【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 Ⅱ

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8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 13:52:19.98 ID:9CnC4t9mO
時間魔法の手ほどきを受けたい
9 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 20:31:25.59 ID:RIisvXqpO
ガイ「模倣ばかりで、お前の幸福はどこにある」

トゥルーエンド「私は造られた存在。与えられた役割以外に何を望むというの?」

ガイ「……望んでいるように見える」

トゥルーエンド「……なによ、それ」

ガイ「……自分で気づいていないだけだ。
本当は自分の意思で何かを選びたいと、どこかで思っている」

トゥルーエンド「……言っておくけれど、それはあなたの勘違いよ」

ガイ「そうか」

トゥルーエンド「ええ、そうよ。私は影武者で、代用品で……そのために作られて……だから……それ以外の何かを望むなんて……許される、はずがないわ」

ガイ「……」

トゥルーエンド「私は……模造品なの。大魔女様の代わりを務めるためだけに存在している。
だから……それ以外の気持ちなんて……あっちゃいけないのよ」

ガイ「なら、どうして泣きそうなんだ」

トゥルーエンド「……泣いてなんて、ないわよ」

ガイ「……」

トゥルーエンド「……余計な詮索はしないことね」

ガイ「……ああ。悪かったな」
10 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 20:31:53.82 ID:RIisvXqpO
ガイ「……ところで、一つ聞きたいことがある」

トゥルーエンド「……なに?今度は何を言うつもり?」

ガイ「大魔女は全ての魔法に精通すると聞いた。お前もそうなのか?」

トゥルーエンド「急に話題を変えるのね……模造品だから、万能ってわけじゃないけど」

ガイ「時間魔法について聞きたい」

トゥルーエンド「……時間魔法は適性がある者にしか扱えない。努力や才能の問題じゃなくて、そもそも触れられない人は一生触れられない類の魔法よ。大魔女様さえ扱うことはできなかった……私だって、教えることはできるけど扱うこと自体は無理よ」

ガイ「……俺には、適性がある。」

トゥルーエンド「え、あなた……時間魔法の適性があるの?」

ガイ「ああ」

トゥルーエンド「……それ、本当に希少なのよ?さらっと言わないでほしいわ」

ガイ「といっても、それを知ったのはつい最近でな……使い方もよくわかっていない。これまで使っていたものを速度強化だと思っていたくらいだ」

トゥルーエンド「速度強化と時間魔法を同じものだと……?ふふ……なるほど、時間の属性を持つ者にありがちな勘違いね」

トゥルーエンド「速く動くのと時間を扱うのは全く別物よ。結果が似て見えるから、気づかない人は多いけれど」

ガイ「……どう違う?」

トゥルーエンド「速度強化はあくまで自分を強化する魔法。筋力や反応速度を底上げしているにすぎないわ」

トゥルーエンド「でも、あなたがやっていたのは……自分の時間だけを、速く動かしている」

ガイ「俺だけの時間を……」

トゥルーエンド「ええ。あなたの体は強化されていない。ただ、時間が他より少しだけ速く流れていた。それだけで、世界が遅く見えるのよ」

ガイ「なるほど。確かに、身体が強化された実感はなかった」

トゥルーエンド「……正直に言うけれど、そのような使い方は危ないわ」

ガイ「危ない?」

トゥルーエンド「今は自分の時間だけをいじっているみたいだけど……時間魔法を深めれば、いずれ周囲の時間にも触れられるようになる。でも、それは世界の理そのものに手を突っ込むのと同じことよ。代償は必ず発生するし……当然、魔翌力の消耗も桁違いに激しい」

トゥルーエンド「あなたがこれまで感じてた異常な疲労……あれは時間を動かした反動。むしろ、生きていられるだけ運がいい方だわ」

ガイ「……危険だと自覚していなかった。教えてもらえるなら助かる」

トゥルーエンド「そうね……私が特別に見てあげる。時間魔法の適性を持つ者なんて稀少だし、それが世界めくれを止めるために必要なことだと思うから」

トゥルーエンド「……時間があるときに私のところへ来なさい。あなたに時間魔法の手解きをしてあげるわ」

ガイ「……頼りにさせてもらう」

⭐︎トゥルーエンドと出会いました。
※自由行動安価時、トゥルーエンドと交流する旨の安価でガイが時間魔法への理解を深めます。
11 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 20:32:24.04 ID:RIisvXqpO
ーーテラヌス・ウルス 噴水広場

ガイ(あの夢は本当に起きた出来事か。未だに信じられないが……ん?)

噴水「」シャワシャワ

砂漠スライムたち「〜〜」モニョモニョ

ガイ(スライムがあんなに……)

砂漠スライムA『ねえ、あのお兄さんこっち見てるよ』
砂漠スライムB『なんだか……目線がやらしいかも』
砂漠スライムC『わるいひと……?』

ガイ(……なんだか酷い勘違いをされているようだ。せっかく翡翠の賽の力でスライム語が話せるし、情報収集をしてみるのも手だな)

スタスタ……

砂漠スライムA『わっ……近づいてきた!」

ガイ『警戒しないでくれ……俺はガイという』

砂漠スライムB『えっ!スライム語を話せるの!?』

ガイ『……どうやら伝わっているみたいだな』

砂漠スライムC『ほんとにわたしたちの言葉……しゃべってる……!』

砂漠スライムA『でも、なんで?人間はふつう、わかんないのに』

ガイ『少し事情があってな。お前たちに聞きたいことがある。できれば、教えてほしいんだが』

砂漠スライムB『え、ええと……わるいひとじゃない……の?』

ガイ『よく勘違いされるが、悪い人じゃない。良い人でもないがな……』

砂漠スライムA『それで……聞きたいことってなに?』

ガイ『そうだな……』

安価下1〜2

1 古代遺跡について
2 巨大生物について
3 その他(自由安価)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 20:34:26.73 ID:OUEfCZWsO
3この町に怪しい人物はいるか
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 20:37:23.20 ID:x640BbRu0
1
14 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:25:01.30 ID:jjW2qCZbO
ガイ『古代遺跡について聞きたいんだが』

砂漠スライムC『古代遺跡はね〜……最近になって、今まで見つかってなかった場所がぽこぽこ出てきてるんだよ〜』

砂漠スライムA 『発掘の人が見つけたり、旅人がたまたま見つけたり……毎週のように新しい入口が見つかって、街の人すっごく喜んでるよ!』

砂漠スライムB『おかげで外から来る人が増えて賑わってるんだけどね。新しい遺跡が見つかっても、すぐに入れなくなることもザラだよ』

ガイ『なぜだ?』

砂漠スライムB『それはね……サラザール・ロートリンゲンっていう、すっごく迷惑な人がいるから』

ガイ『サラザール……?』

砂漠スライムA『うん!テラヌス・ウルスの嫌われ者ナンバーワンだよ!』

砂漠スライムC『へんなローブ着てて、目がきらーんってしてて……影から突然出てきたりするの』

ガイ『影……?』

砂漠スライムB『うん。影魔法っていうのを使うの。自分の影から分身みたいなのを出したり、影の中に潜って移動したり……』

砂漠スライムA『あの人ね、探検家やってるんだけど……本当は壊すために遺跡に行くの』

ガイ『壊す……?』

砂漠スライムC『そうなの〜!なんかね、変な神さまを信じてるんだって〜。古い遺跡は全部よごれたものだから壊さなきゃいけないって言ってるの〜』

砂漠スライムB『だから、宝物とか魔石は根こそぎ取って……最後にロケットランチャーっていう、大きな筒みたいなので爆破させちゃうの』

ガイ『……テロリストじゃないか』

砂漠スライムA『うん!まさに!』

砂漠スライムC『でも、あの人の兵隊さんたちがすっごく強くて……首長様たちも強く言えないんだって〜』

砂漠スライムB『おかげで見つかったばかりの遺跡は、サラザールに破壊される前に観光区画にする必要があってね……封鎖されたり、調査中止になったりが多いの』

ガイ『……なるほど。厄介な男だな』

砂漠スライムA『うん。ガイさんも気をつけてね!なんでも壊せば解決だと思ってるひとだから!』

砂漠スライムC『でもね〜、仲間には優しいんだって〜。よくわかんないけど!』

ガイ『……そんな男が遺跡に出没するなら、確かに警戒は必要だな』
15 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:25:40.36 ID:jjW2qCZbO
ガイ(警戒といえば……フローディアとセーレフェリアか。姿はわからないが、もしかしたらこの国に来ているかもしれない。怪しい人物がいないか聞いてみるとしよう)

ガイ『最近は遺跡の探索者や、大魔女帝国の人の出入りが激しいとは思うが……怪しい人物を見かけなかったか?』

砂漠スライムB『あなた』

ガイ『……俺以外で、だ』

砂漠スライムA『んと……二、三日くらい前にガイさんみたいな雰囲気の、大きい剣を背負った人を見たよ。古代遺跡を調べてるみたいだったけど?』

ガイ『……アルバか。既に到着しているんだな。他にはいるか?』

砂漠スライムC『う〜ん……あっ!銀髪の日焼けしたエルフさんを見たよ〜。なんか、フラフラしてて怪しかった〜』

砂漠スライムB『……金髪で背の高いお姉さんと古い言葉を話すオレンジ色のスライム……街にはあまりいないみたいだけど、その二人も古代遺跡を調べてるみたい……』

砂漠スライムA『あと、リンさんって人……十年前にこの国に来てから、夜な夜な大きい袋を引きずっててなんだかちょっと怖いんだよね……』

ガイ『……助かった。礼を言う』

砂漠スライムC『お兄さん、悪い人じゃなかった〜』

砂漠スライムB『でも、顔がこわいのはほんとだから直した方がいいよ』

ガイ『……善処する』

砂漠スライムA『わたしたちはこの辺りによくいるから、またお話ししようね!』

⭐︎砂漠スライムたちと話しました。
16 : ◆sIVlz2/mNs :2025/11/15(土) 22:46:54.63 ID:jjW2qCZbO
ーー宿屋「月明かりのオアシス」

ワイワイガヤガヤ

ガイ「……だいぶ人が多いな」

テル「ガイ君!お帰り〜♪もしかして街でナンパでもしてたのかな〜?」

ガイ「人聞きの悪いことを言うな……もう酒を飲んでいるのか?」

テル「うん!周りの人が飲み比べで勝ったら奢ってくれるっていうから、挑戦してきた人を片っ端から倒してきたんだよ〜!」

ガイ「身体に悪いぞ……他のみんなは?」

テル「ん」ユビサシ

酔い潰れサーシャ「ふぇぇ……」
酔い潰れリーゼリット「うぅ……飲み過ぎた……」

アインズ「こんなところで寝ると風邪をひくぞ、寝るなら部屋で寝ろ」
アインズの尻尾「」ペシペシ

ガイ「……サーシャにも飲ませたのか?」

テル「いやー。あれは事故というかなんというか……」

アインズ「ああ……まさかあそこまで綺麗に注がれた酒がサーシャの飲み物に混ざるとは……タイミングも悪かったな……」

ガイ「リーゼは?」

テル「リーゼリットちゃんは飲み比べに参戦して途中で敗退しちゃったの……いい線いってたんだけどねえ」

ガイ「……そうか」

アインズ「……今後の方針は全員が回復してからでも遅くはあるまい。今日は休んで、明日に話し合おう」

ガイ「ああ……」

現在はテラヌス・ウルスです。(2日目)
安価下1〜3
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:08.13 ID:sC34wckCO
ガイ ギルドでリュックをせおった冒険者と偶然会って仲良くなる
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:13.64 ID:dkOm3xtvO
ソーラとリアンノンに出会い、情報収集を兼ねて会話する
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:29.58 ID:cHj3twlhO
テル、テラヌスウルスのスライムに埋もれて壊れる尊死
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2025/11/15(土) 22:48:30.20 ID:xLNx6Pyx0
ヨードリーの所にいた金髪三つ編みちゃんの仕事の手伝いをする
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