【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part7

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

348 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 19:13:53.69 ID:9Cjy5boaO
11
349 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 20:16:01.87 ID:FXWtDSJw0
―ユーシリア平原上空

ジェット気球クロシュ「〜〜!!」ボシュウウウウウッ


地上で馬を駆るローガン「……ん!!? クロシュくん!!?」パカラッパカラッ

 ◆

―ユーシリア帝都
 貧民街

気球クロシュ「〜〜」フヨフヨ

 トスン…ポン!

スライムクロシュ「〜〜」モニョニョ

フメイ「ユーシリア帝国……この辺はなんか、ぼろっちい……?」スト


ミント「わ〜〜!!!! クロシュちゃん〜〜!!!!」ドタドタ

フレン「ま、待ってよミントさま〜!!」トタトタ

ローガン「クロシュくん!!!!」シュタタタタッ


スライムクロシュ「!?」モニョニョ!?

フメイ「な、なんかいっぱい来た……」

 *

ローガン「フメイくんと二人で旅行か!」

クロシュ「うん!」

ミント「むむ……おまえ、何者なのだ!!」

フメイ「え、フメイのこと?」

クロシュ「フメイちゃんは……フメイちゃん!」

ミント「むむ〜っ!!」

フレン「み、ミントさま落ち着いて……!」

ミント「クロシュちゃんはわが小鬼四天王の一人ぞ!!!!」ドン!

フメイ「え、そうなの?」

クロシュ「えと、うん」

フメイ「そうなんだ」

 *

―ユーシリア帝都
 食事処

 大盛りごはん「」ドン

ミント「はむっ、はぐはぐっ!」ガツガツ

フレン「み、ミントさま、お手拭きをどうぞ……!」ススッ

フメイ「よく食べるなあ……」モグモグ


ローガン「なるほど……みなそれぞれ元気にやっているようだな」

クロシュ「うん……! ローガンさんは……騎士に、戻った?」

ローガン「うむ。結局皆に押される形で魔法騎士団に出戻ってしまった。離れていた期間も長いゆえ平騎士からやり直しだがな。今はルクリリくんの部隊で下っ端をやっているよ」

クロシュ「わ〜」

ローガン「この国でまた騎士として気持ちよく働けるようになったのは、クロシュくんたちのお陰だ。あの旅がなければ……私はこの国に戻れず、仇を討つこともできず、失意のまま彷徨い野垂れ死んでいたことだろう……。本当に感謝している。改めてお礼を言わせてくれ、ありがとうクロシュくん……!」

クロシュ「んへへ……うん!」


休暇4日目。ユーシリア帝国にいます
↓1〜3 自由安価 何をする?
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 20:16:33.84 ID:TVIPzn590
パティを温泉に誘ったら王妹がいた
351 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 20:23:39.06 ID:HZRc6GUMo
皇帝の椅子に座る
352 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 20:36:38.79 ID:+Kbjt1iLO
名前の似てるロシュにお姉さんを見いだす
353 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 21:27:44.89 ID:FXWtDSJw0
ミント「そうだ! クロシュちゃん、なんと今日は大浴場の一般開放日ぞ!!!!」

クロシュ「ほえ……?」

ローガン「ここでは特定の日に王宮の大浴場が一般開放される日があるのだ。せっかくだしクロシュくんとフメイくんも入っていくのはどうだろう。今は皇帝の尽力により人間以外の種族が訪れてもそれほど騒がれることもないはずだ」

フメイ「ふうん。じゃあせっかくだし寄ってく?」

クロシュ「ん!」

ミント「よおし、フレンも一緒に入ろ!」

フレン「えっ……!? ぼ、ぼくは一緒に入れないよ……!?」

ミント「なんで?」

フレン「大浴場には男湯と女湯があって……って前にも説明したよね!?」

ミント「しもじものルールなどにミントさまは縛られない!! フレンも女湯ぞ!!!」

フレン「ぼくはルールに縛られるの!!!!」

ローガン「はは、フレンくんも隅に置けないな?」ニヤニヤ

 *

―ユーシリア帝都

 ワイワイ ガヤガヤ

パティ「……」スタスタ


クロシュ「あ、パティさん……!」

ローガン「おや、図書館の外に出ているとは珍しい」


パティ「あら……久しぶりね、クロシュ。ということはそちらの少女がフメイ?」

フメイ「ん」

パティ「ようこそユーシリアへ。見たところ、今回はただの旅行といったところかしら?」

クロシュ「うん!」

パティ「ならゆっくりしていくといいわ。前回はこの国のみっともない姿ばかり見せてしまったしね」

クロシュ「パティさんも……おふろ、入る……?」

パティ「おふろ……? ああ、今日は大浴場の開放日だったわね。お誘いは嬉しいけれど、遠慮しておくわ」

ミント「むむっ! クロシュちゃんのお誘いを断るなんて、ぶれいぞ!」

パティ「……子供の相手は面倒ね。仕方ない……じゃあ一緒に入ってあげる」

クロシュ「!」

ローガン「いやいや……ミントにはこちらから言い聞かせておきますので、パティ殿が譲歩する必要は……」

パティ「気にしないで結構よ。こちらにも考えがある。付いてきて」スタスタ

 ◇
354 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 21:29:06.12 ID:FXWtDSJw0
―王宮
 王族の浴室 脱衣所

 キラキラ…

ミント「わ、わ、わわ〜!!?」キョロキョロ

フレン「す、すっごく豪華できれい……!!」キョロキョロ

パティ「王族専用の浴室よ。ここならば私たちで独占できるわ。私、他人に肌を見られるのは嫌いなの」

ローガン「い、いやいや……!! 我々が勝手に使ったら大問題では……!?」

パティ「王族およびそれに準ずる者が認めた人物であれば使用は許可されるわ。つまり私の許可があれば問題ないということ」

クロシュ「わあ……!」

フメイ「じゃあ遠慮せず入ろ、クロシュ」

クロシュ「うん!」

ローガン「……まあ、パティ殿の許可が降りたのなら良いか……。よし、我々も男湯へ行くぞフレンくん!」

フレン「は、はいっ!」

 *

―王族の浴室

 カポーン―

スライムクロシュ「〜〜♪」デロデロ

フメイ「〜〜…♪」ポカポカ

ミント「はわ〜…♪」ポカポカ

パティ「どう? これが王族の湯よ」ポカポカ

ミント「くるしゅうない……ミント、今日から王族ぞ……」ポカポカ

パティ「玉の輿を狙えばチャンスはあるかもね」ポカポカ


 ガラッ


パトローラ「……えっ!?」タユン


パティ「あら、パトローラじゃない。お先にいただいているわよ」ポカポカ

パトローラ「あ、あらあら……イエスサーガ魔術顧問様がいらっしゃったなんて! そちらの方々は――」


ミント「ミントさまはミントさまぞ!! たった今王族となった!!」バシャン!

スライムクロシュ「〜〜…?」デロデロ

フメイ「……だれ?」


パトローラ「……す、スラムの札付きに、身元不明のスライムと女児……!!? イエスサーガ魔術顧問様、彼女たちは一体どういう――」

パティ「見ての通り、私の賓客だけれど? 彼女たちは悪竜討伐を成し遂げた者たちよ」

パトローラ「そ、そうですか〜……ではごゆっくり……」スス

パティ「まあまあ、あなたも入っていきなさい。悪竜討伐の英雄たちと親睦を深めるまたとない機会よ?」

パトローラ(くっ……そう言われると確かにその通り……。確かに、未だ謎に包まれた悪竜討伐隊の真意に迫る好機ね……)

パトローラ「……であれば、ご一緒させていただきますわね。ふふ、失礼」タユンタユン

 チャプン

スライムクロシュ「〜〜?」デロデロ

↓1〜2 パトローラさんとどんなお話をする?
1.エリオスさんとどんな関係?
2.ロシュちゃんって知ってる?
#.デロデロになるのが良いと思う
0.自由安価(状況にそぐわないものは再安価)
355 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 21:35:31.10 ID:9Cjy5boaO
0パティさんとなかわるいの?(身体を見比べながら)
356 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 21:36:37.00 ID:QqAf6fij0
2
357 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 23:14:00.48 ID:FXWtDSJw0
スライムクロシュ(……パとローラさん……パティさんと話してるとき、少し緊張してた……?)

スライムクロシュ(あんまり……仲良しじゃ、ないのかな……?)


フメイ「……あなたたち、仲悪いの?」

パティ「あら、そんなことないわよ?」

パトローラ「ええ、もちろん。イエスサーガ魔術顧問様にはいつもいろいろと助けられておりますから」ニコニコ

フメイ「ふうん」

 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「いえすさーが……パティさんの、こと……?」

パトローラ「お、おほほ……そうです、パティ・イエスサーガ魔術顧問様のことですわ」ギリリ


フメイ(わ……上品に笑いながら歯ぎしりしてる……。すごい器用……)

クロシュ(や、やっぱりあんまり仲良くないみたい……)


パティ「ちなみにパトローラは昔、皇帝陛下にパティってあだ名で呼ばれてたのよ。ふふ」

クロシュ「わ……! パティさんと、おんなじ……!?」

パティ「そう、おんなじ。だから仲良しなのよ。ね、パティ?」

パトローラ「ええ……とっても仲良しですわ……!!」ギリリリ


ミント「笑ってるのに笑ってない……? どうなってるんだろ?」

フメイ「器用だよね」

 *
358 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 23:14:34.07 ID:FXWtDSJw0

クロシュ「……あ、パティローラさん……」

パトローラ「……え!? もしかして私を呼びましたか、今」

クロシュ「うん。パティさんだと、どっちかわかんないから……」

パトローラ「……あはは……お気遣いありがとうございます。それで、何でしょうか?」

クロシュ「ロシュちゃんって、知ってる……? えと……緑色の、スライム……」

パトローラ「ああ、ロシュですね。ロシュならもちろん知っていますよ。皇帝陛下一番のお気に入り……ではなく、この王宮の清掃を任された優秀な森スライムです」

クロシュ「わあ……」

パトローラ「皇帝陛下をたぶらかし……ではなく、皇帝陛下の信頼を最も得ているスライムは彼女であると断言できましょう。皇帝自ら王宮の一室を賜るほどの高待遇を得たスライムは、ユーシリア史上初です。はは……本当にもう、皇帝陛下ったら……」

クロシュ「………ロシュちゃんのこと……きらい……?」

パトローラ「……! いえ、決して嫌いではありません。彼女の掃除の腕は非常に優れたものであると断言できます。ロシュが着任してから、王宮は明らかにその輝きと美しさを増しました」

クロシュ「わあ……!」

パトローラ「人柄も……少しばかりそそっかしいところや世間知らずなところもありますが、ひたむきに皇帝陛下に仕えるその姿勢は十分信頼に値するものです。彼女のそうした努力もあり、ロシュが皇帝陛下に特別重用されていることについて異を唱える者はもうほとんどおりません。私も認めています、ロシュは良き家臣であると」

クロシュ「んへへ……。よかった……」

パトローラ「クロシュさんは、ロシュとお名前が似ておりますが……もしかして、何か関係がおありなのですか?」

クロシュ「んーん……。えっと……スライムって、似た名前になること……あるみたい……。伝説スライムの、クロシュヴィアちゃんから……取ってるのかも……?」

パトローラ「なるほど……人も偉人の名前から拝借して名付けを行うことがありますので、それと同じかもしれませんね」

クロシュ「んへへ……おんなじ!」

パトローラ「ふふ……」


パトローラ(……この子もロシュと同じで、悪意や邪気というものがなくて……優しさや慈しみに満ちた心を持っている……。きっと陛下も、そういうところに惹かれたのね……。悔しいけれど、認めざるを得ない)

パトローラ(でも……優しさと慈しみだけでは、全てを守れない。国も、王宮も、陛下も――)

パトローラ(だから私は――影から、陛下に仇なす敵を討つ刃となる)

パトローラ(それでも、いいよね。お兄様……)

 ☆パトローラさんとお話しました

 ◇
359 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2025/11/30(日) 23:15:47.87 ID:FXWtDSJw0
本日はここまでとなります。次回は皇帝の玉座編、ロシュおねえちゃん編です

オノゴロ諸島を後にして二人が向かったのはユーシリア帝国。ローガンさんとの再会を果たし、お風呂に入ったりしつつ旧交を深めたりしつつパティローラ氏とお話をして盛り上がる。平和な時間はまだまだ続きそうに思えるが、忍び寄る不穏な気配もあった。果たしてあかちゃんスライムたちは、どこまでこの平和を享受できるのか――

それでは本日もありがとうございました。次回は土日の予定となります、よろしくお願いいたします
360 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/30(日) 23:18:33.23 ID:ZMSR6umIO

こっちの世界線のユーシリアは未来にまた国難を迎えるのか
349.04 KB Speed:2.3   VIP Service SS速報VIP 更新 専用ブラウザ 検索 全部 前100 次100 最新50 新着レスを表示
名前: E-mail(省略可)

256ビットSSL暗号化送信っぽいです 最大6000バイト 最大85行
画像アップロードに対応中!(http://fsmから始まるひらめアップローダからの画像URLがサムネイルで表示されるようになります)


スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)