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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part8

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903 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:07:35.64 ID:JcbKKSk70
―あばら家

白金髪の幼女→幼リーリア「お義姉さん。ごはん、できたよ」トテトテ

 クリームシチュー「」ポン!

少女レイル「お、おお……。リーリア、私より料理上手……」

幼リーリア「……お料理、できる方が……高く売れる、から……」

少女レイル「……大丈夫。私たちはリーリアを売ったりなんかしないよ」

幼リーリア「うん……。でももし本当に生活に困ったら、わたしのこと、売っちゃって良いよ……?」

少女レイル「いやいや売らないってば。リーリアはウチの料理担当に決定したから、いなくなると困る」

幼リーリア「え、そうなの? いつ決まったの?」

少女レイル「今」

 *

―冬
 あばら家の庭

 一面の雪「」シンシン


幼リーリア「イチゴ、いっぱい採ってきたよ」

 カゴいっぱいのフユイチゴ「」ドッサリ

少女レイル「おお〜……。フユイチゴって見つけるの難しいのに、よく見つけてくるなあ」

幼リーリア「ふふ……。わたし、聞こえるから……」

少女レイル「リーリアは特別な力を持ってるのかもねえ」


 ザッザッザッザッ
 仕留めたイノシシ「」ズルズル

イノシシを引きずってくる少年ザイル「姉さん……またリーリア一人を働かせて、自分はダラダラしているのか」

幼リーリア「あ、お義兄さん」

少女レイル「私は外敵から家を守るっていう重大な仕事をしてるんだよ」

少年ザイル「……あまりリーリアばかりに負担を押し付けるようなら、出ていってもらうぞ」

幼リーリア「わ……! だ、大丈夫! わたし、全然平気だから……!」

少女レイル「ほら、リーリアもこう言ってる」

少年ザイル「はあ……。明日から少し遠出して、食料を探してくる。お前たちはこのイノシシでしばらく食い繋げ」

少女レイル「はいはい」

幼リーリア「うん……。ありがと、お義兄さん……」

 ◆
904 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:08:09.23 ID:JcbKKSk70
―あばら家

幼リーリア「お義姉さん……。お義兄さんは、どうしてわたしを助けたの?」

少女レイル「え? うーん……ど、どうしてだろう……」

 捌かれたイノシシ肉「」
 カゴいっぱいのフユイチゴ「」

少女レイル「……自分と重ねてた、とかじゃないかな。ザイル、以前は弱っちくて虐げられる側だったから」

幼リーリア「え、そうなんだ」

少女レイル「うん。あいつなりの正義ってやつじゃないかな」

幼リーリア「正義……」

少女レイル「暴力で成し遂げる正義なんてロクなもんじゃない――と私は思ってるけどね」

幼リーリア「……」

少女レイル「っとと、ごめんごめん。こんな話なんかしてもつまんないよね」

幼リーリア「……ううん。わたしも……ちゃんと、考えたい」

少女レイル「え?」

幼リーリア「お義兄さんにも……平穏で、いて欲しいの……。いつも傷だらけで……きっと、すごく怖い相手と戦ってる……。だからわたし……お義兄さんを、助けたい……」

少女レイル「………ふふ。そうだね……そうだよね。私だってそうだよ……! あいつは……私の弟なんだもの!」

幼リーリア「お義姉さん……!」

少女レイル「……でも、がんばるのはこの冬を越してからにしよう……。まだまだ寒いし……」

幼リーリア「う、うん」

 ◆
905 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:08:36.29 ID:JcbKKSk70
少女レイル(それから、何年かの時が過ぎた)

少女レイル(私たちは今、ザイル率いる傭兵団が攻め落とした国の城に住んでいる)

少女レイル(隙間だらけのあばら家で寒さに震えていたあの頃が、遠い過去のようだ)

少女レイル(ザイルが私たちのもとへ帰ってくることもめっきり減ったが、私たちは傭兵団長の身内ということで最上級の待遇で暮らせている)

少女レイル(……私たちは結局、ザイルを戦乱から遠ざけることなど全くできないままだった)

 *

―古城のバルコニー

 ヒュオオオオオ――…

リーリア「お義兄さん、いつ帰ってくるかな……」

レイル「さあ……。まあ心配することないよ。どうせ今回も無事に勝って来るだろうから」

リーリア「………」

レイル「あの馬鹿……こんなにかわいいリーリアに心配ばっかりかけて、本当にダメな男だね」

リーリア「そ、そんなことないよ。心配なんて……わたしが、勝手にしてるだけだし……」


「見ィつけた♪」


レイル「下がってリーリア!」バッ

リーリア「え、あ、え!!?」


白衣のエルフ幼女「まさか人間に生まれ変わっていたなんて。魂の追跡、すっごく苦労しちゃったなあ」ニコニコ


レイル「……誰? 私たちに何の用?」ジリ

白衣のエルフ幼女「世を賑わす新進気鋭傭兵団長の姉君であるレイル・クロード様――ではなく、用があるのはそちらのリーリアちゃんなんですねえ」ニコニコ

リーリア「えっ……!?」

レイル「近付くな……! それ以上近付けば――」

白衣のエルフ幼女「ん〜そうだなぁ……今回は、君しかいない!」バッ

 謎のカプセル「」ポイッポン!

突然現れる黒化したザイルのような何か「……」ヨロヨロ


レイル「!!?」

リーリア「えっ……!!?」


白衣のエルフ幼女「んじゃ後よろしく。制限は外しといたから死ぬまで頑張ってね〜」ニコニコ

黒化したザイルのような何か「ガ……アアアアアアア!!!!」

 砕ける石畳「」ドゴンッ!!


レイル(虚を突かれた私は、その黒化したザイルのような何かに為す術なく叩きのめされ――)

レイル(気が付いた時、その場には私以外誰一人残っていなかった……)

 ◆
906 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:09:56.51 ID:JcbKKSk70
―古城 殺風景な暗い部屋

 閉じられた窓「」

 揺れる安楽椅子「」ユラユラ

安楽椅子に座って呆けるレイル「」ボー

 ガチャッ!!

ザイル「レイル!」ダダッ

レイル「……ザイル」

ザイル「何があった!! リーリアは――リーリアは!!!」

レイル「……連れ去られた……。白衣のエルフに……」

ザイル「白衣の、エルフ……!?」

レイル「ごめん……ごめんなさい……。ごめんなさい……」ポロポロ

ザイル「………」

 *

レイル(程なくして、ザイル傭兵団はあのエルフの居所を突き止め……奪還した)

レイル(……リーリアの、遺体を)

レイル(………既にそのアジトにエルフの姿はなく、リーリアも用済みと言わんばかりに打ち捨てられていた状態だったという)


レイル(………リーリアの存在により皮一枚でギリギリ繋がっていた私とザイルの関係も……この件で完全に絶たれることとなった)


レイル(それから私が古城を去って何年か経った頃、ザイルがリーリアという国を興したという話を聞いた)

レイル(……私に……その国に住む資格なんかあるはずもない)

レイル(何もせず、何も考えず、静かに生きていこう……)

レイル(それが……きっと、一番良い……)

 ◆
907 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:11:47.11 ID:JcbKKSk70
クロシュ「……」


ザイル「……夢の覗き見とは、趣味が悪いな」ヌッ

クロシュ「んわっ!」モニャッ

レイル「まあいいんじゃないのぉ? 減るもんでもないし」ヌッ

ザイル「減る減らないの問題ではないだろう……」

レイル「それはまあ、そう」


ザイル「……しかし……あの件で、お前もこれほど苦しんでいたとはな……。レイル」

レイル「……苦しまないわけなくない? 私、ザイルよりあの子と一緒にいた時間長いんだよ」

ザイル「家事や雑用をやらせる為の都合の良い奴隷くらいにしか思っていないものと……」

レイル「まじか……」

ザイル「半分冗談だ」

レイル「………ねえザイル。リリアちゃんのこと、もう一度聞いて良い?」

ザイル「……」

レイル「あの子……本当に、リーリアと無関係だと思ってる?」

ザイル「……関係あるはずが、ないだろう。リーリアが世を去ったのは何百年も前のことだぞ」

レイル「そりゃ、常識的に考えればそうだけど……。ザイルは、それで良いの? リーリアのこと……もう、過去のことって割り切れてるの?」

ザイル「引きずっていて欲しいのか?」

レイル「そうだよ!! もっと引きずれよ!!! 国よりも、あのかわいいリーリアのことをさぁ!!!」

ザイル「……比べられるものか。どちらもオレにとって……等しく大切だった」

レイル「……そりゃそうだよね。ごめん」

ザイル「………まあ、指導者リリアがリーリアの関係者であろうとなかろうと……。ここの元国王として、感謝と祝辞くらいは贈るべきかもしれんな。随分遅れてしまったが……」

レイル「それが良いよ。リリアちゃん、きっと喜ぶと思う」

 ワイワイ キャッキャ



遠くからこっそり見ている白金スライム「」モニョモニョ


クロシュ「?」モニョッ

白金スライム「!」モニャニャ

クロシュ「??」モニョニョ

白金スライム「〜〜!!」モニャニャニャ


 デロデロデロ―トプン―


クロシュ(白金のスライムさん……逃げちゃった)

クロシュ(ザイルさんと、レイルさんのこと……見てた……)

クロシュ(なんだか……ちょっと、うれしそうだった……?)

 ☆ザイルとレイルの過去を覗き見ました

 ◆
908 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:25:16.09 ID:JcbKKSk70
―真正リーリア首都 滞在8日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:木綿のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*2       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1                   クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石                 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ                  星の粉
炎スライムの秘伝書               オリシン王家の栞
運命変転の魔導書                竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[06/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ  近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[6/8]
・聖女   近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
   図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル
909 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 00:27:35.03 ID:JcbKKSk70
―朝
 宿泊所 客室

 チュンチュン

クロシュ瓶「!」モニョッ

フメイ「あ、おはよクロシュ」

リュアン「おはようクロシュちゃん。今日はちょっとお寝坊さんだね」

 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「ん。おはよ、ございます」

聖女「おはようございます。良い夢を見られましたか?」

クロシュ「いい夢……」


クロシュ(……レイルさんと、ザイルさんの夢のこと……)

クロシュ(……のぞき見、しゅみが悪いんだって……)

クロシュ(言わない方が、いいかも……)


クロシュ「……み、見てない、かも……」

妖精「……? まあ、夢なんて忘れるのが普通だしね」


ミスティ「ふふ……なんだか懐かしいわ、こうしてまたあなたたちと一緒に起きるのが」

クロシュ「あ、うん! わたしも……ミスティさんと一緒なの、なつかしい」

フメイ「むむ……! フメイも、オノゴロじゃ一緒だったもん!」

リュアン「わ、私も……! 芸術都市までのほんの短い期間だけだけど……」

聖女「私もセイントレアでは同じ屋根の下でした!」

妖精「……それって張り合うことなの?」


◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・カリスの遺物を見つける(3/24)


真正リーリア首都滞在8日目

↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム

↓2コンマ リリア陣営の遺物探索
01-10 +6(6/24)
11-35 +4(4/24)
36-65 +3(3/24)
66-90 +2(2/24)
91-00 +0(0/24)

↓1〜3 自由安価 何をする?
910 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 00:29:14.44 ID:bVGYYKTWo
話の流れでミスティの故郷が近くにあることが分かり行ってみる
911 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 00:34:46.19 ID:UgPAZA+Ho
クリュナーが力付くでもザイルに戻ってくるよう強要しているほのぼのシーンを垣間見る
912 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 00:34:47.23 ID:B0BW6zcU0
アルバと雑談
913 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/06/29(月) 01:01:03.44 ID:JcbKKSk70
というわけで本日はここまで。次回はミスティの墓参り編、クリュナーのザイル労働強要編、アルバ氏と対談編です。よろしくお願いします
914 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 01:12:50.31 ID:63Eg1V4Eo
おつ
遺物探索は中々時間がかかりそうだなぁ
地道に探索繰り返して手がかりを探すのがいいか
915 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 19:01:03.21 ID:UgPAZA+Ho
大体の黒幕カリス
916 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/29(月) 19:38:26.94 ID:o1Y13XEkO
カリスを投げたけど、ここまでのヴィランになるとは、作った人間としては嬉しい限り。
917 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:08:00.14 ID:0+yY30W00
遺物探索は大変ですが、探索する場所や方法によって効率が上がることもあります。より効果的な探索をしていくのが良いでしょう
なお高効率な場所や方法でも2回目以降は通常と同じ効率になったり悪化したりすることもあるため、何度も同じやり方を繰り返すよりは別のアプローチを試し続けるのが良いかもしれません

カリス・ノーランドは恐ろしい存在なので、怪事件の裏にカリスの暗躍があったというケースは少なくないそうです。そんなカリス・ノーランドが既に世にいないというのは多くの生き物にとって良いことと言えるかもしれません。しかしながらカリス・ノーランドは様々な危険物質などを世に遺した可能性があるため、今後も注意が必要です

カリス氏が悪役として活躍している理由についてはいろいろありますが、あえて言えばクロシュさんやフメイちゃんと因縁のあるポジションが大きかったと言えるかもしれません。物語全体で見ればカリスよりも大きな壁はいくつかありますが、クロシュという個スライムの視点で見ればこの先カリスを越える敵はたぶん現れない気がします
918 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:08:31.80 ID:0+yY30W00
―南リーリア湿原 上空

 ヒュオオオオ――

空を飛ぶ輸送風船スライム気球「〜〜」フヨフヨ モニョモニョ


クロシュ「わあ〜!」キャッキャ

リュアン「風船スライムさんの……気球!」

聖女「た、高いです!」

フメイ「ふふん。フメイ、クロシュの気球で慣れてる」ドヤ

妖精「半年前は私たちもクロシュ気球で旅をしたねえ」

ミスティ「ええ。でもクロシュ自身は、スライム気球に乗せてもらうのは初めてじゃないかしら」

クロシュ「うん!」

 *

 眼下に広がる広大な湿地帯「」


妖精「……どう? カリスの拠点らしきものは見つかりそう?」

フメイ「んー……まだ」キョロキョロ

聖女「地道に足で探すよりも、空から探した方が効率が良いのは確かです。がんばりましょう!」

輸送風船スライム気球『でも、ここからだと遠すぎて手がかりを見逃したりしないかなあ〜』モニョモニョ

クロシュ『んゅ……ど、どうだろ……』モニョモニョ


双眼鏡を覗くリュアン「あ、皆さんあっちを見てください! 何か……廃墟のようなものが……!」

ミスティ「………あれは……スノウタウンよ」

リュアン「え……」

ミスティ「もうそんなところまで来てしまっていたのね。リーリアとは位置が近かったし……」

フメイ「スノウタウン?」

ミスティ「ええ。私の故郷。もう既に滅んで久しいわ」

フメイ「…………え、えっと……」オロオロ

ミスティ「気にしないで。私としてはもう決着のついたことだから」

フメイ「そうなの?」

ミスティ「ええ。元凶であるカリス・ノーランドは既に討ち倒したわけだし。まあ今まさにそのカリスの置き土産に悩まされているけれど……」

フメイ「……お墓参りとか、する?」

ミスティ「墓参り……そういえば、一度もやってなかったわね。でも今はカリスの拠点を突き止めることの方が大事じゃないかしら」

妖精「スノウタウンにもカリスの拠点が隠されている可能性はあるよ。というかむしろ、一度カリスによって滅ぼされた場所だから優先的に調べるべき場所かもしれない。リーリア国内にばかり気を取られてて、盲点だったかも」

ミスティ「……確かにそうね。それじゃあ……とりあえず、向かってみる?」

クロシュ「……ん!」

輸送風船スライム気球「〜〜」モニョニョ

 ◇
919 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:09:21.34 ID:0+yY30W00
―スノウタウン廃墟

 ヒュオオオオオ――…

 崩れた建物「」
 倒壊した家屋「」
 割れた石畳「」
 倒れた街灯「」


ミスティ「……」


クロシュ「……」

フメイ「……」

聖女「……誰もいませんね」

妖精「スノウタウンが滅んだのは10年くらい前。旧リーリアがセイントレアと戦争中のことだったらしい……」

リュアン「確か……一晩で滅んだって」

妖精「うん。カリス・ノーランドが何らかの実験を行った結果、らしい……」


ミスティ「……少し、歩いてくるわ」

妖精「わかった。私たちはカリスの拠点捜索をしてるから、何かあったら知らせて」

ミスティ「ええ」スタスタ


フメイ「……いいの? 一人で行かせて」

妖精「一人の時間が必要だと思う。決着がついたとは言っても、実際に帰ってきたのは初めてなんだから」

 *

フメイ「……?」キョロキョロ

リュアン「フメイちゃん、どうしたの?」

フメイ「んー……。カリスに襲われて滅んだんだよね? ここ」

妖精「うん。そうだよ」

フメイ「死体とかって、どこに行ったのかなって」

リュアン「死体……。言われてみれば……どこにもない……?」

聖女「ありませんね……」

 バサッバサッ

大魔女ホーク「カリスの実験の過程、あるいは結果によって消えた――という説が一番有力よ」

妖精「クローディア」

フメイ「一番有力……はっきりしてるわけじゃないの?」

大魔女ホーク「ええ。カリス・ノーランドの魔法や術式には未解明・未確認のものが大量にある。このスノウタウンで行われた実験や魔法もその一つ」

聖女「大魔女様でさえ解析が難しいのですか?」

大魔女ホーク「……本気を出せば、難しくなどないわ。でも今は奴の術式解析などに時間や労力を割いている暇はない、といったところよ」

フメイ「難しいんだ」

大魔女ホーク「難しくないと言っているでしょう。……まあ、カリスの遺した魔法が常識を超えたものという事実は認める他ないわね。加えて言えば、奴のそれは私のような奇跡的魔法使いが作り出す美しく洗練された術式とは正反対の、極めて複雑で回りくどくて難読で無駄だらけの下品なモノだからよ。しかも迂闊な者が手を出せば術者本人を殺す罠まで大量に仕掛けられている」

妖精「たぶん解析防止の為なんだろうけど……まあカリスらしい」

大魔女ホーク「そういうわけで、奴の魔法を再現したり一般化したりするのは現実的ではないわ。死んでも世の為になるものは遺さないというのがあの死刑囚らしいわね」

フメイ「ふうん……。カリス、やっぱり迷惑なやつ」

リュアン「迷惑って言葉で済むのでしょうか……」

 *
920 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:10:04.50 ID:0+yY30W00
―スノウタウン ミスティの家

 ヒュオオオオオ――

 廃墟となったミスティの家「」


ミスティ「……」

ミスティ(……遺体は見つからなかった)

ミスティ(私の家族だけじゃなく……他の人々の遺体も……痕跡も……。ここには、残っていない)

ミスティ(……知ってはいた。以前、そのように新聞に書かれていたのを読んだことがあった)

ミスティ(でも……実際に目の当たりにすると)

ミスティ(胸の奥に……形容しがたい苦しみを感じる……ような、気がする……)

ミスティ(……仇は討った。カリス・ノーランドは既に死んでいる)

ミスティ(ここでできることは……何もない)クルッ


エレノア「あ――」


ミスティ「え……!?」


エレノア「み……ミスティ……?」

ミスティ「……エレ、ノア……!? 」

エレノア「ミスティ……本当に、ミスティ……!?」



妖精「お〜いミスティ〜!」パタパタ

クロシュ「ミスティさん!」トテトテ


ミスティ「あ、みんな……!」

エレノア「え……?」
921 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:10:53.15 ID:0+yY30W00

妖精「日が傾いてきたからそろそろ帰ろうって……あれ、そちらの方は?」

ミスティ「私の懐かしい友人、エレノアよ。今まさに会ったところで、まさか生きていたなんて……!! こんなことってあるのかしら……!!」

聖女「なんと……! ミスティさんの他にも生き残りの方が……!」

リュアン「わあぁ……! えと……お、おめでとうございます……!?」

クロシュ「おめでと、ございます……!」

フメイ「ふうん。良かったね」

大魔女ホーク「本当に良かったじゃない! 生き別れの友人との再会なんて、すごくドラマチックだわ」

ミスティ「え、ええ……! 本当に、本当に良かったわ……! エレノア、あなたは今どうしているの?」

エレノア「え、あっ……。べ……別に、普通だよ。普通に旅をして……その日暮らしで……」

ミスティ「そうなの?」

エレノア「………ミスティこそ。良かったじゃん。なんか……いっぱい、新しい仲間がいるみたいでさ……」

ミスティ「えっ……?」

エレノア「あ、いや……ごめん、なんか嫌な言い方したかも。ごめん……! そんじゃ私、もう帰るから!」シュバッ

ミスティ「え、ちょっとエレノア!?」


 高速離脱していくエレノア「」ピューン


ミスティ「……???」

リュアン「え、ええと……? あの人って、確か宿泊所に泊まってるエレノア・ブライアーさんですよね? どうして急に帰っちゃったんでしょう」

妖精「あー……。いろいろ、難しいんだよ。人間ってさ……」

クロシュ「そうなんだ……」

大魔女ホーク「今どきの若い子は面倒くさいわね……」

フメイ「大魔女、性悪ばあさんみたい」

大魔女ホーク「誰が性悪ばあさんですって!?」バササ

妖精「いやでも今の言い方はちょっとだいぶ……」


ミスティ「……でもどうしていきなり帰っちゃったのかしら?」

聖女「……妖精さんの言った通り、ちょっと難しい問題かもしれないです。でもエレノアさんも私たちと同じ宿泊所に泊まっていますから、ゆっくりお話する機会はあると思います」

ミスティ「わかったわ。いっぱい話したいことがあるのよ。急に逃げたことも問いたださないと」

聖女「お手柔らかにしてあげてくださいね……」


↓1コンマ スノウタウン探索
01-35 +5(8/24)
36-65 +6(9/24)
66-90 +7(10/24)
91-00 +9(12/24)+血スライム
922 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/04(土) 21:12:29.61 ID:oDgynN6Lo
あ
923 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 21:45:06.60 ID:0+yY30W00
 ☆本日の活動で遺物探索進捗が(9/24)になりました

 ◆

―夕方
 真正リーリア市場

 ワイワイ ガヤガヤ

「あなたの力が必要なんです!! ザイル様!!」

「…………」


妖精「ん? この声は……」

クロシュ「エルダーサキュバスの……クリュナーさん!」


クリュナー「ザイル様!! お願いします!!」グイグイ

ザイル「……オレはもう、ただのテロリストだ。そんな者の存在は新たな火種にしかならないだろう」

クリュナー「加護があれば大丈夫です……! リリア様の加護があれば……!」グイグイ

ザイル「……どうしてもオレを従わせたいというのなら、その加護でオレの自由意志を奪えば良いだろう」

クリュナー「加護は自由を奪う為のものではありません……! 平和を維持する為のものなのです……!」グイグイ


フメイ「なんだっけ、ああいうの。ちわ喧嘩?」

妖精「違うと思う……」

ミスティ「シノホシのザイル……テロリストとなった今でも、帰還を切望されているのね」

レイル「どうかな〜。クリュナーちゃんの言い分を聞く限りじゃ労働力が欲しいだけじゃないかな」ヌッ

クロシュ「レイルさん!」

レイル「こんばんは」

リュアン「元国王ザイルの姉――を自称しているレイルさん!」

レイル「あれ。導師クロシュ、みんなに言ってないの?」

クロシュ「え、えと……。のぞき見、しゅみ、悪いって……」

レイル「あそっか。けっこうちゃんとしてんね」

妖精「え、どういうこと?」

レイル「導師クロシュに、私やザイルの小っ恥ずかしい過去の夢を見られちゃったわけ」

妖精「ああ……。てことは、レイルがザイルの姉っていうのは本当だったんだ」

レイル「まあ信じてくれなくても良かったんだけどね」



クリュナー「」グイグイ

ザイル「」グググ



聖女「それで……あの二人は、放っておいて良いんですか?」

レイル「良いんじゃない?」

リュアン「……」

クロシュ「……」


↓1選択
1.クリュナーに加勢する
2.ザイルに加勢する
3.放っておく
0.自由安価(できないことはできない)
924 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/04(土) 21:48:17.12 ID:ONGD4eks0
0とりあえず脳内クロシュ会議でどうするか相談してみる
925 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 22:12:37.35 ID:0+yY30W00
混沌クロシュ「ほっとけば?」

楽観クロシュ「ほえ、なんで?」

混沌クロシュ「わたしたちに関係ないもん。どうでもいいよ」

中庸クロシュ「一理ある。わたしも……関わる理由は、なさそうにおもう」

秩序クロシュ「ほええ……!? 中庸のわたしが、混沌なんかに与するの……!?」

中庸クロシュ「わたしは、理があるとおもう方を、選ぶだけ」

悲観クロシュ「わたしも……ほっとけば、いいとおもう……」

秩序クロシュ「悲観のわたしまで……!?」

悲観クロシュ「どうせ……最期には、苦しんで死ぬ……。関わる意味、ない……」

楽観クロシュ「そんなことない! ザイルさんも、クリュナーさんも、リリアちゃんも、しあわせになるのが良いもん!」

悲観クロシュ「ばか。あほ。まぬけ。穀潰し」

楽観クロシュ「んわわ〜〜!!?!?」プンスコ

悲観クロシュ「しあわせになるのが良いなんて大前提。それでもなれないのが、命だって言ってるの……」

 ギャーギャー プンスコプンスコ モニョモニョモニョ

中庸クロシュ「……秩序のわたしは……関わった方が良いって、おもうの……?」

秩序クロシュ「……わ、わかんない」

混沌クロシュ「わかんないのに反対してたの!?」

秩序クロシュ「どっちの、言い分も……正しいかもって、おもって……」

中庸クロシュ「ん。ザイルさんも、クリュナーさんも、間違ったことは言ってない、とわたしもおもう」

秩序クロシュ「うん……。でも……だからこそ、何かできること、あるかもって……」

混沌クロシュ「ないない。無駄なことするより、早くごはん食べて寝るのがいい」

秩序クロシュ「んゅゅ……」

中庸クロシュ「まあ……どっちの味方をすれば良いかわかんないときは、何もしない方がいいとおもう」

秩序クロシュ「ん……。わかった……」

 ◆

クロシュ「……」

妖精「まあ、放っておこう」

ミスティ「そうね。私たちが口出しすべき問題でもないし」

聖女「ですね……」

フメイ「リュアンも、それでいい?」

リュアン「えっ? う、うん。いいと思う」

 ◆
926 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/04(土) 22:13:37.27 ID:0+yY30W00
本日はここまで。次回もよろしくお願いします
927 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 00:27:09.26 ID:nRjsyYjYO
乙
旧リーリア同窓会は開かれるかな
928 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 02:04:55.75 ID:gxIYbCEeo
おつ
やっぱり人手が足りない…過労は医師に怒られそうだ
929 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 11:08:55.81 ID:MkUxD21+o
おつ

元国王の姉を自称する穀潰し、うーんあやしい!
930 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 15:17:23.60 ID:P4LpDT+RO
乙
カリスさんスパゲッティコードの使い手だった
931 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:16:59.49 ID:FXmimg/D0
旧リーリア民の方々が一堂に会す機会があるかは今のところわかりません。現在竜神村にいるエルダーサキュバス姉妹は今のリーリアの状況を知らない様子だったので、気軽に帰るという選択はなかなか難しいかもしれません。もし今後現在のリーリアの状況を知ることがあれば、気軽に帰ることもできるかもしれません

真正リーリアは豊かな国ですが、体制側の人材が不足しているという現実もあります。クリュナー氏はノーランド印の合法ドリンクを乱用してがんばっていますが、実際のところあまり褒められた働き方ではないかもしれません(エルダーサキュバスは強い種族なので、多少無茶をしても大丈夫です)(ノーランドのドリンクはアルツ医師監修済みの実際安全な合法ドリンクです。用法用量を守って正しく飲むのが良いでしょう)

レイル氏は元国王ザイルの実姉を自称していますが、その生活は配下の者たちに貢がせて自分は働かずに暮らすという穀潰しのようなものです。そしてレイル氏の元国王姉という自称は、クロシュが覗き見た夢によって真実であることが確認されました。レイル氏の情報が旧リーリアの歴史のどこにも残っていないのは、いろいろなことがあったからかもしれません

カリス氏の魔法は非常に難解で解析の難しいものであるそうです。実のところ、他者からの解析や模倣を防止する為にあえて術式を難読化させる魔法使いは時々います。カリス氏は難読化させるだけでなく術者本人に牙を剥くトラップを大量に仕込んでいるため、カリスの遺産を利用しようとして非業の死を遂げる闇の魔法使いも時々いるようです
932 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:17:26.50 ID:FXmimg/D0
―夕方
 宿泊所 ロビー

椅子に座って考え込むアルバ「……」ウーム


フメイ「アルバ、なんか悩んでる」

リュアン「悩んでそうだね……」


アルバ「……ああ、おかえりなさい皆さん」

クロシュ「ん、ただいま」

聖女「はい、ただいま帰りました。アルバさん、何かお悩みであればお聞きしましょうか?」

アルバ「……む、わかってしまいますか。悩んでいるのが」

聖女「私こう見えて修道女なので、お聞きするのは少し得意ですよ」

アルバ「……であれば少し聞いて頂きたい。メアリー王女殿下についてです」

聖女「メアリー王女様の」

アルバ「はい。皆様も既にご存知かと思いますが、私はメアリー王女殿下に避けられております。その現状に困っておりまして」

妖精「まあ……見るからに避けられてるね」

アルバ「原因はわかっています。私はアルベール陛下に忠義を尽くすセイントレアの近衛騎士。セイントレア嫌いのメアリー王女殿下に目の敵にされる理由としては十分です」

聖女「なるほど……。少し難しい問題ですね」

フメイ「じゃあセイントレアの騎士をやめればいいんじゃないの?」

アルバ「そういうわけにはいきません」

リュアン「では……メアリー王女様のセイントレア嫌いを無くしてもらうしかない……ですかね」

アルバ「それが一番だとは思うのですが……正直に言って、至難です。かつてのセイントレアが行ってきた所業の数々を思えば、元々他種族への偏見を持っていなかったメアリー王女が抱いた憤りは正当としか言えません」

妖精「その発言は近衛騎士として大丈夫なの?」

アルバ「現在は当のアルベール陛下もお認めになられております」

妖精「へえ、そうなんだ……」

聖女「であれば、今のセイントレア王国はメアリーさんが失望した排外主義の国ではない、ということをメアリー様にしっかりお伝えできれば解消できるかもしれません!」

アルバ「……私もそう思い、幾度か説得を試みたのですが……聞く耳をお持ちにならないのです」

妖精「ああ……」

アルバ「そこで、皆さんの方からも今のセイントレアは正しい方へ進みつつあることをメアリー殿下にお伝えして頂きたいのです。近衛騎士の私が言うよりも、きっと皆さんの言葉の方が伝わりやすいはずです」

聖女「わかりました。ご助力致しましょう」

アルバ「感謝します」

 *
933 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:18:08.12 ID:FXmimg/D0
―客室

 カクカクシカジカ

聖女「――というわけで、今のセイントレアはもう以前の排他的な王国ではないそうですよ」

メアリー「そのようですね」

聖女「あれっ、知ってらしたのですか?」

メアリー「私、これでも王女です……。お母様がご尽力なさっていたことなど知らないはずがないでしょう」

聖女「そ、それはまあ確かに……」

フメイ「じゃあ、実はもうセイントレアのこと、そんなに嫌いじゃないの?」

メアリー「それとこれとは話が別です。悪しき姿勢を改めたからと言って、過去の罪の一切が洗い流されることなどありえません」

リュアン「そ、その通りです……」

メアリー「王国は未だ、傷付け、壊し、奪っていった国々への償いを果たしておりません……。ご尽力なさるお母様には敬意を表しますが、多くの王族や貴族たちは未だ他種族への差別意識を堅持しております。そのような者たちを未だに抱えるセイントレア王国などを、どうして許すことなどできましょうか」

妖精「でもそれなら、王宮に残って王妃と一緒に頑張る道もあるんじゃないの?」

メアリー「私にとっての最善は、デロデロ化です。お母様のことは尊敬しておりますが、他種族との融和では足りないのです。全てが平等に溶け合う未来こそ、真の正しい世界なのです……」

聖女「わ、わかりました……」

メアリー「………アルバに、私の説得を頼まれたのですか?」

聖女「」ギクッ

メアリー「全く無駄なことを……。アルバにお伝えください。アルベール王がデロデロを支持するならば文句一つ言わず真っ直ぐ帰ってやっても良い、と」

 *
934 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:20:09.79 ID:FXmimg/D0
―宿泊所 ロビー

 カクカクシカジカ

妖精「というわけで、アルベールがデロデロ派になるなら文句言わず真っ直ぐ帰ってやるってさ」

アルバ「……」ギギギ


フメイ(わ、アルバ無表情で固まった)

リュアン(すごい威圧感です……! 一体何が……!?)


アルバ「………わかりました。であれば、遠くないうちに力づくで無理矢理連れ帰ることになるでしょう」

フメイ「王様に言うだけ言ってみれば? デロデロ派にならないかって」

アルバ「ありえません。今のセイントレアは他種族との融和を掲げていますが、その核は人の国なのです。デロデロ教なる異教の教えは断固として拒否します」

クロシュ「!」ガーン!

妖精(まあそりゃそう)

アルバ「そしてそのような悪しき教えを広めようとしているメアリー殿下を、このまま野放しにしておくわけにはいかないのです」

 スタスタスタ…

メアリー「フフ……本性を現しましたね、王国の犬アルバ・ローランド」スタ

アルバ「メアリー殿下……」

メアリー「皆さん聞きましたか? これがセイントレアに忠義を立てる騎士の本性です。融和路線だのと言いながら、その内実は異教の教えを悪しきものとして唾棄し、骨の髄までこびりついた人間中心主義を自覚すらできない。このような者たちの蔓延る王宮で孤軍奮闘なさるお母様が不憫でなりません……。お母様をお救いする為にも、やはり一刻も早くデロデロ化を成し遂げなければ……」

アルバ「メアリー殿下……! デロデロが世界を救うなどと、本気でお考えなのですか……!?」

メアリー「そうですが? 別にあなた方に理解してもらおうとは思いません。泣き喚くだけの赤子に道理を説くなど、せんなきことです」


クロシュ「んわわ……」

リュアン「なんだか全然穏便じゃないです……!」

聖女「私はどうすれば良かったんでしょうか……」

妖精「どうしようもなかったんじゃないかなあ……。少なくともこの状況は聖女のせいじゃないよ、うん」

ミスティ「セイントレアの王族にはあんなお姫様もいるのね……。なんだか面白いわ」

フメイ「ん。面白い。フメイ、セイントレアのこと見直したかも」

 ◆
935 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:20:36.01 ID:FXmimg/D0
―真正リーリア首都 滞在9日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:木綿のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀     盾:         飾:虹晶の耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*2       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1                   クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石                 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ                  星の粉
炎スライムの秘伝書               オリシン王家の栞
運命変転の魔導書                竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[06/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ  近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[6/8]
・聖女   近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
   図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル
936 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:21:45.21 ID:FXmimg/D0
―朝
 宿泊所 客室

 リーリア湿原の地図「」バサッ

大魔女ホーク「スノウタウンに残っていたカリスの微かな魔力痕から、ある程度の方向性を絞り込むことができたわ。リリアたちがどれくらいのペースで探索しているかはわからないけれど、けっこうリードしているんじゃないかしら」

妖精「そうだといいけど、今のところまだまだ発見は遠そうだし気を抜かずに続けていくしかない」

ミスティ「カリスの遺物か……。ロクなことにならない気しかしないわね」

大魔女ホーク「ええ、その通りよ。絶対にロクなことにならないから、なんとしても止めなければならないわ」


フメイ「クロシュ、おおきいデロデロはどう?」

クロシュ「えと……あんまり、わかんない……」

リュアン「ここ最近はリリアちゃんたちとの対話とか、遺物探しの方に集中してたもんね……」

聖女「クロシュヴィアさんも一度この国に来たそうですが……。それと関係しているのでしょうか」

クロシュ「調べてみれば、わかるかも……」


◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・カリスの遺物を見つける(9/24)


真正リーリア首都滞在9日目

↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム

↓2コンマ リリア陣営の遺物探索(現在 4/24)
01-10 +6(10/24)
11-35 +4(8/24)
36-65 +3(7/24)
66-90 +2(6/24)
91-00 +0(4/24)

↓1〜3 自由安価 何をする?
937 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 22:22:46.22 ID:UvNEwolo0
郊外の湿原に行ってみる
938 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 22:23:55.33 ID:H/D2lcPWO
ちょっとカリスに変身してみてカリスの思考パターンを模してみて遺物の在りかを推理してみる
939 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/05(日) 22:24:30.80 ID:i4PC/qpgO
フメイ、脳内クロシュと夢で遊ぶ
940 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/05(日) 22:27:12.30 ID:FXmimg/D0
本日はここまで。次回は湿原探索編、カリスの真似をして推理してみよう編、フメイちゃんと夢で遊ぶ編です。
あまり進められず申し訳ありません。実のところ昨日から体調が悪いそうです。次回もよろしくお願いします
941 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/06(月) 05:06:06.29 ID:KFgraivY0
乙です。本人は気付いてない様だけど、自分の信条を絶対の正義だと信じ、他者の意見を聞き入れないというメアリーの性格は間違いなく父親譲り。しかも、その信条に周囲を巻き込んで被害者と利益を得る者双方を生み出した父とある意味同じ道を辿りつつあるあたり改めてこの王家の業の深さを感じさせられる。
942 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/11(土) 09:33:37.92 ID:JovviDp1o
結局ダウンの言ってた厄介な奴って誰なんだろうね
943 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 22:21:30.14 ID:kVpYSZIm0
自分の信念を絶対のものと信じ疑わない人物はメアリー氏やアルベール王に限らず作中にたくさん出てきているため、実のところセイントレア王家の際立った特徴とは言えないでしょう。また、ある作為によって利益を得る者と損害を被る者が発生するというのは世のあらゆる事象に言えることなので、セイントレア王家の際立った特徴とは言えないでしょう

ダウン氏の言っていた厄介な奴というのは、身も蓋もないネタバレをするとカリス・ノーランドです。ダウンさんはカリスが消滅したことを知らないため、未だにカリスを警戒して隠遁生活を続けています。もしカリスが既にいないことを知れば、ダウンさんも自由に外の世界を見て回ることができるかもしれません
944 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 22:23:06.12 ID:kVpYSZIm0
―南リーリア湿原

妖精「そういうわけで今日も遺物探しするよ」

クロシュ「ん!」

フメイ「ん」

大魔女ホーク「先日見つけた手がかりを参考にすると、北部地方におけるカリスの基幹施設はリーリア湿原の東側にある可能性が高いわ」

リュアン「東側……東側って、地図で言うとどの辺りですか?」

大魔女ホーク「この範囲ね」
 地図を広げるクチバシ「」ススッ

 リーリア湿原地図「」バサッ

ミスティ「……もう少し絞り込めないの?」

大魔女ホーク「十年前の痕跡からここまで絞り込めただけでも奇跡のようなものよ。この大魔女がいなければそれさえも困難だったと思いなさい」

聖女「実際、探す範囲が半分以上減ったのは大きな進歩です。ありがとうございます、大魔女さん」

妖精「とはいえ、探す範囲が未だにものすごく広いことには変わりない……。どうにかしてさらに絞り込む手段があれば良いんだけど……」

クロシュ「!」ピコン!

 デロデロ…モニョモニョモニョ…


カリスクロシュ「じゃ〜ん!」デン!


フメイ「んわあっ!?」コテッ

妖精「ぎえっ……!?」

ミスティ「!?」ギョッ

大魔女ホーク「………クロシュ。その悪趣味な擬態をやめなさい。悪ふざけなんて、あなたらしくもない」

カリスクロシュ「ふふ、違いますよ大魔女様。カリス・ノーランドの思考をトレースして施設の場所を推理する作戦です」

大魔女ホーク「!」

リュアン「わ……! クロシュちゃん、そんなことできるの!?」

カリスクロシュ「私、モノマネは得意なので」ニヤニヤ

聖女「ほ、本当にクロシュさんとは思えません……。あの、カリスに乗っ取られたりとかはないですよね?」

カリスクロシュ「当たり前じゃないですか。擬態対象になり切り過ぎて元に戻れなくなるなんて、ド三流スライムじゃないんですから」

妖精「カリスになり切りすぎてて怖いんだけど……」

カリスクロシュ「私、カリスの評価基準で言えば傑作なので」ニヤニヤ

ミスティ「……ま、まずい……クロシュだとわかっていてもぶん殴りたくなって来たわ……」


フメイ「………」

フメイ「…………」ジワワ

リュアン「あああっフメイちゃんが……!! クロシュちゃんなんでもいいから早く推理して、その擬態を終わりにして!!」

カリスクロシュ「わ……フメイちゃん、本当にかわいいです……! 泣いてるフメイちゃんも、ものすごく――」

 ベチン!!

妖精「いいからさっさと推理しろこの馬鹿ド三流スライム!!」プンスコ

カリスクロシュ「んわわわ〜〜!!」モニャニャ


↓1コンマ 推理
01-35 +5(14/24)
36-65 +6(15/24)
66-90 +7(16/24)
91-00 +9(18/24)+血スライム
945 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/11(土) 22:25:49.73 ID:JovviDp1o
高く
946 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 23:29:37.19 ID:kVpYSZIm0
カリスクロシュ「私なら当然湿原の奥地に施設を構えますね。このリーリア湿原にはヘルザリガニという天然の警備兵がいくらでもいるんですから、それを利用しない手はありません」

大魔女ホーク「ふむ……。そういえばヘルザリガニは強靭な生命だけど、カリス的には研究対象だったのかしら?」

カリスクロシュ「ただ強靭なだけの生き物に興味はないですね。スライムのような拡張性や、魔王に迫る絶技の一つでもなきゃ研究する価値を感じられません」

大魔女ホーク「ヘルザリガニの断頭鋏は、物理法則を無視してあらゆる防壁を貫く常軌を逸した武器よ。これ、魔王に迫る力と言えない?」

カリスクロシュ「えっそうなの!? ちょっと知らなかった……どうなんでしょう……」

大魔女ホーク「話を戻しましょう。カリスの研究所がありそうな場所は――」

 *

 モニョモニョモニョ…ポン!

スライムクロシュ「〜〜!」モニョニョ

フメイ「あ……クロシュ……!」ジワワ

スライムクロシュ「〜〜…」モニョモニョ…

フメイ「ばか……。もう、カリスなんかに擬態しちゃだめ……」

スライムクロシュ「〜〜…」モニョニョ…

フメイ「……フメイ、怒ってるんだからね……」

スライムクロシュ「〜〜〜…」モニャニャ

フメイ「ばかクロシュ……今夜は、お説教……!」プンスコ

スライムクロシュ「〜〜〜〜!」モニャニャニャ



リュアン「……一件落着、ですかね……?」

聖女「ふふ……そうだと思います」

妖精「フメイがクロシュに怒るところ、初めて見たかも……」

ミスティ「それほどのことだったってことね。私でもムカついたくらいだもの」

大魔女ホーク「でもお陰で更に場所を絞り込むことができたわ。次回の探索で一気に進めていきましょう」

 ☆遺物探索の進捗が(16/24)になりました

 ◆
947 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 23:30:28.06 ID:kVpYSZIm0
―夜

クロシュたんぽ「……」zzz
フメイ「……」zzz


ミスティ「あら……クロシュたんぽ、だったかしら」

聖女「はい、そうです。普段は瓶で寝ることが多いクロシュさんですが、フメイさんの要望に応えてああやって寝ることもあるんですよ」

リュアン「今日はフメイちゃんを泣かせちゃったもんね……。いっぱいぬくぬくして仲直りしてね」


メアリー「…………あ、あの……私も、導師クロシュたんぽを……使わせていただけたり、とかは……」

妖精「……本人に聞いてみれば? 普通に許可してくれると思うけど」

メアリー「でも……お、恐れ多いです……! 穢れたセイントレアの者などが、導師クロシュのぬくもりに包まれるなど……!!」

妖精「本当に面倒くさいなこのお姫様……!」

 ◆

―夢の会議室

フメイ「……ん」パチ

楽観クロシュ「わわ〜!」モニョモニョ

秩序クロシュ「フメイちゃん!」モニョッ

フメイ「……んん? クロシュが……2人……?」

中庸クロシュ「5人だよ。フメイちゃん」モニョッ

悲観クロシュ「……」モニョ

混沌クロシュ「フメイちゃん……! フメイちゃんだ……!!」モニョニョ

フメイ「え……えっえっ……!? ど、どういうこと……!?」

 カクカクシカジカ――

中庸クロシュ「――ということ」

フメイ「そうなんだ……」

楽観クロシュ「んへへ……。フメイちゃん、今日はいっぱいわたしとあそぼ!」モニョニョ

混沌クロシュ「フメイちゃんはわたしといくさごっこするの!!」モニョニョニョ

秩序クロシュ「も〜! フメイちゃんは一人しかいないんだから、みんなで仲良く遊ぶの!」モニョッ

混沌クロシュ「平和ぼけしてるおまえたちはフメイちゃんに相応しくないもん!」モニョニョ

秩序クロシュ「フメイちゃんだって戦いが好きなわけじゃないもん!!」モニョニョ

 モニョモニョモニョモニョ


フメイ「……?」

中庸クロシュ「どうしたの? フメイちゃん」

フメイ「あっちの……すみっこにいるクロシュは?」


隅っこにいる悲観クロシュ「………」


中庸クロシュ「あれは悲観を司るわたし……。わたしの、怖がりで後ろ向きな部分だから……フメイちゃんに、気後れしてるのかも……」

フメイ「そうなんだ……」
948 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 23:31:18.91 ID:kVpYSZIm0
 トコトコ

悲観クロシュ「……!?」モニャニャ

フメイ「フメイと、遊ぶ?」

悲観クロシュ「………わたし……きっと、フメイちゃんのこと……嫌なきもちに、させる……。だから……いい……」

フメイ「そんなことない。クロシュのこと、嫌になんかなるわけない」

悲観クロシュ「今日も……ばかなわたし、調子に乗って……カリスの真似なんかして……フメイちゃん、傷付けた……。ごめんなさい……」

フメイ「んーん……。あれのお陰で……遺物の探索、進んだ。だから……クロシュは、正しい」

悲観クロシュ「……」

フメイ「フメイこそ……泣いたりして、ごめん……」

悲観クロシュ「フメイちゃん、悪くない……!! ばかなわたしが、全部悪いの……!! 謝っちゃだめ……!!」モニャニャニャ

混沌クロシュ「そうだそうだ! 全部カリスがわるい!! わたしもフメイちゃんもなんにもわるくないもん!」モニョニョ

秩序クロシュ「珍しく、同意見……! 悪いのはカリスだもん、フメイちゃんはなんにも悪くないよ……!」モニョニョ

楽観クロシュ「ん。わたしたち、みんな悪くない!」モニョッ

中庸クロシュ「うん。無駄に責任を感じる必要、ないとおもう」

フメイ「……!」

混沌クロシュ「だから一緒に燃やし合いごっこしよ!」モニョッ

秩序クロシュ「だからそういうのはだめなの!!」モニャニャ


 モニャモニャ プンスコプンスコ キャッキャッキャ


フメイ「ふふ……」

悲観クロシュ「……フメイちゃん……」

フメイ「ん?」

悲観クロシュ「………もし、世界が滅んだり……デロデロになっちゃったり、しても……」

フメイ「……」

悲観クロシュ「………それでも……。えっと……」

フメイ「……」

悲観クロシュ「……」

フメイ「……」

悲観クロシュ「………なんでも、ない……」

フメイ「……フメイ、クロシュとずっと一緒にいる」

悲観クロシュ「!」モニョッ

フメイ「世界が滅んでも。デロデロになっても。他にどんなことがあっても。フメイ、もうクロシュを置いてどこかにいったりしない」

悲観クロシュ「………!」ジワワ

フメイ「だから……大丈夫。これからも、ずっと一緒」

悲観クロシュ「うん……!」モニョニョ

 ☆連携が強化されました

 ◆
949 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 23:32:58.54 ID:kVpYSZIm0
―真正リーリア首都 滞在9日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:木綿のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀     盾:         飾:虹晶の耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*2       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1                   クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石                 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ                  星の粉
炎スライムの秘伝書               オリシン王家の栞
運命変転の魔導書                竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[07/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ  近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[7/8]
・聖女   近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
   図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル
950 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/11(土) 23:33:34.44 ID:kVpYSZIm0
―朝
 宿泊所 客室

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ

フメイ「〜〜♪」


聖女「すっかり仲直りですね!」

フメイ「フメイ、クロシュとずっと仲良しだもん」

スライムクロシュ「〜〜♪」モニョモニョ

リュアン「雨降って地固まるって言うけど……最初から既にカチカチに固まっていたような気もします」

妖精「大した雨でもなかったしね」

ミスティ「……でも、なんていうか……良いわね。クロシュがフメイと一緒にいられて、こうして旅をしているなんて」

妖精「ふふ……私もそう思う。半年前はフメイを探す旅でもあったもんね」

ミスティ「ええ。なんだか感慨深いわ」


◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・カリスの遺物を見つける(16/24)


真正リーリア首都滞在10日目

↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム

↓2コンマ リリア陣営の遺物探索(現在 8/24)
01-10 +9(17/24)
11-35 +7(15/24)
36-65 +6(14/24)
66-90 +5(13/24)
91-00 +3(11/24)

↓1〜3 自由安価 何をする?
951 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/11(土) 23:35:12.57 ID:LLhLU08m0
メアリーにクロシュたんぽしてみる
952 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/11(土) 23:37:05.09 ID:5LUK7q5k0
広場の湿原スライム達に焼きどんぐりのお礼として料理を振る舞って可能ならクロシュヴィアとデロデロについて再度聞いてみる
953 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/11(土) 23:37:12.44 ID:KMAg6rT6O
クリュナーから夢魔法の手ほどきを受けて夢スライムに進化してみる
954 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 00:05:24.87 ID:gLORMj7A0
―宿泊所

クロシュ(そういえば……)

クロシュ(広場の湿原スライムさんたち、クロシュヴィアちゃんのこと、知ってるみたいだった……)

クロシュ(でも……焼きどんぐりもらったから……聞かなかったことに、した……)

クロシュ(……)

クロシュ(!)ピコン!

クロシュ(じゃあ……新しく、聞き直せば……聞いたことに、できる……!)

クロシュ(せっかくだから……焼きどんぐりの、お礼……何か、持ってこ……!)トコトコ

 *

―宿泊所 調理場

クロシュ「」ウロウロ


リュアン「クロシュちゃん調理場で何してるの?」ヒョコ

クロシュ「! えと……この前、焼きどんぐりくれた、スライムさんたちに……お礼、持ってこって、おもって……」

フメイ「お〜!」

聖女「良い心がけです! 何か作るのならお手伝いします!」

ミスティ「クロシュ、もしかして料理ができるようになったの?」

クロシュ「……わたし……味見、できる!」

妖精「……まあ、いつも通りクロシュには味見役をやってもらおっか。何でも美味しく食べちゃうからあんまり参考にならないけど」


↓1〜2 追加する食材を1〜2つ選択
肉類:トリ肉、ケモノ肉、ヒル肉、カエル肉
魚介:ヌマタニシ、アースナマズ、エレキウナギ、ザリガニ
野菜:ミズゴケ、湿地きのこ、ロータス根、ソセジの穂
穀物:リーリア小麦、ヌマイモ、甘もろこし
果実:どんぐり、リーリアベリー、ヤマブドウ
卵乳:トリの卵、ミルク、チーズ、バター
特殊:ゼラチン、岩塩、角砂糖、香辛料、星の粉
955 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 00:06:42.65 ID:QX9w3q/to
どんぐり岩塩
956 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 00:14:01.46 ID:Ry13CnDwO
カエル肉エレキウナギ
957 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 00:48:31.67 ID:gLORMj7A0
 香ばしいどんぐり炒めをまぶしたカエルとウナギの塩焼きグリル「」ポン!

クロシュ「〜〜!」キャッキャ
フメイ「〜〜!」キャッキャ

リュアン「カエル肉!? またカエル肉です!?」

ミスティ「あら、リュアンはカエル嫌いなの?」

リュアン「い、いえ。全然食べられます。でも、この調理場には他のお肉もあるじゃないですか!! どうしてあえてカエル肉を!?」

妖精「ま、まあそういうこともあるって……。でもこの料理、どんぐり炒めが香ばしくて良い感じだね。こっちの塩焼きは……エレキウナギ?」

聖女「はい。雷属性への適性や耐性が付くという噂がありますが……私たちにはあまり関係なさそうなので、普通に美味しいウナギとして食べられるかと」

フメイ「早速、広場のスライムたちに持ってく?」

クロシュ「うん!」

 *
958 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 00:49:12.20 ID:gLORMj7A0
―広場

 噴水「」シャワシャワ

 香ばしいどんぐり炒めをまぶしたカエルとウナギの塩焼きグリル「」ポン!

湿原スライムA『わわ〜! おいしそう〜!』キャッキャ

湿原スライムB『……いいの? もらっちゃっても……』

スライムクロシュ『うん! あ、でも……えっと……クロシュヴィアちゃんのこと……教えてくれる……?』

湿原スライムB『……それは……』

湿原スライムA『クロシュヴィアちゃんはここの地下でデロデロの陣を作ってるんだって〜』

湿原スライムB『あっ……』

湿原スライムA『んぇ? あっ……!!』

スライムクロシュ『デロデロの陣……?』

湿原スライムA『んわ〜!? き、き、聞かなかったことに……』モニャニャ

湿原スライムB『……もう遅いでしょ……。まあいいよ……ここだけの、秘密ってことで……教えてあげる……』

スライムクロシュ『ん!』

湿原スライムB『けっこう前に……クロシュヴィアっていう、透明なスライムが来たの……。外の世界で、デロデロっていうのを広げてるんだって……。でも、この国じゃ上手くいかなかったらしくて……。デロデロの仕掛けだけ、作ったみたい……』

スライムクロシュ『デロデロのしかけ……?』

湿原スライムB『うん……。もし、加護がなくなって……この国が、またひどいことになりかけたら……ひどいことになる前に、みんなデロデロにして……優しい終わりにするんだって……』

スライムクロシュ『!』

湿原スライムB『……きみ、星脈にもぐれるんだよね?』

スライムクロシュ『うん』

湿原スライムB『道順を教えてあげる。正しい経路をたどれば、大きなデロデロ……陣の中心まで、行けるから』

スライムクロシュ『わあ……!』

湿原スライムB『クロシュヴィアも……たぶん暇だろうから……お話しに行ってあげたら、喜ぶと思う』

スライムクロシュ『クロシュヴィアちゃん、いるの?』

湿原スライムA『うん! クロシュヴィアちゃん、物知りでなんでも知ってておもしろいよ!』

湿原スライムB『……スライムにしては、すごく変わってる……。まあ、おもしろいのは間違いない……』

スライムクロシュ『ん! ありがと……!』

湿原スライムA『んふふ〜どういたしまして〜』

湿原スライムB『……クロシュは、デロデロ教?の信徒なの……?』

スライムクロシュ『ほえ……? ん〜……違うとおもう』

湿原スライムB『違うの? クロシュヴィアに会いたがってたから、信徒なんだと思ってた』

スライムクロシュ『クロシュヴィアちゃんとは……ともだち!』


 ☆大きなデロデロの正体を知りました

 ☆大きなデロデロにクロシュヴィア?が潜伏しているという情報を得ました

 ☆美味しい料理を食べて元気になりました
  明日の終わりまで余剰満腹度+2、雷属性適性◯

 ◆
959 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 00:50:41.71 ID:gLORMj7A0
というわけで本日はここまで。次回もよろしくお願いいします
960 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 10:50:58.65 ID:Q8GQghGIo
おつおつ
カリスクロシュかわ…いやカリスへの悪感情が勝るわこれ!
ミスティ妖精の視点お母さんだわあ
961 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 17:40:27.45 ID:vhAKR1Meo
おつ
一気に探索値を稼がれてしまった…運が悪いと次回判定で見つけられちゃうかも
962 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 19:39:51.52 ID:gLORMj7A0
クロシュ氏はモノマネが得意なので、カリス氏の真似をする時も一切手加減なしの全力モノマネをします。本人に悪気はないのですが、それがフメイちゃんを傷付けてしまうことなどには想像が及ばなかったようです。クロシュ氏は優しいスライムですが、時折こういったコミュニケーション能力の不足に起因する失敗をしてしまうことがあります。今後の活躍にご期待ください

こちらの陣営も遺物探索を頑張っていましたが、実のところノーラちゃんたちも遺物探索をがんばっていたようでした。その結果すごいコンマとなって一気に遺物探索が進んでしまったようです。今まで少しリードしていた遺物探索レースですが、これでほぼ互角くらいになりました。油断せずに進めていくのが良いでしょう
963 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 19:40:40.34 ID:gLORMj7A0
―夜
 宿泊所 客室

聖女「ふう……。今日一日ゆっくりお休みできましたね」

妖精「ここのところ毎日遺物探しで湿原中を奔走してたからね……。今日は休息に当てて正解だった」

大魔女ホーク「でもリリアたちは遺物探しをしていたはずよ。私たちも明日からまた頑張っていきましょう」



ルルナ「クロシュちゃんって前はもっと上手に夢を操れてたんだよね?」

クロシュ「うん。えっと……女神さまと、ヴァンさんの、おかげ……」

ルルナ「女神さまとヴァンさん……?」

クロシュ「夢想の魔王……って、知ってる……?」

ルルナ「聞いたことないなあ……。その魔王と関係している人たちなの?」

クロシュ「うん……。今は……クロシュヴィアちゃんに、剥がされちゃった……」

ルルナ「は、剥がされた……? スライムってなんだかすごいんだなあ……」

ミスティ「力を失う前のクロシュは本当にすごかったのよ。複数の属性を使いこなし、気球になって大勢を運ぶこともできたの」

ルルナ「ええっ!? ほ、本当なんですかそれ!?」

フメイ「ふふん。クロシュはすごいスライムだもん」

リュアン「私も力を失う前のクロシュちゃんのすごさを見てみたいなあ……」

クロシュ「む、むずかしい……かも……」

メアリー「導師クロシュは今でもすごい最高の導師です。お間違いなきよう」ヌッ

フメイ「わっメアリー!」

リュアン「メアリーさん……最近また元気になってきましたね」

メアリー「くよくよしていても仕方がありませんから。王国の駄犬もこの女子部屋にまでは入って来れませんし」

リュアン「曲がりなりにもメアリーさんを探して大陸の北部にまで来た騎士さんのことを、そんな風に言うのはあんまりではないですか……?」

メアリー「彼はあの愚王に命令されて来ただけ。つまりただの仕事、食い扶持稼ぎです。彼も生命である以上自活に必死になるのは当然ですし、それを非難する気はありませんが……彼の評価を改める理由にもなりません。自身の食い扶持稼ぎなど、それこそ野良犬でさえ自力でやっていることです」

ルルナ「わあ……」

ミスティ「メアリー王女、見かけのよらず辛辣なのね……」

メアリー「普通だと思います……」
964 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 19:41:14.57 ID:gLORMj7A0
妖精「そういえばクロシュたんぽ使いたいって言ってたよねメアリー。どうせだしお願いしてみれば?」

メアリー「えっ……!? い、いえ……私、そのようなはしたないお願いなど……」

クロシュ「……クロシュたんぽ、つかう?」

メアリー「……」ググググ

フメイ「……」ジー

メアリー「うっ……フメイさん……」

フメイ「んー……まあ、メアリーならいいんじゃないの」

リュアン「えっいいんだ!?」

フメイ「クロシュ、フメイだけのクロシュじゃないし。メアリーも、そんなに悪いやつじゃないし」

妖精「だいぶ悪いやつな気もするけど……。まあそれなら後はクロシュ本人次第だね」

クロシュ「ん! デロデロには……しないけど」

メアリー「導師クロシュよ……!」


リュアン「……私も今度お願いしてみようかなあ……」

聖女「ふむむ……では私はフメイさんたんぽをお願いしてみます!」

フメイ「えー? んー……まあ、いいけど……」

聖女「!」パァァァァ

フメイ「やっぱだめ」

聖女「!」ガーン!

ミスティ「ふふ、半年前のパーティよりも随分ゆるい感じなのね」

妖精「女子供スライムだからね、ほとんど」

 ◆
965 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 19:43:28.67 ID:gLORMj7A0
―???

 空に浮かぶ白い光「」ユラユラ

 地上に瞬く無数の光「」チカチカ


スライムクロシュ「!」モニョッ

メアリー「……ここは……スライム界……? 導師クロシュが、私をここへ……?」キョロキョロ

 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「んーん……。クロシュたんぽで……一緒に、眠っただけ……。なんで……ここ、入ったんだろ……?」


 ストッ

クリュナー「……ようこそ、クロシュさん……と、セイントレアの王女メアリー様……」スタスタ

クロシュ「ほえ……?」

メアリー「あなたは……指導者リリアの秘書の……クリュナー、でしたか……?」

クリュナー「光栄です。しかし……残念ながら、本日はただのご挨拶に参ったのではございません」

クロシュ「?」

メアリー「――! 導師クロシュ、危険です! 戦の準備を!!」バッ

クリュナー「抵抗は無意味です。夢の中で、夜魔に太刀打ちできる者などおりません」

クロシュ「わわ……!?」ババッ

クリュナー「リリア様の……真正リーリアの為……加護の裡へ入って頂きます。それでは――おやすみなさいませ」スッ

 ポワポワポワ――

クロシュ「んわあああああ!!?!?」


↓1コンマ
01-10 加護られてしまった!
11-30 メアリーがクロシュをかばった
31-70 撤退成功
71-90 「女神の騎士を呼んだかい?」ヌッ
91-00 夢喰いスライム
966 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 19:51:59.14 ID:vhAKR1Meo
さて
967 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 21:15:23.31 ID:gLORMj7A0
 衝撃波「」ドムンッ!

クロシュ「んわ〜〜!?」ポヒューン――

 トプン―


クリュナー「!! しまった……!!」グッ

メアリー「ふっ……やはり導師クロシュが本命でしたか……。私の判断も、捨てたものではないですね……」

クリュナー「……ならば、あなた一人でも加護に入っていただきます。少しでもあなた方の戦力を削がないと」

メアリー「……勘違いしているようですが……私は、導師クロシュたちの仲間ではありません……。ただの捕虜です……」

クリュナー「同じことです。少なくとも次は、あなたがクロシュさんを庇うことはできない」

メアリー「……」

クリュナー「……ご安心を。加護に心を委ねた者は、みな幸せです」

メアリー「……どうぞ、お好きに。私の信仰は……加護なんかに、絶対に負けません……!!」

クリュナー「……リーリア様、お願いします」

白金スライム「!」モニョッ

メアリー「! 白金の……スライム!?」

 モニョモニョ…モニョモニョモニョ

メアリー「わ……わ、わわ……」


メアリー(心が……溶けていく……。嫌なこと……苦しかったこと……かなしかったこと……なにも、かも……消えていく……)

メアリー(でも……それでも……わ、わたし……は………!!)グググ

 ◆
968 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 21:15:51.00 ID:gLORMj7A0
―朝
 宿泊所 客室

 チュンチュン

スライムクロシュ「!」モニョッ

窓の外を見つめて背を向けるメアリー「……」

 モニョモニョ…ポン!

クロシュ「メアリーさん……?」

 クルッ

メアリー「導師クロシュ。おはようございます……」ニッコリ

クロシュ「お、おはよ、ございます」

メアリー「私……目覚めました。平和の尊さ……加護に身を委ねることの、素晴らしさに……」

クロシュ「!?」モニャッ

メアリー「こうしてはおれません……。真正リーリアの為に……一日も早く平和を世に広げ……世界全てに平和とデロデロを広めなければ……!!」スクッ

 スタスタスタ ガチャッ バタン

クロシュ「わ……わわ……んわわわ〜〜!?!?!??」モニャニャニャ

 *

妖精「つ、つまり……メアリーはクロシュをかばって、加護洗脳されちゃったってこと……!?」

クロシュ「う、うん……」

大魔女ホーク「まさか夢を通してクロシュを洗脳しようとしてくるとは……! 奴らもいよいよ手段を選ばなくなって来たわね……!」

リュアン「メアリーさん……大丈夫でしょうか……」

聖女「……リリアさんたちのやり方なら、少なくとも命の危険はないと思います」

リュアン「そ、そうですよね。でも……なんだか、悔しいです……! だって……メアリーさんは、誰よりも心からデロデロを信仰していたのに……それを捻じ曲げさせるなんて……!」

フメイ「でもメアリー、平和とデロデロを広めるって言ってた」

リュアン「えっそうなの!?」

ミスティ「……加護は、信仰を完全に上書きするわけではない……ということかしら?」

妖精「……まあ考えても見れば、デロデロも完全な平和を実現する為の方法の一つでもあるわけだし……もしかしたらメアリーの中では共存しているのかも……」

 ◇

―総統庁

ノーランド「〜〜♪」

リリア「上機嫌だね?」ヒョコ

ノーランド「リリアさま! ふふふ……昨日例の仕事がすごく捗ったんです! もうすぐ……世界全てが平和と幸福に包まれる時が来ます」

リリア「わ、本当!? ふふ、楽しみにしてる。でもあんまり無理はしないでね。どんなにすごい大義があっても、ノーラ自身が元気に健康でいることが大前提なんだからね」

ノーランド「もちろんです。自分の健康管理にぬかりはありませんっ」

 コンコン ガチャッ

クリュナー「失礼します。来賓をお連れ致しました」

リリア「来賓? 誰か来る予定あったっけ?」

クリュナー「セイントレア王国より、王女のメアリー・ロード・セイントレア様です」スッ

 スタスタ…

メアリー「お初にお目にかかります、リリア様……」ペコリ

 ◆
969 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 21:16:30.64 ID:gLORMj7A0
―真正リーリア首都 滞在11日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:木綿のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀     盾:         飾:虹晶の耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*2       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1                   クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石                 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ                  星の粉
炎スライムの秘伝書               オリシン王家の栞
運命変転の魔導書                竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[08/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ  近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[8/8]
・聖女   近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
   図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル
970 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 21:18:12.74 ID:gLORMj7A0
―宿泊所 ロビー

アルバ「」ウロウロ


フメイ「アルバ、うろうろしてる」

妖精「い、一応話しておこう……」

アルバ「! 皆さん、メアリー王女殿下をお見かけしませんでしたか」

クロシュ「え、えっと……」

妖精「メアリーは……加護に洗脳されて、どっか行っちゃった」

アルバ「!!?!?」

聖女「だ、大丈夫です! 命の危険は一切ないもののはずですから……!」

アルバ「……洗脳は、どうすれば解けますか?」

妖精「今のところわかってない」

アルバ「………」

聖女「あの……早まったことは考えないでくださいね。本当に……命の危険はないので……」

アルバ「王女が洗脳されたとなれば、外交問題です。最悪、セイントレアと真正リーリアの間でまた戦争が起きるかもしれません。それだけは……阻止しなければならない……」

ミスティ「……黙ってればわからないんじゃないかしら。メアリー王女は行方不明になったと――」

 窓「号外だよ〜!」ガラッ
  新聞「」バササッ

リュアン「ご、号外……こんな時に……?」

  新聞『セイントレア王女メアリー、総統庁にて真正リーリアの傘下に下ることを宣言!!』

アルバ「」

妖精「ああ……」

聖女「なんということでしょう……」

ミスティ「………ど、どうすれば良いのかしら。こういう時って……」


 ・メアリーが真正リーリア傘下に下りました


◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・カリスの遺物を見つける(16/24)


真正リーリア首都滞在11日目

↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム

↓2コンマ リリア陣営の遺物探索(現在 17/24)
01-10 +6(23/24)
11-35 +4(21/24)
36-65 +3(20/24)
66-90 +2(19/24)
91-00 +0(17/24)

↓1〜3 自由安価 何をする?
971 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 21:19:27.79 ID:Q1WFQN0W0
図書館行って洗脳解除の方法ないか調べる
972 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 21:34:49.91 ID:QX9w3q/to
遺物探索を続ける
なんならノーランドの集めた情報をこっそり戴く
973 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 21:35:38.74 ID:JUUsu1OiO
ルルナとアルバも誘って湿原探索
974 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 22:05:56.31 ID:gLORMj7A0
大魔女ホーク「……遺物探しも喫緊の課題だけれど、外交問題も深刻ね……。他国のことであっても、多くの血が流れるような事態は看過できないわ」

妖精「二手に分かれよう。メアリーをどうにかする組と、探索を続ける組に」

聖女「どういう風に分かれましょう?」

大魔女ホーク「風船スライムと妖精は空から探せるから遺物探索で決定。足腰が強くて体力のある者も湿原に行って欲しいわね」

フメイ「じゃあフメイとクロシュも湿原探索?」

大魔女ホーク「ええ。逆にメアリー王女への対処は体力よりも知力が必要になる。人間のあなたたちに向いているわ」

リュアン「は、はい! 頑張ります!」

聖女「わかりました」

ミスティ「私、探索の方が得意な気がするわ。洗脳解除の方法とか全くわからないし」

大魔女ホーク「そうね……ミスティは探索の方が向いているわ。探索組に入って頂戴」

妖精「クローディアはどうするの? 空飛べるから探索?」

大魔女ホーク「万能のワイルドカードたる私は、今回はメアリーの対処にあたるわ。私の知識が必要になるはずよ」

聖女「心強いです!」

リュアン「よろしくお願いします、大魔女様……!」

大魔女ホーク「フフフ、称えなさい。曇りなき応援こそが大魔女の最も大きな力になるのよ」

ルルナ「え、ええと……私も、何かした方が良いですか……?」

大魔女ホーク「半夢魔のあなたは私たちと一緒に調べ物よ。夢魔の感覚が必要な場面があるかもしれないわ」

ルルナ「わ、わかりました!」

アルバ「……私もメアリー王女殿下への対処に行きたいですが……探索の方が向いているかもしれません」

大魔女ホーク「ええ、その通り。歯がゆいでしょうけれど、湿原探索を手伝ってもらえる? あちらもあちらで世界を守る為に必須の仕事だから」

アルバ「ハッ! このアルバ、最善を尽くしましょう!」

 ◇

―図書館

大魔女ホーク「では早速調べるわよ!」

聖女「はい!」

リュアン「がんばります……!」

ルルナ「わ、私も役に立てるのかな……」

分体クロシュ「ん!」

↓1コンマ
01-70 リーリアの歴史
71-00 ある医者の手記
975 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 22:09:40.37 ID:BHgrvE+20
あ
976 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 22:54:18.67 ID:gLORMj7A0
分体ちびクロシュたち「」ピョンピョンピョンピョン


分体ちびクロシュ「〜〜!」モニョニョ!

 リーリアの歴史「」ポン!
 リーリア古代史「」ポン!
 リーリア古代地図「」ポン!

ルルナ「わ、ありがとうちっちゃいクロシュちゃ……えっクロシュちゃん!?」

リュアン「分体です!」

聖女「か、かわいい……!」

大魔女ホーク「クロシュ……無理をして。あの子なりのがんばり、ありがたく受け取りましょう。まずどの本を解読するべきか――」

 ◆

 ペラッペラッペラッ――

大魔女ホーク(いくつかの古書を解読してみたところ……ある一つの事実が浮かび上がってきた)

大魔女ホーク(リーリアは……��先代�≠フ世界樹を擁する地だった可能性が非常に高い)

大魔女ホーク(他の地域では見られない巨大なステライト鉱脈の存在も、それを裏付けている)

大魔女ホーク(先代の世界樹は白金のように輝く美しい巨樹だった――という記述も、この地で算出する白金ステライトの特徴と合致している)

大魔女ホーク(そして、先代世界樹の精霊は――)

大魔女ホーク(��争いを鎮める神威�≠�持っていたという――)

 ◆

聖女「……つまり……加護は、先代世界樹の精霊さんの、力……?」

大魔女ホーク「……その可能性が高いわ」

ルルナ「世界樹の精霊のちから……!? な、なんだか全く想像がつかないというか……。心属性じゃないのはわかってたんですけど……」

リュアン「ど、どうしてリリアちゃんがそんな力を……?」

大魔女ホーク「……まだわからないわ。様々な可能性がある」

分体クロシュ「……リリちゃん」

大魔女ホーク「……リリアの親友だったという、リリという白金スライムのことも詳しく調べたいわね。ただ……10年前に死んでしまったというのが本当であれば、難しいかもしれないけれど……」

分体クロシュ「……」

 ☆古代リーリアと先代世界樹についての情報を得ました

 ◆
977 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/12(日) 22:54:45.27 ID:gLORMj7A0
―東リーリア湿原

空を飛ぶ風船スライム気球「〜〜」フヨフヨ


双眼鏡を覗くミスティ「……! あそこ――野営の跡があるわ!」

妖精「本当だ。けっこう新しい……」

アルバ「……真正リーリアに冒険者は極めて少ない。ならば、アレは――」

フメイ「ノーラ!」

クロシュ「!」モニョッ

妖精「ゆっくり、静かに近づいてみよう……! ノーランドの野営地なら何か手がかりを盗めるかも……!」

 *

降下する風船スライム気球「〜〜」フヨフヨフヨ…ポスン

 *

 テント「」
 焚き火跡「」
 整頓された調理器具類「」

クロシュ「」コソコソ
フメイ「」コソコソ

妖精「幸いノーランドは今いないみたいだ……。この隙に情報を盗もう」

アルバ「……大義の為とはいえ、窃盗は気が引けます」

妖精「ま、まあほら。盗むって言っても情報だし……」

ミスティ「そうよ。気にすることないわ。減るもんでもないし」

アルバ「そういう問題なのだろうか……」


↓1コンマ
01-10 ノーランド「何をしているんです?」ヌッ
11-35 +2(18/24)
36-65 +4(20/24)
66-90 +6(22/24)
91-00 血スライム「何してるの?」ヌッ
978 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 23:03:09.24 ID:69pKDhq7O
あ
979 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/12(日) 23:03:41.20 ID:6S6XW1G/O
ヌッ!
980 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/13(月) 00:02:14.63 ID:fTBdWXuN0
 ノーランドのメモ「」
  ミミズがのたくったような字「〜〜」

ミスティ「……字、汚すぎじゃない?」

フメイ「字が汚いとこ、カリスとおんなじだ……」

アルバ「カリス・ノーランドも字が汚かったのですか?」

フメイ「うん」

クロシュ「わたし……読める!」

妖精「本当? じゃあクロシュ、ちょっと解読してくれる? 私も流石にこの字は読めなくて……」

クロシュ「ん!」

 ◇

クロシュ「えっと……東側の、このくらいの、あの辺に……遺物があるかも……だって……」

妖精「それなら、私たちの絞り込んでる範囲と組み合わせれば――」

 さらに範囲が絞り込まれた地図「」ポン!

ミスティ「かなり絞り込めてきたわね……!」

妖精「うん! よし、それじゃあ今日はこの辺りで退散しよう! ノーランドが戻って来るかもしれないし」

 ☆遺物探索の進捗が(18/24)になりました

 ◆
981 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/13(月) 00:02:54.45 ID:fTBdWXuN0
―総統庁

ノーランド「はい、新薬の解説です。適当に精査しといてください」

 紙束「」バサッ

アルツ「……前から一つ言いたかったことがあるんだが」

ノーランド「何ですか?」

アルツ「字が汚すぎる」

ノーランド「……は?」

アルツ「字を書く時は、読む側のことも考えろ。リリアもお前の字にいつも頭を悩ませているぞ」

ノーランド「……はあ!? な、何ですか!? あなたの識字能力の低さを私のせいにしないでください! しかもリリアさまの名前まで出して、恥ずかしくないんですか!?」


メアリー「あの……どうなさいましたか……?」ヒョコ


アルツ「メアリー王女。ここに書かれている字を読んでいただけますか?」スッ

 ノーランドのレポート「」ポン

メアリー「……すみません。少々……癖が強く……。私に、これを解読するのは……」

アルツ「だそうだが? ノーランド」

ノーランド「!!?」ガーン!

メアリー「ま、まあ……天才は字が汚いと言いますし……」

ノーランド「そ……そうです! 私は天才なので、字が汚くても問題ありませんっ!!」

アルツ「いや、だから読む側の負担を考えろと……」

 ◆
982 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/13(月) 00:03:30.97 ID:fTBdWXuN0
―真正リーリア首都 滞在12日目

◇クロシュ [あかちゃんスライム]
武:竜角の大槍    盾:ラティアの大盾  飾:
武:         防:ぬののふく    飾:くすんだ不死鳥の羽根

◇フメイ  [バーニングハート]
武:         盾:         飾:
武:         防:火鼠の衣     飾:

◇妖精   [世話焼き妖精]
武:         盾:         飾:
武:         防:木綿のドレス   飾:

◇リュアン [お嬢様]
武:黒曜鋼のナイフ  盾:         飾:守りのペンダント
武:         防:旅人のドレス   飾:

◇聖女   [運命変転修道女]
武:木の杖      盾:         飾:
武:         防:ロイエの修道服  飾:

◇ミスティ [氷の魔法使い]
武:氷の短刀     盾:         飾:虹晶の耳飾り
武:         防:氷竜革のローブ  飾:

◯所持アイテム
[道具]        [装備品]       [大事なもの]
運命賽の欠片*2    大きな巻き貝      冒険者証(ランク1)
運命賽*6       サボテンドラゴンの花  メルルの帽子
会心賽*2       魔導機関銃       暗黒優待券
反魂丹*1                   クロシュヴィア伝説
ステライト鉱石                 避難所のドアノブ
ヒヒイロカネ                  星の粉
炎スライムの秘伝書               オリシン王家の栞
運命変転の魔導書                竜角の短剣
古ドワーフ鍛冶指南書
身代わりのお守り*1
星屑*1
日属性基礎
明石流剣術指南書

◯現在の目標
・クロシュヴィアの行方を追う

◯個人目標
・世界樹の石炭 [6/8]
・武装製作経験 [6/6]
・僧侶を連れて帰る(聖女)

◯経験値
・クロシュ 近接[09/12] 魔法[03/12] 防御[03/09]
・フメイ  近接[03/06] 魔法[16/16] 防御[06/09]
・リュアン 近接[02/06] 魔法[07/09] 防御[02/06] 日[8/8]
・聖女   近接[03/04] 魔法[06/09] 防御[02/06] ?[2/?]
……………………………………………………………………………………
□真正リーリア首都
市街:宿泊所、配給所、広場、市場、食事処、茶屋、薬局、治療院、
   図書館、博物館、総統庁、他
郊外:畑、果樹園、牧場、湿原、他
……………………………………………………………………………………
□会える人
同行者:メアリー、ルルナ、アルバ
現地人:ゲラート、アルツ、リリア、クリュナー、ノーランド
滞在者:レイル、ワン、エレノア、ザイル
983 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/13(月) 00:04:46.47 ID:fTBdWXuN0
―朝
 宿泊所 客室

 チュンチュン

妖精「加護が先代世界樹の精霊の力だなんて……。ちょっと予想外だ……」

大魔女ホーク「もしカリスも生前この地域の先代世界樹について気付いていたのだとしたら、例の遺物とやらがいよいよ最悪の呪物である可能性が高まってくるわ……」

妖精「うん……。カリスが、加護をただ単に世界全土へ広げるだけの発明をするとは思いにくい……。本当に、まずい気がしてきた……」

聖女「このことをリリアさんたちに伝えてみるのはどうでしょうか……?」

妖精「世界平和はあいつらの悲願みたいだし、それに手が届きそうっていう今の段階で大人しく諦めてくれるとは思えない……」

クロシュ「……」


クロシュ(リリアちゃんは……もしかしたら、やめてくれるかも……。でも……ノーラちゃんは……)

クロシュ(きっと……止まらない……気がする……)


フメイ「とにかくあっちより先に見つけて、燃やせば良いんでしょ?」

ミスティ「ええ、その通り。難しく考える必要なんてないわ。悪しきカリスの遺物は、この世から一つ残らず滅すだけよ」

フメイ「うん! ミスティ、けっこう話がわかる」

ミスティ「奇遇ね。私もフメイのことを話のわかる子だって思い直してたところよ」


リュアン「……ミスティさんって……クールな人だと思ってた……!」

妖精「実はミスティってものすごく熱いんだよ」


◯現在の努力目標
・カリス?の正体を探る(達成!)
・真正リーリア見聞を広める(達成!)
・大きなデロデロの正体を探る(3/5)
・カリスの遺物を見つける(18/24)


真正リーリア首都滞在12日目

↓1コンマ 本日のランダムイベント
01-90 何もなし
91-00 血スライム

↓2コンマ リリア陣営の遺物探索(現在 17/24)
01-10 +6(23/24)
11-35 +4(21/24)
36-65 +3(20/24)
66-90 +2(19/24)
91-00 +0(17/24)

↓1〜3 自由安価 何をする?
984 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/13(月) 00:15:44.69 ID:uuzO1RqF0
会える人の中から協力できそうな人を集めてとにかく人海戦術で遺物探索
985 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/13(月) 00:15:45.85 ID:Y52KH5HWo
万が一に備えてリリア陣営にも遺物の危険性を伝えておく
986 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/13(月) 00:16:06.78 ID:VJi+4rtao
レイルの頭脳を遺物探しに活かして欲しいと揺する
987 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/13(月) 00:23:20.25 ID:fTBdWXuN0
というわけで本日はここまで。次回は人海戦術編、リリアちゃんにとりあえず伝えておこう編、レイルちゃんにも頼んでみよう編です

メアリーちゃんが加護にかかって平和主義者となってしまったり、真正リーリアの傘下に下る宣言をしてしまったり、図書館で先代世界樹についての情報を得たり、ノーラちゃんの野営地から情報を盗んだり、フメイちゃんとミスティさんが意気投合したりしました

それでは本日もありがとうございました。次回もよろしくお願いします
988 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/13(月) 01:40:24.19 ID:Y52KH5HWo
おつ
世界樹って代替わりするのね…
989 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/18(土) 00:11:31.25 ID:v7CWHG4jO
遺物探索勝負余裕だろうと思ったらだいぶ競ってる
990 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/18(土) 15:47:21.23 ID:uz4UFFRXo
色んなキャラがそれぞれの平和思想持ってるけどどれが一番世界平和に近いんだろうね
991 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:03:44.76 ID:rhUda9no0
このスレがもうすぐ終わりそうなので、本日は埋め立て作業だけ行います。更新は明日、次スレを立ててからとなります。よろしくお願いします

世界樹の代替わりについては、実は一つ前くらいのスレで大魔女氏が言及していたりします(世界樹の石炭についての辺り)
世界樹の寿命がどれくらいのものかは今のところよくわかっていませんが、とても長いことは確かなようです

遺物探索は良い勝負をしているようです。この競い合いがどのような結末を迎えるかは今のところ未知数とされています
この勝負の行方によって運命がどのように変わるかは未だわかりませんが、この調子であればひどいことにはならないかもしれません

いろいろな方がそれぞれの理想を掲げていますが、どれが最も平和かは一概に言い切ることができないかもしれません。平和の定義や、何を重視するかによって、理想となる平和の姿は様々です
争いの根絶という観点で見れば、デロデロか世界めくれが最も平和であると言えます。しかし大抵の生き物は個の喪失や生命の消滅を忌避するため、デロデロや世界めくれは一般的に支持されにくいようです
992 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:10:26.33 ID:rhUda9no0
https://i.imgur.com/33qd5EW.jpeg

 ―幕間―

―???

 無限に広がる宇宙「」

 宙を漂う無数の泡のようなもの「」ポワポワ


 ちゃぶ台「」
  みかん「」ポン
  おせんべい「」ポン

スライムデロデロ教徒「〜〜♪」モニョモニョ モグモグ

カリス「……」モグモグ

使徒「……」モグモグ

カリス「……なぜ私たちは宇宙に浮かぶゴザの上で仲良くミカンや煎餅を食べているんですか?」

使徒「さあ……。さっぱりわかりません」

 モニョモニョ…ポン!

デロデロ教徒「あ、あの……もしこのゴザから、おっこちたら……どうなっちゃうのですか……!?」

使徒「わかりません」

カリス「お前で試してみましょうか」

デロデロ教徒「んわわ……!? や、やめてくださいっ……!」モニャニャニャ

使徒「おやめなさい、カリス」

カリス「冗談ですよ。限られた資源は大事に使わなきゃ」

使徒「資源扱いもやめなさい」

カリス「誰よりも命を資源として管理してきた界樹の精霊が言うと説得力がありますね」

使徒「……」


 周囲を漂う大きな泡のようなもの「」ポワポワ


デロデロ教徒「この……泡?は何なのですか……?」

使徒「この泡は――」


 大きな樹を内包する泡「」ポワポワ

 凪いだ静かな海を内包する泡「」ポワポワ

 渦巻く星屑を内包する泡「」ポワポワ

 赤い果実を食むヤドカリを内包する泡「」ポワポワ

 虚無の暗黒を内包する泡「」ポワポワ


使徒「……宇宙卵……私たち風に言えば、世界樹の果実です」

カリス「!?」

デロデロ教徒「えええ!? そ、そうなのですか!? こんなに、たくさん……!?」

使徒「ここは……世界が生まれる場所かもしれません。そして、それはつまり――」


 不安定な泡「」ポワワワ…

  パチン―
993 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:11:12.25 ID:rhUda9no0
不安定な泡「」ポワワワ…

  パチン―

デロデロ教徒「あっ……」

使徒「世界が終わる場所……という意味でもあります」

デロデロ教徒「そ、そんな……」

使徒「……大丈夫。終わる世界に、苦しむ命が残っていることはありません。終わるべくして終わり、後に残るのは穏やかな静寂だけ……」

デロデロ教徒「それなら……いいのかな……?」

カリス「ふむふむ……世界が始まって終わるところですか。あなたはともかく、なぜ私やそのスライムまでそのような場所に?」

使徒「私が正しく消滅できず、あなた方を巻き込んでここに連れて来てしまった可能性があります」

カリス「ほう……。志半ばで朽ち果てたのは心残りでしたが、このような興味深い場所に来れたのなら結果オーライですね」

使徒「……ここであなたにできることは、何もありません。あなたたちの魂はどうにかして元の世界に戻して差し上げますので、それまで大人しくしていてください」

カリス「アハハッ、わざわざ大人しくしてられるわけないでしょ! どれ、まずはこの手近にある泡を――」ススッ

 泡に触れるカリスの手「」スッ

  バジジッ!!

カリス「んああ〜〜っ!?」ビリビリ

使徒「異なる時空の運命に関わることはできません。無理に触れれば、あなた自身の存在がぼやけて消えることになります」

カリス「そういうことは早く言ってくださいよ!」

使徒「大人しくしろと言ったはずですが……」

 *
994 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:13:25.92 ID:rhUda9no0
カリス「………暇です。このスライムを解体して遊んでも良いですか?」

デロデロ教徒「んぇぇ!?」モニャニャ

使徒「だめです。大人しくしていてください」

カリス「みかんと煎餅だけでどう大人しくしろってんです?」

使徒「……では泡の一つを手繰り寄せるので、その中でも眺めていてください。直接触れなければ被害はないはずです」

 手繰り寄せられる一つの大きな泡「」ポワポワ

カリス「仕方ないですね……。それで我慢してあげますよ」

使徒「デロデロ教徒さんも、暇だったら泡の中を眺めてみてください。けっこう面白いかもしれませんよ」

デロデロ教徒「ほえ……。わ、わかりました……眺めてみますっ!」

 手繰り寄せられた大きな泡「」ポワポワ
   赤く染まった空「」
   枯れ果てた平原「」
   ひび割れた大地「」
   空中に浮かぶセイントレア王国「」

デロデロ教徒「わ……わわ……! な、なんだかおどろおどろしい世界が見えます……!!」

カリス「この浮いてるやつ、セイントレアの大城壁っぽいですね。どういう世界なんです、これ」

使徒「これは……私たちがいたのと似た世界かもしれません」

デロデロ教徒「んぇぇ!? そ、そうなのですか……!?」

使徒「……見たところ、この世界では世界めくれを完全に阻止できなかったように見えます。私がものすごく頑張ったのかもしれません」

カリス「世界めくれが進行してるようにも見えませんけど」

使徒「恐らく、中途半端にめくれたままの状態なんでしょう。放っておけばどんどんめくれ上がるはずなので、大魔女か何かが何らかの手段で無理矢理現押し留めているのかもしれません」

カリス「へえ〜なるほど……」

使徒「……ちょっと興味が湧いてきました。この世界のこと、いろいろ見てみましょう」

デロデロ教徒「……み、みんな元気なのかなあ……。この世界……」ドキドキ

 ◆
995 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:16:41.48 ID:rhUda9no0
デロデロ教徒(あの世界を見ていて、いろいろ、わかりました……)

デロデロ教徒(あそこは……中途半端に世界めくれが起こったまま……10年が経った世界なのだそうです)

デロデロ教徒(クロシュヴィアさまも、クロシュさまも、僧侶ちゃんも、行方不明らしくて……)

デロデロ教徒(いろいろなことが、ひどいことになっていて……。たくさんの命が、苦しんで……)

デロデロ教徒(それでも……あの世界の人たちは……一生懸命に、がんばって、生きようとしていました……)


使徒「……」フムム

カリス「お悩みですね」

使徒「……あの世界は、少々様子がおかしい。世界めくれとは無関係に、様々な事象が苦しみを増大する方向へ歪んでいます」

カリス「そうですか? あんなもんだと思いますけど」

使徒「因果や法則のいくつかも、私たちがいた世界とは異なっているようです。はっきり見てわかる差異は世界めくれの状況ですが、もしかしたら異変自体はそれより以前から始まっているのかも」

カリス「ああ、それは私も感じましたね。あっちの私は私と少し趣味が合わない気がしました」

使徒「……さらに言えば、ネオデロデロ教なる組織を率いていた、聖女という謎の人物……アレは一体何者だったのか……」

カリス「いやアレはあっちの世界のあなた自身でしょ」

使徒「いや……アレは私のそっくりさんの可能性が……」

カリス「どう見てもあなたでしたけど」

使徒「むむむ……」

カリス「別世界とはいえ、テロ組織のリーダーになった気分はどうです?」ニヤニヤ

使徒「……一旦受け入れましょう。受け入れた上で、なぜあんなことをしたのか、考えなければ……。確かに私は、目的の為にカリス・ノーランドの暴虐を見逃すような酷薄な面もありますが……。しかし私自身が表舞台で外道を働いたり、部下に働かせたりというのはちょっと理解が追いつきません。うーん……やはり、私のそっくりさんでは……」

カリス「どう見てもあなたですってば」

使徒「でも、私にしてはあっさり死にすぎではないですか」

カリス「死に方にあっさりもこってりもないでしょ」

使徒「むむむむ……」

カリス「まあ、激弱すぎて拍子抜けだった感はありますね」

使徒「……まあ……あれは、私のそっくりさんなので……。力を失っているという割には迂闊すぎますし……」

カリス「まだ言いますか」

使徒「………それより、ロヴィアさんという方が私モドキに与していましたね」

カリス「露骨に話題を変えましたね……まあいいですけど。ロヴィアと、一緒にいたホロウは私の作品ですね。ホロウは希少な虚属性だったのでとっておいたのですが、まさかあんなにあっさり負けてしまうとは……。希少属性だからといって優れた力を発揮するわけではない、という見本になってしまいました。駄作に格下げです」

使徒「……ではロヴィアさんは?」

カリス「ロヴィアは特に語るところのない駄作です。伝説スライムと同じ力を持っていたのに全くの期待外れでした。10年で多少は鍛えたようですが、残念ながらあの男の方が技量も殺意も上だったようです。恋した男に忘れられて殺されるなんて、滑稽を通り越して普通に哀れです」

使徒「あなたでも普通に憐れむことがあるんですね」

カリス「嘘でした。別に哀れなんて思ってません」

使徒「なんでそんな嘘ついたんですか」

カリス「何も考えずに喋ってると、とりあえず適当にそれっぽいことを言ってしまうことってありませんか?」

使徒「思考というよりは反射的な言葉だったということですか」

カリス「そうです。世間サマに迎合できる程度の良識は持っていますので。内面化はしてませんが」

使徒「世渡りがお上手なことで」

カリス「一度やらかして死刑になっちゃったんですけどね」
996 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:20:11.60 ID:rhUda9no0
使徒「話を戻しますが……あのノーランドというホムンクルスはどんな目的で作ったのですか?」

カリス「あー、アレ……正直に言うと、作ったことを今まで忘れていました」

使徒「……」

カリス「私ベースのホムンクルスを作るくらいなら、生命魔法で私自身の複製を作った方が早いし安いし融通も効くので、研究も製造もすぐにやめてしまった覚えがあります。しかしまさかそれが大魔女対策になり得たとは……もっと真面目に取り組んでおくんでした。結局アレも正義の味方たちにあっさり撃破されてしまいましたし」

使徒「あなたほどしぶとくはありませんでしたね」

カリス「ですね。作品として評価するなら駄作です」

使徒「……駄作以外の評価ってあるんですか?」

カリス「ありますよ。9割は駄作ですけど」

使徒「はあ……そうですか」

カリス「しかしあの正義の味方たち、私の作品に恨みでもあるんですかね。行く先々で殺して回るなんて、血も涙もない奴らめ」

使徒「そんなこと言える立場ですか」

カリス「言えますよ。かわいいかわいい私の駄作たちをなぶり殺されて、ちょっとむかついてます」

使徒「……また適当なこと言ってますか?」

カリス「今回は割と本心です」

使徒「……そんな感情があるなら、どうして生前大事にしてあげなかったんですか」

カリス「それとこれとは別ですから。大事にして能力が上がるならいくらでも大事にしますよ」

使徒「クロシュさんはたくさんに人に愛され、大事にされて、才能を開花させたように思えます。それにあなたが重用したアイスさんは、あなたの期待があったからこそそれに応えようとがんばっていたように見えました」

カリス「ふむ………確かに一考の余地はありますね。次があれば考えてみましょう」


スライムデロデロ教徒「……」zzz


使徒「おや……デロデロ教徒さんが眠ってしまいました。退屈させてしまったかもしれません」

カリス「……ミカンや煎餅を食べたり、普通に眠れたり……この空間、何なんです? 世界の泡以上に謎なんですけど」

使徒「それは本当に全くわからないです」

カリス「まあいいや。私も一旦寝ますかね。いろいろ整理したいし」ゴロン

使徒「おやすみなさい。良い夢……を見られるかはわかりませんが、良い夢を……」スッ

 ◆
997 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/18(土) 23:27:04.25 ID:rhUda9no0
というわけで本日の更新はここまで。明日次スレを立てて本編の更新を再開する予定です。よろしくお願いします

おまけ:いろいろ間違っている没イラスト
https://i.imgur.com/qMusgOC.jpeg
998 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/19(日) 04:18:22.74 ID:dfhSREGQo
おつです
こういうの実は好き
カリスこの空間で毒気抜かれたと思われるけどまだひどいあたり良い性格してんな
999 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/07/19(日) 09:56:06.47 ID:3TyVOdteo
おつ
楽屋裏空間…
いやもしかして教徒ちゃんはまだ何らかの方法で再起できる可能性が…?
1000 : ◆eAA16RTlRw2e [saga]:2026/07/19(日) 18:42:57.93 ID:VSy6ZQ6i0
次スレが立ちました
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1784454020/

カリス氏の9割くらいは毒でできているので、毒を抜きすぎるとカラカラに干からびてしまうかもしれません。ちょっと抜いたくらいではこのひどい性格がひどくなくなることはないかと思われます

デロデロ教徒さんは完全に消滅したかと思われていましたが、何かの手違いで完全消滅を免れたのかもしれません。今のところ再起できるかはわかりませんが、とりあえずみかんと煎餅を食べながらのんびり暮らし(?)ていられるようです


なお今回の幕間で使徒とカリス氏がいろいろ好き勝手に放言していますが、あれは彼女たちの主観的解釈に過ぎないので真に受ける必要はないかもしれません。世界の数だけ世界があります。そして運命が異なれば、世界が在り方が変わるのは必然であるとも言えます
そして二次創作スレの方も佳境のようです。分かたれた運命は、果たしてどのような終幕を迎えるのか。楽しみにしております
1001 :1001 :Over 1000 Thread
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | もうたらい回しは勘弁だぜ
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   .∧_∧          ,  ⌒ヽ
  .( ´Д`)_        (       ヽ⌒ヽ
  ( ̄ヽ   ヽ_ヽ   /⌒.\ ⌒ヽ    ⌒ヽ
  |. T |      ̄ ̄´ /\ \  /⌒)   ⌒ヽ
⌒ ヽ_ノ、    ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  /⌒ヽ   ⌒ヽ
 ⌒ヽ  ⌒⌒ヽ⌒, ⌒ヽ,  ⌒⌒,ヽ ノ⌒ヽ⌒    )
(   ⌒ヽ  ⌒    ,  ⌒ヽ   ⌒ヽ  ,    )              SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
 ヽ   (              ,          )                 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part9 @ 2026/07/19(日) 18:40:21.82 ID:VSy6ZQ6i0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1784454020/

ヤニねこ「あまりにもつらすぎるニャ・・・」 @ 2026/07/17(金) 01:10:31.80 ID:9MaRgChDO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1784218231/

おいお前ら、ちょっとこの綺麗な和風おみくじ引いてみろよ @ 2026/07/14(火) 17:34:06.23 ID:FCH8bjjm0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1784018045/

ブーッ!!!!!!!!!! @ 2026/07/14(火) 02:20:26.46 ID:gV7V/6edO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1783963226/

WORLD CUP実況 @ 2026/07/13(月) 21:46:37.15
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1783946797/

We are so cruel when old gives way to new ...when old gives way to new @ 2026/07/12(日) 09:26:12.99 ID:8mRM+hgio
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1783815972/

【安価コンマ】障害走を極める-高等部編- その2【ウマ娘】 @ 2026/07/10(金) 12:25:18.37 ID:YnYN96DI0
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ヤニ寝こ @ 2026/07/06(月) 15:04:46.51 ID:lIvdayZfO
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