【幻想郷から】霊夢「何なのよ此処寒い!!」【MH世界へ】

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577 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2017/08/29(火) 17:54:03.22 ID:tLvOjhdy0
神奈子&輝夜VSイビルジョー(???)

人数優位こそあるとは言え未知の相手にこの状況は良いといえない
救いがあるとすれば完全に注意が2人に向かい、紫・アリスはひとまず無事といえる

輝夜「ブレス?!」
神奈子「弾幕あわせるぞ!」

隙間なきその放射に弾を当て、強引に相[ピーーー]る

神奈子「念の為連携したが正解だったな、私一人では押し切られる」
輝夜「…そうね、私も自信はあったのだけど…」

攻撃がイチイチ規格外

近寄ってみれば四股を踏まれ
当たらなくても地面を踏んだ衝撃で吹き飛ばされる

尻尾攻撃も、比較的緩慢なのが救いなだけで
鉱石に匹敵する棘を持つあの尾、あの質量で叩きつけられたら堪らない

オマケに弾幕耐性が物凄く高く
武器以外の攻撃は通用する気がしない
その武器もイビルジョーの体力の高さに
米俵の米を箸で米櫃に移すくらい気が遠くなる

神奈子「スペカは…どうなるんだろうな」
輝夜「効かない様ならお手上げね、意地張らずに去りたいけれど
紫がどう判断するかしら?」

だんだん攻撃パターンが掴め、防衛戦にも回った事で
すこし余裕が出来てきたが
救援が無い限り暴君のまえにジリジリ圧されるのは確定事項だ
578 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/08/29(火) 18:12:11.63 ID:tLvOjhdy0
千日手状態
先に動いたのはアリスだった

上位との戦闘に慣れ、武器を新調したのが効いて
王者は今、地に伏せた

アリス(どっちに向かえば…っ)

考えるより先に身体が反応し、リオレイアの方に駆ける
人形の損耗こそ大きくなったもののアリス自身は軽傷で済み健在
新調した武器が百戦錬磨のリオレイアの鱗を断てるかも興味があった

紫「あら、先を越されたわね?尻尾には注意しなさい?持って行かれるわよ」
アリス「そうね、大物も控えてるし油断はしないわ」

二人に増え、行動範囲が広がった事で負ける要素はもうなくなった
夫が事切れたのを察知したのか怒りの感情が伺えるものの
付いていける体力が残されておらず虚しく空を切る
翻弄に翻弄され、とうとう膝を突く

アリス「咒符「上海人形」!!」

朱く染まった槍がリオレイアの息を止める


その時だった


「アァああああああああああぁぁぁっ!!!!」

今まで聞いた事はないが、叫び声だというのはわかった
示し合わせるように、イビルジョーへ向かう
579 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/08/29(火) 18:41:51.81 ID:tLvOjhdy0
輝夜「あ、あしっ…あし…どうなって…」
神奈子「あんたは蓬莱人だろ?!とっとと退がりな!」
なんとか飛行は可能なようだ、エリア外に行かせる


紫「何があったの?!」

神奈子「溶解液だ、コイツ急に分泌してきた、防具なんて頼れないぞ」

アリス「ちゅ、注意しようにもかなり出してきてるわよ?!」

溶解性の強い唾液を振り上げる、首を振る、顔を動かす動作で撒き散らす

紫「…どうかしら、肉を食わせてみるというのは」

神奈子「消化液・・・か、私は持ってないな」
アリス「痺れ生肉ならあるわ、どうやって食べさせるか…」

ポーチから取り出した…と同時に滑って落とす
すぐに反応し迫るイビルジョー

アリス「し、しまった!」

神奈子「…いや、食べてるぞ?」
アリス「へ・・・?」

全てを無視し、がっつく、むさぼる
3人なぞ居なかったかのように

自尊心を刺激した、アリスも怒りを覚えた

紫「外力「無限の超高速飛行体」!!」
神奈子「神秘「ヤマトトーラス」!!!」
アリス「戦操「ドールズウォー」!!!」

痺れた所に怒りの篭ったスペルカードが炸裂
不思議な事に通常の弾幕には滅法強いが
スペルカードには其処までの耐性がなく、有力な攻撃手段になる事が判明した

が、この攻撃は本気を出す切欠となった
体躯は紅く膨れ上がり、筋肉の膨張が見え
凄まじい新陳代謝で湯気すら見える

紫「…そういえば私、腕が傷ついてまだ動かないのよ」
アリス「…人形も半分が早急に修理が必要ね」
神奈子「………そうだ、防具が本当にやばくてな!」

紫「撤退!!輝夜回収して退くわよ!!」

アリス&神奈子「「りょーかい!!!」」

そこからはもう無我夢中だった、長い時間に感じられたが
一番早くベースキャンプまで戻れたと思う
580 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/08/29(火) 19:19:43.06 ID:tLvOjhdy0
・・・

輝夜「ん…あ…」

森林から出たところで激痛も手伝い安全確認もそこそこに気絶してしまった輝夜
アリスが発見し神奈子が担いでベースキャンプまで戻った
腰から下の片足が溶けて無くなり、もう片足も膝から下がなくなっていたが
今は痛みこそ残っているものの再生が済んでいる
当然防具の再生は不可能なのであられもない格好になっているが
とりあえず安堵した

紫「気が付いた様ね」

輝夜「…笑いに来たのかしら?」

紫「いえ、仮にも指揮官たる私に笑う資格はないわ」
輝夜「そう…こういうところでこの格好は些か恥ずかしいのだけれど」

下半身の防具が使い物にならず、雑布を腰に巻いているだけだ

紫「安否確認と、謝罪、感謝、そして…今後の方針かしら?」
輝夜「…謝罪はいいわよ、どうせ霊夢ほどの勘もなければ誰であろうが浴びたわ」
紫「そう、なら、ありがとう、貴女のお陰で今後幻想郷住人が不用意にあの溶解液を浴びる事はないでしょうね」
輝夜「どういたしまして…」
紫「…」

輝夜「状況整理と、あなたの考えを教えなさい」
紫「私は武器の消失こそあるけれど四肢は無事回復、支援なら出来るわ
神奈子は本当に防具がガタガタで目立った外傷こそないけど下着同然の格好になってるわね」

直撃でないにせよ溶解液の飛沫を浴びた結果である
少しの衝撃で装甲が割れるようになって着る方が危険だ

紫「アリスは人形の修繕をしてる、7割がた稼動できるそうよ
考えとしては収入を取るならこのまま撤退、入院の必要もないし十分黒字
まだいける、は、もうムリ、って言葉も聞いたわ」

輝夜「ふむ…でも私に聞きに来るからには迷っているのでしょう?指揮官さん」

紫「ラギアクルスの話は聞いたわよね?アレに類するものがリオレイアの体内にあれば
幻想郷帰還へ一歩進むわ、そうでなくても素材は魅力的
でもってあの怪物をも下せばソイツの素材も手に入る、諦めるには大きすぎるのよ
スペカが有効なのも確認した、あとは…」

輝夜「私の判断ね…」

紫「・・・あのコらに頼んで半日は素材が確保されてる、それ以降は待てない
早急に駆除するし素材も回収するそうよ
その場合大半が爆散、残りも研究にまわされほぼ手元に来ないわ
それに・・・・私の考えだけれど、幻想郷への鍵は私達自身じゃないと手に入れられないと思うの」
581 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/17(日) 16:40:49.91 ID:CyWtVO010
・・・

神奈子「とりあえず、私の相棒である兵器娘から得たヒントによれば
あの液体は消化液で間違いは無く、何らかの形で腹を満たせば使ってこないとの事」

輝夜「担当は…アリスだったわよね?残りは?」

アリス「シビレ5に毒7、眠りは持って来なかったわ」

紫「原材料が少ない上麻酔玉とかで使うのよね…」

アリス「眠り草の現地採集は可能だけど、混ぜる生肉が…」

神奈子「皆逃げているな」

輝夜「まぁ、溶かされないだけずっとマシよ」

神奈子「しかし…私が最前線として、そのすぐ後が輝夜か…」

輝夜「武器を失くした紫は無理だし、指揮に専念して欲しいわ
アリスもフルで揃ってるとは言え、素の体力や防具そのものでも私のが上
コレがベスト…って相談で決まったはずだけど」

神奈子「いや、なぁ…その格好だしなぁ」

当然防具までは再生してくれない、各自貸せるような防具もない

輝夜「この格好にさせたアイツを殺さなきゃもう気がすまないの
お風呂で見てるでしょ?我慢しなさい」
582 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/17(日) 16:53:08.09 ID:CyWtVO010
・・・

紫「神奈子、退いて!アリス、攻撃!」

神奈子「おう!」
アリス「はい!」

紫「輝…夜っ!準備は出来た?!」
(なんていう格好で罠組み立ててるのよ…)

輝夜「む、もうちょっと…」

耐性がついているので一度ではもう痺れない
が、幾分か鈍っており、ここで罠にかければ更に動けなくなるだろう
(ゲームではそんな事ありえません)

輝夜「完成!戦列に加わるわよ」

紫「アリス、肉を置いて誘導、その間二人は凌ぐ!尻尾来るわ!」

神奈子「しんどいにはしんどいけど…勝てなくはないね」

輝夜「皮剥いで下に着けようと思ったけど…この臭い、消えるのかしら・・・?」

アリス「置いたわ!」

紫「後退し、総員スペカ準備!行くわよ?」
583 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2017/09/26(火) 08:47:08.14 ID:gL5uRG+W0
思惑通り誘導に掛かる
戦闘力こそずば抜けているが知能は低く、食欲の権化だ

アリス「戦符!!『リトルレギオン』」
輝夜「永夜返し!『-三日月-』」
神奈子「『風神様の神徳』!!」
紫「紫奥義!『弾幕結界』」

且てまでに無いほどの光の奔流がイビルジョーを包む
森の一部を派手に照らしたその光源は数分にも及び
光が消えた先には横たえる巨躯があった

神奈子「はぁ…はぁ…流石にこれで」

ビクビクンッ!!!

輝夜「きゃう!?」
アリス「うそっ!!」
紫「!!!」

巨躯を大きく揺らすイビルジョー、経験したことが無い反応だ

「「「「・・・・」」」」

更に沈黙が流れた、誰一人動かない、いや、動けない
視線はイビルジョーにむけ、一瞬味方同士で目配せするのみ
脚はシッカリ踏みしめ、逃げる用意は整えてある

紫「…反応を確かめるわ」

意を決し、光弾を叩き込む

ボシュッ

不思議な手ごたえと血しぶきを上げただけだ、他に反応は無い

紫「死んでるようね」
584 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/26(火) 09:00:13.07 ID:gL5uRG+W0
はぁ〜〜〜〜〜〜っ

その場でへたり込む

アリス「勘弁してよ、もう…」
神奈子「そういえばさっき聞きなれない悲鳴を聞いたけれど誰のだったかなぁ?」
輝夜「…アンタ帰ったら覚えてなさいよ」
紫「とりあえず休止したら剥ぎ取りよ、今回は数が多いわよ!」

・・・

紫「あとは…」

最上位リオレイアを残すのみ、となった

紫「いくわよ?」

サクッ…

紫「…ちょっと手伝ってくれる?」

アリス「わかった」



アリス「甲殻?でも凄く頑丈…」

紫「現状私らのどの装備よりも強いわよ、これは」

神奈子「万全の状態でやりあってたら4人がかりでも苦労したろうな…」

輝夜「手に出来たのは大きいわね」



紫「鱗ね」

アリス「でももう殆ど金属よ、しかも上質な…」

神奈子「売ったら高そうだな!」

輝夜「冗談抜きに高いわよ、下手な宝石より価値があるわ」
585 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/26(火) 09:12:22.77 ID:gL5uRG+W0


輝夜「棘…?」

神奈子「不用意に触るなよ、見たところ相当猛毒だぞ」

アリス「!!」

紫「厳重保管ね」


輝夜「これでおしまい?」

紫「そういえば…あ、尻尾!」

アリス「見てみましょ」



紫「こ、これが…」

雌火竜の極宝玉、とでも言えばいいだろうか
余りにも異彩を放ち、新緑と太陽を閉じ込めたように煌く

アリス「綺麗…」

神奈子はため息をつき、言葉が出ない

輝夜「最高の難問でしょうね、これは…」

紫「今回は支出も多かったけどソレを補って有り余る大黒字よ」

・・・

???「じゃあその宝玉は自身で持って帰るのかな?」

紫「ええ、後の素材はお願いね」

???「了解、無事に帰ってね」

帰路もこの美しい輝きを堪能しつつ、となった
特に奪われるでもなく寒村に着く
586 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/26(火) 09:34:18.11 ID:gL5uRG+W0
寒村・食堂

まだ寂しさはあるが、そこそこの賑わいを見せている
人が少ないので清掃が特に行き届き、いつもより綺麗だ

紫「こう考えると人手不足も悪くないわね、今日は特に奮発しようかしら」

幽々子「あら、羽振りがいいのね」

紫「大仕事を終えたのよ、そっちは………?!」

幽々子「…失敗しちゃった、脚、一週間は動きそうに無いの」

弾幕の耐性干渉はおろか霊体への攻撃をも難なく行う、まさにモンスターだ

紫「どいつが…」

妖夢「そいつは…」
幽々子「…例の片目よ、侮った心算は無かったのだけど」

妖夢に肩を借りつつ腰を下ろす

妖夢「すみません、私が至らぬばかりに…」

幽々子「言わない約束でしょう?壁を突き破っての強襲
あのままだったら妖夢のお腹の下が食い千切られていたわ
幸い治らない怪我じゃないのだから」

とはいえリハビリもかけると一ヶ月は欲しいだろう
つくづくとんでもない相手だ

紫「…黄金芋酒、限定最上級品よ」

幽々子「いただくわ」

紫(うかれている場合じゃあないのね…)

未だ何処へとも知れぬ目印の一つにたどり着いただけなのだと思い知った
587 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/09/26(火) 09:53:35.38 ID:gL5uRG+W0
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※軽いエロシーンが混ざります

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寒村・浴場

???「こぉのエロガラス〜〜〜〜!!!」

輝夜「あら?懲りもせず盗撮かしら?大人しくなって多と思ったのに…」

文「い、いいじゃないですか、へるもんじゃないし…」

早苗「場所を考えなさいよ!こ、こんなところで欲情なんて…」

文「今の時期しょうがなくてですね…イジってくださいよ、さきっちょだけでいいんですよ」

早苗「一昨日そういって手首掴んで捻じ込んだわよね貴女!!
手丸ごと入れるなんて流石に非常識よ!!
確かに貴女の事は嫌いじゃあないけどもっとこう…ムードというか!!」

文「ムードでこのモヤモヤ晴れればくろうはしませんよぉ」

早苗「あぁもう!浴槽内で自慰るな!!他の人にバレた…ら?
か、神奈子さま・・・?」

アリス「…とりあえず排水側に寄ってくれない?文の愛液入りでも我慢するわ…」

輝夜「はり直せないものね…」

文「あぁうぅう!すごいマズい状況なのに興奮して指が…あぁ…はぅうっ!!」

神奈子「どうだろう?資金を募って温泉を拡大しないか?」

アリス「一口乗るわ、いくら?」

輝夜「私は二口で」

早苗&文「「すいません…」」
588 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/10/09(月) 02:25:36.36 ID:aMAeCH5z0
ちょっと前 雪山

ズゥ…ン…

妹紅「ふぅ、流石に上位のドドブランゴとのサシは骨が折れるな…」

フラン「あ、終わったんだ〜」

崖の上からレーヴァテイン改を減速装置として利用し降りてくる

妹紅「…あぁ」(山頂のドドブランゴを…もう片付けたのか?
能力上短期戦では分があるとは言えブランクを此処まで埋めてくるとは…)

フラン「そうそう、不足していた雪山草なんかも集めてきたよ」

ポーチ一杯の雪山草を見せる

妹紅「…!!あぁ、助かる、動ける人も妖怪もめっきり減ったからな…
こっちはあれだ…崖上の蜂蜜を見てきたんだが、まだ無かったようで無駄足だった
帰りに隣の洞窟の蜂蜜を見て帰るとするか?」

フラン「うん!」

・・・
589 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/10/09(月) 03:01:55.52 ID:aMAeCH5z0
〜寒村〜・食堂・

・・・

妹紅「…という訳なんだ慧音ぇ!味方が強くなってくれるのは嬉しい!
懐もあったかい!でもなぁ…でもなぁ!!」

慧音「あー…うん、わかったわかった…」

あーコレは輝夜に負けた後の絡み方とソックリだ…と感じつつ受け答えする
なおフランはレイナと一緒に軽く鍛錬した後お風呂だ
小改装で防音も強化されておりとりあえず聞かれる心配は無い

と、丁度其処にお風呂上りでハラペコかつ席を探しに輝夜がやってくる

輝夜「あーうん…何やってる…の?」

流石に困惑している

慧音「まぁなんて事ない、一過性のものさ」

輝夜「・・・今日は特別よ、そのお酒、付き合ってあげる」

妹紅「ふぇ?ふあぁ?まぁうん、私も特別だぁ!!おつまみちょうだい!肝!おいしいやつぅ!!」

・・・

妹紅「なんだぁ?そんなばかげた奴がいるのかぁ?あいたくねーなぁ…」

輝夜「ソッチだって有利な属性だからって二人で大型上位と対峙なんて私もいーやーよー
ねぇ慧音ぇ!なんで手を貸さなかったのぉ?」

慧音「ばっばか!…い、今やっと落ち着いたトコで…」

ニヤリと笑う二人

妹紅「つまみ包んでくれるよう聞いてくる、あとお酒だな、持ち帰れるか〜?」

輝夜「貸し部屋の手配するわ〜三人くらいのやつ〜え〜りんは流石に無理だし
他二人もアッチに行っててどーにもねぇ〜」

慧音「な、なぁ、何でそういう時は示し合わせたような行動を取るんだ…?」
(ダメだ…この先の展開を予測すると拒絶する力が…)

妹紅「優しくするからさぁ〜」

輝夜「一番いい部屋取ったわよ〜いきましょ〜」

この二人も文に椛同様別々に狩るのだが
示し合わせたように似たような苦難を抱えるのが違い
結果深層では仲が接近しつつあった
表立って争うとかその違いだろう
590 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/10/09(月) 03:41:36.97 ID:aMAeCH5z0
=======================

※R-18要素があります、注意

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高級な木材と特殊な鉱石がぐるりと囲む
これらにはリラックス効果があるようで病院の個室にも採用され
大量に仕入れる事ができれば幻想郷住人の部屋にも順次置き換えられる計画がある

更に贅沢に燃石炭が使われ、外は雪が舞うほどなのに汗ばむ程だ
ささっと裸になり、脱がせ、押し倒す、そして

ちゅる…ちゅう…ちゅう…
ちゅう…ちゅう…かみっ…

妹紅「なぁ、どっちの方が気持ちがいい?」

二人に乳房を口撃される慧音
発情期と、自慰で開発された事により敏感になっている
加えて二人ともいやに上手い

慧音「五月蝿いバカ!黙って弄ればいい/////」
口調こそ厳しいが顔に身体はしっかり受け入れ態勢だ
15分程弄っていたらピクンピクンと身体を反らす

まだ吸い足り無いとばかりに咥える妹紅を尻目に
乳首から口を離し、酒瓶に手を伸ばす輝夜
そのときに偶然砂時計を見つける

輝夜「交代で弄らない?」
慧音「ふぇ・・・?」
妹紅「あぁ!気が利くじゃないか、先手は譲るがおっぱいは離さないぞ」

くちゅ…っ

再び両乳首責めと共に秘裂への責めも加わる
一度イったので難なく進入する指
急に恥ずかしくなったのか我慢しだす慧音だが
ここまで感度が高まると逆効果となっていた
591 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2017/10/13(金) 23:35:56.74 ID:8eW8kNwE0
グロシーンが良い。欲を言えばエロシーンよりもグロシーンを増やして欲しい。キャラ死亡とかも有っていいんやで?←(何様)
592 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/10/27(金) 09:26:50.83 ID:4Fy9Vyvd0
==============================
>>591
流石に死亡まではありませんwが、強大化する敵が出てきて
現に輝夜の脚が溶かされたりしたので…
妖精の一回休み位なら今後あるやも知れません
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〜〜温暖期〜〜
〜海村〜・食堂・

霊夢「あついわねぇ〜…ギガントミートにオニオニオン、黄金米の肉丼大盛りお願い」

魔理沙「おいおい、そこは小盛りじゃないのかよ」

藍「知らないのか?いつもならこの3倍は食べるぞ?」

魔理沙「お前らの埋め合わせでこっちは食っちゃすぐでてそのまま狩場篭ってなんて続いてたから
寝室篭ってる霊夢と顔合わせの機会が無かったんだぜ?」

橙「お陰様?で漸く落ち着いてきたから藍様ともども戦線に出れますよ!」

魔理沙「ん?じゃあ幽香はどうしたんだ?」

霊夢「農場、こっちでも向日葵の種を手に入れて栽培するんだとか」

魔理沙「金あるなぁ」

霊夢「大半は私からの借金よ、此処までの付き合いだから利子は取らないけれど
チャラにはしないわ、魔理沙もどう?一ヶ月1割」

魔理沙「私からは利子取るんだな・・・ちょっとショックだぜ」
593 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/10/27(金) 09:47:39.12 ID:4Fy9Vyvd0
繁殖期のピンク状態から脱却し、今まで休止していた勢がやる気を出している
というか数ヶ月の殆どを自室で過ごす羽目になり生活費で困窮し、出ないとキツイ
反面疲労が重なった層はスローペースになりつつある
無理に装備を更新しなければ懐は暖かいというのも理由だ


魔理沙「んー折角4人揃ったんだ、沼地行かないか?」

霊夢「ふーん?何かめぼしい相手は居るの?」

魔理沙「いや、特には決まってないけどな」

霊夢「いいわよ別に、鈴仙とてゐは腕慣らしに虫退治出ちゃったし」

橙「じゃあコチラの手伝ってもらえますか?グラビモスなんですが」

霊夢「火山?ならイヤよ」

藍「安心しろ、沼地だ、終わったら洞窟で涼んでいくか」

霊夢「受けるわ、魔理沙は?」

魔理沙「…あぁ、いいぜ」(熱線はあるが…まぁ霊夢なら当たらないか)

霊夢「ということでお弁当…何にしようかしらね?」

すっくと立ち上がり、食堂メニューに目をやる

魔理沙「・・・そういえばふくよかになったと思わないか?」(ボソッ

藍「あぁ、一部分が特に著しいな尻、太腿も成長してるが特に胸が」(ボソッ

幻想郷からの格段に質が上がった食事、連日の苛烈なホルモン刺激行為で
いつしか歩くだけで揺れる胸を手に入れていた霊夢だった

・・・・・・・
594 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/11/11(土) 17:14:45.71 ID:JEAN7CrJ0
〜沼地〜

霊夢「じめじめしてるし、防具がキツくて蒸れる!」

魔理沙「我慢しろだぜ、しかし視界もよくないな、奇襲には気をつけろよ」

ガポンッ ガポンッ

橙「どうやら沼に脚を取られてるようですね」

藍「あの巨体が災いしたようだな、動きは鈍いだろう」

黒くずんぐりした巨体が目の前に現れる
発見こそされてはいるが、敵とも獲物とも認識していないようだ
主食が岩なので当然といえば当然なのだが・・・
食事を済ませた様子に加え、沼に半分沈んでいて動くのも厄介といった顔だ

藍「楽に行けそうじゃないか?」

魔理沙「…いや、コイツの弱点が埋まって逆に厄介だ
固まった地面まで誘導できないと特に霊夢は厳しいぞ」

霊夢「…そうね、弾丸を雑魚用のヤツに換えて、周囲の掃除でもしているわ
暖かいからかしら?虫も多いわね」

魔理沙「リグルとか絶好調だろうな〜私はとりあえず顔を狙ってみる」

藍「私は尻尾だな」

橙「手数で気を引けないかやってみます!」

簡単な作戦が決まり攻撃を開始する
595 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/11/12(日) 05:39:30.05 ID:7atshGW70
藍「ちっ…楽に決まると思っていたのだが…」

半分沈んだ身体のバランスを取るためか
頻繁に振り回される尾
その質量の直撃を受ければ藍でもタダではすまない

ドンッ!!ズドンッ!!!

魔理沙「ここまで効かないとは…」

真正面に立てば熱線が来るので斜めからの射撃を行っているが
上位相当の甲殻、傾斜する装甲、亜種などの条件が重なり
まるで相手にされていない

魔理沙「この状況ではスペカも効果が無い…少しずつ接近してみるか?」



今の所一番効果を発揮しているのは橙である
それでも火炎ガスにあしらわれ囮になりえない

橙「藍しゃまの指示はまだ無い…続行でいいのかな?」

その実久々の狩りで調子が狂い、不測の事態に混乱しているだけだ

ズダダダッ!
霊夢「この辺の相手は終わりかしら?・・・皆梃子摺っているようね」

快調に雑魚の掃討をこなす、繁殖期を経て物凄くスタミナが強化されており
文字通り準備運動にもなっていない

霊夢「このままだと良くないわね」
596 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2017/11/18(土) 07:45:31.28 ID:pQcNfQ840
橙の付近に霊夢が現れる

霊夢「手伝うわよ」

橙「ありがとうございます、でもどうしたら…」

霊夢「スペカしかないでしょう、このままでは攻め疲れして終わりよ」

橙「…そうですね」

チラリと藍に目をやる

霊夢「完全に血が上ってるわね」

橙「…わかりました、方符「奇門遁甲」!!」

楔の様な弾幕が多数降り注ぐ
大型で動けない故にかなりも命中弾を与えた
もっとも一発一発が軽いので本体へは殆ど効果が無いが
翼を貫ける力はあり相手が動き出すのに十分な打撃を与えた

霊夢「さて、魔理沙の方へかしら?おびき出すわ」

橙「熱線きますよ!」

霊夢「!夢符「二重結界」!!」

魔理沙「お、おい!まったまったぁああっ!!」

本来真っ直ぐ撃ってくると経験や映像で認識していたものの
なぎ払いは全員初体験だったようだ
橙は普通に避ける、霊夢はスペカと引き換えに難を逃れ
魔理沙は迫り来る熱線の範囲外にギリギリ逃れた

霊夢「・・・まだ沼に浸かっていたからかしら?
ああ言った撃ち方をしてくるなんて…」

魔理沙「し、死ぬかと思った…」

藍「橙!生きてるか!!!?」

橙「大丈夫です!…けど」(私の責任が重い…変に潜らせたら取り返しつかない)

霊夢「安心しなさい、私もついてるから、兎に角上がってくるわ
魔理沙に藍、ココからが本番よ!」
597 :♯test [saga]:2017/12/13(水) 02:28:11.93 ID:wMrz6MQ00
テストします
598 : [saga]:2017/12/13(水) 02:31:11.51 ID:wMrz6MQ00
PCのマザボがへそ曲げてPS4より書き込んでおります
修理でき次第再開します
599 : [saga]:2018/01/13(土) 08:16:11.86 ID:1U2bhQST0
二月頃に復旧の目処が立ちました
600 :♯test :2018/01/22(月) 05:25:52.69 ID:Hu/XuFLx0
テストします
601 : ◆.CzKQna1OU [sage]:2018/01/22(月) 05:28:42.41 ID:Hu/XuFLx0
これでどうか?
602 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/01/22(月) 06:12:14.18 ID:Hu/XuFLx0
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戻りました、完走を目指します
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魔理沙「コイツとは幾度かやりあったことがあるが…今回のは数段厄介だ」

橙「本来寒村方面に生息する相手ですからね」

霊夢「スペカと引き換えなら安いかな…復帰戦でベッドに逆戻りなんて嫌よ」

魔理沙「何にせよ弱点が出てきてくれたのは幸いだ、藍〜!!そっちはどれくらいだ〜?」

藍「すまない!暫くかかるぞ!」

防御を棄てた代わりに機動力を得たグラビモス亜種
危険度はむしろ向上している

ズガッ     ガキンッ!!

振り回した尻尾の突起に藍の武器が引っかかる、弾き飛ばされてしまったようだ

藍(…しまった、筋が痛んだか?これからだというのに、利き腕が握れない…)

霊夢「藍、武器を拾って一旦拠点に戻って、留め金が緩んでるわよ」

藍「…あぁ、そうさせてもらおう、橙、任せたぞ!」

魔理沙「なんだ整備不良かぁ?ここは抑えておくから心配するな」

橙「ま、魔理沙さん…!」

突発的な動きが俊敏でないグラビモスには追うことは不可能だ
そもそもメインターゲットは橙であり、魔理沙でもある

魔理沙(こう言っておけば橙が落ち着く…が、今度は私がマズいぜ、破壊が済む前に水冷弾が尽きそうだ)

上位の体力は尋常ではなかった、集中力が切れた後の突進はなんとしても防がないとならない
攻撃機会と火力の違いからターゲットが移りつつある

魔理沙(調合してる時間はないな…)

霊夢「あと何発?!」

魔理沙「14だ、微妙だな」

霊夢「空の弾層寄越しなさい、水冷弾ならあるから詰めておくわよ」

魔理沙「本当か?!助かるぜ!」
603 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2018/01/26(金) 22:18:55.45 ID:MvJ0TCkm0
・・・
604 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2018/01/26(金) 22:19:42.32 ID:MvJ0TCkm0
拠点
605 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/01/26(金) 22:29:18.01 ID:MvJ0TCkm0
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失礼しました、キーボード掃除してリトライしました
===================

???「本来なら数週間様子見たいところだけど…さすが大妖怪ってところかな」

藍「…これでも七割だ、この武器を扱うには正直不安が残る」

???「ふむ、じゃあコレなんてどうかな?」

藍「これは?」

???「鬼人薬の調合を変えてもらったの、幽香さんの協力もあればもっと捗ったかもだけどね」

藍「ふむ・・・」

・・

藍「良い感じだ、10割とまではいかないがこれなら問題はない」

???「じゃあ、テーピングする?もう1手間かかるけど」

藍「…お願いしよう、前にそれでやらかしたからな」
606 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2018/01/26(金) 22:46:29.85 ID:MvJ0TCkm0
藍(おそらくソレで紫様は私を外されたのかも知れないし…)

???(考えすぎだと思うけど否定しても意固地になるだけなんだよねぇ)「おしまい!いってらっしゃい!」

以前の狩りで準備不足のまま再突撃し、カウンターを食らった経験があった
ドスガレオスという脅威が低い相手でなければ今でも活動が出来なかったかもしれない
以降藍は紫と組まなくなり、逃げるように海村へ来た側面がある

藍「あぁ、行って来る」

・・・

藍「あの二人が居るから橙は大丈夫だと思うが…どうだ?」

焦げた草木が点在する、視線の先にはもう一押しといった様相のグラビモス亜種がいた

橙「相性が良いとは聞いていましたがこれほどとは…」

砕けた腹部にヘヴィの巨弾が食い込む、段違いのダメージなのが見て取れる

魔翌理沙「だろ?こういうパワーで押し切れる相手は得意中の得意だぜ!」

霊夢「ハイハイ、油断せず最後までやる!…あ、おかえり」

藍「あ、あぁ、ただいま…もう私は必要なさそうだな」

霊夢「でもないわよ?まだ尻尾切ってないでしょう?」

軽く笑った後に視線を遣る霊夢、あれから橙が頑張った傷跡がみえるが
切断にはいたっていない

藍「わかった、アレを済ませよう」

ズガッ!!!

尻尾を切り、完全に勝敗は決した、特に砕けた腹部には霊夢の弾を防ぐ力はなく、蜂の巣のような有様になっていた
607 : ◆9jdUJdFKI2 [sage]:2018/01/26(金) 23:13:26.72 ID:MvJ0TCkm0
・・・

霊夢「剥ぎ取ったかしら?」

魔翌理沙「おー、とはいえ売り払うことになるな」

橙「私は武器に使えないか相談してみます」

藍「私は防具でも検討するか」

霊夢「よし!涼んでいきましょ!!洞窟行くわよ!」

魔翌理沙「蒸す上にこの返り血だからな…」

橙「・・・?」

藍「どうした?置いていくぞ」

橙「ま、待ってください藍しゃま〜」

・・

ドシャァアアアァァッ・・・・キチッ…キチチッ…


・・・

霊夢「と、言うことで夕方まで遊んできた訳…ハクシュッ!!」

魔翌理沙「止せば良いのにずっとすっぱだかで泳いでたからな、本来クーラードリンクが必要な場所だっていうのに」

橙「狩りでは格好良かったんですけどねぇ・・・」

勝利の美酒を頂きながら幽香を加えての談笑
鈴仙にてゐは繁殖・温暖期に使えるようになった新薬のお手伝いで召集された

幽香「…まぁ、無事で何よりよ、軽率な霊夢はお仕置きだけど」

霊夢「あぅ…悪かったわよ・・・手心加えてくれると嬉しいなぁなんて」

幽香「あら、じゃあここでやる?」

霊夢「な、なんでそうなるのよ!!」

顔を真っ赤にして抗議する、瞬間的に察する魔翌理沙と藍

幽香「ほら、皆が手加減したって証人になってくれるから」

霊夢「そういう問題じゃ…ばかぁ!!ハクシュッ!!!」

藍「酒の肴にはいいかもな?」

霊夢「な!なっ!!」

魔翌理沙「やめとけ幽香、内心大喜びでまたやらかすぞ」

霊夢「まりさぁああっ!」

幽香「あら、私の霊夢ですもの、ちゃんと躾ればわかってくれるわ、お仕置き見たい人〜」

すぐに二人が手を上げ、橙が1拍置いて挙手、霊夢の情けない鼻声交じりの悲鳴が木霊した
608 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/01/26(金) 23:54:04.29 ID:MvJ0TCkm0
===============
※R-18展開アリ
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裸同士ならとっくに慣れたが、面と向かっての情事公開は幽香に鈴仙とてゐ以外初めてだ
ましてや一方的に見せるなんていうのは殊更羞恥心を煽る

藍「使い込まれてたと思ったが、存外綺麗だな」

まじまじと見つめられ冷静に解説させられる

幽香「ふふ、その辺気を付けてるから…でもここをこうして」

霊夢「・・・っ!」

幽香「こうするだけで…」

霊夢「あふぅ…っ」

乳首を摘み、軽く左右に捻る

じゅわぁっ・・・

橙「濡れてますよ、すごい発情臭ですね、藍しゃま」

霊夢(は、発情臭とかいうなあぁっ!)

目を閉じ真っ赤になって無言の抗議をする
そんな様子を満足した視線で嘗め回すように見つつ

くぱぁっ・・・クチュプッ

秘裂を開き、浅く指を入れ、さらに開く

幽香「今霊夢はこうなってるのよ、何を考えてるのかしらね?」

意思と裏腹に乳首は尖り、蜜が滴り、秘豆が膨らむ
視線の中焦らす様な手つきで責められ、生殺しに遭う
開発されたその身体は容易に快楽を産み出すが、幽香の卓越した技術が絶頂を許さない

10…20…30分、身体は一向に鎮まらない、絶頂を求める本能は膨らむ一方だ
いつしかボタボタと垂れる愛液を集められ、コップいっぱいになったら飲まされる
自分の体内で生み出されるものながら不思議な味と発酵臭、そして妖しい催淫効果に心が負ける
妖怪退治や霊力では神にも引けを取らないが、こういう方面はまさに小娘でしかない
好奇心の眼差しにいつしか抵抗する気力を失い、むしろ「視線でイケやしないか?」と考えるほどになっていた

幽香は勝ち誇った笑みを浮かべ、乳首を捻り上げる
堰を切ったように絶頂へと導かれ、それは1度2度では終わらず噴水のように愛液が撒かれる
強烈な快楽で半分気を失った中、回収した愛液をしっかり飲まされ、飲み干したと同時に公開プレイは幕を閉じた
609 :♯test [sage]:2018/02/06(火) 16:23:35.29 ID:Fqcucts80
修理したPCがアレだったので買い替えました、やはり5年保証・・・!
610 : ◆.CzKQna1OU [sage]:2018/02/06(火) 16:25:04.75 ID:Fqcucts80
酉で躓く・・・
611 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/02/06(火) 16:51:26.31 ID:Fqcucts80
寒村

・・・

チルノ「クシルダロラ?」

レミリア「クシャルダオラよ、それが狩れるの?」

???「ええ、でもって付近にモンスターが居なくなるから空飛んでもいいよ」

早苗「じゃあ楽…というワケでもなさそうですね」

???「凄く厄介な特性があってね、摸擬戦をこなさないと許可が下りません」

椛「摸擬戦…ですか」

あくまで希望者で、という形で募る
当然予定があったりするものは辞退した

文「何よその目は…怖気付いたわけじゃないですよ?
ヤマメや紫との約束があるんです」

椛「いーえ、なんでも」

???「相手はB-17、攻撃のめどが立つまでは手を出さないように言ってあります
目的地阻止を果たせば成功、ダメなら不合格です」

空飛ぶ要塞の異名を持ち、その頑丈さと火力だけでも十二分に脅威だ

チルノ「一番はもらうよ」

レミリア「私も行くわ」

椛「たしか借りがありましたね、こういう形とはいえ、返す日が来るなんて」

一部の住人は交戦した事もある、スペカもなかったうえ多勢に無勢で終わったが

妖夢「私も行きます、幽々子様に情報をお伝えしなければ」

???「じゃあ彼女たちが第一陣で、モニターで見るもよしだよ」

パチュリー「・・・むぅ」
612 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/02/16(金) 03:02:24.94 ID:7cHy/IDD0
・・・

・・・

摸擬戦終了、数度の戦闘を経てヘトヘトな身体を引きずるように食堂で休憩する
強烈な風により髪がぼさぼさで酷い有様だ

チルノ「むー、追いつくのがやっとってどうにもならないよ!」

椛「風の壁みたいなものに弾幕が弾かれますね」

妖夢「近接攻撃も体が安定しません、文字通り吹き飛ばされます」

レミリア「結局手も足も出ない…か」

気まずい沈黙、疲労が込み過ぎて食欲すら失せている

チルノ「何か弱点みたいなのはない?!」

レミリア「そんな都合よく…ふむ、そうね、パチュリーなら…」

膨大な書物を読んでいた彼女、もしかしたら…一息入れた後、向かうことにした

・・・

パチュリー「知ってるわよ?フライングフォートレスのデータでしょう?」

レミリア「流石ね、聞かせてもらえるかしら?」

パチュリー「・・・なら」

レミリア「なら?」

パチュリー「今度、クシャルダオラとは言わないから一緒に付き合いなさい、狩り」

レミリア「?ええ、良いわよ?そういえば喘息も良さそうだし、組むのも久しぶりね」

パチュリー(本当にね…全く…)「B-17、彼女の特徴は堅い装甲とそれを高速で動かす高出力エンジンから成るわ
それによるプロペラ後流…というのだけれど、生半可な質量ではさっきのように吹き飛ばされるわね」

椛「今までの摸擬戦ではやってこなかった…となれば、そういう力がクシャルダオラにもあると?」

パチュリー「その可能性は高いわね、突破するのであれば頭を狙い行動するのが良いわ
一点集中型のスペカでも良いけれど…動きを止めないと厳しいわね
そして、チン・ターレットなる銃座が邪魔するから一筋縄ではいかない…こんなところかしら?」

妖夢「なんとかして前へ…ですか、結構なプレッシャーなんですよね」

パチュリー「あまりの巨大さに距離感が狂うという話もあったし、それも反映してるのでしょうね」

レミリア「とにかく糸口はつかめたわ、明日また挑んでみましょう」
613 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/03/07(水) 21:54:45.01 ID:ZGcNhqIb0
・・・

妖夢「相変わらず速い…!」

最大質量は30tにもなるが巡航速度は300kmにも及ぶ
下級天狗でも苦労しそうな高速に苦闘しつつ何とか前に出る

彼女らが追い越し、反転後攻撃態勢に入った瞬間
B-17の前方機銃が火を噴く

椛「アタリのようですね!」

チルノ「でもコレ…懐に潜り込めないよ」

目処が立ったことで攻撃の解禁が行われる
攻める方角が指定されたうえ多数の機銃から放たれる弾幕はスペカにも匹敵する

レミリア「何とか…クセでも見つけないと…」

・・・

にとり「どうだった?」

レミリア「うるさいわよ…」

攻撃を当てるところまではイケた、が、遠距離で減衰しきった弾だ
実際ダメージ足りえるモノではない

椛「あんなのが何百と飛んでくるんですから
人間が妖怪に畏れを抱かなくなる理由が良くわかりますよ…」

妖夢「とりあえずお風呂にしません?疲れました…」

チルノ「次があるんだし…ね」

「「「「…くやしいなぁ」」」」

四人一斉に口に出る、互いに見合わせ笑顔に変わる

レミリア「つぎはあのスカシ顔に目にもの見せてあげるわ」

妖夢「一番成績が良いのは椛ですか?」

椛「えぇ、ですが踏み込みが足りませんでした」

チルノ「私たちが抑える?私の盾があれば幾らかはもつよ」

妖夢「見た感じ相当な威力です、強走薬お分けしますよ」
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/03/18(日) 20:57:04.44 ID:WWYfVBZao
とても楽しく読ませていただいております。モンハンと東方が見事に融合していて違和感がないです。
一つだけ気になるのが霊夢の力に関して、少し弱すぎる感じがします。
妖怪が能力を使えているのですから霊夢の能力も使えてもいい気がします。特に夢想転生とか、スペルカードルール無い分無限に使えそう。
あと霊夢が空飛んだり透けたりしないと霊夢らしくない。
615 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/03/28(水) 17:37:19.13 ID:14Z/wvLu0
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>>614
感想ありがとうございます
スペカは現状下位においては無双できますが上位大型、G級中型以降は耐性を有する上に
決定的な隙が無いと押し切られ返り討ちに会うというのが実情です(さもないと幽々子の即死能力無双に)
個体差はありますが凄く強力な大樽爆弾Gみたいな感じですね

飛行はモンスター乱入のリスクが高まるので制限していましたが
付近より他のモンスターが居なくなる古龍戦において撤廃する方向です
ただし、その巨体と肢体からなる突進だけでもかなりの危険があるので(更にブレス付き)
リスク軽減のため今レミリア達がその特訓を行っています
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〜海村〜 =農場=

幽香「あら、霊夢じゃない、私に会いに来たの?」

霊夢「あはは、それもあるけど…ミア、居る?」

口付けを交わしつつミアを呼ぶ

ミア「どうしたニャ?」

霊夢「陰陽機銃なんだけど、もっと強力なのが欲しくて…」

この前のグラビモス戦での火力不足を実感したらしい

ミア「ふむ、霊夢も最初よりずっと力をつけてきたし、候補としてこんなのがあるニャ」
(繁殖期のアレがトレーニングになったみたいだね)

霊夢「結構選べるのね、これは?」

ミア「2つに分かれた陰陽玉を一纏めにして大口径の武器に出来るニャ、威力は申し分ニャいけど連射性能を犠牲にしてるニャ」

霊夢「従来の強化型でも…ごつくなってるわね」

ミア「オススメなのはこの12,7mmタイプと20mmタイプニャ」

霊夢「じゃあ…20mmでいこうかしら、因みにこれは?」

ミア「艦載機銃だから取り回しが難しいのニャ、装備は出来るけど真価を発揮するのにコツが要るニャ」

霊夢「へー」

ミア「ただ、今後のことを考えると慣れても損はないと言えるニャ」

霊夢「追々考えておくわ」

幽香「話は終わった?ならそこの着物を着て向日葵畑のお世話でも手伝ってくれるかしら?」

霊夢「・・・貴女がお気に入りの花の世話をさせるなんてね…」

幽香「ふふっ、霊夢だからの特別よ、けど…意図的に傷付けたらお仕置きよ?」

霊夢「はいはい…」
616 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/04/06(金) 06:57:23.73 ID:eypmOZZS0
・・・

霊夢「あっ・・・つぅ〜…」

元々気温が高いこの地域
温暖ともなるとかなり厄介
しかも塩害防止のため潮風が入りにくい構造となっており
最早サウナのソレだ

ミア「コレ食べるかニャ?」

霊夢「…!つめたっ!あまーいっ!!」

アイスクリーム、氷結晶を利用した冷却機構での
この時期一番の輸出品である

幽香「霊夢には合うのね」

霊夢「…あー、花にとっちゃこの冷気は毒ね」

幽香「耐性はあるのだけれど…好ましくはないわね」

・・・

アイスの力を借りてもきつすぎる為
倒れないうちに食堂に戻る

霊夢「日陰の潮風が気持ちいいわぁ」

ドサリ

隣に咲夜が腰掛ける
慣れない酷暑で夏バテのようだ

霊夢「…採掘しに行ったんじゃないの?」

咲夜「今の時期の周辺洞窟はエラいことになってるわよ…
当面は沼地や凍土辺りが良いわね」

天子「沼地いきたい?じゃあよさげなクエストがあるのだけれど」

霊夢「・・・聞くだけ聞くわ」

天子「黒いグラビモs」

霊夢「また?却下」

天子「最後まで聞きなさいよ、えーと、その頭が動いてるって話」

霊夢「…妖夢が聞いたら卒倒しそうね」

天子「調査、可能なら討伐という流れなんだけど」

咲夜「こういう涼しい狩場の任務は今稀少だし、構わないわよ・・・体調が治れば」

霊夢「悪いわね、試し撃ちとして代わりに私が行くわ」

天子「あら、じゃああと一人探さないとね」
617 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/04/19(木) 05:02:28.29 ID:tqZCC5bC0
ということで
霊夢・天子・衣玖・文の四人で組むことになった

文「どうします?結構霧が濃いようですが…」

霊夢「そうね…私と文の二人でこちら側から回るわ」

天子「私はここからね」

・・・

沼、草地を探したがそれらしい影はなかった
天子チームからの連絡もなし、残すは洞窟内部だけだ

・・・

文「!これは…アタリのようですよ」

霊夢(こんなに回らされるなんて…私の勘が鈍ってる?)

深紅の外殻を纏い、グラビモスの頭骨格を背負ったギザミとおぼしき存在を確認、
同時に天子も合流する

衣玖「見たところ既存のものと変化は無いようですが…注意してください」

天子「弱点は…雷か、勝てなくはないわ」

霊夢「殻は後回しで、とりあえず脚ね、いくわよ」


二手に分かれ散開する、と同時に殻の口が開く

バシュウウウゥゥッ!!!

衣玖「!!!」

文「おやおや…いつものヤツより数倍の威力はありそうですよ?」

水ブレス…は聞いていたがもはや大砲の域まで達してると言っても過言ではない
ショウグンギザミに慣れている層の驚き具合から見てもこの亜種の特徴のようだ
加えて衣玖を除いて水属性に弱い防具を着用している
グラビモスの情報が仇となった形だ

天子「こいつの殻、まさか返り血じゃないでしょうね?…どうする?」

霊夢「…誰か一度でも膝をつくようなら退くわよ、多くの情報を持ち帰りましょう」

準備不足で倒せる可能性は限りなく低い、彼女の勘がそう告げていた
618 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/05/05(土) 05:27:32.04 ID:OKQ1gxWv0
天子(霊夢の事弱気だなと思ったけど…コイツ…堅い!!)

尋常じゃない外殻、足を止め攻撃させることを許さない機動力
天子ですら胴体半分引き裂かれそうな鎌
冗談で言った返り血もあながち間違いではないとすら思えてきた

衣玖「むしろ海中の方が楽でしたね…」

数か月前までは普通に飛んで戦っていた
ラギアクルスの時は優位に作用したが
飛び回ろうにも狭い洞窟内ではたかが知れているしブレスもある
G級相当で弾幕も効果が薄いのでリスクの方が高い
開けたところで飛び回ったら乱入のリスクが増大しなおさら不味い

霊夢「天人組は大丈夫だけど…」

MHでいえばミドルボウガン相当の火力を手に入れている
弱点属性がわからず属性弾を用意できなかったのが痛い
とは言えあまりダメージを出すと猛スピードで間合いを詰めるだけの速度があるので
却ってよかったのかもしれない

文「む…」

武器が一段階下なのに加え、属性も合わず焦りの色が見える
敵の速度に合わせ、避ける技術も相手がハナから狙う気にならなければ意味がない
霊夢がグラビモス亜種と戦っていた時上位ベリオロスを完封したことで天狗になった鼻を折られた気分だった

霊夢「文!下がりなさい!!危険よ!」

文「な、舐めてもらっては困りますね!!コイツの爪を頂くまで少し無理させてくださいよ!!」

確かにあのバカげた大リーチを封じれれば討伐も見えてくる
が、破壊に長けた武器を持っているメンバーが居ない

霊夢(幽香…せめててゐでも居てくれれば…)

斬撃中心で霊夢が射撃、この点で相性が良いとは言えない
その上この個体は戦闘センスがかなり良いようだ
天子や霊夢の被弾を覚悟のうえで自分にとって一番火力のある衣玖を警戒
集中攻撃されている彼女はギリギリのところで持ちこたえているのが現状だ
619 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/05/05(土) 05:44:49.49 ID:OKQ1gxWv0
爪を壊せれば…

その思いは次の瞬間砕かれることになる

ドドズゥン…

霊夢「えっ…」

通常のショウグンギザミが洞より出てくる
この個体もG級相当だと霊夢の勘が告げる




霊夢「退けぇええええええっ!!!!」




ありったけの大声で叫ぶ

1拍置いた後他の三人も状況を理解
撤退の行動をとろうとするが…

衣玖(閃光もケムリも効果が無いんですよね…)

霊夢「衣玖は逃げに徹して!文は青い奴止めて!!
私と天子はすこしでもこの赤い奴の気を逸らす!!」

天子「やらなきゃ…格好付かないわよね!!」

ザスッ   バシュッ

天子(…?)「霊夢!!コイツの脚止められる?!」

霊夢「やってるわ!!どうしたの?!」

天子「よくわからないけれどコイツに違和感がっ!!」

霊夢「…仕方ないわね!!」

目標を殻に移した天子
狙いが被らなくなったので霊夢の射撃速度が上昇する
620 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/05/26(土) 15:59:22.98 ID:tqk8FN3o0
文「ひ、一人で抑えるのも限界がっ」

霊夢「そっちは怒りじゃないでしょ!何とかしなさい!」

安全に撤退するなら足ダウン以上の何かが欲しいが…

天子「10秒で良い!コイツ止めて!!」

霊夢「仕様がないわね、炸裂弾!さらに符も合わせるわよ!」

赤ギザミの脚にいくつもの小爆発が発生する
地形ごと抉る攻撃に体勢を崩す

霊夢「天子、いいのね?」

天子「ええ、霊夢も退いて!」

頑丈な天子、素早い文と比較し一番脆いのは霊夢である
いざというときは攻撃できるよう態勢を整えつつ撤退する

ガァンッ!!

天子「よし!!」

赤ギザミの殻が栗を剥くように割れる

天子「ガタついてた上結構なダメージがあったわ、そうなれば壊すのは簡単よ」

霊夢「・・・はいはい、戻ってきなさい、文!あなたもよ!!」

文「は、はいぃ〜」


・・・

〜海村〜    ・食堂・ 


文「もどってこれたぁあ〜〜〜…」

天子「いつかは…アレを倒さなきゃよね」

衣玖「面目ないです…」

霊夢「いいのよ、有利な場所では期待するから…とりあえず肉!あと米!!」

…と、大声を張り上げていると向こうから魔理沙がやってくる

魔理沙「そのコメだけど、どうも最近キナ臭いことになってるらしいぜ?」

霊夢「何?輸送ルートでもふさがれたの?」

魔理沙「いや、穀倉地帯にモンスターだ、アグナコトルとかいう奴らしい」
621 : ◆.CzKQna1OU :2018/06/08(金) 18:25:17.41 ID:cwmJ5jyp0
意外に記憶がもたないな…いや、メモってない自分も悪いけど
622 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/06/08(金) 18:58:29.54 ID:cwmJ5jyp0
・・・

霊夢「エサ不足で人里のアプケロスに目を付けてるってわけね?」

魔理沙「推測だがな、しかも結構強力らしい」

霊夢「上位相当?厄介ねぇ」

衣玖「あ、だったら私良いですか?」

霊夢「そりゃ構わないけれど…」

衣玖「深い意味はないですが…属性の多い方がなにかと有利かと」

電気と槍のエキスパートでそれらに弱い相手なら無類の強さを誇るが
そうでなければお荷物、と、今回の件で染み入ったそうだ
他のフォローが間に合えばいいがいつまでも人足が確保されているとも限らない
安易に兵器娘らに借りを作ると見返そうと思ってる幻想郷勢との関係が悪化し
元に戻ってもそれが原因の異変が起きないとも限らない

魔理沙「じゃあ衣玖として、咲夜もいるし…」

てゐ「私はどうかな?」

脇から出てくるてゐ、例の発情状態からの慣らしが終わったのだろう
「何処に居ても付いてくる師匠よりも怖い鬼教官」が見張っていないのが証拠だし
受注も彼女達を通さないと物凄く難しい

魔理沙「へぇ…どうなんだ?使えるのかぁ?」

霊夢に目をやる魔理沙

霊夢「心配しなくても優秀よ・・・贔屓目じゃなくてね」


てゐ(随分と疲労がたまってますなぁ?ゆっくり寝ててよ)

霊夢(いい意味で抜け目が無くなったわよね、お言葉に甘えさせてもらうわ)

てゐ(ただじゃないよ?戻ったらちゃんとサービスしてね?)

霊夢(…はいはい、無事に帰ってきなさいよ)

チュッ
623 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/06/24(日) 01:34:25.49 ID:Qlfz4uC10
・・・広場・・・


てゐ「あぁそうそう、どんな感じで行くの?」

咲夜の方を見る

咲夜「え?私?」

てゐ「そりゃあメイドの指揮してた咲夜だし適性高いかなって」

どうやら指揮の事を言っているようだ
取り入れた結果効率がずっと上がるので定着したが
稀にこういった指揮能力拮抗のようなものが起こる

咲夜「…私も魔理沙も映像だけ見て経験はないわよ」

衣玖「私はありますが…指揮が不得手ですね」

てゐ「となると、私が指揮していいかな?」

咲夜「ええ、仕掛ける方が得意だし」

魔理沙「構わないぜ、あ、一つだけ試めさせてくれよな」

てゐ「・・・それは相手が弱ってからじゃ、ダメ?」

魔理沙「その辺は特に…どうでも?」

てゐ「じゃあ終盤やってほしいかな、できるだけ
火力は魔理沙だしね、序盤に抜けられることがあると困る
相手は巨体だけど張り付いた方が危険が少ない
かといって結構熱いから…3分ごとに休憩とろうか
咲夜は毒主体でいいかな?麻痺より良いと思う」

咲夜「そうね、わかった」

てゐ「私は極力スタン狙うから、頭開けておいて…っと、こんなところかな?」
624 : ◆.CzKQna1OU [sage]:2018/07/11(水) 10:49:52.54 ID:Q+EdY1MW0
PS4より、またPCイかれました,八月頭復帰予定です
625 : ◆.CzKQna1OU [saga]:2018/08/10(金) 03:51:43.27 ID:HG4vI9ml0
復帰しました、今度のPCはうまくやってくれるでしょう
626 : ◆9jdUJdFKI2 [saga]:2018/08/10(金) 04:10:43.38 ID:HG4vI9ml0
〜平原〜
 キャンプ

衣玖「こんな方までやってくるとは…」

アグナコトルの根城とする火山からかなり離れている
川もあり到底適してるとはいいがたい

てゐ「ティガレックスのコトもあるんだ、遠征位するさ
まぁ涼しくていいことだよ
で、試したいことってのはおおかた力比べだろう?」

魔理沙「…まぁバレるか」

咲夜「普段の行いよ」

てゐ「火炎弾とか必要になるかもだからその余裕がないかもだね」

衣玖「あぁ、涼しいってことはそれだけ硬くなりますね」

咲夜「そうなると確かに厄介ね」

・・・

脇道を行くと少し開けた場所から物音がする

てゐ「居た、食事中かな?」

茂みの先、中規模の個体がアプケロスを啄んでいる
比較的空を警戒しているようだ

魔理沙「どうする?」

てゐ「ん〜…外皮壊せるうちに壊しちゃおう、スペカ準備
私は罠張ってみるけれど…壊される方が可能性高いから期待はしないで」
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