスタンドは使わないことね……あなたの為にも」

赤さん(な……なんだよ!意味がわかんねーよ!!)

花京院「ゆっくり知ればいい、あなたにはそれだけの『時間』があるのだから………」

ホース「最寄りの街までは一緒に行ってやる、もう二度とあたしたちを襲うんじゃないぞ」

赤さん(わかんないよ……俺、天才なのに、なんで………なんで………)

花京院「じゃあ、行きましょう」

ホース「そうだな」

花京院(ゆっくり……大人になればいいのよ、私たちには……そんなこと、許されてないのだから)


To be continued……
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/13(金) 19:25:29.30 ID:P0943Nnq0
乙!
この二人は良い母親になれるな
485 :1 [saga]:2011/05/13(金) 19:25:43.13 ID:igPGK2OW0
死神13戦おしまい

ちょっと2週間ほど書き込めなくなります
ちょくちょく顔は出します
もしかしたら携帯から投下するかもしれませんが……あまり期待はしないでください、すみません

本当に休んでばっかりで申し訳ありません
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 21:03:07.94 ID:kEVmETqDO

なんだこの感動的な終わり方は…!
アヴさんがテーレッテレーとかイケメンとかどうでも良くなった
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/14(土) 07:39:38.40 ID:kIHj7rDAO
女性陣かっこいいな
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 11:02:00.54 ID:PcVUGvFEo
ホルホースあたりがうんこ食わせる発案すると思ったのに

というかアヴドゥルに泣いた
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/15(日) 00:22:30.18 ID:7I4i5q2DO
( ^∪^)<許す……ですか、女性らしい


( ^∪^)<いい話だ、感動的だな、だが>>1乙だ。
490 :1 [sage]:2011/05/15(日) 16:16:46.94 ID:F/CQqTEe0
番外編 ホリィさんの奇妙な一日

承太郎「じゃあ行ってくるぜ」ガラッ

ホリィ「はぁーい!行ってらっしゃい!!」

ホリィ「……行ったわね?行ったわね!?チャァーーンス!」

ホリィ「普段は覗けない承太郎のお部屋に忍び込んじゃお!ホリィさんのドキドキお部屋チェックの時間よォォーーッ!」

ガラッ

ホリィ「……何もないわね、飛行機の写真とか船の写真とかそんなのばぁーっかり」

ホリィ「だが知っている、本当に健全な男子高校生はッ!!」バッ

ホリィ「『ベッドの下』に『エロ本』を隠すッ!!」バッ

ホリィ「……が!ない!!嘘だろ承太郎!!」

ホリィ「仕方ないわね、姉モノのエロ本を本棚とベッドの下に忍ばせておこうっと」スッ

承太郎「おい」

ホリィ「ぬわーーーッ!!え?なんで帰ってきてるの!?まだ行ってから数分しか経ってないはず!」

承太郎「忘れものだ……やれやれ、そいつは持って帰れよ」

ホリィ「シクシク、承太郎はお姉ちゃんの身体に何の興味も示してくれないのね」

承太郎「あほなことぬかしてると肉身でも怒るぜ……」  続かない
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/15(日) 17:04:46.99 ID:fNI5Y5Ep0
>肉身
なにそれやらしい
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 11:52:10.04 ID:aLhKLE9jo
承りがそんなベタで見つかりやすいところに隠すはずがないだろww
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/16(月) 13:20:31.16 ID:f73dyEgAO
そりゃディスク化しつ体内に隠しているんだろ
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/05/17(火) 21:06:41.96 ID:KHPIYAAAO
肉親だった、まぁいいや、肉身……エロいから

おまけ

仗助「……」

吉良「……」スリスリ

仗助「あの……吉良さん」

吉良「……吉影」

仗助「……吉影さん」

吉良「……」ムー

仗助「…………吉影」

吉良「……」ニコ

仗助(笑った顔、可愛いな……じゃなくてよォ〜ッ!!)

吉良「……♪」スリスリ

仗助「おめーいつまで俺の手に頬ずりしてるつもりだァァーーーッ!?」

吉良「……いつまでも、こうしていたい」

仗助「それだと俺が困るンスけど……」

吉良「仗助くんの手、好きだから……」
495 :1 [sage]:2011/05/17(火) 21:12:05.58 ID:KHPIYAAAO
仗助「ハァ……」

吉良「……嫌?」

仗助「嫌じゃ……いや、嫌っスね、ハッキリ言うと」

吉良「……じゃ、やめる……」シュン

仗助「……アンタさぁ、俺の手と、俺……どっちが好きなんだよ」

吉良「?」

仗助「おめーがよ、『俺の手』が好きっつぅーんなら……悪いけど、俺には迷惑でしかねーんだよ……」

吉良「!」ジワッ

仗助「な、何泣いてんだよおめー」

吉良「……バカ、バカバカバカ!仗助くんの、バカァ……」

仗助「な、何だよ?俺何か悪ぃこと言った?」

吉良「私は……グスッ、仗助くんの手が大好きだよ……でも、それは、『大好きな仗助くん』の手だから……仗助くんは『特別』だから……」エグエグ
496 :1 [sage]:2011/05/17(火) 21:14:30.09 ID:KHPIYAAAO
仗助「……そうかよ、悪かったよ……」

吉良「……キス」

仗助「え?」

吉良「キスで許してあげる」

仗助「……サンドイッチで許してくれよ」

吉良「……仕方がない」

仗助(助かったァァーーーッ)

吉良(いくじなし……)

それは、とっても気持ち悪いなって
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/05/17(火) 21:34:16.44 ID:xjn1ZLLZo
どうしても吉良を女体化出来ない……
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/17(火) 21:35:20.64 ID:rO8J9ElAO
吉良の名前がそのままなせいで、濃厚なホモスレにしか見えないんだがwwwwww
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/17(火) 21:40:06.77 ID:2avU3OOto
吉良吉子
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 21:58:43.61 ID:U4k18EHso
吉影(よしえ)
501 :名無しNIPPER :2011/05/18(水) 01:14:31.54 ID:eMJx0S4DO
うーん…
吉良さんの女体化はちょっとなぁ……
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2011/05/18(水) 01:47:21.27 ID:LbvS5iezo
>>500
それだ!!
503 :1 [sage]:2011/05/18(水) 03:03:47.21 ID:e/i6yM2AO
正直>>1も吉良の性転換は無理
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 05:30:48.14 ID:oJccbYHso
では億泰を女体化すればいいと思うよ
505 :名無しNIPPER :2011/05/18(水) 11:48:37.10 ID:eMJx0S4DO
いやここは露伴でどうだ。
506 :名無しNIPPER :2011/05/18(水) 11:54:45.59 ID:eMJx0S4DO
>>1の好きなようにしていいんだぜ
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 22:54:58.35 ID:Kh7q4BhDO
露伴が見てみたいです
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/19(木) 11:28:58.71 ID:79kFFNOAO
初回ではモテモテだったんだよね
噴上なんかめじゃないくらい
509 :1 [sage]:2011/05/20(金) 19:30:01.78 ID:p1xiZtYAO
5/25(水)から再開予定です、ご迷惑をおかけして申し訳ありません

>>1もキンタマ四個にしてお詫びいたします
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 19:52:15.55 ID:s8UmkOEDO
了解したけど金玉4個って弱点増やしてどうすんだww
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2011/05/20(金) 20:37:19.50 ID:6JGfZcyro
>>509
おめぇ・・・八部読んだなッ!!
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/20(金) 22:45:08.02 ID:22pIa1nJ0
まさか本家で女体化が来るとは思わなかった
513 :名無しNIPPER :2011/05/20(金) 23:38:18.57 ID:Ph7g6p9DO
>>512

女体化ではないだろwwwwww
514 :1 [sage]:2011/05/21(土) 20:43:13.66 ID:huZvaAcAO
ジョニィのAAが出来たよ
γ⌒ν
(・∀・)<ジャイロお前は何をやってるんだァァーーーッ

おまけ

ジョナサン「いつの間にレス数が500超えてるね」

ジョセフ「俺のおかげ、主に俺のおかげ」

承太郎「好きな方を選びな……右手か?左手か?」

仗助「オラオラっスか?」

ジョルノ「YES!YES!YES!……何を言わすんですか」

徐輪「ワロスwwwwwwwwwwww」

ジョニィ「バンド組む?」

キンタマ「ぬほほwwwwwwwwwwwwワロローンwwwwwwwwwwwwww」

キンタマ以外「誰だお前」
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/21(土) 22:55:44.25 ID:Xb4Qm9ODO
これからはもう、どんなに格好良い事しても
「金玉かっけえwwwwww」とか「格好いいけどコイツ金玉4つなんだぜ…」
とか言われ続けるんだよな
8部主人公いと憐れなり
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/22(日) 02:32:18.87 ID:ctA8JiAZo
まだSBRも途中までしか読んでないのに、金玉とか気になってしゃーないww
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/05/22(日) 03:46:59.18 ID:NY+LhHfNo
SBRの時は単行本で読んでたけど8部からはウルジャン買う事にしたぜ
問題は他に読む物が無いって事だけだが・・・
518 :1 [sage]:2011/05/22(日) 21:11:39.75 ID:cr27W9sAO
Dio「The World……俺だけの時間だぜ……」

シルバー・バレット「動ケルのガ……」

Dio「な……?なに……!?」

シルバー・バレット「オ前ダケダト思ってイタノか……?」

Dio「びっくりしたけど冷静に考えたらこれ嬉しい誤算だよね」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/05/24(火) 16:11:01.48 ID:kyuHPD0AO
謎が解けた
520 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:48:14.42 ID:kaHVhxc40
     /                    |
     i   25日に再開と言ったが…   i
     i   そう…言った…のに…… /
      i  スマン            /
     ド、 ありゃウソだった    /
 rァノ二`ヽ\           ,.. '"     ,. ────────
{ ` イ-‐- 、巛\___  ,.. -<\_    / でも まあ
` T´r ___ i 弋  〜"ノ //\_><9   /  投下日が早くなるのは
ヾi Vr::::::V   ミミ  ,r''/ ', ヽ、_ {   i   悪いことじゃあないから(多分
  ト、‘== ' /  r‐ '"   ヾ、ー-- ニ、 i   良しとするって事でさ……
) \==  /    ___ T ー<ミ ) i  
 ノ 、、`ー- '"    /    `T  ー- 、ヽ  こらえてくれ  投下
ー゙`   ,,;;;;:   / _,. -、 フ  ヾ、 ー- 、) \_  ______
{     ::::::.   `{  !_ !::::/  i  }= ,. '⌒   //
{ r‐‐ ニ=:::::、      ̄    i  V /ヽ
. V/ ̄ ,..ィ< ;::|  \          ( ))
、 |   / (:::/    ヽ         i ) ::ノ
.ヾ\  ̄    ヾ_ / __        i o /
  ヽ\       , - ' ,r‐ァ-      !ー <
    ヾ\     /::;r= '"  ,     /|   ))
    f⌒ 、    `'"   _,/     / .|   //|
    ', T\     ̄:::::.     /  |  / / i
     \::::::.\    ヾ''゙    /  | / /  !
      ヾ::::::::ヘ:::::...、 ___,....:::::''     | /r-</
            >:::::::::::::::::::::::.....    i i   Y
521 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:48:44.80 ID:kaHVhxc40
キンタマ「前回までのあらすじ……」

キンタマ「……ところで俺は誰なんだ?」
522 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:49:17.25 ID:kaHVhxc40
第二十三話『ジャッジメントタァーイム(テケテケテケテーレー)デリートキョカ!ズバババーーントクソウセンタイデカレンジャー』


―――『後悔』

じゃなかった、『紅海』―――

ダイバー達は口をそろえてこう言った

ダイバー「紅海マジ美しスwwwwwwwwwwパネェwwwwwwwww」

東と西の沿岸はともに赤い砂漠なので『RED SEA』と呼ばれるようになった
海を汚す都市らしい都市はなく、またそそぎ込む河もない
そう、『汚れなき海』なのだ……

ジョースター一行はこの限りなく青き紅海を渡ってエジプトに入ろうとしている

ザァァァァーーーーッ
   ザァァァァーーーーーッ

ホース「ホント青いわね〜」

花京院「海は広いな、大きいな……とは、よく言ったものですね」

承太郎「……おいじじい?方角がエジプトの方じゃあねえみてーだが……?」

ポルナレフ「え?どういうこったい?」

花京院「この方角だと……あの島に向かっているようですね………」

ジョナサン「ふふふふ……ふふふふふふふふふふふ」ニヤニヤ

承太郎「じじい……いい医者を紹介するぜ?」

ポルナレフ「それどこの医者だよ」

承太郎「俺だぜ」
523 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:49:45.63 ID:kaHVhxc40
ポルナレフ「おま……オラオラ?」

承太郎「オラオラ」

アヴドゥル「死wwwwwぬwwwwwwwwww」

ジョナサン「ふふふふふふふふふふ………実はね……うふふふふ、あの島に……ちょっとした『サプライズ』を用意してあるのさ」ニヤニヤ

ザッパァーーーッ
   ザザザザザザザ

ジョナサン「到着……!!」

承太郎「で?その『サプライズ』とやらは何なんだ?じじい……」

ジョナサン「まあ待て承太郎、少し準備がかかる……そこに小屋がある、そこでコーヒーでも飲んでいてくれ」

承太郎「早くしろよ……もう時間は残りわずかだぜ……」

ジョナサン「分かっているさ、なぁーに、この旅にとっても『良い物』だよ」

承太郎「?」

アヴドゥル「承太郎、ジョースターさんの言った通り、ここはあそこの小屋で一休みしましょう、気を張り詰め過ぎても良くない」

承太郎「……ああ」

花京院「行きましょうか」

ホース「コーヒー、あたしが入れるわよ」
524 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:50:25.76 ID:kaHVhxc40
ポルナレフ「お……先に行っといてくれ」

ホース「?なんで?」

ポルナレフ「紳士の嗜みに行ってくらあ」

ホース「?嗜み?」

ポルナレフ「小便だよ言わせんな恥ずかしい」

ホース「……」

バキィッ

ポルナレフ「イデェェーーーーッ!」

ホース「さっさと行って来いバカ!!」
525 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:51:12.77 ID:kaHVhxc40
――――――――

ザザーン
     ザザーン
  ザザーン

ポルナレフ「大自然に囲まれ、新鮮な空気を吸いながらのお小水零し、いとあはれなり」

ポルナレフ「ン〜〜〜、ナイスジャパニシズム、ここもうエジプト付近だけど」

ポルナレフ「しかしマジで美しい場所だな、だが、ひとつ『ゴミ』が落ちてるな」

スッ

ポルナレフ「……『ランプ』か?フジツボがびっしりついてるな………だがよく見てみると光り輝いて見える……金属製のようだな」

ポルナレフ「なんか不気味な顔が彫ってあるな……けっこう値打ち物っぽいな、もっとこすってみよう」

カリカリカリ……カリカリモフモフきゅんきゅんきゅい!

ポルナレフ「ふむ?………ん?」

ビッカァァァァァァーーーーーーッ!!

ポルナレフ「うおお!!?なっ……!なんだァァァーーーーーーーッ!!!?」

バシバシバシバシィィーーッ

どわわん!

ポルナレフ「OH MY GOD!!」

カメオ「YO!YO!ヨォォォォ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
526 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:52:06.50 ID:kaHVhxc40
ポルナレフ「なッ………ッ!?な!何者だてめええーーーーーッ!!」

カメオ「3つだ……3つ!!『願い事』を言えッ!!叶えてやろう……お前の望むものを3つ……を!!」

ポルナレフ「3つ……だと!?どういうことだッ!?そして答えろッ!貴様は何者だ!?」

カメオ「俺の名前は『カメオ』……そこのランプに閉じ込められていた、が!!そこから出してくれた『礼』がしたいのだ……」

ポルナレフ「れ、礼?」

カメオ「そう!礼だよ礼!願い事を3つ言えよ………叶えてやるぜ」

ポルナレフ「貴様ァァァ―――――ッ!!新手のスタンド使いだなッ!!『銀の戦車(シルバー・チャリオッツ)』ッ!!!」

ズギュウウゥゥーーーーンッ

カメオ「MUHHHHHHHN!!」

バシィ!

ポルナレフ「ぬうう……うッ!?」

カメオ「RYYYYYYAAAAAAAAAッ!!」ブンッ

バキャアァッ

ポルナレフ「ぐあああッ!」ズザアァッ

ポルナレフ(なんてパワーだ……この野郎!!腕が痺れてやがる……!!)
527 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:52:34.69 ID:kaHVhxc40
カメオ「あまり手を焼かせるなよ……さっさと3つだ、願い事をHURRY UP!!」

ポルナレフ「願い事だとォォーーーッ……?ふざけやがって……!!叶えてやるだと!?だったらよ!今すぐ俺を『大金持ち』にできるってのかよあぁーーん!?」

カメオ「それが『第一の願い』か?」

ポルナレフ「『やれるもんならやってみろ』このすっとこどっこい!!」

カメオ「オーケーオーケー!『鳴かぬなら 叶えてやろう Hail 2 U(君に幸あれ)』!!」

魔法の言葉でポルの願いがぽぽぽぽーん

どっしゃああぁぁぁーーーーーっ!!

ポルナレフ「……え?」

カメオ「叶えてやったぞ」

ポルナレフ「嘘……だろ?空から……『何もない空間』からいきなり『金』が降ってきた!?」

カメオ「言ったろう?叶えてやったと」

ポルナレフ「……し、しかも、『本物』だ……マジかよ……こいつ、まさか……!!」

カメオ「さぁ……次だ、次の願い事をCOME ON!!」

ポルナレフ(こいつなら……『ひょっとして』……ッ!!!)


To be continued……
528 :1 [saga]:2011/05/24(火) 19:54:21.39 ID:kaHVhxc40
短いけど今回はここまでです
長らくお待たせさせてすみませんでした
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/24(火) 20:17:07.98 ID:p5/nLrdn0
ぽぽぽぽーんで腹抱えて笑ったwwww
乙!
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/24(火) 20:33:40.39 ID:F00UZKwfo
乙です!
毎度毎度笑わされて悔しいwwwwww
531 :1 [sage]:2011/05/24(火) 22:35:15.35 ID:mRGJP23AO
ジャパニシズムって何だ
ジャパニズムで良くね?
脳内訂正お願いしますみません
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/25(水) 17:29:08.10 ID:vCERL9FPo
>>1が書いたらディアボロが心配性のいいお父さんになりそうだな・・・
533 :1 [sage]:2011/05/25(水) 19:07:54.58 ID:q6eUxfQO0
>>532
フーゴがディアボロポジションになります、嘘です
昨日調子に乗ったせいで今日投下できません、結局予定通りに進行しない男、>>1
ごめんなさい
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/27(金) 02:14:08.01 ID:AyjMh/H/o
おっつ!
535 :1 [sage]:2011/05/27(金) 19:08:40.75 ID:mE0hIA6+0
     ____________
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       投下・・・・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤       投下するが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ その時と場所の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   我々がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  投下は
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    10年後 20年後ということも
 -―|  |\          /    |      |   可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!


何が言いたいかって今日は投下できないってことです
ホントすみません、僕の代わりに利根川君が土下座をしてくれるらしいのでどうかそれで許してつかぁさい

  ブス…  ∫ ;′ ∫  ,;′
   ブス…',. -――-゙、  ;'  ジジジ…
    ;  /      へ `>、'; ∫
   _;'___{.  ,>-/、/=;´イヽ;'_  
  /三三j='rー、\_>、)_, >;;〉三'`、ジジ…
 /三三└'゙ー:;‐;;‐;;'`ー;;ヾ'`"´三'三;`、
 囮ヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱヱ囮
 囮災炎災炎炙災炒炎災灸災炭囮
 ◎┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴◎
536 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:43:30.89 ID:LRR9VFAp0
今日は投下します!
お待たせしました!
537 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:44:20.27 ID:LRR9VFAp0
前回までのあらすじ
ぽぽぽぽぉぉぉぉぉーーーーーーーんッ!!!
538 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:44:47.09 ID:LRR9VFAp0
ポルナレフ「これは……『本物の金』なのかッ!?お……お前は……ッ!?お前は何者だ!?」

カメオ「それがお前の第二の願いか?」

ポルナレフ「ちっ、違う!!……も、もしお前が『本物』なら……」

ポルナレフ「『死んだ人間を生き返らせること』も『できる』のか?どーなんだ!?」

カメオ「『できる』」

ポルナレフ「なんだと………ッ!?」

カメオ「そして、今の返答で第二の願いはかなえられた、NEXT POL's WISH!!!」

ポルナレフ「えッ!?ちょ、ちょ、待て!」

カメオ「待つのが第三の願いか?」

ポルナレフ「違ァァァーーーーうッ!!!そう!俺の……俺の『死んだ妹』を『生き返らせろ』ッ!!できねえとは言わせねえ!!」

カメオ「できると言ったろう……!では行くぞ……『Hail 2 U(君に幸がありやがれコンチクショーウ)』!!」

ポルナレフ「お、おい!待て貴様!一体どんな魂胆があって俺にこんな……!」

ボワワン!
539 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:45:16.36 ID:LRR9VFAp0
ポルナレフ「ま、待て!おい……待てよ……!」

ガササッ  ガサッ

ポルナレフ「……え?」

ガサ……

ポルナレフ「な……何の音だ?今の……土を掘り返したような音がした……が……い、いったい……どこから……!?」

ボゴボゴ ボゴンボゴ ボンボゴボゴボンボンボゴボン

ポルナレフ「みょ、妙なリズムを刻んで土を掘り返すような音が!ま……『まさか』ッ!?」

「しくしく……しくしく……」

ポルナレフ「な……泣き声……」

「しくしく……しく、しくしく……めそめそ」

ポルナレフ「お……『女の泣き声』……ッ!!だ……誰だッ!?そ、そこにいるのはァァーーーッ!!?」

バッ

女「………しくしく…………しくしく」
540 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:45:47.29 ID:LRR9VFAp0
ポルナレフ「ま……まさか………まさか………お、お前は………フランスの……墓の下に……いるはずだ……!!」

女「しくしく……」

ポルナレフ「お前……お前は……シェ……いや、誰なんだ?誰なんだ!?」

女「来ないで……来な、いで……」

ポルナレフ「え………?」

女「まだ……『まだ……完全に、体ができて……いない』……の………」

ポルナレフ「ま……間違いない……その声………シ、シェリー………!!」

―――――――――

承太郎「……」ズズ

花京院「承太郎……ポルナレフの帰りが遅すぎませんか?」

承太郎「ああ……俺もそう思っていたところだ……」

花京院「まさか………まさか、敵スタンドに………」

承太郎「あり得る………」



ホース「…………」
541 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:46:24.47 ID:LRR9VFAp0
―――――――――

ポルナレフ「お前なんだな……シェリー」

ガサササササァァァーーーーーッ

ポルナレフ「なッ!?シェリー!?」

鳥A「空を自由にィ飛びたいなァ〜〜」

鳥B「もう飛んでるじゃんwwwwwwww」

ガサササーーーッ

ポルナレフ「どこへ行くんだッ!?シェリー!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

シェリー「………」
542 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:46:59.03 ID:LRR9VFAp0
鳥A「マジ?wwwwww俺ら飛んでる?wwwwwwwww自由に飛んでる?wwwwwwwwwwwww」

鳥B「マジマジwwwwwwwwwww………あれ?なんか……高度が低く……」

鳥A「おま……その翼はどーした………!?」

鳥B「え……?あ、あれ?どーしたって……『ない』よ……俺の……俺の『翼がない』……」

鳥A「あ……?あ……!?お、俺の翼も……ない………」

鳥B「俺たちには翼がない……どこのエロgry」

グチャアッ!

ポルナレフ「なッ!?と……鳥の死骸……!?食いちぎられたような……!!」

ポルナレフ「シ!シェリィィィィィイイイーーーーーーッ!!!」

シェリー「見ないで……お兄ちゃん……こんな泥まみれで、髪の毛がバサバサな姿……お兄ちゃんに見られたくない……」

ポルナレフ「な……何を言ってるんだいシェリー、お兄ちゃんは……そんなこと気にしないぜ?」

シェリー「ホント?」

ポルナレフ「そうだ……だから……顔を良く見せておくれ」

シェリー「……」
543 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:48:08.02 ID:LRR9VFAp0
クルッ

ポルナレフ「……ッ!!」

ポルナレフ(……シェリーだッ!!あの顔は……まさしくシェリーッ!!)

ポルナレフ「シ……シェリー」

ザッ

シェリー「来ないで……来ないでッ、お兄ちゃん………」

ポルナレフ「ど……どうして?」

シェリー「あたしのこと……キライになるわ……」

ポルナレフ「キライ……!?キライになるわけないじゃあないか!俺はお前のことをキライと言ったことは一度だってないじゃあないか!」

シェリー「一度だけ……お兄ちゃんが可愛がっていた熱帯魚を猫にあげたときにすごく怒ってキライと言ったわ」

ポルナレフ(俺と妹しか知らないことを知っている……こいつは本物だ!本物のシェリーだッ!!)

ポルナレフ「あ……ああ、あの時は怒ったが……俺はいつでもお前を愛していた……今でも……」

シェリー「ホント?」

ポルナレフ「当り前さ………」

ポルナレフ(愛していたからこそ………俺は………『罪』を抱えてしまった……『妹を死なせてしまった』……それは、俺自身が背負うべき『罪』)
544 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:48:43.25 ID:LRR9VFAp0
シェリー「しくしく………」

ポルナレフ「ところで……なぜ泣いているんだい?シェリー………何が悲しいんだ………?」

シェリー「悲しい?いいえ……悲しくって泣いているんじゃあないわ………あたし、お兄ちゃんを」

グワアァァァアアッ!

シェリー「『食べられるから』『嬉しい』のよッ!!!」

ギャアァァンッ

ポルナレフ「なッ!?」

ガブウ

ポルナレフ「うあああぁ!?」

シェリー「グアアァァァーーーーーーッ!!」

ブヂブチブヂイィ

ポルナレフ「ああぁぁあぁぁああぁあぁぁーーーーッ!!?シッ!シェリィィィィ!!?」

シェリー「UGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」

ポルナレフ「『銀の………戦車(シルバーチャリオッツ)』………!」

ブンッ

シェリー「SHAAAAA………」サッ
545 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:49:20.76 ID:LRR9VFAp0
タタタタタタタタタタタタッ

ポルナレフ「グ………ハァーーッ!ハァーーーッ!!ハァーッ……シェリー……シェリィィーーー……」

シェリー「ごめんねお兄ちゃん……噛みついちゃって………まだ体が完全に体ができていないの……」

ポルナレフ「な………にィィ………ぃ……?」

シェリー「お兄ちゃんのお肉を食べれば………きっと体が完全に出来上がるわ………だから………おとなしくあたしに食べられて」

ポルナレフ「カ………カメオォォォォォォォォォッ!!!!貴様ッ!出てきやがれェェェェェッ!!!」

ポアン

カメオ「呼ばれて飛び出てジャジャジャどじゃぁぁ〜〜〜〜〜ん」

ポルナレフ「どういうことだッ!?カメオォォォ……!」

カメオ「どういうことも何もぉ……オレはYOUの願いを忠〜〜〜〜〜〜実にぃ叶えただけDEATHよぉぉぉぉ………?」

ポルナレフ「ふ……ふざけるなッ!!このクソ野郎!!!」

カメオ「文句あるのか?『願いをきく』……それがオレの能力……それだけ…ただ『それだけ』」

ポルナレフ「ならば……ッ!!」

カメオ「『妹を戻せ』と言うつもりか?それはCAN NOT!できないよぉぉぉん!!」
546 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:49:47.70 ID:LRR9VFAp0
ポルナレフ「……!?」

カメオ「『3つ』と言ったろう I SAID!お前の願い……『金を出せ』『妹を生き返らせることができるかどうかの質問に答える』『妹を実際に生き返らせる』」

カメオ「す・べ・て!!ALL!ALL!COMPLETEォ!叶えましたよォォォ〜〜〜ヤッタネ!」

ポルナレフ「なにィィィィ………」

カメオ「おっと……オレの能力は『願いをきき叶えること』だけと言ったが……一つ付け加えるならば……」

カメオ「その人間の心からの願いを『土』に投影し願いを『作ってやる』こと!お前は『自分の心』で自分の妹を『作った』のだ!!」

カメオ「それがオレ!『スタンド』!!『審判(ジャッジメント)』の能力!!」

ポルナレフ「て……めー………」

カメオ「ショックだろうねえYOU ARE SHOCK!!愛で空が落ちてくるわけでもない……妹に喰われて死ぬんのだからなぁ!」

カメオ「人間が心の底から願った願いは、その人間の最大の弱点がそのまま表れる」

カメオ「『死んだ人間が生き返るのが不自然なこと』とは、なんら不自然なこととは思わない、愛する者がこの世のどこかで生きていると思い込んでいる」

ポルナレフ「ハァーッ!ハァーーーッ!……クハァーーーッ!ハァッ!!」

カメオ「そしてある朝ひょっこり目の前に現れて『おはよう』と言ってくれることを待ち望んでいるのさ………この勝負」

カメオ「オレの勝ちだ I won!!」
547 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:50:32.30 ID:LRR9VFAp0
シェリー「おにいぢゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!」

ガブウゥ

ポルナレフ「ぐああぁぁッ!!あああぁぁぁぁッ!!シェリィィ!カメオォォーーーッ!!」

―――それは『宿命』

妹を『救えなかった』ことに対する『罪』

それは『宿命』となって俺を追い詰める

この旅で、かけがえのないものを俺はたくさん得た

厳しい戦いの中でも、俺は楽しかった

しかし……そうやって、そうやって、俺を上らせるだけ上らせて

――――『宿命』は、俺をどん底へと突き落とす

逃れられない 逃れられずに 囲まれて 囲まれる…… 囲まれる……

   『宿命』 『罪』 『妹に対する罪』

ポルナレフ(シ……ェ………リ……ィ、ィィ)

シェリー「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!」

ポルナレフ(すまねえ……みんな……ジョースターさん……ホル・ホース………)


ホース「『皇帝(エンペラー)』ァァァァーーーーーーッ!!!!」


ドギャアァン!

シェリー「UGYYAッ!?」ガァン
548 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:51:09.04 ID:LRR9VFAp0
ポルナレフ「んなッ?」

ホース「何をやってるのよ……ポルナレフ!」

ポルナレフ「ホル……ホース?」

ホース「あれ……『妹』さんのようね……」

ポルナレフ「あ……ああ……」

ホース「あんたの気持ち……わかるよとは言えないけど………死んだ人間に拘り続けるのは……」

ホース「やっぱり、よくないよ……そんなの、妹さんも納得できないよ……」

ポルナレフ「……」

シェリー「うおおおおおおおおおおおっ!!!」バッ

ポルナレフ「………くッ!!『戦車』ッ!」

ギャンッ

シェリー「!!?!?」ボゴォォンッ

ポルナレフ「………すまねえ……シェリー………俺が………未熟だったばかりに………」

ホース「ポルナレフ……」

ポルナレフ「……ホル・ホース、お前にも、迷惑をかけたな……」

ホース「……ううん、別に……いい………」

ポルナレフ「……俺の妹が、J・ガイルに殺されたのは知ってるな……」
549 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:51:37.57 ID:LRR9VFAp0
ホース「……うん」

ポルナレフ「俺は……妹を見殺しにしたんだ、救えなかったんだ……それは『罪』なんだ……」

ホース「………」

ポルナレフ「抱えきれない……『罪』と、『宿命』……」

ホース「……違う、それは違うよ、ポルナレフ」

ポルナレフ「……?」

ホース「きっと……妹さんは受け入れてるはずよ、自分の運命を、何も恨まずに、ポルナレフのせいだなんて、ほんのひとかけらも思っていない……」

ポルナレフ「……」

ホース「それどころか、こう思っているはず、『もう自分のことなんて忘れて、自由になってくれ』って……」

ポルナレフ「……どうだろう、な……俺には、ようわからん………妹が、どう思っていたかなんて………」

ポルナレフ「もう、いないのだから………」

『いいえ……』

ファアアアアァァァァーーーーーッ

ポルナレフ「…!?」

シェリー『私は………』

ポルナレフ「………!!シ、シェリー?シェリーなのか……?」
550 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:52:09.64 ID:LRR9VFAp0
シェリー『私は、満足しているわ……自分の運命に……だから……自分を責めないで、お兄ちゃん』

ポルナレフ「…いいのか?俺は……救われて、いいのか………?」

シェリー『時々………時々でいいから、思い出してくれるだけで……私は満足よ………』

ポルナレフ「……わかった、俺は………俺はもう、進むよ………前に……」

シェリー『そういうことなら……そういうことでいいのよ………私も、こっちに行くわ……』

ホース「………」

シェリー『お兄ちゃんを……よろしくお願いしますね……ホル・ホースさん……それじゃあ……元気で………』

フォオオオォォォオォォオン…………

ポルナレフ「……『さようなら』、シェリー……さようなら………」

ホース「……シェリー……さん………」
551 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:52:39.64 ID:LRR9VFAp0
カメオ「イイハナシダナー」

ポルナレフ「おいてめえ……」

カメオ「え」

ポルナレフ「土人形とはいえ、よくも俺にもう一度妹を殺させたな………」

カメオ「」

ポルナレフ「てめーは許さねえ」

ホース「ポルナレフ、本体の居場所を突き止めたわよ」

スコーッ スコーッ

カメオ「ちょ、やめ」

ポルナレフ「いや……殺すつもりはねえよ、俺が前に進むためのきっかけになってくれたもんな……せいぜい、これで許してやるよ……」パラパラ

【いろいろお見せできないもの】 in 竹筒

「ぶっぎゃああああぁぁああぁぁあぁぁあああぁぁーーーーーーッ!!!!」

―――『審判』 再起不能
552 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:53:09.17 ID:LRR9VFAp0
―――――

ポルナレフ「おおーい、みんなぁ」

承太郎「おい……!遅えぞてめえ!」

花京院「みんな心配したんですよ!!」

ポルナレフ「いやあ、すまねえ!ちょいと小便が止まらなくて………な」

ホース「……そうね、そうだったわね」

アヴドゥル「……?ポルナレフ、お前なんか………いい男になったな、なんとなくだが」

ポルナレフ「おいおい!俺はそっちのケはないぜ!」

アヴドゥル「ちゃうわい!わしかて女が好きじゃわい!!」

ポルナレフ「わははは、冗談だぜ、アヴドゥル……ありがとうな」

アヴドゥル「……フッ」

ジョナサン「おおい!準備できたよ!こっちに来てくれ!」

承太郎「何があったか知らねえがよ、ポルナレフ………いや、何でもねえぜ、行くぞ、花京院」

花京院「はい、承太郎」

ホース「あたしたちも行くわよ、ポルナレフ」

ポルナレフ「……ああ」

ザッザッザッ

ザァァーーーーーーッ
    ザァァーーーーッ

『さようなら、お兄ちゃん』

To be continued……
553 :1 [saga]:2011/05/29(日) 19:54:36.77 ID:LRR9VFAp0
今回はここまでです
こんなのポルポルのキャラじゃあない!ポルポルは便器でも舐めてりゃええんや!
ありがとうございました
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 20:37:16.16 ID:Ypf7qN4mo
いやポルポル普通にかっこいいと思うよ
便器舐めるけど
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/05/30(月) 06:58:13.28 ID:001lYxKAO
乙でした
カメオはいつ見てもえげつない能力だな
ポルはもはや主人公だ
556 :名無しNIPPER :2011/05/30(月) 10:00:30.73 ID:g7oegLhDO
乙っ!

ポルナレフかっこいい!
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/30(月) 19:36:02.10 ID:I9Hp1zgG0
乙ー!
もうこのポルポルはポルナレフ▽と呼ぶべき
558 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:10:52.03 ID:97qxtTOH0
VS女教皇戦投下です
559 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:11:21.24 ID:97qxtTOH0
前回までのあらすじ

ポルナレフ「私は『清められたぞ』ッ!ゴミ(主に小便とか)と共に腐り果てろッ!!!」

カメオ「ヒギィ!」





第二十四話『女教皇VS女法皇』


神裂「呼ばれた気がした」

>>1「呼んでねえっス」
560 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:11:52.09 ID:97qxtTOH0
――――――――――

承太郎「おいじじい、その『サプライズ』とやらをさっさと教えやがれ」

ジョナサン「フフフフフフフ………これだよこれ!どじゃああぁぁぁぁ〜〜〜〜〜ん!!」

ドオオォオオォオオォォォオォーーーーーーーン

ポルナレフ「うおおおおッ!?こりゃ……!」

アヴドゥル「おおおお………!これはまたド派手な……」

承太郎「せ……『潜水艦』かッ!」

ジョナサン「フフフ……どーですかこれ!すごく高かったんだぞ!!」

花京院「こ……ここまでします?」

ホース「(呆然)」

ポルナレフ「どう思うよ承太郎……」

承太郎「どうも何も…………」
561 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:12:22.72 ID:97qxtTOH0
承太郎「U31……212A型潜水艦じゃあねえか!U31……ホヴァルツヴェルケ=ドイツ造船キール工場で建造され1998年に起工、2002年3月20日に進水し、2005年10月19日に就役……」

承太郎「U32と共にペーター・シュトルック連邦国防大臣が出席の下で、艦隊司令官ヴォルフガンク・ノルティンク海軍中将に引き渡されエッカーンフェルデ海軍基地に入港し正式に就役ッ!」

承太郎「その詳細
    艦種 AIP通常動力型潜水艦
    艦級 212A型潜水艦
    排水量 水上 1,450トン
        水中 1,830トン
    全長 56.0m
    全幅 7.0m
    高さ 11,5m
    吃水 6.0m
    速力 水上12ノット
       水中20ノット
    乗員 26名
    etcetc!!」

花京院「OK!OKわかりました承太郎、あなた憑かれているのよ」

ポルナレフ「悪霊にか?」

アヴドゥル「スタンドだな」

ジョナサン「フフフ、飛行機や船に関する本を読むのが好きなお前ならこれの凄さをわかってくれると思っていたぞ……」

承太郎「じじい……こいつはグレートにヘヴィだぜ……フ、フフフ」
562 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:13:02.36 ID:97qxtTOH0
ポルナレフ「早く乗ろうぜ」

花京院「そうですね」

ホース「早く休みたいわ………」

アヴドゥル「
   〃∩ ∧_∧
   ⊂⌒(  ・ω・)    はいはいわろすわろす
     `ヽ_っ⌒/⌒c
        ⌒ ⌒

  ∧_∧
⊂(#・д・)  わろすって言ってんだろ!!
 /   ノ∪
 し―-J |l| |
         人ペシッ!!
       __
       \  \←エロ本
          ̄ ̄

――――そして

承太郎「内部もグレートにヘヴィだな」

花京院「コーヒーを淹れましょうか?」

ポルナレフ「ああ、頼むよ花京院」

花京院「はいはい……ん?ちょうどカップが6つある……」

花京院「……ジョースターさんが買った潜水艦なら当然か、それにしても……この旅はやけにお金のかかる旅ですね……」

コポコポ
563 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:13:30.40 ID:97qxtTOH0
アヴドゥル「おいみんな!アフリカ大陸の海岸が見えたぞ!もうすぐ到着だ!」

ポルナレフ「お!地図を広げろ!早く!」

承太郎「アイアイサー」ガサガサ

ジョナサン「ここのサンゴ礁のそばに自然の浸食でできた海底トンネルがある」

ジョナサン「内陸200mのところに出口がある……そこから上陸しよう、そして……上陸したら………」

アヴドゥル「いよいよ、『エジプト』ですね………」

ポルナレフ「エジプトか………」

ホース「………」

承太郎「やれやれだぜ………」

花京院「……DIO………」

コトッ

ジョナサン「……?花京院、何故カップを7つ出す?6人だよ」

花京院「あれ……?おかしいな、うっかりしていたのでしょうか?すみません……」

ジョナサン「いや待て、花京院がただの『うっかり』でカップの数を間違えるとは思えない……調べてみる『価値』はあるッ!!」

ジョナサン「『スペード・ナイン(紳士の剣)』ッ!!」ビシュウウッ
564 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:13:55.76 ID:97qxtTOH0
『チィッ!』

ブシュウウゥゥーーーz_____ッ!

ジョナサン「何ィ!?」

ブヂィッ

承太郎「じじい!」

ジョナサン「心配するな!茨を千切られただけだ!承太郎!『敵』を追え!!」

承太郎「『星の白金(スタープラチナ)』ッ!!!オラァァーーーッ!!」ブンッ

『ケケケーーーッ!』

ビチャアァァァッ  ズズズズズズ………

ポルナレフ「い!いつの間にか艦に敵が!!」

ホース「き、消えたわよ!?」

アヴドゥル「違う!『化けた』のだッ!カップに化けたように!!この艦のどれかの計器に!!そしてそのような『能力』のスタンドを知っている!!」

アヴドゥル「『女教皇(ハイプリエステス)』ッ!!本体の名は『ミドラー』ッ!能力は金属や鉱物に『化ける』能力ッ!その射程距離……ここの海上からでも十分操れるッ!!」

承太郎「厄介な野郎だな………!一体どこから入ってきやがった!?」

花京院「おそらく、ジョースターさんがこの艦を購入した時からでしょうね……」

ジョナサン「え!あの女性がスタンド使いだったのか!?」

承太郎「じじい……フン、今回は見逃してやる……ところで茨を千切られた分のフィードバックはないのか?」

ジョナサン「問題ない、フィードバック自体は少ないんだ、ぼくのスタンドはね」
565 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:14:24.50 ID:97qxtTOH0

アヴドゥル「そんなことより!消えた敵スタンドの行方を……!」

花京院「それについては『既に解決してます』よアヴドゥルさん……」

アヴドゥル「え?」

承太郎「ニヤリ」

花京院「私の『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』の触手が既に敵スタンドに『触れています』」

チカッ チカッ

ホース「そこか、『皇帝』ッ!」バキューン

バシィッ

『プギッ!?ギィィィィィィヤアアァァァァァーーーーーッ!!!!』

ウジュルウジュル

ホース「まだまだ終わらせないわよ!私の銃弾ッ!!ホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルホルゥゥゥーーーーーッ!!!」

バギュンドギャンチュインドッゴァンバギュインドッギャァァーーーン

ホース「ホル・ホースの『皇帝』の銃弾を喰らって死にな!」バァーーーンッ

『ヒギィィィィーーーーーーッ!!』バラバラ
566 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:15:08.31 ID:97qxtTOH0
アヴドゥル「……お、終わったのか?」

ポルナレフ「え?これで終わり?あっけない……あっけなさすぎる………」

花京院「数々の修羅場をくぐりぬけてきた私たちにとって」

ホース「あのようなスタンド、道端に転がる犬の糞よりも障害にならなかったわけ、ね」

――――海上

ミドラー「イッデエェェェェェェェーーーーーーーッ!!!!」

―――ミドラー
   スタンドに受けたホルホースの銃弾のフィードバックにより全身骨折
   『再起不能(リタイヤ)』――――


ジョナサン「よし、それじゃあ問題なくエジプトに上陸しようか」

承太郎「ジェットなら20時間で済むのを……30日もかかったのか」

花京院「いろいろなところを旅してきましたね……脳の中や、夢の中まで」

ポルナレフ「夢?そりゃなんだ花京院」

花京院「あ……そうでした、私とホル・ホース以外は知らなかったのでしたね」


To be continued……
567 :1 [saga]:2011/05/30(月) 20:17:57.93 ID:97qxtTOH0
おしまいです

え?短い?もはや女教皇などジョースター一行の敵ではないのだよフフフ
女教皇好きの方すみませんンドゥール戦にご期待ください

そして潜水艦の記述についてですがwiki先生に御力をお貸しいただきました
かなり適当です、突っ込まないでくださいすみません
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/05/30(月) 20:21:26.17 ID:I9Hp1zgG0
乙!
潜水艦生存ルートは予想外だった
後、やっぱりホル・ホースの『皇帝』(エンペラー)も相当上位のスタンドに入ると
改めて再認識した
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/05/30(月) 20:43:52.74 ID:yND3YPbeo
ホルホースのラッシュの掛け声にわろたwwwwwwwwwwwwwwww
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/30(月) 20:51:45.19 ID:XRzpqAky0
脳の中入ったっけ?
もう一度読み直してくるか・・・
571 :1 [sage]:2011/05/30(月) 21:10:34.86 ID:F2/7OAoAO
あ、脳の中入ってないや
……
………………

一番最初の承太郎VS花京院戦でハイエロファントが女医を操ってた際に脳の中に入ってたことにしよう、うん、ナイス後付け、ごめんなさいミスです
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 22:19:30.22 ID:FKcEZYmQo
いい加減アヴドゥルにもフラグをwwwwwwwwwwwwww
573 :名無しNIPPER :2011/05/31(火) 18:45:55.06 ID:cdCMT44DO
ミドラーは承太郎がタイプだから、花京院vsミドラーが始まるのかと思った
574 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:14:55.96 ID:+XpPNE9R0
>>572
彼に『フラグ』という三文字はない、多分

>>573
ご期待にそえずスイませェん……


投下します!
575 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:15:41.77 ID:+XpPNE9R0
前回までのあらすじ

   ______                  ,-───────-、
  i´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`i    / ̄ミ"ヾゝノ)'ヽ   | i l i   i l   l |
  |;;;;;;;;;;;○;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|  ノ /     )、    ヾ  .| i l i   i l   /  |
========、;;;;;;ミ ノ   く<ー-'>>-、_ ミヾ.| l.r─-、i ,-─´~ヽ、 |
/''''''   ''''''::::::: ◎ミ( ; ノ ノ^レ'  レ    ヾミミ| |/ '''''' `´ '''''':::::::::| i |
|(●),   、(●)、レ´)ミヾ i /●),   、(●)、レ´)..|(●),   、(●)、レ´)
|   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::lミミ ノ iゝ ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::l♂| |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::lミ
|   `-=ニ=- ' .:::::::|ミミ レ"'  `-=ニ=- ' .:::::::|ミミ|.|  `-=ニ=- ' .:::::::|ミ
.\  `ニニ´  .:::::/ミミ.  \  `ニニ´  .:::::/ミミ| \  `ニニ´  .:::::/ミ
              ._________________________..            ,,.-'ヽ
  r──────、   (;;;;);;;;);;;;);;;;);;;;);;;;);;;;);)"゙ー-、、      / :  :!
  | ヽ     γ ヽ  l;;;;l;;;;l;;;;l;;;;l;;;;l;;;;l;;;;l;;;;l;li :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!
-=ニニニニニニニニ={三三=><=三三三三}i.,  ..;;;ヽ;;;l  l;;;;;;;;;ヾ ,,;_ , /
/''''''   ''''''::::::: ミミ {=ノ''''''   ''''''::::::::゙ミ}ヾ_:::,:';;;;;;;/  ヽ;;;;;;;;;;;;;;-,ノ
|(●),   、(●)、レ´).|(●),   、(●)、レ´) ヾ;.;;;;;;;;ノ   ヽ;;;;;;;;;;;;;、;,
|   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::lミ.|   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::l() ;; (●),   、(●);;;;;;:
| 彡`-=ニ=- 'ミl,l,l,l,lミ |   `-=ニ=- ' .:::::::|() `;.;;;;;,,ノ(、_, )ヽ、,, ;;;;;;;;;,; '
.ヾl,l,l,l、`ニニ´l,l,l,l,l,l,シミ \  `ニニ´  .:::::/()  ,;';;;;;;`-=ニ=- ';;;;;;;;;;;;;;;,;'、←今回登場予定
─っ ./ニ7   /ニ7"─っ |_
_/、 _/  ̄ _/  _/、 |

 /  ̄/       /
    ./    / /   _,|-─っ  / /ニ7"  ─っ
  _/    _/ /_/  .ヽ_ /|   _/  ̄ ._/、
576 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:16:26.03 ID:+XpPNE9R0
第二十五話『ぅゎょぅι゛ょっょぃ』


――その国土の97%は砂漠地帯であり、降雨量は世界で最も少ない地域の一つである
  しかし砂漠の中にありながらナイル河の恵みにより食べ物は満ちあとはググればよろしいかと

そして……
この5000年の時の流れを持つ悠久の地で……
ジョナサン・ジョースター
空条承太郎
モハメド・アヴドゥル
花京院典子
J・P・ポルナレフ
ホル・ホース
この6人はいったいどんな旅を続けるのであろうか………
577 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:16:59.73 ID:+XpPNE9R0
バババババババババババ

承太郎「……?なんだこいつは?」

ジョナサン「……?ヘリコプターか?一体どこの……」

花京院「S…P……W?『SPW』と書いてありますが……」

ジョナサン「『SPW』?『スピードワゴン財団』のヘリがなぜここに?」

承太郎「『スピードワゴン財団』……日本で俺の姉とほかの兄弟の看病と護衛をしてくれているじじいの昔からの知り合いか?……まさか、今度はあのヘリに乗るのか?」

ジョナサン「さぁ……?そもそも、なぜここにSPWのヘリが来たのか見当がつかない………」

ポルナレフ「ぐぇっほ!げほっ!!砂が口に……ペッペッ!」

ババババババババソバババーン

アヴドゥル「……まさか、ジョースターさん、あの……」

ジョナサン「…まさかッ!『あの子』がッ!?」

ホース「ちょっと、あの子って誰?」
578 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:17:27.84 ID:+XpPNE9R0
アヴドゥル「タロットカードの『世界』を除く最後のカード、『愚者(ザ・フール)』のカードの暗示を持つ……『スタンド使い』だ」

花京院「何ですって……『スタンド使い』!?」

ポルナレフ「『愚者』?なんか弱そうな名前だな」

アヴドゥル「ポルナレフ、お前じゃ勝てん」

ポルナレフ「なんだと?一体なぜだ?俺だって随分強くなったと思うが……」

ジョナサン「強いて言うなら『スタンドの相性』だな、ポルナレフじゃ分が悪い、しかし……どうしたものか………」

承太郎「着陸したぜ」

バダム!

パイロットA「ジョースターさん」

ジョナサン「君たち……一体何の用でこんなところに……!」

パイロットB「そ……そんなことより助けてください!!我々じゃあ手が負えません!!」

ジョナサン「手が負えない?……やっぱり『あの子』かッ!」

承太郎「じじい……で?『あの子』とやらはどこにいるんだ?いないようだが……」

ジョナサン「待ってなさい……おいッ!出てきなさいッ!勝手にSPW財団のヘリを使ってッ!!!」

「!」ピクン

バッ!
579 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:17:54.60 ID:+XpPNE9R0
承太郎「なッ!?」

花京院「えッ!?」

ホース「ええ!?」

ポルナレフ「な……なんだこりゃあッ!?」

「おじいちゃーん!」

ガバァッ

ジョナサン「うわっぷ!コラ!急に抱きつくな!離れなさい!こらッ!『イギー』ッ!!!」

承太郎「おい……じじい………まさか」

ポルナレフ「冗談だろッ!?こんな……こんな『幼女』がスタンド使いだって言うのかッ!?」

イギー「ム!今何かイギーに対してブレーなこと言った奴がいる!」
580 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:18:20.87 ID:+XpPNE9R0
ジョナサン「そんなことより……イギー……はやく……離れなさい……!!」グググググ

イギー「いーやぁー!イギー、おじいちゃんと離れ離れになってさみしかったんだよ?」

ジョナサン「この旅に……ついて行かせるわけには……いかなかったんだ!!危険な旅だから……な……!!」ググググググ

イギー「おじいちゃんのイジワル!イギー、とーっても強いの知ってるでしょ?」

ジョナサン「それでも……!」

イギー「ふっふーん、もう来ちゃったもんねー!いまさら帰れとは言わせないよ!おじいちゃん!」

ジョナサン「この……!はぁーッ!このワガママ娘が………!」

イギー「んふふ〜♪」

承太郎「じじい……!まさかてめえ、隠し子じゃあねえだろうな……」

ジョナサン「このジョナサン・ジョースター!ジョースター家の誇りと名誉にかけて浮気など絶対にしないッ!!」

承太郎(親父の方は一体何人妻がいたかな)

ジョナサン「はぁー……仕方ない、イギー、みんなに自己紹介しなさい」

イギー「はーい!イギー・ジョースターだよ!」
581 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:18:54.46 ID:+XpPNE9R0
花京院「ジョースターさん……彼女とあなたの関係は?」

ジョナサン「『養子』だよ……昔、イギリスの貧民街で彷徨っていたところを保護したところを、無理を言って養子にしたんだ」

イギー「えへへ」

ポルナレフ「ところでよぉー、お前のスタンド……『愚者』っつったか?一体どんなスタンドなんだ?」

イギー「見せてほしいの?」

ポルナレフ「ああ、見せてくれ」

イギー「だが断る!」

ポルナレフ「何ィ!?」

イギー「きゃはは!変な髪ィーッ!」グイグイ

ポルナレフ「いて!やめろ!引っ張るな!!」

ジョナサン「イギー!!いい加減にしなさい!!」

イギー「!」ビクッ

ジョナサン「勝手にこんなところまで来て……みんなにも迷惑をかけたみたいだね」
582 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:19:32.15 ID:+XpPNE9R0
イギー「う……」

ジョナサン「『人には迷惑をかけない』……ぼくとの約束を忘れたのかい?」

イギー「だって……だって……!さみしかったんだもん……!」

ジョナサン「さみしかったからって、それが約束を破っていい理由にはならないだろう?」

イギー「う……うん………」

ジョナサン「それじゃあ、もうひとつ、悪いことをした時にはどうするんだったかな?」

イギー「!『ごめんなさいする』!」

ジョナサン「そうだね、ちゃんとみんなに謝りなさい」

イギー「おじちゃんたち、ごめんなさい」ペコリ

パイロットA「は……はは、別にいいスよ、ちゃんと謝れて、いい子じゃあないスか」

パイロットB「自分はロリコンなんでノープロブレムです」キリッ

イギー「髪の変なおじちゃんもごめんなさい」

ポルナレフ「い……いいけどよォ、俺はおじちゃんって年じゃあねーぞ……」

承太郎「やれやれだぜ……連れていくのか?」

ジョナサン「このままあのヘリで連れて帰るのは危険すぎる、スタンド使いに襲われる危険性がある」
583 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:20:01.02 ID:+XpPNE9R0
承太郎「なるほど……」

ジョナサン「せめて、この砂漠を越えた町にまで連れて行こう、そこのパイロットも一緒に……いいかい?」

パイロットA「仕方ないっすね……」

パイロットB「自分、ロリコンなんでモーマンタイっス」

ホース「それじゃあ早速行きましょう!時間はもう残り少ないわよ」

花京院「そうですね、行きましょうか」

アヴドゥル「それじゃあ、この車に乗ってください」

承太郎「やれやれ……」

ジョナサン「イギー、早く来なさい」

イギー「うん!……ん?」クンクン

―――――

ンドゥール「………」ニヤリ


To be continued……
584 :1 [saga]:2011/05/31(火) 20:20:53.76 ID:+XpPNE9R0
短いけどここまでです
イギーは幼女でした
なんでこうなった
イギーの活躍にご期待ください
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 22:05:22.94 ID:ttE5tNTio
イギーが幼女・・・だと・・・!?
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/31(火) 22:32:36.59 ID:hTHZvBDs0
人の顔面で屁を垂れるのが好きな幼女か・・・

胸熱だな
587 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/01(水) 07:41:35.46 ID:/Jrh5jnDO
ジョナサンとディオの養子ってことだよね…
ならディオのことも知ってるの?
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/01(水) 08:57:15.47 ID:so48SnMAO
このノリの軽さがいいわー
本家ジョジョはかなりディープだから
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 12:28:06.51 ID:SYVNUwSDO
アヴさんとフラグが立っても犯罪の域になっちゃうからね!
とりあえずパイロットB自重wwww
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 17:15:26.48 ID:g+ffIgGuo
イギーも花京院も死んでほしくないなあ
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 18:29:39.57 ID:6JZh5xVJo
確かアーケード版ジョジョだとどうやっても花京院だけは死亡ルートしかなかったな
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/01(水) 18:38:24.31 ID:mpZobr5+0
イギーまさかの幼女化ww
そういえば、忘れかけてたけど『ディオに石仮面を被せDIOにした何者か』がいるんだよな……
593 :1 [sage]:2011/06/01(水) 20:10:52.76 ID:hQy3sb5w0
>>587
後々作中で説明するかもしれませんが
イギーはディオのことを名前しか知らないという設定にしようかなと思います
しかしあくまで現時点でなので変わるかもしれません

今日は投下できません、申し訳ないです
594 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/01(水) 20:11:36.36 ID:/Jrh5jnDO
♀花京院の目は傷つけられたくないなぁ…
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/01(水) 20:18:04.29 ID:izW0xQtLo
メス犬だと思ったら幼女だったでござる
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/03(金) 08:37:43.71 ID:JMoxmW3AO
ついに作中屈指のDIOシンパのンドゥール登場か
期待大
597 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:47:33.79 ID:kT6eLLeD0
短いですけど投下します

……が、その前に
598 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:48:39.48 ID:kT6eLLeD0
この旅は……いつでも『遠廻り』だった
しかし………その『遠廻り』こそが俺にとっての『最短の道』だった
『お前』がいたから、その道を渡ってこられた
『LESSON5』だぜ、ジョニィ
『遠廻りこそが、最短の道』
……元気でな、ジョニィ  俺はこっちに進むぜ

――これは『再生の物語』
文字通り、『僕が歩き出す物語』だった
この旅の中で、様々なものに『感謝』し、『祈り』、限界に達した時に見えてくる『ゴール』
……いったい、いくつもの橋を、君と渡ってきただろうか
さようなら、ジャイロ
   ありがとう、ジャイロ―――

STEEL BALL RUN 完結巻(24) 発売――



   / ̄\
  |  ^o^ | < なんという こくち
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < しょうじき すまんかった
         \_/
         _| |_
        |     |
599 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:49:50.88 ID:kT6eLLeD0
前回までのあらすじ

イギーは幼女だったのだ

イギーは幼女だけど
DIOは妖女だよ!うまいこと言った!!
600 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:50:23.21 ID:kT6eLLeD0
ドッグアアァァァァァァーーーーーーン

承太郎「ランクルか―――なかなか早いじゃあねえか」

ジョナサン「イギー……すこし重いんだけどな」

イギー「おじいちゃんの膝の上がイギーの指定席なのー!」

アヴドゥル「幼女も悪くないな」

パイロットB「でしょ?」

花京院「ふー……」

ホース「どうした?花京院」

花京院「いえ……敵がつけているんじゃあないかと心配で……」

ポルナレフ「『太陽(ザ・サン)』の例もあるしな、しかし心配はいらねえぜ、『尾行はされていない』ようだ」

パイロットA「しかし暑いですね、皆さん水分は大丈夫ですか?」

ジョナサン「イギー、君は大丈夫かい?」

イギー「だいじょーぶだよ!」
601 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:51:01.40 ID:kT6eLLeD0
ジョナサン「そうか、わかってると思うが……ガマンはしてはいけないよ、君はまだ幼いのだから」

イギー「むー!失礼な!イギーは立派な『レディ』だもん!」

ポルナレフ「プッ!」

イギー「ぬ!!」ギヌロ

ポルナレフ「〜〜〜〜〜っ」プルプル

ジョナサン「……肉体的な意味で、だよ……少しでも我慢すれば、すぐに倒れることになるぞ」

パイロットB「肉体的!!?」

アヴドゥル「なんと………」

パイB&アヴ「「エロい!!!!」」

花京院「私は……少し喉が渇きました……」

パイロットA「それはいけない……これを、飲んでください」

花京院「え?しかし……」
602 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:51:48.38 ID:kT6eLLeD0
承太郎「遠慮するぜ」ズイッ

花京院「――――え?」

承太郎「信用してねーわけじゃあねえが、おめーらが『スタンド使い』でない保証はねえ、たとえじじいの知り合いであるSPW財団の人物だとしてもだ」

承太郎「だから……その水筒は受け取れねえ、花京院、俺のをやるからそっちを飲め」

花京院「じょ、承太郎……」

パイロットA「―――そうですか、仕方ありませんね」

承太郎「すまねえな、失礼な野郎だと思ってくれても構わねえぜ、どうせ日本じゃ不良やってんだしな、慣れっこだ」

パイロットA「いえ……よほど花京院さんのことを大切に思ってらっしゃるのですね」

承太郎「……ふん」プイッ

パイロットA(不器用な人だな、だからこそ、こういうところでしか優しさをアピールできないのだろうな……)
603 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:52:31.71 ID:kT6eLLeD0
花京院「―――――うぐえぇッ!!」


承太郎「―――ッ!!?」

パイロットA「な、何!?」

ジョナサン「花京院ッ!?」

花京院「ば……かな、こ……これ、は」ガボッ

花京院「じょーたろ……の……すい、と………う……」ガクリ

承太郎「花京院ッ!!花京院ッ!!!」バッ

パイロットA「―――水筒かッ!?」ババッ

ジョナサン「その水筒に近づくな!!」

パイロットA「!!」ビクッ

ジョナサン「承太郎!取り乱すなッ!!いつも冷静なお前がここで取り乱してどうする!!」

承太郎「はッ!!」ピク
604 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:53:27.59 ID:kT6eLLeD0
ジョナサン「まずはその水筒を調べる必要がある!『スペード・ナイン(紳士の剣)』ッ!」ドヒャオッ

水筒『――――』

グワオゥッ!

ジョナサン「何ッ!?」

ズシャアアァァッ!

ジョナサン「うおおッ!!こ、これは……ッ!!」

承太郎「―――『スタンド』だッ!『水のスタンド』ッ!!!」

アヴドゥル「『スタンド』だと!?タロットの暗示を持つスタンドは、後はDIOの持つ『世界』だけのはず!!」

ポルナレフ「どうやらこの旅、まだまだヘヴィなものになりそうってことだな……!」

イギー「―――」ピク

イギー「……?」キョロキョロ


――――――――――

ンドゥール「水が飲みたいと言ったな、花京院」

ンドゥール「『飲ませてやった』ぞ、お望み通りな……私の『スタンド』、『ゲブ神』がな!!」
605 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:54:01.21 ID:kT6eLLeD0
――この男
名を『ンドゥール』
『エジプト九栄神』の一人、『ゲブ』の暗示を持つスタンド使い

『ゲブ』とは、古代エジプト神話で『大地の神』のされている
地震が起こったところでは、『ゲブが笑った(くしゃみとも)』と言われる

結論から言うと―――『敵』はまだいる


To be continued……
606 :1 [saga]:2011/06/03(金) 19:55:56.36 ID:kT6eLLeD0
今回はここまでです
べ、別にSBR最終巻読んでたから書きためが少なくなったわけじゃあないんだからね!
ただの>>1の実力不足なだけなんだからね!スィませェん!
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/03(金) 19:58:28.82 ID:/SOkX88X0
乙!
アブドゥルww
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/03(金) 20:12:39.23 ID:PgW5clLD0

609 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/04(土) 09:35:12.08 ID:ZWATSuVDO
乙っ!
続きが気になる
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/06/05(日) 07:44:47.43 ID:mGbuUqf7o
イギーは家出少女ポジなのか
オツでした
611 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:51:52.14 ID:AMLLtthF0
>>610
イギー「イギーはイギーだよ?」

イギー「投下だよー」
612 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:52:17.84 ID:AMLLtthF0
前回までのあらすじ

花京院ってかわいいよな
でもやられちまった
どうなるんだろう
613 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:52:47.03 ID:AMLLtthF0
承太郎「花京院……!しっかりしろ!」

ジョナサン「傷は浅いッ!急げばまだ間に合う……!」

ポルナレフ「しかし敵は一体どこに!?」

承太郎「おそらく『遠距離型』のスタンドだ……!スタンドが小型だし間違いねえ」

パイロットA「花京院さんを傷つけたスタンドはどこに行ったのですか!?」

アヴドゥル「水筒に戻ったはず……!」

パイロットB「水筒から離れたほうがいいのか?」ザッ

ドシャアァッ!

パイロットB「何ッ!?」

アヴドゥル「危ないッ!『魔術師の炎(マジシャンズレッド)』ッ!!」ボアアァッ

ズルウウッ

ポルナレフ「こ、今度は砂の中に潜ったぜ!?」

承太郎「『音』だッ!敵は音を探って攻撃しているッ!」
614 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:53:18.42 ID:AMLLtthF0
パイロットA「さっき、こいつが水筒から離れようとしたときに音を出した……なるほどそこから気付いたのか」

パイロットA(さすがだな……ジョースターさんたちはこの30日間、ずっとこのような闘いを続けていたのか!?)

アヴドゥル「まずいッ!『地面に潜った』ということは――――」

イギー「!!」ピクッ

バッ

ズドンッ!!

ジョナサン「『ランクルから』やられるッ!!みんな砂漠に放り出されるゥゥゥーーーーッ!!」

ポルナレフ「うあああーーーーーッ!!」

バァァーーーーッ

――――――

ンドゥール「―――む!誰か一人、このンドゥールの攻撃に感づいたな!」

ンドゥール「しかし一体どうして……?人間の五感ごときで、このンドゥールのスタンドを避けられるはずがない」
615 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:54:01.54 ID:AMLLtthF0
――――――

イギー(『匂った』!今!確実にッ!!)

イギー(スタンドが攻撃を仕掛けてくるタイミングがわかるッ!)

ダッ!

ジョナサン「なっ!?イギー!走るなッ!狙われるぞッ!止まれッ!!止まれェェーーーーッ!!」

イギー「『止まる』必要はない……このままッ!!『突っ走る』ッ!!!それが『BEST』ッ!!」

だだだだだだだだっ

承太郎「まさか――――気付いたのか?敵の位置に!!」

――――――

ンドゥール「この走り……『幼い』?なんだこいつは……!?ジョースター一行にこんな奴はいなかったぞ!?」

ンドゥール「しかし!このンドゥールの存在に気付いているのならば!!生かしてはおけないッ!!!くらえッ!!!」
616 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:54:34.09 ID:AMLLtthF0
――――――

ジョナサン「イギィィィーーーーーーッ!!!迫ってきているぞッ!!『敵』がッ!!」

ズザアアァァァァァァァーーーーーッ

イギー「そのスタンドでこのイギーを貫く気なのかな?」

イギー「『いいよ』、やってみなよ………できるものなら……」

バッ!!

イギー「来いッ!」

ズバアァァッ!!!

ジョナサン「イギイイイィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!」

承太郎「!?いや……『貫けていない』ッ!!あ、あれは……!!」

ポルナレフ「――――『砂』ッ!?」

アヴドゥル「そうか!『愚者』は『砂のスタンド』だったか!!」

承太郎「なるほど……――――今敵スタンドが貫いたのは『砂』で出来たイギーか!!」

パイロットA「では!!今本物のイギー嬢はどこにッ!?」

ジョナサン「――――――『上』だッ!!はるか『上空』ッ!!!」

承太郎「……あのスタンド……『グライダー』まがいのことができるのか!」

パイロットB「『見えた』ッ!!『白』ォォォォォォーーーーーッ!!!」
617 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:54:59.24 ID:AMLLtthF0
―――――――

イギー「――――『愚者(ザ・フール)』、このままグライダーのように滑空し、お前の居場所を掴んでやるぞッ!!」

イギー「『上空』からはよく見えるんだッ!!そして―――――」

イギー「『見つけたぞ』ッ!!!『愚者』!!近づけ!!!」

―――――――

ンドゥール「足音が消えた!?この感触……『砂』かッ!!ならば、今はどこに!?」

ンドゥール「い……いかん!『見失った』!?」

ンドゥール「ゲ……『ゲブ神』!!『砂を巻き上げろ』ォォーーーッ!!!」

――――――

イギー「……!」パラパラ

イギー「……す、砂?」

イギー「しまった………この砂はッ!!この……『砂』はぁッ!!」

――――――

ンドゥール「その『砂』は『ソナー』だ!!『位置はわかった』!!『上空』かッ!!」

ンドゥール「しかし『落下位置』はわかった!!そこを狙うッ!!」

―――――

イギー「ま、マズイ、狙われている!!このままじゃあ『敗北』してしまう!!!」

イギー「ど……どうしよう!?何にも思いつかない!!」
618 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:55:27.80 ID:AMLLtthF0
―――――――――――――――

承太郎「てめーら『ランクル』から離れたな?」

ジョナサン「ああ、頼んだ承太郎!!!」

承太郎「よし……なら行くぞ!!『星の白金(スタープラチナ)』ッ!!!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァーーーーーッ!!!!!」

ドッゴォォオアアァアァァァァッ!!!

―――――――――――――――

イギー「!?『爆発』!!?………そうか!――――グラッツェ!おじいちゃん!!」

イギー「この爆発にまぎれて!もう一度『上昇』するッ!!『愚者』!!」

ブワアアァァーーーーーーッ

――――

ンドゥール「『爆発』だとォォォォォーーーーーッ!!!?」

ンドゥール「馬鹿なッ!!そんな………『音がわからない』ッ!!く……くそ!!」

ンドゥール「ジョォォォォーーーーースタァァァァァァーーーーーーッ!!!!」
619 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:55:58.49 ID:AMLLtthF0
――

イギー「……」



イギー「…………」

ンドゥール「……そうか」

ンドゥール「もう……ここまで来たか」

イギー「……お前の『負け』だよ……」

ンドゥール「くっくっく……いや、全く……大したものだな……その齢で……このンドゥールにここまで近づくなんて……」

イギー「イギー一人じゃあここまで来れなかった……おじいちゃんがいたから……イギーはここまで来れた」

ンドゥール「くくく、そうか、お前は『イギー』と言うのか、一つ教えてくれ、何故私の攻撃が事前にわかった?」

イギー「『匂った』のよ、私の嗅覚は『犬』と同レベルらしいの、なんでも、私の前世が『犬』だったからとかそんなわけわからない理由らしいけど」

ンドゥール「ふ、ふふふ……まったく、ご都合主義だな」

イギー「――――おっと、イギーと話している間に、スタンドを自分の元に戻したようだけど、もはやお前がこのイギーを殺すことは不可能だと考えた方がいいよ」

ンドゥール「知ってるさ……俺の『敗北』だ、このスタンドは……」

ズルゥッ
620 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:56:28.55 ID:AMLLtthF0
イギー「!?」

ンドゥール「『こう』使うために戻したのだッ!!」

イギー「―――――――」

パァンッ

イギー「……」

ンドゥール「……馬鹿な、何故」

イギー「ぐッ……!」ボタボタ

ンドゥール「何故、俺をかばった!?」

イギー「……」

ンドゥール「なぜだ!?俺を生かして、DIO様の情報を知るためか!?俺は喋らないぞ……だから死のうとした!絶対にしゃべらないために!!」

イギー「簡単なことだよ………」
621 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:56:59.98 ID:AMLLtthF0
〜〜〜〜

ジョナサン『いいかいイギー』

イギー『うん』

ジョナサン『物事には必ず「運命」というものがある』

イギー『うん』

ジョナサン『これは「運命」だったんだよ、君のせいじゃあないさ』

イギー『……』

ジョナサン『ただ、一つだけ言えるなら……その猫ちゃんは、イギーに拾われて幸せだったはずだ』

イギー『…………』

ジョナサン『さぁ……この猫ちゃんの墓を作ってあげよう、そうだ……ダニーの隣りに作ってあげるよ、あれ……イギーはダニーのこと知らなかったかな』

イギー『ダニー?』

ジョナサン『ぼくが昔飼っていた犬の名前さ……利口な奴だったよ、ぼくの親友だった』

イギー『この猫ちゃんの名前も、「ダニー」って言うんだよ』

ジョナサン『…そうだったのか、なら、一緒の墓に入れてやろう、ダニー……両方とも、天国でさみしくないように、ね』

イギー『うん……』

〜〜〜〜
622 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:57:28.13 ID:AMLLtthF0
イギー「目の前で、命が消える悲しさを、イギーは知ってるからだよ」

ンドゥール「………」

イギー「物事に『運命』というものがあるのなら、お前がここで死ぬのは『運命』じゃないんだ」

ンドゥール「たかが小娘のくせに、わかったようなことを」

イギー「なんとでもいいなよ、イギーは、今ここでお前の命を守ったことを後悔しない、お前も、せいぜい後悔しないように生きなよ」

ンドゥール「……」

イギー「もう行かなくちゃ、おじいちゃんが待ってる」

ンドゥール「待て」

イギー「?」
623 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:57:55.23 ID:AMLLtthF0
ンドゥール「俺は『エジプト九栄神』の一人、『ゲブ』の暗示を持つスタンド使い、ンドゥールだ」

イギー「『エジプト九栄神』?なにそれ?」

ンドゥール「くくく、教えるのはこれだけだ、俺に勝ったお前に敬意を払い、俺のことを教えた、さあ行け、『敵』はまだいる、お前たちの旅はまだまだ終わらんぞ……」

イギー「……お前はどうするんだ?」

ンドゥール「さぁな、だが死なんよ……」

イギー「………そう、それじゃあ」

ザッザッザッ

ンドゥール「……お前たちが、あの方の『救世主』になれるのか」

ンドゥール「真の悪は、『DIO』ではないぞ………」

ンドゥール「それじゃあ……祈っておこうかな、お前らの旅の無事を」


To be continued……
624 :1 [saga]:2011/06/05(日) 19:58:51.89 ID:AMLLtthF0
今回はここまでです
うわようじょつよい
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 20:14:39.32 ID:NjdJbs/Co
白か
でかしたぞパイロットB

ぅゎょぅι゛ょっょぃ
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/05(日) 21:28:32.68 ID:0C8DIR0po
ぅゎょぅι゛ょっょぃ
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 22:06:55.74 ID:MP1vsr6bo

ぅゎょぅι゛ょっょぃ
628 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/05(日) 22:35:43.18 ID:rmMRFysDO
乙!

ぅゎょぅι゛ょっょぃ
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/06(月) 02:10:20.94 ID:k3WiRDKR0
乙ん

ぅゎょぅι゛ょっょぃ
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/06/06(月) 08:53:15.57 ID:S++pZ/lJo
死人を出さないというのは、いいなぁ……
しんみり来た
631 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/06(月) 16:27:59.69 ID:0uEaQEUDO
花京院大丈夫かなあ…
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/07(火) 00:28:20.86 ID:9ZXjWwUu0
乙!
パイロットBwwww
>>616の流れが自然すぎて気付かなかったwwww
633 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:27:51.11 ID:rwmEsxiB0
かなり短いですが投下します
634 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:28:21.04 ID:rwmEsxiB0
前回までのあらすじ

       \ヽ\ゝゝ'VvV∨VVvV∨レl,,
   ̄¨ '' == ..ヽ`              〃ッ__
   -==‐三      ___      ∠.._
    ,r ニ二    ,r'"= ニ 二 `ヽ     ≦´
   /  /// /' 人r'"  ̄ ̄ `ヽ、 `ヽ、 ≦
  '   / /  l /l/  f==(ハ r===ヽ、 ノ゙〉′
   ___//_____ll__l__ lr三ソ  r三ッ' Lr'〈/
  (´o ll_}}____}}_(〇) 「´/  ノ  ̄  ノイl }.._       こんな奴手塚作品にいそう
   ̄       (〇)_.l ヾ.ッ    Ur,リ、 ヽ
           |  l /l -‐-一   /〃l ll   l、_
         /|  |.{H ` ̄´    {{个 ll  l  \_
      _./  |==| ヾ|.― - / ヾ=''ハ  \  ヽ \_
  二  ̄-‐ /   |  |ノ | `¨¨´     ト- 、 \`ヽ`  ',  l  ̄
      - ‐ ノ  /'|==|/l  l   /  l   ` ) }  l  l\
     / / |  |    ',   /        / /   l  l
     /   /   /|  |‐-         --- ‐/ /   /   ヽ
635 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:29:00.35 ID:rwmEsxiB0
第二十六話『奇妙な冒険!予測不可能!!』



―――エジプト、『ヌビア地方』

漫画家「おっ?君……それマンガの本かい?エジプトにもコミック本なんてあるんだなぁ」

少年「………」

漫画家「スイませェんが………それ、見せてもらえます?」

少年「……………」スッ

漫画家「ありがとう、自分、漫画家志望なんスよ……各地のいろいろな風景とか人物とか見て、自分のマンガに生かせたらなあって……」

少年「…………………」

漫画家「いつかは……君にも読ませてあげられるくらいに有名になれるようになれたらな……なんちゃって」

少年「………お兄さん、漫画家なの?」

漫画家「『志望』だよ……まだ作品が売れたことは一度もないんだ……アハハ」

少年「……見せて…………」

漫画家「え?」

少年「……………お兄さんのマンガ」

漫画家「あ……ああ………いいよ、はい」スッ

少年「……………」ペラ

漫画家「ど……どうかな?」

少年「………微妙」

漫画家「なぬぅッ!?い、いや……知ってたけど……」
636 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:29:35.06 ID:rwmEsxiB0
す、すみません、ちょっと席外します
637 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:49:48.48 ID:rwmEsxiB0
少年「でも………ストーリーはいい、どっちかっていうと面白い」

漫画家「ホント!!」

少年「でも絵が汚い……一コマにセリフを詰め込み過ぎ、もっと簡潔にした方がいい」

漫画家「…!そうか、言われてみれば確かにそうだ………」

少年「お兄さんのマンガ、面白かった、また読ませてほしい」

漫画家「そうか!貴重な意見をありがとう!!」

少年「………」

漫画家「……おっ!もうすぐバスの時間だ!はやく行かなくちゃ……」

プップー

漫画家「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ!!!行ってもーたァァァァッ!!!」

少年「お兄さん………ごめんなさい」
638 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:50:16.52 ID:rwmEsxiB0
漫画家「いや……いいさ、次のバスまで四時間か、良かったら奢らせてくれないかい?」

少年「え?」

青年「おーい!ボインゴォ!」

少年「あ……オインゴ兄ちゃん」

漫画家「え?お兄さん?」

オインゴ「どこ行ってたんだお前、心配したんだぞ」

ボインゴ「ごめん兄ちゃん」

オインゴ「む、てめー何者だ?うちの弟にちょっかい出してんじゃあねーぞ」ギヌロ

漫画家「うおっ……」ビクッ

ボインゴ「兄ちゃん……この人、いい人だよ、僕にマンガを読ませてくれた」

オインゴ「ああ?ふん、ボインゴがそういうなら仕方ねえ、オラもうどっか行け!」

漫画家「あ……ああ」スッ

ボインゴ「……バイバイ」

漫画家「…!ああ、じゃあな!」タッタッタッ

オインゴ「やれやれ、それじゃあ行くか、ジョースター共は負傷した仲間の為にアスワンの病院に向かったらしいからな」

ボインゴ「…………うん」
639 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:50:45.30 ID:rwmEsxiB0
―――――――

漫画家「ん!?事故でもあったのか?」

警官「おーいそこの日本人!危ないぞ!離れなさい!!」

漫画家「何かあったんスか?」

警官「バスが転倒したのだ、幸運なことに死人は出なかったがな」

漫画家「マジっすか!?結構派手に転んでるように見えるけど、ラッキーなもんだなぁ」

漫画家「……あれ?これって、自分が乗ろうとしていたバスじゃあないか!!」

漫画家「危なかった……あれに乗ってたら、自分……死んでたかもな」

漫画家「あの子………ボインゴ君だったか………あの子が助けてくれたのかな……」
640 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:52:00.50 ID:rwmEsxiB0
―――――――

――アスワン病院

花京院「水筒の水(敵スタンド入り)を飲んだ際、喉を傷つけられましたが、怪我は軽いようです、ちょっと手当をしたらすぐに合流できそうです」

承太郎「そうか………良かったな」

花京院「初めて承太郎と会った時……私は女医さんの内臓と喉を傷つけてしまった……その報いですよ、きっと」

承太郎「……あの女医か、あれなら今はもうピンピンしてるだろうぜ、おめえも早く怪我を治すこったな」

花京院「……はい」
641 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:52:28.71 ID:rwmEsxiB0
―――――――

オインゴ「HEY!ボインゴ!俺たちの目的は忘れてね―だろうな?」

ボインゴ「………ジョースター一行の残滅………」

オインゴ「そォうだ!!そしてそれは必ず成し遂げられる!!この俺のォォォォォォォォッ!!!」

グチャグチャグチャ

オインゴ「変身能力!!創造の神『クヌム神』とッ!!」

ボインゴ「僕の未来予知……書物の神『トト神』」

オインゴ「そうだ!俺たち二人が揃えば出来ないことはない!!俺たち無敵の!!」

オインゴ「オインゴ・ボインゴブラザァァァーーーーーズッ!!!!」シャキーン

ボインゴ(…………)


To be continued……
642 :1 [saga]:2011/06/07(火) 19:52:55.45 ID:rwmEsxiB0
今回はここまでです、ありがとうございました
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/07(火) 20:34:53.21 ID:csKfN0FV0
ボインゴ…長門っぽい…
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/07(火) 20:44:52.03 ID:fIKbtAEC0
なるほど
ボインゴは妹だったのか
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/06/08(水) 03:17:33.25 ID:chhwk/5Yo
しかし>>638には弟とあるけど……?
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 00:29:59.61 ID:WZ0cwfzgo
荒木助かったのか
647 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:07:03.13 ID:a9UrfbKT0
前回までのあらすじ

ボインゴは男の娘の設定らしいよ
誰得だろうね
648 :言い忘れた、投下です [saga]:2011/06/09(木) 20:07:40.77 ID:a9UrfbKT0
オインゴ「さて……我が弟ボインゴよ、お前のスタンド『トト』に『予知』は出たか?」

ボインゴ「………………」コクリ

オインゴ「ほう!どれどれお兄ちゃんに見せてごらん」バッ

ペラリ

トト『ジョースターども が 紅茶 飲んで 死ぬよ』

オインゴ「………」

オインゴ「なめてんのかァァァーーーーーッ!!!?なぁぁぁにが『紅茶 飲んで 死ぬ』だ!!かゆ うまってレベルじゃあねぇぇぞッ!!!」

ボインゴ「兄ちゃん……正確には『かゆい うま』だよ……」

オインゴ「どうでもいいれすwwwwwwwwwwwwwwwww」

トト『なんと 紅茶 には 毒が 入ってたのれす おお 怖い怖い』

オインゴ「ちょwwwwww毒wwwwうはwwwwwおkwwwwww把握wwwwwwww」

ボインゴ「兄ちゃん………」

オインゴ「すまん、>>1がまだ俺のキャラを決めてなくてな、イマイチキャラが定まってないのだ」キリッ
649 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:08:08.71 ID:a9UrfbKT0
ボインゴ「…………>>1って誰………?」

オインゴ「知らん」

ボインゴ「そう………」

オインゴ「んじゃ、俺はジョースター共の紅茶に入れる毒を調達してくるから、知らない人について行っちゃあアカンで」

ボインゴ「お兄ちゃん……ぼくもう一人でも立派に………やっていける……よ」

オインゴ「ダメだ!お前はそこんじょそこらの小娘より可愛いんだから!悪い虫がつかねえよーに俺がしっかり守ってやらなアカンねん」

ボインゴ「もう……」

オインゴ「兄を守る弟……素敵やん?」

スタスタスタ

ボインゴ「………兄ちゃんは………過保護だ…………」
650 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:08:56.65 ID:a9UrfbKT0
――――――

ジョナサン「花京院を待つ間、どうする?」

ポルナレフ「俺ぁ、喉が乾いちゃったぜ」

ホース「あ、あそこに喫茶店があるわ」

承太郎「それじゃああそこで時間をつぶすか?」

ジョナサン「しかし……敵スタンドが襲ってくる可能性がある」

ポルナレフ「考えすぎだぜジョースターさんよォ!」

イギー「むぅ!おじいちゃんの意見に刃向かう気かこの電柱柱ぁー!!」

ポルナレフ「いてえ!!やめろこのガキ!!」

イギー「ガキじゃないー!イギーだぁーーー!!」

アヴドゥル「確かに、全員で行って、敵に『毒』でも盛られればひとたまりもないでしょう」

アヴドゥル「私はみなさんとは別の場所で一休みします、それなっら、万が一の場合にも対処できる」

ジョナサン「しかし……君が一人になるが大丈夫なのかい?」

ポルナレフ「アヴドゥルが大丈夫っていうのなら大丈夫なんだろーぜ、良いから早く行こうぜ!」

承太郎「やれやれ、すまんなアヴドゥル」
651 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:09:26.10 ID:a9UrfbKT0
アヴドゥル「気にしないでいい、承太郎、お前もこの頃気を張り詰め過ぎている、ゆっくり羽を伸ばしてこい」

承太郎「……フン、やれやれだ」

ジョナサン「すまんなアヴドゥル」

イギー「行ってきまーす!」

ポルナレフ「コーラが飲みたいなぁー」

ホース「あたしは紅茶にしようかな」

スタスタスタ

アヴドゥル「………ヤッタネ」

アヴドゥル「いえええーー〜〜〜〜〜い!やっと一人になれた!それじゃあ行きますか!!」

アヴドゥル「ここエジプトに眠る七つの伝説の『エロ本』探しに!!」

アヴドゥル「YAHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!」
652 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:09:52.52 ID:a9UrfbKT0
―――――――――

ボインゴ「………」

ピカッ

ボインゴ「……!新しい………予言………!」

ペラッ

トト『ボインゴ マジ ピンチ 不良に 絡まれて リタイヤだぁーッ』

ボインゴ「……!?」

不良A「よぉーお嬢ちゃん?今一人ィー?」

不良B「俺のイチモツもさぁー、今一人で寂しいのよォー、でさぁ、お嬢ちゃんの亜空間で俺らのイチモツをガオンしてくんねえ?」

ボインゴ(あ……ああ………あああ………!こ、『怖い』……!やっぱり、怖い……!人が………人が怖い!)
653 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:10:19.94 ID:a9UrfbKT0
―――――――――

この少年―――ボインゴは
普通の『男の子』とは違った

その容姿…まるで『女』にしか見えないのだ
その容姿のせいで、ボインゴはその少年時代(今も少年なのだが)を、イジメられて育ってきた

このままでは、心がねじ曲がったまま成長するのは、誰の目から見ても明らかだった

だから……ボインゴの兄は、ある手段を取った
それは――――『ボインゴを外界と完全に遮断させること』
それが正しい手段だとは言えないだろうが……当時のオインゴにはそれしかできることがなかった

そして……数年後、一人の『女』に出会った

それが、『DIO』であった

DIOは、オインゴとボインゴの持つ『特殊な能力(スタンド)』に目をつけ、二人を勧誘した

しかし、オインゴは最初は拒否した
ボインゴを、守るため―――――

そこで、DIOはこう提案した

DIO『君の弟さんを、一生養える金を君にあげよう、そうしたら、君は弟さんを一生外に出さずに済む』

その提案に――――オインゴは乗った
『ジョースターを倒す』、それを条件に―――――

そして、ボインゴも多少外に出るようになったのだが
―――精神的に、少しは成長した
しかし、心の底に染みついた『トラウマ』は癒えなかった
普通なら、家族がその傷を癒そうとするべきなのだが、オインゴは『外界と遮断させること』で癒そうとした
それが間違いだったのか………

とにかく、ボインゴの傷は癒えぬまま現在に至る、というわけだ


とにもかくにも

今のボインゴに『必要なもの』は

―――『勇気』と、それを示してくれる

―――――『ヒーロー』のような、存在だ
654 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:10:45.23 ID:a9UrfbKT0
―――――――――――

不良A「なぁーいいだろ?俺、やさしくすっからよぉ」

不良B「もう辛抱たまらんわけよ、俺らさァ」

ボインゴ(た……助けて……だれか………誰か……)

ボインゴ「た……」

不良A「あ?」

ボインゴ「助けて……………誰かぁ…………ッ!」

不良B「てめー……舐めてるのかこらァーッ!!」

不良A「優しくするって言ってんだろボゲッ!それとも罵って喜ばして欲しいのか!?アア!!?」

ボインゴ「ヒッ…………あ……ああ…………うああああ………………」ボロボロ

不良A「泣いてる顔もまた可愛いじゃあないか………」

不良B「たまんねえ………興奮してきた、服を脱げ」



トト『しかしィー そこに何とォ! 「ヒーロー」が現れたッ! どじゃあぁぁーーー〜〜〜〜ン!!』
655 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:11:16.14 ID:a9UrfbKT0
アヴドゥル「その精液臭い手をのけるんだな、下郎共」

不良A「何じゃワレェ!!」

ボインゴ「!?」

アヴドゥル「その子を離してやれと言ってるんですよ………聞こえなかったのか?もう一度言うぞ」

アヴドゥル「その子から離れろ、そして失せるのだ………死にたくなければな」

不良B「んだとてめえ!!殺すぞ!!」

ボインゴ(あ……!あいつは…………ジョースター一行の…………)

アヴドゥル「『予言』してやる、『貴様らは裁きの炎に焼かれて死ぬだろう』」

不良A「うるせえ!!てめえが死にやがれこのヴ男がぁ!!!」ブン

不良B「死ねィ!!!」ドヒャオ

アヴドゥル「―――――――――」

ブワアォォォァアアッ!!

不良A「あがああああぁっ!?な、なんだ……『炎』ッ!?」

不良B「熱いッ!!焼かれる!!………し、死ぬゥ!!!」
656 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:11:42.57 ID:a9UrfbKT0
アヴドゥル「『裁きの炎(マジシャンズ・ジャッジ)』だ、貴様らは有罪だ、我が『魔術師の炎』は正しい裁決を下した、その炎を受け入れろ」

アヴドゥル「さすれば……安らかに逝くことができるだろう」

ボインゴ「――――――!!」

ボインゴ(すごい………!この人、強い!でも…………本当に殺すつもりなの?)

不良A「熱い!熱いよォお母ちゃん!!」

不良B「助け……助けてェ―ッ!!!」

アヴドゥル「助けてほしいのか?」

不良A「あ、ああ!!許してくれ!助けてくれえ!!!」

アヴドゥル「自らの罪を認め、更生するか?」

不良B「す!するよォ!誓うよォ!!」

アヴドゥル「良かろう、汝らが罪は我が断罪の炎によって『清められた』」

ボッ!
657 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:12:09.15 ID:a9UrfbKT0
不良A「ハァーーッ!!ハァーーーッ!!」

不良B「あ、ありがてえ……ありがてえ………!」

アヴドゥル「失せろ、今度見たときに同じような罪を犯していたならば……わかっているな?」

不良A「ヒッ!ヒィィィーーーー!!!」ダッ

不良B「ごめんなさぁぁーーーーい!!!!」ダダッ

アヴドゥル「ふん、こんなに可愛い子に手を出すなど不埒な奴らだ」

アヴドゥル「Yes,ロリコンNo,タッチは紳士の約束だろうがっ………!」

ボインゴ「あ………あの………!」

アヴドゥル「大丈夫か?怪我はないか?」

ボインゴ「だ、大丈……夫、で、です……はい」

アヴドゥル「良かった」ニコリ

ボインゴ「!!」ドキッ
658 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:12:35.22 ID:a9UrfbKT0
オインゴ「おーい、ボインg……誰だてめえ!!!」

アヴドゥル「ム?君の家族かな?」

ボインゴ「は、はい、兄です」

オインゴ「てめーボインゴに何ちょっかい出そうとしとるんじゃボゲェ!!」

ボインゴ「に、兄ちゃん、この、このひ、人は……………」

オインゴ「お前は黙っとけ!!お前は俺が守ってやるから、俺の後ろに隠れておけ!!」

アヴドゥル「!………」

ボインゴ「……………」

オインゴ「おお〜〜〜〜?良く見てみりゃあてめージョースター共の一人じゃあねえか……!」

アヴドゥル「……!お前ら……『敵』だったのか?」

ボインゴ「…………………ごめん、なさい………………………」

オインゴ「ちょうどいい!!てめーにはここで死んでもらうぜッ!!!」

アヴドゥル「………」

オインゴ「さぁボインゴ!お前の予知を見せてくれ!!!」

ボインゴ「………う、…………」
659 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:13:02.90 ID:a9UrfbKT0
アヴドゥル「……『勇気』を出さなきゃ、前には進めない」

ボインゴ「………?」

アヴドゥル「私たちの旅は、ずっと『勇気』だけで進んできたと言っても過言ではない」

アヴドゥル「『恐怖』に打ち勝つ『勇気』こそが、この旅において最も『重要なもの』だったのだ」

アヴドゥル「君も……そろそろ『勇気』を出してもいいころなんじゃあないのか?」

ボインゴ「………」

アヴドゥル「たとえそれが、『身内に逆らう』ことでも、な……」

オインゴ「何をぬかしてやがるてめえ!!!ボインゴ!さっさとしろ!!どうしたッ!?」

ボインゴ「う……うう………ッ!」

オインゴ「どうしたんだボインゴ!お前、また『あの頃』に戻っていいのか!?いじめられていたあの頃にッ!!なあおい!!ボインゴッ!!!!」

ボインゴ「ううう………ううううう…………!!」

オインゴ「ボインゴォォッ!!!」
660 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:13:32.84 ID:a9UrfbKT0







ボインゴ「うるさーーーーーーぁぁぁいッ!!!!いい加減にしてよお兄ちゃんッ!!!!」






661 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:13:58.23 ID:a9UrfbKT0
オインゴ「んなッ!!」ビグッ

アヴドゥル「………」ニヤリ

ボインゴ「もう……いい加減にしてよ……僕はもう、一人で立てるよ……」

オインゴ「そ……そんなことはない!!お前はまだまだ子供だ!俺が守ってやらなくちゃあ、お前はまだ一人で立てないだろう!?」

ボインゴ「そんなことないよ!僕は『分かった』んだ!本当に『大切なもの』は、『勇気』なんだって――――」

ボインゴ「『逃げて』いちゃあダメなんだ!『立ち向かう』『勇気』が!僕に足りなかったものは『それ』だったんだって!!!」

ボインゴ「僕のスタンドは――――もう『必要ない』!『予知』は『予知』でしかないんだ!」

ボインゴ「本当は……『予知』を『現実』にしようとする『勇気』が必要だったんだ!それが分かったから……」

ボインゴ「僕はもう、一人で立てるよ……お兄ちゃんに支えられなくても、もう、一人で立つ、この両足で、しっかりと大地を踏みしめて、歩いてみせるよ!!」

オインゴ「ボインゴ……お前………」
662 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:14:41.04 ID:a9UrfbKT0
ポン

アヴドゥル「フ……お前さんの負けだよ」

オインゴ「………そうか………俺が、『縛り付けていた』のかもな………俺のせいで、こいつは立てなかったのかもな………」

オインゴ「……いつの間にか、立派になりなやがって………クソ、少しさみしいぜ」グスッ

ボインゴ「お、お兄ちゃんにはもちろん感謝してるよ!大好きだよ!だから泣かないで!!」

オインゴ「ボインゴ……!うおおおーーーーーん!俺も大好きだぞ弟よォ!!」

ギュッ

ボインゴ「お兄ちゃん……!苦しいよぉ……!」

アヴドゥル「いい話じゃあないか、それじゃあ、私も旅を続けるとしようか」

オインゴ「ま、待ってくれ!アンタには悪いことをした!すまなかった、許してくれ」

アヴドゥル「なぁに、気にしないでください」

ボインゴ「お兄さん!ありがとう!!僕、いつかきっと、お兄さんみたいなかっこいい人になるよ!!」

アヴドゥル「――――そうか……楽しみだよ」

ボインゴ「うん!………また会えますか?」

アヴドゥル「この地球が回っている限り……いつか必ず、また会えるさ」

ボインゴ「……はい!」
663 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:15:07.35 ID:a9UrfbKT0
オインゴ「……!………なぁアンタ、ちょっと」

アヴドゥル「ん?」スッ

オインゴ「ボインゴは………俺の『弟』だぜ?」ヒソヒソ

アヴドゥル「…………………え?」

オインゴ「フ……ハハハハハハハハハ!」

アヴドゥル「………」←ちょっと複雑

アヴドゥル「………」←だが、男の娘もありかなと考え始めている

オインゴ「行くんだろ?………気をつけてな」

アヴドゥル「ああ、ありがとう」

ボインゴ「ありがとう!最後に………名前、教えてくれますか?」

アヴドゥル「私の名は………モハメド―――――」

アヴドゥル「―――モハメド・アヴドゥルだ」

ザッザッザッ
   バァァァーーーーーーッ

ボインゴ「………アヴドゥルさん………また、会えますよね………」

オインゴ「ああ………きっとな」


To be continued……
664 :1 [saga]:2011/06/09(木) 20:16:21.79 ID:a9UrfbKT0
アヴドゥルにもとうとうフラグができました
良かったね
本当に良かったね
『祝福』しろ、フラグにはそれが必要だ

ありがとうございました
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2011/06/09(木) 20:33:33.22 ID:/rRlIMmpo
まさか男の娘とは・・・なるほど・・・
あとどうでもいいけどおのれヴ男
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/06/09(木) 20:42:55.75 ID:/pBwWsEuo
以外ッ!それは男の娘!
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 23:00:42.70 ID:WZ0cwfzgo
せっかくフラグが立ったところ悪いがヴ男爆発しろ
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 23:06:15.61 ID:WZ0cwfzgo
せっかくフラグが立ったところ悪いがヴ男爆発しろ
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 23:25:42.93 ID:zo3YK4cDO
あのアヴドゥルさんにもついに春が…
全力でフラグバギオレろ!
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/10(金) 03:17:23.04 ID:z3UNPO3IO
ブ男に春が来てもいいと思うんだ俺は
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/10(金) 09:14:50.20 ID:hPYg1PDDO
今回アヴドゥルは手に『それなりの量の雑誌』が入っているであろう、本屋の紙袋を持ってボインゴオインゴに会っていた

そうだろ?
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/10(金) 09:33:28.90 ID:9nW4H5fAO
アヴさんがジョジョ立ちで再生されるくらいかっこいいだと…
おのれ
673 :1 [saga]:2011/06/13(月) 19:12:00.16 ID:/fucOURk0
めっちゃくちゃ短いですけど投下させていただきます
674 :1 [saga]:2011/06/13(月) 19:12:31.95 ID:/fucOURk0
前回までのあらすじ

ヴ男にもフラグが立ちました
ハイハイワロスワロス
675 :1 [saga]:2011/06/13(月) 19:13:02.12 ID:/fucOURk0
第二十七話『LUCK & PLUCK』


医者「お大事にね」

ガーッ

花京院「…………!承太郎……」

承太郎「………よぉ、花京院……その、傷の方はどうだ?」

花京院「………心配してくれるのですか?」

承太郎「…当たり前だろ」

花京院「それは……『仲間』だから、ですか?」

承太郎「………まぁ、それ『も』あるな」

花京院「それ『も』?他にもある、ということですか?」

承太郎「…………それ以上は、俺にもようわからん」

花京院「………そうですか」クスッ

承太郎「何を笑ってやがる」

花京院「いいえ、何でも」クスクス

承太郎「ケッ」

花京院「それじゃあ、急ぎましょうか、ジョースターさん達は先に行ってるのでしょう?」

承太郎「いや、じじいから『少し休んで行け』と言われている、まだ出発はしないようだ」

花京院「そうなんですか?」

承太郎「ああ……花京院、おめーどこか行きたいところとかねえか?」

花京院「え?」

承太郎「本来ならおめーは日本で普通の高校生をしててもいい奴だ、それをわざわざついてきてくれて……」

承太郎「たまにはゆっくり羽でも伸ばせってこったろーぜ、最低でも今日一日は自由だ、おめーの好きにしろ」

花京院「………そうですか、それでは、まずあそこの喫茶店に行きませんか?」

承太郎「ああ、かまわねーぜ」

スタスタ

花京院(ありがとうございます、ジョースターさん)
676 :1 [saga]:2011/06/13(月) 19:14:23.41 ID:/fucOURk0
――――――――――――――

ジョナサン「さて……承太郎達は今頃何してるだろうなぁ、承太郎はちゃんと花京院をエスコートできているかな?」

ジョナサン「女性をエスコートするのは、紳士として当然の技量だぞ、承太郎………」

「…………」

ジョナサン「二人には、ゆっくり休んでもらうことにしよう、最も、今日だけっていうのが申し訳ないところなんだが」

ジョナサン「僕は――――」

「ッ!!」バッ

ジョナサン「―――波紋疾走(オーバードライブ)ッ!!!」ブワオォウ

「む……んッ!」ババッ

ジョナサン「君を片づけて、問題なく全員で先に進むとしようか!」

「ぬう………う!」

ジョナサン「真正面から襲ってくるとはなかなか、敵ながら良い精神の持ち主だ!」

ジョナサン「我が名はジョナサン・ジョースター!君も名乗れ、正々堂々……受けて立とうではないか!」

「ジョナサン・ジョースター……やはり貴様は強い、それでこそ我もやりがいがあるというものだ!」

「我が名は『ブラフォード』!!スタンドは『アヌビス神』の暗示を持つ!いざ尋常にィィィ!!!」


To be continued……
677 :1 [saga]:2011/06/13(月) 19:15:22.21 ID:/fucOURk0
すんませんこれだけなんです
近いうちにアヌビス神戦を終わらせ……たい
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/13(月) 19:18:54.18 ID:o6bzGNtYo
乙です
ブラフォード+アヌビス神だと・・・なんという俺得
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/13(月) 20:23:36.08 ID:TrB0etsAO
ブラフォードって1部に出て来た騎士だっけ?
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/13(月) 21:38:23.51 ID:bSkjVOFc0
>>679
1部……って事は吸血鬼か
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/13(月) 21:53:16.50 ID:eouotAwPo
あいつらはゾンビじゃなかった?
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 00:07:00.74 ID:wBj583e6o
世界史の先生に「タルカスとブラフォード?ああジョジョか、あの二人実在しないよ」って笑われたときはショックだった
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/14(火) 14:19:22.89 ID:y3pjSDAAO
そうか
ディオといえばこいつだもんな
歴史が違うから出てこなかったキャラがまさかこのタイミングで登場とは
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/17(金) 12:42:18.91 ID:1N4EyKhAO
SBRだとタルカスはシゲチーなる人物の後ろに着けてる人物として共に名前だけ出てるな
初期の着順表で名前が出た後5thステージ着順表でシゲ、タルの順で15位くらいに並んでゴールしてたはず
他にもなんか居る
685 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:04:03.04 ID:KrIUFhH40
           _,,. --.、-z‐:::-..、
        _,∠:::::::::::::::::丶::\:::_ヽ.__
     ,.ィ:´::r::':⌒ヽ、:::::::::ヽ/二:::::::::\
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.    /⌒:、ヽ:::::::::\::::V⌒゙ヽ、:::::::::::\::::::
   i:::'^ヽ >:::::::::::::::::/:;;-‐ヘ::::\:::.::::. ヽ::
   V::::::{/::/i´ ̄ ´    ',..:::::丶、.::.::
.    \::`:ー::::!        _,, ._ヽ.,__:::::::::::::
.       ` ー‐ v‐ ニ、   _二._`ヽ !:/ニヽ           投下です
.          ',.´_ヒj }   ヒiツ  "'ノ リ:         ところで問題です、私は誰でしょう?
            i  / _       ,、_./::/
.            !  `_ _     / l:::::i´
              ヽ. ´--    / l:::/
             \     ,.イ  _,.!´
            r‐rー ' -r‐r T li l
             l 0l 0 |.0l.0l0.! l 人
       _    ,.へ、l_:.l_:l_:Ll/
   ,.r一'´ >'"´  /,ィフ!l/
  / //¨´     { lYフノ     _rハ-、
  l l i/         `¨´    (ハヽノう)
686 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:04:28.41 ID:KrIUFhH40
前回までのあらすじ

ブラフォードのちんち○ブラブラフォード
そーれブラブラフォード!ブラフォード!
そーれおっき!おっき!
687 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:05:04.86 ID:KrIUFhH40
ジョナサン「こいッ!!ブラフォード!!」

ブラフォード「くらえッ!!『吸血髪(ヴァンパイア・ヘアー)』ッ!!」ドヒャオッ

ジョナサン「何……!?髪の毛が『伸びた』ッ!」

ブラフォード「っつぁおゥ!!」

ドスゥッ

ジョナサン「ぐああ!」

ブラフォード「吸い尽くしてやる!貴様の血をォ!」

ズギュン!ズギュウウウン!!

ジョナサン「うおおお……ッ!!?『吸ってるのか!?血を』ッ!?」

ブラフォード「そォうだ!俺は!」

ジョナサン「『吸血鬼』かァァァーーーーッ!!?」

ブラフォード「いや……俺は屍生人だ!我が肉体は300年前に既に滅びている!」

ブラフォード「だが俺は『あるお方』によって再びこの世に生を得たのだ!!」

ジョナサン「ブラフォード……『ブラフォード』ッ!そうだ思い出した!!英国人なら誰もが知る伝説の騎士が一人ッ!!」

ジョナサン「『黒騎士・ブラフォード』ッ!!」
688 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:06:00.81 ID:KrIUFhH40
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

産業でわかる!ブラフォードの歴史

三百年前にメアリーという女がエリザベスと女王争いしてたのよ
んでブラフォードはメアリーに仕えてたんだけどさ
エリちゃんの策略によってメアさん死亡、ブラも死亡、悲しいお話だったね

詳しく知りたい人は単行本か文庫本を買おう!

ちなみにブラフォードの髪が伸びる能力(これはスタンドである、名を『アヌビス神』)

これは『77の輝輪』で身に着いたものである
一説によると、この『77の輝輪』を行ったという『ウインドナイツ・ロット』は当時『悪魔の手のひら』とも呼ばれる地帯だったそうだ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
689 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:06:32.37 ID:KrIUFhH40
ブラフォード「俺はこの世に恨みを抱き死んだ!俺は人間が憎い!そしてそんな俺に復讐のチャンスを与えてくださった『あのお方』には感謝する!」

ジョナサン「『あのお方』か……!きっと、そいつがDIOも………ッ!!」

ブラフォード「いいのか呆けていて!貴様の腕に絡まったままの我が髪は着実に貴様の血を吸い取ってるぞ!!」

ジョナサン「く……!血を吸い取られているから上手く波紋を練れないか!しかしここで立ち止まっている暇はない!!押し通させていただこう!!」

グオオオオオオオォォォォォォォォォ

ジョナサン「震えるぞハート!燃やしつくすほどヒート!!真っ赤に燃えろ『緋色の波紋疾走(スカーレット・オーバードライブ)』ッ!!」

ボワオゥッ

ブラフォード「ぬうう……やるな貴様!」バッ

ジョナサン「結構血を吸い取られたが……依然問題はない!かかってこいブラフォード!」

ブラフォード「ふん!ならこれならどうだッ!!!」

バッ!
690 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:07:14.18 ID:KrIUFhH40
ジョナサン「なっ!両腕を剣ごと後ろに隠したッ!ど……どちらの腕で攻撃してくる!?右か?左か?はたまた脚か!!?」

ブラフォード「どれも『ハズレ』だッ!行くぞ『アヌビス神』ッ!!」

意外!それは『髪の毛』ッ!!

ジョナサン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

バッ

ブラフォード「うおおおぅ!」ブンッ

ジョナサン「か、間一髪だった!ハァハァ」

ブラフォード「そうか?」

意外!はたまた『髪の毛』ッ!!

ジョナサン「ゲェーーッ!!ま、また髪の毛かッ!!」

ズギュンズギュン!

ジョナサン「ぐああ……!く、くそ……!手ごわい……」
691 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:07:52.84 ID:KrIUFhH40
ブラフォード「そしてこれが!決定的なダメ押しという奴だ!!」

ジョナサン「く、くおおおおおお!!」

ブラフォード「この剣で首をはね!貴様の血を頂こう!!」

ブンッ

ジョナサン「覚悟はできているか?いいや、ぼくのほうじゃあない……貴様の方だよ」

ジョナサン「再び歴史の闇の底に沈む覚悟はできているか!?行くぞ!!」

ブラフォード「つえぇぇぇい!!」

ジョナサン「鋼を伝わる波紋疾走ッ!!『銀色の波紋疾走(メタルシルバーオーバードライブ)』ッ!!」

SPW『う!上手い!剣からの防御がそのまま『攻撃』になっているぞ!』

ジョナサン(今、我が友人、SPWの声が聞こえた)

ブラフォード「ぬおおおおおおおおおああああああああああああああああ!!!?」

ドロリッチ
692 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:08:19.04 ID:KrIUFhH40
ブラフォード「ぐああああああああああああああああああああ……!あ!!あああ……!」

ジョナサン「ハァーッ!ハァーッ!や……やはり波紋で肉体の若さを保っているとはいえ、確実に老いてるな……!」

ブラフォード「ぐおおおお……こ、これしきの『痛み』!これしきの『痛み』ィィィィィィィィィ!!!!!」

ジョナサン「!!」

ブラフォード「死ねェェェェい!!ジョォォォォーーーースタァァァァァァァッ!!!!」

ブンッ!

SPW『あ!危ない!避けろジョースターさん!』

ジョナサン「いや……SPW、ぼくは避けないよ、避けてはいけない」

SPW『な、なんだって!?』

ビタァァッ

ジョナサン「………」

ブラフォード「………なぜ」

ジョナサン「………」

ブラフォード「何故、俺が剣を止めると分かった?」
693 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:09:05.85 ID:KrIUFhH40
ジョナサン「今……あなたは「これしきの『痛み』」と言った……『痛み』と!」

ジョナサン「あなたは痛みを感じている!痛みを……!屍生人や吸血鬼にはない感覚!あなたは『人間』としての感覚を取り戻してきている!!」

ブラフォード「ぐああ……あ、ハハハ……この痛みこそ、生の証、奇妙だ……すごく、安らかな気分だ、まるで母親に抱かれている赤子のような……」

ブラフォード「ふふふ、やっと、取り戻せた生の証、これを持って、あの世に還るとしよう……」

ジョナサン「ブラフォード………」

ブラフォード「300年経った世界の友人、ジョナサン・ジョースターよ、我が剣と、そこに刻まれた言葉を君に捧げよう!」

ブラフォード「LUCK!『幸運を!』

       そしてこの言葉を君の未来に持って行け!

       PLUCK!『勇気を!』

       さらばだ紳士よ!君の未来に幸あれ!!」

ボシュウウウゥゥゥゥーーーーッ
694 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:10:50.84 ID:KrIUFhH40
ジョナサン「ブラフォード………!」

ジョナサン「…くそ!石仮面の呪縛はまだ続いているのか……!」

ジョナサン「ドス黒い狂気に変える憎むべきは石仮面! ゆるせないのはそれを操る『あのお方』とやら!!」

ジョナサン「待ってろディオ……君も必ず、石仮面の呪縛から解き放ってやる!」

ジャキッ

ジョナサン「この勇者ブラフォードの剣に誓って!!」


To be continued……


SPW『しかし、さすがジョースターさんだな、自分のしたことに後悔しない、最高の大甘ちゃんだぜ!』
695 :1 [saga]:2011/06/17(金) 20:12:09.32 ID:KrIUFhH40
今回はここまでだよ
ありがとうございました!
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/17(金) 20:15:48.40 ID:M2ojti9so
乙ぅ
アヌビス神二刀流ブラフォードを期待してたけど面白かったぜ!
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/17(金) 23:13:28.89 ID:JruDjdiAO
ブラフォードの300年はアヌビスの500年に匹敵するんだ
というか第三部だから300+100年ですね
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/17(金) 23:40:41.61 ID:w+o5K3W40
ドロリッチじゃねーよwwwwww
699 :1 [sage]:2011/06/17(金) 23:56:05.06 ID:ISbkoYJAO
>>697
しまった計算を忘れてた
指摘ありがとう
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/18(土) 00:27:59.21 ID:ORfSkbado
AAはジョナサンの母親?
名前思い出せないけど
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/18(土) 02:15:37.42 ID:EB7XGfXAO
>>700
正解です
名前はメアリー、ブラフォードが仕えていた人と同じ名前、これもイロイコさんの計算なのか
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/18(土) 12:58:51.97 ID:ijbqtTSDO
真面目な戦いの最中にドロリッチで吹いたww
ところで中年ジョセフの再登場はまだですか
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2011/06/20(月) 20:01:05.49 ID:HhrCjyqwo
この調子だと三部以前の出てこなかったキャラがどう絡んでくるか気になるな
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/20(月) 23:09:52.87 ID:/4bg3fGgo
あ〜〜ん……たのもしいわ!あたしのブルりん!
705 :1 [saga]:2011/06/21(火) 00:34:53.95 ID:jkZPvyzy0
番外編

ジャイロ「ジョニィ………おめーよォーッ、ちょいと聞きてえことがあるんだけど」

ジョニィ「ん?聞きたいこと………?何?」

ジャイロ「俺はこのレースが終わった後……もちろん一位で終わったという前提だけどよォー、俺は国に帰って国王の恩赦を受け取る……」

ジャイロ「だがジョニィ、おめーは一体どうするつもりなんだ?このレースが終わったらよォ、やりてえこととかあんのか?」

ジョニィ「このレースが終わった後、か………僕は……考えたことなかったな、そんなこと」

ジャイロ「もうすぐ……大西洋が見える、大西洋が見えたら、俺たちの長かった旅も終わる」

ジョニィ「そうだな……僕には、帰る場所が『ない』……このレースが終わっても………そうだな、こいつ……スローダンサーと、いろんなレースに出るのもいいかな」

ジャイロ「そーかい………」

ジョニィ「それともさ、マジでバンド組んじゃう?」

ジャイロ「ニョホ!いいかもしんねぇなァーッ!!『あれ』で世界を震撼させちゃう?ニョホホ!」

ジョニィ「いーーーーィねェェェーーーーーッ!!『あれ』ならマジで全世界で流行っちまうかも!」
706 :1 [saga]:2011/06/21(火) 00:35:47.11 ID:jkZPvyzy0
―――――――――――――――

『…続きましてェー、流星のごとく現れた期待の新人グループ!「GYRO&JOHNNY」の登場だァァァーーーーッ!!!』

キャーー!
  素敵ィィーーーーッ!!!
 抱いてェェェーーーー―ン!!!!

ジャイロ「YO〜〜〜子猫ちゃん!いろいろ語っちゃいたいところだけどォォ〜〜、さっそく行っちゃうぜェェーーーッ!」

ジョニィ「準備はいいかァァーーーーッ!?」

ワーーッ!
  ウッドワーーーッ
  抱いてェェーーーーーー!!

ジャイロ「じゃあ行くぜ!『チーズの歌』!!」

ジョニィ「1!2!あ1、2、3、セイッ!!」

ジャイロ「レラ♪モッツァレラ♪レラ♪モッツァレラ♪レラレラレラレラ♪レ ラ♪」

ジョニィ ギュイィィーーーーン テロテロテロテロ ジャカジャカジャンッ!!

キャアアアァァァァァーーーーッ!

  素敵すぎるぅぅぅぅぅぅーーーーーーッ!!

     濡れた

『YEAHHHHH〜〜〜〜最高だね!おっと、それじゃあ次のグループに移ろうか!』

ジャイロ「ん!?俺らオオトリじゃあなかったのか!?くそッ、ふざけやがって!」

ジョニィ「なんてグループ何だろうか……」
707 :1 [saga]:2011/06/21(火) 00:36:45.19 ID:jkZPvyzy0
『それでは登場願いましょうか!「DIEGO with H.P」ッ!!』

ジャイロ「なっ!」

ジョニィ「何ィッ!!?」

ディエゴ「フゥーーーハハハハハハハハハハハハハッ!!待たせたな全世界のたかが薄っぺらなただの小娘共!!」

キャー
  抱いて―
 ステキング

H.P「どーも」

ジョニィ「Dio!!」

ディエゴ「フフフ、ジャイロ・ツェペリ!そしてジョースターくん!君たちの歌はもう古いんだよ!このDioが本当(マジ)のロックってのを見せてやるぜ!!」

ジャイロ「俺たちのはロックじゃあねーけどな……」

ディエゴ「聞け!!『バターの歌』!!」

ジョニィ「発想がモロ被りだな……」

H.P「いち、に、さん、はい!」

ディエゴ「バター……Oh, nice butter……それはとってもバター……Yes my only butter……」
708 :1 [saga]:2011/06/21(火) 00:37:29.40 ID:jkZPvyzy0
ジョニィ「何これ」

ジャイロ「知るか」

ディエゴ「DEATH!! KILL BUTTER!!」

ジョニィ「いきなりバターに切れ始めたぞ」

ディエゴ「YEAHHHHHHH!! THE WORLD OF BUTTER 俺だけのバターだぜ」

ディエゴ「……サンキュー」

シーン
  シーン
    抱いてェー

ジョニィ「………どうだった?」

ジャイロ「ゴミだね」

ディエゴ「……どーよ、どーなのよ?」

H.P「死ねよ」

ディエゴ「え!?」

かーえーれ!
  かーえーれ!!

ディエゴ「やめろッ!このDioに対して……やめるんだ!!たかが薄っぺらなカスの小娘のくせに!!」

ディエゴ「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉWRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYーーーーーーーーーッ!!!!」

ダダダダダダダダダダダッ ←ディエゴは 逃げ出した!

……その後、Dioことディエゴ・ブランドーの姿を見た人はいない

僕たちは、その後も順調に売れ続け、ニューシングル『これが俺の一週間』はわずか二時間で完売する程にまで成長した

―――――――――――――
709 :1 [saga]:2011/06/21(火) 00:38:25.22 ID:jkZPvyzy0
ジョニィ「………」

ジョニィ「いいんじゃない?」

ジャイロ「ニョホ!……さてと、おふざけはもう終いだな」

ジョニィ「ああ……ルーシー・スティールを救い出そう」

ジャイロ「ああ……つまるところ、それが俺らの当面での目標だな」






ハハッ、ワロス 3キュー4エヴァー
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 00:56:41.12 ID:2C0h60gSO
乙♪>>1オッツ♪
711 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:00:11.35 ID:EpzoumRP0
                  //      ∨
                ゝ⌒ヽ///   ∨
              ,i´⌒、/ゝ}、彡     ヽ
             / i `‐-〉-´ノ彡  ///        ―┼    ―┼
             il,   ̄、 ヽ二ノ´// //' ',.       /」.     /」
                }゙i ゝ、 ̄フ´ゝ´/-‐‐===、、彡ノ      __    __
             γ'彡´   ̄'´/ /-‐ /三'7{ }゙ヾ"彡,       ─‐,.   ─‐,
.            /  , "/i´   ', ' ,  i' ⌒/ミ i {} ヽ彡      __ノ.    __ノ
           i:::::' ,´ i '、:::::::>-‐', 〉、-''''.ノミ//´、
          / i:::; ,  |ゝ-‐=、´   ̄ ̄`ヽ二ノ   i     ─┼    ─┼
     ゝ‐-,.、/ _i、 / /::: i |:::::}´ ̄ゝ⌒二=-、 ,,,,,,, i     /」.     /」
    / ´ _ヽヽ/ ヽ-´:::゚:. i i:::、}::iヽ'彡==、 ゝ´-‐、ヽ三-‐.   __    __
 ゝ=‐ {-、/_ ヽヽ ∨ i 。 ゚:::゚// /`彡':::::::  ヽ三 i三 i ヽ」ヽ三 ─‐,.   ─‐,
´: i i 、∨ ゝ=' '☆ i==、‐-´/ヽ´y' ⌒=‐-、 、゙ i'}  i  i iコ三  __ノ.    __ノ
二/、 ̄>ヽ ☆   i::::: _ ̄ヽ'ゝ´/ {j ゝ、 _ |i 、⌒ヽ-‐´ミ/ミ i∨
、/:::::ゝ、゚ 。ヽ`:::‐:::´:::ゝ|i、i__ノ、 i  i } 0⌒ミ` < ヽ‐=二:.ノノ´─┼    ─┼
/.::::' _ヽi`二'γ∨ ノ/:::::ノγ ノヽ_ゝ、ノ ノ 、ミ二=‐` ̄ ̄| ̄.  /」.     /」
彡//フヽ:::::i:::∧〈::ゝ-、::::ゝ" /= }ゝ‐、7"´ 0、_:.`ヽミ、.  i     __    __
γ|J、{__ノ'} 〉、'/::/:i::::::iゝ-、ゝ':i__ノ` 、´ /二 〉゙〈ヽ ミミ. |     ─‐,.   ─‐,
::、 ゙、 {彡''/::/ゝ´〉⌒i'i  i|i、::::::::ヽ_〈ヽヽ_/ / 7'-、ミミ .〈     __ノ.    __ノ
_二7/ ̄>-<:::::ノノヽ    i_ノヽ_-i ヽヽ-'<、、ミヽ二_ヽ
'二、‐/ γ/っ ヽ〉i:::i/、、 `ヽ∧   |i└ | i i__::/、゙ゝ、‐" ‐-、.  ─┼    ─┼
--‐彡、i i{二〉‐〈_jヽi、ヽヽ‐- //ヽ  ', 、| 'ミ-::::::::〉_  ミ、.  /」.     /」
ヽ__ノヽ }´ ̄`´i i::::iヽ∨ヽ:::::} i´    ゝ-、ミ_三二==-、、ミ、  __    __
|il''"´  川ヽ三_ノ. ∨ |i ',\::/、〈      /`-‐==‐-、 三、ミ ─‐,.   ─‐,
     |i'   ||i   {:} ∨ヽ::j:::::i      / /∨  i´ヽ ヽ ,ミ ミ.__ノ.    __ノ
              ヽ___}ヽ'}     `ミ ミ,  / └´ ,-∨ミ ミ
                 ∨::i    ヽ:::、=‐'ミ  、゙ '‐'//ミ゙
                  ヽ'     ヽ-ヽ--‐゙ 、゙ ‐'、ヽ
                            ` ̄ヽヽ\\\
                               i
                               |    / ̄ ̄ ̄\/⌒ヽ/\
                               |  /               ヽ
                               |/

完全なる黄金の投下
712 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:00:41.50 ID:EpzoumRP0
前回までのあらすじ

ジョニィ「バンド組みました」
713 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:01:15.82 ID:EpzoumRP0
第二十八話『寄るな 触るな 近づくな』



ジョナサン「さて、みんな集合したか?」

承太郎「ああ」

ジョナサン「んー………点呼!!」

承太郎「いち」

花京院「に!」

アヴドゥル「さぁん!!」

ホース「よん☆」

ポルナレフ「ごぉー」

ジョナサン「ろく!」

?「なな!」

アヴドゥル「全員いるな」
714 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:01:49.32 ID:EpzoumRP0
ジョナサン「いやいやいや、ちょっと待った、もう一回だ、点呼!!」

承太郎「ワン」

花京院「トゥー」

ジョナサン「スリー!」

ホース「フォー☆」

ポルナレフ「ファイヴ」

アヴドゥル「セッ○ス!!!」

?「メイド イン セブン」

ポルナレフ「全員いるぜ」
715 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:02:56.56 ID:EpzoumRP0
ジョナサン「……すまん、もう一回点呼願います!」

承太郎「イー」

花京院「アル!」

ジョナサン「サン!」

ホース「スー☆」

ポルナレフ「酢の」

アヴドゥル「力!」

?「ちょwwwおまwwwwwwwwwwww私のセリフ残しとけよwwwwwwwww」

ジョナサン「繰り返し点呼を取ったかいがあったね」

承太郎「やれやれ、まさか敵が紛れ込んでいたとは」

花京院「全く気付きませんでした」

ホース「暇を持て余した」

アヴドゥル「アヴドゥルの」

ポルナレフ「奇妙な遊び」
716 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:04:01.06 ID:EpzoumRP0
?「チッ!バレちゃあしょうがないね!」

バッ

?「マグネットパワー!メイクアーップ!!」

BGM ムーンライト伝説

マライア「我が名は『バステト女神』の暗示を持つスタンド使いマライア!!DIO様に代わっておしおきよォーーッ!!」

    ∩_∩     人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人
   / \ /\   < すごいグンバツを感じる。今までにない何か強いグンバツを。     >
  |  (゚)=(゚) |   < 性欲・・・なんだろう溜まっている確実に、着実に、俺の下がスタンドだ。 >
  |  ●_●  |   < 中途半端はやめよう、とにかく出してしまおうじゃん。          >
 /        ヽ  < 画面の向こうには沢山の嫁がいる。決して一人じゃない。      >
 | 〃 ------ ヾ | < 信じよう。そしてともに戦おう。                        >
 \__二__ノ  < 襲ってくる敵もいるだろうけど、絶対に流されるなよ。            >
              YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY

アヴドゥル

ポルナレフ「ずれ過ぎワロタ」

ジョナサン「バステト女神だと?」

マライア「フフフ、既にお前たちは我がスタンドの術中に嵌っている!!」

承太郎「何だと?」

マライア「バステト女神は今!」パチン

ブワッ

マライア「発動する!!」
717 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:04:41.52 ID:EpzoumRP0
花京院「何……?周りにある鉄が浮かんだ!」

ポルナレフ「結構量があるぜ……まさか」

マライア「そのまさかよ!くらえええーーーーーーっ!!」

ブンッ

ホルホース「こっちに向かってくる!!危ない!!!」

承太郎「『星の白金(スタープラチナ)』ッ!」ドギャン

ホース「『皇帝(エンペラー)』ァァーーーッ!!」メギャン

承太郎「伏せろ花京院!オラオラオラオララララオラオラオラオラオラオラァァーーッ!!!」

ホース「うおおおおおおおおおおおおッ!!」バギュンドギュンドキュンバキュン

スカッ

承太郎「なッ!?」

ホース「避けられた!?」

ジョナサン「いや!違う!」

ゴオオォォォォォッ!!

アヴドゥル「ゑ?」

ドゴォォォォォォオン

アヴドゥル「くぁwせdrftgyふじこlp!!?!!?!!?!!!!?!!!」メキメキメキ
718 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:05:57.94 ID:EpzoumRP0
ポルナレフ「アッ!アヴドゥルゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ!!!!!」

マライア「え?アヴドゥルだけ……?あれ?お前たち、道中にコンセントとか見なかった?」

承太郎「見たな」

ジョナサン「そういやあったな」

花京院「私も見ました」

ポルナレフ「俺も」

ホース「あたしも」

マライア「さ、触らなかったの?」

承太郎「触るわけねーだろ」

ジョナサン「変に触るとビリッてくるし」

花京院「そもそもあんな変な所についてるコンセントなんて、普通おかしいと思いますよ」

ポルナレフ「あんな岩に電気なんて通ってるわけねー」

ホース「十中八九、罠だろうね」
719 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:06:31.73 ID:EpzoumRP0
マライア「ちょwwwwwwwwなんで触ってくれないのwwwwwwwwwwww」

アヴドゥル「私は触りましたよ(キリッ」

ジョナサン「なんで」

アヴドゥル「そこにあるエロスを求めて(キリリッ」

ジョナサン「あえて言おう、カスであると!!」

マライア「あれwwwwwwこれwwwwwwwwwヤバいんじゃあね?wwwwwwwwwww」

承太郎「やれやれ、触ったのがアヴドゥルだけなら」

ポルナレフ「心配するこたぁーねえ、やっちおうぜ」

アヴドゥル「少しはwwwwwwwwww心配してほしいっていうwwwwwwwwwwでっていうwwwwwwwwwwww」

マライア「お前wwwwwwwwはぶられてやんのwwwwwwwwwwクソワロタwwwwwwwwwwwwww」

承太郎「………」

マライア「ちょwwwwwwww無言で近づかないでwwwwwwwwwww怖いwwwwwwwwwwwww怖いwwwwwwwwwwwwww」
720 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:06:57.29 ID:EpzoumRP0
マライア「ちょwwwwwwwwちょ…………ちょっ

┏━━━━━━━━━━━┓                                      ┏━━┓
┃                      ┃                                      ┃    ┃
┗━━━━┓  ┏━━┓  ┃                                      ┃    ┃
          ┃  ┃    ┃  ┃                                      ┃    ┃
          ┃  ┃┏━┛  ┃                                      ┃    ┃
          ┃  ┃┃      ┃            ┏━━━━━━━━━━┓  ┃    ┃
          ┃  ┃┗━━━┛┏┳┓┏━┓┃                    ┃  ┃    ┃
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          ┃  ┃          ┗┻┛┃  ┃                          ┗━━┛
          ┃  ┃          ┏━━┛  ┃                          ┏━━┓
          ┃  ┃          ┃        ┃                          ┃    ┃
          ┗━┛          ┗━━━━┛                          ┗━━┛             」

承太郎「………」クルッ

アヴドゥル「え?ちょ……私もですか?」

承太郎「少し………頭冷やそうか………!」

アヴドゥル「もしかしてオラオラですか?」

承太郎「YES YES YES!」

ジョナサン「OH MY GOD」

アヴドゥル「我が愚息よ……一回もつかってやれなくてごめんな

               _,,-i、
              _,,―''"`  ゙l,                        __
        _,,-‐'″      ゙l、                         /| `゙'''ー-
    ,,,,-‐"`         _   |、                     ,i´l゙     .l゙
 .,,-''"`       _,/"|   ,li、                       丿 .l゙     ,l゙
..〔       _,,,-'"゛  .|   ,"|、                     ,/  │    │
 `ヽ   .,,-'"` ,,,-, ,l゙   │ ゙l、                 ,/   ,|    ,i´
   ヽ ,/  ./′ ゙ッ′  丿  .゙l                 ,/   ,l゜   │
    ゙'ヽ、   ヽ      .,/_,,,,,,,,-←i、  ,,-‐i、         丿    l゙    ,l゙
     `'-,、  ゙i、   .,,/` ゙l  |  .゙l  ゙l  ゙l .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ィニ,,,,,,,、 .|   ./
       `'-、 ゙l   ゙レ、 ゙l  .゙l  .゙l  |  .| .l゙゙l             |  .|   │
         `''-|    | \ │ .゙l  ゙l .|  .l .| ,←―――――-r",,-“',,,Z″
          /    |  `'i、l,--←'''''゙l /  .l│l゙        ,,-ンシ广゛ l゙
         丿    .|   ゙'ミヽ.__,,,,-'"  .,iト|│      ,,/ンシ'゛ .l゙   .|
           ,i´    /     `!|、    ,l゙l゙|.l゙     ,,r'/シ'".,,/゙~゙゙二''"
         `'ヽ,、 .,/       ゙゙l,_,,,,-''"` ||,l゙    .,,/゙lソ'゙,,-'"_,,,-‐'″
           `'ヘ-,,,、      `'i、   ,lリ   .,,,ji!'彡‐,ン‐'"
               `゙''ー-_   `ヽ  .l|" ,,,il|リニン''″
                   `゙'''ー-,,,,\ ,リ,,,終゙‐'゛
                        `゙'"゙'゙″                        」
721 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:07:32.74 ID:EpzoumRP0
マライア ビンタ一発で退場 貧弱貧弱ゥ

アヴドゥル 承太郎にぼこられる しかしエロスパワーで復活 再起可能


To be continued……
722 :1 [saga]:2011/06/21(火) 19:10:08.64 ID:EpzoumRP0
今回はここまでです これはひどい
携帯じゃあAA見れないって方、申し訳ありません

ありがとうございました
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/21(火) 19:19:57.53 ID:1gfPEENRo
クソワロタwwwwwwwwww
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/21(火) 19:46:12.80 ID:N+jIl6xAO
アヴさん馬鹿すぎるww

ボインゴにフラグを立てたカッコイイアヴさんは粉微塵になってしまったのかww

乙です
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/21(火) 20:38:13.18 ID:qoSdtfTAO
間違いなく今回1番の被害者は存在を消されたイギーである
726 :1 [sage]:2011/06/21(火) 21:05:51.78 ID:n8n1mpJAO
イギー「………」

>>1「………」

イギー「………」

>>1「………」

イギー「右か左か、当ててみな」

>>1「オラオラですよね」

イギー「YES YES YES」

>>1「I'm sorry」


ホントすみませんでしたァァーーーッ
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/21(火) 23:41:36.79 ID:zcUM+rADO
おれ最初、?はイギーが「ついてくるな」って言われてるのに忍び込んでるのかと思った
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/21(火) 23:43:49.30 ID:OWapz11q0
ジョナサンに背負われて寝てたんだよきっと

んで、夢の中で>>1をオラオラしてるんだろうな
729 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:14:03.38 ID:4Hjk8Ug40
. /.す 良 こ \    /
/ る ス れ   |   /  う ク
    レ は   |  .|   | ン
    の .い    |  |   む
    香 .い    |  \  __/
    り ス    ト、  レ
    が .レ   / ヽ-、/ ̄ ̄\
\    だ ./| ヽ  |  ク   |
  \__  _人丶  <   ン  |
.、`丶 "7ノ、, .、丶、|\ |     .|
. |"'''    ,,''|| | j/.\\___,/
. | / ̄ ̄  || .| レォiナ,.| | || 入.〉
 |/  、,,-< | .j \" レリノリ//
、\ ン<ツ/ ノノ   ./、/レイ/
、丶'| ~ ̄  /  ーー'._ニヘ, |
ヽ\\ ,___,,,,  ._./,:-';>ゝ、
ノ / ー、| ∴  | (_,,ソ'" _,,/ .、
く'    | .  | ′_,,-''"   >
T 丶  | ∵  |      /、
=='' )\ |___|    /人 \
ー<  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : /7 |ー-、

                         __
                 _ -‐=ニ二 ̄-‐ァ,ノ{   /
                  ,. <    __  _,. -‐'" l |.   /  l ┼
                  ト、__-─  -‐  レ'´  ̄ ̄ \/   .レ<ナヽ
                 レ┴┴-、. |l /  -‐=  ̄ |
             /____ \\l l  -─==== |.  _|_
              ,' ___ i  冂  =----一│  ,.-|‐ァく
               i       ,ノ ノ__ゝ---─ァ T「|  〈__,レ _ノ
             \'´ ̄ニ´ イ__,. ィ Tフ:ノ ̄`ヽl
           x<  ̄厶-‐rェ:rぅ‐i  lィェ::テァ  ∧   〈 ̄)
         x<-─::7  ̄ //|   ノ j  i       l_リハ     「
 __,.  <::::::::::::::::::::://  /ヽ!、    〈、_,ノ〉    l|ニィ'l \   ・
´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ // //ヽ-Ll   lィエエト、   l| |l| | |l|)  ___
             / ///   ∧l_  |:::;.┬ 、:::|  <j .|l| | /´ ̄ ∧
         / / .//  /l |V   トf┬┬nノ rァ' .ト---、|  \∧
.        / / .//  /l | l l\ ヽ`ニニ´「レ'i   |ー:::::::〉ヽ  ∧
.        ,' / .' i  l/ l | | /::| ヽ----- '  l  /:::::::::::{ | l\ ハ
.          i/|  l l| /  |//::/ヽ: :::/   //::::::::::::::::::\ノヽ   l|
        | l|  | l| |l  / /::::\ ∨     /::::::::::;. -─‐ァ'  〉、 リ

投下です
730 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:14:58.68 ID:4Hjk8Ug40
前回までのあらすじ

アヴドゥル―――再起『可』能!
731 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:15:42.15 ID:4Hjk8Ug40
第二十九話『はっぴぃロリ色ライフセト神』



――――――――――――――

DIO「………」

「いかがなされましたか?」

DIO「いや………昔のことを思い出していた」

「昔……ですか?」

DIO「正確には『思い出そうとした』……だ」

「思い出せぬのですか」

DIO「何度も試みたが、やはり無理だったか」

「……良いではありませんか」

DIO「む……?」
732 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:16:26.33 ID:4Hjk8Ug40
「『帝王』に『過去』は必要ありませんよ、『障害』や『害悪』………『恐怖』は、全て『過去』からやってくる……」

DIO「『恐怖』……お前は前にジョースター共は、この私にとっての『恐怖』と言ったな?」

「ええ………言いましたね」

DIO「ならば、ジョースターは私の『過去』を知っているということか?」

「………」

DIO「………いや、いらぬことを尋ねた、ジョースターは我が運命の父端に転がる犬の糞の様なもの……なら、私はためらいもなく、『過去』を捨て去ろう」

「さようですか………それが良いかと」

「それが…………良いかと…………フフ、フ」

DIO「…………………………」

DIO「ところで……ジョースター共にしかけた次の刺客は誰だ?」

「………アレッシ―です、『セト神』のアレッシー……」

DIO「………………アレッシ―か」

「アレッシーです」

DIO「…………次の刺客を、早急に送れ」

「そうですね」

――――――――――――――――
733 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:17:17.96 ID:4Hjk8Ug40
ジョナサン「イギー……いい加減機嫌を直しなよ」

イギー「…………」プンスカ ←前回ハブられて機嫌がすこぶる悪い

ジョナサン「うーん………どうしたものか」

イギー「……だっこ」

ジョナサン「え?」

イギー「疲れたぁー、だっこ」

ジョナサン「……はいはい」

ギュッ

イギー「えへ」

ジョナサン「やれやれ………」スタスタ

イギー「ねーぇ、おじいちゃん、みんなと離れて行動してるけど、何で?」
734 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:17:53.28 ID:4Hjk8Ug40
ジョナサン「買い出しだよ、みんなは食糧、ぼくたちは衣類、イギーにも新しい服を買ってあげよう」

イギー「ホント?」

ジョナサン「ああ、好きな服を選ぶといい」

イギー「やったー!おじいちゃんとデートだぁー!」

ジョナサン「デート……ハハハ、デートか、そうだな」

イギー「…………おじいちゃん、後方約125m」

ジョナサン「ああ……さっきから『ずっと』だね」

―――――

?「………」ザッザッ

―――――
735 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:18:21.72 ID:4Hjk8Ug40
ジョナサン「さて……どうするか」

イギー「おじいちゃん、前方300m、三つ目の曲がり角を右、袋小路だよ」

ジョナサン「なるほど………よし、そこに追い詰めるか」

―――――

?「…………」

?「幼女…………ktkr!!」

―――――
736 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:18:48.51 ID:4Hjk8Ug40
ジョナサン「イギー、揺れるよ」

イギー「うん!」

ジョナサン「それッ!」ダッ

イギー「きゃー!」

―――――

?「むっ!?」

?「逃がすかァァッ!!」ダダダダダダッ

―――――

イギー「おじいちゃん!追ってきた!」

ジョナサン「やはり敵スタンド使いか!よし、このままそこの袋小路で仕掛ける!いくぞイギー!」

イギー「うん!」


To be continued……
737 :1 [saga]:2011/06/23(木) 19:22:31.24 ID:4Hjk8Ug40
イギー「短いね」

>>1「すみません」

イギー「まるで>>1のお○んち○みたい」

>>1「誰が短小包茎だと」

イギー「プッ」

>>1「まぁいい、君たちに一言言っておこう」

イギー「え?」

>>1「誰がいつアレッシーが『男』だと言った?」

イギー「なん……だと……?」

ありがとうございました
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/23(木) 19:25:21.60 ID:heJ4PtASo
ということはつまり・・・ゴクリ・・・
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/23(木) 19:36:53.09 ID:9cxjF+4Wo
乙です
どうやら全裸待機する必要がありそうだ・・・
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/25(土) 23:50:33.83 ID:qyU/rY720
>>732
あれ、このアレッシーあまり期待されてなくね?
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/26(日) 00:33:46.71 ID:K0G+9Yhb0
>>740
読んでる方も期待してないから安心しろ
742 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:55:06.16 ID:hTNJpALQ0
投下です
743 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:55:41.88 ID:hTNJpALQ0
前回までのあらすじ

展開が思い浮かばない病発生中
アレッシーが男じゃないからってなんやねん
744 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:56:13.78 ID:hTNJpALQ0
アレッシー(このアレッシーは考える)

アレッシー(ある日突然身に付けたこの『能力』……『セト神』)

アレッシー(能力は、『影に触れた生命体を若返らせる能力』!!)

アレッシー(私はこの能力で……夢のロリロリ王国の建設を実現させた!!)

アレッシー(だがまだ足りぬゥ!!!まだまだロリっ娘が足りぬゥ!!)

アレッシー(だからこのアレッシーは行動する!!ジョースター一行の一人、『イギー』を我が王国にご招待する!!)

アレッシー(貴様は邪魔なのだ!障害なのだ!!ジョナサン・ジョースタァァァーーーーーッ!!!!)

――――――――――

――袋小路

ジョナサン「イギー、頼めるね?」

イギー「任せて!おじいちゃん!!」

――――――――――

アレッシー「奴らめそこが袋小路だということを知らんかったのか……」ニヤリ

アレッシー「馬鹿め、追い詰めたぞ!!」

ダッ!

アレッシー「そこだァァァァァーーーーーーッ!!!」

もぬけの殻

アレッシー「んなぁッ!?い、いなぁぁぁぁ〜〜〜いッ!?ば、馬鹿なァッ!?さっきこの袋小路に入り込んだはずじゃあ………!!」
745 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:56:40.66 ID:hTNJpALQ0
ジョナサン「追いつめられたのは………」

アレッシー「!?」

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''
ジョナサン「お前のほうだったみたいだな………」

イギー「………………………」

アレッシー「ど……どうやって………!」

ジョナサン「どうだい?『追い詰められたと思っていたら実は追い詰められていた』気分は………」

イギー「例えるなら、息も限界で水面ギリギリにやっとたどり着いたと思ったら、さらに『グイイッ』と足を引きずりこまれたってのは……どうかな?」

アレッシー「んなことはどーでもいいィィーーーーッ!!貴様ら一体どうやって私の背後へ……!?」

イギー「『愚者(ザ・フール)』ッ!我がスタンドをおじいちゃんと共に上空へ舞い上がらせた」

ジョナサン「そしてお前が袋小路にたどり着いた時点でお前の後ろへ降りると」

イギー「あーら不思議ィィィ!追い詰めたのは………私たちの方だった!!どじゃぁぁああぁ〜〜〜〜ん」

アレッシー「理解『可』能………!なかなか鯵なことをしてくれる………」

ジョナサン「『味』なこと、だ」

アレッシー「うるせえぇえぇええぇーーーーーッ!!てめえ国語の先生か!?イギリス野郎のくせにヨォォォ〜〜〜〜〜!!!!」

ジョナサン「おとなしく降参しなさい、その方が君の為にも良い」

アレッシー「……馬鹿め、ククク、馬鹿め……!」
746 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:57:08.74 ID:hTNJpALQ0
ジョナサン「…?」

イギー「!!おじいちゃん『影』だッ!!そいつの『影』ッ!!」

ジョナサン「ハッ!」

アレッシー「『セト神』……!鈍いねえ……お前は既に我がスタンドの術中にあったということだ」

ジョナサン「何………!!」

アレッシー「我が『セト神』の能力!それは」

アレッシー「『影に触れた生命体を若返らせる』」

ジョナサン「な………!」

アレッシー「貴様を胎児まで巻き戻してやる!!」

ジョナサン「なっ、な、ああ……うああああ……!!」ギュインギュイン

イギー「お、おじいちゃん!!」

ジョナサン「なんだか……力が漲ってきたッ!!!」

アレッシー「あれ?」

ジョナサン「知らなかったのか?ぼくの年齢は108!お前の能力が若返らせる能力なら、むしろぼくは全盛期の身体を取り戻せるってわけか」

アレッシー「108……!?聞いてないぞぞんなこと!!」

イギー「おじいちゃん!!」

ジョナサン「とはいえ……お前をさっさとやっつけないとさすがにやばくなっちゃうな……」
747 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:57:44.50 ID:hTNJpALQ0
アレッシー「ち、ちくしょう!!ちくしょうッ!!!わ……わたしの夢が……まだ、終わってないのにィッ!!!」

ジョナサン「覚悟するんだな……!」

タタタタタタッ

ジョナサン「COOOOOOOOッ!!」

幼女「やめてぇッ!」

バッ

イギー「!?」

ジョナサン「!!?」

アレッシー「あ……!?あなたはッ!?」

幼女「おねえちゃんをいじめないでぇ!!」

アレッシー「幼女ちゃん!なんでこんなところに!?」

幼女「だって!だって!おねえちゃんが……」

ジョナサン「……」

アレッシー「馬鹿!早く帰りなさい!」

幼女「やだ!!おねえちゃんがいじめられてるのに!」

ジョナサン「…」スッ
748 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:58:29.82 ID:hTNJpALQ0
アレッシー「!?」

ジョナサン「幼女だと?貧弱貧弱幼女ごと貴様もひねりつぶしてやるッ!!波紋疾走!!!」

ブンッ

アレッシー「幼女ちゃん!!!」

バッ

ジョナサン「………」

イギー「………」

アレッシー「なによ!!幼女ちゃんまで狙う必要なんてないじゃない!やるなら私だけやりなさいよ!このひきょう者!淫乱!絶倫!」

ジョナサン「………プッ」クルッ

アレッシー「!?」

ジョナサン「行くか、イギー」

イギー「…うん!」

アレッシー「え?え?ちょ、待って!」

ジョナサン「何?」

アレッシー「何で………」

ジョナサン「……幼子から好かれるのは、いい大人の証拠だよ、もう帰りな………」

アレッシー「………」

幼女「おねえちゃん………」

アレッシー「……完敗、ね」

幼女「おねえちゃん?」

アレッシー「幼女ちゃん……今まで、ごめんなさいね」

幼女「え?何?どういうこと?おねえ……」

アレッシー「『セト神』、能力を解除する」
749 :1 [saga]:2011/06/28(火) 20:58:55.40 ID:hTNJpALQ0
――――――――――――――

女「………」

女「…………ん?」パチッ

女「あれ……わたし、眠ってたの?」

女「ずっと?こんなところで………?」

女「いや………なんとなく、なんとなくだけど……何か、とっても楽しかった……夢を見てたような、気がする………」

――――――――――――――

アレッシー「……さようなら、幼女ちゃん」

アレッシー「こんなもの(スタンド)に頼らずに、幼女くらいゲットしてみせるわ!」


To be continued……
750 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:00:53.56 ID:hTNJpALQ0
今回はここまでです
色々期待してた方々、ごめんなさい

あとアレッシーのスタンド『セト神』の能力は影に触れたものを『だんだん』若返らせる能力でしたが、このスレにおいてはアレッシーの思い通りに若返りを中止させることができるという能力にしました
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/28(火) 21:09:06.07 ID:Ui8+VDfso
おつぅ!
>アレッシーが男じゃないからってなんやねん
最初から笑ったwwww
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/28(火) 21:10:26.52 ID:HzlNg7VAO
>ジョナサン「どうだい?『追い詰められたと思っていたら実は追い詰められていた』気分は………」

だけ気になった
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/06/28(火) 21:10:38.81 ID:pyWu1mUG0
乙!
原作よりはるかに強いなこのセト神ww
相手次第じゃ一瞬で胎児にされて終わりじゃないか
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 21:13:38.80 ID:6tbjehhWo

性別が逆になってるんだし、スタンド能力がちょっと変わってるくらいなんの問題も無いよなww
755 :1 [sage]:2011/06/28(火) 21:17:02.43 ID:9XR08n+AO
>>752
ミスです
正しくは

ジョナサン「どうだい?『追い詰めたと思っていたら実は追い詰められていた』気分は………」

です
ご指摘ありがとうございますみませんでした
756 :1 [sage]:2011/07/02(土) 14:12:10.90 ID:5rSTWcBAO
ご連絡

次の投下が7月13日ごろになりそうです、長く空けることになることをお詫びいたします、本当すみません
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/02(土) 14:53:41.75 ID:m0pcl1OI0
おk
758 :名無しNIPPER [sage]:2011/07/02(土) 15:26:24.12 ID:YjzdN7xDO
がんばれよ
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/02(土) 18:31:32.00 ID:eHeeYhpAO
待ってるよ
760 :1 :2011/07/14(木) 22:00:00.06 ID:pcyMnxpAO
昨日が投下予定日でしたが、落ちてたようなのでできませんでした、ですので明日から投下再開します
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/14(木) 22:05:33.31 ID:BaSNFzOFo
了解したぜ
762 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:40:57.39 ID:JFkU3BIj0


| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/
| 投下しようと         /
| 夜 目を醒ますと  /           ___
| スレに繋がらない /     . 一´ ̄     ̄`・ 、
|_________/    .・´            ヽ
                (                  )
                ヽ.___ノノノイ人___ノ
               // 彡  一    ー  ミ
              (  ( (6  <○)   (○> 9)
              ノ ヽ \ |    。⌒。   |         //
             イ 人 \ \   ┌-┐  ノ      //
           / λ   ヽ   ` 、/)_ ̄__ノ ̄`,    //
          ζ (     ヾ  \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Uι)//
                             ̄- //
                             //

         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        / 1〜2歳の子供にとってそれはどんな恐怖と絶望 |
        /  なのだろう … … ジョルノは暗闇の中で泣いても |
       /  無駄なのでただひたすらふるえていただけだった |
      /_______________________|
というわけで投下です
763 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:41:45.32 ID:JFkU3BIj0
これまでのあらすじダイジェスト

俺の名は空条承太郎
「じょう」と「じょう」が続くことからみんなからは「ジョジョ」と呼ばれていたこともあるがもはや昔の話です
そんな俺が何故エジプトにいるのかと言うと
面相臭いからここは割愛しよう!

ポルナレフ「そこ一番割愛してはいけないとこだろーがよぉー」

承太郎「ヘヴィだぜ」
764 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:42:16.35 ID:JFkU3BIj0
第30話『ダービー・ザ・ギャンブラー?』


ジョナサン「……そうか」チンッ

承太郎「じじい」

ジョナサン「……ホリィの容態が悪化した、あと3〜4日が限界のようだ」

承太郎「………そうか」

アヴドゥル「列車でカイロに行きましょう、ルクソールからはそれが空を除いて最も早いです」

ポルナレフ「じゃあ行くか、急がねえと」
765 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:42:57.76 ID:JFkU3BIj0
――カイロ(温かくない方)

ジョナサン「『スペード・ナイン』……ふんっ!」ドグシャアッ

バッ

承太郎「………っ」パシィ

ジョナサン「建物が写っているだろう?承太郎」

承太郎「ああ、ここがDIOの館か?」

ジョナサン「この旅の中で、ぼくのスタンドも少し成長したらしい、建物までは特定できるようになった」

ジョナサン「そこに写ってる建物が、DIOの館だ」

アヴドゥル「そこに喫茶店があります、そこの主人にこの建物について聞いてみますか?」

ジョナサン「そうしよう、行くぞ」
766 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:43:38.70 ID:JFkU3BIj0
――喫茶店

ジョナサン「マスター、この建物を知ってるかい?」

マスター「お客さん、ここは喫茶店ですぜ?」

ジョナサン「そうだな……それでは、アイスコーヒーを6つと、オレンジジュースを1つ」

マスター「……やっぱ知らねえや………」

ジョナサン「ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク」

承太郎「グビグビグビグビグビグビグビグビグビグビ」

ポルナレフ「ゴクゴクgぐえほぐぇっほ!!むせた!!!」

アヴドゥル「ゴックン」

ホース「チビチビ」

イギー「うーんマズイ!もう一杯!!」

?「その建物……知ってますよ」

マスター「知っているのかテリーマ○!!」

?「誰がテリ○マンだ」
767 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:44:18.56 ID:JFkU3BIj0
ジョナサン「君!本当に知っているのか?」

?「タダで教えろというのですか?」

ジョナサン「50ポンドでどうだい?」

?「」ピクッ

?「私は賭けごとが好きなんです」

アヴドゥル(こいつ一瞬金に釣られそうになったな)

ジョナサン「賭けごと?」

承太郎「つまり、賭けごとに勝ったら建物の場所を教えてくれるということか?」

?「EXACTRY……いや、これは弟のセリフだったか」

ポルナレフ「まどろっこしーなぁーーーッ!!やってやっからさっさとやろうぜ!!」

?「おk」
768 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:45:19.96 ID:JFkU3BIj0
?「勝負の内容は、そこの猫が右か左、どっちの肉を先に取るかです」

ポルナレフ「左です」

?「なら私は右です」

?「ところで、私のギャンブルにはあるものを賭けてもらいます」

ポルナレフ「あるもの?」

?「『命』です」

ポルナレフ「何それ怖い」

?「宣言してもらいましょう、命をかけると!!」

ポルナレフ「え?ちょ、待ってくださいません?」

?「OPEN THE GAME!!」

ポルナレフ「おまwwwwwwwwwwwwwwww」

猫「ニャーン」

ポルナレフ「左のほうが大きく見える!俺なら左を取るね!」

?(馬鹿め、あれは私の猫だもんねー!私の言うことを聞いて、右から取る!イカサマは 得意なんです ブレンディー)

猫「にゃーん」

パクッ

ポルナレフ「やった!左だ!俺の勝ちだ!!」
769 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:45:52.50 ID:JFkU3BIj0
?「アルェー?」

ジョナサン「じゃあ建物の場所を教えてプリーズ」

?「ちょっと待ってクダサーイ、おかしいな、ところでこいつは私の猫さ」

承太郎「なるほど、自分が手なずけた猫だから、イカサマはし放題だったっていいたいのか」

?「うん」

承太郎「こんな猫じゃ無理だろう……」

       ,-'"ヽ    
      /   i、       / ̄ ̄ ヽ,      _/\/\/\/|_  
      { ノ   "' ゝ    /        ',     \          /
      /       "' ゝノ {0}  /¨`ヽ{0}     < ニャーン!! >
      /              ヽ._.ノ  ',    /          \       
     i                `ー'′  '.     ̄|/\/\/\/ ̄       
    /                       }.          
    i'    /、                 ,i..          
    い _/  `-、.,,     、_       i          
   /' /     _/  \`i   "   /゙   ./          
  (,,/     , '  _,,-'" i  ヾi__,,,...--t'"  ,|           
       ,/ /     \  ヽ、   i  |           
       (、,,/       〉、 、,}    |  .i          
                `` `     ! 、、\          
                       !、_n_,〉>

                 .,,......、
    _、   _         ヽ `'i ,‐..,      ___,,,,,,,、
  '|ニ- /   !│        ,!  ゙'"  l     l  ゙    ゙l, 
   ././    .! ヽ        !  ,i--'"゛     ゙'''"'''/  ,,r'''”
   l .!     ! l \     _,,,,,,,)  |         ,,  `゙‐'゜
   ! |    / | ヽ`   /..,,,,,_.   `''-、     ,┘゙,k 
   ヽゝ-__-‐'ノ      | .'(__./  .,、  `'、.   |  '{,,___,,,,,,,,、.
    ─‐'''´       ヽ,、   _./ `'-、,,ノ .   'v,_   ̄`  : ,,,l
                 . ̄´            .゙~゚'冖''''"'゙”″

?「………」
770 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:46:18.86 ID:JFkU3BIj0
ポルナレフ「俺の勝ちだろ!はよ教えんかいワレ!!」

?「………いや、私の勝ちだ!」

ポルナレフ「は?」

?「猫側からみれば右だもん!!」

ポルナレフ「そんなひどい」

?「『オシリス神』!!」ボワワン

ポルナレフ「ちょwwwwおまwwwwwっうぇwwwwwwwwwっう」グシャア

コイーン←Mの人のゲームに出てくるあの効果音

アヴドゥル「なんてこった!ポルナレフがコインになっちまった!!」

承太郎「野郎……面白くなってきたぜ」


突如現れたスタンド使いによってコインにされてしまったポルナレフ
いったいどうなってしまうのか!?
次回、謎のギャンブラーの名前が明らかに!


To be continued……
771 :1 [saga]:2011/07/15(金) 18:48:15.58 ID:JFkU3BIj0
今回はここまでです
長らくお待たせさせてしまい申し訳ありませんでした
         \ヾヾヾヾ````ヾ、l l l ll  lレ'"´´´`彡〃//
          ヾミヾ`     ヾl_l_jレ'′     彡//
           ヾミミ      }} {{        彡/
            l:=l   ,r''"´   `''- 、   l=:l
                l:=l /,r,.ニ、   ,r,.ニ、\  l=:l       なんだか! なんだか!
            l=l //  @ il  f @ ヾt  l=l
                lミl _`=''⌒ヲ'⌒ヾ"ミ=′ lミl       すっごく申し訳ない気がするけど
            /⌒ヾ/ __         `、 レ'⌒、      阿呆だからわからないッ!!
          { (`)゙l  | ト`エ入TフエナT´| lィ") }       ・・・・・・・・・ケハハハハハ!!
            ヽヾ、l  l `"( 三≡三.)`" l lノノ ノ
              `irl  ヽェ}ュ===ェ.{ェタ /"l「
             リ \    ===    イ /⌒i
           r'⌒> リ7ヽ、     イ川  > /
             l  Z 〃川 `ー--‐'′lリリ  〉ノ
          , -‐\/-- ―ノ        l― -- ― - 、
         /      ヽ、___    __ ノ      ヽ
本当申し訳ありませんです
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/15(金) 20:00:11.85 ID:mMTzhgUFo
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 20:02:34.33 ID:nYjVcyTwo

ダメだこのギャンブラーwwwwww
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/15(金) 22:41:43.33 ID:wDAzwsxk0
乙 ひどい
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 23:20:46.51 ID:pJPWmveDO
待ってた!そんなひよこじゃ駄目だなww
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/16(土) 02:51:31.76 ID:po9Ztct4o
>イカサマは 得意なんです ブレンディー
ここで吹いたところをAAで追撃されたwwwwwwひどすぎる乙wwww
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/17(日) 22:38:11.86 ID:0yrB9/fx0
冷静に考えると、強制的に賭けに参加させたり相手が判定に納得してないにも関わらず
問答無用でコインにしている…………オイ、原作より凶悪化してないか!?
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/07/18(月) 16:30:26.86 ID:8kwFCa5/o
人、これをギャグ補正と呼ぶ
779 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:43:52.47 ID:T5Cu0OOK0
>>777
うふふ

投下です
780 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:44:18.75 ID:T5Cu0OOK0
前回のあらすじ
にゃーん
ひよこ
781 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:45:00.21 ID:T5Cu0OOK0
ポルナレフ(コイン)

ホース「ポルナレフッ!?ポルナレフ!!」

?「私の名前はダニエル・J・ダービー、以後よろしこ」

ホース「貴様ぁ!!ポルナレフをどうしたァーーーッ!!?」

ダービー「私のスタンド『オシリス神』は、私との賭けに負けたものをコインにすることができる!!」

ホース「そんなことは聞いてないッ!!ポルナレフを元に戻せッ!早くしろ!!『皇帝』ッ!」

ダービー「ちょ待っ!私を殺すとポルナレフも死にますよ」

ホース「何……!!」

承太郎「頭を冷やせホル・ホース、つまり、お前とのギャンブルに勝たねえとポルナレフは戻ってこねえってことか?」

ダービー「EXACTRY(その通りだといいね)」

ホース「なるほど、おいオービーとやら!あたしが貴様とのギャンブルに乗ってやる!さっさとしな!!」

ダービー「アイムダービー、ノットオービー」

ホース「早くしな、脳みそが吹き出てこのSSがR18にならねえうちにな」

ダービー「だから私を殺すとポルナレフも元に戻らないんだって、えーっと勝負方法はぁー」

ダンッ トクトクトクトク

ダービー「ここになみなみ注いだウイスキーが入ったコップがあります」
782 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:45:27.96 ID:T5Cu0OOK0
ホース「おう」

ダービー「ここにコイン入れて零した奴が負けね」

ホース「分かった」

ダービー「じゃあコールお願いします」

ホース「私の命を賭けよう!」

ダービー「グッド!」

ホース「じゃああたしから行くぜ!」

ダービー「どーぞ」

ホース「よっと」ポチャン

ダービー「ほいっ」ダバァ

ホース「あ」

ダービー「あ」

ホース「お前の負けだな、オラさっさとポルナレフを元に戻せコラ!!」

ダービー「いや、私の勝ちだ」
783 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:46:09.19 ID:T5Cu0OOK0
ホース「はぁ!?」

ダービー「使ったコインはお前のだからお前の負け!!」

ホース「てめえ!!15行前のお前のセリフを読みなおせゴルァ!!!」

ダービー「聞こえないね!『オシリス神』!!」

パァン!

コイーン

アヴドゥル「ホ、ホル・ホース!!」

ジョナサン「マ、マズイぞこいつは」

花京院「どうしましょう……」

イギー「こんなの絶対おかしいよ」

ダービー「ズルもイカサマも、あるんだよ」

承太郎「いいだろう、次は俺がお前とのギャンブルに乗ってやる」

ダービー「いいだろう、勝負内容も君が決めると良い」

承太郎「太っ腹だな、ならば勝負内容は」




承太郎「リアルファイトだ」ドン☆
784 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:46:58.60 ID:T5Cu0OOK0
ダービー「え?」

承太郎「賭ける魂は俺とじじい、アヴドゥルとイギー、さらに倍率ドンで俺の姉、その他兄弟、倍プッシュで親父とその妻たちでいこう!!」

ダービー「ちょ、ちょい待ち!!」

承太郎「そして貴様には俺たちが賭けたものにふさわしい代償を払ってもらおう!DIOのスタンドの秘密!」

アヴドゥル「さらに年齢とスリーサイズを教えてもらおう!!」

ジョナサン「波紋疾走」

アヴドゥル「ぬわーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」

承太郎「『星の白金』!!覚悟はできてるか?」

ダービー「悔いはなし」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァーーーーーッ!!!!」

ダービー「ひぎぃ!!」


――ダービー  再起不能
785 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:47:41.18 ID:T5Cu0OOK0
承太郎「すまねえ、聞きだす前に気絶しちまった」

ジョナサン「まぁ仕方ない、先を急ごう」

花京院「コインにされた二人も元に戻りました」

ポルナレフ「全くひでえ目にあった」

ホース「本当に……」

アヴドゥル「私たちの旅はまだまだ続く!!」

>>1先生の次回作にご期待ください!!  完




ジョナサン「波紋疾走!」

アヴドゥル「ぎょえーーーーーーっ!!!」


To be continued……
786 :1 [saga]:2011/07/18(月) 16:48:36.72 ID:T5Cu0OOK0
はい、ここまでです!
ありがとうございました
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/18(月) 17:48:25.78 ID:v+IweSYoo
リアルファイトを勝負内容にする…その発想は無かった乙!
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/18(月) 19:12:35.48 ID:i6TgY8j+0
怖すぎる…………相手じゃなく、ダービーが『負けだ』と判断したらコイン決定とか…………
原作でオシリス神の能力がコレだったらDIOでも勝てない、最凶最悪のスタンドじゃねえか…………

後、このダービー女?
アブが「年齢とスリーサイズ」聞いてるが
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/18(月) 19:51:18.91 ID:Xm5SAUwG0
きっとDIOの年齢とスリーサイズが知りたかったんだろう
ジョナサンに波紋疾走食らわされてるし
790 :名無しNIPPER [sage]:2011/07/18(月) 22:21:29.70 ID:iypvd63DO
承太郎の賭ける魂に花京院が入ってなかったのはなぜだ?
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/18(月) 22:28:35.04 ID:7WyT4sF1o
隠しクーデレだろ…
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/18(月) 23:15:06.79 ID:i6TgY8j+0
>>789
ああ、DIOのスタンドの秘密→さらに、(DIOの今の)年齢とスリーサイズか
793 :1 [saga]:2011/07/18(月) 23:37:51.97 ID:+zBr4v6AO
花京院「ところで承太郎………」

承太郎「なんだ………」

花京院「ダービーとのギャンブルで、私の魂を賭けなかったのは何故ですか?」

承太郎「………」

花京院「…私を心配して、ということなら、私は嬉しいです、けれども…私だって、同じ仲間なんです」

承太郎「…………」

花京院「いくら承太郎の優しさとは言え、特別扱いは止めてください、私も……命を賭けてこの旅に来てるのです、覚悟はできているつもりです」

承太郎「……そうか、悪かったな花京院………」

花京院「わかればいいんです、それじゃあ行きましょう!」

承太郎「やれやれだぜ………」




>>1(わ、忘れてたわけじゃないんだからね)
794 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:34:40.32 ID:D0BPVs/E0
投下します
795 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:35:10.81 ID:D0BPVs/E0
前回までのあらすじ
ダービーをぶっ飛ばしたジョースター一行
彼らを次に待ちうけるのは、一体どんなスタンド使いなのか……?」
796 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:35:47.43 ID:D0BPVs/E0
第31話『奴の名はペット・ショップ』



ポルナレフ「暑っいなぁッ!!マジ暑い!!」

乞食「…」ドスン

ポルナレフ「…………?」

乞食「………」

ポルナレフ「…………」ブンブン

乞食「……………………………」

ポルナレフ「………………」スッ スッ スッ

乞食「…………………………」スッ スッ スッ スッ

ポルナレフ「カァーッ!!なんなんだおめェーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

乞食「てめえドッ鈍い野郎だなぁ!!どけっ!つぅー合図だよ!外国人のくせに乞食みてぇな格好してんじゃあねえッ!!!」

ポルナレフ「え?」
797 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:36:16.79 ID:D0BPVs/E0
金持ち「おお、外国人の貧しい方ですか、これ少ないですが」スッ

ポルナレフ「え?金?」

乞食「オーノォーッ!!なんで俺じゃなくお前なんだァァァーーーーーッ!!俺の『縄張り』なのにぃーーーー!!!」

ポルナレフ「え?え?ナワバリ……?」

アヴドゥル「ポルナレフ!!その金を彼に渡すんだ!そこに座るんじゃあない!!」

ポルナレフ「お、おめーまさか乞食なのかぁ〜?」スッ

乞食「シクシク」

アヴドゥル「すまない、彼はこの国のことをよく知らないんだ」

ポルナレフ「最初っからそー言やぁ良かったんじゃねーのか?」

乞食「俺ぁ商売上の(ピー)テクニックでしゃべるわけにはいかねーの!!」

アヴドゥル「ポルナレフ、この国の乞食にはルールがあるんだ、まぁこれについては割愛するけど」

ポルナレフ「あ、しちゃうんだ」

乞食「俺のガラスのハートが傷ついちまったぜ、外国人の貧乏人に変装した方がいいのかな」

ポルナレフ(俺ってそんなに貧乏そうに見えるのかな、悲しすぎワロエナイ)

乞食「…お?お前よく見たらモハメド・アヴドゥルじゃあねーのか?」

アヴドゥル「YES! I AM!! チッ♪ チッ♪」
798 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:36:44.63 ID:D0BPVs/E0
乞食「あんた女子小学生に性的ないたずらをするために日本に渡ったんじゃねーのか?」

アヴドゥル「ロ、ロリコンちゃうわ!!」

ジョナサン「その地獄耳をみこんで、君に頼みがある」

アヴドゥル「ちょwwwwwっうぇwwwwwうぇwwwwwwロリコン扱いおいしいですwwwwwww」

ジョナサン「この館の場所を知りたいんだ、お願いできるか?」

乞食「!」

乞食「ムゥン!ライトパワー、メイクアップ!!」バッサァァ

乞食「今日の仕事はやめだ、三時間で探せる…そこで待ってな」

アヴドゥル「40秒で探し出しな」

乞食「無理」

承太郎「……おい、花京院とイギー、それにホル・ホースはどこに行った……?」


To be continued……
799 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:37:41.74 ID:D0BPVs/E0
短いですけど今日はここまでなんです
前回の投下から結構空いてしまって申し訳ありませんでした
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/22(金) 22:01:11.62 ID:Clxl+VV70
許す 続けて
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/22(金) 22:44:23.80 ID:MHgAKOSS0
次は……ペット・ショップだったか?
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 23:12:15.43 ID:vcqMUlXao
まさかこの乞食喘ぐのかよ・・・
想像したら吐いた
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/23(土) 03:38:09.87 ID:RSMWTNdDo
>>801
原作ではオービーの次はホルホース&ボインゴ
ホルホースが味方だし、次ペットショップで問題無いはず
804 :名無しNIPPER [sage]:2011/07/24(日) 01:03:08.37 ID:xUqCVSuDO
女組がいないだと…!?
なんと危険な…
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 17:01:17.74 ID:jb/r5qJDO
これでペットショップも少女門番とかだったら胸熱
806 :1 [sage]:2011/07/26(火) 18:54:14.46 ID:LgEerk0o0
最近少し忙しく更新が遅れております
申し訳ありません、本日も更新できません
807 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:33:49.11 ID:JAG+aLVh0
投下ァァーーーーーッ
808 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:34:28.92 ID:JAG+aLVh0
前回までのあらすじ

ネタをくれ
809 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:35:02.25 ID:JAG+aLVh0
花京院「イギー!勝手に一人でうろついちゃあダメでしょ!」

イギー「ごめんなさーい」

ホース「全く、手間掛けさせやがって」

イギー「ごめんなさーい」

花京院「全く……あれ?」

ホース「んぁ?どうした花京院」

花京院「あれ……変じゃない?」

ホース「……門の下に犬が二匹首を突っ込んでるな、それがどうした?」

イギー「あの犬……さっきから全く動いてないよ」

ホース「そりゃあ変だな、だけどそれがどうした?」

花京院「まぁ……そう言われればそれまでなんだけどさ」

プップ―

ホース「うわ!迷惑な車!もっと静かに運転しろぃ!!」

ガチャ

乞食「ここだな、ぬふふ、二時間で探し当てたぜ」

乞食「後はこいつを依頼人に教えて、依頼料をたんまりぬふふ」

ブワッ

乞食「ん?」
810 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:36:03.50 ID:JAG+aLVh0
イギー「ッ!!?」

花京院「おじさん!!危ないッ!!」

ホース「『氷』……!!?」

乞食「お」

乞食「オワタ」

ズズゥゥ……ン

花京院「おじさん……ッ!!」

ホース「やべえ!死んだか!?」

花京院「い、いや!『生きている』!!『砂』!砂に包まれて生きている!!」

イギー「『愚者(ザ・フール)』、砂でドームの防御壁を作った!」ズシャアァッ

乞食「お、おお……!?何だこれ!?怖えぇ!!」

イギー「助けたのに『ありがとう』もなしか、しかしやれやれまいったことになったよみんな……」

花京院「そうね、さっきの氷は間違いなく『スタンド攻撃』」

ホース「それをスタンドで防いだってことは、間違いねえ、『バれた』な……!!」

?「『凍てつきし時の氷像(ブリザード・トゥ・ヘヴン)』を防ぐとは、貴様も『選ばれし者(スタンド使い)』か、クク」
811 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:36:46.06 ID:JAG+aLVh0
ホース「な、なんだぁ?この色々な意味で『寒い』野郎は……!!」

?「それにどうやら『選ばれし者』は一人だけではないと見た、クク、『招かれざる者達の輪舞曲(スタンドバトル)』の開幕か」

イギー「あなたは誰?何者なの?」

?「貴様らと『同じ』者だよ、可憐なる花畑に咲く一輪の花の如く麗しき小さな姫君よ」

イギー「わたしの名前はイギーだ!」

?「メルシー・ボークー、自己紹介恐縮の至り、我が名はペット・ショップ、この世の理と言う名の牢獄に閉じ込められし堕天使(ホーリィ・エンジェル)さ」

ホース「イタい!なんかイタい!この痛み、既にスタンド攻撃が始まっているのか!!?」

花京院「多分あれはあいつが元々持っている『神より授けられし能力(チカラ)』よ」

ホース「お前もかァァァーーーッ!!!?」

花京院「冗談よ」

ホース「ホントかよ」

ペット「時に姫君よ、先ほどの『夜空に煌めく黄金の星の欠片(注・多分砂のこと)』は、貴方の『能力(チカラ)』かね?」

イギー「だと、したら?」
812 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:37:18.30 ID:JAG+aLVh0
ペット「我は『主(マスター)DIO』よりこの館の門の『守護(エレメンタル・フォース・ガーディアン)』を命じられた者!」

ペット「貴様らが『障害』と言うのなら、我が貴様らを『抹消(デリート・トゥ・デスアンドヘル)』せねばばらん」

ペット「悪いことは言わん、今すぐこの地から去れ、そして」

ペット「二度と我の前にその顔(ツラ)を見せるな」

イギー「ここで退けば、命だけは助けてくれるということかな?」

ペット「そうだ、貴様らの英断により命を長らえることができるのだ、悪い話ではなかろう?」

イギー「そうだね、命あってのなんとかって言うしね」

ペット「ならば」

イギー「だが断る」

ペット「何!?」

イギー「わたしが逃げたところで、おじいちゃんたちは殺すつもりだろうし」

イギー「わたしにとっては、命を失うよりおじいちゃんを失う方が怖いんだ、わたしが死ぬのは」

イギー「おじいちゃんへの『恩』を返し終えた、その時だけだ」

イギー「それまで、わたしは退かない、媚びない、省みない……!!」

ペット「なるほど、返事はNO、か………ならば仕方あるまい」

ペット「『招かれざる者達の輪舞曲(スタンドバトル)』の始まりだ、我が『能力(チカラ)』の前に踊り狂うが良い!!!」


To be continued…
813 :1 [saga]:2011/07/28(木) 18:38:11.06 ID:JAG+aLVh0
今日はここまでDEATH
何このキャラしんどい
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/28(木) 19:31:59.44 ID:ZWkI6qwZo
厨二ワロタwwwwww
815 :名無しNIPPER [sage]:2011/07/28(木) 19:39:36.23 ID:CS5jW7zDO
だが断るwwwwwwwwwwwwwwww
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/07/28(木) 20:10:02.95 ID:RU67Y3xyo
おお、だが断るが正しく使われている
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 21:12:56.50 ID:QuEW/6yG0
イギーカッコイイぜイギー
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 21:16:38.86 ID:jvoRwKFDO
このペットショップは確実にエターナルフォースブリザード使い…!
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/28(木) 22:05:13.24 ID:cqesx8ZBo
あらすじもひどいが投下内容はもっとはっちゃけてたwwwwww
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/30(土) 15:04:29.31 ID:oJw+LuuAO
ペットショップのキャラが予想外過ぎるwwwwww
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/07/31(日) 12:06:55.30 ID:u0mVTgzG0
このペット・ショップはいいwwwwwwwwww
822 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:01:45.13 ID:RmOqPzLF0
投下(メイド・イン・ヘヴン)
823 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:02:32.61 ID:RmOqPzLF0
前回までのあらすじ

悠久なる時を経て、禁断の契約を結んでしまった二人はついに出逢ってしまった
一人は『地獄の如く冷たき氷』と契約を結びし者、『ペット・ショップ』
一人は『灼熱の名を冠する砂』と契約を結びし者、『イギー・ジョースター』
二人の因縁は、前世の二人から説明しなけ以下略
824 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:03:35.73 ID:RmOqPzLF0
ペット「行くぞ……覚悟は出来ているかッ!?」

イギー「覚悟するのはお前の方だぞ、『愚者(ザ・フール)』ッ!!」ブワサァッ

ペット「エジプトの神々の中で最も古く、最も偉大で、最も多様化した神……天空神『ホルス神』!!我がスタンドが名よ!!」ドゥン

ホース「マズいぞ!イギーだけじゃあ勝てないかもしれないぜ!?」

花京院「私たちはイギーの援護よ!『法皇の緑(ハイエロファントグリーン)』ッ!!」ドギャン

ホース「お、おう!『皇帝(エンペラー)』ァァーーーッ!!!」メギャン

ペット「『聖なる月氷の滴(フォース・オブ・クレッセント・ムーン)』ッ!!凍てつけ、邪悪なる者よ!!」

ビッキィンッ!!

イギー「うぅうッ!?あ、足、がぁッ!!」

ホース「や、やべえぞッ!イギーが動けなくなっちまったぞ!!」

ペット「ちと早いが、とどめといこうか、まぁ……フィナーレはあっけないものと言うしなぁ」

イギー「う、ぐっ!くそ、くそ!!」

ペット「『夜空に瞬く流れ星(マシンガンズ・アイスバレット)』ッ!!ハチの巣になりな」
825 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:04:13.19 ID:RmOqPzLF0
ドドドドドドドドドドドドドドドッ!

イギー(ふ……防げないッ!!砂じゃ間に合わない!!)

花京院「―――『エメラルド・スプラッシュ』、撃ち落とせ!ハイエロファント!!」

ドガガガガガガガッ

ペット「――『緑柱石の豪雨(エメラルド・スプラッシュ)』……!」

イギー「すごい……全部、撃ち落とした………!」

ホース「いや」

――バァンッ

ホース「『皇帝』―――…一発だけ残っていたぜ」

ペット「『帝の威光は見る者全てを平伏させる』――――か」

ホース「いや、意味がわからねえぞ、あたしはただ、大切な友人を救う為に引き金を引いただけさ」

ペット「―――然様か」

イギー「ホル・ホース、かきょーいん……!」

花京院「サポートは私たちがするわ」

ホース「だからイギー、お前は全力で行け!!」

イギー「…………!」コクッ
826 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:04:55.17 ID:RmOqPzLF0
ペット「愚かな……そこまで我を本気にさせたいか?」

イギー「まだ本気じゃないって言いたいのかな?奇遇だね、『イギーもだよ』」

ペット「ほう――――『面白い』!」

イギー「『愚者(ザ・フゥゥーーーール)』ッ!!!」

ペット「神の名は伊達ではないということを見せてやろうではないか!!『ホルス神』!召されよ!!」

イギー「来いッ!!ペット。ショップ!!!」

ペット「これで最後だ!!『永遠に凍てつく聖氷(エターナル・フォース・ブリザード)』ォォォォッ!!!!」

イギー「―――――――ッ」

ペット「防げまい!貴様の砂ではッ!!」

イギー「だろう、ね――――――」

ボゥン

ペット「なん……だと……?これは………『砂でできた像』……?」

イギー「真実を見極める目を、持ち合わせていなかったようだね……『天空神ホルス』さんは」

ペット「『心』、か――――――」

イギー「言うならば、『砂漠に眠る黄金の秘宝(Golden Treasures of sleep in the desert)』、だ」

ペット「良い名だ……私の、負けだ」

―――ペット・ショップ
    再起不能 『リタイヤ』
827 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:05:26.85 ID:RmOqPzLF0
花京院「良くやったわね、イギー」

イギー「らくしょー」

ホース「最後の最後まで寒い奴だったな」

ペット「よくぞ我を倒した、この先に進むことを許そう」

イギー「うわ!もう立ってる!!」

花京院「いや、ここでジョースターさんを待ちます」

ホース「さっき逃げた乞食がジョースターさん達にこの場所を知らせているだろうしな」

ペット「待つのは構わんが、そいつらにもこの門の試練を受けてもらうぞ」

イギー「おじいちゃんたちならそれこそ超らくしょーだよ!」

花京院「だね」
828 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:06:24.28 ID:RmOqPzLF0

ジョナサン「ここか」

承太郎「見ろ、花京院たちが待ってるぜ」

ポルナレフ「早く行こうぜ」

ペット「待て、我はこの門を守護する者、名はペット・s」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」

承太郎「『スタープラチナ』!!!」

ポルナレフ「『シルバーチャリオッツ』!!」

アヴドゥル「『マジシャンズ・レッド』wwwwwwwwwwwww」

ペット「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


――ペット・ショップ
   本当に再起不能  『リタイヤ』


次回  DIOの館編突入――――
829 :1 [saga]:2011/08/02(火) 18:07:22.72 ID:RmOqPzLF0
今回はここまでです
次回はテレンス戦です
830 :名無しNIPPER [sage]:2011/08/02(火) 18:39:05.95 ID:03yHPnaDO
乙!

とうとう館編か…終盤に近づいてきたね
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/02(火) 22:16:50.08 ID:T6s9w8u1o
ついにDIOの館へ……!
┣¨┣¨┣¨┣¨
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:37:24.16 ID:4PEVB+oDO
ところでイギーとペットショップの前世から続く因縁を教えて云々
833 :1 [saga]:2011/08/03(水) 00:25:28.25 ID:NTrWPsq50
>>832
あえて言うなら







ペット・ショップの妄想
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/03(水) 00:26:39.25 ID:hRvwhZ3Ao
>>833
吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwww
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/08/03(水) 13:33:33.91 ID:Zg8UaksBo
超納得
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/03(水) 19:42:55.43 ID:TZprCLt1o
厨二病はんぱねえっすwwwwww
837 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:56:29.39 ID:26RwzK2O0
投下でやんす
838 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:57:00.44 ID:26RwzK2O0
全回のあらすじ

第1話『ジョナサン、承太郎と会う!』
ジョセフは絶倫だったのである

第2話『灰の塔とスペード・ナイン』
クワガタはスタンドなのである

第3話『光ったメロンと星の白金』
花京院って厨二っぽいよね

第4話『ヴ男と電信柱』
ポルナレフは本屋の店長だったのである

第5話『暗青の月は夢を見るか』
以下略

第31話『氷と砂 ペットとイギー』
『永遠に融けぬ氷』を求め旅に出た宿命の勇者『ペット・ショップ』
繰り返す出会いと別れ
とある村で喜びを知り
とある城で悲しみを知る
そして彼は『自我』に目覚める
「自分とは一体何者なのか」
「存在意義とは」
答えはきっと『永遠に融けぬ氷』がくれると信じ、旅を続ける
旅先で出会った一人の少女『イギー・ジョースター』と共に……

そして彼は知る
『永遠に融けぬ氷』の真実を
その正体とは?


第32話『愛・哀・アイ』


始まらない
839 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:57:45.12 ID:26RwzK2O0
第32話『今は野球できる不良が渋いでやんす』


この世には『白』と『黒』がある
『白』とは、俗に『正義』と呼ばれるもの
ならば、反対に『黒』は『邪悪』と呼べるのであろう
しかし、その白と黒は所謂『表裏一体』のもの
例えるならば、オセロのコインである
見る側によって、立場は逆転してしまう
『白』が『黒』へ 『正義』が『邪悪』へ
『黒』が『白』へ 『邪悪』が『正義』へ
このことは、別にゲームの世界だけのものとかではない
恐らく君たちの周り、本当に身近な所でも起こっていることなのだ
少し規模を大きくして、『世界』の単位で見てみよう
それは『戦争』と呼ばれるものである
戦争は、互いが互いの正義をもって始めるものだが
終わるころには、果たしてどちらが正義だったかわからない
そこで、この世の最もシンプルな理論が用いられることとなる
『勝者こそ正義』

ジョースター一行は、『白』の側としてこのエジプトまでやってきた
しかし、果たしてジョースター一行は真に『白』であるのだろうか?
どちら側から見ても、『白』なんてことはあり得るのだろうか

そして、DIOは
本当に『黒』なのであろうか―――――


別に読もうが読まないが関係ないです



DIOの館編 スタート
840 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:58:33.51 ID:26RwzK2O0
         __      __   _      __
    /::ヽ.   「::::l /}  /:::/ /´::::/     /´::::> ,.-.、_        __,,..、
    〈:::::::ハ  |:::::j '´   |:::::/ /:::::::/./!   /:::::/ /:::::/      /::::::::j__
    ';:::::::l l/ _    l::::i /:::::::://:::/  /:::::/ /::::://::7   ,:'::::::::/::::::〉    __
     V:::::l /::::}.   l:::::!ヽ一' l/   /::::::< └-' 〈_:/  /::::://:::::::/,.ヘ.  /:::::/
     V:::レ::::::::r'  .l:::::l       /:::;へ::::\      /:::::<  ー-'<:://::::::://:ヽ
.       ';:::::::::/   ;:::::└‐:::ァ    ∨  丶;::::>.    ,'::::;ヘ::丶、  ´ /::::::::/':::::::/
.       ';::::〈     !::::;_:::::::/          `     レ'   `¨   /:::::::< ヽ;;/::::>
       ヽ::::〉    |::/  ̄                        /::::;::::::::\ ヽ'
.          V     U                             〈:::/ \/


ポルナレフ「この館なのか……」

ジョナサン「間違いない、この圧迫感」

花京院「吐き気を催すほどの邪悪が、この中に……!」

承太郎「DIO……」

ホース「遂にここまで……来てしまったのか……」

イギー「後戻りはできない、でも、するつもりもない」

アヴドゥル「館からの圧迫感で、や〜肩(館)が凝ったwwwwwwwwwwwワロスwwwwwwwwwwwwwww」

ジョナサン「ここが我々の旅の終着点だ」

アヴドゥル「ジョースターさん、ギャグはスルーされるのが一番堪えるって知ってます?」

ジョナサン「知ってるよ」
841 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:59:16.52 ID:26RwzK2O0
承太郎「しかし俺たちがここに到着したということは」

花京院「向こうも私たちの到着に気付いてる、そう考えた方が良いでしょう」

ポルナレフ「このまま館に入るのは危険ッつぅーことか」

ホース「けど、入るしかないだろ?」

イギー「そうだね」

ギィイ……

ジョナサン「!?」

承太郎「扉がひとりでに開いたぞ……気をつけろ」

ポルナレフ「み、見ろよこの廊下……終わりが見えねえぜ……!?」

シュゴーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アヴドゥル「なんかキタァ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!!!!」

テレンス「一番乗り場にテレンスの秘密の花園行き快速急行が参りま〜す」

キキーーッ
842 :1 [saga]:2011/08/04(木) 18:59:45.84 ID:26RwzK2O0
テレンス「待ってましたぞジョースター御一行様、私はこの館の羊のテレンス・T・ダービーと申します」

承太郎「てめぇメーメー鳴くのかい?」

テレンス「失礼、執事です」

花京院「承太郎、メェメェ鳴くのはヤギです」

承太郎「………」

ジョナサン「ダービー?まさか」

テレンス「EXCACTRY、私はあなたがたが倒したダービーの弟です」

ホース「なぁんだあいつの兄か」

ポルナレフ「なら楽勝だな、あーあビビって損したぜ」

テレンス「私を兄と同じだと思っていたら死にますよ」

ポルナレフ「マジで!?」

テレンス「試してやりましょうか?」

承太郎「ほう、おもしれえ、俺がやろう」ザッ

テレンス「よろしい!出でよ『アトゥム神』!!」ボゥン

承太郎「殴り合いか?おもしれえ」
843 :1 [saga]:2011/08/04(木) 19:00:14.25 ID:26RwzK2O0
テレンス「いいえ、私のスタンドは殴り合いには向きません、兄と同じく『ギャンブル』によって『魂』を奪うスタンドです」

承太郎「何?」ピクッ

テレンス「御安心を、今回はただの腕試しなので、魂は奪いません」

承太郎「そうかい」

テレンス「では賭けましょう、星の白金の第一攻撃は『左腕』、『賭けよう(ビット)』」

承太郎「?」

ポルナレフ「承太郎!どっちでも同じだぜさっさとやれ!!」

承太郎「…………」

承太郎「オラァッ!!」ブンッ

ジョナサン(右腕からの攻撃!賭けは外れた!)

テレンス「…」スッ

承太郎「!?」スカッ

ポルナレフ「よ、避けた!?星の白金のスピードを見切るなんて、なんてスピードだ!?」

承太郎(違う!こいつ……俺の攻撃を、右腕からの攻撃を『知っていた』!!)

承太郎(賭けとは逆のはずだったのに!なのになぜ?どうやって『知ったんだ』?)

テレンス「おやおや、外しちゃいましたか、フフフ、私はどうも賭けに弱いようだ……兄とは違って……」
844 :1 [saga]:2011/08/04(木) 19:00:49.41 ID:26RwzK2O0
承太郎「オラァ!!」

ドゴォッ

テレンス「ぶべらっ!!?な、何をする!!?」

承太郎「賭けに負けたなら、それ相応のものを払ってもらわなきゃあな」

テレンス「あれは!単なる余興だっただろうが!!」

承太郎「てめえ兄から教わらなかったのか?ギャンブルの世界はそう甘くはねえぜ」

テレンス「ぐ……」

承太郎「安心しな、てめえが命を奪わばないと宣言したように、俺も今の一発だけだ、再起不能にすることはしない」

承太郎「次はわからんがな」

テレンス「面白い、ならば来い承太郎!!」グイッ

承太郎「!?」グンッ
845 :1 [saga]:2011/08/04(木) 19:01:16.03 ID:26RwzK2O0
花京院「マズイ!法皇の緑!!」

ジョナサン「承太郎が穴に落ちる!引っ張り上げろ!!」

アヴドゥル「承太郎!」ガシッ

テレンス「おやおや、仕方のない御人だ、仕方ない、貴方たちにも来ていただきましょう!」グイッ

ジョナサン「うお!!?」

花京院「きゃあ!!」

アヴドゥル「ヒイwwwwwww」

イギー「おじいちゃん!!!!!」

ポルナレフ「ジョースターさん!!」

ジョナサン「ぼくたちを追うな!!いいか、ぼくたちが10分以内に戻らなかったら、この館に火をつけろ!!」

ジョナサン「いいな!?頼んだぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォォォ」

ポルナレフ「ジョースタァーさぁーん!!!」

ホース「ポルナレフ!!待ちましょう……信じて」

イギー「おじいちゃん……!!」


To be continued……


現在の状況

承太郎 花京院 ジョナサン アヴドゥル…テレンス戦へ
ポルナレフ イギー ホル・ホース…?
846 :1 [saga]:2011/08/04(木) 19:03:49.32 ID:26RwzK2O0
今日はここまでです
ギャグ要素が少ない?御安心を
次回はすごいです
しかし期待しすぎると『こんなもんかツマンネガォンぞ>>1ゴルァ』となるので
『あ、次回のネタが決まってるんだな、暮らし安心クラ○アン』くらいの気持ちでお待ちください
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/04(木) 20:27:48.08 ID:JWzV7Hw30

だがクラシアンの値段設定は安心できねーぜ
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/04(木) 21:42:13.43 ID:hJnA3X6Ko
なにしろ♪8000円(から)で実際は数万円取られるからな、ホームセンターに行けば数百円ですむのに・・・
849 :名無しNIPPER [sage]:2011/08/05(金) 00:26:09.96 ID:/bVIrj9DO
乙!

典子の人形……か…
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/05(金) 07:53:36.65 ID:wtAgyLE0o
>>839の最後に吹いたwwww
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/06(土) 20:45:03.63 ID:MjlIMjCJo
火をつけろってブ男いねーじゃねーかwwwwww
852 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:40:16.67 ID:uosPEbYh0
投下です
ネタのとこまで持っていけなかった……
853 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:41:04.13 ID:uosPEbYh0
前回までのあらすじ

テレンスもダービーも車にひかれたみたいなアザがあるよね
854 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:41:34.67 ID:uosPEbYh0
ドサドサドサドサッ

承太郎「ぬ……ぅ」

花京院「いたた……ここ、は?」

アヴドゥル「ジョースターさん」

ジョースター「アヴドゥル、承太郎、花京院……周りを良く見てみろ」

ザザーン ザザーン

花京院「……海?」

承太郎「ここは……島のようだな」

アヴドゥル「館の中に海?まさか……ペロッ、しょっぱ!!これ海やわ!!」

テレンス「ようこそ、テレンスの秘密の花園へ」

承太郎「てめーに聞きてえ、これは幻覚か?」

テレンス「お答えすることはできません」

承太郎「幻覚を使うスタンド使いがいるのか?」

テレンス「お答えすることはできません」

承太郎「幻覚を使うスタンド使いはお前か?」
855 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:42:03.84 ID:uosPEbYh0
テレンス「知らんがな〜

     <(・ω・`)>
      (_(
   ((( く く )))

    <(´・ω)>
      )_)
   ((( > > )))

    <(´・ω)>
      )_)
   ((( / > )))

    ヽ(・ω・`)ノ フゥゥー!
      ノ_ノ
   ((( < < )))    」

承太郎「ころしてでも ききだす」

テレンス「な なにをする きさまー!」

承太郎「なるほど、死んでも喋るつもりはないと」

テレンス「EXACTRY(その通りです)」

アヴドゥル「日曜6時30分(サザエでございます)」

承太郎「しかしこんなところにいつまでもいるわけにはいかねえ、さっさと始めようぜ」

テレンス「承知しました、私との勝負は『ゲーム』です」

承太郎「……『ゲーム』、だと?」
856 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:42:31.06 ID:uosPEbYh0
テレンス「先ほどもお伝えしたように、私のスタンドは殴り合いには向きません」

テレンス「私のスタンドは兄と同じ『ギャンブル』のスタンド!私とのゲーム勝負には、『命』を賭けてもらいますよ」

承太郎「命か……」

花京院「いったいどんなゲームなんだ?」

テレンス「F―MEGAァァ!!!」

F―MEGAとは
F―ZEROと似て非なるレースゲーム
基本何でもあり
レース途中にレーザーとか飛んできたりする

花京院「いいでしょう、私が行きます」

承太郎「花京院、大丈夫なのか?」

花京院「何、私はゲームなら人一倍やってきたクチです、負けませんよ」

承太郎「そうなのか……(知らなかった)」

テレンス「では、宣言してもらいましょう!」

花京院「私の命を賭けよう!!」

テレンス「GOOD!!」

BGM―BIG BLUE
857 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:43:02.25 ID:uosPEbYh0

テレンス「ふふ、久しぶりですよ、二人対戦を選ぶのは」

花京院「安心しなさい、私もだ」

テレンス「それは楽しみだ、ぬふふ」

承太郎「負けるなよ、花京院」

テレンス「それではゲーム開始です!」

〜いろいろあって〜

ジョナサン「まずいぞ!花京院のエネルギー残量がもうない!!」

テレンス「ふふ、こんなものでしたか花京院!これでコースアウトだ!!」グルグルグルグルドッカーン

花京院「あなた、小学校の通信簿にこう書かれていたでしょう」

花京院「『いろいろと画策するが、毎度ツメが甘い』と!」

テレンス「な、なんでそれを!?」

ヒュー

承太郎「!花京院のふっ飛ばされた車が……」

ジョナサン「おお!見事にコース内に着地!しかも大幅ショートカットだ!!」

テレンス「貴様!まさかこれを狙って……!」

花京院「気付くのが遅かったわね、はいゴール」
858 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:43:28.80 ID:uosPEbYh0
テレンス「認めん!認めんぞ!!『アトゥム神』!!!」

花京院「なっ……!!」

ドギャン

花京院「…………」

承太郎「花京院!?」

ジョナサン「貴様!花京院に何をした!?」

テレンス「花京院の魂を……このフィギュアに移させていただきました………」

承太郎「とんだ逆切れ兄弟だな……」

ジョナサン「ゲーマーなら素直に負けを認めろ!!」

アヴドゥル「花京院のフィギュアだと!?よく見せろこの野郎!!」

テレンス「パンツは黒ですよ……!!」

アヴドゥル「いくらで譲ってくれるんだ!!」

承太郎「星の白金」

アヴドゥル「冗談だ」

承太郎「取り返したければゲームで勝て……と言うことだな?」

テレンス「EXACTRY」

承太郎「ならば仕方がない、俺が出よう」

ジョナサン「承太郎、君はゲームをしたことがあるのか?」

承太郎「なに、追々覚えればいい」

ジョナサン「だ、大丈夫なのか?」
859 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:44:00.14 ID:uosPEbYh0
承太郎「こういう時は『ファイト❤じょうたろっ!』と言うものだぜ」

ジョナサン「嘘だろ承太郎!!」

承太郎「ああ、嘘だぜ」

テレンス「勝負するゲームは?」

承太郎「この野球ゲームでいかせてもらう」

テレンス「GOOD」

ファミリィスタヂアム2011ィィィィィーーーーッ!!
通称ファミスタ
バントでホームランできる
ちなみにノーヒットノーランのランは得点という意味のランだそうです

承太郎「先攻で」

テレンス「おk」

―――――――そして

承太郎「勝ったぜ」

テレンス「負けた……だと」

ジョナサン「途中カットしたが野球が見たいのだったら甲子園を見ると良いよ」

テレンス「認めん……認めんぞ!!!」

承太郎「来るか……!」

テレンス「『アトゥム神』!!」

承太郎「星の白金!!」

テレンス「甘いわぁ!!!」
860 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:44:27.99 ID:uosPEbYh0
ズバン!!

承太郎「なっ……ス、スタンドの方を……人形に押し込みやがった……!!!」

ジョナサン「承太郎!!」

承太郎「抜か……ったぜ……すまねえ、じじい……後を、任せた、ぜ……」

承太郎「ぐ……………………………」ガクッ

テレンス「スタンドは己が魂と同等、スタンドを人形に押し込めば、それは魂を人形に押し込めたのと同じことだ……」

ジョナサン「く、くそ……!卑怯な!!」

アヴドゥル「ジョースターさん、落ち着いてください」

ジョナサン「しかしどうすればいいんだ!?花京院も承太郎も倒され、もう、どうしようもないんだぞ!?」

アヴドゥル「まだ、私がいます」

ジョナサン「力づくで行くつもりなのか!?それでは花京院も承太郎も死んでしまうぞ!?」

アヴドゥル「大丈夫です、任せてください」

テレンス「次はアヴドゥルか?いいだろう、ゲームを決めるがいい」

アヴドゥル「勝負は、この」


アヴドゥル「『ときめきめもりある』でお願いしよう!!!!!!」



To be continued……
861 :1 [saga]:2011/08/11(木) 19:46:06.56 ID:uosPEbYh0
今回はここまでです
恐らく承太郎のセリフに文字化け、恐らくは何も表示されない方がおられると思いますが
そこにはハートの絵文字みたいなものが入ります
すみません
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 20:01:03.50 ID:q2uOQcBDO
パンツが黒…だと…!?
ちょっとその典子フィギュア幾らですか!
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/08/11(木) 20:26:43.65 ID:RIaHBcPj0
相変わらず問答無用だな、このスレのダービー兄妹のスタンドは………

後、ペットショップって男?女?
864 :名無しNIPPER [sage]:2011/08/11(木) 20:36:00.79 ID:3AOGuQTDO
このフィギュア…まさかテレンスが作ったのか…?
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/11(木) 20:39:28.98 ID:+1lX7sE5o
アヴドゥルは30歳を超えている……ハッ! 魔術師!
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 23:02:33.48 ID:p6mIoOWB0
とwwwwwwきwwwwwwめwwwwwwwwもwwwwwwwwwwwwwwww
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 00:54:51.29 ID:ODQSm4P7o
承太郎負けてるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

あとバントホームランはファミスタじゃなくて燃えプロだww
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 01:49:46.62 ID:1UkHRPNDO
サザエさんは吹いたわwwww
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 01:57:37.41 ID:/dwpYjj8o
ageんな
ビックリしたじゃねえか
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 10:21:30.68 ID:2t9rsi6DO
上がってたから久々にこのスレ開いた

さすがアヴドゥル
871 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:37:25.86 ID:j67kCfSx0
ト・ウカ
872 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:37:56.00 ID:j67kCfSx0
前回までのあらすじ

承太郎だって負けるときはあるんだよ
例)6部
873 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:38:29.97 ID:j67kCfSx0
アヴドゥル「勝負はこの」ガサガサ

アヴドゥル「『ときめきめもりある』でお願いしよう!」バァーン

ジョナサン「と…がちむちめもりある?」

説明しよう
ときめもりあるとは

コ○ミの伝説の美少女ゲーム
伝説の木の下で告白するといいことが起こると専らのうわさがある
ちなみに>>1はときめもよりパワ○ロの方がギャルゲーかもしれないと時々思う
パワ○ケ?あれはいかん、トラウマゲーだよまったく

アヴドゥル「勝負の内容はいたって簡単、攻略した女の子の評価が高かったほうが勝ちだ」

テレンス「よかろう、では宣言していただこう」

アヴドゥル「私の命を……賭けよう!このゲームに!!」

テレンス「GOOD」

ジョナサン「あ、アヴドゥル!!……勝てるのか?」

アヴドゥル「任せてください」

テレンス「ふふふ…アヴドゥルよ、残念だったな」

アヴドゥル「何が……かな?」

テレンス「この『ときめきめもりある』は…私が最も得意とするゲームであるのだよ」

アヴドゥル「奇遇だな」

テレンス「ん?」
      ・・・
アヴドゥル「私もだ」

テレンス「ふっ」ニヤリ
874 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:39:03.84 ID:j67kCfSx0
ジョナサン「いいから早く始めてくれ、長引けば長引くほど承太郎たちの様態が悪くなる」

アヴドゥル「承知しました・・・・・・ゲームスタート!!!」

テレンス(私のスタンド『アトゥム神』!その能力は『YES/NO方式で相手の心を読む』ことができる能力!!)

テレンス(その能力は『機械相手』でも『変わらず発動させることができる』!!私に攻略できぬ女なぞいない……)

テレンス(二次元だろうと……三次元だろうとな!!!!)

アヴドゥル「…………………」カチカチ

テレンス「…………………」カチカチ

女『テレンス君、ダウトしよっ!』

テレンス『いいですとも』

女『じゃあまず1っ!』

女『『NO!NO!NO!』』

テレンス『それ、ダウトだね』

女『!!すっごーい!なんで分かったの!?』

テレンス『僕はね、君の考えてることは何でも分かるんだよ』

女『て、テレンス君………///』

テレンス「くくっ、チョロイチョロイ」カチカチ

アヴドゥル「……………………………………」
875 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:39:33.06 ID:j67kCfSx0
そして

テレンス「くく、最終日だ!!」

アヴドゥル「卒業式の日が来たか…」

女『テレンス君!来てくれたのね』

テレンス『ああ、もちろんだとも』

女『今日はね、あなたに言いたいことがあって来たの』

テレンス『なんだい?』

女『………もう、私に関わらないで下さい』

テレンス『なっ……』

テレンス「なんだとっ………!?」

テレンス『い、一体、何の……っ』

女『私、怖いの…あなたの事が』

テレンス『ど、どういう』

女『あなたは、私のことを何でも分かるって言ったよね……それが、怖いの』

女『あなたの前では、何も隠せない、丸裸にされる…そんなの、苦しいじゃない』

テレンス『あ、ああ……』

女『ごめんなさい……さようなら!』

テレンス『う、嘘だ……』

テレンス「ウソダドンドコドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!」
876 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:40:01.46 ID:j67kCfSx0
アヴドゥル『どうしたんだい、こんなとこまで呼び出して』

少女『あのね、今日はアヴドゥル君に言いたいことがあって呼び出したの』

アヴドゥル『何?』

少女『私……アヴドゥル君のことが好き、大好き!付き合ってください!!』

アヴドゥル『いいですとも』

アヴドゥル「結果は……明らかだな」

テレンス「ば、馬鹿な、あり……えん!!」

アヴドゥル「認めろ、己の敗北を」

テレンス「認めん……!こんなの!!認めんぞォォォーーーッ!!!」

アヴドゥル「お前の敗因は、ただ一つだ……女というものを知らなさすぎた」

テレンス「どういうことだ……」

アヴドゥル「女は……『秘密を食べて美しくなる』のだ」

テレンス「う…ぐ、ぐぅぅぅぅ!!!」
877 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:40:27.74 ID:j67kCfSx0
ボッシュゥゥウーーーーッ

花京院「う……うん、ん?」

承太郎「ぬ、ぅ」

ジョナサン「おお!!二人が元に戻った!」

テレンス「ち、違う!私は負けを認めたわけでは……!!」

アヴドゥル「二人が元に戻ったということは、お前が敗因を認めたと言うこと」

承太郎「やれやれ、助かったぜアヴドゥル」

花京院「すみません……迷惑をおかけして」

アヴドゥル「気にするな」

花京院(なんかアヴドゥルさんがかっこいい、何があったのでしょう)

テレンス「ち、違う!私は、私は…」

承太郎「お前の兄貴の方が楽しいやつだったぜ、じゃあな」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラァァァーーーーーッ!!!!」

テレンス「kはihfjさbVIBIdsfPBんWiuhvu/GおWHヴおおぶいぶぶべーーーーーッ!!!!!?」


―――テレンス・D・ダービー
    肉体的にも精神的にも再起不能
878 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:41:03.34 ID:j67kCfSx0
アヴドゥル「それじゃあ、ポルナレフたちのところへ戻りましょう」

ジョナサン「そうだね」

少女『アヴドゥルさん……』

アヴドゥル「……!」

少女『行ってしまうんですね……』

アヴドゥル『……すまない』

少女『いいえ…いいんです、私、ずっと待ってます!だって、あなたのことが、好きだから』

アヴドゥル『……ありがとう、君は…最高にいい女だ』

ザッザッザッ

少女『…お気をつけて……私の大好きな人………』


――To be continued…
879 :1 [saga]:2011/08/17(水) 18:42:07.48 ID:j67kCfSx0
夏休み中には終わらせるつもりだったのに
このペースじゃ終わらないや
やれやれだぜ
ありがとうございました
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/17(水) 18:51:37.90 ID:OTtaaA72o
乙はアヴドゥルの手柄だ
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/17(水) 18:57:33.39 ID:/Yei3n8mo
乙!
この少女の髪の色はピンク色じゃない、その事くらいは俺にもわかるぜぇ…
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 18:58:25.00 ID:ryoM+Mib0
アヴドゥル・・・ 涙が止まらん
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 18:59:50.97 ID:Bh3KA+dFo

これはポニテのなんたらかんたら
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 23:45:11.98 ID:19GtGTjDO
( #0w0)<ナゼダー-!?
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/08/18(木) 00:34:37.79 ID:1osDUXPBo
メギャ ̄ ̄ ̄乙___ン!!  これは乙じゃなくて効果音なんだからね
886 :1 [sage]:2011/08/26(金) 21:26:22.72 ID:SODNCWjc0
  / / l   i   /::::リ  />‐-ニ  \     ` ̄¨ ‐==ニ‐- 、
.   ,' l l  i.._,.イ::::://フ'´r'込ノ イ . .::`¨:: ‐‐== .._    ̄`丶\
.   ,'  l l   V::::::/./ / -┴''"/   : :: ::::::::::::::::::::::::::`ヽ ̄¨ 丶、
   ;  il i.', ヽ三 -  _,,. -‐ "      : : :::::::::::::::::::::::::::::::\ヽ\`ト、
   ! l l ヽン   i: : : :::            : : : :::::::::::::::::::::::::/_ヽ ヽl::::\       ごめんなさい
.  l. l l::::‐-',   i: : : ::::             : : ::::::::::::::::::::r:::::::::::\l l::::::::     まだなんです
.    l. l ,ィ‐;ヲ   ト; : ..::::::\          . :: :::::::::::::::::';ヽ:___;:ノ::ヽリ:::::::
.     l l ヒiタ l    ,.- ‐‐、! `           : :: :::::::::::::::';::::::';::::::::::\!:::::
     l// {、._,ノ: : ''¨ア‐'       ー-!    : : ::::::::::::::::V::::';::::::::::::::i:::
 .     i   ヽゝ、:::::/ ,. ‐ -  ..,,_   l    : : :::::::::::::::::';::::::::::::::::::::l:
       l:::     i ヽ/  ,.‐-- ..,,__`丶、    : : :::::::::::::::::/::::::::::::::::::::l
   l  l     r‐ K /  ,L ィフ¨´ ̄ ′   . . : :::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::!
      l.     !、. ∨x ' /   /  . .: :: : ::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::l
   l   l、      `>-、/    /: :_:,:ィ: ::::::::::::::::::::/::::/::::::::::::::::::::::::::_l
.    l   l、ヽ     {    _,,. <::-=ニ: :::: : :   /:::::::;:':::::::::::::;. <´ ̄ `ヽ
    l   !::\     `¨ヽ':>'"´   : ::: :   ,.'  .::/:::::::::::::/   _ =- 、
.    !  l::::::::ヽ,.-、  `¨"´       ::   /   /__/  /ニ ¨ヽ
    l  l:::::/   〉            , '  //   i   ,'ィ´ ̄ミヽ. !
      l  l/   /i __ 丶、. ..:::::::::::: ::. ./ _,. '/ /  .l.  i::::::::::::::::l l !
.     i  l    l¨   ̄ `ニ===ニ"¨´ ,.イ /    l   l::::::::::::::/ i
     l  i    `¨ `¨ヽ    〉 /-‐'" /i      l  l、::::::ァ' /
887 :1 [saga]:2011/08/30(火) 18:51:46.45 ID:BTEKvSvA0
書きためられた分だけ投下します
かなり短いです
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
888 :1 [saga]:2011/08/30(火) 18:52:44.27 ID:BTEKvSvA0
第三十三話『亜空間のヴァニラ・アイス』



ヴァニラ「DIO様、ご報告いたします」

DIO『……ヴァニラか?』

ヴァニラ「はい」

DIO『……なんだ』

ヴァニラ「…テレンスが敗北しました」

DIO『テレンスが…』

ヴァニラ「現在、ケニーGが向かっています」

DIO『……テレンスが敗れたのか』

ヴァニラ「……」

DIO『……ヴァニラよ』

ヴァニラ「はっ」

DIO『頼んだぞ』

ヴァニラ「……お任せください」

ザッザッザッ

DIO『……』

「何をお悩みで……」

DIO『何でもない……』

「そうでございますか」

DIO『下がれ、一人にさせてくれ』

「承知しました……」

DIO(……)

DIO『クージョー・ジョータローと』

DIO『ジョナサン・ジョースター………ジョジョ………か』
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
889 :1 [saga]:2011/08/30(火) 18:53:14.86 ID:BTEKvSvA0
――――――――――――――――――――――

ポルナレフ「……」

イギー「ポルナレフ」

ポルナレフ「ああ……」

ホース「10分経過だ」

ポルナレフ「ジョースターさんは10分経てば火を放てと言ったが」

イギー「……」

ポルナレフ「俺火持ってねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ホース「オワタwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

イギー「ポルナレフってタバコ吸わなかったっけ」

ポルナレフ「ホル・ホースにやめろと言われたので……」

ホース「で?どうする?」

ポルナレフ「どーするってよぉ」

イギー「火なんかつけたら、逆にこっちが追い込まれちゃうね」

ポルナレフ「つーわけだ……後はわかるな?」

ホース「『突撃』か……いいね、いい人生だよ!!!」


To be continued……
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
890 :1 [saga]:2011/08/30(火) 18:53:49.46 ID:BTEKvSvA0
予想以上に短かった
すみません
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/30(火) 19:26:10.68 ID:CLN2n9too
おつぅ
ホル・ホースにドボォフラグが立ったなwwww
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/30(火) 19:47:44.46 ID:PofbsEvEo
さて、あの最強のスタンドがどう出るか……
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
893 :名無しNIPPER [sage]:2011/08/31(水) 00:20:38.68 ID:7T3vb5rDO
ヴァニラは男?女?
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/08/31(水) 01:38:01.62 ID:TPE9eYu40
登場人物変換表みたいな物が欲しいな
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/31(水) 20:57:50.32 ID:Bj+6sISSO
タバコはホル・ホースだろ?



そういえばジョースター一行って喫煙者承太郎ぐらいなのか?
もともと喫煙の描写は少ない気もするが…
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
896 :1 [sage]:2011/09/03(土) 01:37:18.45 ID:lEyu6gva0
登場人物紹介(主人公サイド)

空条承太郎(漢)…第三部の主人公、スタンドは原作内で最強を豪語する『星の白金(スタープラチナ)』
          花京院が気になっちゃうお年頃?知らんがな
          妻であるアメリカ人女性との馴れ初めをぜひともイロイコ先生に書いてもらいたいものだ

ジョナサン・ジョースター(紳士)…紳士、それ以外の何物でもない

花京院典子(女)…おっぱいが大きいそうです、セーラー服かもしれないです

ポルポル(電信柱)…ホースとフラグを作っちゃおうと考えた結果、このSSを代表するアレとなった
          どうしてこうなった

モハメド・ヴオトコ(ヴ男)…男の娘とフラグを立てたり二次元少女とイチャイチャしたり
              女性とのフラグは?ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwww

イギー(♀)…ょぅι゛ょ、めっちゃつおい、おじいちゃん大好き、戦闘になると大人顔負けの頭脳戦を披露する設定だったが
       生かし切れてませェンwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

作者(童貞)…おっぱいがだいすきなしょうがくいちねんせいだよ
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897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/09/03(土) 01:44:10.62 ID:6LvqXUAZo
作者の紹介がwwwwww
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898 :1 [sage]:2011/09/03(土) 02:02:07.35 ID:lEyu6gva0
(敵サイド)

DIO(妖女)…本名ディオ・ブランドー、年齢不詳、おっぱい大きい、吸血鬼になったんで若返りました
        吸血鬼になった際に記憶を失ったようです、『ジョナサン』というワードに反応を示すが思い出せずにモヤモヤして枕に顔をうずめて
        ベッドでジタバタしてると萌えるんじゃないかな

グレー・フライ(男)…クワガタ、一回倒されたにも関わらず再度花京院に引き千切られて悶えました、多分今作唯一の死亡者じゃないかな
           このSSは誰も死なない良いお話にしようと思ったのに忘れてた

船長(男)…本名失念、渋いねぇ

エテ公(フォーエバー)…チンパンジー

デーボ(呪)…刺されて悦ぶ怖い人

ラバーソウル(男)…花京院に変装してた男、こいつはメチャ許せんよな

J・ガイル(屑)…グレー・フライで唯一の死亡者とか言ったがありゃ嘘だった、こいつ死んでた

ニーナ([ピザ])…女性もどき

ズィーズィー(男)…後に聖人になる男だと俺は確信している

エンヤ婆(ババア)…OVAでは美人なババアだった

ダン(鋼)…半殺し?…2/3殺しかな?

ファッツ(熱)…原作でも可哀想な人だった、このSSじゃちょっとだけ強かったね、承太郎負けたし

赤ん坊(本名失念・男)…生意気な小僧、花京院の母性覚醒(?)

カメオ(男)…シリアスな展開に涙した

ミドラー(女)…原作よりかはマシなやられ方だったかな?

ンドゥール(男)…手塚作品に出てきそうな奴

オインゴ(兄)…ブラコン

ボインゴ(男の娘)…アヴの瞳に恋してる

ブラフォード(騎士)…誠の騎士であった

マライア(女)…アヴと気が合うがフラグは立たない、だってアヴだし

アレッシー(女)…女だからなんなの?展開に困った

ダービー(男)…リアルファイトには勝てないわ

ペット・ショップ(厨二)…このスペースには書ききれないほどの過去を持つとか持たないとか

テレンス(男)…女の扱いを知らなかった

以降後々追加していこう
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899 :1 [sage]:2011/09/03(土) 02:04:38.89 ID:lEyu6gva0
(その他サイド)

ジョセフ・ジョースター(男)…このSSでも他の追随を許さないリア充
               重婚バンザイ!!!!!!!!!!!!!!
               本人は乗り気じゃなかったけど

ジョセフの妻たち…ジョセフにべた惚れ、ジョセフ爆発しろ

読者…いつもありがとうございます
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900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/03(土) 03:02:22.18 ID:kkAsnD7ho
ホルホース「・・・」
船長の名前はテニール(偽名)じゃなかったかな
本名は不明のはず
赤ん坊は忘れた
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901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/03(土) 16:09:12.44 ID:cnuOob4SO
赤ん坊はマニッシュ・ボーイ
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902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/09/03(土) 22:42:12.70 ID:G9si1GlAO
>>895

原作20巻168ページでポルポルが吸ってるよ
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903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/09/03(土) 22:42:38.19 ID:G9si1GlAO
>>895

原作20巻168ページでポルポルが吸ってるよ
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904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/09/04(日) 15:20:54.28 ID:as/JTjN9o
フォーエバーはオランウータンじゃなかったっけ?
ま、どーでもいいけどな
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905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/09/04(日) 15:21:34.50 ID:as/JTjN9o
フォーエバーはオランウータンじゃなかったっけ?
ま、どーでもいいけどな
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906 :1 [sage]:2011/09/05(月) 23:46:58.04 ID:VZp3omZAO
オランウータンだったか
オラウーッタンリ(うっかり)してた

苦しいです、いろんな意味で

すみませんでした
907 :1 [sage]:2011/09/08(木) 19:00:06.54 ID:iP8LEi860
\(^o^)/オワタ
/(^o^)\モウダメポ
ごめんなさい>orz

来週までには必ず一更新いたします
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/09/13(火) 02:46:01.08 ID:YKg7GU3AO
>>1
ドンマイwwww無理すんなよ!
909 :名無しNIPPER [sage]:2011/09/13(火) 15:45:41.37 ID:kdwEMBQDO
>>1
がんばれ!
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/14(水) 08:59:17.53 ID:QLmd0SBDO
>>1
ゆっくりでいいのよ
911 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:43:57.51 ID:OBU1tH4s0
     ____________
    ヾミ || || || || || || || ,l,,l,,l 川〃彡|
     V~~''-山┴''''""~   ヾニニ彡|       書く・・・・・・!
     / 二ー―''二      ヾニニ┤       書くが・・・
    <'-.,   ̄ ̄     _,,,..-‐、 〉ニニ|       今回 まだ いつからの来週の
   /"''-ニ,‐l   l`__ニ-‐'''""` /ニ二|       指定まではしていない
   | ===、!  `=====、  l =lべ=|
.   | `ー゚‐'/   `ー‐゚―'   l.=lへ|~|       そのことを
    |`ー‐/    `ー――  H<,〉|=|       どうか諸君らも
    |  /    、          l|__ノー|       思い出していただきたい
.   | /`ー ~ ′   \   .|ヾ.ニ|ヽ
    |l 下王l王l王l王lヲ|   | ヾ_,| \     つまり・・・・
.     |    ≡         |   `l   \__   我々がその気になれば
    !、           _,,..-'′ /l     | ~'''  SSの更新は
‐''" ̄| `iー-..,,,_,,,,,....-‐'''"    /  |      |    10年後 20年後ということも
 -―|  |\          /    |      |   可能だろう・・・・・・・・・・ということ・・・・!
    |   |  \      /      |      |



という冗談はさておき再開です!
912 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:44:46.09 ID:OBU1tH4s0
前回までのあらすじ

ポルナレフ「海賊王に俺はなる!!!」

承太郎「First comes ORA……!」

花京院「計画通り」

ジョナサン「うわらばっ!!」

アヴドゥル「俺モハメド・アヴドゥル、略してアヴさん…水島作品じゃないぜ?」

ホース「めそ」

イギー「(飛行距離は)13kmや」
913 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:45:18.03 ID:OBU1tH4s0
イギー「オラァッ!!」ドゴン

ケニー「あぁん!もっとォ!!」

イギー「変態!変態っ!変態っ!!」ゲシゲシ

ケニー「ふひぃ!ケニ―は卑しいシュタンドちゅかいでしゅう!!」

イギー「去ねぃ!」バキッ

ケニー「ありがとうございましたぁーーーー!!」ピュー

ケニーG 再起不能

イギー「みんな、先を急ごう」

ポルナレフ「恐ろしい奴……」

ホース「……」
914 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:45:44.66 ID:OBU1tH4s0
        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

ポルナレフ「ホル・ホース………こいつをどう思う?」

ホース「そうね……この世には100%なんてないと思っていたが」

イギー「100%……いや、120%」

ホース「『スタンド使い』だ………!!!」

ポルナレフ「まるでコルク栓みてぇーに『穴』がぽっかり空いちまってるな」

イギー「不思議だね」

ホース「いったいどんなスタンド能力なのか……ん?」

         __      __   _      __
    /::ヽ.   「::::l /}  /:::/ /´::::/     /´::::> ,.-.、_        __,,..、
    〈:::::::ハ  |:::::j '´   |:::::/ /:::::::/./!   /:::::/ /:::::/      /::::::::j__
    ';:::::::l l/ _    l::::i /:::::::://:::/  /:::::/ /::::://::7   ,:'::::::::/::::::〉    __
     V:::::l /::::}.   l:::::!ヽ一' l/   /::::::< └-' 〈_:/  /::::://:::::::/,.ヘ.  /:::::/
     V:::レ::::::::r'  .l:::::l       /:::;へ::::\      /:::::<  ー-'<:://::::::://:ヽ
.       ';:::::::::/   ;:::::└‐:::ァ    ∨  丶;::::>.    ,'::::;ヘ::丶、  ´ /::::::::/':::::::/
.       ';::::〈     !::::;_:::::::/          `     レ'   `¨   /:::::::< ヽ;;/::::>
       ヽ::::〉    |::/  ̄                        /::::;::::::::\ ヽ'
.          V     U                             〈:::/ \/

『このラクガキを見て うしろをふり向いた時 おまえらは

ホース「―――」

                            死ぬ』
915 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:46:14.17 ID:OBU1tH4s0
ホース「――『皇(エン―――」クルッ

グワアァッ

ホース(なんだこいつは……『何もない空間からいきなり現れた』ッ!?)

ホース(や、ヤバイ……『数秒』遅れた……!)

ホース「ポルナッ……イギ………!!!」


――――ガオンッ!!!


『…………』

スッ

 : : : /:/:i :l : : /⌒ヾ‐''" _,.人ノ  i: : : \     /Z -,
 :/ : :/ :l :l: :ll,!  ,. ‐v⌒ヽヽ/i  ヽ,ハ: : :`ー-、  V7./ /7「l_
 : : : :/ : l: l: :l:i  /i     ノノ {  ノ,ノヽ-:、 : : ',  .// // .レ' ロロ/7
 : : :/:!: : : i: :l:l/ヽヽ=-、/'´ヽ-ト、_ i,ィ l: : : : :i : : i  ¨  ¨     ,/
 :/:.:l : : :l : :l.:i/`¨ー''" ヽ、,.>ニ lンイlヽ: : :リ/-‐=ニ、¨\ 
 : : : :ll: : :l : :l :l    _,.._=,xく´¨  ヽ i: l:/ィ/       )  )
 : : :/ i: : l: : ;!:.l r=ニ,ヲテ'´,/ノ     ∨l:l./.:/--‐_=ニ¨´-‐''"
 :/ :/: :/:.:./:.:i- '"‐-‐''´  .i      ヘ:i :./¨ ̄ 
 :_,;.ノ: :/: : l: :人 ` ¨´     ヽ    _「 〉;'i    『…………』
 : //:_ ;ム'  ミ        ゙ 、イ;ブV i:l      
 :/ /-‐、              ,.‐-' ,.!: :l   
 i: :/'´_   }            /,ィ=‐' _}: :i
 : :ヽ(。_) /             _/ ,.ィ´i: : :l
 i: : l_ i/ヽ            `ー" ̄ .V: :.l
 ': :ノ::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄¨''ー-::..、..__,,..,,__l:_:_:l_
 :/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ


――『ヴァニラ・アイス  スタンド「クリーム」』
916 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:47:12.84 ID:OBU1tH4s0
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

ヴァニラ「………」

ハァーッ ハァーッ

ヴァニラ「逃したか……運のいい奴『ら』だ」

ホース「ハァーッ ハァーッ!ぽ、ポルナレフ……!」

ポルナレフ「大丈夫かホル・ホース、気ィ抜いてんじゃあねーぞ」

イギー「『愚者(ザ・フール)』!!」ドギャン

ホース「あ、ありがとう、助かった」

ホース(そして『理解』した……ここからは『刹那』の油断も『死』に繋がるんだな……!!)

※『刹那』とは―――機動戦士ガンダム00の主人公、刹那・F・セイエイその人である
          主な搭乗機はガンダムエクシア、ダブルオーガンダム、ダブルオークアンタである

          嘘である

          刹那とは仏教の時間の概念のひとつで最小単位とされている
          指をひとはじきする(弾指)間に65刹那あると言われている

          ちなみに>>1が初めて見たガンダムはZZである
          というかZZしか見たことないです
917 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:47:55.14 ID:OBU1tH4s0
ヴァニラ「今の一撃を避けたことは褒めてやる……しかし、『死』がわずかに延びただけだ、DIO様のご命令は必ず遂行する」

ポルナレフ「不意打ちとは気に入らねえな、俺は……まぁ知ってるだろうがJ・P・ポルナレフ!名乗りな!」

ヴァニラ「ヴァニラ……」

ヴァニラ「ヴァニラ・アイス」ズン

ポルナレフ「来いッ!ヴァニラ・アイス!!」

ポルナレフ
ホル・ホース  VS  ヴァニラ・アイス
イギー

戦闘開始!!

―――――――――――――――――――――――――

ジョナサン「ポルナレフのもとへ急ごう」

承太郎「やれやれ、他のスタンド使いに遭遇してる可能性は高いぜ」

花京院「はい、急ぎましょう!!」


――To be continued……
918 :1 [saga]:2011/09/15(木) 19:49:15.95 ID:OBU1tH4s0
なんとか再開できました
待っていてくださった皆様に感謝します、甘いの3つと脱ぎたてのパンティあげちゃいます
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/15(木) 20:23:25.03 ID:mWVJzNzZo
パンティはいらない
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/09/15(木) 21:04:42.35 ID:e1hFEJQ/o
言ってる意味がわからない……
本編は面白いです
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/09/15(木) 21:49:51.97 ID:jowsyssAO
>>918
エルメェス兄貴!!
922 :名無しNIPPER [sage]:2011/09/17(土) 22:32:26.40 ID:fkGyXRcDO
甘いものいらないんで
パンティーください
923 :1 [sage]:2011/09/30(金) 20:00:31.84 ID:7CUguvLi0
全くロクに書けてない上にちょっと浮気してました
ごめんなさい
真剣に書きます
でも展開が思い浮かばない
近々更新しますのでそれまで>>1が深夜のテンションで浮気してたSSでも見てやってくれたらうれピーです
あかり「赤座あかりは静かに暮らしたい」
ハム太郎「耳をかじられている、こいつは『虫食い』と呼ぶのだッ」
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/30(金) 20:10:35.17 ID:Y1gSRxtXo
おk
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/09/30(金) 20:11:14.24 ID:fB8sRhs0o
よろぴくねー
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/10/01(土) 09:59:46.20 ID:maW4t0hio
後者はリアルタイムで読んだけど面白かったわ
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県) [sage]:2011/10/01(土) 11:41:45.99 ID:4SbsVuwH0
追いついた
928 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:37:41.07 ID:1FF5s6QX0
更新しマウス

>>926
恥ずかピーッうれピーッありがとねーン!
929 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:38:09.77 ID:1FF5s6QX0
前回までのあるぁすじ


プッチ「ところでDIO……ちょっとしたポーズを思い浮かんだんだ、見てくれないかい?」

DIO「…?」

プッチ「こーやってね……」ググググググ

プッチ「トレンディ」

DIO「………」

セクシースタンド外伝すごいや!プッチ神父

アイニキヅイテクダーサーイーボクガーダキシメテアーゲールー
930 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:38:55.02 ID:1FF5s6QX0
ポルナレフ「…………」ジリ…

ヴァニラ「…………」ジリ……

ホース(す…すごいッ!なんという圧迫感ッ!あの二人の周りだけ『空気』が違うッ!!)

イギー(スタンドを出しているものも、攻撃はおろか『近づくこと』もできないなんてッ!!)

ポルナレフ「ふぅーーーっ………」

ヴァニラ「…………………………」

ポルナレフ(こいつのスタンド…どんなスタンドなのか全く分からねえ……)

ポルナレフ(分かってることと言やあ、いきなり空間から現れたことぐらいだ)

ポルナレフ(迂闊に近づいちゃあいけねえってことは本能的に理解できるが、俺のスタンドは『近距離スタンド』だ)

ポルナレフ(今やるべきことは以上の2点だッ!!)

ポルナレフ(@、奴のスタンド能力を見極めること A、その上で弱点と隙を見極め斬り込むことッ!)

ポルナレフ「『銀の戦車(シルバーチャリオッツ)』……ッ!」
931 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:39:20.78 ID:1FF5s6QX0
ヴァニラ「来るか…」

ポルナレフ「いやぁ……?こっちから行く気はねえぜ?『まだ』な」

ヴァニラ「ならば、こちらから行かせてもらおうか」

ポルナレフ「お?いいのかい?そんなことしたら俺にお前のスタンド能力がバレちまうぜ?」

ヴァニラ「構わんさ」

ヴァニラ「バレたところで、お前には破れん」

ポルナレフ「たいした自信じゃあねーーーーーーかよォォォォーーーーーッ!!!だったらかかってこいよ!あぁ!!」

ヴァニラ「『クリーム』…それが私のスタンド名だッ!!」グワバァ

ポルナレフ「!!?スタンドが本体を食っている……!?」

ヴァニラ「ふふふふ……」ガブゥ

ポルナレフ「………『消えた』……!?」
932 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:39:49.60 ID:1FF5s6QX0
ホース「ポルナレフゥゥゥーーーーーッ!!!すぐにそこから離れろォォォオォオオーーーーッ!!!!」

ポルナレフ「何!?」

ホース「イギーッ!」

イギー「『愚者(ザ・フール)』ッ!!ポルナレフに攻撃しろッ!!!」

ドガァッ

ポルナレフ「ぐええぇッ!?」ズザアアァーーーッ

ポルナレフ「いてえええええええええてめーいきなり何しやがん」

ドンッ!!!

ポルナレフ「うおお!?……っ?」

ヴァニラ「つくづく……運の良い野郎だ……」グワバァ

ポルナレフ「何だァァァーーーッ!?壁にまるでコルク栓みてぇーな『穴』がぽっかりだぜェーッ!?」

ホース「ポルナレフッ!その穴を見たことがあるだろう!!それが奴のスタンド能力だ!!」

ポルナレフ「空間から現れて壁に穴をあけることが能力だと?ますますワカンネーぜ……」
933 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:40:22.41 ID:1FF5s6QX0
イギー「もっとシンプルに考えろッ!能力が分からなくても一つだけ分かったことがあるでしょう!!あいつが姿を消したら空間に『穴』が開いたということは」

ホース「『奴が姿を消したら危険だ!奴が姿を現している時に攻撃しろ』ッ!!」

ポルナレフ「なるほどな、つまり『今』がチャンスってわけか」クルッ

ヴァニラ「なるほど、『三人寄れば文殊の知恵』と言ったところか、いや…お前は数には入ってないか?」

ポルナレフ「うっせえ!!この野郎ッ!!!」ブンッ

ヴァニラ「ノロイぞ」ガブゥ

ポルナレフ「うっ!!また消えた……やべえ!!」

イギー「『愚者』ッ!!周りに砂を巻き上げろッ!!!」

ブワサァァーーーッ!

ポルナレフ「うわっぷ!ぺっぺ!!イギー何しやがる!!砂が目に入っちまったじゃあねーか!!」
934 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:40:49.18 ID:1FF5s6QX0
イギー「うるさいなぁ!見えないなら『見える』ようにすればいいッ!」

イギー「およその見当はついた、あいつの能力はおそらく『空間を喰らう能力』だッ!!」

イギー「姿を消して空間を喰らうと言うが、それには必ず喰らう『軌道』があるはずなんだ」

イギー「それを『砂』を用いて見つけ出すッ!!上手くいけば奴に一歩近づけるぞ!!」

ポルナレフ「なるほどそーいうことかい……!」

パラパラ

ポルナレフ「そしてイギー、お前小さいのに頭が切れる頼もしい奴だ、本当に……」

ポルナレフ「ありがとうよ、お前のおかげで」


ヴァニラ「これは……『砂』かッ!?マズイ、私のスタンドの『軌道』が読まれるッ!!」


ポルナレフ「見つけたぜ……!これでよーやく勝負は五分五分と言ったところか?」


To be continued……
935 :1 [saga]:2011/10/01(土) 21:41:20.07 ID:1FF5s6QX0
とりあえずここまでです
ありがとうございました
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/10/01(土) 22:48:37.92 ID:EUBO6ytWo
乙でした
こいつは強すぎる。頼むから誰も欠けないで……
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/02(日) 00:41:26.86 ID:TDjB/Ki7o
ヴァニラさんには是非もっと頑張っていただきたい
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/10/02(日) 09:10:31.08 ID:cJJzRdwSo
このヴァニラは男性なのか?レオタードの男なのか
そしてDIO様はナイスバディのセクシーレディなのか
939 :1 [sage]:2011/10/02(日) 12:59:19.96 ID:S8k4x0eAO
ヴァニラは男だよ
DIOは妖女だよ
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/03(月) 13:24:04.87 ID:lqm+N5hH0
(ようじょを強調していてDIOの姿はまだよく分からないがとりあえず若返ってる・・・?早くみんなに知らせなければ・・・)
941 :1 [sage]:2011/10/08(土) 18:16:53.10 ID:uMhBH4aAO
携帯から書きこんでみます
書きためがないので『ながら投下』になります故に最後にageます
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:21:06.84 ID:uMhBH4aAO
ヴァニラ「チィィッ」グオンッ

ポルナレフ「逃げても無駄だぜッ!!」ダダッ

ポルナレフ「てめーの『弱点』はそこなんだよ………俺を確実に仕留める為には必ず『暗黒空間から顔を出して、そして俺の位置を確認しなければならない』ってとこがよ」

ポルナレフ「つまり、てめぇが顔を出した瞬間に」

ポルナレフ「『貴様の負けは確定』するッ!!さぁ来やがれッ!!」
943 :前回のあらすじ忘れたので知りたければ前回を見てください [sage]:2011/10/08(土) 18:24:26.07 ID:uMhBH4aAO
ガオンッ!

ガオン ガオン ガオォォンッ

ポルナレフ「やたらめったらに建物を破壊してるな、ヤケになったかッ!!無駄なあがきしてねーでとっとと俺に倒されちまえィッ!!」

ホース「………?」

ホース(ヤケになった?………あたしもよくは知らないが………)

ホース(あのDIOの側近ともあろう奴が弱点を知られたところでヤケなんか起こすだろうか?)
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:28:06.89 ID:uMhBH4aAO
イギー「………おかしい」

ホース「イギー」

イギー「うん……やっぱりおかしいよ、ポルナレフは気づいてないみたいだけど………」

ホース「何なんだ………この『違和感』は………ッ」

ガオン ガオン
ガオォォォォォォォォンッ!!

ポルナレフ「くそ………さすがに避けるのもしんどくなってきたぜッ!『数撃ちゃ当たる作戦』も馬鹿にはできねーな」

グルゥゥゥーーーーーーッ

ポルナレフ「それとも………まさか俺に当てる前に建物を壊す作戦か?」
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:31:07.84 ID:uMhBH4aAO
グルゥゥゥーーーーーーッ

ポルナレフ「ちくしょー早く顔を出しやがれッ!!根比べなら不得意ではないが状況が状況だッ!!やってられないぜッ!!」

イギー「………!」

ホース「どうしたイギー!」

イギー「あの軌道は………ホースッ!あの軌道は………ッ!!」

ホース「………!?あ、ああ………ああああッ!!まさかッ!!」

ホース「ポルナレフゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!『数撃ちゃ当たる作戦』は『間違い』だッ!!奴の作戦はッ!奴の『真の作戦』はッ!!!!」

ガオンッ!!!!
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:35:48.23 ID:uMhBH4aAO
ガオンッ

ガオンッ

ガオンッ

ガオンッ

ポルナレフ「………?」

ポルナレフ「おい………まさか………よォォ………」

ポルナレフ「お………俺は今ッ!自分でも恐ろしい『予測』を立てているッ!!」

ポルナレフ「まさか………まさか奴はッ!!」

ポルナレフ「『円形を描いて動いている』ッ!」

ポルナレフ「『その円は俺を中心に』『だんだんとしだいに小さくなってきている』ッ!!」
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:45:09.93 ID:uMhBH4aAO
ポルナレフ「この作戦がもたらす『結果』はッ!!」

予測@『ミケランジェロのようにハンサムなポルナレフはそのハンサムパワーによって最悪の未来を回避できました、ヤッタネ』

予測A『俺たちの冒険はまだまだ続く!打ち切りEND』

予測B『暗黒空間の中、とってもあったかいナリィ………』

予測C『ポルナレフはこの危機を回避する画期的な方法を思い付くがそれを書くにはスペースが足りない』

ポルナレフ「俺的には予測@になって欲しいが、くそ………現実はそう甘くねーか」
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:49:41.66 ID:uMhBH4aAO
イギー「ポルナレフッ!!」

ホース「マズイッ!イギー、『愚者(ザ・フール)』でポルナレフを引っ張れないかッ!?」

イギー「ダメだ遠すぎるッ!それに愚者はあくまで砂を操るスタンド、引っ張る力は強くない………」

イギー「恐らく………ポルナレフの『銀の戦車(シルバーチャリオッツ)』も………!」

ホース「そんな………ポルナレフッ!逃げてッ!ポルナレフゥゥゥーーーーーーーーーーーッ!!!!」ダッ

イギー「ホースッ!ダメだよ、あなたも死ぬつもりッ!?」
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 18:54:46.22 ID:uMhBH4aAO
ホース「止めないでッ!!」

イギー「ダメだよ………ホース」

ホース「お願い………行かせて………あたしは………」

ホース「口に出して言うのは初めてかもしれない………ポルナレフ………ポルナレフが好きなんだ」

ホース「ポルナレフのことが好きなんだッ!!あの時、J・ガイルからあたしを助けてくれたあの時からッ!」

ホース「ジョースターさん達と旅をすることになって、ポルナレフと同じ時間を過ごす度に、この気持ちはどんどん増していったんだ」

ホース「こんな素敵な気持ち、DIOのもとに仕えてる時や、J・ガイルとつるんでる時には味わえなかったッ!!」
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:00:56.22 ID:uMhBH4aAO
――このあたし、『ホル・ホース』は

いわゆる『孤児』だった

両親は早くに亡くなり………一人で生きてきた

そして9歳になったある日、あたしは一人の男に拾われた

そいつのことは今でも夢に見る、それほどの最低の奴だった

何度ひっぱたかれたか分からない

体には痣が絶えなかった
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:05:34.72 ID:uMhBH4aAO
ある日、そいつは酔っ払って家に帰ってきた

女にフラレたとか言って、まずあたしをひっぱたき、殴り、蹴り、唾を吐きかけた

その後の光景を、今でも夢に見るのだ

奴はズボンのチャックを下ろし、ナニを取り出しやがった
幼く、なんの教養もなかったあたしだが、感覚的に一生もののキズになるほどヤバイことをさせられると理解した

奴は次にあたしの服を乱暴に引き裂いた、一着しかないあたしの服を………

そして…………奴が行為を始めようとしたその時

男の額に風穴が空いた
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:09:16.65 ID:uMhBH4aAO
一瞬何が起こったのかわからなかった

とにかく――次の瞬間、奴は膝から、地面に崩れ落ち

――二度と、目を覚まさなかった

あたしは奴の心臓の鼓動が消えたのを確認すると

あたしの右手に『何か』が握られていたことに気がついた

――後に、DIOから『皇帝(エンペラー)』と名付けられる、あたしの『スタンド』だ
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:14:15.22 ID:uMhBH4aAO
そいつは銃の形をしていた

奴の額に開いた風穴から、あたしはあたしが奴を殺したのだとすぐ理解した

幼いながら大した度胸だったと思う
確かに恨みこそあれ、普通人を殺せば罪悪感なり何なりそんな感情を持つはずだが

あたしの心には何もなかった
風も吹かない、『無』だけがあたしの心を創っていた

そして――DIOが現れた
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:19:07.47 ID:uMhBH4aAO
奴は、あたしが9年生きて見たものの中でも最も美しかった

一目で心を奪われた

DIOは、あたしと死んだ男を交互に見渡し

「これは君がやったのか」と問うてきた

あたしはその時素直に頷いた、嘘をつこうだとかそんな気持ちは全く湧いてこなかった

DIOがあたしの右手に握られていた『皇帝』を見つけると、すぐに

「死体の始末は大変だろう、私がしておいてやる………その代わり、明日の夜、私が指定した場所に来てくれないか、もちろん行くか行かないかは君の好きにしていい、私はずっと君を待っている」

と言って、死体を小脇に抱えて出ていった
955 :飯行ってきます [sage]:2011/10/08(土) 19:24:27.78 ID:uMhBH4aAO
次の日の夜――

あたしはDIOの指定した場所にいた

もしかしたら嘘かもしれない、罠かもしれない、警察を呼んでいるかもしれない
しかしあたしは奴を信用したのだ

そして、約束通り奴は来た

「君を迎えに来た」

その一言を発しながら、そして

「君のその銃(チカラ)………それは君だけの特別なものなんだ、詳しい説明は後にしよう、君は孤児らしいね、私のところに来ないか?今よりもいい生活を保証しよう、しかし、その銃(チカラ)を私の為に使って欲しいのだ」

そう言ってきた、その声は泣く赤子をあやす母親のように、心の底から安心できる声だった
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:52:36.22 ID:uMhBH4aAO
程なくして

あたしはDIOの部下となった

彼女はあたしに仕える『安心感』をくれた

彼女に仕えることこそが、あたしの人生の目的だとも思っていた

彼女の為だけに銃(チカラ)を使い
彼女の為だけにその命を費やした

そして――――あたしは彼と出会う
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 19:59:44.96 ID:uMhBH4aAO
J・P・ポルナレフ――――

あたしは――――いろいろなこと(J・ガイル戦)があり

あたしはDIOの支配から抜け出し、彼についていくことになった

今、DIOの『支配』と言ったのは

彼が、DIOがくれた『安心感』が、実はあたしを繋ぎ止める『鎖』に過ぎなかったことを教えてくれたからだ
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 20:08:31.18 ID:uMhBH4aAO
彼と過ごした日々は、DIOの元いた日々とは比べようがないくらい短い

しかし、その一日一日をあたしははっきり覚えている
DIOの元にいた時の思い出なんかほとんどないのに

ポルナレフと過ごした一日一日は、あたしの胸に『思い出』として残っている

ポルナレフの息づかいも、ポルナレフと並んで歩いた時の身長の差や、その角度からの顔も、歩幅も、表情のひとつひとつも、全部『思い出』としてあたしの中に生きている

人間が生きるのは『思い出』があるからだ、『思い出』がない人間は死んでいるのと同じだ

ポルナレフは――あたしを生き返らせてくれたんだ
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 20:11:20.44 ID:uMhBH4aAO
そしてあたしは彼に恋をした

こんな素敵な感情を与えてくれたのも――彼との思い出があるからだ

彼が好きなんだ

ポルナレフが好きなんだ

だから助けたいんだ

あたしを助けてくれた、生き返らせてくれたポルナレフを助けたいんだ

大好きなポルナレフを助けたいんだ

ホース「だから………………ッ!!」

イギー「でも、ホース………………!」



ポルナレフ「ホル・ホース」
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 20:17:35.01 ID:uMhBH4aAO
ホース「!!」

ポルナレフ「すまなかったな」

ホース「え………」

ポルナレフ「おめーの気持ちには気づいていたんだ、でも、答えられなかった」

ポルナレフ「妹を見殺しにした俺に、俺だけが幸せになる権利なんてないと思っていたんだ」

ホース「ポルナレフ………!」

ポルナレフ「でもよ………俺、もうすぐ死んじまいそうだからさ………言うよ」

ポルナレフ「俺も、お前が好きだ、ホル・ホース」

ホース「そんな………卑怯だよ………」
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 20:20:54.87 ID:uMhBH4aAO
ポルナレフ「ああ、卑怯だな………死ぬって時に、言い逃げするんだからな」

ポルナレフ「恨んでくれたっていい、泣いてくれたっていい、でも、生きてくれ」

ポルナレフ「ホル・ホース、お前は生きてくれ」

ホース「ポルナレフ………!馬鹿、馬鹿ぁ………!ポルナレフも生きるんだよッ!そして、あたしと一緒に………」

ポルナレフ「すまねえ、謝っても謝りきれねえが」

グオオオオォォォォォォォォォォォォォォォ

ポルナレフ「あばよ、ホル・ホース」

ホース「ポル――――」

イギー「――――」




ガオンッ
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/08(土) 20:24:07.95 ID:uMhBH4aAO





To be continued――――




963 :1 :2011/10/08(土) 20:26:38.81 ID:uMhBH4aAO
今回はここまででぃーす
ながら投下だったんでおかしいところもあったと思います
誠に勝手ながら脳内保管していただくか、「これどーなってんだ」とか「おかしいだろ」とかいうところはレスしていただければ幸いです

しばらくは投下するならこの形をとるかもしれません

次回からは新スレでやるか、それが悩みどころだ
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/10/08(土) 20:42:57.53 ID:I7kjDiUd0
乙!
ある意味、原作よりも絶望的な展開だ
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/10/08(土) 20:50:09.99 ID:IOZS1/Ivo
おつー
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/08(土) 21:00:56.81 ID:S680qapko
ポルポル足怪我したっけ
967 :1 [sage]:2011/10/08(土) 21:09:09.09 ID:uMhBH4aAO
>>966
ヴァニラの作戦に気づくのが遅すぎて脱出不可能な状態にってな感じです
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/08(土) 21:15:36.55 ID:LDIuNqTd0
おつ
969 :名無しNIPPER [sage]:2011/10/08(土) 22:02:05.60 ID:ALp5ZkjDO
乙!
ポルナレフ―――――!
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/10/08(土) 22:06:47.41 ID:1uSwzxBRo
乙でした
ホルポルには死んでほしくないよ
ところでホルはDIOのメイドとかだったのだろうか
971 :1 [sage]:2011/10/08(土) 22:16:36.06 ID:uMhBH4aAO
>>970
え、メイドホルとか想像したら萌

あかん荒木絵は強烈やでぇ
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/09(日) 10:44:19.04 ID:x/9D+a5f0
クッソ・・・ついうっかり男ホルホースのメイド姿想像してしまった・・・
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/10/09(日) 16:33:24.90 ID:JLs7zwU5o

いい引きだな
974 :1 [sage]:2011/10/16(日) 22:00:40.53 ID:FC3JcrAAO
いかん放置しかけた

投下予定日は19日です
(約)一週間に一回のペース更新ですね………せめて三日に一回のペースにしないと間に合わなくなる
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/17(月) 11:51:20.06 ID:umvqQmWAO
ジョル乃ちゃんに会えるのはまだまだ先みたいだな
976 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:47:55.14 ID:+hcWMeyr0
投下しちゃおう
977 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:48:22.88 ID:+hcWMeyr0
前回までのあらすじ

一番くじ6回引いてGHGHGHでした
HAHAHA、せめてFくらい出てもいいじゃない
978 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:49:00.18 ID:+hcWMeyr0
DIO「ぬ…ぅ」

「いかがなさいましたか?DIO様」

DIO「頭が………痛む………」

「それは……」

DIO「最近よく起こる………」

「…お休みください、DIO様、大丈夫です、ヴァニラはしくじりません」

DIO「憂いなぞしておらん、ヴァニラは私が最も信頼している部下だ」

DIO「そうだ……記憶の失くした私を、献身的に診てくれたのはヴァニラだった」

DIO「私とヴァニラには絶対的な信頼がある、以下に優れた部下と上司がいようとも、信頼無き関係は必ず破滅を起こす」
979 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:49:28.82 ID:+hcWMeyr0

「……」

DIO「お前は、本当に信頼に値する人間なのか?」

「…それは、どういうことでしょうか?」

DIO「最近沸いてきたのだ、私は、お前を信頼していたのか?という疑問が」

「…DIO様の信頼に値するよう、最善を尽くします」

DIO「…………」

「では……」

ガチャ

DIO「………」
980 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:50:05.91 ID:+hcWMeyr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     「君はディオ・ブランドーだね?」

ディオ「そう言う君は            」


ディオ「なんで……     のことを考えるとこうも胸が苦しくなるの?」

   「それは、貴方が彼……     に恋をしてるからよ」


ディオ「私は     が大好きッ!!」

     「ぼくもディオのことが大好きだよ」






ディオ「     !     どこ!?」

ディオ「助けて……!ここは、どこなの?助けて、     ……!」

「さぁディオ様、これをお被りください」

ディオ「嫌よ!そんな不気味なもの!!」

「あなたは世界の王者、支配者となるにふさわしい方です、私の血で!真の支配者とおなりください!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


DIO「…………」

DIO「今のは……私の記憶……か………?」
981 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:50:40.59 ID:+hcWMeyr0
――――――――――――――――――

ホース「ポルナレフ……?」

ホース「ポルナレフ……うそでしょ……ねえ、返事してよ、ねぇ」

ホース「ポルナレフぅぅぅ………返事してよぉ……!!」

ホース「ポルナレフゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーッ!!!!!!!!」


ジョナサン「聞こえてるかい?ポルナレフ」


ホース「!?」


ジョナサン「レディーを泣かせるなんて、騎士のすることじゃあないよ、ポルナレフ」


ホース「ポ……」


承太郎「やれやれ、ポルナレフ、しっかりしろよ」

花京院「ポルナレフ、今度は泣かせちゃダメですよ」

アヴドゥル「りあじゅうはしんでほしいけどここはくうきよんでがんばれっていっとくよ」


ポルナレフ「わーってるよ!!くそっ!油断したぜぇぇぇーーーっ!!」


復ッ活ッ!ポルナレフ復活ッッ!ポルナレフ復活ッッ!!
982 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:51:19.31 ID:+hcWMeyr0
ホース「ポルナレフッ!!」

ポルナレフ「YES! I AM!なんつって、ホル・ホース!すまんな、心配掛けた」

ホース「バカバカバカバカバカバカバカ!!生きてんならさっさと返事しなさいよ!!!」


ヴァニラ「ぬぅぅ…!ジョースターの『紳士の剣(スペード・ナイン)』」


ジョナサン「『紳士の剣』が間にあって良かったよ、ぼくが『紳士の剣』でポルナレフを捕まえ」

承太郎「俺が『星の白金(スタープラチナ)』で『紳士の剣』ごとポルナレフを引っ張り上げた、やれやれだぜ」

アヴドゥル「説明乙^^」


ポルナレフ「さっきは油断したが今度はそうはいかねえぜヴァニラ・アイスッ!!」

ヴァニラ「これだけ集まられては厄介か……」

ポルナレフ「厄介?気にする必要はねえぜ」

ポルナレフ「来いッ!一対一の勝負だ!!」

ヴァニラ「……よかろう、俺も、お前と決着をつけたくなったぞ」

ヴァニラ「来い、J・P・ポルナレフ!貴様を亜空間にばら撒いてやるッ!!!」


To be continued……
983 :1 [saga]:2011/10/19(水) 19:53:16.01 ID:+hcWMeyr0
今日はここま…

短っ もしもしからのながら投下の方が多いだと……すみません
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/19(水) 20:02:45.93 ID:aSY8j4WDO
果たしてシルバーチャリオッツで勝てるのか?

そしてヴ男に春はくるのか?
985 :1 [saga]:2011/10/19(水) 20:13:42.26 ID:+hcWMeyr0
>>984

ヴ男「勝てるわけないじゃんwwwwwwwwwwwwwwww」

>>1「お前に春が来ないのと同じくらい勝ち目ないよNE☆」

ヴ男「( ゚д゚ )」


次回投下は新スレにします
今から立てたほうがいいかな…
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/19(水) 21:36:02.19 ID:Bj4m8lfAO
建ててくれるなら嬉しい
建ててくれなかったら興奮するけど
987 :1 [sage]:2011/10/19(水) 22:20:25.31 ID:btS6r5bAO
>>1です

もしもしに変えちゃったから次回投下時にスレ建てて埋めてそこから始めます

まさか3つ目に行くとは修行が足りんな俺!すみませんツェペリさん!
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/10/19(水) 22:53:08.23 ID:U3k3Yv7io
3 仲間が来て助けてくれた

こんなに嬉しいことはないぜ
悲しい友情運になんてするものか。全員生きて帰るんだ!
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 22:56:25.93 ID:dmHEjbtDO
五回引いてA賞とった俺は今くじ運の昇り調子にいる………


>>1は今………


くじ運の『下り坂』にいる
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/10/20(木) 19:48:41.47 ID:1NfBaFKi0
……『DIO』と話していた人物、そして『ディオ』を吸血鬼にした人物……何者だ?
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/10/21(金) 20:01:33.77 ID:NJhzWMFMo
わたしだ
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/21(金) 21:50:57.55 ID:k4jNzX4so
おまえだったのか
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/21(金) 23:24:48.22 ID:U5cMtDoQ0
暇を持て余した
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 00:11:51.20 ID:0+dKunOLo
神々の
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/10/22(土) 00:55:45.85 ID:URIl7b/AO
遊び
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/22(土) 09:06:18.31 ID:oozDl1S2o
YEAAAH!
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/10/22(土) 12:23:18.99 ID:+F1hUxzWo
ピシガシグッグッ
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 15:41:32.53 ID:0+dKunOLo
スレが埋まりそーだっていうのにくだらんことやっとらんで行くぞッ
999 :1 [saga]:2011/10/22(土) 18:22:52.91 ID:9z22vKr60
ヴァレンタイン「隣りの次元のジョナサン「ディオが以下略」へご招待しよう」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1319275288/

上をクリックしてどじゃあぁぁぁ〜〜〜んしてくれ
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/22(土) 18:24:43.38 ID:lAcA+FcCo
1000
1001 :1001 :Over 1000 Thread
  | l| l || || l|           | l| l || || l|         
  | l| | || || l!           | l| | || || l!         たらい回しの最果ての地へようこそ!
   l   l| .|    ☆        l   l| .|    ☆     
  ____ /    .     ____ /    
  ゝ___ノ がーん! .   ゝ___ノ がーん! 
   (    )  .   .  .     (    )
   と    i             と    i          SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
    しーJ              しーJ          http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
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ジョナサン「ディオが女の子だったッ!!」第三部 @ 2011/10/22(土) 18:21:28.72 ID:9z22vKr60
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彼女のことについて相談にのってほしい @ 2011/10/22(土) 18:19:54.94 ID:FmoG41YDO
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今好きな人がいる気がする。 @ 2011/10/22(土) 17:56:48.58 ID:RiTX1PKDO
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唯「恋しちゃったんだ多分。気づいてないでしょ?」 @ 2011/10/22(土) 15:38:06.74 ID:3SKnvHsAO
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元彼の彼女に飼い犬を蹴られた @ 2011/10/22(土) 15:34:41.23 ID:LhGTWQgq0
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こうむ @ 2011/10/22(土) 15:03:17.14 ID:PzX054pVo
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なすの王が提唱するなすの新たな政治形態 @ 2011/10/22(土) 15:00:04.41
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後輩「女さんって彼氏はいるんですか?」 @ 2011/10/22(土) 14:36:09.64 ID:HlGezmkv0
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