【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 10:41:20.76 ID:okegyU5/o
強い
798 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 14:37:31.33 ID:Lrt1U9n1O
ガイ「サーシャ、リーゼ!!!」ダッ

サーシャ「うん!」
リーゼリット「オッケー!」

バシュンッ!ドギュウンッ!

グレイグ「遠近からの同時攻撃か。素直だな。んで、他のヤツらは死角から……ってトコロか?」ニヤリ

アインズ「──気がついたところで!」ザッ
竜角の槍「」ビュンッ

透明メルル「──避けようがないでしょ!」バッ
影縫い苦無「」ヒュンッ

暴風「」ビュオオオッ!!!

弾き飛ばされる魔力矢と魔力弾「」バシュンッ……

竜角の槍を地面に突き刺すアインズ「風魔法か!?威力が、尋常じゃないな……!」ザクッ

帽子を抑えながら風に耐えるメルル「わァァ〜!?吹き飛ばされるゥ!?」

ガイ「くっ……!近づけない……!」

グレイグ「ハッハッハッ!!!狂飆の名は伊達じゃねぇぞ!!!さて、アモはどこだ!?」

アモ(探されてる……!もうちょっとだけ時間を稼げれば……!)

サーシャ「させないよ、リーゼ!」

リーゼリット「グレイグさん、ちょっと痺れるよ!!!」

電撃弾「」バチチッ!!!
電撃弾の周囲を囲む魔力矢「」ビュンッ

グレイグ「ぬっ!?おおおおおおっ!!!」ビリビリビリ

少し弱まる暴風「」ビュオオオッ──

アインズ「……!風が弱まったか、これならば!」ダッ

竜角の槍「」ブォンッ
両刃ハルバード「」ガキィンッ!

グレイグ「……効いたぜ。いい連携だが、お陰でアモの位置はわかった……そこだな」スッ
暴風「」ビュオンッ!

アモ「!」

メルル「このままじゃ当たっちゃう!」

サーシャ「アモちゃん!」バッ

吹き飛ばされるサーシャ「きゃあああ!!!」
サーシャにぶつかるアモ「きゃあっ!!!」ドサッ

ガイ「2人同時にやられた!?」

アインズ「グレイグから目を離すな!」ダッ

両刃のハルバード「」ブォンッ
弾かれる竜角の槍「」キィンッ……
799 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 14:38:00.49 ID:Lrt1U9n1O
首元にハルバードを突きつけられたアインズ「……くっ……」

グレイグ「これで3人減ったな。ガイ、降参するか?」

ガイ「まだだ!」ダッ

暴風「」ビュオオオッ──

メルル「またさっきのヤツだ!リーゼちゃん、避けて!!!」

リーゼリット「どうやって──!?」ビュオオオッ

リーゼリット「う、わあああああっ!?」ドサッ

ガキンッ! ガキンッ!

グレイグ「そら、避けてばかりじゃ終わらねぇぞ?」ブンッ ブンッ

ガイ「っ……」サッ

ガイ(本当に一瞬でいい……隙があれば、時間を止めて決着を着けれる。だが、グレイグはそう簡単に隙を見せてはくれない。今の状況で時間を止めても、決定打にはなり得ない……が、やるしかないか──)

グレイグ「あン?動けねえ……?」

透明メルル「よし、影縫い完了……!ガイ君、お願い!!!」

グレイグ「ふんっ!」ブォンッ

メルル「きゃうっ!!」

ガイ『止まれ』

世界「」ゴオオオ──



ガイ(3拍でどこまで接近できる!?)ダッ

短剣ごと腕を突き出すガイ(間に合え──!!!)



グレイグ「──惜しかったな。俺の勝ちだ」

ハルバードを突きつけられたガイ「……っ……」

グレイグ「といっても、実戦だったら例の刃を使って勝つんだろうが……連携は文句ねぇ。だが、ガイ……お前はちと、仲間を信用してねえんじゃねえか?」

ガイ「そんなことは──」

グレイグ「あるさ。今回は最後の最後まで、お前一人で決めに行ってた。例えばさっきアモが狙われた時、お前は一番前に出ようとした。アインズもメルルも動いてたのにだ」

ガイ「……」

グレイグ「守るのはいい。だが守るってのは、全部抱えることじゃねえ……仲間を危険な目に合わせない為に自分が傷つくっていうのは、仲間を信頼していないのと一緒だ」

ガイ「!」

グレイグ「……説教臭くなっちまった。とりあえず、模擬戦は終わりだ。休憩しようや」ノシノシ

ガイ「……俺が、仲間を信頼していない……?」

⭐︎グレイグとの模擬戦で敗北しました。
800 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 14:38:49.75 ID:Lrt1U9n1O
ーーココロイシ道具店

サーシャ「……ガイ、昨日の模擬戦で負けてから元気がないね」

リーゼリット「グレイグさんに何か言われたんじゃない?あの人、遠慮って言葉を知らないから……」

アモ「心配だよね。私たちから一歩下がってるっていうか……」

アインズ「ふむ。どうしたものかな……」

メルル「みんな、ガイ君とはそれなりに長いんでしょ?それなら、一緒にデートでもして話を聞いてあげればいいんじゃない?」

リーゼリット「で、デート!?なんで急にそんな話に……」

メルル「最近ガイ君とちゃんと話した人っているの?彼の心情を知る為にも、一度、腹を割って話した方がいいと思うんだよねェ……もし、みんなが気乗りしないなら私が誘っちゃおうかなァ?」

アインズ「ほう……なるほど、面白そうだ」

◆現在はオノゴロ諸島です。(16日目)

何をする?
安価下1~3

誰かに捜索されています。
コンマ下1
01-20見つけた
21-00見つからない
801 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 14:39:57.29 ID:8muQGmzN0
ガイとリーゼ、ミソラとカグヤに頼まれて野草探しに行く
802 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 14:49:04.88 ID:/gT51FOYO
将軍、太政大臣辞任しろ運動を目撃する
803 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 14:54:51.16 ID:C4DjC0WJO
アインズ、ガイを食べちゃう
804 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 20:05:04.41 ID:nMugI/RTO
ーートウゲン国政区

ワーワー!!!ジニンシロー!!!

軍服兵士「解散しろ!朝廷への侮辱行為は──ええい、拉致があかん!射撃許可!ただし、命中射は禁止!撃て!」

ライフル「「「」」」パァン!パァン!

ワーワー!!!ニゲロー!!!

軍服兵士「撃ち方止め!……まったく、ようやく解散したか……」

ガイ「……なんの騒ぎだ、あれは」

リーゼリット「将軍と太政大臣へのデモ、かな?」

ガイ「流れに追いつけなかった奴らか……」

リーゼリット「……あれだけの人数が、少なくとも困ってるってことか……なんだか、やるせないね……」

ガイ(中にはデロデロ教の信徒も居たような気がしたが……気のせいか?)

ガイ「……とにかく、ここでまたさっきのようなことがあれば危ない。離れておこう……ところでリーゼ、2人で出掛けたいなんて珍しいじゃないか。何かあったか?」

リーゼリット「へ?いやいや!な、何もないよ!!!今日はそういう気分だっただけだから!!!あは、あははは!」

ガイ「そ、そうか……」

ガイ(本当に何があったんだ?思えば、出る前もみんなの様子がおかしかったような……)

805 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 20:05:30.44 ID:nMugI/RTO
ーー数時間前

メルル「じゃあ恨みっ子なしのじゃんけんで決めちゃいましょう!これならみんな文句ないよね?」

サーシャ「はい……!」コクン

アモ「ふふっ、恨みっ子なし、ね……」

アインズ「フッ……竜神村で1人で鍛えた腕前を見せるときが来たようだな……!」ゴゴゴ

リーゼリット「まったく、みんな物好きだねぇ……私はパス──」

メルル「本当にいいのかなァ、リーゼちゃん!?」ズイッ

リーゼリット「わっ……本当も何も、私、そういうの興味ないし──」

サーシャ「……ときどき、夜中に抜け出してガイと2人っきりで銃の練習してるでしょ?」

リーゼリット「ち、違っ……!あれは、ただの訓練!ガイが頼んできたから付き合ってあげただけで──」

サーシャ「うん。訓練だよね……でもさ、私、見たんだ。リーゼが、ガイのことを見てるときの顔……あれ、私と一緒だった」ニコリ

リーゼリット「なっ……えっ……」

サーシャ「リーゼ、あなた優しいよ。優しいから……私とガイの邪魔をしないようにしてくれてたんだよね」

リーゼリット「そ、そんなこと……!」

サーシャ「ねえ、リーゼ。私、責めたいわけじゃないの。気づいてほしいだけ。……あなたが、ガイのことを──」

リーゼリット「違うって!///」バッ

サーシャ「もし違うなら、聞き流して。私ね、ガイのこと……大事に思ってる。たぶん、みんなより、少しだけ違う形で。でも、だからって……リーゼの気持ちを見ないふりはできない」

リーゼリット「……私は、別に……」

サーシャ「夜の訓練、私たちに隠してたでしょ?」

リーゼリット「隠してたんじゃくて、邪魔されたくなかっただけで!」

サーシャ「訓練の邪魔なんてしないよ。リーゼは2人きりの時間が無くなるのを嫌がって、私たちに気づかれないようにしてたんでしょ?……そういうのを、好きって言うんじゃないかな」

アインズ「……」ジーッ
アモ「……」ニコニコ
メルル「……」ニヤニヤ

リーゼリット「そ、そんな目で見ないでよ!///」

サーシャ「リーゼ」

リーゼリット「な、何!?///」

サーシャ「私はリーゼのこと、大事な親友だと思ってる……だから、奪い合いみたいな形にしたくない。正々堂々にしよう。ガイの前でも、私たちの前でも、変に引かないで、牽制もしない……ちゃんと“好き”って気持ちを、自分のまま持ってて」

リーゼリット「……分かったよ。正々堂々ね……私も、引かない。逃げない……今まで遠慮してた分、取り返すから!……覚悟してよ、サーシャ!」

サーシャ「うん!私も遠慮しない!」ニコリ

メルル「いいねェ、青春だねェ!」

アインズ「……うむ。これで余計な遠慮は減る」

アモ「じゃあ……恨みっ子なしで、じゃんけんだね」グッ

メルル「じゃあ行くよ!じゃーんけーん!」

806 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 20:06:10.73 ID:nMugI/RTO
リーゼリット(ま、まさか私が勝つとは思ってなかったけど……デートって何すればいいの!?そういうの、全然興味なかったからなぁ……!)チラ

ガイ「?」

リーゼリット「///」バッ

リーゼリット(う、嘘……昨日まで全然普通だったのに、マトモに顔見れなくなってる!?)

ガイ「……リーゼ、どこか調子が悪いのか?」

リーゼリット「そんなことないよ?」

ガイ「無理はよくない。俺に言われるのは癪だろうが……カグヤさんの所へ行こう」ガシッ

リーゼリット「うぁっ!?ちょ、ちょっと!!!」



ーー寺子屋

カグヤ「うん、なんともないやよ。病気とかではないねえ」

ガイ「そうか……それならよかった」

リーゼリット「……よくない!!!」バンッ

カグヤ「おっ、元気やん」

ガイ「……?」

リーゼリット「ち、違……っ、違くない!……その、私……!」

ガイ「落ち着け。何が──」

リーゼリット「……デ、デートのこと考えたら変になっただけ!」

ガイ「……デート?」

リーゼリット「うっ……!」

カグヤ「……なるほどなぁ」ニヤ

ガイ「待て、何の話だ。誰と誰が」

リーゼリット「……ガイと!私!」///

ガイ「……!?」

リーゼリット「……みんなが勝手に決めたの。ガイが元気ないから、誰かが外に連れ出して話を聞けって」

ガイ「……そうか」

リーゼリット「で……じゃんけんで、私が当たって……だから今日、二人で出掛けようって……その……」///

カグヤ「ガイ、あんたもあんたで鈍いなぁ。よし。診察は終わり。あとは外でやり」ニコ

リーゼリット「カグヤさん!?」

カグヤ「あっ、そうそう。ミソラはんが体調崩しはって今、寝込んどるんよ。よかったら、この絵と同じ草を採ってきてくれん?」スッ

野草の絵「」ポンッ

ガイ「……自分でとりにいかないのか?」

カグヤ「ウチが離れたらミソラはんが1人になってまうやろ?それに、その様子やと行く所も決まってなかったんやろ?なら丁度ええ。口実もできた。二人で行ってきぃ」フリフリ

ガイ「なるほど……リーゼ、構わないか?」

リーゼリット「へっ?……あ、はい……」

カグヤ「ほな、頼んだで。帰りは遅うなっても大丈夫やからな〜」フリフリ

807 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/02/28(土) 20:06:45.93 ID:nMugI/RTO
ーー霊峰の麓

大量の野草「」ドッサリ

ガイ「簡単に集まったな……少し休もう」

リーゼリット「そうだね……ふぅ……採取なんてしたの、久々だなぁ……!」ノビー

ガイ「手際がよかったな。流石は狩人なだけある」

リーゼリット「元、ね……最近は獣じゃなくて、もっぱら人相手に撃ってる気がするし……」

ガイ「……悪いな」

リーゼリット「ガイが謝ることじゃないよ。アンタと会う前から撃ったこと自体はあるしさ……」

ガイ「……」

リーゼリット「……ねぇ、ガイってさ。私たちのこと、ちゃんと強いって思ってる?」

ガイ「思ってる」

リーゼリット「なら、なんで一人で突っ走るの」

ガイ「……癖だ」

リーゼリット「癖で済ませるなって。……その癖のせいで、私たちが置いてかれるの、嫌なんだけど?一緒に戦う仲間でしょ……だから、少しは任せてよ。怖くても、やるから」

ガイ「リーゼ……」

◆リーゼリットと何か話す?

安価下1〜2
808 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 20:41:57.23 ID:8muQGmzN0
もし今度俺が無茶したら撃ってでも止めてくれるか?
809 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/02/28(土) 21:14:24.54 ID:L/g4V3Sno
シリアスな空気になってしまったので何とか一発ギャグで和らげる
810 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 00:10:19.38 ID:lux2cl5uO
ガイ「記憶を失ってから時々、自分が自分じゃなくなるような……そんな風になるときがある」

リーゼリット「え?」

ガイ「おそらく、記憶を失う前は違ったはずだ。代償の刃を使うようになってから、俺は代償で払ったもの以外にも……なにか、人として大切な物を無くしていってしまってるような気がして……記憶を失う前なら、命まではとらなかったんじゃないかと思う」

ガイ「今でも、クラウディアやリーナ……最近はテルグレースの死に際の顔も夢に出てくる」

リーゼリット「……だから、寝てないの?」

ガイ「目は閉じている……無理矢理だが、眠る方法もある」

リーゼリット「無理矢理……?」

ガイ「聞いたら引くぞ」

リーゼリット「引かないよ……むしろ、聞かせて」

ガイ「……2つある。1つ目は酒を飲むこと……ただ、その日は良くても次の日の夜は声まで聞こえてくる……あまり、頼りたくはない手だ」

リーゼリット「もう1つは?」

ガイ「……異性と寝ることだ」

リーゼリット「……ハァッ!?///」バッ

ガイ「引いたろ」

リーゼリット「い、いやいや……!冗談にしては面白くないよ、ソレ……!///それに、ね、寝るって……」

ガイ「誤解するな。快楽が欲しいわけじゃない」

リーゼリット「じゃ、じゃあ何なの……?///」

ガイ「うまく説明できないが……落ち着くんだ。すぐ近くに誰かがいる、というのは……」

リーゼリット「ふ、ふーん……?けど、どうして私にそんなことを……?」

ガイ「ヴィルトの後継者候補なんだろう、俺は……それだけお前が信用してくれているのに、俺は何も言ってなかったと今更ながら思ってな」

リーゼリット「たしかに今更な気はするけど!まさかそんな爆弾発言を聞かされるとは夢にも思ってなかったよ!?」

ガイ「……冗談だ。リーゼ、俺からも約束を頼んでいいか」

リーゼリット「約束!?この流れで!?」

ガイ「ああ。もし俺が、完全に人としての線を超えてしまったら……撃ってでも止めてくれるか?」

リーゼリット「……そうならないように立ち回ってよ」

ガイ「フッ……サーシャやアインズに頼んだら引っ叩かれていただろうな……」

リーゼリット「お望みならしてあげるけど?」

ガイ「……」

リーゼリット「……マトモに寝れてないから変なこと言ってるんだね。仕方ないな……ほら、おいで」ポンポン

ガイ「……?」

リーゼリット「……近くに人がいると落ち着いて寝られるんでしょ?///私の膝、貸してあげるから仮眠とりなよ///」

ガイ「……少し、甘えさせてもらう」スッ

ガイ「……」zzz

リーゼリット(冗談って言ったけど、本当は冗談じゃないことくらい、わかる。本音が漏れたんだ……でも、分かった。アンタが線を踏む前に、私が……私達が踏みとどまらせる……今の状況は健全じゃない。本当のデートは……ガイの記憶が戻ってからの方がいいよね……)

⭐︎リーゼリットと話しました。
811 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 00:12:14.94 ID:lux2cl5uO
ーーココロイシ道具店 夜

ガイ(久々にしっかり眠れた気がする……変な時間に寝たからか、今も起きているのだが……)パッチリ

襖「」ススス……

ガイ「……誰だ?」

アインズ「私だ」ヌッ

ガイ「お前も寝れないのか」

アインズ「ああ。今日はなんだか……眠れなくてな。お前がリーゼと出掛けて帰ってきたとき……気づいてないだろうが、少し楽になった顔をしていただろう?……それを目にしたとき、なんというか……嫉妬、してしまってな」シュン

ガイ「嫉妬……リーゼにか?」

アインズ「……半分はな。もう半分は、お前にだ」

ガイ「俺に?」

アインズ「お前が楽になれる顔をしていたのが……羨ましかった……私の前では、そういう顔を見せないだろう?リーゼを責めたい訳じゃない……私だけ置いていかれる気がした」

ガイ「置いていく訳が──」

アインズ「そんなことはわかっている。だが、言葉だけじゃなく……証拠が欲しい」

ガイ「具体的には?」

スルッ……パサッ……

裸アインズ「……私を抱け」

目を逸らすガイ「……服を着てくれ」

アインズ「嫌だ」

ガイ「嫌だ、じゃない。風邪を引くぞ」

アインズ「竜は風邪など引かん。答えろ。抱くのか、抱かないのか」

ガイ「……」

アインズ「……答えろ」

ガイ「……そんな顔をしないでくれ。意思が揺らぐ」

アインズ「私としては、揺らいでほしいものだが」

ガイ「ダメだ……後悔するぞ」ボソッ

アインズ「しないし、させない」

シーン……

ガイ「……静かに、な」

アインズ「わかっている……ん……」

812 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 00:13:01.59 ID:lux2cl5uO
ガイ(成り行きに任せて、俺は、また、流された……後悔はしていないが、情けないとも思う)

ガイ(守るだの、線だの言いながら……いざとなると俺の方が揺らぐ……女に弱すぎるだろ……)

ガイ(今までは正式なパーティメンバーじゃなかったから、どうにかなっていたが、アインズは正式な仲間だぞ?……仲間を巻き込んで、関係を拗らせたら取り返しがつかない……)

ガイ(ルーに知られたら、殺されても文句は言えないな……)

ガイ「今は……行動しよう……なにかしていれば気は紛れるからな……」

◆現在はオノゴロ諸島です。(17日目)

何をする?
安価下1~3

誰かに捜索されています。
コンマ下1
01-30見つけた
31-00見つからない
813 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 00:22:33.72 ID:SCP5gX6do
パーティの他の皆にも本心を晒してしまおう
814 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 00:26:57.22 ID:ZmVhLb/bo
女への弱さに打ち勝ち、精神を鍛えると宣言するキキョウに
815 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 00:31:09.95 ID:JCmumRw60
サーシャとリーゼ、今後のガイとどう向き合い合えばいいかラルフに相談
816 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 00:36:56.16 ID:lux2cl5uO
では、安価が揃ったので本日はここまでです。
日付が変わってしまいましたが、明日もよろしくお願いします。

それでは、また。
817 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 00:53:30.12 ID:SCP5gX6do
おつ
リーゼって境遇的にもそういうの無さそうって思ってたから意外だ…
818 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 01:30:41.73 ID:ZmVhLb/bo

浮気性を代償の刃に食わせるしかないな
819 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 06:51:05.95 ID:89rKxzIF0
おつ
ササラさんこれはゆうべはおたのしみでしたね案件
820 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 11:05:21.64 ID:+J4nYF7pO
年齢としては妥当な手の早さ
821 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 11:57:18.55 ID:8sJBprBLo
おつです
いい流れ…?うん、本音を知ってもらういい流れだな!
822 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 23:06:48.83 ID:Fh86YWEnO
>>817
一緒に過ごす内に、本人も知らぬ間に色々芽生えてきたようです。どうなるかは分かりません。

>>818
それを代償にするには、心ごと捧げなければいけないことになりそうです。何事も都合よくはいかないのでしょう。

>>819
サララさん曰く、夜中に押し殺すような声が聞こえたので心配してガイの部屋を覗き、何かを見てしまったようです。翌日の朝食は性がつく料理が出たようです。

>>820
周りに美人が多い中では色々溜まるのでしょう。記憶を失う前は自制心が強かったようですが、失ってからはかなり脆くなっているみたいです。

>>821
いい流れかは分かりませんが、本心を仲間に知らせるいい機会ではあるのでしょう。思えばガイは仲間全体に対しては心情を溢していなかったように思います。
823 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 23:07:29.48 ID:Fh86YWEnO
ーートウゲン国政区 デロデロ教オノゴロ支部

ラルフ「ようこそ、デロデロ教オノゴロ支部へ。生憎、導師サマは幹部会議で外して──……なんだ、リーゼリットと……初顔だな。ガイの仲間か?」

サーシャ「はい。サーシャといいます」

ラルフ「そうか……用は、アイツ絡みか」

リーゼリット「はい。10年前のガイのことを……もっと教えてほしくて」

サーシャ「リーゼから聞いたんですけど……ガイが“10年前からそのまま来た”っていうのが信じられなくて……記憶を無くす前のガイも、似たようなことを言ってましたけど、その時は作り話だって……」

ラルフ「……ある依頼で毒を持った魔物を退治した帰り道、ガイが急に倒れてな。慌てて調べたら、その毒をモロに喰らってた。で、なんで黙ってたか聞いたら……何て言ったと思う?」

サーシャ「……『心配をかけたくなかった』」

ラルフ「……その様子だと、記憶を失っても性格は相変わらずみてぇだな」

リーゼリット「ええと……もう一つ、10年前のガイについて聞きたいことがあって……」

ラルフ「おう。なんだ?」

リーゼリット「……10年前から、ガイって女の人にだらしがなかったの……?」

ラルフ「おおう……そりゃまた予想外だな。結論から言う。10年前のガイはだらしない、とは真逆だ」

サーシャ「真逆……?」

ラルフ「あいつ、色恋の話を振ると露骨に目を逸らした。女が嫌いって訳じゃねぇ……ただ、距離を取るタイプだった。踏み込み方が分からねぇ、って顔だったな」

ラルフ「だから今のガイを俺が推測で言うなら……弱ってるんだろ」

サーシャ「……弱ってる」

ラルフ「責任感やら重圧やら、背負いすぎた奴は温い方に流れる。相手が誰かって話じゃねぇ。逃げ道を見つけたら、縋っちまうもんだ」

リーゼリット「……じゃあ、どうすればいいの」

ラルフ「簡単だ。一人にすんな。変なことは、孤独な時ほど思いつく」

サーシャ「えっと……監視ってことですか?」

ラルフ「言い方は悪ぃが、近いな……ただな、見張れって話じゃねぇ。そばにいろって話だ……危ねぇことするヤツは孤独なヤツなんだよ。物理的にも、精神的にもな」

サーシャ「……たしかに、ガイは色々失ってるけど、私たちは……」

リーゼリット「……ガイのお陰で、この旅の途中では失うものはそんなになかったかもね」

ラルフ「上手く言えねぇが……今、ガイのそばに居てやれるのはお前らだ。アイツのこと、頼んだぞ」

サーシャ「……ありがとうございました、ラルフさん」

ラルフ「何、いいってことよ。それじゃ気をつけて帰りな」



血を吐くラルフ「ごふっ……くそっ、最近多いな……カリスの野郎……身体を弄るんなら、もう少し頑丈にしとけっての……」

ラルフ「散々ガイの隠す癖を言ったのに……人のことは言えねぇな……せめて、フェルメールの護衛が終わるまでは持ってくれよ……」

⭐︎ラルフと話しました。
824 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/01(日) 23:29:32.53 ID:SKspd3EZO
ーーココロイシ道具店

椅子に縛り付けられたガイ「これは……一体?」ギチッ……

サーシャ「ふぅ……こうでもしないと、ガイ、すぐ1人になっちゃうでしょ?」

ガイ「だからと言ってこれは……」

リーゼリット「2人きりのときにしか本音を話さないから、私たちはアンタの内面を知る機会が少ないの……仲間内で知っておいた方が、齟齬は少ないでしょ?」

アインズ「そういう訳だ。洗いざらい全て吐け」

アモ「その言い方だと拷問みたいだよ……?」

メルル「にゃはは……まぁ、本音を話すのが恥ずかしいらしいガイ君の為にみんなが作った場なんだから、観念した方がいいよォ?」

ガイ「本音と言っても、何を──」

サーシャ「ガイ。あなたは、これまでも……本心をまったく晒さなかったわけじゃないけど、本心を隠してここまで一緒にやってきたよね。それが悪いって言いたいんじゃない……でも、今のガイは隠すことが増えすぎてる」

リーゼリット「うん。隠してるっていうより……置いていってる感じ」

ガイ「置いていってるつもりは──」

アインズ「お前にそのつもりが無くとも、結果的に私たちは置いていかれている」

アモ「アインズさん、言い方……!」

アインズ「事実を言っているだけだ……ガイ、今のお前は、誰かに頼るより先に自分が潰れる方を好んで選んでいるように見える」

ガイ「……」

メルル「だからさ、今日は共有会!恥ずかしがってもいいけど、黙るのは禁止ねェ」

◆ガイに何を質問する?
安価下1〜2
825 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 23:30:40.54 ID:89rKxzIF0
メルル「サララがあんた見て赤面してるんだけど、何かした?」
826 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/01(日) 23:38:21.64 ID:SCP5gX6do
そっちが頼らないならこっちから無理矢理にでも関わりにいくからと脅してみる
827 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 00:34:55.81 ID:exi/LwI1O
メルル「あっ、本題に入る前に……今日の朝からサララの様子が変でね、何があったか聞いても上の空でさァ……そのときに、"ガイさん"って単語が聞こえたんだけど……昨日、何かあった?」

ガイ「……それは、だな」チラ

アインズ「……あれだけ私が辞めろと言っても続けたのはお前だろう!///私だって抑えた!だが……あそこまでされては声が漏れるのを止められるわけがないだろう!!!///」

リーゼリット「……えっ?」

アモ「ああ……道理で朝に2人から似た雰囲気がしたんだね……」

サーシャ「ガイ……アインズ……」

シーン……

メルル「……にゃは。えーっと……え、つまり、昨日“何かあった”っていうか……あったんだねェ……?///」

リーゼリット「ちょ、ちょっと待って。今の発言に理解が追いつかないんだけど!?いつからそういう関係に!?」

ガイ「昨日、流れでつい、な……」

サーシャ「流れってことは、遊びで関係を持ったってこと……?」

ガイ「それは違う。遊びのつもりは一切ない。昨日のは……そういう類じゃない」

サーシャ「そう……それなら、許すよ」

リーゼリット「えっ……!?許すの!?恋敵に先を越されてるのに!?」

サーシャ「……エルフが多種族の人と過ごす場合、寿命の差で大体は相手に先立たれちゃうでしょ?だから、私の周りの人は結婚を何回か経験したことがあるのは普通のことだから……もちろん、最初の相手を思って独り身の人もいっぱいいるんだけど……だからね。一人の相手と一生添い遂げるって形だけが、正しいって思ってないんだ」

リーゼリット「いや、思想の話じゃなくて!今ここで問題になってるのはガイがどういうつもりでってことでしょ!?」

サーシャ「うん。だから許す、って言ったの……“遊び”じゃないって、ガイが言ったから」

ガイ「サーシャ……」

アモ「そのことを私たちに隠してたのは……気をつかったんだよね。同じパーティで、そういった関係になる話はよく聞くけど……それでパーティに大きな影響を与えて、最悪の場合は死人が出ちゃったりして」

アインズ「ああ……どんな影響があるかはわからない故にそうした方がいいだろうと、2人で話したんだ」

リーゼリット「……2人で話したって……そこで完結させないでよ!影響があるから黙る?それ、結局“仲間に知らせない”って選択を2人で勝手にしただけじゃん!」

サーシャ「リーゼ、落ち着いて……」

リーゼリット「いや、サーシャも落ち着いてないでしょ!?許す許さないの前に、私たち“同じパーティ”なんだよ!」

メルル「にゃは……たしかに“秘密会議”はダメだねェ」

アモ「うん……気をつかってくれたのは分かるけど、知らされない側は余計に不安になっちゃうよね……」

アインズ「……そうだな。私は、ガイと二人で決めた。その判断が“仲間を置いていく”ものだったのは認める」

ガイ「俺もだ……隠して、守ったつもりになっていた」

リーゼリット「つもりじゃなくて、なってた」

サーシャ「……じゃあ、ここで決めよう。次からどうするか」

ガイ「……次からは、隠さない。たとえそれが、パーティの空気を壊すような醜い独占欲や、自分勝手な理屈だったとしても……すべて晒す。それが『仲間』でいるための最低条件だと、今さら気づかされた」

アインズ「……私も同感だ。隠し事は、背中を預ける者に抱くべきものではなかった。……サーシャ、リーゼ、すまなかった」

リーゼリット「……わかればいいよ、わかれば!」

アモ「ふふ、これで一歩前進だね。……でもガイ、隠さないって決めた以上、これからもっと大変になるよ?」

ガイ「……ああ。覚悟はしている。俺はもっと……お前たちを信頼したいし、信頼されたい」

サーシャ「うん。みんなも同じ気持ちだよ……それはそうと、サララさんにはあとで謝らないとね」

アインズ「……汚した寝具の洗濯は、私がすると朝に伝えた……あとで改めて謝罪をしよう」
828 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 00:36:59.85 ID:exi/LwI1O
中途半端ですが、終わります。明日の夜も更新できると思いますのでよろしくお願いします。
量が少なくて申し訳ない。
それでは、また。
829 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/02(月) 01:48:28.95 ID:uBI0D60Ro
おつ
1人で頑張ってきた娘だからこそ独りの辛さや仲間の大事さがわかるんだな…
830 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/02(月) 12:35:03.76 ID:8hmyR8UDO

代償の刃さん次はあっちの機能を喪失させ···ないよね?
831 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 23:16:27.92 ID:EhBc+KnaO
>>829
ガイ達との出会いはリーゼリットさんの心に多大な影響を与えたようです。(>>1の手腕のせいで変な方向に行ってる気もしますが)

>>830
どの機能かはわかりませんが、失うときはきっと他の物に付随して無くなる筈です。全てを救う存在に必要のない機能は無くなっていくので。
832 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 23:16:57.20 ID:EhBc+KnaO
リーゼリット「……って、ちょっと待って!さっきから聞いてれば『信頼したい』だのなんだの、綺麗にまとめようとしてるけど!結局、昨日アインズとそんなことになったのも、全部一人で抱え込んで勝手に暴走した結果じゃない!」

リーゼリット「だから、もし次また一人で抱え込んで、私たちを蚊帳の外にするつもりなら……その時は覚悟してよね。アンタが私たちに頼ってくるのを待つなんて、もうやめた。こっちから無理矢理にでもアンタの領域に土足で踏み込んで、徹底的に関わりに行ってやるんだから!」

サーシャ「ふふ、いい脅し文句だね。私も賛成。隠し場所がなくなるくらい、毎日根掘り葉掘り、それこそ昨日どんな声を出したのかまで、全部暴きに行っちゃうかも?」

ガイ「……おい、それは流石に……」

メルル「にゃはは!いいねェ、その意気込み。これからはガイ君のプライバシーがゼロになる予感がするよ。隠し事をする暇もないくらい、みんなでくっついてれば解決だねェ」

アモ「あはは……でもガイ。これってある意味、『愛の告白』みたいなものだよ?拒否権はないから、諦めて愛されちゃった方がいいんじゃないかな」

リーゼリット「逃げようなんて思わないこと!アンタの心も体も、全部パーティの共有財産みたいなものなんだから!」

ガイ「……手厳しいな。だが……そうされるくらいの方が、俺にはちょうどいいのかもしれないな」

アインズ「……いいな。私も同意だ。次にお前が黙って背を向けたら、私達が首根っこを掴んででも引き戻す。逃げ場があると思うなよ」

サーシャ(リーゼ、勢いで凄いこと言ってるのに気づいてるのかな……?でも、いっか。今のガイなら、これくらい外堀を埋められた方が、きっと独りでどこかへ消えたりしないだろうし……)

サーシャ(それにしても、共有か。奪い合うよりずっといいよね。みんなで抱えれば、ガイは一人で折れなくて済むし……私も、好きでいることを怖がらなくていいし……)

ガイ「……そろそろ、コレを解いてくれないか?」ギッ……

サーシャ「……ふふっ。本当に反省してるなら、ね♪」

⭐︎パーティの仲が深まりました。(?)
833 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 23:17:25.27 ID:EhBc+KnaO
ー夜
ーートウゲン国政区

おでん屋台「」モクモク

皿に盛られたおでん「」ドン!

サーシャ「はふっ……ん〜!美味しい!……ガイ、どうしてこんなに美味しいものを私たちに教えてくれなかったの!?」

ガイ「……夜も遅いし、お前たちは寝ていただろう……それに、俺は味がわからないからコレが美味いかどうかすらもわからなかったんだ」

魚人店主「……」シュン

ガイ「ああ、すまない店主……サーシャは舌が良く効く。彼女がそう言うなら、このおでんは相当美味いんだろう……だから、そんな顔をするな。胸を張ってくれ」

魚人店主「……お客さんがそう言うなら……」

サーシャ「店主さん!玉子と大根追加でください!」

魚人店主「あいよ」

キキョウ「……今日は1人じゃないんだね」ヌッ

ガイ「……キキョウ」

サーシャ「えっ!?キキョウさん!?」ゴホッゴホッ

キキョウ「そんなに咳き込まなくても。水飲みな」

サーシャ「んく……すみません……!急に出てくるから……!」

キキョウ「変化は唐突に訪れるものって、よく言うでしょ。あ、いつものね!」

魚人店主「あいよ」

ガイ「……キキョウ、話がある」

キキョウ「なに?改まって」

ガイ「俺は……女への弱さに、打ち勝つ」

サーシャ「えっ」

キキョウ「……ん?」

ガイ「精神を鍛える。揺らいで、流されて、余計な隙を作るのは……もう終わりにする」

キキョウ「ぷっ……急に真面目な顔で何を言い出すかと思えば、そんなこと?てっきり、えげつない要求をされるかって身構えちゃったでしょ」

ガイ「……変か?」

キキョウ「ふふっ……心掛けとしては立派だと思うけど、異性との交友関係が噂になるのは政治家の間じゃ日常茶飯事だよ。気にすることはないんじゃない?」

ガイ「……俺は本気だ。仲間に誓ったんだ。これからは一切、自分勝手な隠し事はしないと。その一環として、自分の精神的な甘さを断ち切る必要があると思った」

キキョウ「ふーん。でも、それって無理に抗おうとしてるだけに見えるけど? 弱さを消すんじゃなくて、受け入れるのも強さでしょ……そう思わない、サーシャさん?」

サーシャ「えっ、私!? ……えーっと、そうですね。ガイは、ちょっと自分に厳しすぎる気がします……でも、その『甘さ』のせいで、アインズさんとあんなことになったのなら……やっぱり、少しは鍛えてもらわないと困るというか……」

キキョウ「あんなこと……?へぇ、何かあったんだ」

ガイ「……気にするな」

キキョウ「『隠し事はしない』んじゃなかった? ほら、言いなよ。政治家相手に言葉を濁すのは悪手だよ」

ガイ「……昨夜、仲間に手を出した」

キキョウ「あはは……! 傑作だね。なるほど、それで『女に弱いのを直す』? 逆だよ、ガイ。君は自分が思っている以上に、その『弱さ』のせいで周りを巻き込む才能がある」

ガイ「笑うな。俺は、これ以上誰かを傷つけたくないし、自分を律したいと言っている」

キキョウ「……そっか。そういうことなら応援するよ。あっ、だからサーシャさんが隣に居て監視してるんだ!」

サーシャ「ええと、それはまた別の理由があってですね……」

キキョウ「聞かせてよ。いい肴になりそうだし……夜はまだ長いしね」

⭐︎キキョウと話しました。
834 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/02(月) 23:18:44.50 ID:EhBc+KnaO
ーーココロイシ道具店

アモ「……眠れなかったなら私に相談してくれればよかったのに」

ガイ「……アモは心属性の魔法を扱うんだったな。アモがどこまで出来るかわからなかったのもあるが、寝るためだけに魔法の使用を頼むのは申し訳ないと思っていたんだ」

アモ「ふふっ……私、淫魔だよ?むしろ、喜んで手伝うってば。今日からやってあげようか?」

ガイ「……普通に寝かせてくれるんだよな?」

アモ「……」ニコリ

ガイ「……」

ガイ(なぜ黙っているかはわからないが、俺は仲間を信じると決めたんだ。だから、嫌な予感がするのはきっと俺の気のせいなんだろう……さて、今日の行動は──)

◆現在はオノゴロ諸島です。(18日目)

何をする?
安価下1~3

誰かに捜索されています。
コンマ下1
01-40見つけた
31-00見つからない
835 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/02(月) 23:19:23.58 ID:Ob8y9YuO0
ガイとアインズ、サララに重労働を課せられる
836 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/02(月) 23:22:16.09 ID:fZvWbf0qO
寺小屋主催のコマ回し大会に参加してみる
837 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/02(月) 23:26:02.09 ID:m2yeTawuO
10年前の災害時に飛来した不死鳥の話を聞き、不死鳥のことやその祝福について考える
838 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/03(火) 00:29:35.95 ID:qn3I7t63O
箱を持ったガイ「サララ……この箱はここに置いていいのか?」

サララ「えっ?……ああ、はい!そこでお願いします!」

大量の箱を持ったアインズ「これらはどこに置けばいい?」ヌッ

サララ「そんなに沢山運ばなくても、少しずつで大丈夫ですよ!?」

アインズ「気にするな……これは昨日の詫びも兼ねている。遠慮せずに私たちを使ってくれ」

サララ「き、昨日の……」



アインズ「っ……はっ、ガイ♡ガイ♡んんっ♡……///」

襖の隙間から覗くサララ(わ、わぁ……あんなに激しく……///)コソコソ



サララ「き、気にしなくていいですよ!?その、男女であればそういう関係を持っていても可笑しくありませんし!?それに、その……お二人がそういうことをしているのを勝手に見てしまったのは私ですし……!///」アタフタ

ガイ「いや……よく考えなくとも、人様の家でやるようなことではなかった。すまない」

サララ「ですから、お気になさらず……!その、お二人がどうしても気になる、というのであれば今日の手伝いだけで手打ちにするので!」

アインズ「だが……いいのか?」

サララ「ええ、もう、ホントにご馳走様で──ゴホンゴホン!その代わり、今日は馬車馬のように働いてもらいますので、よろしくお願いしますね!」

アインズ「無論だ。次は何をすればいい?」

839 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/03(火) 00:30:02.11 ID:qn3I7t63O
ーーココロイシ道具店前

ワイワイワガヤガヤ

コマ台「」ドン!
白色のコマ「」グルグル……
赤色のコマ「」グルグル……

弾き飛ばされる赤色のコマ「」キィン!……コロッ……

メルル「白の勝ちィー!!!」バッ

眼鏡をかけた男の子「そ、そんな……ボクのエンペラエリオスが負けるなんて……こんなのデータにないぞぉ!?」

坊主頭の子ども「よっしゃ!やっぱり俺のブレイブザセインは最強だぜ!」

ワー!!!

ガイ「……子どもだけじゃなく大人まで見に来ているのか。それもこれだけの人数が……相当人気なんだな、この遊びは」

アインズ「こうした大会が月に一度は、街のどこかで開かれているらしい。今回はサララが大会の運営を任されていたようだな」

坊主頭の子ども「おい、見たか!?俺のこの強さを!カッコよかっただろ!?」

おかっぱ髪の幼女「はいはい、つよいつよい」

鬼の子ども「今回は運がよかっただけだろー?お前いっつも俺のメタリックローガンに負けてるじゃん」

坊主頭の子ども「うるせぇ!俺は今月の大会優勝者だぞ!敗者に……えーと、はつげんけん?はないのだ!はっはっはっー!!!」

おかっぱ髪の幼女「優勝者なら、敗者にも優勝者らしくしなよ」

坊主頭の子ども「……!そ、それもそうだな!よし、俺と戦いたいやつはかかってこい!夕方までは相手になるぜー!」ピュー

鬼の子ども「あっ、目つきの悪い兄ちゃんだ!暇なら一緒にやらねぇ?」

ガイ「……俺はコマを持っていない」

坊主頭の子ども「なんだ、それなら俺のやつ貸してやるよ。あ、ブレイブザセインは俺が使うから、この中から選んでくれよ」スッ

ガイ「おい、やるとは一言も……」

アインズ「ふふっ……ガイ、子どもの遊びだ。付き合ってやれ」

ガイ「……わかった。1回だけだぞ」

鬼の子ども「やった!俺、相手が初心者でも容赦しないからなー!」

ガイ(さて……どのコマを借りようか)

◆安価下1

1 ナショナリオフェアリー
2 イリスザダークヒーロー
3 アイシクルブレーダーミスティ
4 グランドアースエバンス
5 自由安価

◆コンマ下1

01-50 敗北
51-00 勝利
840 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/03(火) 00:34:55.89 ID:qn3I7t63O
本日も量は少ないですが、終わりたいと思います。このレスで安価及びコンマをとってしまっていたら下にズラしてください。

次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
841 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/03(火) 00:57:58.14 ID:dBVYPO6Y0
4
842 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/03(火) 01:31:02.75 ID:yR0eTR2zo
おつ
ちょっと荒治療だったけどこれで一安心かな?
全て明かすのはそれはそれでだけど何も話さないよりは断絶良い
843 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 08:31:46.69 ID:RK14+hE1O

イリスザダークヒーローとか高値で取引されてそう
844 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 19:16:57.97 ID:YQux9it6O
>>842
言葉の綾というやつで、流石になんでもかんでも包み隠さず話すようなことはしないかと思われますが、今までだったら隠してたようなことも話す関係にはなったと思います。

>>843
イリスザダークヒーローは初心者から上級者まで幅広く人気で扱いやすいコマです。バージョン違いも製作されたり、大会で優勝者に送られるコマに選ばれたりすることもあり、そういったものは高値で取引されることもあるみたいです。
845 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 19:17:23.11 ID:YQux9it6O
ガイ「……コレを借りるぞ」
グランドアースエバンス「」スッ

鬼の子ども「渋いの選んだな!ソイツは持久戦に持ち込めばかなり強いんだぜ!でも、今の流行りは高速で決着を着けるのが主流だから最近はあまり見かけないんだよなぁ」

ガイ「なるほど……お前のコマは?」

鬼の子ども「メタリックローガン!コイツは相手の攻撃を耐えてチャンスを狙うコマなんだ!兄ちゃんのグランドアースエバンスとは、相性的にいい勝負になると思うんだけど……とりあえずやろうぜ!」

ガイ「この台が空いてるな……始めよう」スッ

鬼の子ども「よし……いくぜ!」スッ

シャッ!

グランドアースエバンス「」ギュンッ
メタリックローガン「」ギュンッ

アインズ「流石に初手で失敗はしなかったか。その子どもの言う通りならば、持久力勝負になるはずだが……」

キィンッ……キィンッ……

メルル「おお、やってるねー。ガイが君がやってるのは意外かも?」ヒョコッ

アインズ「私は観戦だ。司会の仕事はいいのか?」

メルル「うん!サララと交代してきたから大丈夫!それにしても……あの顔、見てよ」

ガイ「……ッ」
鬼の子ども「持ち堪えてくれー!!!」

アインズ「……フッ、戦でもしているかのような面構えだな。それだけ真剣に楽しんでいるということか」

メルル「おっ、そろそろコマが止まりそう」

グランドアースエバンス「」フラッ……
メタリックローガン「」フラッ……

アインズ「どちらが勝つか……」

ガイ「……」グッ
鬼の子ども「頼むぞ……!」

グランドアースエバンス「」コテン
メタリックローガン「」コテン

メルル「同時に倒れたァ!」

アインズ「……ほぼ同時に止まったが、僅かにガイのコマの方が倒れるのが速かったな」

ガイ「フッ……ああ。俺の負けだ」

鬼の子ども「あっぶねー!!!負けるかと思ったぜ!兄ちゃん、いい勝負だったな!こんなにギリギリの戦いになったのは久々だったぜ!」

ガイ「俺も楽しかったぞ。コマを貸してくれてありがとう。コレは返す──」

鬼の子ども「いや、いいよ。それは兄ちゃんにやる!」

ガイ「……いいのか?結構するだろ、このコマ」

鬼の子ども「へへっ、いいんだよ!勝負に乗ってくれたお礼!……もしかして、いらなかった?」

ガイ「……いや。そういうことなら、ありがたくいただこう。大切にする」

鬼の子ども「おう!また戦おうな!」ニッ

⭐︎コマ勝負で負けました。
846 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 20:00:09.84 ID:YQux9it6O
ー夕方

アインズ「大盛況だったな」

サララ「ええ、お陰様で!売り上げも好調でした」

ガイ「ここの物は俺達で片しておく。サララは休んでいてくれ」

サララ「えっ、でも──」

メルル「だーめ!お姉ちゃん命令です!サララはもう休んでなさい!」ピシッ

サララ「お姉ちゃん……」

メルル「人に任せられるときは任せた方がいいよ。明日の準備もあるんだし、ほら、休んだ休んだ!」

サララ「そういうことなら……お願いしてもいいですか?」

アインズ「謝る必要はない。もとより、私たちを馬車馬のごとく働かせると言ったのはサララじゃないか?」

サララ「それはそうなんですけど……じゃあ、お言葉に甘えて、あとはお願いしますね!」



ーーココロイシ道具店 裏庭

メルル「ふぅー……終わり終わりー!お風呂入ろ!」

アインズ「ああ……ガイ、上がるぞ」

ガイ「俺は少し鍛錬してから戻る」

アインズ「そうか……なら先に行っている」

スタスタ……

ガイ「さて、始めるか」スッ

鈴の音「」シャラン……

笠を被ったイケメン狐獣人「最近はコマ遊びが流行っているんだね。街も随分様子が変わっちゃって……」

ガイ「もう大会は終わったぞ」

笠を被ったイケメン狐獣人「オレが子どもに見えるのかい?」

ガイ「……誰か知らないが、用事はなんだ」

笠を被ったイケメン狐獣人→アウル「世間話さ……光を集めている者と一度話してみたくてね。オレはアウル・フォクシー……君たちに試練を与える者の1人だ」ニヤリ

ガイ「試練?……ここでか!?」バッ

アウル「慌てるなよ。今、言っただろう?世間話だ、って」

ガイ「……」

木箱に座るアウル「話してくれる気になったかい?それじゃ、失礼して……」ストン

アウル「そうだな……10年前のこととか、どうだい?少しでも知りたいだろ?」

ガイ「続けろ」

アウル「多種族を排斥する奴らと比べたらマシだけど君も中々、無愛想だな……さて、10年前のこの国で起きた出来事について話そうか」

ガイ「それについてはある程度、知っている。どうして大罪人のお前が出歩けているんだ」

アウル「オレのことを知っていたか……表向きには囚人のままだけど、太政大臣の計らいによってお国のために上手く利用されてるのさ。少しでも、不利益になると判断されれば即座にコレが爆発……首なし死体へと早替わりって訳だ」
首輪「」コツコツ

ガイ「有用だな」

アウル「言ってくれるねえ。ま、否定はしないけど……こうして出歩けているのは何もキキョウのお陰だけじゃない。オレの命を残したヤツのお陰でもある。10年前にこの国を救った不死鳥……いや、スライムのお陰でね……」

ガイ「……わざわざ現れて、昔話だけのはずがないだろう」

アウル「あまりお気に召さなかったかい?じゃあ、君が食いつきそうな話題に変えようか。試練はオレが直々に与える。受ける気になったら、すたれ村にいるトモスケに声をかけろ」スクッ
蒼き星の杖「」キラキラ……

ガイ「世界樹の光……!」

アウル「オレはいつでもいいけど……最近は国内の様子がきな臭い。用事が済んだらとっととこの国を出た方がいいよ……じゃあ、待っているよ」スタスタ

847 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 20:00:52.22 ID:YQux9it6O
腕立て伏せをするガイ「……」クイッ クイッ

ガイ(不死鳥か……フローディアとは違ってマトモな力の使い方をしているように思える。それとも、不死鳥としてはフローディアが正しくて、この国を救った不死鳥が間違っているのだろうか……?)

ガイ(いや……正しさなんてのは、視点の問題だ。これに正解などないんだろう。答えを出すとするなら……俺が良いと思った方が、俺にとっての正解なのだろう)

ガイ(俺に与えられた祝福は……この国を救ったような使い方はできない。だが、それでも……誰かを守るために使うことはできるはずだ。ルーも利用できるものは利用しろと言っていたな……こう考えていると、代償の刃を使う理由付けにも使えてしまうが……)

ガイ(代償を払い続けて、全てを救う存在になるのも悪くないかもな──)

ガイ(……何を考えている、俺は。そんなことは、守るための力の使い方じゃない……仲間も、自分自身も……両方救ってこそ、俺にとっての正しい使い方だ……!)

ガイ「……っ、ふぅ……俺も上がるか……」

⭐︎力の在り方について考えました。
848 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 20:37:27.16 ID:WEQ9qwUiO
ガイ(眠るときにアモが協力してくれると言っていたが……一体どうするつもりなんだろうか。とりあえず布団に……)

盛り上がった布団「」モゾモゾ

ガイ(……明らかに誰か入っているな。はみ出ている尻尾から見て、アモだと思うが……中身を見てはいけないと、俺の中の警鐘が鳴り響いている。いや、警鐘がなんだ。そんなものは関係ない。布団からアモを追い出す──)スッ

めくられた布団「」ガバッ!

際どい服を着たアモ「……きゃー♡」

かけられる布団「」バサッ……

ガイ(何も見なかったことにしよう)

布団から顔を出すアモ「ん……ガイ、どうしてまた布団を被せたの?」モゾ

ガイ「俺はもう簡単に流されないと誓ったんだ。悪いが、この部屋から出ていってくれ」

アモ「……あ、この格好だったらそう勘違いしちゃうよね。大丈夫……私を信じて、中においで?」

ガイ「なんでそんな格好を?」

アモ「私の魔法を最大限に発揮するおまじない、みたいなやつ。淫魔の人たちが際どい服を着るのってそういう理由があるんだよ」

ガイ(……理由はともかく、仲間を信頼するんだ。アモと、俺の理性を信じろ……)

布団に入るガイ(絶対に手は出さないぞ……!)

アモ「ふふ、いらっしゃい♡……あとは、力を抜いて、ゆっくり目を閉じて……♡」

ガイ(……本当に寝かしつけにきたのか?とてもそうは思えないが……)

アモ「そうそう、いい子、いい子♡」ユラァ……

ガイ(……?意識が、飛ぶ──)

ガイ「……」zzz

アモ「……おやすみ、ガイ」



◆現在はオノゴロ諸島です。(19日目)

何をする?
安価下1~3

誰かに捜索されています。
コンマ下1
01-50見つけた
51-00見つからない

⭐︎試練を受けることができるようになりました。受ける場合はその旨を記載してください。
849 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 20:38:28.58 ID:iHHrlbSQ0
ガイ達VSグレイグ模擬戦のリベンジ
850 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 20:39:02.20 ID:eOA6YKhC0
ニナの試作飛空艇の飛行実験に付き合う
851 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 20:40:45.84 ID:q48f2Fj1O
サーシャ、和服姿でガイを誘惑
852 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/07(土) 20:41:57.89 ID:JomJFHcwO
サララ アインズとガイがこの前やった夜の行為に興味を持つ
853 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 22:45:09.24 ID:YRLx4ZzeO
ーーココロイシ道具店

グレイグ「ガイとリーゼリットに用事が……おお?なんだお前……前回と違って雰囲気が良さげじゃねぇか!」

ガイ「仲間と腹を割って話したんだ。少々変な流れにはなったが、良い方向に向かっている思うぞ。それで、用事は?」

グレイグ「ネオデロデロ教のことについてだ。最近、アイツらの布教活動やらを少しでも聞いたか?」

ガイ「……いや、聞いていないな。それが一体?」

グレイグ「数日前まで毎日のように布教していた奴らが動きを止めた……こりゃ近い内に何かデカい動きがあるぜ」

ガイ「デカい動きか……俺達の方で何かやっておくことはあるか?」

グレイグ「今まで通り動け。探りは俺たちの子分がやっている。お前らは光の捜索に並行して、いつでも戦えるようにしておけばいい。どこが戦場になっても可笑しくねぇからな」

ガイ「嫌な予感がしてきたな。わかった、準備しておく……グレイグ、時間はあるか?」

グレイグ「あ?あるけど、どうかしたか?」

ガイ「前回のリベンジをさせてくれ。俺が仲間を信頼することができているか、確かめたい」

グレイグ「ははん、なるほどなるほど。負けっぱなしじゃ格好がつかねえよなァ……!後輩が頼んできたんだ、胸を貸してやるのが先輩としての矜持よ!裏庭に行くぞ、他のやつに声かけてこい!」

ガイ「……感謝する」

854 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 22:45:35.38 ID:YRLx4ZzeO
サーシャ「グレイグさん、よろしくお願いします!」

リーゼリット「今度は負けないから!」

アインズ「悪いが、勝たせてもらうぞ」

アモ「そういう訳だから、覚悟してくださいね?」

グレイグ「クッ……ハッハッハッ!こりゃ手強そうだ!こっちも加減はナシだ!全員まとめてかかってきなぁ!!!」

メルル「泣きべそかくのは、そっちかもよ!」

それぞれの得物を構える一同「」スッ

サーシャ「援護は任せて……!」

リーゼリット「隙ができたら撃つ……!」

アインズ「正面は私が抑える!アモ、準備はいいか?」

アモ「いつでも大丈夫……合わせられるよ」

メルル「隙を見つけたら一気に……」

ガイ「……行くぞ」ダッ
855 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 22:46:55.99 ID:YRLx4ZzeO
グレイグ「なんだ、前と手は一緒か?それなら今回も──」
アインズ「こちらで相対するのは初めてだろう?」
大剣「」ブンッ

グレイグ「おおっ!?」
ハルバード「」ガキンッ

アインズ「まだだ……槍ほどの連続した攻撃は出来ないが、その分威力は大きく勝るッ!」ブンッ

グレイグ「ぐっ……!これじゃ風魔法を使う隙が無ぇな……!」キンッ

グレイグ「ぐっ……!?」
グレイグの肩に当たって消滅する魔力弾「」

リーゼリット「よし、命中……模擬戦だから、軽く痺れるくらいの威力に収まってるけどね!」

アインズ「皆の力を借りるまでもなかったかもな……!」ブンッ

グレイグ「やるじゃねえか……だが、俺を侮りすぎだ!」バッ

暴風「」ビュオオオオオオ──
後ろへ下がるアインズ「何!?」バッ

リーゼリット「しまった!風魔法が放たれた!」

グレイグ「少し、冷や汗かいたぜ……!だが、こうなりゃ前と同じように俺が勝っちまう──」

アモ「今回は違うよ?」ユラァ……

グレイグ「なっ!?こんな近くに、いつの間に……」

透明→メルル「にゃはは!私がアモちゃんをここまで近づけたんだ!この距離なら、対策をしていない心属性の魔法は滅茶苦茶効くはず!」スゥゥ──

グレイグ「ぬっ……」フラッ……

消えていく暴風「」ビュオ─

グレイグ「うおおおおおおおおお!!!!!!」ダンッ

アモを抱えて離れるメルル「嘘ォ!?」バッ

アモ「気合いで影響を少なくしてるの!?なんて無茶苦茶なことを……でも、コレで」チラ

メルル「うん……あとはあの2人が!」

グレイグに向かう魔力の矢「」ヒュンッ

グレイグ「くっ……矢は弾き飛ばせば──」

消えていく魔力の矢「」サァァ──

グレイグ「消えた!?」

サーシャ「今のは囮。本命は──」

アインズ「風が消えているぞ!」バッ
グレイグ「くっ……!これが本命!?だが、防ぎ切ったぞ!」ガキンッ

シュンッ

グレイグの後ろから首に短剣を当てるガイ「……これが本命だ」
グレイグ「……ハッハッハッ!!!参ったな、降参だ!!!」
地面に落ちるハルバード「」カラン……

アモ「それじゃあ……」

メルル「私達の勝ちだァ〜〜〜!!!」
856 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 22:47:35.79 ID:YRLx4ZzeO
アインズ「フッ……これで1勝1敗だな」

グレイグ「ああ……見事だったな。良い連携だ……」

短剣を引くガイ「……仲間の力がなければ、勝てなかった」スッ

アインズ「当然だ。私たちはパーティなのだからな」

サーシャ「でも、最後の踏み込みはガイだからできたことだよ。ちゃんと決めてくれてよかった……!」

リーゼリット「……うん。あそこで迷ってたら、きっと負けてた」

アモ「ふふっ……皆がちゃんと信じて動けてたからこその勝利だね」

メルル「いやー、完璧完璧!私の透明化も冴えてたし、アモちゃんの魔法もばっちり決まったし、サーシャちゃんの囮も上手かったし!」

グレイグ「ははっ、賑やかな連中だな……だが本当に、前とは別物だ。特にガイ、お前だよ」

ガイ「俺……?」

グレイグ「前のお前は、自分が全部背負おうとしすぎてた。仲間を信用してねえって訳じゃねえが、どこかで最後は自分一人で決めるしかないって面してやがった」

ガイ「……」

グレイグ「だが今は違う。仲間に任せるところは任せて、自分が決めるべき一手に全力を注げてる。ようやく、ちゃんとパーティの前衛になったって顔だ」

アインズ「……ふふっ、言われているぞ」

ガイ「茶化すな……」

サーシャ「でも、ちょっとわかるかも。今のガイは、記憶を無くす前みたいにちゃんと周りを見てくれてる感じがするし」

リーゼリット「……私も、そう思う」

アモ「えへへ……信頼してもらえるのって、嬉しいね」

メルル「よーし、この調子で明日からもがんばろー!」

グレイグ「浮かれるのはそこまでにしとけよ。今回は模擬戦、それも相手は俺一人だ。本番じゃこう綺麗にはいかねえことが多い」

アインズ「わかっている。だからこそ、良い確認になった」

グレイグ「そういうこった……それとな、さっきの話は忘れるなよ。備えだけはしっかりしておけ」

ガイ「ああ……肝に銘じておく」
857 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 22:48:07.66 ID:YRLx4ZzeO
グレイグ「ま、今日のところは及第点だ。少なくとも今のお前らなら、一緒に戦っても背中は預けられる……そう思える程度にはな」

サーシャ「それって、結構すごい褒め言葉じゃない?」

リーゼリット「……うん。グレイグさん、あんまり素直に褒めなさそうだし」

グレイグ「おいおい、俺がひねくれ者みてぇじゃねえか」

メルル「違うの?」

グレイグ「違わねえけどな!」

アモ「ふふっ」

ガイ「……グレイグ」

グレイグ「ん?」

ガイ「胸を貸してくれて、感謝する。おかげで……確かめられた」

グレイグ「そうかい。なら何よりだ」

ガイ「……俺は、もう一人で戦うつもりはない。皆で勝つ」

サーシャ「……!」

アインズ「……ふっ」

リーゼリット「うん……」

アモ「ふふっ……」

腕を組むメルル「」ウンウン

グレイグ「ハッハッハッ! いいじゃねえか、それで。そういうのはちゃんと言葉にしといた方が、いざって時に強えんだよ」

アインズ「では、鍛錬はこれで終わりにするか。汗もかいたしな」

メルル「さんせーい! 早くお風呂お風呂ー!」

サーシャ「私も着替えたい……砂と汗ですごいことになってるし……」

グレイグ「おう、しっかり休め。休むのも強くなる為の内だ」

ガイ「……ああ」

スタスタ……

少し遅れて歩き出すガイ「……」

ガイ(皆で勝つ……か。言葉にしてみると、妙な感じだな……だが、悪くない。何が来ても、今度は、一人で抱え込まない。俺には、仲間がいる)グッ

⭐︎模擬戦に勝利しました。
⭐︎『連携技』の補正が+40になりました。
858 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 23:46:31.56 ID:Yw/N5WIMO
ーーニナの工房

試作飛空挺「」ズン……

サーシャ「わぁ……思ってたよりずっと大きいね!」

アモ「うん……クルーザーくらいの大きさを予想してたけど、それよりも全然……」

ガイ「驚いたな。もう組み上がったのか?」

ニナ「試作型だがな。けど、ほぼ完成品と言ってもいい……あとはこれを基に細かい調整を施すだけだ。ちょうどいい、乗ってみるか?」

アインズ「……いいのか?」キラキラ
アインズの尻尾「」ブンブン

ニナ「ククッ……自分で飛べるだろうに、こういうのに竜も興味が湧くんだな」

アインズ「む……変か?」

ニナ「そんなことはない。むしろ興味を持ってくれるのはありがたい限りだ」

リーゼリット「これだけ大きいと、運転も大変そう……」

ニナ「空を飛ぶってなると、どうしても複雑になってしまってな……これでも簡単にはした方だ。操作を説明してやる、ついてこい」スタスタ



ニナ「──といった感じだ。わかったか?」

サーシャ「……え、えーと……」

リーゼリット「ちょ、ちょっと工程とか気にすることが多すぎるかも……」

アモ「空を飛ぶって大変なんだね……」

アインズ「ふむ。大体わかったぞ。たしかに複雑だが、覚えきれないという程でもない。操作しても構わないか?」

ガイ「……大丈夫か?」

アインズ「任せておけ。ニナ、飛ばして構わないんだな?」

ニナ「ああ。やってみろ」

試作飛空挺「」ゴウン……ゴゴゴ……

859 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 23:47:01.71 ID:Yw/N5WIMO
ーートウゲン国政区

ザワザワ……

兵隊A「な、なんだあの飛翔物は!?」

兵隊B「新手の魔導兵器か!?」

ロヴィア「何あれ……?大きい、船……?」

聖女「……驚きました。あんな大きさのものが、空を飛ぶなんて……」

ホロウ「すごい……しかも、雲と同じくらいの速さで動いてる!?」



ーートウゲン城

ザワザワ……

リュウトウ「何事だ!?あれは一体なんだ!?」

イヨ「わ、わかりません!ただ、外国から飛んできたものではないと、確認はとれていますが──」

キキョウ「……あんなの、これまで見たことない。"今回"は本当に、私の知らないことばかり起きるな……」



ーーすたれ村

イクセ「アキトお兄ちゃん、あれ何!?」

アキト「拙者も初めて見たでござる……!街ではあんな物が作られているのか!?」

イクセ「……クロシュちゃんが見たら、なんて言うかな……」



ーー試作飛空挺 甲板

ビュオオオ──

サーシャ「ほ、ほんとに飛んでるの!?」

リーゼリット「街があんなに小さく……ニナさん、これ凄いですよ!!!」

ニナ「ククッ、そう褒めるな。これでもまだ、コイツは最高速度の半分も出していない」

アモ「これより速く飛べるんですか!?」

ニナ「ああ……尤も、そこまでの速度は求められていないだろうから使うことはないと思うがな」

アインズ「うん……うん、これはいい。自分で飛ぶのとは違った楽しさがある……!ははっ、ニナ、最高だ!!!これはとんでもなく素晴らしいぞ!!!」キャッキャッ

ガイ(あんなに嬉しそうに……空だからだろうか。いや、みんなで同じ景色を見られるのが、単純に嬉しいのかもしれない)

ニナ「ククッ……気に入ったようで何よりだ。気が済んだら、工房に戻ってくれ」ニヤリ

⭐︎試作飛空挺の試運転を行いました。
860 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/07(土) 23:52:43.91 ID:Yw/N5WIMO
というわけで本日は終わります。
次回はサーシャの誘惑(?)から始めたいと思います。よければお付き合いください。

それでは、また。
861 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/08(日) 01:15:22.09 ID:wyaDLqQgo
おつ
パーティが纏まって雪辱も果たせたか
しかし総掛かりでようやくだから最古幹部は強いな
862 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/08(日) 09:20:09.11 ID:glZjh5Nk0
おつ
アインズさん意外と器用だな。
863 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/08(日) 15:28:36.74 ID:UPGXRUHvO
>>861
グレイグさんは幹部になってからも鍛錬を続けていますので、それなりに強いようです。その強さが発揮されるような事態が起きなければいいのですが。

>>862
アインズさんは割と機械全般に強いみたいです。とくに、乗り物の類いには大山脈に住んでいた頃から興味があったようです。
ウォーターポートに滞在しているときにはイーリンと話し合っていたりする姿が見られています。
864 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/03/08(日) 15:30:02.79 ID:UPGXRUHvO
ーーココロイシ道具店

ガイ(これで飛行手段の問題は解決したな。この国の光を回収したら、そのまま浮島に向かうか……それとも一度ウォーターポートに戻るべきか……)

チョイチョイ

ガイ「ん?」クルッ

着物サーシャ「じゃーん!どう?」ヒラリ

ガイ「……似合っているな」

サーシャ「ふふっ……これ、サララさんに着るの手伝ってもらったんだ♪」

ガイ「その服、着るのはそんなに大変なのか?」

サーシャ「うーん……慣れたら一人でもできそうだけどね。意外と難しいんだよ」

ガイ「そういうものか……準備はできている。出かけよう」スッ



ーートウゲン宿場町 遊郭

ワイワイガヤガヤ ウフフ

ガイ(特に行く場所も決めてないと言うから、適当に歩いていたら……場違いな所に来てしまったな)

サーシャ「え、えーと……ガイ、ここに来たのってもしかして……?///」

ガイ「……違う。断じて、違う!!!」

サーシャ「そ、そうだよね!!!///その、てっきり……私のこと、そういうふうに誘ってるのかと……///」

ガイ「何を言っているんだ、お前は……!」

サーシャ「だ、だってほら……アインズと、そういうことしたんでしょ!?///」

ガイ「……それは……その、だな……」

サーシャ「や、やっぱりしたんだ……!」

ガイ「否定はしないが、今日はそういう目的じゃない!本当に偶然だ!」

サーシャ「ガイがそう言うなら信じるけど……でも、どうしてこんな場所に?」

ガイ「土地勘の無いまま、無軌道に歩いただけだ……歩かせて悪いな。国政区の方に戻ろう」

サーシャ「うん、そうだね……」

ガイ(答えを出す前に、サーシャとそういう関係になるのは……違う気がする。今は、まだ越えちゃいけない線だ)

サーシャ(ちょっとビックリしちゃったけど……もし本当にそうだったら、嫌じゃ……なかったんだけどな……)

◆サーシャと何か話す?(または行動等)
安価下1〜2
865 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/03/08(日) 15:36:01.07 ID:zbW4e/SBO
転んで着物がはだけた(下着つけてない)サーシャを庇ってその場を去る
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