【安価とコンマ】オリジナルでラブライブ優勝を目指します

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144 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/18(木) 23:12:33.50 ID:tkXQM8/E0
【第23話】



アンナ「大丈夫です、きっと。きっと勝てますよ」

のどか「そう…思いたいですね」




マリア「わかってるわよ、おばさん。いろんな意味でも…」

桃香「チャンスは、何回も来ないよね」

真「出し切りましょう、すべてを!」



灯「センター緊張したー!!!」



のどか「ええ、でも、これで…あと2勝!」


亜樹「そうですわ」



舞華「蟻原…お前じゃカオスには勝てん…」

のどか「…!」


芽衣「うるせーのだ!のどかはのどか!それ以外のなんでもない!!」




マリア「おばさん…?アンナっ!!!?」



【Please show me the best scene.】

<土曜日24時放送予定>


145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/21(日) 21:46:34.47 ID:EUaj/+z/0
土曜日24時とは何だったのか…今日もパンが美味い
146 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/25(木) 23:17:34.50 ID:Ti7wRhDV0
書き溜め消えたりルビィちゃんの可愛さ確認したらこうなったので次の土曜日にがんばります
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/29(月) 16:38:17.33 ID:tAZUEXVjO
イッチ、ファイトだよ!
148 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/29(月) 22:15:05.71 ID:4zzSeu5m0
明日いけそうです


ちなみに>>1は梨子推しです
149 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/30(火) 20:33:34.28 ID:w6UfemS/0
【第23話 Please show me the best scene.】


>1年ズの部屋



輝夜「おはよ…」


灯「おはよ。いよいよベスト8だね」



のどか「…」



輝夜「のどかちゃんもおはよう…寝れなかった、わけじゃないよね」

のどか「そうね。もう一度、振り付けを確認してたのよ」

灯「勝てるかなぁ?」



>ピンポーン



マリア「大丈夫よ!」

アンナ「あなたたち9人ならきっとね」



のどか「マリアさん、アンナさん…」



マリア「とにかく、あの失礼なSAGAコンビを叩きのめす!それがうちらの目標ッ!!」


灯「マリアちゃん…」

輝夜「まあ、そうだよね!それに…ザ・カオスも!」



のどか「準決勝は、因縁がないかもしれないわね?」

アンナ「だったらいいんだけどね」

のどか「…もし、勝ち進んだら?」



アンナ「…東京代表、1位…音ノ木坂学院」


マリア「ええええ!?あの!?μ'sが!?でるの!?」


アンナ「マリア…あなた見てなかったの?」


マリア「う、ウチはほら…すいません」


のどか「私も知らなかったからしょうがないわ。まずは、今日からよ」


「「おーっ!!」」
150 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/30(火) 22:42:11.91 ID:w6UfemS/0
>3年生部屋


のどか「…OKね。今日のセンターは灯ちゃん。それで行きましょう」

芽衣「準決勝は拙者、決勝は真か」


真「順調に行けば、ですが…」


メアリー「先ばっかり見てもしかたないからね。さ、がんばろうね」

「「はいっ!」」





亜樹「ふぅ…」


美子「あと3つ〜あと3つ〜」


芽衣「お前は能天気だな…」


美子「能天気上等だし?第一、こんなすごいところに来れてるんなら楽しまなきゃ損じゃん」

桃香「確かに一理あるかも…」

真「私は決勝戦センターとか考えただけで足が震えますよ…」


マリア「気持ちはわかるわ。まあ、勝たないとエリクサーだけどね」

真「うっ…」





のどか「…亜樹さんも、緊張ですか?」

亜樹「ええ、そうですわね。でも、美子さんの言う通りですわ。わたくしたちも…あの2グループのように、初出場で、優勝するんです」

のどか「…優勝が、見える位置にあると、少し意識しますね」

アンナ「大丈夫です、きっと。きっと勝てますよ」

のどか「そう…思いたいですね」


アンナ「2年生トリオも頑張ってね」


マリア「わかってるわよ、おばさん。いろんな意味でも…」

桃香「チャンスは、何回も来ないよね」

真「出し切りましょう、すべてを!」



のどか「…」


輝夜「ファイト!灯ちゃん!」

灯「OKOK!絶対に…成功させるっ!」
151 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/04/30(火) 22:56:09.03 ID:w6UfemS/0
アンナ「そして、現在…」


>ステージ


「さあ、次の試合は、佐賀県1位、リザーブドと、埼玉県2位の、Peaceの試合です!」





舞華「さあ、勝負ばい!」

桜姫「お手柔らかに」


のどか「こちらこそ」

灯「負けないように頑張ろうね!」




舞華「…その目やと、やっぱり気が付いてなかと」


のどか「何がですか?」


舞華「…いや、何でもなか。」



桜姫「…先輩。何をそんなに気にしてるんです?」


桜姫「私から見ても、踊りも歌も、衣装も素晴らしいと思うんですけど…」


舞華「そやね…あの子、正直天才のほうやと思う」


桜姫「…なら、それはそいでよかじゃないですか」



舞華「…ばってん、脆い。あの子は、アイドルとして、一番大切なものが欠けとる」

桜姫「…いえばいいのに」



舞華「言っても解決できん。さ。私らも自分のステージに集中せんと」


桜姫「…はい」



>ステージ中…



>ヴィー!!!




「リザーブド、284ポイントです!」




のどか「…高いわね」

亜樹「勝算は?」


のどか「あるわ。さあ、私たちも行きましょう」


>続いては、Peaceの『熱くスタートダッシュ 』
152 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 01:31:05.07 ID:EChCrIw/0
『熱くスタートダッシュ』



熱くなれ!HOT HEART! 



さあ、こいこい!私のスピリット! 熱く燃える MY HEART!



情熱、熱血、熱い魂!それが私たち!



SHOOT HEART!



情熱、たぎれ!信念、燃やせ!



導く、あなたを、私を、みんなを! 



ねえ、熱く、燃え上がりましょう!



切れ!心のスタートダッシュ!




熱くなれ! HOT MIND!


さあ、きてきて私のイマジナリー! 熱く燃え上がれ COME ON!



思い、気持ち、熱い意思!それが私たち!


HOT MIND!


燃え上がれ、思い!進め、思い!!


歩く!あなたと、私と、みんなと!


ねえ、熱く燃え広がりましょう!



進め!心のスタートダッシュ!



GOGO!HOT! MIND&HEART!

153 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 01:43:14.70 ID:EChCrIw/0
>わああああああああああああ!!




のどか「…どう、かしら」


灯(できはよかったけど…あの点を超えれるかは、五分…?)


輝夜(ううん、きっと、勝てるよ…のどかちゃんを信じてるから!)





【Peace 290点】




マリア「!やったわ!!」




のどか(よしっ!)




舞華「…お見事」




>そして…



>準決勝第3試合は、Peaceの勝利です!!



<わああああああああああああ!!!






亜樹「かった…」


のどか「お疲れ様です」


アンナ「…」

マリア「アンナ?」


アンナ「え?いや、何でもないわよ」

マリア「…」



>そして…ベスト4を決める試合はすべて終わった…



「それでは、ベスト4を争う4チームの発表をいたします!」
154 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 01:56:02.16 ID:EChCrIw/0
「まずはやはり強い!昨年すい星のごとく現れ、スクールアイドル界を席巻した、千葉県1位!『the CHAOS』!」

「続いて昨年の雪辱を晴らせるか!?東京地区2位、初代王者の母校、『TWILIGHT』!」



「そして、あの伝説!μ'sの母校!東京地区1位!『オトノキ』!」



「最後は、初出場ながら、ベスト4!埼玉地区2位!『Peace』!」



「この4チームが、今年のベスト4です!」




美子「うわぁ…なんかすごい」

芽衣「小学生か!…しかし、次の相手は音ノ木坂か」


マリア「気後れしてるんじゃないでしょうね?」

芽衣「それはない。μ'sではないが…あの音ノ木坂なら相手は十分だ!」

灯「東京都1位だからなぁ…μ'sがどうこう以前に、間違いなくトップのチームだよね…」


輝夜「芽衣ちゃん、すごい自信」

芽衣「あの音ノ木坂とやりあえるんだからな!テンションも上がる!」


>ぴら


真「3回戦で、『ホワイトレオン』はカオスに負けてるみたいですね…」

桃香「…ぼくたちが、勝てなかった相手に、かぁ」


アンナ「でもあと少しじゃない」

のどか「ええ、これで…あと2勝!」

亜樹「そうですわ…!音ノ木坂を倒さないといけないとはいえ…!目標まで、後少し!」



マリア「よーし、帰るわよ!…ってコーチは?」


亜樹「少し野暮用があるみたいですわ。わたくしたちも戻りましょう」


輝夜「そうだね。あと、マリアちゃん!それはのどかちゃんのセリフだよ?」


マリア「すいません」


のどか「気にしなくていいですよ」
155 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:00:53.60 ID:EChCrIw/0
>ホテル前


舞華「あ」

のどか「あ…」



((気まずい…))



舞華「そ、そっちも同じホテルやったと」

のどか「見たいですね…」


桜姫「よかダンスやったね!」

灯「ありがとうございます!」




輝夜「そういえば、試合前にのどかちゃんに何を?」

舞華「…足りないものがある、と言ったと」

「「!?」」


亜樹「足りない…ものですか?」

美子「あーしはまだしも、リーダーに足りないもの…?」

芽衣「おい、なんなんだそれは!」


舞華「それは、言えん。ばってん…これだけは言えると」



舞華「蟻原…お前じゃカオスには勝てん…」

のどか「…!」



灯「なんで!?」

桃香「難癖付けないでよ!!」

真「何か理由があるんですか!?」



舞華「蟻原…お前は…」


舞華「お前は、お前なのか?」


美子「な、何言ってるの?」

芽衣「うるせーのだ!のどかはのどか!それ以外のなんでもない!!」



のどか「私は、私じゃないのかもしれませんね」

舞華「そうか…」


亜樹「のどかちゃん…?」

156 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:03:33.51 ID:EChCrIw/0
舞華「…私らも、そればっかは何とも言えん。別に専門医とかじゃなか…」


桜姫「先輩!何かアドバイスくらいしましょうよ!」



灯「ふん!いらないよ!」
157 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:11:07.11 ID:EChCrIw/0
輝夜「そうだそうだ!敵の施しは受けない!」


マリア「っていうかもう少しストレートに言ってよ」

美子「そうだそうだ!」



舞華「…ダメばい」

桃香「なんで!?問題点があって、それに気が付いてるのに!」

桜姫「っていうか、聞くのか聞かないのかどっちと?」


のどか「…」




舞華「…私らの想定以上に、根が深そうばい」

桜姫「あー、ごめんね!ウチのリーダーは、ちかっと言葉足らずというか…先輩!問題起こす前に帰りますよ!」

舞華「そ、そやね!ごめん、Peaceのみんな!あと2試合ががんばって!」



>ダッ!



「「…」」



のどか「…」



亜樹「のどかちゃん…」

アンナ「のどかちゃん」


のどか「とりあえず、帰りましょう。今日は疲れましたし。明日が最終日です。泣いても笑っても、明日で決まりますから」

「「おおーっ!!!」」



>そのころ…



桜姫「なんで言わんかったですか?」

舞華「いったら、それこそPeaceが崩壊してまう…」


桜姫「…崩壊?」


舞華「たぶんやけど…」


舞華「…蟻原…、スクールアイドルとしての活動、あんまり好きじゃなか…」

桜姫「!?」
158 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:27:11.39 ID:EChCrIw/0
>2年生の部屋


マリア「あー、いい湯だった。コンビニ行かない?」

真「あ、行きます。桃香ちゃんはどうします?」

桃香「行く行く!」



>コンビニ


マリア「いよいよ真センターが近づいてきたわね」

真「そうですね…緊張はしますがすこし楽しみかもしれません」

桃香「あとは、あのサガコンビが言ってたことが少し気になるかも」



マリア「そうねぇ…ただ、今更解決する策はないわ」

真「ですね」

桃香「あれ、メアリー先生だ」



メアリー「アンナを知らない?」


マリア「おばさんを?」

メアリー「いないのよ、部屋に戻ってないみたいで…」


マリア「…電話してみよう!」



>プルルルル



>ガチャ



マリア「あ、おばさん!なにやってんのもー!」



真「電話出たじゃないですか」

桃香「メアリー先生そそっかしいですよ?」


メアリー「…いや、さっきはつながらなかったんだ」


マリア「…え、え…はい、分かりました」



>ピッ


メアリー「…マリア」


マリア「病院だ、そうです。自己判断で行ったみたいで…」


メアリー「…わかったわ。私が行ってくるから、あなたたちは休んでおきなさい」
159 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:30:22.33 ID:EChCrIw/0
>夜



>プルルルル…



マリア「もしもし…」


アンナ『もしもし、遅くにごめんね。実は、もう限界みたいなの』


マリア「!?どういうことなの!!」


アンナ『足の件。もう手術しないと間に合わない見たい』


アンナ『お願い…最後に、かっこいいとこ、見せてね…』



マリア「おばさん…?アンナっ!!!?」



>ぷつっ…ツーツー





真「マリアさん…!」

桃香「アンナちゃんの件?」



マリア「…さすがに、話さないといけないわね」


【第23話 Please show me the best scene.】



160 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 02:31:28.26 ID:EChCrIw/0
では、いつもの


メインキャラ安価↓1


芽衣の歌安価↓2



すまぬ…すまぬ…
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 03:05:05.19 ID:oGE8LaiJ0
マリアちゃん!
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/01(水) 14:02:19.48 ID:pbUzYfbwO
『メイ I help 誰かさん』
163 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/01(水) 23:25:06.78 ID:EChCrIw/0
1年生ズ

のどか





輝夜



2年生ズ
マリア


桃香






3年生ズ
亜樹


芽衣


美子




新しい奴っす





164 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/06(月) 23:15:52.23 ID:MZrtF58c0
【第24話】


マリア「のどか…」


のどか「いいですよ、一応は私のことを考えたんでしょうし…」


亜樹「ですが、これで尚更負けられませんわ」




灯「ねえ、輝夜ちゃん」

輝夜「のどかちゃんの、ことだよね」



メアリー「…?のどかが、無理をしている?」

亜里沙「そうだね。無理…とは違うかもしれないけど」




マリア「真、頼むわ…アンナのためにも…」

真「はい。絶対に…優勝しましょう!」



のどか【わたし、は…いらないよね】



???「Peaceの運命は…」


>ぴら


???「死神のカード、やな」



【No13 Grim Reaper card】




〈今週中、放送予定(日曜かも)〉
165 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/20(月) 01:01:46.84 ID:7kAWWCeS0
復活じゃあ!
死ぬかと思った!風なめちゃいけないね!
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/20(月) 02:57:15.00 ID:tztZ/uCW0
生存確認ヨシ!頑張れイッチ
167 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/20(月) 22:52:02.83 ID:7kAWWCeS0
【第24話 No13 Grim Reaper card】


>宿泊ホテル


メアリー「アンナは入院することになったわ」


のどか「…足の病気ですか?」


メアリー「ええ…隠していたみたいだけど、だいぶ限界が近づいていたみたい」




灯「…マリアちゃんは気が付かなかったの?」


マリア「…それは…」



真「…」

桃香「マリアちゃん…」



マリア「…ごめん、なさい。隠してたの」


輝夜「なんっ…で!?おかしいでしょ!?」



のどか「…私を気遣ったのよね?」


マリア「…そう、思ってしまって…言えなかった」






真「私たちも、黙っていました。同罪です」


亜樹「…アンナさん…」



芽衣「っ…ああもう!この話は終わりだ!アンナに優勝を見せる!それでいいだろ!?」

美子「だね!のどっち!」




のどか「え、ええ」



マリア「のどか…」



マリア「ごめんなさい!!」


のどか「いいですよ、一応は私のことを考えたんでしょうし…」


亜樹「ですが、これで尚更負けられませんわ」

輝夜「だね!よーし、まずは準決勝!がんばろう!」

「「おおーっ!!」」
168 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/20(月) 23:13:35.23 ID:7kAWWCeS0
>翌日 決勝会場


のどか「さて、ついたわ。もあとは勝つだけ」


亜樹「ええ。必ず優勝旗を持って帰りましょう!」


マリア「…」


真「マリアちゃん!」


マリア「ひゃいっ!」


桃香「もう、今は集中しよう、目の前に!」

真「ええ。全部終わったら、一緒に土下座します」

マリア「ええ!?」


真「私たちも一蓮托生ですから」

桃香「僕も、3人だけにさせられないよ!」



輝夜「…まあ、そうだよね」

灯「うん。優勝してから、謝ってもらおう」


芽衣「起きろバカ」

美子「ねみねみ…」



のどか「…」




>試合会場


>審査員席


「…」

「え!?なんでここに!?」


「実は、私の教え子が、スクールアイドルとして、準決勝まで進んだと聞いて」

「そうなの!?あの中だと…Peaceの姫野ちゃん?」

「ええ、そうです。もちろん、音ノ木坂も気になりますがね」


「でも、審査員として、特別扱いはしないよ!」

「ええ。特にあなたは現システムの発案者なんですから」


「それと、もう一人…Peaceのリーダー…何か、変かもしれませんね」

「それは…私も感じたよ。けれど、そればっかりは…」

「…何も起こらないといいんですが…」
169 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/20(月) 23:36:19.36 ID:7kAWWCeS0
>それでは、準決勝2回戦を開始します。先行は、音ノ木坂学院『オトノキ』!


>Peace控室


のどか「いよいよね」


亜樹「憧れの音ノ木坂学院と試合とは…はわわ」


マリア「…」


のどか「マリアさん、私は気にしてませんから」

マリア「のどか…」


のどか「でも、ここで気の入ってないパフォーマンス見せたらグーで殴ります…芽衣ちゃんが」

芽衣「えっ!?拙者!?」


美子「おー!やれやれー!」


マリア「…殴られてもいいけど!見せないわよ!そんなパフォーマンス!」



灯「ま、何かおごってもらおうよ!」

輝夜「私、演歌のcdがほしいなぁ…」

マリア「お嬢様コンビなのに…!」



メアリー「…さ、行ってきなさい!アンナに優勝旗を届けるのよ!!」


「「おーっ!!」」



のどか「Peace!GO…fight!!」




>国立音ノ木坂学院『オトノキ』得点…290ポイント



芽衣「…やばいな」

美子「だね!でも、イケるでしょ!それに花陽システムだし!」

亜樹「HANAYOシステムです!」



>続きまして…私立ゆりあん女学院 『Peace』!




 
170 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/20(月) 23:54:58.48 ID:7kAWWCeS0
『メイ I help 誰かさん』


ヘルプ!ヘルプ!おねがーいヘルプ! たすけてたすける助けない!?



おねがいおねがいおねがい助けて、おねがいおねがいおねがーい…



「そんなあなた、大丈夫ですか?」「ご用件は、なんでしょう?」



突然出てくる救いの手、ラッキーラッキー、芽衣 愛 ヘルプ 誰かさん!



助けの手、意外と小さい?でもでも、平気、来てくれたから♡




ねえ、なんで助けてくれたの? さあ、なんとなくかな?



意地悪意地悪ほんとーいじわる! でもでも、なんだかんだ来てくれる?


やったねやったね来てくれてありがと 今度も今度もまたおねがーい♡



甘えて甘やかして、お互い甘えていいじゃない? お互い信じていいじゃない?


また来て、またくる、芽衣 愛 ヘルプ 誰かさん!


おねがいおねがい誰かさん!



またね、誰かさん?
171 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 00:29:41.53 ID:nGg5yktP0
芽衣(どうだ…?)



のどか「…」





>Peaceの得点…295ポイント!!



亜樹「!」


美子「やった!!!」




>Peaceの勝利です!!


<わああああああああああああ!!!



灯「…勝てた」

輝夜「なんというかあっさりしてたかも…」



真「勝つときは、そんなものですよ。さ、戻りましょう」



亜里沙「…お見事。さすがメアリーちゃん」

メアリー「いえ、あの子たちがんばってたので。って言うか私、歌の練習くらいしか付き合ってないですし」


亜里沙「だとしても、あなたの頑張りは確かだよ」

メアリー「ありがとうございます」



亜里沙「次は、わからないし、それに…リーダー」

メアリー「のどか、ですか?」



亜里沙「あの子、無理してる…?」

メアリー「…?のどかが、無理をしている?」

亜里沙「そうだね。無理…とは違うかもしれないけど」



亜里沙「何か、隠してるのかな?わからないけど…」



172 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 00:30:46.32 ID:nGg5yktP0
いったん休憩


cmでーす


173 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 23:35:04.74 ID:nGg5yktP0
>控室近く 廊下


灯「ねえ、輝夜ちゃん」

輝夜「のどかちゃんの、ことだよね」




灯「…変、だよね?」

輝夜「うん」


輝夜「なんか、無表情?無感動?…って言えばいいのかな」

灯「うん…もう少しショック受けるかな、って思ったのに…」



輝夜「…私たちがショック受けないように、がんばってるのかな」

灯「それだね…うう、自分の幼さが情けない…」



輝夜「…どちらにしても、決勝終わったら楽になってもらわないとね」

灯「うん!温泉でも行こうよ!みんなで!」







>控室

マリア「真、頼むわ…アンナのためにも…」

真「はい。絶対に…優勝しましょう!」



桃香「うん、絶対にね」


芽衣「後腐れだけな内容にな」

美子「そうそう。もしかしたら、これが最後かもしれないんだよ?」


真「最後…」


芽衣「亜樹は大学受験があるからな…」


マリア「それに、アンナも…」



真「…」


亜樹「暗くならないでください。たとえ最後だとしても、最高の形にすればいいのです」

真「…はい!」
174 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 23:52:28.41 ID:nGg5yktP0
>会場前 


のどか「…」



のどか【わたし、は…いらないよね】



のどか「…」


のどか(【私】は何のためにスクールアイドルしてるんだろう…)



のどか(信じていた【仲間】は私を信じてくれない)


のどか(私は、そんなにダメなのかな)


のどか(みんな、私なんて必要ないのかな…)



<あれ、Peaceの…

<試合もうすぐ始まるのに…


<どうかしたのかな?




のどか(…行かないと)


のどか(どうなるかは、わかんないけど)



のどか(今は、リーダーとして、やり切らないと…)
175 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 23:56:42.57 ID:nGg5yktP0
>控室


「さて、占ってみよっか?」

「おねがい!」



>ぴら



「カオスは…またや。世界の正位置。…運命の強さだけなら、うちら以上やな。間違いなく」

「それほどまで…Peaceはどうでしょうか?」




「Peaceの運命は…」


>ぴら


「死神のカード、やな」



「…また?」

「どうやろな?タロットカードは22×2やから、44通りやし、同じのが2回出てもおかしくないんやけど…」




「…この子だけ、だと、どうでしょうか?」



>ぴら



「…運命の輪の正位置や」





【No13 Grim Reaper card 完】
176 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/21(火) 23:58:25.60 ID:nGg5yktP0
次回のメインキャラ⇒のどか固定



真の曲名安価↓1



次回、夏のラブライブ編、最終章



【第25話】



【good by】
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/05/23(木) 13:25:11.52 ID:13qkwLqfO
true game
178 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/05/26(日) 23:01:23.13 ID:woTAZXZP0
のどか「…」



真「…ごめん、なさい…」




亜樹「終わり…」






のどか「これからどうするのか、決めましょう」





のどか「Peaceは、活動を一旦停止します」



【今週をめどに…】
179 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 22:07:17.70 ID:H6Hv0fCf0
【第25話 good by】



のどか「ふぅ…」



のどか(いよいよ決勝戦…これで…)


のどか(終わる…のかな)



のどか(…とにかく、最後だね)


のどか(絶対、勝たないと…)




>Peace控室



のどか「みんな…これが泣いても笑っても…最後です」


灯「うん、絶対に勝とう!」

輝夜「のどかちゃんがいれば絶対に勝てるよね!」


マリア「アンナのためにも、絶対に勝ちたいわね」

真「同感です。絶対に優勝旗を持って帰りましょう!」

桃香「そうだね!…ラブライブ優勝は優勝旗でいいんだよね?」


亜樹「ええ、そうですわ。ゆりあん女学院のためにも」

芽衣「ついでに拙者たちのためにも」

美子「優勝!するぞーっ!!!」


のどか「Peace!GO!FIGHT!!!」


「「オーッ!!!」」
180 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 22:47:02.53 ID:H6Hv0fCf0
>決勝会場



「さあ、始まりました、ラブライブ夏の部門決勝戦!熱い戦いはどちらが勝利するのか!」


「まずは、千葉県1位!昨年の王者であり、圧倒的なパフォーマンスを見せる、the chaos!!!」



<かーおす!かーおす!かーおす!!!




「圧倒的にゃ…」

「そうですね、でも、Peaceならやってくれるかもしれませんよ」

「まあ、ウチとしては、スクールアイドルががんばるのが一番やけどね」





「対するは…結成して4ヶ月!!奇跡の快進撃を続ける新進気鋭のグループ、Peace!!!」


<Peace!Peace!Peace!



のどか「…」


茜莉菜「今日は、よろしくお願いします」

のどか「こちらこそ」



茜莉菜「けど、申し訳ないね」

のどか「?」


茜莉菜「今の君たちができる、最後のライブの相手が私たちなんて…ね」

のどか「最後…」




茜莉菜「貴方たちはすごいよ。特に、蟻原さんはね」

のどか「…」


茜莉菜「貴方は、天才だよ。才能だけなら、あのμ'sの人達にもきっと劣ってない…でもね、天才なだけなんだ」


茜莉菜「きっと、意味はわからないと思うけどね」



「さあ、いよいよ始まりますっ!!!」




「最終決戦、スタート!!先行は、Peace!『true game』 」
181 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:05:20.49 ID:H6Hv0fCf0
【true game 】


true game 真実のゲーム


LIGHT GAME NEVER GAME


永遠のゲーム 続くゲーム それはどこに続くの? 


真実 奇跡 運命 すべてが重なって 未来に続く



続いた道は、どこまでも 永遠ゲーム


風とともに行く、永遠ゲーム


無限の真実 大事な奇跡 輝く運命


行こう、NEXT GAME さあ、続くNEXT GAME




true game 真実のゲーム


真実は、どこ? それは、未来

奇跡は、どこ? それは、未来

運命は、どこ? それは、未来



未来の GAME 真実の GAME


さあ、見つけよう、true game


真実のゲーム を見つけよう


奇跡を 運命を 


真実を、見つけよう
182 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:12:54.33 ID:H6Hv0fCf0
>わああああああああああああ!!!



のどか(よし、完璧…!)


真(ですよね…?)



亜樹(ええ、もちろんですわ)


芽衣(…問題は、相手だな)




「続きまして…、the chaosの【marine・rain】です!!」



茜莉菜「…」






のどか(彼女たちの演目が始まった時、痛感した)


のどか(…出来栄えは、そう負けてはない)


のどか(でも…)



のどか(私じゃあ、勝てない)



のどか(足りない、もの)



のどか(…何なの…?)





183 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:19:50.82 ID:H6Hv0fCf0
>そして…


「…ただいま、採点が終わりました!!」



「Peace…299ポイント!!」



真「!」

亜樹「ここで、今までの最高得点…!」

芽衣「これは…」




「the chaos…300ポイント!満点です!HANAYOシステム始まって以来の…満点ですっ!!」



<わああああああああああああ!!!!!




灯「…えっ…」

輝夜「そ…んな…」



マリア「の、のどか!」

桃香「マリアちゃん…」


のどか「…」





のどか「…」



真「…ごめん、なさい…」



亜樹「終わり…」



美子「…あー…」




茜莉菜「こうなる未来は見えていた…」


美彩輝「リーダー…」

逸美「本当に?」


月「まあ、勝ててOKですよ!OK!」



184 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:25:48.99 ID:H6Hv0fCf0
>Peace控室



「「…」」


メアリー(誰もしゃべらない…美子や灯すら…当然だけど…)



のどか「…準優勝。まずは、喜びましょう」



マリア「でも、アンナに、優勝旗を渡せなかった…!」

真「それに、私も…」


桃香「…」


灯「私も…?どういうことなの、真ちゃん!!」

真「お母様に、言われたのです。姫野は勝利あってこそ、と…」



芽衣「っ…」

美子「まこっちゃん…もう、スクールアイドルできないの…?」


のどか「…」



「「…」」


メアリー「…まずは、表彰が終わってからにしましょう。スクールアイドルたるもの、笑顔でいましょう」


「「…はいっ!」」




>表彰式…


「準優勝、ゆりあん女学院 Peace」


のどか「はい!」


灯(のどかちゃん…)

輝夜(こんな、時も…)


輝夜(いつも、私迷惑かけてばっかりだ…!)



輝夜(もっと、もっと、がんばって…!)







>病院


アンナ「…マリア、みんな…」


185 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:31:43.77 ID:H6Hv0fCf0
>ゆりあん女学院 部室棟 スクールアイドル部部室



メアリー「なにはともあれ、みんなお疲れ様」


メアリー「結成4ヶ月で準優勝。想定以上すぎる結果よ」


メアリー「…なんて、納得はしないだろうけどね」



メアリー「…私の指導力不足もあったわ。だからこそ…」


メアリー「冬、取りましょう」




>がラッ



メアリー「!?」



亜樹「理事長!?」

真「お母様!?」


理事長「皆さん、お疲れ様でした。まずは準優勝…おめでとうございます」


のどか「ありがとうございます」


理事長「亜樹さん…確かに実績は残せましたね」

亜樹「理事長…」


理事長「この結果なら、私たちも考えなおす必要があるかもしれませんね」


のどか「何を、ですか?」

理事長「廃校について、です」


のどか「…えっ」


灯「き、聞いてないですよ!?」

輝夜「亜樹ちゃん!?」



亜樹「ええ、わたくしが…隠していました。皆さんへの、プレッシャーにならないように」

のどか「…」



のどか(まただ)


のどか(【私】がいないところで、みんな話を進める)


のどか(…【もう、いいよね】)


理事長「ただ、これで実績はできました。これからも活躍、期待しています」


亜樹「…ありがとうございます」
186 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:34:28.39 ID:H6Hv0fCf0
理事長「ああ、それと…真」


真「は、はい!」



理事長「いいパフォーマンスでした。そのままがんばりなさい」


真「ありがとうございます」



理事長「では、これで」




>ピシャ




灯「…隠してたのは、納得いかないけどさ」

輝夜「結果オーライなら、それはそれでいいのかも…?」


マリア「そう、かもしれないわね…」

桃香「真ちゃんも理事長に認められたし…」


美子「うんうん!ぎりハッピーエンドじゃん!」



のどか「…そうですね、だからこそ…」



のどか「これからどうするのか、決めましょう」



「「えっ!?」」
187 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:38:49.30 ID:H6Hv0fCf0
亜樹「どうするって…決まっていますわ!」

桃香「次は、優勝を目指して…」



のどか「このメンバーで、ですか?」

芽衣「…どういうことだ、のどか」



のどか「会長。できるんですか?来年まで」

亜樹「それは…」



のどか「大学受験があることを考えると、会長は続けられるんですか?」


灯「で、でも!がんばれば…」


のどか「灯ちゃん、これは会長が決めることです」


灯「はい…」


マリア「ちょ、ちょっと待ってよのどか!」

真「いつもののどかちゃんらしくないですよ!」


のどか「いつもの…」



美子「…でも、確かにのどっちの言う通りかもね」

輝夜「美子ちゃん!?」





のどか「私の考えは、こうです」



のどか「Peaceは、活動を一旦停止します」


「「!?」」



桃香「いきなり何を言い出すの!?」

のどか「いきなりではありません。前々から、考えていたことです」



芽衣「前々から…」
188 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:46:55.35 ID:H6Hv0fCf0
のどか「会長が続けるにしても、引退するにしても、考える時間が必要だと思います」


のどか「それに、私も、もう…」


灯「のどかちゃん…?」


輝夜「なんで…そんなことをいうの!?」



のどか「少し、疲れたんです。私も」


メアリー「…そうだね。今日は8月28日。いつまで…とかはともかく、いったんみんな頭を冷やしたほうがいいわ」


亜樹「…そう、ですわね」


芽衣「…〜〜〜〜!!!なんか納得がいかない!」

のどか「なにに、ですか?」



芽衣「のどか!お前にだ!リーダーだろ!?お前がここで折れて、どうするんだ!」

亜樹「芽衣さん!」



亜樹「きっと、これものどかさんなりに私たちを考えたことだと思います。9月2日に学校が始まりますので、その日。その日までに、全員どうするか、答えを見つけましょう」

美子「うん…」



>全員帰った後…



マリア「…」

真「…」


桃香「帰らないの?」


マリア「帰る気になれないわ…」

真「私もです。まさか、こんなことになるなんて…」


桃香「それは、ボクも想定外だったよ。でもさ、答えは決まってるよ、ボクは」


マリア「え?」



桃香「スクールアイドルを続けたい。ボクはそっち派」

真「私も…私もです!…それに、私だけ結局負けてしまいましたし…」



マリア「ウチは…ウチは…」



桃香「…まあ、帰りにくいなら、ボクの家に泊まりなよ、ね?」



>帰り道

のどか「スクールアイドル、こんなに苦しいものなんでしょうか…」



【第25話 good by】 完
189 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:49:26.34 ID:H6Hv0fCf0
『次回予告!』



のどか「私には、もうわからないの…どうすればいいの…」


灯「のどかちゃん…!」



輝夜「のどかちゃんがいない間…私が!代わりになるよ!」



芽衣「亜樹もマリアも、真も、休みがちになったな…」

美子「…終わり、なのかな?」




のどか「…ここは、東京?」




『第二期 1話 心の中』
190 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:51:21.91 ID:H6Hv0fCf0
と、いうわけでお疲れ様でした


これにて第1期完!です


まあ、多少のバッドエンドはね?


やっぱり幼馴染なんだヨーソロなぁ…



ちなみにあと一か月で1年ですね…なんだこれはたまげたなぁ…



では、次回はも同じような感じで
191 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/02(日) 23:53:11.55 ID:H6Hv0fCf0
ああ、そうだ…もしμ's、Aqoursで出すとしたら…誰がいいですか?


安価↓1 μ's
安価↓2 Aqours



以上、解散
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 00:35:59.58 ID:2lmfzXtDo
新姫ちゃん!
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/03(月) 06:17:08.56 ID:CZ8K54zr0
梨子ちゃん
194 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/03(月) 23:09:57.00 ID:pjqng8Mk0
これ、真姫ちゃんでいいんですよね?

195 :192 [sage]:2019/06/04(火) 03:39:01.84 ID:hnlmHNpDO
そうです
(今見たら誤字ってた。すみません!)
196 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/07(金) 00:25:06.09 ID:5QRzpccfO
Peaceの面々がμ's、Aqoursの誰に相当するのか、みたいな話だと

のどか=真姫=善子
灯=凛=花丸
輝夜=花陽=ルビィ

マリア=穂乃果=千歌
真=海未=梨子
桃香=ことり=曜

亜樹=絵里=ダイヤ
芽衣=にこ=鞠莉
美子=希=果南

って感じですかね
197 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/07(金) 00:45:20.98 ID:e6GO/qq10
まさかのマリアが穂乃果
と思ったら学年であわせてある?
198 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/07(金) 09:45:40.72 ID:5QRzpccfO
学年に合わせると、って感じですかね
本来はのどかがほのちか枠ですね
199 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/07(金) 13:24:30.00 ID:5QRzpccfO
ちなみに>>1の好きなランキングは

μ's
1.ことり
2.真姫
3.凛

Aqours
1.梨子
2.花丸
3.果南

ですかね
200 : ◆OI3fcwm9m7Zx :2019/06/10(月) 00:36:32.32 ID:DztTk8XC0
ライブ終わったから今日あるよ!

あとはPeaceだと

1.真
2.輝夜
3.桃香

って感じです もちろん出番はみんな平等に書くけどね!
201 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 22:36:00.57 ID:DztTk8XC0
『1話 心の中』



>8/31


>ゆりあん女学院 スクールアイドル部 部室



芽衣「亜樹もマリアも、真も、休みがちになったな…」

美子「…終わり、なのかな?」



桃香「…いや、まだ答えが見つかってないだけだから!」


灯「だと、いいんだけど…」


輝夜「…」



>がらっ


桃香「!」


真「お待たせしました。正式に、スクールアイドルを続けることを…許してもらえました!」


芽衣「よっし!」

灯「おめでとー!!」



美子「これで、あと3人かぁ…」


輝夜「のどかちゃぁん…」


真「正確には、4人ですね。アンナさんも合わせて…」



桃香「…仮にも、進路とか考えなくちゃいけない3年生が決めるの速いのはビックリだけどね」


芽衣「拙者は卒業後は沼津に行くのが決まってるからな。もう、面接も終わっている」

美子「あーしは、アメリカかなぁ…正式にシスターとしての修業とかに入る的な?」



輝夜「3人は、どう思ってくれるかな…」

真「…今いない3人は、それぞれ学年のリーダー的な存在でしたからね」

桃香「いないと、盛り上がりに欠けるよね…」



灯「…信じようよ、3人をね」

美子「ん…!よーし、景気づけにどっか食べに行こうよ!」

芽衣「お前のおごりだぞ」

桃香「ありがとうございます!」

真「さすがは先輩ですね…!」


美子「まこっちゃんお嬢様でしょー!?」
202 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 22:55:34.03 ID:DztTk8XC0
>9/2


灯「…」

輝夜「灯ちゃん。いよいよだね」


灯「のどかちゃん…一回も来なかったね」

輝夜「…うん。でも、きっとのどかちゃんなりの考えがある、と信じたいよ…」



のどか「おはよう、二人とも」

灯「のどかちゃん…」

輝夜「う…うん」



のどか「考えはまとまった?」



灯「私は…うん」

輝夜「私も」


のどか「そっか…とりあえず、放課後ね。始業式の時に表彰があるみたいだから…」



>そして…


>部室


「「緊張したー!!」」


桃香「全部のどかちゃんが喋ってくれたけどね…」

マリア「そうね…」


メアリー「…さ、みんなの考え、伝えて」



灯「私は、続けたいです!楽しいし…楽しいし!」

輝夜「私も同じ意見です。みんなで目標に頑張れたこともそうですし…とても、楽しかった」



桃香「当然!ボクも同じ気持ちだよ!それに、本当の自分を出せるのは、ここだけだし」

真「何もできない私でも、みんなとならできました。それを追い求めたいんです」


芽衣「拙者はスクールアイドルが好きだ、だから、卒業までやりたい。以上」

美子「あーしもねぇ、いろいろ服作ってもらえるし、楽しーからやりたいなぁ、って思ってるよ!」



203 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:18:19.30 ID:DztTk8XC0
メアリー「…さて、亜樹」


亜樹「わたくしも、悩みました」



亜樹「ですが、家族に言われました。『スクールアイドル、続けてほしい』と…」


亜樹「わたくしも、やります。卒業まで…!」


芽衣「ああ、頼むぞ」

美子「かいちょーいなきゃ始まらないよ!」



メアリー「マリア」


マリア「ウチも、少し悩んだわ。でも、スクールアイドル大好きだし、なにより…アンナに、今度こそ、優勝旗を届けたい」


マリア「だから、続ける。それに、次期生徒会長だし?」


真「マリアさん…!」

桃香「うんうん…」







メアリー「…のどか」

のどか「…続けたい、とは思います」

輝夜「のどかちゃん!」

灯「よーし、これで…!」



のどか「でも、続けても、カオスに勝てる気が…しません」

輝夜「のどかちゃん…!?」


のどか「私には、もうわからないの…どうすればいいの…」


灯「のどかちゃん…!」



メアリー「…何はともあれ、全員続けたいきもちはあるんだ。早速練習から入っていこう」

「「おーっ!!」」


のどか「…」

204 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:25:56.50 ID:DztTk8XC0
>練習後…



亜樹「のどかちゃん…?」



芽衣「大丈夫なのか?」


のどか「…う、うん?」



真「すいません、ステップのあたりがわかりにくいものでしたか?」


のどか「そういうわけじゃないんですけど…」


マリア「イップス…?」

桃香「え…」


灯「な、なんで!?」


美子「イップスって?」

真「覚えていた動作が、できなくなるものです。理由は様々ですが…」


のどか「…ごめん、みんな。私先に帰るね…」


>…


輝夜「…そんな」

メアリー「とりあえず、明日にでも病院に行ってみるわ。ただ、問題は、どちらにしても、ダンスができなくなってること」

亜樹「…どうしましょう?」


マリア「…何も、思い浮かばないわ…」

灯「そんな…」



美子「なおる、よね…?」

真「…精神的なものですので、もしかしたら、一生…」

桃香「真ちゃん!そんなこと言わないで!」

真「っ…ごめんなさい」



芽衣「…拙者たちも、帰ろう。もう秋口だ…」



205 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:29:25.93 ID:DztTk8XC0
>翌日


>1−A



のどか「…」



灯(…さすがに、しゃべりにくいよ…)


>がらっ


灯「!?輝夜ちゃん!?」



輝夜「のどかちゃん!」

のどか「輝夜ちゃん…」


輝夜「のどかちゃん!きっと大会の疲れが出たんだよ!だから…しばらくゆっくりしようよ!」

のどか「…私がいない間、どうするの?」



輝夜「のどかちゃんがいない間…私が!代わりになるよ!」

灯「かわり!?」



輝夜「リーダー…代理!だから、しばらく、楽に見ててよ!ね!?」



>2-A教室


マリア「はぁ…どうすればいいのかかしら」

桃香「私もわかんないよ…」

真「あれ…ボクじゃないんですか?」


桃香「うん、あれはスクールアイドルの時だけだ…か…それだ!!!」

マリ真「「?」」
206 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:35:16.49 ID:DztTk8XC0
>がラッ!!



桃香「のどかちゃん!」

のどか「桃香さん?」



輝夜「桃香ちゃん!今から私が代理リーダーです!」


桃香「あ、そうなの?じゃあ輝夜ちゃんに報告したほうがいいのかな…?」

真「どうせなら、一緒に報告してもいいと思います」

桃香「そっか!」



桃香「ボクたち、ユニットを組むんだよ!」

のどか「…え?」


マリア「バスケの試合、覚えてる?」

のどか「あ、はい…」


マリア「3人ずつのグループに分かれたでしょ?あれみたいに別れるの」

のどか「…私に、気を使って?」


桃香「うん。これなら、のどかちゃんが調子悪くても、練習はできる!…よね?」


のどか「確かに、そうですね。でも、私と同じグループは…」

マリア「問題なしよ!いっくらでも待ってるわ!」

のどか「マリアさん…」



のどか「…輝夜ちゃん。やってもいい?」

輝夜「!うん!もちろんだよっ!」
207 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:40:18.70 ID:DztTk8XC0
>部活だよっ!



メアリー「…なるほどね。確かにこれならいろいろな意味でプラスになる…!」

桃香「ですよね!褒めて褒めて!」



真「よおおおおおおおおおおおおおおしよしよしよよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし!」


桃香「いえーい!」



美子「よろ!」

マリア「のどかが練習参加できないときはスパルタでいくわよ?」

美子「ひぃ!?」



輝夜「よろしくねっ!」

桃香「うん!がんばろ!」

芽衣「ユニット名も決めないとな…」



灯「よーし、がんばるぞいっ!」

真「新鮮な気持ちですね…」

亜樹「ええ、そうですわね」



メアリー「じゃあ、私はのどかを病院に連れてくから…みんな、怪我しないようにね」

「「はーい!」」



輝夜「それじゃあ、まずは…ユニット名から決めていこう!」
208 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:41:01.15 ID:DztTk8XC0
>車の中…
209 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:43:41.24 ID:DztTk8XC0
のどか「…ここは、東京?」


メアリー「ああ、その写真?そうね、昔…音ノ木坂学院の人からもらったの。μ'sの練習してた、『聖地』らしいわ」


のどか「…」


メアリー「不安かも、しれないわね。プレッシャーかけたくはないけど…」

のどか「はい…」


メアリー「『Peace』のリーダーは、あなたしかいないと思ってるわ。のどか」





のどか「…μ's、か」




『1話 心の中』


210 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/10(月) 23:44:41.51 ID:DztTk8XC0
と、いうわけでユニット名安価します


ユニット1:輝夜・桃香・芽衣のグループ名安価↓1で!
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 01:05:56.94 ID:sZDgvUHjO
SaKu
212 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/12(水) 12:02:52.95 ID:7XuYb2lh0
じゃあ灯、真、亜樹のユニット名を安価下1で
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 13:15:27.61 ID:gg4oXMmIO
AMAin
214 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/12(水) 13:52:14.34 ID:7XuYb2lh0
ではのどまりみこのユニット名安価下1
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/12(水) 22:32:35.75 ID:gGyEjFHX0
Tutsan
216 :ザ・アバッキオ [saga]:2019/06/17(月) 21:17:51.74 ID:A8hyJ1hB0
『第2話』


「おそらく、イップスの一種かと思われますね…」




のどか「踊れないスクールアイドルなんて、必要ないじゃない」

輝夜「違うよ…そんなこと、ないから!」



マリア「どうも、ウチは待ってばかりなのね」

美子「んじゃあ、待ちたくないの?」

マリア「待つわよ、リーダーも、アンナもね」





桃香「できないなら、できないなりの何かがあるかも…」

芽衣「そうかもな…」



灯「…亜樹ちゃん、最近忙しいのかな…」




『アン ラッキー』




放送予定日:今週中には


217 : ◆OI3fcwm9m7Zx [saga]:2019/06/23(日) 21:57:51.58 ID:fqIfiXkw0
鳥見えちゃってますね…


次回から変えます
218 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:08:16.02 ID:fqIfiXkw0
『第2話 アン ラッキー』


>屋上


真「ワンツースリーフォー!」

>くるっ


灯「うん、いい感じ!」

亜樹「さすがのおふたりですわ…」





輝夜「ていっ!」


桃香「ここで、回って…」

芽衣「決める!」





美子「…」ぼけー…


マリア「やるわよー、問題児2号」

美子「うん…やっぱのどっちいないのねー…」

マリア「それは…仕方ないわよ。リーダーの不調時こそ、やれることをやらないと」

美子「…だね!よーし!ビシッとやろう!」


>ンミちゃんのトレーニングをやらせました…


美子「」


マリア「体力ないわね」

美子「いやいやいや…あれ、トレーニングのほうがおかしいから」

マリア「…否定はしないわ」



美子「待つだけってのもつらいね」


マリア「…どうも、ウチは待ってばかりなのね」

美子「んじゃあ、待ちたくないの?」

マリア「待つわよ、リーダーも、アンナもね」




真「そういえば、アンナさんはどうなったんですか?」

マリア「手術はうまく言ったけど、当分は入院生活ね。またお見舞いに来てくれるとうれしいわ」

桃香「そっか…まあ手術うまくいったならOKだね」
219 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:14:54.42 ID:fqIfiXkw0
>埼玉 埴病院


「おそらく、イップスの一種かと思われますね…」


メアリー「そう、ですか…」

のどか「…」



「逆に言えば、すぐに治る可能性もあるから、気長にやっていこう」

のどか「…は、い」




メアリー「…」



>帰りの車の中


のどか「みんなに、迷惑かけてますね」

メアリー「そんなことないわ」



のどか「…すいません、今日は、帰ります」


メアリー「…そうね、みんなにはそういっておくわ」




>ゆりあんの里 


>のどかの部屋



のどか「はぁ…」


のどか「…」


のどか「もう、これでいい気がするわ…」



のどか「もう、いらないのよ、【私】は…」

220 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:23:44.66 ID:fqIfiXkw0

>翌日 屋上



「「えええーっ!?」」



マリア「ど、どういうことよ!辞めるって…!!」

芽衣「のどか、おまえっ!」


桃香「2人とも落ち着いて!!」

真「まずは、話から聞きましょう!」




輝夜「そんな…」

灯「のどかちゃん…」


のどか「踊れないスクールアイドルなんて、必要ないじゃない」

輝夜「違うよ…そんなこと、ないから!」

桃香「できないなら、できないなりの何かがあるかも…」



のどか「…Peaceの魅力は、何だと思う?」


美子「え…スタイルいい子が多い?」

亜樹「…2年生トリオを中心とした、高いダンスパフォーマンス。それに、高い歌唱力…」


のどか「そうです。だからこそ、踊れない私は、いる分マイナスに…」

芽衣「そうかもな…」



芽衣「けどな!それで納得するわけないだろう!!」

灯「芽衣ちゃん!」


芽衣「ええい、止めるな灯!!一発はたかないと気が付かないぞ、こいつは!」


マリア「…」

芽衣「マリア!お前は!」



マリア「ウチは…」



マリア「…やめるべきじゃ、ないと思う。けど…」

美子「踊れないのは、どうしようも…」



メアリー「はい、全員静かに。とりあえず、のどかがどうするかはいったん置いておくとして…」

灯「なお、らないんですか?」

メアリー「…イップスだからね。それはわからない。でも、のどかも私も全力を尽くす。それで、解決を模索するしかないわ」



輝夜「…だったら、ユニットで、練習だよ!のどかちゃんが帰ってきても、冬のラブライブに出れないなんて、シャレにならないんだから!」

221 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:29:08.18 ID:fqIfiXkw0
真「…ですね。できることはやっていきましょう!」

桃香「うん!のどかちゃんが帰ってくるまで!」



のどか(なんで、なんで…)



芽衣「拙者は、いや…Peace全員お前を待っているからな」

美子「無理しない程度にねー」


のどか(私は、もう嫌なの…)



亜樹「のどかちゃん…」

マリア「…待ってるわよ」



のどか(待ってないでいいよ、おいて行って…)



灯「ずっと、待つから!」

輝夜「また、9人で、ね!」



のどか「もう、嫌なのっ!」


>ダッ!


「「のどか(ちゃん)!?」」

メアリー「のどかっ!?みんなは、ここにいて!」



亜樹「のどかちゃん…」
222 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:35:18.65 ID:fqIfiXkw0
>階段



のどか「…」

メアリー「のどか!どうしたの急に!」


のどか「わかんないんです…」


メアリー「え?」


のどか「なんで、私を待とうとするんですか…」


のどか「もう、戻れないかもしれないのに…!」


のどか「気持ちが、折れてるのに…!」



メアリー「…だとしても、だと思うわ」


のどか「…」


メアリー「きっと、9人でまたスクールアイドルをしたいのよ」


のどか「…それもわからない。私には、その気持ちがわからない…」


メアリー「のどか?」




のどか「μ'sは、解散した。Aquasは、廃校が決まっても、活動を続けた…」


のどか「私には、わからない…なんで…」



メアリー「貴女は、メンバーや私が嫌いなの?」

のどか「いえ、そうではありません。でも…」


のどか「上手くいったなら、それを続けるのをファンは、求めてるかもしれませんし、目的が果たされなかったのなら…」



メアリー「その答えは、きっと…」



メアリー「自分で気が付かなければ意味がないわ」
223 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:42:16.11 ID:fqIfiXkw0
>数日後…


灯「…亜樹ちゃん、最近忙しいのかな…」

真「のどかちゃんの件がショックだったのかも知れませんね…」


マリア「だとしても、よ!活動してくんでしょ!」

美子「だねー。とりあえず、2グループの動画は上げたんでしょ?」


芽衣「ああ。『AMAin』は止まっちゃってるけどな…」


桃香「反応は悪くないんだけど、やっぱり『のどマリみこグループがなんでないの』って意見が多いね」

輝夜「うーん、それは確かにそうかも…」


輝夜「…のどかちゃんよりかは、亜樹ちゃんかな。先に解決できそうなのは」



芽衣「っても、最近アイツすぐいなくなるからな…」


美子「あー…彼氏?」


「「!?」」


マリア「えっ…えっ!?」


美子「いや、知らんけど…」



真「それ、アイドルとして大丈夫なんですか!?」

桃香「いや、決まったわけじゃないから」


輝夜「とりあえず、聞いてみようかな。それが一番早いと思うし」

灯「だねぇ…」

224 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:48:08.96 ID:fqIfiXkw0
>連絡中…



輝夜「既読スルー…」


灯「本当に彼氏じゃないの、コレ…」

マリア「いやいやいや!それはないでしょ!?」


芽衣「というかあいつがいいとか…なかなかのロリコンだな」

美子「めいっちにできてもそうかも」

芽衣「拙者の場合は、ハーフと口が悪いの−要素だぞ」



桃香「でも、できてても問題ないんじゃ…?」

マリア「アイドルとしては問題だし…何より!スクールアイドルを放置してまではハマってるのが問題なのよ!」

真「こっちがおろそかになってる点が心配な点、ですかね…」



輝夜「今日は基礎連メインで!とにかく!今できることは全部やろう!」


桃香「…だね」


輝夜「Peace GO! FIGHT!」

「「おーっ!」」




>1階 校門前


のどか「…」


のどか「…スクールアイドル、ってなんなのかな…」
225 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:51:26.30 ID:fqIfiXkw0
>埼玉 埴病院


「あら、このカルテ…」

「先日来た女の子なんだよ。この年でイップスなんて、可愛そうに…」


「ねえ、この子、また来るの?」

「そうだね、来週の土曜日に来る予定だけど」


「…少し、見させてくれない?私に」

「もしかして、昔の自分に重ねてます?同じスクールアイドルとして…」




「…そうね。少し、気になる点もあるし」

「それじゃあお願いしますよ」



「西木野先生」


真姫「ええ」




『第2話 アン ラッキー』


226 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/23(日) 22:52:33.68 ID:fqIfiXkw0
では、次回の結構重要な「のどかの説得」に向かう子を安価↓1で


お休みなさい
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/06/23(日) 22:56:17.73 ID:HeZYPHSA0
輝夜
228 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/06/27(木) 22:37:59.32 ID:dfrXDZXQ0
『第2話』


真姫「イップスなんかじゃないわ、これは治るものよ」


のどか「…」




輝夜「のどかちゃん、私も…ううん。みんな気持ちは一緒だよ」


輝夜「勝てるから、とかじゃない。9人で、スクールアイドルをしたいんだよ!」



のどか「輝夜ちゃん…」




真姫「それと、いいところ連れていってあげるわ」

のどか「えっ!?」


真姫「東京に、ね」




『幼馴染だからこそ』




放送予定日:日曜か月曜
229 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 20:38:22.21 ID:dTdEOEsq0
凛ちゃん
230 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 22:16:14.12 ID:dTdEOEsq0
『第3話 幼馴染だからこそ』


>ゆりあん女学院 部活棟 屋上



輝夜「全員集合!」



真「どうしたんですか?」


輝夜「来月の文化祭だけど、私たちもライブすることになりました」

「「おおーっ!」」



美子「がんばらないとねー!」



マリア「雨の中走らないように!」

桃香「しないよ!?」




亜樹「のどかちゃんは、どうなりそうですか?」


輝夜「ダンスと歌は渡してあるし、衣装も…」

桃香「うん、できてるよ」



灯「あとは、本人次第ってことだね…」


輝夜「うん」


芽衣「…『Tutsan』はどうするんだ?」



マリア「のどかが戻ってこれないなら2人ででるわ」

美子「ま、そこは仕方なし…だよね」



輝夜「…そういうわけだから、まずはグループごとで動いていこう!」

「「おーっ!」」
231 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 22:38:56.98 ID:dTdEOEsq0
>埼玉 埴病院



のどか「…いったい何のためにきているんでしょうね」


メアリー「のどか…」




先生「あのー…」


メアリー「はい、何でしょう?」



先生「実は、ちょっと他の先生がお話あるみたいで…」

メアリー「…らしいわ、のどか」

のどか「はい」





>別室


「悪いわね、来てもらって」


のどか「いえ。…ん?」


「…見覚えある顔?」


メアリー「…いや、まさか…ねぇ?」




「アキバ病院の、西木野真姫…元μ'sの西木野真姫って言った方が知ってるかしら」



メアリー「うそおおお!?って言うか東京の西木野病院じゃないの!?」

真姫「今は違うのよ」


のどか「…」


真姫「貴女は、あんまり驚かないのね」

のどか「はい。あまり、憧れとかそういうのではないので…」


真姫(ちょっとショック)



のどか「それで、なぜ私を呼んだんですか?」

真姫「ああ、それはね…」
232 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 22:56:22.25 ID:dTdEOEsq0
真姫「改めてレントゲン見させてもらったわ。それで、少しわからないところがあったから取らせてほしいの」


のどか「…わかりました」


メアリー「でも、何も異常はないって…」


真姫「だとしても、よ」



>そして…



真姫「やっぱりね。足の靭帯に多少の損傷に、右足の疲労骨折…軽微なものだけど」





真姫「イップスなんかじゃないわ、これは治るものよ」


のどか「…」


メアリー「ほ、本当ですか!?よかったわね!のどか!」


のどか「…はい」



真姫「…スクールアイドル、したくないのね」

のどか「えっ…?」



メアリー「どういうこと…?」



真姫「少し、話をさせてもらっていいかしら?」

メアリー「ま、まあまきちゃんほどの人がそういうなら…」



真姫「ありがとう」(まきちゃん?)


233 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:07:44.41 ID:dTdEOEsq0
真姫「さて、と…」



のどか「やりたくない、わけではないんです。けど…」


真姫「そうね。決勝、実は見てたんだけど…」


のどか「え゛」



真姫「高いレベルだったわ。だけど…」



真姫「貴女だけ、どこか不安そうに見えた。それだけよ」


のどか「…そう、見えましたか?」


真姫「ええ。何を隠しているのか、何が不安なのか…それは私は聞かないわ。私は医者。できるのは怪我を治す事だけだもの」


のどか「…」


真姫「怪我自体はそこまで大きいものじゃないから手術はすぐ終わるわ。あとは、ちゃんと私の指示に従ってもらえれば問題ないわ」



のどか「あの…西木野先生」


真姫「なに?」


のどか「…リーダーって、何なんですか?」



真姫「また難しい質問ね…私リーダーしたことなんてないのに…」


のどか「そうなんですか…?」



真姫「ただ…リーダーっていうのは完璧じゃない方がいいと思うわ。それだけ」

のどか「…」

234 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:14:01.19 ID:dTdEOEsq0
>翌日



輝夜「…のどかちゃんの話は聞いた?」

灯「うん…なんで気が付けなかったんだろう、私たち…」


亜樹「病院の先生自体も気が付かなかったのですし、当然ですわ…」

美子「はに、ってのが縁起悪いしね。『やぶ』じゃん」


マリア「ひどい…」


真「でも、逆に言えば…帰って来られるということですよね?」

桃香「うん!むしろ分かった分イップスより良かったじゃん!」



芽衣「だな…で、肝心ののどかは?」


輝夜「今日手術らしいので…」



>ガチャ


メアリー「あ、みんな揃ってるね。遅れてごめん。のどかの件は聞いたよね。今週末に手術するみたいだから」



輝夜「…え?」



>ゆりあんの里 のどかの部屋



のどか「…」



のどか「戻れないよ…」


のどか「戻って、合わせる顔がない…!」




鳴神「…のどかちゃん」





輝夜「あの…」

鳴神「諸星さん…?」



235 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:20:07.33 ID:dTdEOEsq0
輝夜「のどかちゃん、聞こえる?」


のどか「…うん」



輝夜「なんで、ウソついたの?すぐにばれるウソじゃない」


のどか「それは…」



輝夜「…幼馴染だから、分かるよ。どうしても、怖いんだよね」

のどか「…輝夜ちゃん」



輝夜「みんなに、合わせる顔がないから…」


のどか「っ…」



のどか「…うん」


輝夜「自分のせいで、決勝戦負けて、そこから何日も、イップスや怪我で…練習にも出れてないから。合わせる顔がないんだよね?」


のどか「…うん」



輝夜「…ちがうよ、のどかちゃん」


輝夜「決勝戦で負けたのは、のどかちゃんのせいじゃない。練習に出れてないのも、今はしょうがないことだよ」


輝夜「のどかちゃんは、いつも私たちを引っ張ってくれた」


輝夜「それで、責任を感じて…一番謝らないといけないのは私たちだよ。特に亜樹ちゃんと、マリアちゃん」



のどか「私が、頼りないから…」



輝夜「…違うよ、きっと」


のどか「…」

236 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:30:34.88 ID:dTdEOEsq0
輝夜「あの2人も、怖かったんだよ。のどかちゃんに、負担をかけるのは嫌だって」



のどか「…」



輝夜「でも、私はそれはよくないと思う。だから…もう一回やり直そうよ」


のどか「やり直す…?」



輝夜「うん。理由があるっても、隠し事してたのはやっぱりいい気持ちじゃないもん」



輝夜「だから…全員、もう一回話し合おうよ。4月からずーっと勢いで進んできたんだから」




のどか「…そう、かもね」




のどか「でも、みんながそう思ってるのかが不安」


のどか「私、話し合える自信はない…嫌われてるよ…」


のどか「勝たせることのできないリーダーなんて…」





輝夜「のどかちゃん、私も…ううん。みんな気持ちは一緒だよ」


輝夜「勝てるから、とかじゃない。9人で、スクールアイドルをしたいんだよ!」



のどか「輝夜ちゃん…」




芽衣「ああ、その通りだ!」

美子「9人で、Peaceでしょ!」

亜樹「謝りたいことも、ありますわ」

マリア「私も、謝りたい」

真「私たち、のどかちゃんともう一度、やりたいんです!」

桃香「うん。お願い!」



灯「のどかちゃん。また、9人で…やろう?私も、一緒にいるから!」



>ガチャ



のどか「…みんな」


輝夜「のどかちゃん…良かった…」


のどか「怖かった…嫌われるのが、怖かった…」
237 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:36:01.69 ID:dTdEOEsq0
のどか「ごめん、みんな…もう少し待っててくれる?」



のどか「…その時、大事な話したいから…」




>手術後…


真姫「お疲れ様。具合はどう?」


のどか「何も、ないですね」


真姫「そ。それならいいのよ」



真姫「…みんな、心配してくれたのね。いい仲間がいるじゃない」

のどか「西木野先生にも、いたんですよね?」


真姫「どうかしらね〜?絵里や凛、穂乃果は病院間違えそうだし案外みんな来てくれなかったかもしれないわね」

のどか「えぇ…」


真姫「…冗談よ」




真姫「さて、怪我は治ったわけだけど…何かしたい事ある?」



のどか「私に、スクールアイドルとして足りないものを、知りたいです。それは、何回も言われてましたから…」



真姫「…それは半分はもうわかったはずよ」

のどか「はい。でも、残りの半分は…」



真姫「なら…いいところ連れていってあげるわ」

のどか「えっ!?」


真姫「東京に、ね」




『第3話 幼馴染だからこそ』



238 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/01(月) 23:37:03.12 ID:dTdEOEsq0
と、いうわけで次回東京編です


次回のメインキャラ安価↓1しておきましょうか


次回も月曜日か日曜日かなん?
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/02(火) 00:28:49.49 ID:Qr2D63/Z0

火野で
240 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 00:19:21.66 ID:pECBnRAE0
【第4話】


のどか「ここが…μ'sたちが練習していた神社」


真姫「そうね。ここに来るのも、もう15年ぶりかしら」




のどか「…どうして、μ'sは名前を変えてしまったんですか?」

真姫「…さぁ?」

のどか「えっ」



のどか「…私に足りないものってなんでしょう?」

真姫「それはきっと…私が教えるものじゃないわ」




のどか「灯ちゃん。私に足りないものってなんだろう?」

灯「1つだけ、1つだけ気になることがあるんだけど」




【親友だからこそ】


今日やると思います

241 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:21:35.95 ID:pECBnRAE0
【第3話 親友だからこそ】


>真姫の車の中



のどか「どこに、連れて行くんですか?」

真姫「来ればわかるわ」


のどか「…だって、もう車で結構走ってますよ?」



真姫「ええ。行先は東京だもの」


のどか「東京…」



のどか(…どこに、行くんだろう)




真姫「ついたわよ」

のどか「ここは…神社?」



真姫「ええ。私たちにとっては思い出深い、ね」


のどか「そういえば、聞いたことがあります。μ'sは、結成前、部活動として場所が確保できないこともあり、神社で練習していたと…それが、ここなんですか?」


真姫「ええ、そうよ」




のどか「ここが…μ'sたちが練習していた神社」

真姫「そうね…ここに来るのも、もう15年ぶりかしら」





のどか「今は、誰もいないんですね」

真姫「当然よ。音ノ木坂はもう部室とかあるもの」





のどか「…なんで、ここに?」

真姫「そうね。あなたたちを見ていたら、少し懐かしい気持ちになったからよ」

242 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:30:27.42 ID:pECBnRAE0
のどか「…そういえば、1つだけ、聞きたいことがあったんですよ」

真姫「なに?」




のどか「…どうして、μ'sは名前を変えてしまったんですか?」

真姫「…さぁ?」

のどか「えっ」




真姫「最終的な結論はそうだけど、思いは違ったかもしれないわ」

のどか「…では、西木野先生はどうだったんですか?」


真姫「私は、最初は嫌だったわ。μ'sのままいたかった」

のどか「…」



真姫「でも、『今が最高』というのも間違いないのよ。最終的には、私はそれに納得したわ」

のどか「…」



のどか「今が最高って…9人揃ってこそ、ですか?」

真姫「そうね。でも…今思うと、それは違ったのかもしれないわ」


のどか「…」


真姫「いつだって、『今が最高』なのよ。たとえ失敗したとしても、ね」

のどか「『今が最高』…」



真姫「だからこそ、前に進むしかないのよ。悔しくても、辛くても、ね」


のどか「私には、できる気がしませんよ…今回は、みんなにどれだけ迷惑を…」



真姫「穂乃果も言っていたわ、それは」

のどか「…高坂さんも」


真姫「だとしても、穂乃果は最終的には突き進んだわ」


のどか「…」




真姫「信じられないわよね、穂乃果」

のどか「えっ?」
243 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:32:43.70 ID:pECBnRAE0
真姫「だってそうでしょう?廃校のことを聞いて、スクールアイドル始めて、エリーたちを説得して、ことりの留学を止めて、海未に殴られて…それでも、元気いっぱいだった」


のどか「そうですね、私にはとても…」
244 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:37:19.00 ID:pECBnRAE0
真姫「それは、なぜだと思う?」

のどか「私に、リーダーとしての資質がないから…」


真姫「違うわ。それが穂乃果にとっての『リーダーの形』だったからよ」

のどか「…」



真姫「だから、見つければいいのよ。あなただけの、『Peace』のリーダーの形をね」

のどか「Peaceの…」




真姫「…そろそろいい時間ね。帰らないと」


のどか「あの、1つだけいいですか」

真姫「?」


のどか「…私に足りないものってなんでしょう?」

真姫「それはきっと…私が教えるものじゃないわ」



真姫「きっと貴女をよく知る人。その人が…知ってるわ」



真姫「さ、帰りましょう。患者を連れまわしてるのがばれると面倒なのよ」

のどか「…でも、ありがとうございました」





245 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:44:55.62 ID:pECBnRAE0
>そして…

のどか「ありがとうございました」


真姫「まだ治りきってはないのよ、無理な運動はしないように」


のどか「はい、わかりました」



真姫「素直なのはいいことよ」


のどか「あの…」


のどか「高坂さんのこと、大好きなんですね」

真姫「ええ、大好きな先輩よ。憧れ…とは少し違うかもしれないけどね」





のどか「わたしだけの『リーダーの形』…か」


のどか「…難しい」




>そのころ…



マリア「えええ!?まきちゃんが今病院に!?怪我してく?」

美子「まっちゃんおかしくなってるね」

桃香「たまにある発作みたいなものかな」


マリア「いや、だって!まきちゃんよ!ねえ、あ…」


真「亜樹さん、来ないですね」

芽衣「マジで彼氏とかか…?」


輝夜「…尾行、するしかないかもね」

マリア「最悪の場合は、ね」


灯「どうしたものかなぁ…」
246 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 22:55:00.70 ID:pECBnRAE0
>翌日…


>ガチャ


のどか「おはようございます」

灯「のどかちゃん!もういいの!?…ってクマできてない?」

のどか「うん、少し考え事しててね」

灯「そっか…無理しないでね」

のどか「うん、ありがとう」




のどか「ねえ、灯ちゃん」

灯「?どうしたの?」



のどか「灯ちゃん。私に足りないものってなんだろう?」

灯「うーん…?足りないものなんてあるのかな?」



のどか「なんでもいいの、気が付いたこととか…」


灯「なんでも…うーん…」




灯「なら…1つだけ、1つだけ気になることがあるんだけど…」

のどか「な、なに!?」



灯「のどかちゃん、たまに、喋りにくそうにするときあるんだ。そこが少し気になったかも」

のどか「喋りにくそうに…?」



灯「うん。自分のことに、立ち入ってほしくないオーラ的な…」

のどか「…それは」


灯「まあ、それは仕方ないよね。私もそういうのたくさんあるもん」



247 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 23:07:50.07 ID:pECBnRAE0
のどか「そっか…」

灯「のどかちゃん?」


のどか「…よく見てるんだね、私のこと」


灯「?もちろんだよ!だって親友でしょ?輝夜ちゃんも合わせて3人みんな仲良し!」



のどか「…そっか。そうだよね」

灯「…もしかして、そういうくくり嫌?」



のどか「ううん…すっごくうれしい…そうだね、もう一つ、先に行きたい」

灯「…?」


のどか「みんなに、したい話があるの。待っててくれる?」

灯「もちろんOKだよ!あ、でも亜樹ちゃんが最近休みがちだけど…」



>そして…



マリア「話って…なんなの?」

桃香「…」


美子「嫌な話じゃないよね…?」

芽衣「のどか…!」




のどか「ずっと、隠してたんだ。リーダーとしてふさわしくないからって…でも…」



のどか「きっと、これが…」



のどか「『僕』の、リーダーとしての姿なんだ」



のどか「本当は、自分のことを、僕って言うんだ。ダメ、かな?」



輝夜「のどかちゃんが戻すなら、私は全然かまわないよ!」

マリア「ウチもね。前みたいに、ウチの真似されるよりかはぜんぜんOKよ」


のどか「ま、真似したわけじゃないよ…」
248 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 23:14:00.12 ID:pECBnRAE0
灯「すっごいビックリした…でも、なんかもっとイキイキしてるかも!」

真「そうですね、でも…私はこっちのほうがいいかもしれません」


美子「だね、ギャップ萌えだよ!」

芽衣「かもな。でも…復活してくれるなら、これほどうれしいことはないぞ、拙者は」



桃香「…」


真「桃香さん?」


桃香「キャラ被ってない…?」


「「あ…」」

マリア「桃香が変えましょうか」

桃香「ええーっ!?」


芽衣「いっそのどかと桃香で組むか?」

美子「アリかも!B-girls!みたいな!」


桃香「率直!?」


のどか「あは…あははは!」


輝夜「のどかちゃん?」


のどか「うん、何かすっきりした…」



のどか「頼りないリーダーかもしれないけど、改めて僕と一緒に…来てくれる?」


「「おーっ!!」」


【第3話 親友だからこそ 完】



桃香「あ、そういえば亜樹ちゃん」

真「大丈夫ですよ、次回からはまたギャグ次元に戻りますから」

のどか「そういう問題!?」

249 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/08(月) 23:14:40.67 ID:pECBnRAE0
と、言うわけ今回はこんな感じで


次回のメインキャラ安価↓1で

250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/09(火) 16:37:54.40 ID:r+ZRyYCC0
乙乙
桃香で
251 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/13(土) 20:56:44.61 ID:FfmclYhC0
【次回予告】


桃香「尾行するしかないね!」

真「ストーカーっぽくないです?」

マリア「第三次世界大戦だ」


のどか「なんの話!?」



芽衣「まあ、何かしら理由はあるんだろうがな」

美子「それが気になるんだよねぇ」



灯「…家の都合かな、輝夜ちゃん?」


輝夜「そうかも、しれないね…」




亜樹「な、なんですか!?みなさん!?」

美子「おい、デュエルしろよ」

マリア「はっ、サテライトのクズがこの俺とデュエルだと?」


のどか「何言ってるの!?」

亜樹「そのツッコミ…!」

のどか「そこで復活認定されるの非常に微妙な気分だよ、僕は…」



【第4話 完全復活】


予定:月曜か火曜か水曜

252 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 22:30:31.45 ID:KUI4Ios60
【第4話 完全復活】


>ゆりあん女学院 部室棟屋上


のどか「…」


灯「おはよー!今日も頑張ろうね」

輝夜「おはよう!」



のどか「2人とも、おはよう。なんだか、久しぶりな気がして…」


灯「そうだねぇ…2週間だけともいえるし」

輝夜「2週間しか、ともいえるよね」




マリア「さあ、今日も全力で頑張るわよ!」

真「もう、のどかちゃんが復帰したんだからそこまで気合入れなくても大丈夫ですよ」

桃香「だねぇ」



美子「お、あーし最後?」


マリア「問題児1号が来てないわ」



芽衣「最初からいるぞ」


のどか「うわぁ!?」

灯「なんで倉庫の上に…」

芽衣「暇だったからな。さあ…亜樹いないな」


のどか「…来てないの?」

芽衣「ああ。のどかも亜樹もな」

のどか「うぐっ」



マリア「リーダーをいじめないの」

芽衣「まあ、そうだな。けど、本当にどうするんだ?」



のどか「そうだなぁ…」
253 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 22:41:56.74 ID:KUI4Ios60
桃香「尾行するしかないね!」

真「ストーカーっぽくないです?」

マリア「第三次世界大戦だ」


のどか「なんの話!?」



芽衣「まあ、何かしら理由はあるんだろうがな」

美子「それが気になるんだよねぇ」

のどか「怪我、とかじゃないよね」



灯「…家の都合かな、輝夜ちゃん?」

輝夜「そうかも、しれないね…」



のどか「…もしかして、ご両親の件で…?」



芽衣「かもな。まあ、そもそもあえていないんだが…」

美子「なら、やっぱり尾行しかないね…!」



のどか「…みんな、尾行したいだけでしょ?」


「「うん!!」」


のどか「素直だなぁ!?」


芽衣「だが、問題は解決していかないとな。学校祭まであと2週間と少ししかない」


のどか「…だよね。とはいうものの、まずは普通に連絡を…してる?」


輝夜「ううん、返事もないの」

桃香「ラインは一応見てくれはするんだけどね…返信なし」


のどか「返信してくれないんだ…」


灯「ちょっと前までののどかちゃんみたいに」


のどか「ぐふっ」


マリア「いじめないいじめない!」

灯「ごめんごめん。なんだかのどかちゃんいると安心しちゃって…」


美子「気持ちはわかるよ。あと2人、戻ってこないとね」


のどか「アンナさんも、ですか?」

美子「うぃ。とはいっても新ユニットの練習で忙しかったのもあって、お見舞いにも行けてないけど…」


のどか「重ね重ねごめんなさい…」

桃香「責任はみんなにあるってことで」

真「ですね。1年生で、こんなにちいさ…小さくはありませんけど、がんばってくれたんですし」
254 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 22:52:55.18 ID:KUI4Ios60
美子「どこ見て言ったの」

真「身長です」


桃香「…そういうことにしておこうか」

真「1年生で159って結構高いと思いますし…」



マリア「とにかく!やるならやるべきよっ!」

のどか「うん。まずは、帰り道ルートを確認、および自宅付近の捜索から入ろう!」

「「おーっ!!」」



輝夜「ノリノリだね」

のどか「ぼ、僕は純粋に亜樹さんが心配なだけだし?」

美子「ツンデレだ!」


>そして、数日後…




>追跡班 輝夜・真・美子


輝夜「目立たないからこっちって…」

真「まあ、一般人よりですからね、私たちの…美子さんは目立つんじゃ」

美子「逆にシスター服きなければセーフかなって」



輝夜「…あっ、動いた!」

真「それにしても、結構遅くまで学校に残ってたんですね」

美子「あれじゃないの?生徒会」

輝夜「なるほど…!」



亜樹「…」



輝夜「こちらチーム『シューティング・クェーサー』。ターゲットが動きました」

のどか『了解。チーム『コズミック・ブレイザー』動きます。ところで名前誰が考えたの』

輝夜「桃香ちゃん」


のどか『…うん』
255 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:13:29.07 ID:KUI4Ios60
>待ち伏せ班 のどか・桃香・灯



のどか「桃香ちゃん」

桃香「かっこよくない?」

灯「ネーミングセンスないと思う」

桃香「先輩に対する敬意を含むと?」

のどか「ないですね」

桃香「」




のどか「僕たちの役目、わかってます?」

桃香「灯ちゃんに新作ゲームを買ってもらう」

灯「じゃあ、このR18なPCゲーを…」


のどか「偶然を装って亜樹ちゃんに接触する役目だから!漫才やるなら僕先に行くよ?」

「「ごめんなさい!」」





>そして…



亜樹「さて、帰りましょうか…」


のどか「亜樹ちゃん!」

亜樹「のどかちゃん!?どうしたんですか!?」

のどか「うん、少し気晴らしに遠くまで来たの」


亜樹(えぇ…ここ、のどかさんが乗る駅と随分離れているような…)


のどか(あ、これ選択肢間違えた感じだ…!)


亜樹「ま、まあ気晴らしができたのならよかったですわ。けれど次期の生徒会副会長なんですし、羽目を外しすぎないようにしてくださいまし」

のどか「はい…えっ、ちょっと待って!?副会長!?」

亜樹「ええ。もうほとんど決まりですわ」

のどか「いやいや!?話聞いてないよ!?」

亜樹「ウチはそういうシステムですから。ちなみに生徒会長はアンナさんですわ」

のどか「…いやあああ!?」



灯「のどかちゃん!?」

桃香「し、失礼しましたー!!」



亜樹「灯さん!?桃香さん!?…な、何だったんでしょう…?」



輝夜『こちら『シューティング・クェーサー』。チームコズミックブレイザーは退却…』

芽衣『スターダスト・シフル』…了解。こちら周辺を見ているが、怪しげな人物はない…』

マリア「うちらよね、不審者…」
256 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:30:19.46 ID:KUI4Ios60
>家周辺護衛チーム マリア・芽衣


芽衣「…いうな、ここは彼岸島だ」

マリア「まあ、借金苦…ってわけでもなさそうだしね」


芽衣「!隠れろ!」

マリア「ええ!」



芽衣「みろ、あの男…」

マリア「かなり身長高いわね…しかも、筋肉質…」


芽衣「なるほど…ああいうたぐいの男に…!」

マリア「チャラ男のほうがイメージ強いわ!」


芽衣「あの箱…かなりデカいな」

マリア「なるほど…あくどいわね…あの箱に亜樹を詰め込むのね!」




亜樹「芽衣さん、マリアさん、どうしたんですか?」


「「うわああああああ!?」」


亜樹「!?どうしたんですか!?」



「ん、どうした亜樹ちゃん」

亜樹「おじ様!」


マリア「おじさま!?」


マリア「それってまさか…そういう…?」

芽衣「ダメだ!」


亜樹「え?どういうことですか?」


「ああ、すまないが部屋に入れてくれないかね?」

亜樹「あ、すいません。マリアさんと、芽衣さんもどうぞ?」


マリア「だめええええ!!」

芽衣「私たちも、巻き込まれる…!?」


亜樹「えぇ…」



>2グループ合流して…


のどか「スターダスト・シフルから連絡が途絶えたわ…!」

桃香「た、助けに行こうよ!」

真「はい!」

257 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:41:25.10 ID:KUI4Ios60
>亜樹の部屋


マリア「な、なるほど、昔お世話になった人なので」

芽衣「そういえばプロフィールにも書いてあるもんな…」


「ははは、確かに私も不審者に見えるね…はぁ、結構落ち込む」

亜樹「すいません…」


マリア「本当に、すいませんでした…」

芽衣「申し訳ない」



>ピンポーン



亜樹「あ、桃子が帰ってきたのかもしれませんわね」



>ガチャ

のどか「大丈夫ですか!?マリアちゃん!芽衣ちゃん!」

灯「マリアちゃーん!」


亜樹「な、なんですか!?みなさん!?」

美子「おい、デュエルしろよ」

マリア「はっ、サテライトのクズがこの俺とデュエルだと?」

のどか「何言ってるの!?」


亜樹「そのツッコミ…!」

のどか「そこで復活認定されるの非常に微妙な気分だよ、僕は…」


亜樹「…僕?」


のどか「…すいません、お邪魔していいですか?いろいろ話もしたいので…」


亜樹「ええ、わかりましたわ」
258 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:51:37.28 ID:KUI4Ios60
>のどかは話した…


亜樹「…ええええ!?西木野真姫さんと!?…羨ましい…!」

のどか「え、そこ!?」


マリア「そうよねそうよね!!」

芽衣「羨ましい…サインもらっておけとあれだけ…!」



亜樹「けれど、話はわかりましたわ。良かったですわ…これで、ひとまず9人はそろいましたので」


輝夜「亜樹ちゃん、最近これてなかったよ…」



亜樹「え?わたくしは、推薦の面接の練習があるので、しばらくいけないとお話したと思いますが…」

「「えっ」」




>のどか通院中…


輝夜「それでは、今日の練習は終わりです!お疲れ様でした!」

「「お疲れ様でしたー!」」


亜樹「あ、すいません。わたくしはしばらく推薦の練習で来れなくなりますので…」



マリア「のどか…のどか…」

真「マリアちゃん…どこか、食べに行きましょう」

桃子「うん、食べて忘れよう!」


メアリー「輝夜、少しいい?」

輝夜「はい、何でしょうか?」


灯「あっ、忘れ物した!先でてるね!」

芽衣「転ぶなよー」

美子「zzz…」






>回想終わり

のどか「誰も聞いてない!?っていうかマリアちゃん…いや、堂崎さん…」

マリア「引かないで///」
259 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:56:29.43 ID:KUI4Ios60
亜樹「…誰も聞いてなかった、ということがショックですわ…」


芽衣「正直すまんかった」

桃香「のどかちゃんって偉大だよね…」


亜樹「…改めて、これからよろしくお願いしますわ」

のどか「うん。推薦の結果は…?」



亜樹「当然合格ですわ。おかげで、後は部活に集中できます」

のどか「よかった…!」



亜樹「ええ。生徒会の引継ぎもできますわね」

のどか「聞きたくなかったー!!!!」



マリア「え、のどか副会長なの?まあ、妥当よね」


亜樹「マリアさんが会長候補第一位ですよ」

マリア「」



桃香「アハハ、まあ、人気と知名度あるしねぇ」

亜樹「2位は桃香ちゃんです」

桃香「」




輝夜「でも、こうやってみんなでまた、笑いあえてよかったよ」

灯「だね!残りは…!」



芽衣「アンナの復帰と、打倒!ザ・カオスだ!」




【第4話 完全復活】


260 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/17(水) 23:57:29.12 ID:KUI4Ios60
と、いうわけで次回のメインキャラ安価↓1


あと、Peaceちゃんねるのネタ安価↓2


来週は行進できないかもしれません。
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/18(木) 00:29:12.55 ID:tjx2bCUI0
のどか
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/20(土) 12:02:29.75 ID:C5sKAbsrO
メンバー(+アンナ)で王子様ランキング
263 : ◆o4w8CbWx9hWu :2019/07/26(金) 13:25:29.17 ID:yoPGLKjC0
多分月曜あたりに本編かなぁと思います
264 : ◆o4w8CbWx9hWu :2019/07/29(月) 13:02:39.25 ID:4g/sqljW0
【第6話】

マリア「たとえ引きずってでも連れて行くわ」

アンナ「マリア…あなた…」


美子「秋予選なんてあるんだ…」

桃香「ボクらは免除だけどねー」


輝夜「え、私たちのファン…?」

のどか「スクールアイドルの意味、か」


【家族】

火曜日更新予定
265 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 22:45:09.16 ID:+aDXkSKc0
【第6話 家族】



>アンナの病室



マリア「入るわよ」

アンナ「マリア。それに…」



のどか「久しぶり…になるのかな。アンナちゃん」

アンナ「のどか、来てくれたの?ありがとう」



輝夜「私たちも」

灯「いるよ!」


アンナ「みんな!?」


マリア「やっと…ねぇ面会できるようになったんだし、ね」

桃香「ぼくたち、仲間だし、ね」

真「10人揃ってこそ、Peaceです」



亜樹「…それで、どうなんでしょうか?」


アンナ「退院は今月にはできると思います。けれど…あんまり無理はするな、と…」

マリア「…そう」


芽衣「まあ、いいんじゃないか?もう学校来れなくなるわけじゃないなら」

美子「だねぇ」


アンナ「ありがとう、みんな…」


のどか「それで、ボクも話が」

アンナ「えっ?!」




>そして…

アンナ「はー、なるほど。よかったのかもね。隠さないでいいんだから」

のどか「はい!」


(ボーン…)


亜樹「そろそろお暇しましょうか」

マリア「あ、少し話あるから先いってて」



のどか「では、また学校で会いましょう!」

アンナ「ええ、またね」 
266 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:00:59.52 ID:+aDXkSKc0
アンナ「ふふ…みんな大丈夫そうね」

マリア「そうね。でも、まだ完璧じゃない」



アンナ「そうかしらね…輝夜ちゃんの話は聞いたわ。のどかちゃんがいなくても、メンバーを引っ張ってくれた」

マリア「それに、桃香も、ウチらのために3人のユニットでの活動を考えてくれた。みんな、がんばってくれてるのはよくわかるわ」


アンナ「それでも、私は必要?」


マリア「当然よ。おばさん」


アンナ「おばさん言うなし…でも、前みたいに雑用はきっとできないわよ?役には立たないかも…」




マリア「何言ってるの、そうだとしても、必要なのよ、アンナがね」

アンナ「…ありがとう」




マリア「もし、またそんなこと言いだしたら…」



マリア「たとえ引きずってでも連れて行くわ」

アンナ「マリア…あなた…」


マリア「…ウチはね、アンナとは一番深い関係だから、気持ちとかもなんとなくわかるのよ」

アンナ「…」



マリア「行くわよ、冬のラブライブ…絶対に優勝する…!」

アンナ「…ええ。私も行くわ」





>翌日 ゆりあん女学院 部活棟 屋上


アンナ「と、言うわけで何とか来たのだけど…大変だったわ…」

亜樹「まだ松葉杖使ってるますからね…」


のどか「アンナさん…これで、10人揃いました。これからの方針、考えて行きましょう」

アンナ「ええ、そうね。とはいっても、もうだいたい決まってるとは思うけど…」



アンナ「まず、文化祭。ここで活動を見せたいと思うの」

美子「そだね」
267 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:13:15.40 ID:+aDXkSKc0
アンナ「それで、冬のラブライブ。本来であれば11月31日をリミットとしたランキング上位にいないといけませんが…」


真「そのために、またランキングを争わないといけないんですね…」

灯「がんばろう!」

美子「秋予選なんてあるんだ…」



亜樹「ああ、冬のラブライブは問題ありませんわ。私たちは夏の優勝校なので、推薦で参加できます」

芽衣「推薦か…なら、少し楽になるな」



亜樹「まあ、それ以前の話があるのですけどね」

「「?」」



亜樹「中間テストとか」

真「…桃香さん!」

桃香「ボクらは免除だけどねー!」

マリア「現実逃避しないで」



のどか「まずはテスト対策、そして文化祭…そして、あと1つ。解決しないといけないことがあると思う」


輝夜「ザ・カオスに勝つ秘策、だよね…」


亜樹「…どうしましょうかね」



>がラッ


メアリー「もう一度合宿ね」

亜樹「メアリー先生!」


メアリー「ちょうど沼津の予約取れたし…ね」


美子「う、また走り込み…やだなぁ…」

芽衣「我慢しろ。でも、いつ行くんだ…ですか?」

メアリー「創立記念日で、10月に5連休ができるから、そこね。ちょうど予約も終わってるわ」



のどか「よーし、それなら…まずは文化祭に向けて練習だ!Peace!GO!FIGHT!」

「「おーっ!」」
268 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:21:25.97 ID:+aDXkSKc0
>またまた翌日 お昼やすみ 


>ゆりあん女学院 1年A組



「「いただきまーす」」


灯「でも、いろいろ準備もしてかないとねぇ」

輝夜「それだよね…」

のどか「どうしたものか…」



「あ、蟻原さん」

のどか「は、はいっ!!」


灯「あ、クラスメイトの…」

輝夜「天城さん?どうしたの?」


「実はね、家族にPeaceのファンがいるからサインほしくて…いいかな?」

輝夜「え、私たちのファン…?」

のどか「あ、うん。いいよ。誰の?」

「蟻原さんの」


のどか「うえええ!ぼく?!」

「うん!お願い!」


のどか「う、うん…」


>きゅっ…


「ありがとねー!」



灯「こうしてみると、アイドルだよね、私たち!」

輝夜「スクールアイドル、だけどね」

のどか「…スクールアイドルの意味、か」


のどか「スクールアイドルって、何なんだろうね?」


灯「…?」
269 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:25:26.94 ID:+aDXkSKc0
のどか「ううん、ふと思ったけど、スクールアイドルはなんでやるのかな?って思って」

輝夜「楽しいから、かな?」

灯「そうだよねぇ…あとみんなもいるし」


のどか「ファン…うーん、アイドルとかよくわかんないからわかんなくなってきた…」

輝夜「そういうときは先輩に相談だよ!」



>そして…



マリア「スクールアイドルの意味…ねぇ」

真「そういわれると、理由とか考えちゃうような…」

桃香「μ’sとかだとそういう話はなかったの?」
270 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:36:20.80 ID:+aDXkSKc0
マリア「そうね…矢澤さんのセリフかしら。『アイドルはみんなを笑顔にするもの』…と」



亜樹「そうですわね」

美子「ん?でもあーしらできてない?それ?」

芽衣「みんなってのが誰?って話か…?」



「「あー…」」


マリア「そうよね、ウチら…ランキングは高いけど…」

輝夜「そこでとまってるのかも?」



のどか「みんなを笑顔に、か…」



のどか「最初は廃校阻止のための部活だったんだよね?」

亜樹「そう、ですわね」

アンナ「ええ。会長と私が計画して…」



のどか「…学校全体に協力してもらえないかな」

亜樹「!?…いや、でも確かに…必要かもしれませんわね」

アンナ「…私が満足に動けないのもあるし…」



輝夜「よーし、それなら善は急げ!ポスター作ってお手伝いの依頼をしよう!」

のどか「そうだね!絵が上手い人!…ぼく以外ですねわかります!」


>1週間後…



輝夜「意外と、お手伝いします、っての来てくれたね…」
271 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:41:10.02 ID:+aDXkSKc0
のどか「だね」


亜樹「それだけ、わたくしたちの活動が評価してもらえていた…そう思うとうれしいですわね」

マリア「ええ。本当に…ありがたいわ」



美子「あ、まっちゃん泣いてる?」

マリア「な、泣いてないわよっ!」


美子「マリアは意外と涙もろいからな…」



マリア「なーいーてーないー!!」


真「私はちょっと涙目ですよ…うれしくて…」

桃香「ボクも…」


灯「スクールアイドルは、私たちが、頑張るものだけど…」

のどか「うん。応援してくれる人のために頑張るものでもあるんだね」



亜樹「勝ちたいですわね。絶対に…!」


【第5話 家族 完】
272 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/07/30(火) 23:42:04.23 ID:+aDXkSKc0
というわけで次回はおそらく、来週の月曜日…?かな


とりあえず、次回のメインキャラ安価↓1

のどかメインの曲名安価↓2


って感じでおやすみなさい!
273 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/07/31(水) 07:48:14.89 ID:okRJjJ0JO
亜樹
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/08/05(月) 12:14:47.39 ID:s3Mhy5niO
Face to Face
275 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/08/13(火) 01:57:29.54 ID:YtsGH+5pO
【第6話】

亜樹「せっかくですし回ってきてはどうでしょう?」

のどか「いいの?」

美子「いーよいーよー。ライブは明日だしね」



輝夜「射的ゲームって初めて見るなぁ」

灯「おわっ…のどかちゃん凄っ…」


真「準備を、手伝ってくれるんですか?」



【みんなで一つに】


今週中には…
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/06(金) 21:13:57.55 ID:zc+u0ZaAO
あれから3週間…イッチを見かけた者は誰一人いなかったという
277 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 19:58:01.58 ID:mamBhCK00
【第6話 みんなで一つに】



>文化祭当日



>ゆりあん女学院スクールアイドル部 部室


のどか「いよいよ本番ですね!なんだか緊張してきた…」

輝夜「なんか久しぶりだからね!」

灯「1か月ぶりくらいだよね!」



芽衣「まあ、本当にそうだよな…」


真「負け以来のステージですからね…」


「「…」」


マリア「えーい、テンションを下げるな―!!復帰第一号なのよ!」

桃香「そうだよねぇ」



亜樹「ま、ステージは明日ですわ。天気も晴れ、降水確率0%!」

美子「倒れる子はいないってことだね!」


のどか「ステージの準備もしないといけないよね。アンナさんいないし…」


桃香「ううん、準備はボクたちがするよ」

灯「ええっ!?いいの?!」

真「はい。1年生のみんなには文化祭を楽しんでもらいたいって言う…先輩としての思いがあるので」

マリア「っていうか、ここぐらいしか先輩面できないって言うか…」


輝夜「そんなことないのに…」



亜樹「せっかくですし回ってきてはどうでしょう?」

のどか「いいの?」

芽衣「もちろん」

美子「いーよいーよー。ライブは明日だしね」



のどか「それでは、お言葉甘えて!」

灯「いってきまーす!」

輝夜「何かかってきますねー!」
278 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 20:14:46.22 ID:mamBhCK00
>そして…


芽衣「やっべぇえええ…準備ってこんなに大変だったんだな…」


マリア「文句言わずに、手を動かしなさい、問題児1号」


美子「もーむり、あーし休む…ボスに伝えておいて…」


真「美子さん!?」


桃香「ファイトー…」


亜樹(不味いですわね…思った以上に難しくて、みんなのテンションが…)




>そのころ、1年生サイド



灯「みんなに任せてよかったのかなぁ…」

のどか「まあ、たぶん無理だと思うよ」

輝夜「えっ…それに気づいてたの?」



のどか「でも、それくらいみんなわかってるだろうしねー。何か手を考えてたんだと思うよ」

灯「そっか!」

輝夜「手…?」


のどか「例えば、他の誰かの手を借りるとか」

灯「はー、なるほど。μ'sのヒフミとか見たいな話なんだね!」

のどか「そういうこと!…まさか、何も考えずにカッコつけたいから…っていう理由だけではやらないよ、上級生だもん」

輝夜「はあ、さすがはみんなだなぁ…」



※考えてませんでした



279 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 20:28:55.88 ID:mamBhCK00
>出店エリア


<らっしゃいらっしゃい!!


<どうぞー!!



輝夜「射的ゲームって初めて見るなぁ」

のどか「そうなの??」


3年生の先輩「おっ、Peaceの1年トリオ!よく来てくれたね!」

灯「知ってるんですか?」


3年生の先輩「モチだよ!みんな可愛いしね!あ、もし良かったら射撃ゲームどう?」


輝夜「やってみたーい!お金は…」


3年生の先輩「えっと、1人1000円だね」


のどか「たかっ!?」


3年生の先輩「アハハ、じょうだ…ちょ、財布出さないで2人!」




>パーン!!


輝夜「むー、ぜんぜん当たらない…」

灯「ラムネ落ちただけマシかな…」

3年生の先輩「アハハ、始めての子には難しいかも」


のどか「…」



>パーン!!


灯「おわっ…のどかちゃん凄っ…」




3年生の先輩(フッ…だけれど、この大当たりには重しが入っている!そう簡単には…)


のどか「この角度からじゃ無理か…すいませんもう一個銃かしてもらっていいですか?」



のどか「…」


>パパ―ン!!



3年生の先輩「うげっ?!バランス崩して、無理やり落とした!?」



輝夜「すっごーい!!さすがはのどかちゃん!!」

のどか「お菓子の詰め合わせ、いただいて行きますねー」
280 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 20:37:21.32 ID:mamBhCK00
>そのころ、上級生メンバー


真「無理ですね、コレ」


アンナ「私が動けないのが申し訳ない…」



マリア「アンナー…助けてー」


アンナ「私に言われても…」


「「あのー、すいません」」


桃香「アレ、隣のクラスの…」



明石「私、明石奈々子っていいます。こっちが渡邊やえ子で、こっちの小さいのが九戸桐花」



マリア「何しに来たの?ダメな生徒会長を笑いに来たのね!!笑いなさい!」


渡邊「いや、手伝いに来たんだけど…」

真「準備を、手伝ってくれるんですか?」


九戸「うん!」


桃香「やったああ!!…でも、なんで?」



明石「マリアさんが、がんばってるの見てたので…」

渡邊「私たちに何か手伝うことはないかなって…」

九戸「ちょうど必要そうだったしね」



亜樹「本当にありがたいですわ…!」

芽衣「ああ、本当に!」


美子「」


九戸「とりあえず、黒山先輩は寝かせておきますね…」
281 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 20:45:56.26 ID:mamBhCK00
>しばらくして…


のどか「…とりあえず、ボクたちが守ったんだよね。この文化祭」

灯「ついでにこの前あった体育祭とかもね」

輝夜「そう思うと…なんか灌漑深いかも」





のどか「…そろそろ戻ろうか」

灯「だね。もう準備終わってるだろうし、もう一回セトリの確認とかもいるし…」

輝夜「焼きそばだけ持って帰ろうよ」

灯「ついでにアクエリも!」


のどか(なんでそれ限定何だろう…)




>舞台裏


のどか「戻りましたー!」



明石「おかえりなさい」


のどか「えっ?」



桃香「あ、お帰り。今回から、スクールアイドル部のお手伝いをしてくれる3人だよ」



>3人自己紹介中…



のどか「いいんですか?」

九戸「モチです。蟻原さんたちの頑張りに、私たちも何かしたかったからね」



輝夜「や、焼きそば買い足してきます!!」

灯「アクエリも!」


のどか「なんでそれ限定なの―――!?」
282 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 21:07:20.28 ID:mamBhCK00
>そして…夜


亜樹「…」


芽衣「よっ」


亜樹「芽衣さん…帰らなくていいんですか?」

美子「今日はウチに泊まってくからね?アッキーも泊まってきなよ」


亜樹「そうですね。では、お言葉に甘えて」




亜樹「良かったですわ、学校を守れて」

芽衣「だな。まあ、私留年とか補導とかなりかけたけど…」

美子「ちょっと怪我しただけだったのにねー」



亜樹「忍者の修業ですか?」

芽衣「笑うなよ。けど、あってる」

美子「忍者とシスターとかゲームだよね、やっぱり」




芽衣「怪我で出席ヤバかったなぁ…」

美子「あーしら風評被害で不良、問題児扱いだもんねぇ」


亜樹「…いやいや!?美子さんは普通に問題児ですよ!?授業さぼってゲーセンにいってたじゃないですか!!」

美子「あったなぁ…」



亜樹「全く…」


芽衣「きっとこっからの人生、拙者たちは交わることはほとんどなくなると思う」

美子「それはねー、っていうか3年間一緒だった割につながりあんまなかったし!」


亜樹「けれど…楽しい時間はあと少しだけ、もらえてますわ」



芽衣「だな。あとちょっと…よろしく頼む」

亜樹「ええ、もちろん」

美子「のどっちにいい感じで見せてあげよー!!」



283 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 21:42:26.80 ID:mamBhCK00
>本番当日


のどか「いよいよだね」



輝夜「セトリの確認もOK!」


亜樹「ええ。これで…本番、ですわ」



のどか「それにしても、いいの?僕センターで…もう、曲は持ってるのに…」


マリア「せっかくの復活祝いよ」

真「ずっと、輝夜ちゃんが抱えてた大切な曲ですから」



のどか「輝夜ちゃん…ありがとう」

輝夜「ううん、気にしないで!」



芽衣「それじゃあ、いつものアレ、行くか」

美子「だね!」



のどか「よーし、それじゃあ…1!」

灯「2!」

芽衣「3!」

桃香「4!」

輝夜「5!」


マリア「6!」

真「7!」

美子「8!」



亜樹「…9っ!!」



のどか「Peace GO!FIGHT!!」
284 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 21:48:59.55 ID:mamBhCK00
>ステージ

のどか「皆さん、こんにちはーっ!!Peaceリーダー!蟻原のどかですっ!!!」



のどか「今日は…『僕』たちのライブに来てくれてありがとうございます!」



<えっ、ボク?


<どういうことだ…!?


<巨乳僕っ子かよ、最高じゃないか




のどか「…今、聞こえた通り、僕は、みんなをだましてました。自分を、『ボク』って言うのが本当の自分です」



のどか「でも…本当の『僕』がみせる、本当のライブ、楽しんでください!!」




のどか「新曲…『Face to Face 』です!!」
285 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 22:02:53.45 ID:mamBhCK00
Face to Face

見つめ直す 自分

貴女とあえて、変わった自分 もっと変わる自分

見つめるのは不安? 怖い? そんな思いは、見つめていればよくわかっちゃう


『観る』だけじゃダメ、『見て』もらってもダメ 貴女は、輝いてるんだから! 


ウソつき?そんなことナーイ?


何も、隠し事なんてない?


じゃあ、ちゃんと顔を見せてよ



-Face to Face-



碧い空の下で、この大きな地球の上で


僕と君と、みんなと


運命なんてありえない、あり得るのはあなたの選んだすべて


本当、自分、それ以外の自分


味方は、たくさん、貴女とともに歩みたい


大好きな、大好きなあなたの笑顔


大好きな、大好きなあなたの笑顔


Face to Face


いつまでも、見つめて…


Face to Face
286 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 22:20:39.14 ID:mamBhCK00
<わああああああああああああああああああああ!!!



のどか「みんなー、ありがとうございまーす!!!」



<のどかちゃあああああああああああんn!!!



のどか「僕たちは…冬のラブライブに、再び挑みます!!そのためにも…応援!!よろしくお願いしますっ!!」




のどか「もう、ボクは…逃げませんっ!!!」




<わああああああああああああああああああああ






>その後…部室


のどか「なんであんなこと言っちゃったのボク…」


マリア「落ち込むのはやっ!?」



のどか「逃げません、ってなんだよー…」

真「でも、かっこよかったですよ?」

桃香「美人だけど振り回され気味だったのどかちゃんの決心…みんな改めて魅力に気が付いたね!」


輝夜「ライバルが増えちゃう…!」

灯「アイドルだから大丈夫」




のどか「明石さん、渡邊さん、九戸さん…本当にありがとうございました!」


明石「ま、これからもだけどね」

渡邊「うん、アンナさんの復帰まで」


九戸「っていうか、みんなで分散してがんばっていきたいからさ」



亜樹「本当に…ありがとうございます!!」


芽衣「頑張り、通じてたんだな」

美子「だね」



>がラッ


メアリー「みんな、お疲れ様」

美子「あ、ボス!?どこ行ってたの?」
287 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 22:24:42.76 ID:mamBhCK00
メアリー「ちゃんとステージ見てたわよー、あと…」


>ぴらっ


メアリー「もう一度、合宿…できそうよ」


「「!!」」


メアリー「あなたたちはどうするの?来てもらった方がありがたいけど…」


「「やります!!」」


のどか「…本当にいいんですか?」

マリア「まあ、私の人徳よね」


3人「「それはない」」


マリア「」


明石「あ、嫌いってわけじゃないよ?」

九戸「まあ、面白黒人枠?」


マリア「」


のどか「…では、お願いします!!」


【第6話 みんなで一つに】



288 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/15(日) 22:25:27.03 ID:mamBhCK00
と、言うわけで次回のメインキャラ安価↓1〜



間あいてごめんね…
289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/15(日) 22:26:53.23 ID:WZxGu6Vf0
美子
290 : ◆o4w8CbWx9hWu [saga]:2019/09/30(月) 23:08:09.76 ID:AHoArK4y0
【第8話】



「「ついたぞおおおお!!」」


再び沼津のスクールアイドル専用練習場についたチームPeace


しかし、そこで新たな問題に直面してしまう!!



のどか「燃え尽き、てます?」


亜樹「そ、そんなことありませんわ!」



改めて、一息ついてしまっていることに気が付いているメンバーたち!!



しかし、そんな時、離れの『百合の間』から聞き覚えのある音楽が…!


美子「見覚えある…」

亜樹「あ、貴女は!?」



そこにいたのは…!


次回【百合の音楽祭】


今週中に!がんばる!
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/09/30(月) 23:10:34.96 ID:yCrF1+mDO
乙期待
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/10/30(水) 09:05:26.25 ID:+CZxxuNc0
一か月が経過
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/01/02(木) 23:09:24.68 ID:yUyt0iUp0
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