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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ
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685 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 15:29:25.85 ID:OrlHvM/fo
おつおつ
こちらで時間経って成長した様子見られるの好き
686 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 20:57:48.16 ID:SMh61GM0O
>>682
ありがとうございます。
>>683
まさか捕獲できるとは思っていませんでした。おかげでイクセさんのところへ直行できました。
>>684
10年前の時点でイクセさん本人は6歳だったので、現在は16歳か17歳だと思われます。
サーシャやリーゼリットと同年代ですね。
ちなみにイクセさんはセーラー服を相当気に入ってるようです。
>>685
10年後のifを想定した世界観ゆえに色々やらせていただいております。本家様に登場したキャラのその後を考えるのは楽しいのですが難しくもあります。うまく表現できるよう頑張りたいですね。
687 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 20:59:58.72 ID:SMh61GM0O
イクセ「……早速ですが、本題に入りましょう。何を聞きたいのですか?」
ガイ「10年前のことについて聞きたい」
イクセ「……というと、世界樹の光が落ちたときのことでしょうか?」
ガイ「ああ。そのことについて聞きにきた」
サーシャ「何が起きたのかは記録で知ってはいるんですけど……当事者から改めて話を聞きたかったんです」
イクセ「なるほど。それなら私はうってつけですね。といっても、私は当時の記憶が曖昧なのでお力になれるかはわかりませんが」
アモ「それでも、お願いします」
イクセ「……当時、私は6歳でした。この国を滅ぼそうと色々策を練っていたみたいなんですが……自分ではあまり実感が湧かないんですよね」
シズク「あのときのシズクちゃんはわらわじゃ巫女さんだったもんね〜」
サーシャ「わらわじゃ……」
イクセ「私の中にいた怨霊みたいなものです。狐巫女はこの国を滅ぼそうとする過程で、霊峰に落ちた世界樹の光を手に入れて辺りの海域を滅茶苦茶にしちゃったんです。結果としては、ダークヒーロー一行が阻止してくれたんですけどね」
ガイ「霊峰に落ちた光が世界樹の光だとなぜわかった?」
イクセ「尋常ではない水の魔力を感じたから、ですかね?でも、あの光は当時オノゴロに住んでいた人ならみんな見ていたと思いますよ」
シズク「綺麗だったよね、落ちてきたときは……まさか世界樹の光だったとは思わなかったけど」
イクセ「ふふっ……そうだね……」
◆イクセとなにか話す?
安価下1〜2
688 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 21:03:37.41 ID:DYiLXNDaO
他に信頼できる人いない?
689 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 21:11:14.26 ID:sX+h+GNEo
光の残滓が残っている可能性はもう無い?
690 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 23:11:15.27 ID:P9waeX7VO
ガイ「……やはり、この国に光の残滓は存在しないんだな」
イクセ「残滓……ええ。たしかに、残滓は存在しませんね」
アモ「……"残滓は"?」
イクセ「この国には……星の力そのものが、存在しています」
ガイ「!?」
サーシャ「えっ!?」
アモ「!?」
シズク「どういうこと、イクセちゃん?たしかにあのとき、イリスさんが杖に封じた筈だよね?」
イクセ「詳細は話せませんが……時が来れば、必要とする者の前に現れるということはたしかです。翡翠の賽というものをご存知ですか?」
ガイ「……これのことだ」スッ
翡翠の賽「」キラッ…
イクセ「わぁ……綺麗なのじゃ……っと、こほん。それを持っているということは、あなた達が……」
ガイ「もしや……お前が光を授ける立場の……?」
イクセ「私ではありません……ですが、試練を与える者はこの国にいます。ひょっとしたら、今もあなた方を見ているかもしれませんよ」
サーシャ「……気配は感じないけど……」
イクセ「彼は隠れるのがお上手ですから。試練を与えるときになれば彼から接触しに来ます。それまではこの国で観光でもしてのんびりするのがいいでしょう。かたつむりのように、のんびりと……」
691 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 23:13:24.19 ID:P9waeX7VO
アモ「……全然関係ない話題なんだけど、聞いてもいいですか?」
イクセ「もちろん。世間話でも構いませんよ。外の人と話すのは久しぶりですから」ニコリ
アモ「……アキトさん以外に、頼れる人っているんですか?ここで暮らして行くのって大変そうに思えて」
イクセ「住めば都、というやつです。頼れる人は多くはありませんが、必要なときに動いてくれる人はいます。だから大丈夫です。ここには狐たちもいますし、九尾なんかも来てくれるので寂しくはないですよ」
シズク「九尾って……ハツヒさんのこと?」
イクセ「そう!たまに駆動二輪車に乗らせてもらったりしてるんだよ!」
シズク「え〜!いいな〜!」
サーシャ(見た目によらず結構お転婆なのかな……?)
イクセ「街での出来事も意外と耳に入ってきますし……強いて言うなら、ラーメンが食べられない、ということぐらいでしょうか」
サーシャ「ラーメン……そこなんだ」クスッ
アモ「ふふ……でも、わかるかも。食べたくなると止まらないもんね」
シズク「イクセちゃん、今度街まで行こうよ!私が案内するよ!美味しいお店知ってるんだ!」
イクセ「嬉しいけど……もうしばらくは無理かなぁ……ごめんね、シズクちゃん」
シズク「……うぅ」シュン
ガイ「……要件は済んだ。約束通り、ここを離れよう」
イクセ「……そうですか。では、お帰りの道中、気をつけてください」
サーシャ「……はい。今日は本当に、ありがとうございました」ペコリ
アモ「お邪魔しました」ペコリ
シズク「イクセちゃん……また、すぐ来ちゃだめ?」ウルウル
イクセ「あんまりよくはないかな……でも、来てもいいよ。そのときは必ず、目立たないようにね?」
シズク「うん!任せて!」パァッ
ガイ「……最後に一つ。翡翠の賽のことだ。試練を与える者が現れるまで、俺たちは何をすべきだ」
イクセ「“余計なこと”をしないこと。焦って探さないこと……そして、賽を手放さないこと。先ほど言った観光して待つ、というのは冗談ではないですよ?」
ガイ「……そうか。ありがとう」
イクセ「いえ。それでは、また会う機会があれば」
⭐︎イクセと話しました。
692 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 23:17:06.33 ID:P9waeX7VO
ーーココロイシ道具店
サララ「そっかぁ……!姫巫女様、元気そうでよかったよ」
アインズ「それにしても……観光して待て、とは拍子抜けだな。もしかして今までが急ぎ過ぎていたのか……?」
サーシャ「そんなこともないと思うけど……まあ言われた通り、試練は向こうからやってくるって言うし……待ってみるしかないんじゃないかな」
メルル「普通に観光っていっても、なぜか朝廷に監視されてるから、ちょっと落ち着かないよねェ」
リーゼリット「まぁでも、今のところ何も起きてないんだけど……それが不気味っていうか……」
ガイ「……警戒は緩めずに行動しよう。単独行動はなるべく避けて最低限2人で動くようにするか」
アモ「わかった。ガイ、それで今日は何をするの?」
ガイ「……言われた通り、余計なことはしないさ。監視の目をごまかす為にも、観光らしい観光が一番だ」
現在はオノゴロ諸島です。(10日目)
何をする?
安価下1~3
693 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 23:18:43.01 ID:6tfAAC9a0
サララ・ニナ・ミソラ・イブキと一緒に温泉
694 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 23:20:25.72 ID:zTL9aKIKo
フェルとクロシュヴィア談義とロスチャイルド談話
695 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 23:22:31.93 ID:+Xb5Cdsg0
ガイが朝廷の関係者(キキョウ)を酔わせて部屋に連れ込み朝までみだらな行為をしたとキキョウや目撃者等の証言で新聞や瓦版等で国中に広まっている事を知る
696 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 23:26:53.74 ID:5ddx9BltO
ガイが朝廷の関係者(キキョウ)を酔わせて部屋に連れ込み朝までみだらな行為をしたとキキョウや目撃者等の証言で新聞や瓦版等で国中に広まっている事を知る
697 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/08(日) 23:30:58.15 ID:5ddx9BltO
>>696
すみません。書き込みが反応しなくて間違えた2回書いてしまいました。
698 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/08(日) 23:42:31.60 ID:TIaHVRcnO
安価が埋まったので本日は終了します。
次回は温泉でゆっくりしたり、デロデロ教の人たちと話したり、朝廷の噂を知ったりすることになるようです。
最近はスレが重たいですね。接続できないよりはマシですが、直ってほしいですね。
次回もよろしくお願いします。更新は火曜日夜の予定です。
それでは、また。
699 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/09(月) 00:27:51.15 ID:BvRDOh+no
おつ
という事はあの銀狐の御眼鏡に適えばいいのね
朝廷vs反朝廷の動きも気になるけど今は言われた通り観光で待ちの姿勢かなぁ
700 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/09(月) 00:28:40.52 ID:nugDOYf7O
乙
教団も放置でいいのか
701 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/09(月) 01:16:11.23 ID:KCgHt+7go
乙
何が目的でそんな噂立ててるのかガイを朝廷で囲おうとしているのか
702 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/10(火) 23:09:43.10 ID:CsgSal4sO
>>699
今はのんびり過ごすといいでしょう。銀狐はガイたちを見定めているようです。
>>700
現状、こちらからどうにかすることはできないので放置で問題ないと思われますが、動きがあるかもしれません。
>>701
どうやらある人物の思惑があるようですが、それがどのような思惑かはいずれわかるかと思います。
現在も文章を作成している途中なのですが、本日は
>>1
の終了宣言がなかった場合は
>>1
が力尽きたと考えてください。
703 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/10(火) 23:12:30.00 ID:2DY9cAg8O
サーシャ「そういうことなら……みんなで温泉に入ってゆっくりしない?」
サララ「では、温泉めぐりを行いましょう♪」
メルル「おっ、いいね!」
アインズ「温泉めぐり……?複数の温泉に入浴するのか?」
サララ「そうですよ!年に一度、各温泉が国民の投票で選ばれて上位5つが定められるんです。それを順に巡るのが温泉めぐりで、古くから伝わる風習なんですよ!」
メルル「しかもしかもォ、湯めぐり札っていうのがあってさ。札を見せれば、選ばれた温泉は割安で回れるんだよ。湯屋によっては小さなおまけまで付いたりしちゃって!」
アモ「へぇ……ちょっと興味あるかも」
リーゼリット「オノゴロの温泉って肌にいいって有名だったりするし、ちょうどいい休息になりそうだね。私は賛成!」
サーシャ「ふふっ……みんな行くつもりみたいだけど、ガイはどうする?」
ガイ「言っただろう?観光らしい観光が一番だと……行こう」
サーシャ「そっか……うん!それじゃあ、温泉めぐり、しよっか!」
◆
704 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/10(火) 23:14:13.26 ID:2DY9cAg8O
ーートウゲン温泉街
ザワザワ……シャシンニニテル……
サーシャ「……なんだか私たち、すごく見られてない?」
メルル「フッ、遂に私たちの可愛さが民衆に知られてしまったか」キラキラ
アインズ「……残念ながら、そういう訳でもなさそうだ。ガイ、この新聞を見てみろ」スッ
ガイ「なんだ……?」ペラッ
新聞「太政大臣、夜遊びの末に“男に担がれ”温泉街を闊歩!?」
キキョウを運ぶガイの写真「」
アモ「ガイ、これって……」
ガイ「……厄介なことになったな。もっと慎重に立ち回るべきだったか」
リーゼリット「ちょっとちょっと!私たちが姫巫女様の足がかりを追っていたときに女遊びに洒落込んでた訳!?」
アインズ「ほう。手が早いじゃないか?」
メルル「ガイくん、見た目によらずやり手だねェ」
サララ「あわわ……まさか、キキョウ様とそんな関係だったなんて……///」
サーシャ「ガイ?」ジトッ
ガイ「……その後に雪解けのことを聞いたんだ。ヤマシイコトハイッサイナカッタ」ダラダラ
サーシャ「……ふーん?」ジトッ
ガイ「……と、とにかく。これは一部誤解を招く表現が含まれているようだ。誰かが太政大臣を失脚させようとして流布したのだろう」
アモ「なあんだ。てっきりお酒で酔わせてお持ち帰りしている場面かなって思っちゃったよ」
ガイ「……」
メルル「……まァ、そういうことなら気にしないで大丈夫だね!こういうのは普通にしてるのが一番だよ。そんなことより、温泉行こ!」
ガイ「……ああ。今はゆっくり湯に浸かりたい気分だ……」
⭐︎太政大臣の噂を知りました。
705 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/10(火) 23:16:10.33 ID:2DY9cAg8O
ーーカグツチ温泉 女湯
カポーン……
サーシャ「」ブクブク……
リーゼリット「ど、どうしたのサーシャ……?」
サーシャ「……ガイってさ……恋愛って、どう思ってるんだろうなって……」
リーゼリット「えっ!?うーん……ど、どうだろうなぁ……」
アインズ(……先日、ガイが朝帰りした日……また見知らぬ女の匂いがしたことは……黙っておいた方がいいんだろうな)
メルル「おっ、恋に悩める少女にはこのメルルお姉さんが相談に乗ってあげよう!この私に任せたまえ!」フンス
サララ「えっ?お姉ちゃんって、恋愛相談できるほど経験あったの?」
メルル「……しょ、小説でなら?」
サララ「……それってどうなの?」
メルル「な、舐めるなサララ!恋愛小説ってのは、経験の集大成なんだ!想いを言葉にする勇気とかすれ違いの機微とか、学ぶことは山ほどある!」
サララ「経験じゃなくて感想じゃん……」
アモ「ふふっ……でもまあ、サーシャちゃんが聞きたいのってガイが恋愛に興味あるかってことだよね?」
サーシャ「……うん。興味ないなら、変に期待しても……って思うし」
リーゼリット「正直……ガイって興味ないっていうより、後回しって感じじゃない?」
サーシャ「後回し……」
アモ「うん。恋愛そのものを否定してるっていうより、今は他に背負ってるものが多すぎるっていうか……」
ニナ「クク、なんだか面白そうな話をしているじゃないか。私も混ぜてくれないか?」チャポン
サララ「わっ、ニナさん!?」
ミソラ「メルル……あんた、また変な講釈たれてない?」チャポ……
アモ「ミソラさんも来てたんだ」
ミソラ「うん。今日は温泉で日々の疲れをとりたくて……イブキ先生も来てるよ」
イブキ「皆様、こんにちは。今日は大勢ですね」スッ
メルル「先生!丁度いいところに!」
イブキ「どうしたの、メルル?」
メルル「長年生きてきた先生なら、恋愛についても経験があるんじゃないかと思いましてェ〜……この若きエルフ娘をどうかお導きいただければなと……」
イブキ「ふむ……恋愛……経験がまったくない訳ではありませんが、参考になるかは……」
ミソラ「先生、そこで逃げるとメルルが調子に乗るよ」
メルル「失敬な!私はいつだって真剣だよォ!」
イブキ「……では、私の経験則で学んだことを教えましょうか。サーシャさん、あなたはエルフなんですよね?」
サーシャ「はい、そうですけど……」
イブキ「あなたは人間と自身の寿命の違いについて考えたことはありますか?」
サーシャ「えっ?」
アモ「……そっか。人間とエルフじゃ、時間の流れ方が違うもんね」
メルル「え、ちょ、急に重い話になってきたぞ!?」
ミソラ「いいから聞きな」
イブキ「私は脅かしたいのではありません。ただ、恋愛の話をするなら……避けて通れない現実です」
サーシャ「……考えたこと、ないわけじゃないですけど……あんまり、真正面からは……」
イブキ「それで十分です。人間は百年前後を人生の全部として積み上げます。エルフはその何倍もの時間を当たり前として生きる。すると同じ一年でも、体感の重さが変わります」
ニナ「重さ、か。面白い言い方だな」
イブキ「長命の側は、待つことができます。待つことに慣れています。短命の側は、待っている間にも寿命が目に見えない形で減っていく……だから待つ、という言葉が同じ意味にならないことがあるのです」
リーゼリット「……それって、どういう……」
706 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/10(火) 23:17:15.59 ID:2DY9cAg8O
イブキ「例えば、です。長命の側が『落ち着いたら答える』と言ったとしましょう。悪意はなくても……短命の側には『いつになるかわからない』とも聞こえてしまう。もっと言えば、短命の側にとっては『今は無理』が、そのまま『最後まで無理』にすり替わる可能性がある。寿命があるからです」
サーシャ「……!」
◆
ガイ『……ああ。必ず、答えは出す。だから……待っていてくれるか?』ギュッ
◆
サーシャ(あのとき、答えは出すって……ガイの方から言ってくれたけど……それって遠回しに期待はするなって釘を刺してたのかな?)
アインズ「……サーシャ、大丈夫か?のぼせたのか?」
サーシャ「……ち、ちが……っ」パシャッ
メルル「おやおやァ?今の反応、もしかしてガイ君と既に何かあったな?」ニヤニヤ
ミソラ「詮索しないの」ペシッ
メルル「あ痛っ!」
サーシャ「……別に、何も……」プク…
イブキ「……あくまで私の見てきた範囲の話なのですが、短命の人ほど軽々しく約束をしません。待てと言うのは、相手の時間を借りることだと知っているからです。だからきっと、あなたが不安になるほど、いい加減な言葉ではないのでしょう」
サーシャ「嘘!?私、言葉に出てました!?」バシャ
イブキ「ふふ……ただの勘です。要するに、伝えたかったのは……言葉の重さは、言った瞬間ではなく、その後の行動で確かめるものということです。まあ、答えはないんですけど、参考にしていただければ」
サーシャ「……はい!ありがとうございます!」
メルル「なんだか恋バナのはずが哲学みたいになってきたぞォ……ていうか先生、経験則って言ってたけど先生の恋愛遍歴も気になるなァ〜?」
ニナ「お、それはたしかに面白そうだ。いい酒の肴になる」
イブキ「ええ?……あまり面白いものでもないと思いますが」
ワイワイキャッキャッ
⭐︎みんなで温泉に入りました。
707 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 01:19:23.41 ID:togS3xVlo
逝ったか
708 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 02:43:49.28 ID:BHRcT56ho
おつです
709 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 11:54:58.24 ID:AqS8EzopO
>>707
>>708
眠気に抗えませんでした。申し訳ない。
710 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 11:58:04.10 ID:AqS8EzopO
ーーカグツチ温泉 番台
コーヒー牛乳を飲むガイ「」ゴクゴク
ガイ(ふぅ……温泉を堪能した気分にはなったな。味がわかればもっとよかったのだが。女性陣はまだ出てきていないようだし……少し風に当たって涼んでいよう)
◆
ーー外の休憩所
湯上がりフェルメール「あら?奇遇ですわね」ホカホカ
ガイ「……フェルメール」
フェルメール「なんですの、その厄介なのと会ってしまった、みたいな反応は」
ガイ「ああ、いや……すまない。なぜここにいる?」
フェルメール「許可がないと私は温泉に浸かってはいけないのでしょうか?」
ガイ「そういう訳ではないが……リュアンの件があるだろう。教会を離れてもいいのか?」
フェルメール「それならご心配なく!ラルフが残ってくれているので問題ありませんわ!」
椅子に座るガイ「……そうか」ストン
フェルメール「……」
ガイ「……」
フェルメール「……こういうとき、何か話そうという心遣い等はなくて?」
ガイ「……最近、自分の行いに反省することがあってな。少し前に女難の相が出てると言われたことがあるが……自分から引き寄せているような気がして……別にお前が嫌い、とかいうわけではなく余計な火種を増やしたくないだけだ」
フェルメール「……悩んでおられるのですね。自分の在り方に」
ガイ「そうだ。一体どうすればいいのやら……」
フェルメール「……私、かつてはロスチャイルドの末端の1人でしたの」
ガイ「……何?」
フェルメール「聞き覚えがあって?」
ガイ「何人かと出会った……そいつら以外はセーレフェリアに倒されたと聞いている」
フェルメール「それは事実ですわ。私はセーレに私がロスチャイルドの一族ではないという記憶を植え付けたのです」
ガイ「……だから生き延びたのか」
フェルメール「そのことを存じ上げているなら、ロスチャイルドがどういった家かもご存知でしょう?」
ガイ「まあな」
フェルメール「……ロスチャイルドはオリシンという国を乗っ取るために私を送りつけました。ですが、そこで過ごすうちに疑問を持ったのです」
ガイ「疑問?」
フェルメール「ええ。命令されたまま動く私が、本当に私なのか……という疑問ですわ」
ガイ「……」
フェルメール「ロスチャイルドは力を保つためなら、日々いくらでも策を巡らせます。人を送り込み、国を呑み込み、血筋を飾り、正義を語って支配を正当化する」
ガイ「……お前も、その駒だった」
フェルメール「そうですわ。オリシンへ送られたのも、その策の一つ。信頼を得て、内側から骨抜きにして、最終的に支配下に置く。それが私の役目でしたが、失敗しました」
ガイ「想定外が起きた?」
711 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 12:01:23.14 ID:AqS8EzopO
フェルメール「ええ、その通り。なぜなら、クロシュヴィアちゃんと出逢ってしまったから」
ガイ「……出逢っただけで、そこまで変わるのか」
フェルメール「変わりましたわ……彼女は、私を道具として見なかった。利用価値でも、家名でもなく……ただ私を、私として扱った」
フェルメール「その時、初めて気付いたのです。私にも心があるのだと……そして私だけではなく、ありとあらゆる生き物に心があるのだと」
フェルメール「けれど気付いた後が、地獄でしたの……他者の心を騙してきた自分が、急に気持ち悪くなったのですわ……優しくしてくれる人がいても、それは私が作った優しさだと思うと、胸が空っぽになって……」
ガイ「……」
フェルメール「例えば、私に良くしてくださった方も私の魔法で“そうさせていた”のかもしれない。そう思うと、あの優しさが本物だと信じる資格が、私にはない気がして……だから私は、せめて嘘の上に立ったまま生きるのをやめましたの。私自身がその国に元々いなかったという記憶を植え付けて、オリシン王国を出たのです」
ガイ「……お前は、今も自分の在り方に悩んでいるのか?」
フェルメール「わかりませんわ。自分のことなんですけどもね……ただ、一つ言えるのはこうして悩めるのも人間らしさの一つ、ということでしょうか」
ガイ「……そうか」
フェルメール「なのでガイさん。あなたも“余計な火種”だなんて言って距離を取る前に、まずは一度きちんと向き合ってみなさいな。悩んでいるということは、逃げたくないということですもの」
ガイ「フッ……導師らしいことを言うんだな」
フェルメール「デロデロ教の導師ですから!」ドヤァ
ガイ「……クロシュヴィアというスライムはどんな奴なんだ?」
フェルメール「まあ!クロシュヴィアちゃんにご興味が!?」ズイッ
ガイ「あ、ああ……」
フェルメール「ではこの私が魅力を余すところなく語り尽くして差しあげましょう!」
ガイ(……長くなりそうだな)
⭐︎フェルメールと話しました。
712 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 12:03:33.15 ID:AqS8EzopO
ーーオノゴロ諸島 港
聖女「まさか暗黒館の手があれほど早いとは……少々予想外でした」
アザのある金髪女性「聖女様、言動とかは人間離れしてるのに魔法とかはからっきしですもんね!」
聖女「10年前まではそれなりに扱えたのですが。今はスライムと不死鳥のお陰で何もできなくなってしまいました」
アザのある金髪女性「それが信じられないんですけどねぇ……」
聖女「真実かどうかはいずれわかります──義手の具合はどうですか?」
「……少々違和感があるが、大きな問題はない」グッ
オレンジ色のスライム「」モニョッ!
聖女「そうですか。此度の活躍、期待していますよ」
「どうでもいい。あの男さえ斬れれば……!」ギチギチ
アザのある金髪女性「わわっ、そんなに力入れたら壊れちゃいますよー?リラックス、リラックスー」
オレンジ色のスライム「」モニャッモニャッ
魔導車「」キキー
聖女「迎えが来たようですね」
ビャクヤ「お待たせしました、聖女様。無事、ご到着したようでまずは一安心です」ペコリ
聖女「ありがとうございます。状況は道中で聞きます。拠点はどこに?」
ビャクヤ「……フェルメールとホロウのいる一画がよいかと。暗黒館の動きを警戒するなら、そこが安全です」
聖女「わかりました。まずはそちらへ向かいましょう」
◆
713 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 12:06:22.38 ID:AqS8EzopO
ーーココロイシ道具店
タイヤキを食べるガイ「……」モグモグ
アインズ「お前が菓子の類を食べるなんて珍しいな」
ガイ「貰い物でな……アインズ、これは一体どんな味なんだ?」
アインズ「少しもらうぞ。あむ……」モグモグ
ガイ「……なぜ俺の食いかけを?」
アインズ「んぐ……それの味が知りたいんだろう?うむ。甘くて香ばしい……大陸では食べたことのない甘味だ。私は好きな部類だが、人によっては好みが分かれるかもな」
ガイ「そうか。甘いのか……」モグ……
アインズ「……ちょうど小腹が空いたな。何個かもらってもいいか?」
ガイ「ああ、構わないぞ」
アインズ「ふふっ……サーシャたちにもわけてやろう」スタスタ
ガイ(さて……何をする?)
◆現在はオノゴロ諸島です。(11日目)
何をする?
安価下1~3
捜索
コンマ下1
01-05 発見
06-00 未発見
714 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 12:08:31.01 ID:togS3xVlo
最新技術展をやってるようなのでそこで観光がてら最新武装の購入を検討
715 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 12:13:19.71 ID:VXDJ4VBLO
朝廷内を意味もなく練り歩く
それはもう練り歩く
716 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 12:19:33.20 ID:SADlymGJO
道具やに来た強盗を皆で撃退
717 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 22:21:37.63 ID:01j8eKk6O
カランカラン
サララ「いらっしゃいま──」
野良侍「ほう……品揃えがいいじゃねぇか。これはいい値がつきそうだ」
野良忍者「大将!気配はそれなりにありやすが、ほとんどが女でっせ!」
野良侍「そいつはいいことを聞いた……簡単にことが運びそうだぜ」ニヤリ
サララ「……あの、念の為忠告をしておきますが、悪いことはなさらない方が──」
野良忍者「ハハハッ!大将、聞きましたか!忠告だと!」
野良侍「笑うなよ。お姉さん、忠告感謝する。だがな、この世は強い奴が持ってく……俺たちはいただく側ってだけだ……さ、有り金全部よこしな!」
サララ「……私、止めましたからね」
野良侍「ああ?」
ガイ「」シュンッ
◆
捕縛された野良侍「な、なんだこの強さ……」ボロッ
捕縛された野良忍者「うう……」ボロッ
メルル「ふー……まったく。強盗に入ったところが悪かったね」
リーゼリット「ここへ来た目的は何?」
魔導狙撃銃「」カチャ……
野良忍者「ひいいい!!!う、撃たないで!撃たないでください!!!」
アモ「無理やり口を割らせようか?」
サーシャ「そこまでしなくても……」
アインズ「だが、事実としてコイツらは強盗を行おうとした。しかるべき処罰を受けるべきだろう」
ガイ「なぜこんなことを?」
野良侍「アンタら、その見かけだとこの国の人じゃあねぇみたいだな……」
ガイ「話を逸らすな。お前たちの命はどうとでもできるんだぞ」
短剣「」キラ……
野良侍「そ、そんなつもりじゃねぇ!俺たちゃ国に捨てられたから、こんなことする羽目に──」
ガイ「どういうことだ?」
サララ「その格好……やはり、侍の方でしたか」
野良侍「……だった、がな。今は野良だ。刀一本で食っていけた時代は終わったんだよ」
リーゼリット「国に捨てられた、って何」
野良侍「朝廷が軍を作り替えた。銃と魔導兵器に金を回して、これまでの連中は後回し……それに異を唱えた連中を切り捨てた」
野良忍者「忍だって同じでさぁ!忍術だ妖術だって言っても、使えねぇと見なされりゃ簡単に切り捨てられちまって……」
サーシャ「でも、強盗は……」
野良侍「わかってる。だが働き口を探しても、門前払いだ。朝廷から追い出された奴だと知った瞬間、みんな手のひらを返してそっぽ向きやがる……もう時代は変わっちまったんだよ」
メルル「時代が変わったからって、盗っていい理由にはならないよ」
野良侍「わかってるって言っただろ……だが、腹が減りゃ理屈は削れる」
アモ「お腹が減った?なら港の炊き出しでも──」
野良忍者「行けると思いやす?噂が回ってんでさぁ。並んだ瞬間に叩き出されちまって人扱いすらされねぇんで」
サララ「……そんなことが」
野良侍「あるんだよ。表向きは近代化だって持て囃されてはいるが……すぐに全員が追いつける訳が無え。反朝廷組織だってまた出来上がる訳だ……」
ガイ「事情はわかったが、はいそうですかと解放する訳にはいかない。悪いが朝廷に突き出させてもらう」
野良侍「ハナから期待なんざしてねぇさ……怖い思い、はしてねぇだろうが……悪かったな」
サーシャ「……」
⭐︎強盗を撃退しました。
718 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 22:23:44.43 ID:01j8eKk6O
ーートウゲン城 入り口
軍服を着た兵士A「ご協力、ありがとうございました!」ピシッ
メルル「あとはよろしくお願いします」
軍服を着た兵士B「さあ来い!」グイッ
野良侍「」スタスタ
野良忍者「」スタスタ
サーシャ「……これでよかったんだよね」
ガイ「ああ。殺すよりかは穏便に済んだはずだ」
キキョウ「……いい仕事ぶりだね。よく働いてくれて感心感心」
軍服を着た兵士A「キキョウ様!お疲れ様です!」ピシッ
アモ「あっ、ガイに担がれてた人……?」
アインズ「写真ではよくわからなかったが……なるほど、中々の美人だな」
ガイ「……」
キキョウ「やあこんにちは。ガイと……今回は仲間が多いね。何があったの?」
ガイ「ただの連行だ……用事は済んだ。すぐに帰る」
キキョウ「まあまあそう言わずに。噂の件で話したいこともあるし、城内に入っていきなよ」
サーシャ「噂……」
軍服を着た兵士A「……しかし、キキョウ様。知り合いとはいえ許可証のない者を通す訳には……」
キキョウ「あとで諸々の手続きはする。だから今回は彼らを通してくれないかな?」
軍服を着た兵士A「……くれぐれも問題は起こさぬように」
ガイ「……悪いな」
◆
719 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 22:25:49.22 ID:01j8eKk6O
ーートウゲン城 キキョウの部屋
ガイ(……この前とは様子がずいぶん違うな。片付いている……)
メルル「ガイくん、城内とはいえ女性の部屋でもあるんだからジロジロ見るのはよろしくないと思うよォ?」コソッ
ガイ「……わかっている」
キキョウ「……普段は散らかっていることが多いんだけど、最近珍しく業務が立て込まない日があってね……ある程度片付けたんだよ」
アインズ「ふむ。この部屋の様子だと散らかっているといってもそう変わらなさそうだが」
ガイ「……」
キキョウ「まず訂正。あれは夜遊びでもなんでもない。私が少し……足を痛めてね。近くにいたガイが運んだ。それだけ」
サーシャ「……それだけ?」
キキョウ「そう。見出しはそれだけをそういう話に変えるのが得意だ」
メルル「盛るのが仕事、ってやつだねェ」
キキョウ「盛るだけならまだ可愛い。問題は、これが誰かの都合のいい形で流れていること」
ガイ「失脚狙いか」
キキョウ「うん。太政大臣って立場はね、敵を作りやすい。特に今のオノゴロは、外来文化の流入と軍備転換で利権が動きまくってる。銃、魔導兵器、鉄鋼、港湾……全部つながってるから」
アインズ「噂を使えば、政治的に手足を縛れる」
キキョウ「まさに。『私生活がだらしない』は、もっとも安くて効く毒だよ。説明しても言い訳にされるし、黙っていても図星にされる」
アモ「……そういうことをする人に心当たりは?」
キキョウ「私の立場を気に食わない人間なんてごまんといる。誰がやってもおかしくはない。でも仮に私が失脚したら、現状ギリギリで回っているこの国は崩壊してしまうだろうけど」
リーゼリット「ええ……」
キキョウ「私の悪い噂なんて日常茶飯事だし、今更こんな程度の写真をばら撒かれた所で実際は痛くも痒くもないんだけどね……あの写真の狙いは多分、別にある」
ガイ「それは一体……」
キキョウ「君だよ、ガイ。あの写真は私の失脚は二の次で、君の顔を広域に知らせること自体が目的なんだ」
メルル「……なんでそんなことを」
キキョウ「理由まではわからないけど……君たちもそれなりに敵を作ってるんでしょ?心当たりあるんじゃない?」
ガイ「いくらかはな」
キキョウ「……ちょっと前までなら安心してオノゴロで過ごせ、と言えたんだけど最近の情勢じゃそうも言ってられなくてね……申し訳ないんだけど、自分の身は自分で守ってね」
アインズ「待て。最近、私たちを監視している目的はなんだ?」
キキョウ「……監視?なんのこと?」
アインズ「とぼける気か。2日程前から兵士に監視させているだろう……それを知らぬとは言わせんぞ」
キキョウ「待って。本当にそのことについては私は命令すら出していないの……一体誰が……」
キキョウ「……将軍に聞いてみようか」
サーシャ「えっ!?」
◆
720 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 22:28:10.22 ID:01j8eKk6O
ーートウゲン城 天守閣
キキョウ「将軍、太政大臣キキョウです。急ぎご報告とご確認が。ご面会を願います」
「……構わない。入れ」
◆
刀を携えた軍装の女性「……連れの者もいるとはな」
キキョウ「客人です。先日の件で名が出たガイ。加えて、彼の同行者でございます」
ガイ「……」
刀を携えた軍装の女性→リュウトウ「私が現オノゴロを治める将軍リュウトウだ……貴君の名は知っている。二つの国を救った英雄、だとな……挨拶は程々に。用件を伝えろキキョウ」
キキョウ「はっ……命令を出していない監視がが城下で行われていました。この者たちが二日前から兵に張り付かれている」
リュウトウ「……監視の兵。私も貴君等を監視対象にした覚えはない。キキョウ、各指揮官に事情を聴取しろ。イヨを連れて命令の出所を探れ」
キキョウ「……かしこまりました」スタスタ
サーシャ「私たちも……」
リュウトウ「待て。客人は少し残ってもらおう」
メルル「将軍様、私たち何も悪いことは……」
リュウトウ「存じている。此度の許可なき監視が城下で行われていた件は我が軍の統制不備だ……不快と危機感を与えた。詫びよう」
ガイ「なぜ、俺たちを残らせた?」
リュウトウ「そう警戒するな……取り調べの為ではない。ただの純粋な興味だ」
アモ「興味、ですか?」
リュウトウ「そうだ。最近は堅い話ばかりで気が抜けなくてな……たまには外の話も聞いてみたい」
サーシャ「そういうことなら……」
◆リュウトウと何か話す?
安価下1〜2
721 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 22:31:03.95 ID:ikYvCu5I0
魔族国とかトコナツの領主との交流はあるのか。
722 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 22:38:33.53 ID:XRzWoDKtO
美人ですね
723 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/11(水) 22:41:22.12 ID:45IzFZAG0
10年前のダークヒーローたちの活躍を詳しく聞いてみる
724 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/11(水) 23:59:05.60 ID:zoWboyfNO
リーゼリット「外の話……オノゴロって前から他国と交流自体はしてましたよね?」
リュウトウ「そうだな。より多くの国と関わるようになったのは最近だが、以前から交易させてもらっている。魔族国やトコナツの者とは10年ほど前から良好な関係を築かせてもらっている」
アインズ「十年前、というと……世界めくれの頃か」
リュウトウ「そうだ。十年前、助けを求めたのはこちらだった。魔族国とトコナツが来なければ、もっと多くが飢え、折れていた……その恩を忘れぬよう、国として返せる形を整えただけだ。関係が良いのは、その延長に過ぎない」
ガイ「なるほど……」
リュウトウ「ちなみに、技術的には主にイスファハーンやテンペスターの物が流入している。銃器や魔導機械……今の城下の便利さの大半は、あちらの規格に寄っている」
リーゼリット「なんとなくそうかな、とは思ってたけど……やっぱりそうだったんだ」
アモ「……便利になるのはいいけど、反発も出そうだね」
リュウトウ「既に出ている。外来の規格は正しいのではなく強い。強いものが流れ込めば、弱い側が歪む」
アインズ「侍や忍の話か」
リュウトウ「……ああ。だから私は、置き去りにしないための制度を作っている。時間はかかっているが、やらぬよりはましだ」
725 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/12(木) 00:00:24.63 ID:T0RwpizPO
アモ「私、将軍様ってもっとこう……厳ついのをイメージしてました」
リュウトウ「厳つい、か。その方が民も安心するだろうが……生憎、私は女の身でな。将軍といえど、実は朝廷内でも賛否両論の立場なのだ」
サーシャ「……ですが、将軍様の厳しさは、見た目よりも中にある気がします。言葉が無駄に尖っていないのに、背筋が伸びます」
リーゼリット「同感です。威圧で黙らせるタイプではない……筋で押してくる感じがします」
メルル「将軍様は怖いんじゃなくて格好いいです。私、こういう人に仕切られる方が安心するかなァ」
アモ「それに、身だしなみも綺麗ですよね。艶があって……手入れが行き届いてるって感じで……」
ガイ「そうだな……たしかにその黒髪は綺麗だ。例えるなら……カラスの羽のような……」
リュウトウ「なっ……///」
メルル「……え"」
リーゼリット「カラスって……もっと上手い例え方はなかったの?」
リュウトウ「……そ、その……そういうのは、もっと段階を踏まえてだな……///」
サーシャ「あれ?」
アインズ「……たしか、オノゴロで女性を鳥に例えて褒める行為は……求婚に相当する風習があるんだったな」
リーゼリット「嘘でしょ?」
アモ「わぁ……じゃあ今の状況って……」
メルル「まさか将軍様に求婚するなんて……打首が妥当かなァ……?」
ガイ「……」ダラダラ
リュウトウ「……処す、と言いたいところだが……その様子だと本当に知らなかったようだな。知らぬ風習で首を飛ばしては、こちらの沽券に関わる……次から気を付けろ」
メルル「助かったねェ……」
ガイ「……すまなかった。撤回する」
リュウトウ「撤回ではなく……言い直せ」ボソッ
メルル「言い直し要求だァ……」
サーシャ「……将軍様?」
リュウトウ「っ……い、いや。今のは……その……誤解を正す為だ」
ガイ「……黒髪が綺麗だ。艶がある。手入れが行き届いている。将軍としての威厳も感じる。以上だ」
リュウトウ「……今後は、安易にオノゴロの女性に対して、例えに鳥を使うな。覚えておけ」
リーゼリット「一つ勉強になったね」
アモ「ガイ、次は魚とかにしないでね」
アインズ「例え自体やめておけ」
ガイ「……努力する」
サーシャ「ガイ……本当は記憶を失ってないんじゃないの?」
ガイ「……そうだったらどれだけよかったか……」
726 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/12(木) 00:03:39.55 ID:T0RwpizPO
本日はここまでです。
>>714
のコンマが01なのでガイたちはある人物に発見されてしまったようです。
次回は技術展の観光からはじめたいと思います。
それでは、また。
727 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/12(木) 00:19:41.20 ID:S7OF3ta30
乙
ガイ達が「発見した」と思っていたけど「発見された」された方なのか。ガイ達は誰に発見されたのか気になるな。
728 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/12(木) 00:44:14.77 ID:vA6JcwQ5o
おつ
よもやあの低確率を踏んでしまうとは…
一気に流れが変わりそうな予感
729 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 10:49:29.26 ID:GtbVkQnCO
乙
サララさん冷静だったし普段は単独で強盗対処してるんだろうな
730 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 13:55:15.86 ID:M0F9YvxIO
>>727
少々、分かりにくかったですね。申し訳ない。
今日の分の更新でその人物はわかる筈です。
>>728
流れが変わるかはわかりませんが、
>>1
の想定としてはもう少し時間がかかるものだと思っていましたが……最速で会うことになるとは思いませんでした。
>>729
実は店に強盗は中々やってこないのですが、店主として成長したサララさん的には大きな問題ではなかったようです。彼女単体の戦闘力もそれ相応に上がっているみたいです。
731 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 13:56:49.79 ID:M0F9YvxIO
ーートウゲン国政区 広場
ワイワイワガヤガヤ
アインズ「なんだ、この人だかりは?」
メルル「あァ〜、これは技術展だよ!」
アインズ「技術展……?」
サーシャ「メルルさん、これって一体……」
メルル「近年のオノゴロの発展は著しいでしょ?何年くらい前だっけなァ……少し前から各国の最先端技術をオノゴロで発表する流れができてさ。ここで有用なものには出資者がついたり、しばらく経ってから実用化とかとか量産されるようになったりしてェ……まあでも、研究者とかでもない限りはお祭りみたいなものだよ」
アモ「へぇ……だから屋台が立ってたりするんですね」
リーゼリット「観光にはうってつけだね。正直、最先端技術ってのはよくわからないけど……」
ガイ「……物騒だが、技術を利用した兵器なんかも売られているようだな。せっかくだし色々見て回るか?」
サーシャ「うん、そうしよっか。でも、これだけ機械が沢山あったら妖精種なんかは寄りつかなさそう……」
アインズ「彼女達は自然と共に生きる種族だからな……技術が発展し、暮らしが便利になるのはいいことだが、考えなしに発展し続けるのも考えものだ」
ガイ「……とりあえず、歩くか」
◆安価下1
1 ニナも展示しているようだな
2 銀十字商会……?
3 オノゴロに普及している機械メーカーの展示
4 自由安価(食べ物の屋台やありそうな技術展示)
732 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 14:11:04.87 ID:3iFCLi/wO
2
733 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 16:52:35.74 ID:vK+WnI9WO
黒スーツの男「あ、そこの方!どうぞ見ていってください!こちらの新型は魔力を使わずに──」
一般冒険者A「魔力を使わない?……威力は大して期待できなさそうだなぁ」
一般冒険者B「ねぇ、あっちの展示に面白そうな魔導機械があるわよ!なんでも空を飛ぶらしいんですって!」
一般冒険者A「空を?行ってみようか!」
黒スーツの男「あっ、もう少しだけ話を……」
スタスタ……
黒スーツの女「また引き止められませんでしたね。旦那様、こちらでの新規の開拓は見込めないかと」
シルバークロース「ふふふ……スチールシャフトに先を越されましたね。最早この国で我々の勝機は皆無でしょう。ですが、興味を持たれる方はいるかもしれません。展示会が終わるまでは撤退しませんよ」
ガイ「」スタスタ
黒スーツの男「あっ、そこのご一行!よければ話だけでも……」
シルバークロース「おや……これはこれは。救国の影のご一行ではありませんか」
ガイ「!?」
サーシャ「!」
リーゼリット「……ちょっと。今度はこの国で何を企んでいるの?」ジリ
シルバークロース「はて……企みなど何も。新しい市場の開拓で展示会に参加したまでです。尤も、我々が参入するには少々遅かったみたいなんですがね」
アモ「この人が、シルバークロース……」
アインズ「そうだ。ユーシリアの内戦問題を深めていた元凶の1人……」
メルル「確かに見た目は悪そうだねェ」
シルバークロース「ふふふ……約束はきちんと守っておりますとも。我々はユーシリアには一切関与しておりません。商売は他国で続けさせてもらっていますがね……ああ、ご安心ください!あのフローディアという方とも縁は切れております。私は翡翠の賽にも興味はありませんよ」
ガイ「……信じろと?」
シルバークロース「商人は信用が大事です。それに、私があなた方に嘘をつくメリットがありません……せっかくですし、この展示をご覧になっていきませんか?購入を検討していただければ、割引も効かせますよ?」
リーゼリット「私たち、一度敵対してたんだよ?よくもまあ平然と客扱いできるね」
シルバークロース「それは過去の話ではありませんか。私も斬られた左腕のことはまったく気にしておりませんので」
ガイ「……それで、ここでは何を取り扱っているんだ?」
リーゼリット「ええっ!?ガイ、何考えてんの!?」
ガイ「こいつの言うとおり、過去は過去だ……それに、世界めくれを止める旅には何かと障害が多い。使えるものは使うだけだ」
シルバークロース「よいお考えです!私どももあなた方のお力になれれば、と思います。まずは実物をお見せしましょう。こちらへ」ササッ
サーシャ「わっ!?ちょっ、ちょっと……!」
◆
機関銃「」バララララララ!
的「」ボロ……
黒スーツの女性「ふぅ……弾は嵩張りますが、個人でこれだけの火力を持つことができます」
サーシャ「す、すごい音……」
リーゼリット「へぇ……連射ができるなんて……普通に凄いかも……」
アモ「でもこれ、重そうだね」
メルル「コレを持って走り回るのは考えたくないねェ」
アインズ「巨大な魔物には効き目が薄そうだが……物理攻撃が苦手な者にとっては充分な武器になりそうだな」
黒スーツの男「ええ!まさしく、開発理念は──」
◆
734 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 16:54:58.47 ID:vK+WnI9WO
◆
ガイ「……」
シルバークロース「今は魔導銃や、単発式の物が広く知れ渡っていますが……いずれはああいった物が広く使われるようになるでしょう。強大な魔法を覚えるよりも簡単に、使い方さえ覚えれば、誰でも扱えるような兵器が……いや、そんな話はどうでもよくてですね」
シルバークロース「あなたの役割について、教えておかなければと思いましてね」
ガイ「……なんの話だ」
シルバークロース「知らなかったのであればよかったです。もし既にご存じなら、私が今さら説明する意味もありませんからね」
シルバークロース「まず、前提として。今、あなたや私がいるこの世界は誤った方向に進んでしまった世界です」
ガイ「誤った方向……?」
シルバークロース「ええ。本来であれば10年前の時点で世界めくれは止まり、空は青いまま世界が続いていく筈でしたが……ある手違いで、今の状況になってしまいました」
シルバークロース「それを重く見た神々は正しい方向に戻そうと、この世界に干渉を行いました……その干渉の一つが、翡翠の賽です」
ガイ「何故そんなことをお前が知っている?」
シルバークロース「それは私がアトニス様から──いえ、そちらは関係ないですね。気にしないでください」
ガイ「……それで、俺の役割というのは」
シルバークロース「その賽に光を集め、光を正しく扱う人物の者へ渡すこと──要するに運び屋ですね。時間魔法の適性を持ち、運命神の加護をごく僅かに持ちうる……あなたが選ばれたのは必然です」
ガイ「そこまで知っていて……なぜユーシリアで翡翠の賽を狙った?」
シルバークロース「長く生きてると、どれだけ崇高な目的でも忘れてしまうものでして……このことを思い出したのはユーシリアを出てから直ぐです」
ガイ「……」
シルバークロース「私が言えるのはここまで……影ながら応援しております。どうか、正しき世界の為に進み続けてください……」
◆
735 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 16:58:58.69 ID:vK+WnI9WO
メルル「あの展示品、すごかったねェ……もう少し軽くなったら買ってたかも?」
リーゼリット「……悔しいけど、武器としては相当優秀だね、あの銃は……」
サーシャ「でも、魔法が使える限りは普及しないんじゃないかな?」
アモ「どうだろ……魔力を使わないっていうのが結構魅力的だよね」
アインズ「だが普及すれば戦い方も大きく変わるだろうな……」
ガイ(正しい世界。正しい世界とは一体……)
サーシャ「ガイ、大丈夫?」
ガイ「……ああ。シルバークロースと久々に会って面食らったようだ……ユーシリアのときのイメージが強くてな」
サーシャ「そっか……無理してない?」ナデ
ガイ「……撫でなくていい」
サーシャ「ふふっ……」ナデナデ
リーゼリット「サーシャ。ガイを甘やかしたらすぐつけ上がるよ?」
ガイ「……」
アモ「ふふ、いい子いい子ー」ナデナデ
ガイ「アモまで……」
メルル「おォ、側から見たらすごく羨ましい光景になってる……ねェねェ私も撫でてよォ〜」
ザッ
「フフ、フフフ……まさか、初日で見つけられるとはな……!」
ガイ「……!この声は──」
大太刀を持ったテルグレース「ずいぶんと腑抜けた顔をしているじゃないか……ガイ……!」
オレンジ色のスライム「」モニョッ!
アインズ「……誰だ?」
テルグレース「用があるのはガイだけだ……!死にたくなければ、退け!!!」
大太刀「」ジャキッ
オレンジ色のスライム「」デロデロ……
オレンジ色のスライム→オレンジ色のマフラー「」ファサッ…
リーゼリット「……敵なのは、たしかだよね?」
狙撃型魔導銃「」カチャン
ガイ「……奴は手強い。本気でかからなければ死ぬぞ」
アインズ「サーシャ、アモ……下がっていろ」
大剣「」ブンッ……
メルル「すっごいプレッシャー……隙が全然ない……」ゴクリ
アモ「……準備、できたよ」ザッ
サーシャ(あの人……なんでガイを……?)
魔導弓「」ギリ…
テルグレース「 退け。私の邪魔をするなら、全員まとめて斬るッ!」ダッ
ーー戦闘開始 テルグレースーー
戦闘コンマ表
コンマ下1
01-50 痛恨(死亡判定あり)
51-70 劣勢
71-90 優勢
91-00 会心
閃光玉+10(残り1回)
連携技+30(残り2回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(現在使用不可)
736 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 17:04:20.10 ID:Y9Lmu77KO
連携技
737 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 21:06:48.40 ID:EhY52XmwO
アインズ「狙いはわかりやすいな──」ザッ
大剣「」ブンッ
テルグレース「邪魔を……するなァッ!!!」
大太刀「」ブンッ
ガキィンッ!
大剣「」ギリギリ……
大太刀「」ギリギリ……
アインズ「驚いたな……!人の身でありながら、私と同等の力を持つとは……!」
テルグレース「私の出自は特殊でな……それに加え、その剣のことは誰よりも詳しいと自負している……!」
リーゼリット(……ダメだ、援護しようにも射線が被って狙えない……!しかもアイツ、それを狙ってやっているんだ……!)
サーシャ「リーゼ、私に任せて──」
魔導弓「」パシュン!
飛来する複数の魔力矢「「「」」」ヒュンヒュンヒュン!
アモ「追尾する矢なら、避けられない……!」
テルグレース「……そっちは任せた、ぞ!」
大太刀「」ジャキンッ!
アインズ「弾かれた!?だが、サーシャの矢が──」
広がるオレンジ色のマフラー「」バサッ!
魔力矢「」バスバスバスッ!!!
サーシャ「擬態したスライムが盾になった!?」
透明メルル「大丈夫、ここまで近づければ……!」バッ
テルグレースの影に刺さる影縫いの苦無「」ザクッ
テルグレース「!」ガクン
ガイ「よくやった──あとは任せろ!」シュンッ
黒い布を纏った骸骨「」ユラァ……
ガイ「……は?」
ガイ(なんだ、コイツは……一体いつ現れた?すごく、嫌な予感がする……)
◆コンマ下1
01-10 サーシャ
11-20 リーゼリット
21-30 アインズ
31-40 アモ
41-50 メルル
51-00 死者なし
738 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 21:13:21.58 ID:7Aa655eco
死なせない
739 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 21:22:06.87 ID:/qLn1FTDO
有能
740 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 21:22:12.33 ID:y0iFO7OXo
5割こっわ 助かった
741 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 22:21:06.18 ID:2XyqtVaaO
メルルを指差す黒い布を纏った骸骨「」スッ
ガイ(……何をしている?)
黒い布を纏った骸骨「──連れていっても、構わないな?」
ガイ(……!)
消えていく黒い布を纏った骸骨「」スゥ──
ガイ「──っ、メルル!!!」シュンッ
ガイに抱えられるメルル「うわァッ!?」バッ
メルルがいた場所に飛んでくる斬撃「」ジャキンッ!
背中が斬られるガイ「ぐっ!」ブシュッ!
ズドドドドドド!!!
サーシャ「ガイ!!!メルルさん!!!」
テルグレース「……驚いたな。まさか、避けれるとは思っていなかったぞ」ググッ
リーゼリット「な、何今の……?剣を振ってないのに、斬られたような……」
メルル「あ、わ……え?嘘、私、生きてる!?生きてるよォ!!!」
ガイ「その様子なら……怪我はしていない、みたいだな……!」ビチャビチャ……
メルル「え……あ、その血……」
ガイ「気にするな……放っておけば治る。今はそんなことより、ヤツから、気を……逸らすな」フラ……
テルグレース「強がりを……助けにさえ入らなければ、そのような怪我をせずにすんだものを……私の腕を落としたときの非情さはどこへやった!?」ジャキンッ
サーシャ「腕を?その恨みで、ガイを狙ってるんですか!?」
テルグレース「恨み?──違う。恨みなど、安い感情で……私はここまで来ていない」
ガイ「……だったら何だ。目的を言え」
テルグレース「簡単だ──貴様を倒し、翡翠の賽を手に入れ……世界を真に救うのはこの私だと、証明するためだ!」
サーシャ「!」
リーゼリット「!?」
アインズ「……」
アモ「!?」
メルル「?」
ガイ「……もう古代兵器には興味がないのか?」
テルグレース「抜かせ。古代兵器そのものはもう貴様等が倒しただろう。他の奴から聞いた。その賽を使えば世界を救うことができるとな……だが、ガイ!貴様が存在する限り私は真に救世主になることはできない!故に、お前を斬る!」
ガイ「……そこまでして世界を救いたいか。だが、その歪んだ執着は救世主とかけ離れていると思うが」
テルグレース「……口が回るな、ガイ。そんな言葉で私の刃が鈍るとでも?」
ガイ「……翡翠の賽を狙うなら、今度は腕だけでは済まないぞ」
テルグレース「貴様を倒し、正しかったのは私だと……あの世で認めさせてやる!」バッ
アインズ「させるか!」ザッ
大剣「」ガキン!
大太刀「」ガキン!
ブワアアアアアアッ!!!
◆コンマ下1
01-50 痛恨(死亡判定あり)
51-70 劣勢
71-00 優勢
閃光玉+10(残り1回)
連携技+30(残り1回)
時間の檻※奇数で+99偶数で+0(残り1回)
代償の刃+99(使用可能)
742 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 22:26:15.78 ID:WtmuGaR+O
代償の刃
743 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 22:54:08.04 ID:TuYwus1PO
ガイ(以前戦ったときより遥かに強くなっている……時間の檻を使おうにも、三拍では止めた瞬間に決め切れる距離まで詰められない……)チラ
メルル「も、もう一回近づいて……!」
リーゼリット「動きか速すぎて……狙えない……!」
アインズ「うおおおおおお!!!」ブンッ!
テルグレース「はああああああ!!!」ブンッ!
ドゴオオオン!!!
魔力矢「」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!
オレンジ色のマフラー「」ガキンガキンガキン!!!
サーシャ「やっぱり、防がれる……!」
アモ「ダメ……魔法で操ろうにも、心理防護壁が硬過ぎる!何者なの、あの人!?」
ガイ(攻めあぐねている……最終手段、だな)
代償の刃「」スラッ……
ゾワッ
アモ「えっ……なに、この感覚……」
サーシャ「嫌な感じ……何が起きるの……?」
リーゼリット「なんだか、震えが……」ガタガタ
メルル「き、気持ち悪いような……ここに居たくないような、何これ……」
ガイの方を振り向くアインズ「──!まさか!?」バッ
テルグレース「戦いの最中によそ見をするとは、ずいぶん余裕があるんだな?」スッ
大太刀「」スラッ……
アインズ「くっ!?──」
ガイ「── 代償の刃よ。我が欠片を喰らい、願いを叶えよ──」
ズズズ……
代償の刃「よかろう。■■を頂くぞ──」
◆安価下1
1 濶イ
2 逞帙∩
3 螢ー
744 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/14(土) 23:02:21.41 ID:tB0dilw00
2
745 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/14(土) 23:10:02.65 ID:+TNz4gWvO
失うものが決まったので本日はここまでです。
次回以降、代償の刃の使用制限は無くなり、選択肢も普通に表示されます。また、代償を払うのがガイだけではなくなります。
戦闘勝利、おめでとうございます。
それでは、また。
746 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 00:31:14.96 ID:cptg5yf/o
おつ
三度失っておめでたくないんだよなぁ…
もっと強くならねばならぬ
747 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 11:41:44.91 ID:0+dPMQxCo
おつです
>>745
台詞がデスゲームの主催者味ぃ……
748 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 14:40:46.13 ID:yfzTcHnWO
代償の刃の使用制限がなくなったから例えばモンスターや、盗賊などの敵だった場合でもいつでも使用ができるようになったと言うことか。
749 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 20:59:00.81 ID:n7a+74jWO
>>746
今回失ったものは考え方によっては失ってもいいものだったかもしれません。ある意味、さらに強くはなったと思われます。
>>747
キャラの生死を操る側ではありますので、そういった雰囲気になってしまうのかもしれません。勝利というのは基本的に褒められるものかと
>>1
は考えております。
>>748
その通りです。今後の戦闘コンマで初めから代償の刃を使用することができます。有効に活用ください。
750 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 21:01:13.46 ID:n7a+74jWO
◆
アインズ「……っ、ガイ……」グッ
サーシャ「これ、ユーシリアのときと一緒の……」
リーゼリット「──テルグレースは!?」バッ
血塗れのテルグレース「……?」ボタ……ボタ……
ドサッ
血溜まりに倒れるテルグレース「……なん、だ……なぜ、私が……倒れている?」
動かなくなったオレンジ色のスライム「」
ガイ「……」スタスタ
アモ「あっ……ガイ……」
ガイ「そのまま離れていろ」
魔導拳銃「」スチャ
テルグレース「はぁ、はっ……どんな手を使ったか知らないが……私は、まだ……!」
ガイ「その身体ではもう戦えない」
テルグレース「黙れ。私は……私は、こんなところで終われない……!」ググッ
サーシャ「……っ」
テルグレース「私がここで死んだら……私に敗れ去った姉妹の、全てが無駄だったことになってしまう……!」グッ……
ガイ「……だから、救世主なんてものにこだわっていたのか」
テルグレース「なんて、だと……!?ふざけるな……!最初から“英雄”として選ばれた貴様に……わかるものか!」
テルグレース「世界を牛耳るために暗躍してきた……我が血族の醜さを……!人を……都合のいい“道具”としか見ない……あの傲慢さを……!」
テルグレース「レーティアとテルは……優しすぎた……セーレフェリアは……血族を滅ぼしただけで……弱い者を……最初から視界に入れていない……」
テルグレース「……ならば……私が……証明するしか、ないだろう……っ」
テルグレース「……私たちが……生まれてきたのは……間違いじゃ、なかったって……」
テルグレース「……たとえ……この血が……醜くても……ああ、だが……結果は"コレ"だ……残酷にも程がある……」
何かを探すテルグレース「目が……見えなくなってきた……どこだ、どこにいる……」スッ……スッ……
動かなくなったオレンジ色のスライム「」ピトッ
テルグレース「ふっ……そこにいたか……巻き込んで、悪かったな……」ナデナデ
テルグレース「こうなるのが……分かっていたら……名前くらい、つけてやればよかったな……」ナデ……
力が抜けるテルグレースの腕「」ガシャン
ガイ「……死んだか」
メルル「この人とスライム、どうしようか……?」
リーゼリット「……朝廷に報告して、後処理してもらいましょう。ここで何が起きたか、説明して……」
サーシャ「」スタスタ……
アインズ「……サーシャ?」
スッ
サーシャ「精霊の加護が、ありますように……」
ガイ「……」
笛の音「」ピー!ピピー!
ドドドドドド……
兵士たち「いたぞ!通報のあった現場はここだ!そこの集団、動くな!」
銃を構える兵士たち「」カチャン
両手を上げるリーゼリット「……すぐ解放されるといいんだけど」スッ
⭐︎テルグレースを倒しました。
751 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 21:04:31.64 ID:n7a+74jWO
ーーココロイシ道具店
メルル「うう……まさか2日も拘束されるとは思ってなかったよォ……」
アモ「同じ質問ばかりされて、ちょっと辛かったです……」
サララ「朝廷軍に逮捕されたって聞いたときは驚きましたよ。何事もなくてよかったですが……」
リーゼリット「将軍様とキキョウさんが口添えしてくれたみたいで……長かったら一ヶ月は拘束されてたかも……」
サーシャ「すぐに解放されてよかったよ……そういえば、ガイとアインズ見なかった?」
アモ「ガイはさっき、鍛錬してくるって外に行ってたけど……」
リーゼリット「アインズは見てないなぁ……2人に用でもあった?」
サーシャ「あ、ううん……2人とも、あの戦いが終わってから上手く言えないんだけど、何か変、っていうか……」
メルル「……仕方なかったとはいえ人を殺した戦いだったもんねェ……みんな、ちょっとだけ心が擦れてるんだよ。しばらくしたら、きっと戻るよ」
サーシャ「はい……そうだといいんですけど……」
◆
752 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 21:10:29.62 ID:n7a+74jWO
ーーココロイシ道具店 裏庭
ガイ「……」
短剣「」キラン
自分の腕に短剣を突き刺すガイ「」ザクッ!
ダラッ……
腕から血を流すガイ(やはり、痛みを感じない……あの戦いで代償に捧げたのはコレか……記憶や味覚と違って、痛みを感じなくなるのは有用だな。フローディアの呪いと合わせれば、仲間を守ることができる……)ポタッ……ポタッ……
アインズ「……おい、何を……している?」
ガイ「ああ、アインズか。聞いてくれ、痛みを感じなくなったんだ。これで俺がいくらでも前に出られる。俺が全部引き受ければ、お前たちは傷つかずに──」
ガイの頬を叩くアインズ「」パシン
ガイ「……なぜ、叩いた?」
アインズ「馬鹿者!貴様、自分が何を言っているか、わからんのか!?」
ガイ「……?」
アインズ「ッ……!気づいていないのか──その言い方、その目……人から遠ざかろうとしている!」
ガイ「!」
アインズ「……すまん、手が出た……心まで捨てるな、貴様は人だ……そのことを忘れるなよ……」
スタスタ……
ガイ(痛みは感じない。感じない筈だが……)
ガイ「……痛い、な……」サス……
◆現在はオノゴロ諸島です。(14日目)
何をする?
安価下1~3
753 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 21:11:25.99 ID:Hivob4bh0
ガイ、カグヤにちょっと診てもらう
754 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 21:12:33.83 ID:yfzTcHnWO
宿から少し離れた所に銀狐が祀っている祠と石碑を見つける
755 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 21:13:48.65 ID:2oBrYDMlo
仲間を守るために手段を選ばないのはそんなにダメだったかなと愚痴を仲間にするわけにもいかないからキキョウにする
756 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 21:13:51.29 ID:cptg5yf/o
ガイ一行vsグレイグ 仁義ある模擬戦
757 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 23:29:12.43 ID:yBnKYwYMO
ーー寺子屋
カグヤ「……うん、見させてもらった感じは健康そのものなんやけど……とんでもないモン手に入れはったんやなぁ。もう使わん方がええよ、それ」
代償の刃「」シーン……
ガイ「やはり、治せないか?」
カグヤ「呪いかなんかの類やったらどうにかなったかもしれんのやけどなぁ……どうも、それらとはまた違う異質な力やから、ウチにはどうにも出来んわ」
ガイ「……そうか」
リーゼリット「いやいや、ちょっと待ってよ、ガイ。初耳な情報がありすぎて混乱してるんだけど……アンタ、記憶以外に味も無くしてたの!?」
ガイ「……ああ」
リーゼリット「……道理で食事のとき、調味料を足しても表情が変わらなかった訳だ……隠してたのって私たちに心配をかけないようにするため?」
ガイ「そうだ」
リーゼリット「馬鹿じゃないの!?心配させないために隠すって、結局信じてないって言ってるのと同じだよ!……逆に私とかサーシャが同じ状況だったら、アンタはどう思うの!?」
ガイ「……」
カグヤ「ガイはんの気持ちはわかるけど……結局、心配かけてしまってるんなら本末転倒やない?余計なお世話やけど、そういう癖は直した方がええと思うで」
リーゼリット「そうだよ!まったく、アンタはそういうところが──」クドクド
ガイ(……反省、しなきゃな)
⭐︎カグヤに今の状態を見てもらいました。
758 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 23:31:54.75 ID:yBnKYwYMO
ーー旅館 雪解け 近辺
サーシャ「んん……当てもなく歩いてたらここまで来ちゃった……」
アモ「サーシャちゃん、待ってよー!」タタッ
サーシャ「あれっ?ごめん、早く歩いてるつもりはなかったんだけど……」
アモ「ううん、大丈夫……何か、考えごとしてたの?」
サーシャ「そうなのかも?変なこと言ってるかもしれないけど……自分じゃ、分からないや……」
アモ「そっか……あんなことが起きた後だから、仕方ないよ。今、私たちができることは無いんだし……気が済むまで歩こう?私、付き合うよ」
サーシャ「……ありがと、アモちゃん」
アモ「あっ、でも……もう少し、ゆっくり歩いてくれると嬉しいかな?」
サーシャ「ふふっ……ごめん、気をつけるね。あれ、あそこにあるのって……」
祠「」シン……
石碑「」シン……
アモ「祠、かな?……油揚げがお供えされてるね」
サーシャ「……石碑には銀狐のことが書かれているみたい。忘れないために、残してるんだね」
手を合わせるアモ「……お祈り、してこ?オノゴロ式って、こうやるんだっけ?」スッ
手を合わせるサーシャ「うん、あってるよ。それで、目を閉じて祈れば……」ナムナム
アモ「……」ナムナム
鈴の音「」シャラン……シャラン……
狐耳の獣人少年「あれ……師匠!祠に人がいますよ!」ピコピコ
笠を被ったイケメン狐獣人「……彼の仲間か。朝廷に捕まったって聞いてたけど、もう解放されたんだねえ」
アモ「……?」チラ
笠を被ったイケメン狐獣人「どういう心境で祈ってくれているのかわからないけど、感謝するよ……トモスケ、油揚げを変えてやってくれ」
狐耳の獣人少年「はいっス!」ササッ
サーシャ「あ、ごめんなさい……お邪魔ですよね」スッ
狐耳の獣人少年「いえいえ、気にしないでください!むしろ、来てくれて嬉しいんで!……師匠、油揚げ食べてもいいっスか……?」
笠を被ったイケメン狐獣人「懲りないね……この前ソレを食べて腹を壊したばかりだろう。勿体無いけど、捨てた方がいい」
狐耳の獣人少年「……はいっス……」
サーシャ「あはは……」
笠を被ったイケメン狐獣人「……まだ、速いか」ボソッ
サーシャ「速い……?何がですか……?」
笠を被ったイケメン狐獣人「……お気になさらず。トモスケ、帰るぞ」スタスタ
狐耳の獣人少年「あ!待ってくださいよ!」タタタ
鈴の音「」シャラン……シャラン……
アモ「……貫禄というか、雰囲気あったよね?今の人……」
サーシャ「私たちのことを知ってたみたいだけど……あんな人と会ったことあるかなぁ?」ムム
アモ「もしかして、ネオデロデロ教の敵……?敵意はまったくなかったけど……」
サーシャ「念の為、みんなに伝えようか。私たちも帰ろ、アモちゃん」
アモ「うん……」
⭐︎銀狐が祀られている祠を見つけました。
759 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/15(日) 23:33:42.62 ID:yBnKYwYMO
本日はここまでです。
次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
760 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 23:42:44.78 ID:EbII6e9eO
乙
人間を辞めた方が効率的なんだな
761 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/15(日) 23:59:15.07 ID:2oBrYDMlo
乙
ロスチャイルドキラーになっている
762 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/16(月) 00:25:41.45 ID:Dp8sE6S+o
おつ
心も人でなくなる前に年長者にでも叱ってもらいたいね…
763 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:42:48.07 ID:2QDpHwgpO
>>760
効率的ではありますが、目的は達成できても副次的なものが多々生まれてしまうのかもしれません。
>>761
代償の刃でクラウディアとテルグレースがやられました。この先も代償の刃で倒される人は現れるのでしょうか?
>>762
良い方向に導いてくれる人物はきっといます。心はまだ失っていないのでどうとでもなる筈です。
764 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:44:07.66 ID:2QDpHwgpO
ー 夜
ーーココロイシ道具店前
おでん屋台「」モクモク
ガイ(眠れないから外の空気を吸いに来たが……あの屋台が来ているとはな。時間を潰すのには丁度いいか……)
のれん「」スッ
ガイ「すまない、おすすめの品を4品──」
キキョウ「はふ……あれ、ガイ。奇遇だね」
ガイ「すまない店主、やっぱりいらな──」
キキョウ「逃げないでよ。この前みたいにお持ち帰りはしないからさ。ほら、今なら奢るよ?」
ガイ「……」
キキョウ「……その顔。寝不足じゃなくて、思考過多だね」
ガイ「……放っておけ。それより、周りには監視がいるんじゃないのか?」
キキョウ「それなら、大丈夫。将軍様直轄でない監視は全部解いたから。でも、監視を命じたのが誰も居ないっていうのがまた不思議な話でね……ま、それはともかく、相談なら乗るよ」
◆
湯気の立つおでん皿「」トン
キキョウ「で。何を抱えてるの?」
ガイ「……仲間を守るために、手段を選ばないのは……そんなにダメか」
キキョウ「重いの来たね……結論から言うと、必要なときは、汚い手も使うべきだと思う。私はそういう立場だし、そうやってこの国を回してる」
ガイ「……なら」
キキョウ「だけど、そのやり方は癖になる。一回でも手段を度外視して成功するとね、次も同じものを選びたくなる。周りが止めても、結果で黙らせられる……君が今、まさにそれに片足突っ込んでるんじゃない?」
ガイ「っ……」
キキョウ「図星だった?」ゴクッ
ガイ「……」
キキョウ「否定しないんだ」
ガイ「……仲間を守れた」
キキョウ「うん……でもね、それが続くと、最後に残るのは君一人になる。手段を選ばないこと自体が悪いんじゃない。選ぶ権利を独り占めするのが悪い。仲間に説明せず、相談せず、結果だけ渡す。『守った』って言いながら、彼らの参加を奪う……それは守護じゃなくて支配に近い」
ガイ「俺は支配なんて──」
キキョウ「してない、って?……そのつもりがなくてもそうなっちゃうんだよ。君には、私みたいにはなってほしくないな。私が太政大臣になってから、手段を選ばずにやって来た結果が今の……国だからね」
ガイ「……」
キキョウ「少しは役に立てた?」ゴクッ
ガイ「……ああ。十分だ」
キキョウ「なら、よかったよ……じゃ、今日は帰りな。眠れなくても布団に入って……目を瞑るだけでも、回復するから」
ガイ「相変わらずだな」
キキョウ「現実主義って言って」
ガイ「……礼を言う」
キキョウ「ふふっ……それじゃあ、おやすみ。良い夜を」
ガイ「……」スタスタ……
⭐︎キキョウと話しました。
765 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:46:41.46 ID:2QDpHwgpO
ーートウゲン国政区 デロデロ教会第2オノゴロ支部
ネオデロデロ信徒「」ヒソヒソ
聖女「……そうですか。姿が見えないとは思っていましたが、まさか入国初日に殺されるとは……報告ありがとうございます。お戻りください」
ネオデロデロ信徒「はっ」スタスタ……
アザのある金髪女性「そっかー。あの人、死んじゃったんですねー」
外套「」ギュッ
ホロウ「……テルグレース、だっけ……強さはそこそこ信頼できる感じがしたけど……そうでもなかったのかな」
ビャクヤ「いや……あの者は相当な剣の腕前をしていた。それを打ち破るとは、敵も中々やるようだ」
ホロウ「ふーん……まぁ、どうでもいいけど。次はどう動くんですか?」
聖女「……ロヴィア、あなたに任せてもよろしいでしょうか?」
アザのある金髪女性→ロヴィア「わかりましたー。あの偽物は必ず、私が始末してみせますよー!」
聖女「よろしくお願いします……ビャクヤ、話したいことがあります。こちらへ来てもらえますか?」
ビャクヤ「……」
◆
766 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:48:12.11 ID:2QDpHwgpO
ーー11年前
ーーリテン・ヘイヴン 薬物倉庫
ブンッ!ドグシャァッ!バタッ……
気絶した盗賊たち「」ピクピク
ラルフ「──と、これで最後か?ガイ、そっちはどうだ!?」
キュィィィン……
高速で斬られる盗賊たち「ぐわあああああ!!!」バタッ
ガイ「──っ、ハァ……ハァ……片付きました。これで……依頼は完了、ですね」シュンッ
ラルフ「おつかれさん。速いとこ、コイツら連れ帰って酒でも飲もうぜ。喉が乾いちまったよ」
ガイ「……俺が飲めないの、知ってますよね?」
ラルフ「ハハハッ!冗談だよ。冗談!にしても相変わらず消耗が半端ねぇな。ほら、コレ飲んどけ」スッ
マナポーション「」ポンッ
ガイ「……ありがとう、ございます」ゴクゴク
ラルフ「さてと……おうコラ、テメェら覚悟しろよ。俺とガイがここに来たからには今から足掻こうったって無駄だぜ……直に他の冒険者も来る。牢に入って反省すんだな」ゲシゲシ
盗賊A「ぐっ……コボルド風情がぁっ……!」
盗賊B「うう……」
鍵「」キラン
ガイ「!……おい、この鍵はどこの鍵だ?」グイッ
壁を指を指す盗賊B「あ、あそこ……」プルプル……
何もない壁?「」シーン……
ガイ「……」ポイッ
盗賊B「あうっ」ドサッ……
スタスタ……
ラルフ「なんかみつけたのか、ガイ?」ゲシゲシ
壁を触るガイ「1人吐きました。この壁に何か……」ペタペタ
何もない壁?→現れる通路「」ガゴン!ゴゴゴゴゴ……
ラルフ「隠し部屋か……他の冒険者が来たらココを任せて調べてみよう。ガイ、何があるかはわからねぇが準備をしておけ」
ガイ「はい!」
◆
767 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:50:20.76 ID:2QDpHwgpO
屈強なミノタウロス「ぐ、おお……」バタッ
ラルフ「……まだ残りが居たとはな。お前がここを見つけなかったらコイツを取り逃がす所だったな」
ガイ「偶然です。それより、この先には一体何が……」
ラルフ「」クンクン
ラルフ「……あんまり良いモンじゃねぇな。見たら胸糞悪くなるようなのは確かだろうよ……このドアの近くから匂いが強くなってる……無事だといいが」スンスン
重厚なドア「」ズン……
ガイ「敵ですか?」スッ
ラルフ「大丈夫だ。武器はしまっておけ」
ガイ「……開けます」
ギィィィィ……
鎖に繋がれた裸の少女「誰……?」ジャラ……
ガイ「なっ……!?///」
ラルフ「……ガイ、何か着せてやれ」
鎖に繋がれた裸の少女「あなた達も……お客さん?」ズイッ
ガイ「うわ……!///と、とにかくこれを着てくれ!!!///」スッ
黒い外套「」ファサッ……
鎖に繋がれた外套少女「……自分の着てたものを着せられるのは、初めてかも……変な趣味」
ラルフ「お嬢ちゃん、俺たちは"お客さん"じゃない……そして、お嬢ちゃんはもうここで客の相手をしなくていい」
鎖に繋がれた外套少女「……どういう意味でしょうか」
斧を振り下ろすラルフ「」ブンッ
千切れる鎖「」ガギン!!!
外套少女「!」
ラルフ「もうお嬢ちゃんは自由ってことさ」
ガイ「……俺はガイ。この人はラルフ・ハーヴィー。俺の師匠だ」
768 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:51:47.74 ID:2QDpHwgpO
外套少女「ガイと、ラルフ……」
ラルフ「おうよ。お嬢ちゃんの名前は?」
外套少女→ロヴィア「ロヴィア……ロヴィアです」
ラルフ「そうかい。ロヴィア、話したいことは沢山あるが、それはここを出てからでも遅くない。こんな所よりマシな場所でお茶でもしようぜ」
ロヴィア「ええと……でも、私……」
ガイ「いつからここにいたのかは知らないが、重要参考人として連れて帰るのは確定している。悪いが、お前の意志がどうであれ連れて行くぞ」グイッ
手を引かれるロヴィア「あっ……」
ラルフ「……ガイの奴、もう少し素直になりゃいいのに。んじゃとっとと撤収しようぜ──」
タッタッタッ
赤髪ロングポニテの冒険者「まだ人が残っているのか!?早くこの倉庫から脱出しろ!」
ラルフ「そんな血相変えてどうしたんだ?」
赤髪ロングポニテの冒険者「他の者がこの倉庫に爆破術式が刻まれているのを確認した!いつ起爆するかもわからないから即刻退避するようにと──」
ガイ「……厄介なことになりましたね」
ラルフ「ああ……まったくだ」
赤髪ロングポニテの冒険者「私は他の者が残っていないか見回ってくる!お前たちもすぐに立ち去れ!」
タッタッタッ……
ロヴィア「……もう、間に合わないかもしれません」
ラルフ「そんなこと、お嬢ちゃんは気にしないでいい。ガイ、ロヴィアを連れて全力で館を抜けろ、まだ加速はできるな?」
ガイ「出来ます。ラルフさんはどうする気です?」
ラルフ「俺の速さは知ってるだろ?……こうしてる時間も惜しい。外で落ち合うぞ」
ガイ「……待ってます」キュィィィン……
シュンッ
ラルフ「……さて、俺も間に合えばいいんだが──」
ダダッ……
◆
769 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:55:43.75 ID:2QDpHwgpO
ーーリテン・ヘイヴン 倉庫の外
ガイ「くっ……がっ!ゴホッ、ゴホッ……!」シュンッ
ロヴィア「きゃっ……」ドテッ
ボサボサ金髪の壮年冒険者「まだ人がいたのか!?君たち、無事か!?」
ガイ「まだ、何人か中に……!」ググッ
ボサボサ金髪の壮年冒険者「待て!もう爆発するかもわからないんだ!わざわざ危険な場所に戻る必要はない!」ガシッ
ガイ「ですが……!」
光出す倉庫「」ピッカァァァ……
冒険者A「爆発するぞ!」
冒険者B「壁を作る、みんな後ろに来い!」
ガイとロヴィアを抱えるボサボサ金髪の壮年男性「くっ……すまないが、連れて行くぞ!」ガシッ
タタッ
ガイ「そんな……ラルフさん!ラルフさん!!!」ジタバタ
ロヴィア「あっ……建物が──」
カッ
ドゴォォォォォォン!!!
◆
ー3日後
ガイ「……本当に、見つからないんですか?」
王国騎士「何度も言ってるだろう。コボルドの生存者など居ない。生存していたところで、人間でなければ我々は保護しない……引き下がらないというのであれば、君に対して刃を向けなければいけなくなる」
剣「」スラッ……
ガイ「……っ」ギリッ
ロヴィア「……離れよう、ガイ。きっとラルフさんは生きてるよ」
ガイ「だが……」
ロヴィア「……ここに居ても、何も変わらない。今は……私たちが生きなきゃ」
ガイ「……クソッ!」
◆
770 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/21(土) 23:59:36.74 ID:2QDpHwgpO
ー半年後
ーー王都セイントレア 貸家
ガチャ
ガイ「帰ったぞ」
ロヴィア「お帰り!今回の依頼はどうだった?」タタッ
ガイ「とくにこれといった危険は無かった……それと、ギルドからの報酬だけじゃなく依頼人からも礼を貰ったぞ」
紙袋「」ガサガサ
沢山の野菜「」ポンッ
ロヴィア「わぁ……これ、中身全部?」
ガイ「ああ……いらない、と言ったんだが魔物退治をしてくれた礼だと引かなくてな……」
ロヴィア「そっか……でも、それだけガイに感謝してくれたんだね。依頼人さんも恩返しがしたかったんだと思うよ」
ガイ「フッ……ロヴィア、飯は食ったか?」
ロヴィア「ううん、まだだよ。今から用意するね」
ガイ「……そうか」
ロヴィア「むっ……たしかに料理始めた頃は微妙だったかもしれないけど、最近はちゃんと美味しいでしょ?」
ガイ「それはそうなんだが……やはり、最初の頃の衝撃が頭から消えなくてな……」
ロヴィア「そんなこと言う人はご飯抜きでーす」
ガイ「それは困る。悪かった、許してくれ」
ロヴィア「ええー、どうしよっかなー」ケラケラ
◆
771 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 00:02:32.92 ID:fOU6hmeTO
コンコン
ロヴィア「はーい」タタタ
ガチャ
白衣のエルフ幼女「──やっぱり。灯台下暗しとはこのことね」
ロヴィア「!?あ、あなたは……」
白衣のエルフ幼女「お久しぶり、ロヴィアちゃん。リテン・ヘイヴン以来ね」ニコリ
ロヴィア「な、何をしに来たんですか……!?」
白衣のエルフ幼女「母親が子を迎えに来るのは当たり前でしょう?……あなたがリテン・ヘイヴンで得た多種族の情報は私の研究を進めるためにすっごく大事なものなの……だから、私のところへ帰ってきてくれるよね?」
ロヴィア「ッ……い、いや……」
白衣のエルフ幼女「よく聞こえなかったなぁ?これは独り言なんだけどね、もしロヴィアちゃんが否定するなら、あの目つきの悪い男の子、事故にあっちゃうかもよ……?」ニタリ
ロヴィア「ダメ!!!それだけは絶対にダメ!!!」
白衣エルフ幼女「なら、お利口なロヴィアちゃんはどうすればいいかわかるよね……?私も、非道じゃないから別れの時間はあげる。3日後、また迎えに来るから」
ロヴィア「3日後……」
白衣エルフ幼女「あっ、逃げようなんて考えないでね?そしたら、あの男の子ごと怖い目にあってもらわなくちゃいけなくなるから……それじゃ、また来るね♪」
スタスタ……
ロヴィア「……」ペタン
◆
772 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 00:04:22.47 ID:fOU6hmeTO
◆
ガイ「どうした、変な顔して」モグモグ
ロヴィア「その、私……親が見つかって……」
ガイ「……よかったじゃないか。親はどこに?」
ロヴィア「セイントレアなんだけど……その、ガイと今みたいに会うのは難しくなるっていうか……」
ガイ「……なるほどな。寂しくはなるが、親が見つかったのは良いことだ。安心できる場所があるってのはそれだけで強い」
ロヴィア「……うん。そう、だよね」ギュッ
ガイ「いつ発つ?」
ロヴィア「明日……迎えに来るって……」
ガイ「それはまた……急だな」ゴクン
ロヴィア「……うん。急だよね……」
ガイ「荷物は?」
ロヴィア「……これからまとめる。そんなに多くないし」
ガイ「じゃあ、今夜のうちに終わらせろ。朝に慌てると忘れ物をする」
ロヴィア「……」
ガイ「……少し、待ってろ」スッ
スタスタ……
ロヴィア「?」
ガイ「……ほら」スッ
外套「」ポンッ
ロヴィア「えっ……これって……」
ガイ「もう少し事前に知れたなら、もっと良いものを渡せたんだが……今、俺が渡せるもので一番高価なものというとこれくらいしかなくてな……すまない」ポリポリ
ロヴィア「ううん……すごく……すごく、嬉しいよ、ガイ」ギュッ
ガイ「フッ……それなら、よかった」
ロヴィア「……ねぇ、ガイ。私たち、また会えるよね?」
ガイ「ああ。死ななければ、な」
ロヴィア「ふふっ……縁起でもないね。でも、ガイは何があってもしぶとく生き残りそうな気がするよ」
ガイ「なんだそれは……まあ、よほどのことが無ければまた会える。この国にはいるんだろう?なら、会う機会はいくらでもある」
ロヴィア「そっか……じゃあ、また会おうね!約束だよ!」
ガイ「ああ……約束だ」
◆
773 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 00:07:14.89 ID:fOU6hmeTO
ーとある研究所
闇に包まれるロヴィア「あああああああっ!!!!」ズズズ……
白衣のエルフ幼女「ふむ……やはり擬似魔王化の素体には、ある程度の強靭さが求められるね。どんな生物でも魔王になる素質は──」ブツブツ
ロヴィア「ハァ……ハァ……!」ボロッ……
ロヴィア(約束したんだ……!また、会おうって……!だからこれくらい、なんとも……!)ググッ
◆
ー世界めくれ後
フラフラ……
ロヴィア(あれから何日経ったのかな……ようやく研究所から出れたけど、外の様子が変……?)
赤い空「」ズズズ……
ロヴィア(大丈夫……ガイは待ってくれてるよ……だって、だって約束したんだから……)
ロヴィア(もう少しで、王国に──)
空中に浮かぶセイントレア王国「」ゴゴゴ……
ロヴィア「あっ?嘘……そんな……」
ロヴィア「あっは……はは……私、何のために……約束、したのに……」
ロヴィア「うっ……ううっ……」ポロッ…
ロヴィア「ううっ……ぐすっ……私、これからどうすればいいの……ガイ……」ポロポロ……
外套「」ギュッ……
◆
774 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 00:10:37.26 ID:fOU6hmeTO
◆現在はオノゴロ諸島です。(15日目)
何をする?
安価下1~3
誰かに捜索されています。
コンマ下1
01-10見つけた
11-00見つからない
775 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 00:11:46.38 ID:rKx8IL/V0
サララ、代償の刃を解析してみる
776 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 00:11:52.40 ID:E1f0NKT3o
フェルメールの記憶魔法の応用でガイの記憶が戻らないか試行錯誤
777 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 00:15:06.75 ID:DVb1vLEso
>>756
を
778 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 00:55:16.13 ID:fOU6hmeTO
変な時間に更新してしまい、申し訳ありません。
安価が埋まったので短いですが、今回はここまでです。
次回は代償の刃を解析、記憶が戻らないか試行錯誤、ガイ一行vsグレイグの模擬戦をしたいと思います。よければお付き合いください。
それでは、また。
779 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 01:16:20.06 ID:DVb1vLEso
おつ
今回は一発目で見つからなくて良かった
780 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 11:07:15.36 ID:E1f0NKT3o
更に記憶すら無くされてロヴィアさん憐れ、救いはないんです
781 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 15:02:30.20 ID:hSeWNbu+0
乙
まさかここでガイとラルフとの関係やロヴィアの過去が分かるとは思わなかった。
782 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 22:27:49.99 ID:kkuP7mHIO
>>779
前回は運が良かったというべきか、悪かったと言うべきか。コンマの数字は日数が経過するごとに少しずつ上がっていく予定です。
>>780
安価とコンマ、この先の展開次第です。救いとされる方法も人によって解釈は委ねられるのでどうなるかはまだなんとも言えません。
>>781
ちょうど良かったのでなんとなく考えてみた過去編を作ってみました。ふんわりと過去にこんなことが起きたんだな、と知っていただければ幸いです。
783 :
◆sIVlz2/mNs
[saga]:2026/02/22(日) 22:29:36.00 ID:kkuP7mHIO
ーーココロイシ道具店
代償の刃「」シーン……
サララ「ほうほう……なるほど、なるほど……」ジーッ
ガイ「何か、わかったか?」
サララ「……なんとですよ、コレは正真正銘、アーティファクトの一種だということがわかりました!」
ガイ「……」
サララ「……ごめんなさい。正直、それくらいしか断定できることはなくて……」
ガイ「いや、気にしないでくれ。何か分かれば御の字だと思っただけだ」
サララ「お力になれず、申し訳ありません……その、憶測でよければ話せることはあるんですが……」
ガイ「それでも構わない。教えてくれ」
サララ「それでは……使用者に恩恵を与えるようなアーティファクトは他にも多数ありますが、代償を求めるようなものは大体がある目的によって製作されたものだとされているんです」
ガイ「……目的?」
サララ「はい!その目的はなんと……人が人のまま届かない領域──神の領域に手をかけること、なんです!」
ガイ「待て、代償を払うことが神とどう関係する?」
サララ「そうですよね……神といっても、宗教によって何を指すかは全然変わってしまいますから、その疑問はもっともです。それらの道具が目指す神とされるものは、善悪なく万人に対して救いを与える存在のことを指すと思ってください」
ガイ「なるほど……」
サララ「で、ここからが憶測なんですけど……払う代償は、人のままでは抱えきれないものを先に削って器を作る……その為に払っているものなんではないかと思うんです」
ガイ「代償を払うこと、そのものが目的で結果は副次的なものだと?」
サララ「変な考えなんですけどね。それから、今まで簡単には抜けなかった刃が、こうして抜けるようになった……これは間違いなく大きな変化です。私個人としても……それを使うのはあまりオススメできません」
ガイ「……止めはしないんだな」
サララ「ガイさん達の旅の目的が、私の想像なんかじゃ追いつかないほど厳しい道のりだって、分かるからです。だから、止める権利までは……私にはありません。ですが、もし望むのであれば……私が責任を持って代償の刃を引き取ります」
ガイ「……」
代償の刃を
◆多数決 先取2票
1 引き取ってもらう(今後、代償の刃を使用できなくなります)
2 持っておく(今後も代償の刃を使用できます)
784 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/02/22(日) 22:48:21.98 ID:hSeWNbu+0
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