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【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と

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199 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 21:40:25.59 ID:N1Yi9EBZ0
>>198
■基本夜に更新になります。決まった開始時間はないんですが。

■やります。


女性スタッフ1「はい?スクトゥムの操縦方法、ですか?」

優護「は、はい……ほ、本当に、もし大丈夫だったら……なんです、けどぉ」

自分の目標のためにせめてロボットの操縦方法を覚えなければならない、そのために優護はファクトリー内のスタッフの誰かに教えを乞う必要があった。

……男性の職人たちはとても忙しそうで、ロイドやルル、それにオペッコもなんだか用事がありそうな雰囲気だった。

だから優護は女性スタッフに声を掛けたのだが……。

女性スタッフ2「えっ!?ユーゴくん操縦に興味あるの!?」

女性スタッフ3「やっぱ男の子だね!この前入ってきた新人の職人くんも先輩に色々聞いてたみたいだし……」

優護「えっ、えっ、えっ」

一瞬のうちに優護は女性スタッフに囲まれてしまった。優護はとにかく女性受けがいい、普段もこうやって女性に話しかけられることが多いが、優護から話しかけることは稀だった。

数人の女性スタッフに囲まれた優護は……。


コンマ判定:コンマ直下

コンマが高いほど顔赤くなっちゃう、低いほどそれどころじゃない。

200 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 21:41:08.29 ID:IzK4sw0Yo
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 21:55:24.82 ID:G+kMmyN6o
人に慣れてない猫ちゃんが人に揉みくちゃにされてるみたい
202 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 21:59:06.24 ID:N1Yi9EBZ0
優護「…………よ、よろしく、お願いします……」

優護の脳内浮かぶのは先日に別ファクトリーの女性スタッフに声を掛けられた記憶、知らない人ではない分マシではあるが、それでもこうやって囲まれると色々な心配事が駆け巡る。

こんなに色んな人の時間を使ってしまって良いのだろうか、もっと別の時間に頼むべきだったんじゃないだろうか、自分のような他人が大事なスクトゥムについて聞くなんて常識がないんじゃないか――とにかく色んな事が巡る巡る。

女性スタッフ1「ん、了解です!ユーゴさんのために懇切丁寧に教えますね!」

女性スタッフ2「じゃあ私がコックピットで手取り足取り……」

女性スタッフ3「あ、ずるい!ユーゴくん独り占め禁止!」

優護「へぇ!?ぁ、その、ぁの……」

女性スタッフ1「ちょっと皆さん落ち着いてください!ユーゴさんが困っていますから!……こほん、では代表して私がマンツーマンで」
女性スタッフ3「そっちも抜け駆けしなーい!」

女性スタッフ2「ふふふ、ユーゴくんもお姉さんたちを捕まえたんだから覚悟してよね……」

優護「ひゃっ、ひゃい……」

――――こうして女性スタッフたちによる懇切丁寧な授業が始まった……。


授業結果:コンマ直下

コンマ75以上で覚えた!コンマ90以上でより覚えた!(補正+20)
203 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 22:00:00.51 ID:ieK7BY/to
204 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 22:30:04.03 ID:N1Yi9EBZ0
女性スタッフ2「でね、ユーゴくん!前進するときはコツがあって……」

女性スタッフ3「マニュアルに小さく書いてあるんだけど、盾を構えるときは……」

女性スタッフ1「そう、そうですユーゴさん!ちゃんと操縦できていますよ!」

優護「……ぁ、ありがとうございます」

何人もの女性スタッフが交代交代で色々なことをとても丁寧に教えてくれる。その結果もあって優護のスクトゥムの操縦テクニックはかなり上達してきた。

……が、しかし。

優護「…………」

途中から緊張でメンタルがすぐにでも壊れてしまいそうだったので、操縦に意識が向かなくなってきてしまっていた。

女性スタッフ1「……ぁ、もうこんな時間ですか。すみませんユーゴさん、もう少し話して……じゃなくて、教えてあげたかったんですけど」

女性スタッフ2「この後スタッフ同士で会議があるの。ごめんねユーゴくん!」

女性スタッフ3「また今度、いつでも話しかけてね!操縦の事なら何でも教えてあげるから!」

優護「ぁ、ありがとうございます……」

――次、操縦方法を誰かに教えてもらえれば。基本的な操縦は行えるようになるはずだ。


■次回操縦方法勉強時、確定的な操縦が出来るようになります。
205 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 23:05:31.95 ID:N1Yi9EBZ0
ルル「――よし、それじゃあ、行ってきます!」

オペッコ「ん、敵機体の情報は事前に渡している通り……勿論その情報が嘘かもしれないけど、意識しておくことに越したことはないわね」

ロイド「『気を付けてねルルさん、まずは安全第一、怪我やスクトゥムの不調などがあればすぐに報告するように』」

ルル「は、はい!気を付けます!」

――練習試合当日。ルルはパイロットスーツに着替えオペッコやロイドと会話をしていた。

優護「……ぁ」

何か声を掛けようとするが、直前で止める。試合が始まる瞬間に声を掛けて邪魔をしてしまっても――。

ルル「あ、ユーゴさん……!」

優護「!?」

ルル「私、頑張ってきますので!応援してくださいね!」

彼女の方から優護を見つけて声を掛けてくる。油断していたのか、優護の口からうまく言葉が出てこない。

……が、なんとか声を振り絞って。彼女に声を掛ける。


優護「……が、頑張って、ください。ルルさん」

ルル「――はい!」

そして、ルルはスクトゥムに乗り込み、試合のフィールドへと向かって行った。

206 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 23:19:50.20 ID:N1Yi9EBZ0
ロボット同士の戦いをするときは専用のフィールドに向かい試合――もとい決闘をすることになります。

ファクトリーが作り出したロボット同士の1on1、規定に沿ったロボットであるならばどんなものでも使用可能のバトル。それが今最もこの国家で流行っているロボットバトルになります。

ルル「――よ、よし」

手のひらでぺちぺちと頬っぺたを叩いて気合を入れます。今日こそは勝利を、ファクトリーの皆に……!

相手パイロット「どうぞ、今日はよろしくお願いします……ふふっ」

ルル「ぁ、よ、よろしくお願いします……!」

通信を受けると相手パイロットからの挨拶。それに返事を返し目の前に機体に集中する。

――とてもとても大きなドリル。どんなものも貫くという意思を感じる武器。普段の私なら驚いていたかもしれませんが……。

ルル「……」

事前情報の通りです。機体の見た目なども主流となっている人型のものですし、これなら練習通りやれば……。

……少し卑怯な気もしますが、これも決闘。目的はただ一つ、この決闘に勝つこと――自分も相手も被害は最小限に。

ルル「――スクトゥム、戦闘を開始します!」


■――――チュートリアル戦闘を開始します。
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 23:21:48.12 ID:VDGdIdHno
こっちが勝ったらそこの男の子貰うわとか言い出さないよな?
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 23:39:34.54 ID:N1Yi9EBZ0
■スクトゥムの機体データを表示します。

■毎ターン【戦闘スキル】からスキルを選択し、敵にダメージを与え敵のHPをゼロにした方が勝者となります。


スクトゥム:HP200

【戦闘スキル】
通常射撃:敵に50のダメージ。
電磁バリア:1戦闘1回のみ使用可能。敵から受けるダメージを0にする。

【パッシブスキル】
純白の大盾:敵から受けるダメージを50軽減する。

209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/22(木) 23:44:08.40 ID:N1Yi9EBZ0
ルル「では行きます!」

盾を構え、そこから銃口を覗かせ。相手機体との距離を保たせる。


ターン1

スクトゥムHP200
戦闘コマンド(一覧>208):安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア
210 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 23:45:19.55 ID:U54dGrzl0
1
211 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/22(木) 23:46:11.89 ID:15T1H4VHo
こういう時ゾロ目なら有利なこと起こるとかあれば…
212 : ◆gnMVpaH84at6 :2025/05/22(木) 23:59:05.46 ID:N1Yi9EBZ0
>>211
■それじゃあコンマ忘れなければやります軽く。ぞろ目って言ってくれたら忘れないと思います。


ルル「――――そこ!」

相手パイロット「っ!?」

――事前に練習でシミュレーションしていた通り機体動き出す。近接武器、人型機体でしたらある程度行動は予想できるもの……!

オペッコさんと何日も対策を練った甲斐がありました……!

相手パイロット「っこの……!調子に、乗るなぁ!」

大きく動いて射撃を回避し、こちらに接近してきます――が!

ルル「落ち着いて、落ち着いて……!っ!!!」

相手パイロット「んなぁ!」

――敵のドリルがこちらに迫る。そのタイミングに合わせて勢いよく盾を動かして――受け流す!!!

そしてその隙になんども、相手の脇に射撃をする――この銃でもこれだけ至近距離で撃てばいいダメージになります!


■■■

敵機体に100のダメージ!(コンマ/事前情報補正)

敵機体の攻撃を受け流す!(純白の大盾/事前情報補正)


213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 00:02:10.48 ID:YanN5DE1o
優護君も頭で理解できないなら良いお手本を目で見て覚えよう
214 : ◆gnMVpaH84at6 :2025/05/23(金) 00:05:37.87 ID:Coo6p9KP0
敵パイロット「くそっ!なんでこんな動きを読まれて……こっちは作ったばかりの最新兵器だぞ……!?」

ルル「……」

……ユーゴさんどこから情報取ってきたんでしょうか。嬉しいことではありますが、ちょっと申し訳ないですね。

相手パイロット「だがな、これはどうだ……!」

ルル「――!」

――敵機体のドリルから、目に見えてバチバチと電気のようなものが見えます。超高出力されたエネルギーが実体となって表れて……あれはいけません!

あれをまともに喰らってしまえば……!

■■■

ターン2

スクトゥムHP200
戦闘コマンド:安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア
215 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 00:14:11.83 ID:AmqWjVrio
2
216 : ◆gnMVpaH84at6 :2025/05/23(金) 00:28:47.24 ID:Coo6p9KP0
ルル「――――超高出力エネルギー確認!電磁バリア展開します!」

敵パイロット「はっ!その程度のバリア!ぉおおおおぉおお!!!」

ルル「っ!」

――盾から展開された電磁バリアにドリルがぶつかり、バチバチと激しい音が響き渡ります。

相手の力が強い――!ですが!こっちにだって意地があります!

敵からの攻撃を受け止め、被害を抑える――平和を守るための巨大な盾!!!

ルル「――ぁああああああああ!!!」

敵パイロット「!?バカな……!」


■■■

スクトゥムの電磁バリアが敵の攻撃を受け止める!

スクトゥムに0ダメージ!(純白の大盾/事前情報補正)
217 : ◆gnMVpaH84at6 :2025/05/23(金) 00:47:11.55 ID:Coo6p9KP0
ルル「っっっ……!敵の攻撃、完全無力化しました……!」

敵パイロット「……このっ……!」

電磁バリアで敵のドリルを受け止めた後、盾で敵を弾き飛ばし距離を開けます。そしてそのまま目標に向かって射撃!

ルル「――!」

しかし、もう電磁バリアは使用できません……!短期決戦で決めるしか……!



■■■

ターン3

スクトゥムHP200
戦闘コマンド:安価直下
1 通常射撃
2 電磁バリア(残り使用回数-0回)
218 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 00:47:36.86 ID:wmY2MeUJo
相手が奥の手を出した直後は大きなチャンスだ
1
219 : ◆gnMVpaH84at6 :2025/05/23(金) 01:27:55.78 ID:Coo6p9KP0
相手パイロット「――――っぁあああああああ!!!」

敵の機体が一気に迫ってくる、相手も短期決戦しかないとわかったんでしょう。

――状況はこちらが有利。大丈夫、大丈夫と自分の心に言い聞かせて――盾を構え、銃口を目標に向けます。

ルル「っ……」

相手パイロット「!」

的確に、銃弾を相手に命中させます。右足と右腕を中心に狙い破壊して、相手の重心をずらしてやればその勢いは一気に下がります。

――そして。

ルル「――これで……ぇ!」

相手「ぐっ……ぁ!くそっ……!」

相手の頭部パーツを破壊、相手の機体がバチバチと音を立て。動かなくなりました。

ルル「……〜〜〜っっっ!!!」

――こちらの勝利です!

■■■

敵機体に70のダメージ!(事前情報補正)

――敵機体のHPが0になった!

220 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 01:43:14.43 ID:Coo6p9KP0
■遅くまでお疲れさまでした、寝ます。おやすみなさい。

■戦闘はこんな感じの事続けていきます。自由イベントや固定イベントでスクトゥムをカスタマイズしましょう。

■次回からは追加でキャラを増やしていきます。
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 01:44:16.42 ID:H7v7Tt3Uo
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 01:46:18.52 ID:oVczNialo

イベントやキャラ募集はしばらくなさそうか
223 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 21:46:34.06 ID:Coo6p9KP0
■やります。


ルル「スクトゥムただいま戻りました。皆さ――ひゃぁ!?」

スクトゥムが帰還し、コックピットからルルが下りてくると同時にファクトリーメンバーが一気にルルに駆け寄る。

職人「ルル!お前よくやったな!さっすがウチのパイロット!」

スタッフ「ルルちゃんお疲れ様!かっこよかったよー!」

ルル「ちょっ、みなっ、みなさんやめっ……!〜〜〜!!!」

オペッコ「……駆けよらないんですか?ロイドさん」

ロイド「『はは、キミこそ駆け寄ってきたらどうだい?勝利した瞬間、ちょっとガッツポーズしてたじゃないか』」

オペッコ「……勘弁して下さい」

優護「…………」

ルルが様々な人に揉みくちゃにされている光景をロイドとオペッコ、そして優護は眺めている。

とても微笑ましい光景だ。ファクトリー内での彼女がどれだけ可愛がられているかが一発で分かる。まるで家族のように喜びを分かち合う。あまりにも眩しくて、優護はその輪に入ることが出来なかった。

ルル「ぷはっ……オペッコさぁん……見てるなら助けて、下さいよぉ……」

オペッコ「……ごめん。とにかく、お疲れ様ルル」

ルル「ロイドさんも、それにユーゴさんも……!」

ロイド「『ええ、お疲れ様ですルルさん。良い戦いぶりでした』」

優護「ぇ、えーと……お、お疲れ様、です。ルルさん」

ルル「――はい、ありがとうございます!」

――こうして、今日の練習試合は終了した。この勝利の経験が、ルルに影響を与えるだろう……。

224 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 21:52:26.63 ID:Coo6p9KP0
優護「…………」

職人「おーい!そっちの資材こっちに回せー!」

夜、優護はぼんやりと職人たちがスクトゥムを修復している作業を見ていた。

機体にも傷が沢山出来ていたが、なにより目に付くのは盾だった。

穴が開き、焦げ付き、ぼこぼことへこんだ盾。その傷は何もかもを守るために酷使された証、名誉の傷。優護にはそれがなんともかっこよく見えた。

……別に何かを護る自分に酔っているわけじゃない。自分の身を犠牲にして何かを護りたいわけでもない。

ただただ、何かを護っている、という結果に優護は惹かれていたのだ。

優護「…………」

――だが、今の優護には何も護れない。そのためにも優護は一刻も早く護る術を覚えなければいけない。

あの練習試合を思い出す。ルルが操縦するスクトゥムのあの姿を。盾の使い方を、機体の立ち回りを、銃の扱い方を。

優護「……がんばろ」


■練習試合が優護に影響を与えたようです。


225 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 22:12:13.45 ID:Coo6p9KP0

優護「……え、えーあい?」

ロイド「『はい。ルルさんのお願いでユーゴさんのためにサポートAIを作ってほしいと頼まれたんですよ』」

そして、出来上がったものがこちらになります。そういってロイドはそれを手渡す。

スマートフォンのような機械。何をどうすればいいのかとあたふたしていると――。

「――――ほーん?もしかしてアンタがウチのマスター?」

優護「うわぁ!??!?」

突如画面が光り、スマホから女性の声が聞こえてくる。優護には刺激が強すぎたようで、思わずスマホを落としてしまう。

「ってこらぁ!ウチを落とすな!レディはもっと丁寧に扱うべきやでマスター!」

優護「へっ?ぇ、ぁ……?ぅ???」

ロイド「『――こらこら、キミのマスターが困惑しているよアイナ』」

落としてしまったスマホをロイドが拾うと、微笑みながら改めて優護に手渡す。

ロイド「『――AI-07、通称アイナ。私が作ったキミ専用のサポートAIになります』」

ロイド「『まあ、その。急いで作ってしまったせいで口調がおかしくなってしまったんですが、通常使用には問題ありませんので、個性だと思って受け入れてくれれば……』」

アイナ「ちょいちょい酷いなロイド!ウチのことバグ扱いするつもりなん?酷いわー酷いわー!」

優護「……???」

この機械の中に女性が入っているわけではないようだ。この一瞬で優護の脳みそはパンク寸前だ。

アイナ「……なあなあマスター。ウチはマスターのサポートAIで……あ、AIて分かる?」

ロイド「『まあ、すぐに理解しますよ。それじゃあ、今後はよろしくお願いしますねアイナ』」

アイナ「ん、任しとき!」

226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:16:01.54 ID:q97alFi2o
元住んでた世界が現代日本なら現代日本の「常識」としての知識は残ってたりしないか
227 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 22:20:55.66 ID:Coo6p9KP0

優護「……で、ええっと。その、アイナ……さんは、自分のサポートをしてくれる……ってことですか?」

アイナ「さん付けなんていらんよマスター!普通にアイナって呼び捨てでええから!」

優護「……あ、アイナ?」

アイナ「んー完璧!」

ロイドに渡されてどうしようかと考えた末、とりあえず部屋に持って行って会話をすることにした。

画面にはAIアプリの画面が表示され、そこから色々と設定が出来そうな感じだった。

アイナ「はー……マスターはイケメンなんやから、もっと胸張ってどーんと構えとったらええのに。そんなんじゃモテないで?」

優護「い、イケメンですか?そ、そうです、か……?」

アイナ「……ま!ウチも負けず劣らずの美少女やけどな!」

なんだか張り合ってくるがアイナの表情は分からなかった。そもそも姿形が設定されていないようで、声だけが部屋に響いていく。

アイナ「ほんまな!ロイドが設定してくれたら良かったのに声だけしか作ってくれんくて……まあ!声だけでもウチが可愛く美しいべっぴんさんなことは分かるな!」

優護「……そ、そう、ですね。綺麗な声だと、思います」

アイナ「わー!褒められた!マスターやるやん!」

……なんだかとても楽しそうだ。せっかくだし、なにか色々と話が出来たら……。


アイナと話してみよう:下3まででコンマが大きいもの。
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:23:25.03 ID:kv4K2tg+o
とりあえずスマホの使い方聞いてみた
自分が「知ってる」スマホと違いあるのか知りたかった
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:25:09.54 ID:jj+aRzD30
自分が知ってるAIよりやけに感情的というか人間的というか
ここではこれが普通なのか的なお話
230 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:28:45.93 ID:+hdxMgQuo
ルルさんにお礼言っておきたいけどメッセージ送れるアプリ何かある?
231 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/23(金) 22:36:54.09 ID:Coo6p9KP0
■設定見返したら【好き】がマスター(ロイド)でした。
勝手にユーゴくんの方だと思ってました。どうしましょ
232 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:38:02.10 ID:KK9eIRTUo
設定通りで良いんじゃない?
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/23(金) 22:46:55.13 ID:Coo6p9KP0
■ロイドさんの呼び方をマスターに変更、そしてユーゴくんの呼び方とユーゴに変更します。
とりあえずこれで今後揃えていきます。
ユーゴくん好き好きさせなくてよかった。させてたら書き直しでした。
234 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 22:47:19.96 ID:pogVNz++o
今は設定通りにしても特に問題なさそうだけど
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/23(金) 23:02:07.37 ID:Coo6p9KP0
■一つだけの予定でしたが、二つ採用します。

優護「……ぁ、えっと。えーあい……っていうのは、人間みたいなものなんですか……?」

アイナ「AIと人間は全然別のものやけど?んまぁ、ウチみたいにこうやって喋れるのは珍しいと思うで?マスターが丹精込めてつくってくれた愛の結晶!というわけやな!」

優護「はぁ」

アイナ「他のAI知らん?結構機械的というか、かたーい口調のAIの方が多いんやで?まあウチみたいに流暢に喋るのもいるっちゃいるけど……お金がな?」

……つまり高いAIはアイナのように喋るということだろうか。優護はあまり街に出かけないので、その辺どうしてもイメージがしにくかった。

アイナ「やー、にしてもマスターはほんっま優しいなぁ。ウチみたいな超高性能AIを無償でユーゴにあげちゃうなんて……大事にするんやで?間違ってもさっきみたいに落としたらあかんで?」

優護「き、気を付けます……」

アイナ「――ま、そういうわけで!ウチに言ってくれればユーゴのお願いは何でも叶えたる!調べものに、相談ごと。戦いのアドバイス、手相占い……」

優護「な、何でもできるんですね……す、凄いです」

アイナ「ん……素直に褒められると嬉しいけど、なんかむずがゆいなぁ……ま!ウチはそれだけ優秀ってことで!!!」

236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/23(金) 23:22:50.94 ID:Coo6p9KP0
優護「……ぁ」

アイナと話している途中思い出す、ルルにお礼を言わなければいけないのではないかと。

アイナ「どうしたんユーゴ?」

優護「その、ルルさんにアイナ……さんを用意してくれたお礼を言わないと、と思って……」

アイナ「あーもう!だからさん付けは……はぁ。まあそっちのペースでゆっくり行こか。ウチは待てる女やで」

アイナ「まま、折角ならそんなウチを使ってや!このスマホにはメッセージアプリがあるからな!」

そう言うと自動で画面が切り替わり、メッセージを送れるアプリが開かれる。見て見るとルルやロイド、オペッコなど知っている名前が自動的に登録されていた。

アイナ「こっからメッセージが送れるで!じゃあ早速ルルにメッセージ送るか?スワイプとかできる?喋ってくれたらウチが勝手にメッセージ入力するけど?」

優護「ぇ、えーと……」

とりあえず自分で触ってみる。文字自体は分かるため、慣れない手つきで指を動かして文字を入力してみる。

優護「…………」

アイナ「うんうん、その辺はなんとなーくでも出来るもんやなぁ」


ルルに送る文面は……:安価直下
1 無難な感じで
2 メッセージ内容自由(自由安価)
237 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/23(金) 23:23:32.72 ID:jGIEBT+L0
1
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/23(金) 23:49:20.34 ID:Coo6p9KP0
優護「…………あ、アイナさん。じゃあこれで……」

アイナ「ん、りょうかーい!ふむふむ……なあちょっと無難すぎへん?もう少しジョークとか織り交ぜてルルを爆笑させてなぁ……」

優護「だ、だめ、かな……?」

アイナ「別にダメってわけちゃうけど……ま、いきなりユーゴからそんなメッセージが来たらルルが驚いちゃうか。ほな、誤字脱字修正したから、これで送っちゃうで〜」

そしてアイナはそのメッセージをルルに対して送信する。数分後、ルルからメッセージが返ってくる。

ルル『あ、早速スマホ使いこなしてますね!ルルです!』

ルル『サポートAIはきっとユーゴさんの力になりますので、仲良くしてあげてくださいね!』

そして、最後に可愛らしいクマのゆるキャラがピースしているスタンプが送られてきた。

アイナ「うわー嬉しい!まあ、ウチくらいの性能があればどう使ってもユーゴの力にはなるんやけど?こうも言われると照れてまうなぁ」

優護「え、えっと……返信、返信」

――こうして、優護はスマホと超高性能サポートAI"アイナ"を手に入れた。

知り合いとの連絡に、調べごとに。とにかく優護の生活をサポートしてくれるはずだ……。

239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/05/24(土) 00:01:08.62 ID:hXjWneZJ0
■新キャラ安価です。改めて言いますが、全キャラ採用するつもりはありませんのでご了承下さい。


次に出会うキャラは――:安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ココナッツミルク
3 ばんそうこう
4 アイドル?
5 思春期
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:03:00.53 ID:BGqx/uoAo
4
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:04:42.02 ID:EwDmrAw8o
1
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:04:54.27 ID:atLuwiyd0
4
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:05:04.13 ID:IB6whrFbO
2
244 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 00:14:00.85 ID:hXjWneZJ0
■アイドルです。

■それでは今日はこれで終わりにします。お疲れさまでしたー。

■安価一覧にあるキャラでも確定登場じゃないので、ある程度揃ったら自由イベントに移りたいと思います。
特定のキャラが登場したら、連鎖的に登場が確定するキャラとかもいるので。
245 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:14:54.18 ID:0Qm6Q8Wyo
246 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 00:21:18.63 ID:hXjWneZJ0
■女性と初めて会うときに一目惚れ判定とかしたら面白いなぁとか考えていましたが、容姿が99だと凄いことになりそうなので止めておきます。
モブとか惚れっぽそうな子だけに留めておきましょう。
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 00:27:34.82 ID:nvc+kDdro
土日祝でも基本夜かな?
248 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 00:48:57.26 ID:hXjWneZJ0
>>247
土日祝でも基本夜になりますが、出来そうなら突発でお昼に更新したりするかもしれません。
暫くはお昼やりません。
249 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 01:10:54.56 ID:nUWMS+PQo
あからさまなガチ恋とまではいかなくてもちょっと良いかもとか味見(意味深)してみたいくらいは思われるかもしれない
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 11:39:51.72 ID:r59d1oTT0
この容姿だと芸能人といても何かの番組の共演者かな?とか思われそう
251 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 21:25:39.38 ID:hXjWneZJ0
■やりまーす。


優護「…………」

優護は仕事が特にない時は外に出るようにしている。ずっと部屋に籠っているとネガティブ思考になってしまい良いことがないからだ。

アイナ「今日はずっと晴れみたいだし散歩にはうってつけやね。平日のこの時間に散歩ってのも不審者みたいやけど」

優護「ぇ。ぅ、や、止めておこうかな……」

アイナ「まーまー!そんなん言わせておけばええねん!」

……アイナが言い出したんじゃないか、とは思うが口にはせず。優護は街を歩いていると……。

男「――ねえねえ一緒にお茶しようよ!今暇でしょ?」

「ぁ、えーと。ちょっと私やることあるんだけどー……」

男「用事があるなら付き合うって!だからさ、今日は俺とさ……」

誰かが男性にナンパされている。ナンパされている女性の方はサングラスと帽子を被っていて、日焼けを気にしていそうな格好をしていた。

アイナ「うわぁ、今時あんな男もいるんやなぁ……ユーゴはああいうのマネしちゃあかんで?」

優護「し、しないよ……」

アイナ「色んな女性が勘違いしてまうから」

優護「……?」

「――――!」

その瞬間。ナンパされていた女性が一気にこっちに向かってきて、いきなり腕を組み始める。

優護「えっ!?ぇ、あの、ちょっと――」

「ご、ごめんなさーい!用事ってこの人となの!だからごめんねー!」

252 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 21:32:49.17 ID:OZuNEEapo
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

ナンパされてる女性を眺めていたと思ったらいつのまにかナンパされていた…

な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…

催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ…
253 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 21:36:19.13 ID:hXjWneZJ0
「あはは、ごめんねお兄さん。あの人ずーっと話しかけてきてたからしつこくてさ、とっさにお兄さん使っちゃって」

ちょっとなら全然大歓迎なんだけど、ずーっとはちょっとね。事務所の人にも怒られちゃうし。と、彼女はメロンソーダを飲みながら笑った。

優護「…………そ、そう。です、か」

「お兄さんもしかして緊張してる?確かにここ雰囲気あるからねー」

その女性に腕を引かれてやってきたのは喫茶店だった。古き良き雰囲気のあるクラシカルな喫茶店、そこには優護と女性。そして数人のお客さんしかいなかった。

「あ、私が迷惑かけちゃったからじゃんじゃん飲んで食べていいよ!なんと私、お金持ってるから」

優護「そ、そんな大丈夫です……」

「そう?お兄さん奢ってもらえるときは奢ってもらった方が良いよ〜?あ、じゃあショートケーキとチーズケーキ頼んじゃうから、それお互いに食べ比べしよう!そうしよそうしよ!」

優護「え?ぁ、ちょっと……」

アイナ「……なあ、ユーゴ。もしかしてそこの女の人……」

「あ!もしかしてそれサポートAI!?うわ、そんな流暢に喋ってるのすごーい!こんにちはー!」

アイナ「おっ!なんや分かってるやん!ウチはマスターに作ってもらった超高性能のやなぁ……」

なんだか盛り上がり始めてしまった。

アイナ「じゃなくて!なあユーゴ、この人ってもしかして」

「そうだ自己紹介!自己紹介してなかったね!」

そう言って、彼女はサングラスと帽子を外してにっこりと笑う。太陽のように眩しい笑顔に、思わず目が眩む。

ルッチー「お兄さんにAIさん初めまして!私、ルッチーって言います!よろしくね!」

254 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 21:46:32.95 ID:hXjWneZJ0
アイナ「うわ、ほんもんや。なあユーゴ、この人めっちゃ有名なアイドルやで」

優護「ぇ?アイドル……?」

ルッチー「そうです!私、アイドルやってます!えへへ」

……アイナが表示した画面を見る。そこには目の前に居る女性の情報がずらりと並んでいた。

彼女が歌った曲や発売したCD。彼女が出演したテレビ番組にドラマ、アニメのCVなどとにかく色々な作品がこれでもかと。

優護にはあまりピンとこなかったが、それでも凄い人だということは分かる。

ルッチー「あ、ケーキきた!はいじゃあお兄さんどっちが良い?」

優護「……じゃ、じゃあ……チーズの方を」

ルッチー「オッケー!じゃあ私はショートケーキ貰っちゃお!ここはケーキが絶品なんだよねー」

ルッチー「……あ、ところでお兄さん名前は?ずっとお兄さんじゃダメだよね」

優護「…………あ、有友優護と、言います。それでこっちは」

アイナ「最高のAI!アイナちゃんやで〜!よろしゅうなルッチー!」

ルッチー「ユーゴさんにアイナちゃん!うんうん、よろしくぅ!」

――なんだかとてもハイテンションだ。天真爛漫、と言った方が良いのかもしれない。


軽いイベント:安価直下
1 ケーキ食べ比べ
2 アイドルってどんなことを
3 自由イベント(自由安価)

255 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 21:48:40.48 ID:qlD65xeLo
1
256 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 22:16:50.40 ID:hXjWneZJ0
優護「……」

ルッチー「んーおいしー!」

目の前でとても美味しそうにショートケーキを食べるルッチー。優護の目の前にあるチーズケーキを本当に食べて良いものかどうかで考える。

勝手に食べるのは失礼ではないか、それとも食べない方が失礼なのか。考えに考えた結果、優護はそのチーズケーキを頬張って……。

優護「――――!!!」

ルッチー「ね、ね?美味しいでしょ!」

これは美味しい!前に食べたパンケーキも絶品だったが、このチーズケーキも絶品だ!この科学国家には美味しい食べ物で溢れている!

ルッチー「んー……ねえねえ!それじゃあ食べ比べしよ!はい、私のショートケーキ!」

優護「ぇ」

にこにこと可愛らしい笑みを浮かべながら、ルッチーがフォークにケーキを差して優護に向ける。食べて良いということなんだろうが、どうみてもあーんをする姿勢である。

ルッチー「あーん!」


あーん:コンマ判定

コンマ一桁6以上であーん。
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 22:19:48.68 ID:9jy2AidYo
258 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 22:32:26.77 ID:hXjWneZJ0
優護「い、いただきます……んっ」

――ショートケーキも美味しい!頬っぺたが落ちてしまいそうだ!

ルッチー「えへへ……じゃあ、ユーゴさんのチーズケーキも!」

優護「ぁ、は、はい。どうぞ……」

優護はチーズケーキの皿をすっと差し出す。

ルッチー「そうじゃないですよ!ほらほら、あーんって!」

優護「…………こ、こう、ですか?」

ルッチー「ひゃくてーん!ん……ん〜!おいしー!」

こうして、二人は喫茶店で仲良くケーキを食べ続けた。
259 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 22:40:49.65 ID:hXjWneZJ0
ルッチー「――はいじゃあこれが私の番号と連絡先です!また一緒にスイーツ食べに行きましょうね!」

私、お仕事があるので中々休みにはならないんですけど!連絡してくれたら!と、ルッチーは胸を張って言う。

優護「あ、ありがとう、ございます……」

ルッチー「それでは!ユーゴさんアイナちゃん!また今度!」

アイナ「……」

優護「……どうしたの?」

アイナ「なあなあユーゴ。それそれ、その連絡先の紙」

アイナに指摘されて連絡先の書かれた紙を見る。特に問題はなさそうだが……。

優護「…………事務所?」

アイナ「……なあ、もしかしてナンパとかスカウトとかそういうのちゃう?」

優護「え」


■ルッチーの電話番号を手に入れました。イベントで出会えるようになります。
ルッチーが所属する芸能事務所の名刺を手に入れました。
260 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 22:49:44.65 ID:hXjWneZJ0
次キャラ:安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ココナッツミルク
3 ばんそうこう
4 思春期
261 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 22:50:10.27 ID:aONl2HFwo
4
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 22:52:00.73 ID:MpN/35Cdo
2
263 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 22:52:30.25 ID:MT2dYjtG0
1
264 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 22:59:21.62 ID:hXjWneZJ0
■ちょっと離席。今日は長めにやります。

■名刺を使って優護アイドルデビューの可能性ありますあります。
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/24(土) 23:02:42.65 ID:MT2dYjtGo
悪い大人達に枕営業に使われそう…
266 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/24(土) 23:58:29.70 ID:hXjWneZJ0
■R-18スレだったら色々と展開がありそうですけど健全展開で行きます。これでもう少し精神強かったらそういうのもなかったんでしょうけど。
再開していきます。


優護「――あっ!」

「っ!」

曲がり角を曲がった瞬間、ユーゴは誰かとぶつかってしまう。ユーゴはよろけるだけで済んだが、相手はしりもちをついてしまった。

アイナ「あーもうぼんやりしてるから!ちゃんとせえユーゴ!」

優護「っ!ご、ごめんなさい!だ、大丈夫、ですか?」

「…………ぁ」

尻もちをついてしまった相手に手を差し伸べる。髪を短く揃えた少女、見た目的にはルルと同年代くらいだろうか。

……彼女は優護を見て、ぽかーんとしてしまっている。

「……ココナッツミルク」

優護「ぇ……?あ……」

気が付くと優護の服にべっちょりと白い飲み物が掛かってしまっている。そして道路の床にもそれが浸み込んでいき、空の容器がそこに転がっている。

……彼女が買ったココナッツミルクを全部優護が零してしまったのだろう。

優護「ご、ごめん!そ、その、えっと……」

「……ココナッツミルクが……」

優護「ひっ……ぁ、ご、ごめんっ、なさい……!」

アイナ「ええからはよ買ってこい!!!売ってるお店はピックアップしといたから!」


267 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 00:14:57.09 ID:bg1SUaVp0
「…………」

公園のベンチに腰掛けた少女がちゅーちゅーとココナッツミルクを飲んでいる。その様子にとりあえず優護はホっとしている。

アイナ「ほんま気を付けや!女の子の飲み物奪うとか最低の事やで!」

優護「うぅ……ぐすっ。ごべんなざい……」

「…………別にいい」

それだけ言って、彼女はまた飲み始める。とても言葉数が少ない女の子だった。

優護「……」

「……」

ココナッツミルクを弁償して、じゃあさようならとその場を立ち去れる男ではなかった。少女の隣に座り、どうしたものかと脳みそをフル回転させる。

優護「…………あ、あの。お名前、は……?」

シエラ「……シエラ」

優護「し、シエラさん、ですか。じ、自分は有友優護って言います……」

アイナ「なんやその自己紹介……あ!ウチはアイナちゃんやでー!」

シエラ「……」

優護「……」

寡黙な少女とコミュ障な男。ココナッツミルクを吸う音と、近くで子供たちが遊んでいる笑い声だけが聞こえてくる。
268 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 00:19:47.66 ID:bg1SUaVp0
この沈黙空間に話題かイベントを:安価直下

1 ……い、良い天気ですね。
2 ココナッツミルク好きなんですか?
3 自由会話(自由安価)
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 00:21:26.72 ID:1Vf/zsVVO
2
270 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 00:46:05.49 ID:bg1SUaVp0
優護「……好きなんですか?ココナッツミルク」

シエラ「…………好き。ほんのり甘いから」

優護「そ、そうなんですか。実は、えっと、自分も甘いものは好きだったり……」

シエラ「あげない」

優護「……」

――別に欲しかったわけじゃないのになぁ。と、なんだか泣きたくなる。

シエラ「…………私も、甘いのは好き」

優護「えっ。あ、そ、そうなんですか?じゃあ、ケーキとか……」

シエラ「好き」

優護「あ、じゃあ……前に知った美味しいお店を教えますね。その、ココナッツミルクだけじゃ申し訳ないので……」

そして、優護はパンケーキを食べたお店とあの喫茶店の事をシエラに教える。話をしている途中、心なしかシエラの眼が輝いていたようにも見える。

シエラ「……ココナッツミルク、ある?」

優護「え、ココナッツミルク……は。えっと……あ、アイナ……!」

シエラ「喫茶店の方にはないけど、多分パンケーキのお店にはあるで!ほら、ユーゴが行ってたってパンケーキのお店、ここやろ?」

優護「……!そこ、そこです!えっと、ありますよ!」

シエラ「……!」

……そこから少しずつ会話が少なくなっていったが、シエラはなんとなく嬉しそうだった。
271 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 00:59:48.14 ID:bg1SUaVp0
シエラ「……」

ココナッツミルクを飲み終えたシエラは立ち上がり。近くのごみ箱に空の容器を捨てる。

シエラ「…………ばいばい」

優護「ぁ、も、もう行っちゃうんですか?」

シエラ「……うん。美味しかった、また、どこかで」

そう言い残して、シエラはふらふらとどこかに行ってしまった……。

優護「……」

アイナ「……追いかけていったりしたら駄目やからな?」

優護「えっ!?」

アイナ「なんか変なことしそうな目やったから、あかんで?事案や事案!!!」

――何か守護らなくてはいけない気持ちになっていたが。それをアイナに止められる。

シエラ。不思議な少女だったがまたどこかで出会えるだろうか……。
272 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:01:13.64 ID:t2FvwkY2o
ニュータイプとか超直感的な
273 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 01:09:37.99 ID:bg1SUaVp0
シエラ「…………」

「おお!戻ってきましたかシエラ!キミがいないとこっちはどうにもできないのでね!さ、さ!早く早く!」

シエラ「……うるさい、ピタコ」

ピタコ「おおっと失敬失敬!僕のこのテンションもどうにかしないといけないとは思うのですが如何せん――」

シエラ「…………」

――シエラがそのコックピットに搭乗する。特注のパイロットスーツを身に纏い、両腕と両足をその穴に入れると、パイロットスーツの挿入口のような場所にケーブルのようなものが刺さっていく。

シエラ「……ふぅ」

ピタコ「ふむ、身体や脳に影響なし!何か美味しいものでも食べましたか?」

シエラ「……うん」

ピタコ「それは素晴らしい!ではでは、早速テストを開始しましょう!いつも言っておりますが、異変があれば――」

シエラ「分かってる、それじゃ――往くよ」

――――そしてその機体は。目にもとまらぬ速さで、空を駆けた。

274 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 01:26:58.03 ID:bg1SUaVp0
■こんなことやってますが、機体は募集すると思います。ラスボス性能になるのかそれとも。

■次の新キャラ(一旦最後):安価下3までで一番コンマが大きいもの
1 エースパイロット
2 ばんそうこう
3 思春期
275 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:28:05.49 ID:FpN0PTZ3o
1
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:29:37.22 ID:+cIVAf130
3
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:29:39.49 ID:M+dbA/sF0
2
278 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:30:07.66 ID:JO2nF71kO
3
279 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:30:07.54 ID:7oWoAtnK0
1
280 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 01:31:47.34 ID:bg1SUaVp0
■同コンマなのでその二つで最終安価します。

次の新キャラは:安価直下
1 エースパイロット
2 ばんそうこう
281 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:32:07.19 ID:hLaTR4xzo
1
282 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 01:42:29.38 ID:bg1SUaVp0
■エースパイロットちゃん。

■それでは今日はこれで、お疲れ様でしたー。
パイロットキャラが続々と。しかも女の子沢山。これは別の陣営に入る可能性もありますね。
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:46:37.79 ID:AD/0YyTv0

知らない人にホイホイついていきそうだから優護君下手すると誘拐されちゃう
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 01:49:29.89 ID:rUkrH+vHo

R-18じゃないということはどんなに貞操の危機を迎えても絶対大丈夫ということだから逆に何回危険な目にあっても良いんだ
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 02:13:55.53 ID:1Vf/zsVVO
286 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 10:14:51.68 ID:u1ns6ffDO

徐々にメインヒロイン(?)の立場を失いつつあるルルに悲しき現在
287 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 19:53:36.70 ID:tBak6LyF0
容姿と同じくらい高い戦闘系の取り柄があれば少しは頼りがいが出てくるんだけどな
288 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 22:12:11.56 ID:bg1SUaVp0
■肉体69あるんである程度の戦闘系スキルみたいなのは取れるんですけどね、守護するための肉体。
始めていきます。ちょっとだけ。



優護「うわぁ、なんかすごい場所……」

アイナ「ここは科学国家の軍事基地やね、軍が所属する兵器やロボット、ウイルスなんかがここにはわんさかある場所やな。おーこわ!」

ただひたすら無心で散歩をしていると、山奥にある仰々しい建物の前まで来てしまった。巨大な門の向こうに何があるのかは分からないが、何やら大きな掛け声のようなものが聞こえてくる。

優護「……」

アイナ「訓練とかしてるんちゃう?あーもう、こんなところにおったらウチにウイルスとか入ってきてまうかも!ほらほら、ユーゴもこんなところにおったら怪しまれて――」

「アンタ!そこで何をしているの!」

アイナ「あーもう言わんこっちゃない!」

――背後から大きな声で呼び止められ、反射的に振り返る。そこにはとても小さな背丈をした女性が居て、優護を力強く睨んでいた。

優護「ぇ、ぁ、そ、その……」

「……怪しいわね。他の国家のスパイ……?ちょっとアンタ名前は!職業は何をしている!」

その見た目からは想像できないほどの圧に優護は何も言えない。体が震え、心臓の鼓動が激しくなり、もう数秒で涙が零れそうだ。

いや、零れた。ぼろぼろと。

アイナ「わー!わー!お姉さんちょっと待ち!このお兄さんぜんっぜん怪しいものじゃないんです!はいこれ!」

「サポートAI……?なに、第62ファクトリーのアルバイト?アリトモ・ユーゴ……ふむ」

スマホの画面に優護の個人情報を表示させて相手に提示する。それを彼女は真剣に見ている。

アイナ「そうなんですよ!この人ぜーんぜん怪しくありませんから!なんならマスター……ちゃう、ロイドさんに確認取ってもらっても!ええ!」

「……なるほどね、ではアタシに付いてきてもらおうかしら。別に悪いようにはしないわよ……何もなければね」

優護「っ!??!?!?」

アイナ「あー……事前に止めておくんやったぁ……ユーゴごめんなぁ」

289 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 22:12:49.07 ID:bg1SUaVp0

「…………ええ、分かったわ。それじゃあ仕事に戻って」

窓がない事務室のような場所に案内され数分。彼女は誰かと電話をした後、部屋を訪ねてきた軍人と会話をして優護の向かいの席に座った。

「情報に問題はなし、ファクトリー長であるロイド・マクスマンからも確認が取れた……けど」

「……アンタ、この国に来る前は何をして?」

優護「ぇ……ぅ、その……た、旅?みたいな……」

「……はぁ、別の国家の情報となると流石にね。まあいいわ、アンタみたいなビビりが変なことできるとは思わないし」

そう言って、彼女は長い黒髪ツインテールの毛先を指で弄り始める。

クーナ「一応自己紹介しておくわ。アタシはクーナ・シュタージ、科学国家群に所属する軍人よ。ま、そこは分かってると思うけど」

優護「……あ、有友優護って言います……」

クーナ「いや知ってるわよ。さっき見せてもらったし」

何とも言えない空気のまま数分。もう帰っていいのだろうかと優護は頭の中で一杯だったが、そんなことを言い出せるほどの勇気はなかった。

クーナ「…………」

優護「……うぅ」

しかもなんだかこっちの顔をまじまじと見られているような気もする。怖くて優護は泣きそうだった。


イベント:安価直下
1 ……ぐ、軍人さんってどんなことを……?
2 ぐすっ……な、なにか顔についてますか……
3 自由イベント(自由安価)

290 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 22:14:08.94 ID:a2uvTNPv0
2
291 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 22:38:48.71 ID:bg1SUaVp0
優護「ぐすっ……な、何か顔についていますか……?」

クーナ「え?ぁ、いや……ふんっ、別に何もついてないわよ!自意識過剰なんじゃないの?」

優護「そ、そうですよね!ご、ごめんなさい……」

自分の自意識過剰だったようだと、優護の気持ちがまた落ち込んでしまう。今日はファクトリーに帰ったらそのまま眠ろうと誓う。

クーナ「……」

優護「……ぐすん」

クーナ「な、なんで泣いてるのよ。男のくせに情けないわね……はぁ、もっと軍の男を見習って体とか鍛えれば?体を鍛えればそんなひ弱なメンタルも鍛えられるんじゃない?」

優護「そ、そうなんですかね……?」

幸いにも体を動かすことは好きな優護。昨日もオペッコさんと一緒にジムで運動をしたばかりだった。

……精神を鍛えるためにも、トレーニング量をもう少し増やそうかと考える優護。

クーナ「……体つきはしっかりしてそうよね」


イベント:コンマ直下

コンマ50以上でちょっと見せて見なさいよ。
コンマ90以上で……。

292 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 22:39:17.46 ID:qQNldUjho
お)
293 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 22:40:26.07 ID:0+KVwUfVo
中々難易度高いな
294 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 22:57:43.53 ID:bg1SUaVp0
クーナ「ま、アタシには関係ないけど」

優護「…………」

クーナ「……」

……やっぱりチラチラ見られている気がする。しかし、クーナが自意識過剰だと言っていたのだからこれは自意識過剰なのだろう。

もしかしたら幽霊とかそういうのに見られているのかもしれない。そう思うとまた怖くて震えてしまう。優護はビビりでメンタルが弱すぎる男だった。

クーナ「な、なによ。やめてよアタシがアンタを虐めてるみたいじゃない……はあ、もういいわ。連れてきて悪かったわね」

クーナ「はぁ、情けないわね。ほら、門まで送っていくわよ」

優護「あ、ありがとう、ございます……すみませんでした……」

こうして、優護はクーナと共に基地の入り口まで案内してもらい。もう来ないでよね、と注意されてしまった。


――彼女も軍人だ、それ相応の訓練は受けているのだろう。もしかしたら彼女に教えを請えば色々と付き合ってくれるかもしれない。

しかし、そう何度も彼女と出会える保証がない。軍の基地にまで行く危険はもう冒したくない、もしオフの彼女とたまたま出会えたら……。もしかしたら、色々と手伝ってくれるかもしれない。

295 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 23:05:25.62 ID:bg1SUaVp0
クーナ「…………アイツ、結構鍛えてそうよね」

クーナ「二の腕とか結構がっしりしてたし、上半身も下半身もバランスよく鍛えられてそうだったし……筋トレが趣味なのかしら」

クーナ「……あと顔も……」

モブ軍人「クーナさん!ジーク指令がお呼びです!」

クーナ「ひゃぁあ!?の、ノックくらいしなさいよ!!!」

モブ軍人「へっ?ぁ、も、申し訳ございません!」

クーナ「はぁ……了解したわ。ありがとうね」

クーナ「……第62ファクトリーだったかしら。そうね、もしかしたら怪しい男かもしれないし……ええ……」

296 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/25(日) 23:17:21.49 ID:bg1SUaVp0
ロイド「『ユーゴくん、なんだかキミ軍のお世話になったんだって?』」

優護「ぁ、は、はい……」

ロイド「『この前いきなり電話がかかってきたときは焦ったよ……別に構わないけど、あまり心配はさせないでおくれよ?』」

優護「き、気を付けます……」


■イベント安価を始めます。
目標達成、キャラ交流、ステータスアップ、それ以外でも。

イベント安価: 0:30まで募集。

【目標】
「ロボットの操縦方法を覚える」
「優護がパイロットとしてトーナメントに出場する」or「第62ファクトリー関係者に聖杯の事を伝える」
「色々なことを知る」

【出会ったキャラ】
ルル・ノートン
シエラ
クーナ・シュタージュ

オペッコ・ペッコ
ロイド・マクスマン
ルッチー
アイナ
297 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 23:19:11.49 ID:NKI/Ad1Co
オペッコさん考案
どうせ机に向かってじっと勉強してても疲れるなら
身体を動かしながら勉強した方が効率は良い
298 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/05/25(日) 23:24:41.95 ID:4WhADzwYo
こっちのこと考えて気を遣ってくれる心遣いは嬉しいけどお互いよく知らないまま気を遣いあってもすれ違うだけだからまずはお互いもう少し遠慮をなくそうと言ってくれる女性がいた
その女性はお互いのことをもっとよく知るためにベッドの上で!とか言い出したら別の女性に殴られた

とりあえず対人スキルは前よりマシになる
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名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
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