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【遊戯王】コナミ「デュエルカーニバル?」

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53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 09:10:39.44 ID:g/kAwSrSO
ブラッドヴォルスは鬼柳のかな?
54 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 10:59:09.24 ID:+8EJZex5O
>>52
ぶっちゃけタイトルとかもあのssのパク…俺は!先人をリスペクトする!!!!!!
文章力とかデュエル構成とか先人リスペクトできてないですけどね!

>>53
鬼柳産のブラッド・ヴォルス
拾ったカードコナミ君には便利便利

コナミ「…って言ってもここらへん土地感0なんだよなぁ…ぜってーネオドミノからは離れてるし…」

レッドレイヤー(司令官、取り敢えず休める所を探してみてはどうかね?先程のデュエルでかなり消耗してるだろう?)

コナミ「あー…これくらいなら何とか…って言ってもちょっと休みてえな、とは言え金も殆ど枯渇してるんだよなー…クソッ、こんな事ならトリシューラプリンなんてツァンに奢るんじゃなかった…」


ポツッ…ポツポツッ…
ザーッ…


コナミ「…っておいおい…雨かよっ!取り敢えず雨宿り出来そうな場所ねぇか!?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハートランド郊外
廃館

コナミ「…まあ廃館なら一晩くらい邪魔しても構わないか…おーい!誰か居ませんかー!…居ないならお邪魔しますよっと…」

グリーンレイヤー((隊長、これ不法侵にゅ…))
レッドレイヤー((…まあこの様子だと人も居なさそうだし、一晩くらいなら良いんじゃないか?司令官もお疲れだろうし…))


???「…」
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 11:01:54.86 ID:lQNy1qT8O
何だこの名作になる予感プンプンのSSは!?
支援
56 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 11:09:52.09 ID:+8EJZex5O
コナミ「…取り敢えず中入ったけど…まあ本当に廃館って感じだな…うわ、ここ濡れてんじゃん…てか腹減ったな…こんな調子じゃ台所には何もないだろうし…うーん…」


???「…あ…」


コナミ「…仕方ない、寝るか。そんじゃお休みーーー」


???「あ…あの…」


コナミ「…ん?」クルッ
???「あ…あの…乾パン…入ります?」


コナミ「…」


コナミ「うわあああああああああ!!!!!出たぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
???「いや出てませんから!私ゴーストリックなんかじゃないですからあああ!!!」
57 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 11:11:43.17 ID:+8EJZex5O
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「ハグッ…んぐっ…ふー…やっぱ乾パン美味いわ…新パック出たりした時はコイツに限ったしなぁ…レモンヌードルは流石に毎日食ってると飽きたし…」

???「あ、あのー…」

コナミ「あ、悪い悪い。俺ばっか食ってて悪いな…乾パンとか角砂糖とかいる?」

グリーンレイヤー((今何気なく自分の物にしましたね、司令官…))

???「いや、いらないんですけど…てか私食べれませんし…」

コナミ「ん?食べらんない?」

???「いや、私カードの精霊なんです…って言っても信じませんよね…そんな事…」

コナミ「…いや、割と信じるってか今デッキん中いるし…てか今日良くカードの精霊と会うなおい…」


???「え…?」

レッドレイヤー「こんにちはお嬢さん、私の名はレッドレイヤー。司令官がお世話になったよ、ありがとう」
グリーンレイヤー「あ!自分はグリーンレイヤーって言いまっす!もう1人居るんだけど…姉さん照れ屋なんすよね…」

コナミ「…とまあこんな感じだ。てかカードの精霊には何回かあった事もあるし人間になってるのも…ウォッ!?」
58 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 11:15:28.92 ID:+8EJZex5O
???「本物…本物の「エクシーズ戦隊超量ジャー」だー!すっ凄い…本物!」

レッドレイヤー「おや、お嬢さんは私達の事を知ってるんだね。それは嬉しいよ、握手しても良いかな?」

???「は、はいぃ!うわぁ…本物…」

コナミ「イテテ…な…なんだ…結構有名なのか?お前ら…」


???「勿 論 で す !エクシーズ戦隊超量ジャー…彼らと言えば輝かしい戦隊物の歴史において初めてのヒーロー!3人で宇宙に蔓延る悪をばったばったと打ちのめし!お茶の間の子供達の人気者となったスーパーヒーロー!今ではシリーズ化して「M・HEROタイムキング」と肩を並べる「黒蠍レンジャーvsゴヨウレンジャー」まで放送されてますがその初代に会えた事はなんというか素晴らしくてですのそれであの」


コナミ「へぇ〜お前ら凄いんだな…」

グリーンレイヤー((まあ今回ここに降り立った原因はウチらのマグナキャリアの故障が原因なんすけどね…))


???「…兎に角!レッドレイヤーさん達は凄いってわけです!…残念です。ここが明日にも潰されなければもっとお話聞きたかったんですが…」

コナミ「…ん?ここ潰れるのか?」
59 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 11:46:19.15 ID:+8EJZex5O
???「まあ…はい、もうここに住んでた住人は居ませんし…私はただ屋根裏で勝手に住まわせて貰っただけですから…私ももう荷物は畳みましたし…持ってく様な荷物もありませんけど…」

コナミ「ふーん、そっか…でもいいのか?この家、思い入れとか色々あるんじゃないのか?行く当てあんのか?」

???「…そりゃ、ありますけど…でも私には何の権利もないですし…それに迷惑はかけられませんし…カードの姿ならまあ…誰かが拾ってくれるかな…でも私なんて弱いし…誰も拾ってくれないかな…そしたら…あの?」


コナミ「…zzz」

???「ね…寝てますね…」

グリーンレイヤー「あー…」
レッドレイヤー「…まあ、許してやって欲しい。慣れない地で先程まで激しいデュエルをしてたんだ…」

???「い…いやまあ良いんですけど…それじゃ…レッドレイヤーさん達もお休みなさい…」

レッドレイヤー「ああ、お休みお嬢さん…ああ後…」

レッドレイヤー「もう少し誰かを頼る事をしてもいいんだと私は思うぞ。…私もいくつもの死線を潜り抜けられたのは私だけの力じゃないんだ。君は…」


???「…ありがとうございます。やっぱりレッドレイヤーさんはヒーローです…お休みなさい」ガチャ…


レッドレイヤー「…あのように幼き子の笑顔も見れないとは…辛き事だな、司令官よ」

コナミ「…」
60 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 11:48:02.10 ID:+8EJZex5O
翌日 朝

???「…起きて…!起きて下さい…!」

コナミ「…ん?あぁ〜…おはよ…」

???「…おはようございます…それではもうそろそろ取り壊す人達が来るので裏口から出て行って下さい…」

コナミ「あー了解…」

???「…その、本当に短い間でしたがありがとうございました…また何処かで会えたら…その時は宜しくお願いします。」

コナミ「んー…おう…」



???「…寝ぼけ眼って感じですけどね。それじゃあ…」

???「取り敢えずここらへんに落ちて…」ボンッ…

???(あっ…そろそろ入ってきましたね…どんな人が拾ってくれるんでしょうか…男の人かな…女の人かな…兎に角雑に扱ってくれなければ…いや兎に角拾ってくれれば誰でも…鑑賞用でなくてもストレージにでも入れてくれればいいな…)

???(あっ…誰が手にとってくれました…そのままポケットにしまうのかな…あれ?そのまま箱に…?この感じ他にも先客が…)



マグナライガー「グオゥ…」
エアロボロス「キシャ…」
???「…」

スターダスト「クルルォン…!!」

???(…えっ?)
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 14:56:53.89 ID:0CRbO7HjO
正体は逆ギレパンダだな!
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 15:22:43.89 ID:tN0vqyGDO
この世界にもニチアサはあるんだな
プリキュア枠は何だろう、マドルチェ?
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/17(土) 18:26:24.10 ID:0CRbO7HjO
>>62
きっと炎星だよ
64 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 22:41:49.54 ID:2R6G4k+M0
サイカーイ

黒服「何だお前は!?ここはカラットグループの作業場になるんだ!今すぐ出ていきなさい!」

コナミ「おーい!責任者出せー!ワイはここの者に頼まれたんやー!ぐずぐずしてると暴れ出すでー!責任者も摘み出してやるでー!」

黒服「なんだと…!お嬢様をお守りしろ!全員でコイツを取り押さえ…」


「待って下さいませ!」


コナミ「…おう、あんちゃんが責任者のもんか?
(にしてもまた…また令嬢かよ…もうアイツらみたいなのはこりごりだっての…)」

黒服「お嬢様!お下がり下さい!ここは我々で…」

「いえ、大丈夫です…そこの方、私に何か御用ですか?」

コナミ「おう!ワイの名前はコナミってゆう者やけどど…」「…普通にお話されても大丈夫ですよ?」


コナミ「…あーはい……ここの立て壊し、なんとかなんねぇか?お嬢様?」


「それは…あら、申し遅れましたわ。私エンジェル・カラットと申します。以後お見知り置きを」
65 : ◆EDAxE0.IbA :2018/11/17(土) 22:55:41.27 ID:2R6G4k+M0
コナミ「お、おう…そんでさー…いや、結構無理言ってんのは分かるんだけど…立て壊し、どうにか出来ないか?」

カラット「…そうですね…正直なところ、私はこの立て壊しには賛成じゃないんですの。」
コナミ「おおならーーー」

カラット「ーーーしかしながら、会社の令嬢としてはまた別ですの。今の私は「カラットグループ」の令嬢、その立場から言えばーーーダメですわね。」

コナミ「ま、そうなるよなぁ…ならってわけじゃないけど…コイツで決めるってのはどうよ?」デュエルディスク!セット!


カラット「…ええ!やはりそれが一番相応しいですわ!でも私、手は抜きません事よ?」


コナミ「それはこちらも一緒だぜ?さぁ!デュエルだ!」



???(えっ?えっ?デュエル?一体誰がーーーって!?貴方ーーーーーー!!!!!!??????)
66 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 22:56:43.07 ID:2R6G4k+M0





「デュエルディスクセット」「ARビジョン、リンク完了」



コナミ・カラット「「デュエル!」」
67 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 23:13:25.76 ID:2R6G4k+M0
カラット「私のターンからです、私はカードを一枚ドロー!」手札6

カラット「私は手札から天空の使者 ゼラディアスの効果を発動致します!このカードを手札から捨てデッキから天空の聖域を加えこれを発動しますわ!」


天空の使者 ゼラディアス
星4/光属性/天使族/攻2100/守 800
このカードを手札から墓地へ捨てて発動できる。デッキから「天空の聖域」1枚を手札に加える。
また、フィールド上に「天空の聖域」が存在しない場合このカードを破壊する。


天空の聖域 フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、天使族モンスターの戦闘で発生する
そのコントローラーへの戦闘ダメージは0になる。


カラット「そして私は手札からモンスターをセット!更に手札を2枚伏せましてターン終了ですわ!」


カラット 手札2
場 セットモンスター 天空の聖域
伏せ2枚
68 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 23:31:31.92 ID:2R6G4k+M0
コナミ「んじゃ俺のターン!ドロー!」手札6

???(その声は…!いや何やってるんですか!?)

コナミ「え?いや何って…デュエルデュエル、この廃館をかけてあのお嬢様とデュエルしてるって感じだけど…」

???(いや何で貴方が…だって貴方はこの館とは何も…)


コナミ「いやーだってメシ貰っちまったしさー…流石になんもしないで出て行くのはマズいだろ?…あー後!後デュエルしたかったとか!色々あるけどなー!

???(そんな…理由で…?)

コナミ「あ!その代わり力貸してくれるか!?さっき見たけどお前モンスターエクシーズなんだよな?機会があったら出してもいいか?」

???(…でも私…弱っちいですしそれに…)


コナミ「俺は手札から魔の試着部屋を発動!」
???(話聞いてます!?)

コナミ「ライフを800払って効果発動!デッキの上から4枚めくってレベル3以下のモンスターを可能な限り特殊召喚する!俺はこれによってデッキトップから…」8000→7200

カラット「お待ちになって下さい!私はカウンター罠カード、神罰を発動!天空の聖域がある時、貴方が発動したカードの発動を無効にしますわ!よって魔の試着部屋は無効です!」
69 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/17(土) 23:50:01.08 ID:2R6G4k+M0
魔の試着部屋 通常魔法
800ライフポイントを払う。
自分のデッキの上からカードを4枚めくり、
その中のレベル3以下の通常モンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
それ以外のカードはデッキに戻してシャッフルする。


カウンター罠
(1):フィールドに「天空の聖域」が存在し、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。


コナミ「800払い損ってわけですか…!なら俺は手札から冥界の使者を召喚する!」
冥界の使者「オオ…オオオ…!」


冥界の使者
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守 600
このカードがフィールド上から墓地に送られた時、お互いに自分のデッキからレベル3以下の通常モンスター1体を選択し、お互いに確認して手札に加える。
その後デッキをシャッフルする。


コナミ「そのまま冥界の使者でセットモンスターに攻撃!」
カラット「セットモンスターはシャインエンジェル…破壊されますわ。」


シャインエンジェル
星4/光属性/天使族/攻1400/守 800
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、デッキから攻撃力1500以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚できる。


カラット「ですが破壊されたシャインエンジェルの効果!私はデッキから力の代行者ーマーズを特殊召喚致します!」
マーズ「…」ムキッ…
70 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/18(日) 00:06:54.00 ID:hjSatBEf0
コナミ「力の代行者マーズ…って確かスゲー強くなる奴だよな…メインフェイズ2に入ってカードを2枚セット!これでターンエンドだ!」

コナミ 手札2
場 冥界の使者 伏せ2枚

カラット「では私のターンです!ドロー!…ふふふ…これは良いカードを引きましたの!」手札3

コナミ「う…やな予感すんぞおい…」

カラット「私は手札から神秘の代行者ーアースを召喚致します!」
アース「フフフフフ…」


神秘の代行者ーアース チューナー
星2/光属性/天使族/攻1000/守 800
このカードが召喚に成功した時、自分のデッキから「神秘の代行者アース」以外の「代行者」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、代わりに「マスター・ヒュペリオン」1体を手札に加える事ができる。


カラット「私はこのカードの効果で代行者…ではなく!マスター・ヒュペリオンを一枚サーチ致します!この効果は場に天空の聖域がある時にのみ発動可能!」

カラット「そして私はフィールドのアースを除外して手札からマスター・ヒュペリオンを特殊召喚致します!来てくださいませ!マスター・ヒュペリオン!!!」


マスター・ヒュペリオン「……」ドドドドドドドド…カッ!

コナミ「…やっぱデカイよなぁ…コイツ…」


マスター・ヒュペリオン
星8/光属性/天使族/攻2700/守2100
このカードは、自分の手札・フィールド上・墓地に存在する「代行者」と名のついたモンスター1体をゲームから除外し、手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、自分の墓地に存在する天使族・光属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、この効果は1ターンに2度まで使用できる。
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/18(日) 13:39:59.52 ID:ydoWKO5AO
エンジェル・カラット「かっとビングよ、私!」
72 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/18(日) 23:36:02.96 ID:hjSatBEf0
お待たせしました。

カラット「私はマスター・ヒュペリオンの効果を発動!墓地から天使族モンスターを一枚除外してフィールド上のカードを一枚破壊いたします!私はゼラディアスを除外して貴方の冥界の使者を破壊!」
冥界の使者「ウ…ウォォ…アー…」シュン…

コナミ「蒸発したみたいになってんぞおい…フィールドから墓地に送られた冥界の使者の効果!互いにデッキからレベル3以下の通常モンスターを手札に加える!
俺はデッキからチューン・ウォリアーを手札に!」


チューン・ウォリアー チューナー
星3/地属性/戦士族/攻1600/守 200
あらゆるものをチューニングしてしまう電波系戦士。
常にアンテナを張ってはいるものの、感度はそう高くない。


カラット「では私は…デッキから神聖なる球体を手札に加えます!」


神聖なる球体
星2/光属性/天使族/攻 500/守 500
聖なる輝きに包まれた天使の魂。
その美しい姿を見た者は、願い事がかなうと言われている。
73 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/18(日) 23:45:40.95 ID:hjSatBEf0
カラット「そして私はマスター・ヒュペリオンの更なる効果!天空の聖域が場にある時この効果を2回発動させる事が可能となります!私はシャインエンジェルを除外して…右の伏せカードを破壊!」

マスター・ヒュペリオン「…」ゴゴゴゴゴ…ピッ!

コナミ「うおっ!?…破壊された伏せカードは…ラッキー!運命の発掘!カードを1枚ドロー!」手札4

運命の発掘 通常罠
(1):自分が戦闘ダメージを受けた時に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
(2):フィールドのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地の「運命の発掘」の枚数分だけ、自分のデッキからドローする。

カラット「外れ…でしたの?ですが!このターンでトドメをさせば何てことありません!私は永続罠、女神の加護を発動させますわ!これによって私のライフを3000ポイント回復させます!」8000→11000


女神の加護 永続罠
自分は3000ライフポイント回復する。
自分フィールド上に表側表示で存在するこのカードがフィールド上から離れた時、自分は3000ポイントダメージを受ける。
74 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/19(月) 00:17:50.95 ID:J5GOU3QV0
カラット「これによって私のライフポイントが貴方のライフポイントを3800ポイント上回った為マーズの攻撃力を3800ポイント上昇させます!」
マーズ「…」ビルドアップ! 0→3800

カラット「そしてバトルフェイズ!私はマスター・ヒュペリオンでダイレクトアタック!(この攻撃が通ればマーズの攻撃力が更に上がって6500ポイント!ヒュペリオンと合わせて9200ダメージです!)」


???(ちょっと…!これは不味いんじゃないですか!?ねえ!?)

コナミ「いやいやいや!そう上手くはいかないっての!リバースカードオープン!罠カード!分断の壁!発動!」


分断の壁 通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドの全ての攻撃表示モンスターの攻撃力は、相手フィールドのモンスターの数×800ダウンする。


コナミ「これによってそっちのフィールドのモンスターは1600ポイントずつ攻撃力がダウン!」

マスター・ヒュペリオン 「…」2700→1100
マーズ「…」ビルドダウン! 3800→2200

コナミ「んでそのままダメージだ!」

コナミ 7200→6100
マーズ「…」ビルドアップ! 2200→3300

カラット「ワンターンキルならず、ですね…ですが!再びダメージを与えたのでマーズの攻撃力が変動します!
そして攻撃力3300のマーズであなたにダイレクトアタック!」
マーズ「…」斧パンチ!

コナミ「…いってー!でも!兎に角やられずには済んだしな…まだライフは残ってるからセーフセーフ!」
6100→2800
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 00:49:43.03 ID:auXQZGXSO
乙です。

やっぱりコナミ君はこうでなくちゃ。
76 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:26:21.97 ID:wDQIgGTI0
大変遅くなりました!
更新再開します!

カラット「そしてこの攻撃で更にマーズのら攻撃力はプラスされます!」
マーズ「…!」ビルドアーップ!3300→6600

カラット「…私はこれでターンを終えますわ…」

カラット 手札3
場 マスター・ヒュペリオン(攻撃力1100)力の代行者マーズ(攻撃力6600)天空の聖域
女神の加護


コナミ「でも結構喰らったな…そんじゃ俺のターン、ドロー…ってこのカードは…」手札5

???(…あっ!そのカード…それって!)


ブルーレイヤー「ああ…遂に引かれちゃいました…!いや、恥ずかしいです…!デッキに…!デッキに返して…!」

???(間違えないです!ブルーレイヤー!ブルーレイヤーさんですよこの人!レッドさんやグリーンさんの仲間の!
うわぁ…この照れ具合も含めて本物だったんだぁ…!)

ブルーレイヤー「いやそういうのいやホント嬉しいんですけどちょっとヤバイっていうかちょっとキツイです〜無理です〜返して下さ〜い…」

コナミ「あー…あの…そのー…召喚しても…いいか?」

ブルーレイヤー「それは大丈夫なんですけど…!出来るだけ早く機体に乗せて下さいね〜お願いします〜司令官〜」ヒュン

???(うわあ…!伝説のエクシーズ戦隊の3人…どれも迫力があるなぁ…!)

コナミ「…お、おう…了解しましたよっ…と!そんじゃデュエル再開だ!俺は手札から悪魔への貢物を発動!」
77 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:28:38.96 ID:wDQIgGTI0
悪魔への貢物 通常魔法
フィールド上の特殊召喚されたモンスター1体を選択して墓地へ送り、手札からレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。


コナミ「俺はコイツの効果で特殊召喚されたカードを1枚墓地に送る!俺はマスター・ヒュペリオンを選択!墓地に送ってもらうぜ!」

マスター・ヒュペリオン「…」ゴゴゴゴゴ…ヒュン…

コナミ「更に手札からレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚する!来い!チューン・ウォリアー!」
チューン・ウォリアー「チュミーン!」

コナミ「そして手札から超量士ーブルーレイヤーを召喚!」
ブルーレイヤー「いや何かめっちゃデカイ人いるじゃないですか何ですかあれあー言う相手は隊長が相手するのが普通」


超量士ーブルーレイヤー
星3/水属性/サイキック族/攻1200/守2000
「超量士ブルーレイヤー」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「超量士ブルーレイヤー」以外の「超量」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「超量」カードを3枚まで対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。


コナミ「ブルーレイヤーは召喚・特殊召喚した時デッキから「超量」カードを1枚手札に加える事が出来る!俺は「超量妖精アルファン」をサーチ!」
78 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:32:02.91 ID:wDQIgGTI0
コナミ「そして俺はレベル3モンスター2体でオーバーレイネットワークを構築しエクシーズ召喚を行う!こい!ランク3!」

ブルーレイヤー「…機体「グランパルス」スタンバイ!メインエンジン!後方エンジン!OK!出撃準備完了致しました!」


コナミ「エクシーズ召喚!超量機獣グランパルス!」


グランパルス「…」ボコボコボコ…


超量機獣グランパルス
ランク3/水属性/機械族/攻1800/守2800
レベル3モンスター×2
(1):X素材が無いこのカードは攻撃できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
このカードが「超量士ブルーレイヤー」をX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドの「超量士」モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。


コナミ「俺はエクシーズ召喚されたグランパルスのモンスター効果を発動!このカードのオーバーレイユニットを一つ取り除く事でフィールド上の魔法・罠を一枚破壊する事が出来る!」

コナミ「チューンウォリアーを取り除いて天空の聖域を破壊!…これで確かマーズの効果は適用されない筈だよな!」

カラット「…っ!…はい、その通りですわ…!これでマーズの攻撃力は…」


星3/光属性/天使族/攻 0/守 0
このカードは魔法カードの効果を受けない。
自分フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在し、
自分のライフポイントが相手より上の場合、
その数値だけこのカードの攻撃力・守備力がアップする。


マーズ「…」ビルドダウン! 6600→0
79 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:38:44.52 ID:wDQIgGTI0
コナミ「元々の数値に戻る!要は0に戻るって事だ!バトルフェイズ!俺はグランパルスでマーズに攻撃!」

グランパルス『メインスラスター、オープン。オートロックオン開始…発射します!』
マーズ「ぐぉっ…!」

カラット「くうっ…!やりますわね!ですけどまだ私の方がライフはまだまだあります!勝負はこれからです!」LP 11000→9200

コナミ「俺は手札を1枚伏せてターンエンド!」


コナミ手札2
場 グランパルス 伏せ1


カラット「私のターン!ドロー!」手札4

カラット「私は手札から魔法カード!救援光を発動致します!私は800ポイントLPを払って除外されてる光属性を手札に戻します!私は天空の使者ゼラディアスを手札に加えます!」LP 9200→8400


救援光 通常魔法
800ライフポイントを払い、ゲームから除外されている自分の光属性モンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを手札に加える。


カラット「そして私はゼラディアスを手札から捨てて2枚目の天空の聖域を手札に加えてこれを発動…」

コナミ「天空の聖域の発動時にグランパルスの効果を発動!この効果は相手ターンでも使用可能だからな!俺はブルーレイヤーを取り除いて天空の聖域を破壊する!
…ブルーレイヤー…お願いしてもいいかー?」
ブルーレイヤー「いえ…その…そりゃいいんですけど…でもできればその…掛け声を…」

???(掛け声…!ブルーレイヤーお姉ちゃーん!頑張ってー!)


ブルーレイヤー「ブルーレイヤーブラストオオオオ!!!!!」ドカーン!
80 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:44:36.12 ID:wDQIgGTI0
コナミ「…なんだ今の…あ、墓地に行ったブルーレイヤーの効果でブルーレイヤー自体をデッキに戻すぜ」
???(ブルーレイヤーさんへの「いつもの掛け声」ですっ!あっちなみにレッドレイヤーさんの場合がですね…)

カラット「まだです!私は手札から永続魔法!神の居城ーヴァルハラを発動します!」


神の居城ーヴァルハラ 永続魔法
永続魔法
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
手札から天使族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動と処理ができる。


ヴァルハラ「その効果で私は手札から死の代行者ーウラヌスを特殊召喚します!そして手札から神聖なる球体を召喚しますわ!」
ウラヌス「Gugggggi…」
神聖なる球体「(ぽわんぽわん…)」

死の代行者ーウラヌス チューナー
星5/闇属性/天使族/攻2200/守1200
(1):フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「代行者」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルは、この効果で墓地へ送ったモンスターのレベルと同じになる。


ウラヌス「Gooooo…」ヒュン
カラット「ウラヌスの効果で私はデッキから裁きの代行者ーサターンを墓地に送ってそのモンスターのレベルと同じにします!サターンはレベル6ですのでウラヌスもレベル6!」

カラット「そして私はレベル2の神聖なる球体にレベル6の死の代行者ウラヌスを…」


カラット「「チューニング」致しますわ!」
81 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 21:56:39.75 ID:wDQIgGTI0
コナミ「この召喚方法は…!」

カラット「シンクロ召喚!おいでなさい!神聖騎士パーシアス!!!!!!」
神聖騎士パーシアス「フッ…ハァッ!」


神聖騎士パーシアス シンクロ
星8/光属性/天使族/攻2600/守2100
チューナー+チューナー以外の光属性モンスター1体以上
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。


コナミ「シンクロ召喚…!こっちにもやっぱりあるんだなぁ!」

カラット「見惚れて頂いて光栄ですわ!ではバトルフェイズ!私はパーシアスでグランパルスに攻撃致します!」

パーシアス「…フン!」ジャキン!
グランパルス「『…グランパルス、損傷。作戦を終了致します』」ドカーン!

???(ああグランパルスが沈んで行きます…被害も甚大さあどうする超量ジャー!次回に続…)
コナミ「続かねえし俺にも被害が出てるっての!あーいてぇ…」2800→2000

カラット「私はこれでターンを終了!」

カラット 手札0
場 パーシアス ヴァルハラ 女神の加護
82 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:20:04.15 ID:wDQIgGTI0
コナミ「俺のターン!ドロー!(…この手札だとパーシアスは倒せない…なら!)俺は手札から超量妖精アルファンを召喚!」手札2
アルファン「アルファ!」キュート!


超量妖精アルファン
星1/光属性/天使族/攻 0/守 0
「超量妖精アルファン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの「超量」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの全てのモンスターのレベルは対象のモンスターと同じレベルになる。
(2):このカードをリリースして発動できる。
デッキから「超量」モンスター3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1体選ぶ。
そのモンスター1体を自分フィールドに特殊召喚し、残りを墓地へ送る。


???(アルファン!超量ジャーのマスコット役にして実は重要な役割を持っていそうで何もなかったアルファンちゃんですね!いやーこの年のアルファンちゃん関連のグッズは飛ぶように売れてショップもウハウハだったとか!正に可愛らしいの化身で見るものも癒さ)

コナミ「そして俺はアルファンをリリースして効果発動!デッキから「超量」モンスターを3種類見せてランダムに相手に選ばせる!俺はブルー・グリーン・レッドの三体を選択!…さぁ!選んでくれ!」
???(アルファンちゃーん!?)

カラット「むむ…ランダムですからどれでも良いのですが…真ん中!真ん中のカードです!」

コナミ「真ん中は…超量士ブルーレイヤー!選ばれた超量モンスターを特殊召喚しその他のモンスターは墓地へ!もう一回頼むぞ!ブルー!」


ブルーレイヤー「なんでまた私なんですかー!デッキの殻に閉じこもらせて下さいよー!」
レッドレイヤー「まあそう言ってくれるなブルー!グリーン!ブルーの援護を任せるぞ!」
グリーン「任せて欲しいっすー!タイチョー!後は任せて欲しいっすよー!」
83 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:21:20.67 ID:wDQIgGTI0
コナミ「俺はブルーとレッドのモンスター効果を発動!ブルーの効果でデッキから超量機神剣ーマグナスレイヤーを手札に加えレッドの効果で墓地からグリーンレイヤーを蘇生する!…俺はこれでターンエンドだ!」

???(…マグナスレイヤーは超量機獣の必殺技。でも機獣達は今は呼び出せませんからね…)

コナミ 手札3
場 ブルーレイヤー(守備表示)
グリーンレイヤー(守備表示)伏せ1

カラット「では私の…ターン…!私は!奇跡の代行者ージュピターを召喚致します!」
ジュピター「…」ムキッ


奇跡の代行者ージュピター
星4/光属性/天使族/攻1800/守1000
1ターンに1度、自分の墓地に存在する「代行者」と名のついたモンスター1体をゲームから除外して発動する事ができる。
自分フィールド上に表側表示で存在する天使族・光属性モンスター1体の攻撃力は、エンドフェイズ時まで800ポイントアップする。
また、フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在する場合、1ターンに1度、手札から天使族モンスター1体を捨てる事で、ゲームから除外されている自分の天使族・光属性モンスター1体を選択して特殊召喚する。


コナミ「また新しい細マッチョ代行者…!」

カラット「私は奇跡の代行者ージュピターの効果!墓地から光属性・天使族のカードを除外してフィールド上の天使族の攻撃力を800上昇させます!マスター・ピュペリオンを除外!」

カラット「私はパーシアスを選択!攻撃力をアップします!」
ジュピター「…ハァッ…!」
パーシアス「フンッ!」2600→3400

カラット「更に私はパーシアスのモンスター効果!相手フィールド上のモンスター一体の表示形式を入れ替えます!私はブルーレイヤーの表示形式を変更!」

ブルーレイヤー「ふぇぇ…」攻1200
コナミ「!やっべ!」
84 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:31:54.25 ID:wDQIgGTI0
カラット「バトルフェイズ!私はパーシアスで守備表示のグリーンレイヤーに攻撃致しますわ!」

コナミ「…あれ?なんでわざわざ表示変更したブルーレイヤーに攻撃しな…!貫通効果持ちか!?」

カラット「その通りです!貴方のライフは残り2000!お祖母様からもなるべくピッタリ0にした方が美しいと言われたのでその通りやらせて貰いますわ!」

グリーンレイヤー「マズイっす司令官…!兎に角司令官の安全を!自分達は大丈夫っすから!」

コナミ「…悪りぃ!トラップ発動!ダメージダイエット!このターン受ける戦闘ダメージを…半分に!」


ダメージダイエット 通常罠
このターン自分が受ける全てのダメージは半分になる。
また、墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、そのターン自分が受ける効果ダメージは半分になる。


パーシアス「…ハァッ!」
グリーンレイヤー「司令官には届かせませんっすよ…!司令官!後は頼みます!」

コナミ「サンキューな!グリーンレイヤー!…俺は墓地に送られたグリーンレイヤーの効果!手札からマグナスレイヤーを墓地に送ってカードを1枚ドロー!」2000→1000
85 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:35:06.51 ID:wDQIgGTI0
カラット「また決められませんでしたか…!ですがまだモンスターは残ってます!私はジュピターでブルーレイヤーに攻撃!」

ジュピター「…!」謎ビーム!
ブルーレイヤー「くうっ…!…グリーンさんが意地を見せたんですからね…!司令官!お疲れ様です!」


コナミ「ああ任せとけ!何とかするから大丈夫だ!」1000→700

カラット「…私はターンエンド!この瞬間ジュピターの効果は切れ、元の攻撃力に戻ります!ターンエンド!」
パーシアス「…」3400→2600

カラット 手札0
場 ジュピター パーシアス 女神の加護
86 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:39:01.78 ID:wDQIgGTI0
???(グリーンレイヤーさん…ブルーレイヤーさん…)
コナミ「何とか2人のお陰でギリギリ耐えられたな…てかつえーなオイ…!カラットお嬢様!あんたやるなぁ!」

カラット「お褒めいただき光栄でして!これでもお祖母様とのデュエルの特訓はしております!…お父様も私の成長に気づいて頂ければ良いのに…」

コナミ「…?」

カラット「…なんでもございません、さあ!貴方様のターンです!」


コナミ「はいよっ!俺のターン!ドロー!」手札4


???(でもどうするんですか…?まだライフも彼方の方が遥かに高いですしこっちのライフは風前の灯火ですし…エクストラにも一発逆転ー!みたいなカードは…)

コナミ「いやこれから出すから何の問題もないだろ?あ、スタンバっとけよー?」
???(へ?)
87 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:41:44.11 ID:wDQIgGTI0
コナミ「俺は手札から切れぎみ隊長を召喚!」
切れぎみ隊長「フザケンナ!(声以外も迫真)」


切れぎみ隊長
星1/地属性/戦士族/攻 400/守1200
(1):このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。


コナミ「効果で俺は墓地からレベル4以下のモンスターを一体蘇生する!俺が選ぶのは超量妖精アルファン!レベル1モンスター!」
アルファン「アルファンファン!」プリチー!

???(アルファン…って可愛いですけどステータスが一番高いのはブルーレイヤーさんじゃないですか?レベル1を2体並べてどうす…)
???(…いやちょっと待って下さい無理です無理です!私謙遜してるわけじゃないですけど逆転できるような効果持ってないですしそれにああもうエクシーズのエフェクト出てる!引っ張られますって!やめて!出さないでええええ!!!!!)


コナミ「俺は!!!!レベル1のモンスター2体でオーバーレイネットワークを構築ー!!!!エクシーズ召喚ー!!!!!!」


???(ああもう出てしまいますからー!)
88 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 22:54:35.01 ID:wDQIgGTI0
コナミ「エクシーズ召喚!!!ランク1!!!シャイニートマジシャン!!!!」

シャイニートマジシャン「…うぅ…出てしまった…どう考えてもこの状況に似つかわしくないモンスターが出てしまいましたー!」


シャイニートマジシャン
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 200/守2100
レベル1モンスター×2
このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
また、このカードを対象とする魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にし破壊する。


カラット「シャイニート…マジシャン…?
でもあのシャイニートマジシャン…!

そこの方!」
黒服「はっ!」

カラット「至急資料を持ってきて下さいますか?資料は…」


コナミ「よっしゃエクシーズ召喚決まったー!良かったぜー…またエラー吐いたらどうしようかと…」

シャイニート「…なんで…なんで私なんですかー!もっとつよそうなモンスターいっぱいエクストラ入ってるじゃないですかー!あのドラゴンさんとかー!私じゃ勝てませんってー!」

コナミ「いや大丈夫大丈夫!なんとかなるって!ヘーキヘーキダイジョビダイジョビ、いやー流石に守備表示での召喚にはなるけど…」

シャイニート「そりゃ私攻撃力100ですからね!?小突かれたら死にますからね!?」

コナミ「…それにだ!」
シャイニート「なんですか…?」


コナミ「…俺は負けると思ってカードは出さないからな!…宜しくなシャイニート!頼むぜ?」

シャイニート「…はぁ…宜しくです…」
89 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:00:19.83 ID:wDQIgGTI0
コナミ「んで俺は早速シャイニートに装備魔法、ガーディアンの力を装備させる!」

シャイニート「うわこれ重たいや…つでもないですね…いやむしろエナジー系の…研究に疲れた時に飲んでたやーつ…」


ガーディアンの力 装備魔法
(1):装備モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動する。
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
(2):装備モンスターの攻撃力・守備力は、このカードの魔力カウンターの数×500アップする。
(3):装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分フィールドの魔力カウンターを1つ取り除く事ができる。


コナミ「んで手札を1枚セット!これでターン終了!」

コナミ 手札1
場 ガーディアンの力 伏せ1
90 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:07:44.77 ID:wDQIgGTI0
カラット「私のターン!ドロー!」手札1

カラット「今度こそ終わりにさせます!私はジュピターの効果を発動!裁きの代行者サターンを除外して効果発動!パーシアスの攻撃力を再び800ポイント上げ3400ポイントに!」
パーシアス「…!」
シャイニート「ひえぇ…!あれ喰らったら死にますってば!マジで!死にますぅ!」

カラット「ご存知の通りパーシアスは貫通効果を持っております!私はパーシアスでシャイニート・マジシャンを攻撃致します!これで終わり…!」

コナミ「シャイニートに装備させたガーディアンの力の効果を発動!ガーディアンの力に魔力カウンターを乗せる!更にこのカウンター一個につき攻撃力と守備力を500ずつあげる!」

コナミ「…んだけど!その前に罠発動!D2シールド!」
シャイニート「うえっ!?なんか盾みたいのが…なんか守備力上がった気がします!」


D2シールド 通常罠
自分フィールド上に表側守備表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターの守備力は、元々の守備力を倍にした数値になる。


コナミ「これでシャイニートの守備力アップ!これによってシャイニートの守備力は…!」

シャイニート 守2100→4200→4700
91 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:15:32.80 ID:wDQIgGTI0
カラット「守備力4700…!」

パーシアス「…」キンッ!
シャイニート「…弾けた…!弾けましたよー!私ー!見てましたかー!ねー!ホラー!」

カラット「くうっ…!してやられましたわね…!(ですけどまだ私の方がライフ上では有利…!)私はカードを一枚伏せてターンエンドします!」LP 8400→7100

カラット 手札0
場 パーシアス ジュピター 女神の加護 伏せ1

コナミ「そんじゃ俺のターン!ドロー!
シャイニート「やりましたー!やりましたよー!いやー守備なら私も少しは行けます!このまま耐えて耐えて…」
俺はシャイニートを攻撃表示に変更!」手札2

シャイニート「…あの…私耐えるためのカード…なんですけど…」

コナミ「俺は手札から魔法カード、アームズ・ホールを発動!デッキの一番上からカードを墓地に送って効果発動!」


ギャラクシーサイクロン 墓地


アームズ・ホール 通常魔法
このカードを発動するターン、自分は通常召喚できない。
(1):デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
自分のデッキ・墓地から装備魔法カード1枚を選んで手札に加える。


コナミ「こいつでデッキからデーモンの斧をサーチ!んでそのままシャイニートに装備!攻撃力1000アップ!」

シャイニート「おお中々大きいですねこれ…」

シャイニート 600→1600

コナミ「バトルフェイズ!俺はシャイニートでジュピターに攻撃!この瞬間ガーディアンの力の効果でまた魔力カウンターを乗せて…更に500ポイント攻撃力アップ!」

シャイニート 1600→2100
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/20(火) 23:21:46.70 ID:wDQIgGTI0
コナミ「行けっ!シャイニート!必殺の「一撃」で相手のLPを刈り取れっ!」

シャイニート「常識的に考えて無理ですよねそれ…うー斧重たい…」
ジュピター「クオオッ…」ペチッ

カラット「…ふふ、可愛らしいダメージですね」LP 7100→6800


シャイニート「可愛らしい…可愛らしいダメージ…」
コナミ「…ジュピターは破壊できたから問題なし!俺はカードを1枚伏せて…ターンエンド!」

コナミ 手札0
場 シャイニート ガーディアンの力(魔翌力カウンター2)デーモンの斧 伏せ1


カラット「では私の…ターン!ドロー!」手札1

カラット「…今まで幾度も決めようとしましても全て阻まれてまいりましたわ…ですので!この一撃で確実に決めさせて頂きます!私は手札から3枚目の天空の聖域を発動!」

コナミ「おいまたかよっ!?」

カラット「そして私は永続罠奇跡の降臨を発動致します!これによって私は…裁きの代行者ーサターンを特殊召喚致します!」
サターン「オイオイこれでは…我々の勝ちじゃないか…」


奇跡の降臨 永続罠
(1):除外されている自分の天使族モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
このカードがフィールドから離れた時にそのモンスターは破壊される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。


裁きの代行者ーサターン
星6/光属性/天使族/攻2400/守 0
自分のライフポイントが相手を超えている場合、自分フィールド上に存在するこのカードをリリースして発動する事ができる。
超えているライフポイントの数値分のダメージを相手ライフに与える。
この効果は自分フィールド上に「天空の聖域」が表側表示で存在しなければ適用できない。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。 


カラット「そしてサターンのモンスター効果!これによって私と貴方のLP分のダメージを貴方に与えます!これで…これで!本当にフィニッシュですっ!」

サターン「Saturn!Ready?OK!Saturn!」

コナミ「…」
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:24:03.68 ID:EXX39Li+o
サターン違いじゃねぇか!
94 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:37:34.87 ID:wDQIgGTI0
シャイニート「いや効果ダメージなんて…!どうするんですかー!?私でもあんなの防げませんし…!墓地のダメージダイエットでも防ぎきれないダメージで…」

コナミ「お、なんだちゃんとみてたのか、お前」

シャイニート「いや見てるに決まってますよ!隣から見えますしそれに…それに…この屋敷がかかった…試合なんですから!気にもなりますっ!」

コナミ「でも確かここはもう良いって…」


シャイニート「それはっ!しょうがないからであって私だって…!本当はこの家が無くなるなんて嫌ですよ…ただ居候してるだけでしたけど!この家の暖かさとかなんかそういうのが、ここに住んでる人が!私に気づいてなくても、なんか…良かったんです…!だからそれを無くしたいわけないじゃないですか!」


コナミ「…そんでどうしたいんだよ?」

シャイニート「…そりゃ残したかった、です。でも…もう無理じゃないですか…もう貴方も負けちゃいますから…」

コナミ「違うって…シャイニート、お前はーーー」
95 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:40:25.85 ID:wDQIgGTI0
コナミ「お前はーーーどうしたいんだよ?」




シャイニート「…私を…私とこの家を!助けて下さい…「コナミ」さん!」
96 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/20(火) 23:49:39.08 ID:wDQIgGTI0
コナミ「…なら良し!まあ良くなくてもこのカードは使ってたけど!負けたくないしなー!俺!」


コナミ「トラップカード!リフレクト・ネイチャーを発動!」
カラット「その罠カードは…!」


リフレクト・ネイチャー 通常罠
このターン、相手が発動したライフポイントにダメージを与える効果は、相手ライフにダメージを与える効果になる。


コナミ「コイツの効果でこのターン!俺が受ける効果ダメージは…相手が代わりに引き受ける事になる!確か俺が受ける筈だったダメージは6400ポイントだったよな!この分のダメージを…」


コナミ「カラットお嬢様!あんたにそのままお返しするぜ!」


カラット「きゃああああぁ!!!!!」

カラット LP7100→700
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/20(火) 23:55:36.86 ID:xeLhaZDRo
どっかのコナミくんもよく使ったリフレクト・ネイチャー!!
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2018/11/21(水) 00:17:50.82 ID:D1D9rXP80
シャイニート「…ラ…ライフポイントが…並んだ」

カラット「そんなカードを伏せていただなんて…!…私もまだまだ…と言う訳ですね…」

コナミ「(いや、ネオドミノだとバーン対策してないとホントにきつかったからなぁ…突然2000以上のバーンが普通に飛んできたし…)」

カラット「…私に出来る事はもうございません、…ターンエンドです。」

カラット 手札0
場 パーシアス
天空の聖域 奇跡の降臨 女神の加護
99 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/21(水) 00:19:41.37 ID:D1D9rXP80
コナミ「…俺のターン、ドロー」手札1

カラット「(このまま攻撃してきてもダメージは発生しないのでまだ…いえ、彼の墓地に落ちたあのカードはで私のカードの女神の祝福が破壊されて…私の負け、ですね)」


ギャラクシー・サイクロン 通常魔法
「ギャラクシー・サイクロン」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。


コナミ「…俺は手札から霧の谷の見張り番を召喚してそのままバトル!」

カラット「え…」

コナミ「シャイニート・マジシャンでパーシアスに攻撃!この時ガーディアンの力で500ポイント更に攻撃力・守備力をアップする!更にシャイニートは1ターンに一度戦闘では破壊されないから…パーシアスだけ破壊だ!」

シャイニート「私がこんな巨大なモンスターと相打ちだなんて…!ワクワクしますよー!てーい!」
パーシアス「グゥッ…!」ドシャーン!


コナミ「そして見張り番でダイレクトアタック!なるべく優しく頼むぞー!見張り番!」

見張り番「…」ちょこん

カラット「…ええ、私の…」
100 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/21(水) 00:20:58.29 ID:D1D9rXP80
カラット「…私の負けですわ…」700→0



『winner!!!コナミ!!!』
101 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/21(水) 00:22:16.07 ID:D1D9rXP80
とりあえずここまーで
デュエル構成やら文章やら色々雑な部分もあって申し訳ありません!
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 00:26:31.40 ID:OsjLglTHo
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/11/21(水) 09:50:38.39 ID:S6BrOt6SO
乙です。

リフレクトネイチャーを使いこなすとはさすがww

ネオドミノにはバーン使いがいっぱいいたからね……リアリストとか。

これからも続きを楽しみにしています。


(豚さ……いやなんでもない)
104 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/27(火) 00:28:03.64 ID:hcH7VK180
大変遅くなりました。更新ちょっとずつ再開していきます。
皆さん暖かいコメントありがとうございます。

リフレクトネイチャーかエネルギー吸収板
スピードの中の決闘では必要不可欠…
105 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/27(火) 00:41:30.93 ID:hcH7VK180
コナミ「よっしゃー!大勝利ー!」
シャイニート(ほ…本当に勝ってしまった…しかも私出てしまった…!)

カラット「…お見事ですわ!完敗です!これでも私少々デュエルには自信がありましたのに…」

コナミ「いやお嬢様強かったぞ?一歩間違えてたら負けてたの俺だっただろうし」

カラット「あら…ふふ、お褒め頂き感謝致します…それで約束の件ですね、ここの打ちこわしをやめさせて頂きます」

コナミ「おお!了解了解!だってさ!良かったなぁ!オイ!」

シャイニート(声が大きいですよ!…まあ私は普通の人には見えないですからいいんですけど…)


カラット「…ああ、それと…少しお待ち頂いて宜しいかしら?」
コナミ「?」

106 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/27(火) 00:56:14.22 ID:hcH7VK180
黒服「…お待たせしました!カラット様!」

カラット「ありがとうございますわ、さて…ここの打ちこわしを防いだのはお見事ですわ、ですけど…これからここはどうされるおつもりで?」

コナミ「は?いやどうするって…どうするんだよオイ?」

シャイニート(いやどうするも何も…別に何もありませんよ…またここに居つくぐらいかなぁ…)


カラット「…この土地の権利書はお持ちですの?」

シャイニート(…あっ…)
コナミ「けんりしょ?何だそれ…見たことないな…あーでもノーマネーの姉貴が何か話してたようーな、そうでもないよーな…」

カラット「…端的に言うとそれが無いとここは誰のものでも無い土地になります、要は自分の物だとアピールする証明!みたいな感じです。コナミさんはここの証明書は…」

コナミ「いや、持ってないない。そもそもここに来たの昨日でふらっと雨宿りに潜り込んだだけで…」

カラット「兎に角!それが無い以上貴方にこの土地と…屋敷をどうこうする権利はありません。そしてその権利書は…カラット家の元に存在しておりましてよ?」

コナミ「…あれ?じゃあこれって…」

シャイニート(あーつまり…このデュエル自体本当は意味ないって事だね…)
107 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/27(火) 01:10:49.11 ID:hcH7VK180
コナミ「…マジかよ!くそっ…!そこら辺の話マーサ辺りに聞いときゃ良かった…!でもそうすっと…どうするかなー…?」


カラット「…ですが本題はそこではありません」
コナミ「ん?」


カラット「この権利書は…本来はここの元家主が持っていた物でしたの。それをカラット家は預かっていただけ…そしてこれを…遺書に相応しい人に渡してくれとの事で。」

コナミ「ほ〜」シャイニート(なるほど…)


カラット「そしてその遺書には…自分が亡くなったら彼の奥様にそうで無ければ息子に…と書いてありました。」
シャイニート(でもここの奥さんも息子さんももう亡くなってる筈だったけど…だから渡す相手なんて誰も…)


カラット「…しかしこの後にはもし…彼女達がもう既にいない場合は…とある人間…いや、「屋根裏に住み着いている少女」に渡して欲しい、とここには書いてるんです。」

コナミ「…?それって…」



108 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:26:49.18 ID:Sd4wHvfe0
そう言えばという訳じゃないんですけど今が時系列的にはゼアル本編で言う所の7話くらいの時系列です
設定とかに齟齬があるかもしれませんので適宜指摘して頂けると幸いです。

カラット「さらに遺書にはこう書かれてますわ
「私にも詳しくは見えてない…だがボンヤリと私が天井を見ているとたまに姿が見えたりしたのだ、その少女は特に一日中動く事も無く別に何をしている訳でもなさそうだ」と」

シャイニート(…いや見られてたんですか私…あんな一日ダラダラしてるだけの姿なんかを…)
コナミ(いや一日何もしない事なんて珍しくないだろ?俺だって暇さえあれば寝てるし)

カラット「そして、この家の家族の方にもこの少女の姿は見えていたようですよ?みんなして家の守り神みたいな扱いをしてたとか」

シャイニート(本人は多分新作の薬のアイディアも出ずにゴロゴロしているだけだと思いますけど)

カラット「…そしてその息子さん、この家の最後の持ち主もその少女がこの家を継ぐことを了承してます…とは言えそんな少女は今の今まで居なかった様ですが」

コナミ「なるほど…おーい?今の話本当かー?」
シャイニート(確かに私は屋根裏に住み着いてたってのはそうなんですけど、見えてた事は気づかなかったです…そうですか…私にこの家を…)
109 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:29:02.81 ID:Sd4wHvfe0
カラット「ここにはその少女の絵もあるんですが…それが先程のデュエルでコナミ様が召喚された「シャイニート・マジシャン」と非常に似ているんです。ですから何か関係があるのでは?と思ったのですが…」

シャイニート(…いや、多分私ですね。そっかぁ…あの人見えてたんだぁ…)

コナミ「…んー、それで結局ここはどうなるんだ?やっぱり無くなっちまうか?」

カラット「そうはさせませんわ!デュエルの結果で決まった事はキチンと守らせていただきます!ここは打ちこわさせません!」

コナミ「(…だってさ…どうする?シャイニート?)」

シャイニート(私は…ここが無くならないなら別に大丈夫です、私はどこでも大丈夫ですしここの屋敷も自由に使って貰った方がいいんじゃないかな…)
110 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:31:00.22 ID:Sd4wHvfe0
コナミ「…よっし、なら決定だな。んじゃカラットお嬢様!迷惑かけたなー!もう出て行くから!」

カラット「え…?もう出ていかれるのですか!?ここの屋敷の事は…」


コナミ「あー俺わかんねぇからいいわ!…あ!その代わりって訳じゃないけどさ…」

コナミ「「屋根裏の少女」からの伝言!いくつかあるみたいだから伝えとくー!えーとまず…」



カラット「(…本当に不思議な人ですね…いきなりデュエルを仕掛けて来たかと思ったら特に屋敷にも執着せずに出て行ってしまうなんて…まるでデュエルがしたかっただけの様です)」

カラット「(ですけど…悪い人ではなさそうです)」


コナミ「…だってさ、ここは自由に使って貰っていいし適当に改造してしまって構わない。ただ打ちこわしだけは辞めてくれって「屋根裏の少女」は言ってるぜ?権利書もそっちが自由にしてくれって」

カラット「あら…では打ちこわし以外はどうしても良い…と?」

コナミ「ま、そういう事みたいだな?隣で聴いてる限りそれでいいみたいだぞ?」

シャイニート(まあ…そんな感じでお願い出来れば幸いですー…)
111 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:32:21.91 ID:Sd4wHvfe0
カラット「…分かりましたわ、そう伝えて起きます…と言う事はコナミ様の「シャイニート・マジシャン」は…」

コナミ「そうそう、そのシャイニート・マジシャンが屋根裏の少女って訳。本人は見られないと思ってたみたいだけどな」

シャイニート(余計な事言わないで下さいよー…)

カラット「と言う事は…所謂カードの精霊ですか!?童話では聞いてましたが本当にいるのですね!?是非お話を聞かせて頂いても…」

黒服「…お嬢様、そろそろお時間が…」

カラット「…分かりましたわ。ではコナミ様、そのお話しはまた次回にでも聞かせて下さいね?では失礼致します」

コナミ「おー!じゃーなー!…あ!そうだ!カラットお嬢様!」

カラット「…?何でしょう?」
112 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:33:34.39 ID:Sd4wHvfe0
コナミ「またデュエルしようぜ!」



カラット「…ええ!また機会があれば!」
113 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:35:47.15 ID:Sd4wHvfe0
カラット「コナミ様…とても面白いお方でしたわね…また…またお手合わせ願いたい物です。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コナミ「…とまあ出て行ったはいいとして…アテがまた無いんだよな、さてどうするかね…」

シャイニート(…って事は私宿無しって事ですか!?いやお家とか無いんですか!?)

コナミ「だってここ来たばっかだし…特にここら辺詳しい訳でもないし…そっちこそどっか行くアテ知らねえか?」

シャイニート(無いですよーそんな物ー!あぁこのままでは野宿ルート真っ逆さま…こんな事ならおウチ手放すんじゃなかった…)

コナミ「えー?野宿でも良くないか?お前カードだからケースの中とかなら飛んでは行かないだろうし…それとも狭いとか?」



レッドレイヤー(司令官、残念ながらシャイニート嬢が気にしてるのはそういった事では無いと思うぞ?我々は兎も角、レディに寒空の下で過ごさせるのは些か配慮に欠けるとは思わないかね?)

グリーンレイヤー(そうっすよ?ウチら3人は良いっすけどシャイニートさんだけは何とかして上げて下さいっすね?)

ブルーレイヤー(いや私女性…まあそうですね。司令官、何とかなりませんか?)


コナミ「…ほら、まだ昼間だし…夜までには何とかなるだろ!それより…」
114 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/11/29(木) 22:37:35.47 ID:Sd4wHvfe0

コナミ「これからも宜しくな?「シャイニート」」





シャイニート(…宜しくお願いします…って!それはそれとして今日泊まれる場所探して下さいよー!)


コナミ「分かった分かった!善処するってば!」
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/03(月) 12:44:35.43 ID:uqgzOwxSO
続き待ってます乙
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/16(日) 16:33:36.12 ID:8HiZiswmO
超量新規も来るし続きはよ

はよ
117 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/12/31(月) 15:17:24.26 ID:8ffLsQf+O
大変遅くなって申し訳ありません…
見てくれている人も少ないでしょうが更新再開します。
また読んでくだされば幸いです。
118 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/12/31(月) 15:26:34.30 ID:8ffLsQf+O
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コナミ「取り敢えず住処もそうなんだけど金が全然ないのも問題だよな…仕事探さないと…」

シャイニート(職無し家無しと最低最悪のスタートにも程ありますね…と言うかその見慣れないデュエルディスクといい何処か遠い所からやってきたんですか?)

コナミ「それが全然わっかんねぇんだよな〜分かったら苦労しないんだけどさぁ…あ、カード拾ちてんじゃん、拾ーろいっと」

シャイニート(話聞いてますかー…?あーなんでこんな人に付いていこうと思ってしまったんだ私ー…)

コナミ「おっ、こっちにもカード落ちてんな、貰いっと…おっ、また1枚あるな、拾ってこっと…」

シャイニート(すいません恥ずかしいんで辞めてもらってもいいですか?もうちょっとボリューム下げるとか…)

コナミ「…またカードだな…なぁシャイニート、なんかカード続いて落ちてると思わないか?」

シャイニート(知りませんよー…誰かが間違ってデッキごと落としたとかじゃないんですか?もしくはデッキケースから連続でボロボロ落としていった…とか…?)
119 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/12/31(月) 15:41:51.66 ID:8ffLsQf+O
コナミ「…あっちの方に対して伸びる様にしてカードが落ちてんな…もしかしたら誰かが落としたのを気づいてないのかもしれねーし、届けに行ってやりますか!」

シャイニート(人の心配するより今日の宿についての心配して下さいよー!もー!どうするんですかー!さっきから歩きまわってもない1つ決まってないじゃないですかー!)

レッドレイヤー(まあまあ…取り敢えず落ちてくれ、シャイニート嬢。確かに司令官には無鉄砲な所もあるとは思うが悪い男ではない…筈だ。それに届けてあげると言うのは私も賛成だな、困っている人が居れば助け、可能な限り手伝う!そう!それこそが我らの…)


シャイニート(『超量戦士乃掟』第三項目十二条の『ヒーローたるものの掟』の項目ですか!?あれは本放送で出てきた使い方でも感動したんですけど大全集で明らかになった裏設定も素晴らしくて私その項目はーーー)


コナミ「よっし行くぞー、もしかしたらなんかお礼してくれるかもしんないし、そうと決まれば…あっちの路地裏の方まで伸びてんのか?取り敢えず拾っていくぜー?」
120 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/12/31(月) 16:04:42.63 ID:8ffLsQf+O
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路地裏

コナミ「…よっ、とっ!これで32枚だな。多分これデッキごと落としてんなぁおい…俺みたいないい人間に拾われたからいいものを、そうじゃなかったら盗まれてたぞこれ」

ブルーレイヤー(司令官その…最初の何枚かポケットに入れようと…)

コナミ「…いやだってさー…サテライト時代だと落ちてたカード拾ってデッキに入れてた癖があって…んーこの先か?随分途切れねぇな、なんか急ぐ用事でもあったのか?」

グリーンレイヤー(いやーまるで流れ血みたいっすよね、歩いてたらぽたぽたぽたぽた流れてくるよーな…ホラ、よくあるじゃないっすか!ホラー映画なんかで血が流れてくる演出とか…)


コナミ「」
コナミ「」
コナミ「」ポイッ


シャイニート(そんな訳ないじゃないですかー!何ちょっと怯えた様な顔してるんですかー!?)
コナミ「い…いやこれって…そーいう事だったのか…!?って事は俺はまんまと誘き出されて怪物の餌かなんかに…」

シャイニート(なりませんよー!…多分…)
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2018/12/31(月) 16:11:20.89 ID:R8ZPCilJ0
期待
122 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2018/12/31(月) 16:18:29.18 ID:8ffLsQf+O
コナミ「取り敢えずここまで拾ったのはこの隅っこの方においとけば気づくだろ!良し!家に帰るか!」
シャイニート(その帰る家がないんですってば!…ここまで来たら渡してあげればいいじゃないですか…別にそんな化け物なんていませ…)


「うわああああああああああ!!!!!!!!!!!」



コナミ「!?なんだ今の声…!奥の方からか!?」

レッドレイヤー(…取り敢えず行ってみようではないか?司令官?)

コナミ「…お、おう…!」
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/01(火) 13:37:48.39 ID:pIkPLMjSO
待ってました。

デュエル描写が書ける人を尊敬します。
124 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/01(火) 17:14:11.78 ID:NQL29XEq0
男「もうやめてくれよっ!?ちょっと缶を投げ捨てちまっただけじゃねーかぁ!?」

???「黙れ!地球を汚すその行動…!エスパーロビンは決して見逃さない!さぁ!必殺の大盤振る舞いを受けるがいい!」


男「うわあああああああ!!!!!?????」


エスパーロビン「今日も勝利の大盤振る舞い!エスパーロビンがいる限りこの世に悪は栄えない!」


コナミ「…何だ何だオイ…?どーいう状況なんだよコレは…?」

シャイニート(あれは…「異次元エスパーエスパーロビン」じゃないですか!)

コナミ「…エスパーロビン?」
125 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/01(火) 17:45:06.99 ID:NQL29XEq0
シャイニート(エスパーロビンをご存知でない!?いいですか?エスパーロビンと言えば!戦隊やM・HERO物とは一線を介した役者本人を売りとしたハートランドの超!人気作品ですっ!マスクや衣装を被った彼らとはまた違いますがこれはこれでアクションが売りで…にしてもかなり精巧に作られたコスプレですね…中の人の背丈とか目とかも似ててまるで本物の奥平さんみたいですけど…)

エスパーロビン「…なんなんだ?君たちはここは危ないから下がっていたまえ!いつ何処にデットマックスからの使者がいるか分からない…気をつけるんだ!」

シャイニート(声までそっくり…え、嘘ですよね?まさかー奥平さんじゃないですよねー!奥平さんただでさえ予定が2年後位までずっしり詰まってるって噂もあるくらい今旬の売れてる俳優さんなんですから本物な訳…)

コナミ「あーいや、取り敢えずこのデッキを返しにきたんだけどさ…これお前のか?」

エスパーロビン「…これは俺のものじゃない、恐らくそこの男の物だろう」
エスパーロビン「ーーーそれをこちらに渡してくれたまえ、俺が責任を持って燃やしておこう。」
126 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/01(火) 19:07:46.03 ID:NQL29XEq0
コナミ「え?いや…なんで?」

エスパーロビン「決まっている!デットマックスが使うカードなど良くない物が混ざってるに違いない!だからそんなカードはこの世から排除しなくてはならないだろう?」

コナミ「…でもそしたらこの人デュエル出来なくなっちまうじゃん…」


エスパーロビン「デュエルなんてする必要があるのか?…デュエルなんで必要ないんだ…何故ならこの俺、エスパーロビンが人々の平和を守るからだ!」


ヒュンッ!


コナミ「危なっ!?」

エスパーロビン「そのカードを持っているということは貴様もデットマックスの手先である可能性が高いと言うわけだ!さぁ!貴様にも勝利の大盤振る舞いを喰らわせてやろう!」

コナミ「もう訳ワカンねぇってのー!頼むから落ち着けって…!」

シャイニート(あっこの殺陣まさか本物…?えっいやなんでなんで…?)


???「風也ー!待ってくれー!お前に話したい事があるんだ!」
???「ちょっと遊馬!危ないって…!」


コナミ「…ん?」

127 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 14:32:41.84 ID:yx6z6gmUO
遊馬「止めんな小鳥!俺は風也に伝えなきゃいけねぇ事があるんだ…!風也ー!今そっちに行くからなー!」

小鳥「ちょっと落ち着いてよ遊馬!いきなり話したところで解決するわけでもないでしょ!?頭冷やしなさいよ!」
遊馬「だからってこのままにしたって解決する事じゃねぇ…!おい風也!目ぇ覚ませよ!」

エスパーロビン「ゆう…まっ!?…仕方ない…!今のところは一時引くとしよう!ではさらばだ!」


コナミ「あっおい!?…いっちまいやがった…」


「遊馬、エスパーロビンが行ってしまったぞ!?これでは彼が私と関係があるのかどうか突き止められないではないか!」

遊馬「どうして止めるんだよ小鳥!」

小鳥「遊馬のバカっ!ちょっとは冷静になってよっ!…風也君は確かに可哀想だとは思うけど、私達にどうにか出来る事じゃないよ…」


シャイニート(やっぱりあれは本物の奥平さんだったんですか!?…うわーしまったああああ!!!!サイン貰っておけば良かったあ!!!!)
128 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 14:48:27.90 ID:yx6z6gmUO
遊馬「そんな事はねぇ!…かっとビングだ!かっとビングさえあれば風也だってきっと元気になってくれる…!俺はそう信じてる!」

小鳥「…遊馬のかっとビングでも風也君の事は…」

「遊馬!こんな所でグズグズしているわけにはいかない!早く次にエスパーロビンが現れる場所まで行くぞ!遊馬!」


コナミ「…とりあえずカードこの人のだよな?えーっとデッキケースデッキケース…」


小鳥「…兎に角もうこれ以上風也君に関わるのはやめようよ…風也君がもっと大変になっちゃう…」

「小鳥!それは駄目だ!私はエスパーロビンの秘密を何としても解き明かさなくては行けないんだ…!その為には彼に是非会って話さなくては…」

遊馬「そうだぜ小鳥!俺は1人でも風也に会いに行く。会って…俺はあいつとデュエルしなくちゃならねぇ!」


コナミ「…デュエル…?なぁ今デュエ…!?」
129 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:01:51.00 ID:yx6z6gmUO
遊馬「俺はアイツと会ってデュエルしなくちゃならねぇ…!デュエルの話をしてる時のアイツ、スッゲー楽しそうだったんだよ!だから俺は…」

コナミ「…おーい、おーい…」

「それに関しては賛成だ、今エスパーロビンには「No.」が取り憑いている。」
遊馬「!本当か!?」

コナミ「…あのさー…ちょっと話聞いてもー…」

「ああ、それも含めてエスパーロビンに話を聞く必要があるな…それはそうと遊馬、さっきから君達に誰かが声をかけている、君の知り合いか?」
遊馬「え…?」

コナミ「あ…やっと気付かれた…」
130 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:09:18.93 ID:yx6z6gmUO
遊馬「ウワワワワッ!?ぜ…全然気づかなかったぜ…!」
小鳥「私も気づかなかった…!ご、ごめんなさい!気がつかないで!」

コナミ「俺そんな影薄かったかなぁ…?アカデミア時代のアイツ程じゃ無いだろうけどさ…あぁそれで聞きたい事がいくつかあるんだけどさ…まずーーー」




コナミ「ーーー君達の後ろ辺りでふわふわ浮いてる彼、誰?」




小鳥「…えっ?」

遊馬「…それって!?」


アストラル「…!?君には…!?君には私が見えているのか…!?」


コナミ「あー…割とばっちし?」
131 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:19:51.25 ID:yx6z6gmUO
小鳥「透明の人って…それって遊馬が話してたアストラルって事!?…遊馬以外にも見える人がいたのね…」

コナミ「ほーん、アストラルって言うのかー…あ、お前らも見えてんの?」

シャイニート(…見えますね…半裸の男性…?女性…?)
レッドレイヤー(私にも見えているぞ、司令官。ちなみに他の2人も見えているらしい)

アストラル「私も君の隣に何人か居るのが見える…!と言う事は君達は私と同じ存在ということか…!?」


遊馬「マジで!?あんた大変だなー…煩くないか?こいついっつも隣で煩くてさー…デュエルの時とか一々隣でごちゃごちゃ話しかけてくるから集中出来ねぇし…」

コナミ「あー分かるわ、隣で一々言われると正しくても集中出来ないことあるよなー…タッグ組んでる時なんかだと意外な一言に助けられたりするんだけどさー」


遊馬「…って事はアンタもデュエリストか!?」


コナミ「おう!あったりめーよ!生まれてこの方ずーっとデュエリストだぜ!…そういうお前もデュエリストなんだろ?」


遊馬「おう!俺の名前は九十九遊馬!夢はデュエルチャンピオンになる事!その為にかっとビングしてデュエルしてる!宜しくな!…そういやあんたの名前は?」


コナミ「ん…?あぁ名前か、俺はコナミ、名前は呼び捨てでもさん付けでもどっちでもいいぞー」
132 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:23:55.74 ID:yx6z6gmUO
アストラル「君たちに聞きたいのだが私の事を何か知らないか?名前がアストラルと言う事と「No.」と呼ばれるカードが私の記憶にあることだけは覚えているのだが…」

シャイ「い、いやー…知らないですねー…自分あんまり知り合い…いないんでぇ…」

グリーンレイヤー「…あ!でもNo.ってカードなら見た事あるっすよ!」

アストラル「何…!何処で見かけたか教えてくれないか…!そのカードは私の記憶なんだが…それがあれば私の事を何か思い出すかもしれないんだ」

グリーンレイヤー「と言うか今司令官のEXデッキに既に入ってますよ?でも結構暴れてましたから今司令官が預かっているんすけど…」

アストラル「…何!?マズイ…遊馬!」



コナミ「そんじゃデュエリストが2人いるって事は…やる事は一つだよな!?」

遊馬「おう!早速デュエルだ!行くぜ!かっとビングだ!お…」


アストラル「遊馬!待つんだ!彼は今No.を所持している!デュエルをするなら気をつけて…」

遊馬「No.…本当かー?アストラル、俺にはコナミが暴走している様には見えないぜ?」


コナミ「…?どしたー?」


アストラル「…確かに彼は暴走している様には見えないが…」

遊馬「それにデュエルすれば分かるだろ!よしDゲイザーセット!デュエルディスク!セット!」

コナミ「よっしゃ!行くぜー!」


コナミ・遊馬「「デュエ…」」
133 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:38:08.22 ID:yx6z6gmUO
小鳥「ちょっと待ちなさーい!!!!!!」

遊馬・コナミ「「おわっ!?」」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「何だよー小鳥…今からデュエル始める所だったのに…」

小鳥「何じゃないでしょ!ふ・う・や・く・んー!風也君の件はどうすんのよー!」


遊馬「…そうだったぁ!?わ、悪い…小鳥…」

コナミ「あーあのさ…さっきから話してた風也君って…一体誰の事なんだ?あのマスクかけた奴の事なのか?」

小鳥「そうそうそのマスクをつけた…ってエスパーロビン、ご存知じゃないんですか!?」

コナミ「いや全く…てかさっきから言われてるエスパーロビンについて俺全く分かんないんだけどさ…何があったんだよ…?」

遊馬「それはなーーーー」

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Now lording…
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134 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 15:57:21.67 ID:yx6z6gmUO
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コナミ「ーーーつまりあの仮面被った奴がエスパーロビンって「役」で…そのエスパーロビンをやってる人が奥平風也…なんだよな?」

小鳥「それでその風也君は自分とエスパーロビンとのギャップに苦しんでるんだけど…お母さんはそれを見せないように風也君に言ってて…」

遊馬「しかも仕事のせいでデュエルも自由に出来ねぇなんてよ…!あんなにデュエルが好きな奴なのに!」

アストラル「それが原因かは分からないがNo.にも取り憑かれているようだ、No.は通常持ち主の欲望を暴走させ操る筈ーーーしかし…」


コナミ「…あれ?でも俺…そのNo.って言うの持ってってけど何も起きねぇぞ?」


No.57


遊馬「…本当だな…なぁアストラル、これってどー言う事なんだ?やっぱりコナミが暴走してるようには見えねーんだけど…」
アストラル「…私にも分からない、それに非常に興味深くもある…コナミ、君はーーー」
135 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 16:16:15.30 ID:yx6z6gmUO
ギーンゴーン…ガーンゴーン…

小鳥「…もうこんな時間…そろそろ暗くなってくるよ遊馬…続きは明日にしない?」
遊馬「うー…仕方ねぇか…婆ちゃんにも怒られちまうし…」

シャイニート(暗くなる…あーっ!?コナミさーん!?どうするんですかー!泊まる所ー!)
コナミ「あっやっべ…どうすっかな今日…」

遊馬「どうしたんだコナミ?」

コナミ「あ、いや何でもな…」グーッ…

アストラル「…観察結果3、人間の食べて出すの永久コンボ。その食べる時になる音声。即ち…彼はまだ食べていない、つまりコンボを達成する前という訳だ。」

遊馬「要は腹が減ってるって事だろ…でも俺も腹減ったなー!今日は婆ちゃんが唐揚げとデュエル飯作ってくれるって言ってたからなぁ…!楽しみングだぜ!俺!」

コナミ「唐揚げ…!飯…!あっ、やっべ涎が…」ダラダラダラダラ


遊馬「…そうだ!コナミももし良かったらうち来て飯食おうぜ!今日ねーちゃん遅くなるしデュエルの話、聞かせてくれよ!」

小鳥「もー相変わらずデュエル馬鹿なんだからー…ごめんなさいコナミさん、コナミさんにも用事が…」


コナミ「行きますっ!いやっ!是非行かせて下さいっ!」
小鳥「即答ッ!?」
136 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 16:30:24.03 ID:yx6z6gmUO
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遊馬の家

遊馬「よっしゃー!着いた着いた!ここが俺の家だぜ!」

コナミ「おぉー!デッケー!」

遊馬「だろー!?ここに俺とねーちゃんとばーちゃんの3人で住んでるだぜ!…ばーちゃんー!ただいまー!ご飯ごは…」


バシッン!!!!


遊馬「いてててて…」

春「こりゃ!遊馬!帰って来たらまずやる事があるじゃろ?ーーー手洗ってきて、それからご飯じゃよ?」

遊馬「あー…ごめん!婆ちゃん!ーーーコナミも入って来いよー!手洗って一緒飯食おうぜー!」
春「おやぁ?今日はお客さんもいるんかね?」

コナミ「おじゃましまーす!…スッゲー!美味そー!いっただきまーーー」


ペシッン!!!!!
137 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 22:42:57.97 ID:FUzL9RaY0
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遊馬家 屋根上

遊馬「ぷっは〜!食った食ったぁ!やっぱサイコーだな!デュエル飯!」

コナミ「スッゲー美味かった…!お婆ちゃんも優しくていいお婆ちゃんだな〜、俺お婆ちゃんって呼べるような存在がいなかったからなぁ…あー食ったぁ〜!」

遊馬「だろー!?お婆ちゃんが作るデュエル飯は世界でいっちばん美味いんだぜ!?…かーちゃんが作るデュエル飯はあんまり美味しくなかった気がするなぁ…なんてな!」

コナミ「確か遊馬の父親と母親って2人とも冒険家なんだっけか?」

遊馬「そう!2人ともちょースゲェ探検家でさ!特にとーちゃんなんかすげーんだぜ!このペンダント見てみてくれよ!」

コナミ「おぉー…キラキラしてんなぁ…」

遊馬「実はな?アストラル曰くこの鍵には何かしら不思議な力があるみてえなんだよ…な?アストラル?」

アストラル「あぁ、その鍵の事は私も詳しく調べられてないが…それよりも今の私にとっては不思議な事がある」


アストラル「コナミ、君は一体なんなのだ?」

コナミ「…俺?」
138 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 22:55:37.02 ID:FUzL9RaY0
アストラル「そうだ…何故か君はNo.を所持しているにもかかわらず暴走しているような素振りではない。それに…私の事を直視出来ている。」

コナミ「いやー…まぁ、体質…とか…?」

アストラル「…通常No.とはその人間の欲望や心の闇を増幅させ憑依する事によってその人間を操る…即ちNo.に操られていないという事は欲望や心の闇が存在しない、という結論になるのだが…」

遊馬「…コナミがかー…?」

シャイニート(欲望がなさそうには…見えないんですけどねー…)

コナミ「…あのなぁー…もしかしたら俺が聖人みたいに心が清くて仙人みたいに心が美しい人間かもしれないんだぞー?お前ら勝手に決めつけやがって…」

遊馬「聖人はあんなにガツガツと飯は食わないんじゃないかよー?」

コナミ「…確かに…」


アストラル(…コナミ…私の記憶であるNo.に操られない人物、また私の事を直視する事の出来る人物…)

アストラル(まだ現状では把握出来ない…か、観察結果に加えるのはまだまだ時間がかかりそうだ…)
139 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 23:42:03.08 ID:FUzL9RaY0
遊馬「よっしゃ!そろそろ遅くなって来たし降りるか!コナミもそろそろ帰んないと遅くなっちまうぜ?」

コナミ「あっ、あのー…それなんだけどさー…」


「今日も正義の大盤振る舞いだ!」
「うららっー!?」


遊馬「今の声…!?おいアストラル!」

アストラル「今の声はエスパーロビンの物だ、さぁゆくぞ遊馬!」

遊馬「ああ分かってる!…コナミはどうするんだ?」


コナミ「いや、ついてかなきゃ遊馬お前補導されるかもしれないしな…乗りかかった舟だしな!行くぞ!」
140 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/03(木) 23:52:51.06 ID:FUzL9RaY0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
遊馬「大丈夫か!おい!しっか…徳之助!?お前なんでこんな所いるんだよ!」

徳之助「う…うらー…はっ!?ゆ、遊馬君!?一体自分はどうしたウラか!?」

遊馬「今風…エスパーロビンにやられたよな!?今どっちに行ったんだ!答えてくれ!」


徳之助「うー…うらららら…多分あっちの方ウラ!確か…埠頭の方だった筈ウラよ!」

遊馬・コナミ「「よし、あっちだな!サンキュ!」徳之助!」



徳之助「…あれ、誰ウラ…?」
141 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/04(金) 00:09:32.31 ID:hyBNd0fG0
埠頭 撮影スタジオ

遊馬「はぁっ…はぁっ…!風也の奴この中か…?」

コナミ「ああ多分な…!…取り敢えずこん中に風也はいる…筈だ…ただ…どうやって入るかなこれ…」

遊馬「…正面突破して入るしかねぇだろ…!行くぜコナミ!」

コナミ「あっ、それあかんあかんよ、遊馬。昔な?俺の知り合いに『敵グループは無視する。突破して満足する。』って奴がいたけどそいつが…」


徳之助『とか何とか遊馬君なら言いそうな事だと思ったウラよ?』
遊馬「!?徳之助!?お前もう大丈夫なのか!?」

徳之助『あーもう大丈夫ウラよー、それより!そのまま正面突入するのは遊馬君らしいけど効率的じゃないウラよ?もっと頭を使うウラ…』

遊馬「頭を…?なんだよ頭突きでもすんのか?」徳之助『違うウラよ…』

コナミ「いやいや頭を使うって違うだろ?あれだ、向かいの建物かなんかに爆薬仕掛けてその間にポーズ決めながら突っ込む…」徳之助『あんた今までどんな人生送ってきたウラか!?』

徳之助『2人とも違うウラー!…まあ兎に角聞くウラ、実はこの辺に…』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
142 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/04(金) 00:27:26.60 ID:hyBNd0fG0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コナミ「…よし、大丈夫だぞ…」

遊馬「ふぅ〜!潜入完了!ありがとな徳之助!」

コナミ「んでこん中に入ったはいいけど…なんか人多いな…闇雲にかざすって言っても限界はあるしどーするか…」


シャイニート(…3FBブロック第2ホール)

コナミ「は?何だそれ?」

シャイニート(エスパーロビンのいるかもしれないホールです…確か前の特番で映ってた撮影用セットはそこだった筈です。いやあそこしかない、少なくともあそこじゃなきゃ異次元ジェットは入らない筈…週撮影だから多分そこかな…あれでもアイアンハンマーはーーー)

コナミ「…取り敢えず行ってみるか」
143 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/04(金) 00:44:03.00 ID:hyBNd0fG0
『M・HERO タイムキング エクストラ募集中』
『国立兄弟によるサッカー&デュエルガチンコマッチ!放送日〜』
『蝶野さなぎの生??ファン感謝デュエルライブ!エクストラはさなぎちゃんとのデュエルチャンス!?』
『Mr.ハーット!バァァァニング!!!!!』

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第2ホール
遊馬「…ここだな…」

コナミ「見た目的には特に変わった所はないけどな…取り敢えず入ってみるしかーーー」


「風也っ!?もうやめなさいっ!貴方一体どうしたの!?」
「うるさいっ!デットマックスが作り出した偽物めっ!貴様なんかにこのエスパーロビンは決して操られない!さぁ!覚悟しろっ!」


遊馬「ーーー風也ァ!やめろっ!」

コナミ「あっおい遊馬っ!?」
144 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/04(金) 00:58:06.56 ID:hyBNd0fG0
遊馬「止めろ風也…っ!」
エスパーロビン「くっ…!貴様っ!?」

風也の母「あ…貴方この前の風也のお友達…!?」

遊馬「風也っ!お前…!本当にデュエルやめちまうのかよ!?お前デュエルが大好きなんじゃねぇのかよ!なぁ!風也…!」

エスパーロビン「うっグゥッ…!?お…俺にデュエルなんて…デュエルなんて必要ない!こんな物…もう!俺には…必要…」


遊馬「…捨てられる訳ねぇ…デュエルの!魂であるデッキを…簡単に捨てられる訳ねぇもんな!」
アストラル「…デュエルだ、遊馬。彼エスパーロビン…奥平風也とデュエルし勝ってNo.の呪縛から解放するんだ!」

遊馬「言われなくてもやってやるぜ…!アストラル!行くぜ風也!デュエルでお前の目を覚ましてやる!」

エスパーロビン「いいだろう…!お前とデュエルで決着をつけエスパーロビンと…母さんが正しい事を証明してみせる!」



シャイ「生ピューマンのスーツ、生アイアンジェットのセット…これまさか1話限定のマスク割れエスパーロビンのセット…!?嘘ですよねこれ!?宝の山どころじゃないですよこれ…」
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/01/04(金) 14:05:14.20 ID:gWWLo+BSO
乙です。やっぱりコナミ君はNo.57なのね。
満足という言葉が出てきた以上、このスレを読んでもっと満足するしかねぇ!
146 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/05(土) 23:33:28.78 ID:ZEOsvljY0
更新サイカーイ

遊馬・エスパーロビン「「デュエル!!!!」」


風也の母「ああ風也…!どうしてこんな事を…!」


エスパーロビン「俺のターンからだ!ドロー!俺は手札から野獣戦士ピューマンを召喚!…今日も正義の大盤振る舞いを!一緒に行おう!ピューマン師匠!」
ピューマン「ああ!任せておけ!ロビン!私も君と共に戦おう!」


野獣戦士ピューマン 効果モンスター
星4/光属性/獣戦士族/攻1600/守1000
このカードをリリースして発動できる。
自分のデッキ・墓地から「異次元エスパー・スター・ロビン」1体を手札に加える。


遊馬「…モンスターが喋ったぁぁ!?」

アストラル「あれはエスパーロビンの剣の師匠であるピューマン!幾度となくロビンのピンチを救ってきた凄腕の剣士…!気をつけて臨むんだ!遊馬!」


コナミ「うーん…なぁ、あのカードん中にも精霊が入ってんのか?」

レッドレイヤー(恐らくあのカードはそうではないな、多分カードを出した瞬間声が流れる仕組みになっているのではないかな?)

シャイニート(ARビジョンもリアルになりましたからねー。アイドルのライブなんかや番組でも使われてるみたいですね…)
コナミ「へー…」
147 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/05(土) 23:44:15.46 ID:ZEOsvljY0
エスパーロビン「そして俺は手札を1枚セット!これでターン終了だ!さぁ!俺の大盤振る舞いを見せてやろう!覚悟しろ!デットマックス!」手札4


エスパーロビン LP8000 手札4
場 野獣戦士ピューマン
伏せ 1


遊馬「俺のターン、ドロー!俺は手札から…」



こっちに逃げ込んだのかー!?
捕まえろー!しらみつぶしに探すんだー!


遊馬「…?なんだ?この声…」

風也の母「この声は…このスタジオの警備員達!?でもなんでこっちの方に…」


コナミ「警備員…っておい、まさか…まさか裏口から侵入した事がバレたって事かよー!?」
148 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/05(土) 23:55:06.41 ID:ZEOsvljY0
風也の母「ああどうしましょう…!?もし風也が暴れている事が知れ渡ってしまった事が世間一般に知られたら大きな損失だわ…!今後の風也のスケジュールにも影響が…!」

エスパーロビン「…」

風也の母「貴方達ッ!今すぐデュエルを中断しなさい!そして今すぐ…」


エスパーロビン「黙れっ!」


風也の母「!!!」

エスパーロビン「これは俺とコイツのデュエルだ!貴様が…口を挟むなっ!」

風也の母「風也ちゃん…?」

遊馬「…その通りだぜ風也のかあちゃん!これは俺と風也のデュエルだ!そして…必ず風也の奴を助けてやらなくちゃならねぇ!…風也のかあちゃんはそこで見ててくれ!」

アストラル「確かに遊馬の言う通りだ、この機会を逃せばいつNo.を回収できるか分からない。それにーーーエスパーロビンとのデュエルの機会を逃すわけにはいかない!」

風也の母「…っ!」

エスパーロビン「…さぁ!デュエルを再開しようか!」

遊馬「おう!俺は手札からゴゴゴゴーレムを…」
149 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/06(日) 00:11:37.20 ID:4DenSrio0
そっちにはいたかー!
いなかった!じゃあこっちの方は…


風也の母「マズイわ…どんどん声が大きくなってきている…このままじゃ…!」


コナミ「…なぁ、えーっと…風也の母親…だったよな?」
風也の母「ええ…貴方は…?」


コナミ「あのさ…後でさ…?」

風也の母「え…?え、ええ…?」


コナミ「…よっしゃー!おい遊馬ぁ!風也の事はお前に任せるからなー!それとアストラルー!多分俺とお前知り合いじゃない…と思うからなー!それだけ伝えとくー!そんじゃまた後でー!」

遊馬「お、おいコナミ!?お前どこにーーー」


コナミ「よっしゃー!行くぜシャイニート!一応忠告しておくけどカードん中戻っておいた方がいいからなー!」

シャイ「これも1話限定のセット…!こんなお宝が眠っているなんてやっぱり本家は…え?いやちょっと待って下さい?なんかカードに引っ張られるんですけど…!?」
150 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/06(日) 00:33:52.60 ID:4DenSrio0
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警備員A「見つかったか!?」
警備員B「いやまだだ!」
警備員C「兎に角探すぞ!今日はアイドルのライブもあってただでさえ忙しいのに…!さっさと見つけて…」


「やあやあ諸君!お仕事お疲れ様なことで!だけどな…」


警備員A「!?なんだ?」


コナミ「あんた達が探してるやつはここにいるんだぜー!さぁ!捕まえて見せな!このダニエル様の事をなー!」


警備員B「…侵入者を発見ー!発見したぞー!追えー!」
警備員C「侵入者は仮面をつけて二階方向の階段の方へ逃走中ー!支給応援頼むー!」

コナミ「はっはっはー!捕まえて見せなー!俺様は甘くないぜー!」
シャイニート(な…何やってんですかー!?そ、それに何ですかそのマスクとマント…!?アーッ!!!!!?????それ完全に限定品エスパーロビンのマントとマスクー!あんたなんて事してるんですかーっ!)

コナミ「悪い悪いっ!後で返すから許せっ!とりあえず今は思いっきり逃げんぞーっ!」

シャイニート(レッドレイヤーさぁん!?これってレッドレイヤーさん達的にはありな感じなんですかー!?アウトな感じじゃないんですかーっ!?)


グリーンレイヤー(ってか不法侵入黙認してる時点でまあアウトっすよねー!ある意味ー!)
レッドレイヤー(うむ!だが友の為にした事だ!ーーー多分問題は無いはずだ!うむ!)

シャイニート(それでこそ超量戦隊ではあるんですけどー!もおおおおお!!!!)
151 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/06(日) 00:47:34.19 ID:4DenSrio0
コナミ「とりあえずどっか隠れられるとこ探さないとな…!なぁシャイニート!このスタジオで広くて隠れやすそうな場所知らないか!?」

シャイニート(知りませんよーそんなのー!…あれでも確か3FのCブロックの…!コナミさん!その先です!その先のスタジオに入って下さい!そこなら結構大きかった筈です!)


コナミ「了解!この先の…ここだな!とりあえず入るぞー!」




3FCブロック第3スタジオ



『さなぎの生放送ファン感謝ライブ!会場』
152 : ◆EDAxE0.IbA [saga]:2019/01/06(日) 00:54:11.82 ID:4DenSrio0
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コナミ「…なんか暗くねーか…?」
シャイニート(確かに暗いですね…でもいいじゃないですか、じっくりここで待って警備の人が少なくなってから彼らの所に帰れば…)




『さなぎの〜!生放送デュエルライブ〜!☆』




ウオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!



コナミ「…?なんじゃこりゃあ…?」

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