【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 20:37:23.20 ID:x640BbRu0
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14 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:25:01.30 ID:jjW2qCZbO
ガイ『古代遺跡について聞きたいんだが』

砂漠スライムC『古代遺跡はね〜……最近になって、今まで見つかってなかった場所がぽこぽこ出てきてるんだよ〜』

砂漠スライムA 『発掘の人が見つけたり、旅人がたまたま見つけたり……毎週のように新しい入口が見つかって、街の人すっごく喜んでるよ!』

砂漠スライムB『おかげで外から来る人が増えて賑わってるんだけどね。新しい遺跡が見つかっても、すぐに入れなくなることもザラだよ』

ガイ『なぜだ?』

砂漠スライムB『それはね……サラザール・ロートリンゲンっていう、すっごく迷惑な人がいるから』

ガイ『サラザール……?』

砂漠スライムA『うん!テラヌス・ウルスの嫌われ者ナンバーワンだよ!』

砂漠スライムC『へんなローブ着てて、目がきらーんってしてて……影から突然出てきたりするの』

ガイ『影……?』

砂漠スライムB『うん。影魔法っていうのを使うの。自分の影から分身みたいなのを出したり、影の中に潜って移動したり……』

砂漠スライムA『あの人ね、探検家やってるんだけど……本当は壊すために遺跡に行くの』

ガイ『壊す……?』

砂漠スライムC『そうなの〜!なんかね、変な神さまを信じてるんだって〜。古い遺跡は全部よごれたものだから壊さなきゃいけないって言ってるの〜』

砂漠スライムB『だから、宝物とか魔石は根こそぎ取って……最後にロケットランチャーっていう、大きな筒みたいなので爆破させちゃうの』

ガイ『……テロリストじゃないか』

砂漠スライムA『うん!まさに!』

砂漠スライムC『でも、あの人の兵隊さんたちがすっごく強くて……首長様たちも強く言えないんだって〜』

砂漠スライムB『おかげで見つかったばかりの遺跡は、サラザールに破壊される前に観光区画にする必要があってね……封鎖されたり、調査中止になったりが多いの』

ガイ『……なるほど。厄介な男だな』

砂漠スライムA『うん。ガイさんも気をつけてね!なんでも壊せば解決だと思ってるひとだから!』

砂漠スライムC『でもね〜、仲間には優しいんだって〜。よくわかんないけど!』

ガイ『……そんな男が遺跡に出没するなら、確かに警戒は必要だな』
15 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:25:40.36 ID:jjW2qCZbO
ガイ(警戒といえば……フローディアとセーレフェリアか。姿はわからないが、もしかしたらこの国に来ているかもしれない。怪しい人物がいないか聞いてみるとしよう)

ガイ『最近は遺跡の探索者や、大魔女帝国の人の出入りが激しいとは思うが……怪しい人物を見かけなかったか?』

砂漠スライムB『あなた』

ガイ『……俺以外で、だ』

砂漠スライムA『んと……二、三日くらい前にガイさんみたいな雰囲気の、大きい剣を背負った人を見たよ。古代遺跡を調べてるみたいだったけど?』

ガイ『……アルバか。既に到着しているんだな。他にはいるか?』

砂漠スライムC『う〜ん……あっ!銀髪の日焼けしたエルフさんを見たよ〜。なんか、フラフラしてて怪しかった〜』

砂漠スライムB『……金髪で背の高いお姉さんと古い言葉を話すオレンジ色のスライム……街にはあまりいないみたいだけど、その二人も古代遺跡を調べてるみたい……』

砂漠スライムA『あと、リンさんって人……十年前にこの国に来てから、夜な夜な大きい袋を引きずっててなんだかちょっと怖いんだよね……』

ガイ『……助かった。礼を言う』

砂漠スライムC『お兄さん、悪い人じゃなかった〜』

砂漠スライムB『でも、顔がこわいのはほんとだから直した方がいいよ』

ガイ『……善処する』

砂漠スライムA『わたしたちはこの辺りによくいるから、またお話ししようね!』

⭐︎砂漠スライムたちと話しました。
16 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:46:54.63 ID:jjW2qCZbO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……だいぶ人が多いな」

テル「ガイ君!お帰り〜♪もしかして街でナンパでもしてたのかな〜?」

ガイ「人聞きの悪いことを言うな……もう酒を飲んでいるのか?」

テル「うん!周りの人が飲み比べで勝ったら奢ってくれるっていうから、挑戦してきた人を片っ端から倒してきたんだよ〜!」

ガイ「身体に悪いぞ……他のみんなは?」

テル「ん」ユビサシ

酔い潰れサーシャ「ふぇぇ……」
酔い潰れリーゼリット「うぅ……飲み過ぎた……」

アインズ「こんなところで寝ると風邪をひくぞ、寝るなら部屋で寝ろ」
アインズの尻尾「」ペシペシ

ガイ「……サーシャにも飲ませたのか?」

テル「いやー。あれは事故というかなんというか……」

アインズ「ああ……まさかあそこまで綺麗に注がれた酒がサーシャの飲み物に混ざるとは……タイミングも悪かったな……」

ガイ「リーゼは?」

テル「リーゼリットちゃんは飲み比べに参戦して途中で敗退しちゃったの……いい線いってたんだけどねえ」

ガイ「……そうか」

アインズ「……今後の方針は全員が回復してからでも遅くはあるまい。今日は休んで、明日に話し合おう」

ガイ「ああ……」

現在はテラヌス・ウルスです。(2日目)
安価下1〜3
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:08.13 ID:sC34wckCO
ガイ ギルドでリュックをせおった冒険者と偶然会って仲良くなる
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:13.64 ID:dkOm3xtvO
ソーラとリアンノンに出会い、情報収集を兼ねて会話する
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:29.58 ID:cHj3twlhO
テル、テラヌスウルスのスライムに埋もれて壊れる尊死
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:30.20 ID:xLNx6Pyx0
ヨードリーの所にいた金髪三つ編みちゃんの仕事の手伝いをする
21 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 23:37:18.14 ID:jjW2qCZbO
テル「ん〜……ガイくぅん……だっこ……」グテー

ガイ「……仕方ないな」ヒョイッ

テル「んへへ……♪」

大きなリュックを背負った茶髪の男「──うわ、どこも空いてないじゃないか……あっ、悪い!ここ、座ってもいいか?」

ガイ「ああ、構わないぞ……すぐにどく」

大きなリュックを背負った茶髪の男「え、あっ、それ、仲間さん……?すごい担ぎ方してるな……」

ガイ「こいつはこうでもしないと動かないからな……お前は?」

大きなリュックを背負った茶髪の男→ドルク「そ、そうか……俺はドルク・ロック。遺跡を探索してる冒険者だ!」

ガイ「ドルク……その荷物、全部装備か?」

ドルク「そう!遺跡調査用の道具とか、槍とか……!ワクワクしすぎて詰め込みすぎちゃってな」タハハ

テル「ぐぅ……」zzz

ガイ「……こいつの寝相が悪化する前に部屋に戻りたいんだが、席を使うなら遠慮なく使ってくれ」

ドルク「あ、いや!そんなつもりじゃないんだ。ちょっと腰を下ろしたかっただけで……!」

ガイ「そうか」

ドルク「ん?ちょっと待て……あんた、相当やるな?」

ガイ「どうかな……あまり自分の強さに自信はない」

ドルク「いやいや!そんな簡単に人間を抱えて運べるのは強い証拠だよ。パーティ仲間なんだろ?……仲良さそうでいいな」
22 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 23:37:55.63 ID:jjW2qCZbO
ガイ「……まあ、悪い奴ではない」

テル「ふへぇ……ガイくぅん……」モゾ

ドルク「ははっ。めっちゃ懐かれてるじゃないか」

ガイ「……」ポリポリ

ドルク「あんたは、ガイ……っていうのか?」

ガイ「ああ、そうだ」

ドルク「いい名前だな。覚えやすいし、なんか冒険者って感じがするよ」

ガイ「……そうか?」

ドルク「そうそう。こう……頼れそうなやつって雰囲気があるっていうかさ」

ガイ「……買いかぶりすぎだ」

ドルク「いやいや、パッと見でわかるよ。そうじゃなきゃ、そんな状態にはならないだろ?」

テルを担ぐガイ「……まぁ、こいつはこう見えて子どもみたいなところがあるからな。気を許している相手には、平気でこういう甘え方をする」

ドルク「へぇ……そりゃ信頼されてる証拠だな!誰にでもこんなふうにはならないだろ?」

ガイ「……さあな。だが、少なくとも俺にはよくこうなる」

ドルク「いいじゃないか。仲間に頼られるってのは、悪い気分じゃないだろ?」

ガイ「……そういうものかもしれんな。お前の仲間は?」

ドルク「仲間、か……」

ガイ「……何かあったのか?」

ドルク「まぁ、ちょっとな……昔はパーティ組んでたんだけどさ、熱量が違うって理由で外されて……今は一人でやってる」

ガイ「……すまなかった」

ドルク「いや!そんな深刻に受け取らなくていいって。冒険が楽しいのは変わらないしな!」

テル「……ガイくぅん……ねむ……」グテー

ガイ「……悪いが、そろそろ部屋に戻らせてもらう」

ドルク「あ、ああ!引き止めちゃって悪いな。お仲間さんを早く運ばないとな!」

ガイ「……重くはない」

ドルク「そう言えるのがすげぇよ……あ、またこの辺で見かけたら声かけてくれよ!話の続きしたいし、一杯奢るぜ!」

ガイ「フッ……ああ、気が向いたらな。俺たちもしばらくこの宿を拠点にしている。会う機会は多いだろう」

⭐︎ドルクと出会いました
23 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 23:40:02.99 ID:jjW2qCZbO
本日はここまでです。明日もよろしくお願いします!
それでは、また。
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/16(日) 00:50:57.75 ID:au81Ouopo

国序盤の問題が起こる前の平和な時間は嫌いじゃない
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