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安価とコンマで異世界転生!その13
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955 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/21(水) 18:31:03.62 ID:6DMTGucro
あまりにも戦場に似つかわしくないので、
誰もがそうであると気付けなかったが、
料理に精通している中華は、
完全な自信を持ってそのように述べることができた
ぶりっ子「は、はい……?」
中華「自分でもめちゃくちゃなことを言っているのは分かっているつもりだ。けれど……」
彼は肉塊を拾い上げた
蒸気を放つそれからは香ばしい匂いが漂い
間違いなく焼肉______焼肉塊になっていた
956 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/22(木) 02:21:14.85 ID:/Z1kHwJ5o
怪盗「確かに、美味しそうな匂いがしますね……」
炎魔「これ、食べられるんですかね?」
中華「……そもそも、この肉塊の正体が分からないからなぁ」
そんなことを話していると、
捕虜たちが地下からどうにか抜け出してきたようだった
狙撃少女「外にいた部隊は全員倒しました……安心していいですよ」
957 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/22(木) 02:24:37.40 ID:/Z1kHwJ5o
本日はここまでです
ありがとうございました
958 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/22(木) 19:03:24.42 ID:/Z1kHwJ5o
捕虜A「た、助かった……」
一行は捕虜たちの拘束をはずし、
またすぐに出発する用意を始めた
男「……よし、それじゃあ行くか」
中華「あ、その前に……聞いておきたいんだけど」
中華は捕虜のうち一人に話しかけた
捕虜A「なんだ?」
中華「この肉塊の正体って分かる?帝国兵たちが話してたりしないかなって」
捕虜A「>>下1」
959 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/10/22(木) 22:15:14.85 ID:RrOtRKJo0
人造魔族の実験体らしい
960 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/23(金) 00:46:56.62 ID:qHcKGU+no
捕虜A「人造魔族の実験体らしい」
中華「人造、魔族……?」
捕虜A「そう言ってたのを聞いただけだ。詳しいことは知らん」
中華「……分かった、ありがとう」
その会話を最後にして、
一行は戦場へと向かうのだった
谷あいの中に、全力で向かっていく
961 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/23(金) 01:37:49.24 ID:qHcKGU+no
本日はここまでです
ありがとうございました
962 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/23(金) 18:30:37.74 ID:DpX99jUkO
男「……しかし、変な話だな」
氷魔「……なにがですか……?」
走りながら男がつぶやくと、氷魔は反応した
男「あの肉塊、人造魔族の実験体……つまり、完璧じゃない存在ということになるが……」
氷魔「……そうですね……」
男「どうしてあんなものを作ったんだろうか?」
氷魔「……兵器として……使うためでしょう……」
963 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/24(土) 04:00:13.66 ID:30T8nKfjo
男「まぁ、それはそうだと思うんだけどね」
氷魔「……なにか……あるのですか……?」
男「使おうと思えばジャバウォックが使えるわけだろう?アレを製作できるほどの技術があるなら、わざわざ有機的な魔族を兵器として作る必要があるのだろうか……」
氷魔「……実際……肉塊は制御が難しそうでしたしね……」
男「だから、不思議なんだ」
だんだんと戦場の喧騒が近づいてくる
964 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/24(土) 04:02:40.26 ID:30T8nKfjo
氷魔「……これは……仮説ですが……」
男「あぁ」
氷魔「……ベリアル由来の技術と……帝国由来の技術とが……あるのではないでしょうか……」
ジャバウォックと肉塊
二つの系統の違いを、技術派生の流れの違いとして氷魔は解釈していた
男「なるほど、確かに協力関係にあるようだし……ありうるな」
965 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/24(土) 18:52:48.06 ID:30T8nKfjo
すみません寝落ちしました
やる気「おっと、待つっす」
ぶりっ子「どうしましたぁ?」
やる気は一行を制した
やる気「落とし穴があるっすね。挟み撃ちに挟み撃ちで返されないように仕掛けてあるみたいっす」
怪盗「え、どこですか?」
やる気「目の前っすよ」
966 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/24(土) 21:14:27.21 ID:30T8nKfjo
狙撃少女「え?」
やる気「よっと!」
彼は拾った石ころを、
すぐそこの地面に向かって叩きつけた
すると、なにかが外れるような音がして、
そこが一気に崩落していくのだった
炎魔「うわぁぁ!?」
中華「深さ……はそこまででもないけど、幅がすごいね」
塹壕のように広範囲に及ぶ落とし穴が隠されていたのだ
967 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/25(日) 03:12:25.84 ID:dBri3VXyo
本日はここまでです
ありがとうございました
968 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/25(日) 19:07:10.19 ID:dBri3VXyo
やる気「さて、本格的に警戒するのはここからっすよ」
ぶりっ子「まだなにかあるんですかぁ!?」
やる気「そりゃそうっす、こんな浅い穴じゃ足止め程度にしかならないっすから、これに引っ掛かったやつを仕留める策があるはずっすね」
穴の深さは一メートルと少しほどで、
よほど打ち所が悪くなければ死ぬことはないだろう
氷魔「……そうですね……」
969 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/25(日) 20:44:41.66 ID:dBri3VXyo
狙撃少女「しかし、見たところ……穴の底になにかあるようには見えませんね」
爆破を引き起こしたり、
毒や酸で満たされているということではなさそうだったのだ
怪盗「ならまぁ、一つじゃないですか?答えは……」
炎魔「潜んでますね、誰か……」
一行がそう看破すると、
近くの物陰から>>下1が現れた
970 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/10/25(日) 21:41:47.02 ID:/mTpUTy10
転がっている白い毛玉
971 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/26(月) 02:08:36.47 ID:wwo1LzWRo
本日はここまでです
ありがとうございました
972 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/26(月) 19:38:28.79 ID:wwo1LzWRo
物陰から、転がっている白い毛玉が現れた
毛玉「………………」
男「あれは、まさか……!?」
中華「毛玉……?」
一行はその物体に見覚えがあった
『モフモフ』である
魔神となにがしかの関係がある……
あるいは魔神そのものの疑いすらある、
奇妙な生命体だった
973 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/26(月) 20:41:44.64 ID:wwo1LzWRo
氷魔「……モフモフが……相手なら……穏便に済みそうなものですが……」
それはタンブルウィードのようにひたすら転がり、
穴の中に落ちたかと思えば、
ひとりでに弾んで一行の前に来た
やる気「き、来たっす!」
炎魔「あ、あのー……モフモフさん……ですか?戦いとか、したくないんですけどー……」
毛玉「>>下1」
974 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage]:2026/10/26(月) 21:12:06.73 ID:/7In0NiV0
モフー⋯⋯(何か困っているようだ)
975 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/27(火) 04:22:20.61 ID:Mq3PIgIho
本日はここまでです
ありがとうございました
976 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/27(火) 19:12:31.56 ID:Mq3PIgIho
モフモフ「モフー??」
モフモフはなんとも沈痛な声で鳴いた
炎魔「……なにか、困っているみたいですね」
ぶりっ子「なにかって、なんですかぁ?」
炎魔「そこまでは、ちょっと……」
モフモフ「モッ……モッ……モッ……」
モフモフは鳴きながら穴の向こうへと進んでいく
977 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/28(水) 00:24:17.20 ID:yvPpByJ8o
怪盗「とにかく、ついていきましょう」
狙撃少女「私たちを騙そうとしているということは……ないですよね?」
男「まぁ……モフモフだし、そんなことしないだろう」
一行は一旦モフモフを信用し、
それの後を追うことにしたのだった
中華「敵は……いなさそうだね?」
進むが、やはり帝国兵が待ち構えているということもなかった
978 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/28(水) 04:41:27.32 ID:yvPpByJ8o
本日はここまでです
ありがとうございました
979 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/28(水) 19:50:50.23 ID:yvPpByJ8o
モフモフ「モフーッ!」
氷魔「……ここは……?」
モフモフはある岩壁の前で止まった
そこには一つの岩があって、
それ以外にはなにもなかった
モフモフ「ンモ!」
そして、モフモフは岩に向かって体当たりした
見た目通りの威力であり、
柔らかで手ごたえのない音がするばかりだった
980 :
◆cUhskXlNTw
:2026/10/28(水) 20:10:21.64 ID:yvPpByJ8o
ぶりっ子「きっと、あの岩の向こうになにかあるんですよぉ」
やる気「じゃ、どかしてみるっすか」
やる気は岩と岩壁の隙間に足を突っ込むと、
強引にその大岩を動かしたのだった
怪盗「おお!」
そこには洞穴の入り口があった
なぜ岩で隠されていたのだろうか、と一行は疑問を覚えるが、考えるよりも先にモフモフがその中へと入っていってしまった
狙撃少女「あ、待ってください!」
そして、それを追って一行も洞穴の中に入っていく
>>下1……洞穴の中はどうなっていたか
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