このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

男「僕の生徒は亜人だらけ」 ジェラルド「4回目だったらきっと僕はっ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/02/07(木) 21:57:49.25 ID:oSO6Osaw0
このSSのキャラクターのほとんどは人外です。

人外が苦手な方はご注意ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1549544268
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:00:24.80 ID:oSO6Osaw0
【メインキャラクター紹介】

【名前】 男

【種族】 人間

【性別】 男

【性格】 流されやすいお人よし。最近少し荒んできた

【特徴】 くすんだ赤毛の地味眼鏡

【設定】 大学時代の先輩に誘われ田舎の学校から学園へと赴任した。試験的に導入されたゼミナールを担当し、個性の強い生徒に困惑しながら毎日を頑張って過ごしている。ときおり女装したりさせられたり



【名前】メイド

【種族】人間

【性別】女

【性格】無表情奉仕系

【特徴】身長が低く、痩せ細っている

【設定】先の大戦で亜人と敵対していた人間の子孫で、先の大戦で亜人の味方をした人間の子孫、亜人に隷属することを定められ、アータル経由で男の手に渡った。
    形式上は男に隷属する身ではあるが男自体が緩いので他の隷属者と違いかなりのびのびと過ごしている。
    痩せ細っていたが適切な食事、運動によって少し健康的になり、勉強にも精を出せている。最近気になる人が出来た?
3 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:01:05.40 ID:oSO6Osaw0
【名前】ベルスタシア

【種族】メタルスライム

【性別】女

【性格】普段は明るく面倒見の良いお喋り娘キャラだが本質は人を信用しない猜疑心の塊
愛されたいより愛したい派

【特徴】液体金属水銀のスライム
    金属のため火に強い
    無敵

【設定】大昔から栄える大富豪の一族
大体何でも持っているけれど、どうしても心の隙間は埋まらない
ベールクレアという双子の妹がいる。


【名前】ジェラルド

【種族】デュラハン

【性別】男

【性格】温厚で礼儀正しい

【特徴】やや女性的な顔立ちの小柄な少年

【設定】文武両道を掲げる名門の出だが、武術は不得手なことと男性らしくない顔つきをコンプレックスとしている
    趣味は動物の世話。最近魔術戦闘部に入部したり、ファンクラブができたり色々あった。



【名前】サレム

【種族】蝶人

【性別】男

【性格】親切で誰にでも大仰な敬語

【特徴】緑長髪、長身、整った顔立ち、複眼目、細長い手(4本)足(2本)、背中に緑を基調とした翅

【設定】常に誰かの役に立ちたいと思っている、が、自身のズレた感覚を基準としているためありがた迷惑になることが多い。そのことに反省はない。クチナシという少女に陰ながら付き纏われている
4 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:08:15.77 ID:oSO6Osaw0
名前】ルーティ

【種族】セイレーン

【性別】女

【性格】明るく元気

【特徴】水色の髪と瞳を持った少女  足にはウロコが生えており、また自由に尾ひれに変えられる

【設定】歌うのが好きでよく歌っている。ベルスタシアに並ぶほど明るくロウェナに並ぶほど悪戯好き。



【名前】プライヤ

【種族】グレムリン

【性別】男

【性格】陽気なお調子者だが、発明に関しては妥協を許さない職人気質

【特徴】まだら模様のある灰色がかった鱗に覆われた肌にぎょろりとした黄色い眼、ぼさぼさの黒髪
首には遮光ゴーグルをぶら下げ革の前掛けを身に着けている。 手先が器用

【設定】物を壊すことが得意なグレムリン族にあって、物を作ったり直したりすることを好む変わり者。
いずれみんなをあっと驚かせるような発明をするのが夢である。
甘いものに目がない。年上に見える年下のガルーダ少女と付き合うことになった。



【名前】ロウェナ

【種族】幽霊

【性別】女

【性格】ミーハーで好奇心旺盛で高い行動力
なかなかフレンドリーでいたずら好き
どちらかというと尽くすタイプ

【特徴】凄くコテコテな幽霊衣装
長髪黒髪美人

【設定】大昔から幽霊しているエリート幽霊。
何故か学生として籍を持っているし普通に暮らしている。
何時から幽霊しているか本人も覚えていない。
夜だと三割増しでテンション高い。
時折一人で物思いに耽ているがとても絵になる。
エリートなので本人の気分次第だが見えるし触れる
維持でも成仏する気はない、というかそもそも未練を忘れてしまった。とても大事なことを忘れてしまった。



【名前】ミレイア・ロード

【種族】吸血鬼

【性別】女

【性格】プライド高いが餌付けされるとすぐ懐く、色々ちょろい

【特徴】常に隈を浮かべる赤目白髪のアルビノ美少女
日傘を常備している

【設定】夜行性だが学校は昼にあるので吸血鬼的な意味で昼夜逆転してる
基本寝不足なので体力ないが虚勢はいっちょ前に張る
吸血鬼の中でも高貴な一族出身。
自他ともに認めるブラコンになった・
5 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:09:03.87 ID:oSO6Osaw0
【名前】
リリ

【種族】
ショゴス

【性別】
不明(基本的に女性の姿をしており、口調等も女性的なため他者からは女性として見られている)

【性格】
とても物腰穏やかで、誰にでも敬語を使う
他者に奉仕することを無上の喜びと考えているようで、頼まれれば基本的になんでもやり、見返りはまず求めない

【特徴】
不定形。体色は基本的に黒に近い紫色(彼女自身の意志である程度自由に変更可能)
普段は(肉体の一部を変化させた)メイド服めいた「衣装」に身を包んだ女性の姿をとっている
自身の肉体の一部を変化させて椅子・コップ等の簡単な物品を生成することも可能だが、彼女の体から離れると30分ほどで溶けて消えてしまう

【設定】
「奉仕部」なる謎の部活の部長を自称している。現在部員はリリを含めて三人で、男が顧問をやっている。自分の事をテケと呼んでいるが、最近自分とは何かに悩む。



【名前】ヒヅキ

【種族】鬼人

【性別】女

【性格】寡黙

【特徴】着物を着た赤毛の長髪・長身 自身の身長ほどの太刀を常に持っている

【設定】強さを求めている求道者的な側面がある 家族はおらず天外孤独の身である。食事が大好きということが発覚した。最近若干修行以外にも興味を持ち始める。
6 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:11:01.05 ID:oSO6Osaw0
【サブキャラクターたち】

【名前】アータル・オルファン

【種族】 サラマンダー

【性別】 男

【性格】 豪快で直球

【特徴】 高身長筋肉質で体の大部分が赤い鱗に覆われている。黒色の炎紋と呼ばれる痣を右顔と右胸に持つ。

【設定】 男の先輩で学園に誘った張本人。普段は男をていのいい雑用係として使用したり、生徒に無理難題をぶつけたりするが一応のサポートは行う程度の優しさは持ち合わせている。
     女好きで生徒に手を出すことこそないものの、その親族に手を出すことは時折ある。
     いつも煙草を口に咥えており、一日に何十本も吸うヘビースモーカー。ただし喫煙者(自身)の印象が悪くならないように生徒の喫煙はきつく戒めている。


【名前】 少年

【種族】 人間

【性別】 男

【性格】 真面目で勉強好き

【特徴】身長やや低めで黒と灰色と青色が混じっている髪色をしている。姉であるミレイアほどではないが夜更かしをすることが多いので目の下のクマと目つきの悪さを持つ。気にしてないが言われるとムッとくる。
    
【設定】メイドと同じく隷属種である人間。買われたメイドと違いミレイア・ロードの兄に身を拾われた。数学を中心として勉学が好きであり、ロード家での教育もあって成績自体はトップクラスである。そのため生徒会から目をつけられ半ば強制的に生徒会へ入れられた。順調に交友範囲を広げており、学園でも顔を知られている方。しかし生徒会ゆえ悪い意味で知られることも多々ある。姉であるミレイアの事は好いている。



【名前】少女

【種族】人間

【性別】女

【性格】暴力的で独善的で自分の世界を曲げない

【特徴】低めの身長で幼い顔つきだが目つきの悪さと大きな口から見えるギザ歯が台無しにしている

【設定】過剰なほど鍛えすぎたため成長を止めた体とスラム街で鍛えた体術でムカつくものをぶっ飛ばしている。番長連に勧誘されたり風紀委員に狙われたりするがすべてシェンメーインのせい。



【名前】 マリア?

【種族】 サキュバス?

【性別】 女?

【性格】 男好きで女嫌い

【特徴】 大きく胸元の開いた赤いドレスの上に白衣を着た保険医。

【設定】 女性に対してはかなりぞんざいな態度をとり、好みの男性には過剰なアピールを見せる。ただ、一応保険医なだけあって女性にもそれなりの治療はちゃんと施す。
     体育会系よりは細身のなさけない男を好み、気絶して運ばれてきたタイプの男性には夜這いをかけるがそのたびに助手のミーシャに阻止される。



【名前】 ミーシャ

【種族】 ワーキャット

【性別】 女

【性格】 真面目で容赦がない

【特徴】 丸眼鏡で巨乳でナース服

【設定】 マリアの暴走を抑える要であり、優秀なナース。マリアが暴走するたびに、ハリセン、ハンマー、自慢の爪を駆使して阻止しており男子生徒からは『門の守護者(ゲートガーディアン)』と呼ばれている。普段着は黒いひらひらとしたワンピースを愛用しており、小脇に分厚い本を抱えていることが多い。
     学園内の怪我人を助けるために今日も特製のゴーレム部隊を率いて出動する。
7 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:11:53.11 ID:oSO6Osaw0
【名前】ニースラント

【種族】夢魔(夢に入り込み生命エネルギーを奪える種族)

【性別】女

【性格】怠惰が服来て寝そべってる

【特徴】毛先のカールした青のボブカットに羊のような角持ち。間延びした口調、発育悪し

【設定】両目はいつも閉じていて誰も開いているとこを見たことない。彼女の瞳を見た者は覚めることのない夢に誘われてしまうとかしまわれないとか。玉の輿を画策中



【名前】アリレウス

【種族】堕天使

【性別】なし

【性格】マジ天使

【特徴】6枚3対の白翼

【設定】堕ちた天使の一族出身だが本人はまったく天使気質のいい人。天使気質と堕天気質が混じったため敬語にだぜ口調がくっついた変なしゃべり方をする。



【名前】イルミ
【種族】ケンタウロス
【性別】女
【性格】恥ずかしがり屋で穏やか
【特徴】黒髪ショートカット、馬の部分は茶色、馬の耳がついている、オッドアイ(青と黄色)、巨乳であり巨乳であり巨乳。更にスパッツ。
【設定】人とケンタウロスのハーフで、人前に立つとテンパることがある。主人公の男とは小さい頃によく一緒に遊んでいたなかである。ケンタウロスなので走るのが速く、陸上部の重量級のエース。
    一度男にフラれたが諦めずに再チャレンジを目指す。



【名前】ヒダン

【種族】両面宿儺

【性別】男

【性格】表の顔:穏健的でナアナア
    裏の顔:好戦的でヒャッハー

【特徴】 山の民のような服装と肩まで垂れる長い銀髪
右の側頭部には鬼神面を付けている
表の顔は好青年だが、裏の顔は眼光鋭い面立ち

【設定】 鬼(両面宿儺)の亜人。後頭部には髪と鬼神面で隠れた裏の顔があり、それぞれ独立した意思を持つ。鬼神面を表の顔にかざすことで、表と裏の顔を入れ替えることができる。両面宿儺は先の大戦以前より他の鬼の亜人と共に人間の支配に抗っていたという伝承があるが、本人は人間にわだかまりは持っていない。ヒヅキとは種族の関係上交流があるが、表と裏の顔で評価は真逆である。
表の顔はメイドを悪漢から救った経緯から懇意の仲になっており、男からメイドを任されることが多い。
8 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:12:32.41 ID:oSO6Osaw0
【名前】オルレアン

【種族】ハーピー

【性別】女

【性格】ちょっとあざとい所があるが本人に自覚はない。割と口が悪いが本人に自覚はない。実は寂しがり屋な所があるが本人に自覚はない。

【特徴】手(羽)は淡いピンクの羽毛で覆われており、足には硬い鱗と鋭い爪。頭にはあほ毛があるが本人曰くこれは冠羽らしい。
【設定】孤児院育ち。両手が羽であるにも関わらず孤児院時代に受けた英才教育(?)のお陰か料理など手先が必要な事でもそつなくこなす。誰とでも仲良くは出来るがどこか人との間に距離を置く癖があり、余程親しい人以外とはその距離がなかなか縮まらない。



【名前】バジロウ

【種族】リザードマン

【性別】男

【性格】情熱家

【特徴】身体はその熱い性格とは正反対の青い鱗に覆われており、甚平に似た独特の服を着ている。

【設定】東国にある料亭の息子。
勉学と共に異国の食文化を学ぶという名目で学園に通っている。
料理に対しては非常に研究熱心で日々研鑽を怠らないが、料理にのめり込むあまり幾度となく赤点の危機にさらされている。
先祖はファンタジー小説『黒衣の勇者』シリーズに登場するコボルトの料理人(のモデルとされる亜人)と共に店を営んでいたらしいが、真偽のほどは不明である。
実家でお世話になったヨダカというコボルトにこき使われている。



【名前】 ノヘジ

【種族】 透明人間

【性別】 男

【性格】 助平

【特徴】 身体が常に透明
服と眼鏡が宙に浮いているように見える

【設定】
根は真面目で誠実なオープン助平。男子に対しては硬い口調でしょうもない猥談を振ってくる。胸より尻派。
イエスパンチラ、ノータッチを掲げ女性には紳士的に振る舞う。が、普段の言動のせいで全く信用してもらえない。
ラッキースケベを求めて校内を散策するのが日課。それ以外は地位が低めな一族の期待に応えるべく、医者を目指して勉強に励んでいる。
猥談はガリ勉な彼なりの仲良くなるための努力である。

オルレアン・バジロウ・ノヘジの三人で三バカと呼ばれる。
9 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:14:22.58 ID:oSO6Osaw0
【名前】セフィム

【種族】天使

【性別】女

【性格】おっとりぽやぽや

【特徴】小さな一対の翼、白衣をまとった金髪の女性 

【設定】常に空を見ながらふらふらとあちこちをまわっている 意味深な物言いをすることもあるが実際は特になにも考えていない
    基本的にノリと勢いで過ごしている。スナ○キン



【名前】 ディーピカー

【種族】 ガルダ

【性別】 女

【性格】 喧嘩っ早く、情に厚く、きっぷの良い江戸っ子っぽい姉御

【特徴】 人間のような体に猛禽の頭・翼・鉤爪を持ち、全身赤い羽毛に覆われている
金色のアクセサリーを沢山身につけている

【設定】
暑い地域の出身だが、常にホッカイロほどの熱を帯びているので寒さも平気
派手好きで祭り好き。1人でいるより大勢でワイワイしたい
蛇・竜系亜人とは種族上仲が悪い。
学園祭実行委員長でありプライヤの腕にほれ込み、学園祭実行委員会に引き込む。
念願のプライヤの彼女になることができ最近浮かれ気味。こう見えて中学生。


【名前】クチナワ

【種族】白蛇

【性別】幼女

【性格】臆病者だが嫉妬深い

【特徴】首を締めるように赤い紋様があり、白髪赤目 かなりの虚弱体質で杖がなければ歩けない

【設定】
一族にかけられた呪いによって声が出せなくなっており、筆談で会話を行う。それについて過去虐められたことがあり他人を恐れている。濁りきった愛情をセレムに向けている。



【名前】リンネ

【種族】鬼

【性別】女性

【性格】自己主張しない流されやすい性格で誰にでも敬語を使う大和撫子

【特徴】巫女服着用 右手に包帯を巻いている

【設定】
縁結び、恋愛成就のご利益があるらしい神社の巫女。神楽を修得しており、行事がある時は舞っている。
神に生け贄として捧げられていた一族の末裔で、自己評価が低い。右手から血液を流し、それを操ることが出来る特異体質。
血液を燃やしたり武器に変えて戦うが、傷付けることを嫌う。
数百年に一度、同じ外見の鬼が一族の中で産まれている。らしい。
容姿がヒヅキの師匠に似ているらしいが…?
10 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:15:28.68 ID:oSO6Osaw0
【名前】シェンメーイン

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】飄々

【特徴】丸メガネのサングラスに咥え煙管。登下校では被り傘を着けて、錫杖に見立てた仕込み長刀を鳴らしている。

【設定】家柄は中々知られているとこの出で、教養を学べと通わされているが、本人はこだわってない為興味の出た事を優先気味。

頭は悪くなく判断力もあるが躊躇しないため、良くも悪くも行動が早い。荒事も好き。
「相手が本気を出す前にとことん痛い思いをさせる。根性萎えるまでぶちのめす」
がケンカのモットー。



【名前】イヅナ

【種族】鎌鼬

【性別】男

【性格】本人は不良を自称しているが、中身は小心者。老人や女子供に弱く、困っている人を見つけると何故か助けてしまう性格

【特徴】茶髪オールバックで白の特攻服を纏い、「構え太刀」という太刀を佩いている

【設定】見た目や言動はオラついているが、弁当の早食いなどやることがショボイ。目立った非行や犯罪もない(というより本人にする勇気がない)。舎弟が何人かおり、「兄貴」と呼ばれて良い意味で慕われている。太刀は威嚇のために佩いている要素が強く、そもそも本人が剣術に疎いこともある



【名前】ソロ

【種族】風の精霊

【性別】女

【性格】知的探求者という名の変態
好奇心にとっても正直
デリカシーがないとも言う

【特徴】体を風にしてそこら辺をよく漂っている
全体的に白い服を好む
常に笑顔が張り付いていて、ある意味ポーカーフェイス

【設定】スキャンダルや特ダネが大好きな自称ジャーナリスト
新聞部部長
かなり頭は良いがその頭脳を悪用しかしない
人の秘密を暴くのに闘志を燃やすが周りから反感を買いよく粛清されている
しかし反省も後悔もしないので今も風の向くままそこら辺に漂っている
呼べばすぐ来てくれる
逆に自分について探られるのは恥ずかしがる
アマネとは友人同士で敵同士。アマネにショタコンという事実を暴露された。


【名前】モマ

【種族】?鼠(ムササビ)

【性別】女

【性格】生真面目を絵に描いたような人物。説教くさくて小言が多く、一度話が始まると長くなるタイプ

【特徴】?鼠のように前足と後足の間に飛膜を持ち、茶色の長い尻尾が生えている(本人によるとこの尻尾がチャームポイントらしい)。茶髪ボブカットで滑空時に着用する特注のゴーグルを頭にかけている

【設定】新聞部副部長。同輩のソロに対しては忌憚なく意見を言い合える立場で、ソロが長話に耐えられなくなって逃げ出すこともしばしば。風を吹かせるソロとは相性抜群で、逃げるソロを滑空しながら追いかけ回す姿は学園でもよく知られている。生徒会メンバーのクレルとは広報と新聞部という関係もあり、公私共に付き合いがある。モモンガの亜人とよく間違われるが、本人はそれを嫌っている
11 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:15:55.73 ID:oSO6Osaw0
【名前】ヒョウカ

【種族】雪女

【性別】女

【性格】いつもクールだがたまに天然がある

【特徴】銀髪で肌が白い、身長が高い(気温と室温が高いと身長が縮む)

【設定】風紀委員長。風紀には厳しい。
普段はクールだが天然発言もある。けっこうノリにも乗ってくれる。
暑いのが苦手で暑さによって身長が縮んでしまう。
生徒会に顔を出したりする。
氷を操ることができる。



【名前】リューン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】お節介焼き

【特徴】眼鏡っ娘
目は悪いが超音波で常人よりも鮮明に世界は見えている

【設定】
恋のキューピッドを自称する変人
すぐ恋愛認定してきて勝手に一人で盛り上がるただのカプ厨
他人の恋路を眺めるのが好きだが、自分の恋路には疎いというか期待していない。
純愛ものや政略結婚ものなど幅広くイケる口



【名前】フラジール

【種族】ゴーレム

【性別】なし

【性格】能天気で忘れっぽい

【特徴】人型のストーンゴーレム
様々な鉱石の寄せ集めでできている

【設定】使役された経験があるのか、人の手伝いをしたがる。しかし何をしていたかすぐに忘れてしまう。悪びれる様子はなくいつもニコニコしている。
鉱石に含まれる複数の別のゴーレムの欠片から記憶を一部引き継いでおり、物忘れと相まって過去の記憶があやふや。
ずっと誰かを探しているような気がするが思い出せずにいる。



【名前】ルーク

【種族】朱鷺

【性別】男

【性格】紳士で強がりな寂しがり屋

【特徴】よく整った顔立ちに白色の羽毛を持つ

【設定】
絶滅種朱鷺の最後の生き残り。
種を絶やさぬために早く子孫を残さなければいけないという焦りがあり、気に入った人にすぐ求婚する悪癖がある。
誰の隣にいても分不相応にならないよう、男研きに余念がなく、勉学や運動、お洒落に家事、コミュニケーション能力などの向上に腐心する努力家。
紳士であることを心掛けているが、いろんな人に求婚していく姿から変態の烙印をよく捺される。
求婚してしまったセリカに束縛されており、必死で逃げている。
12 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:16:22.63 ID:oSO6Osaw0
【名前】
セリカ

【種族】
蚕蛾(カイコガ)

【性別】


【性格】
お淑やかで誰にでも優しい。深窓の令嬢として育てられてきたので世間知らずで乙女チックな部分がある。

【特徴】
儚さが漂う美しい容貌、絹のような純白の長髪とカイコガに似た触角と翅を持つ。カイコガの亜人共通の宿命として飛行できない上に身体も弱いため、他の亜人と比べて平均寿命はかなり短い。服装はジョゼットテイラーによるオーダーメイドの白いシルクのワンピース。

【設定】
世界に事業を展開する大富豪の一人娘。身の回りには常に身体の弱い彼女を支える使用人やボディーガードがいる。父親(母親は既にこの世を去っている)が決めた名門出の許婚がいるが、本人は短い生涯だからこそ種族や身分に囚われない自由な恋愛がしたいと考えている。
あらゆる生涯を潜り抜けて求婚してきたルークに惚れており、逃げるルークをどんな手を使ってでも追い詰めることが趣味


【名前】コタロウ

【種族】ヤモリ

【性別】男

【性格】悪戯や他人の秘密を暴くことに心血を注ぐ生粋の悪ガキ。モマをはじめ周りからはその情熱をもっと他のことに費やせばいいのにと呆れられている。お調子者故に肝心なところでやらかすタイプだが、良くも悪くもポジティブシンキングなので立ち直りは早い

【特徴】忍者風の紺色の装束に身を包み、メモ帳や悪戯道具などが入った巾着袋を腰に提げている。特殊な四肢を用いてヤモリの如く壁や天井を這いずり回ることができる。尻尾の自切も可能で初対面の人物には悪戯も兼ねて挨拶代わりに使うこともある

【設定】新聞部の部員でソロとモマの後輩。口癖は「〜ッス」。ソロと共に(自称)特ダネハンターとして活動している。ソロからは可愛がられているがモマに対するトカゲの尻尾切り要員にされるなど扱いが雑な部分もある。マナを識別できる数少ない人物で、たまに共謀して悪戯を仕掛けることもある。忍者の末裔らしいが忍術は全く使えない



【名前】ハナヨ(花代)

【種族】河童

【性別】?女

【性格】とても奥ゆかしく自己主張をあまりしないが、困っている人がいると損得勘定抜きで助けずにはいられない心優しい性格

【特徴】一人称は私(素の時はおら)
黒のおかっぱ頭。薄緑色の肌を持ち、頭頂部には皿状の物体が存在している
この部分が乾いてしまうと調子が悪くなってしまうらしく、常に湿らせるための水筒や霧吹きを複数持ち歩いている
基本的に誰にでも丁寧な標準語で話すが、テンパった時や皿が乾いてしまったとき等には地元の方言(所謂田舎訛り)が出てしまう
見た目からは想像のつかない怪力の持ち主で、泳ぎも得意

【設定】山奥の村出身。地元では神童だったらしく、勉強も運動も得意な文武両道タイプ
田舎者であることにコンプレックスを感じているらしく、都会のハイカラなものに強い憧れを抱いている
13 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:16:57.77 ID:oSO6Osaw0
【名前】
ペレグリン

【種族】


【性別】


【性格】
ナルシストでポエマー

【特徴】
青みがかった黒い一対の翼と鋭い爪を持ち、鳶色のマフラーを巻いている。
「瞬膜」と呼ばれる瞼とは別の眼球を保護する膜がついており、急降下中に眼にゴミが入ったり乾くのを防ぐ機能を持っている。

【設定】
陸上部(航空部門)のエース。『音速の貴公子』とも呼ばれ、実際に急降下中のスピードは音速を超えるとされる。たまに生徒の前で曲芸飛行を行っているが、大抵無許可のため顧問に大目玉を食らっている。内外から将来を嘱望されているが、本人の夢は
放浪しながら世界を旅することらしい。



【名前】ローエン

【種族】龍族

【性別】男

【性格】
正々堂々な武人
戦闘オタクであり、喧嘩にワクワクするタイプだが不良ではない。
ちゃんと礼儀はある。

【特徴】
龍人形態と完全龍形態を持つ。
鱗の色は黒紫色

【設定】
古くからの武門の家柄であり、素手や武芸、武術など多くの戦闘技能を修める。
学園5本の指に入る戦闘力の持ち主だが上位4名には勝てずにいるので、それら4人を勝手に四天王と呼んでいる。
単純な身体的戦闘力に限界を感じ、それだけでは学園最強には手が届かないと最近は魔術にも手を出している。
知り合いからは中二病と煽られている。
魔術戦闘部を作ったが人は集まっていない。



【名前】シノ・サトミ(信乃・里見)

【種族】犬娘

【性別】女

【性格】日常生活ではワガママでお転婆な部分が多いが、公の場では気品あふれる所作を見せる

【特徴】白い犬耳と尻尾を持ち、長い黒髪を簪で結って藍色の女袴を着用している。家宝である宝刀「村雨」と数珠を肌身離さず持っている

【設定】東の国にある旧家──サトミ(里見)家の生まれで、八人姉妹の長女。学園には留学生としてやってきた。一人称は「妾」で語尾に「〜のじゃ」をつける等、古風な言い回しが目立つ
14 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:17:23.62 ID:oSO6Osaw0
【名前】
シバエモン

【種族】


【性別】


【性格】
穏やかで物腰柔らかだが、相手が誰であろうと平等に接する肝の座った部分も持ち合わせる。一方で茶目っ気を発揮したり、金にうるさい一面も見せる。

【特徴】
普段は甚平、茶室では羽織と袴を着用する。恰幅のよい体格で狸の耳と尻尾を持つが、変装中は隠している。

【設定】
東国出身の狸の亜人で変装を得意とする。趣味は和菓子作り。茶道部の部長も勤めており、作法にはあまり厳しくせずに初心者でも利用しやすいことをモットーとしている。そのもてなしは高い評価を得ており、噂では学園長がお忍びで利用していると言われるほどである。



【名前】タタラ オソラヤマ(恐山 多々良)

【種族】猩々

【性別】女

【性格】豪放磊落で豪快な性格

【特徴】赤がかった茶色の髪色をしており、セットできないほどかたい髪質のため山嵐のような髪型になっている。片方のみ肩がだされた革製の胸当てをいつもつけており、そこから見える腕にはかなりの筋肉がついている筋肉質

【設定】多々良は一族の頭首に伝わる当主の名前であり、本当の名前はヒサ(緋紗)。オソラヤマ一族は東の国の鍛冶師を取り仕切る一族で国一の鍛冶師である。得意とする妖刀の制作には右にでるものがおらず、里見の村雨のメンテナンスも手がける。
長身筋肉質で面倒見のよい性格のために女性にはモテて、男性に慕われているが本人は複雑に思っている

シノ・シバエモン・タタラで東方の御三家と呼ばれる。
15 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:17:53.38 ID:oSO6Osaw0
【名前】ベリア・ゴエティア

【種族】悪魔

【性別】男

【性格】
自称悪のカリスマ。
頭は良いがバカ。

【特徴】太くてと大きな悪魔角がチャームポイントで無駄にでかい黒翼を持つ。
黒衣を好んで着る。
イケメン。

【設定】
圧倒的生徒会長であり自他共に認める実力者。
生徒会の気質を体言したような人物。
最上級悪魔として、よくクククと企むような笑みを溢すが大抵そんな考えていない。
トラブルメーカーで彼の通った後はペンペン草1つ生えないと言われる。
思い付きで行動する。
夢は大きく魔王!



【名前】セラフ・ロートシルト

【種族】熾天使

【性別】無性別

【性格】猪突猛進、なかなか俗っぽい
やりたいことやったもん勝ち青春ならタイプの人

【特徴】6対12枚となかなか野暮ったい量の翼を持ち、無駄に複雑で格好いいデザインの天使の輪っかを持つ

【設定】
最高位の天使で、例に漏れず性別はないが人格としては女性格
悪魔は潰す
生徒会副会長として、その能力を遺憾なく発揮するが定期的にサボる
悪魔はぶっ潰す
天使らしく淑やかで口調も丁寧に心掛けているが、元来の粗雑なところは隠しきれていない
一応天使らしく皆の幸せを願っているし救済しようともするが自分の幸せにも人一倍尽力する。べリアの天敵であり、よくべリアを愛用の槍で襲っている。



【名前】オルキヌス・オルカ

【種族】鯱人

【性別】男

【性格】仁義を尊ぶ真面目な人

【特徴】白のスーツを上手く着こなす伊達男
高身長

【設定】
海洋を牛耳る最大手のマフィアのボス後継者の一人
生徒会監査
鯱らしく速い、賢い、強い武闘派
仕事中はくそ真面目だが、プライベート、余暇では
意外にノリが良い
生徒会の良心かと思ったら割りとボケ側の人
フハハハ系偉そうボケキャラ
16 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:18:31.67 ID:oSO6Osaw0
【名前】
セルリア

【種族】
ナゾ

【性別】


【性格】
向上心がとても強く自分の実力を上げるためならどこへでも飛んでいく変態的行動力を発揮する。


【特徴】
黒フードと杖など古めかしい魔女衣装
異常に露出が少なくフードの奥の素顔すら確認できないし誰も見たことがない

【設定】
生徒会四天王の1人、会計
自称魔術王
強い
肉体的スキンシップが激しい
魔術を極めることに全力を奮っている
しかし、それ以外はからっきしのポンコツになってしまった
魔術を極めるためには何でもしてしまうことが珠に傷



【名前】クレル・アークフォード

【種族】鳳凰

【性別】女

【性格】ボケたがり

【特徴】赤と黄色のコントラストが美しい羽毛を持つ
尾っぽが長い
学園でも指折りの美女、モデル体型

【設定】
残念美人
スルメや麻雀やダジャレが好きだったりと趣味が完全にオッサンのそれ
生徒会広報部長
大食漢
声が大きい人
気に入った人には羽根を1つあげる習性がある
鳳凰の羽根は幸運の象徴



【名前】
ヤツカ

【種族】
蜘蛛

【性別】


【性格】
良く言えば常識的、悪く言えば無個性。他人に物事を頼まれると断り切れない根っからの苦労人気質。ちなみに本人曰くツッコミスキルは生徒会に入ってから磨かれた。

【特徴】
上半身は黒髪短髪眼鏡の中肉中背で普通の人間と変わらないが、下半身は蜘蛛のような茶褐色の胴と6本の脚からなっている。

【設定】
生徒会書記。色物揃いの生徒会では唯一と言っていいほどの常識人であり苦労人ポジ。元々生徒会に入るつもりはなかったが、書記向きと言われて無理矢理入会させられた。会議はヤツカ抜きでは進まず、誰かがボケると彼がツッコむのはもはや見慣れた光景になっている。他人に頼まれると断り切れない自身の性格に悩みを持っており、何度か生徒会を抜けようか考えたことがある。ジョゼットテイラーの熱心なファンで同ブランドの服を何着も持っている。
17 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:19:53.98 ID:oSO6Osaw0
【名前】エヴァ・ゴエティア

【種族】 悪魔

【性別】 女

【性格】
お転婆御嬢様
明朗闊達
めっちゃポジティブ

【特徴】
健康的美少女
魔女帽子と豪華絢爛な杖を持つ
ひんにゅう

【設定】
べリアの妹でトラブルメーカーなところも含め兄にそっくり。生徒会によく顔を出し、クレルには餌付けされている。
社交界に出席する彼女は他の上流階級の子息令嬢と交流が盛んであり、自分でもよくお茶会を開いたりする。ベルの悪友。
魔術王セルリアの一番弟子で彼女のローブの中身を知っているが、口封じの呪いをかけられた。
自称魔法使いと実力はあるが謙虚さはない。
自分も弟子が欲しいらしく随時募集している。
将来の夢は謙虚に大魔神



【名前】 スザク・アークフォード

【種族】 鳳凰

【性別】 男

【性格】
The クズ
童貞
クヨクヨしない気にしないポジティブマン
滅茶図太い

【特徴】
無駄にイケメン
赤毛の髪にポカポカでフカフカな羽毛を持つ
回復と防御の魔術に長ける

【設定】
 番長勢力のNo.2で、リーゼの右腕。しかし本人に忠誠心は皆無であり、また野心溢れるニューリーダー病患者なので度々番長に下剋上を謀り制裁される。その度に不死鳥の如く復帰して何食わぬ顔でそこにいる。
 不真面目でそもそもテストすら受けず、留年しているため妹と同級生である。勉強はできないのではなく、しないだけとは本人の談。
 基本クズだが何故か妹からは慕われている。
基本クズな彼がNo.2をやれているのはただただシンプルに彼が強いからである。しかしクロら舎弟たちからは忠誠心を向けて貰えず、雑に扱われている。
 リーゼとは時折ラーメンを食べに行く仲、クロの名付け親、幼馴染みにヒョウカとゴエティア兄妹がいる。


【名前】ティファ・ロートシルト

【種族】熾天使

【性別】女(無性別でもある)

【性格】礼儀正しくしっかり者。(姉セラフの時だけ毒舌になる)

【特徴】黄色髪でボブカット。平均的な身長。6対12枚の羽がありさらに身長と同じくらいの十手を背負っている。セラフとは違い頭には普通の天使の輪っかがある。

【設定】セラフの妹。しかし本人は姉が嫌いで、姉が話しかけると無視や赤の他人のふり、毒舌になるなどとにかく嫌いもちろん「セラフ」の名前が出るだけでも嫌だ。理由は悪魔(べリア)を殺したり、挙げ句に問題までおこすような人を姉ではないと考えている。姉が改心したら少しは考えを改めたようと考えている。
風紀委員に最近入っており、その理由がヒョウカ、ナタリーこそ理想の姉と思い、もっとお近づきなりたくて風紀委員に入った。その為、二人を呼ぶ時は「ヒョウカお姉様」、「ナタリーお姉様」と呼んでいる。悪い奴らは十手を使って全滅するただし姉と違うのは敵は全員峰打ちで終わらせること。あまりにも速く本人が十手を持つ時にはもう終わっている。エヴァとは親友である。




【名前】リーゼ・オルカ

【種族】リヴァイアサン

【性別】男

【性格】紳士を気取るがその実喧嘩早い

【特徴】
マフィアなスーツを着こなすインテリ風

【設定】
学園の番長にして海洋マフィアのボス候補の一人。多くの舎弟を束ね、風紀委員の問題児リスト上位にいる。そのためヒョウカとはよく喧嘩している。
オルキヌスとは親戚。昔生徒会長に敗れたことがある。
本家に生まれたというだけでとあるセイレーンがボス後継序列1位の座にいるのが不服。しかし、縦社会で生きる者として相応の礼儀をもって接する。
実はオルキヌスと同じ天然ボケ属性を有しているのは内緒
18 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:20:35.46 ID:oSO6Osaw0
【名前】ナタリー・シルヴァ

【種族】メデューサ

【性別】女

【性格】マイペースで、おしとやかな性格。普段怒らないが怒らせると恐い。

【特徴】オレンジ色の髪で長髪。頭に20匹の蛇がついている(毒蛇ではないが噛まれると痛い)。怒る時だけ目から石化する光線を出す。

【設定】風紀委員の副会長。生徒に注意する時、お母さんみたいな仕方のことから周りから「お母さん」、「ママ」等のあだ名で呼ばれており、本人はそのあだ名に対して気にしていない。頭の蛇は一匹ずつ1号〜20号と名前がある。ヒョウカとは親友。マナを識別できる。石化する光線は、対象の人物だけを石化することができ、周りに被害を出さない。光線は壁、鏡なども簡単に通り抜けることができる。石化を解くには頭の蛇に噛んでもらうと戻る。



【名前】 クロ

【種族】 不明

【性別】 不明

【性格】
演技の天才でありその役柄にあった性格を、熱血でも根暗でも天才でもバカでも親しげでもクズでも何でも演じることができる。
本人にも、もはや演じているという自覚すらなく、その性格に完全に変性している。

【特徴】
変身能力持ちで事あるごとに様々な姿をとり、正体は誰も知らない。
むしろ本人も産まれた最初の自分の姿を覚えていない。
風紀委員としての姿は爽やか中性狐っ子
番長勢力としての姿はクールドラゴン

【設定】
風紀委員のNo.3であり、主に強者を抑える前線部隊を取り仕切る。
風紀委員として爽やかで親切なキャラを演じており、上司部下との関係は良好。
しかしてその正体は番長勢力のNo.3にして、番長勢力から風紀委員に送り込まれたスパイ。
普段は風紀委員として過ごすがその裏で番長勢力に有意な情報を集めている…ということになっているが、どうにもヒョウカ個人の情報ばかり集めさせられていて、番長リーゼはヒョウカに惚れてるだけなのではと疑念は深まるばかり。
マナを認識できる。親近感がわく。
最近は二足のわらじで過ごしても良いのではないかと思い始めている。


【名前】カルラ

【種族】烏天狗

【性別】男

【性格】心が広く、兄貴肌

【特徴】身長が高く、背中に烏の羽が生えている。
天狗の格好をしてる。顔の上半分烏の仮面をつけている。

【設定】風紀委員に所属しているが、風紀にはそんなに厳しくない。(ただし周りの人に迷惑かけるようなやつは厳しく取り締まる)
彼が仮面を外したところは、誰も見たことがない。
飛ぶことが可能。聞き上手で、色んな生徒が相談にくる。



【名前】ワルフ・クライム

【種族】ワーウルフ

【性別】男

【性格】曲がったことが嫌いで友達思い。(昔は、喧嘩っ早い性格だった。)

【特徴】黒髪ツンツン頭、黒色のオオカミのしっぽと耳がついている。ロック系の服を着てる。

【設定】前は不良で喧嘩っ早く武器を持ってるいる相手でも喧嘩をしていた(イズナやヒヅキにも戦ったことがある)。喧嘩はかなり強いが今は不良から足を洗っている。今は風紀委員に入っている。後輩の面倒見がよく後輩たちから人気がある。
ヤツカとは不良更正した時、親友になりヤツカが 倒れてないか少し心配してる。


【名前】ビクト

【種族】兜虫

【性別】男

【性格】熱血漢で努力家。筋肉大好き。

【特徴】赤髪で大きな兜虫の角がある。四本の腕がある。ゴリマッチョ。背中に羽がある。背が高い。

【設定】暇さえあればどこでも筋トレをしてる。彼が筋トレをするとそこの場所だけ1、2度は上がる。頭がよく学園内でも10位以内には入っている。サレム、エンプーサ、ヤツカ、セリカなどの昆虫系の種族は「同士」と呼んでいる。サレム、エンプーサとは知り合いである。
風紀委員兼陸上部(ハンマー投げ)に入っており前は陸上部だけだったが学園長に進められ風紀委員に 入った。(どちらともしっかりこなしている)
筋トレをしていたおかげか切ったり殴ったりしても傷一つつかない頑丈な肉体になった。もちろん角もどんなことをしても折れることはない。角だけで人や物を持ち上げることができる。
19 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:21:20.67 ID:oSO6Osaw0
【名前】
ロザリア

【種族】
木乃伊(ミイラ)娘

【性別】


【性格】
おっとりした性格の無自覚系誘惑キャラ。包容力のあるお姉さんタイプだがどこか抜けている部分もあり、年下からも親しまれやすいと評判は高い。

【特徴】
腰まで伸びる少しくすんだ茶髪を持ち、大きめのリボンを頭につけている。全身包帯でグルグル巻きだが、ボンキュッボンのダイナマイトバディなこともあって身体のラインがくっきりしている。所々素肌が見え隠れしており、運が良ければポロリが見れる...かもしれない。

【設定】
種族としてはミイラだが厳密には「死蝋」と呼ばれる特殊な分類に属しており、生前とほとんど変わらない容姿を保っている。そのため『世界一美しいミイラ』とも称される。ちなみに本人曰くこの容姿を維持し続けるのは大変なので、できるなら普通のミイラになりたいとのこと。オカルト研究部(通称「オカ研」)の部長を務めているが、本人の性格も相まって部活動らしい活動はほとんど行われておらず、各人が自由に活動している。



【名前】エンプーサ

【種族】蟷螂

【性別】女

【性格】サバサバ系毒舌女子。初対面の相手でも思ったことをズバズバ言うタイプだが、逆に罵倒されたり体型イジリされると涙目になる

【特徴】つり目長身の貧にゅ...スレンダー体型で、両腕は鎌状になっている。黄緑色の長い髪を持ち、お腹を露出した祈祷師の衣装を身に纏っている

【設定】オカルト研究部副部長。カマキリの亜人は
古より予言者としての素質を持つと広く信じられているが、本人はオカルトとバッサリ切り捨てている。またオカルト的事象に対しても一部を除いて否定的で、オカルトの探求よりもオカルトを否定する立場から研究を進めている
ロザリアとは友人らしいがなにか確執を持つ。


【名前】リリス・セクトニア

【種族】死神

【性別】女

【性格】クーデレ

【特徴】ドクロ黒衣大鎌と典型的な死神衣装
結構グラマラス

【設定】古くから罪人の処刑や屠殺業、悪霊成敗など忌避される職業に従事してきた日陰者の一族。
本人は自分の一族に誇りを持っているが、殺しが生業なのもあって他者から忌み嫌われてきた。その反動で、誰かに優しくされるとすぐデレる。
チョロイン。意外に家庭的。
大鎌を持ち歩いてる時点で変人の領域に足を突っ込んでいるが本人に自覚はない。



【名前】レーナ

【種族】スキュラ

【性別】女

【性格】お喋り好きで冗談をよく言う。どんなボケでもツッコミをいれる。ムードメーカー。

【特徴】緑髪でポニーテールをしてる。下半身は8本のタコの足で色はピンク色。壁、天井を自由に歩ける。

【設定】ごりごりの関西弁で話し出したらなかなか止まらない。
実家がたこ焼きを経営していて、自身もたこ焼きをつくるのが上手い。
ボケたがりのクレルとは仲が良く、いつか漫才を結成したいと考えている。
色んな変わった味の飴を多く隠し持っている。
20 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:21:50.86 ID:oSO6Osaw0
【名前】ベールクレア

【種族】メタルスライム

【性別】女

【性格】傲慢で不器用
愛したいより愛されたい

【特徴】近づき難いオーラのある友達いない系眉間皺荒みガール

【設定】ベルスタシアの双子の妹
年齢は同じだが飛び級しているのでベルスタシアより上級生。
先代生徒会長でべリアとも面識がある。
一族始まって以来の本物の天才。
数々の分野で凄まじい実績を積み上げてきた。
天才だから大丈夫と、ある意味放任的扱いを受けてきた。誰も構ってくれない
大体何でも出来るけど、心の隙間は埋まらない。



【名前】アマネ

【種族】天邪鬼

【性別】女

【性格】天邪鬼な性格
攻める側なので攻められるのは弱い

【特徴】何をどうしているのか不明だが、常に空中に倒立状態で浮かんでいる
基本嫌な笑顔を浮かべている

【設定】
ソロの盟友にして好敵手で、プライベートでは結構仲が良い
放送部部長
人の本心本音を知るのが趣味
唐突に放送部イベント"告白してみよう"を断行する
高精度な嘘発見器を自作したりと頭は良いが悪用しかしない



【名前】
コダマ

【種族】
山彦

【性別】


【性格】
誰にでもフランクに接する裏表のない陽気な人柄。アマネ曰く「面白味がない(いじり甲斐のないほど裏表のないポジティブな)」性格。現代の若者言葉をよく使う。

【特徴】
茶髪タンクトップでキャップを後ろに被るなど、今風の若者ファッションが特徴。犬のような耳を持ち、首にはヘッドホンをかけている。

【設定】
放送部副部長で音響機器に詳しい。山彦の亜人固有の能力である『再声』を持ち、聞き取った相手の声を完全に“再生”することができる。また、歌唱力も高い。見た目や言動からチャラチャラしていると思われがちだが、意外と生活は真面目で学業成績も中間以上を維持している。



【名前】
マユ・ヤマイ

【種族】
マイマイガ

【性別】


【性格】
自信がなく大人しく根暗、と思われがちだが純粋に不満を溜め込むタイプでときおりひとりで発狂したように豹変すり

【特徴】
茶色く煤けた白色の大きな羽と髪をもっており頭の上に大きな二本の触覚を持つ。

【設定】
セリカの親戚だが遠い遠い親戚なのでマユ自体は平民の出。セリカに憧れてはいるが近づけないために遠くからこっそり見ている。嬉しくなったり気持ちが高ぶったりすると羽から大量の黄燐が撒き散らされ発火するため「カラミティーヤマイ」や「ヤマイじゃなくてヤバい」や「亜人火力発電所」など散々な名前で揶揄され、誰も近寄らずボッチ。
21 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:22:19.09 ID:oSO6Osaw0
【名前】
ジャンヌ・メトレス

【種族】
雀蜂

【性別】


【性格】
典型的な高飛車お嬢様。常日頃からノブレッソブリージュを欠かさないように考えているが、時として相手にとっては有り難迷惑になることも。

【特徴】
金髪ツインテで白い手袋をはめ、黒いブーツを履いている。雀蜂の触角と翅を持つ。腰には護身兼決闘用としてレイピアを差している。

【設定】
先の大戦で人間と亜人をまとめ上げて勝利へと導いた女性を先祖に持つとされる名門・メトレス家の息女。ミレイアなどの上流階級の亜人とは社交場においても交流がある。個人的な趣味としてフェンシングを嗜んでいる。気に入らない相手に対しては手袋を投げて決闘を申し込むことがある



【名前】ライオ・キング

【種族】獅子

【性別】男

【性格】男女問わず優しく、戦うのが嫌い。

【特徴】身長が3mあって、獅子のようなたてがみがある。筋肉質な体型。しっぽがついている。「自分不器用だから」が口癖。

【設定】獅子族は男性が何もしなく、女性が全部行っている一族のためそれが嫌で一族を離れた。
不器用と言っているが運動、芸術器用にこなしている。その為、部活や委員会から助っ人に呼ばれることがある。見た目と種族から決闘を申し込まれたりして困っている。重いもの軽くと持ち上げる怪力を持っている。少年と一緒のクラスにいる。



【名前】レイン

【種族】蝙蝠

【性別】女

【性格】清く正しいMっ娘

【特徴】着痩せ眼鏡

【設定】
マゾな性癖でたまに暴走するが本人はなかなかに有能な人物
先代生徒会副会長にして、先代新聞部部長でべリアもソロも元部下
ベールクレアとも本人は友達と思っている
良くも悪くも顔が広く学園の大体の人と知り合い
学園の番長に踏まれるために挑みに行った伝説を持つ行動力お化け
妹がいて溺愛している
男女異種族人型不定形に関わらず年下は可愛がる年上も可愛がる無敵の変態力と不落の妄想力を誇る



【名前】モモ

【種族】モモンガ

【性別】女

【性格】流行に敏感なイマドキのJK。ビッチっぽい振る舞いをするが、その手の経験は全くない、いわゆる処女ビッチ

【特徴】ミニスカ金髪ショートカット褐色ギャル。モマ同様滑空のための飛膜を持っているが、種族による身体の構造上の違いからモマほど長く滑空できない

【設定】モマと同い年の従姉妹。趣味や性格が近いコダマとはよくつるんでいる。モマからは会う度に身だしなみや振る舞いを注意されているが、モモ本人はそれを疎ましく感じて反発している。ムササビの亜人とよく間違われるが、本人はそれを嫌っている
22 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:22:52.63 ID:oSO6Osaw0
【名前】グレゴリー

【種族】フレッシュゴーレム

【性別】男

【性格】寡黙で温和

【特徴】全身に縫い跡がある強面の巨漢

【設定】
ロード家とも親交の深い魔術研究家フランクリン博士が作り出した人造人間であり、学問や人付き合いを学ばせるために博士が学園に通わせている。
その見た目と裏腹に優しく繊細な性格である。
大きな手からは想像できないほど手先が器用で、特技は編み物・裁縫。
演劇部の衣装の多くは彼が手掛けているらしい。



【名前】リバーシー

【種族】蒸気式機械天使

【性別】女

【性格】明るく社交的だが蒸気の量に応じてテンションが変化する。リアカーで物や人を運ぶのが大好きだが後ろ歩きなので衝突多発。

【特徴】基本は人型だがあちこちから蒸気を排出している。右目が蒸気の状態を表すメーター。

【設定】
大昔、人間の設計図を参考に亜人が見よう見まねで作った蒸気機関車に搭載されていた運行管理用魔法回路が解体出来なかった為に人型の機械ボディに移植された物。機関車時代、前後を間違えて作られた為に亜人にも人間にも欠陥品呼ばわりされていた。人型になった今でも後ろ歩きが基本。頭の上に汽笛と鳴らす為の紐が付いておりしょっちゅう他人にイタズラで鳴らされている。



【名前】ラインメハオ

【種族】狼娘

【性別】女

【性格】クールで現実的…だったのだが絶賛厨二病中。周りからはそれさえ無ければ非の打ち所がないのにと残念がられている。

【特徴】昔話に出てくる、亜人を斬って斬って斬りまくった人間のコスプレで、身長よりも長い長剣(レプリカ)を二本背負っている。もちろん軍服。

【設定】
優秀で誰からも好印象を持たれるクールな狼娘…だったのだが中学生の時に黒衣の勇者の英雄譚を読んだところ、「今は滅びた大国」「強大な力を持つエース」といった要素に厨二心を鷲掴みにされ亜人なのに当時亜人と敵対していた現在で言う所の第二種側にすっかりハマってしまった。平たく言えば拗らせたミリオタで、特に「黒衣の勇者の後輩」のファン。黒衣の勇者の英雄譚に登場する『勇者の恋人の親友であり、勇者と交わった狼娘』と容姿が良く似ているのだが第二種側のファンなのでその事を言われるのはあまり好きでは無い。



【名前】オー・クラッペン

【種族】???

【性別】男

【性格】やたら声がでかく、激情家。祭となると毎回ゴミでなにか派手なイベントを企画する程の祭好き。

【特徴】ゴミ溜め場にある部室(プレハブ小屋)の窓からメガホン越しに喋る。メガホンはオシャレで毎日変えている。

【設定】カルト部活と名高いゴミ回収部の部長。長らく部長を務めているがいつも窓からメガホン越しに喋るだけで、部室ことプレハブ小屋のドアがゴミ山で埋まっていて部員すら入れないので誰も姿を見た事が無い。部室から出てこないので留年記録絶賛更新中。
使っているメガホンはマジックアイテムの為しばしば放送部の回線に混線して苦情が来ている他、部員が集めたゴミは彼が処分しているが処分方法は不明。
23 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:23:18.49 ID:oSO6Osaw0
【名前】
リリー・ガブリエラ

【種族】
大天使

【性別】
無性別(容姿や口調は大人びた女性)

【性格】
清貧で慈愛に満ち信仰心の厚い、まさに聖女を体現したといえる人柄。反面、人を疑うことを知らないほどに純真無垢なため、他者の悪意に気づかずに騙されてしまう危うさも抱えている。

【特徴】
修道服に身を包み、黄色のセミロングの髪と2枚の大きな翼を持つ。髪には白いユリ(マドンナリリー)の花を模した髪飾りをつけている。

【設定】
学園内にある教会で活動するシスター。教会の慈善事業として、孤児院や貧困家庭出身の子供の支援を行っている。その献身的な姿勢から、(某天使姉妹と比較して)「真の天使」とも呼ばれる。ちなみにマリアとは旧知の間柄だが、彼女の悪癖がいつまで経っても改善されないことに悩んでいる。



【名前】オルタネート

【種族】リザードマン

【性別】女

【性格】粗暴かつ単純。

【特徴】スローガンが書かれたタスキ着用。風紀委員会対策でヘルメットも装備

【設定】「全種族平等」がスローガンの学生運動グループ…の過激派メンバー。父が所属していた頃のグループは大きく悪名高いグループだったものの支援団体に切られた事もあり、現在学内メンバーは彼女だけ。
スローガンが殴り書きされたトラック型魔導車『テラス学園長退陣号』の上で演説してる事が多い。正直暴れるのが楽しいのと大好きな父がやっていたからやってるだけであんまり考えてない。風紀委員にボコボコにされる常連。



【名前】エグゾセ・リゲイアー

【種族】セイレーン

【性別】男(装女子)

【性格】一人称は「俺」で、口調や振る舞いも男性に似せている。周囲からは頼れる兄貴(姉御)と思われているが、ルーティのような恋に恋する女の子としての一面も持つ

【特徴】青髪の中性的な容姿の半人半魚で、黒いエナメルジャケットを着用し、下にはさらしを巻いている。大昔は半人半鳥だったセイレーンの原始的特徴を残すといわれる貴重な一族出身で、魚の胸ビレのような発達した腕はかつての翼だったと考えられている。この腕を用いて水面上をトビウオの如く滑空することができる

【設定】海洋マフィアの現ボスの一人娘だが、本人は後を継ぐつもりはないらしい。男装している理由は父親がエグゾセを後継者に据えるために男として育てようとした家庭的事情によるものだが、そもそもセイレーンは女性しかいないので周囲は男装を半ば公認している状態になっている。本人は一人の娘として扱ってくれない父親に反発しながらも、男装自体は悪くないと考えている。ルーティのような異性を魅了する歌声は持っていないが、聴覚器官にダメージを与えるほどの叫び声をあげることができる。オルキヌスやリーゼとは基本的に仲が良くないが、逆に風紀委員とは仲が良い
24 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:24:36.71 ID:oSO6Osaw0
【名前】フー

【種族】虎族

【性別】男

【性格】自らの種族と実力に高いプライドを持ち、虎の亜人の流儀である1対1の闘いにこだわる生粋の戦士。自分にも他人にも厳しいタイプで交友は広くない

【特徴】虎人状態では黄土色の短髪で黒い道着を着ている。完全形態になると長いたてがみになり、道着が破れて上半身が露出するほど全身が発達する

【設定】格闘技を得意とし、特に一族相伝の拳法に自信を持つ。ローエンとは一度拳を交わし合った好敵手の間柄で、たまに二人で修業をしたり議論を交わしている。また、龍の亜人と虎の亜人は古くより互いに強さを競い合う関係ということもあり、その決闘を邪魔する者は誰であろうと許されないと考えている。大戦以前に虎の亜人が人間の一方的な迫害によって絶滅寸前まで追い込まれたことから、人間(特に第二種、その中でも少女)に対して憎悪に近い嫌悪を抱いている



【名前】 プライド・ルーデベルト

【種族】 グレムリン

【性別】 男

【性格】
・傲慢とちょっとツンデレ
・好奇心の申し子で、ボタンを押しちゃいけないと言われると即座に押すタイプ

【特徴】
・白衣眼鏡三白眼

【設定】
・プライヤの兄にして、自称"魔導王"にして、番長勢力の一員にして、"学園四賢人"にして、究極の天才発明家。魔導だけではなく、理系もいける。
・圧倒的天才だが、研究以外サボり過ぎて留年している。
・好奇心の余り、自らの研究でよく事件を起こし、大体リーゼか風紀委員から折檻を受ける。反省はしない。
・弟のことは何やかんやで気にかけている。絶対に表には出さないが。
・魔術王との決戦は伝説として語り継がれ、また学会でのベールクレアとの対立と生徒会に縁がある。
・子供みたいなIQの低い口喧嘩をする。


【名前】
八卦院 空子(はっけいん そらこ)

【種族】


【性別】


【性格】色々と行動したがり、人に世話を焼きたがるが体がついていかず、その事を歯がゆく思っている。ただし諦めない根気強さを持っている。


【特徴】オカルト部の部員兼占い部の部長。病弱にして惰弱で、何かと息絶える事が多い。高確率で当たる占いをすることができるがその際体力を使い果たして死んでしまう
ただし死んだとしても数十分後に蘇る。

首から上は人間と同じだが首から下に牛の特徴がでており、むっちり体型。
ミルクもでる。


【名前】ロア・ロールド

【種族】王蟲

【性別】女

【性格】
自称クール属性
前方先輩面

【特徴】
ありとあらゆる虫の特徴を兼ね揃える虫たちの王
ムカデみたいな長いしっぽがチャームポイント

【設定】
神出鬼没のみんなの先輩。かつては生徒会や風紀委員など多くの委員会を経験してきたが、今は一応番長連の一員。
絶滅危惧種の肉食貴族。後輩を可愛がるが先輩面してくる。
なんか昔から学園にいる、学園謎お姉さんの一人で顔が広い。
お茶会好きで度々不特定多数に招待状を送り付ける。
中核となる人格は存在するが、彼女は個にして群であり群にして個な生命体。
そのため老化していく体を新しいものに取り換えることができ、実質的不死である。しかしそのテセウスの舟的不死ゆえに過去の彼女と今の彼女は同一かというパラドックスをもつ。
25 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:30:52.92 ID:oSO6Osaw0
【メインキャラのステータス】

ヒヅキ    好感度【55】 理系【113】 文系【78】 魔術【353】魔導【74】 運動【327】

ベルスタシア 好感度【34】 理系【73】 文系【255】魔術【241】魔導【243】運動【8】

ジェラルド  好感度【28】 理系【208】 文系【111】 魔術【175】魔導【203】運動【173】

サレム    好感度【36】 理系【334】文系【347】魔術【123】 魔導【50】 運動【8】

ルーティ   好感度【65】 理系【202】 文系【239】魔術【249】魔導【215】運動【110】

プライヤ   好感度【16】 理系【103】 文系【87】 魔術【49】 魔導【755】運動【0】

ロウェナ   好感度【65】 理系【216】文系【225】魔術【151】 魔導【141】 運動【143】

ミレイア   好感度【37】 理系【217】文系【201】魔術【223】魔導【187】運動【5】

リリ     好感度【39】 理系【89】 文系【80】 魔術【365】魔導【325】運動【0】

貢献ポイント【16】

ロウェナへの好感度【5】
26 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:32:19.78 ID:oSO6Osaw0
前スレ
男「僕の生徒は亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1516854637/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ヒヅキ「………2か」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521206503/

男「僕の生徒は亜人だらけ」ロウェナ「おねーさんを称える三回目!」

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1532602391/
外伝
少年「俺のクラスは亜人だらけ」
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520564330/
27 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/07(木) 22:32:57.94 ID:oSO6Osaw0
今日はここまで

これからもよろしくお願いします
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:43:41.38 ID:zZxXt9SZO

新スレも乙
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:47:52.06 ID:lS+dLupyO
建て乙&乙
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:48:02.87 ID:7jtWWJJDO
乙でした
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 22:55:53.37 ID:I9uHUmHD0

とうとうルーティのキャラ紹介の部分もすり替わったか
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/07(木) 23:09:25.47 ID:l07HUwUu0
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/07(木) 23:40:04.32 ID:4Y27IgauO
乙ー
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/07(木) 23:48:41.93 ID:SOtcNSTcO
やっぱマナは合意の上で乗っ取りしてる気がするなぁ
本物が今どーしてるか分からんが、早めに軌道修正せんと戻れなくなりそう
35 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/09(土) 18:22:52.88 ID:i8HXGIAS0
【名前】マナ

【種族】ドッペルゲンガー

【性格】悪戯好きで子供っぽいが、一方で孤独を恐れる一面も持つ。ようはかまってちゃん

【特徴】普段は普通の人間と変わらず、良くも悪くも普通な見た目の黒髪ロングJK。種族の性質上、見た目では家族や同族以外の他人に識別してもらえない

【設定】上記の特徴故に自分を識別してもらえる亜人と人間は皆無に等しく、自分を判別してもらいたいがために半ばウザイほどの悪戯を仕掛けてくる。そのせいで煙たがられることもあるが、本人はそれでも構わないと思っている。噂では母親が2人いるらしい。



【名前】
エリザベス(エリー)

【種族】
ハーピィ

【性別】


【性格】
見事なまでのテンプレートなツンデレ。孤高を気取っているが、一度心を許した相手にはとことん懐く
音楽への造詣が深く、特に歌は聞くことも歌うことも大好き(腕前も中々のもの)

【特徴】
腕と一体化しているタイプ(先端にカギヅメ状の手あり)の白い羽根を持つ翼人
豊かな緑色の髪をポニーテールにしている。おっぱいが大きく衣服はまるでスリングショット水着だ
腕を羽ばたかせて空を飛ぶことができるが、かなり体力を使うらしくあまりやりたがらない

【設定】
将来の夢は声楽家。でも人前ではどうしてもあがってしまって満足に歌うことができず、そこをどうにかしたいと思っているらしい



【名前】R-10

【種族】機械天使

【性別】なし

【性格】ドヤ顔天然系自称クールキャラ

【特徴】変形タイプで普段は正八面体キューブの形をとっている
人型にもなれ機械の羽に天使の輪をもつ

【設定】高性能Aiを搭載しているが、何がどうバグったのかそこはかとないボケキャラになってしまった
しかし何故かその代わりクールな同種族にはありえないもの"感情"を獲得するに至った
バカだが素のスペックは高く作られているので優秀ではある
誰かに仕えることがプログラムされているので本能的にご主人様を求めるために奉仕部へ入部した。
しかしご主人様と認めた人以外に対しては毒舌である。
36 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/09(土) 18:28:38.53 ID:i8HXGIAS0
〜29週〜

ジェラ「うぅ〜!」ダンダンッ

男「どうしたのさ、ジェラルド君。そんなに怒って」

ジェラ「聞いてくださいよ先生っ! 今日ですね、なんだか人がじろじろ見てくるなって思ったんです!」

ジェラ「僕に何かついてるのかなって思って僕に何かついてますかって思い切ってその人達に聞いてみたんです! そしたら」

男「そしたら」

ジェラ「え、やっぱりついてるんですか。ってわけがわからないこと言うんです。訳が分からないから聞き返そうとしたらこんな紙が飛んできて」

『騎士系美少女ジェラルドちゃん。実はついてた、生えてた(歓喜)』

ジェラ「ついてますし生えてますよ! 僕男ですからねっ」

ジェラ「なにがしたいんですかいったい!」ダンダンッ

男「新聞部に言いに行った方がいいんじゃない?」

ジェラ「今日は僕もう外に出たくありません。先生行ってきてください」タイイクスワリ

男「わかったよ。行ってきてあげるから元気出して」

ジェラ「くすん」

男(落ち込んでいるところも女の子にしか見えないんだよなぁ)
37 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/09(土) 18:32:06.34 ID:i8HXGIAS0
男「ジェラルド君のことを伝えるとモマさんは窓から飛んで行った」

男「これで事態が沈静化するといいけど」

男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>38
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 18:46:45.94 ID:/LOM9KtDO
サレム 魔導
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 20:04:57.04 ID:EwC/68ryO
本当についてて生えてるのかなぁ
実際に確認してみないとわからないなぁ
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/09(土) 22:46:31.54 ID:Xi8LSpobo
乙ー
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:28:34.38 ID:q3WqAywIO
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/09(土) 23:57:42.25 ID:/LOM9KtDO
乙です
43 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 10:38:21.10 ID:qpq4svrG0
ヒヅキ【運動 346】

ベルスタシア 【魔術 255】

ジェラルド【運動 186】

サレム【魔導 68】

ルーティ【魔導 232】

プライヤ【魔導 768】

ロウェナ【文系 242】

ミレイア【魔導 203】

リリ【魔導 340】
44 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 10:51:44.23 ID:qpq4svrG0
〜29週 土曜日〜

少女「ほら。すすめー」

フー「ぐぅっ」ノッシノッシ

シェン「いやぁ、仲良きことは良いことだねぇ」ケラケラ



バジロウ「………あれみたか?」

少年「あの人間嫌いの虎男に人間が乗ってたな」

バジロウ「すげぇ嫌そうな顔してたけど」

少年「まぁ、関わらないのが一番だ」

バジロウ「だな」

オル「よっと、着地っ☆」ズシンッ

少年「ぐえっ」ツブサレ

バジロウ「…こっちは人間が亜人に潰されてるし」
45 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 10:52:22.75 ID:qpq4svrG0
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>46
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 10:56:36.98 ID:28tr/b+y0
2ルーティ
47 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 11:02:58.71 ID:qpq4svrG0
男「ルーティさんに会いに行こうかな」

男「えーっとたしかルーティさんは女子寮に住んでるんだっけな」

男(女装したくないなぁ)

男「と思っていた時期が懐かしく思えるよ」

男「………ぐすん」
48 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 11:04:59.15 ID:qpq4svrG0
男「ルーティさんの部屋、どれだっけなぁ」

男「あ、そうそう。たしか角部屋だ」

男「ルーティさん、いるかな」

コンコン

>>48 【コンマ 50以下】
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 11:06:43.38 ID:uUHnkgYDO
はい
50 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 11:23:29.95 ID:qpq4svrG0
シーン

男「返事がないや。いないのかな?」

ガチャッ

男「鍵がかかってない?」

男「入ってもいいのかな」

「あっ、えっとナタリーさんおかえりなさ―――」ヒョコッ

男「!!」

男「あ、ルーティさん。だよね」

「え、えっと、あのちが、ちがいます」アワアワ

様子がおかしい。いつもと違ってオドオドしてて大人しそうな………

いや、え、違う。ルーティさんはもともと

「と、とにかく違いますっ。私はルーティじゃないですからっ」

男「いや、君が本当の―――」

トントン

男「え?」クルッ

振り向くとそこには白目のない真っ黒な瞳で灰色の肌をした女の子がいて

「強引な人は嫌われますよ」トンッ

男「―――」バタンッ

「あ、ありがとうございます」

「…これが私に命じられている事ですから」

「不用意に顔を出さないでください。あと鍵はきちんと閉めて。面倒が増えます」

「す、すいませぇん」ショボンッ

「あ、あの先生を、どうするんですか?」

「適当に記憶処理して解放します。害は与えません」

「あ、えっと、よかった、です」

「それでは」ペコッ

ズルズルズル

「……私はルーティじゃなかったんですよ。先生」
51 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 11:31:39.52 ID:qpq4svrG0
〜29週 日曜日〜

男「…あれ、日曜日だ」

男「おかしいなぁ、土曜日だった気がしたんだけど」

男「ま、いっか」

男「さてと、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>52
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 11:32:10.12 ID:nRgshgfoo
3なんやかんやで虫族の集いに参加することに
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 11:32:23.93 ID:EDgzPM1z0
2 ジェラルド
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 12:09:35.59 ID:oNdH+f7DO
おっ午前からやってたんか
虫族って何人いたっけ
55 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 12:15:35.81 ID:qpq4svrG0
サレム「昆虫族の集まりがあるんですよ」

男「へぇ〜」

サレム「先生も来ませんか」

男「いや僕人間だし」

サレム「それはわかってます。ですがご安心ください」

サレム「参加、できます」ドヤガオ

男「いや、別にそんな行きたいわけではないし」

サレム「そんなぁっ! 来てくださいよ! 是非とも!!」

男「えぇ〜、仕方ないなぁ」

サレム「さすが! それでこそ先生です!」ヤンヤヤンヤ



男「なんてことがあって昆虫種族の集まりにでることになった」

男「大抵の生徒はそういう集まりに入ってるらしいけど僕は人間だし先生だから参加したことないな」

男「いや、誘われなかったわけじゃないから」
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 12:24:17.50 ID:vtLmvyypO
>>54
サレム(>>3
セリカ(>>12
ヤツカ(>>16
ビクト(>>18
エンプーサ(>>19
マユ(>>20
ジャンヌ(>>21
ロア(>>24
該当しそうなのはこれで全員かな
セリカとジャンヌがポケットマネーでパーティー開いてくれそう(小並感)
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 12:38:57.28 ID:vtLmvyypO
そういえばクモは昆虫じゃなかったこと忘れてた・・・
まあ、こまけぇことはry
58 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 12:46:14.92 ID:qpq4svrG0
サレム「今日は昆虫族の集まりにご参加いただきありがとうございます」

ヤツカ「毎回お茶会みたいなことしかしませんけどね。ところで今日はそちらの」チラリ

男「あ、あはは。なんかサレム君に招かれました」

セリカ「こんにちは先生。いつぞやは大変お世話になりました」

男「いえいえ」

ビクト「192っ、193」フンッフンッ

エンプーサ「久しぶりね。というほどじゃないわね。別にあんたがいてもいなくても私は構わないけれど」

マユ「わ、私も大丈夫ですぅ」ビクビク

ジャンヌ「ふんっ。人間のくせしてこの高貴なる集会に参加できることは光栄と思いなさい!」

ビクト「201っ、202っ」フンッフンッ

ロア「まぁまぁ、いいじゃないかジャンヌ君」

ジャンヌ「ふんっ」

ロア「やれやれ、困ったものです」

ビクト「211っ、212っ」
59 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 13:36:19.76 ID:qpq4svrG0
男(なんというか他種族と比べてもだいぶ個性的な面々だ)

男(特に見た目の違いが大きい。翼があるものもいれば甲殻を纏っている人もいる)

男(他種族以上にかけ離れているなぁ)

男(だけど精神的には一緒みたいだ)

ロア「ところで、私は初めてだよね。ちょっと自分の記憶に自信がなくてね」

男「えっと、初めてだと思います」

男(しかしこの人が一番あれだな。一体なんの種族なんだ?)

男(いろんな虫の特徴があるけれど、そのどれらしさもない)

ロア「それでは、まぁ、よろしくお願いするよ。きっとおそらく長い付き合いになる」

男「長い付き合い?」

ヤツカ「さすがロア大先輩」

ロア「あっはっは。食べちゃうぞー?」

ヤツカ「やめてください」

マユ「け、喧嘩はやめてください。え、えっと、あの」

ヤツカ「ストップ! マユさんが爆発しますから!」

ロア「大丈夫大丈夫。私達仲良しだもんねー」クパァ

ヤツカ「は、はい」エガオガコワイ

男「……いつもこんな感じなの?」

サレム「えぇ、楽しいでしょう」

男(………楽しくないよ)

サレム「制服が燃え尽きたりボロボロになったりとかよくあることですからね」

エンプーサ「よくあってほしくないものね」

サレム「食べられない限りは大丈夫ですよ」

男「だけど皆は大丈夫だとしても教室とか大変なことになるでしょ?」

サレム「お金持ちが三人もいますから」

男(それでいいのか?)
60 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/10(日) 13:54:37.57 ID:qpq4svrG0
男(昆虫族はこういう雑多なのが好きなのかもしれないけれど、僕はちょっとなぁ)

セリカ「はいどうぞ、先生。メープルシロップたっぷり使ったお茶です。甘いですよ」ニコッ

男「あ、どうも」

ジャンヌ「では私からはこれを。貴方のような下民の口に入る事はない、超高級なスコーンですわ! なに遠慮しなくてもいいんですわよ! 庶民に優しくしてさしあげるのが貴族の嗜み。ノブレスオブリージュですもの!」

男「あ、ありがとう」カチンッ

セリカ「皆さま、お茶はいきわたりましたね、では」

ジャンヌ「我らこの一杯の滴のもとに」

「「「「「「「我らこの一杯の滴のもとに」」」」」」」

男「え? え?」

サレム「乾杯の代わりです」

ジャンヌ「あぁ、貴方は言わなくても結構ですわよ。これは昆虫族のための号令ですもの」

マユ「そ、そういう言い方はないんじゃ、ないですか、ご、ごめんなさい」

ジャンヌ「そうですの? 悪気はないのでごめんあそばせ」

男「だ、大丈夫ですよ」

男(本当にここにいていいんだろうか)

サレム「先生、どうぞお召し上がりください。いつも親身になってくれている先生を私は同族のように思っていますから」

ジャンヌ「まっ。異種族間は不純ですわよ!」

セリカ「いえ、愛に種族は関係ないと私は思いますよ」

ヤツカ「いや、異種族同種族の前に同性ですからね?」

ロア「大丈夫。性別の壁なんて薄いものさ」パチンッ

男「あの、僕にそういう趣味はないんで」

ビクト「500っ! ん、君は誰かな?」

男「あ、僕は教師の男で人間です。サレム君に誘われて」

ビクト「なるほど! よし、ならお近づきの印に一緒にトレーニングだ! まずは腕立てから」

男「い、いえいえいえ、結構ですから!」

ビクト「なるほど! 謙遜という奴だな? その意気やよし! よぉし! ならまずは俺とストレッチからの関係で始めようじゃないか!」

男「いやいやいやいや」

セリカ「強引な愛も素敵、ですよね」

マユ「ご、強引な、同性、愛」ポッ

ロア「あ」

マユ「そ、それって」ポポポポポポポポポッ

マユ「なんだか大変なことですぅ!!」ポンッ

エンプーサ「はぁ、いつも通りのことね」ヒナンスミ

チュドンッ

サレムの好感度【36】
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 13:57:09.64 ID:nRgshgfoo
好感度上がってない!
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 14:04:52.11 ID:h3Mbxe+kO
虫たちかわいい
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/10(日) 17:32:57.67 ID:twyiTa/0O
乙ー
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/10(日) 22:50:24.94 ID:vtLmvyypO
65 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:25:11.97 ID:wTU6MjaD0
あ、サレムの好感度【39】でした
66 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:30:17.01 ID:wTU6MjaD0
〜30週〜

ヒヅキ「………」ブンッ ブンッ

男「また修行してる」

男「元気なのはいいことだけど、体調を崩さないかが心配だ」

男「あのヒヅキさんが体調を崩すかなとも思うけれど」

男「とりあえず差し入れだけでもしておこうか」

ヒヅキ「………!」

ヒヅキ「お前か」

男「声かける前に反応されるとちょっと怖いよ」

ヒヅキ「お前の事なら目を閉じていても、わかる」

男「え、本当?」

ヒヅキ「今日の食糧は、なんだ」

男(これ、ただ僕の事を食料を持ってきてくれる人と認識しているのかな)
67 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:35:48.00 ID:wTU6MjaD0
男「さて、今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>68
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/11(月) 20:36:21.32 ID:AwbEYLhkO
プライヤ 魔術
69 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:53:31.39 ID:wTU6MjaD0
ヒヅキ【運動 366】

ベルスタシア 【魔術 267】

ジェラルド【魔術 188】

サレム【魔導 81】

ルーティ【魔術 267】

プライヤ【魔術 62】

ロウェナ【文系 18】

ミレイア【理系 234】

リリ【魔術 379】
70 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:55:26.79 ID:wTU6MjaD0
〜30週 土曜日〜

ザッ

エン「あんた、誰よ」

ヒヅキ「ヒヅキ、鬼だ」

エン「あぁ、あの男のところの。なんか見たことある気がしたわけね」

エン「それで、なにかしら」

ヒヅキ「呼んでほしい人がいる」

エン「それなら放送部に頼んだ方が早いわよ」

ヒヅキ「…死人だ」

エン「………」

エン「お断りよ」

ヒヅキ「……頼む」

エン「いやよ。幽霊なんて私」

エン「大っ嫌いだもの」
71 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 20:56:38.74 ID:wTU6MjaD0
男「また殺人か」

男「穏やかじゃないな」

男「戸締りはしっかりしないと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>73
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 20:57:34.72 ID:cXIruIHJ0
2プライヤ
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 20:57:38.79 ID:Aej7c3QDO
2ヒヅキ
74 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:19:41.23 ID:wTU6MjaD0
ドンドンドン

男「ん?」

ドンドンドン

男「な、なんだ?」

ガチャッ

ヒヅキ「………」

男「ヒヅキ、さん」

ヒヅキ「…入れろ」

男「え、うん。いいけど」

ヒヅキ「………」スタスタスタ

男(いったいどうしたんだろう)
75 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:24:18.53 ID:wTU6MjaD0
ヒヅキ「……飲み物」

メイド「え? はい」

ヒヅキ「………」

男「立ってないで、座ったら」

ヒヅキ「………」コクリ

男「それで、いったいどうしたのさ」

ヒヅキ「………」

男(だんまりか)

男(なにかあったことは確かなんだろうけど)

ヒヅキ「………気が付いたら」

ヒヅキ「…お前のところに、来ていた」

男「え?」

ヒヅキ「なぜかは…知らん」

ヒヅキ「………」

男「そっか」

男(いつものヒヅキさんよりずっと大人しい。いつもの無表情も心なしか悲しんでいるようにも見える)

ヒヅキ「………」

メイド「あの、お茶、入れました」

ヒヅキ「………」ゴクゴクゴク

ヒヅキ「…もう一杯、貰えるか」

メイド「はい」コポコポコポ
76 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:29:03.56 ID:wTU6MjaD0
ヒヅキ「………」グゥゥ

男「また修行してお腹減ってるの?」

ヒヅキ「……違う」

ヒヅキ「最近、食欲がない」

男「!?」

ヒヅキ「………」

男「病気? 病院行った?」

ヒヅキ「………」フルフル

男「なら病院に「違う」…え?」

ヒヅキ「理由は、わかってる」

男「理由?」

ヒヅキ「言いたく、ない」

男「…そっか」

男(ヒヅキさんの様子は明らかにおかしい。無理やりにでも聞くべきだろうか)

1.聞く

2.聞かない

>>77
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 21:30:08.06 ID:ROKuP8SqO
1
78 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:38:43.64 ID:wTU6MjaD0
ヒヅキ「………」

男「ねぇ、なにかあったんでしょヒヅキさん」

ヒヅキ「………」ウツムキ

男「ぼくじゃ頼りないかもしれないけどさ、君の力になりたいんだよ」

ヒヅキ「………」

男「ねぇ、ヒヅキさん」

男「お願いだから教えてくれないかな」

ヒヅキ「………」

男「…ねぇ」スッ

男(俯いて黙ったままのヒヅキさんの肩に手を触れた、その時だった)

ヒヅキ「!」

ヒヅキ「………ゃっ」

男(僕から逃げるように身を引いて、ヒヅキさんは両手で自分を抱きしめた)

男(まるでか弱い女性のように)
79 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:40:29.00 ID:wTU6MjaD0
男「…そっか。もう何も聞かないよ」

男「夕飯、食べていくんでしょ?」

ヒヅキ「………」コクリ

男「わかった。メイドちゃん。お願いしていいかな」

メイド「畏まりました」

男(なにがあったのか。気にはなるけど聞ける様子じゃない)

男(あんな姿見せられたらなぁ)

ヒヅキの好感度【58】
80 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:47:03.08 ID:wTU6MjaD0
〜30週 日曜日〜

カルラ「それで、見つかったのか?」

ヒフミ「いや、まださ」

ヒフミ「これだけ人が多ければ見つけれると思っていたんだけれどね」

カルラ「……初代からの伝統だから私はお前に協力しているが」

カルラ「必要ない生徒を傷つけたら私はお前を許さないぞ」

ヒフミ「それは理解しているよ。それに私達としてもそれをする気はない」

ヒフミ「まして復讐に燃えることなんて今さら考えちゃいない」

ヒフミ「まぁ、事故には気を付けているよ。できるだけ接触は避けているつもりさ」

カルラ「こちらとしては生徒との接触自体を禁じたいのだがな」

ヒフミ「向こうからくるのならくるのなら避けれないさ」

ヒフミ「こんな私のどこがおもしろいのか」

カルラ「……ふっ。おとぎ話の中の登場人物が何を言っているのか」

ヒフミ「それは面白いって、ことなのかな」

カルラ「………私は好きだったよ」

ヒフミ「そうかい。ならちょっとは救われる気がするよ」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 21:48:39.63 ID:ROKuP8SqO
裏でどんどん物語が進んでいるのぅ
82 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:50:07.07 ID:wTU6MjaD0
1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>83
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 21:52:20.85 ID:ROKuP8SqO
2プライヤ
84 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:54:26.47 ID:wTU6MjaD0
プライヤ「できたぞぉ!」

男「またできたのか」

プライヤ「よし、性別を逆にする薬だぞぉ」

男「また変なものを! しかも安直な」

プライヤ「王道だぞぉ」

男「…で、誰に使うの? 使うなら自分に使いなよ」

プライヤ「>>85だぞぉ」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 21:55:28.37 ID:QS+KhDyJ0
ヒフミ
86 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 21:58:36.18 ID:wTU6MjaD0
プライヤ「ヒフミだぞぉ」

男「………誰?」

プライヤ「名前を聞いたことがあるんだぞぉ」

男「名前を聞いたことがある程度の人を実験台にするのか…」

プライヤ「その方が良心が傷まないぞぉ」

男「………」

男「いや、止めるよ?」

プライヤ「それなら強硬手段だぞぉ! いけぇ! 足止めロボ1号2号!」

ウィィィンッ ガシャァアンッ

男「えっ!? なにこれっ、なにこれ!?」シュルルルル

プライヤ「うひょひょだぞぉ!」ペタタタタ

男「いたっ、いたたたたっ!」メキメキメキ
87 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:11:55.17 ID:wTU6MjaD0
ヒフミ「ふわぁ。一人ぼっちっていうのも流石に暇だね」

ヒフミ「いや、一人ぼっちではないんだけれどね」

ヒフミ「こっそり図書館にでも行ってなにか本を」

バァンッ

ヒフミ「!!?」

プライヤ「あっ、本当にいたんだぞぉ!!」

ヒフミ「! 一体君は」

プライヤ「恨みはないけれど、これを食らうんだぞぉ!」

ボフッ

モクモクモク

ヒフミ「げほっ、けほけほっ。一体、なんだいこれは」

プライヤ「ふふんっ。特製の性別反転薬だぞぉ。害はないから安心してほしいぞぉ」

ヒフミ「うわぁ、煙たいよこれ、けほけほっ」

プライヤ「さぁ! 実験の成果を見せてくれだぞぉ!」

ヒフミ「はぁ、やっと煙が晴れてきた」

男「あっ! やっと見つけたプライヤ君!!」

男「! えっと、この人は」

ヒフミ「やれやれ、君がこの悪戯っこの保護者かい?」スガタカワラズ

プライヤ「!!?」

男「あっ、すいませんプライヤ君が変な事をしでかして。申し訳ありません」ペコペコ

プライヤ「あれぇ!? なんで効いてないんだぞぉ!?」

ヒフミ「ははは、私にはそういう類のものは聞かないんだよ」

男「こらプライヤ君! ダメじゃな「もういっちょ」ぐへっ、けほっけほっげほっ」

男「あ、あっ、なんか体が」

プライヤ「ふふんっ。先生にはばっちし効くぞぉ」

男(♀)「ちょっとプライヤ君! 酷いじゃないか!!」

ヒフミ「へぇ。本当に変わるんだ」

プライヤ「でもなんで効かなかったんだぁ」

ヒフミ「私の体は特別でね」ベェッ

ヒフミ「これのへいでひはないんだひょ」ベロベロバー

プライヤ「! 舌が、真っ黒だぞぉ」

ヒフミ「ほらほら、私に構うと不幸になるよ。出てった出てった」

プライヤ「興味が湧いてきたぞぉ!」

ヒフミ「やれやれ、困った子だ」

ヒフミ「連れてってくれるよね。先生さん」

男(♀)「あっ、はい、すいません」ガシッ

プライヤ「あ〜れ〜だぞぉ」



ヒフミ「住むところ変えようかなぁ」
88 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:14:56.02 ID:wTU6MjaD0
男(♀)「お願いします」

ヒョウカ「承りました」

プライヤ「え!? え!? いつも通り説教で済むんじゃないのかだぞぉ!?」

男(♀)「ぼくだけならともかく他に迷惑かけるのはね」

男(♀)「ちょっと頭冷やしてきなさい」

プライヤ「う〜ら〜ぎ〜り〜も〜の〜」

ヒョウカ「凍結」

プライヤ「」カチンコチン

男(♀)「やれやれ。これ、いつ戻るんだろうなぁ」

プライヤの好感度【20】
89 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:19:16.05 ID:wTU6MjaD0
〜31週〜

男(♀)「まじか」

男(♀)「えぇ…どうしよう」

男(♀)「仕方ないよね。仕事だし…」



男(♀)「というわけで今日の僕はこんな感じです」

ミレイア「」アングリ

ロウェナ「そういう趣味なの? ねぇねぇ」

男(♀)「今プライヤ君のせいって言ったよね!?」

ベル「んー、そこそこ可愛いよ。ね、サレム君」

サレム「はい。素朴な愛らしさがあります」

男(♀)「嬉しくない」
90 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:20:03.39 ID:wTU6MjaD0
男(♀)「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>92
91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 22:21:19.46 ID:j4YLBWiF0
ヒヅキ魔導
92 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 22:22:56.95 ID:OnDf4b2AO
リリ魔術
93 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:47:52.13 ID:wTU6MjaD0
ヒヅキ【魔術 368】

ベルスタシア 【文系 270】

ジェラルド【理系 222】

サレム【文系 361】

ルーティ【理系 220】

プライヤ【魔導 782】

ロウェナ【文系 278】

ミレイア【文系 213】

リリ【魔術 398】
94 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:54:03.95 ID:wTU6MjaD0
〜31週 土曜日〜

「お茶を持ってきました」

「おう、そっち置いといてくれや」

「はい。また新しいものを作ってるんですか?」

「芸術的やろ」

「私には理解できませんね」

「かーっ、辛辣やなぁ。もうちょっと愛想よくできんのかいな」

「不可能です」

「いやいや、そんなこと」

「あとこれを芸術として理解することも不可能です」

「辛辣やな」

「正直者ですので」

「かーっ、心が辛いわー。ほら」ドクンドクン

「見せなくて結構です」

「それで、今どれくらい増えたんやっけ」

「10ちょっとです」

「なんや、それくらいしかおらんのかいな」

「間に合いませんでしたから」

「もうちょい巡回を増やしますか?」

「せやな。でも面倒や」ゴロンッ

「…」イラッ

「冗談や。でもな、ちょっと増やせん理由もあるんやで?」

「理由とは」

「ひーみつ」

「…」イラッ

「怒らんといてぇな」

「………」ジョボボボボボ

「あつっ! あつぁっ! これめっちゃ熱いやんけワレェ!」
95 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 22:55:08.34 ID:wTU6MjaD0
男(♀)「さすがにもう治ってると信じたかった」

男(♀)「これ、本当に治るのかなぁ」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>96
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 22:56:04.41 ID:j4YLBWiF0
2ジェラルド
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 22:56:46.72 ID:Aej7c3QDO
2ベルスタシア
98 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:02:39.37 ID:wTU6MjaD0
コロコロコロコロコロ

男「え? なんか坂道を何かが転がってくる」

「うきゃーっ! 誰か止めて止めて止めてぇん!!」

男「え、なにあれ、怖い…」

「死ぬ! 死ぬからこれマジでやばいやつ! やばぁい奴だからヘロプ! ヘロプミィー!」

「あ、目が回ってくる、これもう無理、マジ無理」

男「………頭!?」

「はくぅぅぅぅっぅ、吐いちゃうぅぅぅぅぅぅ、マジ無理ぃぃぃぃぃ」

男「え、えぇ、えぇっ! えっと、とうっ」キャッチッ

「うきゃーっ!」ゴツン

男「あうあっ」
99 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:12:18.77 ID:wTU6MjaD0
「いたたたたた、助けてもらってありがとです。はっ、下り坂でアビーにぶつかった貴方が私の王子様………おねぇ様?」

男「こんな姿だけど本当は男です。今は悪い魔法がかかってるだけだから」

「うきゃーっ。まさか本当に王子様………んー、庭師?」

男「よくわからないけどバカにされた気がする」

男「……えっと、もしかして君ってジェラルド君の妹さん?」

「! そうですけど、もしかしてにぃにの知り合いさんという可能性?」

男「そうだよ。ジェラルド君に勉強教えてる男だよ」

「まさかにぃにの先生が魔法にかけられてると思い込んでいるイタイ系の人だったなんて」

男「いや違うから。本当のことだから」

「こういう人にこそ優しくしてあげなきゃいけないって教わったから、よしっ優しくしてあげなきゃ」

男「あのー、ヒトの話聞いてる?」

「私はアビー、アビゲイルです! 助けてくれてありがとうです! おねぇさま!」

男「人の話を聞かない子だ」

男「ところで君、体は?」

アビー「! アビーの体目当てですか!?」

男「いや、頭だけ転がってきたから」

アビー「おぅ! まだ坂の上でいるです。連れてってくださいませです」

男「はいはい」
100 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:22:12.30 ID:wTU6MjaD0
男「あ、いたいたあれが体………!?」

男(でかぁい! 身長たかぁい!!)

アビー「あれがアビーのマイボデーですなの」

男「………ジェラルド君のお姉さん?」

アビー「ノン! 妹です!」

男「はぁ…」

アビー「マイボデー! もう会えないかと!」ガッタイッ

アビー「あー、しっくりきて満ち溢れるぅ」

男(何が違うんだろう。身長180は越えてるよねこれ)

アビー「なぜここまで大きくなったのか。それはアビーが今まで頑張ってきたからですかね」ドヤァ

男「じゃあジェラルド君は頑張ってなかったと」

アビー「アゥチッ 違います! にぃにはなんというか愛玩動物としてのさだめの仕業でございます!」

男「結構酷いこと言ってる」

男「ところでなんで坂道を頭だけ転がってきたの?」

アビー「それには深い訳があるのです。あ! このセリフ言ってみたかったのです! うれしぃ!」

アビー「よそ見しながら歩いていたら段差に躓いてスッテンコロリンチョのポン!」

男「予想通りの全く深くない答えだ」

アビー「いやぁ、アビーよわい十四にして今生の別れを覚悟しましたですよ」

アビー「本当、世界はデンジャーで満ち溢れてますね!」

男「体見つかってよかったね、それじゃ」

アビー「ウェイッ ストッピンナァゥッ フリィィィズ」

男「それって待てってことなの?」

アビー「イエィ 助けてもらって恩返しなしとはこの身に刻まれたヒイラギの紋様が許しはしないのです! はい」

男「いえ、結構」

アビー「待ってくださぁい!」グイグイグイ

男「予想以上に力が強いぃ」

アビー「優しくしますから! 優しくしますから!!」

男「なにがぁぁぁ」
101 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:30:10.27 ID:wTU6MjaD0
アビー「と、色々あってこの人に助けてもらったのでぇす」

ジェラ「はぁ」

男「……なんか、ごめんね」

ジェラ「いえ、こちらこそ妹を助けていただきなんとお礼を申せばいいかと」

ジェラ「頭はしっかりもってよそ見したらいけないよ。特に坂ではね」

アビー「空が綺麗だったのです」

ジェラ「怒るよ」

アビー「怒らないでほしいです」

ジェラ「妹にはしっかり言っておきますから」

男「うん。今後こういうことがないようにね。本当に危ないから」

アビー「あ、にぃにー。命の恩人にお礼がないですよ!」

ジェラ「アビーが言うな」ポカポカ

アビー「よわい十四にはお礼をするための金銭的なパゥワァがないのです」

ジェラ「菓子折りは今度僕が持っていくからアビーなりの恩返しをしなよ」

アビー「はっ! 体が目当てですか!?」

男「どういう躾をしてるんだい?」

ジェラ「自由奔放で止められないんです」

アビー「次期当主になるまでに遊びきる予定でぇす」

ジェラ「はぁ…。とにかく恩返しはすること。いいねっ」

アビー「ハァイっ! このアビーにできることでやりたいことならなんでも恩返しするです!」

男「いや、本当にいいから」

アビー「にしてもにぃにの先生は優しいのですね」

男「いや、そんなこと」

ジェラ「優しいよ。だからあんまり迷惑をかけないんだよ」

アビー「わかりました! アビーは可能な限りおねぇ様にご迷惑をかけないのでーす!」

男「心配事がまた増えた」ボソッ

ジェラルドの好感度【31】
102 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:35:04.00 ID:wTU6MjaD0
〜31週 日曜日〜

アビー「アビーは悪い子! アビーは悪い子でぇす!」ボカボカ

エヴァ「何をやってるのだ!? 穏やかじゃない音がするのだ!」

アビー「アビーは悪い子なのでぇす! だから自分にお仕置きをしてるのです」ボカボカ

エヴァ「やめるのだ! 自分を責めても良いことにはならないってお兄様も言ってたのだ!」

アビー「アビーは、アビーは欲望に負けてにぃにのデズァートも食べてしまったのです!」

エヴァ「買って返せばいいのである!」

アビー「お小遣いはもう使い切ったのです」

エヴァ「ほらっ! エヴァ様が貸してやるのだ!」

アビー「お金を借りるだなんてアビーは悪い子! アビーは悪い子っ!」ボカボカ

エヴァ「だ、誰か助けてなのだーっ!」
103 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:36:22.67 ID:wTU6MjaD0
男「…やっと体がもどった」

男「なんか懐かしさと同時に違和感を感じるのが悔しい」

男「さてと、今週は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>105
104 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/11(月) 23:37:05.59 ID:wTU6MjaD0
今日はここまで

おやすみなさい
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:38:09.46 ID:qdEict18o
2ロウェナ
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:42:29.12 ID:OnDf4b2AO

ショタい兄とデカい妹いいね…
107 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/11(月) 23:43:54.15 ID:Aej7c3QDO
乙です
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/12(火) 00:04:41.13 ID:7Qu806qOO
乙ー
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/12(火) 00:12:10.65 ID:zz04y6xaO
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/12(火) 01:41:45.80 ID:6xh2ryZso
ザ・妹ズ好き
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/13(水) 14:38:13.23 ID:JHIZfEmlO
【名前】セレナ・ロスチャイルド

【種族】不死鳥

【性別】女

【性格】朗らかで明るくそれでいてとっても寂しがり屋

【特徴】笑顔が素敵なフカフカ羽毛に包まれたスレンダー美女
美人遺伝子持ち

【設定】
学園の長命謎お姉さんズの一人で、むかーしむかしから学園にいる。
かつての初代生徒会長でありクレルらは彼女の妹の子孫。
今は生徒会顧問でありながら、学生としての籍も持つ特異な存在。
長命種鳳凰の中でも突然変異により不死性に特化してしまった悲劇の人。
一族から他に不死鳥が現れないかと心配する反面それを期待してしまっている自分に嫌悪感を持つ。
しかし人生停滞が基本のお姉さんズの中でも特に、前進することも出来ず過去に囚われている。
愛は重い方
実は未亡人貴族属性持ち
112 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:28:14.81 ID:RaxMSKiI0
ロウェナ「はいはーい、お姉さんだよん」

ロウェナ「君はチョコレートもらえたかな? 何個何個〜?」

男「いきなり現れてなんですか? チョコ? なにが?」

ロウェナ「んーん、こっちの話〜 はいあ〜ん」

男「え? なんですか。甘っ」

ロウェナ「チョコレ〜ト! 美味しいでしょ。さっき買ってきたんだ〜」

男「えぇ、美味しいですけど」

ロウェナ「じゃ、体貸してもらうよん」

ロウェナ「おねーさんも食べたいのだよ」

男「えぇー…まぁ、いいですけど」

男「すぐ返してくださいよ」

ロウェナ「はいさ〜い
113 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:32:30.49 ID:RaxMSKiI0
座敷牢

男「はっ!」

ロウェナ「おいしかったー」

男「やっぱり意識が途切れますね」

ロウェナ「それだけおねーさんのことラブってことですよ」

男「違います」

ロウェナ「そこまで言い切らなくても」

男(でもさっき何か見えたような)
114 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:47:37.63 ID:RaxMSKiI0
男「ところでなんで今日は来たんですか」

ロウェナ「君の事が好きだから?」

男「はいはい。暇だったんですね」

ロウェナ「もう酷いなー。なんか魔術部と探偵部がなんかやっててうるさかったんだよね」

ロウェナ「おねーさん眠れない!」

男「もとから寝ないでしょ」

ロウェナ「むいーっ」

ロウェナ「いいもんいいもん。先生なんか嫌いっ!」

ロウェナ「嘘! 好き!」

男「ところで魔術部と探偵部って何があったんですかね」

ロウェナ「むいー。えっと、たしかなんか超常現象に生徒が巻き込まれたとか」

男「は?」

ロウェナ「東の方の学校からもらった卵がなんだかんだって言ってたよ」

男「………なんか色々大変な」
115 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:49:25.19 ID:RaxMSKiI0
ロウェナ「でも、私達がいてもできることないだろうからここでのんびりしてようよ」

男「生徒が巻き込まれたんなら僕も行かないといけないんじゃ」

ロウェナ「風紀委員も生徒指導も動いてるから安心だって」

ロウェナ「むしろ私達が行くと迷惑だと思うよ」

男「そう、ですかね」

ロウェナ「うんうん」
116 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:53:07.21 ID:RaxMSKiI0
ロウェナ「あ、先生先生。お願いがあるんだけど」

男「…僕にできて、僕に損がないことであれば」

ロウェナ「今度部屋の模様替えしようと思うから手伝ってよ」

男「まぁ、それくらいならいいですけど」

ロウェナ「やった。じゃあ今度先生の都合のいい時によろしくね」

男「あんまり力仕事はできませんけどね」

ロウェナ「大丈夫。力仕事はリリスちゃんがなんとかしてくれるから」

男「………」

男「ぼ、僕も力仕事頑張りますよ」

ロウェナ「きゃっ、かっこいい!」

男(体、鍛えようかな)

ロウェナの好感度【68】

ロウェナへの好感度【10】
117 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 20:58:19.61 ID:RaxMSKiI0
〜32週〜

ヒョウカ「失礼」

男「あ、風紀委員の。どうしたんですか?」

ヒョウカ「昨日の事件の後処理の手伝いを願いたいのですが」

男「昨日の事件?」

ヒョウカ「同盟校であるライホウ学園から出土した謎の卵が巻き起こした騒動の後始末です」

ヒョウカ「学園内の術式に魔術的残留思が混在して正常な機能を果たしませんので」

ヒョウカ「誰か魔術が得意な………そうですね【300】あれば十分かと」

ヒョウカ「そんな人を融通してほしいのですが」

男「あぁ、それなら」

>>118
118 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 20:59:21.81 ID:ScihMKsw0
ヒヅキ
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 20:59:47.04 ID:ZVoVvcLH0
リリ
120 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:10:10.86 ID:RaxMSKiI0
ヒヅキ「………わかった」

男(あれ、いつものヒヅキさんなら戦いじゃないってごねそうなのに)

ヒヅキ「…行ってくる」テクテク

男「よろしくね」

―――

――



【成功】

ヒヅキ「…できた」

ヒョウカ「助かりました。ヒヅキさんはなかなか手際がいいですね」

ヒョウカ「私は凍結させることしかできませんでしたが」

男「ヒョウカさんって魔術苦手なの?」

ヒョウカ「お恥ずかしながら違反者を切り伏せる方が得意です」

男「」

【貢献ポイント 17】
121 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:14:15.43 ID:RaxMSKiI0
男「ライホウ学園………どんなところなんだろう」

男「それより今日の授業は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>122
122 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/14(木) 21:16:49.57 ID:uAsRrvQUO
サレム 魔導
123 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:22:40.18 ID:RaxMSKiI0
ヒヅキ【文系 90】

ベルスタシア 【魔導 256】

ジェラルド【運動 200】

サレム【魔導 203】

ルーティ【理系 238】

プライヤ【魔導 295】

ロウェナ【理系 234】

ミレイア【魔術 236】

リリ【魔導 356】
124 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:46:43.85 ID:RaxMSKiI0
〜32週〜

「号外です! 号外ディス!!」

「号外ですわ! 号外ディスわ!!」

男「!?」

男(なんか子供が僕を囲んでぐるぐる回り始めた!?)

「号外! 号外!」グルグル

「ディス! ディス!」グルグル

男「え? え?」

「貴方の頭脳に新鮮な知識を!」ピタッ

「ランプメリー新聞社ディス!」バーン

男「えーっと、何?」

マリー「貴方に号外をお届けにきた、マリーと!」

メアリー「メアリーですわ!」

マリー「学内煌めく双子星! グラスランナーならぬ」

メアリー「コリドールランナーですわ」

マリー「以後おみしりおきを! でわっ」シュタタタタ

メアリー「ではっ」シュタタタタ

男「………号外か。にしてもあの二人は」

ソロ「新聞社の社長の二人娘。やる気の溢れる双子さ。ゴシップから速報まで手厚く手掛ける私達の敵なのさ(苦笑)」

男「…君の所、いや君の各新聞よりはマシそうだ」

ソロ「くすくす。手厳しいね」ヒュゥゥゥ
125 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:47:31.97 ID:RaxMSKiI0
男「さて今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>126
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 21:47:51.90 ID:+kca6Woc0
2ルーティ
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 21:48:10.09 ID:+3ARMveDO
2ベルスタシア
128 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 21:57:45.85 ID:RaxMSKiI0
男「ルーティさんに会いに行こう」

男「………ん? なんか前もこんなこと言ったような」

男「気のせいかな?」

男「………なんか引っかかる。どうしよう」

>>129
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:01:30.96 ID:AzL2TouTO
誰かと一緒に行く
130 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:03:39.00 ID:RaxMSKiI0
男「女子寮に一人で行くとあれだな」

男「いまさらな気もするけど」

男「そうだ>>131に頼んでみよう」
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:04:10.82 ID:ScihMKsw0
リリ
132 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:05:52.14 ID:RaxMSKiI0
リリ「テケ、ですか
133 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:07:14.87 ID:RaxMSKiI0
リリ「女子寮、ですか?」

男「暇だったらなんだけど」

リリ「貴方様はなぜそのような恰好をされているのですか」

男「…女子寮に入るためだから」

リリ「そうですか」

リリ「お似合いですよ」

男「褒められると逆に傷つくから」

リリ「そうですか。申し訳ありません」
134 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:12:46.42 ID:RaxMSKiI0
リリ「女子寮。久しぶりですね」

マユ「あ、あっ。あの、お久しぶりです、リリさん。それと……」

男「おと子っていいます(裏声)」

リリ「お久しぶりですマユ様」

マユ「えっと、そのどうしたんですか?」

リリ「ルーティ様に会いに来たのですが」

マユ「あぁ、そうなんですね」

マユ「えっと、この前はありがとうございました」ペコッ

リリ「いえ、マユ様のお役にたててなによりです」

マユ「今度なにかお返しを、しますね。あっ、いけない、私急いでたので、すみません」ペコッ フワフワフワ

男「知り合い?」

リリ「マユ様には依然花壇の手入れのお手伝いをさせていただきました」

男「そうなんだ。それよりもルーティさんに会いにいかないと」

リリ「はい」
135 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:14:19.85 ID:RaxMSKiI0
男「ルーティさんの部屋はここなんだけど」ガチャガチャ

男「鍵がかかってるや」

リリ「開けることはできますが」

男「リリさんなら鍵を作れるからね」

男「でもそれって不法侵入になるよ」

リリ「はい」

男「………うーん」

1.入る

2.出直す

>>136
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:16:22.88 ID:+3ARMveDO
1
137 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:23:14.83 ID:RaxMSKiI0
リリ「………」カチャカチャ

ガチャリ

リリ「開きました」

男「…なんというか、流石だね」

リリ「いえ。貴方様のお役にたててなによりです」

男「…それじゃ、失礼しま―――」ガチャリッ

「強引な人は嫌われると私は言ったはずですが。覚えてないでしょうが」ゴスッ

男「―――」バタンッ

「さて、貴方はどうしますか」

リリ「テケは、私は男様を身を挺して助けるためにいます」

「残念です。ですが貴方にお願いがあるのです」

リリ「お願い、ですか」

「そこの人も、私も、ルーティも幸せになる方法です」

「貴方がなにも見なかったことにすることです。貴方では私達を相手できませんし、そうなったら私はその人にも確実に危害を加えます」

「私としては貴方が黙っていてくれること、それが一番楽で確実なのですが。別に構いませんよ。私の餌にしても」ギリギリ

「どうします」

リリ「………危害は加えませんか」

「はい。前回も同じことをしてますから」

リリ「…分かりました」

「物分りが良い人は私は好ましく思いますよ」

「今後この人がこのようなことに出ないよう見張っていてくれると嬉しいのですが」
138 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:33:39.88 ID:RaxMSKiI0
エグゾ「やれやれ、こいつも懲りないな」

エグゾ「記憶処理もこう何回もすると悪影響でるんじゃねーのか」

リーゼ「その時は別の方法で始末をつけますよ」

エグゾ「にしてもいい加減にしろよな」

エグゾ「適当ぶっこいてルーティに触れられると困る」

リーゼ「それは貴方の地位が、ですか?」キラリ

エグゾ「はっ。地位なんて押し付けられたもんに未練はねぇ。それよりも」

エグゾ「くそ野郎にルーティが良いようにされる方がムカつくじゃねぇか」

リーゼ「では、海にでも撒きますか?」

エグゾ「そりゃあ最後の最後だ」

リーゼ「ふっ」

エグゾ「なに笑ってんだ?」

リーゼ「大嫌いだった権力をこうも振るうようになるとは、と思いましてね」

エグゾ「嫌いなもんでも使えるんなら使う。使う必要があるときだけだけどな」

エグゾ「さてと、もう薬の量も十分だろ。こいつの家に捨ててこいカフカ。終わったらステーキ奢ってやるから」

カフカ「肉が食べれることを私は嬉しく思います。エグゾゼー様の命ずるままに」

リーゼ「おい、お前俺の部下だろうが!」

カフカ「でも肉を頂けますので」

エグゾ「おいおい。部下にはちゃんと飴をやらなきゃいけねーぜ?」

リーゼ「ちっ。ったく、この………すーはー。なんであの小娘なんかに固執するのです?」

エグゾ「…セイレーン仲間だからだよ」
139 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:35:31.62 ID:RaxMSKiI0
〜32週 日曜日〜

男「はっ!」

男「…あれ、日曜日だ」

男「…最近疲れてるのかな。それとも憑かれた?」

男「………うーん?」

男「まぁ、いいや。そうだ、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>140
140 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/14(木) 22:35:57.53 ID:RaxMSKiI0
今日はここまで

おやすみなさい
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:36:45.69 ID:+3ARMveDO
乙です
2ベルスタシア
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:45:42.20 ID:AzL2TouTO
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 22:48:52.84 ID:+kca6Woc0
乙でした
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/14(木) 23:14:54.47 ID:WNUyrHo80
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/15(金) 18:36:40.20 ID:HqnMsUqLO
乙ー
146 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 18:39:43.54 ID:ziZ1JVub0
乙乙
セイレーン関係も中々複雑のようだ
147 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 19:29:47.23 ID:nqDzzvvP0
ベル「私はいいからベールちゃんにあげなよ!」

男「え?」

ベル「いいからいいから!」ドンドンッ

男「いやこれは君に―――」

ベル「ベールちゃんにあげてよっ」ドーンッ

男「うわっ」
148 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 20:03:47.10 ID:nqDzzvvP0
男(ことの始まりは小さなネックレスだった)

男(知り合いからおせっかいで送られたネックレス。あげる相手もいないのでちょうど近くにいたベルスタシアさんにあげることにしたんだけど)

男(なぜかベールクレアさんの所へ行かされることになった)

男(ベルスタシアさんから渡してくれればいいのにな)

男「………そんなにアクセサリーが好きなのかな。ベールクレアさん」
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 20:05:02.60 ID:d+A75a+Uo
女の子のくせに女の子の気持ちが分からないのはだめですよ先生ぇ!
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:39:33.23 ID:awam9wupo
寝落ち?
151 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 21:50:24.93 ID:nqDzzvvP0
コンコン

ベール「……誰よ」

男(いつもと同じムスッとした声だ)

男「僕だけど、入ってもいいかな?」

ベール「は? まぁ、特別に入る事を許可してもいいわよ」

男「じゃあ失礼して」ガチャッ

ベール「それで、何の用よ。教えを乞いたいのなら教えてあげてもいいけど」

男「ベールクレアさんに渡したいものがあってさ」

ベール「渡したいもの? なによ」

男「はい。プレゼント」つネックレス

ベール「は!? は!? いきなりなによこれ。どういうつもり!?」

男「どういうつもりって、プレゼントだけど」

ベール「は!? なんで私に?! こんな眉間にしわよってばっかりの可愛くない女にプレゼントするなんてあんたついに頭脳指数が小学生を下回ったのかしら!?」

男(ひどい言われようだ)

男「ベールクレアさんに似合うと思ったんだけど」

ベール「〜!!」

男「でもベールクレアさんが気に入らないなら「もらってあげる」え?」

ベール「仕方ないからもらってあげるって言ってんのよ」

ベール「感謝しなさいっ!」

男「うん、ありがとう」

ベール「!」

ベール「…一応、礼は言っておくわ」

ベール「どう、似合うかしら」

男「うん。ばっちり可愛いよ」

ベール「ふ、ふんっ。お世辞なんて、言わなくてもいいんだから」

男(やっぱり女の子ってアクセサリーが好きなんだなぁ)
152 :PCアップデートからのフリーズでした ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 21:53:55.63 ID:nqDzzvvP0
ベル「ベールちゃんかわいーっ!」

ベール「そんな、私なんて可愛くないわよ。ベルスタシアの方が似合うわ」

ベール「そうよ。これはあんたがつけておくべきだわ」

ベル「だめ! 先生はベールちゃんにあげたんだから」

ベール「本当、なんで私なのかしら」

ベル「それはベールちゃんが可愛いからだよ!」

ベール「笑えない冗談だわ」

ベール「ねえベルスタシア」

ベル「なーに?」

ベール「お礼って、なにすればいいのかしら」

ベル「えへへぇ」

ベール「なに笑ってんのよ」

ベル「んーん。なんでもなーい」

ベルスタシアの好感度【39】
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 21:56:31.42 ID:SYH7aw6KO
ベールちゃんチョロい!
154 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:03:37.50 ID:nqDzzvvP0
〜33週〜

オルタ「よう、こないだは大変だったな」

男「オルタさん。また来たんだ」

オルタ「おう、世話になるぜ。ほらパンやるよ」ポイッ

男「ありがと。こないだって、あのなんか怪奇事件が起きたやつ?」

オルタ「噂では生徒が一人犠牲になったとか」

男「犠牲って、もしかして」

オルタ「いや、死んではないが、色々と面倒なことになったらしい」

オルタ「けっ。学園長がもっとしっかりしてりゃこんなことにはならなかっただろうにな」

オルタ「あーあ。俺ももっとあばれてーなー」

男「この部屋では暴れないでね」

オルタ「わかってーよ。せっかくの隠れ家だからな」

男「わかってるならよし」
155 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:04:07.58 ID:nqDzzvvP0
男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>122
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:05:18.99 ID:awam9wupo
プライヤ文系
157 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:08:46.07 ID:nqDzzvvP0
ヒヅキ【理系 125】

ベルスタシア 【文系 284】

ジェラルド【魔導 218】

サレム【文系 276】

ルーティ【運動 120】

プライヤ【文系 104】

ロウェナ【魔導 159】

ミレイア【魔導 220】

リリ【魔導 372】
158 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:18:35.87 ID:nqDzzvvP0
〜33週 土曜日〜

ナタリー「ワルフちゃんはまだでてこないの?」

カルラ「はい。やっぱりショックだったみたいで」

ナタリー「よねぇ」

カルラ「しかしワルフも風紀委員の一員。犠牲がこれだけで済んだと思ってくれているでしょう」

ナタリー「そう思ってたとしても割り切れないわよ。あんなこと」

カルラ「とにかく今はあいつに女性を近づけさせないことです」

ナタリー「まさかワルフちゃんが」

カルラ「えぇ。まさかあんなことになるとは」

ナタリー「エッチな気分になると女の子になっちゃう呪いを受けてしまうなんて…」

カルラ「同じ男として同情の念が絶えません」
159 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:22:37.22 ID:nqDzzvvP0
男「さて今日はなにをしようかなー」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>160
160 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:24:46.51 ID:Nl0DivXS0
2ミレイア
161 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:31:13.83 ID:nqDzzvvP0
ミレイア「あんたから見て私って子供っぽい?」

男「ミレイアさんみたいな子供がいたら嫌だよ」

ミレイア「せいっ!」ズブッ

男「め、めり込んだ。指が、めり込んだ…」

ミレイア「そんなだからあんたはモテないのよ」

男「そ、それでどうしたの、いきなり」

ミレイア「多少私って子供っぽいじゃないの」

男(多少?)

ミレイア「男目線で見たら私ってどうなのかと思ってね」

男「ミレイアさんか」

1.バッチグー

2.絶世の美女

3.合法ロリ

4.チンチクリン

5.自由

>>162
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:31:49.56 ID:d+A75a+Uo
1
163 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:41:01.11 ID:nqDzzvvP0
男「バッチグー!」グッ

ミレイア「は?」

男「すいませんでした」

男「でもミレイアさんって他の女の子と比べても可愛らしいと思うよ」

ミレイア「つまり子供っぽいってこと?」

男「ミステリアスな大人びた美少女ってところかな」

ミレイア「あら。あんたにしては気の利いた褒め言葉ね」

男「それで藪から棒にどうしたの?」

ミレイア「私って少年の姉じゃない」

男「うん」

ミレイア「こんなのが姉だって少年がからかわれてないか心配で」

男「少年君はミレイアさんが姉でよかったって胸をはって言ってくれると思うよ」

ミレイア「もう聞いたわ」

男「あぁそう。兄弟仲が良くていいね」

ミレイア「でもやっぱり心配よ。もっと『赤眼』のミレイアの名をとどろかせるために何をすればいいのかしら」

ミレイア「適当に数人血祭りにあげればいいかしら」

男「それしたら少年君はミレイアさんのこと嫌いになると思うよ」

ミレイア「なら駄目ね」

男「そんなこと考えなくても、少年君は何を言われようと気にしないさ」

男「傍から見ててそう思うよ」

ミレイア「そうかしら。そうよね」

ミレイア「自慢の弟と自慢の姉よね!」

男「ミレイアさんは自分に自信をもってるほうがらしいと思いますよ」

ミレイア「自分に自信を持つことなんて当たり前よ。生まれた時から一緒なんだからなんだって知ってるわ」

ミレイア「私が誇れる人間であることなんてね!」

男「そこまで言い切れるのはなんだか羨ましいな」

ミレイア「あんた自分に自信がありません代表みたいな顔してるものね」

男「言い返したいけど結構当たってる…」

ミレイア「ふんっ。あんたが自分に自信がないならこのミレイアちゃんが一つくらいは良いところ見つけてあげるわよ」

ミレイア「ふふん♪」

ミレイアの好感度【41】
164 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:45:03.47 ID:nqDzzvvP0
〜33週 日曜日〜

ワルフ「迷惑かけました」ペコッ

カルラ「いいんだ。むしろお前に感謝の言葉を送りたいくらいだ」

カルラ「ありがとう。お前は風紀委員の鏡だ」

ワルフ「そこまで言われると、体を張ったかいがありますよ」

カルラ「それでその体質だが」

ワルフ「大丈夫です。俺は硬派一徹な男なんで、これくらいの呪い意味は」

モマ「はぁ、ソロはどこに行ったのでしょうか」パンチラッ

ワルフ「!」ポンッ

ワルフ(♀)「こ、これは、その」

カルラ「仕方ない! 仕方ないんだワルフ!」

カルラ「俺たちは思春期! 仕方ないんだワルフ!!」

ワルフ(♀)「く、くそぉぉぉ! なんなんだよこの呪いぃぃぃ!!」
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:46:19.04 ID:awam9wupo
裏でホントに何が起こってたのか
166 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:46:35.94 ID:nqDzzvvP0
男「へっくしゅんっ」

メイド「風邪をひかれましたか」

男「いや、なんか鼻がむずむずしただけ」

男「なんか誰かが僕のことなんか言ってる気がしたけど気のせいだよね」

男「さて今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>168
167 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/15(金) 22:47:02.30 ID:nqDzzvvP0
今日はここまで

おやすみなさい
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:48:05.56 ID:awam9wupo
2プライヤ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:48:22.09 ID:PocZQOHDO
乙です
2ヒヅキ
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:51:16.07 ID:7pO/9NQYO
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/15(金) 22:58:23.25 ID:JctnyA3M0
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/15(金) 23:27:36.94 ID:HqnMsUqLO
乙ー
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/16(土) 15:37:17.18 ID:PVG4TpmZ0

裏で起こってる事把握するべきなのか否か
174 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:27:25.50 ID:sx7sWF560
プライヤ「できたぞぉ!」

男「また面倒事ができたんだね」

プライヤ「そんな言い方ってないぞぉ」

男「で、また僕を巻き込もうと」

プライヤ「話が早くて助かるぞぉ」

男「………拒否する!」

プライヤ「じゃじゃーん! ヤンデレーダー!」

男「えぇ……話聞いてくれないの?」

プライヤ「これは嫉妬深さや愛憎度合を調べるレーダーだぞぉ!」

プライヤ「埋もれてる才能も見つけるからその人が今そうだとは限らないけどなぁ」

男「なんの意味が」

プライヤ「意味はなくても楽しいぞぉ、さてスイッチオーン!」

ザシュッ ザシュッ ザシュッ

男「!? なんの音!?」

プライヤ「さっそくレーダーが反応したぞぉ」

対象者>>175【コンマ下2桁がヤンデレベル】
175 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 19:28:34.54 ID:hJwoQQWto
ベル
176 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:39:40.81 ID:sx7sWF560
ベル「なんか面白いことしてるの!? 教えて教えて!」

プライヤ「んーと、54かぁ」

男「どれくらいなの?」

プライヤ「若干束縛気味だけど、これから次第でどうとでもなるレベルだぞぉ」

ベル「ちょっとー、二人でひそひそ話してないで私も混ぜて!」

ベル「それでそれで、なにがどうしたの?」

男「あ、あはは。なんでもないよ」

プライヤ「でもこれは効果を完全に保証するものではありません、だぞぉ」

ベル「むぅ。二人の秘密だなんて嫉妬しちゃうなぁ」

男「!」

プライヤ「あ、あはは、だぞぉ」

プライヤ「お願いだから刺さないでほしいぞぉ」

ベル「ふぇ!? 私はそんなことしないよぉ!?」

男「だ、大丈夫だよ。ベルスタシアさんはきっと大丈夫だよ」

プライヤ「ところでベルスタシアは恋人ができたら束縛するほうなのかぁ?」

男(なぜ切り込む)

ベル「んーと、いっぱい愛してあげたいなぁ、って思うよ」エヘヘェ

男(なんか怖い意味にしか聞こえない)コソコソ

プライヤ(グッドラックだぞぉ)コソコソ

男(どういう意味なのかわかんない)

177 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:42:12.33 ID:sx7sWF560
男「それは捨てた方がいいと思う」

プライヤ「えー、でも面白いと思うぞぉ」

男「いらないから」

プライヤ「ちぇー、まぁこれの経験で新しい発明を思いついたからいいぞぉ」

男「また面倒事を」

プライヤ「大丈夫、大丈夫。ただちに害はないぞぉ」

男(放校処分になればいいのに)

プライヤの好感度【24】
178 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:47:44.73 ID:sx7sWF560
〜34週〜

男「あともう少しで一年がたつね」

ミレイア「あーあ、金持ちは年末が憂鬱だわ」

ミレイア「一般庶民が羨ましいわね」

男「別に一般庶民でいいもん」

ベル「それじゃあ先生も私と一緒にパーティでる?」

男「考えておきます」
179 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:48:47.89 ID:sx7sWF560
男「さて、今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>180
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 19:49:53.20 ID:FEoYux1Ho
リリ文系
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 19:50:17.32 ID:81mtz0k/0
ベルスタシアに魔術
182 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 19:57:19.89 ID:sx7sWF560
ヒヅキ【文系 103】

ベルスタシア 【魔導 271】

ジェラルド【運動 213】

サレム【魔術 137】

ルーティ【魔術 286】

プライヤ【魔導 810】

ロウェナ【文系 296】

ミレイア【理系 249】

リリ【文系 97】
183 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 20:03:50.72 ID:sx7sWF560
〜34週 土曜日〜

ディーピカー「あの事件のせいで祭りがずれちまったよぉ、だんなぁ」

プライヤ「まぁ、新年祭として楽しむのもありだぞぉ」

ディー「それでもなんか悔しいねぇ、旦那」

プライヤ「委員長がそう気落ちしてたらいい祭りが作れないぞぉ?」

ディー「旦那が抱きしめてくれたら頑張る」

プライヤ(本当にショックだったんだなぁ)

プライヤ「頑張れ、頑張れだぞぉ!」フレッフレッ

ディー「抱きしめてくれないのかい?」

プライヤ「オイラまだ学生なもんで」

ディー「じゃあアタイからいくしかないねっ」ガバァッ

プライヤ「ひぇ〜だぞぉ!」
184 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 20:04:38.40 ID:sx7sWF560
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>186
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 20:05:00.35 ID:TzK9cQyHO
2サレム
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 20:05:32.78 ID:BCp+9gSyO
2リリ
187 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 20:58:55.30 ID:sx7sWF560
男「リリさんの体ってどうなってるの?」

リリ「テケにもよくわかりません」

男「なんか物を作って体から切り離したりしてるけど」

リリ「こう、体を動かして、ぶちっとすればできます」

男「うーん、不定形じゃないからまったく理解できないよ」

男「それにすぐ増えるし」

男「スライムとかでも一度体組織を失ったらすぐには回復しないよね」

男「大火傷とかしたらそれこそ数年がかりだし」

リリ「そういう風にできていますので」

リリ「貴方様は私に興味があるのですか?」

男「え? うん」

リリ「そうですか」

男「あっ! そういう意味じゃないよ!?」

リリ「そういう意味とは、どういう意味なのでしょうか」

男「分からないならいいよ」

リリ「そういう意味とは………私は気になります」

男「まだ知らなくていいことかな」
188 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 21:09:12.70 ID:sx7sWF560
リリ「テケの体が気になるということですので、一つここで披露を」

男「一体何を披露するんだい」

リリ「そうですね………あそこに噴水がありますね」

男「今は出てないけども」

リリ「では」ヌルヌルヌル

男「えーっと、あまり危険なことは駄目だよ」

リリ「大丈夫です」

チャプッ

リリ「では」

男「?」

ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾ

男「水を………飲んでる!?」

リリ「吸収しています………けぷっ」

リリ「御馳走様でした」

男「泉の水、全部飲んだ?」

リリ「はい」

男「…姿全然変わってないんだけど」

リリ「はい」

男「どういうこと?」

リリ「わかりません」

男「………」

男「すごいなぁ」

リリ「はい」





ヒフミ「! あれは…」

ヒフミ「これはもしかして、私達が求めてたものじゃないのかな」

ヒフミ「…ふふふ」
189 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 21:23:16.77 ID:sx7sWF560
男「ところで体調は大丈夫? あんだけ水飲んだんだし」

リリ「大丈夫です」

リリ「心配してくださり、ありがとうございます」

男「いや、心配になるよそりゃあ」

男(どういう現象だあれ)

リリ「…貴方様は私を心配してくれます」

リリ「たぶん、私は嬉しいと思っています」

男「え、どういたしまして?」

リリの好感度【43】
190 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 21:44:41.35 ID:sx7sWF560
〜34週 日曜日〜

コダマ「うぃーっす、告白してみようのコーナーッス!」

セリカ「あら、これが噂のあれという奴ですわね」

アマネ「分かってるなら結構。でも日頃の不満を告白するなんてやめてくれよ?」

セリカ「ふふっ。わかっておりますわ」

コダマ「マイクスタンバイオッケーっす! 風紀委員が来る前に速く!」

セリカ「では」

セリカ「ルーク様、お慕いしております」

アマネ「ヒュー、面白くもなんともねぇストレートな告白だなぁ!」

セリカ「たとえルーク様が他の人に手出しをしていたとしても最後には私の元へ帰ってきてくれると信じております」

セリカ「ですが私、あまり我慢強いほうではありませんので私、ルーク様を迎えに行ってしまうのです」

セリカ「それに嫉妬深い私ですので、愛しのルーク様が他の方と逢瀬を遂げようとしていたら私は、ルーク様を」

セリカ「――――して―――に――――二度と―――――愛し―――――」

アマネ「ヒュー、こいつはロックだなぁ! あまりにロック過ぎてお蔵入りにしたが」

コダマ「これ、生放送なんすよね! さて、そろそろ時間です、アデュー!」スタコラ

アマネ「じゃあなっ!」スタコラ

セリカ「―――と言っても―――――泣き声を――――可愛らしい――あら?」

ナタリー「こらーっ! 風紀を乱すことは許しませんよーっ!」

ティファ「はぁ、また逃がしてしまいましたね。私の力が足りないばかりに。申し訳ありませんナタリーお姉さま」

ナタリー「今度は必ず捕まえます!」
191 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 21:47:13.26 ID:sx7sWF560
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>192
192 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 21:48:53.30 ID:rLa63RkDO
2ルーティ
193 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 21:51:37.28 ID:sx7sWF560
男「ルーティさん」

男(なんかルーティさんに会いたくなってきた)

男「女子寮に行こうかな」

>>194
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 21:52:39.11 ID:AlHxASaGo
行く
195 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 22:19:04.19 ID:JsvN2tkj0
カフカ「またですか」

男「え?」

カフカ「いえ、こちらの話です」

男「どこかでお会いしましたか?」

カフカ「いいえ」

カフカ「ところであなたはルーティに会いに来たのでしょうか」

男「え!?」

カフカ「そのようですね。私も気が長い方ではないので一言で済ましましょう」

カフカ「貴方を殺します」

男「!?」

カフカ「このまま貴方が進もうとするなら、ですけど」

男(……冗談を言っているようには見えない。どこまでも冷たい黒目だ)

男(………どうしよう)

1.押しとおる

2.素直に帰る

>>196
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:20:05.24 ID:wmRWxa0V0
2
197 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 22:23:32.15 ID:JsvN2tkj0
男「わかったよ。帰ることにする」

カフカ「物分りがよくて助かります」

カフカ「ただ、忠告はこれきりです。もう一度ルーティに会おうとするのなら」

カフカ「次は即座に貴方を害します」

男「っ」ゾクッ

男(無表情かつ冷たい目。たぶん彼女はなんなくそれをやってみせるんだろう)

男(本当に学生なのかな)

男「わ、わかったよ」

カフカ「その言葉が嘘ではないことを信じますよ」

男「うん…」
198 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 22:25:53.12 ID:JsvN2tkj0
エグゾ「追い返したか?」

カフカ「はい」

カフカ「では約束のお肉様」

エグゾ「ほらっ。上物だぜ」ポイッ

カフカ「!」ガブッ

カフカ「良いお肉様ですね」ガツガツガリッボキィッ

エグゾ(飛びつくとか、犬かなんかかこいつ)

エグゾ「またなんかあったら頼むぜ」

カフカ「喜んで」
199 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/17(日) 22:26:18.71 ID:JsvN2tkj0
今日はここまで

おやすみなさい
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:27:32.84 ID:uIkXeoW0O

もうどうにもできんのかこれは…
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:32:18.21 ID:FEoYux1Ho
乙乙
3自由安価でどうにかするしかないな
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/17(日) 22:41:22.78 ID:X0c40NosO
乙ー
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 22:53:49.95 ID:rLa63RkDO
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/17(日) 23:22:05.50 ID:wmRWxa0V0
205 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:28:31.04 ID:q+yq1VY60
〜35週〜

男「魔歌部?」

アータル「おう。学内でもマイナーな歌唱による魔術詠唱を専門としている部活なんだが」

アータル「なんだか最近歌唱パフォーマンスに力を入れてるらしくてな」

アータル「名前もウィーザーズハーモニーからウィザーズシンフォニーに変えて張り切ってるらしい」

男「それで、なんでその話を?」

アータル「そいつらのコンサートのチケットを手に入れたんだけど、俺いけないからやるよ」

アータル「気になる女の子と行ったらどうだ?」

男「アータル先輩が物をくれるなんて珍しい」

アータル「いるのか? いらないのか?」

男「貰えるなら貰います」

アータル「じゃあこれ借りだからな」

男「えぇー」

アータル「それじゃ、この恩を覚えておけよ!」

男(メイドちゃんにあげようかな)
206 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:29:39.26 ID:q+yq1VY60
男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>207
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 19:32:34.10 ID:5HCC68yz0
サレムに魔術
208 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:39:01.44 ID:q+yq1VY60
ヒヅキ【理系 137】

ベルスタシア 【文系 298】

ジェラルド【運動 227】

サレム【魔術 156】

ルーティ【運動 158】

プライヤ【魔導 826】

ロウェナ【運動 161】

ミレイア【文系 230】

リリ【魔術  413】
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 19:39:37.19 ID:W4VujkhcO
部の名称w
結構小ネタ仕組んでくるよねこの>>1
210 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:46:27.75 ID:q+yq1VY60
〜35週〜

リューン「男殿!」

男「うわ、びっくりした。どうしたよリューン」

リューン「劇団のチケットが二つあるのですが一緒にいきませぬか?」

男「劇団? 別に構わないけどあんまり詳しくはないぞ?」

リューン「いいのですっ。甘々の恋愛劇で、周りもきっとカップルだらけで、うへ、うへへっ」ジュル

男「いや、カップルだらけとは限らないんじゃ?」

リューン「何をいいますか! 男と女がいたら恋愛が生まれるのでありますよ!」

男「そんな極端な………」

男「そういえばリューンは恋人とかいないのか?」

リューン「私に? ははっ、私のようなモテない人にその質問は刃となるのですよ…」

バジロウ(………いや、それデートじゃね?)

ノヘジ(なぜ男ばかりモテて俺にはそういう出来事が訪れないんだろうな)

211 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:48:14.47 ID:q+yq1VY60
男「ふぅむ、ひと段落ついたし、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>212
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 19:48:19.07 ID:dxOvW24FO
2ロウェナ
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 19:51:45.50 ID:UxWQ9yj3O
なんか急に男の口調変わったと思ったらこれ少年か
214 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:51:57.41 ID:q+yq1VY60
ロウェナ「今、お姉さんに会いたいと思っただろう」

男「いえ、思ってませんが。というかいきなり現れるのやめてくれませんか?」

ロウェナ「そして、お姉さんに抱き着いてみたいと思っただろう」

男「あの、話聞いてます?」

ロウェナ「ふっふっふ、お姉さんは君の心が読めるのだよ」

男「読めてないですよ。まったく」

ロウェナ「むー、ちょっと乗ってくれてもいいじゃない!」

男「いやです」

ロウェナ「えへへ、きみぃ、やさしくないなァ」
215 :また少年と男を間違えた… ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:53:21.94 ID:q+yq1VY60
〜35週〜

リューン「少年殿!」

少年「うわ、びっくりした。どうしたよリューン」

リューン「劇団のチケットが二つあるのですが一緒にいきませぬか?」

少年「劇団? 別に構わないけどあんまり詳しくはないぞ?」

リューン「いいのですっ。甘々の恋愛劇で、周りもきっとカップルだらけで、うへ、うへへっ」ジュル

少年「いや、カップルだらけとは限らないんじゃ?」

リューン「何をいいますか! 男と女がいたら恋愛が生まれるのでありますよ!」

少年「そんな極端な………」

少年「そういえばリューンは恋人とかいないのか?」

リューン「私に? ははっ、私のようなモテない人にその質問は刃となるのですよ…」

バジロウ(………いや、それデートじゃね?)

ノヘジ(なぜ少年ばかりモテて俺にはそういう出来事が訪れないんだろうな)
216 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:53:47.74 ID:q+yq1VY60
ロウェナ「今、お姉さんに会いたいと思っただろう」

男「いえ、思ってませんが。というかいきなり現れるのやめてくれませんか?」

ロウェナ「そして、お姉さんに抱き着いてみたいと思っただろう」

男「あの、話聞いてます?」

ロウェナ「ふっふっふ、お姉さんは君の心が読めるのだよ」

男「読めてないですよ。まったく」

ロウェナ「むー、ちょっと乗ってくれてもいいじゃない!」

男「いやです」

ロウェナ「えへへ、きみぃ、やさしくないなァ」
217 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:54:59.30 ID:q+yq1VY60
男「それで、来たからには何か用があるんでしょう?」

ロウェナ「もうっ、模様替えするって約束したじゃんかー」

男「あぁ、そういえば」

男「分かりました準備します」

ロウェナ「それじゃ、お姉さんは学校で待ってるからねっ! ばーい」ドロンッ

男「はぁ… 明日は筋肉痛かな」
218 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 19:58:10.51 ID:q+yq1VY60
男「来ましたよ、っと」

リリス「来たのか」チッ

男「露骨に嫌そうな顔するね」

リリス「私一人で十分だ」

ロウェナ「もうっ、そんなこと言わないでよリリスちゃんっ」

リリス「だが事実だ」

ロウェナ「むぅ。リリスちゃんのこと嫌いになりそう」

リリス「! そんな! 嫌いにならないでくれ!」

ロウェナ「意地悪しない?」

リリス「あぁ、しないっ! どんな奴にでも愛想よくする!」

ロウェナ「じゃあ許してあげる!」エヘヘッ

リリス「あぁ、天使だ」

男「幽霊だよ」

男(リリスさんのロウェナさん信仰が悪化してる…) 
219 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:01:57.10 ID:q+yq1VY60
リリス「では私がタンスなんかを運ぶ」

リリス「お前はそこで踊ってろ」

ロウェナ「リリスちゃん!」

リリス「すまない」

ロウェナ「ボクはそうだなぁ。荷物の整理をお願いしていいかな」

男「わかりました」

リリス「それじゃあ始める」

ロウェナ「お願いしますっ」
220 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:08:06.98 ID:q+yq1VY60
男(さすが昔からいる幽霊。物が古い)

男「この本は………」

ロウェナ「黒衣の勇者の初版本だよ!」

男「…結構良い値段で売れますよ」

ロウェナ「友達からもらったからダメ―」

男「本当、色々なものが…」

ロウェナ「いらないものはお姉さんが仕分けするからね」

ロウェナ「なんなら持って帰ってくれてもいいよ」

リリス「持って帰ろう」ヒョコッ

男「うわっ」

男(いま、どこから現れたんだ?)

ロウェナ「わー、なつかしー」キャッキャッ

男「それやってると整理が終わりませんよ」

ロウェナ「確かに」

ロウェナ「あっ、そういえば向こうにもお姉さんの宝箱があったんだった! ちょっと行ってくるー」フワフワ
221 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:11:59.08 ID:q+yq1VY60
男「これはこっちで、これはこっちっと」

リリス「几帳面だな」ジーッ

男「まぁ、研究者だしね」

リリス「お前は、ロウェナに愛されているな」

男「はは、良く引っ張りまわされてますよ」

リリス「お前は…ロウェナが好きなのか?」

男「僕は先生だから……………いや」

男「まだ、わかりません」

リリス「そうか」

リリス「私はロウェナを大切に思っている」

リリス「決して恋愛方面じゃないからな」

男「あ、そうなんだ」

男(てっきりそういう人なのかと)

リリス「私本人から言わせてもらうと幽霊と生者が仲良くするのは好ましくない。恋愛関係ならなおさらだ」

リリス「だが、ロウェナの事を思うと………」

男「リリスさんは優しい人なんだね」

リリス「違う。友人に嫌われたくないだけだ」

リリス「それよりお前は―――」バッ

男「リリスさん?」

リリス「逃げろ。今すぐ」

男「いきなり、どうした―――」ゾクッ

ロウェナ「どう、したの?」

ロウェナ「私をそんな目でみて」

男「!!」

男(振り返るとロウェナさんがいた)

男(―――白い髪の)
222 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:29:58.23 ID:q+yq1VY60
ロウェナ「ほら、先生、来てよ」

ロウェナ「どうしたの。変な目で私を見ちゃって」クスクス

ロウェナ「おかしな先生」

リリス「………悪霊め」

ロウェナ「ひどい」

ロウェナ「ねぇ、先生。私、貴方の生徒だよ」

ロウェナ「助けてよ、ねぇ」

男「あれ、ロウェナさんなの?」

リリス「違う。違うはずだ。色が違う」

男「色は違うけど」

リリス「白い幽霊は厄介だ」

男「どういうこと?」

リリス「黒色の幽霊は感情豊かだ。悪霊でもな。だからまだどうとでもなる」

リリス「逆に白色の幽霊には感情が一つしかない。それ故にしつこく、恐ろしい」

リリス「そして残った感情は大体が」

リリス「―――怨み、憎しみ」

ロウェナ「そんなことないよ」

リリス「消えろ、悪霊」

ロウェナ「違うよ。やめてよ」

ロウェナ「ねぇ、先生」

ロウェナ「私、悪い子じゃないよネ?」スッ

男「!」

男(ロウェナさんが手を伸ばしてきた………)

男(僕は―――)

>>223
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 20:30:59.91 ID:GUKGXTMj0
手を振り払う
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 20:33:02.18 ID:dxOvW24FO
なんか手を伸ばしたい欲にかられるのぅ
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 20:34:11.25 ID:ZLvzUEQDO
白髪だけど手を掴んだ方が良かった気がするけどどうなるかな
226 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:50:20.78 ID:q+yq1VY60
男「貴方のこと良く知りませんけど」パシッ

ロウェナ「え?」

男「僕は貴方のことが好きじゃありません」

ロウェナ「っ! なんで、そんなこと、言うの?」

ロウェナ「ねぇ、先生、ねぇ、ねぇねぇねぇねぇ」

ロウェナ「ねぇ」

リリス「! 逃げるぞ」グイッ

男「う、うん!」タタタタタッ

ロウェナ「酷いよ、酷いよ先生」

ロウェナ「また、私から逃げるの?」
227 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:52:59.06 ID:q+yq1VY60
男「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

リリス「ここまでくれば…。よしお前はさっさと逃げろ」

男「リリスさんは?」

リリス「私は、あいつを………やる」

リリス「ロウェナの姿を模した悪霊め。許さないぞ」

リリス「私は、必ず」

ロウェナ「なんの話してんのー!」ヒョコッ

リリス「!」

男「うわぁっ!」

ロウェナ「うひゃっ。え、え? もしかして秘密のお話だった? ごめーん!」テヘッ

男「い、いえ、違いますけど」

男(よかった黒髪のロウェナさんだ)

リリス「…ちょっとこいつの家まで行ってくれ。ロウェナ」

ロウェナ「へ?」

男「うん。ロウェナさんは僕の家に行ってて」

リリス「お前もだ」

男「でもリリスさんだけじゃ」

リリス「お前が役に立つとでも?」

男「ぐっ」

ロウェナ「もうっ、リリスちゃんっ
228 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 20:54:17.75 ID:q+yq1VY60
男「いいんだ。じゃあロウェナさん。僕の家に行こうか」

ロウェナ「? うんっ」

男「気を付けて。リリスさん」

リリス「あれくらい………他愛のない」

ロウェナ「なんだかよくわからないけど、先生の家にいこっか! 泊まりで!」

男「わかりました」

ロウェナ「? なんか今日のボクやさしー」
229 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:02:44.29 ID:q+yq1VY60
男(結局あの白髪の幽霊は消えたらしい)

男(また、現れるのだろうか)

ロウェナ「ほら、一緒に寝ようよ先生!」

男「それは駄目です」

メイド「あ、あの。私と一緒に寝て頂けませんか? 厚かましいお願いですが」

ロウェナ「くぅーっ! メイドちゃんやさしーっ! ぎゅーっ!」

メイド「あわわっ」

男(とりあえず、ロウェナさん自身に危害が加わらないといいけど)

ロウェナの好感度【71】
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:06:06.25 ID:dxOvW24FO
男もリリスも白ロウェナを黒ロウェナと別存在と思ってるようだけど
実際同一存在だよねそういう意味では対話した方が良いのかな
231 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:09:24.78 ID:q+yq1VY60
〜35週 日曜日〜

ヒヅキ「………」コンコン

オル「はいはーい! いったいオルレアンちゃんに何用じゃー、ってん? 誰?」

ヒヅキ「…料理部か?」

オル「いや、料理部は隣だけど。料理好きなの?」

ヒヅキ「…教えて、ほしい」

オル「そっか! なら料理部より私だねっ。正直料理部より私の方が上手だし?★」

ヒヅキ「………本当か?」

オル「ふふんっ。手取り足取り教えて進ぜよう! 料理の経験は?」

ヒヅキ「刃物なら、扱える」

オル「ほほう。料理の経験と聞いてそういう答えが返ってくるのは初めてだね☆」

ヒヅキ「よろしく、頼む」

オル「任せられた☆」
232 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:11:30.44 ID:q+yq1VY60
男「ふわぁ、ロウェナさんはどうしたんだろう」

メイド「私が起きた時にはおられませんでした」

男「そっかぁ。帰ったのかな?」

男「さてと、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>233
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:11:51.46 ID:yAKitG130
3エリーに頼んでルーティを女子寮から連れ出してもらう
可能なら3人でコンサートを見に行く
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:12:12.77 ID:ZLvzUEQDO
2ヒヅキ
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/18(月) 21:12:15.79 ID:FCQto+ITO
3 風紀委員から手伝って欲しいことがあるみたいなので手伝う
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:15:13.95 ID:1zpwayt3o
ルーティどうにかするためには強者を揃えてカチコミかけるくらいせにゃいかんな
237 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:17:13.77 ID:q+yq1VY60
エリー「は? ルーティを誘い出してほしい?」

男「うん。さすがに僕じゃ女子寮に入れないからさ」

エリー「別にいいけど、来るかどうかはルーティ次第よ?」

男「うん。お願い」





エリー「ルーティ―、ルーティー」コンコンッ

「っ! ど、どうしよう」

「私がいるから私が行けばよくない?」

「う、うん。お願い、ね?」

「はいはーい。ニャハハ、一体なんの御用かなー」
238 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:22:49.30 ID:q+yq1VY60
エリー「連れてきたわよ」

ルーティ「おはようー」

ルーティ「それで私に何の用? もしかしてデートかな? なんてミャハハ」

男「えっと、チケット貰ったから良かったら一緒に行かないかな、と思ってさ」

ルーティ「え? 本当にデート///」

エリー「私もいるからね」

ルーティ「そ、そっか。そうだよね」

男「もしかして僕がいない方がいい?」

エリー「あんた………」

ルーティ「はぁ………」

男「え? え?」
239 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:25:24.80 ID:q+yq1VY60
エリー「魔歌部ねぇ」

エリー「ルーティって結構こういうの向いてるんじゃないの?」

ルーティ「うーん、どうかなー」

エリー「私は魔術苦手だし、一人で歌う方が好きなのよね」

エリー「あ、ルーティと歌うのは好きよ?」

ルーティ「私もエリーと歌うの好きだよ」

エリー「ふふっ」

ルーティ「みゃは」

男「仲がいいんだなぁ」

エリー「まぁね」フフンッ

男「そういえば魔歌っていったい」

エリー「始まるわよ。静かに」
240 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:30:08.89 ID:q+yq1VY60
「〜♪」ピカッ ピカッ

男(歌声に合わせて光が灯ったり消えたり)

男(そっか、魔歌だからなにか起きるよね)

ルーティ「………綺麗」ギュッ

男(ルーティさんが僕の腕を握ってきた。見入ってるらしいから邪魔はできないな)

男(魔歌は光だけじゃなかった。炎も雪も、霧に映る化け物の影だって自由自在だ)

男(空中を精霊が躍るようにして飛び回る。うっかりものの妖精が僕に向かって飛び込んできて光を辺りに散らして消えた)

男(…なんでこれが今までマイナーだったんだろうって思うくらいに綺麗だ。魔術を見世物に使うのは実はけっこう珍しい)

男(これからは魔術のエンターテイメント化もあるのかな)

241 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:36:01.26 ID:q+yq1VY60
男「綺麗だったね」

ルーティ「うんっ、綺麗だった!」ギュッ

エリー「あんたら、いつまで手を繋いでいるのよ。見てるこっちが恥ずかしいわ」

ルーティ「! ご、ごめんねっ」

男「いや、別にいいけど」

ルーティ「それじゃ……握ってても、いいかな?」

男「別にかまわないけど」

ルーティ「やったっ!」ギュッ

エリー「あーあー、お熱いお熱い」

ルーティ「私も魔歌部に入ろうかなー。あ、でも駄目だ」

男「なんで?」

ルーティ「私って箒のって飛べないから魔女にはなれない!」ガーンッ

エリー「関係なくない?」

ルーティ「魔女は箒に乗って飛べないといけないんだよっ。箒で飛べない魔女なんていないもんっ」

男「箒に乗って飛ばない魔女だっていると思うけど。というか魔女って箒で飛ぶの?」

ルーティ「飛びます!」

男「あぁ、そう。そこまで言い切られるとそうなのかなって思っちゃうよ」

エリー「気付いたらもう、夕方ね。それじゃ私達はこっちだから」

ルーティ「あー、今日は楽しかったなー」

ルーティ「また誘ってね。先生!」

男「うん」

ルーティの好感度【50】
242 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:43:40.77 ID:q+yq1VY60
〜36週〜

男「年内最後のゼミだ」

オルタ「年末もここ使っていいのか?」

男「いいけど、帰らないの?」

オルタ「帰るっちゃ帰るけど、なんかやらかした時の逃げ場が欲しい」

男「何をする気なんだ…」

オルタ「実家は色々あってな」

オルタ「頼むよ。貸してくれ」

男「ここで暴れないならいいよ」

オルタ「やりぃ!」
243 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:44:33.96 ID:q+yq1VY60
男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>244
244 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:45:40.16 ID:7xD2yIawO
プライヤ魔術
245 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:49:06.19 ID:q+yq1VY60
ヒヅキ【文系 116】

ベルスタシア 【魔導 287】

ジェラルド【魔術 203】

サレム【理系 365】

ルーティ【魔術 306】

プライヤ【魔術 79】

ロウェナ【魔導 177】

ミレイア【魔術 251】

リリ【文系  110】
246 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:56:24.32 ID:q+yq1VY60
〜36週 土曜日〜

少年「バジロウは帰るのか」

バジロウ「ヨダカ姐さんと一緒にな」

バジロウ「たまには帰んないと、親にどやされる」

少年「ノヘジもか」

ノヘジ「あぁ。来年にまた新しくなった俺をお見せできることだろう」

少年「見えないし」

ノヘジ「………!」

オル「オルレアンちゃんはいるぞ! 年末は稼ぎ時だからなっ! 手伝え☆」

少年「断る」

少年(そうか。ほとんどの奴は帰省するんだよな)

少年「皆、故郷があっていいな」

バジロウ「今度来るか?」

少年「いいのか?」

バジロウ「つまらないところだけどなー」

オル「ふっふ、でも少年を一番最初に家に招いたのはこのオルレアンちゃんだぜ?」

バジロウ「ぐっ、なんか悔しいな」

少年「いや、あれはなんか違うだろう」

ノヘジ「女の家に! ………いや、別に羨ましくないな」

オル「んだとてめぇ!」ゲシッ

ノヘジ「ジヘンッ」グフッ

バジロウ「思っても言わなきゃいいのに」
247 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 21:57:45.48 ID:q+yq1VY60
男「さて今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>248
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 21:58:07.67 ID:ZLvzUEQDO
>>235
249 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/18(月) 22:02:43.58 ID:q+yq1VY60
今日はここまで

次回 ワルフ君が………
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 22:06:34.46 ID:UxWQ9yj3O
おつ
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 22:11:39.85 ID:1zpwayt3o
乙乙ワルフくん一体何があって訳のわからない呪いを受けたのかね
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 22:17:07.72 ID:ZLvzUEQDO
乙です
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/18(月) 22:39:23.09 ID:v+3tHZ1P0
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/19(火) 00:48:59.25 ID:nfA/GtCjO

個人的に風紀委員全員登場させて欲しいな
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/19(火) 03:37:11.06 ID:2wVhESIfo
ここのスクールカースト(個人)だれかまとめてくれんかな
俺途中で力尽きたわ……
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/19(火) 08:02:18.17 ID:kFsM+J3zO
乙ー
257 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 20:09:52.14 ID:ShwqxY/G0
男(風紀委員のヒョウカさんに呼ばれたんだよなぁ)

ヒョウカ「貴方に助力を頼みたいのです」

男(って言われて)

男(詳しい話は聞いてないけれどとりあえず行ってみるか)
258 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 20:19:54.55 ID:ShwqxY/G0
男「来ましたよ」

ビクト「おぉ! 来てくれたか!!」

カルラ「助かります。どうぞこちらへ」

男「一体何の用事で呼ばれたんですか?」

ビクト「まっことに申し訳ないが、ここで話すわけにはいかないのだ!」

男(なんだか怖くなってきたなぁ。がたいのいい二人に挟まれてるし)

カルラ「段差がありますので足元に気を付けて」

男「どうも」

男(一体どこまでいくんだろう)

男(たしかこっちは図書館のほうだけど)

ビクト「! クロ先輩! お疲れ様です!!」

クロ「やぁ。人払いは済んでるよ」

男「人払い?」

男(確かに辺りを見渡すとあちらこちらに風紀委員がいる」

クロ「彼のことはナタリーが見守ってるよ」キランッ

カルラ「ナタリーさんが………。駄目なのでは?」

クロ「実験中だから仕方ない」

男(………実験中?)

男「もしかしてベールクレアさんがらみ?」

カルラ「はい。ベールクレアが貴方を呼んでほしいと」

男「そうなんだ」

男(なんでボク?)
259 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 20:30:17.56 ID:ShwqxY/G0
男(人がいない図書館も珍しいなぁ)

ティファ「! 貴方がベールクレアさんが頼った人ですか」

男「たぶん頼られてるわけではないと思うけど」

ティファ「どうぞこちらへ。あんなナタリー先輩の姿を見るのは………もう絶えれません」

カルラ「俺たちもここで待機します」

ビクト「そっちの部屋へ入ってくれ!」

男「あそこ?」

カルラ「はい」

男「僕一人なの?」

ティファ「あまり大勢が入るべきではないのです」

男「はぁ」

男(せめて少しくらい情報くれてもいいんじゃないかな)

男(なんか怖いよ)

男「分かりました。行ってきます」
260 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 21:34:31.80 ID:ShwqxY/G0
ガチャッ

男「呼ばれてきましたけどぉ」

「キャッ」

男「!?」

男(そこにいたのは下着……いや、水着姿のナタリーさ)

「こっちみないでくださいっ」ビビビーッ

男「カピタンッ」カチンコチン
261 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 21:57:43.88 ID:ShwqxY/G0
カプッ

カプカプッ

男「―――はっ」

ナタリー「ご、ごめんなさいね。驚いて」

男(ナタリーさんは体に大きな布を巻いて隠していた。しかしこんな季節になぜ水着を)

ベール「やっと来たわね。スケベ」

男「スケベって。いきなり水着の人がいたら驚くよ」

ベール「どうかしらね。スケベ」

男「……それで、僕を呼んだ理由はなにさ」

ベール「あれよ、あれ」

男「………女の子?」

男(ベッドの上で体育座りをしている女の子がいた。黒髪は野性味を感じさせるように跳ねまわっている)

男「あの子が、どうかしたの?」

ベール「あれ、男よ」

男「? 女装ってこと?」

ベール「違うわ。呪いよ呪い。女装を見せるためにあんたを呼ぶと思う? 少しは頭を使いなさいよね」

男「はぁ、すいません」

ベール「あんたは私の助手をしてほしいわけ。もしかしたら」

男「もしかしたら?」

ベール「あの呪い、あんたに移せるかもしれないから」

男「お断りしたい」

ベール「冗談よ」シレッ

男(本当かな?)
262 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/20(水) 22:06:24.09 ID:ShwqxY/G0
すいません

今日はここまで
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 22:07:43.09 ID:lZQmWZ5TO
おつ
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/20(水) 22:13:06.18 ID:KiD9KpKw0
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/20(水) 22:14:54.03 ID:mnNcvkCGO
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/20(水) 22:33:04.94 ID:cL711kz1O
乙ー
267 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 19:40:32.72 ID:PWQKGu/20
ベール「とにかく私の言うとおりに動いて」

男「わかりましたよ。それで一体呪いって」

ベール「性転換の呪い。こないだの事件の被害者よ」

男「恐ろしい呪いもあったもんだ」

ベール「分かっていることは一つだけ」

男「もしかしてそれがさっきの水着に関係あったり?」

ベール「ご名答よむっつり。さすが下半身の二つ目の脳みそを持っている種族は違うわね」

男(なんでさっきからベールクレアさんの機嫌が悪いんだろうか)

ベール「発情時における限定的性転換」

男「つまり、えーっと、エッチな気持ちになったときに性転換するってことか」

男(割と恐ろしい呪いだな)

ベール「限定的でよかったわ。私とセルリア、ついでにプライド・ルーデベルトのおかげなのだけど」フフンッ

男「何があったの?」

ベール「東にあるウツホ島の遺物が、ってそんな雑談している暇はないわ」

ベール「とにかくサンプルをとるわよ」

男「サンプルって?」

ベール「弄繰り回してどういう反応がでるのか調べるのよ」

ベール「そのためにあんたを呼んだの」

男「汚れ役!?」

ベール「あんた、あの可哀想な奴を汚れとか呼ぶんじゃないわよ」

男「いや、それはその、そういう意味じゃなくて」

ベール「最低ね」

男「はい、すみません」
268 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 21:01:00.85 ID:PWQKGu/20
男「それで、僕は一体なにをすれば?」

ベール「そうね。男性的な反応はみたから、女性的な反応が見られるか」

ワルフ「ひっ! お、俺に近寄るなぁっ!」

ベール「冗談よ。でも反応が女の子みたいね」クスッ

ワルフ「お、俺は男だぁ!!」

ベール「じゃあ覚悟しなさい。あなた男なんでしょ?」

ワルフ「男だからいやなんだよぉ!」

男「僕がやるみたいな話になってるけど、やらないからね」
269 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 21:12:12.44 ID:PWQKGu/20
ベール「ちなみにちゃんとついてないわよ」

男「その情報はいらない」

ワルフ「もう、ほっといてくれぇ…」

ベール「別にいいけど、そうしたら貴方できないわよ」

ワルフ「できないって、なんだよ」

ベール「セックス」

ワルフ「!?」

男「あぁ、興奮すれば女の子になるわけだから」

ベール「別に貴方が男を相手できるならいいんだけどね」

ワルフ「そ、そんな、は、話を女がするな!」

ベール「でも実際そうじゃない。で、男に戻りたいの? 戻りたくないの?」

ワルフ「戻れるなら戻りてぇよ! でもなっ、お、俺はそんな恥をかいてまで戻りたいとは思わねぇ!」

ワルフ「俺の心はいつだって男前なんだよ!」

ベール「とりあえずこれ突っ込んでみる?」

男「うわ……そんなものを」

ワルフ「聞けぇ!!」
270 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 21:51:23.40 ID:PWQKGu/20
ナタリー「あまりイジめてあげるのはやめてほしいわ」

ワルフ「ナタリーさんっ」

ベール「でも結局はデータを色々とらなくちゃいけないの」

ナタリー「頭がいい貴方ならある程度の仮説は思いついてるんでしょう?」

ベール「はぁ。仕方ないわね。この呪いの正体はある程度分かってるわ」

男「ならなんで実験しようと思ったの!?」

ベール「趣味と実益」

ベール「あと今後同じことが起きたときの対処」

ワルフ「じゃあ治るんだな!?」

ベール「治せないわ」

ワルフ「!?」

ナタリー「そんな。ワルフちゃんはもうだめなの?」

ベール「いや、時間経過で戻るはずよ。これはあくまであの事件の残滓なだけ」

ベール「いつか元に戻るはずよ」

ワルフ「いつか? いつかっていつだよ!」

ベール「さぁね。そんなこと知らないわ」

ベール「ただ一つだけいえることは」

男「言えることは」

ベール「貴方の男らしさに反応して起こるわけだから女らしくしてなさいってことかしら」

ワルフ「無理だ!」

ベール「大丈夫、そのために男を連れてきたの」

ワルフ「は?」

男「はい?」

ベール「私が適当に用意した甘い甘い恋愛小説をエンドレスで耳元で囁け」

ベール「こいつを女の子にしてやりなさい!」

男「僕じゃ間違えでは?」

ベール「? 別にあんたでいいと思うけど」

ナタリー「ねぇ、それってカルラちゃんとかじゃだめなのかしら」

ベール「見知った相手にトキメキ辛いでしょ」

ベール「あと見知った相手にトキメイて、戻った後、気まずくない?」

ナタリー「たしかにねぇ」

ワルフ「と、止めてくれよナタリーさん!」

ナタリー「んー、ワルフちゃん。病気を治すためのお注射と思って我慢してね」

ワルフ「そ、そんなっ!」

ベール「首から下だけ石化できる?」

ナタリー「できるわよぉ」ビビビッ

ワルフ「んがっ!?」カチンッ

ワルフ「に、逃げるなんて男らしくない真似するわけないだろ!?」

ベール「さぁ男。やってしまいなさい!」

男「ご、ごめんねワルフちゃん。そういうわけだから」

ワルフ「や、やめっ」

ワルフ「やめろーっ!!」
271 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 22:01:01.35 ID:PWQKGu/20
ナタリー「結局あの呪いはなんだったの?」

ベール「人の最も大切にしていること。もしくはその人の一番のアイデンティティを逆転させる呪い」

ベール「つまり嫌がらせよ」

ナタリー「嫌がらせって、どういうこと?」

ベール「あの卵は島に帰りたがってたのよ」

ベール「あの島は因果律とか確率とか色々狂っているところだから結局あの事件は起こるべくして起きたというか」

ベール「全部脚本上の流れだったというか」

ベール「私達の働きで速やかに終息させたけれど帰すのがもっと遅れてたら更に大惨事になってたでしょうね」

ベール「天才に感謝なさい」

ナタリー「ライホウ学園って、なんなの?」

ベール「さぁね。いつか分かるわよ」

ベール「詳しくはまだ語るべきではないわ」

ナタリー「?」
272 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 22:12:04.70 ID:PWQKGu/20
〜次の日〜

ヒョウカ「あの、何をしたんですか」

男「……まぁ、色々と」

ヒョウカ「あのワルフから牙が抜けてしまっているのですが」

男「ごめんなさい。でも悪いのはベールクレアさんなんです」

ヒョウカ「……結局、すべてはベールクレアのやりたかったことに協力させられていただけということですね」

男「で、でも治るってことは分かったんだし」

ヒョウカ「そこについては感謝しています」

ヒョウカ「ですがこちらも払った代償は色々大きいのです。ところでベールクレアの弱みとか知りませんか?」

男「は?」

ヒョウカ「振り回されたわけですから、それくらい教えてくれてもいいじゃないですか」ツンッ

男「いやぁ、僕は知らないけど」

ヒョウカ「本当に、ですか?」

男「うん」

ヒョウカ「本当の本当にですか?」

男「知らないよ」

ヒョウカ「………」ジーッ

男「い、いくら見られても僕は何も知らないよ!!」

ヒョウカ「そうですか」

ヒョウカ「貴方には迷惑をかけてしまいましたね。いずれこの恩は返します」

ヒョウカ「………慰謝料として帳消しにしたいですが」

男「恩なんて。構わないよ別に。教師だしさ」

ヒョウカ「そうですか。ならお言葉に甘えて恩とは思わないでおきます」フフフ

ヒョウカ「ならついでに一つお願いしていいですか?」

男「お願いって?」

ヒョウカ「ワルフに言い聞かせた言葉。ベールクレアの耳元でささやいてきてくれませんか?」

男「え? それは嫌だよ。怒られる」

ヒョウカ「お願いします」

男「………考えておきます」

ヒョウカ「是非、お願いします」

男「………気が向いたら」

ヒョウカ「………」ジーッ

男「勘弁してください」

ヒョウカ「そうですか。残念ですね」

貢献ポイント【18】
273 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 22:29:32.57 ID:PWQKGu/20
〜36週 日曜日〜

男「どっと疲れたなぁ」

男「心が削れる気がしたよ」

男「だから今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>274
274 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 22:29:52.19 ID:2fjYemJ0o
3ベールクレアの耳元で囁いてみる
275 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/21(木) 22:32:45.17 ID:PWQKGu/20
今日はここまで

おやすみなさい
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 22:39:43.28 ID:2fjYemJ0o
乙乙
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/21(木) 22:57:28.79 ID:CgRCSBddO
乙ー
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/21(木) 23:01:27.34 ID:8soAN3W+0

ワルフ強く生きろ
279 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 20:57:34.39 ID:JSUXCefZ0
男(ベールクレアさんも怖いけど、風紀委員も怖い)

男(仕方ない。きっと殴るくらいで許してくれるだろう)

男(うん………)
280 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 21:22:58.12 ID:JSUXCefZ0
コンコン

ベール「誰よ」

男「僕だけど、入っていいかな」

ベール「! なによあんたいきなり来て。呼んでないわよ」

男「えーっと、会いに来たんだけど、駄目だったかな」

ベール「別に駄目なんていってないわよ。ただ私に会いに来るなんて思ってなかったから」

ベール「っ! いいわよ。入りなさい」

ガチャッ

男「失礼しまーす」

ベール「ふんっ。なにも面白いものなんてないわよ」

男「別に、君に会いに来たんだからいいんだよ」

ベール「………」キッ

男(なんで怒ってるんだ)
281 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 21:49:31.60 ID:JSUXCefZ0
男「ベールクレアさん、ちょっといいかな」ズイズイッ

ベール「な、なによ」

ベール「ちょっと、あんた近―――」

男「前から思ってたけど、ベールクレアさんって、可愛いよね」

ベール「! は!? はぁ!?」

男「その艶やかな肌も、声も」

男「すべてが愛らしいというのに、誰も気づかない」

男「たぶん、僕だけが知ってるのか」

ベール「いいい、いきなり何言ってんのあんた頭おかしくなったんじゃ」

男「だったらいっそ僕だけが知ってる君にしたい」

ベール「!!!」

ベール「ふ、ふん///」プイッ

男(あれ、これって告白してるってことになるんじゃ?)

男(でもベールクレアさんなんか怒ってないみたいだし………)

1.続ける

2.ネタばらしをする

3.逃げる

>>282
282 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 21:50:27.02 ID:xoudI6lY0
2
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 21:50:33.42 ID:WH2SN+wPo
1
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 21:55:56.89 ID:Hp+COH9tO
チョロい!
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:00:22.71 ID:eH1iJE71O
乙女の心を弄ぶなんて先生は悪い奴だな…
286 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:07:37.75 ID:JSUXCefZ0
男「って、昨日の小説にあったね」

ベール「………………………は?」

ベール「………………………は?」

男「!」ゾクッ

ベール「あんた、私を、からかったの?」ギギギギギギ

男「えっとね。風紀委員がね、言えってね」

ベール「ふーん」ポチッ

男「今、なに押したの?」

ベール「ん?」

ベール「知らない」ポチポチポチポチッ

男「今連打してるのなに!?」

ウィーン ウィーン ガガガガガガ

男「なんの音!?」

ベール「………」プスッ

男「いたっ、今、なに、を」パタンッ

ベール「………ふんっ」

ベール「…期待なんか、してなかったわよ」

ベール「始めから。こんな私に………分かってたわよ」

ベール「………ひっく」
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:10:49.59 ID:WH2SN+wPo
ゼミ生じゃないからヒロインになれないのは仕方ないね
288 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:15:13.42 ID:JSUXCefZ0
〜年末〜

男「体に何も変化がないのが逆に恐ろしい」

メイド「昨日は、びっくりしました」

男「僕、覚えてないんだけどなにがあったの?」

メイド「ロボットがいっぱい来て、ご主人様をベッドへ横たわらせ、帰っていきました」

男「………本当、なにがあったんだ」

男「ごめんね。僕が寝てる間に年末の支度をやらせちゃって」

メイド「それが私の仕事ですから」

メイド「ご主人様はいつもお疲れですから、これくらいさせてください」

男「いやいや。メイドちゃんの方がお疲れ様だよ」

メイド「いえ、ご主人様の方が」

男「いや、メイドちゃんの方が」

メイド「………」

男「………」

男「今年はお疲れ様でした」

メイド「お疲れ様でした」クスッ
289 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:16:41.41 ID:JSUXCefZ0
男「来年は年始から忙しくなるなぁ」

男「………来年でゼミも終わりか。一体僕はどうなるんだろう」

男「なんて心配し過ぎてもしかたないよね」

男「さてと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>290
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:17:04.50 ID:WH2SN+wPo
2ロウェナ
291 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:17:14.16 ID:eH1iJE71O
先祖が先祖だけに面倒なことになる予感がすごい
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:17:17.04 ID:iQZDrMSDO
2ヒヅキ
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:18:36.32 ID:iVVXMAAGO
ベル一族は報われてほしい
294 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:21:48.58 ID:8FQ7ZNu4O
皆ある程度好感度稼いで不得意教科を勉強したりしてるからそろそろ本腰上げて勉強してもいいと思う
295 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:32:01.09 ID:JSUXCefZ0
ロウェナ「年末だから来ました」

男「ようこそ」

メイド「こんにちは。ロウェナ様」

ロウェナ「ふふっ。お姉さんも長年生きてきた………死んでたけど楽しい年末になりそうで嬉しいよ」

ロウェナ「ね、メイドちゃん。一緒にお料理しましょ?」

メイド「お客様にそのようなことをしていただくわけには」

ロウェナ「ノンノン」

ロウェナ「メイドちゃんとお姉さんは友達だから気にしなくていいんだよ」

メイド「しかし」

男「ロウェナさんがそう言ってるんだからいいんじゃないの?」

ロウェナ「えへへ〜」

ロウェナ「だから今日は一緒に料理作って、一緒に遊んで、一緒にお風呂に入ろうよっ」

男「ロウェナさんってお風呂入らなくていいでしょう」

ロウェナ「むんっ。そんなことないよ! 気分的には必須だもん」

ロウェナ「なんなら一緒に入ってみる?」

男「え、い、いやですよ」

ロウェナ「嫌ってのは傷つくなー」
296 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:40:22.56 ID:JSUXCefZ0
ロウェナ「今年も楽しかったね」

男「楽しかったですけど、大変な一年でした」

ロウェナ「だから、きっと来年も楽しい一年になるよねっ」

メイド「あっ」

男「どうかした?」

メイド「今日の晩御飯の材料、買い忘れてまして」

メイド「行ってきます」

男「もう日も落ちるから外でない方がいいよ」

メイド「ですが」

ロウェナ「そうだよー。夜になるとこわーい幽霊がでるんだからねぇ〜」ヒュードロロ

メイド「っ!」ビクッ

男「らしいから行かなくてもいいよ。あるもので作ろう」

メイド「わかりました」

男(怖い幽霊、か)

男(あの白い幽霊は一体ロウェナさんとなんの関係があるんだろうな)

ロウェナ「? どうしたのお姉さんに見惚れて。もしかしてらびゅー?」

男「違います」

ロウェナ「えー、お姉さんはキミのことらびゅー、だよ?」

男「はいはい」

ロウェナ「んちゅー」チュッ

メイド「きゃあっ!」

男「ちょっと!」

ロウェナ「なに、嫉妬かな?」

メイド「大丈夫です。驚いただけです」

ロウェナ「ほら、メイドちゃんもお姉さんに」

メイド「ん、んー」チュッ

ロウェナ「わおっ! 可愛いなぁもう!」

ロウェナ「僕もどう?」チラッ

男「え? 今何かやってました?」

ロウェナ「んーっ!!」
297 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:49:38.54 ID:JSUXCefZ0
ロウェナ「もうすぐ年を越すねー」

男「ですね」

メイド「………」ウツラ ウツラ

男「メイドちゃん。寝てもいいんだよ?」

メイド「ですが、ロウェナ様は、寝ません」

メイド「私が、寝るわけには」

ロウェナ「その気持ちだけで十分だよー」

ロウェナ「お姉さんはもう慣れてるからさ。それよりもメイドちゃんが辛そうな方が嫌だよ」

ロウェナ「ほら、お姉さんと一緒にベッドいこ?」

メイド「うん………」コックリ

ロウェナ「ということでお姉さんはメイドちゃんをベッドに連れて行くから」

男「お願いします」

メイド「ごめんなさい。ロウェナさん」

ロウェナ「えへへ、お姉さんは世界で一番優しい悪霊だからね」

ロウェナ「どんどん甘えていいんだよ?」

メイド「ごめんな、さい」スゥ スゥ

ロウェナ「ありゃ、ベッドに行く前に寝ちゃった」

ロウェナ「よっこらせー」

男(世界一やさしい悪霊、か)

男(あの白い幽霊は一体何を思ってるんだろう)
298 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 22:55:27.10 ID:JSUXCefZ0
ロウェナ「寝かせてきたよ」

男「お疲れ様です」

ロウェナ「よっこらせっと」

ロウェナ「二人きり、だね」

男「いつものことじゃないですか」

ロウェナ「今日は特別だよ」

ロウェナ「年の最後に二人きり。お姉さん特別なのって大好きなの」

ロウェナ「ふふっ。あ。あれ見てあれ」

男「あれ?」クルッ

男「………何もないじゃないですか」クルッ

チュッ

ロウェナ「えへへ。唇同士も、特別だよね」

男「…ロウェナさん」

ロウェナ「駄目、だったかな?」

男「………」

1.駄目じゃないです

2.本当に悪戯好きですね

3.そういうことは好きな人にやってくださいよ

>>300
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:56:04.35 ID:KwVZY1XYO
1
300 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 22:56:22.95 ID:ENzoxgabO
1
301 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 23:00:07.93 ID:JSUXCefZ0
男「駄目じゃないですよ」

ロウェナ「!」

男「キスは信愛の証だって言う国や種族もあるみたいですし」

男「そういうことも受け入れられるようにならないと、教師には」

ロウェナ「んっ」チュッ

男「!」

ロウェナ「そういうことじゃ、ないんだよ?」

男「えっ、それって、えっと、どういう」

ロウェナ「あ、日付が変わった」

ロウェナ「あけましておめでとう。先生」

男「あ、あけましておめでとうございます」

ロウェナの好感度【76】

ロウェナへの好感度【20】
302 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/22(金) 23:00:33.61 ID:JSUXCefZ0
今日はここまで

おやすみなさい
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:02:53.33 ID:ivtgV/tW0
これはロウェナさんメインヒロイン
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:02:57.71 ID:WH2SN+wPo
乙乙
ぐいぐいくるロウェナさんかわいい
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:07:47.63 ID:ENzoxgabO
この教師朴念人過ぎ!
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:10:42.28 ID:eH1iJE71O

ベールクレアの件はベルスタシアからの好感度下がりそうな気もするが姉に話すかは微妙だなぁ
307 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:12:09.65 ID:lAaI0wEy0
ちょっと前までは好感度はルーティ1強だった感じだったが、旅行あたりから一気に逆転したな
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:18:03.62 ID:abPD1A1PO
乙かわいいなぁ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/22(金) 23:59:55.32 ID:D+UAaTyK0
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/23(土) 01:01:52.92 ID:BAvrkQ/Uo
>>307
打つ手がないままシーンが進んでるからね
もうルーティを何とかするには遅すぎるのか、カフカやエグゾゼを納得させる・味方で有り続けるキャラがいないとダメなのか……

てかテストは大丈夫なのか偽ルーティ
成績やら勉強した数値のズレが凄すぎて男にバレたり、代理受験でゼミ終わったりしないか?
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/23(土) 05:51:52.00 ID:0q92JbfkO
乙ー
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 05:36:57.21 ID:hwYM1NUM0
個人の意見だけど殺害仄めかしたり記憶操作する様な連中とつるんでまで拒絶されたら、もうコイツどうでもええわって気分になる
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 08:21:21.39 ID:vWEaNqOZ0
こっちも個人の意見だが風紀委員のメンバー大嫌いになってる
314 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 08:39:01.63 ID:QtKf5+gV0
正直事情もほとんど分からない内からどうでもいいとか嫌いと言われても…
個人的にと前置きすれば何言っても許されると思わないほうがいい

それはそれとして本当どうすればルーティ復帰するかな
>>241の好感度もマナのものになってるぽいし、もう完全にマナ=メインキャラ、ルーティ=サブキャラという扱いとして見るべきなのか
315 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 09:20:58.77 ID:EvNqLugyo
どうにかするとしたら力づくかマナと対話して事情を話して貰うかどっちかでは
今までは2ルーティするだけでマナとどうにかしようとはしてなかったしの
316 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 12:32:21.78 ID:pTcqFyN8O
>>315
マナが自分のことを覚えてもらえる→他人を演ずる<自分を知ってもらう渇望になるだろうしね
317 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 15:59:52.75 ID:VXrkLqCM0
〜新年〜

男「はぁ、眠い…」

ロウェナ「おはよー」

男「! ろ、ロウェナさん」プイッ

ロウェナ「どうしたのさ、お姉さんの顔が見れないのかい?」ズイッ

男「ちょ、ちょっと! 顔が近っ」

コンコンッ

男「あっ、お客さんだ!」タタタッ

ロウェナ「………もうっ」プンスコ

>>318【来訪者】
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 16:01:53.62 ID:LX//2loy0
リリ
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/02/24(日) 16:26:14.25 ID:VsrU5QJX0
消えろ糞改行
320 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 16:59:25.13 ID:VXrkLqCM0
リリ「あけましておめでとうございます。貴方様」

男「リリさん。あけましておめでとうございます」

男「そうか、お向かいさんだもんね」

ロウェナ「あっ! リリちゃんじゃん!」

リリ「? なぜロウェナ様が?」

ロウェナ「何を隠そう先生の家に泊まったのだよ」

リリ「泊まったのですか…」

リリ「手伝いが欲しければ私がいますけれど」

男「いや、ロウェナさんをお手伝いで呼んだわけではないから」

ロウェナ「うんうん。愛だよね!」

リリ「愛………?」

男「この人の言うことは聞かなくていいから」

リリ「良くわかりませんが、私も愛していただければ、貴方様の身の回りをさせていただけるのですか?」

男「あーほら、ロウェナさんのせいでっ」

リリ「私も愛してくださいませ。貴方様」

ロウェナ「わー、モテモテじゃんっ」

男「ロウェナさんのせいでっ!」
321 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:17:51.44 ID:VXrkLqCM0
男「そういえば来週は学園祭かぁ」

ロウェナ「リリさんのところはなにか出すの?」

リリ「個人個人で学内の掃除です」

ロウェナ「ふーん。いいことだよね!」

リリ「貴方様も手伝っていただければ、嬉しいです」

ロウェナ「ひゅー、美女からの誘いは断れないぜい?」

男「うん、時間があったらいくよ。一応顧問だしね」

ロウェナ「普段どんな活動してるの?」

男「生徒会とかから仕事貰って、やってる」

男「生活指導委員会の下位組織に一応なったけれど」

リリ「頑張りました」

ロウェナ「んー、なんか先生もロウェナさんがいないところでこそこそなにかやってるみたいだねぇ」

男「こそこそって。別に悪いことはやってませんよ」

ロウェナ「悪い人はみんなそういう」

リリ「テケは……悪いことをしていたのですか?」

男「やってないから。いいことだから。もうロウェナさん喋るの禁止にしますよ!?」

ロウェナ「!!!!」

男(くっ。無言でもうるさい)
322 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:19:21.99 ID:VXrkLqCM0
ロウェナ「ところで新年の抱負とかはあるのかい?」

男「僕はゼミが最後の年ですから」

男「正規雇用ですかね」

ロウェナ「わっ、つまんないね」

男「………」

ロウェナ「リリちゃんは?」

リリ「テケは………」

リリ「私は、貴方様に愛されることです」

男「ロウェナさんのせいで!!」

リリの好感度【48】
323 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:25:00.57 ID:VXrkLqCM0
〜第一週 土曜日〜

ルーティ「あけまして、おめでとうございます」

マナ「おめでとうございますっ」

ナタリー「おめでとうございます」

ルーティ「えっと、昨年は色々とお世話になりまして」

マナ「大丈夫! ルーティちゃんのおかげで色々美味しい目みてるから!」

ルーティ「それは、よかったです。あの、マナさん」

マナ「! あ、ごめんね。ルーティちゃんって呼んじゃいけなかったんだ」

ナタリー「でも、呼び名がないのはちょっと不便よねぇ」

ルーティ「……私なんか、名前がなくて、いいんです」

ナタリー「! まぁ、貴方がそういうなら仕方ないわよ」

マナ「みゃはは。別に名前なんていらないよね! だって」

マナ「誰も覚えてくれないし」

ナタリー「もう二人とも新年から浮かない顔しないの!」

ナタリー「貴方たちがなんであれ私に任せなさい!」

マナ「ママン!」

ルーティ「お母さん………っ」

ナタリー「そういう風に呼ばないの」メッ
324 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:25:51.66 ID:VXrkLqCM0
男「さて、新年一発目は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>325
325 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 17:26:28.58 ID:4MWVqlcvO
2プライヤ
326 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:31:32.32 ID:VXrkLqCM0
男「プライヤ君を労いに行こう」

男「大道具制作室、制作室っと」

男「ここだここだ」

ガチャッ

プライヤ「」ヒカラビ

男「!!」

男「プライヤ君!?」

プライヤ「あ……」

男「なに? 水飲む?」

プライヤ「甘い、ものぉ………」ガクッ

男「言うと思って色々買ってきたよ。はい」

プライヤ「!」ガツガツモグモグペロリ

男「凄い食べっぷりだけど、もしかしてごはん食べてないの?」

プライヤ「年末からずっと取り掛かってて碌なもの食べてないぞぉ」

男「何作ってる?」

プライヤ「全自動舞台装置だぞぉ。簡易的なゴーレムを組み込んで命令によって………そんなことよりおかわりはないのかぁ?」

男「厚かましいな」

プライヤ「でも本当にお腹ぺこぺこなんだぞぉ」

男「もうないから買いに行く?」

プライヤ「いくぞぉ!」
327 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:34:58.36 ID:VXrkLqCM0
オル「らっしゃい! へいガイズ!………ショタズ!」

男「ちょっと待った。プライヤ君はともかく僕は違う!」

プライヤ「オイラも否定したいんだけどなぁ」

オル「冬でも短パンに膝小僧はもれなくショタ指定☆ てか寒くないの?」

男「たしかに寒そう…」

プライヤ「根性があれば寒くないぞぉ」

オル「見てるこっちが寒い★」

男「えっと、服、買ってあげようか?」

プライヤ「別にお金がないわけじゃないぞぉ!?」

オル「ところで何が欲しいんだい★ 新年特別価格だぞ★」

男「へぇ、って普段より高くない?」

オル「特別な、価格だもん★」

プライヤ「ここから、ここまで」

オル「あいよっ☆」

男「せめて容赦してほしい」

プライヤ「まぁまぁ、今度なんか先生の欲望を満たしてくれるような発明するから許してくれぇ」

男「それが頭痛の種って知ってる?」

プライヤ「ははっ」

男「………」グリグリグリ

プライヤ「あだだだだだだっ」
328 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:42:40.12 ID:VXrkLqCM0
プライヤ「あぁ、そういえば発明と言えば、ベールクレアちゃんが呼んでたなぁ」

男「ベールクレアさんが?」

プライヤ「なんか姿を固定する機械? を作ってるらしいんだぞぉ」

プライヤ「それでオイラにもお呼びがかかったんだぁ」

男(そういえば前やってたなぁ)

オル「はいどうぞぉ!」ドサッ

プライヤ「甘い物いっぱいで蘇った気分だぞぉ」

オル「はい、お会計!」

男(うっ、料金は甘くないなぁ)

プライヤ「美味しいぞぉ!!」モグモグ

プライヤの好感度【28】

329 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:51:11.80 ID:VXrkLqCM0
〜第1週 日曜日〜

トントントントン

オル「いい感じ!」

ヒヅキ「…そうか」

オル「ヒヅキちゃん、なんかぐっと女の子っぽくなったね☆」

ヒヅキ「そうか」

ヒヅキ「…嬉しい」

オル「んー」

ヒヅキ「どうした」

オル「なんかヒヅキちゃん元気ないなーって」

ヒヅキ「そんなこと、ない」

オル「ほらほら、笑って笑って―★」グググッ

ヒヅキ「や、やめて…」

オル「うわ、なんか興奮してきた★」

ヒヅキ「………っ」

オル「うぃひひ〜」

ヒヅキ「やめろっ」ドンッ

オル「ぐぇっ」

オル「こ、これが鬼の、力」ガクッ

ヒヅキ「オルレアン? オルレアン?」

オル「なーんてふざけてないで続きをしよっか」ピョンッ

ヒヅキ「!」ビクゥッ
330 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:51:42.21 ID:VXrkLqCM0
男「さて、今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>332
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 17:52:21.55 ID:AodOpCGDO
2ヒヅキ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 17:52:24.11 ID:orx9kWtr0
2ルーティ
今度はカフカを説得して押しとおる
333 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:53:47.11 ID:VXrkLqCM0
男「よし、カフカさんを説得してルーティさんに会いに行こう!」

男「うん、できるよね説得。きっと悪い子じゃないはずだし」

男「………うんっ」
334 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 17:54:31.37 ID:VXrkLqCM0
男「えーっと、女子寮前に来たけど、なんか怖くなってきたな」

男「………どうしよう」

1.行く

2.帰る

>>335
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 17:55:45.96 ID:AodOpCGDO
1
336 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 17:55:47.95 ID:EvNqLugyo
オルカファミリーには説得効かないと思うのよね
マナがルーティに化ける必要がないと思わせるくらいに承認欲求満たした方が良いと思う

安価下
337 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:04:15.56 ID:wNuxMcIvO
あれだけ行くなよ行くなよされたのに…
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:04:49.64 ID:nM/COKdZo
先生……いいやつだったよ……
339 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 18:05:28.65 ID:VXrkLqCM0
男「よし、行こう!」

男「失礼しまーす」

男「………いないのかな」

カフカ「………」

男「わっ!」ビクッ

カフカ「忠告はしたはずですが」

カフカ「ここまで舐められてると少し、不愉快ですね」

男「えっと、今日は君とお話しをしにきてね。えっとお話しというのはルーティさんのことで」

カフカ「問答は無用」カツカツカツカツ

男「とりあえずルーティさんになにかするってわけじゃなくて」

カフカ「……………」カツカツカツカツ

男「えっと、その」

男「>>339!!」
340 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:07:16.76 ID:m6EPenXL0
どうしてそこまで会わせようとしないんですか!一体ルーティさんに何があったのですか!
341 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 18:12:42.13 ID:VXrkLqCM0
男「どうしてそこまで会わせようとしないんですか! 一体ルーティさんに何があったのですか!」

カフカ「………」カツカツカツカツ

男(だめ、か!?)

カフカ「知りませんよ。そんなこと」コキッ

男「」バタンッ

カフカ「任務ですから」グイッ

ズルズルズルズル

カフカ「これ、どうしますか?」

リーゼ「足でも斬りおとしますか?」

エグゾ「うぇっ。グロいだろそんなの」

リーゼ「でも、いい加減にしないと、また来ますよ」

エグゾ「………はぁ。どうすっかな」

エグゾ「監禁でも、するか?」

カフカ「いいですね」

エグゾ「まぁ、まだいいや。とりあえずこれで本気ってことは分かっただろ」

エグゾ「そこらへんに捨てろ。今度は家まで連れて帰るなんてことはしなくていい」

カフカ「わかりました」

リーゼ「くくく。ずいぶん染まってきましたねぇ」

エグゾ「うるせぇ」
342 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 18:16:15.58 ID:VXrkLqCM0
〜学園祭〜

男「はっ!」

マリア「あら、起きたのね」

マリア「駄目よ、酔っ払ってたからって道端で寝たら」

男「いたた、首が………」

マリア「はいはい。今日は忙しいんだから体に異常がないなら帰りなさい」

マリア「それとも私とベッドの上で休憩するっていいなら構わないわよぉ?」

男「か、帰ります!」

マリア「ちっ、残念ね。お帰りはそっちよ」

男「はいっ!」タタタタッ
343 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 18:19:14.61 ID:VXrkLqCM0
男「………死んでなくてよかった」

男「首がすごい痛いけれど」

ワイワイ ザワザワ

男「そういえば今日は学園祭か」

男「新年からいきなりって大変だよなぁ」

男「本来なら学園祭を楽しもうって気分になるけど、なんか」

>>345「あれ?」
344 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:20:40.90 ID:c14y7BhjO
ベル姉妹
345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:20:48.95 ID:nM/COKdZo
ベル
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 18:20:56.39 ID:AodOpCGDO
ヒヅキ
347 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 18:38:15.60 ID:VXrkLqCM0
ベル「先生だぁ!」

男「!」ビクッ

ベル「どうしたの先生」

男「あ、なんだベルスタシアさんか」

ベル「なんだってなんだよぉ!」プンプンッ

ベル「今日はせっかくの学園祭なのに元気ないねっ」

男「ちょっと色々あってね」

ベル「だったら私と一緒に周ろうよ!」

ベル「きっと元気が出るよ?」

男「あぁ、うん」

男「そういえばベールクレアさんは一緒じゃないんだ」

ベル「あとで合流する予定ー」

男「じゃあそれまでお相手しますよ」

ベル「先生も一緒にくればいいのに!」

男「色々忙しくてね」
348 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 20:06:27.88 ID:aZE0KXka0
ベル「それじゃあ一緒に行きましょー」

男「分かったよ」ホッ

男「ところでどこにいくの?」

ベル「うーんと、行き当たりばったりかなっ」

男「うん。それもまた祭りの楽しみ方だよね」

ベル「ということで思うがままにいこっか。ねっ」ギュッ

男「はいはい」
349 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 20:24:08.06 ID:aZE0KXka0
ロザリア「はぁい! お客様ご招待〜」

ベル「わくわくっ」

エン「あら、あんたいつも連れてる女が違うわね」

男「えぇっとねぇ。まぁ、色々振り回されてます」

エン「ふーん」

エン「どうぞいらっしゃい。占いの館へ」

エン「統計学とか色々駆使した占いをやってあげるわ」

男「占いってなんかスピリチュアルなものでは?」

エン「ふんっ」

ロザリア「まぁまぁ〜、エンプーサちゃんの占いの腕は確かだから〜」

エン「ふんっ」

ベル「えっとそれじゃあ何を占ってもらうかな〜」

ベル「私と先生の仲?  なんてー」

ベル「あっ。先生とベールちゃんのほうがいいかな!?」

男「えっ、あっ」

男「>>350
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 20:25:39.90 ID:h6Nq93Pq0
せっかくだし両方との相性について占ってみる
351 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 20:45:50.57 ID:aZE0KXka0
男「せっかくだから両方で!」

男(なに言ってんだ僕!?)

エン「傲慢ね。別にいいけど」

エン「………」ジッ

ベル「わくわくっ、どきどきっ」

エン「………」ジィッ

男「………っ」ドキドキ

エン「………」

ロザリア「わぁっ」

エン「見えたわ」

エン「まずあんたと、ベルスタシアは」

ベル「どうかな? こうかな?」

エン「相性はそこそこ。愛したい方と優柔不断。相性はまぁいいわね」

ベル「!」ドキッ

ベル「たははー。優柔不断かぁ!」

エン「? まぁいいわ。それでベールクレアとあんたは」

エン「相性最悪」

ベル「なんでなんで!?」

エン「女心が分からない奴と、夢見がちな乙女」

エン「傷つけるだけよ」

ベル「そんなことないよっ!」

エン「………さぁね。結局は占い。当たらぬも八卦、当たらぬも八卦」

エン「保証が欲しければ八卦院の所に行きなさい」

ベル「大丈夫! ベールちゃんと先生は相性良いはずだもんっ」

エン「次の人が待ってるの。さっさとはけてちょうだい」

ベル「ふんだっ!」

男「ほら、ベルスタシアさん。行くよ」

エン(事実がすべて都合が言い訳ないのにね)

エン「やっぱり私は占いに向いてないわ」
352 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 20:51:45.55 ID:aZE0KXka0
ベル「そんなことないもん! そんなことないもん!」プンプン

男「まぁまぁ」

ベル「先生はムカつかないの!? 先生はベールちゃんのことが嫌いなの!?」

男「! 嫌いじゃないよ」

ベル「好きなの!? 嫌いなの!? どっちなの!? ねぇっ!」

男「僕は………」

男「>>353
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 20:53:24.40 ID:eMJTd6oq0
嫌いじゃない
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 20:53:55.96 ID:EvNqLugyo
好きだよ
355 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 20:56:35.61 ID:aZE0KXka0
男「嫌いじゃない」

ベル「嫌いじゃないって、そんなのって大人の言葉だよっ」

ベル「ふんっ! 先生なんて知らないっ!」プンプン

ベル「べーっだっ」ヌルルル

男「………ごめんね。こういうことしか言えないんだよ」

男「僕は…」

ベルスタシアの好感度【30】

356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 20:57:39.46 ID:XsuUaXD4O
曖昧な言葉はこれから使わん方が良いんかな
357 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 20:59:06.83 ID:nM/COKdZo
いやロウェナさんの事考えるとこれでいい気がする
358 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:00:21.78 ID:aZE0KXka0
男「本当、駄目だな、僕は」

フワッ

バサッ

男「んぐっ!?」

男「またこの紙………学園祭のアイドルナンバー1?」

男「裏新聞部イベント……今年もあるのか」

男「…僕が知ってる女の子の名前が全部入ってるや」

男「………書くか」

>>359
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 21:01:10.55 ID:wQmLhjg50
ルーティ
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 21:01:13.59 ID:AodOpCGDO
ヒヅキ
361 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:09:45.14 ID:aZE0KXka0
男「ルーティさん、っと」

ビュォォォォウッ

「ふふっ、良い趣味だね」








マナ「!」

「!」

ナタリー「どうしたの?」

マナ「なんか胸がどきっとした」

「わ、私も」

ナタリー「あら、風邪かしらぁ?」

の好感度【68】

ルーティの好感度【53】
362 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:11:37.11 ID:aZE0KXka0
男「いつも思うけど、新聞部のあの人はなんとかしたほうがいいんじゃないかな」

>>363「先生!」

男「!」ビクゥッ

363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 21:12:08.47 ID:jNe7nnhl0
ヒヅキ
364 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:20:33.62 ID:aZE0KXka0
男「誰かと思ったら、ヒヅキさんか」

男「びっくりした」

ヒヅキ「そんなこと言わないで」

ヒヅキ「先生に会えて、私、嬉しいよ」

男「………!?!?!?」

男(なんかおかしいと思ったらヒヅキさんが普通の恰好をしてる!?)

男(膝丈より上のスカートなんて………一体なにがあったんだ!?)

男「どどど、どうしたのヒヅキさん」

ヒヅキ「? なにが?」キョトンッ

男「わかった! 偽物だ!!」

ヒヅキ「そんなこと言うなんて、悲しい」ウルッ

男「だって、いつものヒヅキさんじゃないから」

ヒヅキ「うるうる」シクシク

男「!?!?!?」

男(泣いてる!? ヒヅキさんが!?)
365 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:24:19.07 ID:aZE0KXka0
男(え、どうすればいいんだ!? 本当にどうすればいいんだ!?)

ヒヅキ「しくしく」

男「な、泣き止んで! ほ、ほら美味しいもの食べにいこうよ!」

ヒヅキ「美味しいもの? やったぁ」ニコッ

男(やっぱり絶対おかしい)

ヒヅキ「そうだ。だったらオルレアンの所に行こうよ。ねっ」

男「え、いいよ。うん」

ヒヅキ「やった。ありがと。大好き先生」

男(これは、事件だ)
366 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:38:53.48 ID:aZE0KXka0
オル「あっ、ヒヅキちゃんデート?」

ヒヅキ「デートだなんて」ポッ

オル「にしてもヒヅキちゃんも女の子っぽくなったよね☆」

オル「私があげた服も似合ってるし☆」

ヒヅキ「似合ってる? 嬉しいっ」

男「ちょちょちょ、ちょっと!」

オル「なぁに?」

男(どういうこと? なんかヒヅキさんが全然違うんだけど)コソコソ

オル(え〜知らないよ〜。なんか色々女の子っぽくなりたいって修行してて)

オル(あるとき一気にああなったの)

男(………色々と困る!)

ヒヅキ「二人で内緒のお話し?」

男「あ、あはは。ちょっとメニューの相談をね」

ヒヅキ「だったら私あれがいいな!」

男「ステーキ? ハンバーグ?」

ヒヅキ「シュークリーム!」

男「!?」

ヒヅキ(ヒヅキさんが可愛いものを選んだ!?)

オル「あいよ☆」

ヒヅキ「やったっ」
367 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:41:22.51 ID:aZE0KXka0
ヒヅキ「もぐもぐ、おいしーっ」

男「美味しそうで何よりだよ。まだ一杯あるからね」

ヒヅキ「そんな。先生も食べていいよ?」

ヒヅキ「はい、あーん」

男「!?!?」

ヒヅキ「?」

男「あ、あーん」

ヒヅキ「はい」

ヒヅキ「どう、美味しい?」

男「美味しいです」モグモグ

ヒヅキ「ふふっ」

男「! そういえばヒヅキさん、いつもの刀は?」

ヒヅキ「刀? えっと、なくしちゃった」

男「無くした!? え、じゃあ」

オル「ヒヅキちゃん! ちょっと手伝って! めっちゃ忙しい!!」

ヒヅキ「あ、オルレアンちゃんに呼ばれちゃった。それじゃ、ばいばい先生」

ヒヅキ「御馳走様でした」ペコッ

男「う、うん」
368 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:43:07.83 ID:aZE0KXka0
男「そういえば裏新聞部の女装が似合うランキングとか今年はやってないよなぁ」

男「モマさんに聞きに行ってみようか」テクテク

ドンッ

男「わっ」

>>369「!」
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 21:44:51.70 ID:EvNqLugyo
プライヤ
370 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 21:47:48.91 ID:CdLUNqmRO
あれヒヅキ好感度上がらんのか
しかし面影ないの
371 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:48:47.37 ID:aZE0KXka0
ヒヅキの好感度【61】
372 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:50:45.09 ID:aZE0KXka0
ドンガラガッシャンッ

男「うわぁあ!?」

プライヤ「う、うぐぅ」

男「だ、大丈夫!?」

プライヤ「! 道具がぁ!」

男「1人で持つには多すぎるよ!?」

プライヤ「でも人手が足りないんだぞぉ」

男「だったら僕も一緒に運ぶから!」

プライヤ「じゃ、お願いするぞぉ」

男「うん。思いきりが良いね」

プライヤ「そっちのやつもってほしいぞぉ」

男「はいはい」
373 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 21:54:28.92 ID:aZE0KXka0
男「そういえばディーピカーさんと一緒じゃないんだね」

プライヤ「ディーピカーは実行委員長。オイラはしがない大道具係だぞぉ」

プライヤ「というかそんな悠長なことしてる時間はない!」

男「恋人同士なのに二人きりになれないのか」

プライヤ「オイラ達はこれでいいんだぞぉ。そっちは一緒に歩く女の子はいないのかぁ?」

男「いなくていいんだよ」

プライヤ「もったいないぞぉ」

プライヤ「そうだ明日には学園祭ロボットが動くから楽しみにしてくれよぉ」

男「なにそれ」

プライヤ「学園祭のためにつくったロボットだぁ! 動くんだぞぉ!?」

男「予算の無駄遣い…」

プライヤ「目玉で派手で盛り上がるからいいんだぞぉ」

男「そうなのかなぁ」
374 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 22:03:54.00 ID:aZE0KXka0
プライヤ「それと明日のキャンプファイヤーで踊ったカップルは幸せになれるってさぁ」

男「よくある話だね」

プライヤ「うんうん」

プライヤ「でも皆が楽しいってことはいいことなんだぞぉ」

プライヤ「っと、ここだここだぁ」

プライヤ「そこにおいといてくれるといいぞぉ」

男「うん。わかったよ」

プライヤ「先生」

男「なに?」

プライヤ「学園祭、楽しんでくれよぉ」ニカッ

男「うん」

プライヤの好感度【32】
375 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/02/24(日) 22:04:21.14 ID:aZE0KXka0
今日はここまで

おやすみなさい
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:05:31.89 ID:nM/COKdZo
おやすみおつ
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:05:38.56 ID:EvNqLugyo
乙乙はてさてハッピーエンド迎えられるか
378 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:09:30.63 ID:YKifwQusO
379 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:20:02.67 ID:wQmLhjg50
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:25:43.28 ID:vmre62UzO
そろそろ一人に絞らなきゃいけない時期かな
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:52:10.40 ID:aZE0KXkao
ぶっちゃけキツい

悪手ばっかうってて
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:55:31.34 ID:5Ul1W+Fbo
ちょっと時間考えて色々調整しないとだめですね

いつも悪手ばっかりです…
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 22:55:32.39 ID:aZE0KXkao
ちょっと時間考えて色々調整しないとだめですね

いつも悪手ばっかりです…
384 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/24(日) 23:32:52.33 ID:TtWfUS+f0
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:01:02.18 ID:+JqmuMBbO
調整もなにもその時その時の安価取りそれぞれの思惑で行動に筋が通らないから神(>>1)の意志が働かない限りハッピーエンドにはならない。
386 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:02:19.20 ID:hJotxLv20
>>382>>383
387 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:27:43.74 ID:jA7AmD3QO
ここの作者さんはちゃんと話を作るし理不尽な落とし方もしない人だけど、安価には割と忠実だからねえ。
ベル一族はそこから生まれちゃったようなもんだし、気持ちのいい終わり方にしたいなら取捨選択は必要だよ。

ルーティ回りはもうフラグ折れてる気がする。ロウェナさんに絞っていいんじゃない?
388 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:31:23.00 ID:4B60gfqv0
こうやってさらっと自分好みの展開に誘導しようとするの嫌い
389 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:35:54.34 ID:8I3hd+DaO
どのルートに行こうとも最終的に貢献ポイントなかったらハッピーエンドにはなりませんとかないよね
390 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:36:08.58 ID:L989vo0i0
ここの>>1は無策突っ込ん安価じゃ相応の処理しかしないだろうし、何等かのブレイクスルーを考えた上で安価取らんとダメになってる子は多そうだ
391 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:40:26.73 ID:G5CR07u90
もう無理でしょ。
今までの安価の流れ見ても完全に互いの足引っ張りあってる状態。>>387もロウェナ諦めてルーティなり別のキャラ狙いましょろ言われてはいそうですかと納得出できる?
もう下手なこと言わず黙って安価取ることに専念したほうがまだマシな気がする。
392 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 00:46:31.32 ID:c8UJUFb3O
>>391
俺はこの状態ならすぱっと諦められるけどね。
あと、余程の変な安価でなければビターエンドぐらいには納められる作者さんなんで、そこはある程度信用してる。

というか、現状一番なんとかなりそうなのって誰だろ。
393 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/02/25(月) 03:16:14.08 ID:m02J4rw1O
乙ー
394 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 07:23:58.78 ID:0BCpLVx20
俺の意見が絶対正しいマン
395 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 12:41:54.05 ID:njlpuYC40
恋愛関係を排除して、生徒たちの悩み相談や進路相談で関わるのだったらギスギスしないでスレ進行してただろうか
396 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 14:18:39.95 ID:GvfQ70YAo
>>395
ギスギスしないだろうけどその代わり盛り上がりも長続きもしないだろうね。
397 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 14:37:36.84 ID:EWhI4tWn0
文末に句読点付ける奴って糞みたいな奴しかいない
398 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/02/25(月) 14:59:50.98 ID:QZe0UjmJ0
http://livedoor.blogimg.jp/tmg24news/imgs/6/6/6666f85d.jpg
399 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/25(月) 18:27:04.14 ID:ZnPoHhdwO
>>398
グロ
400 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/26(火) 12:37:09.59 ID:JP9dmlKto
とりあえずヒントはでてるから読み返そう
401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/26(火) 22:53:45.85 ID:FG3vN2WJ0
男の知らないところで動いてるキャラとかどうすればいいんだろうな
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/02/27(水) 13:21:33.03 ID:Vta1UVnoo
そっちは少年管轄かな
403 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:09:26.74 ID:MQP4xo6g0
男「なんか向こうで騒ぎがあったみたいだけど………」

男「まぁ、祭りだもんね」

「あのぉ、そのぉ」

男「とりあえず関わらないほうがいいみたいだ」

「えぇっとぉ、そこのぉ、ひとぉ」

男「また物騒な事に巻き込まれたら」

「まってぇ〜」ツンツン

男「うわっ。え? 誰?」

「わたしぃ。件のぉ、八卦院〜 空子と〜 申しますぅ」

男「八卦院、空子さん?」

男(ずいぶんとのっそりした子だな。しかもすっごいぽっちゃりしてる)

空子「はいぃ」

男「えっと、僕に何か用かな?」

空子「用と言いますとぉ、用ですかねぇ」

男(喋り方もゆったりというかのっそりした感じで)

空子「なんだかぁ、あなたのぉ、運勢がぁ、悪いなぁって、感じでぇ」

空子「占ってぇ、あげようかなぁ、とぉ、思いましてぇ」

男(占いかぁ。さっき色々と問題起こしちゃったし)

空子「なにかぁ、占ってほしいことってぇ、ありますかぁ?」

男「うーん、いきなり言われても」

空子「いつまでもぉ、待ちますよぉ?」ニコニコ

男「あっ」

男「>>405
404 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 20:12:54.48 ID:CSjzs/360
ヒヅキとの恋の行方は?
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 20:13:54.11 ID:oNs87fq90
これから先のことについて
406 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:19:56.74 ID:MQP4xo6g0
空子「うぅん、ずいぶんとぉ、漠然としたぁ、質問ですねぇ」ウーン

空子「何かぁ、大きなことがぁ、起こる気もしますしぃ」

空子「でもぉ、関わらないこともぉ、できるの、かなぁ」

男「なんかよくわからないね」

空子「運命はぁ、色々なんですぅ。もぉ〜っと詳しいことならぁ、わかるかもぉ」

空子「えぇっとぉ、たとえばぁ」

ドンッ

「あっ! ごめんなさいっ」

空子「あぁれぇ〜」バタンッ

男「! 大丈夫?」

空子「」

男「あの、八卦院さん?」

男「………死んでる!?」

男「どどど、どうしよう!」

「ピキーン! これは怪我人の気配ですね」ウィィィン

ガチャンガチャンガチャンガチャン

ミーシャ「怪我人確認! ゴーレム部隊! 収容作業開始!」

ゴー「リョーカイ! リョーカイ! ウィィィンッ」

ゴー「カクホ! シューヨウ! ホゴ!」

フラ「がってんしょうちぃ〜」

空子「」ワッセワッセ

男「」
407 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:21:08.01 ID:MQP4xo6g0
男「はっ! 一体今のはなんだったんだ」

男「さすが学園祭。いろんなことが起きるなぁ」

男「しかし疲れた…。そうだもうそろそろ帰ろうかな。メイドちゃんにお土産でも買って」

>>408「先生」
408 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 20:22:15.90 ID:TS3wE/HDO
ジェラルド
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 20:23:29.28 ID:sSRzLAGo0
ルーティ
410 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:34:56.91 ID:MQP4xo6g0
男「その声はジェラルド君」クルッ

男「ぶほあっ」

ジェラ「! あっ、やっぱりそんな反応をするんですねっ」

男「いやだって、なにその服」

ジェラ「東の方の国の服です」

ジェラ「ボクのクラスって仮装喫茶やってるんですけど、クラスメイトの女子から」

「アイヤー ジェラくん これ女の子の服ネ! 着るとよろし!」

ジェラ「って渡されて………」シクシク

男「断れなかったの?」

ジェラ「ボク男だよ!」

ジェラ「って言ったのにクラスメイトに僕以外満場一致で押し切られました………」

男「でも今休憩中でしょ?」

ジェラ「呼び込み中です」シクシク

ジェラ「早く帰りたいんで、先生、来てくれませんか?」

男「はぁ、仕方ないからいくよ」

ジェラ「先生! ありがとうございます!」

ジェラ「お礼に、いっぱいサービスしますね!」
411 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 20:39:04.00 ID:bY1Gmiimo
(いかがわしいお店感)
412 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:50:14.83 ID:MQP4xo6g0
ジェラ「一名様ご案内〜♪」

「わ〜、ジェラルドちゃんすご〜い」

「ふんふん。なるほどなるほど。これははっかどーりますな」メガネクイッ

「これは我らの脳内辞典に納めるべき光景ではありませんかな」

男「なんか君のところの女の子怖いんだけど」

ジェラ「できるだけそっちは認識しないようにしてます」

「おほっ、ショタの言葉責めキタコレ」

ジェラ「はい先生はここに座っててください。すぐにメニュー持ってきますから」トテテテ

男(ジェラルド君には悪いけど、似合ってるよなぁ)

ジャンヌ「さすが縫製研のグレゴリー作ですわ。悔しいけれど似合っていると認めざるを得ないですわ!」キィー

男「君は………」

男(確かスズメバチ族のお嬢様だったかな。なのにメイド服とは)

ジャンヌ「ジャンヌですわ。メトレス家のジャンヌ。あの集会に参加したのにこの私のことを忘れるなんて………決闘ですわ」パシッ

男「いてっ」

ジャンヌ「表にでなさい! この針の露と変えて差し上げますわよ!」シュンッ

男「ひぃっ」

ジェラ「うわぁっ! ジャンヌさんなにやってるの!?」

ジャンヌ「この男は失礼です。なので処罰すべきなのですわ」

ジェラ「お客さんだから! それにこんなところでそんな物騒なもの使うと風紀委員が来ますよ!?」

ジャンヌ「確かに。この姿は屈辱的ではありますけど、与えられた役目を放り投げてはメトレス家の名折れ。身を窶すなら、誇り高く飢えよとおじい様も言っておりました」

ジャンヌ「このジャンヌ。従者を演じきってみせますわ!」バッ

ジェラ「さ、流石ジャンヌさん!」

ジェラ(ほらっ、先生も褒めて!)

男「えーっと、流石ジャンヌさん。気高くて憧れるなぁ」

ジャンヌ「ふふっ。民のためにこの身を捧げること。これこそノブレスオブリィィィジュ!」

男(なんか、簡単だけど面倒な子だな)

ジャンヌ「おーっほっほっほ!!」
413 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 20:55:13.21 ID:MQP4xo6g0
ジェラ「大変でしたね。はいこれ、メニューです」

男(メニューは普通の喫茶店と変わらないな)

男(模擬店なのにコーヒーと紅茶の種類が多いことが疑問だけど)

男「それじゃあコーヒーと日替わりデザートを貰えるかな」

ジェラ「わかりました。それでは、えっと、こほんっ」

ジェラ「ご主人様に愛をこめて♪  いっぱいいっぱいご奉仕するにゃん♪」クネッ

男「」

ジェラ「うぅ///」

男「なにそれ」

ジェラ「なんかこれをやるって決まりらしくて」

男「…周りの店員さん誰もやってないよ?」

ジェラ「え? 本当だ………」

ジェラ「んん〜!!」ドンドン

ジェラ「もうっ!!」

男(しかしなぜあの服装であのセリフなんだ?)
414 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:08:28.06 ID:MQP4xo6g0
ジェラ「コーヒーと、ケーキです」

男「今日と明日しかないのになんで日替わりデザートなの?」

ジェラ「なんかその方が喫茶店感でるらしいです」

男「なるほど」

ジェラ「ミルクと砂糖はいりますか?」

男「ミルクだけ貰おうかな」

ジェラ「じゃあ、いれますね」トットットット

ジェラ「じーっ」マゼマゼマゼマゼ

男「あのぉ、なんで見てるの?」

ジェラ「えっ、これが喫茶店のマナーだって」チラッ

男「誰もやってないよ?」

「はいミルクどぞー」ドンッ

ジェラ「ん〜!!」

ジェラ「もうっ!!」ドンドン
415 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:11:53.24 ID:MQP4xo6g0
男「美味しかった…。びっくりだ」

ジェラ「先生が来てくれてよかったです。これで呼び込みしなくてもよくなりましたから」

男「そうなの?」

ジェラ「そういう約束ですから」

男(まぁ、歩くだけで宣伝効果にはつながってるんだろうね)

男「それじゃあ僕はもう帰るから、あと頑張ってね」

ジェラ「はいっ!」

ジェラ「会計はあちらになります」

男「うん」

男「あの、会計をお願いします」

「タダです」

男「え?」

「良い絡みを見せてもらいました。むしろこちらがお金を払いたいくらいです」

男「なんか釈然としないけど、タダだったらお言葉に甘えて」

「ちょっと待って」

男「なに?」

「ジェラルド君に後ろから抱き着いたらお金あげるっていったら、やります?」

男「帰ります」

「あぁ!」

ジェラルドの好感度【36】
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:12:45.86 ID:bY1Gmiimo
桃源郷かな?
417 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:13:55.10 ID:MQP4xo6g0
メイド「色々買ってきたのですね」

男「お土産だよ」

男「ところでそのお面はなに?」

メイド「ヒダンさんからお土産にもらいました」

男「なるほど。可愛らしいお面だね」

メイド「良くわかりませんが、リコリンというキャラクターのお面らしいです」

男「どこかで聞いたことがあるような」

男「まぁいっか。それじゃあごはん食べようか」

メイド「はい」
418 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:19:40.90 ID:MQP4xo6g0
〜学園祭 二日目〜

男「今日は巨大ロボットがでてくるのか」

R「ロボットと聞いて」

男「君は巨大ではないだろう?」

R「志は、あの山より大きなつもりです」

男「やっぱり君はロボットらしくないね」

R「褒め言葉と受け取っておきまSHOW」

R「それに人間染みたロボットって結構COOLじゃん?」

男「そうかな? そうだね」

R「なにか投げやりなアトモスフィアを感じます」

男「それが分かるなら立派な人間だよ」

R「照れますね。………あれ、馬鹿にされてます?」
419 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:25:49.77 ID:MQP4xo6g0
マリー「見つけた! 見つけた!」グルグル

メアリー「伝言ですわ! 伝言ですわ!」グルグル

男「な、なに!?」

マリー「来てほしいと伝言だよ!」

メアリー「>>420からですわ!」
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:26:13.76 ID:V7FGtgD70
ルーティ
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:28:04.93 ID:bY1Gmiimo
どっちかな
422 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:42:09.80 ID:MQP4xo6g0
男「………湖に呼び出して、いったいなんの用だろう」

男「でも、ルーティさんから呼び出されるってなんだか嬉しいな」

「きてくれたんですね」

男「ルーティ、さん?」

男(ルーティさんは湖の真ん中に浮いていた。空を眺めて、両手を大きく広げて浮いていた)

「もう、あんまりわからないんですね」

「すごいな。マナさんは」

男(なぜか僕はルーティさんとわからなかった。思考が波立って泡立っている。戸惑う僕を見てルーティさんはぷくぷくと笑った)

男「いや、ルーティさん。ルーティさんだ!」

「ううん。違いますよ。もうルーティさんはマナさんです」

「ごめんなさい。先生。私はルーティじゃないんです。ルーティじゃ、なかったんです」

「だから、もう嫌なんです。何もかもが」

男「どういうことなんだ。詳しいこと教えてくれないと分からないよ」

「今までの私は、全部偽物だったんです。全て与えられた生活、与えられた運命」

「ふふ、知ってる世界は、私の世界は全部本物。そう思ってました。ルーティは」

「でも、本物なんてちょっとだけで、私自身も偽物で」

「それでも、それでもこの気持ちだけは本物だったから、最後に残ったこの本物を捨てて私は」

「私はルーティとばいばい、するんです」

男「ルーティさん。さっきから一方的過ぎてわからないよ。ねぇ、そんなところにいないで僕とお祭りを―――」

「好きでした。本当に好きだったんです。私、先生のことが大好きだったんです」

「だから、さようなら。します」

ポチャンッ

男「ルーティさん!」

男(そういってルーティさんは湖の中へ潜った)

男(そしてもう上がってくることはなかった。僕が何時間待っても)
423 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:44:42.08 ID:MQP4xo6g0
男「………ルーティさん」

男「なんで、なんでなんだ?」

男「………」グゥゥ

男「ここで悩んでいても仕方ない。学園に戻って」

ルーティ「先生」

男「!」

ルーティ「先生、どうしたの?」

男「ルーティ、さん?」

ルーティ「そうだよ? どうしたの先生。寝ぼけてるみたいに」

ルーティ「私が、“ルーティ”だよ?」

男「―――そっか。そうだよね。あはは、どうしたんだ僕」

男「―――僕は一体誰を待ってたんだ?」

ルーティ「変な先生」

ルーティ「こんなところにいちゃお祭りは楽しめないよ」

ルーティ「私とまわろうよ先生」

男「―――うん」
424 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:46:48.18 ID:MQP4xo6g0
ルーティ「みゃははっ。ごちそうさまです!」ペコリッ

男「まったく、容赦がないなぁ、ルーティさんは」

ルーティ「恋する乙女はカロリーが必須なんです! なぜなら恋心が燃えているから?」

男「なんだか青春染みた発言だ………」

ルーティ「先生の青春はどうだったの?」

男「はは、思い出したくないね」

ルーティ「んー、それじゃ今が先生の青春だね!」

ルーティ「けってーい!」ズビシッ

男「青春? 青春ねぇ」

男「なんだかよくわかんないや」

ルーティの好感度【56】
425 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:48:11.34 ID:MQP4xo6g0
ルーティ「あっ! ママンと約束してたんだった!」

男「お母さんと?」

ルーティ「いや、なんでもない、みゃはは」

ルーティ「約束があるから行くね! じゃあねばいばーいっ!」トタタタ

男「元気だなぁ。ルーティさんは」

ガシッ

男「え?」

>>428「見つけた!」
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:50:23.46 ID:crRRgY/6O
ミレイア
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:50:46.81 ID:TS3wE/HDO
ロウェナ
428 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 21:50:56.05 ID:f0pKBBpjo
ロウェナ
429 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:55:29.76 ID:MQP4xo6g0
男「はっ!? ロウェナさん!?」

男「びっくりしたぁ」

ロウェナ「もう先生
430 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 21:57:16.15 ID:MQP4xo6g0
男「はっ!? ロウェナさん!?」

男「びっくりしたぁ」

ロウェナ「もう先生、私と一緒にコンテストに出るって言ったでしょ!」

男「コンテストってなに?」

ロウェナ「お似合いコンビコンテスト!」

男「初耳だけど!?」

ロウェナ「昨日先生が寝てるときに、確認とったもん! そしたら先生」

男『うぅ〜ん』

ロウェナ「って言ってたもんね!」

男「いやそれ寝言!? ていうかわかってるでしょ!?」

ロウェナ「てへりんこ♪」テヘッ

ロウェナ「でも応募したからいくよっ、ほらっ」グイグイッ

男「なんでだぁぁぁぁぁ」ズルズルズル
431 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 22:01:13.35 ID:MQP4xo6g0
男「うぅ〜、なんでこんな恰好」

ロウェナ「うんうん。やっぱりカップルと言ったらタキシードとドレスだよね!」

男「僕もそう思うよ」

男「逆じゃなければね………っ」←ドレス

ロウェナ「面白み?」←タキシード

ロウェナ「でもそろそろ女装ネタ多いって呆れられそうな気もする」ウンウン

男「どこに向かって何を言ってるの?」

ロウェナ「よーし、学園一のお似合いコンビを目指すぞー! おーっ!」

男「こんな姿で恥を晒したくない………」
432 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 22:16:14.67 ID:MQP4xo6g0
コダマ「それじゃあ今から学園一のお似合いコンビを決めるコンテスト! おにコンを開催するぜい!」

アマネ「俺ら放送部と写真部の企画だが、風紀委員が目を光らせてるから変なことはできねぇなぁ。ざんねんだったなお前ら!」

「むしろ好ましいとすら思うけどね」パシャパシャ

アマネ「それじゃあ自分たちがお似合いと思ってる頭イカレポンチども、でてこいやぁ!」

コダマ「わぁわぁ!! それNGコード引っかかってるじゃんっ!? ピー音入れなくちゃいけねぇっすよ!?」

アマネ「ピーピーピーピーピーィィィィッ!!」

「この放送はリアルタイムだけどね」パシャパシャ

アマネ「まずはエントリーナンバー1番! セリカ嬢とそれを射止めた色男ぉ! ルークだぁ!!」

セリカ「ふふっ。お似合いのカップルですよね。ねぇ、ルーク様?」

ルーク「」

アマネ「首に繋がった運命の赤い糸がガチすぎてなんも言えねぇわ」

コダマ「はいつぎー! すぐつぎー!」

アマネ「どう見ても保護者と被保護者! でも立場的には小っちゃい方が上なのか!? 狸と犬の雑食コンビ!」

シノ「妾のほうが上なのじゃ! えっへんなのじゃ!」

シバ「いくらでもいばるとえぇ。あとで思い知らしてやるさかい。あとそこの娘っ子。狸の八化け嫌になるほど教えてやってもええんやで?」

アマネ「ははっ。こいつらがいるからのびのびできねぇ。風紀委員コンビだぁ!」

ティファ「私がヒョウカお姉さまの懐刀です」エッヘン

ヒョウカ「信頼していますよ」チンマリ

アマネ「………なんで縮んでんの?」

ティファ「さきほどアツアツのたこ焼きを食べてしまいこのようなお労しい姿に………」

コダマ「人体の不思議! それじゃあ続々紹介いくっすよ!」
433 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 22:20:50.94 ID:MQP4xo6g0
男(そうか。別にお似合いってカップルだけじゃないもんな)

男(ていうか僕たちカップルじゃない)

ロウェナ「ほら先生。次は私達の番だよ」

男「え?」

アマネ「いつからいるんだ至上最長の留年生! それに振り回されてるモブキャラだぁ!」

男「うるさいなぁっ!」

ロウェナ「よっしゃ先生! ちゅーしよっ! ちゅーっ!」ンーッ

男「うわっ、うわぁっ! やーめなーさーいー」ググッ

セリカ「まぁまぁ。ルーク様、私達も恥ずかしいですが、誓いの接吻を」

ルーク「」

アマネ「というかなんで女装してんの?」

男「知らないよ! 無理やり着させられたんだよ!」

コダマ「そういう趣味あるらしいよ」

アマネ「へー」

男「違う! ちーがーうーっ!」

「それを求める時代もくるかもね」パシャパシャ
434 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 22:24:56.33 ID:MQP4xo6g0
アマネ「以上でナルシスト共の見本市は終了だぁ!」

コダマ「参加者の写真を張って行くからその下にある投票ボックスに投票をよろしく!」

アマネ「あー、締め切り時間は今日の夕方まで」

アマネ「一体誰がなるんだろうな」

コダマ「アマネさんとソロさん?」

アマネ「ざけんな」

男「はぁ、恥ずかしかった………」カオマッカ

ロウェナ「えへへぇ、楽しかったよぉ」

ロウェナ「これで先生は私のものって見せつけられたかな?」

男「見せつけないでください。それにロウェナさんのものじゃあないですし」

ロウェナ「私のものになれビーム! びびびぃー!」

男「お断りします」

ロウェナ「それじゃ、このまま遊びにいこっか!」グイグイッ

男「却下! 却下ぁああああっ!」ズルズルズル

ロウェナの好感度【79】

ロウェナへの好感度【25】
435 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/05(火) 22:25:46.18 ID:MQP4xo6g0
今日はここまで

更新遅くなってすいません
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 22:26:45.65 ID:f0pKBBpjo
乙乙ルーク死んでる…
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/05(火) 22:29:43.84 ID:9QUWrmyG0
人魚は悲恋に終わり水に沈む
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 22:29:44.14 ID:sSRzLAGo0

ルーティは半ば自棄になってるのかねぇ
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 22:37:31.32 ID:wcunBDsXO
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/05(火) 22:41:38.17 ID:bY1Gmiimo
人魚の難易度は高い…

つー
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 00:01:39.00 ID:1IYhxNv50

ルーティ……
442 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 04:36:47.05 ID:n48o0//yo
本物ルーティは、時間切れなのかなぁ
>>1はそういうところよっぽどでない限り救済しないイメージ
443 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/06(水) 05:35:04.06 ID:dDASzra3O
乙ー
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 10:11:04.17 ID:a4z/gWLko
完全に手遅れではないと思うが

むしろ情報が増えたしイベントが進んだのでは?
445 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 19:39:17.61 ID:T0lU/NPE0
男「酷い目にあった」

男「なんか新聞部に写真撮られた気がするし」

男「こんな姿、末代までの恥だよなぁ」ピラッ

男「うぅ、早く着替えよう」

>>446「!?」

446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 19:41:10.78 ID:0lzeZlfB0
ルーティ
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 19:41:20.06 ID:RdvSbfVoO
ミレイア
448 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 19:51:04.33 ID:T0lU/NPE0
ルーティ「うわっ、なにその服!」ウププー

ナタリー「こら駄目よ。人の自由なんだから」メッ

男「ちょっと待って。別に好きでしてるわけじゃないんだよ」

ナタリー「そうなの? でも似合ってるわよ?」ウフフ

ルーティ「うんうん。以下にも一般女子生徒Aだよね!」

男「女装してもモブから抜け出せないのか僕は」

ルーティ「大丈夫! くすんだ赤毛とそばかすなんて通の人にはバカ受け!」

男「人のコンプレックスを揶揄しないでくれないかなぁ!?」

ナタリー「うふふ。でもコンプレックスを褒めてくれることって嬉しいことじゃないかしら」

男「そうだけど、この状況で褒められると複雑でしかないよ」

ルーティ「そうだ! それじゃあ先生には私のコンプレックスを褒めてもらおうかな!」

男「ルーティさんの? コンプレックスなんてあるの?」

ルーティ「あるよ!」

男「えーっと、どこ?」

ルーティ「いやぁ、そんな人を完璧美少女と思うのは嬉しいけどさぁ」テレテレ

ルーティ「実はそうじゃないんだよねぇ」

男「で、どこ褒めればいいのさ」

ルーティ「うわ、投げやり」

ナタリー「だめよ先生。ルーティちゃんだって女の子なのよ? こう見えて傷つきやすいんだから」

男(僕のメンタルだってボロボロです)

男「それじゃあ、ルーティさん。よかったら君のコンプレックスを僕に教えてくれないかな?」

ルーティ「んー、えっとねじゃあ発表します。私のコンプレックスはね」
449 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 20:00:00.09 ID:T0lU/NPE0
ルーティ「―――人に愛してもらえないことかな」

男「!?」

ナタリー「私はルーティちゃんのこと、大好きよぉ?」

ルーティ「うん、わかってるよ。分かってるけどね」

ルーティ「いつかのね、いつかきっと来る一人ぼっちが怖くて」

ルーティ「だからもがいて、人に付き纏って」

ルーティ「だけどそれでも私自信を好きになってもらえないことが凄い怖いの」

ルーティ「だから、先生。お願い」

ルーティ「お願い」

男(そうルーティさんは真面目な顔をしてこちらに向かって両手を広げた)

男(それに対して僕は―――)

1.無言で抱きしめた

2.いつでも会いに来てくれていいんだよと言った

3.君は皆の人気者じゃないかと笑い飛ばした

4.何も言えなかった

>>450
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:00:32.48 ID:ZjHqCHfk0
1
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:01:05.77 ID:8WjTpxpDO
4
452 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 20:12:01.76 ID:T0lU/NPE0
ギュッ

ルーティ「!」

ルーティ「嬉しいよ先生」ギュッ

男(寂しんだろうな。ルーティさんも)

男(いつも明るくて元気だけど、それは寂しさがあるから)

男(悪戯好きなのも孤独が怖いことの裏返しなんだろうな)

ナタリー「よかったわね………マナちゃん」

ルーティ「先生は、私のこと、見捨てないよね」

ルーティ「私の事“を”好きでいてくれるよね」

男「当り前だろ。ルーティさんは大切な生徒なんだから」

ルーティ「大切、かぁ」

ルーティ「うん、嬉しいよ先生」ギュギュッ

男「ルーティさん、ちょっと痛いよ」

ルーティ「いひひ、それだけ嬉しいってこと」

ルーティ「言質は、とったんだからね」ニヘッ
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:13:40.34 ID:B1nzywXdo
ちゃんと聞けえ先生ぇ!
こんな時に鈍感やめろぉ!
454 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 20:30:59.10 ID:T0lU/NPE0
ナタリー「そういえばもうすぐキャンプファイヤーがあるわね」

ナタリー「実行委員会が今年は凄いことするって言ってたけれど、何をするのかしら」

ルーティ「先生は誰かと踊るの? それってもしかして私だったりぃ?」

男「いや、そういう予定はないけど」

男(そうか、キャンプファイヤーか)

男(せっかくだし>>456と踊ろうかな)
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:32:05.85 ID:8WjTpxpDO
ヒヅキ
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:32:09.35 ID:syLJhNFx0
ルーティ
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 20:32:13.52 ID:eTOncCKqo
ロウェナ
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/06(水) 20:32:34.71 ID:gX+pvoa80
ミレイヤ
459 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 20:48:26.67 ID:T0lU/NPE0
男「せっかくだから一緒に踊る?」

ルーティ「!」

ルーティ「もうっ! 先生の女たらし♪」ギュッ

男「割と力が強いっ」イタタタ

ルーティ「いこっ、ほら早くいこっ」グイグイグイ

男「最近の女の子は力が強いっ
460 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 20:51:31.21 ID:T0lU/NPE0
ナタリー「あらあら、行ってらっしゃい」

ルーティ「うんっ、行ってきます! ママっ!」

男「腕がもげるぅぅぅ」ズルズルズル
461 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 21:00:17.83 ID:T0lU/NPE0
男「もしかして僕が弱いのか………?」

ルーティ「ふんふふふん♪」

男「上機嫌だね。ルーティさん」

ルーティ「そりゃそうだよ。だって選ばれることが大好きだからね」

ルーティ「もう有頂天!」

男「喜んでもらえてなによりだけど」

男「そんなに踊るのが好きなのかい?」

ルーティ「違うよ、先生と踊るのが好きなの」

男「よく、わからないなぁ」

ルーティ「って言ってるけど先生、顔赤いよ!」

男「そ、そんなこと」

チュッ

男「!?」

ルーティ「みゃはは、もっと赤くなった」

男「悪戯が過ぎるよ…」

ルーティ「ごめんなさーい。それじゃ踊ろうか。さぁ手を出して先生」

男「こう?」

ルーティ「リードはしてあげるから」

ルーティ「先生は私についてきてね」
462 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 21:06:11.32 ID:T0lU/NPE0
男(こうやって女の子にリードされて踊ってるのは僕くらいか)

男(そういえばいつも女の子に振り回されっぱなしで、手を引かれてるだけだった気がする)

男(男らしくないな、僕)

ルーティ「楽しい? 先生」

男「楽しいよ。お祭りの最中って感じ」

ルーティ「私も楽しいよ。先生」

ルーティ「“私”もとっても楽しいよ!」クルクルクル

ルーティ「“ルーティ”はとっても楽しいんだ!!」グイッ

男「わっ」

ルーティ「きっと、これからもねっ」ダキッ

ルーティの好感度【62】
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/06(水) 21:45:28.12 ID:dDASzra3O
乙ー
464 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 22:14:27.23 ID:T0lU/NPE0
ゴゴゴゴゴゴ

ルーティ「わわっ!? なんの音!? えっ校舎が真っ二つになったぁ!」

男「えっ、あっ、あれは!」

プライヤ「あーっはっはっはっ! ついにお披露目!!」

男「超巨大ロボット!!」

ルーティ「なっ、何事!?」

男「実行員会が作ったらしいよ」

ルーティ「なんのために?」

男「盛り上がるかなって思ったらしいよ」

ルーティ「へ、へぇ」

ディー「さぁ旦那! いくよ!」

プライヤ「ぽちっとなっ!」

ヒュー

パパパパーンッ

ルーティ「わっ、綺麗な花火」

男「まさかこのためだけに作ったのか?」

プライヤ「まだまだ行くぞー!」

ドーン パーンッ

パパパパーン

男(巨大なロボットが放つ花火は傍から見てとても奇妙な光景だった)

男(でもそこがこの学園らしいなと僕は思った)

男(あたりを見回すと花火に照らされながらキスをしているカップルがいる)

男(祭りの高揚感にあてられたのだろうか)

ルーティ「……ねぇ先生。私達も、する?」

男「………だーめ」

ルーティ「意気地なし」

男「もう不意はつかれないからね」

ルーティ「意地悪」ツーン

男「ほら、花火が綺麗だよ」

ルーティ「………うん、綺麗だね。みゃは………」

男(頬を膨らませながらも花火に見とれるその姿)

男(長い黒髪を花火で染めたルーティさんは、どこか大人びて見えた)
465 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 22:16:19.61 ID:T0lU/NPE0
ルーティ「お祭り終わったし、帰ろうか」

男「送って行くよ」

ルーティ「ううん、いいの」

ルーティ「なんだか今日は一人でも大丈夫な気がするんだ」

ルーティ「初めてだよ、こんなの」

ルーティ「ありがとう、先生」

男「どういたしまして。それじゃあ気を付けてね」

ルーティ「うん。バイバイ」フリフリ

ルーティ「………」

ルーティ「ありがとう。ルーティちゃん」

ルーティの好感度【65】
466 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 22:25:29.57 ID:T0lU/NPE0
〜第2週 土曜日〜

空子「そっちはぁ、どうだったのぉ?」

エン「盛況だったわ。当面の活動資金は稼げたわね」

空子「まだぁ、探してるのぉ?」

エン「当り前よ。オカルトなんてものは私が否定してやるの」

エン「だからこの世界をまわってオカルトを知り尽くす。そして」

空子「そしてぇ?」

エン「ロザリアを………殺してやるわ」

空子「うぅん。もっとぉ、平和な解決策はぁ、ないのぉ?」

エン「さぁね。でも死人は死人。蘇ってはいけないの」

エン「いくら悲しくても死んだ人は蘇らない。あの日の涙を嘘なんかにさせない」

エン「それが私の誓いよ。誰にも邪魔はさせないわ」

空子「わたしはぁ、皆仲良くが、いいなぁって、エンプーサちゃんはぁ、ロザリアちゃんが嫌いなのぉ?」

エン「別に嫌いじゃないわよ」

空子「だったらぁ」

エン「それでも私は私を曲げないわ」

空子「うぅ〜ん、私にはぁ、わからないなぁ」

空子「みんなぁ、幸せがぁ、いいのになぁ」

エン「分からないわよ、誰にもね」

エン「理解されようとも思わないわ」
467 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 22:27:45.65 ID:T0lU/NPE0
男「祭りの感じがまだ体から抜けないや」

男「僕って案外、嫌いじゃないのかな。ああいうの」

男「さて、日常に戻ってきたことだし」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>470
468 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/06(水) 22:28:16.46 ID:T0lU/NPE0
今日はここまで

おやすみなさい
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:28:20.14 ID:eTOncCKqo
2ロウェナ
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:28:21.14 ID:cn89x/RrO
2ロウェナ
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:28:27.38 ID:RdvSbfVoO
ksk
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:31:09.19 ID:eTOncCKqo
乙乙
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:32:50.12 ID:EZkUZOP60

ルーティはマナと組んで男の好感度を上げてく作戦かな?
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:34:44.90 ID:syLJhNFx0
乙です
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/06(水) 22:36:02.57 ID:LZUBmQPH0
>>473
どう読んだらそういう発想になるんだ
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 00:32:04.72 ID:AvQZRGbG0
今回のでマナの攻略は進んだけどその分元ルーティのフラグは折れた気がする
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/07(木) 20:11:08.48 ID:+8quwIyoo
地味にエンプーサの背景も気になるぞ
478 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 17:43:31.21 ID:Yj+gG8420
男「ロウェナさんにここに来いって言われたけど」

男「汚い地図だからよくわかんないし、それで」

男「どこなんだろうここ」マヨッタ

男「とりあえず目印になりそうなものでも探すかな」

>>479【コンマ50以下】
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 17:43:58.34 ID:0jE/lw1G0
480 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 17:48:09.02 ID:Yj+gG8420
男「………ここは」

男(前に一度ロウェナさんと来たことがある)

男(ロウェナさんが生まれた、場所)

男「…誰か、呼んでる気がする」

1.ロウェナさんの所へ向かう

2.塔の中に入る

>>481
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 17:48:35.18 ID:cCdqMFKDO
2
482 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 18:14:14.20 ID:Yj+gG8420
中に入る。

もしかしたらロウェナさんが呼んだのかもしれない。

扉は錆びついていたけれど、外見に反してあっさりと開いた。

男「けほっ、けほっ」

中は数百年放置されてあったかのように埃っぽい。中では光に驚いた鼠たちが逃げ回っているような音が聞こえた。

男「………お邪魔しまーす」

当然ながら答えは帰ってこない。

もしかしてロウェナさんはいないのだろうか。

とりあえず進んでみる。

しかしこの塔はいったいなんのためにあるのだろうか。

昔誰かがすんでいたのだろうかと思ったけれど生活感どころか物が何もない。

外から見たら3階くらいの高さはあるように見えたけれどそうではなかった。吹き抜けになっており、見えあげると微かに光が入ってきている。

どうやらあそこに小窓があるらしいけれどこんな陰鬱としたところじゃ過ごせそうにない。

誰かが住んでいたという説は考えにくいな。
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 20:37:48.95 ID:JIxVzVW+o
乙乙
484 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 20:44:01.39 ID:lfczSury0
ガッ

男「うわっ」

足元の小さな段差に躓いてしまう。受け身をとりそこなった僕は強かに石畳に額を打ち付けた。

男「うぅ、いたた」

暗くて見えなかったけど、こんなところに段差が………

男「ん?」

この石畳、なんか違和感がある。

具体的に言うと動きそうな気がする。

男「よっと」

ググググッ

男「ぐ、ぐぅっ!」

動く。重いけど動く。

男「よいしょぉっ!」

ズリリリリ

男「はぁ、はぁ」

男「開いた!」

男「これは………」

石畳の下には小さな小箱があった。

なんだか冒険者になった気分だ。

男「あけてみようかな」

>>485
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 20:46:07.52 ID:AImgJAeVO
開ける
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 20:47:12.44 ID:l2Vr4KET0
鬼の面
487 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 20:58:48.23 ID:lfczSury0
開けてみよう。

運のいいことに鍵はかかっていなかった。

ガチャッ

男「………これは」

小瓶と、手紙?

男「タイムカプセル、みたいな?」

手紙を開く。

そこには謝罪の言葉が書いてあった。

ひたすら、手紙の相手に謝っているだけで、詳しい話は書かれていない。

当人だけで通じる話のようだけど。

男「………メルメル? なんか聞いたことある名前だな」

小瓶の中身は青い、どろどろとした光。

なんか危なそうだけど、どうしよう

>>490

488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 21:02:15.44 ID:yddIHIF3O
小瓶開ける
489 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 21:04:50.08 ID:JIxVzVW+o
正解がわかんないなぁ

持ち帰る
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 21:07:46.04 ID:cCdqMFKDO
>>488
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/10(日) 21:18:57.41 ID:7o6AH7ei0
開けちゃうのか、大丈夫か?
492 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 21:48:45.43 ID:Yj+gG8420
開けてみよう。

僕も研究者だし気になる。

朽ち果て欠けているコルクの蓋はなんの抵抗もなく開き、その勢いでボロボロと崩れた。

男「手袋でも持って来ればよかったかな」

とつぶやきながらその青いなにかを目の前まで持ってきてみる。

自分で発光している。なんだろうこれ。マナの類に見えるけど。

ベールクレアさんのところに持って行ってみようか。

いや………今は駄目だな。

男「とりあえず、もど」
493 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:00:44.95 ID:Yj+gG8420
「ナンデ、ナンデ、タスケテ、イタイノ、イタイ」

「セマイ クライ オナカスイタ スイタスイタスイタスイタイイタイイタイイタイ」

「痛いの飛んでいって、飛んでいって」

「モット モット イキタイ タスケテ タスケテ」

「ごめんねぇ。ごめんねぇ。助けれなくてごめんねぇ」

「イキタイ、ワタシ、モット、イキタイ」

「シニタクナイ」

「タスケテ」

ガリゴリ ボリボリ

「イツカ、イツカワタシハ」

「ヨウセイニナッテ」

「ジユウニ」











「ごめんね、本当に、ごめんね。メルメルの、せいなんだよ」

「違う、それは私のせいだ」

「ううん、メルメルが、約束したのに」

「ごめんねぇ」

「ワタシハ、ワタシハジユウニ」

「ナレナイ、ノ?」

「ヤダ、サムイ、サムイ」

「トジコメナイデ、ヒトリニシナイデ」

「ううん、貴方はこれからずっと、皆と一緒なんだよぉ」

「大丈夫だから、大丈夫だからね」

ズリズリズリズリ

ガチャンッ

「クライ、セマイ、イヤ、モウ」

「トジコメナイデ」

「ネェ」

「ダレカ」

「イカナイデ」
494 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:04:47.90 ID:Yj+gG8420
男「おえっ」

何かが流れ込んできた。

イメージの奔流に飲み込まれ、それがなんなのか認識できない。

ただ感情を塗りつぶすほどの寂しさと冷たさが。

男「はぁ、はぁ、はぁ、なんだこれ、気持ち悪」

額に当てた手が冷や汗で濡れている。

だめだ、しんどい。

男「あれ………?」

瓶の中の光は消えていた。

一体あれは

だめだ。ロウェナさんには悪いけど帰ろう。
495 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:10:02.94 ID:Yj+gG8420
ロウェナ「もう! もうもうもう!!」プンプン

男「ごめん。道に迷ったんだ」

ロウェナ「ふんだっ。せっかくお茶会に誘ってあげたのにさぁ」

男「本当ごめん」

ロウェナ「………大丈夫? なんだかすっごい体調悪そうだけど」

男「はは、ロウェナさんでも気遣いできるんだ」

ロウェナ「失礼な!」

ロウェナ「ベッドで横になってたらいくら私でもわかるよ」

男「だから、本当に、ごめんなさい」

ロウェナ「先生が本当に大変そうだ」

ロウェナ「そんなに辛いんなら、私、もう帰るね?」

男「………待って」

ロウェナ「先生?」

男「一人にしないで」

ロウェナ「! うん、いいよ」

ロウェナ「お姉さんでよかったら、いつまでもいてあげる」

ロウェナ「悪霊はね、しつこいんだから」

ロウェナの好感度【81】

ロウェナへの好感度【30】 
496 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:30:38.84 ID:Yj+gG8420
〜2週 日曜日〜

セフィム「雨が降っているなら傘を差すのは当然」

セフィム「でも傘を差さなくても、それは批判する理由にはならないよね」

リバーシー「でも傘を差さないとよすでうゃちれ濡!?」

リバーシー「あと、私は雨にぬれると元気なくなっちゃいます」

セフィム「ふふふ。空から降ってくるのが飴だったらみんな喜ぶのにねぇ」

リバーシー「はい! 私も甘いものは大好きですよ!」

セフィム「好きなことだけしていたいのに、私の好きを誰かが馬鹿にして邪魔をする」

リバーシー「あなたの好きなことってかすでんな?」

セフィム「好きなことは、心の中にそっと入れておくものです」

セフィム「たまに口笛として吐き出せばいいのですよ」

リバーシー「よくわかりませんねっ」

セフィム「うふふ、わからなければそれもまた自由」

セフィム「それでは、またいつか」フワフワ

リバーシー「あれが、自由なのでしょうか」
497 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:32:12.55 ID:Yj+gG8420
男「はぁ、気分もだいぶましになってきた」

男「…でかけようかなぁ」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>500
498 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/10(日) 22:32:44.72 ID:Yj+gG8420
きょうはここまで

おやすみなさい
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:33:23.78 ID:cCdqMFKDO
2ヒヅキ
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:33:25.71 ID:hKBuE4NC0
2ルーティ
501 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:33:30.84 ID:mHJyBqSvO
3塔やそれにまつわる話について昔のこと知ってそうな人に尋ねる
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:35:27.94 ID:JIxVzVW+o
乙乙めるめる久しぶりやの
503 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:39:59.31 ID:K0UqfsNR0
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 22:41:19.59 ID:3tPcgLs0o
おつおつ
過去作からの繋がりが地雷ばかりに見えてわら、笑えん
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/10(日) 23:06:32.77 ID:AImgJAeVO
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/11(月) 01:38:59.79 ID:Uev4PQc0O
乙ー
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/11(月) 22:11:26.76 ID:41gqzcv10
あーヒヤヒヤした
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 21:08:39.64 ID:ztwgT0sTO
ここでメルメルと絡めるかー。
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/12(火) 22:28:57.59 ID:Wy8TwuGUo
過去作からのキャラで地雷っていたっけ
510 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 21:35:29.69 ID:7vOOfiL20
男「あれ、ルーティさんは今どこにいるんだっけな」

1.女子寮

2.ゼミ室

>>511
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 21:36:27.53 ID:syknU2wt0
2
512 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 21:40:27.45 ID:7vOOfiL20
男「そうだった。今日はゼミ室にいるって言ってたな」

男「ちょっと出かけてくるよ」

メイド「いってらっしゃいませ」

メイド「くれぐれもお気をつけてくださいませ」
513 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 21:47:23.89 ID:7vOOfiL20
男「ルーティさん、いる?」

ルーティ「ふんふふふ〜ん♪」カキカキ

男「なにやってるの?」

ルーティ「芸術!」バーンッ

男「…えっと、これは?」

ルーティ「えっとね、これがママで、これが私!」

男(………お父さんは?)

ルーティ「あっ、ここらへん寂しいから先生も書いてあげるね」カキカキカキ

男「それよりちょっとルーティさんに用があってきたんだけど」

ルーティ「もしかしてデートのお誘いとか? 照れますにゃあ」

男「いや、違うから」

ルーティ「ん、なんか先生にしてはかっこよすぎるかな?」カキカキ

男「成績が万遍なく上がっているから今後の対策をしっかりと考えようかと思って」

ルーティ「うわ、真面目だ。クソ真面目だ」

男「それが仕事ですし」

ルーティ「ぶーぶー」グダーッ

ルーティ「せっかくの休みなんだよ? もっと楽しく生きようよ」

男「楽しいよ。十分」
514 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 21:57:34.07 ID:7vOOfiL20
ルーティ「それって、私と一緒にいると楽しいってことかな」

男「まぁ、ルーティさんもだね」

ルーティ「みゃはは、うれしいなぁ」

ルーティ「私も先生といると楽しいよ」

男「どうも。だったら今後の計画を」

ルーティ「そんな、人生設計だなんて///」

男「話が飛躍してる、飛躍しすぎてる」

ルーティ「知ってます―。冗談ですー」

男「人生設計と言えば、ルーティさんは進学するの?」

ルーティ「んーん。家に戻るよ」

男「家業を継ぐとか?」

ルーティ「うん。山の中にある教会でシスターやるの」

男「へぇ。ルーティさんがシスターね」

ルーティ「似合ってるでしょ」

男「………いや、あんまり?」

ルーティ「ひどっ」

男「なんでだろうね。なんか似合わないんだよなぁ」

ルーティ「傷つく。慰謝料! アイスかケーキか甘いもの!」

男「勘弁してよ。本当にそう思ったんだって」

ルーティ「先生良く女にもてないって言われない?」

男「そういう話になったことすらないよ」

ルーティ「うわぁ」
515 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 22:08:20.18 ID:7vOOfiL20
ルーティ「なら私が先生の彼女第一候補に立候補しちゃおうかにゃあ」

男「そんな冗談言わないでいいから」

ルーティ「冗談じゃなかったら?」

ルーティ「私は素直じゃないし、嘘つきだけどね」

ルーティ「好きなものにだけは嘘をついたことはないんだ」ジッ

男「ルーティさん、ちょっと近いよ」

ルーティ「先生。その回答は間違えかな。先生くらい頭がよかったらわかるでしょ。正解は」

男「>>516
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:10:26.11 ID:wn3RqAVeO
なんでそんなに僕のことを気に入っているんだい?
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:10:31.18 ID:nQrJs/NDO
・・・分かりません
自分の気持ちが分かりません
518 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:11:07.14 ID:zec7nywOo
ルーティさんのことは好きだよ
519 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 22:21:35.12 ID:7vOOfiL20
男「なんでそんなに僕のことを気に入っているんだい?」

ルーティ「! ………だって先生優しいし、私のこと見てくれるし」

男「それは僕が先生だからだよ」

ルーティ「こんな私に優しくしてくれるの、先生とママくらいだし」

男「エリーさんがいるでしょ?」

ルーティ「エリー? あっ、そうだ、そうだね」

男「ルーティさんは皆に好かれてるよ。優しいのは僕だけじゃない」

ルーティ「でも、でもねっ。ルーティは先生が好きなの!」

ルーティ「知らないよ! なんで好きなのかなんてさぁっ! でも好きなんだからいいじゃんっ」

ルーティ「私を好きになってなんて我が侭言わないよ、だからルーティを好きになってよ!」ギュッ

ルーティ「………お願いだから」

男「………嫌いじゃないよ。ルーティさんも、皆も」

ルーティ「………ばーか」

ルーティ「へへ、引っかかったね先生」ニヘラッ

男「ルーティさん?」

ルーティ「私がそんな真面目な告白するわけないじゃん。悪戯心だよ、もちろん」

ルーティ「みゃはは、はぁ、先生マジな顔してて面白かったぁ」

男「ちょっとたちが悪い悪戯だなぁ」

ルーティ「みゃはは。なんとでもいうといいよ」

ルーティ「嫌われるのは慣れてるからね」
520 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 22:31:13.56 ID:7vOOfiL20
〜3週〜

男「新年が開けて学園祭があったと思えば武技芸祭か」

男「僕は運動部に関係がないけどヒヅキさんがでるのかな」

男「でも最近のヒヅキさん、運動とか戦いとか無関係みたいなんだよなぁ」

ヒヅキ「戦うなんてそんな乱暴なことできないよ?」

男「………誰だ!?」

ヒヅキ「わっ、びっくりした」

男「あぁ、ヒヅキさんか」

ヒヅキ「先生今私のことしっかり見てなかったぁ?」

男「ごめん、寝ぼけてたみたいだ」

ヒヅキ「夜更かししたらいけないよ? あっ、急いで教室に行かなきゃっ。じゃあねっ」タタタタッ

男「………刀、持ってないと違和感あるんだよなぁ」
521 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 22:35:08.28 ID:7vOOfiL20
ルーティ「お手伝いに来ました! って誰っ?」

オルタ「あー、臨時手伝いだよ」

ルーティ「先生がついに生徒に手をだしたのかと」

オルタ「あのヒョロガリなんてお断りだ」

オルタ「つーかここは一般生徒は立ち入り禁止だ。はよ帰れ」

ルーティ「貴方も生徒では?」

オルタ「俺はいいんだよ。手伝いだから」

オルタ「そうだ。あいつから伝言だ、たしか今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>523
522 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/13(水) 22:35:34.07 ID:7vOOfiL20
すいません

今日はここまで

おやすみなさい
523 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:35:53.24 ID:zec7nywOo
サレム魔導
524 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:36:28.10 ID:zec7nywOo
乙乙
525 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 22:49:32.20 ID:nQrJs/NDO
乙です
526 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 23:00:44.13 ID:mzV99I3e0
527 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 23:15:58.89 ID:a1txlcysO
乙ー
528 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/13(水) 23:17:30.73 ID:ZxH7mZ6M0
相変わらずフラグ折りまくってるなぁ
529 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/14(木) 01:57:59.00 ID:KlXMrKtKO
乙ー
530 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 15:24:05.42 ID:dRx6Vq+/O
【名前】ユークリッド・オルカ
【種族】海竜
【性別】女
【性格】お淑やかな丁寧良い子
【特徴】黒髪黒セーラー切れ長美人、スカウターみたいに相手の戦闘力を測定することができる優れた目を持つ

【設定】学園の御姉様として慕われている完璧美女であり、世のため人のために生きようと活動している平和主義者。困った人がいたら拳一つで直ぐに解決。頭はそんな良くない。
お淑やかに見えるが結構ノリがよく行動力もある。他の御姉様とも仲良い
幼き日かつて不世出のいじめっ子として地元に君臨していたガキ大将であり過去討伐されたことがある。
今は大人しくなりお嬢様然として振る舞っているが、未だその戦闘力は衰えていない。結局本質は人の心分からない系マフィア。
実は孤児でありその才能を買われ孤児院からオルカファミリーに引き取られた。そのため継承序列は低く逆らえないため、番長連にも嫌々所属している。おかげで元ヤンがバレないよう変装能力は上達していく一方である。
リーゼには悪態つき、クロとは仲良い
531 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 21:18:06.31 ID:sk3FiCxr0
ヒヅキ【理系 131】

ベルスタシア 【文系 310 】

ジェラルド【運動 240】

サレム【魔導 119】

ルーティ【運動 175】

プライヤ【魔導 839】

ロウェナ【理系 253】

ミレイア【魔導 237】

リリ【魔術  429】
532 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 21:45:38.51 ID:sk3FiCxr0
〜3週 土曜日〜

「きょ、今日は私がご飯作ります」

ナタリー「あらぁ、いいのかしらぁ」

「いつも、いつもお世話になっているので」

「えっと、こう見えて私、煮魚とか得意なんです」

ナタリー「魚は私も好きよ。だったらマナちゃんには秘密にして驚かせてあげましょう」

「は、はい。腕によりをかけて作ります」

ナタリー「それじゃあ買い物に行かなきゃねぇ、あ、何を買ってくればいいのかしら?」

「私が、私がいきますっ」

ナタリー「いいの?」

「あっ、えっと、それじゃあ、一緒に行きませんか?」

ナタリー「そうねぇ。じゃあ一緒に行きましょうか」
533 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 21:48:33.97 ID:sk3FiCxr0
男「はー、笑った笑った」

メイド「あれがお笑い芸人というものですか」

男「あれ、メイドちゃんは見るの初めてだっけ」

メイド「はい。でもどう笑えばいいのかわからなくて。せっかく連れてきてくださったのにすみません」

男「謝ることないよ」

メイド「もう少し、お笑いについて研究したいと思います」

メイド「ですのでご主人様はどうぞお先におかえりください」

男「うーん。分かったけど、気を付けてね」

メイド「はい」

男(さてと)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>534
534 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 21:48:38.22 ID:LMeRBp9aO
2ロウェナ
535 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 21:49:21.18 ID:dr1WcfA00
3買い物に行くとナタリーと知らない(?)女の子と遭遇する
536 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 21:58:34.52 ID:sk3FiCxr0
男「―――っ!」ドクンッ

男「はぁ、はぁ、なんだ今の」

男「一瞬凄い苦しかった………もしかして病気、なのか?」

ジーッ

男「! 誰!?」

男「………誰も、いない」

男「気のせいかな? でも今確かに誰かこっち見てて」

男「………そんなわけないよな、きっと疲れてるんだ」

男「今日は帰って休もう」
537 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 22:05:40.41 ID:sk3FiCxr0
男「ただいま」

「オカエリ」

男「!」

男「メイドちゃん、じゃないね」

男「誰。誰がいるの?」

スッ

男「!!」ビクッ

男「誰だ!!」

バタンッ

男「一体、誰なんだよ」オソルオソル

ギィィィィ ガチャッ

男「………誰も、いない?」

男「はは、やっぱり疲れてるんだな。今日は早めに」クルッ

「ココニイルヨ」

(●) (●)

男「」

バタンッ
538 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 22:18:06.65 ID:sk3FiCxr0
〜3週 日曜日〜

メイド「………お笑いとは、なんなのでしょうか」

メイド「分からない自分が、不甲斐な―――っ!」ゴツッ

メイド「………」タラリッ

「ははっ、ほら俺のコントロールが一番だろ!」

「んなわけねぇだろ! 次は俺だ!」ヒュッ

メイド「!」ゴツッ

「動かない的狙ってんじゃねぇ、よっ!」ヒュッ

メイド「っ」ギュッ

パシッ

レーナ「なにやってるんや」

「うわっ。なんだよおばさん」

レーナ「人に石ぶつけといてなんだよはないやろ。なぁ、ガキンチョ」

レーナ「お前らは楽しいんかもしれんけどなぁ、暴力はなんも楽しいことあらへんやろ」

レーナ「身内だけ楽しいことなんてゴミやろが!! 自分で、自分の力で楽しくせぇや! 他人に迷惑かけて、それが楽しいなんてふざけんなや!」ヒュッ

「あぶねっ」

レーナ「これ以上悪さするんなら、おどれら痛い目見せたるぞ。そっちの腕は6本。ウチは8本と2本。負ける気はせぇへんな」

「お、おい行こうぜ」

「第二種に対してかっこつけて、馬鹿みてぇ」

「あーあ、楽しくねぇの」

レーナ「ウマの糞でも踏んづけて滑って転んで頭打って死ねっ!」ベーッ

レーナ「大丈夫かいな。あーあー、額ぱっくり言っとるわ」

メイド「ご迷惑をかけてすいません」スッ

メイド「ありがとうございました」ドゲザッ

レーナ「わーわー!! そんなことせんでえぇ! ウチが悪いやつみたいやんか!!」

レーナ「頭を地面につけたらばい菌はいる
539 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:20:35.57 ID:iD9CxnH6o
メイドちゃんもどうにかしたいけど
社会風潮とかどうにもならんのよ
540 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 22:23:04.81 ID:sk3FiCxr0
メイド「ですが」

レーナ「ですがもよすがもあらへん! はよ消毒せなっ!」

レーナ「嬢ちゃん家はどこや? うちが連れて帰ったる」

メイド「そのようなご迷惑をかけるわけには」

レーナ「嬢ちゃんさっきお笑い見に来てたろ。ならうちの友達や」

レーナ「友達なら迷惑かけて当然! 守るのも当然や」

メイド「友達、ですか?」キョトン

レーナ「えー、もしかしてウチじゃあかんか」

メイド「い、いえ。しかし私は第二種で」

レーナ「第一種とか第二種とかそんな笑えんことはどうでもええねん」

レーナ「いいか! そんなんじゃなくてな、世の中には二つしかおらんのや、それはな」

レーナ「ツッコミとボケや」

メイド「そうなのですか」

レーナ「………うん、今のがボケや。自分良いキラースキル持ってるやんけ。焦るわぁ」

レーナ「って! つまらんボケかましとる場合やない! こうなったらウチの家まで出発や!」ダキカカエッ

メイド「!」

レーナ「シュッシュッポッポシュポッポ〜」ニョロロロロロロ
541 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 22:25:29.07 ID:sk3FiCxr0
男「メイドちゃん、遅いなぁ」

男「先に買い物を済ませようかな、そのついでに」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>544
542 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/14(木) 22:25:55.06 ID:sk3FiCxr0
今日はここまで

攻略のヒントとかを出した方がいいのでしょうか
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:26:14.25 ID:SwJFzRJ10
2ルーティ
544 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:26:14.67 ID:p5BJcEYDO
>>535
545 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:26:22.50 ID:iD9CxnH6o
メイドちゃん探す
546 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:28:24.15 ID:iD9CxnH6o
乙乙
ごりごりにヒントで介護されたいの
547 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:30:12.18 ID:p5BJcEYDO
乙です
548 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:32:57.66 ID:TZIXUKOh0

ヒント出ても攻略するヒロインを絞らないと意味ないんだよなぁ
549 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 22:40:57.69 ID:hHUd2hYfo
クッソ重要な安価の時に教えてくれたらそれで…
おつー
550 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/14(木) 23:03:25.01 ID:BxNTmI2x0
メイドちゃんはたぶん探さなくても大丈夫でしょ
551 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:45:40.37 ID:YSbbKZHno
重要ポイントの時は※※※とかを一行目に置いておくとか?

ゴリゴリヒント出されても、それはそれで想像する楽しみもなくなっちゃうし、難しいよね
TRPGのシナリオ集みたいに纏めて遊べるように出来るなら、個人で集まって遊べるんだろうけど……
552 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:54:02.76 ID:1H82cCZNO
>>551
それ難しいよね。ヒント出しすぎても興が覚めるし。ただ、ノーヒントだとちょっと難しいかも。
ここはちゃんとそれでも捌いてくれるから安心感はあるけどね。

とりあえずルーティ周りがもう厳しいのかどうかは知りたいかな。
ロウェナさんはまだなんとかなりそうな気配があるけど。
553 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:57:31.98 ID:l5cvbmke0
普通にヒントが欲しい
554 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/14(木) 23:59:58.52 ID:x1h3uryv0
正直今までの流れを見てるとヒント出されても推しヒロインじゃなければ普通にヒント真逆の安価出す奴いそう
555 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/15(金) 00:03:40.75 ID:VVB5P0VQO
乙ー
556 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 00:17:46.75 ID:JiADvPRKO
>>554
前もそうだけど、ちょい荒らしぎみのが常駐してるからね……
重要安価は多数決にするとかした方がいいかも。
557 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 01:13:22.19 ID:DcRlS89jo
足の引っ張りあいなだけで荒らしとは違うようやけどの
558 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 07:03:57.99 ID:ap8Po1oF0
>>552のID:1H82cCZNOはhttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1551790422/の作者か それに文体に句読点つけているということは>>556のID:JiADvPRKOもか?
こいつまた他所スレでで自分が気に入らないのは全員荒らし理論で行動してるのか
559 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 09:21:19.57 ID:yJDrKWgGO
>>557
前々作ぐらいのベル周りがああなったのは荒らしのせいだったしね……
むしろよくあそこまでまとめ上げたと思ったよ
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 14:01:38.04 ID:yF/f98X50
縛りプレイを強要しといてうまくいかなかったら愚痴ったり、気に入らない書き込みはすぐに荒らし認定したりとかなんやねん
561 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 17:36:38.69 ID:HWvXPIXbo
>>560
縛りプレイってなんだ
562 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 19:37:40.89 ID:5zYfNunh0
男「買いたかった本も買ってっとー」

ナタリー「ふふっ、張り切って一杯買っちゃったわね〜」

「は、はいっ」

男「……あれは、ナタリーさんだ」

男「荷物一杯持ってるなぁ。そうだ」

男「ナタリーさん!」

ナタリー「きゃっ」

「!」ビクッ

男「よかったら荷物持つよ」

ナタリー「い、いえ。一人で大丈夫ですよ?」

男「えーと、じゃあそっちの子の荷物を」

「! わ、ワタシですか?」

男「うん。迷惑じゃなかったらだけど」

男「あれ、どこかで会ったことあったかな」

「いいいい、いえいえ、会ったことなんて一度たりとも、な、ないです」

ナタリー「そうそう。この子は貴方とは初対面ですよ?」

男「そっか。えっと僕は男。臨時講師と言うか一時講師というか、そんなことやってます」

「よ、よろしくお願いしますっ」ペコッ

男「えーと、一応君の事も聞いておいていいかな」

「!!!」

男「……なんで名前聞いただけで驚かれてるんだろう」

「すす、すいませんっ」ペコペコッ
563 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 19:46:43.51 ID:5zYfNunh0
ナタリー「先生。女の子に名前を聞くのは失礼なのよ?」

男「え、今まで生きてきて初耳」

男「なんか、ごめんね?」

「いいい、いえいえっ」ブンブン

「あ、あの、わわ、私の名前は」

男「名前は?」

「な、名前は………」

「ルーティ、じゃない、えっと、そうだっ、ノゥティ、ノゥティって言います!」

ナタリー「ル………ノゥティちゃん」ハァ

男「そっか。それじゃあよろしくね。ノゥティさん」

ノゥティ「よ、よろしく、お、おねがいしますぅ」ペコペコ
564 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 19:48:26.39 ID:DcRlS89jo
ルーティをルーティと認識できる人できない人の違いってなんだろ
男の認識変えることできないのかな
565 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 21:11:36.31 ID:5zYfNunh0
ノゥティ「あ、あの、荷物持ってもらってすいません」

男「良いんだって、僕が好きでやってるんだから」

ナタリー「まぁ、もしかしてナンパかしら?」

ノゥティ「なな、ナンパっ!? だ、駄目ですよっ」アワワ

男「しないよ」

ノゥティ「よかった…」ホッ

男「うん、しないよ………」

男「それでこれはどこまで運べば」

ナタリー「先生? 女子寮は男子禁制ですよ?」

男「あ」

ナタリー「ここからは私達が持っていきますから」

ナタリー「ありがとう」

ノゥティ「ありがとうございましたっ」ペコッ

男「それじゃあまた学校でね」

ナタリー「それじゃあお料理作りましょうかル、ノゥティちゃん」

ノゥティ「は、はい」

ノゥティ「………本当に、覚えてないんだなぁ」
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:16:51.10 ID:MyqzmYhL0
これは自由安価で「知らない」と書いてあったのがまずかったのかな
567 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 21:26:04.08 ID:5zYfNunh0
〜第4週〜

男「メイドちゃんを病院に連れて行ったのは良いけど」

男「………授業に集中できないぞ」

男「顔に傷が残ってたらどうしよう」

男「あぁ、もしかして外出させないほうがいいのかなぁ」

男「でもなぁ、それはなぁ」

男「………よし、病院へ行こう!」

サレム「先生!? 授業はどうするのです!?」

ベル「ちっちっ、奴は男だぜ、止まれない時があるのさ」

ミレイア「代わりの誰か呼んでくるわね」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>568
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:28:49.88 ID:DcRlS89jo
リリ理系
569 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 21:47:58.08 ID:5zYfNunh0
ヒヅキ【魔術 384】

ベルスタシア 【魔術 280】

ジェラルド【魔術 217】

サレム【理系 380】

ルーティ【文系 255】

プライヤ【魔導 835】

ロウェナ【理系 272】

ミレイア【理系 264】

リリ【理系 109】
570 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 21:52:30.75 ID:5zYfNunh0
〜4週 土曜日〜

空子「聞きたいことぉ、あるなぁ、なんでもきいてねぇ〜 なぁんでも教えちゃうわよぉ」

ノヘジ「スリーさ「おばかっ」パカンッ

オル「えっと、えっと、なんでも占ってくれるんだよね!?」

空子「占えることならぁ」

バジロウ「占えることかぁ、だったら今後の進路とか」

オル「こいつらの好きな相手は誰?」

ノヘジ「!?」

バジロウ「それはやめろぉっ!!」

オル「弱みを握ってオルレアンちゃんのおもちゃにするのだ★」

空子「えぇっとぉ、そういうのはぁ、ちょっとぉ」

オル「じゃあ、少年ってのがいるんだけど、そいつがシスコン度がガチ目かどうか」

バジロウ「あ、それは俺も気になる」

ノヘジ「確かに」

空子「えぇっとぉ、じゃあぁ、それじゃぁ、始めるわねぇ」





少年「へっくしゅんっ」

ミレイア「風邪? 大丈夫かしら? 温かいもの飲む?」

少年「大丈夫だよ姉さん」
571 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 21:53:53.13 ID:5zYfNunh0
男(メイドちゃんの顔に巻かれた包帯が痛々しい)

男(こうなったら僕が買い物にいかないとな)

男「さてと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>573
572 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:53:59.39 ID:pLZ+42j0O
3ヒヅキの変わり様にそろそろ突っ込む
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:54:21.37 ID:M7SYVu7x0
2ヒヅキ
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:54:32.68 ID:egkN4CQpO
575 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 21:54:40.22 ID:VeDun6jDO
576 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:09:43.62 ID:5zYfNunh0
ヒヅキ「小麦粉〜、砂糖〜、あと素敵なものいっぱ〜い、なんてね」

男「………ヒヅキさん?」

ヒヅキ「あっ、先生だ! こんにちはっ」

男「あー、えっとこんにちは」

ヒヅキ「ちょっと! なんで私から目を逸らすの?」

男「いやいや、逸らしてないよ」

ヒヅキ「逸らした」

男「逸らしてない」

ヒヅキ「逸らしたよ!」

男「空が青かったからね」

ヒヅキ「意地悪だね」プイッ

男「ごめん、ちょっと色々あって」

ヒヅキ「いいよ。許してあげる」

ヒヅキ「それで、先生はお夕飯のお買いもの?」

男「うん。ヒヅキさんは?」

ヒヅキ「えっとね、オルレアンちゃんから頼まれたもの買ってるんだ」

男「ふーん、そっかぁ」

男(………だから誰だ! これ誰なんだ!?)

男(もう、別の人がヒヅキさんに成り代わってるとしか思えない)

男(性格まったく違うから成り代わってすらないんだけどさ!)

男(正直前のヒヅキさんの印象が強すぎて、違和感しかないんだよ!)

ヒヅキ「? どうしたの先生?」

男「なんでもない」

男「そうだ、よかったら一緒にお茶でもしない?」

ヒヅキ「私と? うんっ、いいよっ」
577 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:21:10.23 ID:5zYfNunh0
男(というわけで喫茶店まで来たけど)

ヒヅキ「えっと、これとこれとこれとこれ、あとセットでこれで飲み物はこれください」

ヒヅキ「あ! 食後のデザートでこれとこれと、あとこれ二つ!」

男(食欲だけは前と一緒なのか)

ヒヅキ「えへへ、お腹ぺこぺこだったんだ」

男「そっか」

男「でさ、ヒヅキさん」

ヒヅキ「ん? あっ、もしかして先生も欲しいの? 一口ならいいよ」

男「なにがあったの?」

ヒヅキ「………え?」

男「いや、そこまで性格変わってたらなんかあったって思うよ」

ヒヅキ「ないない、何もないって!」

男「………」

1.僕には言いたくないってこと?

2.言いたくないなら聞かないよ

3.教えてくれたらデザートをもっとサービスするよ

>>578
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 22:22:27.03 ID:DcRlS89jo
1
579 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:34:18.51 ID:5zYfNunh0
男「僕には言いたくないってこと?」

ヒヅキ「違うっ」

ヒヅキ「えっと、いや、違うよ。別に何も隠してないし」

ヒヅキ「先生にだけ言いたくないってわけじゃないよ」

男「これでも先生なんだ。なにかあったら教えてほしい」

男「力になるから」

ヒヅキ「なんでもないよ、なんでもないから」

ヒヅキ「私は普通の女の子だからなんにもないよ」

男「君は普通の女の子じゃないだろう」

男「いっつも刀を持っていて、無愛想で、食べるのが大好きな」

ヒヅキ「あ、あれは過去の過ちというか、思い出したくない黒歴史というか」

ヒヅキ「とにかく、これが本当の私なの! 普通の女の子なんだからっ」

ヒヅキ「はいこれで話は終わり! あとは楽しく食べようよ」

男「………うん」

男(どうやら本人の口からは教えてくれそうにないな)

ヒヅキの好感度【63】
580 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:38:00.18 ID:5zYfNunh0
〜4週 日曜日〜

ベール「………できない」

ベール「できない! なんでできないのよ!」

ベール「天才でしょ、天才なんでしょ私!」

ベール「なのに………」

ベール「………なんか最近調子悪いわね」

ベール「なんでかしら…」

ベール「………いや、理由は分かってるわね」

ベール「天才に、わからないことはないのよ。えぇ」

ベール「ないんだから…」
581 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:42:30.63 ID:5zYfNunh0
男「大丈夫?」

メイド「大丈夫です」

男「傷が残らないと良いけど」

メイド「申し訳ありません」

メイド「ご迷惑ばかりかけています」

男「いいからいいから。今度メイドちゃんを助けた人にお礼しないとなぁ」

男「あ、もうこんな時間だ」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>584
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 22:42:59.56 ID:egkN4CQpO
3ベールベルと仲直り
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 22:43:20.49 ID:M7SYVu7x0
3ベルとベールに会う
二人とも何か悩んでいる
584 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 22:43:22.47 ID:VeDun6jDO
2サレム
585 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:53:05.56 ID:5zYfNunh0
サレム「傷薬、ですか」

男「うん。植物族とか昆虫族は傷薬に詳しいっていうし」

サレム「確かに、そうは言いますが」

男「もしかしてサレム君は詳しくなかったり?」

サレム「いえ、人よりは知っていると自負しておりますが」

サレム「薬なら私より詳しい人がいますよ」

男「本当? 案内してくれると嬉しいんだけど」

サレム「えぇ、お安い御用です」

サレム「このサレムをどんどん頼ってください!」
586 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:55:47.96 ID:5zYfNunh0
〜路地裏〜

サレム「こちらです」テクテクテクテク

男「結構薄暗くなってきたけど」

サレム「いいお店というものはえてしてこういう場所にあるのです」

サレム「さて、この扉を」コンコン

男「やっと着いた…」

サレム「…」ココンコンコン

サレム「……」コココンコン

ガチャッ

サレム「叩くと開くのでここを通って」

男「えぇ! まだ続くの!?」

サレム「はい。いいお店はえてしてそういうものなのです」

男「妖しい薬とか置いてないよね?」

サレム「置いてますよ。私は買いませんが」

男「不安になってきた」
587 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 22:57:27.38 ID:5zYfNunh0
サレム「ここの梯子を上って」

男「はぁ、はぁ」

サレム「ここから向こうに跳び移って」

男「ひいっ」

サレム「この部屋を突っ切って」

男「お、お食事中すいません!」

サレム「向こうの屋根の上から煙突を通って行けば到着です」

男「これ本当にお店なの!?」

サレム「これくらいしないといいお店にはなれないんですよ」

男「いいお店じゃなくていい気がしてきた…」
588 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 23:08:04.34 ID:5zYfNunh0
男「や、やっとついた………」

サレム「こんにちは、カケイさん」

カケイ「………」ノソッ

男「なんか動いた!」

カケイ「失礼な男だね」ノソノソ

サレム「こちら、梅のトレントであるカケイさんです」

カケイ「ヤビョウレン・カケイ。忘れたかったら忘れても構わないよ」

カケイ「あたた、客が来なくてすっかり根をはっちまったよ」

男「えっと、カケイさん」

カケイ「いきなり名前呼びかい。更に失礼な男だ」

サレム「カケイさんは東洋の方ですので」

男「す、すいませんヤビョウレンさん」

カケイ「それで、ここに来たってことはなにか欲しいんだろう?」

男「よく効く傷薬が欲しいんですが。傷跡が残らない様な奴を」

カケイ「傷薬ねぇ」

男「ありますか?」

カケイ「あるよ。良いのがね」

サレム「さすがカケイさんです」

カケイ「河童の傷薬の良いのがちょうど入ってきてる。少し値はするが買うかい?」

男「はい。買わせていただけるのなら」

カケイ「毎度有り。それじゃあすぐ袋に包むよ」ノッソノッソ

男(不気味な人だけど、薬はちゃんときくのかなぁ)
589 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 23:11:16.84 ID:5zYfNunh0
カケイ「あいよ。これで消えなかったらまた来な」

男「ありがとうございます」

サレム「任務達成ですね!」

男「ここまで連れてきてくれてありがとう、サレム君」

サレム「いえいえ。それが私の生きがいですから」

サレム「どんなことでも必要以上に丁寧対応! ほどほどを知らない男と評されてますから」

男(それって評されてるのかなぁ)

サレム「さて、それでは帰りましょうか」

男「うん」

男(…またあの道を帰るのか)

サレム「それでは、出発でございます!」

サレムの好感度【43】
590 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 23:17:06.43 ID:5zYfNunh0
〜5週〜

ザザッ

ザザザッ

男(………これは、夢?)

友を否定する緑色の少女

夢を追う水銀の少女

青き偽りの姉妹

外面だけの亡霊

今は亡き胡蝶の友

因縁の血に染まる白布

男「なんだ、なんだこれ」

男「一体、これは」
591 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 23:18:29.69 ID:5zYfNunh0
男「最近調子が悪い」

男「だけど仕事は頑張らなくちゃね」

男「さてと」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>593
592 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:18:56.05 ID:DcRlS89jo
水銀の少女しか分からない
安価した
593 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/15(金) 23:19:07.30 ID:5zYfNunh0
今日はここまで

それらしくヒントを出しました。

自由安価で行動を選択してください
594 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:19:18.50 ID:H0Gbe//KO
プライヤ魔術
595 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:33:24.98 ID:ZxOgx2G2O

緑色の少女はエンプーサ、白布はリンネかなぁ
そういえばヒヅキが激変したことをヒダンは知ってるのだろうか
もし知ってたら、表の方はともかく裏の方はなんで刀を捨てたんだとかキレてそう
596 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:36:31.48 ID:oIRf0v1JO
友を否定する緑色の少女 エンプーサ
夢を追う水銀の少女 ベール
青き偽りの姉妹 エグゾセルーティ
外面だけの亡霊 ロウェナ
今は亡き胡蝶の友 ヒヅキ
因縁の血に染まる白布 ミレイア

こうか、分かったからといってどう自由安価すればいいのかは分からない
597 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:37:54.47 ID:A7/MEQP0O
これからは爆弾解除ターンということか
598 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:45:23.79 ID:f0bZzgf8O

ここらのキャラと絡んでバッドフラグをへし折れば良いんか
未だに各キャラの目的すら分かんないけど
599 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/15(金) 23:53:01.61 ID:VeDun6jDO
600 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/16(土) 03:31:11.54 ID:KgviOe77O
乙ー
601 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/16(土) 07:28:38.05 ID:UGL2ilu/o
友を否定する緑色の少女 エンプーサ
夢を追う水銀の少女 ベールクレア
青き偽りの姉妹 エグゾセルーティ
外面だけの亡霊 ロザリア
今は亡き胡蝶の友 ヒフミ
因縁の血に染まる白布 リンネ

じゃないか
602 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 20:42:31.19 ID:W+xtTcIp0
ヒヅキ【理系 150】

ベルスタシア 【魔術 296】

ジェラルド【魔術 232】

サレム【文系 392】

ルーティ【理系 257】

プライヤ【魔術 120】

ロウェナ【魔術 170】

ミレイア【文系 246】

リリ【魔術 389】
603 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 20:48:24.01 ID:W+xtTcIp0
〜5週 土曜日〜

クチナワ「……………」テクテク

クチナワ「っ!」サッ

サレム「これで、よし。でも素人の処置なので保健室に行ってくださいね」ニコッ

「はいっ。ありがとうございますっ」

サレム「それでは、お気をつけて」

クチナワ「………」メラメラメラ









クチナワ「!」トウッ

ドンガラカッシャンベキバキボキッ

クチナワ「………」チダラケ

サレム「!?!?!」
604 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 20:49:12.80 ID:W+xtTcIp0
男「さてと、今日は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>605
605 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:02:37.22 ID:5Jw4U2Ct0
ジェラルド 理系
606 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/17(日) 21:06:20.59 ID:lH+ZUva+0
クチナワ必死すぎておもしろい
607 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:08:50.60 ID:W+xtTcIp0
すいません間違えてました

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>608
608 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:10:09.21 ID:5Jw4U2Ct0
3塔で見つけた小瓶について調べてみる
609 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:12:35.12 ID:W+xtTcIp0
男「そういえば前に塔で小瓶を見つけてからなんか変だな」

男「小瓶の中に何か手がかりが残ってるかもしれないから調べてみようかな」

1.一人で調べる

2.(キャラ名)と一緒に調べる

>>610
610 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:14:32.02 ID:5yexU5Eyo
2ヒヅキ
611 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:15:33.42 ID:W+xtTcIp0
男「確かヒヅキさんが魔術得意だったな」

男「手伝ってもらおう」
612 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:18:02.98 ID:W+xtTcIp0
男「たぶんヒヅキさんはここに」

ヒヅキ「………」モグモグモグ

男「やっぱりいた」

ヒヅキ「! あれ、先生だー」

男「ちょっと今いいかな?」

ヒヅキ「うん、大丈夫だけど、どうかしたの?」

男「手伝ってほしいことがあってさ」

オル「ちょっと、ウチの看板娘をナンパするのはお控えくださ〜い☆」

オル「あっ、私なら歓迎だぞ★ 拒否るけど★」

男「いや、用事あるのはヒヅキさんだから。それにナンパじゃないし」

オル「ちぇっ」

男「それで、手伝ってもらってもいいかな?」

ヒヅキ「うんっ」
613 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:21:59.80 ID:W+xtTcIp0
ヒヅキ「資料の整理とかかなって思ったけど、なにこれ」

男「こないだ見つけたんだけどさ。もともとはこの中に青く光る何かが入っててさ」

男「それがなんだったのか、調べたいんだ」

ヒヅキ「なるほど。でもなんで私?」

男「ヒヅキさんって魔術得意だったでしょ?」

ヒヅキ「うん。そうだけど」

ヒヅキ「でも学生レベルだし、魔法使いどころか魔術師レベルもまだまだなのに」

男「まぁ、駄目でもともとだからさ」

ヒヅキ「んー、わかった!」

ヒヅキ「先生のために、頑張るよっ」
614 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:27:12.70 ID:W+xtTcIp0
〜数時間後〜

ヒヅキ「だめだ〜!」

男「残ってる手がかりが少なすぎたか」

男「従来のマナとは違う反応がでたけど、一体なんなんだろう」

男「魔術関連だということは間違えないんだけど」

ヒヅキ「ねぇねぇ、青い光ってのはどこにいったの?」

男「分からない、気が付いたら消えてなくなってた」

男「たぶん、僕の中に入ってきたんだと思う」

ヒヅキ「! 大丈夫? 気分悪くない? 病院行く?」ズイッ

男「だ、大丈夫だから」

ヒヅキ「……そうか」

ヒヅキ「もうっ、心配させないでよねっ」

男「すいません…」

ヒヅキ「でも危ないものだったらいけないからもっと詳しい人に相談した方がいいと思うよ」

男「そうだね、そうするよ」
615 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:43:52.15 ID:W+xtTcIp0
〜5週 日曜日〜

ハナヨ「よいしょっ、よいしょっ」

ハナヨ「ふぅ、やっぱり土いじりしてると落ち着くだなぁ」

ハナヨ「! お、おらだってもう都会っこだ。もっと都会っぽいことしなくちゃっ」

ハナヨ「都会っぽいことって、なんだろな?」

ハナヨ「モモさんみたいになれば、いいのかな?」

ハナヨ「あ、そういえば教室の花瓶の花がもうしおれちゃってたなぁ」

ハナヨ「そだ、新しくすっべ」トテテテテ

リリー「お花なら、私がご用意できますよ」

ハナヨ「ひゅいっ!?」

リリー「驚かしてしまって申し訳ありません。この学園の教会でシスターをやっております、リリーと申します」

ハナヨ「え、えっと、おら、いや私はハナヨっていいます。今高等部の1年です」

リリー「ふふっ。貴方もお花を育てるのが趣味なの?」

ハナヨ「えっ、ということはリリーさんもなのですか?」

リリー「えぇ。綺麗なものを嫌いな人がいて?」

リリー「よかったら私の育てた百合の花を持って行ってくれないかしら」

リリー「私一人だけ見て楽しむのはもったいないから」

ハナヨ「えっと、頂けるのなら、嬉しいです」

リリー「すぐ準備するから、待っててね」

ハナヨ「は、はい。待ってます、だ、です」

リリー「ふふっ」

リリー(主よ。今日は特別良い子に出会いました)

リリー(この出会いに感謝します)
616 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:44:56.48 ID:W+xtTcIp0
男「最近起きると口の中が乾いてる…」

男「マスクして寝ようかな」

男「それはともかく」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>618
617 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:45:44.73 ID:iPZ9ezfPo
3ベールに小瓶を相談
618 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/17(日) 21:46:12.47 ID:cXS0u8IR0
2 プライヤ
619 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:47:49.63 ID:yYTy3y5C0
3エグゾセとノゥティが一緒にいるところを発見
一緒に過ごすことに
620 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 21:56:48.79 ID:W+xtTcIp0
プライヤ「できたぞぉ!!」

男「できないでほしかったね」

男「次はなに?」

プライヤ「性格反転、性別反転とやってきたから」

プライヤ「貞操観念逆転装置を」

男「それは絶対使っちゃいけない」

プライヤ「冗談だぞぉ」

プライヤ「はいこれ」

男「なにこの矢」

プライヤ「これを人に刺すと、その人は先生の事を10分間だけ大好きで大好きでたまらなくなるんだぞぉ」

プライヤ「男の夢だろぉ〜」

男「ディーピカーさん! プライヤ君が浮気しようとしてるよ!!!」

プライヤ「はぁ!? オイラそんなこと」

ディー「どういうことだい旦那ァ!!」ズザァッ

プライヤ「いや、オイラはそんなことしてな」

ディー「くぅっ、こうなったら旦那と一生懸命話し合いをしないと、ねっ」ガシッ

プライヤ「話し合いは今」

ディー「旦那ならわかってくれるって信じてるよ!」バッサバッサ

プライヤ「ひぃぃぃぃ」

男「よしっ!」

男「はぁ、こんな危ないもの捨てないとな」ポイッ

「んぎゃっ!」ズブッ

男「あ」

>>621【誰に刺さった?】
621 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 21:57:25.50 ID:UL6yqIl6o
ミレイアちゃん
622 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:07:50.14 ID:W+xtTcIp0
男「ミレイアさん!?」

ミレイア「あ〜ん〜た〜」ゴゴゴゴッ

男「ひぃっ!」

ミレイア「ミレイアちゃんの気を引きたいのは分かるけど、もっと方法があるでしょっ」

ミレイア「そんなことしないでも、ね?」ジッ

男「な、なぜ僕の顔を見るんです?」

ミレイア「違うわよ。本当に鈍感ね。私が見てるのは」

ミレイア「唇」

男「うぇえ!?」

ミレイア「ふふ、唇もいいけど」スッ

男(ミレイアさんの視線が少し下がる、おそらくミレイアさんが見ているのは)

ミレイア「くすくす。怯えちゃって、可愛いわね」ペロリ

男(首)

男「合意ない吸血は法律に違反する行為であって」

ミレイア「あら、なに言ってるの」

ミレイア「私はあんたが好き。あんたも私が好き」

ミレイア「合意でしょ?」

男「」
623 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:21:12.28 ID:W+xtTcIp0
ミレイア「なに不満なの?」

ミレイア「だったら特別にあんたも私の血を吸っていいわよ」

ミレイア「誉れに思いなさい。吸血鬼にとって吸血されるということは」

ミレイア「最大限の愛情なんだから」

男「いえいえいえ、遠慮しておきます」

ミレイア「遠慮しなくていいわ」

ミレイア「こんなに月が紅いから」

ミレイア「本気で愛すわよ」ガァッ

男「今昼ぅぅううううぅうう!!」タタタタタッ

624 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:23:39.17 ID:W+xtTcIp0
ミレイア「パッと待って!」ガシッ

男「いやあっ!」

ミレイア「ガッとやって」ガブッ

男「いたいっ」

ミレイア「チュッと吸って」

男「いだだだだだだっ」

ミレイア「ハァ〜ンッ」

男(だ、駄目だ、頭がクラ、くら)バタッ
625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:24:34.51 ID:iPZ9ezfPo
これは吸血鬼化まったなし
626 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:27:10.29 ID:W+xtTcIp0
〜次の日〜

ミレイア「ふわぁ、おはよう」

男「ひっ」

ミレイア「なに驚いてんのよ」

男(都合がいいことにミレイアさんは暴走していた時の記憶を失っていた)

男(だけど僕はばっちり覚えているわけで)

ミレイア「寝不足だから、血が欲しいわねぇ」

男「ひぃっ!」

ミレイア「だからなんで驚いてるのよ」

男(しばらくはミレイアさんを見るたびにあの時の出来事がフラッシュバックした)

プライヤの好感度【36】
627 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:29:01.74 ID:W+xtTcIp0
〜6週目〜

ロウェナ「おはよ〜ん」

男「おはよう。ロウェナさん」

ロウェナ「?」

男「どうしたの?」

ロウェナ「先生、なんか変わった?」

男「いや、何も変えてないけど」

ロウェナ「なんか先生じゃないような」

男「僕は僕ですが」

ロウェナ「ん〜 なんていえばいいのかよくわかんない」

ロウェナ「まっ、いっか」

男「え、ちょっと待って、なんか怖い」
628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:30:05.88 ID:lGyJ2vGLO
そういやこれプライヤのコミュだったな
629 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:32:06.32 ID:W+xtTcIp0
男「さてと、今週はっと」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>632
630 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/17(日) 22:32:33.44 ID:W+xtTcIp0
今日はここまで

おやすみなさい
631 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:34:02.57 ID:iPZ9ezfPo
リリ文系
632 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:34:45.15 ID:WcqAt6lo0

>>619
633 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:35:37.03 ID:WcqAt6lo0
自由安価と勘違いしてた、ゴメン
安価下
634 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 22:35:38.74 ID:yYTy3y5C0
リリ文系
635 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/17(日) 22:54:09.52 ID:HAVBSoFqO
乙ー
636 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:01:32.41 ID:lGyJ2vGLO
おつ
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/17(日) 23:12:38.11 ID:5yexU5Eyo
おつ
638 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:02:31.01 ID:oi/jEmh20
ヒヅキ【魔術 402】

ベルスタシア 【文系 324】

ジェラルド【魔導 234】

サレム【理系 394】

ルーティ【運動 193】

プライヤ【魔導 866】

ロウェナ【魔術 189】

ミレイア【魔術 263】

リリ【文系 128】
639 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:09:22.44 ID:oi/jEmh20
〜6週 土曜日〜

ビクト「再来週には武技芸祭だ! 一層体を鍛えなければな!」フンッ フンッ

カルラ「我らチーム風紀委員としては一般生徒に無様なところはみせられんな」フンッ フンッ

少年「俺は生徒会チームのはずなんだけど」フンッ フンッ

カルラ「良き好敵手を育むことも自分の成長となるからな」

クロ「ふれ〜♪ ふれ〜♪」

少年「クロさんは出場しないんですか? というかなんですかその恰好。学ランにスカートって」

クロ「ほら、私はチアで応援団だからね」

少年(結局性別はどっちなんだ)

ティファ「お姉さまのためにもっ、負けませんわよぉ!」ゴゴゴゴ

ビクト「ふむ! ナイスなガッツだ! 俺も負けてられんな!!」ゴゴゴゴゴ

カルラ「俺も、久方ぶりに燃えてきたっ!!」ゴゴゴゴゴ

少年
640 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:09:51.56 ID:oi/jEmh20
少年(この、脳みそ筋肉どもめ!!)ゲッソリ
641 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:12:40.42 ID:oi/jEmh20
男「なんだか学園が盛り上がってるなぁ」

男「もうすぐお祭りだからかな?」

男「ま、僕には関係のないことだけど」

男「さてと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>642
642 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 20:12:44.27 ID:OIp4rISTo
>>617
643 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 20:12:47.89 ID:pCAivV+20
3エグゾセとノゥティが一緒にいるところを発見
一緒に過ごすことに
644 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:15:22.07 ID:oi/jEmh20
男「専門家と言えばベールさんだよな」

男「相談しにいこうか」
645 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:17:42.42 ID:oi/jEmh20
コンコン

ベール「………誰よ」

男「僕だけど」

ベール「………」

男「あのぉ」

ベール「誰もいないわよ」

男「いや、じゃあその声は一体誰なんだ」

ベール「録音してあるわ」

男「会話が成立してるんだけど」

ベール「それは私が天才だからよ」

男「あの、入ってもいいかな」

ベール「……………」

男「ベールさん?」

ベール「……………」

男「ベールさーん」

ベール「………………」

男(返事がない。どうやらベールさんは怒っているようだ)

男「わかった。出直すよ」
646 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:18:11.44 ID:oi/jEmh20
男「ベールさんは駄目だったし、これからどうしようかな」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>647
647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 20:19:25.78 ID:iM2Mb03EO
3ヒヅキの異変について探ってみる
648 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:23:31.45 ID:oi/jEmh20
男「ヒヅキさんが変わってしまった理由を探ろう」

男「刀も持ってないし、絶対何かあったはずだ」

男「おせっかいと怒られてもいいから、その理由を探そう」

男「といっても手がかりがない、ヒヅキさんに関係がありそうなのと言えば」

1.最近仲が良さげなオルレアン

2.ヒヅキさんのライバル、ヒダン

3.何でも知ってる迷惑記者 ソロ

>>649
649 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 20:23:52.90 ID:E9C7zTNn0
650 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:29:45.92 ID:oi/jEmh20
男「ヒダン君!」

ヒダン「あれ? いやぁ先生、奇遇ですね!」

男「ちょっと聞きたいことあるんだけど、いいかな?」

ヒダン「僕にですかぁ? いいですよ! 僕で答えれることならなんでもバッチこいです!」

ヒダン「あ、でも秘密の質問は有料ですよぉ?」

男「秘密かどうかは分からないけど、ヒヅキさんのことについて聞きたくて」

ヒダン「ヒヅキちゃん?」

男「最近様子がおかしくて、あの刀ももってないし」

ヒダン「あ?」グルンッ

ヒダン「あの鈍が刀をもってないだと?」ガシッ

男「いきなりなんというか女の子らしくなって、暴力とか、戦いは嫌いみたいなことを言ってるんだ」

男「いくらなんでもおかしいから、なんか知ってるかなって」

ヒダン「半端もんのくせして、鬼の宝を持ってる事にはイラついてたが」

ヒダン「その刀を捨てるたぁ、どういうことだ、おい」

男「その様子だと、知らないみたいだね」

ヒダン「はっ。俺があの女を気にするわけねぇだろ」

男「…よかったらヒヅキさんについて教えてくれないか。自分の事をあまり話したがらないから」

ヒダン「………」グルンッ

ヒダン「えぇ、いいですよ」
651 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:46:24.77 ID:oi/jEmh20
ヒダン「僕ががヒヅキちゃんとと会ったのはまだヒヅキちゃんが小さいころでした」

ヒダン「両親がいないヒヅキちゃんは、白鞘童子様と言う鬼に拾われて、育てられててですね」

ヒダン「出会ったのもその白鞘童子様が僕がいた村へヒヅキちゃんを連れてきたからです」

男「白鞘童子さんって人がヒヅキちゃんの保護者だったの?」

ヒダン「もう亡くなりましたけどね。もうかなり御高齢でしたから」

ヒダン「それでも僕なんかよりはずっとずっと強くてですね。昔は伝説の鬼と呼ばれていたらしいのです」

男「ヒヅキさんが強くなりたいと願ってるのもその、白鞘童子さんに憧れて?」

ヒダン「というより強迫観念に近いものでしょうね。ヒヅキさんの世界のほとんどは白鞘童子さんでしたから」

ヒダン「白鞘童子様が亡くなった後、それはもっと強くなったようですね。特にヒヅキちゃんは純粋な鬼ではありませんから」

男「確か、人間と鬼のハーフだったね」

ヒダン「えぇ。普通ハーフならどちらかの性質を継ぐものですが、ヒヅキさんは運悪くまじりあってしまったようで、どっちつかずに。鬼としては血が薄まって弱くなってしまったようです」

男「それは学者としては興味が湧くけど」

ヒダン「ヒヅキちゃんにとっては忌まわしいことでしかないですから、言わないであげてくださいね」
652 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:54:19.80 ID:oi/jEmh20
ヒダン「白鞘童子様が亡くなられて、唯一の形見である刀」

ヒダン「『三千世界鳥波風歌八丁仏』を受け継いでからというもの、一層感情を表に出さず」

ヒダン「無謀ともいえる修行を繰り返して、放浪の旅を続けて」

ヒダン「流れ流れてこの学園に来たようです」

ヒダン「屈指の強者が集まる場所ですから」

男「そっか。ヒヅキさんがなんで通ってるのか不思議だったけど」

ヒダン「修業の一環ですね」

ヒダン「ですからヒヅキちゃんの世界のほとんどは白鞘童子様で」

ヒダン「その形見である、八丁仏を手放すことは絶対にありえないことなのです」

ヒダン「僕も、ヒヅキちゃんの変化は気になりますけど、あまり親しくはないので」

ヒダン「身勝手なお願いですが、どうかヒヅキちゃんを助けてあげてください」

ヒダン「きっと、何かあったはずなんです」

男「うん、わかってる。絶対にヒヅキちゃんを元に戻して見せる」

ヒダン「ありがとうございます」ガシッ

ヒダン「さすが先生だ! 尊敬しちゃうなぁ!」ブンブン

男「いたたたたたた」
653 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 20:55:35.11 ID:oi/jEmh20
男「あまり情報は得られなかったけど」

男「おそらく、白鞘童子さん関係の問題かもしれない」

男(だけど、白鞘童子さん関係で一体何があったんだろう)

男(もっとヒヅキさんの行動を辿ってみなくちゃ)
654 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:03:20.06 ID:oi/jEmh20
〜6週目 日曜日〜

テラス「全員気を付け!」

「「「はっ」」」

テラス「再来週には我が校の二大祭である武技芸祭が開催される」

テラス「伝統ある陸上部として栄えある功績を諸君らが刻み付けることを私は心から望む」

テラス「一年間諸君らが積み上げてきたものを見せつけてやれ! 遠慮することはない! 本気でやれ!」

「「「はっ!!」」」

テラス「私からは以上だ」

テラス「失礼する」シュバッ

ビクト「俺の筋肉はスタンバイオッケイだ! どうだ見てくれ俺の筋肉!!」

ペレグリン「それよりもこの美しい翼を見てくれ。羽の一本一本まで冴えわたっているだろう」

ペレグリン「風を切り、風に乗り、風となり、そして俺は―――」

イルミ「ひ、ひぃんっ! 見せつけないでくださぁい!!」
655 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:04:02.42 ID:oi/jEmh20
男「さて、今日はどうしようかな」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>658
656 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:05:33.77 ID:OIp4rISTo
今回武技芸祭ノータッチなんかね
安価した
657 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:05:43.21 ID:GgKKC/qDO
>>643
658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:05:43.43 ID:pCAivV+20
3エグゾセとノゥティが一緒にいるところを発見
一緒に過ごすことに
659 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:28:06.10 ID:oi/jEmh20
男「適当にぶらつくかな」

男「なんかいいこと思いつくかもしれないし」

―――

――



ノゥティ「でね、今度新しいお菓子を作ろうかなって話になってね」

エグゾ「へぇ、俺もノゥティの作ったお菓子食いてぇなぁ」

ノゥティ「うん、エグゾセちゃんの分も作るから」

男「あ、エグゾセさんと、ノゥティさん」

エグゾ「………あ?」ギランッ

ノゥティ「あう、えっと、あの、こんにちは」

エグゾ「ちっ、嫌なもん見ちまった。ほら行くぞノゥティ」

ノゥティ「あ、でも先生が」

エグゾ「無視しろあんな奴」

男(なんだか嫌われているみたいだなぁ)

ノゥティ「! あの、良かったら一緒に」

エグゾ「はぁ!? なにいってんだノゥティ!!」

ノゥティ「で、でも」

エグゾ「こんな最低野郎なんてほっとけばいいんだよ!」

男「え、僕なんかした?」

ノゥティ「でも、ちょっとくらいは」ウルウル

エグゾ「………ちっ」

エグゾ「おいてめえ。ノゥティからのお誘いだ。暇だろ? 暇じゃねえなんて言わせねぇぞその面で」

男「その面って。暇だけどさ」

エグゾ「ならついてこい」

男「いいの? 僕はお邪魔みたいだけど」

エグゾ「あぁ、邪魔だよ。だけどノゥティがいいって言ってんだ。遠慮せずについてこい。ぶっ殺すぞ」

男「あー、うん、殺されたくはないからついていくよ」

エグゾ「ちっ」

ノゥティ「あの、す、すいません」
660 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:33:28.69 ID:oi/jEmh20
〜なんか凄い高そうなお店〜

男「こ、こんなところに入って大丈夫なんだろうか」

エグゾ「金なら気にすんな。俺が持ってる」

ノゥティ「あぅ、あの、いいのかなぁ」

エグゾ「いいんだよノゥティ。俺が出すからさ」

ノゥティ「ありがとう。エグゾセちゃん」

男「ちゃんって、エグゾセくんじゃないんだ」

エグゾ「いいんだよ。好きに呼ばせてるんだから」

男(男なのにちゃん付けかぁ)

男(………うん、僕は呼ばれたくないな)

エグゾ「お前はわかんねぇだろうから適当に頼むぞ」

男「その通りだからお願いするよ」

ノゥティ「私は、これ、食べてもいいかなぁ」

エグゾ「あぁいいぜ。じゃあ俺はこれにするか」
661 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:35:23.30 ID:oi/jEmh20
ノゥティ「あ、あのぉ」

男「ん? なにかな?」

ノゥティ「マ、ルーティさんとは、仲がいいんですか?」

男「ルーティさんと?」

ノゥティ「はい」

男「悪くはないけど」

エグゾ「………」ギランツ

1.良くもないかな

2.仲良くやってるよ

3.実は付き合ってるんだ

4.好きだった

>>662
662 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:37:36.53 ID:AdsVxhZD0
4
663 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:44:51.63 ID:oi/jEmh20
男「好きだった―――」

ザクッ

男「―――ぁっ!!??」

エグゾ「言葉を選べよ。人間」

エグゾ「ここからは慎重に言葉を選べ。綱渡りよりも慎重にな」

ノゥティ「ええ、えええ、エグゾセちゃんっ!?」

エグゾ「ルーティは黙ってろ!!」

ノゥティ「!!」

男「い、痛い、よ。なんでフォークで、僕の手を」

エグゾ「おい、慎重にって言ってんだろ」グリグリ

男「がっ」

エグゾ「いいか。お前は屑だ。ゴミだ」

エグゾ「八方に好意をばら撒いて、いざとなったら誰の期待にも応えないゴミ屑だ」

エグゾ「そんなお前は手を出しちゃいけない相手に出しちまった」

男(な、なんのことだ一体)

エグゾ「確かにきっかけはお前のせいじゃない。それは確かだ」

エグゾ「だがな、お前が幸せにできると誓うなら、証明できるなら救えたんだよ」

エグゾ「表面だけの善意じゃなくてな」

エグゾ「………わかってるか?」

男「………」

1.わかってるよ

2.わからない

>>664
664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:48:10.65 ID:YaEsA8Nu0
クズはお前だろ
665 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:48:58.75 ID:OIp4rISTo
1
666 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:50:00.23 ID:8vR4Z4yOO
どっちが正解の選択肢か分からない
2
667 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:51:42.93 ID:JxsrA21N0
2
まあ、ミスっても死なないでしょ(震え声)
668 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:53:05.40 ID:OIp4rISTo
2の方が良かったんかな
669 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 21:57:59.11 ID:H9/RaKID0
自由安価の選択肢はないから>>664は無効か?というかなってほしい
670 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 21:59:01.12 ID:oi/jEmh20
男「わかってるよ」

グリィッ

男「―――!!」

エグゾ「ダウトだ」

エグゾ「お前がもう理解できていないことは把握してる」

エグゾ「一度だけは許してやる。次はねぇ」

エグゾ「選択肢はいくつもあった」

エグゾ「間違えも正解も入り混じった選択肢がな」

エグゾ「お前は間違えちまった。時間切れが来ちまった」

エグゾ「いいか、愛ならば、クソッタレな考えだが愛があればもしかしたらなんとかできたかもしれないのに」

エグゾ「お前は人を愛せるか?」

男「………」

1.愛せる、愛してみせる

2.まだ愛せそうにない

>>671
671 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:06:32.31 ID:H9/RaKID0
2
672 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:11:11.13 ID:oi/jEmh20
男「まだ愛せそうにない」

エグゾ「だろうな」

エグゾ「それでいい。素直だけが今のお前の武器だ」

エグゾ「虚栄や偽善は毒だぜ。素直になりな」

エグゾ「そう、お前は人を愛せない。なのに人に愛もどきをばら撒く」

エグゾ「それがどれだけ残酷なことかってのは分かってると思うが」

エグゾ「あぁ、わかっているとは思うが」

エグゾ「それに対してお前はどう思う」

1.僕は悪くない

2.悪いと思っている

3.そんなつもりじゃなかった

>>673
673 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:11:16.00 ID:vlPY51WRO
これはやってしまったか
674 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:11:56.24 ID:vlPY51WRO
失礼誤爆
安価下
675 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/18(月) 22:19:17.50 ID:CtxPdR6a0
2
676 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:20:09.88 ID:GgKKC/qDO
どれが正解か本当に分からない…
素直に答えるということは3?
677 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:23:50.70 ID:oi/jEmh20
男「悪いと思ってるよ」

エグゾ「それは、本心か?」

男「僕の行動で人を傷つけてしまったというなら」

男「謝るしかない。僕にできることがあるなら」

男「償えることがあるっていうなら」

エグゾ「いいねぇ。素直になってきたじゃねぇか。じゃああと一息だ」

エグゾ「頑張りな」

エグゾ「じゃあその償いのためにどこまで自分を捨てれる」

エグゾ「命か? 人生か? 職業か? それとも大切な誰かか」

エグゾ「どこまで差し出す、どこまで差し出せる?」

男「僕は」

男「>>678
678 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:26:23.11 ID:4FvKlFTS0
自分のこれからの人生
679 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:27:20.06 ID:4FvKlFTS0
途中送信すみません
自分のこれからの人生を捨てれる
680 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:36:01.41 ID:oi/jEmh20
男「自分のこれからの人生を捨てれる」

エグゾ「いいねぇ! そこまで言い切るか!!」

ノゥティ「だ、駄目だよ!先生、そんなの!」

エグゾ「いいじゃねぇかノゥティ」

エグゾ「良いことじゃねぇか。なぁ、唐変木が謝罪の意思を示してくれるなんて」

ノゥティ「でも、駄目だよ。私は、こんなことしてほしく、ないよ」

エグゾ「はっ。知らねぇな。決めたのはこいつだ。精々いい具合に利用してやるさ」

男「…お手柔らかに頼むよ」

エグゾ「あぁ、お手柔らかにしてやるよ。そうだな、簡単だ、とても単純で簡単なことだ」

エグゾ「お前の家に俺とノゥティが住む」

男「!?」

ノゥティ「えっ!?」

エグゾ「決定だ。嫌とは言わせねぇぜ」ケラケラ
681 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:37:57.45 ID:v6IZitrdo
!?
682 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:41:30.46 ID:oi/jEmh20
男「分かった、すぐに荷物を纏めて」

エグゾ「待て待て待て。俺もそこまで鬼じゃねえ」

エグゾ「一緒に住むって言ってんだよ。お前んとこにいるちっこいのも含めてだ」

男「でも、僕の家はそんなに大きくないよ」

エグゾ「大丈夫だ。金ならある」

エグゾ「伝手もある。なら問題はない。だろ?」

男「まさか、大きくするの?」

エグゾ「あぁ、そうだ」

男「………」

ノゥティ「エグゾセちゃん……そんな無理やり」

エグゾ「任せろノゥティ。悪いようにはなんねぇからよ」

男「分かったよ。言うとおりにする」

男「…これから、よろしく頼むよ、それじゃあ」

エグゾ「んだ、なんかあんのか」

男「フォーク、抜いてくれないかな」

エグゾ「! おぉ、忘れてたぜ」スッ

男「ぐぅぁっ」

ノゥティ「大丈夫? えっと、消毒、消毒しないと」

エグゾ「さて、もうそろそろ飯が来るからくんだろ」

ノゥティ「先生の怪我が…」

エグゾ「アルコール頼んでぶっかければいいだろ」

ノゥティ「エグゾセちゃんの、えっと、意地悪………」

エグゾ「あぁ、俺は悪だからな」
683 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/03/18(月) 22:44:38.58 ID:vVtlWhWd0
なんてこった
684 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:46:46.96 ID:oi/jEmh20
男「僕は先に帰って君たちを迎える準備をしておくよ」

エグゾ「あぁ、盛大なパーティを開いてくれよな」

男「善処するよ」

エグゾ「………」

ノゥティ「あの、エグゾセちゃん?」

エグゾ「いいんだよ。ノゥティはクソッタレの親父のせいで人生台無しにされたんだろ。ならその責任は娘の俺がとらなきゃいけねえ」

エグゾ「ノゥティの人生の責任は俺がとる。そのためには使えるものは使うさ」

ノゥティ「で、でもだからってこんなこと」

エグゾ「ノゥティ。いいか、俺はな」

エグゾ「海洋マフィアの次期ボスなんだ。良い子ちゃんじゃねぇんだよ」

エグゾ「愛とか恋とか、そんなくだんねぇもんに夢見る少女じゃねぇんだよ」
685 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:46:57.73 ID:YaEsA8Nu0
こいつしねばいいのに
686 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/18(月) 22:47:27.38 ID:oi/jEmh20
今日はここまで

おやすみなさい
687 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:49:47.56 ID:OIp4rISTo
乙乙
どんどん大所帯になっていくな
688 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:55:22.79 ID:JxsrA21N0

そういえば半居候状態のオルタネートはどうすんだろ
689 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:55:24.79 ID:lh7GMS7To
>>685
お前がしね
690 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:57:15.91 ID:GgKKC/qDO

>>675が踏んでくれて良かった
691 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:58:06.52 ID:J/9ZgsQQO
乙。これはまさかの展開w
>>678はGJだったのかな
692 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 22:59:40.41 ID:4FvKlFTS0
乙乙
693 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/18(月) 23:02:19.50 ID:La+60QxHO

これ他のキャラとの交流に制限とかペナルティかかったりすんのかなぁ
694 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/18(月) 23:57:58.83 ID:P0RU95V7O
乙ー
695 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/19(火) 12:03:40.84 ID:mJtWJg5qo
良い方向に進んだ、のか?
696 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 20:14:50.20 ID:tK0GyncZ0
〜7週〜

ノゥティ「起きて、起きてよエグゾちゃん」

エグゾ「………あ? どこだここ」

エグゾ「あぁ、そうか」

ノゥティ「学校に遅れちゃうよ?」

エグゾ「…面倒だから休むわ」

ノゥティ「駄目だよ!」

エグゾ「………しゃあねぇ、あと5分だけ寝かせてくれ」

ノゥティ「約束だよ? あと5分だからね」

エグゾ「………おぅ」クカークカー





メイド「朝ごはんが出来ました」

男「ありがとう」

男(にしてもエグゾセさん。女の子に起こされるなんてまるでお話の主人公みたいだなぁ)
697 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 20:16:50.25 ID:tK0GyncZ0
男「さて、今週はどうしようかな」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>698
698 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 20:21:41.44 ID:HyozaKH20
ミレイアに運動
699 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 20:55:00.01 ID:tK0GyncZ0
ヒヅキ【文系 146】

ベルスタシア 【魔術 313】

ジェラルド【運動 253】

サレム【理系 408】

ルーティ【魔導 250】

プライヤ【魔導 880】

ロウェナ【魔術 208】

ミレイア【運動 23】

リリ【魔導 405】
700 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 20:58:09.30 ID:tK0GyncZ0
〜7週 土曜日〜

エグゾ「すまねぇな」

リーゼ「本当に心から思ってくれていると助かるのですがね」

エグゾ「わけありで水棲種族に対応できる建設業者なんてそうはいねぇだろ」

リーゼ「確かにそうですがね、だからといってこう頻繁にパシリのように使われると」

エグゾ「パシリだなんて思ってねぇよ」

エグゾ「これは命令だ」

リーゼ「………んだと、ご「序列第一位の命令だ」…………ちっ」

リーゼ「快く受け入れておきますよ、あなたが第一位の内はね」

エグゾ「そうか? じゃあ助かるわ」
701 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 20:59:56.62 ID:tK0GyncZ0
男「また手の甲が傷む………」

男「この傷、消えるといいけど」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>702
702 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 21:00:18.46 ID:+WE6VBVFo
3ベル姉妹と仲直りしよう
703 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:10:33.48 ID:tK0GyncZ0
男「ベールクレアさんに謝りにいかないとな」

男「傷つけてしまったみたいだし」

男「エグゾセさんが言ってたとおり、僕の行動で傷つけてしまった人がいるのなら謝らないと」

男「会ってくれるかは分からないけど、とにかくまずは行動だ」
704 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:32:37.56 ID:tK0GyncZ0
コンコン

男「………」

男(返事がない、もしかしていないのかな)

カチャ カチャカチャ

男(いや、物音はする)

男(……多分、無視されてるんだろうな)

男(でも)

男「ベールクレアさん。僕だけど」

男「話したいことがあるんだ、入るよ」

ベール「入らないで!!」

男「!」

男(だけど入らないと何も始まらないよ、よし)

1.後日約束をして帰る

2.扉を開け中に入る

3.扉越しに話す

>>705
705 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 21:33:25.40 ID:Tsrwgi4Ko
3
706 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:36:41.80 ID:tK0GyncZ0
男「扉越しでいいから聞いてほしい」

ベール「ちょっと! 今忙しいの!!」

男「ごめん、一方的だけど僕が言いたいことを聞いてほしい」

男「この前のことなんだけど」

ベール「今! 着替え中なのよ!!」

男「へっ!?」

ベール「このっ、ド変態教師!!」

男「ご、ごめんっ」

ベール「………着替えたら呼ぶから、他の所で待ってなさい」

男「はい、すいません、ごめんなさい」

男(無理やり入らなくてよかった!!)
707 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:43:25.83 ID:tK0GyncZ0
プチベール「着替えたわよ、この変態教師」ジトーッ

男「はい、すいません。変態でごめんなさい」

プチベール「ふんっ」プイッ





プチベール「入っていいわよ」

男「失礼しまーす」ギィィ

プチベール「それで一体」ウネネネ

ベール「……何の用よ」ウニョニョニョ

男「謝りに来た」

ベール「別にあんたに謝れるようなことされた覚えないし、私は怒ってないけど?」ムッ

男「………ベールクレアさんって」

ベール「なによ」

男「嘘つくの下手だよね?」

ベール「は、はぁ!? 誰が嘘ついてるって!? この私が!? 冗談いってんじゃないわよ!」

男「いや、だって、わかりやすいよ。本当に」

ベール「うぬぼれるんじゃないわよ凡人のくせに!!」

男「凡人は凡人だけど、君の事は結構見てるつもりだよ」

ベール「………それ、また恋愛小説のセリフ?」

男「いや、これは本当に思ってること。それでその恋愛小説の件について謝りに来たんだ」

ベール「だから、謝られることなんてないわよ」

男「僕は謝りたいことがあるんだ」

ベール「………あっ、そう」プイッ
708 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:52:53.49 ID:tK0GyncZ0
男「僕が変なことを言ったせいでベールクレアさんを傷つけてしまい」

男「本当に申し訳ありません」ドゲザッ

ベール「は!? そこまでしなくていいわよ! あんた教師でしょ!? 大人でしょ!?」

男「そんなの関係ない」

男「教師だって、大人だって、間違っていたなら謝らないといけないんだ」

ベール「……私の居心地が悪いから頭は上げてよ」

男「わかった」

ベール「あれは、私が勝手に空回って、勝手に道化てただけなの」

ベール「…人付き合いとか、距離感とか私、全然わからないから。他の人から嫌われたり、してるし」

ベール「だから、あんたがそういうことした時」

ベール「えぇっと、あー、なんていうか………分かってるわよ、あーもう」

ベール「勘違い、しちゃったのよ」プイッ

男「その、勘違いと言うのは、もしや」

ベール「わかってるでしょ! だから言ってるでしょ人の距離感とかまったくわかんないって!」

ベール「なのにあんたが私の近くにずけずけと近づいてくるし、離れていかないしで………」

ベール「そんなの、ベルスタシア以外、いなかったのよ」

男「そっか」

ベール「大丈夫よ。これでも天才だから。自分のせいだって理解してる。理解してるけど、でも」

ベール「はぁ。頭だけいくら良くてもこれじゃあ初等部以下じゃない。まったく」

ベール「………許す。許してあげるわよ。こないだの悪戯」

男「ありがとう。ベールクレアさん」

ベール「だから……私から離れないでよ。凡人。ただでさえ友達、いいえ、知り合いが少ないんだから」

男「離れないよ。君にまた近づくために今日は謝りに来たんだから」

ベール「あんたはまたそうやって………」

ベール「ふんっ。その言葉、嘘になんてさせやしないわよ。もし嘘ついたら」

ベール「この天才ベールクレアの頭脳をもってして最大級の苦痛と後悔を味あわせてやるわ!」ニヤッ

男「あ、あはは。嘘には絶対しないことにするよ」
709 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:56:16.26 ID:tK0GyncZ0
ベル「ベールちゃんが喜んでる波動を感じた!」

ベール「あんたどういう体の構造をしてるのよ」

ベル「大体ベールちゃんと同じ? あっ! 先生だ」

男「ど、どうも。お邪魔してます」

ベル「はっ、まさか先生にベールちゃん喜ばせ大作戦の先を越された?」

男「なにその作戦」

ベル「ベールちゃんを喜ばせて喜ばせて、喜ばせる大作戦」

男「言葉の中身がまったくわからない………」

ベール「迷惑だわ」

ベル「がーんっ」

ベル「それで、どうしたの先生。こんなところで」

男「それは」

ベール「手伝ってもらってたのよ、色々と」

ベル「そっか!」

ベル「とにかく仲良しが一番だよね!」

ベール「は?」

ベル「わーい! わーい!」バンザーイ
710 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 21:59:26.31 ID:tK0GyncZ0
〜7週 日曜日〜

「もうそろそろ休まれてはいかがでしょうか」

オー「材料は一杯手に入ったんや。休む暇なんてもったいなくてできへん」

オー「あ、一号ちょっとご飯買ってきてぇな」

一号「了解しましたマスター」

オー「こんだけ宝の山を手に入れたらしばらくは忙しいで!」ウヒヒ

オー「学園祭実行委員会が作ってたあのロボットにはまけへんでー!!」
711 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 22:00:22.24 ID:tK0GyncZ0
男「リフォームがどんどん進んでいく」

男「家の中にいても邪魔なだけだな。よし」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>713
712 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/21(木) 22:00:48.70 ID:tK0GyncZ0
今日はここまで

おやすみなさい
713 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 22:01:27.42 ID:wEpeVjSW0
3エグゾとノゥティにここでの生活は慣れたか色々聞いてみる
714 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 22:02:09.03 ID:wEpeVjSW0
715 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 22:08:10.35 ID:C2OgsiMq0
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 22:09:21.68 ID:OiAJtb6uO

男ナチュラルに相手を口説こうとする
717 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/21(木) 22:14:48.85 ID:fEMSGchCO

オーがちょくちょく出てきた二種の回収してる人なのかな
718 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/22(金) 06:10:31.93 ID:bBUMTvvyO
乙ー
719 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/22(金) 16:44:41.10 ID:oaYsUmTjo
もうベールがヒロインでいいよ
720 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 20:42:09.64 ID:W9JRVy6W0
男「エグゾセ君、ノゥティさん」

エグゾ「なんだよ」

ノゥティ「は、はい。なんでしょうか」

男「ここでの暮らしは慣れた?」

エグゾ「慣れたも何もまだ一週間だぞ」

エグゾ「しかも俺たちの部屋まだできてねぇし」

男「あー、うんごめん。話の振り方が下手だった」

エグゾ「なんだよ。聞きたいことでもあんのか?」

男「>>721
721 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 20:45:26.47 ID:MwSevnkX0
昆虫族なら誰がいい?
722 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 20:48:14.76 ID:ERtoymst0
友好をもっと深めるためにどこかに遊びに行かない?
723 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:05:35.47 ID:W9JRVy6W0
男「昆虫族ならだれがいい?」

男(何聞いてるんだ僕)

エグゾ「は?」

男「いや、ごめ「ヤツカだな」

エグゾ「誰が良いと言うとその意味にもよるけど」

エグゾ「ヤツカだな、あいつは便利な奴だ」

ノゥティ「え、えっと、私は、マユちゃんと、仲良しに、なりました」

男「へぇ、友達なんだ」

ノゥティ「は、はい。結構、良い子で、優しくて」

男(爆発するイメージしかないけど、優しい子なのか)

エグゾ「で、そんなこと聞いてどうすんだよ」

男「いや、ただの世間話的に」

エグゾ「はぁ、気付いてたけどお前対人関係苦手だな?」

男「なぜそれを」

エグゾ「話の振り方が下手すぎる」

エグゾ「どうせ俺たちと仲良くなりたいなんて理由だと思うが、やり方ってもんがあるんだろ。なぁノゥティ」

ノゥティ「え、え? えっと、私はいいと、思うけど」

エグゾ「そうか。ノゥティもそっち側だったな」

エグゾ「仲良くなりたいんなら飯でも食いに行くか?」

男「あ、いいね。行こうか」

エグゾ「今日はださねぇからな」

男「…なるべくお安いところでお願いします」

エグゾ「ったく」

エグゾ「……………手を刺した相手と仲良くなりたいと思うもんかね」
724 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:15:32.59 ID:W9JRVy6W0
〜8週目 武技芸祭〜

男「今日は武技芸祭だけど、ゼミから出る人はいるんだろうか」

ヒヅキ「あっ。私はオルレアンちゃんのお手伝いがあるからパス!」

男「そっか」

男「自由参加だし、誰か出てもらおうかな」

男「ちょうど100メートル走自由形と一騎打ち騎馬戦と的当て合戦があるけど」

男(100メートル自由形は実力一択だな)

男(一騎打ちは魔術でのサポートもありなのか)

男(的当て合戦は的の動きを予測しないと活躍できそうにないな。計算も必要そうだ)

亜人【ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

競技【100メートル自由形・一騎打ち・的当て合戦】

>>725
725 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/25(月) 21:18:24.65 ID:TOq1fawfO
サレム 100m自由型
726 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2019/03/25(月) 21:19:49.29 ID:TOq1fawfO
>>725訂正
サレム 100メートル自由形
727 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:23:47.68 ID:W9JRVy6W0
男「サレム君! 君に決めた!」

サレム「えっ!? 私ですか!?」

男「うん、その立派な羽で頑張ってきてくれ」

サレム「い、いえ私のこの羽は」

ベル「頑張れ―! 頑張れサレム君!」

ロウェナ「サレム君のいいところみてみたーい!」

ルーティ「あそれっ! サ・レ・ム! サ・レ・ム!」

サレム「………お任せください! このサレム! 100メートルを華麗に駆けて見せましょう!!」バッ

ジェラ「………大丈夫かなぁ」

難易度【250】

サレム 運動【8】

【自動失敗】
728 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:36:00.58 ID:W9JRVy6W0
ヨーイッ ドンッ

サレム「!」タタタタタッ

男「え? 飛ばないの?」

ジェラ「サレムさんは、速く飛べませんよ。それに速く飛んだところで」

ペレ「今日の風は俺の背中を押してくれる! 負ける気がしない!!」ピュンッ

カルラ「済まないが空では俺は負けるわけにはいかないな!」ビュオンッ

ジェラ「あの風に揉まれて落ちます」

オルカ「ふははっ! ふははははっ!!」バシャンッ バシャンッ

ジェラ「当然泳ぎでは勝てるわけないですし」

ジェラ「残されたのは陸だけです」

ライオ「うぉぉぉぉぉ嗚雄雄雄王!!」ダダダダダダダッ

サレム「ひ、ひっ―――」コケッ

プチッ

男「あっ」

男「………」

男「ごめん」

729 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 21:37:08.05 ID:1zzmIZ/R0
ID:TOq1fawfO
お前なんでサレムにやらせたんだ?
730 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 21:40:09.94 ID:MwSevnkX0
>>729
水泳と勘違いした可能性が……
731 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:42:32.93 ID:W9JRVy6W0
サレム「死ぬかと思いました」

男「よかった、死んでなかったんだ」

サレム「学園の医療班は優秀ですから」

ロウェナ「むぅ、お姉さんの仲間入りかと思ったのに」

ジェラ「そ、それは冗談にならないと思うけど」

ロウェナ「そうかな? そうかも!」

リリ「皆さま。昼食を用意しておりますが」

ベル「食べようよ!」

男「プライヤ君とミレイアさんを待った方がいいんじゃ」

ルーティ「プライヤ君は絶対戻ってこれないし、ミレイアちゃんは弟君の応援にお熱だからいいんじゃないかな」

男「プライヤ君は………戻ってこれそうにないね」

サレム「私がいない間に何があったのです?」

男「いつものことだよ」

サレム「あぁ、なるほど」
732 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:47:49.72 ID:W9JRVy6W0
男「あ、ジェラルド君の妹ちゃんでてるよ」

ジェラ「あ、本当だ」

ベル「ジェラルド君の妹ちゃん!? どこどこ!?」

アビー「貴方にはパゥワァが足りないのですよ! まだまだまだまだ、足りないのですよ!!」ズバァンッ

ベル「え? あれ?」

ジェラ「今騎馬戦で馬役なのに相手の馬を吹き飛ばしたのがうちの妹です」

男「騎馬戦のルールってなんだっけ?」

サレム「何でもありがこの学園の大部分を占めてますからね」

ロウェナ「てーか、なんで男の子と混じってるの?」

ジェラ「アビーを女の子と混ぜると怪我人が多数出ます」

ロウェナ「わぁお」
733 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:51:32.04 ID:W9JRVy6W0
ミレイア「ふぅ、流石ウチの弟だったわ」

男「おかえりなさい、ミレイアさん」

ロウェナ「すっかりミレイアさんもブラコンだよね?」

ミレイア「ぶ、ブラコンじゃないわよ! ただ弟が大好きなだけだから!」

ルーティ「九割九分九厘一緒だね」

ベル「私はシスコンだから大丈夫だよ! ねっ」

ミレイア「ブラコンじゃないっての!」

リリ「ブラコンとは、なんでしょうか」

男「えーっと………説明しづらいなぁ」

サレム「弟の事が好きで好きで仕方のない姉の事をブラコンと呼ぶらしいですよ」

ロウェナ「じゃあ先生はシスコンだね! お姉さんの事を大好きだし?」

男「捏造するな」
734 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 21:57:04.76 ID:W9JRVy6W0
リリ「デザートも作ってきました」

ルーティ「わー。さすがリリちゃん。リリコンになっちゃいそうだよ!」

リリ「ありがとうございます」ペコッ

男「いつもありがとう。リリさん」「この恩返しがしたいから僕にしてほしいことをなんでも言ってよ」

リリ「なんでも、ですか?」キョトン

男「ごめん後者のはロウェナさんの声真似」

ベル「似てたー♪」ケラケラ

ロウェナ「どやぁ」

ミレイア「あんた無駄な特技多いわよね」

ロウェナ「口の中でさくらんぼのへたを結べるよ」

ミレイア「私だってできるわよ」

ルーティ「じゃあミレイアちゃんとロウェナちゃんはキスが得意なんだ」

ミレイア「!?」

735 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:00:56.16 ID:W9JRVy6W0
男「………あれ」

サレム「どうされました?」

男「風紀委員の人達がいない」

サレム「あぁ、言われてみればそうですね」

サレム「きっと裏方をしているのでは?」

男「そうなのかなぁ」

ミレイア「それじゃあ私は応援の続きがあるから」

男「いってらっしゃい」
736 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:06:21.00 ID:W9JRVy6W0
男「午後の競技は借りもの障害物競争・リアル謎解き競争・バトルロワイヤルかぁ」

男(借りもの障害物競争はお題のものを借りて、それを持って障害物を乗り越えてゴールに向かう競技だ。ロボ研が作った魔導人形が厄介だなぁ)

男(リアル謎解き競争はなんで種目としてあるのかが一番の謎だけど、文字通り謎解きが重要だ。普段から本を読んだりしてると有利かな)

男(バトルロワイヤルは、名物だけど今でれる生徒がいるのかなぁ。もうフィジカルの勝負だ)

亜人【ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

競技【借りもの障害物競争・リアル謎解き競争・バトルロワイヤル】

>>737
737 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 22:09:15.38 ID:4xMZM4gG0
プライヤ
借りもの障害物競争
738 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:12:54.66 ID:W9JRVy6W0
プライヤ「はぁ、はぁ、やっと逃げれた」

男「プライヤ君! 君に決めた!」

プライヤ「え!? 一体何が」

男「いいからいいから」

プライヤ「え? え?」
739 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:23:09.77 ID:W9JRVy6W0
プライヤ「なぜオイラがこんなことを」

男「頑張れ―! プライヤ君!」

ディー「旦那ー! かっこいいところ見せてくれー!」クエーッ

プライヤ「絶対オイラには運動とか向いてないぞぉ」

ヨーイ ドンッ

プライヤ「!」トテテテテテ

プライヤ「まずはお題だぞぉ」ガサゴソ

プライヤ「!」

プライヤ「ディーピカー!!」

ディー「! あいよ旦那!!」バサァ

プライヤ「よしっ、いくよディーピカー」

ディー「ははっ。私達の愛の力、見せつけてやろうじゃないか!」

ウィーン ウィーン ゴゴゴゴゴッ

ゴーレム「排除 排除、標的、ロックオン」

ザワザワザワザワ

スザク「八ッハ―! そんな木偶人形のこけおどしにこの俺が」

ゴーレム「デリート」パシュンッ

スザク「んな、ミサイ―――」

チュドンッ

スザク「おーぼーえーてーろー」キランッ

男(………ん?)

ディー「はぁ、ありゃやりすぎじゃないかねぇ、でも」

ディー「祭りだぁ! 喧嘩だぁ! あたいの血が騒ぐねぇ!」パキポキッ

プライヤ「ディーピカー」

ディー「なんだい旦那。大丈夫、旦那はアタイがしっかり守るか―――「下がってろよぉ」

プライヤ「こいつはオイラが解体すぞぉ」スチャッ

プライヤ「魔導技術ならオイラに解体せないものは、なぁい!」ウィィィィィィンッ

プライヤ「ヒャッハーッ!」

難易度【250】

プライヤ 【440】

【自動成功】
740 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:25:03.60 ID:W9JRVy6W0
プライヤ「勝ったぞぉ!」

ディー「いやぁ旦那。機械相手には強いねぇ」

プライヤ「んーや。あれ作った奴知ってるからなぁ」

ディー「知り合いかい?」

プライヤ「知り合いというかなんというか。まぁいいや」

プライヤ「ゴールまで向かおうか」

ディー「あいよっ」ギュッ

貢献ポイント【19】
741 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:27:35.71 ID:W9JRVy6W0
ディー「それで旦那。お題ってなんだったのさ。もちろん恋人だろうねぇ」テレテレ

プライヤ「あー、秘密」

ディー「照れない照れない! 本当可愛いんだから旦那はぁ!」ダキッ

プライヤ「ワプッ」パッ

プライヤ「あっ、お題の紙が」ピュォォオウ

ディー「旦那旦那ぁ!」スリスリ



男「わぷっ」

男「……これはお題の紙?」

男「誰のだろうか」

男「………『妹(のように思ってる人)』かぁ。人によっては難しいんじゃ?」
742 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:32:25.61 ID:W9JRVy6W0
男「こうして今年も無事武技芸祭が終わった」

ルーティ「楽しかったねっ」

サレム「まだ体が傷みます」

プライヤ「勝ったご褒美はないのかぁ?」

男「余ったデザートならあるけど」

プライヤ「まぁ、それで満足してやるぞぉ」

男(そういえば、風紀委員、結局最後まで見なかったなぁ)
743 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:40:53.55 ID:W9JRVy6W0
〜8週 土曜日〜

ワルフ「まだもどんねぇんだけど」

カルラ「ベールは気長に待てと言っていたからな」

ワルフ「俺は早く戻りてぇんだよ!!」

ワルフ「じゃないと変態の烙印を押されるじゃねぇか」

カルラ「ワルフ!」

ワルフ「! な、なんだよぉ」

カルラ「お前は変態ではない」

カルラ「女性を見ていやらしい気持ちを抱くのは健全な男として当然のことだ」

カルラ「お前は何も間違っていない」

ワルフ「………へっ」

ワルフ「さすがだなカルラ。尊敬しちゃうぜ」

カルラ「なに、お前が男の道を逸れようとしていたからな」





クロ「あれはあれで風紀乱してるんじゃない?」

ヒョウカ「私を見ていやらしい気持ちになっているのでしょうか」

クロ「ヒョウカ?」

ヒョウカ「冗談です」

クロ「その冗談はちょっと肝が冷えるよ。ヒョウカがおかしくなったのかと思った」

744 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:41:42.47 ID:W9JRVy6W0
男「さて、どうしようかな今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>746
745 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/25(月) 22:42:11.98 ID:W9JRVy6W0
今日はここまで

もしかしたら今度ゴーレムの百合(?)物を書くかもしれないです
746 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 22:43:38.49 ID:8rHnq3Z/O
3風紀委員が何故いなかったとかちょっと聞いてみる
747 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 22:43:53.14 ID:3j6swcnDO
3オルレアンにヒヅキの異変について聞いてみる
748 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 23:11:59.57 ID:KGEu4PYyO
749 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 23:26:33.52 ID:e93HGsV5O
750 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/25(月) 23:38:59.22 ID:NCt57q7CO
乙ー
751 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 23:47:38.96 ID:BbiFJZzJo
おつのー
752 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/25(月) 23:48:56.47 ID:cOTql8VOO
おつおつ
753 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 04:59:25.81 ID:77hDEdNjO
ゴーレム百合?気になるが連載増やして大丈夫なんやろか
754 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 20:55:27.86 ID:JGk1yZc00
コンコン

ワルフ「!」

カルラ「…俺が出る」

ワルフ「任せていいのか?」

カルラ「あぁ。俺に任せろ」

ティファ「はい、何か御用でしょうか」ガチャッ

カルラ「!?」

男「あー、すいません。ちょっといいですか?」

ティファ「あぁ、貴方は確か教師の」

カルラ「ティファ。勝手に開けるな。危ないだろう」

ティファ「危なくありませんよ。私強いですから」

カルラ「しかしだな」ポリポリ

男「少し、聞きたいことがあるんだけど」

ティファ「なんでしょうか。落し物ですか?」

男「いや、武技芸祭で君たちの姿を見なかったからなにかあったのかと」

ティファ「!」

ワルフ「……どうする?」

カルラ「入ってもらえ」

男「え?」

ティファ「どうぞ、こちらへ」グイッ

男「わっ」

ガチャリッ
755 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:05:39.58 ID:JGk1yZc00
男「もしかして、あんまり聞かない方がよかった?」アハハ…

カルラ「一般生徒には秘密にしてたが」

ワルフ「こいつは教師だからなぁ」

ティファ「こらワルフ先輩! 先生に対してこいつと言ってはいけませんよ」

男「別に無理して知ろうとは思っていないからさ」

男「ただ本当にちょっと気になっただけだから」

カルラ「だが一度知ろうとした、そして俺たちが何かしていたという事実を知っているからな」

カルラ「それが影響してどこからか情報が漏れるかもしれない」

カルラ「ならいっそのこと事実を知ってもらい、その口を堅くしてもらう方が良い」

ワルフ「でもいいのかよ。こいつ口が緩そうだぜ?」

ティファ「駄目って言ってるじゃないですか! ワルフ先輩!」

ティファ「そんな言葉使いしてると、女の子にしちゃいますよ?」

ワルフ「や、やめてくれ」ビクビク
756 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:12:25.41 ID:JGk1yZc00
カルラ「この学園には番長連と呼ばれる不良集団の集まりがあるのは知っているな?」

男「知ってるけど」

カルラ「武技芸祭の当日に奴らと抗争を起こした」

男「え!?」

カルラ「その影響で風紀委員は今半分近くが療養中。主要メンバーに怪我人は出なかったがそれは向こうも同じ」

カルラ「無意味な痛み分けに終わったわけだが、今風紀委員が十全な活動をできないとなると余計なトラブルを招く」

男「この状況に乗じて悪事を働こうとする人は出るだろうね」

カルラ「だから知られるわけにはいかないのだ。だからこのことは秘密で頼む」

男「………うん」

ティファ「私からもお願いします。この学園に無用な混乱を招くわけにはいかないのです」

男「約束、するよ」

カルラ「助かる」
757 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:13:49.80 ID:JGk1yZc00
男「………大変なことを知ってしまった」

男「………」

1.風紀委員との約束を守り口を噤む

2.番長連に知らせる

3.新聞部に知らせる

>>758
758 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:14:29.74 ID:mJYw/5ac0
759 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:16:48.85 ID:jIygc3zJo
1
760 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:17:34.96 ID:JGk1yZc00
男「番長連に知らせに行こう」

―――

――



男「確かここから先が」

クロ「………止まれ」ズンッ

男「ひっ」

クロ「一体番長連に何の用だ」

男「ちょっと話したいことがあって」

クロ「………話したいこととは、なんだ」

男「風紀委員のことなんだけど」

クロ「! ということは先日の騒動のことは」

男「うん、知ってる」

クロ「………」

クロ「その話、俺が聞こう」

男「えっとね―――」
761 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:26:56.75 ID:JGk1yZc00
クロ「………風紀委員が半壊状態」

クロ「…攻め込むなら今、ということか」

クロ「だが我々も半壊は同じ」

スザク「だけどなぁ。学園に蔓延る悪は俺たちだけじゃねぇぜぇ?」

クロ「…スザク」

スザク「おいクロォ? その情報、俺は聞いてねぇぜぇ?」

クロ「お前は闘争に呼ばれてすらないだろう」

クロ「それに………集めてこいと言われている情報ではないからな」

スザク「ふははっ! 学園を混乱と混沌に落とし! この俺様が君臨するのも」

スザク「夢じゃねぇぜぇ?」ニタァ

男(………もしかして僕、取り返しがつかないことしちゃった?)

スザク「礼は言っておくぜぇ。名前はなんだ?」

男「……男。男だよ」

スザク「男? 聞いたことがあるな。確かリーゼが口にしてたような」

スザク「まぁいい。何かあったら番長連に来てみろ。相応のもてなしはしてやるからよぉ」ニタァ

【番長連との繋がりができた】
762 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:27:52.38 ID:BayLn4Rg0
全角数字使うし>>758は糞改行荒らしかよ
763 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:33:58.66 ID:jIygc3zJo
繋がりが広がって結果オーライか
764 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:34:48.78 ID:JGk1yZc00
〜8週 日曜日〜

リーゼ「私は今忙しいのですけどね」

スザク「だけどよぉ。やるなら今だろ! 仕掛けるなら今だろ!」

リーゼ「千載一遇のチャンスではあるが、お前は忘れているのか」

スザク「何をだ?」

リーゼ「風紀委員の主要メンバーはいまだ無事。それに生徒会も残っています」

リーゼ「攻め込むのは些か博打が過ぎるというもの」

スザク「はっ。インテリの坊ちゃんにはできないやり方ってのを見せてやるぜ」

スザク「汚ぇやり方は俺の大本領だぁ!!」
765 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:36:06.23 ID:JGk1yZc00
男「………はぁ」

男「いいのかな、あれで」

男「………」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>766
766 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:36:39.43 ID:uExMGfmDO
>>747
767 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:41:02.41 ID:JGk1yZc00
オル「らっしゃいらっしゃい☆」

男「ちょっと話があるんだけど」

オル「きゃっ、ナンパは困るぞ☆」

男「そうじゃないから安心して」

オル「えー、いったい何の用だ★」

男「ヒヅキさんについてんだけど」

オル「ヒヅキちゃんについて? はっ、まさか恋愛の相談☆」

男「違います」

オル「つまんねー★」
768 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:47:32.83 ID:JGk1yZc00
オル「ヒヅキちゃんが変わったこと? そういえば前も言ってたな☆」

男「ヒヅキさんがなぜ変わったのか、その理由を知りたいんだ」

オル「女の子らしくなりたかったんじゃないの☆」

男「それはない」

オル「ばっさり★」

オル「でも料理を教えてほしいとか始めは言ってきたからなー☆」

オル「オルレアンちゃんには女子レべ向上したがってるようにしか思えなかったぞ☆」

男「なにか悩んでそうなことはなかった?」

オル「んー、オルレアンちゃんにはさっぱり☆」

オル「あ、でも」

男「何かあった?」

オル「オカルト研の誰だったかなー、に会いに行ったとは聞いたぞ☆」

男「オカルト研? 一体誰なんだろう」

男「ありがとう。オルレアンさん」

オル「感謝するなら、買え★」

男「まぁ、それくらいなら」

オル「特別価格50%アップ★」

男「オフじゃないのか…」
769 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:50:35.34 ID:JGk1yZc00
〜9週〜

チュドンッ

男「! なんの音!?」

オルタ「何かが爆発したんだろ」

男「爆発したんだろ、って大事じゃないか」

オルタ「この学園に限ってはたまに起きることだ」

オルタ「大方あの蛾女が爆発したんだろ」

男「あ、風紀委員が走ってる」

オルタ「あいつらも大変だな。さて、俺もいつも通り演説をするか」

オルタ「なんか今なら風紀委員があんまりこれねぇらしいから良い機会だ」

男「…行ってらっしゃい。気を付けて」

オルタ「おう」

男(………まさかね)
770 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 21:51:16.68 ID:JGk1yZc00
男「さて今週は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>771
771 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 21:53:02.00 ID:mJYw/5ac0
ロウェナに魔術
772 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:01:36.85 ID:JGk1yZc00
ヒヅキ【魔導 87】

ベルスタシア 【魔導 302】

ジェラルド【運動 267】

サレム【文系 407】

ルーティ【理系 277】

プライヤ【魔導 894】

ロウェナ【魔術 201】

ミレイア【魔導 254】

リリ【魔術 444】
773 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:05:37.26 ID:JGk1yZc00
〜9週 土曜日〜

ノゥティ「や、やった」

エグゾ「できたぜ、俺たちの家が」

エグゾ「なかなかやるじゃねぇか」

リーゼ「どうも、お褒め頂き、光栄ですよ」

ノゥティ「り、リーゼさん、あ、ありがとうございます」

リーゼ「命令ですからね」

ノゥティ「あ、あのこれ、つまらないものですが」

リーゼ「………」

ノゥティ「り、リーゼさん? も、もしかして嫌いでした?」

リーゼ「なぜ姉妹でここまで差が………不思議ですね」

エグゾ「うるせー」
774 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:08:06.59 ID:JGk1yZc00
男「うわぁ、家が大きくなってる………」

男「……すごいや」

男「さてと、それじゃあ今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>776
775 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:08:36.46 ID:WL30AKNO0
3ベールに改めて小瓶について調べてほしいと頼む
776 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:08:47.79 ID:jIygc3zJo
3エンプーサにヒヅキの件を尋ねる
777 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:14:50.54 ID:JGk1yZc00
男「エンプーサさん」

エン「あんたは………えっと」

男「教師の男です。何度か会ったと思うけど」

エン「冗談よ。あんた見たいに地味でも覚えてるわ」

男「はぁ、ありがとうございます」

エン「それで何の用よ。オカルトなら受け付けないわよ」

男「少し聞きたいことがあってね」

エン「聞きたいこと? つまらないことじゃないならいいわよ」

男「以前、ヒヅキさんと何かあった?」

エン「………ヒヅキ」

男「鬼人の。前まで刀を持ち歩いてた」

エン「あぁ。あの人ね」

男「知ってるってことは」

エン「えぇ、この前話したことあるけど、それが?」ムッ

男(なんで機嫌が悪くなったんだろう)

男「ヒヅキさんとどんなことを話したのか教えてほしいんだ」

エン「個人情報だけど」

男「そこをなんとか」

エン「………そうね、教えてあげてもいいけど」

男「何か条件でも」

エン「お金。お金くれたら教えてあげる」

エン「卑怯かもしれないけど、これでも結構いりような身なのよ」

男「あまり多くは渡せないけど」

エン「構わないわ。少しでも」

男「それじゃあ、はい」

エン「助かるわ」
778 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:19:38.41 ID:JGk1yZc00
エン「ある人を降ろしてほしいと頼まれたわ」

男「ある人?」

エン「確か鬼の……駄目ね、名前は忘れたわ」

男「もしかして白鞘童子さん、とか言ってた?」

エン「確かそんな名前だったかもしれないわね」

エン「確かに私の一族は祈祷師の一族で神降ろしもやってるわ」

エン「だけど私がそんなオカルト染みたことするわけないじゃない」

エン「丁寧にお断りさせていただいたわ」

男「………白鞘童子さんを降ろして、どうする気だったんだろう」

エン「そこまでは知らないわ。でも結構鬼気迫ってたように見えたわね」

エン「私には関係ないけど」

男「そっか。ありがとうエンプーサさん」

エン「こっちこそ、金を貰って悪かったわね」

男「いいさこれくらい」

エン「しかし生徒のために色々するって、あんたってもしかして暇なの?」

男「……かもしれないね」

エン「ふーん。羨ましいことだわ」

男「………」
779 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:24:16.39 ID:JGk1yZc00
〜9週 日曜日〜

モモ「あーもうムカつく!!」

モマ「どうしたんですか、そんなじだんだ踏んで」

モモ「あのエンプーサとかいう女! あたしがちょっとぶつかったくらいで色々言ってくるの!」

モモ「ムカつくから言い返してやったし!」

モマ「はぁ。ぶつかった貴方が悪いでしょうに」

モモ「わざとじゃないし!」

モマ「貴方は少し落ち着きを持って、その振る舞いも治してちゃんとした」

モモ「説教は勘弁だし!」バッ スゥィー

モマ「こらっ!」スゥィー





ロザリア「エンプーサちゃーん、泣いてるのぉ?」

エン「な、泣いてなんかないわよ! 目にゴミが入っただけだし!」

ロザリア「よしよーし」ナデナデ

エン「泣いてないわよ!」
780 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:25:27.83 ID:JGk1yZc00
男「最近学内の治安が悪くなったって聞くなぁ」

男「…もしかしなくても僕のせい?」

男「………」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>782
781 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:27:04.13 ID:6r3cmNP+O
これ風紀委員の方もフォローした方が良いんかな
安価下
782 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/26(火) 22:27:45.61 ID:JGk1yZc00
今日はここまで

キャラクターの設定を見てると、みなさん良いキャラクター作ってくださって嬉しい限りです。

時折、設定より逸脱したキャラクターになって申し訳ないです………エンプーサとか
783 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:39:15.73 ID:5db75EAXO
>>775
784 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 22:55:10.20 ID:jIygc3zJo
乙乙
自分が作ったキャラが動いてるだけで嬉しくなるのでこの数のキャラを動かせる>>1には脱帽よ
785 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 23:21:35.31 ID:aqLFPjVlO
おつおつ。>>784に同感であります
786 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 23:24:02.79 ID:R12D/kDjO

風紀委員にバレたらえらいことになりそうだが果たして
787 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/26(火) 23:28:58.15 ID:pxn+4IphO

まあ、こんだけキャラがいるとねぇ
あとエグゾセとノゥティ(ルーティ)が姉妹という何気にすごい事実が発覚したけど、ルーティが一時期引き籠もってたのってこれ絡みだったのかな?
788 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 00:52:19.72 ID:hTnjKaDlO
風紀委員生徒会連合の方が戦力ありそう
789 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/27(水) 01:44:57.64 ID:PeFLSx9WO
乙ー
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 13:24:36.19 ID:liuWbxeWO
番長連言うほどメインメンバーに自分から破壊活動しようというキャラいないの
791 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 17:35:24.05 ID:W+wAR2kko
スザクと多分プライドだけ

オルカ家は本物の裏社会の人だし
792 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:05:10.52 ID:HbLoHBJf0
男「ベールさーん」

ベール「開いてるわよ」

男「お邪魔します」ガチャッ

男(ベールさんが入室を許可してくれる。謝ってよかった!)

ベール「一体何よ、何の用なのよ」

男「ベールさんに協力してほしいことがあって」

ベール「私に協力?」

男「うん。天才のベールさんじゃないと駄目なんだ」

ベール「ふ、ふぅん。天才の私にしかできないことね。そりゃあ一杯あるわよ色々と」

ベール「それで、何をしてほしいのかしら?」

男「この小瓶なんだけど」

ベール「何これ」

男「なんか魔力的なものというかなんというかが入ってた瓶」

ベール「残滓を調べろってこと? その魔力とやらはどこに行ったのよ」

男「たぶん、僕の中」

ベール「はぁ?」

男「気が付いたらなくなってたんだ。それから気分悪くなるときあるからたぶん吸い込んだのかなと」

ベール「まったく、凡人は危険かどうかすらわからないんだから。死ぬ前に誰かに保護された方がいいんじゃない?」

ベール「ついでにあんたの体も調べるわよ」

男「いやそこまでしてもらわなくても。瓶の中身が知りたいだけで」

ベール「いいから! あんたがいなくなるとベルスタシアのゼミがなくなるじゃない」

男「それじゃあお言葉に甘えて」
793 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:17:41.25 ID:HbLoHBJf0
ベール「そこに寝てなさい」

男「よっこいしょ」

ベール「田舎臭いわね………」

ベール「これつけて」

男「なにこれ。ヘルメット?」

ベール「私が作った機械。良いからつけて」

男「うん。わかった」ピリピリ

男「う、なんかしびれるような」

ベール「それでいいのよ。次第に眠くなるから逆らわずに寝なさい」

男「う、うん」

男「わか、った、よ」

男「………」スヤァ

ベール「さてと、それじゃあこいつの事、調べるとしましょうか」

ベール「本来ならあんたみたいな凡人相手にしないんだから、感謝しなさいよね」
794 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:29:03.17 ID:HbLoHBJf0
男「う、うぅん………」

ベール「やっと起きたわね。もう外は真っ暗よ」

男「ご、ごめん。寝すぎちゃった?」

ベール「別にいいわよ」

男「それで何かわかったことはあった?」

ベール「もちろん」

男「さすが天才のベールさん」

ベール「ふふん♪」

ベール「あんたが吸い込んだものはおそらく魂よ」

男「魂? 魂って………」

ベール「幽霊の核とされているもの。あと一般的には記憶や人格をつかさどるもの」

ベール「死後魂は自然に帰るんだけどそれを無理やりとどめることも実は可能よ」

男「魂って、あったの?」

ベール「あるわよ。じゃなきゃ幽霊もいないわ。何のために魂を封じてたのかまでは分からないけど」

ベール「あんたが気分が悪くなるって言ってたのはあんたの体の中に魂が入り込んだから。一つの命に魂は一つまで。それを侵そうとしてるから体調を崩すのよ」

男「これ、どうすれば治るの?」

ベール「さぁね。ほっとけば治るんじゃない?」

男「本当?」

ベール「知らないわ。まだ研究されきってない分野だもの。魔女なんかがいればわかるんでしょうけど」

ベール「気分が悪くなったらまた来なさい。できることがあるだろうから」

男「わかった。ありがとうベールさん」

ベール「ふんっ。私はただ知的好奇心を満たしただけで礼を言われる覚えはないわね」

男「さすが天才」

795 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:35:00.13 ID:HbLoHBJf0
〜10週〜

男「おはようリリさん」

リリ「貴方様のお家、とても大きいですね」

男「色々ありまして」

リリ「貴方様は、色々あるのですね」

男「うん。色々大変なんだ」

リリ「肩を、お揉みしましょうか」

男「お願いしていいかな?」

リリ「えぇ、私に任せてください」

リリ「日頃のご恩をお返しします」

男「じゃあ僕もリリさんに何かお返ししないとな」
796 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:36:15.86 ID:HbLoHBJf0
男「ふぅ、リリさんの肩もみは上手だなぁ」

男「…いや、あれ肩もみか? なんか振動したり暖かくなったりしたけど」

男「まぁいいや。気持ちよかったし」

男「それじゃ」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>797
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 21:38:23.23 ID:M7CoeXllO
リリ文系
798 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:44:58.38 ID:HbLoHBJf0
ヒヅキ【理系 164】

ベルスタシア 【魔導 316】

ジェラルド【魔術 247】

サレム【理系 422】

ルーティ【魔導 269】

プライヤ【魔導 908】

ロウェナ【文系 315】

ミレイア【理系 279】

リリ【文系 146】
799 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:51:31.89 ID:HbLoHBJf0
〜10週 土曜日〜

少女「ほらいけー、すすめー」

シェン「かっかっか。尻に敷かれてるねぇ」

フー「………」

シェン「一つ聞くがフーよ。これで通算30敗目だが。そのたびにこう扱われて心は折れぬのかい?」

フー「こいつに乗られることよりも、もう勝てないと思う方が屈辱的だ」

少女「キキッ。ならその牙をへし折ってあげようか?」

フー「それに、こいつの事はもう人間とは思ってない………」

シェン「カカッ。違いない」

少女「失礼な」
800 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 21:52:32.78 ID:HbLoHBJf0
男「さてと、今日は何をしようかな」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>801
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 21:54:32.44 ID:Cq2VLD40o
3教員会議的な所で治安対処についての発議をする
802 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 22:03:39.75 ID:HbLoHBJf0
男「そうだ。たまにはゆったり散歩でも」

ブォォォォォン

男「ん? あ、あの真赤な車は!」

キキィッ

アータル「よう」

男「相変わらず危ないですね。人を轢いたらどうするんですか」

アータル「ありえないことについて議論をするのは不毛だな」

男「………」

男「それで、一体なんですか」

アータル「なんか臨時職員会議があるってよ」

男「え? 僕も参加ですか?」

アータル「一応教員だからな。乗せてってやるから」

男「それは遠慮願いたい」

アータル「遠慮せず乗れって。おいこら坊主逃げるな!」ブオンンッ

男「わわわっ! 車で人を追わないでください!!」
803 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 22:19:09.94 ID:HbLoHBJf0
レイン「ひぃふぅみぃよぉ………はい、全員そろいましたわ」

テラス「諸君。急に集まってもらってすまない」

アータル「なにか急を要する事でも?」

テラス「最近学園内の風紀が乱れていることは知っているな」

レイン「確かにオイタが激しくなってきましたわね。そんなにオイタしたいならぜひ私に―――」

アータル「でも基本的には自治活動は学生に委ねているだろ? 教員が口を出すことでもないと思うが」

テラス「確かに今まではそうだった。今まではそれで済んだ。それで済むはずだったのだ」

男(なんか含みがある言い方だなぁ)

テラス「詳しいことは言えないが、この学園の治安が極端に悪くなることはない」

テラス「それが揺らぎ始めている。天秤が片方に落ちる前に我らがもう片方に与しなければならない」

アータル「具体的には」

テラス「特別自治員の発足と戦力投入」

レイン「んー、あまり素敵な言葉ではありませんわね」

テラス「あくまで一時的なものだ。学内の強者を募り、それらに一時的な特権を与える」

テラス「生徒の権限から少し逸脱するくらいの特権は与えるつもりだ。授業の放棄や様々な優先権などが含まれる」

テラス「そしてその特権は諸君ら教員にも与えられる」

アータル「特権は嬉しいもんだが、少々面倒だな」

男「あの、その自治員の選抜基準は、あるんですか?」

テラス「もちろん。悪戯に特権を与えるわけにはいかない」

テラス「生徒の中でも特に優れた者を選抜する。学力、能力、戦闘力。善であり、それらに秀でたものを各自選んでくれ。もちろん私自らも選び抜く」

テラス「ことは早急に対処されるべきだ。疾く行動するように」

テラス「では長々と会議をしても現実が変わることはない。解散!」

男(………特別自治員…か)

男(誰を選べばいいんだろう)
804 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/03/27(水) 22:21:17.05 ID:HbLoHBJf0
今日はここまで

番長連に過激派が少ないと言う事実
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:28:53.44 ID:ctPQgrrz0
806 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:30:06.08 ID:Cq2VLD40o

ベールおそらくレインと飛び級で同級生だろうけどベールは扱い的にまだ学生なんだろうか?
807 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:32:21.62 ID:/BbsKaIdO
乙番長連以外の勢力が治安乱してるっぽいけどそれがライホウ学園なんか?
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:39:56.97 ID:nL+WHnKpO

以前なら迷わずヒヅキ選んでたけど、今のヒヅキだとむしろ嫌がりそう
サブキャラかつ風紀委員、生徒会、番長連以外から選ぶとなると、ヒダンやローエンとかが候補かな?
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:42:10.26 ID:m5CCJ71pO
全キャラの強さの序列ってどうなってるんかな
810 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/27(水) 22:53:44.52 ID:OxyL/LgKO

ゼミ生だと戦えそうなのがヒヅキとジェラルドくらいからなぁ
でもヒヅキは今は戦えないだろうしジェラルドもまだ実力的に劣るだろう
811 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/03/28(木) 00:45:26.22 ID:VHCPgPN/o
ローエンより上は生徒会や番長連関係者なんやろなあ
812 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/03/28(木) 06:00:38.83 ID:xh9Jo5eFO
乙ー
813 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:05:45.99 ID:WHwDXtyS0
〜10週 日曜日〜

エグゾ「ライブの衣装は今日はこれにするか」ガサゴソ

ノゥティ「え、エグゾセちゃん、ちょっといい?」ガチャッ

エグゾ「あわわわわわ!!」

ノゥティ「ご、ごめんなさい。えっとごめんなさい」

エグゾ「あ、開けるときはノックぐらいしてくれ」

ノゥティ「うん、気を付ける。あ、エグゾセちゃん、どこかにいくの? 荷物が、いっぱい」

エグゾ「ちょっとな! やべっ、時間が!!」

パカッ ドサッ

エグゾ「」

ノゥティ「わぁ、可愛い服だね」

エグゾ「見るな! 見るなぁ!!」

ノゥティ「え、え?」

エグゾ「全ての眩惑に極光を! これは全部夢なんだぞ!」

ノゥティ「え、えぇっと、うん。そうなんだ」

エグゾ「ああ゛ぁああ゛!! やっちまったぁあああ!?」

ノゥティ(エグゾセちゃんが元気だと、私も嬉しいなぁ)
814 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:06:59.74 ID:WHwDXtyS0
男「なんか叫び声が聞こえた気がした」

メイド「え」ビクッ

男「たぶん気のせいだと思うけど戸締りには用心してね」

メイド「ご主人様はどこにいかれるのですか?」

男「僕は」

男「さてと、今日は何をしようかな」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>816
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 20:10:21.83 ID:yXofvBUDo
3ヒフミとなんかこう真面目な雰囲気で邂逅
816 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 20:11:04.65 ID:thvWglEDO
2ノウティ
817 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:38:09.70 ID:WHwDXtyS0
男「ノゥティさん」

ノゥティ「!」ビクッ

ノゥティ「あ、は、はい」

ノゥティ「な、なんでしょう」ビクビク

男(やっぱり警戒されてる)

男「せっかく同じ屋根の下に住むことになったんだから、仲良くなりたいと思ってね」

男(なんかこの言い回しは正しくない気がする)

ノゥティ「あ、あの、その仲良くなりたいというのは、ど、どういう意味でしょうか」

男「それはもちろん」

1.信愛として

2.異性愛として

3.家族愛として

>>818
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 20:45:06.06 ID:OnVpS32S0
2
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 20:46:11.55 ID:UKD0tn490
1
820 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:49:34.05 ID:WHwDXtyS0
男「ノゥティさん可愛いからお近づきになれたななぁ、なんて」アハハ

ノゥティ「!」

男「じょうだ―――!?」

ノゥティ「………っ」ポロポロ

ノゥティ「あっ、えっと、これは、その」

ノゥティ「ちが、違うんです、えっと、はい、ちが―――」

ノゥティ「ごめんなさい、まだ、まだ駄目なんです、その、やっぱり私は」

ノゥティ「恋とか、愛とかが、怖いんです」
821 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:52:35.54 ID:WHwDXtyS0
男(………どうやら僕はノゥティさんを傷つけてしまったみたいだ)

男(ノゥティさんは自分の部屋に戻ってしまった、僕は水の中に入れないからノゥティさんの部屋には入れないな)

男「今度、今度謝ろう」

男「でも」

男(恋とか愛が怖いって、一体ノゥティさんになにがあったんだろう)
822 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:55:03.63 ID:WHwDXtyS0
〜11週〜

ヒヅキ「おっは〜」

男「おはようヒヅキさん」

ヒヅキ「先生に朝から会えてうれしいな〜なんてね」

男「僕もヒヅキさんに会えてうれしいよ」

ヒヅキ「それって、きゃっ」

ヒヅキ「なんてね。先生はそういう人じゃないもんね」

男「そういう人って?」

ヒヅキ「そういうとこだぞ」

男「………あの、ヒヅキさん」

ヒヅキ「? なに?」

男「…いや、なんでもない」

ヒヅキ「変な先生」
823 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 20:58:40.08 ID:WHwDXtyS0
男「そういえば特別自治員を選ばないといけないんだよな………」

男「………誰がいいんだろうか」

男「あ、それより授業授業」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>824
824 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:01:21.88 ID:yXofvBUDo
リリ理系
825 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:06:50.05 ID:WHwDXtyS0
ヒヅキ【魔導 101】

ベルスタシア 【魔術 328】

ジェラルド【運動 281】

サレム【文系 421】

ルーティ【文系 274】

プライヤ【魔導 921】

ロウェナ【文系 334】

ミレイア【文系 263】

リリ【理系 129】
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:07:39.91 ID:S9q64dvgO
現状自治委員に最適なゼミ生いないの
827 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:16:30.75 ID:WHwDXtyS0
〜11週 土曜日〜

ニース「これは、ちょっとぉ、面倒だなぁ〜」

「いいじゃん、いいじゃん。一緒に遊ぼうよ」

「優しくするからさぁ」

ニース「いやだって言ったら〜 解放してくれるのかなぁ」

「そんなに嫌がらないでよ。ね〜」

ニース(自分で言うのもなんだけど、つまんないボディなんだけどなぁ)

ニース「今、忙しいからさぁ〜」

「いやいやいや、忙しいとかそんな―――ちっ、面倒だから無理やりつれてくか」グイッ

ニース「むごっ」

「おーらい、おーらい。今誰もいないぜ」

ニース「んーっ! んーっ!!」

ニース(これ、本当にやば)

ゴンッ

「ぐあっ」

「うおっ、いきなりどうした」

「今、誰かになぐら、ぐげっ!」

「いたっ、なんだ!? いったい、なにぎゃっ!」

バタンッ

ニース「んんぅっ!!」

「………大丈夫だ、俺だ」

ニース「ぷはっ。はぁ、はぁ、その声は………」

ノヘジ「? 知り合いだっただろうか」

ニース「君の事は、知ってるよ〜。うん、知ってる」

ノヘジ「それにしても治安が悪くなったとはいえ、こういう輩が」

ニース「んっ」チュッ

ノヘジ「んんんんっ!?!? い、いきなり人の唇になんてことを」

ニース「そっか。唇だったかぁ〜」

ニース「へへ、当たりだねぇ」

ノヘジ「!?!?」

ニース「あ、そういえば今の君ってぇ、全裸だよねぇ〜」

ノヘジ「こここ、これにて失礼する! お気をつけて!!」

ニース「………あ〜、なんかドキドキするなぁ」
828 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:19:10.98 ID:WHwDXtyS0
男「そういえばリフォームで水中種族用に水部屋ができたけど」

男「これって家が腐ったりしないのかな」

男「うーん、ちょっと心配だ」

男「まぁ、それは今度聞いてみよう。とりあえず今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>830
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:20:01.60 ID:yXofvBUDo
自治委員決定会議
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:21:55.42 ID:S89Xxic80
>>829
831 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:22:14.82 ID:ksaGGaUyO
誰が自治委員に相応しいかゼミ生と一緒に考えてみよう
832 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:24:34.84 ID:WHwDXtyS0
アータル「おい小僧!」

男「うわっ、アータル先輩だ!」

アータル「なに人の顔見て驚いてんだ。それより急げ」

男「急げってなにがです?」

アータル「自治委員決定会議だよ」

男「急すぎる」

アータル「ことは急ぐって言ってただろ。ほら、急げ急げ」ボオッ

男「あつっ、あつっ」
833 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:27:19.98 ID:WHwDXtyS0
カルラ「ふむ。そろったか。揃ったのか?」

レイン「えぇ、勢ぞろいですわ」

カルラ「さてこの一週間でふさわしい自治委員を選抜できたことと思う」

男(どうしよう。考えてないよ)

カルラ「それでは各自、自治委員を推薦してくれ。まずは………そこの君だ」

男「えっ、僕ですか!?」

カルラ「うむ。できれば二名ほど推薦してほしいのだが」

男「え、えぇっと」

>>834

>>835
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:29:13.45 ID:Rxzlv/CH0
ヒダン
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:33:28.47 ID:XOpEruu40
ベルスタシア
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:33:39.79 ID:OLvp6GB8O
ゼミ生以外でも良いんか
少女
837 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:36:22.54 ID:WHwDXtyS0
男「ヒダン君とベルスタシアさんを推薦します」

カルラ「ふむ。確かにヒダン君は好青年かつ実力者だ」

カルラ「しかしベルスタシア君か。ベールクレア君ではないのか」

男「ベールクレアさんかなと僕も思ったんですけど」

男「誰かの役に立ちたいと思う気持ちはベールクレアさんよりベルスタシアさんの方が強いと思い推薦しました」

カルラ「なるほど。確かに腕っぷしや能力も必要だが、志もそれらに並ぶ重要さだ」

カルラ「貴君の主張は理解した」

カルラ「では次はアータル―――」
838 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:39:58.31 ID:WHwDXtyS0
男「ということで君たちを推薦したいんだけど」

ヒダン「いやぁ、選ばれるなんて光栄だなぁ」

ベル「だねだね!」

男「まさか二つ返事で了承されるとは」

ヒダン「学園の平和を守るのは男の子の夢ですからね」

ヒダン「誰しもヒーローに憧れるものです」ウンウン

ベル「私にできるならなんでもやっちゃうよ」

ベル「それに私も悪いことはいけないことだと思ってるからね!」

ベル「正義のジャスティスウーマンなのです!」ウンウン

男(人選を間違ったような、正しいような)

【ヒダンとベルスタシアが自治員となった】
839 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:45:16.67 ID:WHwDXtyS0
〜11週 日曜日〜

一号「マスター。ゴミ掃除は終了しました」

オー「義手の調子はどうや」

一号「良い切れ味です」ウットリ

オー「自分で作り出しておいてなんやけど」

オー「大丈夫かいな」

一号「えぇ、問題ない使い心地です」

オー「いや、そっちやなくて」

一号「! マスター。新しいゴミが湧いてでました」

オー「しゃあない、やったれ」

一号「新しい装備はありませんか?」ワクワク

オー「今度作ったるからはよ行け」

一号「はい」

オー「………なんであないなことになったんやろ」
840 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 21:48:55.74 ID:WHwDXtyS0
メイド「温かいものを入れました」

男「ありがとう。まだ冷える日があるね」

メイド「風邪にはお気を付けください」

男「うん。メイドちゃんも気を付けて」

男「さてと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>841
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 21:51:15.25 ID:thvWglEDO
3顔合わせも兼ねた最初の自治活動が行われる
842 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 22:00:09.13 ID:WHwDXtyS0
カルラ「さっそく集まってもらった諸君ら84名。各12名を一団体とし活動してもらう。つまり4団体できる」

カルラ「1団体を基本として活動してもらう。その際行動の最小単位は二人とする」

カルラ「またここで得た情報を漏らすことを禁ずる。違反行為が認められたものは直ちに特権を剥奪する」

カルラ「では諸君! 覚悟は良いか!!」

『はい!!』

カルラ「では、自治活動を始める!」
843 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/02(火) 22:00:45.06 ID:WHwDXtyS0
すいませんが今日はここまでです

おやすみなさい
844 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 22:02:13.65 ID:Vjx0L5x2O
おつ
845 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 22:02:26.53 ID:yXofvBUDo
乙乙
846 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 22:05:33.75 ID:thvWglEDO
乙です
847 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 22:05:34.78 ID:On/JXTrTO
3で次どういう行動起こせば良いかよくわかんない
848 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 22:13:39.48 ID:mt49P29bo
今でてるヒントは
・ヒヅキとエンプーサの間にあったこと
・ノゥティが恋愛嫌いになった理由
・男が吸い込んだ魂はなにか

ってところかな

見直せばもっとヒントあるかも
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/02(火) 23:50:34.07 ID:Rxzlv/CH0
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/03(水) 00:06:43.28 ID:SNCoa55tO
乙ー
851 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:22:48.66 ID:0DGd8WhN0
ベル「あ、先生いたいた」

男「どこの班だった?」

ベル「シバエモンさんの班だった!」

ベル「リーダーがシバエモンさんで、副リーダーがタタラさん」

男「東洋班か」

ベル「あとはヒダン君とエヴァちゃんと、アリレウス君とノヘジ君とかいたよっ!」

男「バランスはいいのかな」

ベル「あっ。向こうの班に変な人がいたよ」

男「変な人?」

ベル「なんか箱みたいなの被った人だったよ」

男(………箱?)

男(もしかしてスラム街で会ったあの………)

ベル「よーし、自治員として頑張るよ!! ってあれ、先生もやってよ!」

男「え?」

ベル「せーの」

ベル「おーっ!」

ベル「……むー」

男「ごめん、ちょっと考え事してて話聞いてなかった」

ベル「上の空なんて先生は不真面目だなぁ」
852 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:25:56.07 ID:0DGd8WhN0
〜12週〜

男「あ、自治員が見回りしてる」

男「これで少しは治安が良くなるといいけど」

オルタ「ぐわーっ!」

男「………オルタネートさんが鎮圧されてる」
853 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:26:44.72 ID:0DGd8WhN0
男「さてと、今週の授業は」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>854
854 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:29:56.81 ID:054tXifj0
プライヤに魔術
855 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:35:43.04 ID:0DGd8WhN0
ヒヅキ【文系 160】

ベルスタシア 【魔導 331】

ジェラルド【魔術 260】

サレム【理系 438】

ルーティ【文系 291】

プライヤ【魔術  97】

ロウェナ【魔導 220】

ミレイア【魔術 280】

リリ【魔導 422】
856 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:42:20.48 ID:0DGd8WhN0
〜12週 土曜日〜

少年「イヅナも見回りか」

イヅナ「おう! あんな奴らをのさばらせたら不良のイメージが悪くなるからな」

少年(不良のイメージはそもそも悪いものでは?)

イヅナ「そんなお前も見回りか?」

少年「生徒会で色々と」

イヅナ「しかしなんで学園がこんなに荒れちまったんだろうな」

イヅナ「ノビノビ不良生活ができねぇぜ」

少年「さぁな。もしかしたら風紀委員の中に内通者がいるのかも」

少年「信じたくはないけどな」

イヅナ「そいつは卑劣な奴だな」

少年(番長連の中にそういうことが得意な奴がいたな)

少年(十中八九、あいつの仕業だろうな)

857 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:46:18.25 ID:0DGd8WhN0
男「うわぁ! 廊下が水浸しだ!」

エグゾ「わりぃ、俺だ」

男「こっちに来たら体は乾かしてほしいんだけど」

エグゾ「善処する」

男「とにかく水浸しは勘弁してくれないかな」

エグゾ「検討する」

男「………」

エグゾ「ところでそんな恰好して、どこに行くんだ?」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>859
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:47:21.84 ID:NVYC+zQWo
3ヒヅキにエンプーサのとこで、何してたのか聞く
859 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:47:29.31 ID:LVOiMPHW0
kskst
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:47:32.81 ID:iJAkQQUGO
3小瓶のあった塔やそれにまつわる話について大昔を知ってそうな人に尋ねてみる
861 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 20:56:07.36 ID:0DGd8WhN0
男「この学園も歴史が古いしなぁ。いつあの塔が出来たんだろうか」

男「この学園の歴史に詳しい人か………」

1.図書館に行く

2.ロウェナに聞く

3.テラスに聞く

4.ロアに聞く

>>863
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:58:10.76 ID:NVYC+zQWo
当時から生きてそうな4
863 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 20:59:35.50 ID:Y6aMkTQVO
864 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:13:30.74 ID:0DGd8WhN0
男「たしかロアさんはこの学園に昔からいる生徒だったなぁ」

男「………どういうことだ?」

男「まぁいいや。とにかくロアさんを探そう」
865 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:20:43.01 ID:0DGd8WhN0
男「色んな人に話を聞いたところロアさんは良く森の中にいるらしい」

男「……あまり森の中には行きたくないけど」

「あの」

男「!?」ビクッ

「これをどうぞ」

男「あ、ありがとう」

男(封筒?)

男「ねぇ、これって………いない」

男「幽霊、じゃないよね?」

男「………とりあえず見てみよう」

『やぁ。どうやら私を探してるらしいね。なら私のお茶会に招待しよう。地図を同封しているからここに来るといい。愛しの後輩君へ、ロアより』

男「………なんで探してることを知ってるんだ?」

男「まぁ、ちょうどいいや。案内されてみよう」
866 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:28:22.56 ID:0DGd8WhN0
男「……この小屋、かな」

男(森の中にぽつんと建っている小屋。地図を辿るとそこへ着いた)

コンコン

「開いてるよ」

男「失礼します」ガチャッ

男(木造の扉は微かに抵抗しながらも素直に開いた)

男(小屋の中には木の香り、とそれよりもずっと強い甘いような苦いような匂い)

男「けほっ。お邪魔します」

ロア「確かにこの匂いは嗅ぎ慣れてない辛いものはある。だけど始めは辛くともなれれば病み付きになる」

ロア「まるで人と人との関わりのようだね」パチンッ

男「あの、ロアさん」

ロア「会話も楽しいけどまずは駆けつけ一杯。ほら君の紅茶だ」トポポポポ

ロア「席に着きたまえ」

男「はい」
867 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:33:11.44 ID:0DGd8WhN0
男「………」ズズッ

ロア「どうだい?」

男「苦い、とても苦いです」

ロア「ふふ。まるで純粋な子供の舌に草木を煮詰めた汁を流し込んだかのような苦みだろう?」

ロア「大丈夫。体には良いから」

男「………」ズズッ

男(にがい)

ロア「苦いならこれを食べるといい」

男「これは?」

ロア「お茶請けさ」

男「………」ポリッ

ロア「甘いだろう? 子供のころに描いた将来の夢のように」

男「思い返せば少々見通しが甘かったと思いますね」

ロア「ふふっ。ところで私にいったい何を聞きたいのかな?」

男「………えっと」
868 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:43:59.06 ID:0DGd8WhN0
ロア「なるほど、この学園、そしてあの塔について知りたいと」

男「はい。ロアさんなら知っているかと」

ロア「なるほど。それは正しい。だけど間違えかもしれない」

ロア「なぜなら私は記憶力が壊れている。覚えていればいいんだけど『今の私』は覚えているかな?」

男「あの塔。なにか秘密がありますか」

ロア「それは是。初代学園長がこの学園に刻み込んだ奇跡」

ロア「あれがあの塔だ」

ロア「しかしあの塔。開かないようになっているはずなんだけど。なぜ君は開けたのか」

ロア「君は人よりも自分を特別だと思うかい?」

男「いえ、凡人だと思っています」

ロア「それは否。特別でなければ塔が開いた理由が説明できない。君は君が理解していないだけで他人よりも特別なところがある」

男「偶然では?」

ロア「それは非。この事象に関して偶然は存在しない」

男「なにか知っているようなそぶりですが。できれば答えを教えてほしいのですが」

ロア「急ぐのはいけない。私も自分の中に散らばる記憶のかけらを紡いでいるんだ。大切なことが零れ落ちていないか確かめる必要もある」

男「頑張って思い出してほしいのですが」

ロア「それは無茶なことを言う。忘れたんじゃあないよ。亡くしたんだ」

男「………」
869 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:49:41.46 ID:0DGd8WhN0
男「あの小瓶………ベールクレアさんは魂と言っていましたが」

男「心当たりは?」

ロア「噂は知っているよ」

男「噂?」

ロア「この学園には人柱にされ、神へと祀り上げられたものがいると」

ロア「おそらくこのことだろう」

男「その人柱…神というのは小瓶の中の魂。その持ち主ですか」

ロア「かもしれない。確定はできない」

ロア「ただ一つだけ確かなことはある」

男「確かな事?」

ロア「その小瓶の魂は君に惹かれていた。つまりその小瓶と君は繋がっていた」

ロア「なんらかの縁で。なんらかの運命で」

男「心当たりは」

ロア「ないと思ってはいるが実際問題そうではない。知らないことは存在しないことと同一ではない」

ロア「申し訳ないが言えるのはここまでだ。私では根本的な解決にはならないようだ。謝罪するよ」

男「いえ、参考になりました」

ロア「愛しい後輩のためになれたのならなによりだ」

ロア「また道に迷った時は招待状を送ろう。導けるとは限らないけどね」

男「すみませんが失礼します」

ロア「帰り道に気をつけて」
870 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:57:40.94 ID:0DGd8WhN0
〜12週 日曜日〜

ヒフミ「無くなっているね」

テラス「まさかとは思ったが、本当に無くなっているとは」

ヒフミ「一体誰がとっていったんだろうね」

テラス「あれは縁の塊だ。連れていけるとしたら彼女に近しいもの」

テラス「………」

ヒフミ「心当たりが?」

テラス「断定はできない。彼女の顔は広いからな」

テラス「とにかくこのままでは学園は安泰とは言い切れない」

ヒフミ「また人柱を捧げるのかい」

テラス「………その必要があれば」

ヒフミ「………っ」グルンッ

テラス「ヒフミ君?」

ヒフミ「……また………精霊を…作るのなら」

ヒフミ「また………守護霊を…作るなら………歪みを正す…力」

ヒフミ「強い魂……が………必要…」

ヒフミ「より……非道へ…………堕ちる覚悟は……………ある?」

テラス「学園のためなら。必要であればこの身」

テラス「太陽に照らされることなどない深みへ堕ちる覚悟はとうの昔に決めてある」

ヒフミ「なら……………いい……っ」グルンッ

ヒフミ「はぁ、はぁ、ということらしい、よ」

テラス「………」
871 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 21:59:23.50 ID:0DGd8WhN0
男「気分が悪い、顔を洗おう」

男「………! 白髪が生えてる」

男「まだ若いのになぁ」

男「さて、朝ごはん食べたら」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>872
872 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:00:00.72 ID:mNx+ugmk0
>>858
873 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:02:16.66 ID:0DGd8WhN0
男(ヒヅキさんに話を聞きに行こう)

男(ヒヅキさんが何をしたかったのか。それを聞きに)
874 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:10:44.34 ID:0DGd8WhN0
男「ヒヅキさん。今日もここにいたんだ」

ヒヅキ「お手伝いさんだからね!」

男「ヒヅキさん。聞きたいことがあるんだ」

ヒヅキ「え〜。まぁいっか。先生ならプライベートなことでも教えてあげちゃったり?」

男「じゃあ遠慮なく」

男「白鞘童子さんを呼んで何がしたかったの?」

ヒヅキ「!!」

ヒヅキ「お前、それを、なんで」

男「色々聞いて回ったんだよ」

ヒヅキ「………っ! は、はは。先生はもしかして私のストーカーだったり」

男「茶化さないで」

男「君がおかしくなったのはエンプーサさんと接触した後。僕の考えが間違ってなければ」

男「君は白鞘童子さんを呼ぶ理由があった。そしてそれは君が抱える問題を解決するために必要」

ヒヅキ「っ!!」ギッ

ヒヅキ「人の、人の領域に、入り込んで」ギリリッ

ヒヅキ「ずけずけと、私の中にぃ」

男「………デリカシーがないとはよく言われるよ。でもね、それでも君の力になりたかったんだ」

男「君を傷つけてでも」

ヒヅキ「………!」ガシッ

ヒヅキ「お前に、お前に何ができる。この柔腕で、私を救うと、ほざくその口は一体何を負って」

ヒヅキ「何がために傍若な振る舞いを」

男「久しぶり。ヒヅキさん」

ヒヅキ「………まさか…お前は……バカなの…か?」

男「かもしれない」

ヒヅキ「こんな、こんなつまらない私よりを?」

男「うん」

ヒヅキ「………」
875 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:12:53.37 ID:0DGd8WhN0
オル「ヒヅキちゃーん、ちょっとヘルプに」

ヒヅキ「…すまない………用ができた」

オル「え?」

オル「………んーじゃあ仕方ないか」

ヒヅキ「すまない…オルレアン」

オル「いいっていいって。あとで生きのいい元気な奴隷を仕入れてくるから★」

ヒヅキ「………いくぞ」

男「どこへ」

ヒヅキ「…さぁな。お前が…私の話を聞いてくれる………場所だ」
876 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:17:43.09 ID:0DGd8WhN0
男「………ここは、君が修行をしていた」

ヒヅキ「あぁ…していた、場所だ」

ヒヅキ「誰もこない。………お前以外はこない場所だ」

男「それじゃあ教えてくれるかな。君が何に悩んでいるか」

ヒヅキ「…単純だ」

ヒヅキ「私は………自分の弱さに…悩んでいた」

男「ヒヅキさんは十分強いじゃないか」

ヒヅキ「私は半端だ。薄い血しか流れていない」

ヒヅキ「ヒダンに負けた」

男「ヒダン君は強いから仕方ない「それだけじゃない」

ヒヅキ「リンネに負けた。血の濃さは努力よりも…大切だということを………思い知らされた」

ヒヅキ「痛いほどに………容易く心を……手折るほどに」

ヒヅキ「……私より強いやつ…ばかりだ」

ヒヅキ「だから、白鞘童子に……また教えを乞いたかった…………どうすれば…どうすればいいのか」

ヒヅキ「そして聞きたかった。なぜ…なぜ私に」

ヒヅキ「刀を託したのか」
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:19:01.73 ID:NVYC+zQWo
(リンネ強い)
878 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:21:28.75 ID:0DGd8WhN0
男「だからエンプーサさんの所へ」

ヒヅキ「………」コクリ

男「だったらもう一度お願いしに行こう」

ヒヅキ「無理だ…無駄だ………」

男「大丈夫。僕も行くから。駄目ならもう一度行こう。それも駄目ならもう一度」

男「迷惑にならないように、迷惑をかけよう」

ヒヅキ「……何を言ってるんだ……………?」

男「あー、僕もよくわかんない。だけどヒヅキさんの願いは叶えてあげたい。だから土下座でもなんでもしてエンプーサさんにお願いを聞いてもらうよ」

ヒヅキ「お前は…なぜ……私のために…………弱い…私のために………」

男「先生だから―――いや、違うな」

男「よくわかんないや」

ヒヅキ「……………」

ヒヅキ「やはり…お前は………バカだ」

ヒヅキ「本当に…」

ヒヅキの好感度【69】
879 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:25:42.13 ID:0DGd8WhN0
〜13週〜

男「おはよう。ヒヅキさん」

ヒヅキ「………」コクリッ

男「あっ、これ良かったら食べる? さっき買ったんだけど」

ヒヅキ「………」コクリ

ヒヅキ「………」モグモグモグモグモグモグ

ヒヅキ「………おかわり」

男「ごめん。ないよ」

ヒヅキ「………!」ガーン

ヒヅキ「……役に…たたないな」

男「ごめんなさい」

ヒヅキ「………冗談だ」

男「本当に?」

ヒヅキ「…本当だ」グゥゥゥ

ヒヅキ「………………」

男「あー、何か食べる?」

ヒヅキ「………」コクリッ

男(やった! いつものヒヅキさんだ!!)
880 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:26:30.62 ID:0DGd8WhN0
男「さてと」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>883
881 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/03(水) 22:27:01.09 ID:0DGd8WhN0
今日はここまで

おやすみなさい
882 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:28:52.88 ID:NVYC+zQWo
サレム魔術
883 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:37:48.23 ID:QK5/F9RhO

ヒヅキ理系
884 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:38:48.63 ID:c6L/Mz2bO

演技でキャピキャピしてたヒヅキかわいい
885 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 22:41:23.49 ID:wcafBZHDO
乙です
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 23:06:58.89 ID:wbHgnWFlO
おつー
887 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/03(水) 23:29:28.62 ID:LVOiMPHW0
888 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/04(木) 06:32:06.12 ID:ssaKHBObO
乙ー
889 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/09(火) 12:14:40.80 ID:ZC7JeQXIo
番長連のキャラ増やそうぜ

あんまり悪役がいない
890 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/13(土) 21:33:00.60 ID:/9GtF2moo
10日
891 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/14(日) 20:51:45.22 ID:+tkx4Y29O
まだかな
892 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 15:24:51.09 ID:SreqHfOiO
今年のこの時期はどこも忙しいからしゃーない
気長に待とうや
893 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 20:25:29.41 ID:GbYO5s5C0
ヒヅキ【理系 184】

ベルスタシア 【文系 337】

ジェラルド【魔術 274】

サレム【文系  436】

ルーティ【運動 211】

プライヤ【魔導 935】

ロウェナ【魔術 220】

ミレイア【魔導 271】

リリ【魔術 459】
894 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 20:36:43.12 ID:GbYO5s5C0
〜13週 土曜日〜

ヨダカ「こんな休日に呼び出して悪かったねぇ」

バジロウ「別に構わないけど。最近危ないしな」

ヨダカ「それはもしかしてわっちを心配してくれているのかい? ぼん」

バジロウ「まぁ、そりゃあ」

ヨダカ「! やれやれ、その優しさを女の子に向けたら恋人の一人くらいできるだろうにねぇ」

バジロウ「それはない。そういえば女の子と言えばユナは」

ヨダカ「なんだい、もしかしてユナの事が気になってるのかい?」

バジロウ「体、弱いんだろ? 薬代かかってるみたいだし俺だってちょっとくらいは」

ヨダカ「ぼん。わっちは憐みでもらう金は嫌いなんだよ。身を窶してでも誰かに恵んでもらうのだけは勘弁したい」

バジロウ「でもユナは」

ヨダカ「そうだねぼん。なら―――」

ヨダカ「わっちを抱きなんし」

バジロウ「ななっ、なに言ってんだ!? 抱くとか、いやいや、そんな」

ヨダカ「くく、かかか。ぼんもまだまだ若いねぇ」

バジロウ「笑えない冗談だぜ、今のは」

ヨダカ「まぁ、ぼんが家を継いで、その時ユナが生きてたら」

ヨダカ「その時は私達を憐れんでくれるかい?」

バジロウ「俺は「っと、仕込みがあるからここまででいいよ。休みの日に悪かったね。ぼん」」

バジロウ「あっ」

バジロウ(………なんなんだよ。俺まだガキだからわかんねぇけどさぁ)

バジロウ(………まだドキドキしてる。冗談だってわかってんのに)

895 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 20:38:26.56 ID:GbYO5s5C0
男「いや、すいません急いでるんで」

男「いやです。遊びません。話してください」

男「はぁ。昼間から客引きしてる人もいるんだなぁ」

男「それより今日は」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>897
896 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 20:40:11.91 ID:MdGzDorV0
久しぶりで自由選択思いつかない
安価下
897 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 20:44:09.82 ID:4Im1LUJMO
3ロウェナさんの生前の記憶思い出したくないか尋ねる
898 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 20:55:55.88 ID:GbYO5s5C0
男(ロアさんの言葉が真実であるのなら)

男(あの魂の持ち主は僕に近い人物)

男(だけど僕はこの土地とはなんの関わりもない。だからその縁は僕がこっちに来て繋がれたもの)

男(過去の人物には会えないから縁を結びようがない。だけれどその過去の人物が今なお存在するのなら)

男「この条件に合致するのは………ロウェナさんだけなんだよな」
899 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 21:02:04.50 ID:GbYO5s5C0
ロウェナ「先生の気配がする!」

男「…流石ですねロウェナさん。なんでわかるんですか?」

ロウェナ「んー、先生と私は繋がっているからね。遠く離れていても一緒だよ?」

男「憑かれているなんてぞっとしませんね」

ロウェナ「ところでお姉さんを探していたのかな? もしかしてデートのお誘い?」

男「ロウェナさん」ジッ

ロウェナ「どきっ」

男「もし、昔の記憶が取り戻せるのなら、どうしますか?」

ロウェナ「昔の記憶、というとお姉さんが死ぬ前の話かな?」

男「はい。ロウェナさんって、未練とかも忘れてしまったんですよね」

ロウェナ「うん。なんでいるかもわかんない、からっぽの幽霊なのさ」

ロウェナ「私はもとから悪霊だけど、もっと悪霊にならないのが不思議。たぶんそれは」

ロウェナ「先生のせい、なのかなーって」ニヘラ

男「それで、過去の事、思い出したいですか?」

ロウェナ「んー。別にいいかな〜」

男「え? いいんですか?」

ロウェナ「うん。だって今は楽しくて幸せだし。なにか大事なことを忘れてるような気もするけど」

ロウェナ「でも、今が楽しければいいかな」

男(幽霊なのになんて刹那的な生き方なんだ)
900 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 21:05:56.39 ID:GbYO5s5C0
ロウェナ「あ、でももしお姉さんのことを知れちゃうんなら」

ロウェナ「生前の私も、好きな人がいたのかなぁ。それが知りたいな」

男「それだけでいいんですか?」

ロウェナ「うん」

ロウェナ「そんなことより、先生が私の事を心配してくれることの方がずっと嬉しいし大事だよ」

男「そう、ですか」

ロウェナ「それで、いきなりどうしたの?」

男「いえ、なんでもないですよ」

男(…僕はロウェナさんにあの塔の事を聞いていいのだろうか)

男(………なにか、取り返しのつかないことになりそうな気がする)

1.塔の事について聞いてみる

2.何も聞かない


>>901

901 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 21:06:46.02 ID:ZoLRpnz6O
1
902 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/15(月) 21:11:20.85 ID:GHjjKonK0
待ってた!
903 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 21:25:39.48 ID:GbYO5s5C0
男「この前森の中の塔に行ったんです」

ロウェナ「塔って、お姉さんが生まれた?」

男「はい」

ロウェナ「でも、鍵がかかってたはずじゃあ?」

男「なぜかは知りませんけど、開いてました」

ロウェナ「へぇ。なんでだろうね。それで?」

男「中で小瓶があってですね」

ロウェナ「宝物でも入ってた?」

男「ベールクレアさんに調べてもらったら、中に入ってたのはいわゆる魂らしいんです」

ロウェナ「そう、なんだ」

男「それで、その魂にロウェナさんは何か覚えがないかなと」

ロウェナ「ないよ」

男「ないんですか?」

ロウェナ「うん、それは私じゃない」

男「なにか心当たりとかは」

ロウェナ「ないよ」

男「そうですか」

男(もしかして見当違いだったのかな)

ロウェナ「うん。私じゃないから」
904 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 21:29:39.59 ID:GbYO5s5C0
〜13週 日曜日〜

男「また白髪が増えてる………」

メイド「お疲れでしょうか」

男「疲れてるけど。でも僕まだ20代だよ?」

メイド「よろしければマッサージなど」

男「ううん。大丈夫だよ」

メイド「白髪染めはいかがいたしましょうか」

男「…もうちょっと増えたらお願いしようかな」
905 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 21:30:40.21 ID:GbYO5s5C0
男「帽子でも被ろうかな」

男「若白髪なんて………」ハァ

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>907
906 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 21:31:39.47 ID:TAC7k8ak0
907 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 21:32:20.45 ID:YHAQJ1TDO
3ノウティと一緒にアイレーンのライブを見に行くことに
908 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 21:32:23.74 ID:FBo3tO1h0
3最近構ってくれないで寂しいとルーティがデートに誘ってくる
909 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/15(月) 21:33:49.85 ID:GHjjKonK0
2ロウェナ
910 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 22:05:39.68 ID:GbYO5s5C0
ノゥティ「あ、あの」

男「白髪が………あれ、どうしたの?」

ノゥティ「あ、アイレーンの、チケットが2枚あるんですけど、よ、よかったら一緒に」

男「アイレーン?」

ノゥティ「えっと、今話題の歌手、です」

男「へぇ。もしかしてノゥティさんって歌を聞くのが趣味だったり?」

ノゥティ「どっちかって言うと歌う方が」

男「今度聞いてみたいな。ノゥティさんの歌」

ノゥティ「だだだ、駄目です!」バッテンッ

男(そこまで拒絶しないでも)ショボン
911 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 22:20:36.40 ID:GbYO5s5C0
男「思ったより人が多い」

ノゥティ「人気、ですからね」

男「離れ離れにならないように気を付けないとね」

ノゥティ「え///」

アイレーン「愚痴で蒙昧な愚民共に宣戦布告を!」

アイレーン「愛だの恋だの価値なきものに沈黙(サイレーン)を!!」

アイレーン「アイレーン様だぞ!!」

「うおーっ!」

アイレーン「うるさいぞ愚民共!!」

「うおぉー!!」

アイレーン「言葉の通じない愚民ばかりなのだ」

男(罵倒されてるのに喜んでる人がいる…)

アイレーン「こうなれば我の歌で黙らせてやる」

アイレーン「聞け愚民共。我が魔唱の魅力を!」

アイレーン「『ココロ×アフェイジア』」
912 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 22:28:55.75 ID:GbYO5s5C0
男「………」

ノゥティ「先生?」

男「はっ」

男「意識が飛んでた」

ノゥティ「ふふ。飲まれちゃったんですか?」

男「なんというか、歌に力があったね」

ノゥティ「力、ですか」

男「鼓膜を貫くような、脳を揺さぶるような」

男「気が付いたら歌が終わってた」

ノゥティ「えへへ、やっぱり素敵ですよね。エグ……アイレーンらしくて」

男「しかし、ちゃんと聞きたかったなぁ」

ノゥティ「今度、また行きましょう」

男「いいの?」

ノゥティ「はい、また一緒に」
913 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 22:37:55.08 ID:GbYO5s5C0
エグゾ「疲れた………」ノペー

ノゥティ「お疲れ様」

エグゾ「あいつまで連れてくることねーじゃんか」

ノゥティ「でも、先生とエグゾセちゃん仲良くなってほしくて」

エグゾ「別に俺はいいんだよ」

ノゥティ「駄目だよ。同じ屋根の下に住んでるんだから」

エグゾ「俺は水の中、あいつは床の上」

ノゥティ「もうっ。駄目なんだから。めっ」

エグゾ「……お前、ナタリーから影響うけてんな」

ノゥティ「でも、なんでエグゾセちゃんは」

エグゾ「アイレーンとエグゾセは別人だ。アイレーンになれなかったんだよ俺は」

ノゥティ「………ごめんね。エグゾセちゃん。もっと私が」

エグゾ「沈黙を!」

ノゥティ「ひっ」

エグゾ「……いいんだよ、これで。お前に背負わせたくはねぇんだよ」

エグゾ「俺の方が、お姉ちゃんなんだから」
914 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/15(月) 22:38:39.24 ID:GbYO5s5C0
今日はここまで

更新できなくてすいませんでした
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 22:41:38.33 ID:oFBjyXTLo
乙乙
リーゼにボスの座簒奪してもらったら丸く収まる気がする
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 22:42:53.91 ID:YHAQJ1TDO
乙です
更新待ってました
917 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 22:45:44.19 ID:9WeE9KIEO
乙白髪増えてるのってやっぱ…
918 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 22:49:13.70 ID:MnuhBENGO
919 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/15(月) 22:59:40.93 ID:Zw+Q6iKmO
920 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/15(月) 23:43:01.66 ID:vklSU6UyO
乙ー
921 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 00:01:31.36 ID:2BngCVqsO
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 09:28:58.69 ID:GTO1Ifc4o
アイレーンちゃんが楽しそうで何より
923 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:28:42.13 ID:XKvXSVGP0
〜14週〜

リリス「悪しき気配がすると思ったら………お前か」

男「酷いなぁ」

リリス「………」ジー

男「なに?」

リリス「悪しき………よくわからないが何か憑いてる」

男「ロウェナさんじゃないの?」

リリス「………違う。ロウェナ…ではない?」

リリス「…とりあえず気をつけろ。何に気を付ければいいのかわからないが」

リリス「まぁ、貴様が死のうと私には関係がないことだが」フンッ

男「え? 僕そんなに危ないの?」

リリス「さらばだ」

男「ねぇ」
924 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:29:38.58 ID:XKvXSVGP0
男「リリスさんの言葉が気になるけど」

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>925
925 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 20:31:52.64 ID:B2mQffC90
リリに運動
926 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:37:29.97 ID:XKvXSVGP0
ヒヅキ【運動 286】

ベルスタシア 【魔導 345】

ジェラルド【理系 235】

サレム【理系 453】

ルーティ【理系 295】

プライヤ【魔導 949】

ロウェナ【魔術 248】

ミレイア【理系 296】

リリ【運動 18】
927 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:41:49.00 ID:XKvXSVGP0
〜14週〜

エヴァ「悪人確保なのだ
928 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:47:09.72 ID:XKvXSVGP0
エヴァ「悪人確保なのだ!!」フミッ

「ぐえっ」

アリ「一日一件以上トラブルに遭遇するなんてなんて治安が悪いのでしょうかだぜ」

エヴァ「ふふんっエヴァ様はトラブルメーカーだがエヴァ様以外のトラブル起こす輩は許せないのだ!」

アリ「ほら大人しくするのです、だぜっ」

エヴァ「こういう輩には、チチンプイプイグルグルグル〜」グルグル

「Zzzzzz」カクン

エヴァ「さすがエヴァ様なのだ」

アリ「さすがです。だぜ」

エヴァ「もっと褒めるのだ! エヴァ様は調子に乗れば調子に乗るほど調子が良くなるのだ! わーっはっは!」

アリ「えーっと」

エヴァ「改めて褒め言葉を考え込まれるとエヴァ様なんだか調子が狂うのだ…」
929 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 20:50:28.87 ID:XKvXSVGP0
レイン「お疲れ様です。ここからは私達が引き継がせていただきますわ」

男「よろしくお願いします」

レイン「ふふ。今日はどんな子がオイタをしてくれるのか、楽しみですわ」

男「お疲れ様でーす」

レイン「放置プレイは基礎の基礎ですがそれはそれで、いいっ!」ビクンッ

男(さてと)

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>931
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 20:51:42.56 ID:YJmyvxtJO
3除霊的なことする
931 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 20:56:58.80 ID:tpn7vdk+O
テラス学長がなんか知ってそうなのでロウェナさんや塔や生け贄、神について尋ねてみる
932 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 21:00:39.34 ID:XKvXSVGP0
コンコン

テラス「うむ? 誰だ」

男「男です」

テラス「ふむ。君か。入りたまえ」

男「失礼します」ガチャッ

テラス「自治委員の監督ご苦労だった。それで一体なんの用だろうか。何も問題でも発生したのか」

男「ちょっと学長にお聞きしたいことがありまして」

テラス「ほう。私で答えられることであればいいだろう」

男「あの森の中の塔についてお話を聞きたいのですが」

テラス「塔? なぜそんなことを」

男(勝手に入ったって言っていいのだろうか)

1.素直に話す

2.誤魔化す

>>933
933 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:01:41.18 ID:hVU49R6t0
1
934 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 21:09:36.16 ID:XKvXSVGP0
男「以前あの塔の中に入りまして」

テラス「………」

男「中で小瓶を見つけたのですが」

テラス「………」

男「その小瓶の中に入っていた魂をどうやら吸収してしまったらしく」

テラス「…君、か」

男「がk」グルンッ

ドサッ

テラス「君だったのか」
935 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:12:08.07 ID:tpn7vdk+O
正直過ぎてもいかんかったか
936 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 21:17:18.75 ID:XKvXSVGP0
男「う、うぅ………あれ、なんで」ギシッ ギシッ

男「…動けない。なんで、一体僕は」

テラス「目を覚ましたかね」

男「…学園長、それと」

ヒフミ「また会ったね」

男「あの時はすいません。プライヤ君が迷惑をかけてしまって」

ヒフミ「この状況で謝るとは豪胆なのか、それとも理解できていないのか」

男「あっ! そうです。なんですかこれっ」

テラス「そう声を荒げないでくれ。そんなに大声を出しても」

ヒフミ「誰にも聞こえないし、誰も来ない」

男「っ」

テラス「こういうとまるで私達が悪役のようだ。拘束して監禁をしているのだから善人とは言い切れないが」

ヒフミ「こういうところに閉じ込められるのは昔を思い出すな」

男「もしかしてあれは危険なものだったんですか?」

テラス「危険? いいや違う。あれは良いものだ」

男「とってしまったんならお返しします。返す方法は分かんないですけど、ベールさん達に協力してもらって」

テラス「残念ながらそれは難しい。君は事を荒立てすぎた」

男「僕はなにも」

テラス「君はそう思っていても現実問題そうはいかないのだよ」

テラス「君は学園の根底を、要を奪い去ってしまった」
937 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 21:25:26.92 ID:XKvXSVGP0
テラス「君は今こう思っているだろう」

テラス「私の話の意味が分からないと」

テラス「だが知らない、分からない。だからしょうがないとはいかないのだ」

男「僕は一体、どうすれば」

テラス「とりあえず君に教えておこう。あの塔の意味」

テラス「この学園を支えるもの、そして」

テラス「亡霊、ロウェナの正体を」
938 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/16(火) 21:25:53.56 ID:XKvXSVGP0
すいません。今日はここまでです
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:30:54.35 ID:tpn7vdk+O
乙happy end迎えたいな
940 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:41:05.33 ID:5f3cTQSDO
乙です
核心に迫りそうだし正直に話すのが正解だったのかな
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:46:23.54 ID:3KbXsHezo
乙乙更新嬉しい
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 21:57:51.17 ID:PzB0NvFnO
943 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/16(火) 22:05:12.73 ID:n4u7WknB0
944 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/16(火) 22:17:14.64 ID:551hHQ4dO
乙ー
945 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 21:25:29.23 ID:JcpJ9STz0
男「ロウェナさんの正体ってなんですか? ロウェナさんはただの幽霊でしょう?」

テラス「まずだ。君がロウェナと認識しているものはロウェナではない」

男「…ちょっと意味がわかりません。ロウェナさんはあの人でしょう?」

テラス「違う。あれはロウェナの残滓にすぎない」

テラス「ロウェナ。本当にロウェナと呼称されるべきなのは彼女ではない」

男「………では、本物のロウェナさんは」

テラス「君は東洋にある座敷童という伝説を知っているか」

男「いえ、聞いたことないですが」

テラス「幸福をもたらすとされる子供の精霊だ」

男「それが一体ロウェナさんと何の関係が」

テラス「ロウェナという存在はこの学園に幸福をもたらすために祀り上げられた一人の少女だ」
946 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 21:33:00.42 ID:JcpJ9STz0
男「……それはつまり、神様みたいなものですか」

テラス「みたいではない。この学園においてはほぼ等しい存在だ」

テラス「学園にもたらされるすべての災厄を退ける存在。それが彼女だ」

男「………」

ヒフミ「そう。彼女が正しく祀られている限りこの学園に大きく傾くことはない」

男「………え、でも」

ヒフミ「うん。『正しく』祀られている限りは」

テラス「今この学園に漂う淀んだ意志など本来はあり得ない」

男「ですよね。だったらなんで」

テラス「君がロウェナを奪い去ったからだ」

テラス「君が見た小瓶の中の魂」

テラス「あれこそロウェナだ」
947 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 21:39:14.38 ID:JcpJ9STz0
男「じゃあ今、ロウェナさんは」

テラス「君の中にいる。おそらく複雑に絡み合っているのだろうな」

ヒフミ「塔を開けるほどの縁を紡いでいたのなら、取り除くことは難しいだろうね」

ヒフミ「君が死ねば別だけれど」

男「―――ッ!?」ガタガタ

テラス「落ち着きたまえ。それは最終手段だ」

テラス「君が原因とはいえ、君を犠牲にするつもりはない」

男「でも最終手段ってことは」

テラス「君ひとりの命と在籍している生徒の未来。更に言えば今後この学園に在籍するであろう生徒の未来を比べてみると」

テラス「心無いかもしれないが、到底釣り合いがとれているとは思えない」

男「………僕だって、そう思いますよ」

男「でも、それでも死ぬのを覚悟しろだなんて」

テラス「君は結論を急ぎ過ぎるきらいがある」

テラス「最終手段と言うことは、他にも手段があるということだ」

ヒフミ「その通りだね」
948 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 21:48:38.90 ID:JcpJ9STz0
テラス「災厄が訪れたからといってすべてのものがそれに飲み込まれてしまうわけではない」

テラス「そこから立ち上がり、克服してきた者がいるからこそ今の繁栄がある」

テラス「そしてこの学園の生徒には打ち負かすだけの力があると私は信じている」

男「………でも、災厄を退けたからといって」

テラス「もう来ないとは言えない。だからその前に」

テラス「もう一度精霊を作り出さなければいけない」

男「! そう言えばさっき、ロウェナさんは祀り上げられた一人の少女だって言ってましたね。その方法は」

ヒフミ「それはとても残酷な方法さ。呪術というものは到底人に受け入れがたいものと決まっている」

ヒフミ「方法を詳しく教えるわけにはいかないけれど、人のためになるとはいえ善人とは到底呼べなくなるようなことはしなければならない」

男「…したんですか? この学園の初代学園長は」

ヒフミ「彼女はしていない。素質を持った幽霊がちょうどいてね。祀り上げさせてもらったのさ」

男「―――じゃあロウェナさんはもしかして。僕が思うよりずっと前にすでに亡くなっていた………? ひどい仕打ちを受けて?」

ヒフミ「………」コクリ

949 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 21:59:44.52 ID:JcpJ9STz0
テラス「ここまで知ってしまった君は、覚悟を決めて私に協力するという選択肢以外はない」

テラス「脅迫のようだが、それが唯一君が生き残る道だ」

男「………」

テラス「君は私を残酷な悪人と罵るか」

男「いいえ…この事態を招いたのは僕ですから」

テラス「許してくれ。だがこの事実は隠しておかなければならないのだ。この学園の礎であり疵だからな」

男「………あの。僕がよく知っているロウェナさんは結局なんなんですか」

テラス「彼女はロウェナが純粋な精霊となるときに斬り捨てられたものから生まれた」

テラス「彼女は生前の記憶を失っていると言っているがそれは違う」

テラス「彼女には生前の記憶はそもそも存在しない」
950 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 22:08:27.08 ID:JcpJ9STz0
男「理解が追いつきませんよ。訳の分からないことばかりです」

男「本当に………」

カルラ「私も初めはそうだった。だが理解などしなくて事実存在するのだから後は受け入れるだけだ」

カルラ「世界は埒外の事象が多く存在しているということを。それは私達が思っているよりずっと多いということを」

男「………努力はします」

ヒフミ「考えない方がいいよ。絵空事のようなことを理解してしまえるのは阿呆か純粋な子供だけだよ」

ヒフミ「死に至らない哀れな人間だって空想の中では有得てしまうのだから」

男「………ヒフミさん。貴方は一体」

ヒフミ「ただの『学園長』の古い友人だよ」
951 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 22:15:57.45 ID:JcpJ9STz0
テラス「この場で会ったことは決して口外しないように」

男「分かってます」

テラス「そして知られないように」

ヒフミ「私達も手は尽くす。ただし絶対ではないよ」

ヒフミ「できるだけ確率を上げるためにも君も協力してほしい」

男「僕の命がかかってますからね」

テラス「それと」

男「まだ何か?」

テラス「この世の中には理解しえないものが多くある。縁から生まれる奇跡も理論立てて説明することはできない」

テラス「常に可能性を模索し続けてくれ」

男「………分かりました」

テラス「さて、私からは以上だが」

ヒフミ「僕からは何もないよ」

テラス「君からは」

男「…いえ、ないです。もう日も沈みましたし、心配されてると思うので」

テラス「ふむ。なら送って行こうか。車よりもずっと速いと自負しているのだが」

男「せっかくのご厚意ですがすいません」

男「一人で考えを纏めたいので」

テラス「了解した。それでは」

ヒフミ「またね。おやすみなさい」
952 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 22:19:52.35 ID:JcpJ9STz0
男(僕が知っているロウェナさんは本物じゃない偽物で)

男(でも僕にとってあのロウェナさんは本物だ)

男(そして本物であるロウェナさんは今僕の中にいて)

男(……あぁ、駄目だ。一体僕はこれからロウェナさんとどう接すればいいんだろう)

男(いろんなことがありすぎて考えが纏まらないよ。ロウェナさんって結局なんなんだ)

男「………僕が死ねば、すべて解決、かぁ」

男(………もし、最悪の時は僕は、この命を捧げれるのだろうか)

男(皆のため、大切な人のために)
953 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/17(水) 22:22:25.78 ID:JcpJ9STz0
今日はここまで

おやすみなさい
954 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:22:47.02 ID:ZyIoliPOo
おつおつ
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:23:42.91 ID:HY4Cu7jdO
おつ
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:23:50.16 ID:1bwvCEuvo
乙乙大分本物のロウェナさんの方邪険にしてたの
957 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:24:36.92 ID:Eb/bN5ftO

次どう行動すれば良いんかな
958 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:25:35.00 ID:bQFoO3S1O
ロウェナさんまじで作中最高翌齢では
959 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/17(水) 22:31:13.60 ID:OaaHxzyZO

物語もクライマックスに突入したのか、それともまだ別の山場が用意されてるのか、それも気になるな
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/18(木) 04:39:02.75 ID:+sKazst/O
乙ー
961 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 21:38:33.33 ID:PICureD30
〜14週 日曜日〜

ミレイア「ふんふふふふんふ、リコリ〜ン♪」

ユキムラ「あぁ、ミレイア様は今日もお可愛らしい」キュンキュン

少年「ユキムラさん。なんでこうこそこそ隠れて」

ユキムラ「だまらっしゃい! 気を抜いているお嬢様の可愛さがわかりませんか!」

少年「でもこう隠れて尾行なんて、あんまり褒められたことじゃ」

ユキムラ「確かに」

少年「だからもう尾行は」

ユキムラ「ですが可愛さは全てに優先されます」

少年(もうだめだこのメイド)

ミレイア「ふふんふふんふん、正義だふんふふ完全犯罪ふふんふ〜」

ユキムラ「あれは、天使ですか?」

少年「吸血鬼だよ。にしても結局リコリンってなんなんだよ」

ユキムラ「あぁ、鼻歌混じりに適当に歌うお嬢様のお可愛いこと、ユキムラは、ユキムラは」

ユキムラ「わおーんっ!!」

ミレイア「………今、ユキムラの声が聞こえたような」キョロキョロ

少年「!」グイッ

ユキムラ「キャンッ」

ミレイア「? 気のせいかしら」

少年「…ふぅ、危なかった」

ユキムラ「あの」

少年「危うくばれるところでしたよ。とにかく気を付け―――」

ユキムラ「ブラジャーのホック、外れたのですが、ワザとですね?」ワナワナ

少年「いや、それはちがっ」

ユキムラ「言い訳無用!! お嬢様の弟といえど許せません!」バババババッ

少年「お、俺はなんも悪くねぇっ!!」

ミレイア「少年の声も聞こえたような」
962 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 21:39:47.44 ID:PICureD30
男「うぅ、目が回る…」

男「なんでだ?」

メイド「ご主人様。あまりご無理はなさらないよう」

男「大丈夫。もう収まったから」

メイド「…私は、心配です」

男「大丈夫大丈夫」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>964
963 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 21:41:35.70 ID:A5h0r99G0
早くなんとかしないとやばいな
安価下
964 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 21:44:29.37 ID:+xMnxTd20
2 ミレイア
965 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 21:44:38.71 ID:Y/wzCzCvO
この件でロウェナさんと対話
966 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 21:54:24.58 ID:PICureD30
男「気分転換にでかけてくるよ」

メイド「本当にお気をつけてください」

男「大丈夫。大丈夫だから」

―――

――



ミレイア「………」ジーッ

男「あれは…ミレイアさん?」

男「本屋の前で、何やってるんだろう」テコテコ

男「ミレイアさん?」

ミレイア「!」ビクッ

ミレイア「びっくりした。驚かせないでよ」

男「驚かせてごめん。それでいったい何をやってるの?」

ミレイア「………ま、あんたならいいか」

ミレイア「今からあんたに命令するわ」

男「お願いじゃなくて?」

ミレイア「命令よ」

男「………」
967 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 21:57:54.50 ID:PICureD30
ミレイア「ちょっとしゃがみなさい。耳かして」ゴニョニョニョ

男「うんうん、はいはい」

男「え?」

ミレイア「それじゃ、行ってきなさい」ゲシッ

男「ぎゃっ」
968 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 22:12:02.99 ID:PICureD30
店員「いらっしゃいませー」

男「あ、あの」

店員「はい? 何か本をお探しでしょうか」

男「えーっと、その」

店員「タイトルが分からなければ特徴をお伝えくだされば、できる限り探しますが」

男「マジカルケミカル、法もモラルも飛び越えて、悪を滅せよ………非合法魔法少女、り、りこりん///」カァァッ

店員「…………………」

店員「あー」

店員「はい」

男(穴を掘って埋まりたい)
969 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 22:18:46.00 ID:PICureD30
ミレイア「おかえり」モグモグ

男「貰ってきたよ…」

ミレイア「ご苦労様」

男「ねぇ、ミレイアさんが直接行けばよかったんじゃないかな」

ミレイア「嫌よ。恥ずかしい」

男「僕だって恥ずかしいっ」

ミレイア「あんたね」

ミレイア「高貴な身分である私と下賤な庶民であるあんたを比べてみなさい」

ミレイア「ね?」

男「いや何が、ね? なのかまったくわかんないんだけど」

ミレイア「それだからあんたは庶民なのよ!!」

男「なんて乱暴な理屈だ」
970 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 22:23:47.43 ID:PICureD30
男「大の大人がプレゼントの合言葉を言うことになるとは。しかも少女趣味の」

ミレイア「子供が出来たら言うことになるわよ。予行練習とでも思いなさい」

男「いやそんなこといわ「誰が子供みたいよっ!!」ゲシッ

男「言っても思ってもないのにっ!」

ミレイア「ふぅ。とにかく礼は言っておくわ」

ミレイア「だけどこのことを言いふらしてみなさい」

ミレイア「礼じゃなくて仇で返してやるわよ」クワッ

男「………」

男(近寄らなきゃよかった)

男「はいこれ、それじゃもう行くから」つ人形

ミレイア「ふふ、りこり〜ん♪」スリスリ

男(………歳と性格を考えなければ本当に可愛らしい子供にしか見えないんだよなぁ)
971 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 22:26:35.79 ID:PICureD30
ミレイア「あっ、あんたちょっと待ちなさい」

男「まだなにか?」

ミレイア「何か奢らせなさいよ」

ミレイア「感謝を言葉だけで済ませる気はないわよ。ほら、早くしなさい。何が食べたいの?」

男「いやいいよ。生徒から奢ってもらうだなんて」

ミレイア「じゃあ私が適当に見繕ってあんたにやるわ」

ミレイア「明日を楽しみにしてなさい!」ビシィッ

男(なんでだろうか。あまり楽しみに思えない)

ミレイアの好感度【46】
972 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/18(木) 22:27:58.79 ID:PICureD30
今日はここまで

おやすみなさい
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 22:32:40.63 ID:RfQpPdDqO
974 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 22:37:43.78 ID:0iS7eyn0O
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 22:38:06.56 ID:57ERTwW5o
おつおつ
976 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/18(木) 23:02:08.63 ID:+sKazst/O
乙ー
977 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/18(木) 23:58:52.71 ID:HJ/iCK8wO
ミレイアも家関係で問題抱えてそうだけどおくびにも出さないね
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2019/04/19(金) 00:54:10.18 ID:+vGK++Gi0
979 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:03:10.67 ID:1MCesjBk0
〜15週〜

ミレ「良い朝ね」

男「吸血鬼が言うとなんだかあれだね」

ミレ「うるさいわね」

男「それで、どうしたの?」

ミレ「さえない庶民のあんたにプレゼントよ。はい」ポスッ

男「………なにこの袋」

ミレ「あんたが好きなものよ」

男「僕が好きなもの?」ガサガサ

男「……これは」

ミレ「好きでしょ、金貨」

男「いやいやいや、受け取れないよ! というかやってることが嫌味な金持ちだよ!?」

ミレ「ぷっ。あはは、引っかかったわね! さすが庶民。金とチョコレートの重さの違いがわからないなんて滑稽だわ!」

男「あ、本当だ。丸いチョコレートを金色の紙で包装しただけか」

ミレ「ありがたく味わいなさい」ククク

男「もしかして手作りだったり?」

ミレ「作ろうとしたらユキムラに止められたわ。だからそれはユキムラが作った奴よ」

男「わぁ」

男(なんだか嫌な予感がするなぁ)
980 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:04:39.49 ID:1MCesjBk0
男「チョコレートは微塵も甘くなかった」

男「目がこじ開けられたみたいに眠気は吹っ飛んだからいいけどさ」

男「さてと」

1.誰かに勉強を教える

2.誰かに会いに行く

3.自由選択

>>982
981 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 20:09:54.80 ID:NLFnDxOYO
kskst
982 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 20:09:58.97 ID:R6gFptHDO
3アイレーンの歌を歌っているエグゾセを見かける
983 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 20:10:39.96 ID:sDtj5RUg0
984 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:11:11.58 ID:1MCesjBk0
すいません。間違えました

亜人【ヒヅキ・ベルスタシア・ジェラルド・サレム・ルーティ・プライヤ・ロウェナ・ミレイア・リリから一人】

教科【文系・理系・魔術・魔導・運動から一教科】

>>985
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 20:25:55.68 ID:NLFnDxOYO
ミレイア
運動
986 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:27:12.90 ID:1MCesjBk0
ヒヅキ【運動 408】

ベルスタシア 【文系 351】

ジェラルド【魔術 288】

サレム【文系 450】

ルーティ【魔導 287】

プライヤ【魔導 964】

ロウェナ【理系 292】

ミレイア【運動 43】

リリ【魔導 439】
987 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:37:21.06 ID:1MCesjBk0
〜15週 土曜日〜

テラス「最悪の話をしよう」

男「最悪の話?」

テラス「そう、最悪の話だ」

男「それが僕を呼び出した理由ですか」

テラス「そうだ」

テラス「君は人間だが、食人衝動、ないしは食人行為を知っているか?」

男「知っています。こっちに来る時に十分注意しろと言われましたからね」

テラス「君の抱える生徒の中にも食人種族はいる。吸血鬼に鬼人」

テラス「この学園の1割程度は食人衝動を抱えている」

男「だけど、今は」

テラス「代替品は存在する。過去それは粗末なものだったが、今や研究は進み衝動を抑えるには十分の品質を誇るものが」

テラス「だから食人種族と人間は相容れることが可能となった。何の疑いもなく手を取り合うことが可能となった」

男「えぇ。僕もそれは実感できています」
988 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:42:37.14 ID:1MCesjBk0
テラス「ただしこれは建前の話。正しくいえばこの話は」

テラス「亜人と“第一種”での話だ」

男「! ですが第二種とはいえ生命を害する行為は禁止されています!」

テラス「ただし罰則はない」

男「!?」

テラス「罰則のない法律など意味はない。法を犯すものはそれを悪だと知って行うからだ」

テラス「人が恐れるのは悪事を行うことではない。悪事を行い罰則を持って裁かれることだ」

テラス「第二種にかけられた保障など、口先だけの、社会的なアピールでしかない」

テラス「第二種に配慮をしたという建前を築いただけでしかない」

テラス「君に言うのもなんだが、亜人と“人間”の共生など、達成してはいないのだ」
989 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:52:21.07 ID:1MCesjBk0
男「…田舎者なので、知りませんでした」

テラス「田舎には第二種はいないからな。第二種は与えられた狭い世界でしか生きることを許可されていない」

男「………こっちに来て今も理解できないんですけど。なぜ第二種はこうも迫害されているのですか」

テラス「祖先が亜人の敵だったからだ」

男「でも祖先でしょう!? 今は関係ないじゃないですか」

テラス「彼らに罪はない。それは当然のことだ」

男「ですよね。ならなぜ」

テラス「だがかといって許されるわけではない」

男「………」

テラス「数百年前まで亜人は人間に虐げられていた。長い間、ずっとだ」

テラス「我らの祖先は悪人ではない。更にその祖先が悪事を犯したわけではない」

テラス「なのに虐げられていた。奴隷狩りと称し、尊厳を剥奪され。家具以下の扱いを受け、悪戯に命を奪われていた」

テラス「人間の大多数がそれを当然と認識していたのだ。正当な理由などどこにもないのに」

テラス「無垢な子供までが、それを当り前としていたのだ」

テラス「それに比べれば第二種の扱いは生温い」
990 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 20:58:02.50 ID:1MCesjBk0
男「―――っ」

テラス「という意見が大多数を占めているのだ」

テラス「亜人を迫害した人間の血が流れていることが罪であるともいえる」

テラス「たとえ君が政に携わり、第二種に正常な人権を与えようとしたところで」

テラス「民意がそれを許さんよ」

男「………」
991 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 21:05:41.64 ID:1MCesjBk0
テラス「すまない。少し話がずれてしまった」

テラス「君が思っている通り第一種と第二種に遺伝子的な違いはない。同じ種族だ」

テラス「君の所にいる少女も、君も、共に優秀な人材のように違いはまったくない」

男「学園長は、亜人と“人間”の共存を願っている人なんですか?」

テラス「少なくとも第一種だろうと第二種だろうと、この学園の生徒であれば等しく愛するよ」

男「! あ、そういえば、最悪の話とは」

テラス「第一種も第二種も同じものと認識している者は私以外にも当然いる」

男「! じゃあ」

テラス「………『“第一種”も“第二種”も同じものとして認識する』 その視点は私のものとはかけ離れているがな」

男「………つまり?」

テラス「第二種で許されているのだから第一種であっても構わないだろうと」

テラス「全て人間としてひっくるめて敵視するものがいる」
992 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 21:11:02.73 ID:1MCesjBk0
テラス「この学園の生徒には多くはないが人間はいる」

男「僕に、少年君に、たしか女の子もいました」

テラス「そのほかにもいる」

男「! 最悪の話は学園に通う人間に危害が及ぼされる可能性があるということですか」

テラス「そうだ。個人ではなく人間に対して明確な悪意を持って振りかざすものがいる」

テラス「学園が荒れる今、それは特に注意しなければいけないことだ」

男「学園長はそうならないように注意しろと。僕に、人間達を守るために―――」

テラス「更に最悪な話をしよう」
993 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 21:11:49.83 ID:1MCesjBk0










テラス「それはもう『起きた』ことだ」









994 :亜人好き ◆HQmKQahCZs [saga]:2019/04/23(火) 21:12:43.94 ID:1MCesjBk0
続く
995 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 21:15:00.54 ID:xseGn+97O
続きは次スレか
996 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage saga]:2019/04/23(火) 22:50:22.76 ID:RumYYSzKO
乙ー
997 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/23(火) 23:35:40.63 ID:wi1fel35O
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 02:51:17.52 ID:ulK0xdqOo
>>556
2スレ目辺りで起きた連続食人犯は学園関係者なのかもな
何人か追ってたよなアレ
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2019/04/25(木) 11:29:36.62 ID:0aCLx4Bwo
今思えば防げた事件が多かったなぁ
1000 :人外好き ◆HQmKQahCZs [sage]:2019/04/25(木) 15:08:10.89 ID:zK0cMWog0
>>1000ならベールクレアヒロイン昇格
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                      ''';;';';;'';;;,.,                  ブーーー
                       ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ブーーー
       ブーーー            ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                     ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';;'';;;
                  ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
ブーーー         /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ            ブーーー
        ___   .(/ ̄ ̄ ̄\( ゚,;,;.゚ ( ゚,;::゚ ( ゚;;:;゚/ ̄ ̄ ̄\    .___
      /      \/        \./  ̄ ̄ ̄\. /         \ ./      \
   /          \. ○   ○ /          \  ○   ○ ./        \  ━━┓┃┃
  /   ○   ○   \(__人__)/   ○   ○   \. (__人__)/    ○   ○   \     ┃   ━━━━━━━━
  |      (__人__)    |.ゝ'゚   |      (__人__)     | ゝ'゚   |.       (__人__)    .|    .┃               ┃┃┃
  \    ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚      ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚ \     ゝ'゚     ≦ 三 ゚。 ゚                  ┛
       。≧       三 ==-     。≧       三 ==-      。≧       三 ==-
       -ァ,        ≧=- 。     -ァ,        ≧=- 。      -ァ,        ≧=- 。   SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
       イレ,、                                                      http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
【ガルパン】愛里寿「キャプテン・ボコリカ」【アベンジャーズ】 @ 2019/04/25(木) 10:08:14.28 ID:nt7g/uqcO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556154494/

【完全敗北】ゴンベッサこと先原直樹の惨めな最期wwwwwwwwwwwwwwww @ 2019/04/25(木) 08:57:10.58 ID:m/zNcb/M0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556150230/

P「冬馬たちと合コン?」 @ 2019/04/25(木) 03:55:26.31 ID:nM1ops7n0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556132125/

ドモン「東西南北中央不敗スーパーアジア?」 @ 2019/04/25(木) 00:18:22.13 ID:A50MPGNP0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556119101/

水本ゆかり「維納に奏でる」 @ 2019/04/25(木) 00:05:36.43 ID:cgXM4cARO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556118336/

【ミリマス】幸福至上主義者達のサンドウィッチ @ 2019/04/24(水) 23:26:35.23 ID:q0ukqms/0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556115994/

エリカ「副隊長が筋肉痛になった」 @ 2019/04/24(水) 23:11:00.75 ID:ZOg750Da0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556115060/

皐月芋網とかいうエロ漫画化知っとるか? @ 2019/04/24(水) 22:54:28.80 ID:9mhqtC/io
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1556114068/



VIPサービスの新スレ報告ボットはじめました http://twitter.com/ex14bot/
管理人もやってます http://twitter.com/aramaki_vip2ch/
Powered By VIPService http://vip2ch.com/

435.17 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)