勇者「安価とコンマで輪廻転生を繰り返して世界を救う」

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1 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 22:44:58.38 ID:cSOWZo06O
あらゆるファンタジー要素が詰め込まれた世界。諸問題はありながらも、それなりに平穏な日々を送っていた剣と魔法の世界。

だが、十数年前に【魔王】が現れたことで状況は一変した。世界の半分以上が魔王の率いる魔族たちによって支配されてしまったのである。今も、魔王の侵攻は続いている。

そんな世界に貴方は勇者として降り立った。しかし、貴方は余りにも無力だ。世界を救うことなど到底不可能であろう。

───輪廻転生を繰り返さない限りは。



◆◇◆◇◆

本スレは、主人公の勇者が安価とコンマを駆使して魔王に支配された世界を救うことを目的とした安価スレです。

しかし残念ながら、世界を救う難易度は非常に高くなっています。世界の半分以上は魔王たちに支配されており、多くの人々が不幸になり、死んでいきます。また、本スレには主人公補正というものは存在しないため、勇者と言えども道半ばで死にます。

ですが、ご安心ください。本スレの勇者は『輪廻転生』という固有スキルを持ちます。このスキルは「前の周回の能力や記憶を次の周回に引き継ぐ力」となっております。そのため、次の周回に行けば行くほど勇者は強くなっていきます。

どんどん死んで、どんどん強くなっていきましょう!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1599918298
2 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 22:47:37.47 ID:cSOWZo06O
とはいえ、最初は世界を救おうと気負わなくて大丈夫です。スレを進めていくうちに勇者らしくなっていくでしょう。

それでは、まずは勇者の初期ステータスを決めましょう。コンマ一桁判定です。

↓1のコンマ十桁……身体能力、一桁……戦闘力
↓2のコンマ十桁……精神力、一桁……知性
↓3のコンマ十桁……器用さ、一桁……感受性
↓4のコンマ十桁……魔力、一桁……幸運
↓5のコンマ十桁……魅力、一桁……スキル適応力
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:48:14.72 ID:OfpVXo4o0
死に戻りじゃなくて転生ってことは死後転生して成長するまでに魔王軍は進軍するわけだ
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:48:41.54 ID:8fUaZoxr0
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:49:50.59 ID:52cOP8Y10
ロマサガじゃねーか
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:51:36.29 ID:MgweUizj0
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:51:40.93 ID:OfpVXo4o0
>>5
ロマサガって死にゲーなの?
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 22:51:55.72 ID:h8R4SrPDO
はい
9 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 23:00:52.02 ID:cSOWZo06O
・勇者のステータス
身体能力:7
戦闘力:2
精神力:5
知性:4
器用さ:5
感受性:9
魔力:2
幸運:9
魅力:9
スキル適応力:3

〜ステータスについてのちょっとした説明〜
1.身体能力……体を動かすセンスのこと。高ければ高いほどアクロバティックな動きが可能で、咄嗟の対応力が上がる。
2.戦闘力……純粋に肉弾戦が強いかどうか。どのような戦い方になるかは他のステータスによって左右される。
3.精神力……メンタルの強さ。本スレの世界では精神力の弱さは致命的になる場合がある。最低値だとショック死なども考えられる。
4.知性……賢さ。頭が良いのに越したことはない。
5.器用さ……割と便利なステータス。色々なところで使える。これが低いと不器用な生き方になるかも。
6.感受性……相手の心を汲み取ったり怪しげな雰囲気を感じ取ったりする能力。高いと某少年探偵のように隠された真実に気づける。ただし、時と場合によっては高いことが仇となることも。
7.魔力……魔法を使いこなす力。高いと魔法が強くなるし、多くの魔法を使える。
8.幸運……どれだけラッキーか。コンマ判定とは別のステータスで、日常的にどれだけ幸運かが決定される。
9.魅力……人間的魅力のこと。外見が良くても人間として最悪ということも有り得る。
10.スキル適応力……どのくらい職業スキルや種族スキルなどを上手く扱えるか。これに固有スキルは含まれないので、たとえ1でも『輪廻転生』に影響は無い。

戦闘は期待できませんが、人の心を読み取る力と人間としての魅力がズバ抜けていますね。あと運がめちゃくちゃ良い。

ここで本来は年齢と種族を決めることになっています。年齢とは『輪廻転生』によって前周回の記憶を思い出す年齢のことです。また、選択できる種族は10個で、それぞれ異なる特徴があります。

今回は最初なので、年齢は【18歳】で種族は【人間族】とします。次の周回から選びましょう。

では、次に性別を決めます。

↓1のコンマ偶数で男性、奇数で女性
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:02:32.07 ID:MgweUizj0
11 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 23:07:13.39 ID:cSOWZo06O
性別は男に決定。

最後に勇者の経歴を決めます。容姿や性格、過去、趣味嗜好、隠された能力など何でも構いません。できるだけステータスや年齢、種族に即したものだとありがたいです。場合によっては細部を変更して採用するかも。最初なので軽めの設定でいいかなと。

↓5くらいまでを採用
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2020/09/12(土) 23:12:34.40 ID:8fUaZoxr0
黒髪の優男系顔。普段は大人しく温厚だが怒ったら静かにキレるタイプ。理不尽や不条理などが弱者が強いたげられるのが嫌い。悪人にはそれ相応の罰を与えるべきと考えてそれにたいしては手段は選ばない
13 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 23:20:58.04 ID:cSOWZo06O
あ、すいません。勇者の経歴はキーワードみたいな感じでシンプルにお願いします。それを下5まで募集し、合わせて勇者にキャラ付けする感じです。

すいませんが再安価で。

↓5
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:22:34.36 ID:cy2TsRYWo
茶髪で元気そうな好青年、性格としては元気な性格でありあまり悩みは無さそうな感じ。昔から山近くの村で自然と関わりながら生活してきたため、しっかりとした訓練をしていなくても多少身体能力が高い。昔から感受性が高く、悩みがある人や悲しいことがあった人にはすぐ気づき、少しでも相談に乗ったり励ましたりなどしていた、そして、そんな彼にたくさんの人々は惹かれていた。趣味はガーデニングで、隠された能力としては昔から自然と関わっていたため、植物に関する知識がある
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:23:11.53 ID:OfpVXo4o0
淫乱売春夫
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:23:15.24 ID:8fUaZoxr0
優しく人を思いやれる心がある。多重人格

こんな感じですか?長いなら多重人格だけで
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:23:16.41 ID:LkodWj4L0
記憶が確かであれば7って奇数だから女の子では?
安価下
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:23:23.48 ID:cy2TsRYWo
あ、すいませんロードできてませんでした、わたしのはなかったことにしてください
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:23:42.65 ID:aRtxgTnsO
剣と会話できる
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:26:01.88 ID:MgweUizj0
山育ちで幼少時から身体を動かす生活をしていた
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:34:20.33 ID:cy2TsRYWo
趣味はガーデニング
22 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 23:48:03.53 ID:cSOWZo06O
>>17
ホントだ。たびたびすいません。性別は女性でした。

採用した経歴は
【淫乱売春婦】
【優しく人を思いやれるが多重人格】
【剣と会話できる】
【山育ち】
【趣味はガーデニング】
となります。

……大丈夫かな? まぁ、やっていきましょう!

経歴により、職業は【娼婦】となります。でもエッチな描写は無いぜ、残念だったな!

では、最後に勇者が勇者として目覚める場所を選択してください。今回のエリアはあらゆる種族が住む世界で一番大きな王国です。そのエリアが治める国または村を下から選んでください。

1.中心部にある巨大な王国
2.外交都市
3.魔族との前線に近い町

↓1
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/12(土) 23:49:10.65 ID:OfpVXo4o0
3
24 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/12(土) 23:51:47.15 ID:cSOWZo06O
3の魔族との前線に近い町を選択されました。ハードモードを選びますねぇ。

では本編を始めます。少しお時間いただくかも。
25 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 00:10:09.43 ID:/S/2QewlO
【勇者一周目:太陽暦123年:秋の夜】

勇者「う〜〜……ん、よく寝たわぁ……」

勇者「さて、今日もお仕事頑張らないと♪」

勇者は、娼婦である。娼婦とはもちろん、男性の「夜のお相手」を務める職業だ。時代がどうなろうと、場所がどこであろうと食いっぱぐれることの無い働き口である。

……特に、魔族との前線であるこの町では。

↓1 町の名前
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 00:11:15.64 ID:Em/ej9ZI0
コヨーテ
27 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 00:21:50.99 ID:/S/2QewlO
王国の東に位置する町「コヨーテ」は、昔はのんびりとした農村だったらしい。……魔族たちが攻めてくる前は。

魔王が魔族を引き連れて支配したエリア……コヨーテはその隣に位置するのだ。今は必死になって王国軍が魔族の侵攻を留めているが、いつそれが突破されてもおかしくない。

魔族による悲劇はコヨーテでは日常茶飯事。この前も同僚が二人嬲り殺されたばかりだ。

この町では、生きているだけで奇跡なのである。

勇者「……だからこそ、感謝して仕事頑張らないとね」

幸か不幸か、戦争の前線では娼婦の需要は高まる。勇者が蠱惑的なのも相まってか、彼女には毎日指名が入る。

勇者「……んー、でも、お仕事にはちょっと時間あるかな」

少しだけなら自由時間がありそうだ。何をしよう?

1.ブラブラ散歩する
2.自宅の家庭菜園をいじくる
3.仕事場で待機
4.自由安価。「流石にそれは無くね?」っていうのは無効

↓1 眠いので安価して終わり。明日からよろしくお願いします
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 00:22:27.19 ID:7u4YktZ80
2
29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 03:13:45.67 ID:cPSY4cIQo
おつ
30 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 10:41:55.33 ID:/S/2QewlO
やりますぜ。



2選択

勇者「……家庭菜園でもやろっかな」

そう言うと、勇者は再び下宿先に戻る。町と同じ名前を冠する下宿「コヨーテ」には勇者のような娼婦たちが多く住んでいる。そのためか、この時間は人がほとんどいない。働きに出ているのだろう。

ガチャ

勇者「うんうん、今日も野菜たちは元気だねっ」

勇者はガーデニングが好きだ。しかし、この下宿先では家庭菜園やちょっとした観葉植物を買うくらいが限界。もう少し大きなところに住めたらいいのだが……

勇者「……こんなご時世じゃ、そんな生活できないよね」

王都に行けばもう少しマシな暮らしができるのかもしれないが、今のところそのつもりは無い。

勇者「だって、娼婦の仕事好きだしー……」

新しい環境で働くよりも、馴染みの客ばかりの方が遥かにラクに働ける。わざわざ王都で働ける娼館を探すことも無いだろう。

『輪廻転生』なんて大層なスキルを持つ勇者だが、彼女は今の生活で充分満足しているのだ。

……このまま、何も起きなければいいのだが。



安価です

↓1 コヨーテを含む大規模なエリアを統治する王国の名前
↓2 幸運判定。10以上出せば不幸を回避できる
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 10:50:58.61 ID:diin13OE0
クランディア(王国)
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 10:51:04.63 ID:buD0fMT4o
アズレイ
33 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [sage]:2020/09/13(日) 11:06:44.51 ID:/S/2QewlO
コンマ10以上のため不幸を回避。幸運が高いとこういう時良いですね。



ワー!! キャー!! ウオー!!

勇者「あら?」

外から人々の声が聞こえる。悲鳴ではなく、歓声だ。

ベランダから身を乗り出し、歓声の上がっている方を見てみる。

勇者「……ああ、王国軍か」

王国軍は世界でも屈指の騎士団だ。コヨーテはクランディア王国の統治下にあるので、定期的に新しい一団が送られてくる。

……それだけこの町で殺されたり傷つけられたりした王国軍が多いということだが。

勇者「……あ、そろそろ時間だ。仕事行かないと」

どんなに魔族との戦争が激化していようと、勇者にできることは何も無い。彼女はただ、精一杯男たちの癒しになるだけだ。



キャラクター安価です。今日の勇者の客(性別は男)を募集します。名前・年齢・職業・役職・その他の特徴を記載してください。

同時にコンマ判定でキャラクターの特徴を付け足します。コンマ十桁は【特に秀でたステータス】、一桁は【職業の熟練度】。

↓3まで
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:19:31.76 ID:diin13OE0
アレク
26歳
戦士
(役職とかわからないので>>1さんに任せます)
大男。右目に傷がある
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 11:20:49.61 ID:buD0fMT4o
名前:ベレト
年齢:19歳
職業:領主見習い
特徴:ナルシスト。頭はキレるが見栄っ張りで童貞
36 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 11:27:17.05 ID:/S/2QewlO
>>34
たびたびすみません! 【役職】じゃなくて【性格】でした。変な間違いしちゃった。このレスは無効扱いでお願いします。
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 12:12:00.94 ID:KVFXc6jDO
名前・ドルキン
年齢・30
職業・鍛冶職人
性格・頑固者、職人肌。
その他の特徴
筋肉質で低身長、もじゃもじゃ髭といった典型的なドワーフ。
勇者にとってはお得意様。勇者に「剣と会話できる」能力があるため時折プライベートの時に作った剣を見せている。
38 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:07:48.45 ID:/S/2QewlO
勇者「……あら、アレクさん!」

アレク「よお勇者ちゃん!」

勇者「久しぶりじゃない? 私のこと忘れちゃったのかと思ったわ」

アレク「冗談キツイぜ。コヨーテ随一の癒し手のことを忘れられるわけねぇだろう」

最初のお客様はアレク。大柄な戦士の男だ。コヨーテ派遣の王国軍に傭兵として参加している。お得意様とまではいかないが、たびたび勇者を指名してくれる人である。

アレク「最近魔族の野郎共が大量に湧き出やがってよ。そいつらの対処に手一杯だったのよ」

勇者(……新しく騎士団が派遣されたのはそういうわけか)

きっと、多くの騎士団や傭兵が傷つけられたのだろう。

勇者「……さっ、横になって。今日はお仕事のことなんか忘れさせてあげるっ♪」



安価です
↓1 コンマ二桁判定。アレクの「癒し」は自動成功。コンマ45以上でイベントフラグを入手できます
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 15:08:14.99 ID:bbcs0O190
40 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:20:47.98 ID:/S/2QewlO
99のため、めちゃ大きなイベントになるかもしれないフラグをゲット。

アレク「ふう……」

アレク「いつもありがとうな、勇者ちゃん」

勇者「ふふっ、こちらこそ。楽しかったわよ♪」

仕事柄セールストークをすることも多いが、これは本当だ。勇者は娼婦が天職だと思っているし、娼婦として働いている時が一番幸せを感じる。

アレク「……そうだ。そういや知ってるか? 最近コヨーテでもちきりの噂」

勇者「? 何かしら。この町には変な噂はいっぱいあるわよ?」

アレク「それはそうだけどさ……結構信憑性の高いヤツらしいんだよ」



選択してください

1.王都の貴族が勇者を買おうとしている
2.コヨーテを騒がす殺人鬼の事件に進展があった
3.派遣された騎士団の中に王子がいる

↓1
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 15:21:03.95 ID:mqs3j4wN0
2
42 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:33:10.77 ID:/S/2QewlO
アレク「ほら、最近あっただろ? コヨーテで出た殺人鬼の話」

勇者「ああ……」

基本的に治安のあまりよろしくないコヨーテだが、魔族以外の殺人はほとんど皆無であった。それは王国軍の働きによるものだろう。

しかし、一か月ほど前から「魔族以外の存在」による殺人事件が多発しているのである。その数、実に9件。これはこんな小さな町では異常な数字だ。恐ろしさから引っ越しを決意した住人も少なくない。

アレク「その事件に進展があったらしいんだよ。犯人の目星がついたんだと」

勇者「! 目星が……」

アレク「ああ、何でも王都から捜査系のスキルを持つヤツらが派遣されてきたらしくてな。どんどん証拠が上がっているらしい」

勇者「それは良かった……」

これで少しは町も落ち着くだろう。

アレク「それじゃあ……俺はそろそろ帰るよ。また来るぜ!」

勇者「ええ、待ってるわ♪」
43 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:35:30.91 ID:/S/2QewlO
ベレト「君か! コヨーテで有名な『女神様』とは」

勇者「……?」

二人目のお客様は、新しいお客様のようだが……

ベレト「君の評判は聞いている。さ、さぁ、僕を満足させてみたまえ!」

勇者「……ふふっ」

ベレト「な……何がおかしい!」

勇者「あなた……こういう店初めてでしょ?」

ベレト「なっ……!」カアア……

勇者「初めての子って、横柄な態度を取りがちなのよね。緊張の裏返しなのは分かってるけど、そんな風じゃ女の子に嫌われちゃうわよ?」

ベレト「ぐっ……!」

ベレト「……う、うるさいっ! 仕方ないだろ! 僕は、その……色々と未経験なんだ!」

勇者「あら、童貞さん?」

ベレト「そんなハッキリ言うな!」

勇者「ふふ、ごめんなさい」

ベレト「うっ……」

顔を真っ赤にして俯いてしまった。若い男には、勇者の魅力はあまりにも刺激が強すぎるのである。

勇者「じゃあ……今日は私で卒業してくれようと?」

ベレト「…………」

ベレト「……だ、誰にも言うなよ?」

勇者「うんうん♪」

ベレト「……実は僕、領主見習いなんだ」

ベレト「それで今月から領主様の元で修業をしているんだが……領主様に童貞を笑われてしまってな」

ベレト「だったらコヨーテに女神様がいるからソイツで卒業してこい、とそう言われて……」

勇者(なるほどねぇ……)

勇者はコヨーテではかなりの人気を誇る。指名をすんなり取れることは珍しく、ましてや初めてのお客様が勇者を指名できるはずがない。

勇者(領主様のお力ってわけだ……)

勇者「……どこの領主様?」

ベレト「どこって……コヨーテの隣町だぞ」



安価です

↓1町の名前安価。同時にコンマ二桁判定で町の大きさを決めます
44 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 15:36:46.68 ID:d1NLcZAzO
ビーフ
45 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:46:57.36 ID:/S/2QewlO
コンマ68なのでそこそこデカい。ちなみにコヨーテは20くらいで、クランディア王国は95くらい。

勇者「隣町って……ビーフの領主見習いなの?」

ベレト「ああ、そうさ。何てったって僕は優秀だからな!」

ビーフはコヨーテの二倍くらいある町だ。確かクランディア王国の主要な町の一つに入っていたはず。

勇者(そこの領主見習いだなんて……本当に優秀なのかもね)

勇者「ふふ……すごいのね、ボク」

ベレト「そ、そんな呼び方するな! 僕はもう19歳だぞ!」

勇者(私の方が年下なのは黙っておこう)

勇者「……それで、どうする?」

ベレト「へ?」

勇者「私と、する?」

ベレト「ぐ……! ぐぐぐっ……!」

ベレト「…………はぁ」

ベレト「……いや、せっかくだが止めておくよ」

勇者「えっ……」

ベレト「安心してくれ。ちゃんと代金は払うよ」

勇者「やめちゃうの……?」

ベレト「うっ……! あ、ああ……」

ベレト「……何ていうか、このままアンタとしても、意味が無い気がする。もっと自分を磨いてからまた来るよ」

ベレト「……今度は、自分の力でさ」

勇者「……ふふっ、真面目なのね、ベレトくん」

ベレト「……!」

ベレト「と、当然さ! 僕は将来ビーフの領主になる男なのだからな!」
46 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 15:49:19.61 ID:/S/2QewlO
三人目のお客様は……

ドルキン「がっはっはっはっ! 久しぶりだなぁ勇者ちゃん!」

勇者「ど、ドルキンさん……」

ドルキン「お? 何じゃ何じゃ、客に向かってその苦笑いはいかんなぁ……」

勇者「だって……ドルキンさん、今日は私のサービス受ける気ないでしょ?」

ドルキン「がっはっはっはっ! 相変わらず鋭いのぉ!」

ドルキンはコヨーテでは珍しいドワーフ族だ。町で数少ない鍛治職人で、王国軍の武具の整備や製造を任されている。

お得意様で優しい人なのだが……たびたび娼館には似つかわしくない物を持って現れるのが玉に瑕だ。

勇者「……それで? 今日はどんなの?」

ドルキン「おおっ、見てくれるか!」

勇者「見ないと帰ってくれないでしょう?」

ドルキン「がっはっはっはっ! 確かにな!」

そう笑って取り出したのは、シンプルな形状の剣だった。

ドルキン「今回は敢えてシンプルに、教科書通りに打ってみた。もちろん丹念にな」

ドルキン「どうじゃ? 剣は何て言っている?」

……そう、勇者は剣と会話ができるのだ。

もっとも、勇者自身本当に剣が話すとは思っていない。おそらく剣に対する鑑定眼が優れており、それが言葉として勇者の耳には聞こえるのだろう。

数年前にドルキンの店の前を通った時、剣の「そろそろ壊れそうだ」という言葉を伝えて以来、勇者の剣の鑑定眼を信頼してここを訪れるようになった。

……来てくれるのはいいのだが、何度も剣を持ち込まれては困るというのが本音だ。

勇者「はぁ……」

勇者(仕方ない。声を聞くか……)



↓1コンマ二桁判定。コンマが高いほど良い剣
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 15:50:26.42 ID:07X98Wnq0
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 16:05:57.70 ID:Iqv9FHDcO
末尾0は何でいちいちID変えてんの

めっちゃキモい…
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 16:07:43.68 ID:07X98Wnq0
なんでいちいちID変えてるキモイ単発末尾Oにキモイ言われないと駄目なんだ
50 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 16:09:04.35 ID:/S/2QewlO
勇者「……う〜ん」

ドルキン「なっ、だ、ダメか!?」

勇者「ダメじゃないけど……普通、かな?」

ドルキン「うぐぅ!」

勇者「無個性っていうか……悪いわけじゃないんだけど、そこら辺にある剣かなぁ」

ドルキン「…………」

勇者「……ドルキンさん?」

ドルキン「ぬおおおおおっ!」

勇者「!?」

ドルキン「つまらない剣を作ってしまうとはドワーフの名折れ! 恥を知れドルキン!」

ドルキン「こうしちゃあおれん! 早く新しい剣を作らねば!」

ドルキン「ありがとうのぉ! 勇者ちゃん!」ダダダダダ!!

勇者「……行っちゃった」

勇者「……剣、置いてかれても困るんだけどなぁ」
51 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 16:19:56.04 ID:/S/2QewlO
勇者「ふう……お仕事はこの辺で終わりかな?」

勇者「受付の人にちょっと聞いてから帰ろっと」



〜裏路地〜

探偵「……この辺りだな」

騎士「……! 間違いないか?」

探偵「ああ、俺のスキルが囁いてるぜ。犯人は近くにいる……ってな」

彼らは、コヨーテの殺人鬼を探しに派遣された探偵団である。犯人の足掛かりを見つけたようだ。

騎士「この辺りは娼館が多い……コヨーテの中でも治安の悪い場所だ。殺人鬼が潜んでいてもおかしくはないな」

探偵「頼むぜアンタら。俺をしっかり守ってくれよ。俺ァ戦いはからっきしなんだ」

戦士「……分かっている」

騎士「皆、警戒を怠るなよ。殺人鬼が殺した人間の半数は戦闘系職業だった」

騎士「そんなヤツらが遅れを取ったのだ……相当な手練れかもしれん」

戦士「……安心しろ」

戦士「俺は……魔族との死闘を潜り抜けてきた。そう簡単にやられはせん」

探偵「へいへい、頼むぜホントに……」

探偵「……ん?」

戦士「……何だ」

探偵「いや……アンタ、首筋になんか赤いのが……」



ズバッ!!!
52 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 16:20:51.58 ID:/S/2QewlO
探偵「!?」

ゴロンッ……

探偵「なっ……!?」

探偵「せ、戦士の首が……落ちた……!?」

騎士「違う……! 斬られたんだ!」

騎士「気を付けろ! 近くにヤツが……!」

ザシュ!!!

探偵「騎士……!」

探偵「……! ウソだろ……」

探偵「アンタが、殺人鬼の正体だって言うのか……!?」

探偵「クソッ、どうにかして知らせねぇと……!」



……ズバッ!!!
53 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 16:23:03.78 ID:/S/2QewlO



勇者「ふう……アブねぇアブねぇ。まさか探偵がアタシを狙ってたとな。アレクの野郎には感謝しねぇと……」

勇者「これで……12人か? ヘッヘッヘッ……結構ヤッたな!」

勇者「だが、そろそろこの町も潮時かもしんねぇなぁ……程良く陰気臭くて好きだったんだがよ」

勇者「娼婦の私はこの町に骨をうずめようとしてるみてーだが、そうはいくかよ!」

勇者「アタシはまだまだ殺したりねぇ! もっともっともっともっと殺してぇ!」

勇者「せっかく『輪廻転生』なんて最高のスキル持ってんだ……殺人鬼のアタシが記憶を引き継いでやるよぉ!」

勇者「ア───ハッハッハッハッ!」



【勇者(一週目)】

【性別】女

【ステータス】
身体能力:7(山育ちで鍛えた運動神経)
戦闘力:2(貧弱)
精神力:5(平均)
知性:4(平均)
器用さ:5(平均)
感受性:9(天才的)
魔力:2(不得手)
幸運:9(スーパーラッキーガール)
魅力:9(皆から好かれる)
スキル適応力:3(不得手)

【種族】人間族(種族補正:なし)

【年齢】18

【固有スキル】1つ
『輪廻転生』……死ぬとその時点の能力の一部や記憶を次の周回に受け継ぐことができる。性別、種族、経歴などは毎回ランダムで決められる。

【職業】娼婦/殺人鬼

【職業スキル】2つ
・『女神の癒し』……魅力判定に失敗した際、もう一度判定を振り直せる。
・『殺人の人格』……殺人鬼としての人格に入れ替わった際、戦闘力が10になる。

【経歴】
『淫乱売春婦』『優しく人を思いやれるが多重人格』『剣と会話できる』『山育ち』『趣味はガーデニング』



【勇者(娼婦)の短期的な目標】娼婦として穏やかに暮らす

【勇者(殺人鬼)の短期的な目標】殺人を繰り返し、娼婦の人格を乗っ取る
54 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/13(日) 16:25:44.64 ID:/S/2QewlO
娼婦の勇者は多重人格であることを知りませんが、殺人鬼の勇者は娼婦の方の記憶もあります。厄介だな。もちろん、殺人鬼の方を応援するのもアリです。

ちなみに探偵団を殺すのに使った剣はドルキンが作ったヤツです。刃こぼれしたので捨てました。

今日はここまで。また明日以降ー。
55 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:14:53.59 ID:buD0fMT4o
oh……一気に難易度が跳ね上がったな
しかし話の作り方が面白い
56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:28:40.41 ID:OGpLFfSOo
おつおつ
きたい
57 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 18:35:16.24 ID:yUZyjoH4O
表人格が自覚していない程厄介な裏人格じゃないですかやだー!
転生前提だからこそ死に易くなってるとはいえなんとか寿命を伸ばしたいところ
58 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 22:53:10.76 ID:e6NJo4RJo
いいね
59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/13(日) 22:56:49.59 ID:oQJqPTEDO
乙です
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 12:54:08.52 ID:RpQutpavo
娼婦と殺人鬼で二重人格のジャックザリッパーと結びつけるの上手い
61 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 14:01:04.50 ID:qEFZNT90O
現在の勇者(娼婦)の人格乗っ取られ度は【10/100】です。安価とコンマなどで増えたり減ったりします。

やっていきますぜ。



【次の日の朝】

勇者「……んぅ?」

勇者「朝かぁ……」

娼婦の生活は基本的に夜型だ。だが、勇者は必ず朝起きるようにしている。朝にしか見えない景色があり、朝にしか会えない人がいるからだ。そして、仕事前に一眠りして業務に勤しむのである。

しかし、今日はいつもとは違う。久しぶりにオフの日なのだ。時間を気にせずどこかに行くのも良いし、誰かと会っても良い。二度寝するのも悪くない。

勇者「どうしよっかなー」



選択してください

1.日用品や食料品を買いに行く
2.ブラブラと町を歩く
3.友人と会う
4.いつもの店に行く
5.二度寝

↓1
62 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 14:03:23.09 ID:Kus+tEfu0
1
63 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 14:16:20.96 ID:qEFZNT90O
1選択

勇者「……あ、そういえば食べる物ないかも」

娼館で食事を済ませることの多い勇者の部屋には、あまり食べ物が無い。外で食べてもいいが、今日は時間もあることだし自炊をしよう。

ついでに足りない日用品も買ってしまおう。タオルも古くなってきたところだ。それも買いに行こう。

勇者「そうと決まったら早速支度しないとっ」

↓1 コンマ一桁判定。出た数値によってちょっとだけイベントが変わる
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 14:16:45.08 ID:wWa/0dRsO
65 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 15:06:01.94 ID:qEFZNT90O
コンマ一桁8のため、殺人鬼の更なる犯行には気づきませんでした。

勇者「……?」

何だか町が騒がしい気がする。何かあったのだろうか?

勇者「……まぁ、いつものことかな」

実はこの時、王都から派遣された探偵団の凄惨な遺体が発見されて大騒ぎになっていたのだが、勇者は知る由も無かった。

〜市場〜

勇者はコヨーテの中心部にある市場を訪れた。この市場には食料品や日用品や武具、骨董品など様々な物が売られている。言ってしまえば雑多な場所だが、それだけに魅力的だ。ちなみにドルキンの店もこの市場にある。

「あ、勇者ちゃん! 今日はね、キュウリが安いよ!」

「勇者ちゃん勇者ちゃん! これ見てってくんな! 勇者ちゃんなら絶対似合うよ!」

「ちょっとそこのべっぴんさん! 占い! 占いどうだい!?」

勇者は多くの人々から声を掛けられる。彼女は男女問わず人気者なのだ。環境によっては娼婦というだけで忌避されることもあるが、コヨーテの人々はそんなことはしない。どんな人でも受け入れる懐の広い町だ。

勇者は愛想良く対応しながら、必要な物だけを買っていく。人気の娼婦とはいえ、魔族に支配されつつある世界で贅沢などできないのだ。シビアにいかなければ。この世界で贅沢な暮らしをできる人はごくわずかだろう。

勇者(ベレトくんはこのわずかな人になるかもしれないなぁ)

……お得意様になってくれると良いのだが。

「ゆ、勇者ちゃん!」

勇者「……あら?」

声を掛けてきたのは同僚だ。勇者とは違い今日は午前から仕事が入っていたはずだが……。

勇者「どうしたの? そんなに急いで走ってきて」

「た、大変なの! 実は……!」



選択してください

1.新人の娼婦が行方不明
2.勇者を探す謎の男が現れた
3.魔族が町に入ってきた

↓1
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saGE]:2020/09/14(月) 15:12:49.08 ID:uePJFp8p0
2
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 15:16:55.52 ID:kKnHwTbyO
3
68 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 15:54:57.56 ID:qEFZNT90O
2選択

勇者「私を……探してる?」

同僚が言うには、先程娼館に勇者を訪ねる男が現れたらしい。素性を教えなかったため丁重にお帰りいただいたようだが、仕事が休みの勇者が心配になり、探しに来たのだとか。

勇者「そうだったんだ……。ありがとね」

「! う、ううん……」

それにしても、一体誰なのだろうか。娼婦としての評判を聞きつけたとしたら普通に客として来るだろう。前に勇者を愛人にしたいというお金持ちが訪ねてきたが、その人だってきちんと素性を明かしていた。

勇者(素性を明かさないなんて……あまりにも怪しいよね)

だが、一体何のために? 確かに勇者は人気者だが、それでも一部の人間にしか知られていない。何せ、コヨーテから出たことが無いのだ。勇者に何かしらの因縁がある人物など考えられない。

勇者(ブラックリスト入りのお客様だったら娼館のスタッフの誰かは気づくしなぁ……)

勇者「うーん……」

勇者「……ん?」



↓1 感受性判定。コンマ10以上で成功
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 15:56:18.94 ID:i9lPeZ2EO
はいよ!
70 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 16:13:49.23 ID:qEFZNT90O
成功! 男の存在に気づきます。

勇者「……!」

勇者「こっち来て!」ガシッ

同僚「きゃっ……!」

慌てて同僚を掴み、近くの路地裏に逃げ込む。

同僚「ゆ、勇者ちゃんっ……! ちょ、ちょっと、こんなところで……♡」

勇者「……怪しい男がいる」

同僚「えっ!?」

勇者「同僚ちゃんが言ってたのって、あの男?」

同僚「! う、うん! 何でアイツがここに……!」

勇者「多分……同僚ちゃんを尾行してたんだよ」

同僚「び、尾行……!?」

勇者「うん。まだ私を見つけるのは諦めてないんだ」

困ったことになった。これでは知らんぷりして家に帰るわけにはいかない。色んな人に迷惑がかかってしまう。かといって、直接対峙するのも危険だ。

勇者(どうしたものかな……)



選択してください

1.アレクに同行してもらい、直接対峙する
2.ドルキンに手伝ってもらい、セールストークで男の素性を暴く
3.大勢の人々がいる前で男を詰問する

↓1
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:14:04.74 ID:/WE3r6mfO
1
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:21:52.71 ID:4iSCB9ek0
>>48みたいなことほざきながらID変えて安価コンマ取りまくる末尾Oめっちゃキモい…
73 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 16:41:10.07 ID:qEFZNT90O
1選択

勇者「……アレクさんにお願いしに行こう」

アレクのような大男がいれば、あの男だって流石に強行な手段は取れないだろう。

この時間なら、多分アレクは酒場にいるはずだ。

〜酒場〜

アレク「何ぃ!? 変な男がいるだぁ!?」

アレク「許せねぇ……コヨーテの女神に何しようってんだ……!」

アレク「勇者ちゃん、同僚ちゃん、俺をそいつのところに連れていってくれ。俺が話をつける」

同僚「アレクさん……!」

勇者「ありがとう、アレクさん」

アレク「へへっ、勇者ちゃんの頼みならお安い御用だぜ!」
74 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 16:41:51.85 ID:qEFZNT90O
〜市場〜

謎の男「……チッ、いなくなったか」

謎の男(勘の良い……流石と言うべきか……)

謎の男(しらみつぶしに探すしかないか……? しかし、長居は危険かもしれん……)

アレク「おい」

謎の男「……何だ。僕に用でもあるのか」

アレク「ああ……大アリさ。勇者ちゃんのストーカーさんよぉ……」

謎の男「……!」

アレク「ちょっと場所変えて話そうじゃねぇか。ん?」

謎の男「…………」

〜路地裏〜

謎の男「…………」

アレク「勇者ちゃん、連れてきたぞ」

勇者「ありがとう」

勇者「……あなたね、私を探しているのは」

勇者「一体何が目的なの? 理由も分からず付きまとわれるのは私だってイヤだわ。きちんと話して」

謎の男「…………」



コンマ二桁判定です。

コンマ偶数:しぶしぶ話し出す
コンマ奇数:攻撃してこようとする
コンマゾロ目:勇者はさらわれてしまう

↓1
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:42:30.41 ID:ybvLWaldo
コンマ神よ
76 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 16:55:11.66 ID:qEFZNT90O
コンマ神「謎の男よ、攻撃せい」謎の男「あい分かった」

謎の男「……僕と共に来てくれないか」

勇者「それは……一体何故?」

謎の男「……理由を話すことはできない」

アレク「あぁん? 何だそりゃ! 意味分かんねぇだろ!」

アレク「理由も聞かずに怪しい男についていく女がどこにいるんだ!」

謎の男「……ついて来る気が無いなら、力ずくで連れていくだけだ」スッ……

アレク「テメェ……やんのか?」

謎の男「……お前に用は無い」

アレク「ふざけんな! 勇者ちゃんには指一本触れさせねぇぞ!」



ここでちょっとだけ説明。戦闘の際には、戦闘を行うキャラクター全員がコンマ判定を行います。成功した方の攻撃が通り、どっちも成功した場合は攻撃が拮抗する形になります。

まぁ、あくまで基本的には、です。スキルや魔法、安価などで状況は変わります。ではコンマ二桁判定。

↓1 アレクの攻撃判定。50以上で成功

↓1 謎の男の攻撃判定。60以上で成功
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:58:33.37 ID:rsCoqeuDO
はい
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:58:48.18 ID:ybvLWaldo
へーい
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 16:59:10.14 ID:GnXYWG0V0
アタランヨ
80 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 17:18:05.42 ID:qEFZNT90O
どっちも当たらないとはね。

アレク「うおおおおっ!」

謎の男「フン……声を出して突っ込んでくるバカが……」

男は冷たく言い放つと、鍛え上げられた細身の剣を振るう。

その軌道は綺麗にアレクの方に向かい、そして当たらなかった。

謎の男「何……!?」

アレク「相手に己を過小評価させるのも戦場じゃあ必要な手なんだぜ! 俺は実践屋なんでなぁ!」

謎の男(チッ……! 声を出したのはワザとか!)

アレク「くらえ……!」

しかし、アレクの振るう大剣も男には当たらない。

アレク「んなっ……!?」

アレク(これを避けるか……!?)

謎の男「……俺も実践経験が無いわけじゃないんでな」

勇者「ま……待って! 止めてよ! 戦いなんて……!」

アレク「勇者ちゃん……しかしな、コイツは……」

勇者「分かってる。分かってるけど……」

勇者「ねぇ……どうしても戦わなきゃダメなの? 話し合いで解決できないの?」

謎の男「…………」

勇者「お願いっ……!」



↓1 魅力判定。コンマ50以上で勇者の上目遣いに男はやられます
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 17:20:27.72 ID:GnXYWG0V0
マカセテ
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 17:38:45.63 ID:wzmWGwel0
神聖なる数字
83 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 17:45:07.03 ID:qEFZNT90O
流石勇者、男をオトすなんてお手の物ですよ。

謎の男「……!」

謎の男「…………」

謎の男「チッ、分かった。分かったよ」

勇者「え……?」

意外だった。まさか上目遣いがこの男にも効くとは。

謎の男「……何だ。戦ってほしくないんだろ。その気持ちが分かるだけだ。こんな御時世だしな」

アレク「そんなこと言っちゃって……本当は勇者ちゃんの可愛さにやられちゃったんだろ?」

謎の男「うるさいな……! 馴れ馴れしいぞ! 僕たちはさっきまで戦ってただろうが!」

アレク「ヘッ、傭兵の世界じゃあ昨日の敵が今日の味方になることなんて結構ある話なんだよ」

アレク「昨日まで殺し合ってたからって味方同士でいがみ合ってたら勝てる戦も勝てねぇだろ? 処世術だよ」

謎の男「チッ……」
84 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 17:45:46.05 ID:qEFZNT90O
同僚「そ、それで……一体アンタは何者なのよ!」

謎の男「…………」

謎の男「僕は、君を探しに来たんだ」

謎の男「いや、もっと正確に言った方がいいな……」

謎の男「僕は……君の力を探しに来たんだ。『輪廻転生』の持ち主よ」

勇者「!?」

勇者「な、何で、私のスキルを……!?」

謎の男「僕の固有スキル『千里眼』の力さ」

謎の男「僕は……この世界を救う『勇者』を探しに来たんだ。君ならば、きっとその力で世界を救うことができる」

謎の男「……僕も素性を明かそう」バサッ……

男がフードを取ると、そこには金髪碧眼の美男子がいた。

謎の男「僕は、クランディア王国の第三王子。世界を救う仲間を探している」

謎の男「頼む。僕に力を貸してくれないか───『勇者』よ」
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 17:51:45.58 ID:wzmWGwel0
殺人鬼だろ?殺しちゃうんじゃないかな
86 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/14(月) 17:52:58.18 ID:qEFZNT90O
キリがいいので今日はこのくらいで。勇者が娼婦として平和に暮らしたくても、世界は『勇者』を求めているようです。

娼婦として生きるか殺人鬼として生きるか『勇者』になってしまうか……全ては安価とコンマ次第。他の道もアリです。途中で死ぬかもしれないけど。

ではまた明日ー。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 18:04:09.26 ID:wzmWGwel0
おゆ
88 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/14(月) 18:09:56.29 ID:rsCoqeuDO
89 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 17:57:05.11 ID:bURatvCDO
やります。今回から娼婦の勇者を「勇者」、殺人鬼の勇者を「ユウシャ」と表記します。その方が分かりやすいので、僕が。

【同日:娼館にて】

勇者たちは場所を移して話すことにした。自分の固有スキルを多くの人に知られるのは、この世界ではかなり危険だからである。

それに、勇者は自分のスキルを他の人に知られたくなかったのだ。危険とかではなく、単純に。

同僚「……本当なの? 勇者ちゃん。その、スキルのこと……」

勇者「うん……。ごめんね、隠してたわけじゃないんだけど……」

同僚「う、うん。分かってるよ。私だって、スキルのことは人にあんまり言わないし……」

アレク「しかし……勇者ちゃんがそんなとんでもねぇ固有スキルを持ってたとはなぁ」

アレク「実質不老不死ってことだろ? スゲーな……」

勇者「ううん、違うよ」

勇者「次の周回に今の自分を全部引き継げるわけじゃないんだ。一部だけだよ」

勇者「……引き継がないことだってできるし」

勇者は、今の自分を次の周回に引き継ぐつもりは無い。能力ならまだしも、記憶はこの周回に置いていこうと思っている。全部引き継いで生きていくなんて、窮屈なだけだ。

もしかしたら……勇者の前の周回の人も同じことを思ったのかもしれない。前の周回があるかどうかは分からないけれど。
90 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 17:59:36.35 ID:bURatvCDO
アレク「……で、この野郎はそんな勇者ちゃんを狙ってこんな僻地までノコノコやってきやがったと」

第三王子「……言い方は勘に触るが、その通りだ」

第三王子「君の固有スキルは確実にこの世界を救う鍵となる。僕に力を貸してくれ」

勇者「……申し訳ありませんが、私にそんな力があるとは思えません」

勇者「戦いもできないし、魔力だって無いし……」

第三王子「……確かにそうかもしれない。今の君は、な」

第三王子「だが、次の君はどうだ? その次は?」

勇者「……何が言いたいんですか?」

第三王子「簡単な話だ。君を……正確に言えば『輪廻転生』の固有スキルを国を挙げて保護する」

勇者「……!?」

第三王子「僕のようなスキルの持ち主であれば、どの国にいようと『輪廻転生』を追える。周回を進めるたびに国で教育を施すんだ」

第三王子「戦闘力や知力、魔力など……君のスキルがあればいくらでも強くなれる」

第三王子「そうすれば、停滞している魔族との争いに風穴を開ける『勇者』を作り上げることだって可能だ」

勇者「それは……」

確かに、それ自体は可能かもしれない。今の勇者は次の周回などに興味は無いが、次の“勇者”は『勇者』になることを望むかもしれないのだ。

でも、それは……
91 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 18:04:11.80 ID:bURatvCDO
アレク「……オイ、何だよそりゃあ」

アレク「黙って聞いてりゃあよぉ……そりゃ人体実験じゃねぇのか!?」

第三王子「……人聞きの悪いことを言うな。だから彼女の意思を確認しているだろう」

アレク「そういう問題じゃねぇ! テメーは勇者ちゃんを勇者ちゃんとして見てねぇっつってんだよ!」

アレク「自分の利益になるスキルの持ち主だとしか思ってねぇんだろ!?」

第三王子「……! 言わせておけば……!」

第三王子「お前たちだって分かっているだろう!? 今の世界がどれだけ悲惨な状況か!」

第三王子「この町はまだ幸運だ……。知っているか? この町以外にも魔族との前線の町があるだろう。三つほどな」

第三王子「……全て魔族によって滅ぼされたよ」

勇者「!」

同僚「え……」

第三王子「この町だって明日にはどうなっているか分からん。その町々と同じく悲惨な運命になるやもしれない」

第三王子「だから一刻も早くこの世界を何とかしなきゃならないんだ! そのためならどんな手だって使うさ!」

アレク「……くっ、だが……」

第三王子「勇者……と言ったか。確かに僕は君を利用しようとしている。だが、それは僕の欲望のためじゃない。この世界のためだ」

第三王子「もちろん君の生活は国で保証する。悪い話じゃないだろう?」

第三王子「こんな雑多な町で、娼婦なんて仕事をしている必要なんて無いんだぞ」

勇者「……!」



勇者「…………帰ってください」

第三王子「何?」

勇者「帰ってくださいっ!!」

第三王子「!?」

勇者「私は……娼婦という仕事に誇りを持っています。何も知らないあなたにそんなことを言われる筋合いはありませんっ!」

第三王子「違う……僕はただ……」

勇者「帰ってください……帰って!!」

第三王子「くっ……」

第三王子(……ここは一度引き下がるのか吉か)

第三王子「……分かった。だが、僕は君を諦めたりはしない」

第三王子「僕は騎士団の駐屯地にいる。気が変わったら連絡してくれ」

スタスタ……
92 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 18:06:42.57 ID:bURatvCDO
勇者「…………」

アレク「ケッ、何だよアイツ……」

同僚「勇者ちゃん……大丈夫?」

勇者「うん……大丈夫」

勇者「でも、ゴメン……。今日はちょっと、休みたいかな……」

同僚「分かった。オーナーには私が言っておくよ」

勇者「うん……」

〜勇者の部屋〜

勇者「はぁ……」

こんな事態になってしまうとは……。

確かに世界には様々な固有スキルがある。しかし、まさか人のスキルを探し出すスキルがあるとは思わなかった。

勇者「…………」

あの男の言うことは、正しいかもしれない。『輪廻転生』を使いこなせるようになれば、完全無欠な人間になれるかもしれないからだ。そうすれば、魔王に対抗することが……今の勇者にはできなくても、いつかの“勇者”にはできるかもしれない。

勇者「でも……あの人は娼婦をバカにしたし……」

あそこで感情的になるのは大人気なかっただろうか? だが、娼婦の仕事を嘲笑われたような気がして腹が立ってしまったのは事実だ。あのままでは冷静な議論はできなかったろうし、帰ってもらって正解だったと思う。

勇者「……議論って、私はあの人についていくつもりなんて無いのに……」

……考えすぎてしまっているみたいだ。一度寝て冷静になることにしよう。

…………。

…………………。

………………………………。

勇者「…………」

勇者「…………」

ユウシャ「…………」

ユウシャ「はあああああああ!?」ガバッ!!

ユウシャ「なーに言ってやがんだこのアマはよぉ!?」

ユウシャ「能力も記憶も受け継がねぇだぁ!? んなの宝の持ち腐れじゃねぇか!」

ユウシャ「ふざけやがって……! やっぱり何が何でも乗っ取らねぇとな……!」

ユウシャ「……んなことより問題はアイツだ! あのいけすかねー金髪野郎!」

ユウシャ「アイツのせいでアレクの野郎にも同僚の女にもアタシの固有スキルバレちまったじゃねぇか!」

ユウシャ「チクショウ……! メンドクセーなぁ……!」

ユウシャ「仕方ねぇ……金髪野郎もアレクも同僚も……」

ユウシャ「殺すしかねぇよなぁ……!?」ニヤリ……!!



選択してください

1.思い立ったらすぐ行動! 早速殺しに行く
2.このまま殺しに行って大丈夫だろうか? 一度落ち着いて考えてみる
3.イライラするなぁ! 取り敢えず気晴らしに近くにいる人間を殺す

↓1
93 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 18:18:58.82 ID:6TIfpe9E0
2
94 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 18:57:21.27 ID:bURatvCDO
2選択

ユウシャ「……いや、ちょっと待てよ」

ユウシャ(本当にこのまま殺して大丈夫か……? 一応考えた方がいいかも……)

ユウシャ「ふふ……アタシはタダの殺人鬼じゃない。ちゃんと頭も使える殺人鬼なのさ……」

ユウシャ(まずは……同僚だ。アイツは殺してもいいだろ)

ユウシャ(勇者のヤツ、あの女と結構仲良くしてるみたいだし……アイツが死んだら精神的に弱るんじゃない?)

ユウシャ(そこに付け込めば……乗っ取れるかもしれねぇ!)

ユウシャ(んで、アレクだけど……アイツはどうでもいいかなぁ。どうでもいいから殺しちゃお)

ユウシャ(……問題はあの王子とか言うヤツだ)

ユウシャ(アイツを殺すのは簡単だけど、王子が死んだってなったらアタシも流石にヤベーんじゃねぇか?)

ユウシャ(でもアタシのスキル知ってんのがいるのも困るしなぁ)

ユウシャ「うーん……」



↓1 知性判定。コンマ60以上で殺しを思いとどまります
95 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 18:59:33.26 ID:tSeZtEjy0
うりゃ
96 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 19:03:40.13 ID:3bdglEOhO
堪え性のない奴だ
97 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 19:54:03.23 ID:bURatvCDO
ユウシャは殺しを我慢できない

ユウシャ「……別にいいや。殺そう!」

ユウシャ「我慢する意味なんかねぇよなぁ!? 殺したい時に殺すんだよ! それがアタシだ!」

ユウシャ「よっしゃあ! 誰からイク!?」



選択してください。誰から殺しに行く?

1.同僚
2.アレク
3.第三王子

↓2
98 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 20:01:01.17 ID:M3Vnel0K0
ユウシャ厄介すぎィ!
安価下
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 20:11:34.82 ID:e3FdG5SZ0
初手から国家転覆だ!3で
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 20:15:34.62 ID:iR760fzeo
1
101 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 22:06:22.43 ID:bURatvCDO
3選択

ユウシャ「やっぱり……元凶の金髪ヤローからイクか!」

ユウシャ「駐屯地にいるって言ってたな……早速殺しに行ってやるぜ!」

〜駐屯地〜

第三王子「…………」

「王子……どうしました?」

第三王子「……いや、何でもない」

第三王子(僕が『輪廻転生』のスキルを追っていることは言わない方がいいだろう……。彼女が協力してくれるまでは)

第三王子(……言い方が不味かっただろうか。何も知らずに彼女の生き方に踏み込むのは確かに良くなかったかもしれんな……)

第三王子「……まぁいい」

第三王子(とにかく今日は寝よう。明日から作戦の練り直しだ)

ガサッ!!

第三王子「……?」

第三王子(何だ……?)

「私が見てきます」ザッザッ……

「……ん?」

「うわっ、何だおま───」

ザシュ!!

第三王子「……!?」

第三王子「……誰かいるのか!?」

ガサガサ……



↓1 第三王子の回避判定。コンマ30以下で第三王子はやられます
102 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:07:50.93 ID:1pgcAtw3O
低い方がいいのかな?
103 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:14:10.50 ID:iR760fzeo
やるな王子
104 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 22:21:44.99 ID:bURatvCDO
高かったので第三王子は(この段階では)やられません。

ブンッ!!

第三王子「なっ……!?」

第三王子(危なかった……! 攻撃!? 誰だ……!?)

第三王子「……!」

第三王子「どういうことだ。ずいぶんと雰囲気が違うじゃないか……」

第三王子「勇者……!」

ユウシャ「ヘヘヘ……コッチが本当のアタシよ。王子様よぉ……!」

ユウシャ「アタシのスキルを知ったヤツは生かしておけねぇ! 覚悟しなぁ!」

第三王子「くっ……!」



↓ さらにコンマ判定。ユウシャの攻撃判定は自動成功、第三王子の回避判定です。コンマ50以下で王子はやられます
105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:22:23.43 ID:H4NAHoWy0
106 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 22:28:08.49 ID:iR760fzeo
が…ダメっ…!
107 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 23:02:29.33 ID:bURatvCDO
50以下なので第三王子、脱落です。

第三王子「ナメるなよ……! 君如きに遅れを取る僕ではない……!」

第三王子「くらえ……!」

第三王子「……何?」

第三王子(どこにもいない……!? 何故だ……!?)

ユウシャ「コッチだよ」

第三王子「……!」ゾクッ!!

第三王子(後ろか───!)

ザクッ!!

第三王子「ガハッ……!」

第三王子(バカ、な……)

第三王子(こんな細身の女性が……男の体に刃を突き立てられるハズが……)

ドサッ……

ユウシャ「ヘッ、王子っつーワリには呆気ねぇな」

ユウシャ「アタシが強すぎるのかもな? アハハ!」

ユウシャ「……せっかくだし、家探しでもするか。王子ってことは色々あんだろ」



安価です。王子の待機場所にありそうな物、王子が持ってそうな物、ユウシャにとって必要そうな物などを一つ二つ安価してください。

↓3まで。また、下1のコンマ50以上で良い感じの剣をゲット
108 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:04:13.18 ID:F7xBv0QVO
開けたら呪われそうな箱
109 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:05:52.59 ID:M3Vnel0K0
城の見取り図
110 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:05:53.49 ID:e3FdG5SZ0
王侯貴族の名簿
111 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 23:32:18.38 ID:bURatvCDO
>>108-110までを発見。剣は見つかりませんでした。

ユウシャ「……チッ、何だよ。コイツの使ってるヤツなまくらじゃねぇか」

ユウシャ「あー……でもよく考えたらそうか。こんなところに大事な剣とか持ってこねぇよな」

ユウシャ「昼間の動き見る限り、王子ってバレないようにしてたっぽいし……」

ユウシャ「そのせいで殺されたら世話ねぇけどな。アハハ!」

ユウシャ「……お、コレもしかして城の見取り図か!?」

ユウシャ「それにコッチは……王侯貴族の名簿か。どっちもアタシみたいな身分じゃ手に入れられねぇシロモノだ」

ユウシャ「ラッキー! 使うかどうか分かんねぇけどもらっとこ!」

ユウシャ「後は……」チラッ

ヤバそうな箱<ズゾゾ……

ユウシャ「アレだよなぁ」

いかにも開けたら呪われそうな箱だ。魔法を満足に使いこなせないユウシャでも、呪いの魔法が掛かっていると分かる禍々しさがある。

ユウシャ「何でコイツこんなの持ってんだよ……」

ユウシャ「気になるけど……流石にヤベーかなぁ……」



選択してください

1.開ける
2.取り敢えず持って帰る
3.置いておく

↓1
112 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:35:45.42 ID:k+/znl1S0
1
113 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/16(水) 23:40:36.98 ID:bURatvCDO
1選択

ユウシャ「……グダグダ考えても仕方ねぇか! 開けよう!」

ユウシャ「何が出るかな♪ 何が出るかな♪」ガチャ



ユウシャは呪われてしまいます。どんな呪い? 良い呪いでも悪い呪いでもオッケー。

↓3まで安価。コンマの一番高いものを採用
114 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:42:51.00 ID:F7xBv0QVO
解呪するまで永遠に続くスリップダメージ
115 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:43:40.15 ID:e3FdG5SZ0
狂化の呪い
血を浴びるごとに攻撃翌力プラス、防御力マイナス、理性マイナスの補正がかかっていく
周りに自分以外の動くモノが無くなるとリセットされる
116 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:43:46.00 ID:k+/znl1S0
00出ちゃったけど一応、幸運ダウンの呪い
117 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/16(水) 23:45:01.98 ID:e3FdG5SZ0
002つは草
おまえらスゲーな
118 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 00:05:37.64 ID:s9b1LT16O
00二つ!? そんなことあるの!? どっちも採用します。

ユウシャ「うぐっ……!?」

ユウシャ(な、何だこの気持ち悪い感じ……!)

ユウシャ「チッ、やっぱ開けるんじゃなかった……」

ユウシャ「うぐっ!?」ビキッ!!

ユウシャ(こ、これ……まさか……)

ユウシャ「スリップダメージか!?」

スリップダメージ……それは呪いの中でも厄介な物の一つだ。動くたびに一定間隔で体力が削られていく呪い。

ユウシャ(厄介なのは……これがそのうち治るのか、解呪するまで治んねぇのか、それが分かんねぇことだ!)

ユウシャ(ヤッベェな……! この感じ、永遠に続くタイプじゃねぇだろうな……!?)

ユウシャ(……あと、なんかそれ以外にも呪い食らった気がする)

ユウシャに掛けられたもう一つの呪いは、幸運のステータスが下がるという呪い。ラッキーガールだったユウシャだが、今では人並み程度の幸運値となっている。

ユウシャ(マズイ……マズイマズイマズイマズイマズイ!)

ユウシャ(やっぱり開けるんじゃなかった! どうすりゃいいんだ!)

ユウシャ(と、とにかく呪いを解かねぇと! 呪いを解くには……アレだ、教会とかそんな感じだよな!?)



幸運判定。幸運が人並みになった上に、コヨーテという僻地なのでさらにマイナス補正です。

↓1 コンマ80以上で呪いを解ける人がいます
119 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 00:06:45.10 ID:c82Gr+Wp0
えい
120 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 00:12:29.88 ID:WWw7nghrO
この殺人鬼人格、娼婦人格になりすまして誘き寄せて[ピーーー]とか器用な事は出来なそうだなぁ
121 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 00:19:03.54 ID:s9b1LT16O
そんな人はいません。

ユウシャ「……いるわけねぇだろうが!」

ユウシャ(この町だぞ!? こんな僻地に呪い解ける人材とかいるかよ!)ビキッ!!

ユウシャ(クソッ……ダメだ、コヨーテにいたらそのうち死んじまう……!)

ユウシャ(すぐに死ぬことはねぇだろうが……早いとこ呪い解かなきゃいけねぇのは確かだ。一週間もつが自信ねぇぞ……!)

ユウシャ「……あ」



勇者『……どこの領主様?』

ベレト『どこって……コヨーテの隣町だぞ』

勇者『隣町って……ビーフの領主見習いなの?』

ベレト『ああ、そうさ。何てったって僕は優秀だからな!』



ユウシャ「……アイツがいたな」

ユウシャ「アイツは確実にアタシに惚れてる……! アイツを頼っていきゃあ何とかなるか……!?」

ユウシャ「……ちょうどいい。こんなシケた町とは今日でオサラバだ!」

ユウシャ「行くぜ、隣町ビーフによぉ!」
122 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 00:19:50.18 ID:s9b1LT16O
今日はこんなところで終わります。呪いを解かなきゃいけないのでユウシャは勝手に隣町に向かいますが、無事につけるかな……? それではまた明日……という今日かも。
123 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 00:28:10.23 ID:MY8bT3n0o
おつ!
124 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 00:37:03.99 ID:b0i9qMIm0
乙です!
楽しみにしてます!
125 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 01:26:53.48 ID:c82Gr+Wp0
乙。どうなる
126 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 01:32:42.87 ID:M0eNtnY3o

次回からの転生ハードルが上がりまくる
127 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 11:04:00.06 ID:s9b1LT16O
やっていきます。

【次の日:早朝】

ユウシャ「よし……朝になったな。行くか」

ユウシャは日が昇るまで待ち、行動を開始した。どのルートでビーフに行こうとも、夜に移動するのは危険が伴うからだ。

ユウシャ「さっさと行かねぇとな……。呪いもそうだが、勇者の野郎が目覚めても困る」

勇者にはユウシャの記憶が無い。中途半端なところで勇者の人格に変わられたら大変なことになる。早く出発しなければ。

ユウシャ「さて……どっちの方法で行くかな……」

ビーフに行くには二つの方法がある。山を越えるルートと商人の一団を頼るルートだ。

山育ちのユウシャにとっては山越えなど大したことは無い……と言いたいところだが、何が起きるのか分からないのが山だ。慢心は禁物だろう。ただし、検閲などを通る必要は無いという利点がある。

また、商人の一団を頼るのもユウシャの美貌があれば容易だと思うが、どのように説明すればいいものか。検閲も受けなければならない。受けないように商人が隠してくれるだろうか? だが、山よりは遥かに安全だ。

ユウシャ「……うーむ」



ルートを選択してください

1.山越えルート
2.商人の一団ルート

↓1
128 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:10:33.41 ID:c82Gr+Wp0
1
129 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 11:25:42.09 ID:s9b1LT16O
1選択

ユウシャ「……山だな」

わざわざ商人のルートを選ぶ利点は無い。やはりここは一刻も早く山越えをするべきだろう。

ユウシャ「この山には多分何もいねぇと思うけど……。頼むぜ? コッチは呪い受けてんだからよ……」ビキッ!!



幸運判定。下3までコンマ判定で、失敗した回数分トラブルが発生します。

↓3までコンマ二桁判定。コンマ50以上であれば成功です
130 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:27:51.18 ID:X0EV8TTtO
131 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:28:17.31 ID:c82Gr+Wp0
てやてや
132 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:29:15.31 ID:lseR65TiO
133 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 11:35:31.53 ID:s9b1LT16O
全部失敗!? 幸運ダウンの呪いが効いてるなぁ……

ユウシャ「……何かイヤな予感がする」

ユウシャ「……気のせいか?」



安価です。トラブルを募集します。

↓3まで
134 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:36:35.32 ID:b0i9qMIm0
全部失敗してて草
135 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:37:50.04 ID:b0i9qMIm0
あ、ごめんなさい
何故か仕掛けられてる落とし穴に引っかかる
136 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:38:55.63 ID:NemChz2oO
普段は雑魚だが呪いを受けている相手にだけめちゃくちゃ強くなるモンスターが出てくる
137 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 11:44:29.21 ID:/vmZzaIfO
たまたま出くわした山賊集団を皆殺しにしてしまい時間を大幅にロス
138 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 18:11:16.23 ID:s9b1LT16O
安価の順に採用。

ユウシャ「……別に何にもないよな?」キョロキョロ

ユウシャ「はぁ……しっかりしろよアタシ。こんな山なんか怖くもなんともねぇだろうが」

ユウシャ「うしっ、最速で行くぞ!」

ズボッ

ユウシャ「は?」

ユウシャの踏んだ地面は、不自然に凹んだ。そのままどんどん凹んでいき……

ユウシャ「……ヤベッ!? 落とし穴か!?」

ユウシャ「うわああああ……!」

ヒュウウウ……!!

ユウシャ(だ、誰だこんなところに罠仕掛けたヤツ! ここにゃ動物とかいねぇだろ!?)

ユウシャ(……! ヤベーな、底に槍仕掛けてあんじゃねぇか……!)



↓1 身体能力判定。コンマ30以上で成功。失敗すると少しダメージ
139 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:15:06.06 ID:iHX9n3/h0
140 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:19:57.55 ID:9RpRCEjvo
安価がユウシャ殺しに来てない?w
141 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:26:39.25 ID:c82Gr+Wp0
踏んだり蹴ったりで草
142 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 18:38:53.65 ID:s9b1LT16O
コンマに嫌われてるなぁ……でもまだ死にはしません。

ユウシャ(ヘッ、このアタシがこんなところで死ぬわけがねぇだろ……!)ビキッ!!

ユウシャ(うぐっ……!?)

持ち前の身体能力で落とし穴を登ろうとしていたユウシャだったが、呪いによるダメージでバランスを崩してしまう。

ザクッ……!!

ユウシャ(いぎっ……!?)

ユウシャの体に槍の穂先が刺さった。傷は浅いが、このまま体重を掛けると体を貫かれてしまうだろう。

ユウシャ「こ、こんなとこで……アタシが死ぬわけねぇだろうがあああ!」ガシガシガシッ!!

持ち前の運動能力をありったけ総動員し、何とか穴から脱出できた。

ユウシャ「ゼー……ゼー……」

ユウシャ「危なかったぜ……こんなつまんねぇとこで死ぬとこだった」

ユウシャ「……さっさと行くか。これ以上足止め食らってらんねぇ」

ユウシャ「……!」ゾクッ……

ユウシャ「……何かいるな」



↓1 モンスター安価。今回はモンスターを見た目のみを安価します。形状または容姿と簡単に
143 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:41:05.29 ID:t2G1aWCd0
ゾンビ
144 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2020/09/17(木) 18:52:00.74 ID:lhR853AC0
貞子(無理なら安価↓)
145 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:53:37.16 ID:c82Gr+Wp0
ダメージ甚大なまま人格交代したらショック死とかしそうで怖い
146 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 18:54:09.07 ID:s9b1LT16O
カースゾンビ「アー……」

ユウシャ「うげっ!? よりにもよって何でこんなところにモンスターが……!?」

魔族とモンスターは、似て非なるものである。

魔族は、人間族やドワーフ族、獣人族などの世界に存在する種族とは明らかに違う種族だ。見た目や能力などが異形じみており、ほとんどが魔王に従っている。対してモンスターは、どちらかというと動物に近い。魔族が使役していることもあるが、基本的には野生の化物だ。

例を挙げるなら、犬の獣人族が「魔族」で、犬が「モンスター」と言うところだろうか。

そして目の前にいるモンスターは、カースゾンビだ。呪いで死んだ人間の成れの果てで、他の人間たちを自分の同じ目に合わせようとさまよっている。基本的に雑魚なのだが……

ユウシャ「呪い掛かってる相手にはめっちゃ強いんだよな……!」

ユウシャ(何でそんなピンポイントなモンスターがいるんだよ!)

「アー……」「アー……」「アー……」

ユウシャ「しかも結構いるっ!?」

ユウシャ「チッ、ブッ殺すしかねぇか……!」



↓1 攻撃判定は自動成功。コンマ40以上でユウシャにほぼダメージ無しでカースゾンビを倒せます。コンマ10以下で致命傷
147 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:55:37.07 ID:c82Gr+Wp0
うい
148 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage ]:2020/09/17(木) 18:55:38.45 ID:lhR853AC0
ほい
149 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:55:42.22 ID:Sy9uxmOE0
たあっ
150 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:55:50.50 ID:WufssBv/0
はい
151 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:56:02.82 ID:9GQDVSCJO
152 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:56:20.65 ID:HbmvZphGO
えぇ…
153 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 18:57:06.93 ID:t2G1aWCd0
運命がユウシャを嫌いすぎている
154 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 19:03:52.89 ID:voxGyWRzO
王子[ピーーー]ところまでは絶好調だったのに……
155 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 19:41:27.02 ID:MY8bT3n0o
コンマ神、第三王子がお気にだったか……
156 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 20:10:35.56 ID:s9b1LT16O
マジ!? ちょっとホントにヤバイかも。

ユウシャ「ウラァ!」

ユウシャは剣を振り回す。その細腕からは考えられない力で、カースゾンビの頭を吹き飛ばしていく。

だが……

「アー……!」「アー……!」「アー……!」

ユウシャ(チクショウ……! 数が多すぎるんだよ……!)

どんなにユウシャが暴れ回ろうと、カースゾンビはユウシャの前に立ち塞がる。呪いを受けた者は、カースゾンビに触れられただけでダメージを負う。そのため、ユウシャの動きに制約が掛かり、なかなかいつものように立ち回れないのだ。

ユウシャ(クッソ……! 何とかしないと……!)

カースゾンビ「ア……!」ガシッ

ユウシャ「……!」

ユウシャ(しまった……!)

ユウシャ「うわああああ……!!」ビキビキッ!!

ユウシャの体を電流を流されたような激痛が襲う。

その隙をゾンビたちは見逃さなかった。カースゾンビたちは一斉にユウシャを襲い、噛み付いていく。

「アー……!」「アー……!」「アー……!」

ガブッ!! ブチッ……!! ボキッ……!!

肉を引きちぎり、骨を砕く音が響く。

ユウシャ「……! ……!?」

だが、激痛に襲われたユウシャは反撃することができない。



↓1 幸運判定。コンマ75以上でユウシャを助けるかもしれない人物が現れます
157 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:14:50.80 ID:nKHe7tqDO
はい
158 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:14:57.65 ID:voxGyWRzO
なんとか!
159 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:15:25.60 ID:voxGyWRzO
自分じゃ無くて良かった
160 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/17(木) 20:21:02.89 ID:s9b1LT16O
うおおおお首の皮一枚繋がった……。



では、キャラクター安価です。名前・年齢・職業・固有スキル・その他の特徴を記載して安価してください。

同時にコンマ判定でキャラクターの特徴を付け足します。コンマ十桁は【特に秀でたステータス】、一桁は【職業の熟練度】。

↓5まで募集。その中からユウシャを助けそうな人を1〜複数選びます
161 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:28:10.20 ID:0vMUaVV+O
名前 ククル
年齢 18
職業 聖職者
性格 表面上は穏やかだが本性は冷徹
その他の特徴
蘇生は使えるが回復はできないため、一度殺してからザオリクをかけると言う割とえげつない人。短距離限定で瞬間移動とかもできる。聖職者としての使命から人を助けはするが、基本的に誰のことも信用していない
162 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:35:42.71 ID:c82Gr+Wp0
名前・テトラ
年齢・200
職業・魔剣の精
スキル・魔剣由来の生命力増大化
その他特徴・任意で人形態と剣形態を切り分けられる。この魔剣を手にすると膨大な生命力を得られるが殺人衝動が抑えられなくなり、一定期間人を殺さないと飢えて死んでしまう。なお一度持つと手放すことができない
163 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 20:54:35.83 ID:jNwEahZEO
名前・ザナフ
年齢・25
職業・傭兵
固有スキル・嘘を見抜く
その他の特徴
こん棒を装備した大柄で凶悪な人相の傭兵。顔つきは凶悪だが悪党以外は手を出さないし、困っている人に手をさしのべる善人。
嘘を見抜く能力のおかげで官憲にコネがある。
今日は薬草を採取する依頼で山にきた。
164 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 22:34:07.76 ID:A8EPu5DH0
名前・サージェス
年齢・28
職業・僧侶
その他特徴・回復魔法を専門とした男の僧侶。防御力の高い壁も張ることができる。
一人につき一度だけ蘇生が可能
165 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 22:38:10.87 ID:A8EPu5DH0
上に固有スキル忘れてた。
スキル・自動回復(自分のみ戦闘が終わってから一歩ごとに1回復する)
166 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/17(木) 22:38:40.30 ID:VjDSSGiPO
名前 メアリィ
年齢 14
職業 魔法使い
固有スキル 防御結界
その他特徴 田舎出身の至って普通な魔法使い。常に薬草を持ち歩いている
167 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 11:24:39.10 ID:Bb6vr82jO
寝てました。続きやります。他のキャラもそのうち出るかも。

ザシュ!!!

カースゾンビ「……!?」

突然、カースゾンビたちが次々に屠られていく。ユウシャの攻撃ではない。第三者による攻撃だ。

ユウシャ(だれ……だ……?)

ユウシャ(まぁ……助かった、から……何でも……いいか……)ガクッ……



ザナフ「……片付いたぞ」

メアリィ「おー、さんきゅーさんきゅー! やっぱりザナフは強いねー」

メアリィ「まさかこんなところでカースゾンビに会えるとはねぇ……。魔族の群れから出てきたのかな?」

ザナフ「……さぁな」

ザナフ「そんなことより……コイツを何とかした方がいい」

メアリィ「ん?」

メアリィ「のわーっ!? 死にかけの人だーっ!?」ガーン!!

ザナフ「……この傷は薬草程度ではどうしようもない。お前なら何とかできるだろう。早く助けてやってくれ」

メアリィ「んー、そりゃあ私ならできると思うけど……いいの? どんな人か分かんないんだよ?」

ザナフ「……死にかけている人間を放っておくわけにはいかない」

メアリィ「……ふーん、分かったよ」

メアリィ「ザナフは強いけど、この世界には向かない性格してるよねー。そのうち寝首かかれるよー?」

ザナフ「……そうかもな」

ザナフ「……いいから早くしてくれ」

メアリィ「はーい」



コンマ判定。コンマ十桁で【ユウシャがどれだけダメージを負ったか】を判定。高ければ高いほど後遺症が残る。コンマ一桁で【ユウシャがどのくらい寝てたか】を判定。

↓1のコンマで判定

↓2のコンマで幸運判定。コンマ50以下でユウシャではなく勇者が目覚めてしまう
168 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 11:29:02.66 ID:KCx3K+ZQ0
乙です!どうなる?
169 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 11:29:31.87 ID:APNM0HdW0
よいしょー
170 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 11:30:01.56 ID:pbckki45O
結構痛いな……
171 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 11:40:07.15 ID:0SJbxdrnO
山賊皆殺しイベントどうなるかね。メアリィ庇う形で仕方なく対処した形になれば穏便に済みそうだけど
172 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 11:40:53.48 ID:0SJbxdrnO
てかメアリィ職業レベル最高か
173 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 13:05:14.19 ID:Bb6vr82jO
モンスターにメッタメタにやられたせいで、ユウシャが山賊を皆殺しにできませんでした。すいません。代わりにザナフが皆殺しにしています。

【1ヶ月後:ビーフの片田舎】

ユウシャ「…………」

ユウシャ「ぐっ……」

ユウシャ(体……いってぇな……)

ユウシャ「……はっ!?」ガバッ!!

ユウシャ「あ……? え……」

ユウシャ「……ここは……アタシは一体……」

メアリィ「おー、起きた起きた」

ユウシャ「……何だテメー」

メアリィ「ちょいちょい……ひどくない? 恩人に向かってその言い方はさ」

ユウシャ「恩人だぁ……?」

メアリィ「覚えてないの? キミ、カースゾンビに美味しく食べられるとこだったんだよ。てかちょっと食べられてたし」

ユウシャ「……!」

ユウシャ(そうだ……アタシはゾンビ共にやられて……)

ユウシャ「……クソッ! あんな雑魚にこのアタシが……!」

メアリィ「仕方ないんじゃない? 呪い掛けられてたわけだし……しかも二つだよ? なかなか無いよそんなの」

ユウシャ「……! そうだ、呪い……!」

ユウシャ(こんなとこで寝てる場合じゃねぇ……! 早く呪いを解かねぇと……!)

ユウシャ「……!?」

バタン!!

ユウシャ(体が……動かねぇ……!?)

メアリィ「ダメだって。ちゃんと安静にしてないと」

メアリィ「ホントにヤバかったんだよ? マジで死にかけだったんだから」

メアリィ「……うん、ちゃんと説明した方がいいかもね」
174 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 13:07:34.42 ID:Bb6vr82jO
ユウシャ「んだよ……!」

メアリィ「キミはね、カースゾンビに殺されたかけて1ヶ月以上寝ていたんだよ」

ユウシャ「そ、そんなに……!?」

メアリィ「それだけダメージが大きかったんだよね。で……私が治してあげたんだけど、足はどうしてもね……」

ユウシャ「あ、足……?」

見ると、ユウシャの足には痛々しいほどに包帯が巻き付けられていた。血がにじんでおり、動かそうとしても感覚が無い。自分の意思では動かせなくなってしまったようだ。

【メタ的に言うと、身体能力が7から3になりました】

ユウシャ「……! マジ、かよ……!」

メアリィ「あ、でも安心して。呪いは解いておいたから。もうあのゾンビにあってもへっちゃらだよ」

【メタ的に言うと、幸運が元の9になりました】

ユウシャ「……さっきから聞いてりゃ、お前は一体何なんだ?」

ユウシャ「何でアタシを助けた? 何でお前にそんなことができんだ?」

メアリィ「うーむ、意外と好戦的な子だね。助けたの失敗かも?」

ユウシャ「ああん……!?」

メアリィ「助けたのはね、私の意思じゃないよ。それは……」

ガチャ

ザナフ「……帰ったぞ」

メアリィ「あ! おかえりザナフー!」

メアリィ「彼がキミを助けようと決めたザナフ君だよ!」

ザナフ「……目が覚めたのか。良かったな」

ユウシャ「……何で助けたんだよ。テメーに何のメリットもねぇだろうが」

ザナフ「……目の前で死にかけている人間を助けないわけがないだろう」

ユウシャ「それは……」

ユウシャ(……まぁ、勇者ならするかもしれねぇな)

ユウシャ「……それは分かったよ。だが、何でお前みたいなガキにそんなことができんだよ」

メアリィ「失礼だなー、ガキじゃなくてメアリィだよ!」

ユウシャ「んなことはどうでもいいんだよ……!」

メアリィ「分かった分かった、ちゃんと教えるよ」

メアリィ「実は私は……賢者なんだ!」ばばーん!

ユウシャ「…………」

メアリィ「…………」

ザナフ「…………」

メアリィ「……あれ? ノーリアクション?」

ユウシャ「いや……賢者とか言われてもよく分かんねぇよ」

メアリィ「うえっ!? け、賢者をご存じない!?」

ザナフ「……そんなにメジャーな職業でもないだろう。きちんと説明してやれ」

メアリィ「うーん、そうか……。それもそうだね」
175 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 13:10:29.15 ID:Bb6vr82jO
メアリィ「魔法の基本属性が十個なのは知ってるよね?」

ユウシャ「知らね」

メアリィ「」

ザナフ「……絶句してないで説明してやれ」

ユウシャ「しょうがねぇだろ。アタシは魔法なんか使わねーし」

メアリィ「はぁ……分かったよ」

メアリィ「この世界の魔法はね、基本的に十個の属性に分けられるんだ。光、闇、土、火、森、水、風、音、雷、月の十個ね」

メアリィ「基本的にはってだけで、他にも応用属性はあるんだよ。氷とか毒とか」

ユウシャ「ふーん……」

メアリィ「興味なさそうだね……。じゃあ簡単に言うよ」

メアリィ「んで、それぞれを扱う魔法使いを光魔法使いとか土魔法使いとか言うんだ。それの上位職が賢者」

ユウシャ「つまり?」

メアリィ「色んな魔法が使えるから、体も治せたし呪いも解けた」

ユウシャ「最初からそう言えよバカ」

メアリィ「うわーん! コイツ乱暴だよザナフー!」

ザナフ「……一つ聞いていいか」

メアリィ「うん!なになに?」

ザナフ「お前じゃない」

メアリィ「うわーん!」

ユウシャ(うるせぇなコイツ)

ザナフ「お前は……あんな場所で何をしていた?」

ユウシャ(……コイツは強そうだな。下手に逆らわねぇ方がいいか)

ユウシャ「……呪いを解こうとビーフに行こうとしてたんだよ」

ザナフ「……あんな山をか?」

ユウシャ「アタシにとっちゃ山越えなんて屁でもねぇ。あんなモンスターさえ現れなきゃな」

ザナフ「……嘘はついてなさそうだ」

ユウシャ「……?」

ザナフ「……不幸中の幸いと言っていいのか分からんが、お前の目的は達成したようだぞ」

ザナフ「呪いは解けたようだし、ここはビーフの片田舎だ」

ユウシャ「! そうなのか……」

ユウシャ「……じゃあもうここにいる必要はねぇな」
176 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 13:12:40.91 ID:Bb6vr82jO
ユウシャ「メアリィとか言ったか。あと……ザナフか? そこの男。世話んなったな」

メアリィ「えっ、その体で出てくの?」

ユウシャ「……別に足が動かねぇだけだろ。ここにいる意味もねぇよ」

ザナフ「……いや、出ていかない方がいい」

ユウシャ「あ? 何でだよ!?」

ザナフ「この町の隣のコヨーテで、グランティア王国の第三王子の死体が発見されたんだ」

ユウシャ「……!?」

ユウシャ(しくじった……! 呪い解くのに必死で死体そのままだった!)

ザナフ「王国全体大騒ぎさ。それもそうだ、王族が殺されたわけだからな……」

ザナフ「だが、犯人の目星はついているらしくてな。人相書きが出ている」

ザナフ「…………」

ユウシャ「……な、何だよ」



↓1 幸運判定。コンマ50以下でユウシャの顔と人相書きが一致します
177 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 13:13:06.67 ID:tHxNQJQ8O
178 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 13:13:44.31 ID:MP/YDNY3o
なんだかんだ目的は達成できそう……なのか?
179 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 13:19:26.22 ID:ecMpkGr2O
開けなきゃ済む話だったとはいえとんでもない置き土産だったな…
180 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 13:28:56.39 ID:APNM0HdW0
宝箱 開けるであろう 人として
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 13:42:43.94 ID:hL8SJPe1o
第三王子の罠だった可能性
182 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 14:18:33.54 ID:Bb6vr82jO
幸運が帰ってきたかも。

ザナフ「…………いや、何でもない」

ユウシャ「ケッ、ジロジロ見るんじゃねぇよ……」

ザナフ(人相書きとは似ていないな……。そもそも殺したのは【男】という話だから確認するまでもなかったか)

ザナフ「……そういうわけだから、ビーフの中央に行くよりここにいた方が落ち着けるんじゃないか?」

ユウシャ「……あ? アタシがいてもいいのかよ」

メアリィ「別にいいよー。大勢の方が賑やかで楽しいしー」

ユウシャ(アタシは殺人鬼なんだぞ……呑気なヤローだ)

ザナフ「……まぁ、無理矢理引き止めようとは思わん。お前の意思を尊重するさ」

ユウシャ(……どうする? 正直コイツらはまだ信用できねぇが、助けてくれたのは事実だ。ここにいた方が安全か……?)

ユウシャ(でも……なんかアタシが殺したってバレてないっぽいし、町中行っても大丈夫だろ。ベレトの野郎のところでお世話になったっていい)

ユウシャ(……その前に、アタシがこれからどうしたいか、だな)



選択してください。当座の目標決め。

1.足が動くようにリハビリする
2.まだ見ぬ地に行く
3.いっそビーフに住む
4.王都を目指す
5.その他

↓2 複数選択可
183 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 14:22:13.39 ID:21k+BC5lO
なにするにしてもまずは1からかな
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 14:24:07.55 ID:APNM0HdW0

足がまともに動かない事にはいくら幸運でも襲われたらザエンドってね
185 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 14:59:41.36 ID:Bb6vr82jO
ユウシャ(……とにかく足治さなきゃ話になんねぇか。殺すのも体が資本だしな!)

ユウシャ「……おいメアリィ。アタシの足は治んのかよ」

メアリィ「足? うーん、どうかなー」

メアリィ「回復魔法掛けたんだけど、流石に限界があってさー。まずは足の怪我……骨とか肉とか皮膚とか、そういうとこがちゃんと治んなきゃダメかな。自然治癒でね」

ユウシャ(……ってことは、それまでは大人しくしてなきゃいけねぇのか)

メアリィ「ちなみに回復魔法は光属性のものが多いよ」

ユウシャ(知らねぇよ)

ユウシャ(……冷静に考えて、コイツらの世話になるしかねぇわな)

ユウシャ「……仕方ねぇ。お前らの世話になってやるよ」

メアリィ「お? ホントに?」

メアリィ「わーい! 賑やかになるぞー!」ガシッ!!

ユウシャ「いっ……!? さわんなバカ! いてぇじゃねぇかよ!」

ザナフ「……まだ体が本調子じゃないんだろう。よくそれで出ていこうとしたな……」

ユウシャ「う、うるせぇな!」

ザナフ「フッ……これからしばらくよろしくな」

ユウシャ「!」

ユウシャ「……フン、よろしくしてやるよ」

メアリィとザナフの家で厄介になることになったユウシャ。殺人鬼の人格の時に感じる初めての優しさに、少しばかり心が揺れ動いているのかもしれない。

ユウシャ(……チャンスあったらこいつら殺せるかな?)

……揺れ動いていないかもしれない。



【現在の人格乗っ取られ度】50/100



ユウシャの足が治るまで日常パートです。安価によっては日常じゃない可能性もあります。

↓3までイベント募集。ユウシャやメアリィ、ザナフなどの周りで起こるほのぼの事件からユウシャには直接関係ない世界を揺るがす大事件まで……何でもオッケー
186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 15:02:09.10 ID:21k+BC5lO
とある大国が魔王軍に占領され世界中に衝撃が走る
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 15:04:00.21 ID:g0K99+UtO
たまたま呪いの箱の正体を知る(本や何かで)
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 15:08:52.53 ID:NJpoHs9t0
魔王軍内紛
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 15:50:01.82 ID:FNs18z1x0
新たなヒロインが現れる
190 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 21:16:05.85 ID:Bb6vr82jO
ちょっと離席してました。続きやるぜ。

【三ヶ月後:メアリィの家】

月日は流れ。ガラの悪いユウシャだが、少しずつメアリィたちに馴染んできた。これまで一ヶ月以上殺人欲求を我慢できたことはなかったが、もう三ヶ月も人を殺していない。人間、やればできるものだ。

ユウシャ(……そういや、勇者のヤツ出てこないな)

どうやらカースゾンビにやられた時の精神的ダメージが勇者には堪えたらしい。心を休ませている段階なのだろう。

ユウシャにとっては良い兆候だが、油断は禁物だ。ひょんなことから現れたら大変なことになってしまう。早いとこ人格を乗っ取らねば。

メアリィ「ユウシャー、ご飯まだー?」

ユウシャ「うるせぇなぁ。もう少しだよ! 黙って待ってろ!」

メアリィ「はーい」

ユウシャ「ったく……」

三ヶ月も一緒にいれば、同居人がどんな人間は分かってくる。メアリィは、十代半ばで賢者という上位職についたことを除けば普通の女の子だ。無邪気で人懐っこく、関心の無いことはやらない。そして何故か薬草が好き。そんなどこにでもいるような可愛いらしい子どもだ。

メアリィ「今日のご飯はー?」

ユウシャ「カレーだよ、カレー」

……メアリィに押しつけられたせいで、ユウシャはこの家の炊事を担当することになっている。最近では料理するのがちょっと楽しみになってきた。

ユウシャ(アタシはこういう甲斐甲斐しいタイプじゃねぇのに……)
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:25:46.76 ID:cfuyvFVRo
殺人鬼も変わるもんだねえ
192 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 21:38:42.18 ID:Bb6vr82jO
ザナフ「…………」

ユウシャ「……おい、そろそろメシできるぞ。新聞ばっか読んでねぇで手伝えや」

ザナフ「……ああ、すまない」

ザナフは顔こそ悪人だが、根っからの善人だ。ユウシャとは真逆である。

元々メアリィとは薬草を探してほしい依頼主とそれを受けた傭兵という関係性だったが、メアリィがザナフを気に入ったらしく、強引に住まわせたらしい。

……ユウシャの中では、いつも新聞を読んでいるという印象だ。

ユウシャ「新聞なんか読んで何が楽しいんだか……」

ザナフ「……何を言う。新聞は情報の宝庫だぞ。こういう世の中では特にな……」

メアリィ「なんか面白い記事あったー?」

ザナフ「……面白いかどうか分からんが、魔王軍で内紛があったようだな」

ユウシャ「ゲッ……!? それヤベー事件じゃねぇのか?」

ザナフ「そうでもない……。いくら魔王軍の中で争いが起こり、たとえば魔王の地位を狙おうとしたヤツがいたところで……魔王にとっては何の問題もないだろうな」

ユウシャ「……魔王がめっちゃ強いから、か?」

ザナフ「ああ、そうだ。魔王にとっては魔王軍の内紛など大したことないだろう」

ユウシャ(んだよそれ……そんな強いヤツに勝てるわけねぇじゃん)

ユウシャ(……やっぱあの王子殺して正解だな。『輪廻転生』繰り返したところで魔王なんか倒せねぇよ)

ユウシャ(……あ! そういやアレクと同僚殺すの忘れてたな……)

ユウシャ(……まぁいいか別に。わざわざ言いやしないだろ)

ザナフ「……!? これは……!」

ユウシャ「あ? 何だ。おもしれー事件でもあったか?」

ザナフ「……いや、これは大事件だぞ」



↓1 国の名前安価。「○○帝国」や「○○共和国」みたいに国の形態の名称もお願いします
193 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 21:44:03.10 ID:zU2ToNk8O
ゴーン帝国
194 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 22:20:36.54 ID:Bb6vr82jO
ザナフ「……ゴーン帝国が、魔王軍に占領されたらしい」

メアリィ「うえええええっ!?」

ユウシャ「マジか……!?」

ゴーン帝国。グランティア王国と並ぶ北の大国だ。代々皇帝一族が強権を振るい、魔族に対抗するために軍事産業に力を入れている国である。

世情に疎いユウシャですら知っている……いや、ゴーン帝国のことを知らない者はいないだろう。それだけ世界に影響力のある国なのだ。

その国が魔王の支配下に落ちたというのは、世界に激震が走るニュースである。グランティア王国は第三王子が死んだだけでも大騒ぎなのに、ゴーン帝国まで陥落したとなると収拾がつかないほどの混乱に違いない。

ザナフ「……どうなってしまうんだろうな、この世界は」

ユウシャ「…………」

正直、ユウシャは魔王がどれだけ世界を支配しようとどうでもいいと思っている。自分が自分らしく生きていられれば、それでいい。

だが、ゴーン帝国まで魔族にやられたとなると……この国も安全ではないかもしれない。

ユウシャ(……もうちょっと振る舞い考えた方がいいんかね。魔王に対抗しようとかは思わねぇけどさ)

ユウシャ(人ブッ殺してぇ! ばっかり言ってられねぇのかもなぁ……)

ユウシャ「……まー、考えても仕方ねぇよ。取り敢えず食べようぜ」

ザナフ「……そうだな」

メアリィ「うんうん! ご飯の時くらいイヤなこと忘れたいよね!」
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:23:51.38 ID:zU2ToNk8O
生理的欲求が満たされない事には殺人衝動なんて抱いてる暇すらないとか?
196 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 22:34:49.22 ID:Bb6vr82jO
>>195
魔族が生活圏内にまで現れたら殺人して場合じゃないという感じですかね。

【別の日】

メアリィ「ふんふふーん♪」

ユウシャ「……よく飽きずに本読めるよなぁ」

メアリィ「読んでるだけじゃないよー。魔法の実験してるんだよ!」

ユウシャ「……どっちにしろアタシにはできねぇよ」

この家で働いているのは傭兵のザナフだけだ。メアリィは家で何やら魔法の実験などをしているし、ユウシャに至っては無職である。

いや……炊事や洗濯はやっているので、家事手伝いとは言えるかもしれない。

メアリィ「ユウシャも読んでみなよ。結構面白いんだよ?」

ユウシャ「……まぁ、暇だしな。ちょっと読んでみるか」ペラ……

ユウシャ(うげ……文字ばっかりじゃん。つまんねー……)ペラペラ……

ユウシャ「……ん?」ピタッ……

ユウシャ「あああああああっ!?」

メアリィ「のわっ!? どしたの!?」

ユウシャ「こ……この箱! アタシに呪い掛けやがった箱だ!」

メアリィ「え……!? こ、これ……!?」

メアリィ「これめっちゃ強い呪いの箱だよ!? これ開けちゃったの? そりゃあカースゾンビに狙われるわけだ……」

ユウシャ「ど、どういうことだよ」

メアリィ「多分、カースゾンビはこの箱の匂い……っていうか気配? 呪いの気配を感じ取って集まってきたんだよ」

メアリィ「そしたら呪いの気配がユウシャにうつったから襲ったってわけ」

ユウシャ「チッ……やっぱ開けるんじゃなかったな……」

メアリィ「ホントだよ……こんな禍々しい箱普通開けないって……」

ユウシャ「本に載ってるってことは、結構有名な箱なのか?」

メアリィ「いや、これは王立図書館から借りてるヤツだから……あんまりメジャーじゃないと思うよ。専門家じゃなきゃ知らないんじゃないかな」

メアリィ「だから作れる人も少ないと思う。私も作れるか微妙だなー……ちょっと自信ない」

ユウシャ(何でそんな箱を王子のヤツが持ってんだよ……)

ユウシャ(……もしかして、元々は王子を狙ったヤツだったのか?)

ユウシャ(……まぁ、そんなの調べようもねぇか……)

ユウシャ(でも、頭の片隅に置いていてもいいかもしれねぇ)
197 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/18(金) 22:48:41.64 ID:Bb6vr82jO
【また別の日】

ユウシャ「…………」

ユウシャ「……暇だな」

ユウシャは(勇者も)そこまでインドアではない。勇者はオフの日は必ずどこかに出かけていたし、ユウシャも人格が変わったのに何もしないということは無かった。

ユウシャ「どうせ暇だし、何かしてみっかな……」

何をしようか?



選択してください

1.ザナフの仕事を手伝う
2.メアリィと遊ぶ
3.家の片付けをする
4.町に出てみる
5.足のリハビリ
6.その他

↓3まで採用。複数選択可
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:52:04.40 ID:cfuyvFVRo
6 どの程度なら殺せそうか街を歩いて確かめる
199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:52:17.63 ID:zU2ToNk8O
6 賢者って何が出来るん?とメアリィに聞いてみる
200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:53:45.44 ID:tiQ9GDigO
6
呪いが地味にトラウマになっており、とりあえず教会があるかどうかだけは確かめておく
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:54:00.43 ID:8d30cKNw0
6になるかもしれないが
1+ザナフの力量を確かめる(見るだけに留めるが)
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/18(金) 22:54:49.33 ID:tiQ9GDigO
メアリィが解呪できるけどその事に思い至らず無意識に……みたいな感じでおなしゃす
203 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/19(土) 14:11:36.00 ID:ZiGXVA6yO
また寝てました。みんなも寝れる時は寝てね。では続きです。

ユウシャ「……町に出るかな」

暇を持て余しているならば、町中に出て調べ物をしてもいいだろう。まだ足は動かないが、以前よりはマシになっている。一人で行ってもおそらく大丈夫だ。

ユウシャ「ちょっと出かけてくる」

メアリィ「はーい」

メアリィ「あ、だったら松葉杖ちゃんと持ってきなよ。足悪いんだし」

ユウシャ「分かったって……」

ユウシャ(よし、行くか……! 久しぶりの外出だぜ……!)



【ビーフ:町の中心部】

ユウシャ「ここが……ビーフか」



安価です。ビーフの特徴をお願いします。

<現在の特徴>
・他の町に比べ、領主の持つ力が大きい。ベレトはその領主の見習い。
・片田舎にメアリィとザナフの家がある。
・それなりに大きい町。治安は良い方。

↓3くらいまで募集
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 14:15:39.77 ID:jWPEgmdk0
畜産の盛んな地域
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 14:25:29.34 ID:FnhXYoUz0
町の中央に用途のわからない特徴的な形の魔法オブジェクトがある。基本属性のどれにも当てはまらない魔翌力を宿しており、観光名所になっている
206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 15:09:02.94 ID:kY4PVi5Mo
領主が純粋に有能
207 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/19(土) 16:57:09.19 ID:ZiGXVA6yO
ガヤガヤガヤガヤ……

ユウシャ「へー、結構栄えてんじゃん。コヨーテの隣町ってだけでこんなに違うかねぇ……」

店主「おい、お嬢ちゃん!」

ユウシャ「あ?」

店主「牛串! 食ってくかい!?」

ユウシャ「……アタシ金ねーぞ」

店主「お、知らないのかい? この町は畜産が盛んでね、牛とか豚とかがわんさかいるんだよ」

店主「だからウチは牛串の試食やってんだ。食いな!」

ユウシャ「……いただきます」ムシャ……

ユウシャ「……うめぇ」

店主「いやー、これも今の領主様のおかげだよ!」

店主「何年か前に領主様になったお方は本当に優秀でね、この町の問題点を改善し、良いところは伸ばしてくれているんだ!」

店主「ビーフは元々畜産が一番の産業だったけど、最近はすごくてね! 他の国とも取引があるんだよ!」

店主「……まぁ、その一つのゴーン帝国があんなことになっちゃって大変なんだけどね……」ズーン……

ユウシャ(よく喋るなこのオッサン……)

ユウシャ(……そうか、ゴーン帝国が落ちたのって、そういう問題もあんだな)
208 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/19(土) 16:58:22.53 ID:ZiGXVA6yO
店主「見たところ、お嬢ちゃんビーフに来るの初めてだね?」

店主「だったらウチの魔法オブジェクト見に行きなよ! すごいんだよ!」

ユウシャ「オブジェクト?」

【ビーフ:中心部】

ユウシャ「おおっ……こりゃ確かにスゲェ……」

店主の言う通りビーフの中心部に行くと、そこには不思議な形のオブジェクトがあった。ほのかにエメラルド色に発光しており、小さな塔のような形をしている。

ユウシャ(これ塔か……? いや、ちょっとちげーか。何だコレ?)

ユウシャ「……あ、看板ある」

オブジェクトの前には、オブジェクトの説明が書いてあった。

何でもこの魔法オブジェクトは十個の基本属性に当てはまらない魔力を宿し、いまだその属性は解明されていないらしい。

形のモデルも用途も不明だが、その見た目は見た者を圧倒するため、観光名所になっている。

ユウシャ(へー……世の中には色んなものがあるんだなぁ)

ユウシャ(……属性か。呪いって何属性なんだろ……)

ユウシャ「……!」ゾクッ……

ユウシャ(……ヤベーな。思った以上に呪い堪えてるみたいだ)

ユウシャ(……一応ここに教会あるかどうか確認しに行くか。一応な)



キャラクター安価。ビーフは大きな町なので教会はあります。その教会で交流する人々を募集。名前・年齢・職業・固有スキル・性格・教会にいる理由を記載して安価してください。

同時にコンマ判定でキャラクターの特徴を付け足します。コンマ十桁は【特に秀でたステータス】、一桁は【職業の熟練度】。

↓3まで募集
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 17:04:13.75 ID:YfDda/SAO
ハスター(男)
35
司祭
啓示(超常的存在とコンタクトを取れる)
温和・敬虔
職業的に
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 17:05:33.87 ID:C8jDDKoBO
【名前】ルナ
【性別】女
【年齢】享年16
【職業】幽霊
【固有スキル】呪い
【性格】無邪気な時と無気力な時がある
【教会にいる理由】教会の結界によって外に出られなくなったから
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/19(土) 17:13:56.31 ID:RU6hQQV80
【名前】無し
【性別】男
【年齢】27(表記要らないかも)
【職業】無職
【固有スキル】不明
【性格】全てに絶望、半狂乱状態
【教会にいる理由】ゴーンで家族が全員死亡した事を知って無敵の人に、教会の人を襲う

モブとして出していただければ
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 17:00:54.14 ID:dlOPJ/C/O
はよ起きるのだ
213 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 18:41:10.02 ID:hAJynO7kO
すいません、三度寝くらいしてしまいました。何てこった。では続き。

【教会】

ユウシャ「おー、でっけー」

ユウシャ「こんなにデカい教会なら呪いの一つや二つ何てことねーだろうな……」

ユウシャ(……メアリィがいりゃあ呪い解いてくれんだろうけど、やっぱ気になっちまったぜ)

ルナ『? この人呪い掛けられてるの?』クンクン

ルナ『別に呪いの匂いしないけどなぁ』

ユウシャ「あ……?」

ユウシャ「何だガキ。気安くアタシの匂いを嗅ぐんじゃねぇ、金取んぞ」

ルナ『……!?』

ルナ『わ、わたしが見えるの!?』

ユウシャ「? 見えるに決まってんだろ。バカかよ」

ルナ『……! すごーい! すごーい!』

ルナ『ハスターさんのところに報告に行こーっと!』スーッ……

ユウシャ「……行っちまった。何だったんだアイツ」

教会には賛美歌が流れている。人の数は想像していたよりも多い。

ユウシャ(熱心な信者がたくさんいるもんだな……。神に祈ったところで何になんのかね……)

ユウシャ「……せっかくだし少し休んでいくか」ドカッ……

ユウシャ「ふう……」

ユウシャ「……ん?」

「…………」フラフラ……

ユウシャ(何だアイツ……一人だけフラフラしやがって……)

「……うるさい」

ユウシャ(……ん?)

「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい!」

「何が教会だ! 何が神父だ! 何が神だ! 全部デタラメだぁ!」

「だったら何でウチの妻は死んだ!? 娘は!? 息子は!? 何故だ!? 何故死んだんだよおおおおお!?」

「神神神神カミカミカミカミ……! そんなにかみさまが好きなら連れてってやるよ……!」ジャキン!!

ユウシャ(……? 何だアレ……?)
214 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 18:44:38.48 ID:hAJynO7kO
ルナ『ねねっ、お姉さん』

ユウシャ「うわビックリしたっ!?」

ルナ『お姉さんってさ、死にたくない?』

ユウシャ「はぁ? 当たり前だろ」

ユウシャ(死んでも次の周回に行けるとはいえ、まだ死にたくないに決まってんじゃねぇか)

ルナ『ふむふむ……じゃあ、しゃがんだ方が良いよ』

ユウシャ「へ?」

「うわあああああああああっ!」

ババババババババ───ッ!

フラフラとした男は、謎の機械を構えて振り回した。その機械からは玉のような物が高速で吐き出され、人々にぶつけられている。

「うわあああっ!?」「きゃあああああ!」「助けてくれええええ!」

ユウシャ「……!?」

ユウシャ(おいおい……! 何だアレ!? 人が血ぃ流して倒れていくぞ……!?)

ユウシャ「お、おい! アレ何だよ!?」

ルナ『あれはね、銃とか言う武器だよ。ゴーン帝国が開発したヤツ』

ルナ『火薬で鉄の塊を高速で撃ち出すんだってー。当たったら痛そう!』

ユウシャ「死ぬだろそんなの!」

ユウシャ(ヤベー……! こんなところで死んでたまるかよ!)
215 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 18:48:43.63 ID:hAJynO7kO
「……あ、あれ!?」ガチャガチャ

「クソ、弾切れか……!」

ユウシャ「……! 攻撃が止んだ……!」

ユウシャ(よく分かんねぇけどチャンスだな……!)

ユウシャ「なんか、武器はねぇか……!?」キョロキョロ

ハスター「……!? これは一体……!」

ユウシャ(! アイツ持ってんの……メイスか!)

ユウシャ「おい、そこのお前!」

ハスター「えっ」

ユウシャ「寄越せ!」バッ!!

ハスター「うわっ!?」

ユウシャ(頼むぜ……! 今だけは動いてくれよ、足……!)

ユウシャ「ウラァ! よく分かんねぇけど死ねや!」

「……!」

「やっぱり……神様なんていないな……」



ドゴッ!!
216 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 18:57:51.81 ID:hAJynO7kO
ハスター(……あの人は助けてくれたんですね。少々手荒ですが)

ハスター(しかし、まさかこんなことが起きてしまうとは……。早く怪我人を助けなくてはなりませんね)

ユウシャ「ヒャッハァ!」ドゴンッ!!

ハスター「……!?」

ユウシャ「アッハハハハハ! ひっさしぶりの殺しだ! たまんねぇ! たまんねぇなぁ!!」

ドゴッ!! ドゴッ!! ガッ!! ドゴッ!! ドゴンッ!!

ユウシャ「はぁ……はぁ……」

ユウシャ「ふう……。我慢しまくっての殺しも悪くねぇな! クセになりそうだぜ!」

ハスター「…………」

ルナ『…………』

モブたち「…………」

ユウシャ「……あっ」

【教会:司祭室】

ユウシャ「いやー、わりぃな! 誤魔化してくれて助かったぜ」

ハスター「いえいえ、助けられたのはこちらですよ」

ハスター「あなたがいなければ、どれだけの被害が出ていたか……本当にありがとうございます」

ルナ『ありがとー!』

ユウシャ「しっかし……モブ共を誤魔化すのは簡単だったけど、警察のヤツらはしつこかったなー」

ハスター「はは……仕方ありませんよ。彼らはそれは仕事ですからね」

ハスター「……そこで、代わりと言ってはなんですが……」

ユウシャ「……何だよ、言うこと聞けってか?」

ハスター「そこまでは言いませんよ。少しお願いを聞いてほしいだけです」

ユウシャ「……まぁ、仕方ねぇか。聞いてやるよ」

ユウシャ「つまんねぇこと言ったらブッ殺すかもしれねぇけどな」

ハスター「はは、それは怖いな」

ハスター「では……単刀直入に言います」

ハスター「───ゴーストハンターになりませんか?」

ユウシャ「……は?」
217 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 19:29:50.14 ID:hAJynO7kO
ハスター「ゴーストハンター……つまり、未練を捨て切れない幽霊を消す職業になってはいただけないでしょうか?」

ユウシャ「……待て待て待て。ツッコミどころが多すぎるぞ」

ユウシャ「そもそもゴーストだぁ? 幽霊? そんなものいるのかよ」

ハスター「もちろん。幽霊だってモンスターの一種ですよ」

ハスター「死してなお未練を捨て切れない人間がモンスター化した姿、それが幽霊です」

ユウシャ「……まぁ、そこは信じるよ。疑っても仕方ねぇ」

ユウシャ「でも、何でアタシがゴーストハンターになれんだよ。幽霊なんか見たことねぇぞ」

ハスター「……おや、分かっていなかったのですか」

ユウシャ「?」

ハスター「ここにいる彼女……ルナは、幽霊ですよ」

ユウシャ「……は?」

ルナ『幽霊でーす☆』

ユウシャ「……マジ?」

ルナ『マジでーす☆ 足透けてるでしょ?』

ユウシャ「うおっ、ホントだ! マジかよ……!?」

ハスター「あなたは……先天的か後天的かは分かりませんが、幽霊が見える体質なんですよ」

ハスター「司祭のスキルがあれば幽霊の実体化もある程度は可能ですが……限度がありましてね」

ハスター「私やあなたのように幽霊を見ることができる者がゴーストハンターになった方が都合が良いんです」

ユウシャ「……つまりは、スカウトってことかよ」

ハスター「そういうことです。あなたには素質がある……このチャンスを逃したくないのです」

ハスター「ただ、ゴーストハンターになるからには殺人活動は止めていただきますけどね」

ユウシャ「えええええっ!?」ガーン!!

ルナ『そんなに?』

ハスター「殺人を繰り返していたら、きっと誰かは幽霊になります。そうしたらその幽霊を倒さなきゃいけません。そんなくだらないことは無いですよ」

ハスター「……それに、この町は比較的治安が良いですからね。殺人なんて滅多に起きません。ここでは止めた方が良いですよ」

ユウシャ「……いやに親切だな。裏でもあんじゃねぇか?」

ハスター「ええ、ありますよ。あなたにゴーストハンターになってほしい、という裏がね」

ユウシャ「…………」
218 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 19:35:28.00 ID:hAJynO7kO
ユウシャ「…………」

ユウシャ(……殺人鬼の人格で、こんなに必要とされたことはねぇな。悪い気分はしないぜ)

ユウシャ(だけど、ゴーストハンターかぁ……殺人止めなきゃいけねぇのはなぁ……)

ユウシャ(……ちょっと考えてもいいかもな。ちょっとだけ)

ユウシャ(……しかし、幽霊か。今までアタシ見えたことなかったけどな)

ユウシャ(アタシが殺したヤツも幽霊になったりしてんのかねぇ……)

ハスター「……今日決める必要はありません。帰ってもらって構いませんよ」

ハスター「それに、強制するつもりもありません。気が向いたら来てください」

ユウシャ「……ああ、考えておくよ」

ハスター「! 本当ですか……!」

ユウシャ「……そういや、コイツは倒さなくていいのか?」

ルナ『!?』

ハスター「ああ、彼女は良いんです。色々事情がありましてね」

ユウシャ「ふーん……」

ユウシャ「……じゃあな」

ハスター「ええ、また」

ルナ『ばいばーい!』

ユウシャ(……ちょっと寄るつもりだったのに、何だか変な流れになっちまったな)

ユウシャ(……帰るか)
219 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 19:38:15.98 ID:hAJynO7kO
【メアリィの家】

ユウシャ「帰ったぞー」ガチャ

メアリィ「おかえりー!」黒こげ

ユウシャ「……何でお前焦げてんの?」

メアリィ「魔法の実験に失敗しちゃって……」テヘッ

ユウシャ「魔法ねぇ……」

ユウシャ(そういやコイツって賢者なんだよなぁ……幽霊も見えんのかな)

ユウシャ(……というか)

ユウシャ「なぁ」

メアリィ「ん?」

ユウシャ「ぶっちゃけ賢者って何ができんの?」

メアリィ「……!」

メアリィ「……ふ、ふふふ……」

ユウシャ「な、何だよ……」

メアリィ「遂に……遂にだね! 遂にユウシャも魔法に興味が出てきたんだね!」

ユウシャ「えっ」

メアリィ「嬉しいなー! ユウシャが魔法を好きになってくれたー!」

ユウシャ「そうは言ってねぇよ」

メアリィ「よーし、魔法のことをいっぱい教えてあげるね! まずは賢者からだよね!」

ユウシャ「聞けよ」

メアリィ「前も言ったけどさ、魔法を覚える時は基本的には一つの属性を専門にするんだ。光属性だったら光魔法使い、闇属性だったら闇魔法使いみたいに」

メアリィ「その魔法をどんどん極めて……正確に言えば職業の熟練度をどんどん上げると、上位職になれるんだ」

メアリィ「例えば……月魔法使いの上位職だったら占星術師とか天文学者とかね。でも上位職っていっぱいあるし、どんどん増えていくから分かんないんだよなぁ……」

メアリィ「で、賢者はどの魔法使いにもある上位職なの。そして、なるのが難しい。属性を二つ以上極める必要があるんだ」

ユウシャ「……お前は極めてんのか」

メアリィ「もっちろん!」



↓1 コンマ一桁判定。メアリィが何個の属性を極めてるのか。1が出た場合はその他の属性を極めてます
220 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 19:38:42.81 ID:J5hTiNa60
てい
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 19:40:00.82 ID:H02aTzdGO
おや?
222 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/20(日) 19:48:39.29 ID:hAJynO7kO
メアリィが1+その他の属性を極めていることが決まったところで今日はここまでです。昨日ここまでやるつもりでした。

現在色んなフラグが建っています。まだ大丈夫だと思いますが、ウッカリすると死んじゃうので気をつけてください。ではまた明日。
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 19:57:23.69 ID:UIru4gs0o
おておつおつ
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/20(日) 22:39:12.22 ID:9hl1FI7Ro
むしろはやく次週にならないかなって思ってる
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 03:34:19.09 ID:2KkfHY+PO
いや次週も大事だけどこの周回も大事よ
だってここで得た物が次に引き継がれる訳だから描写が多い(=得る物が多い)方が良いには決まってる

まぁ何はともあれ乙
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 16:49:33.29 ID:rq3hbMF20
起きた?
227 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/21(月) 18:19:51.86 ID:Ui2Cj2BfO
今日は起きてたぜ。今さらですが、メアリィは賢者なのは魔法使いの熟練度がマックスだからです。一応。では続き。

メアリィ「私は月魔法使いであり、太陽魔法使いなんだ!」

メアリィ「ほら、ユウシャの呪いを解いたのは月魔法で、ユウシャの足治したのは太陽魔法だよ」

メアリィ「星系の魔法って結構あって、その中でも太陽魔法は月魔法と相性バツグンなんだ!」

ユウシャ「ふーん」

メアリィ「あれ!? なんか興味なさげ!」

ユウシャ「興味ねぇもん」

メアリィ「そっちが聞いてきたんじゃん!」

ユウシャ「アタシは賢者ってどんなことできんのか気になっただけだよ。魔法のこと聞いたって、アタシ魔法使えないし」

メアリィ「むー……」

メアリィ「あ、そうだ! そんなユウシャにプレゼント!」ゴソゴソ

メアリィ「じゃじゃーん!」

ユウシャ「? 何だそれ」

メアリィ「これはメアリィ特製のお守り! 持っていると魔力がどんどん湧いてくる!」

メアリィ「具体的に言うと魔力が+5されるよ!」

ユウシャ「マジかよ!? スゲーじゃねぇか!」

メアリィ「あ、でも一度使ったら効力無くなっちゃうけどね」

ユウシャ「何だよ……。でもまぁ、一度使えるだけでも儲けモンか。ありがたく使わせてもらうぜ」バシッ

メアリィ「あっ! もう……まだあげるって言ってないのに……。別にいいけどさぁ」
228 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/21(月) 18:21:21.94 ID:Ui2Cj2BfO
ワイワイワイワイ……

ザナフ「…………」ガチャ

ザナフ「……楽しそうだな」

メアリィ「あ、ザナフおかえりー」

ユウシャ「あ? 別に楽しそうじゃねぇだろ」

ザナフ「フフ……お前も打ち解けてきたな……」

ユウシャ「なっ……!」

ユウシャ「き、気持ち悪りぃこと言うんじゃねぇよ!」ブン!!

ザナフ「おっと……!」

ユウシャ「相変わらずお前のモップ攻撃は信じられないくらい正確無比だな……」

ユウシャ「…………」

ザナフ「……どうした?」

ユウシャ「何かあったのか?」

ザナフ「…………何も無いさ」

ユウシャ「ウソつくんじゃねぇ。ガキのメアリィは騙せてもアタシは騙せねぇぞ」

メアリィ「ちょっと! 私だって分かるよー!」

メアリィ「何かあったの? ザナフ」

ザナフ「…………」

ザナフ「……実はな……」



選択してください。何かしらの問題が発生しています。

コンマ偶数:ザナフが王都に召集された
コンマ奇数:メアリィが王都に召集された
コンマゾロ目:ビーフ町民の疎開が計画されている

↓1
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/21(月) 18:22:32.20 ID:3bTc2KrkO
相反する属性を両方扱えるっていいよね
230 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 00:22:50.68 ID:GcDsdrnIO
コンマ偶数により、ザナフが召集されました。

ザナフ「……さっき王都からの使者が俺を訪ねてきてな」

ザナフ「……王国軍が俺を召集した」

ユウシャ「はぁ? 何でお前なんか呼ぶんだよ!」

ザナフ「……あいつらは俺の固有スキルを必要としているんだ」

ザナフ「俺の固有スキルは『嘘発見器』と言ってな……相手の嘘を見抜く力を持つんだ」

ユウシャ「何ぃ!?」

ユウシャ(おいおいおいおい……! アタシにとって一番危険なスキルじゃねぇか! 敵がこんな近くにいたとはな!)

ザナフ「軍は、コヨーテで第三王子を殺した犯人の捜索に躍起になっている。俺のような外部の人間の力を借りてまで犯人を見つけようとしているんだ」

ザナフ「……俺は以前このスキルで王国の官憲を手助けしたことがあってな。そいつらが俺を推薦したんだろう」

ザナフ「もちろん、俺以外にも犯人を見つけられる能力を持つ奴らが集められているんだろうな……」

ユウシャ(うおーっ! ヤッベー! アタシ絶体絶命じゃん!)

ユウシャ(何とかしねーとなぁ……!)

メアリィ「……行くの?」

ザナフ「行かないという選択肢は無いな……。王様直々の命令だ、断れないさ」

メアリィ「むー……王都遠いのになー」

ザナフ「……まぁ、仕方ないさ」

ユウシャ「……え? メアリィも行くのかよ?」

メアリィ「? あったりまえじゃん! ザナフとユウシャと旅行旅行!」

ユウシャ「えっ、アタシも行くの!?」

メアリィ「えっ、来ないの?」

ユウシャ「ええーっ、めんどくせーな……」

ザナフ「……俺としては正直来てほしいところだな」

ザナフ「いくら治安が良いとはいえ、ゴーン帝国が陥落して不穏な状況だからな……。女を一人残して出かけるのは危険だ」

ザナフ「今日も、中央の教会でゴーン帝国に家族を残した男が暴れたらしいしな」

ユウシャ(そういう理由だったのか)

ザナフ「……どうする? 行きたくないならば、仕方ないが」

ユウシャ「…………」

ユウシャ(行きたくはねーけど……これ放っておくのヤベーよな?)

ユウシャ(全国からアタシ捕まえるために人材集まられたら、流石のアタシだって本当に捕まる……いや、処刑される……!)

ユウシャ(……どうすっかな)



選択してください。

1.全員皆殺しだ!→ユウシャを犯人だと見抜く奴ら皆殺しルート
2.ヤッベー逃げなきゃ!→王都に向かいつつそのまま逃走ルート
3.考えるのめんどくせー!→ビーフの片田舎に留まりルート

↓2
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 00:25:51.33 ID:roM9Nac+0
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 00:26:01.53 ID:B/4N/7oa0
3
233 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 02:05:38.54 ID:GcDsdrnIO
3選択

ユウシャ「…………」

ユウシャ(……考えるのめんどくせー!)

ユウシャ(まぁ、なるようになるだろ! わざわざ王都に行く必要もねぇや!)

ユウシャ「いや、アタシはここにいるよ。メンドイし」

ザナフ「……一人で大丈夫か?」

ユウシャ「だいじょーぶだいじょーぶ。アタシ強いし」

メアリィ「……本当に大丈夫? 朝起きれる?」

ユウシャ「母親みてーなこと言うなよ! 大丈夫だっての」

ザナフ「……そうか。お前がそう言うなら強制はしない」

ザナフ「では、俺とメアリィは三日後に出発する。後のことはよろしく頼むぞ」

ユウシャ「はいはい、分かったよ」

【三日後】

メアリィ「じゃーねー! ちゃんとお留守番するんだよー!」

ザナフ「……最長で一か月ほど帰ってこないと思うが、よろしくな」



ユウシャ「……ったく、やっと行きやがった」

ユウシャ「……こう見ると、一人でこの家は広いかもな」

ユウシャ「……何か今のまるでアタシが寂しいみたいじゃねぇか。そんなわけねぇだろ!」

ユウシャ「あいつらが帰ってくるまで、好き勝手やらせてもらうぜ……!」

ユウシャ「……まずはメシでも作るか」

ザナフとメアリィが留守の間、メアリィの家を任されたユウシャ。彼女のスローライフ……のようなものが始まるかもしれない。



久しぶりの勇者が出てくるかどうか判定。

↓1 コンマ30以下で勇者の人格が登場
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 02:12:22.93 ID:ID6Uz1gr0
ほれほれ
235 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 02:33:42.26 ID:GcDsdrnIO
全然勇者の人格現れませんねぇ。

【次の日】

ユウシャ「……朝か」むっくり

ユウシャ「……そういや全然勇者のヤツ出てこねぇな。死んじまったのか?」

ユウシャ「だとしたらアタシ的にはラッキーだなぁ。アレだ、不幸中の幸いってヤツだな!」

ユウシャ「…………」

ユウシャ「暇だな。何すっかなー」



自由安価。これからのユウシャの行動を安価してください。「○○に会う」「○○をする」など。なお、基本的にビーフからは出られません。付近だったら良いけど。

↓3まで
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 02:39:21.71 ID:B/4N/7oa0
何となく教会に行く
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 02:42:11.94 ID:3TV2Nz7L0
ゴーンが攻め滅ぼされた経緯を調査
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 02:46:41.92 ID:7qxQEcZsO
ルナをからかい過ぎてうっかり呪いをかけられてしまう(このレスの反転コンマ二桁が大きいほどひどいやつ)
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 07:28:21.65 ID:69lS25tYO
寝たかな?つか寝てるな
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 16:55:07.01 ID:B/4N/7oa0
目覚めよ
241 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 17:10:19.10 ID:GcDsdrnIO
気がついたら寝てました。続きやります。まずは教会に行くぜ。

ユウシャ「……暇だし、教会にでも行ってやるか」

【教会】

ユウシャ「……あれ、やってねぇじゃん」

ユウシャ(……お、貼り紙あるな。なになに……ほーん、修理するまでしばらく休むのか)

ユウシャ(あ、教会への募金箱とかあんじゃん。隣は怪我人へのお見舞い金か……)

ユウシャ(教会はやってねぇのに、募金に来てるヤツが結構いるな。偉いもんだねぇ)

ユウシャ(アタシはもちろんやらねぇ)

ユウシャ「…………」

ユウシャ「邪魔するぜー」ガチャ

ルナ『ありゃ? ユウシャだー』

ハスター「おや、来てくれたんですね」

ハスター「あ、でも……今ウチは教会としては使えませんよ。表に貼り紙を出していたはずですが」

ユウシャ「関係ねぇよ。アタシは別に祈りに来たわけじゃねぇからな」

ユウシャ「暇だから遊びに来てやったんだ」

ハスター「そ、そうですか……」

ユウシャ「…………」ジー……

ルナ『? どしたの?』

ユウシャ「……おりゃ」ムニ

ルナ『!?』

ユウシャ「おお……触れんだな」

ルナ『い、痛い! 何でほっぺたつまむの!?』

ユウシャ「いや、幽霊って触れんかなーと思ってな。意外と触れるもんなのか」

ハスター(……普通は幽霊に触れることはできない。仮に触れられても、具合が悪くなったりなどの影響があります)

ハスター(ですが、ユウシャさんはそれが無い……。やはり彼女は逸材だ……!)

ハスター(……でも……)
242 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 17:15:15.43 ID:GcDsdrnIO
ユウシャ「アッハッハッハッ! うりゃうりゃ! アッハッハッハッ!」

ハスター「……あの、そろそろ頬を放してあげてください。危ないですよ」

ユウシャ「あ? 大丈夫だよ、ちぎりやしねーって」

ハスター「いえ……危ないのはあなたです」

ユウシャ「は?」

ルナ『…………』ゴゴゴ……!!

ユウシャ「……!」

ユウシャ「何だよ、怒ったのか? 悪かったって」

ルナ『……許さない』スッ……

ルナは静かに手をかざし、ユウシャの方に向けた。

ドクン……!!

ユウシャ「……!?」

ユウシャ(こ、この感じ……! 呪いか……!?)

ユウシャ(チクショウ……! こいつ呪い使えんのか……!)

ユウシャ(この……! この野郎……!)





ユウシャ「わたくしに向かって一体どのような呪いを掛けたのですか!?」

ハスター「」

ルナ『』

ユウシャ「……あら?」
243 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [sage]:2020/09/22(火) 17:20:17.54 ID:GcDsdrnIO
ユウシャ「い、いえ、あら? じゃないですわ! この口調もおかしい!」

ユウシャ「わ、わたくし、どうなってしまったのですか!?」

ハスター「ふ、ふふふ……」

ハスター「の、呪いですよ。ルナのイタズラですね」

ユウシャ「こ、これがですの!?」

ルナ『……お嬢様口調にしてやった。ざまぁみろ』

ユウシャ「ルナの口調も変わっていませんこと!?」

ハスター「ルナは気分屋なんですよ。ふ、ふふふ……」

ハスター「あはははは! あのユウシャさんがお嬢様か! あはははははは!」

ユウシャ「笑わないでくださる!? ブチ殺しますわよ!?」

ハスター「あはははは……! す、すいません、ギャップがすごくて……ふふ」

ユウシャ「ちょ、ちょっとルナ! 早く呪いを解きなさい!」

ルナ『いーやだ!』プイッ

ユウシャ「は、ハスター! あなたなら呪いを解けるでしょう!? 早く解きなさい!」

ハスター「ふふふ……た、確かに私なら可能ですね」

ハスター「うーん、でも……」

ユウシャ「な、何ですの!? 解かないつもりですの!?」

ユウシャ(メアリィが帰ってくるまで約一ヶ月……それまでずっとこの口調ですの!? イヤですわ!)

ハスター「いえいえ、そういうわけではなく……」

ハスター「取引しませんか?」

ユウシャ「……取引?」

ハスター「えぇ」
244 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 17:22:42.80 ID:GcDsdrnIO
ハスター「先日起きた事件の犯人……彼はゴーン帝国から仕事でこちらに来ていたようなのですが、新聞でゴーン帝国が滅んだことを知り絶望し、あの事件を起こしたらしいのです」

ユウシャ「……そのようなことを言っておりましたわね」

ハスター「あのような事件は、ビーフだけでなく他の町でも起こっています」

ユウシャ「……!」

ユウシャ「……全員ゴーン帝国に家族などがいたと?」

ハスター「ええ……。王国は事態を重く捉えており、一刻も早くゴーン帝国が陥落した経緯を把握しなければならないと考えています」

ハスター「そこで、王国は町々に帝国への派遣団を要請しました。ビーフも帝国の現状を把握するための派遣団を結成しています」

ハスター「ユウシャさんも参加しませんか?」

ユウシャ「!? な、何をおっしゃってますの!?」

ハスター「私はゴーストハンターとして召集されました。帝国には多くのゴーストがいると思われますからね……」

ハスター「あなたはゴーストハンターとしての力もあるし、単純に強いです。派遣団への参加資格はありますよ」

ハスター「その見返りに、呪いを解きましょう」

ユウシャ「そ、そんな……わたくしは……」

ハスター「……もしかして、断ろうとしています?」

ユウシャ「当然ですわ!」

ハスター「そうですか……残念だなぁ……」

ハスター「では、あなたも警察に突き出さなければなりませんね」

ユウシャ「……!?」

ハスター「あなたが殺人を繰り返していることはあなた自身から聞きましたからね。きっと叩けばホコリが出るでしょう」

ユウシャ(ホコリどころかもっと大きいゴミが出ますわ!)

ハスター「一応言っておきますが、ここで私を殺しても無駄ですよ。その場合は警察に連絡が行くように手筈は整えています」

ユウシャ「くっ……!」
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:23:53.79 ID:7qxQEcZsO
なんだか凄いことになってきたぞ
246 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 17:24:28.53 ID:GcDsdrnIO
ハスター「……でも、悪いことだけでは無いと思いますよ?」

ハスター「ゴーン帝国に行く道のりは平坦ではありませんからね。途中で山賊などに襲われることもあるでしょう」

ハスター「帝国内でも魔族の言いなりになっている人間と交戦することになるかもしれません」

ハスター「そういう人たちは殺し放題ですよ? 魔族は当然殺し放題ですし」

ユウシャ「…………」

ユウシャ(……そう考えると美味しい話かもしれませんわね)

ユウシャ「……分かりました! 分かりましたわよ! でも条件がありますわ!」

ユウシャ「わたくしは足を悪くしていますの。まずはこれを何とかしてくれなければ話になりませんわ!」

ハスター「足を……?」



コンマ二桁判定。

↓1 コンマ40以上で足の負傷が治ります。以下の場合はそれを補助する何かをハスターが紹介してくれます
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:25:02.13 ID:xN664O230
248 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 17:31:15.13 ID:GcDsdrnIO
ハスター「……なるほど、これは私にも治せないな……」

ユウシャ「! それならわたくしには何もできませんわね!」

ハスター「では、私が魔装具の職人を紹介しましょう。心当たりがあります。きっと足を良い具合にしてくれますよ」

ユウシャ「うぐっ……!」

ユウシャ「ふ、ふん! もし、もしも良い具合だったら考えてやってもいいですわ!」

ユウシャ「次は、わたくしの武器を用意しなさい! 上等な剣をね!」

ハスター「ええ、分かりました」

ユウシャ「後は、この喋り方を何とかしてくれませんこと!?」

ハスター「それは……全てが終わってから、ですかね」

ユウシャ「むっ……!」

ハスター「では……派遣団に参加していただけますね?」ニッコリ

ユウシャ「……最低! 最低ですわ! 神父とは到底思えません!」

ユウシャ「地獄に落ちてしまいなさいっ!」

タッタッタッ……

ルナ『……行っちゃった。いいの? 追わなくて』

ハスター「ええ。あの反応なら受けてくれるでしょう」

ルナ『わっかんないなー。確かにユウシャは面白いけどさー、ぶっちゃけタダの殺人鬼でしょ?』

ルナ『何としてもゴーストハンターにしたい理由でもあるの?』

ルナ『それとも……ユウシャを自分の目のつくところに置いておきたいの?』

ハスター「…………」

ハスター「……私にも、色々とあるのです。詮索は無しですよ、ルナ」

ハスター「せっかく久しぶりに結界の外に出してあげようとしているのですから……」

ルナ『……はーい。分かったよ。もう聞きませーん!』

ハスター「…………」

ハスター(ユウシャさん……期待していますよ)



キャラクター安価。今からユウシャはゴーン帝国へのビーフ派遣団に参加します。人数は大体三十人ほど。現在決まってる参加者はユウシャ・ハスター(・ルナ)。

その中にいるキャラクターの名前・性別・年齢・職業・性格・特徴を安価してください。性格や特徴の欄はあまり長すぎない方がいいかなぁと思います。

同時にコンマ判定でキャラクターの特徴を付け足します。コンマ十桁は【特に秀でたステータス】、一桁は【職業の熟練度】。熟練度が10だと上位職に。

ついでに、このレスのコンマが30以上でビーフの領主が参加。50以上でベレトもついてくる。80以上だとアレクも参戦。

↓5まで
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:38:48.80 ID:530r1Qn/O
名前 ハツモト
性別 男
年齢 25
職業 魔法剣士
性格 (表面上は)おだやか
特徴 妻を殺され復讐に燃える男。復讐を成し遂げるためなら仲間が死のうと構わないやべー人
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:39:51.17 ID:Cd7/Rt5y0
名前:ヌアザ
性別:男
年齢:18歳
職業:芸人
性格:のんびり屋
特徴:華麗な舞で敵を狂わす
251 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:42:45.12 ID:B/4N/7oa0
シャリー

10
聖女
のんき
いつもお腹を空かせている腹ペコ娘
252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 17:49:34.99 ID:Aof/7LDnO
名前 ローレンス
性別 男
年齢 60
職業 格闘家
性格 厳格
特徴 独自の型を極めている。子供に優しい
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 18:10:28.08 ID:nCPLMU22O
名前:ジャコ
性別:男
年齢:20
職業:ビーストテイマー
性格:典型的なチャラ男
特徴:チャラチャラしてるがやる時はやるらしい
254 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 18:22:05.80 ID:B/4N/7oa0
男キャラ多いな?
255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:54:50.06 ID:Yw/Q8gzWO
男どもやけに強い
256 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 20:56:11.97 ID:GcDsdrnIO
【それからしばらくして:ビーフ中央広場】

ユウシャ「はぁ〜〜〜…………」

ハスター「浮かない顔ですね」

ユウシャ「当たり前ですわ。こっちは不本意なんですから」

ハスター「……不本意なのは仕方ないと思いますが、あまり表には出さないでくださいね」

ハスター「参加している人の多くが志願して派遣団に入った真面目な方々なので、不真面目な態度だと気を悪くするかもしれません」

ユウシャ「分かりましたわよ……」

ハスター「……ですが、この派遣団にはなかなかどうして個性的な方が多いようですね」

ユウシャ「え?」



ハツモト「…………」

ジャコ「あ、どーもどーも! ジャコって言いま〜す。ヨロシクで〜す☆」

ハツモト「…………どうも」

ジャコ「ちょっとちょっと〜! ノリ悪いよ〜! もっとバイブス上げてこ〜!」

ローレンス「フン……やかましいガキだ」

ローレンス「ビーフの領主も何を考えているのか……こんなガキ共を参加させるなど……」

シャリー「ねねっ、おじーさん」

ローレンス「……ん、どうした」

シャリー「だっこして!」

ローレンス「……ああ、いいだろう」

ヌアザ「フフ、面白い人たちだなぁ……」

ヌアザ「ねぇ、そう思いません……?」

ハツモト「…………そうですね」
257 : ◆8Teg8/hC1rJ4 [saga]:2020/09/22(火) 20:58:11.54 ID:GcDsdrnIO
ユウシャ「厄介そうですわね」

ルナ『……それユウシャが言うの?』

ユウシャ「あっ! ルナいましたのね!?」

ユウシャ「そろそろ呪いを解いてくださりませんこと……!?」ゴゴゴ……!!

ハスター「止めてしまうんですか? 見ていて楽しいのに」

ユウシャ「何か言いまして……?」ギロッ!!

ハスター「……あ、あはは」

ルナ『むー、仕方ないなぁ……』

ルナ『えいっ!』バッ……!!

ドクン……!!

ユウシャ「……!」

ユウシャ「…………あー、あ、あ……」

ユウシャ「……ヘッヘッヘッ、やーっと戻ったぜ。やっとなぁ……」

ユウシャ「やっぱりアタシはこの喋り方じゃねぇとなぁ……!」

ハスター「あはは……」

ハスター「そういえば、足はどうです?」

ユウシャ「ん? ああ……最高の気分だ」

ユウシャ「今までのように自由に動かせる。マジで助かるぜ」

ユウシャ「それに、他にも色々効果があってなぁ……!」



安価です。現在ユウシャの足には魔装具が付けられています。身体能力を元に戻すだけでなく、他にも効果があります。その効果を安価してください。

↓3まで募集。コンマ50以上のものを採用。全部50以下だった場合は、その中で一番コンマの高いものを採用
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 20:58:46.79 ID:Yw/Q8gzWO
ゴースト特攻効果
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:01:16.52 ID:xD1Ah5k5o
脚力強化
3メートルくらいなら跳べる
260 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/09/22(火) 21:05:00.99 ID:9zhF1kThO
成長促進(経験値を得やすくなる、能力が上がりやすくなる)
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