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【まどマギ】まどか「ウルトラマンVS仮面ライダー」
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102 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 01:45:37.57 ID:kuXoXMjM0
ホストB「その娘って君の連れ? 子供の出歩く時間じゃねえぜ、はやく家に帰んな」
「こーゆーお仕事してっとさ、汚れっちまうけど、子供と喧嘩するほどじゃねえよ。でしょ?」
ホストB(さすがに女子中学生ともめごとは後でヤバいですって)
ホストA(うぐ・・・ 確かに)
杏子 「は〜い、お騒がせしました〜 ほら帰るぞ人魚姫、こっちだ。」
杏子 「もう見えねえな・・・ 何やってんだよお馬鹿。ヤのつく人かも知れねえんだぞ」ウガー
さやか「どうしてここがわかったの」
杏子 「そりゃアタシは絶賛家出中の不良魔法少女だし。気の滅入ることがあったらさ、どっか遠くへ行きたくなるものだろ。
そんで時刻表見てあたりをつけた。さ、帰ろうぜ。遅くまで起きてっと疲れがとれねえし、嫌なことばっか思い出すんだ」
さやか「ねえ… この世界って守る価値ある? あたし何の為に戦ってたの?」
杏子 「なんだよ藪から棒に」
さやか「恭介は仁美に取られた。見返りなんてなかった。それじゃ平和のために戦うかって思ったら、敵は私たちだった。
そこまでして守りたかったこの世の人々は汚れ切ってる。これじゃ魔女を倒したって意味ないじゃないか」
「正義の魔法少女になりたかったんだけどなあ・・・」
杏子 「!? おい、ソウルジェム出せ! とにかく魔力の回復だ!」
103 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 01:48:02.68 ID:kuXoXMjM0
さやか「無駄だよ。さっきやってみた。・・・このグリーフシードから泣く声が聞こえるんだ。
痛いとか寂しいとか、なんでお前はまだ魔法少女のままなんだとか」
「ElsaMariaっていうんだって。お祈りしてたら私にやられちゃった。こんな汚いこの世のために。いっそのこと何もかも壊しちゃおうか」
杏子 「そんなもん、幻聴だって」
さやか「私からはやく離れなきゃ巻き込まれっちゃうよ、杏子」
杏子 「幻聴なんだって!」
杏子の声はもう届かない。頑張ったけどダメだった。
才能がないのに魔法少女になろうとしたからこうなったんだ。
遅かれ早かれ、こうなるのが運命なんだよ。私も仲間入り。
さやか「魔法少女が魔女なら希望と絶望は差し引きゼロ、か。いいよ、一緒にいるよ。もうこっちには居られないんだ」
全身が侵食され、奇怪な模様が浮かび上がる。真っ黒のソウルジェムが泡立ち砕け散る。
凄まじいエネルギーが破裂して杏子を吹き飛ばす。さやかの抜け殻が地面に落ちる。
新しいグリーフシードとともに、異形の生物が姿を現す。宇宙はほんの少し命を伸ばした。
104 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 01:51:23.00 ID:kuXoXMjM0
吹っ飛ばされた杏子は誰かにぶち当たってしまったが、うまいこと受け止めてもらった。
杏子 「ぐへっ!? 悪いね、吹き飛ばされて・・・ ハヤタ!」
まどか「きゃあ! 杏子ちゃん?」
ハヤタ「おっと、なんだ、佐倉君か。この爆発はなんだかわかるかい」
杏子 「さやか・・・ 無垢すぎたんだ。人間に失望しちまって・・・」
まどか「魔女になっちゃったの? そんな、嘘と言って・・・」
ハヤタ「!? 僕にも責任がある。激励ではなく慰めが必要だったのに・・・ 人間の醜さを知らなかったのか、美樹君。それでもそれが人間なんだよ。」
杏子 「さやかよう、アンタも人間なんだろ・・・ だから諦めたのか?」
生まれ変わったさやかの結界が3人を飲み込む。魔法少女は結界なんか作れないんだけど。
ということはやっぱり魔女なのか・・・。頑張り屋さんらしい整った世界だな。
コンサートホールに殴りこむなんて、どっちが悪者かわかりゃしねえ。
乱入者に驚いたのか、Holgerの演奏が止まった。
Oktavia Von Seckendorffが咆哮を挙げる。マナー違反に怒ってんのか?
105 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 01:53:29.37 ID:kuXoXMjM0
杏子 「あそこにいるのがさやかだった魔女だ。そんで転がってんのが抜け殻」
ハヤタ「義弟に同じようなのがいたっけ・・・ こうなったら仕方がない。恨むなよ」カチッ
【ウルトラマンのぐんぐんカット】
マン 「デュワ!」
杏子 「眩しっ! な、なんか思いつめたっていうか哀れみっていうか、すげえ顔してたな」
まどか「こっちの抜け殻さやかちゃんは私が安全なところに運ぶよ。」ヨイショ
杏子 「意外と肝が据わってんのな。そんな死体なんぞ背負って平気なんか。アタシはちょっとな・・・ それはいいとして、さっきの表情・・・ ぁ」
杏子 (さやかを怪獣として処分するつもりじゃねえだろーな、おい! ジャミラとそっくりじゃねぇか!
話もできねえし、人を襲うだろうし・・・ やべえよ)
106 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 01:58:30.18 ID:kuXoXMjM0
PART 8.5 悲しい英雄
― さやかが魔女化する数日前
マミホーム ほむらがシボレーに乗るより前
杏子 「なーなー 御二方。御二方はいわゆる正義のヒーローってやつで、悪者と戦ってたんでしょ。なにかカッコいい武勇伝とかないのかな」
本郷 「戦いにカッコよさなど求めてはいかんな」
ハヤタ「同感だね。それでも聞きたいなら・・・ 悲しい話でもしてやる。よく聞いておくんだね。見捨てられた英雄ジャミラの話を」
マミ「私も聞いておこうかしら」
本郷「俺も聞こう」
杏子「重そうだな。覚悟しよ」
ハヤタ「ジャミラは・・・ 某国の宇宙飛行士だったんだが事故にあい、どこかの惑星、水のない過酷な環境の惑星に不時着してしまったらしい」
「どういうわけかその環境に適応して怪獣化し、生き延びたんだが、某国は事故を批判されるのを恐れて隠蔽した。救助に行けるのに行かなかった」
「怪獣となったジャミラは自分を見捨てた祖国へ復讐するため、やっとの思いで地球に帰還した。
科学特捜隊は・・・ 彼を一匹の怪獣として倒すよう命令された。僕もウルトラマンとして、ジャミラを倒したよ。
人間の時には一口でも飲みたかっただろう水が、怪獣となった彼にとっては最悪の毒物だった」
QB 「ものすごい絶望を味わっただろうね。こっちの世界に生まれたらよかったのに」
杏子 「そうだな。こっちに生まれてりゃ他の惑星に不時着なんてないもんな」
107 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:06:39.17 ID:kuXoXMjM0
本郷 「そのジャミラって人の治療は不可能だったようだね。そして君が倒したというなら、怪獣となったのは、外観だけではあるまい・・・?」
ハヤタ「君の戦った怪人にもよく似た境遇の者がいるんだっけ。そうだよ。意思疎通もできず、旅客機を墜落させ、無関係な村を焼き払った。
だからジャミラは倒すべき悪い怪獣、加害者であることも確かだ」
杏子 「そ、そんじゃあさ、そのけったくそわりぃ某国の連中はどうしたんだ? やっつけたんだろ、悪者だもんな」
ハヤタ「残念だね。僕は何もしてないよ。何故なら・・・ 宇宙警備隊は地球人同士の争いには介入しない。
ウルトラマンが戦うのは怪獣や侵略宇宙人であって人間の刑法犯ではない。そいつらは地球人の手によって裁かれねばならない」
「だが介入しない掟が正しいのかと問われると・・・。それより悲しいのはジャミラは救うべき命だったのに、意図的に奪ってしまったことだよ」
本郷 「人間なんて自分勝手なものだ。面子や復讐心なんかのために、平気で他人を害してしまう。
それゆえに、ショッカーが壊滅しても次々に新しい悪の集団が・・・」ドンヨリ
マミ 「・・・魔女を倒す戦いは終わりそうにないわね」シンミリ
杏子 「そんなのかわいそうだあー」ションボリ
ハヤタ(ギエロン星獣やメイツ星人・ムルチ、ムルロアのことは今教えちゃいかんな)
QB 「こっちの宇宙には魔法少女がいてよかったよ」
マミ 「・・・鹿目さんと美樹さん、暁美さんにも、折を見て教えてあげて下さらない?」
ハヤタ「もちろん。人間の醜さも知らなければ、人間を守ることはできないさ」
しかしその後、機会がなく、ハヤタは教えていなかった。
もしもさやかが人間の醜さ・愚かさを知っていれば・・・ いくらか違う時間であったかもしれない。
108 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:10:48.39 ID:kuXoXMjM0
PART 9 『死亡退場なんて、そんなのウルトラマンが許すわけなかった』その�@
杏子 「とにかくアタシも変身! 大人しくしやがれさやか、さもねえところ・・・ がしてから叩きのめすぞ!」
まどか「さやかちゃん、やめて!」
Oktaviaとウルトラマンが睨みあっている。互いの力量を測っているのか。
不意に魔女がサーベルを振り上げた。いくつもの車輪がすごい勢いで飛んでくる。
マン「ハアーッ!」
【リバウンド光線!】
杏子 「サンキューな! なんだよこれ、車輪か?」
まどか「きゃあ! 駄目だよさやかちゃん、この体が傷ついたら後で痛いのはさやかちゃんだよ」
2人が大声で叫ぶのにOktaviaが気が付いた。自分の死体に興味を持ったのか、掴もうと手を伸ばす。力の加減ができるはずがないのに。
109 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:12:54.29 ID:kuXoXMjM0
マン ≪自分を掴もうとするんじゃない。握りつぶしたら本当に取り返しがつかないぞ≫
伸ばした腕を初代マンにひねられてOktaviaが怒った。
さらに車輪を作り出し、サーベルを振り回す。
斬りつけられたウルトラマンから火花が飛んだ。決して小さくないダメージが入る。
まどか「もうやめてさやかちゃん! 私達の声に気付いて!」
杏子 「本当に魔女になっちまったのかよー! 人間らしい心はもうなくなっちまったのかよーっ!!」
呼びかけも虚しく車輪を飛ばしてくる。あちこちにぶつかって動きがわからない。
その中をまどかが死体を担いで逃げ回る。それを防護する杏子にも限界がある。
QB ≪やあ、テレパシーは通じるようだね。大苦戦してるようじゃないか≫
まどか「ぎゃあ! QBの声がするよ、どこにいるんだろ」
杏子 「こっちにゃ聞こえねえ。まどかを狙い撃ちにしてんだな。いま忙しいんだ、後にしやがれ害獣!」
110 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:16:05.72 ID:kuXoXMjM0
QB ≪まどか、親友を助けなくていいのかい。魔法少女になってくれれば、今すぐさやかを人間として生き返らせることもできる。
いやもっと正確に言えば君にしかできないことだ≫
まどか「うわー! うわーっ!!」
QB ≪それにウルトラマンが意図的な殺人犯になってしまうよ。君はウルトラマンをも見捨てることになるんじゃないかな≫
まどか「契約は・・・・ しない、しないよ・・・ さやかちゃんが身をもって教えてくれたんだ・・・」フルエ ゴエ
「契約したら、さやかちゃんに、ほむらちゃんに、ほかのみんなにも軽蔑されちゃう・・・」
QB ≪彼だって決して神様じゃない。救えない命だってあるんだ。でもまどかなら2人とも救える。君は神様と言って過言じゃないよ≫
まどかが体力的にも精神的にも参ってしまい座り込んだ。
その気を逃さずつかみかかるOktavia。それを押しとどめるウルトラマン。
杏子 「しっかりしてくれ。歩かねえとまたさやか魔女が襲ってくるぞ」
「あ、そっか。アタシが我慢して担げばいいんだ。アタシってほんとお馬鹿テヘ。おいこっちに貸しな」
まどか「ひい、ひい・・・ けいやくは絶対にしないから・・・」
111 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:23:27.86 ID:kuXoXMjM0
ウルトラマンはOktaviaのサーベルを取り上げようと奮戦していたが、車輪が邪魔をしてうまくいかない。
加えて2人と1体を保護したい、おまけに本気で倒すわけにもいかないので思うように動けない。
マン (ここには遮蔽物がないからやりにくいな。 ん・・・ この下には広い空間があるようだ・・・ よし)
【八つ裂き光輪!】
まどか 「ああっ」メヲ ソムケル
杏子 「さやかぁー! ・・・じゃなくて床が切られたぞ。倒すつもりはねえのか。
アタシの早とちりだ、って落っこちる危ねぇ! 掴まれまどか!」
【リバウンド光線!】
杏子 「助かった。リバウンド光線で蓋してくれた上かよ。ん、ウルトラマンとさやかは下の階に透けて見える・・・
ここの結界は下にもコンサートホールがあったんだな」
結界の上層 杏子 抜け殻 まどか
============ ← 床の穴をふさぐリバウンド光線
結界の下層 マン VS Oktavia
112 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:24:52.60 ID:kuXoXMjM0
杏子 「とりあえず床の上に行こうや。でかいのの戦いを上から見るなんて変な感じだ・・・ あんなとこに一匹だけ使い魔までいるぜ」
Oktaviaの車輪をカッター光線(スラッシュ光線)で相殺するウルトラマン。
思い通りにいかずに怒ったOktaviaの大振りを避けると顎に一発食らわせる。
そしてふらついたところをネックハンギングで締め上げた。
しかし鎧の上からなのであまり効果はなく、振りほどかれた。
マン 「!」ピコーン ピコーン
杏子 「なんだ、赤く点滅してるって不味いんじゃないか」
まどか「エネルギーが少なくなってきたってことみたい。3分間しか戦えないって前に教えてくれた」
QB ≪いまならぎりぎりで間に合うよ≫
杏子 「どうせ話しかけてんだろうが、契約しようとしたらその場で突くからな。失せな・・・ 回り始めたぞ?」
【 キャッチリング!】
ウルトラマンは両腕をXの字に組んで高速回転した。光の鎖がOktaviaに飛んで行く。
そのまま締め上げられたOktaviaはジタバタするが逃げられなかった。
そのうち動かなくなったOktaviaをウルトラマンが上の層へ運ぶ。
113 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:27:50.31 ID:kuXoXMjM0
まどか「さやかちゃん、さやかちゃん?」
杏子 「落ち着け。結界が消える気配がないってことは気を失ってんだろ」
マン 「ふーっ・・・ じゃじゃ馬め・・・」
ウルトラマンが等身大になってカラータイマーが鳴りやんだ。
巨体を維持しなければエネルギー消費も抑えられるらしい。
本郷 「おお・・・ 俺たちの出番はなかったようだな。終わっているのか」
杏子 「遅かったじゃないか」
マミ 「ごめんなさいね。2人で早乙女先生に捕まってて、抜け出せなかった。これでもサイクロンでぶっ飛ばしてきたのよ」
ほむら「まだ生きてる? でもどうしようもないわよ・・・」
マン 「いいや、算段はつけた。試すだけ試す。」
まどか「もっ 元に戻る? 生き返る?」
マン 「・・・ヘッヘッヘ シンパイスルコトハナイ」
まどほむ「・・・・・」フアンダゾ マミ杏(なんでいきなり声色が変わるのよ/んだよ)
114 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:30:15.32 ID:kuXoXMjM0
本郷 「そっちの鎧人魚がさやか君の魂でこっちが肉体か。重ねておこうか」
マン 「ああ、そうしてくれ。あまりやったことないが・・・」
【リライブ光線!】
Oktavia Von Seckendorff & 抜け殻 → 美樹さやか(ver.人魚姫)
まどか「肌、奇麗だね・・・・ //////」ウェヒヒ
マミ 「回復力のおかげね・・・・ //////」ティロッ♪
ほむら「私より大きい・・・・ //////」ホムウ・・・
杏子 「おい見世物じゃねえ////// あっち向いてやがれ//////」
本郷 「これじゃ不十分だ。体内に残っているグリーフシードが原因じゃないか? 俺が切開して摘出しようか」
杏子 「めっちゃ痛そう」
マン 「それしかないかな。でもその前に・・・」
ウルトラマンがさやか(ver.人魚姫)の足元に立つと影のようなものが何体も倒れこんでいった。
やがてウルトラマンが消えてしまうと、さやかがパチリと目を開けた。
115 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:33:13.42 ID:kuXoXMjM0
まどか「あ・・・ さやかちゃん気が付いたの? 気分はどう?」
さヤタ「美樹君が気が付いたのではなく、美樹君と僕とが一心同体となったのだ。今の主導権は僕にあるよ。
これで美樹君の身体を維持する。少なくとも死ぬことはない」
マミ 「要するに憑依してくれたってことね」
さヤタ「そういうことだ・・・ 本郷君、グリーフシードはこの辺にある。頼むぜ。これを使うと良い」 つ〆
本郷 「憑依なんて俺にはできない芸当だ。おまけに小刀(〆)を錬成するとは器用だな。・・・麻酔はないぞ?」
さヤタ「仕方あるまいよ」エース ダッテ デキルヨ
ほむら「まどか、貴女は見ないほうがいい。刺激が強いから」 まどか「うん」
杏子 (目つきがちょいワルで男のイケボのさやか人魚ver.か。これはこれでありだな)
116 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:34:31.38 ID:kuXoXMjM0
本郷がさやか(ver.人魚姫)(中身はウルトラマン)を開腹してグリーフシードを摘出した。
生化学研究所員で知能指数600、おまけに風見をV3に改造した経験もある本郷にとっては難しくない。
杏子 「ウワ・・・ ウワア・・・」 ほむら「怖いなら見るの止めなさいよ」
さヤタ「うう・・・ やっぱり痛いな。」
マミ 「やっぱり痛いのね。包帯巻きましょう。こんな感じでどうかしら?」
さヤタ「上出来。 ・・・さて、あと一仕事だ。本郷君グリーフシードを貸してくれ」
さヤタ「シュワッチ!」
本郷に渡されたグリーフシードにさやか人魚(ウルトラマン)がエネルギーを注入する。
グリーフシードが細かく震えだし、細かいヒビが走る。
さヤタ「ダァ―!!」
最後に強烈な気合を入れるとグリーフシードが粉砕され、再びその破片が集まるとソウルジェムとなった。曇りはなく、むしろ青く光り輝いている。
117 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:37:23.12 ID:kuXoXMjM0
杏子 「ほえー すっごい」 ほむら「こんなの本当かしら、初めて見た。この目で見ても信じられん」
美樹さやか(ver.人魚姫) → 美樹さやか(ver.魔法少女)
マミ 「あ、戻った」 まどか「え、えーと どっちなの?」
さヤタ 「まだ僕だよ。しばらくすれば目を覚ますだろう。僕の人格は閉じておく」
さやか(中身ウルトラマン)が目を閉じる。次に開いたときはさやかに戻っているはずだ。
そしてしばらくして、さやかが目を開いた。
杏子 (んん、目つきがちょいワルじゃねえな、さやかのさやか?) マミ(たぶん)
まどか「さやかちゃん・・・? さやかちゃん!」
さやか「まどか・・・」
杏子 (お、声もさやかの声だ)
まどか「やっぱりさやかちゃんだ! やったね、生き返った!」
118 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:39:46.68 ID:kuXoXMjM0
大喜びで抱き着くまどかの両腕をさやかががっちり掴んだ。
そのまま真顔で大口を開く。まどかが固まる。
さやか「グワーッ!」 まどか「ひゃん」
ほむら「まどか!」チャキ 杏子「!」 マミ「!」 本郷「何を悪ふざけしてるんだ」
さやか「あははは! ひっかかったw ひっかかったww はっはっはww」
「あれ〜 本郷さんは引っかからないね」
本郷 「当たり前だ。グリーフシードも消滅してウルトラマンが一心同体なのに、魔女の人格に戻るわけがない」(呆)
まどか「もー・・・ びっくりしたなあ・・・」
さやか「ひと暴れしたらなんだかスッキリしちゃったよ」
杏子 「元気になったな! 愛と勇気の勝つストーリーだ! いぇい」
119 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/17(金) 02:41:23.40 ID:kuXoXMjM0
ほむら「あ、阿呆! 撃つとこだったわよ! 大概にしなさいよ!」
さやか「うげっ そんな物騒なもんこっちに向けんな! 散弾銃なんてまどかにも当たるだろ間抜け!」
ほむら「あんたにしか当たんないわよ、これスラグ弾(一粒弾)だから!」
さやか「やっとこさ生きる理想を取り戻したのにあの世送りにしないでくれる!?」
本郷 「そんだけ騒げるなら希望と情熱を取り戻したってことか」
マミ 「あー はいはい そこまでそこまで お家に帰りましょう」
さヤタ「ちょっと待ってくれないか。一心同体を解除しよう」
120 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:41:07.82 ID:OW1Xr8Vt0
PART 9 『死亡退場なんて、そんなのウルトラマンが許すわけなかった』その�A
さヤタ「家に帰る前に僕を分離してくれ。君のプライバシーを尊重したい。部屋に入って欲しくはないだろう」
さやか「・・・一心同体のままだと私もスペシウム光線出したり空を飛んだりできる?」
さヤタ「無理だ。ウルトラ水流くらいなら出るかもしれん。まあ飛沫くらいだがな」
「それとも・・・ ベータカプセルで変身して僕になったときに君の人格を残しておけば、君が出したことになるかな」
さやか「えー そんなら分離しようか」
さヤタ「そんなに光線を出したいなら一回くらい出させてやろう」
さやか「ほんと? 危なくない?」
さヤタ「危険ではない。やってみたいなら両腕を前にぴんと伸ばして両手の先を合わせてみろ」
さやか「こんな感じでどうですか先生」
さヤタ「次にリング状の光を縦に出すイメージをしてみるんだ。少し離れた場所に。」
「間違っても八つ裂き光輪なんかイメージしてはいかんぞ」
さやか「んん〜〜〜 よっ! おおー 出た こんな感覚なんだな」
さヤタ「よし成功だ。じゃあな、これで僕は君から出ていく。」(12話や27話のあれ)
121 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:43:19.39 ID:OW1Xr8Vt0
まど杏「「・・・? ? ?」」
本郷 「さやか君の身体で一心同体となったさやか君とウルトラマンが一つの体で会話しているんだ」
マミ 「ややこしいわね・・・ あら光のリングの中にハヤタさんがいるわよ」
ハヤタ 「ああ、やれやれ・・・ 気分はどうだい」
さやか 「いろいろとお手数をおかけしてすいませんでした。助けて下さり感謝しております。ありがとうございました」ペコリ
ハヤタ 「いやなに。僕の仕事だ。反省できればよろしい。鹿目君、そこにいるのは純粋な美樹君だよ。」
まどか 「さやかちゃん・・・ 元に戻ったんだね」
さやか 「開腹手術もすぐに治っちゃうんだ。まだ魔法少女であって人間じゃないけどね・・・ まどかもごめんね。いっぱい苦労を掛けちゃった。」
「本当にごめん。いろいろ嫌な思いさせちゃった。心から謝る」
まどか 「いいよ。さやかちゃんが生きていくって決めたんだもの」
122 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:45:51.43 ID:OW1Xr8Vt0
さやか 「アタシってほんと馬鹿。自分も人間なのにさ・・・ 少ない悪人のために、多くの良い人を見捨てるとこだった」
「私だけでも光ってなきゃ。皆の心に希望を灯して自由と平和を取り戻す!
そうしないと今まで倒しちゃった魔女たちが浮かばれない。あ、ElsaMariaのグリーフシードは?」
ハヤタ 「そのようなものは見つけていない。おそらく、僕と君の戦いに巻き込まれて・・・」
さやか 「・・・その娘の分も背負わなきゃ、だね。仇をとってやるよ」
本郷 「その仇が来やがったぞ」
ほむら「!」チャキ
マミ「!」スチャッ
QB 「すごいじゃないかウルトラマン! 神様とまではいかないけど、僕たちの研究を遥かに超えているよ!」
まどか「あっ」
さやか「この畜生!」
杏子「どこにいやがった!」
本郷 「インキュベーター。何か用か?」
QB 「ああ違うよ仮面ライダー1号。君の知能や動力源も魅力的だが彼ほどではないね。用があるのはウルトラマンだ。」
ハヤタ「何だ」
123 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:48:37.66 ID:OW1Xr8Vt0
QB 「僕と契約して、リサイクラーになってよ!」
魔法少女以外のものになってくれとQBが頼むのを誰も聞いたことがなかった。
リサイクラーとかいうのは何かしら。どうせ真っ当なものではないんだろうが・・・
知らないものに興味を示すのは地球人の悪い癖なのか。消え失せろと誰も言えない。
ハヤタ「・・・説明しろ」
QB 「僕たちの目的は宇宙の熱力学的な死の先延ばし、つまりエントロピーが最大値にならないようにすることだ。
そのため第二次性徴期の地球人の女性の魂をソウルジェムにし、絶望でそれがグリーフシードに転化する際に発生するエネルギー・・・
希望と絶望の相転移というか、感情の起伏エネルギーというか、そういうものを回収している」
ハヤタ「禍々しい」
QB 「君たちはそういうが、僕たちだって悪意や敵意があるわけじゃない。そして今までの僕たちでは不可能な事象・・・
ソウルジェムを再形成するなんて言う前例のない奇跡を目の当たりにした」
ハヤタ「何のために助けたと思っているんだ」
124 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:53:28.54 ID:OW1Xr8Vt0
QB 「君の持っている光の国の出身者のエネルギー・・・ ウルトラの光とでもいうのかい。
それもものすごいパワーを秘めているようだ。けれども魔法少女が絶望したときの感情エネルギーには及ばない」
「僕が君に、回収したエネルギーの一部を君専用に変換して供給しよう。君にはそれを使って魔女を修復してほしいな」
さやか「この畜生、私らのリサイクルが次の目標か! もう一回絶望させるつもりか!」
マミ 「こいつ、本当に人間を石炭くらいに考えてる・・・」
本郷 「命の尊さを軽んじているんではなく、そもそも理解する術がないのか。哀れとすら思えてくる」
QB「魔女を助けたがっていたじゃないか。ウィンウィンじゃないのかい」
まどか「・・・吐き気がしてきた」
ほむら「背中さすってあげる」
杏子 「ゾッとしねえ害獣だぜ」
ハヤタ「・・・断る理由は2つ。まず今回の成功事例は、美樹君の回復力がとても高いこと、同様に回復力の高い魔女のグリーフシードを持ち歩いていたこと、
魔女になって間もないこと、抜け殻があまり損壊されてなかったこと・・・ 様々な幸運の積み重ねであり、簡単にできることではない」
QB「じゃあ試してみればいいんじゃないかな。君だって少女を救出したいのだろう?」
125 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:55:04.38 ID:OW1Xr8Vt0
ハヤタ「2つ目・・・ 僕は潰すために助けているんじゃない。お前のやり方は地球でも、光の国でも、友好的な惑星でも、マトモな奴は誰も肯定しないよ」
QB 「あとでトサツするために牛や豚を治療するのと何が違うのさ? ・・・まあ返事はすぐでなくてもいい。いつでも連絡しておくれよ」
QB 「・・・犠牲者の人数を減らせると思ったんだけどな。残念だな」ガックシ
まどか(あ・・・)
インキュベーターが立ち去った頃合いで結界が消えていった。
いつの時点で魔女が死亡したって判定されたんだろう。
外の世界では朝日が昇りつつある。
杏子 「気色悪いこと聞いちまったな・・・ まあいい。帰ろうや」
本郷 「それはいいがまどか君にさやか君・・・ 大事なこと忘れているぞ」
まどさや「「?」」
本郷 「家を出てきた言い訳をきちんと考えてから帰れよ。俺は助けてやれんぞ」
126 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:56:44.08 ID:OW1Xr8Vt0
PART9.5 生身の人間でも受け入れますか?
― at病院
失恋のショックで街をさまよっていた・・・ ということにされたさやかは念のため検査入院する羽目になった。
さやか「ちくしょう。恥ずかしくて学校に行けやしねえ」
まどか「毎日お見舞いに行ってたでしょ。さやかちゃんが上条君のこと好きなのは最初から誰でも知っていたよ」
さやか「マジかよ! 気づかなかった。・・・そういやなんて言い訳した?」
まどか「窓の外にさやかちゃんが見えたからあわてて追いかけたって。パパにまでド叱られた。」
さやか「2人で駆け落ちしようか」
まどか「しないよ」
さやか「いやあ、しかし魔女になったらあんなすげえ爆発が起きるとは・・・ メタンが溜まってたってことになったけど、死傷者がなくてほんと良かった。
鬱で他人を巻き込んで死亡とかシャレにならん」
127 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 22:59:57.94 ID:OW1Xr8Vt0
まどか「ウルトラマンさんたちが助けてくれなきゃ、今頃は魔女になったさやかちゃんのお葬式だよ」
さやか「神様仏様になったらインキュベーターの畜生どもぶちのめせないかな。まあ魔女から魔法少女に戻っただけでも儲けものか」
志筑 「おふたりとも・・・ 聞こえましたわよ。魔女とか魔法少女とかインキュ何とかとか、何のお話ですの」
まどさや「「うげっ」」
志筑 「特にまどかさん・・・ 貴女のお母様のお勤め先、うちの孫会社でなくて?」
「上条さんの腕が治ったり、集団の夢遊病が出たり、何かがおかしい。奇跡はないけど魔法ならあると仰ったのも不可解です。
何が起きているんですの。知っていることを全て、詳細にご説明なさい」
まどか「言います。言いますからどうか家族だけは、家族だけはお見逃しを」
さやか「あ・・・」
128 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:01:57.16 ID:OW1Xr8Vt0
― atマミホーム さやか退院祝いの集まり
上条 「私の腕を治してくださり本当にありがとうございましたー!
さやか様には心から感謝しております。このご恩は決して忘れません!」ヘイフク
さやか「いえ・・・ こちらが勝手にしたことですから・・・ 」
杏子 (なに魔法少女のことバラしてんだコラ)
まどか(ひい、脅されたんです、お許しを)
志筑 「さやかさんのお覚悟に感服しましたの。私は諦めます。愛の力は素晴らしいわ」
さやか「こんなムードで告白するなんて嫌だあ」
上条 「はあ、告白・・・」
ほむら「ニブチンね。美樹さやかはあんたに恋してたのよ。それこそ破滅してもいいってくらいに。志筑仁美もだけど、こっちは諦めるってさ」
上条 「仰せのままに。僕でよければいくらでもお付き合いいたします」ヘイフク
杏子 「良かったなさやか! 最後に愛は勝つ。親友にいいことあるとアタシもうれしい」
志筑 「同感です」
マミ 「おめでとう」
まどか「やったね」
さやか「もっとロマンチックなムードが良いよう・・・ はい、今後は宜しくお願いします!」
129 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:04:41.09 ID:OW1Xr8Vt0
志筑 「そしてラスボスの魔女が近いうちに襲来するんですよね? 私も戦力に加えて下さらなくって?」
マミ 「魔法少女なんて止めときなさい。人間やめちゃうのよ」
志筑 「いえ、生身で。魂は失いたくないので」
本郷 「待ちなさい、君はまだ中学生だろ。武器を持って戦うなんてやめろ。親が泣くぞ」
志筑 「貴方がウルトラマン様ですのね。友人を助けて下さり感謝しております」ペコリ
本郷 「俺は仮面ライダー1号、本郷猛。ウルトラマンはこっち」ユビサシ
志筑 「失礼いたしました。本郷様にも感謝しております」
ハヤタ「僕がウルトラマンだよ。鹿目君と美樹君はどこまで喋ったんだい・・・」
「それで本郷君も言ったが、平和のために命を懸けて戦うなんて中学生がすることではない。
僕たちは少年兵のリクルーターじゃないし、美樹君が心底後悔したことも聞いただろう」
志筑 「それも聞きましたし・・・ 少年仮面ライダー隊とかホシノ・イサム君、フジ・サトル君のことも聞き及んでおりますの。
私は少なくとも彼らより年上ですのよ」
130 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:06:35.43 ID:OW1Xr8Vt0
本ハヤ「「おい! どこまで話したんだ!」」
まどか「ママをクビにするって脅されたんです、ご容赦を、どうかご容赦を」
志筑 「それに・・・ 子供を戦わせたくないなら、自衛隊や在日米軍に頼むべき・・・
なのにそうしないのは、やってみたけど頭のアレな人扱いされたから。
それに正義と平和を愛するヒーローの力を軍事産業に利用され人間同士の戦いに使われるのを恐れているから・・・ 」
志筑 「そんなところではなくて? 大丈夫ですわ、入れてくれれば誰にも言いません」
本郷 「ぐぬ・・・」
マミ 「じゃあ入れなきゃ仕方がないわねえ」ニコニコ
ハヤタ「女の子に口で勝てるわけがないんだ。やめよう本郷君。ハア これを使うといい」
志筑 「あらカッコいい」
131 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:09:35.39 ID:OW1Xr8Vt0
ハヤタ「こっちがマルス133(複製)、これがスパイダーショット(複製)、これがスーパーガン(本物)。複製品は例の町工場で本郷君と作った。
イデ君の作った本物のマルスはスペシウム光線と同程度の威力だが、これは7割くらいかな」
志筑 「あら私でも持てるしバランスもいいわね」
ほむら「同程度って、そっちの世界の地球人はどうなってんのよ。天才すぎるでしょ」
上条 「ええと・・・」
本郷 「頼むから君はやめろ。さやか君が修羅の道を選んでまで君の腕を治癒したんだ」
「君が戦死したら、さやか君の覚悟が無駄になるんだぞ」
上条 「うっ」
さやか「たぶんワルプルギスの夜が来たらさ、避難所とか設置されるから、そこで皆さんの心の安らぎになっててよ。
バイオリンや音楽はそのためにあるんだと思う」
上条 「・・・男の僕が戦わないというのはどうかとも思うけど、わかった。皆さん、さやか様をどうかよろしくお願いします。」ペコリ
さやか「お願いだから様なんてつけないで。泣くよ」
杏子 「おう、任せとけ! 避難所の無料コンサートが聞けなくて残念だ。」
132 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:12:13.15 ID:OW1Xr8Vt0
PART 10 インキュベーターに頼らなくても人類はやっていけるんだよ!
マミ 「あとは実地訓練あるのみ! ウルトラマンのカラータイマーを鳴らすという偉業を成し遂げたんですもの。
美樹さんならきっと大丈夫。リハビリ頑張ってね」
さやか「偉業って・・・ まあ、はい。やりますよ。ちょっと辛いけどね」
― さやか VS Isabel
さやか「うへえ・・・ なんか気色悪い空間だなあ・・・」
芸術家の魔女Isabelの結界の中、美樹さやかと1号がMichaelaに囲まれている。
さやか「動かない魔女は2人目だね。そんで子分ども・・・ 私を馬鹿にしてんのかよ。ゾンビみたいにふらふらしやがって」
1号 「あんまり悪く言うな。被害者に安らぎを与えるつもりで戦うんだ」
さやか「そうでした。悪く言っちゃいけませんでした。・・・痛いけど許してね」
さやかがMichaelaの群れを薙ぎ払う。そんなに強い相手ではなかった。
次から次へと出てくるが大した苦労もなく魔女に接近できた。
133 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:14:11.96 ID:OW1Xr8Vt0
さやか「おおっと、何か飛ばしてきたな。・・・そうだ!」
魔女が何かぶつけてくるが、一つ一つ叩き落すとこっちに隙が生まれる。
狙って対処しなくてもいいようにサーベルを何本か自身の周辺に回らせてみた。
さやか「おお、良い感じ」
戦いの最中にちょっとした作戦を考える余裕も出てきた。
そのまま凱旋門のような魔女にサーベルを叩きつける。
途中で花が攻撃してきたが上手いことサーベルが盾となった。
さやか「芸術ってのはね、称賛されるためじゃなくて、人を喜ばせるためにあんのよ」
「ま、音楽と絵画じゃジャンルが違うけどさ。芸術は芸術でしょ。」
1号 「ほう。余裕が出てきたな。・・・俺は徒手空拳だが今では技の1号と呼ばれている。さやか君は武器のあるだけ、俺より多彩なはずだ。頑張れよ」
134 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:15:41.38 ID:OW1Xr8Vt0
―さやか VS Patricia
さやか「わっ わっ わっ」
Patriciaの結界。魔女はまだ遠くにいてすぐには襲ってこないが足場が悪すぎる。
セーラー服の干してある洗濯ロープが張り巡らせてあるが、上も下も空である。
ウルトラマンは浮遊できるが、さやかはロープにしがみ付いていた。
マン 「1号ライダーならロープの上をサイクロンアタックできるかな」
さやか「私はサーカス団員じゃないよー! 地面のある結界が恋しい!」
マン 「落っこちても拾ってやるから安心したまえ。騒ぐから気づかれたぞ」
Mathieuが大量に降ってきた。さやかは大慌てでサーベルを乱射するが、それでは間に合うはずもない。
スケート靴とサーベルがかち合って火花も出る。
やっぱり刃物だと確信して青ざめる。逃げの一択であった。
さやか「危ねえー! 」
マン 「ロープをしならせてより遠くへジャンプするとはなかなかの判断力じゃないか」
さやか「へへへ、そうかな・・・ うわ、親玉が来た。」
135 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:17:22.78 ID:OW1Xr8Vt0
腕が6本ついているのでロープを掴むのは得意中の得意。
気味の悪い動きであっという間に距離を詰める委員長の魔女。
さやか「むむむ・・・ むむ、よしこっちだ。それ!」
ロープを飛び移るさやかを魔女が追いかけるが、高速移動に苦労しているようだ。
いつの間にか追いかけることに夢中になってしまった。さやかの狙いに気づかない
さやか「よっし、喰らいやがれ。2本同時投げだぜ」
サーベルを投げても魔女には避けられると予想した。でも洗濯ロープは避けてこない。
魔女の前後に同時にサーベルを投げる。1か所だけならそのロープを掴んで昇ればいいが、2か所が切断されたら落っこちる。
大慌てで別のロープに大ジャンプする魔女がどこに行くのかさやかは予測していた。
さやか「一発で倒せなくて痛い思いをさせて、ほんとゴメン」
3本、4本と投げつけると魔女は爆散した。
結界が閉じてさやかとハヤタが現実世界に戻る。
ハヤタ「成長したね。判断力も攻撃力もなかなかのものだよ。」
さやか「いやあ、再形成されてから調子がいいんですよね〜 ウルトラの光のおかげかな」
ハヤタ「どうかな。さて今夜だ・・・ 訣別の夜になるかな」
136 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:20:27.26 ID:OW1Xr8Vt0
― まどかホーム
深夜。その日はまどかの両親はタツヤを連れて出かけていた。
ベッドの上で一人だけ、インキュベーターを待っている。
QB 「やあ、呼んでくれたかい」
まどか「インキュベーターと人類とが相互理解できないか、共存の道はないのか、確認したい。
契約するかしないかはそれから考えるってことで」
QB 「それでいいよ」
まどか「まずね・・・ 女子中学生を絶望させて怪物に変えること、ほかの娘にそれを殺させること、そういうの止めるつもりはないかな?
私達は人格があるんだ。消耗品じゃあない」
QB 「全ては、この宇宙の寿命を延ばす為なんだ… この宇宙でどれだけの文明がエネルギーを消耗しているのか分かるかい?
人類がいずれ地球を離れて僕達の仲間入りをする時に、宇宙が枯れ果てていたら困るよね。長い目で見れば人類にとっても得になる筈だよ?」
まどか「・・・宇宙の熱力学的な死は数万年どころか数億年単位で考えなきゃ」
QB 「無責任じゃないか。遠い将来のことだから後回しでいい・・・ 考えられないね」
137 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:22:46.97 ID:OW1Xr8Vt0
まどか「そういう意味じゃない。他の解決法を研究できないかって言ってる。
延命が無理でも並行宇宙や多元世界、他の分岐した時間に引っ越せないかな」
QB 「できるかもしれないけど必要性を感じないね。人類の個体数と繁殖力を鑑みれば、数名の犠牲での宇宙延命はお手軽でリターンが大きい。
蟻の群れから1匹をつまみ上げても影響は皆無と言っていいよね」
まどか「今までに何人が魔女になった?」
QB 「数えきれないよ。僕たちが地球人を知ったのは何万年も前だし・・・ ああ、さっき人類にも得になると言ったけど付け加えておこうか。
魔法少女の中には社会を新しいステージへ導いた子もいるよ。僕たちがいなければ、君たちは今でも裸でほら穴にでも住んでたんじゃないかな」
まどか「鹿目まどかとの契約に執着しているね。理由は何かな」
QB 「鹿目まどかの素質が反則なほど大きいからさ。暁美ほむらの手柄だよ。彼女が時間を何回も繰り返したために鹿目まどかの因果が幾重にも強化されたんだ。君は神にも等しい最高の魔法少女、つまり最悪の魔女になれるんだよ」
138 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:24:28.89 ID:OW1Xr8Vt0
まど仮「いや、俺には無理だな。男性だからな」
QB 「・・・!?」
まど仮「俺は自分が鹿目まどかだと名乗った覚えはないぜ。聞かれなかったからな」
意趣返しである。まど仮が不敵にニヤリと笑みを浮かべた。
すっくとベッドから立ち上がった。
腕をクロスした瞬間、QBが鹿目まどかと思っていたその人物は、姿を変えた。
QB 「仮面ライダー1号・・・ 何故だい?」
本郷 「大道寺博士とは違って異性の子供だがうまく変装できた。
それにインキュベーターと人類とが相互理解できないか、共存の道はないか、まどか君が確認したいのも本当だ・・・ で、確認できたかい?」
139 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:28:14.28 ID:OW1Xr8Vt0
真どか「できたよ。無理だって確信した。みんなもごめんね、手間をかけさせちゃった」
ほむら「いいのよ。どこの時間でもまどかは優しすぎるのよ。」
マミ 「人間を蟻扱いとはなんて言い方よ。いやでも蟻に失礼なのかな・・・」
志筑 「何ですのこの白いのは!? 言ってることがめちゃくちゃではないですか!」
杏子 「だろ! そう思うよな! でも今潰しても意味ないんだよ」
さやか「こんなのに騙された私って一体・・・」
QB 「・・・どこで会話しているんだい」
ハヤタ「君のすぐ近くだよ。僕にはミクロ化能力があるんだ」
ぐんぐんカットの音が響くと同時に全員が部屋に出現する。
友情も絆も信頼もMAX状態でQBに対抗する決意が固まっていた。
140 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:30:27.89 ID:OW1Xr8Vt0
まどか「言いくるめられない自信はなかったから、代わってもらった。やり取りを冷静に聞きたかった。」
「さやかちゃんが魔女から生還したとき、犠牲者の人数を減らせると思ったのに残念だとインキュベーターは言った。
共存できるかもって、絶望に突き落とすことに罪悪感があるのかもって、思ってしまった。だけど単なる手間の問題だったね」
「それに、この期に及んで、まだ詐欺をやめようとしない・・・
『僕たちがいなければ、君たちは今でも裸でほら穴にでも住んでたんじゃないかな』だって?
断言していないのは、そうではないと考えているからだね」
「だって本郷さんのいた世界にも、ウルトラマンさんの住んでいた宇宙・M78ワールドにも、インキュベーターはいなかったよ。
それでも人類は文明を築けた・・・ それに気づかないふりをしたのは、私にゆさぶりをかけたいから」
まどか「アンタは人類の敵だ。そっちにはそっちの言い分や正義があるんだろう。でも相互理解や共存は不可能だ。人類のためにアンタたちを倒す」
141 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/20(月) 23:41:59.43 ID:OW1Xr8Vt0
さやか「おお! よく言ったぞ。でも契約はするなよ」
マミ 「戦うのはこっちに任せておきなさい」
ほむら(男のイケボのパジャまどか(偽)もよかった・・・ でも決意した本物はもっと良い・・・ 時間止めようかな)
杏子 「ワルプルギスの夜を叩き潰したらその次はお前らの番だ。怖けりゃ尻尾巻いて逃げやがれ!」
QB 「それは無理だね。君たちは勝てない。多勢に無勢だ」
ハヤタ「!? ワルプルギスの夜の他にも魔女が襲来するというのか?」
QB 「さてどうだろうね。敵に情報を与えるほど未熟じゃないんだ」
詐欺師のような奴だが少なくとも完全な嘘をついたことのないQBが無理と断言した。
その場の全員が不安を覚えた。全員の表情を眺めてからQBはどこかへ歩いて行った。
本郷 「・・・多勢に無勢、ねえ」
マミ 「と、とにかく作戦を練るのよ。悔いのないように、できることはしておきましょう」
142 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:19:03.17 ID:HvTEipKW0
PART 10.5 暁美ほむらさん説明会
― atほむホーム
マミ 「迎撃準備を整えるにあたり、改めて暁美さんからこれまでのことをお話しいただきます。
これまでの各自がどうだったのか見直しましょう。皆さん拍手をどうぞ」
一同 「おお〜」 パチパチ パチパチ
ほむら「えー ここにいる皆さん以外にも魔法少女はたくさんいました。
しかしグリーフシードの奪い合いや魔法少女はどうあるべきかという理念の対立、その他の理由で殺し合ってばかりでした。
ここにいる者だけでも友情、絆が成立してることに驚いています」
志筑「いきなり恐ろしいことを言い出さないで」
ほむら「最初に言っておくけど志筑仁美、貴女は魔法少女になったことない。上条取り合ってさやかを凹ませるくらいよ。
これが本当にめんどくさいのよ、さやかが魔女化してまどかが絶望する引き金になるんだもの」
志筑 「え、えー・・・ そんなあ・・・」
志筑 「鹿目さん、暁美さんがいじめるんですの」
まどか「よしよし」ナデナデ
143 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:21:25.15 ID:HvTEipKW0
ほむら「うらや、もとい、そんじゃ次はまどかね。一言でいうとまどかは私の憧れ・全てよ。本当にかっこいいんだもの。芯が強くて可憐なの」
まどか(どや顔)フンス
ほむら「私は「彼女(鹿目まどか)との出会いをやり直したい、守られる私でなく守る私でありたい」って願いで魔法少女になった。
やり直すために出会った過去に戻ることはできるけど、そこまでよ。応用でタンマウォッチはできるけど」
まどか「そっか。過去を変えたいならもっと昔に行けばいいもんね。マミさんを自動車に乗せないとか。」
ほむら「でも今までのまどかはワルプルギスの夜に返り討ちにされて戦死か、一撃で粉砕して極端に恐ろしい魔女に変貌か、だいたいどっちかね」
まどか「うぐ」
ほむら「世界を滅ぼす魔女になったまどかを見たときは本気で震えたわ。まどかが魔法少女になったらそこで失敗よ。
だって生き延びてもどうしたって超ド級の魔女に変化するんだから・・・ だから契約しないようにQBから私が守るのよ・・・」ネットリ
ほむら「まどかぁ・・・ 今度こそ・・・・」ネ〜ットリ
まどか「ほむらちゃんが怖いよ、さやかちゃん・・・」
さやか「ヴー!!」ガルルル
144 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:24:34.00 ID:HvTEipKW0
ほむら「美樹さやか、貴女は本当に邪魔だったわ。魔法少女になったら失恋して魔女化するのが常よ。
しなけりゃモブで済むけど、魔女に食われたこともある」
「魔女化したらまどかが曇るし、私が始末したこともあるのよ。どうにも貴女は私と馬が合わない。いがみ合った記憶が多いわ」
「よく言えば頑張り屋なんだけど、視野が狭くて思い込みが激しく救いの手を意固地になって振り払う。
・・・怪我したノラ猫が助けようとした人間にシャーって唸る感じ」
さやか「マミさん、転校生がひどいこと言うんだ」
マミ「いい子」ナデナデ
ほむら「話の流れでその後のこと伝えましょう。さやかの犠牲で魔法少女が絶望して魔女になるのが真実だと皆が理解して・・・」
「マミが無理心中を図って私をリボン拘束して、杏子を撃ち砕き、泣き崩れているまどかと私を撃とうとしたの。
悪鬼の形相だったのよ。今のこの時間ではハヤタがいたけど、それでも思い出してビビってたのよ私」
「考えてみりゃ貴女の戦闘センスって頭一つ抜けている。不意打ちでベテランの杏子を無力化、同時に私をリボン拘束して時間止めるのを阻止。
万一私が盾を起動しても触れている判定で自分は動ける。背中見せてしゃがみ込んで泣いてるまどかを後まわし・・・ 」
145 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:26:19.45 ID:HvTEipKW0
ほむら「心は壊れているのに戦術は冷静なんだから持って生まれたセンスよね。
今更だけどリボンでマスケットを精製てのも、何食べたらそんな発想出てくるのよ」
マミ 「・・・もうちょっと、こう、なんというか、紅茶とかファッションとか女の子っぽいセンスが良かったループはなかった?」
ほむら「ない。まどかはここでもカッコいいのよ。か弱い私を恐ろしい悪魔ミの暴威から守ろうと、照準を一瞬で合わせて悪魔ミを撃破。
・・・覚悟と判断力と私への愛情がカンストしてたわね」ウットリ
マミ「私が生まれついての戦闘マシンみたいに言うのよ」(泣)
杏子「アタシが側にいるよ」
146 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:28:49.62 ID:HvTEipKW0
ほむら「最後に佐倉杏子。貴女はいたりいなかったり。さっきマミに砕かれたことは言ったわね」
杏子「・・・他には?」
ほむら「なんか貴女、美樹さやかと仲がいいのよ。面倒見がいいというのか親分肌というのか。
さやかと曽根崎したこともある。でもこれと言ってはないわね。いなけりゃいないしいたら擦り切れたホームレスよ。
ループを始めてから今まで、貴女が幸せに暮らしてるとこ見たことない」
杏子「そこまで言わなくてもいいじゃねえか」シクシク
志筑「幸せになりましょう」ヨシヨシ
ほむら「・・・私以外でへんちくりんな循環が出来上がった」
ほむら「QBと関わり合いになった時点で、普通の幸せは奪われたのよ。不和といがみ合いと流血・・・ 将来の展望なんてありゃしなかった」
「こうして私の話を聞いて信じてくれるだけでも、かなり上手くいっているほうよ。
今まではつま弾きにされたり、胡散臭い奴扱いされたり・・・ それでも希望を追い求め、やっと今回にたどり着いた」
147 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:31:32.67 ID:HvTEipKW0
杏子 「そんじゃあさ、ワルプルギスの夜をぶちのめしたら、しばらく普通の生活しようや。
ガッコ行って、友達と駄弁って、遊びに行って、勉強するみたいな。
時を止めるチートでも勝てねえ魔女なんだ、特大のグリーフシード落とすだろ。魔法少女の長期休暇だ」
さやか「ダメだよ。その間に誰か襲われたらどうすんのさ」
杏子 「・・・いや。これは譲れないね。だってアタシ達、契約組はどっかちょっとおかしいんだよ」
「中学生の恋愛でマジモンの命を投げ出す奴、いくら化け物になるっても仲間を殺すと即時に決断できる奴、
他人が魔女に食われても、仕方ねえだろで済ましてた奴・・・ マトモって言えんのか?」
「アンタもだぞ事情通。まどか以外の誰かが死んでも“悲しい”じゃなくて“またやり直しかよめんどくせえ”って思うようになっちまってんじゃねえの。行動原理の全てが鹿目まどかになってんぜ。」
ほむら「むむ・・・・・」
148 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/22(水) 20:33:03.38 ID:HvTEipKW0
まどか「な、何もそこまで言わなくても」
志筑 「そうですわ、戦う仲間なのに」
杏子 「悪口言いたいんじゃないんだ。他人を、人間をエサ扱いしてたアタシが一番マトモじゃない。
だからさ・・・ 命ってのを掛け替えのないものだと感じる、普通の奴になりてえ。」
マミ 「・・・それ以上は士気が下がるから止めましょう。でも、なりたいわね」
杏子 「変なこと言っちまってごめんな。ところでヒーロー2人はどうした?」
マミ 「2人でサイクロン号のチューニングですって。そろそろ来るわよ」
149 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:39:08.52 ID:BDFR3Dm40
PART11 最終決戦まで残った魔法少女4人と一般少女2人
ほむら「“改めての解説” かくかくしかじか うんたらかんたら」
本郷 「最初に俺から聞こうか。どうしてワルプルギスの夜はこの時期に出現するのだろう。
長い時では百年の間が空く。まさか俺たちが漂着したことがきっかけに・・・」
ほむら「今まであなた達はいなかったからそれはない。地震や噴火みたいなものなんだと思う」
ハヤタ「ふむ・・・ 僕も質問だ。何周めかの世界で、ワルプルギスの夜を撃破した反動で鹿目君が世界を滅ぼす魔女になった・・・
違和感がある。最大の敵を倒せば希望が生まれるはず。なぜソウルジェムが完全に濁ったんだろう」
ほむら「全力攻撃で魔力を使い果たしたか、めちゃくちゃになった見滝原市や倒れ行った魔法少女を見て絶望したんじゃないの?」
ハヤタ「一撃で完全に倒すほどの全力攻撃でパワーを使い切って相討ち、そんなの初心者のミスだ。宇宙警備隊の入門者がよくやらかすよ。
がれきの山や犠牲者だってそれまでに見ている。倒した直後のタイミングでの魔女化は、どうにも違和感があるな」
ほむら「まあ言われてみりゃそうなのかな・・・」
ハヤタ「考えすぎたかな。悪いね。次に、暁美君の願い事はすでに叶ったのかい?」
150 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:42:57.95 ID:BDFR3Dm40
ほむら「んー・・・ 私の場合、他とはちょっと違うかな。納得できるまでやり直す権利が与えられたって感じかしら。
腕を治すとかならわかりやすいけどね」
「守られる私でなく守る私でありたいってのが願い、鹿目まどかとの出会いをやり直したいってのが願いを叶える方法、
過去に戻るのは方法の実行・・・ってとこ」
本郷 「守る私というのは、もう少し具体的にならないかな」
ほむら「最初の頃は一緒に戦っていけたらなあくらいに思ってたけど、QBに騙される前の馬鹿な(これは自称)まどかを助けるって
約束しちゃったのよね。だから、まどかを契約させないこと、魔法少女にさせないことが守る私になったってことよ」
まどか「自分で馬鹿って過去の自分に言われた」
本郷 「大変な願い事だな・・・ 考え方によっちゃあ、ワルプルギスの夜を打倒して、将来にまどか君が大人になっても、
その後に契約しないと言い切れないから願いはまだ叶えられてない、まどか君が老衰で死ぬまでってことになりかねん」
ほむら「まどかぁ〜 私達、ずっとず〜っと一緒だね・・・」ウットリ
まどか「ひいい・・・」 さやか「ヴー!!」 マミ「真面目にやりなさいあんたたち」
151 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:45:30.30 ID:BDFR3Dm40
ハヤタ「逆に暁美君の願いが叶ったとしたら、もうやり直せないから過去に行けない≒盾の時間を止める機能は消えるのか。収納能力はそのままかな」
ほむら「あ、あれ!? もし収納も消えたら最弱よ、私! そこまで考えてなかった!」
「ど、どうしよう。どうしよう」
さやか「過去の世界の私に代わって御礼してやるぜ」
志筑 「加勢しますわ」
ほむら「あ、謝るわ。許してお願い。ていうか過去と言っても平行世界だからここにいる貴女じゃないのよ。
本当に厳密に言えば、ありえたかもしれない平行世界でやり直してるの」
152 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:46:42.17 ID:BDFR3Dm40
まどか「ほえ? それじゃほむらちゃんに頼んだ私って本当に私なのかな?
ひょっとして顔と名前が同じだけで別人のそっくりさんじゃないのかな」
ほむら「ふえ? それじゃ私の今までの頑張りって・・・ いや大丈夫、貴女の因果が強化されているんだからまどかが貴女よ。
だから(因果が強化されると強い魔女になるので)大丈夫じゃないんだけど、(頑張りが無駄ではないという意味では)大丈夫」
さやか「やっぱり御礼してやるぜ」
志筑 「親友の仇」
ほむら「あわわわわわ」
杏子 「ノリがいいなお前ら」
ハヤタ「そろそろ作戦立案に入るぞ」
153 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:48:16.24 ID:BDFR3Dm40
― atほむホーム 数時間後
マミ 「だいたいまとまったわ。概要を確認します。
ワルプルギスが空から襲来してきたら、まずは戦いやすくするために暁美さんが兵器で地面に落とします。
この時点では他の人は魔力を節制するように」
ほむら「任せなさい。海を渡ってあれこれ仕入れてきたわ。完全に落ちることはないけど、地面の近くまでなら成功してるの」
マミ 「続いて私、暁美さん、志筑さん(マルス133)、鹿目さん(スパイダーショット&スーパーガン)で砲撃します。
ここらで御二方にも変身していただき、ウルトラマンさんはワルプルギスと交戦開始です。流れ弾は大丈夫ですか?」
ハヤタ「敵の身長は僕の6〜7倍だ。砲撃の方向はわかっているから、僕が避けよう。なるべくでいいが僕に当たらないように頼む。
余裕があればでいいが、移動したらテレパシーで教えてくれたまえ」
志筑 「私は敵が見えないけど他の人に合わせます」
154 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:49:52.04 ID:BDFR3Dm40
マミ 「美樹さん、佐倉さん、本郷さんはワルプルギスの使い魔を撃退します。
攻撃で出た破片が使い魔に変化するのでそちらの対応です。
一般市民に被害が出ないよう、また砲撃チームを防護するよう頑張ってください。」
「全体の指揮は私がとります。私に何かあれば暁美さんが引き継ぎます。
作戦というよりは手はずって感じだけど、後は調整していきましょう。何かある人? はい本郷さん」
本郷 「ふと思いついたがインキュベーターの言った多勢に無勢というのは、使い魔の数のことではないだろうか? 今の想定よりずっと多いかもしれん」
杏子 「アタシは分身できるよ。それでも足りないことってあるかな?」
まどか「その時は私も使い魔の相手になるね。それでも足りないなら仁美ちゃんも」
マミ 「う〜ん・・・ どの敵に現代兵器、魔法、科学特捜隊の武器のどれがよく効くのかまだわかりません。その時に判断します。他には? はい美樹さん」
155 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:51:42.09 ID:BDFR3Dm40
さやか「「守られる私」「守る私」てのがふと気になったんだよね。もしもまどかが敵を攻撃して、それで転校生が助かったらさ・・・
まどかは契約してないとしても、転校生は「守られる私」でしょ。それで願いが叶わなかったってことで、自動的に盾が発動ってならないかな」
ほむら「私が行こうと思わないのに過去に行くかもっていうこと?」
志筑 「守られる私ではなく、とわざわざ否定してしまっていますものね」
杏子 「敵はあの害獣だぞ。ひねくれて叶えるなんて朝飯前だろ」
まどか「あの、それじゃ私は何をすればいいんだろ」
マミ 「ん〜・・・・」
ハヤタ「何かをしなければいけないわけでもないさ」
マミ 「作戦を変更しましょう。鹿目さんは暁美さんの近くにいて、なにもしないこと。SSSPの武器は他の人が使いましょう。他には・・・ ないわね」
156 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:53:26.43 ID:BDFR3Dm40
マミ 「それでは各自で準備を万全にしてね。待ち合わせに遅れないように。」
本郷 「俺はもうちょっと新サイクロン号を整備しよう」
ハヤタ「僕はSSSPの武器の扱いをきっちり教えておこう。いいね志筑君?」
志筑 「はい。よろしくお願いしますわ」
マミ 「私はイメージトレーニングでもしようかしら」
杏子 「疲れねえ程度に素振りでもしようかな。付き合えよ」 さやか「よっしゃ」
ほむら「じゃあ銃器の手入れ」
まどか「ほむらちゃんを手伝うね。それくらいなら守ることになんないでしょ」
157 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:55:26.96 ID:BDFR3Dm40
PART11.5 まどかとほむらatほむホーム
いろんな銃器や砲やミサイルなんかを手入れしながら・・・・
まどか「なんか二人っきりになっちゃったねえ」フキフキ
ほむら「うん・・・」
まどか「ほむらちゃん、今までずっと戦っていたんだね」キュッキュッ
ほむら「うん・・・ あのね、みんなには黙ってたことあるのよ」
まどか「何かな?」
ほむら「本郷の言ったこと、半分当たってるの。私は貴女を魔法少女にしないために戦い続けるしかなかった。それを希望にしてやり直し続けた」
「私が貴女の因果を強めているなんて、魔女としての能力を磨いているなんて、頭をかすめもしなかったのよ。
そしてこの時間軸は最高よ。後にも先にも、これ以上の良い条件は考えられない」
158 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/24(金) 20:59:08.87 ID:BDFR3Dm40
まどか「本当に良かった。長い旅がついに終わるんだ。ハッピーエンドだね」
ほむら「今回勝てなければ、希望なんて本当に完全に消え失せる。・・・魔法少女になってからこんな恐怖を感じたことないわ」
まどか「きょ、恐怖・・・?」
ほむら「だって過去に戻っても、間違いなく今回より悪い条件よ。ヒーローはいるの? みんなは私を信じてくれるの?
そして貴女の因果はさらに強化されている。タイムリープしても意味ないぞって言われたに等しい。
それにワルプルギスの夜は強い・・・ 私には楽に勝てるなんてこれっぽっちも思えない」
まどか「あ・・・・ 」
ほむら「・・・・この時間で貴女を守らせて。私には今しか残っていないから」
159 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:17:15.13 ID:MxPdQqYW0
PART 12 私達の、最大最強の友達 その�@
「その名は”虚構” ー伝説最大魔女登場ー」
広報車「―――見滝原市周辺に、突発的な異常気象・スーパーセルによる避難指示が発令されました
――― 住民の皆様は、速やかに最寄の避難場所への避難をお願いします。繰り返します―――」
マミ「いよいよね・・・ 暁美さんを何度も何度も叩き潰した絶望の魔女が来る。希望も未来も押しつぶしながら・・・」
「でもそれは今日でおしまい。ロマンと誇りが来てくれたもの。私たち魔法少女が、希望が消えてしまうはずがない!」
志筑(・・・ロマン? 誇り?)
さやか(多分だけどロマンってのはウルトラマンで誇りとは仮面ライダーだと思う。この人ってこういうとこあるんだよ)
杏子 (ハヤタも本郷もキョトンとしてるけどな)
杏子 「・・・で、その箱は何だい?」
まどか「冷えたスポドリ、栄養ドリンク、こっちのポットはコーヒー(本郷猛謹製)に紅茶(巴マミ謹製)、
おにぎり、飴、カロリー○イト、それから冷感シートにおしぼりタオル、消毒液と包帯」
杏子 「用意がいいな」
160 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:18:10.53 ID:MxPdQqYW0
前方からサーカスのパレードにも似た一団が賑やかにやってくる。
象が鳴き声を上げ、馬車を引く馬はいななく。人形が躍る。
その華やかな集団は、見た目だけは楽しげだった。
ほむら「まだよ。こいつらは何もしてこない。 ・・・ 来た!」
志筑 「私には見えないけど気配がすごい」
�D �C �B �A・・・ �@!
「アハハハハハハハハハハハハ!!!! ハハハハハハハハハハハハハッ ハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」
巨大な歯車がくっついた逆さづりの壊れた人形。誰も落とせぬ無敗の要害。
幾多の少女たちの笑い声が響く。新しい仲間を歓迎しているようにも聞こえた。
燃える瘴気を吹き出しながら、ぷかぷかと浮かぶ負の感情の集合体。
161 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:20:51.40 ID:MxPdQqYW0
ほむら「今こそ決着をつけてやるッ! 覚悟しろお!」
挨拶代わりに迫撃砲が火を噴いた。その次は対空戦車や車載誘導弾の出番だ。
志筑 「あれは旧ソの2K22 ツングースカ、それに人民解放軍の09式自走対空機関砲ですわ。
あら、対空ミサイルは同時発射できないはずですけど・・・ 時間を止める魔法ね。
我らが自衛隊の中距離多目的誘導弾もある」
杏子 「!?」
志筑 「あ、MQ-9 リーパーもいる。アメリカ空軍から持ってきたのね。特攻か・・・」
さやか「・・・?」
志筑 「飛んできた戦闘機はファイティング・ファルコンね。ありゃどうも韓国空軍機KF-16C/Dっぽいわ」
まどか「あ、あの・・・ 」
志筑 「んー、なんでF-15Kも? ・・・ああ、あんなに高く飛んでるってことはGBU-28かしら? バンカーバスターならさすがにイチコロ・・・」
「ア―ハハハハハハハハハハハハ!! アハハハハハハッ!!! キャハハハハハハハ ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
志筑 「本物の邪神ですの・・・!?」
ほむら「ここまでやって地面に落とすしかできないなんて・・・」
162 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:22:38.02 ID:MxPdQqYW0
杏子 「いったん解説やめろい! 使い魔が降ってきやがった!」
ほむらの今までの経験知から、使い魔の襲撃はもう少し後だと思っていた。
いくらか不意打ちを喰らう形になってしまった。
杏子 「やべえ、変身・・・」
本郷 「もう少し待て」 ハヤタ 「こっちで片付ける」
本郷とハヤタを単なる人間と思い込んだのか、影魔法少女たちが襲い掛かる。
2人に変身する隙を与えなかったのは流石だ。
だが2人は変身しなくても強かった。見る間に影魔法少女が片付けられる。
杏子 (今更ながらちょっかいかけてよく生きてたな、アタシ)
マミ (男前が闘ってるのは映えるわね)ニッコリ
さやか「マミさん? そろそろ私達も変身しませんと」 マミ「もうちょっと・・・」
163 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:24:48.57 ID:MxPdQqYW0
ハヤタ「第一陣はあらかた片付いた。準備運動は終わりだ」
本郷 「行くぜ」
本郷が右腕を左上から右に動かす。
ハヤタが右手のベータカプセルを掲げる。
本郷 「ライダー・・・ 変身!」/ カチッ マミ「あっあっ、間に合え!」
ベータカプセルから放たれた帯状の光がハヤタを包む。
本郷が跳びあがる。
巴マミがソウルジェムを掲げる。
仮面ライダー1号の変身バンク / 初代ウルトラマンのぐんぐんカット / 巴マミの変身シーン
1号「トゥ!!」 / マン「シュワッチ!!」 / 巴マミの決めポーズ
「キャハハハハハハハハハハハ!!! ハハハハハハ・・・ ・・・・ ? ?」
薄暗がりに閃光が走る。光の巨人が飛び出す。真紅のマフラーが旋風にはためく。
魔法少女巴マミが澄ました顔でマスケットを回す。
ワルプルギスの夜の笑い声がしばらく止まった。一時的とはいえ明らかに動揺している。
1号 「出たな、ワルプルギスの夜!!」
マミ 「見た? 見た? トリプル同時変身!」(すっごく期待している顔)
まどか「・・・とってもカッコよかったです!」(察した)
志筑 「ロマンと誇りと希望が三位一体となってすごかったです」(察した)
さやか「わ、私らもやればよかったなー」 杏子「撮影しときゃよかったなー」
マミ 「身も心も羽のように軽い。こんな最高に幸せな気持ちで戦うなんて初めて」ティロッ♪
164 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:27:26.35 ID:MxPdQqYW0
ほむら「喜んでる場合じゃないわ。負けりゃ街ごとあの世行きよ。早く指揮を執りなさい」
1号 「おーい! 戦うならそろそろ変身したまえ」
さやか「おっと。こっちも変身だ」 杏子「なんかこっちも同時変身になったな」
マミ 「そんじゃ気合入れなおして、砲撃チームは攻撃開始―! ティロ・フィナーレ!」
志筑 「マルス&スパイダーの同時撃ちをくらえ!」 ほむら「現代兵器だって残ってるわよ!」
「キャハハハハハハハハハハハ!!!!! ハハハハハハハハ ハハハハハハハハ ハハハハハハハハハハ!!!」
グリーフシードは百個近くも貯めておいたので遠慮なく魔力を使いまくる。
次から次へと特大のマスケットを形成しては使い捨てにする。
普段とは感覚がまるで違う。グリーフシードが次々に黒く染まる。
仁美のマルス133とスパイダーショットも火を噴いた。
魔法使いの近世の兵器と異世界の未来兵器の組み合わせなんて正反対だ。
それでも目的は同じ。忘れかけていた遥かな夢を取り返すこと。
杏子 「砲撃の破片ってあんなに出るんか」
さやか「なんか・・・ 使い魔が思ったより多いぞ? 頼むよ本郷さん」
1号 「おう。深追いはするなよ、砲撃チームとまどか君の防護を考えるんだ」
165 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:28:58.75 ID:MxPdQqYW0
一方で、ウルトラマンは変身するとほぼ同時にウルトラ眼光を放った。
どこか弱点はないか探り、うまくいけばバリヤーの無効化もできないかと考えてのことだった。
しかし光学迷彩の解除能力もあったので・・・
マン (バリヤーはどこが薄いということもない。現代兵器のダメージもあまりないな。こいつは難敵だ・・・ ん?)
志筑 「あら、見えるようになったわ。これもどなたかの魔法ですの?」
ほむら「え」
まどか「私はとにかく、仁美ちゃんにも見えるの?」
杏子 「つーことはだな」
166 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:30:13.48 ID:MxPdQqYW0
― at防衛省 中央指揮所
総理 「あれはなんだ・・・ 映画じゃないんだよな」
幕僚 「とりあえず歯車人形、光の巨人と仮称しました。歯車人形がスーパーセルを引き起こしたなら、明らかに敵です。
しかし自衛隊も在日米軍も、ビルが浮かぶような暴風に耐えうる武器はありません。誰かが攻撃してますが詳細不明です。
何もかも前例がなく、わからないことしかありません。自衛隊からは情報収集に行っています。」
総理 「じゃあ光の巨人はこっちの味方か? それより避難民をどうすんだ」
政務官「見滝原は防災先進都市でもあるので避難所は特に頑丈です。避難所にいる限りは耐えれます。おそらくですが」
総理 「それでいい。それから防衛出動だ。誰か理屈を出せ。警察と海上保安庁、消防にもそう伝えろ」
167 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:32:33.72 ID:MxPdQqYW0
― at避難所 上条の即席演奏会会場
上条 ≪〜♪ 〜♪≫
テレビ「臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。
見滝原を襲ったスーパーセルの中心部付近に巨大な生物のようなものが2体、出現しました。
あ、自衛隊の映像が入りました。ご覧ください。戦っているようにも見えます。」
テレビ「政府は人間に近い形状の身長40メートルほどのほうを光の巨人、歯車のついた巨大なほうを歯車人形と仮称しております。
絶対に見に行かないように、命の危険ですので絶対に見に行かないようにしてください。救助は不可能です。」
上条 (始まった。ご武運を、さやか様・・・)≪無敵のヒロイン〜♪ ファイト ファイト〜 ♪≫
タツヤ「がんばえー 」
詢子「特撮?」
知久「さ、さあ・・・?」
詢子「そういやまどかは何処だ。支援物資貰いに行ってんだっけ」
168 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:37:41.55 ID:MxPdQqYW0
― atスーパーセル中心地
ラジオ「繰り返し臨時ニュースを申し上げます。臨時ニュースを申し上げます。・・・」
マミ「や、やった!」
まどか「魔女が本当にいるって日本全国に、世界に知れ渡ったよー!」
杏子 「ウルトラマンばんざーい! ばんざあーい!」
ほむら「喜ぶのはまだ早いわよ。インキュベーターと魔女との関係は知れ渡ってないわ」
雲霞の如くに湧いてくる影魔法少女を仮面ライダー1号とさやか・杏子は片っ端から倒し続けた。
数は多いが1体1体は危惧していたよりは脆い。ときたまパレードの象や馬が突進してくるのが煩わしい。
象 「ァッハハハハハハハ!!!! ハハハー アーハハハハハ!!!」
ほむら「きゃあ! 何なのよ、今まではパレードの動物は大人しいのに。しっかりまどかと私を守りなさいよ!」
さやか「敵もそれだけ必死なんじゃないかね」
1号「ライダー・パンチ!」 「ライダーチョップ!」 「ライダーきりもみシュート!」
象の巨体が殴り倒され、巻き込まれた影魔法少女が圧し潰された。
馬が叩き潰されると影から悲鳴が上がる。生前に可愛がっていたのかも。
169 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:39:06.87 ID:MxPdQqYW0
杏子 「罪悪感がないって言えば嘘だけどね・・・ 同情してっとアンタたちみたいなのがまた増えちまうんだ。許せよ」
さやか「同情する余裕がない」ゼーハー
杏子 「飴でも舐めて頑張れ」
1号 「ライダースクリューブロック!」
杏子 「うおう・・・ ジャイアントスイング・・・ すげぇ」
1号 「サイクロン!」
立花藤兵衛、本郷猛、滝和也の3名が心血を注ぎ開発した新サイクロン号である。
最高速度・時速500キロで影魔法少女や影動物を薙ぎ倒しながらやってきた。
1号 「このまま敵の群れに突っ込むぞ」
さやか「負けてられるか―! 私たちの地球だぞー! それー!」
杏子 「その意気だぜさやか。こっちもロッソ・ファンタズマ!」
170 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:41:46.06 ID:MxPdQqYW0
― ウルトラマンサイド
マン「ジュワ! デヤァー!!」
砲撃チームの攻撃の当たらない裏側からウルトラマンは猛攻を加えていた。
ワルプルギスの夜に数十発のウルトラパンチを打ち込んだがびくともしない。
急降下キックでもあまり意味はなさそうだ。
マン(肉弾戦ではこっちがじり貧だ)
【アタック光線 !】
「キャハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!! ハハハハハ― ハハハハハハ!!!! ァハハハハハハハハハハ!」
マン(ううむ、アタック光線も効かないとは。このバリヤーさえ何とかすれば)
マン(魔法か・・・ 物理や光線にはめっぽう強い。どうしたものか)
考えている間にも衝撃波が触手のように振り回され、ビルの残骸や鉄骨が飛んでくる。
援護射撃のおかげでなんとか避けている状況は長くは続かないだろう。
171 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:43:34.24 ID:MxPdQqYW0
マン(バリヤーを超えて殴りつけてやる)
【ウルトラ念力 !】
「キャハハハハハハハハハハハハ! ギャアー・・・! ァハハハハハハハハハハハハハハハハ!!! ァハハハハハハハハハハ!!」
マン(バリヤーを超えれば物理攻撃が効く。バリヤーも内側からは比較的柔らかいようだ)
【ウルトラハイスピン !】
― 魔法少女&ライダーサイド
さやか「な、なんだ!? 独楽みたいに高速回転を始めたぞ?」
杏子 「こらー! よそ見すんじゃねえ、闘えー!」
さやか「いや、でも、だって、あれ」
杏子 「高速回転ならライダーもジャイアントスイングやってっだろ! アンタを締めたときも回ってたよ! それで何とかなるんだ!」
マミ 「ティロフィナーレの弾道がちょっとズレたような気がするけど、なんでかな」
ほむら「あらそっちも?」
志筑 「確かですわ。スパイダーショットがわかりやすいけど、ほら曲がっちゃう」
まどか「あれほんとだ。風じゃないね」
172 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:45:36.83 ID:MxPdQqYW0
― ウルトラマンサイド
マン 「よし、空間が歪んで隙間が空いた!」
【ウルトラ念力 !】 【八つ裂き光輪 !】
ブルトンの四次元空間の壁すら引きちぎる伝統のウルトラハイスピンである。
ウルトラマンはワルプルギスの夜のバリヤーを空間ごと歪ませたのだ。
そしてウルトラ念力で内部から無理やりこじ開け、隙間に八つ裂き光輪を投げ込んだのである。
「キャハハハハハハハ!!! ギャア! ギャアー!・・・ ギャアー! ギャアー ハハハハハハハハハハ!」
マン 「恐ろしい耐久力だが、切断は効くのだな」
ワルプルギスの夜に知能があるのなら、耐えきったと思い込んだであろうその時である。
ウルトラマンは突如マッハ5のスピードでワルプルギスの夜とすれ違い、その瞬間に鋼鉄の腕を振るったのである。
マン「デュワッ!」
【ウルトラ霞斬り !】
まどか「あっ」 ほむら「あっ」 さやか「やったか?」
よく切れる包丁で大根でも切ったかのような音が聞こえた。
ワルプルギスの軸が滑らかに斬られた。巨大な歯車が地面に墜ちた。
笑い声が聞こえなくなり、風の音とカラータイマーだけが響く。
173 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:49:12.43 ID:MxPdQqYW0
ピコーン ピコーン ピコーン ピコーン・・・ ・・・・
さやか「あ・・・ ひどいよ・・・・」 志筑「そんなのってありません・・・」
マン「倒せていないだと!?」
流石のウルトラマンも驚愕した。目の前で、人形の上半身がふわりと浮き上がった。
落ちた歯車が再び回転を始めた。やっとの思いで叩き切った軸が接着した。
何事もなかったかのようにワルプルギスの夜が活動を再開した。ただし頭を上にして。
響きだけは楽し気な笑い声が嘲りと蔑みに変わった。
「まさか、勝てるなんて思っていたのか?」 「死体のくせに夢を見たいのか?」
言葉にならずとも伝わる忌まわしい意識に殴りつけられたようだった。
まどか「あっ・・・ あ、ああ・・・」ヘタリコム
杏子 「おい事情通! なんでだ、なんで言わなかったんだ!」
ほむら「し、知らない。こんなの知らないわよ、見たことない」
マミ 「佐倉さん落ち着きなさい。一撃で倒したか、手も足も出なかったか。知らなくても辻褄はあう。本当に知らなかったのね。」
杏子 「チッ、どうしろってんだよこんなもん・・・」
174 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:50:46.62 ID:MxPdQqYW0
「ギャハハハハハハハハハハハハ!!!! ヒャハハハハハハッ ギャーハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!」
カラータイマーが鳴り響く中、ウルトラマンが後ずさりした。
誰の目にもひどく動揺していることは明らかであった。
【スペシウム光線 !】
【カッター光線 !】
ウルトラマンが苦し紛れに次々と光線を放ったが、バリヤーに阻まれた。
お返しとばかりにワルプルギスの夜の長い腕がウルトラマンを殴りつけた。
そのまま触手でとらえ、ビルにも道路にも遠慮なしにたたきつける。
マン「グワーッ!? ウアー!」
地面に叩きつけられ、そのまま動かなくなったウルトラマン。
カラータイマーの警告音が最後の時を告げようとしていた。
「ヒャハハハハハハハハハハッ!!!! ヒャハハハハハハ!!!! ギャハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
175 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:52:22.67 ID:MxPdQqYW0
ピコーン ピコーン ピコーン ピー ピー ピー ピー
志筑 「これはマズい。なんとかしないと」
ほむら「ミサイルも砲もなくなった。スーパーガンを貸して!」
マミ 「う、う、狼狽えないで! 撃て撃て! 私も撃つ!」
1号 「いや待て・・・ 撃つのをいったん止め!」
マミ 「何よ」
1号 「2人とも、俺がいなくても守れるか?」
さやか「やります、やりますとも!」ヒーハー
杏子 「まだ準備運動にもなっちゃいねえ」ゼーゼー
1号 「マミ君はとどめを刺す時まで待て! ほむら君にさせろよ。サイクロン!」
仮面ライダー1号はそのままサイクロンを操り、爆音を轟かせ、ワルプルギスの夜へ立ち向かった。最高時速500キロで巨大な敵へ突っ込んでゆく。
176 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:55:31.48 ID:MxPdQqYW0
「ギャハハハハハハハハハハハハッ!!!! ヒャハハハハハハッ!!!! ギャーハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
新しい敵の出現をワルプルギスの夜が察知した。ビルのがれき、鉄骨、コンクリートの破片、文明の残骸を雨あられとへと投げつける。
だが仮面ライダー1号は類いまれなドライビングテクニックによって全てを避け切った。
ならばと叩きつけられたビルの側面をサイクロンが駆け抜ける。
「ギャ―ハハハハハハハハハハハハッ!!!! アハハハハハハハハハハハハハハッ!!!! ギャー!!!??」
1号 「フン、触手がサイクロンカッター(ウイング)で斬られたか。まだ終わりじゃないぞ」
最高速度を維持したまま、1号がワルプルギスの夜めがけてサイクロンを飛行させる。
フロントカウルの高周波振動装置を作動させつつ、自らも跳びあがった。
1号 「ライダー反転キック!」
技の1号の名に恥じぬ変則的な動きであった。サイクロンアタックとライダーキックの同時攻撃にワルプルギスの夜も仰け反る。
そのままライダーはサイクロンを乗り捨て、ウルトラマンの前に着地したのだ。
1号 「おい! 生きてるな!」
マン 「う・・・ 」
1号 「聞けウルトラマン。君のエネルギー源は太陽だな。この俺の身体の原子炉は核融合ではないが、代わりになるかもしれん。受け取れ」
177 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 01:57:31.72 ID:MxPdQqYW0
1号はパワースイッチを起動し、エナージコンバータに蓄積されたエネルギーを全て放出し、ライダーパワーを全開放した。
・・・それは神秘の奇跡であった。絶体絶命のピンチに陥ったウルトラマンに仮面ライダーがエネルギーを融通したその結果、大自然の風力エネルギーとウルトラの光が反応し、爆発的なパワーを生み出したのだ!
そして・・・ 【仮面ライダー1号のぐんぐんカット】
― 魔法少女サイド
志筑 「あら、本郷さんも巨大化できたの?」
まどか「いや知らない、けど・・・ 奇跡はここにあった・・・」
さやか「わ、我らの勝利か」
ほむら「まだ駄目よ。使い魔にやられちゃ意味ないでしょ」
完全に快復したウルトラマンのカラータイマーが青く光り輝く。
身長40メートルと化したライダーは面食らったが、何が起きたのかすぐに理解した。
「ギャハハハハハハハハハハハハッ!!!! ハハハハハハハハハハハハハハッ!!!! ギャハハハハハハハハハハハハ!!!」
178 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 02:01:57.84 ID:MxPdQqYW0
― ウルトラマン&仮面ライダーサイド
マン 「君も巨大化できたのか」
1号 「いや、俺も知らん。だがこれで奴とも戦える。
大したことはないかな・・・ 今夜はお前と俺でダブルウルトラマンってとこにしといてくれ」
マン「まずは礼を言うよ。そして光栄だね。」
― 魔法少女サイド
ラジオ「臨時ニュースを申し上げます。見滝原市で繰り広げられる巨大生物同士の戦闘に新たな動きです。
身長40メートルほどの新しい巨人が出現しました。光の巨人に加勢しているようにも見えます」
「直前に等身大でバイクに乗っていたという自衛隊の目撃報告に基づき、政府は新たな巨人を巨大バイカーと仮称するようです。
繰り返し臨時ニュースを申し上げます・・・。」
さやか「ヒイコラ ヒイコラ ご、ごめん。もうだめだわぁ・・・ ほんとごめん・・・」バダンバタン
まどか「さやかちゃん! スポドリ飲んで、はいこれ」
杏子 「見学してな、さやか。手本見せてやる。その前にアタシにもおくれよ」ゼイゼイ
「コーヒーがいいな。ホットじゃなくてレイコ―な」
マミ 「暁美さん、その時が来たら呼んであげる。志筑さんと貴女も影魔法少女と闘って」
「紅茶・・・ はもうないのね。栄養ドリンク」
志筑 「かかっていらっしゃい、手下どもめ、スパイダーの火炎放射を喰らえ!」
「こっちは飴を下さい。あと美樹さんに冷感シートを」
ほむら「もうサブマシンガンしかないのよ。象の突進をスーパーガンでしのげるかしら」
「おにぎりは誰が作ったの? まどかなら貰う」
まどか「はいはい」
さやか「あ“あ”〜 ゾンビだけど生き返る〜」
179 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 02:03:59.05 ID:MxPdQqYW0
― ウルトラマン&仮面ライダーサイド
「ギャハハハハハハハハハハハハッ!!!! ハハハハハハハハハハハハハハッ!!!! ギャハハハハハハハハハハハハ!!!」
1号 「お前も今日限りだ。正体はわからんが・・・ 安らかに眠るがいい」
マン 「鹿目君たちが心配だ。早いとこやっちまおう。 ・・・楽になりたまえ」
ファイティングポーズを決めた2人にワルプルギスの夜の衝撃波が触手と化して襲い掛かった。
しかしそんなものは2人の手刀で叩き切られてしまった。
1号「今度はこっちから行くぞ! ライダーパンチ!」
【ウルトラパンチ !】
1号「ライダーキック!」
【急降下キック !】
180 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 02:07:36.86 ID:MxPdQqYW0
「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!! ウヒャ、ウヒャハハハハハハハハハハハハハハ! ギャハハハハハハハハハハハハ!!!」
2人の同時攻撃にワルプルギスの夜は不利を悟った。バリヤーの耐久力は無限ではない。
歯車にわずかだが亀裂が走った。早く始末しなければならない。
ウルトラマンをノックアウトした両腕で再度殴りつけようとした。しかし・・・
1号「ライダーフライングチョップ!」
【八つ裂き光輪 !】
「ハハハハハハハ!!!! グアー ギャー!!??」
― 魔法少女サイド
マミ 「魔女の腕がへし折られたわ! 暁美さん、こっちきて準備なさい!」
ほむら「さやか、スーパーガンで戦いなさい。これ。」
マミ 「何のひねりもないけど・・・ マッシモ・ティロ・フィナーレ!」
残りのグリーフシードを全て使い切って列車砲の如きマスケットを出現させた。
これで勝てなければほぼ全員が魔女と化す真っ暗な未来に吸い込まれる。
でも私が撃っては駄目。鹿目さんを守るのは暁美さんだもの。
マミ 「暁美さん、引き金、私の指の上から握って。できる?」
「私は武器を貸してあげるだけ・・・ 貴女のタイミングで、貴女の判断で、ね」
ほむら「もう少ししゃがんで欲しいわね。そうそうそんなものでいいわ」
「ん!? どういうことよ、敵が浮かんで離れていく?」
181 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/04/30(木) 02:12:15.78 ID:MxPdQqYW0
― ウルトラマン&仮面ライダーサイド
1号「逃げるつもりか? そうはさせん、これで決めるぞ! ライダー月面キック!」
ただでさえライダーパワーを全開にした技の1号がムーンサルトで威力を増幅させたライダー月面キックである。
その最大の技が、バリヤー越しとはいえまともにワルプルギスの夜に突き刺さった。
マン 「シュワッチ!!」
【マリンスペシウム光線 !】
バリヤー越しの月面キックで大ダメージを負ったワルプルギスの夜。
寸分たがわぬその痕に、初代ウルトラマンの幻の最強必殺光線が命中した。
恐ろしいことにそれでも動きを止めぬワルプルギスの夜はバリヤーを強化して耐えようとしたが・・・
ほむら「照準よし」
ほむマミ「マッシモ・ティロ・フィナーレ」カチッ
「ァハハハハ・・・!? ギャアアアアアアアアアアアアアアアー―――!!??」
マミ 「耳を塞いで伏せなさいッ!」
ワルプルギスの夜の最期である。超新星爆発のような光と音が見滝原に響いた。
全ての力を使い果たしたライダーとウルトラマンがその場に倒れ、等身大になる。
志筑「すごい おとで あたまが くらくらする」
杏子「拾ってきてやるよ」
マミ「ええ、お願い」
ほむら「信じられない・・・ まどか、生きてるわよね」
まどか「私は契約してないし、ここにいるよ・・・ 」
182 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 02:52:04.44 ID:hioFaHtj0
PART 12 私達の、最大最強の友達 その�A
「魔法少女全滅! 魔女の最後!!」
杏子 「やったんだよ! アタシ達が勝ったんだよ!」
ハヤタ(・・・ しゃべるちから、ない)
本郷 (おれも・・・)
さやか「か、勝ったんだよね、あたし達」
マミ 「これで第3形態なんてあったら泣いてやるわよ」
杏子 「へッ ざまぁねえぜインキュベーターの野郎! なにが無理だよ。出来たじゃねえか」
QB 「君たちに驚かされるのは3回目かな。科学技術には自信があったんだけどな」
ほむら「何しに来たのよ」
QB 「お別れの挨拶だよ。感情がなくてもマナーは知っているつもりだからね」
志筑 「お、お別れの挨拶ですって・・・」
杏子 「やっぱ尻尾巻いて逃げんじゃねえか。絶望の魔女も倒しちまったアタシらが相手じゃ無理ねえけどな」ガハハハ
QB 「絶望の魔女・・・? ああ、ワルプルギスの夜を絶望の魔女と勘違いしているのか。あいつは舞台装置の魔女だ。絶望の魔女じゃないよ」
183 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 02:54:00.96 ID:hioFaHtj0
さやか「ああそう。それが何だってのよ・・・ げっ! もっとヤバい!」
まどか「どうしたのさやかちゃん・・・ きゃああー!」
詢子 「おいまどか・・・ 逃げるんじゃねえ。こんな所で何してやがんだコラ」
まどか「あう あう あう」
詢子 「お前ひとりの命じゃねえって分かってるよなあ。どれだけ心配かけたか分かるよなあ。ん?」(激怒)
まどか「あへ あへ」
詢子 「この大馬鹿がー!」
志筑 「お、お待ちになってください鹿目の奥様! お怒りはわかります、しかしこれには深い事情がありますの。
どうかお聞きになって、ひっぱたくのはご勘弁を」
さやか「そ、そうなんですよ。まどかさんは私たちの命を救ってくださったんです、はい」
詢子 「ん? 志筑さんとこのと美樹さんとこの・・・ お前らも何してんだ」
184 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 02:56:09.35 ID:hioFaHtj0
ほむら「私達、あの歯車人形と無理やり戦わされてたんですよ、お義母さま」
詢子 「お前は良く知らねえな。まどかの学校の子か?」
ほむら「はい。私は暁美ほむらと申します。お義母さまもあの歯車人形と光の巨人2人の戦いをご覧になりましたでしょう。
私たちはこいつに騙されてあの怪物と戦わされてたんです、はい」ツカマエタ
QB 「・・・わけがわからないよ」ツカマッタ
詢子 「なんだ、猫か? 話したのは腹話術か?」
マミ 「いえその、こいつはインキュベーターっていう宇宙の悪魔なんです鹿目の奥様。
私たちが怪物に殺される瞬間の恐怖と絶望を吸い取ろうって腹で近づいてきて、そんで怪物と闘ってくれって頼んできまして。
で、私達はまんまと騙されてしまいまして」
杏子 「そうそう、そんでさ・・・ まどかさんはそれを・・・ 必死に祈ってくれてたんだ。
そしたらお祈りが宇宙のどっかに届いて・・・ あの2人が来てくれてたってわけなんです、お母様。
だからまどかさんは私たちの命の恩人でして、はい、感謝してもしきれないんでさ」
杏子 ≪おお、なんかつじつまが合うぞ≫
ほむら≪褒めてやるわ≫
185 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 02:59:41.65 ID:hioFaHtj0
詢子 「お前ら熱でもあるのか?」
さやか「私達だってフィクションかファンタジーって思いたいですけど、でも歯車人形や巨大バイカーや光の巨人はニュースでも流れてたじゃないですか。あれを見た後でも信じていただけないのでしょうか?」
「ちなみにあそこでぶっ倒れてる2人が例の巨人2人です」
マミ 「そうなんですよ、まどかさんが呼んでくれて共闘しました」
本郷(おい、うらむぞ・・・)
詢子 「とりあえずツラ見せな。人の娘を駆り出しやがって・・・・ んん?」
「あれ・・・ えっと・・・・ 特捜最前線の桜井哲夫にガンバロンの執事ムッシュ?」
「小学生の時レンタルで見てたんだ。男前で今でもファンなんだよね。でも役者さんだと年齢がおかしいな・・・・」
マミ 「あら、奥様もファンだったんですの。私もなんです・・・ この2人が間違ったことするはずがないではありませんか!」
詢子 「そうかな・・・ そうかも・・・ そうだな! よくやったぞまどか」 まどか「うん」
本郷 (なにをいっているんだ) ハヤタ(わからんがたすかった・・・)
186 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:01:26.48 ID:hioFaHtj0
杏子 「それでまあとにかく、御二人のおかげで絶望の魔女も倒せたってことです」
QB 「だから違うと言ってるじゃないか。君たちの倒したのは舞台装置の魔女だ」
詢子 「そんでこいつが敵か。よくも人の娘を連れだしてくれたな」
マミ 「何がどう違うっていうのよ。その舞台装置の魔女を説明してごらんなさい」
QB 「舞台装置の魔女、通称ワルプルギスの夜を僕たちはリセッターとして使っていた。
魔法少女の数が増えすぎるとグリーフシードを巡って共食いを始めるだろ。
そうすると魔法少女が希望を持たなくなるんだ。」
「希望も絶望も薄れて刹那的になると感情の起伏も小さくなる。それでは困るんだよね。
だから魔法少女の数を調整するのにワルプルギスの夜を解き放つんだよ」
「君たちだって同じ魔法少女に食われるよりマシだろう? 倒せるかもという希望だって持てるんだ。
まあ彼女の目的は悲しみを嘘にするために世界を戯曲に変えることだから、正反対ではあるけどね」
187 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:03:01.10 ID:hioFaHtj0
さやか「あいかわらず気色の悪いことを・・・」
詢子 「言ってることはわからんが敵ってことは確信した。人命を軽んじてやがる」
ほむら「お義母さま流石です」
QB 「最初は普通の魔女だったんだけどね。いつしか他の魔法少女の恨み、辛さ、嘆き、妬み、自己嫌悪、悔しさ・・・
そういった負の感情を吸収してああなったんだ。ちょうどよかったんだよ。
何人もの魔法少女が束になった魔女だから魔法少女が数人集まったところで勝てるはずがない」
「テレビゲームでいうところの永久パターン防止キャラとはちょっと違うけど、倒せないって意味では同じようなものだ。
君たち、自分たちが何をしてしまったのかわかっているのかい?」
詢子 「ん・・・? お前ら着替えたのか? 妙なコスプレしてたよな」
マミ 「え。あら本当だ」
ほむら「私だけ元のままだわ」
QB 「人間に戻ったんだよ。魔法少女システムがすっかり壊れちゃったんだ」
さやか「そうかいそうかい。そりゃ〜大変だね〜」
杏子 「事情通、お前もすぐに人間だぜ。喜ばしい」
188 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:05:42.88 ID:hioFaHtj0
QB 「今頃はあちこちで魔女や魔法少女が人間に戻ったり、消失したり、叶えた願いが無くなったりしてるはずだ。
因果律がめちゃくちゃだからね。でも確実にというわけじゃない。マミ、運がいいね。生きたいという願いは消えてないよ」
「使い切ったグリーフシードも、消失するのもあれば、人間に戻るのもあるかもね。ああほら、そこにも運のいいのが一人いるよ」
まばゆ 「痛たた・・・ ここどこ? げえ! ほむら!」
ほむら 「なんで私の名前知ってるのよ。誰よ貴女」
まばゆ 「愛生まばゆだよ・・・ ああそっか。魔女になった私を討ち取るのが辛いと思って、私があんたの記憶を切り取ったんだ・・・
じゃあ何で私が今、ここで生きてるのよ、また魔女になっちゃうじゃん」
マミ 「あんた、どっかで見たことあるわね・・・ 私もよく覚えてないけど、たぶん大丈夫よ。害獣が人間に戻ったって言ってるから」
まばゆ「え、マジで。やった」
QB 「すぐに魔法少女に戻りたくなると思うよ。でもまどかの力でも不可能だ。」
まどか「馬鹿言わないで。もう騙されないからね」
189 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:08:19.64 ID:hioFaHtj0
本郷 「おい・・・ なにか、いないか・・・ 倒せたのか・・・?」
志筑 「ワルプルギスの夜は木っ端みじんですのよ」
ハヤタ「ほんとうか・・・ きのせいかな」
QB 「倒せないはずのキャラを時間巻き戻しというチート、ウルトラマンと仮面ライダーという本来は存在しないはずのエラー。
君たちはこういったズルで倒してしまったんだ。ゲームだってこんなことされちゃ壊れてしまう。それに不具合だって起こすだろうね」
まどか「なにがズルだよ。自分はどうなのさ」
QB 「絶望の魔女っていうのは、ああいうのを言うんじゃないのかな」
QBが空を見上げたので、つられて同じ方向を眺めた。
空のかなたに何かがうっすらと浮かび上がったように見えた。
奇怪さと醜悪さが具現化したような、それでいて大きすぎて現実味のない魔女がいた。
皮肉なことというべきか、巨大な顔は太陽にも見える。
命の源である太陽であるはずがない、偽物に違いないのだが。
マミ 「・・・? ? ?」 杏子「ホログラム?」 さやか「たぶん違う」
まばゆ「これ、大丈夫じゃなくない?」
190 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:11:36.82 ID:hioFaHtj0
QB 「ロマンと誇りによって希望が消えることはなくなった・・・ それなら絶望も決して消えなくなる。この銀河くらい滅ぼしてしまいそうだね」
「僕の母星は今までに集めたエネルギーで何とか耐えられる計算だ。でも地球はそうはいかないだろう。だからお別れの挨拶に来たんだよ」
マミ 「あれは何よ」
QB 「魔法少女システムの不具合だ。誰でもない魔女なんて何て呼べばいいのか前例がない。とりあえず絶望の魔女と名付けたよ」
「別の次元で鹿目まどかがワルプルギスの夜を撃破した直後に魔女になったのも、おそらく同じような現象だ。特大のバグだよ」
「希望や絶望という感情エネルギーは宇宙を延命させるほどのパワーを秘めているんだ。
正しく制御しないと地球なんて簡単に滅びることくらい理解していたんだろ?」
杏子 「ざけんな! ついでにぶっ倒してやる・・・・ あそっか、もう変身できねえんだ」
志筑 「駄目だわ。マルスもスパイダーも届かない」
191 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:13:12.65 ID:hioFaHtj0
ほむら「ぎゃああああー!!!!」
ほむらがへたり込んだかと思うと慟哭が響いた。ほむらが地面に額を何度も打ち付けた。
今までの辛苦を知っているだけに誰も止めることができない。
知らなくてもただただ圧倒されるだけ。
額からの流血で血まみれになったほむらが、やがてゆっくり立ち上がった。
詢子 「お、おい・・・ 血が酷いぞ・・・ すぐ手当を・・・」
ほむら「ちくしょう、ちくしょう。イレギュラーに頼った私がバカだったのよ・・・
誰にも頼らずまどかを救うって決めたのに・・・ イレギュラーに頼ったから・・・」
ほむら「何がヒーローよ、死にかけてるじゃない、あんなのに勝てるはずがない・・・」
まどか「ほむら、ちゃん・・・?」
ほむら「急がなきゃいつ人間に戻るかわかんない。大丈夫よまどか。次回こそ助けてあげるからね」
ほむらが盾に手を伸ばした。ソウルジェムも盾も消えていない。
192 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:14:35.36 ID:hioFaHtj0
マミ 「暁美さんを止めて、取り押さえて!」
さやか「コラ転校生! 今までの頑張りを無駄にする気か!」
ほむら「黙れ負け犬が! 引っ込んでろ!」
さやかがほむらを押さえつけようとして逆に殴り飛ばされた。
いくら回復力に優れていたといっても過去の話。今は普通の人間である。
魔法少女のほむらに勝てるはずがない。
さやか「ぎゃひぃん・・・・」
杏子 「テメエ、さやかに何しやがる!」
詢子 「あ、仲間を殴りやがった!」
まどか「ママ、ほむらちゃんを止めて! でなきゃ私たちが消えちゃうよ!」
詢子 「わけわかんねえけど任せろ」
ほむらは逆上していたので喧嘩慣れした杏子を殴りつけたのが空振りとなった。
詢子がその隙を見逃さなかった。ほむらの手首を握り、そのまま跳びあがって・・・
193 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:19:54.21 ID:hioFaHtj0
詢子「腕挫十字固めをくらえ!」 ほむら「痛い、痛い」
詢子「おいお前、関節を押さえろ」
杏子「は、はい。盾の砂時計には何か噛ましとこ」
志筑「すごい」 まばゆ「怖」
まどか(もう絶対ママには逆らっちゃだめだ。逆らっちゃだめだ)
詢子「こいつ強いぞ、手伝え。そうすりゃ押さえておける。で、そっちの2人がヒーローなんだろ。何とかしてもらえねえのか」
ほむら「放せー!」 志筑「お黙りなさい」 まばゆ「あきらめなって」
ほむら「過去に戻ってやり直すんだー!」
まどか「お願いです、そんなこと言わないでください。見捨てないでください」スガリツキ
ほむら「え・・・」
まどか「何でもいうことを聞きますからそばにいて下さい、ここにいる私をどうか見捨てないでください。
この時間で守ってくれるって言ったじゃないですか。ほむらさんに見捨てられたら生きていけません」ナキゴエ
194 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:23:17.39 ID:hioFaHtj0
ほむら「まどか・・・ グエッー!?」
詢子 「でかした。技の掛かりが甘かったけど力が抜けたから締めれたぞ」
まどか「母娘の絆ほど確かなことはこの世にないんだよ、ほむらちゃん」ウェヒヒヒ
ほむら「今回のまどかに騙された―! こんなのってなしだー!」
QB 「最期の時が近づいているのに騒がしいんだね」
マミ 「本郷さん、まだ戦える? ・・・言い直すわ、戦ってくれる?」
本郷 「俺は・・・ 風が強いから、もう少しで原子炉も動くだろう」
マミ 「ハヤタさんは?」
ハヤタ「ひかりを くれ てらしてくれ たのむ」
まばゆ「あ、それでは私・・・ はもう魔法少女じゃないんでした。すいません」
まどか「LEDでもいいの?」
ハヤタ「かまわない」
マミ 「こんながれきの山で何があるのよ・・・ コンビニでも探そうか」
195 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:27:42.11 ID:hioFaHtj0
志筑 「ラスボスじゃなかったとは想定外です。スマホやペンライトでは足りませんでした・・・
暁美さんの持ってきた自走対空砲や誘導弾システムのヘッドライト・・・ は暁美さんがあれだから無理なようです・・・
お、あれは我らが陸上自衛隊。いいところに」
まどか「大きいジープだね」
志筑 「違いますわ、高機動車と軽装甲機動車です! 派遣されていたのですね。照らしてもらいましょう。こっちでーす! おーい!」
上官 「民間人だ。君たち被災者だろ。避難所まで運ぶよ。乗って乗って」
志筑 「いえ、あの人をヘッドライトで照らしてやっていただきたいのですが」
上官 「この娘は混乱しているのか・・・ 倒れてるじゃないか。病院へ運ぼう。急げ」
マミ 「あの人が例の光の巨人なんですよ。それで光が無くなってあんな感じに。だから強い光で照らしてあげなくちゃいけないんです」
まどか「あと懐中電灯とか探照灯とかあったらそれもお願いします」
上官 「あ、あー 光の巨人・・・ おいどうしよう」
副官 「照らしてやりましょう。空の向こうに悪魔も見えるし、信じるしかないです」
隊員 「ライトはこれで全部です。あっちで鹵獲したののヘッドライトも照らそう。
何で人民解放軍のがこんなとこにあるんだろ。あ! うちの誘導弾もある!」
マミ 「さ、さあ〜 なんででしょ」オトボケ
196 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:29:38.22 ID:hioFaHtj0
ハヤタ「うう・・・ いくらか力が戻った。君たちに感謝しよう、僕は光の子だ」
本郷 「俺の原子炉もようやく動き出した」
QB 「まだ変身できるのかい。驚くのは何度目かな」
本郷 「ライダー・・・ 変身!」 / ハヤタ(点火しろよ)カチッ
仮面ライダー1号の変身バンク / 初代ウルトラマンのぐんぐんカット
やっとの思いで絞り出したような掛け声だった。
光はそれほど強くなかった・・・ 100万ワットの輝きなどとても望めない。
タイフーンの勢いもない。それでもどうにか変身はできたのだが・・・
ピコーン ピコーン ピコーン ピコーン・・・ ・・・・
隊員 「疲れているみたいだけど、もうちょっと休んだほうがいいんでは。」
まどか「色がおかしいよ。それにカラータイマー・・・やっぱり無理だったんじゃ」
マン 「奴を仕留めるまでは持たせる」
旧1号「これは・・・ 俺の旧い姿だ。エネルギーが足りん。だがあの怪物は倒す」
まどか「なんで別の世界から来ただけなのにそこまで戦ってくれるの?」
マン 「この世界に理想を持っていて欲しいから」
旧1号「ここの時代が俺を求めているから」
マミ (詩的なことさらりと言うわね)
197 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/04(月) 03:32:48.38 ID:hioFaHtj0
旧1号 ≪原子炉のことは話したな。俺を絶望の魔女まで運んで、なるべく離れてスペシウムで撃て。即席の核兵器だ。忌まわしいが役に立ててやる≫
マン ≪断る。なるべく近くで撃つ。狙いが定まらんし、ダブルウルトラマンだからな≫
上官 「お、おい。俺は自衛官だ。防衛は俺の仕事だ、何かできることないか」
旧1号 「俺たちのことを語り継いでくれ・・・ それじゃあな」
ほむら「はなせー」 杏子「うるせえ黙ってろ」 詢子「感動の場面だ静かにしろ」
初代ウルトラマンが覚悟を決め、仮面ライダー旧1号を手にして飛んだ。
絶望の魔女はだいぶ成長してしまった。すでに日本列島より大きいか。
「待て! それ以上は飛んではいかん!」
198 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 00:44:24.10 ID:WToHBVTw0
女[
たぬき
]少女のび太とERRORこわい[
たぬき
]vsERROR
199 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 11:56:03.93 ID:WToHBVTw0
映画[
たぬき
] 新のび太とコナンのパラレルワールド
〜こわい[
たぬき
] vs 風邪をひいた〜
【予告編構成案:90秒Ver.】
1. 導入:いつもの日常、そして崩壊 (0〜15秒)
映像: 青空。のび太が昼寝。[
たぬき
]が陽気にどら焼きを食べている。
ナレーション: 「いつもの未来、いつもの冒険。…のはずだった。」
映像: 突然、空がノイズのように歪む。[
たぬき
]の目が怪しく光り、表情が消える。
音楽: 明るい音楽がストップし、不穏な低音のシンセ音へ。
2. 異変:パラレルワールドの恐怖 (15〜35秒)
映像: 別の世界。建物が歪み、町並みがサイバーパンク風。
のび太: 「ひゃあ!ここどこ?[
たぬき
]?」
[
たぬき
](無表情): 「僕はあなたのロボットではありません。プログラムに従い、この世界の『ノイズ』を消去します。」
映像: [
たぬき
]が冷徹にひみつ道具を使い、のび太たちを追い詰める。
テロップ: 恐怖のパラレル[
たぬき
]。
3. 接触:コナン登場と謎の解明 (35〜55秒)
映像: 爆風の中からコナンがスライディングで登場。麻酔銃を構える。
コナン: 「ふん、どうやらこいつは、本来の[
たぬき
]じゃないな。」
映像: コナンが怪しい装置(パラレルワールド発生機)を発見。
テロップ: VS 名探偵コナン
映像: コナンが「江戸川コナン。探偵さ」と眼鏡を光らせ、パラレル[
たぬき
]の行動パターンを分析。
4. 展開:風邪をひいた[
たぬき
] vs 暴走 (55〜75秒)
映像: ここで「もう一人の[
たぬき
](こちらの世界)」が登場。
[
たぬき
]: 「ハックション!…あれ、のび太くん?目が熱いよ…」
コナン: 「まさか、風邪をひいた[
たぬき
]が、もう片方の世界とシンクロして…?」
映像: 風邪で理性を失い、ドタバタと道具を暴走させる[
たぬき
]と、冷徹に迫るパラレル[
たぬき
]の映像が交互に流れる。
テロップ: こわい[
たぬき
] vs 風邪をひいた[
たぬき
]
5. クライマックス:友情と決断 (75〜85秒)
映像: 絶体絶命の危機。のび太が、風邪で苦しむ[
たぬき
]を抱きしめる。
のび太: 「どんなに怖くても、風邪でへろへろでも!お前は僕の[
たぬき
]だ!」
映像: 風邪ドラとパラレルドラが対峙。二つの[
たぬき
]が重なり、パラレルワールドが崩壊し始める。
音楽: 壮大なオーケストラ曲([
たぬき
]映画テーマ)へ。
6. ラスト:タイトル・公開日 (85〜90秒)
映像: 夕焼けの土手。風邪が治った[
たぬき
]とのび太。
[
たぬき
]: 「のび太くん、どら焼き買って〜」
映像: コナンのアップ。
コナン: 「やれやれ、この推理は難問だったぜ。」
タイトル: 映画[
たぬき
] 新のび太とコナンのパラレルワールド
テロップ: 【202X年 春、公開!】
200 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 12:20:41.76 ID:WToHBVTw0
[
たぬき
]「少女のび太と中国のERROR」
のび太:「偽こわい[
たぬき
](こちらの世界)」
のび太vs ERROR
201 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 12:22:17.61 ID:WToHBVTw0
こわなVS[
たぬき
]
偽[
たぬき
]「ま、なにしろこれが俺の仕事だからなりよう太のため」
こわな「[
たぬき
]とのび太安心して未来に帰れないんだ!」
偽[
たぬき
]「ハフハフ、ハフッ!!こわな」
律「ごめんなさい こわな」
しずか「 ううえええ進撃の風邪 」
梓「ちょ、ここお店ですよ!?」
202 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 12:46:03.46 ID:WToHBVTw0
[
たぬき
]・のび太のERROR風邪
こわな「ま、なにしろこれが俺の仕事だからなりよう太のため」
こわなVS ERROR
こわな「[
たぬき
]とのび太安心して未来に帰れないんだ!」 /
_____
/ ヽ�� /^ \
_ /________ ヽ (_/ ヽ
|ノ─ 、/─ 、ヽ | ヽ (_\/ [
たぬき
]が死んだってのに言うことはそれか?
,| \ |・ | | j ヽ `−ノ 僕の両親がこんな薄情な奴らだとは思わなかったよ!
. || 二 | | ̄ ⌒ヽ′ / /
/ /ー C ` ─ \) _ノ / /
! ⊂──´⌒ヽ ノ/( / ノノ
\ \_(⌒⌒_) /! ヽ、/
` ,┬─_− ´/ ヽ /
/ |/ \/ く
(( /\ \ ヽ
/, ─ 、/ \ /\
. ( l l j \ ___ / ヽ
203 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 12:51:58.53 ID:WToHBVTw0
少女[
たぬき
]少女のび太の声が出せなくな
204 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:12:16.57 ID:WToHBVTw0
映画[
たぬき
] のびたと最新版重病タレントディアマイフューチャーに?
[
たぬき
] - 水田わさび
野比のび太 - 大原めぐみ
源静香(しずか) - かかずゆみ
剛田武(ジャイアン) - 木村昴
骨川スネ夫 - 関智一
野比玉子(のび太のママ) - 三石琴乃
野比のび助(のび太のパパ) - 松本保典
ドラミ - 千秋[注 2]
ゲストキャラクター
葉みあ(あげは みあ)(CV:大久保瑠美) (C)
深山れいな(みやま れいな)(CV:高森奈津美) (S)
志々美かりん(しじみ かりん)(CV:津田美波) (P)
大瑠璃あやみ(おおるり あやみ)(CV:佐倉綾音) (S)
こわくないトシン電機ボールペン.スペ:千葉 繁
(こわめし・こわいい重病タレント) - 三宅健太
オープニングテーマ「夢をかなえて[
たぬき
]」
エンディングテーマ「風」
劇中歌「RinaChinen Just Believe PV]
205 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:13:55.20 ID:WToHBVTw0
劇場版[
たぬき
] のび太と海底リンシャンヅモ
206 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:17:56.54 ID:WToHBVTw0
タイトルの頭に[
たぬき
]のび太と大長編[
たぬき
]
[
たぬき
]のび太と最終楽章 響け!ユーフォニアム
207 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:31:59.85 ID:WToHBVTw0
[
たぬき
]のび太ともはん の動物版こセわいいをノビレ太vsかぜをひくのパ 二パセード
208 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:33:16.01 ID:WToHBVTw0
キモ配信ありがとうございました!!
明日は映画[
たぬき
] のび太のバーチャル縁日!たのしみ〜
209 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/05(火) 13:50:39.39 ID:WToHBVTw0
BMSA「[
たぬき
]のび太とit's not you, it's us」にありがちなこと予告編
210 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/10(日) 21:54:15.94 ID:BAZYz/4m0
のび太と最新版重病タレントディアマイフューチャーに?Q破 第七話「こわなVS最新版重病タレントディアマイフューチャーに?」
211 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/10(日) 21:57:45.92 ID:BAZYz/4m0
[
たぬき
]のび太「[
たぬき
]のび太の最新版重病タレントディアマイフューチャー?・」予告編
のび太の人類補完計画
のび太と最新版重病タレントディアマイフューチャーに?Q
212 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/11(月) 07:40:35.28 ID:HWQViID30
のび太のピンクラテ ジャージ 上下セット
213 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/11(月) 07:49:20.35 ID:HWQViID30
[
たぬき
]のび太と最新版重病dgfthkl:]@putyど 犬山まなラ え もんvsスケアリーストーリーズ
214 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:27:26.56 ID:kNEfdXY90
PART 12 私達の、最大最強の友達 その�B
「さらば、私達の最大最強の友達」
5つの赤い球と、10人ほどのオートバイ集団が現れた・・・
まどか「望みを現実にする赤い玉?」
マミ 「違う・・・ 誤った科学文明(QB)を糺すため、大自然の使者たちが来てくれた・・・」
「月の舟に乗って星の勇士も来てくれた・・・」ウットリ
志筑 (なるほど。こういう人、か)
ゾフィ「こんなところにいたのかウルトラマン。あとは任せておけ」
2号 「探したぜ本郷。もう大丈夫だ」
旧1号 「おおっ 二度と会えないかと思ったぞ」
杏子 「ぶ、分身?」
2フィ「「いや別人だ」」
マン 「よく来てくれた・・・ 僕は何故ここにいるんだ」
セブン「記憶がないのか。怪獣墓場からよみがえったジュダにグランドキングを倒すため6重合体し、撃破したはいいが、合体解除のタイミングがずれた。
それで君は爆発に巻き込まれて時空の穴の向こうへ吸い込まれたのだ」
V3 「似たようなものだ。RXが再生クライシス皇帝にリボルクラッシュを仕掛けたが強化されており拮抗してしまった。
そこへ1号がサイクロンアタックで突っ込んでくれた。あとは同じだ」
215 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:29:00.28 ID:kNEfdXY90
ゾフィ「とにかくウルトラコンバーターを持ってきた。そちらの君もどうぞ回復してくれ」
マン 「まず君から使うといい」
旧1号「恩に着る」→1号「ありがとう」
RX 「急ぎましょう、あの怪物、どんどん大きくなっていますよ!
先輩、セイリングジャンプで俺を連れて行ってください。
リボルケインで吹き飛ばしてやります!」
スカイ「待て光太郎、あちらさんに何か考えがあるようだぞ」
タロウ(あ、同じ名前)
タロウ「ゾフィー兄さん、コスモミラクル光線です。早いとこ仕留めないと一大事ですよ」
ゾフィ「駄目だ。ウルトラマンが本調子ではない。ウルトラ五兄弟でスペースQだ、できるなエース?」
(ウルトラ六兄弟から初代マンを除いて五兄弟)
エース「無論です。ウルトラホールにエネルギーを集めて下さいー」
2号 「栄光の10人ライダーも協力するぞ! ライダーシンドローム!!」
(栄光の11人ライダーから本郷を除いて10人)
216 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:32:17.11 ID:kNEfdXY90
詢子 「どうするよ、おい。皆さんが特大の悪魔を消し飛ばしてくれるってよ。過去に逃げて一人で頑張ろうってんなら止めねえけど」
ほむら「私はまどかさんを守るため留まりますわ、お義母さま」
帰マン「君が暁美ほむら君か。ウルトラマンがここに流れ着いたのは君のおかげだ。
君が時間を巻き戻し続けたのでこの宇宙の世界線がスパイラル状になり、渦の力でウルトラマンが引き寄せられたのだ。
本郷ライダーもおそらく同じ理屈でここに来たのだろう」
QB 「・・・? ? ?」
ライダーマン「理解できないならその程度の科学力ってことだ。インキュベーターとやら、全て消し去っても惜しくはないな」
QB 「全て消し去っても? まさか、君たちは僕の母星を消すつもりかい?」
エックス「そのまさかだ」
ストロンガー「インキュベーター、マルチバースの宇宙が一体いくつあると思う。そして一つの宇宙にどれだけの文明があるか数えたことがあるか。」
QB 「数えきれなかったよ」
ゾフィ「そうか。それならお前の言葉を借りよう。蟻の群れから1匹をつまみ上げても影響は皆無、だったかな」
QB 「あ・・・ ・・・」
217 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:34:47.77 ID:kNEfdXY90
タロウ「ねえ、インキュベーターを打ちのめしたいのなら、君たちもエネルギーを送るといいよ」
ほむら「魔法少女なのは私一人よ。残った力を全て注いでやるわ。みんなの分の怒りも込めて、ぶちかます」フンス
マミ (良いなぁ)ウラヤマシイ
志筑 「待って! 暁美さんが倒したってことにしないといけない!」
エース「それじゃあ君が主役でこっちは手伝いだ。君の掛け声で放とう」
ほむら「撃てぇー!」
エース「行くぞッ! スペースQ、ギロチンヴァージョン!」
杏子 (この一族は物騒な技名をつける癖があるんか)
異様に巨大な虹色の刃が絶望の魔女をいともたやすく切り裂いた。
そのまま刃は光速を超えて宇宙の彼方へと飛んでいき・・・
QB 「先ほど僕の母星が宇宙のチリと化した。僕が最後の生き残りだよ。同じQの名を持つ技で滅ぼされるとは皮肉だね」
まどほむ「「やったぞー! 私達人類の勝利だ!」」
マミ 「やっぱり共闘ってとてもカッコいいと思わない?」
志筑 「あ、はい」
218 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:37:07.22 ID:kNEfdXY90
杏子 「起きろよさやか、清々しく輝かしい勝利だぜ」
さやか 「うう〜ん・・・ 勝ったぜ・・・ 転校生め・・・」
ほむら 「いやあ、悪かったわね。痛かったでしょ。撫でてあげるわ」ヨシヨシ
スーパー1「ところでインキュベーターよ、宇宙の寿命が何とか言ってたな。
これだけのエネルギーを宇宙に解き放ったのだ。どれくらい延長できたんだ」
QB 「平均してだいたい一人当たり10億年で15人だから150億年くらいかな」
ストロンガー「まだ延ばしたいか?」
QB 「いいや。もうエントロピーに興味がなくなったよ」
ZX 「それでいい。人間性を掠めとった報いだ」
セブン「さて絶望の魔女は倒した。やり残したことはあるか、ウルトラマン」
マン 「今までに騙された子供たちを救わねばならない。システムが破綻したと言え、全員が助かったわけではない・・・」
1号 「そうだ。たかが願い事一つで人食いの化け物にされてしまったんだ・・・」
219 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:42:13.33 ID:kNEfdXY90
さやか「あ、あのー 実はですね、そこのQBが叶えた願いが無くなったとか言ってまして・・・
私は恋人の腕の治癒を願ったんですが、また動かなくなっていないかと心配でして・・・」
タロウ「そういうことならウルトラベルを鳴らしましょう。持ってきてよかった」
RX 「キングストーンもあるぜ、モトクリスタルと反応させればどんな不思議なことだって起こせる!」
ロボ
バイオ
ブラック「「「しかも4セットもあるからな!」」」
アマゾン 「ギギの腕輪、ガガの腕輪もある!」
ゾフィ「安心しろウルトラマン、それに仮面ライダー1号、ついでと言ってはなんだが美樹さやか。紛い物ではない真実の奇跡を見せてやろう」
さやか 「苦労したかいがあったぜ!」
ゾフィ「と言いたいのだが・・・ 佐倉杏子に巴マミ、かわいそうだが歴史を変えることはできん。
君たちの家族に起きたことは、この世界ではすでに歴史となってしまったのだ。あるいは君たちを過去に送ることもできるが、どうする」
杏子 「今を強く生きるよ。でもせめて数分でもお喋りしたい」
マミ 「うん」
ブラック「親兄弟を失う悲しみは知っている。不思議なことを起こせるといったのに悪いな、俺たちは神様じゃないんだ・・・」
杏子「もう呼んでもらっていいよ」
マミ「こっちも」
220 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:45:31.59 ID:kNEfdXY90
タロウ 「よし、ウルトラベルを鳴らせ―」
RX
ロボ
バイオ
ブラック「「「「キングストーンフラッシュ!!!!」」」」
アマゾン「友だち、助ける!」
ウルトラベルの愛の音が、キングストーンフラッシュの神秘の光が、ギギの腕輪・ガガの腕輪の超パワーが、次元を超えて広がった。
― どこかの時間では、佐倉杏子が騙されようとしていた・・・
QB「父の話に人々が耳を傾けてくれるように、これが君のねが」(消滅)
杏子「あれ、どこ行きやがった」
パパ「こりゃ駄目だ。俺がしっかりしないから杏子がおかしくなりかけてる。とーちゃん、宗教やめてハロワ行ってきちんと飯食わせてやっからな」
― 別の次元では、美樹さやかが決意していた・・・
さやか「恭介の腕は、私が女医になって治すよ」
志筑 「共に頑張りましょう」
QB 「そうかい。それじゃ契約は無しってこ」(消滅)
さやか「あれどっか行っちゃった」
221 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:48:14.88 ID:kNEfdXY90
―また別の世界
マミ 「あら検問してるわよ。スピード落として」
パパ 「うん」
―本郷とハヤタが来た宇宙
詢子 「家族のおしゃべりを邪魔しちゃ悪いよな」
まどか「うん」
まばゆ「そうっとしておこう」
杏子もマミも家族の幽霊となにやら話し込んでいる。しばらく話をすると手を振ってお別れした。
他の魔女も魔法少女も浄化され、歴史となっていないものは人間に戻り、歴史となってしまった魂は安らぎと清らかさに包まれて昇天していった。
ゾフィ「さあ戻ろうウルトラマン。こちらの戦いはまだ終わっていない」
マン 「ああ」
2号 「俺たちも帰ろう。新サイクロン号をライドロンに積み込め」
1号 「悪いな、頼む」
スカイ「そっち持ってくれ」 エックス「気をつけろ」 ZX「修理しなきゃな」
222 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:49:46.92 ID:kNEfdXY90
まどか「さようなら。もう会えないかな」
マン 「そうだな・・・ だが案じることはない。いつでも誰かが君を見守っているんだ。それに君は1人で立ち上がれる」
1号 「生き抜けよ。俺も遠くへ行かねばならんが、思いはすぐそばにいる」
志筑「さようなら」 マミ「お元気で」 さや杏「「ばいばい」」
ほむら「また機会があれば」
6つの赤い玉が空の向こうへ消えていく。栄光の11人ライダーも時空の向こうへ走り去る。
ほむら「すべて終わったって感じね・・・」
上官 「なあ、撮影した? え、できてない? なんて報告すりゃいいんだよ」
さやか「よければ私等で証言しますが」 副官「やめとけ。マスコミに追い掛け回されるぞ。」
マミ 「行ってしまった。円谷と石ノ森の理に導かれて・・・」
やっとの思いで取り返した、インキュベーターの影響しない地球である。
人類とともに戦った異世界の英雄たち、光の巨人と大自然の使者に感謝を・・・
223 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:52:57.87 ID:kNEfdXY90
PART 13 その後の話
その�@ 佐倉杏子の場合
―at市役所
和子「すいません。予約した見滝原中学校教諭の早乙女和子と申します」
担当「ああ、何やら込み入ったお話があるとか。そちらのお二人ですか」
和子「ちょっと複雑な事情がありましてね、ええと、こちらは当校の生徒の巴マミさん、それから生徒ではないんですが佐倉杏子さんです」
マミ(キョロキョロしないのよ)
杏子(いやあ役所なんて初めて)
和子「“一般人視点での佐倉杏子の家族の事件” かくかくしかじか」
マミ「それで、そのショックで佐倉さんは家を飛び出してしまって。
私も心配していたんですが、先日例の巨人と怪物との戦闘の混乱中に偶然にも街で見つけました。
とりあえず私の家に寝泊まりさせていますが、学校や相続のことなどは私ではどうにもできません。どうか保護してやって下さい」
担当「ええと・・・ 確かにそういう事件があって中学生一人が行方不明となっていますね・・・
よくお知らせくださいました。ご安心ください、市役所で保護いたします」
224 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:55:38.62 ID:kNEfdXY90
―at学校
さやか「杏子からお手紙が来たから一緒に読もうよ」
まどか「読む読む」
ほむら「私も」
志筑 「それでは私も」
さやか「よかった、無事に保護されたみたい。ふうん、ゆまって娘となぎさって娘に懐かれたってさ。学校にも通い始めるって」
ほむら「言ったでしょ。面倒見のいいところあるのよ」
志筑 「幼い子供に懐かれるのは、悪い人にはできませんわね」
まどか「ちょいと見た目怖いけどね」
杏子 「仕方ねぇだろ。生きてくだけで必死だったんだぞ。」
まどか「ごめんごめn・・・ うひゃあ!?」
さやか「うわあ!」
志筑 「きゃあ?」
ほむら「なんで私とまどかの中学校にいるのよ」
杏子 「いや施設の学区がさ。手紙を投函してから気が付いたわ」
「で、なんか、入学手続きがどうのでお前らと同じにされちった。マミとまばゆに上条にも挨拶しといたし、今後はよろしく」
225 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 01:58:44.07 ID:kNEfdXY90
まどか「よ、ようこそ」
志筑 「歓迎しますの」
さやか「クラスまで同じとは」
杏子 「ありがとな。で、さっそく宣言してやるが・・・ アタシは学年成績1位になるぜ。
なんつったって本郷猛とハヤタ・シンにみっちり家庭教師してもらうというとてつもない幸運に恵まれたからな」
「そんでカタギの仕事についてお金稼いで見捨てちまった人々のご家族に贖罪するんだ」
ほむら「あら良い考えじゃない。私も最近燃え尽き症候群っぽいから付き合うわよ」
杏子 「ほむらのは巻き戻しのチートだろ。今後はアタシの天下だぜ。中学3年生レベルまで教えてもらってあるんだ」
さやか(お、ほむらを名前で呼んだぜ)
まどか(さやかちゃんも)
志筑 (戦友ではない友達になっていくのよ)
226 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:04:01.77 ID:kNEfdXY90
その�A QBの場合
QB 「ウルトラ六兄弟と栄光の11人ライダーから初代ウルトラマン・仮面ライダー1号を除いた15人の合体攻撃で故郷は粉みじん。
生き残りは僕1匹だ。生き残りは僕1匹と言うのも変だけど、要するにスペアが全部消し炭になってもう無いんだ」
「今は巴マミのアパートで狭いペット用ケージに監禁されてる状態だ。
ウルトラベルとキングストーンフラッシュwithライダーシンドロームの力で脱出不可能だってさ。体を伸ばすこともできないね」
まばゆ「今までのこと思い出してんの?」
QB 「処分するでなく、解放するでなく、僕をどうするんだい」
マミ 「人間って忘れる生き物なのよ。私も魔女と闘い、魔法少女と争い、命懸けで戦っていたあの日々が、ふと遠い夢のように思えてしまうことがある。
御二方も確かにここにいたのに、本当にいたのだろうかと思えてきたりもする。現実離れしてるからかしら」
まばゆ「スカーフとヘルメットを残してってくれたじゃん」
マミ 「だから、アンタを生き証人にするのよ。人間の女子中学生をだまして争いと不和の奈落へと突き落とした生き物がいるってことのね。
あと純粋に科学技術の知識が欲しいってのもあるわ。確認するけどエサ・空気・水は不必要で排泄もしないんでしょ」
QB 「君たちとは体の構造が根本的に違うからね。ずっと生きてくしかない」
227 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:05:28.83 ID:kNEfdXY90
まばゆ「なんでこんな不気味で不可解な生物に騙されちゃったんだろね」
マミ 「話術よ。・・・さてそろそろ来るわね」
上官 「すいませーん。こんにちはー。例の生命体を受け取りに来ましたー。防衛省で研究しますんでよろしく」
マミ 「ヒーローの力でケージのふたが開きませんので、隙間を使ってくださいね」
QB 「ああ、そういうことか・・・ 言っておくけどね、僕は最後の1匹だよ。大事にして欲しいな」
まばゆ「玄関に塩まこう」
マミ 「そうね。台所から持ってきて」
副官 「そんじゃあ回収するね。研究成果が楽しみだ」
マミ 「持って行ってください、持って行ってください」
まばゆ「やっと、全部終わったって感じ。ご飯行こうよ」
228 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:08:51.96 ID:kNEfdXY90
その�B 政府の偉い人たち
―at防衛省
幕僚「この3つが例の光の巨人と巨大バイカーとともに戦っていた日本人女性の持っていた武器です。
すさまじい威力を秘めていますので近づかないほうが」
総理「いきなり世界で一番軍事力の進んだ国になっちゃった。どうしよう」
大臣「こんなもん防ぎようがない。これ(マルス133)さえあれば官邸でも国会議事堂でも在日米軍基地でも好きな時にがれきの山だ」
幕僚「民間の工場から設計図らしきものを回収しましたが、我々の技術をはるかに超えています。
あんな潰れかけの町工場でこれですから、隣国が本気になれば・・・」
総理「どうすりゃいいんだよ・・・ あ! 構想がまとまりつつあるあの組織に押し付けようか。えーと、グローバル・アンリミテッド・なんとか」
大臣「Global Unlimited Task Squadですか。世界で一番軍事力の進んだ国でいられた時間は短いものでした。まあ公開するのも仕方ないですね」
総理「歯車人形がまた出てきたらそいつらに戦ってもらおう。他力本願だが市民が大事だ」
229 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:11:12.17 ID:kNEfdXY90
その�C 暁美ほむらの場合
まどか「最近、ほむらちゃんが妖艶なんです」
マミ 「確かに。可愛いとか美人じゃなくて官能的よね。何かあったのかしら」
さやか「心の重責が取れてはっちゃけただけじゃないかな。この間、私たち3人でコスプレに行ってきたんだけど、化粧バッチリ決めたほむらがいたんだよね」
志筑 「遠目のパッと見はローゼンメイデンの水銀燈、あるいは俺妹の黒猫にちょっと似てらしたけど、ディテールがだいぶ違ったからオリコスでしょうか」
杏子 「ルージュ1つであれだけ印象が変わるんだな。こっちは見つかってないよな」
まどマミ「「え? いつ行ったの?」」
志筑 「あ」
さやか「だって・・・ なんか、まどかとかマミさん、恭介も誘うの恥ずいし・・・ 」
杏子 「うん・・・」
志筑 「私だって羽目を外して新しいことやりたいんですもの、今まで長く終わりの見えない苦しい孤独な旅を続けてきた暁美さんなら、なおさらです」
まどか「そういうことかなあ・・・ 底知れぬ何かを感じるんだけどなあ・・・」
230 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:14:53.80 ID:kNEfdXY90
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
ほむら(まどかを守る私になれたのよねえ・・・?)
ほむら「なんか釈然としないのよね。喜ぶべきだと分かってはいるのだけれど」
ほむら「確かにインキュベーターの野望を打ち砕き、まどかを生存させ、人類が勝利した。魔女のとどめを刺したのはこの私よ」
ほむら「でも結局、誰かに戦ってもらっただけって感じがするのよね。それに・・・」
ほむら「ライダーの言っていたように、この願いには終わりがないのかもしれない。
あれこれ新しいことやってみたけど気がまぎれない」
ほむら「まどかを独り占めしたいようー! でも矛盾するのよ、まどかは慈愛の女神の如く、誰にでも優しいからこそまどかよ。
私が独り占めした瞬間、それはまどかではなくなる」
ほむら(平行世界、か・・・・ ウルトラベルとキングストーンとギギの腕輪・ガガの腕輪でどこもかしこも洗い清められたはず。
でもどっかに残ってないかしら)
ほむら(まどかが私一人に縋り付く世界が残ってないかしら・・・ 過去に飛べずとも平行移動だけなら・・・・)
ほむら「無理ね。私一人に縋り付いてるってことは他の人はもういないってこと、そんなのを望んだ私に微笑むまどかはまどかじゃない。」
ほむら「あるいは、無理やりにでも・・・」
ほむら「でもそんな状況を作ろうとした瞬間、時空の彼方からあいつらがやってくる。
邪悪な私がいるだけならいいけど、まどかの瞳を悲しませたら許してもらえそうにない」
ほむら「でも不可能を可能にしたい・・・ 歪な夢でもあきらめたくない・・・」
ほむら「まどかを諦められないよう・・・」
終われ
231 :
◆Oo1s7GYQ92
[sage saga]:2026/05/13(水) 02:18:37.15 ID:kNEfdXY90
まどかへの執着を捨てたら、その娘はもうほむほむじゃないよなあ・・・ なんで中学生なのにここまで精神をキメてんだ
232 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/20(水) 20:59:01.80 ID:uxzNNS0e0
[
たぬき
] のび太と鼻血の dgfthkl puyo
233 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
:2026/05/20(水) 21:17:43.53 ID:uxzNNS0e0
のび太VSd鼻血のgfthkl puyo
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