【艦これ安価】大淀「提督、艦娘たちがグレました」

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24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:05:20.23 ID:zAekRGXt0
択捉
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 00:19:11.43 ID:iFnq7tqp0
由良:グレ度33(小グレ)


由良「はぁ……」

提督「由良か。初霜よりはグレてなさそうだけど」

提督「行ってくるよ」スタスタ

大淀「いってらっしゃい」ヒラヒラ

――――

提督「由良」

由良「え? 提督さん!?」

提督「久しぶり。1か月も鎮守府を留守にしてしまって申し訳ない」ペコリ

由良「ほ、本物ですか?」

提督「頭からつま先まで本人だよ」

由良「……心配したんですよ……」

由良「由良、とっても心配したんです!」

提督「すまなかった! 他の仕事が忙しくて顔が出せなかったんだ!」ペコリ

由良「連絡くらいくださいよ!」

提督「その通りだ。俺はバカだった」

由良「……」

提督「由良、本当にごめん。謝ることしかできない」

由良「……怪我したとかじゃないんですね」

提督「ああ」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 00:31:48.99 ID:iFnq7tqp0
由良「病気でもないんですね」

提督「ピンピンしてるよ」

由良「よかった……それを確認できてほっとしました」

提督「……!」

提督(初霜もそうだったけど、みんな俺の身を案じてくれて……)

提督(連絡を入れなかった自分を殴りたくなってくる)

提督「由良!!」ガバッ

由良「えっ? なんで土下座なんか……!」

提督「それほどのことをしたからだ。こんなに心配してくれているのに、俺は……!」

由良「いいんです、お体が無事だったなら…」

由良「いや……本当に心配したし、土下座くらいしてもらっても……」

提督「土下座じゃ物足りない。何かして欲しいことはあるか?」

由良「して欲しいこと?」

提督「償いがしたいんだ! 心配させてしまった償いを!」

提督「望むことがあれば何でもするぞ!」

由良「何でも……? ほ、本当にいいんですか?」

提督「ああ!」

由良「……」


↓2 由良の要求 コンマをグレ度からマイナス
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:33:40.58 ID:8Xjns1l90
提督の手料理が食べたい
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:35:46.54 ID:apubreNDO
デート
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 00:41:50.95 ID:iFnq7tqp0
33−54=0



由良「ふ、ふーん……何でもいいんだ」

由良「じゃあデートしてください」

提督「お安い御用だ」

由良「いいんですか? デートですよ?」

提督「むしろデートして欲しいくらいだ。行先はどこにする?」

由良「ま、待ってください。考えます」

由良(遊園地もいいし水族館もいいな。映画を観たりお買いものしたり)


↓1 デートの行先
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:42:26.21 ID:Ftna8XoXO
スーパー銭湯
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:43:48.99 ID:iFnq7tqp0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:48:06.68 ID:8Xjns1l90
乙ー
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:49:45.67 ID:iFnq7tqp0
書き忘れていました
艦娘のグレ度は

1〜35 小グレ

36〜70 中グレ

71〜00 大グレです

あまり意味ないかもしれません

10人くらいを目標にしているので、お付き合いいただけると幸いです
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:50:47.10 ID:apubreNDO

スーパー銭湯デートって意外とアリなんだろうか?
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 00:56:29.93 ID:s/vCBEeko
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 01:02:02.17 ID:G7RoeWNq0
おつ

1ならぐれず、100なら特大がいいかも
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 02:05:19.92 ID:BNXGYljyO
銭湯デート……つまり背中の流し合いをご所望とは
一気に距離をつめようとしてきたな
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 10:27:27.83 ID:Xz3O0KeR0
貸し切りの家族風呂なら…
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 20:56:29.50 ID:iFnq7tqp0
>>36
そうします、ご意見ありがとうございます
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 21:24:22.30 ID:iFnq7tqp0
由良「あっ! そういえば、本土に新しいスーパー銭湯ができたらしいですね。ねっ」

由良「そこに行きましょう!」

提督「銭湯? 別々になるけどいいのか?」

由良「はい! 早速今から行きましょう」

提督「分かったよ。準備してくる」

――――

提督(しかし、スーパー銭湯でデートとは予想外だったな)

提督(由良まだかな)

由良「だーれだ」スッ

提督「うおっ……! 由良?」

由良「大正解です。よく分かりましたね」

提督「そりゃ分かるよ、ずっと聞いてる声なんだから」

由良「1か月お留守だったので、『聞いてた』の方が正しいんじゃないですか?」

提督「うっ……責められても仕方ないとはいえ、心に来る……」

由良「ごめんなさい。もう言いませんから」フフ

由良「さて、出発しましょうか! はいっ」スッ

提督「この手は?」

由良「だーれだ、に正解したので由良と手を繋ぐ権利をゲットですよ」

提督「繋ぐのか……恥ずかしいな」

提督(他の艦娘に見られる可能性もあるし)
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 21:25:13.96 ID:/3V3lcAbO
当然混浴もあるんだるぉ?
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 21:42:46.59 ID:iFnq7tqp0
提督(って、そういや大淀が見てるんだった)

由良「提督さん、これはデートなんですよ?」

由良「どこの世界にデートで手を繋がない男女がいるんですか?」

提督(いるだろ普通に)

提督「分かったよ。はい」ギュッ

由良「よし、と。これでデートの準備は全て整いましたね。ね♪」

由良「ゆっくり歩いてお話しながら向かいましょう!」

提督(大淀以外には見られてないよな?)キョロキョロ


大淀「いいなー……」ボソッ

――――

由良「あー、もう到着しちゃいましたね」

提督「噂には聞いてたけど大きな施設だなぁ」

由良「何十種類ものお風呂があるらしいですよ。入りましょう!」グイッ

提督「急かすなって、風呂は逃げないぞ」ハハ

(数分後)

提督「……」

由良「どうしたんですか提督さん?」

提督「いや……まさか一緒に入るとは思わなくて」

由良「ここは水着や、湯浴み着っていう衣服を身につけてお風呂に入る、男女共同の銭湯ですからね」

由良「提督さんが期待してた混浴ができちゃうんですよ」

提督「別に期待はしてなかったけど」
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 21:43:16.30 ID:P0gQq7+Qo
岩盤浴とかですかね?
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 21:55:16.03 ID:iFnq7tqp0
由良「そうなんですか? 由良の水着が見られて嬉しくないですか?」

提督「嬉しい」

由良「ふふ、素直ですね」

提督「似合ってるな。可愛いよ」

由良「ありがとうございます♪」

――――

由良「どうですか提督さん、気持ちいいですか?」ゴシゴシ

提督「ああ……」

由良「由良、提督さんのお背中を流すの楽しみにしてたんです」ゴシゴシ

由良「次は手を洗いますね」ゴシゴシ

提督「……」

提督(いいのか、これ?)

提督(嬉しいけどどこか背徳感を感じる。一応部下と上司の関係だしな……)

由良「はい、終わりですよ!」

提督「ありがとう由良。さーて、お待ちかねの湯船に浸かるかな」

由良「ちょっと待ってください。まだ由良洗ってないので」

提督「あ、そうか。ごめん」

由良「♪」ザバー ゴシゴシ

提督「……」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 22:10:54.67 ID:iFnq7tqp0
提督(不思議な気持ちだ。水着をつけてるけど、やってることは風呂での行為)

提督(由良は普段こんな風に体を洗ってるんだとか色々想像して…)

パカーン!

提督「痛っ!?」

由良「ど、どうしました?」

提督「石鹸が飛んできて頭に」

由良「子供のいたずらでしょうか」

提督(いや、これはきっと大淀だ。姿は見えないけど)キョロキョロ

提督(デートはいいけど気を緩め過ぎるなということか?)

――――

由良「気持ちいいですね。ね♪」

提督「疲れがとれるな」

由良「とれますねー。向こうに岩盤浴もあるらしいですよ」

提督「あとで行こうか」

由良「はい」

由良「……よかった」

提督「?」

由良「提督さんが戻ってきてくれて、本当によかったです」

由良「大変だったんですよ? 資材が足りなくなったり、艦娘たちが荒れだしたり」

提督「荒れた件は耳にしてる」

由良「このデートが終わったら、由良みたいにケアしてあげてくださいね」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 22:25:56.41 ID:iFnq7tqp0
提督「そのつもりだよ。責任は全て俺にあるから」

由良「……本当はひとりじめしたいけど……」ボソッ

提督「なに?」

由良「何でもないです。そろそろ次のお風呂行きましょう!」ザバッ

提督「あ、ああ……そうだな」

――――

(1時間後、鎮守府)


由良「提督さん、ありがとうございました。楽しかったです」

提督「俺も楽しかったよ」

由良「またデートにお誘いしてもいいですか?」

提督「もちろんだよ。遊びに行こう」

由良「約束ですね。ね♪」ニコッ

由良「それじゃあ由良はこれで」スタスタ

提督「ああ」

提督(……由良の水着姿が脳裏に焼きついて離れない)

提督(また行きたいな、スーパー銭湯)ボー


大淀「とても楽しんでましたね」

提督「!!」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 22:43:07.39 ID:iFnq7tqp0
提督「お、大淀……!」

大淀「後ろから声をかけただけで、そんなに驚きます?」

提督「いや、ごめん……違うんだ。由良とのデートで気が緩んでしまって」

提督「他の艦娘にも気を配らなきゃいけないのに、デートが楽しくて我を忘れてたよ……ごめん」

大淀「いいじゃないですか別に」

提督「えっ」

大淀「由良さんが望んだデートなんですから、心から楽しまないとダメですよ」

提督「怒ってないのか?」

大淀「怒る必要がどこに」

提督「石鹸を投げつけてきただろ」

大淀「あれは……手元が狂って提督の方に飛んでいっただけです」

提督「それにしては勢いがあったけどな。全力でぶつけにいった結果だと思うぞ」

大淀「そんなに強く投げてないですって! ちゃんと軽く…」

提督「……」

大淀「あっ」

提督「なんで投げたか理由を教えてくれ」

大淀「そ、それはその……」アセアセ

大淀(嫉妬したからなんて言えるわけ……、ん?)

大淀「あ! 見てください提督、↓2が歩いてますよ!」

提督「話を逸らすな!」

大淀「今は私のことより、他の艦娘を優先しないと。そうでしょう?」


↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 22:44:46.27 ID:uix9KSKv0
扶桑
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 22:44:47.56 ID:mdDXBbNE0
山雲
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 22:44:48.05 ID:zAekRGXt0
択捉
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 22:44:50.11 ID:ODtX7NADo
伊168
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:03:17.57 ID:iFnq7tqp0
山雲:グレ度56(中グレ)


山雲「……」プクー

大淀「ほら、早く山雲ちゃんのもとへ行ってあげてください」

提督「なんで頬を膨らませてるんだ」

大淀「不機嫌になると頬を膨らませるタイプですね」

提督「普通は怒ったらじゃないのか?」

大淀「私に詳しいことを聞かれても。とにかく不機嫌なことには変わりありません」

大淀「ちゃんと謝ってくださいね」

提督「ああ、行ってくる」スタスタ

大淀(話題逸らし成功)ホッ

――――

提督「山雲」

山雲「!!」

提督「1か月ぶりだな……留守にしてごめん」

提督「提督以外にも仕事をしてて、忙しくて顔を出せなかったんだ」

山雲「……」

提督「せめて連絡を入れればよかった……とても反省してるよ」

提督「本当にごめん!」ペコリ

山雲「……」
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:22:19.64 ID:iFnq7tqp0
山雲「許しませーん」

提督「!」

山雲「1か月という期間、司令さんがいなくて、山雲たちはすごく寂しい思いをしたの〜」

山雲「すごく心配したの〜」

提督「ああ、そのことについて謝りたいんだ。俺はお前らをほったらかしにしてた」

提督「とても重い罪だ。ちょっとやそっとじゃ許してもらえないだろう」

提督「そもそも許してもらうことができないかもしれない」

山雲「……」

提督「だけど俺は頭を下げ続ける。結果はどうなろうといい、これが俺の今の気持ちなんだ」

提督「お前たちに謝りたい……それだけだ」

山雲「……」

提督「あと、償いをしたい」

山雲「?」

提督「償いだよ。俺は山雲を不安にさせてしまった」

提督「その不安を少しでも取り除きたいんだ。罪滅ぼしがしたいんだ!」

山雲「罪滅ぼし〜?」

提督「ああ! どんな願いでも聞くよ、何でも言ってくれ!」

提督「それで山雲の、俺に対する気持ちが少しでも晴れてくれれば充分だ」

山雲「なんでも……か〜……」


↓2 山雲の要求 コンマをグレ度からマイナス
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:02.86 ID:pQCcI5610
踊れ提督!死のダンスを!!
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:04.73 ID:1OrudiyM0
羊とモフモフしたい
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:05.02 ID:KW6jM5Y4O
山雲の育てた野菜全部食べて
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:05.30 ID:1OrudiyM0
羊とモフモフしたい
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:31.11 ID:CE8JxJy90
朝雲姉がー
どこ探してもー
いないのー

ねー♪(未邂逅)
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/17(火) 23:28:56.60 ID:1OrudiyM0
連投すまん
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:43:18.63 ID:iFnq7tqp0
56−73=0


山雲「……羊……」

提督「羊?」

山雲「モフモフしたーい」

提督「羊をモフモフしたいのか?」

山雲「そうですー」

提督(怒ってると思ったけど、実はそんなに? いや、羊が好きなのか?)

提督「任せてくれ! 知り合いが牧場を持ってて、そこに羊がいるから思う存分モフモフできるぞ!」

山雲「本当ですか〜?」

提督「ああ、すぐに出発しよう! 支度してくれ!」

山雲「えへ♪ 楽しみ〜♪」

――――

山雲「山を登るんですね〜」

提督「頂上付近にあるんだよ。牧場から見える景色は最高だぞ」

山雲「わくわくー」

山雲「……司令さんってー、車を運転できたんですねー」

提督「一応な。海に囲まれた生活してるし、披露する機会がないから知らないのも無理ない」

山雲「カッコいいですねー」

提督「へ?」

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/17(火) 23:52:29.54 ID:iFnq7tqp0
山雲「車を運転できるってカッコいいですー」

提督「はは……下手な部類なんだけどな。もっと上手い人はいるし」

提督「よーし着いた。広いだろ」

山雲「わぁー……!」キラキラ

提督「車を停めたら、真っ先に羊を見に行こう」

――――

メェェー メェェー

山雲「……」

提督「たくさんいるなー」

山雲「……」

提督「どうした、モフモフしないのか? 目の前にいるぞ」

山雲「噛んだりしないー?」

提督「大丈夫だよ」

山雲「……」ドキドキ

サワサワ

山雲「触れたー!」

提督「モフモフしてるか?」

山雲「はいー、モフモフ、ふかふかですー♪」モフモフ

提督「俺も触ってみようかな」

サワサワ

羊「メェェェ!」

提督「おわっ!?」ビクッ
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:05:11.97 ID:lcrXybsG0

ドスンッ

提督「痛てて……尻を強打した……!」

山雲「ぷっ」

山雲「ふふふ、驚きすぎー」クスクス

提督「今のは驚くだろ……なんで山雲はすんなり触れるんだ?」

山雲「モフモフさせてくれるわー♪」モフモフ

提督「懐いてるのかな」

山雲「司令さんの触り方が悪いのー。もっとそーっと触らないとー」

提督「よーし、やってみるか」

――――

山雲「なんとか1回触れましたねー」

提督「俺、動物に嫌われる性質なのか……?」

山雲「心から仲良くなりたいって思えばいいんですよー」

山雲「山雲に心から謝ってくれたようにねー」

提督「!」

提督「つ、伝わったか? 俺の謝罪の気持ち」

山雲「心がこもってたわー。でも、許すのにちょっと時間が必要だったのー」

山雲「さっきやっと気持ちが落ち着いたからー」

提督「時間なんていいんだよ。許してくれるならこれ以上の事はない」

提督「もうあんなに留守にすることは絶対ないから」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:11:42.68 ID:lcrXybsG0
山雲「絶対にー?」

提督「絶対だ」

山雲「そのプリンに誓えるー?」

提督「誓うよ」

山雲「一口ちょうだーい。あーん」

提督「どうぞ」スッ

パクッ

山雲「美味しいー♡」

提督「だろ? ここのプリンは絶品なんだよ」

提督「山雲のアイスも人気なんだぞ」

山雲「一口あげるー」

提督「え? 俺はいいよ、山雲が食べてくれ」ハハ

山雲「これは誓いの儀式なのー。司令さんがアイスを食べてくれれば成立するのー」

提督「そういうことなら貰おう」

パクッ

山雲「美味しいー?」

提督「うん、美味い!」

山雲「ふふー」ニコニコ

提督「帰り道、ちょっとドライブしてくか」

山雲「ドライブー? さんせーい♪」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 00:50:19.00 ID:lcrXybsG0

――――

山雲「もう鎮守府に着いちゃったー」

提督「時間が経つの早いな」

山雲「司令さーん。山雲、また羊をモフモフしに行きたいなー」

提督「いいな。いつでも言ってくれ、連れて行くから」

山雲「今度は姉妹も一緒にー」

提督「計画を練らないとな」フフ

山雲「山雲たちが考えるわー♪ 決まったらお話するからー」

山雲「それじじゃあまたあとでー」ヒラヒラ

提督(あとでって、今日中に決めるつもりか?)ヒラヒラ

提督(にしても頬も元に戻って、本当に機嫌を直してくれたみたいだ……よかった)


大淀「山雲ちゃん満面の笑みですね」

提督「大淀……。ああ、笑顔になってくれてよかったよ」

提督「もう不機嫌にさせるようなことはしないと誓った」

大淀「頬膨らませてるの可愛かったですけどね」

提督「それは思う。でも笑顔の方が何倍もいいよ」

提督「ん? あれは……↓2だ」

大淀「演習終わりのようですね」


↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:51:27.22 ID:t2Mw6+CaO
対馬
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:53:11.48 ID:6WAz0hIG0
大鯨
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:55:38.56 ID:lcrXybsG0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 00:58:00.14 ID:LfI2yQAO0
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 01:36:26.36 ID:g7uB8pSFO

大淀さん某SSみたいに最後の最後に提督をかっさらっていきそう
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 07:47:51.74 ID:9QQAtf5H0
おもろいやん
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 10:30:58.82 ID:vpt86dYco
おつー
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 21:05:05.60 ID:lcrXybsG0
>>69
なるべくそういうことが無いよう気をつけます…
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:02:18.45 ID:lcrXybsG0
大鯨:グレ度48(中グレ)


大鯨「……」

提督「元気がないな」

大淀「原因が言わずもがな提督ですけどね。早く声をかけてあげてください」

提督「ああ」スタスタ

――――

提督「大鯨」

大鯨「……提督……?」

提督「1か月も留守にしてすまなかった」ペコリ

大鯨「……」

スタスタ

提督「お、おい! どこ行くんだ?」

大鯨「知りませんっ」プイッ

提督「待ってくれ大鯨! 悪かった!」ガシッ

提督「全部俺のせいだ……知らんぷりされても仕方ない」

大鯨「ごめんなさい。今急いでるので」

提督「ち、ちょっとでいいから話を聞いてくれないか!」

提督「怒ってるよな? 当然だ、連絡もよこさず1か月も不在だったんだ」

提督「反省してるよ……他の仕事が忙しかったとはいえ、お前たちに酷いことを……」

大鯨「他のお仕事?」

提督「提督業の他にもいくつかやってるんだよ」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:17:45.11 ID:lcrXybsG0
大鯨「どんなことをしてるんですか?」

提督「プロデューサーとか団長とかマスターだ」

提督「たまに監督や決闘者としても行動してる」

大鯨「よ、よく分かりませんけど、たくさんありますね……」

大鯨「てっきり美人な女の人と毎日イチャイチャして、私たちのことを忘れてるんだと思いました」

提督(当たらずとも遠からず)

大鯨「……何ですかその顔」

提督「え」

大鯨「まさか、本当に女の人と……?」

提督(目から光が消えた!?)

提督「してないしてない!! イチャイチャなんてしてない!!」ブンブンブン

大鯨「そうですか」

提督(詳細を聞かれたらヤバいかもしれない)

提督「何はともあれ、心配をかけてしまったから面と向かって謝罪をしたかったんだ」

提督「あと償いもしたい」

大鯨「つぐない……?」

提督「お詫び……って言い方はおかしいかもしれないけど、何でも言うことを聞く」

提督「大鯨の仕事を手伝ったり、代わりに買い物行ったり、本当に何でもいいんだ」

提督「どうか俺に罪を償わせてくれ」

大鯨「なるほど。そういう……」

大鯨「分かりました。私のお願いを聞いてください」

提督「ぜひ!」


↓2 大鯨の要求 コンマを深刻度からマイナス
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:20:24.40 ID:0lbD0lNP0
提督業以外のお仕事の詳細を教えてほしい
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:20:26.31 ID:L5Cck9nS0
300坪の土地を貰って畑を耕したい
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:41:50.74 ID:lcrXybsG0
48−31=17


大鯨「300坪ほど土地をいただけますか?」

提督「300坪? 貰ってどうするんだ」

大鯨「畑を耕したいんです。お野菜や果物、お米なんかも育ててみたいなって思ってるんです」

提督「ふむ……」

提督(買うとなると数百万ほどか? 土地によって違うだろうけど)

提督(あ、そうだ)

提督「分かった。300坪でいいんだな?」

大鯨「いいんですか!? ダメもとで言ってみたんですけど」

提督「ここから3キロほど行った場所に無人島があるのは知ってるよな」

大鯨「はい。駆逐艦の娘がよく遊びに行ってますよね」

提督「あそこはどうかな。耕しやすいように土地を切り開いておくから使ってくれ」

大鯨「でも、あの無人島は綺麗な自然に恵まれてて、手を付けないようにって決めたはずじゃ……」

提督「畑くらいなら島の神様も許してくれるさ」

大鯨「本当にいいんですか……?」

提督「うん」

大鯨「あ、ありがとうございます! 早速開拓の準備を進めないと!」

大鯨「……あの」

提督「?」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 22:48:03.29 ID:lcrXybsG0
大鯨「欲張りかもしれないですけど……もう一つだけいいですか?」

提督「あ、ああ。気が済むまで言ってくれ」

大鯨「すみません……」

提督「謝らないでくれ。俺が悪いんだから」

大鯨「えっと……」


↓2 大鯨の要求その2 コンマをさらにマイナス
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:50:30.23 ID:28hRkhcxo
一緒に住みましょう?
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:50:56.24 ID:RFGA0+4c0
どうせなら島に自然と調和した村を作るメンバーを募ってほしい
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:50:56.33 ID:3GvA1rUmo
開拓のために艤装の使用許可を申請したい
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/18(水) 22:51:33.91 ID:u2XX08600
秘書官の座
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 22:58:27.73 ID:Q07MD/9m0
いったいどこのD○SH島ですかね……?
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:02:15.69 ID:iJSEyaf/0
メンバーの内の誰かが男の子をパックンチョ()して解体されるのか……
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/18(水) 23:04:09.09 ID:nRjN8mo90
水路とか反射炉とか作り始めそう(D〇SH島感)
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:08:23.06 ID:Y5tWLto90
艦娘(農家)
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 23:19:02.63 ID:lcrXybsG0
17−24=0


大鯨「どうせなら、島に自然と調和した村を作りたいです」

提督「自然と調和した村、か」

大鯨「自然を壊すのではなく、自然を大事に、豊かにするような村です」

大鯨「村を作るという時点で、多少なりとも自然を追いやってしまいますけど、開拓は最小限に抑えます」

大鯨「そこに畑のための道具を置けば作業しやすくなりますし、自然を豊かにする仕組みを作ったり……」

提督「分かった」

大鯨「!」

提督「大鯨なら島を大切にしてくれるだろうし、任せるよ」

大鯨「ありがとうございますっ!」

提督「だけど村を作るとなると人員が必要だな」

大鯨「はい。そこでお願いがあるんですけど、村を作るメンバーを募って欲しいんです」

提督「任せてくれ。厳正な審査をして、しっかり働いてくれる艦娘を選ぶよ」

提督(しかし、村を作るためにメンバーを募る……か。まるで某アイドルの番組だな)

提督(鉄腕DASHじゃなく艦娘DASHだな)

大鯨「早く決まって欲しいな……楽しみ♪」ワクワク

――――

提督「大淀は農作業好きか?」

大淀「なんですか唐突に」

提督「大鯨との会話聞いてなかったのか」

大淀「私も艦娘としての仕事がありますし、そんなにぴったりとくっついてられませんよ」
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 23:27:07.95 ID:lcrXybsG0
提督「そうか。で、農作業や建築的な仕事は好きか?」

大淀「効率の良いやり方とか設計を考えるのは楽しそうですね。作業はあまり」

提督「なるほど」

提督(大淀や明石に計画を練ってもらうのもいいな)

大淀「ところで、大鯨ちゃんの機嫌は直りましたか?」

提督「ちゃんと謝って、元気になってもらえたよ」

大淀「それは何よりです。そういえばさっき、提督が鎮守府に戻って来てるという話を聞きつけたらしく」

大淀「↓2が提督を訪ねると言ってましたよ」

提督「↓2か……様子はどうだった?」

大淀「様子ですか」

コンコン

大淀「あ、噂をすれば」

提督「様子はどうだった? グレてたか?」

大淀「ご自分の目で確認してください」

提督「……どうぞ」

ガチャ


↓2 艦娘1人 コンマがグレ度
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:28:39.89 ID:3GvA1rUmo
大井
90 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/18(水) 23:28:41.56 ID:sNxsfSYwo
扶桑
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/18(水) 23:53:15.79 ID:lcrXybsG0
扶桑:グレ度56(中グレ)


扶桑「失礼いたします……」

提督「扶桑!」

扶桑「提督……お話は事実だったのですね……」

扶桑「1か月の時を経て、鎮守府に帰ってきているという……」

提督「あ、ああ。留守にしてしまい申し訳ない」

扶桑「お仕事なのですよね……? 仕方ありません」フフ

提督「それでも心配かけてしまったからな。連絡も入れなかったし」

提督(な、なんだ? いつに増して、扶桑が暗いオーラに包まれているような)

提督「大淀、あれはどういうことだろう」ヒソヒソ

提督「あれ……大淀?」キョロキョロ

提督(知らぬ間に消えてる!?)


扶桑「それで」

提督「!」

扶桑「本当は?」

提督「え……」

扶桑「本当は、どうお過ごしになっていたのでしょうか」

扶桑「愛らしい女性と逢引きなさっていたとか、ね……? 本当のことをおっしゃって」ゴゴゴゴ

提督「!?」

提督(見間違えじゃない! 扶桑のオーラが、いつもより黒く……!?)ガタガタ
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 00:09:46.56 ID:wa9ei11J0
扶桑「その方、艦娘たちのことを忘れるほどの魅力をお持ちなのですか?」

提督「し、信じてくれ! プライベートで女性とは会ってないよ!」ガシッ

扶桑「っ!」

提督「この目を見てくれ扶桑。俺は決して恋愛にかまけていたんじゃない」

提督「仕事が忙しかったんだ……連絡することも忘れ、あれやこれやと熱中してしまって……」

提督「俺は嘘偽りない事実を言ってるよ」

扶桑「……提督……」

扶桑「すみません……私ったら、提督を疑うようなこと……」シュン

提督「悪いのは扶桑じゃない、俺なんだ。誤解させてしまうような事をした俺が悪い」

提督「すまなかった。自分がしてしまったこと、悔やんでも悔やみ切れない……」ペコリ

扶桑「いいんです……こうして帰ってきてくださっただけで……」ニコッ

提督「そうはいかない。俺が扶桑にしてしまった行為は重い罪だ」

提督「何か罪滅ぼしをしたい。させてくれないか?」

扶桑「どういうことでしょう?」

提督「何でも言うことを聞く。扶桑の望みを叶える」

提督「それで扶桑の気が晴れるかは分からない。でも、少しでも足がかりになってくれれば充分なんだ」

扶桑「……」

提督「頼む、望みを言ってくれ」

扶桑「……何でも、よろしいのですか?」

提督「ああ」


↓2 扶桑の要求 コンマをグレ度からマイナス
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:14:30.61 ID:4w144c8P0
扶桑改(中破ホロ)36枚
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:15:44.93 ID:jT1Zyxa7o
膝枕させろ
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:16:06.68 ID:0ssFCrFa0
昨日最上が家出してしまったので一緒に探してください
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 00:45:23.65 ID:wa9ei11J0
56−93=0


扶桑「それでは……膝枕させてください」

提督「膝枕か」

扶桑「何でもよろしいのですよね。まさか、今更断ることなどしませんよね……?」

提督「いや、そのくらいなら二つ返事でオッケーだよ。というか膝枕だけでいいのか?」

扶桑「膝枕だけ……? 提督、お言葉ですが……」

扶桑「私がどれだけ提督に膝枕をしてさしあげたいと思っていたか、ご存知ですか?」

扶桑「提督がお仕事でへとへとに疲弊している様子を見て、この膝で安らぎを与えたいと」

扶桑「この膝の上でくつろいでいただきたいと、どれだけ願っていたか……」

提督「まさかそんな熱く秘めた思いがあったとは。言ってくれれば喜んで言葉に甘えたのに」

扶桑「だって……色んな方が提督に詰め寄るので、隙がなかったですし……」

提督(そういえば休憩中は、お茶会だったり駆逐艦が肩を揉んでくれたり色々してくれてたな)

提督「よし。じゃあ今から思いっきり膝枕してもらおう」

提督「膝を貸してくれるか?」

扶桑「ええ……!」

提督「どうすればいいかな。ソファーに寝転べばいい?」

扶桑「あ……待ってください。どうせなら、オプションを追加してもよろしいですか?」

提督「オプション?」

扶桑「その……夫婦のしちゅえーしょんでしてみたいのです……」ツンツン

扶桑「提督が旦那様で、お仕事から帰ってきたところを妻の私が迎えるというシーンから始まります……」モジモジ

提督「な、なるほど。まあ扶桑の好きにしてくれ」

扶桑「では、執務室のドアが玄関です。疲れた様子で帰ってきてください」

提督「了解」
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:47:10.23 ID:wa9ei11J0
今日はここまでにします
お付き合いありがとうございます
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 00:55:49.29 ID:jT1Zyxa7o
おつ
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/19(木) 01:05:55.80 ID:oCHILYHEO

ケッコンカッコガチとか申し込んできたらどうするんですかね...?
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2018/07/19(木) 09:49:52.01 ID:9EkUrQD10
まだガチグレ出てないけど893式ケジメ要求されても困るな

あとはいない娘やガチレア装備とかも
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 23:33:50.84 ID:wa9ei11J0

ガチャ

提督「ただいまー」

扶桑「あなた、お帰りなさい」ニコッ

扶桑「もうご飯できてるわ。あなたの好きなサバの味噌煮よ」

提督「嬉しいな。腹ぺこぺこだったんだ」

――――

扶桑「お味はどうだった……?」

提督「美味しかったよ。扶桑の料理は最高だからなぁ」

扶桑「まあ」クスクス

提督(食べる演技までしたけど、膝枕はいつくるんだ)

扶桑「あなた、お風呂もうすぐ沸くから」

提督「ありがとう」

扶桑「それまで膝枕をしてあげる」

提督(このタイミングでか)

扶桑「あなた、私の膝枕が好きでしょう? 扶桑の膝枕は疲れがとれる、膝枕なしじゃ生きていけないって」

提督(扶桑の中の俺はそんなことを言ったのか)

提督「そうなんだよ。扶桑に膝枕してもらうと疲労が吹っ飛ぶんだ」

扶桑「今準備しますね。ソファーに座って……」スッ
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/19(木) 23:48:04.06 ID:wa9ei11J0
扶桑「はい、どうぞ」ニコッ

提督「それじゃあ失礼して…」

扶桑「提督」

提督「えっ? な、何?」

扶桑「私たちは夫婦という間柄なのに、『失礼して』なんて他人行儀なセリフはおやめになって」

提督「そうか、ごめん……なんて言えばいい?」

扶桑「『扶桑の膝枕にダーイブ♪』と」

提督「セクハラオヤジっぽいノリだな。分かったよ」

提督「扶桑の膝枕に、ダーイブ♪」ポフッ

扶桑「うふ、お茶目な方」ニコニコ

提督「……」

提督(これは冗談抜きで疲れがとれそうだ。柔らかくて人肌の温もりが伝わってきて)

扶桑「頭を撫でられるのも、お好きですよね」ナデナデ

提督「ああ」

提督(これもなかなか……リラックスできる)

提督(眠くなってくるな……)

扶桑「どうですか?」

提督「気持ちが安らぐよ。温かくてゆったりできる」

扶桑「それは何よりですわ」
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 00:00:31.65 ID:914Jky7Z0
扶桑「あっ、良いことを思いついた」

提督「?」

扶桑「耳かきなんてどうかしら。あなた、いつも私に耳掃除をしてもらってるでしょう?」

提督(変な設定を……)

提督「そ、そうだな。お願いしていいかな」

扶桑「任せて♪」スッ

提督(所持してる!? 最初からするつもりだったな)

扶桑「優しく、そーっと」カリカリ

提督「ふふっ」

扶桑「あら、どうされました?」

提督「いや、くすぐったくてつい……」

扶桑「ごめんなさい。力加減が分からなくて」

提督「気持ちいいから続けてくれ」

扶桑「本当ですか? では」カリカリ

――――

扶桑「ありがとうございます提督……じっくり満喫できました」ツヤツヤ

提督(満足してつやつやしてる)

提督「本当に膝枕だけでよかったのか?」

扶桑「ええ……充分です」

扶桑「それでは、そろそろ演習があるので……また膝枕させていただけますか?」

提督「ああ。断らないから好きな時に来てくれ」
104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:18:47.57 ID:ZCdq7FrMo
あぁ^〜
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 00:18:51.68 ID:914Jky7Z0
扶桑「ありがとうございます」ペコリ

ガチャ パタン

提督(そんなに膝枕したい理由って何だ? 頭の中が読めないな)

大淀「提督」

提督「うわっ!? 大淀、どこにいた!」

大淀「提督の机の下に隠れてました」

提督「何故」

大淀「扶桑さんのオーラにたじろいでしまったんですよ……思ったより荒れてなくてホッとしました」

提督「確かに隠れたくなる気持ちは分かるけど」

大淀「ご機嫌になってもらえてよかったですね。さて、次の艦娘に移りましょうか」

提督「一つ閃いたことがある」

大淀「何でしょう」

提督「1人1人に謝らず、外に艦娘たちを招集して全員に謝罪をするのはどうだ?」

提督「まずは俺が帰ってきたことを知らせて、その後に…」

大淀「やめた方がいいです。何度も言ってますけど艦娘たちは機嫌を損ねてるんですよ」

大淀「グレた艦娘たち全員が提督を目の当たりにしたら、何が待っているか……」

提督「かといって、こっそり行動するのも悪い気がする」

大淀「1人ずつ、真心を込めてが正解です。さあ、出かけましょう」


↓2 艦娘1人、または複数(金剛型、第七駆逐隊などの呼び方でもOKです) コンマが深刻度
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:19:32.64 ID:ZCdq7FrMo
阿賀野
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:19:34.42 ID:z70pK4+No
愛宕
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:19:34.48 ID:VygfbHc8O
翔鶴
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:19:44.49 ID:rqqdYU0+0
山城
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:27:50.41 ID:ZCdq7FrMo
大グレがいない……平和だなぁ
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 00:31:53.45 ID:914Jky7Z0
愛宕:グレ度42(中グレ)


提督「扶桑も言ってたけど、そういえば演習の時間だったな」

大淀「ほとんどの艦娘が外に出てますね」

提督「室内に残ってるのは誰がいる?」

大淀「えーっと、確か……」


愛宕「提督……!」

提督「!!」

提督(愛宕。目を丸くして……って)

提督(あれ? 大淀がまた一瞬で消えたぞ)キョロキョロ

提督(いや、それより今は愛宕だ)

愛宕「……」ジトー

提督「1か月ぶりだな……長い間留守にしてしまった」

愛宕「……」ジトー

提督「すまなかった。心配させてしまったな」ペコリ

愛宕「……」ジトー

提督「猛省してるよ。俺は本当に酷いことをしてしまった」

提督「連絡の1つくらい入れればよかったのに、それすらも……」

愛宕「……」ジトー

提督(じと目をやめてくれない。当然か)
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 00:46:51.88 ID:914Jky7Z0
愛宕「ごめんなさい、私用事があるので」スタスタ

提督「あ、愛宕! 待ってくれ!」

提督「申し訳なかった」スッ

愛宕「! ど……土下座なんてやめてください」

提督「そうはいかないよ。これは俺の反省の意だ」

提督「お前たち艦娘にしてしまったことへの、謝罪の気持ちだ」

愛宕「……」

愛宕「分かりました。その気持ちは伝わりましたから、土下座はやめてください」

提督「お前の迷惑になるなら」スッ

愛宕「迷惑とかじゃないですけど……」

愛宕「とりあえず、詳しい話は人目につかない場所でしましょう」

提督「何で?」

愛宕「ここにいるとグレてる艦娘に見つかっちゃう可能性があるので」

提督(グレてる艦娘か……いまだに出会わないけど、誰がグレてるんだろう)

提督「分かった、どこに行く?」

愛宕「執務室……は遠いですね。私の部屋が近いですから、行きましょう」

――――

愛宕「提督以外のお仕事、ですか」

提督「そうなんだ。忙しくてな」

愛宕「女の子と遊びまわってるのかと思いました」

提督「みんなそう言うよ……」
113 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 00:52:30.92 ID:914Jky7Z0
愛宕「それで、償いでしたっけ」

愛宕「私たちのストレスを解消するために、何でも言うこと聞いてくれるんですか?」

提督「ああ」

愛宕「何でもいいんですか?」

提督「何でもいい、俺にできることなら」

提督「言ってくれ愛宕。どうか償いをさせてくれ」ペコリ

愛宕「……ふぅん……償いかぁ……」

愛宕「そういうことなら、お願いしちゃおうかな♪」


↓2 愛宕の要求 コンマをグレ度からマイナス
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:54:00.60 ID:K5ImkEO3O
甘やかさせて
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 00:54:03.38 ID:rqqdYU0+0
溺れてください…私の体に
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 01:03:37.83 ID:914Jky7Z0
42−38=4


愛宕「うふっ」シュルッ

提督「え?」

愛宕「えい」パサッ

提督「あ、愛宕……何してるんだよ……」

愛宕「服を脱いでまーす♪」

提督「それは見れば分かる! ま、まさかお前」

愛宕「何でもしてくれるんですよね?」

愛宕「じゃあ、溺れてください……私の体に」

提督「いや……それは……」

愛宕「断るんですか?」ジリジリ

提督「何でもするとは言ったけど、そういうのはな……」

愛宕「……そう」

愛宕「ならもういいです。償いしなくていいので、出て行ってください」

提督「!!」

提督「……わ、分かった」

提督「俺は反省している。その気持ちを示すために、愛宕の言うことを聞こう」

愛宕「本当ですか? ふふ♪」

愛宕「あ、ついでにもう一ついいですか?」

提督「もう一つ?」


↓2 愛宕の要求その2 コンマをグレ度からマイナス
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:04:16.72 ID:yVesKyQe0
一緒に寝て
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:04:56.71 ID:1xfSxkIwO
ゴムは無しで
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:11:28.74 ID:bxxkfWxDO
(R-18は板的にも)まずいですよ!
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 01:16:15.65 ID:914Jky7Z0
4−71=0


愛宕「余計なものはつけないでください」

提督「余計なもの?」

愛宕「ほら、あるじゃないですか。行為に使うゴム的なものが」

提督「!!」

提督「……ゴム無し……?」

愛宕「そう、ゴムは無しで」

提督「それはちょっとマズい…」

愛宕「嫌なら、回れ右して私の部屋から出て行ってくださーい」

提督「うぐ……! 分かった!」

提督「ゴム無しで愛宕の体に溺れよう」

愛宕「決まりですねっ♪」

愛宕「そうだ、カギを閉めないと」カチャリ

提督(まさかこんな要求もされるとは……予想はしていたが、ありえないだろうと高を括っていた)

提督(大目に見てくれ大淀。これは償いなんだ)

愛宕「提督?」

提督「!」

愛宕「始めましょうか」

提督「あ、ああ」

愛宕「♡」
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 01:29:22.15 ID:914Jky7Z0

――――

(1時間後)


提督「……」ボー

愛宕「提督? ぼーっとしちゃって、どうしました?」

提督「いや……」

提督(とてもすごかった)

愛宕「うふ、私の体に溺れてくれたみたいですね♪」

提督「うん」

提督「……どうしよう」

愛宕「?」

提督「俺はとんでもないことをしてしまった」

提督「償いとはいえ、ゴム無しで発射を……! 発射してしまったんだ!」

提督「愛宕に発射を!! 発射…」

愛宕「発射発射言わないでください! それにしーっ、ですよ」シー

提督「ご、ごめん……」

提督「愛宕」

愛宕「はい」

提督「できてしまったら、どうしようか」

愛宕「責任とってくれないんですか?」

提督「とるよ。でも周囲から大バッシングだぞ? 部下に手を出したと」

愛宕「職場結婚ですね♪」

提督「ははは……そうだな……」

提督(もうどうにでもなれ)
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2018/07/20(金) 01:37:30.86 ID:914Jky7Z0
愛宕「演習が終わるまであと1時間くらいですね」

愛宕「それまで服を着て、ここから出ないと」

提督「そうだな。誰かに見られるとマズイ」

愛宕「念のため今のうちに行動しておきましょう」

提督「よし」ササッ

提督(なんか俺、愛宕の浮気相手みたいだな)

――――

愛宕「それじゃあ、他の艦娘とも関係が元通りになることを祈ってますね」

提督「ありがとう」

パタン

提督「ふぅ……」

提督(出歩いてたらグレてる艦娘に見つかる、か)

提督(どうすればいいんだろう。なるべく人通りが少ない場所で待ち受けるか?)


大淀「提督」

提督「!?」ビクッ


提督「大淀」

大淀「愛宕さんとお楽しみでしたね」

提督「やっぱりバレてるよな……」

大淀「声がダダ漏れでしたよ」

提督「嘘だろ!?」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/07/20(金) 01:51:27.19 ID:914Jky7Z0
>>105 すみません、最後の安価出すところが深刻度になっていますが、グレ度に訂正します
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