貴方「僕がヒロインを攻略するまどか☆マギカ…オカルト?」マミ「それは終わったわ」

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164 : ◆xjSC8AOvWI [saga]:2020/10/30(金) 23:57:25.96 ID:4HovfAcF0
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日曜日



まどか「なんだか……またいつもの日常にもどっちゃったみたいだね」

貴方「猫がいる生活ってどんな感じだった?」

まどか「イタズラされたり気を付けなきゃいけないことも増えたけど、楽しかったなぁ。ずっと見ていられる感じ」

貴方「あはは、だろうね。俺もこの数日入りびたりだったけど、さすがに泊まりにはいけなかったから」


 今日は冬休み明けはじめての全員での訓練だった。

 久しぶりに顔を合わせても空気は相変わらず。まあ数週間程度じゃ変わらないんだろうな。

 で、それが終わった後はというと…………二人でカフェに来ていた。カフェといっても、ただお茶を飲むだけの場所ではない。まわりを猫に囲まれた猫カフェだった。


 寂しさを埋めるため、って思うとなんだか余計に寂しいけど。遊びに出かける約束も果たせたからちょうどいいのかな。


まどか「えっ、泊まりに……!? ……それは、いきなりは無理かもだけど」

まどか「エイミーはいなくてもこれからも遊びに来ていいよ。お茶くらいなら出せるし!……マミさんみたいにオシャレな紅茶じゃないし、淹れるのはパパだけど」


 鹿目さんの声が少し自信をなくしたように尻すぼみに小さくなっていく。

 ――街を救う力を手に入れて、魔法少女として活躍できる自分を誇れるようになったと言ってたけど、それ以外のトコは変わらずらしい。

 だからこっちも、精一杯に明るい声で言おう。


貴方「ありがとう。俺も鹿目さんと一緒にいると楽しいからさ」

まどか「ほ、本当に?」

貴方「うん。もちろん」


 やっぱり、鹿目さんが明るい声や顔をしていると嬉しいから。

 仲が深まったからか、前よりもさらにそう思うようになっていた。

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