レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界)

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168 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/11(水) 21:52:49.24 ID:52wiFdEbO
レッド「………………………………………………………」

レッド(じゃあ、それで)

グリーン「おいお前ちゃんと言え! ったく、まあお前には俺がいるからぐええ」

レッド(うざいなあ)

グリーン「……まあ、それだ。行こうぜ、オッサンたち」

キョウヘイ「わかったんだからね!」

レッド(楽しんでない?)

トウヤ「……」ニコニコ

カルネ「こんな小さい子たちの言う事を聞くなんて〜〜!」😢

ハンサム【恐らくだが、小さいのに頼りになると言いたいのだろう。ハンサム読心術!】

レッド(あれ感動の涙なんだ……)
169 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 00:12:39.21 ID:rVZmpsQKO
レッド(プリズムタワーの奥、どうなってたっけ……とりあえず、エレベーターに乗ってみよう)

〜エレベーター〜

レッド(えっと、上の階に……)

レッド(……あれ?)

レッド「みんな どこ……?」



グリーン「おい! レッドがいねえぞ!?」

キョウヘイ「今エレベーターに一緒に入ったと思ってたんだからね!」

ハンサム「……」

カルネ「そんな! 団体行動出来ない子だったなんて……」😫

トウヤ(カルネさん、顔見てたらわりとわかるなぁ……)

グリーン「くそ、どこ行きやがったあいつ! 目を離したらすぐ消えやがる、心配させやがって!」

キョウヘイ「本人が目の前にいないならあんまり苦しまないの、ウケるっすねんだからね」

グリーン「雑すぎだろ!!!!!」
170 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 00:23:33.78 ID:rVZmpsQKO
レッド(エレベーターにひとりになっちゃった)

レッド(あ、このエレベーター……モニターがあるタイプだ)

レッド(今何階とか教えてくれるんだよね……)

モニター『』ザザッ

モニター『レッドさん、聞いてました?』

レッド「! ……?」

モニター『……うん。聞いてた……』

モニター『なら賛成してくれるっすよね! 俺の作戦。所謂世界征服っすよ!』

モニター『……うん……』

モニター『世間どころか、"みんな"驚くっすよ! だーれも、ここに俺たちがいるなんて思ってないんすから』

モニター『……』

レッド(これ、向こうの……僕と、キョウヘイの会話かな)

モニター『そしたら……俺はレッドさんにトップやってほしいんすよ。やっぱ頂点はレッドさんていうか〜』

モニター『キョウヘイの方が、向いてそうだし……』

モニター『えー!? それはそうっすけど〜……』
171 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 00:30:07.53 ID:rVZmpsQKO
レッド(……向こうの僕は、あんまり乗り気じゃないのかな?)

モニター『そしたら、アレでいいっすよ。レッドさんはここにいるだけでいいっすから』

モニター『そうなの……?』

モニター『世界征服の準備も、過程も、その後の支配も、全部俺がやるっすよ!』

モニター『……』

モニター『面倒なところは全部俺がやるんで! だから、レッドさんは一番上で、いつもみたいに立っててくれればいいっす』

モニター『もち、なんかやりたい事とかあれば言ってくれればいいんで! 頂点はレッドさんなんすからね』

モニター『それなら……いいよ……』

レッド(いいんかーい)

レッド(……っていうか、なんでキョウヘイはそうしたんだろう。一人でやった方が、きっと楽なのに)

レッド(そもそもこの映像は、なんで……)

ポリゴンZ「!」ニュ

レッド「わ」

ポリゴンZ「縺薙?隧ア隕壹∴縺ヲ繧具シ」

レッド「え、え……?」
172 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 00:33:12.46 ID:rVZmpsQKO
ポリゴンZ「諛舌°縺励>縺ァ縺励g」

レッド(モニターの中から出てきて、何か言おうとしてる……?)

レッド「えっと……こっち、来られる……?」

ポリゴンZ「繧ュ繝ァ繧ヲ繝倥う縲?鬆大シオ縺」縺ヲ繧九h」

レッド「……」

レッド(駄目だ、何を考えているのかわからない……)

ポリゴンZ「……」「縺セ縺滄♀縺シ縺??」シュンッ

レッド(あ 行っちゃった……)

エレベーター「」チーン

レッド(……ついたみたい。外、出てみよう)
173 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 01:09:14.67 ID:rVZmpsQKO
〜プリズムタワー中部〜

レッド(あれ)

グリーン「レッド! お前どこ行ってたんだよ……!」

キョウヘイ「エレベーター出たら合流出来ちゃったんだからね! し……心配なんてしてないんだから!」

レッド(楽しんでない?)

カルネ「本当にそう! 周りに心配かけて……よくないわ!」😫

ハンサム【合流出来て何よりだ。何かあったか?】

レッド(……見たものはあったけど、カルムには関係なさそうだったかな)

グリーン「関係あるものはなさそうだったってよ」

レッド(……緑、何? この ニャースを掴むような首根っこの持ち方は……)

グリーン「お前がすぐどっか行くからだ。こんな場所でくらい何処にも行くんじゃねえ」

レッド(自由が阻害される〜)
174 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 01:24:48.44 ID:rVZmpsQKO
トウヤ「……」キョロ

キョウヘイ「ああ……そうっすね、他のトレーナーを探すんだからね!」

ハンサム【あまり目立たないようにしておこう】

レッド(こっそりね……)


トレーナー1「だからそういうところがイヤだったんだよ! ついてくるなって!」

トレーナー2「こっちこそ昔っからお前に突き合わされてばっかりで……」

トレーナー1「は? ……じゃあいいよ、ここでお別れだな!」

トレーナー2「えっ……こ、こっちこそお前なんて願い下げだ、じゃあな!」


グリーン「シンプルに仲違いしてるな……俺の雑な考察が当たってんのか?」

レッド(元々、二人とも素直で仲良かったのかなぁ)

ハンサム「……」

カルネ「ただ喧嘩してる。これを見たいだけで深い理由はないんじゃない?」

キョウヘイ「あ、あの二人行っちゃうんすからね び……尾行なんてしないんだから!」
175 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 01:59:38.68 ID:rVZmpsQKO
トレーナー1「じゃあ、俺はこっちで」グシャ


レッド「!」

レッド(上だ。上から落石 いや……隕石? この勢いで、人に当たったら、もう……)


トレーナー2「……え?」

トレーナー2「な、なんで……お お前がいなくなって、清々し、違う!」

トレーナー2「違う、そうじゃない、いいざまだ、違う、違う!」

トレーナー2「ちが」グシャ


キョウヘイ「……、」

トウヤ「……」

カルネ「そんな……」

レッド(上。吹き抜けになってるんだ。一番上まで。ってことは……)

レッド「エーフィ!!」

エーフィ「ふぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」ミョンミョンミョン

隕石「」ピタ
176 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 02:04:54.90 ID:rVZmpsQKO
レッド(来ると思ってた。ありがとう……)ナデ

エーフィ「そら、何度ボッシュートされても主人の危機の為にかけつけるよ!」

エーフィ「僕はエスパーだから心も読めるし、レッドと以心伝心だし♪」

トウヤ「みんな、こっち。上から来るんなら、下に隠れたほうが良いんじゃない?」

トウヤ「エレベーターはまだ動いてる。潰れたくなければ、行こうか」

カルネ「わ、わかってないんだから〜〜〜!」

キョウヘイ(あーー、トウヤさんなんで喋りたがらないか わかったっすね……)

レッド(目覚めた時のトウヤと、なんだか似てる……)

グリーン「オッサン、アンタもだ!」

ハンサム「……」ジッ
177 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 02:10:42.56 ID:rVZmpsQKO
〜エレベーター〜

レッド(……びっくりした)

キョウヘイ「一応電脳世界っすけど……入るときにチラっとマサキも言ってたんすからね」

キョウヘイ「こっちの世界でも何かあったら現実に影響がある、みたいな……わ、忘れてなんかないんだから!」

グリーン「それ疲れねえのか?」

キョウヘイ「疲れるっすけどこれが一番伝わりやすいんだから! 勘違いしないでよね!」

カルネ「……」

ハンサム「、……」スッ

カルネ【あたし、あの子が簡単にひとの未来を奪う子には思えない】【やっぱり、変な事が起きているのね】

カルネ【助けてあげたい】

ハンサム「……」コク
178 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 02:22:58.91 ID:rVZmpsQKO

〜プリズムタワー 一階〜

レッド「……?」

グリーン「あれは……」


トレーナー1「この建物は……?」

トレーナー2「上に登れば辺りを見回せるだろう。そうしたら出口がわかるかも……そんな事もわからないのか?」

トレーナー1「なんだよそれ! ……わかったよ、行けばいいんだろ行けば。お前はずっと偉そうだよな」

トレーナー2「いや、今のは…… …」「さっさと行こう」


レッド(さっきのひと達……?)

キョウヘイ「え? リスポーン機能とかありってことなんすかね? とか思ってないんだからね」

レッド(あっズル覚えた)

ハンサム【恐らくだが、ゼルネアスだろう】
179 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 02:40:26.66 ID:rVZmpsQKO
ハンサム【ゼルネアスは生命と再生を司るポケモンだと以前彼が言っていた】

ハンサム【ここは電脳世界だそうだから、それをデータにも影響させているのか】

レッド(それって、助けてあげてる……ってこと?)

グリーン「そんな簡単な話じゃねえだろ。アイツら、記憶は残ってないようだった」

トウヤ「そうだね。きっと壊しては直し、壊しては直し、を繰り返してるんじゃないかな」

トウヤ「子供みたいだね。彼らはあの子にとってお人形みたいなものなのかな」

レッド「?」

カルネ「どうにもならないわ、そんなの。そうしたいならそうさせていればいいの」

カルネ「それがきっと、あの子のためだから」

グリーン「……俺はアンタとそう話したことないけどよ、アンタ、わかりやすい人だな」

キョウヘイ「撮影してない時のカルネっちは、めちゃまっすぐな人っすよね〜とか思ってないんだからね!」

キョウヘイ「顔見たら本心なんとなくわかるの、も……いや、そっちは女優さんだからこそっすかね なんだからね」

レッド(略式)
180 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 02:48:01.24 ID:rVZmpsQKO
ハンサム【上から攻撃が来ていたという事は 彼も上にいるんだろう】

グリーン「あのエレベーターはあそこで止まってたけど、奥に階段が見えたな」

キョウヘイ「螺旋階段っすね。上までいくの面倒そうっすけど……なんだからね」

レッド(エーフィで食い止めることはできそうだし、僕がゴリ押しで……)

グリーン「おい」

レッド「……」

グリーン「一人では行かせねえからな」

レッド(……やりにくい……)

ハンサム【真上から攻撃してきているなら、上手く隠れることは出来ないだろうか?】

トウヤ「それか、何人か囮がいてもいいかもしれないよ。子供は往々に視野が狭いものだし」

トウヤ「それに……上についてからの事も考えた方がいいかもしれないね」

グリーン「そうだな、説得でなんとかなるとも思えねえ。し、そもそも俺たちの方の発言にデバフかかってるからな」

キョウヘイ「一番説得に補正入りそうなハンサムさんも喋れないんだから詰みっすよ〜なんだからね」

トウヤ「レッド、どうする?」

レッド「……」

1,レッドゴリ押し作戦  2,隠れながら進む作戦  3,囮作戦

下1(シークレットコンマ判定 60)
181 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/12(木) 02:52:51.86 ID:h8eLRz/W0
3
182 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 11:24:56.13 ID:rVZmpsQKO
レッド「……」

レッド(囮作戦、をするとして……誰が囮になればいいかな)

グリーン「囮作戦にする気かよ? だとしたら、あの落ちてくるアレを何とか出来る実力があるヤツだな」

グリーン「レッドが対処できるのは当たり前だが、他の奴らも十分強いだろうからな」

ハンサム【申し訳ないが、私はポケモンを連れていない。囮は難しいだろう】

キョウヘイ「そうなんすね? 逆に他の人は全員エスパータイプ出せるんで、幅広いんだからね」

レッド(えっと 今、六人いるし……さっきの人たちを見るに、二人と四人に分かれた方がいいのかな)

グリーン「ま、半々に分かれてもいいと思うけどな。二人と四人でもいいか」

レッド(僕は話するの得意じゃないし、囮の方が向いてるかなあ)

グリーン「お前ならどっちのチームでも上手くやるだろうな。俺はお前を信じてぐえええ」

レッド(あほ)
183 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 11:34:17.69 ID:rVZmpsQKO
レッド(一応言っておくと僕が囮チームにいっても、ちゃんと上で何がおこったかはわかるようにします)

カルネ「あたしはどっちもイヤ! こんな事件に関わるなんて!」

キョウヘイ「カルネっち、元々が素直すぎて言葉が反転しちゃってる人なんすよねぇなんだからね」

トウヤ「警察の人には上に行ってもらうとして……どうしようか、残りの班分け。大人ってあんまりあてにならないからよく考えないとね」

ハンサム「………………」

グリーン「オッサン、言いたい事はわかるぜ。普段良い子な奴にこういう言い方されると刺さるよな」ポン

キョウヘイ「……」

レッド「……」

トウヤ「二人はどうしたい?」

レッド「……えっと……」

下1
184 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2025/06/12(木) 19:26:33.40 ID:8Ddeyqs+O
話するの苦手なレッドと丈夫そうな緑がおとり
185 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/12(木) 19:27:11.37 ID:8Ddeyqs+O
sage忘れちゃったごめん
186 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:06:09.15 ID:uzbUl3A5O
レッド(確かに、僕はその場にいても黙って実況するしかできないもんね。緑も直撃しても一発は耐えられるでしょ)

グリーン「あれくらい耐えられるに決まってるだろ。むしろお前の方が心配だぞ」

レッド(避けるもん)

キョウヘイ「オッケーっす! 主人公経験ある俺にあとは任せてくださいんなんすからね」

レッド「キョウヘイ……」

キョウヘイ「……」👍

カルネ「でしたら、あたしたちは行かなくちゃいけないのね。のんびり行きましょう」ダッ

ハンサム「……!!!!」ダッ

キョウヘイ「カルネっちーーー!! まだ囮動いてないんだからねっ!」ダッ

トウヤ「あはは。二人とも、気を付けてね」

レッド(行っちゃった。よーし、囮するぞ〜)
187 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:18:46.23 ID:uzbUl3A5O
グリーン「……」喋れのジェスチャー

レッド(やっぱり喧嘩とかしてた方が印象いいかな。喋ってみたらどうなるだろう)

レッド「グリーン……」

グリーン「……なんだよ」

レッド「……」

レッド(え? 改めて緑に言いたい事とかなさすぎる……あ! いいことを思いついた)

レッド(ちょっと仲悪そうなことを言えばよくて、多分僕は普段素直なタイプだと思うので えーと)

レッド「別に……僕のこと、気にしないでもいいから……いちいちうざいし……」

レッド「ジムリーダー……っていうのも、忙しいんでしょ……一回やめれば、僕のことなんて忘れるよ……」

レッド「ついてこないで……」

グリーン「……」
188 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:24:11.62 ID:uzbUl3A5O
グリーン「……クソッ!」

レッド「!」

グリーン「そういう仕様だってのはわかってるのにしっかりダメージ喰らうぜ……!!」

レッド(素直だ……)

グリーン「無理なこと言ってんじゃねえよ、俺がお前の事を忘れられるわけないだろ」

グリーン「あの三年間だってお前の事を考えない日は無かった! ジムリーダーの後釜で忙しくもしたが、お前の逃げた先をずっと探してた」

レッド(知ってたけど改めて言われるとちょっときまずい)

グリーン「こういう事言うつもり無かったからすっげえ腹切りてえ〜〜〜〜!!!」

レッド(素直だ…………)

グリーン「……って、お前普段割と馬鹿に素直だよな。ってことは……」

レッド(急に察しを覚えなくていいから!!!)シュッ

グリーン「おいお前に攻撃されるのは違うだろ!!!!!!!」
189 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:31:45.41 ID:uzbUl3A5O
レッド(僕だって日ごろの感謝くらい……、)

レッド「!」バッ

エーフィ「ふぃ!」

グリーン「来たな。行くぞフーディン!」ポーン

フーディン「ふしゃーしゃっ!」

レッド(とりあえずド派手に止めれば、こっちに意識が向くかな)

エーフィ「任せてよ!!!!!!!!!!!!!栄養素を得たばかりの僕は最強〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ミョンミョン

グリーン「はっ、俺たち二人を止められる奴はいねえぞ!」

レッド「……そうかな……」

グリーン「そうなんだよ」

エーフィ「ウオオオオオオオオオオオオオサイコパワー全開!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
190 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:37:00.34 ID:uzbUl3A5O


〜螺旋階段〜

キョウヘイ(すっげ〜爆発してる……あの二人はしゃいでるっすね〜)

キョウヘイ(ていうか視点を自分の物にすると口に出さなくていいから楽〜 レッドさんの気持ちもわかるっす)

キョウヘイ(別に普段は喋ってもいいすけど、今ちょっと面倒っすからね)

ハンサム「……」

カルネ「あと少し。実際目の前にして、あの子にどう声をかけたら……なんて、考えても意味のないこと」

カルネ「あなた達なら思い浮かぶ?」

キョウヘイ「うーん……まず理由を聞かないとわかんないっすねんだからね」

トウヤ「案外下らないことだったりしてね」

ハンサム【どんな理由だとしても、彼を止める。大人として】

キョウヘイ「か〜ら〜の〜?」

ハンサム【彼の恋人として出来るだけ彼を傷付けないよう止める!】

カルネ「やっぱりね!?!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

キョウヘイ「貫通してる貫通してる貫通してるんすよ感情が なんだからね」
191 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:46:45.69 ID:uzbUl3A5O
キョウヘイ「まあ、そこは任せるっすよ。それこそ一番言葉が届く人だと思うんすからね」

キョウヘイ「ただなんつーか、一筋縄ではいかないんじゃないかという予感が なくもないんだからね……」

トウヤ「あはは、その喋り方もちょっと慣れてきて面白いね」

キョウヘイ「ちょっと! イジるにはまだ早いんだから! か……勘違いしないでよねっ!」

ハンサム(使いこなしている……)



〜最上部〜

キョウヘイ「到着なんだからねっ!」

キョウヘイ(なんだかんだこの建物入った事ないっすけど、機械だらけの場所かと思ったら……急に雰囲気変わったっすね)

キョウヘイ(森みたいな、木々に囲まれたような……、)

ショタカルム「……」

キョウヘイ「えーーーーーーーーーーーーーー!?!?! こっちもだとは 全然思ってなかったんだからねーーッ!!!」

ハンサム「!!?!?」
192 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 20:52:03.87 ID:uzbUl3A5O
カルネ「これって……? ?? あの子、カルム? 全然面影もないけど」

キョウヘイ「俺も実際見たことは無いっすけど、多分そうなんだからね! ……体感レッドさんよりは見た目ちっちゃい ……」「!」ハッ

キョウヘイ「そうか! だからだったんすね! 妙だと思ってたんだから!」ビシ

トウヤ「……あれ、僕のこと?」

キョウヘイ「そうっすよ。急に喋るようになったなとは思ってたんすよ……」「なんだからね」

キョウヘイ「二回目にエレベーターに乗ったあの時! 入れ替わってたんじゃないすか!?」「なんだからね!」

トウヤ「あはは」

目覚めトウヤ「……レッドにも何となく違和感を抱かれてたみたいだし。僕はごっこ遊びあんまり得意じゃないみたい」

目覚めトウヤ「そうだよ、普段だったら悩みどころだったんだけど。こうなってたから来ちゃった♡」

目覚めトウヤ「向こうであいつが楽しんでたんだもん。僕だって楽しんでもいいよね」

キョウヘイ「くそーっ! 関係者パスで自由に喋れるのマジでズルいんだからね!」
193 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/12(木) 21:09:13.85 ID:uzbUl3A5O
カルネ「!!?!??!?!!!?」

キョウヘイ「やばい、カルネっちがもうキャパオーバーしてるっす! んだからね!」

キョウヘイ「つか、元々のトウヤさんはどこやったんすか! べ、別に……心配なんてしてないんだから!」

目覚めトウヤ「ここまできてあいつの心配? ……どこやったんだろうね。僕はそうしておいてもらうようお願いしただけだから」

目覚めトウヤ「多分だけど、外に追い出されてるんじゃないかな」

目覚めトウヤ「そうだよね? 小さなお坊ちゃん」

ショタカルム「……」「そうだよ。このお兄さんが言ったから、あのお兄さんとはさようならした」

ショタカルム「ここまで来るなんて、言ってなかったけど」

目覚めトウヤ「うん、あの子たちが思ったよりちゃんと作戦立ててたから。来れちゃったね」

ショタカルム「ボクは来ないでほしいっていったのに。うそつき」
194 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/13(金) 20:40:54.58 ID:U6wKimNvO
目覚めトウヤ「あはは、ごめんね。そう、僕嘘つきなんだ」

ショタカルム「きらい」

目覚めトウヤ「あらら、嫌われちゃった。やっぱり子供は素直な方が可愛いね」

ショタカルム「…………」

キョウヘイ「……そのカルム、多分、中身もちっちゃくなってる……んすよね? なんつーか、普段より」

カルネ「真っすぐね」

ハンサム「カルムクン……」

ショタカルム「……どうせ、おじさんたちもそうなんでしょ」

ショタカルム「素直なこどものほうがかわいいんだ」

ショタカルム「でも、ボクはそれが難しいから……でも、ここなら、素直なかわいい子でしょ」

キョウヘイ「なーるほど……素直なのはここのせいってことなんすね なんだからね」

キョウヘイ(ていうか、カルムがそうなりたいと思ったから、こういう場所になったのか……)
195 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/13(金) 20:54:37.24 ID:U6wKimNvO
カルネ「……、う えーと 外の、……!」ワタ

キョウヘイ(カルネっち……! 子供を前にして変な事を言いたくないから言い淀んでるんすね 俺に任せて……)

キョウヘイ「カルム、ここにいるトレーナーたちが喧嘩してるのも……途中で隕石に潰されたのも」

キョウヘイ「カルムがしたくてしてることなのか、聞かせてほしいっす んだからね」

ショタカルム「……みんな、ボクの気持ちがわかってくれればいいなっておもって」

ショタカルム「それで、その内、喧嘩したら離れ離れになっちゃうでしょ」

ショタカルム「そうしたら、もういっかい最初から。離れちゃったらつまらなくなるから」

目覚めトウヤ「ほら、だから言ったでしょう。お人形さん遊びが好きなんだよね?」

ショタカルム「うん」

目覚めトウヤ「うんうん、かわいいかわいい」

キョウヘイ「この犯罪者ァ〜〜〜ロリコンの方と同じくらい許せないんだからね!」
196 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 20:52:11.57 ID:mzFGZMaQO
目覚めトウヤ「犯罪者だなんて酷いな。僕は何にもしてないよ? まだ」

キョウヘイ「まだって言うな!!!!!!! なんだからね」

ハンサム「……?」【彼は犯人の一派ではないのか?】

キョウヘイ「ん〜、犯人の敵では無いけど味方でもなく かといって俺らの味方でもなく……みたいな人なんだからね」

目覚めトウヤ「僕はかわいい子の味方だよ。ここを作るときのアドバイスとかもあげたもん。ね?」

ショタカルム「うん。レックウザに手伝ってもらうこととかも、一緒に考えてくれた」

ショタカルム「ありがとう、お兄さん」

目覚めトウヤ「どういたしまして。素直な良い子はかわいいね。よしよし」ナデナデ

キョウヘイ「コラーーーーーー!!!!!!!!!」

目覚めトウヤ「良い子を良い子だって褒めて何が悪いの? 世界を捻じ曲げてでもいい子になろうとするなんて」

目覚めトウヤ「あはは、子供らしいよね。かわいいかわいい」

キョウヘイ(なんか含みがあるけどそれ以前にひとまず犯罪なのが一番気になる〜〜!!)
197 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 20:56:30.91 ID:mzFGZMaQO
キョウヘイ「……っていうか……」

キョウヘイ(ここでの問題って、あのカルムが結構目覚めトウヤさんになついてることなんすよね〜)

キョウヘイ(しょ〜じき、シンプルに説得はハンサムさんに任せれば自動成功だとは思うっす)

キョウヘイ(ただ、あのショタコンが邪魔すぎる……!!!!!!)

キョウヘイ(どうにかしてあの目覚めトウヤさんとかいうお邪魔虫をどうにかする必要があるっすね)

キョウヘイ(どうしよお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)


1,物理的にひっぺがす  2,カルネさんと急に演劇を始める  3,自分の方がかわいいアピールをする  4,その他

下1
198 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/14(土) 21:03:16.35 ID:jgxToedx0
少年よ大志と可愛さを抱け
3
199 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 21:15:03.57 ID:mzFGZMaQO
キョウヘイ(ショタコンクラーク博士!!!!!!!!)

キョウヘイ(くそっ……わかったっすよ、演技っていうのはつまること素直さの対極なわけで……)

ハンサム「……」

キョウヘイ(ハンサムさんも俺が何かしようとしてるのを察してくれてるっすね。よし!)

キョウヘイ「……ちょーっとまった!! 目覚トウさん、ショタにメロメロなところ悪いっすけど」

キョウヘイ「シンプルなかわいさで言うなら俺も負けてないと思うんすけど〜〜!?」

目覚めトウヤ「……へえ?」

キョウヘイ「ほら! 見てくださいっす! BW2主人公特有の中央ハイライト! レッドさんお墨付きもふもふヘアー!」

キョウヘイ「ここまでにカワイイ男主人公がいただろうか!? いや、いなーい!」ビシッ

ショタカルム「……あのお兄さん、ああ言ってるってことは……」

目覚めトウヤ「あの子のあれは、全部裏返しって訳じゃないんだろうね。ただ……」

目覚めトウヤ「上手いのかもね。自分の感情というより、意志のコントロールが」
200 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 21:59:42.98 ID:mzFGZMaQO
目覚めトウヤ「それで? 僕の興味を引いてこの子から引き離そうって魂胆?」

キョウヘイ「ぎくーっ! べ、別に……そんなことないんだからっ!」

キョウヘイ「でも……トウヤさんがとられてイヤだとか……そんなことも考えてないんだから!」

目覚めトウヤ「あはは。……良い子だね、キョウヘイ」

キョウヘイ「え?」

目覚めトウヤ「これまで、僕が散々遊んであげて……嫌な思いもしただろうに」

目覚めトウヤ「それでもこんな言い方してまで、この子を助けてあげたかったんだ」

キョウヘイ「そ……それは……」

目覚めトウヤ「いいよ。そんなに言うなら、可愛がってあげても」

カルネ「……待ちなさい!」ガシッ

キョウヘイ「え!?」

目覚めトウヤ「……え?」
201 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 22:07:18.50 ID:mzFGZMaQO
カルネ「慣れるのに時間がかかってしまったけど、こどもが危ないって時に黙ってはいられないわ」

カルネ「事情はよくわからないけれど、ただ仲良くしようって様子には見えないの」

カルネ「あたしだって大人よ。君たちを守る義務があるの。……もちろん、君のことも」

キョウヘイ(カルネっち!? まだ話は……済んだ様子じゃない。ってことは……)

カルネ「キョウちゃん。あたしだって、女優のはしくれなのよ」

キョウヘイ(はしくれどころか、ぜんぜんぜん大先輩なんすよね〜〜〜!)

目覚めトウヤ「……あーあ。これだから大人って嫌いだよ」

目覚めトウヤ「興醒めだ。向こうの説得も上手くいきそうだし……」

目覚めトウヤ「あはは、人生ってうまくいかないものだね。じゃあ、別の所でまた遊ぼう?」

キョウヘイ「もう来るなーーーーー!!!!!!!!」

目覚めトウヤ「あはは、ばいばーい」パチン

キョウヘイ(くっ……指パッチンで姿を消すカッコいいやつだ……)
202 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 22:26:35.28 ID:mzFGZMaQO

ショタカルム「…………」

ハンサム「……」(警戒した目だ。最初に彼に会った時を思い出す)

ハンサム(彼に伝えなければならない事がある。だが、口を開いて心無い言葉を彼に言いたくはない)

ショタカルム「なに?」

ハンサム(だが、彼はわかっているのだろう。この場所では、ある意味本音を隠すことは出来ないのだ)

ハンサム(彼が設定したルールに則られている限り、裏返されざるを得ないのだから)

ハンサム(ならば……!)バッ

ショタカルム「わっ、な、なに!?」

ハンサム「……」ガシッ ギュッッッ

ショタカルム「なに、は、はなして!」

ハンサム(いいや離しはしない! このハンサム、まっすぐな言葉で伝えられないのであれば)

ハンサム(行動で伝えるのみ!!!! 大人と子供だってそうだ、ただ耳触りの良い言葉を並べるだけではいけない)

ハンサム(テンガン山のごとくどっしりと構え、その姿を見せることが大事なのだ……!!)
203 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 22:44:46.55 ID:mzFGZMaQO
ショタカルム「…………な、なんで、ぎゅってするの?」

ハンサム(キミのことが大事だからだ!!!!!)

ショタカルム「やめてよ、おじさんだって素直ないいこが好きなんでしょ」

ハンサム(いいや違う、素直だろうとそうじゃなかろうと、キミは良い子だ)

ハンサム(それはこのハンサムがよく知っている! バディとして共に街を走ったあの頃から!)

ショタカルム「…………おじさん、」

ハンサム(キミがどれだけ憎まれ口を叩こうと、素直でない言葉を言おうと、)

ハンサム(その目はいつも静かにまっすぐに相手を見据えていた! それをわたしは知っている!!)

ハンサム(キミは少し不器用なだけで、誠実な人間だ!!! そして…………)

ハンサム(その不器用なところが愛らしいのだ!!!!!!!!!!)

ショタカルム「おじさん!!?!?!?」

ハンサム「ムッ!?」(……聞こえていたのか?)
204 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 22:53:44.49 ID:mzFGZMaQO
ショタカルム「……マフォクシーが 手伝ってくれてるから」

ショタカルム「相手が本当は何を考えているか、わかるように、って……」

ハンサム(マフォクシー! カルムクンの相棒でもあるポケモン……そういえば、エスパータイプだったか)

ショタカルム「……ねえ、おじさん、今のって……本当?」

ショタカルム「大きくなったボクが、素直ないいこじゃなくても……大事にしてくれる?」

ハンサム(当たり前だ!!!!!!!!!!!!!!!!)

ショタカルム「お、おじさ」  ポンッ

カルム「ん…………、……」

ハンサム「カルムクン!!! 元に戻ったのだな!! よかった!!」ガシッ

カルム「あ、う、うん、おじさんありがとう、その、今は……」

ハンサム「ムム、普段通り喋れるようになっているな! では改めて宣言しようではないか、わたしは」

カルム「お、おじさんっ!! 今はいいから!! 他の人もいっぱいいるし!!」

キョウヘイ「エンダーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

レッド(いやーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっっっっっっ)
205 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:02:51.43 ID:mzFGZMaQO
キョウヘイ「あれ、レッドさん来たんすね?」

レッド(隕石も振ってこなくなったし、緑がいつも通りになったから終わったのかなって)

グリーン「ったく、やりにくいったらなかったぜ」

カルネ「よかった〜〜〜っ!! 二人のあたたかく前向きな気持ち……通じ合ったのね!」

カルネ「あたし、なんだか感動しちゃって……それに、あなたのことをもっと知れてよかった」

カルム「か、カルネさん……今日の事は……忘れてほしいんだけど」

カルネ「えーっ! 無理無理、こんなに素敵な出来事忘れられない!」

カルネ「でも安心して、誰かに言いふらしたりもしないから。あたしの大事な思い出!」

ハンサム「はっはっは、そうでしょうとも!!!」

レッド(苦しい!!!!!!!!! リア充オーラに滅される!!!!!!!!!)

グリーン「おいこら盾にするな!!!」
206 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:07:10.12 ID:mzFGZMaQO
カルム「……二人も、その、来てくれて……」

キョウヘイ「あ〜、いいっすよやりやすいように喋って。俺らもまあまあわかるんで〜」

レッド(緑で慣れてるし)ウンウン

グリーン「おいこら」

カルム「だとしても、年下に迎えに来させておいて何も言わないのもダサいからイヤなの」

カルム「……き、来てくれて、あ、あ、あ ありがとう ……」

カルム「とか全然思ってないから! 勘違いしないでよね!!」

キョウヘイ「うお〜〜本家〜〜! よっ! ツンデレ屋!」

レッド(かーぎやー)

カルム「なにそれ! やめて!」

キョウヘイ「外で一人寂しく待ってるトウヤさんにも、カルムが感謝してたって伝えとくっすよ」

カルム「え、トウヤ追い出されてるんだ……」「……ちなみに、セレナは?」
207 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:09:51.83 ID:mzFGZMaQO
キョウヘイ「セレナなら、ちょっと前に回収済っすよ〜」

レッド「今は……リーフと、遊んでると 思う……」

カルム「そう。……別に、安心とかしてないけど。リーフって、確かレッドの妹だよね」

レッド「うん……仲良くなってたよ……」

カルム「へぇ。結構歳離れてるのに ……」

カルム(ファイアの双子の妹だから同い年か……)

キョウヘイ「まあファイアが例外なんすけどね、あの落ち着きよう……」

レッド「……、?」

レッド(そろそろ来るかなと思ったけど。もう一人のキョウヘイ、今回は来ないみたい……)
208 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:15:57.97 ID:mzFGZMaQO
マサキ『解決したっぽいな、よかったわ〜〜。方々に頭下げて国際警察に大女優さん呼んだかいあったで』

ハンサム「ウム、突如声がかかった時は驚いたが……こちらこそ感謝する!」

カルム「……お、おじさん」

ハンサム「ム?」

カルム「あのさ、調査しに来てたんでしょ。その……まだ、こっちにいる? 別に、引き留めるわけじゃないけど」

カルム「ボクも……色々話できるかもしれないし……」

ハンサム「ウム、そうだな……まだ事件は解決していない。彼らの手腕を見る限り、ここは彼らに任せるべきだが」

ハンサム「首謀者以外の、被害にあっている人間の把握はせねばならない。まだここで調査が必要だ」

カルム「だったら、ボクも一緒に行くから! ……いいよね?」

ハンサム「もちろんだ!!! だが、キミも疲れているだろう。少し休憩しよう」

カルム「……うん」

レッド(たすけてーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!)

キョウヘイ「リア充濃度でレッドさんが死ぬ!!!!!!!!!!!」
209 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:19:28.84 ID:mzFGZMaQO
キョウヘイ「マサキ!!! 緊急脱出っすよ!!!!!」

レッド(くるしいーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!)

マサキ『とっておきの緊急脱出今使うん!? まあ回数制限はないからええけども』

マサキ『女優さん方もありがとうございましたーーー!! 脱出!!! 解散!!!』ポチ



〜サザナミタウン〜

トウヤ「あ、二人ともおかえり! 大丈夫だった? あいつと入れ替わったって聞いたから心配して……」

レッド「………………!!!!!!!!!!」ギュ

トウヤ「わぁ!? そ、そんなに怖い事があったの……!?」

キョウヘイ「違うんすよ、対リア充の発作っす」

トウヤ「あぁ………………」ナデナデ

キョウヘイ「目覚トウさんの方は俺が対処しといたんで大丈夫っすよ〜。被害もないっす」

トウヤ「キョウヘイもありがとう、頑張ったねぇ」ナデナデ

キョウヘイ「ぬわああ俺も撫でもらっちゃった」
210 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:23:38.34 ID:mzFGZMaQO
レッド「………………ちょっと、疲れた……」

キョウヘイ「ここまで結構連続で怒涛の解放連鎖をしてきたっすからねぇ」

トウヤ「少し期間も空いた分、頑張ったよねぇ」

マサキ『そしたらこの別荘でレッド達も休憩してったらええやん』

マサキ『ふわふわのベッド、あるで……お風呂もあるで なんせリゾートやから』

キョウヘイ「元々はトウコさんのシマっすもんね〜。ばっちりリゾートっす」

トウヤ「それがいいね。ちょっと休憩して、それからまた頑張ろう?」

レッド「うん……」

マサキ『ちょうどこっちの世界も夜やからな〜』

マサキ『助けた子ぉたちのうち、何人かはこっちの世界を調べるために残っててくれたんやけど』

マサキ『その子らも帰ってきてるみたいやで。せっかくやしお泊り会したらえんちゃう?』

レッド「うん……」
211 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/14(土) 23:26:59.38 ID:mzFGZMaQO


〜リゾートハウス〜

キョウヘイ「えーと、今助けたのって……」

トウヤ「イッシュの二人、カントーの三人、ジョウトの二人、ミヅキ、コウキ、カロスの二人……だねぇ」

レッド(あと少し……かもしれない……!!)

レッド(……そういえば。あのエレベーターで見た映像の事もあるんだっけ)

レッド(僕はよくわからなかったけど、二人に話せば何かわかるかな……)

レッド(でも、あれだけなら、あんまり手掛かりにならない気もするけど……)

キョウヘイ「せっかくっすから、様子を見るついでに誰かの部屋にいってもいいっすよね」

トウヤ「僕たちで話すことがあれば、作戦会議してもいいし……どうしよっか?」

レッド「えっと……」


誰と寝るか(トウキョウ別行動も可)  下1
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/14(土) 23:37:14.17 ID:zTm5xgMLO
作戦会議ついでにエレベーターでのことを話してトウキョウと川の字になって寝落ちするまで仲良くお話するんだ
213 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:16:50.85 ID:U368MerEO
レッド「……二人と……」

トウヤ「もちろんいいよ〜」

キョウヘイ「っしゃーー!! 勝った!! 様々に!!」

レッド(何に?)

レッド「……話したい事も、あるし……」

キョウヘイ「おっけーす! とりまこの辺もってこ〜」

トウヤ「わ〜、この家アメニティ豊富〜」

マサキ『へへっ、せやろ……』

キョウヘイ「てか家の中もマサキの監視あるんすか? 嫌すぎるんすけど」

マサキ『しゃあないやろ全部ワイのサーバー上で起こっとるんやから!!』

マサキ『いうても個室はなるべく見ぃひんようにするで。なんかあったら緊急ボタン押してな』

キョウヘイ「緊急ボタンあるリゾートホテル嫌すぎるっす」
214 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:25:57.95 ID:U368MerEO


〜お部屋〜

レッド(おっきいベッドが二個ある くっつけておこう……)

トウヤ「ベッドをくっつけてるねぇ。ってことは……皆で寝たいの?」

レッド「うん……川の字、だって……」

キョウヘイ「川っつーと……真ん中はレッドさんすね」

レッド(いたしかたなし)

キョウヘイ「電脳世界、着替えて即寝れるのはいいっすね」

トウヤ「睡眠欲だけ残ってるのもちょっと妙だけど……」

レッド(もふもふのパジャマが用意されている……)

キョウヘイ「俺らももふもふパジャマっすよ」

トウヤ「え、僕も……? 二人は可愛いから似合うけど、僕はちょっと……」

キョウヘイ「似合うんすよアホ………………」

レッド(本気の時のキョウヘイだ)
215 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:36:17.38 ID:U368MerEO
レッド(真ん中に、着地)

キョウヘイ「俺ここ〜〜!」ボフ

トウヤ「お邪魔しまーす」

レッド(もふもふの人が両隣にいるの、嬉しい)

キョウヘイ「んじゃ〜、作戦会議っすよ! ……の前に、レッドさんのご報告を聞くっす」

レッド「うん……えっとね…… …………」

レッド「あっちの、僕と、キョウヘイが話している映像が、見えて……」

トウヤ「映像……そういえばあのエレベーター、上にモニターがあったね?」

キョウヘイ「あー、現在高度何m〜って出るやつっすね。どんな話してたんすか?」

レッド「……キョウヘイが、世界征服したいって、僕に話してた……」

レッド「僕は……キョウヘイの方が向いてると思うって、言ってた……」

キョウヘイ「うーん、あっちのレッドさんもレッドさんっすねぇ」

トウヤ「……向こうのキョウヘイは割と出てくるから、キョウヘイとの違いもなんとなくわかるけど」

トウヤ「レッドの事は……まだわからないね」
216 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:40:56.31 ID:U368MerEO
レッド「……そういえば……」

キョウヘイ「お?」

レッド「ポリゴンZがいたよ……」

トウヤ「へぇ、……そういえば前にも見かけたって言ってたね?」

キョウヘイ「マサラタウンでしたっけ。そん時もは急に消えた〜って言ってたっすけど」

レッド「……さっきも、急に出てきて、消えちゃった……」

レッド「あの子は……何考えてるか、ちょっとわかりにくい……かも……」

キョウヘイ「へ〜、ポケモンカリスマEXのレッドさんが……珍しいっすね」

トウヤ「僕たちもその子に会えれば、何かわかる事があるかもしれないねぇ」

レッド「ポリゴンZ……人見知りなのかな……」
217 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:51:40.14 ID:U368MerEO
レッド「……報告 おわり……」

キョウヘイ「あざす!」

トウヤ「向こうの情報が増えるのはいいねぇ」

レッド「あとは……作戦会議……」

レッド「このあとの、こと……だよね……」

キョウヘイ「そうっすね。今助けられてるのが〜11人」

トウヤ「助けられていないのは……8人だね」

レッド「あと半分……は、超えてるけど……」

キョウヘイ「わりとややこしそうなところも残してるんすよね〜」

トウヤ「ややこしそうなところかぁ……キョウヘイ的には、どの辺りが?」

キョウヘイ「まずヒカリっすよ。もう俺知ってるんすよ。ポケモンになるんすよ」

レッド(ありそう)
218 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:55:23.85 ID:U368MerEO
トウヤ「僕は……ヨウのところが、ちょっと気が進まないかな」

トウヤ「多分、年齢操作系じゃないかなぁ……上方向の……」

キョウヘイ「うーん、性癖の反りの合わなさがここで……」

レッド(お兄さんになれるのかな なりたいな……)

トウヤ「レッドはどう? ちょっと怖いな、ってところとかある?」

レッド「……うーん……」

レッド「……」

レッド「みんな、大変そうだなって、思う……」

キョウヘイ「ま〜〜、楽なところはないでしょーね〜」

トウヤ「がんばるか〜」

トウヤ「あとは……向こうの情報を得る事だけど…… …………」

キョウヘイ「トウヤさんが言いにくくしてるってことは、目覚トウさん関連すか」
219 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 21:58:51.81 ID:U368MerEO
トウヤ「うん……ほら、あいつは向こうのキョウヘイやレッドと連絡はとってるみたいだし」

トウヤ「情報を持っていると思う。それに、レッドにキョウヘイの事を気に入ってるみたいだから……」

トウヤ「上手く使えば……手掛かりを得られるとは……思うんだけど……」

レッド(確かに、途中途中でヒントをくれようとはしていたっけ)

レッド(殴ったけど)

キョウヘイ「あの人の場合、マジで向こうの俺の目的とかもどうでもいいんでしょうね〜」

キョウヘイ「ただ自由の身を大変謳歌しているというか……」

レッド(楽しそうだと思う)

トウヤ「向こうのキョウヘイも、とりあえず席を埋めたかっただけだとは思うんだけど。困ったなぁ」

キョウヘイ(しょーじきトウヤさんのメンタル削れるってだけでもリソース割く価値はあるんすよね〜)

レッド(……どうにか、仲良くできたらなぁ。あのトウヤもだけど、キョウヘイも……僕はいいや)
220 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 22:02:38.25 ID:U368MerEO
レッド「……明日は……」

トウヤ「ん? どうしたの?」

レッド「あの、キョウヘイと……もう少し、話してみたいな……」

キョウヘイ「そーっすね〜。案外レッドさんくらいズバッと聞いてくれた方がいいのかもしれんす」

トウヤ「だねぇ……僕はなんだか嫌われちゃってたみたいだし……」

キョウヘイ「ま〜……そうみたいすねー……」

キョウヘイ(時系列的に、アローラ行く前ってことっすもんね〜……)

キョウヘイ「代わりに俺がトウヤさん大好きなんで☆ 落ち込まないでくださいっす☆」

トウヤ「あはは、ありがとう。元気になったよ〜」


誰が最初に眠くなるか 下1コンマ  1〜30レッド 31〜60トウヤ 61〜90キョウヘイ それ以上で全員
221 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 22:04:26.59 ID:oonpt4nH0
春眠不覺曉
222 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 22:11:45.01 ID:U368MerEO
キョウヘイ「そしたら次っすよね〜、どこに行くか……」

レッド「……」チラ

トウヤ「うん…………」

キョウヘイ「……っぱ、カラサダとアマサダだったら アマサダっすよね」

トウヤ「うん……………………」

レッド「わかる……」

キョウヘイ「年下か年上だったら、やっぱ年上すよね」

レッド「かも……」チラ

トウヤ「う"ん」

キョウヘイ「くっ…………ひ、引っかからないっすね……くくく」

レッド「ふふ……いじわるしちゃ、だめだよ……」

キョウヘイ「はあ〜い」
223 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 22:15:34.55 ID:U368MerEO
レッド(いっつも寝かしつけてくれるから、珍しいな……)

キョウヘイ「アレっすね、目覚めることがないんだと思うと……トウヤさんの寝顔も穏やかにみられるっす」

レッド(普段トウヤが寝てたらちょっと警戒しちゃうもんね)

キョウヘイ「そしたら……何処に行くかの相談は明日にしますか」コソ

レッド「そうだね……」コソ

キョウヘイ「レッドさん寝れます?」

レッド「マサラ人は……どんな環境でも、寝られる修行してるから……」

キョウヘイ「つえ〜〜……いうて俺もちょいねむっす」

レッド「子守歌 しよっか……」

キョウヘイ「運次第で鼓膜イカれそうなんで、今日はやめとくっす」

レッド(そんなあ)

キョウヘイ「また今度聞くっすから〜〜。んじゃ、おやすみなさーい」

レッド「おやすみ……」
224 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 22:21:43.35 ID:U368MerEO



キョウヘイ2『ちょっと、何やってんすか! あのエリアは任せて〜みたいなこと言ってたじゃないすか』

目覚めトウヤ「うん、面白そうだったからね。実際そうじゃない? 意思疎通を阻害するのって、結構効くね」

キョウヘイ2『それはそうっすけど。エネルギー回収率では下の下っすよ、あの場所』

キョウヘイ2『発想はよかったっすけど、実際の数字が取れなきゃ意味ないんすからね』

目覚めトウヤ「あ〜〜上司にモラハラされる〜〜〜辞めちゃおうかな〜〜〜」

キョウヘイ2『これくらい真っ当な指導がモラハラ扱いされるんすか令和って!?』

キョウヘイ2『……と、ジョークはこの辺にしといて。マジで気をつけてくださいよ、あと少しなんすから』

キョウヘイ2『あと少しで……』

目覚めトウヤ「君こそ気を付けてね? いかにも足元を掬われそうなポジションなんだから」

キョウヘイ2『な〜に言ってんすか。俺がそんなオールドタイプな負け方するとでも?』

目覚めトウヤ「あはは」
225 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 22:24:55.16 ID:U368MerEO


七日目

レッド「……」パチ

レッド(ぽけも〜にん)

レッド(これも今は通じないって聞きました)

レッド(久しぶりに寝起きになった気がする)

レッド(昨日が色々あったから……あるいは、間があいたから……)

レッド(調子を取り戻すために、寝起きドッキリが必要だと思います)

レッド(……助けた人はみんないるって言ってたっけ。誰にしようかな)


誰に(複数可) 下1   何を  下3
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 22:29:13.72 ID:biOAzIwu0
助けた自分より年下の子達
227 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 22:30:57.11 ID:oonpt4nH0
埋ksk
228 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 22:36:26.57 ID:QYnuLwuIO
ほっぺにちゅーしてから起きたら変顔
229 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 23:13:07.62 ID:U368MerEO
レッド(やります、か……十八番の変顔あるからね しわしわピカチュウ)

レッド(え? 名探偵ピカチュウって六年前? うそ……)

レッド(というわけで、最初の年下はファイア)

レッド(僕もよく、姉さんにほっぺを食べられる勢いでちゅーされるので、許されると思う)

レッド(……許されるかな……)



レッド(きたよ)カチャリ…

ファイア「ん〜〜……」

リーフ「すやすや」

レッド(あ、二人とも同じ部屋だったんだ……)

レッド(かわいいな〜 ぐっすり寝てる。大きくなってね。でも僕よりは大きくならないでね)
230 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 23:16:35.19 ID:U368MerEO
レッド(多分ちゅーしたら起きちゃうと思うので、二人連続でする必要がある)

レッド(素早さをまず積んで……)グッ  グーン

レッド(つぼおし素早さアップ成功)

レッド(よし……やるぞ!!!)チュ   チュ

レッド(そしてこう!!!!!!!!!!!)シワシワ

ファイア「えっ、……え?」

リーフ「もしかして兄さん!? ……兄さん!?!??!」

ファイア(しわしわピカチュウすぎる! 兄さんのものまねちょっと旬が過ぎてるんだよな)

リーフ「兄さんの元気がなさそう!!!!!!!!!!!」

ファイア(わかってない子もおる! ここは俺のリアクションが大事すぎるぞ)

ファイア(下手な反応をしたら兄さんが傷付いてしまう……! どうする俺!)

どうリアクションするか  下1(コンマ高いほど、兄満足)
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/15(日) 23:21:24.15 ID:oonpt4nH0
ずこーっ!😅☝️💦
232 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/15(日) 23:56:32.93 ID:U368MerEO
ファイア「ずこーーーっ! しわしわピカチュウなんかい!!!」☝️💦

レッド「……」

ファイア「……」

レッド「………………ごめんね……お兄ちゃん ギャグ下手で……」

ファイア「俺の何気ない昭和リアクションが 兄さんを傷付けた」

リーフ「もっと元気なくなっちゃったわ!!!! ファイア何したの!?!?」

ファイア「何って……ちょっとひっくり返って汗をかきながらツッコミをしただけだが?」

レッド(平成生まれのファイアに昭和リアクションをさせてしまった……)

リーフ「どういうこと!?!?!??!!!!?」
233 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/16(月) 00:02:42.25 ID:SvJbUxzDO
リーフ「っていうか今兄さんちゅーした?」

レッド「したよ……ほっぺに……」

リーフ「え〜〜〜〜!! 半分寝てたわ!!! もっかいもっかいもっかいもっかい!!!」

レッド「いいよ…………」チュ

リーフ「やった〜〜〜〜〜!!!! ご機嫌のおはようになったわ〜〜〜〜!!!」

レッド「よかった……」

ファイア「よかったねー」

レッド「ファイアも……」

ファイア「えっ」

レッド「……やだ?」

ファイア「やじゃないやじゃない けど うーん、様々に羨まれるポジションだなあ、弟って」

レッド「ちゅーーー……」

ファイア「堂々とされておこう!!」
234 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/16(月) 00:09:33.81 ID:SvJbUxzDO
レッド(寝起きドッキリ成功! ………あれ? 寝起きドッキリしてた?)

ファイア「コンマの低さに俺は一瞬ドッキリしたよ」

リーフ「私は嬉しかったわ!」

レッド「なら、いっか……」

ファイア「次はどなたのとこへ?」

レッド「次は……ヒビキと、コトネ……」

ファイア「ヒビキ嬉しいだろうな〜」

リーフ「頑張って兄さん!!! 勝ってね!!!!」

レッド「うん……!」

ファイア「寝起きドッキリって何? 勝負か……(納得)」
235 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/16(月) 00:13:30.29 ID:SvJbUxzDO

〜ジョウト部屋〜

レッド(きたよ)

レッド(マサキが手抜きしてるからか、ひと地方ひと部屋みたい)

レッド(ヒビキは普通にやってもびっくりしてくれそうだけど……)

レッド(コトネはどうかな 一緒にびっくりしてくれるといいな……)


レッド(お邪魔します)ガチャ

ヒビキ「ぐー……ぐー……」

コトネ「えへへ キョウヘイさ〜ん……むにゃ……」

レッド(良い夢見てるのかも……)

レッド(おはよう!!!)チュ    チュ

レッド(とう!!!!!)シワシワ


どっちの方がびっくりするか 下1コンマ1〜50でヒビキ  51〜99でコトネ  0は爆睡
236 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/16(月) 00:52:05.79 ID:+r4N54MS0
シワシワ
237 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 21:56:58.77 ID:yf0AL/+2O
ヒビキ「ん〜〜……? あ、レッドさーーん……おはようございま ちゅ〜〜〜〜」ムチュチュ

レッド(十倍返しされてる……)

コトネ「んぇ えーーーー!? レッドさん!? しわしわになっちゃってるってコトネ!!!」

レッド(あっそっちにびっくりしてるんだ)

コトネ「朝だから!? ヒビキにドレインキッスされてる!?」

ヒビキ「むちゅちゅちゅちゅ」

レッド(実際ほっぺ食べられてるかも ヒビキ、寝ぼけてる?)

コトネ「ヒビキやめてーーーー!! このままだとレッドさんが体力なくなっちゃう!!」

ヒビキ「えーーー?」

レッド(やっぱり寝ぼけてる……ここでさらにドッキリさせるには……)

レッド「」バタッ

コトネ「きゃーーーーーーーーレッドさーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!」
238 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:00:25.14 ID:yf0AL/+2O


レッド「ごめんね……ドッキリ大成功……」

コトネ「もおーーーー!! 本当にびっくりしました!!!」

ヒビキ「あれっ なんでコトネ怒ってるの? あれ? レッドさん? あれ?」

レッド「ちょっと、寝起きドッキリしたから……」

ヒビキ「そおだったんですね……あ、おはようございますのちゅーを」

コトネ「もう駄目!!!」

ヒビキ「えーーーーーー!!!」

レッド(ほっぺかたっぽだけ食べられすぎて赤くなっちゃったよ)


レッド(次は……コウキかな)

レッド(多分脱いでるよね……)
239 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:07:22.17 ID:yf0AL/+2O
〜シンオウ部屋〜

レッド(お邪魔します)ガチャ

コウキ「むにゃむにゃ……もうぬげないよ……」

レッド(もう全裸だもんね……これ以上は流石に……)

レッド「……」ソーッ

レッド(今のところそんなに成功していないので、頑張って驚かせたい)

レッド(やるぞーーーー!!!!)チュ     シワシワ

コウキ「ん〜?」

レッド「……」

コウキ「……」

コウキのとった行動とは!?  下1
240 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 22:09:59.48 ID:OW6MaIfN0
衣料の気配を察知して剝ごうとする
241 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:17:35.72 ID:yf0AL/+2O
コウキ「……」ガシッ

レッド「?」

コウキ「衣料反対!!!!!!!!!!!!!」バッ

レッド「!!!?!?!?!??!!?」

コウキ「衣類があるから人間は本来の自由さを阻害されているのだ」

レッド(遅めの悪堕ちした!? あっちがう全然目が閉じかけてるから寝ぼけてる人だこれ)

コウキ「全人類は服を脱ぎ自由になるべきなのだーーー!!」

レッド(待って待って待って下は危ないから!!!)

コウキ「この全裸大将軍にさかららららららららら ぐぅ」

レッド(脱がせようとしながら二度寝した……)
242 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:22:17.56 ID:yf0AL/+2O
レッド(どうにかズボンは死守したけど、上は脱がされてしまった)

レッド(こまった)

レッド(流石に他の人もたくさんいるなかで上裸でうろつく訳にはいかない コウキじゃあるまいし……)

コウキ「むにゃむにゃ 衣類に縛られた人類かわいそう」

レッド(善意だったんだ……だから僕の上の服返してくれない体勢で寝ちゃったんだ)

レッド(誰かに助けを求めようかな)

キョウヘイ「おじゃましまー……レッドさんいますかー……」ガチャ

レッド「キョウヘイ……」

キョウヘイ「え? ……ああ、大将軍にやられたってとこっすかね」

レッド(流石キョウヘイ、何も言わないでも全部わかってくれる……)

キョウヘイ「オッケー任せてくださいっす! 着替え持ってくるすね!」

レッド(キョウヘイなら安心だ)

キョウヘイ「俺が衣類を運んでいる最中で襲撃されなければまともな服持ってくるっすから!」

レッド(フラグが立った 不安だ……)


用意された服  下1
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 22:27:46.32 ID:lQPaWhL8O
ラブカスのニップレス…か、ピカチュウがプリントされたTシャツ
244 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:32:47.14 ID:yf0AL/+2O
メイ「レッドーーーー!! 着替えイベントでメイちゃんを呼ばないなんて水臭いよっ☆ はいこれ!」

レッド(キョウヘイが襲撃に遭ってる!!!!)

レッド「……な、なにこれ……? ラブカスの……シール……?」

レッド(おおよそ服には見えないけど……)

メイ「これはね……あっこれ流石にメイちゃんがつけさせたら犯罪かな」

レッド(犯罪になるものつけさせられそうになってる?)

メイ「まあいっか☆ こうやってつけるものなんだにゃ〜」ペタ…

レッド「……………………」

レッド(なんか裸のほうがまだマシじゃない!!?!?!?)

メイ「なんか裸の方がマシって顔してる! けど駄目だにょ、レッドはカワイ〜顔してるんだから一応隠しとかないと」

メイ「いつ変態に狙われるかわからないんだから!」

レッド(そういうものなの…………???)
245 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:38:13.86 ID:yf0AL/+2O
メイ「あとあと、ジョギングする時とかにいいんだって〜」

レッド(確かに長距離走るとき擦れるからあったほうが…………?)

レッド(でもラブカスだと凄く派手で目立つから嫌かも)

メイ(まあ男性でもスポーツ選手とかはつけるんだけど、デザインの可愛さ的に女性用なので大枠で見て女装)

メイ「だから、ちょっと運動とかする時用にこのままでもいいんじゃないかにゃ〜」

レッド「そうなのかな……」

レッド(それにしても別の服を上に着たいけども……)

キョウヘイ「れ、レッドさん……!!!」

レッド「キョウヘイ……!」

メイ「まだ息があったか……しぶといやつめ……」

キョウヘイ「俺はレッドさんにまともな服を届ける使命があるんすよ……! こ、これを……!!」

レッド「ピカチュウTシャツ……! かわいい……!」
246 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:42:58.31 ID:yf0AL/+2O
レッド「着たよ……」

キョウヘイ「よかっ……た……」ガクッ

レッド「キョウヘイ……!!!」

メイ(Tシャツの下にアレつけっぱなしだけどいいのかな)

メイ(まあいっか 正直服の下につけてるほうが威力あるし……)

キョウヘイ「ところでそろそろ出発します?」

レッド(あっ起きた)

メイ「行くんだったら〜、せっかくキョウたんが持ってきてくれたんだしその服で行ったら?」

レッド「そうしようかな……」

キョウヘイ「えっ嬉し〜! 合わせてズボンもいつものと変えません?」

レッド(着せ替え人形にされる……)
247 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:46:04.05 ID:yf0AL/+2O
レッド「着替え、そういえば、どこにあったの……?」

キョウヘイ「マサキに言ったらなんとかなったっす」

マサキ『せやで。キョウヘイが言った分もメイが言った分も用意したんはワイやで』

マサキ『正直今めっちゃ興奮しています』

レッド(死ねばいいのにな……)

キョウヘイ「え? ……メイなに持ってきてたんすか? 襲撃に遭った人の演技に夢中になってたっす」

レッド「これ……」バッ

キョウヘイ「うわ!!!!!! ……レッドさん、それ絶対他の人にやったらダメっすよ」

レッド「え……わ、わかった……」

キョウヘイ「多分刺さる人何人かいるんで……実際カントーの変態はやられてるんで……」

レッド(やっぱりよくないやつなんだこれ……)
248 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:51:10.26 ID:yf0AL/+2O


トウヤ「二人とも、おかえりー。あれ? レッド、可愛い服着てるねぇ」

レッド「でしょ……」

キョウヘイ「やっぱレッドさん、ピカチュウモチーフの服似合うっすよね〜」

トウヤ「うんうん。こう、ポケモンが大きくプリントされた服ってちょっとロリみがあっていいね」

トウヤ「今日はミニスカートでいかない?」

キョウヘイ「はい残念今日のレッドさんフルコーデ権は俺のもので〜〜〜〜〜〜〜す」

レッド(そうなんだ……)

キョウヘイ「まあ……電子世界とはいえ動きやすさ重視のが嬉しいと思うんで、ストレッチ素材の短パンっす」

レッド(短パン小僧にされた)

トウヤ「元気な感じでかわいいね〜」

キョウヘイ「帽子も赤じゃなくて黒にしましょうね〜」

レッド(さようなら、元々は父の形見という設定があった帽子)
249 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 22:55:18.09 ID:yf0AL/+2O
キョウヘイ「ガラルでちょっとやったっすけど、トウヤさんもまたフルコーデするっすからね」

トウヤ「あはは……お手柔らかにね……」

キョウヘイ「俺の夢は、俺の手によってフルコーデした二人を映画に出すことっすから……」

トウヤ「え〜〜〜〜……それはちょっと……」

レッド(一回巫女で映画に出てるからもうどんな服でもいい気がしている)

キョウヘイ「エキストラ役でもいいんで!!」

トウヤ「うーん……まぁ……キョウヘイがそこまで言うなら、考えておくね」

キョウヘイ「しゃ言質ゲットぉ!! ……っと、話はその辺にして」

キョウヘイ「次はどこ行きましょうねーって話をしたかったんすよ!」

トウヤ「そうだねぇ、昨日作戦会議もしたし……レッド、どうしよっか?」

レッド「……えっと……」

次に行く人 下1
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 23:06:02.26 ID:ByQDpIc50
YO
251 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 23:09:51.27 ID:yf0AL/+2O
レッド「じゃあ……ヨウ……?」

トウヤ「……そうだねっ、頑張ろうか」

キョウヘイ「はい、トウヤさんは気合入れてくださ〜い」

トウヤ「うん……性癖の違いは助けない理由には勿論ならないから……!」

レッド(よかった………………)

キョウヘイ「ていうか、恐らくヨウのところは年上にさせられる場所っすよね」

キョウヘイ「助っ人、誰呼びます? ハウ呼ぶのちょっと可哀そうくないっすか?」

レッド「うーん……」

レッド(幼馴染が自分を好みの状態にした上で迫ってきたら、確かにいやかも……)

レッド(まあ緑は僕をミニスカメイドにして仕えさせてきたことがあるけど)
252 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 23:16:50.60 ID:yf0AL/+2O
レッド「確かに……いやかもしれないけど……」

レッド「心配してるかもしれないから……一応、呼んでおこう……」

キョウヘイ「そっすね……もしめちゃめちゃいやだったら先に帰ってもらうっす」

マサキ『あの子やな、呼んどくでー』

トウヤ「あとは……もう一人くらい呼んでおく?」

レッド「……わかった……」

レッド(ヨウを止められそうな人……あるいは、年下の扱いが上手そうな人……)

連れて行く人(orなし)  下1
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 23:35:26.36 ID:lQPaWhL8O
グラジオ
254 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 23:40:47.33 ID:yf0AL/+2O
レッド「……!」

レッド「そういえば……グラジオ……妹もいるし、ヨウの知り合いだし……」

レッド「いけるかも……」

キョウヘイ「あの邪気眼くんっすね! ……いけるか……?」

トウヤ「ヨウとも仲良かったみたいだし、いいかもしれないねぇ」

マサキ『おっ、グラジオやな! それならワイもちょくちょく連絡とっとるし、すぐ呼べるでー』

レッド(そういえばマサキが仲良いんだった……)

レッド「じゃあ……そういうことで……行こう……」

マサキ『おっしゃ、わかったで! 行き先は〜……アーカラ島やな!』

マサキ『いくで〜〜、スイッチオン!』ポチ
255 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 23:43:59.90 ID:yf0AL/+2O


下1コンマ  十の位:レッド 一の位:トウヤ
下2コンマ  十の位:キョウヘイ 一の位:ハウ・グラジオ
256 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 23:46:25.31 ID:OW6MaIfN0
お前を倒せと輝き叫ぶ
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/17(火) 23:50:54.91 ID:lQPaWhL8O
必殺!
258 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/17(火) 23:59:14.74 ID:yf0AL/+2O
〜アーカラ島 カンタイシティ〜

グラジオ「シャイニング うおおおッ!?」ズベシャ

ハウ「わはー、ずっこけたねー」

レッド(グラジオ、ハウ……あれ、なんかちょっと違う)

トウヤ「……ふ、二人とも……?」

レッド「? どうし……」「……」「キョウヘイ……?」

キョウヘイ「うわっなんか視界の高さ違う! もしかして俺デカくなってません!?」

マサキ『な……なんてこったー!!! 上のコンマ判定で決めたのは現在の年齢に足される数値なんや!!!』

マサキ『つまりレッドは16歳でトウヤは17歳でキョウヘイは23歳なんやーーーー!!』

マサキ『ハウとグラジオも1歳しか変わっとらんみたいやな……』

キョウヘイ「やべ、俺がかっこかわいい系俳優からただのイケメン俳優になってしまったっすね……」

キョウヘイ「え? ていうかこれでもトウヤさんに身長届かないの何なんすか?」

レッド(僕そんなに変わって無くないですか?)
259 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 00:04:15.60 ID:Rz7Q+Eo0O
トウヤ「びっくりした〜……なんだか、僕はちょっとしか変わってないから面白くないね」

レッド「そうかな……」

トウヤ「……今のレッドは、いつもの僕とは同い年くらいだね。うーん、変な気分」

レッド(ちょっとどころか身長は全然届いてないけど……)

ハウ「おれたちはそんなに変わってないからー、あんまり影響なさそー」

グラジオ「フッ……電子の世界とは聞いていたが、何でもアリというわけだな」

グラジオ「せっかくなのだから、好きなだけ踊らされてやりたかったが……」

ハウ「だいじょうぶだよー、グラジオなら、ぜんぜんいつも通りでもヨウは喜ぶと思うしー」

グラジオ「フッ……そうなのか?」

レッド(わかってないんだ……)

キョウヘイ「え〜〜〜〜俺ちょーイケメンなんすけど〜〜! てかレッドさんちっちゃ〜〜〜!!」ワシャ

レッド(うーん、僕より七才年上のキョウヘイ 不思議だ……)

トウヤ「あはは……でもせっかく一番年上だし、今日はお兄ちゃんをキョウヘイに任せちゃおうかな?」

キョウヘイ「まっかせてくださいよー! ……じゃなくて、ごほん」

キョウヘイ「任せてよ君たち! さっ、お兄さんについてきて!」✨

ハウ「わはー、すっごい調子乗ってるねー」
260 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 00:09:38.71 ID:Rz7Q+Eo0O
キョウヘイ「ついてきてくださいよとは言ったものの、どこに何があるかとかわかんないんすよね」

トウヤ「そうだねぇ……従来の通りなら、この町のどこかにヨウがいるんだよね?」

トウヤ「どうにか探し出して、正気に戻せばいいんだと思うけど……」

『そうかんたんにいくっすかね〜〜……』

キョウヘイ「この声は! ……って、なんか覇気なくないっすか?」

キョウヘイ2『どうもー、電脳的存在なので年齢という概念を持たないはずのキョウヘイくんっすよ……』

キョウヘイ2『アローラって何なんすか?(半ギレ)』

レッド(怒ってる……)

ハウ「ごめんねー、ヨウとミヅキがアローラの通常だと思わないでほしいなー」

ハウ「あの二人は外れ値だからー」

グラジオ「なお、外れ値というのは統計的に他のデータと大きくかけ離れているという意味で悪口ではない……!」

ハウ「普通にわるぐちだよー」

グラジオ「そういう事もあるのか……」
261 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 00:16:41.58 ID:Rz7Q+Eo0O
キョウヘイ2『あんたらに手助けする気はないっすけど、ここもあの小娘と同じ系統っすかね〜』

キョウヘイ2『この間言った通り、最終目的は現実世界のアップデート。トウコさんのパリピ街とかならともかく……』

キョウヘイ2『俺たちの品性が疑われるような場所を残しておくのはどうにもイヤっすね』

レッド「……」

キョウヘイ2『……なんすかレッドさん? 街頭モニターの俺そんなにカッコいいっすか〜?』✨

キョウヘイ「残念っすけどカッコよさは今の俺のが強いんすけどね……」✨✨

レッド「……キョウヘイ…、そっちのキョウヘイは、大きくなってないんだ、って思って……」

キョウヘイ2『……物理的には街頭モニターなんで一番大きいんすけどね〜〜〜!! ほら、巨大系も一部の人には刺さるらしいっすよ』

トウヤ「そうなんだ? じゃあカイオーガとかもそうなのかな……」

グラジオ「フッ……ロボとヒーローはデカければデカいほど良い!!」

キョウヘイ2『ガキ乙〜〜〜、俺はヴィラン側っすけどデカくてカッコいいで〜す』

レッド(……なんか、今のキョウヘイ(二人目の方)……疲れてるからか、少し話出来そう)

レッド(何か聞いてみようかな……?)

下1
262 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 00:19:47.78 ID:BhG1LvDBO
ポリゴンについて
263 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 20:49:14.86 ID:qzbQ3k9fO
レッド「ねえ、キョウヘイ……さっき、ポリゴンZを見かけたんだけど……」

キョウヘイ2『え? ポリゴンZ? ……あ〜、レッドさんの ……』

キョウヘイ(明らかにやべっ言っちゃったみたいな顔してるっすね……)

レッド「僕の……?」

キョウヘイ2『……うちのレッドさんの友達っすよ。手持ちかは知らないっすけど』

キョウヘイ2『ていうか、進化してたんでしたっけ。あんま覚えてないっすね……』

キョウヘイ「あんなにAIアピールしてたくせに、覚えてないとかあるんすか?」

キョウヘイ2『うるせーっすよ! こちとら膨大な量のデータを管理してるんすから、無駄なメモリーは消してるんす』

キョウヘイ2『まあ、ともかく……そのポリゴンはレッドさんの管轄っすよ』

キョウヘイ2『俺は多分……あんまり、関係ないっすから』

キョウヘイ2『……っていうか、もし俺が関係あっても教えてあげる義理はないっすけどね〜〜!』

レッド「そっか……」
264 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 20:58:14.08 ID:qzbQ3k9fO
キョウヘイ2『……それじゃあ、茶々を入れたかっただけの俺はそろそろ退散するっすよ〜☆』

キョウヘイ2『まあこの場所のエネルギー効率はよくないっすけど、皆さんが大変な目に遭うのを見て俺が楽しむ場所と思えば……』

キョウヘイ2『一時的な娯楽として存在を許してあげてもいいっすかね!』

キョウヘイ「俺たちは数多くの変態を相手にしてきたプロなんすから、これくらい余裕っすよ!」

キョウヘイ「ねーっ二人とも!」

トウヤ「あはは、そうだね」

キョウヘイ「テンションひっく!」

レッド(数多くの変態を相手にしてきたプロ、いやだな……)

レッド「あ、あと……」

キョウヘイ2『退散するって言ったでしょ! それじゃさよなら〜〜!』ブツッ

レッド「……行っちゃった……」

ハウ「事前に少し話は聞いてたけどー、なんかいつものキョウヘイだねー」

キョウヘイ「え!? マジすか!? 傷付く〜」
265 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 21:13:07.66 ID:qzbQ3k9fO
トウヤ「……やっぱり、あのキョウヘイ、レッドにはちょっと優しいね?」

キョウヘイ「俺もちょっと思ったっす。っぱ同じ顔してると邪険にしにくいんすかね?」

レッド(向こうにも、僕がいるんだもんね……それで、あのポリゴンは僕の手持ち? かも……)

レッド(……僕は、ポリゴンをゲットしたことないし。僕のポケモンじゃない)

レッド(向こうの僕は、どこであの子をゲットしたんだろう……)

レッド(ていうか僕ってどこにいるんだろう。あのキョウヘイも。いっつも映像とか声だけだし)

レッド(……考えてもよくわからないし、今度本人か……トウヤかキョウヘイに聞いてみよう)

グラジオ「ひとまずこの町を調査したほうが良い、という訳だな……」

グラジオ「待ってろヨウッ! オレたちが必ず……お前を救ってみせる……ッ!」

ハウ「わはー、ここがヨウの天国ではあると思うけどねー。でも、他の人にメイワクかけるのはよくないしー」

ハウ「おれもてつだうよー。えっとー、カンタイシティを調べるならー……」


どこに行くか 下1

1,ポケモンセンター 2,アーカラ乗船所 3,ホテルしおさい 4,くうかんけんきゅうじょ
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/06/18(水) 21:50:15.25 ID:zEeWdghl0
3
267 : ◆nIESo90.aY [saga]:2025/06/18(水) 22:13:24.88 ID:qzbQ3k9fO
レッド「人がたくさん、いそうなところ……?」

ハウ「だったらー、ホテルしおさいかなー?」

レッド(前に泊ったところだ……)

キョウヘイ「聞き込みっすね!」

トウヤ「まぁ……子供が事件に関わらないのが一番ではあるんだけど」

トウヤ「どれだけ頑張ってもハウ以上の年齢のひとしかいないんだろうなーと思うと、ね……」

グラジオ「大きく年齢が変わっている人がいれば、混乱が起きているかもしれないな……」

グラジオ「クッ……俺も大人になりたかった……!」

マサキ『小林幸子さんの曲にな、あるんやで、ポケットにファンタジーっていうな……』

マサキ『大人はいっつも子供に戻りたいもんなんやで……………………』

キョウヘイ「急に割り込んできて私情話していくっすね……」
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