【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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308 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/07(木) 02:51:45.96 ID:OtEoW80no
おつ
浮島はレイドバトルに縁があるね
面子的にも来訪者コンマに当たると面倒な事になりそうだわ
309 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/08(金) 01:04:34.57 ID:KqH4usOAo
今回味方キャラが多いから囲んで叩くが正義だな
310 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/09(土) 10:56:31.26 ID:WDjKp4LfO
今のところフローディア全部正直
結構イイ人
311 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:33:49.58 ID:qj7Cb99NO
>>308 >>309
数の差で有利になればいいですね。また、今回の敵は本家様の雷霆の魔王よりはまだ対処がしやすいのかもしれません。備えましょう。

>>310
フローディアさんは今のところガイに向けている矢印が凄いことになっているので、ガイに対しては割と素の反応で接しているみたいです。
312 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:34:57.97 ID:qj7Cb99NO
ーー廃都 広場

空妖精A「ビビアン、もっと大きくしてー!」

空妖精B「今度は小さくして!小さい方が隠れやすい!」

ビビアン「もう、どっちかにしなさいよ!大小魔法は便利だけど、遊具じゃないんだから!」

空妖精A「えー、でも面白いよ!」

空妖精B「ビビアンの魔法、すごい!」

ビビアン「ふ、ふん……まあ?師匠に比べればまだまだだけど、これくらい当然よ!」
杖「」コンッ

光り出す小石「」キラッ……

大きくなる小石「」ゴロンッ!

空妖精A「わー!岩になった!」

空妖精B「乗れる乗れる!」

ビビアン「ちょっと、気をつけてよ?怪我したら師匠に怒られるんだから!」

テル「おお……空妖精たちに大人気だねぇ」

イーリン「ええ。面倒見が良い方のようですね」

ビビアン「だ、誰が面倒見が良いのよ。私はただ、危なっかしいから見てるだけで……って、ガイの連れの二人じゃない。何か用?」

イーリン「見回りの途中です。空妖精の方々とビビアン様が交流している姿が見えたので、少しお話を伺おうかと」

ビビアン「ふーん……まあ、師匠の客人なら別にいいけど」

テル「師匠ってジェミニさんのことだよね?」

ビビアン「そうよ。師匠はすごいの。風魔法も結界も封印も、何を聞いてもすぐ答えてくれるし……たまに説明が古すぎて分からない時もあるけど」

空妖精B「ビビアン、ジェミニ様の話になると早口になるー」

ビビアン「なっ……早口になってない!」

空妖精A「なってるー!」

ビビアン「なってないってば!」

テル「ふふっ、好きなんだね。ジェミニさんのこと」

ビビアン「す、好きとかそういうのじゃなくて!尊敬よ、尊敬!私は師匠の弟子なんだから、当然でしょ!」

イーリン「弟子……」

ビビアン「何よ?そんなに珍しい?」

イーリン「いえ。私にも、師と呼べる方がいましたので」

テル「それって……聖女さんのこと?」
313 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:35:44.73 ID:qj7Cb99NO
イーリン「聖女さんにもお世話になりましたが……師匠は私に戦い方や生き方の基礎を教えてくださった方です。私など、今でも足元にすら及ばないでしょう」

テル「へえ……イーリンさんがそう言うって、相当だね」

イーリン「子どもの頃は……ただ大きな背中を追いかけるだけでした。何を聞いても答えを持っていて、どんな相手にも怯まず、助けを求める人がいれば迷わず手を伸ばす……そんな方でした」

空妖精A「イーリンの師匠は、どこにいるの?」

イーリン「わかりません。生きているとは思うのですが……」

空妖精B「会いたい?」

イーリン「……会いたくない、と言えば嘘になります。ですが、会った時に何を話せばいいのか……」

ビビアン「そんなの、会ってから考えればいいでしょ。師匠っていうのは、弟子が悩んで黙ってたって、たぶん勝手に見抜くものなんだから」

イーリン「……ふふっ」

ビビアン「な、なんで笑うのよ!」

イーリン「いえ。少し、羨ましく思っただけです」

ビビアン「羨ましい?」

イーリン「師の背を追いかけている間は、苦しくもありますが……同時に、迷わずに済む時もありますから」

ビビアン「……」

イーリン「その背中が見えなくなった時、自分がどこへ進むべきかを決めるのは、少し難しいので……ですが、ビビアン様を見て思いました。師から離れても、教えられたものは残るのだと」

ビビアン「……ふん。そんなの当然でしょ」

イーリン「ええ。当然でしたね」

ビビアン「師匠に教わったことは、弟子が勝手に捨てちゃ駄目なの。ちゃんと自分のものにして、次に繋げる。それが弟子の役目よ」

イーリン「……はい」

テル「ビビアンちゃん、今のちょっと格好よかったよ?」

ビビアン「ちょっとじゃなくて、かなり格好よかったでしょ?」

空妖精A「うん!」

空妖精B「かなり!」

ビビアン「……ふん!当然よ!」

イーリン「ビビアン様」

ビビアン「何?」

イーリン「ありがとうございます。良い話を聞けました」

ビビアン「べ、別に礼を言われるようなことはしてないわ。ただ思ったことを言っただけだし……」

テル「それが良かったんだよ」

ビビアン「……そ、そう」

空妖精A「ビビアン照れてる!」

空妖精B「照れてる照れてる!」

ビビアン「照れてない!ほら、次は風魔法の練習しなきゃいけないから!遊びは終わり!」

空妖精A「えー!」

空妖精B「もう一回だけ大きくしてー!」

ビビアン「駄目!」

⭐︎ビビアンと空妖精たちと話しました。
314 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:36:40.22 ID:qj7Cb99NO
瞑想するイーリン「……」

イーリン(師匠……どうして、あのとき私を置いて行ったの?私はまだ、あなたから教わりたいことが沢山あるのに──)

花の香り「」フワッ……

イーリン(この花の匂い……師匠が好きって言っていた花……?でもこの辺りには生えていなかった筈……)パチッ

風「」サァァァ──
黒いローブに身を包んだ人?「……」

イーリン「!」スクッ

構えをとるイーリン「……あなたは、ガイ様が言っていた人物ですね?目的は一体なんですか?」ザッ

黒いローブに身を包んだ人?「……」ダッ

イーリン(──来るっ!)スッ

ガッ!ブンッ!ドカッ!ヒュンッヒュンッ!
掴まれたイーリンの腕「」パシッ!

イーリン「なっ……動かない……!」ギリギリ……

黒いローブに身を包んだ人?「……以前より、強くなりましたね、イーリン」グググ……

イーリン「!その声──」

黒いローブに身を包んだ人→ホーリー「──お久しぶりです。まさか、こんな所で会うことになるとは思いませんでしたが」ファサ……

イーリン「し、師匠……!」

ホーリー「ええ。あなたの師です。少なくとも、あなたがそう呼ぶ限りは」

イーリン「……っ、本当に……ホーリーさん、なの……?」

ホーリー「あなたが初めて身体強化を使った時、井戸を半壊させて私は3日間あなたに説教をしましたね」

イーリン「そ、それは……忘れてください……」

ホーリー「忘れる理由がありません。あなたの未熟さ、成長性、反省傾向を示す有用な記憶です」

イーリン「本物の師匠……ですが、なぜ……なぜ、何事もなかったように……そんな風に話せるのですか?私は……ずっと、聞きたかったのです」

イーリン「どうして、あの日……私を置いて行ったか。答えてください!師匠」

ホーリー「必要だったからです」

イーリン「……必要……」

ホーリー「私には、行かなければならない場所がありました。見なければならないものがありました。そこへあなたを連れて行くことはできなかった」

イーリン「どうしてですか!?私は……足手まといだったのですか!?」

ホーリー「いいえ」

イーリン「では、なぜ……!」

ホーリー「あなたが大切だったからです」

イーリン「……っ」

ホーリー「危険な道でした。未熟なあなたを連れて行けば、あなたは傷ついたでしょう。あるいは、私があなたを守ることに気を取られ、進むべき場所へ進めなかった」

ホーリー「だから、置いて行きました」

イーリン「そんな風に……そんな風に、言えるのですか」

ホーリー「他に適切な表現がありますか?」

イーリン「適切かどうかの話ではありません!師匠は……私を置いていったことを後悔していないのですか」

ホーリー「後悔はしています……あなたを傷つけた、これは事実です。謝罪が必要でしょう」

ホーリー「すみませんでした、イーリン」ペコリ

イーリン「……謝られたかったわけではありません」

ホーリー「では、何を望みますか?」
315 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:37:09.32 ID:qj7Cb99NO
イーリン「分かりません……!怒りたいのか、泣きたいのか、責めたいのか……それとも、また会えて嬉しいのか……自分でも分からないのです……!」

ホーリー「人の心は、複数の感情を同時に抱えます。それは矛盾ではありません」

イーリン「そんな答えを聞きたいのではありません!師匠は……私に会えて、どう思っているのですか」

ホーリー「嬉しいと判断しています。あなたが生きていて、成長していた。私の教えを失わず、ここまで歩んできた……それは、喜ばしい事象です」

イーリン「……事象?」

ホーリー「表現が適切ではありませんでしたか?」

イーリン「……昔の師匠なら、そんな言い方はしませんでした」

ホーリー「そうでしたか。なら、私は変われたのですね」

イーリン「?……師匠は、目の前にいるのに……どこか遠い場所から私を見ているようです」

ホーリー「人のままでは届かない場所があります。人のままでは救えないものがあります。人のままでは間に合わないときがあります……」

ホーリー「そこへ至るために、私は進んでいます」

イーリン「……そのために、人から離れたとでも言うのですか」

ホーリー「そうです」

イーリン「!」

ホーリー「イーリン。救えないまま立ち止まることと、何かを置いてでも届くこと。あなたなら、どちらを選びますか」

イーリン「私は……」

ホーリー「まだ答えなくて構いません」

イーリン「師匠は、もう答えを出しているのですか」

ホーリー「はい」

イーリン「……それが、私を置いていった理由ですか」

ホーリー「理由の一部です……イーリン、あなたはまだ人の側にいますね」

イーリン「どういう意味ですか」

ホーリー「良いことです」

イーリン「答えてください」

ホーリー「いずれ分かります」

イーリン「……師匠は、本当に意地が悪い」

ホーリー「よく言われました」

イーリン「誰にですか」

ホーリー「あなたに」

イーリン「……覚えているのですね」

ホーリー「話が長くなりましたね」

花の香り「」フワッ……

花のように散るホーリー「また会いましょう、イーリン」パラパラ……

イーリン「待ってください!どこへ行くのですか!?」

ホーリー「この島に残る救いの形を、確かめてきます」パラパラ……

イーリン「師匠!」

ホーリー「すぐに会えます。そのときを楽しみにしていますね」パラッ……

散らばる花弁「」フワッ……!

イーリンの手に落ちる花びら「」ヒラヒラ……

イーリン「師匠……」ギュッ……

⭐︎ホーリー・ハンドレッドと出会いました。
316 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/09(土) 21:37:52.70 ID:qj7Cb99NO
ーー廃都

ヒナ「見つけましたよ、ガイさん?」ヌッ

ガイ「ヒナ……何か用か?」

ヒナ「一戦、いかがですか?♡」

ガイ「断る」

ヒナ「なんでですか!?こんなに可愛くお願いしてるのに!」

ガイ(たしかに可愛くはあったが……)

ガイ「君との模擬戦は実戦に限りなく近い。消耗することが目に見えている……そんな中でベッサラビアやフローディア達に対処するのは無理だ」

ヒナ「そんなことを言って、その人達が同時に襲ってきた場合はどうするんですか?消耗してるから戦いません、とでも言うつもりですか!?」

ガイ「……」

ガイ(そんな極端な……)

ヒナ「敵は、こちらが万全の時にだけ来てくれるわけではありません!疲れていても、傷ついていても、考え事をしていても、襲ってくる時は襲ってきます!なら、消耗した状態でどう動くかも確認しておくべきでしょう?」

ガイ「うまく乗せられてる気はするが……わかった。ただし、一戦だけだ。それ以上はやらないし、周囲に被害が出るような攻撃は禁止だ」

ヒナ「!」パァァァ!

ヒナ「やはりそう来なくては!あのとき、巨大蜂の巣であなたの動きを見てから、興味があったんです!」
光の剣「」ヴォンッ

ガイ(模擬戦だが、油断はできない。時間魔法も使わないと勝つのは難しいだろうな……)
短剣「」スラッ……
短剣「」スラッ……

ヒナ「二刀流……魔導拳銃は使わないんですか?」

ガイ「君を相手するにはこっちの方が良さそうだ」

ヒナ「なるほど、武器を使い分けるということですね。それでは──」パヒュンッ

◆コンマ下1
01-10敗北
11-50引き分け
51-00勝利
317 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/09(土) 21:39:54.96 ID:DbKIC47R0
318 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 19:29:09.06 ID:ovtkbZOkO
ガイ「!」バッ

ガキンッ!ヒュンッ!

攻撃を避けるヒナ「片方で弾いて、もう片方ですかさず攻撃……ちゃんと強みを活かしていますね!」ブンッ

ガイ「っ、!」キィン!キィンッ!

ガイ(一撃が重い……!だが、受け切れている。二刀流は初めての試みだったが、接近戦が得意な相手には有効打になり得る……だが……)

ヒナ「あっはっは!防戦一方みたいですね!このままだと、私が勝っちゃいますよ?」

ガイ(受けるだけでは押し切られる……ここで流れを変える!)

ガイ「──それは避けたい、な!」ゲシッ シュンッ

ヒナ「くっ!?蹴って体勢を崩しても!」パヒュンッ

シュンッ シュンッ シュンッ
パヒュンッ パヒュンッ パヒュンッ

ガギン!キィンッ!

ヒナ「──光速移動に追いつく速度強化魔法なんて、はじめて見ましたよ!」スタッ

ガイ「──そうか。厳密には少し違うんだが……種明かしは、終わってからにする」スタッ

ヒナ「なんだっていいですよ。楽しければ、それで!」

短剣を構え直すガイ(だが、今のままでは決定打に欠けるな。時間の檻を使ってみるか)フゥ……

ヒナ「どうしました?考え事ですか?」

ガイ「……少しな」

ヒナ「戦闘中に考え込むのは悪手です!」パヒュンッ

ガイ「っ!」サッ

ギィンッ!

飛ばされる短剣「」カァンッ──

ヒナ「呆気ない幕切れですね。少しは楽しめると思ったのですが──」

ガイ『止まれ』



ヒナ「──っ、消えた!?一体どこに──」

ヒナ「──なんてね!後ろにいるのは丸わかりですよ!」バッ

宙に浮いて止まったままの短剣「」ピタッ……

ヒナ「……?」

上から飛びかかるガイ「」ゴオオオ──

乗り掛かられるヒナ「うわっ!?」ドテッ……

ガイ「──俺の、勝ちでいいか?」

ヒナの首に押し当てられた短剣「」グッ……

ヒナ「んんっ……勝った上に、そこまでしますか……///」

ガイ「……ん?」

フニッ

ガイ(……この感触は……故意ではないとはいえ、マズイな……)

ガイ「……すまん」

ヒナ「いつまで触ってるんですか!!??」
小さい雷「」バチッ!

ガイ「ぐはぁっ!?」

ヒナ「……戦い自体は見事でした。でも、次は同じ手は通じません!次こそ私が勝ちますからね!///」ピュー

ガイ(……次も戦わなきゃいけないのか……)

⭐︎ヒナに模擬戦で勝利しました。
319 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 19:51:26.68 ID:LJMgMt47O
ーークロシュヴァリエ号

アトニス「ん?おい、イーリン」

イーリン「……どうされましたか、アトニス様?」

アトニス「ボクとあの堕天使以外に、神に近い何かと会ったか?」

イーリン「……いえ、誰とも」

アトニス「そうか?神性の雰囲気を感じたんだが……ボクの気のせいだったみたいだ。もしかしたら修行の成果が出ているのかもな」

イーリン「……そう、かもしれませんね」

アトニス「まあ、変なものを見たらすぐ言えよ。ガイでもアインズでも、なんだったらテルでもな」

イーリン「はい。お気遣い、ありがとうございま──」

テル「アトニスちゃ〜ん、私のこと呼んだ〜???ヒック」

アトニス「うわでた」

レイセオン「テル様!まだ酔いきるには本日の予定が残りすぎています!」

アインズ「賑やかなのは結構だが、今日も島を見回るのだろう?その調子で大丈夫なのか?」

ガイ「……テル、ほどほどにしておけよ」

テル「わぁかってるってば〜♪」ゴクゴク

イーリン「……」
イーリンの手の中の花びら「」クシャ……

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(5日目)
【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。

何をする?
安価下1〜3

来訪者
コンマ下2
01-15ベッサラビア
16-50フローディア+エリザベート
51-00誰も来ない

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
320 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/10(日) 19:52:05.60 ID:/Y2lRD250
リルルと一緒に食料調達
321 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/10(日) 19:52:06.11 ID:BIAHFGUc0
イーリン サーシャに手紙を書く(ジェミニ達と会った事など)
322 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/10(日) 19:52:48.22 ID:SgWrBZZ/O
ガイ セイラ以外のゴーレム、ポーラー達と会ったので会話をする
323 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:41:30.37 ID:wxczfiQgO
ーークロシュヴァリエ号 船室

インク入りの瓶「」コト……

イーリン「……」

イーリン(サーシャ様、リーゼリット様、アモ……)

イーリン(みんな、ガイ様に関わる記憶を失っている……不用意に書けば、かえって混乱させてしまうでしょうね……)

ペンを握るイーリン「」スッ……

イーリン「……今、伝えるべきことだけを」

サラサラ……



サーシャ様へ
ラティア・ヘイヴンに到着してから、数日が経ちました。ここは空に浮かぶ古い国で、戦いの傷跡と、それでも日々を続けようとする方々が残っています。ダークヒーロー一行と交流のあった方々とも出会いました。現在、私たちは世界樹の光の残滓を探しながら、島に迫る複数の脅威への対策を進めています。
ガイ様も任務に同行されています。この名に、今のサーシャ様がどれほどの感情を抱かれるのか、私には分かりません。

ですが、少なくとも彼は、世界めくれを止めるために前へ進んでいます。そして、無茶をしがちな方です。サーシャ様ならば、きっと強く叱ってくださったのでしょう。今は私が、できる限り目を配ります。
無事に戻れたら、ラティア・ヘイヴンであったことをお話ししますね。



リーゼリット様へ

ラティア・ヘイヴンの現状について、簡単に共有いたします。現在確認されている脅威は、黒いローブの男、ベッサラビア、フローディアとエリザベートという者たちです。また、島の地下には反重力機構、疑似星脈、旧封印区画など、破壊されれば島全体に影響が出る重要施設が複数存在します。
リーゼリット様であれば、狙撃点や退避経路、敵の侵入角度などをより的確に見抜かれるのでしょう。こちらでも可能な限り記録を残し、状況を整理しておきます。

万が一、私達が失敗した際は、あなた方に後を託すことになるかもしれません。

なお、ガイ様も同行中です。この名前について、今のリーゼリット様が覚えていないことは承知しています。ですが、任務上の重要人物として、念のため記しておきます。



アモへ

元気にしてる?あなたのことだから、そんなに心配はしていないけど。こっちは今のところ順調よ。

空妖精の方々はとても賑やかで、ゴーレムの方々は誠実でね。テルさんは相変わらずお酒に弱くて、アトニスさんは文句を言いながらも周囲をよく見てくれてる。
アインズさんも落ち着いて見えるけど、記憶の件もあって、まだ少し距離を測っているようにも感じるわ。

アモが、今ガイさんのことをどれだけ覚えているのかは分からないけど、ガイさんは無事よ。

いつか何かを思い出す日が来るかもしれないし、思い出せなくても、今の事実として伝えておきたいから書いておくわ。
ガイさんは、世界めくれを止めるために戦っている。疲れているようにも見えるけれど、それでも前を向いているわ。だから、私もできる限り支えるつもり。

戻ったら、暗黒館でまた話しましょう。
その時は、土産話も増えてると思うわ。

どうか、身体に気をつけて。



イーリン「……」
三通の手紙「」トントン

イーリン「……書けませんね。ガイ様と皆様が、どれほど互いを支え合ってきたのか」

イーリン「今それを書けば、ただの知らない過去を押しつけるだけになる……難しいものですね。記憶というのは」

⭐︎イーリンはサーシャ、リーゼリット、アモへ手紙を書きました。
324 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:42:20.43 ID:wxczfiQgO
ーー廃都 市場

妖精のわたあめ屋「まいどあり〜」

わたあめ「」ポンッ

アトニス「んむ……甘くて美味い。暗黒館のバーテンダーが作るプリンが至高だが、これもいけるな」

アインズ「……朝から甘味か」

アトニス「糖分は大事だぞ。可愛いボクの輝きを保つためにもな」

アインズ「……そういうものなのか?」

リルル「甘味!市場!つまり商機!」ピューン

アトニス「うわっ……なんだ、リルルか」

リルル「なんだとは失礼な!……まあいいや。ところで、二人とも暇?」

アインズ「見回りの途中だ」

わたあめを食べるアトニス「見ての通り、暇ではない」モグモグ

リルル「じゃあちょうどいいね!見回りついでに食料調達しよう!」

アトニス「どうしてそうなる。話を聞いていたのか?」モグモグ

リルル「島の人たちから聞いたんだけど、最近外れの方に食べられる実とかキノコとか根っこが増えてるんだって。だけど虫が沢山いるから、採りに行く人が少ないらしいの」

アインズ「虫か……お前の得意分野ではないのか?」

リルル「だから私が行くの!でも、荷物持ちと護衛がいた方が効率いいでしょ?」

アトニス「ボクたちを働かせる気だな」

リルル「報酬は現物支給!食べられるものはみんなで分けて、珍しいものが出たら相談!どう?」

アインズ「悪くはない。船の食料も余裕があるに越したことはない」

アトニス「言ってることはわかるが、ボクは反対だ。虫が多いんだろう?」

リルル「えー?虫が苦手なの?」

アトニス「苦手ではない。近づきたくないだけだ」

アインズ「それを苦手と言うのではないか?」

アトニス「違う」

リルル「まあまあ。虫たちは私が扱うから大丈夫!虫除けもしてあげるから!」

アトニス「ダメだ、不安しかない」

アインズ「だが、見回りの一環として行ってみる価値はあるだろう」

アトニス「ハァ……仕方ない。可愛いボクが同行してやろう」

リルル「やった!じゃあ決まり!」
ニジ丸「」ブーン!

325 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:42:47.96 ID:wxczfiQgO
空リンゴの木「」サワサワ……

リルル「空リンゴ!」

アトニス「リンゴにしては軽そうだな」

リルル「中がふわふわで、甘くて、ちょっと炭酸みたいにしゅわっとするらしいよ!」

アインズ「採れるか?」

リルル「ニジ丸!」
ニジ丸「」ブーン!

枝「」ユサユサ

空リンゴ「」フワッ……ポスッ

アインズ「……重さを感じないくらい軽いな」

アトニス「落ちるというより浮きながら降りてきたぞ」

リルル「保存食に向くかは分からないけど、甘味としては売れる!」

アトニス「売る前提で考えるな」

リルル「食べる分と売る分、どっちも考えるのが商人だよ!」

アインズ「お前は宝探し妖精ではなかったか?」

リルル「宝探しと商売は仲良しなの!」



荷物「」ドサッ

リルル「ふー!結構とれたね!」

アトニス「十分な量だな」

リルル「それと、これ!」
琥珀色の欠片「」キラッ

アトニス「何だ、それは?いつの間に拾った?」

リルル「虫たちが見つけたの。古い樹液が固まったものかな?綺麗だから売れるかも!」

アインズ「……待て。微かに魔力を帯びている」

アトニス「確かに。普通の琥珀ではなさそうだな」

リルル「え、じゃあ高く売れる?」

アトニス「まずその発想をやめろ。ジェミニたちに確認するのが筋だろう」

リルル「むぅ……お宝なのに……」

アインズ「島に関わるものなら、勝手に持ち出すわけにはいかない」

リルル「分かってるよ。私は守銭奴だけど、盗人じゃないもん」

アトニス「その線引きはあるんだな」

リルル「当然!ちゃんと交渉して、ちゃんと稼ぐのが大富豪妖精への道だからね!」

アインズ「フッ……たくましいな」

リルル「よし!じゃあ戻ろう!食料とお宝候補を持って!」

⭐︎リルルと一緒に食料調達を行いました。
326 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:43:42.96 ID:wxczfiQgO
ーー古城 回廊

レンガのゴーレム→ポーラー「ガイサマ。見回リ、ご苦労様デス」ズシンズシン

ガイ「ポーラー。今のところ、この辺りに異常はない。そっちはどうだ?」

ポーラー「こちらモ、異常ありまセン!」

頭のない彷徨う鎧「あ、ガイさん。今日は城内を見てくれてるんですね」ガションガション

ガイ「ミーティアさんも居たのか……頭はどうしたんです?」

頭のない彷徨う鎧→ミーティア「どこかに落としちゃって……この辺りで見かけませんでしたか?」

ガイ「……少なくとも、この辺りにはないと思いますが」

ミーティア「そっかあ……困りましたね。頭がないと、気分的に締まらないんですよ」

ガイ「気分の問題なんですか?」

ミーティア「もちろん!心なしか視界もちょっと狭くなりますけど、そこは鎧なので!」

ポーラー「ミーティアサマは、頭部がなくとも稼働可能デス。発声源ハ内部の灯火デスので、会話に支障ハありまセン」

ミーティア「便利ですよ!頭を落としても会話できます!」

ガイ「落とさない方がいいと思いますが」

ポーラー「ミーティアサマ。頭部の紛失ハ今回で三度目デス」

ガイ「三度目……」

ミーティア「違いますよポーラーくん。今回は置き忘れじゃなくて、落としたんです」

ポーラー「分類上、紛失デス」

ミーティア「厳しいなぁ!」

ガイ「……普段からそんな感じなんですね」

ポーラー「はい。ミーティアサマは明るイ方デス」

ミーティア「ポーラーは真面目すぎるんだよ。もっと肩の力を抜いてもいいのに」

ポーラー「肩部装甲の緩みハ故障に繋がりマス」

ミーティア「そういう意味じゃないです!」
327 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:44:10.93 ID:wxczfiQgO
ガイ「……仲が良いんだな」

ポーラー「はい。良好デス」

ガイ「この城に残っているゴーレムや人形は、皆そうなのか?」

ポーラー「数は少なくなりマシタが、互いに助け合って稼働していマス」

ミーティア「昔ほど賑やかじゃないですけどね。でも、ジェミニ様もいるし、セイラちゃんもいるし……」

ポーラー「ゴライアス先パイも、ゼーレシルトサマもいマス」

ミーティア「そうそう!」

ガイ「……この城は、廃墟というより、まだ誰かが暮らしている場所なんですね」

ミーティア「ふふっ、良いこと言いますね」

ポーラー「その認識ハ正確デス。ラティア・ヘイヴンは滅びた国デスが、ここに残る者たちは、まだ稼働を続けていマス」

ミーティア「でも、ガイさんたちが見回ってくれるのは助かりますよ。正直、私たちだけだと手が足りませんし」

ガイ「俺たちは、世界樹の光の残滓を探しに来ただけです。けど……ここを守らなくていい理由にはならない」

ポーラー「感謝シマス」

ミーティア「真面目ですねえ。でも、この島だと真面目な人は貴重ですよ。ベルトーネさんとか、すぐサボりますし」

ガイ「……想像できます」

ミーティア「でしょう?」

ポーラー「ガイサマ」

ガイ「何だ?」

ポーラー「この城の見回リ中、異常を発見した場合ハ、速やかに報告をお願いシマス。特に地下中枢、中央動力室、反重力装置周辺ハ重要区画デス」

ガイ「ああ……」

ミーティア「あと、私の頭も見つけたら報告してください!」

ガイ「それも重要区画扱いですか?」

ミーティア「私にとっては重要です!」

ポーラー「ミーティアサマの頭部は、戦力維持という観点では中程度の重要物品デス」

ミーティア「中程度!?」

ガイ「……見つけたら知らせます」

⭐︎ポーラー、ミーティアと雑談しました。
328 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:46:02.14 ID:wxczfiQgO
ドガァァァン!

ガイ「!」

ガイ(今の爆発音は……外か!)シュンッ



ーー廃都

ドガァァァン!

逃げ惑う空妖精たち「キャー」

ベッサラビア「なんだか簡単に入れちゃってつまんないのー……招待状を送るの、辞めちゃったからかな?」

崩れた露店「」バラバラ……

掴まれる空妖精A「だ、誰か……!っあ!」

ベッサラビア「大丈夫大丈夫、まだ潰さないわよ。せっかくなら、ちゃんと主役が来てから始めたいもの」ナデナデ

空妖精A「ヒッ……!」

ガイ「そこまでだ」シュンッ

ベッサラビア「ウヒヒ、来ちゃった♡」ポイッ
転がる空妖精A「きゃっ……!」コロコロ

ガイ「ベッサラビア……!」

ベッサラビア「久しぶり、ガイ。招待状なしで来たけど、怒った?」

短剣「」スラッ……
魔導拳銃「」カチャ
ガイ「──答える気はない」

ベッサラビア「ふーん……一人でやる気?」

ガイ「今はな。すぐに仲間も来る」

ベッサラビア「ウヒヒヒッ!いいわ、いいわね!そういう無茶、嫌いじゃない!」パチンッ

ガイ「!」
ガイ(時間が……止まる!)


静止した世界「」ピタッ……

ベッサラビア「じゃあ、まずは小手調べ」スッ

指先に集まる魔力「」バチッ……

ベッサラビア「壊れないでね、ガイ♡」

放たれる一筋の閃光「」ドッ──



ガイ「っ!」シュンッ

爆ぜる石畳「」ドガァァァン!

ガイ(速い……!時間停止からの破壊魔法……!)

ベッサラビア「避けた避けた!やっぱり動けるんだ!」

ガイ「……」

ベッサラビア「もっと見せてよ。あなたがどこまで抗えるのか」

ガイ「……来い」ザッ

ガイ(今は俺一人で足止めするしかない。仲間が来るまで……いや、ここで止める!)

ベッサラビア「ウヒヒヒヒッ!それじゃあ始めましょうか!」バサッ!
329 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/10(日) 22:46:57.81 ID:wxczfiQgO
短いですが、本日はここまでです。
次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
330 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/11(月) 01:20:22.86 ID:jL5Ckn+go
おつ
また一人の時に面倒な人と出会ってしまった
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