安価とコンマで異世界転生!その12

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848 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/07(日) 20:38:08.95 ID:voUxrD/wo
そうして、一行はダイニングに戻ってきた


やる気「よし、さっさと出るっすよ」

ぶりっ子「そういえばぁ」


彼女は大剣兵に話しかける
彼はぶりっ子の特有の雰囲気に一瞬だけ強張った


大剣兵「どうした?」

ぶりっ子「あなたはここから向こうのテントに行ってましたけどぉ、ここにいる兵士たちについてなにか知らないんですかぁ?」

大剣兵「>>下1」
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/07(日) 23:47:50.55 ID:KceK/2Mw0
各地から徴兵された元農民や元町民が大部分としか知らないな
850 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/08(月) 01:52:49.17 ID:aiqcHTH3o
大剣兵「各地から徴兵された元農民や元町民が大部分としか知らないな」

怪盗「へぇ、そうなんですね」

大剣兵「戦争をいつまでやるつもりなのか分からないが、これだけ動員して、反動が怖いところだ」

捕虜B「我々も、運んだ物資がそれでも足りないと言われることが多々ありますからね」

狙撃少女「つまり、向こうは急いでくる可能性が高いですよね」
851 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/08(月) 03:52:17.45 ID:aiqcHTH3o
本日はここまでです
ありがとうございました
852 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/08(月) 18:59:55.27 ID:aiqcHTH3o
炎魔「早く帰らないと、ですね」


一行は見つかることなく、あっさりと洞穴を出た
そして、馬車を隠すための茂みに戻ってきた


ゴーレム「随分かかったようで」

龍娘「わぁ!なにこれ!」

男「彼はゴーレムだ」
853 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/09(火) 01:19:48.07 ID:DXPcqVRao
龍娘「ごぉれむ?」

氷魔「……魔法で作られた……存在です……」

ゴーレム「より大所帯になりましたね」

中華「ま、色々あって……」

ゴーレム「それはいいですが、これだけの人数を馬車に乗せることはできませんよ?」

やる気「ほんなら俺っちは歩くっすよ」

男「そうだな、俺も歩くとしよう」
854 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/09(火) 01:22:44.51 ID:DXPcqVRao
本日はここまでです
ありがとうございました
855 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/09(火) 19:26:23.45 ID:uAAsVXFVo
おつ
856 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/09(火) 19:41:51.65 ID:DXPcqVRao
ゴーレム「歩くって……」

ぶりっ子「折角だし、みんなで歩きましょうかぁ」

怪盗「馬車は普通に動かしちゃっていいですよ」


一行は捕虜たちと大剣兵、重騎士、そして龍娘を馬車に乗せて歩き出した
ゴーレムは最初遠慮していたようだったが、
最終的には普段の馬車のスピードにまで上げた


狙撃少女「体力がないとやってられませんからね」
857 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/10(水) 00:26:36.54 ID:Grf48wGDo
そして、帰りながら一行は今回のことを振り返った


男「うーん……」

炎魔「どうしたんですか?」

男「帝国はあの火山を人為的に噴火させる方法を模索してるみたいだが、理由が分からん」

中華「兵器?でも見境なさすぎるよね」

男「『紅い悪魔』と呼ぶくらいだし、噴火させたら本当になにか出てきたりしてな」
858 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/10(水) 00:28:31.30 ID:Grf48wGDo
本日はここまでです
ありがとうございました
859 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/10(水) 19:18:19.35 ID:Grf48wGDo
龍娘「ねー!」


彼女は馬車から顔を出して声をかけてきた


氷魔「……どうしました……?」

龍娘「おなかすいた!」

やる気「あぁっと、そりゃ大変っすね」

ぶりっ子「中華さぁん、なにか持ってないですかぁ?」

中華「>>下1」
860 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/10(水) 19:35:06.29 ID:yBNyoJsbo
こんなこともあろうかと、今日のお弁当にちまきを作ってたんだよ
861 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/11(木) 01:48:48.24 ID:W+efNL9zo
中華「こんなこともあろうかと、今日のお弁当にちまきを作ってたんだよ」

龍娘「ちまき?」

中華「そうだよ、ほら……」


彼が懐に忍ばせていた弁当箱から、
笹の葉に包まれた物体が現れる


龍娘「なにこれ?」

怪盗「あ、葉っぱの部分は食べちゃダメですよ?」
862 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/11(木) 01:52:55.10 ID:W+efNL9zo
どこかで採取したであろう木の皮でできた紐を解き、
中に入っている米や肉などのくっつき合ったそれを龍娘に見せた


龍娘「お、おいしそう……」


むわりとほのかな蒸気が漂い、
醤油ベースの香りが鼻孔をくすぐる、
いかにも美味しそうなちまきがそこにあった


中華「食べな」
863 : ◆cUhskXlNTw :2025/12/11(木) 01:57:06.95 ID:W+efNL9zo
本日はここまでです
ありがとうございました
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