【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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345 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/16(土) 20:49:13.73 ID:OeoTz0Z5O
妖精三人(ビビアン、リルル、ヴァリエール) 聞き取りづらいが黒いローブのエルフと白衣のホムンクルスが会話しているを発見する
346 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/16(土) 20:49:25.03 ID:DCaGisqSo
レイセオンの空間魔法を学んで、時空間覇者ガイになる
347 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/16(土) 21:42:48.72 ID:OeoTz0Z5O
>>345すいません少し訂正します
妖精三人(ビビアン、リルル、ヴァリエール)  聞き取りづらいが黒いローブのエルフと白衣のホムンクルスが会話しているところを発見する
348 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/16(土) 23:07:26.28 ID:5j0biP50O
ーークロシュヴァリエ号 甲板

アインズ「ふむ……外観は問題ないな。駆動系も大丈夫そうだ。今日も清掃だけでいいだろう」

テイル「あら?アインズだけ?」

アインズ「テイルか。誰かに用事でもあったか?」

テイル「用事というか……避難ね。ヒナ、昨日の戦いになんで呼んでくれなかったんだって、騒いでうるさくって……」

アインズ「ああ……」

ドガァァァン!

アインズ「敵襲か!?」バッ

テイル「大丈夫……あれはヒナと哀れな犠牲者が模擬戦を行っているだけだから」

バヂヂヂッ!ドォン!ドォン!

アインズ「……本当に大丈夫なのか?」

テイル「ええ。本気ならもっとうるさいもの」

アインズ「恐ろしい判断基準だな」

テイル「付き合いが長いと、嫌でも分かるのよ……こっちに来たついでになにか手伝うわよ?」

アインズ「いいのか?」

テイル「ヒナの模擬戦に巻き込まれるよりは安全そうだしね。それに、空を飛ぶ船なんてそう何度も触れるものじゃないもの!ロマンがあるじゃない!」キラキラ

アインズ「フッ……なるほどな。では、甲板の清掃を頼む」

テイル「了解!」



クロシュヴァリエ号「」ピカピカ

テイル「ふぅ……こんなものかしら?」

アインズ「手伝ってくれて助かった。少し休憩しよう」スッ

サーシャの手作りクッキー「」ポンッ

テイル「あら?それ……」

アインズ「ここに来る前に私の知り合いがくれたんだ。味はたしかだぞ」サクッ

アインズ「〜♪」
アインズの尻尾「」ブンブン

テイル「ん……美味しいわね。ていうか、コレ……フォレスティナで食べたことあるわよ」サクサクッ

アインズ「フォレスティナで?」

テイル「ええ……どこの一族か忘れちゃったけど、まだ小ちゃいエルフの子が焼いてくれてね。そのときの形は歪だったけど、味はまったく一緒!」

アインズ「そうか……もしかしたら、そのときもサーシャが作ったものかもしれないな」

テイル「あなたと知り合いってことは……今は冒険者をやってるのね。ふふっ、もしそうだったらずいぶん逞しくなったのね……」

アインズ「ああ。実際、サーシャは頼りになる。料理は美味いし、優しくてな……!」

テイル「羨ましいわね……ヒナと交換したいくらいよ」

アインズ「サーシャはやらんぞ?」

テイル「冗談よ。なんだかんだヒナは悪い子じゃないし、一緒にいると退屈しないしね……」

ドガァン!ドガァン!ドガァン!

アインズ「……行かなくていいのか?」

テイル「ええ……今はこの平穏を楽しませて……」サクッ……

⭐︎テイルとクロシュヴァリエ号を清掃しました。
349 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/16(土) 23:07:59.39 ID:5j0biP50O
ーー廃都

イーリン「ッ!!!」

ヒナ「あははは!!!楽しいですね!!!やっぱり戦いはこうでなくちゃ!」

ガッ!ドゴォン!ガガガガ!

レイセオン「す、凄まじい攻防です!!!わたくしなら10秒で地面と親密な外交関係を結ぶことになるでしょう!」

ガイ「……この調子で戦っていたら廃都がさらに廃都になるんじゃないか……?」

アトニス「心配ならイーリンと変わってやったらどうだ?」

ガイ「……遠慮しておく」

アトニス「正しい判断だな。ボクは空妖精のところでわたあめを食べてくる……何かあったらすぐに駆けつけてやる」クルッ スタスタ……

ガイ「……あいつ、逃げたな」

レイセオン「ですが、駆けつけると言った以上、本当に駆けつけてくださると思います!アトニス様はああ見えて責任感がありますので!」

ガイ「ああ見えて、は本人が聞いたら怒りそうだが」

レイセオン「では、可愛く責任感がありますので!」

ガイ「……それも怒りそうだ」

ドゴォン!

イーリン「甘い!!!」ブンッ

ヒナ「おおっ、いい拳です!」パヒュンッ

レイセオン「……ところで、ガイ様」

ガイ「何だ?」

レイセオン「先日のベッサラビア戦で、わたくしとテル様の転移雷撃をご覧になりましたね?」

ガイ「ああ……いい連携だったな」

レイセオン「であれば、ガイ様にも空間魔法の基礎を覚えていただく価値があるのではないかと考えます!」

ガイ「空間魔法を?」

レイセオン「はい!ガイ様は時間魔法を扱われます。時間と空間は別分野ですが、座標、距離、瞬間的な位置認識という意味では相性がよい可能性があります!」

ガイ「……転移魔法を使えれば、戦い方は広がるな。だが、そんな魔法を簡単に習得できるわけ……」

レイセオン「ガイ様は時間魔法の適性があります!時間魔法の適性者は、ほぼ全ての魔法に適性を持つと言われていますからね!ものは試しでやってみましょう!!!」ズイッ

ガイ「あ、ああ……わかった。頼むぞ、レイセオン」

レイセオン「ええ!大魔女帝国指定特級魔女レイセオン・ノースロップ、基礎講座を開始いたします!ここだと集中できないので、少し移動しましょう!」

◆コンマ下1
01-05危険
06-90難しい
91-00習得
350 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/16(土) 23:13:39.59 ID:nI5l2cW60
351 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 00:48:00.34 ID:mM3HbQYDO
レイセオン「一般的な空間魔法とは、簡単に言うと新しい場所を見えない所に作るようなものです!私が使用している転移は、それを利用して見えない道を作っているようなものなんですよ!」

ガイ「見えない道……」

レイセオン「はい!例えば、ここにある小石をあちらへ運ぶ場合、普通なら投げたり持って行ったりします!」

小石「」コロ……

レイセオン「ですが、空間魔法ではこちらとあちらの間に、見えない近道を作ります!」

ガイ「近道を作る……」

レイセオン「そうです!つまり、こうです!」

魔法陣「」フォンッ

小石「」フッ……

少し離れた場所に落ちる小石「」コトン

ガイ「……なるほど。今のは分かりやすい」

レイセオン「よかったです!では、ガイ様もやってみましょう!」

ガイ「いきなりか?」

レイセオン「大丈夫です!まずは小石です!人間で試すと最悪の場合、壁や地面と親密すぎる外交関係を結んでしまいますので!」

ガイ「それは避けたいな」

レイセオン「避けましょう!」

小石「」コロ……

ガイ「……見えない道を作る」

レイセオン「はい!小石を掴むのではなく、小石の足元にある空間を少しだけずらす感じです!」

ガイ「空間を……ずらす……」

小石「」カタ……

レイセオン「おおっ!反応しています!そのまま、こちら側に近道を──」

帽子を弾き飛ばす小石「」ヒュンッ!

レイセオン「ひゃっ!?」
ガイ「!」

帽子「」パサッ……

レイセオン「ああっ!?わたくしの帽子が!」

ガイ「すまない。大丈夫か?」

レイセオン「大丈夫です!初回で小石が動いただけでも十分すごいです!ただし、これは転移ではなく高速射出です!もう一度やってみましょう!」



小石「」コロ……

ガイ「……」

レイセオン「うーん……惜しいですね!ガイ様の魔力が乱れ始めています。今日はここまでにした方が──」

ガイ「ああ……頭痛もするし、そうさせてもら──」ガクッ

ポスッ……
レイセオン「!!!」

ガイ(なんでこうもタイミングよく胸に突っ込むんだ、俺は!?)
ガイ「!す、すまない!わざとじゃないんだ!」サッ

レイセオン「い、いえ……事故であることは理解しております!抗議は致しません!ですが、大魔女様とご縁のある方が、わたくしの胸元へ不用意に倒れ込むのは少々問題が……///」

ガイ(……空間魔法より先に、事故を起こさない倒れ方を覚えるべきかもしれない)

⭐︎空間魔法理解が少し進みました。
352 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 00:49:09.41 ID:mM3HbQYDO
ーー廃都

ビビアン「……本当にこっちなの?」

リルル「間違いないよ。ニジ丸たちが、変な魔力を見つけたんだから」
ニジ丸「」ブーン……

ヴァリエール「変な魔力〜?」

リルル「うん。虫たちが嫌がってる甘いような、焦げたような……あと、ぞわぞわする感じ!」

ビビアン「説明が感覚的すぎるわね……」

ヴァリエール「だけど、昨日の襲撃直後だから見過ごすわけにはいかないよね」

ビビアン「分かってるわよ。師匠にも、何かあったらすぐ報告しろって言われてるし……」

小さな虫たち「」カサカサ……

ビビアン「ヒィッ!リルル、なるべく私に近づけないで!」ビクッ

リルル「ごめんごめん!……あっ、ニジ丸が止まった」
ニジ丸「」ピタッ……

ビビアン「……?」

ヴァリエール「静かに……あそこ、見て!」

黒いローブのエルフ「……」
白衣の小柄な少女「……」

ヴァリエール「あの黒いローブ……ガイさんが話していた人じゃない?」ヒソヒソ

ビビアン「そうかも。もう一人は……白衣の女の子?このまま様子を見てみましょう」ヒソヒソ

崩れた柱の陰に隠れる三人「」サッ



黒いローブのエルフ「……あなたも、この島の擬似星脈を狙っているのですね」

白衣のホムンクルス「狙う?違うわ。必要だから使うだけ……邪魔する気?」

黒いローブのエルフ「いえ……そのような気は微塵もありませんよ。私はただ、あなたがこの島をどのような終わりへ導くのか、確認しに来ただけです」

白衣のホムンクルス「……気持ち悪い」

黒いローブのエルフ「否定はしません」

白衣のホムンクルス「命令がある。設計がある。目的がある。私はそのために造られた」

黒いローブのエルフ「あくまで創造主の声に従うのですね」

白衣のホムンクルス「……黙って」

黒いローブのエルフ「あなた自身は、それを望んでいるのですか?」

白衣のホムンクルス「黙れ」



黒いローブのエルフ「──私は、君を止めても構いません」

白衣のホムンクルス「やってみれば?」ザッ

黒いローブのエルフ「ですが、今ではない」

白衣のホムンクルス「逃げるの?」

黒いローブのエルフ「盤面が整っていないだけです。あなたの計画も、まだ完成していない。擬似星脈への接続、出力安定、反重力機構との干渉制御……どれも未完成でしょう」

白衣のホムンクルス「……」

黒いローブのエルフ「焦っていますね。創造主の声が、まだ聞こえるのですか?」

白衣のホムンクルス「黙れと言った!」

白衣の少女の周囲に展開する魔法陣「」ギュンッ!
黒い渦「」ズズズ……

黒いローブのエルフ「怒りは自我の証明です。よかったですね。あなたは命令だけの人形ではない」パチパチ
353 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 00:50:34.68 ID:mM3HbQYDO
黒いローブのエルフ「それと──隠れている小さな方々」

ビビアン「っ!?」バッ
リルル「バレてる!?」ビクッ
ヴァリエール「……!」ザッ

黒いローブのエルフ「今は見逃します。ここで聞いたことを皆様へ伝えるといい」

ビビアン「なっ……!」

黒いローブのエルフ「情報は動いてこそ価値を持つ。盤面を進める駒は、多い方が良い──」

黒い渦に飲まれる黒いローブのエルフ「」ズズズ……

フッ……

白衣のホムンクルス「チッ……逃げられたか。そこの妖精たち」

ビビアン「!」

白衣のホムンクルス「別に何もしないわ。今はね」

リルル「今は、って……」

白衣のホムンクルス「計画はまだ未完成。無駄な戦闘で出力を割く気はないだけよ。けど、次に見つけた時は……証人を残す必要もないかもしれない」

ヴァリエール「……」

白衣のホムンクルス→ノーランド「あの男が言ったように伝えればいい。ノーランドは、もう島の中にいるって」

ヴァリエール「!その名前って──」

ビビアン「あなた、何をするつもりなの!?」

ノーランド「世界を壊す。そう命じられているから」
足元に開く魔法陣「」ギュンッ……

リルル「ちょ、ちょっと待っ──」

ノーランド「止められるなら、止めてみれば」
魔法陣の光「」バシュッ!

風「」ヒュオオオ……

リルル「……消えちゃった」

ビビアン「師匠に報告しなきゃ!ガイたちにも!」

リルル「だ、だよね!ニジ丸、周囲を見て!追跡できるなら匂いだけでも拾って!」
ニジ丸「」ブーン!

ヴァリエール「……ノーランド、か……」

⭐︎ノーランドが島の中にいることが判明しました。
354 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:51:57.28 ID:XEa1WevdO
ーークロシュヴァリエ号

ガイ(ヴァリエールたちからノーランドについて情報を共有した……島の内部を捜索する必要があるな)

ガイ(……?茶の良い匂いがする。誰かいるのか?)チラッ

フローディア「──うん……安物だけど、良い味ね。これを選んだ人は良い趣味をしているわ」

エリザベート「フローディア様。一応、ここは敵の拠点であるわけで、こんな優雅に茶会などしていては──」

エリザベートと目が合うガイ「……」
ガイと目が合うエリザベート「……あ」

ガイ「」バッ
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

フローディア「──知ってると思うけど、それじゃ死なないわよ、私」バスッ バスッ

魔導拳銃をフローディアに突きつけるガイ「死ななくても、痛みはあるだろ」シュンッ

フローディア「ふふっ、覚えててくれたの?……そうそう。私が言ったことは役に立ったかしら?」コト……

ガイ「黒いローブのエルフは確認した。白衣のホムンクルス……ノーランドも、この島の中にいるらしい」

エリザベート「……やはり、既に潜伏していましたのね」

ガイ「何をしに来た?」

フローディア「取引」

ガイ「敵の拠点に勝手に入って茶を飲む奴の話を聞くと思うか?」

フローディア「でも、聞かないと困るのはあなたたちよ」

エリザベート「フローディア様。言い方が不遜すぎますわ。交渉に来たのであれば、もう少し礼節というものを──」

フローディア「私なりに礼儀正しくしているつもりなんだけど」

エリザベート「敵地で無断飲茶をする時点で礼儀以前の問題ですわ!」

ガイ「用件を言え」
魔導拳銃「」グッ……

フローディア「ホムンクルスと、黒いローブのエルフ。あの二人を片付けるまで、私たちと手を組みましょう」
355 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:53:06.31 ID:XEa1WevdO
ガイ「……何?」

エリザベート「一時的な共闘、という形ですわね。もちろん、こちらも無条件で信用されるとは思っておりませんわ」

ガイ「当然だ。お前たちは敵だろう。手を組む理由はない」

フローディア「あら、あるわよ。あの2人を放っておけば、あなたの目的も、私の目的もまとめて潰れるわ」

エリザベート「少なくとも、ホムンクルスは危険ですわ。あれは命令に縛られた破壊装置に近い存在ですもの。迷いがあるとしても、止まるとは限りません」

ガイ「……どこまで知っている」

フローディア「何にも。ただ、私たちの目的の邪魔になるということだけね」

ガイ「お前たちは違うとでも言うつもりか?」

フローディア「私は違うわ。私はもっと単純だもの。あなたが欲しい。翡翠の賽も欲しい。だから、それを横から邪魔されるのは嫌」

ガイ「……本当に勝手な理由だな」

フローディア「ええ。だから信用しやすいでしょう?」

ガイ「信用できるか」

エリザベート「……できませんわね」 

フローディア「エリザベート?」

エリザベート「事実ですわ。フローディア様は、信用という言葉から最も遠い位置におられますもの」

ガイ「従者に言われているぞ」

ダダダ……

テル「ガイくん!銃声が──フローディア!?」

レイセオン「ふああ……何事です、これ?」ムニャムニャ

アトニス「良い加減起きろ、声デカ魔女!敵だよ、敵!」バシバシ

アインズ「敵が船内で茶を飲んでいるとは……どういう状況だ?」

イーリン「ガイ様、ご無事ですか!?」

ガイ「ああ。撃ったが、効いてはいない」

テル「撃ったんだ……」

アトニス「当然だろ。敵が勝手に船内で茶を飲んでるんだぞ」

レイセオン「茶会型不法侵入……新しい外交問題です……」ムニャ……

エリザベート「申し開きの余地もございませんわね……」

フローディア「賑やかになったわね」

アインズ「……その余裕が不愉快だな。要件を済ませろ」
356 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:54:09.44 ID:XEa1WevdO
フローディア「ガイには言ったんだけど……ホムンクルスと黒いローブのエルフを片付けるまで、私たちと手を組みましょう?」

アトニス「誰が信じるか」

イーリン「同感です。フローディア、あなたは以前にもガイ様を狙っています」

テル「セーレのこともあるしね。簡単に、はいそうですかって受け入れられる話じゃないよ」

立ち上がるフローディア「そう言われると思っていたわ」スッ

エリザベート「フローディア様……?」

フローディア「エリザベート、少し下がって」

エリザベート「嫌な予感しかしませんわ」

フローディア「大丈夫。死なないから……ガイ」

ガイ「何だ」

フローディア「これから私がすることを、よく見ていて?」
フローディアの指先「」スッ……
赤灰色の炎「」ボウッ……

アトニス「何をするつもりだ」

レイセオン「あの魔力は……誓約魔法!?」

フローディア「ええ。だから信用材料になるでしょう?私は死なない。銃で撃たれても、斬られても、焼かれても戻る。だからあなたたちは、私を止められないと考える」

フローディア「だから、約束が守られなかったときはまた……封印されてあげる」

フローディアの胸元に浮かぶ灰色の紋様「」ジジ……

エリザベート「おやめくださいませ!そこまでして、この者たちに信用を買う必要など──」

フローディア「あるわ」

エリザベート「……!」
357 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:54:55.66 ID:XEa1WevdO
フローディア「今、ノーランドとエンドゲームを放置すれば、私の欲しいものまで壊される。なら、必要な代価は払う」

ガイ「……何をした」

フローディア「この島にいる間、そしてノーランドとエンドゲームが倒れるまで。私が翡翠の賽へ手を出す、あるいはあなたの仲間を傷つける意思を持って行動した場合──」

フローディア「私は自分自身を封印する」

レイセオン「自己封印式の誓約を、自身の再生核に直接刻み込んだのですか……!?無茶苦茶です!」

フローディア「これで少しは信じる気になった?」

アインズ「フッ、好都合だ。信用できずとも、裏切った瞬間に無力化できるなら話は別だ」

フローディア「それでいいわ。信用より分かりやすいでしょう?」

ガイ「……その術式が本物だと、どう証明する」

フローディア「試してみる?」

エリザベート「フローディア様!」

フローディア「冗談よ」

イーリン「……アトニス様、レイセオン様。今の術式は?」

アトニス「本物だ。少なくとも、ただの見せかけじゃない。こいつの内側に、かなり強い制約が刺さった」

レイセオン「わたくしの観測でも同様です。再生系統の魔力循環に、自己封印へ繋がる断絶条件が組み込まれています」

テル「つまり、本当に裏切ったら封印される可能性があるの?」

アトニス「可能性ではなく、確実に、だ」

ガイ「……」
358 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:55:35.83 ID:XEa1WevdO
フローディア「どう?少しは話を聞く気になったかしら」

ガイ「聞くだけだ。受け入れるかは別だ」

フローディア「そう……別に、それで十分」

エリザベート「……フローディア様。あなたという方は、本当に……」

フローディア「怒った?」

エリザベート「怒っていますわ!当然でしょう!敵地で勝手に茶を飲み、勝手に交渉を始め、勝手に自らへ制約を刻むなど、従者の心労を何だと思っていらっしゃいますの!?」

フローディア「大切に思っているわ」

エリザベート「でしたら行動で示してくださいませ!」

ガイ「……エリザベートの方はまともなんだな」

エリザベート「比較対象がフローディア様では、褒め言葉として受け取ってよいのか迷いますわ」

アインズ「だが、少なくとも話は通じる」

エリザベート「ええ。わたくしは無用な敵対を望みません。今は、ですが」

イーリン「こちらも同じです。妙な真似をすれば即座に排除します」

フローディア「怖いわね」

ガイ「お前が言うな」

フローディア「ふふっ」

ガイ「条件を確認する。ノーランドと黒いローブのエルフを倒すまで、翡翠の賽には手を出さない。俺の仲間にも手を出さない。船内、島内で勝手に動かない。情報は隠さず出す」

フローディア「ええ」

ガイ「それを破れば、お前は封印される」

フローディア「そうね」

テル「……ガイくん、どうするの?」

ガイ「……ジェミニさんたちにも話しておこう」

アインズ「妥当だな」

イーリン「フローディア様とエリザベート様は、こちらで監視します」

レイセオン「わたくしも観測します!術式に偽装や抜け穴がないか確認いたします!」

エリザベート「それは構いませんわ。こちらとしても、変な疑いを残されるよりはましですもの」
359 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:56:04.69 ID:XEa1WevdO
フローディア「ガイ」

ガイ「何だ」

フローディア「諸々が片付いたら思う存分殺し合いましょ?」

テル「……この流れで言うことかなあ」

アトニス「最悪だな」

アインズ「……本当に敵なのだなと再確認できた」

イーリン「むしろ分かりやすくて助かります」

エリザベート「フローディア様、せめて今だけは黙っていただけませんこと?」

フローディア「でも、大事な約束よ?」

ガイ「そんな約束をした覚えはない」

フローディア「これからするの」

ガイ「しない」

フローディア「つれないわね」

ガイ「……レイセオン、アトニス。二人を監視してくれ。俺はジェミニさんを呼んでくる」

アトニス「任せろ。妙なことをしたら即座に撃つ」

レイセオン「了解です!不審挙動、魔力変動、茶器への追加接触まで観測します!」

エリザベート「茶器への接触まで……」

フローディア「あのお茶、美味しかったのに」

ガイ「飲むな」

フローディア「はいはい」

ガイ「返事は一回でいい」

フローディア「はい」

エリザベート「……本当に申し訳ございませんわ」

ガイ「苦労しているんだな」

エリザベート「ええ、とても」

フローディア「私の前で意気投合しないでくれる?嫉妬するから」

⭐︎フローディアとエリザベートと協力(?)することになりました。
360 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 01:56:58.50 ID:XEa1WevdO
フローディア「せっかくの食事なのに、雰囲気があまりよくないわね?もっと楽しく食べた方が美味しいと思うのだけれど」

ガイ「勘違いするな。お前たちとは共闘するだけであって、敵のままだ」

フローディア「あら、冷たい」

アトニス「当然だろ。敵と同じ卓に着いているだけでも相当譲歩してるんだぞ」

レイセオン「同席型食事会……外交儀礼としては胃に悪い部類です……」

テル「レイセオンちゃん、さっきから食べてるのパンだけだよ?」

レイセオン「敵対勢力を前に汁物をこぼす外交事故は避けたいので!」

エリザベート「そのお気持ちは少し分かりますわ。フローディア様が何を口にするか、こちらも見張らねばなりませんもの」

フローディア「私、食事中くらいは大人しいわよ?」

エリザベート「敵地で勝手にお茶を飲んでいた方のお言葉とは思えませんわね」

アインズ「正論だな」

イーリン「フローディア。食事中であっても、妙な動きをすれば即座に制圧します」

フローディア「みんなして怖いわね。そんなに見つめられると、食べづらいわ」

ガイ「なら食べるな」

フローディア「それは嫌」

ガイ「……」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(7日目)
【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。
・ノーランドの潜伏場所を特定する。

何をする?
安価下1〜3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
361 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/17(日) 02:02:51.39 ID:klJ06HxKO
ガイ ジェミニが弟子に風魔法を教えていたので一緒に習う
362 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/17(日) 02:14:50.07 ID:XEa1WevdO
本日はここまでです。
安価はズラしてください。

それでは、また。
363 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/17(日) 02:26:22.14 ID:2U2DoOkl0
アトニス 何となくエリザベートと会話する。

※安価とは関係ない質問だけど今フローディア達がやって来たけど6日目のコンマ下1だから>>344でコンマ51だから誰も来ないなるのでは?
364 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/17(日) 02:41:11.59 ID:8JHXaSht0
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