八幡「神樹ヶ峰女学園?」

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34 : ◆JZBU1pVAAI [saga]:2016/12/08(木) 23:47:20.27 ID:VKkpR1Mr0
少し走ってなんとか少女を捕まえることができたが、

少女「見て見ておにちゃん!ほんとにおおきな動物だね!」

時すでに遅く、少女は大型イロウスを見つけてしまっていた。だが、大型イロウスのほうはまだ少女に気づいていない。冷静になれ俺、ここでイロウスに気づかれたら終わりだ。慎重に慎重に

八幡「さぁ、いい子だからここから離れよう。この動物は本当に危ないんだぞ。さて、おにいちゃんはもうあっち行くからなぁ」

少女「待って!あたしも一緒に行く!」

少女は俺の言葉を聞いてこっちへ歩いてきた
よし、なんとかこの子を連れ出すことができた。あとは見つからないように星月のいる方角へ逃げるだけだ

八幡「うん、いい子だ。じゃあおにいちゃんと行こうか」

少女「うん!あ、おにいちゃん!あそこに小さな動物がいっぱいいるよ!」

恐る恐る少女が指さす先を見ると

八幡「ウソだろ…」

今にもこちらに襲い掛かろうとしている小型イロウスの群れがいた

八幡「やばい。早く逃げるぞ!」

俺は少女を担ぎ上げるとイロウスがいない方へ全速力で逃げた

少女「あはは!速い速い!」

これは最悪の事態だ。こうならないために先に村の人の安全を確保したかったのに、結果非常にまずいことになってしまった

八幡「くそっ、どうにかして逃げきらなきゃ」

後ろを振り返るとこの騒ぎで大型イロウスまでもが俺たちの存在に気づいたらしく、すさまじい唸り声をあげてこっちへ向かってきた

八幡「万事休すだな…」

そしていつの間にか逃げる方角には小型イロウスが数匹俺たちを待ち伏せている。だが、もう逃げ道は残されていない
せめてこの子だけでも逃がしてやりたいが、これまでこの子を抱えて走ってきたことで体力は残っているわけもなく、打開策を考えることもできない

八幡「はは、俺の命もここまでか…」

まぁ少女を守りながら死ぬってのも悪くないかな…ぼっちな俺にしてはいい最期だろう

「やぁぁぁ!」

ザシュザシュザシュ!

一瞬にして目の前の小型イロウスの群れが消えた

「ダメだよ比企谷くん諦めたら。言ったよね?比企谷くんは私が守るって」

八幡「星月……」

みき「遅れてごめんね比企谷くん。でももう大丈夫だよ!私がイロウスをやっつけるから!」
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