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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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606 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 01:23:40.68 ID:vREKQ0nJo
オノゴロの危機だいぶキキョウさん戦犯じゃないの
607 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 13:17:22.74 ID:NBn2x9pao
おつでした
いわれある(彼女関係)イジりがガイさんを襲う
608 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:53:01.40 ID:XEUsBoEXO
>>605
グレイグさんはその経歴に見合う経験をしてきているみたいです。頼りになる存在の1人でしょう。
このままいけば姫巫女の足跡へといずれは繋がっていくはずです。多分。
>>606
キキョウさんが働きすぎているのも改革によって起きている混乱に対する罪悪感も含まれているようです。よかれと思ったことが破滅への道に続くかもしれないという事実を認めたくないのかもしれませんね。
>>607
ガイの女性関係はなんとも言えません。他人に知られれば確実にツッコまれる経歴であることは間違いないでしょう。
609 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:53:30.86 ID:XEUsBoEXO
ガイ(……相手を無力化する手段、か。相手を傷つけないように捕らえるような……そんな都合のいい魔法なんてあるわけ──)
◇
ヌル「一筋縄じゃいかないよね。逆に安心したよ……」スッ
周辺の地面に展開される複数の魔法陣「」ヴォンッ……
◇
ガイ「……封印魔法か!封印する対象に手頃なものは……これでいいか」スッ
翡翠の賽「」キラン……
ガイ「たしかヌルは魔法陣を展開していたな。魔力で魔法陣を編むなど、魔法に長けた奴でもない限り簡単にはできないが……まあ、やってみるか」スッ
◆
展開される魔法陣「」ヴォンッ……
ガイ「……まさかここまで上手く行くとはな。うろ覚えの見様見真似とはいえ、再現性はだいぶ高い気がするな。翡翠の賽を封印してみよう……」
消える翡翠の賽「」フォンッ
ガイ「簡単だな。そして封印の解除も」パチン
魔法陣から出てくる翡翠の賽「」ズズズ……
ガイ「……ヌルは同時にいくつも封印していたが、俺は何かを一つ封印するのが限界だな。性能は十分、実用的だとは思うが……どう使おうか」
⭐︎ガイが封印魔法を使えるようになりました。
610 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:54:16.00 ID:XEUsBoEXO
ーー潮風亭
ワイワイガヤガヤ
大量の空の皿「」
アインズ「ふぅ……オノゴロでの食事は外れないな。美味いのはいいんだが、一つの皿に乗っている量が少々物足りん」
サーシャ「そう?普通の人だったらこれでお腹いっぱいになると思うけど……に私たちにしたら少なく感じちゃうね」
リーゼリット(自覚あったんだ……)
メルル「なんだか食べにくる度に腕を上げてる気がするねェ……ミソラの幼馴染としてもっと私も腕を上げなきゃダメかな?」
アモ「一体何の腕を上げるんですか?」
メルル「……食レポとか!」
アインズ「張り合っているようで張り合えていないと思うが……では、会計を済ませて出るとしよう──」
戸「」ガララッ
ガラの悪そうな河童「よっ、評判の飯処はここか?……っと、運がいい。美女も付いてくるとはなァ」
ガラの悪そうな狸人「酒はあるか?……いや、酒より先にいいモン見つけちまったな」ニヤリ
メルル「うぇぇ……ガラが悪そうなのが入ってきちゃった。大丈夫かな、あの2人?」
リーゼリット「……えっ、2人?」
ミソラ「いらっしゃいませ。2名様ですか?こちらへご案内──」
ガラの悪そうな狸人「へへへ。噂通り可愛いじゃねえか。なあ、今日はもう店を畳んで最近できたホテルにでも──」
ミソラ「……申し訳ありません。うちは食堂なので。お客様の下品な注文は、取り扱ってないんです──スゥ……」ニコニコ
耳栓をし始める客「」
両耳を塞ぎ始める客「」
耳を塞がれるサーシャ「えっ……急にどうしたんだろ、みんな……ひゃっ!?メ、メルルさん!?」
耳栓をしたメルル「早く!みんなも耳塞がないと巻き込まれちゃうよォ!」
耳栓をするリーゼリット「……一体何が始まるっていうの……?」
アモの耳を塞ぐアインズ「……」
耳を塞がれたアモ「わっ……」
ガラの悪そうな狸人「な、なんだなんだ?一体何が──」
ミソラ「〜〜〜♪」
ガラの悪そうな河童「ありぇ……?なんだか頭の中が、ふわ〜ってして……身体が軽くなってきたぞォ……?」
ガラの悪そうな狸人「おい河童!しっかり……っ、なんだこの歌……胸ん中がむず痒い……いや、落ち着く……落ち着くなぁ……」フラッ
ミソラ「〜〜〜♪」
ガラの悪そうな河童「……はは、ははは。なんだよこれ……考えるの、めんどくさくなってきた」ニヘラ
ミソラ「……お二人とも、お金を置いてご退店願います♪」
ガラの悪そうな河童「はい……」スッ
ガラの悪そうな狸人「はい……」スッ
お金「」ポン!
611 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:54:44.01 ID:XEUsBoEXO
ミソラ「ありがとうございました。出口はあちらですよ」
スタスタ……
戸「」ガララッ
ワイワイガヤガヤ
メルル「……うん。もう大丈夫だよォ」
アモ「今のって……音魔法ですか?」
ミソラ「はい。私の歌を聞いた人の気持ちを、少しだけ落ち着かせるんです」
アインズ「……ずいぶん手慣れているな」
ミソラ「最近、こういうの増えちゃって。悩みなの。近代化って言うのかな……よくわからないけど、ああいう人が増えた気がして……でも、うちは食堂だから。食べて、笑って帰ってほしいんですけどね……」
リーゼリット「慣れているといえばここのお客さんも……耳栓してた人は常連さん?」
メルル「そうそう。ミソラが吸ってって息を整えたら、だいたい来るからねェ。慣れたもんだよ」ヒソヒソ
サーシャ「慣れたくない慣れですね……」
ミソラ「すいません、怖がらせてしまいましたか?」
アモ「……ううん。むしろ、すごかった。優しいのに……逃げ道を残さない感じ」
ミソラ「えっ……それ褒めてる?」
アインズ「金も取って追い出すとはな。意外と抜け目がない」
ミソラ「まあ、他のお客様に不快な思いをさせた迷惑料として徴収させていただいてます。それに……ツケ払いにはもっと厳しいですよ?」ニコニコ
メルル「……相変わらず笑顔が怖いや……」
アインズ「フッ……この店が人気な理由の一つかもしれんな。店主、会計を頼む」
ミソラ「はい、毎度ありがとうございます!皆さん、またいらしてくださいね」
⭐︎潮風亭で食事をとりました。
612 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:55:33.57 ID:XEUsBoEXO
ーートウゲン国政区
リーゼリット「あれ?ガイ、どこか行くの?」
ガイ「……今からデロデロ教の拠点へ行くところだ。他のみんなは?」
リーゼリット「姫巫女様の足跡を探しに散らばったから、向かった場所ならわかるけど今どこにいるかはわからないかな……それより、聞き間違いじゃなければデロデロ教の拠点に行くって言った?」
ガイ「ああ。俺のことを知っているらしいヤツから呼ばれていてな」
リーゼリット「グレイグさんから聞いたでしょ?今の状況でデロデロ教に近づくのはあんまり良くないと思うけど……」
ガイ「……リーゼも聞いていたか。危ないからこそ先に確かめる必要がある」
リーゼリット「……私もついていくよ。なにかあったらガイ1人でもどうにかしちゃいそうだけど……知ってる人がいる分、心強いでしょ?」
ガイ「フッ……一緒に来てくれ、リーゼ」
◆
613 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 21:56:06.68 ID:XEUsBoEXO
ーートウゲン国政区 デロデロ教会オノゴロ支部
フェルメール「まあ、ラルフ!新たな信徒になりに来た人が訪れましたわよ!」
ラルフ「あんな演説を聞くヤツがいるとは思えないが──なんだ、ガイか。残念だったなフェルメール、あいつは信者になりに来たわけじゃない」
ガイ「そのコボルドの言う通りだ。俺は信者になりに来た訳じゃない」
フェルメール「……それでは、そちらのお嬢さんが?」
リーゼリット「私は付き添いで来ただけ。信者になりに来た訳じゃない」
フェルメール「……そうですの」シュン
ガイ「少し、そのコボルドと話がしたいんだが……構わないか?」
フェルメール「お好きになさってください……はぁ……いや。クロシュヴィアちゃん、私はめげません!必ず世界にデロデロの素晴らしさを広めて見せます!」グッ
リーゼリット(悪いことはしてないけどなんだか罪悪感が湧いちゃうなぁ……)
◆
ーー応接室
タイヤキ「」ホカホカ
お茶「」ホカホカ
フェルメール「信者になりにきた訳じゃないとはいえ、こちらに来てくださったお客様には変わりありません!こちらはオノゴロでよく食べられているタイヤキですわ。私、このフェルメールが作りましたの!」ドヤァ
ガイ「……」
ラルフ「安心しろ、毒は入ってない……気が向いたら手をつけてやれ。味は保証するぞ」
ラルフとフェルメールと何か話す?
安価下1〜2
1 十年前について
2 デロデロ教について
3 自由安価
614 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 21:59:36.49 ID:4dpkcm0Ho
1
615 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/25(日) 22:00:34.37 ID:AIUYkqdc0
2
616 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/25(日) 23:43:18.93 ID:uaGJO5MxO
ガイ「昨日……俺を見て10年前と何一つ変わっていないと言ったな。どういう意味だ。俺に心当たりはない」
ラルフ「言葉通りだ。別人というにはあまりにも一致するものが多い……昨日は美人さんの対応に追われてたから追及はしなかったがな?」
リーゼリット「……美人さん?」
ガイ「気にするな……仮に、10年前と俺の姿が変わっていなかったとしてもそれを確かめる術は……俺にはない。事情があって以前の記憶を失っているからな」
ラルフ「は?……冗談なら殴るぞ、ガイ」
ガイ「冗談じゃない」
ラルフ「……そりゃ、厄介だな。いや、厄介なんてもんじゃねぇか。一番困っているのは……お前自身か」
リーゼリット「……ラルフさん。ガイのこと、昔から知ってるんですよね?十年前のガイって……どんな人だったんですか?」
ラルフ「どんな、って言われてもなぁ……今目の前にいるお前と、見た目は同じだ。愛想が悪くて、無茶が多くて……人が困ってりゃ、なんだかんだいいつつ助けるような……そんなヤツだ」
リーゼリット「……たしかに、大きくは変わらないかも」
フェルメール「やさしい方ですのね!」
ガイ「俺はそんなことをした覚えはない」
ラルフ「覚えてねぇだけだろ。世界めくれの前後で、お前の身に何があったかは知らねぇが……」
ガイ「……まだ完全に信じた訳じゃないが、10年の時を変わらずに過ごすようなモノにいくつか心当たりがある……お前が知ってる10年前の俺のことを教えろ」
タイヤキを掴むラルフ「ハッ……俺にそういう口調で話しかけるのはなんだか新鮮だな。どこから話したものか……あむっ……熱っ!アチチ、あっちぃ!」ハフハフ
ガイ「……」
リーゼリット(……意外と愉快な人なのかな?)
お茶を飲むラルフ「あぁ……10年前のお前と俺が初めて会ったのは、駆け出しのお前が自分の力量に見合わない依頼を受けて死にかけていたときだ」
フェルメール「まぁ……感動的な出会いですわね」
ガイ「覚えていないがな」
ラルフ「そこをたまたま通りがかった俺が助けて……お前から俺に色々教えてくれって頼み込んできたんだ」
ラルフ「……で、俺は最初、断った」
ガイ「断った?」
ラルフ「当たり前だ。駆け出しが死にかけた直後に言う『教えてくれ』ってのはな、九割が三日で忘れる。怖さが抜けたら、また無茶するからだ」
リーゼリット「……でも、教えたんですよね?」
ラルフ「ああ。『助かったからもういい』って顔をせずに、ちゃんと自分が弱かったって認めた」
フェルメール「素直で、殊勝ですわね。今のあなたからはあまり想像できませんもの」
ガイ「余計なお世話だ」
ラルフ「ははっ。そこも同じだ」
リーゼリット「具体的には、どんな依頼だったんですか?」
ラルフ「廃村の近くの洞穴。腕の立つ盗賊が拠点にしてるって噂で、報酬はそこそこ……駆け出しが一人で行っていい場所じゃなかったのはたしかだな……それから、パーティは組んでいなかったがお前に冒険者としてのノウハウを叩き込んでしばらく経ったとき……リテン・ヘイヴンでの依頼を受けることになった」
ガイ「そこで何が?」
ラルフ「10年前に俺がお前を見た最後の場所だ。依頼自体は無事に達成、あとは帰るだけってときに……お前は見つけちまった。生き残り……いや、正しくは生き残らされてたって言った方がいいか」
リーゼリット「……?」
ラルフ「リテン・ヘイヴンの件は、表向きは治安維持のための掃討。実態は、犯罪集団の壊滅依頼だった。誘拐、恐喝、密輸……手が汚すぎて、誰も正面から口にしたがらねぇ類のやつだ」
フェルメール「まあ……下劣ですわね。弱き者を踏みつけにして生きるだなんて」
ラルフ「ああ。俺も嫌いだ。だから手を貸した。……俺たちは根城を割って、潰した。生きてる奴は縛って突き出して、抵抗する奴は叩き伏せて……いつも通りの仕事だったが、地下で見つけた。倉庫の奥の、さらに奥。鍵が二重三重で、見張りまで付いてた。金目のモンでも隠してるのかと思って扉を開いたら……そこにいたのは、宝じゃなくて……女だった。名前はロヴィア……それも覚えていないか」
ガイ「ああ。そこからどうやって姿を消した?」
ラルフ「組織の最後の抵抗で建物が爆破されて俺は意識を失った。目が覚めたときには、お前とロヴィアの姿はどこにも無かった」
ガイ「それが……お前の見た俺の最後の姿か……記憶を失ったことをこれほど恨んだことはない」
リーゼリット「そのロヴィアって人もどこかにいるのかな……?」
ラルフ「さあな……記憶を無くす前のお前なら知ってるんじゃないか?」
617 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/26(月) 00:01:22.48 ID:PlE3+L7vO
あまり進められず申し訳ありません。
>>1
の住んでる地域の降雪による影響で少々忙しいことになっているので本日はここまでです。今週は平日の夜に時間ができそうなので少しずつ進められればなと思います。
それでは、また。
618 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 00:30:57.16 ID:grR5PLyCo
ガイさん肉親はいないのか
619 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 00:58:18.52 ID:8CbcG4Sno
おつ
あら…お気をつけください
620 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/26(月) 12:15:03.52 ID:DztEpi6NO
乙
一行の飯代は暗黒館持ちかな
621 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 19:13:54.38 ID:abB0KzmuO
少し進めます。余力があればお付き合いくださると幸いです。
>>618
ガイは少々特別な出自なので肉親はいません。物心ついた頃には孤児院で暮らしていたのでガイは親について特に何も感じていないようです。
>>619
ありがとうございます。なんとかなりました。
>>620
基本的にはパーティで割り勘しているみたいですが、所々経費で落としているみたいです。オーナー曰く気にせずジャンジャン使えと言われているのですが、使うのは少々憚られるみたいです。
622 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 19:14:41.99 ID:abB0KzmuO
ガイ「……話題を変える。今、デロデロ教は2つの勢力に別れていると聞いている。お前たちはどちらの勢力だ?」
フェルメール「私(わたくし)がお答えして差しあげましょう!私たちは……ネオデロデロ教の側──」
倒れる椅子「」ガタッ
魔導拳銃を向けるガイ「」カチャ
斧に手をかけるラルフ「」スッ
魔導狙撃銃を構えるリーゼリット「」カチャン
フェルメール「──ではなく原理派の……み、皆様どうされましたの!?」
ガイ「……ネオデロデロ教ではないのか?」
フェルメール「あんなのと一緒にしないでくださいませ!あれはクロシュヴィアちゃんの言う救いとはまったく違いますわ!」
ガイ「先日に街中で行っていた演説では世界めくれを再度引き起こすことが救いだと言っていたようだが?」
フェルメール「それは……そうしなければいけない理由が……」
ラルフ「2人とも銃を下してくれ。コイツがネオデロデロ教じゃないのはたしかだ……少なくとも世界めくれを起こして喜ぶような奴じゃねぇ。あいつらを止めるために、わざと同じ言葉を使ってるだけだ」
リーゼリット「それをどうやって信じればいいの。証拠は?」
フェルメール「それは……」
「2人とも、武器を下ろしてください!フェルメールさんは本当にネオデロデロ教の側ではありません!」
フェルメール「!」
ガイ「この声は──」
リュアン「……お久しぶりです。ミュージアで会って以来ですね」
リーゼリット「あなたは……デロデロ教の導師の……」
リュアン「はい。訳あって今はこちらに匿ってもらっているのです」
フェルメール「リュアンちゃん……この2人と知り合いなの?」
リュアン「少しだけ話したことが……ガイさん、どうか武器を納めていただけませんか?」
ガイ「……」スッ
リュアン「……ありがとうございます」
623 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 19:15:11.76 ID:abB0KzmuO
ラルフ「……ふぅ。命拾いしたな、フェルメール」
フェルメール「クロシュヴィアちゃんの可愛さを世に広めきる前に死ぬわけには行きませんわ!」
ガイ「リュアン。匿われていると言ったな。どういう事情だ」
リュアン「……少し前から、私の周りで事故が増えました。魔導車に轢かれたり、魔物に襲われたり……最初は偶然かと思ったのですが、偶然にしてはデロデロ教でも上位の役職の人物が居なくなり過ぎていると、気がつくのはすぐでした」
リーゼリット「……もしかして、それがネオデロデロ教の……」
ラルフ「手先だろうな。原理派の連中を少しずつ減らしていって表向きには何も変わらず、内側ではネオデロデロ教としての勢力を広げていくような目論見なんだろう」
ガイ「ミュージアで見たとき、お前はそれなりの地位についていた筈だ。それがここにいるということはミュージアは……」
リュアン「はい。事実上、デロデロ教の本部はネオデロデロ教によって掌握され、私は処分対象になりました。ネオデロデロ教に従わなかったからです」
リュアン「教義の文言を、すり替えています。古い教典を焼き、写本を書き換え、唱える言葉を統一して……反対した導師や古参は、消えました」
リーゼリット「そんな……」
リュアン「事故。行方不明。離反。……全部、そういう形にされます」
ラルフ「見せしめも兼ねてる。声を上げる前に黙るようにな」
ガイ「それで、お前は逃げてきたのか」
リュアン「……逃げた、というより追い出されたに近いです。私の支部は取り潰され、私の名前は裏切り者として回るようになった。だから……原理派でも、迂闊に匿えない」
フェルメール「そこで、わたくしの出番ですわ。表向きネオ寄りに見せている支部なら、連中も探りには来ないですもの!」
ラルフ「フェルメールの固有魔法でこの辺りのネオデロデロ教の奴らはコイツを幹部だと思い込んでやがる……故にここは敵の縄張りのど真ん中のくせに、一番手出しされにくい隠れ家になってる」
フェルメール「オーッホッホッホッ!私にかかれば造作もなくてよー!」
リーゼリット「……それ、笑っていい状況なのかな……」
ラルフ「笑ってねぇとやってられねぇんだよ。なぁ、リュアン」
リュアン「……はい。怖いです。でも、怖がっているだけでは消されます」
ガイ「……事情はわかった。だが、俺たちが知りたいのは一つだ。ネオデロデロ教は──オノゴロで何をしようとしている」
リュアン「断言はできません。私は本部を追われ、内部の情報に触れられなくなりましたから。ただ……世界めくれという言葉を、以前よりも軽く扱っているのは確かです。救いの比喩ではなく、実行の手段として」
ラルフ「可能性の話だ。今この時点で、決めつけて動くのは危ねぇ」
ガイ「……ああ。俺たちは、今この国で別の目的で動いている」
ガイ「今日ここに来たのは、確認だ。お前たちがどちら側なのか──それだけだった」
フェルメール「確認は済みまして?でしたら、信徒登録書にサインを──」
ガイ「しない」
フェルメール「即答ですの!?」
リーゼリット「……ごめんね」
フェルメール「謝らないでくださいまし!?謝られると私が悪いことをしているみたいじゃありませんの!」
ラルフ「やってること自体は大概だろ」
フェルメール「善行ですわ!」
リュアン「……ふふっ」
⭐︎ネオデロデロ教のことを知りました。
624 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 19:15:42.47 ID:abB0KzmuO
ーーココロイシ道具店
アインズ「……なるほど。状況から察するにデロデロ教内部でもお互いに牽制しあっているようだな」
サーシャ「世界めくれをもう一度起こそうなんて……許せないよ」
アモ「うん……ねえ、今日はどうするの?」
ガイ「引き続き姫巫女の居所を探ってみようと思うが……何かいい案はあるか?」
メルル「そうだなァ……隠れ里に直接出向いて、しらみつぶしに調べていくか、朝廷の誰かに聞いてみたりとかかな?」
リーゼリット「うーん……姫巫女って元々この国の王様みたいな人だったんでしょ?隠居してるのを表向きに探してたら私たち、怪しまれないかな?」
ガイ「……」
現在はオノゴロ諸島です。(6日目)
何をする?
安価下1~3
625 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/27(火) 19:20:20.96 ID:lmS5HDhW0
アインズ、寺子屋で勉強
626 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/27(火) 19:27:19.93 ID:eEG8FbikO
カグヤが休暇で帰郷してきたので姫巫女について聞いてみる
627 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/27(火) 20:04:04.96 ID:Za28Mhymo
キキョウをべろんべろんに酔わす
628 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 23:46:05.12 ID:az22rJibO
ーー寺子屋
メルル「イブキ先生ー!また来たよー!」
坊主頭の子ども「あっ、メルルだ!」
鬼の子ども「うおっ……美人のお姉さんも一緒にいる!」
おかっぱ髪の幼女「お久しぶりです」ペコリ
アインズ「4日ぶりぐらいだな。元気にしているようで何よりだ」
メルル「……なんでアインズさんの方が子どもたちに人気があるのォ……?」
アインズ「ふふっ……名前を覚えてもらっている程度にはメルルも慕われているんじゃないか?」
イブキ「あら、メルルと……お連れの方は初めて会いますね。イブキと申します。本日はどうされましたか?」
アインズ「アインズだ……先日はサーシャとリーゼが世話になった。今日は姫巫女について聞きに来た」
イブキ「姫巫女……イクセ様のことですか?」
メルル「そうそう!訳あって居場所を探してるんですけど、まったく手がかりが無くて……先生何か知らない?」
イブキ「居場所……去年まではここに勉強しに来ていたけど、どこから来ていたかまでは……」
メルル「えっ、去年まで来てたの?」
鬼の子ども「おう!わからないところがあったら教えてくれたり、一緒に遊んでくれたりしたんだぜ!」
イブキ「ええ。とても聡明で、こちらが教えることなど殆どありませんでしたが……あの方は『里の外の子供たちが、どんな風に世界を見ているのか知りたい』と仰って、よく顔を出してくださったんです」
アインズ「護衛もつけずに一人でか?」
イブキ「はい。いつも質素な身なりをされていました。ですが、纏う空気だけは隠しようもなく……」
おかっぱ髪の幼女「イクセお姉ちゃん……どうして来なくなっちゃったんだろ……」
アインズ「来なくなる前兆は無かった……ということか」
イブキ「ええ……はっきりした前触れはありません。ただ、最後に来られた日はなんだか悲しそうな雰囲気ではありましたが……」
メルル「むむむ……何かあったのかな?」
アインズ「そうだな……何が起きたかはわからんが、わかったことはある」
メルル「?」
アインズ「ここに通っていたのが去年まで、というのが重要だ。姫巫女制度が廃れた後も、あの方は外に出ていた。つまり、閉じ込められていたわけじゃない。自分の意思で動ける自由さはあったわけだ」
メルル「な、なるほどォ〜……」
イブキ「あまりお役に立てず申し訳ありません……」
アインズ「なに、充分な手がかりだ……礼を言う」
鬼の子ども「えー、もう行っちまうのかよ!せっかく来たんだからもうちょい遊んでけよ!」
メルル「君たち……こう見えて私たちには崇高な使命というものがあってだねェ……」
アインズ「ところで、イブキ。これから何をするつもりだったんだ?」
イブキ「もう少し休憩したら勉強をこの子たちに教えようと……」
アインズ「少し見ていっても構わないか?」
イブキ「えっ……それは勿論、構いませんが……お忙しいのでは?」
アインズ「手がかりを得たといっても、今すぐどうにかできる訳でもない……焦って動いても足取りが乱れるだけだ。いいだろう、メルル?」
メルル「いいよォ。先生の授業、私もちょっと恋しかったし」
イブキ「……そういうことなら、歓迎いたします。案内しますね」ニコリ
⭐︎イブキの授業を受けました。
629 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 23:46:33.30 ID:az22rJibO
ーートウゲン国政区
アモ「……どこに向かってるの?」
ガイ「どこにも向かっていない」
アモ「じゃあ……当てもなく歩いてるんだ」
ガイ「そういうことになる」
サーシャ「あはは……たまにはこういうのも悪くないかもね。こうして歩きながら話すの、案外落ち着くし」
リーゼリット「……落ち着くのはいいけど、何だかなぁ……」
「もうダメや……しばらく見ない内に変わりすぎて迷子になってしもうたわ」
サーシャ「あれ?今の声って──」
ベンチに座るカグヤ「ふぅ……景色変わり過ぎてクラクラするわぁ……あかん、少し休も……って、どこかで見た顔やな?」
リーゼリット「えっ、カグヤさん!?お久しぶりです!」
カグヤ「おお、やっぱり。本当に久しぶりやなぁ……トコナツにもあんたらの活躍は届いてたで。国家転覆を防いだり、魔王を倒したり……大活躍やね」
ガイ「……?」
サーシャ「あっ、ガイ……覚えてない?カグヤさんのこと……」
ガイ「……ああ」
カグヤ「……なんだか事情がありそうやね」
リーゼリット「その……ガイはユーシリアで一度記憶を失っていて……まだ、戻ってないんです」
カグヤ「そういうこと。少し寂しいけど、そりゃ仕方あらへんな……ウチはカグヤ。トコナツで一緒に星の力を手に入れた仲やで」
ガイ「そうだったのか。手伝ってくれてありがとう」ペコリ
カグヤ「ええって。それで、あんたらがここにいるってことは……この国にもあるんやな?」
サーシャ「まだ確定した訳じゃないんですけどね。カグヤさんはどうしてこの国に?」
カグヤ「ちょっとした休暇やよ。たまにはオノゴロの空気を吸わんと、頭ん中まで溶岩みたいに煮詰まってまう。そこのお初さんも一緒におるっちゅうことは、仲間やね?」
アモ「アモです。よろしくお願いします」
カグヤ「よろしゅうなぁ」
リーゼリット「……そうだ!カグヤさん、姫巫女の居所について知ってたりしませんか?」
カグヤ「姫巫女様の……?どないしたん?」
ガイ「光について何か知っている可能性が高くてな。一度話を聞きたいんだが……居場所が掴めなくてな」
カグヤ「……なるほど。せやけど、ウチも居所までは知らへんで。会う機会もあらへんかったし……」
サーシャ「そうですか……」
カグヤ「ああ、でも噂は知っとるで。隠れ里にいるのはたしかだとか」
アモ「隠れ里……サララさんが言ってた場所だね」
カグヤ「ウチも聞きたいことがあるんやけど……イブキって人、知っとる?」
リーゼリット「最近会いましたよ、イブキ先生と!」
カグヤ「ほんまか?街の様子が変わり過ぎて寺子屋までの道がわからんくなってなぁ、困ってたんよ。よかったら教えてもらえん?」
サーシャ「それなら一緒に行きましょうよ!ちょうどアインズとメルルさんも行ってますし!」
カグヤ「ええの?助かるわぁ」
ガイ(隠れ里、か。サララは行ったことがあるようだし、一度出向いてみるのもいいのかもしれないな)
⭐︎カグヤと会いました。
630 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 23:47:21.95 ID:az22rJibO
ー夜
ーートウゲン国政区
おでん屋台「」モクモク
魚人店主「」ラッシャイラッシャイ
ガイ(カグヤと寺子屋の先生が知り合いだったとは……世間は狭いものだな。みんなは先に戻ったが……まだ眠くない。小腹も空いたことだし……あの屋台で適当に食事をとろう)
魚人店主「いらっしゃい……何にする?」
ガイ「……おすすめの品を4品ほど」
魚人店主「あいよ」
ガイ(見た目と匂いはとても良いな……きっとすごく美味しいのだろうが……味がわからないのが本当にもったいないな……)
魚人店主「酒は飲むか?」
ガイ「いや……水でいい」
魚人店主「あいよ……ちょっと待ってな」
箸同士を擦りあわせるガイ「……」
キキョウ「やあ大将。やってる?」ヌッ
ガイ「!」
魚人店主「ああ、いらっしゃい。何にする?」
キキョウ「いつもの」
魚人店主「あいよ……兄ちゃん、待たせたな」スッ
おでん皿「」ホカホカ
ガイ「どうも……」
キキョウ「知らない仲じゃないんだから声くらいかけてもいいんじゃない?」
ガイ「……ああ、キキョウか。キヅカナカッタナ」
キキョウ「棒読み過ぎ。あーあ、ちょっと傷つくなぁ……」ゴク
ガイ「なんの用だ?」
キキョウ「私は仕事終わりの夜回り……こういう屋台で一杯やるのが楽しみなだけ」
ガイ「そうか……熱っ!」
キキョウ「いきなりそんなガッついたらやけどするよ?……おでん、初めて?」
ガイ「ああ……」
魚人店主「はいよ、水……それといつものだ」スッ
キキョウ「ありがとうございます」
ガイ「……ふぅ」ゴク
キキョウ「……やっぱり水なんだ。えらい堅いね、君」
ガイ「……聞いてもいいか?」
キキョウ「はふっ……何を?」
ガイ「訳あって姫巫女の居所を探している……何か知らないか?」
キキョウ「……それを知ってどうするつもり?」
ガイ「話がしたい。敵意はない」
キキョウ「話がしたいって言葉ほど、信用できないものもないよ」ゴク
ガイ「……なら、目的を言う。光に関わることだ。世界めくれを止めるために必要な手がかりを探している」
キキョウ「……ふうん。で、姫巫女なら何か知ってるはずだって?」
ガイ「可能性が高い。十年前までこの国を統べていた血筋だ。何も知らないはずがない」
キキョウ「……あなたには実績がある。教えてあげてもいいけど……ここじゃ誰が聞いてるかわからない。また私につきあってもらうよ」
ガイ「……わかった」
◆
631 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 23:47:48.95 ID:az22rJibO
ーートウゲン城 キキョウの部屋
転がっている酒瓶「」ゴロ……
脱ぎ散らかった衣服「」
ガイ(どうしてこうなった)
キキョウ「ヒック……あんまり片付いてないけど……ここなら他人に聞かれる心配もそうそうないから……」
ガイ「……運ぶとは聞いていない。それに俺はこの国から見れば完全な部外者──」
キキョウ「細かいなぁ……つきあうってのは、こういうことだよ」フラフラ
ガイ(酒臭い……いや、部屋そのものが酒臭い)
キキョウ「で?姫巫女さま。探してるんだっけ」ドサッ
ガイ「……ああ」
キキョウ「本来ならイクセちゃんには平穏に暮らしていて欲しいから居場所とかは完全に秘匿するんだけど……状況を鑑みて、君に伝えた方がいいと判断したから伝えるね……」ゴク
キキョウ「姫巫女様は隠れ里に住んでるよ。今も」
ガイ「場所は?」
キキョウ「正確な場所はトウゲン城の誰も知らない。リュウトウ……将軍もね……」
ガイ「……」
キキョウ「でも大丈夫。一度、『雪解け』っていう旅館に行って」
ガイ「旅館……?」
キキョウ「そう。そこの人たちなら姫巫女様がどこに住んでいるか知っているから。旅館の場所なら教えられるよ」
ガイ「そうか……助かる」
キキョウ「……はい、これ」スッ
旅館への地図「」ポン
酒瓶を口に突っ込まれるガイ「ありがとう……邪魔をしたな、帰らせてもら──んぐ!?」
キキョウ「へへへ……キキョウ様の酒が飲めないと申すかー?」
ガイ「くっ……ゴホッ、ゴホッ……」バッ
ガイ(かなり飲み込んでしまった……!)
キキョウ「お酒の味はどうだい?」
ガイ「……わからないが、最悪だ」
キキョウ「そんな顔してるね」
ガイ「……ああ、しかも、前飲んだ奴より強いのか、コレは……?」フラッ
キキョウ「今日はもう遅いし泊まっていきなよ。布団も使っていいからさ」
ガイ「……俺の目には、2人分ないように見えるんだが……」
キキョウ「最近人肌恋しくてさ……一緒に寝たら暖かいよ?」
ガイ「何を考えて……ああ、もう……」フラフラ
◆
632 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/27(火) 23:48:19.18 ID:az22rJibO
本日はここまでです。次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
633 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 02:27:49.60 ID:0iW2DUwbo
おつ
手掛かりを得たか
さて10年経った姫巫女様はどうなっているやら
634 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 08:31:56.06 ID:94HpN6Ono
おつおつ
ガイさんが女の人を酔わせて部屋に上がり込んで一緒に寝てますー!()
635 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 12:23:53.71 ID:dvwuW4T6O
乙
ガイさんって実はダークヒロインより武闘派で喧嘩っ早いのでは?
636 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/28(水) 19:38:54.04 ID:togwZL7so
国のお偉いさんフェチかな
637 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 18:49:18.55 ID:CmdCNRByO
>>633
年齢相応の成長はしているかと思われます。出会ってもマイナスな方向にはならないと思われます。
>>634
事実が並べられています。他の人に知られたら普通に怒られてしまいそうですね。
>>635
ガイさんが実力行使に出がちな理由は、世界樹の光に関わる目的が残っている記憶の中でも最優先の核になっているからです。記憶喪失後に積み上げてきたものも多い一方で、世界めくれを止めることは現在のガイのアイデンティティそのものになってしまっています。そのため、それを阻む存在には基本的に強硬になります。まずは止めようとするが、譲れない線を越えて目的を潰しに来るなら、相手が仲間でも躊躇しないような、そういう危うさを現在抱えているようです。
>>636
偶然、偉い役職の人が多いんでしょう。ガイ自体がそういったフェチズムを持っている可能性は今の所、確認できておりません。
どうでもいいですが
>>1
の性癖には大分刺さっております。
638 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 18:50:57.08 ID:CmdCNRByO
鳥「」チュンチュン
ガイ「」ノソッ…
キキョウ「……」zzz
頭を抱えるガイ「……」
ガイ(……起こさないように出ていこう)ソッ…
グイッ
ガイ「……?」チラ
服の端を掴むキキョウ「……もう行くの?」
ガイ「やらなければいけないことがある……それはお前もじゃないのか」
キキョウ「……あるよ。山ほどね」
ガイ「昨日のことはお互いに忘れた方が身のためだろう……妙な噂が立てば、困るのはお前だ」
キキョウ「心配してくれるんだ?」
ガイ「……もう行く。身体に気をつけろ」
スタスタ……
キキョウ「……ふぅ……仕事、はじめなきゃね」
⭐︎姫巫女の手がかりを得ました。
639 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 18:51:33.34 ID:CmdCNRByO
ーーココロイシ道具店
サーシャ「あれ?おはよう。今朝はずいぶん早いね?」
ガイ「ああ、目が早く覚めてな。少し散策をしていた」メソラシ
サーシャ「そうなんだ」
ガイ「……そういうサーシャもこの時間に起きて何を?」
サーシャ「出汁の準備だよ」
ガイ「出汁?」
サーシャ「そう!オノゴロの料理のベースでよく使われるものなんだけど、長い時間をかけたらその分美味しくなるんだって。それで今日は試してみようかなって思って」
ガイ「それで早く行動していたのか」
サーシャ「うん。今日のお昼、楽しみにしててね」ニコッ
ガイ「……ああ。楽しみにしている」
現在はオノゴロ諸島です。(7日目)
何をする?
安価下1~3
※7日目が終了したら何かが起こるみたいです。
640 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 18:52:03.91 ID:GgtfOkKv0
ニナの飛空艇づくりを見学
641 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 18:53:43.53 ID:M+nnpX5VO
サララ、メルルに自作武器をプレゼント
642 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 18:55:39.48 ID:Qc8Kp6tJ0
ガイ、グレイグ、ラルフで飲みに行く
643 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:26:04.04 ID:hrLZ970GO
カランカラン
メルル「ありがとうごさいました〜……やれやれ、妹が食いっぱぐれなくなったのは嬉しいけど、お客さんが沢山来るのも考えものだねェ」
サララ「お姉ちゃん」ヒョコ
メルル「お、サララ。どうしたの?お姉ちゃんはしっかり働いてますよ?」
サララ「ふふっ、見てたから知ってるよ。ありがとね……そうそう、そんなことより渡したいものがあって」
メルル「渡したいもの?」
サララ「うん。今日誕生日でしょ?」
メルル「……え"っ、もうそんな日なの!?」
サララ「……忘れてたんだ」
メルル「いやァ……面目ない。冒険者してると使う機会なんてそうそうないからさァ」
サララ「お姉ちゃんらしいや。はい、コレ」スッ
影縫い苦無「」ポン
メルル「おォ〜……何これ?苦無?」
サララ「そう。私がお姉ちゃんの戦い方をアモさんから聞いて作ったの」
メルル「サララが!?へェ〜……これ、ただの苦無じゃないんでしょ?どうやって使うか教えてよ」
サララ「もちろんだよ。お姉ちゃん、苦無を私の影に刺してみて」
メルル「こんな感じ?」サクッ
サララ「うん。そしたら……苦無の柄から黒い線がお姉ちゃんに伸びてると思うんだけど……」
メルル「これで何が起きるの?」
サララ「実は今、私はまったく動けなくなってるの!」ググッ
メルル「へ?」
サララ「その伸びてる線を切ってみて」
メルル「こう?」スパン
サララ「ふぅ……これで動けるようになった。その線が影縛りの糸。切れば解除できるよ。使い方は簡単でしょ?」
メルル「簡単すぎて使い方自体は問題ないけど……これ、効かないときもあるんだよね?」
サララ「うん。刺す影がなかったり、そもそも影縛りをしても無理矢理動いてくるような人とかにも効果は薄いね」
メルル「万能とはいかないよねェ……でも、ありがとうサララ!これで私の冒険が更に捗るよォ!」
サララ「ふふっ……それならよかった。お姉ちゃん、無事でいてね」
メルル「ふふん。まっかせなさい!」
⭐︎メルルが影縫い苦無を装備しました。
644 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:26:47.22 ID:hrLZ970GO
ーーニナの工房
作業をする人たち「」セカセカ
リーゼリット「ユーシリアのときとは規模が全然違うね……」
ガイ「ああ。設備も道具も……何もかもが桁違いだ」
サーシャ「ニナさんはどこにいるんだろう?」
アモ「……あそこじゃない?」スッ
大量の機械の下敷きになっているニナ「〜〜〜ッ!」ジタバタ
アインズ「……あれは作業中、というやつか?」
ガイ「素人目にはそうは見えないが」
サーシャ「早く助けなきゃ!」
◆
ニナ「ククッ……お陰で助かった。恥ずかしいところを見られたな」
ガイ「……いつもあんな感じなのか?」
ニナ「あれはたまたまだ。普段だったら雇ってる奴らにすぐに助けられるさ。それより、ここに来たってことは……例のモノを見に来たんだな?」
ガイ「ああ」
ニナ「こっちだ……ついてこい」
◆
645 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:27:16.72 ID:hrLZ970GO
プロペラが付いた魔導機械「」ドン!
アインズ「これは……魔導車か?車輪がついていないようだが」
ニナ「それは別口の依頼で作ったモノでな。名付けて、魔導回転翼機だ」
サーシャ「……これが空を飛ぶんですか?」
ニナ「そうだ!オノゴロの子どもが遊びに使っている竹トンボという玩具を見ているときに思いついてな……試作の段階は終えて、あとは調整だけだ」
アインズ「なかなか面白そうだが……これではあまり大人数では乗れなさそうだな」
ニナ「ククッ……その代わり、そいつは小回りが効くんだ。こっちに来い。まだ制作はしていないが、思いついた物の設計図がある」
設計図「」パラ……
アモ「これって……船ですか?」
ニナ「ああ。古代文明が使っていたとされる飛空艇を再現したものだ」
サーシャ「飛空艇……!」キラキラ
リーゼリット「コレ……かなりの大きさですけど、本当に作れるんですか?」
ニナ「作れる……が、問題は材料と金と時間がどうしてもかかることだな」
ガイ(これなら複数人で浮島へ行くこともできるな。是非とも手に入れたいが……)
ガイ「ニナ、これの制作依頼をしたいんだが……頼めるか?」
ニナ「無論だ。金があればすぐにでも手をつけるさ」
ガイ「……いくらだ」
ニナ「言い値でいいって言いたいところだが……安全性まで盛ると洒落にならん。骨組み、浮揚機関、制御核、帆布、試験設備──ざっと、これくらいだ」スッ
サーシャ「……0が、多い……」
リーゼリット「うそ……」
アモ「……現実味がない……」
アインズ「ふむ。城が建てられそうな額だな」
ガイ「必要経費だ……払おう」
一同「えっ!?」
ニナ「ククッ……即決か。嫌いじゃない」
ガイ「暗黒館から金を送る……受け取り次第、着手を頼む」
リーゼリット「オーナーに怒られないよね……?」
ニナ「任された!信頼には応えるさ。腰を据えて待っててくれ」
⭐︎ニナに飛空艇の制作を依頼しました。
646 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:27:52.97 ID:hrLZ970GO
ーートウゲン国政区
グレイグ「ガイ!」ズカズカ
ガイ「グレイグ、どうかした──」
グレイグ「聞いたぜ。城一個買う金を経費で支払ったってな!」
ガイ「話が早いな……必要なことだった。オーナーには説明を──」
グレイグ「ん?ああ、違う違う!オーナーにとっちゃその程度の金は、はした金だからなんとも思ってないだろうよ!それにお前が必要なくそんな大金を使う訳がないからな!」
ガイ「それは嬉しい信頼だが……」
グレイグ「自分の金じゃなくてもデカい買い物した後は気が落ち着かねぇだろ?飲みに行くぞ!」ガシッ
担がれるガイ「おわっ……またか!?グレイグ、離せ。自分で歩ける──」
飛来する斧「」グルンッ
グレイグ「!」サッ
ガイ「斧!?攻撃か!?」
ラルフ「……何が目的かは知らないが、そいつを離せ。俺の知り合いなんだよ……」
グレイグ「ほう?知り合いって割には随分乱暴な挨拶だな。斧投げが癖なのか?」
盾を構えるラルフ「10年前からの長い付き合いさ……」スッ
ガイ「ラルフ!?待て2人とも!グレイグ、あいつは本当に俺の知り合いだ!」ジタバタ
グレイグ「あン?」
◆
ーー居酒屋
ラルフ「──てっきりガイを拉致しようとしてる輩かと思っちまった。いきなり攻撃して悪かったな」
グレイグ「何、気にすんな!勘違いされるのは慣れてるからよ!お互い怪我もしてねえし、これで恨みっこなしだ!」
ガイ「ふぅ……一時はどうなるかと思った……」
グレイグ「で?ラルフっつったか。ガイと10年前からってのは、どんな付き合いだ?」
ラルフ「……昔、同じ釜の飯を食った。それだけだ」
グレイグ「濁すねぇ……ま、男の過去にズカズカ踏み込む趣味はねえけどよ」
ラルフ「そりゃそうだ……」ゴクッ
グレイグ「お、いけるクチか?ガイは酒に弱いらしくてよ……退屈してたんだ」
ラルフ「フッ……そこも変わらないんだな。やっぱりお前は……俺の知ってるヤツみたいだ」
ガイ「……似てるかどうかは知らない。だが、変わってない部分があるなら……悪い気はしない」
グレイグ「戻りゃあいいなあ……無くした記憶をよ……いや、湿っぽい話はナシだ!聞けよラルフ、コイツはスゲェんだぞ?」
ラルフ「聞かせてくれ……面白そうだ」
⭐︎3人で盛り上がりました。
647 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:28:21.84 ID:hrLZ970GO
幕間
ーーミュージア デロデロ教本部
雨「」ザァァ─
ネオデロデロ信徒たちの死体「」
大剣を納めるアルバ「……」スチャ
暗黒館幹部A「アルバさん……この地域のネオデロデロ教と見積もられる勢力は殲滅しました」
アルバ「生き残りがいるかもしれない。最後まで油断はするな」
暗黒館幹部A「はっ!」ビシッ
バールベルト「……アルバさん、本当にこの人たち……ネオデロデロ教の人達だったんですか?」
アルバ「確定はしていない。だが、見分ける術もない。俺たちの組織の目的上、僅かな可能性も潰した方が被害は少なくすむ」
バールベルト「……」グッ
暗黒館幹部B「アルバさん、生存者がいます!」
アルバ「今行く」スタスタ
ネオデロデロ信徒「う……うぅ……」
ガシッ
アルバ「答えろ。指導者はどこだ?」
ネオデロデロ信徒「聖女様は……お逃げになられた……!俺を殺せ……これ以上……何も話せない……!」
信徒を投げるアルバ「」ブンッ
ネオデロデロ信徒「がっ!」ドサッ
ジャキン……
アルバ「連中は指導者を聖女と呼ぶ。他の幹部にも伝えろ。ここから逃げた可能性が高い」
暗黒館幹部A「はっ!」タッ
アルバ「お前はこの建物を調べろ。何か手がかりが残ってるはずだ」
暗黒館幹部B「わかりました!」タタッ
バールベルト「……アルバさん、私は?」
アルバ「魔導車を回せ。他の拠点を調べに行くぞ」
雨「」ザァァ─
◆
648 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 22:28:57.31 ID:hrLZ970GO
ーーココロイシ道具店 裏庭
リーゼリット「嘘……?本当に動けない!」ググッ
メルル「ふっふっふっ……効果は抜群みたいだねェ……さて、どう調理してあげようかな?」ワキワキ
リーゼリット「メルルさん、解除してくれない?」
メルル「え〜?どうしようかなァ〜?」ニヤニヤ
アインズ「あまりリーゼを虐めないでやってくれ」スッ
糸「」パツン
リーゼリット「ふぅ……ありがと、アインズ」
アモ「メルルさん、楽しそうだけど……ほどほどにね」
メルル「わかってるよォ〜!悪用はしないって!」
ガイ(昨日にネオデロデロ教への襲撃が行われたはずだが……何か情報は得られないだろうか)
サーシャ「どうしたの、ガイ?」
ガイ「なんでもない……今日することを決めよう」
現在はオノゴロ諸島です。(8日目)
何をする?
安価下1~3
649 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 22:30:37.44 ID:W0auM1IIO
リーゼリット ガイを誘って久しぶりの射撃翌練習をする。
650 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 22:45:23.69 ID:90gMD23xo
旅館へ行って姫巫女の行方を聞く
651 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/01/31(土) 22:59:36.52 ID:73ZZuoLa0
朝廷から監視されていることに気づく
652 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 23:40:42.23 ID:zT5WfV/HO
ガイ「はっ!」
魔導拳銃「」ドギュンッ!
穴の空いたガラクタの的「」ボロ……
リーゼリット「うんうん……だいぶ手慣れてきたんじゃない?」
ガイ「ああ。この距離なら狙った所に当てられる……長距離の狙撃はできないがな」
リーゼリット「魔導拳銃で狙撃できちゃったら私はお役御免になっちゃうね?」
ガイ「そんなことにはならない……以前言っていた次の段階というのを教えてくれ」
リーゼリット「オッケー。それじゃあ……ちょっとここで立ってて」スタスタ
ガイ「ああ……」
リーゼリット「んー……このあたりかな?」スッ
魔導狙撃銃「」カチャン……
ガイ「……何をするんだ?」
リーゼリット「私が撃つ弾を射撃して撃ち落として?」
ガイ「……簡単に言ってくれる」スッ
リーゼリット「準備はいい?行くよ……!」
狙撃型魔導銃「」ドギュウン!
ガイ「くっ!」
魔導拳銃「」ドギュンッ!
掠る弾の軌道「」ジュッ!
リーゼリット「惜しい惜しい!ほら次行くよ!」
狙撃型魔導銃「」ドギュウン!
◆
ガイ「……まったく当てられなかった」
リーゼリット「ちょっとコレは早かったかな……でも、掠らせるなんてかなり凄いよ?もっと自信持って!」
ガイ「慰めはいらない。結果が全てだ」
リーゼリット「はいはい、カッコつけないの……まだまだ練習しないとね?」
ガイ「ああ。また付き合ってくれるか?」
リーゼリット「勿論。弟子の面倒を見るのは師匠の仕事だよ♪」
ガイ「……いつ師匠になった?」
リーゼリット「えー、もう半分くらいは弟子でしょ?」
ガイ「……ある意味ではそうなるのか?」
リーゼリット「これからも期待してるぞ、後継者候補よ」
ガイ「フッ……その口調、似合ってないぞ」
⭐︎リーゼリットと魔導拳銃の練習をしました。
653 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/01/31(土) 23:41:23.86 ID:zT5WfV/HO
本日はここまでです。
明日も更新をする予定ですので、よければお付き合いください。
それでは、また。
654 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/01(日) 00:25:46.96 ID:SfcmsF7yo
おつ
さてネオデロデロ教の方はどう動いてくるやら
655 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/01(日) 00:28:31.12 ID:iAiVo6HMo
暗黒ちゃん世界一の金持ちにでもなってる?
656 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/01(日) 00:44:36.45 ID:GipIcB8lO
ルーぶちギレ案件
657 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/01(日) 13:13:32.84 ID:XM4dE+3eo
おつです
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