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【咲安価】京太郎「清澄の探索者」【ADV】

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289 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:22:11.79 ID:v5KVME94o
回答トン ↓
290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:22:34.96 ID:bae4wcWto
>>273
291 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 22:26:53.93 ID:UGfxvCc80
2. 神楽神社を調べる

リベンジ!

範囲狭いのでちょっと高めで
【探索】× 10 = 50

↓1
292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:31:04.94 ID:vlPyfF72o
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:35:46.36 ID:c1blYtNzo
同じ場所探すんなら回数重ねる毎に成功判定増やさないと進まないんじゃないか?二分の一の確率とかちょっと運が悪けりゃ四、五回とか普通にかかるぞ
294 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 22:37:16.17 ID:UGfxvCc80
2. 神楽神社を調べる:94/50→失敗


京太郎「...もう一回探してくる」

咲「えーまたー?」


数分後


京太郎「...やっぱりだめか」

咲「しょうがないなぁ、今度が私が探してきてあげるよ!」


数分後


咲「やっぱりだめだった!」テヘッ

京太郎「おい」



どうする?

時刻:14時半
持ち物:>>287

1. 移動する
・裏の山道から出る
・表の山道から出る
・場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
【探索】× 8 = 40

3. 自由安価


↓2
295 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:39:43.94 ID:v5KVME94o
296 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:40:59.43 ID:q5ACey24o
神楽神社をふたりで探す
297 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 22:43:42.03 ID:UGfxvCc80
>>293
うーん、それを始めてしまうとキャラごとにステを偏らせた意味が無くなっちゃうかなーと
例えば優希は【探索】が8の探偵タイプなので、彼女を連れてくれば楽にはなります。
判定にはその場にいる中で高い方のキャラのステを採用しています。

ただ、判定の係数8は低すぎたかな...と思いつつあります。どうなんだろ?
298 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 22:44:53.14 ID:UGfxvCc80
2. 神楽神社をふたりで探す


(【探索】+【探索(咲)】× 0.5)× 10 = 75


↓1
299 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 22:49:10.53 ID:v5KVME94o
ほい
300 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 22:55:48.42 ID:UGfxvCc80
2. 神楽神社をふたりで探す:53/75→成功!


咲「...なんだろこれ?」

咲「京ちゃん、これ見て」

京太郎「何かあったのか?」

咲が引っ張り上げてきたのは、見るからに古い冊子だった。
大分ホコリを被っていたし、表紙の文字はぱっと見何語かも分からない。

京太郎「...これがどうかしたのか?」

咲「うーん、なんだかわからないけど...本だし、面白いかな?って」

京太郎「お前なあ...」

とはいえ、他にめぼしいものも見つからない。ちょっくら開いてみるか――
301 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 23:06:33.13 ID:UGfxvCc80
キリが超絶悪いですが、今日はここで切らせてください。
>>1 の手際と裁量の悪さで皆さんを必要以上に神楽神社に留まらせてしまいました...
ご期待に添えず申し訳ありません。

システムについてもう少し考えようかと思います。
現状の判定だとせっかく居るバディをほとんど活かせていないし、判定もグダグダになりがちだし。
判定全体の数値ももう少し見直します。失敗して何度も探索する事自体は悪いことではない
(そういうこともありえていい)のではないかと思うのですが、そもそも判定が全体的に難しすぎるのは別問題ですから。

ということで、練り直しに入ります。結果として次回以降難易度に多少の上下があったり、
ステータス等に修正が入ったりするかもしれません。ご了承ください。

よければ皆さんのご意見をお聞かせください。スレ立て側の主観では皆さんの感じる
難易度等がわかりづらいので、教えていただければ大変参考になります。
302 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/07(月) 23:06:58.60 ID:UGfxvCc80
次回、明日の同じくらいの時間までにまとまればいいけど...
もし無理なら明後日以降になるかもです。詳細は明日告知します。

ではまた
303 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 23:15:41.94 ID:v5KVME94o

今回咲を連れてきた目的は果たせたか感はある
バディは共同で出来る作業はオートで共同でして、バディをトリガーにしたイベントが発生したら自動で連鎖させたらテンポは上がると思う
304 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/07(月) 23:23:10.94 ID:e1zZ14JV0
乙!!

1回目の判定で差がつくだけでステ偏らせた意味はあると思うけどな
2回目以降で成功判定範囲が広がっても特化してるキャラの判定は超えられないだろうし
判定の係数8が低いかどうかは分からんけど「見渡す」に成功判定いる?
今のところ失敗してないけど「見渡す」だけなのに6割失敗するのはね…
「見渡す」の失敗がどんなんか分からんけど同じ場所で3回も4回も「目にゴミがっ」みたいなの見たくない
305 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 02:37:34.50 ID:/4bExxsrO
同行者増やせないの?一度旅館に戻って優希と咲を交換して神社探索とか面倒くさすぎる
306 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 03:38:46.11 ID:zoR4Ww1d0
307 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/08(火) 19:58:51.34 ID:C/VJRHPM0
今日は本編なしですが、代わりにシステム改修について考えていることを色々と。

こちらの裁量で適当にやろうと思っていた部分は、少々煩雑になりますが
より具体的にして不明瞭な点を無くしていこうと思います。


・時間
10分ごとの管理にします。他の行動も10分単位で消費していきます。
 例)
  辺りを見渡す→0分
  会話→10分
  〇〇を探す→20分


・判定
(【ステ(高)】+【ステ(低)】× 0.5)× 8 で成否判定を行います。

 例)京太郎と優希で探索する場合
 【探索(優希)】= 8
 【探索(京太郎)】 = 5 のため

 (【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84 以下で成功です。

一度失敗した判定に再挑戦する場合はコンマ+10の補正をかけます(1段階のみ)。上の例なら94以下で成功です。
また、ほぼないとは思いますが成否判定値が100を越える場合、自動成功とします。


・「辺りを見渡す」について
「隠れているものに気づく」という性質のコマンドにします(CoCの「目星」みたいな)。
判定は引き続き【探索】で、失敗した場合連続の判定は不可です。

よってそうするまでもなく気づくであろう事柄は以後、移動した時点で描写していきます。
 例)>>209 で「辺りを見渡す」ことで車の存在に気づく場面


・同行者の数について
判定が仕様変更でそれなりに易しくなったことと
>>1 的にキャラが多いと描写が難しくなることから、現状維持で考えています。
ただし終盤やそうせざるを得ない場面や展開になれば増えることもあろうかと思います。


・自由度(イベントの自動進行)について
これが一番悩んでいるところです。
>>303 でいうところのトリガーイベント→自動連鎖は
途中で他のことが出来ないので自由度が下がりますが、続けて筋の通ったイベントが起こりテンポは良くなります。

 1. テンポ重視
 2. 自由度重視
 
↓5までで多数決してみます。埋まらなかったら空気読みます。

あと、急に地の文多めになる非安価成分も無くそうか迷っています。自由度もテンポも悪くなるので...
しかし心理描写とかホラー雰囲気とかまで削ってしまうのではないかとも思うのですが、どうでしょうか?


以上、長くなりましたが改修案でした。
308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:02:12.80 ID:7NltIws60
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:18:17.82 ID:/4bExxsrO
1
地の文は減らさないでほしい
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:18:30.62 ID:wVUnA7+bo
1かな
あと地の文多めの非安価成分はこの作品で一番なくしちゃ駄目と思うよ
311 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:20:09.37 ID:aKxfGyOno
1
このホラーでミステリーな感じは地の文のおかげだしなくさないでくれ。テンポ云々とはまた別だ
312 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:45:11.57 ID:pUd+dFAjo
1
自由度って言ってもイベントみたいなシーンで突然旅館に戻るみたいな事されても嫌だしな
313 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/08(火) 20:45:50.10 ID:pUd+dFAjo
皆言ってるが地の文は今まで通り希望
314 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 18:12:04.05 ID:CzNwWnbx0
>>308-312
テンポ重視でいこうと思います。
地の文、結構書いてて楽しいのでよかったです。


>>312 昼飯はマジでごめんなさい...

食事は以下の時間です
・朝食→08:00〜09:00
・昼食→12:00〜13:00
・夕食→19:00〜20:00

夕食は部屋(203号室)でそれ以外は食堂
遅れると怒られたりおかずを取られたりします。間に合わないと食べられません。
必ずしも食べなければならないわけではありませんが、抜きすぎると【体力】での判定で
・2食抜く:コンマ-20
・3食抜く:コンマ-30
→以後10ずつ減少値増
といった具合でデバフがつきます。
  

19時頃から開始しますー
315 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 18:15:09.78 ID:CzNwWnbx0
システムは>>307 の通り+食事は>>314 で進行します
316 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 19:12:47.97 ID:CzNwWnbx0
本編開始しますのよー
>>300 の続きから
317 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 19:13:30.18 ID:CzNwWnbx0
 【2日目 14:40】 神楽山 神楽神社


状況からして当たり前とも言えるが、今日俺たちがよく目にする書籍とは作りが違う。
和紙を折って重ねたものを厚い紙で挟み、右側の端は紙をねじったような紐で綴ってある。和装本というやつだろうか?
歴史系のテレビ番組で古文書が出てくる時に写っているような、そういうイメージぴったりだ。
そう考えているうち気がつくと咲の小さな手が恐る恐る伸びて、まさに表紙を開こうとしていた。

京太郎「うわっ、なんじゃこりゃ」

咲「字体が崩れてて読みにくい...」

咲「でも手書きっぽいね」

そう言われ、古びて黄色くなった和紙をよく見る。崩れていてわかりづらいが、
確かに字の形がバラバラだったり行が真っ直ぐで無かったりという点から、手書きであることが読み取れる。

京太郎「とはいっても、そもそも印刷なんてあるわけないだろ」

京太郎「こんなに古い本だぜ?少なくとも江戸時代よりも前に見える」

咲「そんなことないよ?日本でも平安時代には木版印刷の本っていっぱいあったらしいし」

京太郎「マジか?!なんでそんなこと知ってんだ?」

咲「前に読んだ歴史小説でそういう話があって」エヘヘ

京太郎「なーんだ。ま、そんなところだろうと思ったぜ」

そんな話をしているが、これを解読するのは骨が折れそうだな。
学校で古文は習っちゃいるけど...成績?可もなく不可もなくだ。咲は結構得意だっただろうか。
宿で落ち着きながら読んでみてもいいが、持ち出してバチとか当たったら怖いなぁ...


古文書を読む?読む場合30分かかります
読む場合同レスで判定
(【知識(咲)】+【知識(京太郎)】× 0.5)× 8 = 84

↓2
318 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 19:21:59.36 ID:JVNN4kiYo
読む
319 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 19:28:15.25 ID:pcFQFGQJo
読もう
320 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 20:09:57.29 ID:CzNwWnbx0
古文書を読む:25/84→成功!


京太郎「とりあえず最初から読んでみるか」

咲「そうだね...えーっと?」

咲『...昔ある山、雨の神おはしましけり。あまなるむらくもをして雨降らしわたらせければ......』


 【2日目 15:10】 神楽山 神楽神社


咲「ふー、疲れたぁー!」

京太郎「なんか期待して損した気分だ...」

咲「何が?」

京太郎「そういえばお前寝てたもんな。さっきこんな話があってだな...」

本文と挿絵から何とか話を理解することができた。
しかし結論から言えば、目新しい内容は重要そうには思えない細かい描写だけであった。
山にいる雨の神が荒ぶって、大雨を降らす。困っている所に女が四人やってきて、神楽を舞って機嫌を取る。
大筋の話は先程楸野さんから聞いたものと同じだった。
とはいえ、最後の頁にあったメモには別の情報もあった。
この冊子は慶長年間、つまり江戸時代が始まるかどうかくらいの最初期に書かれた写本であること。
写し元である原本は更に古く、少なくとも平家の治世以前にはあったようだが、詳しいことはわからないということだ。

咲「この言い伝え、すごい昔からあるんだね」

京太郎「それくらい前からこの村はあったってことだからな」
321 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 20:10:55.60 ID:CzNwWnbx0
咲「...そういえばこの表紙、なんて書いてあったんだろう」

この本を最初に見た時はその古そうな見た目に気を引かれ、なんと書いてあるか考えもしなかった。
改めて表紙の右上に控えめに書かれた題名に目を向けると――

京太郎「なんだこれ...」

京太郎「『霎伝』...?」

咲「『こさめでん』、だね」

京太郎「『こさめ』って...小降りの雨の『小雨』か?」

咲「うん。でも大雨の話なのに小雨なんて、ちょっとおかしいね」

雨かんむりに立つ女、「霎」と書いて「こさめ」。
この物語を書いた人の、ちょっとした茶目っ気だったのだろうか。


神社の本殿――これ以外に建物はないのだが、本殿と呼んでいいのだろうか――から出ると、
数十分ぶりに陽の光が目に眩しい。風景は入る前と何ら変わりなかった。

京太郎「そろそろ別の所に行ってもいいんだが...」

京太郎「さっき楸野さんが、ここの道は迷いやすいって言ってたな」

京太郎「...咲、お前大丈夫か?」

咲「きょ、京ちゃんの後ろをついていけば大丈夫だよ!」

京太郎(それでいいのか高校一年生...)


どうする?
持ち物:>>287
周囲 :神楽神社、裏の山道、表の山道
人  :誰もいない

1. 移動する
・裏の山道から出る
・表の山道から出る
・場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


↓2
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/09(水) 20:14:50.10 ID:eeT/eATJ0
여기의 쪽발이는 일본인이라고 하는 직함밖에 자랑하는 것이 없는 원숭이다
323 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 20:26:04.77 ID:LkrzuL4Yo
1 表山道から出る
324 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2020/09/09(水) 20:26:54.89 ID:u/y4hefDO
1
表の山道から出る
325 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 20:36:04.37 ID:CzNwWnbx0
1. 表の山道から出る

 【2日目 15:10】 神楽山 表の山道


京太郎「うーん、これは...」

神楽神社から表の山道に出ると、すぐに方向案内の立て札があった。

←山道出口  山頂→

   ↓神楽神社

...地図があればなお良かったが。

咲「いーまーをー抜けだっそー」フンフン

京太郎「...」

・山道出口へ
・山頂へ
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60
・神楽神社へ


ちょっち席外します。戻るの12時くらいかも

↓2
326 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 20:50:44.75 ID:LkrzuL4Yo
327 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 20:55:48.97 ID:15QW+4zAo
山頂へ
328 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 21:09:01.05 ID:CzNwWnbx0
まだ大丈夫でした

山頂へ:97/60

 【2日目 15:20】 神楽山 表の山道

京太郎「...あれ、ひょっとして迷った?」

咲「京ちゃん、あの木見覚えあるよ」

京太郎「八甲田山みたいなこと言うなよ...」


・山道出口へ
・山頂へ
・神楽神社へ
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 + 10 = 70

↓2
329 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 21:23:28.88 ID:15QW+4zA0
・山頂へ
330 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 21:25:25.91 ID:CzNwWnbx0
今度こそ席外します
失敗した場合、そこから直下以降で成功するまでのレス数で経過時間を決めます
安価下
331 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 21:50:41.67 ID:tMqs7Rico
山頂へ
332 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 21:52:28.82 ID:Ojo9+wCD0
山頂へ
333 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 23:11:34.32 ID:CzNwWnbx0
再開します

山頂へ:67/70→成功!(1回)

 【2日目 15:30】 神楽山 山頂


しばらく上へ登っていくと、小さな開けたスペースがあった。
中央には気づいてほしいのかどうなのか、「神楽山 山頂」と書かれた膝くらいの小さい看板が立っている。

京太郎「やっと着いたか」

咲「疲れた〜、私ちょっとあそこのベンチで休む...」

京太郎「たかだか20分ちょっとで、ヤワな奴め」

咲「そういう京ちゃんだって息上がってるくせに」

咲「元運動部だからって甘んじてちゃいけないよ!」

京太郎「ぐぬぬ」

そんな軽口を叩きながら展望台のような足場に立つと、眼下に小佐目村を一望できた。
二箇所に大きな家を認めることができる...例の『榎田』と『柊』だろうか。
しかしこうしてみると、案外人が居るなと思った。昨日この村に入った時は人気がなく寂しいと思ったものだが、
今はそれなりの人数が田畑に出たり道を往来したりしている。


 次回『榎田』『柊』の家に移動する際、判定コンマ+20します。


どうする?
持ち物:>>287
周囲 :表の山道(神楽神社、山道出口)
人  :誰もいない

1. 移動する
・神楽神社
・山道出口
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 + 70 = 70
・場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


以後表の山道は省略し、安価レス以下成功するまでコンマを取ります。
経過時間はそれまでにかかったレス×10分です。

↓2
334 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 23:20:56.10 ID:WNa+8XLr0
2.当たり見渡す
335 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 23:21:19.24 ID:15QW+4zAo
1 山道出口
336 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 23:37:01.04 ID:CzNwWnbx0
1. 山道出口へ:24/70→成功!(1回)

 【2日目 15:40】 小佐目村 神楽山 山道入口


紅葉のトンネルを抜けること10分。
迷うこともなく順調に歩みを進め、神楽山の麓へ立った。

咲「ふぅ...ちょっとしたハイキングだったね」

京太郎「なんだかんだで2時間くらいいたんだもんなぁ」


「壬申の儀」と「霎伝」、この村に伝わる二つのモノを知ることができた。
しかしこの小登山へかけた労力と時間に比べると、何となく物足りない気がするのも確かである。


 京太郎「...しかし、あまり収穫なかったですね」

 久「そうかしら?ああいうところに案外糸口はあるものよ」


昼前、楸野宅前での竹井先輩の言葉が思い起こされる。
気がついていないだけで、俺が体験したことの中に手がかりはあるのだろうか?

京太郎(まあ、寝る前にでもゆっくり考えよう)

京太郎(今は昼のうちにできること...足を使って調べないとな)



どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :誰もいない

1. 移動する
・場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


337 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/09(水) 23:46:10.95 ID:CzNwWnbx0
↓1で
338 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 23:56:14.85 ID:Ojo9+wCD0
2柊家
339 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/09(水) 23:59:18.86 ID:Ojo9+wCD0
間違えました
1柊家
340 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 00:13:40.90 ID:O2I/SkFB0
>>339 おkです
しかしどちらにしても判定値が
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 + 20 = 80なので...失敗

ちなみに2. さぐる はその場で可能な探索行為をするので、もし判定するなら
その辺にいる住人引っ掛けて【交渉】コンマとかになると思います、はい。



どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :誰もいない

1. 移動する
・場所指定(地図参照)
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60()
2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


↓1
341 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 00:35:51.80 ID:GCYq+5VY0
1.柊家
342 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 00:36:33.73 ID:GWMhDD2+0
2辺りを見渡す
343 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 00:40:27.19 ID:O2I/SkFB0
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 + 20 + 10 = 90
1. 柊宅に行く:80/90→成功!

やっとキリ良い感じの所で安価取れたー
本日の安価はこれにて終了、柊宅での非安価長文投下して今日は終わりです。
344 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 01:30:20.68 ID:O2I/SkFB0
 【2日目 16:00】 小佐目村 柊宅前

神楽山から見えた家の片方に行くと、表札には手彫りで「柊」の文字が刻まれていた。

 「兄ちゃんたち、誰?」

不意の声に振り返るが、誰も居ない――いや、訂正。
目線を落とすと、俺の腰くらいの背丈の少年がいた。

少年「小佐目じゃ見ない顔だけど、引っ越してきたのか?」

京太郎「いや、違うよ。俺達は旅行で遊びに来てるんだ」

少年「へえー、じゃあ旅館に泊まってるの?」

京太郎「ああ、そうだよ」

少年「そうなのか!」

少年「どこから来たの?やっぱり東京とか?」

少年「兄ちゃんたち大学生?何しに来たの?デート?!」

少年は目をキラキラさせてこちらをまくし立ててくる。
無邪気な声で発せられる質問の一つ一つに俺は真面目に答えようと...って無理に決まってるだろ!

京太郎「待て待て待て!そんなに一気に質問されても無理だって」ハハハ

少年「あっ...ごめん」

京太郎「いいって。さて...まず自己紹介からだな」

少年「じゃあオレから!オレは『柊蕪助』!みんな『カブ』って呼んでるぜ」

京太郎「『ヒイラギ カブスケ』くんね。じゃあ俺もカブで」

京太郎「今度はこっちだな...俺の名前は須賀京太郎。で、こっちのちっこいのが...」

そうして軽く自己紹介をした後、カブはやはり俺たち二人を質問攻めにした。
その嵐は、騒ぎを聞きつけたお母さんが呆れて俺達を家に入れてくれるまで続いたのだった。
345 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 01:35:51.18 ID:O2I/SkFB0
 【2日目 16:20】 柊宅 居間


京太郎「すみません、いきなり来たのにお茶まで出していただいちゃって」

柊妻「そりゃ家の前であれだけ騒がれればね...」ハァ

柊妻「まあ、このクソガキの面倒見てくれるなら何だっていいわ」ガハハ

柊妻「じゃ、あたしは夕飯の準備してるから適当に話してな!」ビューン

なんというか、いかにも人柄が良さそうではあるが、旅館の女将とは別の方向に騒がしい人だ。
カブの元気はお母さん譲りじゃないだろうか?
本日二回目の出されたお茶を飲み干しながら、台所の女性と目の前の少年を見比べる。
なるほど、よくよく見ると似ているような気がしないでもない。

カブ「へぇ、じゃあお姉ちゃんは麻雀が強いんだな!」

咲「ハハ、ま、まあね...」

京太郎「咲、ちびっこ相手にコミュ障発動させるなよ?」

咲「コミュ障じゃない!」

カブ「二人とも仲いいね」

京太郎「まあ、そうかもな」

咲「ちょっと京ちゃん?!」

ここまでの話を総合すると、この少年――通称カブ――は小学三年生の9歳。
毎日バスで街まで通学しているらしい。

京太郎「しかし、土砂崩れで学校行けないんじゃないのか?」

カブ「うん...休み終わっても友達と会えないし、つまんねー」

咲「私たちと同じだね」

カブ「お姉ちゃんたちも学校いけないの?」

咲「だいたいそんな感じかな」

京太郎「連休だから部活のみんなで旅行に来たんだけど、帰れないからな」

京太郎「バスが復旧するまでこの村を色々見てるんだよ」

カブ「へー...でも、つまんなくないの?」

京太郎「まあ、初めて見るものは何でも楽しいよ」

カブ「大人だなー。オレなら炭鉱の機械いっぱいある所で遊ぶぜ」

京太郎「炭鉱って、小佐目山の?危ないんじゃないか」

カブ「うん...だから父ちゃんに、しばらく小佐目山行っちゃダメって言われちゃった...」

カブ「いつも椿屋の『桜』ってやつと遊ぶんだけど、桜もお父さんにダメって言われたらしいぜ」

カブ「でも、父ちゃん今小佐目山に行ってるんだってさ!ズルいよなー!」

「椿屋」というワードに少し反応する。崖の上にある、楸野宅より東の屋敷に住む一家。
「桜」という名前から察するに、そこの娘さんだろうか。
それにカブのお父さんのことも気になる。ただの廃炭鉱に何故行くのか...

咲「お父さん、炭鉱にいるの?」

カブ「うん、父ちゃんは友達の家で飲むって言ってたけどな」

カブ「父ちゃんと榎田のおっさんが昼過ぎに小佐目山に向かうの見たって、桜がさっき言ってた」

その後もカブのおしゃべりは止まらない。「蜜柑」という生まれたばかりの妹が居ること、お父さんが木彫りの職人であること、
お父さんと「桜のお父さん」と「榎田のおっさん」が仲良しだということなどを矢継ぎ早に話してくれた。
もっとも、それと同じくらい俺と咲は自分たちの事を喋らされたけどな。
その瞬間――時計はちょうど16時と、短針は真下を向いていた――も、
俺は自身がいかに苦労しているかを語り、咲に一々ツッコまれるというやり取りでカブの笑いを誘っていた。

京太郎「......それで俺は、しょーがないから雑用を――」

引き受けることにした、と言おうとして、玄関が開いた音に俺は口を噤んだ。
その後数秒待たずして、「ただいまー」という男の声が聞こえたのだった。
346 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 01:37:09.06 ID:O2I/SkFB0
>>345 短針→長針 に訂正

という所で今日の投下終了です。お疲れ様でしたー
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 04:47:52.75 ID:3wvGiwL0o
乙!
348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 15:58:17.49 ID:NO57iTTz0

どことなく不穏な探索の雰囲気もいいし咲はじめ清澄メンバーがいきいきしてるのもいい
349 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 18:51:09.83 ID:O2I/SkFB0
キャラの描き方は面白い系と可愛い系のどっちがいいのか(描けるとは言ってない)

というわけで今日もやります。15分後くらいに開始です
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 18:58:50.88 ID:iNyUDXozo
たいき
351 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 19:10:08.85 ID:O2I/SkFB0
とうかー!
352 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 19:11:11.96 ID:O2I/SkFB0
 【2日目 16:30】 柊宅 居間


「ただいまー...ん、誰か来てるのか?」

カブ「あ、おかえりなさーい!」ダダダッ

カブ「旅行で外から来た兄ちゃんたちが来てるんだよ」

カブは玄関へ駆けていった後、すぐに居間に戻ってきた。
彼を連れ立った中肉中背の男はこちらを一瞥して、へえ、と声を上げた。

男「君らがその旅行の人?」

京太郎「はい、須賀といいます」

咲「私は宮永です。お邪魔してます」ペコリ

カブ「家の外に居たのを俺が見つけてきたんだぜ!」

男「なるほどな、カブに捕まったってわけか」ケラケラ

男「俺は柊。一応、一家の主ってやつだ。よろしくな」

そう言って、柊と名乗る男は手を差し出してきた。
声と話し方から受けた第一印象は「ひょうきん者」だ。
若者のチャラさのような無縁だが、仕草の一つ一つがおどけた感じで、
調子のいいおっちゃんというイメージにぴったりである。

京太郎「ええ、よろしくお願いします」サッ

俺もそんな相手の握手に応えようと、手を差し出そうとして...


(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5) × 8 = 60

↓2
353 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:15:11.57 ID:WZB3afSL0
えいっ
354 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:18:21.87 ID:3wvGiwL0o
はい
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:22:52.08 ID:iNyUDXozo
このスレは判定時のコンマが高過ぎる
356 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 19:25:33.24 ID:O2I/SkFB0
??:87/60→失敗


柊「ほら、宮永さんも」

咲「あ、おねがいします」スッ

柊「いや〜困っちゃうな〜!女の子の手握るなんて緊張しちまうぜ」

柊妻「こらっ!」ガツン

柊「ぐへっ」

柊妻「止めなよあんた、最近はそういうのはセクハラとか言われるんだから」

咲「あ、いや、全然そんなの気にしませんから」アセアセ

握った柊さんの手は、随分ゴツゴツしていた。そういえばカブが、柊さんは木彫り職人だと話していた。
それを象徴するかのようにあちこちの皮膚は硬くなり、その手で生計を立てていることを言外に知らせる。
357 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 19:38:08.05 ID:O2I/SkFB0
??:87/60→失敗


柊「ほら、宮永さんも」

咲「あ、おねがいします」スッ

柊「いや〜困っちゃうな〜!女の子の手握るなんて緊張しちまうぜ」

柊妻「こらっ!」ガツン

柊「ぐへっ」

柊妻「止めなよあんた、最近はそういうのはセクハラとか言われるんだから」

咲「あ、いや、全然そんなの気にしませんから」アセアセ

握った柊さんの手は、随分ゴツゴツしていた。そういえばカブが、柊さんは木彫り職人だと話していた。
それを象徴するかのようにあちこちの皮膚は硬くなり、その手で生計を立てていることを言外に知らせている。


カブ「父ちゃんも一緒に話そうぜ!」

柊「えー俺疲れたんだけど...まあいいか」

柊「ちょっと待ってろ。ビールビール...」ガチャ

柊妻「ってあんた、友達んところで飲んできたんじゃないのかい?」

柊「いやーそれは、アレだ。話が盛り上がってあんまり飲めなかったんだよ」

柊妻「あんたらいっつも盛り上がると酒が速くなるくせに...」

カブ「父ちゃんは飲みに行ったんじゃなくて小佐目山に行ってたんだろ?」

にわかに柊さんの動きがピタリと止まり、それに伴うかのように場の空気が凍りついた。

柊「...蕪助。それ、誰かに聞いたのか?」

カブ「う、うん...さっき遊んでるときに桜が言ってた...」

カブ「ごめん、オレ...聞いちゃダメだった...?」

誰も何も出来ないまま、液体窒素のような柊さんの声が響くまで数秒がかかった。
不思議と、それは何倍にも感じられた。
カブは当然普段と様子の違う父親に慄き、声はいつもより数段控えめだ。
それを振り絞った今も、蛇に睨まれたかのように微動だにしないでいる。

柊「......なーんてな!」

柊「いや、前飲んでる時、榎田のヤツと『久々に山で遊ぼう!』って話になってな」

柊「子供っぽいから恥ずかしくて内緒にしてたけど、バレてんなら仕方ねえや」

柊「しっかし山遊びなんて数十年ぶりで体の節々が痛くってなー。お前が羨ましいぜ!」ワシャワシャ

カブ「いてててて!痛いって!父ちゃーん!」

咲「あはは、ビックリしたー!」

柊妻「この人いっつもそうなのよ。馬鹿なことですぐ変なテンションになって、人を驚かせるんだからね」

すげえ変わり身の術だ...到底同一人物とは思えないほど声色には違いがあった。
ただふざけるためにここまでするとは、何という演技派。

柊妻「あんたらお客さんと話してるのもいいけど、6時くらいには夕飯食べるからね!」

柊妻「ごめんね、折角来てくれて悪いんだけどそれまでには...」

京太郎「いやいや、むしろこっちが申し訳ないくらいですから」

柊妻「助かるわ、それじゃああたし台所戻るから♫」

柊家の食卓にはこれでもかと元気な雰囲気が満ちていた。
こんなに騒がしい家族が居れば、毎日楽しいだろうなぁ...
我が家も別に陰湿なわけではないが、そんなことを思ってしまった。
358 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 19:38:37.11 ID:O2I/SkFB0
 【2日目 16:30】 柊宅 居間

どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :柊、カブ

1. 移動する
・柊宅を出る
・場所指定(地図参照)
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60 (行ったことのない場所)
2. さぐる
・話をする(話題安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(咲)】× 0.5)× 8 = 68 (当たり障りのない話なら自動成功)
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


↓2
359 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:44:15.44 ID:3wvGiwL0o
2 見渡す
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 19:50:29.34 ID:vHiULwIko
361 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 20:02:05.26 ID:O2I/SkFB0
2. 辺りを見渡す:34/60→成功!


柊「そうか長野からかー、結構遠かったんじゃないか?」スイッ

柊「ゴクッゴクッゴク...プハー」

咲「は、はい、移動で...京ちゃん、どのくらいかかったっけ」

京太郎「12時間はかからなかったくらいかなぁ」

柊「そりゃ遠いな!おつかれさん」ガッハッハ

そう返事をする俺の意識は、実際別の所にあった。柊さんの手のひらだ。
さっきビール缶をつかもうとした時、手のひらに茶色いもの――普通の土って感じじゃない――がついているのが見えた。

京太郎(何かの錆か、赤土みたいな感じだったな)


 【2日目 16:30】 柊宅 居間

どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :柊、カブ

1. 移動する
・柊宅を出る
・場所指定(地図参照)
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60 (行ったことのない場所)
2. さぐる
・話をする(話題安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(咲)】× 0.5)× 8 = 68 (当たり障りのない話なら自動成功)
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価


↓2
362 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 20:12:45.21 ID:WZB3afSL0
2 この村の宝ってのは何ですか?
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 20:16:27.93 ID:GWMhDD2+0
364 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 20:26:54.76 ID:O2I/SkFB0
2. 話をする:93/68→失敗


柊「この村の宝、ねえ...特にないんじゃないか?」

柊「強いて言うならやっぱ神楽神社か...」

柊「ここにいる名工だな!」ワハハ

京太郎「そ、そうですか...」ヒキッ


 【2日目 16:50】 柊宅 居間

どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :柊、カブ

1. 移動する
・柊宅を出る
・場所指定(地図参照)
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60 (行ったことのない場所)
2. さぐる
・話をする(話題安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(咲)】× 0.5)× 8 = 68 (当たり障りのない話なら自動成功)
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価

非安価部分の経過時間入れ忘れてました...安価と合わせ10+10=20分経過してます。
会話のとき成否秘密にするのやめます。成功してるのに有効な話が出てこなかったら
特に意味がないか、はぐらかされてるのか判るようにします。

↓2
365 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 20:37:52.08 ID:3wvGiwL00
柊さんは「壬申の儀」に参加されないんですか?楸野さんに『椿屋』『榎田』『楸野』『柊』の家はとても古くからあるって聞いて
儀式の元になった言い伝えの神楽を舞った女の人の末裔かと思ってたんですが…
366 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 20:38:40.17 ID:2QwUR/5jo
367 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 21:01:49.43 ID:O2I/SkFB0
2. 話をする:17/68→成功!


咲「そういえば、柊さんは昼間の儀式には出なくてよかったんですか?」

柊「ん、『壬申の儀』のことか?よく知ってるな」

咲「昼間散歩してて、神社に行ったらちょうどやってたんです」

柊「ああ、なるほどね...いや、別に出なきゃってことはないぜ」

柊「でも...なんで『出ないといけない』と思ったんだ?」

咲「え?!え、あ、えーっと...」チラッ

キッとした急な柊さんの目線に咲がどもる。こいつ、質問され返されるとは思ってなかったな。
なんとかして!と言わんばかりの必死な目線に、仕方なく助け舟を出してやる。

京太郎「楸野さんから、あの儀式は昔四人の女の人が神楽を踊って神様を諌めたのが始まりだって聞いたんです」

京太郎「それと『柊家』がこの村の名四家だってことも聞いたんで、数も同じだし何か関係があるのかと」

京太郎「例えば、四家がその女の人たちの末裔とか...なーんて?」

柊「...」

京太郎「って咲が言ってたんです!すいません、こいつミステリーとか陰謀論とか怪しい話大好きで...」

咲「ちょっと京ちゃん!?っていうか陰謀論は別に好きじゃないよ!」アタワタ

柊「...宮永さん、本好きなの?」

咲「え、あ、え、はい、まあ.......」

柊「へえー、良いじゃあないか」

柊「...しかし楸野のじいさんからねぇ..........」

柊「別にうちにそういう話があるってのは聞いたことないなあ」

柊「昔話みたいなのは長老が詳しいけど、俺らはそうでもねえよ」

カブ「マジで!?うちすごいの!?言い伝えとか末裔とかめっちゃかっけー!」

京太郎「だから、今違うって話だったろ」ハハハ

柊さんの口ぶりは嘘があるわけではなさそうだった。
しかしその目は、俺たちを訝しむ感情を雄弁に語っていた。


 【2日目 17:00】 柊宅 居間

どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :柊、カブ

1. 移動する
・柊宅を出る
・場所指定(地図参照)
(【行動(京太郎)】+【行動(咲)】× 0.5)× 8 = 60 (行ったことのない場所)
2. さぐる
・話をする(話題安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(咲)】× 0.5)× 8 = 68 (当たり障りのない話なら自動成功)
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5)× 8 = 60

3. 自由安価

会話のとき成否秘密にするのやめます。成功してるのに有効な話が出てこなかったら
特に意味がないか、はぐらかされてるのか判るようにします。

↓2
368 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 21:26:05.15 ID:3wvGiwL00
小佐目山で遊んで大丈夫だったんですか?危ないって旅館の女将さんに聞きましたけど。
遊べるなら俺たちも行って遊びたいなぁ。
369 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 21:28:41.28 ID:WZB3afSL0
↑+早めに宿屋へ帰っておく
370 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 22:01:30.37 ID:O2I/SkFB0
うーん...まあ、OKとしましょう

2. 話をする:28/68→成功!


京太郎「でも山で遊ぶなんてお若いですねー」ハハハ

柊「まあな」ケラケラ

カブ「母ちゃんにはいつも『年相応の落ち着きを持て!』っておこられてるしな」

柊「い、言うなよ〜」

京太郎「しかし、小佐目山でそういうことして大丈夫なんですね」

京太郎「旅館で女将からあそこは廃炭鉱の機械がそのままになってて危ないって聞きましたけど...」

カブ「あー!そうだった!父ちゃん、俺には行くなって言ってたくせにズルいぞ!」

柊「馬鹿、てめえみたいなガキは不注意だからダメだって話だよ」

柊「別に遊んだって言ったって、本当に子供みたいにはしゃいで走り回ってたわけじゃないぜ?」

柊「適当に駄弁りながら散歩したり、えーっと...まあそんな感じだったよ」

京太郎「へえ、そうなんですか。行ってみようかな」

柊「やめときな、高校生なんてまだまだ子供だよ」

柊「どーせ行ったら行ったで、はしゃいでかくれんぼとか始めちゃうぜ?」

柊「男は子供っぽくって嫌だよなあ?宮永さん」

咲「えー?どうかな...?」

(回想)

 優希「おい犬!私のタコス食ったのお前か!?」ボカボカ
 京太郎「知らねえよ!どうせ無意識で食ったんだろってか殴るな!」
 
 京太郎「おい優希ー!牌譜出したら元に戻せっつってんだろーが!」ドタドタ
 優希「ぎゃー!殺されるじぇー!!」バタバタ

(回想終)

咲「......男の子だけじゃないけど、そうかもしれません」

京太郎「おい」

京太郎(言ってくれるぜ...しかし、それよりだ)

何となく、柊さんの言葉には誤魔化しのようなモノを感じる。
まるで俺たちを小佐目山に近づけたくないみたいだ。
いや、実際危ないから心配しているだけなのかもしれないが。

咲「京ちゃん、時計持ってる?」

京太郎「ああ、持ってるぜ...お前の後ろに壁掛けがあるけどな」

咲「あ、ホントだ」アハハ

咲「...ってそうじゃなくて、そろそろ旅館に戻ったほうがいいんじゃない?」

京太郎「うーん、でも夕食まで50分くらいあるぞ?」

咲「色々歩き回ったし、食べる前にお風呂とか入って休みたいもん」

京太郎「そうか...まあ、いっか」

咲の言にとりあえず納得しておく。特段俺に意見があるわけではない
――いや、楽しいしどちらかと言えばまだ居たいのだが――からだ。
そろそろ帰るという旨を柊さんとカブ、それから奥さんに伝え、
コップに残ったお茶を飲み干して立ち上がる。カブの目線が痛いぜ。
371 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 22:02:03.64 ID:O2I/SkFB0
 【2日目 17:10】 小佐目村 柊宅前


カブ「ホントに行っちゃうのかよー」

咲「まあまあ、また遊びに来るね?」

京太郎「今日は楽しかったです!ありがとうございました」

柊「良いってことよ。カブのやつも楽しそうだったしな」

柊「家内にも言っとくさ」

京太郎「よろしくお願いします。それじゃあ」

カブ「じゃあな!」フリフリ

咲「じゃあね、カブくん」フリフリ

数十分前と同じ、バタンという音と共に親子は扉の向こうへ消えた。
ここで少年から声を掛けられた一時間と少し前に比べると、日は大分傾いている。
さてと言って、俺が門を開けて敷地の外へ出ようとした時であった。派手な音を立てて咲が転んだ。
こいつは相変わらずだな、と思いながら後ろを振り返ると――


(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5) × 8 = 60

↓2
372 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 22:05:43.52 ID:3wvGiwL00
低く
373 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 22:12:25.28 ID:DXRH20ouo
そい
374 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 22:35:20.00 ID:O2I/SkFB0
28/60→成功!


――その時、ついさっき出てきた玄関の横にシャベルが置いてあるのに気がついた。

咲「いててて...」

京太郎「なあ、咲」

咲「心配くらいしてくれてもいいじゃん...どうしたの?」

京太郎「あのシャベル、俺たちがここに来た時からあったか?」

咲「えー、そんなこと覚えてないよー」

京太郎「そうか...」

咲はこう言うので確信は持てないが、俺たちが奥さんに招かれて家の玄関をくぐったとき
その隣にこれは無かったように思える。もしそうならばその後に誰かが置いたというのが当然の摂理で、
まさかこんな金属の塊が虚空から湧いて出てくるわけがあるまい。

咲「あ、その話なんか量子力学みたいだね」

京太郎「量子力学?」

咲「え?あー、詳しく聞かれてもよくわからないけど...」

玄関前まで歩いていって、よく見てみる。壁越しに家族の歓談がかすかに聞こえた。
シャベルは鉄製でどこにでもある普通の大きさ。学校の体育倉庫なんかにありそうだ。
かなり使い古されていて、ところどころ錆びついている。

咲「って違うよ。それで、そのシャベルがどうかしたの?」

京太郎「いや...なんか気になっただけだ」

観察をやめて咲と門をくぐる。この木の表札も柊さんが自分で作ったのだろうか。
そんなことを考えているうちに、シャベルのことはあまり気にならなくなっていた。
375 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 22:43:14.62 ID:O2I/SkFB0
京太郎「咲、お前カブとよく話してたな。子供相手なら人見知りもマシなのか?」

咲「あー、そうかもね...でもカブくん元気だし、話しやすいのもあったかな」

咲「...そういえばあれってシャベルなの?スコップじゃなくて?」

京太郎「あれはシャベルだろ。大きいのがシャベルで、小さいのがスコップだ」

咲「いやいや、絶対逆だよ!お庭で使うほうがシャベルだよ!」

京太郎「いーや違うね!」

ワーワー! キャーキャー!

おっと、そんな馬鹿話をしているうちにもう旅館が見えてきたようだ。


 【2日目 17:20】 小佐目村 旅館前


旅館に着くと、駐車場に見覚えのない男たちがたむろしていた。
筋肉隆々の男、眼鏡をかけたモヤシ男、金髪でいかにもチャラそうな男。
ミニバンのバックドアを開け、何か話しながら作業しているようだ。

咲「京ちゃんも金髪だよね」

京太郎「うるせえ。俺はチャラくないからセーフ」

咲(ホントかな...?)

京太郎「何やってるかは見えないけど、声は聞こえそうだな...盗み聞きしてみるか?」


(【探索(京太郎)】+【探索(咲)】× 0.5) × 8 = 60

↓2
376 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 22:44:27.65 ID:3wvGiwL0o
377 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 23:07:05.83 ID:GCYq+5VY0
ぬん
378 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 23:32:08.71 ID:O2I/SkFB0
83/60→失敗


「...鍵..........今度........」

「.............見つか........結果...........」

「まあ...............積み..........隠........」

「......山..........んね」

「.......あの女の...........」

「.......一日か.........」

「そりゃ............かった....」


京太郎「全然聞こえねえけど...何話してるんだ?」

咲「なんか物騒だね...」

近くの茂みに隠れて聞き耳を立てるが、話はごく断片的に聞こえてくるだけだった。
男たちはまだ作業を続けるようなので、バレないうちに諦めて撤退することにした。

咲「京ちゃんくっつきすぎ。暑いよー」

京太郎「ああ、悪い悪い」

草むらに身を寄せるうちに自然と距離が近くなってしまったのだが、指摘を受けて咄嗟に距離を取った。
実を言うと、盗み聞きとは別の意味でドキドキしてたんだけど...恥ずかしいので流石に言えない。男の子は単純なのさ。

咲「やっと休めるよー...今日の晩ご飯はなにかな?」

京太郎「咲、お前最近やけに食い意地張ってないか?」

咲「そ、そんなこと!...うーん?」

そんな気持ちは露程も知らぬ咲と他愛のない話をするが、そうやってたった数十秒歩くだけで
同級生や先輩がいる旅館、その玄関に到着してしまったのであった。
久々の「二人の時間」もしばらくおあずけだな、と落胆する俺がバッと大げさに戸を開けると...

主人「おや、おかえりなさいませ」

ちょうど事務所から帳場に出てきた主人が、歩き疲れた俺と咲を迎えてくれた。
379 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/10(木) 23:36:04.20 ID:O2I/SkFB0
いつもより早いですが今日はここで切ります
次回以降しばらく0時は越えられなくなります。なるべく早く始めますのでよろしくお願いします。

かわいい咲ちゃんを書きたいがその前にまともな文章を書けるようにならねばならぬので世知辛さを感じる...
感想意見質問等あれば是非お聞かせください。

ではおやすみなさい!
380 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/10(木) 23:54:48.73 ID:GWMhDD2+0
乙〜
381 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 04:06:25.84 ID:iSpcUI050
乙乙咲ちゃんかわいいよ
382 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 05:04:21.98 ID:MmGlqvNYo
乙!
383 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 12:39:03.51 ID:RPr2u2AZO
電子メモ帳の電池を探す、桜ちゃんに話を聞く、炭鉱の探索
こんなところかな
384 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/11(金) 17:39:03.40 ID:OWxzLwx30
今見返したら間違えてた

夕飯19時からだった(>>314)なので、>>370

京太郎「うーん、でも夕食まで50分くらいあるぞ?」

京太郎「うーん、でも夕食まで2時間くらいあるぞ?」

に訂正です

誤字はそのうちまとめて訂正しようかと思ってたけど誤謬はさすがにね...


というわけで今日もやります。
18時くらいから始めますよー
385 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/11(金) 18:04:52.88 ID:tN6i9gWqo
はいの
386 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/11(金) 18:17:39.84 ID:OWxzLwx30
遅れはべり、かたじけなし
開始しまーす
387 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/11(金) 18:19:32.61 ID:OWxzLwx30
>>378から

主人「随分お疲れですね。お出かけでしたか」

京太郎「はい...神楽神社で儀式を見てきたんですけど、結構歩いて」

主人「ああ、あれですか。別に面白いものでもなかったのでは?」

咲「そうかな?不思議な雰囲気で結構よかったかも」

主人「へえ...お若いのに変わった趣味ですね」

咲「あはは、別に趣味ってわけじゃないですよ」

京太郎「あと柊さんのお家にも行ったんですけど、こっちもこっちで疲れました」

主人「はは、仰りたいことはわかりますよ。元気ですよね」

京太郎「すごい楽しいんですけどね...柊さんも奥さんも、あとカブも」

主人「あそこはあの奥さんのかかあ天下ですからねぇ。暗くなりようがありませんよ」

咲「でも、女将さんも元気な人ですよね?」

主人「あはは、確かに元気ですけど、柊さんみたいにしっかり者という感じではないですし」

主人「むしろ騒がしいしそそっかしいし...」トン

女将「...あら、あなた。そろそろご飯の準備しないとね?」

主人「あ、ああ...もうそんな時間か」

主人「じゃ、じゃあ、俺先に厨房に行ってるから」ガチャ

女将「...そういうわけで、19時にお部屋にお持ちしますので。待っててね?」

真後ろからの声に振り返り顔から血の気が引いた主人が、そそくさと事務所のドアに引っ込んでいった。
女将は始終にこやかなまま俺たちにそういってから、その後に続いた。
388 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/09/11(金) 18:20:48.94 ID:OWxzLwx30
咲「案外お茶目なのかもね、ご主人」

京太郎「...別に嬉しかないけどな」

咲「それにしてもほんと疲れた...足がクタクタだよ...」

咲「じゃあ、私お風呂入ってくるからまた後でね」スタスタ

京太郎「おう、203でな」

そう言って咲の小さな体は、回廊へ繋がる廊下に消えていった。
俺も今から入ろうか?今すぐに疲れを洗い流したい気分だし、大浴場も使ってみようと思っていたところだ。
しかしゆっくり考え事もしたいので、悩みどころである。

京太郎(気が向いたら行くか...でもゆっくり浸かりたいから、あまり夕飯の前にならないほうが良いな)


 【2日目 17:30】 旅館・本館 1階 玄関

どうする?
持ち物:>>287
周囲 :何もない
人  :誰もいない

1. 移動する
・旅館を出る
・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
【探索(京太郎)】× 8 = 40

3. 自由安価


咲と別れてしまいましたが、203号室に行けば誰か連れて行くことはできます。
あと「特にしたいことないし夕飯までスキップ」とかであれば自由安価でお願いします。

↓2
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