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ドフラミンゴ「幻想郷…フフフ!面白い場所だ」
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1 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:36:14.12 ID:/Uw66X2T0
注意
ワンピースと東方のクロスSS
ドレスローザでの闘いで決着がついた直後
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1534376173
2 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:38:01.53 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「16発の聖なる凶弾…ゴッドスレッド!!」
ルフィ「ゴォォォォォン…!キングコングガン!!」
!
ロー(Dは神の天敵…)
サボ「鳥かごが解除されてく…終わったみたいだな」
〜〜〜〜〜
海兵「報告します!!」
おつる「……おお、ようやく見付かったんだね。ドフラミンゴが」
おつる「流石に意識は無いだろうけど、死んじゃいないだろうね」
藤虎「あんな凶悪な男の生死を心配するとは…なんと慈悲深い」
おつる「別に。ただ説教くらいしてやらないとね」
海兵「あの、それが」
おつる「?」
海兵「コ、コレしか…」
おつる「これは…ドフラミンゴのサングラス」
3 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:41:40.03 ID:/Uw66X2T0
海兵「その、信じられませんが」
海兵「ドフラミンゴが…見付かりません」
おつる「は?」
藤虎「つまり、麦わらのルフィに、その体を粉々にされてしまったと?」
おつる「藤虎、どんなフィニッシュだったんだい?」
藤虎「目が見えないあっしが言うのも難だが…たぶん、強力なパンチだったと」
おつる「……跡形も無く、粉々にできるタイプの攻撃手段ではない」
藤虎「そんな事が出来るとすれば、元帥のサカさんくらいでございやしょう」
おつる「仕方ない…巡回にでも行っておいで」
藤虎「……」ゴソッ
おつる「ん?サイコロなんて出してどうした?」
藤虎「賭けましょう。1ならドフラミンゴはもう、この世にいない」
コロロ…
4 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:42:37.47 ID:/Uw66X2T0
藤虎「ふむ、サイコロの目は1ときた」
藤虎「……という訳で、巡回は必要ない」
おつる「」
ビュウォォォ
藤虎「むっ!急な強風…」
コロロ…
藤虎「あ」
おつる「サイコロが動いて6になったよ」
藤虎「いやこれは不正」
おつる「いいから行っておいで!!」
藤虎「むむぅ、世知辛いな世の中だこと」
藤虎「あの悪童はいったい、どこへ行ってしまったのか」
5 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:43:21.31 ID:/Uw66X2T0
(幻想郷のとある森の中にて)
ルーミア(この間、運よくスキマ妖怪に出会って、食事の交渉をしてみた)
ルーミア(私も最近は丸くなって、人を襲うのを控えてたけど)
ルーミア「そうはいっても毎日、人肉以外の食べ物じゃいい加減あきちゃう」
ルーミア「たまに気まぐれで、死にかけの悪人をコッチに放り投げるって、スキマ妖怪は言ってたけど」
ルーミア「この間の変な奴は、デカかったけど、身が固くて食べれなかったしなぁ〜。今度こそまともな奴が欲しいな」
ルーミア「ん?」
ルーミア「わはー!デカくておいしそうなの発見!」
6 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:44:49.99 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「くっ…体が重い」
ガジガジ、ガジガジ
ドフラミンゴ「そろそろ、海軍の奴らが来る頃だろうな」
ドフラミンゴ「……何もやる気が起きねぇ」
ガジガジ、ガジガジ
ドフラミンゴ「もうどうでもいい」
ドフラミンゴ「しばらくは、傍観者ってのも悪くねぇ」
ガジガジ、ガジガジ
ドフラミンゴ「どのみち、ダメージがデカ過ぎて、体が動かないしな」
ドフラミンゴ「だが、海軍の奴らに捕まる前に」
ガジガジ、ガジガジ
ドフラミンゴ「さっきからオレの腕をかじっている、狂犬を駆除するか」
そういうと突如、数本の木が、ぶ厚く尖った糸へと姿を変える
ドフラミンゴ「死ね、家畜が」
ゴシュッ!
7 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:46:13.36 ID:/Uw66X2T0
ルーミア「ぎゃっ!痛い!なんだ急に」
ドフラミンゴ「……?野良犬じゃない?」
ドフラミンゴ「ガキ…女?」
ルーミア「貴様の仕業か!」
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「ドレスローザに、こんな気狂いなガキがいたとはな」
ドフラミンゴ「親の顔が見てみたい」
ルーミア「おのれ…おまえ、どうせ悪人なんだろ」
ルーミア「食わせろ!!」
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「もっと早く、お前と出会えてれば」
ドフラミンゴ「仲良く出来たんだがな…実に残念だ」
ギュゥゥゥ!!
ぶ厚く鋭利な糸と化した物体は、ルーミアの体を完全に拘束する
ルーミア「ギャー!はなせー!」ジタバタ
ドフラミンゴ「とりあえず、どこか静かな場所へ…」フラッ
8 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:47:10.56 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴはひたすら歩いた
やがて湖の目の前に到着すると
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ(思考が上手く回らないせいで、気がつかなかったが…)
ドフラミンゴ「ここはドレスローザではないな」
ドフラミンゴ「どこなんだ、ここは」
ドフラミンゴ「不気味な森に、食人趣味の頑丈な少女…霧が掛かった湖…」
ドフラミンゴ「ここは…あの世?」
ドフラミンゴ「ぐっ…ガフッ!!!」
突如、ドバッと吐血するドフラミンゴ
四つん這いになって、痛みに耐える
ドフラミンゴ「おのれ…ロー…麦わら…!!!」
ドフラミンゴ「このオレにとんだ、キズを…ガフッ!!」
9 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:48:35.46 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「痛みがある…と、いう事は」
ドフラミンゴ「まだいきている?」
そういうと、ドフラミンゴは立ち上がる
ドフラミンゴ「ひとまず…病院を探すか」
〜〜〜
ドフラミンゴ「なんだここは…骨董屋?」
霖之助「いらっしゃーい」
ドフラミンゴ「……」
霖之助「大丈夫君?ぼろぼろだけど」
ドフラミンゴ「この辺に病院は?」
霖之助「名医なら竹林の奥にいるけど、まずは人里で処置してからの方が良いかもね」
霖之助「ちなみに僕は素人だし、包帯と消毒、食事を提供する事しか出来ないけど」
ドフラミンゴ「そうか。素人の治療はいらねぇ」
ドフラミンゴ「そのかわり、このサングラスをくれないか?」
霖之助「え、いいけど」
霖之助(こんな悪趣味なサングラスをかけたがる人がいるなんて)
10 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:49:21.15 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「……また湖の前に戻ってきちまった」
ドフラミンゴ「オレとした事が。いつもの調子なら、さっきの店で情報収集して当たり前だというのに」
ドフラミンゴ「ガフッ!!」ボタタ
ドフラミンゴ「ちくしょう…血が…止まら…ガフッ!!」ドバッ
チルノ「おい、大丈夫か!」
ドフラミンゴ「ガフッ…ゴホッ…ん?」
チルノ「お前つらそうだな!お困りなら助けてやっても良いぞ!」
チルノ「あたいの部下になるならな!!」どん!
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「あ?」
11 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:51:09.40 ID:/Uw66X2T0
チルノ「うし!まずは人里にでも連れてってやる!こっちこい!あたいのしゃてー!」
ドフラミンゴ「ガキに用はねぇよ。失せろ」フラフラ
チルノ「強がってる場合じゃないだろ!あたいについてこい!グラサン野郎!」
シュルルルッ
チルノ「ッ!?」ギュゥゥゥゥ
チルノ「巨大な糸!?なんじゃこりゃ!!縛られて身動きとれない!!」
ドフラミンゴ「てめぇを殺すのに体力なんざいらねぇよ」
チルノ「お前の仕業か!おい離せ!!」
ドフラミンゴ「クソガキが。潰れろ」
チルノ「潰れない!!」
パキィィィン
ドフラミンゴ「!?糸が凍っただと」
チルノは凍らせた糸を破壊し、拘束から逃れる
チルノ「ひどい事しやがる。少し頭を冷やせ」
チルノの両手から冷気を纏ったビームがはなたれる
ドフラミンゴ(っ!!回避を)
ズキッ!!
ドフラミンゴ「ガフッ…!!体が…いう事を…」
ドフラミンゴ「まずい…直撃」
パキィィィン
12 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:52:35.19 ID:/Uw66X2T0
チルノ「ばーかばーか!少し頭を冷やせ!愚か者め!」
ドフラミンゴ「」
チルノ「でもちょっとやりすぎたかな?」
チルノ「ま、しばらく放置してれば解凍されるっしょ」
チルノ「しばらくしたら、また迎えにくるからな!それまで頭を冷やしとけよー」
ドフラミンゴ「」
ドフラミンゴ「」
パリィィィン!
ドフラミンゴ「チッ…なんだこのデジャブは」
ドフラミンゴ「元大将と似た能力をもった少女…」
ドフラミンゴ「何なんだここは」
13 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:54:42.44 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴは更に歩いた
痛みと凍えを耐えながら
やがて紅い館を目の前にする
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「良い館だ」
ドフラミンゴ「ぅ…ガフッ!!」
ドフラミンゴ(まずい…そろそろ、本気で意識が飛びそうだ)
美鈴「あの、サングラスのお兄さん…大丈夫ですか」
ドフラミンゴ「………」
美鈴「私がお嬢様にかけあって、介抱しましょうか?」
ドフラミンゴ「あ…がっ…ぁ…」
美鈴「え?」
ドフラミンゴ「」ドサッ
美鈴「!?」
美鈴「大変!これはもう、問答無用で館に…」
ドフラミンゴ「殺す」
美鈴「は?」
ドフラミンゴ「ロー…麦わら…」
ドフラミンゴ「殺す!!!」
ドフラミンゴ「」ガクッ
美鈴「」
美鈴(この人怖い…)ガクガク
14 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:55:53.73 ID:/Uw66X2T0
〜次の日〜
ドフラミンゴ「……ん。ここは」
咲夜「お目覚めのようですね、お客様」
ドフラミンゴ「……?」
咲夜「私はこの館のメイド長、十六夜咲夜です」
咲夜「ただいま、館の当主であるレミリアお嬢様をお呼びいたしますので、少々お待ちを」
そういうと、咲夜は一瞬で姿を消す
ドフラミンゴ「……」
〜〜〜〜
レミリア「ようこそ、我が紅魔館へ」
レミリア「当主のレミリア・スカーレットよ」どんっ!
ドフラミンゴ「……ドンキホーテ・ドフラミンゴだ。俺の事は知っているよな?」
レミリア「いいえ、知らないわ」
ドフラミンゴ(オレの事を知らない…やはりここは、グランドラインでも新世界でもない場所のようだな)
レミリア「……推察するに。あなた」
レミリア「八雲紫に連れてかれた様ね」
ドフラミンゴ「?」
15 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:57:21.91 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴはレミリアから、幻想郷について色々と聞かされる
ドフラミンゴ「幻想郷という…隔離された別世界…」
レミリア「なぜアナタがここへ連れてかれたかは知らないけど」
レミリア「そのボロボロの状態を見ると、死にかけてたみたいね」
ドフラミンゴ「……」
ドフラミンゴ「……」ガタッ
レミリア「あら、どこへいくの」
ドフラミンゴ「介抱してくれたのは感謝する」
ドフラミンゴ「竹林の奥にいる名医とやらに会いに行く」
ドフラミンゴ「そのあと八雲紫を探し出し、オレを新世界へと連れ戻すように頼む」
レミリア「待ちなさい。食事位とったらどうなの」
ドフラミンゴ「……」
レミリア「それに…もっとあなたの事をしりたいの」
ドフラミンゴ「オレの事を知ってどうする?」
レミリア「別に。ただ毎日似たような生活してると飽き飽きするし」
レミリア「たまには変わった話でも聞きたいだけよ」
16 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:58:07.15 ID:/Uw66X2T0
咲夜「お料理をお持ちしました」
レミリア「さあ、どうぞ」
ドフラミンゴ「……」カチャッ
食事を始める二人
その中で色々な質問をされるドフラミンゴ
〜〜〜〜
レミリア「要する、悪人だったのね。ドフィは」
ドフラミンゴ「フフフ、言ってくれるじゃねぇか。レミィ」
ドフラミンゴ「オレは神に等しい男なだけだ」
レミリア「悪魔の私を目の前にして挑戦な発言ね」
ドフラミンゴ「……見た目に反して、どこか強そうな雰囲気はあったが。人間じゃなかったんだな」
レミリア「ええそうよ」
ドフラミンゴ「その割には悪魔染みていないが」
レミリア「そうかしら?」
17 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 08:59:13.51 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「悪魔ってのはもっと野望を持たないとな」
レミリア「野望ね…そういわれると、月に行った時か、紅霧の異変位しか悪さらしい悪さしてないわね」
レミリア「たまには何かしようかしら…で、そういうあなたの野望は?」
ドフラミンゴ「世界の破壊だ」
レミリア「おーこわい。私よりよっぽど悪魔だわ」
ドフラミンゴ「だがこの世界を破壊しても意味が無い」
レミリア「天滝人とやらは、この世界にはいない物ね」
ドフラミンゴ「そうさ、奴らが牛耳る世界でないと意味が無い」
18 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 09:00:01.61 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「その破壊の夢のために、オレはあらゆる策を講じてきたが」
ドフラミンゴ「いまはもう、無気力って所だ」
レミリア「……」
ドフミンゴ「オペオペの能力による、不老不死の夢も、今となってはもう、どうでも良い」
レミリア「……不老不死ね」フイッ
ドフラミンゴ「ん?」
レミリア「………………」
レミリア「いや、なんでもないわ」
ドフラミンゴ「何か知っt」
レミリア「まあ私でよければ、あなたに長寿と圧倒的な力を与えて上げても良いけど?」
言葉を遮るようにして提案するレミリア
そして軽く口を開けて八重歯を見せる
レミリア「どうかしら?」
19 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 09:01:25.84 ID:/Uw66X2T0
ドフラミンゴ「フフフ!実に興味深い話だぜ」
ドフラミンゴ「だがレミィ。日光が浴びれなくなるのは、流石に御免だ」
レミリア「そう?悪魔らしいドフィにはぴったりだと思うけど」
ドフラミンゴ「フフフ、言ってくれるじゃねぇかこの野郎」
レミリア「で、食事を終えたら永遠亭に行くの?」
ドフラミンゴ「ああ」
レミリア「そう…あとで案内人を手配しておくわね」
ドフラミンゴ「悪いな」
レミリア「通院なのか入院なのかはしらないけど」
レミリア「たまに顔出してね」
ドフラミンゴ「ああ」
20 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 09:02:18.13 ID:/Uw66X2T0
今日はここまで
21 :
◆.QpJYNy2Uw
[saga]:2018/08/16(木) 09:05:37.49 ID:/Uw66X2T0
>>2
(訂正・開幕から変な文章になってしまった)
ドフラミンゴ「16発の聖なる凶弾…ゴッドスレッド!!」
ルフィ「キングコングガン!!」
ゴォォォォォン!
ロー(Dは神の天敵…)
サボ「鳥かごが解除されてく…終わったみたいだな」
〜〜〜〜〜
海兵「報告します!!」
おつる「……おお、ようやく見付かったんだね。ドフラミンゴが」
おつる「流石に意識は無いだろうけど、死んじゃいないだろうね」
藤虎「あんな凶悪な男の生死を心配するとは…なんと慈悲深い」
おつる「別に。ただ説教くらいしてやらないとね」
海兵「あの、それが」
おつる「?」
海兵「コ、コレしか…」
おつる「これは…ドフラミンゴのサングラス」
22 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/16(木) 11:08:36.71 ID:CodLmrkwO
これは期待
23 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/16(木) 19:56:11.60 ID:QcIdfZ4Ao
幻想入りネタ久々にみた
24 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2018/08/26(日) 21:51:05.05 ID:VzzUM5hP0
待ってます
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