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【咲安価】京太郎「清澄の探索者」その2【ADV】

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401 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:19:53.81 ID:U4NjtBqO0
ひくーい
402 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:27:53.12 ID:RQRzhjUPo
403 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 20:52:09.85 ID:U4NjtBqO0
まさかの成功すばら!
404 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/09(金) 21:04:55.56 ID:BBwGHqcR0
マジかー

12/18→成功!


榎田「......小佐目山だ」

和「...なんだって?」

榎田「小佐目山の山中には、東西南北の四方に洞窟がある」

榎田「毎日夕方に一人ずつ生贄を入れて、儀式の前まで入口を塞ぐんだ」

榎田「生き埋めにすることで現世との繋がりを断ち切り、穢を落とすという意味があるらしい」

榎田「一人目と二人目はそれぞれ東と西に埋めた...三人目も南に埋められた筈だ」

和「榎田さん...!」

榎田「......ああ、乗ってやるって言ってるんだよ!」

榎田「クソッ、これで上手くいかなかったら僕はどうすりゃいいんだ!」

榎田「君、須賀君っていうんだったっけ。失敗したらタダじゃおかないからな!」

京太郎「馬鹿、その時にはどっちも生きてねえよ」

そうやって榎田は随分興奮した様子でまくし立て、次いで拘束を解くように要求してきた。
まあ、協力してくれるみたいだしいいか。今はそれよりも――――

京太郎「......和、ありがとう」

京太郎「お前が説得してくれたお陰だ」

和「い、いえ//...やるからには成功させると言いましたから、当然のことをしたまでです」

和「それより須賀君!人を説得するのに、脅し一辺倒で上手くいくはずがないじゃないですか!」

和「ちゃんと主張と根拠を話した上で......」クドクド

京太郎「いや、悪かったってば...」

和は恥ずかしさを隠すようにいつも通り俺に説教を仕掛けてくる。榎田の話も聞きたいんだけど......
しかし実際のところその顔は達成感と得意げな様子に満ちていて、それを妨げるのは少々気が引けたのだった。
結局榎田の咳払いが、少々バツが悪そうにそれを切り上げさせた。

榎田「コホン...それで、これからの方針だけど」

榎田「僕と親父は、これからどうすればいいんだい?」

京太郎「うーん、そうだな......」


1. 隠蔽と諜報のために今まで通り活動する

2. 俺たちと一緒に探索に加わる

3. その他(自由安価)

↓2
405 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:11:43.50 ID:U4NjtBqO0
とりあえず1だろうな
裏切ったとバレなきゃ残り3家をおびき寄せたりもできるし
406 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 21:26:23.54 ID:MsLn/SHPo
1
407 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/09(金) 21:44:29.25 ID:BBwGHqcR0
ステータス一覧:榎田家

榎田
【探索】:2
【行動】:6
【交渉】:4
【知識】:3
【オカルト】:7
【体力】:7

榎田爺
【探索】:6
【行動】:3
【交渉】:2
【知識】:4
【オカルト】:8
【体力】:2
408 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/09(金) 21:45:45.54 ID:BBwGHqcR0
1. 隠蔽と諜報のために今まで通り活動する

京太郎「どうしたもんかなぁ」

まこ「今まで通りに動いて貰えばええんじゃないか?」

まこ「下手に目立つより、奴さんを騙してもらった方がええじゃろう」

榎田「分かった。親父もそれでいいか?」

榎田爺「私はそもそも動けんし、元よりそのつもりよ」

優希「連絡を取りたい時はどうすればいいんだじぇ?」

榎田「この村は携帯も繋がらないし、直接来てもらうしかないだろうね」

榎田「もしくはどこかの家から電話が使えるなら...この番号に。1階の固定に繋がる」

榎田「僕が家を空けてる時は親父の部屋に行ってくれ。情報は共有しておくよ」


 榎田宅の電話番号を教えてもらった


 【3日目 21:20】 榎田宅 応接間

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :榎田、榎田爺
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・榎田宅を出る
・邸内場所指定

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価


当然ですが、「2. 話をする」は仲間相手なら判定なしです。

↓2
409 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:03:48.03 ID:0oFuBk4vo
1 小佐目山の洞窟へ
410 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:05:39.28 ID:U4NjtBqO0
2
出発する前に榎田は楸野さんから何を言われたのか聞いときたい
中年のおっさんが突然オカルト話を聞いて信じた理由とかも
411 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/09(金) 22:42:32.31 ID:BBwGHqcR0
2. 話をする


北村「そろそろ行こうか?」

咲「また染谷先輩の......」ブルッ

向坂「あ、俺喉乾いちまった。おっさん、お茶とかないの?」

優希「わたしものむー」

榎田「台所の冷蔵庫に麦茶とオレンジジュースがあるよ...ケーキが入ってるけど、絶対食うなよ」

向坂「にしし、おチビちゃ〜ん!二人でわけよーぜ?」

優希「うっさいじょチャラ男!言われた傍からそうやって......」

概ねの話は固まった。双方の役割分担も連絡手段も決まり、場には既に撤退の雰囲気が流れていた。
山下は爺さんを背負って2階へ昇ろうとしている。案外気が利く男だな――――って、そうじゃなかった。
俺はなんとか、榎田に聞こうと思っていた事があったのを思い出した。

京太郎「なあ榎田、あんた夕方に言ってたよな」


 榎田「話は昔から知ってたよ。でもただの言い伝えだと思ってた」

 榎田「実際に今回の事を楸野さんから聞いたのは今年の頭くらいのことだった。流石に耳を疑ったよ......」


榎田「そういえばそんなことも言ったね」

京太郎「その時楸野から聞いた内容について、詳しく教えてくれないか?」

榎田「ああ、いいよ。ちょっと長くなるけどね」

そう言うと榎田は再度椅子に座り、穴の開いた革張りの肘掛けに腕を置いた。気がつくと周囲が騒がしくなっている。
トイレを済ませた咲や爺さんを送ってきた山下、生クリームを頬につけた優希たちも応接間へ戻ってきていからだ。
榎田がふぅと深呼吸をすれば、自然と部屋は静まり返る。それから勿体ぶるようにのんびりと語り始めた。

榎田「あれは1月、いや2月になったくらいだったかなぁ。その日はすごい大雪が降って――――」
412 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/09(金) 22:43:29.58 ID:BBwGHqcR0
長くなりそうなので、少し早いですが今日はここで終わります。
この時点のキャラクターたちは知る由もないのですが、実は展開が速すぎてちょっと不味い方向に......
後回しにした方がいいこともあるかもしれません。色々と。

明日は夕方16時か17時くらいから始めますが、もし台風で色々無くなったら早めるかもです。
みなさま、今日もお疲れ様でしたー
413 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/09(金) 22:58:16.34 ID:U4NjtBqO0
乙です
俺らもわからんぞ何がマズいのか
414 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 17:04:48.31 ID:xNc7qBWu0
17時半から始めます
415 : ◆copBIXhjP6 [sage]:2020/10/10(土) 17:23:14.05 ID:xNc7qBWu0
30分延ばして18時からに変更で
416 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 18:06:43.40 ID:xNc7qBWu0
開始ー
417 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 18:08:54.15 ID:xNc7qBWu0
急に「楸野さんの家に集合」って言われたんだけど、家の周りの雪かきに手間取ってね。
少し遅れて行った時には、僕以外の二人は既に揃っていた。

榎田「お邪魔します」ガラガラ

柊「榎田ぁ、寒いんだから待たせんなよ」

榎田「こっちは親父も動けないし、色々忙しいんだよ...」

楸野「これ二人とも、揃ったのなら早う始めるぞ」

椿屋「......榎田、座れ」

榎田「あ、あぁ。ごめんよ」スタッ

楸野「さて......分かっとるとは思うが、今日集まってもらったのは他でもない」

楸野「今年はついに『壬申の儀』をせねばならぬ。その為の最初の打ち合わせといったところだな」

楸野「まずはお前たちの役割についてだが――――」

この話が始まった時、僕は「何を今更」と思ったよ。壬申の儀なら毎年やってる――おっと、神楽神社の方のことだよ――し、こんな時期から取り立てて話すことなんてないとね。
にも拘わらず他の二人、つまり椿屋と柊は当然のような顔でその話を聞いていたし、挙句の果てには「生贄が――」なんて言い出した。流石に僕はついていけなくなって、こう尋ねた。

榎田「ちょ、ちょっと待ってくれ。みんな何の話をしてるんだい?」

榎田「壬申の儀の準備なんてこんな時期からすることないだろう?そもそも僕たちがすることなんて殆ど無いし――」

椿屋「......?」

楸野「カッカッカ!お前さん、そんな洒落を言う奴だったかな?」

柊「うーん?笑いどころがいまいち分からん...」

榎田「......え?」

彼らは僕の言ってることがよく理解できなかったようだ。いや、僕だってそうだったとも。
ああでもないこうでもないと不毛な問答をそれから何分も続けて、ようやく僕と彼らの間には決定的な認識の溝があることが理解できた。
そして彼らの言う「壬申の儀」が、何を指しているのかも。

榎田「...いやいやいや、それってアレだろ?僕たちが子供の頃に話してた」

榎田「『昔は女の人を殺して神様に差し出していたらしい』...っていう、怪しい言い伝えのことだろう?」

楸野「......お前は今いくつだったかな」

榎田「今年で39ですけど...」

柊「そりゃそうだろうよ。俺らと同い年だもんな」

楸野「まさか、父親から何も聞いておらんのか?」

榎田「何を?」

楸野「.........そうか、彼奴め...」

楸野「仕方ない。ならばこの場で改めて話そうか」

隣の二人はまるで「しょうがないやつだな」とでも言いたげに、あるいは自分はもう知っているという風に、ふっと鼻で笑ってこっちを見るだけだった。
それと対照的な僕は訳も分からず、ぽかんとした顔で楸野さんの話を聞き始めるしかなかった。
418 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 18:12:15.09 ID:xNc7qBWu0
楸野「お前の『壬申の儀』に対する認識を教えてくれ」

榎田「そりゃ毎年『雨の神』さまに米をお供えして、天候の安定を願うとかっていう祭りでしょう?」

楸野「表面的なところについてはそれで正しい。だが、この村にはもう一つの『壬申の儀』があるのだ」

楸野「それは60年に一度...壬申の年に執り行われなくてはならない」

楸野「この地におわす神様を鎮めるため、村の外から来た若い女を妾として捧げる。それが本来の『壬申の儀』だ」

楸野「我らは古くより、その神様を『オフラシサマ』とお呼びしておる」

楸野「お前たちは干支には馴染みがないだろうが......今年が、その壬申ということだよ」

余りにも内容に突拍子がなさすぎて楸野さんの話の半分も分からない。何より頭で理解したとして、そんな現実味のない事が納得できるわけがなかった。

榎田「ちょっと待ってくださいよ!急に神様が何だとか...そんな非科学的なこと、あるわけないじゃないですか!」

楸野「だがお前は毎年今までも壬申の儀をしてきただろう。天気を鎮めるために供え物をするなど、十分非科学的ではないのか?」

榎田「そりゃそうですけど...それとこれとは話が違いますよ」

榎田「信じちゃいなくても慣習としてやることはあります。でも女性を捧げるって、それってつまり...」

楸野「殺す、ということだな」

榎田「そんなのおかしいですよ、する必要なんてないじゃないか!」

楸野「せねばオフラシサマの怒りを買うこととなる。オフラシサマは大雨を三日三晩降らせ、小佐目村は滅びるだろう」

榎田「それが非科学的だというんです!第一そんな――――――――」

楸野さんと目があった。兎みたいに不自然な赤色だ。その瞬間、僕の頭に何処とも、何時とも知れない記憶が――――


 「あ、あぁ......山が......!!」
 
 「おっかちゃぁん!!誰かおっか――――」
 
 「おい、逃げ――――」

419 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 18:20:58.28 ID:xNc7qBWu0
榎田「楸野さんによれば、それは遥か昔......儀式が失敗して、村の半分が土砂に埋まった時の風景らしい」

榎田「それは真に迫る体験だった。まるで自分がこの眼で見てきたかのような......」

榎田「僕の意識が現世に戻ってきた時、既にそれに従う他に考えは無かったということさ」

咲「それって......」

脳裏に流れゆく過去の記憶というのは咲が祭壇で目にしたそれと類似している。
しかしそれは楸野の手――いや、目か――によって恣意的に行われたものだというのだ。

優希「おっさん、怪しい魔法の担当は榎田じゃなかったのか?」

榎田「そうなんだけど......あの人、正体がイマイチわからないんだ」


 【3日目 21:30】 榎田宅 応接間

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :榎田
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・榎田宅を出る
・邸内場所指定

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価


↓2
420 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 18:32:57.18 ID:ZB2SOpOs0
2 咲が受信した壬申の儀の記憶について話す
  楸野がいくつか知らんけど60年スパンなのに過去2回、今回も含めて3回も儀式やってるってどういうこった
421 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 18:53:19.34 ID:o2Mtg7svo
↑+生け贄が閉じ込められてる洞窟には人がいる(何かの儀式or見張りなど)可能性があるかも質問する
422 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 19:32:00.12 ID:xNc7qBWu0
2. 話をする


京太郎「咲、今の話の内容も見たのか?」

咲「え?えーっと......ごめん、そこまで覚えてないかな」

京太郎「そうか...なあ榎田、こいつは地下の祭壇であんたみたいに『過去』を見たんだ」

京太郎「その内容で少し気になることがあるんだけど...咲、話せるか?」

咲「うん。あの時は気持ち悪かったけど、今はもう大丈夫」

咲は改めて仔細を語る。か細い声ではあったが、その言葉遣いは今朝よりも幾分流暢であり且つ幾分写実的で、ある種の迫力を持って悲劇を伝えてきた。
そして、最も興味深い点――――楸野が前回と前々回の二度に渡って記憶に登場するということに、榎田も興味を示した。

榎田「驚いた。つまり、なんだ...あのご老人は、少なくとも120歳以上ってことかい?」

京太郎「そうなるな」

100歳以上の人間というのは今や相当数がいるが、それより20歳も上となるとそうとはいかない。
少なくとも俺の目に映る楸野は――衰えてはいるようだが――それなりに自立した老人であり、介護などを受けている様子はない。
医療の発達した現代とはいえ精々80歳、他よりすごぶる健康だとしても90歳を越えるようには到底見えない。

榎田「確かに僕が子供の頃には既におじいちゃんくらいの見た目だったけど」

榎田「当たり前すぎて『ずいぶん元気な人だなぁ』くらいにしか考えたことなかったからな......」

榎田「申し訳ないけど、僕が知ってる情報はあまりないよ」

京太郎「そうか......」

京太郎「それから話は変わるけど、生贄が囚われてる洞窟に見張りはいるのか?」

榎田「朝から夜の9時くらいまでは交代制で村の人たちがいるよ。深夜は一時間に一回くらい見回りに来るだけだけど」


 【3日目 21:40】 榎田宅 応接間

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :榎田
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・榎田宅を出る
・邸内場所指定

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価


↓2
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 19:57:28.53 ID:LlmW/0a6o
3 まだ起きてる人間多そうだし今のうちに交代で仮眠を取る
京太郎はデバフ消す為にオール寝
活動開始予定深夜2時
424 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 20:06:25.64 ID:QLonhJTSo
3

仮眠は良いけどその前に旅館に残した主人と女将を榎田家に移送と、深夜動き回る為に旅館で人数分の懐中電灯の回収をする。大学生たち用の武器もあればそれも。メンバーは榎田親子以外全員で移動は車二台で。懐中電灯は京太郎が持ってたら全員に効力あるなら探さないでもいい
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 20:16:58.82 ID:3xoEBfBU0
展開速すぎてってのは、4人目の生贄提供前に旅館を抑えたことなのかな
426 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 20:29:47.97 ID:xNc7qBWu0
>>2の「安価指定の内容について」を一応お読みいただきたいなと。
会話指定なら多少詰め込まれても大丈夫ですが、行動は途中で何があるかわからないので、
ある程度細切れの内容のほうが対応が効くのではないかと思います。

とりあえず旅館まで行って懐中電灯を回収するところまで書きます。


・??
【探索(椿屋)】×8 = 24

↓1
427 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 20:32:48.19 ID:ZB2SOpOso
428 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 20:34:30.39 ID:xNc7qBWu0
あー、敵の判定は上方ロールだった...
やらかしちゃいましたが、こちらのミスなので自動成功(京太郎側にとって)とします。
429 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 20:35:24.58 ID:ZB2SOpOso
良かったー
久々低いコンマでたと思ったら敵で焦った
430 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 21:03:34.70 ID:xNc7qBWu0
??:自動成功(すまぬ)

1. 旅館へ


染谷先輩の運転も二度目ともなり慣れてきた頃、俺たちの車は旅館前の駐車場へ戻ってきた。
扉を開けてぞろぞろと押し入る俺たちを、主人がいつも通り迎えて――くれるわけがない。今頃205号室で両手足を縛られたまま寝ているのだから。
懐中電灯を回収しに各々が散っていくと、俺だけが取り残された玄関は束の間静寂に包まれたが――――

京太郎「って咲、お前は取りに行かないのか」

咲「京ちゃんが守ってくれるんでしょ?なら要らないかなーって」

京太郎「咲...」

咲「......京ちゃん」

咲の小さな身体が俺に擦り寄ろうとする。それなりに付き合いも長くなるが、ここ一日ほど不安げな表情を見せ続ける咲は今までにいなかった。
そもそも、こんな異常事態は咲にとって――勿論俺にとっても――初めてだ。その上俺の判断のせいで、これから更なる危険へ晒してしまうかもしれないのだ。
少しでもこいつのことを安心させてやらなくては......俺の手のひらは、自然と背の低い茶色の髪へ伸びて――

ゴチン

京太郎「屁理屈こねてないで早く行きなさい」

咲「ふぁい......」トボトボ

京太郎(ま、こんなとこだろ)

いつも通り。それがこの状況で、俺に咲にしてやれる最良のことだろうと思った。

――――その後すぐ、玄関は賑わいを取り戻した。


 【3日目 21:40】 旅館・本館 1階 玄関

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・旅館を出る
・・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80

3. 自由安価


↓2
431 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:22:36.12 ID:3xoEBfBU0
懐中電灯、および武器になりそうなものを探そう。
そう言えば今って全員単独行動中?それとも2,3人でまとまってるのか?
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:23:59.23 ID:ZB2SOpOso
1 旅館の夫婦の監禁部屋へ
433 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 21:25:47.98 ID:xNc7qBWu0
描写不足でごめんなさい。今は懐中電灯を回収し終わってみんな玄関にいます。
懐中電灯くらいならバラけてもいいかなーと思ったのと、しょうもない場面を書きたかったが為にこうなってしましました。

安価なら下
434 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:43:20.11 ID:3xoEBfBU0
1 旅館の夫婦の監禁部屋へ
435 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 21:45:10.11 ID:xNc7qBWu0
1. 監禁部屋(205号室)へ


205号室の扉を開けると、主人と女将は布団を並べて眠っていた。ご丁寧に掛け布団まで載っている。
こっちの部屋に二人を運んだのは......山下だったか。

山下「ははは、夫婦らしく仲のいいことだ」

京太郎「あんた、案外仕事が細かいな」


 【3日目 21:40】 旅館・本館 2階 205号室

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :主人(拘束、気絶)、女将(拘束、気絶)
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・旅館を出る
・・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80

3. 自由安価


↓2
436 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:50:58.86 ID:3xoEBfBU0
早めに撤収すべきか、誰か敵方が来るのを待って奇襲するか
437 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 21:55:00.08 ID:MkjPrd9lo
素晴らしい京咲をしょうもないなんてとんでもない

1 旅館の二人を回収して榎田家に撤収
438 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 22:17:24.31 ID:xNc7qBWu0
1. 榎田家へ?


口と手足をガムテープで巻かれていることを除けば夫婦水入らずだったろうが、何せこちらも時間が無限にあるわけではない。
榎田より余程寝起きの良いらしい二人は、照明を付けるだけでスムーズに起きてくれた。

ベリッ

女将「あれ......いつの間に」

まこ「すまんのう、ちょっくら移動じゃ」



 【3日目 22:00】 旅館・本館 1階 玄関


主人「あのぅ...私たちは一体どこへ?」

向坂「グフフフ......それは到着してからのお楽しみというものだよ、君」ケッケッケ

優希「殺しはしないじぇ」クククク

なるべく拘束したままが良かったのだが、手足を縛った大の大人を担いだまま狭い階段を通るのは少々骨が折れる。結果、足首だけ解いて自力で歩いてもらうことになった。
2階の廊下を歩き、階段を下り、玄関へ差し掛かる。二人を中央に据えたまま大人数が列になって歩く様は、さしずめ大名行列のようで少々滑稽だった。
しかしそんなムードが一転したのは、靴を履いていざ外に出ようという時であった。

prrrrrr prrrrrrr prrrrrr

京太郎「......?」

主人「事務所の電話のようですね。この村の人は大抵直接尋ねてきますし、うちに掛かってくるなんて精々お客様からの予約くらいですが...」

とは言ったものの、何か重要な要件かもしれない以上無視するわけにもいかない。ひょっとして榎田か?
機械的な呼び出し音が鳴り続ける中、事務所の扉を開けて受話器を見ると.........

京太郎「あぁ、やっぱりか」

果たしてディスプレイが示す発信元は、つい先程渡されたメモの番号に一致していた。
439 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/10(土) 22:22:10.25 ID:xNc7qBWu0
今日はここで終わります。
なるべく均等に書きたいとは思っているのですが、咲の比重が自然と増えてしまう...誰か京まこくれ。

明日は遅くまで用事のためできないかもです、ちくしょう。音沙汰なければ察してください。
その場合は月曜いつも通りの時間より始めます。
というわけで、今回もお疲れ様でしたー
440 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 22:29:51.15 ID:ZB2SOpOso
乙です
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/10(土) 22:34:09.53 ID:bLTPxrhe0
乙ー
442 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 01:45:49.68 ID:NugOro9I0
小ネタというか、こういうのやってみたいなと
443 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 01:50:07.36 ID:NugOro9I0
「――――きて...菫、起きて......」

菫「うぅぅん...うるさいぞ――――はっ!?」

菫「まずい、今何時だ?!」

「夕方の6時半」

菫「......しまった。完全に寝てしまった」

参考書の跡がついた顔をむくりと起こして、部屋の向かいの壁に本棚に半分隠されて並んだ窓から外を眺める。少し遠くの敷地外に疎らな街灯が輝くのみで、つい先程まで見えていた風景はすっかり隠れてしまっていた。
それにしても窓というのは不思議なものだ。私たちが窓を見る時、窓そのものについて何かを知りたいと思っているのではない。
大抵はその向こうにある自然とか建物とか、あるいは人とかに関心があるだろう。にもかかわらず窓は外を見るのに邪魔な存在とは限らないし、むしろ窓を通すからこそ見える景色もある――――
おっと、どうでもいいことを話してしまったな。私は弘世菫――白糸台高校麻雀部の元部長だ。夏の大会の後に部長職を引退してそろそろ一ヶ月、私も一介の受験生というやつになってしまった。
大学は麻雀推薦を狙うつもりであるが、かと言って流石に全く勉強しないわけにもいかないのを憎たらしく思っている。

菫「というつもりだったんだがなぁ...」


 【18:40】 白糸台高校 図書室


照「菫、一人で何喋ってるるの?」モグモグ

菫「何でもない。それよりお前はどうしてこんな所に?」

照「部室に行った帰りにたまたま見つけたから待ってた」モグモグ

菫「暇なんだな......はぁ、引く手あまたのお前が羨ましいよ」

そう言って隣で尭深から――後輩から巻き上げたであろうお茶菓子へお茶もなしに手を付けているのが宮永照だが、こちらはもはや説明は要らないだろう。
改めて挙げることといえば、最近妹との関係を修繕したことくらいだろうか?一時は「私に妹はいない」などとまで言っていたのに、キッカケさえあれば人はすぐに変わるものだ。

照「......」カチカチカチ

菫「どうしたんだ、そんな深刻そうな顔で...メール?」チラッ

照「咲から返事がない......」

菫「確か妹さんは今頃旅行の最中だったろう」

照「私より旅行のほうが大事ってこと...?」

菫「おいおい...山奥で圏外ってこともあるし、そんなに気に病むことはないさ」

菫「それより、先週長野に帰ったらしいな。どうだったんだ?」

照「久々に咲とゆっくりできて楽しかった...お父さんは別に要らなかったけど」

照「あ...あと、なんか金髪がいた」

菫「ああ、前に言ってた清澄の男子部員か。開会式で目立ってたな」

菫「ふふふ...どうなんだ、やっぱり妹さんのコレなんじゃ――――」バンッ

照「――――咲に恋人はいない」

照「10半荘もやって私から1点も取れなかったくせに...ちゃんちゃらおかしい。お父さんと同レベル」ペッ

菫「そ、そうか......」

菫(面倒臭っ!)
444 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 01:56:17.85 ID:NugOro9I0
こういうのをシスコンと言うんだったか?ともかく妹への執着は半端ではないようだ。それにしてもお父さんへの当たりが強すぎて、反抗期が遅れてきたのかと疑うレベルなのだが......
いやいや、こうやって与太話を続けていては何時まで経っても帰れない!そろそろ切り上げて、いい加減図書室を出なければ。
そう決意した私は照が何か言うのも無視して身だしなみが乱れていないか確認し、眠気の元凶である「青チャート」を放り込んだ鞄を持ち上げた。

照「――でも見たところそういう関係じゃ......菫、帰る?」

菫「ああ。私が寝てる間に司書さんは何か言ってなかったか?」

照「ええっと...確か『職員会議で空けるけどそのうち戻るから、鍵はそのままで帰っていい』って言ってた」

菫「そうか、ならこのまま......ん?」ググッ

照「どうしたの?」

菫「すまん、扉が開けられないみたいだ」

照「菫、思ったより非力...」プププッ

照「...あれ?」グググ

菫「少なくともお前以上の力はある!......しかし不気味だ」

図書室とすぐ外の廊下を隔てる引き戸についているのは他のホームルームと同じような錠で、内側からはツマミを回せば簡単に開く。
しかし何度見ても、そのツマミの先は「開」を指している。一応「閉」側にも回してみたりしたが、扉が開かないことには変わりなかった。
そして何より不自然なのが扉を開けようとした時の抵抗だ。教室の鍵は二枚組の片側に錠が、もう片側に穴が開いているだけで、掛かっている状態で開けようとすればガタガタと扉が動いて音がする。
この戸にはそれがないのだ。まるで扉がそのまま壁になり、扉としての概念を完全に失ったかのような――――
反対側――教室前方の扉も調べたが、結局同じような状況であるのが分かっただけだった。

状況を整理しよう。腕時計によれば今の時刻は18時半を少し回ったところで、私は学校の図書館にいる。私以外にはチームメイトの宮永照を除いて誰もこの部屋にはいない。
寝過ごしたので早く帰ろうとするが、扉に手を掛けてびくともしない事に気がつく。それはもう片方の出口も同じことで.....


照「よくわからないけど、これってつまり......」

菫「.........ああ、閉じ込められたな」


続く?
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 06:59:11.57 ID:wR1r2qMWo
乙です
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 07:15:10.84 ID:OTuykxXh0
おっつおっつ
>>1の書く清澄メンバー以外のキャラも見てみたいなと思ってたんで嬉しい
447 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 17:47:50.27 ID:NugOro9I0
30分後に始めます
448 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 18:21:49.13 ID:NugOro9I0
>>438から再開です。


十中八九榎田本人からの電話だろうが、もしそうでなければ――つまりこの数十分の間に誰かが榎田の家を訪ね、電話を掛けているのだとすれば――
旅館への電話に客の俺が出るというのは流石に不自然が過ぎる。

優希「早くしろ!モタモタしてるとおっさんが切っちゃうじょ!」

京太郎「んなことわかってるよ!えーっと.......」


1. 電話に出る

2. 無視する

3. その他


↓2
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 18:36:58.18 ID:XxThyec6o
3 旅館の主人の声真似して出る
450 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 18:50:12.13 ID:ReGYoVV2o
面白そうだから↑で
451 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 18:55:29.93 ID:NugOro9I0
声真似...【探索】かなぁ

【探索(京太郎)】×8 = 32

↓1
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 18:59:22.47 ID:sAZjD3YTo
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 19:11:08.90 ID:rW8JtfIw0
ネタ選択肢のゲームオーバー狙い?
454 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 19:27:55.03 ID:NugOro9I0
3. 主人の声真似:47/32→失敗


京太郎「あ、あーあーあー...よし」

優希「何やってるんだ?」

声を上げたり下げたりして主人の声に近づける。我ながら結構似てるんじゃないか?
これなら、電話越しならバレないかも――――

pi

京太郎「もしもし、旅館ですが」

榎田『須賀君かい?ちょっと大至急......って、何その声』

京太郎「.........ッ!」カァァッ

――――というちょっとした期待は、聞き覚えある声のさりげない問いによってバッサリ断ち切られてしまった。
結果として相手が榎田だったから良かったが......それにしても何なのだろう、このやるせなさは。

京太郎「あーいや、相手が本当にあんたか判らなかったから。とりあえず声真似でもしてみようかと思ってさ」

榎田『なるほどね...全然似てないけど』

京太郎「うっせぇ......で、大至急って何の話だよ」

榎田『おっとそうだった。今ちょうど家の前に椿屋が来ていてね』

榎田『聞くにはどうやら夕方6時からの会合をすっぽかしたのが怪しまれたらしい』

京太郎「馬鹿、なんでもっと早く言わないんだよ!?」

榎田『仕方ないだろ!味方なんて絶対するもんかって思ってたんだから!』

榎田『あー...とにかく適当に対応しておくから、30分くらいは帰ってこないでくれよ』

榎田『あいつが帰ったらまたこっちに電話するよ』

京太郎「わかった。気をつけてくれ」

榎田『ああ、悟られないよう頑張るよ』

pi

京太郎「ふぅ...」

優希「どうだった?」

京太郎「大丈夫、榎田からだ。椿屋が訪ねてきたからあしらうまで待ってくれとさ」

優希「なるほどなー、みんなに伝えてくるじぇ」スタスタ

京太郎「ああ、頼む」

優希「あ、あと...わざわざ声真似なんてしなくても、主人に出てもらえば良かったんじゃないか?」

京太郎「」

確かに......咄嗟のことだとそういう簡単なことも思いつかないもんだな。
事務所からフラフラと玄関に戻ると、優希から状況を聞いたみんなは既に靴を脱ぎ直していた。
455 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 19:28:26.53 ID:NugOro9I0
 【3日目 22:00】 旅館・本館 1階 玄関

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :主人(拘束・手のみ)、女将(拘束・手のみ)
武器 :
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・旅館を出る
・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80

3. 自由安価


↓2
456 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 19:31:20.41 ID:sAZjD3YTo
主人って味方宣言してたっけ?
457 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 19:46:39.26 ID:4anihNr2o
2 大学生組の武器を探す。旅館の二人に何かしら武器になるものないか質問
458 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 20:15:32.62 ID:NugOro9I0
宣言はしてませんね。一応協力的な態度を見せてはいますが

2. 大学生の武器を探す


山下「待ち時間ができるなら、俺たちも武器になるものを探したいな」

向坂「何も無いんじゃ心許ねーしな」

京太郎「確かに...でも、まだあるかなぁ」

俺たち五人で旅館中を探して見つかったのが鉄パイプと包丁3本、人数分の武器すらままならなかった。
パイプ椅子なんかがあれば盾代わりになったかもしれないけど......田舎の不良みたいだな。

向坂「スコップでも持っていくか?」

北村「手ぶらよりはマシだろうけど...弱そうだね」

まこ「しかし咲も丸腰じゃし、このタイミングで何か探しておきたいの。女将、何か無いんか?」

女将「包丁はあなたたちが持ってるので全部よ。そういえば、その鉄パイプって物置の?」

京太郎「ああ、置いてあったから拝借したぜ」

女将「そういえば、物置にバールがあったような......あなた覚えてる?」

主人「錆びついてたから処分しなかったか?」

主人「......ああ、そういえば車のトランクに工具が積んでありますよ」

北村「工具か......ちっちゃいのは頼りないなぁ」


足りない分は317号室にあるスコップを3つまで持っていくことも可能です。

スコップ:戦闘時、判定値+5


コンマ÷50(小数点以下切り上げ)+1で見つかった本数

↓2
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 20:21:20.99 ID:NAhar347o
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 20:25:46.06 ID:u34Fjmdio
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 20:36:39.40 ID:RtDY6sXQ0
ksk
462 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 20:48:44.24 ID:NugOro9I0
・本数:06÷50+1→2本


山下「それで、集まったのがコレだけか...」

・モンキーレンチ
タイヤ交換に使うステンレスのレンチ。その重みで殴りつけよう。戦闘時、判定値+15・与ダメージ+1
少々大きいが、【行動】が3もあれば隠せる。

・高枝鋏
平日の昼間に通販番組で売っていそうな高枝切りバサミ。長いリーチが利点。
戦闘時、判定値+30・与ダメージ+2だが建物の室内など狭い場所では逆に判定値-30。到底隠しては持ち歩けそうにはない。


誰が持つ?

モンキーレンチ:↓1
高枝鋏:↓2
残りの二人にスコップを持たせるか:↓3
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 20:51:52.12 ID:4tFw0VBbo
山下
464 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 20:59:09.80 ID:YyFoePIoo
向坂
465 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 21:13:03.74 ID:Imwh4Z/4o
持たせる
466 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 21:21:36.18 ID:NugOro9I0
武器

京太郎:金属パイプ
咲:シャベル
和:包丁
優希:包丁
まこ:包丁
山下:モンキーレンチ
北村:シャベル
向坂:高枝鋏


・金属パイプ:判定値+20・与ダメージ+1
軽くて取り回しのいいパイプ。素の【行動】が5以上なら隠し持てる。

・包丁:判定値+5・与ダメージ+2
どこにでもある普通の包丁。小さいので隠し持てる。

・モンキーレンチ:判定値+15・与ダメージ+1
ずっしり重いステンレスのレンチ。素の【行動】が3以上なら隠し持てる。

・高枝鋏:判定値+30・与ダメージ+2、狭い場所(室内など)では逆に判定値-30・与ダメージ+2
リーチの長さが売りの高枝切りバサミ。どう考えても隠せない。

・シャベル:判定値+5
園芸用の小さなシャベル。戦闘に使うには心許ない。小さいので隠し持てる。
467 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 21:27:18.18 ID:NugOro9I0
山下「結構重いな...」ブン

向坂「ははは!これおもしれー!」シャキンシャキン

北村「ちょっと向坂くん、振り回してると危ないよ!」

咲「京ちゃん、私こんなの持ってても困るよ...」

京太郎「まあ一応な、一応」


 【3日目 22:20】 旅館・本館 1階 玄関

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382
周囲 :
人  :主人(拘束・手のみ)、女将(拘束・手のみ)
武器 :>>466
・京太郎→金属パイプ(戦闘時、判定値+20・与ダメージ+1)
・和、優希、まこ→包丁(戦闘時、与ダメージ+2)
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・旅館を出る
・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価


↓2
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 21:29:49.66 ID:zRFt4GH20
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 21:38:14.34 ID:JfBcZ1v60
2 旅館の二人がなぜこんな儀式に手を貸すのか、儀式やオフラシ様について知ってる事はないか質問。ついでに京太郎の目的を話して協力してもらえないか交渉
470 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 22:40:02.40 ID:NugOro9I0
2. 話をする:34/72→成功!


俺の腕時計は榎田が示した時刻まであと10分ほど時間があることを示している。この小さな時間を咲たちとの戯れに使うのも吝かではない。
しかしそれよりも聞きたいことがあった俺は、玄関に置かれた椅子に足腰を労るかのように座る旅館経営者夫妻にこう問いかけた。

京太郎「なぁ......そもそもあんたら、どうしてこんな儀式に手を貸してるんだ?」

京太郎「ここまでのあんたらの態度は、とても連中に心から協力しているような風じゃなかったよな」

和「そうですね...どうしてわざわざ手を貸す必要があるのか不思議です」

主人「確かに私たちはこの村の風習を良くは思っていません。大事なお客様を差し出すわけですから」

主人「それに、そんなこと抜きにしても...人を見殺しにするなんて、許せる話じゃありません」

和「そう思っているなら何故?」

主人「仕方ないからですよ。この旅館を守るためにはね」

主人「そもそも私は入婿の身......妻の実家を守るのが筋というものです」

和「そんな事を手伝わなくても旅館には関係ないじゃないですか」

女将「......手を貸すかが問題じゃないのよ。四家に逆らうことが問題なの」

和「......え?」

女将「小佐目村の全ての構造は四家を頂点にできているわ」

女将「政治も行事も農業も、この旅館さえも。全部楸野家を中心とする彼らが決めている」

女将「彼らの怒りを買えば当然この村には居られない...いえ、私たちが外に出たら秘密が漏れるんですもの」

女将「ひょっとしたら殺されちゃうかもね」

和「そんな...」

京太郎「......」

古くからムラ社会では人々が労働や資源を共有し、協力しながら生活してきた。その中で祭礼を行ったりや統一の序列のもとで秩序を作ったりしていった結果、
非常に排他的で閉鎖的な社会構造ができやすい――――という。小佐目村においてはその序列の頂点に代々立っているのが楸野であり、椿屋や榎田や柊なのだ。
彼らや多数派の村の人々が壬申の儀のために動く以上、それに逆らうことは許されないということか。
瞬間、そんな旧社会的構造に対し張り上げて異議を唱える声があった。果たして、やはりそれは和だった。

和「村の構造とか、旧家の言うことが絶対とか、そんなことはありえません」

和「人間は本来すべて自由で、自分の良心に従うことが出来るはずです」

和「それをしきたりで邪魔するなんて、そんなの絶対間違ってます!」

和「......弁護士と検事の娘が言うんですから絶対ですよ」

優希「ひゅー!のどちゃん日本一!」

まこ「かっこええぞー!」

和「ちゃ、茶化さないでください!」

京太郎「和...ははっ」

恥ずかしいことを言ったというように顔を赤らめる和は、しかし確たる決意を持ってその言葉を発していた。
綺麗事かもしれないし、理想論かもしれない。それでも和の瞳には、静かに燃え上がる闘志を認めることができたのだ。

和「いいですか、私たちの目的は『小佐目村の厄災を止めること』です」

和「自分たちだけ生き延びようというわけでも、ましてや逃げてしまおうというわけでもありません」

和「既に私たちは榎田家を説得しました。あの四家の一つの、です」

和「勝算はあります。でもまだ手がかりが、そして味方が足りないんです!」

和「......お二人の力が必要なんです。どうか、手を貸してくれませんか」

和「あの楸野家ではなく、私たちに.........」

榎田家での一件とこの瞬間に俺の知ったことは、原村和という人間が意外にも正義感の強い人間であるということ、そして竹井先輩とは違った方面で弁の立つ――演説家タイプであるということだ。
彼女の話は不思議な引力を持っている。人に乞い願うようで諭すようでもあるその言葉からは、俺たちのそれが持たない謎の魅力を感じることができるのだ。
そんな和の説得を受けた夫妻は互いに顔を見合わせ、選択の狭間に揺れる苦悩の表情を見せていた――――


(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 6 = 54

↓2
471 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 22:40:59.01 ID:JfBcZ1v60
472 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 22:45:29.07 ID:41lP00Pso
473 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 22:57:15.68 ID:tqpugVedO
この成功はでかい気がする
474 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 23:18:02.14 ID:NugOro9I0
07/54→成功!


女将「私の腹の中は決まったわ」

女将「...あなたは?」

主人「きっとお前と一緒さ」

女将「ええ、そうね......」

主人「......わかりました。力を貸しましょう」

主人「あなたたちの行いが結実すれば、必ず村には変革があるはずです」

主人「私たちはそれに賭ける...そのための協力は惜しみませんとも」

主人「いえ、是非協力させていただきたい!」

和「ええ!......いいですよね、須賀君?」

京太郎「ああ、勿論だよ」

咲「和ちゃん...前まで正論で人をねじ伏せるタイプだったのに、立派になったね...」ホロリ

京太郎「何言ってんだお前」

しかし、また和がやってくれた!あの榎田家の中年に続き、この二人をも説得してみせたのだ...その背中の何とも頼もしいことよ。

主人「とは言っても、少し前に申し上げた通り『壬申の儀』の本質について知っていることはあまり多くはないんですよ」

主人「精々深夜の見回りのシフトを把握しているくらいです。後でお教えしますよ」

主人「彼ら――四家の事ですね――は秘密主義ですから。周りに知らせなくていいことは殆ど知らせません」

主人「儀式の最中も四家の者以外は、僅かな手伝い以外祭壇に近寄れないことになっていますし......」

主人「村の人たちも伝説こそ知っているでしょうが、具体的に何をしているのかという詳細は知らないでしょう」

優希「そうか...困ったじぇ、オフラシサマを鎮める情報が欲しいのに」

女将「オフラシサマ...って、あの祀られてる神様のことよね」

女将「オフラシサマ、オフラシサマ.........『オフラシサマ』?」

優希「何か知ってるのか?!」

女将「いえ、むかーしにね。おじいちゃんから何か聞いた気がするんだけど......うーん」

女将「何かきっかけがあれば――――」prrrr

「思い出せそうなんだけど」と女将が言ったのは、少し遠くから電子音が鳴り響き始めた少し後のことだった。
突然の出来事に身構えるがなんてことはない。事務所から聞こえるそれが榎田から掛け直された合図の電話であろうということは容易に想像できたからだ。
それを裏付けるように、再び開けた事務所の向こうにあった受話器の液晶は、つい30分前のものと一文字たりとも違わない番号を浮かび上がらせていた。
475 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/12(月) 23:25:26.31 ID:NugOro9I0
主人と女将の説得に成功した所で今日はここまでです。
和は特別【交渉】を高く設定してるわけでもないのですが、困ったことに何故か
>>1の中で弁論家的なイメージが確立されつつあります。
もはやステータスを上方修正しようかと思ってるほどに。してもいいかな...

明日も同じくらいの時間、たぶん18時くらいにスタートします。
実はしばらく夕方前くらいには帰れるのですが、平日に昼間からやっても人いなさそうだし平常運転です。
ということで、みなさま今日もお疲れ様でしたー
476 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/12(月) 23:43:40.64 ID:JfBcZ1v60
乙です
本来ならヒッサの大活躍になるはずだったのに生贄にされたばっかりに・・・哀れ
477 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 15:42:00.57 ID:VTZV3bHto
久が和の下位互換になっちゃう
478 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 17:54:24.24 ID:lX8zJfHR0
うーん、確かに
久の顔を立てるためにもそのままで行きますか

30分後に始めます
479 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 18:27:56.97 ID:lX8zJfHR0
そろそろ開始します
480 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 18:30:25.85 ID:lX8zJfHR0
 【3日目 22:30】 旅館・本館 1階 事務所


俺とて学ばない男じゃない。念の為主人を呼び、受話器を取ってもらう。

主人「もしもし、ええ――――榎田さんです」

京太郎「ありがとう......もしもし」

榎田『ああ、須賀君かい?今さっき出ていったよ』

京太郎「あっちに怪しんでる様子はあったか?」

榎田『大丈夫。疲れてて寝過ごしただけだって言ったら、取り敢えず納得してくれたみたいだ』

榎田『詳しい話はまた戻ってきたらしよう』

京太郎「そうか...ありがとう、それじゃあ」pi


 【3日目 22:30】 旅館・本館 1階 玄関


ガチャ

京太郎「みんな、椿屋が帰ったらしい」

優希「よっしゃあ!そろそろ行くじぇ!」

山下「ちょっと待ってくれ!その前にこの二人をどうするか決めないといけないんじゃないか」

北村「あー、確かに」

女将「どういうこと?」

和「お二人に私たちと来ていただくか、ここで待っていただくかという話です」

俺たちは既に8人という大人数で活動している。傍目には相当目立つはずだし、ここに旅館の主人と女将が加われば怪しさは増すだろう。
しかしだからといって、俺たちの中には村の人々に顔の利く者がいない。来てくれればいざという時の対応が楽になるだろうが――――


1. 今まで通り活動してもらう

2. 探索に加わってもらう

3. その他(自由安価)

↓2
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 18:39:22.35 ID:VTZV3bHto
3
主人のみ探索に参加。女将は旅館に残り他の3家や村人が旅館に来たときの誤魔化しや他に異変があった時の連絡役に。
482 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 18:42:51.40 ID:lX8zJfHR0
すみません、主人と女将のステータスはこんな感じです。ご参考までに

主人
【探索】:5
【行動】:7
【交渉】:4
【知識】:6
【オカルト】:3
【体力】:6

女将
【探索】:4
【行動】:7
【交渉】:6
【知識】:5
【オカルト】:4
【体力】:5

安価は下
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 18:43:24.99 ID:VXfi5fh9o
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 18:46:44.43 ID:VXfi5fh9o
ありゃ、>>481
485 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 19:13:26.85 ID:lX8zJfHR0
3. 主人のみ参加


主人「須賀様...いえ、須賀さん。行くからには、当然危険もあるでしょうね?」

京太郎「あ、ああ......なるべくそういう事態は避けたいけど、ある程度は」

主人「私が行きます。村の人たちと遭遇した時、対応ができたほうがいいでしょう」

主人「女将はここで待たせて、連絡や来客を誤魔化す役割をしてもらいましょう」

女将「あなた!行ったら危な――――」

主人「...一人だけで置いていってしまってすまない。でも、この人たちには俺たちが必要だ」

主人「こうするのが、今出来ることで最善なんだ...頼む」

女将「......はぁ、わかりましたよ。ここで待ってますからね」

主人「ああ、頼む...!」

俺たちに協力してくれると言ったからといって、こうして二人を引き裂いてしまうのには心苦しさを感じた。
尚更成功させて、無事に戻ってこないとな......

優希「なんて美しい夫婦愛なんだじぇ...」オヨヨヨ

和「ゆーき、ちょっと鬱陶しいですよ」

優希「?!」


 【3日目 22:30】 旅館・本館 1階 玄関

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生、主人
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382>>482
周囲 :
人  :、女将
武器 :>>466
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・旅館を出る
・旅館内場所指定(地図参照)

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価

普段の判定については、主人は大学生と同じ扱いとします


↓2
486 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 19:27:58.66 ID:Gb6xzhAuo
1 女将以外で榎田家へ
487 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 19:31:52.88 ID:U6J9iDHWo
3 出発前に電話連絡する時の合図を決めておく。
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 19:34:28.98 ID:U6J9iDHWo

・周囲に敵もなく関心して会話出来る時は3コール電話を鳴らした後、一度切って再びかける

・敵がいたり脅されて電話させられた場合は普通にかけ続ける

みたいな簡単なやつでいい
489 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 19:57:06.38 ID:lX8zJfHR0
3. 合図を決めたら榎田家へ


和「須賀君、出発する前に合図を決めておいたほうがいいんじゃないでしょうか」

京太郎「合図?」

和「はい。電話に出る時、それが誰のものなのか分かったほうがいいですし」

和「例えば...安全に電話が出来るときは『3コール鳴らしてから掛け直す』というのはどうですか?」

和「そうでない時――周りに誰かいる時には普通に掛ければ、着信側で区別ができます」

京太郎「なるほど、名案だな」

京太郎(また変にむずかゆい気持ちにならなくて済みそうだ)

和「女将さんもそれでいいですか?」

女将「ええ、わかったわ」

再び靴を履いて玄関の戸を開け、開けた駐車場に出て空を見上げる。月は既にかなり傾いており、間もなく西の空へ沈もうとしている。
月の明かりが遠くなった東の空はよりくっきりと星の輝きを見ることが出来るが、それを覆い隠すように薄い雲が出てきていた。
この二日快晴が続く小佐目村の空に雲がかかっているのは、俺の記憶では初日の夜ぶりのことであった。


100 - 【探索(椿屋)】× 8 = 76

↓1
490 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 19:59:04.65 ID:lX8zJfHR0
色々と数値間違ってたので訂正

100 - 【探索(椿屋)】× 4 = 72

↓1
491 :以下、VIPにかわりましてVIP警察がお送りします [sage]:2020/10/13(火) 20:01:21.78 ID:OjEjPNw+0
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
VIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すなVIPRPG完全終了さっさと畳んでもう二度とVIPに姿を現すな
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492 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 20:02:20.70 ID:U6J9iDHW0
493 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 20:12:00.27 ID:QK/JF8nGo
荒らしに邪魔されたのか救われたのかどっち?
494 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 20:27:22.61 ID:lX8zJfHR0
判定は成功→京太郎たちに有利となるよう行うため、敵の判定は100-(判定値)となります。
今回は無効ということで、下1でいいでしょう

70/72→成功!


二台の車が細い道を抜けて行き止まりに到達すると、榎田は家の前に立って俺たちが来るのを待っていた。
染谷先輩が運転席の窓を開けると、こちらへ軽く声をかける。

榎田「やあ、早かったね」

まこ「わしのドラテクならこのくらいの距離あっという間じゃ」ニヤッ

榎田「いや、そういう意味じゃなくて......あんまり早いと椿屋に会わなかったかい?」

まこ「げっ...確かに」

確かに電話口でも「今さっき出ていった」って言ってたな...
榎田の言葉に一瞬肝を冷やして記憶を掘り返すが、幸いにも道中で誰かを見かけた覚えはなかった。

榎田「ならいいんだけど......とにかく、怪しまれる前に中に入ろうか」

車を庭に停めて玄関をくぐる。応接間は、30分と少し前に俺たちが出ていったときより幾分綺麗になっていた。
飛び散ったガラス類は片付けられ、地面に散乱していた小物は棚に戻され、穴の開いた椅子には一応布がかかっている。

榎田「なるほどねぇ、それで旅館の主人が」

主人「ど、どうも......」

榎田「この調子で味方を増やせば、案外何とかなるかもね」

京太郎「だろ?和のお陰で助かってるよ。そうだ、こういう合図を考えたんだが――――」

榎田「ふむ...わかった、次からはそうしよう」


 【3日目 22:30】 榎田宅 応接間

どうする?
同行者:咲、和、優希、まこ、大学生、主人
持ち物:>>314
ステ :>>4>>382>>482
周囲 :
人  :榎田
武器 :>>466
デバフ:京太郎→【探索】【体力】−1(睡眠不足;100min/day)

1. 移動する
・榎田宅を出る
・邸内場所指定

2. さぐる
・内容指定(成功再判定)
・辺りを見渡す
(【探索(優希)】+【探索(京太郎)】× 0.5)× 8 = 80
・話をする(10分、内容安価)
(【交渉(京太郎)】+【交渉(和・優希・まこ)】× 0.5)× 8 = 72

3. 自由安価

解釈に困ったときは、基本的に>>1はプレイヤーに有利な方向で判断するのでご安心ください。


↓2
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 20:34:28.24 ID:U6J9iDHW0
3 深夜の見回りのシフトを聞いて仮眠時間とその後の救出作戦の概要を決める
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 21:01:44.56 ID:CwrVEz4Ro
497 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 21:34:55.16 ID:lX8zJfHR0
>>422で榎田が「見回りは一時間に一回くらい」と言っていますが、脳内補完お願いします


京太郎「ふぁぁぁ......」

ふと眠気が強まり欠伸が思わず漏れてしまう。夕飯前に少し寝たとはいえ、俺が睡眠不足であることに変わりはない。
周りを見ると他のみんなもどこか疲れが顔に浮かんでいる。時計が指しているのは夜の10時半、普段なら人によっては既にベッドに入った頃だろう。

榎田「休んだほうがいいんじゃないか?少し掃除すれば客間が使えるよ」

優希「確かに...でも、先に計画を立てておいたほうがいいじぇ」

優希「主人、さっき『見回りのシフトを知ってる』って言ってたよな?」

主人「ええ。そういえばまだお教えしてませんでしたね」

主人「担当は夜の間、小佐目山の中腹当たりにある『炭鉱管理所』に詰めています。昔使われていた施設ですね」

主人「そこから二時間に一回、生贄を埋めてある洞窟――『清めの洞』と呼ばれています――を巡回に来ます」

主人「今日の見回りは......ああ、崖上の野村さんと小山さんですね」

榎田「それに洞窟は結構ちゃんと埋めてあるから骨が折れるよ。スコップが要るだろう」

榎田「初日は確か、僕と椿屋で埋めるのに一時間くらいかかったかなぁ」

北村「このシャベルじゃダメかな?」

榎田「そんなんじゃ朝になっちゃうよ!...倉庫に1本あるから持っていくといい」
498 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 21:38:34.36 ID:lX8zJfHR0
今日の見回りのステータスは次のようになっています。

見回りA
【探索】3
【体力】4

見回りB
【探索】4
【体力】6


見回りの周期は2時間で、炭鉱管理所を出発した後は10分毎に洞窟を東南西北の順に巡り、管理所に戻ります。
つまり以下のような経路でn=1,3,5時に巡回をします。

炭鉱管理所 n:00

清めの洞・東 n:10

清めの洞・南 n:20

清めの洞・西 n:30

清めの洞・北 n:40

炭鉱管理所 n:50


また洞窟を掘って生贄を助け出すにはスコップが必要です。
掘れる土の量をスコップを使う人の【体力】の合計で表せば、それぞれの洞窟を塞いでいる土の量は「15」です。


「救出作戦の概要」は特に安価で指定とかはしません。
安価進まないので下1で

仮眠時間
↓1
499 : ◆copBIXhjP6 [saga]:2020/10/13(火) 21:44:56.06 ID:lX8zJfHR0
重要な言葉が抜けてました。
「一時間に」掘れる土の量をスコップを使う人の【体力】の合計で表せば〜
です。

安価下
500 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2020/10/13(火) 21:47:33.99 ID:6yMqaEThO
寝たら体力回復するんだっけ?
するなら2時半まで仮眠
関係ないならさっさと行った方が良い気がするから12時半まで仮眠
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