【幻想郷から】霊夢「何なのよ此処寒い!!」【MH世界へ】

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477 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/08/27(土) 13:55:12.45 ID:HIXg4yxL0
紫「と言う事で、特に指示は無いわ、相手の行動を見定めるから好きに動いて」

レミリア「いい加減ね・・・」

紫「じゃあ全員無事に帰ろうって事で♪」

フラン「そのための指示でしょ…」

紫「無茶ばかり言わない!…砲座から狙い撃って、比較的安全でしょう」



ドドンッ!!!ズドドンッ!!!

朱い閃光が二つ上がる

椛「命中…突撃とかならず良かったですよホント…」


フラン「お姉さまへたっぴー!」

レミリア「うるっさいわね!!貴女やってみなさいよ!!ホラ、砲弾そっち持って!
せーのでいくわよ!せーのっ!!」


紫「スペカはまだまだ早いわね、見やすいように機銃で・・・と」

ドンドンドンドンドンドンドンッ!!

もはや砲とも言える大きさの機銃が夜陰を切り裂く
ジエンモーランは敵と認識し身体をうねらせる

紫「ん…岩…?」

ガンガンガンッ!!

バルチモア「いたた…相手にも大層な遠距離攻撃はあるね、でもって近付いてくるつもりだけどどうする?」

紫「迎え撃つわ、色々な物を見なければ意味が無い、でしょう?」
478 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/08/27(土) 14:11:56.40 ID:HIXg4yxL0
接舷できるまでに肉薄した。視界がかの体で埋まる

椛「で、でかい…」

フラン「椛1万人分はあるんじゃない?」

椛「な、なんで私なんですか!?それにそこまで小さくは・・・・」

と、そこに一足先に背中に乗ったレミリアに催促される

レミリア「ホラ、遊んでないで手を貸しなさい、背びれが良い感じに脆そうよ」

カツンッ!カツンッ!!

レミリア「紫!?貴女何やってるの!!」

事もあろうに武器ではなく鶴嘴を振り下ろしている紫

紫「表皮採集・・・と思ったけど、もっと面白い物が手に入ったわ、にとりに見せたら良いのが出来そうよ」

レミリア「・・・・あとで分けなさいよ、全く…」

椛「私はこっち側から…ってわわわ!!!」

バルチモアに向け体当たり、その方向に立っていた椛は建造物に叩き付けられそうになったが
間一髪で飛び上がり難を逃れる

椛「下手したら医務室行きですね、あれは…」

紫「ちょっとバルチモア?沈んだりしないわよね?」

バルチモア「・・・水より浮力的に随分マシだから相当耐えれるよ、何度も食らいたくは無いけどね」

言うには砂漠専用にチューンしてあり駆動形式も押し出す形の墳進式である
479 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/08/27(土) 14:32:55.47 ID:HIXg4yxL0
今の受難はレミリアだった
再び体をうねらせての岩とばし、大半は何とか武器で弾くことに成功した

フラン「お姉さま大丈夫?!」

レミリア「これは…ダイミョウザザミ以来ね…ゲホッ…ちょっと色直ししてくるわよ…」

なお発射箇所から離れ、後方の鰭を攻撃していた椛とフラン、より前方で採掘していた紫は無傷だった

椛「ダイミョウザザミ以来って…」

フラン「あの時お腹真っ赤にしてたからね…あの時はすぐに治ったんだけど…心配」

紫(前兆が短い…あれが乗った時に一番厄介ね)

・・・

レミリア「…で、どうなの?」

バルチモア「打ち身だよ、大した事無いから行った行った!
気になるなら後でもう一度寄りなさい」

レミリア「…なら良いけど」

バルチモア「そうそう、この腹巻していきなーね、随分マシになると思う」

レミリア「いただくわ」

バルチモア(吸血鬼の頑丈さが無かったらこのまま此処に留めておいたところだけどね)

・・・

レミリア「おまたせ…ぇえええええっ!!!?」

目の前にはほぼ直立しお腹を見せたジエンモーランが居た
今から逃げようにもどうにもならない…
480 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/08/27(土) 14:49:55.06 ID:HIXg4yxL0
レミリア「スピア・ザ・グングニル!!!!」

丁度中心を真紅の槍が突き刺さる
たまらず体をよじって再び砂に隠れる

フラン「やったねお姉さま!!」

椛「と、止まった…ぁ…」

一転戦勝ムードになる…が

紫「まだ…あきらめてないわね」

速度を上げ前方に位置する、逃げた訳でなく敵意はしっかり向いている
そして岩とばし、流石に慣れてきて幾分か弾幕で撃ち返す余裕も出てきた

バルチモア「レミリア、戦闘艦橋に入りなさい!」

レミリア「わ、わかったわ」

紫「私たちは…スペカの用意ね、来るわよ」

飛びかかり体当たりをするつもりだ、相手より小回りが利かないので迎撃するほかない

紫「生と死の境界!」

椛「レイビーズバイト!!!」

フラン「レーヴァテイン!!!」

ズドガァアアアンッ!!!

重傷を負わせ、流石に観念したのか踵を返し、撤退する
初戦ジエンモーラン戦はこれにて終わった
481 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/08/27(土) 15:11:48.30 ID:HIXg4yxL0
・・・夜明け・・・
=海上=〜医務室〜

傷んだ砂漠装備を棄て帰路に着く、燃費は悪いが墳進式でも海上を進む事は出来る
その間・・・

紫「ふぅ…随分…参考になったわ」

レミリア「当分はジエンモーランは遠慮したいわね」

レミリアが退いていたのちも激戦が繰り広げられ、少なからず被害を負っていた

椛「あてて…まさかデルクスの奇襲とは…」

紫「最初に迎撃した際、岩が連なってる可能性は想定してなかったわね…少しの間片腕は使えないわ」

フラン「破片が意外に鋭くて軽く怪我しちゃった…防具はもうダメかなぁ」

・・・

レミリア「次は心臓を貫いてあげる」

紫「この罪は重いわよ…?」

椛「プライドに賭けて次こそはやってみせます!!」

フラン「今度は壊しちゃうんだ…」

バルチモア(意気消沈してないようで何より…かな)
「そろそろ着くよ〜、相変わらずの曇天で傘は要らないね、予約取るけどまずはどうする?
ご飯?おh…」

「「「「お風呂!!!」」」」

この隅から隅まで砂で覆われてるような気分にさせる今の状態は
否応なく今日の記憶を焼き付ける
482 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/10(土) 11:52:50.52 ID:cl8IMW5U0
=寒村=  :夜:
〜温泉〜

フラン「お風呂おっふろー!!ねぇ!レイナも入ろうよ!!」

レイナ「はいはい、滑るからはしゃがないの」

レミリア「まだズキズキするけど…傷は消えてる様ね」

椛「寒いですがちゃんと砂落としましょう、前にお空とキスメが勇儀と萃香にマジギレして
湯船分解掃除させてましたからね…」

紫「あの時はどっちが鬼か解らなかったわねぇ」

・・・

フラン「髪いつも洗ってくれてありがとー、お返ししたいんだけど凄い硬くてびっくり」

レイナ「あはは、まぁ背中なら洗いっこ出来るからね」

レミリア(私も呼ぶべきだったかな…でも姉の矜持的に…
こういう時に咲夜はアッチだし、美鈴、小悪魔は夜狩待機だし、パチェリーは寝ちゃったのよね
・・・ちょっとシャンプー足りなかったかな?)
ヒョイッ  サッ…サッ…
レミリア「ん?…ちょっと、私のシャンプーは?!」

紫「髪長いと洗髪も一苦労ね、私の分終わっちゃったわ」

レミリア「こっ!このっ!!!」

紫「出たら高級なシャンプーリンスセット1本奢るから怒らないで♪」

レミリア「…香料は鉄でお願いね、待ってるんだから早く返しなさい、寒いのよ!」

フラン「わーい!いっちばん!!」

ドポン

レイナ「何か食べる?」

フラン「んー、とりあえず生(肉)!!」
483 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/10(土) 12:15:06.53 ID:cl8IMW5U0
=======※R−18要素アリ========

紫(スキマで後ろに手を伸ばせるとは言え中々一苦労よね…藍や橙居ればいいんだけど…)
「そう言えば椛は平気なの?発情とか」

椛「ええ、狩りに出る前処方してもらいましたから」
尻尾を洗いつつ答える、手慣れた上改良した風呂用櫛もあるので直に終わりそうだ

紫「そう…それがあればあの二人も…あれ?でもコッチでもソレ服用せずにいる妖怪多いわね…?」

椛「…そういえば?・・・・っ!!!」ドクン!!

・・・

レミリア「次の一番風呂は私なんだからね!!」

レイナ「まぁまぁ、広い心を見せる機会だって、レミリアさんはこれでしょう?」

レミリア「…鰹の刺身じゃない!!うふふ、幻想郷にはこんな魚居なかったものね…昆布混ぜた血のソース垂らして…
あぁ!!さいっこう!!!もうずっとこれで良いかもしれないわ!!」

フラン「おねーちゃんはレバーとかちょっと重すぎるんだっけ?」

レミリア「まぁあっちも食べられなくはない部類ではあるけど、旨味だっけ?これが格別!!」

・・・

紫「カツオ…マグロと同じ海の魚だっけ、幻想郷に海は無いからね…海の魚が肴に良いの知った時は
長い年月食べずに過ごした事を後悔したわ」

椛「おっ、お先、ハァ…湯船...ハァに入ります…っ!!」

紫「あら、私が殿ね」(何か椛の声の感じ…おかしかったような?)
※洗髪中で目が見えてない
484 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/10(土) 12:33:15.46 ID:cl8IMW5U0
フラン「ありゃ?どうしたの?入る前から顔真っ赤、のぼせちゃった?」

椛「いえ、そんな事は…」

レミリア「ゆっくり温まれるよう温めだから大丈夫よね」

レイナ「一応風邪予防に効く入浴剤使っておきますね、椛さん、何か食べます?」

椛「いっ、今は、いい…です…」

レミリア「…おかしいわね、食べ貯め出来る体質でしょう?」

椛「じゃあ…今回の戦闘で得た、ジエンモーランの肉片を…」

震える手で受け取る

椛「ありが…っとう、か、河を見ながら食べますから…っ!!!」クチュ
(今までよりずっと強い…何ですかコレ…誰でも良い…エッチして…ッ…)

もう湯船水面下では椛の自慰が止まらない

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永琳「処方したわよ、大物狩るから発情抑えたいって言って来て…でも、発情そのものは病気じゃないし
先送りになった上利子付きで数倍になって発情するって前もって説明しておいたはずなんだけど…」
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レミリア(あー…コレはどう見ても発情してるわね、可愛そうだけど放っておくしか…)

レイナ「…フラン、御舟浮かべて遊ばない?」

フラン「ん〜、あとでね!ねぇ、どうしたの?椛?」

レミリア&レイナ((あっちゃ〜・・・))
485 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/15(木) 18:56:46.58 ID:2jVIyhja0
白魚のような指がサクランボのような乳首を転がし、もう片手で秘裂を弄る

フラン「…手伝おうか?」

レミリア「えぇ?!」

フラン「だって苦しそうだし、レイナも親切なフラン大好きだって言ってくれるし…
ね!レイナも手を貸してよ!!」

レミリア「ま、待ちなさい!」

フラン「ん?」

レミリア「・・・こういう協力は姉の役目でもあるわ!レイナも疲れてるんだし手を煩わせちゃダメ!」

つまるところレイナに対する嫉妬心である

フラン「そっかぁ、じゃあ椛、腰浮かせて〜」

そして浮き出た乳首にしゃぶりつく、戸惑いながらもレミリアも倣う
こういった経験はフランのが上になったようだ

レイナ「あ、吸血はしない様に」

レミリアの動きが乳首を咥える寸での所で止まる

レミリア「わ、解ってるわよ!!」

紫「経験上?」

レイナ「経験上、貴女は参加しないの?」

紫「ジエンモーランの肉を肴に見てるとしますわ、この御肉、セミクジラと牛肉みたいな味…と言うけど
牛肉はともかくセミクジラは食べた事無いから何とも言えません…けど、癖になりますわね」

レイナ「今現在セミクジラは元となった日本じゃ食べる事はまず出来ないってさ
逆に増えに増えてるミンククジラってのが居るけどまた違った味だしそっちのが合うかもね?」

紫「成程、今度輸入して頂けます?」

レイナ「はーい」
486 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/15(木) 19:21:46.52 ID:2jVIyhja0
椛は姉妹による乳首責めと自慰でだいぶ安定を取り戻してきた
緊急事態こそ脱したがまだまだ気が抜けない

椛「フランさん、それ…良いッ!!ひはぁあああああぁぁっ!!!」

何度も何度も湯船に波を立てる
徳利が一本空く間に23回というハイペースでイきつづけ、流石の妖怪であっても体力的に安心できない

紫「…どう見るかしら?」

レイナ「最後の手段は鎮静剤ですけど…使った薬を考えるとどうなるか…
命の危険も勿論ですがこんな状態が慢性化すると…」

紫「あとは…スキマを使っての部屋移送、本格エッチもアリですわね、どうせ服も防具も洗濯しなければ着れないですし
血の廻りは早くなってますから湯冷めの心配も無いでしょう
…しかし、乳首だけでああなるとは、少しだけなら味わってみたくもありますね」

確かに不自然とは言え、快楽には違いない、デメリットさえなければ享受したいのも事実

徳利が更に一本空いたころ、欲情が衰えない椛とスカーレット姉妹はスキマにより椛の部屋に転移させられる

レイナ「長期戦でしょうし差し入れを持っていきましょうか…貴女はどうします?」

紫「もう少しだけ浸かっていきますわ、ごきげんよう」

・・・

紫(幾ら湯船だからって愛液出し過ぎなのよ…今夜は幽々子の部屋に行きましょう)
487 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/09/26(月) 08:10:28.56 ID:HjdlpGPx0
・・・翌日・・・  :寒村:
〜食堂〜

朝焼けと共に紫と幽々子二人で出向く
いつもより盛況なようだ
それもそのはず、ジエンモーランの肉を味わおうと早い者勝ちで食べに来たようだ

紫「ジエンモーランの…ヤマトニ?っての頂戴?」

???「はいはい、待っててね〜」

幽々子「私も同じ物を♪」

???「あー申し訳ない、丁度売り切れ」

幽々子「そう?なら仕様がないわね…」

紫「いいわ、分け合って食べましょう…そうね、鮭で良い出物はある?」

???「脂乗ってるのと控えめなの、どっちが良い?」

紫「乗ってる方が良いわ、そうね、特産キノコとエリンギ、猛牛バター入れて…調理は任せるわ」

???「ふむ…、輪切りにしてステーキかな、いい?」

紫「ええ、宜しく」

暫くして料理が運ばれる、ご飯やパンと合わせた濃いめの大和煮と
適度な塩と絶妙な香辛料、丁寧な骨抜きで最後まで食べられる鮭のステーキキノコ添えが運ばれた。

アリス「…あら?それジエンモーランの肉?」

紫「そうよ?」

唐揚げを頬張りながら聞いてくる、どうやら食べ損ねたようだ

アリス「売り切れって聞いたけど…」

レミリア「そりゃそうよ、狩ったのは私達だから優先権はあるわ」

今の時間になってレミリアが現れた

アリス「あぁ…なるほど、忘れてたわ」

レミリア「で、相談なのだけど…アリス、今回あなたのPTに入れなさい」
488 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/10/08(土) 07:36:19.37 ID:LLOpXQ7x0
アリス「…藪から棒に何よ?」

レミリア「いいから、目的地は火山よ」

焦ってる…訳では無さそうだが余裕がない、というか訳アリみたいだ

アリス「ちょっと待ちなさいよ、相手によって準備もあるわ、どういうクエスト?
大型は居る?相手は下位?上位?」

レミリア「…鉱石を掘るクエスト」(しまった、大型の確認忘れてた…)

アリス「そんなクエストあったかしら?もっと詳しくお願い」

レミリア「・・・」

はぁ〜とため息を吐くアリス

アリス「幾らか魔法で補えるとは言え妖怪と比べ肉体面では脆弱なのよ
リスクの説明してくれないと動きようがないわ、この手だってまだ痺れるし…」

上位ゲリョスとやりあって尻尾が腕に命中した際、ダメージが残った

アリス「随分良くなったし完治もするけど、極力またこうなりたくないからね」

レミリア「…わかったわよ、じゃあご飯食べたら呼びなさい、紹介するわ」

・・・

紫「…なんか私達、完全に蚊帳の外ね」

幽々子「あそこまで必死になる理由も大いに気になるわね…あ、追加オーダー頼んでくるわ」
489 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/10/08(土) 08:02:13.38 ID:LLOpXQ7x0
・・・

アリスが出るとレミリア、勇儀、美鈴がいた

レミリア「今回のクエストはコレ、燃石炭採取よ」

勇儀「つまり力仕事だ!アリスの場合人形使ってのことになるかね?」

美鈴「ドドブランゴらしきものの存在が確認されていますが…交戦の必要性は無いですね」

クエストの詳細書を手渡される、上位相当だそうだ

アリス「熱が強く地形も複雑、乱気流で飛行船も近づけない、か
それで手つかずのお宝が採り放題で、しかも飛行船運用活発化の為、特に良質の燃石炭は欲しい
…と、で分け前が…えっ!?コレ本当?!」

指で指して数え直している、いつもの依頼より3桁は多い、しかも別途報酬付きだそうだ

レミリア「美味しいでしょう?貴女の武器にはお金かかると聞いたしね」

アリス「…ええ、人形の武器に魔法の素材に…このクエストならツケも払えるわ」

勇儀「でさ、物は相談だけど…金にならない鉱石だったら私の換金鉱石と交換して欲しいんだ」

アリス「良いけど…どうしたのよ?」

勇儀「ここで採れる鉱石が凄い良質らしいんだけどこれで金棒作りたいって言ったら凄い量要求されちゃってねぇ」

アリス「成程、交渉成立よ、じゃあ対熱魔法は…念の為全員かしら?」
490 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/10/08(土) 08:20:04.11 ID:LLOpXQ7x0
輸送機内部

四方山話をしていたが・・・

勇儀「あと気になるのが、このドドブランゴさ」

アリス「?」

美鈴「ずっと追ってたんでしたっけ、お金に困らなくなったほどドドブランゴを狩って…」

勇儀「ああ、奴の牙で一軒家が建ちそうなくらいにはあるかな?
少なくとも防寒着が一気に安くなったとか上位ドドブランゴ装備を新入り村付きハンターに装備させよう…
ってくらいには相場が下がったね」

レミリア「…程々にしておきなさいよ全く」

勇儀「そうは言うが火山灰や厚い雲に覆われてて兵器娘の偵察機でも限界があるみたいだからね
今改めて生体用探査機開発中って聞いた…おっと、そろそろ降下か
じゃあ空中からそのまま降りるぞ!」

???「いいけど忘れ物しないようにね、採掘具とか」

勇儀「わかったわかった!」
491 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/10/17(月) 18:06:37.81 ID:qOxWZcg30
アリスは全員に対熱防護魔法をかける、機内に居るのに熱い、しかも相当揺れている
更に呼吸補助魔法も用いる、水中用にパチェリーと共同開発しておいたが正反対の場所で使うとは皮肉な事だ
なお、この技術は後に兵器娘から高く買われる事となる

???「ここらが限界、帰りは熱泉からの筏を使って激流下りだからね、グッドラック」

焦熱地帯と呼ばれる場所の拠点目掛け降下する、武具と採掘道具以外所有してない
なにせ・・・

アリス「ひやっ!!?何コレ?!凄い乱気流…」

黄色、橙が大半を占める溶岩と爪のようにそそり立つ巨岩
地底より荒々しいその天然の要塞はパラシュートなぞ付けてようものならどこかに飛ばされていただろう
剛爪から生み出される狂乱するその風は回復薬のような物も減らさないと制御が出来ないほどだ
高温をもまとう炎はクーラードリンクは意味をなさない…というか継ぎ目の金属などから溶けてしまう
そして肌身を容赦なく焼いていくだろう

降下するにつれ全員険しい表情となる
それでもどうにかはぐれず拠点に辿り着いた

勇儀「まるでピザ窯に放り込まれたようじゃないか」

拠点は比較的涼しい場所に構えたらしいが十分熱い
魔法のおかげでダメージや疼痛こそないが感覚はある

美鈴「筏、応急処置場…この巨大な箱は…?」

この場に似つかわしくないトレーラーサイズの大きな箱がある

???「あぁ、ここは持ってきた燃石炭を冷やすのさ、酸素不足だから燃えないだけだしね」

レミリア「まぁいいわ、さっさと済ませましょ」
492 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/10/17(月) 18:48:31.28 ID:qOxWZcg30
すこし歩を進めたらなんとまぁ鉱石の山である
この一帯だけでも1集落が1000年使っても御釣りがくる量だ
ただ、鍛冶の炉の中に居るほどの超熱量が普通では手出しをさせない

美鈴「グラビモス亜種ですら短期間しか居れない理由、解りますね」

こんな超高温地帯に居れる大型生物なぞそうはいない
それでも、餌となる燃石炭を少ない制限時間で齧って行った結果、爪のような大岩が産まれていたのだ

レミリア「つまりあの上の方も燃石炭なのよね…下がってなさい」

弾幕を用い『爪切り』をする、これなら落石の心配がなくなる

勇儀「いいねぇ…さて数と質、どっちが上か、晩飯賭けないか?」

アリスに視線を送る

アリス「望むところよ」

重機のように掘り進む勇儀、アリスは序盤で使ってた採掘用人形装備を引っ張りだし
流れ作業のように進めて行く

美鈴「私は…?」

レミリア「人形と共に拠点まで運びなさい、私は周囲を見張るわ」

すぐに地熱発電を利用した特殊冷蔵庫が稼働し、この数分間に放り込んだ額だけでもう笑いが止まらないほど稼げている
特上の物も入り混じり、これらは良質な半永久機関となっていて焦熱地帯形成の原因となっていた
おそらくG級の原因にもなりえるほど…
493 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/11/03(木) 05:03:42.69 ID:kVcw+pcl0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アリス「そう言えば…」

レミリア「何かしら?」

アリス「何でまた急に大金に拘りだしたの?あの立地でお屋敷建てるでもあるまいし…」

レミリア「…ちょっと、あってね」

========昨日========

椛、フランは疲労でグッスリ、一息ついたレミリアは部屋から出る
別室でランプの下レイナが座っていた

レミリア「椛のバイタリティも相当なモノよね、門番にでも迎え入れたいくらいだわ
…ってレイナ何よんでるの?」

上機嫌で羊皮紙かなにか、上質な紙とは言えない物で出来た書類を読んでいた

レイナ「ん…あぁ、別世界の手紙…かな?」

見るととても読みにくい文字で書かれていた

レミリア「アハハ!何コレ!!フランの方がずっとマシな文字を書けるわ!!文法も…」


空気が変わる


レミリア「…どうしたのよ」

レイナ「この差出人は貧乏な農村の子供なんだけど、渡した辞書を頑張って読み解いて
ロクな筆記用具も無い中頑張って書いたモノなんだ」

レミリア「………学校」

レイナ「?」

レミリア「この私の名の下、学校くらい建ててやるわよ!!」

レイナ「悪いけどほんの数か月前に裸一貫だったのにどうこうできると思えないかな
・・・そこどいて、フランと添い寝するから」

重圧に圧され、無言で道を開ける

=====================

レミリア「確かに貯蓄は全然…だけどっ………!!」

ここでレミリアが異変に気付く
昨日の重圧が再び…しかし、レイナが付いてきたと言う話は聞かない…
494 : ◆vDejidqJ6g [sage]:2016/11/17(木) 11:50:10.47 ID:I+oT3+8+0
溶岩と岩の陰から出でし大猿、到底穏便には済みそうにない雰囲気がひしひしと伝わる
溶岩の河の上にある点在する岩伝いに見事な跳躍で軽やかに跳ね回って近付いてくる

勇儀「…へぇ」

武器を手に目の色を変える勇儀、求めていた相手が今目の前にいた
横に伸びた角を持ち、漆黒に覆われた黒い毛からなる剛腕

勇儀「これは調べ直すまでも無いね」

レミリア「アリス、ここいらの収穫物を全部持ち帰って、そのまま待機して良いわ」

採掘用装備の人形ではこの存在には到底歯が立たないと察しての事だった
アリスは無言で頷き、驚くべき速さで人形を動かす
勇儀を中心に対峙し、相手が様子を見てる間にアリスらは撤退を完了させた

美鈴「お、お嬢様、本当にコレとやるんですか…?」

武器こそ構えているが明らかに怯え、聞いてくる、今までの相手とは違う

レミリア「当然ダメそうなら逃げるわよ、ただでさえ場所が悪い上準備もいつもより軽めなんだから」

槍を構え冷静に言い放つが内心泣き出したいほどだ、心が弱ければマトモに息も出来ないだろう

美鈴「じゃあ…」

レミリア「私も一目散に帰りたいけど、あの機動力よ?一斉に背を見せたら運が良くても誰かが霊夢のようになるわよ」

美鈴「こういう時つくづく後悔しません?その能力」

レミリア「…言わないで」

相手、ラージャンは時折唸り声を上げるだけで攻撃行動に移らないが、敵意はしっかり向けている
今すぐ抜け出したい空気がピリピリ流れているが、あいての気迫に負けたらその先は…
495 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/01(木) 04:52:14.41 ID:2x8mIJ+F0
灼熱の大地で凍てつくようなプレッシャーの中の戦闘
数分間に及んでいた

未知の相手だがレミリアの指揮によりどうにか渡り合っている

勇儀「こんな強敵の重圧の中、冷静じゃないか…よっと!!」

バキィン!!!

ラージャンの拳と勇儀の金棒がぶつかり合う
杉の丸太ほどもある金属の塊が歪み、予断を許さないことを告げる

レミリア「ふん、私はこれくらいの相手に実戦形式で戦った事があるのよ!」

勇儀「は〜ぁあ羨ましい!模擬戦形式だとどうしてもルールに則るからね!」

勇儀とラージャンで相対する、が、苦戦は免れない
美鈴も側面から攻撃に参加するが、いつもの力を発揮できずにいる

レミリア「美鈴、手を抜かずもっと力を籠めなさい!」

美鈴「…は、はぃい!!レミリアお嬢様!!」

レミリア(役立たずは下がってろ…と言いたいけど、コイツは素直に下がらせてくれない
でもって二人では凌ぎ切れやしないわね…運命では戦闘する事で活路が見える、とあるけど…)

勇儀「…潜った!」

美鈴「くぅう…どこから?」

ドゴォッ!!

レミリアの足元に亀裂が入る、比較的柔らかい鉱石の上に居たのが目を付けられる要因となった

ザシュッ!!

レミリア「甘いわよ」

地中からの襲撃に冷静にカウンターを決めるレミリア
少なくない鮮血が舞う

勇儀「へぇ…やるじゃないか!無事帰ったら手合せしないか?!」

レミリア「フゥ…考えておくわ」
(そう、この程度の攻撃ならアイツ…レイナの木の葉落としに比べたら脅威の内にも入らない
これで美鈴が本調子になれるなら…)

相手は弱るどころか強靭な筋肉により傷を強引に塞ぐ
猫にひっかかれた程度とでも言いたげに向き直る
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/12/17(土) 06:06:38.90 ID:79Tui1IG0
現在進行形だったのか・・・
いや、良い。俺は密かに応援しているからな。
497 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 06:37:05.33 ID:BTxvVSBv0
========================================
>>496
すいません、応援ありがとうございます
========================================

振り回す度地面の岩ごと抉る剛腕
勇儀は良くいなし、直撃を避け、カウンターを取る

レミリア「貴女、杯持ってた方が強いんじゃない?」

勇儀「そーだなぁ、持って来るべきだったかなぁ…っとぉ!!」

ゴスッ

軽口に応えつつのカウンター
今勇儀は杯の代わりに金棒を持ち、振り回す

ガキィン!

とんでもない強度の角に弾かれ、更に金棒が痛む
勇儀はもとより武器がもう限界だ
レミリアは無傷だし武器にも余裕はあるが体力自体は損耗しキレがなくなっている
此処までの長期戦は初めてで勇儀が居なくなればすぐに崩れるだろう
美鈴、回復はおろか酷くなる一方

ザシュッ!!

眉間にグングニルが命中、ラージャンが距離を取る…すると
背後の毛が逆立ち、見間違いでなければ金色の体毛と、放電を繰り返している
弱るどころか明らかな強化だ

「・・・」
流石の勇儀も呆気にとられる、レミリアも大きく戦意が削がれる
その隙を突き跳躍、狙いは美鈴・・・
498 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 06:53:19.19 ID:BTxvVSBv0
どうにか身体が覚えていた、防御、受け身…
突風の前の木の葉のように飛ばされる身体、岩壁に勢い良く叩き付けられる

勇儀「…レミリア!どうする?・・・置いていくのも選択肢の一つだ」

レミリア「…っバカ言わないでよ!」

とはいえ速度も火力も段違い、探して逃げる余裕はまずない
更に間の悪い事に冷却魔法が切れかかり、じわじわと熱が染み入る

レミリア(だれか、助けて…)

そこに現れる一つの影、交戦中だったラージャンがそっちに向き、視線を戻そうともしない

角を前方にまとめ上げ、足を四本もち、更に翼をもつ
護る事を考えず鋸のように削る事を考えている鱗

正体は解らない、が、いち早く駆け出したのはラージャンであった
次に動いたのは勇儀

勇儀「レミリア!」

ハッと気を持ち直す

レミリア「ええ、美鈴を救助後最速離脱、後の事は兵器娘らに押し付けるわよ!!」

勇儀「おうよ!」

其処からの事は熱が頭に回った事もありよく覚えていない
兵器娘の体内の収容部屋に居たことくらいだ
アリスは美鈴の治療を手伝い、勇儀は武器の損壊からラージャンへの対策を練ってる
私、レミリアは心と体が離れたように呆然としていた

499 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 07:23:24.33 ID:BTxvVSBv0
・・・
寒村:集合住宅前

港から帰路に付く、とりあえず今はもう寝たかった

パチュリー「あら、空前の賞金を手に入れた割に元気が無いのね?」

パチュリーが拗ねながら不満を漏らす
確かに人形と言う労働力の差はあれど、冷却魔法は勝るとも劣らない代物が使える
加えて高度な医療と肉食中心の生活になった事で喘息に貧血の症状も見られない

レミリア「・・・今はそれどころじゃないわ」

パチュリー「…!」(そんな言い方って…)

にとり「あ、いたいた、パチュリー!武器に付与する魔法陣だけどさ、魔法陣を描く素材が足りなくて
シーブライトでいい?」

パチュリー「それは困る…倍額払うからデプスライトにできない?」

にとり「いやー金額の問題じゃなくて供給の問題でさ、供給元に居るチームの大半が発情期でしょ?
全然、全くもって足りてない」

パチュリー「むぅ…」

にとり「取り敢えずこの配合なら予定値の75%までは保障する、金額も負けるけどどうする?」

パチュリー(にとりが負けるって事は本気で枯渇してるのね)「…むぅ」

レミリア「…武器は、武具は手を抜かない方が良いわ」

パチュリー「…あら?」

レミリア「…今回とんでもないのとやりあってきたのよ、そこで後悔したって遅いわ」

にとり「あー、もしかして勇儀の得物をあんなのにした相手は…」

コクリ、と頷く

にとり「…よし、色々アプローチしてみよう、雌火竜の宝玉も使う事検討に入れて!」

パチェリー「こ、こら!アレを勝手に使わないでよ?!」

・・・
ちなみに、魔理沙をせっついて素材を手に入れよう!と言う事で話は終わった
・・・
500 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 08:03:52.31 ID:BTxvVSBv0
寒村:食堂

紫「あーあ、尻尾剥いでおくんだったわね…」

幽々子「まだ言ってるの貴女は…どうせ鱗だから先に行くーなんて言って…」

紫「だって!帰路に就いた後パチュリーが宝玉手に入れたって!!」

幽々子「はいはい、黄金芋焼酎奢るから…」

紫「本当?!」

幽々子「一杯だけよ?」

紫「…むぅ、結構実入りが良いクエだったでしょうに」

幽々子「同じクエスト行ってたでしょ〜?」

ギュー

紫「ふぁい、ほーでひた」

ヤマメ「何出入り口で漫才やってんだいあんたらは…」

・・・
料理を持ち席に着く2人、今回は別々だったヤマメと相席だ

紫「あら?今日はクローディアと一緒じゃないの?」

今や独りで食堂に入る幻想郷勢は希少となった、紫と幽々子のように元から仲のいい二人は然り
クエの出撃、帰還共に一緒の飯を平らげるもの、そして新たに傍らにいる存在を見つけた物だ

ヤマメ「ん?あぁ、新種の相手が出たとかなんだとかで調査に駆り出されてる」

幽々子「…乳首立ってるわよ?」

ヤマメ「!!!あっ!!あぢっ!!!げほっげほっ!!!」

幽々子「あら〜良く見たらボタンだった、ごめんね〜」

ヤマメ「…ケホッ…やめとくれよ、今の時期洒落にならないんだから」(要らない事いうからスイッチはいっちまったよ…)

紫(ん?よくよく見ればさらしで押さえてるのね…アレ?前より大きい?)

幽々子「ごめんねぇ〜お詫びに何か奢るわ」

ヤマメ「だったら…そうだね、ハリマグロの赤身包んでおくれよ」

紫「あら?トロじゃなくて良いの?」

ヤマメ「元々赤身のが好きだからねぇ、ちなみにこれからひとっ風呂浴びる予定さ
これから雪になるから丁度良いかなって」

蜘蛛による天気の諺をみてもわかるが蜘蛛と天気の関係は深い

幽々子「いいわねぇ!たまには皆で行きましょうよ!お酒もって!!」

紫「そうね、雪見酒もしゃれてるわね」

ヤマメ(う…要らない事言っちゃった…だんだん考えられなくなってる…)
501 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 16:46:09.38 ID:BTxvVSBv0
===============================
※R-18要素アリ
===============================
・・・
レミリア:寝室

薄暗い部屋の中、着替えとお風呂道具の前にたたずむ
小悪魔辺りが用意してくれたのか、暖炉に置いた少量の燃石炭のおかげで部屋も暖かい

レミリア「今は入浴なんて気分じゃないわね…」
(全治二週間…身体的障害などは残らないとは言えあの美鈴をそこまで…
主なのに出来る事も無いのが口惜しい、しかし今は寝る以外ない…か)

ボフッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

白…いや、薄いピンクの部屋に居る、そして自身は裸だった
寒くも暑くもない…背後に気配を察知し、飛び退く
それは瓜二つの自分自身だった

レミリア「…誰よ、貴女」

レミリア?「あらご挨拶、それとも貴女のおうちには鏡も無いのかしら?」

レミリア「バカにしてッ!」

バシュッ   バスンッ!!

レミリア「っ!?」

ダメージは光弾を放ったレミリア自身が受けた…何故?

レミリア?「あらら?自傷なんてするものじゃないわよ?」

レミリア「くっ…」

レミリア?にジリジリと寄られる、この場所は思いの外狭くすぐに追い詰められる

レミリア?「逃げようとしなくて良いのよ?楽しみましょう?」

レミリア?は見せつけるように自慰を開始する、その刺激は本物のレミリアに伝わる

レミリア「な…何をしてるの?この痴れ者がっ…!」

目を閉じてもまぶたの裏に向こうの視界が映し出される
目をぎゅっと瞑り、裸のまま固まる自分、レミリア?は満足そうに見据えた後
偽物自身の乳首を引っ張って見せ、股間に手をやり軽く秘裂に挿入、糸が引いた手を見せる
愛液をおもむろに嗅いだ後、舐めとる、全部本物のレミリアにも通じている
502 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 17:09:11.74 ID:BTxvVSBv0
レミリア(うぅ…自分のを舐める趣味なんて無いわよ
そうだ、部屋を壊して抜け出せば…)

レミリア?「いいの?」

レミリア「えっ?」

レミリア?「瓜二つ、そしてこの通りエッチな私を解き放っても良いのかしら?」

絶妙な力加減でクリトリスを弄る

レミリア「ひゃうっ!!!」

レミリア?「どんな悪戯するか、わからないわよ?」

レミリア「・・・何が望みなのよ?」

レミリア?「さっきも言ったでしょう?楽しみたいの、ほら、無駄な抵抗はしないで…」

レミリア?の口がレミリアの乳首を覆い、舐めしゃぶり、舌で転がす
反撃を…と思い手を伸ばしレミリア?の乳房を弄るが、その感触も全部返って来る

レミリア(そんな…自分にレイプされるなんて…こんな事…)

とんでもない夢を見ている、が、醒める様子は全くない
時間は相手の味方で毒が蝕むように抵抗力を奪う

レミリア?「ふふ、凄い溢れてるわ」

レミリア「ばっ!バカ!!!」

羞恥の為思わず目を閉じる、が自分の性器をまじまじと見る事に繋がった
身体が完全にその気になってしまったレミリアは目を開け、背ける事が出来ない
503 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 17:27:46.11 ID:BTxvVSBv0
いつしかレミリア?の眼前でM字開脚する事になっていた
不快だった自身の匂いも今や官能を刺激する香水となっている

レミリア?「ん〜、これ邪魔ね」

レミリア?は小さな曲刃鋏を用意し爪を切り、ご丁寧に鑢までかけている
その焦らしている間、視線は自身の秘裂に集中していた

レミリア(目っ!!目を開けなさい、私!!でも…あぁ…開けられないし逸らせない…何でっ?!)

レミリア?「はい、これでよし、しっかり焼き付けましょうね♪」

くぱぁっ

レミリア「っ!!!!!!」

見る見る紅潮するレミリア、その姿もバッチリ捉えられていた
恥ずかしさは数倍である

レミリア?は奥が見えるように指で拡げ、その指で刺激する
更にもう片手で勃ったクリトリスを万遍なく弄る
すると加速度的に愛液が滲み、濃さ、粘度が増している

レミリア?「そろそろ頃合いかしら?」

といってお豆に顔を寄せ、強すぎず弱すぎずな力で吸い上げる
自らの弱点を知り尽くした責めに耐えきれず、レミリアは絶頂に達した…
504 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 17:48:33.63 ID:BTxvVSBv0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:温泉

ヤマメ「雪明りでほんのり明るくて、良い感じだねぇ」

紫「お酒で火照った顔に心地いいわぁ…」

幽々子「幌は付いたと言え、流し湯はしないとだけど…」

妖夢「ご安心を幽々子様、今回供給された燃石炭により暖かくなっているそうです」

御付として妖夢が増えた、酒と肴を抱え、降りて行く
着衣を外す、髪の毛を下す、ヤマメは端っこに隠れて脱ぐ

ヤマメ(さらしもいい加減キツイねぇ…お足は出るが服や防具、仕立て直してもらうかい…
でもって…あーあ、太腿までぐっしょり…手拭いで拭いておくか…)

ここに来て最低でも二回りは乳房が膨らみ、お尻、太腿の肉付きも良くなっている
それでいて活動的に動くようになったためかウェストは引き締まって・・・
コソコソしているのでつい視線を映した妖夢…

妖夢(や、ヤマメさんあんなに官能的でしたっけ…?同性なのに意識しないと視線が…)

幽々子「妖夢?いつまで脱いでるの?いくわよ〜」

妖夢「はっ!はい!ただいま!!」
505 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/21(水) 18:18:15.24 ID:BTxvVSBv0
紫(ここまでとは…)

幽々子(あらあら〜?)

妖夢(ゴクリ・・・)

ヤマメ(乳房に視線が集まってる…///)

歩けば弾み、座ればたゆみ、かけ湯をすれば弾き出す
環境変化による一時的な物かはわからないが幻想郷勢屈指のナイスバディが一人増えたことは確かだ
・・・
適度に洗った後、浴槽に入る、月明かりに雪が照らされ、風情がある
が、意識は別のところに向かっていた
湯船に浮かぶ二隻の大艦巨乳、ヤマメである

幽々子「…その胸、ホンモノよね?」

ヤマメ「あ、あたりまえさね!」

幽々子「確かめて良い?」

ヤマメ「…勝手にしなよっ」

むにゅっむにゅっ、こりこり…
鷲掴み、指で乳首を弾く

ヤマメ「も、もういいだろ…自分か紫の胸でも揉んでなよっ」

しかし欲情し、俯いた可愛いロリ巨乳を放置しておくほど
紫と幽々子の性格は良くは無い、でもって好奇心も味方しているから性質が悪い
一方妖夢はこの顛末を真っ赤になりながらガン見していた
506 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 02:27:54.02 ID:zOII1hq70
紫と幽々子を両脇に抱える形となった

紫「いいわねぇ、ハリもいいし揉み心地最高よ」

幽々子「乳首の感じも良いわよ、ほら…」

ヤマメ「ふ…二人とも…あうっ…酔いが回り過ぎじゃ…ひゃうっ!…ないかい?」

二人の玩具にされている、発情期にスイッチが入ったヤマメでは押し退ける事が出来ない

紫「そうねぇ…じゃあ酒豪で名高い土蜘蛛の体液を得れば…」

幽々子「強くなるかもしれないわ♪」

ヤマメ「な…なにいって…ひゃうっ!!!」

二人掛かりでの乳首吸引、妖夢と言う観客を目の前にして興奮度が上がってゆく

ヤマメ(このままじゃ本当にヤバい…)

ザバッ

ヤマメ「こ、これ以上は流石に怒るよ!!今日は先に上がらせて貰うから!!」

最後の力を振り絞り、立ち上がる
そして服も持たずバスタオルを巻いて自室に一目散
どうせさらしを巻かないと服に胸が入らないしそんな暇は無い

紫「…あーあ、イジメ過ぎちゃったかな?」

幽々子「今思えばやり過ぎたわねぇ、あとでちゃんと謝らないと…
妖夢?貴女も少しは止めるそぶりを見せなさい?」

妖夢「ふぇっ?!えぇっ!!!」

紫「そうね…ショーの特等席に居て入場料がまだだったわよね〜?」

妖夢「・・・お、お手柔らかに」

矛先が変わり、3人の入浴はまだ続く…
507 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 04:04:52.09 ID:zOII1hq70
・・・
たかだか1kmそこら、しかも飛んでいたのに長く長く感じる
脚から滴り落ちるのは風呂の水か愛液かすらもわからない
あのまま身を委ねても良かったが最後の砦である貞操観念がそれを抑えた

ヤマメ:自室

バタンッ!!

エッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエ
ッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッ
チしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチ
したいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチし
たいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチした
いエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたいエッチしたい・・・・

戸を閉じたと同時に最後の利性が切れる
自分で乳首を吸いながらオマンコを掻き回しクリを弄る
今にも倒れそうな足取りでベッドに向かい、ぶっ倒れた

ヤマメ「はぁっはぁっ…こんな時に何で居ないんだいっ…ふあっ!はっ!!あぁっ!!!」

あの時キスメに向かっても良かったかもしれない…が、上手く事が運んでも
彼女では正直経験不足過ぎてこの昂りは抑えられない
現に妖怪としての単純な力は相当高いので振り回される力も大きいのだ

ボッ ボタタッ ビチャッ・・・

大量に滴り落ちる愛液、寝具の傍らにある水筒で水分を補給する
脱水症状を起こすまで愛液を出してなお止まらないので傍らに置いてある

ヤマメ「はぁっ!はぁっ!!あぁあああぁぁあっ!!!」

イったそばから休む間もなく自慰を繰り返す
堰を切った性欲を止める術はもうない
この行為は気絶するまで及んだ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
クローディア「…帰りたいなぁ」

???「何か言った?」

クローディア「ん?ううん」

???「頼むよ〜不測の事態が起きたら長距離戦闘機の貴女が頼りなんだから
せめて調査が済むまでは…」

クローディア(ヤマメ…心配だなぁ…)
508 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 06:35:33.31 ID:zOII1hq70

・・・

レミリアの夢の中

レミリア「…ん」

レミリア?「あら?気が付いた?」

ビクッビククッ!!プシュッ!!

レミリア(えっ?!あっ?!えぇっ??!)「んくぅうううっ!!!」

マンぐりがえしの体勢で責められていた
貪るように秘裂への口撃が行われ、快楽の奔流が一気に流れ込む

レミリア?「この空間で気絶なんて予想外だけど…その間じっくり弄らせてもらったわ」

レミリア「あ…あぅ…」(さっきより敏感になってる…うそ、そんな…)

舌でクリトリスを弄ぶ、濃い愛液の味と共に絶頂が襲う

レミリア?「これ以上は壊れちゃうかしら?…うん、まだまだ時間はたっぷりあるわ
ゆっくりとセックスの快楽を教えてあげる」

その後ゆっくり、確実にレミリアはレミリア?により開発されていった・・・
509 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 06:54:34.14 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:朝:ヤマメの部屋

コンコン

キスメ「はいっちゃうよー?おじゃましまー・・・ケホッコホッ!!」

超高濃度のヤマメの匂いにあてられ思わず咳き込む
寝室の上には親友のあられもない姿が映し出される

キスメ「…うん、ヤマメの為、起きないように、起きない内に寝具の整理を…」

グチャッ
シーツに手をやると触れただけで液が溢れて来る

キスメ(ちょっこれ…失禁じゃなくて全部愛液?!信じられない量…う、うわぁ…)

・・・じゅっ…ゴクン

キスメ(…ヤマメの味・・・じゃない、交換しないと…)

ヤマメ「ん…うぅ…」

キスメ(?!)

呻いただけだった

キスメ(は、早く出ないと…ん…?)

どどん!!!

キスメ(ちょっと見ない内に…すごい…私も少し大きくなったんだけど霞んじゃう…)

こっちへきての食生活改善組は軒並み肉付きが良くなっている

キスメ(一度だけ…えいっ)

もにゅっ

すごい…クセになりそう…

キスメ(だ、ダメダメ!お仕事に戻るんだから!!…そうだ、一つ水筒を拝借して…)

ギュー・・・ゴポポポ・・・

シーツからヤマメの愛液が絞り出され、水筒を満たす

キスメ(た、大切に使うからね?!)

バタム

タッチの差でヤマメが起きる、が、未だ性欲が根強く残り、寝具の交換に感謝と申し訳なさを抱きつつ
自慰を再開する
510 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 07:13:54.97 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:朝:レミリアの部屋

バタム

お空「はいりましたよー…ひぅぅ?!!」

漂っていたのは発情空気そのものだ

お空「お、おっかしいな?こういう空気に当てられちゃ駄目って聞いたしレミリアなら大丈夫って聞いたのに…」

お空も発情組である

お空「・・・いっか!お仕事しないと…」

ベッドの上には定期的に潮を吹くレミリアの姿が

お空「ほらー起きて!寝具かえるよ!」

ペシペシ

レミリア「…んあぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」

お空「身体拭く?拭いてあげようか?」

レミリア「…拭いてくれない?」

自分で拭こうにも体力の消耗と寝不足で身体が動かない

お空「はーい」

ごし…ごし…

レミリア「あっ!!あぁああぁっ!!!」ビクンビクンッ!!!

お空「?!」

ごく普通に拭いただけである、むしろ生傷を付けてくる機会が増えているので
蒸しタオルを優しく動かしただけだ、が、エビぞりになり絶頂する

お空「…えっと、お股も拭くけど…」

レミリア「ふぇっ?!」(いい!!いい!!!私が拭くから!!!今は止めてぇ!!!!)

ごしっ

レミリア「んくはぁあああああぁぁああぁぁあああぁっ!!!」ビクッ!ビクッ!!

だらしなく失禁してしまうがお空の処理は手馴れていてシーツをほんの少し汚しただけで終わった
レミリアは羞恥と自尊心が傷ついた事で思わず涙を流す
平謝りをしながらお空は寝具を交換し部屋を後にする

レミリア(は、はずかしい!!はずかしい…のに、なんで…私興奮して…)

・・・
511 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 07:34:47.24 ID:zOII1hq70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:昼:食堂

レミリア(と、とりあえず、何か食べないと…)

昨日の不思議な出来事により覇気も生気も失われていた
するとどうだろう、同じ状態のヤマメがモソモソと食事をしてるではないか

レミリア「空いてるかしら…?」

ヤマメ「…どうぞ」

今の時間空席は沢山ある、が、どうしても会話したくなった

レミリア「…貴女も昨晩のアレにやられた口?」

ヤマメ(ん?気付かなかったけど入れ違いになってあの二人の餌食に?)「だねぇ」

レミリア(私だけじゃないのね、ちょっと安心…)「勘弁してほしいわよね」

ヤマメ「いやいや、ホントだねぇ〜制止してもちっとも言う事聞いてくれなくて」

レミリア「そうね、追い詰められて、責められて…」

ヤマメ「二人がかりで乳首吸われた時は意識飛びかけたよ…」

レミリア「ブフッ!!!…えぇっ!!!」(ふ、二人も相手にしてたの?!)

ヤマメ「?ああ、でさ、じーっとその様子を真正面から見られててさ」

レミリア「?!」(3人?!)

ヤマメ「いやーたまったものじゃなかったね」

レミリア「そ、そう、私は指でアソコを弄られて…」

ヤマメ「ブフッ?!ほ、本当かい?」(確かにお尻のが魅力あるけど…そこまでしたのか…いや、しかねないねぇ)

レミリア「やったこと全て跳ね返されるし…」

ヤマメ「あ〜…」(スキマ?)

レミリア「どうしようもないから言いなりになって…クンニとか…されたわ」

ヤマメ「そいつはひどいね」(レイプ…?いやでも流石に逃げようと思えば逃げれるはず…和姦なのかな?)
512 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 07:48:40.71 ID:zOII1hq70
レミリア「クリにも吸い付かれて…腹立つことに上手なのよ」

ヤマメ「相当されたんだねぇ…」

レミリア「そもそもいきなり裸で出会うっておかしくない?」

ヤマメ「い、いや、普通だよ?」(浴場は裸になるだろう?!)

レミリア「えっ?」(あれ?あの場はそういう決まりでもあるのかしら?)

ヤマメ「えっ?」(そういえば一緒に入った事無いけどいつも水着着てるのかい?)



レミリア「…そうそう、逃げようとしても脅迫されて…」

ヤマメ「押し切られたのかい?ダメだよ強く言わなきゃ」

レミリア「強く言えば解放してくれるのかしら?」

ヤマメ「そりゃあいくらなんでも問題になるよ」

レミリア「そ…そうだったの」

ヤマメ「決まりで兵器娘もすっ飛んでくるよ」

レミリア「えっ」(あそこ兵器娘が関与してるの?)

ヤマメ「えっ」(約定でそういうのご法度ってあるけどねぇ?)


レミリア(知らなかった…)

ヤマメ(忘れてたのかねぇ…)
513 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/22(木) 08:08:54.13 ID:zOII1hq70
レミリア「で、気絶するほど犯されたんだけど、その後もまたされちゃって…」

ヤマメ「そりゃもうそこまでくれば(あの二人は)発情期だね」

レミリア「はつ…この段階で?(吸血鬼の私が?!)」

ヤマメ「時期に個体差があるんだろうねぇ」

レミリア(そ、そっか…発情期ってあんな感じになるのね…乱れるはずだわ)

ヤマメ(いや…もしや発情期は病原性…?いやいや、私の能力下でそれは有り得ないね)

レミリア「まぁそのせいでまんぐりがえしされていいように弄られて…どんどん敏感に…」

ヤマメ「うーん、それはそれは…誰にやられたんだい?」

レミリア「えっ」

ヤマメ(ここで名前は言いにくいか…)「いや身長で言えば…」

レミリア「そうね…私とだいたい一緒かしら」

ヤマメ(よ、妖夢かぃ?!!)「そ、それは予想外だねぇ…」

レミリア「えぇ…」(あの分身もバリエーションがあるのかしら?)

と、噂をすれば影、妖夢がそこにやって来た、たまたま休日だったのだ

ヤマメ「…あまりヤりすぎると、捕まるよ?」ボソッ

妖夢「なっ何がですかぁ?むしろやられてたのは私ですよぉ!!」

レミリア「えっ」

ヤマメ「えっ」

妖夢「えっ」

・・・
514 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 05:17:26.07 ID:imThBK4/0
・・・
レミリアの部屋

レミリア(う〜ん…何か引っかかるけど…昼な上寝不足だし…これ以上考えても無駄ね
というか…服着てるだけで擦れて…いいわよね?咲夜も向こうだし)

シュル…シュル…

ボフッ

レミリア(はぁ…眠い…けど…)

全裸でベッドに倒れ込む、別の感情が急激に再燃する

うん、一回だけ…

クチュ…

レミリア(あ、あれ?いつの間に私、爪…?)

プチュ、クチュチュ…

レミリア「ふあぁっ!!」(奥まで入れても痛くない…えぇっ?!)

弄りながら、何かに吸い込まれる様に夢の中へ・・・
515 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 05:47:47.25 ID:imThBK4/0

レミリアの夢の中

レミリア「…さて、どう言う事なのかしら?」(問いただしてやめさせないと…)

レミリア?「「さぁどう言う事かしら?」」

レミリア(ふ、二人?!)

レミリア?「残念、奮発しちゃった」

背後からもう一人、囲まれていた…

レミリア「…私も分身出来るなんて思わなかったわ」

レミリア?「そうね、でも、期待しちゃっているんじゃない?」
クチュ「ほら、ここもこんなになって…」「ふふふ…」

レミリア「や、やめ…」(そうだ、強く出れば…)「んうぅうっ!!!」

片足を抱え上げられ秘裂を拡げられた上内部からのクリ裏責め

レミリア?「助けを呼んでいいのかしら?」
「こんな格好観られちゃうわよ」

レミリア「んひぅうううっ!!」

さらに乳首を咥えてきた、完全に丁度良い力加減で来る

レミリア?「そうね、折角この人数だし…」
「食べちゃいましょうね♪」

レミリア「あぁっ、ちょっと…ひぅあぁあっ…まちなさ…あっあっあぁあああっ!!!」

乳首責めとクンニのトリプルコンボ、胸に吸い付く二人を押しのけようとしたが
自身の頭に圧迫感が出るだけだった

ガリッ

レミリア「きゃうっ!!!!」

電流のような痛覚が走る、その無駄な抵抗に対する戒めに乳首噛み

レミリア?「ここを噛まれたくなければ大人しくしておきなさい?
それとも抓られたいかしら?ふふふ…」

クンニしているレミリア?がそう言いながら指でクリを突く
流石のレミリアも震えながら無抵抗に従う他無かった
516 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 06:52:55.95 ID:imThBK4/0
レミリア?「ほら、目を瞑って…アソコがヒクヒクしてるの、こんなに近くで見えるわ」

両脇の二人によって押し拡げられる、愛液が糸を引き、それでも奥まで見える

レミリア「うぅ…」

レミリア?「いやらしいとおもわない?」

レミリア「・・・」

クリに指を持っていき、抓る体勢に持っていく

レミリア?「い や ら し い と お も わ な い ?」

レミリア「…思うわ」

レミリア?「聞こえないわ」

ゆっくりと力を込めて行く

レミリア「っ・・・」

レミリア?(まだプライドが邪魔してる様ね、手に取るようにわかるのに…私達は貴女なんだから)

ぎゅぅうううううっ!!!

一気に力を込め、更に捻り上げる

レミリア「いっぐぁあああああああぁぁああっ!!!!んぐぅ・・・・・っ・・・・あぅううっ!!・・・くあぁああっ!!!」

手加減してるとは言えその気になればペンチ並みの力が出る上、急所の集中攻撃
30秒ほど続いたそれは長く長く感じられた

レミリア「はひっ…はぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」

解放された後、激しい疼痛と快楽が襲う、こんな事をされてなお濡れてしまっていた

レミリア?「更に濡れてきたわよ?どう思うかしら?」

レミリア「い、いやらしい…わ…」

絞り出すように、しかし今出せる限り大きな声で認めた
レミリア?はその様子に満足したようだ
517 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 07:00:14.14 ID:imThBK4/0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
密林:洞窟エリア

パチュリー(今レミリアはどうしてるかしら?おまじないが効いてると良いけれど…)

メディスン「ねーそっちは居る?ランゴスタ」

パチュリー「いいえ、此処はもう終わった様ね、移動するわよ」
(強い物じゃないけど…ちょっとは溜飲が下がるわね
ホント、一言くらいあったって良いじゃないのよ…)

メディスン「ペイントボール?チルノ達もうクィーン見つけたのね」

パチュリー「急ぐわよ、あの二人だけだと少し危なっかしいわ」

メディスン「はーい」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
518 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 09:02:02.31 ID:imThBK4/0
レミリアの夢の中

レミリア「はぁっ、はぁっ…」

今はもうまな板の鯉状態でまんぐりがえしの体勢により三人の玩具にされている
利き手の中指を3本入れられかき混ぜられたりクリを3人がかりで擦ったり

プシュッ!!ビクンビクン!!

レミリア?「みた?また潮ふいちゃったのよ」

レミリア「見たわ…はぁ…ひぅっ…指も…締め付ける感触がして…アソコは…はひぅっ!!…とろけそうよ…」

レミリア?「いい状況説明よ、ご褒美あげようかしら」

二人のレミリアが耳元で囁く

レミリア?「「見たわ…はぁ…ひぅっ…指も…締め付ける感触がして…アソコは…はひぅっ!!…とろけそうよ…」」

レミリア「やっ…そんな…あぁ…」

更にステレオで自分の淫語や喘ぎ声を聴かされる
慣れない羞恥に顔全体が赤くなる
しかもその間乳首を弾いたり抓んだり、休む暇もない
この甚振る様な淫劇は長く長く続いた・・・

・・・
レミリアの部屋:夜

レミリア「っ!!!はぁっ!!はぁっ!!はぁっ!!・・・・・・・」

汗と涎、涙に愛液の放出で酷く喉が渇く、ヤマメのアドバイス通り飲み物を用意して正解だった

ごくっ・・・ごくっ・・・ごくっ・・・ぷはぁ…

レミリア「はは…何よ、これ…早く…終わりなさいよ…発情期ぃ…」

太腿全体に愛液が付着、シーツにも大きなシミが出来ていた
さわるとまだぐっちょりしている

レミリア(とてもじゃないけど休めないわね…せめて、身体洗わないと…)

服を着ようとする、が、乳房、お尻に触れただけで感じてしまう
到底浴場まで行けそうもない…

レミリア(なにか羽織れればいいけど…ヴァンパイアのローブ、借りましょう)

かけてあったローブを羽織る、膝上15〜20cmと言ったところか
レミリアの身長だとかなりのミニになるが背に腹は代えられない
519 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 09:33:43.92 ID:imThBK4/0
レミリア「うっ…」

外の広場では結構な数の組が帰還していた
ローブの下は全裸だし、ヒラヒラしている
肌触りも良く防寒も問題なく軽いが裾を重くしてほしいと思ったくらいだ
もっとも書置きしたとはいえ黙って持ってきた他人の物なので贅沢は言えない

大妖精「この防具を維持しつつ、この単価はつらいわね…」

チルノ「ついて来ればよかったのに、蟲素材って高値で売れるよ」

リグル「あのさぁ、あんまり私の前でそう言う事言わないでよ〜」

チルノ「あっ、ごめんね〜」

妖夢「いや、でも今回大妖精さんのおかげで助かりました、粉塵の代金は如何程でしょう?」

大妖精「あぁ、いいよいいよ〜その代わりまた組んでくれると嬉しいな、金欠もまだ何とかなるしね
そっちだって今回修理費嵩んだんじゃない?」

妖夢「えぇ、強い相手を狩っても赤字が多く黒字が思ったほど増えなくて…改めて精進も必要です」

会議とも雑談ともつかない話をしているが其処は風呂への道間際である

レミリア(こんな時にっ…どこかへ行ってほしいわね)

じっと伺ってると逆に視線を集めてしまったようで、チルノをはじめこちらを見て来る
さっさと通れば良かったが逆効果だったようだ

レミリア(み、見られると…感じて来るっ)

とはいえいつもと違う格好、寒い中立ち止まりしかもミニ
何より顔を赤くし怪しい態度、誰しも気になると言うものだ
520 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 10:01:19.19 ID:imThBK4/0
強行突破に決めた、が、視線によりしっかりと垂れてきた愛液
隠そうと内股になる、が、そうすると刺激になり…

結果顔を真っ赤にし息を荒げながら不自然な牛歩をするレミリアが…

レミリア(た、垂れてないわよね?!というか内股になるだけでこんな…)

チルノ「…大丈夫なのか?」

レミリア「はぅっ…!えぇ…」(構わないで!黙ってお風呂に行かせて!!)

大妖精「具合悪そうですね、永琳さんのとこに行きます?」

レミリア「いいっ!いいっ!!お風呂で大丈夫っ!」(こんなの診せられる訳無いでしょバカぁ!!!)

妖夢「みなさん、先にお風呂にしましょうか」

レミリア(ふぇっ!?)

リグル「ご飯の後にしようと思ったけどこんな状態じゃ放置しておけないしね」

レミリア(うっそぉ…ダメ、頭真っ白で説得できる言葉が…)

・・・

広場から離れ風呂への細道、20度くらいの傾斜になっている
なお、風呂上りに涼しい風を楽しみたいとの要望から防風措置が取られていない

妖夢「石は無いですが段差気を付けて」

レミリア「あ、ありがとう…」(ひぃい…)

先行してるのは妖夢にリグル

リグル「…ん?!」(えっ…いや、まさか…)

付いて来てるか確認に振り返ったらレミリアのローブを軽く下から覗く形となり…

リグル(こ、こんなところでノーパン?いやいや、レミリアだよ?!
・・・思えばフェロモンまじりのこの匂いも…そんな趣味が?!)

倒れたらすぐに支えられるように3歩下がり後ろに着く大妖精とチルノ
吹き上げた風がローブをめくれ上げ…

大妖精(えぇええっ!?)

チルノ「レミリアもう脱いだのか?ものぐさだなぁ〜」

レミリア「そ、そうよ、咲夜に美鈴もいなくてついね!」(な、なきたい…)

妖夢「?!」

大妖精(見間違いじゃなければ…)

リグル(グッショリぬれて…)
521 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 10:27:00.91 ID:imThBK4/0
風呂に入る前から心拍数を上げ脱衣所に着く

チルノ以外の3人にはそのぐっしょり濡れた太腿に視線が行っていた
でもってそのチルノは…

チルノ「さいきょーのあたいが背中を流してやろう!」

レミリア「あり…がとう」(も、もう好きにして…あはは…)

ごく普通に流してただけ…だがパチュリーの呪いで開発された体には刺激が強すぎた
最後の意地で必死に我慢したが4人の見てる前で何度もイってしまう
今はもうシャワーにすら感じてしまうのだ

チルノ「ふとももとお股すっごいよごれてるなーヌルヌルが無くならないぞ」

レミリア「あっ…んんっ!!!…ふぅぅっ!!・・・・んんんっ!!!」

シャワーが使えないから愛液が滴り落ちるのが誰の目にも明らか
皆は気を利かせ流し湯をそそくさと終らせて洗い場を後にした
レミリアは我慢できなくなった喘ぎ声を響かせながら、そのまま数十分局部を洗われる
なお、喘ぎ声はくすぐったいのだろうと思い全く取り合ってない
秘裂から淫らな音も響かせているが石鹸が擦れた音だろうと思い気にしない
チルノからは見えないが眼前にはだらしない顔をした自分の姿が…

レミリア「も、もぉ…らいじょうぶ…らから…お風呂…ひゃいってきて…」
(こんな…タオルで何度イかされたか解らない…心臓がバクハツしそう…)

チルノ「うーむ、ちゃんと流すんだぞー」

半ば飽きた頃を見計らい伝える、こんなに悪意のない責めは初めてだ…
切れ目のない連続絶頂に腰砕けとなった
522 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 16:40:24.61 ID:imThBK4/0
5分後、レミリアが浮きながら湯船にやってくる
絶頂し過ぎて当分歩く事も出来ない

レミリア(温泉の質のせいか浸かるとだいぶ楽ね…)

チルノ「あれさ、レミリアって、はつじょうき?」

レミリア「ん〜…なんか、そうみたいね…」

チルノ「そっかぁ、さっきはごめんな〜」

レミリア「気にしてないわ、正直恥ずかしいけどむしろ私が早く伝えるべき事だったのよ」

発情期が広まった直後はともかく、今となっては幻想郷勢の理解も深い
変態とかそういう白い目で見られる事は無くなっている

妖夢「となると、フランさんの方も気になりますね」

レミリア「…フランにはレイナが居るわ」

妖夢(あ、まだ蟠りがありますね…)「そうだ、前回の採掘ですが、どうでした?新しい鉱石とか…」

レミリア「…そうね、にとりに見て貰ったけど、期待してていいみたいな返事を貰ったわよ
エルトライト…とか言ったかしら?ただ、鍛冶場と言うか工場が鉱石に追い付いてないから新調するみたいね」

にとり「そうそう!けど燃費主体で維持費が嵩むからさー値段は幾らか勘弁してね?」

妖夢「ど…どのくらい?」

にとり「桁が増えるのは確実、妖夢の場合だと…2桁は覚悟してね」

妖夢「うぅ…」

にとり「まぁそれ以前にカブレライトから始めようか、まだドラグライトどまりだった気がするし」

妖夢「買おうか集めようか、悩みます…」
523 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 17:26:43.53 ID:imThBK4/0
レミリア「まぁ何にせよ、工場のグレードアップを成さないと意味が無いわね」

にとり「そう言う事、向こうから送られたラギアクルス素材も炉の限界感じてね
ツバキに頼んで向こうの炉と極炎石でムリヤリ仕上げた
私の意匠取り入れたアレの改良型が扱えると思えば感慨深いね!(もっとも、代金としてその設計図の写しを渡したんだけど)
今の所新型炉での予約は勇儀の金棒、レミリアの槍、アリスの人形武器、かな」

チルノ「私の場合はどう?」

にとり「ん〜モノブロス亜種とグラシスメタル、それにノヴァクリスタルで作った今の武器が限界
しかも残念ながらエルトライトと氷の相性が悪くて…クリスタルかモンスターの素材次第だと思うね
純度の高いクリスタルがあれば望みはある、もしくは全く新しいモンスターかな」

大妖精「私は…聞くまでもないかな」

にとり「…まぁ借金に頼らないのも良いけど、いい加減武器新調しないと修理点検費で大変だね
素材は揃ってるんだろう?お金借りてでも新調した方が黒字増えるよ?利子は取らないし」

大妖精(それ自体はありがたいけどその代わり防具がエロチックになるから…うぅ…タダより高い物は無い)

妖夢(これ以上えっちい意匠になるのも勘弁です…エロカッパめ…)

ちなみに妖夢は例えるならラオ装備の後部太腿、臀部、背後の露出が上がったモノを装備している
確かに背を見せなければ防御に何の不足も無いが初めて目の当たりにするとぎょっとする

リグル「私は特に不足は無いかな」

にとり「あぁ、虫素材が優秀でこっちも驚いてるよ
新種の虫の発見例もあるけど今の工具じゃ加工は無理だね」
524 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 17:51:39.50 ID:imThBK4/0
妖夢「ふむ…次の相手はフルフルにするか、リオレウスか…」

レミリア「あら?リオレイアの刀も良いんじゃない?沼地なら鉱石も期待できるわよ」

妖夢「あ、いいですね…ん?そうなると火山のリオレウスも捨てがたい…ですが、火山は初めてでどうにも…」

にとり「それじゃあ素材集まらない訳だね、いっそ買うかい?」

妖夢「頑張ります、誰か付いて来てくれますか?」(下手すると筋まで入れるからそこだけは死守しないと…っ)

なお、その被害者は魔理沙である、流石に堪えたらしく遠い海村からせこせこ返済しているようだ
とはいえ全裸に慣れてしまい、ペースは落ちている
他の拠点に移動するようなことがあれば盛り返すだろう

チルノ「あたいなら問題ないよ、リオレウスなら武器の相性もいいし」

大妖精「鉱石系統は私も欲しいので付いて行きます」

リグル「うーん、武器はともかく防具は火に弱いんだよねー」

レミリア「じゃあ私が行くわ、乗りかかった船よ」

妖夢「ありがとうございます!」

レミリア「その代わり、道中と洗い場の件は秘密にしておいて、と言うか忘れて」ボソッ

妖夢「あはは…心配しなくても大丈夫ですよ…」ボソッ(忘れるのは暫くかかりそうですが)
525 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 18:17:31.54 ID:imThBK4/0
洗い場に食事を終えた班や遅れて帰ってきた班がやってきた
全員収容できる広さはあるとはいえ狭くなるには違いないので上がる事にした

レミリアは刺激しないよう慎重に体を拭く
そこでパチュリーと入れ違う

パチュリー(結構堪えてるみたいね、戻ったら解除しようかしら)

チルノ「ねぇレミリア、火山の注意点ってどんなの?」

レミリア「溶岩には気を付けなさい、貴女でも危ないわよ」

パチュリー(…また私の事を無視であのクエだなんて…良いわ、そっちがその気なら当分続行よ)

これによる不当報復によりさらに苦しめられることに
なお、今はあの採掘クエストは調査の為中止になっていることをパチェリーが知るのは後の事である

レミリアはその後すぐに自室に戻り着替える
呪いの直後でないので何とか着用は出来た

その後食堂に向かう、食事と共に軽く作戦会議だ
526 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 18:47:54.45 ID:imThBK4/0
・・・

妖夢「じゃあまず隊長はレミリアさん?」

レミリア「その事なんだけど、その…最近不安というか不安定だから
大妖精辺りに指揮してもらいたいわね」

チルノ「ん〜、大ちゃんなら文句は無いかな、確かに妖夢も嫌いじゃないんだけど…」

大妖精「えっあっその、頑張ります」

レミリア「じゃあ…迎撃区域はこの辺かしら?」

大妖精「い、いえ、ランサー二人ならここがベストかなー…なんて」チラッ

レミリア「…ん、アリね…いいわよ、チルノと一緒なら待機も容易だし」

大妖精「本当ですか?」

レミリア「・・・貴女もっと自信を持ちなさい」

妖夢(何かレミリアさんが今までよりずっと親しみやすくなったような…?)

皮肉な事に発情期もとい呪いのおかげで一歩退いても自分の所為ではなく呪いの所為に出来る
結果前よりずっと余裕が出てきた

レミリア「スペカも鑑みて頭に陣取りたいのだけど…」

妖夢「ええ、尻尾は任せてください」

チルノ「そうだ、一緒に組んでスペカ撃ってみないか?」

レミリア「・・・そうね、いや、面白いわ」

大妖精「じゃあチャンスは私が閃光玉か罠で作ります、尻尾切った後で」

妖夢「わかりました、任せてください」
527 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/23(金) 20:09:04.10 ID:imThBK4/0
・・・
3人と別れ、レミリアの部屋

レミリア「問題は…発情期よね…」

幾分か乾いたベッド、とりあえず寝れない事は無い

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レミリアの夢の中

レミリア?「ふぅん?結構安定してるじゃない」

前と同じ3人…イヤらしい視線で舐め回すように見詰めて来る

レミリア「…提案なのだけれど、今回は…その…手加減してもらえないかしら?」


レミリア?「いいわよ?」

レミリア「!」

レミリア?「恩を売っておくのも悪くないからね、でも、手加減するだけよ」

結論から言えば乳首を舐めるのを中心にじんわりと甚振り、秘裂も陰唇周りを適度にいじくる形となった
派手にイくと言う事は無いが性的開発と言う意味では却って強まったように思える
が、明日への精神疲労をさほど残さないと言う形ではちゃんと約束は守っている

レミリア?「本当に愛らしいわ」

レミリア「…はぁ…好きに…言ってなさいよ…はぁ…」

自分、それも複数に犯されるなんて今後とも慣れる事は無いだろう
しかも理不尽な事にこっちの感覚はそのまま通り
相手への感覚は自分に戻ってくるという仕様らしい
今回自慰を試したが相手は平然として欲求不満かと笑ってきた

レミリア(いつ終わるとも知れないし、どう向き合う…?)
528 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/24(土) 03:08:21.82 ID:mQCgcwU10
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

バタム

お空「おっはよー!…またあいえきまみれで裸で寝てる…えへへ、えいっ!」

ピンッ

レミリア「はんっ!」

寝てる所を指でお豆を弾く

お空「ほら〜おきて〜狩りのじかんだよ〜」

ピンッピンッピンッ

レミリア「ひはっ!あっ!あぁっ!!起きたからっ!やめなさい!!ひあぁっ!!」

ビクッビクンッ

・・・

お空「あれ?レミリアもはつじょうきなの〜?」

レミリア「えぇ…伝達忘れててごめんなさいね」

お空「うにゅ〜私もついエッチな気分になっちゃって、ごめんなさい
収まるまでキスメが来るからね〜」

バタン

レミリア(はぁ…まさかお空にされるなんてここにきて随分環境も何もかも変わったわ
でも、狩りにいく分にはこうやって一回イってからのが都合が良かったかしらね)
529 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/24(土) 11:41:21.61 ID:mQCgcwU10
・・・

寒村:食堂

レミリア「とりあえずカツオ、それと・・・ガーグァの唐揚げにしようかしら」



妖夢「おはようございますレミリアさん、先頂いてます」

チルノ「ちょうしはどうだー?」

レミリア「万全とは言えないけど今日は良い方ね、いつもこうだと助かるのだけど」

大妖精「…?湯呑とこの匂い…紅茶じゃなくてこぶ茶ですか?」

レミリア「…そうね?なんとなく手に取ってみたのよ」

ズズッ…

レミリア(あれ?結構良いかも…見た目は薄いけど味も血に近いし落ち着く…)

大妖精「…このガノトトス定食美味しいですね」

妖夢「昨日フランさんの班が狩ってきた奴ですよ
お気に入りですけどガノトトスは良い感じの太刀が無くて…」

大妖精「あ、もしかしてリオレウスとフルフルで迷ってたのは…」

火と電気、両方ガノトトスに都合が良い

妖夢「い、一応他の相手にも使えますし!特にフルフル素材は切れ味が良いのですよ」

チルノ「じゃあなんで今回リオレウスにしたんだー?」

妖夢「…あの後確認したらフルフルは鉱石だけだったんです」

チルノ「おっちょこちょいだなー」

妖夢「でっ!でもでも!フルフルは上位種の次が確認されてますからそれを相手取るのに
リオレウスの火属性は都合が良くて!!…むぅ」

レミリア「属性揃えるのも一つの戦略だわ、間違ってはいないわよ」

妖夢「で、ですよね!実際ガノトトスの肉や防具は需要高いですから資金面でも安定します」

・・・
530 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/24(土) 12:42:23.34 ID:mQCgcwU10
・・・・・・・・・・・・・
火山:ベースキャンプ

レミリア「この辺は火山灰で太陽が出てこないのが嬉しいわ」

大妖精「実は私も初めてですけど…蒸し暑い…」

妖夢「こんな所に住んでいるから生存競争に敗北した弱者だと思ってましたが…
見当違いでした、強敵の反応が強いです」

チルノ「熱いのはイヤだけど大抵アタイの武器に弱いからそこは良いかな〜」

・・・

カツン、カツン、ガキッ
場所に慣れるのも兼ねて採掘を開始する
この世界のハンターの減少傾向が止まらないのでかなりの資源が眠っていた

妖夢「虎穴に入らずんば虎児を得ずと言いますが、凄い収穫ですね
燃石炭に加え強燃石炭、ドラグライトにカブレライト…」

大妖精「寒村は燃料需要に事欠きませんから燃石炭は幾らあっても…
強燃石炭はお空さんやにとりさんが買い取ってくれますし」

チルノ「んん?!何コレ?錆びた塊????…棒みたいのが突き出てるけど…」

レミリア「錆を落とせば結構な鉄鉱石になるかもしれないわよ?」

チルノ「それもそうだね、捨てようと思ったけどとっておこうっと」

・・・・・

レミリア「ふぅ…そろそろ狩るかしら?」

大妖精「ですね、これだけあれば何とか!」

妖夢「では収集物を頼んで備えます」
531 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/26(月) 23:17:33.64 ID:axYNZWdH0
ギャォオオオオオオオォォォォ・・・・

嘶きと共に今回の目標であるリオレウスが降りてくる
釘付けにするため、レミリアが先行する

ザブシュッ!!!

妖夢「相変わらずの威力ですね」

レミリア「…貴女は尻尾に集中しなさい、梃子摺るとそれだけ遅れるわよ」

妖夢「はっはい!」

とはいうものの、慣れた相手であるのと主力が適性以上の武器を持ってる事もあり
順調に進んでいく、レミリアとチルノ以外初めての地形とは言え打ち合わせは万全
元来上位までならスペカ無しで対応できる上スペカを持った今…

ザシュッ

妖夢「斬りました!」

大妖精「目を閉じてください!!」

シュパッ

閃光玉が炸裂し視界を奪う、リオレウスは視界を塞がれた際動き回るタイプではない

チルノ&レミリア「「アイシクル・ザ・グングニル!!」」

ズガシャァアアアアアアアアァァァッ!!!!!

大量の氷柱はもとより、グングニルの力を得た一際大きな氷柱がリオレウスを中央から完全に貫く
協力スペカはぶっつけ本番の試みだったが大成功した

パンッ

チルノ「ふふん!楽勝だったな!」

レミリア「えぇ、正直採掘の方が疲れたわね」

二人でハイタッチを交わす

大妖精(な、何かチルノちゃんとレミリアさん、急接近してる?!
協力とかレミリアさんまんざらでもなさそうだったし本来突っぱねそうなのに…)

・・・

妖夢「堅殻…上鱗…火山でも素材に大差はない…?」

レミリア「火竜の尻尾…修理に使えるから損は無いわね」

チルノ「何コレあっつい!!」

大妖精「ん?爆炎袋に触っちゃった?」

チルノ「ちがう、何この玉〜…?!」

妖夢「これ、火竜の紅玉…?」

大妖精「やったね!」

レミリア「噂には聞いていたけど宝石みたいね…」

・・・

大妖精「わ、忘れ物は無いですか?帰りますよ〜」

レミリア「いいわよ」

チルノ「お〜」

妖夢「仔細問題ありません」
532 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/27(火) 03:28:02.99 ID:9kbkgBIv0
・・・
寒村:広場

戻ってくれば向こう側の日用品補給スペースに人だかりが出来ている

妖夢「気になりますが…先に発注してきます」

チルノ「あたいはこの錆びた奴をどうにかしてもらってくるよ」

大妖精「私も発注の方向で…」

レミリアは特に急ぎの用がある訳でもなし、気になったので寄ってみる

!!!

写真集…しかもヌード?!

見本として3pほど開けられていたが
霊夢、幽香、魔理沙の三人が全裸で映っていた
値段は…安くない、というか業物の武器クラスだ
普段ならそのまま立ち去るが…今の肉欲に目覚めた彼女にその選択肢は無い

レミリア「い…一冊、ちょうだい?」

「はーい、毎度!」



足早に自室へと向かう、羞恥と興奮の混ざった言い知れぬ感覚がレミリアを襲う

レミリア「…ん?」

見ればお空が真っ赤になって木陰に座り込んでいる

レミリア「仕方がないわね…」

自室まで運ぶことにした
533 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/27(火) 03:49:09.64 ID:9kbkgBIv0
============================
※R−18注意
============================

・・・・・・・・・・

お空「レミリアぁ、早くぅ〜〜」

レミリア「せ、せかさないで!!」

ベッドの上で巨乳を放りだし甘い声を出してレミリアを誘うお空
どうしてこうなった、五分前に遡る

〜〜〜〜〜
自室に到着

レミリア「あのままじゃ冷えかねないからね、どうしたのよ?」

お空「あのしゃしん…見てたらなんか…ヘンな気分に…」

あー、ハイハイ、発情期ね

お空「オナニーすれば何とかなる筈だけど…役に立ちそうなのはある…?」

レミリア「えと…うん、さっき買ったあの写真集なら」

パラリ

適当にめくったそのページにはバッチリとエッチなシーンが描かれていた
霊夢の両乳首とオマンコにそれぞれ吸い付く4Pシーン
霊夢のとろけそうな顔が印象的だ、なお、端っこに協力費用、強走薬G10本、とある
隣には藍と橙が絡んでいた、しかも橙が攻め、巨乳を頬張り犯している、此方は現金支給とある

お空「ありがとう…えと…シーツ汚しちゃうかもだけど…」

どうやら服を着たままするようだ、股間に手を伸ばす

レミリア「貴女が洗濯してるんじゃない、良いわよ、服脱いじゃって」

どうせ服で抑えられる愛液なんてたかが知れてる、風邪引かれるようなら脱いでくれた方が良い

お空「えへ…どうせなら…一緒に…本みたく……しよ?」

レミリア「・・・」
534 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/27(火) 04:15:32.92 ID:9kbkgBIv0
れろ…ちゅる…ちゅちゅ…っ

お空「はぁ…はぁ…はぁ…♪」

大きい、柔らかい、心地良い…
今なら解る、レイナへの不仲な態度
妹がこの双丘を味わう事への嫉妬だったのかもしれない
立場の関係上美鈴にはどうしても頼めず、犯すなんてもってのほか
と言うか幻想郷に居る時は大して肉欲に関心は無かった
それがこっちに来ることで…そして、妹に当たる事も出来ず
結果的にぶつける形となってしまった

お空「じょうすだよ…大好き♪」

レミリア「…いつも世話になってるから…ね」

ぱくっ

お空「はんっ!!!」

赤ん坊のように舐めしゃぶり、舌で弄り、甘噛みする
夢の世界で自分自身に骨の髄まで叩きこまれたテクを如何なく発揮する

お空「いっ!くっ!ふぁあああああぁぁっ!!!」

ビクッビクッ!!

お空「ま、まら、らいじょうぶ…いいよ、きて…♪」

レミリアとしても心の奥底で待ち望んだ巨乳を好き放題弄れるチャンス、逃すはずが無かった
揉みしだき、抓り上げ、唾液だらけになるまで舐め上げる
母の象徴たるそれは安心感を齎し、しだいに眠りへと誘っていく…
535 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/28(水) 09:04:42.62 ID:8RYu3Bkg0
・・・・・・・・・・・・・・・・・
レミリアの夢の中

レミリア?「また会ったわね」

レミリア「良い気持ちだったのに全く…」

レミリア?「そう怒らないで、仲良く楽しみましょ?サプライズもあるのだし…」

サプライズ…?そう言えば乳房に違和感が…何と言うか、重い

レミリア「?!」

自身の胸がおっきくなっている

レミリア?「憧れていたのでしょう?前の約束は肉体変化よ♪」

レミリア「あ…う…」

レミリア?「もう自分に犯されたくて乳首立ってるわよ…それとも」

左側に居るレミリア?の姿が変わる

お空?「私のがもっと良いかな?」

レミリア「そ、そんなのって…」

外見も声もお空そのものだった
頭では攻撃して打ち消そうと試みたが心が許さず身体が動かない

レミリア?「やはりダメージが返るのは怖い?それとも…ふふふ」

小悪魔やパチェリー、美鈴や咲夜、そしてフランの誰とも違う別の感情が産まれているのを知っている

まさにこの夢の中に於いて、籠の中の鳥となっているのをつくづく思い知らされた
536 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/28(水) 09:45:44.87 ID:8RYu3Bkg0
お空?が私に覆いかぶさる、乳房が目の前に垂れ下がる

上半身69の形になりお空?は乳房に吸い付いてきた
その吸い付き方も全然違う、レミリア?は合理的というか計算されたようなやり方で
お空?は吸いたいように吸ってくる本能じみた動きだ
いつもと違った衝撃に快楽に慣らされたレミリアの理性が削れる

レミリア「ん…れっ…ちゅっちゅぱ…ちゅっちゅっ…」

お空?とレミリアの感覚が返されるのも嘘じゃないのがはっきりとわかる
両方の乳首に吸い付かれる快楽が走る…が、止められない
更にその吸っている方の乳首にレミリア?が弄りに来て
秘裂もしっかり弄られている

レミリア「ふっ!…くっ・・・・んんんんっ!!!」

ビクンっビクン!!!



けったいな宴は長らく続いた


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

レミリア「…ん?」

ベッドの上に居る、戻ってきたはずなのにお空が…こちらを見てる?

横に並び、授乳の体勢をとっていた
寝ぼけたまま乳首に吸い付きずっと吸わせてくれていたらしい

お空「大丈夫?」

レミリア「・・・・・なんで、そんな事っ」

お空「うにゅ?多分前もそうだったけど羽根とか縮こまってたから…怖い夢見てるのかなって」

レミリア「っ?!」

ね、寝顔を見られるより恥ずかしい!!
しかもお空も同じ翼もち、誤魔化しようがない

レミリア「…感謝、するわ、ずっとついてて胸を貸してくれて」

お空「いえいえだよ♪一生懸命吸ってくれて気持ち良かったし…」

レミリア「〜〜〜〜っ!!!」

否定しようのないお空の乳房の大量の唾液跡、改めて恥ずかしい事この上ない!!

お空「うにゅ、ちょっと遅刻かな…?」

レミリア「?・・・あっ!」

お空は狩らずにベッドメイキング及び風呂の仕事をしている

レミリア「待ちなさい、貴女を叱らせはしないわ」

・・・
537 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/28(水) 10:01:23.02 ID:8RYu3Bkg0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
寒村:川縁

フランクリン「えー、はいはい、朝に強いお空さんが連絡なかったので
何かあったと…ええ、そういう…ええ、はいはい、そう言う事ならば…
じゃあ、この後二人で来てください、では…」

キスメ「私の地区は集め終わりました〜」

大量の衣類、シーツを抱えキスメが降りてくる

フランクリン「お疲れ様〜」

キンキンに冷えた空気の中、洗濯は重労働だ

キスメ「随分流れてくる氷の数は少なくなりましたね」

フランクリン「まぁまだまだ泳げるとは思えないけどね」

キスメ「そういって普通に川へ入って行って…ん?何かありました?」

空間召喚を行い、艦載機を発艦させる

フランクリン「ちょっとあってね、…どうやら暫く続きそうよ」

キスメ「???ふむ、取り掛かります、耐寒ゴム手袋は何処ですか?」

フランクリン「あぁ、そこの棚の上よ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レミリア自室

レミリア「一応連絡したわ、二人で来るように、と」

お空「うにゅ〜」

レミリア「昨日の服…で良いわね」

何度もローブを借りる訳にはいかない、身体は疼くが我慢して着る事にする
538 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/28(水) 10:28:49.25 ID:8RYu3Bkg0
レミリア「あれ?」

ホックが締まり難い…胸の余裕が無い
ほんの微量ながら乳房が増えている、爪と違いこっちはすぐに、とはいかないようだ
が、いずれは…?

皮肉にも爪が短い事で何とかホックが入る、が浮き出た乳首は何ともならない

どうせ洗ってくれるとのことで下着も着用していく、ドロワーズなので幾分か隠せるはずだ

そして二人の愛液で湿ったシーツを回収し、向かう

・・・
川縁

フランクリン「取り敢えず二人は割烹着に着替えてこの洗濯物を洗ってもらいます」

レミリア「…」

艦載機は洗濯物を回収していたようだ、小山になっている
いつもこんな量を片付けていたのか、狩りなんて出来ない筈だ
お空に洗濯方法を教えてもらい慣れない手つきで洗う
しかし狩りでも思ったが気心知れた相手と一緒に体を動かすのは…悪くない

シーツは染み抜きさえすれば洗濯機でどうにかなるが
凝った作りが多い幻想郷勢の服が難敵、兵器娘が似たような服を着てる理由が解る
ともかく破かないよう、かつ、綺麗になるように…

お空「ん、レミリア、これも良いかな?」

…またレース…フリル…何気なく着ていて咲夜などのメイドに洗わせていたが
開発者を一度殴りたくなった

レミリア「…私の服、処分していいわ」

フランクリン「・・・折角だから売りに出したら?素材は上物だし、需要在るよ」

レミリア「ともかく私の目の前から消えてくれれば文句ないわ」

どうせサイズの合わなくなった服に未練などない、とにかく今は手を動かす
539 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/28(水) 10:53:38.27 ID:8RYu3Bkg0
キスメ「これで…おっけい!!」

吊るして洗濯物を乾かす、キスメの縄が見事に役に立っている

お空「次はお風呂掃除だね!」

レミリア「はぁ…もうお昼近いのね」

夜に狩りをしてきた幻想郷勢が朝に入浴を済ませるので昼に洗い、それから次の昼まで湯を張る

ガッシガッシガッシ…

湯を抜くと解る、毛、砂、泥、血糊などなど…

お空「洗い場を作ってから随分綺麗になったね!」

フランクリン「そうね〜」

うっ…心当たりはある、流し湯もそこそこに沼地を駆け巡った身体で入った事もあった…

キスメ「まぁでもいくら綺麗になろうがちゃんと洗わなきゃね!」

レミリア「なぜ?」

キスメ「そりゃあ、最後の狩りに…いや、大怪我する前にはいった風呂桶が汚いまんまは嫌でしょ?」

レミリア「確かに…ありがとう」

キスメ「解ってくれたなら良いんだ、じゃあそこ持って、せーのっ!」

ガコン

・・・

もうもうと湯気が立つ、その横で洗濯物がはためく

フランクリン「お疲れ様、じゃあ恒例の一番風呂、と行きますか!」

キスメ「そーこなくちゃ!」

お空「やったね!」

レミリア(…やだ、なんか、涙が…)「ちょっと先行ってて、すぐに向かうわ」
540 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2016/12/30(金) 18:06:17.17 ID:7WN61wGd0
レミリア(なんであんなのに心動かされたのかしら…)「はぁあ…」

お空「元気ないねー、レミリアもお腹すいたの?」

レミリア「…そういえば、朝から何も食べてないわね…お風呂から上がったら何か食べるかしら
何が良い?奢るわ」

お空「えっ?やったー!!ありがとう〜♪」

レミリア「い、いいわよ、それくらいなら…そう言えば二人は?」

洗い場の何処にも居ない

お空「先に湯船に行ったよ、私は羽と髪の分かかるからさ…」

レミリア「そこに座りなさい、私が洗ってあげるわ」

お空「えへへ、うれしいなぁ〜」

レミリア「ほら、羽を動かさない、寒いでしょまったく…痛かったら言いなさいよ?」

お空「うん、もうちょっと強めでも平気〜」

フランの下の妹が居れば、こんな感じだったのかしらね?

・・・
541 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/01/05(木) 11:21:49.01 ID:XzB0dROho
このSS誰に需用あるの?
542 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/07(土) 11:29:17.95 ID:vEw7v1kS0
お空「レミリアの背中流してあげる!」

レミリア「そう…じゃあ、お願いね」

お空「はーい」



お空「良く見れば、傷がいっぱいあるね」

レミリア「そうね…その辺はバサルモスかしら…随分消えたけどまだ残ってたのね」
(深入りしたらいいの貰っちゃったのよね…)

レミリア程の存在なら最大3ヶ月もすれば元通り真っ新な姿になる
が、まだここにきて2ヶ月と半分くらいだ

レミリア「この短い間に色々あったわね…」

この世界への転移、兵器娘との衝突、和解してモンスター狩り…
傷だらけだがハリツヤの整った肌(運動と食生活)、そして綺麗に整った爪…

むにゅ

レミリア「む、胸当たってるわよ」

お空「こうすると気持ち良くって…」

こしゅこしゅこしゅ…

レミリア「…ご飯食べたら、しましょうか」

お空「はーい♪」

レミリア「先にお風呂よ、いいわね?」

お空「うにゅ、はーい」
543 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/07(土) 11:37:26.18 ID:vEw7v1kS0
>>541
自己満足
の一言に尽きるかなーw書きたい物書いて
共感するもしないも自由、そういうとこだろうこ↑こ↓の板は

需要考え支持及び金取る心算ならラノベに走った方がずっと早いと思うし
544 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/07(土) 13:26:20.18 ID:vEw7v1kS0
一つ言えるなら、Xが思いのほか期待外れで期待外れで…
上位からがもうモチベザックザク削られて取材もままならずどうすんだ…って感じw
敵はめちゃ強い!…ってわけでもないけどマジイライラする、シリーズまたいでいつまで炭鉱夫させるのだ
フレと組んでもチャットしにくくて…キーボード使わせろ…etsets

tri返してくれと言うレベル、というかアレモガ村の資源使い道次第じゃ
FO4やマイクラ並みに面白い事出来ただろうに…
=====================================================

・・・寒村・・・〜〜食堂〜〜

お空「もぐもぐもぐ…」

レミリア「のどに詰まるからもう少し落ち着きなさい…ん?」

TVを見ると勇儀が模擬戦に出ている
指定クエストは…見た事はない

と言うのもレイナ…いや、零戦のタイプがかなりの数押し寄せてきて
いずれも練度が高い、一方味方はそこそこ腕は立つがとても押し返せない

勇儀「これで勝てればラージャンとやらも楽勝だよねぇ?」

???「あーうん、まぁ頑張ってね?」

結果から言えば「悲惨」
勝つとか引き分けとかはおろか5戦中2回被撃墜第一号となった
ちなみにその二つは遭遇戦で先手を取られた時の物である
幻想郷勢は正面切っての戦闘に慣れ過ぎてその癖がまだ残り気味である
格闘戦になっても僚機が落とされ、2対1となると程なくして落とされる
いたたまれなくなり食堂を後にする…門をくぐろうとした、その時

???「難易度変える?もう一度?」

勇儀「もういっちょ頼む、なにせ相手複数組んでる…って話だから、これでいい結果が残せないと…」
(まだボム縛りは継続…かな)


あんなのが、複数?


気が遠くなるようなものを感じた
二体だとしても十分全滅レベルの脅威だ
別種でも相応の実力者と組むかもしれない

美鈴は…まだ面会謝絶だし、これ以上お空を待たせるのも悪い
またシーツを汚すのも気が引けるので足早に専用施設へと向かう
545 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/16(月) 08:45:21.06 ID:U7D1rGyD0
・・・
寒村の性欲発散用施設に到着した
布団やベッドとちがい、フルフルの皮が使われている
保温性が悪かったり体液の吸収力が悪いので普通の寝具には向いてないモノの
グッチョグッチョになるまでやる加減を知らないレベルのエッチをする際には最適
なお、掃除は表皮をさっと流せばいいのでお手軽である

ちゅっ…ちゅうっちゅうっ…

部屋に入り、ベッドの上に着いた瞬間にもう開始
乳首に吸い付き、存分にいじくる

お空「きもちいい…れみりあぁ…♪」

レミリア(…却って幻想郷で交流の無かった相手ほど
すんなり肌を重ねられるっていうのも不思議なモノね)

更に指を秘裂に突っ込む

びくっ!!びくんっ!!!

すると性感が高まったお空はすぐにイってしまう

お空「はぁ…はぁ…もっと、お願い…」

うつ伏せになり、お尻を突き上げる

憑りつかれる様にグチョグチョのそれに口を付け、舐めしゃぶる

お空「あはぁっ!!れみりあの舌、すごいぃ…うんっ!!ひゃああぁ…」

レミリア「ふむ、良く考えたら貴女だけ気持ち良くなるのも生意気ね」

お空「ふぇ・・・?」

レミリア「身体を返しなさい、ほら…」

仰向けにさせ、69の体勢でお互いの大事な所を貪り合う

・・・
546 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/16(月) 09:08:43.40 ID:U7D1rGyD0
レミリア「…はふ、名残惜しいけど、時間ね」

お空「ふぇ・・・?」

レミリア「さて、洗濯物の片付けを済ませるわよ」

お空「うにゅ〜」

レミリア「しっかりなさい?次遅刻したら流石に面目が立たないわ」

お空「…はーい」

レミリア「…」

ちゅっ

お空「!」

レミリア「・・・終わったら続きをしましょ」

お空「はーい!!」

レミリア(な、なんかすごく恥ずかしいわ…まったく、なによなによ・・・・・)

・・・

戻る、取り込む、アイロンをかける、畳む
ちなみに畳む作業の際、レミリアは靴下を二足に纏めていた

フランクリン「お疲れ様、風呂焚きは私らでやっておくから、休んでて〜」

お空「じゃあ、いこっ!♪」

フェロモンを撒き散らしながら腕を絡ませ、胸を押し当て、顔を近づける

キスメ「み、みてるこっちが恥ずかしい…」

レミリア(・・・・・否定はしないわ、悪いって訳じゃないんだけど…ねぇ)
547 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/01/29(日) 14:05:05.91 ID:cgPI0cnJ0
食堂に行かず、性欲発散用施設に直行する
利用者が割と多く居たのは知っていたが、まさか自分も仲間入りするとは
少し前までは考えられなかった…

レミリア「ちょ、ちょっと待って…」

お空「ふっふ〜♪」

上半身を床に着け、腰、脚を浮かせる
お空の顔面にレミリアの秘裂が露わになる

レミリア(い、いつもなら一喝してるのに…抵抗できない)

れろっ、ちろっ、ちゅっちゅっ…

レミリア「んくぅうううううっ!!!」

口撃によるクリ責め、1分もたず勃起し、面積が増えると更に快感が増す
吸い付く、舐め上げる、扱き上げる…喘ぎ声が強くなるのに比例し、体に力が入らなくなる

そんな反応を見て俄然やる気になったのがお空
口を離し、指で弾く、こする、軽く抓る…
猛烈な快楽責めに意識が飛ぶレミリア・・・

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レミリア「こんな形で此処に来るなんてね…」

レミリア(?)「…すぐお別れする事になりそうよ?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

レミリア「?!?!!!!!!!あぁあああああぁぁぁあああっ!!!」

問いただす前に現実に引き戻されたレミリア
お空が自らの抜けた羽を使ったクリへの羽責め
逃げも出来ず言葉も紡げない、制止させる手段が無く、完全にノっているお空
数時間後、生ける屍状態のレミリアがお空の眼前で横たわる事になった



・・・が、まだまだお空は満足してない
548 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/02/03(金) 19:13:53.85 ID:Unc87i6H0
・・・

レミリア(…あれ?どれくらい経ったかしら…?)

3枚に纏めた羽を秘裂に入れられ、裏から刺激され
もう片方の手で豆を回したり突いたりするように重点攻撃
散々玩具にされた後は思い出したように乳房に吸い付く
呪いでの精神改造と現実世界での感度向上により舌が往復するだけで絶頂する

レミリア(咲夜だったらこんな快感、耐えれず死んでるわね…)

同じ状況に逢えば人間の場合よほどのことをされない限り慣れて感じなくなるものだ
(霊夢の場合、幽香のイタズラで感じ続け、鈴仙の体調管理の完全体制
悪い事だけではないがその辺りは後述…)
一方吸血鬼にこういった上限らしきものは無い

ぬちゅっ ぬちゅっ ぬちゅっ…

お空が裸体を擦り合わせる
勃起した乳首がまた快感を呼ぶ

んっ…ちゅ、れろっちゅちゅ…

嬉しそうに唇を合わせる、頑張って応じるレミリア
そのあと乳首にむしゃぶりついた
ついでにクリも弄り返す、お空は体を震わせ、喘ぎ声を上げ応える

レミリア(正直この感覚は怖い、怖いけど…楽しいわ)
549 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/02/10(金) 08:40:10.93 ID:zB+5YjE40
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
=海村= 霊夢の部屋   

今日も4人で絡み合い、乱れあう
むせ返るほどの雌の匂いには遠くから寄ってきた雄が
一定距離に近付くにつれ逆に逃げ帰るほどとなっていた

霊夢「・・・はい、ちょっと休憩」

幽香「あら…しょうがないわね」

顔を唾液と愛液だらけにし、口惜しそうに呟く

鈴仙「でもだいぶ慣れてきましたね」

以前よりずっとスタミナが付いたのは確か、少なくともハンター換算で175はある
尤も妖怪勢はこの倍はあるのだが力押しが多かったせいで
上位大型やG級には苦戦を強いられているようだ

てゐ「一時は本気で死にかけたものね、エッチで」

保冷ポッドに入った冷たい果汁ジュースを一気に流し込む霊夢
むっちゃくちゃエッチした後のこの時間が結構好きになっていた

霊夢「…ぷはっ、コレで死ぬとかあの化け物に殺された方が何ぼかマシよ…
あー、でも流石に外の状況も心配になって来るわね」

鈴仙「それは大丈夫ですよ、繁殖期にあたって運悪く行動範囲内に入った集落がメインですし
黒色のディアブロスはじめ強いのが多いですから、お互いなるべく関わらないのが良いかと」

てゐ「物資も困窮してるって話は聞かないしね、妖精三人とか卵回収に向かったって言ってたっけ」

霊夢「ふーん、ま、私としても新しい防具が出来るまでは動けないわ」

てゐ「おや?なんか掘り出し物でも見つけた?」

霊夢「・・・ま、貴女達のせい…と言っておくわ、これ以上のヒントはなし」

幽香「…?あぁ〜・・・・っと!エッチもいいけど日の光でも浴びたいわね、ちょっと出て来るわ」

伸びながら部屋を後にする

鈴仙「私も身体洗ってくるわ、てゐ?解ってるわよね?」

てゐ「私が当番だっけ、シーツとか集めようかな…おもっ!」

愛液と汗をたっぷり吸いこんだシーツは布と思えないほどの重量となって
回収だけでも一苦労だ

霊夢「…お腹すいたわね、身体流したら食べに行くわ」
550 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/02/10(金) 09:29:55.69 ID:zB+5YjE40
身体を流すと言ってもスポンジで全身のヌルヌルを落とし
ベタカピの髪を洗うという作業、それなりに時間はかかった

(橙と…文かしら?見たければ見せてあげるわよ、ホレホレ)

これ見よがしにお尻を向け、脚を開く

橙(!?)

文(あ〜…やっぱばれてますね、具も見えてシャッターチャンスですが
逆に後が怖いので見るだけにしておきましょう…んっ…)

文の秘裂に指が這う、何だかんだで発情期を迎えている一人だ

文(襲い掛かったらもっと後が怖いですね、幽香さん的にも…
むぅう…見るんじゃなかった、指…止まらない…)

〜食堂〜

そんな葛藤も知ってか知らずか、さっさと食堂に向かう

テレビではチルノが出ていた

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

チルノ「むぐぐ!その風反則だよ!アタイの身体がもたないって!!」

???「でも標的は強風を扱うんですから、耐えて攻撃できないと苦戦しますよ?」

チルノ「う〜〜〜っ!わかったよっ!でもなんかあるでしょ!」

???「…大ヒントです、私を相手にした場合、前方から向かってくる一撃が多かったですね
機銃掃射の回避を避けると同時に今出してるプロペラ後流という乱気流を回避するという目的もありました
じゃあ、おしゃべりは此処まで、この速度だとあと4分がリミットですよ?」

チルノ「えぇっ!?待ってよー!!」

???「相手はまってくれませんよ?」

チルノ「ぶーっ!おにーっ!ばかーっ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

霊夢「風、ねぇ…」(血が上ってパンツ丸出しになってたの気付いてないわね)

魔理沙「もしかしたら、チルノの相手は私の目標と同じかもなぁ」

霊夢「そうなの?」

魔理沙「あぁ、なんか金属質な相手だって聞いたぜ、でもって
下手な弾幕はみんな跳ね返す上すごく耐久力あるんだと」

霊夢「えー…」

魔理沙「で、物凄く熱い奴が居て、コイツは弾幕を焼くらしい
こっちは咲夜が狙ってるな、素材がレミリア好みそうだとかなんだとか」

霊夢(そいつらが私らを殺すために呼んだ…いやいやまさかね)
551 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/02/20(月) 18:00:56.46 ID:5O80y7+m0
魔理沙「で、まぁ苦労が実って、どんな強風、高熱でもへっちゃらな武器を扱えるようになったと」

霊夢「はぁ〜…そっちもやることやってんのね」

魔理沙「何か引っかかるがまぁいい、この武器なんだが…基礎出力は八卦炉と一緒で
長時間運用するのに精神的に鍛えなきゃならなくてな」

前の得物より少し小型化したようだ、細くなっている

魔理沙「風や炎に負けないようにするには今までの奴だと勢いが足らないんだと
細くする事で弾が軽くなってその分勢いが付くとか
普通の奴を相手にするなら今まで通りの奴のが良いけどな
そっちはどうだ?」

一呼吸おいて、指を器用に曲げつつ妖しい目で見ながら言う

霊夢「三日三晩、イケるわよ」

魔理沙「そ…それは頼もしいんだぜ」

霊夢「ふふふ…まぁ今使ってる私の武器も私自身のスタミナに起因するから
この季節が終わり次第相談して新調するわ」

魔理沙(あっちこっちさかってて正直目を背けてきたけど…踏み込んでみるべきなのか…?)

霊夢「チルノが終わって今度は紫と幽々子の長期耐久戦闘…割と好きなのよねコレ」

魔理沙「あぁ、わかる、モンスターだと弾幕〜って感じが無いからな!
機銃陣地に目を奪われがちだけど狙撃とかいう高速自機狙いが厄介なんだぜ
かといって放置してると追い込まれるから折り合いは難しいけどな」
552 : ◆vDejidqJ6g [sage]:2017/02/27(月) 11:16:59.80 ID:TTrfRpwa0
=========================
〜寒村〜 ・医療班・

レミリア「えっと、美鈴の容態はどうなの?」

永琳「あ、丁度伝えようと思ってたのよ、霊夢が以前狩った赤いディアブロスだけど
あれから良い薬が作れて、狩りにはまだ出れないけれどかなり回復してるわよ」

レミリア「…そう、ならいいのだけれど」

パタン

永琳(人体(?)実験1号になった事は伏せておきましょう)

・・・
・病室・

レミリア「様子を見に来たわ」

美鈴「お、お嬢様、ご無事で何よりです」

レミリア「元気そうで安心したわ」

美鈴「ええ、身体の方はもう何ともないです」

レミリア「身体の方は…ね」

美鈴「…ですね、正直あの日の事を想像するだけで動かなくなります」

レミリア「無理もないわ」

美鈴「ですが、いつか克服し、その暁には目に物見せてやりますから!」

レミリア「期待してるわ、今はゆっくり休みなさい」
553 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/03/04(土) 01:59:34.54 ID:xa2j2tf+0
レミリア(しかし発情期も慣れるものね…多少まだ疼くけど…
500年近く生きて来てこんな事は初めてよ)

・・・・食堂・・・・

レミリア(お空と一緒に居るのも良いけど、いい加減狩りに出ないと鈍ってしまうわね…)
「何かめぼしいものはあるかしら?」

???「ん?うん、ちょっとまってぇ…じゃあこれかな、ドスバギィ」

レミリア「…あら、私も舐められたモノね」

???「まぁまぁ、繁殖期で一番厄介なのはこう言った中型の手合いだからサ、頼んだよ〜」

特に指定しなかった手前強く言い返せない
広大な範囲を偵察機などにより哨戒しているが
狩りたい相手がいつも居るとは限らないのも事実だ

レミリア(まぁコレなら一人で良いかしらね…)

チルノ「お、ちょいまった!あたいもまぜて〜」

レミリア「…良いわよ?」

チルノ「よっし!念には念をだっけか、今度の相手にその素材が使えるってにとりが言ってたし!」

レミリア(この世界に来るまでは取るに足らない妖精だと思ってたけど…解らない物よね
ここ雪山拠点と相性がいいのかウカウカしてたら追い越されそうなくらいの強さは持ってるわ
海も大概驚くけど常時寒冷地なんて初めてだし)
554 : ◆vDejidqJ6g [sage]:2017/03/04(土) 02:20:13.61 ID:xa2j2tf+0
・・・雪山道中・・・

ヴァンパイア「ん、中型反応2頭、ちょい待ってね…」

レミリア「良いわよ」

相変わらずの曇天、吸血鬼にとって過ごしやすいのは嬉しい
寒さは頂けないが

…雪山拠点…

ヴァンパイア「どうやらドスバギィとドスギアノスが一緒に居るみたいだよ?
両方狩ったら報酬上乗せだって」

レミリア「それは嬉しいわ」

ヴァンパイア「初めての組み合わせでしょ?…気を付けてね?」

レミリア「心配は無用よ、歯ごたえが出てやりがいも出てきたわ」

チルノ「…う〜ん?」(なんだろ?りおれすす?の時と違って言葉にできない不安な気持ち…)

レミリア「どうしたの?置いていくわよ」

チルノ「ん、今いく〜」

・・・7合目・・・

軽く吹雪いてきた、チルノは何ともないがレミリアはキツい
さっさと帰りたいという気分で埋め尽くされていた

チルノ「ポポ、食べつくされてるね」

毛と骨になったポポが居た、血の感じからまだ狩られたばかりだ

レミリア「そうね」

チルノ(しかもオトナが食べられてる…これって結構大きな群れ?)
555 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/03/17(金) 23:30:18.17 ID:wIpiNJsv0
レミリア「しまったわね…」

せっかくの嗅覚も吹雪いていては効果が無い
いつしか周囲を群れに囲まれていた

槍含め弾幕を展開し攻撃するものの、上位モンスターには雑魚含め効果が薄い
何発も立て続けに当てれば怯むし倒せるものの接近を阻むには至らず
相手の数がこれでもかと言うほど多い
4人だったら造作もないのだが…

レミリア「退路はある?」

チルノ「ん〜…頑張ればさっき来た道を抜けられる…かな?」

迷っていたところで仕方がない、突進を用いつつ包囲を突破する
が、相手は雪原に特化した相手、距離が離せない

チルノ「…どうしよう?」

レミリア「洞窟の中に行くわよ、そこで待ち構えれば数を…」

チルノ「わかった!」

・・・

ギャア!ギャア!!

穴で敵が絞られ、対処しやすくなった…が
しかしそれも一息つけただけで終わる
側面、後方からも襲撃をかけられる

レミリア「後方よ、後方に行くわ」

チルノ「大丈夫?」

レミリア「ええ、あっちなら地面もしっかりしてるわ」

チルノ(そうじゃなくてレミリア自身が…スタミナが…)

少なくない撃破数を得たと言え本体は居ないのでは仕様もない
が、この大群では本体を相手にするのも困難だ
556 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/03/17(金) 23:47:11.45 ID:wIpiNJsv0
・・・

退いた先にドスバギィが陣取る
後方にはバギィとギアノスの群れが塞ぐ

レミリア「正念場ね…」

チルノ「むぅう…」

ギャォオオオオォォッ!

中型に似つかわしくない生命力と防御力を有し
グングニルすら一筋縄ではいかない
一方チルノの武器は予備の無属性槍で威力に劣り
雑魚処理を担当していた
なおメイン武器は氷属性なのでもっと分が悪くなる

ベシャッ

レミリア「あ…?」

強烈な眠気、迂回組のバギィが崖上から催眠液を吐きかけたようだ
武器を落とさないようにするのが精いっぱいで隙だらけ

ドカァッ!!

レミリア「が…はっ!!」

ガスッ

体当たりをまともに受け壁まで弾き飛ばされる
疼痛の中立て直す…が今度は氷弾が直撃、行動の自由を奪われ…

ブンッ

レミリア「…!!!」

ドゴッ!!

逃げるスタミナも無く尻尾の直撃を受け、壁に直接叩きつけられる
吸血鬼の生命力を以てしても相当なダメージだ
557 : ◆vDejidqJ6g [saga]:2017/03/18(土) 00:13:06.34 ID:Dmgpsvdk0
半分崖に固定され、激痛も手伝って動けずにいる
開く片目で相手を見ると三匹ともこちらに向かってくる

ガッ!!

レミリア「あぁあっ!!」

鳩尾に対する頭突きと同時に顔を押し当てられ捕食の為口を開くドスバギィ

目を閉じてっ!!

シュパッ!!

ヴァンパイア?いや、この状況では来れない筈…

チルノ「一旦戻るよ!!えいっ!!」

なんとチルノの閃光玉だった、彼女の機転によりモドリ玉でキャンプまで戻る

・・・

ゲホッゲホッ!!

拠点に戻り応急処置をした
腹部のダメージにより出血した血を吐き出す

レミリア「あー…うぅ…」

呻きつつ治療用ベッドの上で裸のまま横になる

チルノ「…人間だったらヤバかったな」

レミリア「…?」

音声は聞こえる、が、それが何を言ってるかがわからない
一時的に脳をやられたようで立つことも難しい

防具を脱がせ、治療にあたったが腹部と背中にかけて痣が凄く打撲跡もある
レミリアの意向で構造上爪と牙の耐性はあるが打撃ダメージは最低限のものしかない

レミリア(こんなにボコボコになったのはいつ振りかしら…素直に認めましょう
今回敵の方が一枚上手だった)

チルノ「挑む?戻る?」

雪山と寒村を交互に指差すチルノ
レミリアはゆっくりと、だが確実に雪山を指差した
558 :♯test [saga]:2017/03/31(金) 03:11:20.24 ID:4RedVZnq0
パソコンが直ったので戻りました
559 : ◆.CzKQna1OU [saga]:2017/03/31(金) 03:15:44.84 ID:4RedVZnq0
あぶないあぶない、これで…
560 : ◆9jdUJdFKI2 :2017/03/31(金) 03:37:42.67 ID:4RedVZnq0
登山道、二合目

レミリア「あー…悔しい」

鎮痛剤により痛みは無くなっているが食堂から出たときのエネルギー(食事効果)はない
防具に隠れて見えないが帰るころには痣コースだろう

チルノ「次はどうするの?」

実際ラストチャンスみたいなものだ
これ以上怪我をして、狩りを続行する余裕なぞ無い

レミリア「そうね…巣に行くのは危険すぎる、その巡回ルートはあっという間に囲まれる
となれば消去法で・・・
この崖を登り、数を減らし、引きずり出す!」

チルノ「利点は?」

レミリア「一度登ってしまえば一方からのみ相手に出来る
あいつらは蔦が登れない上、飛び移って登ることも出来ない」

チルノ「なるほど」

レミリア「その分一方から激しい攻撃が来るけれど…」

チルノ「改めてこれがつかえるなんてあたいも思わなかったよ」
561 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/03/31(金) 03:59:04.86 ID:4RedVZnq0
=========================

酉忘れてしまいました…次からおニューのUSBメモリに入れておこう^q^

=========================

崖を登りきり、生肉を置く
すると肉食獣の声がどんどん近くなる

レミリア「これくらいの数なら良いのだけれど」

気配からして加速度的に集まっているのがわかる
一体どこでこんなに増えていたのか…

処理能力を増加数が上回る

レミリア「頃合ね、お願い!」

チルノ「はいよ…っ氷符!アイシクルフォール!」

数多の氷柱が一斉に襲う、その数と質に逃げる間もなく殲滅されていった
この狭い場所では巻き添えも十分ありえるが…

レミリア「いいじゃない、その小手調べバージョンは」

チルノ「なんか複雑だけど…役に立ったし、いいか!」

一気に手駒を失い形勢逆転、大々的な反撃の時間だ
562 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/04/16(日) 01:20:26.08 ID:4lWzQCzC0
レミリアがチルノの真正面に陣取り
真正面に弾の出ない技で相手を一掃
4人だとタイミング合わせづらいが二人なら楽だ

前衛にドスバギィ、後衛にドスランポスの布陣で対峙する
向こうは配下を失い群れの維持は出来ず、破れかぶれといったところ
一方レミリアの傷も浅いものではなくこちらも後が無い

チルノ「今度はアタイが前に出るよ」

レミリア「…任せたわ」

負傷した今でも最初の頃よりずっと動けるとはいえ、動きのキレ、反応はチルノに劣ってしまっている
素直に前衛を譲った

レミリア「けど、こちらから指示は出すわ、従いなさい」

その言葉に頷き、返す

二匹の動きを見るには後衛のほうが容易で指揮能力もいまだレミリアの方が優れている



レミリア「さがって!」

チルノが飛びのいたその場所に氷液が降りかかる
そして注意を逸らせなければ睡眠液はそう当たるものではない

ジワジワと傷の増えるドスバギィ、隙が出来るとレミリアによる追い討ちも待つ
勝敗の行方は既に決まり、時間の問題となっていた
563 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/04/25(火) 20:19:45.27 ID:7aTObqeL0
ギャォオオオオォォォ・・・

ドサッ

ドスバギィが倒れる
残ったドスギアノスも、ペアなら飛び掛りさえ意識していれば怖くは無い
二人の集中攻撃によりスペカを使うまでも無く倒れた

レミリア「ふぅ…」

チルノ「ねぇ、傷は大丈夫?」

レミリア「なんとか塞がっているわ」

後は何てこと無い、普通の事後処理だ

・・・

〜寒村〜:温泉:

レミリア「〜〜〜〜〜〜っ!!!」

椛「…派手にやられましたね」

レミリア「…ぬぅう〜〜〜〜〜〜〜〜」(煩いわよ、バカ!)

声にならない、物凄く沁みる、薬を塗るに一旦綺麗にしておけと言われやってきた
というわけで入浴剤として風呂に安物とは言えお酒を混ぜ込んである

翠香「いい香りがすると思ったら、酒風呂?今日は豪勢じゃないか」

躊躇無く掬って飲む

翠香「…ん〜、ほとんど水みたいなものか、仕方ない」

レミリア「・・・」

椛「…///」

チルノ「それ、アタイらのお湯でも…」

翠香「・・・あぁあああ?!!!わ、忘れて!!御願い!!」

今日の入浴は散々翠香を弄っていた
何だかんだで痛みが紛れたので全体的に良い風呂となった
564 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/04/25(火) 20:42:59.01 ID:7aTObqeL0
その後

キスメ「どう?試験的にやった酒風呂は」

お空「ん〜…評判は良いよ、ちょっと湯温下げても良いから妖精勢は気に入ってる
けど、兎に角汚れが凄い、酒風呂専用桶を用意したほうがいいかな」

キスメ「うーむ、入浴券買ってもらうとか?」

お空「だね」

キスメ「…で、一部からガッツリ飲める濃度の要望が…変態さんかな?」

お空「(さとり様やレミリアのなら私もいいけれど…)ちゃんとお酒持ち込んで…としか」

この日よりお酒と肴の購買数が向上したようだ

そして…

にとり「お酒の匂いが盛大に漂ってきて仕事仕事ってのもフラストレーションたまるね…
防具のスリット、深くしちゃお…でもって乳首の裏地を…当然股間も…」

この世界に来てからの性欲バラマキ担当に油を注いだ結果となりました
ジワジワと刺激を上げて来ているのでまず気付きませんが
更に狩り後のムラムラ度が上がりそうです
565 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/05/08(月) 16:48:54.14 ID:29oP7hMe0
=寒村= 〜食堂〜

アリス「う〜む…」

紫「…どうしたのよ?依頼書とにらめっこしちゃって」

アリス「紫、お金は必要?」

紫「そりゃあ…ね、ヘロヘロになった藍達の分面倒見なきゃだし…」

アリス「じゃあこれ、どうよ?」

紫「!」

この額なら4人で割っても高級料理を食べながら1季節過ごせるだけは貰える
もっともそんな事をすれば河童のお世話になるが(防具仕立て直し)

アリス「…で、条件がコレなのよ」

紫「?!」

火竜6頭の同時討伐
亜種も混在

アリス「詳しく聞けば子供が4頭で、親が子供に狩りを仕込む時期なんだって
だから親共々一緒に居る…とか」

紫「…これは…」

アリス「小さな集落は疎開命令を出すそうよ、当然だけどね
で、納得できずウチに頼ってきた…のだけど」

紫「試練、とでも言いたげね」
566 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/05/08(月) 17:11:56.62 ID:29oP7hMe0
無視しても兵器娘が解決するだろう
というか一切合財任せても幻想郷には帰れる
が、幻想郷住民としてのプライドが許さない

紫「受けるわ」

と、丁度その時

輝夜「歯ごたえのある依頼はある?」

神奈子「気付けば酒や肴のお金もヤバくてな!
帳簿を見た後早苗が真っ青になったあと真っ赤になって働けと…な!
…ん?ちょうど二人か?一緒にどうだ?」

アリス「…実力的に申し分ないけれど」

紫「ちょっと不安になってきたわ」

輝夜&神奈子「「それと、お金貸して、物資調達するお金も無いの」」

紫「…前言撤回、不安になってきたわ」

・・・ 

〜森丘〜

河から少し踏み入ればアプトノスを貪る竜の群れが居た
こちらには気付いてはいるが腹を満たしているのですぐには襲ってこない

アリス「…食事…中のようね」

神奈子「私らもああならないようにしないとな!」

輝夜「分断は出来ない?」

紫「やれたとしても子供を1〜2匹?下位相当の4匹がソレね
ただ…リオレウスが上位、リオレイアが更に上の力を持ってるわね」

日数を跨いでも良いとは聞いたが…骨が折れそうだ
567 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/05/25(木) 13:59:00.01 ID:lcbnPLL40
・・・

輝夜「もうちょっとコレどうにかならない?!」

巨体を生かした複数による体当たりは脅威であり
かつ飛び上がろうものならリオレウス3匹にやられるだろう

神奈子「模擬戦でも経験したが、あの風圧は危険だ」

アリス「一体麻痺にしたわ、一息つけるかしら…?」

相手の連携が取れていないのが唯一の救いだった
が、それでも取らない訳ではないので警戒は必須である

輝夜「ねぇ?!本当に弾幕使っちゃ駄目なの?」

紫「お昼になりたいならどうぞ?相手は私たちを半分獲物と見ているから
この程度で済んでるけど、ここで親が積極参戦したらどうしようもないわ
相手の数が減るまでスペカも封印よ」

神奈子「…それまで耐えれれば、か、輝夜!そっちいったぞ」

リオレウスの降下爪…からの体当たり
単に勢い余っただけだがダメージを追う

輝夜「死にはしないけれど…痛覚はあるのよ?」

紫「動けるなら動きなさい、集中攻撃を受けるわよ?」

成竜のプレッシャーを受けつつ幼竜と戦う様相を呈してきた
有利…とまでは行かないが幾分かマシ、といったところ
568 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/06/07(水) 07:44:56.44 ID:YfnDfDY50
・・・

紫(そろそろかしらね)「…一度退くわよ」

神奈子「わかった、後ろめたい物はあるが」

輝夜「…そうね」

アリス「えぇ…」

とは言え言うほど簡単ではない
身体能力に勝る上、数でも上回る火竜の追撃は熾烈を極め
中々撤退を許しはしない

アリス「ねぇ!あっちの洞はどう?」

紫「蒸し焼きか燻製か、ステーキになるわね」

アリス「…やめておくわ」

輝夜「いい加減きつくなってきたのだけど…」

神奈子「そろそろ頃合だ、だろう?」

コクリと頷く紫

一本道で鼻の先目掛け閃光玉を投げる
一時的に混乱した隙に距離を開けることに成功
この先は三叉に分かれ、進路が絞れない

アリス「はぁ…ふぅ…」

神奈子「精神的にも肉体的にも数倍疲れるねこれは…」

輝夜「・・・退屈だけはしないわね全く」

紫「少し寝るわ」(指の力が…油断してた心算はないのだけれど)

アリス「私も…」

神奈子「ん〜…安全なエリアに罠を仕込んでおくか、付いてきな!輝夜!!」

輝夜「・・・仕様がないわね、まったく・・・」(一人には…出来ないわよね)

毒入りの肉を仕掛ける事となった
これが上手くいけば戦闘が有利に働くだろう
569 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/06/14(水) 03:18:01.33 ID:BGevnHud0
神奈子「こういう手に頼るのは抵抗があるけれど…」

輝夜「仕方ないわよ、本来1〜2匹相手に4人がかりなのに
今回は6匹も居るのだから」

鬱蒼と茂る狭い森を抜け、十二分に警戒する

何も居ないのを見計らって水辺に罠を仕掛けた

神奈子「仕上げを講じろ…っと、戻るよ」

輝夜「うん、そうね…」(何だろう、この違和感)

本来この拠点から北上して行った先にはファンゴの群生地となっている、が
それらしきものは全く見当たらない

輝夜「…貴女達、ここの雑魚掃除はしたのかしら?」

??「いーや、手をつけてないよ」

輝夜「じゃあ・・・何か変わったことはある?」

??「ある」

輝夜「全く、言わないと答えないんだから」

??「言えるとすれば今の貴女達で正面切って戦うのは絶対におススメしない」

輝夜「へぇ…」(ふむ…)

神奈子「どうした?」

輝夜「どうも相当キナ臭い事になってるわ」

神奈子「臭い…って言えば確かに嫌な臭いがするな、気分が悪くなるほどだ」

・・・

森丘 〜夜〜

紫「どう?いけそう?」

アリス「バッチリよ」

輝夜「武具の修理も終わったわ」

神奈子「どう攻めるつもり?」

紫「そのことで…来た様ね」

????「おまたせ、お弁当持ってきた、紫には…コレも追加で、報酬から引いておくね」

神奈子「なんだその瓶?」

紫「千里眼の薬って言うらしいわ、一時的に椛の力が手に入るみたい…どれどれ
ちょうど二手に分かれてる…しかも、戦闘中?親子喧嘩か兄弟喧嘩でもやっているのかしら?
・・・うーん、慣れないから良く見えないわね、かといってスキマを使えるほど穏やかじゃなさそう」

神奈子「いつだったかそれで引きずり込まれて孤立したんだっけ、あのときは色々眼福だったな!」

紫「…そろそろ忘れてもいいのよ?…もう一方は、一匹弱ってるようね、しかもこっちのほうが近いわ」

輝夜「いく?」

紫「今のところ巣に戻る素振りもないし傷を癒されても面倒ね、数を減らすチャンスよ」
570 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/06/27(火) 14:41:49.24 ID:Lsw9Ote00
・・・

到達すれば、息も絶え絶えな一匹の火竜と
寄り添うようにしているが傷は軽くない2匹が居た

アリス「!!」

鱗が爛れ、外皮の一部が破れている

アリス「これって…」

紫「相当に厄介そうね全く…!」

とは言え役目は役目だ、謎の強敵に追い立てられ逃げられたら意味は無く
早急に討伐する以外道は無い
夜襲なのも手伝ってまだこちらに気付いてない

輝夜「ブディストダイアモンド!!」

幾重にも重なる光線が相手を足止めしつつ
中央の固体にも止めを刺す
残った固体のダメージも軽くない

神奈子「エクスパンデッド・オンバシラ!!」

間髪いれず残った二体も赤い槍のような物で貫く

紫「意図を汲み取ってくれたようで何よりよ」

輝夜「ん〜…さっき劣勢だったのもあれば前回は活躍できなかったから…その鬱憤がね」

神奈子「はじめてのギザミでしかも2体合流、奇襲で挟まれて
回避に手一杯だったな!私としては戦いやすかったぞ!」

輝夜「・・・打ち合わせも無く終始囮ってのは確かに退屈はしなかったわね」
(バラすな、このバカ!)



需要が無いわけでもないので下位とは言え剥ぎ取る4人
ついでに瀕死だった火竜を検死する

アリス「飽和状態だけど、間違いなく強力な消化液ね」

神奈子「嗅いだ事のない匂いだ、金を貰ってもここで飯を食べたいと思わないな」

紫「ここでこうしていても仕様がない、進むわよ」
571 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/07/10(月) 23:12:12.30 ID:iHDGzKYD0
平原を抜け、北方の森林地区へ向かう
その入り口に差し掛かったとき

グォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

アリス「…き、聴いたことのない鳴き声ね」

リオレウス、リオレイアのいずれにも該当しない怒声

神奈子「これは血が騒ぐどころではないかもな!
輝夜、行って来るか?不死の力も健在だろう?」

輝夜「あのね、不死だけど痛いものは痛いし
どんなダメージをうけても生きてるだけで行動不能にはなるのよ?」

神奈子「はっはっは、聞いてみただけだ、
・・・しかし情報が欲しいのもまた事実だな」

輝夜「仕様が無いわね…見てくるだけよ?」

・・・

輝夜「…か、勘弁して欲しいわね」

今まで逢った中でも最大級の巨躯を持ち
単体で火竜3匹と渡り合う

一匹は深手を負って逃げられないようだ
親と思しきリオレウスは浅くない傷を負っているが何とか渡り合う
リオレイアとは互角にみえるが、幼竜を庇っていてリオレウスの援護が無いと押し切られる形になっている

一方で対応している相手、イビルジョーは
傷の一つ二つ増えようがお構い無しに幼竜を食べようと躍起になっている
双方輝夜には見向きもしない

輝夜「戻って報告しないと…」

・・・

輝夜「・・・と、いう訳よ」

紫「大した乱入ね…全く…ただ、二虎競食の形になっているのは有難いわ
今度は全員で慎重に向かうわよ」

572 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/07/22(土) 13:32:55.69 ID:/WHwGMNk0
紫「アレ…か…」

血だまりの中暴れている怪物
深緑とのコントラストが目に痛い

神奈子「見たところ防御は其処まで無さそうだな」

輝夜「…つまり、私達2人はアレを担当?」

紫、アリスは武器の更新が進んでいる反面
神奈子と輝夜は立ち遅れ
上位リオレウスはともかく、最上位リオレイアは効率が悪い

アリス「出来るだけ早急に倒すわよ、でもその前に…っ」

武器を構えた人形がイビルジョーに突撃する
切っ先をゲネポスの牙で作られたソレは
麻痺毒を注入し相手の動きを止める

アリス「後は任せたわ!」

とは言え、アリスらの目標である最上位リオレイアも楽な相手ではない
火球も突進も耐えられる防具がない上
イビルジョーを気にしながらやりあうのだ

紫「アリスはリオレウスをお願いできるかしら?」

アリス「やってみる」

火竜に向かった二人は一騎打ちの様相を呈する
相手にしろ体力は消耗してるものの、後がないので必死である
一方で悠々と二人に近付くイビルジョー
柔らかいとの読みは当たったが強靭な生命力が攻撃を阻む
573 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2017/08/06(日) 07:00:32.37 ID:o8g1y5UB0
紫(…うん、これは火竜を倒したら退いた方がいいわね
このチームは持久戦には長けているけれど
あのタフなバケモノ相手とは相性が良くない…)

とは言え相対するのは上位を超越したリオレイア
傷は浅く無いとは言え一撃貰えば戦況はひっくり返る

紫「考えても仕方が無い、境符、四重結界!!」

下位なら完封できるこの技も
このリオレイア相手だと効果の程はわからない
事実数秒で目が此方の動きを追っており
時間の猶予は1分もないだろう

・・・

アリス「〜〜〜〜うっとおしいわね!!」
森林奥地で飛び立たれると枝に葉っぱが舞い
対応しているアリスに襲い掛かる
持久戦仕様で軽めの防具を選択したのが裏目に出て
細かなダメージが加算される
しかも風圧で人形のリーチも活かしにくい
…とはいえ戦闘を続け、体力の消耗が激しい飛行を重ねることは
必ずしも利があるとはいえなかった

・・・

輝夜「たい・・・あたりっ?!」
巨大な身体と細い足によるアンバランスさに翻弄される二人
武器で受け流したり、カウンターで応じるものの
芳しくない戦況に晒される
特に問題なのが撒き散らされる溶解性の強い唾液で、防具そのものがガリガリ削られる
すぐに治るとは言え、素肌へ触れた際の激痛も無視できない
それでいて注意を引くべく向かっていかざるを得ず、苦戦している
神奈子「なぁ、蓬莱人って、アレに喰われるとどうなるんだ?」
輝夜「…考えたくないわよ!」
脱出の手立てがなければ腹の中で一生酸に溶かされるのだろうか…まさに死んだ方がマシかもしれない
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2017/08/23(水) 18:50:28.30 ID:+7bu0VGR0
まだ〜?
575 : ◆9jdUJdFKI2 :2017/08/29(火) 17:22:19.41 ID:tLvOjhdy0
===================================
>>574
お待たせしました、漸くリアル段落が着きました
===================================
紫VSリオレイア(G級)

ゴァアアアアアアアアァァァァッ!!!

紫「なかなかじゃない?幻想郷なら一線級の妖怪としてやっていけるわよ、貴女」(こ、こんなに早く破るなんてッ?!)
下手な相手なら一生閉じ込めて置けるはずの代物なのだが
10秒足らずで破壊した
下手に封じるよりそのまま戦った方が得策という事も示し
リオレイアのダメージは大きいとは言え体格差とその引き締まった筋力からなる攻撃は
次の瞬間には逆転していておかしくはない
かといって距離をとり暴れさせるような真似をすればアリスや他2人へ被害が及ぶ
そうなれば撤退しかなくなり、自尊心的にも己を許せない

ブ ゥ ン

後ずさりからのサマーソルト、この動き自体は慣れたものだが、今までの相手よりずっとキレが違う
腕に当たっただけで半身が当分使い物にならなくなる威力の剛尾
紫ほどの妖怪でもそう確信するだけの力量が見て取れる
霊夢はじめ人間なら直撃しただけで真っ二つに『潰れる』

 ブ ゥ ン

紫「なっ?!」

勢いを利用し2連続
距離をとるがギリギリ間に合わない、武器で受けたものの弾き飛ばされ
その腕の先が痺れ、疼痛に見舞われ、肘から先が動く気がしない
同時に凄まじい毒液が浴びせられるがこれ自体は紫にはさほど影響は少ない

紫「ふ、ふふ…貴女の切り札と引き換えならこの程度の支払い、惜しくはないわ」

再度女王と向き合う女帝、お互い退けぬ戦いが続く
576 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/08/29(火) 17:35:24.06 ID:tLvOjhdy0
アリスVSリオレウス(上位)

人形を寄せ付けぬ風圧で優位にあったリオレウスだが
負傷に疲労から長くは保たなかった

アリスは味方に火球が行かないよう注意し、人形の行動を示唆する
が、その行動は実戦を生き延びたリオレウスの予測範疇で
尻尾になぎ払われる

アリス「このっ…まだまだぁ!」

分散した事で焦りも見えるがじっかり休憩が取れたのが効いたのか
まだまだ優位に戦闘が行える
スペカを使えるほどの隙こそ見せないが肉を裂き、血を吹かせる

ブツッ

アリス「…よしっ」

どうやら人形の攻撃のうち1体が羽根の腱を断った
これでもう空に舞い戻る事はできない

アリス(みんなは…いや、まずコイツを倒さないと、人形にも限りがある
ただでさえ空中戦で大なり小なり痛んでいるんだ、長期戦は不利よ!)

満身創痍の王者を前に、決意を新たに立ち向かう
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