【安価コンマ】好きと嫌いと異世界と

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334 : ◆gnMVpaH84at6 [saga]:2025/05/27(火) 01:12:23.85 ID:zABlMBd20

優護「……あの、このファクトリーって他にパイロットいないんですか?」

ルル「!!!」

優護「え」

ルル「実は……居ないんですよ!ユーゴさん!」

なんだか悔しそうな、辛そうな表情をしながらルルは語る。

ルル「一応私以外にも操縦できる人はいるんですけど、スタッフとしての仕事などがあるのでパイロットとして働いてもらうのは難しくて……パイロット、という立ち位置だと私以外、いないんです……」

ルル「……しょうがないとは思います、ここは小さなファクトリーですから。他のファクトリーには、それこそ軍のファクトリーでは何十人もパイロットがいるらしいですが……」

今までとても苦労したのだろうか、そんな言葉がぽろぽろと溢れ出してくる。

ルル「ですから私が色々と――あ、そ、そうです!ユーゴさんちょっと待っていてくださいね!」

そう言って、ルルは駆け足でどこかへ飛んでいく。そして戻ってくると一冊のノートを持ってきた。

ルル「どうして忘れていたんでしょう……ユーゴさん、最近スタッフの方とスクトゥム・試作1号機に乗ってたりしますよね?」

優護「え、ええっと……?」

ルル「色んな教本やロボットバトルの映像を研究したりして、特に重要そうなポイントをまとめたノートになります。もし次パイロットになってくれそうな人が現れた時は渡そうと思ってたんです……!」

ノートを捲ってみるとそこにはロボット操縦に関しての技術がこれでもかとまとめられていた。しかも、とても分かりやすい。このノートへの思いが伝わってくるようだ。

ルル「使ってください!ユーゴさん……!もし分からないところがあれば、全力でお答えします!」

優護「あ、ありがとうございます……」



■戦闘能力「ロボット戦術(攻)」を手に入れました。

ロボット戦術(攻):ロボット操縦時に敵に与えるダメージを+10する。

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