貴方「俺が魔法少年でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」

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1 : ◆xjSC8AOvWI [sage]:2020/02/17(月) 00:52:49.22 ID:436zsvY90
要するに、ギャルゲーみたいなものです。


*一定まで好感度を上げるとそのキャラは【攻略済】に。キャラの攻略が終わったらリセットか続行を選択。リセット時には設定変更ができるかも。
*たぶんそんなに長くはしない。周回前提で。
*恋愛要素、はもちろんあるのですが…関係を深めすぎると他ヒロイン攻略は難しくなるかもしれません。
*ハーレムは距離感が大切。あんまりなオイタをすると刺される可能性もありますよ?
*目的は【攻略済】のキャラをたくさん作ること。リセットしても記録は引き継がれます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1581868368
2 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/17(月) 00:54:17.58 ID:436zsvY90

――――……2nd. 起動



 朝、一日がはじまる。


 どこにでもあるような至って平常な朝だ。退屈なほど平凡で。

 ワルプルギスの夜だとか、そんなうっすら噂で聞いたことがあるようなないような災害の予兆も当然無縁で。


 ――ただ、【少し前】から俺の日常には少し特殊なものが加わっていた。



――――――――
――――――――

【現在】1週 4日目


[知り合い]
・鹿目まどか・・・一緒に遊んだ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧
・佐倉杏子・・・仲間
・巴マミ・・・吹き矢教えた

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら



前スレ:貴方「安価でヒロインを攻略するまどか☆マギカ?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1569759132/

前前スレ:オール安価でまどか☆マギカ 26
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1550928877/

――――――――
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/17(月) 08:27:24.90 ID:1pLcQUHJ0
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 20:19:02.46 ID:8TELrjhJ0
マダー?
(ってレス打つやついるけどsageるんだぞ)
5 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/20(木) 22:10:45.86 ID:/CXVGEo50
――――
4日目 教室



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 すると挨拶が返ってきた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」


 今朝も三人で話しているところだ。


さやか「ね、今日は調理実習だけどお昼少な目にしてきた?」

貴方「ああ、いつもよりは」

さやか「ほむらなんて昼ご飯食べないで済ませそう。いつも小食じゃん」

ほむら「お腹が減らなかったら食べないかもしれないわね」

まどか「そういえば今日って調理実習あったんだね……」

さやか「どうした?なにかまずい事でも?」
6 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/20(木) 22:20:02.93 ID:/CXVGEo50

まどか「三角巾を持ってき忘れちゃった。エプロンは置いてあるんだけど」

まどか「……今から帰っても間に合うかなあ?」

さやか「いや、いくらあたしたちがアレ――でも、走ったって無理でしょ!あたしならまだともかく」

まどか「あ、足遅くてごめんね?」

ほむら「私の力が必要なら……」

さやか「そんなことに使うのも馬鹿らしいでしょ。あたしたちの目的は一応、街のためなんだよ?忘れましたでいいじゃん」


 鹿目さんが困っているようだ。



1代わりになるものがないか探してみようか?
2マミさんに借りにいくのはどうか?
3美樹なら間に合う!(無茶ぶり)
4自由安価

 下2レス
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/20(木) 22:30:02.55 ID:uLLb+8ws0
加速
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 00:30:54.02 ID:S3Ng3duc0
1
9 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/21(金) 22:32:38.29 ID:y5PUrO+e0


貴方「何か代わりになるものがないか探してみようか?」

まどか「うーん、何なら代わりになるかな?」

ほむら「ハンカチなら貸せるけど小さいかしら?」

まどか「わたしもハンカチなら持ってるんだけどギリギリで……」


 暁美さんが薄い紫色のハンカチを出した。

 確かに三角巾にするにはあれじゃ小さく見えるけど、紳士用なら大丈夫かな。ポケットを探る。


貴方「よかったら、俺のを貸すよ」

まどか「あ、たしかにこれなら足りそう。ありがとう!家庭科の時間になったら借りるね」


 まあ、持っててよかったかな。


――――
――――
10 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/21(金) 23:28:39.60 ID:y5PUrO+e0


 ――――それから、朝話題になってた家庭科の時間。

 調理実習で作るのはシチューだ。ルーを使わない料理なんてはじめてやるから、敷居が高く思えてしまう。

 得意な人にでも任せる気で他の男共と一緒に皿洗いの役割を買って出ていたが、まだ洗うような段階でもない。


 貸したハンカチを三角巾にしている鹿目さんを眺めてみると、見た目に違和感はあまりない。

 いつも使ってる地味なハンカチも鹿目さんが着けていると印象が少し変わって見えた。


まどか「あとじゃがいもを切って……あ、【貴方】くんじゃがいも剥いてもらってもいい?」

貴方「ああ、そのくらいなら」

まどか「芽はちゃんと取ってね」

貴方「毒があるもんな。わかってるよ」


 みんなで野菜を剥いて切って材料をそろえる。難しくない作業を最初に振ってもらってなんとか活躍できた。

 フライパンを使うようになるところからは複雑そうで俺は洗い物に回ってたけど、鹿目さんは割と仕切っているようだった。


まどか「――……このくらいで水を足していいかな。もう少し煮たら出来上がりだね」

貴方「おお、いい感じに出来てきてる!鹿目さん、普段から家の手伝いとかしてるの?」

まどか「普段はそうでもないよ……。でも、今回のはパパに教えてもらったから」

まどか「最初の時は焦がしちゃってホワイトシチューにならなかったの」


 予習なんてする気にもならなかったから素直に尊敬した。



1料理が出来る女子っていいな
2焦げたシチューはどうなった?
3自由安価

 下2レス
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 23:30:34.36 ID:fzJCkX7A0
3まどかのお父さんってたしか料理上手なんだっけ
料理がうまい男の人って憧れるな〜
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 23:44:36.36 ID:VO2Pe5lB0
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/21(金) 23:45:24.51 ID:VO2Pe5lB0
まどかの好物はクリームシチューだってどこかで見たような
14 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/22(土) 00:30:33.09 ID:G/FwdxGd0


貴方「鹿目さんのお父さんってたしか料理上手なんだっけ。料理がうまい男の人って憧れるな〜」

まどか「パパに伝えておくね。きっと喜ぶよ。【貴方】くんは料理はするの?」

貴方「まあ、壊滅的ってわけじゃないと思う……」

まどか「そっか。それならやってみれば上手くなるよ!」

まどか「わたしもパパを見てると、料理上手な男の人っていいなって思うよ。ママが料理してる家のほうが多いのかもしれないけど……」

貴方「お母さんはバリキャリか。それも憧れるな」

まどか「それも伝えておくね! シチューそろそろかな。ハンカチ本当にありがとう」


 鹿目さんはフライパンを覗きこむと、嬉しそうに火を止めて完成と言った。

 食欲をそそられる見事な出来だ。


 最初は焦がしててもこうしてみんなから頼りにされるようになったんだもんな。

 鹿目さんのおかげでまともなものが食べられると思うと感謝しないと。あと、鹿目さんのお父さんのおかげか。


 調理が終わって食べる頃にはエプロンと三角巾も外して、ハンカチも返してもらった。

 ……自分の手元に戻るとやっぱりただの地味なハンカチだ。有効に使ってもらってよかった。



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 00:33:14.30 ID:8XAroZyL0
2杏子

せっかく料理した後だしそういうのも含めて話したい
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/22(土) 00:43:33.34 ID:WEJobj3g0
2杏子マミ
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/23(日) 18:03:07.03 ID:BcfJ98zj0
18 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/23(日) 23:30:24.25 ID:9O2Qf2jz0
――――
――――



 学校が終わって放課後になると、今日は巴さんと佐倉さんと一緒にパトロールに出ていた。

 ベテラン二人に囲まれていると安心感は段違いだ。だが、任せきりっていうわけにはいかないよな。


貴方「……二人と一緒で活躍できますかね、俺」

杏子「ああ? 出番なんかないかもな。あたし一人でも十分だってのに、マミまでいるならヨユーで勝てる」

マミ「何を言ってるの、佐倉さん。後輩の育成だって先輩の大事な仕事よ」

マミ「あなたもベテランといえるくらいになって、後輩が出来たのだから、お姉さんにならなくちゃね」

杏子「わ、わかってるっての!いつまでも後輩とか子どもの扱いするなよな!」

マミ「わかっていればいいのよ」


 俺や新参のやつらからすれば随分ベテランに思える佐倉さんも、巴さんの前では敵わないらしい。

 ……佐倉さんは巴さんを除くみんなとは年は同じらしいが。


マミ「それにしても、新しく仲間になったのはみんな【貴方】くんと同じクラスかぁ」

マミ「学校でも楽しそうでいいわね。普段からよくお話するの?」

貴方「ああ、まーそりゃあ。契約する前から仲は良かったほうだと思いますよ。どちらかというと平和なクラスなんで」

貴方「契約してからは共通の秘密ができて更に関わるようにはなりましたけどね」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/23(日) 23:36:24.34 ID:TPRtyMzn0
まどか、さやか、杏子、ほむら、この全員を鍛えたのはマミさんだしな

マミ「みんなは私が育てた」
20 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/23(日) 23:53:39.11 ID:9O2Qf2jz0

マミ「……共通の秘密を持てるクラスメイトの友達か。考えたこともなかったな。ちょっとだけ羨ましい」

貴方「よく考えたら、うちのクラスだけすごい偏りですよね。クラスっていうか学年で見てもだし」

貴方「まったく素質ってやつもなにを基準にしてるんだか……」

マミ「この前キュゥべえが言ってたことだと、年によって契約しやすいピークがあるのかもしれないわね」

マミ「魔法少女は一年も持てばベテラン。……不思議なことだけれど、私の周りでは佐倉さん以外に見たことがないわ」


 俺たちは運のいいことに契約したてから仲間や先輩に囲まれているし、これまで大した危機もなくやってきた。

 しかし、魔女との戦いは本来なら命懸けだ。気を抜いてたらいけないってことだろう。


杏子「それにしても偏ってる気がするけどなぁ? まるで誰かが中心になってるような……」

貴方「誰かって、うちのクラスメイトの中で?」

杏子「勘だよ勘! 言ってみただけだ!」

貴方「ま、偏りについてはわからないけど、賑やかで毎日楽しいクラスっすよ。今日は調理実習でホワイトシチュー作ったんだ」

貴方「うちの班は鹿目さんのおかげでうまくできたけど、美樹の班は焦げたって悔しそうにしてたな」

マミ「まあ、鹿目さんってお料理得意なの?」

貴方「お父さんに習ったんだって。うまくできてすっげえ嬉しそうにしてた」


 他愛のない話をしながらみんなで魔女を探し歩く。



1巴さんのクラスでの過ごし方について聞いてみる
2佐倉さんに学校の楽しさをアピールする
3自由安価

 下2レス
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 00:06:32.56 ID:LKEnCfRz0
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 00:42:12.75 ID:ynxo+YjWo
3.まどかは褒められるの慣れてなさそうだ的な話(参考>>14)
23 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 01:01:58.04 ID:KlWSE6po0


貴方「とにかく、今日の鹿目さんは頼りになったよ。普段そういうイメージなかったけど、面倒見の良さとかが垣間見えた感じで」

マミ「本人に言ってあげたら喜ぶでしょうね?」

貴方「ん〜……鹿目さんどんな反応するかな。なんとなくですけど、褒められるの慣れてなさそうじゃないっすか?」

マミ「反応を見るためにも褒めてみればいいじゃない」


 ……なるほど、それは考え付かなかったな。

 あの時憧れるって言ったのも鹿目さんじゃなくて、『鹿目さんのお父さん』のほうだったし。


杏子「調子に乗せてなんかうまいもんでも作ってもらうか?」

マミ「こら。そういう話じゃないでしょ?友達に手料理を振舞う機会っていうのも、両親が健在だとそうないものだしね」

マミ「それこそ『調理実習』でも一緒にやるのでもないと」



 話しているうちに魔力を感知して、結界を探すことに意識を切り替えていった。

 少しの差ではあるが、気付いたのはやっぱり魔法少女を長くやってる巴さんと佐倉さんのが先だった。


 魔力の根源を追って結界の中に入っていく――――。


24 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 01:39:14.96 ID:KlWSE6po0


 前衛に佐倉さんと俺が並び、後ろを巴さんが守る形で迷宮を進んでいく。

 右側に現れた敵は佐倉さん、左側に現れた敵は俺が。

 正面から来た敵を仕留めるのはどうしているかというと、武器のリーチが長い佐倉さんのほうが速かった。


杏子「モタモタしてるなよ?わざわざ譲ってやってるんだから」


 それに加え、倒すのにモタついた時は巴さんか佐倉さんが援護してやっつけてくれていた。


貴方(こっちも長めの武器にするか……?でもあんまり扱ったことがないしな)


 今の武器は魔力の刃を短く出した短剣だ。

 基本的に刃の出力は大きいほうが魔力もかかるから、特別力を込める魔女戦でもない今、長くするなら細剣とかになるだろうか。


 けど多分、倒すのが速いのも武器のリーチだけの差じゃない。反応の速度も佐倉さんのほうが上なんだろう。

 下手に変えても武器に振り回されてしまうのが容易に想像できる。


マミ「【貴方】くんはいろんな戦い方ができるけど、代わりにあまり定まってないのね」

マミ「色々と試してみるのは構わないわよ。私達もついてるんだし自由にやってみたら?」


 巴さんは二体以上の敵が現れた時にだけ的確に援護して撃ち落としてくれている。

 使い魔を倒すのに弾は一発、多くても二発だ。誤射は一切なかった。

 今はペーペーの俺も含めて三人いるからこういうふうなんだろうが、きっと一人でも全部対処してのけちゃうんだろうな。



・戦い方とか
1このままでいこう
2細剣にしてみる?
3鞭とか?
4杖から魔力を飛ばす飛び道具に挑戦してみる
5自由安価

 下2レス
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 02:11:36.22 ID:ynxo+YjWo
ksk
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 02:11:38.04 ID:kEutjgpZ0
3
ブルウィップ(一本鞭)でお願いします
27 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 16:08:29.41 ID:Go/yclSk0
固有魔法は何がいいかな
原作的に願いによって決まるんだろうけど、貴方がどんな願いで魔法少年になったか予想つかない
「まどか達の力になりたい」なら仲間ブーストで「みんなを守りたい」なら防御系になるだろうし
ただ「みんなのように魔法を使いたい」なら色んな魔法を使える固有魔法になったりするのかな?
28 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 18:41:26.45 ID:KlWSE6po0


 ……これでいこう。イメージを明確にし、魔力の刃先を細く伸ばしてしならせる。

 刃に使う魔力は変えずに鞭の完成だ。


杏子「へえ、考えたな。でもまだまだ狙いが甘いよ!」


 振り回せばなんとかなる剣のような武器とは違って、扱いは少々独特だ。

 佐倉さんが手本とばかりに槍を変形させ、多節棍を扱って使い魔2体をまとめて倒してみせる。

 上手く扱えばここまで連続して当てられるのか。まとめて叩くにはもう少し伸ばしたほうがやりやすいかな。


マミ「私たちも似たような武器は使えるからね。必要なら今度じっくり見てあげられるわ。今は色々と見て盗んでみて」



 二人に指導してもらいながら進んでいった。




▼鞭の腕が上達しました。 Lv0→Lv1
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 19:16:31.79 ID:YwQbtZNg0
ワイヤーソードとかレーザーカッターとか
30 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 20:03:40.33 ID:KlWSE6po0
――――
――――



 ――――魔女を倒して街に戻ってくる。


 やっぱり二人がついてるからあっというまだった、って感想だ。

 佐倉さんは普段反発してることも多いけど、戦いの中だと的確に巴さんの指示に合った動きをしてたのが印象深かった。

 なんだかんだ息合ってるよな、あの二人。


 そんなことを少し口に出してみると、予想外に怒られてしまった。


杏子「当たり前だろっ! 最低限やりたいことが合わなきゃ足引っ張り合っておしまいだ」

杏子「今回はアンタもいるから細かく指示してたが、あたしならマミの考えは大体読める。一緒に戦うからには互いに命預けてんだぞ」


 ……これは自慢もされてる、のかな?


マミ「あら、そこまで言ってくれてありがとう。佐倉さんもちゃんと後輩の面倒見てるのね」

杏子「な、なんだよそれ!?」

マミ「佐倉さんはこういうところ結構真剣だから。態度は厳しいけど落ち込まずに受け取っておいて」

貴方「そうっすね。一緒に戦うなら連携は大事だし」

マミ「じゃ、パトロールはここまでにする?佐倉さんはこれからはどうするの?」

杏子「えー、あたしは…………」

マミ「決まってないならうちに来る?どうせ帰っても一人だし。ご飯くらいなら出せるわよ」

杏子「まあ飯食えるならそれでもいいや」


 渋々を装ったような佐倉さんの返事。それから巴さんはこっちを見る。


マミ「【貴方】くんは……――」



このあと
1行きたい
2家で食べるので…
3待ってる人がいるので
4その前に特訓してほしい
5自由安価

 下2レス
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:09:02.29 ID:jBD4Ep9Q0
1
前の世界だと関係薄かったからね
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:18:04.93 ID:hpWR0LwI0
1
33 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 20:33:49.51 ID:KlWSE6po0


 噂に聞いた巴さんの作るケーキ……ではないけどご飯。

 別れる前に食べにいく流れでも悪くないな。


貴方「あ、じゃあ行きたいです!」

マミ「あー……いえ、家にはご家族がいるのかなって聞こうと思ったんだけど」

貴方「えっ」


 あー!早とちり!


マミ「いいわよ。そう言ってくれるのなら用意しましょう! たまには三人でっていうのも悪くないわね」

杏子「何食う?鍋とかどうだ?」

マミ「三人で鍋パーティしましょうか」



 みんなで巴さんの家に向かい出して、ふと巴さんがした質問を考える。



貴方(俺の家庭……?)



1一人だ
2普通に家族がいる

 下2レス
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:36:51.13 ID:hpWR0LwI0
1
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:37:53.13 ID:AgcV2i3s0
2
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:39:18.61 ID:jBD4Ep9Q0
前回の貴方と一応同一人物か?
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 20:45:48.47 ID:AgcV2i3s0
マミさんがアイドルになる時間軸もあるからな
38 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 21:00:59.93 ID:KlWSE6po0
『一応』同一人物です。身の回りの設定は変わることありますが。
------------------------------------------------------------



 まあ、普通か。特に他の人と変わりはないと思う。

 ……別に気にする意味もないな。なんで気になったんだろ。


貴方(鍋楽しみだな)


 ちょっと買い物をしてから高層マンションの中の巴さんの部屋に上がらせてもらうと、お言葉に甘えて佐倉さんと並んでソファに座る。

 巴さんは鍋の用意に行っている。手伝わなくて大丈夫かな。


貴方「手伝うことあります?」

マミ「大丈夫よ。具材を切るだけだから」


 佐倉さんはソファの上であぐらをかいている。……遠慮がないなぁ。まるで自分の家みたいなくつろぎ方だ。


貴方「佐倉さんは前からよくこうして上がっていたの?」

杏子「ああ。昔は訓練か魔女狩りの後のお茶会だけだったけどな」

貴方「お茶会か……この前も聞いたような。楽しそうだね。女子会みたいなもの?」

杏子「一応魔法少女の活動の一貫としてだよ。反省点言ったりすんの。……前は魔法少女のこと以外で関わることって少なかったからな」

貴方「あぁ……なるほど」




1今はそうでもなくなった?
2どうして仲良くなったの?
3自由安価

 下2レス
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 21:02:37.90 ID:LnAf+hbQ0
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 21:04:39.13 ID:jBD4Ep9Q0
2+なにかきっかけでも?

そういえば、杏子は同い年設定?
年下だったら面白そうである
41 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 21:46:22.15 ID:KlWSE6po0

貴方「どうして仲良くなったの?なにかきっかけでも?」

杏子「きっかけってゆーか…… まどかやさやかたちが契約してからだな。そっから変わったのかもしれねーな?」

マミ「やっぱり、一人は寂しいからよ」


 巴さんが材料の入った鍋を持ってテーブルのほうに来た。あとは火をつけるだけらしい。


マミ「多分少し素直になっただけ。今思えば、正義の味方ってことばかりに囚われてたのは生きづらかったと思う」

マミ「自分も他の魔法少女も、ただの人だって思っていいんだって気づいたのが一番のきっかけじゃないかしら」

杏子「……まあ、理想に囚われてたのはマミだけじゃないしな。あたしもマミとは違う魔法少女としての『理想』があったし」

杏子「今も完全に否定はしてないけど」

貴方「…………」


 ……俺が契約する前?それとも後?

 鹿目さんや美樹が契約してから何があったのかはしらない。けど強く感じるのは、今二人は『とても満足してそうだ』ってことだった。


マミ「さあ、煮立ってきたわよ!もう少し白菜がしなっとしたら食べごろね」

マミ「鍋パーティっていうのもいいわね。普段とは違って賑やかな感じがする」



 ――――巴さん宅で鍋をつつき、ご馳走をいただいてから帰った。

 今日は少し二人のことが理解できたかもしれない。





二回目【貴方】 4日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・一緒に遊んだ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧
・佐倉杏子・・・鍋囲んだ↑
・巴マミ・・・鍋囲んだ↑

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
42 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 22:10:43.21 ID:KlWSE6po0
教室 5日目



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 すると挨拶が返ってきた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」


 昨日はちょっと話題に上がったけど、扉を開けたら一つの教室に三人も魔法少女がいるってすごいな。

 俺も合わせたら4人も終結してるのか。


貴方「佐倉さんも学校に来られればもっと楽しいのになあ……」


 ふとそんなことを考える。

 佐倉さんはそもそも『あんなこと』があったせいで身元の証明もできないらしいけど、学校に通ってたとしたらどこの生徒なんだろうか。

 やっぱり風見野のほうかな。こっちは遠すぎるだろうし。けど、一緒のクラスにいたら楽しいだろうな。


 なんにしても、佐倉さんは学校の話になると自分とは無関係のことのように反応するから。


さやか「杏子?杏子のことがどうかしたの?」

貴方「あー、いや。別に。ちょっと考え事してただけ」


 と、空想を終わりにして目の前の風景へと目を移した。



1なんかごきげんそうな鹿目さんに声をかける
2そんな鹿目さんを眺める暁美さんに声をかける
3美樹と雑談
4自由安価

 下2レス
43 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:11:36.02 ID:xoxHuJvJ0
2
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:13:46.38 ID:jBD4Ep9Q0
2
45 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 22:32:39.30 ID:KlWSE6po0


まどか「〜♪ 〜〜♪」

ほむら「…………」


 鹿目さんがなにか鼻歌を歌っている。そんな鹿目さんを暁美さんが見ていることに気づいた。

 暫く眺めてみるけど、暁美さんは何を言うでもなくじっと鹿目さんを見つめている。


貴方「暁美さん、何見てるの?」

ほむら「えっ……なんでもないわ」

貴方「嘘でしょ。本当はアレ見てたんじゃない?」


 鹿目さんはまだ歌ってる……曲調を聞くに演歌っぽい?


ほむら「……ええ。まあ」

貴方「気になるのはわかるよ。声かけたらやめちゃうだろうしな。けど、暁美さんってよく鹿目さんのこと気にかけてるなって」

ほむら「友達だから。……そう言ってくれてるから。『友達』なら、気にかけるのは当たり前のことでしょう?」

貴方「んー、まあそれもそうかな……」


 女同士の友情ってよくわかんないし。……でもなーんか、ちょっとだけ言い方に違和感を覚えた。


貴方「とにかく、鹿目さんのことが好きなんだってのはわかるけどさ」

ほむら「好き……?」

貴方「あ、別に変な意味じゃないよ!?」

ほむら「変な意味って何?」

貴方「いや……なんでもないよ。大した話じゃないからさ」


 暁美さんと俺も『友達』。なのに、暁美さんってなんか時々不思議な感じだ。

46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:45:06.48 ID:jBD4Ep9Q0
真面目にそっちの気ありそうで攻略できるか不安になる
安価↓
47 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 22:57:05.20 ID:KlWSE6po0


 ――――チャイムが鳴って英語の授業。

 今日はペアで英文を読みあう授業だ。


 周りを見るとすでにちらほらと出来始めてる。誰を誘おうかな?



1クラスメイト(キャラ指定)
2まさかの先生と

 下2レス
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 22:58:56.66 ID:2W+iR7jP0
1仁美
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:00:51.89 ID:wx2beN0VO
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:18:20.18 ID:YALDet/30
今回はマミ杏子と繋がりコネクトがあっていいね
51 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/24(月) 23:41:10.04 ID:KlWSE6po0


貴方「志筑さん、一緒にやる?」


 ……そういえば、前までだったらこの人もよく美樹や鹿目さんと一緒にいたはずだったんだよな。

 色々あって一時期避けていたように見えたけど、美樹も吹っ切れたようだし、これからは元に戻っていくかもしれないな。


仁美「ええ、喜んで。ちょうど一人でしたから」


 誘ってみると快諾してくれた。

 しかし、そう言って志筑さんが一瞬目を向けたのは上条のほうだ。……上条の相手は中沢か。

 アイツもクラスで人気の高い奴だ。たかが授業の一部とはいえ、友情もいいけどこっちを優先してやれよな。彼女寂しがってるぞ。


 と、心の中で零しながら授業をこなしていく。


貴方「志筑さん、さすが発音いいね……。もしかして英語ペラペラだったりする?」

仁美「難しいのは無理ですが、簡単なものなら。英会話は小さい頃からずっと習ってますので」

貴方「習い事かー……」


 駄目だ、自分のが恥ずかしく思えてくる。授業はできるほうだと思ってたが志筑さんとは比べられない。


貴方「お節介かもしれないけど、本当は上条と組みたかったんでしょ」

仁美「!」

貴方「ごまかす必要はないよ。美樹の周りは大体知ってるし。んーと、だから……」

貴方「英語ってアイツの夢に必要なものでもあるじゃん?次からは志筑さんが得意なことを教えるってことで誘うのはどうかな!」

仁美「……そうすれば、私のことを優先する、と?」

貴方「適当に考えただけだけど!あ、席戻るって。今日は一緒にやってくれてありがと!」

仁美「あ、こちらこそ、ありがとうございますわ……」



 ペアが終わって自分の席に戻っていく。
 
 ……やべえ、マジでいらんお節介言っちゃったかな。そういう経験すらないのに。


 そんなことを思いながら――残りの授業を聞いていた。




*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/24(月) 23:45:18.07 ID:jBD4Ep9Q0
2杏子
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 00:08:40.67 ID:epbjWIoA0
4教会に行ってみよう
54 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/25(火) 22:31:10.18 ID:IB5I1U/l0


 ――――学校が終わると、街の外れに来ていた。

 前に佐倉さんの話で聞いたことのある、今は使われていない古い教会だ。実際に足を運んだことはなかった。


杏子「よー、何しにきたんだよ?」


 誰も居なければすぐ立ち去ろうかと思ってた。

 人がいないのをいいことに踏み荒らすわけにもいかないし。てか、変なことしたらシメられる。


貴方「パトロールのついでに寄っただけ。佐倉さんももしかしたらいるかもしれないと思って」

杏子「あたしを誘いに来たのか?」

貴方「佐倉さんは? ここによく来るの?」

杏子「……あたしが自分の家に帰るのに理由がいるのか?」


 言われてみればその通りか。何にもなくなって住めなくなったって、ここは佐倉さんの家だ。思い出は残ってる。

 そう簡単に未練なんかなくならないよな。
55 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/25(火) 23:24:00.16 ID:IB5I1U/l0


貴方「佐倉さんってさ、本当に強いよね。『あんなこと』があったのに」


 数ヶ月前にはこの教会に人がいて、ひっそりとだけどちゃんと運営してたらしい。

 神父は佐倉さんのお父さん。だけど、佐倉さんが契約したせいで家族は崩壊した――……詳しいことはわからないけど。


杏子「やめろ。同情とかマジでされたくない」


 佐倉さんは突き放すように言った。

 たしかに、俺には気持ちはわからない。家に帰れば家族がいて、とくに悲劇なんて味わった覚えもない。

 いい意味で、俺はどこまでも普通だ。いや、そうでなくとも佐倉さんが負った傷の大きさなんて本当の意味じゃ誰にもわからない事だろう。



1いい場所だね
2昔の事、詳しく聞いちゃ駄目かな?
3パトロール一緒に行かない?
4自由安価

 下2レス
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/25(火) 23:27:04.25 ID:ApV3Kl0A0
3
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 00:00:20.93 ID:bpq10uKR0
3
巡回するか
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/26(水) 18:24:55.40 ID:0gr895gU0
チンピラに絡まれてる仁美を助けるイベントとかないかな
59 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/26(水) 20:56:17.84 ID:2WiNow3W0


貴方「……じゃあせっかくだし、今日もパトロール一緒に行かない?」

杏子「パトロールか。いいけど?」

貴方「えっ、ホント?よかった」

杏子「誘っといて何だよ」

貴方「いや、なんか邪魔されたくなかったりするかなって思って」

杏子「……別に何かしてたわけでもねーし。ここに来てももう何もできないからな」


 何もできなくても、佐倉さんにとっては意味はあるとは思う……けど。

 とりあえず、佐倉さんがついてきてくれるなら心強い。

 けど二人だとなんとも会話がなくて、どうしようかと悩む。――考えてると、佐倉さんのほうから話してきた。


杏子「アンタさ、周り女子ばっかでやりづらくねーの? むしろ役得とか思ってる?」

貴方「クラスでもよく知ってる人が多いからそんなに疎外感はないよ。前はちょっとボヤいてたけど。ほら、実力差とかも男女であるわけじゃないし」


 元々の腕力の差もまったく影響がないというわけではないのか、俺は大抵の魔法少女よりは身体能力は高いほうだ。

 けど、佐倉さんがその『大抵』の中に含まれない人だから、ここじゃ差があるなんて言えない。

 それ以前に実力は純粋な身体能力だけで決まるわけじゃない。経験や技術の方が大事なのは他の人を見てさんざん実感してきたし。


杏子「まあそこんとこ理解して、ウワついた気持ちじゃないならいいんだけど。チャラついた考えしてたらシメてたとこだ」


 ……昨日も言われてたけど、本当に佐倉さんってこういうところ真面目なんだな。


貴方「でも、もしみんなが危なそうな目に遭ったりしたら見過ごせないし、助けたいとは思うよ」

貴方「それは仲間や友達としてもそうだし、実力とかも関係なく、男としてもそうだ」

杏子「あぁーそう?それは立派なことだけどさぁー…………面倒臭いな、野郎って」

貴方「まあ、そういうもんなんだよ」


 佐倉さんは理解できなさそうにしてたけど、否定はしなかった。

 それから魔女結界を見つけて乗り込んでいく。

60 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/26(水) 22:03:12.86 ID:2WiNow3W0


 昨日と比べたら巴さんが減って、自分が気にかける範囲が広がった。しかしやることは変わらない。


杏子「このくらいさっさと伸して魔女んとこ行くぞ」

杏子「チッ……このくらい一人だったら避けて進むんだがな。全部は倒そうとしなくていい」

貴方「でも巴さんが結界に迷いこむ人がいるかもしれないから出来るだけ倒しておいたほうがいいって」

杏子「無駄なことはするなって言ってんだよ。使い魔に足をとられて結界を消すのが遅れたら元も子もないだろ。融通効かせろよな!」

貴方「ああ、なるほど……安全のことも考えてるんだね」

杏子「はぁ? ……さあね」


 佐倉さんは相変わらず動きが速くて、ついていくのが精いっぱいだ。

 ……佐倉さんはあまり人を頼ろうとしてないのはわかる。俺のことも、他の人のことも。

 後輩なんて頼ってられないってことなのかな。巴さんに対してはまた違う意味で反発を感じるけど。


貴方「……この奥が魔女かな?」

杏子「ああ、魔力の感じからしてそうだろうな。大物の気配がする」

貴方「大物!……強い?」

杏子「いや、これまでの雑魚と比べたらってことだよ。まあ、油断はしないがな」


 簡単な戸を破り、魔女のねぐらを襲撃する。

 二人で囲み、佐倉さんが隙を突いた大きい攻撃を仕掛け、そこから一気に畳みかけていった。


 魔女があっというまにグリーフシードに変わる――――

 佐倉さんの戦い方は、強力なパワーとスピードを活かしての短期決戦がメインのようだ。

 巴さんが先導して佐倉さんがそれに合わせていた昨日とは少し違った戦いを終える。

61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/02/29(土) 16:05:48.03 ID:BY1N9tEE0
あんなスカートで動き回ったらパンツ丸見えだろうな
62 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/29(土) 23:04:39.28 ID:x/YOorpe0


貴方「今回も無事終わってよかった」

杏子「当たり前だろ。無事じゃなきゃ困るんだよ」


 佐倉さん、やっぱり態度は厳しいけど……。


貴方「魔女との戦いで苦戦することってある?怪我したりとか。美樹がいない時は巴さんが治療してたのかな?」

杏子「前はあったが、自力でやったって魔力があればなんとかなる」

杏子「もちろん今じゃ傷つくこともそうそうねーよ。でも、あたしは治療は得意じゃないからな」

杏子「ソッコーで敵を倒した後さやかかマミんとこに運ぶくらいはしてやるけど、お前がヘタ打って大怪我したって治さないぞ?」

貴方「軽い怪我は?」

杏子「大怪我じゃないなら自分で治せるだろ。それかガマンしとけ。男だろ」

貴方「厳しいね……」

杏子「だから無事でいろっての。怪我ならまだしも死んだら誰にも治せないんだからな」


 それはごもっともだ。


杏子「……逆に、もしあたしがヘマしても下手になんとかしようとするなよ。二人でくたばるこたぁないんだ」

貴方「それって、まさか見捨てろって言ってる?」

杏子「生き残るための行動を考えろってこと。ま、あたしがやられるくらいの相手ならすぐ逃げたほうがいいかもな」

貴方「それは……できないよ。さっきも言ったけど、誰かが危ない目に遭ってたら助けたいんだよ」

杏子「はぁ!?聞き分けがねーな!そのために自分が死んでもいいってのか?」

貴方「そんなことは言ってないけど!」


 そんなことを言ったつもりじゃなかったけど、結局はその二択になるのか?

 それでもやっぱり、どんな状況になっても見過ごすなんて選択はとりたくなかった。

63 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/02/29(土) 23:25:22.78 ID:x/YOorpe0


杏子「もう……やりづれぇなあ。もしもの話だろ?」

貴方「ゴメンって。でも他の仲間もそう言うんじゃないかな、みんな」

杏子「……いや、『もしも』だからか……? わかったよ、あたしはヘマなんかしない」

貴方「そうだね。無事に勝たないとね」


 それ以来また暫く会話がないままパトロールを続ける。昨日巴さんも一緒だった時はもっと会話があったんだけどな。

 ……ふと、最初に話していたことを思い出して考えた。


貴方「……佐倉さんは、今まで女子だけだったところに俺が入ってきてやりづらい?」

貴方「やっぱ、空気は少し変わるでしょ?男はいないと思ってたみたいだし」

杏子「まあな。長いこと話すらしてなかったな、そーいえば」

貴方「他の人とだともっと賑やかなのかなって思って……」

杏子「別に話すことなくねー?無理に話さなくてもいいじゃん、魔女倒せれば。そのためのパトロールじゃん?」

杏子「なんか話したいことでもあんの?プライベートで聞きたいこととか?」


 佐倉さんのプライベート、確かにあんまり知らないな。



1おいしい店とか…?
2好きなものはある?
3スリーサイズ教えて
4自由安価

 下2レス
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/29(土) 23:38:02.89 ID:ePh8g2Zi0
加速
65 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/02/29(土) 23:43:02.37 ID:zu/R2Alt0
4よく行く所があったら教えて欲しい
66 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/01(日) 00:18:46.11 ID:m2Z+ovJU0


貴方「じゃあ、よく行く所があったら教えて欲しいかな」

杏子「よく行く所? 飯の話?」

貴方「飯屋でも、遊びにいくとこでも」

杏子「……繁華街にはよくいるよ。飯も大体そこだ」

貴方「そうなんだ。あ、佐倉さんも何か聞きたいことあったら聞いていいよ。こっちだけ質問しちゃって悪いし」

杏子「んー?そうだな…………」


 ……佐倉さんが考え込んだまま時間が流れる。


杏子「……考えたけど別にねーわ」

貴方「ええ!? 興味なしってこと?」

杏子「仕方ないよね?急に言われても思い浮かばなかったんだから」

貴方「まあ無理にとは言わないけど……!」

杏子「てか、本当はアンタもあたしにそこまで興味なんてないんじゃない?話題がないから振り絞っただけでさ」

貴方「いや、そんなことはないって……。仲間なんだし。佐倉さんのことももっと知りたいと思うよ」

杏子「……マジで言ってる?」

杏子「あっそ。そう言われたって思い浮かばないモンは思い浮かばないからな!魔女探すぞ」

貴方「わ、わかったよ……」



 今日一日一緒に行動して、少しは距離が近づけたかな……?道のりは遠そうだ。




二回目【貴方】 5日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・一緒に遊んだ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・クラスメイト
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧
・佐倉杏子・・・興味なしか…↑
・巴マミ・・・鍋囲んだ

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら

――――



 明日は休日だ……。誰か誘おうか?



・キャラ選択(まどか/さやか/ほむら/杏子/マミ)
・何に誘う?※キャラによっては断られることもあります
1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価

 下2レス
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 00:22:00.16 ID:ll9EEF0m0
5マミ
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 00:25:46.53 ID:d9CBldsm0
69 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/01(日) 00:47:13.30 ID:m2Z+ovJU0


 帰宅してから、巴さんにメールを打ってみた。

 また家に行ってもいいか聞いてみると、『それなら人数が多いほうがいいわね』とみんなでお茶会をすることになった。

 連絡手段のない佐倉さんも、見かけたら誘っておくと言っていた。


 ……お茶会。

 話には聞いていたが、参加するのははじめてだ。なんか手土産でも持って行ったほうがいいかな?


――――
――――
一週目 週末
巴宅



 インターホンを鳴らして部屋に入れてもらうと、甘い匂いが漂っていた。



貴方「おじゃましまーす……ケーキの匂いがする」

さやか「おう!早くこっち来てみなよ、今日のケーキもうまそうだから!」


 なぜだか出たのは巴さんではなく美樹だ。

 というのも、巴さんは色々と準備をしていたからだったらしい。奥に進むと姿が見えた。


マミ「いらっしゃい。もしかしてその袋、何か持ってきてくれた?気を遣わせちゃったかしら?」

貴方「一応手土産は必要かなと思って。でも、これだけあったらいらなかったですかね」

マミ「いえ、気持ちは嬉しいわよ」

杏子「余ったら食うけど?」

さやか「杏子もちょっとは見習いなさいよ。ていうか、あたしも何か持ってくればよかったかな?」

マミ「気にしなくていいんだけどね」

杏子「待ちくたびれたし早く始めようよ」

マミ「みんなが揃ったらね」

70 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/01(日) 01:18:06.20 ID:m2Z+ovJU0


 この時点では鹿目さんと暁美さん以外は集まっていた。佐倉さんも誘えたみたいだ。

 それから少しすると二人もやってくる。

 ケーキは聞いた通りの出来栄えだ。手作りって聞かされなかったら買ってきたと思ってしまう。


マミ「お待たせ。紅茶を淹れてきたわ。それじゃ、ケーキを分けましょうか」

まどか「わあ、ありがとうございます!今日も美味しそうです!」

ほむら「今日は【貴方】くんもいるのね?」

さやか「珍しいよね。マミさんが誘ったんですか?」

マミ「まあ、そうね。でも提案したのは【貴方】くんよ」

貴方「こんなすごいお茶会開いてもらえるとは思ってなかったですけど」

杏子「……ふーん」

さやか「アンタは誰がいてもいなくても関係なさそうねぇ……」

ほむら「むしろ取り分が少なくなると思ってそうかも……」


 この前の鍋みたいに、またなんか集まって遊んだりできればいいなってくらいの気持ちだった。

 生返事しながら食べてる佐倉さんは、やっぱり俺には興味なさそうだけど……。


マミ「人数が増えた分は量を多くしてるわよ。ケーキだけじゃなくて他にも足したりね」

マミ「それに【貴方】くんも持ってきてくれたから、普段より多いくらいよ」

まどか「そのプリン、【貴方】くんが持ってきてくれたんだね」

貴方「高価なものではないけどね」

ほむら「こんなに食べられるかしら……。持って帰ってもいい?」

杏子「あ!余ったら――」

マミ「さすがに意地汚いわよ?保冷剤ならいくつかうちでも用意できるから、心配しないで」


 暁美さんは表情が変わりにくいけど、ちょっと苦笑いしたように見えた……。



1みんなの仲について
2巴さん、大変じゃないんですか?
3自由安価

 下2レス
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 01:20:18.61 ID:ll9EEF0m0
2
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/01(日) 08:48:24.67 ID:f5tiX5Yno
1
73 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/04(水) 22:46:58.54 ID:P9LTF40K0

貴方「みんな仲いいよな」

さやか「どこを見て言ったの?」

貴方「美樹と佐倉さんとかも、互いに遠慮ない感じするし」

杏子「こいつが生意気なだけだろ?困ってるんだよ!」

さやか「なにそれ、どこが生意気よ!」

貴方「あとは、学年の違う巴さんとかさ。同じクラスのメンツは仲いいのはわかるんだけど」


 暁美さんは横に居る鹿目さんと話していたが、俺が見ていることに気づくとこっちにじっと視線を移す。

 ……鹿目さんと美樹が幼馴染なのは知ってるけど、暁美さんは転入生だ。それに、誰とでも仲良くするタイプではない。

 正直、きっかけ――というのだろうか。ここまで二人が急激に仲良くなった理由がわからないんだよな。


さやか「何ー?【貴方】、ヤキモチ焼いてるの?みんなが仲いいから?」

まどか「【貴方】くんも大事な友達だし、仲間だよ!」

杏子「まあ、イイモノ持ってきてくれたから気が利く奴だとは見直したよ」

さやか「なんで上から目線なんだこの子は」

貴方「ははは……まあ、喜んでもらえたならなによりだよ」

マミ「今日のケーキと紅茶はどうかしら?紅茶のおかわりが欲しくなったら言ってね」

貴方「美味しいです!すごいっすね」


 みんなとお茶会を楽しんだ。話して食ってただけだったけど、なんか優雅な雰囲気は味わえた。

 今日のメインであるケーキは言うことなしの出来だったし、クッキーもさくさくとして美味しかった。


 けど、ちょっと甘いもの食べすぎたかな。――お茶会も終わりの頃、そう思ってると佐倉さんがこんなことをつぶやく。
74 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/04(水) 23:46:03.86 ID:P9LTF40K0

杏子「……さてと、ラーメンでも食いに行くか」

マミ「まだ食べるの?」

まどか「太……らないんだよね、杏子ちゃん。むしろ細いくらい。うらやましいかも」

ほむら「まどか、我慢しているの?私はもうお腹いっぱい。プリンはお土産にいただいていくわね」

まどか「べ、べつに我慢ってほどじゃないよ?ご飯はもうちょっと経ってからがいいかなあ」

さやか「あたしもこれ以上はいいや」


 何気なさそうなつぶやきにそれぞれ言葉を返すが、みんな同じような反応だ。

 そんな中、俺はこってりしたラーメンを思い浮かべる。口直しにはちょうどいいだろうな。


貴方「それ、いいかもな」

さやか「おー、マジか!行ってくれば?杏子ってやっぱ食う量違うわ」

まどか「あははは……」

杏子「……行くならついてきてもいいけど?店までは決めてない」

貴方「そ、そうだね。行ってから決めよう」



 佐倉さんと巴さん宅を出た。 優雅なお茶会は終わりにして、頭の中はラーメン一色だ。



貴方「どんなのが食べたいっていうのは決めてる?」

杏子「まあね。合わせる気はないよ。で、アンタはどうなのさ?」

貴方「あっさりよりこってりがいいかな。豚骨系とか。そんで、背脂浮いてるやつ!」

杏子「お、話がわかるじゃん!そうだよな。甘いものの後はガツンと脂の浮いたラーメンだよな!」


 食べ物の話で珍しいまでに意気投合。……まあ、興味があるのは食べ物のことなんだろうけど。


杏子「……みんな小食すぎるんだよな。お菓子だけでお腹いっぱいってさ」

貴方「特に暁美さんは小食な感じするかな。俺はよく食べる人っていいと思うよ。見てて気持ちいい」

杏子「そ、そうか? それより話してたらますます腹減ったな!そこなんてどうだ?なかなかうまそうだぞ」

貴方「ああ、よさそうだね」



 ……――――お茶会と食後のラーメンを楽しんだ!



― 一週目休日 終了 ―
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/05(木) 08:07:58.34 ID:Edm7zEuM0
杏子かわいい
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/07(土) 15:02:10.71 ID:+Ogqge/K0
まだかな
77 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/07(土) 22:44:51.71 ID:OwIVVr/z0
教室 6日目



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 今日の教室内は――――……


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 4人から声が聞こえてくる。今日は志筑さんも一緒に話してるんだ。

 珍しく思ったけど、 暁美さんが来る前までは三人といえばこの三人だったはずだった。


 三人は魔法少女で、志筑さんはそうでないからというのも理由かもしれない。

 それから志筑さんは、上条と付き合い始めて、一時期は美樹と気まずくなってて――……。


 やっと元の形に戻りはじめたってところか。とはいっても、お互い他に優先することは増えたわけだけれど……。

 しばらく四人の様子を眺めて、朝の時間が過ぎていった。


――――
――――
78 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/07(土) 23:03:52.55 ID:OwIVVr/z0


 ――――下校のチャイムが鳴ると、みんな次々ちらほらと机を収納して教室を去っていく。

 今日は帰りも四人一緒にいた。



貴方「今日は志筑さんと一緒に下校?」

さやか「うん、久しぶりに遊びに行こうって話になってさ。あ、【貴方】も一緒に来る?」

貴方「うーん、どうしようかな」




1行くよ
2他の人を誘ってパトロールに行こう(マミ/杏子)
3他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/07(土) 23:04:20.08 ID:jM5hQbnm0
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/07(土) 23:06:19.85 ID:byy4HAid0
81 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/08(日) 01:00:00.75 ID:2ALLRlOe0


 最近パトロールに訓練続きだったし、たまにはそういうのは忘れて遊ぶのも悪くないか。


貴方「行くよ。久しぶりなんだ?」

まどか「うん、仁美ちゃんは習い事もたくさんやってるから」

さやか「そうだよ?仁美と遊べるのなんて貴重なんだからね?」

仁美「あの、実は習い事は少なくしてもらったんです。これからは高校受験もありますし」

仁美「なにより……私も好きでやっていたわけじゃありませんから」

まどか「え、そうなの?」

さやか「気ぃ早すぎない?」

貴方「志筑さんのことだし、俺らとは比べられないような名門校なんだろ?」

仁美「そう言う【貴方】くんも、貴方の学力ならその気があればかなり上を狙えると思いますけど」

貴方「その気があれば、か……。そんなに上を目指す気もないけどな。面倒そうだし」

仁美「ええと、話を戻しますね。なので、時間は今までより少し空いているのですが……」


 そう言う志筑さんが一瞬どこかへ視線を向ける。

 視線の先は――――上条か。友達と一緒に帰るところみたい。

 それに美樹も気づいたみたいで。


さやか「あ、そっちはそっちで優先してくれていいからね?」

仁美「ええ。ありがとうございます」

ほむら「……最近は私たちのほうが予定があったわね」

まどか「あ、たしかに」

仁美「そちらも落ち着いたのでしょうか?」

まどか「えっと……前よりは落ち着いたかな」

仁美「それなら、よろしくお願いしますね」

仁美「勉強もしないといけないのでいつでもというわけにはいきませんが、私もこれからはいくらか自由になりましたから」


 志筑さんはふわりと笑って挨拶をした。

 今日は俺も誘ってもらえたけど、この5人で出かけるのってはじめてだな。普段どんなところで遊んでるんだろう。

82 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/08(日) 01:23:51.54 ID:2ALLRlOe0


貴方「それで、今日はどこに行くんだ?」

さやか「ショッピング行こうって話してて。それでいい?」

貴方「ああ、構わないけど……何か見たいものはあるの?」

さやか「いーや、行き当たりばったり。あとのことはついてから決めよー!」


 ――……随分と適当なノリで駅前へと足を進めていく。

 デパートに入ると、まずは服や雑貨の店が並ぶフロアだ。……普段なら素通りするところだ。あんまり興味は惹かれないかな。


 綺麗な小物類を置いてる店の前で足を止めて、二人がそっちに目を向けていると、志筑さんがこっそりと話しかけてきた。


仁美「あの、少しよろしいですか? 【貴方】くんが知っているかはわからないのですけど……」

貴方「え?いいけど、どうかしたの?」

仁美「はい。【貴方】くんは美樹さんや暁美さんとは仲がいいようですし、最近三人とよく一緒にいるのを見かけますので……」

仁美「学校を出る前にも話していた、三人の『予定』って何かご存じだったりしませんか?」

貴方「あー……予定か」


 恐らく魔法少女のことだろうな。

 知ってるけど、正直には話せないことだ。なんて言ったらいいか迷うな。



1知らない
2話せない
3ボランティア、とぼかす
4自由安価

 下2レス
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 01:31:47.35 ID:5GaHSTo20
3
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/08(日) 03:40:33.20 ID:g5q/b3zbo
2
85 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/09(月) 23:17:39.23 ID:NVDBMp1z0


貴方「んー、それはちょっと俺には話せないっていうかー……」

仁美「まあ……!」


 俺が曖昧に言うと、志筑さんは口に手を当てて大げさに驚いたポーズをとる。

 ……フィクションでしか見ないようなお上品な驚き方だから、本気でやっているのか疑問に思うが、まあ本気なんだろう。


仁美「つ、つまりお二人はその、人には言えないようなことをなさって……!?」

貴方「あ、いや、別にやましい事してるってわけではないけど――って、その反応だとそうは勘違いしてなさそうだね?」

仁美「私にはやましいと言っていいのかわかりませんわ。たとえ禁断でもそれもひとつの愛の形……!」ブツブツ

貴方「お、おーい?」


 やべえ、変なスイッチでも入った?


仁美「……でも、その様子だと【貴方】くんはご存知なようですわね。なんだか少し寂しいです」

貴方「あ……それは」

仁美「いつからなのでしょうね。私も転校生の暁美さんとは変わらないかもしれませんが、二人とはずっと近くにいたんです」

仁美「きっと、本当に悩んでいることとかも【貴方】くんには話せるのでしょう?」

貴方「そ、そうかな……?」


 魔法関連のことならたしかにそうだけど、俺だけじゃなくて先輩で頼りになる巴さんとかもいるし。

 それを抜きにしても頼ってもらえてるかな。

 俺がみんなの支えになれるだろうか。

86 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/09(月) 23:31:55.19 ID:NVDBMp1z0


仁美「それともまさか、四角関係……?奪い合いなんですの!?」

貴方「それは頭から抜こうか!?仲はいいと思うけど、友情っていうか仲間としての思いだろうし!」

貴方「他は冗談で済むかもしんないけど、俺なんかにそういう風に捉えちゃさすがに悪いよ」


 アレ、本当に本気……なんだよな?

 志筑さんとの会話に意識を向けていると、いつのまにか三人は買い物を済ませていたみたいだ。


さやか「……何話しこんでんの?そろそろいくよ?」

貴方「なんか買ったの?」

まどか「うん!学校にも付けていけるようなちょっとしたものだよ」

貴方「へー」



1鹿目さんに似合いそうなストラップだ
2暁美さんに似合いそうな髪飾りだ
3美樹に似合いそうなアクセサリーだ
4志筑さんに似合いそうなものを発見した

 下2レス
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:37:22.01 ID:kl0Ygnp50
あえて4
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/09(月) 23:46:46.25 ID:FIW7JbKB0
2
89 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/09(月) 23:46:59.85 ID:mg6XxKQuO
アゲ
90 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/10(火) 00:55:42.51 ID:dbGUVfiT0


貴方「暁美さんに似合いそうな髪飾りだ」


 今着けているカチューシャと雰囲気の似た黒いカチューシャだ。

 決して派手ではないが、シンプルながらキラキラとした装飾が入っていて上品にまとまっている。


ほむら「え、ええ。そうかしら。……まどかが勧めてくれて」

貴方「鹿目さんのセンスか。いいね」

まどか「でしょ?似合うと思ったんだ。こうやって似合うもの見つけ合うのって楽しいんだよ!」

貴方「たしかにまあ、暁美さんなら選びがいがありそうだよな」


 まあそれは完全に本心というか、自然に口から出たような言葉だ。

 男子の中でも女子の中でも暁美さんは憧れの的だし、人気は高い。美人で勉強もできる高嶺の花というのはみんなの共通認識だった。


ほむら「……そう?」


 しかしそう言うと、暁美さんは表情を変えずに聞き返してくる。褒め言葉なら言われ慣れてるはずなのに。――いや、だからか。

 道歩いてるだけでも散々聞こえてきそうなものだし、適当に聞き流してそうだ。


ほむら「【貴方】くんもそういうことを言うってことに驚いたわ」

貴方「……えーっと!硬派に思われてた?だったら失敗したなあ」

さやか「硬派ってより、鈍感って言われてんじゃない?」

貴方「えっ、そうか?どこがだよ?」



 ……――みんなで話をしながらフロアの中を一通り見て回った。


91 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/10(火) 08:30:11.29 ID:xcFg73Mi0
92 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/13(金) 23:52:49.67 ID:fhT8ABvq0


 結局歩きつかれたみんなが辿りついたのはカラオケで、

 個室のソファで落ち着くと、端末を操作する美樹を眺める。


さやか「よし、あたしは決めた!次まどかね」

貴方「鹿目さんはどんなの歌うの?」

まどか「えっと、わたしはえん……じゃなくて、普通にその時の流行りだよ!」


 ……なんか今言いかけたような。

 美樹の選んだ曲のイントロが流れ出す。


貴方「あー、そう?二人も気になるなぁ。なんとなく、英語の歌とか歌ってもサマになりそう」

仁美「洋楽ですか?知らないこともないですが……」

ほむら「私は……どうかしら。回ってきた時に決めるわ」

さやか「はい、聞いて聞いて!そう言うアンタはどうすんの?」


 鹿目さんが入力し終わって端末が回ってくる。

 どうしようかな?



主人公の【歌唱力】
1前回と変えない(5)
2コンマ再判定
3自分はいいや

 下2レス
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 00:00:19.53 ID:mH2JeD9g0
3
94 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 00:07:53.17 ID:I4MgD1EHo
2 運ゲする
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 00:08:38.54 ID:7D6xgnk10
7か、前回より良くなったな
96 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 00:17:22.35 ID:zpLf6hzY0
あ、前スレ>>888みたいに選択肢の次のレス(ここ)で決めます
----------------------------------------------------

コンマ再判定


 下1レスコンマ判定1ケタ 歌唱
0〜9
※0が最大、1から9は大きいほど良い。例によって00はクリティカルだよ。
97 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 00:24:03.49 ID:RCfD24BEo
beep
98 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 00:37:32.05 ID:zpLf6hzY0
9 誰もが聞き惚れる…!
----------------------------------


 美樹の元気な歌声を聴きながら、端末を操作する。カラオケは嫌いじゃない。


貴方(これでいいか)


 ……全員に一通り回し終わる頃には一曲目が終わって、鹿目さんの二曲目が流れ始めた。

 まさに鹿目さんのイメージ通りな可愛らしい歌だ。


さやか「よっ、かわいいぞまどかー!」


 他の人が歌ってる時には盛り上げ役な美樹。横で小さく口ずさんでるけど、音楽好きだからか歌もそこそこうまいよな。

 それからまた順番が回って、自分の番でマイクを取る。……すると、歌いだし早々から空気が変わる。


さやか「……えっ、うまくね?」

仁美「本当ですわ。プロの方みたい」

ほむら「意外な特技なのね……」


 なにかと盛り上げ役だった美樹もこの曲の間は静まっていた。

 一斉にやたらとべた褒めされて、照れたけど気分はいい。

99 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 00:47:14.76 ID:zpLf6hzY0


さやか「わー、すっげー!【貴方】にそんな特技あるなんて知らなかったよ!」


 歌い終わりと同時に美樹が言う。


貴方「はは……大げさじゃねーか?」

まどか「大げさでもないよ、【貴方】くん。素直に上手だなぁって感心しちゃった」

さやか「そうだそうだ。どうせなら歌手デビューとか狙っちゃえば?」

貴方「いや、そこまでは無理だって」

仁美「最近ネットで動画を上げて有名になる人も見ますよ? 歌い手……とか言ったでしょうか」


 とはいえ、そんなに目立ちたくもないんだよなぁ。趣味に留めていたい。

 一通りは回って、選曲はそろそろ二巡目に入る。



1ところでえんって?
2選曲に悩む暁美さんに声をかける
3志筑さんって歌も習ってたりするの?
4自由安価

 下2レス
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 00:52:42.98 ID:7D6xgnk10
した
101 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 01:16:12.50 ID:rXTt5+nK0
3

仁美の好感度あげたい
102 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 12:48:43.35 ID:zpLf6hzY0
この時間、人はいるだろうか?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 13:05:52.13 ID:10sqsQyWO
いない
104 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 13:37:54.21 ID:zpLf6hzY0
ん…!?
-----------------------------

貴方「志筑さんこそ、歌も習ってたりするんじゃない?」

仁美「習ってるには習ってたのですけど……合唱ですから。全然違いますわよ」

貴方「ああ、どおりで声の幅が広いなーと。それに腹から声が出てるよな」


 背筋をぴんと伸ばして歌う姿は美しく見えるし、普段喋る時のおっとりした声とは変わった印象。

 芯のある透き通った歌声だ。


貴方「俺の事をほめてくれたけど、志筑さんだって十分上手なほうだよ」

仁美「それほどでもありませんよ。でも、嬉しいですわ」

貴方「もっと色々聞いてみたいな」


 向こうでは、端末を持ったまま悩む暁美さんと鹿目さんが話していた。


まどか「ほむらちゃん、悩んでるの?」

ほむら「あまり流行りの歌って知らないのよね。さっき思い浮かんだのは……どこかで聞いた覚えがある気がしたから」

まどか「カラオケの定番だからかな?わたしたちもよく歌うし」

仁美「別に流行りの曲にこだわらなくてもいいのでは?」

ほむら「じゃあ……こういうのでもいいかしら?」


 暁美さんが悩んだ末選んだのは合唱用の曲だ。それも、少し前に音楽でやったやつ。

 本格的に、流行どころか歌をあまり知らないのかもしれないな。


貴方「お、こういうのは志筑さんの得意分野じゃないか? みんな知ってるしどうせならみんなで歌うか!」

まどか「こういうのもアリなら、わたしも歌ってみようかな……」

さやか「まどかの本領発揮!?」


 みんなで合唱した後は、鹿目さんが今までのイメージからかけ離れた昭和歌謡をかっこよく歌ったり、演歌歌ってたり。

 意外にもカッコいい曲も歌うんだな、なんて思ってたけど、お母さんがよく歌ってたらしかった。


 ……それを聞くと、俺以外のみんなはなぜか妙に納得してた。

105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 13:51:54.90 ID:iVAsvUbg0
まどかは演歌が好きだっけ
106 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 14:50:44.79 ID:zpLf6hzY0


さやか「今日は久しぶりによく遊んだなー!」

仁美「やっぱり、みんなで遊ぶと楽しいですわね」


 カラオケを出ると、エレベーターを下って帰り路の方向に歩き出していた。


仁美「【貴方】くんが歌がとてもお上手だっていうこともわかりましたし。また誘いましょうよ」

貴方「俺も楽しかったから誘ってくれるのは大歓迎だよ」

さやか「そういえば、仁美は恭介とはこんな感じで遊んでたりするの?」

仁美「えっ? えーと……そうですわね。たまに一緒にお買い物をしたりはします」

仁美「大体CDショップや楽器屋がメインですから、カラオケとかは行きませんね」

さやか「あー、なんか想像ついたよ。あいつ、興味あることは一直線だもんね」

さやか「今日はまどかのカッコいい姿も【貴方】からしたら収穫じゃない?驚いたでしょ」

まどか「そっ、その話はいいよう」

貴方「意外だったけどイイと思うよ。そういうギャップ」

まどか「えへへ、そうかなぁ……」


 エレベーターが1Fについて外に出ると、家の近い人から段々と別れていく。

 美樹と鹿目さん、あと志筑さんも家は近いらしい。

 駅の近くに住んでいる暁美さんが一番に抜けて、それから自分も途中でみんなと手を振って別れた。



二回目【貴方】 6日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ↑
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・一緒に遊んだ↑
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧↑
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・鍋囲んだ

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
107 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 16:19:56.29 ID:zpLf6hzY0
――――
7日目 教室



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 すると挨拶が返ってきた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 昨日から増えた志筑さんも加わって、4人一緒だ。

 それ以外はいつもと同じ様にも思えたが、一つ違うところに気づく。暁美さんの頭についているカチューシャだ。


貴方「暁美さん、昨日の早速つけたんだね」

ほむら「ええ。せっかく選んでくれたから」


 今までのと色は同じだし、雰囲気は似ている感じだ。昨日のことを知ってるか、注意深く見ていないと気づかないだろうな。

 主張しすぎないくらいの華やかさというのが暁美さんに合っていると思った。



1やっぱり似合ってるな
2鹿目さんセンスいいね
3自由安価

 下2レス
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 16:31:37.13 ID:iVAsvUbg0
1
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 16:38:58.21 ID:10sqsQyWO
3 さすが鹿目さんだねほむらちゃんに何が似合うかわかってる
110 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 17:06:06.17 ID:zpLf6hzY0

貴方「さすが鹿目さんだね。暁美さんに何が似合うかわかってる」

ほむら「ええ、そうね」


 昨日はピンとこないような反応だったけど、そう言うとあっさりと肯定する。


ほむら「自分だとよくわからないから、選んでもらったほうが間違いがないかも」

貴方「えっ、そういう意味?」


 たしかに暁美さんは、飾らない美人って感じかな。


まどか「昨日【貴方】くんも言ってた通り、やっぱり選びがいあるから!」

さやか「くそう、仲いいなー。でもまどかはあたしの嫁だぞ?」

貴方「モテモテだね」

仁美「あぁ、いけませんわ。いけません……」


 鹿目さんもみんなから好かれるタイプだ。その理由もよくわかる。

 志筑さんの反応はよくわからないけど。



 そんなこんなで、学校での一日を過ごしていった……――。



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
111 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 17:10:15.67 ID:iVAsvUbg0
加速
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 17:31:44.43 ID:SiReztES0
2マミ
113 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 18:31:40.62 ID:zpLf6hzY0
――――
――――
放課後



 学校が終わると、今日は三年のフロアまで巴さんを誘にいってパトロールに出かけた。

 巴さんは同じ学校にいるけど、学年が違うから学内で関わることはほとんどない。


マミ「――さて、今日はこの順番で回りましょうか。特にここは不審な事故の情報があったから怪しいと踏んでるわ」

貴方「ちゃんとニュースとか調べてるんですね」

マミ「ええ、まあ……日課かしら」


 本当、巴さんって『魔法少女』だよな。責任感もあるし。

 もちろん美樹にも鹿目さんにも自覚や責任はあるんだけど、巴さんはそれ以上に『魔法少女』であることが日常になってる気がする。

 俺も魔法が使えるけど、まだここまでにはなれないだろうな。


マミ「怪しい場所の近くに来たら気を付けるのよ。気を抜いていたら、魔法少女でも不意を突かれて取り込まれることもあるんだからね」

貴方「えっ、そうなんですか?」

マミ「そういうのが得意な魔女なら。今は私がついているから、ある程度気配は察知出来るけどね」

マミ「あとは悩んだりしない事よ。戦いにも影響が出るし、悩み事があったらすぐにみんなで共有しないとね」

マミ「それで美樹さんは一回危ないことになったから……」

貴方「あぁ、上条のことか……」


 今は折り合いつけられたみたいだけど。


マミ「あれから美樹さんはどう?みんなの様子ならあなたのが詳しいんじゃない?」

貴方「美樹は今のところ問題ないように見えます。拗れそうになった友達ともまた仲良くしてますし」

マミ「そう。よかった。クラスのことは私は詳しく知らないから」

マミ「……ところで、みんなもっとこっちに来てくれてもいいのよ?」

貴方「もしかして、寂しかったりします?」

マミ「べ、別にそこまでは言ってないわよ」


 ちょっと拗ねた様子な巴さん。まあたしかに、普段はクラスのこと優先しがちだからなぁ。



1たまに顔出しにいきますよ
2巴さんもみんなと一緒に登校してみるのは?
3同じ学年で魔法少女候補探してみます?
4自由安価

 下2レス
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 18:32:40.29 ID:DqiDwuh8O
3
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 18:33:13.08 ID:SiReztES0
3だとキリカがいるけど登場はしないって明言してるしな
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 18:38:11.69 ID:GDbib5Tl0
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 18:40:25.81 ID:DqiDwuh8O
キリキリカップルは名前は出さないけど、この世界でも生きているのを見せてほしい
118 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 18:58:26.00 ID:zpLf6hzY0


貴方「キュゥべえに頼んで、同じ学年で魔法少女か魔法少年の候補探してみます?」

マミ「それは…… 無理に増やそうとするのも良くないわよ。寂しいからって理由でこちら側に引き込むわけにはいかないわ」

貴方「そうっすか……割といい案だと思ったんだけどな」

マミ「今は一つの街を守るには十分な人がいるから。魔法少女じゃなくても、友達なんてものは自分で増やせばいいんだわ」


 巴さんは少し無理をしているような笑顔を作った。


 ……三年生の交友関係は俺はさっぱり知らないけど、今一番仲良くしてるのは俺たちなんだろうな。

 でもみんな違う学年だし、佐倉さんはそもそも学校に通ってない。


マミ「ずっと一人だったから、仲間が増えたのは嬉しかったのよ。それなのにまた不満を持つなんてわがままよね」

貴方「それは…………」


 魔法が使えるという『共通点』があれば否が応でも関わることになるし、巴さんは指導者という立場もあるから頼られやすいだろう。

 むしろ巴さんは他の人と仲良くなるのに遠慮があるのかな。普通の人とは違うから?


マミ「……結界を見つけたわ。ここよ」



 弱い一面を垣間見たのは束の間、魔女を見つけると巴さんは凛々しい戦士の顔になっていた。

 入り口を開き、二人で結界に突入する。

119 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 20:00:13.17 ID:zpLf6hzY0

――――
――――



 ……――それから、魔女を倒して結界が崩壊する。



マミ「お疲れ様。武器の扱い、上達してきたわね」

貴方「ありがとうございます!」


 俺はほとんど巴さんの指示に沿って動いてただけだった。

 この前佐倉さんが言ってたように、もっと経験を積めばもっと少ない指示で巴さんの考えを読めるようになるのかな。


マミ「【貴方】くんの武器は発想次第でいくらでも活かすことができるからね。伸び代はかなりあるわよ」

貴方「じゃあ訓練頑張らないとっすね」

マミ「ええ。その意気よ」


 魔法少女のことになると本当に頼もしい。

 しかし、少しだけさっきの寂しげな表情も浮かんだ。



これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:07:31.53 ID:GDbib5Tl0
1
121 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:14:53.20 ID:rXTt5+nK0
1
122 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 20:43:17.57 ID:zpLf6hzY0


貴方「あの、よかったらこの後ごはんにでも行きませんか?」

マミ「ご飯? 私は帰っても自分で作らないとだからいいけど……」


 そういえばこの前も家族が待ってるかどうかを気にしてたな。

 他の人と違って家族がいないというのもどこか気負ってる部分があるのかもしれない。


貴方「じゃ、行きましょ。一日くらい家事サボったっていいでしょ」

マミ「……そうね。今日は楽しようかしら」


 魔女のいた怪しい場所から離れて、人通りのあるほうへ向かっていく。

 一人暮らしなら美味しい店とかよく知ってるのかと思ったけど、あまり知らないらしい。

 良さそうな店で腰を落ち着けて話し始める。


貴方「巴さんってあんまり外食しないんですか?」

マミ「普段は自分で作るかな。家族がいた時も外に食べに行くより家のご飯のほうが好きだったし」

貴方「お母さんも料理上手だったんすね。……それともお父さん?」

マミ「お父さんもたまに料理はしたわね。今思うと上手だったと思うわ。ずっとそれが普通だと思ってたけど」


 育った環境を普通だと思うのは当たり前か。

 巴さんにも料理が下手くそだった時があるのかと思うとなんか不思議な気分だ。

123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 20:44:43.94 ID:rXTt5+nK0
1人暮らし設定だったらもっと共感できたのかもしれない
124 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 22:09:08.97 ID:zpLf6hzY0


マミ「今でもね、たまーに思うのよね。またお母さんのご飯が食べたいなって。今じゃ他人の手料理を食べることもほとんどないから」

貴方「……」

マミ「ごめんなさい、しんみりさせちゃったかしら?」

貴方「いや、そう思うのは当然っす。うまくいえないけど、そういうのは吐き出したらいいと思います」

マミ「……ありがとう。あら、これなんか美味しそうね。外食もいい刺激になるわ。参考にできそう」

貴方「あー、再現とかできるんですね」

マミ「レパートリーが増えそうだわ。外食はあまりしないけど、ケーキや紅茶はよくお店にも食べに行くし参考にすることもあるわね」

貴方「なら、今度そっちのほうでオススメな店とか教えてもらおうかな」

マミ「ええ。もちろんいいわよ。スイーツも紅茶も奥深い世界なんだから!」



 ……新しい約束ができた。やっぱり、巴さんも好きなことを語る時は楽しそうだ。

 おいしいご飯を食べて、今日は帰路についた。




二回目【貴方】 7日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・一緒に遊んだ
・暁美ほむら・・・親しみが持てる完璧
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・弱い一面を見た↑

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
125 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 22:36:20.25 ID:zpLf6hzY0
――――
8日目 教室



 自分の教室に入ると、周囲に向けて挨拶しながら鞄を置く。

 すると挨拶が返ってきた。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」



 すっかり元に戻ったな。この光景も見慣れた感じだ。



1四人が何を話してるか聞いてみる
2巴さんのことが思い浮かんだ
3自由安価

 下2レス
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 22:37:38.90 ID:rXTt5+nK0
1
127 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 22:38:00.26 ID:2DxMdjTx0
1
128 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 23:09:30.44 ID:zpLf6hzY0


 何の話をしてるかちょっと耳を傾けてみると、美樹と志筑さんが漫画の話をしていた。

 そういう俗な話もするんだな。


貴方「志筑さんも漫画とか読むんだね」

仁美「イメージにありませんか?読んでみると面白いものってたくさんあって」

さやか「仁美も案外ハマると一直線なタイプだよねぇ」

貴方「へぇ。イメージにはなかったけど、いいこと知ったよ。ちょっと親近感湧いた」

仁美「まあ、こっそり……なのですけどね」

まどか「やっぱ家の人には知られちゃまずいの?」

仁美「なんて言われるかわかりませんから。知られたくはないです。でも、そのドキドキもまた楽かったり。……不良ですね、私」

さやか「漫画読んだくらいで不良ならあたしは大悪党だぞー?」

貴方「ははは、そりゃそうだ」



1さらに志筑さんと漫画について話す
2鹿目さんにも話を振ってみる
3暁美さんも漫画って読むの?
4自由安価

 下2レス
129 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:12:28.17 ID:WToim3Da0
3
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/14(土) 23:12:36.17 ID:rXTt5+nK0
3
131 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/14(土) 23:47:39.69 ID:zpLf6hzY0

 意外なことが知れたな。……もしかして、志筑さんが時々変なこと言ってるのも漫画の影響だったりする?


貴方「暁美さんも漫画って読むの?」


 どうせだから他の人にも聞いてみる。暁美さんも同じくイメージにないんだよな。

 お嬢様ってわけではないだろうけどなんだか浮世離れした雰囲気はある。趣味だとか、人間臭いところが見えないような……。

 
ほむら「いいえ、今はあまり」

貴方「『今』は?」

ほむら「入院していた頃は時間が余っていただろうから、読むこともあったかもね」

貴方(……?)

さやか「ほむらもあんまりイメージにないよねぇ」

ほむら「そうかしら……。まあ当たってるわね」

仁美「暁美さんも読んでみたらいいですわ。気に入るものがありますよ!」



 ――……みんなで雑談して朝の時間を過ごした。




*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:48:22.60 ID:WToim3Da0
133 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/14(土) 23:53:58.60 ID:rXTt5+nK0
1ほむら

このまま攻めたい
134 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 00:12:50.38 ID:6LYbqJ6A0
――――
――――
放課後



 ――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴る。



貴方「そういえば、暁美さんはなにか好きなものってある?」

ほむら「好きなもの?」

貴方「趣味とか」


 朝の漫画の話の時には聞けなかったから改めて聞いてみる。

 ここで意外なことでも聞けたら面白いんだけど。……暁美さんの返答はある意味予想どおりだった。


ほむら「……特に思い浮かばないわね。それじゃおかしいと思う?」

貴方「いや、おかしいってことはないよ!今時無趣味な人だって多いだろ。考えてみたら、そんなこと言ってる俺だってそうだった」

ほむら「そう、よかった」


 別におかしいとは言ってない。おかしいことはないけど、これで会話が終わったら何もわからないままだ。

 暁美さんのことはもっと知りたいと思ってた。



1少し話題を変えて、好きな食べ物について聞いてみる
2暁美さんの好きなものといえば、鹿目さん…?
3一緒に趣味でも探してみる?
4自由安価

 下2レス
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:13:52.99 ID:3VEtAQeV0
2
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:15:23.69 ID:l9gk4vfO0
2
137 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 00:53:48.19 ID:6LYbqJ6A0


 とはいえ、何か聞くにしてもとっかかりは必要か。

 今、暁美さんについて一つだけわかることといえば……。


貴方「好きなもの……っていうか、鹿目さんのことはよく気にかけてるよな。鹿目さんとはどうして仲良くなったの?」

ほむら「どうして…………」


 鹿目さんのことについて聞いてみると、暁美さんはどこか答えにくそうにした。


貴方「転入してきてからなんかあったの?暁美さんの方から声かけたんだっけ?」

ほむら「どうして……それは…… 私はあの子のことを守らないといけないからよ」


 いくらか待って、確かめるように暁美さんの口から出てきた言葉はそんな斜め上の答えだった。

 ともすれば電波とでも言われそうな、そんな答え。


ほむら「あの子のことを見てると、守らないといけないって思って。ただそれだけ」

貴方「……あー、鹿目さんって小動物みたいな雰囲気あるもんな。そういう意味か?」

貴方「けど、鹿目さんも守んないといけないほど弱い人には見えないよ。むしろ、芯はかなり強いほうなんじゃないか?」

ほむら「そんなことはわかってる。私もまどかに助けられてることのほうが多いから」

貴方「じゃあなんで」

ほむら「そんなの、印象以外に言い様がないわよ。……それより、もうこれから帰るんじゃないの?」

貴方「あぁ……引き留めた感じになったなら悪いな」



1一緒にパトロール行く?
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
138 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:58:02.17 ID:l9gk4vfO0
1
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 00:59:41.12 ID:3VEtAQeV0
1

因果は貴方に集まっていると思ったけど、原作通りにまどか中心でほむらは時間旅行者なのか?
140 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 01:15:58.18 ID:6LYbqJ6A0


 話しているうちに、教室に残っている人はもう少なくなっていた。


貴方「ていうか、用事がないなら一緒にパトロール行く?暁美さんと一緒なら俺も心強いし」

ほむら「ええ。構わないわ」


 俺たちも鞄を取って学校を出る。

 昨日も巴さんとパトロールしたことは伝えて、被らない場所を探すことになった。


貴方「この辺は反応なしか。魔女か使い魔が近くに居ると、暁美さんもやっぱ気配でわかるんだよな」

ほむら「そうね。そのあたりは経験だと思うわ。すぐにわかるようになるわよ」

貴方「経験か……暁美さんって巴さんより長いんだっけ?入院中もやってた?」

ほむら「そうかもね。私は治療は得意ではないから」

貴方「ふーん……美樹までいかなくても、巴さんや鹿目さんくらいだったら病気なんて魔法で治しちゃいそうだもんな」

ほむら「そうね」


 ……忘れがちだけど、暁美さんって身体弱かったんだよな。

 それが表れてるのかは知らないけど、魔法少女の中では体力は高くないほうだ。かといって、勝てる気はしないんだけどな。



1じゃあ体調には気を付けないとな
2暁美さんってなんで契約したんだっけ?
3自由安価

 下2レス
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:17:49.77 ID:hPhU8szR0
2
142 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 01:20:34.78 ID:Drgi2mbOO
2
143 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 01:33:01.97 ID:6LYbqJ6A0


貴方「暁美さんってなんで契約したんだっけ?」

ほむら「話したことはないわよ」

貴方「じゃあ、差支えなければ教えてもらってもいい?」


 そう言うと暁美さんはなにかを考えるように間をあけてから、言った。


ほむら「…………話せないわ」

貴方「そうか。じゃあ、無理には聞かないよ。ちなみに、俺には話せなくても他に知ってる人はいるの?」

ほむら「いいえ、誰もいない。誰かから聞きだそうとしたって、それは無理よ」

貴方「いや、別にそんなつもりで言ったんじゃないよ?」

ほむら「私はあなたのことも信頼してるの。他の人に言えることなら隠したりしない」

貴方「はは、ありがと……たとえそれが鹿目さんであっても?」

ほむら「ええ。……まどかであってもよ」


 暁美さんにとって鹿目さんだけは特別だと思ってたから、その返答だけは意外だった。

 でも、謎が多いな…………。


 そのうちに暁美さんが気配を察知して、俺もソウルジェムを見て気づく。

 結界に入っていった。

144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 07:18:09.72 ID:3VEtAQeV0
真面目にこの世界にワルプルギスの夜が現れないだけでこのほむらは原作のほむらとほぼ同一?
だいたい三週間程度したらいなくなっちゃうのか?
145 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 17:30:37.36 ID:6LYbqJ6A0


貴方「――うおっと!びっくりした」

ほむら「見通しが悪いのだから前に出すぎるのは危ないわよ。落ち着いて対処すればすぐに倒せるわ」


 入り組んだ道にいきなり現れる使い魔。

 俺は少し手こずってたけど、暁美さんは慎重に足を進めつつ目の前に現れた使い魔にも冷静に一歩引いて弾丸をお見舞いして倒していた。

 銃を扱う姿とか様になっててカッコいいよな。巴さんとはまた違う感じだ。


ほむら「とはいえ、この使い魔はあまり相手にしたくないわね。足を止められたくない。時間を止めて駆け抜けてもいいのだけど……」

貴方「手、つなぐ?」

ほむら「え、ええ。そうね」


 こっちを見ていることに気づいて手を差し出した。

 触れている者以外の時を止めてしまう魔法。誰かと協力するには、こうして手をつなぐなり、どこかで接触してないといけない。

 二人程度だからできることだ。手を触れて、しっかりと握ってから暁美さんが時間を止めた。


 ……細い指だ。肉付きは薄いのに柔らかく感じる。

 魔女の前に行くまではこのままでいないと。戦いの中なんだけど、なんか今更に手をつないでるということを意識してきた。


貴方「動かなくても敵が見えるとちょっとビビるな。……すげー、本当に止まってるなあ」

ほむら「感心してないで、急ぎましょう」

146 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 19:17:46.71 ID:6LYbqJ6A0


 手をつないだまま結界の中を進んでいく。

 攻撃されることはないのはわかってるけど、ここはまだ敵地だ。戦いが終わるまで気は抜けない。

 時間を止めているのだって魔力を使ってるんだ。


貴方「そういえば、この魔法って時間制限みたいのはないの?どのくらい経ったら解けちゃうみたいな」

ほむら「……強いて言うなら、魔力がなくなったら」

貴方「じゃあ、ほとんどないようなものだね。どのくらい減ってるのかはわからないけど」

ほむら「無駄遣いはできないから早めに終わらせるに越したことはないわ」

ほむら「もしくは、私が何かのせいで気を抜いたりしたら。……大丈夫。油断したりはしない」

貴方「うん。暁美さんのことは頼りにしてるよ」


 早足で歩く暁美さんの横顔を見ると、真剣な表情。

 いつも冷たい印象に見える整った顔立ちだが、表情がないわけではない。

 ……見ていると、暁美さんと目が合った。


ほむら「……【貴方】くんも気を抜かないようにね」

貴方「ああ、もちろんだよ!」

147 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 20:04:25.19 ID:6LYbqJ6A0


貴方「はぁー、今の危なかったな。暁美さんが様子見とくように言ってなかったら対処できなかったかも」

ほむら「宿主と寄生虫……みたいなところかしらね。私も助かったわ。【貴方】くんが居てくれて」


 ひとまず一件落着して日常に戻る。

 さっきまでずっと手つないでたんだよな。理由は全然ロマンチックなものじゃないが、そう思うとなんか不思議な気分だ。


貴方「ほとんど暁美さんのおかげだよ。おかげで道中すごい楽できた」

ほむら「いつでもあの手が使えるわけじゃないから、対処も出来るようにならないと駄目よ」

ほむら「……私も一人だと使うことはあるけど、二人でああして切り抜けたのは初めてね」

貴方「なんか、貴重な体験ができたよ」

ほむら「……ええ」



これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
148 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 20:04:54.80 ID:6LYbqJ6A0
ありゃ、1レス抜かし
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 20:05:13.94 ID:cRevw7MQ0
1
150 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 20:05:33.93 ID:6LYbqJ6A0


 先の見えない結界なだけにいつ終わりが来るのか不安にもあったが、入り組んだ道を抜けると一際大きな部屋へと出た。

 おそらくここが最深部だろう。魔女の姿を見つけて足を止める。


貴方「やっと抜けられたか」

ほむら「ええ。どうせだから、このまま攻撃も仕掛けてしまいましょう」


 暁美さんが止まった空間の魔女目掛けて銃を撃ちこみ、トドメに爆弾を取り出していくつか放り投げる。

 そのまま背後へと回り込んでいく。


貴方「……俺は攻撃しなくてもいいのかな?」


 武器を振るいに行くには手をつないだままじゃやりにくい。


ほむら「これだけでも並みの魔女なら仕留められるけど、様子を見て倒しきれなかった時には攻撃して」

貴方「わかった。背後は取ってるんだもんな」


 まあ、魔女からしたら何が起きたかわからないだろうな。突然爆弾が仕掛けられてて、俺たちに背後に回られてるなんて。

 暁美さんが時間停止を解くと、さっき仕掛けた攻撃が動き出して、魔女の前方で一斉に大爆発が起こる。


 ……手が離れた。武器を構え直していつでも攻撃できるようにしておく。

 すると、爆散した魔女の身体の中から小さい別の敵が飛び出してきた。注意しておいて正解だ。一気に踏み込む。


ほむら「! 本体はこっちよ!」

貴方「――――とりゃあっ!」


 杖に纏わせた魔力で一刀両断にすると、今度こそ結界が消えた。


貴方「はぁー、今の危なかったな。暁美さんが様子見とくように言ってなかったら対処できなかったかも」

ほむら「宿主と寄生虫……みたいなところかしらね。私も助かったわ。【貴方】くんが居てくれて」


 ひとまず一件落着して日常に戻る。

 さっきまでずっと手つないでたんだよな。理由は全然ロマンチックなものじゃないが、そう思うとなんか不思議な気分だ。


貴方「ほとんど暁美さんのおかげだよ。おかげで道中すごい楽できた」

ほむら「いつでもあの手が使えるわけじゃないから、対処も出来るようにならないと駄目よ」

ほむら「……私も一人だと使うことはあるけど、二人でああして切り抜けたのは初めてね」

貴方「なんか、貴重な体験ができたよ」

ほむら「……ええ」



これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 20:06:55.27 ID:cRevw7MQ0
1
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 20:15:24.00 ID:/PrCWpiw0
153 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 20:29:29.77 ID:6LYbqJ6A0


貴方「無事に一仕事終えたことだし、このあとご飯とかどう? 暁美さん」

ほむら「何処に行くの?」

貴方「暁美さんが食べたいものがあるなら合わせるけど」

ほむら「……私は特にないわ。なんでも」


 なんでもいいって言われると悩むなぁ。

 暁美さんが喜びそうな店ってどこだろ。



1ファミレス
2カフェ飯
3ラーメン
4イタリアン
5中華
7和食
8ファーストフード
9自由安価

 下2レス
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 20:33:48.49 ID:/PrCWpiw0
どれが喜ぶのか分からん
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2020/03/15(日) 20:36:18.56 ID:3VEtAQeV0
2?
安価↓
156 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:01:01.93 ID:GJlyMXZHo
8
157 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 21:54:26.29 ID:6LYbqJ6A0


貴方「そこのハンバーガーショップでもいい?……それともそういうのは嫌かな?」

ほむら「いいえ。帰りはよくそれで済ませることはあるし」


 ……暁美さんのなんでもいいは本当になんでもよかったみたいだ。

 店に入って注文を済ませると、適当に空いている席に腰を落ち着ける。


貴方「それだけで足りるの?」

ほむら「ええ」

貴方「よくここで済ませるって言ってたね」

ほむら「安いし手間もかからないから」

貴方「……あれ?暁美さんも巴さんと一緒で一人暮らしだっけ」

ほむら「ええ」


 まあ、普通一人だったらそうなるほうが多いだろう。巴さんが特殊すぎるだけなのかもな。


ほむら「むしろ……【貴方】くんはご家族がいるのに私なんかに付き合ってていいの?」

貴方「今日は俺から誘ったんだよ。そういう気分だったんだ」


 暁美さんはどこか不思議そうな顔をしてた。

 たまに自分を卑下するよな。多分、暁美さんと一緒にご飯行くってクラスの男子たちからは羨ましがられるぞ。



1次はまた違うところに行こうか?
2自炊はする?
3自由安価

 下2レス
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 21:55:30.64 ID:IKdPbRdh0
2
前回のメガほむは自炊してたな
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/15(日) 22:01:09.38 ID:b92TJaiA0
2自炊の方が経済的だし
160 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/15(日) 22:50:45.62 ID:6LYbqJ6A0

貴方「自炊はする?」

ほむら「いいえ……。失敗しそう」

貴方「あー、まあなかなか難しいよなぁ。自炊のほうがお金かからないっていうけど……」

ほむら「そんなこともないんじゃないかしら? 食材を買っても、使い切れる気がしないもの」


 外食でもあまりお金をかけないなら、そういうこともあるのかな?

 ……けど、そうすると今度は栄養面が心配になってきた。

 100円のハンバーガーとコーヒーだけってのがよくあるんじゃ持たないよなあ。


ほむら「まあでも、出来た方がいいとは思うわ」

貴方「ああ、それなら応援してるよ!別に最初から完璧じゃなくてもいいと思うし」

ほむら「……ええ」


 暁美さんも苦手なものってそこそこあるんだよな。

 謎は多いけど、思ってるよりも根はそれなりに弱みもある普通の人なのかもしれない。



二回目【貴方】 8日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・一緒に遊んだ
・暁美ほむら・・・手をつないだ↑
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・弱い一面を見た

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/17(火) 07:51:28.04 ID:Q7XUqy7K0
この世界のほむらルートが気になるなぁ……
162 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/19(木) 23:21:36.94 ID:PqSnQ4TU0
――――
9日目 教室



*「であるからして、この文章は現代語では――――」


 ……教師が前で話しながらホワイトボードに文章を書き連ねていく。

 手書きなのに綺麗に整列された文字。授業の内容は興味津々なわけじゃないがつまらないってほどではない。

 刺激のなさに少々の退屈さを感じながらも集中しようとしていると、呑気に昼寝してる人外の姿が目に留まった。


QB「きゅー……すぴー」

貴方「………」


 キュゥべえは日の当たる窓際の空席で丸まっている。

 これがただの動物だったら可愛いかもしれないが、人語を巧みに操る獣だからそれだけには思えない妬ましさを感じる。

 気にしてはいけないと思いつつ気になっていると、キュゥべえが赤い目を開く。


QB「どうかしたのかい?【貴方】」

貴方『別に』
163 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/19(木) 23:34:14.22 ID:PqSnQ4TU0

QB「そうかい?」

貴方『つか、なんのために学校までついてきてんの? 学校も試験もないお前にはわかんないかもしれないけど、授業の邪魔するなよ』

QB「だからこうして何もせず身体を休めていたんじゃないか」

貴方『外でしてこいよ……。あとよくじっと見つめてる時あんの怖いんだけど』

QB「異常がないか観察してるんだよ」


*「……次、順番は【貴方】くんですよね? ここの答えは?」


 そんなことに気を取られてるうちに、順番が回ってきたらしい。

 質問の内容を理解しようと頭を回転させはじめると、その前に頭の中に声が響いた。


QB「目が覚める、だよ」

貴方「……目が覚める?」

*「はい、そのとおりですね」


 キュゥべえに教えられて答えるなんて釈然としない。というか、学校も試験もないのに。


貴方『なんでそんな答え知ってるんだ』

QB「君が思ってる以上に、僕たちは昔から人間の歴史を見ているんだよ。古語も理解してる」

QB「どうだい? 邪魔をするどころか、役に立っただろう?」

貴方『まあ、そうだけど……。にしても気が散るから!話も終わり!』

QB「まどかたちはこうしてよく話してるみたいだけどね。君は加わっていないのか」

貴方『そうなのか……? まああのへん席近いし、親友同士だからな』



1鹿目さんたちと話してみようか…?
2巴さんに話しかけてみようか…?
3キュゥべえ、暇なの?
4杏子に何か伝言頼む(安価内容)
5自由安価

 下2レス
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:37:33.58 ID:g7sNIZIp0
1
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:41:43.32 ID:1BD+cgyZ0
1
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/19(木) 23:42:40.56 ID:5AEz+TYx0
2
167 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/20(金) 00:05:25.55 ID:/8P/lBpP0


 ……鹿目さんたち、テレパシーで話してたのか。

 傍から見れば私語もせず真面目に授業受けてるように見えてるのに。まったく気づかなかった。


貴方『……鹿目さん』

まどか『えっ?どうしたの【貴方】くん。テレパシーなんて珍しいね』

貴方『いや、なんか気になってさ。そっちは授業中にもテレパシー活用してるらしいって聞いて』

まどか『あー、えへへ……バレてた?あんまり褒められたことじゃないんだけどね』

貴方『もしかして、なんか話中断させちゃった?』

さやか『べつに大した話はしてないからオッケー。よっしゃ、順番回ってきそうな時に答え聞ける仲間が増えたね』

貴方『そういうつもりじゃないんだけど』

ほむら『でも意外だわ。【貴方】くんは勉強も出来るし真面目なほうだと思ってたから』

貴方『勉強が出来るって暁美さんに言われてもほとんどイヤミだぞ……? こっちからしたら、暁美さんのほうが意外かも』

ほむら『私は別に……そこまで勉強熱心なわけじゃない』

さやか『勉強しないでも出来るとか天才自慢かよ!』

ほむら『そんなつもりでもないのだけど……』

まどか『でも天才って感じはわかる!ほむらちゃん、かっこいいよね』



 ちょいちょいテレパシーを交わしつつ、授業をこなしていった!




*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:06:20.72 ID:1u7gvnOc0
1マミ
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:09:55.47 ID:8n1wxHiu0
1マミ
170 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/20(金) 00:41:32.61 ID:/8P/lBpP0
――――
――――
放課後



 帰りのHRが終わると、下校する生徒たちの行く流れに逆らい、三年生の巴さんの教室を訪ねていった。



マミ「あら【貴方】くん、お疲れ様。パトロールか訓練のお誘い?」

貴方「いや、まあ来たのはなんとなくっすよ。巴さん、もっと来てほしいって言ってたし……。この後そうしてもいいんですけど」

マミ「そう。嬉しいわ」


 教室の中を見回してみると、自分のクラスとそう変わらない。

 巴さんはいつもここで授業を受けてるのか。


貴方「えっと、授業どうすか?」

マミ「難しいものや苦手分野もあるけど、全教科ついていけるようにはしてるわ。鹿目さんや美樹さんに聞かれた時には教えられるようにしたいし」

マミ「といっても、あんまり機会はないんだけどね……」

貴方「同じ学年に暁美さんとかいるからかな。俺も教えることはあるし。ていうか、下まで面倒見るのはさすがに大変でしょう」

マミ「大変でも、頼られることがあったら先輩として完璧にしておきたいのよ」

マミ「ああ、そうそう。【貴方】くんも勉強得意だって聞いたわよ。両立出来てるのね」

貴方「まあ……そうすかね」

マミ「……そろそろ私達も行く?」



1帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください
2パトロール行きますか?
3自由安価

 下2レス
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:43:04.27 ID:1u7gvnOc0
1
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:53:20.57 ID:8n1wxHiu0
1
173 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 00:56:15.32 ID:1u7gvnOc0
前回まったく関われなかったからマミさんと距離縮めたいよな
174 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/20(金) 22:45:06.42 ID:/8P/lBpP0


 教室に残っている人も少なくなってきて、巴さんも荷物をまとめてそう言った。

 巴さんは先輩としても魔法少女としても規範のような人だ。

 でも、この前見た寂しげな顔を思い出すと、頼られることに張り切ってるのかな……って感じもした。


貴方「そうですね。帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください」

マミ「ええ。もちろんいいわよ」


 教室を後にする。

 巴さんについていくと、行き先は……繁華街のほうかな。

 足を止めた先には、巴さんの雰囲気に馴染みそうな洒落た店があった。店頭で持ち帰ることもできるカフェだ。
175 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/20(金) 23:13:00.90 ID:/8P/lBpP0


 教室に残っている人も少なくなってきて、巴さんも荷物をまとめてそう言った。

 巴さんは先輩としても魔法少女としても規範のような人だ。

 でも、この前見た寂しげな顔を思い出すと、頼られることに張り切ってるのかな……って感じもした。


貴方「そうですね。帰りに前言ってたおすすめの店紹介してください」

マミ「ええ。もちろんいいわよ」


 教室を後にする。

 巴さんについていくと、行き先は……繁華街のほうかな。

 足を止めた先には、巴さんの雰囲気に馴染みそうな洒落た店があった。店頭で持ち帰ることもできるカフェだ。


マミ「まだ連れてきたことのない場所といったら、まずはここかしらね。ここなら落ち着いて食べることもできるし」

貴方「おおー、オシャレっすね。一押しメニューとかあります?」

マミ「そうね、イチオシはベリータルトかな。紅茶と抜群に相性がいいのよ」

貴方「へー。たしかにうまそう」

マミ「この店は紅茶がクセのないマイルドな風味だからよく合うのよね」

マミ「フルーツジャムをつけてロシアンティーにして飲む時とも似た感じかな」

貴方「詳しいんすね。俺は紅茶とか詳しくないからさっぱり。ジャム入れる飲み方もあるんですね」

マミ「ロシアンティーはジャムを入れるわけじゃないわよ?もちろん入れても美味しいのだけど、紅茶が飲み頃より少し冷めてしまうのが難点ね」

貴方「へえー……」


 とりあえず今日は巴さんのおすすめ通りにしてみる。


 ……正直、普通の紅茶との違いはよくわかんねえ。そもそも基準がわからないが。

 とにかくうまいのはわかった。それでいいか。

 巴さんといると自分も紅茶に詳しくなれるような気がするけど、まあ追いつくことはないだろうな。


貴方(巴さんとカフェ、か。二人だけは初めてだな。なんかちょっと大人になったような気がするぞ!)



1二人きりですね
2普段は一人なんですか?
3自由安価

 下2レス
176 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:14:20.52 ID:bRYNiVDj0
1
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/20(金) 23:17:32.90 ID:aIQswE4W0
1
178 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/21(土) 00:02:39.88 ID:HPCKEZ2x0

貴方「二人きりですね」

マミ「えっ?」

貴方「あーいや、こういうとこって大体来る時みんな揃ってたから! 今日は騒がしい美樹のやつもいないし静かだなって」

マミ「美樹さんよりももっと騒がしい佐倉さんもね」


 俺とだとあんまりしゃべることがないからそう言われるとあまりイメージがないが、巴さんや美樹とは仲良さそうだ。

 ……騒がしいっていうか、この洒落た店では食べ方が心配になるとこはあるかもしれない。

 反面というのもなんだけど、巴さんの食べ方は綺麗だな。品のある感じだ。


マミ「静かなのもいいと思うわよ。今日は、たまには作戦会議とかなしで楽しみましょ」

貴方「そうっすね、たまにはこういう雰囲気もいいな」


 てことは、今は巴さんも気を抜いてくれてるわけなんだな。

 魔法少女関わる時はやっぱり気を張ってるから、こういう姿を見れるのはちょっと特別だ。


貴方「また魔法少年とか関係なしに食べに行ったり、遊んだりしましょうよ」

マミ「ええ!」



二回目【貴方】 9日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・一緒に遊んだ
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート↑

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
179 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/21(土) 23:35:37.33 ID:HPCKEZ2x0
--------------------------
ハジメルヨ
180 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/22(日) 00:02:21.57 ID:R1YgYbVV0
――――
10日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 笑い声が聞こえる。話してる内容が気にならないこともないけど、今朝は何をして過ごそうか。

 ……よく見ると、教室の隅にキュゥべえもいるな。



1四人の会話に加わる
2巴さんの教室に行ってみる
3キュゥべえに話しかける
4自由安価

 下2レス
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:51:03.97 ID:aXG6XTEuo
1
182 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/22(日) 00:51:50.47 ID:U+miW5bW0
1
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/03/24(火) 18:29:20.97 ID:9+EVyU240
                   ,. -- ...,,,_
                _,.ィ"´       ``ヽ、
           ,. -‐''"´               ヽ、
.          /                    ヽ、
         , '        /                 \
.        /                            ‘,
       /             /                   ‘,
        ,'      / /  ,ィ′                  '.
.       l      ./ / ./ l   .ト    l         ヽ     l
      l   /  / /., '  .l  lヘ   ト、 ヽ、    ', ヽ\   !
      l ノ l  / /./    ト、 .! ヽ.  '.ヽヽヽ.   ',  .\ヽヽ.!
.     / .l :l   レ'     | V_l  ヽ. ',_ヽヽ \  !   ヽゝヽ
.    /    l :l   ! .     ´ ̄ヽl   ヽ. ',` ヽ.  \l    .l  \
   /    ∧ト  !            ヽ〉‐     ゙イノ  /     \
.  {     l 〉〉、 ', . ァャ===、        ァャ==ァ'` ./  /ヽ ヽ.    Y
   \   .l / ヽミi、ヘ , , , , ,          , , , , ,  / ,.イヽノ  ノ    ノ
    \  .レ  l ヘ``        、         -彡イ´   /   ./
        )   ヽ ヽ、               ノレ'´ ,.イ ,. イ
   、--‐'′    \ ≧- 、   /`ヽ    ,. ィ´/     λ(
    >-‐        ) . ヽ≪/,.ィ''"´ヘ<!‐-、/         ノ \
  /      ,.-‐ァ‐'’    }.〈   ''"´ ̄Y  /{  ,.--―_二    \
. (.       / .(     __ノ‐∧    ̄ ̄} /人 (l_l_ ̄  ∨     )
  \    /    \ (´l::::::::::∧    {Υ''"´:::::::::`) )    ∨   /
    ヽ、 /        `、!:::::::::: ∧   Y:::::::::::::::::::::レ/      ∨ (__,.ィァ
      /         ヽ::::::::::/ .〉   Y、:::::::::::::::::: l /     '.-‐''"´
.     /.  ,. -―- 、 ヽ::::/ ヽ、  ノ Υ::::::::::::::::レ′     \
    レ''´         `>Υ    ノ八l  l=> 、;;;;;;}   ,.-―-  ヽ
     ヽ             ∧   // l:l  〉〉  /  /       ノ
.       \    __    7∧  //  .l:l /∧  { /      /
         `ヽ、     `ヽ /L∧//   l:レ':/〉::〉 ',  // /
          ‘,    /  Y/ l  /l/Y´  ./     /
.           ‘,   /     l /、     /     /
              〉 /.       Y  ヽ、.  /     /
          /  l         /     `/     /
          \ ヽ       /      ./   /  ./
                \     /       / /   . /
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 18:30:08.22 ID:9+EVyU240
            /   |         \        \      ヽ
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.      〃  ′  ::A-‐、 ∨:   ', \:__、__ !\  i   :  '.   l
.      /   i   :/ '、  ,ハ:::   '.  \:ヽ`ト、 ∨:|   ト、 ', ヽ.l
       ′  l   ' ,xr=\ ヽ\:: ;  __\::j  l:::i   ;:::::\ 、∧
           l  :l  ハ:::「`\ ヽ\{ 7 )::个 、 |::′  ハ__:::i `  ',
.       {    l   :| iト::jr|   \{   iト:::j:爿 }ミi::′ /'´ ∨    ',
      '.   liヽ ::'. 廴ノ          乂 ソ,  }/  /'⌒ !::!    ',
      ヽ  l!::::j\V /  ,       `¨´  / /}`) ノ::::!     ノ
          \ :::::ト.、             / / ハ //r--<::::::::i   /
         ) }::/:个:..、   ‐ 、       , イ::::::::/:::::::::::::::′′
      -=彡' i/ /:::::::::>....、     ,   个ノ::::::::/::::::::::::::/ {
         〃 /:::::::/::i:r<<`__´____ l>>'´:::::::::::::八 ヽ
         i ! {:::::::/:::ノ」  ` ┐{ r――‐'´ ,':::::::::::::/:::::::\ \
         | \ヽ:::{-II7_{ヽ   ! | |   _/  ∨:::::::/__:::::::::__::ハ   }
.      , '´\ ヽ:::|'´: : : : :`>---<´: {    ヽ:::{   ̄   `ヽ /
185 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/24(火) 22:48:29.77 ID:0pHZlo260


まどか「ほむらちゃんって、髪長くてきれいだよね。伸ばしてるの?」

ほむら「別に……。前にも誰かに聞かれたかしら?」

まどか「みんな羨ましがるよ。長いと手入れ大変だろうなって思うけど、やっぱ憧れるもん」

さやか「そういうまどかこそ、今伸ばしてるって聞いたぞー?」

仁美「ロングなまどかさんも似合いそうですわね」

さやか「いいねー」

まどか「さやかちゃんは?」

さやか「あたし?あたしは今の髪型気に入ってるけど、まあ一度くらい長くするのもいいかもね」

ほむら「……私は、志筑さんみたいにウェーブがかってるのもいいと思うけど」

仁美「えっ、私はむしろストレートのほうが……」

貴方「おお、今日はめっちゃガールズトークしてる」

さやか「そりゃあ、あたしたちだけだとね。【貴方】はどう思う?ここで男子の意見を聞いてみよう!」

貴方「俺の意見を代表にされても困るけどな」

仁美「【貴方】くんの好み、ですわね」



 髪型の話、か。



1ロングのがいい
2ショートのがいい
3ウェーブかかってるのがいい
4結んでるのがいい
5そういや暁美さんの髪って左右に別れたクセついてるな
6そういや美樹って変わった髪型してるな
7自由安価

 下2レス
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 22:55:17.71 ID:cY1Ne3J80
5
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/24(火) 23:00:21.55 ID:EP/WH2KJ0
5
188 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/24(火) 23:55:03.67 ID:0pHZlo260


 ひとまずみんなを見てみる。好みって言われてもな。


貴方「そういや暁美さんの髪って、左右に分かれたクセついてるな」

さやか「えー?出てきた感想がそれ?つまんないのー」

仁美「でもたしかにそうですわね。うねったりはしてませんけれど、変わったクセに流れてます」

ほむら「そうかしら?理由はわからないけど、とれないのよ」

まどか「うーん、分け目に何かあるってわけでもないのにね」


 鹿目さんが不思議そうに暁美さんの髪を後ろから触れている。そして、何かを思いつく。


まどか「ほむらちゃんって、ふたつに結んでみても似合いそう。そしたらお揃いだね!」

ほむら「そういう髪型、私にも似合うかしら……?」

貴方「暁美さんがツインテールか。ちょっと印象変わりそうだけど、まあ悪くはないんじゃないか」

まどか「うちにまだリボンがあるんだ。色違いの。今度来た時にあげるよ。そしたらお揃いできるよ」

ほむら「……そう言うなら、今度ね」


貴方(そういやぁ、昔の……?)


 鹿目さん、前は赤いリボンじゃなかったんだっけ?

 おぼろげに、黄色いリボンをした姿が浮かんだ気がした。


――――
――――


*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 00:05:25.10 ID:OqSr04EG0
2さやか、杏子
190 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/25(水) 00:52:29.57 ID:bw6SnKmR0
1仁美
191 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 19:24:03.19 ID:Q9mp+kMY0
放課後



 ――――帰りのHRが終わってチャイムが鳴ると、教室内は一気に騒がしくなって、段々生徒たちは去っていく。

 鹿目さんたちも今日はパトロールに行くって言ってた。美樹と一緒に行くから、三人はいらないだろうということだ。

 俺はどうしようか。とりあえず荷物をまとめて出ようとすると、扉のそばに志筑さんがいるのが見えた。


貴方「志筑さん、帰らないの?誰か待ってるとか?あ、もしかして上条か?」

仁美「い、いえ!私ももう帰りますわ」

貴方「あ、そう?」

仁美「上条君は今日はお忙しいようなので。……コンクールが近いから、練習に集中したいのだそうです」

貴方「あー、バイオリンか。ちなみにコンクールっていつなの?」

仁美「来月の頭です。私もお誘いしていただいてるんですよ」


 そう話す志筑さんはやっぱりどこか嬉しそうだ。


仁美「あ……でも、さやかさんもだって言ってました」

貴方「……もしかして、ヤキモチやいてたり?」

仁美「いえいえ。さやかさんは彼の入院中もずっと傍にいた大切な幼馴染なんですよ?」

仁美「それに恐らく、バイオリンに関してはさやかさんのほうが理解がありますから。恩のある友人を誘うのは当然のことです」

192 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 19:47:42.64 ID:Q9mp+kMY0


貴方「そりゃ……そうだな」

仁美「……はい」


 俺はアイツの願いを知ってるし、恋愛じゃ駄目でも美樹の気持ちは報われてほしいと思ってる。

 つーか、もし上条が恋人にかまけて美樹からの恩も音楽のことも蔑ろにしてたら、美樹に止められてもブン殴ってるとこだ。


 なんか、でも、志筑さん見てるとちょっともどかしい感じはするよな。

 志筑さんは理性的な人だけど、頭じゃわかってても――みたいな強がりが透けてみえる。


仁美「私もバイオリンは習い事でやっていますが、上条君ってバイオリンを弾く時は本当に活き活きとしてるんですよ」

仁美「やっぱりとても敵いません。きっと、だからこそ人を魅了する演奏が出来るのでしょうね」

貴方「志筑さんもバイオリン弾けるんだ」

仁美「はい。楽器は和洋や種類問わず色々と触ってますから、一通り演奏できると思います」

貴方「すげー。今も続けてるの?」

仁美「バイオリンだけは。でも私なんて本当にすごくないですよ」


 謙遜することないだろうにな。俺からしたら想像もつかない世界だし。


仁美「私ももちろん、上条君の演奏には心惹かれておりました」

仁美「でも……私にはあまり理解できませんでした。私も続けていれば同じものが見えると思ったのですが、どうやら私には才能がないようです」

貴方「そんなことないと思うけどな。まあ、聞いたことない人に言われてもって思うかもしれないけど」

仁美「……そうでしょうか?」




1志筑さんのバイオリン聞きたい
2俺も上条のバイオリン聞いてみたいな
3パトロール行くか(キャラ指定・複数可)※まどか・さやか以外
4自由安価

 下2レス
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 19:50:02.90 ID:J3rBndJ30
1
194 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 19:51:10.16 ID:ejb5ck110
1
195 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 20:13:02.11 ID:Q9mp+kMY0


貴方「あ、じゃあ俺も志筑さんのバイオリン聞きたいな」

仁美「私のバイオリンを?」

貴方「ああ。もちろん詳しいわけじゃないけど、聞いてみてから言ったほうがいいだろ? あと、まあ単純に気になってさ」

仁美「いいですけど、期待はなさらないでくださいね? 今から行きますか?」


 ――……志筑さんと約束を取り付けて、学校を出た。

 何気に彼氏持ちの女子の家に入れてもらうのって大丈夫かなとか考えたけど。


仁美「【貴方】くん、着きましたよ。ここですわ」


 案内された先は思った以上の豪邸で、そんな浅はかな考えは吹き飛んだ。

 玄関に入る前から使用人が出てきて荷物を持ってもらった。室内にも執事さらメイドさんやらがいて、二人きりって感じとは程遠い。


仁美「バイオリンならスタジオのほうですわね」

貴方「そんなのもあるんだ……」

仁美「はい。防音になっていて、楽器は大体そこに置いてあります」


 学校の音楽室みたいなところかな。広い廊下を進んでいくと、部屋に通されてひとまず少しだけ落ち着いた。

 ……さっきまでの雰囲気は仰々しすぎた。

196 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 21:04:42.54 ID:Q9mp+kMY0


貴方「これがそのバイオリンか。高そう」

仁美「あえて金額は言いませんが、練習用ですわ」


 志筑さんがケースを開く。

 音楽室という予想はその通りで、この部屋には小さいものから大きいものまで楽器のケースがたくさんあった。極めつけは立派なグランドピアノ。


貴方「ここにある楽器、全部弾けるの?」

仁美「はい。一通りは」


 ……まあ、音楽家を目指してるわけでもないのにこれだけ出来てもって気もしなくはないが、単純にすごい。


仁美「では、曲は……」

貴方「志筑さんの得意な曲でいいよ。俺そもそもあんましクラシック知らないし」

仁美「はい。では、はじめますね」


 バイオリンを構える姿は本格的だ。

 部屋の中にバイオリンの音色が響き渡る。


貴方(……うまいじゃん)


 志筑さんは謙遜してたけど、俺の素直な感想としては十分上手に聞こえた。

 音楽的に詳しいことはわからないが、難しそうな速い部分も弾きこなしてるし、強弱もしっかりついてる。


貴方(上条がすごすぎて自信をなくしてるだけなのかな?)

197 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 21:34:08.55 ID:Q9mp+kMY0


 ……やがて、演奏が終わる。観客はひとりだが拍手をしてみた。


貴方「すごいよ、志筑さん!俺のために弾いてくれてありがとう!」

仁美「そ、そうですか?」

貴方「上条はすごいんだろうけどさ、志筑さんだって十分うまいよ。才能がないなんて思わない」

貴方「でも……バイオリンを弾くの、好きじゃないの?」


 そう聞くと、志筑さんは肯定するように苦笑を浮かべた。


仁美「『好きこそものの上手なれ』……と言うじゃないですか」

仁美「ただ単に上手だという以上に、それをどれだけ好きになれるかということも才能のひとつだと思うんです」

仁美「それこそ、何よりもそれに打ち込んでいる時が輝いているし、何よりも優先したくなる」

貴方「……上条はそうなのか」

仁美「私もバイオリンを弾くことは嫌いではありませんでした」

仁美「でも、私にとってはやっぱり『習い事』の一つなんです。彼のバイオリンは好きだけど、その気持ちは理解できない」




1志筑さんは自分を優先してほしい?
2理解しようとしただけでも十分なんじゃないか
3自由安価

 下2レス
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 21:37:25.49 ID:WWGtkM4E0
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 21:38:21.33 ID:4QMWkipjo
3・・・美樹と鹿目のことはどう思う?
200 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 22:22:40.65 ID:Q9mp+kMY0


貴方「……美樹と鹿目さんのことはどう思う?」

仁美「さやかさんとまどかさんのこと?」

貴方「ああ。他の人ならその気持ちを理解できたのか……って思ってさ」

仁美「どうでしょうね……」

貴方「俺もそこまで入れ込んでるものはないかな。ってか趣味らしい趣味もないし。でも、そんな人が大半だよ」

仁美「そうなのかもしれません……ですが」



1志筑さんは自分を優先してほしい?
2理解しようとしただけでも十分なんじゃないか
3自由安価

 下2レス
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 22:29:23.95 ID:KMwuWGP00
1
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 22:33:58.58 ID:fOSXEfMe0
1
203 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/28(土) 23:24:53.05 ID:Q9mp+kMY0


 そうはいっても上条がそうなんだから、それじゃ慰めにはならないってことか。

 それってつまり、上条の気持ちを分かりたいっていうより――。


貴方「志筑さんは自分を優先してほしい?」

仁美「そうしたら、彼の輝きを奪ってしまうことになりますから」

貴方「ああ……そうか。でも、恋人って一方的なもんじゃないだろ。もう少しくらいアピールしてみてもいいんじゃないか?」

貴方「我慢ばっかじゃつまんないだろ」

仁美「そ、そうですわね。もう少しだけアピールしてみます」

貴方「まあ、上条も今は忙しいってのはわかるし、暇な時はまたみんなで遊びに行ったりしようよ。俺もこうして相談に乗るしさ」

仁美「はい。なんだかそう言ってくれると心強いです」


 その時、ノックが鳴った。使用人のようだ。


「仁美お嬢様、お茶が入りましたよ。お持ちしましょうか?」

仁美「あっ、今行きますわ。演奏はこのくらいにして、【貴方】くんもティータイムにしましょうか」

貴方「ティータイム?作法とか大丈夫かな……」

仁美「そんなのお気になさらなくていいですわ」


 ……最近は巴さんと紅茶とか飲むこと多かったし大丈夫かな?

 そんなことを思いながら、志筑さんと部屋を出た。




二回目【貴方】 10日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った↑
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら

――――


 明日は休日だ……。どこかへ行こうか?誰か誘おうか?


・誘えるキャラ(まどか/さやか/ほむら/マミ/仁美)※キャラによっては断られることもあります
・一人で行動することも可能

1遊びに行く
2パトロールに行く
3訓練する
4家に誘う
5相手の家に行く
6自由安価

 下2レス
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:39:54.75 ID:gAVqA8xlo
ふみ
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/28(土) 23:43:26.06 ID:fOSXEfMe0
1マミ
206 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 00:34:18.58 ID:OgNCN73V0
――――
二週目 週末



貴方「――あ、いたいた。巴さん、こっちです」

マミ「こんにちは、【貴方】くん」


 待ち合わせの駅前で姿を見つける。

 目的はとくにない。遊びに誘ったらオッケーしてくれたんだ。


貴方「巴さんは目立つ明るい色の髪をしてるし、髪型も特徴的だから見つけやすいです」

マミ「そうかしら?髪型は好きでやってるけど、色のことは考えたことなかったわね」

貴方「染めたりしたらもったいないっすよ。まあ、巴さんはこれからもしない気がしますけど」

マミ「そうね。暁美さんみたいな艶のある黒髪とか、鹿目さんのような可愛いピンクとかに憧れることもあるけどね」

マミ「魔法少女ものの主人公って大体がピンクじゃない?」

貴方「今やってるシリーズの初代はステレオタイプな法則完全に破ってましたけどねー……」


 巴さんは現実を見つつも、フィクションのような、誰もが思い浮かべるような魔法少女にも憧れがあるらしい。

 必殺技とかもその影響か。俺はまだそういうのないけど。


マミ「最初はどこに行く?いつもは仕切ることが多いけど、今日くらいはエスコートされたいわ」

貴方「今日はただの遊びですしね」



1映画見に行こう
2何か食べたい
3ゲーセン誘ってみる
4自由安価

 下2レス
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:37:31.81 ID:orOlcBJBo
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 00:44:46.80 ID:eKKgo1iD0
1
209 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:07:21.39 ID:OgNCN73V0

貴方「じゃあ映画とかどうです?」

マミ「いいわね。今なにやってるのかしら?」

貴方「今よさそうなやつは、そーだなあ……」


 そこらへんい映画の広告もいっぱい出てる。

 映画館の中に着いてからでもチラシを見られるかな。どんなのを観ようか?



1恋愛もの
2ホラー
3コメディ
4アクション
5魔法少女?
6自由安価

 下2レス
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:40.67 ID:18ySyBaM0
4
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:09:53.30 ID:bo7JtHnHo
2
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 01:13:59.51 ID:18ySyBaM0
自分達の方がもっとすごいアクション出来るもんな
213 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 01:31:53.54 ID:OgNCN73V0


マミ「こ、これ本当に観るの……?」

貴方「え、巴さんこういうやつ駄目でした?」


 面白そうな感じの映画を見つけたから提案してみた。これ多分ホラーかな?

 巴さんが駄目なら別のを探してもいいんだけど。


マミ「いいえ!? 別に怖くなんかないわよ?魔女みたいなものでしょう?」

貴方「魔女と同じに考えていいんですかね? 大丈夫ならこれ観ましょ」

マミ「そ、そうね。観に行きましょうか」



 チケットと飲み物を買って席に向かった。

 ……映画の内容にドキドキしつつ、巴さんの様子もこっそり窺ってみる。


マミ「…………!」

マミ「………………」

マミ「…………!?」

マミ「……っ」


貴方(……表情豊かだなぁ)


 魔女結界の中でも見ることのない珍しい表情を見てると、巴さんと目が合った。


マミ『私を見てたって面白くないでしょう!?』


 あ、これテレパシー。


貴方『いや、巴さんどうしてるかなって思って』

マミ『私も…… そう思って【貴方】くんのほうを見たわ』


 ホラー上映真っ只中の暗い映画館の中。普通だったら私語厳禁な場所。

 その中で、何故か思いが通じ合った瞬間だった。

214 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 17:46:09.96 ID:OgNCN73V0


 ――――映画が終わってロビーのほうに出てくる。

 内容は怖かったけどなかなか楽しめた。巴さんも結構真剣に見てたようだった。


マミ「普段やってることがやってることだけに、脅かし系やグロテスクなのは割と平気なんだけど……」

マミ「合わせ技だとこう、少しくるものがあるわよね」

貴方「あ、グロも大丈夫っすか……」

マミ「まあ……。私たちは無事に勝ってこれたからここにいる。けど、長いことやってると見てしまうことはあるわよ」

マミ「慣れはしないつもりだけど……やっぱりそういうところの感覚はもう他の人とは違うかもしれない」


 俺はまだ全然、そんな場面に出会ったことはないけど。

 やっぱ周りに恵まれてるからか。


マミ「怨念とか、そういうのがきついかな。もしかしたら今まで見てきた人も……って思いを考えちゃうから」


 この映画は幽霊側が恨みを持つようになる経緯が詳細に描かれてたから、話にのめり込めたのかもしれない。

 ラストは少し哀れみを感じるような終わり方だったのも印象的だった。


貴方「映画見てるうちにいい時間になりましたね。お昼にしますか?」

マミ「……あれの後すぐに食べる気になるの?」

貴方「食欲があまりないならもう少しあとでもいいですけど」

マミ「別にないってほどではないわよ?美味しいパスタが食べたいかな」

貴方「パスタ!なんかオシャレな店探します!」



 ――……ホラー映画を見て親睦を深めた!

 たまには巴さんと魔法少女関係なく遊ぶのも悪くないよな。



― 二週目休日 終了 ―



[好感度] to貴方
美樹さやか★★★※引継>暁美ほむら★巴マミ★志筑仁美★>鹿目まどか・佐倉杏子

★…フラグ一段階目 「気になる」
※大抵の場所なら誘ったらOKしてくれると思います。
※放課後行動では勝手についてくることもあるかもしれません。

★★…フラグ二段階目 「特別」
※【貴方】との行動を優先します。
※ここまでくればあとは流れに乗るだけだ!

★★★…フラグ三段階目 「恋慕」
※実質落ちてる。
※個別ENDにいってもいかなくても攻略済み。

☆…互いに恋人として誓い合った仲。他の人の好感度上げすぎると多分マズイことになる。
  もし他の人に言い寄るようなことしたら普通に浮気です。

▽…嫉妬Lv1
※ハーレムならつきものくらいの可愛い嫉妬だよ。
※この辺で留めておかないと色々濁るかもよ。マズそうな選択肢は控えよう。

215 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 18:07:25.76 ID:OgNCN73V0
――――
11日目 教室



 自分の教室に入って、ひとまずみんなに挨拶する。


さやか「おはよー」

まどか「おはよう、【貴方】くん」

ほむら「……おはよう」

仁美「おはようございます」


 今日からまた一週間がはじまる。

 いつもみたいにみんなが話してて、教室の隅にはキュゥべえがいる。今朝は何をして過ごそうか。



1四人の会話に加わる
2巴さんの教室に行ってみる
3キュゥべえに話しかける
4自由安価

 下2レス
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:10:49.90 ID:18ySyBaM0
1
217 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 18:17:46.69 ID:m3yIwJHv0
1
218 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:10:26.78 ID:OgNCN73V0


貴方「あっ、暁美さん髪型変わってる?」

さやか「えー、今更!気づくの遅すぎじゃない?一目見たらわかるじゃん!」

ほむら「…………」


 長い黒髪を黄色いリボンでツインテールにまとめている。

 なんというか……いつもより少し幼さを増したような、可愛らしい感じだ。


まどか「昨日ほむらちゃんがうちにきてね、その時にリボン渡したんだ。みんなにも見てもらいたくて、明日もそれで行くのはどうかって言ってみたの」

ほむら「長くは続けないわよ。落ち着かない」

仁美「今日は一日そのままですの?」

ほむら「……途中で外すかも」

まどか「えー!似合ってるのに。でも、やっぱいつものほうが落ち着くなあ。こういうのは珍しいくらいでいいのかも」

さやか「なんだかんだちゃんとやってくるんだね」

ほむら「まあ、少しだけなら。似合っているかはわからないわ」



1下ろしたほうが似合う
2色々試してみれば?
3そのリボンに見覚えがある
4自由安価

 下2レス
219 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:15:28.46 ID:m3yIwJHv0
3
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:19:30.04 ID:bo7JtHnHo
2
221 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 19:33:10.48 ID:OgNCN73V0

貴方「まあ、色々試してみれば? せっかく髪長いんだし。そういうのって女子の特権だよな」

ほむら「そうかしら」

まどか「じゃあ次はどんな髪型にしようかな」

仁美「遊ぶ気満々ですわね、まどかさん。いじりがいがあるのはわかりますわ」



 ……朝は暫く髪の話題で盛り上がってるみんなを見ていた。



――――
――――



*待ちに待った放課後です。
1下校前に校内でコミュ(キャラ指定)
2誰か誘ってパトロール行くか(キャラ指定・複数可)
3レッツスポーツ!(内容指定)
4他の場所に寄り道
 ※人物指定はできません。また、知らない個人宅等も無理です。知り合いを誘うことはできます。

 下2レス
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:46:48.97 ID:GCrLP3yB0
2まどか杏子
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:47:11.98 ID:orOlcBJBo
1マミ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 19:51:39.47 ID:m3yIwJHv0
杏子と関わりたい……
225 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 20:19:56.44 ID:OgNCN73V0


 放課後になると、また巴さんの教室に行ってみた。



貴方「巴さん」

マミ「あら、【貴方】くん。また来てくれたのね」

貴方「今日も一日お疲れ様っす!」

マミ「ええ、【貴方】くんもお疲れ様。そっちのクラスはどう?」

貴方「相変わらずって感じです。今朝は暁美さんが髪型遊ばれてたり」

マミ「ちょっと見てみたかったかも」

貴方「巴さんも今度混ざってみたらどうです?髪型のアレンジとか凝ってそうですし」

マミ「それもいいかもね」



 教室で雑談を交わす。今日はこれからどうしようか。



1パトロール行きましょう
2特訓してください
3自由安価

 下2レス
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:21:38.57 ID:m3yIwJHv0
1+杏子について
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:22:09.64 ID:zsTsMXDp0
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 20:25:52.33 ID:zsTsMXDp0
髪おろしマミさん
http://www.pixiv.net/artworks/41377046
http://www.pixiv.net/artworks/43721219


229 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 21:01:50.09 ID:OgNCN73V0


貴方「さて……休みは遊んだし、今日はパトロール行きませんか?」

マミ「そうね。私もそうしようかと思ってたところだわ」

貴方「あ、ってことはまた下調べとかしてたり?」

マミ「ニュースならいつも見てるわよ」

貴方「さすがだなぁ」


 教室を出て歩きはじめる。


マミ「仲間が増えてからは本当にパトロールの負担が軽くなって助かってるわ」

マミ「一人だった頃は遊んでいられる余裕なんてなかったから。他に魔法少女がいても使い魔を倒す人はいなかったもの」

貴方「他にいた……っていうのは、佐倉さん以外にも?」

マミ「話したことはなかったかしら。見滝原はずっと私が一人で仕切ってたけど、その間に契約した人がいなかったわけじゃないの」

マミ「結局、あまり関わることはなかったけど……」

貴方「その人たちって、今はもういないんですか?」

マミ「……ええ。佐倉さんの縄張りは元々風見野だし、最近まで見滝原からは離れてたわね」


 ああ、そうか。佐倉さんは元々風見野にいたんだっけ。

 今もそっちでも活動してるのかな。


貴方「あ、そういえば佐倉さんのことについて聞いてもいいですか?」

マミ「いいけど、何を?」



杏子について
1仲良くなりたい
2昔のこと
3自由安価

 下2レス
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:05:43.18 ID:m3yIwJHv0
1+彼女のことをよく知りたい
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 21:09:24.93 ID:orOlcBJBo
2
232 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:13:32.26 ID:OgNCN73V0

貴方「昔、巴さんは佐倉さんとコンビ組んでたんですよね。その時のこと聞かせてくれませんか?」

マミ「昔の佐倉さんはね……そうね、今よりもっと素直だったのよ?私の事も『マミさん』って呼んでくれて」

貴方「えっ、そうなんですか?」

マミ「ええ、本当はもっと純朴な感じ。だから、もし付き合いにくいと思ってるなら誤解しないでほしいの」

マミ「色々とあって変わった部分はあるだろうし、今も悪ぶってる節はあるけど、根は変わらないはずだから」

貴方「ああ、付き合いにくいってことは別に……!」


 ……いや、本当は少しそう思ってたところはあったのかも。

 もちろん、全員同じように仲良くしたいと思ってはいるけれど。


貴方「他にもエピソード聞かせてもらってもいいですか?」

マミ「それじゃ、初めて佐倉さんが必殺技の名前を叫んだ時の話でもしましょうか?」



 目的地につくまで貴重な話を聞かせてもらった。


 下調べをしていた場所の近くに着くと、そこには聞いた通り怪しい雰囲気があった。ついでに結界も。

 魔女に操られていた人をなんとかしてから結界に乗り込むと、急ぎ足で魔女を倒していった。


――――
――――

233 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 22:51:41.77 ID:OgNCN73V0


貴方「――――……巴さんが手際よくて助かりました。魔女に操られた人がいた時一人だったら戸惑ってました」

マミ「ああいう時は下手に相手をしないほうがいいわ。話の聞ける状態ではないもの。行動を封じて、大本の魔女を倒すのが先決よ」

貴方「あの人たち大丈夫ですかね……?」

マミ「魔女の呪縛から解放されて、何事もなくなってくれればいいのだけど。個人的な悩みについては私達にはどうにもできないわね……」

貴方「そうですね」


 人の悩みは周りにいる人にしか解決してあげられない、か。

 そういえば、俺ら魔法使いでも悩みがあると取り込まれることがあるって言ってたっけ。


貴方「巴さんは今悩みとかないですか?」

マミ「ええ。今の私には仲間も友達もいるし、【貴方】くんもいてくれるから。大分心強いわよ」

マミ「……もしかして、今の話で心配してくれた?ありがとうね」



 巴さんと行動して、笑った顔を見ることが増えた。

 同時に、前みたいな寂しげな表情は見たくないなと思った。



これから
1ご飯に誘う
2ヒミツの特訓
3自由安価

 下2レス
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 22:56:35.63 ID:m3yIwJHv0
1
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:00:51.75 ID:DrjxABNd0
2
236 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/29(日) 23:17:08.68 ID:OgNCN73V0


マミ「気になるところは回ったし、パトロールはこのくらいにしましょうか?」

貴方「それなら巴さん、久しぶりに特訓に付き合ってもらってもいいすか?今日もやっぱうまくいかないなって思ったとこあったんで」

マミ「勉強熱心ね。いいわよ。後輩の熱意には応えるわ!」



 周囲が暗くなり始める中、人気のない訓練場所へと移動していった……!



1射撃系の攻撃を覚える
2全般的な戦闘技術の向上

 下2レス
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:18:06.79 ID:orOlcBJBo
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/03/29(日) 23:22:58.28 ID:DrjxABNd0
2
239 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/03/30(月) 00:15:16.75 ID:lElcFKeq0


マミ「――――……踏み込みが浅いのも駄目だけど、闇雲に踏み込むのも駄目よ」

貴方「相変わらず巴さんのリボンも銃も、敵にするとおそろしい……!」


 巴さんとの模擬戦闘で、今使える武器の扱いを見てもらった。

 前に同じ不定形の武器と言ってくれたけど、使い方はまるで違う。

 ……俺はまだ単純なんだろうか。器用さも意識して戦ってみるけど、やっぱり巴さんには敵わない。


貴方「相変わらず、戦ってる時の巴さんってイキイキしてますね」

マミ「もう、人を戦闘狂みたいに言わないでよ」

マミ「まあでも二年間やって大分コツが掴めたから自信はあるわね。【貴方】くんはどう?」

貴方「俺はまだまだですよ。……でも、もっと強くなって街の人も仲間も守りたいって思うんで」

マミ「この力を『傷つける』ための力じゃなくて、『守る』ための力だと思ってる人って、なかなかいないんじゃないかと思うの」

マミ「今集まってる仲間はみんな誰かを『守る』ための力だって理解してるのよね。ああ見えても佐倉さんだって元は」

マミ「……その気持ちを忘れないでね」


 今はこうして戻ってきてるけど、一度仲間だった人に離れられた不安はまだ残ってるのかもしれない。

 そんな不安を吹き飛ばせるように、力強く肯定の返事を返した。




二回目【貴方】 11日目終了

[知り合い]
・鹿目まどか・・・ギャップ
・美樹さやか・・・親友
・志筑仁美・・・相談乗った
・暁美ほむら・・・手をつないだ
・佐倉杏子・・・興味なしか…
・巴マミ・・・プライベート↑

[攻略済]
美樹さやか
暁美ほむら
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