【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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557 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 21:11:57.56 ID:t0kUalgpO
サーシャ「その写真に写ってる子たちって……」

イブキ「ああ、これは今教えてる子達です。せがまれて一緒に写真を撮ったんです。みんないい笑顔でしょう?」

メルル「おー……これ、昨日の子たちじゃない?」

リーゼリット「ほんとだ。鬼の子と坊主の子が変なポーズしてふざけてる」

イブキ「この子たちと会ったんですか?もしかして、ご迷惑をおかけしたんじゃ……」

サーシャ「いえ全然!私たちの質問にもしっかり答えてくれましたよ」

イブキ「そう……それなら良かったです。あの子たち、ふざけて見えても、街の空気には敏いんですよ。大人が見ないふりをしていることまで、先に拾ってきたりする」

メルル「確かにねェ。昨日も、変な噂の方がすぐ出てきたし」

リーゼリット「子どもは口が軽いぶん、情報が早いから」

サーシャ「国政区の方は電車まで走ってて、別の国みたいでしたけど……ここは変わっていないみたいですね」

イブキ「……そうなんです。都心部だけ、急に新しくなっていく。けれど、ここみたいな場所は置いていかれるままで……」

イブキ「国政区は見せるための顔です。外国の人も来ますし、朝廷も力を誇示したい。だから最新のものが集まる……大半の人は、明日から急に暮らし方だけ変えるなんてできません」

リーゼリット「進んでる部分と、そうでない部分の落差が大きい……その隙間に、宗教や扇動が入り込む」

イブキ「ええ。新しいものに乗れた人は豊かになる。でも、乗れなかった人は“置いていかれた”と思う。その怒りや不安は、格好の餌です。そういった所から反朝廷組織が再び現れたなんて話も上がるくらいですし……」

サーシャ「反朝廷組織……」

イブキ「ですが近代化そのものも悪ではないんです。路面電車は便利ですし、物流も良くなる。医療も、農具も、生活は確かに良くなる部分がある。ただ、私としては急ぎすぎた、と感じてしまうのです」

メルル「キキョウ様も良かれと思ってやってるのは分かるんだけどさァ……このスピードはさすがにね。何を考えてるんだか、って思っちゃうよ」

サーシャ「キキョウ?」

イブキ「朝廷の太政大臣です。頭の切れる方で、外国の技術者や資本を呼び込んだのも彼女。結果として国は強くなった……けれど、その速度に民は追いつけていません」

イブキ「……私の寺子屋にも、最近は家の手伝いが増えたって子が増えました。親が仕事を変えられなかったり、借金を背負ったり……そういう歪みが、子どもたちに出るんです」

サーシャ「……笑ってるように見えても、空気は重いんですね」

イブキ「ええ。だからこそ、優しい言葉をくれる誰かに、すがりたくなる……デロデロ教みたいに」

メルル「うーん。国は強くなってるのに、人の心が先に折れそうって嫌な感じだねェ」

イブキ「……国が強くなっても、子どもが弱ってしまったら意味がありません。だから私は、この寺子屋で踏ん張るだけです」

リーゼリット「……踏ん張れる大人がいるってだけで、救われる子は多いよ」

メルル「先生、ほんとに無理しすぎないでね?倒れたら元も子もないんだからさァ」

イブキ「ふふ……心配はいりません。こう見えて私はしぶといですから……」

サーシャ「イブキさん、ありがとうございました」ペコリ

イブキ「ええ。また何かあればいつでも来てください。私でよければお力になりましょう」

⭐︎イブキと話しました。
558 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 21:12:27.25 ID:t0kUalgpO
ーートウゲン城 入り口

軍服を着た兵士A「」ピシッ
軍服を着た兵士B「」ピシッ

アインズ「ほう……ここはなんというか、アレだな。格式を感じるな。アモ、お前もそう思わないか?」

アモ「うーん……まあたしかに、ここだけオノゴロらしさが残ってるかも?ところでアインズさん……今さらだけど、招待状とか持ってる?ないと無理じゃない?」

アインズ「なに、我々は怪しいものじゃない。堂々と近づいていけばいいのだ」スタスタ

銃を構える兵士A「止まれ!動くな!」カチャッ

銃を構える兵士B「貴様、何者だ!」カチャッ

アインズ「銃を下せ。私は将軍殿と話に来たのだ。礼を失するつもりはないが、これ以上構えるなら──こちらも相応の対応をする」

銃を構える兵士A「アカシ将軍に……?おい、そんな予定聞いてるか?」

銃を構える兵士B「いや……許可証を見せろ!今の状況ではどんな理由があれ、許可証を持たないものは通せん!」スチャ

アインズ「……面倒だな。少し気絶して──」

目を妖しく光らせるアモ「お兄さんたち、ここを通してくれないかなぁ?」ユラァ……

銃を下ろす兵士A「あ……はい、どうぞ……」スッ

銃を下ろす兵士B「ど、どうぞ……!こちらで止める理由はありません!」スッ

アモ「ありがと。アインズさん、早く入ろ?入っちゃえば多分大丈夫だから」

アインズ「……アモ、2人に何をしたんだ?」

アモ「淫魔の力を使ってちょっと……しばらくしたら元に戻るよ」

アインズ「まったく末恐ろしいな……だが、よくやった。中に入ろう」

559 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 21:12:54.37 ID:t0kUalgpO
ーートウゲン城内

アインズ「さて、将軍殿はどこにいるのやら……」

アモ「えっ……知らないで来たの?」

アインズ「もとより、世界樹の光を調査するのに改めて許可をとる必要はないだろう。こういった場所や禁足地に踏み入れるならまだしも、そこに光が落ちた訳でもあるまい。サーシャが念の為と言ったからここへ許可をとりに来たんだぞ?」

アモ「まあ、オノゴロに光が落ちたってことぐらいしか知られてないもんね……許可をとるにしろ取らないにしろ、何かしらの情報を得られればいいけど……」

アインズ「いざとなれば大魔女帝国の後ろ盾があると言えばいい……それこそ正式な許可証があればいいのだが、そういうのは渡されていないしな」

アモ「……とりあえず、片っ端から声をかけてみるね」

コンマ下1

01-59 朝廷の幹部
60-79 フラフラのナンバー2
80-90 ツクヨミ家の文官
91-00 将軍様
560 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/17(土) 21:18:34.24 ID:SBbGKu1OO
561 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 22:45:48.77 ID:3nGCllroO
アモ「あの……」

白髪の侍「む?なんだ、貴様等は」

アインズ「我々は旅の者だ。朝廷に用があって来た。許可を得たいことがある」

白髪の侍「許可……?今日日、わざわざ朝廷に許可を取りにくるなんて……どうやって入ったかわからないけど、見たところ許可証もないようだし、そういうのは役所の管轄だ。見なかったことにするから出直してきなさい」

アインズ「世界樹の光に関することだ。こちらも無闇に踏み込むつもりはない。正式に手続きを踏む」

白髪の侍→ビャクヤ「光、だと……?なるほど、なら名乗っておこう。ビャクヤと呼ばれている。朝廷の側近だ」

アモ「側近……!じゃ、じゃあ、話が早いかも……!」

ビャクヤ「早いかどうかは、君たちの態度次第だ。まず確認させてくれ。君たちは朝廷に敵意がない。そうだね?」

アインズ「ない。必要なのは情報と、調査の許可だけだ」

ビャクヤ「なら良い……ただし、今のままでは許可を出す側に会えない。手続きというのは順番がある」

アモ「順番……?」

ビャクヤ「まず名。次に用件。最後に範囲。そこまで揃えば、こちらも動ける」

アモ「あ、えっと……私はアモ。こっちはアインズさん。私たちは──」

アインズ「世界樹の光の落下に関する情報を探している。オノゴロ領内での調査の許可が欲しい」

ビャクヤ「うん。筋は通っている……けど、許可は出せない。というより、出す必要はない」

アインズ「なんだと?」

ビャクヤ「……ここだと少し話し辛いから、私の部屋で話そうか。罠に嵌めたりはしないから、ついてきてくれ」スタスタ

アモ「……どうする?」

アインズ「……行くしかあるまい」

562 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 22:47:16.48 ID:3nGCllroO
ーートウゲン城 ビャクヤの部屋

ビャクヤ「さて、許可を出す必要がないといった理由だが……実はもうこの国に星の力は残滓すら残っていない」

アインズ「説明を頼む」

ビャクヤ「10年前、最後の姫巫女がこの国に落ちた光を掌握し、甚大な被害を与えた。だが、異国の英雄たちの活躍によりその被害は大幅に低減……むしろ、死傷者はでなかった」

アモ「それってもしかして……」

ビャクヤ「ダークヒーローイリスのパーティ、といえば大陸では有名なのだろう?最終的に、この国に落ちた光はこの地に返還されずに英雄達が持ち去って行方知らず……というわけなのだ」

アインズ「なるほど。星の力は残滓すら残っていないとは、そういうことか」

アモ「そんな……」

ビャクヤ「そういうわけだ……君たちが光のことを調べて何をしようとしているのかは知らないが、この国にはないと断言する。誓って、私は嘘をついていない」

アモ「でも……せっかくここまで来たのに……」

ビャクヤ「無駄足だった、と言いたいのなら否定はしない。だが──ないと分かったのは収穫だ。探し方を誤らずに済む」

アインズ「……この国で許可が要らない理由は分かった。なら我々は、次に行くべき場所へ行く」

アモ「……ごめんなさい。話、聞かせてくれてありがとう」

ビャクヤ「気にするな。もしよければ観光してから帰るといい。今日のところは招かれた客として扱っておく。門で揉めるなよ」

⭐︎ビャクヤと会いました。
563 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 22:47:56.41 ID:3nGCllroO
ーー離れ山 すたれ村

首輪付きイケメン狐獣人「──おや、珍しい。君が姿を見せるなんてねえ」

ブラッド「お前の番が来たから、伝えにきたの」

首輪付きイケメン狐獣人「へぇ、嬉しいね。オレを選ぶなんて……あのスライムも見る目があるじゃないか。だけど、オレに任せていいのかい?また、10年前みたいに──」

ブラッド「その首輪がある限り、変なことしたら死ぬだけでしょ?それに、お前がもうそういうのに興味ないのは誰が見てもわかるし」

首輪付きイケメン狐獣人「それで、オレは何をすれば?」

ブラッド「まずは、コレを」デロデロ……
蒼き星の杖「」ポン

首輪付きイケメン狐獣人「……驚いたな。あの魔女もどきから取り返すのに苦労しただろ?」

ブラッド「ホンット最悪だった……ものすごく疲れたし、分体は全滅したし……しばらくあたしは休む。時が来たら、翡翠の賽を持ってる奴を試して。どいつかは……会えばわかる」

首輪付きイケメン狐獣人「任されたよ……試験官ってやつか。悪くない肩書きだ」
蒼き星の杖「」パシッ

564 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/17(土) 22:48:30.64 ID:3nGCllroO
ーーココロイシ道具店

ガイ「……つまり、この国に残滓の力は存在しないと?」

アインズ「そのようだ……嘘はついていないように見えたが」

ガイ「……まだ情報源は一つだけだ。信憑性は高いが、この国に残滓の力がないと確定させてから次の国に向かおう」

サーシャ「確定って、どうやって?」

ガイ「十年前の光の後始末を知ってる連中か……当時の現場にいた奴から話を聞けるのが一番いいな。他にも記録やらなんやらを漁ってその情報を確定させればいい……サーシャ、この国にもダークヒーローは来てたのか?」

サーシャ「え?うん……流石に誇張した表現だと思うけど、10年前にオノゴロで死傷者を一切出さなかったとか……」

ガイ「……蘇生魔法でも使えたのか?ダークヒーローたちは」

サーシャ「魔族国の代表も一度、死亡が確認されているし……案外、本当に使えてたのかもね?」

ガイ「……」

現在はオノゴロ諸島です。(3日目)

何をする?
安価下1〜3

※ガイが何者かに監視されているようです。
コンマ下1
01-50 監視継続
51-00 接触
565 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/17(土) 22:48:47.09 ID:1oW4mcjd0
道具屋の手伝い
566 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/17(土) 22:50:43.35 ID:REvG32jk0
何か世界樹の光に関するヒントはないか図書館で情報収集
567 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/17(土) 22:56:01.12 ID:uNiGNzg2o
皆で魔法の修練
568 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/17(土) 22:56:02.40 ID:EjgieQuFo
当時の現場を探して聞き込み
569 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 00:29:53.71 ID:oCnksTK0O
ガイ「今日は過去の記録を調べてみよう……一度図書館に向かう」

サーシャ「1人で行くの?」

ガイ「そのつもりだが……サーシャも来るか?」

サーシャ「うん!ついて行くよ!みんなはどうする?」

アモ「それなら、みんなで行かない?……人手が多いと沢山調べられるでしょ?」

アインズ「ふむ……そうだな。そうだな。全員で行けば早い。余計な足取りも要らん」

リーゼリット「私も賛成。資料って、探し方さえ分かれば一気に進むし」

メルル「よーし決まり!それじゃ、さっそく──」

サララ「……あの、みなさん」オズオズ

一同「?」

サララ「図書館に行く前に……ちょっとだけ、手伝ってくれませんか?」

570 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 00:30:44.18 ID:oCnksTK0O
着物ニナ「おや?懐かしい顔だな。久しぶり」ヒラヒラ
荷台付き魔導車「」

サーシャ「ニナさん!お久しぶりです!」

アモ「えっと……魔導車を改造してくれた人?」

ニナ「お、そっちは新顔か。ニナだ。初めまして」ニヤリ

アモ「アモです。よろしくお願いします」ペコリ

ニナ「そう謙遜するな。ガイたちの仲間ならもっと気楽にしてくれ」

サララ「みなさん、お知り合いでしたか?」

ニナ「ああ。ユーシリアで世話したというか、世話になったというか……っと、今は仕事中だから込み入った話はあとだ。ほら、納品だ」

大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!
大量の箱「」ドン!

サララ「はい、たしかに……毎度、ありがとうございます」

メルル「……ねェ、我が愛しのマイシスター……まさかこれ全部、店の中に?」

サララ「そうだよ?お姉ちゃんがいないときはこれ全部私1人で運んでたんだからね?」ゴゴゴ……

メルル「ヒィッ!?私の妹、いつからこんなに怖くなっちゃったのォ〜!?」

リーゼリット「……これ、見た目以上に重そうだけど」

ニナ「中身は魔導機械が多い。気休めに作ったコマも怖いくらい人気になってな……まったく、嬉しい悲鳴だよ」

ガイ「なるほど……これはたしかに、1人だと時間がかかりすぎるな。泊めてもらっている恩もある。手伝おう」

サララ「わあ、ありがとうございます!……お姉ちゃん。透明になっても私、わかるからね?ちゃんと手伝ってよ?」クルリ

透明「も、モチロンだよォ!?」ビクッ!

⭐︎サララの店を手伝いました。
571 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 00:32:47.35 ID:oCnksTK0O
ー幕間
ーーネヴァーエンド 最南端
ー先の未来

吹雪「」ビュオオオ──

アインズ(竜)「」バサァァ……ドスン……

シュウウウウウウ……

スタッ

ガイ「──ありがとう、アインズ。世話になったな」

アインズ「……本当に、戻るのか?」

ガイ「ああ……翡翠の賽を聖女に渡さなければならない。もし、みんなが俺を探していたら……"いずれ戻る"と伝えておいてくれ」

アインズ「フッ……"ここ"に戻って来る保証などないだろうに」

ガイ「……お見通しか」

アインズ「それなりに長い間を共に過ごしたのだ。なんとなく、わかるさ……サーシャから、これをお前に、と」スッ
サーシャの短剣「」キラン……

ガイ「これは……サーシャの短剣か……たしかに、預かった」グッ

アインズ「……寂しくなるな。今度は記憶を無くすなよ?」

ガイ「そう何度もあってたまるか。戻ってよかったが……二度とごめんだ。あれは、きつい。味がしないのと同じくらい、な」

アインズ「フフッ、その様子なら心配はなさそうだ……では、さらばだ、ガイ。これ以上は、お前を引き留めたくなってしまう」

ガイ「フッ……別れの言葉が違うぞ」クルッ

アインズ「?」

ガイ「……"また会おう"」

ザッ……ザッ……ザッ……

吹雪「」ビュオオオ──

572 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 00:33:32.03 ID:oCnksTK0O
本日はここまでです。明日もよろしくお願いします。
それでは、また。
573 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 02:07:38.48 ID:Hyo92r5To
おつ
そういえば本編と違って国から証貰ってるわけではなかったね…
574 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 09:30:47.65 ID:FMCOfz6po
おつです
銀狐は10年でよく更生したようですね
575 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 21:30:01.02 ID:YPBY7lHiO
>>573
わかりづらいですが、ガイたちの目的は世間一般には秘匿されているため、正式な証等はもらっていないみたいです。ただ、暗黒館の名を使ったり、大魔女帝国の名を出せばそんなに困るようなこともないのかもしれません。

>>574
思うところが色々あったのかもしれません。それか、中身は全く変わっていないのかもしれません。会ってみれば、その人となりはわかるでしょう。
576 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 21:30:44.02 ID:YPBY7lHiO
ーートウゲン国政区 図書館

大量の本「」ドサッ

メルル「むむ、むむむ……」

サーシャ「うーん……」ペラッ……

リーゼリット「……」ペラッペラッ

アインズ「ふむ……?」パラッ……

アモ「……」パタン

ガイ「10年前の記録も漁ってはみたが……アインズたちが聞いた話と齟齬はない。この国には本当に残滓の力が残っていないようだな」

メルル「……ていうか君たち、なんで世界樹の光なんか追ってる訳?もしかして、世界征服を狙ってたり?」

ガイ「そんなものに興味はない。俺たちは暗黒館の任務で動いてる」

メルル「任務ゥ?」

ガイ「任務だ……ただ、その中身は部外者には話せない。機密扱いになってる」

メルル「え?じゃあ何で言ったのさ」

ガイ「お前になら話しても大丈夫だとここ数日で判断した……俺たちの最終目標は世界めくれを止めること。そのために世界樹の光の力が必要なんだ」

メルル「なるほどォ……だから10年前に光が落ちた場所を地道に調査してるんだ」

サーシャ「ええ。もっとも、今回はハズレみたいなんですけど」

メルル「残念だねェ……せっかく一緒にオノゴロに来たのに、簡単にお別れってのも寂しいなァ……ところで、残滓の力ってどうやって手に入るの?」

リーゼリット「トコナツは……結構時間が経っちゃったからあんまり覚えてないけど。まるで竜が私たちを試すように襲ってきたんだよね……結果として渡してくれたからいいけど」

アインズ「ユーシリアでは伯母に化ける赤いスライムから渡されたんだったな……何か知っているふうだったが、すぐに姿を消してしまった」

サーシャ「テラヌス・ウルスは……絶望の魔王が持ってたんだよね、ガイ?」

ガイ「そうだ。ヤツを倒したあとに身体から出てきたものを回収している」

メルル「ふむふむ。大冒険をしてるねェ、君たち……さすが英雄と言われるだけはある!」

ガイ「……といっても、無いなら無いで仕方ない。一度ウォーターポートに──」

メルル「ああ、待って待って!もしかしたら、この国にもあるかもしれないよ?」

ガイ「何?」

メルル「君たちの話を聞いてたらどうにも、君たちに光を集めさせるのが目的のヤツらがいるみたいじゃん?これまでも、光が落ちた国に残滓の力があったんなら、この国にも試験官みたいな人がいるんじゃないの?」

ガイ「なるほど。その考えには至らなかったな……たしかに、筋は通る。もう少しこの国に滞在してみよう。ありがとう、メルル」

メルル「いいよいいよォ!……なんだか君たちを見てると懐かしくなるねェ」

アモ「どうしてですか?」

メルル「いや、タイプとかは全然違うんだけどね、雰囲気がクロシュちゃんたちとそっくりっていうか……」

アモ「クロシュちゃんと会ったことがあるの!?それっていつ!?」ガバッ

メルル「世界めくれのちょっと前は、一緒に行動することがたまにあったくらいだけど……世界めくれが起きてからは会ったことないなァ……」

アモ「……そう、ですか」シュン

メルル「……アモちゃんは、クロシュちゃんとどういう関係なの?」

アモ「……友だち、です。大切な……魔族国の革命のときに私……助けてもらったことがあって、手紙のやりとりをしてたんですけど……世界めくれが起きてからは……まったく……」

メルル「そっか……」

サーシャ「アモちゃん……」

アモ「ごめんなさい。驚かせちゃって……」

メルル「いや。心配になるのは当たり前だよ!気にしない、気にしない!それに、クロシュちゃんならきっと無事だよ。中々しぶとそうだしねェ」

ガイ「……そうだな。俺も直接は会ったことはないが、クロシュは生きている。それは断言できる」

アモ「……ありがとう、2人とも」

アインズ「フッ……とりあえず、ここで得られる情報はもうあるまい。一旦ここを出るぞ」

⭐︎図書館で10年前の記録を調べました。
577 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 21:31:12.71 ID:YPBY7lHiO
ーーココロイシ道具店 裏庭

メルル「というわけで魔法の特訓だァ!」

ガイ「どういうわけだ」

メルル「ふっふっふっ……残滓がある場所はわからないが、試験官がいる可能性はある。図書館でそういう話になったね?」

リーゼリット「けど、それとこれがどう繋がるんですか……?」

メルル「リーゼちゃん、トコナツ火山島とユーシリアでは試すと言われて戦ったんだよねェ?それなら、このオノゴロの試験官がいる場合考えられるのはー?」

リーゼリット「……また戦う可能性がある!」

メルル「そういうこと!こっちから出向くのも現状難しいなら、試験をいつ受けてもいいように、私たちはどっしり構えて自己鍛錬に励む!どうでしょうか、私のこの考えはァ!」

アインズ「ふむ。概ね同意だ。敵が現れる前に牙を研ぐ……理にかなっている」

アモ「賛成。準備しておけば、余裕もできますし」

メルル「でしょでしょォ?この裏庭は結構広めだから気兼ねなく練習してね!」

サーシャ「えっと……なんだか隅に高そうな魔導機械があるんですけど、大丈夫ですか?」

メルル「あー……壊さないように気をつけて!」グッ

ガイ(……サララに迷惑はかけないようにしなければ)

安価下1
ガイ、サーシャ、リーゼリット、アインズ、アモ、メルルの内、一名を指定して練習する魔法を記載してください。

コンマ下1
01-70 お疲れ様でした
71-90 いい鍛錬でした
91-00 大成功!
578 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 21:45:16.01 ID:h7lKtNl00
メルル、迷彩魔法
579 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 23:02:53.25 ID:fPv8ueTNO
リーゼリット「こう……すれば!」
小闇球「」ヴォン

アモ「わっ!闇球だ!闇属性だったの?リーゼリットさん」

リーゼリット「暇を見て練習してたけど最近ようやく形になってきたんだ。アモから見てどう?」

アモ「やり方は間違ってないよ。あとは球を大きくしていくだけだね。こんなふうに」
闇球「」ヴォン

小さいゴーレム「」トコトコ

アインズ「ずいぶん愛くるしいな。ゴーレムを動かせるようになったのか、サーシャ」

サーシャ「まだ大きいのは難しいんだけどね。これくらいの子なら色々動かせるんだよ、ほら」スッ

敬礼する小さいゴーレム「」ビシッ

アインズ「ふふっ……では私は結界魔法でも練習するとしよう……」パチン

展開される小さい結界「」フォン
閉じ込められる小さいゴーレム「!?」アタフタ

ガイ(……さっきから試してはいるが、いまだに炎や雷は出せないな。どうやって使っていたんだ、俺は?)
氷「」カチコチ……

メルル「ほう、みんな中々ですなァ。私は得意なことを伸ばそうっと」スゥ─

透明「よし!絶好調!いまだに音は消せないから、音まで消せるようになりたいなァ……」スゥゥ──

透明「……!そうだ、練習がてら……」ソロリソロリ

サーシャ「……ひゃっ!」ビクッ

アインズ「む、どうしたサーシャ」

サーシャ「い、今、耳に何か変な感触が……ひぃんっ!?」ビクッ

アインズ「……?」

サーシャ「ちょっ……と……/// や、やぁ……っ」

透明(おお、中々イイ反応するねェ、サーシャちゃん……)モミモミ

サーシャ「だ、だめっ!み、みんな見てるのに!……メルルさん!やめっ///やめてえええ///」

ガイ「……」ゴクリ

ガイの目を塞ぐリーゼリット「ガイ、目が血走ってる」スッ

ガイの耳を隠すアモ「……これ、魔法の練習じゃなくなってるような……?」スッ

サーシャ「ちょっ……///見てないで、止めてェッ!!!」

⭐︎魔法の練習をしました。
580 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 23:04:15.68 ID:fPv8ueTNO
ーーココロイシ道具店

メルル「昨日はごめんってばサーシャちゃん。機嫌直してよォ〜」

サーシャ「うぅ……もう耳は辞めてくださいね……?」

アインズ「……さて、試験官がいる可能性があるとはいえ、このまま待っているのも埒があかない。我々はまだ資料しか確認していない……当時のことを知る現場の人間に話を聞いてみるのはどうだろうか?」

リーゼリット「となると……当時の姫巫女、とか?」

ガイ「制度がなくなって以来、姿を公に見せていない……おそらく、余計な詮索や騒ぎを恐れて一般には居所が知られていないのだろう」

アモ「うーん……どうしよう?」

ガイ「当てずっぽうで探すのは時間の無駄だ。まずは姫巫女に繋がる線を拾う」

サーシャ「……線って?」

ガイ「姫巫女の制度が消えたとしても、当時関わっていた人間全ての記録を消すことはできない。現場にいたヤツとかな……そこから辿ってみよう」

リーゼリット「今の所は大丈夫だけど、フローディアみたいな、光を狙ってるヤツらにも気をつけないとね」

ガイ「……そうだな」

現在はオノゴロ諸島です。(4日目)

何をする?
安価下1~3

※ガイが何者かに監視されているようです。
コンマ下1
01-50 監視継続
51-00 接触
581 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 23:05:21.79 ID:y9Jt31KZO
ニナに飛空艇みたいなの作れないか聞く
582 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 23:05:47.23 ID:wAoNj3rMo
なんやかんやあってガイ酒飲めないのに朝廷のNo.2に酒を飲まされる
583 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/18(日) 23:09:41.13 ID:bgwsC8ynO
ガイ 酒場でグレイグと会ったので交流してみる
584 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 23:36:20.40 ID:fPv8ueTNO
荷台付き魔導車「」キキーッ

ニナ「サララ、納品に来たぞ」

サララ「ニナさん!今行きますねー!」

ガイ「……そうだ、例の件をニナに頼んでみるか」

アモ「例の件?」



サーシャ「よし!これで荷物の移動は終わったね!」

メルル「ふぅ……稼げてるのはいいことだけど、その分忙しさも倍増してるねェ……従業員を雇えばいいのに」

サララ「そのうち検討しようとは思ってるんだけど、今は自分の手の届く範囲で回したいの。大きくするの、ちょっと後でいいかなって」

ガイ「ニナ、ちょっといいか?」

ニナ「ん?どうした?」

ガイ「作ってもらいたいものがあるんだが……できるか?」

ニナ「物によるが、要望にはある程度答えてやろう。何が欲しい?」

ガイ「空を飛ぶ乗り物だ。複数人乗れるのがいいんだが──」

ニナ「……ククッ、なるほど。こうも近日で似たような依頼を聞くと、なんだか運命みたいなのを感じてしまうな」

ガイ「?」

ニナ「詳しくは言えないが、お偉いさんからも似たようなものの要望が上がっててな。現在試作中だ……知りたかったら空いてるときの夜にでも私の工房に来い。現物を見せてやる」

ガイ「……ありがとう、ニナ」

ニナ「ククッ、腰抜かすなよ?」

⭐︎ニナに飛行手段の話をしました。
585 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/01/18(日) 23:39:31.38 ID:fPv8ueTNO
本日はここまでです。次回は何者かが接触してくるため酒場で一悶着起こる予定です。

次回更新は土曜日を予定しています。よければお付き合いくださると嬉しいです。

改めて本家様に感謝を

それでは、また。
586 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/01/19(月) 01:29:31.67 ID:cpz6NeLyo
おつ
姫巫女の線を辿るかぁ…ガイ達からすると知る由もないしなかなか難しそうだ
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