【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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186 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 12:13:55.69 ID:166A8YGH0
不審者の捜索
187 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 12:16:34.52 ID:wcz0vH2ZO
リンと戦闘連携の特訓
188 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 12:23:47.54 ID:1lIZJVbhO
告白しつつトゥルーエンドと時間魔法を鍛える
189 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 12:23:51.49 ID:ek9PA3G2O
サーシャとアインズ 酒に酔ったミラに絡まれる
190 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 15:16:25.13 ID:dIBakhnyO
ガイ(そういえば、以前に砂漠スライムたちが怪しいヤツらを見かけたと言っていたが……)

ガイ(フローディア以外の勢力が光の力を狙っているかもしれない。探りを入れるべきか)



コンコン

ガイ「誰かいるか?」

ガチャ

リーゼリット「……ん、ガイ。どうしたの?」

ガイ「リーゼ。他のみんなは?」

リーゼリット「サーシャとアインズは出かけたよ?テルさんは……酔い潰れてまだ寝てる」チラ

テル「ぐおー、すぴー」zzz

ガイ「……好都合だな。一緒に来てくれ、リーゼ」

リーゼ「へ?」



ーーテラヌス・ウルス 噴水広場

砂漠スライムA『あっ、ガイさん!』
砂漠スライムB『……生きてたんだ』
砂漠スライムC『こんにちは〜』

リーゼリット「あはは……なるほど、たしかにスライムと会うってなったらテルさんは連れてこない方がよかったね。それで、何をしにここへ?」

ガイ「あのスライムたちが以前言っていた不審者の捜索だ。可能性は低いが、世界樹の光を狙っているかもしれない」

リーゼリット「……なるほどね。フローディアたちは街中でも平気で攻撃してきたけど、他のヤツらはそうとも限らない……」

ガイ「ああ。スライムたちが言っている特徴に当てはまる人物がいたらこちらから先に接触しよう」

リーゼリット「もし、私たちに敵対的だったら?」

ガイ「……いつでも戦えるようにしておいてくれ」

コンマ下1
01-10 見つかりませんでした
11-60 銀髪褐色男エルフ
61-00 長身金髪の女性とオレンジ色のスライム
191 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 15:21:55.57 ID:166A8YGH0
192 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 18:21:05.22 ID:Cw/lS7pPO
砂漠スライムC『あ!ガイさん、あの人だよ。この前見たうちの一人!』

壁にもたれる銀髪褐色男エルフ「……」

砂漠スライムB『なんか……死にかけてない?』

ガイ「……あいつか。リーゼ、ここで見張っていてくれ」

リーゼリット「わかった。気をつけてね」



ガイ「……おい」

銀髪褐色男エルフ「……?」ピクッ

ガイ「生きてるか」

銀髪褐色男エルフ「……いきて、ます……たぶん」

ガイ(声が枯れてる。目も焦点が甘い……)ジッ

銀髪褐色男エルフ「……あなた、めずらしい、けはい……ある」フラッ

ガイ「立つな。倒れるぞ」スッ

銀髪褐色男エルフ「……だいじょうぶ……」ズルッ

ガイ(噴水が近いなら水は飲めるはず……となると、食い物か。金を持っていないのか?)

ガイ「……大丈夫じゃないだろう。どれくらいこうしている?」

銀髪褐色男エルフ「だいたい……三日くらい……」

ガイ「そうか……量は少ないが、少しはマシになるだろう。これを食え」スッ

サーシャの手作りクッキー「」ポン

銀髪褐色男エルフ「!……いい、ですか?」

ガイ「ああ。」

銀髪褐色男エルフ「」ガツガツムシャムシャ……

銀髪褐色男エルフ「これ……すごく、おいしいです。とても助かりました。あなた、名前は?」

ガイ「……ガイだ。お前は?」

銀髪褐色男エルフ→ホレス「……ホレス、です。たすけてくれて、ありがとう。でも、わたし、あなたにかえせるもの、ない……」
ショボン

ガイ「見返りはいらん。報酬目当てで助けたわけじゃないからな……それより、立てるか」

ホレス「……すこし。ふらつく……します」

ガイ「噴水までだ。歩けなければ肩を貸す」スッ

193 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 18:21:33.62 ID:Cw/lS7pPO
リーゼリット「えっ、連れてきちゃった!?」

砂漠スライムB『怪しい人が怪しい人を連れて歩いてると怪しさ倍増だね』モニョモニョ

リーゼリット「なんていってるかわからないけど、褒めてないことだけは私もわかるよ」

ガイ「……なにか酷いことを言ってなかったか?」スタスタ

砂漠スライムB『何も言ってない。それより、その人大丈夫なの?』

ガイ「長い間食事をとってないらしい……ほら、水だ」

噴水の縁に座らされるホレス「」ドサッ
ホレス「……みず……」ゴクゴク……

ガイ「飲みすぎるな。腹が驚く」

ホレス「……わかりました……」ゴクン

リーゼリット「……ガイ、その人は?」

ガイ「まだ知らん。まず飢えをどうにかしただけだ」ジッ

砂漠スライムC『この人、ずっと食べ物屋さんの前でウロウロしてたよ〜』

砂漠スライムB『買えないのに、じーっと見てた。たぶん、お金ない』

砂漠スライムA『世知辛いねぇ』

ホレス「……おかね……ある、つもり……でした」ゴソゴソ

見慣れない小さな金属片「」ジャラ…

リーゼリット「なにそれ。ボタン?はじめて見るけど……」

ホレス「おかね……です。あっちでは……つかえる」

リーゼリット「……あっち?」

ガイ「この国の通貨じゃない。店が受け取らないのも当然だ……ホレス、お前は何をしに、この街へ来た?」

ホレス「世界めくれ……しらべにきた。わたしのすむばしょ、世界めくれでこまってる……」

リーゼリット「え?世界めくれはたしかに今も続いてるけど……今でも直接的に被害を受けてる場所なんてセイントレアくらいじゃ?」

ホレス「わたし、幽世からきた。ここじゃない、べつのばしょ」

リーゼリット「……なにそれ。国の名前?」

ホレス「……くに、じゃない……ばしょ……」

ガイ(リーゼも知らない場所か……世界めくれという単語が上がった以上、只者でないことは確かだな)

ガイ「……今はいい。話は後で聞く」

ホレス「……でも……」

ガイ「今のお前は、ここで倒れて終わる。言いたいことがあるなら、立てる状態になってからだ」スッ

ホレス「……」コク

リーゼリット「宿に連れて帰る?」

ガイ「ああ……ホレス、歩けるか」

ホレス「……すこし……」フラッ

ガイ「無理するな」グッ

リーゼリット「サーシャとアインズも呼んでくるね。一人で大丈夫?」

ガイ「ああ、大丈夫だ……宿で落ち合おう」

ガイ『すまない。少しコイツに聞きたいことがあるから今日はここで別れさせてもらう』

砂漠スライムA『うん、気をつけてね』

砂漠スライムB『見た目こわいのに、優しいよね』

砂漠スライムC『ほんと〜!またね、ガイさん!』

194 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 18:22:02.15 ID:Cw/lS7pPO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

リーゼリット「ガイ、二人を連れてきたよ」

サーシャ「ガイ!急ぎって――えっ!?」

テル「おー、サーシャちゃんにリーゼリットちゃん、アインズさん。お帰りー」

ホレス「!」モグモグ

アインズ「……こいつは誰だ、状況を説明しろ」

ガイ「噴水広場で倒れかけていた。飢えているだけだ。今は食わせている」

サーシャ「人が飢えて倒れてたって……街の中で?どうして……」

ガイ「金がないと言っていた。見慣れない金属片を金だと」

ホレス「はじめまして、ホレス、です」

サーシャ「あっ、はじめまして……サーシャといいます」

ホレス「あなたがサーシャ……クッキー、おいしかったです」

サーシャ「それはどうも……」

サーシャ(この肌の色……純粋なエルフの人じゃないのかな?それに、肌に刻まれた魔法陣……フォレスティナじゃ見たことないやつだ)

ガイ「……さて、ホレス。お前に聞きたいことがある。構わないか?」

ホレス「はい……こたえられることは、こたえます」

ホレスと何か話す?
安価下1〜2
195 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 18:27:42.77 ID:QWFCS1vw0
この辺の遺跡について知ってることはないか
196 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 18:40:04.07 ID:166A8YGH0
世界めくれについてどこまで知っているか
197 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 20:52:32.99 ID:cGensMhmO
ガイ「たしか、世界めくれを調べに来たと言ったな。お前は世界めくれについてどこまで知っている?」

ホレス「……どこまで……」

ホレス「わたしの、すむばしょ……あっちも、さいきん、ひずみが……ふえた。あな、みたいな……」

アインズ「あっちとは何だ。国か、組織か。はっきり言え」

ホレス「……くに、じゃない……せかい……ちがう、となり……です」

リーゼリット「となりの世界……?なにそれ、童話?」

ホレス「……ほんと。ことば、ちがう。まりょくの、むき……ちがう」

サーシャ「魔力の……向き?」

ホレス「こっちは……おもて。あっちは……うら。その、あいだの……うすい、まく。いま……やぶれてる」

ガイ「膜が破れると、どうなる」

ホレス「……あなが、あく。あながちいさいと……ものが、ずれる。いせき、とか……ばしょ、とか……たまに、いきものとか……あながおおきいと……せかいが、まざる」

テル「まざるって……デロデロ教みたいな、全部一つになりましょう、みたいな?」

ホレス「……ちがう。まざると……ぶつかる。むき、はんたい。だから……こわれる。こわれて、きえていく。まるごと。どっちのせかいも……それが……わたしの、しってる……いちばん、こわい」ジッ

サーシャ「……どうして、そんなことが分かるんですか?」

ホレス「……ながれ、みえる。きこえる。わたし……それとめる、しごと。だから、きた」

ガイ「止める手立てはあるのか」

ホレス「……まだ、さがしてる。でも……あなは、ほっとくと……ひろがる……ふさぐには……つよい、ちからが、いる……わたしのせかいで『幽界樹』って、よんでた……大きい、ちから……」

リーゼリット「えっ、いま、なんて言ったの?」

ホレス「……なまえ。こっちのことば……いいかた、わからない。せかいの、いのちが……あつまる、き、みたいな……そういうの」

テル「つまり、世界樹みたいなやつ?」

ホレス「……たぶん……ちかい」

ガイ「……曖昧だな。だが嘘には聞こえん」

アインズ「結論を急ぐな。まず確認だ、ホレス。お前は世界めくれをどこで知った。誰に教わった」

ホレス「……だれにも。わたしの、せかいで……そう、よばれてた。そういう、なまえ」
198 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 20:53:10.83 ID:cGensMhmO
ガイ「……そうか。スライムたちから聞いたんだが、古代遺跡を調べていたようだな。なぜだ?」

ホレス「世界めくれ、とめるほうほう、さがしてた。それと、まおうのけはい、かんじたから、たおそうとおもった」

アインズ「何?魔王だと?」

サーシャ「そんなものの気配を、遺跡で……?」

ホレス「……うん。まおう。いきる、さいがい。こわれた、つよい、かんじょう……それで、うまれる、やつ」

アインズ「場所はどこだ。どの遺跡で感じた」

ホレス「ばしょ、まいかいちがう……せいかくには、わからない……このまえかんじたばしょ、なまえ、わからない」

サーシャ「そうだ……ホレスさん、この地図でいうと、どれですか?」パサッ

ホレス「……!この、あかいまる、たくさんついてるところ」スッ

リーゼリット「ここって……砂に呑まれた書庫だ!」

ガイ「……書庫か。影を喰らうものの報告が一番多い場所だ」

アインズ「そこで“魔王の気配”を感じたと言ったな。見たのか、遭ったのか。どっちだ」

ホレス「……あった。そこに、いた。かなしい、ながれが……」

テル「影を喰らうものが……魔王なの?」

ガイ「……可能性は高いな」

ホレス「……たおそうとおもった。でも、むり。わたし、たおされかけた」

リーゼリット「よく、生きてたね……」

ガイ「……分かった。ホレス、お前は今日は休め。まず食って寝ろ」

ホレス「……はい」コク

ガイ「処遇は保留だ。嘘か真かは、明日以降の動きで見極める」

サーシャ「……様子見、だね」

⭐︎ホレスから「砂に呑まれた書庫」に魔王級の気配があると聞きました。
⭐︎ホレスは一旦保護(様子見)となりました。
199 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 20:54:06.51 ID:cGensMhmO
コンコン

ガチャ

リン「やっほー、暇だから遊びにきちゃった!」

ガイ「リン!?」

サーシャ「えっ、この人が!?」

ホレス「……このひとも、めずらしいまりょく、かんじる」

リン「おー、初めて見る顔の人が何人か……私がネクロマンサーのリンです。遺跡調査に同行することになったから、そのときはよろしくね!」

アインズ「……まだ遺跡調査には向かわないぞ」

リン「えー、そうなの?もう私、いつでもいけるだけどな?」

ガイ「悪いが、まだ俺たちの準備が済んでいない。今日は顔見せだけでいい。詳しい話は別日だ」

リン「そんな邪険に扱われると、泣いちゃうよ?……って冗談。せっかく来たんだから、何か手伝わせてよ」

サーシャ「ガイ……リンさんは一緒に探索してくれるんだよね?それなら、連携の確認でもしない?もしかしたら、魔王と戦う可能性だってあるわけだし」

リン「お、さすがセーレフェリアを倒した英雄サマの一人!話がわかるね♪」

テル「なんかテンションが同じ感じだねー!仲良くなれそう!」

ガイ「おい……まあ、たしかに連携は重要か。訓練をしにいこう……悪いが、ホレスはこの宿にいてくれ。勝手に出歩くなよ」

ホレス「わかった」

200 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/13(土) 20:54:35.46 ID:cGensMhmO
ーーリンの研究所 裏手の実験場

リン「じゃあ、はじめようか!」

テル「この、辺り一面にころがっている包帯のかたまりは……?」

リン「私のしもべだよ?」

テル「そっか……なんというか、独特だね……」

ガイ(リン、わかってはいると思うがリーナは……)コソッ

リン(もちろん、出さないに決まってるって。そこは安心してよ)コソッ

サーシャ(二人で何話してるんだろ……)

リーゼリット「それじゃあ……はじめよっか」

アインズ「ああ、いつでもいいぞ」

リン「今日は呼び出しの制御と、味方を巻き込まない位置取りの確認ね。動きながら合わせてもらうよ」

ガイ「……了解だ。まずは様子を見よう」

コンマ下1
01-50 ふつう
51-90 いいかんじ
91-00 ぐっどこんびねーしょん
201 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/13(土) 20:55:32.38 ID:tJl7wDIl0
202 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 00:44:53.98 ID:qlTBHjPzO
包帯の塊たち「」ズル…ズル…

ガイ「なるほど、コイツらが俺たちより前に出ると囮にできるのか」

アインズ「その隙に私たちで厄介な敵や罠を対処する……というわけだな」

テル「やってることは悪役みたいだけど、すごい効果的だね」

リン「周りに死体が多ければ数はもっと増やせるよ!……みんながその仲間にならないことを祈ってるよ」ボソッ

リーゼリット「ちょっ……怖いこと言わないでよ!?」

リン「あはは!冗談だってー!」

サーシャ「それにしては目が笑ってなかった気がしますけど……」

ガイ「……冗談でも言うな。連携の確認に戻るぞ」

リン「はいはい。あ、その子たちにはあまり近づかないでよ?敵味方の判別が難しいから」

テル「……それ、先に言うべき情報じゃない!?」

リン「てへ♪」

アインズ「……本当に、大丈夫か?」

ガイ「残念ながら、腕は確かだ……だからこそ、癖も含めて今のうちに慣れておけ」

⭐︎リンと連携の確認をしました。
リンと共に戦闘する際、+10の補正を得られます。
203 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 00:47:20.31 ID:qlTBHjPzO
ーー大魔女の部屋

壁時計「」カチ……カチ……

トゥルーエンド「──来たわね、ガイ」

ガイ「ルー、訓練を頼む」

トゥルーエンド「ええ……今日で訓練は最後になるわ」

ガイ「……俺はまだ、時間魔法をまったく扱えていないが?」

トゥルーエンド「私が教えられることが最後ってこと。その先はあなた自身が自分で考えてできるようにしなきゃいけない……最終的に、あなたは自分の意思で時間魔法を自在に操るところまで行く」

トゥルーエンド「……今日は余計な理屈は省くわ。やることは一つ。あなたが実戦でやった時間の檻。あれを短時間だけ狙って出して、狙って解除する」

ガイ「……できるのか?」

トゥルーエンド「これまでの訓練を見て、できると判断したわ── ただし、条件つき。欲張った瞬間にあなたが呑まれる。だから短時間だけを身体に覚えさせる……三拍よ。時間の檻にいる間、あなたが三拍をはかるの……いいわね?」

ガイ「……短いな」

トゥルーエンド「短いからいい。世界を止めるのに、長さは要らない──必要なのは元に戻る時間だけ……来なさい」スッ

ガイ「……」スッ

ギュッ

トゥルーエンド「……私が錨になる。私の鼓動を基準にして。時間の檻にいる間も、絶対にそれを見失わないで」

トゥルーエンドの胸に耳を当てるガイ「……ああ」

トクン……トクン……

トゥルーエンド「……覚えた?私の、鼓動」

ガイ「……ああ。聞こえた。これを基準にすればいいんだな」

トゥルーエンド「……準備がよかったらいつ始めてもいいわよ」

ガイ「──」グッ

何かに触れる感覚「」
ガイ「……」ゾワッ



壁時計「」
カップの湯気「」

ガイ(止まった……三拍数えろ……ルーの鼓動を思い出せ……今だ、戻れ──)



壁時計「」カチ……カチ……

ガイ「……戻れた」

トゥルーエンド「……成功ね。三拍なら、狙って出して狙って戻れる……それ以上は禁物。これで訓練は終わりよ、ガイ」

ガイ「ああ。助かった、ルー」

トゥルーエンド「礼はいらないわ。さて、私ができるのはここまで。今後はあなた一人で頑張ってちょうだい」
204 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 00:48:37.67 ID:qlTBHjPzO
ギュッ……

トゥルーエンド「……まだ、離れないのね」

ガイ「錨がなくても戻れる……でも、錨にしたいものは残った」

トゥルーエンド「な、なによそれ……訓練の話をしてるのよ」ジト

ガイ「……訓練は終わったんだろう」

壁時計「」カチ……カチ……

トゥルーエンド「……私は大魔女代理で……模造品で……余計なことを望むのは、許されないって──」

ガイ「許されないと勝手に思ってるだけだ」

トゥルーエンド「……馬鹿。そんな顔で見ないで……」

ガイ「望んでないなら、今すぐ離れるが」

トゥルーエンド「……っ」

ガイ「……嫌なら言え。言えばやめる」

トゥルーエンド「……嫌、じゃない……けど……困るわ……」

ガイ「……困るのか」

トゥルーエンド「困るに決まってるでしょう。私は大魔女の代理をするために造られて──」

ガイ「造られたからといって、誰かの代わりだけで終わる必要はない」
205 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 00:49:15.69 ID:qlTBHjPzO
トゥルーエンド「……ほんと、あなたは……」

ガイの胸元に指先を置くトゥルーエンド「……」スッ

トゥルーエンド「……まだ、残ってるわね」

ガイ「……フローディアのか」

トゥルーエンド「ええ。灰みたいな熱。あなたの魔力じゃないものが、ここに絡みついたまま──ちょっと、むかつくわね」

ガイ「……」

トゥルーエンド「……あの女のこと、まだ気にしてる顔ね。口付けられたこと?胸に残った灰みたいな魔力?それとも……あの女の熱が、まだどこかに残ってる気がするから?」

ガイ「……全部だ」

トゥルーエンド「そう……なら、忘れさせてあげる。フローディアのこと、今だけは」

ガイ「どうやって──」



口付けをするガイとトゥルーエンド「」



トゥルーエンド「──上書きよ。これで少しはマシになったんじゃない?///」

ガイ「……ああ」

トゥルーエンド「……ああ、って何よ!感想が薄いわね」ジト

ガイ「言葉にすると、壊れそうだ」

トゥルーエンド「……そういうこと、平然と言うな……///」

ガイ「……まだ足りない」

トゥルーエンド「何が」

ガイ「上書きが」

トゥルーエンド「……っ///……どこまで図々しいのよ……///少し、待ちなさい……」スッ

鍵「」カチリ

トゥルーエンド「……確認よ。足りないなら、足りるまで……上書きが嫌なら、言って」

ガイ「……続けてくれ、ルー」



⭐︎時間魔法への理解が深まりました。 3/3
⭐︎ガイが「時間の檻」を覚えました。
戦闘時のコンマで使用した際、一度だけそのときのコンマが奇数で+99偶数で+0の補正をします。
206 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 00:50:26.92 ID:qlTBHjPzO
本日はここまでです。明日も更新したいと思いますので、よければお付き合いください。
それでは、また。
207 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 01:11:20.54 ID:a2oJs2IpO

いつの間にか好感度ストップ高
208 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 03:31:46.49 ID:4szFqEjso
おつでした
こーれガイの方は本当にそのまま言葉通りの意味で言ってるんだろうなぁ
209 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 09:07:25.13 ID:kZUEnb2Fo
男女密室何も起きないはずがなく
210 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 10:47:51.70 ID:hMIq1+3MO
>>207
トゥルーエンドさんとはすごく仲良くなったみたいです。時間魔法の訓練は終わりましたが、今後も会うことはできます。参考までに。

>>208
トゥルーエンドさんは記憶を失ったあとのガイが素直に話せる人物の一人だったため、基本的に話す言葉は思ったことがそのまま出てきているみたいです。仮に記憶を取り戻したらすごい情緒になるかもしれませんね。

>>209
……ノーコメントです。
211 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 10:48:33.06 ID:hMIq1+3MO
ーー「月明かりのオアシス」

ガイ「」ゴク……

ドルク「よっ、調子どうだ?」ストッ

ガイ「ドルク。今は……それなりだ」

ドルク「それなりっていうわりには、口元が緩んでるぞ?何かいいことでもあったのか?」

ガイ「……気のせいだろう。何か用か?」

ドルク「あ、そうそう!リンってやつも調査に連れていくって聞いてな。周りに色々聞いてみたら、みんな引きつったような顔してさ……あまりいい話も聞かねえし、連れてって大丈夫なのか?」

ガイ「……腕は確かだ。実績もある。ただし癖も強い。扱いを間違えないようにしなければな」

ドルク「なるほど……まあ、ガイが問題ないって判断したなら大丈夫だろ!それに、リンってやつに頼らなくてもいいくらい、俺が働いてやるさ!」

ガイ「フッ……頼もしい限りだな」

現在はテラヌス・ウルスです。(12日目)
※古代遺跡を調査する際はその旨を記載してください。

何をする?
安価下1〜3
212 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 10:51:42.54 ID:dcFA7VKMO
アインズと砂漠デートしつつ遠目から影をくらうものを観察
213 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 10:53:22.94 ID:kZUEnb2Fo
もう古代遺跡いこう
214 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 10:53:39.52 ID:WsS2cOHK0
偶然会ったリアンノン(+ソーラ)に砂に呑まれた書庫について何か詳しい事を知っていないか聞いてみる
215 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 11:54:39.00 ID:hMIq1+3MO
ガイ(探索の準備は済んだ……ドルクとリンに声をかけにいくか)

コンコン

アインズ「……ガイ、今いいか?」

ガチャ

ガイ「アインズ。どうしたんだ」

アインズ「遺跡調査の件で──なんだ、今から行こうとしていたのか?」

ガイ「ちょうど、声をかけにいこうと思っていたところだ。準備を始めてくれ」

アインズ「私はいつでもいける。他のみんなは少し時間がかかるだろうが……そうだ、ガイ。少し付き合ってくれないか?」

ガイ「?まあ、構わないが……」

アインズ「よし。あまり時間はとらん……空を飛ぶぞ」



ーーテラヌス砂漠 上空

ヒュオオオ──

アインズ(竜)「やはり空はいいな!遺跡の中だと飛ぶことはできないから、出発前に少しだけ羽を伸ばしておきたかったんだ!」

ガイ「なるほど……ついでに上空から遺跡周りを偵察するということか。合理的だな」

アインズ(竜)「ああ。ホレスの話だと影を喰らうものは魔王の可能性が高い……道中で影を喰らうものと出くわして全滅、というのは洒落にならんからな」

ガイ「そうだな。こうしてみると、本当に広大な砂漠だ……探索する遺跡も上からだとよく見える」

アインズ(竜)「……む?」

コンマ下1

01-70 なんでもない
71-00 あれは……
216 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 11:56:24.01 ID:e1L65MZq0
217 :仮面ライダーアインズ :2025/12/14(日) 11:59:25.05 ID:P+Q8y8vx0
何だか仮面ライダーアインズが出てきそうな・・・・・・。http://youtu.be/NQQGV3IceD4

218 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 19:44:08.21 ID:yxTHZRrFO
ガイ「何か見つけたか」

アインズ(竜)「いや……ただの砂嵐だった。なんでもない」

ガイ「そうか……この様子だと、道中は安全そうだな。街に戻って仲間と合流しよう」

アインズ(竜)「そうするか……だが、その前に少しだけ回り道をする」

ガイ「回り道?」

アインズ(竜)「砂漠の上空は今が一番見晴らしがいい……帰るのが少し遅れてもいいだろう」

ガイ「……偵察の続きか?」

アインズ(竜)「そういうことにしておけ。一旦、下りるぞ」バサッ



ーーテラヌス砂漠 崖上

アインズ(竜)「」バサァァ……ドスン……

ガイ「」トスッ

炎に包まれるアインズ「少し……休憩だ」シュウウウウウウ……

ガイ「まだ余裕があるように見えるが」

アインズ「……正直に言うと、お前と二人きりで話す時間が最近なかった気がしてな」

ガイ「たしかに、皆と一緒に動くことが多かったな」

アインズ「……騒がしいのは嫌いじゃないが、今は少し静かな風が欲しかったんだ」

ガイ「……あまり長くはいれないが。そういうのもいいだろう」

アインズ「そう言ってくれると助かる……なあ、ガイ。聞いてもいいか?」

ガイ「なんだ?」
219 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 19:44:44.20 ID:yxTHZRrFO
アインズ「昨日から知らない女の匂いがお前からするんだが……どこで付けてきた?」

ガイ「っ……ええと、それはだな……」

アインズ「……ふふ。構えるな。責めに来たわけじゃない……お前も若い男だ。そういう匂いが少し増えたところで、不自然じゃないだろう」

アインズ「……それに、サーシャたちは気づいていない。余計な波風は立たん。安心しろ……で、だ。匂いの件は置いておく。今聞きたいのは、別の話だ」

アインズ「本題はお前が失ったものの話だ」

ガイ「……代償の刃の話か。聞きたいなら話す」

アインズ「使ったのは二回……それでお前は記憶と、もう一つ失ったものがある……それは味覚だな?」

ガイ「……なぜ、わかった」

アインズ「味覚を失う前と比べて、食べる量が減っただろう?それに、食事中のお前は噛む回数も、飲み込む間も、前と同じなのに……目だけが動かない。皿を見ているようで、見ていない」

アインズ「最初は気のせいだと思った。だが、違和感が積もった……決定打はテルだ。お前に感想を聞いても、毎回テルが先に答える。しかも、答え方が妙に丁寧だ……まるでお前にも味を教えるかのようにな」

アインズ「テルは知っているんだろう?お前が、味を失っていることに」

ガイ「……ああ。テルには気づかれた。テラヌスへの道中でな」

アインズ「……なぜ、隠していた?」

ガイ「仲間に、余計な心配をかけたくなかったからだ」

アインズ「心配?」

ガイ「気を遣われるのが……嫌だった」

アインズ「……気を遣われるのが嫌なら、気を遣わせるな」

ガイ「……どうやって」

アインズ「黙って耐えるな……後から気づく方が気分が悪い。些細なことでも教えてくれ……知らされないのは、あまり気分がよくない」

ガイ「……すまない」

アインズ「謝るな。次から変えてくれれば、それでいい」

ガイ「……わかった」

アインズ「……それと、匂いの件で確認しておきたいんだが……相手は敵か?」

ガイ「違う」

アインズ「危険か?」

ガイ「ない」

アインズ「そうか……ならいい。そろそろ戻るぞ。遺跡探索をするのだからな」

ガイ「ありがとう、アインズ」

アインズ「フッ……礼はいい。戻るぞ」

⭐︎アインズと砂漠を飛びました。
220 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 19:45:30.28 ID:yxTHZRrFO
ーーテラヌス・ウルス 市場

ガイ「ドルクには声をかけられたから……あとはリンだけだな」

アインズ「あの研究所の立地も考えものだな」

ガイ「ああ……なぜ研究者というのは僻地に拠点を構えたがるんだろうか」

アインズ「それは偏見じゃないか?……ん?あそこにいるのは……」

ソーラ「あっ、ガイさんとアインズさん!こんにちは!」フリフリ

リアンノン「こんにちは、ガイさん、アインズさん。先日の一件は本当にありがとうございました。ホトルス族首長として、改めて感謝を申し上げます」

ガイ「できることをしただけだ……丁度いい。リアンノン、遺跡について聞きたいことがある」

リアンノン「遺跡……ですか?あまり詳しいことは答えられませんが……」

ガイ「砂に呑まれた書庫……という遺跡を知っているか」

ソーラ「すなにのまれた……しょこ?」

リアンノン「……あそこは、テラヌス・ウルスの今の文化とは毛色が違う痕跡が多い場所です。古い魔法文明の遺跡……と言えばいいでしょうか。石の刻み方も、残っている文様も、王家の墳墓とは系統が大きく異なっています」

アインズ「この国の遺跡ではない、という言い方だな」

リアンノン「この国が今の形になる前のもの……そう言う人もいます。半分以上は砂に埋もれていて、地上に見えているのは崩れた外壁と、露出した書架の一部だけ」

ガイ「地下は?」

リアンノン「残っています。地下に降りる区画があり、奥には魔法陣や古い魔法式を刻んだ部屋がある……という報告があがっています」

ガイ「報告があるなら、出入りはできるのか」

リアンノン「できますが……危険性が高く、帰ってこない者も多いです。行くことは議会としても、個人としても推奨できません……それに、最近は……」

ソーラ「……かげのこと?」

リアンノン「ソーラ」

ソーラ「……ごめんなさい」

リアンノン「……失礼。噂の域ですが、影を喰らうものの目撃例は、遺跡の中でも砂に呑まれた書庫が一番多いと聞きます」

ガイ「そうらしいな」

リアンノン「入口付近で引き返した者もいますし、逆に何も見なかったと言い張る者もいる……証言が揺れているのも、厄介な点です」

アインズ「見た者が怯えて誇張しているのか、見たこと自体を隠しているのか……」

ガイ「……ほかに、わかっていることは?」

リアンノン「“わかっている”と言えるのは少ないのですが……首長として耳に入る範囲でなら」

リアンノン「まず、あそこは半分以上が砂に埋まっているせいで、地上の見える部分と地下の残っている部分で危険の質が違います。地上は崩落と流砂、地下は── 魔法陣や古式の魔法式が厄介です」

リアンノン「触れただけで発動する類もあるらしく、術式を読めない者が踏み込むと、何が起きたのかも分からないまま戻れなくなる……ということもざらにあります」

ガイ「「罠……いや、古い機構か」

リアンノン「ええ。それと、影を喰らうものの噂ですが……目撃が多いのは奥の刻印部屋に近い区画だと言われています。入口付近で見たと言う者もいます……恐怖で誇張しているのかもしれませんが。同じ場所を指しているはずなのに、言葉が噛み合わない。質問を変えると、急に曖昧になる……そんな報告もあります」

ソーラ「しょこ、へんなの」

リアンノン「私から言えるのはここまでです。これ以上は噂にしかなりません」

ガイ「いや……助かった、リアンノン」

リアンノン「もし、遺跡に向かうのであれば、お気をつけて。ソーラ、挨拶を」

ソーラ「ガイさん、アインズさん、きをつけてね!」

⭐︎砂に呑まれた書庫の情報を得ました。
221 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 19:45:58.74 ID:yxTHZRrFO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

リン「ついに、遺跡探索に行くんだね」

サーシャ「はい。ちょっと怖いけど……ワクワクしてきたかも」

リーゼリット「うん……私も一緒。それで、どの三つの遺跡のうち、どれから調べるの?」

ドルク「『砂に呑まれた書庫』、『風切りの機械塔』、『砂底の聖堂』……どこも一筋縄じゃいかないぜ」

テル「近さでいったら『砂底の聖堂』かな?ヨードリーさんの話だと、テレス族以外の首長にバレたら大目玉を喰らいそうだけど……」

アインズ「『砂に呑まれた書庫』はリアンノンから聞いた内容も加味すると、影を喰らうもの……魔王と遭遇する可能性が高い。探索するならば気をつけなければな」

ガイ「『風切りの機械塔』は情報が少ないぶん読めないが、少なくとも影を喰らうものの噂は薄い……危険度は他の古代遺跡と同程度だろうな」

どの遺跡を探索する?
先取3票

1 砂底の聖堂
2 砂に呑まれた書庫
3 風切りの機械塔
222 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 19:47:09.20 ID:I4WO6NF9O
2
223 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 19:47:41.64 ID:ZXrmkXu7O
1
224 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 20:02:53.64 ID:H+fLiX6do
2
225 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 20:19:23.64 ID:e1L65MZq0
226 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 20:25:26.48 ID:YGgiDP/jO
1
227 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 21:17:42.03 ID:IyeDMMMgO
ーーテラヌス砂漠 砂底の聖堂前

巡回テラヌス兵たち「」ザッザッ……

テル(ちょっとちょっと!全然見回りがいるじゃん!これじゃ入れないよ!)コソコソ

リーゼリット(仕方ない……ちょっと気絶してもらうしか……)
狙撃型魔導銃「」カチャン

サーシャ(わー!リーゼ、ちょっと待って!ユーシリアのときとは状況が違うんだから、強硬手段はダメだよ!)アタフタ

リン(聖域だからか、他の遺跡と違ってちゃんと警備されてるね。一人だったらそっと入れたけどこの人数じゃ厳しそうだね……)

ドルク(待て。あそこにいるの……ヨードリーの護衛の人じゃないか?)

キキ「」フヨフヨ

アインズ(寝ながら飛んでいるのか……器用だな)

ガイ(関心している場合じゃないだろう……こうなったら人数を絞って潜入するか?)

サーシャ(……あれ?キキさん、こっち見てない?)

キキ「……」パクパク

リーゼリット(ま、か、せ、て……?)

キキ「みなさん、大変です〜、影を喰らうものが現れました〜。一人じゃ対処できないので、応援お願いします〜」

巡回テラヌス兵A「なんだって!?」
巡回テラヌス兵B「急いで向かうぞ!」
巡回テラヌス兵C「ここの警備はあとだ!全力で影を喰らうものの対処へ行くぞ!」

ドドドドドド……

シーン……

ドルク「おお、なんか上手くいったな!今の内に中に入ろうぜ!」

テル「キキさん、あとですごい怒られそうだけど、大丈夫かな?」

ガイ「……帰ってきたら労ってやろう。急ぐぞ」

228 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 21:18:47.80 ID:IyeDMMMgO
ーー砂底の聖堂 踏破率[0/10]

乱雑に散らばった祭具「」
壁に刻まれた古代文字「」

リン「おー、聖域というだけあって雰囲気あるね。死体はあんまり期待できなさそうだけど」

ドルク「……あんた、なんだか発言が怖ぇな」

サーシャ「あはは……えっと、ヨードリーさんの話だと下へ降りる入り口があるはずなんだけど……」

アインズ「……おそらく、あの場所だろう」スッ

岩で塞がった階段「」

ガイ「……サーシャ、動かせそうか?」

サーシャ「うーん……地属性魔法を使ってもちょっと厳しいかも……」

テル「じゃあ、仕方ない。アインズさんとリーゼリットちゃんに吹き飛ばしてもらおう」

サーシャ「えっ」

リン「おっ、吹き飛ばすなんて素敵な響き♪誰も死体にならないといいけど」

ガイ「リーゼ、アインズ、頼めるか?」

アインズ「……少し下がっていろ。リーゼ、準備ができたら教えてくれ」
炎「」ゴウッ……

リーゼリット「……オッケー。いつでもいいよ」
狙撃型魔導銃「」ギュイイイン……

カッ──ドコオオオオオオン‼︎‼︎‼︎

現れた階段「」パラパラ……

ドルク「すげえ爆発だ……まだ耳がキンキンするぜ……」

テル「岩を高温で熱して、それに氷属性の魔弾を撃ったんだね……今更だけど、仮にも聖域でこんなことして大丈夫なのかな?」

アインズ「崩落してないなら許容範囲だろう」

ガイ「……ともかく、これで先へ行けるな。注意して進もう」

コンマ下1

01-30 踏破率+2 敵襲
31-50 踏破率+3 敵襲
51-80 踏破率+3 物品発見(自由安価下2)
81-00 踏破率+4 いいこと(自由安価下2)
229 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 21:20:00.07 ID:4szFqEjso
230 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 21:56:21.17 ID:zA/skBP9O
ーー砂底の聖堂 踏破率[2/10]

スタスタ……

ドルク「先がまったく見えねぇな……生き物の気配がしないのも気味が悪い」

リン「降りてすぐのところに倒れてた死体は前にこの先を調査しようとした人みたいだったし……」

サーシャ「……みんな、止まって。何か……音がする」

アインズ「なにか近づいてきているな……」

リーゼリット「魔導銃が効く相手だといいけど……」
狙撃型魔導銃「」スッ

ゴリ……ゴリ……

首の欠けた大きな石像「」ゴリ……ゴリ……

ガイ「……なんだ、アレは」

テル「わからないけど、敵でしょ!構えて、ガイ君!」バッ

コンマ下1

01-10 痛恨
11-30 劣勢
31-70 優勢
71-00 会心

閃光玉+10(残り2回)
連携技+30(残り2回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(現在使用不可)

リンと一緒に行動しているため+10の補正
231 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 21:57:06.53 ID:kZUEnb2Fo
連携技
232 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 22:22:59.72 ID:zA/skBP9O
首の欠けた大きな石像「」シン

サーシャ「止まった……?」

ドルク「隙だらけだが……ああいうのは、迂闊に近づいたらまずいタイプだな……さっきの岩みたいに、爆発させられないか?」

アインズ「……やってみよう」
炎「」ゴウッ……

リーゼリット「いつでもいいよ!」
狙撃型魔導銃「」ギュイイイン……

カッ──ドコオオオオオオン‼︎‼︎‼︎

首の欠けた大きな石像「」ボロッ……

リン「おっ、すごい効いてるみたい。今のうちに畳みかけちゃおう。いってらっしゃい、我が僕よ!」バッ

歩く死体たち「」ズドドド……

テル「うわあ……すごい絵面だ……」

アインズ「……倫理観はともかく、生きている私たちへの危険は大きく下がる。こういった戦闘に関していえば、リンを連れてきて正解だったな」



ーー砂底の聖堂 踏破率[2/10]

石像の残骸「」ボロッ……

リン「はい、みんなお疲れ様ー。このあともよろしくねえ」

歩く死体たち「」シーン

ガイ「……拍子抜けするくらい、あっさり終わったな」

リン「ね、私を連れてきてよかったでしょ?」

ガイ「今のところは、な」

⭐︎自動勝利!

01-30 踏破率+2 敵襲
31-50 踏破率+3 敵襲
51-80 踏破率+3 物品発見(自由安価下2)
81-00 踏破率+4 いいこと(自由安価下2)
233 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 22:24:07.44 ID:ZXrmkXu7O
234 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 22:43:49.97 ID:zA/skBP9O
ーー砂底の聖堂 踏破率[5/10]

リーゼリット「……この辺り、なんだか寒くない?」ブルッ

アインズ「地下で日も当たらない場所だからな」
アインズの尻尾「」グルン

尻尾に巻き付かれるリーゼリット「わっ、アインズ?」

アインズ「これで少しは暖かいだろう?」

テル「えー、いいなー!リーゼリットちゃん、私も混ぜてよー!」

サーシャ「ふふっ……あったかそうだね」

ドルク「おうおう、仲睦まじいねえ……ガイは混ざらねえのか?」ニヤニヤ

ガイ「……よく勘違いされるんだが、俺はハーレムを作っているわけではない。流れに身を任せたら今の状況になっただけだ」

リン「ふーん、これだけ美少女を侍らせてると説得力ないけど……それより、気づいてる?死の気配がすぐ側に来てるよ」

剣を持った亡霊「」コンニチワ
槍を持った亡霊「」ドモ
弓を持った亡霊「」オッス

ガイ「……単純な物理攻撃は効かなさそうだな」
短剣「」シャキン
魔導拳銃「」スチャ

コンマ下1

01-20 痛恨
21-30 劣勢
31-70 優勢
71-00 会心

閃光玉+10(残り2回)
連携技+30(残り2回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(現在使用不可)

リンと一緒に行動しているため+10の補正
235 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 22:45:13.92 ID:u/t5lgGh0
236 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 23:20:26.20 ID:zI0bxk1bO
ガイ(そういえば……時間魔法の魔力を直接ぶつけてみるのはやったことがなかったな……この際だ、試してみるか)シュンッ

リン「えっ、消え──」

剣を持った亡霊「」
ガイ「」シュンッ
短剣「」シャキンッ

槍を持った亡霊「」
ガイ「」シュンッ
短剣「」シャキンッ
魔導拳銃「」バシュウン!

撃たれる弓を持った亡霊「!?」

ガイ「──終わりだ」シュンッ

消えていく亡霊たち「」シュウウウン……

ガイ(……大きな変化は見られなかったな。今のところ、こういう使い方では無属性の魔力と変わらないか)

リン「一瞬で……模擬戦のときは本気じゃなかったんだ、ガイさん」

ガイ「あの時は本気を出す場面じゃなかったからな」

ドルク「おいおい、今の見てたけどすげぇな!あんなに速く動いてるヤツなんて見たことねぇぞ……参戦しようと思ったら終わっちまってたし」

ガイ「今のは敵が弱かったからだ。強敵には通じない可能性がある……そのときは、俺一人じゃ足りない。温存しておいてくれ」

ドルク「そうか……ガイ、お前も無理すんなよ?遠慮なく俺たちを頼れ!」

ガイ「フッ……言われなくても、な。忠告、感謝する」

⭐︎勝利!
237 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 23:21:37.05 ID:zI0bxk1bO
ーー砂底の聖堂 踏破率[5/10]

サーシャ「あれ……今、何かあった?」

テル「え、とくに何も感じなかったけど……?」

ドルク「……みんなが気づかねえくらい、一瞬でガイが片づけたんだ。感謝して先に進むぞ」

リーゼリット「いつの間に……」

アインズ「亡霊……まったく気づけなかったな。気配すら掴めんとは……面目ない」

リン「あー、霊的な気配は慣れてないと拾えないこともあるんだよね……でも、何事もなくてよかったよかった!切り替えていこ!」

01-30 踏破率+2 敵襲
31-50 踏破率+3 敵襲
51-80 踏破率+3 物品発見(自由安価下2)
81-00 踏破率+4 いいこと(自由安価下2)
238 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 23:22:19.72 ID:WsS2cOHK0
239 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 23:23:03.74 ID:I4WO6NF9O
黄金の剣
240 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/14(日) 23:29:43.14 ID:zI0bxk1bO
黄金の剣を見つけたところで今回は終わります。

砂底の聖堂の奥には何か重要そうなものがありそうです。影を喰らうものに関連する何かのようですが、詳細は今のところ不明です。
次回の更新は速くて金曜日の夜、あとは土曜日になると思います。よければお付き合いください。
それでは、また。
241 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/14(日) 23:42:32.71 ID:kZUEnb2Fo

時間魔法鍛えまくった方が良いんじゃないか
242 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/15(月) 12:27:20.15 ID:M3+sX8i/o
おつ
そのうち個別でガイと会話するとしっとりイベント入りそう(いや入れ)
243 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/16(火) 11:34:03.22 ID:yGV134e6O

言われてみるとハーレム主人公みたいなことになってるのか
もし記憶が戻ったら悶絶しそう
244 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 11:10:11.92 ID:YTNRhVheO
>>241
時間魔法の特訓等は自由安価等で示してくれればやれると思います。強化の方向性は未定なんですけどね。

>>242
状況によっては可能性があります。
自由安価等で二人きりになる指定をするとそういったイベントを起こしやすいかもしれません。参考までに。

>>243
実は記憶を失う前のガイはほんのりサーシャさんのことが気になっていたようですが、記憶を失った後はサーシャさんのことを仲間以上の目で見れないようです。記憶を取り戻したら、グチャグチャの感情になるかもしれませんし、意外と落ち着いているのかもしれません。その辺りは安価等によっても変わるので、よければ今後も見ていただければと思います。
245 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 11:14:05.07 ID:YTNRhVheO
ーー砂底の聖堂 踏破率[8/10]

テル「お、なんだろアレ」

ドルク「何か見つけたか?……台座に剣が刺さってるな」

台座に刺さった黄金の剣「」キラン

テル「抜いてみる?」

リーゼリット「えぇ……罠だったらどうするの?リビングソードの類だったら厄介だよ」

リン「え、リビングソードって?剣が生きてるの?」

リーゼリット「そう。近づいた瞬間に襲ってきたり、持った相手に呪いをかけたりね。物によっては意識を乗っ取ろうとすることもあるみたい」

ドルク「まあ、リビングソードなんて中々出会う機会もないんだけどな。んで、どうする?」

ガイ「……罠かどうか確認しよう。アインズ、アレから魔力は感じるか?」

アインズ「……魔力は薄い。罠の可能性は低いだろうが、油断はするな」

サーシャ「じゃあ……触らずに試そう。ロープで引っかけて、離れたまま引っ張るのはどう?」



台座から抜けた黄金の剣「」スポッ

ドルク「よっと……あっさり抜けたな」

リン「死体に持たせてみるね」
黄金の剣を持つ死体「」ガシッ

リーゼリット「……何も起きないね」

ガイ「リン。勝手に死体を動かすな。確認はそれで十分だ」

リン「はーい。真面目だねえ」

アインズ「魔力反応も変化なし……少なくとも、こちらを害する類ではないか」

テル「じゃあ元に戻して、先に進も。持ち帰り禁止だしね」

サーシャ「うん……変に触って、聖域を荒らすわけにもいかないし」

ドルク「よし、戻すぞ……」
台座に戻される黄金の剣「」スッ……

リン「何事もなく戻ったねぇ……どうしてこんなところに刺していったんだろう?」

ガイ「さあな。理由はなんでもいい……行くぞ」

⭐︎黄金の剣を見つけました。探索終了後、ヨードリーが回収してくれます。
246 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 11:14:36.57 ID:YTNRhVheO
ーー砂底の聖堂 踏破率[8/10]

ドルク「……そろそろ最奥に着きそうな気がするな」

アインズ「ほう、わかるのか?」

ドルク「冒険者の勘ってやつだ」

サーシャ「あはは、意外とバカにならないですよね、そういうの」

リーゼリット「その勘が当たる前に、嫌な予感もするんだけど」

テル「大丈夫だよ、リーゼリットちゃん。いざとなったら頼もしい仲間がこんなにもいるんだから!」

リーゼリット「……ふふっ、それもそっか」

01-50 踏破率+2 敵襲
51-80 踏破率+2 物品発見(自由安価下2)
81-00 踏破率+2 いいこと(自由安価下2)
247 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 11:16:13.22 ID:uTnoZB9Lo
踏破
248 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [saga]:2025/12/20(土) 12:39:09.29 ID:gHcdXViU0
令和7年(2025年)12月20日
[相手方の氏名] 様
[自分の所属・氏名] 印
謹んでお詫び申し上げます
拝啓
 [相手方の氏名]様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 この度は、令和7年[月・日]の会食の席におきまして、私の常軌を逸した不躾な振る舞いにより、[相手方の氏名]様に筆舌に尽くしがたい屈辱とご不快な思いをさせてしまいましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
 当日、私は酒の勢いに任せ、あろうことか自らの下半身を露出し、[相手方の氏名]様の頭部に乗せるという、言語道断かつ卑劣な行為(いわゆる「ちょんまげ」と称される蛮行)に及びました。
 [相手方の氏名]様の高潔な人格を著しく汚し、社会人としてのみならず、人間として守るべき最低限の礼節を完全に欠いた私の行動は、到底許されるものではございません。
 [相手方の氏名]様がこれまでに築き上げられた尊厳を深く傷つけ、大切なお時間を汚してしまったことに対し、どれほどの言葉を尽くしてもお詫びしきれない後悔と羞恥の念に苛まれております。
 今後は、自身の未熟さを猛省し、二度とお酒を口にしないことを誓うとともに、今回の件で[相手方の氏名]様から頂戴いたしましたお叱りを真摯に受け止め、更生に努めてまいる所存です。
 本来であれば拝眉の上、幾重にも謝罪すべきところ、まずは書面をもちまして、平身低頭お詫び申し上げます。誠に、誠に申し訳ございませんでした。
敬具
249 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 13:28:54.06 ID:kKR4tDt9O
ーー砂底の聖堂 最深部

サーシャ「なんだかここだけ、雰囲気が違うね」

アインズ「ここが砂底の聖堂の最奥なのだろう……さっきまでとは空気が違う」

ゴリ……ゴリ……

テル「……ねえ、今、聞いたことある音がしなかった?」

ドルク「したな。石が擦れる音だ……動いてやがる」

ゴリ……ゴリ……

リーゼリット「……あそこ!さっきの石像と似てるけど、様子が違う!」

天使の石像「」ゴリ……ゴリ……

リン「わぁ、今度はちゃんと首がある。やだなあ、こっち見てない?」

アインズ「ふむ……侵入者排除の機構か、厄介だな」

ガイ「……気を抜くな。さっきのやつとは全然違う」
短剣「」スラッ

ドルク「へへっ……でも、やることは一つだ。準備はいいか?」
鋼の槍「」ブォンッ!

ガイ「……行くぞ!」ダッ

コンマ下1

01-40 痛恨(死亡判定あり)
41-65 劣勢
66-70 優勢
71-00 会心

閃光玉+10(残り2回)
連携技+30(残り2回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(現在使用不可)

リンと一緒に行動しているため+10の補正
250 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 13:32:39.50 ID:U3yGqirfO
連携技
251 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 15:00:01.17 ID:fhTzELsTO
リン「みんな、お願い!」バッ
動き出す死体たち「」ズル……ズル……

ドルク「行くぜ!」ダッ

アインズ「援護する──」
炎「」ゴウッ‼︎

テル「よし、私も──」

天使の石像の両目「」カッ…!!

サーシャ(あれ?今、何か光った?)

テル「!まずった、かも……」ユラァ
ドルクのいる方向に杖を向けるテル「」スッ

サーシャ「テルさん!?その方向は──」

テル「」ブツブツ
滞留する電気「」バチィッ‼︎バチバチバチ……

リーゼリット「えっ!?ちょ、本気で撃とうとしてる!?」バッ

ガシッ

テルを押さえつけるリーゼリット「テルさん、どうしたの!?」

テル「」ブツブツ
滞留する電気「」バチィッ!!バチバチバチ……

サーシャ「リーゼ、離れて!感電しちゃうよ!!!」

ドルク「……!ガイ、テルの様子が変だ!」

ガイ「何!?」

腕を振り下ろす天使の石像「」ブォンッ

アインズ「くっ!しばらくこちらで抑える!その間になんとかしろ!」
竜角の槍「」ガギィッ‼︎

サーシャ「……そうか!みんな、あの石像の目に気をつけて!テルさんはそれを見てからおかしくなってる!」

ドルク「目だと!?……なるほど、さっき会った石像の首が無かったのは誰かが首を落としたからか……!」

リーゼリット「つまり、首があるこいつは、まだ機能が残ってるってこと……!」
252 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 15:00:29.69 ID:fhTzELsTO
天使の石像の両目「」カッ…!!

ガイ「全員、視線を切れ!アイツの目を直視するな!……サーシャ、目を閉じたまま弓を射れるか!?」

サーシャ「……できるよ!任せて──」
魔導弓「」ギリ……

ガイ「よし……アインズ、ドルク!そのまま石像をサーシャ達に近づけさせないでくれ!俺も加勢する!リーゼ、テルを気絶させろ!」シュンッ

リーゼリット「了、解……!」スッ

テル「っ!?」ガクン
落ちる杖「」カラン……

ドルク「へへっ、任されたからには仕事は果たすぜ……!」ダッ

リン「私も手伝うよ!みんな、動きを止めて!」
石像にしがみつく死体たち「」ガシッ……ガシッ

ドルク「ナイス!ここから腕を貫く──!」
天使の石像の腕を貫く鋼の槍「」ドゴォンッ‼︎

アインズ「なかなかやるな──私も負けておられん!」ブンッ
崩れる天使の石像の足「」ガラッ……

ガイ「──サーシャ、右目だ!!!」シュンッ

サーシャ「──ここ!!!」
魔導弓「」バシュッ……

短剣を振りかざすガイ「ッ──」
短剣が突き刺さる石像の左目「」ドスッ
矢が突き刺さる石像の右目「」バスッ

光を失う石像の目「」シュウン……

リン「うまくいったみたいだね……!」

ガイ「──よくやった、みんな。だが、アイツはまだ動いている。最後まで気を抜くなよ」スタッ

天使の石像「」ゴリ……ゴリ……

コンマ下1

01-30 劣勢
31-00 勝利

閃光玉+10(残り2回)
連携技+30(残り1回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(現在使用不可)

リンと一緒に行動しているため+10の補正
253 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 15:01:13.48 ID:gGCQrTSi0
254 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 17:47:21.41 ID:XSkRNScQO
ドルク「これで……トドメだ!」
鋼の槍「」ドスッ!

崩れる天使の石像「」グラ……ドガァアアアン!!

リン「……おー、やったね。綺麗に崩れた」

ガイ「終わりだな……テル、起きろ」ユサユサ

テル「う……ん……」パチ

テル「……あれ?私、何して……」

サーシャ「テルさん、大丈夫?気分悪くない?」

テル「大丈夫だけど……そうだ、石像は!?」

リーゼリット「大丈夫、みんなが倒したよ」

ドルク「おお、目が覚めたか。後遺症とかも……無さそうだな」

テル「???」

アインズ「……石像の目を見た途端、お前は杖を私たちに向けて雷魔法を放とうとしたんだ」

テル「えっ」

ドルク「まあ、結局は放たれてねえし、誰も怪我してねえからいいんだけどな。ただ、あれがもし俺たちに当たっていたらと思うとゾッとするぜ」

テル「……私、そんなつもりは……」

アインズ「わかっている。おそらく精神干渉だろう。強制命令、あるいは視覚を介した魅了に近い……侵入者を侵入者自身で排除させる画期的な方法だな。よく考えられている」

テル「……いや、画期的とか言ってる場合じゃないよ!私、みんなに雷撃つところだったんでしょ!?」

サーシャ「うん……だから、気づいた瞬間に止めたの。リーゼが押さえてくれて……」

リーゼリット「ほんと焦ったよ。あのままだったらドルクさんとアインズに直撃だったし、巻き添えも出てたかも」

テル「……ごめん。ほんとに、ごめん……」シュン

ドルク「気にすんなよ!みんな無事だったならいいじゃないか!なあ?」

アインズ「私は恨むぞ」

テル「うぅ……そうだよね……」

アインズ「フッ、冗談だ」

リン「ふふっ、冗談ね……あれ、ガイさん、いつも以上に渋い顔してどうしたの?」

ガイ「……なんでもない」

ガイ(翡翠の賽の反応がない……ここはハズレのようだな……ん?)チラ

文字が書かれた石板「」

ガイ「……」
255 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 17:47:48.67 ID:XSkRNScQO
サーシャ「あっ、石像と戦ってて気づかなかった……えっと──」

ガイ「読めるのか、サーシャ?なんて書いてある?」

サーシャ「全部は読めないけど……影を喰らうもの……絶望の魔王って……書いてある……」

リーゼリット「えっ」

アインズ「……続きは?」

サーシャ「読めるところだけ拾うね……兵器……制御……失敗……暴走……多くを喰らい……」

ドルク「利用しようとしてしくじった……って感じか」

サーシャ「……機械塔って文字に……抑制とかそういった文字が書いてある。それと、書庫って文字も……素直に受け取るなら、書庫に絶望の魔王を封印したみたい」

リン「うーん、機械塔に、書庫……?聞いたことあるような……」

ガイ「……一度テラヌス・ウルスに戻ってヨードリーに報告しよう。聖域の奥で見つけた石板の内容……おそらく、影を喰らうものと関係している」

アインズ「ああ……この情報は重い。帰って整理すべきだな」

テル「それに、ここでこれ以上ウロウロしたら、また変なの出てきそうだしね……」

リン「帰り道で死体が増えたら嬉しいけど……まあ、今回は大人しく従うよ」

⭐︎砂底の聖堂を攻略しました!
256 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 17:48:55.15 ID:XSkRNScQO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

ガイ「──みんな集まったな。さて、先日の遺跡探索のまとめだが……」スッ

黄金の剣「」ポン

サーシャ「えっ……あのときの剣!?いつの間に持ち去ったの!?」

ガイ「違う。帰ってすぐにヨードリーに報告しただろう?……それからすぐに聖域に各首長の許可を得て調査隊を派遣したらしい。俺たちがした報告と大きく違わず、危険性もなかったということで、この剣は褒美としてもらった。非公式だがな」

アインズ「ふむ。見た限り偽物とかではないようだし、売ればそれなりになるだろう……刃がついているが実戦向きとはいえんしな」

テル「まあ、その剣の処遇は置いといて……調査隊の人達が改めて調べてくれてわかったことがあるんだよね?」

ガイ「ああ。リーゼ、頼む」

リーゼリット「はいはい……じゃ、要点だけね」スッ
紙束「」パサッ

リーゼリット「まず、砂底の聖堂で見つけた石板。サーシャが読めた範囲と調査隊が解読した内容を合わせると……」

サーシャ「影を喰らうものは、『絶望の魔王』って呼ばれてた」

リーゼリット「そう。そして絶望の魔王を兵器として利用しようとした痕跡がある……さらに重要なのが次。文言から推測じゃなくて、ほぼ断定レベルで──」

リーゼリット「『風切りの機械塔』には、封印や抑制に関する装置がある。絶望の魔王を利用しようとして作った産物、ってこと」

アインズ「なるほど……影を喰らうもの、いや、絶望の魔王の目撃例が少ないのも頷けるな」

リーゼリット「で、最後。これもはっきり書いてあるみたい……『砂に呑まれた書庫』に、絶望の魔王を封印する、ってね」

サーシャ「この一緒に描いてある地図は?」

ガイ「俺たちは見つけられなかったが、関連する遺跡がある位置の地図らしい。今、出ている書庫と機械塔とは大きく位置がずれているが……書庫の位置を見てくれ」

テル「……これ、古代墳墓と同じ位置じゃない?」

ガイ「そうだ。影を喰らうものが現れたのは世界めくれ以降、古代遺跡が多数見つかるようになったのも世界めくれ以降だ……遺跡の位置が大きくズレるほどの力が働いている。封印が解けてもなんらおかしくはないだろう」

アインズ「……ホレスの話は本当のようだな。疑っていたが、これは裏取りになった」

ガイ「おそらく、封印が解けたのは世界めくれの影響もあるだろうが……元々、書庫は古代墳墓の地下にあった。世界樹の光の力も関係している可能性が高い」

リーゼリット「それで……今日はどうするの?」

ガイ「……」

現在はテラヌス・ウルスです。(14日目)

何をする?
安価下1〜3

コンマ下1
遺跡への襲撃
01-50 あり
51-00 なし

コンマ下2
遺跡の襲撃者(襲撃ありの場合のみ)
01-50 絶望の魔王
51-80 邪教の信奉者
81-00 長身金髪の女性
257 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 17:51:06.53 ID:ZaIuAlCoO
バッドエンド組とハッピーエンドって良いですよねと雑談
258 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 17:57:30.96 ID:t0HELNi30
トゥルーエンドとホレスを会わせてみる
259 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 17:59:24.24 ID:uTnoZB9Lo
もう襲撃者候補と街中で良い感じに出逢おう
260 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 22:00:55.49 ID:22KzWfFLO
ガイ「……探索の疲れも残っている。今日は休養にまわそう」



ーーテラヌス・ウルス 首都

ガイ(とはいったものの、ただ休むのも勿体無い気がして街に出てみたが……特段することはないな。市場でも覗いて必要な物を揃えるか)

ホレス「ガイ……きょう、なにする?わたし、てつだう」

ガイ(……ホレスと一緒に行動してみるか)



ーーテラヌス・ウルス 市場

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……こんなところか。ホレス、変なものに手を出すなよ」

ホレス「……これ、すきとおってる。なに?」スッ

ガイ「触るな」パシッ
ホレス「……」シュン

ガイ「……悪い。だが、ここは油断すると面倒になる」

ホレス「わかった……きをつける」

旅商人「はは、別に壊さねぇならいくらでも触っていいさ。ついでに見てけよ。しかし……そっちの兄ちゃん、肌の文様すげえな。呪いか?」

ガイ「詮索するな」

旅商人「お、おう……」

ホレス「……これ、だめ?」

ガイ「……人が多いところでは隠した方がいいだろう。無用な絡みが増える」

フードを被るホレス「わかった」スッ



ザワザワ……

ホレス「ガイ、なんだかまわり、うるさい」

ガイ「……なんだ?」

全身ローブのモノクル男「やあやあ。首都の市場は相変わらず賑やかだね。素晴らしい。人が多いほど……面白い」

露店の主人「サ、サラザール……!今日は何を──」
261 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 22:01:23.65 ID:22KzWfFLO
全身ローブのモノクル男 →サラザール「宗教行事さ。我が神に不要な遺跡が一つ減ります、と報告をね。ついでに財布も軽くなる。誰のとは言わないけど……ん?」チラ

サラザール「やあやあ、英雄殿。買い物かい?平和でいいねえ」

ガイ「……お前が、サラザールか?」

サラザール「そうだ。お前たち遺跡漁りの連中には、有名だろう?」

ホレス「……」ジッ

サラザール「おや。君、エルフでは珍しい肌の色をしているね。面白い……」

ホレスの前に立つガイ「用件はなんだ?」サッ

サラザール「そう凄まないでくれよ。ほんのちょっとした挨拶じゃないか……」スッ

ガイに耳打ちするサラザール(君たち、聖域から帰ってきたそうだね?)コソッ

ガイ「……誰から聞いた」

サラザール「噂話さ。英雄ってのは目立つ。隠してるつもりでも、足跡は砂に残る……それで、次はどこの遺跡を調べるつもりだい?」

ガイ「……その質問の意図はなんだ?俺たちに関係があるように思えないが」

サラザール「ふっ、ははは!大いに関係あるとも!私が信じる神を信じていない者とはいえ、遺跡の破壊に巻き込んだら心が痛むだろう?」

ガイ「まさか……」

サラザール「君たちは充分この国のために働いてくれた。あとは影を喰らうものについては私に任せてくれ……遺跡も、影を喰らうものも、我が神の御名のもとに──全部まとめて消し飛ばす。それが手っ取り早いだろう?」

ガイ「……ものごとはそんな単純に解決しない」

影ごと消えるサラザール「それはどうかな?試してもいないことは誰も証明できない……英雄殿、遺跡で出会わないことを祈っているよ」シュウン……

ガイ「……厄介そうなヤツだな」

ホレス「……うん。あのひと、かげが……へんなうごき」

ガイ(もしかしたら遺跡で鉢合わせることになるかもな……刃を交える覚悟をしておこう)

262 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 22:02:26.80 ID:22KzWfFLO
ーーテラヌス・ウルス 肉料理屋

長身金髪の女性「肉串を二本。塩は少なめ」

露店の親父「へいよ!……あんた、いつも即決だな」

長身金髪の女性「迷う時間が無駄だ」

オレンジ色のスライム「」モニャニャ

長身金髪の女性「お前の分もある……食べるなら落とすな」

露店の親父「毎度あり!」

長身金髪の女性「空いている席はここくらいか……相席だ。邪魔をする」

ガイ「……構わん」

ホレス「……」コク

長身金髪の女性「お前も座れ」

オレンジ色のスライム「」モニャ!

肉串を頬張る長身金髪の女性「むぐ……んぐ……」モグモグ

オレンジ色のスライム「〜〜〜♪」モニョモニョ

肉串を頬張るホレス「ガイ、これすごくおいしい。もういっこたべたい、だめ?」

ガイ「食い切れるならいいが……ほら、これで買ってこい」チャリン

ホレス「ありがとう、いってくる」スタスタ

長身金髪の女性「……」ジッ

ガイ(すごく見られている)
263 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 22:02:57.33 ID:22KzWfFLO
オレンジ色のスライム「……!」モニャニャ

長身金髪の女性「……こいつが?」チラ

ガイ「?」

長身金髪の女性「……お前がセーレフェリアを倒した男か」

ガイ「……直接手を下した訳じゃない」

長身金髪の女性→テルグレース「だが関わってはいる……私はテルグレース。テルグレース・ロスチャイルドだ」

ガイ(テルグレース……!まさかこの国に来ていたとは……)

テルグレース「その反応。私を知っているのか」

ガイ「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」

テルグレース「そうか。まあいい……」

オレンジ色のスライム「」モニャニャ?

テルグレース「……無駄だと思うがな。お前が言うなら聞いてみよう」

ガイ「何を……」

テルグレース「情報だ。この砂漠の地下に最悪の古代兵器が眠る。私はそれを探している」

ガイ「兵器?この国の地下に?」

テルグレース「予言書にそうある。“砂を裂き、静寂の底に王が眠る”……位置が曖昧で困っている」パラ……

ガイ「遺跡の位置は世界めくれで狂っている。探しにくいのは確かだな」

テルグレース「最近、お前が探索した遺跡で古代兵器か、それと関連するようなものを見かけなかったか?」

ガイ(砂底の聖堂で見つけたあの文……魔王を兵器にしようとして失敗したと取れるような……だが、レーティアやテルの話からすると正直に教えるのは危険な気がする……)

ガイ「……いいや、何も。何も見ていない」

テルグレース「そうか。邪魔をした」スッ

ガイ「待て……こっちの質問にも答えてもらいたい」

立ち上がるテルグレース「時間の無駄だ」

オレンジ色のスライム「」モニャニャ

テルグレース「……お前がそういうなら、少しだけだ。手短に頼む」ストン

テルグレースと何か話す?
安価下1〜2
264 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 22:05:56.94 ID:n4HzOixk0
機械塔について何か知らないか
265 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 22:06:36.58 ID:S64oVCvcO
古代兵器なんて何に使う。平和的じゃないな。テルが悲しむ
266 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 22:08:25.94 ID:yEii0GMsO
スライム語がわかるのか?とスライム語で聞く
267 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 23:31:30.90 ID:+Q0fce8sO
ガイ「風切りの機械塔について、何か知らないか?」

テルグレース「あの場所に興味があるのか。素人が行くと痛い目を見る」

ガイ「少しでも危険を減らすためだ。知っているのなら教えてくれると助かるんだが」

テルグレース「知っている範囲だけ言う。風切りの機械塔は、内部の構造が動く。通路が回転し、階層の繋がりが変わる。地図は役に立たない」

ガイ「罠が多いと聞いているが」

テルグレース「多い。拘束、隔離、分断。侵入者を一人ずつ剥がして処理する機構が揃っている。集団で入るなら、気をつけた方がいい」

ガイ「……どこまで入った?」

テルグレース「最深部へは行かなかった。そこに当たりがある手応えがなかった」

ガイ「古代兵器、か」

テルグレース「そうだ」

ガイ「そんなものを何に使うつもりだ」

テルグレース「全ての人々を我が傘下にし、世界を救う」

ガイ「……何?」

テルグレース「矛盾していると思うか」

ガイ「救うと言いながら、支配する?」

テルグレース「支配は手段だ。秩序がなければ、救済は成立しない……必要なのは力だ。説得では届かない相手がいる、止められない災厄もある──弱者に選択肢を与えるには、脅威を排除する権限が要る。私はそれを得る」

ガイ「平和的じゃないな……テルが悲しむぞ」

テルグレース「テル……あの家の出来損ないがまだ生きているのか。意外だな……セーレフェリアが全部片づけたと思っていたが」

ガイ「……その出来損ないが、セーレフェリアを止めた」

テルグレース「そうか。そういうこともあるだろう。死ぬべきものが死なず、生きるべきものが死ぬ。世界はそういう誤差でできている。興味はあるが──優先度は低い」

テルグレース「私は古代兵器を探している。テルやお前に構う時間はない。お前も、この国で何かを探しているんじゃないのか?」

ガイ「……」

テルグレース「ここまでだ。今後、遺跡で会っても私の邪魔をしなければこちらから何かする気はない……安心しろ」スッ

ガイ「待て、話はまだ──」

オレンジ色のスライム「」モニャッ!

テルグレース「こいつも、ここまでだ、と言っている。もし私たちの邪魔をするならば……ここで死んでもらうことになる」

スタスタ……

テルグレース「テルに伝えておけ。出来損ないのまま静かにしていろ。邪魔をすれば容赦はしない、とな」

スタスタ……



ホレス「ガイ、これ……たくさん、かった」
袋「」ガサッ

ガイ「……遅かったな」

ホレス「ならんでた……ここ、にんきすごい」

ガイ「……一本、もらうぞ」ガサゴソ

ホレス「はい、どうぞ」ニコ

268 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/20(土) 23:33:15.46 ID:+Q0fce8sO
本日はここまでです。明日はバッドエンド組と出会ってトゥルーエンドさんにホレスさんを紹介するところから始めたいと思います。よければお付き合いください。
それでは、また。
269 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/20(土) 23:46:44.53 ID:uTnoZB9Lo

テルさんほんと侮れてる
270 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 08:42:47.53 ID:3hAnt0cqo
おつおつ
テルグレースさんなんとか穏便に引いてくれんか……
271 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 09:34:34.26 ID:AIw6I630o
何でも倒せば解決する
272 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 18:15:14.45 ID:ESEnFZwPO
>>269
テルさんはロスチャイルド家にいた頃はその優しさ等も相まって色々なところで手を抜いていたようです。彼女の過去を知る人々はそれ故に侮りやすいのかもしれません。

>>270
現状のままだと、争う運命が待ち構えているかと思います。ただ、充分に安価等で変わることはあると思います。

>>271
最もシンプルかつ、最も簡単な解決方法です。細かい事情は解決しないかもしれませんが、大きな問題は取り除くことができます。
力こそ正義なのかもしれませんね。
273 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 18:15:39.55 ID:HCK0eXJiO
ソーラ「……あっ!ガイさん!」パタパタ

ホレス「……?」ジッ

ガイ「ソーラ……一人か?」

ソーラ「うん。おかあさま、おしごとだから……となりの人、だれ?」

ガイ「……知り合いだ。ホレスという」

ホレス「ホレスです、はじめまして」ペコ

ソーラ「……はじめまして」ペコ

ホレス「しろい……きれい。め、きんいろ」ジッ

ソーラ「……えへへ」

ガイ(その発言は少々危ない気がするが)

ガイ「……ソーラ。夜に抜け出してないだろうな?サーシャから聞いた。かげのひとの話を」

ソーラ「……っ」ピク

ホレス「かげ……ひと?」

ソーラ「……こわくないよ。やさしいの」

ガイ「やさしいから信用できる、とは限らない」

ソーラ「……でも、ほんとに、やさしい。ソーラがこわいとき、“だいじょうぶ”ってしてくれる」

ホレス「……してくれる?」

ソーラ「頭のなか、あったかくなるの。なでられてるみたいに……」

ホレス「……ソーラ、それ、あまりよくない」

ソーラ「え?……やさしいよ?こわくないよ?」

ホレス「こわくなくても……だめ。やさしいの、ふり、できる」ジッ

ガイ「ソーラ。ホレスの言う通りだ。相手が誰でも、直接会えないのは普通じゃない。夜は出るな。散歩も日が沈む前だけにしろ」

ソーラ「でも……」

ソーラに手をかざすホレス「ソーラ、ちょっと、ごめんなさい」スッ

ホレス『この者へ向けられる外なる呼び声を遮断せよ』フォン……

ソーラ「……?」

ガイ(なんだ、今の呪文は?)

ホレス「……ちょっとした、おまじない。ソーラ、よる、そとでない、やくそく」

ソーラ「……わかった。やくそくする」

ホレス「それで、いいです」ニコ

ソーラ「……うん。じゃあ、ソーラ、かえる。ばいばい、ガイさん。ホレスさんも……ばいばい」フリフリ

ガイ「ああ……またな、ソーラ」



ガイ「ホレス……さっきの呪文は一体?」

ホレス「よくないもののこえ、とどかせない、けっかいです」

ガイ「……なるほど、これでかげのひと、とやらの声が届かなくなるのか」

ホレス「はい……でも、万能じゃない。つよいもの、むり」

ガイ「それでも充分だ……ありがとう、ホレス」

ホレス「わたしに、できること、しただけ」

ホレス(あのソーラという少女。ただの人間ではないな。結界を施したときに感じたあの魔力は魔王のソレと酷く似ていた……私の勘が外れてくれればいいんだが)

⭐︎街の人々と出会いました。
274 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 18:16:07.42 ID:HCK0eXJiO
ベルフレア「ガイさ〜ん!」

ガイ「……今日はよく人と会うな」

ホレス「ガイ、このくにで、ゆうめい」

ガイ「動きづらくて敵わない」

ホレス「でも、うれしそうにみえます」

ガイ「……気のせいだ」

ベルフレア「おや、お隣の方は初めましてですね?私はベルフレア・バッドエンドです!よろしくお願いします!」

ホレス「ホレス、です。よろしく」

ベルフレア「ホレスさん……!わぁ、落ち着いた雰囲気。ガイさんのお友達って感じがします!」ニコニコ

ホレス「……ともだち。はい」コク

ガイ「違うとは言わんが……お前、こんなところで何をしている」

ベルフレア「今日は街のどこもかしこも平和でして……平和を堪能しているところです!」

ガイ「そうか、それじゃあ休日を邪魔しないうちに──ぐぇっ!?」

ガイの襟を掴むベルフレア「待ってください!これから師匠のところに行くんです!あなたはセーレフェリアの捕縛に関わった功労者なので、お礼をさせてください!師匠も、あなたに直接礼を言いたいと仰ってました!」グイッ

ガイ「わかった、行くから、離してくれ……!」

ホレス「……ガイ、女難の相、でてる……」

ガイ「なんでそんな言葉を知っているんだ……」

275 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 18:16:40.30 ID:HCK0eXJiO
ーーテラヌス・ウルス ベスティアの家

ベルフレア「師匠!英雄様を連れてきました!」

ベスティア「あら、ベル……また無理矢理連れてきてないですよね?」

ベルフレア「えっ、いや、そんなことは……」ダラダラ

ガイ「……ほぼ拉致に近かったがな。だが、拒否はしていない」

ホレス「おじゃまします」スッ

ベスティア「……本人がそう言うなら、不問にしましょう。ようこそ、“英雄様”。そして……そちらの方も」

ホレス「ホレス、です。ベルフレアさんの……おししょ……の、おうち?」

ベルフレア「そうです!ベスティア師匠のお家です!」ドヤァ

ベスティア「威張る要素はまったくないでしょ」

ガイ「……礼がしたいと言っていたが、用件はそれだけか?」

ベスティア「ええ。セーレフェリアの一件、街としても“事故”では済まなかった。あなた方が止めてくれたおかげで、被害が広がらずに済みました」

ベスティア「……ありがとうございます」ペコリ

ガイ「頭を下げるようなことじゃない。俺はやるべきことをやっただけだ」

ベルフレア「師匠、次はお茶!お菓子!お礼の続きです!」

ベスティア「はいはい。せっかく来てくださったのですから、せめてお茶くらいはお出しします。ホレスさんも、どうぞ掛けてください」

ホレス「ありがとうございます」ペコ

ガイ「……世話になる」

ベスティアとベルフレアと何か話す?
安価下1〜2
276 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 18:22:51.39 ID:13wGnNnqO
書庫について何か知らないか
277 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 18:25:09.00 ID:AIw6I630o
トゥルーエンドとの仲を煽られ弄られる
278 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 22:01:52.41 ID:mbT/JBkoO
ガイ「一度リアンノンから聞いたんだが、砂に呑まれた書庫について何か知ってることはないか?」

ベスティア「リアンノンから聞いたのであれば、場所そのものに関しては新しくお伝えできることは多くありません……ですが、書庫に関わる古い記録なら残っております……近頃噂になっている、夜の怪異──“影を喰らうもの”の件はご存じですか?」

ガイ「ああ」

ベスティア「記録の中に、それに似た描写がございます。活動域では、植物が枯れ、動物が生気を失い、一帯が荒廃した……と。今でこそテラヌス・ウルスは砂漠ですが、はるか昔は緑が広がっていたとする記録が点在しております。最近の古代遺跡の調査でも、それは徐々に裏付けられつつあるようです……それが、ある時期を境に荒れ果て砂へと変わった、と」

ベルフレア「え、もともとこの辺りって砂漠じゃなかったんですか……?」

ベスティア「断言はできませんが……そう語られているのは確かです。で、その災厄に付けられた呼び名が──『絶望の魔王』。ただし、これは古い言い伝えに近いものです。今の怪異と同一だと断じる根拠はございません」

ガイ「……そうか」

ベルフレア「ぜ、絶望の魔王……なんか物騒な名前ですね……」

ホレス「……絶望の、魔王……」

ベスティア「あまり深刻に受け止めすぎない方がよろしいかと存じます。古い言葉は、誇張も混じりますから」

ガイ「……忠告は覚えておく」

ベスティア「ありがとうございます。……それで、ガイさん。話題を変えてもよろしいでしょうか」

ガイ「ああ、構わないが」
279 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 22:02:57.12 ID:mbT/JBkoO
ベスティア「最近、トゥルーエンドの口からあなたの名前が出る回数がすごく多くなりました」

ガイ「……」

ベスティア「しかも内容がですね、『また無茶をしていないかしら』とか、『次はいつ来るの』とか……以前だったら言わなかったことを言うようになりました。なにか、心当たりはありませんか?」

ガイ「……とくに、ない」

ベスティア「……とくに、ない、ですか。そう仰る割に、目が泳いでいらっしゃいますね」

ガイ「気のせいだ」

ホレス「気のせい、じゃない」

ベスティア「ええ。私も驚きました。あの子は本来、仕事と責任を優先して、自分の休息を後回しにするタイプですので……ですが最近は、『来客があるなら予定を空けられるかもしれない』などと……そういう言い方までなさるんです」

ガイ「……来客は俺だけじゃないだろう」

ベスティア「はい。ですが来客と一括りにするには、あなたの名前が出すぎです」ニコ

ガイ「……」

ホレス「……ガイ、すみにおけない」ニヤリ

ガイ「笑うな」

ホレス「笑ってない。ほほえみ」ニヤニヤ

ベルフレア「え、え、えっ!?なにそれ!?なにかあるんですか!?ガイさん、大魔女様と仲良しなんですか!?」

ガイ「仲良し、ではない」

ベスティア「では、何でしょう。心配される程度には親しい。訪ねる程度には関わりがある。予定を空けたいと思われる程度には特別……」

ガイ「……言葉遊びはやめろ。ベスティア、そういうお前はトゥルーエンドとどういう関係なんだ?」

ベスティア「……私は、頼まれたんです。大切な友人に、この子を頼む、と」

ガイ「……大魔女か」

ベスティア「察しがよろしいですね。正式に“保護者”という立場ではございません。ですが、放ってはおけませんでした。完璧を演じようとするほど、あの子は自分を削ります。弱音を吐くのも下手で、休むのも下手で……それでも、誰かのために動いてしまう」

ガイ「……お前が支えているのか」

ベスティア「支える、などと偉そうなことは言えません。せいぜい、お茶を淹れて、会話をして、眠っているなら毛布を掛けるくらいです……ただ、最近はそこにあなたの気配が混ざるようになった。だから気になったのですよ」

ガイ「……」

ベスティア「ふふっ、これ以上詮索はしませんのでご安心を。ですが──」

ベスティア「あの子は仮にも一国の主です。そのことをお忘れなく」

ベルフレア「そうです!トゥルーエンド様は大魔女帝国の大使で、代理で、えっと……とにかく偉いんです!」フンス

ガイ「……忘れてはいない」

ベスティア「でしたら結構です。距離の取り方だけは、お間違えにならないように」

ガイ「お前は俺を何だと思っている」

ベスティア「心配の種、ですね」ニコ

ガイ「……」

ホレス「しんぱい、されてる」ニヤリ

ガイ「笑うな」

ホレス「笑ってない。ほほえみ」ニヤニヤ

ベルフレア「えっ、えっ……つまり、ガイさんって危ない男なんですか!?」

ガイ「違う」

ベスティア「ふふっ……」

ベスティア(ねぇ、クローディア。あなたが繋いでくれた世界はまだ綻びだらけでも、あの子たちが笑える余白は残っています……きっと、幸せな終わり方へ続くはずですよね)

⭐︎バッドエンド師弟と話しました。
280 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 22:04:04.92 ID:mbT/JBkoO
ーー大魔女の部屋

トゥルーエンド「あら、来てくれたの……今回はお客様もいるのね」

ガイ「ル……ごほん、トゥルーエンド。こいつはホレスだ」

ホレス「はじめまして、大魔女さま」

トゥルーエンド「ご丁寧にどうも……ようこそ、大魔女帝国大使館へ。それで、ガイ。どんな用でここに来たの?」

ガイ「……聞きたいことがあってな」

トゥルーエンド「ふぅん……まあ、せっかく来たんだからゆっくりして行きなさい」



ティーカップ「」ホカホカ
 
ホレス「大魔女さまと、ガイのやつ、おなじ……」ニヤリ

ガイ「……本題に入ろう。聞きたいことというのは……ホレスのことだ」

トゥルーエンド「まあ、ここに連れてきてるくらいだから十中八九そうだろうとは思ってたけど……そのエルフがどうしたの?」

ガイ「ホレスは幽世から来たと言っている。君の知見を得たい」

トゥルーエンド「……幽世!?嘘でしょ?」

フードを脱ぐホレス「ほんとうの、こと。わたし、うそ、いわない」ファサッ

トゥルーエンド「──たしかに、その肌に刻まれた魔法陣……はじめて見る形式ね」ジッ

ホレス「わたしが、きざんだ。ここに、いないと……もどされる」

トゥルーエンド「……自前で縫い止めを? しかも即興で?」

ガイ「どういうことだ?」

トゥルーエンド「ああ、まずは幽世について簡単に説明しましょうか……幽界とも呼ばれているんだけど……幽世はこちらの鏡写しのような世界よ。こちらでいう負属性の魔力が主流になっているんだけど、大きくはこちらと変わらない……そして、本来は決して交わることはないの」

トゥルーエンド「仮に、無理矢理、幽界のものを現世にもってきたとしても、本来はすぐに元の世界へと戻されるはずなのだけど……」

ガイ「だが、ホレスは残っている」

ホレス「これの、おかげ」スッ

トゥルーエンド「そうね。術式を使って世界に固定すれば、幽界のものを現世に、逆に現世のものを幽界に固定することもできる。けれど、そんな術式は大掛かりすぎて個人が、しかも即興で組めるものではありません……そこまでして、あなたは何をしに現世まで来たの?」

ホレス「世界めくれを、とめにきた。幽世、こっちよりひどい……」
281 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 22:04:30.85 ID:mbT/JBkoO
トゥルーエンド「……なるほど。たしかに、世界めくれはこちら側で引き起こされた……向こうに居続けても、こちら側で世界めくれを止めない限り、向こうでも止まらないのでしょうね……」

トゥルーエンド「……ガイ、幽世への影響が出ている以上、世界めくれを一刻も早く止めなくてはいけないわ。幽世が完全に消えてしまった際の、現世への影響は私たちの想像が及ばないくらいのことが起きるはず」

ガイ「……ホレスも宿屋で同じようなことを言っていた。そのときはわからなかったが……今はよくわかる」

ホレス「わからない、しあわせ。でも……しる、ひつようある」

トゥルーエンド「その通り。知った以上は、手を動かすしかないわ」

ガイ「……俺たちのやることは変わらない。世界樹の残滓を集めて、世界めくれを止める。それだけだ」

トゥルーエンド「ええ。変わらない……けれど、優先度は上がった。幽世が先に崩れ始めているなら、猶予はこちらの感覚より短い可能性がある」

ガイ「……遺跡探索も、無駄にはできないな」

トゥルーエンド「ええ。あなたが集めている情報も、テラヌス・ウルス側の依頼も、全部が繋がるはず……だから、持ち帰りなさい。仲間にも共有して。焦らせるためじゃない、手遅れを避けるために」

ホレス「……わたし、ひとつ、いっていい?」

トゥルーエンド「どうぞ」

ホレス「ゆうせい……こわれかけ、すすんでる。だから、はやく……でも、あわてて、しぬのは、だめ」

ガイ「……同感だ」

トゥルーエンド「ガイ」

ガイ「どうした?」

トゥルーエンド「……あなたが倒れたら、世界の話以前に、私が困るの。わかった?」

ガイ「ああ。俺の帰ってくる場所は……ここ、だからな」

トゥルーエンド「うん……今は、それでいいわ」ニコ

⭐︎ホレスをトゥルーエンドに紹介しました。
282 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2025/12/21(日) 22:05:08.85 ID:mbT/JBkoO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

テル「おっ、帰ってきた」

リーゼリット「ガイ、どうだった?」

アインズ「報告しろ。得た知見を共有しろ」

ガイ「……結論から言う。ホレスの話は、少なくとも辻褄は合う。トゥルーエンドは幽世という概念自体を知っていた。鏡写しのような世界で、魔力の性質が違う。普通なら交わらないし、無理に引きずり込めば戻される……そういう前提があるらしい」

サーシャ「じゃあ、ホレスさんが言ってた話って……」

ガイ「ああ。世界めくれは、穴が開いて、自然には閉じずに広がり続ける──という説明だった。反発する二つの力が、穴を押し広げる。最終的に対消滅を起こして、両方の世界が消える可能性がある……と」

アインズ「重要なのは猶予だ。どれほど残っている?」

ガイ「そこは断言できない。ただ、幽世側が先に崩れ始めている可能性があるなら、俺たちが思っているより短い……そう言われた」

サーシャ「……つまり、急がないと」

ガイ「そうだ。俺たちのやることは変わらない。ただ、優先度が今まで以上に上がった。それだけだ」

現在はテラヌス・ウルスです。(15日目)
※古代遺跡を調査する際はその旨を記載してください

何をする?
安価下1~3

コンマ下1
遺跡への襲撃
01-50 あり
51-00 なし

コンマ下2
遺跡の襲撃者(襲撃ありの場合のみ)
01-50 絶望の魔王
51-75 サラザール
76-00 テルグレース
283 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 22:05:31.54 ID:xA86oKCP0
サーシャ、ガイをデートに誘う
284 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 22:09:45.89 ID:dH6HadgO0
ドルク、リンと一緒にご飯を食べる
285 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/12/21(日) 22:24:29.51 ID:AIw6I630o
テルとテルグレースの話と多少の慰めと抱き締める
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