安価とコンマで異世界転生!その12

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536 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/17(水) 19:54:41.24 ID:2oIqNE4/0
男「……美しい友情だなぁ」

狙撃少女「もう、からかわないでくださいよ……」


彼女は恥ずかしそうにしながら頭を軽く振った


男「じゃあ、今から伝えるべきことを伝えるぞ」

重騎士「そこの部屋のこと?」

狙撃少女「なにかあったんですか?あの部屋に」
537 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/18(木) 02:07:02.11 ID:TVh3nNNT0
男「どこかに通じる地下通路があった」

重騎士「それはほんとなんだ」

男「だが、どこに繋がってるかなんて分からない。そこで……戦力を集中して潜り込みたい」

狙撃少女「それが無難でしょう」

男「俺がみんなを呼んでくるので、それまでその通路の入り口を見張っていてほしいんだ」

重騎士「分かったよ」
538 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/18(木) 02:13:07.45 ID:TVh3nNNT0
本日はここまでです
ありがとうございました
539 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/18(木) 19:19:05.42 ID:TVh3nNNT0
それから男は、部屋に全員を呼んできた


中華「やはり、隠された場所があったんだね」

氷魔「……なにが……あるのでしょうか……」


その暗闇を覗き込んで、
あれこれとみな思案をする


やる気「……!」

ぶりっ子「どうしましたぁ?」
540 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/19(金) 03:18:40.67 ID:BvjJCnjV0
突如彼が目を見開いたので、
それに気付いた者は困惑する


やる気「……誰か、この部屋に向かってるっす。廊下から……」

怪盗「ば、バレましたかね……」

狙撃少女「すみません、私がさっき焦って動き回ったからかも……」

重騎士「……私がお手洗いに行くって言ってからもう30分経ってるもんねぇ」
541 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/19(金) 03:23:23.66 ID:BvjJCnjV0
本日はここまでです
ありがとうございました
542 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/19(金) 19:35:10.16 ID:BvjJCnjV0
炎魔「とにかく、対処を考えなきゃですよ?」

男「だったらここに、おあつらえ向きの穴があるじゃないか」

中華「ふふ、そうだね」


そうして、彼らは部屋の外にある気配から逃れるために、
地下通路へと逃げ込んだのだった


>>下1……地下通路の様子
543 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/09/19(金) 20:41:56.06 ID:xTXmTVcZo
全体的に埃っぽいが誰かがつい最近通った形跡がある
544 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/20(土) 04:28:52.73 ID:i4+JqcYb0
氷魔「けほっ……けほ……」


そこは思いの外埃っぽかった
元々そうした場所であったうえ、
無理に駆け込んだので土煙が立った形だ


ぶりっ子「はぁ……ん?」

怪盗「どうかしました?」

ぶりっ子「足跡がまだ残ってますよぉ」
545 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/20(土) 04:30:42.54 ID:i4+JqcYb0
狙撃少女「……本当ですね、結構新しいです」


靴で歩かれた跡がそこにはあった
ひたすらその通路を進み、奥へと向かっている


重騎士「誰かいるのかな……」

炎魔「いたとすれば、そいつが鍵を握っていそうです。捕まえましょう!」
546 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/20(土) 04:41:30.00 ID:i4+JqcYb0
本日はここまでです
ありがとうございました
547 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/20(土) 19:29:11.56 ID:i4+JqcYb0
地下通路は当然狭く、
また、一行が予想していたよりは長かった


男「……この感じ、外のどこか地上なんかに繋がっててもおかしくないな」

中華「でも、繋ぐからには移動で使うよね」

氷魔「……戦略的な重要性は高そうです……」
548 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/21(日) 02:27:20.80 ID:4JFqBg2N0
怪盗「そういえば……」

やる気「どうしたっすか?」

怪盗「私、飲み物に混じって液状の爆薬が置いてある部屋を見たんですよね」

狙撃少女「はい、あれは確かに爆薬でしたね……」

ぶりっ子「へ?」


突拍子もない報告なので、
それを予め知っていない者は不思議そうにしている
549 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/21(日) 02:48:19.04 ID:4JFqBg2N0
本日はここまでです
ありがとうございました
550 : ◆UEqqBEVZVY [saga]:2025/09/21(日) 19:33:39.75 ID:4JFqBg2N0
炎魔「こんなところで爆薬なんか使われたら、崩壊まっしぐらですよ」

重騎士「うん……」

男「さっきの足音を迎え撃って、大事にしなくてよかったな……」


安堵しながら、一行は暗闇の中を進んでいく
しばらく進めば、そこに梯子が現れた


中華「ここから上に行けそうだね」

氷魔「……まるで……普段使っている……地下通路のようですね……」
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