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安価とコンマで異世界転生!その12
- 2 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/26(土) 18:57:41.07 ID:zpNkn2bb0
- 雷撃の轟音がやや遠ざかり、
ノイズのようになにかの声が聞こえ始める
途切れ途切れなため、
苦痛と合わさって不明瞭でしかなかったそれが、
だんだんとはっきりとしてくる
白狼「もう限界か?」
男「が……がががっ……!」
>>下1……聞こえてきた声
- 3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/26(土) 21:47:04.09 ID:zsC7UgEi0
- 『白狼。今少し加減してやったらどうだ?』
- 4 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/27(日) 01:55:32.32 ID:YTAOsXYY0
- ??『白狼。今少し加減してやったらどうだ?』
と、白狼のものよりは優しい声が聞こえた
明瞭でない視界でも、
そこには見えるものなどいないことは分かるが、
確かに声が聞こえるのだった
男「誰……っ!でっ……!」
白狼「……ほう」
男がその声を聞いたことを察したか、
白狼はこれまでで一番満足そうに微笑んで、
雷撃を打ち切った
- 5 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/27(日) 20:06:51.45 ID:fRCH4/9VO
- すみません遅れました
男「はぁーっ……はぁ……!」
未だ痺れの残る四肢をゆっくりと動かし、
どうにか男は立ち上がった
白狼「貴様にも聞こえたか」
男「いっ……今の声は……?」
白狼「>>下1だ」
- 6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/04/27(日) 22:46:01.38 ID:phu2v7M00
- 私とは違う神の御使。ケツァルコアトルだ
- 7 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/28(月) 02:10:16.86 ID:EmpJefC80
- 白狼「私とは違う神の御使。ケツァルコアトルだ」
男「そ、そうですか……」
白狼「感じてみろ」
そう言葉を投げかけられる
ここにケツァルコアトルがいるのだ、
という意味と理解するのに男は数秒を要した
男「……っ……」
- 8 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/28(月) 02:13:18.06 ID:EmpJefC80
- 雷撃がなければ、より集中することができる
地獄の中で見いだした極限の感覚を、
全力で再現しにいくことができるのだ
白狼「感じたか?」
次第に、雷だけでなく風も逆巻いていることを感じられるようになった
その中心に意識を凝らせば、
龍のような神がそこに姿を現した
男「あなたが……」
コアトル「目論見は、為ったようだな」
- 9 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/28(月) 02:55:19.20 ID:EmpJefC80
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 10 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/28(月) 19:26:01.42 ID:4Pd3Q+abO
- 白狼「加減などせずとも、こうして上手くいく。先代の託した男だからな」
コアトル「乱暴にすぎるような気もしするが……よかろう」
男「これが、修行の成果なんですね」
これまでは感じられなかった、
気配のようなものを男は感じ取ることができるようになっていた
白狼「いかにも。隠れんとする神々や、小さく消え入りそうな神であっても、それを知覚できるだけの感覚を貴様は身に付けた」
- 11 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 02:13:34.58 ID:EsbLkpyl0
- 男「なるほど……」
白狼「だが、これではまだ不完全だ。分かるな?」
男「神々の声を聞けるようにはなりましたが……行使には関係していませんね」
白狼「そうだ。そこでこやつの出番というわけよ」
白狼は顎をくいと動かして、
ケツァルコアトルを指した
コアトル「面倒だな」
白狼「だが、我は叩きつける以外に力の使い道を知らぬでな」
- 12 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 03:27:49.63 ID:EsbLkpyl0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 13 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 19:05:08.74 ID:EsbLkpyl0
- 男「どうにかお願いできませんか?」
男がケツァルコアトルに頼み込むと、
彼は眉間に皺を寄せて軽く唸り、
それから口を開いた
コアトル「仕方ないな」
男「ありがとうございます」
白狼「こいつも暇しているからな」
- 14 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 23:45:02.01 ID:EsbLkpyl0
- コアトル「ふん……白狼よりは穏便に済ませてやる。いくぞ」
彼はそう言うと、男に向かって風の刃を飛ばした
どうにか避けることはできる速度だ
男「おおっ!?」
コアトル「避けてどうする。今貴様がすべきことは、これを相殺することだ……はぁっ!」
- 15 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 23:47:20.14 ID:EsbLkpyl0
- 男「ぐぅっ!」
どうしたらいいのかも分からず、
刃をその身で受けてしまう男
白狼「使え、神の力をな」
男「神の力を……?」
コアトル「ふんっ、そら!」
男「そ、そうか!」
男は飛んでくる風の刃に向けて、
強く意識を集中させ始める
- 16 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/29(火) 23:58:26.63 ID:EsbLkpyl0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 17 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/04/30(水) 19:29:08.39 ID:4f2DC9Ff0
- 白狼「理解したか」
男「そりゃあああっ!」
がむしゃらに叫び、イメージを集中させる
すると、向かってくるものと同じような刃が現れ、
見事相殺に成功したのだった
コアトル「……うむ、成功だ」
男「はぁっ……はぁ……」
- 18 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/01(木) 01:00:18.48 ID:+U0Sqx4r0
- コアトル「貴様ができたことであり、そしてこれから上達させていかなければならないこと……それは二つ」
白狼「神が望むと望まざるにかかわらずその力を引き出すこと。そして、それを効率的に使うことだ」
男は、目の前にいるコアトルの力を適合体質によって強引にトレースし、
不恰好ながらもそれを行使したのだった
男「わ……分かりました……」
コアトル「呑み込みが早くて助かるな」
- 19 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/01(木) 03:27:24.42 ID:+U0Sqx4r0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 20 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/01(木) 19:24:53.96 ID:+U0Sqx4r0
- しかし、そこで男は精神の限界を迎えた
神の世界とのコネクションが強引に断ち切られ、
現実世界へと帰還させられる
男「ぐおぉぉ……」
気弱少女「わっ……!?どうしたんですか?」
熱心に祈っていたはずの男が突如苦しみ出したので、
隣にいた彼女もひどく驚いた
- 21 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/01(木) 20:37:28.89 ID:+U0Sqx4r0
- 男「な、なんでもない……心配してくれてありがとう」
気弱少女「顔色が大変悪いですが……」
男「少し腹を痛めたのさ、気にするな……」
彼はそう言って、一旦教会の外に出た
深呼吸して空を見上げれば、太陽は頂点にいた
>>下1……なにをする?
1.中華と話す
2.氷魔と話す
3.やる気と新技の特訓
4.ぶりっ子と話す
5.怪盗と話す
6.狙撃少女と話す
7.炎魔と話す
8.少年と話す
9.気弱少女と話す
10.神に祈る
11.自由安価
- 22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/01(木) 20:45:16.26 ID:t/Gso1Ng0
- 9
- 23 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/02(金) 02:23:49.14 ID:v6L9IXG00
- 男は新鮮な空気を吸ってリラックスし、
多少安らいだ状態で再び教会に戻った
気弱少女「あ……大丈夫でしたか……?」
男「心配はいらないさ、それより……」
気弱少女「どうかなさいましたか?」
男「お目通ししてきたよ、ここの神様に」
そう告げると、彼女は目を見開いたが、
一体どうして驚いたのか、彼には分からなかった
- 24 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/02(金) 02:50:38.32 ID:v6L9IXG00
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 25 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/02(金) 19:20:59.78 ID:v6L9IXG00
- 気弱少女「どうでしたか……?」
男「ひどい目に遭った……でも、得るものは確かにあったよ」
意識を集中すれば、
今までには感じられなかったものを森羅万象の中に感じることができるようになったのだ
気弱少女「よかったです、その……怖いお方ですから」
男「全くだよ、はぁ……本当に死ぬかと思った」
- 26 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/03(土) 01:28:20.58 ID:Yq3Lm9Ye0
- 教会に備えつけられている長椅子に、
ため息をつきながら男は腰かけた
気弱少女「それで、どのように言われたのですか?」
男「俺はまだまだ未熟者らしい、気長に精進するよ」
気弱少女「男さんが?」
男「極端な話、自立した精神と十分な力があれば、神様を拝まずとも生きていける」
- 27 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/03(土) 01:33:36.21 ID:Yq3Lm9Ye0
- 気弱少女「……そうかもしれませんね」
男「だが、少なくとも俺はそうじゃない。弱いし、誰かを頼りたい」
気弱少女「私もそうですよ」
男「君ほど純真でもないさ」
そう男が言うと、彼女は黙り込んでしまった
しばらく逡巡するような素振りを見せたあと、
気弱少女は決心したように口を開く
- 28 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/03(土) 02:54:23.58 ID:Yq3Lm9Ye0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 29 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/03(土) 18:27:26.17 ID:Yq3Lm9Ye0
- 気弱少女「みんな、そう言います。私に会った人は、みんな。神様だってそうです」
ただ儚く、庇護すべき対象であるかのように見えていた彼女
しかし、
今の彼女からはどこか恐ろしいものすら感じる
男「……え?」
気弱少女「なんですか、純真って。純粋って……それが偉いんですか……!?」
男「それは……」
気弱少女「私は……弱いです!……愚かで……非力で……なにも守れやしません……!それを……勝手に正当化しないで下さい!」
- 30 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/04(日) 02:07:10.78 ID:AuO18+F60
- 男「……ごめん」
気弱少女「……はぁっ……はぁ……すみません……こんな……」
爆発した自分の感情に、
気弱少女本人も驚きを隠せていない
男「俺は、君の抱えているものに気付いてやれなかった」
気弱少女「気にしないで下さい……今のは……」
男「なら、今度は俺が……君を鍛えようか?」
- 31 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/04(日) 02:10:10.22 ID:AuO18+F60
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 32 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/04(日) 19:36:35.31 ID:AuO18+F60
- 気弱少女「えっ?」
男「まぁ、本当はうちにもっと適任がいるんだけど……みんなそれぞれ、やりたいこともあるだろうし」
気弱少女「いいんですか?」
男「あぁ、強くなりたいんでしょ?」
気弱少女「はい……」
男「じゃあまずは>>下1からだ!」
- 33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/04(日) 20:50:35.54 ID:mGEiBf270
- 精神修行
- 34 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/05(月) 02:24:02.60 ID:TJWeRmpb0
- 男「じゃあまずは精神修行からだ!」
気弱少女「精神……ですか?」
男「ぶっちゃけ、メンタルが一番大事」
気弱少女「そうでしょうか……?」
彼女にとってその説明は、
いまいち呑み込み難かったようだ
男「体鍛えるのなんて、トレーナーがついてるかどうかぐらいしか違いはなくて……結局、沢山動くのが大切」
- 35 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/05(月) 02:27:34.22 ID:TJWeRmpb0
- 気弱少女「そうですか」
男「そして、それを続けるためには、やはりメンタルが大事なんだ!集中を続けなければ、運動も疎かになる」
気弱少女「なるほど……?」
男「なんでも大切なのは量と質だ。そして、精神修行は鍛練における『質』を担保してくれる……さぁ、精神修行だ」
そう言って男は笑い、教会にあった儀礼用のナイフを気弱少女に渡した
気弱少女「これを、どうすれば?」
男「そいつで、俺を刺せっ!」
- 36 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/05(月) 02:35:15.13 ID:TJWeRmpb0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 37 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/05(月) 19:27:57.40 ID:6wIv4Dw0O
- 気弱少女「ええぇぇっ!?」
男「嫌だろう?」
気弱少女「はい……!」
男「普通だったら、もっと度胸試しみたいなことをするべきなんだが……君は優しすぎるので、とりあえずこれでいい」
気弱少女「……どうして、こんなこと……」
男「たとえ力を手に入れたとしても、誰かを傷つけることができなければダメだ。最後には保護するとしても、一時的には傷つける覚悟がなければ戦うことはできない」
- 38 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/06(火) 03:15:38.16 ID:sbRQziuR0
- 気弱少女「それでも、私は……」
男「……やるんだ」
気弱少女「っ……!」
男「来い!」
気弱少女「……っわぁぁぁぁっ!!」
彼女は悲痛な表情のまま、
ナイフを持って男の体へと突貫した
- 39 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/06(火) 03:31:23.94 ID:sbRQziuR0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 40 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/06(火) 19:03:47.03 ID:sbRQziuR0
- 男「そうだ!」
気弱少女はなるべく男の顔を見ないようにしながら、
ナイフを持った腕を先に出して走る
気弱少女「!」
そして、その刃は確かに彼に突き刺さった
肉を引き裂く感触を、彼女は初めて味わったのだ
>>下1……刺された男の傷
1.かすり傷
2.それなりの手傷
3.そこそこ重傷
4.なぜかノーダメージ
- 41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/06(火) 19:33:38.20 ID:PqvVoJyi0
- 4
- 42 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/07(水) 01:55:27.10 ID:1FRBDuuX0
- 男「……あれ?」
だが、血は流れなかった
どうしたことかと男が傷口を覗き込めば、
確かに深々とそのナイフは刺さっている
気弱少女「……な、なぁんだ……おもちゃのナイフとすり替えていたんですね……」
男「い、いや……これ本物なんだけどなぁ」
- 43 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/07(水) 01:57:29.77 ID:1FRBDuuX0
- 彼女はそのナイフを腹から離す
男は服をめくって傷口を再び見たが、
やはり血は出ていなかった
だが、少しだけ肌の色合いが違うような気もした
気弱少女「……どうしたんですか?」
男「その、なんだ」
気弱少女「はい?」
男「君には、もしかしたら神様と仲良くできる以上のとんでもない力があるかもしれない!」
気弱少女「えぇ……っ!?」
- 44 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/07(水) 02:00:37.02 ID:1FRBDuuX0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 45 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/07(水) 19:50:29.93 ID:1FRBDuuX0
- 男「多分、確かに君は俺を傷付けた」
気弱少女「はい……」
男「だが、これは……治っている状態だと思う」
気弱少女「えっ?」
男「君は自分で俺のはらわたをえぐり、自分で治療したんだ」
気弱少女「そんなっ……私、魔法なんて使えませんよ?」
- 46 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 00:51:17.12 ID:dVDqkRQ10
- ただただ困惑する気弱少女だったが、
そのようにしたとしか考えられなかった
男「もしかしたら、君は戦うことはできないのかもしれないな」
気弱少女「そんな……」
男「……だが!それよりも価値がある力が君にはある……!今は鬱陶しく思うかもしれないけど、どうかそれを誇りにしてくれ」
気弱少女「……はい」
- 47 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 02:22:29.07 ID:dVDqkRQ10
- 男「むしろ、そっちを鍛えたほうがいいかもしれないな」
気弱少女「どのようにすればよいのでしょうか」
男「分からない……うちに回復魔法が得意なやつはいないからな」
気弱少女「そうですか……」
結局どうしたらいいのか分からず、
気弱少女は己の無力をまたも恨んだ
男「念のため、炎魔と突き合わせてみるか」
気弱少女「あの方ですか」
男「回復というか、再生なんだけど……なにか掴めるかもしれない」
- 48 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 02:24:34.11 ID:dVDqkRQ10
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 49 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 18:34:20.49 ID:dVDqkRQ10
- 男は炎魔を探すため、外に出た
気弱少女「どこにいるのでしょうか……?」
男「うーん、まだあいつの行動パターンは把握できてないんだよな」
気弱少女「そうなんですね」
男「自由だし、飛べるからね」
男たちは教会の周りを歩き回り、
森の中も探索して炎魔の姿を探し、
ついに彼女を発見した
>>下1……炎魔はなにをしていた?
- 50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/08(木) 19:18:16.10 ID:+TU6d5V/0
- 底なし沼にはまっておぼれそうだった
- 51 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 20:26:12.66 ID:dVDqkRQ10
- 炎魔「うぉぶぶぶぶぶぶ!!!」
突如炎魔の絶叫が聞こえ、
駆けつけるとそこには沼があった
気弱少女「ここは……!」
男「炎魔!?どこだ!?」
炎魔「んん!んん!」
気弱少女「下です、ここは底なし沼なんです!」
ずっと辺りと上を見回していた男だったが、
気弱少女に言われて足元を確認する
- 52 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 23:20:26.65 ID:dVDqkRQ10
- そこには沼に脚を取られてもがき、
だんだんと沈みつつある炎魔がいた
男「お、おい炎魔!」
炎魔「んん!」
気弱少女「待って下さいっ……」
男「なっ……ああ!」
だが、炎魔を助けようと躍起になった男もまた、
底なし沼にはまってしまう
- 53 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/08(木) 23:23:30.63 ID:dVDqkRQ10
- 気弱少女「そんな!どうしたら……」
男「今か……今、やるしかない!」
溺れる炎魔、慌てる気弱少女
男はこの場をどうにか切り抜けるため、
精神を研ぎ澄ませていた
気弱少女「わ、私……どうすればっ」
男「祈れ!」
先ほど神々に教わったことを、
早速男は生かすつもりでいた
- 54 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/09(金) 00:59:45.38 ID:NQ+vTI6y0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 55 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/09(金) 19:34:34.54 ID:NQ+vTI6y0
- 沈みゆく恐怖の中で、
その感覚はより鋭敏になっていく
炎魔「んんん……」
男「見えた!」
気弱少女「えっ!?」
うっすらと、沼の中にその姿を見た
彼は必死にそれへと助けを求める
男「沼の神よ!我々を助けてください!」
沼の神「>>下1」
- 56 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/09(金) 21:17:49.95 ID:328pVmuZO
- ごはんくれるならいいよ
- 57 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/10(土) 01:07:25.80 ID:tZZpc8jR0
- 沼の神「ごはんくれるならいいよ」
男「分かりましたっ!」
男は即座にバッグを漁り、
中から牛スライムとそのケースを見つけた
男はその体の一部を引きちぎって、
沼の神に投げつけた
沼の神「お肉だ!」
それが牛スライムにかぶりつくのと同時に、
沼にハマっていた炎魔と男は弾き出されるようにして解放された
- 58 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/10(土) 21:49:46.20 ID:tZZpc8jR0
- すみません遅れました
炎魔「ひぃ、ひぃ……死ぬかと思いました」
男「あれだな、死ねないから閉じ込められたら永遠に苦しむやつだ」
炎魔「怖いこと言わないでください!」
気弱少女「……な、なにがあったんですか?」
男「沼の神様に捧げ物をして助けていただいた」
- 59 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/10(土) 21:53:24.14 ID:tZZpc8jR0
- 気弱少女「……すごいですね」
男「それより、泥で全身がべちょべちょだ……泉がどこにあるか分かったする?」
気弱少女「あっちです……」
男「ありがとう。じゃあ炎魔と離しててくれ」
男は、身を清め服を洗うためにその場を去った
残されたのは炎魔と気弱少女だけである
実際には沼の神も近くにいるが、
二人には感知できない
- 60 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/11(日) 03:57:27.13 ID:hsl+9LYH0
- 炎魔「話……?」
炎魔は不思議そうな顔をしている
未だ、彼女も泥まみれである
気弱少女「えっと、それより……炎魔さんもお体をすすいだほうがよろしいのでは?」
炎魔「あ、大丈夫大丈夫」
爽やかに応えると、彼女は全身を力強く燃やした
泥が渇きひびのような模様が見えた次の瞬間、
それも不死鳥の炎に飲み込まれて、
きれいなままの肉体が再び現れる
- 61 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/11(日) 03:59:37.83 ID:hsl+9LYH0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 62 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/11(日) 19:44:40.69 ID:hsl+9LYH0
- 気弱少女「すごい……!」
炎魔「ふふん、私にかかればこんなものです……それで、なんの話があるの?」
気弱少女「えっと、実は私……傷つけたものを再生してしまう体質があるようなんです」
炎魔「えっ!?すごい!」
気弱少女「それが炎魔さんの再生に似ているので……もしかしたら、なにか分かるんじゃないかと思って聞きにきたんです」
- 63 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/12(月) 02:45:19.53 ID:IMP1wRXI0
- 彼女がそう自信なさげに告げると、
炎魔は笑顔で回答した
炎魔「私には分からないですね!」
気弱少女「そんな気はしてました……」
炎魔「でも、気になりますね……魔力で回復しているのか、特殊な力で回復しているかは確かめたいところですかねー」
気弱少女「というと?」
炎魔「魔力ってすぐ枯れるんだよ、でも私の再生能力は知る限り枯れたりしない」
気弱少女「あの力が有限かということですか?」
炎魔「そう。誰かを癒すことにその能力を使いたいとき、どこまで自分が無茶できるのかは分からないとね」
- 64 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/12(月) 04:24:17.60 ID:IMP1wRXI0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 65 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/12(月) 19:37:16.58 ID:IMP1wRXI0
- 気弱少女「そうかもしれませんね……でも、どうやったら分かるんでしょう?」
炎魔「まぁ、大抵のことは氷魔さんが知ってるよ」
気弱少女「すごい信頼感ですね」
炎魔「冒険者としては一番リスペクトしてるからね。じゃ、会いに行こうか」
二人はその場を離れ、
氷魔のいる場所へ歩き出した
>>下1……氷魔はなにをしていた?
- 66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/12(月) 21:19:11.23 ID:SMQBPGmD0
- 川で魚釣りしていた
- 67 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/13(火) 02:31:59.59 ID:eiqjNcoe0
- 気弱少女「ここにいるんですか?」
炎魔「そのはずですが……氷魔さーん!」
氷魔「……んっ……!?」
そこは清流であった
氷魔はどこで用意したのか、
釣具を使ってそこで魚釣りを楽しんでいたのだ
気弱少女「あわわ……」
- 68 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/13(火) 02:34:28.91 ID:eiqjNcoe0
- とてつもなく集中していた氷魔は炎魔の大声に驚き、
体から魔力を洩らしてしまった
川の一部が凍りついているのだ
炎魔「わかさぎ釣りですか?」
氷魔「……そんなわけないでしょう……一体どうしたんですか……?」
気弱少女「あっ、えっと……気になることがあって」
氷魔「……なにか……重要そうな雰囲気ですね……」
- 69 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/13(火) 02:41:08.44 ID:eiqjNcoe0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 70 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/13(火) 18:15:24.29 ID:eiqjNcoe0
- ややうんざりした表情の氷魔だったが、
気弱少女の様子を見て真剣な雰囲気を纏った
炎魔「実は気弱少女ちゃん、誰かを傷つけても再生させちゃうらしいんですよ」
氷魔「……どういうことですか……?」
気弱少女「ナイフで刺した場所が……ナイフを引き抜いた瞬間には綺麗に治ってるんです」
氷魔「……すごい力ですね……」
- 71 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/14(水) 00:51:54.74 ID:95bJBJ+n0
- 不思議そうな顔をして、彼女は釣竿を近くに置いた
そして、気弱少女の近くまで歩み寄る
気弱少女「ど、どうしましたか?」
氷魔「……今のところ……魔力は感じませんね……」
炎魔「そう、それなんですよ!この力が私のものみたいな感じなのか、魔法なのか!それを確めたいんです」
氷魔「……魔法じゃないような気がしますが……無詠唱で回復なんて……夢物語ですよ……」
- 72 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/14(水) 00:56:04.89 ID:95bJBJ+n0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 73 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/14(水) 19:18:41.64 ID:YPZ+ssDvO
- 気弱少女「そうですか……」
氷魔「……やってみなければ……分かりませんがね……」
彼女はまだ息のある魚を取り出した
さばくための小刀を気弱少女に手渡し、
それに刺すよう促す
炎魔「人間じゃないから、ちょっとだけ気分が楽ですね!」
気弱少女「え、えぇ……じゃあ失礼して……」
- 74 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/14(水) 21:02:08.75 ID:95bJBJ+n0
- 氷魔「……どうぞ……」
気弱少女「えいっ……!」
彼女はナイフで魚を突き刺し、
そしてそれをすぐに引き抜いた
男にしてみせたように、その傷は塞がっている
炎魔「どうですか!?魔力感じましたか!?」
氷魔「>>下1」
- 75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/14(水) 22:38:36.33 ID:clR+Rlq00
- 全く感じませんね
- 76 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/15(木) 01:54:19.39 ID:PmUSazyK0
- 氷魔「全く感じませんね」
気弱少女「そうですか」
炎魔「なんなんでしょう、この能力?」
氷魔「……仮説はありますが……理論立てて説明できる分野の話ではありません……あるいは……」
と言って彼女は考え込んでしまった
ひどく難しそうな顔をしている
- 77 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/15(木) 01:57:50.98 ID:PmUSazyK0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 78 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/15(木) 19:56:31.46 ID:PmUSazyK0
- 男「ふぃー……」
所変わって男のいる泉
たまたま道中で会ったやる気に洗濯魔法で服まで洗ってもらっていたところである
やる気「底なし沼なんてあるんすねー」
男「ほんとビビったよ」
やる気「でも俺っちは底なし沼から抜けるレクチャーも受けたことがあるっすよ」
男「野戦するもんな……」
- 79 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/16(金) 01:47:01.81 ID:rc+h3FRD0
- やる気「まず、懇切丁寧に抜け出し方を説明されたっす」
男「へぇ」
やる気「横になって掴めそうな場所を探せってことなんすけど……まぁ入念に説明されたっすね」
男「そんなに底なし沼で死ぬやつが多いのか?」
やる気「いや、その後俺っちとか同期が一人ずつ底なし沼にぶち込まれるからっす」
男「え……?」
- 80 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/16(金) 01:52:35.66 ID:rc+h3FRD0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 81 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/16(金) 18:47:21.59 ID:jXkbJthpO
- 衝撃的な話の尽きない彼に、
男はいつも驚かされてばかりだった
やる気「もう夕方っすね」
彼にとって今日は、
夕方までが長かったような気がした
いつもよりゆっくりとした気分で一日を過ごしたからであろう
>>下1……なにをする?
1.中華と話す
2.氷魔と話す
3.やる気と新技の特訓
4.ぶりっ子と話す
5.怪盗と話す
6.狙撃少女と話す
7.炎魔と話す
8.少年と話す
9.気弱少女と話す
10.神に祈る
11.自由安価
- 82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/16(金) 18:52:04.17 ID:gNrmJs620
- 5
- 83 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/17(土) 02:23:41.36 ID:3xYfTJeL0
- 男はその場を離れると、森を駆ける影を見つけた
木々の間を飛び回るそれは、
だんだんと彼に近づいてくる
怪盗「こっちでした!」
男「おおっと……」
男の後ろにある木から、
枝に足をかけてぶら下がった怪盗が声をかけてくる
- 84 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/17(土) 02:27:27.33 ID:3xYfTJeL0
- 怪盗「私の動きを追おうとは、百年早いですよ?」
男「流石に速いな……で、なにしてたんだ?」
怪盗「よっと」
彼女は幹の窪みに置いていた籠を持ち、
そのまま下に降りてくる
男「果実か」
怪盗「夕飯で使うらしいので、運動がてら集めてたんですよ」
そこには色とりどりの実が入っていた
この森でどれも採られたものだろうが、
かなりの量がある
- 85 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/17(土) 02:35:02.88 ID:3xYfTJeL0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 86 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/17(土) 19:36:34.08 ID:3xYfTJeL0
- 男「……これ、ちゃんと食べられるやつなんだろうか?」
怪盗「禁域の食べ物じゃないんですから、多分大丈夫だと思いますよ?」
男「それもそうか」
そう男が納得すると、
彼女は果実のうち一つを差し出した
怪盗「食べます?」
男「小腹も空いたし、いただこうかな」
>>下1……果実の味
- 87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/17(土) 19:40:10.38 ID:hJvJmRqI0
- 滅茶苦茶甘い
- 88 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/18(日) 02:46:01.14 ID:tNNb0Y2C0
- 男は自然な動作でそれにかぶりついた
一拍置いて、それからどんどん表情が険しくなっていく
怪盗「どうしたの?」
男「……あっっっまい!」
怪盗「へぇ、これ甘いんだー」
男「ヤバいなこれ、甘すぎる」
怪盗「そんなに?」
男「あぁ、甘いのが好きな人は……:うん……?」
- 89 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/18(日) 03:01:23.96 ID:tNNb0Y2C0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 90 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/18(日) 19:40:09.19 ID:tNNb0Y2C0
- 怪盗「どうしました?」
男はしばらく考えこんだ後、あることに気付いた
男「これ、異邦人たちの街で食べた……あのお粥に似てる」
サイケデリック粥のことを思い出したのだった
その強烈すぎる甘みは、確かにそれと似ていた
- 91 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/19(月) 19:45:47.97 ID:ZszaLTEX0
- 怪盗「ということは、この果物から作られてたんですね、あの食べ物」
男「うん……中華には大丈夫なのか確認したほうがいいな」
男は齧ったままのその果物を全部食べきった
一度粥で舌が慣れているので、
次に食べるときには耐性が多少できていたのか
怪盗「そうですね、食べるのは私たちだけじゃないですから」
- 92 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/20(火) 01:11:00.71 ID:8aiVqZvg0
- 男「ほんじゃ行くかね」
怪盗「ほいー」
男は怪盗が持っていた籠を持ち、
二人で教会へと帰っていくのだった
中華「あっ、お帰り!」
彼は教会の外にいた
まだ教会の中では料理ができる状態ではないのか、
と二人は思った
- 93 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/20(火) 01:21:24.18 ID:8aiVqZvg0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 94 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/20(火) 19:43:51.71 ID:8aiVqZvg0
- 男「中華、この果物すっげぇ甘いけど大丈夫なのか?」
中華「うん、どうにかこれを抑えて甘だれを作るんだ」
怪盗「相当薄めないとヤバそうですが……」
彼はそれらをいくつか取り出して、
即席の調理台の上に置いた
- 95 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/21(水) 02:17:31.81 ID:RR723IJj0
- 中華「まさしくその通りでね……ちょっと手伝ってくれるかい?」
男「もちろん構わないが、教徒のみんなは?」
中華「厨房にいるよ」
怪盗「……?」
男「どうして中華は外にいるんだ?」
中華「スペースが結局の所足りなくて。結局一部の調理は外でやることになったんだよね」
- 96 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/21(水) 02:18:57.67 ID:RR723IJj0
- 男「なるほどなぁ」
中華「よし、とりあえず果物をすりおろす所から始めよう。色んな果物があるから、ちゃんと種別ごとに分けて置いてね」
怪盗「了解っ!」
怪盗は応答するや否や、
もの凄い速度ですりおろし始めた
中華たちが石を削って作った即席のすりおろし器だが、使い心地は悪くなさそうだ
男「俺も負けていられないな!」
- 97 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/21(水) 02:22:05.99 ID:RR723IJj0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 98 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/21(水) 19:46:36.86 ID:RR723IJj0
- 中華「て、丁寧にやってね……?」
不安そうな彼をよそに、
二人は凄まじい勢いでこなしていく
怪盗「手に果汁の匂いが付いてきたーっ」
男「俺もだ、トロピカルハンドになってきた」
中華「ふふっ……僕もよく、手に香辛料の匂いが染み付いて取れなくなることがあるよ」
- 99 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/22(木) 01:59:56.85 ID:guG7Ypoz0
- それから数十分ほどして、
三人は全ての果実をすりおろしきった
怪盗「手ぇぱんぱんですよ……」
男「そうだな……」
中華「力みすぎだね……こればっかりは数をこなさないとダメだけど」
怪盗「なんでも、できるようになったら適度に脱力しながらやれるようにしないといけませんからね」
男「怪盗のスリなんかは力みすぎても気付かれるだろうしなぁ」
- 100 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/22(木) 02:22:14.82 ID:guG7Ypoz0
- 本日はここまでです
ありがとうございました
- 101 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/05/22(木) 19:08:42.61 ID:guG7Ypoz0
- 中華「それじゃあ、次のステップに移ろうか」
すりおろされた後のフルーツを整理しながら、
中華はフルーツごとにボウルへと入れていった
怪盗「っていうか……そもそも、なに作ってるんですか?今日」
中華「あぁ、このフルーツに関しては>>下1だよ」
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