安価とコンマで異世界転生!その12

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828 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/02(火) 19:39:26.07 ID:YeQhEat5O
大剣兵とボロボロの重騎士がいる
大剣兵は不服そうにしながらも交戦の意思はない
829 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/02(火) 23:48:00.57 ID:xL6JThd1o
大剣兵「はぁ……」


既に灯の消えた焚き火の前に座り、
憂鬱そうな顔をしている大剣兵がいた


やる気「あんただけっすか?」


停まる前にホバークラフトから飛び降りたやる気は、
大剣兵に話しかけた


大剣兵「あいつなら、ほら……」
830 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/02(火) 23:51:53.31 ID:xL6JThd1o
彼が指差す先には、
大の字になって地面に寝ている重騎士がいる
鎧はかつてなくボロボロになっていて、
大きな寝息が聞こえてくることだろう


やる気「倒したんすか?」

大剣兵「殺気立つなよ、俺に戦う意志はない。あいつが重装備で野山駆け回るから、勝手に疲弊して眠っちまったんだ」

やる気「……随分大人しくなったっすね」

大剣兵「昔からだ、重騎士に無茶を言われて、何時間も格闘して、最後には仕方なく俺が折れるのさ」
831 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/03(水) 00:40:57.71 ID:B0SAtU3+o
本日はここまでです
ありがとうございました
832 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/03(水) 18:59:26.16 ID:B0SAtU3+o
怪我人たちや捕虜たちがぞろぞろとホバークラフトから降りて、
テントのあった場所に集まってくる


氷魔「……お二人とも……戻ってきていたのですね……」

大剣兵「あぁ……ところでそのホバークラフト、燃料がないのか?」

医者「そうなんですよ」

大剣兵「ほらよ」


彼は魔石を懐から取り出すと、医者に投げ渡した
833 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/03(水) 21:53:37.44 ID:B0SAtU3+o
ぶりっ子「わぁ!」

医者「なぜこれを……!?」

大剣兵「俺もホバークラフトの免許持ってんだ。だからいつでも予備の魔石を持っといてる」

医者「あ、ありがとうございます!これで安心して皆さんを連れて帰れます!」

大剣兵「気にすんな、俺はどうせまともな人間じゃない……偽善だと思って堂々と受け取っておけ」
834 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/03(水) 22:18:03.97 ID:B0SAtU3+o
怪盗「なんで重騎士ちゃんがあんなにあなたに拘ったのか分かる気がしますねぇ……」


少し離れて重騎士が寝ている場所
龍娘は微動だにしない甲冑を見ていた


龍娘「えい」


彼女は軽くそれをつついたが、当然反応はない


狙撃少女「いたずらですか?ほどほどにしてくださいね」
835 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/03(水) 22:35:58.55 ID:B0SAtU3+o
本日はここまでです
ありがとうございました
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