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貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」

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417 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 01:24:42.83 ID:D7BIeXfV0
4庶務
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 01:25:32.19 ID:5zRX6fm70
1
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 15:51:45.94 ID:UdRSL8zc0
これまさかほむらと仁美の攻略途中の好感度もリセットかよ
420 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/29(水) 21:36:05.80 ID:9fdH4HSt0
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仁美はともかく、前回は契約ありきの話が多かったのでほむらは完全リセット(前々回からの引継分だけは残す)ですね
また、マミの好感度も同じく減少で引継。同じ関係性を引き継げる場合のみ『そのまま』引き継ぎます。
・・・ただやっぱり今回から金持ち設定があるので仁美との続きイベントもそのままは使えないな。
前々回のまどかとの猫イベントも出来るなら金で解決しちゃうので同じく。


また、ベテラン組相手で契約済だと対等の立場に立てたのが強みで、
未契約だとどうしても庇護される側を脱せないのと、所詮部外者の男じゃ魔法少女事情に口を挟んでも言葉に重みが出ないので、
魔法少女事情から関わろうとするのはおすすめしないです。(無関係な人間は遠ざけようとするため深く関われない)
まずは1回目のように日常で関係を築くのが吉かなと思います。



リセット後の好感度


[好感度] to貴方
美樹さやか★★★>暁美ほむら★巴マミ★>志筑仁美・鹿目まどか・佐倉杏子

★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。

★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!

★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。

☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
  もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。

▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。

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421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 21:51:17.90 ID:D7BIeXfV0
さやかちゃん、実は記憶受け継いでいるだろwwww
422 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/29(水) 21:56:25.47 ID:9fdH4HSt0
さやかはほぼそのまま受け継いでるよ(ボソッ
ちなみに実は仁美の攻略解放条件はさやかちゃん攻略
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――――……3rd. 起動



 目を覚ますと天井が目に入る。

 身体を起こせば今まで寝そべっていたベッドが見える。


 そう、今日もまたいたって平常な朝がはじまったのだ。


 【貴方】は寝起きのぼんやりした頭を覚醒させ、確かめるように今の状況を思い出す。

 一人用にしてはベッドは広く、大きな部屋。

 ここが自分の自室だ。【貴方】は世間からすればかなりの大金持ちの生まれだった。


 しかしこれから登校する見滝原中学校はいたって平凡な学校。これからどこにでもあるような一日が始まる。


*「【貴方】お坊ちゃま。朝食の用意が出来ております」


 部屋の外から聞こえる使用人の声に、さっと身支度を済ませて広間へと向かった。


423 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/29(水) 23:08:50.63 ID:9fdH4HSt0
――――――
――――――

1日目
見滝原中学校 教室



貴方「おはよう」


 略した挨拶を口にしながら自分の席をセットして座る。

 床のボタンを押すと机とイスがワンタッチで立ち上がる仕組みだ。


さやか「おはよう!」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」


 挨拶が返ってくる。

 美樹の朝から元気になるような声に、鹿目さんの一日が明るくなるような挨拶。

 それから、少し遅れて暁美さんの落ち着いた声。

 少し冷たい態度にも聞こえるが、ちゃんと挨拶してくれるのだからこれでもそんなに悪く思われてないと思う。


まどか「今日の数学宿題あったよね。わたしちょっと自信ないとこあって」

さやか「あたしはムリだけど、そういうの聞ける人ならそこそこいるじゃん」

貴方「あ、それなら僕が――」

ほむら「私が見るわ」


 言いかけたところで先に暁美さんに取られてしまった。

 ……暁美さんは普段何に対しても興味なさそうにしてるけど、鹿目さんのこととなるとやたらと気にかけるところがある。

 そう見えるのは気のせいじゃないが、友達だからといえば僕たちだって友達はなずだ。――少なくともそう自分は思っていた。


ほむら「それとも、私じゃ不足だったかしら?」

ほむら「このクラスには学級委員長の優等生のお嬢様と、副生徒会長までやってる優等生のお坊ちゃまがいるものね」

まどか「えっ、ううん!不足なんてないよ!ありがとう。ほむらちゃんが見てくれるなら心強いって。わたしももっと頑張らなくちゃね」


 暁美さんは僕が言い出したことに気づいてかあてつけるように言う。

 こう言うが、暁美さんだって十分優等生の認識で通っている。まあ、暁美さんに任せておけば大丈夫だろう。


 ――――やがて朝のHRがはじまり、学校での一日が過ぎていく。

424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/29(水) 23:44:01.67 ID:mcAbW1OQo
うわ御曹司だから使用人も要るのか
幼馴染は小学校卒業してから疎遠ってこともあり得るが
大作の予感(大変なことになるな)

Q.滝中生徒会は4人でどうでしょうか
425 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/04/30(木) 00:20:04.88 ID:kJsBdyCW0
放課後



 帰りのHRも終わってチャイムがなると、鞄を持って席を立つ。

 雑談はほどほどにそろそろ教室を出ないと。



さやか「【貴方】はこれから生徒会の仕事?なんかやっぱすごいけど大変そうだなぁ」

まどか「頑張ってね。いってらっしゃい!」

貴方「あ、待って。その前に。三人は今の学校に何か不満点はない?」

さやか「不満点? ……んー別に。しいて言うならあんましムズかしい宿題出さないように言っといてよ!」

まどか「それはさすがに……。わたしも特にはないよ」

貴方「……そうか。ありがとう。暁美さんは?遠くから来たんだし、他と比べて気づいたことはないか?」

ほむら「いえ。入院してたんだし、前の学校の事なんて覚えてないわ」

貴方「それもそうだ。配慮が足りなかった」


 普段が文武両道なゆえに忘れそうになるが、暁美さんはここに来る前はずっと入院してたと聞いている。

 あまり通えてなかったのだろう。前の学校の話もほぼ聞いたことはなかった。


さやか「さっすが副生徒会長となると考えることの規模が違うというか、難しいこと考えてんのね?小市民のあたしには縁のないことだわぁ」

貴方「別に生徒会に入るのに身分なんて関係ないよ。役員になる権利は平等にあるんだ。美樹さんだって望むなら立候補すればいい」

さやか「ムリムリ。あたしじゃ誰も推薦してくんないよ。っと、あたしもそろそろ帰ろうかな」

まどか「あ、いっしょにいく?」

ほむら「それなら私も……」


 他の人も美樹に続くように教室を去っていった。

 ……あまり建設的な意見は聞けなかったな。

 自分が通っている学校なのに、学校のことを考えてる人が少なすぎるとは思っていた。

426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/04/30(木) 11:18:50.56 ID:sWdXZ5af0
さやかという自分が恋人に選ばれるまで絶対あきらめないガール
427 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/01(金) 20:58:30.44 ID:PaxvsgKK0
お坊ちゃま貴方くんのキャラが割と迷走中です
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 『生徒会執行部』――その教室の前で足を止める。コン、コンと何か規則正しいリズムを刻んでいる音が聞こえる。


*「あっ、やべえ!副会長だ!」


 僕が扉を開ると、慌てたように今まで机の上で跳ねていた小さな球体を掴んで隠した。

 ……ピンポン玉かな。


貴方「……仕事のほうは順調かな?」

*「まあ、はい……といっても、正直言って最近そんなにやることないじゃないですか?」

*「あっ!だからって遊んでいいとは思ってないっす!これっぽっちも!」


 クラスの掃除当番でここを掃除しに行くこともあるが、意外とこの部屋にはよくわからないものも置いてある。

 美樹さんがピンポン玉を見つけて、男子と混じって遊んでいたっけな。


貴方(こんな人までいるんだから、美樹さんが立候補しても問題ない気がするけどな……)


貴方「別にないならいいけど。息抜きしてた方が仕事してるふりをしてるよりはよほど効率はいいよ」

貴方「君、同じ学年だよね?副会長って肩書きで身構えてるみたいだけど、そんなに堅苦しくしなくていいのに」

*「いやー、そういうわけにはいかないっすよ。完璧な副会長で通ってるんだから。でも、意外と話が分かるんですね!」

貴方「というか、会長が許してるからやってたんでしょう……?」


 会長のほうを見てみると、ぎくりと目を逸らした。


会長「い、いやっ。まあそうは言ってないけどなぁ……」

*「実質副会長のほうが力は上じゃないすか?」

会長「さすがにそう言い切られると困るなあ……はは」

貴方「…………」


 ゆるい空気を作っている一番の要因はこの人なのかもしれない。

 会長ももちろん優秀な人ではあるんだが。

428 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/01(金) 22:23:25.12 ID:PaxvsgKK0


「まずはお茶でも飲んで落ち着いたら?それからやることを考えましょう。息抜きは必要だけど、息抜きっていうのは頑張るためにあるんだから」


 ひとまず席に腰掛けると、そっと背後からテーブルに紅茶が置かれる。


*「マミさんは飴と鞭の使いが上手いなぁ。あと紅茶もうまい」


 マイポットと電気ケトル、それからティーカップ。何故だかそんなものもこの部屋にはあった。

 多分どこかで使われていたんだろう。色んな備品がここに集まっている。

 生徒会というみんなからは堅苦しいと思われがちな場所だが、結構自由にやらせてもらっていた。


会長「巴さんは『庶務』っていうより秘書って感じだよねえ。将来目指す?」

マミ「それもいいかもしれないわね」


 庶務の巴さんは雑用から些細な気付いたことまで何でもこなしてくれる縁の下の力持ちだ。ただし、多忙な人でもあるらしい。

 ……ちなみに、もう一人の庶務が遊んでた人だ。


 巴さんの淹れる紅茶はおいしいし、モチベーションや集中力もアップするのでまあいいだろう。

 しかし、それだけでは最早ただのお茶会……みたいな。


貴方「書類に追われて暇そうじゃない人もいるし、仕事の振り方も見直したほうがいいのは確かだが……」

貴方「巴さんの言う通りだ。やることは見つけるよ」




今日の活動内容
1校則の見直し
2これから行う運動(挨拶・読書推進等)を決める
3ボランティア活動
4部活動視察
5この部屋の片づけから始めます?
6自由安価

 下2レス
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 22:28:30.20 ID:mDwhbavc0
安価↓
430 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 22:42:22.27 ID:M4TxHSLB0
5
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 23:21:50.62 ID:w3ICXvvx0
この貴方ちびまる子ちゃんの花輪君に匹敵する程の大金持ちと考えて良いのかな?
432 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/01(金) 23:40:08.51 ID:PaxvsgKK0
とりあえず比較対象としては近いところに金持ちがいるので仁美と同レベルと考えてもらえれば!
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 ……さっき思ったが、この部屋はよくわからないものが多い。

 積み重ねられたダンボールの中身とか何が眠っているのかわからなくなっているものもある。


貴方「この部屋の片づけから始めます?」


 この一言で今日の活動が決まる。


 もちろん作業が残っている人は作業を優先していい。

 特に会計なんかは役割上、目を通さなければいけない書類は多くなりがちだ。


*「――――カツラみつけました!あとこっちには剣も!」

貴方「演劇部の部室かここは!?」


 実際、元は演劇部の持ち物だと思うのだが。もしくは、以前の生徒会がボランティアか地域活動で使ったのか……?


マミ「これは……カンパンと水ね。賞味期限もまだあるわ」

マミ「緊急時には持っていかなきゃいけないんだから保存場所は把握しておかないと」
 
貴方「そうですね。すぐに必要なものといつか必要になるもの、それから恐らく使わないだろう備品で分けて整理しておきましょう」

会長「非常食、いつか必要になるの……?」

貴方「賞味期限が大丈夫かは気にかけておいたほうがいいでしょう。迫ってきたら処分して入れかえます」



ほかにでてきたもの
・自由安価

 下3レスまで
433 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/01(金) 23:42:17.47 ID:bMm+tPrqo
ゆいぐるみ
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:15:06.66 ID:tp85bvALo
猫耳カチューシャ多数
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:16:23.54 ID:cmZO+s2y0
大量の旧スクミズ
436 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 00:36:55.71 ID:8z4f+l4/0


貴方「これは……ぬいぐるみ、いや人形か?随分頭でっかちだが」


 恐らく何かのアニメ作品のものだろうか。

 どう見ても元々は誰かの私物と思われるので、欲しい人がいるのなら持って帰ってもらってもいいだろう――

 そう思って振り向くと、猫の耳のついたカチューシャを頭にやっている巴さんが立っていた。


貴方「……何をやってるんです?」

マミ「つけられちゃったのよ。そこのダンボールにたくさん入っているわよ」

貴方「はあ。巴さんは先輩なんだから叱ってやってもいいんですよ?」

マミ「ですって」

*「あはは、すいません。つい出来心で」

会長「見てみて、こっちのダンボールは女子用の水着がたくさんあるよ」

マミ「なによそれ!?」


 巴さんは猫耳カチューシャのことがあったから、いかがわしいものと勘違いしたのかもしれない。

 見てみると、水泳の授業で使えそうなスクール水着だった。いずれも袋に入った新品だ。


貴方「サイズは?」

マミ「均等にあるように見えるわ。授業で使うものために買ったものなのかしら?」

貴方「なるほど……?」
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 00:53:14.92 ID:cmZO+s2y0
こりゃネコ耳だけでなくスク水もマミさんに着てもらうしかないな
438 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 01:08:05.79 ID:8z4f+l4/0


 今のうちの学校の制度では、水泳用の水着は各自自前で用意することになっている。

 スクール水着には変わらないのでデザインは似たり寄ったりだが、細部を見れば違いがあるはずだ。


 なにより無償で支給される教科書とは違って、水着は各自買わなければいけないことが当然と思っていた。

 授業を受けるために必須なのにも関わらずだ。

 無償には出来ないが、一括で大量に購入すれば安く仕入れることができたりはしないだろうか。


貴方「……高い物ではないが、それすらお金を払うのが難しい人というのはいるんだよな」

マミ「?」

貴方「折角あるのなら有効利用しましょう。購買部あたりで格安で売るのはどうでしょうか?」

会長「たしかにここで抱えてても仕方ないからねえ。かけあってみるよ」

貴方「それと、今まで各自で購入が必要だった授業の必需品は、学校側で用意するのを検討してもいいと思います」

貴方「生徒への負担を少なくさせられるのと、統一を図れるかと」

*「副会長って、庶民の気持ちも考えられる金持ちだから慕われるんですねえ」

貴方「……まあ」



 ――――よくわからないダンボールの中身を整理した!



*生徒会活動終了後。
1巴さんと何か話す
2外へ出る
 ・帰宅
 ・寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 01:08:52.04 ID:wlJSewlf0
1
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 01:10:43.92 ID:cmZO+s2y0
1
441 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 01:42:10.36 ID:8z4f+l4/0


 活動が終わるとみんなもう帰ろうとしていたが、巴さんはみんなの分のティーカップを片づけていた。


貴方「それ手伝います」

マミ「あら、ありがとう」


 自分だって飲ませてもらっているのだから、押し付けるのも悪いかなと思った。

 庶務といっても雑用係ってわけじゃない。


貴方「巴さんって忙しそうにしてますよね。やっぱり受験勉強か、それとも習い事でも?」

マミ「習い事はしてないわ。受験勉強はしているけど……」


 言い切らない言葉から、それだけじゃない雰囲気を匂わせている。

 そしてそれ以上言おうとはしなかった。……言いたくはないようだ。


貴方「気を悪くしたらすみません。巴さんって今一人暮らしで、支援をしてくれる保護者もいないんですよね」

貴方「よく夜中に出歩いている姿を見ると聞いて。もしかしたら、アルバイトとかしているんじゃないかって」


 うちの学校ではアルバイトは原則禁止の要相談だ。

 恐らくどこの学校でもそうだろうけれど、許可なくやっていることがバレたらまずい。

 ……聞いてみた時、少し動揺したのが見て取れた。


マミ「き、金銭的に余裕がないわけじゃないわ。遺してくれたものがあるから」


 真偽はわからないが、追い詰めたいわけじゃない。生活の大変さはわかるし、相談しても許可だって簡単に下りるかはわからない。

 巴さんは真面目で気の利く人だし、同じ生徒会で顔を合わせている知り合いを疑いたくはなかった。


貴方「そうですか」


 もしかしたら――――と思いつつ、この場ではそう返して話を終わらせた。




三回目【貴方】 1日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・クラスメイト↓
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・友人↓
・佐倉杏子・・・昔の知り合い(疎遠)↓
・巴マミ・・・先輩↓

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
442 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 01:49:36.45 ID:8z4f+l4/0
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寝ます
ちなみに、こう書いてますが実際中学生のバイトは法律的には禁止されてます
そもそも↑の法律がこの世界で通じれば一人暮らしも許されねーだろってことで高校生基準に合わせて書きました
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443 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 21:36:37.84 ID:8z4f+l4/0
――――
2日目 昼休み



 ……昨日の放課後は結局一日ほぼ片づけしかやらずに終わってしまった。

 昼休み、食事が終わった後なんとなく生徒会室に寄って、ちょっとした作業を片づけていると、教室の外に影が見えた。




・誰か(見滝原在学のキャラ)

 下2レス
444 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 21:37:19.33 ID:HNxeLJiMo
しつ
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 21:42:32.06 ID:vuyCVP/80
ほむほむ
446 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 22:01:29.10 ID:8z4f+l4/0


貴方「何か用でも?……って、暁美さん?」


 扉を開けてみると暁美さんが立っていた。

 いつも鹿目さんや美樹さんと一緒にいるイメージだが今日は一人だ。


ほむら「少しどんなものが気になって。これが目安箱?」

貴方「ああ、暁美さんも意見があれば気軽に投書してほしい。今だったらここで言ってくれたほうが早いけど」

ほむら「今は特には……」

貴方「まあ、思いついたらでいいよ。折角来てくれたんだし、何か飲む?」

ほむら「いいの?」


 ひとまず中へ招き、紅茶を淹れてみる。

 いつもは巴さんが使っているティーポット。彼女の淹れる物には敵わないかもしれないが。


ほむら「……面接みたいで緊張するわ」

貴方「楽にしてくれていいよ。友人とのお茶会だとでも思ってくれれば」

ほむら「ええ、そうね。お茶ありがとう」

貴方「暁美さんもそういうの苦手なんだね。寡黙ではあるが、堂々としているほうだと思ってたけど」

447 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 22:21:35.87 ID:8z4f+l4/0


 なんといっても、暁美さんはいつもと変わらない様子でけろりと言っていたからそう見えなかった。

 ポーカーフェイスというか、感情が表に出にくいだけなのかな。


ほむら「どうかしらね……。なんとなく言ってみたけど、やってみたらどうなるかはわからないわ」

貴方「僕らは来年だね。暁美さんも成績優秀だろう?きっといいところ目指せるよ」

ほむら「嫌だ、進路相談なんて本当に面接みたいだわ」

貴方「そうだね。他の話にしようか……暁美さんも一人暮らしだっけ?」

ほむら「……『も』?」

貴方「うちの先輩にもいてね。意外とこの学校はそういう人が多いんだなって思ったから」

ほむら「あぁ、そういうこと」

貴方「不満点っていうか、大変なところはない?私生活でも、体調の面とかでも」

ほむら「私生活は特に困ってないわ。けれど……」

貴方「けれど?」

ほむら「……いいえ、特に不満点はないわ」



1交友関係について
2本当に困ったことはない?
3自由安価

 下2レス
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 22:22:26.92 ID:HNxeLJiMo
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 22:42:40.02 ID:I6ap7Bdh0
2+ほむらさんてまどかさんと友達になりたいの?
450 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 23:04:17.58 ID:8z4f+l4/0

貴方「本当に困ったことはない?」

ほむら「……ええ。ないわ。あったとしても、あなたに話せるようなことじゃない」


 突き放したような言い方だ。

 これは絶対なにかあるな。その正体を探ってみる。


貴方「交友関係も上手くいってる? そういえば…… 暁美さんって鹿目さんと友達になりたいの?」

ほむら「……え?」

貴方「いや、よく一緒にいるからそうなのかなって」

ほむら「傍から見たら、友達とは見えていないの……?」

貴方「あ、いや!そうだよね。あれだけ一緒にいるんだからもう友達だよね」

ほむら「私たちは?」

貴方「え」

ほむら「私たちも友達とは思っていないのかなって……」

貴方「ゆ、友人と思っているよ!さっきも言った!」

ほむら「そう……。それならよかった」



 友人。たしかに互いにそう思っているはずなのだが――――。

 そういえば、何がきっかけで暁美さんと友人になったんだっけ……?



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…だって、好感度欄にそう書いてあるからね。

・暁美ほむら・・・友人 ←

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――――
――――


*放課後。
1生徒会室へ
2校内でコミュ(キャラ指定)
3外へ出る
 ・帰宅
 ・校外ボランティア
 ・寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
451 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 23:08:45.12 ID:wlJSewlf0
3寄り道

杏子とであいたい
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 23:09:00.24 ID:tp85bvALo
1
453 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/02(土) 23:36:19.68 ID:8z4f+l4/0



 ――――放課後になると再び生徒会室に顔を出した。

 みんな集まっており、昼休みとは活気が違う。


 ……さらに違いがあるとすれば、会長の席に昨日の人形が置いてあることか。


貴方「……気にいったんですか?それ」

会長「誰も持って帰ろうとしなかったしさあ、捨てるのも祟られそうだから」

貴方「祟られそうって……今まで存在忘れられてたんですよ」



今日の活動内容
1校則の見直し
2これから行う運動(挨拶・読書推進等)を決める
3部活動視察
4人形を供養してくれるところを探す
5自由安価

 下2レス
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 23:37:55.73 ID:wlJSewlf0
4
455 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/02(土) 23:42:50.70 ID:w0i0oW1z0
4
456 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 00:00:16.87 ID:IzS/hlEP0


会長「よし、供養してくれるところを探そう!」

貴方「えええ、そんな大げさな……」


 今日の活動内容は、会長たってのお願いで人形の供養になった。


マミ「供養って、お祓いでもすればいいの?神社にでも持っていく?」

会長「この子を一生愛してくれるような貰い手が見つかれば、それでもいいかもしれないけど……」

庶務「一生ってガチすぎません?ビビりすぎですよ。日本人形みたいな見た目してるならともかく、こんなおもちゃみたいのに」

会長「だってそれ、たまに『愛……』とか言ってるから。きっと愛に飢えてるんだよ」

マミ「すでに変なのにとり憑かれてるんじゃない!?」

庶務「そんなわけ――」

ゆいぐるみ『ういー、アイスー』

貴方「言った!」


 ちょっと違った気もするけれど。


*どうしよかこれ。
1とりあえずアイス買ってくる
2鹿目さんとかこういうの好きじゃない?(家庭科室に持ってく)
3お祓いする
4自由安価

 下2レス
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 00:02:34.81 ID:fHCVF1v30
3
458 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 00:03:23.97 ID:pzHxO+1lo
2
459 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 00:35:04.33 ID:IzS/hlEP0


貴方「人形といっても、一応裁縫でできてる品ですよ。手芸部のほうが詳しかったりしません?」

マミ「呪いに詳しいわけじゃないと思うのだけど」

貴方「詳しくなくても、こういうのが好きな人はいるかな……と」

庶務「誰かに押し付けようってことですねー」

会長「部活動視察の一貫だね」


 人形を持って家庭科室に行ってみることにした。

 ――こちらに気づくと部長が挨拶しにくる。そっちは会長が対応してるので、見知った顔に話しかけてみる。

 鹿目さんも手芸部員だ。


まどか「お疲れさま……って、それはどうしたの?」

貴方「鹿目さんってこういうの好きじゃないかな?」

まどか「お人形さん?」

貴方「たまに喋る人形」

まどか「……電池でも入ってるのかな?」

貴方「純度呪い100%」

まどか「す、好きじゃないよ!」


 ……断られてしまった。



会長「ここでもらってくれない?一生愛してくれない?部費あげるからさー」


 あっちでも交渉してる様子だ。部費に心揺らいでるようだが…


貴方(というか、そんな軽く部費上げるなんて言って後で後悔しても知らないぞ)



*…交渉の行方は!?
 下1レスコンマ判定
0~30 二つ返事で了承
31~60 やっぱ無理
61~ あげたのになぜか戻ってきた
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 00:40:05.75 ID:fHCVF1v30
461 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 00:49:52.32 ID:IzS/hlEP0


会長「【貴方】くん!無事引き取ってもらえたよ!」

貴方「え、そうなんですか?けど学校から部費援助してもらうよう取り合うの会長ですよ」

会長「そこは上手くするからさ!」

マミ「まあ、無事に済んだようでよかったわ。これで落ち着いて紅茶が飲めるというものね……」

庶務「いいっすね!ティータイムにしましょう!」


 一件落着で家庭科室を後にする。

 ……が、生徒会室に戻ると、なぜか元の位置に人形があった。


会長「あわわ、あわわわわわわわわわわわ」

貴方「……約束し損ですね」

マミ「本格的にオカルトじみてきたわねぇ……」



 まだまだ末永い付き合いになりそうである。




*生徒会活動終了後。
1巴さんと何か話す
2人形と何か話す
3人形にアイスを献上する
4外へ出る
 ・帰宅
 ・寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 00:50:55.97 ID:fHCVF1v30
4寄り道
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 00:51:05.10 ID:sUZpjMYN0
3
464 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 01:03:11.92 ID:IzS/hlEP0


 ……すぐには何とかする手立てが見つからないので、とりあえず今日の活動は終了だ。


ゆいぐるみ『ういーあいすー』

貴方「……アイスがほしいの?」

ゆいぐるみ『ういーあいすー』

貴方「ういってなんなんだ……」

ゆいぐるみ『ういーあいすー』


 喋る頻度が高くなってきている気がする。これはねだられてるんだろうか。

 購買部もこの時間では閉まっているので、近くのコンビニでアイスを買ってきて目の前に置いておいた。


ゆいぐるみ『<(`・∀・´)>』


 ……どうやら満足したようである。


貴方(といってもこのままじゃ溶けてべとべとになっちゃうよな)

貴方(――――! 袋の中身がなくなってる……)





三回目【貴方】 2日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・クラスメイト
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・友人だよ!
・佐倉杏子・・・昔の知り合い(疎遠)
・巴マミ・・・先輩

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
465 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 01:15:11.17 ID:IzS/hlEP0
---------------------------------
なんかオカルトじみてきました
杏子ちゃんが巫女かゴーストバスターとして登場すればいいんじゃないかな(適当)
久しぶりに予告復活 次回は3日(日)18時からの予定
466 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 09:27:07.80 ID:+RogJJCR0
>>『ういーあいすー』

人形の中身はだらけてるいろはちゃんかな?
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 13:08:28.20 ID:Oi3QzXtUO
祓うならここは教会の娘、杏子の出番だな
アイス(甘いもの)好きで意気投合したりして
468 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 18:09:15.96 ID:IzS/hlEP0
――――
3日目 昼休み 生徒会室




貴方「…………」

ゆいぐるみ『<(`・∀・´)>』



 今日も昼休みにこの教室に来たが、やはり人形は昨日と変わらない位置にあった。

 自分の意思でテレポートテーションしたりするのなら、満足したなら消えてくれればいいのに。



貴方(今日も誰か来てるようだ)




・誰か(見滝原在学のキャラ)

 下2レス
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 18:10:33.26 ID:pzHxO+1lo
美樹
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 18:25:04.67 ID:+RogJJCR0
まどかとさやか
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 18:40:41.69 ID:b44ajVLA0
と時々ほむら
472 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 19:04:53.83 ID:IzS/hlEP0
時々なのか…
--------------------------



 扉を開けてみると、鹿目さんと美樹さんの二人がいた。


さやか「あっ、なんだ。開いてるんじゃん!昼までやってるの?」

貴方「ああ、まあ。でも適度に息抜きはしてるよ。二人は何か用事が?」

さやか「生徒会が変な人形持ってたってまどかに聞いてさあ。もしかしたら今もあんのかなって思って」

まどか「昨日の人形、結局うちの部に置くって話になったんだよね?でもどこにも見当たらなくて」

貴方「あー……あれならそこに」


 部屋の中を指す。


まどか「渡すのやめたの?」

貴方「確かに渡したはずなんだけどなあ……。渡す瞬間を見てたわけではないけどさ」

さやか「じゃあなんか勘違いでも起きてるんじゃない?で、これが人形?思ってたのと違うなー。可愛いもんじゃん」

ゆいぐるみ『<(`・∀・´)> ハッ』

貴方「お茶くらい出すよ。……それと一緒でいいならだけど」

さやか「わー、気が利くー!あっ別にあたしは気にしないよ?気になって見に来たんだし!」



 美樹は勧める前から部屋に入って人形の前に来ていた。

 興味本位で来たらしいが、まだなんとも思ってないようだ。



1二人は霊感とかあるほう?
2学校生活について聞いてみる
3自由安価

 下2レス
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:06:24.59 ID:4XT+8mz20
2
474 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:07:49.02 ID:xgUQ3Sk4o
2
475 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:07:52.37 ID:pzHxO+1lo
1
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 19:20:40.61 ID:+RogJJCR0
3
さやかが人形を手にしたら人形が『あい・・・』と話した
477 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 19:55:14.11 ID:IzS/hlEP0


貴方「同じクラスだから大体わかるけど……一応学校生活について聞いておこうかな?」

さやか「こんな間の抜けた人形を目の前にしても真面目モードに入れるのはさすがだねー」

貴方「……」

まどか「友達もいるし、とくに不満はないよ。勉強のほうはまあ、ぼちぼち……だけど」

貴方「鹿目さんは少数の人と深く親交を深めるタイプだよね。かといって人当りも悪くない」

貴方「でも最近は積極的な行動が増えたんじゃないかな?何か私生活でいいことでもあった?」

まどか「うん、まあね。ちょっと自分に自信ができたからかな……よく見てるんだね」

貴方「別に僕じゃなくてもクラスにいれば見えてると思うけど」

まどか「そうかな?あっ、じゃあテストでひどい点とったのも知ってたり……」

貴方「いや……それは知らなかった」

まどか「でも今は一応前よりは持ち直してるから!」

貴方「私生活が充実しているのはいいことだけど、学業とのバランスはほどほどにね」

さやか「【貴方】先生ー?あたしには?」

貴方「美樹さんにはとくに今更言うことはないかな」


 色々あったのは知っているし、ここで話すことでもないだろう。

 今のところ、見る限りでは問題はなさそうだ。


さやか「えー?まあいいや。真面目な話しててもつまんないしね」

さやか「卓球でもやんない?この部屋なにげに変わったアイテムあるよね」

貴方「この前片づけてばかりなんだけどな……」



 ――――ちょっと真面目に話した後、遊んだりして過ごした!



――――
――――


*放課後。
1生徒会室へ
2校内でコミュ(キャラ指定)
3外へ出る
 ・帰宅
 ・校外ボランティア
 ・寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
478 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 20:02:05.14 ID:Oi3QzXtUO
1
479 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 20:03:59.63 ID:+RogJJCR0
3
人形の事が気になったので神社にでも行こうかと思ったが、ふとある教会のことが浮かんだので行ってみる
480 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 20:57:02.35 ID:IzS/hlEP0
放課後



 ――――学校が終わると、今日はすぐに学校を出ていった。


 どうやら本格的なオカルトが憑いているようなので、人形を祓えないか相談しにいこうかと思ったのだが、ふと悩んだ。

 こんな時は神社にでも行けばいいのだろうか。

 正直その手のものは、人の足元ばかりを見て不安に付け込む霊感商法まがいのものが多いイメージで、あまり信用していなかった。


 たしか街の外れに教会があったはずだ。お祓いをやっているかはわからないが、教会も神社も神を祀る意味では同じだろう。

 一応少しでも縁のある場所のほうがまだ信用はできる。


貴方「これは…………」


 ……と、思ったのだが。


貴方「……既に機能してないな」


 ここにあるのは教会の残骸と成り果てたものだった。

 ここには新興宗教を広めようとする一家が住んでいたと聞く。運営が立ち行かなくなったのだろうか。しかし、酷いありさまだ。


貴方(さらに変なエネルギーを拾ってきても困るしな……)


 大してオカルトは信じないほうだが、あんなものを目にした後だし多少影響は受けている。

 無念な結果で運営を終わらざるを得なくなった不平不満の恨みもあるかもしれん。


「アンタ、こんなところで何してんの?」


 しかし、立ち去ろうと思ったところで後ろから声をかけられた。

481 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 21:53:19.44 ID:IzS/hlEP0


「いたずらやたむろをしに来たわけじゃないんだろ。だったら目的があって来たわけだ」

貴方「君のほうこそ……」


 赤い髪をした少女が気の強そうな眼差しをこちらに向けて立っている。


「あたしのことはいいんだよ。あたしはここにもともと住んでたんだから」

「……覚えてないか?話したことはあるんだけどな」

「けど、警告はされたんじゃないか? 身なりのいいお坊ちゃんが来るとこじゃねーぞ」

貴方「いや、思い出した」


 そうだ、彼女は『昔の知り合い』――だ。互いにいくらか成長して姿は変わっているだろうが――昔ここに来た時に会ったのだったか?

 しかしこの有り様の中で何故一人だけここに?


貴方「……幽霊?」

「はあ?」

貴方「どうしてここに一人でいるのかと思って」

「あたしのことはいいって言ったろ。じゃあ幽霊と思ってもらってていいよ。で、結局何しに来たんだよ」

貴方「少しお祓いをしてもらいたくてね……。妙な現象の起こる品を手にしてしまって」

「それでわざわざここに……? 持ってきてんの?見せてもらわないと何とも言えないよ」

貴方「いや、今日は相談だけのつもりだったから。それに持ち出せるかどうかもわからなくてね」

貴方「けど、ついてきてもらえれば見せることは出来るよ。僕がいれば文句は言われないだろう」

「なるほどね。報酬は……」

貴方「相場がわからないが、出せるだけ出そう」



 まあ、生徒会の費用として出せるだろう。足りなければこっちでも出せる。

 ――――ついてきてもらうことになった。

482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:55:23.17 ID:1EF7KeaW0
全員攻略したら今度は神浜でやろう
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 21:57:35.42 ID:+RogJJCR0
お、謎の少女()を学校まで連れて行くのか
人形から邪な感じとかはしてなさそうだからどうなるかな?
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:01:41.56 ID:+RogJJCR0
>>482
そろそろ元の安価で進めるのも恋しくなってきたなぁ
巴とキリカのイチャイチャ話とか、あすみ編とかかずみ編の続きとか久々に読みたくなってきた
マギレコorアニレコの方は安価候補解禁はされないのかな?
485 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:04:49.89 ID:Oi3QzXtUO
あの人形は祓われてもまた次の日には何ともなく生徒会室に戻ってそう
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:09:48.01 ID:pzHxO+1lo
ぬいぐるみ無力化してからが本番だな
あの教会で何があったか生徒会で調べるだろうしな
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:15:28.61 ID:+RogJJCR0
さやかに反応してたから既にさやかのカバンの中とかに避難してたりしてww
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:16:25.31 ID:pzHxO+1lo
因みにこれが唯ぐるみ こと 唯くったりぬいぐるみ らしいな
https://smlycdn.akamaized.net/data/product2/2/6e48eb0f3b91b7aa88adb2a461ea77aee80fb81f_l.jpg
489 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 22:21:41.82 ID:IzS/hlEP0
そろそろオリキャラ抜きの話もやりたくなってきたので、攻略キャラは今のところ増やすつもりはないですね
あとマギレコ関連はやるとしたらストーリー完結後〜みたいな話を随分前にしたと思うんですが、正直原作軽視が目立ってて追ってないのでうちのスレではやることはないです(ここから判明した設定とかは考慮はします、とはいえ原作からの設定間違えも目立つのでなんだかなぁ…)
他の外伝も全部は追ってないのであしからず
490 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:23:44.64 ID:+RogJJCR0
ゆいぐるみって誤字かと思ってたら元ネタあったのか
検索したら「ういーあいすー」もアニメで言ってたとは驚いた
491 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 22:59:49.13 ID:MNcyqqvc0
http://www.pixiv.net/artworks/81249369
492 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 23:00:48.43 ID:IzS/hlEP0


「本当に何も言われないんだな。それどころかみんなにこにこ挨拶してきて……」

貴方「落ち着かない?」

「これが顔パスってやつか。どんな権力持ってんの?」

貴方「僕は副生徒会長だよ」

「……へえ」

貴方「目的地についたら、そっちも改めて自己紹介してくれてもいいんじゃないかな」


 学校に戻ってくると、何人か教員や生徒たちとすれ違った。

 文句は言われないが、制服の生徒たちの中でパーカー姿では目を引くようだ。

 とりあえず幽霊ではないらしいことに安心する。……まあ、もしかしたら目に見える幽霊というのも存在はするのかもしれないが。


貴方「遅くなりました。お疲れ様です」


 彼女をつれて生徒会室の扉を開けると、みんなの視線がそっちに集まる。


会長「お疲れさま。その子は?私服だけど……」

マミ「……なんで佐倉さんがここに?」

貴方「知り合いだったんですか。こちら除霊師として呼んだ――」

杏子「……佐倉杏子だ。まあよろしく頼むよ」

493 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 23:10:58.03 ID:IzS/hlEP0


マミ「佐倉さん……!」

貴方「?」


 自己紹介の後、巴さんが何か言いたそうに視線を送っている。

 ……二人は暫く見詰め合っていたが、会話はなかった。





マミ『まさかそんなことができたなんて!』

杏子『えっ、ああ!まあ実はな!任せとけ!』

マミ『言っておくけれど、魔力の気配はないわよ。本当に除霊師としてやってくれるのね?』

杏子『…………』



貴方(なんだろう。言いたいことがあるなら話せばいいのに)

貴方(知り合いなんだろ?)


 なかった、よな?


杏子「……で? まさかその『いわくつきの品』ってのがこれだとか言わねぇよな」

会長「いえ、まさにそれなんですよ……」

杏子「えぇ……」

会長「なんかこう、気配とかでわかったりとかはしないんですかね?」

杏子「ま、まずは話を聞くところからはじめて正体を探るんだよ。高位の悪霊になるほど簡単に尻尾は出さないんだ」
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:21:02.49 ID:Oi3QzXtUO
あかん、会話からしてギャグ臭さしかしないw
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:25:41.23 ID:fHCVF1v30
貴方は人良さそうだから嘘でもお金くれそうだけどね
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:30:13.64 ID:+RogJJCR0
>>488
これが呪いのぬいぐるみだと言われてもね、そりゃ杏子だって困惑するしかないよね
話すわテレポートするわアイス食うわで充分オカルトなんだけどね・・・
497 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 23:38:51.44 ID:IzS/hlEP0


杏子「そういや奇妙なことが起こるとか言ってたな。具体的に何かあったのか?」

貴方「たまに語りかけてきた。昨日の生徒会活動後は特に頻度が高かったな」

貴方「あと、他人に渡したはずなのに元の位置に戻ってきたり、新品のまま置いたアイスの中身がなくなったり」

杏子「気のせいじゃねぇの……?」

貴方「君にそう言われるとどうしようもないんだが」

杏子「……い、いや。そうだな。わかった。ちょっと対話してみよう」


 佐倉さんは人形を掴むと、視線の高さまで持ち上げて暫くの間見詰め合っていた。


マミ「えーと、何か言ってた……?」

杏子「アイスは……美味しかったそうだ」

貴方「そ、そうか。やっぱり……」

ゆいぐるみ『ういーあいすー』

貴方「! しまった、もうアイスが切れたのか?昼まで大人しかったのに!」

庶務「アイス買ってくればいいんすか?」

会長「で、でもここで除霊してもらえれば済むんじゃないかな?」

杏子「そうだな。まさかここまではっきり喋るとは思わなかったが……!」


 そう言うと彼女は髪を解き、人形の前で祈りのポーズをとる。

 変わった十字架のような髪飾りを手にしている。


杏子「…………終わりだ。やれるだけのことはやってみた」

会長「成仏したの!?」

杏子「ああ。除霊は完了した」

杏子「ま、まあそこまで高位の霊じゃなかったのが救いだったな。多分危害を加えるような霊ではないだろ」

庶務「やったー!アイス買いに走らなくてすむんすね!」

マミ「さすが佐倉さん!」
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:41:50.06 ID:fmOUby8z0
さすがは教会生まれのKさんだな
499 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:43:02.37 ID:fHCVF1v30
この世界じゃ普通に霊感とかあるのか?杏子
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:48:23.63 ID:Oi3QzXtUO
ホントに徐霊出来たのか……??
501 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/03(日) 23:56:09.09 ID:IzS/hlEP0


 どうやら無事終わったらしい。


貴方「ありがとう。報酬はいくら払えばいい?」

杏子「えっと……そうだな、五千円くらい?」

貴方「そんなに安くていいの?」

杏子「ま、まあ今回のは大した霊じゃなかったからな」

貴方「そのくらいならすぐに渡せる。これがお礼だよ」


 五千円札を封筒に入れて渡すと、佐倉さんはパーカーのポケットへと突っ込んだ。


貴方「じゃ、僕は彼女を校門まで送っていくよ」

会長「うん。いってら〜」



――――
――――



会長「よし!これで一件落着だね」

庶務「いるところにはいるんすね。こういう時に頼れる人って」

マミ「でももう頼りたくないわよ…………あれ?」

会長「どうしたの?」

マミ「こんな汚れあったかしら。口元になにかついてるような……」

庶務「クッキーかドーナツか何かのかすっぽいですね。微かに甘い香りがするような気も」

502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/03(日) 23:58:04.81 ID:+RogJJCR0
あ・・・どう考えても杏子のドーナツ食ったな、ゆいぐるみ
503 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/04(月) 00:16:33.87 ID:WtIi6Xoh0
学校の外



杏子(ちょろいもんだな!適当なこと言っただけでこんなに簡単に騙されてくれるなんて)

杏子(なんか幽霊は本物っぽかったけど……まあ話聞く限りじゃ危ないことは起きてないし、ほっといたって大丈夫だろ)

杏子(マミがいるとは思わなかったけどな。適当に除霊しようとはしてみたが、やっぱできてなくて後でなんか言われたら知らんぷりして逃げるか)

杏子(……ん?)


 パーカーの反対のポケットに入れていたはずのお菓子を探る。

 しかし、手には中身のない感触しか返ってこなかった。袋だけになっているのだ。開けた形跡もないのに。


 『新品のまま置いたアイスの中身がなくなったり』――と、聞いた言葉を思い出した。


杏子「う、嘘だろ? もー頼むから成仏してくれよぉ……!」



――――
――――

生徒会室



会長「そろそろ下校時刻だねえ。今日の活動はおしまーい」

会計「今回の除霊費、なんて名目でつければいいの……?」

会長「あー、適当に『備品の修理費』とでも書いといて」

貴方「まあ修理っちゃ修理に含まれるのかもしれないですけどね……」


 みんな下校の準備を整えて、部屋を出ようとしている。

 そのとき、僕は誰のものでもないその声を聞いてしまった。いつも通りの緩い言葉で。




ゆいぐるみ『…ういーあいすー』





三回目【貴方】 3日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・クラスメイト
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・友人だよ!
・佐倉杏子・・・除霊師さん
・巴マミ・・・先輩

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら1
巴マミ
504 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 00:22:04.06 ID:I7OIUdOQ0
むしろ、万もいけたかもしれないのに5000円ですます杏子はまだマシな分類だろうな
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 00:25:36.61 ID:NhGCSYLN0
やっぱり除霊できてなかったか・・・
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 00:27:52.17 ID:87YivDmHO
フェリシアは魔女退治の助っ人代1000円だけどねw
507 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 00:39:24.65 ID:VqMBKxvMo
唯のぬいぐるみにしときゃよかったのに
しかし杏子専門知識0は草
もう生徒会で燃やそう
508 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/04(月) 00:53:08.91 ID:WtIi6Xoh0
唯(ゆい)のぬいぐるみって見えた
つまりゆいぐるみ…
------------------------------------------

――――
4日目 昼休み 生徒会室



ゆいぐるみ『ういーあいすー』

貴方「…………」


 ……僕は気づいている。

 絶対これ、除霊できてない。


貴方「よくしゃべるようになったな……アイスやるしかないか……」


 とりあえず今わかっているのはアイスをあげれば大人しくなるということだけだ。

 あまり甘やかす(?)のもいけないような気はするが、下手なことして怒りを買うのも怖いしな。


 購買部に足を延ばすと、ちょうど見知った姿に会った。



・誰か(見滝原在学のキャラ)

 下2レス
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 00:54:58.02 ID:Xpt4Ps9Co
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 01:00:41.31 ID:NhGCSYLN0
さやか
511 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 01:18:41.31 ID:VqMBKxvMo
ただのぬいぐるみと書きたかったんや
誤変換(?)やで
512 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/04(月) 01:21:34.97 ID:WtIi6Xoh0


さやか「あれ?めずらしいね?【貴方】が購買にいるなんて」

貴方「……あ、ああ。生徒会活動以外で個人的にはそうそうこないかもしれないな」


 これも生徒会活動といえば生徒会活動か。

 アイスを手に取るとさらに驚かれた。


さやか「アイスかー。まだ暑いもんね」

貴方「実は僕が食べる用ではないんだけどね……」

さやか「なに?パシられてんの?」


 ……パシられてるといえばパシられてるか?


さやか「なーんて、さすがに【貴方】をパシる度胸あるやつなんていないか」

貴方「美樹さんはお菓子を買いに?」

さやか「うん。【貴方】も食べる?」


 お互い目当てのものを買って、そこらに腰掛けた。

 美樹さんはここで食べるらしい。


さやか「そういえば、購買部で水着なんて売ってたんだね。しかもやっすい」

貴方「ああ、この前のやつか。さすが手が早いな。生徒会室に在庫が大量に眠ってたから売ってもらうことにしたんだ」

さやか「へぇー、生徒会が。まああたしはもう持ってるからいらないけどね」

貴方「時期が来たら売れるだろう」

さやか「買う人はいるだろうね。でも、なんで女子のだけ?」

貴方「それは……なぜか在庫が偏っていただけだよ。その理由は僕も知らない」



 ――――美樹さんと雑談を楽しみ、お菓子も少し分けてもらった!

 さて、溶けないうちに戻るとしよう。



――――
――――


*放課後。
1生徒会室へ
2校内でコミュ(キャラ指定)
3外へ出る
 ・帰宅
 ・校外ボランティア
 ・教会跡
 ・寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
513 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 01:26:50.62 ID:NhGCSYLN0
昼休みにアイスをあげて機嫌が良いうちにぬいぐるみを持って教会へいく
いなかったら探す
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 01:28:09.75 ID:87YivDmHO

まぁ文句位言ってもいいわな
515 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/05/04(月) 01:30:41.13 ID:WtIi6Xoh0
--------------------
ここまで
4日も18時くらいからやります
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/05/04(月) 01:37:37.64 ID:NhGCSYLN0
乙でした

このゆいぐるみは捨てても燃やしても何事もなくもとの場所に戻ってそう
それが呪いの人形のお約束ですからww
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