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勇者「安価とコンマで輪廻転生を繰り返して世界を救う」

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497 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/10/01(木) 22:11:57.55 ID:QbJnuXwTO
コンマ判定の結果、>>495>>496を採用。

勇者2「オーエドかぁ……どんな町なのかなぁ……」

勇者2は、引き取られた神社の付近から出たことが無い。妖怪王を殺すための修業とはいえ、勇者2は知らない大きな町に行くのが楽しみだった。

ヒュウウウ……

勇者2「あれ……」

勇者2(風が出てきた……さっきまで無かったのに……)

勇者2「雨降るかな……取り敢えず雨が凌げる場所までは早く着かないと……」



勇者2「……!?」ゾクッ……!!

勇者2(何……!? この感覚……!)

勇者2(何か……何かいる……!)

警戒する勇者2の目に映ったのは、黒い龍だった。

その大きさが、とてつもない。その龍は霞んで見えるほど遥か遠くにいるはずなのに、龍の頭は天まで届いているのだ。

勇者2「ま……まさか……!」

勇者2「あれが……妖怪王……!?」

ゴゴゴ……

天候が急に荒れ出す。強い雨が降り始め、強い風が吹き始め、雷がいくつも鳴り始める。

そして、ゆっくりと黒い龍がこちらを向こうとしている。

勇者2(ダメだ……! 絶対に目を見たらダメだ……!)

あの龍と目を合わせてはいけない。直感的にそう感じた勇者2は、目を逸らそうとした。

だが……

閃影「勇者2様! 危ないっ!!」

ビュウ!!!

突如、とんでもない強風が吹き、勇者2の体を持ち上げた。

勇者2(竜巻……!?)

こんな場所で、こんな竜巻が起こることなど無い。やはり、あの龍が起こしているのだろうか……!?

閃影「ゆ、勇者2様……!!」

閃影は手を伸ばすが、彼女の手は届かない。

勇者2(ヤバイ……! 意識が……!)

彼女の体は、竜巻で吹き飛ばされ……

───そうして、勇者2は意識を失った。



安価です。勇者2が飛ばされた町を決めます。

↓1 飛ばされた町の名前
↓1〜3 町の特徴
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