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【安価&コンマ】あかり「艦娘?」千歳「その16」【ゆるゆり×艦これ】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 22:36:28.11 ID:esfPjBYfo
このスレは
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」那珂「その15」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1450705075/
の続きとなっております。

オリ設定、キャラ崩壊、百合注意

※1スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1407/14074/1407415762.html

※2スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」叢雲「その2」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1409/14099/1409927222.html

※3スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」文月「その3〜」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1411/14114/1411486035.html

※4スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」大和「その4」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1413/14131/1413122339.html

※5スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」白雪「その5」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1414/14145/1414511487.html

※6スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」神通「その6」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1416/14167/1416746675.html

※7スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」蒼龍「その7」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1419/14193/1419347598.html

※8スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」熊野「その8ですわ」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1422/14222/1422282865.html

※9スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」三日月「その9」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1425/14251/1425128843.html

※10スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」天龍「その10」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1428/14282/1428246873.html

※11スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」夕立「その11っぽい」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1432/14320/1432041097.html

※12スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」扶「その12」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1435/14358/1435843566.html

※13スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」古鷹「その13」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1439/14398/1439817748.html

※14スレ目
【安価&コンマ】あかり「艦娘?」金剛「その14デース」【ゆるゆり×艦これ】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1445002724/

前回までのあらすじ

若干時間を持て余している感が有りつつも平和に過ごしているあかり達。
自分の中に芽生えた感情に戸惑っていたあかりは京子からの助言によりそれを受け入れることができた。
おかげで叢雲との関係もステップアップしたが元の世界への帰還後ラスボス戦は避けられない状況に。
そんなこととは露知らず新しい仲間が増えたり生き残りの深海棲艦が現われたりとバタバタしながら日常が続いていく。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1456148187
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:39:15.83 ID:esfPjBYfo
登場人物

赤座あかり

主人公。
指揮能力は個々への指揮を行える程度に止まった。
勢いで大人の階段を駆け上がったものの、その勢いが継続するというわけではなさそう。

叢雲(改二) 練度 99 好感度 100

あかりが最初に出会った艦娘。
初めてがあめの副作用に任せて強引だったため優しく誘おうとする努力をしている。
あかりへの感情:デレる通り越してよくわからない関係になってる気がする

文月(改) 練度 49 好感度 100

いつも能天気なところがあるがしっかり考えることは考えている艦娘。
誘惑がどうだのと如月から悪影響を受けているかもしれない。
あかりへの感情:幸せにしてあげたい

大和(改) 練度 99 好感度 100

被帽ブラをやめてちゃんと下着を付けている艦娘。
現状に不満はないものの今までの働きに少しくらいは報いてほしいかなと思っている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:幸せなままでいさせてほしい

白雪 練度 99 好感度 100

いつの間にかエロ担当みたいな立ち位置になっていた艦娘。
してほしいとはっきりと明言してあるので今のところ次に可能性がある艦娘の最右翼?
あかりへの感情:今は無理でもいつかはきっと

神通 練度 44 好感度 100

控え目な性格だが芯はしっかりしている艦娘。
仲の進行具合はもしかすると姉に負けているかもしれない?
あかりへの感情:側で変わっていきたい

蒼龍 練度 48 好感度 100

色々と包容力のある艦娘。
暇なときはセラピールームでオスカーと遊んでいることが多い。
あかりへの感情:犬みたいに遠慮なく愛でてほしい

熊野 練度 59 好感度 100

丁寧な言葉づかいをするお嬢様然とした艦娘。
アドバンテージが消滅してしまったので巻き返しに期待がかかるところ。
左足にあかりからもらったアンクレットを付けている。
あかりへの感情:愛している

三日月 練度 56 好感度 100

駆逐艦の中でもかなり生真面目な艦娘。
割と置いていかれている感があるがこのまま清い関係を続けていくのかもしれない。
あかりへの感情:なんでも見せられる相手

天龍 練度 34 好感度 80

姉御肌で気の強い艦娘。
必殺技を編み出すために夜戦場に通っている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:もっと会いに来てもいいんだぞ

夕立 練度 99 好感度 100

どことなく犬っぽさを感じさせる艦娘。
無邪気にエロいことしようとあかりに迫っているがそれは好意の表れである。
あかりへの感情:一緒にエロくなるっぽい

扶桑 練度 44 好感度 100

大和にちょっと対抗心を持っている艦娘。
見えないところも着飾る楽しさとそれを見せたい相手に見せるという背徳感的なものに目覚めている。
あかりへの感情:一緒に暮らせて幸せ
3 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:39:43.99 ID:esfPjBYfo
古鷹 錬度 34 好感度 100

ちょっとお茶目なところがある艦娘。
雨の日の静かな雰囲気が好きらしく雨の日には部屋の電気をつけないでいることもあるらしい。
あかりへの感情:いいところを教えてもっと好きになってもらいたい

金剛 練度 37 好感度 100

英国で生まれた帰国子女な艦娘。
最近アイデンティティを揺るがす何かの存在を察知したとか。
寝るときはもはや透明と言っても過言ではないくらい薄いベビードール。
あかりへの感情:プリーズセイバーニングラブ

那珂 練度 99 好感度 100

自称アイドルな艦娘。
アイドルとしても、1人の女の子としても全力で持ってあかりを愛することに決めた
寝るときは地味なジャージ。
あかりへの感情:恋の2-4-11

千歳(航) 練度 24 好感度 100

お風呂好きな艦娘。
千歳があかりに高速修復材を飲ませたことが後々のきっかけになった可能性もある。
あかりへの感情:次は私が開発してあげますね

瑞鶴(改二甲) 練度 99 好感度 100
改二甲に改造されてから共通点が2つも減ったと葛城に嘆かれたらしい。
七面鳥ではない艦娘。

あかりへの感情:余すところなく触れ合いたい

千代田(航改二) 練度 61 好感度 100

軽空母になった艦娘。
就寝時にあかりを部屋に招いて千年と一緒にあれやこれやしたいと考えているとかいないとか。
寝るときは普段の服に似た色合いのパジャマ。
あかりへの感情:大事に触ってほしい

足柄(改二) 練度 99 好感度 100

戦闘大好きな艦娘。
自分から攻めつつもあまり踏み込まず少し奥手の気があるかも。
あかりへの感情:たまには甘えさせてほしい

名取(改) 練度 99 好感度 100

少し怖がりな艦娘。
恋をする心地よさをあかりに伝えてあげたいと思っている。
あかりへの感情:一緒の気持ちになりたい。

卯月 練度 99 好感度 100

どことなくうさぎっぽい艦娘。
変な欲求も素直にぶつけて受け止めてもらえることを学んだ。
あかりへの感情:寂しくなったら襲っちゃうぴょん

愛宕 練度 26 好感度 30

色々とふわふわした艦娘。
その性格上如月と話がよく合うらしい。
あかりへの感情:胸比べの審査はよろしくね

球磨 練度 45 好感度 83

どことなくクマっぽくはない艦娘。
最近はあかりと他の艦娘の絡みが過激化していて見ているとフラストレーションが溜まるので覗き見は控えている。
あかりへの感情:もっとみんなみたいに深い仲になりたい

ビスマルク(drei) 練度 99 好感度 100

ドイツから来た艦娘。
オスカーがイ級に潰されるのではと心配していたが逆にオスカーを怖がっているのを見て優しくしてやろうと決めた。
あかりへの感情:Ich liebe dich sehr
4 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:40:12.54 ID:esfPjBYfo
若葉 練度 18 好感度 75

駆逐艦だけど硬派な艦娘。
近所のパン屋さんに足しげく通っていてどこか那珂に声が似た店員にも顔と名前を覚えられている。
寝るときは着ない派。
あかりへの感情:また会えると思うだけでうれしい

浜風 練度 29 好感度 100

駆逐艦だけどスタイルがいい艦娘。
既にあかりの日常になれていたことを知って安心してあかりの側にあることを誓った、
寝るときは自分の髪の色に似た白い水玉模様のパジャマ。
あかりへの感情:たまにはエッチな非日常もほしい

筑摩 練度 27 好感度 55

笑顔が素敵な艦娘。
未だにあかりよりも利根への思いのほうが強いと本人は思っている。
あかりへの感情:そう簡単には惚れないです

大鳳 練度 99 好感度 100

少し運が低めな艦娘。
胸だけで満足してしまえる現状をどう打破するかが問題かもしれない。
あかりからもらったお守りを胸に下げている。
寝るときは自主訓練に使う運動用のジャージをそのまま着ている。
あかりへの感情:愛しているからエッチなことしたいと思うんですよ

大鯨 練度 23 好感度 45

お母さんっぽい艦娘。
潜水艦の艦娘に付き合って装備を整えつつ素潜りして遊んでたりする。
寝るときは浴衣に似たタイプのバスローブ。
あかりへの感情:私も水着で過ごしてあげましょうか?

浦風 練度 16 好感度 43

広島弁で喋る艦娘。
甘えられたい気持ちも強いけど時には甘えたいと思っている。
寝るときはちょっと野暮ったい感じなジャージ。
あかりへの感情:酒の席でのことは忘れてほしい

明石 練度 31 好感度 40

機械弄りとかが好きな艦娘。
色々とはた迷惑な装置開発もしているがその根幹にあるのは艦娘を思う心。
あかりへの感情:もう1回マッサージしてください

間宮 好感度 600

鎮守府の甘味担当その1。
甘いもので餌付けしてイ級にも懐かれている。
あかりへの感情:もっと色んなところをマッサージしてほしい

伊良湖 好感度 700

鎮守府の甘味担当その2。
イ級に早く元気になってほしいと最中の生産量がアップしている。
寝るときは肌が透けるくらいのネグリジェ。
あかりへの感情:お医者さんごっこしたい

北方棲姫 練度 99 好感度 90

人間に敵意を持たない深海棲艦。
あかりと一緒に過ごす日々が何よりの幸せだと思っている。
『ほっぽ』という名前をあかりから名づけられた
あかりへの感情:オネエチャンッテコンナノ?

山雲 練度 18 好感度 100

文月よりもさらにのんびりした艦娘。
あかりと風呂で突き合いっこして恋愛をするには学ぶことが多いと気づいた。
あかりへの感情:勉強してまたしましょう。

加賀 練度 99 好感度 100

クールな正規空母の艦娘。
誰にも見つからないようにイ級に歌を聞かせていて間宮達と同じ程度には懐かれている。
あかりへの感情:食べてしまいたいくらい好き
5 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:40:52.45 ID:esfPjBYfo
霧島 練度 99 好感度 26

金剛型の末妹である艦娘。
艦隊の頭脳として活躍する機会があまりないことが少し不満
あかりへの感情:あめのときはご迷惑を

Верный 練度 99 好感度 35

響から改造された艦娘。
たまに近所の浜辺を散歩して貝殻を耳に当てて黄昏ている姿が見られる。
あかりへの感情:少しは信頼できるかな

山城(改二) 練度 99 好感度 95

どこか薄幸そうな艦娘。
酔った弾みであかりの未成熟な体に興奮を覚えてしまい自己嫌悪に陥ったが半ば吹っ切れている。
寝るときは普段の服のように袖の長い無地の浴衣。
あかりへの感情:姉様にも譲れないことはある

伊58 練度 22 好感度 28

語尾にでちを付けるときがある艦娘。
そろそろ水着以外の服で生活することを覚える必要があるかもしれないと気づいた。
あかりへの感情:マッサージを思い出すとむずむずする

吹雪 練度 15 好感度 12

なんとなくあかりに似た雰囲気を持つ艦娘。
影薄い状態を脱却するために行動を起こそうかなと少しだけ考えている状態。
あかりへの感情:もっと会いに来てほしい

島風(改) 練度 99 好感度 70

とっても早い艦娘。
姉になりたいという気持ちは薄れて今は妹として甘えたい気持ちが強くなった。
あかりへの感情:甘えさせて

鳳翔 練度 17 好感度 42

あかり鎮守府はじめての軽空母な艦娘。
悪いことをした相手には基本的には優しく諭すタイプだが厳しく叱るときもある。
寝るときはいつもの服に似た薄紅色の浴衣。
あかりへの感情:娘ができたらこんな感じなのか

武蔵 練度 20 好感度 85

ワイルドな格好をしている艦娘。
艦娘の体であることにかまけてジャンクフードをよく食べてるので大和に食生活を正せと言われている。
あかりへの感情:自分は一線を越えるわけにはいかない

伊168 練度 18 好感度 35

二人目の潜水艦の艦娘。
彼女達の着ている水着は普段着として使いやすいように下半身部分が脱げるようになっている。
あかりへの感情:マッサージやっぱり好き

酒匂 練度 43 好感度 80

鳴き声が特徴的な艦娘。
プラネタリウムと現実の夜空を見比べてその違いを楽しむという遊びをしている。
あかりへの感情:お姉ちゃんって呼んでもいいよ

瑞鳳(改) 練度 99 好感度 100

玉子と九九艦爆を愛する艦娘。
出汁巻き玉子は玉子焼きではないと思いつつレパートリーを増やすために練習中。
あかりへの感情:だいしゅき

谷風 練度 7 好感度 20

江戸っ子気質の艦娘。
背が小さくて過剰に心配されることを少し疎んでいる。
あかりへの感情:気が合いそうだ

長門(改) 練度 99 好感度 30

かつては帝国海軍の象徴とも呼ばれた艦娘。
イ級にもそれとなく気を配って接しているので少しはイ級も懐いている。
あかりへの感情:あめのときのことは忘れてほしい
6 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:41:40.96 ID:esfPjBYfo
飛龍 練度 6 好感度 20

蒼龍とよく似た正規空母の艦娘。
血気盛んな妖精達にために時々夜戦場の電気をつけて使用している。
あかりへの感情:弱いところなんでわかるの?

雲龍 練度 6 好感度 20

質素なのにどこか目を引く艦娘。
以前着たチャイナドレスは部屋に置いてあるが1度着たきりになっている。
寝るときはジャージだが胸がキツいのではだけさせている。
あかりへの感情:はずかしがらなくてもいいのに

舞風 練度 99 好感度 80

ダンスが得意な艦娘。
あめのときのことを夢に見たりして悶々とした日々を過ごしているとか。
寝るときは着ない派
あかりへの感情:こらえ性がなくてすいません

川内(改二) 練度 99 好感度 85

忍者っぽい艦娘。
なんだかんだでこの暮らしを満喫している。
あかりへの感情:満ち足りた日々をありがとう

朝潮 練度 99 好感度 100

実直な性格の艦娘。
改になった証としてねこみみとしっぽを付けている。
イ級に懐いてもらおうと歌を勉強したり菓子作りに励んだりしている。
あかりへの感情:笑ってくれたら自分も楽しい

陽炎 練度 1 好感度 12

服がはだけても気にしない艦娘
姉妹仲は良好で今度姉妹艦同士とあかりを混ぜて一緒に寝ようと誘った。
あかりへの感情:可愛い司令官

離島棲鬼 練度 99 好感度 55

生き残っていた深海棲艦その1
暇に任せてやりたいことをやりまくっていたので割とハイスペック。
あかりへの感情:自分も漫画に出たい

戦艦棲姫 練度 99 好感度 25

生き残っていた深海棲艦その2
京子達のお芝居にすぐ反応できるなど割とノリがいい。
あかりへの感情:暇を紛らわさせて

秋月(改) 練度 99 好感度 100

防空駆逐艦の艦娘。
妖精のVRゲームの被験者になって色んなジャンルのゲームをテストプレイしている。
あかりへの感情:好きだからもっと仲良くなりたい

春雨(改) 練度 99 好感度 100

料理が好きな艦娘。
悩みも多いがあかりとなら乗り越えられると信じて心を守ってほしいと気持ちを伝えた。
寝るときはピンク色の羊の着ぐるみパジャマ。
あかりへの感情:ずっと側で自分を照らしていてほしい

葛城 練度 1 好感度 10

後輩キャラな艦娘
あかりのキャラを見て守りたい系のキャラになろうかと画策する。
あかりへの感情:先輩が慕ってるからすごい提督なのかも

駆逐棲姫 練度 99 好感度 80

春雨に似た深海棲艦。
臆病になってしまっているイ級を笑顔で暮らせるようにしたいと奮闘している。
あかりへの感情:私だけの思い出をたくさん作っていきたい

如月 練度 1 好感度 25

誘惑迷彩を持つ艦娘。
あかりのことをからかいがいがある子だと認識してちょっかいをかけている。
あかりへの感情:反応が面白い
7 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:42:15.43 ID:esfPjBYfo
五月雨(改) 練度 99 好感度 66

ドジっ子な気質のある艦娘。
気合が入って空回りすることが多いので気合入れて気合を抜こうとしている。
あかりへの感情:いやらしい気持ちからの好意でごめんなさい

歳納京子

あかりの幼馴染。同じ日に飛ばされたがあかりよりも半年前にこちらへついて提督をやっていた。
あかりの鎮守府における艦娘との触れ合いについての同人誌を描こうと思った理由は不明。

榛名(改二)

京子がはじめて会った艦娘。
最近ではベタ塗りが上手くなってきた。

赤城

京子艦隊の艦娘。
自給自足しようと料理を勉強中。



京子艦隊の艦娘。
年越し前はクール間の休みに加えて年末特番でアニメが休みになるのでちょっとブルー。

伊19

京子艦隊の艦娘。
潜水空母となったときにどこから艦載機を飛ばすのかは自分でもわからない。

不知火

京子艦隊の艦娘。
表情が変わらないのでわかりづらいものの、可愛いモノ好きである。

龍田

京子艦隊の艦娘。
槍の訓練はそれなりにやっているが必殺技を覚えようとはしていない。

第六駆逐隊

暁型の面々。
京子よりあかりになついているふしがある。

時雨

京子艦隊の艦娘。
ほとんどクリスマスイベントをこなすためにだけ登場したようなもの。

船見結衣

あかりの幼馴染。あかりより一年前に提督になっておりすでにベテランの貫禄がある。
艦隊の全員とケッコンするや否やすぐさま全員の練度をカンストさせたのは、練度を上げるためだという口実のため。

北上(改二)

結衣の初期艦。
ケッコン初夜の思い出(布団の中でキス)は結衣だけでなく、北上にとっても大切な思い出。

大井(改二)

ようやく第二改装された結衣艦隊の艦娘。
ケッコンしてからは結衣と、結衣とケッコン指輪で繋がる北上を感じられると、指輪を握りしめてニヤニヤする姿見られる。

日向(改)

基本的に落ちついているが常識人枠とはいえないかもしれない艦娘。
飲み比べは負け越しているので練習中。

隼鷹(改二)

お酒大好きな艦娘。
ケッコンして低燃費になったはずだが、酒の量は増えたような気がする。

鈴谷(改)

ノリが今風な艦娘。
軽そうに見えて初心なので結衣との仲の進展度は羽黒とどっこい。

羽黒(改二)

おどおどしているが常識人枠と言える艦娘。
大人しく控えめな子だが酔っぱらうとすごいかもしれない。
8 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:42:42.72 ID:esfPjBYfo
吉川ちなつ

あかりの友達。あかりよりあとにこの世界に来た新米提督。
モフモフの中に手を突っ込むと引きずり込まれるともっぱらの評判。



ちなつの初期艦。
ちなつに見分け用のアクセサリーを買ってもらってご満悦。



電のお姉ちゃん。
電のアクセサリーを羨ましがっているがレディーなので催促はしていないと自分では思いつつ催促している。

榛名

ちなつが2-5でドロップした。
エプロン姿がまぶしいちなつ鎮守府の母。

叢雲

あかりのところよりちょっとだけツン比率の高い艦娘。
ダジャレの練習をしているところを度々目撃されている。

大潮

いつも元気でポジティブな艦娘。
鎮守府内を駆けまわると怒られるので外を走り回っているが、帰りが遅くなると結局怒られる。

荒潮

のんびりとマイペースな艦娘。
どこかへ行った大潮を探しに行くのは荒潮の役目である。

高雄

ちなつ艦隊の艦娘
榛名が鎮守府の母ならば鎮守府の姉として駆逐艦の子の皆と接しようとしている。

雲龍

ちなつ艦隊の艦娘
戦力増強のため、あかり鎮守府で建造されたちなつ鎮守府唯一の正規空母。
が、最終決戦には出されなかった。

杉浦綾乃

生徒会副会長。こちらの世界に飛ばされたのはあかりより前だが戦おうとしていなかった。
引っ込み思案なところは多少改善されつつある。

あきつ丸

綾乃の初期艦
色白を綾乃に羨ましがられているが、本人はちょっと白すぎじゃないかと悩んでいる。

熊野

あかりのところのよりも明確に好意を口にしている艦娘。
こちらは胸の大きさをあまり気にしていない模様。

叢雲

あかりのところのよりもツン比率の低い艦娘。
沸点の低さは綾乃と結衣と同様で、ギャグセンスも準じている。

陸奥

綾乃艦隊の艦娘。
彼女前で火遊びはご法度らしい。

翔鶴

綾乃艦隊の艦娘。
彼女の着任より綾乃鎮守府の食事情は大幅に改善された。

神通

綾乃艦隊の艦娘。
あかりのところのとはまた別の意味で綾乃のことを強く慕っている。
9 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:43:20.25 ID:esfPjBYfo
武蔵

綾乃艦隊の艦娘。
綾乃の中に拙くとも確かな指揮官としての素質を見出している。
それが間違いでなかったことを、最終決戦の後に確信した。

池田千歳

生徒会役員。こちらへ飛ばされたのはあかりより少し前でそれなりに戦ってきた。
雪風と伊勢の絡みを眼鏡を外して聞くことにより、妄想がより一層捗るようになった。

五月雨(改)

千歳の初期艦
改になって多少はドジさが解消されたが、まだまだなにもないところで転んだりすることがままある。

龍驤(改二)

千歳の艦娘
結局改二になっても胸部装甲は変わらず、はじめて鏡を見た際に倒れ込んだという。

霞(改)

千歳の艦娘
相変わらず手厳しいがそれも千歳のことを思ってのことだということは、本人以外の誰も知るところである。

初春(改二)

千歳の艦娘
改二になって主砲が飛ばなくなったので、なんとか飛ばせないか思索中。

五十鈴(改二)

千歳の艦娘
千歳を含めて小さい艦娘が多い中、お姉さんとしてまとめ役を担っていたが、伊勢が来てくれたので楽になった。

雪風(改)

千歳の艦娘
火力不足に悩む千歳鎮守府の中で、夜戦においてすさまじい火力を誇ることで頼りにされていた。
少し戦いの終わりを恐れていたが、なにも変わらず千歳の側に在れることを幸福に想っている。

伊勢

千歳の艦娘
妹の日向よりも軽いノリで、千歳のことをすぐに名前で呼びだしたので五月雨達が慌てている。

大室櫻子

生徒会役員。あかりよりもかなり前にこの世界で提督をやっていた。
艦娘達からは呆れられつつも放っておけない妹のように見られている。

鬼怒

櫻子の初期艦
櫻子ははじめ鬼怒のことをおにおこと呼んでいたため、自分でも時々その時の名残を口にしてしまうときがある。

利根

櫻子の艦娘
櫻子とは色んなことで張り合ったり共謀したりしている。

夕張

櫻子の艦娘
櫻子が彼女が撮ったちょっと深夜なアニメを見ようとするのを必死で止めている。
語りあえる仲間が漣以外にもほしいと想い色々と話した結果、ステージでのパロディショーが始まってしまい消え入りそうな想いをした。

翔鶴

櫻子の艦娘
空母棲姫が来る前は鎮守府の料理当番としてその腕を振るっていた。今でも時々振るっている。

日向

櫻子の艦娘
航空母艦に改造されても砲撃戦の要だった。
今では瑞雲を遠くのものを取るのに飛ばしている。
10 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:43:46.37 ID:esfPjBYfo
潮(改二)

櫻子の艦娘
身長が伸びて縮んだように見えるが実は大きくなっている。

空母棲姫

櫻子が鹵獲した深海棲艦
潮に変わっておっぱい禁止されているが意味はまだわかっていない。

古谷向日葵

生徒会役員。こちらの世界に来たのはあかりより少し前である。
櫻子の隣にいるのが自分でないことに少し寂しさを覚えたが艦娘達に任せようと思っている。

飛鷹

向日葵の初期艦
カードが実体化しているので元からドレスは持っていない。

比叡

向日葵の艦娘
元気で何ごとにも気合を入れて当たるが空回りすることもしばしば。

瑞鳳

向日葵の艦娘
それなりに料理ができるので向日葵のお手伝いをしている。



向日葵の艦娘
艤装に飼っているカニの数は本人も把握していない。

鳥海

向日葵の艦娘
計算をしてから行動する慎重派。

長門

向日葵の艦娘。
あめを食べてないのでこちらはまだ陥落はしてない模様。

松本りせ

生徒会長。
遠征に出たあかりの艦娘達に色々と物をあげたりしていた。
奈々の実験の失敗によりこの世界に飛ばされて最初期から提督として戦っていた苦労人。

日向

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
度々りせと奈々の関係に対して爆発しろとの見解を示している。

陸奥

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
りせと奈々の関係をあらあらうふふと見守っている。

大鳳

りせの艦娘
爆発に縁があることから奈々の意向により、りせの艦隊に編入されている。
爆発に縁があるのは他の艦娘もそうなんじゃないかと思いつつ、みんなと共に戦い続けてきた。

摩耶

りせの艦娘
自分も含めて明るいタイプがいない事に思い至ったりせによって艦隊に編入された。
自信家だが実力に裏打ちされている。

初雪

りせの艦娘
あまり外に出たがらないので連れ出そうと考えたりせによって艦隊に編入された。
引きこもりがちだが開口部のある艦娘には飛びついて行く。
11 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:44:17.32 ID:esfPjBYfo
那智

りせの艦娘
冷静沈着な副官的な立ち位置の艦娘がほしいと思ったりせによって艦隊に編入された。
主張しすぎる摩耶を諫める役割を担うが、自分もまたその実力に応じた自尊心を持っている。

西垣奈々

七森中の理科教師。
遠征に出てくる艦娘達に度々アイテムを渡して支援していた。
実は船霊降霊装置の理論を作りあげた張本人で、ある意味全ての元凶だが責任はきちんと取っている。

妖精

鎮守府内の雑事や出撃艇の操縦および敵主力艦隊の探索、果ては車の運転までこなす万能な存在。
喋るタイプと喋らないタイプがいるが喋れないタイプはいないらしい。

オスカー

あかり鎮守府で飼われている子猫。
かつてビスマルクの艦内で飼われていた猫と同じ毛並みをしているが雌である。

イ級

駆逐棲姫が拾ってきた深海棲艦の生き残り。
長い間深海に1人で誰かに見つかったら殺されると怯えながら暮らしていたので人間不信になっている。
12 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:45:13.43 ID:esfPjBYfo
スレの流れ

あかりの一日の行動を安価で以下から選択します。

艦娘との交流
艦娘と交流します。キャラの好感度上昇はこちら(一日に同じ艦娘は選択不可)
好感度が100の艦娘との交流は回数消費なし(一日2キャラまでで、次の日は同キャラとの交流不可)

執務
執務を行います。安価で色々なイベントが起きます

外出
外出します。あかり一人の場合はランダムイベント、キャラ指定の場合は複数可で好感度上昇イベントが発生します。

アイテムを使う
アイテムを所持している場合使用することができます


上記の行動を朝二回、昼二回行った後夜の行動を選択します

寝る
自発的にはイベントを起こさず寝ます

誰かの部屋へ行く
誰かの部屋へ行きます。好感度上昇イベント(朝昼に交流した艦娘は不可)

執務
執務を行います。昼の執務と同じ

散歩
散歩します。ランダムでイベントが発生します

バー
バーを開きます。3人艦娘を選んで交流します。
13 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:48:52.64 ID:esfPjBYfo
現在持っているアイテム

ドイツの国旗
なんの変哲もないドイツの国旗。
ドイツっぽいものを呼び寄せるかもしれない。

月の絵が描かれたカレンダー
そのものずばり月の絵が描かれたカレンダー。
睦月型は暦や月の名前から船名が取られていると言うが?

ふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
位は一番低いので上がる練度も低い。
現在所持数:30

まんたんのふしぎなあめ
艦娘が食べることで練度が上がるあめ。
最高位のあめでこれ一つで練度が最大まで上がる。
現在所持数:25

クッキー
色んな種類があるクッキー。
艦娘と一緒に食べると仲良くなれるかも。
現在所持数:2

最高級チョコ
有名ブランドの最高級チョコ。
艦娘も大満足の一品。
現在所持数:2

王族御用達のケーキ
どこぞの王族も御用達の超最高級のケーキ。
艦娘の心まで甘くするような一品。
現在所持数:2

香水
柑橘系の香水
化粧っ気のない艦娘達だが気になることは気になっているかもしれないので喜ばれるかも。

チョーカー
首輪、ではなく首飾り。
髪飾りと同じく菊花紋章の意匠が施されている。

髪飾り
菊の花を模した髪飾り。
艦首に菊花紋章のない艦娘にとってはある種の憧れである。

最高級ホテルの宿泊券
軍の保有する最高級保養施設のチケット。
大規模作戦成功に多大な貢献をした艦娘などに褒章として利用させているらしい。

高速修復材
修理を高速で終わらせることができるバケツ。
艦娘を入居させる際に使うことで一瞬で修理を終わらせ、交流可能状態にする。
現在所持数:3

強化改造設計図
艤装を一点集中改造して飛躍的の性能あげる改造方が書かれた設計図
艦娘の能力値一つを上限の1.5倍にする。
現在三つ所持しており、一つは耐久力。残り二つは搭載数。

書類一式&指輪
ケッコンカッコカリに必要な道具。
現在所持数:51
14 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:50:08.94 ID:esfPjBYfo
最後に設定を

艦娘

軍艦の船霊の分霊を妖精が作ったカードに呼び出して実体化させた存在
分霊なので同じ艦が複数存在することもある
実は深海棲艦に対抗するために妖精が呼びだした船霊の和魂。
船霊の荒魂である深海棲艦とは文字通り同一の存在である。

当時の政府が扱いきれなかった船霊降霊装置を、妖精が改良することによって生み出された。

深海棲艦

突如として海に現れて人間を襲い始めた謎の存在
一定の海域に艦隊を展開し通りがかる船などを襲う。
主力艦隊を倒すことでその海域にはしばらく出現しなくなるが、時が経つとまた現れるようになる。
理由は不明だが人間を狙って浮上するので、海軍は人間を提督として彼らをおびきだしている。
倒されることで怨念などに凝り固まった思念が浄化、静かな気持ちになって沈んでいくらしい。

その正体は船霊の荒魂。
かつて人間が和魂、すなわち艦娘を生み出す計画に失敗して生み出してしまった存在。
最新鋭潜水艦ですら及ばない深い海溝の底に沈む社から生み出されていて、それを破壊することによって滅ぼすことができる。

実は奈々が元の世界に戻るための研究をする過程で生み出し、扱いきれないと断じた理論を当時の政府が実現させようとした結果生み出された。
あかり達のお祭りにより鎮められ、一度倒されて正気を取り戻した個体以外は全てあるべきところへ帰った
と思われていたが残っている深海棲艦もいる模様。ただしみんな正気を取り戻しているものと思われる
15 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:50:40.96 ID:esfPjBYfo
テンプレ終わり
まめに更新していないので色々とミスしてますね

前スレに誘導張ってから続けます
16 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:51:42.65 ID:esfPjBYfo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   酒匂    愛宕 
武蔵   伊58    川内
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月   駆逐棲姫☆     
陽炎☆
17 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 22:52:09.29 ID:esfPjBYfo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆     
18 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 23:00:28.16 ID:esfPjBYfo
陽炎「お帰り司令、ライブどうだった?」

あかり「すごく楽しかったよぉ」

陽炎「あのお祭りのときよりも盛り上がってた?」

あかり「あのときより人がいっぱいいたからね」

陽炎「でもあのときは中継してたから見てた人はもっとたくさんいたはずだよ」

あかり「そうだけどやっぱり一つのところにたくさんの人が集まってるのとは違うよぉ」

陽炎「そういうものなのかな? まあ今回は司令が観客側だしね」

あかり「みんなすごく綺麗で那珂ちゃんもすごく可愛くてカッコよかったんだよぉ」

陽炎「司令も憧れちゃった?」

あかり「少しは憧れるけどはずかしい気持ちの方が勝っちゃうよぉ。あのお祭りのときの思い出であかりは十分」

陽炎「もう、消極的なんだから。別になれって言ってるわけじゃないからいいけど」

あかり「アイドルは那珂ちゃんに任せてあかりは応援するよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ」

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:01:46.79 ID:F9kCB5QqO
五月雨
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:01:53.16 ID:pRTzNPmDO
1鳳翔
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:02:07.91 ID:QSt7/2sNo
1酒匂
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:02:28.59 ID:F9kCB5QqO
ゴメン1付け忘れた
ダメだったら下にズラして
23 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 23:21:15.78 ID:esfPjBYfo
数字がないと↓1と決めましたので申し訳ありませんが↓1とさせていただきます


あかり「鳳翔さん」

鳳翔「こんにちは提督。どちらかへお出かけしていたようですが」

あかり「那珂ちゃんのライブに行ってたんですよぉ」

鳳翔「ライブ、歌を聴きに行っていたんですね」

あかり「那珂ちゃん以外にもたくさんのアイドルさんがいっぱい歌ってました」

鳳翔「それは、楽しそうですね」

あかり「鳳翔さんも興味あります?」

鳳翔「那珂さんが歌われるような歌はあまり聞きませんが、歌自体は好きですよ」

あかり「鳳翔さんも歌うんですか?」

鳳翔「私は聴く専門ですので。たまに加賀さんの歌を聴かせてもらうくらいですよ」

あかり「加賀さんが歌好きなの知ってたんですね」

鳳翔「空母の子達には何かと頼られていますので。私の身には余るんですが」

あかり「そんなふうには見えませんけど」

鳳翔「提督に弱みは見せられませんので」

あかり「ええっ、あかりにも頼ってくださいよぉ」

鳳翔「ふふっ、こう見えて矜持は持っていますので、そう簡単には頼れませんよ」

あかり「むぅ〜、いつか本当に辛いときには頼ってもらいますから!」

鳳翔「それを提督の方から言うのはおかしいような気がしますよ」

あかり「頼ってもらいたいからいいんです!」

鳳翔「はいはい、わかりました。それで、私に何かご用でしょうか?」

↓1

1 最近の空母達について
2 暇を持て余しているという話
3 お母さんっぽい雰囲気があるという話
4 その他自由に
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:22:09.65 ID:sJkhSfmtO
1
25 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 23:31:28.60 ID:esfPjBYfo
あかり「空母の皆さんのことには詳しいんですか?」

鳳翔「ええ、色々と相談されることも多いですので」

あかり「最近あんまり会えてない人もいますし、どんな感じなのか教えてもらえませんか?」

鳳翔「構いませんよ。会いたがっている人が結構いますので」

あかり「うっ、何とか時間を作って会いに行ってあげないといけませんね」

鳳翔「無理をすることはありませんよ。提督は提督のやりたいようになさればいいんです、それくらいの図々しさを許されるくらいのことはしてきたのですから」

あかり「あかりだってみんなと会いたいので何とかしますよぉ!」

鳳翔「それだけ想ってくれているからこそ皆さんも想い返しているのでしょうね」

あかり「あっ、それじゃあ早速聞かせてもらっていいですか?」

鳳翔「ええ。どなたの話をお聞きになりたいんですか?」

あかり「ええっと」

↓1 空母の中から1〜3人まで(>>16-17
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:33:01.57 ID:QSt7/2sNo
瑞鶴
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/22(月) 23:35:45.10 ID:dVUQW+xWO
瑞鳳、瑞鶴
28 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/22(月) 23:41:26.31 ID:esfPjBYfo
あかり「瑞鶴さんのこと聞かせてもらってもいいですか?」

鳳翔「瑞鶴さん。そうですね、最近は加賀さんともあまり喧嘩しないようになりました」

あかり「えっ、本当ですか?」

鳳翔「はい。と言うより余り顔を合わせないようになったというべきでしょうか」

鳳翔「戦いが終わってから弓道場も余り使用しなくなりましたので、お2人が張り合う機会もなくなったということです」

あかり「喧嘩しなくなったのはいいですけど、その理由じゃちょっと寂しいですよぉ」

鳳翔「たまに顔を合わせれば憎まれ口を叩きあっていますよ」

あかり「あっ、よかった。ってそれはそれでよくない!」

鳳翔「お2人とも本気でいがみ合っているわけではないということは、端から見ていてもわかりますよ」

あかり「喧嘩するほど仲がいいってやつですか?」

鳳翔「2人の関係を表すのにその言葉以上にふさわしいものもないしょう」

あかり「それなら安心ですよぉ」
29 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 00:01:21.06 ID:OY9AbLSWo
鳳翔「そういえばこの前瑞鶴さんを改造しましたよね?」

あかり「はい、装甲空母になってもらいましたよぉ」

鳳翔「先日胸も大きくなったからもう負けないと言って、またお風呂場で加賀さんと張り合っていました」

あかり「瑞鶴さんお風呂場に行ったら張り合わないでいられないのかなぁ?」

鳳翔「そこを気になさっているのはとても人間の女の子らしくて、私はうらやましいと思いますよ」

あかり「うらやましい?」

鳳翔「私はあまり気にならないので」

あかり「気にする必要がないから気にならないだけですよぉ」

鳳翔「そうかもしれませんが、そういう心の機微を持てる瑞鶴さんのことが羨ましいんですよ」

鳳翔「私は、あまり自分のことに頓着できませんので」

あかり「鳳翔さん……」

鳳翔「ふふっ、なんてすいませんこんな愚痴みたいなことを」

あかり「いえ、それで結局瑞鶴さんはどうなったんです?」

鳳翔「加賀さんとどっちが大きいか提督にジャッジしてもらうと言っていたら、雲龍さんが入ってきて」

鳳翔「ついでに飛龍さんと蒼龍さんも続いて来て撃沈してしまいました。ちなみに瑞鶴さんが大きくなってるのを見て葛城さんもひっくり返っていましたね」

あかり「知らないうちに雲龍さん達に助けられてたんだあかり」

鳳翔「瑞鶴さんを慰めに行くのか雲龍さん達に礼をしに行くのかはご自由に。まあ後者は何で礼をされるのかわからないでしょうが」
30 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 00:16:19.14 ID:OY9AbLSWo
鳳翔「そんなこともありつつ仲良くさせてもらっています」

あかり「みんな仲良しさんでよかったですよぉ」

鳳翔「たまに談話室にお酒を持ち寄って小さな飲み会みたいなこともしていたり」

あかり「あっ、楽しそうですね。あかりも今度お邪魔していいですか?」

鳳翔「私は構いませんけど……」

あかり「だめな人がいますか?」

鳳翔「倫理的にだめな人がちらほらと」

あかり「倫理的に?」

鳳翔「私1人で止められる気がしないので、いらっしゃるときは一声かけてからにしてくれると助かります」

あかり「な、なんか怖いですけど声かけてから行くようにしますね」

鳳翔「みんな歓迎しますよ。歓迎されすぎるのに注意が必要なくらいに」

あかり「脅かすような言い方やめてくださいよぉ!」

鳳翔「あまり酔わせすぎなければ大丈夫だと思いますので、まあ安心してください」

あかり「は、はい、それじゃあ鳳翔さんまた」

鳳翔「はい、またお話聞きに来てくださいね」

あかり「……鳳翔さん、見守ろうとする気持ちが強くてどこか身を引いちゃってる感じがするよぉ」

あかり「鳳翔さんも見守るだけじゃなくて一緒に輪の中に入れること、教えてあげないとだめだね!」

あかり「具体的にどうするかは考えるとして、これからどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫、鳳翔以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 00:17:33.10 ID:EMVe8fn4o
1酒匂
32 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 00:21:07.01 ID:OY9AbLSWo
今回はここまでです
次は酒匂と交流するところからはじめます

朝の行動で好感度100の艦娘と2人交流しているので残り行動回数は酒匂との交流含めて2回です

数字付き安価で数字がない場合は↓1にするのは前に悩んだからですが
今は艦娘の名前安価は大抵選択肢に1つだけで紛らわしいこともないので有りにした方がいいでしょうか
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 00:21:45.85 ID:EMVe8fn4o
無しでいいんじゃね
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 00:27:13.26 ID:wNWXh4qo0
また紛らわしくなったときに戻すってなってもアレだし、このままにしておいても別にいいでしょ
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 00:30:17.30 ID:bk1b/uXdO
乙です
36 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 22:37:36.01 ID:OY9AbLSWo
とりあえずは今のままで行きます

開始します
37 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 22:46:54.62 ID:OY9AbLSWo
酒匂「ぴゃあ〜」

オスカー「にゃあ〜」

あかり「オスカーとお話してるんですか?」

酒匂「ぴゃっ、司令。こんにちは」

あかり「こんにちは」

オスカー「にゃあ」

酒匂「ん? もう行っちゃうの? 司令が来たから暇じゃなくなったでしょって?」

オスカー「にゃ〜」

酒匂「うん、それじゃあまたね」

あかり「オスカーの言ってることが分かるんですか?」

酒匂「いやわからないけど、なんとなくこう言ってるのかなぁって思って」

あかり「頭いいですからね」

酒匂「さすが鎮守府で飼われてる猫なだけはあるね!」

あかり「そこはあんまり関係ないと思いますけど。じゃあオスカーも帰っちゃったので一緒に遊びましょう」

酒匂「うん! 何する何する?」

↓1

1 長門のところに行く
2 少し散歩する
3 姉らしいことをしたいという話
4 その他自由に
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 22:47:39.83 ID:+1ZMse0JO
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 22:47:44.08 ID:EMVe8fn4o
2
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 22:47:56.32 ID:fWUqf+OQ0
1
41 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 22:56:21.31 ID:OY9AbLSWo
あかり「そうですね、天気もいいですしちょっとお散歩しましょう」

酒匂「外に出るの? 行く行く〜!」

あかり「さっきちょっと出てきましたけど、温かかったですしね」

酒匂「もうそろそろ温かくなってくる頃だもん。お外に出られるようになるね!」

あかり「はい、まだちょっと寒いですけどもうすぐ春ですよぉ」

酒匂「一応もう春だけどね〜」

あかり「暦の上ではってやつですよぉ」

酒匂「まあね〜春らしい感じ全然ないもんね〜」

あかり「早く温かくなってほしいですね」

酒匂「でも夏には早く涼しくなってほしいって思ってるんでしょ?」

あかり「その時々意見は変わるものですよぉ!」

酒匂「あはは、酒匂もそうだけどね。じゃあ行こ!」

あかり「行きましょう!」
42 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 23:06:29.01 ID:OY9AbLSWo
酒匂「でね〜長門が新聞読んでたらね〜あの〜なんだっけ? マスがいっぱいあって文字を埋めていくの!」

あかり「う〜ん? あっ、クロスワードですか?」

酒匂「そうそう! そのくろすわーど?っていうやつやってたら、なんか頭痛くなっちゃったんだって」

あかり「そんなに難しかったんでしょうか? 長門さんそういうの得意そうなのに」

酒匂「酒匂もやってみたけど全然わからなかった!」

あかり「じゃあやっぱり難しかったんですね」

酒匂「自慢じゃないけど酒匂そういうの苦手だからあてにならないよ。それになにかがずっと気にかかって集中できなかったし」

あかり「何か?」

酒匂「うん、忘れてる何かを思い出しそうになる感じ」

あかり「何か忘れてることがあるんですか?」

酒匂「う〜ん、酒匂はあんまり昔の思い出がないからね。忘れちゃってることはきっとたくさんあるんだと思うよ」

あかり「忘れちゃうこともあるんです?」

酒匂「うん、特に最後の方の記憶がすごく曖昧かなぁ」
43 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 23:20:16.44 ID:OY9AbLSWo
あかり「最後の……」

酒匂「調べればすぐ分かることなんだけどね〜ちょっぴり怖くて」

あかり「そんなの当たり前ですよぉ」

酒匂「だけどいつかは知らなきゃいけないことだよ」

あかり「そんなこと……」

酒匂「ううん、知らなきゃいけないよ。酒匂は1度死んでるんだってことちゃんと理解しないと」

あかり「……」

酒匂「そんな顔しないで司令」

あかり「だって……」

酒匂「そこにけじめをつけないと酒匂は艦娘としての新しい人生を過ごしていくことができないんだよ」

酒匂「1回きちんと終わったことを認めないと、またはじめることができないの」

酒匂「ぴゃっと思い出してぴゅう〜って受け入れればそれで終わりだから、ね?」

あかり「はい……」
44 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 23:44:17.15 ID:OY9AbLSWo
酒匂「あっ、あれ桜かな?」

あかり「たぶん、そうですね。さすがにまだ咲いてませんけど」

酒匂「咲いたらまた見に来ようね!」

あかり「はい、お花見しましょう!」

酒匂「ふふっ、こうして自由に動き回れるのっていいね。好きなときに好きなことができるの」

酒匂「昔はあんまりお外いけなかったからねぇ〜」

あかり「酒匂さんさっきから昔のことばっかりですよぉ」

酒匂「ぴゃっ、ごめんね。これじゃあお姉ちゃんじゃなくておばあちゃんになっちゃう!」

あかり「お姉ちゃんへの道は遠いですね」

酒匂「ぴゃあ、絶対なってみせるもん!」

あかり「ふふふっ、暗くなってきますしそろそろ帰りましょう」

酒匂「うん、さすがに暗くなると寒いからね。ぴゃっと帰ろう!」

あかり「帰ってもまだちょっと時間ありそうだよぉ、どうしようかなぁ」

酒匂「好きな人と好きに動き回れて」

あかり「はい?」

酒匂「もう置いていかれることもなくて。酒匂はとっても幸せだよ。艦娘が幽霊なんだとしたら成仏しちゃうくらい」

あかり「だめです! 成仏なんかさせませんから!」ギュッ

酒匂「ぴゃんっ、司令?」

あかり「まだたくさん楽しいこともいっぱい残ってます。ずっとずっと楽しいことを続けて未練を残してもらいますよぉ!」

あかり「最終手段であかりにとり憑かせてでも絶対、一緒にいてもらいますから!」

酒匂「司令……」

あかり「今よりももっと、ずっと幸せにしますから。約束です」

酒匂「……うん。ありがとう司令、大好き!」
45 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/23(火) 23:47:38.82 ID:OY9AbLSWo
酒匂「じゃあまたね、司令」

あかり「またですよぉ」

あかり「酒匂さん前もそうだったけど、気楽そうに見えて色々考えてるんだよね」

あかり「あかりもみんなのことをもっとよく考えないといけないよぉ」

あかり「夕ご飯までもう少し時間あるけど、どうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>16の駆逐棲姫、鳳翔、酒匂以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/23(火) 23:49:00.12 ID:EMVe8fn4o
158
47 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 00:00:55.70 ID:qyBP61Cuo
伊58「今日のご飯は何でちか〜」

あかり「なんだろうね、楽しみだよぉ」

伊58「提督、相変わらず潜水艦以上のステルス性能でち」

あかり「そんなの発揮してるつもりないんだけど!?」

伊58「自然に出せるならそれはすごいことだと思うよ」

あかり「すごくてもいやだよぉ!」

伊58「最近は本当にたまにだから気にしないでいいよ」

あかり「確かに最近は驚かれることが少なくなってる気がするけど」

伊58「それは単に慣れただけっていうのもあるけどね。存在感が増してるのは事実でち」

あかり「えへへ、存在感が出て来るのはうれしいよぉ」

伊58「その喜び方変でち。それで、夕飯前のこの時間にゴーヤに何か用でち?」

↓1

1 水に潜ってる方が落ち着くという話
2 普段着を変えようという話
3 提督指定の水着発言についての釈明
4 その他自由に
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 00:01:12.04 ID:DztxN+ZcO
1
49 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 00:15:12.20 ID:qyBP61Cuo
今回はここまでです
次はゴーヤと水に潜ってる方が落ち着くという話をするところからはじめます

今回で酒匂の好感度が100になりましたので次の日に好感度100イベントです

ローソンのフェアなんかやってるときは田舎に引っ込みたい気分が沸いてきますね
しかし最近公式も露骨に鹿島推してきますね
マーケティングが上手いときと下手なときの差が激しいような気がします
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 00:16:09.98 ID:pCAJw/aGO
乙です
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 00:16:18.16 ID:creEWbvKo
乙 露骨すぎてひくレベルですわ正直
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 00:32:03.92 ID:YeBLzBDzO
イマイチどこが運営の琴線に触れたのかよくわかんない
同人界での人気なら昨年にプリンツとかで似たような事もやっててもおかしくないしなあ
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 17:34:51.92 ID:0ODcB3FbO

随分進んだな
もう誰かとケッコンするとかになってたりするのか?
54 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 22:37:47.97 ID:qyBP61Cuo
>>53
指輪と書類は大量に持っていますがまだ一つも使ってないですね

では開始します
55 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 22:40:18.55 ID:qyBP61Cuo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   愛宕    陽炎☆
武蔵   伊58    川内
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月   駆逐棲姫☆     

56 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 22:40:59.39 ID:qyBP61Cuo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂    
57 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 22:46:35.00 ID:qyBP61Cuo
あかり「夕ご飯まで時間ありそうだからちょっとお話しようかなぁって」

伊58「ゴーヤで暇つぶししようって魂胆でち!」

あかり「ううん、そう言われるとそうなんだけど」

伊58「まあいいでち。ゴーヤも暇してたから提督で暇潰す!」

あかり「最近みんな暇してるみたいだねぇ」

伊58「暇はいいでち。忙しくて死にそうになるより万倍マシ」

あかり「暇なのは暇なので辛いと思うよぉ」

伊58「何もしないでぼーっとしてられる時間はとても大切なんだよ?」

あかり「時々はそういう時間欲しいなとは思うけど」

伊58「ひがな1日潜水してぼーっとしてるのもいいよね」

あかり「それができるのは潜水艦の子だけだから!」
58 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 22:58:45.77 ID:qyBP61Cuo
伊58「やっぱり潜水艦は潜水してなんぼよね」

あかり「水の中だと落ち着くの?」

伊58「うん。やっぱりね、潜水艦だもん。そういう性なんだよ」

あかり「卯月ちゃんは狭いところが落ち着くって言ってたよぉ」

伊58「ゴーヤは広いところの方が好きでち。海の中とかどこまでも遠くが見渡せるところでゆっくりしていたいでち」

あかり「あんまり広いと怖くなりそうだよぉ」

伊58「そんなことないよ。この辺りはまだ水が綺麗だから少し沖に出れば魚がたくさんいて、寂しくなることはないし」

あかり「お魚いるんだ」

伊58「いるよ! 水族館じゃ見られない生の生態が観賞できるでち!」

あかり「そう聞くとちょっと興味出ちゃうよぉ」

伊58「やるのはいいけど、深く潜った後に一気に浮上すると肺が破裂するから気をつけてね」

あかり「やっぱり素直に水族館に行くよぉ」
59 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 23:12:11.31 ID:qyBP61Cuo
伊58「母なる海に抱かれて眠るのは気持ちいいでち。お母さんのお腹の中にいるのと同じだよ」

あかり「それはさすがに覚えてないよぉ」

伊58「ゴーヤは覚えてないどころかそんな経験ないけどね〜」

あかり「あっ……」

伊58「それでもなんだか安心する感じがするのは、人間的な感覚として備わってるからなのかなぁ」

あかり「きっとそうだよ。艦娘も人間と変わらないもん」

伊58「もしそうなら、ちょっとうれしいかも」

あかり「ゴーヤちゃんは水の中が好きというより海の中が好きなんだね」

伊58「単純に水の中も好きでち。プールとかお風呂とかでも潜ってるよ」

あかり「プールはともかくお風呂でももぐれるってすごいよね」

伊58「提督が作ったんでしょ」

あかり「妖精さんに任せてらああなったんだよぉ。楽しく作ってとは言ったけど」

伊58「おかげでお風呂も楽しくなったでち。潜水して後ろからどーんってやるとみんなびっくりするでち!」

伊58「提督もお風呂入ってるときに急にお尻を触られてる感覚がしたら、近くにゴーヤがいると思っていいでちよ!」

あかり「遊ぶのはいいけど、隠れてお尻触るとかはだめだよぉ」

伊58「じゃあ堂々と触るね」

あかり「態度の問題じゃなくて!」
60 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 23:24:58.13 ID:qyBP61Cuo
陽炎「私も前にやられたことあるよ」

あかり「ええっ、陽炎ちゃん経験者なの?」

陽炎「うん、くつろいでたらいきなり後ろからザバーって出てきて、胸を揉まれたわ。妹を見習った方がいいとか言われたけど」

あかり「ゴーヤちゃんったら!」

陽炎「あはは、別にいいけどねそれくらいだったら」

あかり「陽炎ちゃんはそういうのあんまり気にしないんだね」

陽炎「まあ同じ艦娘同士だしどうこう言うほどのことでもないわ」

あかり「じゃああかりがやったら気にする?」

陽炎「女の子同士だからって意味で言ったのよ。というかしないでしょ司令は」

あかり「分からないよぉ、するかもしれないよぉ!」

陽炎「はいはい怖い怖い。ゴーヤみたいに潜って気配消すのが得意ならともかく、司令なら潜っててもすぐ見つけられるから逆に脅かせるよ」

あかり「ふふん、あかりは存在感あるから仕方ないね!」

陽炎「何でちょっとうれしそうなの? まあいっか、今日の仕事はこれでおしまい?」

あかり「うん。ありがとね陽炎ちゃん」

陽炎「これくらい何でもないわ」

あかり「今日の陽炎ちゃんのがんばりを労うためにごほうびをあげるよぉ」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 23:25:08.79 ID:9ydFCYFjO
1
62 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 23:33:12.39 ID:qyBP61Cuo
陽炎「本当にくれるんだごほうび」

あかり「本当にあげてるからみんな言うんだよぉ」

陽炎「ごほうびもらえるような大した成果はあげてないけどね」

あかり「でもちゃんとがんばってくれてるの見てるから」

陽炎「色んな人のところ忙しく回ってる割にそういうところはちゃんと見てるんだね」

あかり「当たり前でしょ。あかりは提督だもん!」

陽炎「えらいえらい」ナデナデ

あかり「えへへ、じゃなくて! あかりがごほうびあげるって言ってるのに!」

陽炎「じゃあ、私の頭もなでてもらおうかなぁ」

あかり「いっぱいなでるよぉ」

陽炎「髪の毛が燃えちゃうくらいにするのはやめてね」

あかり「そしたらあかりの手も燃えちゃうよぉ」
63 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 23:46:10.88 ID:qyBP61Cuo
あかり「はい、じゃあ椅子座って」

陽炎「座らなきゃだめなの?」

あかり「陽炎ちゃんの方がちょっと背が高いもん」

陽炎「提督も割と身長はある方なのにね。よいしょっと」

あかり「背が高い方がカッコいいよぉ」ナデナデ

陽炎「女の子って小さくなりたがるものかと思ってたけど、違うのね」

あかり「ちっちゃいのは可愛いけど、おっきいのはカッコいいんだよぉ」

陽炎「普通はカッコいいより可愛いの方を目指すんじゃない?」

あかり「そうでもないよぉ。女の子だってカッコよくなりたいって思うものだよぉ」

陽炎「そうなんだ?」

あかり「結衣ちゃんだって女の子の言葉で喋るのはずかしいとか言ってたし、そういう子も普通にいるんだよぉ」

陽炎「ふぅん、普通なんだ。よかった」

あかり「陽炎ちゃんもカッコよくなりたい派?」

陽炎「そうね、可愛いってちやほやされるよりは、カッコいいって憧れられるようになりたいわ」

陽炎「お姉ちゃんだからね」

あかり「みんなの頼れるお姉ちゃんでいたいんだね」ナデナデ

陽炎「お姉ちゃんには相応に威厳っていうやつが必要なの。浦風に取られちゃいそうになるし気をつけないと」

あかり「がんばってね、お姉ちゃん」

陽炎「うん、がんばる!」
64 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/24(水) 23:56:00.96 ID:qyBP61Cuo
陽炎「頭なでられながら言うことでもなかったかぁ」

あかり「あかりは妹じゃないからいいんだよぉ」

陽炎「友達か妹みたいな感覚だったわ」

あかり「そんなに偉ぶるつもりないけどまったく提督だって思われないのも!」

陽炎「まあだって、私が来てから本当にすぐに終わらせちゃったから。初遠征中に呼び戻されたし」

あかり「言われてみれば陽炎ちゃんには提督として接した機会がそんなにないんだね」

陽炎「お望みとあらば司令として最大限に敬意を払った接し方に変えますが?」

あかり「今のままがいいよぉ!」

陽炎「それじゃあ今のままで」

あかり「もっと早くに会えてても今と変わらないような関係になりそうな気がするのは気のせいかなぁ」

陽炎「気のせいだよ。普通の司令にならちゃんと敬意を払えるよ私」

あかり「あかりは普通の司令の範疇にいるの?」

陽炎「ふふっ、それは自分がよくわかってるところだと思うけどなぁ」

あかり「まあ変にかしこまられるよりはこっちの方が好きだよぉ」

陽炎「じゃあ、最後に明日の秘書艦を決めて終わりだったわね。どうするの?」

↓1 明日の秘書艦(>>55-56の☆のついてない艦娘)
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 23:56:24.02 ID:/kl3f0XGO
如月
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 23:56:30.36 ID:jfTChHpqO
熊野
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/24(水) 23:56:30.52 ID:creEWbvKo
川内
68 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 00:06:12.51 ID:y6bWKsXxo
あかり「如月ちゃんにお願いするよぉ」

陽炎「如月ね、わかった伝えておくわ」

あかり「お願いね。今日はありがとう、陽炎ちゃん」

陽炎「私も司令といっぱい話せてよかったよ。おやすみなさい」

あかり「おやすみ、また明日」

陽炎「友達と話してるみたいに気楽で、本当に艦隊の司令といるって気にならないんだよね」

陽炎「普通の提督じゃあり得なかった。普通じゃないけど、誰かに自慢したくなるタイプの普通じゃなさだよ」



あかり「陽炎ちゃんとお話してるとまるで学校でお友達とお話してるみたいな気分になるよぉ」

あかり「みんなももっとフレンドリーにしてくれていいのに」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>55の駆逐棲姫、鳳翔、酒匂、伊58以外)
3 執務
4 散歩
5 バー
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 00:06:23.26 ID:YuhB6IUdo
2川内
70 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 00:13:51.81 ID:y6bWKsXxo
今回はここまでです
次は川内の部屋へ行くところからはじめます

陽炎の幼馴染みたいな雰囲気が好きです
ドロップ時の『やっと会えた』はなんとなく意味深ですが『幼馴染のペンチだよ』の衝撃には敵いませんね
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 00:15:17.30 ID:PQSX9SH5O
乙です
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 00:17:24.78 ID:YuhB6IUdo
乙 普通工具の幼馴染ならニッパーかトンカチだと思うの
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 00:18:34.45 ID:CteE8eBDO
乙です、次回も期待
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 07:17:42.45 ID:SWKP+VKAO

>>60で存在感があると喜ぶあかりに涙を禁じ得ない
75 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 22:36:41.83 ID:y6bWKsXxo
開始します
76 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 22:40:35.67 ID:y6bWKsXxo
川内「たまには夜に寝るのもいいかな」

あかり「川内さん、いますか?」

川内「ん? 何、提督? いるよ〜」

あかり「一緒に寝に来たんですけど、よく考えたら川内さん夜は起きてるんでしたよね」

川内「いや、今日は気分を変えて夜に寝てみようかなって思ってたところなんだけど」

あかり「気分を変えてって、でもちょうどよかったですよぉ。あかりも一緒にいいですか?」

川内「いいよ、入っておいで」

あかり「お邪魔します〜」

川内「ふふん、たまには夜に寝てるみんもんだね」

あかり「たまにはって普通は夜に寝るものですよぉ。ところで川内さんって寝るときは」

↓1

1  普通のパジャマ
2  ベビードール
3  ネグリジェ
4  浴衣
5  ガウン
6  着ぐるみパジャマ
7  着ない派
8  普段の服
9  ジャージ
10 下着
11 その他自由に
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 22:40:46.29 ID:SlXEZK0aO
78 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 22:53:54.48 ID:y6bWKsXxo
あかり「ジャージなんですね」

川内「さすがに寝るときは寝やすい服を着るよ」

あかり「那珂ちゃんと同じですよぉ。さすが姉妹です」

川内「ふぅん、那珂もそうなんだ。じゃあ神通もかな?」

あかり「神通さんは普段からトレーニングのときに着てそうですけど」

川内「じゃあ寝るときは別かなぁ。提督と似たようなの着てたりしてね」

あかり「神通さんが着ぐるみですか? 見てみたいですね」

川内「すっごい恥ずかしがると思うけどね」

あかり「そうだと思いますけどきっと可愛いですよぉ」

川内「まあね、たまには姉妹で交流するのもありかな」

あかり「陽炎ちゃんに言われましたけど、姉妹艦同士で一緒に寝るっていうのやってみましょうか?」

川内「楽しそうだけど、提督はどうするの?」

あかり「あかりはどこかにお邪魔させてもらいますよぉ」

川内「そっか、私達のとこに来てくれたらたっぷり可愛がってあげるからね」

あかり「お、お手柔らかにお願いしますよぉ」

川内「それは那珂と神通の意見も聞かないとね。じゃあ、フートン敷くからちょっと待っててね」

あかり「はぁい」
79 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 23:11:27.03 ID:y6bWKsXxo
あかり「川内さんはどうして夜が好きなんですか?」

川内「ん〜、どうしてかなぁ。昔がほとんど夜戦ばっかりだったのと関係ないこともと思うけど」

あかり「でも夜戦で活躍した軽巡の方が多いんですよね?」

川内「まあね。まあ理由は分からないけど、夜になると気持ちが逸るんだよね」

あかり「じゃあ夜に会社の中を見回ってる警備員さんになれますね」

川内「懐中電灯要らずだし割と天職かもね。私は警備する側より突破する側の方がいいけど」

あかり「泥棒はだめですよぉ!」

川内「分かってるよ。ビルの間をカッコよく飛び回るくらいで我慢するから」

あかり「あんまり危ないこともしちゃだめです!」

川内「そんな危なくないよ。シュワッと風切ってブラックホールに消えるだけだから」

あかり「ブ、ブラックホール? 川内さんは時々よくわからないことを言いますね」

川内「時々妙なアトモスフィアを纏ったコトワザを使うのは提督も同じでしょ」
80 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 23:21:17.45 ID:y6bWKsXxo
川内「ところでたまたま夜に寝ようとしたところに提督が来るなんてすごい偶然だね」

あかり「間がいいときに来られましたよぉ」

川内「これは何か運命的なものを感じるね。実際すごいことだと思うよ」

あかり「どれくらいの頻度で夜に寝てるのか分からないのでなんとも」

川内「これはきっとブッダが私に提督と夜戦しろとおっしゃられているんだね。というわけで、夜戦しよ」ダキッ

あかり「やっぱり間が悪かった!?」

川内「ねぇ〜夜戦〜」

あかり「寝るって言ってるじゃないですかぁ」

川内「夜戦してから寝よ〜ねぇ〜」ゴロゴロ

あかり「うあぁぁ〜あかり抱っこしたままゴロゴロしないでください〜」

川内「じゃあ夜戦する?」

あかり「しますよぉ、しますから止まってください〜!」
81 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 23:30:47.59 ID:y6bWKsXxo
川内「やった〜夜戦〜!」

あかり「はぁ、もう眠いのに。よいしょっと」

川内「どこに行くの? トイレ?」

あかり「どこに行くって夜戦場にですよぉ。夜戦するんでしょう?」

川内「だから違うって〜この期に及んでまだわからないんだ」

あかり「どう違うんですか?」

川内「私が今言ってる夜戦って言うのはね〜こういうことだよ!」ガバッ

あかり「きゃあっ!」ドサッ

川内「うふふ、さっき言質は取ったもんね〜」

あかり「あかりが思ってたのと違いますよぉ!」

川内「気にしない気にしない」

あかり「気にしますよぉ!」

川内「ヨイデワ・ナイカ!」

あかり「ひええ〜!」
82 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/25(木) 23:49:41.11 ID:y6bWKsXxo
川内「ふふん、騙す形になっちゃったからちょっとだけチャンスを与えよっか」

あかり「ちゃ、チャンス?」

川内「そう、チャンス。提督が成功できたら今日のところは見逃してあげる」

あかり「今日のところは?」

川内「今日のところは」

あかり「で、で、チャンスって?」

川内「実は私、今ジャージの下何も着てないんだよね」

あかり「えっ?」

川内「だから、提督が私の触られると力が抜けるところを1発で突けたら、今日はそれで満足してあげよう」

あかり「力が抜けるところってどこです?」

川内「何でわざわざジャージの下何も着てないって言ったと思う?」

あかり「そ、その……」

川内「チキビ、サワッテネー」

あかり「え、ええっ、そ、それはそれであれな感じが」

川内「いいんだよ私は〜提督がしないっていうならこのままヨイデワ・ナイカ・パッション重点するだけだから」

あかり「うぅ、やりますよぉ」

川内「ふふっ、どっちかかたっぽでも当てればいいからね」

あかり「う〜ん……」

川内「はぁはぁ……だめだよ、そんなに食い入るように見つめたら、わかりやすくなっちゃうでしょ」

あかり「分かりやすくなるってどういうことです?」

川内「とにかくだめ。後10秒以内! 10、9、8」

あかり「あわわわ、こうなったらヤバレカバレだよぉ!」

↓1 コンマ70以上で外す
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/25(木) 23:50:06.48 ID:GY1soE3kO
84 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 00:33:02.18 ID:zClQQ67to
あかり「えいっ!」チョン

川内「んんっ……!」

あかり「その、当たってます、よね?」

川内「……残念ながら」

あかり「はぁ、当たったならよかったですよぉ」

川内「むぅ、そんなに私と夜戦したくないの?」

あかり「そ、そんなことはないですよぉ! ただ」

川内「ただ?」

あかり「1日に何回もは……刺激が強すぎるよぉ……」ボソボソ

川内「えっ、聞こえない」

あかり「あ、あかりにはまだ刺激が強すぎますよぉ!」

川内「もぉ〜、怖がりさんなんだから! こういうの誘って断られるのって結構ショックなんだからね?」

あかり「ご、ごめんなさい……」

川内「まあ無理やりは私もいやだからね。約束だし我慢するよ」

あかり「さっき無理やりしようとしてましたよね?」

川内「何のことだか記憶にございません」

あかり「しらばっくれないでください!」

川内「はぁ、しょうがない当初の予定通り寝よっか」

あかり「眠気覚めちゃいましたよぉ」

川内「はぁ、こんなことなら胸にメンポ付けてればよかった。届いてないって言えたのに」ブツブツ

あかり「……本当にいやじゃないんですよぉ」ピトッ

川内「提督?」

あかり「本当にいやじゃないんです。でも、今日はなんと言うかあかりの許容量を超えることがたくさんあって」

あかり「整理して落ち着いてからじゃないと、だめなんです。最初はそうでもそれからずっと勢い任せじゃいけませんから」

あかり「ごめんなさい。じれったいって思うかもしれないですけど、大切なことなので」

川内「……思慮深いのかそうじゃないのかよくわからない子だね提督は」

川内「ありがとう、大切に思ってくれてるって伝わったから、私も無理やりでごめんね」

あかり「いいんです、それもあかりのことを大切に思ってくれてたからそうしてくれたんですから」

川内「真逆のことしてるように見えて考えてることは同じ。なんだか不思議」

あかり「人の心は複雑ですよぉ」

川内「提督……」

あかり「はい、川内さん」

川内「やっぱり夜戦しよ!」ガバッ

あかり「だめだって言ってるじゃないですかぁ!」ツンッ

川内「あぅんっ……」

あかり「ここが力が抜けるところなら、完全に力が抜け切るまで突きますよぉ」ツンツン

川内「やっ、あふぁ……そんなの、力は抜けるけど、気持ちは大きくぅん……!」

あかり「早く力をなくしちゃってください」クニクニ

川内「あぁぁ……こね、あんっ、ていとくぅ……」

川内(ふふっ、どっちに転んでも……私が得をするようになってたってことだよ……)

あかり(あめのときに那珂ちゃんからも同じことするように言われたけど、好き、なのかな? もしかして、神通さんも?)
85 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 00:39:09.77 ID:zClQQ67to
今回はここまでです

これで川内の好感度が100になったので酒匂の次に好感度100イベントです

ちなみにコンマが成功していた場合は本当に夜戦に突入していました
もったいつけてるようで申し訳ないですがそればっかりになるのもあれなので1日1回くらいになると思います
無論1日1回確定というわけではないです
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 00:40:26.24 ID:v+hbnFbTO
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 00:40:42.81 ID:WV2rB+zfo
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 00:45:18.50 ID:WmGKG92+O
乙です
まぁこれはこれで…
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 11:15:00.42 ID:f0c66sRIo
乙です
90 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 22:36:17.21 ID:zClQQ67to
開始します
91 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 22:36:47.28 ID:zClQQ67to
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
球磨   愛宕    陽炎☆
武蔵   伊58    駆逐棲姫☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月☆        
92 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 22:37:13.58 ID:zClQQ67to
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂   川内 
93 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 22:45:13.48 ID:zClQQ67to
あかり「おはよう如月ちゃん」

如月「おはよう司令官。昨夜はよく眠れたかしら?」

あかり「少し夜更かしになっちゃったけどよく眠れたよぉ」

如月「あら、夜更かしするなんていけない子ねぇ」

あかり「提督なんだから夜更かし位はするよぉ」

如月「しなくてもいい夜更かしをするのは、体調管理の面から見て司令官にふさわしい行動とは言えないわぁ」

あかり「うっ、確かに」

如月「うふふ、まあ私はそんなにガチガチなのは好きじゃないからいいんだけどねぇ」

あかり「見逃してもらえたよぉ」

如月「だけどぉ〜今日は秘書艦だから、秘書としてびしばし見ていくわよぉ」

あかり「あ、甘めでお願いします」

如月「だぁめ。厳しくして、だめなところはおしおきして直してあげる」

あかり「お、おしおき?」

如月「甘えるのはお仕事の後で、ね」

あかり「お仕事の後はあかりが甘えさせる側なんだけどなぁ」
94 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 22:56:08.06 ID:zClQQ67to
如月「そうは言っても厳しくできるほど仕事ないのよねぇ」

あかり「もう戦いは終わったからね」

如月「こんな状況で私は何を手伝えばいいのかしら?」

あかり「書類とかまとめてくれると助かるよぉ」

如月「まとめるって言われても未見の書類なんて、もう新聞のチラシと同じくらいの数しかないじゃない」

あかり「楽でいいよぉ」

如月「それじゃあ秘書になった意味がないわぁ。こうなれば誘惑迷彩で司令官を捗らせるしか」

あかり「何も捗らないからね!」

如月「ふふふ、秘書って怪しげな雰囲気がするわよね?」

あかり「いや別にしないと思うけど」

如月「こんなところのスケジュール管理までさせるんですかぁって」

あかり「何のスケジュール管理なの?」

如月「いやだぁ、司令官ったらこんな朝早くからぁ」

あかり「いやあかり聞いてるだけだからね!? それよりも今から何するのか決めるよぉ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 22:56:10.72 ID:WV2rB+zfo
1Bep
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:03:59.36 ID:9X7K5MucO
コンマ安価以外はずーっと末尾oがとってる感じだな
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:05:09.91 ID:WV2rB+zfo
そんなこと言ったら前のスレは末尾Oばかりだったぞ
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:05:46.63 ID:i54A8z2lO
脊髄反射末尾oだからしゃーない
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:06:31.14 ID:9QAbvUncO
さっそく脊髄反射で顔真っ赤だもんな
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:08:59.88 ID:f+KviIMOO
>>26>>31>>46>>69
これ全部同一人物
他に連取にならないように合間に取ってる末尾Oも二刀流だったりしてな
101 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 23:09:40.39 ID:zClQQ67to
Bep「そろそろ暖かくなるかな?」

あかり「ヴェルちゃんおはよう」

Bep「やあ司令官。おはよう」

あかり「外を見てたの?」

Bep「うん、風に当たって春の訪れを感じていたんだ」

あかり「中々詩的なことするね」

Bep「たまにはいいだろう? そういう気分のときもあるんだ」

あかり「ヴェルちゃん綺麗だからただ窓開けて風受けてるだけでも絵になってるもんね」

Bep「それは司令官も同じだと思うけどね」

あかり「あかりはお団子が風でシャープな形になっちゃうからだめだよぉ」

Bep「春一番はとっくに過ぎたからその心配は要らないと思うよ。それで、私と遊びに来たの?」

あかり「そうだよぉ、何しようかなぁ」

↓1

1 白が好きなのかという話
2 響から名前が変わったことについて
3 暇なときの過ごし方について
4 その他自由に
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/26(金) 23:10:01.94 ID:iczbZprzO
2
103 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 23:22:06.92 ID:zClQQ67to
Bep「私は暇だし何でも付き合うよ」

あかり「そうだねぇ……」

Bep「そういうのは普通考えてから来るものだよ」

あかり「あかりは考える前に体が動いちゃうタイプなんだよぉ!」

Bep「そうじゃないときもあるけど。本当によくわからない人なのは変わらないね司令官」

あかり「ヴェルちゃんだって響ちゃんだった頃と変わってないよぉ」

Bep「見た目は結構変わったよ」

あかり「全体的に白っぽくなったね」

Bep「だけど性格はそんなに変わらないよ。響だった頃の時点でВерныйだった頃の記憶もあったんだから」

あかり「だから時々ロシア語を話してたんだよね」

Bep「Да」
104 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 23:35:13.20 ID:zClQQ67to
Bep「響は私の本当の名、Верныйは私の最後の名」

あかり「どっちも大切な名前なんだね」

Bep「うん、どちらも大切な私だよ」

あかり「ヴェルちゃんは最初からしっかり受け入れられてるんだね」

Bep「『響』がたくさんいるのにその上自分自身も『響』と『Верный』で分かれてたら、何がなんだかわからなくなるから」

あかり「それは困っちゃうよぉ」

Bep「だからって別に全てを完全に受け入れられてるわけじゃないんだ」

あかり「そうなの?」

Bep「そこまで深刻でもないけど、たぶん一生拭えない類の悩みだよ」

あかり「そんなに?」

Bep「そんなに、だよ。自分の意思で改名したわけじゃなくて、負けて名前を奪われたわけだから」

あかり「……」
105 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/26(金) 23:53:56.60 ID:zClQQ67to
あかり「響ちゃんって呼んだ方がいいかな?」

Bep「そこまで気を使わなくていいよ。深刻な悩みじゃないってさっき言ったよね?」

あかり「でも」

Bep「もう遠い昔の話だよ。それにこんな姿になってまで昔のことをどうこう言うなんて、馬鹿げている」

Bep「それでも記憶があるから悩まされてしまうんだろうね。どちらとしてもたくさんの日々を過ごしてきたから」

あかり「ヴェルちゃん……」

Bep「それはずっと私の中に小さな陰りとして残り続けるよ。それでも司令官はずっと一緒にいてくれる?」

あかり「当たり前だよ。ずっと一緒だって約束したもん。ヴェルちゃんがそうやって陰りの中にいるときは、あかりが照らしてあげるよぉ!」

Bep「……司令官も割と詩的なこと言うじゃないか」

あかり「みんなの中に陰りがあるなら、あかりはそれを照らしてあげられるあかりになるよぉ」

あかり「この前も言われたからね、ずっと自分を照らすあかりでいてほしいって」

Bep「この陰りは小さくても濃いよ」

あかり「それじゃああかりも強く照らしてあげないとね!」

Bep(根拠もないのに司令官がそう言うとできる気がする。それくらいは信頼できてるってことなのかな)
106 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 00:05:37.83 ID:N5Af/w42o
Bep「じゃあ、司令官に会いたいときは思い悩むことにするよ。陰ってたら照らしてくれるそうだからね」

あかり「が、がんばって会いに行くよぉ!」

Bep「あんまりがんばられて引きこもられたら困るからほどほどにするよ。私に裸踊りはできないから」

あかり「は、裸踊り?」

Bep「岩戸ぶち破って直接見せようとする人が何人もいると思うけど」

あかり「何の話をしてるのかよくわからないけど、引きこもったりしないから安心していいよぉ」

Bep「そっか、それじゃあまた会いにきてくれたらうれしいな」

あかり「うん、また会いに来るよぉ」

Bep「次はこんな愚痴みたいな話じゃなくて、もっと楽しいこと話せるようにがんばるよ」

あかり「そっちの方があかりはうれしいけど、こういう話でもヴェルちゃんが楽になるならしてほしいよぉ」

Bep「私ばっかり楽にしてもらうわけにはいかないよ。今度は私が司令官を楽にしてあげないとね」

あかり「何してくれるの?」

Bep「それを今度までにがんばって考える」

あかり「えへへ、じゃあ楽しみにしてるよぉ」

Bep「考え付かなかったらたぶん引きこもるから、部屋の前で裸踊りして召還してね」

あかり「しなきゃだめなの!? と、とにかくまた今度だよぉ。これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 00:06:19.18 ID:nCbhGg2H0
1球磨
108 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 00:10:58.37 ID:N5Af/w42o
今回はここまでです
次は前スレであかりが艦これする小ネタです

安価はまた↓2に戻しても大丈夫な感じでしょうかね
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 00:14:26.50 ID:X98nbg49O
うん、戻すべき
というよりいっそ交流時は艦娘たち順番でいいくらい
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 00:15:38.63 ID:g0+PfFtOO
乙です
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 03:57:01.01 ID:us3IRYvCO
乙です
安価はスローペースがいいなら↓2とかでいいかと
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 16:13:01.70 ID:ujevur/DO
正直言って>>1の投下から30秒もしないうちに交流や秘書艦なんかの安価取られるとやってらんねーよって話

非難や皮肉の一つもこぼしたくなるっつーの
113 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 22:36:15.74 ID:N5Af/w42o
残りを全て埋めようと全員登場させるように書いてたら中々書き溜めできなかったので小ネタは明日に回しますすいません
安価は↓2にしますね

では開始します。
114 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 22:48:54.98 ID:N5Af/w42o
球磨「最近あんまり活動できてないクマー」

球磨「でも見てたら球磨がいけない気分になっちゃうから仕方ないクマ。むずむずしちゃうクマ」

あかり「球磨さんは何かの活動してたんですか?」

球磨「提督! 何でもないクマ」

あかり「でもむずむずするって」

球磨「球磨ちゃんは意外に優秀だからむずむずするのくらい、自分でどうにかできるクマ」

あかり「それならいいんですけど」

球磨「でも球磨も本当は提督に……」

あかり「あかりになんですか?」

球磨「……やっぱりなんでもないクマ!」

あかり「気になりますよぉ」

球磨(最近やってないとはいえ、他の人とそういうことしてるの覗いてたなんて知られたら軽蔑されるクマ)

球磨(だけど、言わなきゃ球磨はずっとこっそり盗み見てるだけのままになっちゃうクマ)

球磨(クマー! 歳納提督の申し出なんて受けるんじゃなかったクマ!)

あかり(なんだか悩んでるみたいだけど大丈夫かなぁ。一緒に遊ぶ時間あるのかな? あるなら何しよう?)

↓2

1 覗き見の謝罪
2 たまに山へ帰っていることについて
3 最近のアニマルセラピールームについて
4 その他自由に
115 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 23:00:58.58 ID:N5Af/w42o
5分くらい誰も取らないようでしたらセルフでkskとかした方がいいでしょうかね
とりあえずksk
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 23:02:37.40 ID:aFCqECuE0
117 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 23:09:56.18 ID:N5Af/w42o
あかり「球磨さん、今忙しいですか?」

球磨「えっ?」

あかり「なんだか他にやることがあるような感じですけど」

球磨「な、何もないクマ! 暇だから一緒に遊ぶクマ!」

あかり「あかりに気を使わなくてもいいんですよぉ?」

球磨「気を使ったりしてないクマ! むしろ気を使ってたら遊ばなくていいって言うクマ!」

あかり「そうですか。じゃあ、少しお話しましょう!」

球磨「するクマ!」

あかり「ん〜と、あっ、最近山の方どうなってますか? たまに行ってるんですよね?」

球磨「行ってるクマ。みんな元気クマよ」

あかり「もうあの降霊装置を守る必要もないですし、みんなもこっちで暮らせばいいのに」

球磨「あの妖精達は山の暮らしが気に入ってるみたいだからクマね」
118 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 23:23:55.49 ID:N5Af/w42o
あかり「でも不便ですよね」

球磨「それを便利にしていく楽しさがあるクマ」

あかり「不便を便利にしていく楽しさ?」

球磨「そうクマ。最初は雨風を凌ぐのさえ難しかったのを、木を切って家を建てて、道具を作って獲物を狩って」

球磨「そうやって不便な暮らしが段々と便利になっていくクマ。その達成感というか、散々不便さを味わってからの、なんて言うんだったかクマ?」

あかり「何がですか?」

球磨「こう溜め込んで一気に発散させる喜びみたいなこと、ええっと、かたる、語るシチュー?」

あかり「シチューが喋るんですか?」

球磨「んん? あぁ、カタルシスクマ!」

あかり「カタルシスってそういう意味の言葉だったんですね」

球磨「まあ本当はもっとめんどくさい言葉だった気がするけど、そんな感じクマ!」

あかり「物知りですねクマさん」

球磨「調べ物は得意クマ!」
119 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 23:36:23.35 ID:N5Af/w42o
球磨「そんなこともあって今はだいぶ山の上も便利になってるクマ。ここと比べればそりゃ不便だけど十分に暮らしてけるクマ」

あかり「おっきいお野菜も取れますしね」

球磨「おっきいしおいしいクマ! 栄養もばっちりクマ!」

あかり「今度1度くらい山の上にお泊りに行ってみるのもいいかもしれませんよぉ」

球磨「球磨も一緒に行くクマ! 提督だけじゃ心配クマ!」

あかり「球磨さんに色々教えてもらいますよぉ」

球磨「任せるクマ! 球磨がしっかり教えて、快適な山生活を提供するクマ!」

あかり「はい、よろしくお願いします球磨さん!」

球磨「なら早速準備するクマ!」

あかり「ちょ、ちょっと気が早いですよぉ」

球磨「今から行くんじゃないクマ?」

あかり「今からはさすがに焦りすぎです。また今度、明後日くらいにしましょう」

球磨「明後日クマね! じゃあ明後日の朝呼びに行くクマ!」

あかり「それまでに準備しておきますよぉ」

球磨「動きやすい服装を用意しておくクマ!」

あかり「はぁい」

球磨(ここで上手く提督を導いて少しでも心象をよくしておけば、許してもらえるかもしれないクマ)

球磨(……だめクマね、こんな打算で行動することこそ軽蔑の対象になっちゃうクマ)

球磨(球磨は、いつからこんなに臆病になったクマ? もっとはっきりと物怖じせずに言えてたはずなのに)

球磨(わからんクマ、提督に嫌われるかもしれないって思うのが、こんなに怖いなんて、どういうことクマ)
120 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/27(土) 23:46:30.93 ID:N5Af/w42o
あかり「というわけで明後日は球磨さんと山にお泊りに行くことになったよぉ」

如月「そう、お山の上にも拠点があったのね」

あかり「降霊装置も置いてあるから割と重要な拠点だったんだよぉ」

如月「確かに海沿いに置くよりは安全よねぇ」

あかり「おかげであかりは初日から大和さんを建造できたし、あまり行けてないけど何度も助けられてるんだよぉ」

如月「うふふ、でも2人で山登りだなんて楽しそう」

あかり「あかりは前に1人、じゃなくて妖精さんもいたから2人で頂上まで登りきったことがあるんだよぉ」

如月「それはすごいじゃない」

あかり「すごく疲れてたから降りるときは球磨さんに抱えられてたけど、ものすごいスピードで降りてくからすごい怖かったなぁ」

如月「今度は登るときも楽しめるわね」

あかり「登るのは自分で登るから! じゃないと自分で登る以上にバテちゃいそうだよぉ」

如月「高速山登りなんて滅多にできることじゃないのに。けど、確かに自分で登ってこそかもしれないわね」

あかり「だから明後日は1日いないけど」

如月「どうぞ、楽しんできてね。帰ってきた後ここがどうなってるかわからないけど」

あかり「みんなあかりのいないときにここで何やってるの!? き、気になるけど、言わないだろうしとりあえずこれからどうするか決めるよぉ」

↓2

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 23:49:31.20 ID:Wu9th9mqo
1大鯨
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/27(土) 23:49:36.28 ID:OgUyzhRGO
1朝潮
123 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/28(日) 00:05:37.57 ID:50xI8Gjlo
朝潮「ふん〜っ!」

あかり「朝潮ちゃん、腹筋してるの?」

朝潮「は、はい、歌を歌うためには必要だと、那珂さんが」

あかり「大鳳ちゃんがしてるときも思ったけど、艦娘が筋トレして付くのかなぁ?」

朝潮「わかりません、が、やったという自信が付けば、それはプラスになりますよ」

あかり「それはあるかもしれないね」

朝潮「なので、がんばって腹筋をしています!」

あかり「ほどほどにね。朝潮ちゃんががんばりすぎて疲れた顔見せたら、イ級ちゃんも心配するから」

朝潮「はい。しかしこの程度、軍隊の訓練には比べるべくもないほどに楽ですよ」

あかり「比較対象がおかしい、くはないのかな?」

朝潮「目的が歌のためならおかしいかもしれません。今日の目標は達したのでここまでにしておきます」

あかり「イ級ちゃんには順調に心開いてもらってる?」

朝潮「はい! 昨日ようやく近づいても逃げられない距離が1mを切りました!」

あかり「おさわりするのにはまだ時間かかりそうだね」

朝潮「それでも進歩はしていますから。それで、今日は何をしましょうか?」

↓1

1 イ級と遊びに行く
2 スキンシップ
3 猫耳としっぽについて
4 その他自由に
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 00:07:23.02 ID:x4MmZoXo0
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 00:08:40.30 ID:5kBsG6sXO
1
126 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/28(日) 00:18:25.63 ID:50xI8Gjlo
今回はここまでです
次こそ前スレを埋めます

球磨はこれで好感度100になったので酒匂、川内、球磨の順にイベントです

安価を少し遠くした分なるべく早くはじめられるようにしたいですね
最初に比べてかなり遅くなってしまっていますので
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 00:26:59.31 ID:f5kx3GCpO
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 00:45:07.89 ID:0hz+POrBO
乙です
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 10:23:58.87 ID:+yo0g7ovo
乙です
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 19:36:54.92 ID:NF9xJvu6O
あかりばっかりじゃなくて京子やちなつも見たい、つーかどうしてあかりがメインなんだ?他にしろよ
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 20:27:21.19 ID:goqreG7RO
この時期は受験明けのキッズが増えるな
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:05:24.31 ID:jDNWDuXFO
>>131
こういうあかり豚がいるから主役のくせに不人気になるんだよ
少しは京子好きや櫻子好きを見習え
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:19:00.40 ID:5YwJoLYeO
京子豚、櫻子豚ブーメラン刺さってんぞ
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:23:23.48 ID:pVUWHt+uO
>>132
[ピーーー]ゴミ
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:27:44.61 ID:8hxy4zuTO
やっぱこの時期は酷いな
受験落ちたガキが憂さ晴らしの為に荒らしてるのだろうか
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:43:30.88 ID:g6+P9I4XO
ここまで同じ末尾
ちなつと京子と櫻子の印象悪くしたいあかり厨がマジ酷い
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:51:18.27 ID:+ab24LI5O
>>136
お前だって末尾Oじゃねえか京子厨、櫻子厨
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:52:49.11 ID:zgLDU8J1O
>>136
うるせえよ鼻糞野郎
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 21:53:36.65 ID:38EMPBi5O
ちなつ厨京子厨櫻子厨は自重してどうぞ
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/28(日) 23:41:17.89 ID:8BlYwsRwO
一人がずっと自演してワロタ
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 00:01:32.11 ID:CyqQWBglO
>>140
自演乙
142 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 22:32:29.36 ID:iaZugA+Vo
早くはじめたいと思っていても実際にできるかは別問題ですね

開始します
143 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 22:35:47.56 ID:iaZugA+Vo
あかり「じゃあイ級ちゃんと遊びに行こうよぉ」

朝潮「司令官もイ級ちゃんのことを気に入ってるんですか?」

あかり「気に入ってるというか気になるというか。早く元気になってもらいたいからね」

朝潮「元気は元気だと思いますが。それでは行きましょうか」

あかり「うん!」



あかり「イ級ちゃんいる〜?」

イ級「……」ムクリ

オスカー「にゃ〜」

あかり「オスカーを乗せてお昼寝してたのかなぁ?」

朝潮「もうここの子達のことは怖がっていないみたいです」

あかり「それなら安心だよぉ」
144 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 22:42:30.59 ID:iaZugA+Vo
あかり「イ級ちゃん」

イ級「……」サッ

あかり「あかりのことはまだだめみたいだよぉ」

朝潮「司令官はまだ慣れている方ですよ。長門さんなんて視界に入らないように逃げ回られて悲しそうにしてましたから」

あかり「あかりには少しだけ心を開いてくれてるんだね」

朝潮「その心を取り戻させた人ですから」

イ級「……」

あかり「う〜ん、何か早く慣れる方法ないかなぁ? あかりも猫さんの格好すればいい?」

朝潮「いえ、これが効果を発揮しているとは思えませんが」

あかり「じゃあどうしよう?」

朝潮「そうですね、動物は基本的に自分より大きいものを怖がる習性がありますので、馴れ合うときは体を低くするのがいいとか聞いたことがあります」

あかり「ちっちゃい子に目線を合わせるのと同じだね。よぉし」サッ

イ級「……?」

あかり「こうして伏せてれば視線は低くなるよね。あかり怖くないよぉ」

朝潮「私もイ級ちゃんより小さいよ〜」

イ級「……」サッ

あかり「イ級ちゃんも真似してるよぉ」

朝潮「完全にうつ伏せになればこれより小さくなることはできませんよね」
145 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 22:51:29.16 ID:iaZugA+Vo
イ級「……?」

あかり「寝転がってみたけど反応がないね」

朝潮「不思議そうにこちらを見るばかりです」

あかり「どうしよう?」

朝潮「このまま匍匐前進で近づいてみましょう。こうやって伏せていれば脅威ではないということはわかってるはずです」

あかり「大丈夫かなぁ?」

朝潮「逃げられたらそれまでですよ。よいしょ」

あかり「うんしょ、うんしょ……」

オスカー「にゃ〜」

朝潮「ん? どうしたのオスカー?」

オスカー「にゃあ!」ペタッ

朝潮「うあぁっ! 顔をぺたぺたするのはやめて〜前見えないから〜!」

あかり「オスカーよりも低くなってるから遊ばれちゃってるみたいだね」

オスカー「にゃあん」ピョン

朝潮「こうなったらオスカーを頭に乗せてより無害であることをアピールして近づきます!」

あかり「アピールできるの? なら、あかりは……」

連装砲ちゃん「きゅ〜!」ドスッ

あかり「うぐえぇっ!? 連装砲ちゃん、背中折れちゃう、朝潮ちゃん、朝潮ちゃ〜ん! オスカーと連装砲ちゃん交換して〜!」

オスカー「にゃあ〜」グシャグシャ

朝潮「こら、オスカー! 髪の毛ぐしゃぐしゃにしないで! ああっ、猫耳が!?」

連装砲ちゃん「きゅう〜?」

あかり「せ、せめて1番ちっちゃい子に、お昼が戻ってくる……」

イ級「……」

イ級「……♪」
146 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 22:57:36.44 ID:iaZugA+Vo
朝潮「あぁ、結局髪の毛がぐしゃぐしゃになっただけで特に進展はなかったです」

あかり「せ、背中、背中が曲がっちゃう……」

朝潮「背中は元から曲がるものですよ司令官」

あかり「これ骨にひび入ってないよね?」

朝潮「入ってたらそんなに暢気にしてられませんよ」

あかり「はぁ、連装砲ちゃん達の重さはどうにかしないといけないよぉ」

朝潮「逆に司令官を強くするのもいいかもしれないですね」

あかり「あかりを艦娘並の力にするのぉ? ムキムキは気持ち悪いって京子ちゃんに言われちゃうよぉ」

朝潮「いや私達ムキムキじゃないじゃないですか」

あかり「あはは、そうだね」

朝潮「なんにせよ、道は険しくとも私は進み続けますよ。寄りかかってお昼寝できるようになるその日まで!」

あかり「あかりもがんばって仲良くなろう。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓1

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 22:58:00.52 ID:78OsvFgOO
1五月雨
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 22:58:19.29 ID:iw93dfG4o
1筑摩
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 22:59:43.01 ID:qrV3LWrcO
下2だから筑摩か?
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:00:39.82 ID:hXGbppI1O
下1だろ
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:01:12.19 ID:LqKjpZ000
あれ、↓2にしたんじゃ?
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:01:23.58 ID:vEBXzVL2o
よく見ろよ下1だぞ
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:01:31.39 ID:TtxkrBYcO
今度から下2になったから
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:02:01.30 ID:w9KrcrYNO
今回は下1なんだろ?
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:02:41.59 ID:Hrw/TvqAO
下2だろ
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:02:53.45 ID:L9nS2srRo
下1って書いてあるな
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:03:19.83 ID:lfMDc9vdO
下1だろ
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:03:35.55 ID:Hrw/TvqAO
記入ミスだろうからきにするな
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:04:30.01 ID:GMpCKOTsO
結局30秒も云々なのな
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:04:33.35 ID:vEBXzVL2o
記入ミスじゃねえだろ
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:05:58.96 ID:3BGqx3m3O
記入ミスだろ今度から下2にするっていってたんだから
162 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:06:52.75 ID:iaZugA+Vo
癖で↓1にしてしまいましたすいません
今回は↓1ということでいきます


あかり「五月雨ちゃん」

五月雨「あぁ、こんにちは司令官」

あかり「その服ももうすっかり馴染んでるね」

五月雨「元々白露型の服ですので」

あかり「姉妹で服が変わる条件ってなんなんだろうね?」

五月雨「さぁ、妖精達の気まぐれではないでしょうか?」

あかり「姉妹で全員一緒にしてたら分かりやすいのに」

五月雨「確かに、髪の色やらなにやら全然違いますからね」

あかり「でもどこか似てるなぁってところはあると思うよぉ。なんとなくだけどね」

五月雨「そう思います?」

あかり「あかりはそう思うよぉ」

五月雨「姉妹で通じ合う何かがあるのかもしれませんね。それを実感できれば私も、自然に姉さんって呼べるかもしれません」

あかり「いつか分かるときが来るよぉ」

五月雨「早く来ればいいんですけど。それで、今日は私に何か用事ですか?」

↓1

1 白露型で交流する
2 ドジしないようにを口実にしてくっつく五月雨
3 ドジっ子を直すにはどうすればいいか
4 その他自由に
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:07:06.31 ID:iw93dfG4o
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:07:19.65 ID:L9nS2srRo
どっちでもいいから投下まで黙ってろうるせえな
165 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:08:06.94 ID:iaZugA+Vo
たびたびミスしてすいません今度はここから↓2です
166 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:18:51.16 ID:iaZugA+Vo
意識していないとすぐこうなりますね
10分過ぎたのでセルフでkskします
167 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:19:13.24 ID:DgzBLLZMO
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/02/29(月) 23:19:48.32 ID:rLgAVJZAO
ここからってそういう意味か
3
169 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:28:34.40 ID:iaZugA+Vo
あかり「遊びに来たよぉ」

五月雨「私とですか?」

あかり「うん、せっかく新しい服も手に入ったんだし、遊びに行こうよぉ」

五月雨「見せびらかすための服ではないんですが」

あかり「でも似合ってるからみんなに見せようよぉ」

五月雨「なんだかはずかしいですよ」

あかり「はずかしいことないよぉ、お姉ちゃん達とお揃いだよって見せればいいんだから!」

五月雨「あぁ、う、わかりました、行きましょうか、あぁっ!?」グラッ

あかり「あ、危ない!」ダキッ

五月雨「あっ、大丈夫ですか提督?」

あかり「平気だよぉ。五月雨ちゃんこそ大丈夫? 立ちくらみ?」

五月雨「いえ、ちょっと足がもつれて」

あかり「立ち上がるのにも一苦労だね」

五月雨(確かに、だけどこれは意外に使えるかもしれない?)
170 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:39:00.93 ID:iaZugA+Vo
あかり「それじゃあ、落ち着いて立ち上がって行こっか」

五月雨「は、はい」

あかり「よいしょっと、さてと最初は誰に見せに行こうか」

五月雨「最初は、そうですね、わった!」ダキッ

あかり「今度はどうしたの?」

五月雨「す、すいません、躓いちゃって」

あかり「自分の部屋だよぉ?」

五月雨「自分の部屋でも躓くときありません?」

あかり「あんまりないよぉ」

五月雨「きょ、今日はなんだか足の調子が良くないので、躓きやすい日な気がします」

あかり「どこか痛かったりするの?」

五月雨「そういうわけではなく、と、とにかく、こけて提督にぶつかってはいけませんので、その、最初からくっついていればいいかなって」

あかり「しょうがないなぁ、五月雨ちゃんは危なっかしいからあかりが付いててあげるよぉ」

五月雨「あっ、ありがとうございます!」
171 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/02/29(月) 23:52:04.27 ID:iaZugA+Vo
あかり「ねぇ、五月雨ちゃん」

五月雨「はい、なんでしょうか提督?」

あかり「頭までくっつける必要はある?」

五月雨「重かったでしょうか?」

あかり「ううん、でもあかりの肩硬くないのかなって」

五月雨「そんなことないですよ、とてもいい枕になります」

あかり「寝ちゃだめだからね?」

五月雨「寝られませんよ、こんなに心音がうるさかったら」

あかり「心音?」

五月雨「あぇ、なんでもないです!」

五月雨(こうして腕に抱きついて肩に頭を乗せるなんて、背格好が同じくらいじゃないとできないことですよね)

五月雨(発端はあんな邪な感情からだったけど、今こうして鼓動が速まるということは私の提督への感情はそれだけじゃないってことだよね)

あかり「ん〜、中々誰とも会わないね」

五月雨(誰かに見せたいという感情もあるけど、このまま2人の時間が続いていて欲しいという思いもある)

五月雨(良かった、この想いが劣情じゃなくて慕情だってはっきりと自覚できて)

あかり「五月雨ちゃん、今度はあっち行ってみるよぉ」

五月雨「はい、提督」

五月雨(お慕いするのにもまだ会ってからの時間が短すぎるような気もするけど、確かに芽生えているのだから仕方ない)

五月雨(今度はドジを防ぐ名目もなく、ただ一緒にこんなふうにしていられるように、がんばろう)
172 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 00:05:17.66 ID:ORrgCdFDo
あかり「みんな似合ってるって言ってたでしょ?」

五月雨「えへへ、ちやほやされてちょっといい気分でした」

あかり「やっぱり似合ってるねって言ってる人が多かったでしょ?」

五月雨「皆さんも私達の姉妹としての繋がり的な何かを感じ取っているんでしょうか?」

あかり「きっとそうだよぉ」

五月雨「血の繋がりはなくとも、私達は本当の姉妹艦だから」

あかり「何かあるんだよぉ。言葉では言い表せないけど、何かが」

五月雨「なんとなくオカルトチックな話ですね」

あかり「スピリチュアルって言おうよぉ。オカルトチックだとなんか悪い感じがするよぉ」

五月雨「私達の存在自体がそのオカルトないしスピリチュアルな何かの存在の証明なんですよね」

あかり「神様だからね」

五月雨「普段は全然意識していませんけどね。意識させないでくれていると言った方がいいかもしれません」

あかり「あかりにとっては人間と変わりないもん。普通の女の子だよぉ」

五月雨「ありがとうございます、提督」

あかり「お礼を言われることじゃないよぉ。それじゃあ、あかりはもう行くけどこけたりしないように気をつけてね」

五月雨「もうこけませんよ! 練度は最大、改にもなったんですから!」

あかり「それでさっきこけたんだけどね。やれやれ、次はどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 00:06:14.04 ID:Tko0EwRQO
1白雪
174 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 00:06:15.90 ID:Vu4pnYKjo
1筑摩
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 00:06:33.04 ID:sWZ7isdAO
1大和
176 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 00:14:52.58 ID:ORrgCdFDo
今回はここまでです
次は筑摩と交流するところからはじめます

色々とぐだぐだになってすいません
ほとんど習慣のようになっていたのでやってしまいました
クセになってんだ、↓1で安価出すの
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 00:19:01.51 ID:Vu4pnYKjo
乙 次回の朝は100ラッシュになりそうだな
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 00:28:42.03 ID:O16rw8U8o
乙です
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 09:18:41.30 ID:U6Nco2+wO
乙です
180 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 22:31:56.98 ID:ORrgCdFDo
開始します
181 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 22:42:04.22 ID:ORrgCdFDo
あかり「こんにちは筑摩さん」

筑摩「あら提督、こんにちは」

あかり「何をしていたんですか?」

筑摩「大室提督のところにいる姉さんに手紙を書いていました」

あかり「手紙ですか? 電話でお話すればいいのに」

筑摩「私も姉さんも持ってませんよ携帯」

あかり「あっ、そうでした。この前秋月ちゃんに買ってあげたの忘れてましたよぉ」

筑摩「この人数全員分の契約となるとさすがにバカにならないはずですからね」

あかり「でも欲しいなら言ってくれれば買いますよぉ。櫻子ちゃんにお願いして利根さんにも持たせてもらいますし」

筑摩「いいですよそこまでしなくて」

あかり「でも声が聞けるんですよぉ?」

筑摩「うっ、それは」

あかり「あかりじゃ真似できなかった利根さんとおしゃべりしたくないですか?」

筑摩「そ、そこまで姉さんに執着しているわけではありません! 必要となれば伝令室からお話しますよ!」

あかり「そういえば伝令室がありましたね。あそこほとんど使ってないので自由に使っていいですよぉ」

筑摩「提督が使ってないだけで妖精達が色々受けているはずですが。新しい艦娘の着任など」

あかり「まあでも毎日来るわけじゃないですから! お話したいときはいつでもどうぞ」

筑摩「ありがとうございます、提督。それで今日は何の用事でしょうか?」

↓2

1 泳ぎの訓練の続き
2 改造の話
3 この鎮守府に来て良かったかという話
4 その他自由に
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 22:43:43.84 ID:st0Y/tRHO
2
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 22:43:50.11 ID:q94/8PujO
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 22:44:04.07 ID:sWZ7isdAO
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/01(火) 22:44:39.05 ID:XAHUAKBm0
186 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 22:54:02.97 ID:ORrgCdFDo
あかり「水に顔をつけるの、もうなれましたか?」

筑摩「えっ?」

あかり「前に一緒に訓練したじゃないですか、水に顔をつけるのが怖いって」

筑摩「あぁ、あれですか。だいぶ慣れましたよ」

あかり「本当ですか?」

筑摩「はい、おかげさまで水に潜るのはなんとか1人でもできるようになりました」

あかり「それは良かったですよぉ」

筑摩「ただ潜るのはいいんですけど、潜ったまま動けず目を開けることもできなくて」

あかり「本当に潜れるようになっただけって感じですね」

筑摩「すいません、どうにも忌避感が拭えずに」

あかり「いいえ、これも慣れですから。また一緒に練習しましょう!」

筑摩「はい、よろしくお願いします」
187 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 23:04:24.90 ID:ORrgCdFDo
筑摩「まだ、人の体を持った自分を受け入れきれていないということなのでしょうか?」

あかり「昔は完全に水の中に入ってしまうことは死んでしまうことだったんですから、それに対して怖いって気持ちがあるのは仕方ないですよ」

筑摩「潜水艦の方はともかく、他の水上艦の皆さんはあまり気にしていない様子ですが」

あかり「そこは個人差ですよぉ。怖いのは悪いことじゃないですし気にしないでください」

筑摩「とはいえ小さな駆逐艦の子達がはしゃいでる横で、水に潜ることを怖がっているというのは情けなさが大きくて」

あかり「だから慣れるんですよぉ。慣れたらまたみんなで一緒にプールで遊びましょう」

筑摩「早くその日が来るようにがんばりますね」

あかり「あかりも一緒にがんばりますよぉ」

筑摩「ただ、遊ぶ前に水着を用意した方がいいかもしれませんね」

あかり「そうですね。さすがにスクール水着だと窮屈そうですよぉ」

筑摩「窮屈というか、この胸の名前は必要なんですか?」

あかり「普通は付いてるものなので付けたんだと思いますよぉ」

筑摩「けれどなぜわざわざひらがなに……」

あかり(こうして見てみると筑摩さんにも見劣りしてなかったなぁ向日葵ちゃん。どうしたらあんなになれるんだろ?)
188 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 23:15:24.28 ID:ORrgCdFDo
あかり「それじゃあどれくらい潜れるのか見せてください」

筑摩「わかりました、では行きます」ザブン

あかり「はい!」ザブン

筑摩「……!」

あかり(わぁ、すごいガチガチになってるよぉ。足がつくところなのに)

筑摩「はぁっ! はぁ、はぁ、こんなふうに、どうしても水の中に全身が沈むと体が縮こまってしまうんです」

あかり「足のつくところでもだめなんですね。う〜ん、どうしましょう?」

筑摩「何かいい案はないでしょうか?」

あかり「いい案……あっ、そうだ」

筑摩「何か思いつきましたか?」

あかり「はい、あかりが手を繋ぎますよぉ」

筑摩「手を繋ぐ?」

あかり「筑摩さんが固まっちゃうのは怖いからですよね。だから、あかりが手を握っていれば側に誰かいるから安心できると思うんです」

筑摩「それは、でも、なんとうか、その……」

あかり「大丈夫ですよぉ、あかりしか見てませんからはずかしがらないでください」

筑摩「うぅ、じゃあ、他に案もありませんし、お願いします」

あかり「任せてください!」
189 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 23:32:26.26 ID:ORrgCdFDo
あかり「いきますよぉ、せ〜の!」ザブン

筑摩「……!」ザブン

筑摩(この感覚、この浮遊感がどうしても……)ギュッ

あかり(筑摩さんすごい強く握ってくるよぉ)

筑摩(体が浮く、軽くなる、自分の存在が希薄になってるみたいで、このまま全て消えてしまいそうな……)

あかり(大丈夫ですよぉ、あかりはここにいますからね)ギュッ

筑摩(提督の手……私、こんなに強く握って、提督も握り返してくれてる)

筑摩(提督の手の感触、それが伝わってくるということは、私はちゃんとここにいるんですね)

あかり(手の力が抜けた? おぼれたりしてないよね?)

筑摩(あぁ、大丈夫だ。私は浮かんでる、このまま沈んで消えていったりしないんだ)

あかり(手だけじゃなくて体全体の力が抜けてる? 大丈夫ですか、筑摩さん?)トントン

筑摩(提督、おぼれてるんじゃないかと心配したんでしょうか? 安心してください、おぼれてませんよ)ギュッ

あかり(あっ、筑摩さん目が開いてるよぉ。水上艦だけどゴーグルつけなくても人間よりは水の中見えるのかなぁ?)
190 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 23:45:18.64 ID:ORrgCdFDo
あかり「はぁっ、よかった成功したみたいですね」

筑摩「はい、提督のおかげで水中への恐怖も克服できました」

あかり「ふふっ、水の中で笑ってましたもんね」

筑摩「それは提督にゴーグルが全然似合っていなかったからです」

あかり「あかりはつけないと水の中あんまり見えないんですよぉ!」

筑摩「必要なことはわかっていますが、おかしくて」

あかり「もぉ〜! 筑摩さんったら!」

筑摩「すいません、ですが、ありがとうございます。提督の手の感触が恐怖を払拭してくれました」

あかり「怖がることないんですよぉ。力を抜いていれば普通は自然に浮いてくるものなんですから」

筑摩「そうですね、もう沈んだりしませんよね」

あかり「しませんよぉ。沈みそうになってもちゃんと引っ張りあげますから!」

筑摩「はい、何も恐れる必要はありませんね」ザブン

あかり「ふふっ、次は息を吐いて沈ませてみるのもいいかも――」

筑摩「……!」ガバッ

あかり「わぁっ!?」ザバン

筑摩「はぁはぁ、ま、まだ克服できたわけではないみたいです。提督がいないとだめみたいで」

あかり「あ、あはは、時間はありますしゆっくりと克服しましょう」

筑摩(あぁ、気づけばもう提督が私にとって必要な存在になっている。だけど、まだそういう気持ちではない、はずです!)
191 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/01(火) 23:57:50.89 ID:ORrgCdFDo
あかり「筑摩さんは心配性だからああなっちゃうのかなぁ? 利根さんのことも心配してるからあんなに気にかけてるのかも」

あかり「慎重になるのはいいけど、過敏すぎるのもいけないよぉ。なんとか気持ちを楽にしてあげないと」

あかり「さてと、そろそろお夕飯の時間だよぉ。ん?」

酒匂「……」

あかり「酒匂さん?」

酒匂「司令……」

あかり「どうしたんですか? 元気ないですけど」

酒匂「うん、ちょっとね」

あかり「何かあったならあかりが相談に乗りますよぉ」

酒匂「司令には少し難しい話になっちゃうかも」

あかり「それでも話すだけでも楽になることもありますし!」

酒匂「そう、それじゃあね、プラネタリウム行こう?」

あかり「そこで話すんですか?」

酒匂「酒匂あそこ好きだから、気持ち的に話しやすいかなぁって」

あかり「そんなに重たい話なんですか?」

酒匂「昨日言ったこと覚えてる?」

あかり「昨日言ったこと?」

酒匂「自分が1回死んでるんだってちゃんと理解しないといけないんだって」

あかり「もしかして」

酒匂「調べたの、前の酒匂がどうなったのかよく覚えてなかったところ。その、話だよ」
192 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 00:09:06.98 ID:3ynGzFejo
今回はここまでです
次は酒匂の好感度100イベントからはじめます

大井とか筑摩とかシスコンの艦娘って何でか妹だけなんですよね(龍田は竣工が天龍より早いですが)
某ラスボス並とは言わないのでたまには妹を溺愛してるお姉ちゃんがいてもいい気がします
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/02(水) 00:19:13.45 ID:63cs1aZIo
乙です
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/02(水) 04:09:19.47 ID:02xoSBtw0
乙です
溺愛とまでは行かないまでも、ボイス聞くに翔鶴姉は結構シスコン度高めだと思う
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/02(水) 04:39:26.73 ID:m9ACAcYLO
乙です
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/02(水) 09:53:56.66 ID:n+oZxH/jo
乙です
197 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 22:38:03.64 ID:3ynGzFejo
開始します
198 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 22:47:37.49 ID:3ynGzFejo
酒匂「ぴゃ〜、綺麗だね司令」

あかり「はい、お星様綺麗ですよぉ」

酒匂「ここにいると少し気分が落ち着くよ」

あかり「マイナスイオン的なあれでも出てるんでしょうか?」

酒匂「何かが出てるというより、昔と何も変わらないからじゃないかな」

あかり「夜空はそんなに変わらないんですね」

酒匂「うん。ただ見えづらくなっただけで何にも変わってないんだよ」

あかり「ここでならいくらでも見れますよぉ」

酒匂「遠くの夜空はここで見るのがいいけど、本物を見た方が感動するよ〜」

あかり「今度山にお泊りしに行きますから、そのとき頂上で見ますよぉ」

酒匂「それいいね、今度酒匂も行くよ」

あかり「なら一緒に行きましょうよ」

酒匂「今度っていつのこと?」

あかり「明後日です」

酒匂「ぴゃ〜、明後日は長門と遊ぶ予定があるからだめだよ〜」

あかり「そうですかぁ、残念です」

酒匂「司令だけでも楽しんできてね」

あかり「あかりだけじゃなくて球磨さんも一緒ですけどね」
199 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 22:57:05.28 ID:3ynGzFejo
酒匂「……」

あかり「お話しする勇気は出ましたか?」

酒匂「うん、ここまで来てもらったんだもん言わないとね」

あかり「無理に言う必要はないですよぉ」

酒匂「ううん、このあと司令が調べて気を使われたりするのいやだもん。自分で言うよ」

あかり「わかりました、聞かせてください」

酒匂「あのね、酒匂前に言ったでしょ? 昔はほとんど何もできなかったって」

あかり「はい、ここでそんな話をしてくれましたよぉ」

酒匂「みんなに着いていきたかったって言ったら司令言ったよね、残してもらえたことを感謝した方がいいって」

あかり「酒匂さんだけでも残れてよかったって、そう思った方がいいですよぉ」

酒匂「酒匂もちょっとは納得したけどね、昔の酒匂は船だったの。人間とは違う」
200 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 23:10:18.70 ID:3ynGzFejo
あかり「違うって、どう違うんですか?」

酒匂「戦うための船は戦いが終わったらどうなると思う?」

あかり「どうなるって……」

酒匂「船みたいなおっきい物は、保存しておくだけでお金がかかるの。だから、解体される」

あかり「解体……」

酒匂「勝った国の船でもそうなんだよ? 負けた国の船がどうなるかなんて……」

あかり「解体、されちゃったんですか?」

酒匂「ううん、酒匂はされなかった。解体されて復興支援の足しになってたなら、まだよかったんだよ」

あかり「酒匂さんはどうなったんですか?」

酒匂「酒匂はね、実験に使われたんだよ」

あかり「実験?」

酒匂「そう、すごく強い爆弾の威力を確かめる実験」

あかり「爆弾の威力を確かめるって、爆弾の標的にされたんですか?」

酒匂「うん、そう」
201 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 23:33:30.89 ID:3ynGzFejo
あかり「そんな、それはあんまりですよぉ」

酒匂「無意味にそれをやったわけじゃないんだよ。兵器の威力を確認するのは重要なことだし、艦の壊れ具合を見てダメコンの研究もされる」

酒匂「長門に関しては見せしめの意味もちょっとはあったって話らしいけど」

あかり「長門さんもなんですか?」

酒匂「うん、まともに戦ったこともないのに長門と昔会ったことがあるような気がしたのは、そこでのことだったみたい」

あかり「そうだったんですか……」

酒匂「まあ、しょうがないよね。負けたんだもん酒匂達」

あかり「酒匂さん……」

酒匂「戦って、負けたんだからしょうがないよ。しょうがない……」

あかり「無理しなくていいんですよ」

酒匂「うぅ……酒匂、何もできなかったよ。みんなに残してもらったのに、何もできずに、爆弾に焼かれて沈んじゃった……」ダキッ

あかり「酒匂さん……!」

酒匂「酒匂も戦うために造られたのに……燃料がなくて動けないなんて、そんなの……」

酒匂「情けないよ……なんで、何もできなかったのかな……もっと早く造られてたら役に立てたのかな……」

酒匂「戦うこともできなかったなら、酒匂は何のために造られたのかな……爆弾で焼かれるためなのかな……」

あかり「違います、違いますよぉ」

酒匂「じゃあ何のためなの? 教えてよ、司令……昔も、今も何もできなかった酒匂は、何のために生きてるの……?」
202 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/02(水) 23:49:43.27 ID:3ynGzFejo
あかり「それは……」

酒匂「何にもないの、酒匂には……誇れることなんて、何にも……」

あかり「そうだ、酒匂さんはほとんど戦ってなかったなら、あんまり傷ついてなかったんじゃないですか?」

酒匂「うん、全然傷ついてなかったよ、それがどうしたの?」

あかり「葛城さんは他の国に取り残されちゃっていた日本人を、日本に連れて帰るお仕事をしてたみたいです」

あかり「酒匂さんもやったんじゃないですか?」

酒匂「復員輸送のこと? やったけど……」

あかり「だったら、何もしてなくないじゃないですか」

酒匂「だけど、酒匂は戦うために……」

あかり「戦うのは何のためだったんですか?」

酒匂「何のため……?」
203 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 00:23:15.93 ID:TB6oFdjDo
あかり「負けてしまったこと、それは酒匂さんが言うようにしょうがないことです。もう、どうにもならないことですよぉ」

あかり「でも、負けてしまったらそれで全部終わりじゃないんです」

酒匂「終わりじゃない?」

あかり「負けてしまっても、生きてる人はいますよぉ」

あかり「負けてしまって悔しくて悲しくて……あかりには想像できないくらい不安だったと思います」

あかり「特に別の国に取り残された人達は途方にくれてたと思いますよぉ」

あかり「そんな人達を酒匂さんは救ったんですよ。日本に帰れるって、きっとそれだけでものすごく安心したと思います」

酒匂「酒匂が救ったの?」

あかり「そうですよぉ。日本に帰ってそのあとどうなったのか、みんなが幸せになったなんてあかりでも思えません」

あかり「だけど、みんなが不幸になったわけじゃないことはわかります。幸せになった人もいたはずです」

あかり「あかりは頭がよくないから偉い人が何で戦おうと思ったのかわかりませんけど、みんなを不幸にしたいと思ってそうしたわけじゃないと思います」

あかり「だから、酒匂さんは爆弾に焼かれるためだけに生まれたわけじゃないです。たくさんの人を幸せにしたことを誇ってもいいんですよぉ」
204 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 00:47:05.51 ID:TB6oFdjDo
あかり「酒匂さん達が連れて帰ってきてくれた人が、今のこの日本を作ってくれたんですよぉ」

あかり「昔の人が望んでいた形じゃないかもしれませんけど、幸せな国だってあかりは思います」

あかり「酒匂さんもこんなふうにしてくれた一員なんです」

酒匂「酒匂が連れて帰ってきてくれた人が……」

あかり「そうですよぉ。その人達がいなければ今はありませんから」

酒匂「酒匂みんなに置いてかれたんだってずっと思ってた。みんなと一緒に行きたい……死にたかったって」

あかり「でも酒匂さんは生きたことで、みんなが望んでいた幸せを形は違うかもしれなくてもあげることができたんです」

酒匂「幸せになれた人、いたかな?」

あかり「いたはずです。絶対いましたよ」

酒匂「そうだね。笑ってくれてる人、いたもん。覚えてる、思い出したよ」

あかり「その人達が作った幸せを今度は酒匂さんがもらう番ですよぉ」

酒匂「いいのかな? 酒匂、結局今もあんまり活躍できなかったけど」

あかり「いいんです。酒匂さん達ががんばったおかげで今があるって言ったじゃないですか。もう十分活躍したんですよ」
205 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 01:15:52.61 ID:TB6oFdjDo
あかり「酒匂さんが調べたのは、過去を受け入れて今を生きるためじゃないですか」

酒匂「そうだったね。どんなに辛い過去でも受け入れなきゃいけないんだね。今を生きるためには」

あかり「一緒に生きましょう。酒匂さんと酒匂さんの乗組員さんと、酒匂さんが助けた人達、みんなで造った今を」

酒匂「うん」

あかり「良かった。すいませんこんな偉そうに言って。何も知らないのに」

酒匂「ううん、何も知らないからこそだと思うからね司令の考え方は。難しい事情とか知るとどうしても変わっちゃうから」

酒匂「だから司令が提督でよかった!」

あかり「えへへ、提督としてほめられるのは滅多にないからうれしいですよぉ」

酒匂「ぴゃあ〜、元気でたらお腹空いてきた!」

あかり「そういえば夕食前でしたよぉ」

酒匂「ご飯食べたらお星様見に行こう! 山で一緒に見れないから今見るの!」

あかり「いいですね、行きましょう!」

酒匂(みんなと一緒に戦えなかった無念さも無力感もいっぱい心の中にある)

酒匂(だけど、たった1つだけでも誇れるものがあるならそれに押しつぶされずに生きていけるよね)

酒匂(何もできずに無様に焼かれた船じゃなくて、たくさんの人を救ってこの未来に貢献した船として)

酒匂(酒匂も胸を張って今を生きないと、みんなに申し訳が立たないよね)

酒匂(司令と一緒ならきっと大丈夫。みんなが作ってくれたこの未来の象徴みたいな、幸せな子と一緒なら)
206 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 01:24:09.25 ID:TB6oFdjDo
今回はここまでです

かなりデリケートな話なので言葉を選びつつ書いていると時間がかかってしまいました
今までもちょくちょくシリアスやってますし題材が題材なのでたまにはこういう話もあったりします
でも今回使ったので長門のイベントではやらないと思います
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 01:47:43.25 ID:9znf71zNO
乙です
長門はながもんになるかどうかかな…
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 03:01:28.26 ID:1QFpoY2go
乙です
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 08:55:07.74 ID:9XfjTA/Ho
乙です
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 12:11:33.86 ID:/3KO3z6AO
乙 内心はずいぶん大人だな酒匂
今度からクリアファイルみたいな顔あかりに見せるのか
211 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 22:37:00.85 ID:TB6oFdjDo
開始します
212 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 22:54:15.73 ID:TB6oFdjDo
如月「昔のことに関してはみんな色々な想いがあるはずよ」

あかり「ないはずないよね」

如月「私は早々にやられちゃったから、そういう意味で悔しい想いがあるわ」

あかり「そう、なんだ」

如月「だけどそれはもう終わったことよ。どれだけ想いを募らせたって何も変えることはできないし、変えちゃいけないの」

如月「例えどんなに惨めで悲しい結果だったとしても、たくさんの命ががんばって導いたものだもの」

如月「その過去があって今の未来がある。それを忘れないようにして生きていくだけでいいのよ」

あかり「うん……」

如月「ふふっ、堅苦しい話はこれでおしまい! 寝る前にこんな話をしてたらお布団の中で延々考えちゃって寝不足になるわぁ」

あかり「ごめんね如月ちゃん」

如月「謝ることじゃないわぁ、大事な話なことには違いないし。でも、悪いと思うならブルーな気持ちを忘れさせてもらいたいかなぁ」

あかり「ごほうびだね、何がいいかなぁ?」

↓1

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 22:55:05.25 ID:BR6SSeVKO
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 22:55:15.31 ID:l9E2nBKwO
3
215 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:00:09.43 ID:TB6oFdjDo
また↓1でやってしまいました本当にすいません


如月「そうねぇ、司令官マッサージが上手いんだったっけ?」

あかり「みんなそう言ってくれるよぉ」

如月「じゃあ如月もしてもらいましょうか」

あかり「うん、わかったよぉ」

如月「みんながすごいすごいって言うからどんなものなのか気になってたのぉ」

あかり「如月ちゃんもきっと気持ちよくなるはずだよぉ」

如月「ふふっ、別の意味で眠れなくなっちゃうかも」

あかり「別の意味?」

如月「なんでもないわぁ。それじゃ、服を脱げばいいのかしら?」

あかり「全部は脱がなくていいからね」

如月「あら残念」

あかり「何が残念なの?」
216 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:27:06.47 ID:TB6oFdjDo
如月「さぁ、如月の準備は完了よ。いつでも来て、司令官」

あかり「仰向けになるってことはお腹マッサージするの?」

如月「してもらう場所は如月が決められるのぉ?」

あかり「ないならあかりが決めるけど、どこかして欲しいところある?」

如月「そうねぇ、じゃあ、ここ」

あかり「そっ、そこはマッサージじゃなくなるから!」

如月「如月はマッサージじゃなくなっても構わないけどぉ?」

あかり「マッサージしてもらいたいって言ったんだから、マッサージするの!」

如月「強情ねぇ。それじゃあ司令官のお任せでいいわぁ」

あかり「じゃあ、お腹のところをするよぉ」

如月「うふふ、変なところ当たっちゃうかも」

あかり「当てないから! じゃあ、はじめるね」グイッ

如月「あんっ!」

あかり「あれ、ここ痛い?」

如月「ううん、痛くはないわ。続けて」

あかり「よいしょよいしょ」

如月「あん、はぁん」

あかり「如月ちゃんわざと変な声出してるでしょ?」

如月「そんなことないわよぉ、司令官のマッサージが気持ちいいから声が出てるだけ」

あかり「それならいいけど。うんしょうんしょ」

如月「あはっん、ん……」ピクッ

如月(あれ、今ちょっと……)

あかり「この辺りが気持ちよさそうかなぁ」グイッ

如月「あんっ……!」ピクッ

如月(えっ、嘘、今の如月自然に声が出て……)

あかり「もうちょっと強くしてもいいかなぁ」

如月「はわっ……ひゃ……」ピクピク

如月(お腹、じんじんしてきた……からだ、声、勝手に……)

あかり「ぴくぴくしてるところしてほしいの?」

如月「しれ、まっんんんぅ……!」ビクゥ

如月(如月の体が、悦んでる……血が、沸騰したみたいに……)

如月「しれぇ、かぁん……」

如月(なんて、甘えた声が出るの……こんなの、はじめて……)

あかり「どうしたの如月ちゃん?」

如月「ううん、きもちいいって、教えたかった、だけ……」

あかり「でしょ? まだまだこれからだからね」

如月(これから、まだこれ以上があるの? 今でも如月、声がおさえられないのに……)

あかり「ここもえいっ!」

如月「きゃうん……!」ビクッ

如月(司令官に聞かれちゃう、如月の出したことない、甘い声……感じてる声、全部聞かれちゃうっ……!)
217 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:34:31.09 ID:TB6oFdjDo
如月「あっ、はぁ、はぁ……」

あかり「如月ちゃんちょっと泣いてない?」

如月「気持ちよすぎて、涙が出たの……」

あかり「気持ちよすぎて?」

如月「うれし涙と一緒よぉ……」

あかり「そっかぁ、それだけ気持ちよくなってもらえてあかりもうれしいよぉ」

如月「やっぱり、最初に言ったところしてもらわなくてよかったわぁ。司令官にしてもらわなきゃいけなくなっちゃう」

あかり「何を?」

如月「うふふ、乙女の秘め事よ〜」

あかり「ううん、よくわからないけど満足してもらえた?」

如月「そうね、司令官にしてもらう分は満足したわぁ」

あかり「あかりがする分?」

如月「くすっ、言葉の綾よ。それで今日はもう終わりだけど明日の秘書艦を決めるんだったけ?」

あかり「あっ、うん。誰にお願いしようかなぁ」

↓2

明日の秘書艦(>>91-92の☆のついてない艦娘)
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:35:48.98 ID:OcVaOk4xO
文月
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:36:06.21 ID:A0U7OzefO
川内
220 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:45:31.56 ID:TB6oFdjDo
あかり「川内さんにお願いするよぉ」

如月「川内さんね、わかったわぁ」

あかり「よろしくね如月ちゃん」

如月「ええ。それじゃあおやすみなさい司令官」

あかり「おやすみ如月ちゃん」

如月「……はぁぁ、すごいわぁ、お腹あんなになっちゃうなんて」

如月「んっ、自分で触ってもそこまでじゃないのに、力加減とかが上手いのかしらぁ?」

如月「どうしよう、これから司令官をからかうときは、ちょっとだけ期待が混ざっちゃいそうだわぁ」



あかり「マッサージされて涙が出てる人は前からいたけど、気持ちよかったからだったんだね」

あかり「泣かせることを目標にするのも変だけど、でもみんなが泣いて喜ぶくらいのマッサージが続けられるようにがんばろう!」

あかり「さてと、これからはなにしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>91-92の春雨、叢雲、Bep、球磨、朝潮、五月雨、筑摩以外)
3 執務
4 散歩
5 バー
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:47:08.11 ID:FQIG3K6Eo
2雲龍
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:47:11.88 ID:/3KO3z6AO
2大和
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:47:15.48 ID:0w/37fqcO
3秋月
224 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:51:12.91 ID:TB6oFdjDo
あかり「大和さん、まだ起きてますかぁ?」

大和「あかり? 起きてるよどうしたの?」

あかり「一緒に寝に来たんですよぉ」

大和「大和と? いいよ、入っておいで」

あかり「お邪魔しますよぉ」

大和「いらっしゃい、あかり」

あかり「こんばんは、大和さん。あっ、大和さん」

↓1

1 前と格好変わってませんね(着ない派)
2 前と格好違いますね
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:51:30.54 ID:eD4R/XxnO
1
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:51:44.83 ID:3I6Zy3j7O
1
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:52:25.21 ID:m6RTTqhkO
また下1になってんな
228 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/03(木) 23:54:14.89 ID:TB6oFdjDo
今回はここまでです

もうなんというかすいませんたまに↓1を混ぜて安価先を狙いづらくしてるということにしてください
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:55:49.20 ID:wFx3ajfGO
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/03(木) 23:59:32.45 ID:q6JYzy8PO
乙です
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 00:00:16.57 ID:7G/sBLH5o
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 00:11:19.89 ID:AvP/wZ1tO
乙です
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/04(金) 11:15:04.23 ID:2qIbpLVno
乙です
234 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 22:36:57.72 ID:JJXyPtFIo
開始します
235 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 22:43:35.63 ID:JJXyPtFIo
あかり「布団の中から出ないってことは前と格好変わってませんね?」

大和「今出ようと思っていたところよ」

あかり「出なくていいです!」

大和「どうする? やっぱり着た方がいい?」

あかり「……いいです、あかりの方から来たんですから」

大和「そう、それだったらいらっしゃい」パサッ

あかり「で、出なくていいって言ったのに!」

大和「出てないよ、布団を上げただけ」

あかり「出なくていいって言った意味を考えてくださいよぉ」

大和「出ようと思ってた意味もね」

あかり「はぁ、またあかりも脱いだ方がいいんですか?」

大和「チクチクしないならそっちの方がいいかなぁ」

あかり「ちゃんと服着てないかと思ったのに」ヌギ

大和「上げてるだけでも寒いから早くね」

あかり「あかりだって寒いですから早くします!」
236 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 22:48:22.98 ID:JJXyPtFIo
大和「この時期は寒さがね。最初に布団に入ったときの冷たさがこたえるの」

あかり「だったら服着ましょうよぉ」

大和「これで慣れちゃったんだからしょうがないわ」

あかり「大和さんなら何着ても似合いそうなのに」

大和「買いかぶりすぎよ。あかりが着てるようなのとか大和には似合わないから」

あかり「そんなことありませんよぉ。大和さんだって着ぐるみパジャマ似合います、可愛いですよぉ」

大和「そうかしら?」

あかり「はい。だから今度は着ぐるみパジャマを着て寝ましょう」

大和「脱がす楽しみが欲しいというわけね」

あかり「誰もそんなこと言ってませんから!」
237 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 23:06:20.15 ID:JJXyPtFIo
大和「ねぇあかり」

あかり「なんですか大和さん?」

大和「今日はどうして大和のところに来たの? 大和が寝るときこうだって知ってるのに」

あかり「変わってるかもしれないって思ったって言ったじゃないですか」

大和「そんなすぐに変わらないよ。服着てないんだから洗濯することもないんだし」

あかり「お風呂に入るのが洗濯ですよぉ」

大和「ふふっ、本当は前にやったのを期待してるんでしょ? 大和は期待してるんだけど……」ソッ

あかり「あっ、ま、待ってくださいっ!」

大和「だめ、待ったなしだよ」

あかり「そ、そうじゃなくて! 今日はその……」

大和「あかり?」

あかり「大和さん、この前酔ったときに今までに報いて欲しいって言ってましたよね」

大和「あっ、ごめんね、お酒に任せてあんな恩着せがましいこと」

あかり「いえ、言ってることは正しいと思ったんです」

あかり「みんなに順位をつけたりしたくなかったんです。ただでさえみんな大好きだってわがままを許してもらってるのに、差をつけちゃいけないって」

あかり「だけど大和さんは、最初の日から今までずっと助けられてきました。この鎮守府で1番がんばった人と聞かれたら、大和さんだって言い切れるくらいにです」

大和「だから、買いかぶりすぎよ。大和のがんばりなんてそんなでもないことだよ」

あかり「大和さんがいなかったらまだ戦ってたかもしれないですよぉ。冗談じゃなくて、本当にそう思ってます」

あかり「だから、そのお礼をしない方が差を付けるよりいけないことだって、思ったんですよぉ」

大和「お礼?」

あかり「その、これがお礼って言うと調子に乗ってるみたいに思われるかもしれませんけど、でも、1番喜びそうだから」

大和「何を、くれるの?」

あかり「……口、開けたままにしておいてください」

大和「開けたままでいればいいの?」

あかり「はい、そのままでいてくださいね……」チュッ
238 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 23:36:39.21 ID:JJXyPtFIo
大和「んっ……!?」

大和(キス、あかりから? あかりの舌が、大和の口に……)

あかり「んぅ、うむっ……」

大和(ちっちゃな舌が懸命に大和を気持ちよくさせようとして……あかりっ!)ギュッ

大和「んっ……はぅ、むぅ……」

あかり(大和さんの舌が……こうするのがいいんですか……?)

大和(そう、そうだよ、もっと絡ませて、あかり……)

あかり(そ、そろそろ、苦しい……)

大和(あっ、もう、なの、やだっ……!)ガシッ

あかり(大和さ、ん、頭掴んで……苦しい……!)

大和(もっと、大和の中に、いて、あかりっ……!)

あかり「ん、んぅ、んぶっ……ん〜……!」

大和「……っ! はぁっ……はぁはぁ……」

あかり「ぷはっ……や、大和さん……」

大和「ごめんね、あかり。苦しかった?」

あかり「苦しいですよぉ、あかりそこまで息長くないですから」

大和「もっと長く、してたかったの……」

あかり「まだ、終わりじゃありませんから。1回だけじゃ、とても返せませんよぉ」

大和「よかった、大和も1回だけじゃ、満足できなかったから……」

あかり「えへへ、大和さん口からよだれがたれてますよぉ」

大和「あっ、これは……」

あかり「あかりと大和さん、どっちのなんでしょうか? それとも、両方……?」

大和「あっ、あかり……」ピクッ

あかり「ちょっと拭きますね」

大和「ふ、拭くよりも、なめとって、ほしいな……」

あかり「な、なめとるんですか?」

大和「だめ?」

あかり「いい、ですよぉ。あかりのかも、しれませんからね……」ペロッ

大和「はっぁ……」ゾクゾク

大和(あかりの舌が、今度は大和の頬に……このまま、口開けてたら……)

あかり「大和さん、べーってしてください……絡ませるの好きなんですよね……」

大和「はふ……」ベロッ

あかり「んっ、ふ……」ペロペロ

大和「はむっ……んふぅ、あ、あかり、んちゅ……」

大和(あぁ、あかりの舌が大和のと絡み合ってるのが、見えてる……糸が……音も聞こえ……)

あかり(今まで散々されてきたけど、こんな感じになってたんだ……)
239 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/04(金) 23:55:25.66 ID:JJXyPtFIo
大和「んぅ……あかり、キス、だけなの?」

あかり「他に、して欲しいことあります?」

大和「これだけくっついてたら、わかるでしょ……?」

あかり「……はい」

大和「あかりのも、そうなってるのわかるよ……」

あかり「お、お礼なのに、あかりがそうなってたら……」

大和「いいんだよ、そうなってるあかりなんて滅多に見られないから……」

大和「大和はあかりと愛し合いたい。愛されるだけでも、愛してるだけでもだめなの」

あかり「大和さん……」

大和「一方的なのはいや。どっちもそうなってるなら、ここも絡ませればいいだけ……」

あかり「あ、んっ……大和さん……」

大和「その声を、もっと聞かせて、あかり……! 大和を愛してるって、声……もっと、聞きたい……!」
240 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 00:33:01.30 ID:hqFPt3OIo
あかり「結局大和さんが上位になっちゃいましたね」

大和「でもあかりからはじめたことだよ」

あかり「それはそうなんですけど、たまにはあかりが主導権を握りたいなっていう気持ちもありますよぉ」

大和「くすっ、まだまだあかりに主導されるわけにはいかないわ」

あかり「むぅ……あかりが提督なのに」

大和「ふふっ、よしよし、最初にキスしたときの勢いが維持できるようにがんばろうね」ナデナデ

あかり「あかりにもプライドがないわけじゃないんですから……」

大和「……あかり、ごめんね」

あかり「何がですか?」

大和「今更だけど、あかりのこれからをすごく歪めてしまったわ」

あかり「歪めた?」

大和「女同士、しかもその歳からこんなこと、真っ当な道だとは到底言えない」

大和「本当は大和達が諌めないといけない立場なのに、むしろ大和達がこっちへ導いてしまった」

あかり「そんなの気にしないでいいですよ。あかりだってたくさん悩んで、こうすることに決めたんです」

大和「悩んだって言っても、あかりはまだ……」

あかり「子供でもちゃんと悩んだんですよぉ。だから、いいんです。あかりが選んだんです」

あかり「いつか報いを受ける日が来ても、大好きだっていう気持ちを優先したことを後悔したりしませんよぉ」

あかり「それだけ強い気持ちが、今のあかりにはあるんです」

大和「……本当にあの頃とは見違えたね、あかり」

あかり「あかりもがんばりましたから!」

大和「うん、よくがんばったよ。いい子いい子」ナデナデ

あかり「んもぉ、成長したって話をしてるのに子供扱いして!」

大和「でもうれしそうに見えるよ?」

あかり「頭なでられるのは好きですから」

大和「ふっ……愛してるよあかり」

あかり「あかりもです。愛してます大和さん」
241 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 00:38:05.10 ID:hqFPt3OIo
今回はここまでです
次は青葉が着任するところからはじめます

キンクリなし派とキンクリでいいよ派の折衷案として途中まで描写するという方法を取ることもあるかもしれません
まあ結局してるんですけど
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 00:40:11.42 ID:bJjhQazso
乙 よかった
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 00:40:41.43 ID:xlJUPeBzO
おつ
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 00:59:21.81 ID:Q5lYn0Tfo
乙です
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 03:11:28.59 ID:qHvdCoIq0
スクープの嵐なんですけど青葉は大丈夫なんですかね
246 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 16:24:28.55 ID:KOJecw1WO
乙 大和が幸せそうで何よりです
247 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 22:32:45.92 ID:hqFPt3OIo
開始します
248 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 22:39:29.79 ID:hqFPt3OIo
あかり「おはようございます川内さん」

川内「おはよう提督」

あかり「昨日はちゃんと寝ましたか?」

川内「さすがに秘書艦やる前の日はね」

あかり「いきなりですいませんでした」

川内「うん、もう少し如月が来るのが遅かったらカラテの稽古に行くところだったよ」

あかり「何とか間に合ってよかったですよぉ」

川内「まあどうせ今となっては寝てても問題ない仕事なんでしょ?」

あかり「一応起きてないとだめですよぉ。ごほうびあげられません」

川内「そうだったね、それがもらえるんだった。ならがんばろうかな」

あかり「でも無理に起きてようとはしなくていいですからね。眠かったら寝てもいいですよぉ」

川内「昨日寝たから大丈夫だってば。ありがとね、提督」

あかり「むしろ心配なのはあかりの方かもしれません」

川内「なに、昨日夜更かししたの?」

あかり「えっ、まあ、そんなところです」

川内「提督が寝てたらいたずらしちゃうかもしれないから覚悟しといてよ」

あかり「眠くはないんで心配いりません!」
249 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 22:45:31.30 ID:hqFPt3OIo
妖精(猫吊るし)「おはようございます提督」

あかり「あっ、妖精さん。おはよう」

川内「どうしたの、何かあった?」

妖精(猫吊るし)「いえ、新しい艦娘の方がお見えです」

川内「また増えんの? 何もないのに戦力増強しすぎでしょ」

妖精(猫吊るし)「今回の方は戦史編纂のためにこちらに来ることになったんですよ」

あかり「せんしへんさん?」

妖精(猫吊るし)「戦いの記録を資料にまとめるということです」

川内「なるほどね、それならうちに来るのは当たり前か」

妖精(猫吊るし)「なんだかんだ言って直接終わらせたのはうちですからね」

あかり「池田先輩も一緒だったし、他のみんなもがんばってくれたからだよぉ」

川内「まっ、うちが全員を集めるために大きく造られてたの事実だし適任なことには変わりないでしょ」

妖精(猫吊るし)「降霊装置もここにありますからね」

あかり「大きく扱われるとなんだか落ち着かないよぉ」

妖精(猫吊るし)「そろそろ慣れてください。では、お呼びしますね」
250 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 22:54:03.64 ID:hqFPt3OIo
青葉「ども、恐縮です、青葉ですぅ!」

あかり「青葉さんというんですね、よろしくお願いします」

青葉「これはご丁寧に。ふむふむ、写真で拝見したときから思っていましたが可憐な方ですねぇ」

あかり「えへへ、ありがとうございます」

川内「戦史編纂のために来たんだって?」

青葉「ええそうなんですよ。そんな大任、しかも最も重要な働きをなさったこちらで行うなんて少し荷が重いです」

あかり「そんなに気負わなくても聞かれれば答えられる範囲で答えますよぉ」

青葉「答えられる範囲、やはり何か言えないようなこともやってきて……」

川内「いや単純に細かいところまで覚えてないだけだと思う」

あかり「ちゃ、ちゃんと覚えてますよぉ!」

妖精(猫吊るし)「まあ詳しい戦闘の資料については、羅針盤の妖精達がまとめてますのでそちらをどうぞ」

あかり「えっ、そんなことしてくれてたんだあの子達」

川内「記録に残すのも大事なことだもの」
251 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:11:38.34 ID:hqFPt3OIo
古鷹「ん、青葉?」

青葉「ああっ、古鷹さん。こちらにいると聞いていましたがこんなにすぐに会えるとは」

あかり「古鷹さんのお知り合いなんですか?」

古鷹「青葉は元々加古型――あっ、古鷹型のことです。ええっと、とりあえず私の末妹になる予定だった艦なんです」

青葉「諸々あって衣笠さんと共に青葉型となったんです」

川内「ちなみに加古っていうのは元々川内型4番艦に付けられる予定だった名前なのよ」

あかり「今回のは色々は特にややこしいですよぉ!」

古鷹「最終的には私の妹ではなくなったということです」

青葉「そんな冷たいこと言わないでくださいよお姉さま〜」

古鷹「型的に妹でないとしても私が妹のように思っているということは変わらないわ」

青葉「ふふっ、ありがとうございます古鷹さん」

川内「青葉は戦史編纂のために来たんだって」

古鷹「そうだったんですね。なら、古参の方から話を聞いた方がいいわね」

あかり「古鷹さんもだいぶ昔からいますよぉ」

青葉「では先ずは古鷹さんの話から聞かせてもらいましょう!」

古鷹「せっかちね。仕事熱心なのはいいけど、先ずは部屋で荷解きをしてからよ。私も手伝うから」

青葉「それを忘れていました! すいません、古鷹さん」

古鷹「これくらい、何でもないわ」

あかり「それじゃあお任せしますよぉ古鷹さん」

古鷹「はい、お任せあれ」

青葉「ご迷惑をおかけすることも多々あるかと思いますが、どうぞこれからよろしくお願いします」

あかり「はい、こちらこそよろしくお願いしますよぉ」
252 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:12:45.24 ID:hqFPt3OIo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    五月雨☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    駆逐棲姫☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
葛城☆  如月☆       
253 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:13:13.33 ID:hqFPt3OIo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲   白雪
加賀☆ 山雲   足柄☆
扶桑   大和☆ ビス子☆
千歳☆ 熊野   古鷹
金剛☆ 神通   浜風☆
文月   大鳳☆ 三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆ 秋月☆
夕立   千代田 瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆ 卯月☆
那珂☆ 酒匂   川内☆
球磨
254 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:22:15.66 ID:hqFPt3OIo
あかり「戦いの記録を資料化するとか言うから、もっとなんか役人さんみたいな人かと思ったらすごく明るい人でしたね」

川内「そうだけど、あれで青葉は数々の戦いをくぐり抜けながら、大破着底しつつも生き残った艦なのよ」

あかり「へぇ、すごいんですね」

川内「何回も大破してボロボロになりながらそれでも復活してくることから付けられたあだ名が、ソロモンの狼よ」

あかり「足柄さんと似てますね」

川内「まあね、一時期は一緒に艦隊にいたこともあるみたい」

あかり「いっぱい戦いに出ただけあって知り合いも多いってことですね」

川内「顔が広いから選ばれたのかもしれないのか。まあ色々やらかしてるところもあるけど、悪いやつじゃないと思うから仲良くしてあげて」

あかり「はい!」

川内「それじゃあ、今日の業務を始めよっか。何する?」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:22:47.10 ID:fGl2t8joo
1 陽炎
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:22:48.99 ID:bJjhQazso
1扶桑
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:22:50.10 ID:amfAnm1Xo
1 吹雪
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:23:20.43 ID:SDPTee0XO
1青葉
259 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:38:27.58 ID:hqFPt3OIo
あかり「おはようございます扶桑さん」

扶桑「おはようございます、提督。執務室の方が騒がしかったですが、何かあったんですか?」

あかり「新しい艦娘さんが来たんですよぉ」

扶桑「また新しい方が。大本営はまた新たな戦いでも予期しているんでしょうか?」

あかり「青葉さんは戦史編纂のために来たみたいですよぉ」

扶桑「戦史編纂、なるほどそれなら納得できます」

あかり「色々聞かれるかもしれませんけど、協力してあげてくださいね」

扶桑「ええ、私の知りうる限りのことをお答えしますよ」

あかり「でもまとめた戦史ってどうなるんでしょう?」

扶桑「普通は軍、というより国が保管するはずですがどうなるでしょうね。今回の戦いは軍が行った実験の失敗が原因ですから」

あかり「隠されちゃうかもしれないってことですか?」

扶桑「少なくとも自由に閲覧することはできないと思います。それに関しては先の大戦に関する資料もそうでしょうけど」

扶桑「ですがしっかりと残り続けるはずです。今回は前回よりも資料の保存性は上がっていますし、証言者や記録がなくなっているものも少ないと思いますので」

扶桑「提督が救国の英雄だって後世までしっかり伝わりますよ」

あかり「それは伝わらなくていいですよぉ!」

扶桑「ふふっ、いいじゃないですかここにいた証が残るんですから。それで、今日は何かご用ですか?」

↓2

1 最近の山城について
2 改造について
3 また似合う下着を決めてもらう
4 その他自由に
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:39:26.93 ID:ZPxv6cm50
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:42:02.86 ID:fpqUpRxrO
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:42:13.33 ID:amfAnm1Xo
2
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/05(土) 23:42:22.17 ID:kcoGJ+QAO
264 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:51:18.94 ID:hqFPt3OIo
あかり「ご用というご用はないです。お話しに来ましたよぉ」

扶桑「そう、では私のご用を聞いてもらっても?」

あかり「あかりに何か用事があるんですか?」

扶桑「はい」

あかり「なんですか? あかりにできることなら何でも聞きますよぉ」

扶桑「前にもやってもらったことがありますので、できますよ」

あかり「前にも?」

扶桑「はい、前にも同じことをしてもらいました」

あかり「ならあかりにもできますね」

扶桑「簡単なことですので。ただ、見てもらえばいいだけですから」

あかり「見る? 見るって、あっ、もしかして」

扶桑「はい、こちらです」バサッ

あかり「きゃあっ! 口で言えばいいのに、一々スカート捲らなくても!」

扶桑「今はいてるものも対象ですから」
265 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/05(土) 23:58:49.35 ID:hqFPt3OIo
あかり「前に似合うのは言ったじゃないですか」

扶桑「毎日同じ下着を付けるわけにはいきませんよ」

あかり「同じのを何枚か用意すればいいですよぉ」

扶桑「それでは芸がありません。せっかくこんなにも種類があるのに、1つのものにこだわるなんて」

あかり「前ははいてなかったのに、はくようになってからはこだわるようになるんですから」

扶桑「有用性を理解したということですよ」

あかり「人に見せるのに使うものじゃありませんから!」

扶桑「好きな人に見せるもの、ですね」

あかり「うぬっ……わかりましたよぉ、また見ます」

扶桑「ありがとうございます、提督。では、もっと近くに寄って見てくださいね」

あかり「近くに寄らなきゃだめですか?」

扶桑「だめです」

あかり「はぁ、わかりました」
266 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/06(日) 00:18:03.71 ID:EsprxtZpo
扶桑「こちらはどうですか、提督」

あかり「黒のショーツ、扶桑さんは大人だから似合いますけど、あかりにはまだ早いですよね」

扶桑「似合ってるんですか?」

あかり「似合ってます、似合ってますけど……」

扶桑「けど?」

あかり「真ん中のところ以外がほとんどすけすけになってますよぉ」

扶桑「涼しいですよ」

あかり「そりゃ涼しいでしょうけど!」

扶桑「ふふっ、実はクロッチ、真ん中の部分もよく見ると透けていたり」

あかり「え、ええっ!?」

扶桑「くすっ、透けると言われて見ましたね提督?」

あかり「あっ、こ、これは、その、そんなこといわれたら咄嗟に確認しちゃいますよぉ!」

扶桑「残念ながらここは透けてませんよ。透けてはいませんが……こうして開けるようになってます」スッ

あかり「わぁぁっ! 開かなくていいですよぉ!」
267 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/06(日) 00:32:15.69 ID:EsprxtZpo
あかり「何でそういうエッチなのばっかりなんですか!」

扶桑「前が可愛らしさだったので、今回は色気を重視してみました」

あかり「機能性とか重視しましょうよぉ」

扶桑「機能性なら優れていると思いませんか、この開く部分が」

あかり「暖かいとかはき心地がいいとかそういうのですよぉ!」

扶桑「元々はいていませんでしたから、面積が少ない方がいいみたいで」

あかり「多めにしましょうよぉ」

扶桑「このGストリングというタイプが特に少なくていいんですよね」

あかり「後ろほぼ紐じゃないですか!」

扶桑「Gストリングはティーバックと言う種類の下着なんですが、逆にティーフロントというのもありまして」

あかり「それはもはやただの紐ですよぉ!」

扶桑「最近はもう絆創膏か何かを貼っておくだけでもいいような気も」

あかり「だめですから! 元に戻ってますよぉ!」

扶桑「それで、どれがいいですか提督?」

あかり「まだパンツの形してるだけ今のが1番です! 今のにしてください!」

扶桑「今回は機能性の勝利ですね」

あかり「色気じゃなかったんですか!?」

扶桑「色気はまた次回に」

あかり「次回あるんですか!? 今回以上の色気ってなんですか!?」

扶桑「それは次回のお楽しみです。どんな下着を着けているのか、それを想像することも楽しみ方の1つですから」

あかり「なんの!?」

扶桑「好き合う者同士の営みの、です」
268 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/06(日) 00:41:20.00 ID:EsprxtZpo
扶桑「そうだ、私だけ見てもらうのも悪いですし提督も」

あかり「あ、あかりは今のが気に入ってますから結構です!」

扶桑「新たなものを試せばそちらが気に入るかもしれません。私だってはくようになって、気に入ったんですから」

あかり「うっ、そ〜れは、そうですけど」

扶桑「提督用のものもいくつか見繕っておきますね」

あかり「うぅ、確かに子供っぽすぎるかもとは思ってましたけど紐は……」

扶桑「共に冒険して、新たな扉を開きましょう」

あかり「開いちゃいけない扉を開いてる気がしますよぉ」

扶桑「禁忌の先を知りたくなるのが人間です。その感情に任せてみるのも時にはいいと思いますよ」

あかり「そうですか?」

扶桑「そうですよ。私も今、開いてはいけないところを開きたい衝動に駆られて……」

あかり「さ、さぁてと、これから何しようかなぁ!」

扶桑「んもぉ、いけずですね提督」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 00:42:16.20 ID:iHvw12cKO
1明石
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 00:42:23.87 ID:ZQNV5Ci1O
1五月雨
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 00:42:56.21 ID:HiKQ0IdKO
1間宮
272 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/06(日) 00:47:34.38 ID:EsprxtZpo
今回はここまでです
次は五月雨と交流するところからはじめます

下着の種類は調べると知らないのがいくつも出てきます
昔から試行錯誤されてきたものなんですね
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 00:49:54.74 ID:e8TbKTO2O
乙です
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 00:56:29.84 ID:+zYujt6AO
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 03:00:40.80 ID:aBpuXfeZO
乙です
AVとかWに出てくる下着はどこに売ってるの…ってびっくりさせられますよね
あとカーニバルとかの踊り子用だかの挿れる下着は…
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 14:10:02.86 ID:4nGBA6ZKo
乙です
277 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/06(日) 22:31:52.84 ID:EsprxtZpo
今日はちょっと書けそうにないので↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもいいです
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 22:32:55.67 ID:Q/9cAiERo
ゲーム世界に行った足柄
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 22:33:31.08 ID:G46sdpZfO
五月雨とひな祭り
280 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 22:33:34.44 ID:lIV/eUhDO
首を突っ込み過ぎて青葉、危機一髪
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/06(日) 22:34:27.35 ID:4XCWNArHO
青葉着任前の調査
282 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 22:34:13.85 ID:Pw9j2Nexo
開始します
283 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 22:44:52.42 ID:Pw9j2Nexo
五月雨「天気がいいなぁ」

あかり「今日もいい天気だね五月雨ちゃん」

五月雨「あっ、提督。おはようございます」

あかり「おはよう。天気いいしお外で遊びたい気分だね」

五月雨「私は雨降らないかなぁと思って見上げてたんですけどね」

あかり「雨降って欲しいの?」

五月雨「雨って名前に付きますので」

あかり「あぁ、白露型の子はそうなんだっけ」

五月雨「私までは、ですね。海風からは海風型ととも呼ばれていて、全員風の名前です。そもそも白露が雨の名前ではないですし」

あかり「うぅん、陽炎型にも風の子がいて紛らわしいよぉ」

五月雨「では海風以降が来たらこの服を着せましょう。そうすれば一目瞭然ですね」

あかり「なるほど、でもそうするには改造しないと」

五月雨「服着替えるだけなら改造しなくても平気ですから。それで、今日はどうなさいました?」

↓2

1 白露型で交流する
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 ドジっ子を直すにはどうすればいいか
4 その他自由に
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 22:45:28.89 ID:EiZL4EnR0
2
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 22:49:05.10 ID:YMHDsImKO
286 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 22:55:32.26 ID:Pw9j2Nexo
あかり「この前といい改造してもドジっ子あんまり改善しなかったね」

五月雨「この前のはあれそのドジというかなんというか」

あかり「ドジっ子って直すにはどうしたらいいんだろう?」

五月雨「そもそも具体的に何かをして直るものなんでしょうか?」

あかり「どうなんだろう? でも直せなくはないと思うな」

五月雨「何かいい方法はありますか?」

あかり「そうだねぇ、まずは何でドジするのか考えるよぉ」

五月雨「慌てすぎてしまうからですね」

あかり「ならどうしたら慌てないでいられる?」

五月雨「落ち着いたらいいと思います」

あかり「どうしたら落ち着けるのかなぁ?」
287 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 23:03:35.16 ID:Pw9j2Nexo
あかり「あっ、そうだ。前にあかりも熊野さんからいつでも落ち着けるようにって、精神修行を受けてたことがあったんだ」

五月雨「精神修行?」

あかり「うん。何をされても反応しないようにするの」

五月雨「何をされても反応しない」

あかり「名前呼ばれても返事しちゃだめだし、触られても動いたらだめなの」

五月雨「それはドジっ子とは少し主旨が違うような」

あかり「でも何にも反応しなければいつも落ち着いていられるよぉ」

五月雨「確かにそうですが」

あかり「他に案もないしやってみようよぉ」

五月雨「物は試しですね、やってみましょう!」

あかり「よぉし、それじゃあそこに座って。今からあかりが何しても反応しちゃだめだよぉ?」

五月雨「わかりました!」

あかり(何をしようかなぁ)

↓2 何をするか(選択肢内のコンマ以下で終了)

1 名前を呼ぶ(10)
2 肩を叩く(20)
3 足をくすぐる(30)
4 その他自由に(内容から判断)
288 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:04:49.86 ID:lO/6Q028O
3
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:05:00.24 ID:/rN4EGujO
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:05:09.58 ID:8oIY1yfjO
4頭を撫でる
291 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 23:10:16.30 ID:Pw9j2Nexo
あかり(よ〜し、それじゃあ)

あかり「五月雨ちゃん」

五月雨「……っ」

五月雨(危ない、反応しそうになっちゃった! 名前を呼ばれても答えちゃだめなんだった)

あかり(すごい、あかりは最初これで失敗したのに。五月雨ちゃん、当時のあかりよりは落ち着いてるよぉ)

あかり「五月雨ちゃ〜ん?」

五月雨「……」

あかり「五月雨ちゃん!」

五月雨「……」

あかり「さみちゃん」

五月雨「……っ!?」

五月雨(今の、何、あだ名!?)

あかり(急にあだ名で呼んでも引っかからないなんて、これはそろそろ手を変えた方がいいよぉ)

↓2

1 耳元で囁く(30)
2 肩を叩く(20)
3 足をくすぐる(30)
4 その他自由に(内容から判断)
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:10:58.44 ID:aSQL3XqiO
2
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:11:07.85 ID:xWXCFjBCo
>>290
294 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 23:21:06.27 ID:Pw9j2Nexo
あかり(声がだめなら実際に触れてみるよぉ)ナデナデ

五月雨「……」

五月雨(あっ、頭なでられてる)

あかり(これでも反応ないの?)ナデナデ

五月雨(えへへ、脅かそうとしてるはずなのに、すごく安心します)

あかり(う〜ん、なで方を変えてみるよぉ)ナデェ

五月雨「……」

五月雨(あっ、なで方が変わった。これはこれでいい感じです)

あかり(ううん、なんでだろう。逆に落ち着かせてるような気がするよぉ)

五月雨(はぁ、なんだか無駄に緊張していたのがほぐれてきました)

あかり(でも1回落ち着いたところにやったら効果的になるもんね! 次はどうしよう?)

↓2

1 耳元で囁く(40)
2 肩を叩く(30)
3 足をくすぐる(40)
4 その他自由に(内容から判断)
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:21:57.74 ID:o+Sl+YNDO
2
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:22:39.18 ID:QTHSnGT+O
1
297 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 23:35:57.04 ID:Pw9j2Nexo
あかり(次は触るのはやめてもう1度声をかけて緩急をつけるよぉ)

五月雨(あっ、なでるのはもう終わりなんだ)

あかり(でももう1度声をかけるだけだと二番煎じだから、今度は近くで声をかけるよぉ)

五月雨(次はなにしてくれるのかな〜)

あかり「五月雨ちゃん……」ボソッ

五月雨「……ぅっ!?」

五月雨(み、耳元から、提督の声が!?)

あかり「五月雨ちゃん……」

五月雨「……ぁっ」

五月雨(どうして、耳元で囁かれてるだけでさっきと変わらないのに……)

五月雨(息がかかるから? それとも、近いから? わからないけど、耳の中をくすぐられてる、みたいで……)

あかり「さ、み、だ、れ、ちゃん……」

五月雨「ふぁぁ……」ピクッ

あかり「はい、反応したね」

五月雨「だって、今のは……無理ですよぉ」

あかり「それができるようになるのが精神修行だよぉ」

五月雨(できるように、今のに反応できないようになるのは、ちょっといやかもしれないですね)
298 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/07(月) 23:52:41.86 ID:Pw9j2Nexo
五月雨「提督は熊野さんにどんなことされたんですか?」

あかり「あかりは最初声かけられただけで反応しちゃったよぉ」

五月雨「それはさすがに早すぎですよ」

あかり「だって修行関係なく普通に呼んだだけかと思ったんだもん」

五月雨「私は反応しなかったので当時の提督よりは落ち着いてるということですね」

あかり「今はもっと耐えられるようになったよぉ!」

五月雨「耐えているようじゃまだまだですよ。自然に受け流せるようにならないと」

あかり「それは確かにそうかも」

五月雨「なんて私が偉そうに言えたことではないですね」

あかり「えへへ、あかり達まだまだ同士だね」

五月雨「はい、どちらもまだまだみたいです」

あかり「まだまだ同士助け合って行こうね」

五月雨「はい! まだまだ提督と修行したいです!」

あかり「修行したいんだ? ん? それでいいのかな?」

五月雨「いいんですよ細かいことを気にしているからドジしちゃうんです!」

あかり「あっ、うん。必要は必要だからね。じゃあ、まだまだ修行しようね」

五月雨(ふふっ、次は何してくれるか楽しみです)

あかり「さてと、それじゃああかりはこれからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:53:38.98 ID:TsSvZO170
1愛宕
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/07(月) 23:53:46.56 ID:6N68XO8vO
1駆逐棲姫
301 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 00:11:25.65 ID:gkQ87ZOBo
駆逐棲姫「いい天気。雨降らないかな」

あかり「わるさめちゃんもそう言うんだ」

駆逐棲姫「あかり、私も?」

あかり「さっき五月雨ちゃんも同じこと言ってたんだよぉ」

駆逐棲姫「五月雨も? 何で?」

あかり「雨の名前がつく艦娘だからって。わるさめちゃんもその記憶が少しあるのかもね」

駆逐棲姫「私はそういう意味で言ったんじゃない。雨が降って上がったあとは空気が澄んでるから」

あかり「景色が綺麗に見れるね」

駆逐棲姫「うん。夜に晴れれば月が綺麗に見れる」

あかり「月見るの好きなんだ」

駆逐棲姫「私が正気を取り戻して消える前、何とか海面まで上がって空を見た」

駆逐棲姫「すごく、綺麗だった。私や他の深海棲艦が光ってて、海全体が光ってるみたいで」

駆逐棲姫「それにも負けず光ってる月が、すごく綺麗だったから」

あかり「そっか……」

あかり(そういえばわるさめちゃんは自分の記憶を持ってもう1度カードから出てきたけど、春雨ちゃんの船霊とは完全に分かれた存在になってるのかな)

あかり(それなら、正真正銘わるさめちゃんはわるさめちゃんだよね)

駆逐棲姫「でも結局晴れてないと見れないから、晴れが嫌いなわけじゃない」

あかり「雨が降っても夜まで降り続けてたら見えないもんね」

駆逐棲姫「雨のち晴れの天気がいい」

あかり「その内そんな日も来るよぉ」

あかり(さてと、わるさめちゃんとは何をしようかな?)

↓2

1 イ級の心の開き具合について
2 わるさめも服変えてみたいという話
3 春雨との近況について
4 その他自由に
302 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:13:43.66 ID:wc1+KklQO
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:13:49.47 ID:GwjEQgkSO
2
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:13:50.60 ID:49wH9Xt+0
4ほかの白露型とはどんな感じか
305 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 00:23:43.24 ID:gkQ87ZOBo
今回はここまでです
次はわるさめも服を変えてみたいという話からです

今回で五月雨の好感度が100になったので川内、球磨、五月雨の順で好感度100イベントです

囁き声ってなんでぞわぞわするのかよくわかりませんが好きですね
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:28:34.76 ID:XRFN06djO
乙です
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:32:20.99 ID:qGIgLekYo
乙です
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 00:35:56.29 ID:7Fsp2rDtO
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 08:46:38.87 ID:HaHPwX2aO
乙です
310 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 22:36:51.05 ID:gkQ87ZOBo
開始します
311 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 22:41:53.04 ID:gkQ87ZOBo
駆逐棲姫「五月雨といえば、この前服を変えた」

あかり「あぁ、そうだね変えたね」

駆逐棲姫「白露型でお揃いだけど……」

あかり「わるさめちゃんも別の服着てみたい?」

駆逐棲姫「だって、この服真っ黒だから」

あかり「黒はいやなの?」

駆逐棲姫「なんか悪いやつっぽい」

あかり「そんな感じするけどわるい春雨でわるさめだったよね?」

駆逐棲姫「それは自戒のために名づけただけで、今も悪いやつでいるつもりはない」

あかり「まあそうだよね」
312 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 22:51:03.29 ID:gkQ87ZOBo
あかり「そもそも毎日同じ服を着てるのがおかしいんだよぉ」

駆逐棲姫「普通は着替えるの?」

あかり「普通は着替えるの! どれ着ようかなって迷ってる時間も楽しいんだから」

駆逐棲姫「おしゃれだね」

あかり「いやおしゃれとかそういうレベルじゃないよぉ」

駆逐棲姫「何着か作ってもらってるから、着替えてはいるよ」

あかり「同じ服に着替えても何も気分変わらないよぉ!」

駆逐棲姫「気分を変える?」

あかり「そう。着てる服でも気分は変わるんだよぉ」

駆逐棲姫「そういうものか……なら、やっぱり変えてみたい」

あかり「よぉし、それじゃあ好きな服をここから選ぶといいよぉ」

駆逐棲姫「いつの間にか私の部屋が衣裳部屋に!」

あかり「こういう話してるといつもこうなんだよね」

妖精(猫吊るし)「これだけ造ったんですし着て欲しいと思うのは当たり前じゃないですか」

駆逐棲姫「どこから聞きつけてくるんだ、盗聴してない?」

妖精(猫吊るし)「さて、わるさめさんに似合いそうな服は」

駆逐棲姫「おい!」
313 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 23:15:43.61 ID:gkQ87ZOBo
あかり「黒がいやなら反対に白を着ればいいんだよぉ。いい人っぽくなるよぉ」

妖精(猫吊るし)「最近は白もなんかうさんくさい悪い人っぽい感じしますよ。むしろ黒が主人公カラーなことも多いです」

駆逐棲姫「暗い色より明るい色の方がいい」

妖精(猫吊るし)「わるさめさんは肌色が明るいからあまり明るい色で重ねると、逆に薄くなってしまいそうです」

あかり「じゃあ、明るくても色がついてるのがいいね。黄色っぽいのとか」

妖精(猫吊るし)「蛍光色ですね。いっそのこと赤色とかキツ目の色を入れると肌の白さも際立つかもしれません」

あかり「青は、ちょっと暗いかな。水色のね〜あっ、これなんていいんじゃないかな? ふわっとしてて悪い人の印象はなくなるかも」

妖精(猫吊るし)「ワンピースは涼しげでいいですが、わるさめさんにはへそだしスタイルをキープしてほしいんですよね」

あかり「ええ〜お腹は隠してた方がいいと思うな。ちょっと不良さんっぽいよぉ」

妖精(猫吊るし)「悪いとワイルドでは話が違いますよ。ここはもっと攻撃的に、ホットパンツとかはいてみたり」

あかり「あかりは可愛い方がいいよぉ。わるさめちゃん白いからレース柄で肌を見せてもいいかもしれないね」

妖精(猫吊るし)「レース越しもいいですけど、生の露出が」

あかり「妖精さんはどういう目線で見てるのかな?」

駆逐棲姫(は、話に入っていけない)
314 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 23:29:08.88 ID:gkQ87ZOBo
あかり「そろそろ暖かくなるし、薄手のシャツでもいいかもしれないね」

妖精(猫吊るし)「カーディガンくらいは羽織った方がよろしいかと」

駆逐棲姫「あ、あの」

あかり「とりあえず着てもらおう!」

妖精(猫吊るし)「そうですね、そうしましょう!」

駆逐棲姫「え、ええっ?」

妖精(猫吊るし)「どっちのコーデが気に入ってもらえるか勝負ですよ提督!」

あかり「むっ、望むところだよぉ!」

駆逐棲姫「えっ、えっ?」

妖精(猫吊るし)「はい、試着室はそちらですのでこれ持って着替えてきてください!」

駆逐棲姫「いつの間にか試着室が併設されてる!?」

あかり「それ終わったら次はあかりの番だからね!」

駆逐棲姫「う、うん……」

駆逐棲姫(軽はずみで服着替えたいとか言うんじゃなかった……)

駆逐棲姫(だけど、あかりがすごく楽しそうだしいいかな)
315 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 23:44:32.02 ID:gkQ87ZOBo
駆逐棲姫「疲れた……」

あかり「ごめんね、あかりばっかりはしゃいじゃって」

駆逐棲姫「ううん、私も楽しかったから」

あかり「楽しんでたんだ?」

駆逐棲姫「うん、服を着替えたら気持ちが変わるって言うのも、ちょっとだけわかった気がする」

あかり「そうでしょ! あかり達の世界に帰って普通の女の子として生活しだしたら、いつも同じ服だと変だと思われちゃうからね」

あかり「帰ったら先ずはみんなの服を買わなきゃ!」

駆逐棲姫「それより先にしなきゃいけないことたくさんある」

あかり「でも服を着てないととすることもできないよぉ」

駆逐棲姫「ふっ、ふふ」

あかり「ええ〜何がおかしいの?」

駆逐棲姫「いや、なんでもない」

あかり「もぉ、結局いつもの服に戻っちゃったけど」

駆逐棲姫「服を着て気持ちが変わるなら、この服を着てるときの気持ちある。これが1番落ち着くってわかったから」

あかり「そう? でも変えたいときは好きに変えちゃっていいんだからね。妖精さんにいえばなんでも用意してくれるから」

駆逐棲姫「うん、落ち着きたくないときに変える」

あかり「ふふっ、なにそれ。あっ、もうお昼の時間だよぉ。行こう、わるさめちゃん!」

駆逐棲姫「もうそんな時間、楽しいと過ぎるのが早い」

駆逐棲姫(何を着るかでああだこうだと長い時間をかける。これが普通の女の子というもの?)

駆逐棲姫(私もいつか人に着る服を勧める側になれるだろうか。あかりのように、楽しそうに)

駆逐棲姫(……ところでこの部屋いつ元に戻してくれるんだ?)
316 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/08(火) 23:58:04.41 ID:gkQ87ZOBo
川内「服ねぇ」

あかり「みんな同じ服ばっかり着すぎですよぉ」

川内「でもわるさめが言うようにこれが落ち着くしねぇ」

あかり「いっつも着てるから落ち着くようになったんですよぉ」

川内「落ち着くようになってるなら、それでいいじゃん」

あかり「よくないです! 那珂ちゃんは時々着替えてますけど、もっと着替えましょうよぉ」

川内「私は着替えてるよ」

あかり「えっ、そうなんですか?」

川内「寝るときジャージに」

あかり「それだけじゃなくて!」

川内「あとカラテの修行するときに血で装束編んだりしてる」

あかり「はい?」

川内「まあ気持ちはわかるけどね、人の着るものにごちゃごちゃ口出すのもあんまり趣味がいいとは言えないよ?」

あかり「ううん、そうですけど……」

川内「あんまりな格好してたらそりゃ言うべきかもしれないけど、本人が納得してるならそれでいいんだよ」

あかり「そのあんまりな格好してる人が何人かいる気がするんですが。でも、そうですね本人がそれでいいなら、あかりが言うことじゃないですよね」

川内「どうしてもって言うならこれ着てみてって持ってってあげればいいんだよ。みんな提督が似合うって言ったらたぶん着てくれるから」

あかり「こうするべき、っていうんじゃなくてこれが似合うと思うよってお勧めしてあげるんですね。それがいいです」

川内(これ着てみてって言うより脱げって言ったほうが喜ばれそうだけどね)

あかり「こっちに来てからはあかりも人のこと言えませんし、服のことは置いておきますよぉ。これからなにしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 23:59:54.89 ID:aoL+KPlpo
1川内
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 23:59:56.12 ID:EuTsLjKKo
1青葉
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/08(火) 23:59:57.89 ID:iAOFijZ5O
1秋月
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 00:00:02.38 ID:+YRbaqDSO
321 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 00:14:24.30 ID:fOVdLW1bo
妖精(アホ毛)「そこでね〜大和さんがまたバーンって撃ってぼちゃって外しちゃって〜」

青葉「ふむふむ、なるほど」

あかり「青葉さん」

青葉「ああ、これは司令官。ども」

妖精(ひよこ)「こんにちは〜」

あかり「あっ、羅針盤の妖精さん達。久しぶりだね」

妖精(魔女っ子)「久しぶりだね!」

妖精(ぬいぐるみ)「もう出番ないかと思った〜」

青葉「戦闘概略については文書にまとめてもらっていますが、やっぱり取材が大事ですよね!」

あかり「早速お仕事がんばってるんですね」

青葉「はい! その内司令官にもお話を聞くと思いますのでよろしくお願いしますね」

あかり「えへへ、取材だなんてちょっと緊張しちゃうなぁ」

妖精(アホ毛)「提督は青葉さんの様子を見にいらっしゃったんですか?」

あかり「そうだね、できれば少しお話したかったんだけど忙しいみたいだから」

青葉「いえ、時間はまだたくさんありますしそんなに急ぐこともありませんよ。取材のためには対象との信頼関係を築くことも重要なので!」

妖精(ひよこ)「じゃあ私達はお茶しに行きますね」

妖精(魔女っ子)「またね提督〜たまには私達のところにも遊びに来てね〜」

妖精(ぬいぐるみ)「お昼寝〜」

妖精(アホ毛)「自分の部屋に帰ってから!」

青葉「妖精達もにぎやかで楽しいところみたいですね」

あかり「はい。みんなとっても優しくて楽しい人達ですよぉ」

青葉「それでは、私もその一員となるために交流をしましょう! 何か聞きたいこととかありますか?」

↓2

1 事前調査の結果など
2 姉妹について
3 他の鎮守府への取材にも行くのかという話
4 その他自由に
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 00:16:30.77 ID:4XB47hQIO
2
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 00:16:36.42 ID:rYTnmMyYO
3
324 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 00:23:00.43 ID:fOVdLW1bo
今回はここまでです
次は青葉と他の鎮守府に行くのかという話をするところからです

今回で駆逐棲姫の好感度が100になったので川内、球磨、五月雨、駆逐棲姫の順でイベントです

服装関係の話は毎度思いますがせめて地の分がないとかなり説明的になってしまうしそれでも絵で書くよりわかりづらいというのが難点です
くらげ神様の触手一本だけでも移植できればいいのに
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 00:26:31.62 ID:vBTBCeqZo
乙です
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 00:27:33.61 ID:RDvdWKpco
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 01:15:07.40 ID:RujuUbCiO
乙です
328 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 08:34:54.42 ID:frJ9P86Oo
乙です
329 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 22:39:10.14 ID:fOVdLW1bo
開始します
330 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 22:44:58.45 ID:fOVdLW1bo
あかり「青葉さんはあかりのところに住むんですよね?」

青葉「ええ、こちらでやっかいになります」

あかり「あかりの鎮守府の話はあかりができますけど、他のみんなの戦史をまとめたりすることもあるんですか?」

青葉「他のみんなとおっしゃいますと、司令官の学友さん達のことですね」

あかり「はい、京子ちゃん達のことですよぉ」

青葉「もちろん他の司令官達からもお話を聞かせてもらいに行きます」

あかり「じゃあしばらくしたらうちから出て行っちゃうんですか?」

青葉「いえ、あくまで青葉はこの鎮守府預かりなので、必要なときにこちらから出向かせてもらうだけです」

あかり「そうなんですね、よかったですよぉ。せっかく会えたのにすぐ離れちゃった寂しいです」

青葉「まだこちらに来たばかりですししばらくはこちらで作業しますよ」

あかり「ここでのことをまとめ終わったら他のみんなに聞きに行くんですね」

青葉「その通りです。こちらは各鎮守府への渡航に便利な位置にありますから、拠点とするならこちらが適任なんです」

あかり「そのためにここに建てられた鎮守府ですからね!」
331 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 22:58:42.13 ID:fOVdLW1bo
青葉「参考までに聞きますが他の方はどのような人なんでしょう?」

あかり「えっとですね、まず京子ちゃん。あかりの幼馴染なんですけど1歳年上なんです」

青葉「ふむふむ」

あかり「いっつも元気で明るくて、楽しいことをすぐ思いついてやろうってみんなを引っ張ってくんです」

あかり「あかり達がこの世界に来たのも京子ちゃんが同人誌を描こうって言い出したのがそもそもの理由なんですよぉ」

青葉「なぜそれで異世界に飛ばされるのかわかりませんが、ムード兼トラブルメーカーといった感じの方なんですね」

あかり「確かにトラブルもよく起こしちゃいますけど、それが逆に楽しいんです」

あかり「何でもない日常でも京子ちゃんがいれば、ちょっとにぎやかで楽しい日に変わるんですよぉ」

青葉「歳納司令官のことを大切に想われているんですね」

あかり「あかりの大好きな幼馴染ですから!」

青葉「司令官としてはどうなんでしょうか?」

あかり「司令官としてはあかりより半年くらい早く来てたこともあって、すごく強かったんですよぉ」

あかり「でも資源を建造でいっぱい使っちゃうからあんまり出撃や改造ができてなかったみたいです」

青葉「兵站管理は苦手だが能力は有能っと」

あかり「それでも艦娘のみんなから信頼されてて、あかりもあんなふうな関係を築けたらいいなって思いましたよぉ」

青葉「部下からの信頼も篤いと。ちなみにそんな関係を築けましたか?」

あかり「えっ? あ、あぁ、まあ築けたんじゃないでしょうか。なんか違う気もしますけど」
332 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 23:13:19.55 ID:fOVdLW1bo
青葉「次は船見司令官について聞かせてもらえます?」

あかり「結衣ちゃんですね。結衣ちゃんも京子ちゃんと同じであかりの幼馴染なんですけど1歳年上です」

青葉「つまり歳納司令官とは同い年?」

あかり「そうなりますよぉ。結衣ちゃんはいつも落ち着いてて、冷静に物事を見てくれるんですよぉ」

青葉「歳納司令官とは真逆ですね」

あかり「京子ちゃんがやりすぎるとおいこらって結衣ちゃんが止めてくれるんです」

あかり「京子ちゃんが引っ張ってくれるなら、結衣ちゃんは早くなりすぎないように全体のペースを整えてくれる感じですよぉ」

青葉「なるほど、勢い任せにしないで入念に作戦を練るタイプですね」

あかり「ゲームをするときもボスと戦う前に有利になる技を覚えるまでレベルを上げてから進むんですよぉ」

青葉「その手の方は得てして思い切りがよくないことが多いですが、そちらは?」

あかり「思い切りはいい方じゃないでしょうか。中学生で1人暮らしをしてるくらいですから」

青葉「中学生で1人暮らしを! それはすごい」

あかり「すぐに家に帰れる距離で親戚の人が大家さんをやってるところですけど、それでもすごいですよね」

あかり「あかりだったらすぐに暮らせなくなっちゃうと思いますけど、ちゃんとお料理もお掃除も1人でやっちゃうんです」

青葉「なんともまあ大人びていますね」

あかり「大人ですよね。ブラックコーヒー飲めますし」

青葉「1人暮らしのあとに聞くと程度が低すぎますね」
333 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 23:32:54.75 ID:fOVdLW1bo
あかり「ちなつちゃんは中学に入ってからできたお友達なんですけど、今ではもう京子ちゃん達と同じくらい仲良しになってます」

青葉「吉川司令官は同い年ですよね?」

あかり「そうです、同じクラスです。櫻子ちゃんと向日葵ちゃんもそうですね」

青葉「吉川司令官はどのような方なんですか?」

あかり「ちなつちゃんはとっても頑張り屋さんなんです。いつもみんなのためにお茶を用意してくれて」

青葉「お茶を」

あかり「元々茶道部に入りたかったみたいですからね。結局廃部になってて勝手にごらく部にしてたんですけど」

あかり「それでも入部してくれて風邪引いてまで学校に来てお茶用意してくれたこともあるんですよぉ?」

青葉「責任感の強い方なんですね」

あかり「何が何でも絶対に諦めないっていう気持ちが強いんです。最初に集まってくれた6人だけで戦い抜こうとしてたくらいです」

青葉「ははぁ、それは筋金入りですねぇ」

あかり「それはさすがにみんなの負担も大きいからって諦めましたけど、でも滅多なことでは途中で投げ出したしない子ですよぉ」

青葉「中学生の女の子がこんな状況に立たされたら逃げ出したって文句は言われないでしょうに。司令官共々中々の肝っ玉です」

あかり「みんながいてくれたからですよ。京子ちゃんと再会したときはあかり逃げ出すかもってときでしたし」

青葉「順風満帆で来たわけではなかったんですか」

あかり「色々苦しいこともありました。それでもその度に艦娘のみんなや、京子ちゃん達に助けられてあかりはここにいるんです」

あかり「みんなへの感謝でいっぱいですよぉ。みんなががんばったからだって、ちゃんと戦史に書いてくださいね」

青葉「わかりました、みんながんばって戦い抜いたのだと書いておきます。司令官も」

あかり「あかりのことは小さくでいいですからね!」

青葉「1番の大役を果たしたのですから、1番大きく書きますよ。平和を取り戻した幼い少女達、そのリーダーである赤毛の少女の知られざる素顔とは!」

あかり「リーダーじゃないですからやめてください〜!」
334 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/09(水) 23:44:58.10 ID:fOVdLW1bo
青葉「さっきもチラッとおっしゃってましたが、先ほどご紹介いただいた3人と司令官でごらく部という部活動をなさっていたとか」

あかり「してましたよぉ」

青葉「具体的に何をする部活なんです?」

あかり「好きだらです!」

青葉「スケトウダラ?」

あかり「好きだらです。好きにだらだらするだけです」

青葉「それは部活なんですか?」

あかり「まあ京子ちゃんが部活だって言って勝手に使ってるだけで、本当の部活じゃありませんけど」

あかり「あかりはみんなで集まれるごらく部が大好きですよぉ。ごらく部がなかったらちなつちゃんとも仲良くなれなかったかもしれないですし」

青葉「茶道部だと思ってごらく部に入ったんでしたね」

あかり「茶道部室を勝手に使っててそこにちなつちゃんが来たのを、京子ちゃんがちょっと強引に誘ったんです」

青葉「それで律儀にお茶汲みするというのはすごいですね」

あかり「ちなつちゃんも気に入ってくれたんですよぉ。でも部室の無断使用はだめだって杉浦先輩達生徒会の人から言われることもあります」

青葉「ふむふむ、先ほどの3人以外の司令官達とのつながりもごらく部からなんですね」

あかり「櫻子ちゃん達には生徒会のプリント整理手伝ってって言われたのが始まりでしたけどね」

青葉「他の方の話はまた今度聞きましょう。荷解きもほどほどにお話を始めてしまったので」

あかり「本当に熱心ですね」

青葉「私が人の話を聞くのが好きなだけですよ。それでは、これからもどうぞよろしくお願いします」

あかり「こちらこそよろしくお願いしますよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ?」

↓2

1 艦娘との交流(>>252-253の朝潮、扶桑、五月雨、駆逐棲姫、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 23:45:46.88 ID:59vHIzTcO
1酒匂
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/09(水) 23:45:56.04 ID:Kb+RhwS3O
1秋月
337 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 00:07:14.05 ID:LXge9GIno
秋月「う〜ん、まだ開始しないのかなぁ」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜」

あかり「何を見てるの秋月ちゃん?」

秋月「司令。スマホ版艦これです。事前登録はしましたけどいつ開始するかわからなくて」

あかり「スマホ版はまだ始まってなかったんだ」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

秋月「どうしたの長10cm砲ちゃん? あっ、今冬から? 今もう春だから12月くらいってこと?」

あかり「なのかなぁ?」

秋月「遠いなぁ、あっでも事前登録した人の中から先行運用できる人が抽選で選ばれるみたいです」

あかり「先にできる人がいるってこと?」

秋月「そのようです。βテストみたいなものでしょうか、当たるといいなぁ。10万人、数は多いけど倍率はどれくらいになるんだろう」

あかり「パソコン版と一緒ならあんまり課金しなくていいから安心だね」

秋月「課金の話はもうやめてください! あれもやり過ぎだって怒られて上限が設定されるようになったんですから」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう〜」

あかり「無理のない程度にするなら問題ないんだけど、欲しくなっちゃうからねぇ」

秋月「あぁ節制癖がついていたはずなのに、いつの間にか欲にまみれてしまいました……」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ〜」

あかり「あははは、ちょっとくらいはあった方が自然だよぉ」

秋月「反動でちょっとじゃ済まなくなるから問題なんです。はぁ、だめですこんなことを考えていたら、他の話題にしましょう!」

↓2

1 長10cm砲ちゃん軽量化計画
2 更にゲームの恋愛術を試してみる秋月
3 改になった証をどうするかという話
4 その他自由に
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:08:23.87 ID:2bGvY+mzO
1
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:08:24.26 ID:aubCNoqno
3
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:08:28.86 ID:bqijvxxAO
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:08:28.93 ID:PVP/TdipO
342 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 00:13:50.64 ID:LXge9GIno
今回はここまでです
次は秋月と改になった証をどうするかという話をするところからです

実際先行運用の倍率ってどんなもんなんでしょうかね
どれくらいが事前登録してるんでしょうか
343 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:14:11.14 ID:aubCNoqno
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:14:42.50 ID:Shp1E6+yO
乙です
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 00:29:07.44 ID:Mjz9U9tto
乙です
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 01:10:48.39 ID:X7PDM4IrO
乙です
最近インしてなかったらから初めて知った…
347 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 22:36:25.66 ID:LXge9GIno
開始します
348 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 22:38:00.39 ID:LXge9GIno
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
山城☆  吹雪    北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  舞風☆  
349 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 22:38:39.50 ID:LXge9GIno
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑   大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
350 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 22:42:01.84 ID:LXge9GIno
秋月「司令、私改になりましたよ」

あかり「この前いっぱい改造したときになったね」

秋月「あんまり姿も変わってません」

あかり「改ですごく変わるのは珍しいみたいだからね」

秋月「……」

あかり「ん?」

秋月「私も改造された証に何かしてくださいよぉ!」

あかり「あぁ、そうだね。改になった証をどうするか考えないと」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

あかり「長10cm砲ちゃんも何かしてほしいの?」

長10cm砲ちゃん「きゅう」コクリ

あかり「じゃあ長10cm砲ちゃんのも一緒に考えるよぉ」
351 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 22:53:21.19 ID:LXge9GIno
あかり「秋月ちゃんって姉妹で1人だけ服が違うわけじゃないんだよね?」

秋月「ええ、照月も初月も似たような衣装でした」

あかり「ん〜どんなのがいいかなぁ」

秋月「あっ、司令の学校の制服とか。叢雲さん着なくなったので、私が」

あかり「叢雲ちゃんたまに着るって言ってたけど、秋月ちゃんも似合いそうだね」

秋月「ええまあ、VRの中で数ヶ月は着てましたから」

あかり「えっ?」

秋月「こっちの話です!」

あかり「そう? それじゃあ七森中の制服みたいなのと、あとはどうしよう」

秋月「私、夕張さんに間違われたこともあるんです」

あかり「夕張さんに? それじゃあ夕張さんっぽい服でもいいかもね」

秋月「あまり特徴的ではありませんが可愛らしい服ですね。お腹が出てるのはあれですが」

あかり「誰かと服お揃いっていうのはいいかもしれないよぉ。そうだ、砲が動いてる繋がりで島風ちゃんの服も候補にしよう!」

秋月「ええっ!? 島風さんの服ですかぁ!?」

あかり「特徴的だよぉ?」

秋月「そりゃ特徴的ですけど……」

あかり「くじを作るからそれを引いて当たったのにしようね」

秋月「うぅ、司令の制服が引けるといいなぁ」

↓2 秋月の服

1 七森中の制服っぽいの
2 夕張の服っぽいの
3 島風の服っぽいの
4 その他自由に
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 22:53:55.80 ID:iTTvO+ogo
1
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 22:53:58.09 ID:/4BjU21OO
2
354 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 23:11:13.80 ID:LXge9GIno
あかり「はいどうぞ!」

秋月「くっ、こうなったら長10cm砲ちゃん!」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜きゅ〜」

あかり「長10cm砲ちゃんが引くの?」

秋月「この子が引くとガチャがよく当たったので。忌まわしい記憶ですが役に立つときがきました」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜」

あかり「それじゃあ、はい。長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜、きゅう!」スッ

秋月「何が出たの?」

あかり「それは夕張さんの服だね」

秋月「はぁ、なんとか妥協点です。ありがとね長10cm砲ちゃん」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

あかり「島風ちゃんの格好そんなにいや?」

秋月「逆に司令はできるんですか?」

あかり「ええっとぉ」

秋月「そうでしょう? 島風さんには悪いですがあれは無理です」

あかり「島風ちゃんはもう慣れたけど、秋月ちゃんがやってたらすごい違和感ありそうだよぉ」

秋月「改になった証ですから違和感はあっていいかもしれませんけど。とりあえず夕張さんっぽい服にしますね」

あかり「うん、わかった。それじゃあ着替えてる間に長10cm砲ちゃんの方を変えちゃうね」

秋月「着替えてる間にって」

妖精(猫吊るし)「こちらへどうぞ」

秋月「いつの間にか試着室が併設されてる!?」

妖精(猫吊るし)「その台詞を日に2度も聞くとは思いませんでした」

あかり「長10cm砲ちゃんはね〜リボンを巻いてあげるよぉ。砲塔のところでいい?」

長10cm砲ちゃん「きゅう」フルフル

あかり「だめ? あぁ、砲塔取れるんだっけ。じゃあ首のところに巻いて上げるね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」ピョンピョン

秋月「さてと私も着替えますか」

妖精(猫吊るし)「見せていないとは言え、下着のセンスについては島風さんのことどうこう言えるものではないと思いますよ」

秋月「島風さんのように見せてないからいいんです!」
355 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 23:25:32.75 ID:LXge9GIno
秋月「どうですか?」

あかり「どことな〜く、似てる気がする」

秋月「気がするなんですね」

あかり「秋月ちゃんの方が髪の毛が広がってて、夕張さんはまとまってるからね」

秋月「底は質の問題ですからどうにもなりません。別に似せようとしてるわけでもないですし」

あかり「夕張さん元気にしてるかなぁ。そろそろ櫻子ちゃんにも会いたいし、空母棲姫さんに新しい深海棲艦がいたことも伝えたいし」

秋月「また出向きますか? 私もご一緒しても?」

あかり「そうだね、お揃いのところ夕張さんに見せたらきっと喜ぶよぉ」

秋月「けどやっぱりお腹が気になりますね……外気に直接触れているとなんというか、こうそこはかとなく羞恥心が」

あかり「お腹出してる人いっぱいいるし気にしなくていいよぉ」

秋月「お腹出してるどころじゃない人がちらほらいますが。みんなで島風さんの格好をすれば気にならないということですか?」

あかり「それはそれだよぉ」

秋月「なんですかそれは。とりあえず、心機一転した気分でがんばりますね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」スイー

あかり「長10cm砲ちゃんもリボン気に入ってくれたみたいだよぉ」

秋月「飛び回って引っ掛けたりしないでね?」

あかり「そういえば夕張さんアニメは好きみたいだけど、ゲームも好きなのかなぁ?」

秋月「へぇ、アニメ好きだったんですか」

あかり「だから意外と話は合うかもしれないよぉ」

秋月「語り合える仲間がいるのはうれしいです! ネットでの交流もいいですけど、顔を合わせてお話ができるといいですよね!」

あかり「結衣ちゃんのところにもまた行こっか」

秋月「はい! 師匠にこれだけ鍛えましたよって伝えにいきます!」

あかり(結衣ちゃん絶対ものすごく驚くか困惑するだろうなぁ)
356 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 23:33:38.75 ID:LXge9GIno
あかり「今日はもう遅いからまた今度ね」

秋月「ええ、わかっています」

長10cm砲ちゃん「きゅうきゅう〜」パタパタ

あかり「そのリボン大事にしてね、長10cm砲ちゃん」

秋月「改になった証ですか、そんなことを言って私達に着替えさせたいだけなんじゃないですか?」

あかり「うんそうだよ」

秋月「へっ?」

あかり「みんな全然服着替えないんだもん。もっと幅を広げてもいいと思うんだよぉ、せっかくこんなに可愛いのにもったいない!」

あかり「こうして誰かが着替えてくれたら別の誰かがそれを見て自分もって思ってくれるかもしれないからね。さっきわるさめちゃんがそう言ってたし」

秋月「なるほど、そういう意図があったんですね」

あかり「あれが似合うかなぁ、これもいいなぁって考える時間ってすごく楽しいんだよぉ。秋月ちゃんもいつかはわかるときがくるから」

秋月「もうわかってますよ。この装備とあの装備をつけるとどういう相乗効果があるのかって考えるの楽しいです!」

あかり「あ、あははは、課金しないだけじゃなくてゲーム自体ほどほどにしようね」

長10cm砲ちゃん「きゅう」

あかり「さてと、それじゃあこれからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>348の青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:34:51.66 ID:ttgJYpP6O
1間宮
358 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:34:56.54 ID:Aint1NGTO
1イムヤ
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:34:57.00 ID:fSR0vIkDO
1愛宕
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:38:06.49 ID:0TLiNsxnO
そういや間宮と伊良湖って好感度上限オーバーだけど100未満の方に入ってるよね
1000でカンストして100の方に入るの?
361 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/10(木) 23:48:37.34 ID:LXge9GIno
>>360
そうなります表示上の桁が1つ大きいだけなので好感度100のイベントも1000で起きます


伊168「ふっ、こんなにしちゃってたんだ」

あかり「こっちもスマホを見てるよぉ」

伊168「こっちもってどういうこと司令官?」

あかり「さっき秋月ちゃんのところ行ったらスマホ見てたから」

伊168「まさかこれ見てたんじゃ」

あかり「どれ?」

伊168「いや、秋月にお勧めした例のソーシャルゲーム。色々あって今まで課金した分が返ってきたの」

あかり「わぁ、お金返ってきたんだ」

伊168「いやゲーム内でガチャ引けるやつとかアイテムと交換できるやつだけどね」

あかり「それでもしばらくは課金しなくてもそれ使えるよね」

伊168「まあね、だけどその、今までこれだけ課金しましたよって見せ付けられるとちょっと、ね」

あかり「そんなにしてたの?」

伊168「してたみたい。ほんと、目の前でお金がなくなってくわけじゃないから感覚が麻痺してる」

あかり「それは危ないよぉ」

伊168「私もしばらくソシャゲ断ちしよう。それがいい」

あかり「それじゃあスマホはやめてあかりと遊ぼうよぉ。何しよう?」

↓2

1 大鯨について
2 イムヤもお風呂でいたずらしてるのかという話
3 水着に異常がないかチェックする話
4 その他自由に
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:49:38.29 ID:DrkGgeRcO
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:49:40.65 ID:aubCNoqno
2
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/10(木) 23:49:42.38 ID:lyQr6QlJO
365 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 00:00:27.20 ID:IS0+fEZNo
伊168「遊びって何するの?」

あかり「う〜ん、もうすぐお夕飯だしちょっとお話するだけにしとこっか」

伊168「気が紛れればスマホに手が伸びることもないからいいよ。何話そうか」

あかり「そうだねぇ、ゴーヤちゃんのこと」

伊168「ゴーヤのこと?」

あかり「ゴーヤちゃんお風呂でいたずらしてるんだって」

伊168「あぁ、潜水して近づいて胸とか揉んだりするやつね」

あかり「イムヤちゃんも知ってるんだ」

伊168「時々なんでか私に報告してくるの」

伊168「武蔵さんにやったら遊んでほしいのかって言われて意外と怒られなかった〜とか、文月に長くやってたら寿命が罪悪感でマッハだとか」

あかり「結構やってるんだね」

伊168「1日1回はやってるみたい。よく飽きないよね」

あかり「イムヤちゃんもやってたりしない?」

伊168「私はやってないよ。天龍とか怒って刀振り回してくるとか言うし」

あかり「刀お風呂に持って入ってるんだ」
366 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 00:09:47.65 ID:IS0+fEZNo
伊168「でも咄嗟のことだから意外な一面が見れることもあるらしいわ」

あかり「そうなの?」

伊168「足柄さんは初めてやったとき驚いて猫みたいな声上げたうえに泣いたとか」

あかり「足柄さんが?」

伊168「うん、まあちょっと涙が出ただけなのを誇張して言ってるのかもしれないけど」

あかり「足柄さんがそんなふうになるなんて」

伊168「後ねぇ、熊野さんは驚かすと変な声出してお風呂場に反響するからうるさいとか」

あかり「それは知ってるよぉ。最近聞いてないけど」

伊168「最近は離島棲鬼さんにするのがお気に入りなんだって。何度やってもオーバーリアクション取ってくれるとか」

あかり「みんな落ち着いてるところなんだから邪魔しちゃだめだよぉ」

伊168「イムヤとしてはそれくらいの遊びはあってもいいと思うけどね。まあ本気で邪魔になりそうなときはしないみたいだから」

あかり「選んでるならまあ、いいのかな?」
367 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 00:24:35.91 ID:IS0+fEZNo
伊168「とにかくイムヤはやってないから」

あかり「そうなんだ、ゴーヤちゃんだけなんだね。困ったものだよぉ」

伊168「まあやり過ぎないように大鯨と一緒に注意してるから」

あかり「それなら安心だね。あっ、もうお夕飯の時間だよぉ」

伊168「そうだね、行こうか」

あかり「今日のお夕飯は何かな――」

伊168「ふふっ、隙を見せたな司令官!」ガバッ

あかり「きゃあっ!」

伊168「今までやらなかったからと言って、これからやらないとは限らないんだよ?」

あかり「い、イムヤちゃん、もぉ、びっくりしたよぉ」

伊168「司令官の反応は意外性がないなぁ」モミモミ

あかり「あっ、ちょ、だ、だめだよぉ、離してイムヤちゃん」

伊168「もっとなんかないの〜、ねぇ?」クニッ

あかり「イムヤちゃ……んっ……」ピクッ

伊168「あっ……」

あかり「あ、あかり先行くからね!」

伊168「あ、うん……司令官、今ちょっと」

伊168「その感覚もう知ってるんだ司令官。それは、意外かも」
368 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 00:33:31.76 ID:IS0+fEZNo
今回はここまでです

今や大手の会社はどこも手を出してますし本当に儲かるんでしょうねソシャゲって
やってないときはそんなのに金使うのはおかしいと思うんですがいざやると射幸心ジャブジャブなんですよね
恐ろしいものです
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 00:34:06.34 ID:C/dbVajcO
やっぱり家庭用ゲームがナンバーワン
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 00:34:39.50 ID:miQxXNpgo
乙です
371 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 05:10:30.84 ID:ujj52nJaO
乙です
ソシャゲ関連は運営次第ですよね…
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 09:08:53.15 ID:isP/xgMro
乙です
373 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 22:40:22.79 ID:IS0+fEZNo
開始します
374 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 22:49:03.30 ID:IS0+fEZNo
川内「いたずらねぇ」

あかり「川内さんも好きそうですよねそういうの」

川内「私はそういうのしないよ! アイサツ前のアンブッシュは1回までしか許されてないからね!」

あかり「よくわかりませんけどあかりのこと時々攫うじゃないですか」

川内「あれはアイサツしてるからいいの!」

あかり「はぁ、基準がわかりませんよぉ」

川内「でもまあ嫌いじゃあないよね」

あかり「ですよねそうだと思いました」

川内「また提督攫ったら誰か夜戦付き合ってくれるかな?」

あかり「素直に夜戦しようって言いましょうよぉ」

川内「ええ〜変なふうに勘違いされたらいやじゃん」

あかり「ああいうふうな使い方するのは川内さんだけです!」

川内「いやたぶん私だけじゃないと思うけどなぁ。まあいいや、今日はもうおしまい?」

あかり「おしまいです。ごほうびですね」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 次の行動選択で交流確定
3 マッサージしてあげる
4 言うこと何でも1つ聞く
375 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 22:52:20.11 ID:r+F59L4DO
3
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 22:52:27.01 ID:TaM0SCJZO
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/11(金) 22:52:30.74 ID:MJMwtQeAO
378 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 22:59:20.25 ID:IS0+fEZNo
川内「何がいいかな〜今度こそあれしちゃおっかな〜」

あかり「あんまり過激なのはだめですよぉ」

川内「提督がやってるマッサージもだいぶ過激だと思うけどね」

あかり「そんなに強くマッサージしてませんよぉ」

川内「いや強さの問題じゃなくてね。う〜ん、それじゃあねぇ」

あかり「はい」

川内「頭なでて」

あかり「それでいいんですか?」

川内「いいよ〜ほら早く〜」

あかり「わかりましたよぉ、じゃあここに座ってください」

川内「よいしょっと。よし、ばっちこ〜い!」
379 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:09:38.09 ID:IS0+fEZNo
あかり「川内さんもアイドルやれそうですよね」ナデナデ

川内「私がアイドル? 無理無理」

あかり「何でですか? 可愛いのに」

川内「スケジュール管理されるの嫌いだし」

あかり「あぁ、それはなんかぽいです」

川内「夕立の真似?」

あかり「違いますよぉ。川内さんらしいって思ったんです」

川内「提督は私をなんだと思ってるのさ〜」

あかり「自由な人です」

川内「それほめてる?」

あかり「ほめてますよぉ。なんていうか自分で選んで生きてる〜って感じがして素敵です」

川内「まあ自分勝手なところはあるけどね」

あかり「わかってるなら直してください」

川内「追々ね〜」

あかり「もぉ、しょうがない人ですよぉ」

川内「えへへ」
380 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:13:54.41 ID:IS0+fEZNo
あかり「はい、そろそろおしまいです」

川内「もう〜? まだしてたい〜」

あかり「もうそろそろみんな寝ちゃいますし、早く明日の秘書艦を決めて伝えないと」

川内「ちぇ〜」

あかり「そんな顔しないでください、またいつでもしますから、ね?」ナデナデ

川内「うん、それじゃあ明日の秘書艦誰にするの?」

あかり「明日の秘書艦はですねぇ。あれ? そういえば明日は球磨さんと山にお泊りに行くから、秘書艦は選ばなくていいんじゃ」

川内「選ばなくていいの? じゃあもっと一緒にいていいよね!」

あかり「あぁ、まあ構いませんよぉ」

川内「やった! じゃあねぇ、次は私がなでなでしてあげる! ほら、場所交代!」

あかり「はいはい、わかりましたよぉ」
381 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:22:30.00 ID:IS0+fEZNo
川内「はげるくらいやっちゃうよ〜!」

あかり「やめてください!」

川内「冗談だって。焼けるくらいにするから」

あかり「もっとだめですよぉ!」

川内「うそうそ、焼かなくても綺麗な赤色してるもんね提督の髪はさ」ナデナデ

あかり「焼いたら赤じゃなくて黒になっちゃいますよぉ」

川内「黒髪もいいと思うなぁ」

あかり「だからって焼いちゃだめですから!」

川内「あはは、わかってるよ。ていうかそもそも燃やせないし。カトン・ジツ使えないから」

あかり「なら安心ですよぉ」

川内「変わりに血で更に真っ赤に染めてあげようか」

あかり「何でそこまでしてあかりの髪色を変えようとするんですか!」
382 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:31:53.29 ID:IS0+fEZNo
川内「夜かぁ」

あかり「夜戦したいですか?」

川内「ううん、ここに来る前のことを考えてて」

あかり「来る前って何でか近くの街にいろって言われてたんですよね」

川内「その方が面白いからってね。ここだけじゃなくて軍全体がゆるい雰囲気になってるみたいだよ」

あかり「おかげであかりもゆるくいられるので助かりますよぉ」

川内「あの頃は早く見つけて欲しくてこの近くに来ては夜戦したい夜戦したいって騒いでたなぁ」

あかり「近所迷惑ですよぉ」

川内「近所なんて海しかないじゃない」

あかり「お魚さんが寝てます」

川内「それは波の音で相殺されるからいいの」

あかり「相殺されるかどうかはともかく海の中まで聞こえないですよね」

川内「だからいいの。少し騒いでたら神通やら熊野やら瑞鶴やらが来て相手してくれてたから」

あかり「そこまで来るならしれっとうちの中に紛れ込めばよかったのに」

川内「一応命令は守るよ、艦娘だから!」

あかり「一応ですか」

川内「一応です!」
383 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:37:56.09 ID:IS0+fEZNo
あかり「夜騒いでるのは今と変わりませんね」

川内「今はあんまり騒いでないでしょ」

あかり「そうでした」

川内「提督が夜戦場作ってくれたからね」

あかり「夜は大体あそこで過ごしてるんですか?」

川内「あそこにいることもあれば竹林をチョップで伐採してることもある」

あかり「それは勝手にやっちゃだめなんじゃ」

川内「軍所有の林だから平気平気。ゴミにするんじゃなくてちゃんと業者に売ってるしね」

あかり「それこそ許可がいりそうですけど。まあそこは気にしないでおきます」

川内「そうそう、気にしなくていいこともあるんだよ」
384 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:45:30.02 ID:IS0+fEZNo
あかり「……」

川内「ん〜、今度は何を気にしてるのかなぁ?」

あかり「いえ、その、ずっと頭なでてお話してるだけだなぁって」

川内「他に何かしたいことがあるの?」

あかり「いえ、あかりは別にこれでいいですけど」

川内「じゃあ何を気にしてるの?」

あかり「あぁ、その……」

川内「ん?」

あかり「……エッチなことしないんだなぁって」

川内「……」

あかり「い、いや、だって最近なんかこうそういうのばっかりで、川内さんだってこの前一緒に寝たときはそういう感じだったし!」
385 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/11(金) 23:54:57.78 ID:IS0+fEZNo
川内「されるの期待してるの?」

あかり「しし、してないですよぉ期待なんて!」

川内「ふぅん、えいっ」ガバッ

あかり「ひゃっ!」

川内「おお〜身構えてるね提督」

あかり「せ、川内さん」

川内「大丈夫、今日はそういうことしないから固くならないで」

あかり「ほ、本当ですか?」

川内「本当だよ、私を信じて」

あかり「は、はい、信じますよぉ」

川内「ふふっ、そういうことを知ってもまだまだ子供だね提督」

あかり「だ、だって!」

川内「可愛いなぁ」ギュッ

あかり「きゃっ」

川内「過剰に反応し過ぎだって」

あかり「うぅ、しょうがないじゃないですかぁ」
386 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 00:26:46.80 ID:Mw2sFAAso
川内「記憶が鮮烈過ぎてどうしても過度に反応しちゃう。初心なんだねぇ」

あかり「あかりにはきっとまだ早すぎたんですよぉ」

川内「それはあるだろうね。でもまあやっちゃったもんはしょうがないし、これからどうするか考えないと」

あかり「どうすればいいんですか?」

川内「そうだねぇ、自分の中で折り合いを付けるしかないけど私から言えることはね」

川内「1回そういうことしたらそれからずっと、そういうことしかしないわけじゃないよねってこと」

あかり「そういうことしかしないわけじゃない?」

川内「そう。夫婦だったり恋人同士だったりでそういうことしてる人達でも、手を繋いだり抱き合うだけだったり、話をするだけだったり、そういう触れ合いもするでしょ?」

川内「それはある意味で1つの到達点かもしれないけど、だからってずっとそればかりするわけじゃない」

川内「たまにはこうやって頭をなでて、会話をして、ただ抱きしめて。そういうことじゃない触れ合いがしたいときもある」

川内「特別な事だって考えなくていいんだよ。ただそういった触れ合いの選択肢にそういうことが入っただけなんだって」

あかり「選択肢に……」

川内「そう、だから警戒しなくていいんだよ。提督が戸惑ってるっていうことは、少なからず相手にだってそういう戸惑いがあるはずだし」

川内「私達だってそういうのはじめてなんだよ? 軽々しくしてるように見えて色々悩むんだよ」

あかり「同じなんですねあかりも川内さん達も」

川内「同じだよ。同じだからそういう気持ちになるの。だから安心していいんだよ」

川内「戸惑ってる気持ちは一緒だから、提督だけわからないままにしない。わからないことや戸惑うことは全部、一緒に学んで教えてあげる」

川内「私は、きっと私達は、提督と一緒が好きだからね」

あかり「……あかりもみんなと一緒が好きですよぉ」

川内「うん、一緒になろうね提督」
387 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 00:50:03.40 ID:Mw2sFAAso
あかり「寝るのも一緒ですね」

川内「今日は昼起きてたからね」

あかり「普通は昼には起きてるものですから」

川内「このままじゃ生活リズムが崩れちゃうよ」

あかり「崩れてたのが普通になるんです!」

川内「まあね〜」

あかり「……あの、川内さん」

川内「なに?」

あかり「こういうの聞くの変かもしれませんけど、今日は何でそういう気分じゃなかったんですか?」

川内「何でって、そうだなぁ秘書艦だったからかなぁ」

あかり「秘書艦だったらなんでそうなるんです?」

川内「……そういうことだよ」

あかり「どういうことです?」

川内「さぁて、もう夜遅いから寝よっか。おやすみ〜」

あかり「ええっ、ちょ、川内さん! どういうことなのかまだ教えてもらってませんよぉ!」

川内「別に何のこともないよ〜」

あかり「何のこともないなら教えてくださいよ〜!」

川内(提督が執務室にいない間、服やらペンやら提督がいつも使ってるものにどうしても目が行ってしまう。ただ、それだけのことだから)

川内(そういうことしかしないわけじゃないなんてどの口が言うんだか。ごめんね提督、私の頭の中、エッチなことでいっぱいだよ)

川内(でも、私をこうしたのは提督だから、私も提督をそうする。それで一緒だよ、提督)
388 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 00:55:30.23 ID:Mw2sFAAso
今回はここまでです
次は足柄がゲームの世界に行く小ネタから

好感度100の艦娘も気づけばやっと折り返しになりました長かったですね
最初はED後にその時点でいた艦娘の好感度100イベントを垂れ流して全員終わったらグランドEDにという流れにしようと考えてました
とはいえ仲良くなっていく過程も大事なので今の形になりました
というか過程がないと全員分のイベント内容考えられませんでした
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 00:59:14.91 ID:7rFKjCHmo
乙です
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:01:51.10 ID:g9ePJzD0o
乙です
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 01:02:54.70 ID:3WIrB6EOO
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/12(土) 09:13:12.89 ID:iLBRcF7KO
乙です
393 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 22:41:09.66 ID:Mw2sFAAso
開始します
394 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 22:47:43.90 ID:Mw2sFAAso
足柄「ん……もう朝か」

足柄「今日は何しようかな。まったく予定がないわ」

足柄「はぁ、平和なのが1番だけどどうも手持ち無沙汰よねぇ」

足柄「あの子の世界に行ったらそうでもないのかしら。なら早く行きたいわね」

足柄「さてと、とりあえず着替えてから考えましょう」

足柄「ん? これは……改二になる前の服? どうしてこれしかないのかしら?」

足柄「全部洗濯に出してたっけ? まあ服が重要なわけじゃないし別にいいか」

足柄「なんだかこの服を着ると昔を思い出すわ。戦いの中で充実した日々……」

足柄「ってほど戦い漬けでもなかったけど毎日が暇ではなかったわね」

足柄「何か日課でも作ってやり続けないとなまっちゃいそうだわ。お肉は付かないんだけど」

足柄「……本当に付いてないわよね? うん、大丈夫。よし、それじゃあご飯食べに行くとするわ!」
395 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 22:53:18.96 ID:Mw2sFAAso
睦月「およ? 足柄さん、おはようございます」

足柄「えっ、誰?」

睦月「にゃっ!? 開口一番それは酷すぎです!」

足柄「いや、だって、見覚えないし」

睦月「んもぉ、いつも一緒に戦ってるじゃないですか。睦月ですよ!」

足柄「睦月? 睦月型1番艦の?」

睦月「それ以外に誰がいるって言うんですか? まだ寝ぼけてるんです?」

足柄「ええっ、如月は最近入ってきたけどあなたが来た覚えはないんだけど」

睦月「如月ちゃんが最近? もう少し前じゃないですか、というか足柄さんより先でしょう?」

足柄「いやいや、私の方が断然早かったわよ! 私はまだ戦中だったし!」

睦月「今も戦中じゃないですか」

足柄「えっ?」

睦月「ん?」
396 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 23:01:06.01 ID:Mw2sFAAso
足柄「ちょっと待って、まだ戦中? 私達が降霊装置をサルベージしてもう深海棲艦は出ないはず」

睦月「こうれいそうちって何です?」

足柄「それは深海棲艦を発生させてる装置のことに決まってるでしょ!」

睦月「ええっと、睦月が知る限りでは深海棲艦の発生理由は不明だったはずなんですけど」

あかり「どうかしたの睦月ちゃん?」

睦月「あぁっ、司令官!」

足柄「提督!」

あかり「足柄さんもいたんですね。おはようございます」

睦月「司令官、足柄さんの様子がおかしいです! 睦月のことがわからなかったり、高齢化社会が深海棲艦を発生させてるとか言ったり」

足柄「降霊装置よ! 一緒に戦って引き上げたでしょ?」

あかり「あかりの記憶ではそんなことした覚えはないんですけど」

足柄「うそでしょ!?」
397 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 23:06:23.57 ID:Mw2sFAAso
足柄「一体何がどうなってるの!?」

あかり「足柄さん変な夢でもみたのかなぁ?」

睦月「司令官が戦力揃ってないからって酷使するから疲れてるにゃしぃ!」

あかり「そんな、ちゃんと疲れてたら休ませてあげてるよぉ」

足柄「戦力が揃ってない? 大和は?」

あかり「大和さんなんて大型建造しないと建造できないんですからいるわけないじゃないですか」

睦月「今大型建造なんてやったら最低値でやっても備蓄庫の風通しがよくなっちゃいます」

足柄「いやだってあなた初日で建造したんでしょ!?」

あかり「してませんよぉ! 睦月ちゃんはそうですけど」

睦月「あの、足柄さん本当に大丈夫ですか?」

あかり「大和さんは無理だけど戦艦の艦娘さんを建造した方がいいのかなぁ?」
398 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 23:23:21.70 ID:Mw2sFAAso
足柄(戦力が揃ってないから私を使ってる? 睦月を初日で建造した? 待って、それってもしかして……)

足柄(あの子がやってたゲームの中の話じゃない! ゲームの中に入っちゃったってこと!?)

足柄「痛っ、夢じゃない……」

あかり「朝ごはんに間宮さんのデザートをつけてあげますから正気に戻ってください!」

睦月「今なら伊良湖さんの最中も付いてきますよ!」

足柄「……なんちゃって」

睦月「へっ?」

あかり「はい?」

足柄「まったく、ちょっと私の言動がおかしくなっただけで騒ぎすぎよ」

睦月「もしかして、からかってたんですか!?」

足柄「からかってたんじゃなくて、私がおかしくなったらあなた達がどうなるか見てみただけよ」

あかり「何でそんなことするんですか?」

足柄「戦争してんのよ? 誰かがおかしくなるなんてことよくあることだわ。一々それで大騒ぎしてちゃ艦隊が立ち行かないじゃない」

あかり「それはそうかもしれませんけど、騒ぎもしますよぉ! 足柄さんはうちの艦隊の要なんですから!」

睦月「そうです! まだ戦艦や正規空母のような大型の艦娘さんがいませんし、まともに運用できる資源もなくて足柄さんに頼らざるを得ないんです!」

あかり「変になられたら困っちゃいますよぉ」

足柄「だからよ。常に最悪の事態を想定して備えておくことが必要なの。まだまだお嬢ちゃんね提督」

あかり「むぅ〜、もっとがんばりますよぉ」

睦月「うむ、がんばるがよいぞ」

あかり「何で睦月ちゃんが言うの! 睦月ちゃんもがんばるの!」

睦月「朝ごはんに間宮さんのアイスつけてくれたらがんばれる気がするにゃしぃ」

あかり「がんばったら夕ご飯につけてあげるから」

睦月「本当に? 言質取ったからね! 嘘ついたら酸素魚雷100本飲ます!」

あかり「1本で死んじゃうよぉ!」

足柄(ゲームの世界に入るなんてばかばかしい。だけど現実で起きてしまってるからしょうがないわ)

足柄(とりあえず普通を装いながら元の世界に帰れる方法を探さないと!)
399 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 23:45:41.95 ID:Mw2sFAAso
足柄「10門の主砲は伊達じゃないのよ!」ドンッ

ル級「!!!」

雷「さすがね足柄さん。砲撃で戦艦を沈めちゃうなんて!」

曙「やっぱり頼りになります」

足柄「まあエリートですらないなら戦艦だってざっとこんなもんよ」

電「すごいのです! 電も早くそれくらいできるようになりたいなぁ」

潮「私達がそれをできるのはたぶん夜戦で最接近した時くらいなものだと思うよ」

球磨「でも足柄だって夜戦のときは大活躍するから結局出番はないクマ〜」

足柄「ふふん、私1人でも余裕ね」

曙「それはちょっと……」

足柄「あぁ、ごめんね。あなた達の援護あってこその戦果よ、ありがとう」

雷「えへへ、もっと頼ってくれていいですよ!」

電「電は援護要員としてじゃなく、戦力として頼ってもらいたいです!」

潮「練度あげて改二になればなれるでしょうか?」

球磨「そんな遠い先のことを考えてる鬼に笑われるクマ」

あかり「そうですね、今は今を精一杯がんばるだけですよぉ」

曙「ふんっ、クソ提督のくせにわかったようなこと言ってんじゃないわよ」

あかり「うぅ、曙ちゃん、クソ提督って呼ぶのはやめようよぉ。女の子なんだから」

曙「女だろうが男だろうがクソ提督はクソ提督でしょうが!」

あかり「あかりがじゃなくて曙ちゃんがだよぉ!」

雷「司令官と曙が普通に会話できるようになるのはいつになるかしら?」

球磨「それもまた鬼の笑い話クマ」

潮「すいません提督、汚い言葉を使わないようにって言い聞かせてるんですけど!」

足柄(やっぱり練度も落ちてるから動きが鈍い。けれど、久しぶりの戦闘に心が湧き立ってる)

足柄(私は戦いの中にしか生きられない性なのかしら……)
400 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/12(土) 23:56:26.45 ID:Mw2sFAAso
あかり「お疲れ様でした足柄さん!」

足柄「この程度どうってことないわ」

あかり「頼りになりますよぉ」

足柄「ふっ、なんてったって飢えた狼とも称された艦だもの」

あかり「狼さんみたいにカッコイイですよぉ」

足柄「ほめたって何も出ないわよ」

あかり「もう十分戦果を出してもらってますよぉ。足柄さんがいなかったら本当にどうにもなりません」

足柄「1人が崩れたら全部崩れるようじゃ安定した艦隊とは言えないわよ?」

あかり「だから建造して新しい戦力を増やすんですよぉ。でも練度が上がるまでは足柄さんについて行ってあげてもらうことになりますけど」

足柄「新しい戦力、戦艦を作るの?」

あかり「空母さんでもいいですよぉ。制空権を取れたら、足柄さんも弾着観測射撃できるかもしれません!」

足柄「そう、ねぇ」
401 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 00:16:56.71 ID:m5RRyMOYo
白露「あっ、足柄さんだ! こんにちは!」

時雨「こんにちは足柄さん」

足柄「あなた達は、時雨と、白露ね?」

白露「何でちょっと疑問系なんですか? 村雨と見間違えました?」

足柄「いや時雨には会ったことあるけど、白露とはなかったから」

時雨「何言ってるんです、足柄さん?」

足柄「あぁいやこっちの話」

白露「今日もまたいっちばん活躍したそうですね!」

足柄「ええ、MVPとやらになったわ」

時雨「うちは軽巡や駆逐艦ばかりですから、足柄さんがいてくれて助かってます」

白露「提督も大型の艦建造しようとがんばってるみたいだけど、中々できないんだよね」

時雨「カードに宿らせるという形になってるから狙った艦種が建造できないのが痛いね。ある程度は絞り込めるみたいだけど」

白露「とりあえず全部入れちゃえとか言ってやったら那珂ちゃんが出てきたしね〜」

時雨「あれのせいで今も資源がかつかつなんだよね。本当に、困った提督だ」

足柄「困った子なのは本当だけど、悪い子ではないわ」

時雨「それは僕も承知しています」

白露「すごく優しいもんね〜私のこと気遣っていつも1番風呂に入らせてくれるし」

時雨「それは白露がいつも1番1番言ってるからだろう? なんにせよ、練度が上がってない今の僕達じゃいざというときに提督を守りきれないかもしれない」

白露「そんなときはしっかり提督を守ってくださいね足柄さん!」

足柄「……ええ、任せときなさい」
402 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 00:34:20.74 ID:m5RRyMOYo
足柄(ここでの私は艦隊の主力で提督からも他の艦娘からも一目置かれている存在)

足柄(まだ戦いの中にあって私は必要とされている)

足柄(それなら、私は……)

あかり「ふんふ〜ん」カキカキ

足柄「提督、こんなところで執務?」

あかり「足柄さん。これは執務じゃありませんよぉ」

足柄「じゃあ何を書いてるの?」

あかり「これはあかりがこれから何をするかの予定を書いてるんです」

足柄「あなたが予定を?」

あかり「何ですか、あかりがいつも何も考えずに行動してるみたいな言い方は」

足柄「考えてるの?」

あかり「考えてますよ! 提督なんですからねあかりも!」
403 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 00:42:56.79 ID:m5RRyMOYo
足柄「ちなみにどんな予定を立ててるの? ちょっと見せてみなさい」ヒョイ

あかり「あっ!」

足柄「ええっと何々? 曙ちゃんと仲良くなる作戦?」

あかり「ああ〜見ちゃだめです〜!」

足柄「とにかく話しかけてみる。どこが気に入らないのか聞いてみる……曙と仲良くしたいのね」

あかり「だって、クソ提督クソ提督っていっつも不機嫌なそうな顔して、笑顔にしてあげたいんですよぉ」

足柄「あなたらしいわね。いつかなれるわよ、あなたなら」

あかり「早く仲良くなりたいですよぉ」

足柄「他には、白露ちゃんを1番にする作戦。睦月ちゃんを最強にする作戦? 提督なんだからって言いながらあんまり軍務に関係ないことばかりじゃない?」

あかり「い、いんですよぉ! みんなのこと考えるのも提督の仕事なんです!」

足柄「はいはい、それでこっちは、足柄さんに休んでもらう作戦?」
404 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 00:57:42.74 ID:m5RRyMOYo
あかり「あっ、それは」

足柄「私が働きすぎだから休ませようっていうの?」

あかり「頼りっきりになるのもいけないってさっき言われちゃいましたし」

足柄「そうだけど、でも頼られることを誇りに思ってるとこもあるから」

あかり「だからって無理はいけませんよぉ。無理をさせてるあかりが言うことじゃないですけど」

足柄「まあね、無理して死んだら元もこうもないし」

あかり「だから明日から休んでもらいますよぉ」

足柄「それで艦隊は持つのかしら?」

あかり「みんなも練度が上がってきますから! 強い深海棲艦が出ないところに行けば問題ないです!」

足柄「そう、でも私は大丈夫よ。全然疲れてないから」

あかり「そんな、毎日あんなに戦ってるのに」

足柄「MVPだってほめられてるからそれでチャラになるのよ」

あかり「ほめられてうれしいのはわかりますけどチャラにはなりませんよぉ」
405 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 01:06:31.29 ID:m5RRyMOYo
あかり「少し休んでリフレッシュしたらまたがんばってもらいますよぉ」

足柄「ううん、もう十分休んでるんだけどなぁ」

あかり「何言ってるんですか、さっきも戦ってきてもらったばっかりなのに」

足柄「あはは、そうなんだけどね」

足柄(ここでなら暇を持て余すことはない……ん?)

足柄「これは、戦いが終わった後の予定?」

あかり「あっ、そろそろ返してくださいよぉ!」

足柄「みんなで祝勝パーティーをする。どこか旅行をしたい。みんなに学校に通ってもらう……書いてること1番多いわね」

あかり「うぅ、今からそんなこと考えてると笑われちゃうかもしれませんけど、でもそういうことばっかり考えつくんですよぉ」

足柄「平和になった後のこと、か」

あかり「平和になった後はみんなにうんと幸せになってもらいたいです。そのために、あかりはがんばってるんですよぉ」

足柄「そのために……」
406 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 01:21:29.86 ID:m5RRyMOYo
足柄(そうだ、私は戦いが好きだけどその欲を満たすために戦ってたわけじゃない)

足柄(平和のため、みんなの幸せのために戦ってたんじゃない! そして、それを手に入れた)

足柄(ここに残るってことはそれを捨てるということ。そんなの、だめだわ!)

あかり「むしろ戦いが終わった後の方があかりにとっては本番かもしれません。みんな幸せにするっていう大事な役目がありますからね」

足柄「そのみんなには私も入ってる?」

あかり「何当然のことを聞いてるんですか! 入ってます、というか現段階では筆頭ですよぉ!」

足柄「そう、そうよね。あなたはそういう子だものね」

足柄(あの子はもう私を必要としていないわけじゃない。むしろ今まで以上に必要としてるってことよね)

足柄(一緒に戦い以外の趣味探そうって言ってくれたものね。ちょっと見つからないくらいで、何をへこたれようとしてたのかしら私)

あかり「平和な世界にできるのはいつのことだかわかりませんけど、でも必ずしてみせますよぉ!」

足柄「ええ、あなたならできるわ。艦娘も、それに深海棲艦もどっちも幸せになる平和な未来を作れる」

あかり「深海棲艦さんもですか? 難しいですけどできるならそうしたいです」

足柄「できるのよ、あなたは。私はそれを知ってる」

あかり「足柄さん?」

足柄「ごめんなさい、提督。明日になればきっといつも通りの私に戻っているわ」

あかり「あの?」

足柄「それじゃあね、提督」

あかり「えっと、どこに行くんですか?」

足柄「未来」

あかり「未来?」

足柄「そう、あなたがこれから作り出す未来。私はそこで待ってるから――」

あかり「あ、足柄さん――」
407 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 01:51:40.81 ID:m5RRyMOYo
足柄「んっ……?」

妖精(猫吊るし)「どうもおはようございます足柄さん。いい夢が見られましたか?」

足柄「妖精が何でここにって、何よこれ!? 寝てる間に何人の頭に変なもの被せてるの!?」

妖精(猫吊るし)「明晰夢を見られるようにする装置を改良して、任意の夢を見せられる装置を作りましてね」

足柄「作ってみたからって何で勝手に人体実験してんのよ!」

妖精(猫吊るし)「いや〜足柄さん最近戦えなくてフラストレーションが溜まっているかと思いまして」

妖精(猫吊るし)「なので、夢の中で戦って発散してもらおうかと思ったんです」

足柄「あんた、本当によく観察してるわね」

妖精(猫吊るし)「せっかくなので提督のゲーム内の鎮守府を再現した夢を見てもらいました。足柄さんがエースだということで、ちやほやされたでしょう?」

足柄「そりゃされたしちょっといい気にもなったけどさ」

妖精(猫吊るし)「ふふふ、いい気分になってもらえたなら幸いです。どれくらい戦ってたんですか? 夢の中では時間流れが違いますからね」

足柄「1日もいなかったわ」

妖精(猫吊るし)「それはまたなんで? せっかく戦いが楽しめるというのに」

足柄「いきなりあんなわけわからない状況になったら、戦いを楽しむどころじゃないでしょうが!」

妖精(猫吊るし)「ごもっとも」

足柄「それに、戦いはもう十分やってきたわ。今は平和を楽しむときよ」

妖精(猫吊るし)「平和に慣れていない様子でしたが」

足柄「それは否定しない、だけど」

あかり「足柄さんおはようございます!」

足柄「提督、今日も元気ね」

あかり「天気いいですから! ほらカーテン開けましょう! あれ、その頭に付けてるのってパーマかける機械化何かですか?」

足柄「パーマをかける予定なんかないわよ。こいつが勝手に寝てる間につけてただけ」

妖精(猫吊るし)「実験の一環です〜」

あかり「だから実験するときは許可取ろうねって言ってるでしょ妖精さん」

足柄「それにしても本当にいい天気ね」

あかり「でしょう? こういう日は外に出て体を動かしますよぉ。はい、起きてください」

足柄「わかったから無理に起こそうとしないで、自分で起きれるから」

足柄(平和な世界に馴染むのには時間が必要で、この子の助けもいる)

足柄(私はこの子を必要としている。そしてこの子も私を幸せにしたいと、必要としてくれている)

足柄(そうね、ただ頼るだけじゃなくて頼り頼られる関係の方が私は好き)

足柄(艦隊のエースとしてじゃなく、1人の艦娘として、人間として。この子と作り上げたこの関係が)
408 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 01:55:34.13 ID:m5RRyMOYo
今回はここまでです
次は五月雨とひな祭りする小ネタからです

初日は何すればいいのかわからずwiki見てとりあえず6隻必要だけど戦艦は資源食うらしいから重巡を造ればいいのかとか思ってました
実際重巡造ろうとして建造できたのは雪風でしたけど
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 01:58:50.01 ID:H9iRfqPH0


初日重巡狙いで雪風とかなにそれすごい
これが無欲の勝利か
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 02:26:05.41 ID:MBVavfIDo
乙です
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/13(日) 02:31:33.23 ID:WXSg7VRgO
乙です
おねロリ良かったです…
412 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 22:42:47.87 ID:m5RRyMOYo
開始します
413 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 22:52:13.19 ID:m5RRyMOYo
あかり「ひな祭りだよぉ」

五月雨「今日は3月3日でしたか」

あかり「家具コインで買える家具に雛人形があったから買ってみたよぉ」

五月雨「そういえば家具コインなんてのもありましたね」

あかり「艦娘のみんなが雛人形になってるんだよぉ」

五月雨「へぇ〜可愛らしいですね」

あかり「上2段までならうちでも再現可能だよぉ」

五月雨「大和型と川内型がモチーフみたいですからね」

あかり「3段目はこれ潜水艦のみんななのかな? 真ん中の子と右端の子は知らないんだけど」

五月雨「ええっと、真ん中のは伊401さん、右端は伊8さんがモチーフだってこの紙に書いてあります」

あかり「へぇ〜、京子ちゃんのところになら全員いるかなぁ」

五月雨「4段目は赤城さんと加賀さんですね。加賀さんはうちにいますが、赤城さんはいませんね」

あかり「京子ちゃんのところにならいるよぉ。京子ちゃんと協力すればこれが再現できるかも」

五月雨「するんですか?」

あかり「ん〜、たぶんもう間に合わないからこれで我慢するよぉ」

五月雨「これでも十分可愛いですからね」
414 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 22:59:31.09 ID:m5RRyMOYo
あかり「さてとお雛様も飾ったよぉ」

五月雨「飾りましたね」

あかり「……ひな祭りってこれから何すればいいの?」

五月雨「他にはですか? そうですねぇ、雛あられを食べましょう!」

あかり「それがあったよぉ! 間宮さんにお願いして作ってもらおう」

五月雨「具体的に何をするか知らなかったんですね」

あかり「だって女の子祭りだ〜って言っても、特に何かすることなんてなかったんだもん」

五月雨「まあ、そうですよね。特に祝日と言うわけでもないですからしようにもできないことだってありますし」

あかり「男の子の日は祝日なのにずるいよね」

五月雨「端午の節句は一応性別関係なくこどもの日ですから」
415 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 23:08:06.91 ID:m5RRyMOYo
あかり「う〜ん、他には何があるのかなぁ」

五月雨「散らし寿司を食べたり白酒を飲んだりするんですよ。まあ後者は提督にはできませんけど」

あかり「食べてばっかりだね」

五月雨「女の子の健やかな成長を祈るお祭りですので、食べなきゃ育たないということなんでしょう」

あかり「食べてばっかりじゃ健やかにはならないよぉ」

五月雨「そこはこう食べた軽く運動をするとかすればいいんです!」

あかり「それは健やかっぽいね」

五月雨「やはり健やかな成長を祈る祭りとしては理に適っているんですね!」

あかり「よく考えてみればそうかもね」

五月雨「では食べましょう提督! そして動きましょう!」

あかり「そうだね、先ずは腹ごしらえをしてから何かするよぉ」
416 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 23:31:58.91 ID:m5RRyMOYo
あかり「間宮さん、雛あられって作ってますかぁ?」

北方棲姫「ヨイショ……」

間宮「そうそう、ひし形に整えてね」

五月雨「ほっぽちゃんと何か作ってるみたいですね」

北方棲姫「デキタ!」

間宮「うん、上手にできてるわ」

あかり「ほっぽちゃんなに作ってるの?」

北方棲姫「アカリ! ヒシモチ!」

あかり「菱餅? これもひな祭りのときに食べるやつだよね」

間宮「そうよ、雛人形と一緒に飾るの」

五月雨「さっきの赤城さんの人形が食べてたやつですね」

北方棲姫「キョウハヒナマツリ!」

あかり「だからほっぽちゃんもひな祭りしてるんだね」

北方棲姫「ウン! アカリニアゲル!」

あかり「雛人形に備えなくていいの?」

北方棲姫「ハヤクタベナイトイタム」

間宮「そんなすぐに痛まないけどできたてを食べるのがおいしいわ」

北方棲姫「サミダレニモアゲル」

五月雨「私にも? ありがとう、ほっぽちゃん」ナデナデ

北方棲姫「マミヤニモアゲル」

間宮「あら、私にも? いいのに、ありがとうね」

北方棲姫「アカリ、タベテ!」

あかり「いただきます。あっ、おいしいよほっぽちゃん!」

北方棲姫「チャントタベラレルミタイ」

あかり「あかりに毒見させたの!? 自分で作ったんだよね!?」

北方棲姫「ミハリインノヨウセイニモアゲテクル〜」

間宮「あぁ、ほっぽちゃん! 結局自分の分を作らずに行っちゃったわ」

五月雨「それじゃあお礼に私達が作りましょうか」

あかり「そうだね、せっかくだし雛あられを作ろう。間宮さん」

間宮「わかってる。2人でも簡単にできるから安心してね」
417 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/13(日) 23:50:04.30 ID:m5RRyMOYo
間宮「雛あられって関西と関東で違うのよ」

あかり「そうなんですか?」

間宮「関西ではしょうゆとか塩味のあられでしょっぱいんだけど、関東では砂糖が強めで甘いの」

五月雨「同じものでも地域によって味が変わるんですね」

あかり「お好み焼きと一緒ですね」

間宮「小さな島国なんて呼ばれ方をするけれど、実際島国の中では最大級の国土があるんだもの。それぞれの地域で違った文化が出来上がるものよ」

あかり「でもひな祭りで食べるってところは同じなんですね」

五月雨「地域柄は出るものの国全体としての文化もまたあるということですよ」

あかり「なるほどね〜」

間宮「あかり、油を使ってるときは目を離しちゃだめよ」

あかり「あっ、はい」

五月雨「そうですよぉ提督、私は話しながらもちゃ〜んとフライパンの方を向いて――」パチッ

五月雨「あづぁっ!? あぶっ、目に!」

間宮「大丈夫、五月雨さん!?」

五月雨「はぁはぁ、なんとかギリギリ目には入ってませんでした」

あかり「はぁ、びっくりしたぁ。ひやひやするドジはできるだけなしにしてもらいたいよぉ」

五月雨「今のはドジじゃないでしょう!」
418 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 00:09:26.71 ID:y8ZmjiTXo
間宮「こうして袋に砂糖や色素と一緒に入れて振れば、色付いた雛あられの完成よ」

あかり「わぁ〜、本当に簡単にできましたよぉ」

五月雨「こんなに簡単にできるものなんですね」

間宮「ポン菓子を使ってるものだと専用の設備がいるけど、あられなら一般家庭でも簡単に作れるものよ」

あかり「ミルクセーキも簡単に作れましたし、作ってみると簡単なものも多いんですね」

間宮「そうね、工程自体は単純単調だったりするものも多いわ。だけど、すごく時間がかかったりちょっとのミスで味が著しく悪くなったりするものもあるのよ」

五月雨「そうですよ提督。お砂糖とお塩を間違えたら大変なことになります!」

間宮「それは工程以前の問題ですよ」

あかり「難しいのはあかりには作れませんからね。だから間宮さんにはすごく感謝してますよぉ。いつもおいしいお菓子をありがとうございます」

間宮「ううん、あかりや他の皆さんが喜んでくれる姿を見るのが、私にとって何よりの喜びだもの」

間宮「まあでも感謝してるというのなら、私も甘いものをごちそうしてもらうとかそういうのもいいかなぁって」

間宮「あぁ、それとも甘いものを食べさせてあげてもいいかな? 私いっぱい甘いもの食べてるからきっと甘いのが……あれ? あかりがいない?」

間宮「むぐぐ、キスしちゃったからガードが甘くなくなっちゃったかしら?」
419 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 00:19:11.50 ID:y8ZmjiTXo
北方棲姫「オイシイ?」

妖精(見張員)「……」コクリ

北方棲姫「ヨカッタ、アカリノミカクガオカシクナクテ」

あかり「なにを確かめようとしてるのほっぽちゃん」

北方棲姫「アカリ!」

あかり「菱餅のお礼に雛あられを作ってきたから一緒に食べよう」

北方棲姫「アラレ! タベル!」

五月雨「関西のと関東の両方作ってきたから食べ比べてみようね」

北方棲姫「ナニガチガウノ?」

あかり「関東のは甘くて、関西のはしょっぱいの」

北方棲姫「アマイノタベル!」

五月雨「じゃあこっちだね、はい召し上がれ」

妖精(見張員)「……」ジー

あかり「妖精さん達も食べていいよぉ」

妖精(見張員)「……」ペコリ
420 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 00:50:10.87 ID:y8ZmjiTXo
五月雨「でもどうして急に見張員の妖精さんに菱餅をあげようって思ったの? ひな祭りだけどそんなに仲良かったの?」

北方棲姫「オハナミセテクレルッテイッタカラ」

あかり「お花?」

妖精(見張員)「……」チョイチョイ

あかり「ん? なに、双眼鏡?」

妖精(見張員)「……」ビシッ

あかり「あっちの方見ろって言うの? どれどれ〜? あっ、お花が咲いてるよぉ」

五月雨「この時期に咲いてる花といえば、桃ですか?」

妖精(見張員)「……」コクリ

あかり「へぇ〜、あれが桃の花なんだぁ。桜とか梅とか春に咲く花いっぱいだけど、どれがどれとか全然知らないから勉強になるよぉ」

北方棲姫「ンー! ワタシニモミセテ!」

あかり「あっ、ごめんねほっぽちゃんが最初だよね。はい」

北方棲姫「オー! アレガモモ? タベルノトゼンゼンチガウ」

あかり「食べてるのお花さんじゃなくて実のところだからね」

北方棲姫「アソコイッタラモモトレル?」

五月雨「まだ実は生ってないと思うよ。夏くらいかな」

北方棲姫「ナツニナッタラトリニイク!」

あかり「あの桃の持ち主さんに許可取らないと泥棒さんだよぉ」

妖精(見張員)「……」

五月雨「あれ作ってるの山の妖精だそうです」

あかり「あっ、そうなんだ。じゃあ大丈夫だね」

北方棲姫「モモ、モモ〜」

あかり「妖精さんが作ってくれたのならきっと大きくておいしいよぉ。楽しみだね」

北方棲姫「ウン!」

五月雨(ふふっ、2人とも可愛らしいものですね。願わくばこのまま健やかな成長を……)

北方棲姫「アカリ、アーン」

あかり「ん? 雛あられ食べさせてほしいの? 甘いのがいいんだったよねはいあ〜ん」

五月雨「……うっ、目が!」

あかり「えっ、どうしたの五月雨ちゃん?」

五月雨「さっきはねた油が肌を浸透して目に……これではしばらく目が使えません! 雛あられがどこにあるのかもわからない、あぁっ、せっかく作ったのに」

あかり「あはは、それは大変だね。出来立てがいいし、あかりが食べさせてあげるよぉ」

五月雨「すいません提督。あ、あ〜ん」

あかり「あ〜ん」

五月雨(私達がいる限り健やかな成長は望めないかもしれませんね……い、いや、これも成長したら覚えない方がおかしいんですから、これも健やかな成長です! そういうことにします!)

妖精(見張員)「……」ポリポリ

あかり「妖精さん、頭の上で食べるのはいいけどカスはこぼさないようにしてね」
421 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 00:54:30.61 ID:y8ZmjiTXo
今回はここまでです
次は本編の続きからです

ひな祭りといっても特に何もしなかった家庭としては雛人形というか日本人形には春より夏の怪談のイメージしかないですね
夏でももうずいぶんと少なくなりましたが
422 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 00:58:34.37 ID:CrQQxXxpo
乙です
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 01:21:58.65 ID:mlg7kfxCO
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 01:50:55.66 ID:eYTCbx12O
乙です
ひな人形の怪談かぁ…
うちも押入れに眠ってるのを解放するのは怖いな…
425 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 22:38:56.30 ID:y8ZmjiTXo
開始します
426 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 22:44:03.75 ID:y8ZmjiTXo
あかり「ふぁ〜よく寝たよぉ」

球磨「夜更かしせずに備えてたみたいでよかったクマ」

あかり「球磨さん、おはようございます」

球磨「早く着替えるクマ!」

あかり「そんなに急がなくても山は動きませんよぉ」

球磨「山は動かないけど時間は動くクマ! ほらほら!」

あかり「あぁ〜、1人で着替えられますから」

球磨「1人より2人で着替えた方が早くなるクマ!」

あかり「いや1人の方が着替えやすいですから!」

球磨「意外に優秀な球磨ちゃんに任せるクマ〜」

あかり「はぁ、もうしょうがないですね」

球磨「クマクマ〜、ん? 今日はクマさんのパンツクマ」

あかり「もう! パンツはいいから早くしてください!」
427 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 22:52:42.95 ID:y8ZmjiTXo
あかり「キャンプに行ったときの服と似た感じにしてみました。まだ寒いから袖とかは長いですけど」

球磨「まあ軍服や叢雲のワンピースで行くよりはいいクマ」

あかり「もっと重装備した方がよかったですか?」

球磨「いや、素人が重いもの持ちすぎていくと逆に邪魔になるクマ」

あかり「あかり1回1人で山頂まで上りましたよぉ」

球磨「1回だけ上れたからっていい気になってたらだめクマ。何年も上り続けた山で突然事故死したりすることもあるクマ」

あかり「じ、事故死……」

球磨「山は恐ろしいクマ。死んでも連れて返ろうとしたら逆に自分が遭難するって放置されてる死体もいっぱいあるクマ」

あかり「ひ、ひえぇぇ!」

球磨「まあそれはエベレストとかむちゃくちゃデカい山の話だけどクマ」

あかり「あの山にはないんですよね!?」

球磨「ふっふっふ〜わからんクマ〜」

あかり「お、脅かさないでくださいよぉ!」

球磨「でも球磨がいれば安心クマ。たとえ断崖絶壁に突き刺さって死んでも屍だけは拾って帰ってくるクマ」

あかり「死ぬ前に助けてください!」
428 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 23:00:29.21 ID:y8ZmjiTXo
大和「気をつけてねあかり」

あかり「はい、行ってきます大和さん」

球磨「弁当のお礼に山で山菜とか取って帰ってくるクマ〜」

あかり「いきなりお弁当で重装備になっちゃいましたね」

球磨「2人じゃ食べきれないから山の妖精達と一緒に食べるクマ」

あかり「と言うことはお昼までに山頂に着く予定ですか?」

球磨「あれくらいの山女の子でも半日あれば上りきれるクマ。それに山で遊ぶなら日が出てる内じゃないと危ないクマ」

あかり「川に落ちたりしたら大変ですもんね。運よく艦娘のカードが流れてくれば助かるかもしれませんけど」

球磨「普通はカードなんか流れてくるわけないクマ」

あかり「熊野さんは流れて来たんですよぉ」

球磨「クマだからクマ」

あかり「クマさんも川から流れてきたりはしないと思いますけど」
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 23:02:03.14 ID:4d5AuhySo
つまり阿武隈と三隈流れてくる可能性はあるのか・・・
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/14(月) 23:02:30.63 ID:g/iEajbeO
クマ〜
431 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 23:26:08.81 ID:y8ZmjiTXo
あかり「この山でもクマさん出るんですか?」

球磨「あんまり見かけないけど出るクマ」

あかり「襲われたりしません?」

球磨「クマは基本的に臆病な生き物クマ。普通は人間を避けて滅多に人の前に出てきたりしないんだクマ」

あかり「そうなんですか?」

球磨「そうクマ。こうやって話をしてたり音を立てたりしてれば、人間がここにいるってわかって寄ってこないクマ」

あかり「人間のことえさだって襲ってくるのかと思ってましたよぉ」

球磨「猪もそうだし本当はちゃんと対策さえしてれば危険はないんだクマ」

あかり「対策は必要なんですね」

球磨「そりゃ必要クマ。基本的に臆病って言っても臆病だからこそびっくりして襲い掛かってきたりすることもあるクマ」

あかり「あぁ、それは怖いですね」

球磨「それに子供に手を出したりするとかクマ。高確率で子供の側には母親がいるから可愛くても近寄っちゃだめクマ。子供の栄養にされるクマ」

あかり「病気なんかも持ってるかもしれませんしね」

球磨「その点球磨ちゃんは清潔だし触ってもえさにされないクマ!」

あかり「じゃあ球磨さんで我慢しますよぉ」ナデナデ

球磨「んふふ〜、ん? 我慢するとはなにクマ〜! 球磨がいるから子熊はいらんと言うクマ!」

あかり「球磨さんが抱っこできるくらい小さかったら言ってたかもしれません」

球磨「抱っこがだめならおんぶするクマ〜!」ガシッ

あかり「ああんっ、球磨さん! あかりのバックが潰れちゃいますよぉ!」

球磨「クマクマ〜」
432 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 23:40:23.67 ID:y8ZmjiTXo
球磨「山頂到着クマ!」

あかり「ええっ、もう着いた!?」

球磨「だからこれくらいの山は半日あれば上れるって言ったクマ」

あかり「まだ半日も経ってないですよぉ!」

球磨「そこは球磨が直々に整備した球磨道を通って来たからクマ」

あかり「球磨道?」

球磨「提督も1回通ったことがあるはずクマ」

あかり「もしかして球磨さんと一緒に山から帰ったときの?」

球磨「あれはあぐれっしぶ球磨道クマ。途中で倒れて球磨が背負って帰ったときに通ったクマ」

あかり「気絶してたから覚えてるわけありませんよぉ」

球磨「それもそうクマ〜」

妖精(お茶)「いらっしゃいませ、提督と球磨さん」

あかり「あっ、お茶の妖精さん」

妖精(お茶)「お茶が好きなだけで別にお茶の妖精ではありませんから」
433 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/14(月) 23:55:35.00 ID:y8ZmjiTXo
球磨「球磨が来たクマー」ドン

あかり「わっ、なんでいきなり砲を撃つんですか?」

球磨「動物避けとみんなに球磨が来たことを知らせるためクマ!」

妖精『クマー』ワラワラ

あかり「わぁ、妖精さんがいっぱい集まって来たよぉ」

球磨「みんな元気にしてたクマ?」

妖精『クマ!』

あかり「あれ、ここの妖精さんはみんな喋るんだね」

妖精(お茶)「本当はみんな喋れるんですよ。ただあまり喋らないだけで」

妖精『クマクマ〜』

球磨「ん? 猪獲ってこいって? しょうがないクマね〜」

妖精『クマー!』

あかり「クマって言ってるのに猪さんなの?」

妖精(お茶)「艦娘の皆さんには喋らなくても伝わるんですよね。だからみんな喋らないんです」

あかり「そうだったんだ」

球磨「じゃあ球磨は猪狩ってくるから提督は薪割りでもしててほしいクマ」

あかり「薪割り! なんか山っぽい!」

球磨「球磨は山へ猪狩りに、提督も山で薪割りするクマ!」

妖精(お茶)「どっちも女の子なのにどっちもおじいさんがやることっぽいですね」
434 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 00:08:23.08 ID:i1rHA4zZo
あかり「ん、お、おも……」

妖精(お茶)「基本斧なんて女の子が振り回すものではないですから」

あかり「わっ、と!」

妖精(お茶)「危ないっ!」

あかり「たっと、たぁっ! はぁ、だめだよぉ、あかりにはできそうにない」

妖精(お茶)「まあそうだと思っていました。ここで軽々されると提督のイメージが崩れると言いますか」

あかり「あかりやっぱり頼りない?」

妖精(お茶)「力仕事ではそうかもしれませんが、他に頼れるところがたくさんありますから」

あかり「例えば?」

妖精(お茶)「指揮能力、はもう不要ですが頼れるくらいにはなってましたよ。後はそうですね、艦娘の皆さんを抑えるときにも頼りになります」

あかり「艦娘のみんなを抑えるって?」

妖精(お茶)「暴走されたときなんかに提督に頼めば1発で止まると思います。まあ暴走の原因も大体提督絡みですが」

あかり「そうかなぁ、みんな言うこと聞いてくれるかなぁ?」

妖精(お茶)「言うこと聞かなくても差し出せばとりあえずは収まりますので」

あかり「あかりの身の危険は!?」

妖精(お茶)「まあそんなことより、薪割りは無理なんで畑を耕してもらいましょう。それくらいならできますよね?」

あかり「できるよぉ。でも薪割りはどうするの?」

妖精(お茶)「あそこに全自動薪割り機がありますので、本当は手作業で割る必要なんてないんですね」

あかり「わぁ〜近代的」
435 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 00:32:47.83 ID:i1rHA4zZo
あかり「それくらいって言ったけど畑耕すのもキツいよぉ。明日は筋肉痛になっちゃうね」

球磨「帰ったクマ〜」

あかり「あっ、球磨さんお帰りなさい」

球磨「ん? 提督作業着に着替えてるクマ。それに土がいっぱいついてるってことは畑仕事してたクマね」

あかり「土をひっくり返してました〜」

球磨「さすがに山頂までトラクターは運べないから畑耕すのは手作業クマ」

あかり「手作業って言っても最終的に妖精さん達ライン引きみたいなので耕してましたよぉ」

球磨「スコップでやってたらとてもじゃないけど間に合わないクマ」

あかり「あかりスコップでやってたんですけど」

球磨「それは農作業を経験させようという妖精からの粋な計らいクマ」

あかり「あはは、疲れましたけど楽しかったですよぉ」

球磨「あとはそう、食育クマ」

あかり「あっ、猪さん、獲って来たんですね」

球磨「今日はボタン鍋クマ〜みんな〜」

妖精『クマー!』

球磨「はい、処理お願いクマ」

妖精『クーマ、クーマ』

球磨「すごくおいしいクマ! 提督も絶対好きになるクマ!」

あかり「……」

球磨「目の前に加工前の動物を見せられたから変な気分になったクマ?」

あかり「ちゃんと考えないといけないって思ってますけど……」

球磨「目で見ないと考えるのも難しいクマ。本当生きてるところから見せてあげたかったけど、さすがに提督には厳しい気がしからクマね」

あかり「こうやって生き物の命をもらってあかり達は生きてるんですね」

球磨「そうクマ。それを忘れちゃいけないクマ。何より球磨達はたくさんの深海棲艦達を沈めてきたんだからクマ」

球磨「命をたくさん奪ってきた球磨が命を尊ぶなんておこがましいかもしれないけど、奪ってきたからこそ感謝を忘れちゃいけないんだクマ」

球磨「それを忘れたら球磨は、それこそただのクマと変わらない獣になってしまうクマ」

あかり「はい、忘れませんよぉ。今まで倒してきた深海棲艦のみんなのこと、ずっと」

球磨「よしよし、提督はいい子クマ。球磨ちゃんがいい子いい子してあげるクマー」ナデナデ

あかり「さっきのお返しですか?」

球磨「おんぶは帰るときに返すクマ」

あかり「あぐれっしぶはやめてくださいね?」
436 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 00:39:53.16 ID:i1rHA4zZo
球磨「さてと、提督の土だらけの体も辛気臭い空気と一緒に洗い流しに行くクマ!」

あかり「体は流しちゃだめですよぉ。お風呂ですか?」

球磨「お風呂にはまだ早いクマ。すぐそこに川があるからそこ行くクマ」

あかり「川、そういえば扶桑さんと滝に打たれに来たこともありましたよぉ」

球磨「滝は危ないからもっと勢いが弱いところに行くクマ! あっ、妖精、タオルの用意してほしいクマ」

妖精『クマー!』

球磨「ついでにお風呂と着替えの用意も頼むクマ〜!」

あかり「お風呂早いって言ったのに」

球磨「川に入る前に入るのは早いってことクマ」

あかり「まだ冷たくないですか?」

球磨「大丈夫大丈夫、風邪ひいたらクマが精がつく料理いっぱい作ってあげるクマ」

あかり「風邪ひくの前提ですか!?」
437 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 00:57:42.32 ID:i1rHA4zZo
球磨「ここクマ!」

あかり「綺麗な水ですね、透き通ってますよぉ」

球磨「ここの水はわざわざ汲みに来る人もいるくらいおいしいことで有名なんだクマ」

あかり「へぇ〜そうだったんですね」

球磨「球磨が行水した後の水だとも知らずに」

あかり「やめましょうよぉ!」

球磨「まあここの水は汲み場には流れてないけどクマ」

あかり「はぁ、安心しましたよぉ」

球磨「うん、安心して汚れを落としていいクマ」

あかり「汚れを落とす、そういえばどうするつもりなんですか? 服着たまま中に入ればいいんです?」

球磨「着衣水泳は危険クマ! だから、すっぽんぽんクマー!」バサッ

あかり「えええっ!?」

球磨「ほら、提督も早く脱ぐクマ」

あかり「い、いや、だって、こんな、お外で……」

球磨「水汲み客もここまでは来ないクマ! 今までこうしてても妖精以外に1度も見られたことはないクマ」

あかり「ええっと、本当、ですよね?」

球磨「球磨嘘つかないクマ」

あかり「じゃ、じゃあ……」ヌギッ

球磨「お風呂に入る前はまずかけ湯クマ!」バシャッ

あかり「つめたっ! 冷たいじゃないですかクマさん!」

球磨「お風呂のマナークマー」

あかり「お風呂じゃなくて川ですし! もぉ、お返しですよぉ!」バシャッ

球磨「クマッ! やったクマ〜!」バシャッ

あかり「きゃあっ! え〜い!」バシャバシャ

球磨「わっぷ! あははっ、それっクマ!」

あかり「あははっ、こっちですよぉ!」



妖精(猫吊るし)「確かに球磨さんは嘘をついてはいませんね。妖精以外に見られたことはないです」

妖精(猫吊るし)「その妖精が映像記録を残してるかどうかまでは言及してませんしね〜」ジー

妖精(お茶)「……」バシャッ

妖精(猫吊るし)「ああっ! 私の高性能望遠カメラがぁ!」

妖精(お茶)「薪割り機にセットしてきて」

妖精『クマー!』

妖精(猫吊るし)「あっ、ちょっと、まって、下ろしてください! 提督が野外露出してる貴重映像が〜!」

妖精(お茶)「変な言い方しない! はぁ、余罪がどれだけあるのか考えたくもない」
438 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 01:04:05.49 ID:i1rHA4zZo
今回はここまでです
次は球磨の好感度100イベントの続きです

実際この時期に川で全裸で水掛け合いとかやったら風邪ひきますよね
少し温かくなったかと思えばまた急に冷え込んでますので風邪には注意ですね
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/15(火) 01:04:49.26 ID:NMlOmwb0O
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/15(火) 01:12:38.53 ID:imVdcNZ6O
乙です
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/15(火) 01:17:52.38 ID:bBAnb6pCo
乙です
442 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 22:34:39.81 ID:i1rHA4zZo
開始します
443 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 22:39:44.31 ID:i1rHA4zZo
あかり「う〜ん? あれ、まだ夜だよぉ」

あかり「最近夜更かしできるようになったかわりに夜型の生活に慣れちゃったのかなぁ?」

妖精「クマー……クマー……」

あかり「寝息でもクマって言ってるんだ。球磨さん慕われてるんだね」

あかり「起こさないように少し外に出てるよぉ」



あかり「ううん、海のにおいがしないのが新鮮だよぉ」

あかり「代わりに土と木のにおいがして、うん自然の中にいるって感じだよぉ」

球磨「海も自然の1つクマ」

あかり「球磨さんも起きてたんですね」

球磨「クマ。ここで星を眺めるの好きクマ」

あかり「星を?」
444 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 22:46:21.50 ID:i1rHA4zZo
球磨「提督、上を見るクマ」

あかり「わぁ〜、綺麗ですね。お星様がいっぱい」

球磨「今日は晴れてるからよかったクマ」

あかり「雨降ったら山登りできませんもんね」

球磨「いやすごく険しい道のりになってただけクマ」

あかり「そこは諦めましょうよぉ!」

球磨「球磨は妥協を知らない女クマ」

あかり「そうでもないよう気がしますが」

球磨「クマ! なんてことを言うクマ! 妥協を許さない球磨のくすぐり攻撃を食らうクマ?」

あかり「ごめんなさい球磨さんは妥協を知りませんよぉ」

球磨「それでいいクマ!」
445 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 22:50:57.39 ID:i1rHA4zZo
あかり「球磨さんと話してると楽しいですよぉ」

球磨「そうクマ?」

あかり「はい。すごく楽しいですよぉ」

球磨「クマ〜、球磨も楽しいクマ」

あかり「えへへ」

球磨「……提督、球磨は提督に謝らなきゃいけないことがあるクマ」

あかり「謝らなきゃいけないこと? なんですか?」

球磨「その、実は、球磨……」

球磨(言いづらいけど言うクマ。ここで逃げたら一生負い目を感じて生きなきゃいけないクマ!)

球磨「提督のことずっと見てたクマ!」

あかり「えっ?」
446 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 23:01:15.73 ID:i1rHA4zZo
球磨「提督の普段の様子とか他の艦娘との交流とかも、ずっと見てたんだクマ」

あかり「ええっと、それってどういうことです?」

球磨「その、観察してたってことクマ」

あかり「あかりをですか?」

球磨「そうクマ」

あかり「何でです? 軍の命令か何かですか?」

球磨「軍じゃなくて歳納提督からの依頼クマ」

あかり「京子ちゃんから? どうして?」

球磨「それは、その、漫画のネタにしたいからって」

あかり「漫画のネタに? あかりを? なんだそれなら言ってくれればよかったのに」

球磨「あくまで自然体なところが知りたかったらしくて、だから隠れてこそこそ見てたクマ。ごめんクマ」

あかり「いいんですよぉ、そんなこと。漫画になるなんてなんだかわくわくしますし!」

あかり「あっ、前に千歳さんの部屋でお風呂入ってたときや、金剛さんの部屋で襲われそうになったとき助けてくれたのも見てたからなんですね」

球磨「そういうことクマ」

あかり「なら助けられたこともあるんですし、逆にこっちが感謝しないといけませんよぉ」

球磨「いや、提督、それに反応できたってことはクマね」

球磨「そういうことしてるところも見てたって事クマ」
447 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 23:13:05.81 ID:i1rHA4zZo
あかり「え、あ、えっ?」

球磨「最近はやってないクマ。なんというか過激になってきてそう、この見てるとあれになってきたからクマ」

あかり「あ、あ〜の、それって京子ちゃんには?」

球磨「最近R-18の島に流されたとか言ってたクマ」

あかり「ええっ!? そんな、え、ど、どうしよう?」

球磨「本当にごめんクマ。最初はあんまり提督のことも知らない頃だったし、提督のこと調査するがてらにやってただけだったクマ」

球磨「でも段々提督と他の艦娘との触れ合いが深くなっていくにつれて、なんかこう楽しくなってきて」

球磨「他人の秘密を覗き見てる背徳感的なのと、単純にそういうことへの興味がない交ぜになって……」

球磨「その内自分があそこにいたらって妄想するようにもなったクマ。提督とああいうことできたら、どうかなって」

球磨「ごめんクマ。これじゃストーカーと同じクマ。変態だクマ」

あかり「……」
448 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 23:31:26.00 ID:i1rHA4zZo
球磨「話して楽しいって思ってくれてありがとうクマ。でも、球磨はそういう奴なんだクマ」

球磨「気持ち悪かったら解体してもらっても……」

あかり「気持ち悪くなんかないですよぉ」

球磨「だけど、球磨……」

あかり「勝手にするのは確かによくないです。だけど、ちょこっとだけ安心したところもあるんです」

球磨「安心するクマ?」

あかり「ここに来て、たくさんの人と色んな事をしてきましたよぉ。楽しいこともあったし、辛いことや悲しいこともありました。そういうことも、まあ」

あかり「毎日がイベント盛りだくさんでめまぐるしくて、1つ1つのことちゃんと覚えていられる自信がなかったんです」

あかり「1つ1つのことのどれもが大事なことで覚えてなきゃいけないのに、他のことに流されて曖昧になってたりすることもありました」

あかり「だから、その1つ1つを記録して漫画にしてもらえてるなら、大事なことしっかりと覚えてられるから」

あかり「いいんです。むしろ、全部終わったら京子ちゃんに漫画にしてって頼もうかと思ってたくらいですから」

球磨「本当に、いいクマ?」

あかり「はい、勝手にやったことはもう謝ってもらいましたし、それでいいんですよ」

球磨「そういうところ漫画にされてても?」

あかり「は、はずかしいですけど、でもそれも大事なことです。あかりとみんなが仲良くなった証です」

あかり「あかりが選んでやったことだって、誰にだって言えますよぉ。みんなのこと大好きなんだって世界中に見せたって構いません」

球磨「提督、そこまでの覚悟で……」

あかり「はずかしいのははずかしいですよ? 言わなくていいなら言いませんからね!」

球磨「まあ、そうだクマね。普通喧伝することじゃないクマ」
449 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/15(火) 23:45:51.81 ID:i1rHA4zZo
あかり「戦いの記録は青葉さんが、日常の記録は京子ちゃんが。それぞれ残してくれればいつまでも忘れずにいられますよぉ」

球磨「提督の日常がすごく爛れてたって記録がいつまでも残るクマ」

あかり「爛れてません!」

球磨「愛があるからクマね」

あかり「そ、そうですよぉ」

球磨「許してもらえてよかったクマ。提督のこと何でもないと思ってた頃にはじめたことが、こんなに尾を引くと思わなかったクマ」

あかり「なんでもないと思ってた頃って」

球磨「今は好きクマ。あっ、そういう意味でクマね」

あかり「そっ……」

球磨「提督の秘密をいっぱい見てきたから、球磨も提督に秘密はなしにするクマ」

球磨「球磨の全部を隠さず全部、提督にあげるクマ!」
450 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 00:07:42.86 ID:Eu6IWpQMo
球磨「提督〜鎮守府に帰りついたクマ」

あかり「うぅ、あぐれっしぶはやめてって言ったのに」

球磨「あぐれっしぶがだめだって言うからまにあっく球磨道を通って帰ってきたクマ」

あかり「まにあっくの方が難易度が高いんですね……」

球磨「今回はおまけに筋肉痛もあったから余計大変だったみたいクマね」

あかり「全身ガクガクですよぉ」

球磨「農作業の辛さが見に沁みてわかったクマね」

あかり「はぁ、妖精さんには感謝しないと」

熊野「あかり!」

あかり「あっ、熊野さんだ。他のみんなもいる!」

叢雲「ったく、いきなり山に泊るだなんてもっと早くに連絡しなさいよ!」

大和「お弁当はおいしかったかしら?」

蒼龍「私もまた森林浴行こうかなぁ」

球磨「想う側想われる側両方の意味で、みんなが大好きな提督クマ」

あかり「えへへ、あかりは幸せものですよぉ。球磨さん、下ろしてください」

球磨「ん、わかったクマ」

あかり「よいしょっ、うぅ、腕を使ったのに脚まで痛いよぉ」

球磨「提督」

あかり「はい、なんですか――」

球磨「んっ」チュッ

熊野「なっ!?」

三日月「ああ〜っ!」

球磨「ん、ちゅっ……はぁ、キスってこんな感じなんだクマね。熊野がはまるのもわかるクマ」

あかり「く、球磨さん?」

球磨「球磨が知ってるのは提督の秘密だけじゃなくてみんなのことクマ。だから、みんなに秘密はなしクマ!」

球磨「見た分は見せて返すクマー」

あかり「あの、あかりに返ってきてないんですけど」

球磨「ふっふっふ、その分は球磨の超絶テクで返してあげるから心配しなくていいクマ。提督がどうされるのが好きかも球磨は全部知ってるクマ」

球磨「キスは深い方が好きなんだよね、クマ……」スッ

あかり「あっ、く、球磨さ……」

熊野「そこまでですわ〜!」グイッ

球磨「くっ、邪魔が入ったクマ!」

叢雲「あんた、この、球磨!」

古鷹「球磨さん、今のは一体どういうことかご説明願えますか?」

球磨「どうもこうも、みんなのおかげで球磨ちゃんのフラストレーションが振り切れた結果クマ」

大鳳「フラストレーションが振り切れたってなんですか!?」

千歳「私達がなにをしたって言うんですか!」

球磨「胸に手を当てて考えるクマ! みんながやってた分、ここから球磨1人で1巻埋まるくらいの絡みが待ってるから、期待して待ってるクマ、あかり!」
451 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 00:12:36.62 ID:Eu6IWpQMo
今回はここまでです

こうして全体に影響を与えるイベントも時々やっておく必要がありますよね
ちょっとずつ定位置が線引きの向こう側へと押し出されて行っているような気がします
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 00:29:51.13 ID:vg4dwxbko
乙です
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 00:30:09.02 ID:kX6V9D1no
おつです
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 00:30:27.67 ID:m6jYL6ETo
455 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 22:36:35.58 ID:Eu6IWpQMo
開始します
456 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 22:41:15.65 ID:Eu6IWpQMo
叢雲「あんた山で一体なにしてたのよ!」

あかり「山で、特に変なことは、いたた」

文月「筋肉痛〜?」

大和「まさか筋肉痛になるほど激しく!?」

白雪「そ、そんな、まさか遭難して人肌同士で温め合うとかそういう……」

あかり「遭難も何もしてないよぉ!」

妖精(猫吊るし)「一部始終は後で私に言えば見せて差し上げますよ。上映会しましょうか」

あかり「球磨さんよりこの妖精さんのほうがよっぽどたち悪いよぉ!」

神通「まあそれは後で見せていただくとして、あかり今日の秘書艦は誰にするの?」

あかり「後で見るんですね……えっとですね」

↓2 秘書艦(>>348-349の☆のついてない艦娘)
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 22:43:35.30 ID:8jyOXeh8O
神通
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 22:43:40.68 ID:Al47XglVO
吹雪
459 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 22:51:06.93 ID:Eu6IWpQMo
吹雪「なにやら外が騒がしかった様子ですが」

あかり「ちょ、ちょっとね」

吹雪「はぁ、なんにせよご無事で戻ってこられて何よりです」

あかり「球磨さんも一緒だったから安全だったよぉ」

吹雪「そう言ってはぐれたところを野生の熊さんに襲われたりしないかと心配で」

あかり「吹雪ちゃんは心配性だよぉ。それにね、熊さんに襲われたりする心配はないんだよぉ」

吹雪「存在感を消して隠れることができるからですか?」

あかり「できないから! 熊さんはね本当は臆病な生き物で、人間と会うのは避ける習性があるんだって」

吹雪「えさだって襲ってこないんですか?」

あかり「来ないんだよぉ。でも1度味を覚えちゃったら逆に狙ってくるらしいけど」

吹雪「なるほど、熊って獰猛な生き物だと思っていましたが違うんですね」

あかり「イメージとは違う意外な一面があったりするものだね」

吹雪「私も何かそういう一面を作れば存在感が……」

あかり「無理に作るものじゃないからね。さてと、筋肉痛だけど今日もがんばるよぉ」

↓2 

1 艦娘との交流(>>348-349)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 22:54:45.93 ID:vy0bIWpWO
3
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 22:54:48.37 ID:m6jYL6ETo
1山城
462 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 23:08:31.68 ID:Eu6IWpQMo
山城「球磨さんはあれだけ堂々としているのに、私はまだうじうじと悩むの?」

山城「私も、負けていられない……!」

あかり「何か勝負するんですか?」

山城「て、提督!」

あかり「おはようございます山城さん。さっきは出迎えてくれてありがとうございました」

山城「いえ、お怪我もないようでよかったです」

あかり「怪我はしてませんけど筋肉痛ですよぉ」

山城「山でなにをなさっていたんですか?」

あかり「山の上にある畑を耕してましたよぉ」

山城「それで筋肉痛ですか」

あかり「ですよぉ。変なことはしてませんからね!」

山城「わかっていますよ。それで、今日はいかがいたしましょうか?」

↓2

1 山城の下着について
2 改二になってどうかという話
3 あかりへの気持ちを探ろうという話
4 体をほぐしてあげようという話
5 その他自由に
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 23:11:42.77 ID:qsuM4pKAO
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 23:11:48.87 ID:FMX0+iOU0
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 23:11:54.96 ID:j4lrsTHUO
4
466 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 23:24:17.58 ID:Eu6IWpQMo
あかり「ん〜、山城さん改二になりましたよね」

山城「はい、あのあめを耐えて……」

あかり「改二になって少し経ちましたけどおかしいところとかないですか?」

山城「特に不調はありませんよ、すこぶる良好です」

あかり「よかったです。服は可愛くなったようにも見えますし、かっこよくなったようにも見えますよね」

山城「こんなに華やかな服、姉様にならともかく私には……」

あかり「とってもよく似合ってますよ」

山城「あっ……はい、ありがとうございます」

あかり「ふふっ、綺麗ですね花柄で、和風美人さんですよぉ」

山城「び、美人だなんて……」

山城(こんな、子供の言葉に一々鼓動が高まるなんて……)
467 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 23:32:01.01 ID:Eu6IWpQMo
あかり「でも艤装おっきいですよね」

山城「ええ、ものすごくスペースを取ります」

あかり「扶桑さんも山城さんも元々艤装は大きかったですけど、それ以上ですよぉ」

山城「自由に出し入れできなければ日常生活に支障をきたしてしまうくらいです」

あかり「これつけて寝るのはさすがに無理がありますよね」

山城「今頃こんなに大きなものを背負ったところで無意味なんですが」

あかり「タイミングが合わなかったからしょうがないです。艤装は大きくなりましたけど体の調子も良くなってるんですよね?」

山城「ええ、すごく体が軽いです。艤装は重いですが」

あかり「それをつけたまま飛び跳ねたりできたり?」

山城「できますけど床が抜けるのでやりませんよ」

あかり「下手したらずっと立ってるだけでも抜けちゃいそうですもんね」

山城「この艤装は使うことなくしまいっぱなしになってしまいそうです」

あかり「ずっと新品のままですね!」

山城「少しくらい使い古されていた方が信頼性もあるんですけどね」
468 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 23:44:54.15 ID:Eu6IWpQMo
山城「改二、姉様を超えて私が先に……」

あかり「扶桑さんもその内するかもしれませんよぉ」

山城(以前の私なら姉様を優先しろと憤るところですが、今の私の胸にあるものは……)

山城(喜び。多少のことなれど姉様に勝てたと喜んでいる。姉様すいません、私も負けず嫌いだったようです)

あかり「服はお揃いなんでしたっけ?」

山城「はい、お揃いの格好となるはずです」

あかり「扶桑さんもすごく似合うんでしょうね〜」

山城「はい、姉様がこの服を着ている姿を想像するとすごくお似合いだと思われますので。ですが」

あかり「はい?」

山城「私も負けてはいません、よね?」

あかり「負けてませんよぉ、山城さんもすごく似合ってるってさっき言いましたよね。本当のことですよぉ!」

山城「提督がそう思ってくだされば、私もそうだと自信を持って言い切れます」

あかり「なら自信を持ってください! あかりが保障します!」

山城「保障……あなたにだけそう思っていただければそれで……」

あかり「えっ?」

山城「……ふふっ、綺麗だと思ってもらえるのはうれしいものだとそう言っただけです」
469 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/16(水) 23:51:56.32 ID:Eu6IWpQMo
あかり「よいしょっと、った」

山城「大丈夫ですか?」

あかり「大丈夫です。なれないことしたから体が悲鳴をあげてますよぉ」

山城「微妙に怖い表現しますね」

あかり「明日になったら治ってるでしょうか?」

山城「治ってますよ、まだ若いんですから。歳を取ると筋肉痛が2日後に来たりするようになるんですよ?」

あかり「直後に来てるあかりはまだ平気だってことですね」

山城「そういうことです。でも更に無理を重ねるようなことはしてはいけませんからね」

あかり「しませんよぉ、痛いですし」

山城「それでいいです。ゆっくりお風呂に入ってぐっすり寝れば元通りです」

あかり「はい! それじゃあ、あかりはこれで。次はなにをしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>348-349の山城以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 23:54:01.67 ID:nCq85c5EO
1浦風
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/16(水) 23:54:10.05 ID:Hx6lrzCaO
1朝潮
472 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 00:09:31.58 ID:wC2EuLvNo
朝潮「最近イ級にばかり構って司令官のことを蔑ろにしていたかもしれない」

朝潮「イ級も大事だけど1番は司令官だということを失念してはいけない!」

朝潮「イ級にはだいぶ慣れてきてもらってるし司令官分を補給しなければ!」

あかり「補給? 夜戦場かどこかで使ったの?」

朝潮「司令官!」

あかり「あかりがいない間に何か変わったことなかった?」

朝潮「いえ、特には。いつも通り平和でしたよ」

あかり「そっか、あの妖精さんもこっちにいたもんね」

朝潮「司令官のいない間に何かたくらんでるのではと警戒していましたが、司令官の方に行っていたとは」

あかり「今回は特に何もされてないから大丈夫だよぉ。カメラに録られてただけみたい」

朝潮「それを何もされてないと言える司令官のメンタルは意外とタフですね。それで、今日はなにをしましょうか?」

↓2

1 山雲と一緒に遊ぶ
2 スキンシップ
3 猫耳としっぽについて
4 体をほぐしてあげようという話
5 その他自由に
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 00:09:45.01 ID:UCvhfmyUO
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 00:09:49.91 ID:Wux7cil1O
4
475 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 00:18:41.13 ID:wC2EuLvNo
今回はここまでです
次はあかりの体をほぐしてあげようという話からです

今回で山城の好感度が100になりましたので五月雨、駆逐棲姫、山城の順で好感度100イベントとなります

交流するときは1対1が多くなりますのでたまに選択肢の中に他の艦娘も混ざって交流するものも含んだりします
これだけいるので中々出てこられない艦娘もいますので
選ばれるかどうかは安価次第ですが
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 00:21:39.26 ID:yb9Me9vxO
乙です
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 00:30:29.90 ID:nzp9pOQ1O
乙です
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 01:07:01.54 ID:qXW28kBpO
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 11:55:56.09 ID:aOQOsIhso
乙です
480 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 22:37:59.27 ID:wC2EuLvNo
開始します
481 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 22:42:30.08 ID:wC2EuLvNo
あかり「えっと今日はね、いたた」

朝潮「やはりどこか怪我を!?」

あかり「あぁ、ううん。これはただの筋肉痛だよぉ」

朝潮「筋肉痛、山登りなんて慣れないことをするからですよ」

あかり「確かに慣れてないけど何回か山頂まで登ったことはあるんだよぉ。今回は山の上で畑仕事したから筋肉痛になったの」

朝潮「山の上に畑があるんでしたか。それはお疲れ様です」

あかり「妖精さん達に言ってあげないといけない言葉だよぉ」

朝潮「わかりました、筋肉痛だというならば私がほぐして差し上げます!」

あかり「朝潮ちゃんがマッサージしてくれるの?」

朝潮「はい。いつもは司令官がする側ですので今日はされる側になってください」

あかり「それじゃあ、お願いしてみるよぉ」

朝潮「お任せください! 筋肉痛なんて私にかかれば瞬く間に吹き飛びますよ!」
482 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 22:47:15.06 ID:wC2EuLvNo
あかり「いっ!」

朝潮「す、すいません!」

あかり「いいんだよぉ、痛いところ治すためのマッサージだから痛いのは当たり前だよぉ」

朝潮「ここはどうですか?」

あかり「あぐっ!」

朝潮「ああっ! すいません、すいません!」

あかり「だ、大丈夫だから」

朝潮「はぁ、司令官のように上手くマッサージできませんね」

あかり「あかりは感覚でやってるけど本当は難しいことなんだよぉ」

朝潮「天賦の才がうらやましいです。これならばマッサージするよりまだなでている方が痛みが和らぎそうです」ナデナデ

あかり「うふふっ、くすぐったいよぉ」

朝潮「痛いところは全てなでていきますよ!」ナデナデ

あかり「あはっ、これはマッサージとは違う気がするけど気持ちいいよぉ」
483 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 22:53:43.44 ID:wC2EuLvNo
朝潮「こちらはどうですか?」ナデナデ

あかり「あぁ〜、朝潮ちゃんの掌が暖かくて気持ちいい」

朝潮「先ほど痛くしてしまったところをなでますね」ナデナデ

あかり「んっ!」

朝潮「痛かったですか?」

あかり「いや、痛いのとは違うよぉ」

朝潮「そうですか、では続けますね」

あかり「あっ、ま……んっ……!」

朝潮「どうですか司令官? マッサージはできませんけどこうしてなでて癒すことはできるんですよ」

あかり「んっ……朝潮ちゃん、もう十分だよぉ」

朝潮「いえ、まだまだです。まだ、癒したりません……」スッ

あかり「あっ、あ、朝潮ちゃん?」
484 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 23:12:25.45 ID:wC2EuLvNo
朝潮「はぁ、はぁ……ここを擦ればもっとよくなりますよ」スリスリ

あかり「あっ……」

朝潮「気持ちいいですか、司令官……?」

あかり「気、持ちいいけど、これ……」

朝潮「よかったです、私も気持ちがいいです……」

あかり「朝潮ちゃんも?」

朝潮「私、してもらってばかりで……自分が受けないと、気持ちよくなれないものだと、思ってました……」

朝潮「でも、今、司令官にしていて、私の指が触れると反応してるのが伝わってきて、私が司令官にこんな声を出させてるんだって思うと……」

朝潮「お腹の奥がきゅってなって……何かがうずいてる感覚がして、ぞわぞわして……よく、わからないですけど、気持ちがいいんです……」

朝潮「もっと、強く反応してほしい……もっと濡れた声を出して、ほしい」グイッ

あかり「朝潮ちゃん、服、なんで、脱がすの……?」

朝潮「だって、ここに今、1番ほぐさなきゃいけないところが、ありますから」ピンッ

あかり「ああっ……!」ビクッ

朝潮「んっ……! はぁ、司令官、すごく色っぽい声、出せるじゃないですか……」

あかり「ここは、筋肉痛じゃ……」

朝潮「でも、こんなに腫れ上がってます……ほぐして、あげないと……」クニクニ

あかり「んんんぅ……! んっ、んうっ……!」ビクビク

朝潮「はぁぁんっ……しれいかん、気持ちいいですか? 私の指で、気持ちよくなって、くれてますか……?」

あかり「あぅ、はっ……きもちいい、気持ちいい、よぉ、あさしおちゃん……」

朝潮「はぁぅ……! ここがふにゃふにゃになるまで、してあげますからね、しれいかん、しれいかんっ……!」
485 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 23:32:37.74 ID:wC2EuLvNo
あかり「ずっと体が強張ってたから逆に筋肉痛ひどくなったよぉ」

朝潮「も、申し訳ありませんでした……」

あかり「声も出ちゃってたから喉渇いたし」

朝潮「うぅ……すいません、どうしても欲望に抗えず……」

朝潮「司令官が喜んでると思ったらうれしくて、もっと喜んでいる声を聞きたくなって……」

朝潮「気がついたら、司令官の服脱がしてました」

あかり「……」

朝潮「そ、そんな目で見ないでください! 司令官があんな声出すのが悪いんです!」

あかり「ええっ、あかりの責任なの!?」

朝潮「せ、責任とかそういうことではなく! ただ、その……」

朝潮「す、好きな人がエッチな声出してるの聞いたら、エッチな気分になるのは当然だと思います!」

あかり「朝潮ちゃんが出させたんでしょ!」

朝潮「まして自分の手で出させたというのなら、ならない方がおかしいんです! だから私は普通のことをしただけなんです!」

あかり「絶対普通のことじゃないからね! でも……あかりも普通じゃないこと、嫌いじゃないかもね」

朝潮「えっ……?」

あかり「な、なんでもない! それじゃあまたね朝潮ちゃん! 次は何しようかなぁ!」

↓2

1 艦娘との交流(>>348-349の山城、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:34:58.53 ID:V4cJd53Ao
1扶桑
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:35:03.89 ID:O6zn1uZ7O
1駆逐棲姫
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:35:08.29 ID:dS4s7Hw5o
1 陽炎
489 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 23:42:28.76 ID:wC2EuLvNo
駆逐棲姫「キス、か。どんな感じなんだろう」

駆逐棲姫「気持ちいいのかな? ただ唇を触れ合わせるだけなのに」

駆逐棲姫「ただ手で触れ合うだけでも気持ちいいんだけど」

駆逐棲姫「はぁ、私は1人で何を考えてるんだ」

あかり「わるさめちゃん」

駆逐棲姫「あ、あかり」

あかり「あかりだよぉ、何か顔についてる?」

駆逐棲姫「いや別に。どうしたの、何か用?」

あかり「遊びに来たよぉ、って言っても体痛いから動き回るのはできないけど」

駆逐棲姫「なら、大人しく遊ぶ」

あかり「そうだね、大人しく遊ぶよぉ」

↓2

1 イ級の心の開き具合について
2 他の白露型との関係について
3 春雨との近況について
4 その他自由に
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:43:35.93 ID:Bd6AGw3Oo
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:43:38.27 ID:V4cJd53Ao
3
492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/17(木) 23:44:50.35 ID:LShhS556O
4バードキスしてみる
493 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 23:53:10.41 ID:wC2EuLvNo
駆逐棲姫「話でもしてよう。何か聞きたいことある? イ級のこととか」

あかり「イ級ちゃんのことも気になるけどね、春雨ちゃんとは最近どう?」

駆逐棲姫「春雨と。特に何もないよ」

あかり「何もないの?」

駆逐棲姫「何もない。別段話すようなことは何も」

あかり「ふぅん、そうなんだ」

駆逐棲姫「それだけ意識しないでいられるようになった。そういうこと」

あかり「そっか、普通のお友達だって思えるようになれたんだね」

駆逐棲姫「友達、そう友達。姉妹というよりもそれの方が近いかな」

あかり「もう関係悩んだりしてないんだね」

駆逐棲姫「もうしてない。私は私、春雨は春雨」
494 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/17(木) 23:59:51.15 ID:wC2EuLvNo
駆逐棲姫「意識したことと言えば、この前メイド服みたいなの着ていた」

あかり「バレンタインのときだね」

駆逐棲姫「ふわふわしていてやわらかそうだった」

あかり「スカートが?」

駆逐棲姫「スカートもだけど、物腰が全体的に」

あかり「春雨ちゃんはそういう感じだよね。優しいメイドさん」

駆逐棲姫「私は?」

あかり「わるさめちゃんはねぇ、クールで何でも完璧にできそうなメイド長さんって印象かなぁ」

駆逐棲姫「メイド長、普通歳がいった人が就くもの」

あかり「なら若きメイド長って肩書きを付けるよぉ」

駆逐棲姫「ふっ、それならメイド長でもいいね」
495 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 00:09:12.54 ID:piVBa99Zo
駆逐棲姫「この前私も春雨スープ作ろうと思って厨房に立ってみた」

あかり「作れたの?」

駆逐棲姫「春雨が全部排水溝に食べられちゃった」

あかり「お料理は苦手みたいだね」

駆逐棲姫「でも春雨が通りがかって作り方教えてくれた」

あかり「なら今は作れるんだ?」

駆逐棲姫「作れる。特性わるさめスープ、今度飲ませてあげる」

あかり「春雨スープとどう違うの?」

駆逐棲姫「わるさめだからちょっと辛い。若葉はおいしいって言ってくれた」

あかり「若葉ちゃんは刺激が強いものが好きだからね」

駆逐棲姫「あかりにも悪の魅力を教えてあげる」

あかり「ふふふっ、楽しみだね」
496 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 00:22:58.50 ID:piVBa99Zo
あかり「春雨スープの作り方教えてくれるっていうことは、たぶん春雨ちゃんの方ももうそんなに気にしてないんだね」

吹雪「春雨さんの得意料理ですからね。自分と同じであることに悩んでいるなら教えたりしないはずです」

あかり「2人がちゃんと仲良くやれてるってわかって安心したよぉ」

吹雪「はい、みんな仲良くしてるのが1番ですね」

あかり「うん、そうだね」

吹雪「私にもどこかにいたんでしょうか。私にそっくりな深海棲艦が」

あかり「吹雪ちゃん似の深海棲艦さんは見たことないよぉ。そもそもあんまり姫や鬼の人とは戦ってないけど」

吹雪「もしかしたら吹雪特有の影の薄さで最後まで気づかれずにいたのかもしれません」

あかり「そんなことないと思うよぉ」

吹雪「はぁ、いっそのこと仮面でも被って闇落ちしたら影が濃くなるのに。ダークネス吹雪になれれば」

あかり「それじゃ影じゃなくて闇が濃くなってるよぉ。気にしちゃだめだよ、その内自然と濃くなるから。あかり経験者だから」

吹雪「司令官がそう言うなら信じますけど。それで、お昼からはどうします?」

↓2

1 艦娘との交流(>>348の山城以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
497 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 00:24:12.99 ID:gl5xz9vxO
1筑摩
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 00:24:21.91 ID:YIEnaycBO
1舞風
499 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 00:33:35.48 ID:piVBa99Zo
今回はここまでです
次は舞風と交流するところからはじめます

最近ではあかりの影薄いネタの影が薄くなってきていますね
3期ではちなつを巻き込んでやってましたけど
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 00:34:28.03 ID:HJLktHy+O
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 03:43:46.60 ID:KeXroq20o
乙です
502 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 22:35:59.58 ID:piVBa99Zo
開始します
503 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 22:46:35.94 ID:piVBa99Zo
あかり「舞風ちゃん」

舞風「提督、お帰りなさい」

あかり「帰ってきたのは朝だよぉ」

舞風「面と向かって言ってないからね」

あかり「ならあかりも、ただいま」

舞風「提督の帰還を祝して踊りましょう、一緒に」

あかり「気持ちはうれしいけどあかり筋肉痛だから」

舞風「それはなまっている証拠だよ!」

あかり「そもそも鍛えてないからなまるも何もないよぉ」

舞風「では提督の筋肉痛が治るように祈りの舞を」

あかり「今は落ち着きたい気分かなぁ」

舞風「しょうがありませんねぇ。はい、それで私と遊びに来たんだよね? 何する?」

↓2

1 陽炎型の誰かと一緒に遊ぶ
2 何で踊るのかという話
3 あかりとの諸々を思い出して挙動不審になる舞風
4 その他自由に
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 22:47:05.37 ID:IZUEwQWzO
1
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 22:47:10.00 ID:NskHMPVsO
3
506 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 22:57:21.12 ID:piVBa99Zo
あかり「何しようかなぁ? あかり今は踊れないからね」

舞風「予防線を張らないでよ。さっき聞いたし」

あかり「なんだか動きたそうにしてるから」

舞風「止まってるとなんかこう落ち着かないんだよね」

あかり「普通止まってる方が落ち着くと思うよぉ」

舞風「私は動いていないと気が済まないタイプだから!」

あかり「忙しないねぇ」

舞風「ちょっと手だけでも踊らせています!」

あかり「あはは、あめで練度が上がったのとは関係ないのかな」

舞風「あめで?」

あかり「朝潮ちゃんはなんだか落ち着くなくなったって言ってたけど。もう時間経ってるから関係ないかな」

舞風「あめ……」

あかり「ん?」
507 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 23:04:43.46 ID:piVBa99Zo
舞風(あめのとき、私、提督の手で……あんな、こと……)

あかり「手の動きが止まったよぉ?」

舞風「あっ、そっ、落ち着きたいって言ってたから」

あかり「舞風ちゃんが動かしてたいって言うならいいよぉ。手ぐらい動かしてて」

舞風(だ、だめ! 手を動かすって言葉が変な意味にしか聞こえない!)

舞風「きょ、今日は私も落ち着きたい気分なので」

あかり「動いてる方が落ち着くんじゃ」

舞風「と、止まりながら落ち着きたい気分だから!」

あかり「そういう条件がつくんだね」

舞風「そうです、条件付、条件がついてるので……」

あかり「舞風ちゃん?」
508 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 23:25:28.79 ID:piVBa99Zo
舞風「あ〜、うぅ〜」

あかり「なんだか様子がおかしいけど大丈夫?」

舞風「お、おかしい?」

あかり「うん。急に動きが止まったかと思ったら、なんかうなり始めるし。悩み事?」

舞風「悩み事、といえば悩み事なんだけど……」

あかり「あかりでよければ相談に乗るよぉ」

舞風「そのね、なんというか、私ってこういうこと思うんだとかこういうのが好きなんだって、戸惑っていると言うか」

あかり「戸惑ってる?」

舞風「人に言えないようなことで喜びを感じてるところがあって、どうすればいいのかなって」

あかり「それは悪いこと?」

舞風「悪いこと、犯罪とかじゃないの! だけど、おおっぴらに言えることじゃないから」

舞風「いけないことだってわかってるのに、どうしても手を出してしまってそれを喜んでる自分がなんとなく怖いんだ」

舞風「ごめんね漠然としてて」

あかり「ううん、あかりもつい最近同じようなことで悩んでたよぉ」

舞風「提督も?」

あかり「あかりも自分の中にある気持ちに戸惑ってたけど、それは誰にでもあるものなんだって教えてもらって安心できたの」

あかり「たぶんね、本当に特殊な気持ちなんてそんなにあるものじゃないの。みんなも同じ気持ちを持ってるんだよぉ」

舞風「みんなも同じ気持ちを?」

あかり「そう。口で言うのははずかしかったりするのもあるから言わないかもしれないけど、みんな持ってるんだと思う」

舞風「みんな持ってるの? 提督の指でなぞられたがってるの?」

あかり「えっ?」

舞風「あっ、いや」
509 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/18(金) 23:42:28.37 ID:piVBa99Zo
あかり「とにかく、おかしいことだ、いけないことだって自分を追い込んだりしなくていいんだよぉ」

あかり「きっとそれはおかしいことでもないし、いけないことでもない普通のことだから」

舞風「この気持ちが普通……」

あかり「それに、もし本当に特殊なことだったとしても、あかりは受け入れるよぉ」

舞風「受け入れて、くれるんですか?」

あかり「犯罪的なことじゃないんでしょう? なら、それが舞風ちゃんなんだってあかりは受けいれられるよぉ」

舞風「本当に受け入れてくれるんだね?」

あかり「うそじゃないよぉ。舞風ちゃんならあかりはどんなことを思っていても受け入れられる」

舞風「言ったね〜ならしっかりと受け入れてもらうから覚悟してよ!」

あかり「うん、どんとこいだよぉ」

舞風「それじゃあねぇ、って今日は筋肉痛なんだっけ。それじゃあ見逃してあげる」

あかり「あかりに何かさせるつもりだったの?」

舞風「ふふん、次の機会が楽しみだね。提督が私の特殊さにどこまでついてこれるか見ものだよ」

あかり「あれ、特殊なのがいやなんじゃないの?」

舞風「だけど普通って言われるのもなんかいや!」

あかり「そっか、じゃあどれだけ特殊なのか楽しみにしてるよぉ」

舞風「提督が絶対いやこれはちょっとって言うくらいの特殊性なんだから!」

あかり「はいはい、それじゃあまたね舞風ちゃん。これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>348の山城、舞風以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 23:44:22.97 ID:WkvQNLdDO
1 吹雪
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 23:44:26.91 ID:hzQEV5iAO
1筑摩
512 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/18(金) 23:44:32.07 ID:/elgxHgl0
513 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/19(土) 00:04:47.32 ID:mIt2z3gho
筑摩「姉さん分が補給できていないから補おうとしているだけ、そうに決まっている」

あかり「筑摩さんも何か悩み事ですか?」

筑摩「悩みと言うか懸念事項と言うか……深刻でもないですよ、たぶん」

あかり「深刻化しそうだったらすぐに相談してくださいね。あかりに解決できることだったら力になりますよぉ」

あかり「と言ってもあかりに解決できることなんてそこまで多くないんですけど」

筑摩「そうおっしゃらないでください。私の水中への恐怖を解決してくれたのは提督じゃありませんか」

筑摩「私のそれが何でもないことのように聞こえてしまいます」

あかり「あっ、すいません。そういうつもりで言ったんじゃないんです」

筑摩「わかっています。謙遜もすぎれば悪印象を持たれることもあるんです。特に何かをなした人が過剰にすればなしたことの価値まで下がったように思えます」

筑摩「何かをなしたときには胸を張って堂々と誇るのが1番です。無論、威張り散らすのもまた逆効果ですが」

あかり「そうですね、それなら泳ぎの訓練と同じようにあかりが力になりますよぉ。こう言い換えます」

筑摩「はい、そうおっしゃってくれると私も頼れます」

筑摩(って、頼っちゃだめなのに! これはよくない傾向だわ!)

あかり「悩みの話じゃなくていいですカラ、少しお話しませんか?」

筑摩「え、ええ、いいですよ?」

筑摩(とはいえ無碍に扱うわけにもいかず。いい子だから良心の呵責が……あぁ、もっと生意気な子だったら袖にすることもできたのに)

あかり「わぁい、それじゃあ少しだけあかりに付き合ってくださいね」

↓2

1 櫻子が利根を連れてやってくる話
2 改造の話
3 この鎮守府に来て良かったかという話
4 その他自由に
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/19(土) 00:07:46.27 ID:Bunl2yoDO
3
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/19(土) 00:07:52.36 ID:XNE3Rms10
516 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/19(土) 00:18:47.46 ID:mIt2z3gho
今回はここまでです
次は筑摩にこの鎮守府に来てよかったか聞く話ですが明日は用事があるので↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもOKです

明後日のライブで4期発表されたりすればいいんですけど売り上げ的にあるかどうか微妙なラインなんですよね
原作が続けばいいという気持ち半分やっぱりアニメも続いてほしいという気持ちもありますね
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/19(土) 00:21:20.81 ID:IRVdKilgO
叢雲と夫婦みたいなやり取りしちゃうお話
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/19(土) 00:28:21.25 ID:Bunl2yoDO
あかりの人(艦?)たらしっぷりについてin京子鎮守府
519 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/19(土) 17:28:57.13 ID:1jjqCKE7o
乙です
520 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 22:33:40.55 ID:b8Fu7UmAo
開始します
521 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 22:34:33.18 ID:b8Fu7UmAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
吹雪   舞風☆   北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆ 明石☆  
522 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 22:34:59.13 ID:b8Fu7UmAo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑   大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆
523 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 22:44:25.43 ID:b8Fu7UmAo
筑摩「提督が付き合ってくれだなんて珍しいですね」

あかり「そうですか? あかりは割と付き合ってもらってる方だと思ってますけど。学校ごっことか、昨日の山のお泊りだって」

筑摩「それもたまにじゃありませんか。いつも私達の方が提督に付き合ってもらってばかりですよ」

あかり「ん〜でも気にしないでいいですよ! あかりは好きでやってるんですから!」

筑摩「そう思ってもらえて光栄ですよ」

あかり「筑摩さんにはいっぱいお世話になってますから、楽しく過ごしてほしいです!」

筑摩「お世話だなんてそんな」

あかり「だからその、もし利根さんがいないのがいやだって言うなら櫻子ちゃんに頼んでそっちに行ってもらっても」

筑摩「えっ?」

あかり「今更言うのも遅いかもしれませんけど、もう戦いも終わって自由にしてもいいと思いますし」

筑摩「それは……」
524 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 23:02:09.17 ID:b8Fu7UmAo
あかり「ただ櫻子ちゃんのところに行くとしてもその前に聞いておきたいことがあるんです」

筑摩「……なんでしょうか?」

あかり「この鎮守府に来てよかったって思いますか?」

あかり「利根さんはいませんけどここに来て色んな経験をして、それが筑摩さんにとって大切なことになりましたか?」

筑摩「なりましたよ、すごく大切な経験をさせていただきました」

あかり「本当ですか?」

筑摩「本当です。水中への恐怖を払拭してもらったこともそう、日々の穏やかな生活の中で人の身を得たことの意味や喜びを知りました」

筑摩「ここでの生活は本当に大切なことばかりで……」

筑摩(私にとってその生活は姉さんとの生活より価値のないものなの?)

あかり「そこまで言ってもらえるなんてとってもうれしいですよぉ」

筑摩「いえ、礼を言うのは私の方……」

あかり「えへへ、こういうときは胸を張って堂々と誇ればいいんですよね? ふふんっ!」

筑摩「あぁ……」

筑摩(私がさっき教えたこと。提督の言うとおり、教わるばかりではなく私が教えたことも多いんですね)

筑摩(私達はここで共に成長した。その時間は私にとってかけがえのない大切なもの。そう、かけがえのない……)
525 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 23:16:44.90 ID:b8Fu7UmAo
あかり「筑摩さんにとってここでの時間が無意味なものにならなくてよかったです」

あかり「寂しいですけどそれがわかればあかりは――」

筑摩「提督、私行くなんて一言も言ってませんよ?」

あかり「えっ? でも」

筑摩「姉さんのことは大事です。でも、それ以上に私にとってここでの生活は大切になっていたみたいです」

筑摩「ここに残りたいという思いの方が、姉さんと一緒に暮らしたいという思いに勝っています」

あかり「いいんですか?」

筑摩「はい、いいんです。ここが、この鎮守府がいいんです。ここにいさせてください」

あかり「もちろんですよぉ! これからもずっと一緒ですから! この鎮守府から出た後もずっと!」

筑摩「では改めて末永くよろしくお願いしますね提督」

あかり「こちらこそよろしくお願いします筑摩さん!」

筑摩(ここまで気に入ってしまったのはこの子が提督だったからなんでしょうね)

筑摩(成熟した大人の提督ならこんなに気にいることもなかったかもしれない。世話を焼く必要があって、焼いた世話の分成長が見えるこの子だから)

筑摩(姉さんも小さいし元々私にはそういう素養があったということなんでしょうかね)

筑摩(で、でも提督が占めるウェイトは大きいですけど、だからって全部が全部提督が大事だからってわけじゃないですよ! 他の方達との交流も私にとっては大切なこと)

筑摩(だからまだです! まだなんですからね!)
526 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 23:26:19.72 ID:b8Fu7UmAo
吹雪「それでやけにうれしそうにしてたんですね」

あかり「そういうこと言ってもらえるのが1番うれしいよぉ」

吹雪「筑摩さんにもそこまで言ってもらえるなんて、さすがですね司令官」

あかり「あかりだけじゃないよぉ。筑摩さんはこの鎮守府に来てよかったって言ったんだから、吹雪ちゃん達みんなとのこともあるよぉ」

吹雪「それにしたって司令官がきっと1番のはずです」

あかり「そうかなぁ? そうだとうれしいけど」

吹雪「私も好きですよここ。穏やかで優しくて、平和ってこういうことなんだなって戦争が終わる前から思ってました」

あかり「ずっと戦争中だってぴりぴりしてたらもたないからね」

吹雪「それにしたってゆるすぎだったとは思いますけど」

あかり「ゆるいくらいがちょうどいいんだよぉ」

吹雪「それで終わらせたんだからそうなんでしょうね」

あかり「そうなんだよ、きっと。さてと、今日のお仕事ももう終わりにしよっか」

吹雪「はい、お疲れ様です」

あかり「お疲れ様。それじゃあごほうびの時間だね」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる

527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/20(日) 23:27:56.38 ID:SwJHeXSe0
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/20(日) 23:28:10.76 ID:8DFZ2p1DO
3
529 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/20(日) 23:36:51.62 ID:b8Fu7UmAo
吹雪「あの、体まだ痛みますか?」

あかり「あぁ、うん。筋肉痛って大体1日は続くからね。でもだいぶマシだよぉ」

吹雪「そんなときに頼むのもあれなんですけど、マッサージしてもらっていいですか?」

あかり「吹雪ちゃんも体痛い?」

吹雪「いえ、体が痛いわけではありませんけど、してもらいたいなって」

あかり「わかった、それじゃあお布団敷くからそこに寝てね」

吹雪「ありがとうございます」

あかり「でもあんまり強くできないから期待してるほどじゃないかもしれないけど、ごめんね」

吹雪「いいんです、ごほうびがもらえるだけで恵まれてますので」

あかり「できる限りがんばるからね」

吹雪「お願いしますね司令官」
530 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 00:01:20.31 ID:zxupMDngo
あかり「それじゃあはじめるよぉ」

吹雪「は、はいっ!」

あかり「そんなに緊張しなくていいのに。それをほぐすのがあかりの仕事だね」グイッ

吹雪「はわっ!?」

あかり「わっ、そんなに痛かった?」

吹雪「いえ、すいません続けてください」

吹雪(緊張して過剰反応しちゃったのは確かだけど、本当的確にそういうつぼを押してくるんですね)

あかり(力加減を間違えないようにしないとね)

吹雪(あっ、押し方がちょっと変わった?)

あかり「これくらいでちょうどいい?」

吹雪「も、もう少し強めでお願いできます?」

あかり「もう少し強めだね、よいしょ」グイッ

吹雪「あっ、そ、それくらいでっ!」

あかり「これくらいだね、わかったよぉ」

吹雪「んっ……うんぅ……」

吹雪(確かにそういうとこ押してる気持ちよさもあるけど、それだけじゃない)

吹雪(指遣いから伝わってくる、司令官が私を思いやってくれてることが。優しく、痛くしないようにしてることが、わかる……)

吹雪(私を、意識してくれている……それが、すごくうれしくて気持ちいい……)

あかり「気持ちいい、吹雪ちゃん?」

吹雪「はい……素敵な、気分です……」

あかり「体痛くなかったら、もっと気持ちよくできたかもしれないよぉ」

吹雪「今でも十分、んっ……気持ちいい、です……」

あかり「吹雪ちゃんが満足してくれてるなら、それでいいけどね」

吹雪「は、んっ……」

あかり「よいしょ、よいしょっ」グイグイ

吹雪「ふぅっ……! し、司令官、私、お話、してたいです……」

あかり「お話?」

吹雪「は、い、司令官との、会話もっ……気持ちよさの、要因になって、ます……」

吹雪(話す、ということは、私の存在を、認めてくれてるということだから……)

吹雪「すいません、注文、ばかり……」

あかり「いいんだよぉ、今はごほうびの時間だからね。それじゃ、次はこっちの方するから、またどれくらいがいいか教えてね」

吹雪(あぁ、司令官が私を見ている……それがこんなにも、うれしいなんて)

吹雪(気持ちよすぎて変なこと口走らないように気をつけないと……)
531 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 00:07:44.71 ID:zxupMDngo
あかり「はぁ、そろそろ腕が疲れて来たよぉ」

吹雪「あっ、では、名残惜しいですが、ここまでで」

あかり「そうしてもらえると助かるけど、もう十分?」

吹雪「はい、十分以上です。それにあまり長くしていると明日に筋肉痛を引きずってしまいかねませんし」

あかり「またいつか万全状態でマッサージしてあげるからね」

吹雪「楽しみにしています。はぁ……」

あかり「起き上がれない?」

吹雪「あっ、すいません司令官のお布団の上で!」

あかり「いいのいいの、マッサージするときはみんなそれに寝てもらってて、大体いつもそんな感じだよぉ」

吹雪「あはは、みんながすごいすごい言うのもわかりますよ。こんなになっちゃうなんて」

あかり「この才能を発掘してくれた熊野さんに感謝しないと。さてと、それじゃあ明日の秘書艦さんを決めて今日は終わりだね」

↓2 明日の秘書艦(>>521-522の☆のついてない艦娘)
532 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/21(月) 00:10:24.73 ID:k10aTdrDO
谷風
533 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/21(月) 00:10:33.58 ID:lf5Ast5y0
愛宕
534 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 00:21:14.50 ID:zxupMDngo
今回はここまでです
次は五月雨の好感度100イベントから始めます

利根がいなかったのでこういう展開になりましたがいた場合どうなってたかはわかりません
ここから利根が来た場合も同様ですね
キャラごとのイベントはあんまり先まで考えずに即興でやってるので勢いで変な属性が付くこともあります
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/21(月) 00:52:38.92 ID:DlPOlHxlo
乙です
536 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/21(月) 01:09:48.72 ID:I9URUCGaO
乙です
537 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/21(月) 10:43:19.48 ID:wOGwRJvv0
乙です
蒼龍の性癖とかは流れで目覚めちゃってた感あったねww
538 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 22:37:01.93 ID:zxupMDngo
開始します
539 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 22:44:43.31 ID:zxupMDngo
あかり「明日の秘書艦さんは愛宕さんにお願いするよぉ」

吹雪「愛宕さんですねわかりました。伝えておきます」

あかり「お願いね吹雪ちゃん。おやすみなさい」

吹雪「おやすみなさい司令官!」

吹雪「誰かに想われるってこんなに心地いいものなんだ。はぁ、司令官は色んな人から想われててうらやましいなぁ」

吹雪「ううん、司令官はそれだけみんなと仲良くしてきたってことだよね。私も影の薄さを嘆く前に自分から行動しないと!」

吹雪「がんばって司令官のように人に好かれる人になろう! そしてみんなに構ってもらうんだ!」



あかり「ん〜! 今日は筋肉痛があったからいつも以上に疲れたよぉ。明日には治ってるといいなぁ」

あかり「もう寝ようかな」

五月雨「あの、提督」

あかり「その声は五月雨ちゃん?」
540 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 22:51:31.00 ID:zxupMDngo
五月雨「夜分遅くにすいません」

あかり「別にいいけど、どうしたの?」

五月雨「いえ、少し。入ってもよろしいでしょうか?」

あかり「うん、いいよぉ」

五月雨「では失礼します。あっ、もうお休みになられるところでした?」

あかり「そうしようかなって思ってたところだよぉ」

五月雨「そうでしたかそれはお邪魔をしてしまってすいません」

あかり「気にしないでいいよぉ。それであかりに何かご用?」

五月雨「えっとですね、あっ……」

あかり「ん?」

五月雨「す、すいません、用事を思い出したので失礼します! 眠った頃にまた来ます!」

あかり「んん!? 眠った頃に何しに来るの?」

五月雨「ああ、いや、これは、その……」
541 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 23:01:48.70 ID:zxupMDngo
あかり「五月雨ちゃん?」

五月雨「うぅ、深く追求しないでください」

あかり「あかりに何かやましいことがあるの?」

五月雨「やましいことというか、やらしいことというか……」

あかり「やら?」

五月雨「わ、忘れ物してしまったんです、執務室に!」

あかり「何だそんなこと、何を忘れたの?」

五月雨「それが、ですね……」

あかり「うん」

五月雨「……パンツです」

あかり「はい?」

五月雨「だから、この部屋にパンツを忘れちゃったんです!」
542 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 23:10:56.16 ID:zxupMDngo
あかり「パンツってあの」

五月雨「他にどのパンツがあるか知りませんが下半身用の下着のことです」

あかり「そっか、それを忘れたら大変だよね」

五月雨「大変なんです。だから取りに来たんですよ」

あかり「わかった、それじゃああかりも一緒に探すの手伝うね」

五月雨「えっ? あっはい、お願いします」

あかり「それにしてもパンツ忘れるなんて、五月雨ちゃんは本当にドジっ子さんだね」

五月雨「注意はしてたんですけど、夢中になりすぎて頭のなからポロッと零れ落ちてしまったんです」

あかり「大事なものなんだから忘れちゃだめだよぉ。あっ、もしかしてこれ?」

五月雨「それです! すいません、ありがとうございました」

あかり「もう忘れ物しちゃだめだよ?」

五月雨「はい、気をつけます。それではお騒がせしました提督。おやすみなさい」

あかり「おやすみなさい五月雨ちゃん」
543 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 23:22:57.69 ID:zxupMDngo
あかり「ってちょっと待って!」

五月雨「はいなんでしょう?」

あかり「ここでパンツ忘れたってことは、パンツ脱いだってことよね!?」

五月雨「あぅ、さすがにこのまま押し通せませんか」

あかり「よく考えたら変だって気がついたんだよぉ」

五月雨「よく考えなくても変だと思いますが」

あかり「一体ここでパンツ脱いで何をしてたの?」

五月雨「そ、それはですね……」

五月雨「ええっと、山に行ってることを忘れて提督にお茶をお出ししようと思って、せっかく淹れたお茶を捨てるのも勿体無いので自分で飲んだんです」

五月雨「そしたら熱すぎて思わず取り落としてしまったらお茶が服にかかって、そのままパンツまで濡れてしまったんです」

五月雨「で、慌てて脱いで冷やしにお風呂まで行ってしまい、それですっかり忘れてしまったんですよ」

あかり「そ、それは……」

五月雨(さすがに苦しすぎたかなぁ?)

あかり「大丈夫だった? やけどしなかった?」

五月雨「だ、大丈夫ですよ。私も艦娘ですから」

五月雨(これで誤魔化せるの!? 逆に驚きますよ!)
544 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 23:43:53.34 ID:zxupMDngo
五月雨「あ、あの、疑わないんですか?」

あかり「普通だったら疑うところだけど五月雨ちゃんだからねぇ」

五月雨「私だったらあり得ると言いたいんですか!?」

あかり「五月雨ちゃんだったらやりそうかなぁって」

五月雨「うぐぐっ、否定できないのが悔しいです」

あかり「だから信じるよぉ、五月雨ちゃんのこと。あかりはよく知ってるから」

五月雨「……」

あかり「そんな顔しないで、あかりは別にバカにしてるとか責めてるわけじゃないよぉ」

あかり「五月雨ちゃんがそういう子だって知ってて、それでも一緒にいるのが楽しいからこうして一緒にいるんだよぉ」

あかり「もし一生ドジが直らなくても、あかりが一生フォローしていくから安心してね」

五月雨「う、うぅ〜、提督ぅ〜! ごめんなさい〜!」ダキッ
545 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/21(月) 23:54:30.71 ID:zxupMDngo
あかり「わっ、なんで謝るの?」

五月雨「違うんです〜本当はお茶こぼしたんじゃないんです〜!」

あかり「違うの?」

五月雨「違います〜! 本当は、この部屋で提督のことを想っていたんです〜!」

あかり「あかりのことを想う?」

五月雨「ここに来てからいつも提督を感じていました。直接会うことがなくてもどこかに影を見ていたんです」

五月雨「それが急にいなくなって、誰もいない執務室を見ていたら何だか無性に寂しくなって……」

あかり「うん」

五月雨「気がついたら私、提督の服を着ていました」

あかり「な、なんで?」

五月雨「提督を感じるためですよ! いつも着てる服なんだなって、提督の残り香だってありましたし!」

あかり「そ、そう」
546 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 00:04:09.87 ID:r2RDbEmpo
あかり「あっ、もしかしてパンツ脱いでたのって」

五月雨「すいません、下着はさすがにと最初は思ってたんですけど、着てるうちに夢中になってしまって我を忘れて……」

あかり「そういうことだったんだ」

五月雨「嘘ついたりして本当にすいません! 私のこと信頼してくださっているのに!」

あかり「いいよぉ、そんなことしたなんてはずかしくて言えなくなるの当たり前だよぉ」

五月雨「そんなはずかしい、やらしいことをした私を許してくれますか?」

あかり「許すというか最初から怒ってないし。もう気にしないで、それだけあかりのこと大切に想ってくれてるんだってわかってむしろうれしいよぉ」

五月雨「提督……!」

あかり「これからは勝手にするんじゃなくてあかりに言えばいいよぉ。服くらいならいつでも貸してあげる。パンツは、どうしてもって言うなら、ね」

五月雨「どうしてもと言えばその場で脱ぎたてをくれるとおっしゃいますか!?」

あかり「おっしゃってません!」
547 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 00:31:21.34 ID:r2RDbEmpo
あかり「ところで、どれを使ったの?」

五月雨「ええっとですね〜、すいません失礼します」ガラッ

あかり「迷いなく下着の棚を開けたね。なんか手馴れてるような」

五月雨「き、昨日開けましたから! えっとですね、あれ? ないですね」

あかり「あ〜、もしかして、あかりが今はいてるやつ?」

五月雨「あぁ、そうかもしれません」

あかり「あ〜」

五月雨「……」ジー

あかり「えっと、うん、今はいてるのは、これだけど」パサッ

五月雨「あっ、これです。私これはきました!」

五月雨「私がはいたパンツをそのまま提督がはいちゃったんですね……」

あかり「そ、そういうことするならせめて1番下にしまうとかしようよぉ!」

五月雨「ちょっと期待してたところもあったりなかったりで」

あかり「期待ってなに!?」

五月雨「……」ジー

あかり「す、すごい見てるけど、これ前に誰かがあかりに買ってきてくれたものなんだよぉ」

五月雨「買ってきてくれた?」

あかり「うん、パンツがよくなくなってたからって」

五月雨「……」

あかり「五月雨ちゃん?」

五月雨「どうしても」

あかり「へっ?」

五月雨「どうしても〜!」

あかり「ぬ、脱ぎたてはおっしゃってないって」

五月雨「じゃあこれと交換です!」

あかり「それあかりに何かメリットある!?」

五月雨「……」

あかり「……わかった、わかったから!」

五月雨「お互いのはいて見せ合いっこしましょう!」

あかり「見せ合いっこってもう十分見られてるよぉ」

五月雨「その状態からどれだけ扇情的に見せられるか勝負です!」

あかり「せ、戦場的? 戦ってるってこと?」

五月雨「ふふふん、とりあえず脱いでください!」グイッ

あかり「じ、自分で脱げるから脱がさないで! もう、五月雨ちゃん!」

五月雨(提督はドジを含めて私を好きだって言ってくれてる。なら、もう開き直ります!)

五月雨(私はこうしてドジをも利用して提督との仲を深めさせてもらいますからね!)
548 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 00:34:36.12 ID:r2RDbEmpo
今回はここまでです

最初は恐らく想像通りのことをやっていてそれをあかりの前で見せるという話にしようかと思いましたが生々しいかなと思って軌道修正しました
こっちはこっちで生々しくなったような気がしますが
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 00:53:10.12 ID:SX7H6Oh0o
乙です
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 01:50:59.90 ID:tGVA0IRRo
乙です
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 02:02:09.32 ID:Gr1OmLT9o
戦場的?で不覚にも笑った
でもそれ位の純粋さがあかりっぽい
552 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 22:38:19.66 ID:r2RDbEmpo
開始します
553 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 22:45:29.37 ID:r2RDbEmpo
愛宕「おはよう提督」

あかり「おはようございます愛宕さん」

愛宕「今日はもう筋肉痛大丈夫?」

あかり「もう痛くないですよぉ」

愛宕「あらぁ〜、せっかくマッサージしてあげようと思ってたのに」

あかり「する手間が省けたんだからいいじゃないですか」

愛宕「もぉ、そんなつれないこと言うんだからぁ」

あかり「痛かったのが痛くなくなったから調子がいいような気がしますよぉ」

愛宕「まあ昨日より調子がいいことは確かだものね」

あかり「調子のいいまま今日もがんばりますよぉ」

愛宕「がんばりすぎてまた筋肉痛にならないようにね」

あかり「筋肉痛になるのと治るのを交互にやってれば2日に1度は調子がよくなれるんじゃ」

愛宕「2日に1度悪くもなるからだめ。提督は普通にしてるのが1番よ」
554 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 22:51:55.00 ID:r2RDbEmpo
あかり「愛宕さんは最近何してるんですか?」

愛宕「私の私生活が気になるの?」

あかり「気になりますよぉ。どうやったらそうなるのかって」

愛宕「うふふ、どうもこうもこれは自前よぉ」

あかり「いやまあ最初からそうだったんですけど」

愛宕「提督が気にするのははや……くもないのかな? 1番気になってるくる年頃よね」

あかり「身近にすごい子がいますし」

愛宕「古谷提督のことね。ふふっ、大室提督ほどじゃなくても気にしちゃうか」

あかり「でも櫻子ちゃんにドリブルされるのは痛そうだから、やっぱりない方がいいのかもしれません」

愛宕「ドリブル?」

あかり「こっちの話ですよぉ。さて、それじゃあ今日はどうしましょうか」

↓2

1 艦娘との交流(>>521-522の朝潮、駆逐棲姫以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 22:54:44.45 ID:WkcRZqXuo
1那珂
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 22:54:47.49 ID:raQ/CyYtO
1白雪
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 22:55:16.51 ID:X4i5uQ5f0
4
558 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 23:16:50.68 ID:r2RDbEmpo
白雪「はぁ、私にもう少したっぱがあれば、あんなふうに覆いかぶさるように強引に……」

白雪「私も例の大人になる装置を使えば……けど道具に頼るなんて……」

あかり「白雪ちゃん、遊ぼう?」

白雪「いや司令官との触れ合いに道具を使うわけではないですし、そちらはむしろ大きい方がやれることも色々と……」

あかり「白雪ちゃん」チョン

白雪「ひゃわぁっ!? し、司令官!? いつからそこに!?」

あかり「ついさっきだよぉ。また何か考え事してたんだね」

白雪「あはは、そんなに考え事してる印象ありますか?」

あかり「印象あるよぉ。なんだかいつもぼんやりしてる」

白雪「ぼんやり考えることではないんですけどね……」

あかり「そうなの? どんなことを考えてるの?」

白雪「そ、それはまあなんというか未来的なあれで」

あかり「なんだか難しいこと考えてるんだね」

白雪「そ、そうなんですよ! 決していかがわしいことを考えてるわけじゃないんです!」

あかり「わかってるよぉ。まだ考えてたい?」

白雪「いえ、司令官と話している方がいいので話しましょう!」

↓2

1 吹雪とはどうかという話
2 改造してからどうかという話
3 妄想を現実にしてみたいなという話
4 その他自由に
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 23:17:12.66 ID:eU3l2pfOO
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/22(火) 23:17:22.03 ID:UBOqf8MWO
1
561 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 23:23:41.96 ID:r2RDbEmpo
あかり「そうだ、最近吹雪ちゃんとどう?」

白雪「どうとは?」

あかり「お話してる?」

白雪「取り立てて語るようなことはないですけど、話くらいはしますよ」

あかり「そっかぁ」

白雪「昨日の秘書艦でしたよね? 何かあったんですか?」

あかり「影がうすいんじゃないかって気にしてるみたいで」

白雪「影が薄いですか?」

あかり「うん。特徴がないって言って仮面被ろうかなとかなんとか言ってたし」

白雪「仮面って、そりゃつけてたら特徴的ですが」
562 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 23:35:32.70 ID:r2RDbEmpo
白雪「確かにこの鎮守府には艦娘がたくさんいて、皆さん濃い人ですからねぇ」

白雪「埋もれてしまいがちになってしまうということはあるかもしれません」

あかり「う〜ん、難しいところだね」

白雪「ええ、埋もれないでいるキャラを確立するのは中々難しいものです」

あかり「もしかして白雪ちゃん無理してキャラ作ってるの?」

白雪「いえこれは素なんですが」

あかり「あっ、そうなんだ」

白雪「共同生活をしているとはいえここは私達のうちですからね。この中でまでキャラを作ったりしては休まるときがありません」

あかり「確かにね、それはあるよぉ」

白雪「自然体で皆さんに勝てるほどのインパクトをどう出せるか、それは吹雪ちゃん次第です」

あかり「あかり達が口を出せることじゃないんだね」
563 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/22(火) 23:49:14.52 ID:r2RDbEmpo
白雪「自然体でだめならキャラを作って、そのうちに慣れていくという手もありますね」

あかり「慣れるまでが大変だね」

白雪「でもわざと作ったキャラなら印象もつきやすいんじゃないですか?」

あかり「印象付けるためにやってるしね」

白雪「そうですね、例えばぶりっ子とか」

あかり「那珂ちゃんと若干被るような」

白雪「じゃあ逆にカッコよさをアピールするとか。例えば古風な武士然とした振る舞いをするとか」

あかり「武蔵さんがそれっぽくない?」

白雪「じゃあ普通にカッコつけて、オレなんて言ってみるとか」

あかり「天龍さんだね」

白雪「片言!」

あかり「ほっぽちゃんだよぉ」

白雪「げ、言動がだめなら見た目です! もっとこう露出度が高い服を着れば人目も浴びます!」

あかり「島風ちゃんや雲龍さんを超えるとなると、もう下着姿になるくらいしか……」

白雪「……これとどうやって戦えばいいんだ」

あかり「みんな素でやってるんだよねぇ……」

白雪(割と真面目に自分のことを心配した方がいいような気がしてきました!)
564 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 00:08:24.29 ID:ZZkO/bHQo
あかり「こう特徴的な点がなくても印象に残ってる人は残ってるよぉ」

白雪「それは司令官との積み重ねがあるからで。やっぱりそうですね、積み重ねですよ」

あかり「たくさん一緒の時間を過ごしたら印象に残ることもいっぱいできるよね」

白雪「それで司令官に対してのキャラや影は濃くなりますね」

白雪(吹雪ちゃんは今の所それでいいという状態にはなってない、ですよね? 昨日話した限りでは)

あかり「みんなとも一緒に過ごせばいいんだよぉ。そのためにはこの前の学校ごっこみたいなこともっとやる必要があるね!」

白雪「訓練も遠征もなくなりましたから、みんなで集まる機会がそうそうないんですよね実際」

あかり「とりあえず今のところ考えてるのは、姉妹艦ごととか、艦種ごとに一緒にお泊り会をするっていうのがあるんだけど」

白雪「前にもやりましたね、第2弾ですね」

あかり「前より姉妹が増えた人も多いからね。そうだね、もう1回やってみようよぉ」

白雪「そうですね、前も楽しかったですしまたやりたいです」

あかり「それじゃあ、みんなに連絡して明日にしよう。こういうとき準備いらないから楽だよね」

白雪「お泊りと言っても誰かの部屋に集まるだけですからね」

あかり「えへへ、楽しみだよぉ。あかりはどこに混ぜてもらおうかなぁ」

白雪(そうか、司令官も前のようにどこかに混ざるんだ! 今回はほっぽちゃんにも他の深海棲艦の皆さんがいるし1人で)

白雪(こっちには叢雲さんがいるから候補としては最有力! 今回ばかりは感謝しますよ叢雲さん)

白雪(久々の司令官と褥を共に……な、なにしようかなぁ? 叢雲さん達もいるしあんまり変なことは、いやでもだからこそ、しかし……)

あかり「白雪ちゃんまた考え事に入っちゃったみたいだね。それじゃああかりは次になにしよっかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>521-522の朝潮、駆逐棲姫、白雪以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
565 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 00:25:31.39 ID:ZZkO/bHQo
セルフksk
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 00:25:50.81 ID:I3HIdfp3o
1青葉
567 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 00:31:35.32 ID:ZZkO/bHQo
今回はここまでです
次は青葉と交流するところからはじめます

白雪のキャラがあれになったのはたぶん夜這いの件が関係しているものと思われます
前は本当にエロ担当だったんですけど今や担当が飽和している状態ですね
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 00:35:28.69 ID:I3HIdfp3o
569 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 01:18:31.06 ID:5Qirb3jCo
乙です
570 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 09:47:59.37 ID:YN6OvxQJ0
ということはそろそろ複数プレイかな?
571 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 14:50:57.37 ID:nLiGZ5IQO
乙です
572 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 22:39:42.80 ID:ZZkO/bHQo
開始します
573 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 22:53:15.81 ID:ZZkO/bHQo
文月「それでね〜司令官がちょっと焦っちゃって〜千歳に怒られたりして〜」

青葉「なるほど、順風満帆というわけではなかったんですね」

あかり「文月ちゃんに取材ですか?」

文月「司令官〜そうだよ〜あたし取材されてるの〜」

青葉「文月さんは叢雲さん、大和さんと同じく司令官がこちらに来たはじめての日からここにいる方だと聞きましたので」

あかり「あかりが初めて建造したときに来てくれたんですよぉ」

文月「あたしが初建造なんだよ〜」

青葉「文月さんはわかるんですけど2回目で大和さんが建造できるとは、さすがに驚きですね」

文月「あたしもびっくりしたよ〜大型建造しなくても建造できたんだもん〜」

あかり「おかげでずいぶんと楽をさせてもらいましたよぉ」

文月「おいしいご飯が食べられてやる気が出た〜」

青葉「ふむふむ、やはり要は大和さんなんですね」

あかり「でも叢雲ちゃんにもたくさんお世話になったし、あかりがすごく悩んでるときとか落ち込んでるときには、いつも文月ちゃんが励ましてくれたんですよぉ」

文月「えへへ〜司令官が落ち込んでたら鎮守府全体が暗くなっちゃうからね〜」

青葉「ふ〜む、なるほどぉ。誰かに頼りきりではなかったというわけですか」

あかり「みんなに頼りきりでした」

文月「司令官だって頼られてたでしょ〜持ちつ持たれつ〜」

青葉「なんにせよ当時から暗さとは無縁だということは理解できました。ありがとうございました、文月さん」

文月「どういたしまして〜また聞きたいことがあったらいつでも取材受けるよ〜」

青葉「はい、よろしくお願いします!」

あかり「本当の記者さんみたいですよぉ」

青葉「やってることはそうですので。それでは、また提督と交流して深いところまで取材できる仲を築き上げるとしましょう」

あかり「そういうことは口で言うものじゃないですよぉ」

↓2

1 事前調査の結果など
2 姉妹について
3 生徒会のみんなについて
4 その他自由に
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 22:54:38.29 ID:I3HIdfp3o
3
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 22:56:25.90 ID:btzl91I6O
576 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 23:08:31.96 ID:ZZkO/bHQo
あかり「そういえばここに来る前に事前調査とかしたんですか?」

青葉「もちろんです! 事前に調査をしなければ質問することも用意できませんからね」

あかり「事前調査の結果どんな感じの鎮守府だと思いました?」

青葉「気になりますか?」

あかり「それはまあ気になりますよぉ」

青葉「それではお聞かせしましょう! 実はここに来る前に松本司令官に話を聞きに行ったんですね」

あかり「会長さんのところに?」

青葉「ええ。それで赤座司令官はどんな人なのかと率直にお尋ねしたわけです」

あかり「それでどうだったんです?」

青葉「いつもみんなのことを思いやってる優しい子。元気で明るくて、とても可愛らしい女の子だと」

あかり「会長さんそんなふうに思ってくれてたんだぁ」

青葉「でもそんなに明るいのになぜか声が小さい私と同じレベルに影が薄くなるときがある不思議な子だとも」

あかり「会長さんからもそう思われてたんだ!?」

青葉「まあ西垣局長が代弁していたので実際になんと言っていたかはわかりませんでした。集音マイクはそのとき持ってなかったんですよ」

あかり「集音マイク使わないと聞こえない声で喋れるって逆にすごい気がしますよぉ」
577 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 23:19:37.76 ID:ZZkO/bHQo
青葉「他にも遠征中一緒に仕事した方などに、こちらの艦娘に対する印象を聞いてみたりもしました」

あかり「どんなこと言ってました?」

青葉「概ね好評のようですね。特に那珂さんは真面目でよく働く上に士気向上のためにライブまでやってくれるから、とても人気のようでした」

青葉「船上勤務の方は娯楽に飢えていますからね。それに基本男所帯ですから、見目麗しい女の子が見れるだけでも喜ばれるんですよ」

あかり「わぁ、なんだかうれしいですよぉ」

青葉「そんなわけで皆さん気を惹こうとプレゼントをしたりしていたとのことです」

あかり「あぁ、いつも追加報酬って言ってお土産貰って来てましたよぉ」

青葉「それにかこつけて不要になったものを処分してもらっていた人もいたようですが」

あかり「やっぱりいらないもの押し付けてる人いたんだ!」

青葉「なんにせよ勤勉な皆さんの姿は士気向上に大いに役に立っていたということですね」

あかり「あかりも誇らしいですよぉ」
578 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 23:36:33.05 ID:ZZkO/bHQo
青葉「あとは書籍ですね」

あかり「書籍?」

青葉「漫画です」

あかり「漫画……ああっ! 京子ちゃんが描いてるの!」

青葉「はいそれです。現役司令官の日常を描くなんて機密保持の観点から見てどうなのかという疑問もありますが、読み物として大変面白かったです」

あかり「京子ちゃんの同人誌いつもすごく面白いですもんね」

青葉「本当に中学生が描いたのかと思うほど過激なシーンが満載で」

あかり「ええっ!?」

青葉「そしてよく考えればこれは作者よりもなお若い中学生が実際に体験したことなんだと思うと、えもいわれぬ感情がわきあがってきます」

あかり「そ、そんな過激なシーンいっぱいなんですか!?」

青葉「それはご自分の行動を思い返せばわかることだと思いますよ」

あかり「えぅ、それは、そのぉ」

青葉「まあ読んだ限りでは司令官はされる側が多かったようでしたが。でも、自分を好きだと言う相手の前で無防備すぎるんですよ司令官は」

あかり「す、好きだって言ってもらえるのはうれしいですし」

青葉「これも一種の誘い受けというやつなんでしょうかね?」

あかり「誘い、なんです?」

青葉「いえ……」

青葉(どんなに頑なな人も懐柔していってるようですが、はてさて青葉はどうなることでしょうか)
579 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/23(水) 23:44:29.29 ID:ZZkO/bHQo
青葉「そんなこんなで総合的に見れば悪い鎮守府ではないという印象ですかね」

あかり「ざっくりしてますね」

青葉「最初はざっくりとした全体像を作って、そこから細部を詰めていくんですよ」

あかり「すごいプロっぽい発言ですよぉ」

青葉「ふふん、伊達に戦史編纂係を任されてはいませんよ」

あかり「いいところたくさん見せてこんなにいい鎮守府なんだって思ってもらえるようがんばりますね」

青葉「ふふ、期待していますよ」

あかり「それじゃああかりはこれで」

青葉「はい、またお話を聞かせてくださいね」

あかり「もちろんですよぉ。さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>521-522の朝潮、駆逐棲姫、白雪、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
580 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 23:45:22.05 ID:KwnyZ571O
1吹雪
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 23:45:31.68 ID:XXB21o0XO
1五月雨
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/23(水) 23:46:11.27 ID:X2YbQPtDO
1谷風
583 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 00:00:22.93 ID:Oc0wvBwBo
五月雨「し、下着を交換しようなんて、勢いに任せて私は何言ってるんだろう」

五月雨「提督も変なこと言わないでって突っぱねてくれたらよかったのに、はずかしそうにしながらも応じてくれるんだもん」

五月雨「はぁ、どうしよう。この提督のパンツ……」

五月雨「……まだ残り香があったり」スッ

あかり「五月雨ちゃん」

五月雨「うひゃあっ!?」

あかり「うわっ、ごめんねそんなに驚いた?」

五月雨「い、いえ、むしろいいタイミングで来てくれたことに感謝します」

五月雨(危うく提督のパンツのにおい嗅ぐ変態になってしまうところでした!)

あかり「あっ、またパンツそんなところに置いて! 自分の部屋だからって放置するのはだめだよぉ」

五月雨「は、はい、すぐ片付けます!」

あかり「もぉ、せっかくあげたんだから大事に使ってよぉ」

五月雨「つ、使うって!?」

あかり「えっ、なにか変なこと言った?」

五月雨「い、いえ、別にすいません……」

五月雨(パンツを使うって言ったらはくってことなのに、なんで変なことの方が先に思い浮かぶの!)

あかり「片付け終わったらお昼まで一緒に遊ぼうね」

五月雨(昨日の夜にも遊んだ?のに今日も来てくれる。これは少し気に入られてるって思ってもいいよね?)

あかり「何して遊ぼっかぁ」

↓2

1 白露型で交流する
2 他の艦娘とどうすごしているのか
3 精神修行の続き
4 その他自由に
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 00:01:13.64 ID:vec31B1zO
2
585 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 00:01:25.53 ID:yrS4ilvVO
1
586 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 00:06:59.86 ID:Oc0wvBwBo
今回はここまでです
次は五月雨と他の白露型と交流するところからはじめます

今いる白露型は駆逐棲姫含めて全員好感度100なのでそういうことです
になるかどうかはたぶん安価次第です
587 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 00:14:09.73 ID:hMaAsaJ1O
588 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 00:27:52.10 ID:g/Ilera7o
乙です
589 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 01:17:46.94 ID:poCtN+H9O
乙です
590 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 22:41:09.44 ID:Oc0wvBwBo
開始します
591 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 22:48:01.81 ID:Oc0wvBwBo
五月雨「夜の続きしますか?」

あかり「えっと、あれはしばらくはいいよぉ」

五月雨「ならどうしましょう?」

あかり「う〜ん、どうしようかなぁ」

五月雨「私、あまり最近の遊びに詳しくありませんし」

あかり「艦娘だもんねぇ。あっ、そうだ、他の白露型のみんなも一緒に遊んでみよっか」

五月雨「えっ、夕立達とですか?」

あかり「うん。姉妹同士で交流するのも大切なことだよぉ」

五月雨「そう、ですね。せっかく服も揃えたんですし、姉妹仲を深めていくのもいいですね」

あかり「決まりだね。全員呼ぶ?」

五月雨「そうですねぇ〜」

↓2 夕立、春雨、駆逐棲姫の中から自由に(全員でも可)
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2016/03/24(木) 22:53:48.72 ID:NBsvRMAr0
夕立
593 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 22:54:02.05 ID:Q0RWPbtsO
春雨&わるさめ
594 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:05:07.63 ID:Oc0wvBwBo
春雨「ふふっ、いきなり遊ぼ〜ってやってくるなんて、まるで子供みたいですね」

駆逐棲姫「事実あかりは子供」

あかり「もう中学生だよぉ!」

五月雨「中学生もまだ十分子供ですよ」

駆逐棲姫「何をして遊ぶの?」

あかり「それを考えるために呼んだんだよぉ」

五月雨「何か面白い遊び知りませんか?」

春雨「面白い遊びなんて急に言われても」

あかり「ちょうど4人、ごらく部と一緒だよぉ」

駆逐棲姫「いつも何して遊んでた?」

あかり「トランプとかUNOとか、あとはゲームとか」

春雨「一応カードゲームもゲームですよ」

五月雨「現代っ子ですね提督!」

あかり「トランプしよっか?」

春雨「トランプもいいですけど、ここは……」

↓2

1 五月雨の姉妹としての感情を呼び起こそう
2 イ級と触れ合いに行こう
3 やっぱりトランプしよう
4 その他自由に
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 23:08:13.91 ID:wPhTkCXX0
2
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 23:08:15.12 ID:GSwdB49To
2
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 23:08:24.74 ID:ia/T3FUwO
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/24(木) 23:08:25.75 ID:JeJCkFIBo
599 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:17:39.26 ID:Oc0wvBwBo
あかり「ここは?」

春雨「あ〜……」

駆逐棲姫「やることが見つからないなら、私から」

五月雨「はい、なんでしょう?」

駆逐棲姫「イ級と遊びに行こう」

あかり「イ級ちゃんと遊びに?」

春雨「あの子遊べるくらいには慣れてくれたの?」

駆逐棲姫「いやまだだけど、慣れるためにもたくさんの人と会わせた方がいいと思って」

五月雨「イ級、まともに顔を合わせてもないですけど、噛んだりしません?」

駆逐棲姫「そもそも噛めるほど近づいて来ないから心配しなくていい」

あかり「そうだね、早くお触りできるようになりたいもん。みんな、いい?」

春雨「私は構いませんよ」

五月雨「わ、私も」

駆逐棲姫「なら行こう」

あかり「うん! セラピールームにレッツゴーだよぉ」
600 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:28:45.32 ID:Oc0wvBwBo
五月雨「そもそも何でアニマルセラピールームなんて作ったんですか?」

春雨「当時からセラピーが必要なほど疲れることはしてなかったと聞きますが」

あかり「ビスマルクさんが猫さんを飼いたいから作ってって嘆願書を送って来てたからだよぉ」

駆逐棲姫「部屋まで作ったら飼わないわけにはいかない」

あかり「作った初日に爆破されたり、それなりに飼わずに放置してたような気もするけど」

五月雨「ば、爆破?」

あかり「最初はハムスターさんや金魚さんみたいなちっちゃくて買いやすい動物さんを飼う予定だったの」

春雨「慣れない内に大きな動物を飼うのは難しいですからね」

あかり「結局ビスマルクさんに圧されて最初からオスカーを連れてきたんだけどね」

駆逐棲姫「オスカー1匹だと広すぎる」

あかり「だから寂しかったのかよくセラピールームから脱走して鎮守府の中を好きに動き回ってたんだよぉ」

五月雨「過去形で言ってますけど今もやってますよね。この前私の部屋の中に入ってきてましたよ」

駆逐棲姫「神出鬼没」

あかり「工廠みたいな危ないところには入り込まないから好きにさせてあげてるんだよぉ」

春雨「子猫ですけど頭がいいんですね」

あかり「今は連装砲ちゃん達もついててくれるから安心だよぉ」

駆逐棲姫「連装砲ちゃん達あそこに馴染んでるけどアニマルでいいんだろうか……」
601 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:35:26.07 ID:Oc0wvBwBo
あかり「イ級ちゃん、あかりだよぉ」

イ級「……」ピクッ

春雨「こんにちは、イ級ちゃん」

五月雨「こ、こんにちは」

イ級「……」ジッ

駆逐棲姫「春雨と五月雨、私の……友達」

イ級「……」ペコリ

五月雨「あっ、おじきした!」

春雨「言葉はわかるんだね。どうも、春雨です」ペコリ

イ級「……」

駆逐棲姫「そんなに警戒しなくても何もしない。会いに来ただけだから」

イ級「……」ストン

五月雨「知らない人の前だと腰も落ち着けられないんですね」

春雨「殺されるかもって怯えながら深海で暮らしてたんだから、しょうがないよ」
602 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:44:51.94 ID:Oc0wvBwBo
あかり「あれでも結構よくなった方だよね」

駆逐棲姫「逃げ回らないだけでもマシになった」

五月雨「それなら近づいてみても大丈夫なんじゃ」スッ

イ級「……!」ビクッ

春雨「五月雨」

五月雨「うぅ、驚かせてごめんね」

駆逐棲姫「焦ってやっても意味がない。自分の事情を押し付けるんじゃなくて、相手のことをしっかり考えないと」

あかり「うん、それが大切なことだよぉ」

五月雨「無理して余計に臆病にしたらもともこうもないですものね」

駆逐棲姫「とはいえ甘やかしすぎるのもよくない。怖くても勇気を出して進ませることも必要」

春雨「それも一理あるね。何か離れていてもできる遊びってありませんでしょうか?」

あかり「離れててもできる遊び……そうだ、春雨ちゃん。ドラム缶中身入ってる?」

春雨「ドラム缶ですか? いえ、ちょうどお昼ですから厨房に提供してきたところですけど」

あかり「それじゃあそれを使って遊ぶよぉ!」
603 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/24(木) 23:52:40.99 ID:Oc0wvBwBo
あかり「えいっ!」ゴロゴロ

イ級「……!」サッ

駆逐棲姫「イ級、それをこっちに返してくれ」

イ級「……」

春雨「何も危ないもの入ってないから、ね?」

イ級「……」クンクン

五月雨「まずにおいを嗅ぐところは犬みたいですね」

イ級「……!」ガチャガチャ

あかり「あっ、ドラム缶を開けようとしてる」

春雨「春雨スープのにおいがするからでしょうか?」

駆逐棲姫「こら、こっちに返せって言ってるのに!」

イ級「……」ゴソゴソ

五月雨「顔突っこんでる」

春雨「イ級ちゃん、もう中身入ってないよ!」

あかり「香りだけでも楽しもうとしてるのかなぁ」
604 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 00:14:00.32 ID:dda/iS2xo
イ級「……!」ブンブン

あかり「あぁ、やっぱりはまっちゃったよぉ」

駆逐棲姫「ったくもう!」

イ級「……!」

駆逐棲姫「取ってやるから暴れるな」グイッ

イ級「……!」グリグリ

駆逐棲姫「んぅ、顔グリグリはやめろと。微妙に濡れてるから!」

春雨「後で春雨スープを持ってきてあげましょう」

あかり「それがいいね、おいしいもの食べたら心も温まるよぉ」

イ級「……?」

駆逐棲姫「ほら、それをあかりのところに返して」

イ級「……」

五月雨「イ級ちゃん、ドラム缶だけ返してくれればいいからね」

イ級「……」コンッ

あかり「そうそう! そうやって転がして!」

イ級「……」ゴンッ

あかり「よいしょっと。うん、上手だよぉイ級ちゃん! じゃあ、もう1回行くよぉ!」ゴロゴロ

イ級「……」ピクッ

駆逐棲姫「大丈夫、それくらい止められるだろう?」

イ級「……」カンッ

春雨「イ級ちゃん、今度はこっちだよ!」

イ級「……」ジッ

駆逐棲姫「……」コクリ

イ級「……!」ゴンッ

春雨「よいしょっと! はい、それじゃあもう1度! それっ!」ゴロゴロ

イ級「……」カンッ

五月雨「イ級ちゃん、こっち〜!」

イ級「……」ゴンッ

五月雨「よぉし、った、わっ!?」バタッ

あかり「五月雨ちゃん、大丈夫?」

春雨「もう、何をやってるの五月雨? イ級ちゃんだって止められるのに」

駆逐棲姫「ドジがすぎるぞ五月雨」

五月雨「うぅ〜、今のは足がすべっただけです!」

イ級「……♪」

五月雨「あぁ〜! イ級ちゃんまで笑って! もぉ〜、意外に止めるの難しいんだって思い知らせてあげる!」ゴロゴロ

イ級「……」カンッ

五月雨「ええっ!? そんな容易く!?」

イ級「……」ゴンッ

あかり「わっ! 今のはあかりも危なかったよぉ! やるねイ級ちゃん!」

イ級「……!」ピョンピョン

あかり「ふふっ、はいはい、すぐにそっちにあげるよぉ!」ゴロゴロ

イ級「……♪」

駆逐棲姫(こうして大勢で遊ぶ楽しさも覚えて、早くもっと色んな人と色んなことして遊ぼう)
605 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 00:27:51.50 ID:dda/iS2xo
愛宕「ドラム缶を転がしあってねぇ〜」

あかり「結構力入っちゃって、あかりも何回かこけちゃいましたよぉ」

愛宕「セラピールームの床が柔らかくてよかったわね〜」

あかり「意外なところで役に立ちますよぉ」

愛宕「一緒に遊べるくらいには回復したのねあの子」

あかり「わるさめちゃんや朝潮ちゃん達ががんばったおかげですよぉ」

愛宕「前は私が近づく素振りを少しでも見せたら一目散に逃げ出してたのに。ちょっとショックだったわ〜」

あかり「避けられるのは悲しいですよね」

愛宕「そうね〜だから、何してもこうして近くにいてくれる提督のことはすごく気に入ってるのよ〜」ダキッ

あかり「1人より誰かと一緒にいる方が好きですから」

愛宕「うふふ、それなら私が片時も離れずにぎゅっとしててあげようかなぁ〜」

あかり「うれしいですけど愛宕さんが大変ですよぉ」

愛宕「ん〜、ぎゅってしてるくらいなんでもないわよぉ。ぎゅ〜」ギュッ

あかり「えへへ、暖かいですよぉ。でもずっとこうしてるわけにも行きませんよぉ」

愛宕「うぅん、立場があるっていうのも辛いわねぇ」

あかり「おかげでみんなと一緒にいられますから、あかりとしてはそうでもありませんよぉ。さてと、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>521の青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:29:28.40 ID:L/7iiKFaO
1島風
607 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:29:38.35 ID:7EfmjZEjO
1舞風
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:29:40.89 ID:QKvm2wtAO
1足柄
609 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 00:38:00.04 ID:dda/iS2xo
今回はここまでです
次は小ネタからはじめます

ちなみにそういうことになる選択肢は3でした
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:39:43.93 ID:0dkHAeEXO
乙です
611 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:40:33.11 ID:4peteHp0o
612 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 00:46:52.02 ID:G+fUjZ6Bo
乙です
613 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 02:24:57.23 ID:HQYd8ccOO
乙です
614 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 19:41:12.68 ID:PRa8K2KhO
【ゆるゆり】ちなつ「結衣先輩なんて大っ嫌い!」 結衣「そうか……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458900496/

3 名前:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage] :2016/03/25(金) 19:18:37.51 ID:ftayGipAO
ちなつ好きって>>2みたいな奴が多い
あかりを好きな人もいることを忘れるなよ
空気で草生やすとか不快だわ

あかり豚晒しあげ〜
615 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/25(金) 21:48:34.31 ID:+G1XlhVPO
>>614
お前って前に咲スレやゆるゆりスレ荒らしてた荒らしだろ
性懲りも無くまた面見せやがってさっさと消えろ
616 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 22:34:25.48 ID:dda/iS2xo
開始します
叢雲と夫婦っぽいやりとりをする小ネタから
617 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 22:40:41.10 ID:dda/iS2xo
あかり「叢雲ちゃんおはよう」

叢雲「おはよう」

あかり「今日の朝ごはんもおいしそうだね」

叢雲「実際おいしい、って何でそこに座るのよ?」

あかり「何でって?」

叢雲「こんな広いのに、わざわざ対面に座らなくても」

あかり「隣の方がよかった?」

叢雲「いや、まあどこ座ろうがあんたの勝手だけど」

あかり「それじゃあここに座るね」

叢雲「物好きなんだから。ほらしょうゆでしょ」

あかり「うん、ありがとう叢雲ちゃん」
618 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 22:52:06.35 ID:dda/iS2xo
あかり「ここに来てもう長いけどずいぶんとにぎやかになったね」

叢雲「私としては少し騒がしいくらいよ」

あかり「最初は2人きりだったのにね」

叢雲「2人きりだったのなんてほんの小1時間じゃないの」

あかり「そうなんだけど。文月ちゃんが来て、大和さんが来て……いつの間にかこんなに大勢の人と暮らしてた」

あかり「あの頃はこんなにたくさんの人が来るなんて想像もしてなかったよぉ」

叢雲「そうね。あんたあんまり建造もしなかったし、ここまでの人数になるとは私も思ってなかった」

あかり「何とか出撃できる6人をまとめ上げるだけでも苦労したのに、こんな大人数の提督なんて夢のまた夢だと思ってたよぉ」

叢雲「あんたにまとめられたことなんてあったかしら?」

あかり「ええっ! さすがに1回くらいはあったよぉ!」

叢雲「どうだったかしらねぇ、そんな記憶がないんだけど」

あかり「よく思い出してよぉ! 例えばほら、ちなつちゃんを助けに行ったときとか!」
619 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 23:08:28.85 ID:dda/iS2xo
叢雲「司令官としては未熟なまま終わったわね」

あかり「ちょっとは熟してたところあるでしょ?」

叢雲「ちょっとはね。でもそのちょっとは、他の司令官ならその立場になったときには既に備えてるものよ」

あかり「むぅ、あかり司令官になるお勉強だってしてないし」

叢雲「軍の体力試験ですらパスできなさそうだものね」

あかり「体力試験は別の意味でパスしたいなぁ」

叢雲「でしょうね」

あかり「立派な提督には結局なれなかったなぁ」

叢雲「だけどそんなあんただからああいう終わらせ方ができた。それは他の司令官が持っているものを持っていなかったからこそできたことよ」

あかり「なら未熟でよかったよぉ!」

叢雲「それを未熟って言うのは適当かどうか分からないけど、そうねあんたでよかったってそれくらいは思ってあげるわ」

あかり「えへへ、ありがとう」
620 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 23:23:04.28 ID:dda/iS2xo
あかり「大鯨ちゃんはお魚さんの小骨を取ってくれるから助かるよぉ」

叢雲「小骨くらい噛み砕いて食べればいいじゃないの」

あかり「喉に刺さったら危ないよぉ」

叢雲「ご飯と一緒に飲み込めばいいんでしょ?」

あかり「それしたら逆に深く刺さって危ないんだって」

叢雲「そうなの? いや確かに普通に考えればそうか」

あかり「自然に取れるのを待つかお医者さんに取ってもらうかしないとね」

叢雲「喉に小骨刺さったくらいで医者に診てもらうのもはずかしいわ」

あかり「でも喉がずたずたになるよりはマシだよぉ」

叢雲「いやならないから。というか私はなっても風呂入ったら治るから」

あかり「傷の治りが速いのはいいよね。あかりなんて高速修復材飲んでも……」

叢雲「飲んでも?」

あかり「あ〜、怪我は治らなかったよぉ」

叢雲「そりゃ治るわけないでしょ。何言ってんのよ、まったく」
621 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/25(金) 23:43:42.43 ID:dda/iS2xo
あかり「ん〜」

叢雲「なにじろじろ見てんのよ?」

あかり「今喜んでるなぁって思って」

叢雲「はぁ? 何で分かるのよ?」

あかり「なんでだと思う?」

叢雲「顔に出てる?」

あかり「違うよぉ」

叢雲「鼻が膨らんでる」

あかり「それは顔に出てるのと同じだよね?」

叢雲「なら何なのよ?」

あかり「ふふっ、喜んでるのは隠さないんだ」

叢雲「そ、それは、おいしい物を食べてるんだから喜ぶに決まってるし?」

あかり「それだけ?」

叢雲「そ、それだけよ、他に何があるって言うのよ! もう、いいから教えなさいよ!」

あかり「正解はね、叢雲ちゃんが喜んでるときは電探がピコピコしてるの」

叢雲「ぴこぴこ?」

あかり「そう、うさぎさんの耳みたいに動いてるの。改二になっても可愛いままだよぉ」

叢雲「し、してないわよ!」

あかり「してるから言ってるんだよぉ」

叢雲「なら、もうしないし!」

あかり「電探が動かなくなってもまだ分かるところがあるんだよぉ」

叢雲「どこよ!」

あかり「これもやめられたらいやだから教えないよぉ」

叢雲「ちょっと、言いなさいよ! ねぇ!」
622 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/26(土) 00:27:02.41 ID:XAjXivCTo
叢雲「そうやって私のこと知ってるみたいな雰囲気出すんだから」

あかり「だって、知ってるもん叢雲ちゃんのこと」

叢雲「ふんっ、よく言うわよ。私がいつも本当のこと言ってると思ってるの?」

あかり「ううん、叢雲ちゃんは本当の気持ちをあんまり口には出さないよぉ」

あかり「でも本当は何を考えてるのかは、こうして顔を見たり電探を見たりすればわかるから」

あかり「少なくともあかりはそうやって叢雲ちゃんの本当の気持ちを知る方法を知ってるよぉ」

叢雲「……あっそ」

あかり「今喜んだでしょ?」

叢雲「嘘っ、電探は動かしてないのに! どこに出てたって言うの!?」

あかり「顔」

叢雲「はっ?」

あかり「うれしそうな顔してた」

叢雲「〜〜〜っ!」

あかり「電探にも出るけど顔にもよく出てるよ叢雲ちゃん」

叢雲「ぐっ、ぬぬ……」

あかり「そう、だから結構分かるから無理にいつも口に出そうとしなくてもいいからね」

あかり「あかりは叢雲ちゃんが好きだよぉ。変わらなくても、変わっても叢雲ちゃんが好きだから」

叢雲「……」

叢雲(本当にこいつは、私のことどれだけ知ってるっていうのよ)

あかり「ん、ごちそうさま。それじゃああかりは執務室に戻るよぉ」

叢雲「私ももう食べ終わったわ。途中まで一緒に行きましょう」

あかり「うん!」

叢雲(月が綺麗だとか誤魔化して面と向かって好きだという勇気もなくて、あれするのだって副作用に押されて勢い任せだったし)

叢雲(本当は臆病で強がってるだけの私を、あんたはいつだって励まし続けてくれてた。ひ弱なあんただから、守らなきゃいけないって思えた)

叢雲(本当にあんたでよかった、私は……)

叢雲「ありがとう、あかり」

あかり「うん、今呼んだ?」

叢雲「空耳でしょ」

あかり「ぴこぴこ」

叢雲「してない!」

叢雲(理想の私、分身との約束。いつかあなたのようになるって、果たせる未来はそう遠くないかもね)
623 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/26(土) 00:34:46.60 ID:XAjXivCTo
今回はここまでです
次は京子鎮守府であかりの人たらしぷりについて話す小ネタからです

夫婦っぽいというかまだカップルレベルな感じになってしまったかもしれません
ふ〜ふと言っても色々ありますのでなりたてのような感じだということで
624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 01:06:52.59 ID:KeLK2MTmo
乙です
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 02:52:38.49 ID:t8YhIi/6O
乙です
もう付き合いの長さがありありとw
626 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 17:23:24.93 ID:sxTQbRms0
乙です
やっぱりふ〜ふじゃないか!(歓喜)
627 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/26(土) 22:40:17.78 ID:XAjXivCTo
今日はちょっと書けそうにないので↓1〜2で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもOKです
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 22:40:55.20 ID:mY8OJKjlo
青葉の日記
629 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/26(土) 22:41:30.23 ID:T2dTHFsAO
那珂にまた誘われる名取
630 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 22:35:07.41 ID:kU68cjj+o
開始します
631 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 22:44:39.77 ID:kU68cjj+o
あかり「もう、自然なところが知りたいって言っても許可くらい取ってくれてもいいじゃない!」

京子「いや〜すまんすまん」

赤城「だからやめた方がいいとあれほど言ったのに」

榛名「お諌めできなかった榛名にも責任があります。すいません、赤座提督」

あかり「あぁ、そんなに頭を下げなくてもあかりは別に怒ってるわけじゃないですし!」

伊19「勝手に漫画にされてたのに怒らないの?」

あかり「時々京子ちゃんから漫画のネタ頂戴って話を聞かれるときもあるからね」

漣「つまり常習犯ですねご主人様!」

京子「常習犯言うな! 本当にネタに困ったときに聞いてただけなんだから!」

あかり「それにまああかりがこっちに来てからの記録を取ってくれてるのと同じようなものだしね」

龍田「赤裸々に綴られてるわよ〜」

京子「脚色して身バレしないようにはしてるから、安心して!」

赤城「女の子の提督なんて提督達しかいないんですからあまり効果はなさそうですが」

あかり「バレちゃったらバレちゃッたときですよぉ。あかりは誰になんと言われようとみんなと一緒にいますので」

京子「だったらこれからも続けていい?」

あかり「うんいいよぉ。あっ、でもあんまりその、はずかしいところは脚色してね」

京子「うんわかった! はずかしく脚色する!」

伊19「それじゃ意味ないのね!」
632 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 22:54:16.88 ID:kU68cjj+o
雷「話終わった?」

あかり「雷ちゃん! 久しぶり!」

電「電もいるのです」

響「私もね」

暁「当然暁もよ!」

あかり「わぁ〜、みんなあかりに会いに来てくれたの?」

響「暁があかりが来るって聞いたら会いに行こうってはしゃいじゃって」

暁「だ、誰がそんなこと! はしゃいだのは電でしょ!」

電「電ははしゃぐと言うほど喜んではないです!」

あかり「でも会いに来てくれたってことは会いたかったって思ってくれてたってことだよね。ありがとうみんな」

雷「当然よお友達に会えて嬉しくないわけないわ! そうだ、他のみんなにも会いに行きましょう!」

あかり「京子ちゃんのところにはいっぱい艦娘さんがいるんだったよね。京子ちゃん、みんなに挨拶しに行っていい?」

京子「あぁ、うん。いいけどたぶん1日じゃ周りきれないと思う」

あかり「そんなにいるんだ、あかりのところでもだいぶにぎやかなのに」

暁「それじゃあ今日は暁達と同じ駆逐艦の艦娘を紹介していくわね! さっ、行きましょうあかり!」

雷「あぁ〜暁! 私が案内するの!」

響「もう1人の私の近況も聞かせてくれると嬉しいな」

電「あかりちゃんのお話もたくさん聞きたいのです!」

あかり「うん、いっぱい聞かせてあげるね」
633 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 23:03:38.84 ID:kU68cjj+o
京子「あいつら私よりあかりの方に懐いてないか?」

榛名「1度赤座提督のところに出向させたんでしたっけ」

京子「艦娘の一斉検診で寂しかろうと思ってねぇ。けどあそこまで懐かれるとちょっぴり敗北感が」

漣「NTRキタコレ!」

不知火「あの本の内容、半分くらいは球磨さんの作り話だと思っていましたが実際どうなんでしょうか」

京子「妖精が映像証拠残してるのもあるしほぼノンフィクションなんじゃないかなぁ」

伊19「ノンフィクションであれって中々なの」

赤城「確かにとてもお優しくて人のためを思って行動できる人ですので、嫌われる要素はあまりありませんけど」

龍田「捻くれた子は偽善者だ〜とか言うかもしれないけどね〜」

榛名「けれどだからと言って、あれほど熱心にその、ああいうことをしたくなるような魅力があるとはとても。まだ子供ですし」

京子「ん〜、確かにねぇ」
634 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 23:12:37.59 ID:kU68cjj+o
伊19「学校ではモテてたの?」

京子「モテるも何もうち女子校だし」

赤城「今モテているのも一応女相手ですよ」

京子「そうだなぁ、恋話とか全然しないし聞いたことないなぁ。前は私と結衣が好きだって言ってたけど」

不知火「そういう意味の好きではなかった、と?」

京子「だね〜普通に幼馴染としての好きだったと思う」

榛名「前から浮き名を流していたわけではなかったんですね」

龍田「女の子受けは船見提督の方がよさそうだものね〜」

京子「あぁ結衣は人気あったよ運動神経いいから。ゲームばっかりしてるのに」

伊19「赤座提督は女の子受けするタイプではないのね」

京子「結衣みたく分かりやすく女の子受けする感じではないね」

漣「なら分かりにくく女の子向けなんですか?」

京子「分かりにくく女の子向けって言葉が分かりにくいわ」
635 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 23:33:34.76 ID:kU68cjj+o
京子「あかりはあれで結構気が利くし、よく気がつくんだよね。花の水変えてあげたり、千歳が鼻血出したらすぐティッシュあげたりして」

榛名「気配り上手なのは好印象です」

京子「それになんと言ってもその優しさだよ。何言っても基本的に断らずにやってくれるんだよね」

漣「イエスマンですね! ウーマンですが」

京子「そういうと聞こえが悪いけどどんなに無茶なお願いにだって付き合ってくれるって言ったらさ、やっぱり嬉しいじゃん?」

京子「いつもは9時になったら寝ちゃうのに夜遅くまで起きて原稿手伝ってくれたり、本当何でもやってくれる」

赤城「あまり無茶させてはいけませんよ提督」

京子「分かってるけどついつい頼っちゃうんだよねぇ。結衣やちなつちゃんだってそうだけど、本当に何か切羽詰ったときはあかりにお願いしちゃう気がするな」

京子「基本なんでもそつなくこなせるしね」

不知火「頼りがいがある、というよりは頼ってしまうといったところでしょうか」

京子「うん。絶対に受け入れてくれてるってわかってるからなんというか安心するんだよね」

龍田「そういうところなのかもね〜みんなが惹かれてるのは〜」

榛名「多かれ少なかれ榛名達艦娘は自分の存在意義について疑念や不安を抱いているはずですからね」

赤城「かつての鉄の塊ではなく生の肉体となり、人間としての生活に対する。当時の面影もあまり見えなくなったこの国の姿」

不知火「生の肉体で戦うことへの恐怖、そして1度死んで再び蘇ったことに対する言い知れぬ罪悪感」

漣「自分はここにいていいのかと不安を抱えているところに、全てを肯定してくれる人がいたんですね」

伊19「きっとみんなも安心したのね。ここにいて、生きてていいんだって。赤座提督がそれを認めてくれてるんだって」

京子「そっかぁ、色々抱えてる艦娘だからこそあんなにも好かれてるってことなのか」
636 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 23:43:24.04 ID:kU68cjj+o
京子「私もあかりみたいにやった方がよかった?」

榛名「提督は提督らしく榛名達の不安を払拭してくれましたよ」

龍田「私達の事情なんてな〜んにも気にしないんだものね〜」

伊19「あんなふうにあっけらかんとされたら、深く悩んでるのがバカらしくなるのね」

不知火「無神経の極みですがそれに救われたこともまた事実です」

赤城「少なくとも私達は赤座提督ではなくあなたの下に来ることができてよかったと思っていますよ」

京子「お、おう、ありがとう」

漣「ご主人様照れてますね〜? 顔真っ赤!」

京子「ほ、ほめられるのは慣れてないんだよ〜!」

不知火「半分は呆れ混じりですが」

伊19「そうそう、ほめられるところばかりではないのね」

京子「ええ〜、そこは全部ほめとくとこでしょ〜!」

榛名「ふふっ、榛名達は全部を受け止めてくれる赤座提督とは別の道を歩んでいますので」
637 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/27(日) 23:51:34.63 ID:kU68cjj+o
京子「全肯定してくれるのはいいんだけどさ、逆に拒絶されたときのショックがデカいんだよね」

伊19「そうなの?」

京子「冗談でも嫌いって言われたらめっちゃショック受けるよ」

赤城「全て受け入れてくれる人に言われたらそれはショックですよね」

京子「うんうん、いつもみたいにからかう気力もなくなるくらいに落ち込む」

榛名「いつもからかってるんですね」

京子「だって、あかりってばリアクションが大きいから。お団子がポーンってなるし」

不知火「お団子が飛ぶというんですか? さすがにそれは言いすぎです」

京子「いや本当の話なんだけどまあそんなんでからかいがいがあるっていうのも1つの魅力かなぁ」

龍田「うふふ〜それは魅力的ね〜」

漣「卯月さんみたいにいたずら好きな方もいらっしゃいますから、そこも理由になりそうです」
638 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 00:10:39.97 ID:WOWFcz6yo
京子「ただ時々予想外のこともしでかすんだよね。蛇のおもちゃで驚かそうとしたらあかりが踏んじゃって」

京子「そしたら泣き出しちゃったんだ。そんなにいやだったのかと思って慌てておもちゃだってバラしたら、おもちゃでよかった痛い思いした蛇さんはいなかったんだねとか言うの」

榛名「それはまた、なんというか」

不知火「純粋、ですね」

京子「そう、すっげぇ純粋なんだよね。子供っぽいとも言えるんだけど、その純粋さもあかりの魅力だよ」

赤城「見た目も幼さを残していて愛らしいですし、その手の人にはたまらないんでしょうね」

龍田「うふふ〜そこもいいわね〜優しく教えながら、徐々に無垢さを汚していきたくなるわ〜」

漣「ひえっ! いい趣味してますね龍田さん」

伊19「でもなんかわかるのね。純粋すぎて危なっかしいから、お姉ちゃんが教えてあげようって気になっちゃうのね」

赤城「お姉ちゃん、そう、妹っぽいんですね。あんなに純粋で無垢に慕ってくれる子がいたら、年長者として庇護欲を掻きたてられるんです」

榛名「これも母性本能というものなんでしょうか? なんとなく分かる気がします、あんな子が妹だったらなと思うときがあります」

不知火「それがエスカレートした結果が今の状況だということですか。庇護欲と母性本能が爆発して別の形になってしまった」

龍田「綺麗なものを汚したくなる心理なのか〜それとも好きな人に自分の証を刻みたいのか〜どっちにしても愛情の暴走ね〜」

伊19「そういうことしても受け入れてくれるから、余計に激しくなってちゃったのね」

漣「魅力の相乗効果、コンボですね! 漣もお姉ちゃんって呼ばれたらきゅんと来ちゃうかもしれません」

京子「なら、あの人がああなっちゃったのも必然的なことだったのかもね」

榛名「あの人?」

京子「いや、元の世界にも1人あかりに対してあれな人がいるからさ」

京子(もし私が部屋の中見たって言ったらどうなっちゃうのかな……うん、絶対内緒にしとこう)
639 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 00:34:26.98 ID:WOWFcz6yo
漣「艦娘は守るために戦う存在ですから守りたい系の子は好まれるんでしょう」

京子「もう戦いは終わったけどねぇ」

榛名「それでも変わりませんよ。榛名達の本質は今も昔も変わりません」

京子「そうだよね。それにしても、これからどんどんそういうの増えていくのかぁ」

不知火「いいじゃないですか、本が売れて」

京子「売れるのはいいけど、私だって描くと無心で描いてるわけじゃないし……」

龍田「あら〜? それは一体どういうことかしらぁ〜?」

榛名「そ、それでしたら、榛名が第1アシスタントして、提督が集中できるように、あの……」

朝雲「な、なんだったらずっとここにいてもいいのよ?」

あかり「ごめんね朝雲ちゃん、あかりにも帰るところがあるから」

天城「提督、すいません私転属したいのですが!」

夕雲「せっかく出会えたのに、残念ですね。ずっとここに残っててもらいたいのに」

香取「あっ、そうだ。そちらの鎮守府には戦闘未経験の艦もいると聞きますし私達が練習航海の教導を行うなんてどうでしょう?」

鹿島「それは名案です香取姉ぇ! ふふっ、何があるか分からないし私達がしっかり教えてあげますね」

阿賀野「ねぇ〜この子ここに置いとこうよ〜提督さん〜!」

京子「……」

榛名「あ、あはは、提督も普段から皆さんと深い交流をした方がいいかもしれませんね」
640 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 00:42:31.82 ID:WOWFcz6yo
今回はここまでです
次は本編から開始します

あかりが小生意気だったりちなつが大人しい系キャラだったり京子がパンツ見られて悲鳴上げたり
今一巻を読み直してみるとずいぶんとキャラが変わっていますね
まあ最初の方Rで元々今の性格だったことになりましたが
641 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 00:50:37.29 ID:c8on/IPno
乙です
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 00:53:39.96 ID:oZUgsSPUo
乙です
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 02:58:29.34 ID:twtsFeVt0
乙です
さっそく声帯の妖精さんのせいで目覚めてる娘らが……
644 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 22:32:15.93 ID:WOWFcz6yo
開始します
645 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 22:40:54.40 ID:WOWFcz6yo
あかり「舞風ちゃん」

舞風「な〜に?」

あかり「今日は踊ってないんだね」

舞風「舞風だっていつもかつも踊ってるわけじゃないよ」

あかり「昨日は踊ってるのが普通だって言ってなかったっけ」

舞風「その名のごとく風に舞うように気ままなんだよ」

あかり「まあ確かに気ままだけどね」

舞風「これで私の特殊性が分かったでしょ?」

あかり「気ままなのが特殊だって言うなら、まだ京子ちゃんの方が特殊だよぉ」

舞風「ぐぬぬ、中々強情なんだから!」

あかり「あかりにとってはいつも踊ってる方が特殊な感じがするよぉ」

舞風「舞風にとってはそうでもないの! はぁ、それで今日はなにをしよっか」

↓2

1 陽炎型の誰かと一緒に遊ぶ
2 何で踊るのかという話
3 舞風の足をくすぐる話
4 その他自由に
646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 22:42:32.14 ID:y68b88SKO
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 22:42:36.80 ID:0fWAkzgTO
648 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 22:52:40.90 ID:WOWFcz6yo
あかり「ん〜とね、1つ聞いていい?」

舞風「なになに?」

あかり「舞風ちゃんは何でいつも踊るのかなって」

舞風「それはなぜあなたは生きてるのかって問いかけてるのと同じだよ」

あかり「そ、そこまで言う?」

舞風「何かあると自然に足がステップを踏んじゃう。舞風はそういうふうにできてるの」

あかり「まるでミュージカルの世界から出てきたみたいだね」

舞風「いいよね、みんながあんなふうにいつも踊ってる世界って!」

あかり「あかりは疲れるから普通に暮らしてるよぉ」

舞風「もう、若いくせにそんなこと言って! ほら、一緒に踊ろ!」

あかり「わっ、と、急に!?」

舞風「ミュージカルでも急に始まるものでしょ!」
649 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 23:03:21.69 ID:WOWFcz6yo
舞風「踊ってる間は難しいこと何にも考えずにいられる〜!」グルグル

あかり「やっ、とっ、難しいこと、考えてるの?」クルクル

舞風「そりゃぁ私だって艦娘ですから! 考えることはいっぱいあるよ」

あかり「はっ、もう戦いも終わってるけど、どんな悩みが?」

舞風「終わってるからこそ、だよ! 例えばそう、戦いが終わった後の世界に、私達は必要なのかとか」

あかり「そ、れは、必要だよぉ!」

舞風「提督はそう言ってくれるけど、他の人はどうだろう。私達はみんなの税金で生活してるんだから、文句を言われる筋合いがあるんだよね」

あかり「はぁはぁ、その内、あかり達の世界に行くから」

舞風「それはいつ? 国民からクレームが来る前に間に合う?」

あかり「そ、その……」

舞風「もし、間に合わなくて軍備縮小が命じられたら、何もできなかった舞風なんていの一番に解体されちゃうよね」

あかり「そんな、ことっ……」
650 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 23:15:48.39 ID:WOWFcz6yo
舞風「私には特筆秀でたところもないからね、残しておく理由はあんまりない」

あかり「そんなこと解体するとか言わないよぉっ! あっ」ツルッ

舞風「よっと」ダキッ

あかり「ありがと、舞風ちゃん」

舞風「ううん、足ひねったりしてない?」

あかり「うん、ちょっと滑っただけだから。こんな話踊りながらすることじゃないよぉ」

舞風「そうだね、踊ってるときまでこんなこと考えてたら、逃避する先がなくなっちゃう」

あかり「逃避なんかしなくていい。舞風ちゃんは絶対に解体なんかしないよぉ」

舞風「提督がそう言っても上が――」

あかり「上がしろって命令しても無視するよぉ!」

舞風「無視していてもその内強制的にされるよ」

あかり「なら上の人をやっつけるよぉ!」

舞風「なっ」

あかり「みんなのこと解体しろなんて命令する人は、あかりがやっつけちゃうよぉ!」

舞風「だ、だめだよ、そんな大声で! 誰かに聞かれたら!」

あかり「誰に聞かれたっていいよぉ! あかり、本気だもん!」

舞風「提督……」
651 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 23:35:38.44 ID:WOWFcz6yo
あかり「あかりにだってそれくらいの覚悟はある。みんなのこと守るためなら誰とだって戦えるよぉ」

舞風「そんな、叢雲さん達のような古株ならともかく、会って間もない私みたいなのをどうして」

あかり「付き合いが長いとか短いとか関係ないよぉ。ここで一緒に暮らしてるんだよ?」

あかり「短い間に舞風ちゃんの色んなところ見て、色んなお話して。大切に思うには十分なくらいのことはして来たよぉ」

舞風「でも……」

あかり「だから怖がらないで舞風ちゃん」ダキッ

舞風「……っ!」

あかり「舞風ちゃんのことはあかりが絶対守るから。ううん、あかりだけじゃなくてみんな。ここにいるみんなで、守るよぉ」

あかり「えへへ、こう見えて世界を救った英雄だ〜なんて呼ばれてる艦隊なんだよぉ? そしたら安心だよね」

舞風「私のためにそこまで……」

あかり「だって、もう大切な人だもん。いなくなったら悲しいよぉ」

あかり「それに何もできなかったなんて言ってたけどね、舞風ちゃんはもう昔十分がんばったんだよぉ」

あかり「艦娘になってまで戦わなくてもいいくらい、がんばったんだよ。だから、気にすることないよぉ」

舞風「提督、私……!」ギュッ

あかり「よしよし、これからはずっと楽しく生きてていいんだからね、舞風ちゃん」
652 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/28(月) 23:46:16.45 ID:WOWFcz6yo
舞風「ごめんなさい提督」

あかり「いいんだよぉ。不安に思っちゃうのはしょうがないよ。他の人からも同じようなこと言われたことあるもん」

あかり「あかりも同じこと言うだけだよ。ずっと一緒だよって」

舞風「はいっ」

あかり「それにそこまで時間はかからないと思うよぉ。元々1回こっち来るときに作ったんだから、同じのはすぐに作れるよぉ」

あかり「みんなから文句を言われる前に帰れるはずだよぉ」

舞風「そう、ですよね。きっとそうだ」

あかり「そうだよぉ。悪い方向に考えるよりいい方向に考えた方が絶対いいよ!」

舞風「ありがとう提督、これで舞風純粋に踊りを楽しめるよ」

あかり「純粋に?」

舞風「逃避のためじゃなくて純粋に。踊りが好きだっていうのは嘘じゃないよ」

あかり「そっか、好きじゃなかったら逃避先にはしないよね」

舞風「邪念を捨てて真に踊りに打ち込んだ私の舞、いつか見せてあげるね」

あかり「うん、楽しみにしてるよぉ。それじゃあ、あかりは次どうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>521の青葉、舞風以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
653 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 23:47:36.99 ID:59WdZYnzO
1戦艦棲姫
654 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/28(月) 23:47:45.01 ID:SnwiZK/dO
1吹雪
655 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 00:02:40.31 ID:OkApPmHGo
あかり「う〜ん、どうしようかなぁ」

吹雪「だ、だ〜れだ?」サッ

あかり「わっ、だ、誰?」

吹雪「そっちから聞いてどうするんですか!」

あかり「その声は、えっと、蒼龍さん、じゃないよね」

吹雪「胸の感触がないとこで判断しませんでした?」

あかり「そ、そんなことはないよぉ。えっとね、飛龍さんでもないでしょ?」

吹雪「私だって擦り付ければ感じられるくらいにはあるはずです!」グリグリ

あかり「い、痛い、あばらが! 吹雪ちゃん、吹雪ちゃんでしょ!」

吹雪「あばらがってなんですかもう! そうですよ、吹雪です」

あかり「いきなりだからびっくりしたよぉ」

吹雪「これはいきなりするものじゃないですか」

あかり「確かにいきなりやってびっくりさせるためのやつだけど」

吹雪「ふふっ、司令官をびっくりさせちゃいました!」

あかり「吹雪ちゃんなんか機嫌がいいね」

吹雪「いえいえ、今お暇ですか?」

あかり「これからどうしようかなって考えてたところだよぉ」

吹雪「なら私に付き合ってください! 一緒に遊びましょう!」

あかり「えっ、うん、いいよぉ」

あかり(今日の吹雪ちゃんはやけにぐいぐい来るよぉ)

吹雪(そうだ、こうやって自分から出て行かなきゃ始まらないんだ! よし、司令官と何しようかな?)

↓2

1 改造について
2 扶桑について
3 さりげなくボディタッチを試みる吹雪
4 その他自由に
656 :3 [sage]:2016/03/29(火) 00:06:18.19 ID:HiDcVqZQO
3
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 00:07:21.57 ID:9Rz9AxAsO
658 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 00:20:12.02 ID:OkApPmHGo
今回はここまでです
次は吹雪がさりげなくボディタッチを試みる話からです

今回で舞風の好感度が100になったので駆逐棲姫、山城、舞風の順に好感度100イベントです

順調に好感度100に達する艦娘が増えていますが最終的に全員好感度100になってイベント待ちの状態になりそうですね
659 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 00:56:49.12 ID:Bp2l8CF8o
乙です
660 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 18:27:24.93 ID:9dQCop4lO
乙です
661 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 20:54:59.24 ID:ilsrcdxUo
あかりって普段はぽわぽわほんわかしてるけど、ここって時はガチで譲らない強さがあるよねぇ
662 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 22:36:50.50 ID:OkApPmHGo
開始します
663 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 22:37:28.86 ID:OkApPmHGo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
吹雪   明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕   陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆   
664 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 22:37:54.98 ID:OkApPmHGo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑   大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆
665 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 22:45:02.33 ID:OkApPmHGo
吹雪(できるなら触られる方がいいけど、先ずは自分からだよね!)

あかり「それでなにをしよっか?」

吹雪「そ、そうですね〜なにをしましょうか〜」ソッ

吹雪(さりげなく、自然に……)

あかり「ん? どうしたの?」

吹雪「ひ、ひえっ、なんでもないです!」

あかり「でもあかりの腕に手を伸ばしてなかった? ゴミでもついてる?」

吹雪「あぁ、その、今動いて落ちましたので!」

あかり「そっか、教えてくれてありがとね」

吹雪「これくらいお安い御用です!」

吹雪(くっ、理由なしに触れるのは司令官直伝の隠行術でも使わないと無理そうだね)
666 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 22:52:27.71 ID:OkApPmHGo
吹雪「実は私最近手相占いにこってるんです」

あかり「手相占い? 吹雪ちゃん占いできるの?」

吹雪「はい、少しだけなら!」

吹雪(本当は少しもできないけど)

あかり「すごい! あかりのことも占える?」

吹雪「もちろんです! それでは手を貸してください」

あかり「右手でいい? はい」

吹雪「それでは見させていただきますね」スッ

吹雪(ちっちゃくて綺麗で、軍施設になんているのには似つかわしくない手だ)

吹雪(やわらかくて暖かい……触れられるだけじゃなくて、触れるのも気持ちいいだなんて)

あかり(なんかぷにぷにされてる気がするけど、占いに必要なのかなぁ?)
667 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 23:08:48.98 ID:OkApPmHGo
吹雪(この指が昨日私の体にあんな快感をもたらしたんですね……)

吹雪(別段特別なものでもなさそうなのにあんなことに……不思議なものです)

あかり「吹雪ちゃん?」

吹雪「あっ、はい! なんでしょうか?」

あかり「あかりの手相どう?」

吹雪「手相? あぁっ、手相ですねはいはい」

あかり「なんか忘れてましたみたいな反応なんだけど?」

吹雪「めめ、滅相もない! えっと、司令官の手相はですねすごく幸運であることが現われています」

あかり「あかりが幸運?」

吹雪「すごく幸運です」

あかり「幸運に恵まれているといえばそうなのかな」

吹雪「更にこの幸運の相は、他人と触れ合うことにより触れ合った人を幸運にするし、自分も触れ合った分だけ幸運になっていく相なんです!」

あかり「そんな力があかりの掌に!?」

吹雪「私のにわか占いですけどそう出ています」

あかり「なるほど〜それじゃあ、人とたくさん触れ合った方がいいんだね」

吹雪「そうなります。触れ合えば触れ合うほど幸運になれますよ!」

あかり「なら、先ずは吹雪ちゃんと触れ合うよぉ!」

吹雪「きょ、今日はほっぺたに触れるのが1番いい日です!」

あかり「日によっていい日が違うの?」

吹雪「風水とか地脈やらがなんたらで変わってくるんです」

あかり「そうなんだぁ〜じゃあほっぺたに触ってもいい?」

吹雪「ど、どうぞ」

あかり「えいっ」プニッ

吹雪「んふっ」

あかり「幸運の相の力を吹雪ちゃんに送り込むよぉ」ムニムニ

吹雪「むぬにゅぅ、し、司令官、しゃべりづらいですから!」

吹雪(だけどほっぺたに触られるのも気持ちいいなぁ。好きなところに触ってもらえるしこの路線は使えるかもしれないね)
668 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 23:14:52.77 ID:OkApPmHGo
あかり「これくらいやればすごく幸運になったよね」

吹雪「うふふっ、幸福にはなりましたよ〜」

あかり「うん? 既に吹雪ちゃんが幸せそうだよぉ」

吹雪「司令官もすぐに幸運に恵まれますよ〜」

あかり「そうだといいな。まあ今のが楽しかったからそれでいいんだけど」

吹雪「楽しかったんですか?」

あかり「うん。吹雪ちゃんが変な顔になるの楽しかったよぉ」

吹雪「なっ、なんですかそれは! 人の顔で遊ばないでください!」

あかり「あはは、ごめんね。でも本当に楽しかったから」

吹雪「私もされるの楽しかったですよ。その、また今度付き合ってくださいね」

あかり「うん! また幸運にしてあげるよぉ」

吹雪(この約束を取り付けられたこと事態が幸運ですよ)

あかり「さてと、まだお夕飯までちょっと時間あるしどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>663の青葉、吹雪以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 23:16:04.76 ID:jsF2vWCbO
1陽炎
670 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 23:16:20.84 ID:OD2ABFSrO
1イムヤ
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 23:16:33.46 ID:pqILqFtMo
1島風
672 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 23:29:00.61 ID:OkApPmHGo
伊168「一週間毎日無料で10連なんて中々わかってるじゃない」

あかり「イムヤちゃんもご機嫌みたいだよぉ」

伊168「今日から登録者数1000万人突破記念のイベントが始まって、色々豪華なのよ」

あかり「1000万人ってすごいね」

伊168「まあ実際に生きてるアカがどれほどあるかは分からないけどね。複アカとかもあるでしょうし」

あかり「艦これはあんまりそういうイベントやらないよね?」

伊168「確かに家具が増えたりするくらいで特にない気がするわ。ガチャとかスタミナがないから特別にってできることが少ないんでしょうけど」

あかり「その代わり普段から困ることがあんまりないよぉ」

伊168「特別感を出すか恒常的なやりやすさを出すか、どっちにもどっちの良さと悪さがあるってことね」

あかり「あかりはガチャがあるといっぱい回しちゃいそうだからなくて安心だよぉ」

伊168「そろそろ業界も規制を入れる風向きになってるけどね。さてと、そんな話よりもなにしよっか?」

↓2

1 大鯨について
2 他の潜水艦の艦娘について
3 水着に異常がないかチェックする話
4 その他自由に
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 23:30:45.82 ID:PYFe+B1jO
1
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/29(火) 23:30:51.12 ID:6Wja743tO
3
675 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/29(火) 23:43:13.74 ID:OkApPmHGo
あかり「ずっと気になってたんだけど」

伊168「なに?」

あかり「水着って普段着にして破けたりしない?」

伊168「むしろ普通の服より破けにくいと思うけど」

あかり「言われてみればそうかもしれないよぉ」

伊168「でも、そうだね〜色々工夫はされてるけど水着は水着だからね〜」

あかり「普通は普段着にするものじゃないよね」

伊168「だからちょっとおかしいところもあるかもしれないなぁ」

あかり「自分で点検したりしてる?」

伊168「たまにはしてるんだけどね〜見落としがあったりしたらいやだから、司令官もチェックしてよ」

あかり「ええっ、あかりが?」

伊168「二重チェックは基本なんだよ? ほら、早く」

あかり「しかも着たまま?」

伊168「着たときにだけ見えるところがあるかもしれないからね〜」

あかり「ううん、イムヤちゃんがはずかしい思いするのもいやだし、やるよぉ」
676 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/30(水) 00:02:41.88 ID:MlC+3qcTo
あかり「背中は特に破れたりしてないみたいだよぉ」

伊168「目視だけじゃなくてちゃんと触って調べないと、しわの影に隠れてる穴があるかもしれないでしょ」

あかり「さ、触らなきゃだめ?」

伊168「だめ」

あかり「あかりは別にいいんだけど。くすぐったくしたらごめんね」

伊168「くすぐったくしてくれてもいいよ」

あかり「しないよぉ! ふんふん、変なところはなさそうだね」サワサワ

伊168「んふふ、やっぱりくすぐったいよ」

あかり「そんなにくすぐったくしたつもりはないのに?」

伊168「んふふ、司令官に触られると敏感になっちゃうのかな」

あかり「誰が触るとか関係あるの?」

伊168「もちろん。好きな人に触られたら気持ちいいけど、嫌いな人だったら気持ち悪いでしょ? それと同じ」

あかり「くすぐったいってことはどっちなの?」

伊168「さあどっちかな〜」
677 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/30(水) 00:23:37.82 ID:MlC+3qcTo
伊168「ほら、背中ばっかり触ってないで前も」

あかり「う、うん」

伊168「そうそう、下と上でちゃんと外れるかも確かめてね」

あかり「ええっ!?」

伊168「ええっ、って、大切な機能なんだから」

あかり「そうだけどぉ」

伊168「早く〜」

あかり「わ、わかったよぉ。えっと、ここを外して」

伊168「膝くらいまで下げられる?」

あかり「ひ、膝まで下げるの?」

伊168「普通は膝以上に下げるでしょ?」

あかり「うぅ、目を瞑って……」ススッ

伊168「あっ、ちゃんと下がるね……」

あかり「これだと付かなくなることはあっても、外れなくなることはないはずだよぉ」

伊168「万一ってこともあるでしょ……」

あかり「……もういい?」

伊168「水着の点検はいいけど、今度はイムヤの体の点検もしてみる?」

あかり「してみません!」サッ

伊168「あんっ、もう隠しちゃうんだ。結局目を瞑ったままだったね」

あかり「あんまり見ちゃいけないところだし」

伊168「イムヤのここ、そんなに汚い?」

あかり「そんなことないよぉ!」

伊168「見てもないのに言わないでよ」

あかり「うっ」

伊168「ねぇ、司令官。二重チェック、もう1回下げて見て、いいよ」

あかり「うぅ〜、やっぱり普通の服着てよぉ!」ススッ
678 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/30(水) 00:25:11.82 ID:MlC+3qcTo
今回はここまでです
次は駆逐棲姫の好感度100イベントからはじめます

吹雪のはお察しの通りその内そういうことに使われると思います
そうなるかは例によって安価次第ですが
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 00:29:00.33 ID:kqTXVvFPo
乙〜
680 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 01:07:34.33 ID:aLR7J/eIo
乙です
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 06:16:52.64 ID:C8cKL+3yO
乙です
682 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 16:41:03.34 ID:8mzWaPZd0
http://imgur.com/vNClUrs.png
http://imgur.com/Ld7y9YS.png
http://imgur.com/sUs4KnH.png
http://imgur.com/Cmzvki7.png
http://imgur.com/ahUYAOD.png
http://imgur.com/gQvFwK9.png
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 21:55:46.08 ID:82CmVtYgO
>>682
グロ
684 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/30(水) 22:45:23.38 ID:MlC+3qcTo
今日はちょっと書けそうにないので↓1で小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府のネタでもちょいエロでもOKです

立て続けになってしまってすいません
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 22:46:43.36 ID:+8IreQ7a0
もし無地のカードでレ級が呼び出されていたらどうなったか
686 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/03/30(水) 22:46:43.39 ID:5Ze3p648O
朝潮とお風呂
687 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 22:37:51.42 ID:MxtncHlTo
開始します
688 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 22:41:47.30 ID:MxtncHlTo
あかり「もう、イムヤちゃんったら」

あかり「もうすぐお夕飯だし食堂に、ん? 誰かが外にいるよぉ」

あかり「あれは、わるさめちゃんとイ級ちゃん?」



イ級「……♪」バシャバシャ

駆逐棲姫「あまり遠くに行くなよ」

あかり「イ級ちゃんのお散歩?」

駆逐棲姫「あかり。散歩といえば散歩だけど」

あかり「泳がせてあげてるんだね」

駆逐棲姫「久しぶりに海に入りたいってねだるから」

あかり「そういえば、わるさめちゃんはイ級ちゃんの言ってること分かるの?」

駆逐棲姫「なんとなく。それに今回は腕引っ張られた」

あかり「あはは、それをされたらあかりでも分かるね」
689 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 22:50:43.90 ID:MxtncHlTo
あかり「イ級ちゃん海自体が怖くなったわけじゃなかったんだ」

駆逐棲姫「深海に潜るのはもういやらしいけど、ああして海面で泳ぐのは今でも好きみたい」

あかり「船だもんね〜」

駆逐棲姫「そう、私達は船だ」

あかり「ん?」

駆逐棲姫「船だけがこんなところで生きてていいのかな」

あかり「またそういうこと言う。いいって言ってるのに」

駆逐棲姫「他の艦娘からも言われてたんだ」

あかり「みんな考えることは同じなんだよぉ」

駆逐棲姫「でも、それだけ気になることだってこと」

あかり「それはそうだよね」
690 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 23:04:45.68 ID:MxtncHlTo
駆逐棲姫「生き返るべきは船じゃなくて船の乗員や船を作った人達のはず」

駆逐棲姫「本当にがんばったのはその人達で、船は、私達はただ動かされていただけ」

駆逐棲姫「それなのに、彼らが望んだ幸せを何もしていない私達だけがこうして……」

あかり「何もしてない、かぁ」

駆逐棲姫「あかり?」

あかり「あかりも最初の頃は何もできなくて、見てるだけしかできなかったよぉ」

あかり「一応みんなあかりの意見を聞いてくれたけど、でもやっぱりあかりはほとんど見てるだけだった」

あかり「大切な人が傷ついてるのを見てるだけっていうのは、辛いことだよ」

駆逐棲姫「……」

あかり「わるさめちゃん達もそうだったんでしょ。乗員の人達が必死にがんばってるのをただ見てるだけしかできなかった」

あかり「それでもちゃんと見て、覚えてる。それはすごいことだと思うよぉ」

駆逐棲姫「艦娘はそうかもしれない、けど私はもうよく覚えていないんだ!」
691 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 23:19:28.11 ID:MxtncHlTo
駆逐棲姫「ああいう人がいたとか、こういうことがあったとかすごくおぼろげで思い出せないんだ……」

あかり「どうしても思い出せない?」

駆逐棲姫「やろうと思えば、思い出せるかもしれない。でも、怖い」

あかり「怖い?」

駆逐棲姫「全部思い出したら私は『春雨』になってしまう気がする」

あかり「それは――」

駆逐棲姫「わかってる。私としての記憶があるなら、春雨と同じにはならない、でしょ?」

駆逐棲姫「でもそれも私が自分を『駆逐棲姫』だって思ってるから。もし記憶を全て取り戻したら、私は私のことを『春雨』だと思うようになるかもしれない」

駆逐棲姫「春雨の記憶を持った駆逐棲姫になるのはいい、だけど駆逐棲姫の記憶を持った春雨になるのは、いやだ」

あかり「……」

駆逐棲姫「ごめん、わかりづらいよね」

あかり「ううん、言いたいことはなんとなくわかるよぉ」
692 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 23:25:57.83 ID:MxtncHlTo
あかり「難しい話だよねそれは」

駆逐棲姫「感覚的なものだから」

あかり「う〜ん……」

駆逐棲姫(こればっかりはあかりに言ってもどうすることもできないか……ん?)

イ級「……」ジー

あかり「イ級ちゃんさっきからずっとこっち見てるね」

駆逐棲姫「もういいの? なら早く上がってきて」

イ級「……」

駆逐棲姫「どうした?」

あかり「あかりが近くにいるから近寄れないんじゃないかなぁ」

駆逐棲姫「昼前にあんなに遊んだのに、まだだめなのか」

あかり「そんなに急には無理だよぉ」
693 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/03/31(木) 23:43:47.95 ID:MxtncHlTo
あかり「あかりでこんなにだめなら、春雨ちゃんにはもっと近寄れないと思うよぉ」

駆逐棲姫「えっ?」

あかり「あかりはね、カードからわるさめちゃんが出てきたから、もう春雨ちゃんとは別の魂として存在してるんじゃないかって考えてるよぉ」

駆逐棲姫「別の魂として……」

あかり「わるさめちゃんがわるさめちゃんでなくなるのが怖くても大丈夫。あかりもイ級ちゃんも、他のみんなだってわるさめちゃんのこと覚えてるよ」

あかり「忘れそうになったら思い出させてあげる。わるさめちゃんがどんなふうだったのか、あかり達が全部思い出させてあげるよぉ」

あかり「正気をなくしてた頃のことを悔やんでわるさめ、なんて自分で名前を付けるくらい責任感があって、イ級ちゃんの面倒見もとてもいい子」

あかり「もうみんな、わるさめちゃんのことを春雨ちゃんそのものだなんて思ってない。同じところはあるけど、違う子なんだってわかってる」

あかり「だから大丈夫、わるさめちゃんがどれだけ自分を『春雨』だって思ってても、あかり達はそうは思わないから」

駆逐棲姫「……それはそれでどうなの?」

あかり「いや、本当に自分のこと『春雨』だって思われたいって言うならそう思うようにがんばるけど!」

駆逐棲姫「ふふっ、ううんいい。私は、駆逐棲姫。わるさめって名前を自分で付けた。覚えてる、しっかりと」

あかり「それなら、何も心配いらないよぉ」

駆逐棲姫「うん、心配いらないね」
694 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 00:17:48.91 ID:F/ZaDyAko
あかり「それなら、ちゃんと思い出してあげようね。それも大切なことだよぉ」

駆逐棲姫「う、うん」

あかり「船に魂があってこうして生き返れるなら、きっと人間にも魂はあるよぉ。みんな見てるはずだよ、わるさめちゃんのことも、春雨ちゃんのことも」

駆逐棲姫「みんな見てる……」

あかり「悩んでるところより幸せなところを見せてあげよう? 今がこんなに幸せなんだって教えてあげよう」

あかり「それがきっと、昔がんばってくれた人達に今のあかり達ができる唯一のことだよぉ」

駆逐棲姫「……うん、そうだね。悲しんでるところより、幸せなところを見せた方が慰めになる」

あかり「そのためにも、みんなのこと思い出してあげようね。大切なことだもん」

駆逐棲姫「わかった、春雨に聞いてでも思い出す」

あかり「あかりも一緒に行こっか?」

駆逐棲姫「……いい。あまりあかりには聞かれたくないこともあるかもしれないから」

あかり「平気?」

駆逐棲姫「平気。さっき何も心配いらないって言ったのに」

あかり「だって、わるさめちゃんが不安そうなんだもん」

駆逐棲姫「不安は、正直拭えない。あかり」

あかり「なに?」

駆逐棲姫「抱きしめて」

あかり「急に? いいけど」ダキッ

駆逐棲姫(暖かい。この温もりを覚えていれば、全てを思い出しても何も変わらない)

駆逐棲姫(私の悩みを何でも解決してくれる人。私を私たらしめてくれる人。あかり……)

駆逐棲姫「……大好き」

あかり「えっ、今なんて言ったの? わるさめちゃん胸のとこ顔押し付けてたからよく聞こえなかったよぉ」

駆逐棲姫「だっ……」

駆逐棲姫(大好きの前に言わなきゃいけないことがあった)

駆逐棲姫「ありがとうって」

あかり「何に対してのありがとうなの?」

駆逐棲姫「悩みを聞いてくれたこと。不安を取り除いてくれたこと。抱きしめてくれたこと。全部、そう……」

駆逐棲姫「あなたに出会えて私は幸せだよ、あかり。生まれてきてくれて、ありがとう」
695 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 00:21:54.29 ID:F/ZaDyAko
今回はここまでです

イ級もそろそろ人に慣れさせていい頃ですかね
696 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 00:22:48.72 ID:zuV79T5zO
乙です
697 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 00:31:24.80 ID:CN5s+/1Vo
乙です
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 00:52:41.52 ID:wogIUyDkO
699 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 22:41:07.36 ID:F/ZaDyAko
開始します
700 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 22:50:47.01 ID:F/ZaDyAko
愛宕「生まれてきてくれてありがとう、か」

あかり「そこまで言われるなんて本当にすごく嬉しかったですよぉ」

愛宕「私もそう思うわ」

あかり「愛宕さんもですか?」

愛宕「あなたみたいな子が生まれることができたなら、あの戦いにも意味があったんだって思えるもの」

愛宕「この幸せな未来を導けたというなら、ね」

あかり「愛宕さんも今その未来に生きてるんですよぉ」

愛宕「……うん、そうね。きっと私は今、あの日誰かが望んだ未来を生きているのよね」

あかり「はい、そうですよぉ」

愛宕「ありがとうね、提督。私をここに連れてきてくれて」

あかり「えへへ、どういたしまして」

愛宕「うふふ、さてとそういう堅苦しいお話はここまで。せっかくお仕事も終わったんだもの、楽しいお話をしましょう?」

あかり「ごほうびですね。なにがいいですか?」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 お菓子をあげる
701 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 22:52:02.85 ID:hcbT02G3o
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 22:53:45.54 ID:yyL2oM3eO
1
703 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 23:01:44.20 ID:F/ZaDyAko
愛宕「そうねぇ〜マッサージもいいけれどぉ、今日はちょっと落ち着きたい気分だから〜」

あかり「ならマッサージでよくないですか?」

愛宕「よくないわよ〜」

あかり「気持ちよくなりません?」

愛宕「気持ちいいけど落ち着く気持ちよさじゃないの。そうねぇ、頭なでなでしてもらいましょうか〜」

あかり「頭なでるんですね、わかりましたよぉ」

愛宕「ごほうびにしては消極的すぎたかしら〜?」

あかり「時々そうして欲しいって言う子もいますよぉ」

愛宕「あらそうなの〜? なでなで好きな子もいるのね〜」

あかり「愛宕さんは好きなんですか?」

愛宕「好きよ〜文月ちゃんとほっぽちゃんとか〜なでてあげるとすごく喜んでくれるのよ〜」

あかり「文月ちゃん達は好きそう……ってする方ですか?」

愛宕「私がされる方になるなんてあんまりないもの〜」
704 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 23:14:22.55 ID:F/ZaDyAko
愛宕「そのあんまりない貴重な時間だから、しっかりなでなでしてね〜?」

あかり「わかりましたよぉ、愛宕さんを満足させてあげますからね!」

愛宕「お願いね〜あっ、帽子はここに置いておくわね〜どうぞ」

あかり「それじゃあはじめますよぉ」ナデナデ

愛宕「ふぅん、これがなでなでされてるときの感覚か〜」

あかり「どうですか?」

愛宕「ん〜、悪くはないわね〜気分がよくなるわ〜」

あかり「そうですか、よかったですよぉ」

愛宕「で〜も〜えいっ!」ダキッ

あかり「わっ! 愛宕さん?」

愛宕「うふふっ、私のことなでなでしてくれてる提督が可愛かったから〜思わず抱きしめちゃった〜」

あかり「この体勢だとなでなでしづらいですよぉ」

愛宕「私はしやすいわ〜」ナデナデ

あかり「あぁっ、愛宕さん、あかりの方がなでなでされてたら意味ないですよぉ」

愛宕「やっぱりなでなでされるよりする方が私は好きみたい。こっちの方がごほうびよ〜」ナデナデ

あかり「ええっ、もう、しょうがないですよぉ」

愛宕「しょうがないとか言いながら、ほっぺたゆるんでるわよ〜?」ツンツン

あかり「だ、だってこれは、愛宕さんなでなで上手だから」

愛宕「上手でこうしてほっぺたゆるませてくれるから、好きなのかもしれないわね〜ほら〜なでなで〜」

あかり「気持ちいいですよぉ……」

愛宕(やっぱり、可愛いわね提督)
705 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 23:20:57.49 ID:F/ZaDyAko
愛宕「は〜いなでなで終了〜」

あかり「もう終わりですか?」

愛宕「今日はもう遅いしあまり長引かせたらいけないわ〜」

あかり「むう、もうちょっとされてたかったですけど」

愛宕「くすっ、またいつでもしてあげるからいらっしゃいな〜」

あかり「はい! って、これじゃ完全にあかりがごほうびもらっちゃってますよぉ!」

愛宕「提督だってがんばってるんだから、たまにはごほうびもらってもいいでしょ〜?」

あかり「はぁ、愛宕さんにはかないませんよぉ」

愛宕「ふふふっ、お姉さんはこう見えて手強いんだぞ〜」

あかり「よくわかりましたよぉ、ありがとうございました」

愛宕「どういたしまして。さっきとは逆になったわね〜」

あかり「これでおあいこですね。さてと、それじゃあ明日の秘書艦を決めて今日は終わりですよぉ」

↓2 明日の秘書艦(>>663-664の愛宕以外の☆のついてない艦娘)
706 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:23:14.58 ID:4abB7688O
千代田
707 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:23:41.70 ID:dtmL8pHTo
扶桑
708 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 23:30:15.91 ID:F/ZaDyAko
愛宕「誰に伝えればいいかしら〜?」

あかり「えっとですね〜扶桑さんにしますよぉ」

愛宕「扶桑さんね〜わかったわ」

あかり「お願いしますね愛宕さん」

愛宕「任せといて〜おやすみなさいね提督」

あかり「おやすみなさい愛宕さん」

愛宕「ほんと、可愛らしい提督の下につけてよかったわ〜」

愛宕「次はなにをして遊んであげよっかな〜ふんふ〜ん」



あかり「愛宕さんは物理的にも精神的にも包容力が高くて、あかりもされるがままになっちゃうよぉ」

あかり「もうちょっと背が高くなれば改善する?」

あかり「それは急にはどうにもできないから置いといて、これからどうしようかなぁ」

↓2

1 寝る
2 誰かの部屋へ行く(>>663の青葉、吹雪、伊168以外)
3 散歩
4 執務
5 バー
709 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:38:07.73 ID:vAgl3JeYO
5
710 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:38:17.00 ID:24C0XB4AO
2島風
711 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/01(金) 23:49:24.84 ID:F/ZaDyAko
島風「ん? もうこんな時間? 私寝るのおっそ〜い!」

あかり「まだ遅くはないと思うよぉ」

島風「あっ、提督! 一緒に寝に来たの?」

あかり「うんそうだよぉ。あっ、島風ちゃんって寝るときは――」

↓2

1  普通のパジャマ
2  ベビードール
3  ネグリジェ
4  浴衣
5  ガウン
6  着ぐるみパジャマ
7  着ない派
8  普段の服
9  ジャージ
10 下着
11 その他自由に
712 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:50:30.55 ID:dtmL8pHTo
8
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/01(金) 23:53:22.05 ID:XncLTO230
714 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 00:04:28.39 ID:CVv0JW+Jo
あかり「いつもの服なんだ?」

島風「ん? 違うよ」

あかり「えっ、まだ着替えてないだけ?」

島風「ううん、着替える必要もないし」

あかり「うん? いつもの服じゃないのに着替える必要もないの?」

島風「うん、だって脱ぐだけだもん」

あかり「脱ぐって島風ちゃんまさか」

島風「よいしょっ」ヌギッ

あかり「わぁ〜! 島風ちゃんも着ない派なの!?」

島風「だってこの方が早いもん」

あかり「なら着替えない方が早くない!?」

島風「いつもの服は寝るときには使わないよ。お姉ちゃんだってパジャマ着てるでしょ?」

あかり「いや、そうだけど!」

島風「これでよし、ほら、早くお布団入ろ、お姉ちゃん!」

あかり「いつものことながらお布団入った方が見えないもんね!」
715 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 00:22:14.09 ID:CVv0JW+Jo
あかり「連装砲ちゃんは?」

島風「今日はセラピールームだよ」

あかり「一緒に寝るときもあるんだね」

島風「そりゃもちろん、私の家族だもん」

あかり「家族、そう家族だね」

島風「えへへ、お姉ちゃんも家族だよね」

あかり「うん、あかりも家族だって思ってるよぉ」

島風「ふふん〜家族家族〜姉妹〜」

あかり「こんなに喜んでくれるならあかりもお姉ちゃんやっててよかったって思うよぉ」

島風「そうでしょ? 私のお姉ちゃんいいでしょ?」グイッ

あかり「あっ、島風ちゃんあんまり近づくとチクチクするよぉ」

島風「ん、そうやって私を寄せ付けないつもりなんだね!」

あかり「そんなことないよぉ! はぁ、またこの流れだよぉ」ヌギッ
716 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 00:44:44.70 ID:CVv0JW+Jo
島風「一緒のお布団で寝るのって姉妹っぽいよね?」

あかり「まあそれ自体はね」

島風「しかも裸だよ?」

あかり「それは普通姉妹でもやらないよぉ」

島風「ていうことは私達は特別な姉妹ってことだよ!」

あかり「特別な姉妹、物は言いようだよぉ」

島風「お姉ちゃん!」ダキッ

あかり「わっ、何、島風ちゃん?」

島風「何でもな〜い。お姉ちゃんに抱きつきたかっただけ」

あかり「島風ちゃんは甘えん坊な妹だよぉ」

島風「甘えん坊は嫌い?」

あかり「ううん。妹にならいっぱい甘えられたいよぉ」

島風「ならたくさん甘えるね、お姉ちゃん!」ギュッ

あかり「わわっ、島風ちゃんったらそんなに強く抱きしめなくたって、あかりはどこにも行かないよぉ」ナデナデ

島風「ふふっ、お姉ちゃ〜ん……」

あかり「くすっ……よしよし、お姉ちゃんが子守歌歌ってあげるね〜」

あかり(ふふっ、あかりにも段々お姉ちゃんの気持ちがわかって来たよぉ)
717 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 00:46:40.28 ID:CVv0JW+Jo
今回はここまでです
次は小ネタから開始します

島風のパジャマについては以前にも決めたような記憶があるようなないような感じですが
いつも同じの着るわけじゃないのでよしということでなにとぞご容赦ください
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/02(土) 00:48:22.77 ID:Q1fdr0Cno
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/02(土) 02:58:19.59 ID:21RbLJszo
乙です
720 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/02(土) 03:23:23.78 ID:fv4inwAAO
乙です
721 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 22:40:56.33 ID:CVv0JW+Jo
開始します
青葉の日記の小ネタから
722 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 22:46:06.34 ID:CVv0JW+Jo
青葉「これでよしっと」

古鷹「精が出るわね青葉」

青葉「あぁ古鷹さん。どうかなさいましたか?」

古鷹「いえ、ただ少しあなたのことが気になって」

青葉「おや、司令官から青葉に乗り換えるおつもりですか?」

古鷹「馬鹿なことを言わないで。提督から乗り換えるなんてあり得ないわ」

青葉「そこは隠さないんですね」

古鷹「隠したってどうせもう知ってるんでしょう?」

青葉「そうなんですけどね」

古鷹「やっぱり。どうせ戦史編纂にかこつけて色々と嗅ぎまわってることだろうと思ったわ」

青葉「いやもはや嗅ぎまわるまでもない状況になってますよね?」

古鷹「それは確かに否定できないわね」
723 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 22:57:09.34 ID:CVv0JW+Jo
古鷹「資料を書いていたの?」

青葉「いえ資料はPCで書いていますので違います」

古鷹「今時大切な資料はそっちで書いた方が安全だものね」

青葉「ええ。紛失しづらいですし保管場所も取りませんから便利です」

古鷹「それじゃあさっきまでなにを書いていたの?」

青葉「これは青葉の個人的な日記ですよ」

古鷹「日記なんて書いていたのね」

青葉「その日あったことを書き記しておけば後で読み返して何か発見があるかもしれませんからね」

古鷹「あなたらしい考えだわ」

青葉「恐縮です。せっかくですし少し読んでみませんか?」

古鷹「せっかくなんでって、日記は人に読ませるものじゃないでしょう?」

青葉「でもせっかく書いたんだから誰かに読んでもらいたいんですよ〜」

古鷹「はいはいわかったわ。それじゃあ少しだけ読ませてもらうけど、本当にいい?」

青葉「どうぞどうぞ!」

古鷹「書くのが好きなんじゃなくて、書いて読ませるのが好きなのね」

青葉「作家さんの影響ですので〜」
724 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 23:13:23.13 ID:CVv0JW+Jo
古鷹「えっと何々、今日はいよいよ配属の日、戦史編纂という大任を任されて緊張したけど司令官は思っていたよりも優しい方で安心した」

古鷹「深海棲艦との戦争を終結させた英雄だというのでどんな強面が出てくるのかと思えば、何のことはない普通の女の子。あの漫画は美化していたわけではないようです」

古鷹「あの漫画青葉も読んだのね」

青葉「事前調査のためにですよ。中々よく描けてて面白かったです。あれ全部ノンフィクションなんですか?」

古鷹「細部が異なるときはあるけど実際にあった出来事であるのは間違いないわ。少なくとも私が関わってることに関しては」

青葉「細部が異なるだけでまだマシですね」

古鷹「そこは歳納提督と球磨さんの良心ですね……このほんわかした雰囲気の女の子が司令官だなんて、時代は変わったんだなとしみじみと感じました」

青葉「まあこれに関しては時代が変わったとかではなく特例として認められてるだけなんですけどね」

古鷹「そうね。叢雲さんは最初からここに赤座あかりという提督が着任すると聞いていたらしいけど、その本来の赤座提督はどこに行ってしまったのかな」

青葉「入れ替わりで司令官の世界に行ってるとかでしょうか?」

古鷹「どうなのかしら? その辺りに関してはもはや私の理解の範疇を超えているわ」

青葉「私達の存在よりよっぽどSFですよね〜」

古鷹「なんにせよ無事に帰れることを祈るばかりです」
725 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/02(土) 23:41:10.37 ID:CVv0JW+Jo
古鷹『ここに来てから少し日が経って気づきましたが、この鎮守府は司令官を中心に動いている』

古鷹『司令官なのだから当たり前かと思うけれど、司令官なんて本来は執務室にどっしりと構えていて何かが起きたら初めて動くというのが普通です』

古鷹『けれど赤座司令官は毎日色んなところに顔を出して艦娘の皆さんと交流を図っている』

古鷹『奔放に動き回る姿は子供らしくて可愛らしいけど、司令官としては落ち着きがないような気もします』

青葉「あくまで青葉の私的な考えですよ?」

古鷹「いえ、ここに書いてあるとおり提督は艦隊の司令官としては些か問題があると言わざるをえないわ」

古鷹「過度に部下と馴れ合ってしまうといざというときに命令に反発されたりしてしまう恐れがあるもの」

青葉「友達感覚で軍務は務まりませんからね」

古鷹「それでも、だからこそ私達はここまで戦い抜けたという面もあるわ」

青葉「とおっしゃいますと?」

古鷹「私達は本来ただの船であったところをいきなり人間にされ、戦えと言われた」

古鷹「錯乱しないようにある程度知識は与えられたけど、みんな心中では多かれ少なかれ不安を抱えていたはず」

古鷹「それに以前の戦いで負った心の傷だってある。それを提督は埋めてくれたのよ」

青葉「ただの部下としてではなく気の置けない友人として接することで、艦娘達を精神的に支えたということですね」

古鷹「そう。提督があんなに好かれているのは提督自身の魅力もあるけど、艦娘側の事情も関係しているんだと私は考えているわ」

古鷹「そういう点も踏まえてみるとあの子は普通の提督には向いていないけれど、艦娘の提督としてはこの上ない適任なんだと思う」

青葉「なるほど、普通の艦隊とは違いますからね。そしたらやはり時代は変わったのかもしれませんよ」

古鷹「ふふっ、そうかもしれないわね」
726 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 00:01:06.97 ID:kAJ6niE+o
古鷹『今日は司令官を観測機を使って1日観測してみた。いつも騒ぎの渦中にいる人物、どんな1日を過ごしてるのか気になったからです』

古鷹「観測機まで持ち出してなにをしてるの青葉?」

青葉「いやだって、気になったんですよ。観測機の妖精も久しぶりに仕事したいって言ってましたし」

古鷹「はぁ、球磨さんがしなくなったと思ったら今度は青葉なのね。提督のプライバシーはずたぼろじゃないの」

青葉「漫画になってる時点でなにをいわんや、ですよ」

古鷹「提督自身が納得されてるみたいだから私が言うことはないけどね。ええっと……」

古鷹『今日最初に司令官が会ったのは浜風さん。陽炎型の駆逐艦ですが駆逐艦に似合わない大きさを誇っている子です』

青葉「すごいですよねあれ」

古鷹「もう、青葉ったらそんなこと日記に書かなくていいのに」

青葉「その先で少し関係してきますので」

古鷹『先? 浜風さんと司令官はしばらく談笑していたけど、不意に浜風さんが司令官の手を取ってその豊満な胸に押し当てたんです……!?」
727 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 00:31:56.40 ID:kAJ6niE+o
古鷹『どうやら胸を揉んで欲しいとねだっているようですが、司令官は顔を赤くして困っていました』

古鷹『このまま断るのかなと思いきや、しょうがないといったように司令官の指が浜風さんの胸に押し込まれいきました』

古鷹『服の上からでも分かるその豊かな双丘が、司令官の手が動くたびに形を変える』

古鷹『それに合わせて浜風さんは身じろぎして、あえぎ声をあげていました』

古鷹『2人の会話を聞く限りでは浜風さんは胸が大きいことを気にされているようなのですが、そうやって触れられることにより変ではないということを自覚して安心できるそうです』

古鷹『確かに最初こそ本人が言うように安らいだ表情も見せていましたが、続ける内にまったく逆の、興奮した顔に変わっていました』

古鷹『頬も上気して瞳は潤み、漏れ出す声もあえぎ声と言うよりは嬌声と呼ぶべきものに変わって、明らかに安心する以外の目的を持ってそうされているように青葉には見えました』

古鷹『次第に服の上からでは満足できなくなったのか、浜風さんは上着も下着も脱ぎ捨てて胸を曝け出しました』

古鷹『ブラを外すだけであんなに揺れるのかとか、結構しっかりと支えてるんだなと服を着ていたときよりも位置の下がった胸を見て思いました』

古鷹『直に触れるのと服の上からでは全然違います。支えを失ったことにより、浜風さんや司令官の一挙手一投足に合わせてぷるぷると揺れるんです』

古鷹『それが挑発的というか官能的というか、ともかく情欲を掻き立てることこの上なくて、司令官の方も段々と息が荒くなっていきました』

古鷹『そんなときです。その部屋に偶然、浦風さんが入ってきました』
728 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 01:25:40.07 ID:kAJ6niE+o
古鷹『浦風さんはいかがわしいことをしている2人に面食らった後、声を荒げて説教をはじめました』

古鷹『ですが浜風さんはハレンチだと息巻く浦風さんに対して、これは自分のコンプレックスを矯正するための行為で猥褻は一切ないと反論します』

古鷹『浦風さんは当然屁理屈を言うなと反論しましたが浜風さんは無視して、司令官を膝に抱いて胸を押し付ける、いや、顔を胸で挟んでしまいました』

古鷹『なんとも大胆な行為に浦風さんは言葉をなくし司令官も今までになくうろたえますが、浜風さんは構わず司令官の顔を挟んだ胸を更に押し付けるように腕で押さえます』

古鷹『ゆさゆさとわざと大きく揺らすようにして司令官の頬を胸でなでる浜風さん。司令官はどうすればいいのかわからないのか真っ赤な頬をされるがままになっていました』

古鷹『しばらく呆然としていた浦風さんが自分を取り戻して止めようとしましたが、浜風さんはそんなこと言われる筋合いはないと取り合いません』

古鷹『そのまま浦風さんのことが見えていないかのように浜風さんは司令官を1度胸から解放すると、また顔を胸に寄せます』

古鷹『でも今度は胸の間にではなく一方の胸に寄っていました。ちょうど司令官の口元に、その突端が来るようにして』

古鷹『なにをさせようとしているのかは一目瞭然。浜風さんは何も言わずにただ胸を近づけるだけです』

古鷹『司令官も自分の意思か、はたまた一連の行為で思考能力が低下してしまったのかわかりませんが、静かに口を開きました』

古鷹『そこで唐突に浦風さんが力づくで司令官と浜風さんを引き離しました』

古鷹『司令官を自分の方に抱き寄せて浦風さんは一言。「うちにだってコンプレックスはあるのに、浜風ばっかり構ってずるい」』

古鷹『言うや否や、浦風さんも上半身をあらわにして司令官を胸に抱き寄せました』

古鷹『浜風さんと同じように挟んで、揺らす。見る間に浦風さんの表情も浜風さんと同じ淫靡なものへと変貌しました』

古鷹『浜風さんが胸なんて気にしたことなかったでしょと詰め寄ると、方言がコンプレックスだと浦風さんは言います』

古鷹『方言とその行為に何の因果があるのか分かりませんが、結局浦風さんも交えてその行為は続行されました』

古鷹『司令官も2人同時に相手をするのは慣れていないようで四苦八苦していましたが、なんとか2人とも満足させることができたようです』

古鷹『それでコンプレックスが治ったのか否かは分かりませんが、布団の上に倒れて苦しげな息を吐きながらも2人の顔は恍惚の笑みを浮かべていました……』

古鷹「……」

青葉「どうでしたか? その日は1日見てただけあってそれでもまだ半分にすら達してないんですよ」

青葉「そのあと今度は大鳳さんともしてて大きいのも小さいのも関係ないんだなと理解したり、胸が好きなのかと思えば朝潮さんの下腹部をマッサージして胸だけじゃないことがわかったり」

青葉「足柄さんとは純情な交流をしていて、エッチなことばかりしてるわけじゃないとか色々と理解が深まった一日だったんですが」

古鷹「……これ日記じゃなくて官能小説だ」
729 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 01:27:27.65 ID:kAJ6niE+o
今回はここまでです
次は那珂にまた誘われる名取の小ネタから

本当は全編地の文で書こうと思っていましたが事前に書いておくことができなかったのでこうなりました
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/03(日) 01:33:59.29 ID:n2TPfh/wO
乙です
青葉は記者より作家の才能があるよ…
731 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/03(日) 10:01:53.10 ID:F+8mHg8Yo
乙です
732 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 22:38:25.13 ID:kAJ6niE+o
開始します
733 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 22:43:08.69 ID:kAJ6niE+o
那珂「ねぇ〜名取ちゃん〜」

名取「む、無理だって言ってるじゃない!」

あかり「何やってるの那珂ちゃん? 名取さん困ってるよぉ」

名取「提督!」

那珂「名取ちゃんにアイドルやらない?って勧誘してるところ」

あかり「断れたんじゃなかったんだっけ?」

那珂「1回断られただけでへこたれる那珂ちゃんじゃないよ!」

名取「もう両手の指じゃ足りないくらい断ってる〜!」

あかり「あんまりしつこくするのはよくないよぉ」

那珂「でも名取ちゃんと一緒にアイドルやりたいの!」

名取「そう言ってくれるのは嬉しいけど私には無理だよ。那珂ちゃん最近メディアにも露出してるし」

那珂「ユニット組めば一気に有名人になれるよ! お得だね!」

名取「それがいやだって言ってるの!」
734 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 22:54:20.50 ID:kAJ6niE+o
那珂「強情だなぁ名取ちゃんは」

名取「それは那珂ちゃんの方だよ」

那珂「何でいやなの?」

名取「だって、人前ではずかしいよ」

那珂「そのうちにくせになるから気にしない!」

名取「くせになるとか変な言い方しないで! それに、私が今からレッスン受けたって那珂ちゃんと組めるくらい上手くなるのにどれだけかかるか」

那珂「アイドルは歌の上手さより可愛さが大事なの!」

あかり「でも那珂ちゃんは歌も上手いアイドルになるんだって、むぐっ!」

那珂「それはそれこれはこれ」

名取「可愛さをアピールしなくちゃいけないんでしょ? それなら普通の歌手になる方がマシだよ」

那珂「筋金入りだね〜」

あかり「那珂ちゃんは名取さんのどこが気に入ったの?」

那珂「それはね、笑顔だよ!」

名取「笑顔なんて、笑うなんて誰でもできるよ!」

卯月「う〜ちゃんのこと呼んだぴょん?」

那珂「いや別に」
735 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 23:10:46.90 ID:kAJ6niE+o
那珂「わかってないなぁ、名取ちゃんの笑顔はみんなを幸せにできる笑顔なんだよ」

名取「そんなこと、というか私あんまり笑顔なんて見せてないと思うけど」

那珂「そこがだよ! 普段あんまり笑わない人が不意に見せる笑顔! そこが人の心を打つんだよ!」

名取「それ普段から一緒に過ごしてないと意味ないよね!?」

あかり「でも名取さんの笑顔が素敵だってところはあかりも同感ですよぉ」

あかり「普段結構おどおどしてますから、たまに安らかな顔をしてるのを見ると嬉しくなりますよぉ」

名取「て、提督まで、それは2人が私と一緒に暮らしてるからで、アイドルとしての素質にはなりえないです!」

那珂「それにほら、名取ちゃんはスタイルがいいから那珂ちゃんに似合わない服も着られるでしょ?」

那珂「スマートな那珂ちゃんはどうしても色気を出すのに不利だから、そこは名取ちゃんに補ってもらう形でね!」

名取「色気を出すって!?」

那珂「いやちょっと胸を強調するような感じに」

名取「そ、そういうの無理だから〜!」ダッ

那珂「逃げた! 待ってよ名取ちゃ〜ん! 気持ち控えめにするから〜!」

あかり「あはは、那珂ちゃんはブレないね本当に」
736 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 23:26:07.74 ID:kAJ6niE+o
名取「はぁはぁ……もう、何があっても諦めないところは美点だと思うけど、悪い方向に発揮されることもあるんだよね」

名取「私がアイドルなんて、もうすぐ提督の世界に行くことになるのに」

名取「でももうすぐ行っちゃうなら期間限定で……いいやだめだめ! 1度やったらそっちでも強引にやらされちゃいそう」

名取「ここは絶対譲っちゃだめなとこ! 私はアイドルにはならない!」

あかり「そんなにいやですかアイドル?」

名取「わぁっ!」

あかり「えへへ、久しぶりに話しかけただけでびっくりされちゃいましたよぉ」

名取「提督、そりゃいやですよ」

あかり「はずかしいからですか?」

名取「そうです! それに、知っての通り私は小心者ですので、大勢の人の前に立って歌うなんてできないんです」

あかり「でもあの祭りのときにはちゃんとできてたじゃないですか」

名取「あ、あれは、一応深海棲艦を成仏させる作戦だったからがんばったんです!」
737 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 23:42:04.20 ID:kAJ6niE+o
あかり「まあ名取さんが無理だって言うならしょうがないですよぉ」

名取「提督は私にアイドルしてほしいんですか?」

あかり「アイドルをしてほしいのとは違います。ただ、後悔しないようにしてほしいだけですよぉ」

名取「後悔しないように?」

あかり「名取さんがどう思うかわかりませんけど、ライブをしているときの那珂ちゃんは楽しそうでした」

あかり「歌いながらお客さんにアピールして、お客さんもみんなそれに応えて。ライブってこんなに楽しいことなんだなって思いましたよぉ」

名取「なら、私もお客さんとして楽しみに行きますよ」

あかり「そっちも十分楽しいですけど、ライブしてるときの那珂ちゃんって1番キラキラしてますよぉ」

あかり「きっとすごく楽しいんだと思います。喜んでくれることとか、自分の歌に合わせてみんなが動いてくれるっていう嬉しさもあるかもしれません」

あかり「はずかしいとか怖いとかで本当はしたいのにいやだって言ってるなら、あかりはやった方がいいと思います」

あかり「でも、本当にはずかしくていやだっていうこともありますからね。あかりもあのお祭りのときくらいでしかやったことないですし、適当なことは言えません」

あかり「でもよく考えずにはずかしいって言ってるのなら、よく考えてみてあげてください。那珂ちゃんはふざけて言ってるわけじゃないはずですから」

名取「提督……」
738 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/03(日) 23:54:47.00 ID:kAJ6niE+o
名取「提督は見てみたいですか、私がアイドルみたいな衣装を着てるところ」

あかり「見てみたいですよぉ」

名取「む、胸を強調した服ですよ!?」

あかり「別に胸を強調した服限定じゃないと思いますけど」

名取「前にも言いましたけどあまり大きいとパフォーマンスで揺れてしまって、そっちばかりが注目を浴びてしまうんです」

名取「そういうのは私、だめなんです。提督以外の人を誘惑するようなこと、私は……」

あかり「いやらしくしようとしなくてもなってしまうってことですね。ん? 提督以外の人を?」

那珂「な、と、り、ちゃん!」ムニッ

名取「きゃあっ!? な、那珂ちゃん!? いきなり、どこ触って!」

那珂「ふふん、話は聞かせてもらったよ。そんなこと気にしてたんだね」

名取「そんなことって、それよりも胸から手を離して」
739 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 00:11:53.15 ID:WT/bdFouo
那珂「あのね、そういう話なら那珂ちゃんいい解決法知ってるよ」

名取「解決法?」

那珂「那珂ちゃんもね同じこと悩んでた。那珂ちゃんはアイドルでみんなのことが好きでなくちゃいけないから、1人のこと好きじゃだめなんだって」

那珂「でも、どうしても気持ちが抑えられなくて、そしたらアイドルとして好きなみんなにも自分は入ってるんだからそれでいいんだって言ってくれた」

あかり「そう言ったときにはまだ自分のことだとは思ってなかったよぉ」

那珂「それで最終的に導いた結論は、みんなに歌った好きの分だけ提督にも好きだって言うこと!」

名取「そ、それでいいの?」

那珂「いいんだよ、ね〜?」

あかり「ああうん、那珂ちゃんがそれで自分を許せるならあかりはいいと思ってるよぉ」

名取「それだとすごい回数になるんじゃ」

那珂「そこは伝え方を変えて工夫するんだよ。那珂ちゃんの好きを集約して、一気に伝えるの!」

名取「好きを集約するって……」

那珂「くすっ、見たい? 那珂ちゃんの好きを集約した提督への愛情表現を?」

あかり「な、那珂ちゃん!」

那珂「ふふっ、冗談だよ。こればっかりは名取ちゃんにも見せてあげられないよね」
740 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 00:23:36.47 ID:WT/bdFouo
那珂「とにかく提督以外の人の前で揺らすのがいやなら、その分提督の前で揺らせばいいってこと」

名取「ええっ、そういう問題じゃ、あっ、ちょっ、那珂ちゃん!?」

那珂「先払い先払い〜ゆさゆさ〜」

名取「先払いも何も私しないって言ってるのに! や、やめてってば〜!」

那珂「逆説的にこれだけ提督の前で揺らしたらもう他の人の前でも揺らさざるを得ないよね!」

名取「何も逆になってな〜い!」

那珂「ほ〜ら、提督もさりげなく目を背けてないでこっち見ないと揺らし損でしょ!」

あかり「ううん、損はしてない気がするけど」

名取「や、だめっ、み、見ないでください提督っ! ああっ!」

那珂「こうしてればはずかしさに慣れる訓練にもなって一石二鳥だね!」

名取「何も得してしない! もう絶対にアイドルなんかやらないんだから〜!」

あかり「あ、あははは、那珂ちゃんと名取さんは仲良しさんですよぉ」
741 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 00:29:12.33 ID:WT/bdFouo
今回はここまでです
次はレ級がカードから出てきていたらという小ネタからです

当時は名前しか知らなかったので某アニメを見てロボットゲーだったのかと調べてみたら普通にアイドル育成ゲーだったなんてこともありました
アプリ版だけじゃなくて本家スパロボにもそろそろ出てほしいですね
742 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/04(月) 00:30:33.37 ID:S+rGXZ6Ao
乙です
743 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/04(月) 08:17:35.32 ID:mLMAzDhNo
乙 ここの那珂ちゃんと名取の関係良いなあ
744 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 22:40:59.94 ID:WT/bdFouo
開始します
745 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 22:50:27.15 ID:WT/bdFouo
14スレ目>>226の続き


レ級「……」

金剛「なっ、深海棲艦!?」

あかり「そういえば色のないカードは深海棲艦も実体化する可能性があったんだよぉ」

レ級「……?」

金剛「アカリ、離れてくだサーイ!」

あかり「待ってください金剛さん、深海棲艦さんだってもうみんな悪い子じゃなくなってるはずです」

レ級「がおー!」

あかり「ひゃあっ!」

金剛「アカリ!」

レ級「きゃはは、驚いた驚いた!」

金剛「この!」ガチャ

レ級「なに、戦うの? いいよやろう!」

あかり「ま、待ってください!」

レ級「やらないの?」

あかり「お話ができるなら先ずはお話からですよぉ」
746 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 22:56:49.32 ID:WT/bdFouo
あかり「まず何も状況がわかってないと思いますので説明しますね」

レ級「ここどこ? あんた誰?」

あかり「あかりは赤座あかりって言います。この鎮守府の提督ですよぉ」

レ級「提督〜? 子供なのに? あの子以外にもいたんだ」

金剛「あの子?」

レ級「私が最後に戦ってた女の子。黒い髪こんなに長くしてる奴!」

あかり「それはたぶん会長さんですね」

レ級「カイ・チョウサン? 中国人?」

あかり「違います! 松本りせ会長さんです」

レ級「なんの会長?」

あかり「あかりが通ってる中学校の生徒会長ですよぉ」

レ級「中学校通いながら提督やってんの? すごい!」

あかり「いやさすがに今は通ってないというかそもそもこの世界に学校がないというか」

レ級「ん〜わから〜ん! ちゃんと説明しろ〜!」バタバタ

金剛「こら! 大人しくするデース!」
747 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 23:06:46.11 ID:WT/bdFouo
レ級「ふ〜ん、あかりもチョウさんも別の世界から来た子供だってことね〜」

あかり「いやだからチョウさんじゃないですよぉ」

レ級「で〜私達を成仏させてくれた人ってこと?」

あかり「歌が聞こえたならそうですよぉ」

レ級「じゃあ何でまた呼び出したの? 霊能力者ごっこでもしてたの?」

あかり「色のない艦娘のカードを実体化させたら出てきちゃったんです」

レ級「狙って呼び出したわけじゃない?」

あかり「はい、深海棲艦さんが出る可能性のことすっかり忘れてました」

レ級「そっかそっか、たまたま私が選ばれただけか。運がよかったね」

金剛「どういうことデース?」

レ級「せっかく頭の中ガンガンうるさい声が消えたと思ったら遊ぶ暇もなく消えちゃったんだもん。私だって遊びたい!」

金剛「遊びたいってあなた」

レ級「もうみんな成仏したんだよね? なら好きにしていいよね? ね?」グイグイ

あかり「え、ええっと、好きにしてもいいですけどあんまりお外を出歩くのはやめた方がいいかもしれないです」

レ級「ええ〜なんで〜? なんでなんで〜?」

あかり「その、しっぽが……」

レ級「しっぽ、これ飾りってことで誤魔化せるでしょ」

金剛「厳しいものがありマース」
748 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 23:16:30.91 ID:WT/bdFouo
レ級「じゃあ部屋で遊ぶ!」

あかり「何して遊びましょうか?」

レ級「んとね〜なにしよっか〜やりたいこといっぱいあるよ〜」

あかり「これから何でも好きにやっていいですよぉ」

レ級「外には出ちゃだめだってさっき言ったのに」

あかり「それもいつかできるようにしてもらいますから、今は少し我慢してください」

レ級「わかった〜我慢しま〜す!」ビシッ

金剛「Oh! なんですかそのだらしない敬礼は!」

レ級「け〜れ〜とかおでこに手を当てればいいだけでしょ〜」

金剛「ノー! それだけじゃありませんヨー! しっかりと作法があって」

レ級「さほ〜もどうでもい〜! 早くあそぼ〜ねぇ〜あかり〜!」

あかり「わっ、ちょっ、待ってください」

金剛「ア、アカリのこといきなり呼び捨てにするなんて!」

レ級「ちゃんつけないとだめなルール?」

あかり「別にありませんよぉ」

レ級「ならあかりっ!」

あかり「あかりもそれで構いませんよぉ」

金剛「ぐぬぬっ……!」
749 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 23:28:38.08 ID:WT/bdFouo
離島棲鬼「現われたか、新たなる魂の共鳴者が……」

戦艦棲姫「今度はなんてアニメに影響されたんだ?」

北方棲姫「シンカイセイカン!」

あかり「あっ、ほっぽちゃん達だよぉ」

レ級「あり? 私以外にもこんなに呼び出したの?」

戦艦棲姫「私達はあかりちゃんに呼び出されたわけではないよ」

離島棲鬼「虚構の狭間より現われし美姫に心奪われ、自らもまた虚構足りえんとするためにここに在るのだよ」

北方棲姫「ワタシハズットココデ、アカリトイッショニタタカッテキタ!」

レ級「あっそうなの。人間に味方する深海棲艦もいたんだ」

離島棲鬼「え〜と、えっと」

戦艦棲姫「お前の語彙力でそのキャラは無理だから諦めろ」
750 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 23:40:15.19 ID:WT/bdFouo
離島棲鬼「あなた見たことない顔ね」

戦艦棲姫「私達が見たことある顔の方が少ないだろう」

あかり「そういえばあなたはなんて深海棲艦なの?」

レ級「知らん!」

北方棲姫「シラナイノ?」

レ級「だって名前とか人間が勝手につけて呼んでるだけだもん。私知らんよそんなの」

あかり「ほっぽちゃんもそう言ってたっけ」

北方棲姫「ニンゲンニヨバレタカラシッテタ!」

金剛「あなたも人間に呼ばれたの聞いたりしなかったんですカー?」

レ級「なんか呼ばれてた気がする?」

あかり「姫とか鬼級なんでしょうか?」

戦艦棲姫「なんとなく気配的に違う気がする。けど、下手をすればそれらを上回る実力を秘めている感じが」

離島棲鬼「隠された力、カッコイイ!」

レ級「なんて呼ばれてたっけかな〜レ、レ〜、レッキュ、レックウ、レックウザ?」

金剛「それはなんか違いマス」
751 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/04(月) 23:48:42.26 ID:WT/bdFouo
妖精(猫吊るし)「彼女は戦艦レ級。姫や鬼、水鬼級ではない深海棲艦としてはほぼ最強の能力を誇る艦です」

あかり「妖精さん!」

レ級「わぁ〜! 人形が喋ってる! 技術進歩しすぎ〜かがくのちからってすげー!」

妖精(猫吊るし)「誰が人形ですか!」

あかり「あれは妖精さんですよぉ」

レ級「ヨウ・セイサン?」

金剛「それはもういいですカラ」

レ級「あちゃ〜こりゃ敬礼ですね〜」ペチッ

金剛「額を手で叩くのと敬礼を一緒にしないでほしいデース!」

離島棲鬼「ねぇ聞いた? 最強の深海棲艦だって!」

戦艦棲姫「特殊なのを除いて、ね」

北方棲姫「ワタシノホウガツヨイ!」

レ級「なんだと〜やるか〜?」シュッシュッ

あかり「もう、やめてくださいレ級さん!」
752 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 00:10:21.22 ID:h6KJW2AEo
レ級「食っちまうぞ〜」ガブガブ

妖精(猫吊るし)「いや本当に食われてますから! しっぽを止めてください〜!」

金剛「やれやれ、とんだ仲間が増えましたネ」

離島棲鬼「もう少し早く来てれば戦力として頼りになったのにね」

あかり「レ級さんは遊びたいって言ってましたから、戦いなんかしなくていいんですよぉ」

金剛「さっきから好戦的な発言をしてる気がしマスが」

あかり「それはきっと戦う以外のことをあまり知らないからですよ。いっぱい楽しいことがあるんだって教えてあげます」

北方棲姫「ワタシモオシエル!」

あかり「うん! 一緒にレ級さんに楽しい毎日を過ごしてもらおうね!」

レ級「あははは〜ぐるぐる〜!」ブンブン

妖精(猫吊るし)「ああああああ〜!」

戦艦棲姫「また一段と騒がしくなりそう」

離島棲鬼「無邪気系、それもいいかも。でもあかりちゃん自身とキャラ被りしてる気が……」

金剛「なんにせよこれからきっちりと教育を――」

レ級「えいっ!」ブンッ

妖精(猫吊るし)「ああ〜!」ピュー

金剛「んなっ!?」ベチャッ

北方棲姫「ガンメンドマンナカ! 100テン!」

レ級「やた〜!」

金剛「もう怒りましたヨー! そこに直りなサイ!」

レ級「や〜だよ〜! 行くよほっぽ!」

北方棲姫「リョーカイ!」

金剛「ウェイ! ストップ、待ちなさい!」

あかり「ふふっ、もうほっぽちゃんと仲良しさんだよぉ」

離島棲鬼「フッ、歓迎するぞ我が魂の同胞よ」

戦艦棲姫「それまだ諦めてなかったのか」

妖精(猫吊るし)「くっ、よくも私をこんな目に。今に見ていなさい、必ずあなたも羞恥心の渦に巻き込んでやるボ!」
753 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 00:12:57.54 ID:h6KJW2AEo
今回はここまでです
次は本編から開始します。

レ級はイラストからだとバトル物に時々出てくる無邪気な子供の戦闘狂みたいなキャラに見えます
時々出てくるといいながら具体例は思いつかないんですが
754 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 00:21:44.17 ID:qh5wwTaTo
乙です
755 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 00:25:10.40 ID:Pzs7fgIC0


>バトル物に時々出てくる無邪気な子供の戦闘狂
言いたいことよくわかる、こっちも誰とは言えないけど
皐月をかなり好戦的にした感じかなー
756 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 01:11:14.17 ID:b4zsxbdbO
乙です
757 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 05:14:04.44 ID:um5ndxzc0
乙です
楽しみを戦闘に見出しちゃってるだけで、根本に悪意が全く無さそうなのが厄介なイメージ
そういやレ級は本編に加わるのかな?
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 10:50:37.84 ID:asLZT62xO
ifだから加わらないだろ
759 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 22:41:09.29 ID:h6KJW2AEo
レ級がこのまま本編に出てくると駆逐棲姫の存在がなくなるので今回は本編には出てきません

開始しマス
760 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 22:41:44.50 ID:h6KJW2AEo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨
吹雪   明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆   
761 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 22:42:11.23 ID:h6KJW2AEo
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆
762 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 22:51:49.09 ID:h6KJW2AEo
扶桑「お姉ちゃんの気持ちですか」

あかり「妹に甘えてもらえるのって嬉しいですよね」

扶桑「そうですね、あの子はあまり甘えてくれないから」

あかり「山城さんは甘えたいって思ってますよぉ」

扶桑「私達ほど大きくなると甘えるというのとは少し変わりますよ。裸で抱き合って寝るなんてことできません」

あかり「それはあかり達くらいの大きさでも普通はそうだと思いますよぉ」

扶桑「それは確かに」

あかり「だけど小さい頃の方が素直に甘えられたっていうのはありますよぉ」

扶桑「提督でもあるんですね」

あかり「ああっ! それあかりが小さい頃から変わってないって意味ですか! もぉ〜! あかりだって大きくなってるんですから!」

扶桑「そんなつもりで言ったわけじゃありませんよ。提督くらいの歳でもそう感じられるくらいに変わるものなんだなと思ったんです」

あかり「中学生ですからね!」

扶桑「はいはい」

扶桑(小さい頃、か。私達にはそれはなかったけど……小さくなれる装置も作ってあるんでしたっけ?)
763 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 23:00:36.91 ID:h6KJW2AEo
あかり「裸で抱き合いはしないかもしれませんが、今日は一緒に寝る日ですよぉ」

扶桑「そういえばそのような連絡が来ていましたね」

あかり「はい、姉妹同士や友達同士の仲を深めてもらいますよぉ!」

扶桑「以前も艦種ごとにやったことがありましたよね」

あかり「そうですね、それよりはちょっと人数が少なくなりますよぉ」

扶桑「その分同席者との繋がりも深くなるというわけですね」

あかり「そうです! お泊りですよぉ、わくわくしますね!」

扶桑「お泊りと言っても普段暮らしている場所からは動きませんけどね」

あかり「お泊りはお泊りなんです! この機会にたくさん仲良くなってくださいね!」

扶桑「一緒の部屋で寝ると仲良くなれるものでしょうか?」

あかり「なれますよぉ。普段しないような話もできちゃいます!」

扶桑「例えば?」

あかり「た、例えば? ええっと、こ、コイバナとか」

扶桑「コイバナ? 花と何か関係が」

あかり「好きな人の話とかですよぉ!」

扶桑「それは逆に仲が悪くなる未来しか見えませんね」

あかり「ええ、なんでですか?」

扶桑「提督のせいです」

あかり「あかりが何をしたって言うんですか!?」

扶桑「ふふっ、冗談はさておいて本日最初はいかがなさいますか?」

↓2

1 艦娘との交流(>>760-761の白雪、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
764 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 23:04:17.63 ID:Pzs7fgIC0
765 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 23:04:24.67 ID:nYxCn/K4O
3
766 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 23:11:31.90 ID:h6KJW2AEo
あかり「ちょっとお外に出てきますね」

扶桑「お出かけですか?」

あかり「天気もいいですから!」

扶桑「だいぶ過ごしやすい季節になってきましたが気をつけてくださいね」

あかり「わかってますよぉ、心配してくれてありがとうございます」

扶桑「お1人で行かれるのですか?」

あかり「ん〜、どうしましょうか」

↓2 一緒に行く艦娘>>760-761の中から3人までor1人で外出する
767 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 23:12:59.95 ID:sOUVvZoEO
瑞鶴、加賀
768 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/05(火) 23:13:05.35 ID:gpesVo9RO
春雨とわるさめ
769 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 23:25:30.40 ID:h6KJW2AEo
春雨「また一緒におでかけですね!」

駆逐棲姫「私達をよく呼んでくれる」

あかり「うん、ちょっと気になったしね」

春雨「何がですか?」

あかり「あぁ、うん、ちょっと、ね?」

駆逐棲姫「私は大丈夫だよあかり。あかりがいれば、大丈夫」

あかり「わるさめちゃん、よかった」

春雨「えっ、なんですか? 何を2人で通じ合ってるんですか! 私を蚊帳の外に置かないでください!」

あかり「ええっと、ごめんね春雨ちゃん」

駆逐棲姫「春雨の知らない間に私とあかりの間には強い絆が結ばれてる」

春雨「そ、そんなの、私だってわるさめの知らない間に結んだもの! むしろ司令官すら知らない間に!」

あかり「えっ、あかりに何したの春雨ちゃん?」

春雨「いえ、あの、に、ではなく、で、なんですが……と、とにかくわるさめには負けてないから!」

駆逐棲姫「ふぅん、そう。じゃあ私支度してくる」

春雨「あっ、ちょっと、私も少し準備しに戻りますね司令官!」

あかり「うん、入り口の門のところで待ってるよぉ」
770 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 23:34:07.63 ID:h6KJW2AEo
あかり「まだかな〜」

春雨「お待たせしました!」

あかり「春雨ちゃんが先に来たね。ん、どこを準備してたの?」

春雨「ドラム缶と鎖置いてきました!」

あかり「あぁ、うん、それは置いてきた方がいいね。むしろいつも置いてた方がいいと思うよ」

春雨「あ、後、寝癖付いてないかチェックしてました!」

あかり「付いてた?」

春雨「直そうとしましたけど直らなかったので帽子で隠してます」

あかり「そう言われると見てみたくなるよぉ」スッ

春雨「わぁっ! だめです! この帽子いっぱいに詰まってるくらいなんですから!」

あかり「なおのこと見てみたくなったよぉ!」

春雨「だめです〜! 見せません〜!」

あかり「見せてよぉ〜」
771 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/05(火) 23:49:14.50 ID:h6KJW2AEo
駆逐棲姫「何やってるの?」

春雨「わるさめ、司令官を止めて、えっ?」

あかり「わるさめちゃん、その服」

駆逐棲姫「あかりが選んでくれたの。どうかな、似合う?」

あかり「とっても似合ってるよぉ! やっぱりね、肌色の白と合わせても可愛いと思ったんだよぉ」

春雨「し、司令官が選んだんですか、わるさめの服?」

あかり「前にわるさめちゃんが五月雨ちゃんや春雨ちゃんが服着替えてたから、自分も着替えてみたいって言っててね」

あかり「そのときあかりと妖精さんでどんな服が似合うかって着せ替えてたんだよぉ」

駆逐棲姫「着せ替え人形扱いされた」

あかり「えへへ〜自分が選んであげた服を着こなしてもらえると、すごく嬉しい気分になるよぉ」

駆逐棲姫「私もあかりが選んでくれた服が似合うって言われて、嬉しい」

あかり「えへへ、がんばって選んだかいがあったよぉ」

春雨(こ、これが、わるさめと司令官との絆……! 清純、なんて清純なの! その肌色と同じで純白な……!)

春雨(対して私の絆の何たる爛れたことか。髪の色と同じ桃色で、頭の中も外もピンクってことですか……!)

駆逐棲姫「……フッ」

春雨「なっ……!」

春雨(あの笑み、全て計算づくだというの!? この子純白なんかじゃない! 私と違って見た目の白さと裏腹に底なしの深海のようなどす黒さを内に秘めてる!)

春雨(ま、負けない! 私のピンクで司令官を染め上げてあげるんだから!)

駆逐棲姫(あかりが喜んでると思わず私の口元まで緩んでしまう。これが好きってことなんだね)
772 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 00:04:14.11 ID:DfGsgJeGo
あかり「まだ朝早いから行けるところは限られてるけど、どうしよっか?」

駆逐棲姫「私は例によってどこでもいいよ。このままお散歩するだけでもいい」

あかり「春雨ちゃんは?」

春雨「えっ、あっ、わ、私は……私も、服を見たいな、なんて」

あかり「服屋さんだね。でもこの時間だとまだ開いてるところはなさそうだよぉ」

駆逐棲姫「そもそも買わなくても妖精に頼めば部屋を衣裳部屋にできるくらいに貰える」

春雨「お店で探して買うっていうのが楽しいの!」

あかり「それわかる気がするよぉ。欲しいのを探してあちこち見て回るの楽しいよね」

駆逐棲姫「そうなのか、私はやったことないからよくわからない」

あかり「ちょっと宝探ししてる気分になれるよぉ」

春雨「でも時間、街に着くまでにいい時間になりそうでしょうか?」

あかり「早く着きすぎたらどこかで時間を潰せばいいんだよぉ。そうだねぇ、この時間だと映画館とか」

駆逐棲姫「映画館、ちょっと行ってみたい」

あかり「早く着いたらぶらぶらするか映画館で時間潰すかして、お店開く時間についたら服屋さんめぐりしよう!」

春雨「あぁ、ちょっと道が混んでてくれるとうれしいですね」

↓2 何をするか

1 お散歩
2 服屋めぐり
3 映画
4 その他自由に
773 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 00:05:22.95 ID:NJPpMGAuO
2
774 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 00:05:30.89 ID:8oBBQc92O
3
775 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 00:11:37.54 ID:DfGsgJeGo
今回はここまでです
次は映画館に行く話からです

外出の選択肢であまり外で街に出てないことがバレバレですね
実際街中で何をするものなんでしょうか
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 00:14:04.02 ID:3QvWo3wfO
乙です
777 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 00:17:49.56 ID:k9Ma4JGvo
乙です
778 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 00:22:03.92 ID:59/oWx5TO
乙です
春雨ちゃんのこのキャラほんとすこ
779 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 02:45:30.77 ID:clVIXV6n0
乙です
思考回路の根本から清純の度合いがケタ違い過ぎてて草
780 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 03:18:36.53 ID:hbbknWcgO
乙です
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 17:02:21.81 ID:oO8q1u4a0
まおつ
782 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 22:39:43.24 ID:DfGsgJeGo
開始しマス
783 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 22:46:05.65 ID:DfGsgJeGo
あかり「やっぱりちょっと早かったね」

春雨「くっ、今日平日だから車通りも少なかったです」

駆逐棲姫「通勤ラッシュっていうのはないの?」

あかり「それはもう少し早めの時間だよぉ。それにここではそこまででもないみたい」

駆逐棲姫「そうなんだ」

春雨「なんだか残念そうだね」

駆逐棲姫「いや、1回くらいは体験してみたいかなって思って」

春雨「好奇心旺盛なのはいいけど絶対辛いよ」

あかり「わるさめちゃん可愛いから痴漢さんに狙われちゃうよぉ!」

駆逐棲姫「手が伸びてきたら捻じ切るから問題ない」

あかり「捻りあげるじゃなくて捻じ切るの!?」

春雨「そもそも私達は電車じゃなくて車で来たんだから、痴漢も何もありませんよ司令官」
784 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 22:54:56.03 ID:DfGsgJeGo
あかり「映画どれ見る?」

春雨「私全然知りませんので」

駆逐棲姫「私も」

あかり「あかりも知らないよぉ」

春雨「とりあえず上映時間が近いのにしましょう」

あかり「そうだね。時間つぶしのために時間つぶしをする必要が出てきちゃうよぉ」

駆逐棲姫「上映時間はどこで見れば、あの紙?」

あかり「どんなのやってるのかなぁ。せっかくだから前見たのと違うのがいいけど」

春雨「前は何を見たんですか?」

あかり「大鯨ちゃんと若葉ちゃんと来たときは戦争物というか、昔の戦争の終わった後に艦娘がいたらってお話だったよぉ」

駆逐棲姫「艦娘が映画に出てるの?」

あかり「那珂ちゃんがアイドルやってるんだからいてもおかしくないけど、普通に役者さんじゃないかなぁ」

春雨「あまり私達が見れる内容ではなさそうです」

あかり「そうだね、大鯨ちゃん達も途中で泣き出しちゃって最後まで見れなかったよぉ」

駆逐棲姫「遊びに来たんだからそういうのはなしがいい」

あかり「金剛さんと来たときはホラー物を見たよぉ。3にまつわる不吉な出来事が起きる潜水艦の話」

春雨「そ、そういうのもなしです! もっと楽しいのを見ましょう! ええっと、何がありますかね」

↓2

1 アメコミヒーロー物
2 アニメ
3 恋愛物
4 その他自由に
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 22:56:24.05 ID:zm6hITp5O
2
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 22:56:29.19 ID:UW55g/YyO
3
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/06(水) 22:57:03.36 ID:PaJ3ynXnO
4SFタイムリープもの
788 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 23:11:54.70 ID:DfGsgJeGo
あかり「これ1番上映時間が近いよぉ」

春雨「これですね。少女達の淡い恋模様に全米が泣いた、とポスターには書いてますがどう見ても邦画ですよね」

駆逐棲姫「全米で公開してるようにはとても見えない」

あかり「とりあえず全米が泣いたって書いとく風潮があるんだよぉ」

駆逐棲姫「恋愛物……これを見れば参考になるかな」

あかり「何の参考?」

駆逐棲姫「い、いや、別に何でもない」

春雨(映画だからきっと多くの人がこういうふうな恋愛をしたいって思うだろう物を作ってるはず)

春雨(完全には無理でも寄せていけばきっと司令官も喜んでくれるはずですね!)

春雨「時間も近いですしこれにしましょうか」

駆逐棲姫「私もこれでいい」

あかり「じゃあ券を買いに行かないとね。券売機は、あったあった」

駆逐棲姫「自動で買えるんだ」

春雨「へぇ〜座席まで指定できるんですね。これはすごく便利です」

あかり「平日だから今のところ貸切状態みたいだね」

駆逐棲姫「それはいいな。びっくりしても周りに迷惑かけない」

あかり「このまま貸切だったらちょっとくらいお話もできるかもしれないしね」

春雨(暗い中で貸切で恋愛映画なんて見たら……なんて一瞬でも想像した私がひどく穢れてるような気がしてきました)
789 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 23:33:08.19 ID:DfGsgJeGo
駆逐棲姫「食べ物も売ってるんだ」

あかり「最低でも1時間はかかるはずだからね」

春雨「貸切なら食べ物も気にせずに食べられますね!」

あかり「映画館のはお高いけどついつい買っちゃうよねぇ」

駆逐棲姫「何でポップコーンが定番になったの?」

あかり「それは、なんでだろう? スクリーンを見ながら食べられるからかなぁ?」

春雨「確かにつまんで口に入れるだけですから前を見ていても食べられます」

駆逐棲姫「このチュロスっていうのもそういう理由?」

あかり「そうかもしれないね。あかり映画については詳しくないからわからないけど、食べやすいものではあると思うよぉ」

駆逐棲姫「そう、ところでこのチュロスってなに?」

あかり「チュロスはチュロスだよぉ」

駆逐棲姫「いやそうだけど」

春雨「揚げ菓子みたいですけど、パン?」

駆逐棲姫「細長いドーナツ?」

あかり「ドーナツよりは硬い気がするよぉ」

駆逐棲姫「ドーナツと似て非なる物。そう聞くと親近感がわく」

春雨「私がドーナツ?」

駆逐棲姫「そっちを基準にするなら」

春雨「ふっ、ドーナツに見えるのは見せかけだけで実は私の方がチュロス! やわらかそうに見えて芯は硬いんです!」

あかり「ならわるさめちゃんがドーナツだよぉ」

駆逐棲姫「私から言い出したことだけど、自分をお菓子に例えるとかなんか、はずかしい……」

あかり「ええ〜いいと思うよぉ、ドーナツでしょ? ふわふわしてるのあかり好きだよぉ」

駆逐棲姫「も、もうその話はいいから早く劇場に入ろう」

あかり「あっ、待ってよわるさめちゃん。行こう、春雨ちゃん」

春雨「ぐぅ〜、ドーナツよりなおやわらかいマシュマロみたいな反応してくれて〜! なら私は雷おこしくらい硬くなってるやんだから!」

あかり「なんか例えるお菓子が渋いよ春雨ちゃん!」
790 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/06(水) 23:50:39.12 ID:DfGsgJeGo
あかり「……」

春雨(そうですよね、普通恋愛物って言ったら男女の恋愛物になりますよね)

駆逐棲姫(女同士だとそれは恋愛物とはまた別の括りにされてしまうのかな)

春雨(おかしいことなんでしょうか、女同士というのは)

駆逐棲姫(あかりはどう思ってるんだろう……)

春雨「あの、司令官」

駆逐棲姫「ねぇ、あかり」

あかり「ん、えっと……」

春雨「わるさめからどうぞ」

駆逐棲姫「いや、春雨からでいいけど」

春雨「私のはそんなに大したことじゃないから」

駆逐棲姫「私のもそんなに大したことじゃない」

春雨「なら、映画を見よう」

駆逐棲姫「うん、そうしよう。ごめんあかり」

あかり「う、うん、別にいいけど」

春雨(こんなときだけ合わなくていいのに)

駆逐棲姫(いらないところだけ気が合うんだから)
791 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 00:01:57.79 ID:YmEtQsldo
あかり「すごく面白かったね。全米が泣いたわりに泣き所はなかったけど」

春雨「そうですね……」

駆逐棲姫「うん、面白かった」

あかり「言葉と表情が一致してないけど? やっぱりあのとき何かあかりに聞きたいことがあったんじゃない?」

駆逐棲姫「その、たぶん春雨も同じことを考えていたと思うけど」

春雨「やっぱり恋愛物って言うと、男女間の恋愛になっちゃうじゃないですか。でも私は、あの前に言った通り、司令官がその、好き、なわけです」

春雨「それって、周囲から見たら変な目で見られるのかな、って思ってしまって」

駆逐棲姫「私なんて特にこんな肌色だし余計に奇異の視線に晒されてしまう」

春雨「もし、司令官がそういうふうに周りからつまはじきにされてしまうというのなら、私は……」

駆逐棲姫「あかりは、どう思ってるの? 聞きたい」

あかり「……」
792 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 00:51:51.91 ID:YmEtQsldo
あかり「周りから変な目で見られちゃうっていうのは、絶対ないって言い切れないよぉ」

あかり「色んな人がいるからときにはいやなことをされたりするかもしれない」

駆逐棲姫「そう、だよね」

春雨「やっぱり、そうですよね……」

あかり「だけど、あかりがそれに負けちゃうことは絶対ないって言い切れる」

駆逐棲姫「えっ?」

あかり「どんなにいやなことされても、あかりはずっとみんなのこと好きでいるよぉ。何があっても絶対離れない」

あかり「昔だったらこんなこと言えなかった。いやなことされたらすぐにめげちゃってたと思う」

あかり「今は強くなったから大丈夫。みんなと会って一緒に戦って、強くなったよぉ。どんないやなことされても負けないくらい強くなった」

あかり「あかりをそうしてくれたみんなのことがあかりは大好きだから、絶対に負けないんだよぉ!」

春雨「そこまで言い切れるんですね」

あかり「えへへ、強くなったからね。できたことに関してはしっかりと誇らないとだめだよって言われたもん」

あかり「もしもお父さんやお母さんやお姉ちゃんにも許してもらえなかったとしても、あかりはずっとみんなと一緒にいる」

あかり「絶対、約束だよぉ! もしも春雨ちゃん達が周りからそういう目で見られるのがいやだったら、あかりが2人を守るよぉ」

駆逐棲姫「私達をあかりが?」

あかり「力はあかりの方が弱いけど心はきっと負けてないよぉ」

春雨「司令官がそんなに自信満々で言うなんて」

あかり「これだけは絶対に譲れないってこと、あかりにだってあるよぉ。それがみんなのことなの」

あかり「心配しないで、あかりは大丈夫だから。あかりも、2人も絶対に、ね」

春雨「はいっ!」

駆逐棲姫(いつものんびりしているけど、こういうときに思い知らされる。この子は提督なんだと)

春雨(どこか抜けてるけど決めなきゃいけないところはしっかりと決めてくれる)

春雨「やっぱり好きです司令官! 私も周囲の目なんか気にしません! ずっとずっと離れませんよ!」ギュッ

あかり「は、春雨ちゃん、それは嬉しいけど、周囲の目を気にした方がいいときもあるよぉ」

春雨「えっ、はっ……」

あかり「あははは、好きなのはいいけど時間と場所を弁えないと金剛さんに怒られちゃうよぉ」

春雨「う、うぅ……」

駆逐棲姫「周囲の目が痛いしここを離れよう」

あかり「そうだね、もういい時間だし行こっか! 2人とも! いやなことよりいいことをたくさんして、負けない気持ちを強くするよぉ!」

駆逐棲姫「うん。私も、もっとこの気持ちを強くしたい」

駆逐棲姫(あかりのこと、もっと好きになりたい。この想いが私の中にある内は誰にだって絶対負けない、私もそう言いきれるよ)

春雨(うぅ、いいことって響きが変な想像しかできない、こんな状況なのに私は〜!)

春雨(けれどそう、これも司令官への愛が極まっているからこそ! この気持ちはちょっとやそっとの嫌がらせじゃ砕けない!)

駆逐棲姫「行こう、あかり!」ギュッ

春雨「今度こそ服屋めぐりですよ!」ギュッ

あかり「わっ、ちょっ、手を繋ぐのはいいけどそんなに引っ張るのはやめて〜!」

駆逐棲姫(私の気持ちだけじゃなくて、あかりの気持ちも強くなるよう今を精一杯楽しもう)

春雨(エッチな気持ちは愛している証です。約束ですよ、ずっと愛してくださいね司令官)
793 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 00:54:15.72 ID:YmEtQsldo
今回はここまでです

全米が泣いたってフレーズを最初に使った映画ってなんなんでしょうかね
よく聞いた気がしますけどこれもなんという映画で使われていたかと言われると具体例が思い浮かびません
794 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 01:00:05.46 ID:Rx4QCntfO
乙です
795 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 11:50:24.04 ID:HnC4MmwJo
乙です
796 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 22:37:57.41 ID:YmEtQsldo
開始します
797 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 22:46:19.33 ID:YmEtQsldo
あかり「という感じでお昼まで外で過ごしてきました」

扶桑「服屋めぐりですか」

あかり「下着屋さんには行ってませんよ!」

扶桑「何の予防線なんですかそれは」

あかり「扶桑さんだったらそっちに行きたいって言うかと思って」

扶桑「私だって下着にばかり気を配っているわけではありませんよ」

あかり「本当ですかぁ?」

扶桑「本当ですよ」

あかり「なら扶桑さんも今度一緒に行きましょうね」

扶桑「いいですが、私と提督では似合う服の傾向が違うと思いますよ?」

あかり「どっちに似合う服も置いてるとこ行けばいいだけですよぉ。それにめぐり、ですから色んなところに行くんです」

扶桑「それもそうですね。あぁ、そういえば大和さんとは下着屋にも一緒に行ったんでしたっけ」

あかり「うっ」

扶桑「大和には負けたく……」

あかり「わ、わかりましたよぉ! コースに入れておきます!」

扶桑「ふふっ、楽しみですね」

あかり「あれだけいっぱい持ってるのにまだ欲しがるんですね」

扶桑「たくさんあって困ることはありませんので。さてと、それではお昼からは何をなさいますか?」

↓2

1 艦娘との交流(>>760-761の白雪、五月雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
798 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 22:48:54.47 ID:tKbynW/qO
1叢雲
799 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 22:48:56.02 ID:N1/ARhGxo
1青葉
800 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 22:49:00.77 ID:/G/NWfsFO
1朝潮
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 22:49:17.81 ID:Rd3JDZBPO
1瑞鶴
802 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 23:03:40.83 ID:YmEtQsldo
青葉「で、その後どうなったんです?」

天龍「あぁ、あわや全滅かというところで、オレの必殺剣が敵の旗艦を真っ二つにしてな」

あかり「あれ、そんなことありましたっけ?」

天龍「おわっ!? 提督、いつからそこに!?」

あかり「全滅か〜のところです」

青葉「今の嘘なんですか?」

あかり「う〜ん、あかりが覚えてる限り全滅しそうなくらい追い詰められたことはない気がしますよぉ」

天龍「あ、あれだ、遠征のときだよ!」

あかり「そんなにボロボロで帰ってきたことないじゃないですか」

天龍「う、そのぉ、そういうことがあったらいいなって話」

青葉「はぁ、天龍さん。青葉は一応軍の任務で戦史を纏めてるんですよ?」

天龍「すまん……」

あかり「そんな嘘なんかつかなくたって、天龍さんは十分カッコよかったですよぉ」

天龍「だ、だろ! 全滅しそうになったことはないけど、俺の刀がいつも大活躍してたのは嘘じゃねぇ!」

あかり「そんなに刀で攻撃してましたっけ?」

天龍「お、おい、ここは話を合わせるところだろ!」

青葉「聞く人を間違えたようですね」

天龍「くそぉ! 今度訓練に来たときぼこぼこにしてやるからな〜!」ダッ

あかり「ええっ、待ってくださいよぉ天龍さん!」

青葉「まったく、何のために戦史編纂なんて仕事をやらされてると思ってるんでしょうか」

あかり「天龍さんがカッコつけたがるのは事実ですけど、本当にカッコいいときもあるんですよぉ」

青葉「資料を見る限りではそれなりに活躍もされているみたいですね」

あかり「はい、あかりのことを甘やかすだけじゃなくて、厳しく叱ってくれる優しい人ですよぉ」

青葉「厳しいのか優しいのかわかりませんね、言いたいことはわかりますけど」

あかり「優しいって言うとたぶんオレは優しくなんかねぇって怒っちゃいますけど」

青葉「難儀な人ですね。さてと、お相手がいなくなりましたし、今度は司令官とお話しましょうかね」

↓2

1 現段階での鎮守府の印象
2 姉妹について
3 生徒会のみんなについて
4 その他自由に
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 23:04:51.50 ID:ZEH9XKT6O
804 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 23:04:56.85 ID:3iX84mK9O
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 23:05:25.08 ID:0Gk0yWWz0
1
806 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 23:19:35.84 ID:YmEtQsldo
あかり「もう結構色んな人からお話を聞いたと思うんですけど」

青葉「はいはい」

あかり「この鎮守府の印象ってどんな感じですか?」

青葉「この鎮守府の印象ですか? そうですねぇ」

あかり「楽しいとか面白いとか」

青葉「楽しい、面白いというのはありますよ。皆さんお話していてとても面白いですからね」

あかり「わぁ〜嬉しいですよぉ」

青葉「まあ一言で言うとのどかですね。つい先ごろまで戦争の最前線に立っていたとは思えません」

あかり「前からこんな感じでしたよぉ」

青葉「それがすごいというか、よくこののどかさを保って戦い抜けたなと感心します」

あかり「えへへ、そこまで戦闘戦闘ってやってきたわけじゃないですから」

青葉「それにしたっていつ召集がかかるかと考えたら、普通は気が張り詰めるものですよ」

あかり「ずっと張り詰めてたら疲れちゃいますから、色々やってリラックスしてもらってました」

青葉「司令官がそういう人だから全体がそうなったんでしょうね」
807 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 23:32:27.93 ID:YmEtQsldo
あかり「でもどこかでずっと気を張り続けていた感じはします」

青葉「完全に切れてしまうのはよくないですしね」

あかり「だからきっと終わる前よりも今の方がのどかですよぉ」

青葉「本当にそうですか?」

あかり「えっ?」

青葉「のどかになってます?」

あかり「ええっと、あかりもその張り詰めてたのが切れてあれになってるところはありますけど……」

青葉「そういうことに精を出せるというのは、のどかといえばのどかですけど」

あかり「あ、あははは、別の意味で張り詰めちゃってるように見えます?」

青葉「まあ普通はこれだけ1人に好意が集中していると、そうなりますよね」

あかり「そ、そんなに張り詰めてはいないはずですから、心配しないでください!」

青葉「不思議なものですね、ちょっと抜け駆けしてみたなんてことはあっても、決定的に仲たがいすることがない。中々稀有なことです」

あかり「みんな仲良しが1番ですよぉ」

青葉(司令官が来るもの拒まず何でも受け止めるというスタンスで、しっかりと全てを受け止めきっているからなんでしょうかね)
808 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 23:41:57.30 ID:YmEtQsldo
青葉「総合的に言うと、ずっと留まりたい鎮守府だなという感じですかね」

あかり「ずっと留まるんですよね?」

青葉「ええ、その予定ですが、なんらかの事情で離れなければならないこともあるかもしれません」

あかり「それは寂しいですよぉ」

青葉「それは戦史編纂が終わったらの話になるんでしょうが」

あかり「うぅ、完成のお手伝いをしたいのに、いなくなられたらいやだから完成してほしくなくなっちゃいます」

青葉「ふふっ、いずれにせよ元の世界に帰るときに一緒にいれば、ずっと留まれますよ」

あかり「鎮守府にではないですけど」

青葉「鎮守府に留まりたいのは、そこに楽しくて面白い人達と、日常が待っているからです」

青葉「鎮守府じゃなくても皆さんが揃っているなら、青葉もどこまでもお供しますよ」

あかり「どこまでもついてきてくださいね!」

青葉(来るもの拒まず受け入れて、そのどれも大切に扱う。だから離れたくない気持ちが起きるんですね)

青葉(大切に思われている。その感覚がすごく心地いい。ふふっ、青葉も既にのまれかけてきてるかも?)
809 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/07(木) 23:52:21.00 ID:YmEtQsldo
あかり「戦史編纂ってどれくらい時間がかかるんですか?」

青葉「それこそ戦ってた年月よりよっぽど長くかかります。全員分をまとめなければいけませんので」

あかり「それなら当分完成の心配はありませんね!」

青葉「完成したらいなくなることが確定してるわけじゃないですよ」

あかり「ですが早くしないとみんな忘れちゃいますよね」

青葉「最後の方は報告書を写す作業になりそうですね」

あかり「そろそろみんなのところへお話を聞きに行ってもいいかもしれません」

青葉「ええ、早めに聞いておけば忘れる心配もありませんから。そろそろ出向いてみるのもいいでしょう」

あかり「会いに行く理由にもなりますしね」

青葉「遠いと理由なしに会いに行きづらいですね」

あかり「遊びに行くっていう理由でもいいんですけどね。さてと、それじゃああかりはもう行きますよぉ」

青葉「またお話聞かせてくださいね」

あかり「あかり戦史の話しましたっけ?」

青葉「戦史の話じゃなくて、司令官の話です。お話していてとても面白いと言ったじゃありませんか」

あかり「あかりも入ってたんですか! えへへ、あかりも面白いですよぉ青葉さんとお話してると」

青葉「いえいえ、それでは司令官、また」

あかり「はい、またですよぉ。ふふっ、青葉さんはお話上手だよぉ。戦史編纂を任せてるだけはあるね」

あかり「さてと、これからはどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>760-761の白雪、五月雨、青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 23:53:27.89 ID:qy3tRyFI0
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/07(木) 23:53:34.33 ID:F5NP3l8VO
1朝潮
812 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 00:02:35.09 ID:/PLsEENso
今回はここまでです
次は朝潮と交流するところからはじめます

これで青葉との交流時に他の鎮守府に行く選択肢が増えます
外出で選べばいつでも行けますが、と思ったら前回の外出時に選択肢を出すの忘れてましたすいません
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 00:03:28.65 ID:Q/pazxmaO
乙です
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 00:29:46.67 ID:Kt5dD6uEo
乙です
815 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 22:46:39.67 ID:/PLsEENso
開始します
816 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 22:50:51.80 ID:/PLsEENso
あかり「朝潮ちゃん」

朝潮「はい、なんでしょうか司令官」

あかり「遊びに来たよぉ」

朝潮「だと思いました」

あかり「あかりが遊びにしか来ないみたいに思ってる?」

朝潮「それ以外で来たことありますか?」

あかり「1回くらいはあるでしょ! ええっと、その格好にしたときとか!」

朝潮「それも遊びの範疇では」

あかり「そう言われると何も言えないよぉ」

朝潮「別にいいじゃないですか。私は司令官に遊んでもらえるの嬉しいですよ」

あかり「あかりが遊ばれてることの方が多い気が」

朝潮「それは気のせいです。この格好のこととか私の方が遊ばれてるじゃないですか」

あかり「それを持ち出されると本当に何も言えないよぉ」

朝潮「ふふっ、それで今日は何をして遊びましょうか」

↓2

1 山雲と一緒に遊ぶ
2 スキンシップ
3 猫耳としっぽについて
4 その他自由に
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 22:52:17.57 ID:/F2XY3NMO
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 22:52:21.87 ID:1vn4cZ0QO
819 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 22:56:57.25 ID:/PLsEENso
あかり「ううん、何も言えなくなるなら外しちゃおっか」

朝潮「えっ?」

あかり「猫耳としっぽ。外しちゃう?」

朝潮「それは、どうしてもと言うなら従いますが、できればなしの方向で」

あかり「もう付けてないと落ち着かないんだっけ」

朝潮「それだけ馴染んでしまいました。朝起きたらまずはこれを付けるところからはじめます」

あかり「先ずは服着替えてからじゃないと着づらくない?」

朝潮「とにかくもはやこれは私の一部なんです。取り上げないでください」

あかり「朝潮ちゃんがそれでいいなら、何も言えないよぉ」

朝潮「本当に何も言わないんですね」

あかり「えへへ、あらゆることで言えないね」
820 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 22:59:57.48 ID:/PLsEENso
朝潮「ですが言ってもらいたいこともありますよ」

あかり「何を?」

朝潮「せっかくこんな格好をしてるんですから、決まってるじゃないですか」

あかり「似合ってる?」

朝潮「それをもう少しほめる感じに」

あかり「お似合いだよぉ」

朝潮「なんだか皮肉っぽく聞こえますよ!」

あかり「まるで本物みたい!」

朝潮「本物って私本来の耳も見えてるじゃないですか」

あかり「う〜ん、なんて言ってほしいの?」

朝潮「それを自分から催促するなんて、違いますよ」

あかり「それもそうだねぇ」
821 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:08:35.99 ID:/PLsEENso
あかり「どう言ってほしいのかなぁ」

朝潮「司令官は猫のことをどう思うんですか?」

あかり「猫さんは可愛いと思うよぉ。あっ、そっか」

あかり「えへへ、可愛いよ朝潮ちゃん」

朝潮「むぅ〜、ここまでヒントをあげないと言わないなんて、催促したのと同じですよ」

あかり「だって、朝潮ちゃんが可愛いのは当然のことだし、今更言うこともないかなぁって」

朝潮「か、可愛いのは当然?」

あかり「うん。たぶんあかり何回も言って来たと思うけど」

朝潮「そ、そうでしたっけ?」

あかり「言ったよぉ。何回も可愛いって」

朝潮「……それでも、何回でも言われたいものなんですっ!」

あかり「そうだよね、ちゃんと言葉にしないと伝わらないよね」

あかり「猫さんの格好可愛いよ、朝潮ちゃん」ナデナデ

朝潮「うっ……」

あかり「にゃ〜にゃ〜あ」ナデナデ

朝潮「あぅ、うぅ……にゃあ」

あかり「にゃあ〜」ナデナデ

朝潮(あれだけエッチなこともして来たのに、こうしてほめられる方がはずかしいなんて)

朝潮(心というのは、複雑怪奇ですね……)
822 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:14:22.61 ID:/PLsEENso
あかり「朝潮ちゃん猫さんの格好してるけど、オスカーにはまだパンチされてるの?」

朝潮「私への挨拶がそれだって覚えちゃったみたいです」

あかり「あかりにはして来ないんだけどね。もしかしてなわばり争いしてるつもりなのかも」

朝潮「いやさすがに耳としっぽだけで同族だとは判断しないでしょう」

あかり「でも痛くないんでしょ?」

朝潮「はい。爪も立ってないですしにくきゅうが気持ちいいくらいです」

あかり「いいなぁ、あかりにはあんまり触らせてくれないんだよぉ」

朝潮「基本的ににくきゅうを触られるのは嫌がりますよ」

あかり「あかりも猫さんの格好すればパンチしてもらえるかなぁ?」

朝潮「私はする前からされてましたよ」

あかり「だめかぁ」

朝潮「でも個人的に気になるので見せてください。私のにくきゅうでいっぱいぺたぺたしてあげますよ!」

あかり「いやにくきゅうついてないでしょ朝潮ちゃん」

あかり(さてと、これからはどうしようかなぁ)

↓2

1 艦娘との交流(>>760-761の白雪、五月雨、青葉、朝潮以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
823 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 23:18:02.20 ID:8XnEmNR50
1那珂
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 23:18:16.59 ID:9O2iqVQmO
1秋月
825 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:26:40.06 ID:/PLsEENso
秋月「夕張さんの服にも慣れてきましたね」

長10cm砲ちゃん「きゅうっきゅ〜!」ヒラヒラ

秋月「長10cm砲ちゃんもリボン付けてるのに違和感がなくなってきた」

あかり「似合ってるよね、リボン」

秋月「あっ、司令。どうも」

長10cm砲ちゃん「きゅう!」

あかり「こんにちは。リボンつけてくれるのは嬉しいけど、ちゃんと洗ってる?」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜!」コクリ

秋月「洗っていますよ。せっかくいただいたものなんですから、汚すなんてできません」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ〜」クイクイ

秋月「あっちょっと、長10cm砲ちゃん引っ張らないで!」

あかり「秋月ちゃん、そこちょっと汚れてるね」

秋月「こ、これはその、決して寝ながらチョコ食べたtら落としてしまって、シミになったとかそういうわけではなく!」

あかり「あはは、秋月ちゃんもうすっかり小食じゃなくなってるね」

秋月「司令がいっぱい食べさせるからですよ。それよりも、秋月に何かご用でしょうか」

↓2

1 長10cm砲ちゃん軽量化計画
2 更にゲームの恋愛術を試してみる秋月
3 夕張に見せに行こうという話
4 その他自由に
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 23:28:30.57 ID:t2Nh72+8O
朝潮→秋月→春雨→駆逐→五月雨→朝潮ってループが多いな最近
827 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/08(金) 23:28:51.07 ID:64l6JU4zO
828 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:39:21.84 ID:/PLsEENso
秋月「この服せっかく着てるんですから夕張さんに見せてあげたいです」

あかり「うん、同じ服着てるんだもんね」

秋月「大室司令のところにいるんでしたか」

あかり「たぶん京子ちゃんのところにもいるけど、あかりが会ったことがあるのは櫻子ちゃんのところにいる人だけだよぉ」

秋月「では近いうちに大室司令のところに行きましょうか」

あかり「久しぶりに櫻子ちゃんにも会いたいし、いいよぉ」

秋月「ふふっ、喜んでくれるでしょうか」

あかり「ん? でも秋月ちゃんと夕張さんって初対面になるんだよね?」

秋月「昔に似ているとは言われましたが、そうなりますね」

あかり「初対面の人がいきなり自分と同じ服着て来たら、あかりだったらちょっとびっくりするよぉ」

秋月「言われてみれば、そうかもしれません」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜?」
829 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:50:05.41 ID:/PLsEENso
秋月「司令、前は喜ぶって仰ってたのに」

あかり「冷静に考えてみたらどうだろうって思ったんだよぉ」

秋月「でも似てるって言われてたことはあちらも知ってるはずなので、一緒にしてみたって言えば大丈夫です!」

あかり「そのあたりの事情がわかってるなら、納得してくれるかもね」

秋月「それに趣味が同じらしいじゃないですか。コスプレですって言えば、自分のコスプレしてくれるなんてって喜んでくれるのでは」

あかり「コスプレしてもらえると嬉しいの?」

秋月「少なくとも自分が人気者になった気分は味わえます」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」ピョンピョン

秋月「長10cm砲ちゃんの場合はコスプレというかきぐるみになっちゃうよ」

あかり「あかりはきぐるみの方が可愛いから好きだよぉ。おっきかったら抱きつけるもんね」

長10cm砲ちゃん「きゅっきゅ〜」ピンッ

あかり「背伸びして大きくなろうとしてる? これ以上重くなったら床が抜けちゃうから先ずは軽くならないとね」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜……」
830 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/08(金) 23:59:41.45 ID:/PLsEENso
あかり「夕張さんって姉妹いないんだったよね」

秋月「ええ、夕張型は夕張さんだけです」

あかり「だったら妹ができたって喜ばれるよぉ」

秋月「妹、ですか」

あかり「秋月ちゃんもお姉ちゃんができるよぉ」

秋月「姉、私は1番上の姉なので、それより上の姉ができるとどう接すればいいのやら」

あかり「別に特別なことをする必要はないんだよぉ。ただ、仲良くお話したりすればいいだけ」

秋月「そう言われましても、私まだ妹とすら会話したことないのに」

あかり「誰とだって最初は初対面だよぉ。あかりともそうだったのに、今はこんなに仲良しさんになってる。それと同じようにすればいいだけだよ」

秋月「司令……わかりました、私がんばって夕張さんと仲良くします!」

長10cm砲ちゃん「きゅ〜!」

あかり(でもそういえば夕張さんって明石さんと同じで機械いじりが好きなんだっけ。長10cm砲ちゃんの方に気をとられちゃうってこともあるかもしれないよぉ)
831 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 00:10:33.93 ID:SHbbbGFIo
あかり「櫻子ちゃんのところにはいつでも行ける?」

秋月「ええ、そこまで準備はいりませんので」

あかり「それなら明後日くらいにしよっか」

秋月「明後日ですね、わかりました! それまでに何を話すのか考えておかないと」

あかり「それは会ってから自然に出てくるのを待っても遅くないと思うよぉ」

秋月「いえ、語り合いたいことがたくさんあります! どんなゲームが好きなのかとか、最近はなんてゲームをやったのかとか!」

あかり「ゲームばっかりじゃない」

秋月「ゲームだけじゃありませんよ! 遅くまでゲームしててアニメも見てますので!」

あかり「そんなに面白いの? 夜にやってるアニメって」

秋月「面白いですよ。深夜なので所謂子供向けではないものもありますし、中々興味深いです。ゲームになることもありますし、その逆もあります」

あかり「あかりもがんばって起きて見てみようかなぁ」

秋月「この辺りなら10時くらいからでもやってますよ」

あかり「10時、昔ならもうとっくに寝てる時間だね」

秋月「規則正しすぎるのが逆に不規則ですね、年齢的に」

あかり「眠くなっちゃってたからしょうがないよぉ。がんばれば11時くらいまでなら起きてられたもん!」

長10cm砲ちゃん「きゅう〜」

秋月「それでも早いって長10cm砲ちゃんも言ってます」

あかり「早寝早起きは健康の秘訣だよぉ」

秋月「まだ気を使う歳でもないのに」

あかり「そんなこと言ってるとすぐに不健康になっちゃうんだよぉ!」

秋月「まあ健康なのが1番ですけどね」

あかり「そう、風邪ひいてまたみんなに迷惑かけられないもん」

秋月(不謹慎ながら風邪ひきの司令を看病したくはあるんですけど)

あかり「さてと、もうすぐお夕飯だけど何しようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>760の青葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
832 :3 [sage]:2016/04/09(土) 00:17:20.99 ID:xgY513y+O
4
833 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 00:20:10.94 ID:4+5FxcNPO
1如月
834 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 00:23:21.82 ID:SHbbbGFIo
今回はここまでです
次は如月と交流するところからはじめます

好感度100の艦娘の方が多くなりましたし1日に交流できる回数3回に増やした方がいいでしょうか
ただでさえ遅いのが更に進まなくなりますけど
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 00:24:38.65 ID:iA2zgoJmO
乙です
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 00:27:59.00 ID:bks2ZrDcO
乙です
いっそのこと行動回数は>>1の気分で決めちゃうとか…
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 00:35:59.91 ID:CgSsgTZRo
乙です
838 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 22:40:15.51 ID:SHbbbGFIo
あまり連続で好感度100の同じキャラが続くようであれば行動回数が増えることもあるかもしれません

開始します
839 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 22:49:50.33 ID:SHbbbGFIo
如月「どうしよっかな〜」

あかり「何を悩んでるの如月ちゃん?」

如月「司令官。今日文月ちゃん達と一緒に寝るじゃない?」

あかり「如月ちゃん達は姉妹同士だもんね」

如月「そのときどんな服を来て行こうか迷ってて」

あかり「いつも着てる服じゃだめなの?」

如月「だめよぉ、せっかく一緒に寝るんだからおめかししなくちゃ」

あかり「いや、寝るときにおめかしは必要ないと思うよぉ」

如月「みんなお揃いのパジャマでもいいんだけどね」

あかり「それがいいよぉ、夕立ちゃん達に対抗してペアルックだよ!」

如月「ふふっ、仲良し姉妹って感じがしていいわね」

あかり「本当に仲良し姉妹だもん」

如月「そうねぇ、もうすぐだけどまだ時間もあるしお風呂に入ってるときにでも話ておくわ」

あかり「みんな楽しみにしてくれて、考えたあかりも嬉しいよぉ。まあやろうって言ったのは陽炎ちゃんなんだけど」

如月「それを命令として発したのは司令官なんだからいいのよぉ。それで、今日はなんのご用かしら?」

↓2

1 文月の世話をしたという話
2 距離が近いという話
3 誘惑ごっこ
4 その他自由に
840 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 22:51:48.95 ID:PHhUiG3jO
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/09(土) 22:52:01.80 ID:ToE53LJlo
1
842 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 23:00:08.80 ID:SHbbbGFIo
あかり「お話に来たんだよぉ」

如月「もうすぐお夕飯の時間だから如月で時間つぶしをしようという魂胆ね」

あかり「で、じゃなくて、と、だよぉ」

如月「うふふ、冗談よ。そうねぇ、せっかく姉妹の話が出てから、姉妹の話をしましょうか」

あかり「文月ちゃん達のこと?」

如月「そう、その文月ちゃんのお話」

あかり「如月ちゃん達は結構姉妹で一緒に遊んだりしてるんだね」

如月「文月ちゃんが遊ぼうって呼びに来るのよぉ」

あかり「卯月ちゃんも時々来たりする?」

如月「ええ。卯月ちゃんか文月ちゃんがたまに遊ぼうって、ね」

あかり「三日月ちゃんはないんだ」

如月「そういうこと言いに来る子じゃないものぉ。でも一緒に遊ぶときはいつも巻き込んでるわ」

あかり「巻き込む、なんだ」

如月「遊びたくても素直に言わないんだもの。巻き込むしかないわ〜」
843 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 23:15:59.93 ID:SHbbbGFIo
如月「それで文月ちゃんなんだけど、マイペースすぎて見てて冷や冷やすることがあるのよぉ」

あかり「のんびり屋さんだからねぇ」

如月「のんびりなのはいいけど、堤防に寝そべって日向ぼっこ〜とか言ってるのはどうかと思うのよぉ」

あかり「ええっ、でもそれは気持ちよさそうだよぉ」

如月「でも危ないわぁ」

あかり「落っこちたら大変だけど」

如月「ううん、落っこちるのは別に。艦娘だから海でも砂浜でも落ちたって怪我1つしないわ」

あかり「それなら何が危ないの?」

如月「スカートが捲れてるとか気にせず寝てるのよぉ? 変質者に狙われちゃうわよ」

あかり「それは確かに危ないよぉ。お外で寝るときはスカート捲くれたりしないようにしないとね」

如月「いや、そもそもお外で寝るのはだめだから!」

あかり「そう? あかりも時々お散歩で公園に行ったりすると、時々ベンチでお昼寝してたよぉ」

如月「公園のベンチなんてそっちの方が危ないじゃない! こっちはまだ鎮守府近くの堤防だから人が来ることが少ないけど!」

あかり「でも狙われたことないから大丈夫。はとさんに狙われたことはあるけど」

如月「司令官も文月ちゃんと同じでマイペースがすぎるわぁ」
844 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 23:30:35.21 ID:SHbbbGFIo
如月「だからそういうときは如月が起こしに行ってあげるんだけど、ここがいいんだって譲らないのよぉ」

あかり「そうなの? 文月ちゃんわがままはあんまり言わない子だと思うけど」

如月「でも如月には言ってくるのよぉ。そういうときはしょうがないから如月も側にいて見張っててあげるの」

あかり「如月ちゃん面倒見がいいんだね」

如月「これでも私お姉ちゃんなのよぉ? 妹の面倒は見なくちゃね〜」

あかり「きっと文月ちゃんもお姉ちゃんだって思ってるから、わがまま言えるんだと思うよぉ」

如月「お姉ちゃんだって思ってるなら、なおのこと言うこと聞いてほしいけどねぇ〜」

あかり「お姉ちゃんに構ってほしいんだよぉ」

如月「そういうところ、卯月ちゃんの気質が見えるわねぇ。血の繋がりはないはずだけど、結びつくものがあるのかしら」

あかり「何かあるんだよきっと。三日月ちゃんにもたぶんね」

如月「三日月ちゃんにはもう少しわがままを言ってもらいたいわねぇ」

あかり「大変だねお姉ちゃん」

如月「大変だけど楽しいわ。いいものね、お姉ちゃんって」

あかり「あかりも同感だよぉ」
845 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 23:37:04.10 ID:SHbbbGFIo
あかり「でも如月ちゃん自分はスカート捲るの抵抗ないのに、文月ちゃんが捲れてるのは抵抗あるんだね」

如月「如月はそうすることの意味を理解してやってるからいいのよぉ。文月ちゃんはわかってないからいけないの」

如月「それにさすがに如月も知らない人が見られるようなところで、スカートを捲くったりしないわよぉ」

あかり「そうしてたら今度はあかりがだめだよってお説教するところだったよぉ」

如月「如月はこれでも弁えてるんです」

あかり「本当にぃ?」

如月「本当よぉ。やっていい人の前でしかやらないわぁ」

あかり「あかりの前でやるのに?」

如月「司令官はやっていい人だからね〜」

あかり「基準を決めるのは如月ちゃんなんだ」

如月「そうよぉ、如月が誘惑したいって思ってる人にしか見せないんだから」ヒラッ

あかり「今しなくていいから!」

如月「くすっ、司令官がスカート捲くって寝てたら、如月が変質者になっちゃうかもしれないわねぇ」

あかり「何言ってるのもう! ほら、お夕飯の時間だよぉ、一緒に行こう」

如月「うふっ、はぁ〜い」
846 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/09(土) 23:47:34.18 ID:SHbbbGFIo
あかり「ふぅ〜、今日もおいしかったよぉ」

あかり「執務室に帰って扶桑さんにごほうびをあげないと」

山城「あの、提督」

あかり「はい、あっ山城さん。どうかしました?」

山城「いえ、あの……」

あかり「何か言いにくいことですか?」

山城「そ、そうですねここで口にするのは、憚られます。私の部屋に来てもらっても?」

あかり「構いませんよぉ」

山城「すいません、では参りましょうか」

あかり「深刻なことなんですか?」

山城「深刻、というのではなくて、単に人に聞かせたくない話であるだけですよ」

あかり「それならよかったです」

山城「ご心配おかけしてすいません。ありがとうございます」
847 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 00:07:09.28 ID:NUle4Xmjo
あかり「それで、お話ってなんですか?」

山城「……姉様の下着を選らんだという話を以前したと思います」

あかり「えっ、し、しましたけど、それがどうかしました? ま、まさか山城さんのも選んでほしいとか」

山城「いえ、そういうことではないんです」

あかり「じゃ、じゃあなんでしょうか?」

山城「姉様もただ下着を選んでもらいたかったわけではないということは、提督も気づいていますよね?」

あかり「それは、その、わかってますけど……」

山城「姉様は提督に下着を見せることを、見られることを楽しんでいた」

あかり「た、たぶん実際に選んでほしいって気持ちもなかったわけじゃないと思いますよぉ」

山城「私もそこは否定しません。けれど、それは今は関係ありません」

山城「姉様は見られることを悦んでいた。けれど、私はどちらかというとその逆なんです」

あかり「逆っていうと?」

山城「バーで飲んでいたとき、あのバニーガールの衣装の隙間から提督の……む、胸が見えたとき、私、自分でも驚くくらいドキッとしました」

あかり「え、ええっ、み、見えてたんですか!? 何で言ってくれないんですか!」

山城「すいませんお酒もあって気が動転していたんです。素面であっても言わなかったと思いますが」

あかり「どうしてですか?」

山城「提督の胸を見て、私今までにないくらいに感情が昂ぶったんです。鼓動が早くなって、体が熱くなって……」

あかり「お酒のせいじゃないんですか?」

山城「無関係ではないと思いますが、今となってはそれはきっかけにすぎません。私はもう、お酒に酔っていなくても提督の体に焦がれている……」

あかり「あの、山城さん、もしかして人に聞かせたくない話って……」

山城「はい、提督。胸を、おっぱいを見せてください……」
848 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 00:13:12.45 ID:NUle4Xmjo
今回はここまでです
次は山城の好感度100イベントからはじめます

皐月が改二になったので図鑑oでは次は文月のはず
図鑑bイとにされてるわけではないですけど一緒に功績挙げてるので可能性はないわけではないはずです
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 00:23:42.40 ID:bktyekUOo
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/10(日) 00:40:37.14 ID:y/MCpZ+/o
乙です
851 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 22:37:28.24 ID:NUle4Xmjo
開始します
852 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 22:43:46.95 ID:NUle4Xmjo
あかり「お、おっぱ……何言ってるんですか!」

山城「何って、提督のおっぱいを見せてと」

あかり「言葉の意味じゃなくて何でそう言ってるんですかってことですよぉ!」

山城「先ほど言ったじゃありませんか、私はどうやら提督の胸を見ると興奮するようなんです」

あかり「な、なんでですか!」

山城「それがわかれば私だって悩みませんよ」

あかり「悩んだんですか?」

山城「当たり前じゃないですか。提督のような小さな女の子の胸を見て興奮するなんて、まるっきり変態です」

あかり「そんな、あかりのなんてこんな小さいのに」

山城「小さいからこそです! その小さな膨らみを見ていると、私の中で何かが燃え上がるように熱くなってしまうんです」

あかり「そ、そうなんですか?」

山城「はい、お恥ずかしい話ですが……」
853 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 22:50:47.02 ID:NUle4Xmjo
あかり「あかりじゃなきゃだめですか?」

山城「提督でなければだめみたいです。他の方では、反応しません」

あかり「なら小さいのが好きというわけじゃないんですね」

山城「そうです。私は提督のが好きなんです」

あかり「……」

あかり(どうしよう。はずかしいけど、山城さんだってはずかしいの我慢してこう言ってるんだよね?)

あかり(それに、こんなあかりのちっちゃいのでも好きだって、言ってくれてるんだし……)

山城「だめ、ですよねこんな。すいません、忘れてください提督……」

あかり「い、いえ、いいですよぉ」

山城「い、いいんですか? 本当に?」

あかり「山城さんが見たいって言うなら。それにもうお風呂で何回も見られてますし」

山城「あ、ありがとうございます! こんな無茶なお願いを聞いてくださって」

あかり「まあ、日頃のお礼ですよぉ。秘書艦だってやってくれましたしね」
854 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 22:58:22.92 ID:NUle4Xmjo
あかり「それでは、脱ぎます、ね……」

山城「はい……」

あかり「……」

山城「はぁ、はぁ……」

あかり「山城さん、そんな食い入るように見られたらその、脱ぎづらい」

山城「す、すいません! つい気持ちが逸ってしまいまして」

あかり(こんなに期待してくれるんだ……)

山城(女の子が服を脱ぐところを息を荒げて凝視するなんて、はしたないなんてものじゃない)

山城(私はなんて破廉恥な女なの……あぁ、ごめんなさい姉様。山城は、倒錯してしまったみたいです)

あかり「よい、しょっと。はぁ、インナーも脱いでっと……」

山城「はぁぁ……」

あかり「は、はい、これが、あかりのおっぱいですよぉ」
855 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 23:11:23.79 ID:NUle4Xmjo
山城「提督の……あぁ……」

あかり(山城さんの目の色が変わったよぉ。なんだかうっとりしてるみたい……)

山城「小さくて、可愛らしい……」

あかり「あ、ありがとうございます……」

山城「ふぅ、はぁ……」ジッ

あかり(うぅ、あかりはどうしてればいいんだろう?)

山城「提督、少し胸を張ってみてもらってもいいですか?」

あかり「こ、こうですか?」クイッ

山城「っ! そ、そう、それです。胸を突き出すような格好で……」

あかり「裸のときに胸を張るなんてこと、あんまりしないからなんだか新鮮な気もします」

山城「胸を強調してるのでことさら小さいのが際立ちますから」

あかり「もう! だったらしませんよぉ!」

山城「あっ、も、もう少しだけそうしててください!」

あかり「ずっとこうしてるの辛いんですよぉ」

山城「もう少しだけ我慢してください……もう少しだけ見ていてたい、です」

あかり「しょうがありませんね、少しだけですからね……」

山城「はぁぁ、ちょこんってしていて可愛い……」

あかり(なんだかちょっと、変な気分になって来たよぉ……)
856 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 23:23:01.46 ID:NUle4Xmjo
山城「はぁ〜、はぁ〜……」

あかり「い、息が荒くなってますけど大丈夫ですか?」

山城「だ、大丈夫、です……少し心臓が破裂しそうなだけで……」

あかり「それは大丈夫じゃないですよぉ!」

山城「ふぅふぅ……」

あかり(こんなに興奮してるんだ、あかりのおっぱいで……)

あかり「あ、の、山城さん……?」

山城「なんでしょうか……」

あかり「見てるだけで、いいんですか?」

山城「はい?」

あかり「触ってみませんか?」
857 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/10(日) 23:39:08.97 ID:NUle4Xmjo
山城「い、いいんですか?」

あかり「その、山城さんがあんまり熱心に見てるものですから」

山城「ごめんなさい、がっつきすぎでしたか……?」

あかり「違うんです、それだけ喜んでもらえて嬉しい、って思ったからです」

山城「嬉しい、ですか?」

あかり「嬉しいです。喜ばせてあげられて、嬉しいですよぉ」

山城「提督、あなたは……」

山城(人の悪意というものを知らない、無垢で純粋な子……)

山城(きっともう他の方とそういったことの経験だってあるでしょうに、なんでこんなにも綺麗なままでいられるんでしょう……)

山城(わからないけれど、すごく尊いもののように感じます……)

あかり「どう、ですか?」

山城「せっかく提督が仰ってくれてるのですから、お言葉に甘えさせていただきます」

あかり「それなら、はいどうぞ」

山城「失礼しますね……」ペタッ
858 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 00:01:53.64 ID:ewEKe+Lto
あかり「んっ……すいません、小さいから触り心地悪いですよね」

山城「そんなこと、ありませんよ。小さくとも確かなやわらかさを感じます……」

山城「はっ、はっ……提督のおっぱい、私、触ってしまっています……はぁ……」

あかり「なんだか、山城さんの方が気持ちよさそうですね……」

山城「提督……」スッ

あかり「あっ、や、山城さん? 何で顔を近づけて……」

山城「可愛らしい、です、提督……」チュッ

あかり「ふぅっ……そんなとこ、キスしないでください……」

山城「はぁはぁ……提督……んぅ……」スリスリ

あかり「や、山城さん、そんな顔を擦りつけて……はぁぅ……」

あかり(いつの間にか胸を触ってた手が離れて、あかりのこと抱きしめてる……)

山城(膝をついて、こんな女の子の胸に取りすがるようにして……プライドも何も、今は棚上げしましょう……)

山城(提督の微かな胸の感触を、楽しむ方が重要です……)
859 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 00:40:34.25 ID:ewEKe+Lto
山城「ふぅぅ……」

あかり「い、息がくすぐったいですよぉ、山城さん……」

山城「では、息以外でくすぐったくしますね……」

あかり「息以外って、ひゃんっ……!」

山城「んぅ……はぁ、んっ……」ペロペロ

あかり「そ、そんなっ、山城さん、なめるのは、だめっ……」

山城「触るのがよければ、なめるのだって、いいはずです……」ピチャ

あかり「んぁっ……! り、理屈ががわかりま、はぁぁっ……」

山城「胸の間をなめただけでこうなっていては、ここをなめたらどうなるのか、わかりませんね……」

あかり「や、山城さん……」

山城「ふふっ、どちらから先にしましょうか……どちらも早くしてほしいと、主張していますね……」

山城「小さな山の上で鮮やかに……素敵です、提督……」チロチロ

あかり「あっ、はっ……」

山城「提督、んぅ、ていとくぅ……」ピチャピチャ

あかり「山城さん、わんわん、みたい……おと立てて、なめてる……」

あかり(どうしてかな、あかり、今すごく山城さんのことが、愛おしくてたまらない気がするよぉ……)ダキッ

山城「……っ! 提督……」

あかり「山城さん……」

山城「そう、胸より先になめなくては、いけないところが、ありました……」ツー

あかり「あっ、あっ……」ゾクゾク

山城「ていとく、そのまま口を、開けていてくださいね……」チュッ

あかり「んむぅ……」

山城(胸だけじゃない……この子の外も、内も全てを征服したい……)

山城(無垢なこの子に、私の劣情を刻み込みたい……)

山城(あぁ、こんな暗い欲望が私の中にあったなんて、この子に会わなければ気づけなかった)

山城(不幸だったのか、幸運だったのか……どちらもあるけれど、今の私にとっては後者の方が強い)

山城(幸運だわ、ありがとう、提督……)
860 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 00:41:37.77 ID:ewEKe+Lto
今回はここまでです

台詞だけで色っぽい雰囲気を出すのは無理がありますね
やはり地の文がないと情感的な文章は書けません
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 01:00:59.89 ID:quRSa9r7o
乙です
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 10:23:56.25 ID:27vCmrqAo
乙です
大人の女性が女子中学生に脱いでもらってその胸に顔をうずめるってなんかいいですな
863 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 22:39:03.74 ID:ewEKe+Lto
開始します
864 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 22:45:41.71 ID:ewEKe+Lto
扶桑「少し遅かったですね」

あかり「そ、そうですか?」

扶桑「何がご用事でもあったんですか?」

あかり「今日は長風呂の気分だったんです!」

扶桑「どなたかと一緒に寝られますからね」

あかり「そうです! 先ずは身を清めたんですよぉ!」

あかり(山城さんにいっぱいなめられてべたべただったし)

扶桑「ふふっ、提督が1番楽しみにしてらしてるんですね」

あかり「いつもは一緒に寝ても2人同士ですもん。結衣ちゃんの家に泊まったときは、いつも4人で寝ててすごく楽しかったですから」

扶桑「楽しくなるといいですね」

あかり「はい! その前に扶桑さんには一足先に楽しくなってもらいますから!」

扶桑「ごほうびですね。何がいただけるのでしょうか」

↓2

1 頭をなでてあげる
2 ふしぎなあめをあげる
3 マッサージしてあげる
4 明日1回交流する
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 22:45:58.47 ID:xSJ7K8bdO
3
866 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 22:46:03.57 ID:E87Gusf9O
1
867 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 22:46:17.25 ID:J5xR+S9wO
3
868 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 22:54:59.29 ID:ewEKe+Lto
あかり「何でもいいですよぉ」

扶桑「なら提督の下着……」

あかり「そういうのはなしです!」

扶桑「むぅ、それでは何かしてもらいましょう」

あかり「また下着を見て欲しいとかです?」

扶桑「私だって万年そういうことを考えているわけではありません」

扶桑「がんばったとはいえささやかなもの。頭をなでてほめてくださるだけでいいですよ」

あかり「なでなでしてほしいんですね」

扶桑「その言い方だとまるで私が幼いかのように思います」

あかり「でもなでなでですよぉ」

扶桑「なでなでですが……」
869 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 23:08:27.94 ID:ewEKe+Lto
扶桑「屈まないとなでづらいですよね」スッ

あかり「あっ……」

扶桑「どうかさないました?」

あかり「い、いえ、なんでもないです」

あかり(今の格好がさっきの山城さんとよく似てて、ちょっとドキってしたよぉ)

扶桑「どうぞ」

あかり「はい」ナデナデ

扶桑「はいだけじゃだめです。ほめてくださいって言ったじゃないですか」

あかり「ほめるんですか? う〜ん、よくがんばりましたよぉ」ナデナデ

扶桑「何をですか?」

あかり「書類整理とか、あかりの書類の添削とか。お疲れ様です」ナデナデ

扶桑「ふふふっ、私も役に立つことはありますよね?」

あかり「昔から十分たってくれてます。本当にありがとうございます、扶桑さん」ナデナデ

扶桑「いいえ、これくらいお安い御用ですよ。ふふっ」

あかり(扶桑さんなんだかうきうきしてる。もしかして、他の人に対抗心を持ってるのはほめられたいからなのかな?)

あかり(ほめられるの好きなんですね。可愛いですよぉ)ナデナデ
870 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 23:14:10.62 ID:ewEKe+Lto
あかり「はい、おしまいですよぉ」

扶桑「もうですか?」

あかり「もう結構経ちましたから」

扶桑「まだ足りない感は否めませんが仕方ありません。今はこれで我慢しますね」

あかり「まだまだほめてあげられるところはたくさんありますし、なでなでしてほしかったら言ってください」

扶桑「下着が似合ってるとほめてもらえると嬉しいですね」

あかり「もう、そういうことばかり考えてるわけじゃないって言ってたのに!」

扶桑「ばかりではありませんが、最近はその比率が高くなって来ているということですよ」

あかり「少しは落ち着きましょうよぉ」

扶桑「落ち着けませんよ、提督の前でこんな下着はいてるなんて」

あかり「どんなのはいてるんですか!?」

扶桑「見たいですか?」

あかり「い、いいです! 明日の秘書艦決めますよぉ!」

↓2 明日の秘書艦(>>760-761の☆のついてない艦娘)
871 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 23:20:14.88 ID:FaF1fsd00
武蔵
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 23:21:07.55 ID:11vILkByO
どうでもいいけど吹雪って星付いてないけど秘書艦やってるよな
空気が薄い故の弊害かな?
安価は大鯨で
873 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 23:30:05.94 ID:ewEKe+Lto
>>872
たまに付け忘れるときもあります。ご指摘ありがとうございます


あかり「大鯨ちゃんにお願いしますよぉ」

扶桑「大鯨さんですね、わかりましたお伝えしておきます」

あかり「それじゃあ、お疲れ様でした扶桑さん」

扶桑「いいえ、提督もお疲れ様です。ことによってはこれからの方が疲れるかもしれませんが」

あかり「みんな一緒と言っても寝るだけですから、疲れたりしませんよぉ」

扶桑「それはどうでしょうか。まあどこへ行くかでも変わってくると思いますが、私達のところに来れば恐らく疲れることになります」

あかり「ええっ、そんなこと言われたら行きづらいですよぉ」

扶桑「ああっ、いえ逆に至福の癒しを与えてあげられると思いますよ!」

あかり「今更取り繕っても遅いですよぉ! あかり、誰のところにお邪魔させてもらおうかなぁ」

↓2 誰の部屋へ行くか(>>760-761の中から1人。選ばれた艦娘の姉妹艦とか親しい艦が一緒に出てきます)
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 23:34:10.86 ID:AAe9N+Z/O
陽炎
875 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 23:34:15.97 ID:DBTvYJCDO
駆逐棲姫
876 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/11(月) 23:34:37.69 ID:HIeHzNRXO
間宮
877 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 23:44:09.95 ID:ewEKe+Lto
夕立「提督さん来るかなぁ?」

駆逐棲姫「どうかな。他にも候補はいっぱいいるし」

春雨「来なかったらまた明日もやってほしいって直訴します!」

五月雨「そ、そこまで必死になることはないんじゃ」

あかり「こんばんは〜」

夕立「来たっぽい!」

春雨「いらっしゃいませ司令官!」

五月雨「こ、こんばんはです」

駆逐棲姫「ここに来たんだ」

あかり「うん。朝も一緒だったしせっかくだから夜もそうしようかなって」

五月雨「そうです、春雨とわるさめは朝一緒だったんですよね」

夕立「夜もとかずるいっぽい〜! 提督さんの隣は私だからね!」

五月雨「反対側は私です!」

春雨「ええっ! そこはじゃんけんか何かで決めましょうよ!」

駆逐棲姫「それとこれとは話が違う」

あかり「け、喧嘩しちゃだめだよぉ! 仲良くするための企画なんだからね!」
878 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/11(月) 23:58:36.91 ID:ewEKe+Lto
夕立「そうだ、提督さんを中心に私達で四方を固めればいいんだ!」

駆逐棲姫「あかりを真ん中にして私達がその横で円になればいいということ?」

あかり「いやそれなんか変だよね!?」

春雨「では1つ大きな布団を持ってきて、司令官と誰か3人が1つの布団、その横に2人並べればいいんです」

五月雨「それだと結局2人はぶられてる感が」

あかり「どうしてもあかりの横じゃなきゃだめ?」

駆逐棲姫「側にはいたいと思う。あまりこういう機会はないし」

五月雨「どうしましょう?」

夕立「私いいこと思いついたっぽい!」

あかり「なぁに?」

夕立「私が提督さんの上に、乗ればいいっぽい!」ガバッ

あかり「わっ、ちょっと!?」

春雨「姉さん!?」

あかり「んん〜、これじゃあかり眠れないよぉ」

夕立「ふふん、まだそんなこと言ってるっぽい? 今日ここに来た時点で、提督さんが快眠することはなくなったっぽい」

あかり「えっ、えっ?」

夕立「朝まで寝かせないっぽい、提督さん!」
879 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 00:02:10.12 ID:Ohf3taGdo
今回はここまでです
次は白露型の駆逐艦とお泊りするところからはじめます

全員好感度100なのでそういうことです。今度は安価じゃないっす

まめに更新しておかないと忘れてしまうことが多々ありますね
もしかしたらまだ秘書艦経験済みで☆がついてない艦娘がいるかもしれません
880 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/12(火) 00:05:37.41 ID:HqPHsdemO
乙です
881 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/12(火) 00:26:22.24 ID:1DGTKFg3o
乙です
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/12(火) 09:05:58.11 ID:p8tOpwk60
乙です
艦娘に愛され過ぎて夜も眠れないあかりCD
883 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 22:43:50.32 ID:Ohf3taGdo
開始します
884 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 22:50:13.21 ID:Ohf3taGdo
あかり「ね、寝かせないって何するつもり?」

夕立「ふっふっふ、一緒に寝るって言ったらやることは1つっぽい」

あかり「まさか、夕立ちゃん、エロ――」

夕立「枕投げっぽい〜!」

あかり「あっ、枕投げ?」

春雨「みんなで寝るときはするんですよね?」

五月雨「本で読みました! ばっちり予習済みですよ!」

駆逐棲姫「枕を投げ合うのが礼儀だとか」

あかり「いや別に礼儀ではないと思うよぉ」

あかり(なんだ、夕立ちゃんのことだからまたエロいことって言うのかと思ったよぉ。さすがにみんないるもんね)

夕立「勝った人が提督さんの横で寝る権利がもらえるっぽい!」

春雨「むっ、それなら負けません!」

五月雨「私だって!」

駆逐棲姫「そもそも何したら勝ちとか決まってるの?」
885 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 22:59:39.77 ID:Ohf3taGdo
夕立「勝ったっぽい〜!」

春雨「ううぅ、もう少しだったのに〜」

五月雨「はぁぁ〜、布団に簀巻きにされたら負けを認めざるをえません」

駆逐棲姫「何とか2位にこぎつけられた」

あかり「何を持って2位なのかはよくわからないけどね」

夕立「じゃあ優勝決定戦やるっぽい?」

あかり「もうそろそろ寝ようよぉ。あんまり騒がしくしてると、他のところにも迷惑だよ」

夕立「他もみんな盛り上がってるっぽい!」

五月雨「私は続けていいですよ」

春雨「私もです。次は勝って司令官の隣に!」

夕立「っぽい! 危うく勝った報酬を取り逃すところだったっぽい! 私勝ったから提督さんの隣で寝る〜」

駆逐棲姫「反対隣は私が」

五月雨「春雨!」

春雨「うぅ、意気込みがつい口から出てしまったばっかりに」

あかり「あはは、まあ一緒の部屋に寝てるんだからいつもよりは近いよぉ」

春雨「だから生殺しなんです〜!」

夕立「敗者に構うことはないっぽい! さあ寝よ寝よ〜!」

駆逐棲姫「灯り消すよ」

あかり「えっ」

駆逐棲姫「あかりじゃなくて、電気って言った方がよかった」
886 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 23:09:38.16 ID:Ohf3taGdo
あかり「……」

あかり(何も喋らなくても周りに誰かいる感じがすると、いつもと違う気がするよぉ)

あかり(結衣ちゃん家でもこんな感じだったなぁ。あの頃より1人多いけどね)

夕立「提督さん」

あかり「夕立ちゃん、まだ起きてたんだ」

夕立「起きてるっぽい。ねぇ、そっちいっていい?」

あかり「あかりのお布団に来るの? 別にいいけど」

夕立「お邪魔するっぽい〜」

あかり「他のみんなはもう寝たのかな? わるさめちゃんは……目を瞑ってる」

夕立「ふっふっふ〜、予定通りっぽい〜」

あかり「予定?」

夕立「枕投げして疲れさせて、先にみんなに眠ってもらったっぽい」

あかり「何でそんなことを?」

夕立「朝まで寝かせないって言ったっぽい、提督さん」
887 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 23:25:39.89 ID:Ohf3taGdo
あかり「ええっ、夕立ちゃん……?」

夕立「さっき枕投げする前に、私が何すると思うかって聞いたとき、提督さんなんて思った?」

あかり「なんて……」

夕立「エロ……って言ってたよね〜?」

あかり「そ、それは、その、前があれであれだったからで……」

夕立「提督さん、エロいことしたかったっぽい?」

あかり「し、したくはないよぉ!」

夕立「提督さん声大きい」

あかり「あっ、ごめん」

夕立「で、したくないっぽい?」

あかり「あの、いやって言ってるわけじゃなくてね」

夕立「じゃあしたいっぽい?」

あかり「そ、そういうわけでもなくて」

夕立「もう〜煮え切らないっぽい。したいかしたくないかで言ったらどっち!」

あかり「えっ、う……した……い、よ」

夕立「じゃあするっぽいっ」ガバッ

あかり「だからって今すぐにって、ちょっ、夕立ちゃん……!」
888 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 23:45:07.90 ID:Ohf3taGdo
夕立「脱がせるっぽい〜」

あかり「だ、だめだよ夕立ちゃん、みんないるのに……!」

夕立「寝てるから大丈夫っぽい」

あかり「たぶん寝たばかりだからうるさくすると起きちゃうよぉ」

夕立「うるさくないようにすればいいっぽい」

あかり「でも、その、声とか、出ちゃうと、思うし……」

夕立「声なら心配いらないっぽい」

あかり「どうするの?」

夕立「こうするっぽい」チュッ

あかり「んっ……!」

夕立「……こうしてずっとキスしてれば、声出ないっぽい」

あかり「息が続かないよぉ……」

夕立「たまの息継ぎくらいは声我慢するっぽい」
889 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/12(火) 23:57:58.00 ID:Ohf3taGdo
夕立「提督さんと前にエロいことしてから、私、ずっとまたやりたいって思ってたっぽい」

あかり「そ、そう、なんだ……」

夕立「自分で触ってみたりもしたけど、提督さんとくっつけあったときより気持ちよくなかった」

あかり「自分で触ったり、するんだ……」

夕立「してみたけど、満足できなかったっぽい。だからね、ずっと機会をうかがってたっぽい」

あかり「もう1回、くっつけあいっこする機会……?」

夕立「うん、ずっと待ちわびてたの。枕投げしてるときからずっと、ここがうずうずしてたっぽい」シュルッ

あかり「夕立ちゃん……」

夕立「提督さんも前気持ちよかったって言ってたよね」

あかり「言った、よ。嘘じゃなくて、本当に気持ちよかった……」

夕立「じゃあ、今日はもっと気持ちよくなるように、私もがんばるからね……」

あかり「うん……」

夕立「じゃあ、行くっぽい……!」
890 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 00:15:53.21 ID:jViVqMfYo
春雨「自分で触るのがだめなら、私がしてあげますよっ!」プニッ

夕立「きゃんっ!」

あかり「は、春雨ちゃん!?」

夕立「ど、どうして、枕投げで疲れて眠ってるはずっぽい!」

春雨「私も艦娘ですよ。あの程度で疲れて寝入るわけないでしょう!」

あかり「えっ、ということは……」

五月雨「私も、起きてます……」

駆逐棲姫「……」

春雨「わるさめも起きてるでしょ? さっきからもぞもぞしてたけど」

駆逐棲姫「ち、ちがっ、その、隣でこんなあれで、居心地が悪くて、動いてた、だけ……」

あかり「え、ええっと、これは、その……」

五月雨「夕立ばかりずるい、です。私だって、したい、です……」

春雨「そうです、1人で触ってみたりするのは、姉さんだけじゃないんですから!」

駆逐棲姫「……私も、なくはないけど」

あかり「み、みんな……」

夕立「んもぉ、そろそろ離すっぽい春雨! はぁ、提督さんだってみんな受け入れてるんだから、私もそうしなきゃだもんね」

夕立「提督さん、これでもう声を気にする必要はなくなったっぽい」

春雨「でも、私もキス、したいです」

五月雨「誰からにしますか、提督」

あかり「から、なんだね……」

駆逐棲姫「うずうずしてるのも、同じだから……」

夕立「今日は、私達姉妹とエロいこといっぱいするっぽい!」
891 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 00:17:18.53 ID:jViVqMfYo
今回はここまでです

思ったより話が進みませんでした
最悪ここで朝チュンでもいい終わり方になりましたがどうしましょうかね
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 00:21:07.75 ID:Wb9Ssc3fO
乙です
続き見たい
893 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 00:25:57.43 ID:Ow3fxP/Wo
乙です
894 :3 [sage]:2016/04/13(水) 00:51:06.20 ID:mLXTkafLO
見たいが無理強いはできんよな 気持ちよく書けることが何よりだ
だから筆が乗るところまで描写してそこから朝ちゅんで!!乙!!
895 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 00:51:53.19 ID:mLXTkafLO
名前欄に3が入ってるの放置してた すまん!!
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 01:18:03.43 ID:IbR+E6a10
乙です
見たい(直球)
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/13(水) 18:41:45.81 ID:LQD3RArM0
見るまで成仏できない
898 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 22:40:53.41 ID:jViVqMfYo
しょうがないにゃあ…いいよ

開始します
899 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 22:55:22.53 ID:jViVqMfYo
あかり「ほ、本当にみんなで、するの?」

春雨「だめですか?」

あかり「だ、だめというか、ずっとそういうのって、2人きりでやることだって、思ってたし……」

五月雨「基本は2人きりかと、で、でも特殊な事情がある場合はその限りではないんです!」

あかり「と、特殊な事情って?」

駆逐棲姫「私全員が、あかりのこと、す、好きだという、事情、かな……」

あかり「……っ!」

夕立「提督さんだって、そうでしょ? 私達みんなのこと、好きでいてくれてるっぽい?」

あかり「う、ん、好きだよぉ」

春雨「なら、問題ありません、ね……」

駆逐棲姫「好きな人同士やることだから、何もおかしいこと、ない……」

五月雨「よ、よろしくお願いします!」

あかり(いつか見た、みんなに好かれる夢……あれは京子ちゃん達だったけど、みんなに好かれたいっていうあかりの願望だったのかな)

あかり(だって、今、みんなに好きだって言ってもらって、あかり喜んでるよぉ。ドキドキして、嬉しいって思ってる)

あかり(もっとドキドキすること、これからするんだって期待感が、わいてきちゃうよぉ……!)
900 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 23:08:47.53 ID:jViVqMfYo
春雨「では、あの、服を、脱ぎますので……」

五月雨「ちょっと待っててくださ――」

夕立「待ったはなしっぽい〜!」ガバッ

あかり「きゃあっ!」

駆逐棲姫「あっ、ず、ずるい、もう脱いでるからって!」

夕立「みんな一緒だからできるだけ独り占めできる時間を作るっぽい〜」

五月雨「ぬ、抜け駆けは禁止ですよ!」

夕立「そんなルールは、ぽいってするっぽい! 私がはじめに誘ったんだからその特権」

春雨「姉さんがやらなかったら私がしてました!」

夕立「もしもの話は嫌いっぽい〜」

あかり「んっ……!」

駆逐棲姫「あっ……胸、くっつけて……」

夕立「提督さんはこうされるのが好きっぽい〜私もこうするのが好きんっ、ぽい……!」

春雨「むぅ〜! 1人だけ大きいからって〜!」
901 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 23:31:27.88 ID:jViVqMfYo
夕立「んっ、あっ……」

あかり「ふぃ……夕立、ちゃん、ちょっと、まっ……ひゃっ……」

五月雨「あ、あっちが気になって、上手く服が、あ、あれ……?」

春雨「んしょっ、よし、姉さん!」

夕立「んっ、春雨が来たっぽい! スパートをかけるっぽい〜!」

あかり「んぁっ……! 夕立ちゃん、ちょっと、い、痛いよぉ……」

春雨「姉さん! そこはデリケートな部分なんですから、激しくしすぎです」

夕立「私もちょっと痛かったっぽい……」

春雨「大丈夫ですか司令官、見せてください……」

あかり「あっ……」

春雨「こんなに、赤く腫れ上がって……私がなでてあげますね……」クニクニ

あかり「はぁぁぁっ……」ビクビク

夕立「春雨、私にもやらせるっぽい!」

春雨「では姉さんは、そちらの胸を……」

夕立「はぁ〜い、さっきは痛くしてごめんね、提督さん……」ナデナデ

春雨「このはれが収まるまで、こうして、指でなでてあげますね……」

あかり「はぁっ、んんっ……そこ、だめ、だからぁ……」
902 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/13(水) 23:48:29.18 ID:jViVqMfYo
春雨「はぁはぁ……」

春雨(私の指が動くたびに、司令官が身を竦めて、声をあげる。こんなに、乱れた声で……)

春雨(私の指に、反応してくれてる……嬉しい……!)

あかり「ふにゅっ……!」ビクッ

夕立「春雨、少し興奮しすぎっぽい。春雨も激しく触っちゃってるよ」

春雨「ぁっ、ご、ごめんなさい司令官!」

あかり「う、うん、痛いまで、いかなかったから……」

春雨「いくらわかりやすいからと言って、ここばかり重点的にやりすぎるのもよくないですよね……」

夕立「次はどこを触ってほしい? 提督さん……」

あかり「あっ、あかり、は……」

五月雨「わ、私を忘れないでくださっ、ああっ……!」バタッ

あかり「わぁっ!」

春雨「五月雨!」

夕立「五月雨〜割り込みはよくないっぽい〜!」

五月雨「割り込む以外に、どうしろと……あぅ、期せずして提督の上に……」

あかり「さ、五月雨ちゃん……あかりは……」

五月雨「提督……そんなあでやかな表情も、なさるんですね……」

あかり「あでやか……?」

五月雨「色っぽい、ということです……素敵です……ごめんなさい、提督、私、そんな提督を見ていたから、夕立達のようにするよりも……」

五月雨「見て、ください……私の胸、こんなに、なって……今度は提督が、私に、して、ください……」
903 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 00:10:39.02 ID:b5E1Uxd6o
あかり「五月雨ちゃん……」

五月雨「お願い、します……」

あかり「うん……」スッ

五月雨「あっ、はぁっ……んぅっ……!」

五月雨(触る人が変わるだけでこんなにも、感じ方が、変わるんだ……)

あかり「五月雨ちゃん、気持ちいい……?」

五月雨「はい、ていとくっ……!」

春雨「んんぅっ! 司令官、また1人ばっかり構って!」

夕立「今日はみんなでやるって言ったっぽい〜!」

あかり「あぅ、い、忙しいよぉ……」

春雨「そ、そうですね、司令官は1人しかいませんからね、無理に全員相手させるのは難しいです」

夕立「じゃあ、私達が勝手に提督さんの手とか、使っちゃえばいいっぽい……」クイッ

あかり「あっ、ゆ、夕立ちゃん……」

夕立「んふふ、提督さんは指を動かしてれば、いいからね〜。触ってほしいとこ、自分で持ってく……ふぅんっ……!」

春雨「し、司令官、私は、き、キス、します、ね……」チュッ

あかり「はむっ……」

五月雨「んぅっ、ていとくぅ……」ビクビク

あかり(な、なんかもう、いっぱい、いっぱいで、目が回ってきたよぉ……)
904 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 00:31:03.12 ID:b5E1Uxd6o
駆逐棲姫「……」

夕立「わるさめは来ないっぽい?」

駆逐棲姫「いや……私、その……なんというか……」

五月雨「はずかしがってる、んっ、わりに、服はしっかり、ぬいでるね……」

駆逐棲姫「これはっ……場の勢い、とかもあるし……」

春雨「ふふんっ、ならそうやってずっとかまととぶってればいいよ。司令官も、既に目を回しそうだし」

あかり「はっ、あぁ……わるさめ、ちゃん……」

駆逐棲姫「あ、あかり……」

あかり「仲間はずれ、なろうとするの、よく、ない……」

駆逐棲姫「そういうのじゃ、なくて、踏み出すことが、できないだけで……」

あかり「なら……ちょっとごめんね、五月雨ちゃん……」ムクッ

五月雨「きゃっ」ドサッ

あかり「わるさめちゃんが踏み出せないなら……」

駆逐棲姫「あっ……あかりっ……だめっ、私……」

あかり「あかりが、引っ張って、あげないと、ね……」チュッ

駆逐棲姫「んっ……!?」

春雨「あ、ああ〜!」
905 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 00:42:02.51 ID:b5E1Uxd6o
駆逐棲姫(あかりの舌が、私の中に……私の口の中が、なめられて……やっ、と、止めなきゃ……!)

あかり(わるさめちゃん、舌絡めて……)

駆逐棲姫(舌同士絡み合ってる……この感触が、あかりの……これがあかりの、味……?)

駆逐棲姫(熱くて、甘くて……私、わたし……)

あかり「ん、んんぅ……!」

駆逐棲姫「……っ! ごめんっ、苦しかった?」チュッ

あかり「はぁ、はぁ、いい、よぉ、あかりからしたんだし……」

駆逐棲姫「夢中になって……あかり、おいしかった……」

あかり「お、おいしい……?」

駆逐棲姫「うん、あかりの味、おいしかった。また、食べたい……」ペロッ

あかり「んっ、わるさめちゃ……」

駆逐棲姫(あかりが、こんな簡単に……あかりも場に当てられてる。落ち着いた後で、絶対にはずかしくなる……)

駆逐棲姫(わかってても、もう止められない……だって、あかりが、こんなにも、私のことを求めてくれてるんだから……!)
906 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 00:57:49.05 ID:b5E1Uxd6o
春雨「2回目はだめっ!」グイッ

あかり「んぅっ」

駆逐棲姫「春雨、何するの」

春雨「司令官の方からしてもらうだけでもうらやましいのに、2回目なんてだめ!」

駆逐棲姫「やだ、何回でもする!」

春雨「ええいっ、かまととぶってたくせに舌まで絡めるなんて、やっぱりわるさめも私と同じじゃないの!」

駆逐棲姫「違う、私は求められて、春雨は求めた。この違いは大きい」

春雨「んなぁっ! 私だって求めてくれてますよねぇ、司令官!」

五月雨「んっ……」チュッ

春雨「ちょっとぉ! 何してるんですか五月雨!」

五月雨「私だけキスしてなかったから、です……」

夕立「はいは〜い、順番的に次私っぽい!」

春雨「んぅぅ〜! こうなったら私が全部塗り替えちゃいます〜!」ガバッ

あかり「ひゃあっ……!」バタッ

春雨「べ〜してください司令官……私が余すところなく、上書きしますので……」

駆逐棲姫「だめ、私が上書きする……」

五月雨「まだまだ、足りません……」

夕立「ここのくっつけあいっこに戻る前に、唇をくっつけあいっこしとくっぽい!」

あかり「へぇぁ……?」

五月雨「さっきと同じこと聞きますよ、提督。誰からにしますか?」

春雨「んっ……」

駆逐棲姫「あかり……」

夕立「ふふっ、みんなでやるのも、悪くないかもしれないっぽい!」

あかり(こ、これ、本当に今日は眠れそうにないよぉ……)
907 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 01:00:19.75 ID:b5E1Uxd6o
今回はここまでです

やはり複数を台詞だけで表現するのは難しいです
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 01:01:16.37 ID:YAia9tW7o
乙です
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 01:09:23.36 ID:v1d7VoupO
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 01:10:29.87 ID:9+i922KvO
乙です
資材吹き飛んだ
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 01:36:04.68 ID:Ntq/ytMbo
ゆるゆり(ゆるいとは言ってない)
こんな同時進行がみれるなんて眼福眼福
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 01:46:47.64 ID:Emk5NU7+0
乙です
その年齢で5Pレズセやらかすとか一気に大人の階段登りすぎィ!
913 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 20:17:13.20 ID:xWskPTbb0
貝合わせまだー
914 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 22:36:34.92 ID:b5E1Uxd6o
開始します
915 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 22:37:12.83 ID:b5E1Uxd6o
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100未満。☆は秘書艦経験済み)
飛龍☆  伊良湖  大鯨☆
吹雪☆  明石☆  北方棲姫☆
間宮   霧島    若葉☆  
Bep   天龍    島風
筑摩   長門    如月☆ 
鳳翔   谷風    浦風
愛宕☆  陽炎☆  青葉 
武蔵   伊58    葛城☆
雲龍   離島棲鬼 戦艦棲姫 
伊168☆   
916 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 22:37:39.75 ID:b5E1Uxd6o
※現在のあかり鎮守府の艦娘+深海棲艦(好感度100。☆は秘書艦経験済み)
蒼龍   叢雲    白雪
加賀☆ 山雲    足柄☆
扶桑☆ 大和☆  ビス子☆
千歳☆ 熊野    古鷹
金剛☆ 神通    浜風☆
文月   大鳳☆  三日月☆
瑞鳳☆ 朝潮☆  秋月☆
夕立   千代田  瑞鶴☆
春雨☆ 名取☆  卯月☆
那珂☆ 酒匂    川内☆
球磨   五月雨☆ 駆逐棲姫☆
山城☆ 舞風☆
917 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 22:47:17.68 ID:b5E1Uxd6o
あかり「すぅ……」

大鯨「て、い、と、く、提督。起きてください」

あかり「んぁ、なに、大鯨ちゃん? おはよう」

大鯨「おはようございます。昨日は眠れなかったんですか?」

あかり「眠れなかったというか、寝かせてくれなかったというか……」

大鯨「大勢と一緒にいて楽しいのはわかりますが、朝こんなに辛くなるまで起きててはいけませんよ」

あかり「ふぁ……うん」

大鯨「そんなになるまでなにをなさっていたんですか?」

あかり「い、色々……」

大鯨「色々って、動き回ったんですか? ここ、赤くなってますが」

あかり「あわわっ! う、うん、ちょ、ちょっと運動不足だったからね!」

大鯨「夜寝る前に解消することではありませんよ。むしろ朝起きてやることじゃないですか」

あかり「そ、そうだよね、なるべくうるさくしないように、声を出さないようにしてたから!」

大鯨「声を出さずとも動き回れば音が立ちますよ」

あかり(あかりはあんまり動き回れなかったんだけどね。夕立ちゃんが目隠しとか言って、あかりの顔に胸乗っけたりしてたから……)
918 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 22:55:18.96 ID:b5E1Uxd6o
大鯨「少しお休みになられますか?」

あかり「ううん、大丈夫。何とかやるよぉ」

大鯨「無理してません?」

あかり「自分の責任だもん」

大鯨「責任を果たそうと思うなら、果たせる状態に戻すのも重要ですよ」

あかり「大鯨ちゃんの言うとおりだね。だけど、あかり本当に大丈夫だから」

大鯨「提督がそういうのなら私は構いませんが。まあ、今は軍務もありませんし」

あかり「出撃だ〜って言われないもんね」

大鯨「それでも万が一のために備えておくことは大切です!」

あかり「そうだね、今日はきちんと寝るよぉ」

大鯨「そうしてください。さて、それでは本日はなにをしますか?」

↓2

1 艦娘との交流(>>915-916の朝潮、秋月以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:00:09.10 ID:Q5Eedd4YO
1若葉
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:00:12.64 ID:LhIvYC3no
1筑摩
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:00:30.68 ID:KN6OA5naO
1瑞鳳
922 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 23:11:53.83 ID:b5E1Uxd6o
筑摩「結局昨日は提督どこに行ったんでしょうか?」

あかり「夕立ちゃん達のところですよぉ」

筑摩「わっ! 提督、また急に現われて!」

あかり「そんな急でしたか?」

筑摩「急です! まったく、昨日もそうやって現われてくれれば」

あかり「ん?」

筑摩「ち、違いますよ、熊野さんと足柄さんと愛宕さんがそう言ってただけです!」

あかり「筑摩さんは足柄さん達と一緒だったんですね」

筑摩「ええ。古鷹さんと青葉さんが一緒だったので、残った重巡で一緒に寝ました」

あかり「そうだったんですね、楽しかったですか?」

筑摩「まあそこそこに。熊野さんが来ませんわ、来ませんわと少々うるさかったですが」

あかり「あ、あははは、あかりの体は1つしかありませんので、さすがに全部のところは回れませんよぉ」

筑摩「今度熊野さん達のところにも行ってあげてくださいね」

あかり「わかりました、筑摩さんのところにも来ますね!」

筑摩「私のところにはいいです……来ても」

あかり「はい!」

筑摩(うぅ、姉さん、私はどうすれば……とりあえずなにをしましょう)

↓2

1 櫻子が利根を連れてやってくる話
2 改造の話
3 重巡同士の繋がりについて
4 寝る 
5 その他自由に
923 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:13:07.95 ID:6AdoZ6dGO
1
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:13:12.59 ID:u7g/EXMsO
3
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/14(木) 23:15:53.30 ID:LhIvYC3no
熊野足柄愛宕筑摩

熊野だけ違うな・・・
926 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 23:22:29.90 ID:b5E1Uxd6o
あかり「一緒に寝るってことは、重巡同士ではよく遊んだりしてるんですか?」

筑摩「提督が一緒に寝ろと仰ったんでしょうに。駆逐艦の子ならともかく、私達くらいになりますと一緒に遊ぶということもありませんよ」

あかり「そうですか? 重巡の人って高校生くらいだと思いますけど、それくらいならまだ一緒に遊びますよぉ」

筑摩「そうかもしれませんが、遊ぶといってもこう一緒に鬼ごっこする、とかではないでしょう?」

あかり「それは確かにしないですけど」

筑摩「たまにお話をするということを遊ぶというなら、重巡の方とはよく話します」

あかり「やっぱり同じ艦種だと話やすいですか?」

筑摩「なんとなく、ですね」

あかり「普段どんな話をしてるのか気になりますよぉ」

筑摩「取りとめのないことですよ。世間話です」

あかり「例えばどんなのですか?」

筑摩「例えば、そうですね……」
927 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 23:34:09.48 ID:b5E1Uxd6o
筑摩「この前は航空巡洋艦について話しましたね」

あかり「航空巡洋艦って、艦載機の運用も重視した艦種ですよね」

筑摩「そうです。重巡から改装されたものも多いですし、私や熊野さんは改造するとなりますので、どうかなと思って話してみたんです」

あかり「やっぱり変わるものなんですか?」

筑摩「私はまだなってないのでわかりませんが、姉さんは変わると言ってました」

あかり「どの辺りがですか?」

利根「腰周りの風通しがよくなったとか」

あかり「それたぶん服装のせいだと思います」

筑摩「なのでなってみたいですかと聞いたら、足柄さんは艦載機より砲だと言って航空巡洋艦になりたくはなさそうでしたね」

あかり「足柄さんらしいですよぉ」

筑摩「逆に青葉さんはなりたがっていました。艦載機がたくさん使えるようになれば、取材が楽になるそうです」

あかり「艦載機使って取材してるんだ!」

筑摩「あと熊野さんは切実に早くなりたいと胸を押さえながら言ってました」

あかり「ちょっと大きくなるんでしたっけ。改造、いつかしてあげないといけませんね」
928 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/14(木) 23:48:58.70 ID:b5E1Uxd6o
筑摩「あとはそう、提督の世界に行った後、高校生と大学生どっちになるのかという話をこの前しました」

あかり「どっちでもなれそうですよね」

筑摩「愛宕さんは高校生になりたいと言ってましたね。大学の授業についていけるか心配らしいです」

あかり「高校の勉強なら大丈夫なんです?」

筑摩「ある程度は知識がありますので」

あかり「あかりも英語の知識とかもらいたいですよぉ。ですけど、愛宕さんが高校生になったらきっとすごい人気者になれますね」

筑摩「毎日下駄箱からラブレターがあふれ出そうですね」

あかり「本当に入れられてるの見たことないですけどね。あかりまだ中学生で女子校ですけど」

筑摩「古鷹さんは大学生になってみたいと言ってました。高校よりは窮屈ではなさそうだと」

あかり「窮屈ですか?」

筑摩「ある意味で閉鎖的な空間ですからね学校は。大学は比較的に開けた印象があるみたいです」

あかり「なんとなくわかりますよぉ。でもあかりは開けてるよりはくっついてる方が好きです!」

筑摩「古鷹さんもきっとそうですよ。ただ、提督と同じ学校に行くのはさすがに厳しいものがあるので、他の人とは開いておきたいんだと思います」

あかり「中学生は、重巡の人だと大人っぽすぎますよぉ。うちには向日葵ちゃんがいますけど」

筑摩「足柄さんが自分は中学生になって提督と同じ学校に通うんだと駄々こねてました。青葉さんは先生役でなら行けるんじゃないかと言って、ぐりぐりされてました」

あかり「あははは、足柄さんは大人っぽいですから先生役似合いそうですね。筑摩さんも」

筑摩「私もですか?」

あかり「はい! 筑摩さんも大人っぽいみんなの憧れの先生になれますよぉ」

筑摩「あ、憧れだなんて、私は人に教えるなんてできませんから!」
929 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/15(金) 00:05:55.42 ID:uVyBMku+o
筑摩「でもやはり1番話題に上るのは提督のことです」

あかり「あかりのことですか?」

筑摩「熊野さんをはじめ本当に皆さん、提督のことを慕っていらっしゃいます」

あかり「えへへ、照れちゃいますよぉ」

筑摩「私は、時々話題に出すくらいですけどね」

あかり「時々は出してくれてるんですね!」

筑摩「最近はあまり目立った出来事もありませんから、プールでのことをお話したりしてるんです」

あかり「泳ぎの訓練のことですか。話しちゃっていいんですか?」

筑摩「重巡の皆さんくらいには話しますよ。それで、一緒にプールで泳いだと言うと悔しそうな顔するので優越感を……」

筑摩(優越感、ただ単に勝っているからではなく、提督との触れ合いで勝っていることに優越感を覚えている……)

筑摩(なぜなら他の人が知らない間に提督と触れ合っていた話をすると、悔しい気持ちがわくから。提督のことを何でもないと思っていたら、そんなことあるわけないのに)

あかり「知らない間にお話してもらってるんですね〜噂の提督だよぉ!」

筑摩(認めたくない。けれど、認めざるを得ない。気持ちに、嘘はつけない)

筑摩(私は提督のことを……)

あかり「どうかしました?」

筑摩「い、いえなんでも!」

筑摩(だからといって今すぐどうこうというわけでもありませんけどね。そう、こんな気持ちはずっと伏せておくことだってできますし)

あかり「そうですか、それじゃあ、あかりは行きますね」

筑摩「あっ……」

あかり「はい?」

筑摩「い、いえ、またお昼に会えれば会いましょう」

あかり「お昼ご飯のときですね! 会えると嬉しいですよぉ!」

筑摩(ずっと伏せておくこと、できる?)

↓2

1 艦娘との交流(>>915-916の朝潮、秋月、筑摩以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:11:09.03 ID:Cb2OLnYj0
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:11:17.23 ID:6mWrZT+AO
1若葉
932 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/15(金) 00:16:22.95 ID:uVyBMku+o
今回はここまでです
次は若葉と交流するところからはじめます

これで筑摩が好感度100になったので舞風、筑摩の順に好感度100イベントになります。

重巡でも利根とザラなら中学生で通りそうですが他は厳しい感じです
プリンツなら外人だから大人っぽく見えるという理屈でワンチャンあるかもしれません
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:17:34.88 ID:XQJTkbSRo
乙 足柄さんが中学生であかり達と同じ制服は色々とまずいですよ!
934 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 00:26:09.88 ID:4z6AKojno
乙です
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 01:47:17.74 ID:fw4VVJriO
乙です
936 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/15(金) 22:49:16.52 ID:uVyBMku+o
今日はちょっと書けそうにないので↓1〜2でこのスレの埋め用の小ネタ募集します
いつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでもOKです
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 22:50:06.65 ID:XQJTkbSRo
重巡のパジャマトーク
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 22:50:32.17 ID:61XYBUKvO
>>484のお返しに念入りにマッサージされる朝潮
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/15(金) 22:51:27.35 ID:6mWrZT+AO
山城と筑摩のバーでの会話
940 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 22:34:46.86 ID:jcBb7XlCo
開始します
941 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 22:40:53.65 ID:jcBb7XlCo
あかり「若葉ちゃん」

若葉「何だ提督。眠そうだな」

あかり「昨日あんまり眠れなかったんだよぉ」

若葉「そうか、若葉は結構眠れたけど」

あかり「若葉ちゃんはどこに行ってたの?」

若葉「響……じゃなくてヴェルと一緒に睦月型のところに」

あかり「文月ちゃん達のところかぁ。楽しかった?」

若葉「うん、結構楽しかった。提督も楽しんだから眠れなかったんでしょう?」

あかり「楽しんだ……うん、なんか楽しんだんだと思うよぉ」

若葉「ん? まあ若葉は24時間寝なくても大丈夫だけど、提督にはキツいみたい」

あかり「大丈夫だよぉ、まだ起きてられる」

若葉「無理は禁物だけど、じゃあどうする?」

↓2

1 昨日の夜何を話したかについて
2 刺激的なことを探す
3 まったりする
4 寝る
4 その他自由に
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 22:41:07.81 ID:MlzGtY/lO
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 22:41:12.83 ID:VjYLSjorO
944 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 22:54:39.37 ID:jcBb7XlCo
若葉「でも今あまり激しい動きはできない?」

あかり「できれば激しくないのでお願い〜」

若葉「わかった、じゃあこのデスソースとかいうのはしまっておこう」

あかり「なにその名前からして物騒なソース!?」

若葉「辛いらしい」

あかり「ええっ、何でそんなの持ってるの?」

若葉「辛いの好きだから」

あかり「好きだからってお料理するときに使うことはあっても、持ち歩くものじゃないよね!」

若葉「持ち歩いてない。部屋に置いてあるだけ」

あかり「部屋に置いてどうしてるの?」

若葉「たまに使ってる。さてと、激しいのがだめなら部屋で話でもしてよう。お茶入れてくる」

あかり「この流れだとそのデスソース入りのお茶が出てきそうなんだけど?」

若葉「お茶には合わないよ」

あかり「合うなら入れるんだ」

若葉「うん、お茶には唐辛子の方が合う」

あかり「いや絶対合わないよぉ! あかりのには入れないでね!」

若葉「食わず嫌いはよくない。でも今日は見逃してあげる」

あかり(これからは若葉ちゃんから貰った食べ物とか飲み物には注意しよう)
945 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 23:01:19.87 ID:jcBb7XlCo
若葉「はいお茶」

あかり「入れてない?」

若葉「入れてたら色変わるよ」

あかり「ちゃんと緑色だよぉ。ふぅ」

若葉「唐辛子は熟す前は緑色でそっちの方が辛いんだよ」

あかり「ええっ!?」

若葉「ふっ、緑茶の緑とは違うよ」

あかり「びっくりさせないでよぉ!」

若葉「提督があんまり計画してるものだからつい」

あかり「もぉ〜若葉ちゃんったら!」

若葉「ふふっ」
946 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 23:17:09.03 ID:jcBb7XlCo
あかり「ふぅ〜……」

若葉「……」

あかり「はっ! いけない、危うく眠っちゃうところだったよぉ」

若葉「半分くらい落ちてたな」

あかり「激しいことはできないけど、まったりしてると寝ちゃいそう」

若葉「じゃあ眠気覚ましにデスソース飲む?」

あかり「ううん、眠気覚める?」

若葉「それくらいは辛いと思うよ」

あかり「ちょこっと、味見してみようかなぁ?」

若葉「ちなみにデスソースの名の由来はこれで心臓発作起こして死んだ人がいるからだよ」

あかり「眠気覚めるどころか、一生起きれなくなっちゃうよぉ!」

若葉「これはそれより辛さ控えめだから」

あかり「いや、あかりはお茶の熱さで眠気を誤魔化すよぉ! あつっ!」

若葉(こんなふうに提督をからかうようになる日が来るなんて、思いもしなかった)

若葉(最初は会話は苦手だと思ってたのに、話していると言葉が引き出されてしまうものだな)

若葉(悪くない、いや、いい気持ちだ)
947 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 23:34:23.18 ID:jcBb7XlCo
大鯨「辛いお料理は春雨さんの担当ですね」

あかり「ごこ〜ふんだね」

大鯨「私はどちらかというと甘めの味付けになってしまいます」

あかり「同じお料理でも作る人によって味が変わるんだからすごいよぉ」

大鯨「お料理担当はたくさんいますけど、提督はどなたのお料理が1番好みでしょうか?」

あかり「ん〜とね、あかりはオムライスが好きだから、玉子料理が得意な瑞鳳ちゃんかなぁ」

大鯨「そ、そうですか……」

あかり「でも大鯨ちゃんのフーカデンビーフも好きだし、朝ごはんは大鯨ちゃんが1番得意なんじゃないかなって思ってるよぉ」

大鯨「あっ、ありがとうございます」

あかり「みんなお料理は上手だからなにを作ってもちゃんとおいしいものを作ってくれるし、食べてるだけのあかりからは感謝の言葉しか言えないね」

大鯨「そうやって感謝していただけることが、私達の原動力ですよ」

あかり「なら感謝していっぱい食べるね!」

大鯨「太らないように注意してくださいね」

あかり「う、うん、気をつける。さてと、それじゃあこれからはどうしようかな」

↓2

1 艦娘との交流(>>915-916の朝潮、秋月、筑摩、若葉以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
948 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 23:36:44.81 ID:SEXQBURbO
949 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 23:36:51.68 ID:cgJK+8aaO
1春雨
950 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 23:36:58.74 ID:WiW3WQgc0
4
951 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 23:50:34.06 ID:jcBb7XlCo
春雨「あぁぁ……私、その場の勢いで何てことを……」

あかり「春雨ちゃん」

春雨「し、司令官! すいませんでした!」

あかり「な、なにいきなり?」

春雨「昨日のこと、半ば強引にその、してしまったので……」

あかり「あ、あぁ、別にいいよぉ、あかりがしたいって言ったんだし」

春雨「それは誘導尋問のようなものでしたし!」

あかり「それでも言ったのは言ったよぉ。だから、強引にじゃないよぉ」

春雨「司令官……」

あかり「いやだったわけじゃないよぉ、気持ち、よかったし? して、よかったって思ってるからね。謝らないでよぉ」

春雨「わ、私もできて嬉しくて、今日もずっとなんか余韻的なあれで落ち着かないくらいで!」

あかり「眠くないんだ。若葉ちゃんだけじゃなくて基本みんな寝なくても大丈夫なのかな」

春雨「眠気なんて感じてる場合じゃないんですよ! そ、それで、本日は何をしましょうか?」

↓2

1 春雨スープを作りに行く
2 外出で買った服を着てみる
3 姉妹仲も深まったのかという話
4 寝る
5 その他自由に
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 23:51:26.85 ID:WiW3WQgc0
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/16(土) 23:51:48.99 ID:L0OTafjEO
954 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/16(土) 23:58:33.58 ID:jcBb7XlCo
春雨「またどこか行きますか?」

あかり「今日はちょっと眠いから無理だよぉ」

春雨「あぁ、すいません。眠れた頃にはもう空が白んでましたもんね」

あかり「今までの人生で1番長く起きてた日だったかもしれないよぉ」

春雨「なら忘れらない日になりましたね!」

あかり「いや、それ関係なく忘れられないから」

春雨「でも、今日はおでかけできないんですね」

あかり「おでかけしたかった?」

春雨「せっかく服買ったんですし、早く着てみたかったんですよ」

あかり「あぁ、新しい服ね。その気持ちはよくわかるよぉ」
955 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 00:08:54.42 ID:NUJo3cZ7o
あかり「それじゃあ今ここで着てみれば?」

春雨「えっ?」

あかり「外行き用の服だけど、着るだけならここでもできるよぉ」

春雨「……」

あかり「どうかした?」

春雨「いえ、着てお出かけしてくればいいのに、とか仰られるかと思っていたのでびっくりして」

あかり「そんなこと言わないよぉ。だって、あかりに見せたくて買ったんでしょう?」

春雨「し、司令官がそこまで理解なされているとは!」

あかり「普段のあかりどれだけ鈍感扱いされてたの!?」

春雨「眠気で逆に冴えてきたんですかね?」

あかり「春雨ちゃんには前に好きだって言われてるから、いくらあかりでもそれくらいわかるよぉ!」

春雨「そ、そうでした、私言ってましたね……」

あかり「……うん、それに、あかりも見たいって思ってるしね」

春雨「は、はい! 超特急で着替えますのでお待ちください!」
956 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 00:29:56.27 ID:NUJo3cZ7o
春雨「着替え終わりました!」

あかり「じゃあ振り返るよぉ」

春雨「着替えるところ見ていてもよかったんですが」

あかり「それはなんか違うよぉ」

春雨「そうですね、それはまた今度で」

あかり「また今度やるんだ。っと、振り返らないとね」クルッ

春雨「ど、どうですか? 似合ってます?」

あかり「うん、とっても似合ってる。可愛いよぉ」

春雨「よ、よかったぁ、これでだめだめだったらどうしようかと思いました」

あかり「一応お店で確認してるけどね」

春雨「お店だとまた違った見え方しますよ。雰囲気が思考に与える影響は、昨日いやと言うほど学んだじゃありませんか」

あかり「そ、そうだね。だけど、今の雰囲気でもすごく似合ってるって思うよぉ」

春雨「ふふっ、清楚に見えますか?」

あかり「見えるけど、清楚な人はそういうこと言わないと思うよぉ」

春雨「い、いいんです! 私はファッション清楚なので! 見た目は清楚だけど中身は違うというギャップを狙いますので!」

あかり「あかりはもう知ってるからギャップも何もないよぉ」

春雨「うぅ、そうでした。もう何もかも洗いざらい知られてるんでした……」

あかり「ふふふっ、雰囲気っていうのは場の雰囲気だけじゃなくて、人の雰囲気もあるからね」

あかり「いつもと服が違うと雰囲気も変わって新鮮だよぉ。それもたぶんギャップっていうやつだよぉ」

春雨「無意味ではなかったということですね」

あかり「無意味なんかじゃないよぉ。あかりのために、色々がんばってくれてありがとうね春雨ちゃん」

春雨「あ、ありがとうよりも……」

あかり「ん〜、あっ、大好きだよ、春雨ちゃん」

春雨「私も、大好きですっ!」

あかり「……」

春雨「……」

あかり「はずかしいね、なんか」

春雨「は、はい、思ったよりもはずかしいです」

あかり(前は気軽に使えた大好きって言葉も、今では言うときにちょっとだけ勇気が必要になった)

あかり(あかりもちょこっとだけ大人になれたってことなのかな)
957 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 00:33:42.45 ID:NUJo3cZ7o
今回はここまでです

次スレには>>970を超えたくらいで移行します

デスソースって実際どれくらい辛いんでしょうね
今ならカードが貰える某カレー屋の1辛でひいひい言ってるようでは本当に心臓発作起こしてしまいそうですね
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 00:35:19.17 ID:q4V/WEzfO
乙です
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 00:36:42.60 ID:YMr9vfAFo
乙です
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 02:15:23.37 ID:KVQ1UxCg0
乙です
これは間違いなく攻略女王のあかりさんですわ
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 07:31:35.37 ID:MErDUfAiO


デスソースはマイルドなのから強烈なのまで種類あるけど、
タバスコが砂糖水だとかそんな表現が…
962 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 22:35:58.86 ID:NUJo3cZ7o
開始します
963 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 22:44:12.64 ID:NUJo3cZ7o
あかり「また今度それ着て一緒におでかけしようね」

春雨「はい! 楽しみにしてます!」

あかり「今度はどこ行こっか」

春雨「司令官と一緒ならどこでも!」

あかり「あはは、選択肢がたくさんできて困っちゃうよぉ」

春雨「後、できれば2人きりで……」

あかり「2人きりの方がいい?」

春雨「誰かと一緒もいいですけど、でも、やっぱり2人きりの時間もほしいですよ」

あかり「そっか、わかったよぉ」

春雨「えへへへ、なんか今日は恋人気分が味わえるような会話ばかりしている気がします」

あかり「ん〜、恋人さんってこういう感じなのかなぁ?」

春雨「他はどうか知りませんが、私はこういう感じが嬉しいんです!」

あかり「そうなんだ、まあ、あかりも嫌いじゃないよぉ」

春雨「またこういう雰囲気で話すためにも、2人の時間とってくださいね」

あかり「なるべく取れるようにがんばる。それじゃあ、あかりは行くね。これからどうしようかなぁ」

↓2

1 艦娘との交流(>>915-916の朝潮、秋月、筑摩、若葉、春雨以外)
2 執務
3 外出
4 アイテムを使う
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:50:29.17 ID:3cpageVR0
ksk
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:50:49.15 ID:QGksXuP/0
4
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:51:08.52 ID:Exqc/LvBO
1雲龍
967 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 22:57:41.21 ID:NUJo3cZ7o
あかり「お部屋の整理をするよぉ」

大鯨「今からですか?」

あかり「できるときにしておかないと、いつ帰ることになるかわからないからね」

大鯨「体調がいいときになさればいいのに」

あかり「今だって悪いわけじゃないよぉ。さあ、お掃除お掃除」

大鯨「はぁ、私がフォローすればいいだけですけどね。さてと、先ずはこれを……」

↓2

1 ドイツの国旗(ドイツ艦を呼ぶ)
2 ふしぎなあめ(残数30)
3 まんたんのふしぎなあめ(残数30)
4 クッキー(残数2)
5 最高級チョコ(残数2)
6 王族御用達ケーキ(残数2)
7 香水
8 チョーカー
9 髪飾り
10 最高級ホテルの宿泊券(イベント)
11 書類一式&指輪(残数51個)
968 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:59:40.36 ID:VC0OE7zAO
1
969 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:59:42.01 ID:YJzu1dFUo
3
970 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 22:59:42.16 ID:3cpageVR0
10
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 23:00:07.85 ID:kDVLdcXFO
9
972 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 23:07:26.84 ID:NUJo3cZ7o
大鯨「あれ、これは……」

あかり「なあに?」

大鯨「ふしぎなあめですよね」

あかり「そうだね、まんたんのやつ」

大鯨「まだこんなにあるんですね」

あかり「ケッコンの道具と一緒にそのときにいた全員分貰ったからね。今だと足りないけど」

大鯨「ケッコン……」

大鯨(もはやそのような儀式に意味はないのでしょうけど、やってみたいです)

大鯨(寵愛を受けてると、自分が感じられるような何かがほしいです。そのためにはまず、連度を上げなくては)

あかり「使わないの勿体無いし、またみんなに使ってみるのもいいかもね」

大鯨「そ、それがいいです! 使いましょう、今すぐ!」

あかり「今すぐなの?」

大鯨「今すぐです! これもお掃除ですよ!」

あかり「掃除といえば掃除だけど……どうしよう、何個使おう」

↓2 1〜5個まで(それとは別に大鯨に1個使います)
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 23:08:51.93 ID:b14GzSiUO
3個
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/17(日) 23:08:57.13 ID:vKXjcplEO
975 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 23:17:50.80 ID:NUJo3cZ7o
あかり「今日はもう遅いからあんまり時間かけられないね。1個だけ誰かに使ってもらうよぉ」

大鯨「で、ではその1つは私に!」

あかり「大鯨ちゃんが使いたいの?」

大鯨「はい! 練度を上げたいです!」

あかり「副作用あるけど大丈夫?」

大鯨「平気です! これも練度を上げるためですから」

あかり「なんだかやる気だね。ここで大鯨ちゃんに食べてもらえば、もう1個くらいなら使う時間あるかもね」

大鯨「では、早くしてしまいましょう」

あかり「そうしよう。はい」

大鯨「……」ゴクリ

あかり「緊張してる?」

大鯨「へ、平気だと言いましたよ。いただきます!」パクッ
976 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 23:30:00.64 ID:NUJo3cZ7o
あかり「ふしぎな味でしょ?」

大鯨「ふしぎな味です」

あかり「具体的には?」

大鯨「えっと、すいません言葉に表せませんね」

あかり「ううん、いっぱいあるしあかりも今度食べてみようかなぁ」

大鯨「食べなくてはこの味はわかりませんからね。ふしぎですけど、おいしいです」

あかり「でも副作用があかりにはどうでるかわからないんだよね」

大鯨「それは確かに。練度が上がっていることによる副作用ですからね。やっぱり危険なのでやめた方がいいかもしれません」

あかり「でも味が気になるよぉ」

大鯨「何とか言葉に表して……んぁっ……!?」

あかり「あっ、副作用始まった」
977 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/17(日) 23:59:34.74 ID:NUJo3cZ7o
大鯨「ん、くぅ……これが、練度上昇の副作用……」

あかり「大鯨ちゃんはあんまり練度上がってなかったから、ちょっと長めになるかもしれないよぉ」

大鯨「どれくら、い……なんです?」

あかり「長くても10分くらいだよぉ」

大鯨「10分、10分って、結構長い、ですよ……!」

あかり「その間何か気を紛らわせてあげられればいいんだけど、何かしてほしい?」

大鯨「な、にか……」モゾモゾ

大鯨(だめっ、そんな、はしたないっ!)

大鯨「なに、もっ、だいじょう、はぁっ……!?」ビクッ

あかり「毎度のことだけど大丈夫には見えないよぉ」

大鯨(頭が、熱でぼーっとして、上手く思考が……冷まさなきゃ……熱い……どうやって……)

大鯨「あつ、い、です……」パサッ

あかり「ちょっ、大鯨ちゃん!? 何で服脱ぐの!?」

大鯨「熱い、から、体を冷やさない、と……」

あかり「脱いでも今の時期だとそんなに冷えないよぉ!」

大鯨「少しでも、冷やす、ため、です……」ヌギッ

あかり「わわっ!」

大鯨「はぁ〜、はぁ〜……下着だけ、でも熱い、なら……」

あかり「う、うちわがあったよぉ! あかりが扇いであげるからね!」パタパタ

大鯨「あぁ、ありがとうございます……でも、まだ足りませんので……」パサッ

あかり「あっ……」

大鯨「てい、とく、わたしの、変になってませんか? あつくて、変になって……」

あかり「む、胸は変になってはないんじゃないかな、うん」

大鯨「ちゃんと、触って確かめて、くださいっ……! 本当に、熱い、んですっ!」

あかり「触らなきゃだめなの?」

大鯨「だめ、ですっ……見た目が変わってなくても、触ったらちがうかも……」

あかり「見た目変わってなければ変わらないと思うけど……じゃ、じゃあ触るけど、ね」ムニッ

大鯨「あぅっ……」ビクッ

あかり「た、確かに熱くはなってるけど、それだけだよぉ。変にはなってないよ」

大鯨「はぁ〜はっ、はぁ〜はっ……そんな少しだけで、判断しないで、くださいっ……もっと、です!」

あかり「もっとしなきゃだめなのぉ?」

大鯨「だめ、です、もっと、もっとですっ……触ってください、触って……さわってっ! ていとくっ……!」

大鯨(いま、もう、難しいこと、考えられない……ただ、提督に触られるのが、気持ちいい、ことだけしか、もう、わからない、よ……)
978 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 00:01:25.79 ID:0assThJ6o
今回はここまでです
次は次スレで続きからです

ふしぎなアメは実際の商品だとソーダ味にオレンジとかメロンの味が混ざってるあめらしいです
食べたことがあるようなないようなで確かおいしかったような記憶がある気がします
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 00:07:03.58 ID:NdOtYZ6hO
980 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 02:52:13.26 ID:/gUQs3WlO
乙です
981 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/18(月) 22:51:00.49 ID:0assThJ6o
次スレです
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1460986742/
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 22:51:22.31 ID:A62oPRlRo
スレ立て乙
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/18(月) 23:01:10.90 ID:7U/XlN/1o
新スレ乙です
984 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 22:41:03.19 ID:p1zMAJWXo
埋め用の小ネタ開始します
重巡のパジャマトークから
985 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 22:48:14.42 ID:p1zMAJWXo
熊野「あかり〜! あかりが来ませんわ〜!」

足柄「うるさいわねぇ、他にも行くところたくさんあるんだから来たら御の字だったでしょうに」

熊野「わたくしがいる以上、ここに来ることは必定でしたのに〜!」

愛宕「あらあらすごい自信ね〜」

筑摩「まあ熊野さんは実際仲がいいみたいですしね」

熊野「はぁ、人数で押し切られたらあかりは断りきれないというのに。心配ですわ」

足柄「押し切られるって何よ」

愛宕「うふふ、そう落ち込まないで。元々今日は艦娘同士の交流のために、提督がやろうって言い出したことなんだから」

熊野「わざわざこういう場を作ってもらわなければいけないほど、疎遠ではありませんでしょうに」

筑摩「そうですけど、雰囲気が変わればいつもとはまた別の接し方ができるかもしれませんよ」

熊野「わたくしは別に今の関係に不満を持ってはいませんわよ」

愛宕「不満だとか不満じゃないとかじゃないわよ〜、ほら、そんなドアにかじりつかないでこっち来ましょう」グイッ

熊野「ああん、引っ張らないでくださいまし! わたくしは子供じゃありませんことよ!」

足柄「はいはい」
986 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 23:00:49.67 ID:p1zMAJWXo
熊野「青葉さんと古鷹さんはまた別なんでしたか」

筑摩「青葉さんはこちらに来たがっていたようですが、粗相をしないようにと古鷹さんが連れて行ってしまいました」

熊野「せっかくわたくしとあかりの愛の記録を語って差し上げようと思っていましたのに」

足柄「いや、それ聞かされても戦史に書けないから」

熊野「それに青葉さんがいれば、まだわたくしの心の均衡が保てましたわ」

筑摩「心の均衡とはどういうことでしょうか?」ムギュッ

足柄「何よ、今更一緒に寝るのがはずかしいとか言うわけじゃないでしょ?」プルン

愛宕「何か精神的に辛いことでもあったの? 私が相談に乗るわよ〜」ブルン

熊野「その胸ですわよ! 胸! なんですの、そんなに揺らしてはしたない!」

愛宕「ええ〜、わざと揺らしてるんじゃないわよ〜」

熊野「明らかに不自然な揺れ方をしているじゃありませんの!」

愛宕「これはブラを外しているからよ〜むしろ自然な揺れ方じゃないかしら」

熊野「なんで外すんですの!? そんなに大きいならずっとつけておけばいいですのに!」

愛宕「だってぇ、窮屈なんだもん」

足柄「まあ確かにねぇ。時々わずらわしく感じることはあるわ」

筑摩「ええ。身だしなみとしてつけていますけど、艦娘には実際不要ですし」

熊野「要りますわ! 絶対要ります! 付けてないと揺れて鬱陶しいですわ! わたくしの気が散りますの! いやでもつけてもらいますわ!」ガバッ

愛宕「や〜ん! やめて熊野ちゃん〜!」
987 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 23:11:17.98 ID:p1zMAJWXo
熊野「はぁはぁ……」

愛宕「もぉ、ここに持ってきてないから脱がしても付けられないって言ったのに」

熊野「わたくしのを使えばよろしいですわ! わたくしならつけなくても揺れませんもの!」

足柄「つけなくても揺れない人のが愛宕に使えるわけないでしょうが」

熊野「うるさいですわ! なら揺れないようにわたくしが全部削いで差し上げます!」

筑摩「落ち着いてください熊野さん」

熊野「ぐぬぬぅ〜、なんでわたくしはこんな。鈴谷は大きいのに……」

愛宕「熊野ちゃんはどうしてそんなに胸にこだわるのかしら?」

熊野「だって、女同士ですのよ? いくら……あ、あれがあれでも意味がないから、抱き心地よくなりたいじゃありませんの」

足柄「あれがあれって何よ。いや、なんとなくわかるけど」

筑摩「胸だけで決まるものではありませんよ」

熊野「ですが、わかりやすいじゃありませんの。お腹をくっつけられても嬉しくないですが、胸ならば違うはずです」

愛宕「どうかしら〜、お腹でも喜ぶ人は喜ぶんじゃないかしら〜」

熊野「あかりは喜びませんの!」

足柄「あの子くっつかれるの好きだから喜びそうだけど」

筑摩(今更ながらお相手が提督であることに誰もツッコまないんですね)
988 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 23:21:49.65 ID:p1zMAJWXo
熊野「それにあの子は大人な人が好みなんですわよ」

足柄「そうみたいね」

熊野「胸の大きい人と小さい人、どちらが大人っぽいかと比べれば十中八九前者が勝ちますわ」

愛宕「う〜ん、まあそうねぇ。母性の象徴だものねぇ」

筑摩「ですがそれは憧れているという話で、母性に甘えたいというわけではないのでは?」

熊野「いいえ。あかりは大人に憧れてはいるものの、まだ甘えたがりの女の子ですわ。母性が強い人にも惹かれるはずです」

足柄「母性、母性かぁ。どうやったら出るものなの?」

愛宕「う〜ん、意図して出せるものじゃないわよ〜」

筑摩「そもそもどういうところに感じるかは、人それぞれな気がしますしね」

熊野「ですが大きければ少なくとも想起させられます! その点であなた方は勝っているんですわ!」

足柄「いや、でも雲龍に母性は感じないけど」

熊野「うっ」

筑摩「大きければ母性が出るというものではありませんね」
989 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 23:28:41.63 ID:p1zMAJWXo
愛宕「小さい頃からずっと一緒だったりすると、母性というか甘えやすくはなるかもね〜」

熊野「小さい頃から一緒、姉ですわね」

足柄「姉かぁ、あの子の姉ねぇ」

筑摩「確か本当にいると聞きましたが」

熊野「ええ。断片的に聞いた話から考えられるのは、あかりのことを溺愛しているらしいということですわ」

愛宕「うふふ、でもわかるわぁ。提督可愛いから、あんな子が妹だったら私も溺愛しちゃいそう」

足柄「溺愛するかどうかは置いといて、仲が悪くなることはなさそうよね」

筑摩「あまり邪険には扱えませんよね」

熊野「あかりと姉妹。もしわたくしがそうだったら、どんなふうな関係になっていたんでしょうか……」

足柄「さあねぇ、今とはかなり環境が違うから、どうなってたことやら」

熊野「わたくしのビジョンとしてはこうですわ」
990 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/24(日) 23:43:20.39 ID:p1zMAJWXo
「赤座さん、付き合ってください!」

熊野「お断りいたしますわ。わたくし、心に決めたお相手がいますの」

熊野(わたくしは赤座熊野。普通の高校に通う、普通の高校生)

熊野(普通と違うところがあるとすれば、人より少々ばかり殿方に懸想されることが多いこと)

熊野(心に決めた相手がいる身としては困るだけですので、ここも普通にしてほしかったですけど)



熊野「まったく、ぐちぐちと食い下がってきて。すっぱりと断ったのだから、脈なしとわかるじゃありませんの」

熊野「おかげでこんな時間になってしまいましたわ。まだいるでしょうか」

あかり「あっ、熊野お姉ちゃん!」

熊野「あかり!」

熊野(この子はわたくしの妹である赤座あかり。まだ中学生ですが、いつもこうしてわたくしの帰りを校門前で待っていてくれておりますの)

熊野「ごめんなさいあかり、ちょっと用事があって」

あかり「また告白?」

熊野「そうですわ。今日のは本当にしつこくて」

あかり「それだけ熊野お姉ちゃんのこと好きだったってことだよぉ」

熊野「どれだけ好かれようがわたくしの気持ちは揺らぎませんわよ」

あかり「一途だね」

熊野「ありがとうございます。さあ、では帰りましょうかあかり」

あかり「最上お姉ちゃん達は?」

熊野「お姉様達は部活。鈴谷もお友達と遊びに行きましたわ」

あかり「そっかぁ、じゃあ今日は2人だね」

熊野「ええ。ほら、あかり手を」

あかり「うん!」ギュッ
991 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:05:57.11 ID:JXM+M/gSo
あかり「ただいま〜」

熊野「今日はお母様もお父様もいませんわよ」

あかり「あれ、そうだったっけ?」

熊野「朝言ってたじゃありませんの。鈴谷もたぶん晩御飯は外で食べてくるはずですわ」

あかり「くまりんこお姉ちゃん達も部活は長いから、お家の中でも2人きりだね」

熊野「そう、今日は当分2人きりですわ、あかり……」グイッ

あかり「あっ、んっ……」チュッ

熊野「んっ……はぁ……」

あかり「お姉ちゃん、いきなり、だめだよぉ、こんなところで……」

熊野「今日は誰もいないと話したばかりじゃありませんの」

あかり「だからって……せめて着替えてからに……」

熊野「どうせ脱ぐんですから、着替える必要などありませんわ……」パサッ

あかり「んんっ、お姉ちゃんったらしょうがないよぉ」



あかり「んっ、うぅっ……」

熊野「はぁ……こういう機会でもなければ、家族の目を気にしてしなければならないのが、わずらわしいですわ」クニクニ

あかり「ひゃっ、あっ……」

熊野「だから高校生になったら1人暮らししようと思っていましたのに。まだ早いだなんて」

あかり「んぁっ……高校生で、1人暮らしは、ぁっ、早いよぉ」

熊野「結衣は中学生でやってるじゃありませんの」

あかり「結衣ちゃんはっ、んんっ……親戚のところだし……」

熊野「うちにもいればよかったのに……ところで、あかり。少し大きくなりました?」

あかり「そ、そうかな……?」

熊野「そうですわ、大きくなってます。わたくしは一向にならないというのに、ずるいですわ!」ムニムニ

あかり「ひゃっあっ……! お、お姉ちゃんがそうやって、触るからだよぉ……」

熊野「わたくしだってあかりに触られてるじゃありませんの!」

あかり「ぁっ……! それは、あかりが、お姉ちゃんの触るより、お姉ちゃんがあかりの触ってる方が、多いから……」

熊野「そんなに触ってますかわたくし?」

あかり「あんっ……膝に乗せたら、ずっと……今だって、ちゅーしてる、ときも……」

熊野「あかりが可愛すぎるのがいけないんですわ!」

あかり「ひゃああっ……!」

熊野「ふふっ、そういうことなら今日は、あかりがわたくしにする日にしましょう。ほら、こっちを向いてくださいなあかり」

あかり「う、ん……」

熊野「ずっと、あかりに触れてもらいたくて、うずうずしていますのよ……さっ、あかりの手で、わたくしの胸を育ててくださいな……」
992 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:13:25.99 ID:JXM+M/gSo
熊野「……そして、戸惑いがちなあかりの手がわたくしの先端に――」

足柄「はいストップ」

熊野「なんですの今からがいいところですのに」

足柄「いや、あんたの妄想話のいいところなんか聞きたくない」

愛宕「あらあら、欲望がだだ漏れね〜」

足柄「人よりモテるってところが特に」

熊野「それは厳然とした事実ですわ! わたくしがモテないはずがないですもの!」

足柄「例えそうでもそういうこと自分で言っちゃうのはいただけないわね」

熊野「いいじゃありませんの! 多くの殿方から言い寄られながらもあかりを選び続けることで、わたくしの一途さが際立つんですの!」

愛宕「私達に際立たせても〜」

筑摩(なんでこんな、はずかしげもなく言えるの? こういう想いは普通秘めるもので……)
993 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:25:13.07 ID:JXM+M/gSo
足柄「妄想の中でもしっかり最上型だったわね」

熊野「そこは残しておきませんと」

愛宕「提督を入れて5人姉妹ね〜うちもだわ〜」

足柄「妙高型でもそうなるのか。ううん、5人姉妹って中々多いわよね」

熊野「筑摩さんの場合はあかりを入れて3人姉妹ですわね」

筑摩「ええ、利根姉さんとあかり姉さんです」

愛宕「姉さん?」

筑摩「あっ、いや、その、姉さんしかいないからつい」

足柄「あの子は姉さんってタイプじゃないでしょ」

熊野「ですわ。あかりは完全に妹とした方が映えるタイプですわ」

筑摩「そうですか? 天真爛漫な姉というのもよいものかと」

愛宕「利根さんがそんな感じだものね〜」

足柄「だから姉さんなんて」

筑摩「だ、だからそれは咄嗟に出てきただけなんです!」
994 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:37:40.50 ID:JXM+M/gSo
愛宕「気がつけば提督の話ばかりしてるわ〜。他のことも話しましょうよ〜」

熊野「他のことって?」

愛宕「そうねぇ〜、こういうとき普通の女の子はどういうこと話すのかしら?」

足柄「あれじゃない、あのドラマが面白かったとか」

熊野「今時の子がそういう話しますの?」

足柄「いや知らないけど」

愛宕「占いとかそういうスピリチュアルな話も好きらしいわ」

筑摩「占いと言われましても、私達星座も血液型もありませんよ」

足柄「じゃああれよ、恋バナっていうの。恋愛の話なんでしょ?」

熊野「ある意味で恋愛の話はしていますわ」

愛宕「なら普通の女の子っぽい会話ができてるってことかしらね〜」

筑摩「いえ、それ絶対にないです」
995 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:54:07.11 ID:JXM+M/gSo
熊野「ふん、いつもと違う話はできた気がしますわね」

足柄「いつもこんな話しかしなかったらさすがに距離置くわよ」

愛宕「うふふ、まあそういうこと言ってくれるだけの信頼は得てると考えておくわ〜」

筑摩「ではもうそろそろ寝ましょうか」

足柄「そうね、もういい時間だわ」

愛宕「今度は古鷹さん達も含めた重巡全員でやりたいわね〜」

熊野「そういえば愛宕さん。なんでわたくしだけちゃん付けなんですの?」

愛宕「ん〜、なんでかしら? さんよりちゃんの方が似合う、から?」

熊野「胸のこと言ってます? 言ってますでしょう!?」

足柄「はいはい被害妄想激しいわよ。そういうところがさんじゃなくてちゃん付けされる所以じゃない」

熊野「くっ……」

筑摩「はい、それでは電気を消しますよ」プツン

熊野「はぁ、あかり……」

足柄「いいから寝て、さっきの妄想の続きでも見てなさい」

愛宕「うふふ、私だったらどんな姉妹になるかしらぁ」

筑摩(利根姉さんとあかり姉さん、姉さんが2人いたら……)

足柄(羽黒がすごい甘やかしそうね。那智姉さんは厳しくするかしら? でも以外にでれでれしてたり? 妙高姉さんは……)

熊野(本当の姉妹じゃなくて、近所に住むお姉さんならいけますわ! よし、この設定で夢見られるように念じておきましょう!)

愛宕(みんな同じ子のことを想ってるのに、修羅場にならない辺りはあの子の人徳かしらね〜)

愛宕(私も姉妹になれる夢を見れるように願いながら、今日は寝ましょうか……)
996 : ◆aIl2cyLheeQT [saga]:2016/04/25(月) 00:56:25.15 ID:JXM+M/gSo
今回はここまでです
レス的にもう足りないので次の小ネタは次スレで書きます

本当は全員分の姉妹ネタを書こうと思ってたんですが時間とレス数が足りませんでした。

>>1000の小ネタはいつも通りifでも他鎮守府の話でもちょいエロでも、○○が着任などの本編に関わるのでもOKです
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 00:59:02.03 ID:L6OM2Utyo
乙です
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 01:17:49.74 ID:jYNQA/8T0
乙ksk
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 01:22:31.88 ID:ITPG95xuo
乙 >>1000なら熊野にアメと改造
1000 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2016/04/25(月) 01:22:39.35 ID:7c+jNTUnO
>>939に千代田追加で
1001 :1001 :Over 1000 Thread
____   r っ    ________   _ __
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| |_| | _| |_| |_| |_  | | | r┐ r┐ | | | /  |   | レ'´ /  く`ヽ,__| |_| |_ !┘| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|‐┘
| r┐| |___  __|. | | | 二 二 | | |く_/l |   |  , ‐'´     ∨|__  ___| r‐、 ̄| | ̄ ̄
| |_.| |   /  ヽ    | | | |__| |__| | | |   | |  | |   __    /`〉  /  \      │ | |   ̄ ̄|
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 ̄ ̄ く_/   \ `フ |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |   | |  |____丿く / <´ /   `- 、_// ノ\  `ー―--┐
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渋谷凛「卯月の誕生日を」本田未央「祝いたい?」 @ 2016/04/24(日) 23:32:11.95 ID:CtJk1nQM0
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