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▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga !蒼_res]:2011/07/28(木) 19:13:10.01 ID:tM9M5CjRo
□このスレは「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS総合スレッドです
  「2chは規制されている」「スレを立てにくい」という方は当スレに投下をどうぞ
  SSの投下以外にも、感想や雑談・質問に相談・情報交換などにご利用ください

 前スレ
   【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】
   http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309616825/

■このスレのルール――――――――――――――――――――――――――――――――――――■

 ・共用スレなので書きながらの投下は禁止です。必ず投下分を書き溜めてから投下すること
  また安価作品なんかはご遠慮下さい

 ・人を選ぶ内容(極端な欝展開やエログロ等)は事前に注意書きを
  差し支えなければカップリング等の大まかな説明などを書いて下さい

 ・別の人が先に投下している際は、終わってから最低でも30分は空けて投下すること
  連続して投下すると感想を書き難くなります。また当然ながら割り込んでの投下は厳禁です

 ・新刊のネタバレは地域によって発売日がずれる場合があるので、解禁は公式発売日の翌日からです

 ・荒らしは全力でスルー、またルールを守れない人等に対しても極力柔らかい口調で注意すること

■ここまで必読、以降のテンプレも読むこと――――――――――――――――――――――――――■

  >>2 その他注意事項
  >>3 関連スレ等
  >>3 過去のテンプレゲストキャラ
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/28(木) 19:13:39.89 ID:tM9M5CjRo
□注意事項

 ・>>950を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら再安価かヘルプ要請を
  可能な限り次スレを立てる前に「立てに行く」宣言をしてください。立てた後の次スレ誘導もお願いします
  宣言、スレ立てがしばらくなければ>>970を踏んだ人がお願いします

 ・認知度アップの為にage推奨です

 ・この板では、一部の単語にフィルターがかかっています
   例)「その幻想をぶち[ピーーー]!」(“殺.す”にフィルター)
  メール欄に半角で『saga』(←「下げ」じゃなくて「佐賀」)と入れると解除できます。他のメ欄コマンドとも併用可
  下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます
   パー速新機能
   http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1246521738/

 ・板の連投規制は25秒、1レス内での行数制限は80行です

 ・投下する時は名前欄にタイトルや総レス数などを書いておくと分かりやすいです


★これからスレを立てる人へ

 個別スレ立ての目安は100レス前後の風潮
 安価SSやエログロなどの要素が特に多いSSは個別に立てた方がいいでしょう
 この板ではスレ落ちは運営の手による手動です。自動では落ちません
 スレ処理はデータ削除ではなくHTML形式でログ化されデータ庫に格納されます。処理されたスレは元のURLから過去ログへの案内を開けます
 立て逃げや長期の放置スレ、板趣旨と異なるスレは処理対象になります。処理されても泣かない
 処理されてもデータ自体は残っているので再開するときは過去スレのURLなどをリンクしておくといいかも
 使い終わったスレは以下のスレで処理依頼をしましょう。1000に到達したスレに関しては報告の必要はありません

 ■ HTML化依頼スレッド Part2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310647825/
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/28(木) 19:14:06.82 ID:tM9M5CjRo
 [ 関連スレ ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください9
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307201166/
  (スレタイどおり)

 ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ12
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309368916/
  (書くまでもないor書くのめんどいネタなど)

 【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296923909/
  (質問はこちらで)

 SS製作者総合スレ9
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310902881/
  (ジャンル不問)

 雑談しようぜ
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294926897/
  (その他雑談総合)

 ▽ 禁書シリーズSS総合スレ避難所
 http://misaka-network.net/test/read.cgi/14510/1305988838/
  (外部の避難板)


 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録U〈インデックスU〉公式サイト
 http://www.project-index.net/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/


 [ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-29冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13059/1305991024.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-30冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html

 ◇これ以前のログはこちらから
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1307/13078/1307804796.html#a2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307804796/4 (専ブラ用)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/28(木) 19:14:34.61 ID:tM9M5CjRo
禁書「>>950!いままでのおやくそく一覧なんだよ!」

02 インデックスさん
03 小萌センセー
04 建宮さん
05 オルソラさん
06 キャーリサさま
07 フレンダさん
08 御坂妹
09 最大主教さん
10 舞夏さん
11 上条さん
12 白井さん
13 一方通行さん
14 土御門さん
15 絹旗さん
16 黄泉川せんせー
17 愛の伝道師・青髪ピアスくん
18 サーシャさん
19 姫神秋沙さん
20 御坂美琴さん
21 アックアさん
22 打ち止めちゃん
23 オリアナさん
24 麦のん
25 テッラさん
26 フレメアちゃん
27 闇咲さん
28 冥土帰しさん
29 テンプレ改訂のためキャラ無し
30 浜面くん&滝壺さん     
31 テンプレ改定のためキャラ無し
32 テンプレ改定のためキャラ無し

- - - - - ここまでテンプレ - - - - -
5 :ミス修正 [sage]:2011/07/28(木) 19:17:51.31 ID:tM9M5CjRo
>>1の↓三行は

  >>2 その他注意事項
  >>3 関連スレ等
  >>4 過去のテンプレゲストキャラ

となります、次スレを立てる>>950さん訂正をお願い致します
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 10:50:50.49 ID:OyzbZpPg0
どいつもこいつも>>1乙が遅い!
まあ俺もなんだけど
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 19:09:09.49 ID:1JN18XJto
         \\
          (\\
           \\\
           (\\\\
           (\\\\\
            \\ | _________
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |    ii´ ̄ ̄`i
  ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ |..   !!_]     |        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄(//// ̄\\.    {|======|-----、、  <  俺の>>1乙に常識は通用しねえ
    ".;"   (/(/// ̄|     |.     |    ||   \_____________
".;":         (/(/ |     !\.   |    |}
 .;".;": ..;".;;:  (/(...|     |\\   |    ||.;": ..;.;".;
   .;".:;"  ..  ;     |___{___\\..|____jj    .;".;": ..;.;".
.;".;"    .;".;             \\
   ゴ オ ォ ォ …… ! !      \\   ;": ..;.;".;":
          .;".;": _.;.;__       \\   ド カ ァ ン !
 .;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;"_ \\  .;".;.;".;":
.;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/|  \\.;".;"_.;__..:
从へ从へへ从  ; ζ  | Γ从 | |;:.. |从Γ | |    \\ ∠___/|
    ( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| |
(   ⌒ ⌒  ⌒ );  | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | |  ( 从へ;: |从ΓΓ| |
 Σ( ⌒( ⌒ ) ζ  ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| |
 ( (( ( ⌒ )) )  从 Σ( ⌒(  从へ从) ∠___/|
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| |
 (( ⌒ ( ( ) )⌒ );:;   .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 21:50:56.67 ID:o/2YurAIo
乙!
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/29(金) 22:41:07.64 ID:g7/4kTnC0
スレ立て乙
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 23:58:43.43 ID:5S9kiZwRo
前スレ埋まったので乙age
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/30(土) 01:20:37.65 ID:MAem18CMo
乙。
さっそくだが質問。
土御門って姫神のことなんて呼ぶっけ?
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 01:27:30.88 ID:6gbB4dRDO
姫神じゃなかった?
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/30(土) 11:59:20.25 ID:yPEYj/yDO
最近のもので完結したとあるSSでオススメ教えてほしい
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/30(土) 12:15:34.99 ID:r7z+B14Do
>>13
それだけだとシリアス系統とかギャグ系統とかラブコメ系統とかジャンルが絞れなくて勧めにくいぜ
関連スレの教えろくださいスレも覗いてみると良いかも
てか移動してるね

>>950,>>3変更
 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください10
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311336568/


一つほのぼのラブコメ勧めようと思ったけどログ見たら完結したの4月だった……全然最近じゃねえよ
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/30(土) 14:07:48.78 ID:8ZEAr97AO
個人的によくあるんだけど

「あれここの一通って杖あるっけないっけ」
とか
「あれここの垣根って生きてるっけ死んでるっけ冷蔵庫だっけ」
とかなるの俺だけ?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/30(土) 14:18:09.48 ID:3IQ/LGEzo
うん
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 14:43:58.26 ID:Za88JKmC0
>>11【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所
   http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296923909/
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/30(土) 15:21:47.30 ID:ynYg+tmAO
こんな流れで1レス

アウレオウス「アウレオウスと」

姫神「姫神秋沙の」

アウレオウス・姫神「なぜなにインデックス講座ー」


姫神「何故私達なのか?」

アウレオウス「当然、元ネタのフリアグネとマリアンヌみたいに我々の出番が本編ではないからだ」

姫神「私は。超電磁砲の方にも出た。だけどあの扱いは?」

アウレオウス「では最初の疑問に答えよう、どうして姫神秋沙の扱いはああなのか?それは公式仕様だからだ」

姫神「」

アウレオウス「残念、我が黄金錬成でもどうにもならぬ」

姫神「次の質問。神裂火織はどうしてあんな痴女スタイル?」

アウレオウス「必然、聖人の力をもて余すので術式で安定させるべくああなった…しかしローマ正教にも聖人はいるがあのような格好はしていなかった」

姫神「センスが。壊滅的」

アウレオウス「質問、インデックスの扱いがヒロインらしくないのは?」

姫神「家事スキル無しの居候。それだけならまだしも食費が上条君の家計を圧迫している」

アウレオウス「無念、私ならば金に困る事はないというのに」

姫神「そろそろ時間」

アウレオウス「終電、また会うやもしれぬ」

姫神(最後のは。無理矢理)
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/30(土) 15:23:10.66 ID:ynYg+tmAO
以上です
禁書って細かい事につっこんだら楽しめないよね!
あと姫神ちゃんは超電磁砲の漫画の方にも出てるからね!
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/30(土) 15:49:51.86 ID:+AfDnBom0
インデックスはちゃんとヒロインしてるし、結構可愛いと思うんだけどなぁ

俺って異端なのか?
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 15:52:38.00 ID:6gbB4dRDO
異端カコイイですねわかります

インデックスたんは聖女かわいい
生活を圧迫してるのは入院費だしなぁ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/30(土) 15:53:07.46 ID:2pmT+Wnco
>>20
じぇんじぇん
ってか>>19、もっと他にツッコミ所あるだろ!
痴女スタイルや空気さや腹ペコは個性なんだよ!
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 15:57:10.07 ID:3OPIJc280
>>20
ヒロインしてるかどうかはともかくインデックスって
・上条さんが事件から遠ざけようとしてほぼ毎回空気
・何かとすぐ上条さんに噛みつく
・胃袋が尋常じゃない(上条さんの家計を圧迫するほど)
・基本的に空気なのに謎のヒロイン補正(誰からでも好かれる)
だからなぁ……

俺は嫌いじゃなけど、そこまで好きじゃない
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 15:59:25.99 ID:fR65AL9xo
投下乙

あんまり言うとインデックスについて行数制限ギリギリまで語るぞコラ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 16:05:38.02 ID:v4t+qRF4o
>>24

かまわん
存分にやりたまえ
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/30(土) 16:08:36.72 ID:qgMqf/FKo
「呆然。私の名前が間違っている事にツッコミが無い……」

ステイルは十分可愛いだろうが、頑張れ>>24
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/30(土) 16:09:13.42 ID:qgMqf/FKo
oh…間違ってステイルにしちまったorz
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 16:15:55.06 ID:6gbB4dRDO
>>23
生活を主に圧迫してるのは入院費
戦闘のたびに遠ざけるのはインデックスは上条さんにとっての平和の象徴だから


>>24さんやっちゃってください!
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/30(土) 17:04:02.89 ID:TtIlkOtyo
>>24
投下形式にすりゃ誰からも文句は来ないだろう
さあ来い
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) :2011/07/30(土) 17:04:11.27 ID:yMyxiEhAO
>>24
何かあったら自分も協力するよ☆
ってか大食いなのは図書館維持っていう公式設定あんのに蔑ろにされすぎじゃないの
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/30(土) 17:38:28.17 ID:4nL0+ulOo
インデックスそのものよりも、(イギリス側が)生活費どころか食費すら援助しない理由が聞きたい。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/30(土) 17:50:15.81 ID:lw9wiOJ4o
ローラだし
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/30(土) 17:52:04.15 ID:zjkQGOxTo
イギリス清教もそんなに余裕があるわけじゃないんだよ、察してやれ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/30(土) 18:03:41.23 ID:pbCgoEuKo
要求してないだけじゃね?
欲しがるなら。というか欲しがらなくても礼金とかで理由つけて、金で実質の雇用関係作って
ぐだぐだに取り込んだ方が楽だろ
メタな言い方すりゃ不幸だー言わせたいだけだよな
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/07/30(土) 18:12:05.07 ID:eMHat7TAO
というよりキャラ付けの問題だろ
上条さんは定期的な援助は断りそう
インデックス助けたのだって記憶なくす前だから
後ろめたさもあるだろうし
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 19:05:18.87 ID:8olMdEho0
インデックスは必要悪の教会から給与を貰ってないの?
それとも道具扱いされてるから支払われないのか
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 19:43:05.09 ID:FCyo0HJao
つまり
禁書:給料全てが食費に
上条:礼金全てが入院費に
こういう事か
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/30(土) 19:47:20.68 ID:1duhPauBo
歩く教会壊したから天引きされてます
壊したのは上条さんだけど、まーこっちもタダ働きしてるしいいだろ
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/30(土) 20:13:24.20 ID:9RveVIGZ0
>>30
その設定公式だったのか…
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/30(土) 21:53:30.84 ID:NO2BYS7Io
いやそんな設定ないだろ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/30(土) 21:56:28.21 ID:+GtI7iAQo
全テに書いてる公式だぞ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/30(土) 22:01:32.98 ID:2pmT+Wnco
全テで10万3000冊の保持の為か、っていう微妙な記述があるな
実際の完全記憶能力持った人は記憶するときに疲れるらしいって聞いたが
まあインデックス常時完全記憶くさいしどうなんだろうな
かまちーのみぞ知る
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/30(土) 22:54:01.98 ID:649bd0XYo
完全記憶の人は見るもの聞くもの全て重要度MAXになるっていう障害だから物事に優先順位が付けられず、
したがって往々にして不器用と言うかドンくさいらしい
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 23:02:21.05 ID:6gbB4dRDO
それ何て萌えキャラ?
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/31(日) 02:05:36.09 ID:378ZXB0DO
そしてそんな優先順位を付けられないインさんが、
追われてダメかと思った末に食べた焼きそばパンは
正に天からの贈り物だったわけか


焼きそばパン腐ってたけど
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/31(日) 08:47:15.43 ID:UcEk6bNho
10万3000冊の検索と解析はリアルタイム、魔術以外でも戦略逃亡術には長けてるわな
神裂SSで、人間としての基本機能を失いかねない宗教防壁重ね掛けというのもあったか
まともにやると鬱どころじゃすまないんで

・逃亡中の食糧事情
・上条入院中の食糧事情(泊まり込み付き添いは地の文にあった)

あー、入院費におけるインさんの食費割合は結構高そうだ。保険きかないし
47 :禁書「やっぱり」姫神「猫が」御坂妹「好き、とミサカは(ry」 :2011/07/31(日) 08:54:44.42 ID:uAYG1EgAO
ここはステイルが多いインターネッツですね
インターネッツさんじゃなかったインデックスさんにピッタリのバイトを考える1レス


インデックス「とうまの伴侶たるもの赤字だらけの家計簿は必須攻略科目なんだよ!」

姫神「最初のは聞き流す。しかし上条君の助けになりたいなら協力する」


御坂妹「ではミサカ達のバイト先を紹介しましょう、とミサカは数少ない友人の助けになります」

インデックス「どんなバイト先なの?」

御坂妹「線路に飛び込んだマグロを」

姫神「却下」

インデックス「マグロ食べたいん」

姫神「おいばかやめろ」

インデックス「魔術関連のお仕事はないの?イギリス清教にバレないルートで」

御坂妹「ねえよ、とミサカは無茶振りを諭します」

姫神「施設潜入のお仕事は駄目。貴女は目立ち過ぎる」

インデックス「巫女服のあいさに言われたくないんだよ」

姫神「私はこの格好でFOXHOUNDの称号を得た。個性を生かした天職」

御坂妹「姫神マジスネーク、とミサカは17600号がライバル意識を燃やしている事を伝えないでおきます」


結局インデックスはルーンのカードを作る内職を紹介してもらいましたとさ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/31(日) 08:56:29.56 ID:uAYG1EgAO
以上です
実際ステイルがポケットマネーで仕事回してる方がロマンチック…か?
あとスレタイはこの三人ならこれしかないと思いました
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/31(日) 09:58:54.33 ID:eZNbtey1o

BIGBOSSにはなれなかったのか
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 23:42:12.44 ID:Q/ZIIhMD0
どこに書くか悩んだのですが、ここに投げさせて貰います。

美琴「流氷の港町で」

・ほぼ美琴視点
・22巻のラストから新約の間の補間話
 あそこからこうなるんだったら、その間こんなことがあったんじゃないかなー的なお話
・原作、超電磁砲SS2の設定は一応踏襲したつもり
・スペシャルサンクス 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
 一部設定をお借りしてます。

ひとまず9レスほどいきます。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 23:44:15.26 ID:Q/ZIIhMD0
どこに書くか悩んだのですが、ここに投げさせて貰います。

美琴「流氷の港町で」

・ほぼ美琴視点
・22巻のラストから新約の間の補間話
 あそこからこうなるんだったら、その間こんなことがあったんじゃないかなー的なお話
・原作、超電磁砲SS2の設定は一応踏襲したつもり
・スペシャルサンクス 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」
 一部設定をお借りしてます。

ひとまず9レスほどいきます。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 23:47:35.91 ID:Q/ZIIhMD0
――見つかったのはこれだけだった。

すくい上げたばかりのちぎれたストラップを強く握りしめる。

「それは何ですか?と、ミサカはお姉様がすくい上げた物に興味を示します」

傍らにいた妹が尋ねてきたが、答えられなかった。


「――それはあの人に渡していたストラップですね? とミサカは自分の推察の
 正否を確認します」

「……アンタ達にはネットワークがあったわね。知っていても不思議はないか」

「素お姉様が回りくどい方法であの人の連絡先を手に入れたと10032号が報告し
 ていました、とミサカは情報源をリークします」

「連絡先、というよりアイツとの繋がりが欲しかったのかな。
 もしかしたらアイツを捕まえたかったのかもしれない。
 だけど……」

今、そのストラップを自分が握りしめていると言うことは残酷な現実を突きつけ
ていた。
あの要塞がこの沖に落下したであろうことを。

一刻も早く探しに行きたい手段がない。
VTOL機は置いてきてしまった。 そもそも燃料切れだ。

何とかしたいが何もできない。
どうしようもない無力感に包まれる。
何がレベル5だ――こんなときに何の役にもたたない能力なんて。

流氷で埋め尽くされた北極海を前に、要塞が向かっていった先をただただ見つめ
ることしかできなかった。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 23:51:24.54 ID:Q/ZIIhMD0
どれだけそうしていただろうか。
すっと後ろを振り返り、その先にある瓦礫を睨みつける。
その裏に誰かがいることは磁気の乱れでわかっていた。

「……どこの誰だかは知らないけど、そこから出てきなさい。
 隠れるならもっと上手く隠れることね」


しばしの沈黙の後、瓦礫の影からゆっくりと小柄な黒髪の少女が現れた。

「ばれてしまいましたか。
 気配は消していたつもりだったんですけどねえ。
 ――っと学園都市の超電磁砲……が二人? 双子だったんですか?」

英国英語で返された言葉に、それが旧知の相手であることに気づく。

「レッサー……」

「お知り合いですか? とミサカは人物関係を確認します」

「夏休み前にちょろっとね」

曖昧に答えてレッサーに向きあう。

「超電磁砲なのは私ね。双子といえば双子みたいなものなんだけど、まあいいわ。
 こっちは私の妹で――」

「ミサカはナナミです、とミサカは懇切丁寧に自己紹介します」

「ふむ、ナナミさんと。ナナミだけど一人称はミサカなんですねえ。
 ええと、私はレッサーちゃんです。よろしく」

「(ちょっと、ナナミって何?)」

「(ミサカの愛称です。今いる研究機関の主任曰く『7が3つだからナナミでい
  いよね?』ということで外部の人と会うときはこの愛称を使っています、と
  ミサカは秘密を暴露します)」

「それにしてもあなたたちも大変ですねえ。
 戦争とはいえこんなロシアの田舎にまで派遣さられて。
 レベル5とはいえ年ごろの女の子2人に『あれ』と追いかけっこさせるとは学
 園都市も人使いの荒い」

「学園都市はあまり関係ないんだけど……
 それで? そういうアンタは?」

「あなたたちと同じですよ。『あれ』を追いかけてきたまでのことです。
 なにせ英国にとって大事なものを乗っけたまま飛んでいっちゃいましたからね。
 早いところ追っかけて回収しなきゃいけないんですが、ちょっと困ったことに
 なっちゃいましたねえ」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2011/07/31(日) 23:53:46.12 ID:Q/ZIIhMD0
ヒコウジュツシキは使えないしとぶつぶついい始めたレッサーだったが、その視
線が何かを捕らえたのか、一点に止まる。
何かを察したのか、その顔ににんまりとした含みのある笑みを浮かべて絡みつく
ように話し出す。

「なるほど。 学園都市と関係ないというのはつまりこういうことですか。
 そのジャケットからはみ出ているストラップ、つまりあなたは『あれ』を追い
 かけてきたのではなく、上条当麻を追いかけてここまでやってきた――」

『上条当麻』

確かにレッサーはそう言った。
次の台詞を待たずにその肩を掴み、

「アンタあの馬鹿のこと知ってるの!?
 なんで知ってるの? どこで会ったの? 何があったの!?」

「そんな顔色変えて一辺にっ一気に聞かれてもっ!
 ぬわー!! ゆさぶるのはやめてぇ! ガクガクやめてぇ!!
 折れる折れるっマジ折れるっ!」

この唐突な反応にはレッサーも予想できなかったのか、なされるがままがっくん
がっくんとの首が揺さぶられる。

「お、お姉様、それ以上揺さぶるとこの人の脳に深刻なダメージが、とミサカは
 慌ててお姉様を止めに入ります」

そのナナミの声で我に返り、慌ててレッサーを掴んでいた手を離した。

「あ……あの、ごめん。 なんかムキになっちゃって」

「うあー、まだグラグラ揺れてるような」

「その、ほんとゴメン。 大丈夫?」

「あんまり大丈夫じゃないですが…………ええと、それで何の話でしたっけ?」

「あの馬鹿、上条当麻のことをなんでアンタが知ってるのかって話」

すぐにはダメージが抜けないのか、頭を振りつつレッサーは話し始めた。

「かいつまんで話すとですね――」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2011/07/31(日) 23:56:35.83 ID:Q/ZIIhMD0
――ブリテン・ザ・ハロウィンでの上条当麻との対峙。
――クーデターの首謀者を倒して事態を終息させた上条当麻を先回りしてのロシ
  ア侵入。
――エリザリーナ独立国同盟でローマ正教・神の右席フィアンマの襲来。そして
  魔術戦を経ての敗北。
――体勢を立て直して移動している最中に、黒い翼を纏った学園都市の能力者が
  襲撃。上条当麻単身での撃破。
――フィアンマの居城への侵入するものの術式が発動した要塞・ベツレヘムの星
  が浮上。
――単身でフィアンマに挑み激闘の末、その右手での決着。


「まぁ大体こんなところですね。
 一部推測が入っていますが、大まかには合っているはずです」

すぐには返す言葉がでてこない。

どれも一介の高校生が首を突っ込むような話では無い。
ましてやそのど真ん中に立つなどということはあっていいはずがない。

どうして、アイツはそんな危険の中に飛び込んでいくのか――
どうして、アイツがそんな矢面に立たなければいけないのか――
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 23:57:34.72 ID:Q/ZIIhMD0
――ブリテン・ザ・ハロウィンでの上条当麻との対峙。
――クーデターの首謀者を倒して事態を終息させた上条当麻を先回りしてのロシ
  ア侵入。
――エリザリーナ独立国同盟でローマ正教・神の右席フィアンマの襲来。そして
  魔術戦を経ての敗北。
――体勢を立て直して移動している最中に、黒い翼を纏った学園都市の能力者が
  襲撃。上条当麻単身での撃破。
――フィアンマの居城への侵入するものの術式が発動した要塞・ベツレヘムの星
  が浮上。
――単身でフィアンマに挑み激闘の末、その右手での決着。


「まぁ大体こんなところですね。
 一部推測が入っていますが、大まかには合っているはずです」

すぐには返す言葉がでてこない。

どれも一介の高校生が首を突っ込むような話では無い。
ましてやそのど真ん中に立つなどということはあっていいはずがない。

どうして、アイツはそんな危険の中に飛び込んでいくのか――
どうして、アイツがそんな矢面に立たなければいけないのか――
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:01:45.74 ID:YDuu0OMk0
しばらくぐるぐると思考が回っていたが、半ば強制的にせき止めてようやく一言
紡ぎ出した。

「……無茶苦茶ね」

「そうですね。 まったくもって無茶苦茶ですよ。
 世界大戦の蓋を開けたらその中心が上条当麻だったわけですからねえ。
 神の右席、といってもご存じないですよね? まぁローマ正教の最深部の部隊
 とでもいえばいいでしょうか。
 その中にフィアンマというのがいたのですが、そいつが裏側からあの手この手
 で戦争を焚きつけて、よってきた上条当麻の右手をゲットって腹づもりだった
 みたいです。
 いやあ、フラグ立ても大概にしろって言いたくなりますよねえ」

いつもの軽口は放っておいて、ひっかかる部分だけを口に出す。

「右手……って」

「詳しくは言えませんが、上条当麻の右手には少々特殊で希少な能力があるんで
 すよ」

もちろん美琴は上条の右手に宿っている妙な能力のことは重々承知している。
それで散々な目にあったり、逆に救われたりしている。

「幻想殺しですね、とミサカは固有名を挙げてみます」

妹がその名前を出したのでコクリと頷いてみせる。

「あら、ご存じでしたか。 びっくりするかと思っていたのに残念」

「アイツの右手が超能力を打ち消すってことは知ってるけど、なんだってそんな
 ものを?」

「何を企んでいたのかまでは分かりませんが……
 大方何かの術式の媒体にでもしようとしたってところでしょう」

「消してばっかりのアイツの能力で何かができるとは思えないんだけど……。
 そもそもはいそーですねってホイホイ着いてくようなヤツじゃないし。
 それでそのフィアンマってやつがローマ正教の『魔術』で開発された能力者っ
 てわけね」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:04:01.18 ID:YDuu0OMk0
1ヶ月前、学園都市が攻撃を受けたときに発表された内容を思い出してそう呟い
たが、それを聞いたレッサーが眉をひそめる。

「? あなたの口から魔術という台詞が出てくるのは驚きですが――
 なにか勘違いしていませんか?
 フィアンマは能力者ではなく魔術師、そして『魔術』はそちらの『能力』とは
 全く違うものですよ?」

「魔術師って?
 こっちでは『魔術』という名前の能力開発やってるところが学園都市外にあるっ
 てことになってるんだけど?」

「ははーん。 学園都市はそういうことにしてるんですねえ。
 確かに学園都市が魔術を認めると立場がまずいですよねえ」

こちらが混乱する中、レッサーだけが一人得心したように頷く。

「ちょっと! 一人で納得してないで説明なさいよ」

「結論から先に言っちゃいますと、その話は偽情報ですね。
 先ほども言ったように、魔術はそちらの超能力とは全くの別物です。
 この前は見事な科学脳っぷりを見せつけられたので、今回は単刀直入にっ――」

そういってレッサーは持っていた槍のようなものを背後の瓦礫に突き立て、背丈
ほどもあるあるそれを軽く投げ飛ばして見せた。
もちろん普通の人間にそんなことができるはずもない。
学園都市であれば筋力を補助する機構(デバイス)があるかもしれないが、そん
なものがはいそうですかと外部に漏れているとも思えない。

「念動力? もしくは空力操作?
 いやいやここは学園都市じゃないから――」

ブツブツと頭をひねっているこちらを見たレッサーが小さな溜息を吐く。

「はぁ。 予想通りの反応ありがとうございます。
 ずっと科学サイドにいた人間が見たら仕方ないのかもしれませんが――」

そう言ってそのポケットからメモ翌用紙サイズの紙を取り出すと、その上にさらさ
らペンを走らせ、何やらややこしい模様を刻みつける。
書き上がった3枚の内2枚をそれぞれ美琴とナナミに差し出す。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:04:53.30 ID:YDuu0OMk0
「それじゃちょっとコレを持ってください」

自分とナナミがメモ翌用紙を受け取ったのを見てからナナミを見て、

「何でもいいので超電磁砲の事を考えてみてください」

「了解しました、とミサカは快諾します。 それでは――」


――。


「なっ!! 誰がパットよ! これは自前よ! じ・ま・え!
 これでも努力してr――ってアンタ今口動かしたっけ?」

(まぁ落ち着いてください。 これが魔術なんですよ。
 護符を使った念話術の一種です。
 それで、それはその時が来たら勝手に育っちゃうもんですよ?)

(何かコツのようなものはないのでしょうか、とミサカは率直なアドバイスを求
 めます)

(コツと言ってもこっちは勝手に育っちゃったわけですからねえ。
 強いて言うなら食べるモノ食べて運動不足にならないようにするってところで
 すか。 それにお約束ですけれど肩はこるし、派手な動きはやりづらいしであっ
 たらあったで困るもんですよ?)

(くそぅ! 相変わらず余裕かよ!)
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:06:14.80 ID:YDuu0OMk0
「ああっもう! おーけーおーけー。 わかったわ。
 最初は精神感応(テレパス)の類かとも思ったけど、さっき瓦礫をふっとばし
 てたのと合わせると、多重能力ってことになるから少なくともこちらの能力と
 は別物の力ってことは認める。
 それにしても魔術、ね。 あのときの話の意味がこういうことだったなんてね。
 この科学万能のご時世にオカルトが現役だなんて正直世界がひっくり返る気分
 だわ。
 それでアンタもその魔法使いだったとはね」

「あまりおおっぴらに話せることでもないんですけどね。
 まぁこんな状況ですし、そういう法則もあるってことはお知らせしておきます」

「あの要塞が浮かんでいたのも魔術の力だったわけですね、とミサカはそりゃそ
 うだよなと思いつつも念押し確認してみます」

「そうです。
 あれはかなり大がかりな部類なのでそう簡単にはできませんけどね」

「その魔術って練習とかで身につくものなの? それとも儀式とか?」

「一般人ならまぁそうなのですけど、あなた方のような超能力者は無理ですね。
 すでに力を持ってしまっているので、そこに新たな力を上乗せするというのは
 木に竹を接ぐように異質なものを流し込むことになるので、無理にやると酷い
 ことになるそうですよ?
 あちこち吹き飛んだり、最悪命を落とすこともあるそうです」

異質な力、吹き飛ぶ身体――
一人の風紀委員の少女が脳裏に浮かぶ。
もしかするとあの子はそのせいで?
思考が流れるが、今は目の前のこと集中する。

「……そっか。 おとぎ話の魔法使いみたいにってことはできないのね」

「そりゃ所詮は人間が扱う力ですからそれに見合った限界ってものはあります。
 あなたの国ではこういうのを過ぎたるは何とやらというんでしょう?
 まぁ魔術単体でも、ある程度から上になると向き不向の影響が大きくなってき
 ますし、それに見合った代償もいるようになります。
 フィアンマみたいなのは極々特殊な例ですね」

「……アイツはずっとそんな世界を相手にしてたのよね」

開いた手に置かれたストラップに視線を落としながらそう呟いた。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:07:13.69 ID:YDuu0OMk0
「それはどこで?」

こちらの手をのぞき込んだレッサーが問いかけてくる。

「さっきそこに流れ着いていたのを拾ったのよ」

「ちょっとそれを見せてもらえませんか?」

一寸躊躇ったがそっとそのストラップをレッサーに渡した。

「ありがとうございます。 これは上条当麻が持っていたものですよね?」

レッサーは受け取ったストラップを両手で包むように持ちながら一応の確認をと
る。

「たぶんね」

「ふむう……なるほど。 これだけ残っていたら充分拾えそうですねえ。
 ありがとうございました。 お返しします」

そう言って美琴の手にストラップを戻した。

「何かわか――」

言いかけた言葉を断ち切り、津波で崩れかけた建物の一つを睨みつける。


おかしい――。
追っ手があることは予想していたけど突然すぎる。
レッサーと話している間も周囲をくまなく探っていたはず。
それなのにこの距離まで気づかないってどうして!?
まるで何もない空間から急に湧き出たような――。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/01(月) 00:09:38.22 ID:YDuu0OMk0
ひとまずここまでです。

ダブったりsage忘れたり散々でorz
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 00:23:09.21 ID:4+MOASWg0
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 00:25:53.52 ID:bUPWzbGLo
美琴スレから飛んできました

面白かったです。次も期待
65 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 00:57:48.73 ID:YDuu0OMk0
次は明日(今日)の日付が変わる前までには、と思ってます。

思いつき1レスSSをちょろちょろ書くってのはやってたんですが、長目の、いわゆる
SSってやつは初めてなので読みにくい、情景が見えない、ageるなhage!等々あるかと思います。
そこは平に土下座。

原作22巻末の漁港から新約の学園都市までの間、美琴に何が起きていたのか、を自分なりに
考えてみたお話です。
多分にご都合な場面はありますが、1つの可能性として書いていけたらと思います。
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/01(月) 03:19:14.12 ID:S8TfxPlh0
乙。
個人的に、こういう原作補完系の話はワクワクする。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 07:12:47.14 ID:YmUqu1lDO
だがその投下方法ならスレ立てた方がいいぜ?
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 10:56:52.50 ID:pioD4Ok/0
乙ー。
別にそこまで長くないならここでいいんじゃないかと思うけど
69 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:17:37.18 ID:YDuu0OMk0
別スレたてたほうが、というお話ですが、残りは20レスちょっと程度になる見込みです。
今日明日の2回に分けて、と思ってるのですがどうでしょうか?

別途スレ立ててそちらに移った方がいいでしょうか?
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 22:18:22.11 ID:e6WZ6mvIo
もう後半分ならここでいいとおもうよ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/01(月) 22:18:33.53 ID:e3EqBK4To
20レス程度なら一気に投下した方がいいんじゃね?
72 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:43:24.95 ID:YDuu0OMk0
一気に〜ということなので今日明日分割をやめて最後までいっちゃおうと思います。

しばしお待ちを。
73 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:48:33.30 ID:YDuu0OMk0
それでは始めます。 21〜2レスぐらいになると思います。
74 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:49:51.59 ID:YDuu0OMk0
睨みつけた建物の影から現れたソレは、学園都市で見慣れたソレより一回り小さ
く、そしてスリムなシルエットを浮かび上がらせていた。
艶のない黒一色で統一された表面と要所要所に埋め込まれた装甲板を持つ駆動鎧。
装甲板の所々から生えている棘状の装飾が目を引く。
その両手は空いたままだが、もしライフルを持っていればすでに射程圏内だ。

 ――、――、――


駆動鎧がかすかな駆動音を立てながら、ゆっくりとこちらに足を進める。
普通の駆動鎧なら動きに合わせて周りの電磁場が乱れるところだが、この駆動鎧
にはその乱れがほとんどない。 電磁波での干渉を避けるために、電気駆動を避
けて化学薬品駆動式を使っているのだろうか。
そしてわずか数十メートルという至近距離にいるにも関わらず、極端に電磁波の
反射が小さい。 新型の電波拡散素材、しかも自分の能力に特化した調整がされ
ていると見て間違いないだろう。
完全に超電磁砲、つまり自分を目標(ターゲット)にした対超電磁砲専用駆動鎧――

わざわざこれだけの機体を用意してきたということは、この一体だけでちょっか
いを出してくるはずもない。
他に姿が見えないということは、街中に潜んでいるか、町ごと包囲されているか――

自分だけなら切り抜けられないこともないが、あの『処分』の内容を考えるとレッ
サーや妹に危害が及ぶかもしれない。
学園都市内部のいざこざに、関係の無いこの二人を巻き込むわけにはいかない。

とっさにレッサーから渡されたメモ翌用紙が頭に浮かぶ。

(レッサー、ロシア語できる?)

(まぁ日常会話ぐらいなら大丈夫ですよ。 もちろん魔術的話題もおっけーです)

よかった、通じた。

(ならただの現地ガイドのふりをしてて)

(ダー)

(ミサカはどうすればいいでしょうか、とミサカはお姉様の指示を仰ぎます)

(アンタも手出し無用。 こいつらの目的は私を回収することだから)
75 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:51:18.95 ID:YDuu0OMk0
駆動鎧は簡単に声が届く距離、こちらの目の前数メートルにまで近づくと動きを
止めた。

「ご歓談中の所を失礼。 超電磁砲・御坂美琴さん、でよろしいすね?」

駆動鎧のマスクから丁寧ではあるが、威圧感のある男の声が流れる。

「……そうよ」

「そちらは……こちらの資料では妹さん、ですか。 それと?」

マスクのせいで視線は分からないが、妹のデータは持っているようだ。

「見ての通りロシアで拾った道案内」

こちらにあわせてレッサーが愛想笑いを浮かべる。
コイツ、日本語もできたのか。

「そうですか。
 それで、私がこのような格好でこの場所に現れた意味はおわかりですね?」

「……お迎えに参上した王子様ならもう少しマシな格好にしてほしいわね」

「おわかりなら話が早い。
 学園都市の表看板である貴女が学園都市を飛び出した、とあっては、こちらも
 色々と面倒なことになるのですよ。
 迎えの準備は整ってますのでこのまま学園都市に戻っていただけませんか?」

迎えの準備、ね。 どんな準備がされてることか。

「断る……って言ったら?」

「残念ながら少々面倒なことになりますね。 できればそれは避けたいところな
 のですが」

「そう。 でもこっちもここは譲れないのよね。 残念だけど」

パチッ

前髪に紫電が飛ぶ。

「そうですか。 では少々手荒になりますが、拘束させていただきます」
76 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:52:28.56 ID:YDuu0OMk0

「できるかしら……っ!!」

ズドム!!

言い終えるか否かの刹那、目の前の駆動鎧に一条の雷撃が突き刺さる。

これで駆動鎧は動かなくなる――はずだった。
しかし駆動鎧の動きは止まらない。

雷撃が効かない!? ならばもう一発!

再び雷撃を放つ。
その電撃は駆動鎧に生えている棘に吸い寄せられ、装甲の表面を走り抜けるだけ
で全て地面に逃げていく。

「雷対策はバッチリってこと。 それなら!!」

レッサーと妹を巻き込まないよう横っ走りに移動しながら周りの磁性体を掌握し
ていく。
こちらの移動に合わせて建物の影に潜んでいた駆動鎧も次々と姿を現す。
現れただけでざっと10機。 バックアップ部隊を考えると1個小隊ぐらいの規
模か。


バヂッ!!――

路地に入ったところを狙って弾丸が背後から飛来するが、一発程度では電磁波の
衣は破れない。 弾丸に半ばオートマチックで電撃を浴びせてたたき落とす。

「そこっ!」

その弾丸の飛行コースから射撃位置を逆算して、力任せにそのビルの鉄骨を引き
抜く。
骨組みを引き抜かれ、重力に抗う力を失ったビルは屋上に陣取っていた駆動鎧ご
と崩れ落ちる。

まずは2機。
77 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:53:49.97 ID:YDuu0OMk0

続いて目の前に飛び出してきた駆動鎧に引き抜いた鉄骨を投げつける。
駆動鎧が慌てて身を翻したその隙に、その手にあるライフルに大電流を叩き込ん
で真っ赤に融かす。

3機。


タタタッ!

乾いた音が路地に響き、弾丸が地面を跳ねる。
とっさに建物の影に飛び込む。

(レッサー! 聞こえてる?
 こいつらはこっちで焼いちゃうからその間にここから離れて!)

そう伝える間にも断続的に弾丸が横を走り抜け、壁を削りながら火花を散らす。
頭を押さえたつもりだろうが、残念ながらこちらは顔を出さずとも弾道から発射
位置が把握できる。
周りに目をやると暖房用の燃料タンクだろうか。
背丈ほどのタンクが据え置かれている。
磁力を使って強引にそのタンクを地面から引きはがしつつ建物の壁を駆け上がる。
駆動鎧らはこちらの動きに気づいていないのか、先ほどまで身を隠していたあた
りを執拗に打ち続けている。
磁力で加速しながら屋根の上を駆け抜ける。 行き先は弾をばらまいている駆動
鎧の上。
その屋根の端から下を覗くと、ライフルを構えて弾をばらまき続ける駆動鎧の一
団。

「こっちよ!」

駆動鎧がこちらに気づくが遅い。
こちらを向きかけた駆動鎧めがけて引っ張ってきたタンクを投げ落とす。

ゴシャァァァァ!!

投げ落とした衝撃でタンクが割れ、飛び散った中味があたりを濡らす。
運悪く破片が直撃した何機かはその場で昏倒する。
残った駆動鎧が一斉にこちらに銃口を向けるが、

「いま引き金を引いたらアンタたち大やけどよ?」

その一言で駆動鎧が凍り付く。
しばらくの沈黙を挟んで、動ける駆動鎧が倒れたお仲間を引きずりながら引き下
がっていった。
78 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:55:24.35 ID:YDuu0OMk0

それを見ながらこれで撤退してくれるか? と思った矢先、

ポン!ポン!――

駆動鎧が逃げ去った方向から筒を叩いたような音とともに、空高く何かが打ち上
げられる。
それが何かを確認している余裕があるわけでもなく、慌てて隣の建物に飛び移っ
て身を伏せて頭を抱える。

ビチャッ!!

予想と違う音に背後を振り返ると、つい先ほどまで立っていた場所には粘液のよ
うなジェルが広がり、白く固まり始めていた。

「強粘性ジェル弾ってまたレトロな物を持ちだしてきたわね。
 ってことはまだまだ諦める気は無いってことね!!」

そう呟いて、砲弾が発射された地点を目指して駆ける。
幾度か屋根を飛び渡ったあと、攪乱のために再び地面に降りる。
狙撃と遭遇戦を警戒しながら距離を詰めるが、今のところその気配はない。
目前に発射地点と思しき大通りとの交差点が迫る。
その角で足を止め、壁に背を預けてそっとその向こうを覗く。

そこにはクローラーを履いた装甲車が3台。
その周りを警戒している駆動鎧が数体。 路面に置かれた筒は迫撃砲か?
いずれも電磁波の反射はほとんどない。

あれが本隊。

手をポケットに伸ばしかけたその時、

キンッ――

突然、アイスピックを直接脳に突き立てられたような激痛が走る。

「あっ、ぐぅ――」

こらえられない痛みに口から呻きが漏れ、頭を抱え込む。
これは――

「手荒で申し訳ないのですが、統括理事の意向ですので」

背後から声が聞こえる。 そして首筋に何かが押しつけられ

プシッ……

首筋に冷たい物が流れ込む。
急速に意識が遠ざかるのを感じながら、ただ、念じる。


(誰かアイツを助けて――)

79 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:57:06.18 ID:YDuu0OMk0



……
…………
………………

深い海の底から浮かび上がってくる。
だんだん周りが明るくなっていく。

それが自分の意識だということに気づくまでしばらくかかった。

今、何してるんだっけ?

徐々に鮮明になってくる思考をまとめる。

確かロシアにいって、空飛ぶ要塞に取り残されたアイツを助けようとして、
でも届かなくて、それでも追いかけたけれど、
それで――
捕まっちゃったんだ。
アイツは…… !!

そこまで思い至ったところで急速に頭の中が覚醒する。

そうだ、自分は捕まった。
今、自分は囚われの状態にある。
下手に動くのは危ない。

飛び起きようとする自分をなだめ、目を閉じたまま全身の状態を確認する。
ベッドか何かに横たえられていて、腕、両足、、は特に拘束されている様子はない。
身体の所々、腕やら胴体やらおでこに何かが貼り付けられているようだ。

ということは――

80 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 22:59:47.88 ID:YDuu0OMk0
まぶたを通した視界がふっと明るくなる。

「気がついたみたいだね」

聞き慣れない声が聞こえる。
おそらく脳波の変調で意識が戻ったことが分かったのだろう。
ゆっくりと目を開く。

最初に目に入ったのは見覚えの無い白い天井。
気配のする方向にゆっくりと首を動かすと、声の主が視界に入る。

「どうだい、気分は?」

医師だろうか。 白衣姿の若い男が微笑みをたたえてそこに立っていた。

「ここは……?」

掠れた自分の声に少し驚く。

「高度先端治療センター、ってわかるかな? 第二学区にある、まぁ病院だね。
 今は野戦病院みたいな状態になってるけど」

「第二学区? ということはここは学園都市?」

「そう。 君みたいな戦争での負傷者やらを受け入れてる後方部隊っていうのか
 な?
 ああ、だったっていうほうが正しいか」

「だった?」

「戦争はついこないだ終わったからね」

終わった? 戦争が?
詳しく聞こうと身体に力を込める。

「おっと、まだ動かない方がいい。 まだ薬が抜けきってないはずだから。
 もう少し寝ていた方がいい」

そう言ってベッド脇の端末に指を走らせる。
何か薬剤が追加されたのか、再び意識が遠ざかっていく。
81 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:02:46.98 ID:YDuu0OMk0

次に目が覚めたのは部屋が明るくなってからだった。
医師の姿は見あたらない。
右手の窓の向こうには見慣れない方角ではあるが、学園都市の特徴的なビルが見
える。

ゆっくりと身体を起こして自身の状態を確認する。
両手両足は繋がっている。
けだるさはあるが、痛みは無い。
所々に電極が貼り付けられ、腕には点滴代わりのインジェクションチューブが取
り付けられていた。
能力は――病院内だ。 やめておいたほうがいいだろう。
意識が無い間に妙な機器を埋め込まれた可能性は否定できないが、体内電流の流
れからすると違和感は無い。

意識を外に向けて室内を見渡す。
その部屋は以前お世話になった病院よりも一回り小さい、いかにも病院といった
雰囲気の個室。
ベッド脇には医師が操作していた端末が載った腰の高さぐらいの機器が置かれ、
身体に貼り付けられた
電極のコードとチューブがそこに吸い込まれていた。
他には丸椅子と棚が申し訳程度に置かれていて、棚の上にはロシアで着ていた服
が折りたたまれて置かれていた。

左手に出入り口があるが、その外に人の気配は感じない。

ハイジャックに無許可脱走、そして駆動鎧相手に派手にやらかしたことを考える
と拘束されていても不思議ではない。
逆にいま病院にいるのが不思議なぐらいだ。
それにしても見張りぐらいはいるだろうと思っていたが、どうもそうではないよ
うだ。

その時、その扉をノックする音が響く。

「……どうぞ」

扉を開けてノックの主が入ってくる。

「おはよう。 気分はどうかな?」
82 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:06:35.26 ID:YDuu0OMk0

昨日の若い医師だった。

「すこしけだるいぐらいで、他は大丈夫そうです」

「そっか。 だるいのはここしばらく眠りっぱなしだったからだと思う。
 起きてちょっと身体を動かしてやれば治るかな。
 それで、えーっと、君の入院のことなんだけど、今の数値をざっと見る分には
 少し血圧が低い以外は問題ないレベルにまで下がっているんだけど、このまま
 退院、ということでいいかな?」

昨日の話と合わせると、あれから何日か経ってしまっているようだ。
ここに長居する理由も無いので、退院する旨を伝えると、医師はベッド横の端末
に手を走らせた。
大方退院処理の手続きか何かだろう。

「それじゃすぐに担当の看護師さんがくるから、そのまま少し待ってて。
 あと、第七学区の病院には申し送りをしておくから、なにかあったらそっちに
 行ってください。
 それではおだいじに」

そう言い残して部屋を出て行った。

その後は看護婦さんがやってきて、退院手続きやら何やらの説明をしながら身体
に貼り付けられていた物を外してくれた。
身体が自由になったところで、服を自分のものに着替えて部屋を出る。
お世話になった記憶はほとんどないものの、ナースステーションに寄ってお礼を
伝え、病棟を後にした。
窓口で退院手続きを終え、病院の建物から出たところで声をかけられた。
83 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:09:38.84 ID:YDuu0OMk0

「御坂美琴さんね?」

見ると脇に停められた車の後部座席の窓が開かれ、そこから初老の女性の顔が覗
いていた。

「そうだけど……!?」

その顔には見覚えがあった。 とは言っても一方的に知っているだけであったが。

「もしかして、親船…理事? ですか?」

「さすが常盤台のお嬢さんね。 私みたいな末席の人間も知っているなんて」

柔らかい微笑みを浮かべた女性は、学園都市を統べる統括理事会の一人、親船最
中だった。

まさかこの女性があの駆動鎧を差し向けたのだろうか?

「立ち話もなんだし、乗ってください。 そこまで送りましょう」

親船が座っているシートとは反対側のドアが開かれる。
罠かもしれない。
でも……このサイズの車ならアレが載せられている心配も無い。

ええい! 虎穴になんとやらだ!

そう決心して開かれたドアをくぐり車に乗り込む。

ドアが閉じられ、周りの風景が流れ出す。

さて、どうなるか……
自然と身体に力がこもる。

その姿を見て親船が口を開いた。

「そう固くならないで。 別に取って食おうというわけではありませんから。
 自己紹介は……いらないですね。
 さて、御坂美琴さん、まずは統括理事会を代表して、貴女に感謝の意を述べさ
 せてください」

「え?」

「貴女があの場にいなければ、今ごろ学園都市は――いえ、世界が大変なことに
 なっていたことでしょう。
 本当に、ありがとうございました」

84 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:12:39.57 ID:YDuu0OMk0

そういって親船は深々と頭を下げた。
予想していたものとは全く違うその言葉に一瞬あっけにとられる。

「そして私個人の話、になるのですが、いくらレベル5とはいえ、貴女のような
 学生、子供をあのような戦場に送り出すことになってしまったのは、ひとえに
 私たち理事会の力不足によるもの。
 こちらも衝突を避けるべく、打てる手は打ったのですが残念ながら燃え始めた
 争乱を消すには至りませんでした。
 その結果、貴女にいらぬ負担をかけることになってしまいました。
 そのことについては謝罪します」

つまり、学園都市が公式に派遣したことになってる?
その言葉の真意を得るべく、頭を上げた親船と数十秒視線を交わす。

つまり、そういうことか――
それなら、

「ご丁寧にありがとうございます。 親船理事」

軽く頭を下げる。 そして、言葉を繋げる。

「でも、私は自分のやるべきことをやっただけです。
 そして、これからもそうするつもりです」

この人ならばこちらの意図を読み取ってくれるだろう。

「ええ。 その志は大切にしてください。
 ただ――『先生、そろそろ』」

運転手だろうか。 スピーカを通して声がかけられる。

「もうそんな時間?」

そう呟きつつ親船は自身の腕時計に目を落とす。
理事ともなれば分刻みで予定が詰まっているのだろう。
車が速度を落とし、路肩に停まる。

「ごめんなさいね。 もう少しゆっくりとお話しできればよかったのだけど……」

「いえ、送っていただいてありがとうございます」

「そうそう、貴女の学校、常盤台中学には今回の件を戦時親善大使としてロシア
 の協力機関に緊急派遣、と伝えてあるので安心して学校に戻ってください」

つまりそういうことにしておけ、ということか。

モーター音がしてドアのロックが外れる。
美琴が車から降りるとドアが閉まり、親船の車は大通りに消えていった。

85 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:14:51.15 ID:YDuu0OMk0

降りた場所は第七学区まで3駅ほどの駅前だった。
はやる気持ちはあるが、服装のことを考えると一度寮に戻らなければならない。
改札をくぐりタイミング良くやってきた列車に乗り込む。
ほんの数分がこんなにもじれったく思うのは初めてだ。
目的の駅に到着し、扉が開くと同時に走り出す。

寮の手前で走るのをやめ、息を整えてから寮に入ったところで背後から声がかけ
られた。

「戻ったか」

一瞬で背筋が凍り付き、イヤな汗が吹き出す。
ゆっくりと振り返ると、声の主である寮監がそこに立っていた。

「あ、あのっ……」

裏返った声を絞り出すのが精一杯だった。

「何を固まっているのだ、御坂。
 ロシアへの派遣、ご苦労だったな。
 今日はゆっくり休め」

その言葉でこちらにも話が通っていることがわかり、胸をなで下ろす。
寮監に軽く頭を下げてから自室に戻る。
黒子が飛び出してこないかと警戒したが、幸い留守にしていた。
シャワーを浴びたいところだが、時間がもったいない。
着込んでいた帽子やマフラーを取り、ジャケットを脱いで下着姿になってから全
身をざっと吹いてシャワーの代わりにする。
そしてクローゼットにかけられた制服に着替え、携帯端末をそのポケットにねじ
こむ。

これから再び学園都市と事を構えることになる。
寮内だといらぬやっかいごとを拾いかねないので、寮を出ていつもの公園に向かう。


86 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:17:18.04 ID:YDuu0OMk0

いつものベンチに腰を下ろし、遅めの朝食兼昼食ではあるが途中で買ったホット
ドッグを囓りながら携帯端末を開く。

アイツが自分と同じように回収されて学園都市に戻って来ていればそれでよし。
入院先もわかるかもしれない。
そして、もし拘束されているのであれば、助けにいかなければならない。
助け船をだしてくれた親船理事には悪いが、これは譲れない上に自分のやるべき
ことだ。

「さてと」

携帯端末が回線の接続されたことを確認すると、画面に意識を集中する。
その画面上では目にもとまらぬ勢いでウィンドウが開閉を始める。
しかし美琴の意識はそこにはなかった。
画面に表われている物のさらに向こう、幾重にも張られた防壁が護る『書庫』。
その防壁をくぐり抜けることに意識を集中する。
今回は以前のように『書庫』の管理者に気取られるわけにはいかない。
普段は強引に押し切る部分も、今回ばかりはそれを避け、慎重に慎重を重ねてそ
の深淵に潜っていく。

張り巡らされた防壁をすりぬけ、要所要所に設置された罠を回避し、
いくつもの階層を巡り、数え切れないファイルをたぐっていくが、
欲しい情報は見つからないままじり、じり、と容赦なく時間が過ぎていった。
そろそろタイムリミットだ。

「ふぅ……」

自然、溜息がこぼれる。
携帯端末を閉じ、寮に引き返す。
足が重い。


寮に戻るや否や、黒子が突撃をしかけてくるがこれは予想通り。
その強烈な初撃をいつものように迎撃した後は、親船最中の言っていた話に適当
に合わせつつ、学園都市を離れていた間の話を聞く。
大きな変化としては、数日前から海外に留学していた学生や、研究所で研究協力
をしていた学生らが続々と元の学校に戻ってきているらしい。
戦争の影響で留学先にいづらくなったとか、情報流出を恐れて半ば強制的に留学
を中断されたやら、予算を戦費にとられて研究を継続できなくなったやらという
噂が流れているそうだ。

87 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:18:44.42 ID:YDuu0OMk0


夜が明けた翌日、その翌日も『書庫』に潜り続けた。
ときにはロシア、日本、米国、英国、仏蘭西――各国の情報機関にまで網を広げ、
たぐれる情報は全てたぐる勢いで捜索を続けるが、目当ての情報にはたどり着か
なかった。



そして数日過ぎたある日、

ようやくこちらの網にひっかかった――

『ロシア戦域における幻想殺しの捜索』

『書庫』に新たなファイルが作成されていた。
覚悟を決めてそのファイルを開く。

『ロシア戦域における幻想殺しの捜索状況について報告する。

 まず、幻想殺しが最後に確認された飛行物体について、それ自体の飛行原理は
 依然不明のままであるものの、現地で観測された発光現象の後、安定を失い降
 下・墜落に至った。
 その落下経路と海中に展開していた部隊が拾った着水音から求めると沿岸から
 20km沖に着水したものと思われる。

 捜索のため、当該地点に潜水艦を向かわせたが、海中は飛行物体の残骸と思わ
 れる瓦礫が多数浮翌遊しており、接近困難であったことから、それ以上の接近を
 断念し、その地点からの遠隔捜索に切り替えた。
 航空機による捜索とあわせて発見された漂流者については全て保護されたが、
 幻想殺しは未だ発見されていない。
 また、周辺沿岸部における捜索・調査においても、漂着者などの情報は得られ
 ていない。

 以上の状況、および海域の水温、墜落後の経過時間から総合的に判断し幻想殺
 しの生存は絶望的と考えられる。

 なお、周辺沿岸部に遺体が漂着する可能性があるため、当該地域については当
 面現状の警戒態勢・巡回体制を維持することとする』


88 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:20:31.26 ID:YDuu0OMk0

カシャン――

携帯端末が地面にぶつかり、乾いた音をたてる。


見るんじゃなかった


こんなものを見たくて能力者になったんじゃない
こんなことができてしまう自分の能力を呪う

断ち切られた磁力の紐
届かぬまま離れてしまった手

あの風景が眼前に蘇る


守れなかった――


このとき御坂美琴を見た人がいたならば、間違いなく救急車を呼んでいただろう。
伏せた顔は血の気を失い、蒼白という言葉すら生ぬるい相貌になっていた。
その唇は細かく震え、見開かれた目は何かに怯える小動物のそれだった。
自身の両腕できつく抱きしめられたその身体は、そうでもしていないと今にもそ
のまま崩れ落ちて粉々になってしまうかに見えた。


どれだけ時間がたっただろうか。

なにかに憑かれたかのように、ふらりと力なく立ち上がった御坂美琴はあてもな
く歩を進め、ふらり、ふらりとおぼつかない足取りで街の中に消えていった。


89 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:22:33.45 ID:YDuu0OMk0


傾いた太陽は眼下の川面を紅く染め上げ、その断片がキラキラとはじき返される。
どうやってここにたどり着いたのか、少女の記憶には残っていない。
その少女、御坂美琴は手すりにすがりつくようにもたれかかり、その虚ろな視線
を川面に漂わせていた。


2ヶ月前、同じ場所に立っていた。
残された妹達を救うため、あの忌まわしい実験に自らの命を引き替えに立ち向か
おうとしていた。
それを横から無理矢理割り込んで全てを救ってくれた。
その実験の後始末に巻き込まれた馬鹿な後輩も助けてくれた。

戦場にその姿を見たとき、今度は自分が救うと決意して無茶を承知で戦場に渡っ
た。

自分も戦える。 そう思っていた。
事実、戦った。
でもそれは届かなかった。

どうしてこんなことになってしまったのか。

どうして?
どうしてっ……

溢れ上がった熱い雫が頬を伝い、思わずその場にしゃがみこむ。

「……、たすけて」

「たすけてよ……」

今度は自分のためではなく、上条当麻のために、呟く。




90 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:23:43.03 ID:YDuu0OMk0




「…ーぃ」


……


「おーい御坂ー」

え?……

ビクッと身体が反応したのがわかる。
周りを見回して、その視線は一点に吸い付けられる。
何が……見えているのだろうか

「いやー探した探した。
 この時間だと公園の方かと思ったけどこっちだったか。
 それでこの前なんだけど――」

足が、身体が勝手に動き出す。
身構える姿が見えるがそんなことは関係ない。

ボスッ――

鈍い衝撃が伝わる。
そのことで、そこに、たしかに、存在していることが分かる。
抱きしめた腕にその温もりが伝わってくる。
押しつけた頭にその鼓動が響いてくる。

その事実が、美琴の気持ちを溢れさせる。

「うっ………うわああああああぁぁぁ――――」

堰を切ったかのように泣き声が響く。

91 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:26:46.06 ID:YDuu0OMk0

「おっ、おい! 御坂っ、どーしたんだよ!?」

戸惑う声が聞こえて肩に手が添えられる。
きっとどうしたらいいのか分からないって顔をしているのだろう。
でも今は止められない。
次々と胸の奥から湧き上がるこの気持ちは自分で操れるような代物ではなかった。



どれだけ涙を流しただろうか。

「……ひっく…………っく」

「落ち着いたか?」

胸に頭をあてたまま、コクリと頷く。
アイツが安堵の息を吐くのがわかる。

でも――

まだ終わらせない。

アイツの身体に回していた腕を緩め、変わりにその両腕をしっかりと掴む。
今を逃すとまたどこかに行ってしまうかもしれない。
今この瞬間でなければ駄目なのだ。

伏せていた顔を上げ、正面からアイツをキッと睨みつける。
きっと涙まみれの酷い顔になっているだろう。
でもそんなことはどうでもよかった。

すぅと息を吸い込む。

「バカっ!! バカバカバカっ!!!」

肺一杯に吸い込んだ空気を一息で吐き出す。

「どうして無事なら無事って言ってくれないの?
 あの時、手が届かなくて、力も届かなくて、
 『まだ、やることがある』ってアンタは行っちゃって、
 それで……それでっ……
 アンタが飛んでいった海を見てどう思ったかわかる?
 どれだけ心配したかわかる!?」

まくし立てるように言葉が飛び出す。
その言葉とあわせて、自然と涙もこぼれる。

「あの日、私の世界を守る、って言ってくれたじゃない!
 その世界の中にはアンタもいる!
 だからいくら守ってくれても――そこに当麻がいないと意味がないの!」

自分の中にある御坂美琴を全て上条当麻に出し切る。


92 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:28:58.41 ID:YDuu0OMk0

「その……ごめん。
 あの時は悪かった。
 ……あれは、御坂がわざわざ来てくれたんだよな?」

コクンと頷く。

「あの時、あの要塞は落ち始めていたんだ。
 そのまま落とすわけにはいかなかった。
 下には関係ない学園都市の部隊もロシアの部隊もいたからな。
 だからあれを安全な場所まで移動させなきゃいけなかった。
 そしてそれができるのは自分しかいなかったんだ」

らしい、と言えばアイツらしいのかもしれない。
だからといって納得できるわけではないが、それより気になることを確認する。

「……アンタが戦ってた相手は……魔術師、だったの?」

「……そっか、御坂も……知っちまったのか」

「あっちでそういうのに詳しい知り合いに会ってね。
 ……それで、これからもずっと同じようにやっていくつもり?
 いつもいつもボロボロになって戦うつもりなの?
 本当に死んじゃうわよ?」

「別に戦いたいってわけじゃない。
 それでも俺がやらなきゃいけないことってあると思うんだ。
 その時はやっぱり……行くんだろうな」

フ……
口から小さな溜息が漏れる。

「なんで、そうやって、なんでも一人で抱え込もうとするの……?
 前も言ったけど、どうして助けてって言わないの?
 そんなに私は頼りない?
 役立たずに見えるの?」

だんだんと語気が強くなって詰問しているようになってしまう。
それでも、置いてきぼりにされるのはもう沢山だ。

「御坂……」


93 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:30:13.47 ID:YDuu0OMk0
「あー、痴話げんかしてるところ悪いんだが、そろそろいいか? 次もあるんだろう?」

「痴話……っ!?」

突然とんでもないことを言われたような気がする。
その声の出所、アイツの後に目をやると見慣れない金髪少女が立っていた。
年は――自分と同じぐらいかもう少し幼いだろうか。
その少女がうんざりした表情で口を開く。

「まだあちこちにいるんだろ? 謝りに行く女が」

「おい、そんな誤解されるような――って御坂、さん?」

ビキッ――

確かにそんな音が聞こえた。

「ふーん。 そう。 あちこちにいるんだ?」

これまでになく頭の中が澄み切る中、自分でも驚くほど平坦な返事を返しつつポ
ケットに手を入れた。
これからぶっ放すコインを求めて。
94 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:31:29.49 ID:YDuu0OMk0
美琴「流氷の港町で」 の本編は以上です。


続けておまけ編を2レスほど。
もうしばらくおつきあいください。
95 :美琴「流氷の港町で」〜おまけ [sage]:2011/08/01(月) 23:32:20.64 ID:YDuu0OMk0

「ここらまできたら大丈夫でしょう。
 あちらさんはまさかこんな逃げ方するとは思っていないでしょうし」

抱えていた少女を降ろして、その疲労を振り払うように腕を2、3度回す。

「まさかこんなところでお姫さまだっこされるとは夢にも思いませんでした、と
 ミサカは半ばうっとりです。
 これがお姫さまだっこというなのですね――はふぅ。
 ……あ、これ預かっていたものです」

なにやらうっとりしているナナミに少々ひきつつも差し出された鋼の手袋を受け
取る。

「魔術を使うとこんなことまでできるんですね、とミサカは感嘆を漏らします。
 それにしても軽いとはいえ、人一人をかかえてあの速さに跳躍、正直こんなの
 チートじゃんってブーたれます」

「いやー、今回は逃げに徹しましたからね。 あのでかいのは全部彼女が引き受
 けてくれたので助かりました。

 ですが――どうも捕まってしまったようですねえ。
 これからどうします?」

「ミサカはお姉様の指示に従ってあの人の探索に移ります、とミサカは自身の方
 針を宣言します。
 最寄りの研究機関に協力要請を送ったので、じきに迎えがくるでしょう」

「ならここらへんで一旦おわかれですかね。
 学園都市勢は外部の人間との接触をいやがるみたいですから、トラブルは避け
 たいところです」

「そうですか、とミサカは寂寥感を漂わせます」

「またどこかで会えますよ。
 それにこちらでもあの少年を探してみましょう」

「お姉様もよろこびます、とミサカは端的にお礼を述べます。
 それではまた」

ペコリと頭を下げてからナナミは小走りで駆けていった。
96 :美琴「流氷の港町で」〜おまけ [sage]:2011/08/01(月) 23:34:37.69 ID:YDuu0OMk0



さて、ここからは時間との勝負。

「しかし探索術式につっこむ種は手に入りましたが、私だけだと間に合いません
 ねえ。
 ……気は向かないですがここはアレに協力してもらうしか手がないですか」

諦めたように独りごちて懐からカード状の厚紙を取り出す。
先ほど美琴やナナミに渡した物と似た文様が刻まれているが、よくみるとより複
雑に入り組んだ文様が描かれている。

「どうもー『新たなる光』のレッサーちゃんで〜す☆」

……
話しかけるやいなや、いきなり沈黙した手元のカードを一睨みして再び話しかける。

「またまたどうも〜。レッサーちゃんですよ。
 さっきみたいにソッコーで切るのは勘弁してくださいね。耳寄りな話を持って
 きたんですから。
 ……ええ。率直に――探索術式の種を手に入れました。
 知ってるんですよ? このどさくさに紛れてお仲間をロシア各地に潜り込んで
 るんでしょう?
 お互い持ってる物をだせば、Win-Winじゃないですか」



「それにしても、あの美琴が上条当麻とひっついていたとは世の中わからないも
 のです。
 ……以前に比べると育っていましたし。
 いやいや、私のあんばらんすなぼでぃのほうがまだまだせくしぃなわけですが、
 これは作戦を練り直さないといけないですねえ……」
97 :美琴「流氷の港町で」〜おまけ [sage]:2011/08/01(月) 23:36:28.18 ID:YDuu0OMk0
以上、美琴「流氷の港町で」 を締めさせていただきます。

おつきあいありがとうございました。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/01(月) 23:49:23.09 ID:pNuunEKAO
乙乙

現行スレから設定借りる時は、前もってそのスレにお伺い立てたほうがいいと思うよ
明示してるだけいいとは思うけど、そういうの良く思わない人もいるからね
99 :美琴「流氷の港町で」 [sage]:2011/08/01(月) 23:53:49.38 ID:YDuu0OMk0
書こうとしたきっかけはアニキャラ美琴スレ151の
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1304339433/496
>今(新約1)では喪失感に呆然としてる状態だから、まずはがばっと抱き付いて大泣きするとみた
を書いてみて、美琴視点だったらどーだったんだろ? ということから始まりました。

やりたかったことは、
・美琴、魔術に出会う(かまちーがなかなか書いてくれないから…)
・美琴、上条さんに再開して大泣き
この2点で、これを含めてあの港町から新約1のふらふらまでどうすれば
繋がるか、を考えてこんな形になりました。

・魔術を美琴に伝えるのは、レッサーだよね。知り合いだし、ロシアにいるし。
・AIMレーダー持ってるし、陶器爆弾防いでたし、単発の弾丸ぐらいなら落とせるよね。きっと。
・舗装された街中でのドンパチなので砂鉄は使えませんでした。たぶん。
・キャパシティーダウンぐらいしか美琴無双を止められる方法が思いつきませんでしたorz

書くに当たって原作やらSSやらを引っ張り出して色々確認しながら書いていったわけですが、
多分に?な部分はあるかと思います。
正直「SS書いてる人スゲェ……」と思い知らされた次第です。極光の人とか凄すぎorz

>>98
ありがとうございます。
次に何か書く機会があったら気をつけたいと思います。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 00:09:13.50 ID:Y+ABJLg8o
乙!面白かった
ただ、>>91でいきなり「当麻」呼びしてるのに激しい違和感があった
このSSの設定だと上琴カプ成立してないんだし、「アンタ」のままのほうが良くないか?
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/02(火) 00:10:42.25 ID:+gvDu7woo
乙乙
次回作も期待してる
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/02(火) 00:28:25.92 ID:W9VuRqYt0
>>100
そこは勢いに任せてついポロっと口から出ちゃった。ってところです。
たぶん御坂さんは寮に戻ってから布団かぶって「うわああああああ」ってなってると思いますww
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 01:11:16.78 ID:Hi3bUn55o
短いようで濃い内容だ・・・
楽しかったです、乙!
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 08:20:52.86 ID:Uo3f0CbIO
>>99
乙!面白かったです
新訳2巻では美琴が不遇の扱い受けそうだから発売前にこのSS読めてよかった
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/02(火) 21:14:29.70 ID:4Q+UaKpGo
さて、アーカイブ4の俺の打ち止めちゃんが、はいてないだと…
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/02(火) 23:12:41.04 ID:8j3rZhODO
なんでみんなsageてんのかな


透過します
107 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:13:54.92 ID:8j3rZhODO
「……ここが『シングルファザー相談所』か」

一方通行は、とある看板を見上げていた。
ここは、いわゆる『役場』のようなもので、今日はそこのある一室で学園都市の悩める片親達のために、相談会が開かれていた。

「気が進まねェが、行くしかねェよなァ……」

高校生程の年齢にしか見えない一方通行にとって、そこは異質な空間でしかなく、足を踏み入れることが出来ずにいる。
先程からずっと扉の前をぐるぐると周っており、端から見たら不審者にしか見えないだろう。

なぜ自分がこのような目にあわなければならないのか。
それは一重に自分の家の娘たちのせいに他ならない。


……………………………
…………………
………

108 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:14:46.50 ID:8j3rZhODO
買い物から帰ってきた一方通行は、目の前の状況に驚きを隠せなかった。

脱ぎ散らかされた制服。
散乱するポップコーンの食いカス、空袋。
そしてソファに寝そべってバラエティー番組に没頭する二人の娘たち。

「……コラクソガキ、脱いだモンはちゃンと一まとめにしろっつってンだろォが」

「んー、あとでするー」

「ンでチビガキ、オマエは食ったカスぐらいゴミ箱に片付けろって口酸っぱく言ってンだろ」

「ちょっと待ってください、今超いいとこなんですから」

暖簾に腕押し、糠に釘とはまさにこのことを言うのだろう。

一方通行の白い肌に青筋が浮かぶ。
目の前のこの駄娘達、もう中学生だというのに、小学生でもきちんと出来るであろうことすらしない。

「オマエら舐めてンのかァ!? 野宿でもしてェのかガキどもがァ!」

お世辞にも気が長いとは言えない一方通行、そんな彼が雷を降らすことは、火を見るより明らかであろう。

だが、黒髪ロングの黒夜海鳥、そして栗色ショートの絹旗最愛は、睨み付けるよいに一方通行を見て、言葉荒く彼に反抗した。

「はぁ? 何様のつもりだよ。だいたいお前の汚い服と一緒に洗濯するっつーのがまずムリ」

「それについては超同意です。そろそろ一方通行も加齢臭漂う年頃でしょ? 私たちの服に臭い移ったらどう責任取るつもりですか? はい論破」

「………………………」

もはや怒りの言葉すらでない。
これが絶句というものだろうか。



「……もォ駄目だ、俺の手に負えねェ」



そして一方通行は、家事諸々を放置し、自室のベッドへと足を運んだ。

……………………………
…………………
………
109 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:15:25.68 ID:8j3rZhODO
翌朝、彼らは一言も話すことはなかった。

黒夜と絹旗は、一方通行の作った朝ごはんに手をつけることはなく、通学の準備を済ませると、すぐに学校へと向かった。

当然、「いってきます」の一言はない。

「育て方ミスったかなァ……」

『暗闇の五月計画』。
知っている者は知っている、程度の実験。

それは、『置き去り』に一方通行の演算パターンを組み込み、能力の最適化、高度化を図ったものだ。
そして、それはそれなりに成功したと言えるだろう。
なぜなら、『レベル4』が二人も生まれたから。

しかし、研究者曰く、「尊い実験には犠牲が付き物である」という。
被験者の中には、廃人化したり、一方通行の演算パターンに耐えきれず脳がショートしたりと、とても人道的とは言い難いことが繰り返されてきた。

110 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:16:12.59 ID:8j3rZhODO
一方通行は、『ヒーロー』に憧れている。
もちろんそれは現在進行形で。

その一方通行、そのようは非人道的実験を見逃すはずがなかった。
『絶対能力進化計画』を中止させるために尽力した一方通行は、その過程で研究者が漏らした『それ』を耳にした。
『妹達』を救い、彼女らを受け入れてくれる場所を確保した一方通行は、次なる標的―――『暗闇の五月計画』へと的を絞った。



その実験は滞りなく廃止することに成功した。
実験の首脳陣は全て『排除』し、二度とこのようなことがないようきつく釘を指した。

そして、『妹達』同様受け皿を見つけるだけとなったのだが……ここである問題が発生する。

111 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:17:09.78 ID:8j3rZhODO
『妹達』は、あまり言うべきことではないが、感情があまりない。
元々戦闘用、そして一方通行に殺されるために存在していたので、感情なんて邪魔なもの持たせる必要がなかったからだ。
まぁ、ある研究者によって、全くの無感情、ということは無事避けることが出来たのだが……。

では、『暗闇の五月計画』の被験者達はどうだろうか?

彼らは、『妹達』とは違う。
クローンではなく、れっきとした人間なのだ。

だから、感情がある。

笑うことも出来るし、当然怒り狂ったりもする(たいていのの者は後者しか当てはまらないが)。
さらに、一方通行の演算パターンを基にしたため、彼が元来持つ気性の荒らさというものが、『能力の高い者』程当てはまる。


これが、示すこととはなんだろうか?


そう、高位能力者を引き取ってくれる場所がない。

特に、一方通行の演算パターンを色濃く受け継いだ『黒夜海鳥』『絹旗最愛』の二人は。
112 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:17:50.01 ID:8j3rZhODO
なんとか、他の被験者達は引き取ってもらうことに成功した。
だが、彼女らだけは、どこも引き取ることを是とはしなかった。
それは当然のことで、スイッチの入ったいつ爆発するかも解らない時限爆弾を自ら抱え込む等、馬鹿ですらしない。

一方通行は悩んだ。
彼女らをどうするべきか。

己のせいで、住む場所もロクにない二人の少女。
このままでは、彼女らに腐臭の漂う学園都市の『手』が伸びてきてしまう。



そして、一方通行は結論付ける。

『彼女らが爆弾なら、それを受け止めることが自分が引き取ればいいではないか』と。
113 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:18:47.20 ID:8j3rZhODO
それからしばらくは大変だった。

生憎、生活資金について困ることはなかった。
だが、当時中学生の一方通行にとって、育児とは並大抵なものではない。


小学校中学年程の二人は、自分を目の敵とし、ある時は癇癪を回し、ある時は本気で命を狙ってくる。

しかし、反撃は当然してはいけない。
自分のお付きだった研究者の知り合い曰く、それが一番いいらしい。

だから、一方通行は、その『悪意のベクトル』は全て受け止めた。
そのせいで、今でもその頃の傷が残っている。

だが、後悔はしていない。
おかげで、彼女らが徐々に『好意のベクトル』を向けてくれるようになったから。


半年もしたら、一方通行は彼女らと家族同然のものとなっていた。
そして四年間、ハートフルな日々を過ごしてきたのだが……。



……………………………
…………………
………
114 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:19:17.49 ID:8j3rZhODO
中学校に入って、彼女らは急変した。
口は元から悪かったが(誰のせいとは言わないが)、態度だけは何だかんだしっかりしていた。

だが、ここ最近は本当に酷い。
現在中学二年になった二人は、まさに絶頂期と言ってもいいだろう。

家事はロクにしないわ、さっきみたいに身の回りのことすらできないわ、帰ってくるのは遅いわ、とか……。

せっかく、しっかりした女に育ってもらおうと常磐台に入学させたのに、寧ろ悪化しているではないか。

そしてついに、自分一人の手には負えない、と物語の冒頭に至るわけだが……。
115 :学園都市のお義父さン :2011/08/02(火) 23:20:02.21 ID:8j3rZhODO
「やっべェわ……めっちゃ目立ってるンですけどォ……」

まぁ、当然である。
ただでさえ服装が奇抜だというのに、十八になったばかりの一方通行では、目立つなというほうが無理である。
それも、前述の通りドアノブに手をかけ、引っ込める、また手をかけ、そして引っ込める、を繰り返していれば。

(クソッタレ、なンで第一位の俺がこンなチンケなことでグダってンですかァ!?)

時間も有限にあるわけではない。
一方通行は、自分に喝をいれ、『ドアを開けるために』ドアノブに手をかけた。

「いくぞコラァ!」



が。



「……………ん?」

「……………あァ?」

一方通行が掴んだのは、ゴリラのような、丸太のような、武骨な腕だった。


116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/02(火) 23:23:43.06 ID:8j3rZhODO
おわり

一方さんと駒場さんのSSなんてきっと俺が初めてだろうな

一方さんと駒場さんは間違いなく相性がいい
出会い形が違ったら親友になれただろうなという妄想


もし次セイヴェルリン姉妹も出そう

ていうか14才のパパェ……



一方通行「うさぎドロップ」なんてのも書きたい
ていうか書こう

ではまた機会があれば
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:27:24.32 ID:BU+CIwUDO
うさぎドロップはネタバレだけど最終的にメル欄になっちゃうぞ
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/02(火) 23:34:11.17 ID:X1/OcPM20


一方さんと駒場さんが仲良くなりそうなのは同意
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/02(火) 23:38:49.17 ID:6nzYdK4fo
続きよみてぇ……
乙乙!
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/08/03(水) 00:09:40.35 ID:cuQP2lvj0

パパセラに加えて五月計画ファミリーとか…スレ立てはいつですか?
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/03(水) 01:09:08.53 ID:bLE7PDs90
こんばんは、夜遅くにですが投下します とあるファミレスの者です

8レスほど頂きます
122 :本音と本質 :2011/08/03(水) 01:10:02.88 ID:bLE7PDs90
とあるファミレス



麦野「今日は浜面に色々しつもーんたーいむ!」

浜面「うん…一応聞くけど何でだ?」

絹旗「まあ、今は超平和ですからねー」

フレンダ「そうなると、女子グループに男が一人だと、普通な流れな訳よ」

滝壺「大丈夫、どんな答えでも私は応援する」

浜面「分かってたけど超アウェイだな畜生!」

麦野「あ、別に質問の答え次第どうだか〜ってことはないから、安心していいわよ」

浜面「当たり前だ!なんか起こされたら質問じゃなくて尋問だからな!」

とあるファミレス



麦野「今日は浜面に色々しつもーんたーいむ!」

浜面「うん…一応聞くけど何でだ?」

絹旗「まあ、今は超平和ですからねー」

フレンダ「そうなると、女子グループに男が一人だと、普通な流れな訳よ」

滝壺「大丈夫、どんな答えでも私は応援する」

浜面「分かってたけど超アウェイだな畜生!」

麦野「あ、別に質問の答え次第どうだか〜ってことはないから、安心していいわよ」

浜面「当たり前だ!なんか起こされたら質問じゃなくて尋問だからな!」

123 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:10:41.85 ID:bLE7PDs90



麦野「では最初の質問ー、浮気ってどう思う?」

浜面「」

絹旗(いきなりえぐい質問ですね)ヒソヒソ

フレンダ(麦野的にはどう答えて欲しいのかな?)ヒソヒソ

麦野「は〜ま〜づ〜ら〜?黙ってちゃ分からないにゃ〜ん?」

浜面「…ちゃんと答えないと駄目か?」

絹旗「というか、超躊躇ってる時点で答え出てますよね」

フレンダ「結局浜面は最低って訳よ…」

滝壺「…」

浜面「誤解だからな!?浮気なんてしてないからな!?」
124 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:11:17.31 ID:bLE7PDs90




麦野「いや、浜面が浮気してるかしてないかじゃなくて」

浜面「え?」

麦野「浮気をどう思ってるのか知りたいんだど?別に答えがなんでもそれでどうするって訳じゃないわよ?」

絹旗「あ、そういう意味ですか…」

フレンダ「ああ、質問は質問で別に他意は無いのね」

麦野「だから最初にそう言ったじゃない、…で?浜面答えは?」

浜面「ったく、そういうことかよ…あー…浮気ねえ…まあ正直言うといいとは言わないけどしょうがないとこもあるんじゃね?」

絹旗「超ダメ男発言頂きました―」

フレンダ「結局浜面は最低って訳よ」

滝壺「…」

125 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:11:55.02 ID:bLE7PDs90


浜面「予想してたよ畜生!まあ火遊び的な部分もあったりするだろうからなあ、こういうのは」

絹旗「さらに超ダメ男宣言きましたー」

フレンダ「リーチ一発ロン!ダウトー!」

麦野「……ああうん、分かったわ」

浜面「麦野引くなよ!?俺はちゃんと正直に答えただけだぞ!?」

麦野「と…とりあえず次の質問いくわよ」

絹旗(麦野完全に引いてますね…)ヒソヒソ

フレンダ(あれで結構乙女だから)ヒソヒソ

126 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:12:38.98 ID:bLE7PDs90



麦野「質問2、彼女とデート中にほかの女に目が行く男をどう思う?」

浜面「あー…うん、これも仕方ないんじゃないか?男ってその辺だらしねえし」

絹旗「つまり浜面は、滝壺さんがいるにもかかわらず私達にも超目にいってると」

フレンダ「日本人の男ってみんなこうなの?」

浜面「思春期なめんなよ!?しょうがないだろ!」

麦野「何がしょうがないのかにゃ〜ん?」

浜面「絹旗は、いつも際どい恰好してるから目のやり場に困るし」

絹旗「」

浜面「フレンダだって、自慢の美脚って言うだけあってスリムで綺麗だし」

フレンダ「」

浜面「麦野だって、俺の所為もあるとはいえ、体中あんな事になっても前と変わらず綺麗だし」

麦野「」

滝壺「…」

127 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:13:06.06 ID:bLE7PDs90


浜面「全く…何なんだよ…変な質問ばっかしやがって」

絹旗「これは計算されてるから問題ないです!超浜面の癖に!」

フレンダ「あああああ当たり前な訳よ!私の美脚は誰にも負けないって訳よ!!」

麦野「」←綺麗といわれてフリーズ中

絹旗「というかですね!た…滝壺さん!さっきから喋ってないですけど」

フレンダ「た…滝壺?」

滝壺「ん、大丈夫、ちゃんと聞いてるよ?」

絹旗「聞いてたらないいですけど…というか、彼女の前で別の女褒める彼氏ってどうなんですか?」

浜面「い…いやこれはだな滝壺」アセ

フレンダ「浜面はちょっと黙ってるって訳よ」

絹旗「で!彼女の前でこんなだらしない事を思う彼氏ってどうなんですか!」

滝壺「ん?別にいいんじゃないかな?」

一同「へ?」
128 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:13:43.62 ID:bLE7PDs90









滝壺「はまづらがどういう事考えていても、はまづらの本質は私の英雄≪ヒーロー≫だもん」







129 :本音と本質 [sage saga]:2011/08/03(水) 01:14:15.23 ID:bLE7PDs90


浜面「滝壺…」

滝壺「普段はだらしないけどね」

浜面「おとされた!感動していたのに盛大におとされた!」

絹旗「…はあ、なんか騒いでたのが超馬鹿らしくなってきました」

フレンダ「結局これが今のアイテムって訳よ…というわけで、浜面ジュースとってきて」

浜面「どういうわけだよ!?」

絹旗「あ、私の分も超お願いします」

滝壺「じゃあ、私のもお願い」

浜面「はいはい!いってきますよ畜生!」

麦野「」←結局もどってこず

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/03(水) 01:15:56.65 ID:bLE7PDs90
以上です

偶には綺麗な滝壺が書いてみたかったけど、結局アイテム全員可愛いという結論
さりげなく綺麗といわれてない絹旗ェ…

ともあれ、どうもありがとうございました
131 :121 [sage]:2011/08/03(水) 01:31:59.58 ID:bLE7PDs90
すみません、1レス目のミスはスルーしてくださいorz
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/03(水) 01:42:06.96 ID:/r7fzb9DO

正直者だなはーまづらぁ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2011/08/03(水) 01:46:06.47 ID:7Yog92c/o
乙!むぎのんかわいいよむぎのん
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/03(水) 06:26:25.07 ID:XvWzPV6AO

絹旗は可愛いから問題ない
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/03(水) 06:27:40.36 ID:XvWzPV6AO

絹旗は可愛いから問題ない
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/03(水) 20:29:49.17 ID:BpJXyitAO
乙。
改めて浜面もげろ
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/04(木) 00:22:23.99 ID:HLWS/eBAO
浜面いじりで1レス


美琴「ねえ、なんでアンタが主役なの?」

浜面「って言われてもなあ」

一方「モヒカントゲ肩ヒャッハーが似合う奴が主役って言われてもなァ」

浜面「お前にだけは言われたくねーよ」

上条「美人から可愛い系まで巨乳貧乳とよりどりみどり爆発しろ」

浜面「お前にだけは言われたくねーよ!」

美琴「ブチ抜くぞゴルァ!」

一方「かまちーは3すくみ状態にしたいらしィからヒーロー→俺はいいンだが浜面→ヒーローである必要ねェだろ」

美琴「私が主役になれば」

一方「オメェはスピンオフ枠だから我慢しろ、それにオメェじゃヒーローに勝てねえだろ」

美琴「ぐっ…じゃあ誰がいるのよ!?」

上条「土御門に神裂にアックアがタイマンじゃ負けるな」

一方「土御門は主役ポジじゃねェし神裂は強すぎて出番がない…ン?そォいや他にも似たような奴がいたなァ」

上条「確か吸血鬼相手には問答無用で無敵なんだけどなあ」

美琴「あの二人って何か似てるわよね」

浜面「お前ら俺の事忘れてない!?」

上条「じゃあ浜面はアックアが回復するまでの代理って事で」

一方・美琴「異議なし」

浜面「ふざけんなぁぁぁ!!」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/04(木) 00:23:44.15 ID:HLWS/eBAO
以上です
浜面ってラノベの主人公っぽくはないなあ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/04(木) 00:27:29.53 ID:lvXbriw00
乙!
浜面はいぢられてる時が輝いてるね!
個人的には何のとりえもない男が一人の女の為に命を掛けるのは十分主人公な気がするけどなあ
ラノベっぽくなかったら逆にいえばかまちーは新境地を開発した事になるのか・・・・?
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 00:36:32.45 ID:KezbXFgDO
浜面が一番ラノベの主人公っぽいと思ってたのは俺だけ?
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 00:40:12.72 ID:p8W2xKYJo
一巻からレギュラーで滝壺と一緒に出てたら「これ浜面が主人公じゃね?」って意見もあっただろうけどな
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/04(木) 00:43:43.54 ID:VlQDaiTAO
浜面タイプはラノベでも良くあるだろ、このタイプはツッコミで輝く
顔は確かに主人公っぽくないけど…
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 01:04:58.76 ID:EICIUn1n0
浜面はモブキャラっつーか、普通の男が、好きな女の子の為にキャパを超えて困難を乗り越えて行くっていうある意味一番王道の主人公な気がする。
だから個人的にハーレム展開に違和感を覚えてしまう。背負えるものの選択肢を極限まで削ったから他の二人と張り合えてるんじゃないの?って思ってしまう。
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/04(木) 01:45:19.12 ID:09wLRT8AO
浜面自身は滝壺一筋なんだけどな
他二人がダブルヒロインなのに対して浜面はメインヒロインとサブヒロイン達、だし

でも浜面は爆発していいと思う
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/04(木) 02:36:31.20 ID:Y8biDTrlo
一人ヘヴィーオブジェクトとか言われてると聞いたな
あっちの主人公は浜面と同じタイプ


顔はイケメンだけど
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/04(木) 07:22:21.60 ID:kS2XkqMno
アニメじゃイケメンだったじゃん
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/04(木) 08:07:08.89 ID:KSzHykOb0
ただアックアさんだと
翼無し一方さんなら負ける可能性もあるよね
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/04(木) 09:33:27.56 ID:VlQDaiTAO
>>147
まあ一方通行は原作通りの戦い方しなければ、上条さんに勝つ可能性は普通にあるし、単なる相性の問題だよ
上条さんがアックアに勝つ姿は想像出来ないけど
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 09:59:48.15 ID:r4idhzKIO
アックアさんは歴戦の武人だし、
その気になれば15、6のガキには負けないのである。
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/04(木) 10:19:42.57 ID:u2PAZPsk0
>>149
アックアさん乙
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/04(木) 12:10:27.67 ID:pYN+vM6AO
なんだっけ
上条さんが記憶失って
一通が演算能力失って
浜面はなんだろうみたいな
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/04(木) 12:13:41.04 ID:qr6U3lPko
童貞失ったんじゃない
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/04(木) 12:20:58.26 ID:HLWS/eBAO
アックアは聖人の力失ったんだっけ?
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/04(木) 13:04:06.40 ID:xCbhRbZAO
>>151
仲間(駒場、フレンダ)
どっちもいなくなるのが早すぎて実感湧かないけどね

その法則でいくと右腕なくしたフィアンマも主人公化フラグが立った事に……なるのか?
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/04(木) 13:19:59.83 ID:GGHdBK3AO
>>152

ワロタwwwwwwwww確かになwwwwwwwww
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/04(木) 13:31:21.25 ID:braJtlF8o
>>152
マジか、ちょっと浜面もいでくる
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/04(木) 14:23:27.99 ID:VlQDaiTAO
>>154
記憶喪失も、一巻だからそこまで実感持てないよな
大変なことではあるんだろうけど、読者からしたら物語始まる前の記憶なんて分からないし
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 16:30:03.17 ID:QUWgsjQ9o
そう考えると一方三はタイミングがちょうどよかったな
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/04(木) 16:32:46.32 ID:HLWS/eBAO
>>154
垣根「身体失ったから俺も主役フラグだな」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/04(木) 20:53:29.36 ID:fbx7cVKN0
>>154
禁書では悪役!!って人以外あんまり死なないから浜面は仲間を二人も失ってるていうのにじわっときた
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 21:29:01.91 ID:ITQSpP/K0
>>160
しかも自分が腐ってる間に(立ち上がる前に)死んじゃってるんだもんな
滝壺の為に必死になるのもアイテムに執着するのもわかる気がする
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/04(木) 23:49:48.83 ID:UJbio0VK0
ここまでSS主人公組の名前なし
というわけで、ではないですが15前後頂きますよ
※原作数年後
※鬱じゃないバリバリのステイン
受け付けない人もいるでしょうから一応注意しておきました↓
163 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/04(木) 23:51:48.76 ID:UJbio0VK0


学園都市、とある喫茶店の喫煙スペースに紫煙が一条たなびく。


「ふう」


カランカランとドアベルが鳴る。


「いらっしゃいませ、お一人様ですか?」

「あ、知り合いがいるからいいんだよ」


(…………ん? この声は)


「これは失礼しました、ごゆっくり」


丈の長い修道服を、引き摺らないように配慮した足音が近づいてくる。


「ステイル、久しぶり!」

「インデックス、なぜここに?」

「窓の外から見覚えのあるノッポくんが見えたから」

「……全く、律儀だね。昨日も電話で話しただろう」

「直接会うのはまた別なの! それより、何で日本に来てるって言ってくれなかったの?」
164 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/04(木) 23:53:14.45 ID:UJbio0VK0

「仕事とプライベートは分けるものだよ」

「お仕事?」

「最大主教のおつかいさ。これでも多忙の身でね、一服したら空港に直行しようと思ってたんだ」

「じゃあ、魔術師が入り込んで、その対処とかじゃないんだね?」

「世界は数年前に比べれば平和そのものだ。僕もそっちの仕事はめっきり減って、今ではデスクワークが中心になってしまったよ」

「………………良かった」

「ああ、なべて世は事もなし、といったところかな」

「ロバート=ブラウニングの『春の朝』だね。ちょっと解釈としては違うと思うけど」

「はは、君に知識較べで敵うはずもないね。これは浅学を露呈したな」



「解釈が間違ってるのは、それだけじゃないんだよ」


ボソリ。



「何か言ったかい?」

「べっつにー」

「?」


プカリ、見事に環を模った白煙が二人の向かい合うテーブル上に浮かぶ。
165 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/04(木) 23:54:47.53 ID:UJbio0VK0

「あのね、言いにくいんだけど」

「ん?」

「実は私、煙草の匂いってあんまり…………」

「…………ここは喫煙席なんだ。とやかく言われる筋合いは無いよ」

「うん、わかってるんだよ」

「だいたい、外から見えてたなら承知の上じゃあないのかい?」

「確かにそうかも。でもね」

「でも?」



「………………す、すているの顔を見ながら、二人っきりでお喋りしたかったんだもん」



「っ! ゴホ、カフッ!!」

「だ、大丈夫?」

「(は、灰が……!)も、問題ないよ、ゲホオッ!!!」

「あわわ、えっとえっと…………あ、はいお水!」


ステイルはひったくるように手にしたグラスを思い切り呷る。


「あり、がとう」

「ごめんね」


眉尻を顕著に下げるインデックス。
そんな顔をされて、この男が強く出られる筈もなかった。
166 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/04(木) 23:56:13.78 ID:UJbio0VK0

呼吸を整える意味合いも兼ねて、わざとらしく咳払いを一つ。


「ゴッホン! いいかいインデックス、良く聞くんだ」

「なあに?」

「そういう事を言うとだね、男は勘違いするんだ」

「ステイルは勘違いしたの?」


間。


「……こういうのは、上条当麻だけにしておくんだ。どこの馬の骨とも知れない男に引っ掛けられては目も当てられないよ」

「ステイルは私を引っ掛けたいの?」


一呼吸、二呼吸、また微妙な間。


「…………ここは、『上条当麻は馬の骨じゃないのか?』と突っ込む場面だと思うんだけどね」

「ねえ」

「質問攻めだな、なんだい」

「さっきから話逸らしてるよね」

「………………そ、そんな事は」

「あるよ。どうしてとうまの名前が出るのか、私にはわからないんだよ」
167 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:01:22.95 ID:dHE4AjcI0

顔を背けて溜め息と煙を吐くステイル。
そのまま額に手を当ててうんうん唸り始めた男を、不思議そうに見やるインデックス。


「それで、最初の質問には答えてくれるのかな?」

「…………待ってくれ、その前に。ちょっと整理しよう」

「整理?」

「僕と君との関係さ」

「確かに、何かって聞かれたらあんまりはっきりしないね」


唇に人指し指をやって首を傾げる仕草は清楚ながら、同時にはっとするような色気を纏っている。
こめかみを添えていた指で鋭くつねって、ステイルは堰を切った。


「僕は昨日君と電話をした。上条当麻との惚気話としか思えないラブコメ劇場に付き合った。その一点においてまず、僕と君は良き知人、良き友人だ。二月ほど前には『必要悪の教会』暗号部門と君の間に立って仕事が円滑に進むよう手配した。同僚、それ以外に相応しい言葉は他にないだろうね。そういえば一週間前に見立ててくれた最新式の学園都市製カラーコピー機についてはまだ面と向かってお礼を言ってなかったな。君がいかに科学に対する見聞を深めたのか良く解るよ。あれのおかげでルーンの量産も順調に」

「それはステイルの側から見た私たち、だよね? とうまとの晩ご飯の話だって私たちはそういう関係じゃないし。私はステイルの事、ステイルが思ってる以上に想ってるんだよ? 具体的に言うと、す」

「待てえ!!!」


流れに流れる激流に特大の立て板。
巨大過ぎて渇水を起こしかねないそれに、思わずステイルは店中に響く大音声を張ってしまった。
微かにざわめく静謐なはずの隠れ家的(笑)喫茶店。
168 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:02:55.62 ID:dHE4AjcI0

「“す”!? “す”ってなんだ何を言うつもりだった!」

「だから、私はステイルのことが」

「ああ僕が悪かったストップ、ストップだ!」

「もう、意味分かんないかも」


ぜえ、と再び声と呼吸を荒げるステイルに、インデックスが頬を膨らませて抗議する。
青年は深呼吸を二度、ゆっくりゆっくり行った。


「…………いや、だからだね。君は上条当麻が好きなんだろう? もう何年同棲状態だと思ってるんだ」

「同棲じゃなくて同居なんだよ」

「下らないレトリックは止して、君こそ僕の疑念をしっかり晴らしてくれないかな」

「女の心変わりなんて一晩あれば十分なんだよ」


身も蓋もなかった。


「僕の幻想を壊さないでくれ………………なんというか、君に抱いているイメージが……」

「そげぶー」


ポフン。
テーブルに身を乗り出したインデックスの柔らかな右手が、バーコードのすぐ下の頬を軽く撫ぜた。


「言ってるそばから……! いやまあ、可愛いけどさ」


ボソボソ呟く神父。


「えへへ、可愛い?」


ニヘラと相貌を崩すシスター。
169 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:04:15.57 ID:dHE4AjcI0

「い、今のは言葉の弾みだ!」

「素直じゃないなぁ。…………でも、そんな意地っ張りなところもす」

「ストォォォォップ!!!」


またもや店中の耳目を集中させてしまう。
しかしステイルは野次馬など気にしていられないほど追い詰められていた。


「何かこう、モヤモヤというか釈然としないというか。だが…………男としては先に言わせられない! 夢か魔術か勘違いか、はたまたドッキリかと思ってビクビクしてたがもう知るか! インデックス!」

「は、はい!」


そして、相当にヤケクソになっていた。












「僕は君が好きだ! 一人の男として、君の事を護らせてくれ!!」

「はい、喜んで」









即答。

170 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:06:01.93 ID:dHE4AjcI0

「…………」


「………………」


「……………………お」


「ステイル?」








「おのれ魔術師ぃぃーーーーーーーーーっ!!!」


「何で!?」








「なぜなになんで、いったいどうして!? 百歩譲って君が僕を受け入れてくれたのは良いとしてだ!」

「そんな嫌がってるみたいに言われると…………」

「あ、いや! 僕だってもちろん嬉しいさ!」

「えへへ」


悄気かえるインデックス、焦るステイル。
慰めるステイル、笑うインデックス。
パターンの把握は超能力者レベルの頭脳がなくとも容易いだろう。
171 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:07:27.03 ID:dHE4AjcI0

「じゃなくて! 何故、その、『そんな事わかってました』みたいに受け入れられるんだ?」

「だって知ってたもん」

「え」

「とうまだって知ってるし。っていうか、とうまの方が私より先に気付いてたし」

「え、え」

「ぶっちゃけ、私とステイルを知ってる人ならみんなガッテン承知の助なんだよ」



絶句、のち絶叫。



「えええええ!?」

「ホントに隠してるつもりだったんだね…………私はいつ電話越しに『大事な話がある』、みたいな感じで呼び出されるのかドキドキしてたのに」

「うえええええええ!!!??」


もはや留まるところを知らないステイルのソウルシャウト。
店内は一周回ってすっかり元の平穏を取り戻してしまっていた。
男が平静に回復するまでは、まだ暫くの時間を要したが。







「………………ふう」


芳しきニコチンを摂取したステイルは、インデックスに横顔を晒しながら残り滓を吐き出した。
たっぷり二本の煙草を嗜んで気を落ち着ける間、彼女がはにかみながらじっと自分を見つめてきたのが、彼にはどうにもくすぐったかった。
172 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:10:14.31 ID:dHE4AjcI0

「で。その、何故バレてたんだろう」

「何でも何も、『君のために生きて死ぬ』なんて友達相手に立てる十字架じゃないよ」

「昔の話だ、気にしなくてもいい。そう言った筈だよ」

「初めて『私じゃない私』の事を聞いたときから、あなたの顔が頭から離れてくれないの」


インデックスは男の言葉を聞かなかったように独白を続ける。
ステイルは一際大きな煙の環を生んで、目を瞑った。
彼女に“それ”を記録されたと悟ってしまった、あの瞬間の絶望感は忘れられそうになかった。


「君の行動は単なる同情だ。一時の感傷に引き摺られてないで、しっかり自分の本当の気持ちと向き合って」

「ステイルがそれを言うんだ?」


思わずぎょっと目を剥いてしまった。
インデックスは、明らかに怒りを堪えている様だった。


「我慢して我慢して、心から血を流してたのはステイルの方でしょ? あなたが胸の裡を打ち明けてくれたなら、私はいつだって」

「こ、心変わりが一晩でどうの、とかいう話はどこへ行ったんだ」


押し込まれている、ステイルはそう感じた。
しどろもどろになって逃げ道を探している己を、別の場所から呆れ顔で眺めている自分がもう一人いるような気がした。


「…………ごめんね、嘘ついてたかも」

「……嘘、ね」

「一晩で心変わりなんて大嘘なんだよ。本当は、何年も何年も、ゆっくり時間をかけてあなたへの想いを温めてきたの」


うって変わって静かに、頬を微かに桃色にしたインデックスが虚空を見た。
喜怒哀楽の激しい子だ、そこも魅力的なんだが。
ステイルは無意識に考えて、慌ててかぶりを振った。
173 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:11:55.07 ID:dHE4AjcI0

「私とあなたの過去を知ったあの日から、色んな事を、何度も思い返してたの。
 あいさの事件の時も、天草式の時も、大覇星祭の時も、そして聖ジョージ大聖堂でも。
 ステイルは私を守ってくれた、そうだよね?」

「ま、待ってくれ。喋った覚えのない事件が混じって…………上条当麻か!?」

「とうまを責めないで。私が無理やり、教えてってせがんだの」

「な…………」


羞恥と怒りのやり場も塞がれる。


「とうまは、凄く迷ってたけど。真剣にあなたの全てを“記憶”したい、そう言ったら」

「…………すまない」

「え?」


ステイルは木の温かみを醸すテーブルに両肘を突いて、掌を組んだ。
拳で額を支えて表情を隠した男に、インデックスは必死に紡いだ想いの丈を遮られた。


「君がそこまで真摯に考えてくれたのに、僕ときたら醜い想像ばかりして。黙ったままでは気が済まない、懺悔させてくれ」


ステイルは覚悟を決めて、吸いさしをガラスのアッシュトレイでにじり消した。
何が見苦しい逃避行へと己を駆り立てていたのか。
その醜い動機(おもいちがい)を、これから大事なひとに洗いざらいぶちまける。


「…………うん、聞かせて?」

「上条当麻は、今なお女性に大層“アレ”な性分だそうだね」

「そうだね。短髪とかあいさとかかおりとかいつわとか、女の子に相変わらず“アレ”なんだよ」


『短髪』は解らないが、あとの三人ならステイルも良く知っている。
誰にしろ、インデックス同様彼には並々ならぬ思い入れがあるだろう。

174 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:15:32.23 ID:dHE4AjcI0

「君の嫉妬心の発露はなかなかに露骨だったね」

「あ、あはは! 昔の話なんだから、気にしない方がいいかも!」

「本当に『昔の話』なのかい?」

「…………どういう意味?」

「重ね重ねすまない、先に謝っておくよ。下種の勘ぐり、というやつさ」

「もしかして、ステイルが言いたいのって」

「俗な言い方をしてしまおう。競合を避けて、都合のいい物件に乗り換えたんじゃないか?」


インデックスは沈黙を答えに選ぶ。


「そんな不埒な考えが頭を過ぎってしまった」


過ぎった、というよりは歯に挟まったように抜けてくれない、というのが正しい。
それ程に、ステイルの知るインデックスという少女は上条当麻を深く愛していた、はずなのだ。


「………………そっか、だったら」


恥を曝け出して開き直ったステイルは、立ち上がったインデックスのほっそりとした五指をなんとなしに見つめる。
彼女はテーブルを挟んだ向かいの長椅子――――つまり、ステイルの隣に座りなおした。
心地よく軽やかな体重が、寄りかかってくる。
慌てて顔面を、正面の誰もいなくなったスペースに向けて急速旋回した。


「こうしたら、わかってもらえるかな?」

「ち、近すぎやしないかい」

「ねえステイル、パーソナルスペースって聞いたことある?」

「……縄張り意識、だね。一般的に親密な相手とであればあるほど狭いとされる」

「ステイルの、私に対するパーソナルスペースはどのぐらい?」

「…………煙をふかしても届かない距離、かな」

「なら、タバコ止めてくれたらゼロだね」

「………………君はどうなんだい?」

175 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:18:16.17 ID:dHE4AjcI0

「此処だと、落ち着かないんだよ。ドキドキしてる」

「じゃあ離れた方がいいね」

「やだ」

「そうかい」

「…………悩んで考えて想像して、眠れない夜もあった。とうまの隣にいる今の私と、あなたの隣にいた過去の私。それと、これから先の未来に私が居るべき場所」


ステイルは沈黙を答えに選ぶ。


「あなたの、ステイルの声をどうしても聞きたくなって、夜中に電話したことあったよね」

「君にとっては夜中でも、ロンドンでは夕焼け小焼けだったりするんだがね」

「もう! そうやってのらりくらりなんだもん! ほんとステイルって、タバコの煙みたい!」

「いいのかい?」

「え?」


少し腰を浮かして坐し方を斜めに直す。
視線が漸く、初めて真正面からかち合った。


「上条当麻は常に君の側にいる。僕はそうじゃない。だから、錯覚してるのかもしれないよ。いざあいつが誰かに取られてしまったら、君は後悔するかもしれない」


息継ぎする。
呼吸が徐々に乱れていくのを自覚できた。
肩に触れる温度に、自分が触れ返していいのか。
自問してみたところで、返事が戻ってくるわけもなかった。


「インデックス、最後だ。あいつの元へ今すぐ帰るんだ。もしここで退かないのなら」


唇が別の生き物のように震える。
喉はカラカラで、罅が入ったようだ。
脳の指令と肉体の動きが上手く一致してくれない。
ただ気が付けば、吐露した言葉を裏切って、両腕は彼女の背にゆるやかに回されていた。
176 :とある神父の喫煙空間(パーソナルスペース) [saga]:2011/08/05(金) 00:19:46.69 ID:dHE4AjcI0

「もう僕はきみを離せそうにない。身の丈に合わない幸せを、掴んでしまいたく」

「すている」

「え」







いきなり、距離がゼロになった。








「ん…………苦い、なぁ」


「……………………な、な」



エドワード=ホールの定義した密接距離の近接相とは、恋人同士の距離を指す。
即ちパーソナルスペース、十五センチメートル以内。
ステイルの文字通り目前にある可憐な容姿は、上気して仄かに紅く染まっていた。
しかし――鏡が無いので確認は出来ないが――今の自分ほどではないだろう。



「もしタバコ止めてくれたら、もっと大好きになっちゃうかも」



縋りつく悪魔の誘惑はまるで振り切れる気がしないな、とニコチンとタールの存在しない地獄に落ちゆく男は思った。



177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 00:21:46.67 ID:dHE4AjcI0
な ぜ 報 わ れ た し
ドッキリオチにしようかどうか本気で迷ったりしてませんよ?
殴りたくなるぐらいウジウジしたウザイルを目指しました
次は攻めイルを目標にして進軍しようと思います
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 00:23:05.30 ID:fs0d9mkuo

インデックスさんマジ魔性の聖女
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/05(金) 00:28:23.60 ID:QJFlj6qro

ステインはいい
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/05(金) 00:34:19.16 ID:VoFRe+Jio
>>178
略して性女
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/08/05(金) 00:39:06.56 ID:9xY+P61AO

攻デックスさんとかマジ俺得
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/05(金) 00:40:50.06 ID:CWolNPqfo
>>180
略すなw
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/05(金) 00:44:18.60 ID:ho9/6onlo

ステイルが報われる話ってなぜかものすごくほんわかする
もげなくていい
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/05(金) 00:52:04.51 ID:m8EOesfAO
>>137からの続きで1レス


上条「さて、浜面には厨二力(ちから)が足りない訳だが」

浜面「なんだよ厨二力って?」

一方「そのまンまの意味だ、厨二病が酷い程強いのが禁書世界の掟だァ」

美琴「異能の力無効とか攻撃反射とかようはガキよねー」

一方「リアル厨二乙」

上条「浜面はそういった意味じゃまともだよな」

浜面「嬉しいのかどうか複雑だな、でもその分は駆動鎧と運転とピッキングでカバーするぜ!」

一方「それはいいとしてだ、とある魔術の禁書目録ってどンな話だったかわかるか?」

上条「科学と魔術が交差する時物語は始まる」キリッ

一方「そゥだ、でも主役はみンな科学サイドなンだよ」

浜面「そういえば…」

上条「じゃあ魔術サイドからも主役を連れてこないとな」

ステイル「主役と聞いてイギリスから飛んで来たよ」

上条「家へ帰れヘタレ魔術師!」

一方「オメェもヒーローに勝てねェだろゥが三下ァ!」

ステイル「イノケンティウス!!」

浜面「だから俺の事忘れないで!」

美琴「じゃあ間をとってこの人で」


マスクド浜面「楽勝である、超能力者!」


浜面「アックアじゃねえか!麦野逃げてぇぇぇ!!」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/05(金) 00:55:05.63 ID:m8EOesfAO
以上です
うん、クロマティ高校ネタなんだすまない
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/05(金) 10:22:44.03 ID:try/iJ8o0
遅くなったが乙
かまちーならその内魔術サイドの主人公も出してきそうだ
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 11:27:53.54 ID:730ldCHHo
流石に四人目出したら売上爆死するだろ
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 11:45:53.10 ID:P1HglGMho
俺は浜面が補正かかりすぎてギリギリなんだ
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/08/05(金) 20:52:16.37 ID:sdxin2po0
まぁ3ヒーローの中でイケメンすぎず移り気せずで一番一本気なタイプとはいえ
アニメで十分上方修正されてイケメンになったし
アイテム勢に囲われている時点で結構なハーレム状態だからなぁ…bkhtしろ
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2011/08/05(金) 22:48:25.29 ID:vh80mnLW0
書いてたの消えたorz
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/05(金) 23:44:03.51 ID:9zHwuX1AO
>>188
浜面は15巻が一番輝いてた。麦野の性格を上手く使って勝った時は驚いたもんだ。
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/06(土) 02:09:37.86 ID:daV/R6ow0
通行止めお散歩中のとある出来事

思いついたら投下しなきゃね!
勢いって大事!
1レス失礼します

打ち止め「うわっぷ!ってミサカはミサカは突然顔に飛んできた紙切れにおどろいてみたり!」

一方通行「お前の口調マジ便利。で、なンだこれは……っ、まさか!!」

打ち止め「あなたどうしたのってミサカはミサカは赤いチェックがいっぱいの紙切れをのぞいてみたり」

一方通行「……赤点、テスト用紙だ」

打ち止め「赤点?ってミサカはミサカはあなたに説明を求めてみたり」

一方通行「基準値に満たない点数、つまり不合格ってことだ。こいつをとっちまうと補習を受けることになるらしい」

打ち止め「ふ〜ん、ということはこのテスト用紙の答案者は頭が悪いってことなのってミサカはミサカは確認をとってみたり」

一方通行「ああ、この出題範囲に対してほぼ理解がないンだろう。……すげェ」

打ち止め「え?」

一方通行「赤点なンて、初めて見た……!」

打ち止め「なんだかあなたの目がキラキラしてるようなってミサカはミサカは驚いてみたり!」

一方通行「しかもこいつは、なぜ!なンで!この問いでこの答えが出るんだ?!ここも、ここも!こんな問題まで!」

打ち止め「おお!なんだか興奮してまいりました!ってミサカはミサカはあなたの様子を実況してみたり!」

一方通行「回答欄はすべて埋まっている……賭けに出たのか、それともこいつの自分だけの現実なのか…あ、ここはただのニアミスだ」

打ち止め「よくわからないけどすごいんだね!ってミサカはミサカはあなたに同調してみたり」

一方通行「ああすげェよ……俺にはとても真似できねェ」

打ち止め「真似しなくていいと思うよってミサカはミサカはあなたをフォローしてみたり」

一方通行「……そうだな、俺には俺の道がある」

打ち止め「なんだかまとめに入りましたってミサカはミサカはこの解答者に興味を持ってみたり」

一方通行「俺も興味がある、是非この解答について問い質したい・・・・・ほら、ここに名前が書いてあるだろ」ユビサシ

通行止め「上条、当麻…!」キラキラ

上条「か、返してください……」シクシク

打ち止めの口調便利だけど難しいよ…
上条さんはタイミングが掴めずずっと聞いてました
よし、すっきり!おやすみなさい、ねます
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 02:16:11.63 ID:kET9JcIy0
>>192
乙&おやすみ!
打ち止めの語尾ってほぼ必ず説明口調になるよね
状況説明は楽だけどシリアスシーンが困る
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 02:54:46.90 ID:ddlUlKGDO

通行止め可愛いな

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上条「お前はオナニストとしても第一位になれる素質を持ってる」

一方通行「……そン、な」

上条「自信を持てよ一方通行。その力で守りたいものがあるんだろ?」

一方通行「……、」

上条「立てよ最強」

上条「ほら」ガシッ

一方通行「わっ」

上条「お前は、ヒーローだよ」

一方通行「……でもよォ」

上条「でもじゃねぇよ!」

一方通行「」ビクゥッ

上条「……俺が教えてやるからさ」ニカッ


一方通行「三下ァ……」

一方通行(俺女なンだけどなァ…)


195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/06(土) 12:44:52.22 ID:2DBT0oaAO
女性キャラで百合子のコーチになれそうなオナニスト

黒子か
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/06(土) 13:09:20.33 ID:hZCfsFGwo
芳川さんで良いじゃない。もしくは先生の黄泉川とかさ
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 13:22:16.98 ID:XrPv+i0+0
木山先生なんかは坦々と教えそうだ
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/08/06(土) 14:06:46.15 ID:sOSY+D4uo
担々麺?
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 16:24:05.02 ID:nX2Ubbmio
露出通行か新しいな
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/06(土) 17:37:15.14 ID:bincgtqAO
木山先生のカプって露出○○で表すの?
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/06(土) 17:37:42.14 ID:bincgtqAO
木山先生のカプって露出○○で表すの?
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) [sage]:2011/08/06(土) 21:33:11.90 ID:OZXX8b4l0
幻想露出、露出殺し・・・・うん、ダメだな

使えそうなのは「木山」と「多才」くらい?
幻想御手から「御手」とか
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 21:35:04.07 ID:6b5e6jP+o
脱ぎ○○
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 01:49:04.55 ID:nq0Z1gADO
1レスもらう



ある医者は言う

「処女は面倒らしいね?最近の子は特に、ね」

彼女たちは言う

「とうまのために、わたしは処女を捨てるんだよ…っ」
「黒子、ちょっと話があるの」
「上条くんも。そうなのかな」
「処女を失う痛みなんて、脚の皮膚が剥がれる痛みに比べたらっ」
「わたくしはどうするべきなのでしょうか」
「うーいっはるぅっ」
「私は…まだ、処女だが…んん、暑いな」
「ミサカもどうにかするべきなのかなってミサカはミサカは」
「浜面も超そういうのを気にするんでしょうか」
「あひゃぎゃはは、童貞だから処女が好きってことかな☆」
「へーぇ、はぁまづらぁ?」
「そんな浜面は、応援、できない」

悩める彼女たちの前に現れる一人の救世主

「患者がそれを望むなら、僕は何でも用意するよ?」

処女を失い、
彼女たちは意中の男の前へと歩みでる

上条「実は俺、処女厨なんだ……」
一方通行「中古には興味ねェな」
浜面「俺は、……処女を選ぶ」



「「「「え」」」」




205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 01:51:42.88 ID:nq0Z1gADO
おわり
尻切れトンボ&お目汚しすまんこ

ただのカエル顔の医者が処女を奪っていく話です
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/07(日) 02:22:39.15 ID:frfYdB5ro
薄い本が厚くなるな
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 02:58:20.93 ID:fJHiRE5a0
再生と喪失を繰り返すんだね?
カエル医師えげつねぇな…
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/07(日) 05:12:42.77 ID:OvqM7E/AO
神裂、五和、アニェーゼ、芳川、フレメアが残ってるな
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/07(日) 05:39:37.59 ID:OvqM7E/AO
では男子側で1レス


童貞って面倒くさいらしいと誰かが言っていた

上条「童貞捨てたい」

一方「学園都市に風俗産業ってあるのか?」

浜面「非合法ならあるかもしれないが…でも上条お前本当に童貞か?」

上条「上条さんは女性に縁が」

一方「オメェ記憶喪失じゃねェか、記憶喪失になる前に童貞捨ててる可能性もあンぞ」

上条「あ」

浜面「一方通行はどうなんだよ?」

一方「性欲溜まったらベクトル操作でなンとでもしてたしなァ、それに遥か昔に喰われてても思い出せねェ」

上条「浜面は?」

浜面「俺だって滝壺や麦野らと会う前は色々…オフレコでお願いします」

土御門「結局お前らが童貞かどうかはハッキリしないままだにゃー、ちなみに土御門さんは童貞だぜよ」

上条・一方・浜面『嘘だ!!』

ステイル「下らない話をしているな」

建宮「お前さんはどうなのよな?」

ステイル「仮に僕が童貞じゃなかったら捨てる相手は一人しかいないだろう?僕が童貞じゃないと名言したらそれはあの子に迷惑がかかる、最近のヲタは怖いからね」

建宮「上手く誤魔化したのよな」

海原「童貞なんて学園都市に来る前に…おっと今のは聞き流して下さい」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/07(日) 05:41:43.67 ID:OvqM7E/AO
以上です
よく考えたら土御門以外は童貞かどうかは本当にわからないな
明言しない方がみんな幸せだが
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/07(日) 07:22:34.60 ID:TrzHSOTHo
上やん//////
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/07(日) 07:24:26.74 ID:frfYdB5ro
ステイル「僕が童貞じゃない!キリッ」←名言

こうですか!わかりません
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/07(日) 17:40:09.71 ID:OvqM7E/AO
即興1レス
声優ネタ注意


とある超能力者学校

木原「授業始めんぞクソガキ共、今日はお前らに将来の夢を書いてもらったから読むぞー」

木原「まず一方通行、エクソシストってなんだこりゃ?」

一方「エクソシストになってサタンをぶン殴りたい年頃なんですゥ、あとファッションは黒髪ウニ頭に憧れてまァす」

木原「笑える奴だなおい、次は御坂美琴!…教師か魔法少女?」

美琴「レベル1から成り上がった身としてはそのノウハウを伝えたいです、あと関節技こそ」

木原「魔剣使いになって一方通行鍛えてろテメェは、次は麦野沈利…プリキュア?」

麦野「悪い?」

木原「むしろナージャに」

麦野「絶対に許さない!」パリィパリィ

木原「義理の息子ガード!」

一方「盾にすンな糞義父!」ハンシャァ

垣根「…先生、俺に将来あるんでしょうか?」

木原「心配しなくても禁書アニメ第三期ならやるって、そして俺みたいに人気出るって」

一方「そゥだぜ垣根、一発キャラだから子安くるかもしれねェし」

美琴「垣根さん厨ニ病酷いから空から宮野かもしれないし」

麦野「仮面つながりで福山かもしれないし」

垣根(誰が声当ててくれるのかなあ)
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/07(日) 17:41:26.40 ID:OvqM7E/AO
以上です
禁書三期より超電磁砲二期が先かもなあ
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/08/08(月) 02:10:52.18 ID:96v+bUFc0
ちょっと一レスだけ心底しょーもないの投下させてもらってその後質問させてね

〜〜
上条「あー、暇だ」

インデックス「ひかるものに目が無いのかな?」

上条「それはひまわりちゃんだ。たしかにひまって呼ばれてるけど。俺が言ってんのは暇」

インデックス「田舎に住む人は注意した方がいいかも」

上条「それは熊だろ」

インデックス「有名な海岸があるよね」

上条「それは須磨」

インデックス「ほら漫画とかで死神が持ってる」

上条「それは鎌です」

インデックス「とうまにはふたつもついてるんだよ」

上条「それはタマ」

インデックス「回すのは楽しいんだよ」

上条「それは駒!」

インデックス「原作12巻でのクールビューティパートでのたんぱつの存在」

上条「それは邪魔だああああ!!」

美琴「ほう……」

上条「あ…………」

美琴「そんなふうに思ってたんだあ……」ビリビリ

上条「あの、これは言葉のアヤで」

美琴「問答無用!!」ビリビリビリビリ!!

上条「ぎゃああああ!!い、インデックス、おまえのせいだぞ!!」

インデックス「まんまと誘導尋問にひっかかったんだよ!!」

上条「カマかけましたってか。こりゃ一本とられたぜ」ピシッ

美琴「うがああああ!!!」ビリビリビリ

上条「ぬごああああああ!!!そんな場合じゃねえええ!!!不幸だああああああ!!」

おしまい
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/08/08(月) 02:12:31.42 ID:96v+bUFc0
そんで質問。一方通行がBAR作って……みたいなSS書こうと思うんだけど、どんな題材を取り扱ったらいいと思う?そんでコンセプトとか……よかったらアドバイス下さい
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/08(月) 02:35:48.84 ID:P5yUUS4Wo
そのあたりを考えるのがSS書きの醍醐味じゃないのか
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 02:46:56.32 ID:DR2W8cQI0
>>217の言うとおり最初は自分で考えるべきだと思う
ある程度スレを進めてネタ切れになったら募集すれば良いのでは?
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 03:52:39.95 ID:qvgVH/N8o
キャラも借り物で話も人任せとかなんで創作しようと思ったのとしか
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [saga]:2011/08/08(月) 04:50:22.41 ID:Juz1ND/w0
・一方通行のクローンで百合子ネタ
・時系列的には22巻以降

まだ話の冒頭ですが、かといってスレを立てても途中で投げ出しそうで怖いし
このまま安置しておくのも空しいのでとりあえず試験的に………って感じで11レス頂きます。
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [saga]:2011/08/08(月) 04:50:57.31 ID:Juz1ND/w0

「一方通行!」

ふと、自分を呼ぶ声が聞こえた。聞き慣れたその声は同居人のものだった。
声の聞こえた方へと首を動かせば、長い髪をまとめたその人物はこちらに歩み寄ってくる。
いつもの緑色のジャージではなく、重苦しそうな警備員の装備を身に纏っていた。

「こんな所で何やってるじゃんよ」
「……暇だから出てきただけだ。俺が散歩しちゃ不味かったのか」
「いや、そうじゃなくて」

恐らくパトロールか何かの最中であろう黄泉川愛穂は、何故か目を丸くしながら自分を見ている。
そしてある方向を指さして彼女が言った。

「…ついさっき、そこの通りを歩いてたじゃんよ? なんでここにいるのかと思ったじゃん」
「はァ?」

何を言っているんだ?
右手に持った缶の中、僅かに残ったコーヒーがちゃぷんと音を立てた。
自分はずいぶん長い間このベンチに座っている。三十分とまでは行かないが、十分以上は経過しているだろう。
そもそも彼女の示す道を通った記憶はない。正反対の通りを歩いてきた筈だ。

「俺ァずっとココに居たぞ。いつの話だソレ」
「ほんの数分前じゃん? そんな目立つ容姿、そうそう間違える筈ないと思うんだけど」
「……単なる見間違いだろォが」

そうとしか答えようがなかった。それが事実だったのだから。
残り少ないコーヒーをこくりと飲み干すと、黄泉川は続けて問いかけてくる。

「んー、やっぱり見間違いだったんじゃん…?確かに服装も違ったし……で、なんで一人でいるじゃんよ、打ち止めは?」
「昼寝。静かだし丁度イイから気晴らしに散歩して来たンだよ」
「まさか一人にしてないじゃんね? いくらセキュリティが厳しいからって子供を留守番させるのはいけないじゃんよ」
「芳川がいるだろォが。そもそもオマエだってパトロールかなンかの途中だろ」
「っと、いっけねーじゃん!」

本来の仕事について触れてやると、彼女はようやく思い出したように踵を返す。

「私はまだ仕事が残ってるから、帰りは遅くなると思うじゃん!一方通行はとっとと帰るじゃんよー!」

黄泉川はそれだけ言い残して、元来た方向へ去っていった。

街路樹にへばり付いた蝉が、やかましく鳴いている。
自分は空き缶を片手に、右腕に装着した自作の杖をついて立ち上がった。

222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [saga]:2011/08/08(月) 04:51:44.46 ID:Juz1ND/w0

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(俺を見た………ねェ)

杖によって一定のリズムの音を響かせ、下校時間の喧騒に溢れ返る大通りを歩く。
自分でもこの容姿――白い髪、白い肌、赤い瞳の異質さは理解していた。
そんな自分に似た人間など、意図的に似せようとしない限りは見つけることは不可能だろう。

(…意図的、に)

自分の参加していた絶対能力進化実験、そしてその実験の材料とされていたクローン体――妹達が思い浮かぶ。
学園都市第三位のクローン。
そんな彼女達が居たのだから、自分にだって模造品が居てもおかしくはないのではないか。

(――考え過ぎか)

はあ、と溜息を吐く。
有り得ないことはないが、そんなことはまず無いだろうと思った。
第三位でさえ能力の劣化があったのだから、自分の体細胞クローンが造り出されて何かの役に立つとは考え難かった。
わざわざリスクの高い事に手を出す馬鹿もそうそう居ないだろう。


そんな事を考えながらのろのろ歩いていると、後方からまた聞き慣れた――

「どォうっふッ!!?」
「見つけたーってミサカはミサカはあなたの細い腰に思わず飛びついてみるーっ!」

がくんと視界がブレて、重心のバランスを崩す。
容赦なく飛びかかってきたのは、先程まで思案していた妹達の20001号、打ち止めだった。

「こ、の…クソガキっ……!何でココに居やがる!?」
「起きたらあなたがいないんだもん!暇だったから探しに来ちゃったのってミサカはミサカは舌を出して愛らしさを…痛ぁっ!」

打ち止めの頭頂部に軽く手刀を食らわせた。
こいつはもう部屋の家具やらに縛り付けるか何かしないとどうにもならないようである。

「芳川の奴は何してやがンだ…危ねェンだから一人で出ンなっつっただろォが」
「ヨシカワはミサカを信じて送り出してくれたんだよ、ってミサカはミサカはヨシカワは何も悪くないことを主張してみる!」

ふふんと胸を張る打ち止めに、二度目の溜息をついた。
今まで取り留めもなく考えたことが全くの無意味だったようにすら感じる。
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [saga]:2011/08/08(月) 04:52:28.26 ID:Juz1ND/w0

「ね、もう帰ろ?何か用事があったわけじゃないんでしょ?ってミサカはミサカはいそいそと帰宅を促してみたり」
「………あァ」

言われるがままに手を引かれ、家路に着こうと歩き出した。
打ち止めが自分を引っ張るように目の前を歩く。
自分の視点から見下ろす彼女の頭は、きょろきょろと周りを見渡すように揺れていた。

「オイ、そンなに余所見してっと転――」
「あれ?」

ぶぞ、と続けようとして、その前に打ち止めが声を上げた。
引っ張られるように歩いていたため、若干つんのめるようにして足を止める。

「急に止まるンじゃねェよ、危ねェっつの」

何事かと彼女を見遣れば、何やらその視線は向かい側の歩道、更にその先に続く細い路地へと向けられていた。
自分もそこをじっと見たが何も変わったことがあるようには思えない。

「ごめんなさい、ってミサカはミサカは素直に謝ってみる……あれ…?」

そう言いながら、打ち止めが目をごしごしと擦った。
相も変わらず視線は路地に向かっている。

「何だよ、どォした?」
「おかしいな、ってミサカはミサカは自分の目を疑ってみたり…いま、あの路地にあなたがいたような………」
「……、」

また、さっきのように『もう一人の自分』が現出したらしい。
このまま帰ってしまおうと思っていたが、二度目となるとそうも行かなかった。
自分の目で確認しなければけいないという、謎の義務感を抱く。


「クソガキ、」
「え?」
「オマエは先に帰ってろ」

かつ、と杖をつき、通り過ぎた横断歩道へ向かった。
タイミング良く、信号は青。
しかし打ち止めが素直に従うことはなく、すぐにこちらへと駆けてくる。

「ミサカも行く、ってミサカはミサカはあなたの腕にしがみついてみたり!」
「……、好きにしろ」
224 :レス数つけようと思ってたのに素で忘れました 4/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:53:10.40 ID:Juz1ND/w0

横断歩道を渡り、人気の多い歩道を流れに逆らって歩く。
細い路地の入り口は信号のすぐそばにあった。
入り込んでみると、大通りの喧騒が驚くほど小さく感じる。


「………」

なぜか、ひどく緊張した。
ごくりと唾液を飲み下して、踏みしめるように路地の突き当たりへ進む。
その路地は奥で曲がり角になっている。
現時点では、何も不審なものは見当たらない。

かつ、かつ、ぺた、かつ、かつ、ぺた。
自分が杖をつく音、そして自分の靴と、打ち止めのサンダルが発する音がやけに響いているように思えた。
打ち止めのしがみついている左腕が、じんわりと熱くなっていく。

突き当たり。
恐る恐る、曲がり角の奥を覗くように身を乗り出すと。


「……、なン、だ…コレ」
「へ?………って、ミサカはミサカは、驚きを表して、みたり…?」


そこには、自分と同じく白い髪を持つ、顔立ちも体型も学園都市第一位と瓜二つの人間が転がっていた。

225 :5/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:53:49.91 ID:Juz1ND/w0

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「…びっくりするほどそっくりね、ってミサカはミサカはしげしげ観察してみたり」

あまり日光の差し込まない薄暗い路地、薄汚い地面に転がった人間を眺める打ち止め。
彼女は屈み込み、倒れているそれの顔を覗き込むような体勢だ。
自分は立ったまま真っ白いそれを眺める。

髪色は白。こぼれ落ちた前髪の隙間から見える顔――肌の色も同じように白い。
むしろ青白いと言ったほうが正しいのか、あまり体調の良さそうな顔色ではなかった。
瞼は下りていて、目の色を確認することは出来ない。
身に纏った衣服は何故か白衣だった。地面に接する部分は砂や埃で薄汚れている。
足には簡素なデザインのサンダルだけ。
白衣もサンダルも、どことなく使い古されたような雰囲気がある。

「……………」
「どうするの?ってミサカはミサカは困惑しつつ問いかけてみる…」
「どォする、っつってもなァ…」


打ち止めの屈み込んでいる場所、倒れている人物の顔の前へ移動し片膝をついた。
そのまま腕を伸ばし、真っ白い頬をぱしんと叩く。

「オイ」
「………、」

再びぺしぺしと頬を叩いた。
するとそれは居心地悪そうに眉間に皺を寄せ、少しだけ身動ぎをする。

「起きろ」
「………ン…、」

ふる、と長い睫毛が揺れて、少しだけ目が開いた。
自分と同じ赤い色が、こちらをぼんやりと眺めてくる。
まだ意識が覚醒していないようだが、構わず質問を投げかけた。

「起きろ。オマエは何者だ?一体どこから来た」
「……」

当然のように返答の気配はなく、緩慢な瞬きが繰り返されるのみ。
226 :6/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:54:22.71 ID:Juz1ND/w0

「なかなか起きないね、ってミサカはミサカはあなたのそっくりさんをつんつんしてみたり」
「オイ、やめろクソガキ…………」

得体の知れない何かを突付く打ち止めの腕を掴もうとすると、急に目の前のそれが目をぱちりと開いた。

「ッ!?」
「あ、起きた!ってミサカはミサカは目までそっくりなことに驚きを禁じ得なかったり!」

自分の生き写しのようなそれが、声を発する。

「………あ、なた、は、」
「…、質問に答えろっつってンだろォが。オマエは何者で、どこから来たンだ」
「……お、れは…、?………どこ、から…?」

いかにも朦朧とした様子で、横たわったまま目だけをゆるゆると動かしている。

「………、!」
「!?」

がば、と白い人間が唐突に身体を起こす。
咄嗟に電極のスイッチを切り替えて、打ち止めを庇うように後ずさった。
攻撃でもされるかと身構えていると、それはゆっくりと呟き始める。

「、おれ、は…、…なンで、こンなトコに、」
「何を言ってる?何度言わせりゃ気が済むンだよ、オマエは誰だ」
「あ、の、ココ、って」

場所を訊いているのか。答えるか答えまいか悩んでいる隙に、打ち止めが返答した。

「ここは第七学区だよ、ってミサカはミサカは親切に教えてみる!」
「このっクソガキ…黙ってろってンだよ!」
「だいなな、がっく…」

白いそれは確認のように反芻する。
少し間を置いてから、それは答え始めた。
227 :7/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:54:50.33 ID:Juz1ND/w0

「どこから、来たのかは、言えませン…、覚えて、ねェから…」
「……覚えてねェだと?」

そして、自分の目を真っ直ぐに見つめると、聞きたくもなかったことを口にした。

「それで、………俺は、学園都市第一位、一方通行……の、クローン、です」

自分がその言葉に硬直している間、なぜか打ち止めはきらきらと目を輝かせていた。




「どォいう事だ」

有り得ないと思っていた筈のものが、現実となって目の前に存在している。

――自分の、クローン。
どうして、何の為に?
今更そんな事をして、何の意味があるのか。

「誰がこンな……、何の意図でッ」
「ひ、あ、ごめンなさ、俺、…何も、……全然、覚えてなくて…」

覚えていない、とはどういうことか。
疑問は尽きない。
こいつを問い詰めなければ。


「落ち着いて、ってミサカはミサカはクールダウンを促してみる!」

228 :8/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:55:25.25 ID:Juz1ND/w0

気付けば打ち止めが傍らに立ち、瓜二つの顔を交互に眺めながらにこにこと笑っている。
彼女は自分の外見が幼いことを棚に上げて、幼子に接するような声色でクローンを自称するそれに話しかけた。

「あなたは、どうしてここにいたの? 覚えてるところまででいいから教えて、ってミサカはミサカは尋ねてみる」
「俺は、………研究所に、いたン、だ」
「研究所……?」
「どこかの、培養槽の中…ずっと、ほンとにずっと………長い間、そこにいた」

それは、自らの記憶を確認するようにゆっくりと語る。

「その研究所がどこだったのかまでは、わかンねェ……でも、ずっとそこに閉じ込められてたのに、気付いたら」
「うん、ってミサカはミサカは静かに聞き入ってみたり」
「培養槽の外、……勝手に開いたのかな、わかンねェ…けど、床に倒れてたンだ」
「待て。そこには…研究所には誰か居なかったのか」

そう問うと、クローンは逡巡するように自分を見つめ、目を伏せた。

「曖昧だけど、誰も居なかったと思う…………人の気配が、なかったから」

自分よりほんの少しだけ長くなっている気のする前髪で、伏せられた赤い目が隠れる。

「誰もいなくて、どうしたらいいかわからなくて……頭の中に入ってた情報しか、」
「それで、誰もいない研究所を抜け出してここまで来たの?ってミサカはミサカは確認してみる」
「う、ン…」

自分と瓜二つの顔が明らかな不安に表情を固くしている様を眺めるのは、とても妙な心地だった。
大方、研究所から身一つで抜け出したが、体力が続かずにここで倒れてしまっていた、というところなのだろう。
229 :9/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:56:09.93 ID:Juz1ND/w0

「………………チッ」

誰かがこのクローンを造り出した。しかしその『誰か』は既に居なかった。
何の目的で造り上げたのか、そんなことをこいつに聞いても答えは返ってこないだろう。

―――どうすべきか。
いっそこのまま自分の手で、と思案していると、ふと新たな疑問が浮かぶ。

「……オマエ、能力…ベクトル操作は出来ンのか」

クローンはそう訊かれると、きょとんとした顔になる。

「使った記憶はねェけど、たぶン……」
「オマエ、暑ィとか寒ィとか感じねェか?」
「え? 特に、そンなことは……」

こいつが言う分には、ホワイトリスト式の常時反射の設定はされているらしい。
今はもう真夏と言ってもいい時期だ。
自分は半袖のTシャツを、打ち止めはいつものように水色のワンピースを着ている。
それなのにこいつは少し長い丈の白衣と――――白衣、と?

「………ちょっと待て、オイ」

よく見ればこいつは、白衣『しか』着ていなかった。留まっているのはボタン一つ。
先程上体を起こした際にずり落ちたのか、肌蹴たように左肩が覗いていた。
白衣の丈は長いのだが、殆どボタンが留められていないため、白く細い足は綺麗に畳まれた状態で露出している。
この分だと下着を着用しているかも怪しい。

「服、ソレしか着てねェのかオマエ」
「え?……………あ、着るもの、これしかなかったし…」
「…よく見たらそのサンダル、トイレ用の…ってミサカはミサカはちょっぴり呆れてみる…」

打ち止めの言葉で足元のサンダルを見てみると、そのバンド部分には『WC』と印字されていた。

「………はァー、」

三度目の溜息。
もう日は落ちかかり、薄暗い路地は更に明るさを失いつつあった。
目の前のクローンだけが、ぼんやりと白い光を放っているように錯覚する。

――こんな場所で長々と話しているより、どこかに移動した方が良い。
そう判断して、自分はすっと立ち上がる。オンにしたままだった電極のスイッチを切り替えた。
230 :10/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:56:45.82 ID:Juz1ND/w0

「クソガキ、帰ンぞ」
「え?じゃあこの人は、ってミサカはミサカは……」

打ち止めが言い終えないうちに、空いている手でクローンの腕を掴んだ。
掴んだそれは驚くほど細かったが、これが自分の体と同じものと考えると空しい気持ちになる。

「ェ、あの、何…」
「オマエも帰るンだよ。どォせ行くアテなンざねェンだろォが」
「やったーっあなたが一人増えるのねってミサカはミサカは嬉しさのあまり飛び跳ねてみたりーっ!」

クローンは目を白黒させ、打ち止めはぴょこぴょこと跳ねている。

「帰る、って…どこに」
「俺とコイツが居候してるトコだ」

投げやりに答えて、ぐい、とその腕を引っ張った。
すると、何か短い声が上がる。

「あっ、」

ぷちん。

「あァ?」
231 :11/11 [saga]:2011/08/08(月) 04:57:17.50 ID:Juz1ND/w0

無理に袖ごと引っ張ったのが悪かったのか、留まっていたたった一つのボタンが千切れる音がした。
先程眺めた時に感じた、使い古された雰囲気というのは正しかったらしい。
膝立ち状態だったクローンの白衣が、立ち上がる動作に従ってひらりと靡く。
白磁のような身体が片側半分だけ晒け出された。
案の定と言った所か、当然のように下着なんてものは装備されておらず。
言葉通り、生まれたままの姿の自分がそこにいた―――

と、思ったのだが。
呆然としたように目を丸くするもう一人の自分を見て、違和感を覚えた。


「キャー!ってミサカはミサカは両手で目を隠、………あれ?何であなたの身体なのに…」

自分が疑問を抱く前に、打ち止めが先制した。


「――――おんなのこ?ってミサカはミサカは問いかけてみたり」

状況をようやく理解したのだろう、クローンはじわじわと顔を紅潮させていく。
その赤みを増した身体には、男性についているべきものはなく、胸には申し訳程度の微かな膨らみが存在していた。


「………なンだろォな、この既視感は」

そう呟いた自分は、今までになくげんなりとした表情をしていたであろう。

232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山形県) [saga]:2011/08/08(月) 04:57:57.97 ID:Juz1ND/w0
以上でございます
書き進めながら修正を繰り返したので、矛盾があってもどうか目を瞑ってください…
現時点で書きたいところまで全然辿りつけていないので、取って付けたみたいなアレが多くて
たいへん見苦しいことこの上ないです。お目汚し失礼しました…
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/08(月) 04:58:50.57 ID:5nJHXSEAO
うむ
スレ立て待ってるぞ
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 07:44:18.86 ID:m3PdzWLDO
これは一方通行は男なのか?
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/08(月) 21:07:45.99 ID:JdhnO/if0
乙なり
スレ立てたら張り付きに行く
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/09(火) 02:15:28.01 ID:Qt3G8mUDO
1レスもらいます
百合注意
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/09(火) 02:16:02.97 ID:Qt3G8mUDO


「ミサカはどうしてあなたのことが気になるのでしょうとミサカは問いかけます」

「……ミサカにそれを聞きますか?とミサカは近づいてくるあなたから離れます」

「ミサカはあなたと同じ見た目なのに、とミサカは舐めるようにあなたを眺めます」

「やめてくださいとミサカは本気で懇願します」

(……本当に、ミサカはどうしたのでしょうか。
上条当麻に感じる気持ちとも違う。
一部の個体が一方通行に感じている気持ちとも……いえ、近いのでしょうか
とミサカは軽く青ざめているあなたに心臓が針でつつかれるような痛みを感じます)

「……どうしたんですか?とミサカは突然黙ってしまったあなたの様子を窺います」

「いえ、何でもありません。あなたのことを考えていただけですとミサカは答えます」





打ち止め「これって何かのエラーなのかな?ってミサカはミサカはヨシカワに聞いてみる」

芳川「エラーなんかじゃないわよ。エラーだったらすぐに気がつくはずでしょう?」

打ち止め「うーんそうなんだけどってミサカはミサカは眉を潜めてみたり」

番外個体「究極のナルシストと言っても過言じゃないしねぇ☆あひゃ」

打ち止め「そもそもミサカネットワーク上での1つの思考が枝分かれした結果が妹達だからってミサカはミサカはさらに首を傾げてみる」

芳川「あら。でも人間らしいじゃない」

打ち止め「どういうこと?ってミサカはミサカは身体を乗り出してみたり」ズイッ

芳川「個性が出てきたってことよ」

打ち止め「ヨシカワの言うことは抽象的すぎてわかりづらいよってミサカはミサカは唇を尖らせてみる」


238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 02:18:23.07 ID:Qt3G8mUDO
尻切れ蜻蛉におわり
欠陥×欠陥
受験終わったら書きたい
お目汚し失礼しました
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/09(火) 02:30:06.85 ID:+eBUYZzAO
>>238
GJ!
個人的に何号が何号に迫ってるのかが気になる
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 02:46:07.28 ID:VW9NCMyw0
>>238
期待して待ってますね!
241 :上条「夏休みも明日で終わり」 [sage]:2011/08/09(火) 09:44:39.89 ID:11EAwx0AO

上条「…………………」

打ち止め「ひ、ヒーローさん…?」

上条「言うな、打ち止め」

打ち止め「宿題が山積みになってる……」

上条「…今日で仕上げられる、かな?」

打ち止め「絶望的ってミサカはミサカはもうお休みなさいの時間かも」

上条「もう遅いしな。ベッドで寝てていいぞ」

上条「上条さんは宿題やっつけなきゃいけないからさ」ハハッ

打ち止め「……プリンが食べたいってミサカはミサカは見返りを要求してみる」

上条「プリンに加えてショートケーキも贈呈しよう」

打ち止め「わーいってミサカはミサカは早速……うにゅ…」ネムネム

上条「…さーて、ちゃっちゃと片付けますか」









打ち止め「………」zzz...

上条「と、豊臣秀吉…?西郷さん?分からん………」」

242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2011/08/09(火) 19:11:46.27 ID:WD9K1Ays0
インデックスじゃなくて打ち止めってこと?
状況がよくわからんがGJ
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/09(火) 19:17:31.85 ID:tDKbOrmAO
>>241
お、乙……?
状況がよくわからん
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 20:36:24.98 ID:DkYT0nhr0
夏休みが明日で終りって事は8月30日なのか?
色々とわからんな
とりあえず乙?
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 20:41:16.20 ID:ss5AJ6Uuo
解読班の出動を要請する
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/09(火) 21:00:00.05 ID:4ORoT0iSo
打ち止めが一方じゃなくて上条に最初に出逢ったけど、上条は宿題でそれどころじゃない?
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 21:05:01.92 ID:3EG4qJ5bo
嫁交換ってワケじゃないのか
なんにせよ上条打ち止めコンビは俺得です乙
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 21:37:33.96 ID:yv40Adffo
ただ原作みたいにウィルス作動されたら無理ゲーかも
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/09(火) 22:02:40.84 ID:sJfes7uWo
>>248
そんなSSあったな
ひたすら誰も救えない上条当麻の話
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/09(火) 23:01:25.62 ID:e3n8pUZuo
2レスくらい投下

色んな意味で腐った初春注意
メタな発言多し
251 :初春「恋はスキルアウト!」1 :2011/08/09(火) 23:03:02.11 ID:e3n8pUZuo

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「うわぁん、遅刻しちゃうよ〜!」

あたし、佐天涙子。
恋に勉強に大忙しの中学一年生っ☆
元気だけが取り柄のあたしだけど、今ちょーピンチっ!

なんと学校に遅刻しちゃいそうなのです〜。
わぁん、それもこれもソリティアの中毒性が悪いんだようっ(><;)

「えーい! 近道だ〜」

この未曾有のピンチを切り抜ける為に近道に路地裏を選んだあたしだけど……。

「おいおい、こんな所に一人で来るなんてお嬢ちゃん勇気あるなァ」

「へぇ、結構上玉じゃねぇか」

「!!」

路地裏を急ぐあたしを取り囲んだのは、ガラの悪い数人の男達。
まさか……スキルアウト!?
もしかしてあたし、超ちょうチョー大ピンチっっ!?

「だっ、誰か助けて〜!!!。・°°・(((p(≧□≦)q)))・°°・。」

力の限り叫んだあたしの元に現れたのは――。

「     」

もしかして、これってあたしの運命の王子サマっ!?!?


Win●ows専用ソフト 女性向け恋愛シミュレーションソフト

『恋はスキルアウト』

2011年8月12日発売予定

予価 1500円

かみんぐす〜ん☆★


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252 :初春「恋はスキルアウト!」2 :2011/08/09(火) 23:06:15.74 ID:e3n8pUZuo

佐天「」

初春「どうです?」フンスッ

佐天「……ナニコレ」

初春「なにって、夏●ミで出す予定の新作同人ゲームの予告ですよっ!」ドヤッ

佐天「」

佐天「あのさ、初春……ツッコミたい所はいっぱいあるんだけど、とりあえずなんであたしが主人公なの?」

初春「なんでって、このゲームのテーマは路地裏とスキルアウトなんですよ?」
   路地裏と言えば佐天さん。佐天さんと言えば路地裏。
   佐天も歩けばスキルアウトにあたると言われる佐天さんを除いて
   いったい誰をこのゲームの主役に据えろって言うんですか!!」

佐天「ごめん。あたし初春の言ってる事が良くわからない」

初春「もうっ、佐天さんバカな事聞かないでくださいよ!」プンプン

佐天「ごめん……。なんかごめん……」

初春「ちなみに攻略対象は上条さん、一方通行さん、浜面さん、白井さんの四人です」

佐天「ええっ、白井さんも攻略対象なの!?」

初春「助けに入る人はランダムで変わって、それによってルートが決まる仕様です。
   確立は上条さん50%、白井さん40%、一方通行さん10%です」

佐天「白井さん出現率たかッ! なんでそんな高確立でアブノーマルなルートに入らないといけないの!?」

初春「浜面さんのスキルアウト側と恋に落ちる事もできるんですけど」

佐天「あの人一応禁書の主人公なのに助ける側じゃなくて襲う側なんだ……」アワレミノメ

初春「白井さんに助けられると強制的に白井さんルートになります」

佐天「えええええええっ!! ちょっ、な、なんで!?!?」

初春「白井さんですから」

佐天「ああ……」チョットナットク…

初春「ちなみに上条さん、一方通行さん、浜面さんルートはやっぱり禁書の主人公なので難易度高めに設定してます」

佐天「難易度高め?」

初春「上条さんならインデックスさんと御坂さん、一方通行さんならアホ毛ちゃんと番外個体さん、
   浜面さんなら滝壺さんと麦野さんと絹旗さんが高確立でヤンデレ化します」

佐天「」
253 :初春「恋はスキルアウト!」3 :2011/08/09(火) 23:07:04.53 ID:e3n8pUZuo
初春「ヤンデレモードに突入すると攻略対象か佐天さんが死ぬデッドエンドが増えるので頑張って生き残ってくださいね。
   あっ、佐天さんには特別に対ヤンデレ用武器のレディース用の拳銃の隠し場所を教えます!
   ガンアクションモードのプログラミングには苦労したんですよー」

佐天「Oh…」

初春「あっ、白井さんルートでも白井さん自身がヤンデレ化するかもしれないので要注意ですよ!
   まあヤンデレ化しなくても普通にパンツとか盗むんですけどね。
   白井さんからパンツを守り抜くミニゲームの白井叩きは個人的にはなかなか面白くできたと思います。
   白井さんの断末魔は超レアなパンダの鳴き声を加工して作りましたっ!
   上野動物園に三日間張り込んで録音した結晶ですよ」

佐天「……つまりまともな攻略キャラは一人もいないってことだよね」

初春「えーそうですかぁ? 乙女の萌えツボを研究して作った珠玉のキャラばかりですよ!
   そうだ! 実は隠し攻略キャラがいるんですよ!」

佐天「ふーん……」

初春「出現率1%の低確立でなんとっ! 垣根さんが助けに入るんです!!」ワ-!

佐天「……初春。なんていうか……初春……」

初春「登場シーンの冷蔵庫のモデリング、すごくこだわったので是非見てくださいっ!
   まろみのあるフォルムを出すのがなかなか難しくって」

佐天「えっ、冷蔵庫のままなのっ!?」

初春「ストーリーなら断然垣根さんルートが自信作です。
   垣根さんから漂う脱臭炭の香ばしい匂いに涙子が恋に落ちるシーンも間違いなく萌えますからっ。
   背中から三対の翼を出して学園都市に神の鉄槌を下すムービーも絶対見なきゃダメですよ!
   垣根さんは涙子との恋に悩んで、結果暴走してしまうんです。
   三つの脳はそれぞれ天使と悪魔、そして人間をそれぞれ司っていて……」

佐天「……クレープ食べたいなぁ……」

初春「ちょっと佐天さん聞いてます!?」

佐天「聞いてない」

初春「佐天さんんんん!!!」


ワーワーキャーキャー


この後無事発売された「恋はスキルアウト」は異例の売り上げを見せ伝説のゲームとなったとかならないとか。
めでたしめでたし。
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/09(火) 23:08:22.59 ID:e3n8pUZuo
ちょっと投下にもたついたスマン
以上です

普通に美琴とかインデックスとか落とせるギャルゲでないかな
地雷感を楽しみたいです
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/09(火) 23:15:51.40 ID:EVodWS0go
まろみのあるフォルムww
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/09(火) 23:17:03.34 ID:V6FimYyJ0

そのゲームいつ発売になりますか?
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:40:47.41 ID:sIg7AUoX0

攻略本を見ようが、攻略wikiで検索しようが、クリアできる自信がない
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/09(火) 23:51:47.48 ID:eEfAUiPD0
軽く下ネタ注意
黄泉川家で何レスかもらいます
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/09(火) 23:52:47.09 ID:eEfAUiPD0





「オナニーってなあに? ってミサカはミサカはご飯を口いっぱいに頬張りながら聞いてみたり」

「はァ!?」

打ち止めは黄泉川が皿に取り分けた炒飯を口に掻き込むと、
溢れそうな口元を小さな手で抑えながら、一方通行の目を見つめた。
一方通行は思わず吹き出しそうになった米粒をすんでのところで抑えると、怪訝そうに眉間を顰める。
唖然と目を大きくした黄泉川を通り過ぎ、
その視線が向かった先は、炒飯の上に生卵を落とそうとしていた番外個体であった。
番外個体は一方通行の視線に気がつくと、面白そうに口元を歪める。

「んー? 最終信号はオナニーも知らないのかな☆」

「番外個体は知っているの? だったらミサカに教えてってミサカはミサカは目を輝かせながら乗り出してみる!」

「えっとぉ」

「オイ番外個体」

一方通行の鋭い視線にうっすらと笑みを零しながら、打ち止めに向かい直した。
さぁどう説明してやろうか――そこまで考えて、ふと気がつく。

(あれ、ミサカも説明しろって言われるとちょっと無理かも)

背中を冷たい汗が伝った。
偉そうに前口上を言った手前、「やっぱり説明できませーん」なんて口が裂けても言えやしない。
そう考えている内に、一方通行の視線はますます鋭さを増していく。

「あー……オナニーっていうのはぁ」

「生殖を目的としない性的刺激行為のことよ」




260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/09(火) 23:53:26.20 ID:eEfAUiPD0





「ヨシカワ!」

大きくドアの開く音と共に、芳川は腰に欠伸を噛み殺しながらリビングへ入ってくる。
ちらりと炒飯に視線を送ると、ひくりと鼻先を動かした。

「あら今日の朝ご飯は炒飯? 美味しそうね」

「もう昼ご飯だよってミサカはミサカは肩を竦めてみたり。
それより性的刺激行為って? ってミサカはミサカはさらに掘り下げてみる」

「そうねぇ」

頬に手を当て少し考える動作を見せる。

(どのくらいまで説明していいものかしら……)

カチャリと食器がぶつかり合う音が響いた。
顔をあげると、黄泉川の何かを期待しているかのような目線に気がつく。

(……なるほどね)

「いい? 
性的刺激行為っていうのは自分の性器(特に陰核、尿道口など)や乳房(主に乳首)や肛門を――「アウトじゃんよ!?」あら?」

「何を言っているじゃん!?」

「え、だって愛穂が期待しているみたいな目で見てくるんだもの」

「そういうことを期待したんじゃないじゃんよ!! 上手く誤魔化してくれることを期待してたじゃん!!」

「そんなの口で言ってもらわないとわからないわよ。ほら、私って優しいんじゃなくて、甘いから」

「言いたいだけじゃんね!?」




261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/09(火) 23:54:02.39 ID:eEfAUiPD0



言い合う二人を横目に、打ち止めはこてんと首を傾げた。
その視線はまた一方通行の元に戻されている。

「えっと、結局どういうことなの? ってミサカはミサカはもう一度あなたに尋ねてみたり」

「……アレだ。旧約聖書のオナンっつゥ男の名前の日本版みてェなもンだ」

「神話ってこと?」

「おォ」

「でもそれだとさっきヨシカワが言ってたことって」

「オナンの家族の名前だな」

「名前? ってミサカはミサカは変な名前って思わず口を突いてみる」

「……『ドラゴンボール』とか『サザエさん』みてェなもンだよ」

「なるほどってミサカはミサカはさすがあなたねって頬を弛めてみたり!」

えへへ、と笑う打ち止めに苦虫を噛みつぶしたような顔で返す一方通行。
その一方で番外個体は炒飯を口に運びながら、

(セ、セーフ……)

などということを考えていた。



おわり





262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/09(火) 23:55:19.75 ID:eEfAUiPD0
おわり
お目汚し失礼しました
地の文の練習として書いたんですが、やっぱり難しいね!
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/10(水) 00:24:52.83 ID:IX1AgJ6P0



ところで打ち止めのウイルスの件なんだが、上条さんが触ってる間は
ミサカネットワークに接続できないから、ウイルスは配信されずにすむよ

……あ、ウイルス起動時点で打ち止め死ぬんだったか
助けたと思った瞬間に死ぬという超鬱ルートになってしまうな
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 00:25:05.63 ID:Z5ImA5cAO
乙!
まぁ打ち止めはMNWから嫌でも情報が入るだろうからなぁ。
面白かったよ!
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/10(水) 00:26:24.11 ID:78TUcfRAO
恋愛ゲームで1レスもらいます


上条「ビリビリメモリアル?」

一方「ミサカ大戦?」

浜面「アイテムェンタルストーリー?」

土御門「学園都市が誇る科学者達が暇潰しに造った恋愛ベースゲームだぜい」

上条パート

上条「ビリビリを攻略すっか」

美琴『い、一緒に帰ると噂になって恥ずかしいけどアンタがどうしてもって』ビリビリ

五和『あの…おしぼり』

禁書『おなかすいた』

姫神『目指せ。メインヒロイン』

上条「?」

《美琴をヤンデレールガンにしないように高校生活を過ごして下さい、美琴がとある高校に入学するまでは好感度はコントロール出来ません、それまで他の女の子に刺されないようにプレイして下さい》

上条「それって高校三年の時しかビリビリいないじゃないですかー」

一方パート

一方「学園都市を化物から守るべく妹達を指揮かァ」

一方「〈かばう〉は打ち止めに設定するとして…番外個体と14510号と20000号の好感度がタンスに押し込まれてる所からスタートとか…」

浜面パート

浜面「オープニングで車に轢かれたんですけど」

浜面「まってまって1ターン目から麦野の爆弾が爆発って無理ゲーなんだけど」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/10(水) 00:28:35.23 ID:78TUcfRAO
以上です
なお、殿方も攻略出来ます
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 04:23:59.04 ID:Cc/zaqUDO
小ネタ下かも1レスもらいます
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/10(水) 04:25:50.90 ID:Cc/zaqUDO



上条「目が合ったら誰とでもセックスできる気がしてきた」

上条「……」

上条「インデックスー」

禁書「ふぇ?どうしたんだよとうま」

上条「……」キリッ

禁書「……?」

上条(ん?誘わないとダメなのか)

上条「セックスしようぜ」キリッ

禁書「えっ」キュン

上条「インデックス……」

禁書「う、うん。いいんだよ……」モジモジ

上条「よっしゃああああああっ」

禁書(そんなに喜ぶなんてとうまったら)テレ

ガチャッ

美琴「ちょっと勝負しなさいよ!」

上条「え?御坂?」クルッ

禁書「何で短髪が入ってきたのかな」

美琴「あ、あんたこそなんでここにっ私だって黒子と初春さんに調べさせた結果……ってあわわわわわ」

上条「調べ?」

美琴「べ、別にあんたを好きでそんなことしたわけじゃないんだからね!」

禁書(どっちにしろどうかと思うんだよ)

上条「……それより御坂」

美琴「それよりって……なによ」

上条「俺の目を見てくれ」

美琴「え……」ジュン

上条「セックスしようぜ!」
美琴「うん!」

バーンッ

神裂「そうはいかんざきですよ上条当麻!」

上条「……セックスしようぜ!」

神裂「恩を返せるなら喜んで!」

ガタガタガタッ

御坂妹「ミサカもいますよとミサカはベッドの下から這い出てきます」

上条「セックスしようぜ!」
御坂妹「もちのろんですとミサカは若干古い返しをしながらオメコが湿ったことを確認します」ジュン



269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/10(水) 04:26:54.18 ID:Cc/zaqUDO


ノソ

姫神「実は。最初から座っていた」

上条「うおお!?いつのまにいたんだ!?」

姫神「だから。最初から」

上条「まぁいいか……セックスしようぜ!」

姫神「私はいつでも受け入れ態勢」

シュンッ

黒子「お姉さま!いつまでも戻ってこられないので心配しましたわ!」

上条「白井」キリッ

黒子「あら、猿人類じゃありません……の……」

上条「セックスしようぜ!」

黒子「……あくまで身体だけの関係ですの」ジュン

パリーン

オルソラ「あの、ここ「セックスしようぜ!」……わかりましたのでございますよー」
上条「よしっ」

上条(これで確実にハレムが……いや、あと一人くらい欲しいな)

ピンポーン

一方通行「オイ、借りてたエロ本返しにきたぜェ」

上条「……あ、ども」

一方通行「……」

上条「……」

上条「チェンジで」

一方通行「あァあ!?」



おわり
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 04:27:54.71 ID:Cc/zaqUDO
2レスだった
お目汚し失礼しました
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/10(水) 04:57:58.88 ID:7rulFXtj0
乙! だが言わせていただこう! 鈴 科 百 合 子 を 否 定 し た お 前 は 死 刑 だ !
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 10:14:43.33 ID:Z5ImA5cAO
乙。
最後にチェンジとかwww
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 10:58:59.29 ID:Z5ImA5cAO
新刊バレになる小ネタは明日からですよね?
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/10(水) 11:01:01.39 ID:ZHrqMnhyo
あと13時間待つと良い
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/10(水) 12:25:49.56 ID:78TUcfRAO
しんかんネタで1レス

シェリー「という訳で12時間後にとある新刊が出るんだけどあたしらのスピンオフはいつ出るのかねえ?」

オルソラ「鉄装さんのスピンオフが読みたいのでございますよ」

シェリー「お前じゃないのかよ!」

テッラ「私が主役のスピンオフはいつ出ますかねー」

闇咲「私が活躍するスピンオフは」

ヘタ錬「依然、私と禁書目録の甘く切ないスピンオフは」

木原くン「俺が一方通行の能力開発した時期のスピンオフに決まってんだろうが」

ビアージオ「十字架は悪性を拒絶する如くかまちーはスピンオフをもって私を輝かせる!」

ワシリーサ「私とサーシャちゃんの容赦なく厳しい師弟愛のカナミンスピンオフでしょうがぁぁぁ!」

火野ちゃま「エンゼルさまエンゼルさまエンゼルさま」

姫神「表紙に。なりたい」

オリアナ「お姉さんの初めての」

アガター「わ、私だって」

寮監「私の武勇伝を」

エイワス「話をしよう、あれは」



シェリー「ツッコミきれるか!あと何人か絶対に無理だからな!!」

オルソラ「御坂美琴さんのスピンオフはまだでございましょうか?」

シェリー「とっくにアニメや漫画でやっとるわぁぁぁ!!」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/10(水) 12:27:58.65 ID:78TUcfRAO
以上です
かまちーなら今までの登場人物全員のスピンオフ書いててもおかしくはない

…え?ネタがネタにならない?
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 12:44:59.45 ID:Cc/zaqUDO
新刊ネタはまだじゃね
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 14:28:58.01 ID:VjvGdzRSO
確かにある意味新刊ネタだなwww
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/08/10(水) 14:30:22.98 ID:f9+Iz4uLo
あれ、2巻って今日発売だったかしまったな
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 19:25:19.91 ID:CFgzZcIwo
前回は新刊ネタを早速使えたけど今回は明日入荷だそうだぜ……SPは入ってるのにどういう事だ
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/10(水) 19:30:43.69 ID:o3mmByIro
8/6にbk1で注文したら、SPは7-21日以内出荷、新約2は予約扱い。
新約の方が8/9、SPは8/10に発送したとメールが来た。
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/10(水) 20:41:02.86 ID:sQDRF9BFo
こっちは新刊もSPもあったな。
新刊は早速読破。色々とネタになりそうな展開が満載だったなw
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/10(水) 21:02:54.53 ID:EuuZkIrno
新刊は色々と新しいネタに使えそうだな
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/10(水) 21:51:09.01 ID:IX1AgJ6P0
少しネタバレになるかもしれない

しかしこれだけは言わせてくれ









あらすじ詐欺ィィぃぃぃぃ!!!!!!
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 21:58:39.38 ID:ewiHpKUDO
これだけは言いたい






バードウェイが可愛かった
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 22:08:11.25 ID:B85Pli+DO
これだけはいいたい
















口絵だけで満足した
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/10(水) 23:27:20.63 ID:78TUcfRAO
これだけは言いたい






姫神は俺の嫁
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 23:31:24.88 ID:7oL0VUPWo
そげぶ
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 00:01:50.40 ID:IohwnKqAO
新刊解禁かな?
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/11(木) 00:12:13.59 ID:ySrSE6Aio
一方通行の予告はなんだったん?
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 00:14:55.15 ID:Fsyz0hYHo
釣りもいいとこだったな
後から削ったんじゃねえかと疑うレベル。抵触すらしてねえ
まああと削りとかないだろうけど
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/11(木) 00:54:01.94 ID:His9ZOpAo
バードウェイにビンタされたい
その後踏まれたい
そして相撲をやりたい
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/11(木) 01:07:25.46 ID:l/w5znDAO
一方通行出てないの?
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/11(木) 01:13:02.49 ID:ySrSE6Aio
>>293
やたら出てる。コタツに肘ついて可愛い。
でも、前情報と違う。
番外個体と上条の接触時、一方通行のリアクションなし。

……って、ネタバレって駄目だっけ?
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/11(木) 01:50:57.38 ID:l/w5znDAO
>>1にあるように、公式発売日の翌日から
だからセフセフ

一方通行が可愛いなら良しだ
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/11(木) 02:08:51.40 ID:FCEgkYwAO
ネタバレに関しては、10日に品物が届いていない地域とかもあるし、ほどほどがよろしいかと。
まぁこのスレ以外にもあちこちのスレでネタバレとかされてるみたいですけどね。
だからチラッとだけ感想を……
浜面の株が上がったわ。
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/11(木) 02:21:04.66 ID:7erCfdCAO
投下したいんだけど、久し振りすぎていまいちわからん
だいぶ下がってるし……

・上げていいの?
・投下していいの?

流れ的に雑談な雰囲気があるんだけど誰が教えてくださいよ
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 02:23:07.41 ID:WxiUcigJo
ageていいよ!
投下するときは事前に何レス程度か、題名があればそれも、どんな内容かを明記してくれるとみんな喜ぶよ!
久しぶりならテンプレが変わってるかもしれないから読んでね!
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/11(木) 02:25:29.82 ID:7erCfdCAO
ありがとうね。じゃあ投下するよ

内容は妄想話。色々と内容がおかしい所もあるとは思うけど、短編ってことで許してね
後は久し振りだからキャラがいまいち掴めてないかもしれない

一方通行の最初が標準語なのは仕様です
300 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:26:15.29 ID:7erCfdCAO


当麻「え?」

刀夜「実はな、前々から母さんと相談していたんだが……養子を引き取ることにしたんだ」

当麻「ようし? なにそれ」

刀夜「うーん、当麻にはちょっと難しかったか。まあ簡単に言うと、お前の弟だ」

当麻「弟!? おれに弟ができるの?」

刀夜「ああそうだ。今は母さんが迎えに行っているが……」

「ただいまー」

刀夜「お、帰ってきたみたいだな」

当麻「弟っ」

刀夜「はは、当麻は弟ができて嬉しいか?」

当麻「うん!」

詩菜「あらあら。刀夜さん、もうお話は付きました?」

刀夜「ああ。当麻も喜んでるみたいだ」

詩菜「まあまあ。それは良かったですわ」

当麻「弟はどこにいるの?」

詩菜「あらあら。恥ずかしがって私の後ろに隠れているみたいですね」

当麻「……」とたたた

「あ……」

当麻「おれは当麻だ、よろしくな! お前はなんて言うの?」

「…………こ」

当麻「ごめん、もっ回」

「…………百合子、です」

当麻「そっか! これからよろしく」

百合子「よ……よろしく」
301 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:26:47.82 ID:7erCfdCAO
当麻「おう! ……おう?」

刀夜「どうしたんだ、当麻?」

当麻「……」ジー

百合子「あ、あの……?」

当麻「…………」

百合子「えっと…………」

当麻「………………」

百合子「ご、……ごめんなさ……」

当麻「……妹?」

百合子「えっ」

当麻「弟じゃないじゃん!」

刀夜「コラ当麻! なんてことを……」

詩菜「あらあら。当麻さん的には、百合子ちゃんが女の子に見えちゃうのかしら」

当麻「父さんの嘘つき! おれは弟が良かったんだ!」ダダダッ

百合子「あ……」

刀夜「あ、コラ当麻! 百合子ちゃんに謝りなさい!」

当麻「…………」ピタ

百合子「いや……えっと、その……」

当麻「……ベーだ!」

百合子「あ……」ブワッ

刀夜「当麻ー! お前と言うやつは……まったく。母さん、百合子ちゃんを頼めるか?」

詩菜「はいはい。刀夜さんは当麻さんを?」

刀夜「ああ。男同士、しっかりと話してくる」
302 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:27:35.65 ID:7erCfdCAO
刀夜「……当麻、こんな所にいたのか」

当麻「…………」

刀夜「あの後父さん、家中を探し回ったんだぞ。まさか玄関のすぐ外にいたなんてな……」

当麻「…………」

刀夜「当麻、いいか。よく聞け」

当麻「……なに」

刀夜「……百合子ちゃんはな、虐待されていた子なんだ」

当麻「……ぎゃくたい?」

刀夜「ああ。親が子を、いじめることだ」

当麻「…………!」

刀夜「百合子ちゃんは正真正銘、お前と同じ男の子なんだ。だけど顔付きが中性的で、女の子にも見えてしまう」

当麻「……」

刀夜「普通ならそんなこと気になんかしない。だけど百合子ちゃんの親は、ちょっと普通じゃなかったみたいでな」

当麻「……うん」

刀夜「当麻、確かに百合子ちゃんは女の子らしい顔付きをしている。だけど確かにお前の弟だ」

当麻「…………ん」

刀夜「これから百合子ちゃんは家族の一員だ。こんな小さなことでいちいち怒ってちゃ話にならないだろ?」

当麻「……うん」

刀夜「じゃあ当麻、もう一回聞くぞ。百合子ちゃんはお前のなんだ?」

当麻「……弟」

刀夜「そうだ。じゃあ一緒に謝りにいこうか」

当麻「うん……ありがとう」
303 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:28:08.34 ID:7erCfdCAO
詩菜「あらあら。お帰りなさい、外は冷え込むでしょう。今暖かいスープを作っていますからね」

当麻「……」

百合子「……あの、ごめンなさ」

当麻「ごめん!! お前のこと女みたいなこと言って!」

百合子「ええっ? ……いや、えっと……」

当麻「…………」

百合子「だから……うん……あのぅ、」

当麻「…………」イラッ

百合子「……その……」

当麻「…………」イライラ

百合子「うんと……えっと……」

当麻「…………」イラァッ

百合子「…………い、い」

当麻「あーもうお前なんか女だーっっ!!」

百合子「ひぅ!?」

刀夜「あーあ……ったく、当麻のやつめ……」

詩菜「あらあら。当麻さんが百合子ちゃんを男の子って認めるのはまだまだ先になりそうですね」

当麻「〜〜!ー、!!」ガミガミ

百合子「……、…………、」ブワァッ
304 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:28:41.62 ID:7erCfdCAO
 時は経ち――

当麻「あ。お前も今から帰り?」

百合子「う、うん。当麻も?」

当麻「おう。じゃあ一緒に帰ろ……イテッ!」

「男女と疫病神だ!」

「男女が疫病神と一緒にいるぞー!」

当麻「いってぇ……おいテメェら、何しやがんだ!」

「石投げろ石ー! 疫病神を追い払えー!」

当麻「い、いてっ、ちょ……あぶねっ! 誰だ犬のウンコ投げたやつ! 手臭いんだよバーカ!」

百合子「いっ……!」

当麻「ッ! 大丈夫か百合子!」

百合子「う……うん」

当麻「テメェら……今日という今日は許さねえぞ!」

「わー! 疫病神がキレたぞ逃げろー!」

当麻「クソ、逃げ足だけは早いな……大丈夫か?」

百合子「うん……ごめんね」

当麻「はあ?」

百合子「だって、ぼくが女みたいだから、当麻も石を投げられるし……」

当麻「関係ねえよ。さっきの聞いたろ? 俺も疫病神って言われて石投げられるんだからさ」

百合子「……でも」

当麻「だーかーら。もとはと言えば石を投げてくるあいつらが悪いんだっつの。だからお前が謝るな」

百合子「うん……ありが、っ!」

「おい疫病神と男女がまだいたぞー!」

「追い払えー!」
305 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:29:19.72 ID:7erCfdCAO
当麻「おい百合子、大丈夫かよ……! お前、血……」

百合子「だ、大丈夫だよ……こんなの、掠り傷だから……」

当麻「……百合子、ちょっと待ってろ」

百合子「えっ……あ、」

当麻「オラァアアア!!」

「うわ、疫病神が来たぞー!」

「総員待避ー!」

「ボコっちまえ!」

百合子「…………ぅ」グスッ

百合子(当麻が戦ってるのに……)

百合子(……ぼく、怖くてなんにもできない……)

百合子(…………当麻みたいに、男らしく立ち向かえないよぅ……)グスッ

当麻「オラアア! いっ、テメェ!!」

「畳み掛けちまえー!」

「殴れ殴れ!」

当麻「がっ! く、クソ……いづっ! クソォオ!」

「オラッ、くたばれ疫病神!」

「死んじまえ!」

「犬のクソ持ってきたよー!」

当麻「ぐっ、がっ……ク、……クソ…………」

「……動かなくなったか?」

「ん? おい、あそこにまだ男女がいるぞ!」

百合子「ひっ……」

「おっしゃ、やっちまえ!」

「ポチがもう限界だってー!」

「ひねりだせ!」

百合子(ど……どうしよう、どうしよう……動けないよ……)ビクビク

「かかブホァッ!?」

百合子「!?」
306 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:31:11.64 ID:7erCfdCAO
当麻「…………離れろ」

「コジロー! 大丈夫か!?」

「疫病神てめー!」

当麻「……離れろ、っつってんだよ……!」

「ひっ……な、なんだよ!」

「こいつ、さっきまでくたばってた癖に……」

当麻「……今すぐ百合子から離れろっつてんだよッ!! 聞こえねえのかクソ野郎!!」

「……っち、き、気味悪い。帰ろうぜ」

「あ、ああ」

「ポチが……あれ、帰るの?」

当麻「はぁ、はぁ……ぐ、」ドサッ

百合子「…………! と、当麻!」タタタッ

当麻「ふう……やっぱあの人数はきついかー……大丈夫だったか?」

百合子「ごめ、ごめんねっ……当麻、ごめんねぇ……ぼくっ、ぼく……当麻が危ない目に合ってたのに、たす、助けられなかっ、た……」グスッ

当麻「気にすんな。慣れっこだし」

百合子「ごめん、ごめんね……当麻、ごめんね……」

当麻「…………はー、違うだろ?」

百合子「ふぇっ……?」

当麻「いいか、良く覚えとけ。こういう時は、『ありがとう』って言うんだ」

百合子「……がとう……、ありがとう、ありがとう当麻ぁ……ありがとぉ……」ブワァ

当麻「ははっ……どう致しまして」
307 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:31:48.84 ID:7erCfdCAO
 時は流れ――

当麻「おい百合子、また喧嘩か?」

百合子「……ン」

当麻「するなとは言わねえけどさ。何回もやるもんじゃねえぞ?」

百合子「……だってアイツらが、当麻のことバカにしやがったから……」

当麻「はぁ……自分のことならともかく、なんで俺のことで喧嘩してんだよ」

百合子「だって! 家族をバカにされたンだぞ!」

当麻「はいはい。でもできるだけ喧嘩はするなよ? せっかく綺麗な顔なんだからさ」

百合子「バッ……き、綺麗とか言うンじゃねェよ!」

当麻「あー悪かった悪かった。にしても、百合子……お前変わったなぁ」

百合子「あ?」

当麻「いやー、だって数ヶ月前までは顔を涙でくしゃくしゃにしてたじゃねえか」

百合子「ふン。昔は昔だ。今のぼくとは違ェ」

当麻「そんな訳で……じゃっじゃーん! アールーバームー!」

百合子「!?」

当麻「えっと、これが俺ん家に来た最初の日の写真」

百合子「ちょ、やめっ!」

当麻「で、次の日に誕生日ってことで祝ったら大泣きした写真」

百合子「やめろォォォ!」

当麻「俺と喧嘩して大泣きした後、仲直りした時の写真。顔真っ赤だな」

百合子「ち、違ェ! それは夕日のせいで!」
308 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:32:22.45 ID:7erCfdCAO
当麻「まだまだいっぱいあるぞー」ニヤニヤ

百合子「これ以上は勘弁してくれェ……」

ピンポーン

当麻「ん? 誰だろ」

ピンポンピンポーン

当麻「せっかちな野郎だなぁ。はいはい、今出ますよーっと」ガチャ

シュッ……

当麻「がっ……はっ!?」バキィ

「きさっ、貴様かぁ! 私の息子の骨を折ったのは!!」

「落ち着いてあなた! いきなり手を挙げるなんて……」

「これが落ち着いていられるかぁ!」

当麻「いつつ……な、何が……づっ!?」

刀夜「どうした!?」ドダダダ

当麻「あっ、歯が、歯があ……!」

刀夜「当麻!? お、お前、私の息子になんと言うことを!」

「それはこっちの台詞だぁ! あんたんとこのガキに、俺の息子は骨を折られたんだぞォ!!」

「あ、あなた落ち着いてぇ! 相手は白髪の子供らしいのよ!?」

当麻「ふ……不幸だ……」

刀夜「っ……詳しくお伺いしましょう」

「当たり前だ! そのガキに会わせろ!!」

刀夜「当麻……お前は母さんと一緒に上へ行きなさい」

当麻「……百合子は?」

刀夜「……私と一緒にいてもらう」

当麻「…………」
309 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:32:50.04 ID:7erCfdCAO
詩菜「あらあら……当麻さん大丈夫かしら?」

当麻「……うん」

詩菜「どうしたのかしらね……」

当麻「……百合子が。相手の子と喧嘩して、骨を折ったんだって」

詩菜「まあ……」

当麻「でも、あの百合子がだぞ! あんなに細いのにそんなことできるはずかないじゃないか!」

詩菜「当麻さん、落ち着いて……刀夜さんが今お話しているでしょうから」

当麻「これが落ち着いてられっか! それに俺は殴られて歯が折れたんだ!」

詩菜「当麻さん……」

当麻「あー、だんだんイライラして……」

『ぎゃあああぁあぁ!!』

当麻「!? 母さんはここにいて!」ダッ

詩菜「当麻さん!? 危ないですよ!」

当麻(何が、何があったんだ!? いきなり俺を殴ってきたやつだ、もしかしたら……)

当麻「クソ、無事か!? 父さん、百合子!」
310 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:33:22.17 ID:7erCfdCAO
「ひ、ひぃ……悪かった、許してぐれぇ……!」

「あなたぁ! やめて、お願い! やめてぇ!」

刀夜「ゆっ、百合子! 止めるんだ!」

当麻「百合……子……?」

刀夜「当麻!? 危ないから離れていなさい!」

当麻「待てよ……百合子、何してんだよお前……?」

「ごっ、がっ……ひ、やめでくだざっ、ぐぁああぁあ!!」

当麻「百合子、止めろぉおお!」ダダダ

刀夜「当麻!!」

バキィッ!

百合子「ぐはァッ!」

当麻「はぁっ、はぁっ……」

「ごふっ……ぁ、……」

「あなた、大丈夫!? 今救急車と、警察を呼ぶわ!」

当麻「百合子…………」

百合子「……当麻」

当麻「……何してんだよバカ野郎……」

百合子「…………」

当麻「お前、こいつを殺すつもりだったのかよ!」

百合子「ち、違……これはこいつが、当麻の……」

当麻「言い訳なんか聞きたくねえ! お前が……お前が、そんなヤツだとは思わなかったよ……」

百合子「ッ……!」

刀夜「……当麻」

ピーポーピーポー
311 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:33:56.82 ID:7erCfdCAO
 あの日、すぐに駆け付けてきた警察によって百合子は捕まってしまった。
 それ以来百合子は二度と俺の前に姿を見せなかった。父さんや母さんも、百合子のことは口に出さなかった。
 そしてこの事件をきっかけに俺へのいじめはエスカレートした。
 耐え切れなくなったのは俺よりも両親だったらしい。

刀夜「……明日からお前は学園都市に移住するんだ」

当麻「……うん」

刀夜「しばらく、ここから見える景色ともお別れだな」

当麻「……うん」

刀夜「いやしかし、学園都市は星空を見ることができるって聞いたぞ! 楽しみだなぁ、当麻」

当麻「…………」

刀夜「……当麻」

当麻「…………なあ父さん」

刀夜「なんだ?」

当麻「百合子のこと……聞いてもいいか?」

刀夜「……ああ」

当麻「あの事件からしばらく経つけど、どうして百合子は帰って来ないんだ? 俺はもう怒ってないのに……」

刀夜「……父さんもな、あの後何度も警察署に向かったさ。まだ小学生だと言うのに、これだけ長い期間取り締まるのはおかしいって」

当麻「…………」

刀夜「……でもな、違うらしいんだ」

当麻「……何が?」

刀夜「何もかもさ。――警察署に、百合子は連れて来られていないそうだ」

当麻「!? そんなハズあるか! 確かに俺はあの日、百合子が警察に連れていかれたのを……」

刀夜「……あの日見た警察の姿に違和感を覚え、私は色々調べてみたよ。そして出てきた答えは――警備員(アンチスキル)。学園都市の警察だ」

当麻「なに……?」

刀夜「そう。あの日百合子を連れ去ったのは警察なんかじゃなかったんだ」

当麻「…………決めた」

刀夜「……」

当麻「俺は、絶対に学園都市で百合子を見つける……!」

刀夜「……ああ。頼んだぞ、当麻」
312 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 [sage saga]:2011/08/11(木) 02:34:28.94 ID:7erCfdCAO















当麻「今すぐ御坂妹から離れろっつてんだよ!! 聞こえねえのか、三下ァ!!」















end
313 :刀夜「当麻、今日からお前はお兄ちゃんだぞ」 :2011/08/11(木) 02:36:43.95 ID:7erCfdCAO
以上で終了。上条さん記憶失ってるし、その前のことなら何があってもいいんじゃね? って感じで作ってみた

さーて後は深夜に書いたこの文章を読み直してジタバタする作業にでも入りますか
ありがとうございました
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 02:51:47.83 ID:IohwnKqAO
>>313
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/11(木) 04:44:52.65 ID:W+PgGr+AO
大丈夫、私はそんな厨二時代の黒歴史よりアレなのを読んでジタバタしてる>>313を乙している
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 07:22:17.35 ID:0bR2BzsDO

見事にグレましたな
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 08:12:58.77 ID:J95v0HKSO
だだだ大丈夫だ。もももんももん問題ななない
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/11(木) 12:43:51.97 ID:IohwnKqAO
上条の二度目の死って、アレイスターのプランで必要な何かを上条が失ったって事なのかな?
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 12:44:25.23 ID:IohwnKqAO
上げすまん
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/11(木) 13:29:59.04 ID:FtfBGKNy0
>>313
乙。
その発想は無かった。
確かに記憶喪失前なら何があっても不思議ではないな
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/11(木) 13:33:21.03 ID:FCEgkYwAO
乙〜。
で、後から
一方「俺のこと忘れちまったのか?当麻……」
ってなるんですね?
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/11(木) 13:45:14.54 ID:3p71QLy20
>>318 新刊的にはそう思う奴多いと思う
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 13:49:03.44 ID:Ot3GdVjb0
>>321
その話がものすごく見たい
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 15:03:16.61 ID:0bR2BzsDO
一方さんの方も忘れてそうだけどな
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/11(木) 15:22:28.85 ID:y5nqRdRAO
第一位の頭脳がそう簡単に忘れるかよ
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/11(木) 15:23:59.88 ID:b57qyWl1o
むしろ「こんなことになった自分を見て欲しくない」と思うんじゃね?
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 15:26:35.10 ID:E6mBEMuIo
どっちかってとその過去からあの実験にストレートに繋がってった方が原作より同情の余地が無さそうに思えてしまう・・・ww
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [saga]:2011/08/11(木) 16:20:55.02 ID:XhbGh1qS0
※注意:ネタバレを気にする人は、読まない方がいいかもです。※
一方通行と黒夜。
4,5レスくらい。
ギャグ。
投下します。
329 :一方通行「猫を虐待する」 [saga sage]:2011/08/11(木) 16:22:43.57 ID:XhbGh1qS0



一方「猫か……その発想は無かったな」


一方通行は一人呟く。
彼はかの少女の哀れなる姿を見て思うところがあり、また自分の浅はかさを痛感してもいた。
彼にはあの少年のような発想は生じなかった。
それは何故か。
彼は自らの愚かさを噛みしめるとともに、あの少年の柔軟な思考に舌を巻いていた。

なるほど確かに。
猫である。


黒夜「―――猫じゃねェよコノ野郎ォ!!」


轟、と空を切り裂いて、黒夜の窒素爆槍が(当たり前のことだが)ノーバウンドで一方通行の元へ向かう。
一方通行は、「ごっ、がぁああああ!!!!」と叫ぶことも、肺の空気が全て押し出されることもなく、冷静に窒素爆槍を横に薙ぐ。
一方通行は無傷のままでその場に立っていた。

しかし、彼の表情は悲痛に満ちていた。


一方「クソッ、何でこの猫はこンなに反抗的なンだ!!」

黒夜「だから猫じゃねェっていってンだろ!!」


彼は、自らの躾が行き届いていないことを恥じた。
あのヒーローなら違うはずだ。
あのヒーローなら、凌辱エロ○の主人公のように調教を遂行し、瞬く間にハーレムを築き上げることだろう。
それがヒーローのヒーローたる所以である。
しかし彼にはそのために必要なコミュニケーション能力や人望、そしてコミュニケーション能力やコミュニケーション能力が足りない。
あるのは拷問系エロ○に必須な知識である。
もちろん向かう先には死亡フラグとバッドエンドしかない。


黒夜「窒素爆撃連弾!! 窒素爆竜十連撃!! ボンバァーグングニィルゥッ!!」


ちなみにさっきから50を超える攻撃、及び黒歴史が繰り出されている。
しかしレベル4の能力をもってしても、それはかの木原神には遠く及ばぬものであった。
一方通行は反射とベクトル操作を組み合わせ、攻撃を捌いている。

しかし、一方通行にはそんなことはどうでも良かった。


一方「俺がやるンだ。俺が、この黒猫を躾けてやらなきゃいけねェンだ!!」

黒猫「だァかァら、猫じぇねェっつってンだろがこのボケナスがァーッ!!!」


一方通行は、窒素の槍の猛攻をものともせず、手を伸ばす。
黒夜は一瞬身構え、防御に転じるが、悪手であった。
窒素爆槍は攻撃に特化した能力であり、しかも防御においては木原神拳を使うこともままならない。



330 :一方通行「猫を虐待する」 [saga sage]:2011/08/11(木) 16:23:09.61 ID:XhbGh1qS0



轟!! と爆風が生じ、黒夜は壁に叩きつけられる。
両の腕に備わっていた窒素爆槍は霧と消えた。
一方通行の白く細い手が、黒夜の首にかかる。
黒夜は死を覚悟し、小さな呻き声をあげた。


黒猫「ごろごろ」ナデナデ

一方「……」

黒夜「……なんだよ」

一方「……よしっ」

黒夜「何が、よしっ、だよこの野郎!! んで、あご撫でてんじゃねーよ!!」

一方「本当に鳴るンだなァ、ごろごろって」

黒夜「鳴らないよ! 人間だから鳴らないよ!」

一方「さっき鳴いてたじゃねェか」

黒夜「あれは、あの、その……ノリで!」

一方「ノリノリで、だァ?」

黒猫「オマエ本当いい加減にしな、ごろにゃぁーん」ナデリコナデリコ

一方「遂に、にゃん、とまで鳴きやがった」

黒夜「ちが、これは違くて!」


黒夜にも猫としての自覚が芽生えてきたようだ、と一方通行は胸をなでおろす。
しかしあごを撫でるだけでは、ただの可愛がりである。
一方通行は、そのチリ共和国のような細腕で、黒夜を担ぎ上げると、風を切る速度で風呂場へと向かった。


黒夜「ちょっ、おま、何して」

一方「まずは水責めで調教だァ!!」


一方通行はかつら剥きのように黒夜の服を脱がし、目にも見えぬ速度できちんと畳み、シャワーを掴むと空気圧を操作して通常の三倍もの量のお湯を噴出させた。
轟!! と。


黒夜「ぎゃー!! ぎにゃー!!!」

一方「洗ってやる洗ってやる洗ってやるゥ!!」

黒夜「痛い痛い痛い水圧が痛い!!」

一方「野良猫には病原菌がたくさンついてンだよ!! だからこォしてこォしてこォしてよォおおおおお!!!!」

黒猫「野良じゃねーよー!!」

一方「打ち止めに感染させるわけにはいかねェだろォがよォおお!!!!」

黒猫「シャンプーが目にしみるー!!!」

一方「だから目ェ閉じとけっつっただろォが!!」

黒猫「言ってないもん!!」

一方「言いましたァー!!」

黒猫「あんた本当なまっちろい体してんなぁー!!」

一方「うっせェ、強く擦ンなコラァア!!」

黒猫「デリケートな肌はこうしてこうして鍛えてやるぅううううう!!!!」

一方「ぎゃあああああああ!!!」



331 :一方通行「猫を虐待する」 [saga sage]:2011/08/11(木) 16:23:57.08 ID:XhbGh1qS0




夏草やつわものどもがららららら
風呂場は阿鼻叫喚の地獄絵図と化していた……訳でもなく、ベクトル掃除でちょちょいと元に戻っていた。
風呂場やその付属品に損傷がないのは、水素爆槍や水の圧縮などを行わなかったためだろう。
二人はキッチンへと移動していた。


一方「ほら今皿にミルク移してやるから……」

黒夜「それは止めて!」

一方「ミルク嫌なのか? ンなことじゃ大きくなれねェぞ」

黒夜「ちがわい! 瓶のままがいい!」

一方「オマエよく叫ぶようになったなァ。発情期か?」

黒夜「つっこむところが多すぎるからだよこのスカタン! あっ、つっこむってのは別にそのつっこむじゃn」

一方「さっさと飲めよクソネコ」

黒夜「畜生!」


リビングに着いた一方通行は、ソファに座ってテレビを見ていた。
膝に黒猫を乗せて。
左手にワイングラスを掲げて。


黒猫「……なにこれ」

一方「あン?」

黒猫「この体勢はなんなのって聞いてんの」


ちなみに黒猫は、一方通行の上に、テレビの方を向くようにして横になっている。
そして一方通行はそんな黒猫の髪を時折撫でつつ、ワイングラスを傾けている。
ちなみに中に入っているのはコーヒーである。


一方「これは悪党のポーズだ。悪党といっても、そこらのチンピラとはわけが違ェ。
悪党の中でも、悪党の仁義をつらぬき、並み居る悪党をまとめあげてこそ、
こうして猫を撫でられるンだ」

黒猫「で、それが何の関係があんの」

一方「ねェ。悪党とかもうどォでもいいし」

黒猫「じゃあなんでこんなことやってんの……」

一方「いや、他にすることが思いつかなかったンで」

黒猫「ああそう……」

一方「眠いのか?」

黒猫「誰かのせいで疲れただけだよこのモヤ……シ……」


そう言って、黒猫は一方通行の上から降りる。


一方「あン? どォした?」

黒猫「う、うるさいなバカ。トイレだよトイレ」

一方「トイレか、よし、ちょっと待ってろ」

黒猫「へ?」



332 :一方通行「猫を虐待する」 [saga sage]:2011/08/11(木) 16:24:34.35 ID:XhbGh1qS0




一方通行は、部屋の隅にあった箱の中から何かを取り出した。
それは砂の入った袋のようだった。
その袋を見た瞬間、黒猫の脳裏には恐ろしい図が思い浮かんだ。


黒猫「ま、まさかそれって……」

一方「おゥ、トイレだ。待ってろ、今セットしてやる」

黒猫「無理無理無理無理無理!! そんなの無理、絶対無理!!」

一方「てめェ、部屋の中で堂々としようだなンて、そこまで落ちぶれたかドブネコ!!」

黒猫「ちっがうっつーの!! トイレ! トイレでするから!!」

一方「あァ、そォだよな。ちゃンとトイレでしなきゃな。待ってろ黒猫」

黒猫「そっちのトイレじゃないから!! 白くて陶器でできた、普通のトイレでするから!」

一方「正直な黒猫よ。オマエの正直さに免じて、紙の砂とコーンの砂、両方を与えよう」

黒猫「どっちもいらないから!! ていうか何だそのキャラ!!」

一方「もしそこらに撒き散らした小便、打ち止めが舐めて病気になったら、責任とれンのか!!」

黒猫「おたくの打ち止めちゃんどんだけバカなんだよ!! もう限界だからどいてぇー!!!!」


そんなわけで、一方通行の初めてのペットライフはくろねこな結果に終わってしまったのでした。














黒猫「すぅ……」

一方「よォやく眠りやがったか。たく、疲れる一日だった」

一方「……」

一方「クソガキみたく、体温高ェな」

一方「当たり前か、こいつもガキなンだし」

黒猫「むにゅ」

一方「……」

一方「俺の真似事なンかしてねェで」

一方「ガキはガキらしく、仲良しこよししてりゃいいンだ」

一方「そォだろ、ヒーロー」

一方「……」

一方「うりうり」

黒猫「……うにゃあ」

一方「……順応早すぎだろ、こいつ」



333 :一方通行「猫を虐待する」 [saga sage]:2011/08/11(木) 16:25:25.88 ID:XhbGh1qS0

以上です。
お目汚し失礼しました。
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/08/11(木) 17:26:25.55 ID:37Eujys4o


一体何が起きてるんだ
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/11(木) 17:31:35.31 ID:zZXNxvFKo

2巻で黒猫にはたしかに調教される素養を感じた
格付け的にはレベルp4くらい
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/11(木) 17:32:21.89 ID:zZXNxvFKo
すで間違えたけど黒夜か…
337 :しょーちゃん ◆QsM9ueLMyk :2011/08/11(木) 18:02:16.36 ID:QmZkHx9DO
2、3レス貰います。

上条さんと一方さんコンビがネタをします。

では投下。
338 :あるある探検隊 ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/11(木) 18:03:33.51 ID:QmZkHx9DO


上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」



上条「死んだと思たら生きていたwwwwwwww」


上条一方「はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」


上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」


一方「クールなふりして淋しがりwwwwwwww」


上条一方「はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」


上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」



上条「実はドMに目覚めてるwwwwwwww」

一方「えっ今更かよ」

上条「…うん」

一方「…………」

上条「…………」


上条一方「…はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」



上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」


一方「打ち止めのパンツをたまに履くwwwwwwww」

上条「えっ」

一方「やらねェの?」

上条「……一回だけ、インデックスのを…」



一方「…………」ニヤリ

上条「…………」フッ



上条一方「はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」

上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」
339 :あるある探検隊 ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/11(木) 18:04:39.92 ID:QmZkHx9DO



上条「オ〇ニー見られて気まずくなるwwwwwwww」

一方「マジで?」

上条「うん…昨日見られた…」

一方「あァ、…で?」

上条「興奮しました」


一方「………」

上条「………」




上条一方「…はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」

上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」




一方「フレメアたんも貰いたいwwwwwwww」

上条「打ち止めだけじゃダメなのか?」

一方「いや…二人の幼女の絡みが見てェ」

上条「…じゃあインデックスもまぜる?」

一方「良いなそれ!」

上条「…………」ニコリ

一方「…………」ニカッ

上条一方「はいwwwwはいwwwwはいはいはいwwwwwwww」」



上条一方「「あるある探検隊wwwwwwwwあるある探検隊wwwwwwww」」

禁書「ねーよ」

打ち止め「ねーよ」
340 :しょーちゃん ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/11(木) 18:06:51.29 ID:QmZkHx9DO
以上です。

ただたんに久しぶりにセロリが書きたかっただけです。

ではノシ
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/11(木) 20:39:38.79 ID:le8Abd1Ro
だめだ、この2人早くそげぶしないと
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 22:44:47.84 ID:SNNEEXhDO
警備員さんこっちです
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 22:51:26.54 ID:gP5SvOQi0
明確な決まりではないけど総合はコテハンや酉は余り好まれないぜ
前も言われなかった?
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/11(木) 22:59:22.77 ID:W+PgGr+AO
なんだその地方ルールは?
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/11(木) 23:08:32.92 ID:/qWzpq0N0
しょーちゃんさんはこういう人だからいいんだよ
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 23:25:16.88 ID:FhGKQ+Eto
俺は逆に晒あったほうが特定できていいけどな
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 00:02:26.34 ID:Ew/yv0SGo
まあ嫌ならNGすりゃいいだけのこと
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/12(金) 00:04:20.21 ID:t8pHisWX0
新約2巻はドタバタギャグ巻というよりはおさらい巻だったな
一方通行と浜面は魔術についてはほとんど知らないわけだし
ただ、挿絵は良かった、本当に良かった
浜面とフレメアの戯れを見て、滝壺がヤンデレモードになるシーンは
ここ最近のラノベの中で特に良かった
何が言いたいかといえば、とりあえず滝壺のヤンデレネタが公式になったよ
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/12(金) 00:21:41.43 ID:hgEoea4AO
という事で1レスいってみよー



上条「という訳でお前達の周りにはヤンデレしかいない訳だが」

一方「打ち止めはヤンデレじゃありませン」

浜面「でも演算握られてるし御坂美琴の遺伝子持ちだろ?」

一方「……新生アイテムが全員ヤンデレになったそうですねェ」

上条「お前只でさえ爆発しろだのもげろだの言われてるのに」

浜面「俺はお前と違ってフラグ管理しっかりやってるんだよ」

上条「爆発しろ」一方「もげろ」

浜面「うっせえ!大体上条、お前が一番ヤバいだろ!ヤンデレばかりなのに爆弾爆発させまくって!」

上条「そうなんだよ…ときメモで言えば全員の爆弾が…一緒に女々しい野郎共の歌を歌ってくれないか?」

一方「だが断る、殺される覚悟もねェのにヤンデレ属性持ってンじゃねェぞ」

浜面「今一方通行がいい事言った」

上条「いやカッコいいように聞こえるけど駄目人間ですよそれ!」

一方「つゥか俺の場合男のヤンデレもいたしィ」

上条「それお前が言うの?」

350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/12(金) 00:23:49.67 ID:hgEoea4AO
以上です
厳密にはヤンデレ率が高いのが上条さん
ヤンデレに好かれ自分もヤンデレなのが一方さん
ヤンデレしかいないのが浜面
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/12(金) 00:31:36.45 ID:I6VKVCGAO
てか今更だけど麦野ってババァだよね
顔老けてるし

年齢詐欺だろ畜生
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 00:46:45.42 ID:FNDgi3rY0

>>351

黙れ小僧!!


あの熟し過ぎた感がいいンだろうが。
バナナで言うと、斑点塗れ感!!
黄色いタイツ履いたパンパンの麦のんの脚も何かそれっぽいし。
最高じゃねェか!!

353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/12(金) 00:51:43.50 ID:j0kjGCLx0
>>348
滝壺ヤンデレもよかったが
浜面の平手打ち食らった顔が一番だと思った俺は異端なのか?
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/12(金) 00:52:08.68 ID:THfkM/QAO
>> 3/5/1
>> 3/5/2

無茶しやがって……
麦のんは周りが幼いから大人っぽく見えるだけだよ!
決してかんざきさんじゅうはっさいと意気投合したりしないよ!
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 01:28:12.70 ID:8U+h/buDO
>>351
>>352
屋上な

新約2は一方通行さん見せ場少なくて不完全燃焼だったな
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/12(金) 02:12:46.31 ID:yFbrb6Mf0
>>355
一方さんなんだかんだいってチートキャラだから暴れさせるには弱体化か魔術側インフレ起こさないとなぁ、三主人公の中で一番動かしづらそう

まぁ活躍は少なくとも挿絵が可愛かったのでもーまんたい
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/12(金) 03:34:24.82 ID:5jlcS3GAO
個人的にはフレメアと喧嘩してるバードウェイと、打ち止めが悶えてる隣で違う意味で一緒に悶えてる番外個体がツボだった

つか上条さん、あなたいつの間にパトリシアと知り合ったのよ
SSでこの辺書きたいけど、時間がないorz
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 04:24:53.42 ID:4fEd44aDO
黒子が出てくるかを教えてくれ
頼む
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 04:25:34.50 ID:Ew/yv0SGo
出てこないお・・・
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 04:30:21.47 ID:4fEd44aDO
チラッとも出てこな…いんですよねそうか…
美琴が出てくるならって期待してたんだが…ちくしょう
ありがとう
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 06:29:19.74 ID:uBamhSVIO
>>360
美琴が本格的に参戦だから次巻で少しくらいは出番あるかも
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/12(金) 08:58:37.30 ID:WnavKGGOo
でも舞台が学園都市から離れると美琴がついてくにも限界があるんじゃないかな
仮にも超お嬢様学校の優等生なんだし上条さんが連れてくとも思ないんだが
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 09:02:44.07 ID:4fEd44aDO
>>361ありがとうきゃっほおおおおう!
黒子まじ俺の女神
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/12(金) 09:04:05.76 ID:2unC5KVAO
>>356
対垣根戦が一番自由に戦ってた気がする
弱体化よりは派手に戦って欲しいな…でもそうすると浜面の危険が危ないな
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/12(金) 09:23:40.34 ID:VCjyJqQAO
>>362
☆がプランの修正にてんやわんやな今なら適当な理由で簡単に出られそうだけどな
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 09:33:41.01 ID:oENIUxVDO
個人的には三人の共闘は満足だけどなあ
一方さんが道を示して浜面が切り開いて上条さんが止め
初共闘だし最初はこんなもんだと思うけど
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/12(金) 11:33:46.88 ID:egzaA+aAO
>>365
別に☆のせいで学園都市を出れないって訳でもないでしょあの子
社会的立場がちゃんとしてる以上、そうホイホイどっか行くのは上層部の圧力云々以前に周りが止めたがるんじゃね
それこそ黒子とか

いや振りきるなら余裕で振りきるとも思うけどね
368 :しょーちゃん ◆QsM9ueLMyk :2011/08/12(金) 19:39:23.73 ID:rXSJl0UDO
昨日来たばかりなのに再び来ました。

数レス戴きます。

タイトル

「お父さンスイッチ」


では投下。
369 :お父さンスイッチ ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:40:34.46 ID:rXSJl0UDO

お父さンスイッチの〜♪
(セロリも可!)
作り方〜♪



打ち止め「空き箱に〜ボタン五つ〜描きまして〜♪」カキカキ

一方「……くだらねェ」ウダー

打ち止め「その中に〜♪…」

冥土帰し「僕特製の《妹達専用・一方通行対象遠隔強制命令装置》を…」

打ち止め「付けまして〜♪」カチャカチャ…

一方「おいコラなンだそのふざけた装置はよォ!?」

打ち止め「できあがり〜♪」

一方「話聞けェェ!!!!」

打ち止め「お父さンスイッチの〜あ〜♪」ポチ

一方「愛してンぜベイべェーーー!!!!」ビシィ!

打ち止め「……」ニヤリ



一方「…何言わせンだこらァァァァァ!!!!!」



一方「おいクソガキそンなもン使ってンじゃ… 「あ〜♪」 …愛してンぜベイべェーーーーーー!!!! …ってやめろっつってンだろォがァァァァァァァァ!!!!!」


打ち止め「あ〜♪」

一方「愛してンぜベイべェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」(`・д<)gmズビシィ!!

御坂妹「“あ”は愛してンぜベイべー!! の“あ”。とミサカは説明します」
370 :お父さンスイッチ ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:42:02.14 ID:rXSJl0UDO

一方「………」ゼェ…ゼェ…

打ち止め「…お父さンスイッチのい〜♪」ポチッ


一方「ちょ…」




一方「一生を賭けて…お前を守る…!」キリッ

打ち止め「きゃっ><ってミサカはミサカは恥ずかしいかも////」

一方「」

打ち止め「い〜♪////」

一方「一生を賭けて…お前を守る…!」キリリリッ!

御坂妹「“い”は「一生を賭けて…お前を守る…!」キリッの“い”とミサカは説明します」

一方「……orz」
371 :お父さンスイッチ ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:43:33.32 ID:rXSJl0UDO

打ち止め「お父さンスイッチのう〜♪」ポチッ

一方(まだあンのか…)









一方「ウサギは淋しィと死ンじゃうンだょ?」ウルウル…



打ち止め「………」

番外個体「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」ビッタンビッタンビッタン

一方「……………」

番外個体「…う〜♪wwwwwwwwwwww」ポチッ

一方「ウサギは淋しィと死ンじゃうンだょ?」
(´;ω;`)ウルウル…


打ち止め「…むぅ!邪魔しないで欲しいんだけど!?ってミサカはミサカは憤ってみる!!」プンスカ=3

番外個体「あはっ☆」

御坂妹「プフ…“う”は「ウサギは淋しィと死ンじゃうンだょ?」の…ブハww…“う”とミサカは説明します……wwww」ピク…ピク

一方(´・ω・`)
372 :お父さンスイッチ ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:45:20.38 ID:rXSJl0UDO

打ち止め「お父さンスイッチのえ〜♪」







一方「えっ?ロリコンですがなにか?」シレッ






打ち止め「……うーん」

番外個体「なんかインパクトがないなぁ」

打ち止め「うん、そんなのみんな知ってるもんね、ってミサカはミサカは頷いてみたり」

一方「…なンで無理矢理言わされてンのにダメ出しされンの?」

御坂妹「“え”は「えっ?ロリコンですがなにか?」の“え”とミサカは説明します…このボタンは外で使う事を推奨します」

一方「おいやめろ」
373 :お父さンスイッチ ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:46:15.91 ID:rXSJl0UDO
打ち止め「お父さンスイッチのお〜♪」ポチッ

一方「………」

打ち止め「…あれ?」

一方「…解析完了ォ、もォその装置は使えねェぞクソガキ」

打ち止め「えっ」

一方「…最後は“お”だったな?じゃああれにするか」

打ち止め「…えと…あぅ」ダラダラ

一方「“お”は「お尻ぺンぺン」の“お”だ…!!」

打ち止め(´・ω・`)

ぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺんぺん…!!

ウミャー!!……

番外個体「………」ソローリ

御坂妹「………」コソコソ

一方「逃がすと思うか?」

番外個体(´・ω・`)

御坂妹(´・ω・`)

フギャーー!?……

ウア−−!?……



一方「……ふゥ」

一方「ピタゴラス〇ッチィ〜」ノシ
374 :しょーちゃん ◆QsM9ueLMyk [sage]:2011/08/12(金) 19:48:34.61 ID:rXSJl0UDO
以上です。

コテと酉は批判が大きくなったら外すようにするから許してちょ。

ではノシ
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 20:14:51.89 ID:4fEd44aDO
ふむそう思っているなら外してくれ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/12(金) 20:17:48.55 ID:BZpzsUzB0
>>374
心配しなくてもコテ酉嫌いな人はNGしてるから大丈夫だろ。俺もしてるしね。
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/12(金) 20:18:53.05 ID:egzaA+aAO
俺はコテぐらいあってもいいと思う

だがあってもいいという人は無くなっても気にしない
あると不快な人は無くなると不快じゃなくなる

無くした方がいいかもね
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 20:22:40.94 ID:rXSJl0UDO
>>375〜377

わかった。

総合に投下する時は外すようにするよ。
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/12(金) 20:42:46.92 ID:hgEoea4AO
彼らはどこの地方ルールを持ち込んでいるのだろう?
わけがわからないよ
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/12(金) 21:02:51.41 ID:9a0CzYUz0
このへんだね

▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-6冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1276/12761/1276186522.html#a834

834 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/06/16(水) 15:29:45.24 ID:oXCUGKoo
そういえばなんでこのスレの書き手は鳥付けないの?
誰が何書いてたかとか続き物書くときとか後で纏められたときのためとか
鳥があると何かと便利な気がするけど

ただ馴染みが無いだけ?
835 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 15:40:06.35 ID:/MSNqxYo
一発ネタばっかりで続き書くことはまず無いし、
纏められるのに酉ついてなくても別に困らないし。

続き物を書くことがあれば付けるけど今のところは必要ない。
836 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 15:40:57.72 ID:j35kPBso
俺なんて自分の立てたスレでだって酉つけてないです・・・
837 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/06/16(水) 15:49:26.33 ID:0m.rUoco
酉で過去の作品特定されるとか恥ずかしすぎる
838 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 15:50:34.89 ID:lf4ZtYMo
>>836
あれ? 俺書き込んだっけ……?
839 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 15:51:31.67 ID:Yq3vfU2o
同じく基本一発ばっかりだし、
酉つけて「またアイツか。プゲラ」ってことになると多分死にたくなる
840 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 15:56:57.86 ID:j35kPBso
>>839
あるある過ぎてワロ・・・泣ける
841 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 16:02:50.54 ID:IGAzxf.0
総合スレを立てるときに運営?が酉を付けないのを推奨してた
過去の経験上、馴れ合いがちになって新規の人が参加しにくいとか、無意味な争いが起きやすいらしい
842 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 16:06:08.51 ID:F1wCkBgo
まあ確かに人が多いスレで酉付けるのは微妙だな
酉持ちが増えすぎて名無しが埋没することは多々ある
843 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/06/16(水) 16:25:41.49 ID:7xOUy6DO
どっちにしろ続きかくなら名前欄にタイトル入れてるから纏めずらいってのはあんまりないと思う
844 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします2010/06/16(水) 16:47:40.92 ID:lDT06H2o
酉は自分の立てたスレで付けてくれってことかな
あと続き物は投下する前に前回のどこから〜ってやってもらえるとありがたい
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/12(金) 21:05:10.99 ID:9a0CzYUz0
やべ、そのままコピペしたら読みにくい

> 841 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]:2010/06/16(水) 16:02:50.54 ID:IGAzxf.0
> 総合スレを立てるときに運営?が酉を付けないのを推奨してた
> 過去の経験上、馴れ合いがちになって新規の人が参加しにくいとか、無意味な争いが起きやすいらしい

が重要だと思われ
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 21:47:05.05 ID:0e7KNeiAO
地方ルールではなく、総合での推奨ってところか
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/12(金) 21:50:03.86 ID:w89d0hn70
そもそもコテハンは嫌われるしね
ここの板はそうでもないが
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/12(金) 22:43:37.53 ID:hgEoea4AO
人それぞれな気もするがまあよい

最近いいネタが浮かばないなあ
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/12(金) 22:48:20.47 ID:OEAAFJ+2o
まあよい、ってお前何様だよ
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 22:52:22.58 ID:rXSJl0UDO
なんかすまんな。

ここで書き初めたのはここ半年くらいの事だから初期の頃のは見てないんだ。

今後は指摘されないように気をつけていく。

迷惑をかけてすまない。
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/08/12(金) 23:20:45.02 ID:Ali99l7ho
新刊小ネタで1レス




建宮「……女教皇様」

神裂「建宮ですか。……? どうしたのですか、その傷は」

建宮「あなたに決闘を申し込みます」

神裂「決闘? なにを言っているのですか。そもそもそんなことをする理由がどこに」

建宮「そして私が勝利した暁には――堕天使エロメイドを着ていただくのよな」

神裂「……本気で行きます。“salvare000”」

建宮「見せてあげましょうぞ。女教皇様。天草式十字凄教元教皇代理、建宮斎字の」

建宮「いや――“縦”宮斎字の実力を!!」

神裂「ッ!?」

縦宮「五和の無茶振りによって、真剣白刃取りは完全に体得したのよな!!」

縦宮「無論、貴方の唯閃も例外では無いッ!!!」

神裂「なん……ですって……」

縦宮「さあ来い、女教皇様。いや、堕天使エロメイドォォォォォォォォオオオ!!!!」

神裂「じゃあ七閃」

縦宮「ぎゃひん!」
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/12(金) 23:44:10.19 ID:I6VKVCGAO
麦野はババァ

これは決定事項
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 23:47:18.08 ID:4fEd44aDO
>>388屋上
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 23:49:45.95 ID:axPnwxzDO
>>388
屋上
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/12(金) 23:56:45.60 ID:NXqQgP3Uo
トイレ
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 00:31:06.42 ID:hyKZgEYDO
>>388

かわいいとキレイ、または美しいは違うぞ

屋上
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/13(土) 01:40:06.79 ID:lg6oDxhu0
新刊ネタで1レス 上条勢力+α

神裂「今回は私が一番活躍しましたね」

バードウェイ「出番は私が一番多かったがな」

御坂「挿絵は私が一番多かったわ!」

五和「挿絵にだったら私も出てますよ!」

ルチア「私たちも出てますよ」

アン「そうですよ」

レッサ―「インパクトなら私とランシスは誰にも負けてませんがね」

イン「わたしだって口絵にでてるんだよ!」

姫神「ふふふ。口絵に私がいる。ふふふ。」

風斬「私もちょっとでたかな?」

アニェ「私達も通信で出番ありましたね」

シェリー「あぁ、そうだね」

オルソラ「わたくしは名前だけなのでございますよ」

結標「私たちにも出番があるなんてね」

小萌「そうですねー」

雲川「私にも出番があったけど」

舞夏「私にもあったぞー」

吹寄「まったく!上条はまったく!」




御坂妹「ケッ、どうせミサカなんて名前すら出てきませんでしたよ…」(グス
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 03:44:08.51 ID:5A201Nhko
個人だっていっても世界中にわんさか同じのが居るからな
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/13(土) 07:39:39.55 ID:24Er79KAO
>>388
誰だよこんなとこに肉塊おいたの
ちゃんと処理しとけよ
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 10:29:55.41 ID:+EGi70CIO
乙です
原作で登場したことがない第五位ですらネタとして出てたのになw
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 14:39:32.05 ID:rMZsVq380
新約2巻に出てきた鞠亜さんってもしかして初出?
先輩の妹ということでいいのだろうか
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 16:55:57.27 ID:SqAvmT2DO

ほぼギャグの中ひたすらシリアスやってたねーちんに
逆に笑えてきたのは内緒
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/08/13(土) 16:57:02.57 ID:wZGrrqIqo
もうちょっとで書けるから載せていい?
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/13(土) 17:02:42.16 ID:NnRsTqxuo
「SSを書いていい?」… そんな言葉は 使う必要がねーんだ
なぜなら オレや オレたちの仲間は 
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際にキーボードを叩いちまって もうすでに終わってるからだッ!
だから 使った事がねェーーーッ

『SSを書いた』なら使ってもいいッ!

というわけで楽しみにしてる
401 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:17:49.10 ID:wZGrrqIqo
じゃあ載せるわ。
最初に注意事項
後半からギャグみたいな展開になる
能力とかふかく突っ込まないでください
あくまでギャグとしてみてください



芳川「ええ」

一方通行「ふざけンな!俺はちゃんと妹達全員殺してレベル6になっただろうがァ!!」

芳川「確かに貴方はレベル6よ。でもね、レベル6は余りにも居ないから団体でも可能になったのよ。そしたら貴方が128位。丁度オリジナル分ね」

一方通行「じゃあ俺はァレベル6第128位の一方通行ってことなのか?」

芳川「そうなるわ」

一方通行「じゃあ俺はレベル6の第一位になるわ」

芳川「本当?ハッキリ言って妹達よりも格段に強いわよ?」

一方通行「俺は最強なンだよ」

芳川「……そう。ならレベル6を集めるわ。でも、一応表向きは貴方が無敵よ」

一方通行「表裏だろうが俺が無敵なンだよ」

芳川「そう。じゃあ明日から一方通行のレベル7進化実験に入るわ。これはすでに上から降りているの」

一方通行「オオ!良いじゃねえか!」

芳川「基本的に倒せばあなたの順位は上がる。死なない限り頑張りなさい。いい、どんな相手でもレベル6って事は忘れてはダメよ」

一方通行「わーてる」


レベル7進化実験・初日

一方通行「さて、俺の相手をするのは誰だァ?」

?「お前が第128位か」

一方通行「あぁ?何なンですか?お前達がレベル6の127位何ですかァ?」

??「一応そういうことなんですけどぉ、まさかレベル5の第一が相手とかぁ、パパッと終わらせましょう」

?「そういうわけで相手をしてもらうぞ」

一方通行「……」

5分後

??「ごはぁっ……つよい…」

?「こん……じょ…う………」

べちゃり

一方通行「……舐めてるのか?」

一方通行・レベル6・現在127位

その後レベル6をどんどん倒しって行った

一方通行「オラァ!!」

?「ぎゃー」

??「ぎゃおー」


芳川「貴方のパートナーを連れてきたわ。流石に独りは嫌でしょう」





402 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」2 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:22:32.12 ID:wZGrrqIqo
一方通行「ぬる過ぎる。こんな奴らが金を屑みてねェに持ってたのか」

芳川「いいえ、レベル6はボランティアみたいなもの。もらえるのは第10位から」

一方通行「俺はァ今何位だ?」

芳川「第87位」

一方通行「まだまだか」

芳川「で、パートナーはこれよ」

?「」フワフワ

一方通行「何だァ?コイツァ?」

?「」ヘーイッ

芳川「妖精のナビィっていうの。これからの相手は正直貴方みたいな化け物が多い。だからもし困ったらこの妖精に聞きなさい」

ナビィ「一方通行よろしくね」

一方通行「…………」


実験・対第43位

一方通行「……」

ビュン

一方通行「お前等か」

麦野「何でお前の相手をしなくちゃならないのかねえ?」

バリバリ

一方通行「今日はやけにレベル5が騒がしいじゃねーか」

御坂「妹達殺しといて何言ってるの?」

一方通行「で、お前はまだ仕掛けねーのか?」

バサバサ

垣根「俺はお前のベクトルを破る突破口なのさ」

一方通行「そォか……掛かってこい」

30分後

一方通行「……チッ…弱すぎる」

根垣「」

坂御「」

野麦「」

一方通行「所詮レベル5が集まったって雑魚にしか変わりねェ」


芳川「随分順位を上げたわね」

一方通行「レベル6にみたねえ奴が多すぎる」

芳川「ホントのレベル6はこれからなの」

一方通行「その台詞……前も聞いた」

芳川「……油断は禁物よ」

403 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」3 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:24:43.72 ID:wZGrrqIqo
対第25位

一方通行「……」

一方通行(何だァ?アイツは?)

ミュウツー「……ワタシハマケルワケニハイカナイ」

一方通行「とにかく先手必勝!!」バッ

ミュウツー「……」ビュン

一方通行「!何だこれは!?ぐはァああああ!!」

一方通行敗北


芳川「ナビィを使ってあげなきゃ」

一方通行「……どっか行った」

芳川「どう?倒せる?」

一方通行「当たらなきゃ勝てる」


再戦

ミュウツー「うわあああああああ」ヒューン

一方通行「……所詮念動力の類だろうな」

対第23位

一方通行「チィ……コイツは何の能力だァ!?」

ほむら「…………終わりよ」スッ

一方通行「はァ?」

ぼかーん

一方通行敗北


芳川「彼女は時間を操る、武器を作るんじゃなかったかしら?だから貫通武器でも召喚したんじゃないのかしら」

一方通行「反則だろォ!!」


対16位

一方通行「……何故だ!?何故ベクトル操作が効かねえ!?」

ガノンドロフ「ハァー」ブン

一歩通行「グハァ!!」

一方通行敗北


芳川「あれはトライフォースの力によって貴方がいかにベクトル操作しようともそれを貫通しちゃうの」

一方通行「強すぎだろォ!!」


対第14位

フリーザ「ホッホッホッ。準備はよろしいですか?」

一方通行「……ミュウツーじゃねえか」

一方通行敗北


芳川「……頑張りなさい」

一方通行「なンか変身したンだが」
404 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」4 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:25:42.45 ID:wZGrrqIqo
対第12位

一方通行「」

芳川「ほら、ここから好きなポケモンを選びなさい。今回は5連勝なんだから」

一方通行「……これ……これ…これ」

芳川「……じゃあまずはここに入りなさい。相手が待ってるわ」

一方通行「……」

ワタル「来たか第13位。まずは僕が相手だ」

一方通行「」

ワタル(HG・SS版)→ミクリ→ダイゴ(エメラルド版)→シロナ(ランダム)→アデク→レッド(HG・SS版)
ダイゴで敗北

芳川「鋼は炎タイプよ」

一方通行「知りませン」


対第11位

一方通行「……冗談だろォ」

闇遊戯「罰ゲームだぜ!」ドン☆

一方通行敗北


芳川「……エキスパートルール1なのにブルーアイズしかモンスターいないってどういう事よ?」

一方通行「やめてェ」


対第10位

一方通行「何でだァ!?能力がつかえねェ」

黒ひげ「ジハハハハ!これが最強最悪の悪魔の実、ヤミヤミの実の力だあああ!!」ズルズル

一方通行「くそっ!」

黒ひげ「そしてこいつは」ポゥウゥ

一方通行「その球体は!?」

黒ひげ「グラグラの実の能力だ」ブン

一方通行「グハァ!!」

一方通行敗北


芳川「確かにヤミヤミの実は強いけど、他の自然系と違って攻撃を受け流せないのよね」

一方通行「その前に近よれねェ」
405 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」5 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:27:48.40 ID:wZGrrqIqo
対第7位

一方通行「こいつは何なんだァ!!」

カービィ(ベクトルコピー)「いやぁっ!!」トン

バリバリバリ

一方通行「ベクトルを完全に操ってやがる!!」

カービィ「」ヒョイ→ホームランバット所持

カービィ「えいっ!」ブン

カキーン!!

一方通行敗北


芳川「カービィは64が一番強いって聞くわよね」

一方通行「バットありなのかァ……」


対第5位

一方通行「……」

一方通行(軍手が浮いてる)

マスターハンド「グハハハハ」

クレイジーハンド「あsdfうぇthkl」

バチンバチンバチン

一方通行敗北


芳川「左手がウザいよね」

一方通行「誰に話してるンですかァ?」



対第4位

一方通行「グハァ!!」ドパァ

鏡形而「ダイヤモンドダストは悪魔の鏡。内部に忍び神経をズダズダに切り裂いちゃうよ」

赤屍蔵人「困りますねぇ……獲物の先取りは…」スパスパ

一 方 通 行 「」

一方通行敗北


芳川「まあ、頑張りなさい」

一方通行「遂に対策なしかァ……そういや、二度目だったしなァ」

406 :一方通行「レベル6になったが、第128位だと!?」6 [sage saga]:2011/08/13(土) 17:31:13.65 ID:wZGrrqIqo
対第3位

一方通行「どうだァ!!」

セル「ぐぬぬ……」

一方通行「これでお前は達磨になった!!あとは……」

セル「なんちゃって」

一方通行「!!」

セル「ふん!!」ボコボコ

一方通行「なんだと!?」

セル「笑えよアクセラ」

一方通行敗北

芳川「ブウじゃなくて良かったわね」

一方通行「俺よえーなァー」


対第2

打ち止め「頑張るよーってミサカはミサカは腕を振り回してみたり」ポカッ

フレメア「あいた」グスッ

インデックス「おなかすいたんだよ」

子萌「じゃあご飯にしましょーねー。その前に打ち止めちゃんはフレメアちゃんに謝りましょう」

一方通行「」

一方通行敗北


芳川「このロリコン」

一方通行「初めて精神攻撃(メンタルアタック)を受けた」

芳川「それより貴方もう23位からずっとパスしてるけど……」

一方通行「……」

芳川「まあ、第1位に勝てたら1位になれるし頑張りなさい」

一方通行「負けたらどうなる?」

芳川「表はレベル6で裏では第24位ね」

一方通行「負けられねェ」


対第1位

アレイスター「では始めようか」

一方通行「」

一方通行敗北


芳川「理事長はどうだったかしら?」

一方通行「俺修行してくるわ」

芳川「ええ。六式を極めて十殺元も極めなさい。貴方ならレベル6第1位になれるわ」



一方通行の戦いはこれからだ
終わり。

ふと頭に浮かんで書いてみたらこんな風になった。
とりあえず、一方さんはこんなに弱くないとか言わないでくれよ。頭ん中じゃこんな感じだったんだから
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/08/13(土) 17:33:44.72 ID:UxASnXBuo
理事長は理不尽
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 17:34:20.86 ID:U0BDf6mCo
なんでポケモンバトルとかデュエルとかするんだ?ww
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 18:01:31.08 ID:FrSlYs8Co
赤屍さんは卑怯だろwwww
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/08/13(土) 19:48:58.39 ID:o9I2l89AO
うん、それ無理
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 20:25:06.59 ID:FtoyTYXZo
正直☆より赤屍さんのほうが強いんじゃねって思...なんでもない
乙!!
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 21:45:51.87 ID:CqrhnZAX0
青髪のss思いついたし少したまったら書くわ

需要ないならたまる前に言ってくれ
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 22:09:53.39 ID:CqrhnZAX0
需要あるか分からないけど書くわ(途中まで)
途中まで書いてそのあと需要なかったらやめるわ

設定は青ピの本名は本当に青髪ピアスだったっていう設定で
主人公は青ピ

じゃ投稿始めまーす
414 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:11:48.88 ID:CqrhnZAX0
青ピ(ボクの名前は青髪ピアス通商青ピ○○高校1年のとあるクラスの学級委員や」

子供「ママ あの人何言ってるの?」

母親「しっ 見ちゃいけません」

青ピ「おっと いつの間にかしゃべってしまったな。ハハハハ」キラン

通行人A(女)「あの人キモいんですけど…」

おばあちゃん「最近の若い者は」ヤレヤレ

青髪「フッ あまりにもボクがハンサムだから女性がミンナ騒いでるぜ」キラン

周りの人「」
415 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:16:38.93 ID:CqrhnZAX0
青ピ「おっと取り乱してしまったな… え?何でボクがこんなにハンサムかっグハ」

土御門「誰もそんなこと言ってないぜよ」

青ピ「ひどいわ〜土御門君」イテテ

土御門「にゃー。とりあえずムカついたから殴っただけぜよ。それにしても何かお前変じゃないかにゃー?(前から変態だが…)正確にはカミやんのプリント子萌先生に貰いに行った後」

青ピ「フッよく気がついたね土みグハ」

土御門「さっさとそのしゃべり方直さんかい」

青ピ「いいやん。かっこいいやん」ボロボロ

土御門(知らぬが仏って奴だにゃー)

青ピ「子萌先生が「青髪ちゃんは真面目にしてるかっこいいんですけどねー」って言ってくれたんやで 僕はこれから生まれ変わるんや」キリッ

土御門「」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/13(土) 22:21:21.81 ID:piH5le9y0
書きながら投下はダメだよ
違うならスマソ
417 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:21:49.14 ID:CqrhnZAX0
すいませーん
設定追加 上条さんは風邪で学校を休んでます そして学級委員である青ピがプリントを届けに行き土御門は
     隣人なので青ピの付き添いです

では誰も楽しみにしてないであろう続き再投稿

青ピ「おっ着いたんちゃうか?」

土御門「えっ生まれ変わるんじゃないの?」

青ピ「土御門君そっちこそしゃべり方… これは子萌先生と女性の前だけや。誰が好き好んで男子寮の前で」

土御門「(いけない青ピに流されてしゃべり方を間違えてしまったにゃ)青ピ舞花の前でそのしゃべり方したら俺はお前を許さない」ギロッ

青ピ「お、おぉわかったでー(義妹が関わると土御門君怖いなー)」

土御門「よし、それならいいぜよ。にしてもカミやんが風邪ひくなんてなー」

青ピ「そうそうボクも気になってたんや〜。あのバカなカミやんが風邪をひくなんて」

土御門「子萌先生や吹寄それに■■も驚いていたからにゃー」

青ピ「子萌先生だと」キリッ

土御門「」
418 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:22:54.36 ID:CqrhnZAX0
―――――上条さん宅―――――

上条「うーん…寝ちまったか」キョロキョロ

上条「あれインデックスがいない。ん?これは置き手紙?」

   [上条当麻。あの子がおなかをすかせているようなので学園都市バイキング巡りに行ってくる。
            それと、もし今度こういうことがあったら命の保証はしないよ。大体君はなんでこんな可愛い…]
     
         上条はそこで置き手紙を捨てたなぜならこの先は赤髪のエセ神父のツンデレだろうと思ったからである


ピンポーン

上条「あれ?誰だろう?まさかもう帰って来たのか。はいはい今開けますよー」

土御門「おーす カミやーん具合はどうぜよ?」

上条「何だ土御門か…(良かった〜)あぁしばらく寝たら大分ましになったよ」

土御門「何だとはひどいにゃー… それはそうとしてよかったにゃー。これプリントぜよ」

上条「おっわざわざ悪いな。ありがとう」

土御門「隣同士だし別にいいぜよー。今度何か奢ってくれればな」

上条「ちょっと感動した俺のピュアな気持ちを返せ。ってかそこにいる青いピアスの少年は何?」

青ピ「」チーン

土御門「ちょっと鬱陶しかったから殴っただけぜよ。問題ないにゃー」

上条「」
419 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:25:14.81 ID:CqrhnZAX0
ちゃんと少しは書きためてますww
需要ないならやめるからそんなにためてないけどww

上条「話戻すけどこのプリントはいったい何でせうか?」

土御門「子萌先生が作った今日の授業内容の宿題にゃー」

上条「うわーいやな予感がしたんだ。やっぱりそうですよねー風邪ひいても不こ」ン?

土御門「どうしたカミやん」マジメモード

上条「青ピが…」

青ピ「カミやん。子萌先生やと…」ゴゴゴゴゴ

上条・土御門「」

青ピ「カミやん覚悟ー」クワァ

上条「やっぱり不幸d」ハックション

青ピ「ぎゃーボクの美面がー」orz

上条「あっ悪い青ピ」

土御門「安心しろカミやん問題ないぜよ」

上条「そっそうか…(いいのか?)」

青ピ「ボクの美め ん?」

舞花「このハンカチで拭くといいぞー」

土御門「にゃにゃんで舞花がーー」クワァ

舞花「兄貴の晩飯作りに来ただけだが?」

土御門「そっそうかー(落ち付けオレ…)」

青ピ「舞花ちゃんありがとー。これ洗濯して返すわー」

舞花「いや別にいいぞー兄貴の部屋で洗濯するからなー」

土御門「にゃ!?舞花なんで俺の家で鼻水なん

舞花「友達だからいいじゃないかー」

土御門「わっわかったぜよ…」

上条(俺の鼻水だから俺が洗った方がいいんじゃないのか?)
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/13(土) 22:28:14.47 ID:piH5le9y0
そのスタンスならスレ立てた方がいい
それか書きためたところまでで止めるか
どちらにせよ書きながら投下はこのスレは禁止
421 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:29:38.30 ID:CqrhnZAX0
青ピ「ありがとー。ボクこんなに女の子に優しくされて幸せやわー」

舞花「いっいや別にわ私はそんなに優しくなんかないぞ」///

土御門(舞花ァァァァァァァァァァァァァアァァアァァァおのれ青ピ覚えてろ)

上条(青ピご愁傷さま…)

Pipipipipipi

青ピ「ん?あっ店長から呼び出しや。じゃボク帰るわーカミやんお大事にー土御門君また明日ー」

上条「おっおぉじゃあな」

土御門「」ゴゴゴゴゴゴ

舞花「バイバイなんだぞー 兄貴を宜しくー」

青ピ「任せとき舞花ちゃん 今度パン屋来たら何か奢ってあげるわー」

土御門(ihb殺wq)

上条「」

―――――――――――――――――――――――
      あの世

木原「どこかで一方通行の気配が!!いいねぇこの気今思い出しても惚れちゃいそうだぜ一方通行」

周りの死人「」

―――――――――――――――――――――――
422 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:34:24.65 ID:CqrhnZAX0
―――――――――――黄泉川家――――――――――――
一通「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン(どうした!?俺の身体)」

打ち止め「いきなりどうしたの?ってミサカはミサカは(ry」



青ピ帰路途中

■■「青髪くん。何をしているの?」

青ピ「ん?姫神ちゃんやないの 今から帰るところやで」

■■「えっ?青髪くん。今。何て言った?」

青ピ「えっ?今から帰るところやで」

姫神「その前」

青ピ「姫神ちゃんやないの」

■■「もう一度。」

青ピ「姫神ちゃんやないの」

■■「もう一度」///

青ピ「姫神ちゃん…一体どうしたん?」

■■「私は本来。消える定めにあるもの。何で私の名前を?」

青ピ「何を言ってんねん姫神ちゃん 僕の中では姫神ちゃんはめっちゃ輝いてるでー」

姫神「こ、これぞ。私が探していたもの」

青ピ「なんたってボクぁ 

姫神「ありがとう。青髪くん。また明日」///

青ピ(言いたかった…それにあのしゃべり方忘れてたー)orz
423 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:35:04.77 ID:CqrhnZAX0
パン屋到着

青ピ「店長すんませーん。遅れましたー」

店長「遅いぞ青髪 さっさと厨房行って手伝ってこい」

青ピ「わっかりましたー」

――――――パン屋厨房―――――――
青ピ「先輩すいません 遅れてしました」

先輩(女)「青髪くん遅い さっさと手伝って」

青ピ「ハイ 分かりました」キリッ

先輩(今日はやけに真面目ね…)

青ピ(それにしてもやっぱここの制服最高やわー」

先輩「えっ? 何か言った?」

青ピ「い、いえ何でもないです ただ先輩の(制服)可愛いなぁと」

先輩「えっ///こんな時に何言ってるのほ、ほらパンやけるわよ///」

青ピ「あ、あぁ分かりました(あれ?このしゃべり方キテるんじゃない?)」

先輩「よっこいしょっと ってキャー」

青ピ「おっと危ない」

先輩「あ、ありがと」///

青ピ「いえいえ 気を付けてくださいね(決まったーーーー)」キリッ

先輩「」
424 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:35:38.02 ID:CqrhnZAX0
数時間後…

店長「青髪ー今日はこの辺であがれー」

青ピ「はーい じゃ先輩お疲れです」キラーン

先輩「えぇお疲れ(一瞬ドキッとした私はバカ…)」

青ピ(恥ずかしがってんのやなウンウン)
425 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:38:01.91 ID:CqrhnZAX0
次の日
青ピ「あぁ今日はどんな素敵な女の子に会えるやろーか ドキドキやなー」

子萌先生「どっどうしましょうか…」オロオロ

青ピ「キタ―――――(゜∀゜)――――――」

青ピ「子萌せんせ〜… 子萌先生どうしましたか?」

子萌「あっ青髪ちゃん(何かいつもと違う…)」

青ピ「何かお困り事でも?」キリッ

子萌「あっそうなんですよ 実は先生の(煙草用の)空気清浄機が壊れちゃったんですよー」エッ?ナンデクルマヲオリテルカッテ?ssダカラコマケェコトハ(ry

青ピ「何ですって… 空気は大事なものですボクが直しましょう」キリッ

子萌「…そういえば青髪ちゃんは技術得意でしたね じゃお任せするです」ssダカラコマケェコトハ(ry

青ピ「ホームルームまでに直してあげますよ」キラーン

子萌「…でっではお任せするですよー 先生は車なのでお先です…」

青ピ「了解しました」キラーン

子萌(今日の青髪ちゃんいつも以上に気持ち悪かったけど優しかったで いやいや青髪ちゃんは生徒生徒」///

青髪(まさか…カミやんのくしゃみでカミやん病がボクに!?)

――――――――――――――――

アレイスター「ホウ これはおもしろい」

――――――――――――――――
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/13(土) 22:39:44.72 ID:27W8rM0fo
ここはお前のスレじゃ無いぜ
書き溜めてるなら全部投下するのに長くても10〜20分程度ですませなさいよ
書きながらの投下は御法度だよ
427 :赤髪ピアス=ステイル [sage]:2011/08/13(土) 22:39:57.53 ID:CqrhnZAX0
―――――――ホームルーム―――――――

土御門「アオカミコロスアオカミコロス」ブツブツ

青ピ+クラスメイト「」

クラスメイトA「青ピ今日は帰った方がいい…」

姫神「私も。そう思う。土御門君のあんな姿は初めてみた(私の太陽青髪君を。守る)」

吹寄「私はあまり賛成できないがクラスが血祭りにならないために青髪今日は帰りなさい…」

青ピ「ふ、吹寄はんがそこまで必死にいうなんて… わかった今日は帰るわみんなありがとー」

姫神を除くクラスメイト(後は土御門に青ピは帰ったって言えば巻き込まれないですむ)ホッ

青ピ「僕って愛されてんのやなぁ あっ吹寄さんこれを子萌先生に」キリッ

吹寄「… え、えぇわかったわ」

青ピ「それではさいなら(学級委員のボクがいないから)頑張れよ」キラーン

吹寄(頑張れって…アイツまさか私たちの計画に気がついてる!?)

吹寄(青髪私たちを守るために…結構やるじゃないあのバカ)


一応ここまでです
重要ないみたいなので中途半端だけど終わります
どこかでスレ立てると思うので
そのときはヨロシコ
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/13(土) 22:41:24.04 ID:27W8rM0fo
10レス40分は時間かけ過ぎ
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/13(土) 22:49:32.70 ID:KFyMyIkNo
2レスくらいで読む気なくした
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/13(土) 23:02:09.57 ID:qdWwrm5Fo
書きためしてから投下してほしいですたい
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/08/13(土) 23:10:39.50 ID:CqrhnZAX0
うんうん 溜めるべきだな
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga ]:2011/08/13(土) 23:11:32.65 ID:piH5le9y0
数レスもらいます
上琴(というかゲス条)注意
一方黒子注意
433 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:12:07.22 ID:piH5le9y0

黒子「えっと落ち着いてくださいまし」

一方通行「あァ? 充分俺は落ち着いてるぜ?」

黒子「それは良かったですわいえそうではなくて」フルフル

一方通行「ン」

黒子「まずは状況を確認させていただきたいのですが……」

一方通行「オマエがしてェってンなら俺は何でも聞く」キリッ

黒子「え」キュン


434 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:12:49.95 ID:piH5le9y0


黒子「ってではなくてですね!」

一方通行「」チッ

黒子「今舌打ちしましたの!?」

一方通行「違ェ今のはアレだキューピットの矢が刺さった音だろ」ウン

黒子「無理矢理すぎますわ!?」

黒子「わたくしが風紀委員のパトロールをしていまして」

一方通行「ツインテールが揺れていて女神かと思ったな」

黒子「喉が渇いたので自販機で飲み物を買おうとしまして」

一方通行「正直チャンスだと思った」ウン

黒子「そこでいきなり」

一方通行「俺が告白したとォ」

黒子「……可笑しいですわよね?」


435 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:13:15.86 ID:piH5le9y0



一方通行「何が可笑しいンだ?」

黒子「何もかもですの!!!! というかまず! 初対面ですのぉおお!!! あり得ませんのよこんなこと!!!」

一方通行「オイ聞き捨てならねェな」キッ

黒子「えっ?」ビクッ

一方通行「一目惚れって信じるか?」キリッ

黒子(真剣な眼差し……)キュン

黒子「けれどそのいきなりというのはその」モジモジ

一方通行「せめて付き合わなくてもいいからチューさせてくれ」

黒子「あやっぱないですの」

436 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:13:42.32 ID:piH5le9y0


――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――――


黒子「何故かメアドを交換してしまいましたの……」

黒子「いえその惑わされたわけではありませんのよ? その勢いに押されてといいますか」

黒子「そっそうですのわたくしにはお姉様がおりますのよ!」

黒子「殿方に現を抜かすなど言語道断ですの」キリッ

美琴「何ブツブツ言ってんのよ黒子」

黒子「おお姉様あ!?」ビクゥッ

美琴「そんなに驚かないでよ……けど今日は早かったのねー」

黒子「えぇそのつつがなく終わりましたのでまぁって言ってもそこまで早くありませんのよ」

美琴「そ?」

437 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:14:10.52 ID:piH5le9y0

黒子「……というかお姉様が遅かったような?」ハテ

美琴「えっ」ビクンッ

pppp

黒子「あらメールですの」

美琴「」ホッ

黒子「えっとこれは……って」

美琴「どうしたのよ?」ヒョイ

黒子「いえ!! 何でもありませんの!!」バッ

美琴「? まぁいいわ。私シャワー浴びてくるわねー」テトト

黒子「わかりましたの……」カチカチ

黒子(……あら? シャワーということは具合でも悪いのでしょうか顔色も火照ってらしたし……)

黒子「お姉様ー?」クルッ

シャー

黒子「ってもう入ってましたのね」


438 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:14:46.21 ID:piH5le9y0



一方通行「こォーいーをーしたァらー♪」フンフン

上条「お! 一方通行!」

一方通行「ン? 三下じゃねェか死ね」

上条「いきなり死ねはないんじゃないでせうか……」

一方通行「あァン? 俺を舐めてンじゃねェぞオマエが一昨日童貞を捨てたことぐらい知ってンだよォオオオオ!!」

上条「えっ何で知って」

一方通行「死ねこのヤリチンが」

上条「いやだからオイ待てt」

一方通行「それから何回ヤってンだよしかも全部中だしな上抜かずの三発とかマジ死ねよクソが」

上条「」


439 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:15:24.30 ID:piH5le9y0


一方通行「しかもアレだろ? オマエのことだから相手は一人じゃねェンだろ? 
世の中は不平等すぎるってンだよこのクソウニ野郎がァァアアア!!」

上条(ん待てよ一方通行が鈴科百合子だと考えればこの罵声も)モンモン

一方通行「顔面半分抉れてから残りは魚にでも食べられながら死ね消えろサオだけ残して消えろ」ペッ

上条「」ピチャッ

一方通行(あやべ……やり過ぎたかァ?)

上条「……」

一方通行「オイ三下ちょっと言い過ぎたかもしれねェそうだよなオマエもあンな可愛い洋ロリと同棲してたら
手ェ出すよなそれにあンなにフラグ立ててたらうン男として正常っつゥかいや本当すまねェっていうか殴るのだけはマジ勘弁してください」

上条「一方通行!」

一方通行「おォ!?」

上条「……もっと罵ってくれ」キリッ

一方通行「えっ」

上条「頼む上条さんのカウパーがいや違う何でもないそのほら勇気が溢れて耐えきれないんだよ!!」

一方通行「oh...」

440 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:15:51.99 ID:piH5le9y0


シュンッ

黒子「じゃっ風紀委員ですの! 通報を受けて参りましたわ!」バッ

一方通行「おっ」キラキラ

黒子「げ」

一方通行「なンだなンだよなンですかァメールしても返事くれねェから寂しかったンですけどォ」ブー

黒子「だってあんなメール返しようがありませんの!」

一方通行「あァ? 普通だろォが。どうしてオマエがそンなに可愛いのかとか俺好みなのかをちっとばかし語っただけで」

黒子「ちっとばかしで3000字ですの!?」

上条(ふむ……放置プレイか)ビクンビクン

黒子「それにわたくしにはお姉様がいますのよ……」モジ

一方通行「お姉様ァ?」

一方通行(なァンか嫌なフレーズだなァ)

黒子「えぇ常磐台のエースこと超電磁砲の御坂美琴お姉様ですの」

一方通行「わお」


441 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:16:28.84 ID:piH5le9y0


黒子「わたくしの敬愛すべき方といいますかその」

一方通行(オリジナルがライバルとかやりづれェじゃねェか……ってあれオリジナルって)

一方通行「三下が好きじゃなかったかァ?」

上条(御坂か……具合は良かったな……うっまた思い出したら)ドピュッ

黒子「あらその反応はお姉様を知っていますの……って上条さんではありませんの」ウゲ

上条「……白井」

一方通行「あァ!? 知り合いなのかオマエら!!」

黒子「えぇまぁ決して好意を抱いている人間とは言えませんが」ムスウ

一方通行「なるほどなァ。で三下は昨日オリジナルの膣に中だしをしたと」フム

黒子「」

上条「もうお前には何も突っ込まねぇよ何で知ってんだよとかも聞かねぇよ」

上条(でも何かいつも監察されているみたいで興奮する)ビクンビクン


442 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:16:55.31 ID:piH5le9y0



一方通行「ン? 動かなくなった」ペチンペチン

黒子「」

一方通行「オーイ」ペチンペチン

黒子「」

一方通行「……」ズズイ

黒子「……」

一方通行「……チュー」ズズズイ

黒子「はっ」パチッ

一方通行「あ」

黒子「え」

一方通行「」フイッ

黒子「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああっ」


443 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:17:23.36 ID:piH5le9y0



ダダダダダダッダッ
ザンッ

美琴「後輩のピンチにはすぐさまに駆けつけるわよ!!」キリッ

黒子「お姉様!?」

一方通行「ヤベ」

上条「」ビクンビクン

美琴「ってアンタ一方通行!? にとととととととうまぁああ!?」

上条「……よう御坂。一日ぶりだな」キリッ

美琴「あ……うん……」キュンキュン

上条「何だ? また疼くのか?」

美琴「やらぁそんなことぉ!!」ジュクン

上条「上条さんのゴールドフィンガーが火を噴くのですよー」ワキワキ

美琴「……あっ」トロトロ

アンアン
パンパンパン

黒子「」


444 :一方通行「好きだ」黒子「え」 [saga ]:2011/08/13(土) 23:18:02.81 ID:piH5le9y0



一方通行「……元気だせよ」ポン

黒子「」グスッ

一方通行「寂しいンならよ……俺たちもしよォぜ?」ニカッ

黒子「……黒子は挫けませんの」キッ

一方通行「え」

黒子「ずっとお姉様のお傍に居ますのよ」

一方通行「そこにもちろン俺はいるンですよねェ」

黒子「……」

一方通行「……」

一方通行「耳を真っ赤にして目を逸らすオマエも可愛いぜ?」

黒子「捏造しないでくださいまし」

一方通行「ふンいいだろォが誰も言わなきゃわかンねェンだからよォ」

黒子「だから困るんですのよ」




おわり

445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/13(土) 23:19:26.88 ID:piH5le9y0
おわりです
お目汚し失礼しました
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/13(土) 23:28:38.36 ID:LSukrgOo0
乙。
一方通行一体何があった
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/13(土) 23:30:50.08 ID:ha0IMOeAO
☆「駄目だこいつら…早く(プランを)なんとかしないと」
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/13(土) 23:49:20.44 ID:t17DOdDCo
呆然としてる黒子にキスしようとする一方通行もゲスじゃねぇかwwww
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/13(土) 23:57:53.05 ID:VuF8Aem+o
エロパロ行きじゃね?
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 02:51:12.78 ID:HQwNQ6ik0
一方通行が愉快にご機嫌に能力を駆使して監禁陵辱するネタ書き溜めてるんだけど
運営的には>>1に注意さえ書いていればいいらしいけど住民的には何処までありなんだろ
ありならこの板にスレ立てるし無理っぽいならエロパロでやるけど
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 02:58:55.39 ID:YZo/cRDDO
注意書してあればいいんじゃね
そんなに長いんならスレ立てして欲しいけど
問題ないと思うよ
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 03:00:12.48 ID:K0Oi2a7Fo
ガチエロは注意書きじゃなくて隔離してほしいけどなあ。総合の話ね
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/14(日) 03:03:23.36 ID:Co+rJumio
ガチエロ隔離は同意だがこれは別にエロってほどエロ成分入ってないだろ
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 03:36:14.89 ID:YZo/cRDDO
>>453
あれ>>450の話だと思ってたんだが違うの?
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/14(日) 03:44:06.46 ID:WA2Dv/bAO
この時間だから1レスだけ投下
新約新刊を読んだが、このネタもあながちネタじゃなくなりそうだよなぁ……

上条「登録完了っと」

浜面「そういや第一位、アンタってアドレス帳どんな風に登録してんの?」

一方通行「あァ?」

上条「確かに気になるなー。コイツのことだから登録1とか、登録2とかだったりして!」

浜面「ははっ、そりゃねえだろ」

一方通行「うぜェ……オマエらに登録の仕方をどうこう言われる筋合いはねェよ」

上条「まあまあ良いじゃんか。で、結局のところどうなの?」

一方通行「がっつくンじゃねェよ暑苦しい……見たきゃ勝手に見てろ」

浜面「どれどれ……あん? やけに普通じゃねえか」

上条「上条当麻、浜面仕上、黄泉川愛穂……確かに普通だなー」

一方通行「満足したンならとっとと返せ」

上条「あ、」ポチッ

浜面「ん?」

ヒーロー
上条当麻

上条「…………」

浜面「…………」

一方通行「あ? 何固まっ……、!!」

上条「……一方通行、お前って結構かわいいとこあるんだな」

浜面「こっそり読み方をヒーローにしてたんだな……」

一方通行「ち、違ェええ! 勘違いしてンじゃねェぞ……おいコラ何ニヤついてンだボケ! おい止めろ、その穏やかな表情で俺を見るのを止めろォォォ!!」
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/14(日) 03:45:59.05 ID:WA2Dv/bAO
早速闇の住人のクールさをぶち壊された一方通行でした

ありがとうございました
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/14(日) 03:48:58.02 ID:Co+rJumio
>>454
すまん>>449からリロって無かったんだ
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 04:05:58.26 ID:HQwNQ6ik0

一方通行可愛いな

念の為説明すると>>450はSS速報でスレ立てて書くかエロパロ行くかって意味ね
ギャグエロならともかく腕もいで糞便垂れ流すレベルのキチエロだから総合には落とせないよ
エロパロだと個別スレ立てれないからあっちの拷問系に落とすにしては量が多くて
オリキャラや転生物でもないからSS速報でいいのかな?って思ってさ
紛らわしくてスマン
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/14(日) 04:54:14.40 ID:NiRPXZ/So
ちゃんとタイトルに【鬱あり】とか【猟奇注意】とか入れておいてくれよ
回避するから
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/14(日) 05:50:57.71 ID:LbgQwBxAO
一つ質問
一方役の岡本くン出演という事でTRPGダブルクロスネタを書き溜めるか悩み中だが需要ある?
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 05:51:56.51 ID:XteVFV5Yo
ないです
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 06:33:31.08 ID:yApGuqFAO
ねえな
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/14(日) 07:56:42.86 ID:GejxzCido
クロスは相当知られたものじゃないと……
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/14(日) 08:29:07.96 ID:LbgQwBxAO
了解
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/14(日) 11:54:35.84 ID:pm00nf4Zo
スチールクロスはマイナーすぎた
そういう事か
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 11:59:06.20 ID:duCJxW41o
そんなに有名じゃなくても話が相当面白ければ人集まると思うが
相当面白くないとダメだろうな
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/14(日) 13:10:56.18 ID:rkNhU9+AO
>>458
早く溜めて出すんだ
タイトルで注意喚起しつつSS速報にスレ立てればいいよ
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/14(日) 15:51:26.49 ID:CWpawGaAO
2スレほど頂きます

初SSですが至らない所だらけですがどうぞすみません
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/14(日) 15:53:18.47 ID:CWpawGaAO
「ーー私といっしょに、餓鬼道の果てまでついてきてくれる?」

ある朝、料理都市の不幸な高校生上条当麻のベランダに引っ掛かっていた白いシスターは、なんと10万3000冊の門外不出の名レシピを完全記憶により所持した禁書目録だった

上条「この右手、生まれつきなんだが『幻食殺し』つって、それが異能の力調理された料理なら『調電理法』だろうが神様のレシピだろうがその調理した過程を打ち消して原材料に戻しちまうってシロモノでな…」
パキン
イン「歩く教会を留めてたごはんつぶが取れちゃってひん剥かれたんだよこの変態!」ガブッ
上条「ぎゃぁぁ不幸だー!」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/14(日) 16:00:19.04 ID:CWpawGaAO


ーー科学と
「俺の未元料理に常識は通用しねぇ」
「20000人の妹達と20000通りの能力を使用した料理対決をするのですとミサカは絶対能力者進化実験の内容をつい漏らしてしまいます」
「厨房内の人間関係なんて、私の改竄翌力でどうとでもなっちゃうものねぇ」
「料理に一番大切なものは、根性だああああぁぁぁぁ!!!!」
「私の能力は、触れているお料理の温度を一定に保つ事が出来るんです」


ーー魔術が
「『魔女揚げの王』!どうだこの圧倒的火力によるフィッシュ&チップスの揚がりっぷりは!!」
「聖人の身体能力をもってすれば、ネタの鮮度を限りなく落とすことなく寿司を握る事が可能です」
「この『女王艦隊』で作ったかき氷でもって、学園都市を頭痛と腹痛と虫歯のうちに滅する」
「優先。小麦粉を上位に。カビ菌を下位に」
「イギリス料理が不味いだなんて、一体何処の誰がそんなこと言いたりけるのよ?」


ーー交差する時
「とうまーとうまー。お腹減ったんだよー!」
「俺の天ぷらだけエビが入ってねぇぇぇぇ!!不幸だぁぁーー!!」


ーー饗宴は始まる
上条「いいぜ、お前がその幻想に食われそうになってるってなら」
「まずはその幻想を食い[ピーーー]!」


とある料理の調理目録(レシピマスター)



一方「…まさかお前が第6位の『炊飯鬼神』だったとはなァ…」
黄泉川「私はただ道をあんた達若者に譲っただけじゃん」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/14(日) 16:05:00.52 ID:6BC36TYb0
>>469-470
くwwそwwわwwろwwたww
これで本編再構成してくださいお願いします
472 :とある料理の調理目録 [sage]:2011/08/14(日) 16:07:18.66 ID:CWpawGaAO
以上です
ご静読ありがとうございました
そしてお経の最中ずっとこれ考えててお爺ちゃんお婆ちゃんご先祖様ごめんなさい

2『レス』の間違いですすみませんなんだよ2スレってテンパりすぎだよなんだよ……
あとタイトル忘れてました上のです本当すみません
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/14(日) 17:09:35.06 ID:LbgQwBxAO
大丈夫、2レスかけて科学のメニューvs魔術のメニューに着手する>>472を私は応援している
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/14(日) 17:57:26.21 ID:WA2Dv/bAO
上条さんの能力が酷すぎるwwwwwwどれだけ頑張って作っても元に戻すとか……

そして初春がかわいい
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/08/14(日) 18:38:03.89 ID:1+ZpyhqAO
三レス貰います。

上の方と若干被ります。
すいません
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/08/14(日) 18:38:32.32 ID:1+ZpyhqAO
禁書「とうま、今日はわたしが料理を作るんだよ!」

上条「お前が? 大丈夫なのか?」

禁書「うん! 安心して任せてほしいかも!」

上条「ならいいんだが…手伝うことがあったら言えよ?」

禁書「うん、ありがとうとうま」

-ここから作画が武論尊風になる-

禁書(――伊達に日がな一日ゴロゴロテレビを見てきたわけではない)

禁書(料理ひとつ満足にできぬなど女の恥)

禁書(いつかの料理の失敗は忘れたい過去)

禁書(だからわたしは死にものぐるいで料理を勉強したのだ)

禁書(『上沼恵○子のおしゃべりクッキング』『キュー○ー三分間クッキング』『きょ○の料理』…)

477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/08/14(日) 18:39:35.02 ID:1+ZpyhqAO
禁書(雑誌では『オレンジペ○ジ』『栗原は○み haru_mi』『dan○yu』などを読破)

禁書(しかし気付いた。知識だけでは料理は作れない)

禁書(こもりとあいさ…二人に教えを乞い、今日ここに腕を披露するときが来たのだ――)

ジュウジュウ

カシャカシャカシャ

禁書(二人は言った)

小萌『シスターちゃん。料理はですね、ただ作ればいいというものではないのですよ』

姫神『そう。それならば。猿だってロボットだって作れる』

小萌『一番大切なもの、それは――』


真心。


478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/08/14(日) 18:40:21.86 ID:1+ZpyhqAO
禁書(今までの感謝を、そして心を込めて、わたしはこれを完成させる!)

禁書「とうま、おまたせなんだよ」

ことっ

-ここから作画がはいむらきよたか風になる-

上条「おお!ハンバーグじゃありませんか!」

禁書「正確には豆腐ハンバーグなんだよ。さ、召し上がれ」

上条「いただきます。……うおっ!?すっげぇ旨いぞ!」

禁書「本当!? 良かったんだよ」

上条「また作って下さいよ、インデックスさん」ナデ

禁書「! う、うん。お安いご用かも!」



上条(しかしさっきから感じるこのオーラはなんなんでせう?)


終。
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/08/14(日) 18:41:37.45 ID:1+ZpyhqAO
北斗の拳風インデックスさんを考えたらこうなりました。
どうしてこうなった。
では失礼しました。
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/14(日) 20:00:06.46 ID:CWpawGaAO

インさん健気で男らしい……
あれ、どうしてこうなった
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 21:31:51.95 ID:HQwNQ6ik0

武論尊は原作者であって作画は原哲夫
禁書で例えるなら原作者鎌池とイラストレーター灰村みたいな関係
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/14(日) 22:19:03.85 ID:1+ZpyhqAO
>>481
うわああああ恥ずかしい
ご指摘ありがとうございます
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 23:39:56.46 ID:HRm+KQ0ho
>>481
そうかだから
>ここから作画が武論尊風になる
見てもピンと来なかったのかd
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/08/15(月) 00:39:50.32 ID:nlVg6Fbo0
深夜にこんばんわ
8レスほどもらいます

新約2巻の小休止中の会話
485 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:40:32.87 ID:nlVg6Fbo0
とある男子寮


バードウェイ「さて、一旦休憩しようか、私も喉が渇いたからな」

浜面「まだ続くのかよ…結構眠いんだけど…」

上条「いや、お前さっき寝てて思いっきりひっぱたかれたじゃないか」

一方(…だりィ)

フレメア「にゃあ…浜面ぬくぬく…」

上条「そこの姫はすっかり懐いてますなー」

浜面「ははは…まあ一日で色々あったからな」
486 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:41:00.19 ID:nlVg6Fbo0
上条「そいや一方通行」

一方「あァ?何だよ?」

上条「今だから聞くけどさ、なんであんな実験なんてしたんだ?あ、誤解するなよ?別に糾弾してる訳じゃないからな?」

一方「ンなこと知ってどォすンだよ」

上条「別にどうもしないさ、ただお前悪い奴じゃないしさ、だから逆に不思議なんだよな―、お前があんな事するなんて」

一方「ハッ!こンな大悪党捕まえて悪い奴じゃないなンて、よっぽどおめでてエ頭してンだなお前」

フレメア「でも白髪の人は私を助けてくれたよね?…にゃあ」

一方「」チッ
487 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:41:26.55 ID:nlVg6Fbo0

上条「それで、教えてくれないか?ほら…俺もやっぱ無関係じゃないし」

一方「…無敵になりたかったンだよ」

浜面「無敵?」

一方「学園都市最強のLEVEL5第1位、そンな"最強"どまりじゃなくて、誰もが挑むのすら馬鹿らしくなるぐれェの"無敵"それに俺はなりたかったンだ」

上条「…そうか」

一方「もっともォ、そんな実験もおめェに潰されたがな」

上条「でも、それでよかったとお前も思ってるだろ?」

一方「…」チッ
488 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:42:01.95 ID:nlVg6Fbo0

浜面(話がさっぱりわからん)

フレメア「ねーねー浜面―」

浜面「ん?なんだ?フレメア」

フレメア「最強と無敵ってどう違うの?」

浜面「え?…あー…どう説明したものかな」

バードウェイ「最強とは私の事だ、そして無敵も私の事だ」

フレメア「…」ジー

バードウェイ「…?」

フレメア「とても最強には見えない…にゃあ」

バードウェイ「オーケイ、どこ見て言ったのかな?クソガキ、さっきの続きをしてもいいんだぞ?」

489 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:42:33.63 ID:nlVg6Fbo0

フレメア「それで、白髪の人…最強と無敵って大体何が違うの?」

バードウェイ「おい無視するな!」

浜面「まあまあ。カクテルでも飲んで落ち着けって」

一方「…あー」

フレメア「?」

一方「最強ってのはアレだ、スターを取ったマリオみてェなもンだ」

フレメア「?スター取ったらなるのは大体無敵じゃないの?」

一方「確かにマリオは絶対にやられなくなるな、だが敵が逃げる訳じゃねェだろ?」

フレメア「うん」

一方「それでもまあ、マリオはやられねェ、どんな敵でも倒すンだがよォそんなマリオにも倒せない敵がいるンだ」

フレメア「…いたっけ?」

490 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:43:12.80 ID:nlVg6Fbo0








一方「…ブラックパックンだァ」






491 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:43:43.26 ID:nlVg6Fbo0

フレメア「にゃあ!大体あいつ無敵でも倒せない!」

一方「そォだろ?しかもアイツは無敵切れたらもう避けるしかねえ、勝負すら挑めねェンだ」

フレメア「…白髪の人は、大体ブラックパックンになりたかったの?」

一方「簡単に言うとそォいう事だなァ、ブラックパックンみたいな"無敵"になりたかったンだ俺は」

フレメア「なんでなれなかったの?大体白かったから?」

上条・浜面「」ブフッ

一方「(後で三下共は愉オブだな)そもそも俺は最強じゃァ無かったんだよだから"無敵"になれなかったンだ」

フレメア「…にゃあ、大体分かった」


492 :最強と無敵 [sage saga]:2011/08/15(月) 00:44:15.74 ID:nlVg6Fbo0

フレメア「それでも浜面と一緒に助けてくれたんだね、大体」

一方「俺はなンもしてねェよ」

フレメア「それでも大体ありがとう」

一方「」チッ

上条「お前案外子供の扱い上手いのな…」プルプル

浜面「まあ、あの女の子の為に必死になってたもんな」プルプル

一方「オーケイ、スクラップの時間だてめェら、覚悟はできてンな?」






バードウェイ「…あれ?私地味に空気か?」
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/15(月) 00:46:23.82 ID:nlVg6Fbo0
以上です
一方さんの分かり易いたとえ話のお話のつもりでしたが
大体上手く書けたかどうか…
ともあれどうもありがとうございました
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/15(月) 01:04:17.21 ID:45q3u/veo
乙!
ブラックパックンとか懐かしいなオイ
隠しステージのブラックパックンの配置は悪意しか感じなかったなぁ
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/15(月) 01:05:12.98 ID:hnkehNbco
乙!
面白かった


ブラックパックンを禁書風に漢字にするとどんなんだろ
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 02:18:42.79 ID:PAPosGFDO


>>495
つ真黒黒助
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2011/08/15(月) 02:53:15.54 ID:xMEHNB/v0
>>496
作品が違うww
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 03:54:00.07 ID:IC41EyAs0
>>495
つ暗黒初春
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/15(月) 12:11:16.59 ID:DDayD6sAO
>>495
暗黒禁書
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/08/15(月) 15:53:11.61 ID:mrO3hWZAO
>>476
Youは食!愛でほっぺが落ちてく〜るう〜♪
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 16:09:47.02 ID:PAPosGFDO
>>495
つ黒井黒子
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/15(月) 23:20:59.42 ID:AaZPJR050
1レス。





一方「最近縁があるみてェで、よく御坂と話すンだけどよ」

海原「そうなんですか。まあ自分は陰ながら見守ると決めていますし、全然構いませんけどね」

一方「オマエの名前出したら『知ってる』っつってたぞ」

海原「それは『海原』といえば常盤台とも無関係じゃありませんからね」

一方「この間オマエのこと見かけたってよ」

海原「そうですか? 姿を見せないようにと思っていたのですが」

一方「何となく気になって目を追っちまった相手がオマエだったらしい」

海原「え……」

一方「何か、変わったっつーか、前よりカッコよくなってたって言ってたぞ」

海原「そ、そんな……嘘ですよね?」

一方「嘘だ」

海原「」

一方「最初から最後までぜェーンぶ嘘だっつの。アッハッハッハッハッハ」

海原「なーんだ、嘘だったんですか。ですよねー! あっはっはっはっはっは」





海原「あっはっはっはっはっは…………ッ!!!」




おわり

ごめんねエツァリ
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:35:27.64 ID:zpKcTBaQo
ヒデェwwwwww
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/15(月) 23:53:02.51 ID:2pR5gmzso
一方通行ドSだなwwww
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:55:13.04 ID:OnWrR+0Ho
海原お前は切れていいww
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/16(火) 00:03:18.24 ID:JzpBKLcAO
乙〜。
一方ヒデェwww
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/16(火) 00:15:05.47 ID:31984j9AO

一方さんマジ鬼畜ww
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 05:10:04.57 ID:nQYUOuCC0
これはひどいww
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/16(火) 11:43:09.62 ID:ZilYHwODO

1レス貰います
ホモ臭いです注意




「あの液体は何かって?」

「ふむ……」

カエル顔の医者は困ったように眉を潜める。
電話からはその様子をどこかで見ているかのように、
掠れた声を出した。

「聞かれたら困るものなのか?」

「いや、そういうわけではないんだけどね?」

自身が作ったビーカーのことを思い浮かべる。
"生命を維持する"ために必要な液体。
ふむ、ともう一度彼は唸った。

「何か、君の言うプランに使うつもりなのかい?」

それが一つの懸案事項であった。
受話器から漏れる声が一瞬止まる。

「まぁいいんだけどね。僕は患者を救うだけさ」

「……ふん」

「それで液体の話だったね?」

「あぁそうだ」

「細かい話になるから、データを送って寄越してもいいかな?」

電話の相手の了承を得たことを確認すると、カチャリと受話器を置き、
椅子を回してパソコンの前に向き合った。
カチャリと指がキーボードの上で滑らかに踊る。
エンターキーを押すと、カエル顔の医者は満足げに息を吐いた。
コンコンと扉が叩かれる。

「すいません入ってもいいですかとミサカはドア越しに尋ねます――」


△▼△▼


データが届いたことを確認すると、アレイスターは女とも男とも年齢さえも掴めない容姿を幼い子供のように弾ませた。
ビーカーの中で。

「これでプランの軌道を修正させられる」

瞳に小さな輝きをのせ、
アレイスターはデータを開く。
と、そのまま身体を強張らせた。ビーカーの中の液体が揺れ、アレイスターの身体に更に染み込んでいくのがわかる。
数秒間の空白。
アレイスターは理解できないとでも言うように、恐る恐ると口を開いた。

「……主成分が、精液だと?」



おわり
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/16(火) 12:31:22.01 ID:kqKZaV2So
どんだけ出すんだ冥土帰し…………
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/16(火) 12:44:29.09 ID:JzpBKLcAO
なん…だと……?
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 12:44:53.81 ID:apThbflV0
どれだけ出そうとナニに使おうと構わんが、ミサカを巻き込むのは許し難いな
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/16(火) 13:08:45.22 ID:ZilYHwODO
1レス貰います



美琴「朝起きたらおっぱいがでっかくなってた」

美琴「……」モミ

美琴「……えへ」フヘ

美琴「っじゃないわ!どうしよう!?」

黒子「んー…どうしたんですのお姉さまぁ」コシコシ

美琴「く、黒子!?」

黒子「あら…?お姉さまがお姉さまに……んぅー?」ゴシ

美琴(バレると不味い!)バッ

黒子「ふぇ!?」

美琴「おっぱいフィナーレ!!」バイーン

※おっぱいフィナーレとはおっぱいを活用して相手をおっぱいおっぱいして相手の意識をフィナーレする技である

黒子「う…、…ぐ」カクッ

美琴「……ふぅ」

美琴「けどこれどうしようかしら……はっ」ピキーン

美琴(これはもしやアイツにおっぱいを触ってもらうチャンス!?)

美琴「べ、別に触られたいわけじゃないけどこのままだと困るし?」

美琴「……よし」ダッ

美琴は走った。
おっぱいを上下に揺らしながら、瞳を輝かせながら。
平常とは違う重みが彼女のバランスを損なうこともあったが、
彼女の弾む胸は止まなかった。二重の意味で。

美琴(身体が重い……っこんな気持ち、初めて!!)タッタッ
指通りの良い茶髪を風に靡かせながら、
地を蹴っていく。

もはや彼女の目の前には、
光輝く希望の道しか見えていなかった。




おわり
ごめんなさい
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 14:44:57.56 ID:E1l53gxDO

お前おっぱいフィナーレが言いたかっただけだろwwwwww
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/08/16(火) 15:29:58.23 ID:SO74k0RAO
>>513

くそwwwこんなのでwwwwwwww

まあ乙
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/16(火) 16:45:57.40 ID:ZilYHwODO
1レスもらいます
上イン注意




禁書「とうま」

上条「なんだー?夕食はあと少しだからなー」ジャッジャッ

禁書「……とうま」

上条「んー?」ジュー

禁書「とうまは、おっぱい大きい子が好きなの?」

上条「ぶふぉっ!?」

禁書「うわぁちょっと汚いんだよ」

上条「あ悪い…これは俺のにするから…」

禁書「で、とうまはでかぱい好きなのかな?」

上条「聞き間違いじゃなかった!?」

禁書「ねぇとうま」ジッ

上条「……俺は、その、どっちでも」シドロモドロ

禁書「……これ、ベッドの下に隠してあった」

上条「」

禁書「……みんなおっぱい大きいんだよ」

上条「」

禁書「それでね、とうま?」ジッ

上条「あ、はいなんでせうか!?」

禁書「お願いが、あるんだけど」ジー

上条「は、はい」

上条(何だ……?肉か?魚か?)

禁書「そのね、あの」



禁書「わ、私のおっぱいもとうまが大きくしてくれないかな?」



上条「わお」


おわり
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/16(火) 18:59:10.69 ID:z2Qrha7AO
さあ次のおっぱいは誰なのよな?
518 :新約2ネタで一つ [sage]:2011/08/16(火) 19:01:42.85 ID:2/dzlPgPo
2レス程


「ふふふふふふふふふふふふふふ」

常盤台中学の寮の自室でちょっとアレ気な笑みを浮かべる御坂美琴。その様子は他人が見たら
べろべぶろべらべら認定されても仕方がない感じである。
現在、それを見ている唯一の人間である白井黒子が呆れるように注意する

「お姉様、その笑みは淑女にはあまり相応しくありませんの。人前では謹んだほうがよろしいかと」
「アンタに言われたくないわよ」

すんなり素に戻った美琴が黒子を睨みつける。

「それでお姉様。一体何がありましたの? ロシアから帰ってきてから、この世の終わりのような顔をしていましたのに」
「よく聞いてくれたわ黒子。私は手に入れたのよ!!」

世界征服を宣言するマッドサイエンティストの様に片手を振りかざす。
そのテンションに若干引きつつも、何をです? と黒子は義務的に問う。

「真・ヒロインの座よ!!」
「っんへ?」

呆気に取られて淑女にあるまじき返答をする黒子。

「私が『とある魔術の禁書目録』の真・ヒロインに確定したって言ってるのよ」
「そのメタ発言の是非はとりあえず横に置いておくとしまして、それは一応あのシスターさんなんではないんですの?
タイトルコールされてるヒロインなわけですし」
「確かに、いままでの私はあのシスターに遅れをとっていたわ。影が薄いと言われながら
毎巻それなりに出番を確保。魔術サイドでは出番のなくなる私にはどうしても
覆すことのできないアドバンテージだった」

いままでの苦労を思ってか、美琴の頬に一筋の涙が流れる。一瞬の沈黙の後、涙を振り払い強く拳を握る。

「でも、そんな日々も終わり。遂にアイツと肩を並べて戦う事を選んだ私は、これから出番も激増。
お互いのピンチを助けあったり、ラッキースケベが発生したりなんかしちゃって親密度もウナギ昇りってもんよ。
しかも次の舞台はハワイよハワイ!! 海外結婚式の定番!! これは事実上挙式からのハネムーンと言っても過言じゃないわ」

美琴は高笑いで勝利を宣言する。

「でも、あの類人猿はお姉様の提案を了承していないようですが?」
「え?」

ピタリと美琴が止まる。

「ホラ、お姉様が勇気を持って提案した所で丁度シーンが切り替わっていますの」

ベッドの上で手元の本をパラパラと確認する黒子。ベッドに飛び乗ってきた美琴がその本を肩越しにを覗き込む。

「うっわ、ほんとだ」
「あの類人猿の事ですから、折角のお姉様の申し出を空気読まなさ120%で断るかもしれませんの」
「否定しきれないのが辛い……。いやでもいくらアイツでもこの流れでそれはないはず……」

頭を抱えて、思考のサルガッソーに落ちていく美琴。

「で、でもそれだけで真・ヒロインと言ってるわけじゃないのよ! 名前呼びしてもらったし! これって二人の距離感が
縮まった証よね」
「そんなシーンありましたですの?」
「私達の感動的な再開のシーンよ!」

黒子の本を奪い、問題のページを開いて返す美琴。

「これは……、酔っぱらい特有のテンションで名前を呼んだだけですの。しかも、正確にはみこっちゃんと呼ばれてますの」
「だとしても、私にとって記念すべき第一歩よ」
「あんまり感動的な再会でもない気がしますの……」
「感動的なの!」

予断を許さぬ口調で美琴が叫ぶ。
519 :新約2ネタで一つ [sage]:2011/08/16(火) 19:04:06.07 ID:2/dzlPgPo


「それにアイツのヤサも知れたわけで、これはもう夜討ち朝駆けし放題ってわけよね。グフフフ……」
「お姉様、せめて涎はお拭きになってくださいませ」

高まり続ける美琴をたしなめる黒子。黒子は開いてるある本を閉じ、大きく一呼吸してから重々しく告げる。

「いいでしょう。お姉様の仰っていることを認めたとしますの。しかし、それでもヒロインの座は安泰とは言えませんの」
「どういう事よ黒子」

問い返す美琴。ようやく手に入れた王座が、いきなり革命の危機にあるといわれたら黙ってはいられない。

「考えてみてくださいまし、次の舞台はハワイ。ハワイといえば?」
「結婚式?」
「違いますの」
「アロハシャツ?」
「ブッブー」
「ヤシの木?」
「それもブッブーですの」
「ロコモコ?」
「正解からさらに遠くなりましたの」
「キャシー中島の出身地?」
「お姉様、わざとやっているんですの? 正解は海。常夏のワイキキビーチですの」
「それがどうしたって言うのよ」

美琴が口を尖らす。それを見る黒子が物分りの悪い生徒を諭すような口調で答える。

「まだわかりませんの? 舞台は海、必然的にヒロインの水着シーンは不可避! これが何を意味するか。
お姉様の慎ましやかなプロポーションが他のヒロインの方々と比べられるわけですの」
「慎ましやかって……、でもあのシスターには負けてないわよ! たぶん」

ロリぷに系シスターのインデックスに対して勝利を確信できないあたりに、自信の無さが透けて見える美琴である。
その美琴にチッチッチと指を動かす黒子が、胸元から一枚の写真を取り出す。写真に写っているのは
二重まぶたが印象的な天草式十字凄教の五和である。

「この女性は魔術サイドの方ですから、ハワイに高確率でついて行くことが予想されますの。
どうですか、この全く隠れていない隠れ巨乳を前にして、
いつもの色気の無い競泳水着をさらけ出す事ができるというんですの!?」
「こ、これは……いつぞやスパにいた」

五和の圧倒的な戦闘力に気圧される美琴。

「で、でも地味な性格してそうだし、そこまで大胆な水着は来てこないんじゃないかなって……」、

弱々しく反論を試みる。黒子は美琴には答えず、ゆったりとした動作でさらに一枚の写真を差し出す。
そこにはアンビバレンツな衣装を纏ったウェスタンサムライガール、神裂香織さんじゅうはっさいがその肢体を存分に披露していた。
具体的に言うとドラマCDアーカイブ3のジャケット見たいな感じで。
美琴はその写真を穴が開くほど見つめると、両手で黒子の手からひったくり、ビリビリと破り捨てる。

「なんなのよ! どいつもこいつも人の事バカにしくさった胸しやがって! しかもこの人なんて普段の格好から水着より過激じゃない! こんなの全裸が
服着て歩いているみたいなもんじゃないの!!」

ウガーとわめき散らし、ベッドの上で地団駄を踏む御坂美琴。騒音を聞きつけて寮監がやって来るまで、わずかに後40秒。
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/16(火) 19:53:15.79 ID:z2Qrha7AO
終了と思われる

しかし…上条フラグ立ってるの何人いるよ?
男女問わず
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/16(火) 20:10:29.07 ID:9/QZWuiAO
>>520
昨日数えようとしたが9千人あたりで挫折したわ
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/16(火) 20:34:08.27 ID:+SFqUqoqo
>>521
お前まさか、シスターズを一人一人数えたのか……
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 20:52:29.66 ID:gGEOitK6o
>>521
そこまで行ったらあと少しじゃねーかwwwwww
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/16(火) 20:59:05.85 ID:mSTEkBD/0
>>520
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・あわきん
・レッサー

主に出てきたのはこの辺りか?
男だと、少なくとも一方さんと浜面はそうなるか?>フラグ
ステイルとつっちーと建宮さんはちとわからん。
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 22:01:40.27 ID:gBl0Ya6DO
ちょっと待て、クラスの女子全員を忘れてないか?

一応今までで結構話の途中に出てくるぞ
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 22:02:52.92 ID:gBl0Ya6DO
ちょっと待て、クラスの女子全員を忘れてないか?

下手したらその学年はフラグ持ってるぞ
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 22:08:34.19 ID:YnpsCyn7o
>>524
新約とSP読む限りじゃバードウェイと雲川先輩も立ってるような気がする
あと微妙なのが風斬、サーシャあたりかな
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/16(火) 22:10:30.70 ID:1aQSwWcQ0
むしろ上条さん以外でフラグ立ててる奴ってほぼ居ないよな
浜面アックアはともかく一方通行は打止も番外もフラグとは違うと思うし
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/17(水) 03:13:36.27 ID:ttnVGqhMo
一方さんはロリコン白モヤシっていう非公式設定があるしな
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/17(水) 03:36:44.56 ID:ckRzcOhso
個人的には美琴にはあまり魔術サイドと関わってほしくないな
どうせ核心には触れもしないで要所で小道具扱いされて放置されるのは目に見えてるし美琴が戦闘パートは無双できる超電磁砲だけで充分だよ
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/17(水) 04:22:08.08 ID:7MuHUKydo
作者自ら「美琴参戦」って書かれたのがよっぽど悔しかったってレス多いな最近
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/17(水) 04:35:22.00 ID:ttnVGqhMo
限定付きの第一位様(笑)とか主人公補正だけで生き残ってる真のレベル0様(笑)より
戦闘パートで活躍できますよww

てことなんだろうかなぁ。正直いまいちヒロインでもないのに出られてもな
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 04:43:06.42 ID:2twhRnBDO
美琴は禁書じゃ普通にヒロインだよ。なんでいまさら設定にまでいちゃもんつけてんだよ
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/17(水) 05:00:12.97 ID:7MuHUKydo
ほんとに悔しかったんだな
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 05:10:44.64 ID:IZimC3Llo
ステイルさんとか割とフラグ魔ですよ
小萌先生とかパトリシアとか
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/17(水) 06:50:20.24 ID:HXyxFYPAO
上×ステとかな
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/17(水) 10:32:28.47 ID:feClBweAO
つーか上条さんが絡んだキャラには大抵フラグ立ってる
つまりみんなヒロインだったんだよ!

まぁメインヒロインポジがインデックスなだけだろ
ギャルゲやエロゲじゃヒロインたくさんいるじゃん
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/17(水) 10:36:53.93 ID:0TtEKXEHo
ギャルゲは基本的に一ルートでとことんいく。恋愛メインで浮気にカウントされるからな
エロゲは心の繋がりとかじゃなくてエロシーン目的だからハーレムとかあるな
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 10:43:25.81 ID:B+oQdb8DO
好きなキャラ活躍しなくて喚く人は 戦隊物で自分の好きな色が活躍しなかったら文句いうのかね

禁書はキャラ多すぎるぐらい多いのに、等しく活躍させようとするかまちーは凄いと思うが











姫神ェ・・・
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/17(水) 12:09:29.96 ID:HXyxFYPAO
ヘタ錬「無念、強者の早すぎる登場は退場フラグだ」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 12:31:28.39 ID:HwMMMEWDO
正直キャラを増やしすぎた感はある
542 :とある料理の調理目録 :2011/08/17(水) 13:53:18.85 ID:B7buZFOAO
2レス程頂きます
>>469->>470の続きというか派生というか
543 :とある料理の調理目録 :2011/08/17(水) 13:56:29.33 ID:B7buZFOAO
上条「補修のせいで特売のナスが1つしか買えなかった…不幸だー」
上条「まぁいいや…帰って麻婆茄子でも作ろう……ん?」



路地裏


不良A「おい嬢ちゃんいい味噌持ってんじゃねえか」
不良B「なあにその味噌さえ置いていったら危害は加えないぜイヒヒヒヒ」
不良C「しかし本当にいい味噌だなぁ、え!これカマチミソ!?名品じゃん!!」御坂「…」


上条「いやー、こんな所にいたのか、探しましたよー、さあ行きましょーか」グイグイ
御坂「ちょ、ちょっと!」


表通り

御坂「余計なことしないでよ!あんな奴等私一人でどうとでもなるんだから!」
上条「いやー知り合いの振りして連れ出す作戦、お気に召しませんでしたかねー」
御坂「まあ面倒事にならなかったから良かったんだけどさー………あんた、ナス持ってんじゃない!大して助かってないけど、お礼代わりにナス田楽作ってあげるわよ!大丈夫、私の能力でオーブントースターみたいにすることは余裕だし……」
上条「き、急に何を言って…それにこのナスは今日麻婆茄子にする予定で……」



御坂「……何よ、私の作った料理が食べられないって言うの?」ギロッ
上条(やべ地雷踏んだ?)
544 :とある料理の調理目録 :2011/08/17(水) 14:00:42.23 ID:B7buZFOAO



御坂「アンタいい度胸じゃない…この第3位様がせっかく料理してやろうってんのにそれを拒否するなんて……」パカッ
上条「いやそういう事じゃなくて皿も無い路上でナス田楽は…っていうか何で味噌の蓋開けてるの!?いや凄いいい香りするけど」


御坂「だったら無理矢理でも調理して食わせてやるわよ!食らいなさい!味噌を使った『調電理法』!!」バリバリバリバリィ!!
上条「ぬわーーーっ!!俺のナスがぁーっ!!」

パキィィィン


御坂「…ちょっとアンタ…」
上条「……え?」
御坂「その右手で持ってるナス、どうして無事なの?」



この時から上条の、無理矢理料理を食わせようとしてくるビリビリとの追っかけっこの日々が始まったのでした
545 :とある料理の調理目録 [sage]:2011/08/17(水) 14:03:30.83 ID:B7buZFOAO
以上です
ナス田楽は一歩間違えると水っぽくなりますよね
お目汚し失礼しました

またインさん遭遇編も書くかもしれません
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/08/17(水) 15:06:44.17 ID:MV6g/ogAO
俺のナスってなんかえろいよね
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 16:18:24.32 ID:IehV04FIO
五和あたりまでは「ちょwまたフラグっすか?さすが上条さんww」
ってなってたけど、もう最近は「ハイハイ、上条さん上条さん」
って感じになってきてる。
あかほり作品読んだ時みたいな胸焼け感というか、食傷気味なのが否めない。
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/17(水) 17:12:21.37 ID:+YrQ/Rj/0
まあまあ
「上条さんだから仕方ない」で手を打とうぜ
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/08/17(水) 17:13:36.40 ID:MCUoe76Bo
もう上条さんだけでいいんじゃないかな
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 17:17:09.74 ID:JA/ZojZn0

>>この時から上条の、無理矢理料理を食わせようとしてくるビリビリとの追っかけっこの日々が始まったのでした
これは正直羨ましい

これ以上フラグ立てる意味はあるのかってなったら無いんだよな
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/17(水) 18:37:54.93 ID:Gucp+ARYo
上条さんに一巻につき一人は最低フラグを立てさせたい勢いで出るよな新キャラ
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/17(水) 19:26:34.64 ID:TmK0cA7M0
フラグはあるかもしれないが本格的に恋愛ルートが立ってるのは少ない気が
嫌ってる人はいないだろうけど感謝的な好感みたいな
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/17(水) 20:26:43.01 ID:HXyxFYPAO
インデックス、美琴、姫神、御坂妹、五和、オルソラが恋愛

神裂、アニェーゼ、他とかが感謝

ってとこかな?
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/17(水) 20:49:58.89 ID:IWVXZJlzo
むしろ上条さんを嫌いなキャラって男女すべてで居ないよな
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 20:54:17.14 ID:HwMMMEWDO
その代わりに読者にはたくさんいるからバランス取れてんじゃね
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/17(水) 20:57:19.50 ID:P2Y1hkzZ0
一レスだけ小ネタ↓

ここは祭典都市。
世界中のありとあらゆる祭りと屋台が集まって構成されている。
この都市では、屋台の工夫によって「レベル」が決まる。

「ちょっとアンタ!いい加減私特性『ビリビリ痺れる電気コーラ』飲みなさいよ!」

例えば、この御坂美琴。
彼女は、「ビリビリ痺れる電気炭酸」シリーズを開発し、レベル5の評価を受けている。

「ちょ、おい!焼きそばにコーラ入れようとすんな!」



そして。

「おなか……すいた」
「ゴハンくれると、うれしいな」

10万3000通りの屋台の味付けを記憶した……
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/17(水) 20:57:55.83 ID:P2Y1hkzZ0
一レスだけ小ネタ↓

ここは祭典都市。
世界中のありとあらゆる祭りと屋台が集まって構成されている。
この都市では、屋台の工夫によって「レベル」が決まる。

「ちょっとアンタ!いい加減私特性『ビリビリ痺れる電気コーラ』飲みなさいよ!」

例えば、この御坂美琴。
彼女は、「ビリビリ痺れる電気炭酸」シリーズを開発し、レベル5の評価を受けている。

「ちょ、おい!焼きそばにコーラ入れようとすんな!」



そして。

「おなか……すいた」
「ゴハンくれると、うれしいな」

10万3000通りの屋台の味付けを記憶した……
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/17(水) 20:58:31.51 ID:P2Y1hkzZ0
一レスだけ小ネタ↓

ここは祭典都市。
世界中のありとあらゆる祭りと屋台が集まって構成されている。
この都市では、屋台の工夫によって「レベル」が決まる。

「ちょっとアンタ!いい加減私特性『ビリビリ痺れる電気コーラ』飲みなさいよ!」

例えば、この御坂美琴。
彼女は、「ビリビリ痺れる電気炭酸」シリーズを開発し、レベル5の評価を受けている。

「ちょ、おい!焼きそばにコーラ入れようとすんな!」



そして。

「おなか……すいた」
「ゴハンくれると、うれしいな」

10万3000通りの屋台の味付けを記憶した……
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/17(水) 20:59:26.26 ID:P2Y1hkzZ0
ああっ連投
ごめんなさい
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/17(水) 21:34:38.89 ID:9cMDYPOAo
>>554
機長
ビアージオ
テッラ
アウレオルス
ステイル
黒子
くらいは嫌ってそうだけど
まあ下二人は愛憎入り乱れだろうが
リドヴィアもどうかな、微妙かな
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/17(水) 22:03:29.30 ID:huaBR16q0
>>560
その中ではステイルとアウレオルスの場合はかなり複雑だよな。
自分がかつて惚れた女を救ったけれど、それが自分じゃないってのがかなりネックだし。
インデックスはマジ魔性。
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 22:09:01.23 ID:HwMMMEWDO
インデックスたんまじ魔性の聖女!
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 22:26:57.76 ID:X3Hq+M6J0
け...結局メインは誰なんだってばよ!?
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage saga]:2011/08/17(水) 22:37:46.87 ID:hFZJKEP7o
略してイン魔性女
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/08/17(水) 23:12:43.51 ID:o9KatuEvo
>>563
「メイン」を「メ」と「イン」に分けて、
メ→×→バッテン→禁止→禁書
イン→インデックス→目録
つまり「メイン」=「禁書目録」だったんだよ
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/18(木) 00:24:17.20 ID:y0OnbXJAO
>>565
な、なんだってぇぇぇ!?
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 01:58:01.19 ID:8VHrlj6DO
まぁ実際メインはインデックスなんだろうが







黒子の出番をさ、もっとさぁ
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/18(木) 12:24:39.78 ID:f+kSZ+bAO
メインヒロインは上条さんである
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 18:05:42.05 ID:9QJsG8MDO
上条さんはそこらの女よりいい尻してそうだから困る。
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/18(木) 22:16:47.04 ID:tcj9ocd90
>>569
童顔だしなw

3ヒロインで5レス程もらいます、地味に元ネタあり
571 :私達のヒーロー :2011/08/18(木) 22:17:23.00 ID:tcj9ocd90
イン「今日はこんにちはなんだよ!」

打ち止め「こんにちはってミサカはミサカは挨拶してみたり!」

滝壺「こんにちは」

イン「今日集まってもらったのは他でもないんだよ!みんなの相方の不満をぶちまけて欲しいかも!」

打ち「ミサカはあの人に一杯言いたいことあるかも!ってミサカはミサカは憤慨してみる」

イン「じゃあ、まずはらすとおーだーからなんだよ」
572 :私達のヒーロー [sage saga]:2011/08/18(木) 22:17:56.52 ID:tcj9ocd90
打ち「あの人はね!ミサカのすぐ子供扱いするんだよ!その上口を開けばクソガキクソガキって、ちゃんと名前で呼んで欲しいかも!
   って、ミサカはミサカは怒りを露わにしてみたり!」

イン「迷子の人は、いい人だと思うけどなあ、見ず知らずの私に御飯おごってくれたり」

打ち「そんなことないよ!それよりもヒーローさんの方が羨ましいかも!ヒーローさんすっごく優しそうだし!ってミサカはミサカは羨んでみる」

イン「え〜?とうまは全然優しくないんだよ!絶対迷子の人の方が優しいかも!」

打ち「それじゃ、今度はシスターさんの番だね!ってミサカはミサカは促してみる」
573 :私達のヒーロー [sage saga]:2011/08/18(木) 22:18:36.28 ID:tcj9ocd90

イン「とうまは酷いんだよ!いっつもいっつも遊んでくれないし、御飯だって満足に食べさせてくれないし!
   すぐ女の子と一緒になったり!それにすぐ文句ばっかり言うんだよ!」

打ち「でもヒーローさんは、元々敵だったあの人にも優しかったり、ミサカ達の事を何の躊躇いもなく受け入れてくれたよ
   そういうこと普通の人にはできないかもってミサカはミサカは反論してみる!」

イン「こういうの日本では"隣の芝生は青い"って言うんだっけ?いっそ入れ替わったりした方がいいのかな?」

打ち「…ところでさっきからタキツボが全然話に乗ってこないけど?ってミサカはミサカは話を振ってみる」

滝壺「ん?ちゃんと聞いてるから大丈夫だよ」

イン「それじゃ今度はりこうの番だよ」




滝壺「私は別にはまづらに不満はないかな?」

イン「えぇ〜?あんなちんぴら面なのに〜?」

打ち「すぐバニーバニー言うのはミサカもどうかと思うよってミサカはミサカはタキツボの胸を見て嫉妬を感じてみる」

イン「しあげのどこがそんなにいいの?」
574 :私達のヒーロー [sage saga]:2011/08/18(木) 22:19:08.65 ID:tcj9ocd90
滝壺「私は別にはまづらに不満はないかな?」

イン「えぇ〜?あんなちんぴら面なのに〜?」

打ち「すぐバニーバニー言うのはミサカもどうかと思うよってミサカはミサカはタキツボの胸を見て嫉妬を感じてみる」

イン「しあげのどこがそんなにいいの?」

滝壺「ん?私の事を命懸けで護ってくれるところかな?」

イン・打ち「」
575 :私達のヒーロー [sage saga]:2011/08/18(木) 22:19:43.86 ID:tcj9ocd90
滝壺「大した力も無いのに、命懸けで私を護ってくれてそれで今でもずっと一緒にいてくれるからはまづらが一番」

イン「ちょっと聞き捨てならないんだよ!とうまだって今でも一緒にいてくれるし!私の事を…記憶を失ってまで…護ってくれたもん…!」

打ち「それ言ったら、あの人だって!ミサカの事を頭打ち抜かれてまで護ってくれて!今でもハンデ背負いながら護ってくれてるもん!

イン「だから一番なのはとうまなんだよ!」

打ち「だから一番のはあの人だもん!ってミサカはミサカは宣言してみる!」

滝壺「…二人共なんだかんだ言って自分の芝生が一番なんだね」

二人「///」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/18(木) 22:21:15.29 ID:tcj9ocd90
以上です 三つめの貼り付けはミスは見逃してくださいorz
インデックスはみんな名前呼びだったはずだよなあとちょっと不安
元ネタ分かるヒトはいるかなーと思いつつこの辺で、ありがとうございました
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/18(木) 23:04:59.13 ID:y0OnbXJAO
乙〜。
元ネタはわからないけど良かったよ。
確かに3主人公の中では浜面が一番頑張ってる気がする。能力的には
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 23:08:45.03 ID:/u+layQt0
乙!
ヒロイン同士の惚気話おいしいです
ニヤニヤしちゃう
元ネタがわからないのが悔しい

通行止めで2スレもらいます
王道CPてネタがかぶってないかドキドキだよね
下手な地文ばかりでごめんね
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 23:09:40.31 ID:/u+layQt0
カエル顔の医者から悪い知らせと良い知らせを聞いた少女は、医者の提案に肯いた。
役に立つならばと、それは明るく元気なものだった。

かわいらしいあほ毛を揺らし少女は目当ての病室に辿り着く。
病室には白く、白く、白い患者がベットに横たわっていた。
白い患者を目にし、少女の心臓は鷲掴みされる。
その衝撃は、感覚は、感情はまだ少女には名前の判らないものであった。

そして少女は白い患者に歩み寄る。
調整を終え、目覚めたばかりであるためか、少々不安定な足取りで。
ただその目は窓からのぞく見事な夏の青空を映さず、白い患者しかいない。

妹達から受け取った記憶を何度も何度もリピートし、何度も何度も見た白い顔を覗き込む。
髪を剃り、頭に包帯を巻かれてはいるものの記憶と違わない顔である。
しかし記憶で見るよりも、その静かに息づいてる患者は強く強く少女を魅了した。
記憶以外で初めて患者を、白い少年を見た少女は、赤いはずの瞳を見たいと思った。
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 23:10:17.23 ID:/u+layQt0
だが残念ながら白い少年は穏やかに眠っている。
起こしてしまう前に少女は少年をじっくり観察する。
白い肌に、白い眉、睫、包帯、ベット、全てが白い。
その中で唯一色付いている唇に目がいく。

うっすらと開いたそこから白い歯と赤い舌がのぞく。
それにどんどん引き込まれていく。
身を乗り出す少女にベットが小さく鳴った。

「あなたって暖かくて、柔らかくて、甘いんだねってミサカはミサカは新たな大発見に感激してみたり」

少女は首元に顔を突っ込むかたちで、ぴったりと少年に上半身をつけ、少年の体温を味わう。
少年の匂いをたっぷり吸いこみ、頬で耳で脈を感じる。
記憶の中には決して無かった、少年の新しい情報に少女は恍惚とした。

少女の念願の赤い瞳が臨めるのはもう少し後。
その知性のない瞳に、全く役に立たない言葉に、少女が少年の状態を正しく理解する。
少女の心が引き裂かれたように痛み、悲鳴を上げる。
医者が少女と少年を黒い電極で繋ぐまであと数日。
そして少年が何の躊躇もなく直に触れる元気な少女に驚き、戸惑い、顔を赤くするのはそのすぐ後である。
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 23:11:17.10 ID:/u+layQt0
入院中は桃色妄想の宝庫
アニメの破壊力は抜群
なにあのいちゃいちゃ!べたべた!いちゃいちゃ!

失礼しました〜
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/19(金) 00:54:46.37 ID:FdVhUW3C0
乙。何かエロイな

何レスか貰います
電磁通行気味注意
583 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:55:25.68 ID:FdVhUW3C0



澄み切った空気が肌を撫でる。
気持ちが高揚し、思わず鼻歌が洩れる。


美琴(今日はジャソプの発売日だし、王がどうなってるのか気になるのよね)フンフーン

美琴(黒子に話してもわかってくれないし)

美琴(誰か話せる人いないかなー)

美琴「……ん、あれって」


彼女の目線の先には大きなダンボールがあった。
表面には丁寧に書かれた「拾って下さい」の文字。
それを見て連想するのは捨て猫であった。


美琴(全く、責任もてないなら最初から飼うんじゃないわよ)フンス

美琴(でも私が拾っても飼えないし……嫌われちゃうし)

美琴「……見て確認するだけなら、いいわよね?」


誰に問うわけでもなく、自分の行動を肯定するために小さく呟く。
猫(と決まったわけではないのだが)を少しでも驚かせないようにと、
そろりと足音を立てないように注意を向けながら近づいていく。



584 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:55:53.36 ID:FdVhUW3C0



美琴「にゃ、にゃーん?」ソロリ


幼児に向けるような甘い声を出しながら、ダンボールの中を覗き込んだ。
一拍。
空気がピシリと固まった。

ここで一言。
思いこみとは危険である。

期待して裏切られる、なんてよくあることだ。
一々後悔なんてしていたら身が持たない。

それでも彼女は、ダンボールなんて無視して行けば良かったと後悔した。
後悔せざるを、得なかった。


美琴「な、何でコイツが……一方通行が、ここにいるのよ……」


白い塊がモゾリと動いた。


585 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:56:19.24 ID:FdVhUW3C0



さてどうするか。
彼女が真っ先に取ろうとした行動は単純であった。
すなわち、ここから去ること。
今あったことは忘れてそのままコンビニに直行する。
そう、それで済んだ筈なのだ。
少なくとも彼女にとっては。

しかし、


一方通行「ン、ァ……」モゾ


何とタイミングの悪いことか。


一方通行「あァ? ……オリジナルかァ?」

美琴「……そうよ」


彼女――御坂美琴は自分の不幸を呪った。
澄み切っていたはずの空気が一気に重苦しく感じるのは、気のせいではないだろう。



586 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:56:47.30 ID:FdVhUW3C0



一方通行「……」

美琴「……」

一方通行(なンだこれ。いや待て。なンで俺はダンボールの中に入ってるンだ?)

美琴(何でコイツ捨てられてんだろう)

一方通行(昨日は、あァーっと……いや特に何も無かったはずだが)

美琴(……衝撃的すぎて毒気抜かれちゃったわね)

一方通行(……こォいうことやりそうなヤツってェと)

美琴(そういえば実験が終わってからどうしてんだろ)

一方通行(番外個体か)ハァ

美琴「ねぇ」

一方通行「あァ!?」



587 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:57:26.10 ID:FdVhUW3C0



美琴「アンタって今どうしてんのよ」

一方通行「……はァ?」

美琴「いや捨てられてることは分かるんだけどね」

一方通行「捨てられてる?」

美琴「え? だってホラここ」チョンチョン


<拾ってください>


一方通行「」

美琴「ね?」

一方通行「」

美琴「つまり――捨て能力者? ってことかしら」フム

一方通行「洒落になンねェからヤメロ」



588 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:58:04.11 ID:FdVhUW3C0



美琴「でもまぁそうじゃなくて、……実験のあとのことよ」

一方通行「……ハッ何もねェよ。安心しろ実験は再開してねェからなァ」

美琴「それは知っているわ。私もね妹達から聞いていることはあるの」

一方通行「へェ? 自分のクローンと和気藹々と話せるもンかねェ」

美琴「その格好で凄まれても全然怖くないわよ」パシャ

一方通行「」

美琴「まぁ見ちゃった手前私も無かったことにすることは出来ないし」

一方通行「……脅す気かオマエ」

美琴「そういうわけじゃないわよ」

一方通行(じゃあ今の写真はなンなンだよ……クソ)チッ



589 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:58:29.28 ID:FdVhUW3C0



一方通行「……オイ、やったヤツのことは何となくわかってンだ。放っておけ」

美琴「んー? そういうわけにもいかないっていうか」

一方通行「あン?」

美琴「猫じゃないなら拾っても大丈夫でしょ。色々聞きたいこともあるしね」

一方通行「何言って」

美琴「だぁーかぁーらぁ、拾ってあげるって言ってんのよ。この美琴さまがね」フンス

一方通行「……」

一方通行「はァああああ!?」


一方通行の叫び声が青い空に吸い込まれると、美琴は満足げに鼻を鳴らした。
不幸だって利用してやる。
そう考えれば一方通行に妹達から聞いた真偽を確かめるのにも良い機会だ。

彼女は口を開けて間抜けな顔をさらしている一方通行に向かって満面の笑みを浮かべた。



590 :美琴「捨て能力者?」一方通行「洒落になンねェからヤメロ」 [saga]:2011/08/19(金) 00:59:04.09 ID:FdVhUW3C0



▽▲▽▲


番外個体「さぁてモヤシは起きたかなっと」ニマニマ テトテト

番外個体「驚く顔が見物だよねっと」テト

番外個体「……あ、あれ?」

ヒュルルー

番外個体「第一位が、いない?」



おわり



591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 01:00:55.97 ID:aXw3dI9DO
だってばよ発言→NARUTO→ラーメン→カップラーメン→上条→上条ちゃん→上条………ちゃんだと

つまり135センチの合法r(ry

只今の発言はチャン・アグネスにより違反削除されました
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/19(金) 01:01:11.65 ID:FdVhUW3C0
冒頭だけみたいになってしまいましたが、おわり。
お目汚し失礼しました。
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 01:52:30.94 ID:N6kpo+Z40
ここから一方通行を巡る美琴とミサワの対決が始まるんですね

594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 03:00:14.68 ID:DEQaRPySO
おもしろかったよ
もうちょっとみてみたいと思ったり

595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 03:58:33.82 ID:tVx3VXSXo
家にも帰ってない、(ご都合主義で)携帯も通じないとなった時の番外個体の慌てっぷりが見たいww
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/08/19(金) 03:58:40.64 ID:iQTmOj7oo
続きマダー
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 05:59:46.04 ID:QFyXpWqIO
これは続きを期待してしまっても構わないのだろう?

というわけで続きプリーズ
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/19(金) 13:01:01.45 ID:i4eT+NFB0
>>592乙。
で、スレ建てはいつですか?
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/19(金) 13:15:46.28 ID:Ah3VE+FAO
ネコセラレータにゃん飼育日記の始まりですね?
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/19(金) 19:17:49.29 ID:Z/lfsNPDO
>>576
懐かしいなファンダム
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/20(土) 18:16:46.97 ID:FT1cYX0AO
ゲームネタで1レス


木原「つー訳でよう、新しい禁書ゲームの企画会議だ馬鹿共」

土御門「格闘に麻雀にガールズアクション以外に何があるんだぜい?」

木原「こいつだ」

《とある都市の天下統一》

木原「プレイヤーは何人かのキャラクターから1人を選んで学園都市を統一するんだ、とりあえず幻想殺し・超電磁砲・一方通行を選べるようにした」

土御門「カミやんは魔術サイドの人材が、御坂美琴は科学サイド表の人材が、一方通行は裏の人材が加えやすいって訳か」

木原「今のところはな、ゆくゆくは魔術サイドを選べるようにもしたいがな」

土御門「実際どんな仕様にする気だ?」

木原「この三人にはそれぞれ本拠地がある、学生寮やマンションとかな。本拠地で内政に勤しむもよし、外出して仲間になりそうな人材を確保するもよし」

土御門「確保ってどうやって?」

木原「確保するには説得か戦闘を選ぶ訳だが…戦闘だとそげぶ説教フラグ立ての三段活用」

土御門「大体わかった」

木原「最終的には誰を選んでも学園都市を統一出来るゲームにしたい、科学者や魔術師を研究所に配置したら技術レベルが上がるとか」

土御門「俺が複数勢力に所属したりとかな」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/20(土) 18:17:54.61 ID:FT1cYX0AO
以上です
信長の野望とかギレンの野望とかをイメージしてくれればありがたいにゃー
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 18:36:33.38 ID:reQiYxmZ0
乙です

もちろん「幻想殺し編」のベースは、「蒼き狼と白い牝鹿」ですよね?
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/20(土) 20:27:37.69 ID:Kq/cAYjAO

上条を選ぶと何故か独眼竜政宗的なゲームになるんですね分かります
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/20(土) 20:40:16.17 ID:ojELWG2eo
>>603
倒した勢力の妃を嫁にできるんですね
夜はオルドでムフフなんですね
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/20(土) 21:50:30.32 ID:H4G+o2Doo
1レスだけ

学園都市。
表向きは「記憶術」や「暗記術」を研究をしていることになっているが、実はその裏で密かに人為的な脳の開発が行われている。
その目的は「人の身で至上の存在に辿り着くもの」、即ち「萌えの開発」だった。
開発を受けた学生はMOE拡散力場と呼ばれるものを無意識に放出し自身の萌え属性を発揮する。
総人口は230万人弱、8割は学生。
全国から学生を集めることで、あらゆる学園ものを再現しようとする壮大な試みが行われているのだ。
そして学生たちは自身の萌え属性の強さによって6段階に分けられている。

そんな学園都市の6割を占める無能力者の一人、自身に萌え属性はないものの、
どんな属性でも関係なくフラグを立てようとする体質、『カミジョー属性』を持つごく普通の高校生、
上条当麻は、ある日イギリス清教の落下系大食い修道女『禁書目録』と出会った。

明かされるこの世界の裏側、萌えサイドと魔術サイドの対立。

――「昔から人は宗教や魔術で救われようとしてきたんだよ。でも新たな救いの可能性を人工的に開発しようとする人たちが現れた」

――「それが、この学園都市――『萌え』ってわけか」

――「世界各地で開発は進められてるけど、実用化までこぎつけたのは日本の学園都市だけかも」

――「それで、何でインデックスさんはここへいるのでせうか?」

――「完全記憶能力を使って、この都市の萌えを全て記憶するためなんだよ」

――「で、わざわざ上条さんの所に落下してきた理由は?」

――「偶然かも。この街にふさわしい由緒正しいやり方だって言われたんだよ」

偶然の出会い

そして、魔術師達との対決

「どうやら君と出会ったことで『禁書目録』は学園都市に染められそうになっている。それだけは避けねばならない……」

「いいぜ、てめえが『萌え』を理解できないってなら……まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!!」

続かない
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/20(土) 22:25:47.36 ID:FT1cYX0AO
乙ww

ヴェントの弟やシェリーの親友は犠牲になったのだ…
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 22:53:10.46 ID:pcOyORXro
ヴェントの弟はあれだ、萌えにドハマりして重度のオタクになったんだろwwwwww
で、ヴェントは弟をそんな風にした学園都市を憎んでいる、と
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/20(土) 22:58:57.64 ID:CqX3ppIAO
シェリーと親友は萌え属性の違いから友情にヒビが…
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/21(日) 00:43:38.67 ID:nxyu+O4Qo
彫刻萌えだった親友がフィギュアの世界に走ったのか
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 01:55:04.32 ID:A/8ypwaDO
この世界だと青髪ピアスがとんでもない大物になりそう。

あらゆる萌え属性を受け入れ理解する者、とか。
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 01:57:14.51 ID:YyXWp4LGo
佐天さんはレベルいくつになってるのか気になるな
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/21(日) 02:31:08.08 ID:n+y0lPW4o
>>612
予約0で発売中止になったアレのせいでレベル0
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/22(月) 00:26:57.29 ID:XCXVfi9AO
土御門×舞夏って需要ないのかな
全然SS見ないけど
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/22(月) 00:30:55.91 ID:6foAsbOZo
>>614
需要がない、というよりやることやってそうだから孟宗竹のしがいが少ないとか?
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/22(月) 00:31:52.57 ID:6foAsbOZo
妄想やん……。孟宗竹てなんだよorz
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 02:10:13.29 ID:rM0ojmOd0
>>614
10レス位のだったら少し前に総合に投下されてなかったっけ?
スレ立てるなら作中で名言されてない出会いから書かないとワケワカランチだし
他と絡ませるにも3馬鹿ヒーローや軍覇ステイルみたいなバカかヘタレと違い押し切るのも難しい
ヤルだけなら書けるけど終着点見えないから余程好きじゃないと書かないんじゃない?

そして2レス貰います
上琴NTR18禁
パンツは脱いじゃ駄目
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 02:10:57.69 ID:rM0ojmOd0
ズキンと頭に衝撃を感じると同時に私は全身の筋肉を収縮させた

「オマエは踏まれて感じるマゾ子ちゃンなンですかァ?」

「ち、違うッ!」

私は必死に抗うフリをしたが快楽の前では否定の言葉なんて意味も無く
彼は口元を三日月形に歪ませ心底愉快そうな笑みを作った

ヴゥゥゥゥ
桃色の悪魔のスイッチがはいる
悪魔は体内(ナカ)で暴れ回り宿主に耐え難き苦痛を与えた

「んんっ! も、もっとぉ」

「愉快にケツ振って誘ってンのか?」

快楽が羞恥心を超え
ついに理性のたがが外れた私は快楽をねだった
彼は笑みを崩さず手に持ったリモコンのボタンを弱から強へと切り替える

カチリと音がした

脳が警報を鳴らす
私は予感した
『コワレテシマウカモシレナイ』

ヴヴヴヴヴヴヴヴ
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 02:12:06.73 ID:rM0ojmOd0
「あっ」

その瞬間ダムが崩壊したかのような凄まじい快楽の波が押し寄せ
抗おうにも桃色の悪魔が体内(ナカ)に張り付き私を堕落させようとする

「あああっ! イ、イクッ!」

「ハッいいぜイっちまいな!」

「あんっ! ああああぁぁぁっ!」

稲妻が吹き荒れるような感覚と共に体を小刻みに痙攣させながら体液(ヨクボウ)を撒き散らした







「次はいつ会えるンだ?」

「来週は土曜日に美琴とデートで日曜日なら会えますぜ
来週もワタクシ愛玩奴隷上条さんを可愛がって下さいませご主人様」


Ω<私と書いてワタクシと読むんだよ! 終わりなんだよ!
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/22(月) 02:26:23.82 ID:of04Pgjoo
>>619
普通に抜いてから最後の行読んでしまった

マジで俺の精子を返してくれorz
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 02:26:35.59 ID:x7fMzAvRo
そんな事だろうと思ったよっ!ww
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/22(月) 02:42:05.47 ID:J/htY0e5o
ちくしょう…ちくしょう…
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 04:17:47.28 ID:rM0ojmOd0
ミサカーズ(美琴や妹達)の出番は多いのに親がでんでどうする
という訳で2レス貰います
御坂×冥土帰し18禁
パンツは脱いじゃ駄目
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 04:18:30.59 ID:rM0ojmOd0
暗い

夜の病院は非常用の明かりしかなくまるで死者の世界かと錯覚してしまう
その一室で初老の男性は宴を楽しんでいた
日頃の何処かカエルを想像してしまう間の抜けた貌(カオ)に似合わぬギラギラと鋭い目つき

ギシギシと体重がかかるたび縄がパンツに食い込み染みを作っていく

「ふむ? これがいいのかね?」

「あ、ああッ!」

「ふむ、君の年齢を感じさせない張りのある肌はナース服が映えるんだね?」

そう言って冥土帰しはははだけた部分から手をいれ胸を触姦する

「んんっ! んんっ!」

力? 欲望? 性欲? 地位? 名誉?
世界は(タリナイモノ)に満ち溢れている
彼は世界でも比類なき名医であった
しかし地位も名誉も金もある彼であったが妻はおらず
その地位と名誉が逆に彼の性生活を妨害していた

「僕も溜まってるから今日は楽しませてもらうね?
心配しなくていい君の子供(妹達)は僕が責任を持って治療するね?」
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 04:19:59.48 ID:rM0ojmOd0
彼との取引

妹達の存在を知ったのは最近であった
自分が知った時には悪夢のような実験は既に凍結しており
2万いた我が子はその半数が物言わぬ死体となり、まるでゴミのように廃棄されていた
『自分達の娘は美琴だけだ遺伝子だけが同じ妹達なんて捨てておけばいい』
そう思った事もあったが
十月十日待ち続け、数年間でしかないが大切に育てた我が子と同じ顔
たった一目見ただけで溢れ出す親心と共に見殺しになんか出来ないと自らの心に誓った
学園都市の闇は深い
残る世界各地に散らばった1万もの妹達や美琴を闇から開放する事は自分の力だけでは無理だ
地位も名誉も腕もある冥土帰しにこの身を捧げ守ってもらうくらいしか出来ない

『もう知らぬ間に終わっていたでは済ませれない』

「先生! 先生ッ!」

「そろそろ限界かな?」

久しく感じた快楽に体が抑えきれず
パンツの中に体液(ヨクボウ)を溢れ出させた







「ここに代えのトランクスを置いておくね? 後また頼んでもいいかな?」

「いつでも呼んでくれ子供達を守るのが父親の役目だからな」


Ω<旅掛さんって素敵な大胸筋してそうだね! 終わりなんだよ!

調子に乗って即席第二弾
うん、ごめん自重する
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 07:17:53.33 ID:EXib03Uko
言いたくないけどなんのための注意書きなのかね
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2011/08/22(月) 07:49:25.00 ID:17oEUmyAo
嫌がらせか何かなの?
死んでください
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 09:03:29.32 ID:I/2wgp4Yo
パンツは脱いじゃだめというのはある意味注意書といえなくもな...苦しいか
注意書に書くとオチが丸ばれの場合ってどうすんだろな
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 09:17:42.76 ID:Wvol13Dvo
この位構わないと思うけどな。
>パンツは脱いじゃ駄目
の時点でギャグかマッサージか歯磨きか耳かきかひげ剃りかホモ翌落ちなのは見抜かないと。
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 09:40:13.25 ID:cszj4LfIO
目くじら立てる程じゃないだろ。
>>629でもあるように、予想出来る余地はあったんだし。
疑わしい感じだったら取り敢えずとばして、後書きなり感想なりで判断するとか。
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 09:42:25.47 ID:WQF/vHGDO
>>627は言い過ぎ
そこまで言うほどのことじゃない

ある程度自分でも判断出来ないと
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 09:44:14.38 ID:RA5BsQluo
やられたwwwwwwくっそwwww
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/22(月) 10:37:37.57 ID:MINptl970
逆に考えるんだ、最後の行さえ読まなければもーまんたい
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 10:54:41.51 ID:VbwW9v7W0
やはり、疑似父娘相姦的な「カエル医師×ミサカ」は必要だとわかった
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2011/08/22(月) 11:28:27.16 ID:17oEUmyAo
1回ならまだわるふざけと笑えるが
続けて2回もやるのは荒らしにしかみえんわ
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/22(月) 12:12:48.87 ID:RkBXMVhAO
またwwwwwwおまえかwwwwwwwwww



ってレスばかりかと思えばおまえら最初ので賢者モードになったからって掌返すなよ
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 12:20:53.54 ID:VbwW9v7W0
>>636のおかげで、
前も似たようなことがあって、うんざりしたこと思い出した。
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/22(月) 19:44:25.36 ID:pA46sxFvo
別にいいだろこれ位
あんまり厳しくすると人消えるぞ
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/22(月) 20:40:47.67 ID:ETPv8fKM0
流れぶった切って投下…なんか毎回タイミングがいいのか悪いのかww
とあるファミレスのものです
7レスほど頂きます

>>600ネタ分かってくれる人がいて嬉しい
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/08/22(月) 20:41:17.30 ID:ETPv8fKM0

とあるファミレス

麦野「みんなのイメージを考えるわよ!」

浜面「またかよ!?」

絹旗「いよいよネタが切れたんですか?」

フレンダ「既にもう3回目だしそんなほいほいイメージなんてあるとは思えないけど?」

滝壺「大丈夫、話すネタが無くてもみんなとコミュニケーション取ろうとするむぎのを私は応援している」

麦野「…あ、ごめんちょっとマジ泣きしそう」

一同((むぎのんマジ乙女…))
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:41:53.78 ID:ETPv8fKM0

浜面「んで?イメージだっけ?前は魚だったりしたよな?」

絹旗「その後にも滝壺さんと浜面のイメージも出しましたね」ハマヅライマセンデシタガ

フレンダ「結局今回は何を元にイメージするのよ?」

麦野「今回は格ゲーキャラにしてみようとおもうわ!」

浜面「あえて聞くが…なんでだ?」

麦野「アニメは見てるけど原作読んでない人たちに私達のキャラを知ってもらうためよ!」

絹旗「ぶっちゃけ今の時点で超手遅れだと思います」

滝壺「むしろ、アイテムというか、ノリが「生徒会○一存」

フレンダ「それ以上いけない」
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:42:29.74 ID:ETPv8fKM0

麦野「話進めるわよ…とりあえず絹旗のイメージからいくわよ」

浜面「絹旗は…まあ分かりやすいかなあ?」

絹旗(格ゲ知らない人の事は超全然考慮に入れないんですね)

滝壺「きぬはたなら、すぐにでるね」

フレンダ「私も分かったって訳よ」

麦野「絹旗は、ギルティギアのメイね!」

一同「「うん、予想通り」」
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:42:59.18 ID:ETPv8fKM0

絹旗「まあ、納得ですね…超年齢的にも怪力的にも…」

浜面「お前の怪力は厳密には能力だけどな」

麦野「ちなみに、イメージは"メイ"だけど」

絹旗「だけど?」

麦野「仮に禁書が2Dの格ゲーになったら絹旗は"ザンギエフ"系ポジだと思うわ」

絹旗「」

滝壺「見事な投げキャラだね、投げキャラはむさいイメージだから、革新的だね」

浜面「アーケードだけだとそうだよなあ…」
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:43:27.02 ID:ETPv8fKM0

麦野「続いては―「待ってください」…なによ絹旗」

絹旗「次は麦野のイメージを超考えます!」

麦野「私はさいごd「というか思いついてます」…ならいいわ」

浜面(麦野の格ゲーキャラ…一人しか思いつかない…)

フレンダ(…ある意味私もだけど、やっぱあのキャラよねえ)

滝壺(むぎのといえばというキャラはあれかな)

麦野「…なんでみんなも納得したような顔してるのかしら?」

絹旗「それはみなさんと私のイメージが超一致してるからです!」フンス

麦野「じゃあ…聞くけど…私のイメージって何?」
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:43:56.85 ID:ETPv8fKM0








一同「「(超)春麗」」








麦野「…てめぇらどこみていったのかにゃーん?」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/08/22(月) 20:44:29.08 ID:ETPv8fKM0

絹旗「ちなみに能力的なイメージは特にないです」

麦野「質問に答えろ!絹旗!」

浜面「だ…大丈夫だ麦野!別に気にするほどじゃねえって!」

フレンダ「わ…私には負けるけど、総合的にはバランス取れてると思う訳よ!」

滝壺「大丈夫、公式設定で足が太いむぎのを私は応援してる」

麦野「気にしてるんだからいわないでよォォおおおおおお!」

647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/22(月) 20:46:51.53 ID:ETPv8fKM0
以上です

気がつけば、麦野いぢりに変わる…むぎのんェ…

ちなみに上条さんのイメージは、神ブロッキングのハイパーボッ
一方さんは、ブラックパックン 浜面は…ナンダロウネ…

どうもありがとうございました
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/22(月) 21:01:14.74 ID:INS5wuMn0
>>647

ただ一言言わせてもらうなら、萌えザンギは一応存在してる。(アカツキorエヌアインの鼎)
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/22(月) 21:03:53.24 ID:YdpxPbfCo
格ゲーヒロインっつったら春麗だよな。むぎのん可愛いよむぎのん
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/22(月) 21:17:46.82 ID:ETPv8fKM0
>>648
なん…だと…
にわかですみませんorz

そういえば春麗もむぎのやねーちんみたいに年相応に見えないな
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/08/22(月) 21:20:35.47 ID:xltDxaDYo
浜面は、ごっついタイガーバズーガの人で。

ちなみに、格ゲーヒロインっつーたら、ナコルルだろ。
あの清楚な黒髪長髪。

……禁書に黒髪長髪なんていたっけ。……いたような……うん、いなかったな。うん。
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 21:22:21.58 ID:WQF/vHGDO
ナコルルがコイルに見えて焦った
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/08/22(月) 21:23:28.71 ID:thfhdjIvo
■■ェ……
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 21:32:39.50 ID:V64NO75DO
黒髪長髪って雲川先輩とか吹寄がいるだろ!
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 21:35:31.01 ID:rM0ojmOd0
3レス貰います
KOF×禁書クロス
スイーツ風味バトル
KOF好きな人は特に注意
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 21:35:59.15 ID:rM0ojmOd0
「あ〜!!超お腹ったしっ♪♪」


アタシは心に傷を負ったモテカワスリムで恋愛体質の愛されルガール♪
学校にナイショで世界征服を企んでたんだけど失敗しちゃった↓↓
お腹もすいたしうさばらしにカツアゲしちゃえ☆

丁度路地裏にひ弱そうな子発見♪


「貴方は一体誰ですか!?ぼ、ぼ僕をどどうするつもりですか!?」

こんな挙動不審で何の才能も無いような子は生きてる価値ないよね☆
だからせめて財布だけはアタシの役に立ててあげる♪

絶体絶命の大ピンチ!
そこにヒーローの雄叫びが木霊する!


「ま て ー い カツアゲとはとんだ根性なしだな!俺が根性いれてやる!」


振り返ると時代錯誤の白ラン男が邪魔にはいってきちゃった
もぅ人がせっかくカツアゲしてるのにプンプン
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 21:36:47.76 ID:rM0ojmOd0
「ジェノサイドカッター」


ノーモーションから放たれる不意をついた必殺技
岩をも抉り取る蹴撃だが目の前の白ラン男は軽々とかわす
直後格闘家の感がこいつはただの男ではないと知らせる

そしてその感は正しかった
この白ラン男は学園都市序列7位『削板軍覇』
正義と根性を愛し学園都市の科学力をもってしても解析の出来ない『説明できない力』は
一部研究者の間では第一位にすら匹敵するとまで言わしめた世界最大の原石である

「烈風拳ッ! カイザァウェーイヴッ!」

アスファルトの大地を切り裂く風の刃を軽々と回避し
帝王の衝撃波も『すごいパーンチ』の掛け声と共に放たれた謎の念動砲弾のような物で相殺された

このままではやられる、そう思ったときにはもう遅かった
気付いた時には音速の二倍もの速さで懐への接近を許していたのであった

「すごいパーンチ」

掛け声が耳に届く前に削板の拳はルガールの顔面をとらえていた
鋭い痛みと共に意識が遠のいていくのが分かる
だがルガールは諦めなかった、勝てぬなら道連れにしてやる

「死ねい!」

ルガールは体に仕込んでいた自爆装置のスイッチをいれ
削板もろとも心中するつもりであった

凄まじい轟音と閃光
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 21:38:21.80 ID:rM0ojmOd0
ドカーン アタシは死んだ スイーツ(笑)

「超すごいガード」

赤青黄色のカラフルな煙が自身と後方にいる学生を守った

「大丈夫か?」

「は、はいあありがとうござざざいました」

削板は被害者の学生の安否を確かめると根性ッー! と叫びながら走っていった
今日も何処かで助けを待っている人がいる
頑張れソギー
負けるなソギー
地球の平和は君の拳にかかっているぞ

Ω<愛されガールとルガールって似てるよね! 終わりなんだよ!

ちょっとした補足
ルガールの年齢も禁書世界の時間軸も公表されていないが
禁書世界(21世紀初頭)のルガールは大体52~60歳
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/22(月) 22:47:33.10 ID:RkBXMVhAO
ちわー、そげぶしに来ましたー
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 22:48:35.87 ID:UFlX25W6o
三河屋でーす
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/22(月) 23:50:16.91 ID:RkBXMVhAO
格闘ゲームといえば…で1レス


上条「やっぱり禁書PSPでしょ!」

一方「見事にクセの強いキャラばかりだがなァ」

ステイル「しかしキャラの数が少ない気もするよ」

土御門「まあそこは続編に期待ですたい、それより…」

アックア「新約も出た事だし期待出来るのである」

上一ス土(なんでこいつがいるんだろうゥ…?)

一方「つゥかよゥ、俺の能力反射じゃねェだろアレ」

木原「たりめーだクソガキ、テメエの能力再現したらゲームになんねえだろが」

一方「1人だけ操作出来ない木原くンじゃねェか」

木原「るせえ気にしてんだよ!」

土御門「いやマジで一方vs木原やりたかったぜ…」

上条「上条さんはゲームオリジナルストーリーが欲しかったのですよ…」

ステイル「僕なんてどのルートでも脇役だよ…」

一方「俺も超電磁砲との会話で叩かれたしなァ…」

木原「超電磁砲との連動で俺が使えればなあ…」

アックア「私は出るのが早すぎたようである…」

土御門「でもお前ら無駄にやりこんでるだろ?」

上一ス木ア(当たり前だァである)
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/22(月) 23:51:39.49 ID:RkBXMVhAO
以上です
意外といまだに飽きない
しかし本当にキャラが少ない
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 23:55:52.30 ID:rZ5AFxlSO

禁書のゲーム高いし木原くん使えないから買うか迷ってたけど
ちょうどいいし買おうかしら
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/23(火) 00:04:36.20 ID:CVqNynPL0
>>663
完結編以外はストーリーに期待するなよ
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/23(火) 00:18:57.45 ID:PmQstwZ2o
一方さん無理がありすぎなんだよな……
あんな逆切れをする人じゃないと思っていたが、あれも公式か。
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/23(火) 07:46:43.38 ID:S//Qh+ZAO
一レス貰います。

御坂「妹達全員でEXILEのぐるぐる回るやつやってみない?」

御坂妹「………はい?      とミサカ10032号は思わず語尾を忘れかけます」

他妹達「………え?と他ミサカ達もポカンとします」

御坂「だから、EXILEのぐるぐる回るやつを」

番外個体「ち、ちょっとこれどうすんのさ……。 完全に逝っちゃってない?」ヒソヒソ

打ち止め「ミサカも知らないよってミサカはミサカはかなり困ってみる」ヒソヒソ

一方通行「三下ァ……俺はどうしたら……」

上条「落ち着こう。これはきっと魔術師のせいだ」

御坂「あの、だからEXILEの…」

一方通行「魔術師だァ!? くそっ、やつらどンな企みを!!」

上条「おのれ、魔術師!! 行くぞ一方通行!」ダダダ

一方通行「おォよ!」ダダダ

御坂(ちょっとボケてみたんだけどなぁ……ウケなかったみたいね)ショボン


ぐたぐたエンド。
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 10:57:38.79 ID:PgUwky5DO

みこっちゃん可愛い


何レスか貰います
668 :番外個体「……なにこれ」 :2011/08/23(火) 11:00:24.97 ID:PgUwky5DO




To:一方通行
Sub:お前ってさ

やっぱりロリコンなの?


To:上条当麻
Sub:はァ?違ェよ

[ピーーー]


To:一方通行
Sub:でもさ

ロリの何が良いのか上条さんにはさっぱりなんですが

やっぱり打ち止めとか?


To:上条当麻
Sub:話を聞け

打ち止めは幼すぎンだろ
中学生が至高だってェの




669 :番外個体「……なにこれ」 :2011/08/23(火) 11:01:16.89 ID:PgUwky5DO




To:一方通行
Sub:中学生(笑)

中学生とかまだガキだろ
つーかそれだと御坂とかか?


To:上条当麻
Sub:[ピーーー]

オリジナルはそォいう対象じゃねェっていうかデリケートな問題っつゥか



タイプじゃねェ


To:一方通行
Sub:結局はそれかよ

じゃあどういうのがタイプなんだよ



670 :番外個体「……なにこれ」 :2011/08/23(火) 11:02:23.03 ID:PgUwky5DO




To:上条当麻
Sub:しつけェ

そもそも中学生の良さっつゥのはなァ
子どもと大人の間で揺れる未成熟さにあるンだよ
これがオリジナルには足りねェ

女同士での絡みが多いのも特徴だな
抱きつきあったりスカート捲りおっぱいの揉み合い
これらは全て中学生女子に多い行動だ
無防備な振る舞いもポイントだろォな

俺は中学制服に順位をつけるとしたら
ジャンパースカート
セーラー
ブレザー
の順だと思う

あァつまりだ
打ち止めには常磐台には通わせねェ
期待してンだぜ?
あのガキの天真爛漫さは最高の中学生になれる要素が盛りだくさンだ

今もまァ……後ろから抱きつかれたときに
ちっぱいが当たって勃起してないと言うと嘘になるけどな

そもそも今外で一番人気のあるアイドルだったか?
アレは駄目だな
ババアすぎる若さが足りない
高校生になったらもうオワコンなンだよ

中学三年生ってのはアリなンだけどな
腐る前の熟れた果実っつゥのか?
ちィと甘過ぎる感はあるが……嫌いじゃねェな

中学一年生>>中学三年生>>>>>中学二年生>>>>越えられない壁>>>>>その他

これが基本だな

例外としては外人だ
アレはギリで中学一年生まで
老けんのが早いっつゥかなァ
幼稚園から小学校までを基本としてもいいだろォな


……ま、これでわかっただろ
俺はロリコンじゃねェンだよ


671 :番外個体「……なにこれ」 :2011/08/23(火) 11:03:54.13 ID:PgUwky5DO



To:一方通行
Sub:長い

三行で


To:上条当麻
Sub:

高校生
以上は
オワコン


To:一方通行
Sub:なぁ

伝え忘れてたんだけどな?

To:上条当麻
Sub:ンだよ




To:一方通行
Sub:さっきまで一緒に

番外個体がいてメール見てたんだよ


To:上条当麻
Sub:

え?



672 :番外個体「……なにこれ」 :2011/08/23(火) 11:04:45.07 ID:PgUwky5DO




To:一方通行
Sub:マジマジ

お前の長文見た辺りでお前んとこに向かいに行った


To:上条当麻
Sub:

オイちょオマエふざけ




途中で送信されたようなメールに目を通すと、
上条当麻は静かに目蓋を閉じて
空に向かって両手を合わせた。

(今度白井の写真でもお詫びにやるか……)

それが新たなる火種を産むことになるとは知りもせずに、
近い未来に考えを巡らせる。
ふと視界の端に下校途中の中学生の姿が入った。
高い声を喉で転がし、少女たちは楽しそうに駆けていく。



おわり
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 11:06:23.26 ID:PgUwky5DO
おわりです
お目汚し失礼しました
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 11:13:56.09 ID:u3OoDVWDO
なにをもってロリコンじゃないと言っているのか…ww
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/23(火) 11:44:45.18 ID:OT1rPwJTo
このあと上条さんが黒子の写真を取るためにつけ狙うのか。胸熱
誤解したミコッちゃんに消し炭にされるな
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/23(火) 12:16:07.03 ID:u5zFtdVAO
ちっぱいが重要って事は初春にげてー
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/08/23(火) 12:44:12.40 ID:ZL7cJJYO0
まぁ中学生が狙い目なの自体は年齢差や年頃を考えれば(多分)ロリコンじゃないけど
そこまで拘るとロリコン以前に変態ですよ一方さん
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 15:16:39.14 ID:PgUwky5DO
上イン注意
1レスもらいます
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/23(火) 15:17:12.37 ID:PgUwky5DO


「――インデックス、ただいま」

ぺたんと膝を曲げて壁にもたれかかっているインデックスに声をかける。
インデックスは嬉しそうに瞳を輝かせると、
まるで犬が尻尾を振るかのようにすりよってきた。

「おかえりなさいとうま」

その表情があまりにも幼い子どものようで、思わず頬が緩む。
そう思っていることがバレたら、
確実に噛みつかれるのだろうけれど。

「悪い飯はこれから作るんだけど大丈夫か?」

「大丈夫なんだよ」

インデックスがニッコリと笑うと同時にきゅるりと彼女の腹の虫が鳴った。
俯いてしまったインデックスの耳は赤い。
指通しの良い銀髪を撫でると、
上条当麻は少し思案するように目線を天井に送り
――何かを思い付いたのだろうか、
制服のポケットを漁り始めた。

「ほら! インデックスどっちがいい?」

そう言うと、
首を傾げるインデックスの眼前に握った両手を突きだす。

「これって」

「どっちかに飴が入ってます」

「飴!?」

きらきらとした光を瞳に取り戻すと、
うんうんと唸りながら真剣に両手を見つめた。
上条当麻はその様子を見ていとおしうに目を細める。

「んー……こっちかも!」

右手拳にそっと小さな手を添えられる。
少し冷たい感触に、どきりと胸が高鳴った。

「……とうま?」

「ん、あっあぁ。正解」

ゆっくりと指を広げると、
そこにはカラフルはパッケージで包まれたまん丸の飴が現れる。
おめでとう、という意味でもう一度インデックスの頭を撫でた。
インデックスは今度はそれをくすぐったそうに受け止める。

「じゃ、用意するかー」

左手を握りしめたまま立ち上がると、
インデックスは眉を潜めパシリと左手を取った。
上条当麻の背中に汗がつたう。
ゆっくりとほどかれていく拳の中には、右と同じような飴が入っていた。

「……とうま」

「あ、はは」

気まずそうに目線を逸らす。
そのまま頭への衝撃を待つと、
ふわりと何か柔らかいものに抱きつかれる感覚が代わりに襲ってきた。

「もう。……ありがと」

「……おぉ」

飴玉を口に放り込むと、カランという音がした。



おわり


680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 15:18:47.96 ID:PgUwky5DO
おわり
なんか無理だね
お目汚し失礼しました
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/23(火) 16:34:42.89 ID:gncGpU9AO

甘いのは飴のせいだけではないはず
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 17:48:13.44 ID:5pxex12SO
フィアンマさんで3レスほど


オッレルス家のあの名前のない女の子がでてかますが
ほぼオリキャラになりました
683 :フィアンマ「声がでない」 [sage]:2011/08/23(火) 17:49:39.95 ID:5pxex12SO
あいつが道路に飛び出した


車が一直線にあいつに向かう
運転手は電話に夢中で気づいていない
あいつも車が来ている事に気づいていない
このままだとあいつは轢かれるだろう
もしかしたら運良く助かるかもしれない
もしかしたら誰か助けてくれるかもしれない
だけどそんな事はあり得ない
あの速度だ、轢かれたら間違いなく死ぬだろう
ここにツンツン頭のあいつがいたら間違いなく助けただろう
金髪のいけすかないあの野郎も助けただろう
だけどここにいるのは俺様だ
左腕一本しかない俺様に何ができる





あいつは驚いた顔をしていた
まぁ無理はないだろうな
いきなり突き飛ばされれば誰でも驚くだろう
俺様にしてはまぁよく頑張ったと言いたい
あいつが軽くて助かったというのもあるが
……まぁ人を助けるというのも悪くはないものだ
684 :フィアンマ「声がでない」 [sage]:2011/08/23(火) 17:51:10.86 ID:5pxex12SO




「…………」

目が覚めた。身体が重い。
とりあえず身体を起こそう、そう思い身体に力を入れる
しかし、指一本動かない
もう1度力を入れる。やはり動かない
しばらく身体を起こそうとあれこれ頑張ってみたが…やはり駄目なようだ
まぁこれもいつもの事だと諦める
かろうじて動く首と目を動かして窓の外を見ようとするが、カーテンが閉まっている
明るさからなんとなく午前中だと推測できるが、正確な時間はわからない
そういえば今日もあいつは来るのだろうか
そう思ったと同時に部屋のドアが開かれた

「おっはよー!」

元気な声をだしながらあいつが入ってきた
相変わらずやかましいヤツだ
女はカーテンを開けながら調子はどうかと聞いてくるが、しゃべれないから答えようがない
カーテンが開けられたせいで太陽の光が部屋に侵入してくる
685 :フィアンマ「声がでない」 [sage]:2011/08/23(火) 17:52:45.44 ID:5pxex12SO
「んー…フィアンマ髪伸びてきたねー。そろそろ切り時かな?でもこれはこれで…」

女が俺様の髪をどうするか悩んでいるようだが
とりあえず自分の髪をなんとかしろと言いたい
走ってきたせいなのか、ボサボサで正直だらしがない
すると女が急に大事な事を思いだしたのか、ハッとした顔をした

「そんな事よりっ!今日は散歩しよ!」

「最近してないでしょ?散歩」

「だいじょーぶ!ちゃんと先生に許可貰ってきたからさ、えっと……駄目?」

………涙目+上目遣いというものは恐ろしい、と傭兵崩れのゴロツキが言っていたが
どうやら本当のようだ。何故だか断れない
何故だろうか、いまいちわからない
とりあえずいつまでも女をそのままにしておく訳にもいかないので頷いておいた
686 :フィアンマ「声がでない」 [sage]:2011/08/23(火) 17:53:57.69 ID:5pxex12SO
「やった!じゃあ、ちょっと待っててね。車椅子借りてくるから!」

女は嬉しそうにそう言って、車椅子を借りに行った
やかましいヤツだ

部屋が静かになった
どこか寂しさを感じた。なんでそう感じるかはわからない
いや…いやいや、そもそも俺様が寂しさなぞ感じるわけがない
俺様はあの右方のフィアンマだぞ?そんな風に感じるはずがないだろう?
……………自分に言い聞かせてもつまらないだけだ
おとなしくあの女を待つとしようか

そう言えば今日はあの事故からちょうど3年か……



おわり
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 17:56:43.40 ID:5pxex12SO
投下終了です
4レスでしたごめんなさい
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 18:06:03.39 ID:5pxex12SO
初SSでしたが
色々酷いですね、やっぱり
次があったらもっと頑張ります
お目汚し失礼しました
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 19:04:13.55 ID:H7mQGUi90
投下してくれてる人!!「酷いですね」とか「残念な〜」とか「御目汚し〜」とか!!
いちいち言うな!!!!言わんでええ!!!!
面白いなーって思いながら読み進めていった読者は居ないSSなんて殆どねーよ!!!
けどな!!ネガティブなコメント見て庇護欲湧くような人はそうそういねーよ!!
書きたいなら書け!!
アドバイス欲しいならそう言ってくれればそう書け!!
作者様なんだからあれば忠告さえしてくれれば好きに書いてくれていいんだよ!!!!
もっと自信持てよ!!!せっかく投下したならそこでイメージ下げるなよ!!!!

ごめんなさいクールダウンしてきます投下乙
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/23(火) 19:11:05.29 ID:PgUwky5DO
1レスもらいます
ショタセラ注意









ショタセラ「赤ちゃン……かァ」ブツブツ

木原「なんだぁ? 何ブツブツ言ってんだクソガキ」

ショタセラ「いや、なァ赤ちゃ……」ハッ

ショタセラ(自分で調べねェとまたバカにされるかも……ッ)

木原「オイ一方通行?」

ショタセラ「……なァ! 欲しい本があるンだけど!」

木原「あぁ?」

ショタセラ「大人向けの女の身体が載ってるやつ買ってくれ!」(※医学書)

木原「ぶほぉおおっ!?」ブーッ


ショタセラ「ちょ木原くンコーヒー飛ばすなよ[ピーーー]」ビタビタ

木原「て、テメクソガキんなこと誰に教わった!?」

ショタセラ「え……教わったっつゥか研究員Aが妊娠しただろォ」

ショタセラ「それでちょっと話を聞いt」

木原「……オーケィわかったクソガキはちょっとここで大人しく待ってろ」スタスタ

ショタセラ「えっ」


ヴオオオオイ!!
ウギャアアアアアナンナンデスカアアア


ショタセラ(どうやったら赤ちゃンが産まれてくるのか知りたかったンだけどなァ……)



おわり
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 19:19:47.40 ID:U2CrkE7DO
>>690
おつ!
ショタセラかわいいなぁ
木原くンお子さんあなたのせいで将来下ネタガンガン飛ばすようになりますよ
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/24(水) 00:23:17.25 ID:2kZbPbcMo
「輝け!シャイン」というマンガとのクロスオーバーで5レス程借ります
クロス先は知らなくても大丈夫なはずです
細かいことは気にしてはいけません
693 :上条「ゴルフ?」インデックス「ゴルフ」 1 [saga]:2011/08/24(水) 00:23:48.10 ID:2kZbPbcMo

上条「ゴルフ大会……ねえ」

インデックス「どうしたの? とうま」

上条「いや、こんなチラシが入ってたんだよ」

インデックス「ゴルフ大会開催のお知らせ?」

上条「学生だらけの街で随分渋いことするよなあ」

インデックス「『ゴルフ振興を目的とした催しです。道具の貸し出しも行っています。
         未経験者もぜひこの機会にゴルフの楽しさに触れてみませんか?』だって」

上条「いやあ、さすがの上条さんもそんな宣伝文句で首を突っ込んだりはしませんよ」

インデックス「『なお、大会終了後には無料の食事会も開催します』」

上条「……」

インデックス「とうま」

上条「……はい」
694 :上条「ゴルフ?」インデックス「ゴノレフ」 2 [saga]:2011/08/24(水) 00:24:17.85 ID:2kZbPbcMo


――当日、会場

上条「なあ、インデックス」

インデックス「……」

上条「上条さんの記憶が正しければゴルフっていうのは
   ボールをゴルフクラブでひっぱたくスポーツだったと思うのですが……」


参加者1「ゴノレフ!! ゴノレフゴノレフ!!!」

参加者2「ゴノレフ!! ゴノレフ!!!」

参加者3「ゴノレーーーフ!!!」

 ※参考画像 http://nullpo.vip2ch.com/dl.php?f=ga5125.png


上条「なぜ屈強な男たちが変な叫び声を上げながら生肉を奪いあってるんですかーーーー!!!!」

インデックス「……」

上条「インデックス?」


インデックス「これは……ゴノレフなんだよ!!」

上条「知ってらしたー!!!」ガビーン


695 :上条「ゴルフ?」インデックス「ゴノレフ」 3 [saga]:2011/08/24(水) 00:24:48.21 ID:2kZbPbcMo

インデックス「ゴノレフってのはね、かけ声とともに大人数で生肉を奪い合うスポーツでね、
        ムー大陸の神事が起源って言われてるんだよ」

インデックス「チラシは横書きだったから『ノ』と『レ』を、『ル』と間違えちゃったんだね」

上条「……さいですか」

インデックス「使った肉は試合後に皆で食べることになってるから、
        食事会ってのはそれのことなのかも」

インデックス「そもそも『ゴノレフ』ってのは『神の恵みを!』を意味する古代語で――」

上条(帰りたい……)


一方通行「よォヒーロー。オマエもゴノレフ大会に参加するとはな」

上条「!? 一方通行? 何だその格好!!」

 ※衣装の参考画像 http://nullpo.vip2ch.com/dl.php?f=ga5126.png

インデックス「あれはゴノレフの基本ユニフォームなんだよ」

一方通行「その様子だとオマエ初心者か?」

上条「そりゃあ、まあ……」

一方通行「じゃあいいことを教えてやる。今日のゴノレフ大会は
      能力制限無しの学園都市特別ルールなンだよ」

上条「うげぇっ!!」
696 :上条「ゴルフ?」インデックス「ゴノレフ」 4 [saga]:2011/08/24(水) 00:25:17.62 ID:2kZbPbcMo

一方通行「初心者のオマエが、普段からゴノレフを研究し尽くしてる俺に
      かなうとは思えないが、まァせいぜい頑張りな」

インデックス(変なフラグ立てながら去っていくんだよ……)

上条(普段からゴノレフ嗜んでるのかよ……)


美琴「一方通行が参加するなんて……これは強敵ね」

上条「御坂!?」

インデックス「ムッ」

上条「お前もゴノレフに参加するのか?」

美琴「ううん。私は見学に来ただけ。高位能力者が出場するって聞いてね。
   まあアンタがいるなんて知らなかったけどゴニョゴニョ///」

インデックス「フン、どうだか」

美琴「……何よ?」

インデックス「……何が?」

上条「ああああもうっ、やめんかっ!! ……って高位能力者?」

美琴「そうよ、ほらあそこ」


軍覇「根性おおおおおおおお!!!!」ドバーン

※ゴノレフのユニフォームを着用しています


上条「……何あの不自然な爆発」

美琴「あれはLEVEL5のナンバーセブン、削板軍覇よ」

上条「えええええ!?」

美琴「それだけじゃないわ。あっちを見て」


垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ!!」バッサバッサ

※もちろんゴノレフのユニフォームを着用しています


上条「……翼が」

美琴「あれはLEVEL5の序列第二位、未元物質の垣根帝督ね」

上条「はい!?」

美琴「あと噂によれば幻の第六位も参加しているらしいわ」

※多分ゴノレフのユニフォームを着用しています

上条「」

インデックス「魔術師も何人か紛れ込んでるみたい」

※全員ゴノレフの(ry

上条「……帰っていいですか?」

インデックス「とうま」

上条「……不幸だ」
697 :上条「ゴルフ?」インデックス「ゴノレフ」 5 [saga]:2011/08/24(水) 00:25:47.79 ID:2kZbPbcMo

――窓の無いビル

土御門「どういうことだアレイスター!!」

アレイスター「何の話しかな」

土御門「科学サイドの総本山である学園都市で
    神事であるゴノレフとはどういうつもりだと聞いているんだ!!」

アレイスター「宗教的な起源を持つスポーツなど珍しいものではないさ」

土御門「ふざけるな!! 下手をすると再び魔術サイドとの戦争になるぞ!!」

アレイスター「そうならないように工作するのは君達の仕事だろう」

土御門「そもそも能力制限なしのルールは闇ゴノレフの系譜に通ずるものが……、
    !? お前まさか、ムー大陸の力を……!!」

アレイスター「フフフ、何の話しかね?」

土御門「クソッタレが!!」


アレイスター「幻想殺しに一方通行、そしてゴノレフか。フフフフフフ」



――科学とゴノレフが交差するとき、物語が始まる!!


698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/24(水) 00:26:17.77 ID:2kZbPbcMo

うそです始まりません

皆様も暑い夏にこそゴノレフでいい汗をかいてみませんか?

では失礼いたします
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/24(水) 00:35:10.40 ID:1VAbIbyDO


ゴーノレッフ!
ゴノレフびびってるっ!
ヘイヘイヘイっ
こんな感じか?
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/24(水) 00:57:25.36 ID:ndfxKz/DO
うおおおおおおおおおゴノレフ!!!





こんな感じだった希ガス
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/24(水) 01:11:20.96 ID:CqtRiRHDO
1レスもらう




上条「紳助引退かぁ……」

上条「」ポチッ

上条「……1ドル75円戦後最高額の円高?」

上条「」ポチッ

上条「一斗缶事件……なぁ」

上条「んー」ゴロン

上条「不吉な事件ばっかだな」

一方通行「円高以外学園都市はあンま関係ねェけどな」

禁書「最近経済が安定しないんだよ……とうまはいつもだけど」

上条「」グスッ

打ち止め「まぁまぁってミサカはミサカは場を治めてみる」

上条「でもヘキサゴンとか俺見てたんだけどな」

一方通行「ヘキサゴン、なァ」ハッ

上条「何だよその顔」

打ち止め「ミサカは何でも鑑定団が不安だなってミサカはミサカは心中穏やかじゃなかったり」

禁書「あんなにいっぱい司会番組持ってたの惜しいかも」

一方通行「そのうちまたひょっこり顔を出したりしてなァ」

禁書「それはそれで複雑なんだよ……」

打ち止め「一年後くらいにドキュメンタリー!みたいな?
ってミサカはミサカは思い付いた言葉を唇から漏らしてみる」

一方通行「キッチィなソレ」

上条(……そういえば円高って何なんだ?)

―――――

―――――

土御門(って思ってるんだろうにゃー)

土御門(しかし壁が薄いのか大声で話しているのか)

土御門(丸聞こえだぜい)

土御門(……それにしても)

土御門(殺人事件に何の反応も示さないってのはどうなんだろうにゃー)

土御門(ま……仕方ない、か)

舞夏「兄貴ー壁にもたれかかってないで
夕飯できたから運んで欲しいんだぞー」カチャカチャ

土御門「今行くぜい」


おわり
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/24(水) 06:25:18.60 ID:zI2zaVyAO

タイムリーなネタですたい
703 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:47:01.85 ID:qnCNskaSO
10レス頂きます(玄人のひとりごと)とのクロス、完全にギャグです
704 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:48:09.66 ID:qnCNskaSO
南倍南「…………………………」

南倍南「………何故、俺はこんな所に?」



――――――――――――――――――――



「待ちやがれ!!」

「ダンナ、借金返してくれ!!今月カミさんの機嫌が最悪でヤベーんだからさあ!!!」

「ツケにしてある飲み代……今日こそ払ってもらうよ、ダンナ!!!」

南倍南(くそっ!玄人の俺としたことが………トラック!とりあえずここでやり過ごすか…」コソコソ…



「どこ行った!?」キョロキョロ

「ちっ、逃げ足だけは速い……!」

「ダンナ〜!頼むから金返してくれー!!!」ドドドドドド
705 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:49:41.14 ID:qnCNskaSO
南倍南「ふっ、ど素人が!!しかししばらく顔は出せんな……金……が……」ウツラウツラ…

南倍南「いかん睡魔が……徹マン明けには…こた……え………」

南倍南「……………ZZZZZZ……」クカーッ



――――――――――――――――――――



南倍南「学園都市っていやあ……超能力の開発や世界最先端の科学を誇るあの……?」

南倍南(セキュリティは最高峰のはず……なのに)



入っちまった



南倍南(三ツ星旅館以上に敷居が高えはずだってのに……あのトラックは一体??)

南倍南「まあいい……パスポートもあるし何とかなるだろ」

南倍南「ついでに超能力の一つでも身につけりゃあ、ど素人どもの鼻を明かしてやれる……!更にはイカサ……玄人の技術を向上し、ツケも払える!!」ニヤリ

南倍南「ふっ、ようやく運が味方してきやがったぜ…!」



ドドドドドドドドドドドド
706 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:51:26.03 ID:qnCNskaSO



――――――――――――――――――――



上条「よーっし!気分転換に、布団でも干す……」ガラッ



インデックス「……………」ダラーン

南倍南「……………」ダラーン

上条「……………」



上条(え?何コレ!?真っ白シスターさんと着物長髪のオッサンがベランダに干されてる!??)



インデックス「おなかへった」グゥゥ…

南倍南「も、もう……二日も……何も、食ってねぇ……」グゥゥ…
707 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:52:55.59 ID:qnCNskaSO
上条「…………………………」

上条「…………………………」



ガラガラガラガラ……ピシャッ!



インデックス「待ってってば!おなかへ……」

南倍南「待ちやがれ!!!何も食ってねぇって言ってんだろ、このど素人が!!!!!」

イン「」

上条「ふ、不幸だーーー!!!!!」



――――――――――――――――――――


708 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:54:34.89 ID:qnCNskaSO



――――――――――科学と



南倍南「ほーう…!これが科学の最先端……」キラキラキラ

上条「あまりうろつかないほうが良いですよ。ただでさえ学生の街で、着物は目立ちまくりですからね…」

南倍南「うおっ、なんだこりゃ!?足元をウロチョロと…」ガンガン!

上条「話を聞いてくれよ!」



土御門(な、なんだあの怪しいオヤジは……まさか禁書目録を!?)
709 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:56:38.26 ID:qnCNskaSO



――――――――――魔術と



南倍南「ちっ、タバコ切らしちまった……学生の街らしくコンビニにも無……ん?」



ステイル「………フゥーッ」スパスパ



南倍南「え、エクスキューズミー?」ビクビク…

ステイル「日本語で大丈夫だが、何か用かな?(……着物?)」

南倍南「おおう助かった、タバコ切らしちまってな……すまねぇが、一本貰えねぇか?」

ステイル「……構わないよ。同じ愛煙家として、ニコチンとタールの無い世界の辛さを理解しているからね」スッ

南倍南「ああ、全く喫煙者にとっては肩身が狭いぜ、この街は……………ん?このメーカー……ふっ、話が合いそうだ」ニヤリ

ステイル「ほう、このタバコの良さがわかるのかい?」スゥーッ

南倍南「玄人をナメんじゃねぇ、このど素人が!!」カチッ!モクモク…
710 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:57:58.77 ID:qnCNskaSO



――――――――――ど素人と



上条「インデックスは渡さねえ!!」

南倍南「クソど素人が!あんな弱々しいガキ一人追い回すとは…」

神裂「……………」

南倍南「見たところ三十路前……いい女じゃあねぇか!!もっと別の…!」

神裂「やかましい!!私はまだ18歳だ、このド素人が!!!」

上条倍南「はあああああ!??!」

神裂「……七閃!!」ヒュッ!

上条倍南「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」ズババババババ
711 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 07:59:00.02 ID:qnCNskaSO



――――――――――玄人が交差する時



南倍南「おかしくねぇか?その理屈だと絶対記憶能力者は十年も生きられねぇ……が、同じようなババァがテレビに出てるじゃねぇか」

上条「……!」

神裂「まさか……そん、な」

ステイル「……やられたよ……あの女、最大主教!!!」ガンッ!

南倍南(いや小学校の算数レベルだろ!素人どもが!!)イライライラ

インデックス「……………」ハァハァハァ…
712 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 08:00:02.73 ID:qnCNskaSO



――――――――――物語は始まる!



上条「その幻想をぶち殺す!!!」



神裂「救われぬ者に救いの手を(Salvare000)!!!」



ステイル「我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931)!!!」



南倍南「一発ツモ、国士無双ォォ!!!」


713 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 08:01:33.55 ID:qnCNskaSO










とある賭博の玄人呟き、連載開始!!!




















しません
714 :南倍南「学園都市だぁ?」 [saga]:2011/08/24(水) 08:02:32.38 ID:qnCNskaSO
投下終了です。今書いてる別SSがスランプ状態でカッとなってやった……


後悔はしている


とりあえずスランプ最大の原因、コンマイははじけてまざれ!!!


それでは失礼します ノシ
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/24(水) 08:34:29.63 ID:upBxcSTK0
こんなところで玄人がでてくるとか・・・GJ
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/24(水) 09:02:58.95 ID:wpu7a3Iu0
倍南さん、知識面ではなにげに高スペック持ちだからなぁ。
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/24(水) 10:10:44.96 ID:q11x8A0No
なんで、国士でリーチwwww
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/24(水) 10:43:06.99 ID:OpxaIpxAO
病み止めさんならぬ病み壺さんスレねーかな(チラッチラッ
719 :美琴「スク水エプロンとか///」 [sage]:2011/08/24(水) 10:50:02.43 ID:ekCvzfFO0
>>718 の期待に添えず申し訳ないけど上琴で2レスほど
720 :美琴「スク水エプロンとか///」(1/2) [sage]:2011/08/24(水) 10:50:34.73 ID:ekCvzfFO0
とある部屋の扉前。

土御門「ところでカミやん、最近お嬢とどうなんだにゃー?」ニヤニヤ

上条 「どうっていっても普段通りだぜ?」

土御門「つまり初々しい時期は過ぎ去って、刺激のない倦怠期ってことかにゃー」
土御門「そんなカミやんにこれを授けよう!」 ズイッっ[旧スク]

上条 「唐突になんてもんだしてきやがる! こんなのあいつが着るわけねーだろ!」

土御門「そんなこといいながらカミやんもまんざらじゃなさそうだぜい?」2828

上条 「」

土御門「まぁものは試しと言うからにゃー。ダメだったら適当にそっちで処分してくれにゃー。」

上条 「押しつけるだけ押しつけて部屋にひっこみやがった……」
上条 「……とりあえず見みつからねーように奥深くにしまっておくか」
721 :美琴「スク水エプロンとか///」(2/2) [sage]:2011/08/24(水) 10:51:02.67 ID:ekCvzfFO0


その翌日。


美琴「さて、洗濯物のとりこみおっけーっと。 通い妻も板についてきたわねー」フフン♪

美琴「畳んだ服を片付けてっと――? なにこの紺色?」ゴソゴソ

美琴「」

美琴「こ、これはいわゆるスク水……ってヤツ? なんでこんなのが」

美琴「……サイズ、ぴったりよね? まさかアイツ、私にこれを着せようとか?///」

美琴「このタイプのって着たこと無いのよね。 ――まだ帰ってくるまで時間あるし、ちょっとだけ」

美琴「うわっ、ホントぴったりじゃない。 うわーうわー、なんか部屋の中でこんな格好してるとすごく背徳的なような///」

美琴「……これ、エプロン着けたらなんかすごそうよね」ゴソゴソ

美琴「うわわ、コレやばい。 みょーに艶めかしいというか私じゃないような///」

カチャ

美琴「こんな格好で『どう?』みたいにやってたらアイツも……」キャーキャー///

……

美琴「」

上条「」

美琴「えっと……いつからそこに?」

上条「『こんな格好で』ぐらいから?」


美琴「み、みられたっ……。 あれを……! ふっ……ふにゃぁぁぁぁぁぁ〜〜〜///」

上条「だぁぁぁぁぁ! 漏電するな! ベッドに倒れ込むなぁぁぁぁ」
722 :美琴「スク水エプロンとか///」 [sage]:2011/08/24(水) 10:52:19.97 ID:ekCvzfFO0
以上です。

アニキャラ美琴スレに触発されて書いた。後悔なんぞするもんか。仕事しろ!
ttp://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1313615425/841-847
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/24(水) 10:55:36.11 ID:IHzS6CuRo
まずは落ち着いてベッドに倒れこんだあとの話を書くんだ
724 :土御門「スク水エプロンとか」 [sage]:2011/08/24(水) 11:59:24.83 ID:ekCvzfFO0
>>723
ベッドに倒れ込んで しばらく たった後のお話。

土御門「カミやんカミやん、なんか俺に言うことはないのかにゃー?」ニヤニヤ

上条 「ん? 何をだよ?」

土御門「昨日はお楽しみだったんじゃないのかにゃー? 壁を挟んだこっちが恥ずかしくなっちまったぜい」

上条 「なっ! てめぇ聞き耳立ててやがったのか!」

上条 「……ふふん、そういう土御門さんちはどうなんですかね〜? 舞夏が来てるときに限って舞夏の
    声が漏れ聞こえてくるしだいでございますが?」ニマニマ

土御門「あ、あれは俺がマッサージしてやってるんだぜよ! 『メイドは大変だにゃー。
    腰とかバキバキじゃないかにゃー』って労をねぎらってるだけなんだにゃー!」

上条 「この上条さん、なんならアレと同じのをプレゼントしてさしあげますが?」

土御門「俺が渡した時点で察しろよカミやん。この前、着させようとしたら
    『メイドにメイド服以外を着させるとはなにごとかー』ってモップでどつかれたぜよ。
    しかも角でにゃー。だからプレゼントしてくれるならメイド服型のスク水にしてほしいにゃー」

上条 「いやそれ、もうスク水じゃねぇし!」



吹寄 「あの馬鹿ども、真っ昼間の学舎で何を破廉恥な話をしてるっ!」ヘアピン

姫神 「大丈夫。私にも。まだチャンスはあるはず。きっと」(´・ω・`)
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/24(水) 15:12:40.96 ID:3l79eac0o
参考画像を頂きたいんだが
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/24(水) 15:14:04.75 ID:3l79eac0o
と思ったらちゃんと見れたわ
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2011/08/24(水) 16:57:47.93 ID:WJZ0bVfS0
何レスか貰います。妹編あたりの話でいきなり始まります。
上琴のつもりはないけど人によってはそうも見えるかも。
上条さんは記憶破壊されなかったってことで初代です。
728 :戦闘民族美琴 [sage saga]:2011/08/24(水) 16:58:57.88 ID:WJZ0bVfS0
           、
           、
           、

「……私があの子<妹達>に庇われた瞬間に、何て思ったと思う?」

風もなく静かな鉄橋の上で、かつて追い掛け回した無能力者に問う。

「え、……ぁ、危ない……とかか?」

返答を聞き、無理矢理馬鹿にするかのように鼻で笑った。そうじゃない。
抑えきれないどろどろとしたものが溢れてくる。

もういいのだ。これから己は全力を出して死にに行く。
どうせならこの本当の気持ちを打ち明けたい。これは重く、疲れる。
解放されたかったのかもしれない。

「な……って、」

ポツリと、何かを諦めたようなか細い声。
それが突然、癇癪をおこした子供のように張り上げられた。


「邪魔を、するなって!!」


放電。暗い闇の中に紫電が走る。

「危ないとか、逃げてとか、どうして、私なんかを庇うのかとか……!」

「そんなこと少しも考えてなかった!」


あの白い怪物<学園都市最強>との対面。


せきを切ったように叫ぶ。額を押さえてる手に力が入る。
パリパリと電気が漏電した。普段なら気にしていただろうが今はどうでもいい。

「ただ、私と怪物<第一位>の間に立つな、って、」


それしか考えられなかった。

―たかが異能力者が、邪魔するな。―


「……あの子達<妹達>が庇ってくれてなきゃ、私はあそこで……死んでいたかもしれないのに」

「ついさっきまで話してた子<9982号>が目の前で殺されて、私の身内に何してるんだって、一気に頭に血が上った」

「大事だって思ってた。守らなくちゃって思った。なのに、自分のことしか考えられなかった」

全ての攻撃を余裕で防がれて、手も足も出なかった。

「……ここ<頭>がおかしいのよ。我慢できない。私より強いやつに会えると凄く嬉しい。自分の全力を、強さを、力を、試したい」
ありもしない感触を確かめるかのように、拳を強く握る。

心地の良いピリピリとした緊張感。震える体。高鳴る心。流れる汗。
死さえ近づいたあの瞬間に感じたものは、確かに゛歓喜゛だったのだ。

美琴は震える声で言い続ける。

これは彼女が求める理想の自分の枷だった。
ただ゛御坂美琴゛でいたいが為の嘘でもあった。


「私は、自分がこんなクズだなんて、思ってなかった。思いたくなかった……っ」


いつもみたいに気付かないふりをしていればよかったのに。

まだ私は認められない。それでも、もう無視することは出来なかった。

限界だった。

学園都市の超能力者第三位、常盤台中学の二年生。
彼女はまだ、己の異常を受け入れるほどの心の強さを持っていなかった。

御坂美琴は泣くのを堪えてるような、堪え切れなかったのであろうくしゃくしゃの笑顔で言いきった。
729 :戦闘民族美琴 [sage saga]:2011/08/24(水) 16:59:41.04 ID:WJZ0bVfS0
彼女の、゛御坂美琴という生き物の性(さが)゛を聞いて、上条が初めに感じたのはおそらく「納得」というものだったのだろう。

夏休みのあの日に出会ってからしつこいくらいに「勝負しろ」と追いかけ回された。さすがに家までは来なかったが、外に一歩出れば必ずと言っていいほどに遭遇した。
逃げ続けていたもの、結局最終的には能力を囮に左腕を捩り上げられ、地面に叩き伏せられた。さらに上から電撃を一発。
気がついたらいつもの病院のベッドの上。入院代も支払済みというアフターケア込み。感謝していいのかどうか困ったことを覚えている。

それからは今までが嘘のように、パッタリと会わなくなった。
こちらから声をかければ普通に会話はあるがそれだけだ。話しかけなければこちらは視界にすら入らないようで。
まさに興味を失ったかのようだったが、つまりはそういうことだったのだ。

「……御坂が強さを求めるのは構わない」


それが彼女の呼吸法ならば、


「大切なのは、その使い道じゃないのか」


どうしようもないことなのだろう。


「御坂妹達を守ろうとしたんだろ。大事な妹だと思ってるんだろ。自分を優先しちまったからって、その気持ちは変わってない。そうだろ?」

御坂は黙ったまま、静かに頷いた。
ただのレベル0である自分とは比べようもなく強い力を持ち、なおそれを高め続けようとする少女。
それは誇りでもあるのだろう。

「なら御坂は、クズじゃない! そりゃ駄目なところも確かにある。でもそれを自覚してる。やるべきことが分かってる……! 力の使い道を知っている!」

積み重ね続けた力への追求<努力>は、彼女を磨きより光らせる。
しかし過剰なそれは同時に゛歪み゛を生み出した。
もう元には戻れないかもしれない。
それでも今、ここには確かに゛光゛もあるのだ。


「お前が求めた強さは、大切な人を守ることに使われようとしてるんだ!!」


強ささえあれば、誰かを守ることができる。

銀髪の少女の影が脳裏にちらついた。
彼女はいつもと同じように、今も家で自分を待っているのだろう。

「間違いそうになったら、俺がぶん殴ってでも止めてやる」


きっと間違えない。
己の歪みに気づき、向き合おうとした彼女なら。


「お前はまだ大丈夫だ、御坂!!」

それは、確信でもあった。
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/24(水) 17:00:47.74 ID:WJZ0bVfS0
以上です。
この美琴さんは恋愛フラグなんて甘っちょろいもんはへし折ります。
ついでにそげぶフラグも立ててぶち折りました。ありがとうございました。
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/24(水) 18:00:00.04 ID:zI2zaVyAO
おいそこは上条さんのリベンジガチバトルじゃないのか?
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/24(水) 18:45:48.77 ID:WJZ0bVfS0
なんかもうめんどくさいしいっかなって
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/24(水) 18:50:22.72 ID:UXx69aG40
俺の屍を乗り越えて行けっていうフラグか
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/24(水) 20:17:47.72 ID:fi+megNDO
一巻思い出すな
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/08/24(水) 23:26:43.85 ID:CzoLXZ+h0

御坂さん男らしすぎるわkjさん尻を叩く女房役が板につきすぎてるわで
ヒロインとヒーロー逆になっちゃうだろこれ
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/25(木) 00:59:26.17 ID:5uY6By1AO
水戸黄門で1レス


海外旅行に旅立った御老公ご一行はキオッジアに到着した

上条(黄門様)「助さん格さんキオッジアにつきましたな」

美琴(助さん)「私が助さんなのはいいけど格さんが…コイツ?」

一方(格さん)「三下と海外旅行たァ水戸黄門最高じゃねェか…ご隠居今日の宿はどこだァ?」

禁書「とうま私の役はなんなんだよ?」

上条「当然、うっかり八兵衛」

ガブッ

ステイル(弥七)「風車ねえ、ルーンでいいかな?」

神裂(お銀)「ちょっと待ってください私毎週入浴シーンですか?」

禁書(八兵衛)「みんなして私を食いしん坊キャラにしてどういう事なんだよ!」

オルソラ「お宿はいかがですかー?今ならパスタもついてくるでございますよー」

禁書「六人宿泊なんだよ!」


アドリア海の女王にて

ビアージオ「出合え出合えぇぇぇい!」

上条「助さん!格さん!懲らしめてやろうぜ!」

美琴・一方「応!」

ステイル・神裂「八兵衛は下がってて!」

ビリビリアッシュクイノケンナナセン-

美琴「鎮まれえ!」

一方「鎮まれェ!」

上条「このそげぶが目に入らぬかあ!」

ビアージオ「ごっ!があああああ!!」
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/25(木) 01:00:29.25 ID:5uY6By1AO
以上です
飛猿も加えるべきだったかも
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 01:08:42.98 ID:EoIsPDjW0
乙!
人間関係さえ考慮しなきゃ相当バランスのとれたパーティじゃねコレ?
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 01:11:07.08 ID:EDzo1QrSO


飛猿って言ったら駒場の旦那かな?
アックアあたりでもいいかもしれんが
もしくは騎士団長
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/25(木) 02:07:20.43 ID:thWH3iQAO
助さん格さん強すぎワロエナイwwwwww

あれ、そういえば禁書にも忍者とくのいちがいたような…
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/25(木) 07:37:47.08 ID:+eUJ+17AO
とりあえず一番脳内再生がすんなりいったのはビアージオさんだな
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/25(木) 10:15:52.63 ID:BTDjx4fr0
そのパーティだと『鎮まれえ!鎮まれェ!』の前に艦隊が壊滅してる気がするww
上条「自分が乗ってる船までぶっ壊してどーすんですか!!」
美琴「だって……」
一方「なァ……」
神裂「決めが無くなったからといって見苦しいですよ、ご老公」
ステイル「そんなことより煙草がしけって火が点かないんだが」
上条「救助くるのこれ!? 毎度とはいえ不幸だぁぁぁぁぁっ!!」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2011/08/25(木) 13:04:32.27 ID:lcYutTTt0
これ含めて2レスもらいます。
時系列のイメージは新約2くらいであとは適当です。
744 :エプロン装備の家庭的一方通行 [sage saga]:2011/08/25(木) 13:05:58.48 ID:lcYutTTt0
……ダンッ!

……ダンッ!

……ダンッ!

とある学生寮の一室。
今その空間は、気まずさから微妙な空気に満ちていた。
正しく言えば、こたつに入ったまま黙っている、上条と浜面の間にである。

インデックスはバードウェイ達と話があるらしく、一緒にホテルへ向かって行った。
フレメアは浜面の膝を借りすぴょすぴょと眠っている。

……ダンッ!

部屋には静寂と、何かをたたき付けるかのような音が代わる代わるに訪れていた。

「……なんで止められなかったんだよ」
小声。後悔を滲ませたような声色だ。

「……いや、お前も見てただろ」
小声。何も言わずに俺が作っていれば良かった。

……ダンッ!

「……立つの大変だろって言えば」
小声。悪気は無かったものの、結果的に彼をたきつけたのは浜面である。
もしかしたら……、俺も、かもしれない。うん。遠回しになら。

「……それもう言って、断られただろ」
小声。諦めろと視線を反らす。

その視線先にはキッチン……に立つ、一方通行だ。

……ダンッ!

夏休みの操車場とロシアの平原で戦った彼は、どういう訳か、現在は上条家のキッチンでジャガ芋と格闘中である。
今夜はカレーの予定、らしい。

……ダンッ! と、再び一方通行の片手に持たれた包丁がまな板に叩きつけられた。
狙いは勿論、本日の食材だ。

杖で体を支えながらの為、まな板もジャガ芋も固定できなくてやりにくいであろう。
さっきはまな板がズレて食材と共に下に落ちたらしく、特に大きな音がした。

びっくりした。
その時フレメアも一度目を覚ましたが、数秒後にはまた夢の世界に旅立っていた。

意地になっているであろう彼は手伝いを断り続けている。
しかし明らかに料理に不慣れな様子で、手際も悪く、荒い。

表情は、真剣だ。

今度は彼から目を反らす。
目の前の浜面はバツの悪そうな顔をしている。
おそらく自分も同じような顔をしているのだろう。

とりあえずいくつもの種類のマイナスの感情が上条の中でぐるぐる回っている。
初めのうちは囃し立てていた浜面も今ではだんまりだ。

どうしてこうなった。

この時確かに、会って間もないはずの上条と浜面の気持ちは、同じであった。

……ダンッ!

成長期の男子学生三人分+αである。
彼の調理は、もうしばらく終わりそうにない。
745 :エプロン装備の家庭的一方通行 [sage saga]:2011/08/25(木) 13:31:46.01 ID:lcYutTTt0
すみません。3レスめですがこれで終わりです。
ありがとうございました。
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/25(木) 13:53:06.99 ID:GnZLLf4AO
杖突きながら料理は無理があるぜぃ……
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 13:59:05.13 ID:xnSIBMnB0
能力使っていいのよ一方さん…
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2011/08/25(木) 14:17:12.60 ID:TBnU9Wu0o
一方さん上条さんにロシアのお礼的なことをしたかったんだろうな…
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 15:36:42.88 ID:Q9SUWQvDO
一方通行さんのキャラソンがいろいろ突っ込みどころ満載だったからちょっとしたSSが出てるかなと思って来たがまだだった。
わくわく。
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/25(木) 15:55:43.18 ID:xlt9W2sR0
浜面て料理できるっけ?
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/25(木) 17:50:48.13 ID:BTDjx4fr0
ジャガが終わったらタマネギで涙目一方さんか

打ち止めがよろこぶなww
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/25(木) 20:44:43.65 ID:cSAXdseSO
4レスもらいます

イチャイチャ注意
カプは 佐天通行
低温物質
上琴
浜面です

リア充爆発しろ!
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 20:46:23.76 ID:Xet3HOkto
低温に突っ込もうと思ったら浜面だけ単体じゃねーかwwwwww
754 :能力は恋愛に関係ないようです [sage]:2011/08/25(木) 20:47:20.84 ID:cSAXdseSO
佐天「突然ですが一方通行さん大好きですッ!」ダキッ

一方通行「ハァ……俺も好きだぜェ涙子」ワシワシ

佐天「ちょっとぉ“大好き”って言って下さいよー」ムー

一方通行「ハァ……また今度なァ」

佐天「えぇぇ今言って下さい、てか今言ってよー」ブー

一方通行「涙子ちゃンの我が儘には今日はもォ付き合いませン」

佐天「何でですか?」ブーブー

一方通行「今日は朝から買い物に付いてってやったろォが」ハァ

佐天「一方通行さんも楽しんでたじゃないですかー」

一方通行「そォーでしたっけェ」

佐天「むぅぅぅ
――なら言ってくれたらご褒美あげます」

一方通行「……チッ――大好きだァ涙子ちゃン」

佐天「ご褒美です」チュッ
755 :能力は恋愛に関係ないようです [sage]:2011/08/25(木) 20:48:43.09 ID:cSAXdseSO
初春「垣根さん」

垣根「なんですかお姫様」

初春「垣根さんってメルヘン(笑)でチャラいホスト崩れですよね」

垣根「オイオイいきなり何だよ。
――そんなに誉められても困るぜ」

初春「そして私はそんな人の彼女なんですよね」ハァ

垣根「俺のお姫様になるのは嫌か?」ドキドキ

初春「はい嫌でした」キッパリ

垣根「」ガーン

初春「けど私、惚れちゃったんですよねー垣根さんに」

垣根「」シャキーン

初春「なので垣根さんはその罰として私を幸せにして下さい」ニコリ

垣根「当たり前だろ。
――俺の一生を懸けて幸せにしてやるよ」

初春「なら垣根さんには幸せにしてもらうのでお礼としてあげます」ツマサキダチ

垣根「有り難く頂戴するわ」チュッ
756 :能力は恋愛に関係ないようです [sage]:2011/08/25(木) 20:49:42.09 ID:cSAXdseSO



御坂「当麻」

上条「なんだ美琴」ニコッ

御坂「呼んでみただけ」ヘヘ

上条「美琴」

御坂「何よ」

上条「愛してるよ」ニッコリ

御坂「それくらい知ってるわよ」ヘヘーン

上条「残念だったな美琴。
上条さんは美琴には想像がつかないくらい位に愛してるでせうよ」キメッ

御坂「それなら大丈夫よ。私は当麻が私を愛してくれてる位好きだもん」エヘヘ

上条「美琴」スゥゥ

御坂「当麻」スゥゥ

上条「」チュッ
御坂「」チュッ
757 :能力は恋愛に関係ないようです [sage]:2011/08/25(木) 20:50:49.15 ID:cSAXdseSO




浜面「この公園はどうなってやがる……」

浜面「あの木の裏では一方通行と佐天がイチャイチャ」

浜面「そこの遊具では垣根と初春さんがイチャイチャ」

浜面「そしてあのベンチでは上条と御坂がイチャイチャ」

浜面「パネェよこの公園……リア充ばっかだ」

浜面「充爆発しやがれ」ボソッ

絹旗「何独り言を超言ってるんですか浜面。――そんなことよりも」ミギヲギュ

麦野「ここにお前を好きな美女三人がいて」ヒダリヲギュ

滝壺「私たち皆しあげになら何をされても大丈夫だよ」ウシロギュ

絹麦滝「どうする?」

浜面「ふぅ……アジト帰るか?」

絹麦滝「うん♪」
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 20:56:47.42 ID:cSAXdseSO
以上です。

定温物質ですよね

浜面単体は浜面無双ってことです。

759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/25(木) 21:04:19.30 ID:z+Rt1q4yo
浜面単体じゃなくてもげろじゃねぇか
浜面[ピーーー]。乙
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/08/25(木) 21:06:18.91 ID:GcVrgbMco
浜面爆発しろ
いつか蒸発しそうだけど
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/25(木) 21:20:20.29 ID:5uY6By1AO

まあまておまえら浜面だって生きてるんだ
滝壺に内緒でバニーコスのフレメアと二人っきりにさせてやれよ
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 21:21:23.51 ID:/u5A/MgGo
嫌にゃあ
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 21:48:44.07 ID:YLFroPPDO
乙浜面ェ…
フレメアは浜面が喜ぶよって言ってやったら喜んでバニー着そうだからこわい
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/25(木) 22:26:27.87 ID:UwkaVDVpo
乙浜面ェ…
このカップリングだと黒子は……
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 22:33:31.71 ID:SZQ6GN4t0
黒子は挫けませんの。ずっと皆さんのお傍に居ますのよ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/25(木) 22:40:52.70 ID:udPq7Q2ao
じゃあ難民になった黒子は俺が引きとるよ
767 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 :2011/08/25(木) 23:20:15.07 ID:xrue3hSOo
アイテム、というか浜面で6レス
なんか浜面続いちゃったね
ごめんね
768 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage]:2011/08/25(木) 23:20:54.72 ID:xrue3hSOo


浜面「うがー!!! もう耐えられん!!!!」クワッ

絹旗「どうしたんですか? いきなり叫び声あげて。超キモいです」

浜面「テメェらのその態度だよ! いや正確に言うなら禁書の登場人物及び読者の態度だ!!!」

絹旗「いきなり超メタ発言ですね」

浜面「ただでさえ普段からネチネチネチネチテメェや麦野から手酷い仕打ちを受けてるっつーのに!!
俺がちょっとでも幸せな目にあうと爆発しろだのもげろだの爆ぜろだの!!!」

ブルブル…

浜面「誰がもげるかーーーー!!!!!」ドーン!!

絹旗「それは浜面が超浜面だからいけないんですよ」

浜面「だけどな、絹旗!! 俺は仮にも主人公だぞ!? 満を持して登場した第三の主人公!!!
   かまちーだって俺>上条>一方通行>俺みたいなこと言ってたじゃねえか!!!
   なのに上条は不幸だとか言いながらフラグ立てまくってるし
   読者からもさすが上条さんだのヒーローだの……なぁなんで俺だけもげづらとか馬面とかなのッ?!」

絹旗「一方通行だってセロリとかもやしとか読者に遊ばれてるじゃないですか」

浜面「いや、アイツはいいんだよ。全部本当のことだし」

絹旗「……言い付けますよ」

浜面「うるせー! うるせぇええええええ!! いいか絹旗っ!!!!」キリッ

絹旗「な、なんですか」

浜面「俺だって……」



浜面「俺だってフラグ立てたいんじゃーッ!!!!!」



絹旗「結局それじゃないですかっ!! 滝壺さんに超言い付けますよ!!!」

浜面「俺にだって主人公補正があるんだから立派なフラグ建築士になれるってことを証明してやる!!」

絹旗「上条は幻想殺しがある上に主人公補正を越えた超主人公補正があるんですよ!?
   浜面にはどうあがいても超無理です! かまちーに新たな設定を超付属してもらうしか方法はありませんよッ」

浜面「絹旗」

絹旗「……」ゴクリ

浜面「俺だって第四位の麦野を倒した男なんだぞ? 作者の力なんて借りなくてもやってみせるさ」

絹旗「浜面……!」




                  浜面「楽勝だ、鎌池和馬」ドドーン!



769 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage]:2011/08/25(木) 23:22:59.26 ID:xrue3hSOo

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Case.1 「楽勝だ、魔術師」


「――――巨人に苦痛の贈り物を」

赤髪を揺らす奇妙な風体の男が燻る紫煙の向こうで静かに笑っていた。
浜面仕上はスキルアウトだ。
それなりに危ない橋も渡ってきているし、それゆえの経験もあった。

だからその静かな声が聞こえてきた時、とっさに『危険』だと本能がわめきたてる。

いや、危険もなにもない。
実際にこの男は得体の知れない炎の剣を出して見せたのだ。
その力が男の言うように魔術とやらであろうと、この学園都市にありふれた能力の一種であろうと、
浜面には関係のないことだった。

彼は無能力者だ。
つまり世界は無能力者とそれ以外に二分される。

そして視界に赤が掠めた瞬間、彼の行動はまさに奇跡的と呼べるほどに早かったと言えよう。
轟! と鼓膜のすぐ横で空気が震える。
熱波と閃光が五感を揺るがし、頬を撫でる風が熱く彼を灼こうとする――が、それだけだった。
体を打つ痛みは生きながらにして灼かれる痛みではない。コンクリートが彼の体を少々手荒く撫でただけのことだ。

(避けてやった! 避けてやったぞおおおお!!)

はたしてそれは本当に避けることができていたのか、それともただ単に吹き飛ばされただけなのか。
それでも咄嗟に通路脇に跳んだ浜面は――無様な恰好ではあるが――横を通り過ぎてゆく灼熱を見送ることができた。

心臓が割れそうなほどに大きな音を立てる。
視線の先に赤い海に沈む白い少女が見えた。
その姿には今朝のような元気の良い様子は欠片も無く、死の匂いすら感じさせる。
だが、浜面にはまだ希望があった。

(――インデックス。待ってろよ、今助けるからな……!
とりあえずここは――)

「ハハッ!! 負け犬上等ォおおおおおおおおおおおおォォう!!!」

魔術師に背を向けて、全速力で走り抜ける。
逃げる事へ恥じる気持ちはない。最終的に勝っていればその課程などどうでもよいのだ。
体制を整える必要があった。
状況を把握し、この場を切り抜ける方法を考える必要が。

「……あーあー。逃げてしまうのかい? でも良く僕の初手を避けたよ。
――ご褒美に一瞬で焼き尽くしてあげよう」

遠ざかる声が不穏な台詞を吐いていたが、気にする暇などない。

「――――世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まり――――……」

そして。

「は?」

じっとりと、嘗めるような熱が視界を覆い、耳に炎が風を煽る音が届いた。
右手に階段へと続く脇道を見つけて体をひねる。
避けられたはずだ。避けたはずだった。

――だがこれはいったい何だ?

それは人のカタチをしているようであった。
だがその赤さは、その熱さは到底人が持ち得るものではなく。

その名は『魔女狩りの王』。その意味は『必ず[ピーーー]』。

『魔女狩りの王』は誰一人逃がすことはない。
視界が赤く染め上げられた時にはもう遅い。
浜面の意識はただただ赤いそれに染め上げられ――根元から、完膚無きまでに、刈り取られた。


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770 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:24:32.42 ID:xrue3hSOo


絹旗「ででーん。その後、浜面の姿を見た者はいませんでした。ちーん」

浜面「」

絹旗「超あっけなく負けましたね。ていうかsaga忘れてるしなんだかマヌケです」

浜面「は、ははっ! まだ一人目だろ!!
   魔術師なんて得体の知れないもの勝てなくて当然なんだよ! 次だ、次ッ!!」

771 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:24:58.83 ID:xrue3hSOo

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Case.2 「楽勝だ、錬金術師」


「必然、ここで殺されよ少年。我が瞬間錬成を受けて立っていられる者は、当然、居ない」

アウレオルス・イザード。
その特徴的な緑色の髪で覆われた頭を悠然と揺らして、男は浜面を見据えた。
その余裕の笑みは絶対たる自信があるからこその笑みなのであろう。

だが、浜面は引くわけにはいかなかった。

「……」

後ろに確かに少女の気配を感じて浜面は拳を握る。
彼の背後には守るべき存在がいた。
姫神秋沙。
この三沢塾に囚われた『吸血殺し』の少女。
そして彼女が抱えるのは深く傷ついた三沢塾の女生徒だ。

だから、浜面は引くわけにはいかない。

「――絶命!」

刹那、アウレオルスの絶叫と共に黄金の鏃と鎖がまるで竜巻のように回転を始めた。
その竜巻のような回転は周囲に撒き散らされていた黄金の泥を巻き込み、宙に壁を形成してゆく。
それはまるで津波であった。高くそびえるその黄金に視界が埋まってゆく。

浜面は体勢を整えるために一歩、後ろに下がる。
低く身構えた姿は何かあればすぐに避けられるようにする為だった。

が、それも瞬間錬成の前では全てが――無駄。

「……ッ!?」

突如黄金の津波に穴が穿たれ黄金の鏃が空間を切り裂き襲いかかってきた。
咄嗟に避けようとして、しかし気がつく。

いったい、何処に避ければいい?

背後には守るべき存在、目の前には鏃。そして左右には立ちはだかる黄金の壁。
迷う暇などない。
浜面は咄嗟に眼前の鏃に右手で掴みかかった。
熱を発する得体の知れない黄金と、少女達を置いて逃げること。
天秤にかければその選択は当然の結果だったと言えるだろう。

だが浜面は気がつかなかった。
なによりも、その鏃が危険であることに気がつけなかった。

「……?」

その鏃に触れた瞬間、手の平がどろりと溶ける。
感じたのは痛みではない。
手の平から腕へ、腕から肩へと徐々に推移してゆく熱と黄金。

(うおおおおおお!! 腕がっ、腕が金色の、何か、ドロドロにッ!!!
ってか何、コレ純金ッ!? 俺もしかして金持ちに!?)

――なるはずがない。
浜面の意識はただただ金色に輝くそれに染め上げられ――根元から、完膚無きまでに、刈り取られた。

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772 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:25:31.90 ID:xrue3hSOo


絹旗「ざんねん!! はまづらの ぼうけんは これで おわってしまった!!」

浜面「」チーン

絹旗「超ざんねん!!」

浜面「うっ、うるせええ!! 錬金術師なんて魔術師よりもっと訳わかんねーだろ!?」

絹旗「こうなることは超わかってました」

浜面「ち、畜生ッ!! 次は科学サイドだッ!!! 科学サイドなら俺でもいけるッ!!」

773 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:26:16.61 ID:xrue3hSOo

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Case.3 「楽勝だ、第一位」


「がぁ……ッ!!!」

地に打ち付けられて、体中が悲鳴を上げる。
霞む視界の先にいるのはゆっくりとこちらに向かって歩き、禍々しい笑みを浮かべる悪魔。
学園都市第一位の一方通行だった。

だがそれがなんだ、と浜面は思う。
浜面がここで諦めたら御坂が、妹達が救われない。

砂利を踏みしめ白い少年が目の前にそっと立つ。
その体躯は細すぎるまでに細く、まるで強さなど感じさせないはずなのに、その威圧感は異常だった。

一方通行の右手が浜面にゆっくりと伸びてゆく。
一撫でで鋼鉄のレールを砲弾のように飛ばし、おそらく浜面が見た少女の死体を作り上げた悪魔の右手。

(動け……。動けえええええええ!!!!)

指先一つ動かせないほどの痛みが彼の全身を襲う。
ぴくり、と指先が動いた。

(そうだ、浜面仕上。テメェはスキルアウトだろう? この学園都市で唯一能力に縛られない存在)

「くそおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

上げた雄叫びは、動かない筈の右腕を動かした。
痛い。

――だが、痛くない。

悲鳴を上げる右手はそのまま何とか一方通行の手を払い――。

「いや、無理だろ。俺、常時反射発動してンですけど」

「……ははっ、ですよねー」

――落とすわけがなかった。


-------------------------------------------


絹旗「……」

浜面「……」

絹旗「……もういいんじゃないですか? 描写するのが超めんどくさくなってきてるのが丸わかりですよ」

浜面「あ、あと一巻。あと一巻だけ……」
774 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:26:45.76 ID:xrue3hSOo

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Case.4 「楽勝だ、天使」


設定の都合上、第一位をなんだかんだで倒した事になったので
先生にほとぼりが冷めるまで外に行っていなさいと言われました。

行ったのは海です。

クラゲが大量発生したせいで泳げなかったのがとても残念でした。

インデックスに噛まれたりもしましたが、ラッキースケベもあったので良かったな、と思いました。

特に事件はありませんでした。

また行きたいです。


浜面仕上


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絹旗「……浜面」

浜面「……」

絹旗「浜面」

浜面「俺にだって……俺にだってできねぇことはあるんだよおおおお!!!!」

絹旗「いや、超何も出来てなかったですよね? なんですかその普段は超出来てるみたいな言い方」

浜面「……ううっ」グスッ

絹旗「えっ、ちょ、ちょっと泣き出さないでくださいよ! 超キモいです!!」

浜面「いいんだ……どうせ俺なんて、麦野程度を倒して粋がってただけのチンピラなんだよおおォお!!」

ブチッ

絹旗「ん? 今なにか……」

絹旗「」
775 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:27:34.51 ID:xrue3hSOo




                   「は ー ま づ ら あ あ あ あ」




776 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:28:46.97 ID:xrue3hSOo

浜面「」

絹旗「ご愁傷様です……」ナム-

麦野「だぁーれが、麦野『て・い・ど』なのかにゃーん? まったく、浜面はドMなのかなぁ」

浜面「」

浜面「ち」ガクガク

麦野「……」

浜面「違うんだっ! 聞いてくれ、麦野ッ!!
   お、俺は麦野が、か弱い、お、女の子であることを、その、考慮して……」

麦野「……」

浜面「……」ゴクリ…

麦野「ふふっ」ニコ

浜面「む、麦野?」ホッ

浜面(そ、そうだよな。麦野だって最近丸く……)

麦野「はーまづらぁ」

浜面「いやーホントごめんな麦野! 俺はまったくそういうつもりは」


麦野「ブ チ コ ロ シ か く て い ね」


浜面「」デスヨネー

浜面「ちょっ、麦野! 原子崩しは駄目!! 俺、俺死んじゃう!! 死んじゃうから!!!!」

麦野「テメェなら原子崩し『程度』倒せんだろォがよおおおおおぉおおおおォ!!!!!」

滝壺「はまづら……」

浜面「はっ、滝壺! マイエンジェル!! たっ、助けて!!!」

滝壺「……はまづらは私がヒロインだと不満なんだね」

浜面「」

浜面「ち、違うんだ滝壺ぉおおお!!!」

滝壺「もういい。もうはまづらのことは応援しない」

浜面「た、滝壺」

滝壺「はまづら、南南西の電波は悪い電波。気をつけて。……特に、暗い夜は」ゴオオオォ

浜面「ちょ、ちょっと滝壺さん?? なんでそんな黒いオーラだしてんの!?
   やめて、滝壺だけは、滝壺だけは俺の癒やしでいて!!」

滝壺「ふ……ふふ……ふふふ」

浜面「ち、畜生ぉお!! かまちーめ! 俺の天使を公式ヤンデレにしやがってええええええ!!!」

麦野「テメェは本物の天使と抱き合って天に召されちまえばいいんだよぉおおおお!!!!」

浜面「」

麦野「……さあ、覚悟はいいかにゃーん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

浜面「」


ギャーギャー チョッ マジ マジデシヌ!!
シネオラアアアアア


絹旗「……」

絹旗「……帰って超映画でも見ますかね」
777 :浜面「楽勝だ、鎌池和馬」 [sage saga]:2011/08/25(木) 23:29:19.50 ID:xrue3hSOo

おわり

なんか行数制限勘違いしてて予定3レスも増えちゃった
ごめんなさい


浜面禁書の人の発想には驚嘆させられました
ハマヅライダーかっこいいよね!!
爆発しろ!
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/25(木) 23:38:39.57 ID:5uY6By1AO
乙wwwwww
浜面禁書は神裂戦のとこしか見てないから今度チェックするか…

しかし浜面が勝てそうな相手は…

土御門 ×
海原 △
天井 ○(ただし打ち止めで詰む)
闇咲 △
建宮 △
アニェーゼ △
結標 △
オリアナ △
ビアージオ △
以降問答無用で×

無理だよう…木原くンや神の右席に勝てたらもう浜面じゃないよう
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 23:39:30.67 ID:6RT4sbOy0

十分フラグ建てまくってるくせに何贅沢なこと言ってんだこのヅラは
主人公の中では一番かまちーに愛されてるしこれ以上何を望むのか
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/25(木) 23:45:00.44 ID:fzcshmDEo
>>778
単純な肉弾戦で来てくれる土御門が△、海原もなんとか上手いこといけば△
あとは問答無用で×になりそうな気がするのは俺だけですか?

まあアレだ、浜面は浜面でいいんだ
いつもアイテムにいじられ俺らに爆発しろ爆発しろと言われる浜面でいてくれ
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 23:46:16.15 ID:/u5A/MgGo
>>778
木原は対一方通行特化のイメージが……
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/25(木) 23:50:04.19 ID:37AiChvh0
乙、面白かったwwww
やはり浜面は超浜面ですね
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/25(木) 23:53:17.58 ID:5uY6By1AO
>>781
でも木原くン喧嘩じゃなくて[ピーーー]気でくるから…

あ、火野ちゃま相手なら勝てるかもしれん
問題の解決に一切関係ないが
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/26(金) 00:15:07.27 ID:z78GBsCA0
ヒント:防御術式
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/08/26(金) 00:22:03.58 ID:a8blgBQl0
とりあえず禁書の敵キャラはみんな歩く教会を着たらいいと思う
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/08/26(金) 00:23:25.71 ID:a8blgBQl0
とりあえず禁書の敵キャラはみんな歩く教会を着たらいいと思う
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 00:37:31.67 ID:RTHSqPLDO
アックアがな…………
788 :一方通行「くかきけこかかきくけききこかかきくここごほっごほっげほげほ……すみませン。もう一回いいですか?」 [sage saga]:2011/08/26(金) 01:13:48.87 ID:aHI5nxvjo
数レス貰います。
おそらく既出ネタ・キャラ崩壊・違う方面がいろいろくるってますが気にしないでください。



上条「ドンマイ!一方さん落ち着いて!」

御坂「チッ」ガン

御坂妹「……」ハァ

一方通行「すンませン御坂さン」

御坂「いい加減にしてくれない?こっちはこの後も忙しいの!!」

上条「まあまあ、御坂さん。ここの台詞は早口言葉より難しいのは見てわかるだろ?」

御坂「上条さんはこの仕事以外フリーだから言えるんでしょ!!」

上条「………」

収録後

御坂「お疲れ様」ダダダ

御坂妹「お疲れ様でした」スタスタ

一方通行「お疲れ様です。上条くン」

上条「お疲れ様です。また反省会でもやりますか?」

一方通行「じゃあいつもメンバー呼ンどきますよ」

上条「でもオリアナさんと麦野さんは今忙しいんじゃ……」

一方通行「今日は大丈夫みたいです」

上条「じゃあ俺は打ち止めちゃんを誘ってくるよ」

一方通行「了解です」


ファミレス・反省会

麦野「………あー、そこは仕方がないよね」

一方通行「御坂さンは怒るし、妹さンも早く帰りたい空気でもう……」

上条「監督さん何で止めに入らなかったのか?」

オリアナ「あの監督は御坂さんごり押しだから仕方がないわ。それに御坂さん今ミル○ィホームズのネ○役で忙しいし……」

打ち止め「……」チュー

上条「お二人は収録どうなんですか?」

麦野「私は他の仕事が一気に来なくなった」

一方通行「そうなンですか?」

麦野「ほら……キャラの設定上暴言吐くでしょ?最近じゃお願いマ○カットに出れたくらいしか……しかも私の出番まだ先だし……」

オリアナ「麦野さんの方がまだいいわ。お姉さんなんかAVからのスカウトが凄いのよ。役柄も最近じゃそっちに近いのが多いし……」

上条「まだ仕事あるだけで良いじゃないですか。俺はこの仕事くるまでゲット○ッカーズの主役の出演料とバイトで食いついで来たんですよ」

一方通行「あれ主役上条くンだったンだ」

上条「まあ…それにしても最近インデックスとかの子役が人気だよなぁ」

麦野「インデックスちゃんに子萌ちゃんだっけ?ロ○きゅーぶ!の主役。良いよねえ」

オリアナ「神裂さんとオルソラさんはいんふぃにっとなんとかだもんね……お姉さんも仕事欲しい」

一方通行「俺はまだア○ギの仕事あるから恵まれてるのかな?」

上条「当たり前じゃないですか!!そうだ!麦野さんのグループの人達はどうなんですか?」
789 :一方通行「くかきけこかかきくけききこかかきくここごほっごほっげほげほ……すみませン。もう一回いいですか?」 [sage saga]:2011/08/26(金) 01:16:17.75 ID:aHI5nxvjo
麦野「えっと滝壺さんは……確かゼ○の使い魔のお姫様で、絹旗ちゃんは別に学校通ってるから最悪こっちの仕事辞めてもいいみたい。フレンダちゃんはなんか今四天王の仕事がきてるみたい。でも、あのサーシャさんだっけ?あの人と今度最終オーディションとか……。で、浜面さんはG○Oの仕事で、私だけぽっかりフリー……」

上条「スケジュール帳はみなさんどうですか?俺は仕事はないけどバイトで埋まってますが」

オリアナ「はい……もう真っ白」バッ

麦野「私も真っ白一応」バッ

一方通行「俺はア○ギが終わったらバイト始めないと……」

打ち止め「私はこんな感じってミサカはミサカはああもう嫌!!こんな語尾毎回言うの!!」

上条「俺だって不幸だを毎回言うの嫌だよ。本当に不幸が寄ってきそうだ」

麦野「本当にレベル5だとお金が山ほどもらえたら良いのにね」

一方通行「ですよね」

オリアナ「打ち止めちゃんも真っ白……うさぎド○ップとかもオーディションだめだったの?」

打ち止め「うん。一方通行さんもいつまでも仕事声しなくて良いですよ」

一方通行「そうですね。そうします」

麦野「一方通行さんと打ち止めちゃんがうさ○ドロップの主役飾れば良かったのにね」

上条「でもやっぱりこっちの印象が強くてダメだったんじゃないですか?」

ピリピリ

オリアナ「あっ、ちょっとごめんね」ガタッ

麦野「はぁ〜どうすれば良いかなぁ。仕事が来なきゃひもじくなっちゃうよ」

上条「バイトしかないですよ。そうだ!あれはどうでした?けい○ん!の先生役?」

麦野「……しまった!受け忘れた………」

打ち止め「もったいないですね」

一方通行「あっ!でも麦野さん今ポケ○ンのフ○ロやってるじゃないですか」

麦野「あー。あれはなりたかったら頑張ったんだよね。ちなみに出るのはこれからだけどね。オーディション合格したんだ」

上条「いいなぁ……やっぱりこの髪型じゃ仕事来ないよな…とあるが終わったら髪型かえるか」

オリアナ「ただいま。仕事依頼が来たのよ!!」

打ち止め「本当!?じゃあ今日はおごりで良い?」

オリアナ「良いわよ。仕事が来るってうれしいわ!」

一方通行「何の役なんですか?」

麦野「それは気になる」

オリアナ「魔法少女まど○☆マギカの巴○ミ役なの!きっとカッコいいヒロイン主人公に違いないわ!!」

4人「え?」


終わり。

ただ、こんなネタで書きたかっただけです。
失礼しました。
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/26(金) 01:42:34.21 ID:Ja07axPAO
肉弾戦ならたしかになんとかなるけど土御門が本気だして魔術使ったら浜面溶けるよね
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2011/08/26(金) 02:28:46.41 ID:w4jhoVfx0
>>789
○/リアナか・・・

6,7レスほど貰います。
上インくさい。NTRくさい。ギャグのつもりでした。
792 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:30:06.82 ID:w4jhoVfx0
「じゃ、じゃあねとうま。私はちょっと出でかけてくるんだよ」

またか。

「……おー、おう。気をつけて行ってこいよ」
「分かってるもん。とうまは心配性かも。いってきまーす!」

バタン、と玄関のドアが閉まった。

「夕飯までには帰ってこいよー……って、遅かったか」

足元でスフィンクスがにゃーと鳴く。心なしか寂しそうに見える。

最近、インデックスの様子がおかしい。
やけに挙動不振になることがある。外出が増えた。しかも珍しくスフィンクスを連れていかない。食べる量が以前より(少しだが比較的に)減った。そわそわしてることがある。
それは何かを隠しているようで、いくら聞いても

「な! なんにも隠してないし、とうまには、か、関係ないかも! ないんだよ!」

と完全に拒否をされる。必死である。

しかしこちらとて心配なのだ。
魔術師絡みで何かあれば土御門かステイルから自分にも連絡がくるだろうが、それもない。
問題を抱えているなら相談してほしいし、力にもなる。

「……まぁ、考えすぎかな」

口ではそう言いつつ、こちらも手早く外出の準備をしていた。

ガスの元栓閉めた。窓の鍵もかけた。冷蔵庫の中身をチェック(帰りにスーパー寄ろう)。バカ猫持った。オールグリーンだ。

「良し。行くか」

もしかしたらインデックスからは言えない問題なのかもしれない。
これは自分の為ではなく、親愛なる同居人と愛するペットの為の、行動である。
793 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:31:01.87 ID:w4jhoVfx0


まるでティーカップのような修道服を来た幼いシスターが、学生の街を一人歩いている。
そしてそんな彼女から一定の距離をおきながら確実に後を追う、三毛猫を抱えた男子学生が一人。

『人を追跡する時は隠れながら〜ってイメージかもしれんけど、それは間違いなんよ。それだと明らかに不審者やろ?』

エセ関西弁の友人いわく、人を隠すなら人の中らしい。

『一定の距離をおいて普通に歩くんや。え? いや、ワイはやったことあらへんよ? え? なんやのんその目? え?』

(怪し過ぎだっつーの……)

あの変態は担任を付け回したりしていないだろうか。一応、友人のひとりとしてそこは信じてやりたい。
上条はそれを現在進行形で実行に移している自分を棚に上げていた。 

インデックスは普通に歩いている。どうやら街中へ向かっているようだ。

(あれ? 小萌先生か?)

遠目だが分かった。つい先程思考の中にいた、小学生のような見た目の担任だ。
さっと隠れそちらを見ると、何やら袋を抱えている。



「おや、シスターちゃんじゃないですか」
「こんにちはなんだよ! そういえば今日こもえも……」
「そうなのですよー。黄泉川先生にも誘われましたしね。これはそのお手伝いなのです」
「ごめんね。私も手伝えれば……」
「大丈夫ですよ! シスターちゃんも頑張ってるじゃないですか。それに、まだなんですよね? ならそっちを優先させるべきなのですよ」
「……ありがとう。じゃあ、またね!」
「バイバイなのですー」



どうやら偶然あったらしく、少し話して別れてしまった。さすがに遠くて会話は聞き取れなかった。
どうやら問題は小萌先生絡みではないらしい。

隠れたままこちらにくる小萌先生をやり過ごし、再びインデックスの後を追う。しかし、

(っと! やばい……ぃってぇええぇ!)

先程よりも素早く隠れたものの、焦りすぎて脚をぶつける。痛みで若干涙目になりつつ顔をあげる。

(あれは、御坂!? ……か?)

御坂妹のトレードマークのようなゴーグルは見えないし、おそらく合っているはずである。



「あ。短髪!」
「その呼び方止めろって言ってるでしょーが!」
「ねぇ、短髪はもうある?」
「無視すんな……って、へ?」
「だから、もう準備してるのかなって。 その、私、こういうのよく分からないから、参考に教えてもらいたいんだよ」
「あ、そ、そうね! しかたないわね! まぁ、被るといけないし。えっと私は……」



やはり会話は聞こえない。だからと言って近づきすぎると気付かれる恐れがある。

どうやら御坂も偶然会っただけで関係は無いようだ。少しして、別れてしまった。

(しっかし、意外だな。あいつら、結構仲良かったのか)

そのまま御坂を小萌先生の時と同じようにやり過ごし、インデックスの後を追う。
ぶつけた脚が少し痛んだ。

その背中を御坂が呆れた目で見ていることに、上条は全く気が付かなかった。
794 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:31:37.85 ID:w4jhoVfx0


(もうだいぶ街中に入ったぞ……)

インデックスはまだ目的地につかないようだ。

(この方向は、いつものファミレスか?)

このまま真っすぐ向かえば、夏休みの終わりに宿題を駄目にされたペットOKのファミレスに行き着くだろう。
別にあのことを根に持ってる訳ではないのだ。ただ、その時の印象が強いだけである。

(……ん? あれは、ステイルじゃないか!!)

見間違いようがない。
赤い髪に真っ黒なローブ。2メートルの身長に煙草の煙。

煙草はインデックスと会って消したようだが100パーセントであれはステイルだろう。
この学園都市で、あんな学生が指導も入らずにいてたまるか。

必要悪の教会所属の魔術師である彼が学園都市にいる。そしてインデックスと接触。
ということはつまり、

(やっぱりまた、何か魔術絡みの事件が起こってたのか……!!)

どうして自分に相談してくれなかったのか。

(まさかあいつ、また俺を事件に巻き込みたくないとか思ってるんじゃ……?)

そんなに自分は頼りないだろか。
いや、インデックスなら自分の行動を見通して、先に協力を仰ぐか、手を出すな言うだろう。
さらに言えば真っ先に事件を持って来るのはたいてい、今インデックスと話しているステイルか、にゃーにゃーうるさい隣人である。



「やぁ、インデックス。元気そうでなによりだよ」
「あ、えっと。その……ありがとう」
「あぁ。君が笑顔でいれば僕も嬉しいからね」
「うん……って、なんか違うんだよ! 今のありがとうは、今日の……」
「……あぁ、それね。別に構わないよ。上条当麻の為じゃないし、女子寮の皆に飛ばされたってだけだ」
「それでも、あなたが皆の分含めて来てくれたことにはかわりがないかも」
「……いや、僕はこれで失礼するよ。届け物は終わったし、騒がしいのは苦手でね」
「一緒に参加、してくれないの?」
「……じゃあね、インデックス」
(君にも会えた。僕はこれだけで、十分さ)



(……どういうことだ?)

様子がおかしい。
会ってすぐどこかへ移動する訳でもなく、今までと同じように少し話をして別れてしまった。

(魔術絡みの事件じゃないのか……?)

直接話を聞いた方がいいかもしれない。
上条は物影からでると急いでステイルをつかまえる。

「おい、ステイル!」

「なんだ上条か。何か用かい?」
煙草をくわえ火をつけているステイルからは余裕しか感じられない。

「なんか事件でも起こってるのか? どうして俺に黙ってるんだよ」

「……事件なんて起こってないから、君に話すことなんて何もないさ」

「はぁ? じゃあなんでこんなところに<学園都市>に……」

「……チッ!!」

「舌打ち!?」
795 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:32:18.60 ID:w4jhoVfx0


(……いた! 良かった。見失わなくて)

ステイルからは結局、何も聞けなかった。
インデックスは予想通りというべきか、いつものファミレスの窓際席に座り、ご機嫌な様子でメニューを読んでいる。

(最近おかしかったのはこれを隠していたからか? 金なんか持ってないはず……はっ! まさか冷蔵庫の上のが見つかったんじゃ……!? インデックスの身長だと届かないところだぞ!?)

(……待て。待ち合わせという可能性もまぁ、ないことは、ない。姫神とかを待っているのかも)

上条は建物の陰に隠れながら、厳しい視線でファミレスを、正確にはインデックスを見つめている。
長く続く緊張感のせいか汗が流れた。
腕に抱えたスフィンクスはすっかり眠ってしまっている。


そんな中、ファミレスに近づく人物が一人。


(あいつは……まさか!?)

その人物はそのままファミレスへ入り、寄ってきた店員と話してインデックスの元へ一直線に歩く。



「あ、待ってたんだよ! ……大丈夫? やっぱり私があなたのお家に行った方が良かったかも」
「気にすンな。待ち合わせにしてここを指定したのは俺だ」



真っ白な髪に細いシルエット。
現代的なデザインの杖をつきながら歩く、あの少年は、

(一方通行……!?)



「それより、この時間じゃお前、腹減ってンじゃねェの? 夜に備えて今ここで食ってくぞ。金なら俺が払う」
「えええ!? そ、そんなつもりは無かったんだよ! 悪いし……」
「今更だろォが。それともなンだ? いつの間にか食欲に忠実だったシスターさンは、自らを改めてましたってことか。よし、出るか」
「メニューのここからここまでをお願いしたいかも! 後そこまで言うとさすがに失礼なんだよ!」



(ほんと何だよこれ! ますます状況が分かんねぇよ!)

意外すぎる人物の登場は上条を混乱させ、さらに思考の渦へたたき落とした。

(あいつらが会ったのはこの前(バードウェイ先生の魔術説明会)が初めてだよな? いつの間に仲良くなったんだ……って、うわぁあああああ!? どんだけ注文したんだよインデックスさんー!!)

インデックスと一方通行のテーブルへ次々と料理が運ばれてくる。スペースが足りないらしく隣のテーブルを継ぎ足しているようだ。


上条当麻は知らない。
一方通行とインデックスは、9月30日に、既に出会っていたことを。
そして上条が学校へ行っている平日に、二人がよく会っていることを。


考えているうちに、二人がファミレスから出てきた。
これから二人で行動するのか、並んでゆっくりと歩いている。インデックスが杖をついている一方通行の速さに合わせているようだ。
796 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:33:03.51 ID:w4jhoVfx0


それから二人は途中に休憩を挟みながらも、街中の店を歩き回っている。
雑貨屋、本屋、文房具店、CDショップ、玩具屋、服屋。果てはスポーツ用品店やただのスーパーまで。

(……ウインドウショッピング? ……にしては、)

インデックスと一方通行は、手ぶらだ。
しかし一方通行は、ファミレスで注文したあれだけの量の料理(見なかったことにしたい)の代金をカード一枚でさっと払える(見なかったことにした。一方通行には悪いが。)ような奴である。


二人がこうしてから随分と時間がたっている。もうすぐ夕方だ。
ファミレスで合流したのはたしか午後2時頃。なのに未だに店を回っているだけ。
さすがにこれは、ちょっと不自然だ。

(……お?)

先程小さな雑貨屋に入った二人が出てきたが、変化があった。
インデックスが小さな袋を抱えている。
追跡を続ける。



「本当にそンなので良かったのか?」
「そんなのってのはないかも。良いの! 私の予算もあるし、とうまも好きそうだもん」
「そォか。悪かったな。ついでだ。他にどこか寄りたい場所でもあるか?」
「ううん。特にないか……っ痛、目……」
「あァ?」



(……は?)

雑貨屋から出た二人は歩きながら会話してたが、急に止まり、路地裏に入った。
距離も少し遠いため、ぎりぎり上条が隠れている場所から二人が見えるくらいだ。

(何、して)

インデックスは背中を建物に預け、一方通行を見上げる。
きっと自分を見上げている時も、あんな感じなんだろう。

(ちょっと待てよ)

一方通行は己の首へ一度手を伸ばすと、杖で体を支えるのを止めた。杖は軽い音を立てて地面へ転がる。

彼は片手を建物の壁につき、あいたもう片方の手をインデックスの頬にそえる。

(やめ、)

上条は動けない。
視線も反らせず、ぶつ切れの思考で、何かを思っていた。

インデックスと一方通行の距離がさらに縮まる。
二人が見つめ合う。そして、


(ぁ、)


力が抜ける。

スフィンクスは突然落とされたことに腹を立てたのか、一度だけ「にゃー!」と抗議の声を上げた。
しかしインデックスを見つけたらしく、上条の下を離れ、路地裏の゛二人゛の元へ駆け寄っていく。

それを視界の端でとらえた途端、金縛りにあっていたかのように固まっていた体が、動いた。


上条は反対に振り向き、走る。
何か恐ろしいものから、逃げるかのように。

ただひたすら、その場から離れたい一心だった。
797 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:34:15.57 ID:w4jhoVfx0


<side上条>
どうやって帰ってきたかよく覚えていない。
いつの間にか玄関ドアを背に、力が抜けたようにぐちゃりと座っていた。
走ってきたために息は荒れている。

何となく携帯を手に持った。


『はい。姫神です。今は。電話出れる状況じゃないn"ピー!"』

録音が足りていない。

『はーいこちら土御門……ってカミやん!? うわっ、今は、舞夏といちゃいちゃするのに忙しいから後でかけ直す!』

後ろが騒がしい。大人数で集まっているようだ。

『御坂美琴お姉様は現在通話に出れる状況じゃございませんの。ご用件のある方はピーという音の後にメッセージを残してくださいまし。それと、お姉様に直接会いたいならばこの白井くr"ピー!"』

俺は御坂の携帯にかけたはずである。


手に持っていた携帯を切り放り投げる。

(……本当に、一人きりだ)



<sideインデックス>
「これ、テーブルの上に持っていくね」

「気をつけるんだぞー?」

「大丈夫。任せてほしいかも!」

「舞夏ー。これはどこかにゃー?」

「あ、それはこっちに置くじゃん!」


今日の為に頑張った。
朝の星座占いをきっかけに知ったとうまの誕生日。
こもえやあいさ、まいかにとうまのお友達。それにイギリスの皆。
沢山の人が集まって協力してくれた。頑張ってくれた。

ポケットに入れた小さな袋がどうにも気になってしまう。
今日買いに行ったプレゼントを、彼は気に入ってくれるだろうか。

お店をいくつも回ってやっと手に入れたものだ。インデックス個人の財布と相談しながらだった為に、だいぶ時間がかかってしまった。

本来はひょうかにつきあってもらう予定ではあったのだが、調子が悪くなってしまった。
代わりといっては難だが、そこで白い人<一方通行>がつきあってくれたのだった。
足元で、何故か街中で会ったスフィンクスが鳴いた。

(そういえば目が痛くなったのも直してもらったし、後でまたお礼言わなくちゃ)
これで完璧だ! と思った矢先だった。目にゴミが入ってしまい、わざわざとってもらったのだ。
能力って凄い。


『Happy Birthday』
とうまが生まれてきてくれて、今ここにいることに沢山の人が感謝してくれてる。祝ってくれている。
自分の事でもないのに凄く嬉しかった。

(とうま、喜んでくれるといいな!)
798 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:35:58.93 ID:w4jhoVfx0
<side一方通行>
いきなりあの無能力者<上条当麻>の誕生日パーティーに協力してくれと言われたときは驚いた。
他にも何人か声をかけているようだった。

その場では思わず勢いに負けてイエスと返してしまった。が、問題がひとつ。

(誕生日パーティーって何するんだよ……)

その後よくよく考えてぶち当たった壁が、これだった。


なんとなくのイメージならある。
ただそれはテレビ番組などでたまたま見た、といったことからくるものだ。
そもそも自分は祝ってもらった記憶が無い……と思う。

散々考え向いた結果、恥を忍んで黄泉川に相談し(何故かとても喜んでいた)、現在に至る。


部屋ではすっかりパーティーの準備が整い、あとは主役を待つばかりである。
集まった中には、何でお前がこんなところに、と突っ込んでやりたい奴もいるが、それは俺が言えることでもないだろう。
自分はただ、場所を提供する為のパイプ役をこなしてやっただけである。

「ねぇあなた!」

「うお!? やめろ危ねェだろ!」
後ろから飛びついてきた打ち止めはやけに楽しそうだ。

「あのね、ミサカはお誕生日パーティーっていうのが初めてだからか、なんだか凄くわくわくするの、ってミサカはミサカは溢れる気持ちを体で表現してみる!」

自分から離れ、パタパタと笑顔で走り回る打ち止めを思わず視線で追った。
今度また、黄泉川に少し相談してみようかと思う。



<side浜面>
「な、なんなんだろうなー……?」

「……さぁ」

「ぉ、俺もついさっきまで家にいたんだよ。全く迷惑な話だよな」

「…………そーですね」

「…………」


今日は、上条当麻のサプライズ誕生日パーティーだ。

随分と大掛かりな準備も終わって、本日の主役を呼んでこいと蹴り出された。
そして文句を零しつつ家について、留守といった障害もなく無事に接触。
目的地<ファミリーサイド>に向かってる。

過程だけならここまでは良い。
ただどうにも、主役の状態が良くない。

現在上条は、暗いというか、重いというか。
やけにどんよりとしたオーラを放っている。気まずい。

(あれか? ベターに「周りの奴らが最近冷たい。俺に何か隠してる」ってへこんでるパターンか)

……にしても少し酷くはないか? こんなもんだろうか。
普段のこいつなら「不幸だー」の一言と共に愚痴が始まりそうなものである。

まぁ、到着して、クラッカーの一発二発鳴らされれば目も覚めるだろう。
浜面は気にしないことにした。

(しかし、なぁ?)

ちらりと隣を歩く上条を見る。
その目の色が、

(なんか、嫌な予感がするな……)

浜面仕上の直感へ、そう、告げていた。
799 :上条さんの特別な日常 [sage saga]:2011/08/26(金) 02:37:18.19 ID:w4jhoVfx0
以上です。
上条さんにとにかく寝取りしたくて書きました。今は反省している。
ありがとうございました。
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/26(金) 03:06:41.61 ID:lK5is05/o
え?オチは?
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/26(金) 03:18:05.61 ID:w4jhoVfx0
>>800
パーティーまで持ってったらなんだかんだで誤解とけて上条さんが復活するだけだから書かなかった
あと一方さん貧乏くじひいた。上インははっきりデキてない
802 :金平糖の空 1 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:32:42.59 ID:7gczq9xS0
美琴と美鈴のお話です。8レス程おかりします
803 :金平糖の空 1 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:37:14.15 ID:7gczq9xS0


 母は常日頃それこそ四六時中呑気で陽気で楽観的な人間だと思われているだろう。
 アルコールを体内に流し込めば百発百中酒に飲まれること間違いなしの、言い様によってはダメな大人、と言えなくもない三十路をとうに過ぎた女。
 曰く博愛主義を掲げる彼女は確かに情を注ぐ対象は多いと言えるだろう。
 それは花の香りのフラグレス、身体にフィットする皮パンツ、水の中を掻っ切るように泳ぐ瞬間、
 ごつごつとした掌で己の身体を抱き締める男、本人の遺伝子を九割以上受けついだのでは?と思いたくなるほど彼女の面影そのままに生まれてきた娘――。
 
 忙しなく過ごす日々の中で彼女は常に愛を謳った。
 日常を形成するパズルのピース全てに慈悲の母性で満たそうと生きる人。
 それが美琴の中で形成された母の輪郭だ。

 自他ともに認める愛多き女がこよなく愛するものは、多分、自分でも父でも、勿論、アルコールでもない。
 きっとそれは。
 金平糖が散らばった満天の星空に違いないのだと、一四になった美琴は今でも信じて疑わない。


    ◆◇◆◇◆


 美琴が四歳五歳といった年頃の頃だったろうか。

 その日は、扇風機を回す程は暑くない夏の夜だった。
 やさしい風が頬に気持ちいいだろうと涼みを兼ねて部屋から出たベランダには、
 父が珍しく日本に戻って来た時に、たまにしか会えない娘のご機嫌の取りの手段して
 「美琴ちゃ〜ん。おみやげだよー!」と上擦ったテナーボイスと共に美琴に送られた笹の葉の重なる音が響いた。
 カサリカサリと乾いた掠れの音に誘われるままに視線を動かし「ソレ」が視界に入るや否や、美琴は眉をしかめる。

『あまのがわをママとパパとみことでみれますように。 みちかみこと』

 短冊に書かれた字は所々ガタガタでミミズのようにうねっていて、「さ」の部分が「ち」になっている。
 正に覚えたての生まれたての文字。
 お昼は幼稚園の先生と一緒に、夜は母と一緒に。
 練習して練習して練習してようやく美琴が取得した(と本人は思っているが、まだ完璧ではない)というのに。
 流れ星も天の川も美琴の囁かな願いを聞き入れず七夕当日を迎えてしまった。

 「お星さまが美琴ちゃんの願い事をかなえてくれるんだぞ!」という父の言葉を信じなければ良かった、と、
 少女の頭の中を例えようのない不平不満がぐるぐると駆け巡る。
 「大人の事情」という、子供ならば避けては通れないこの世の理不尽さを口を膨らませながら噛みしめる。
804 :金平糖の空 1 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:40:24.67 ID:7gczq9xS0


 年相応に涙ながらに父を嘘つきと罵倒できれば内在する悪態がきれいさっぱり掃除できる事くらい、本能的に感じ取っていたが、出来たら苦労はしないのだ。
 美琴が嫌嫌と泣くだけで一人娘に甚大な愛を降り注ぐ両親は悲しそうに目尻を下げる事が簡単に予想がついた。
 美琴は隣に居る母にも、何処にいるかわからない遠い地にいる父にも、特に文句を言う気は無かった。
 
 しかし。
 娘の些細な変化に気付かないほど母も鈍感な人ではなく。
 今にして思えばぷくっと頬を膨らませてぶーたれている美琴の横顔を彼女が見逃すはずもないと考える事が出来る。
 
 気がついたからこそ、彼女は娘に語りかけるように歌を歌いだしたのだろう。

「きらきらひかる、おそらのほしよ」

 静寂の夜に浮かびあがる歌声に、少女の耳はピクリと動く。
 
 美琴は耳慣れしたこの曲の正体を知っていた。
 季節が穏やかな春から太陽きらめく夏へと移り変わろうとしはじめた時期から、
 大好きな幼稚園の先生がよくオルガンを弾きながら皆に歌い聞かせるようになったお歌。
 すぐに曲名を思いだす。

「きらきらぼしっ!」
 
 それ、私、知ってるよ。
 キラキラと目を輝かせて、美琴は音を奏でる母親につげた。

「すごいね。美琴ちゃん。物知りだぁっ!」

「あのね。あのね。おほしさまのおうただよね!」

 褒められた事に上機嫌になった少女は、さっきの態度は何処へ飛んで行ったのか知る限りの知識を母親に提示する事に躍起になっていく。
 あのね、あのね、と。
 つたない舌使いで大げさな身ぶり手ぶりを添えて、自分よりもずっとずっと背の高い母親の顔を見上げて美琴は話し続ける。

805 :金平糖の空 3 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:43:46.91 ID:7gczq9xS0


「せんせいがおひるねのときにうたってくれるんだよ。
 それでね。ちいさな、ちいさな、おほしさま。あなたはいったいだあれ?ってね、聞くおうたなんだって!」

 目尻を弛ませて、「うん、うん」と相槌を打つ母。
 最終的に両の肩で息をするほど全力でおこなった演説のあとに、
 しなやかな両腕を広げ美琴を抱き寄せ「すごい! すごい!」と白い歯を惜しげもなく見せ笑う母。
 わしゃわしゃとせっかく整えた髪が豪快に乱れる程に頭を撫でられる。
 そうして、美琴はきはずかしさを紛らわそうとこっそりと母に隠れてにひひひと口元を緩ませた。

「みこと、このうただいすきっ!」

「ママもこのお歌大好きよ」

「ママも?」

「きっと、パパもだーい好きだよ」

「っ!」

 母も父も。
 自分と同じ歌が好きだという。
 それだけで美琴の内側から湧き出てくる高揚が頬を桃色に染めた。
 無自覚にとくとくと刻まれる心の音にすら気付かずに、美琴の瞳は目の前の景色をそのまま反射させる。
 美琴の瞳はまるで鏡のように、目の前に広がる光景をありありと映し出す。
 
 笹の葉と睨めっこしていた視界はいつの間にか世界を変え、
 広がるのは、
 満面の笑みを浮かべる母と、
 真っ白な金平糖が沢山散らばっていると思わせるような、満天の星空だ。

 わあ、と感嘆の吐息をはいた後に。

「ねえねえ、ママ。おそらがこんぺいとういっぱいで、おいしそう」

 ウキウキとお月さまに浮かぶウサギさんの如く跳ねる心のままに告げると、
 美琴の言葉を聞き目をパチクリとさせるた母は、途端に腹を抱えて笑いだした。
 美しい曲線を描く眉をへの字に曲げ目尻に涙まで浮かべて爆笑した姿は今でも鮮明に覚えている。
 この件関しては失礼だと思っている。
 別に。
 根に持っていはいないけど。
 持ってないけど。



806 :金平糖の空 4 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:46:28.22 ID:7gczq9xS0


 「マーマーッ!!」
 
 「ごめんごめん。美琴ちゃんがあんまりにも可愛いこと言うからさ」
 
 「むー」

 「そっかそっか。美琴ちゃんにはお星様が金平糖に見えるんだね」

 「……へん?」

 「ううん。変じゃないよ。とっても、素敵よ」
 

 金平糖が詰まっているビンは美琴にとって宝箱とも宝石箱とも思えるものだった。
 淡い色の宝石は美琴の乙女心をくすぐる何かがあった。
 
 その「何か」は何だったのか。
 一四の美琴には見当もつかない。
 川辺の石を勇者の証だ見せびらかす男の子が居た。
 お祭りの露店で買った玩具の指輪を永遠の愛の証だと信じた女の子がいた。
 子どものころに感じた見えない特別な幸せは、一人一人違っていて、美琴にとってそれは金平糖の詰まったビンだったのだろう。

 だから。
 ぎゅっと詰まった憧れの魔法のビンが空に落ちてぱらりぱらりと金平糖が散らばったような天の川が流れていく星空は、
 美琴にとって、とてもとても焦がれる空で美味しそうな空でキラキラの全てだと、心に、瞳に、刻まれていく。


807 :金平糖の空 4 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:50:26.66 ID:7gczq9xS0


 きらきらひかる よぞらのほしよ
 
  まばたきしては みんなをみてる
 
  きらきらひかる よぞらのほしよ

 
  きらきらひかる よぞらのほしよ
 
  みんなのうたが とどくといいな
 
  きらきらひかる よぞらのほしよ


「ねえ、美琴ちゃん」

 歌を歌い終えた後、美琴を抱きあげ母は美琴の耳元で語る。
夜八時を回り羊の誘いに負けそうになる美琴を誘う子守歌のように囁きはじめる。

「ママね、きらきらぼしが大好き。満天の星空が大好き」
 
ぽんぽんとリズムよく叩かれる背中に絶対の安著の波が押し寄せてくる。
ねんねんころり、とさらに幼かった頃に注がれた母の慈悲が呼びがえったのかもしれない。

「美琴ちゃんはいったよね。
お星様、アナタはいったいだあれ?って。
ママね、お星様はきっと、大好きで大切で掛け替えのない人がお星様だと思うの。」

 ココに居ない、あの人にも届けばいいのだけれど、とボソリと聞こえてきた記憶がある。

「ママにとってのお星様。それは、パパであり、

そして、美琴ちゃん

――――――――あなた、よ」


808 :金平糖の空 6 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:52:01.28 ID:7gczq9xS0


 お星さま、きらきら輝くお星様。

 私が見ている星空を、遠いあの人も見ているだろうか。


 お星様、きらきら輝くお星様。

 私の声が、この子の声が 聞こえますか。

 私には、この子には、あの人の声は聞こえますか。

 
 お星様――あなたは一体何ものですか? 

 それはきっと、何処かの誰かの大切な人。


809 :金平糖の空 7 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:55:03.25 ID:7gczq9xS0


    ◆◇◆◇◆


 時は流れたが、変わる事もあれば変わらない事もある。
 父は相変わらず破天荒に世界を飛び回るあやしさ100%のおじさんだ。
 母は相変わらずアルコールに白星を上げることは出来ずに駄目というか残念な大人だ。

 美琴は小学校低学年の時にはすでに両親のもとから離れて学園都市で生きることを選択していた。
 学園都市に来た理由は単純だ。
 ただ単に超能力と言うものに憧れを抱いたから、としか言いようがいない。
 かつて、金平糖のつまったビンに心が奪われたように、超能力と言う新たな宝物に目を奪われてしまったのだ。

 能力開発を受け、私は『電撃使い』と分類される事となる。

「御坂さん。こう人さし指と人さし指を向かい合わせて、そこに意識を集中させて……」

 開発を担当する研究員の言葉を思い出しながら、深夜、布団にくるまり能力を行使した。
 
 パチッと小さな弾ける音。

「わっ!」

 一筋の紫電が指の間を駆け巡る。
 瞬時に脳裏に浮かぶ景色。
 暖かい眠りの中で聞いた『満天の星空が大好き』の囁きと彼女の横顔。


「……」

「……」

「……、お星さま、みたい」


 紫電に重ねるのは、空に散らばった無数の金平糖。

 いつか。
 いつか、もっともっと。
 金平糖のような、キラキラひかる星のような光を空いっぱいに浮かべる事が出来るようになれば。
 美琴のお星様。
 美琴の大切な掛け替えのない人達は喜んでくれるだろうか。


「……」

「がんばって、みようかな」


 自他ともに認める愛多き女がこよなく愛するものは、多分、自分でも父でも、勿論、アルコールでもない。
 きっとそれは、金平糖が散らばった満天の星空に違いないのだと、一四になった美琴は今でも信じて疑わない。

 ポツリと呟いた決意こそが、美琴の超電磁砲へとスタートだったと。

 彼女は今にして振り返る。


810 :金平糖の空 [saga sage]:2011/08/26(金) 03:57:04.61 ID:7gczq9xS0
以上です。お邪魔しました。
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 06:03:59.51 ID:9h4T8dEIO

美琴ちゃんかわゆい
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/26(金) 10:32:04.93 ID:f0uJ8CPoo

こういうのはいいな
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [saga]:2011/08/26(金) 12:29:04.55 ID:OwbLXOpAO
投下ラッシュの中1レス


夏休みの暑い中に私、上条当麻は担任から「上条ちゃーんバカだから補習ですよー」との電話にため息を付きながら布団を干そうとベランダに出たら

一方「喉渇いたァ…なァ、コーヒーねェか?」

学園都市第一位がベランダに引っ掛かっていた


上条「一方通行!?背中からこんなに血が!誰がこんな事を!?」

?「うん、俺の未元物質だが」

上条「誰だテメエ!?」

垣根「第二位、垣根帝督だよろしくな」


木原「テメエの右手は能力なら何でも消せるんだろ?だったら能力以外で攻撃すりゃいいだけなんだよクソガキ!」

上条「くそっ…あんたなんで一方通行を狙うんだ?」


黒翼一方「mjd殺dis」

上条「一つだけ答えろレベル5、テメエは一方通行を助けたくはないのかよ?」

垣根「俺はあいつの為なら誰だって殺す、何だって殺す」

木原「あれはAIM拡散力場をベクトル操作で抑えこんでる!くらったらタダじゃすまねえぞ!」


上条「神様、この世界がアンタの作ったシステム通りに動いてるってんならまずは!」

上条「その幻想をぶち殺す!!」


とある科学の一方通行 公開未定!
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/26(金) 12:30:17.77 ID:OwbLXOpAO
以上です
幻想通行って言うのかこれ?
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 18:16:16.46 ID:IQXr/d9co
垣根「お前の為に、生きて死ぬ」キリッ

乙!
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 19:44:30.44 ID:LJPt3BvSO
2レスもらいます

滝壺さんは軽いヤンデレさんだよ☆
フレンダさんが生き返りました!
絹旗ちょーカワイイ!
817 :絹旗「もしも浮気されたら超どうします?」 [sage]:2011/08/26(金) 19:45:42.69 ID:LJPt3BvSO
滝壺「しあげが浮気したら?」

絹旗「はい超そうです」

滝壺「う〜ん」

滝壺「まずはしあげをたぶらかした女を拉致して拘束してから次はしたらダメだよって教えて」

滝壺「その次にその女がベタベタ触ったしあげの皮膚を全部剥がしてから」

滝壺「その剥がした部分にちゃんと塩を擦り込んでまた変な女が近付かないように清めて」

滝壺「一ヶ月の間私だけを見てもらうように私の家に閉じ込めておく、かな?」

絹旗「」ガクブル

絹旗「浜面と麦野、フレンダ、フレメア、黒夜、超逃げてェェェェ」ガクブル
(超ハードですね。そんなに超やる必要ありますか?)

絹旗「あ」
滝壺「今の話もっと詳しく教えて」ゾォォォォォングワァァァァァ

絹旗「ひゃひゃひゃ、ひゃい」プルプルビクビク
818 :絹旗「もしも浮気はされたら超どうします?」 [sage]:2011/08/26(金) 19:48:13.11 ID:LJPt3BvSO
―――――――

麦野「えっ?その日の滝壺……」ビャァァァァァ

フレンダ「結局滝壺は怒らすなって訳」ガクガクガク

フレメア「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」ブツブツ

黒夜「」キゼツ


そしてだれもこの一ヶ月滝壺と浜面を見ていない……

絹旗「皆さん、浮気は超ダメですよ(はぁと」ウインク☆≡
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 19:50:08.26 ID:LJPt3BvSO
以上です。

浜面は愛されてますね
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 19:53:43.53 ID:wl533AwBo
モアイちゃんがライバル四人を生贄にして逃げたように見えるボクは心が汚れてますか?
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 21:45:13.04 ID:xy713JyDO
6レス小ネタもらいます
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:45:48.94 ID:xy713JyDO


打ち止め「ミサカがみんなに好きな動物を聞いていくよ!
ってミサカはミサカは張り切ってみる!」パタパタ

打ち止め「ちなみにミサカはウサギさんかなって
ミサカはミサカは理由は言わずもがなって実はゲコ太と迷ったことを隠してみたり」

打ち止め「それじゃあさっそく行ってみよー!」

▼△▼△

――好きな動物はなんですか?



番外個体「えナニコレ。ビデオ?」

番外個体「はぁ?」

番外個体「好きな動物……ねぇ」

番外個体「[ピーーー]とかかなぁ。あひゃ☆」

番外個体「ちょ何[ピーーー]入れてんのよ」ムス



――放送禁止用語です


823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:46:15.06 ID:xy713JyDO

▼△▼△

黄泉川「好きな動物ぅ?」

黄泉川「んー……家族じゃんね」ニカッ



――それは家族をペットと見ているということでよろしいでしょうか?



黄泉川「えっ」

黄泉川「そういう意味じゃ……って打ち止め? 打ち止め何で離れていくじゃんよ」



――そろそろ次の人に行かないと



黄泉川「ちょっ打ち止」

△▼△▼

芳川「鶏肉ね」

芳川「豊胸効果もあるそうよ」

芳川「……今日の夕食は鶏肉でお願いできるかしら?」

芳川「って愛穂?」



――なるほど。これが餌ということですね?



芳川「え?」

黄泉川「だから違うじゃん!!」


824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:46:41.82 ID:xy713JyDO
▼△▼△

――外in学園都市

――街角調査に繰り出しました



青髪「ん? 何や可愛らしいお嬢ちゃんやね」

青髪「質問?」

青髪「……ふぅむ」

青髪「小萌先生かな」



――それはどういっt



青髪「むしろ人間の雌やね」

青髪「ところでお嬢ちゃんこのあと暇?」

▼△▼△

美琴「あら久しぶり……って走って来たの?」

美琴「息切れしてるわよ」

美琴「えっ好きな動物?」

美琴「んー……ネコかな」

黒子「絶対と言っていいほど避けられますのに」

美琴「うっまぁそうなんだけど」

黒子「ちなみにわたくしはネズミですの」

美琴「ネズミ? アンタ変わってるわね」

黒子「ネズミと言っても黄色い国民的キャラクターのことですわ」



825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:47:08.25 ID:xy713JyDO
▼△▼△

禁書「あれ?」

上条「ん、どうしたインデックス……って打ち止めじゃないか」

上条「急に出ていったとかで一方通行が探してたぞ?」



――それはともかく質問です



禁書「それはともかくって……私はスフィンクスかな」

「にゃあ」

上条「俺はインデックスも飼ってるみたいなもんだしなぁ」

禁書「と、う、ま?」

上条「あ」

禁書「」シャキーン

上条「」

上条「うわっオイやめろってインデックス!」

禁書「やめないかも!」ガジガジ

条「ふ、不幸だあああああっ」



――好きな動物のことなんですけど



禁書「」ピタッ

上条「あ、あれ?」

禁書(好きな……)

上条「インデックスさぁーん?」

禁書()ボンッ

上条「えっちょ真っ赤だぞ!?」

禁書(でででででもペット扱いは気に入らないかも!!)フルフル

上条「大丈夫かインデックス?」

禁書「あ、あうあうあ」カァアア

上条「おーい」


826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:47:35.91 ID:xy713JyDO

▼△▼△

一方通行「オイ探したぞ」

一方通行「あァ? 好きな動物ゥ?」

一方通行「何くだンねェことやってンだ」

一方通行「別にいねェよ」


――……



一方通行「……ンだよ」

一方通行「……」

一方通行「……」チッ

一方通行「敢えて……敢えてだぞ?」

一方通行「敢えて言うなら……ネコだな」ボソッ



――え?



一方通行「……ネコですゥ」



――えっ何聞こえない



一方通行「ッネコっつってンだろォが!!」



――ありがとうございました(笑)



一方通行「……チクショウ」




827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/26(金) 21:48:01.81 ID:xy713JyDO

▼△▼△

一方通行「で、満足したかァ?」

打ち止め「とりあえずはってミサカはミサカは元気よく答えてみる!」

一方通行「はン……」

打ち止め「あっネコだよ! ってミサカはミサカは発見してみたり」ニャア

一方通行「……」

打ち止め「……」

一方通行「……」

打ち止め「近付いてきてもいいんだよ? ってミサカはミサカはニヤニヤした口を隠しながら提案してみる」

一方通行「だから答えたくなかったンだよクソッタレェ!!!」

御坂妹「あ、見た目に反してネコが大好きな一方通行ではありませんかとミサカは偶然現れます」ヒョッコリ

一方通行「何さっそく情報流してンだクソガキィ!?」

打ち止め「ごめんなさいにゃあってミサカは猫口調で謝ってみたり」

一方通行「」

御坂妹「あざといですにゃあ上位個体とミサカは便乗します」

打ち止め「にゃーん」

御坂妹「にゃん」



おわれ

828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 21:49:23.08 ID:vERqHlQZo
一方さん猫の会話妄想してたもんな・・・
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 21:49:25.11 ID:xy713JyDO
オチなんて無かったんだ
おわり
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 21:55:41.55 ID:+C7D8X040
乙。一方さんカワイス

あと関係ないんだが
▼△▼△
↑土御門に見える
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 23:09:43.40 ID:IQXr/d9co
うん、さすがにみえない
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 23:27:59.55 ID:vERqHlQZo
むしろどういう考えでいたったか気になる
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/26(金) 23:28:21.34 ID:xy713JyDO
わからなかったが▼がサングラスってことかなるほどな
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 00:15:32.38 ID:x2w1p04DO
なら1番右の△は中指立ててるように見える
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 00:20:45.20 ID:eUZxPrqIO
お前らがどうやって脳内変換してるのか一回脳みそ覗いて見てみたいわww
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 00:54:16.27 ID:h4AaZy/O0
私だって頑張った、頑張ったんですよ!土御門のAA探して!でもだめだった。駄目だったんですよ。どうしても両目が▼になっている土御門のAAが見つからなくって……

参考までに10分間で探した土御門のAA張る

   ._、、,._
.   、ゞ゙ 、`ヾ,
.   1 ,vヘwぃゞ
    'ヘ(l▼ヮノ゙
   <[^l。l^}⊃\△ヘ
     〈_ノ-|,}
     .|,_|,_|

まあまあ似てるか……
これ以上はAAスレでやることですね。
>>827猫耳妹達可愛いです
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 01:32:41.18 ID:Vzjqk+/DO
一方通行のキャラソンまだ聞いてないんだが
そんな酷いの?
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 01:56:00.19 ID:sbPNsV6X0
>>837一度聞いてみるべし。確実に笑う。
場合によっては爆笑するレベルです。・・・歌詞がwwwwwwww
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 03:05:29.19 ID:hnuPEBdDO
ブ チ こ ろ し か く て い ね ェ
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 03:12:12.45 ID:Vzjqk+/DO
thx朝聴いてみる

設定スレを見てて萌えたので小ネタ1レス




禁書「とうまとうま! ここに立ってほしいかも」

上条「おー?」テクテク

禁書「」フンス

上条「で何の用だよ」

禁書「め、目をつむってほしいんだよ」

上条「え、あ、あぁ」ツムリ

禁書「」ゴクリ

禁書「……」ツマサキダチ

上条「……」

禁書(と、届かないんだよ!)グイーッ

上条(えー…っと)ウスメ

禁書(うーっ)グイイーッ

上条(……)カガム

禁書「え?」

上条「……その、ですね。……これで届くだろ?」

禁書「あ、う、え」カァアア

上条「……」

禁書「……うん」

チュッ

禁書「えへ」ニヘラ

上条「……」テレ



おわり
15~16歳であろう150に届かないインデックスさんはロリに入りますか
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 06:19:56.70 ID:Qv+pjfR1o
ちんまいインデックスがニョキニョキとローラサイズにまで成長するかと思うと胸熱
成長痛が酷そうだけど
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 08:38:15.25 ID:qdUQPi9t0
ローラは半世紀掛けてあれだけ伸びたという噂もある
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 09:56:40.49 ID:8FjFHDNIO
年輪乙
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 11:56:33.67 ID:Vzjqk+/DO
一方さんのキャラソン聴いたら爆笑どころか顔ポカーンだった
ぜんぜん 気持ちいぜー ってどういうことなの
俺アニメは見てないんだが、案外声が少年らしいんだな
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 13:40:24.47 ID:tmf91c9SO
アレは聞いててなんかこっちがこそばゆいと言うか恥ずかしいと言うか…
MNWでネタにされるのが目に浮かぶわ
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 16:10:00.31 ID:OoR3BO7u0
>>840

女性の身長は15歳でほぼとまるしイギリス人は知らんけど日本人なら145~150pはそこそこいる
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/27(土) 18:54:46.64 ID:+7l8pluc0
学園都市の北東には、今は廃れきった蒸気機関が使用され、古き時代の足跡を大きく残す学区が存在している。
およそ現代と似つかない西洋風建築の家が立ち並び、各所にゴシック建築を思わせる教会が存在しているこの学区には、
もはや科学と呼ぶには少々足が遅すぎる類の研究を行う者が集っている。
石畳の敷かれた、整備がされているにも関わらず古めかしさを感じさせる道はフランスの街路を連想させ、
ここが日本、まして学園都市の内部である事を忘れさせる程であった。
私こと、上条当麻がこの第十九学区に足を踏み入れ、その石畳を歩く事になったのは同居人の突飛な一言が原因だった。
この同居人ことインデックスという少女は、しばらく前に奇妙な出会いをしてからの相棒とも言える存在で、
類稀なる理由により出会ってから八日間ほどの記憶が存在していない物の、
自分にとって大事な存在である事は疑いようも無い事実になってしまっていた。

十九学区の蒸気機関の研究って文字だけで西洋風の町想像してここまで書いたけど
やっぱりありえなすぎてそっとメモを閉じた
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/27(土) 18:57:20.38 ID:+7l8pluc0
学園都市の北東には、今は廃れきった蒸気機関が使用され、古き時代の足跡を大きく残す学区が存在している。
およそ現代と似つかない西洋風建築の家が立ち並び、各所にゴシック建築を思わせる教会が存在しているこの学区には、
もはや科学と呼ぶには少々足が遅すぎる類の研究を行う者が集っている。
石畳の敷かれた、整備がされているにも関わらず古めかしさを感じさせる道はフランスの街路を連想させ、
ここが日本、まして学園都市の内部である事を忘れさせる程であった。
私こと、上条当麻がこの第十九学区に足を踏み入れ、その石畳を歩く事になったのは同居人の突飛な一言が原因だった。
この同居人ことインデックスという少女は、しばらく前に奇妙な出会いをしてからの相棒とも言える存在で、
類稀なる理由により出会ってから八日間ほどの記憶が存在していない物の、
自分にとって大事な存在である事は疑いようも無い事実になってしまっていた。

十九学区の蒸気機関の研究って文字だけで西洋風の町想像する→それならコズミックホラー風に
そして詳しく調べた俺はそっとメモを閉じた
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/27(土) 18:58:08.77 ID:+7l8pluc0
しかも連投した
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 19:12:03.84 ID:krjuSTWwo
ならば連載しろ
851 :まずは、そのふざげた幻想を…… [saga sage]:2011/08/28(日) 00:25:00.46 ID:rjpaxFOr0
上条:「こっからこれを含めて3レスもらうぜ」
上条:「これはPSPで書いているから3レスしか溜められないんだ」
上条:「それにSS初挑戦だからキャラが崩れてたり、ミスが多いかもしれないぜ」
上条:「ギャグのセンスがないからって責めないでくれよ」
上条:「だけどいいぜ、もしここまで読んだ上でまだ罵るって言うのならば」
上条:「まずはそのふざけた幻想を」

上条:「ぶち殺す!!!」

上条:(決まった!!)

ってな訳でお願いします
852 :まずは、そのふざけた幻想を…… [saga sage]:2011/08/28(日) 00:31:03.20 ID:rjpaxFOr0
第一位 一方通行 編
ーーーーー
一方通行:「くかかかか、来たぜェ俺の時代がァ」
一方:「前々からずっとなに言うか考えてたンだァ」
木原数多:「なに騒いでんだクソガキィ!!この前の事は覚えてんだろうなぁ!!」
一方:「木ィィィ原くゥゥゥゥゥン!!なに吠えてやがンですかァ?それは三下が吐く台詞だろォがァ」
木原:「なに言ってやがる!?同じ暗部でも組織の下っ端とその屑共をまとめあげるリーダー。これがてめぇと俺の差だ!」
一方:「はァ!?やっぱてめェは三流の悪党だなァ」
木原:「!?」
一方:「確かに暗部はクソ野郎ォ共だ。でもよォ」
一方:「だからって殺していい理由なンかにはならねェンだ!!」
木原:「暗部のクソ共は恐怖で支配するのに限るんだよ」
一方:「いいぜェ、てめェが自分の仲間すら大切に思えねェンなら」
一方:「まずはそのふざけたベクトルをォ」
一方:「ぶ ち 殺す!!!」
一方:「あはひゃひゃひゃひゃいいねいいねェ、最ッ高に飛ンじまいそォだァ!!」自転パンチ
木原:「響かねぇぞクソガキィ、なんたって俺は今ゴーストボディーだからなぁ」
一方:「圧縮圧縮ゥ」
木原:「ちょ、おまっやめっ」
853 :まずは、そのふざけた幻想を‥‥ [saga ]:2011/08/28(日) 00:47:46.70 ID:rjpaxFOr0
木原:「なーんてn」ボカーン
一方:「粉塵爆発って聞いた事はあるだろォがァ空気中の塵を集めまくればできなくはねェ」
木原:「ゲホゲホッ、粉塵爆発は俺が教えたんだろうがぁ」
一方:「じゃあ、次ィ。熱膨張はしってンのかァ木ィ原くゥゥゥン?」
木原:「それはてめェのじゃねェアホかっ」
一方:「ア、アホ?あ、あ、hd違gse efte俺ps」
木原:「え、ちょっと‥?」
一方:「inbf殺wq」
木原:「ばいばーいきーんっ」

打ち止め:「もし、あの人がヒーローさんだったら絶対18禁じゃ済まない気がするってミサカはミサカは予測してみる」
番外通行:「学区一つ滅ぼしかねない勢いで戦ってるたもんね」
打ち止め:「ところであの人は誰と戦っていたのってミサカはミサカは訪ねてみる」
番外個体:「最近調整受けてないからミサカには見えないや」
打ち止め:「じゃああの人は誰と戦っているの?」
番外個体:「数年後には痛かった自分と戦う事になるさ」
打ち止め:「ふーんってミサカはミサカは納得してみる」

一方:(決まった。俺カッケー)

おしまい
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [saga]:2011/08/28(日) 00:54:03.60 ID:rjpaxFOr0
途中で全部内容が消えたり
いつもの癖でsageてたり
なにやってんだろ俺って思ったりしました。

やっぱPSPからその場で溜めて一晩置かずに出したネタは黒歴史決定ですね
もし、読んでくれている方がいたら感謝します。
甘過ぎなくて優しすぎるアドバイスまってます。

それではすみませんでしたm(。。)m
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 01:16:08.89 ID:La10l3ZDO
おつ
台詞と台詞の間は一行空けた方が見やすいよ
あとこれは別にいいし批判とか注意でも何でもなく
名前:「」
ってしてる人はじめてみた
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/28(日) 02:01:04.07 ID:rjpaxFOr0
>>855 ありがとうございます。
次から1行ずつあけます。

あと、なんか文の形が変だなっておもってたらそれでした
以後気をつけます。
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/28(日) 02:13:44.98 ID:rjpaxFOr0
こっからも練習としてここ使っても大丈夫ですかね?
イタチだったらごめんなさい
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 02:58:29.71 ID:TPlv1lm50
>>857
過度の自虐や謙り過ぎる態度は見てて不快になる人もいるから注意で投下する以上は批判も有り得る
age sageは推奨であって強制ではない
ネタ自体は結構ベタで悪くないから細かな所を修正すれば見やすくなると思う
総合のルール守ってれば余程ポカしない限りは問題ないよ
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/28(日) 04:41:38.88 ID:77dBdCuAO
深夜のテンションで久し振りに書いた。10レスくらい。見直しとかしていない
そういや銀魂にもこんな感じのあったなってことで途中ちょっと銀魂ネタ入ってる
投下!
860 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:42:35.91 ID:77dBdCuAO
一方通行「……? 僕が壊れた? 何を言っているンですか?」

上条「いや、いい。うん……悪かった」

一方通行「えっ、急に謝られでも困りますよォ! どうしたンですか?」

上条「うっ……本当にすまなかった一方通行! 悪気は無かったんだ! 頼む、許してくれ……」

一方通行「ええっと……よく分かりませンけど気にしてませンよ?」

上条「うう……」

御坂「おいっすー……て、げ」

一方通行「あ、こンにちは御坂さン」

御坂「……一方通行。悪かったわ……ほんと、どうすれば……」

一方通行「え、えェ、御坂さンまで……ほンとに何があったンですか?」

上条・御坂「すみませんでした……」

一方通行「えっ……ま、まさか打ち止めの身に何か……」

上条「! (もしかすると……)」

一方通行「…………」

御坂「!! (怒りの波動に目覚めて元に戻るかもしれないわ!)」

一方通行「ど……どォしよう……打ち止めの身に何かあったら僕、僕ゥ……」ぐす

上条「なんでそこで泣くんだよぉおおぁ!!」

御坂「ここは「そいつぶっ殺す!」ってキレる場面でしょーがぁああ!!」
861 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:43:04.68 ID:77dBdCuAO
 遡ること数日前

上条「一方通行っていつもブラック飲むよな」

一方通行「あァ? ……好きなンだからイイだろォが」

上条「へえ……そんなんじゃ体に良くないぞ?」

一方通行「オマエには関係ねェだろ」

上条「いやぁ、あるんだよな、それが」

一方通行「あ? おォ!?」

御坂「悪いわね、両手は封じさせてもらったわ!」

一方通行「オマエ、後ろの座席に……チィ!」グッ

土御門「おおっと、足は封じさせてもらうにゃー! 机を蹴りコーヒーをカミやんにぶつけて、超電磁砲の動揺を誘おうなんてさすがだぜぃ!」

一方通行「土御門ォ……机の下に隠れてやがったかァ!! クソ、」スッ

上条「上条さんは首を固定させてもらいますよ! ソファに電極を押し付けられたら困りますからね」

御坂(アイツの顔が近くにアイツの顔がアイツの顔が)ギュー

一方通行「いだだだ! ……クソったれ、オマエら何のつもりだァ!」

上条「いや、別に痛みつける訳じゃないって」

御坂「かわいい妹の頼みとあっちゃ断れないわよねー」

土御門「なんだか面白そうだからにゃー」

一方通行「土御門殺す。今すぐぶち殺す。離せ、離せェ!!」
862 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:44:20.15 ID:77dBdCuAO
打ち止め「じゃっじゃーん! ミサカ登場ってミサカはミサカは床下のタイルを捲りながら参上してみる!」

一方通行「どこに隠れてンだオマエはァッ!?」

打ち止め「その人たちを怒らないであげてねってミサカはミサカは先に言ってみたり。
みんなミサカのお願いを聞いてくれただけなんだからってミサカはミサカは説明してみる」

一方通行「……おい、待て。近寄るな」

打ち止め「そんな酷いよってミサカはミサカは涙を拭く仕種をしてみる……」

一方通行「あァ、分かった。近付くなとは言わねェ……ただその両手にあるモン捨てて来い」

打ち止め「え? なんのこと? ってミサカはミサカは両手にある砂糖とケーキを隠しつつ尋ねてみる」

一方通行「言ってるゥゥ! 確実にオマエ言ってるゥゥうう! 止めろ、離せ、離せオマエらァァアアア!!」

打ち止め「はい、あーんってミサカはミサカは満面の笑みであなたにケーキを突き付けてみたり」

一方通行「ぐゥ!! ンが、ぶゥえ、ゥ、ンンンォォおおおおおおおおお!!!」

打ち止め「コーヒーばかりじゃなくてたまには糖分も取らないと体に悪いよってミサカはミサカは伝えつつ……砂糖いっぱいのコーヒーをあなたの口に流し込んでみる」

―――
――
863 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:44:47.65 ID:77dBdCuAO
土御門「……一方通行」

一方通行「あ、土御門さン。どうしたンですか、そンな神妙な顔で……」

土御門「……俺を」スッ

一方通行「ちょ、何勝手に電極付けて」カチッ

土御門「殺さないでくださーっい!!」ガツゥン!

一方通行「ちょォ!? 何頭突きしてるンですか、大丈夫ですかァ!? きゅ、救急車呼びましょうか!?」

土御門「…………」ニヤリ

上条(!! あれは……)

御坂(自ら攻撃を食らっておくことで、一方通行が正気に戻ったとき「オマエはもうイイや」と言われるための布石……!)

上条「……お、俺だって」

御坂「! ば、バカッ!」

上条「殺されるくらいならぁあー!!」ブンッ

一方通行「大丈夫で……へっ? ぐはァァアアア!!?」バキィッ

上条「あっ、右手」

御坂「……当麻。あなたのことは忘れないわ……」

上条「やめてえええ!! さらっと死亡確定にしないでええええええ!」

一方通行「…………」ムクリ

土御門(! まさか今の衝撃で……)

上条「い、いや違うんだ一方通行、今のは……」

一方通行「……なンかァ……すみませンでした……」ぐすっ

全員「えっ?」
864 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:45:15.08 ID:77dBdCuAO
一方通行「よく分かりませンがァ……僕が何か気に入らないことしちゃったからァ……殴られたンですよねェ……」ヒック

上条「え……いや、その」

土御門「……カミやん」

御坂「最低ね……」

上条「テッ、テメェら汚ねえぞ!?」

一方通行「上条くンのォ、ヒック、……気が済むまでェ殴ってもらってもォ……ぐすっ……大丈夫ですからァ……」

上条「……ぅ、……おおおおおおおおおおおおおおお!!」ドガッバキッ!

土御門「!? 何やってるんだカミやん、壁に本気で殴りかかるなんて!」

御坂「あんた、右手が潰れるわよ!?」

上条「メッ!! この子はぁッ! 勝手に人を殴りつけやがって、お仕置きだ!! このッ、この!」バキッドガッ!

土御門「やめろカミやぁん! 幻想殺しが!!」

上条「はぁッ……はぁッ……一方通行」

一方通行「ひ、はひ!」

上条「いや……一方通行さん。あんたを殴ったこの右手はちゃんと俺がお仕置きしましたから。
俺からも謝ります。すみませんでした! ほら、テメェも謝れ!」右手ペコ

土御門(なんという……!)

御坂(責任転嫁……!)
865 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:45:43.34 ID:77dBdCuAO
一方通行「や、やめて下さいよォ……頭を上げて下さい……」

上条「はいっ! すみませんでした!」

土御門「……お疲れカミやん」

上条「ああ……これで俺も助かった」

土御門「これで一方通行の矛先は……」ジッ

御坂「え? 私!?」

上条「……御坂。お前ってよく喧嘩売って来るけど、楽しかったよ……」

御坂「ちょ、そんな! わ、私だって生きたいわよ!!」

土御門「残念だが……」

御坂「そうよ! 閃いたわ!!」

上条「お、おい御坂!? どこ行くんだよ!」

土御門「行っちまったにゃー」

一方通行「……あのォ」

上条「はいぃッ!」

土御門「何かご用でございますか一方通行さんいや一方通行様ッ!」

一方通行「そンなに畏まらないでくださいよ……お腹が空いたから、ご飯でもどォですか?」

上条「是非!! この上条当麻、一方通行様、いや、一方通行閣下の護衛を無事果たしてみせますっ!!」

土御門「一方通行閣下、いや、一方通行伯爵のためならばこの土御門元春地獄までお供しましょう!」

一方通行「いや一方通行でイイです。……取り敢えず行きましょォ」
866 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:46:11.04 ID:77dBdCuAO
上条(……おいこのファミレスって一方通行にケーキと激甘コーヒー飲ませた場所じゃねえか……)

土御門(ん……ありゃあ、)

打ち止め「一方通行が三千二十一匹、一方通行が三千二十二匹、一方通行が三千二十三匹、一方通行が三千二十四匹……」ウヘヘ

上条「打ち止め……まだここにいたのか……」

土御門「一方通行の変貌っぷりにショックを受けすぎて、地縛霊みたいになっちまってるぜよ……」

一方通行「あ、打ち止めさン。こンばンは」

打ち止め「うへ? ああ、イッポーツーコーさんじゃないですかそれに上条さんも土御門さんもこんにちはミサカはミサカは返す」

上条「言語機能が軽く壊れてるじゃねえか……」

土御門「予想以上の壊れっぷりだにゃー……」

打ち止め「店員さんコーヒー追加ブラックでってミサカはミサカはミサカはコーヒーまじうめえぶっはーぉえっ……」

一方通行「だ、大丈夫ですか打ち止めさン……コーヒーをそンなに飲ンで、体に良くありませンよ?」

打ち止め「あー? イッポーツーコーさんも飲むかぁ? 飲めないなんて言わないよね私のコーヒーが飲めねえってかゴルァってミサカはミサカは!!」

一方通行「い、いや……遠慮します」
867 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:46:39.67 ID:77dBdCuAO
上条・土御門「!!」

上条「おい土御門……」

土御門「ああ……一方通行は嫌いなモノを無理矢理食わされて人格が変わった。ならば或いは……」

上条「待て、確認しておこう。……一方通行、コーヒーは嫌いか?」

一方通行「あ、嫌いと言うか……ちょっと、苦手で。すみませン、飲めなくて」

土御門「決まりだにゃー! あの答え方は確実にコーヒーが嫌いなんだぜい」コソコソ

上条「そうか! じゃあ早速……いや待て土御門」

土御門「……今俺も思ったにゃー」

上条「このまま一方通行を元に戻せば……下手すりゃ殺される……」

土御門「ああ。確かに俺らは一方通行が正気に戻った時のため色々手は打った……だが、あの一方通行だ。
あれだけで許されるとは限らない」

上条「…………」

土御門「…………」

打ち止め「イッポーツーコーさんってば肌も髪も白いねってうちの一方通行も同じくらい白いんだから
……あ? やんのか? うちの一方通行まじ白ぇぞ? 白すぎて兎とか目じゃねっからな? お?」

一方通行「あ、あはは……それは凄いですねェ……」
868 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:47:06.37 ID:77dBdCuAO
上条「……なんだかんだで打ち止めも楽しそうだし」

土御門「一方通行もまともな訳だから……」

上条・土御門「……二人にはこのまま幸せになってもら」

「チェストー!!!」ドッカァ!

全員「!?」

御坂「一方通行はいるかァー!!」

上条「み、御坂!? その大量の紙袋はなんだよ!?」

御坂「決まってるでしょ! 缶コーヒーよ、もちろんブラックのね!!」

土御門「ま、まさか超電磁砲! やめろ!!」

御坂「ほら一方通行、これアンタの大好物よね!? 私こんなにいっぱい買ってきたから、好きなだけ飲みなさいよ!!」

一方通行「え、いや、コーヒーはがぽォ!?」

御坂「あら遠慮しないで私が飲ませてあげるからほら一気一気一気一気」

一方通行「ごぱァッ! ま、ンぉあああ!! ごぷっ、げぶゥ!」

御坂「あんなヤツと違って私使えるわよねー!! アンタ、大好物飲み放題よ!? それに比べてアイツらときたら」グッグッ

一方通行「おぼォ!! こひゅッ、かはッ!! だ、だずぐぷゥ!!」

御坂「ほらほらまだまだあるわよいっぱい飲みなさいよねえコラァ!!」

一方通行「うっ……ぷ、おェッぶゥウウウウウウウウウウウウウウ!!」
869 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:48:18.39 ID:77dBdCuAO
御坂「きゃっ!? ちょっと、何噴水みたいなことしてん……の……よ?」ガシッ

一方通行「あァ…………」カチッ

御坂「え、一方通行? 何してるのよ! 私はアンタの大好物好きなだけ飲ませてあげたじゃない!!」

一方通行「スゲェ感謝するわ……礼と言っちゃなンだがよォ、残りの缶コーヒーは全部オマエに飲ませてやるよ……」

御坂「え、ちょがふぅ!?」

一方通行「こ、けかきけくこかきけくかきかかかかかか!!! コーヒーを注入、注入注入注入ってなァ!!」

御坂「んごぉお!!!」タップンタップン

一方通行「……土御門ォ」

土御門「はい一方通行大魔神様!!」

一方通行「……頭突きしてコイよ。今ならそれだけで許してやるぜェ?」

土御門「!! 悪りぃなカミやん、俺は一抜けさせてもらうぜ!」

上条「つ、土御門テメェ! ズリィぞォォおおお!!」

土御門「はっはっは、土御門さんの額は頑丈なのでスッ」バシューン!!


チュドーン!!
チュドーン!!
・・・!!
…!!
!!

一方通行「あァいっけねェ。ミスったわァ」

上条「」

一方通行「そうそう、上条。オマエは悪くねェよな」

上条「え!?」

一方通行「悪りィ子は……オマエの右手だったよなァ……」

上条「えっ……いや、その」

一方通行「俺からも……お仕置きしてやるよ」ニタァ







ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
870 :上条「一方通行に糖分取らせたら壊れた」 [sage saga]:2011/08/28(日) 04:49:45.51 ID:77dBdCuAO
以上で終了。なんで書いたかもわからねーようなネタだけど書いてて面白かったからまあいいや

ありがとうございました!
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 04:57:08.04 ID:Md1LQn8Wo

そうかぁ一方さんに甘いものを食べさせると気弱になるのかぁ…
辛いものの場合はどうなるんだね?
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 06:11:08.91 ID:fmmDhy6AO
乙wwwwww
辛いもの、かぁ…
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/28(日) 06:29:32.36 ID:fmmDhy6AO
という訳で1レスやるよ!
時事ネタ有

一方「やめろォ!」

上条「不幸だあ!」

イン「しょうがないんだよあくせられーたの能力封じるにはとうまの右手をくくりつけるしかないんだよ」

神裂「そして私が上条当麻を聖人パワーで押さえつければ完璧です」

ステイル「ではこの超激辛大根おろしを鼻に」

一方「オイ待てそれ食わせるじゃねェがァァァァァァ!!」

上条「暴れるなよ一方通行!」

イン「眠気が酷いのでなんとかしてくれって朝早くからうちに来たあくせられーたの頼みを聞いただけなんだよ!」

一方「オーズ最終回見逃す訳には待って梅干しやめてギャアァァァァァァ!」

神裂「辛いと酸っぱいは別物だとは思いますがまあ仕方ないですねだって久々にあの子と一つ屋根の下でお泊まり出来て一緒のベッドに眠れた至福の時を邪魔されたんですからこのど素人が」

ステイル「君はまだいいよ僕なんて上条当麻と一緒に風呂場でお泊まりだよでもまああの子の寝顔を見て賢者への道を模索中に乱入なんて絶対に許さないけどね」

上条(駄目だこの魔術師ども早くそげぶしないと)

イン「あくせられーた?」

一方「」

へんじがない
ただのもやしかばねのようだ
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 06:30:27.53 ID:fmmDhy6AO
以上です
先週寝落ちしたからこうなった、反省はしている
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/28(日) 07:15:54.86 ID:C+6lHExAO

もやしかばねに吹いたwwww
そして早起きの理由が俺と同じだった
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 08:36:15.57 ID:fmmDhy6AO
映児と比奈とアンクが上条さんと美琴と一方さんにダブって見えたのは俺だけでいい…
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 09:13:33.07 ID:Gwo+fstAO
もやしかばねww
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [saga saga]:2011/08/28(日) 12:13:54.37 ID:8G8eAfKa0
2レスもらいます。時系列なんてなかった




上条当麻は後悔していた。

飲まなければ良かった、目を覚まさなければ良かった、と。

上条の住む部屋は本来、学校に通い勉学に励む健全な学生の為にある寮の一室である。
だが今、その部屋はまるで嵐が通り過ぎたかのようになっていた。

床には大量のチューハイやビールの缶、『現実殺し』と、でかでかとラベリングされた日本酒などビン

が転がっている。
勿論中身は殆ど空になっているようだ。

「酒くせぇ……うぇっぷっ」

気分も悪く頭が痛い。明らかに二日酔いである。

空缶やビン以外にも、食べかけのつまみ(の残骸)やらこぼれた醤油、開封され少し減っているスフィ

ンクスの猫缶にぶちまけられた菓子袋。
どこぞの教師の部屋もここまで酷くはなかったはずだ。

上条はさらに視線だけを動かす。

まずはベッド。
浜面がにやにやした顔で「ぅへへ滝壺ぉ〜…」などと寝言を言いながら、酒瓶を抱え爆睡している。
彼が酒を部屋に持ち込みこの惨状を招いた張本人である……と言いたい。
自分もそれに乗ってしまったことは残念なことに事実なのだ。あと服を着ろ。

次に窓際。
一方通行が右手に携帯電話、左手に我が家の電話の子機を握り締め、うつ伏せに倒れている。
顔は見えないし寝息も聞こえなくて少し怖い。
近くには吐いた後もある。誰だよ。あとそのセーラー服どっから盗ってきた。

昨日の夜の記憶はおぼろげだが、何があったのか思い出したくない。酷すぎる。

飲み始めた時はまだインデックスもいたような気がする。
逃げだしたのだろうか。懸命な判断である。子萌先生のところに行ってたら後で確実に説教を貰うだろ

う。

この状況を打開しようにも自分は動けない。理由は冷蔵庫にがっちりと縛り付けられているから。腕が

痛い。
ちくしょう。

「……不幸だ」

酒臭い口でそう呟きため息をつく。頭からころんと、インデックスのフードが落ちた。
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage saga]:2011/08/28(日) 12:16:07.36 ID:8G8eAfKa0
うわなんか段落おかしくなってますね。すみません。フィーリングでお願いします
ありがとうございました
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/08/28(日) 15:02:30.82 ID:eI6bOByd0
現実殺しにワロタ
あと小萌な

881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 15:54:19.25 ID:Z0tNNOKz0
1レスだけ投下。30分待つ必要ないです
こんな上琴もありじゃないかなーとか妄想

美琴『わたしメリーさん……今あなたの後ろにいるの……』上条「はいはい」

prrrr……

上条「ん? 美琴からか……もしもし」

美琴『私メリーさん……今、日本にいるの……』

上条「非通知にし忘れてるぞ」

美琴『……!!』プツッ

上条「ふー……さて、寝るか」

prrrr……

上条「……はい」

美琴『私メリーさん……今学園都市にいるの……』

上条「そうか」プツッ

prrrrr……

上条「もしもし……」

美琴『私メリーさん……今第7学区にいるの……』

上条「夜遅いんだから気をつけろよ」

美琴『……!! ……、!!』プツッ

prrrr……

美琴『私メリーさん……今、あ、あなたの寮の前にいるの……』

上条「おいっす美琴」ガチャッ

美琴「ッ〜〜〜!?」ビクゥ!

上条「扉の前にずっといたんじゃ寒かっただろ? 取りあえず入れよ、暖かいモン入れるからさ」

美琴「…………うん」
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 15:56:13.90 ID:Z0tNNOKz0
読み直したらなんか呆気なかったな・・・
ここから色んな都市伝説に取り付かれる美琴とそれを軽くあしらう上条を妄想してひとりでにニヤニヤしておこう
ありがとうございました
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 15:57:53.24 ID:95NOZQpDO


うん
続き書いて下さいな///
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 15:59:49.62 ID:fmmDhy6AO
やだこの美琴アホかわいいwwwwww

あと…「あなたの後ろにいるの」は最後に言うんだよ
最初に言っちゃ…美琴アホかわいいwwwwww
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 16:16:12.04 ID:Z0tNNOKz0
続き適当に書こうと都市伝説のネタを集めていたらめっちゃ怖かった俺を慰めてくれ・・・
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 16:24:48.36 ID:3yWZzSESO
>>885
とおりゃんせを聞くといい
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/28(日) 16:43:00.58 ID:fk+O7zbAO
定番。ベッドの下にいる女。

そーいや夏なのに怪談ネタが全然ないね
都市伝説系と怪談の違いがイマイチわかんないけど
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/28(日) 17:17:13.44 ID:YXB9B5HTo
>>885
かごめかごめもいいぞ
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 17:45:56.91 ID:fmmDhy6AO
>>888
姫神がアップをはじめたようです
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 18:02:58.94 ID:Z0tNNOKz0
こんな程度しかかけなかった。投下
891 :美琴「わたし……きぃれえい゙ぃ?」上条「どっちかというとかわいい」 [sage]:2011/08/28(日) 18:03:35.59 ID:Z0tNNOKz0
美琴「ねえ……」

上条「ん?」

美琴「わたし…………き、きれい……?」

上条「どっちかというとかわいいです」

美琴「……!! じゃ、じゃあ…………こぉれでえもぉ!?」スッ

上条「口紅失敗したのか。やっぱりかわいいな」

美琴「…………」カァッ

上条「ほら、拭いてやるからこっち向きなさい」

美琴「……うん」コクッ
892 :上条「ベッドの下にいると埃まみれになるぞー」美琴「……」ケホッケホッ [sage]:2011/08/28(日) 18:04:10.41 ID:Z0tNNOKz0
上条「ふいー……ただいまっと」

「…………」

上条「おい美琴、ベッドの下にいると埃まみれになるぞー」

美琴「!?」

上条「後そこ、この前ゴキブリが逃げてたような」

美琴「〜〜〜ッッ!!!」バッタンドッタン!!

上条「あーあ。髪の毛が埃まみれだぞ」

美琴「……ヒック……うぇ……」ぐすっ

上条「泣くな泣くな、冗談だって。ほら、シャワー貸すからさ」

美琴「……う、ん……」ぐす
893 :美琴「うーッ……!!」ガルルル 上条「お手」 [sage]:2011/08/28(日) 18:04:47.68 ID:Z0tNNOKz0
美琴「アンッ!! ワンッワンッ!」

上条「お手」

美琴「う〜……グルルルル……!」

上条「お手」

美琴「う……ワンッ!」

上条「お手」

美琴「…………わん」ソロ~……ぽん

上条「よくできました」ワシャワシャ

美琴「……くぅ〜ん」テレテレ
894 :上条「あっついなぁ……上だけでも脱ぐか」美琴「……!!?」ジー [sage]:2011/08/28(日) 18:05:16.80 ID:Z0tNNOKz0
上条「ふいー……こうも暑いとさすがに参るな」

「……」

上条「上だけでも脱ぐか」パサッ

「!!」

上条「ところで御坂」

美琴「……!?」

上条「タンスの壁をくりぬかれるとさすがに困る」

美琴「…………ごめんなさい」

上条「うん。よし」
895 :美琴「引きずるッ……ぞ……っ!!」グッグッ 上条「おー頑張れ」 [sage]:2011/08/28(日) 18:05:46.09 ID:Z0tNNOKz0
上条「ふー」

美琴「ぐ……このっ、!」グッグッ

上条「頑張れ」

美琴「引きずって……やるぞぉ……!!」グ~

上条(んー……たまには引きずられてやっても……)

美琴「ぐうう……きゃっ!?」ズザザザー

上条「おい美琴!! あっこに5分しか開店しない伝説のクレープ屋さんがあるぞ!! 急ごうぜ!!」ズリズリズリ

美琴「やっ、わ、私が引きずるの……!」ズザザザー
896 :美琴「テケテケテケテケテケ」上条「歩けよ」 [sage]:2011/08/28(日) 18:06:12.92 ID:Z0tNNOKz0
美琴「テケテケテケテケテケ……」

上条「歩けよ」

美琴「テッ…………」

上条「足あるだろ」

美琴「…………」スクッ

上条「いい子いい子」ナデナデ

美琴「……!」ニヘラ
897 :美琴「…………」ゴンッ、ゴンッ 上条「壊れる壊れる、テレビ壊れるって」 [sage]:2011/08/28(日) 18:06:41.63 ID:Z0tNNOKz0
上条「テレビでも点けるか」ピッ

上条「……」

美琴「……ぁ……あ……」

上条「……最初っからドアップですか御坂サン」

美琴「……。……ああぁ……あっ」ガツンッ

上条「つっかえてる。超つっかえてるよ」

美琴「……んっ! オラッ! こなくそォッ!!」

上条「壊れる壊れるテレビ壊れる」

美琴「…………」ゼーハー……

上条「……反省しなさい。電源オフ」毛布バサッ

美琴「!?」フガフガ
898 :上条「こっち男子トイレだぞ」美琴「……!!?」カァッ [sage]:2011/08/28(日) 18:07:11.51 ID:Z0tNNOKz0
上条「ふー……暑い暑い」ジー

上条「水分取りすぎたかな」ジョロロロロ

「…………」

上条「ここ男子トイレだからな?」

美琴「!!?」カァッ

上条「さすがに上条さん怒るぞ」

美琴「……!!」ドッタンバッタン!!

上条「おい個室で暴れるなって……」

ボッチャーン!

「えっぐ……ふぇ……」ぐすっ

上条「便器に突っ込んだからって泣くな! あーもう……」ジー

美琴「うぇ……ぁ、」

上条「ほら……帰るぞ」

美琴「…………うん」コク
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 18:08:23.65 ID:Z0tNNOKz0
途中から都市伝説成分が消えたのは内容をよく読めないからだったりしたりしなかったり
夏の怪談だってのにこの二人はお暑いね
おわり。
ありがとうございました!
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/28(日) 18:47:17.03 ID:fmmDhy6AO
ちくしょう美琴アホかわいいですのちくしょうwwwwww
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/28(日) 19:23:47.47 ID:rjpaxFOr0
かーわーいーいー 乙
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 19:42:37.95 ID:OEU4AwwDO
そろそろ次スレだな
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 20:45:37.80 ID:3yWZzSESO
>>899

癒されたわ
なぜ俺のベッドの下には誰もいないんだ
田舎じゃ都市伝説は無理か
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/28(日) 21:15:06.50 ID:0gqjLr65o
アホ可愛過ぎてワロタwwww
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/28(日) 21:16:28.60 ID:hMfZxe8Wo
あーちくしょう上条になりたいですの
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/28(日) 21:37:00.62 ID:KJSFL3CAO
単発で一レス

御坂「佐天さんが交差点を通った」

佐天「………はぁ」

御坂「初春さんにとってかういはる(痒い春)」

初春「……はい」

御坂「黒子は真っ黒焦げ」

白井「………ですの」

御坂「うふっ」

佐天・初春・白井(一人でウケてる(ます)(ですの)………)

オチなんてないですの
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/28(日) 21:51:34.95 ID:hMfZxe8Wo
見境ない親父ギャグですの
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/08/28(日) 23:16:18.50 ID:77dBdCuAO
おつ!

>>907地味にセンス高くてわろた
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 00:28:13.21 ID:fUGnx59SO
久しぶりに観た映画で1レス





浜面「上条。映画を観よう」

上条「いいけど…何観んの?」

浜面「えっと……すと、すとれなんとかっての」

上条「よめないのかよ……」

浜面「字がかすれてるんだよ……まぁ観よう」

上条「うい」


----鑑賞中----

上条「」ポカーン

浜面「」ポカーン

----鑑賞後----

浜面「ぱねぇわ…戦闘シーンぱねぇわ」

上条「最後辺りの主人公のセリフかっこよかったな」

浜面「なんだっけ……痛みがある方が生きている気がする…だっけ?」

上条「それそれ!なんかすごいぐっときたわ」

浜面「個人的には、それより前の坊さんに言った言葉もなかなか好きだぜ」

上条「にしても…弓使いの若い男があっさり死んじまったのは予想外だったな」

浜面「戦闘時間何秒だったんだろうな……」

上条「30秒あるかないかだな」

浜面「そういえば、槍使いのおっさんも強かった割にあっさり死んだよな……」

上条「とりあえずBlu-ray版を買うしかないな」


おわり
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/29(月) 00:34:59.07 ID:/1zLrqH4o
何かと思ったらストレンヂアか
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 00:35:32.07 ID:fUGnx59SO
なんの映画かわからないと思うけど、わかった人いたら嬉しいかも
ヒントはハガレン
912 :まずは、そのふざけた幻想を‥‥ [saga ]:2011/08/29(月) 00:37:57.74 ID:z2d9+/Lm0
昨日に引き続きアドバイスお願いします
4レスの予定です。
ちなみに今回は第三次世界対戦後となっております

第二位 垣根帝督(冷蔵庫) 編
ーーーーー

垣根帝督「来たぜ、俺色のそげぶを打つ時間が」

垣根「思えば冷蔵庫bodyにされてから、俺はよく耐えてきた」

垣根「そして今、俺はアレイスターを見返すときが来たんだ」

垣根「俺の計画は、ここに来たときから始まっていた」

ーーーーー
俺があの第一位(クソヤロウ)に負けた後の事だ。

俺はすぐに回収され、手術室に運び込まれた。

そしてやたら大きな機械を繋がれて今生きている。

そのときの会話から、能力を吐き出すだけの塊にされることは分かっていた。

麻酔をかけられ気がつくと冷蔵庫になっていた。

俺はすぐに自分の命を絶とうとした。
一生奴の手駒になるくらいなら死んだ方がマシだ。

そのときだった。

「垣根帝督、何をしようとしている?」

アレイスターの声が頭に響いてきた。

テレパスだかなんだか知らないが、忌々しい奴は一方的に話しかけてきた。

「君は私の奴隷となるのだ。君の能力は貴重だからわざわざ近くにおいておいた」

913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 00:44:51.50 ID:z2d9+/Lm0
すいません。投稿が早すぎてしまいました。
自分の確認不足です。

少しまってからまた投稿します。
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 00:55:45.98 ID:oVuWYfduo
[ピーーー]ばいいのに
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/29(月) 00:58:10.22 ID:D/i/Aw9vo
未開拓のグンマー原住民じゃな
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/29(月) 00:58:11.50 ID:z7wz6NGAO
>>914
それは言い過ぎ三年ROMれカス
917 :まずは、そのふざけた幻想を [saga]:2011/08/29(月) 01:00:30.28 ID:z2d9+/Lm0
(投下します)

なにを言っている?そんな事は分かっている。

「だから君の体をバラバラにして生命維持装置をつけた。喜べ垣根帝督。君は私と対等に交渉したかったようだが、今君は私の生命維持技術とほぼ同等のを使われている。これで対等じゃないか」

なにが「対等」だ。俺に自由はないじゃないか。

「とりあえず君は今厳重に保管されている。わざわざ 私 の 近 く に 。期待しているよ未現物質。私の二次候補」

なにが期待だ。わざわざ近くに

近くに?

そうか、そうだよ。奴を殺すにはなんて好都合。

わざわざ俺を生かした事を後悔させてやろう。

ーーーーー
垣根「それから俺はひたすら自分だけの現実の強化、演算の高速化を鍛えた。」

垣根「その間、外では第三次世界大戦が始まっていた」

垣根「俺が奴を初めて見返すチャンスが来た」

ーーーーー
「おい、未現物質、てめぇの出番が来たぜ」

そう研究員の声がした。

「なんでも戦争の玩具(ヘイキ)をてめぇの能力で作るそうだ」

くだらない。

「当然作るよなぁ? 元 第二位さんよぉ」

俺はそのころ、外部に簡単な意思表示ができるようになっていた。
もちろん答えはNo
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [saga]:2011/08/29(月) 01:01:30.20 ID:z2d9+/Lm0
「なんだとオラァ。手厚く保護されているからって調子に乗るんじゃねぇ。学習装置から設計図は入れてやったからとっとと作れ」

「無理よ、○○。彼が引き受ける訳ないじゃない」

そうだ。早く帰れ。

「考えてもみなさい。あなただったら同じ状況で引き受ける?」

「受けねぇな。てかテメェ俺に指図してるんじゃねぇ」

分かったなら早く帰れ

「こんなの 常 識 的 にありえないのよ」

「そうか、 常 識 的 にねぇよな」

常識?

上等だ。受けてたとうじゃないか

俺は瞬時に発音できる未現物質を製造して言ってやった。

「おい、よく聞け。そこのバカ」

「い、今未現物質の声が…」

「確かに、 常 識 ならテメェ等に俺の力は貸さない」

「あ、あの未現物質から音が……」

「でも、俺は超能力者の第二位垣根帝督。いいぜ、この俺様に貴様等の勝手を押しつけるのなら」

「まずはそのふざけた常識(げんそう)を」

「ぶち殺す!!」バッサァァァァ

「装置から羽だぁ?」

「こんなのあり得ないわ」

「Equ.Dark Matter としようか」

「第二位なめんな」

そして、俺がアレイスターを見返す日が一歩近づいた。
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [saga]:2011/08/29(月) 01:02:43.72 ID:z2d9+/Lm0
場所は変わって

エイワス「今日はプランが崩壊に向かっていることを現す資料を持ってきた」

アレイ☆「見せて見ろ」

〜さっきの場面〜

☆「馬鹿なっ私のサブプランがここまでアホだったとは」

エイワス「そうさ、君はこんな安い挑発に乗るような馬鹿を選んでいたんだ」

☆「嘘だ、私のプランに誤りなど……」

エイワス「ならばさらにこれを見るがいい」

ーーーーー
垣根「さっきの俺、最高にかっこよかった」

垣根「これなら学園都市どころか世界も相手にできる」

垣根「そうさ、俺は眠れる獅子。この内に秘めた才能で奴を」

垣根「ギャフンと言わせてやる」

ーーーーー
☆「こいつはナルシストか厨二かなんなのか。それにギャフンって古いよ長年生きてきた私だから分かるよジェネレーションギャップ感じてる奴だっているよ」

エイワス「分かったか?」

☆「あれだけのことをしてきてこれなんて私はなんて愚かだったんだ」

☆「生まれてきてゴメンナサイ」

エイワス(こいつもこいつで馬鹿だ)

ーーーーー

垣根「世紀の最強イケメルヘン カキネ の戦いはまだまだ続くってな」※続きません

終わり
920 :まずは、そのふざけた幻想を…… [saga]:2011/08/29(月) 01:03:17.63 ID:z2d9+/Lm0
場所は変わって

エイワス「今日はプランが崩壊に向かっていることを現す資料を持ってきた」

アレイ☆「見せて見ろ」

〜さっきの場面〜

☆「馬鹿なっ私のサブプランがここまでアホだったとは」

エイワス「そうさ、君はこんな安い挑発に乗るような馬鹿を選んでいたんだ」

☆「嘘だ、私のプランに誤りなど……」

エイワス「ならばさらにこれを見るがいい」

ーーーーー
垣根「さっきの俺、最高にかっこよかった」

垣根「これなら学園都市どころか世界も相手にできる」

垣根「そうさ、俺は眠れる獅子。この内に秘めた才能で奴を」

垣根「ギャフンと言わせてやる」

ーーーーー
☆「こいつはナルシストか厨二かなんなのか。それにギャフンって古いよ長年生きてきた私だから分かるよジェネレーションギャップ感じてる奴だっているよ」

エイワス「分かったか?」

☆「あれだけのことをしてきてこれなんて私はなんて愚かだったんだ」

☆「生まれてきてゴメンナサイ」

エイワス(こいつもこいつで馬鹿だ)

ーーーーー

垣根「世紀の最強イケメルヘン カキネ の戦いはまだまだ続くってな」※続きません

終わり
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/29(月) 01:05:26.47 ID:/1zLrqH4o
もうな、エラー出たらリロードして確認しろよカス
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 01:09:14.30 ID:fLoVdqFDO
>>921
自分が言われて嫌な事を相手に言ったらダメだわ。傍から見たらどっちがどっちだか分かるぞー
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 01:11:23.78 ID:z2d9+/Lm0
先ほどは本当に申し訳ありませんでした
>>909さんには特に深くおわびいたします
もう本当に煮るなり焼くなりぶっかけるなり好きにしちゃってください

あと、こんな自分にも感想や特にアドバイス待っています。

今回は失礼いたしました。

PS.群馬って車の普及率はすごいんですよ
べ、別に公共機関が発達してない訳じゃないんですからね
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 01:15:19.51 ID:z2d9+/Lm0
>>921 はい、わかりました。
PSPからなのでタブが3つしか開けないのです
次からは2つですむようなネタにしたいと思います

>>922 わざわざすみません。
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/08/29(月) 03:57:58.98 ID:z7wz6NGAO
>>921
もうお前半年ROMれカス
何も分かってないのに出過ぎた口をたたくな
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) :2011/08/29(月) 07:18:41.67 ID:z2d9+/Lm0
>>921 今もう一度確認してみたら、最後の投稿が二重投稿されていましたね。
特にエラーとかが出なかったので気づきませんでした
ご指摘ありがとうございました

>>925 私の失敗ですのでどうかお気になさらず
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/29(月) 07:29:11.02 ID:a2J8Co0Eo
>>925
お前も口悪いよ
黙ってなさい
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 07:33:52.94 ID:4snHLOCAO
四国キモイ
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/29(月) 08:22:17.40 ID:MevolDWxo
四国のもしもし黙ってろ
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/29(月) 08:36:09.45 ID:wfpBD19AO
ちょっとなんで喧嘩してるん……

もっとエロい話しようぜエロい話
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 08:43:26.90 ID:SzfQlfwDO
>>930え? 黒子の髪で尿道プレイだって?
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 09:01:51.35 ID:VLrwyl6SO
美琴に弄られてる黒子がみたい
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:14:38.64 ID:/uNTcb7DO
そして空気を読まずに男しか出ないむさ苦しい話を投下するよ!


新訳2の共闘を見てみなぎったから書いてみました
携帯からなので不具合あったらすみません
934 :3ヒーローの共闘 [sage]:2011/08/29(月) 10:15:35.74 ID:/uNTcb7DO
「…助けてくれ」
思わず浜面の口を衝いて出たのは、男が放つものとしてはかなり情けない言葉だったが、現状を見た一般人なら誰もが彼に同情するはずだ。
「た、助けてくれぇぇぇっ!」
彼がハンドルを握る真っ赤なスポーツカーは、現在何台もの黒塗りのバンに追われ、20以上の銃口から絶賛狙われ中だ。的確にタイヤと搭乗者の頭を撃ち抜こうとしてくる弾丸を避けるために夜の街を蛇行運転している。
「諦めろ!自分達でなんとかするしかねぇ!」
助手席で頭を低くしながら喚いた上条も、無能力者でしかも拳銃の扱い方も知らないほどに一般人だ。右手に宿る特殊な力も、こういう場面では全く役に立たない。
「もっとスピード上げろよ」
やたら涼しげな顔で言うのは学園都市第一位、一方通行。先ほどまで助手席の窓から身を乗り出して拳銃で応戦していたが、弾が尽きたらしく、今は上条の足元に収まっている。2人乗りの車に男が3人詰め込まれているのはかなり窮屈だが、他に車がなかったので仕方なかった。一方通行がかなり細身なお陰でギリギリ収まれている。
「既にアクセルベタ踏みしてるんだよ!法定速度とかなにそれ美味しいの!?むしろスポーツカーに追い縋ってるあっちが変なんだ!」
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:16:19.92 ID:/uNTcb7DO
尚も続く一方的な銃撃になす術もなく、3人はただ逃走する。
だが状況は良くなるどころか、逆に悪くなっていた。
「ちょっと待て、これまずくないか?」
ちらりと窓の外を伺った上条が、携帯のGPSを起動させる。
「やっぱり、だんだん人気がない方に追い詰められてる!」
窓から見えたのは第23学区の看板。この先は航空関係の施設ばかりで、夜にはほとんど人がいない。つまりこの先は進めば進むほど"何でもアリ"になる。
「やっべぇぞ!もうチマチマ撃つ必要もねぇ、対戦車ミサイルとか持ち出されたら一貫の終わりだ!」
もしそんなやり過ぎな兵器を撃たれてしまえば、一方通行以外は助からないだろう。
「けどまァ、向こうが何でもできるって事は、こっちも派手に暴れられるってわけだろォが」
首に巻かれたチョーカーを指先で弄った一方通行が助手席の扉を蹴りつけると、面白いほどの勢いで扉が飛んでいく。
原型を留めないくらい無残なスクラップになりながら転がっていった扉は、一方通行の思惑通り、一台の追跡車を巻き込んでいった。
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:17:01.45 ID:/uNTcb7DO
「上条、学ランの上着寄越せ」
「良いけど、何するんだ?」
「あいつらの鼻面ブチ抜いてやる」
適当な問答をした後に上着を強奪すると、一方通行はチョーカーのスイッチを切り替えスポーツカーのフロントガラスの上へ移った。
そこから運転する浜面の視界を遮らないように身を乗り出して車の後ろの方を向くと、上着からボタンを毟り取って握った。
「我らが第一位様は何をするおつもりだ!?」
浜面がバックミラーを見ながら蛇行を続ける。銃撃は車の外へ出てきた一方通行へと集中しているらしい。だがチョーカーのスイッチが入っている今は一方通行に鉛弾が当たるはずはない。
「ちょっと車揺れるからなァ。頼むぜ浜面」
それだけ言って、一方通行は握ったボタンを指で弾いた。指弾の要領で親指から打ち出されたボタンは、凄まじい風圧を纏い、まっすぐに敵へと向かってゆく。
空気抵抗に曝されたボタンはすぐに燃え尽きてしまうが、巻き起こる風の弾丸が火薬で撃ち出された鉄鋼弾の倍以上のスピードで敵陣に飛び込んだ。反動で3人が乗った車がおかしな方向へ滑ったが、浜面が悲鳴をあげながらハンドルを切ってなんとか持ち直す。
弾丸を打ち出すために右手を突き出したその姿は、上条がよく知る少女の大技によく似ていた。
「れ、超電磁砲?」
思わず口を突いて出たセリフに一方通行はバカにした様な目で助手席から覗くバカを見下ろした。
「ンなわけねェだろバカ。いつから俺は電撃使いになったンだよバカ」
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:17:37.06 ID:/uNTcb7DO
一方通行が第2ボタンを千切り、先ほどと同じ様に発射して見せた。
「これはもっと単純だ。バカにもわかるように言えば第三位のは磁力で鉄を引っ張って飛ばす。コイツはただ単純にボタンを弾いてそのベクトルを操作してるだけだ」
最終的に面倒になった一方通行は上着に付いているボタンを全てもぎ取ると一気に投げつけた。凶悪過ぎる散弾に巻き込まれた敵の車が派手に転がって爆煙を上げる。
煙が晴れた時には追ってくる車はなくなっていた。


追っ手を振り切った三人は他に車や人の気配がない広い道路で車を降りる。
「…あー、派手にやってくれたぜ大将。運転してるのが俺じゃなかったら一発で横転かスリップしてスクラップになってたとこだぞ」
「うるせェ。死んでねェンだから文句言うな」
「上条さんも身が持ちませんよー。お前が無茶する奴だってわかってるけどさ」
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/29(月) 10:18:21.61 ID:/uNTcb7DO
言いながら上条が銃弾に晒されて無残な姿になった高級スポーツカーを切な気に撫でる。このスポーツカーの持ち主はどうやら自分くらい不幸な奴らしい、と少し同情してしまう。
車の違いがわかる男・浜面は、このスポーツカーでなければ乗り越えられなかっただろう直前までの死闘を思いだしながら、車に空いた穴の一つに目をやった。
そこには燃料が詰まっているはずだ。学園都市の外で作られ、輸入された車だからこそ可燃性の液体燃料が詰められている。
そして今、その燃料タンクに穴が開いて液体が漏れている。
「や、べぇ!」
漏れて広がった液体に炎が走るのが3人の目に入った時には、もう遅かった。



耳が痛くて目が覚めた。
瞼を上げても一瞬何も見えなかった。
徐々に目が慣れてきて始めに見えたのはウニみたいな黒いトゲトゲの頭。
「おう!気がついたか一方通行!」
一方通行は意識がはっきりしてきて、何が起こったのかを認識した。
「爆発、したのか」
ゆっくりと痛む体を起こすと少し離れた所でスポーツカーが燃えていた。
「間一髪のところでお前と浜面を引っ張って守れたから良かったよ。お前能力切ってただろ?」
そういう上条の背中は白いシャツが煤けて血が滲んでいる。浜面は燃える車を未練がましく見つめている。
「もったいねぇ…いや既に穴だらけだったけど…」
一方通行は立ち上がると、なす術もなく車を眺める2人に声をかけた。
「さァて、俺たちを追い回した挙げ句無茶苦茶撃ってきやがったバカどもの頭を潰しに行くとしよォか」
その言葉に、上条と浜面が拳を握った。
「あぁ、高級車の価値わからせてやるぜ」
「街中で銃撃戦やカーチェイス始めるおバカさんには、上条さんのお説教が必要ですね」

手を組んだ三人のヒーロー達の、反撃が始まる。
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:19:32.21 ID:/uNTcb7DO

以上です。


お粗末様でした。
毎回中途半端なものばかり投下して申し訳ないんだが、長編書く根性ないんだ。

940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 10:53:16.21 ID:ZcaqWakko

襲撃者達に黙祷ー
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/29(月) 11:03:14.75 ID:CBIFBfMRo
これはルパンだな。いいな!
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/29(月) 14:03:21.54 ID:BrfiS55Fo
美琴&麦野&番外に追いかけられているオチかと思ったが違ったでゴザル
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 14:15:52.84 ID:4snHLOCAO
銭形美琴を幻視した
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 14:37:11.42 ID:Rb/m7uTDO
納谷さん声の美琴か
あんまり違和感無いな
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 16:06:46.28 ID:/uNTcb7DO
>>942
それ面白いな


よし、誰か書けくださいござる
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 16:24:06.81 ID:7BNms+Mk0
愉オブ掃除担当の下っ端のみなさんに敬礼〜

>>942
ヒーローズはなにをやらかしたww

>>937
細かいけど「磁力で鉄を引っ張って飛ばす」はコイルガンな。ミサワさんの鉄釘とばしがコレ。
レールガンはちょっと原理が違う。
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 17:59:15.39 ID:A5wW2nvro
「引っ張る」だったらどっちかっていうとリニアガンじゃね
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/29(月) 18:40:10.18 ID:Yby417w+0
遅くなったが乙
三人それぞれの役割(見せ場?)があっておもしろかったぜ
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/29(月) 20:29:25.02 ID:aur2BoTy0

小ネタスレ向きかなと思いつつ3スレもらいます



 日本、学園都市。
 七月一九日。

 明日から夏休みが始まるというそんな日の夜、街外れの鉄橋に、二人の少年と少女がいた。

 先に口を開いたのは、少女の方だった。
 少女は、学園都市でも五指に入る名門・常盤台中学校の制服をまとっている。
 それだけでもこの街ではステイタスとなるが、それ以上の称号を彼女は持っている。

 学園都市、第三位。『超電磁砲(レールガン)』、御坂美琴。

「今日こそ決着付けようじゃない!」
「決着って……どうやったらつくんだよ」
「もちろん、私がアンタに勝ったときに決まってるでしょ!?

 第八位の分際で、第三位の私に勝とうなんて、百年早いのよ!」


 相対するのは、学園都市第八位。『幻想殺し(イマジンブレイカー)』、上条当麻。
 上条当麻の称号は、もうひとつ。

 学園都市一、『不幸』な男。
 学園都市に八人存在する超能力者(レベル5)のうち、六人――ほぼ全員に狙われる、世界で一番不幸な少年。


950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/29(月) 20:30:08.49 ID:aur2BoTy0


「――上条を潰すのは俺だ」

「別に。俺の『未元物質(ダークマタ−)』が効かないなら、能力以外で攻めればいい。
 噂じゃあ、無効化できるのは能力だけらしいしな」

「なんかわかんないけど、アンタをみてるとイライラすんのよ!」

「楽しい楽しい夏休みにしようじゃない。『アイテム』の力、見せてあげるわよ」

「私の能力が通用しないけど、魅力は通じちゃう。そこが面白いんだけどねぇ」

「やはり、俺のライバルに相応しいな、上条! 今日も根性をぶつけあうぞ!」

「なんで俺の周りはこんな連中ばっかりなんだよ。不幸だー!」


 科学の街、学園都市。
 学園都市の表側と暗部。
 その両方を舞台に、交錯する超能力者たち。

 この物語に、非科学的なものが存在する余地などない。

951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/29(月) 20:31:33.29 ID:aur2BoTy0


 ――しかし。
 幻想殺しは、そんな幻想をぶち殺す。

「ベランダに――女の子ぉ!?」

「二人がかりで女の子を追い詰めるとは、お前ら根性が足りないな!」

「私に見えるってことは、幻覚とかじゃなさそうねぇ」

「いい度胸じゃねえか赤毛野郎。
 私の『原子崩し』とテメエの炎、どっちが勝つか勝負してやるよ!」

「貸し一よ。その子を絶対に助けなさい!」

「さて……あんたのその格好は、青少年には眼の毒だぜ、お姉さん?」

「魔術師だかなんだか知らねェが、俺の邪魔をできるとか本気で考えてンのかよ」

 そして錯綜しはじめる、科学と魔術。
 交わるはずのなかった、二つの技術。

 その理由は、ただ一つ。

「……、じゃあ。わたしと一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

 学園都市第八位『幻想殺し』。
 魔道書図書館『禁書目録』。
 本来交差するはずのなかった二人が出会う時、物語は始まる――!









まあ嘘なんですけどね。
これで原作再構成はちょっと無理があるんで。
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/29(月) 20:53:20.52 ID:N1BGkidAO

レベル5六人がかり追っかけっことか気が休まる暇がねぇ

>>943
某音ゲーのレールガンの曲紹介でこのアニメが「萌え萌え銭形平次」って紹介されていてな……
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/08/29(月) 21:46:49.33 ID:VCsw/wQmo
950踏んだの気付いてなさそうだから22時までに反応がなかったら代わりに立ててこようと思う

その際にテンプレの>>2
・書き込み失敗の表示が出ていても書きこめている場合があるからスレを更新して確認しよう
という文章を追加しようと思う
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/29(月) 21:57:07.23 ID:wfpBD19AO
>>953
お願いします

追加は良い案だと思います
効果がどれ程出るかわかりませんが懸命な初見さんの為には為になるといいですね
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/29(月) 22:02:11.03 ID:VCsw/wQmo
それじゃ代理で行ってきます
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/29(月) 22:06:36.35 ID:VCsw/wQmo
次スレはこちら、このスレが埋まり次第移動しましょう

 ▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-33冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314623016/
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 22:09:01.18 ID:ZcaqWakko
スレ立て乙
958 :まずは、そのふざけた幻想を…… [sage]:2011/08/29(月) 22:45:35.52 ID:z2d9+/Lm0
懲りずに今日も書きます
一応昨日とはまた別の世界
2レスで終わらせたいです

ドラゴン エイワス 編
ーーーーー
エイワス「という訳で今日のそげぶは私の番だ」

☆「お前だったのか」

エイワス「生憎私は忙しいし、gdh文字数oh も限られているのだ」

☆「メタ発言をするにはこの世界のヘッダは足りないと。興味深い」

エイワス「その好奇心についてだが、それ自体は否定しない。むしろ、それのおかげでこの都市(まち)はここまで発展してきた」

☆「君が人を誉めるような性格だったとはね、ふふふ」

エイワス「だが、君は妹達や垣根提督のような暗部。置き去り等の多くの悲劇を生んできた」

☆「都市の発展のため、私の野望のため、理由ならいくらでもあるさ」

エイワス「おいアレイスター!!」

☆「……!!?」

エイワス「てめぇの野望なら知ってるさ、そのためにどれだけの苦しみや悲しみを背負ってきたのかも」

☆「どうしたんだ突z…」

エイワス「でもよぉ、だからって子供達を巻き込む必要はねぇだろうが!!」

☆「だからきゃr…」

エイワス「てめぇだって教会が魔術を秘匿するせいで……」

☆「その話はやめろ、今すぐだ」
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [saga]:2011/08/29(月) 22:46:04.19 ID:z2d9+/Lm0
エイワス「罪もない人たちが為す術無く魔術師に殺されるのが悔しくて、頑張ったんじゃねぇのかよ」

☆「私だって最初はそう思った、でも人間の悪いところを見たら、魔術師から救ったって、何も良いことなんて」

エイワス「それでも何人もの笑顔を守れたはずだろうが、勝手に見限ってるんじゃねぇ」

☆「……!!」

エイワス「てめぇの夢はまだ終わってねぇ。お前ならこの都市のみんなが笑顔になれるようにできるだろうが」

エイワス「いいぜ、てめぇが勝手に自分見限って悪者ぶろうとするなら!」

エイワス「まずは、そのふざけた幻想を」

エイワス「inbf殺wq す!!」

☆「格好つけようとして改変したのがアダとなったな」ナエー

エイワス「ひ…暇を持て余した神々の」

☆「もう遅い」

fb終hes
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/29(月) 22:46:34.57 ID:mNqWpUiAO
>>956
乙なのですよー

>>951

似たようなネタは浮かんだが
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [saga sage]:2011/08/29(月) 22:51:22.89 ID:z2d9+/Lm0
どうも、毎度お騒がせ
葱にこんにゃく、キャベツで有名な群馬の馬鹿です。

え、名物が地味だとか言わないで下さい。

この通り、私まだまだ未熟者ですので、感想や、特にアドバイスを下さい。

お願いします

PS.新スレ建て乙です。
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 22:58:09.38 ID:z2d9+/Lm0
>>953 僕の場合はボタン押してから画面が変わってないのでもう一度押したら二重投稿になってました
PSPの性能の低さ所以かもしれませんが、それも入れてもらえるとうれしいです

PSPから来る人がどれだけいるかは知りませんが
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 23:05:01.77 ID:SzfQlfwDO
>>962
一回押したら大抵大丈夫
パソコンでも携帯でもそういうことがあるが、
一回押したらリロードしてみるべき
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 23:09:06.65 ID:z2d9+/Lm0
>>963 了解です
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 23:12:11.40 ID:4snHLOCAO
正直警告が出て、事実書き込めてなかったケースが皆無
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 23:20:30.53 ID:ZSV8j9bao
あうの言う事は信用できん
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/08/29(月) 23:27:39.18 ID:mNqWpUiAO
第六位ネタで1レス


・第六位幻想殺し 上条当麻
・異能の力なら何でも無効化出来、第一位一方通行を撃破する程の能力
・しかし唯一無二の能力ゆえに応用性がまったくない

上条「という訳でよろしくお願いします」

美琴「まさかアンタが第六位だったなんてね…」

削板「お前の噂は聞いている!どっちが根性あるか勝負だ!!」

食峰「貴方興味深いわぁ、私が改竄出来ないなんてぇ」

麦野「ねえアンタ、アイテム入らない?ウチは女の子ばっかりよ」

垣根「やめとけやめとけ、俺のスクールに入った方が長生き出来るぜ」

一方「テメエらコイツを闇の世界に引き摺り込む気かァ?」カチッ

垣根「やんのか第一位?」ファサ

麦野「序列変えてやんよ」パリィ

美琴「コイツに手を出すってんなら相手になるわよ」ビリッ

削板「レベル5で一番根性がある奴を決めるなら参加するぞ!」チュドーン

食峰「上条さぁん、ここは危ないからあのお城のような建物に避難しましょうよぉ」

上条「上条さんはレベル5になってもちっとも嬉しくないのは気のせいではないようなのですよ」


こうして上条当麻を巡り頻繁にレベル5同士の戦いが毎日繰り広げられたのである
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/29(月) 23:28:53.48 ID:mNqWpUiAO
以上です
上条さんはどんなポジションでも不幸だと思います
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/29(月) 23:39:19.97 ID:Pl2Gzc2qo
禁書「とうまの稼ぎが増えてごはんがおいしいんだよ」
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 23:43:00.49 ID:z2d9+/Lm0
Lv5が2人も原石なんて
学園都市の子供達が知ったらショックだろうな

だから今まで出てこなかったのか!!
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/29(月) 23:44:59.85 ID:sbgRfQaAO
単発で一レス貰います

御坂「一方通行はあくせくレター運び」

一方「……うン」

御坂「垣根さんは、柿の根っこにいる」

垣根「……おう」

御坂「麦野さんは小麦の母」

麦野「……ああ」

御坂「食蜂さんは無職放れない」

食蜂「……えぇ」

御坂「削板さんは焦げをコソギ、至る」

削板「根性入ってるな!」

御坂「うふふっ」

一方(……お前のせいかァ?)

食蜂(頼まれてもやらないしぃ……)

麦野(三位になったらこうなるのか?)ガタガタ

削板「56!57!58!根性!!」フッキン


オチもギャグも空っぽですの。
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/29(月) 23:47:03.87 ID:SzfQlfwDO

でもまだ30分経ってないから気をつけてね
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/29(月) 23:48:36.11 ID:sbgRfQaAO
本当にすみませんでした
指摘ありがとうございます
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/29(月) 23:53:30.70 ID:z2d9+/Lm0
大丈夫、そんなお茶目なきゅうひゃくななじゅうさんも応援してる
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/30(火) 00:01:43.52 ID:1xaOeILKo
記憶喪失的に上条さんが六位でも矛盾生じないな。
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:09:16.81 ID:73oevAPWo
クールタイムは15分でもいいと思うけどね
感想書いてくれるとやっぱり嬉しいけど、
他の人のがんがん読める方もありだと思う
安価してくれれば分かる事だし
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:11:22.49 ID:KtcgA4buo
つか、950で建てた後に埋めるのと30分クールタイムはちょっとケンカしてる気はする
30分クールタイム自体は感想欲しい&したい派の自分としては変更希望は特に無いから、
最近のスレスピード的に>>960>>970での次スレ建てとかに変更して欲しいと個人的には思います
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) :2011/08/30(火) 00:33:16.29 ID:R4Juz59p0
>>971 ツンデレに精神年齢の低さに今度は親父ギャグに目覚めたとか嫌な姉を持ったものだとミサカは今更ながらにぶっちゃけます

後、時間は長くても短くてもまたいでコメントする人もいるので大丈夫じゃないでせうか
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:42:29.61 ID:47kOB9FSO
小学生の頃猫拾って怒られた事思いだして鬱になったから2レス貰います
なんか垣根と美琴が兄妹みたくなった
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:43:04.14 ID:wBHXgm/DO
テンプレルールは下手に変更しない方がいい


あと頑張って髪をストレートにしてもクルクルしちゃう黒子可愛い
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:43:09.07 ID:47kOB9FSO

美琴「ねーねー、ていとくん」

垣根「なんだ?」

美琴「ていとくんは捨て猫ってどう思う?」

垣根「先に言っとくが拾うのは駄目だ」

美琴「まだなにもいってないじゃんっ」ムスッ

垣根「どうせ、どっかに捨てられてる猫を見つけたんだろ?」

美琴「………うん」

垣根「ハァ……。いいか?美琴、生き物を世話をするって事はそいつの命を世話をするって事だ」

垣根「命ってのはとても大切なもんなんだ……。そいつが無くちゃ生きていられないんだよ」

垣根「それに、命は1つしかないんだ。代わりなんてないし、失ったら元に戻らない。そんな大切なもんをお前に世話できるのか?」

美琴「できるよッ!やる前から決めないでよッ!………それに、猫さんすっごいかわいそうだった。まだちっちゃいのに段ボールの中で一匹で寂しそうだったし、寒そうにしてたし、ご飯も食べてないかもしれない……。だから、放っておいたら死んじゃうかもしれないんだよ?」

美琴「ていとくん言ったよね?命は1つしかないって、元に戻らないって。なら助けなきゃ駄目だよ!今こうしてる間にも死んじゃうかもしれないんだよ?!」

美琴「ねぇ……お願い、」
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:44:38.87 ID:47kOB9FSO

垣根「………まったく、最初から正直に言ってればよかったんだよ。……ほれ、案内しろ」

美琴「え?」

垣根「その猫のとこに行くんだよ。俺は場所知らないからな」

美琴「いいの?」

垣根「あん?俺は拾うなとは言ったが、飼っちゃ駄目とは言ってないだろ?」

美琴「やったー!ありがとう!ていとくん」

垣根「その代わり!…ちゃんとお前がしっかり世話をするんだぞ?」

美琴「うん、大丈夫。しっかりするっ!」

垣根「じゃあ行くか…。おい、外は寒いから上着きろよ」

美琴「はーいっ!」

美琴「……よしっ準備おっけー!それじゃあ、行こっ!ていとくん!」

垣根「あぁ、行こうか」



おわり
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/30(火) 00:46:51.05 ID:qckbMOx5o
オチは?
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:47:45.31 ID:47kOB9FSO
投下終了
昔の事は思いだすもんじゃないね
泣きながら元の場所に戻しに行ったの思いだしてしまった
985 :まずは、そのふざけた幻想を…… [sage]:2011/08/30(火) 00:47:51.58 ID:R4Juz59p0
ぱっと思いついたネタ

■■「いいわ。みんなが私のことを空気扱いするなら。」

■■「まずは。その。ふ」

上条「よう姫神」トン

パフィーーン

上条「消えた?」

■■(私の存在は。儚い幻想だと言うの?)

何が言いたいんだってネタですよね

ただのひまつぶしです
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:49:26.07 ID:wBHXgm/DO

保健所行きだろうな…
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:51:15.06 ID:wBHXgm/DO
>>285
乙。すぐ前のレスに30分ルールについて書いてあるんだから、
落ち着いて読んでみようぜ
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 01:09:46.74 ID:KJL+YodDO
………お前も落ち着けww

バードウェイは可愛いが
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 02:11:23.95 ID:zATpBDhDO
1レスもらいます


インデックス「」ガリボリゴリゴリ

上条「……美味いか?」

インデックス「味はないけど、美味しいかどうかってなら美味しいんだよ」

上条「ふーん」

インデックス「この冷たさと食感が癖になるの。でもそろそろ舌から血の味がしてきたかも」

上条「!? 没収! 駄目です。インデックスさんもう駄目!」

インデックス「あああ何をするんだよう!」

いつからかインデックスが氷を食べるようになった。

気付いたらボリボリボリボリ。暇があればガリガリガリガリ。
意外と音がうるさい。

腹が減っていて口寂しいのかと思ったがそういう訳でもないらしい。
以前は砂糖氷にしてやったらむしろ怒られた。複雑である。

子萌先生に相談したところ「あー成る程。ちょっと癖になっちゃってるかもしれませんが大丈夫ですよー」と言われた。
ならまぁ、よく分からんが大丈夫なのだろう。

バキバキガランガラン。
新しく作った氷をあける。冷蔵庫についている自動製氷器じゃ追い付かないのだ。

上条「ほら、出来たぞ」

インデックス「わぁーありがとうなんだよ!」ガリボリゴリゴリ

上条「……美味いか?」

インデックス「とょうまも食べる?はい」ガリボリゴリゴリ

上条「ぅぐっ」…ガリボリゴリ

所詮ただの氷である。美味くもないしまずくもない。
まぁ、暑い夏にはいいかもしれない。


オチナイです。割と煩い。あれなんなんだろう
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 05:42:26.57 ID:pe+ckQ8Vo
俺も子供の頃よくやったな
いつの間にかやらなくなったけど
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 05:48:30.90 ID:wBHXgm/DO
おお下についた!>自治スレ
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
992 :まずは、そのふざけた幻想を…… [sage]:2011/08/30(火) 06:58:23.41 ID:R4Juz59p0
>>985 あーあ。またやっちゃいました。
毎度毎度すみません
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 11:33:09.83 ID:47kOB9FSO
>>989

おやつがない時よくやった気がする
さすがにもうやらなくなったけど
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 18:03:26.03 ID:wBHXgm/DO
埋め代わりに時間が出来次第書きたいネタ



「私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

「キミと一緒なら地獄のわけないやろ
……ついていくで、途中で断ったって知らんからな」


青髪ピアス×禁書目録


「あの子は、禁書目録は……一年ごとに記憶を消す必要がある」

「それって」

「あの子のためを思うなら、僕たちに渡してくれないか」


少年は少女に恋をする
少年漫画の主人公のように、ラノベの主人公のように
唐突として現れた非日常に
――少年は勘違いをしていたのかもしれない


「だけど、それが諦める理由になんてならへん」

「惚れた女の子一人守れないで何が男や!」


少年は吼える
何ら特別な力などないその拳を握って


「あなた、辛そうな顔をしてるけど……大丈夫?」

「キミは……」


小ネタスレ向きだったかな
まぁいいか人いないし
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/30(火) 19:18:23.53 ID:E372q/4AO

では俺も埋め1レス


「私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

サーシャ「第一の解答ですが、地獄には行きたくないので地獄の底から貴女を引き摺り上げます」


神裂「戦う前に問います、彼女を渡してもらえませんか?」

ワシリーサ「だが断る。このワシリーサの好きな事の一つはサーシャちゃんに萌えとエロのギリギリの衣装を着せて恥ずかしがる様子を実況スレにグハァ!」

サーシャ「第一の質問ですが、話の続きはこの変態にトドメを刺してからでいいでしょうか?」

神裂「いやあの[ピーーー]のはやりすぎじゃ」


ステイル「あの女狐め!あの子にこんな呪いを!」

神裂「あれは竜王の息吹!」

ワシリーサ「大丈夫よ、今のサーシャちゃんは大天使の加護を受けているわ」

ミーシャ「問一、汝は敵か?」

ペンデックス「目標の優先順位を変更」


正教と清教が交差する時、物語は始まる!
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996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/30(火) 19:26:06.52 ID:D2lxwGg/o
ばかもーん、ロシアは成教だ!
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997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/08/30(火) 19:45:29.92 ID:E372q/4AO
まーちーがーえーたー!!

不幸だ
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998 :まずは、そのふざけた幻想を…… [saga]:2011/08/30(火) 20:24:57.78 ID:R4Juz59p0
「私と一緒に地獄まで来てくれる?」

「いいわよ。お姉さんが地獄までイカせてあげるわ」

「私の事を守ってくれないの?」

「お姉さんは責めることしか能がないの」

「わかった。元気にするんだよ」

スレ埋め用に一つ
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999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 20:56:33.59 ID:wBHXgm/DO
さて埋めるか
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1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 20:57:57.98 ID:QszlXzZYo
>>1000なら超電磁砲2期に垣根登場
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1001 :1001 :Over 1000 Thread
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                      /      ヽ._ ノ   /     \     /
ヽ.                    /               .  ,. --、   /
  \                /                  /   ト. /
   ヽ、_             /                  /`ヽ、_/ l /、
       ̄ ̄``ヽ、      /                /'     // i
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             ``ヽ./          ___./     //    l      SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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一番厨二っぽくプロポーズ出来たヤツが優勝 @ 2011/08/30(火) 20:52:24.37
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こうむとおぽんちとダイナマイト近畿と五木ひろしと-カナ-複合体スレ @ 2011/08/30(火) 20:50:20.50 ID:cDNDH2sXo
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【三度目の】彼氏がホモかもしれない【正直】 @ 2011/08/30(火) 20:39:53.35 ID:Y2t0HkXAO
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嫁宣言して60分以内に嫁AAにお断りされなければ結婚避難所 @ 2011/08/30(火) 20:29:13.70 ID:n7yDw5u6o
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リッカー雑談8 @ 2011/08/30(火) 20:15:06.06 ID:/DSaI1jn0
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ここだけ魔王の城 コンマ00で魔王様に怒られる。 @ 2011/08/30(火) 19:50:48.33 ID:U1656KZio
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姉「zzzz」弟「くくく……よく眠ってやがる」 @ 2011/08/30(火) 19:41:38.00 ID:UYCx1/9So
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こいつは駄目だと思った人間 @ 2011/08/30(火) 19:14:57.04 ID:K24/yURi0
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