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【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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413 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 00:30:01.88 ID:RpwbQRj2O
ミーティア「で、怪しい場所は?」

ガイ「候補は三つです。旧砲台跡、冷却水路、中央動力室周辺。地下空洞の端末には、その周辺に繋がる改竄痕跡が残っていた」

ジェミニ「旧砲台跡は出口、冷却水路は魔力の流れの補助、中央動力室周辺は島の根幹……どれも放置できぬのう」

ミーティア「一番まずいのは旧砲台跡かな?そこが完成してたら、撃つための出口ができちゃうわけだし」

ジェミニ「冷却水路も危険じゃ。星脈の流れを安定させる場所を弄られれば、砲撃前に島の機構が悲鳴を上げる」

ガイ「中央動力室周辺は?」

ジェミニ「ゼーレシルトの管理領域に近い。直接侵されていれば、島の制御そのものに影響が出るじゃろう」

セイラ「全部……危ない……」

ガイ「一気に全部は見られない。今日の行動で、どこを優先するか決める必要がある」

ジェミニ「焦るな、と言いたいところじゃが……今回ばかりは急がねばなるまい。他の仕込みも既に進んでおる可能性が高い」

ガイ「……分かりました」

ジェミニ「ただし、無茶は禁物じゃぞ。ガイ殿、お主は魔力欠乏で倒れたと聞いておる」

ガイ「……誰から聞いたんですか」

ミーティア「さあ?この島、噂の回り早いよ?」

セイラ「ガイさん……倒れたんですか……?」

ガイ「少し鍛錬で無理をしただけだ。もう問題ない」

セイラ「問題ない人は……倒れない、と思います……」

ガイ「……」

ジェミニ「セイラの言う通りじゃ。今は一度の勝負ではなく、仕掛けを潰して回る段階。倒れるほど魔力を使えば、次の一手が遅れる」

ガイ「……気をつけます」

ミーティア「まあ、新しいものを試すのって楽しいからね。やりすぎる気持ちは分かるけど」

ジェミニ「ミーティアまで甘やかすでない」

ミーティア「あはは、ごめんごめん」

ジェミニ「では、方針を決めよう。旧砲台跡、冷却水路、中央動力室周辺……どこへ向かうにせよ、今日の行動がノーランドの計画を止める鍵になるはずじゃ」

セイラ「わたしも……守ります。この島を……」
大盾「」ガシン!

ミーティア「私もできる範囲で手伝うよ。こう見えて、機構の解析とかは得意だからね」

ジェミニ「頼もしいことじゃ。では、動くとしよう」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(10日目)
【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。
・ノーランドの目的を阻止する。

何をする?
安価下1〜3

◆調査候補(探索する場合は以下から1つ選んで同行するキャラを3名記載してください)
・旧砲台跡
・冷却水路
・中央動力室周辺

ラティア・ヘイヴン改造進捗度(現在20%)
コンマ下1
01-10 +80%
11-90 +20%
91-00 +10%

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
414 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 00:36:14.49 ID:Ux1CVWi40
中央動力室周辺を調査 
アインズ セイラ ゼーレシルト
415 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 00:45:27.20 ID:+vk/srF4o
並行して手が空いてる協力者達で他の箇所の様子を偵察しておく
416 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 00:46:31.21 ID:wHLlFRGqo
旧砲台跡を調査
テル エリザベート イーリン
417 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 01:17:18.86 ID:ZT/KURv1O
安価が揃ったので本日はここまでです。
ガイが探索する場所は3つの安価の中で>>414の方のコンマの数値が1番高いので、中央動力室となります。また、>>415の方の安価で協力者が他の場所を探索する旨の安価がされているため、ノーランドと接触した場合にその場所への増援は望めない可能性が高いです。出会うかはコンマ次第になるのですが。
次回もよろしくお願いします。

それでは、また。
418 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 01:29:10.65 ID:+vk/srF4o
おつ
あ、複数攻略行けたのね…書き方的に1日1箇所ずつだと思ってた…
419 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 02:43:06.95 ID:YYk74/Oh0
乙
「何をする?」の安価で調査する安価で良かったのかそれとも日常的な感じの安価でも良かったのか迷ってしまった。
420 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 19:42:46.50 ID:+hfImEI3O
>>418 >>419
分かりにくかったですよね。申し訳ないです。

こちらの想定としては、自由安価の枠を1つ使うごとに1箇所探索できる、という形でした。
テラヌス・ウルスの遺跡探索のときみたいな感じです。
なので、日常系や交流系の安価でも問題なかったのですが、今回は3つとも探索寄りの内容だったので、>>417のように複数箇所を調査する形にしました。
次回からはもう少し分かりやすく書いておきます。
421 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 19:43:18.54 ID:+hfImEI3O
ーー中央動力室

巨大な魔導炉「」ゴウン……ゴウン……
浮遊する球体端末「」クルクル……
幾何学模様の壁「」ボウッ……

セイラ「ゼーレシルトさん、いる……?」

ヴォン……

ゼーレシルト「──セイラ、ガイ様、アインズ様。来てくれたのですね」

アインズ「ゼーレシルト、ここがこの島の心臓部か?」

ゼーレシルト「概ねその認識で問題ありません。擬似星脈の流量調整、反重力機構への供給、各区画への魔力分配。その多くを、この周辺機構で制御しております」

アインズ「なるほど。ここを弄られれば、島全体に影響が出るわけだな……早速探すぞ。地下空洞のように手が加えられていれば、痕跡が残っているはずだ」

ゼーレシルト「同意します。これより補助系統の照合を開始致します」
球体の表面に浮かぶ幾何学模様「」ヴン……

ガイ「……何か分かるか?」

ゼーレシルト「主系統に直接的な異常はありません。しかし……補助回路の一部に、認識不能な迂回路を確認」

ガイ「迂回路……?今まで気づかなかったのか?」

ゼーレシルト「弁明になりますが、中央動力室は既に複数回走査しております。異常値は検出されませんでした」

アインズ「なら、なぜ今になって見つかった?」

ゼーレシルト「この迂回路は、既存の保守用回路の劣化誤差に偽装されています。通常監視では、経年劣化による微細な揺らぎとして処理される範囲です」

セイラ「……わざと、古くなったみたいに見せてた……?」

ゼーレシルト「その通りです。さらに、地下空洞で発見された端末情報がなければ、該当箇所を重点照合する理由もありませんでした。極めて巧妙です」

ガイ「ゼーレシルトの監視を抜けたんじゃなく、監視に引っかからない形に偽装したのか」

ゼーレシルト「はい。私の管理領域に無理やり侵入したのではなく、既に存在する回路の影に寄生した、と表現するのが近いでしょう」

アインズ「……厄介だな」

ゼーレシルト「同意します。本来存在しない魔力の通路です。極めて細く、通常観測では誤差として処理される程度ですが……確かに、外部へ繋がっています」

セイラ「外部って……どこに……?」

ゼーレシルト「解析中……旧砲台跡、冷却水路、そして……」

ガイ「……そして?」

ゼーレシルト「……この中央動力室内部です」

アインズ「既に手が加えられているということか」

ゼーレシルト「正確には、主要制御部ではなく補助回路の影です。中央動力室そのものを直接制圧されたわけではありません。しかし、長期間放置すれば主系統へ干渉される危険があります」

ガイ「……警戒を強めるぞ。もしかしたら近くにいるかもしれない」

セイラ「はい……!」
422 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 19:43:45.42 ID:+hfImEI3O
薄く光る床の継ぎ目「」ジジ……

ガイ「……床が光っている……」

ゼーレシルト「……該当箇所、通常構造と一致しません。偽装されています」

アインズ「壊すか?」

ゼーレシルト「慎重な作業を推奨します。動力室内で不用意な破壊を行えば、供給系統に影響が出る可能性があります」

セイラ「ここは……昔から、何度か来た場所です。ゼーレシルトさんに、点検してもらったり……反重力機構を、調整してもらったり……」

ガイ「……」

セイラ「だから……嫌です。ここを、勝手に使われるのは……すごく、嫌です」

ゼーレシルト「セイラの感情表明を受理。私も同意致します。中央動力室は、ラティア・ヘイヴンを兵器化するための施設ではありません」

アインズ「なら、尚更止める必要があるな」

ガイ「ああ……俺が開ける。アインズ、何か飛び出したら頼む」

アインズ「任せろ」

セイラ「わ、わたしも……守ります……!」

ガイ「頼りにしている。行くぞ──」

床の継ぎ目に手を当てるガイ「……」グッ……

隠し蓋「」ガコン……

◆コンマ下1
01-10罠
11-55隠し端末を発見
56-90ノーランドの分体と遭遇
91-00ノーランド本人と遭遇
423 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 19:50:59.21 ID:tYxjP7f8O
あ
424 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 19:58:34.44 ID:+hfImEI3O
追加判定です。

◆安価下1
冷却水路に向かったキャラを以下から3人指定してください。

・クロシュヴァリエ号
アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、ポーラー+ゴライアス(1人扱い)、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル

◆コンマ下2
01-50冷却水路
51-00旧砲台跡
425 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 20:00:58.32 ID:ychaZqSI0
テイルベルトーネリルル
426 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 20:07:25.66 ID:v+NXfgBBO
はい
427 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 21:55:43.74 ID:nscHwTjwO
ガイ「……人の気配はないな」

セイラ「これは……部屋、ですか……?」

ゼーレシルト「かつて整備をするために作られた機構を再利用したものと思われます。非常時には中枢管理から切り離して手動整備を行う独立区画なので、私自身にもこの場所は秘匿されていたようです」

ガイ「非常時の手動整備区画か……」

アインズ「おい……ここを見ろ。最近作られた通路だ。外からこの位置まで入ってきていたようだな……」

何かの機械「」ウィーン……

ガイ「……ゼーレシルト、この機械がわかるか?」

ゼーレシルト「データベースにありません。ノーランドが設置したものと思われます」

アインズ「見たところ、魔力系の罠はなさそうだ。物理的にはどうだ?」

ガイ「──その線も薄いな。念のため壊しておくか」

ゼーレシルト「遠距離からの破壊を推奨します。現在、この機械は補助回路に接続されていますが、主系統への干渉は確認されません。接続部ごと破壊すれば、動力室への影響は限定的です」

ガイ「わかった」スッ
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

何かの機械「」バチチッ!……プシュー……

ゼーレシルト「機能停止を確認。補助回路への不正な迂回路が一部遮断されました」

セイラ「これで、この場所は大丈夫なのかな……」

ガイ「それはレイセオンかフローディアに見てもらわないとわからないな……だが、少しだけでも計画の妨害にはなった筈だ」

アインズ「ああ……少なくとも、この端末から中央動力室を弄られる心配は減ったはずだ。だが、他にも同じような仕掛けがあるなら早めに潰すべきだな」

⭐︎中央動力室の隠し端末を破壊しました。
428 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 21:56:37.14 ID:nscHwTjwO
ーー冷却水路

ベルトーネ「うぅ……寒い……こんなところ初めて入ったよ〜」ブルブル

リルル「この場所はニジ丸たちにも厳しいよぉ……連れてこなくてよかったぁ……」ブルブル

テイル「グライダーで空を飛ぶときに使う防寒具があって助かったわ……ていうか、あなた達はなんでそんな格好でここに来たのよ?」

ベルトーネ「見て何もなかったらすぐ帰れるかなって思って〜。それに、ヒナの奴が悪魔は寒さに弱いって煽ってくるから……」

リルル「私は妖精としての矜持!」

テイル「そ、そう……気のせいだと思うけど頭が痛くなってきたわ……ヒナを置いてきて正解だったかも……」

ベルトーネ「お、それならヒナと別れて私と手を組んじゃう〜?」

テイル「悪くない提案ね……だけど、断らせてもらうわ。ヒナのこと、あれでも結構気に入ってるもの」

ベルトーネ「そっか〜、残念……」

リルル「でも、ベルトーネは働きたくないんじゃなかったの?」

ベルトーネ「働きたくないけど、別の娯楽で遊びたいなって思って〜……ほら、リテン・ヘイヴンっていう所が下にはあるらしいじゃん?あそこに渦巻く欲望はどれも魅力的でさ〜」

リルル「うわぁ……聞いただけで絶対に近づいちゃいけない場所って分かるね……」

テイル「あそこには……あまりいい思い出はないわね……そんなことより、ノーランドの痕跡を探すわよ」

◆
429 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 21:57:06.36 ID:nscHwTjwO
古い配管「」ジジ……

凍りついた壁面「」パキ……

テイル「ここ、他より冷えてるわね」

リルル「寒いっていうか……魔力が吸われてる感じがする」

ベルトーネ「たぶん正解〜。冷却水路に流れてる魔力を、ちょっとずつ横取りしてるんだと思うよ」

テイル「どこに?」

ベルトーネ「そこ」

壁の継ぎ目「」ジジ……

リルル「え?ただの壁じゃないの?」

ベルトーネ「ちょっと下がってて〜」スッ

黒い魔力「」ヌル……

壁の継ぎ目「」ギギ……ガコンッ
隠し区画「」パカッ……

冷却管に絡みつく何かの機械「」ヴィーン……

リルル「うわ……本当にあった!壊した方がいいんだよね?」

テイル「冷却管に繋がってるけど……これ、下手に壊して大丈夫なの?」

ベルトーネ「普通に壊したら、ここの流れが乱れて水路全体が凍るかもね〜」

リルル「そうなの!?ど、どうしよう!?」

ベルトーネ「──仕方ない。働くか……」スッ
キィィィン……

リルル「あ、流れが少し戻った……?」

テイル「な、何をしたの?」

ベルトーネ「私の権能でちょちょいと……今なら壊せるから、あとはお願い〜」

テイル「そ、そう……それなら……」
風の剣「」ヒュルル……!

ズバッ!

冷却管に絡みつく何かの機械「」プシュー……

リルル「……壊れた?」

テイル「端末の魔力反応は消えたわね」

ベルトーネ「これで冷却水路から旧砲台跡に流してた分は止まったと思うよ。完全かどうかは、丸いのとか声デカ魔女に見てもらわないと分かんないけど」

リルル「ベルトーネ、すごい!」

ベルトーネ「もっと褒めていいよ〜。寒い中働いたんだから〜」

テイル「ええ。今のは素直に助かったわ」

ベルトーネ「お、テイルちゃんに褒められた。これでヒナに自慢できるね〜」

テイル「ふふっ。ヒナの奴、それを聞いたら本気で悔しがるんじゃない?」

リルル「もう終わったんだよね?ジェミニさんに報告しに行こ!」

⭐︎冷却水路の隠し端末を破壊しました。
430 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 21:57:49.01 ID:nscHwTjwO
ーー旧砲台跡

ヒュオオオ──

崩れた展望台「」ゴゴゴ……
錆びた砲台跡「」ギシ……

テル「うわぁ……風、強っ……!」

イーリン「足場が崩れています。お二人とも、不用意に端へ寄らないでください」

エリザベート「ええ、分かっておりますわ……しかし、ここが砲台跡ですのね」

テル「今はただの崩れた展望台にしか見えないけどね」

イーリン「ですが、地下空洞の端末では、ここが出口として指定されていました」

テル「擬似星脈を炉にして、反重力機構で向きを補正して、ここから撃つ……だったっけ?」

エリザベート「浮島そのものを魔導砲にするなど、正気の沙汰ではありませんわ」

テル「ノーランドって子が正気かどうかは、正直かなり怪しいけどね……」

イーリン「油断は禁物です。冷却水路と中央動力室に他の重要箇所も同時に見に行っておりますが……ここが出口なら、手が加えられている可能性が高い」

エリザベート「ならば、さっさと見つけて叩き壊しますわよ!」

テル「うん。でも、慎重にね……」

旧砲台跡「」ガコン……

テル「……ん?」

イーリン「止まってください」

エリザベート「……何か、ありますわね」

旧砲台跡「」ガコン……ガコン……

テル「……動いてる?」

イーリン「……アレは、もう使えないはずでは?」

エリザベート「ええ。そのはずですわ。けれど……」

旧砲台跡「」シン……

砲台から出てくる人影「」スッ……
白衣「」ファサッ……

テル「!」

ノーランド「……もう見つけたんだ」

エリザベート「ノーランド……!」

ノーランド「ああ、この前の……死なない人はいないんだ」

イーリン「ノーランド。あなたがこの島の機構を改造しているのですね」

ノーランド「改造じゃない。再定義」

エリザベート「言葉遊びは結構ですわ。この島を兵器に変えようとしている時点で、十分悪質です」

イーリン「今この島には、暮らしている方々がいます。知っていて、なお実行するのですか」

ノーランド「うん。必要だから……世界への報復のために」

エリザベート「……!」

ノーランド「創造主を否定した世界。創造主を理解しなかった世界。創造主を終わらせた世界。だから、終わらせる」

テル「カリス・ノーランドの命令……?」

ノーランド「命令、遺志、設計目的……なんでもいいでしょ」

エリザベート「よくありませんわ。死んだ者の妄執で、今を生きる者たちを巻き込むなど……!」

ノーランド「今を生きる者も、いつかは死ぬ。だから、今日死んでも大きな違いはない」
431 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 21:59:47.33 ID:nscHwTjwO
テル「……っ」

イーリン「テル様、落ち着いてください」

テル「分かってるけど……!でも、あれは……言わせちゃ駄目なやつだよ」

ノーランド「怒った?」

テル「かなりね……!」

ノーランド「そう。でも、関係ない」
ノーランドの背後の旧砲台跡「」ヴィィィン……

イーリン「まさか、もう完成しているのですか!?」

ノーランド「進陟は40%ぐらい……邪魔してくるあなた達を殺して、また開発を進める」

エリザベート「ノーランド!その機構を止めなさい!」

ノーランド「無理。中央動力室と冷却水路の接続は切られたみたいだけど……予備経路はある」

テル「予備……!?」

ノーランド「あなたたちが来るのは計算内。壊されるのも計算内……戦闘用人形、起動」

影から現れる人形たち「「「」」」シュタタタッ!

イーリン「なっ……魔導人形!?」

ノーランド「ここには性能のいい素体が沢山あるから、精核を組み込むだけで簡単に動くの。あなた達もやればよかったのに」

テル「……精核がどうやって作られているか知ってるでしょ」

ノーランド「知らない技術を使うわけないでしょ?」

雷を纏うテル「そう……今の言葉でわかったよ。あなたは、ここで殺さなきゃいけない……!」バチチッ……

エリザベート「何の話かわかりませんが、許せないことをしているのはわかりますわ!先日の続きをいたしましょう!ノーランド!」グッ

ーー戦闘開始 ノーランドーー

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-30痛恨(死亡判定あり)
31-65劣勢
66-90優勢
91-00会心

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り3回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
432 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 22:04:55.29 ID:RLRC1egEO
連携技
433 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 22:47:26.49 ID:/tmVxuwSO
◆29+15=44【劣勢!】

魔導人形A「」ダッ
剣「」ブンッ!

イーリン「オラァッ!」ブンッ
魔導人形A「」バキッ!

砲台を弄るノーランド「ううん……やっぱり回路は繋ぎ直さないとダメかな……」カチャカチャ……

エリザベート「──ずいぶん余裕ですわね?隙だらけでしてよ!!!」ダッ

ノーランドを庇うように現れる魔導人形B「」シュバババ
ノーランドを庇うように現れる魔導人形C「」シュバババ

蹴りを放つエリザベート「邪魔でしてよ!」グルッ!ブォンッ!!!

吹き飛ばされる魔導人形B・C「」ドガァン!

エリザベートを羽交締めする魔導人形D「」ガシッ
エリザベート「!?」

テル「エリザベート!……こんの、離れろッ!」バッ
雷撃「」バシュッ!

魔導人形D「」バチチチッ!
エリザベート「ぐ、っ……!」ビリッ……

拘束を強める魔導人形D「」ギギ……
エリザベート「あっ……!うっ……!」

テル「そんな!?電流が完全に流されてる……絶縁処理されてるの!?」

ノーランド「ここのゴーレムとか人形はなぜか雷属性への対策がされていたから。わざわざその加工を無くす理由も無かったし」

イーリン「テル様、無理に撃てばエリザベートにも通ります!」

テル「分かってる!だから困ってるの!」

エリザベート「わ、わたくしのことは構わず……!」ギチギチ……

イーリン「構います!」

魔導人形A「」ガシャッ!
魔導人形B「」シュバッ!

イーリン「チッ……!」サッ

剣「」ヒュンッ!
拳「」ドゴッ!

魔導人形B「」グラッ……

イーリン(数が多い……!一体ずつは脅威ではありませんが、こちらの動きを止めるために配置されている……!)
434 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 22:47:54.88 ID:/tmVxuwSO
砲台跡「」ヴォン……!

テル「っ、また動いた!」

旧砲台跡に走る魔力線「」バチ……バチチッ!

ノーランド「中央動力室と冷却水路を潰したのは上手かったね。でも、ここに予備演算機を置いてある。出力は落ちるけど、起動はできる」

テル「そんなもの……!」
雷撃「」ドゴォッ!
魔導人形E「」ジジジ……!

テル「ダメだ、やっぱり効きが浅い……イーリンさん!エリザベートを!」

イーリン「承知しました!」ダッ!

魔導人形A・B「」シュバッ!

イーリン「そこを……退けぇっ!」ドンッ!

魔導人形A・B「」グラッ……

イーリン「エリザベート!」

魔力を貯めるエリザベート「っ……!この程度で……わたくしを抑え込めるとでも……!」グググ……
エリザベートを羽交締めしている魔導人形D「」ググッ……

浮き上がる周囲の瓦礫「」ゴゴゴッ……

魔導人形D「!?」

エリザベート「思い上がりも甚だしいですわよ!!!」

魔導人形Dに飛んでいく瓦礫「」ドガガガッ!

魔導人形D「」バキッ!
拘束が緩む腕「」ギギ……

イーリン「今です!」シュバッ!

イーリンの肘「」ドゴォッ!
魔導人形D「」バギャッ!

イーリン「」スタッ

イーリンに抱えられるエリザベート「はぁ……はぁ……助かりましたわ、イーリン様……」

イーリン「ご無事で何よりです」

テル「二人とも、まだ来るよ!」

魔導人形たち「「「」」」ガシャンッ!

エリザベート「しっつこいですわね……!」

旧砲台跡「」ヴォォォン……

ノーランド「進捗、上昇……まだ世界を壊すほどじゃないけど、試験射の的にしてあげる」

テル「ッ……このままじゃ、まずい……!」

イーリン「ええ……!人形の処理に手間取れば、砲台の起動が進んでしまいます……!」

エリザベート「力任せに突破するしかありませんわね……!」

◆コンマ下1【現在は劣勢です】

【判定】
01-50敗北(死亡判定あり)
51-70劣勢
71-00優勢

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り3回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回前ターン使用済みのため今回は使用不可)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
435 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 22:49:00.75 ID:lblaUhllO
閃光玉
436 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 23:15:11.97 ID:2HIjXR/hO
◆75+5=80【優勢!】

イーリン「……あの魔導人形たちに雷属性は効きません。テル様は直接、ノーランドを狙ってください」

テル「わかった……2人はどうするの?」

エリザベート「あの魔導人形をどうにかしますわ。何か弱点とかはありませんの?」

イーリン「……魔導人形の動力源である精核を破壊すれば止まります……おそらく、胸の辺りにある筈です」

テル「イーリンさん、それって……」

イーリン「もとより、精核になったものを元に戻す術はありません……破壊するのが、せめてもの弔いでしょう」

エリザベート「精核……先ほどから話に出ておりますけれど、それは一体何ですの?」

テル「……命を加工して作る、魔導機械の核だよ。妖精や精霊みたいな存在を材料にする、最低最悪の技術」

エリザベート「……」

テル「普通なら、使うこと自体が許されない。知っていて使ってるなら、なおさら許せない」

エリザベート「……なるほど。詳しい理屈は分かりませんが、命を道具として弄んでいるということだけは分かりましたわ……でしたら、止めますわ。あのような形で使われ続けることこそ、あまりにも惨い」

魔導人形たち「「「」」」ガシャンッ!

ノーランド「話してる暇、あるの?」
旧砲台跡「」ヴォォォン……

テル「ないね。イーリンさん!」

イーリン「はい。閃光玉を使います」スッ

エリザベート「目眩ましですの?」

イーリン「ええ。魔導人形の視覚系を一瞬でも潰せれば、胸部の精核を狙う隙ができます」

テル「その間に、私はノーランドを狙う」

イーリン「ええ、お願いします……行きますよ」ポイッ
閃光玉「」コロン……

ノーランド「……?」

閃光玉「」ピッカァァァン!

魔導人形たち「「「!?」」」
437 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 23:15:40.10 ID:2HIjXR/hO
エリザベート「今ですわね!」

浮き上がる瓦礫「」ゴゴゴッ!

人形達へ飛んでいく瓦礫「」ドガガガッ!

魔導人形A「」バキッ!
割れる精核「」バリンッ……

魔導人形A「」ガクン……

イーリン「……せめて、安らかに」スッ
拳「」ドゴォッ!

精核「」バギャッ!

魔導人形B「」ガクン……

迸る雷「」バチチチッ!

目をこするノーランド「視覚妨害……!でも、意味はない……!」ゴシゴシ

テル「意味あるよ。あんたが一瞬でも、そっちに意識を向けたなら!」
雷撃「」バシュッ!!

ノーランド「……!」バッ
焼けこげるノーランドの白衣「」バチッ!

テル「入った!」

エリザベート「続きますわ!」

魔導人形C「」ギギッ……!

エリザベート「遅いですわよ!」グルッ!
蹴り「」ドゴォッ!

魔導人形C「」メキッ!
イーリン「胸部、露出!」ゲシッ!
精核「」バキッ!

魔導人形C「」ドサッ……

イーリン「三体停止!」

頭を抑えるノーランド「──私だって、こんなこと……!」ググッ……

テル「……?なにか、様子が……」

◆コンマ下1【現在は優勢です】

【判定】
01-10痛恨(死亡判定あり)
11-39劣勢
40-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り2回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
438 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 23:20:10.89 ID:cilZXinvO
連携技
439 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/24(日) 23:20:11.51 ID:YYk74/Oh0
あ
440 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/24(日) 23:54:18.79 ID:kKJJF+KcO
◆89+15=104 【勝利!】

テル(いや……気のせいか。ここで殺さなきゃ、犠牲が増える……!)バチッ……

魔力を貯めるテル「──二人とも、時間稼ぎをお願い」バチッ……バチチッ!バチィッ!
迸る雷「」バチチチチチッ……!
弾ける雷光「」ビリッ……

イーリン「その魔力は……!わかりました。エリザベート、残りの人形の対処をお願いします。私はテル様を守ります」

エリザベート「承りましてよ!雑兵の相手など、わたくし一人で十分ですわ!」ザッ!

魔導人形たち「「「」」」ガシャンッ!

エリザベート「退きなさいな!!!」グッ

浮き上がる瓦礫「」ゴゴゴゴッ!
瓦礫の雨「」ドガガガガッ!!!

魔導人形たち「「「」」」バキッ! メキッ!

イーリン「テル様、集中を!」ドゴォッ!

目を閉じるテル「……」ブツブツ……

ノーランド「詠唱による補助……上級魔法を使うつもりね……砲台出力を前倒しに……」
旧砲台跡「」ヴォォォン……!

イーリン「させません!」ダッ!

魔導人形D「」シュバッ!

イーリン「邪魔です!」ドゴォッ!

魔導人形D「」バギャッ!

頭を押さえるノーランド「っ……また邪魔を……!私は……私は、これを……しないと……」ググッ……

テル「……」ブツブツ……

ノーランド「創造主の命令……世界への報復……それが、私の存在理由……私はそのために造られた……!自我を持つことなど、許されない……!」

雷を纏う杖「」バヂヂヂヂッ!!!
テル「──構成、完了」

エリザベート「道は開けましたわ!!」

倒れた魔導人形たち「」シーン……

イーリン「テル様!」

テル「──目標、補足」スッ……
雷を纏う杖「」バヂヂヂヂッ──!

頭を抑えるノーランド「防御、しないと……!」
ノーランドの周囲に展開する魔法陣「」ギュンッ!
旧砲台跡「」ガコン……ガゴンッ!

テル「──射出」
凝縮された雷の槍「」ピカッ……

ノーランド「……?」

ノーランドの下半身「」ジュッ……
壊れた旧砲台跡「」メギャッ……

雷鳴「」ドギュウウウウウンッ!!!

下半身が吹き飛んだノーランド「え……あれ……?」ベチャッ……
壊れた旧砲台跡「」ボロッ……

テル「っ、はぁ……はぁ……!」ガクッ

ノーランド「っ、?……な、なんで動けない、の……どうして、地面に???歩けない、足、どこ……?」モゾ……

立ち上がろうとするテル「……っ、まだ……生きてる……」グググッ……

イーリン「テル様、あとは私に任せてください……」スッ

ノーランド「……命令、まだ……終わってないのに……」モゾ……モゾ……

エリザベート「……」

◆コンマ下1
奇数 プログラム起動
偶数 命令信号途絶
441 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/25(月) 00:08:36.74 ID:suhEaeK8o
あ
442 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:49:36.24 ID:xKKdz6I2O
ノーランド「……命、令……あれ……?」

テル「……?」

ノーランド「静かになった……頭の中が……静か……創造主の声が……聞こえない……報復しろって……壊せって……言わない……」

ノーランド「……私……何を……」

イーリン「……まさか、今の一撃で精神干渉のようなものが途切れたというのですか……」

エリザベート「精神干渉……では、今までの彼女の行動は……自分の意志ではなかったと……?」

テル「っ……ノーランド……」フラッ……

ノーランド「あなた……雷の人……」

ギュッ……

手を握るテル「……ごめん、ごめんねっ……!」ポロポロ……

ノーランド「どうして……謝るの……?私が……悪いこと、したんでしょう……?たくさん……壊そうとして……殺そうとしたんだから……」

エリザベート「……助ける方法は、ありませんの?」

首を振るテル「……」フルフル

イーリン「……この傷では、もう助かりません。無理に延命しても、苦しみを長引かせるだけでしょう」

ノーランド「……じゃあ……私ここで終わるんだ……」

ノーランド「私……命令がないと……何もないと思ってた……でも……静かになったら……少しだけ……」

ノーランド「空を見て……ぼーっとしたいって……思ってた……」

イーリン「……少し、身体を起こします。エリザベート様、支えを」

エリザベート「……承りましたわ」スッ……
443 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:50:10.38 ID:xKKdz6I2O
瓦礫「」ゴゴ……
ノーランドの身体を支える瓦礫「」スッ……

ノーランド「……空……」

赤い空「」サァァァ──

ノーランド「……青い空、見てみたかったなぁ……」

イーリン「……」

ノーランド「ありがとう……最後に……見せてくれて……」

イーリン「……祈りはありますか」

ノーランド「祈り……?」

イーリン「最期に願うことです」

ノーランド「願いごと……次は……誰かの声じゃなくて……自分で、何をするか……決めてみたい……」

イーリン「いい願いですね……きっと、叶いますよ」
イーリンの拳「」スッ……

ノーランド「……怖い」

イーリン「すぐに終わります」

目を閉じるノーランド「……うん……お願い……」

イーリン「……どうか、安らかに」
イーリンの拳「」トンッ……

ノーランド「」ガクッ……

風「」ヒュオオオ……

エリザベート「……終わった、のですわね」

イーリン「……はい」

テル「……もっと早くに気がついていたら、こんな結末にはならなかったのかな……」

エリザベート「……結果論ですわね。気づけなかったことを悔やむのは当然ですけれど、あの時のあなたは、この島を守るために最善を選んだのですわ」

ノーランドの白衣「」ボロ……

白衣を拾いあげるテル「」スッ……

イーリン「テル様……?」

テル「……これは、私が持っていく」

エリザベート「形見、ですの?」

テル「ううん……罰、かな。忘れないための……」

破れた白衣を肩に羽織るテル「」パサッ……

テル「この子を殺したことも……この子が最後に、自分で何かを決めたいって願ったことも……忘れちゃいけないことだと思うから」

エリザベート「……」

テル「……みんなに報告しなきゃね。このことを……」

イーリン「ええ……戻りましょう……」

風「」ヒュオオオ……

⭐︎ノーランドを倒しました。
444 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/25(月) 00:53:49.26 ID:xKKdz6I2O
本日はここまでです。
島に迫る脅威がまた一つ無くなりました。ラティア・ヘイヴンに平和が訪れるのも近いのかもしれません。
次回もよろしくお願いします。
それでは、また。
445 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/25(月) 02:43:17.06 ID:c0/jOXQro
おつ
仕方ないけどコッチも抑制行動選べる余裕無いしな…
446 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [age]:2026/05/25(月) 15:54:36.25 ID:DFbVTMi/o
『松×純×ももすのイブニングDAD部
DRKS with DTNフォーカスミー#5』
▽ダーク&ダーカー
布団ちゃん×すもも(9:59〜)

https://www.twitch.tv/kato_junichi0817
447 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/29(金) 22:43:33.17 ID:baDu9ZbJo
思ったよりこの三人が強い
448 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 08:22:09.39 ID:O4a8/d230
ノーランドはこの世界におけるワイリーとかクッパ的存在かな。
449 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 10:02:05.56 ID:rUmOWYgqO
乙
ノーランド戦では珍しくガイがいない状態での戦闘だったな。
450 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 21:00:27.00 ID:RuInqy+/O
>>445
命を奪わないように加減する難しさというものを感じていただけたようで幸いです。ギリギリの戦いというのを今後も感じていただきたいですね。

>>447
イーリンさんは修行を積み重ねた故の強さのため、テルさんはロスチャイルド家の成果物の1人のため、エリザベートさんは育った環境の過酷さのため、実は協力者の中では素の戦闘力が高めの人ばかりだったのでしょう。

>>448
悪役といえば悪役かもしれませんが、その方々とはまた方向が違ったタイプに思います。カリスさんの立ち位置はこちらのスレよりも本家様を見ていただくのが一番かと思います。

>>449
実はガイさんがいない状況での戦闘は(>>1の記憶がたしかであれば)初のはずです。戦闘にガイが参加しないことで戦闘中の選択肢は減ってしまうことを頭の片隅にでもいれていただくのがいいかと思われます。
451 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 21:00:56.64 ID:RuInqy+/O
ーークロシュヴァリエ号

大量の空き缶「」ゴロッ……

テル「んぐっ……んぐっ……」ゴクゴク

取り上げられる酒「」パシッ

テル「ちょっと、何するのさ──」

フローディア「先日からずっと見てたけど……あなた、普段より飲み方が乱暴になってるんじゃない?」

テル「……だから、何?」

フローディア「自分から破滅に向かおうとしているのを止める親切心よ。わからないのかしら?」

テル「……訳がわからないよ」

フローディア「素直に受け取ってもらえないと傷つくわね……でもいいわ。今のあなたになら私の考えも理解してもらえそうだし」

テル「……私を仲間に誘ってる?」

フローディア「そうよ。今回の出来事だって、誰もが死ななかったらそもそもノーランドはこの島に来なかったんじゃないかしら?仮に来たとしても、死の結末を迎えることはなかった」

テル「……」

フローディア「死があるから、失う。死そのものがなければ、やり直せた。救えたかもしれない」

テル「……そうかもね。でも、それは正しくないよ」

フローディア「どうして?死んでしまえば、自由も何もないわ」

テル「死ななければ自由になるとも限らないでしょ」

フローディア「……」

テル「あなたの世界は、死なないだけ。苦しみも、後悔も、支配も、全部残ったまま止まるだけに見える」

フローディア「……セーレの姉だから、少し期待していたのに」

テル「期待外れで悪かったね」

フローディア「……本当に残念。あなたなら、喪失の痛みを理解できると思ったのだけれど」

テル「理解してるよ。だから断るの。私は、死ぬのが怖いし、誰かが死ぬのも嫌だ。助けられないのも嫌だ。でも、死を消すために、生き方まで奪う世界はもっと嫌だ」

テル「でも、私は医術士だから。死なせたくないから手を伸ばす。死なない世界を作るために、誰かの自由や心を潰す側には行かない」

フローディア「……強情ね、あなた」

テル「セーレと親戚だからね」

フローディア「ふふ……残念だわ。あなたが来てくれれば、少しは楽しくなりそうだったのに……」

取り上げた酒「」クイッ

フローディア「ん……まずくはないけれど、せっかく飲むなら、こんな安酒じゃなくてもう少しいい酒を飲みなさいよ」

テル「飲むなって言いに来たんじゃないの?」

フローディア「壊れるために飲むなと言っただけよ。味わうなら止めないわ」

テル「……ほんと、訳わかんない」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(11日目)
【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。

何をする?
安価下1〜3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
452 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 21:02:07.16 ID:O4a8/d230
ガイ、裸でテイルの尻を叩いている(いちゃついている)ヒナを目撃してしまう。
453 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 21:02:27.14 ID:rUmOWYgqO
ガイ フローディアと会話(>>357で「ノーランドと"エンドゲーム"」って言ってたけどもしかしてエンドゲームってあの黒いローブの男の名前なのか等)
454 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 21:05:48.19 ID:CWCEeXr40
丘周辺を調査中にセイラと遭遇し、一緒に墓参りに行く
455 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 22:58:36.67 ID:ojMjzmx4O
優雅に茶を飲むフローディア「あら、起きたの。おはよう、ガイ」

テル「ぐおーすぴーぐごごご……」

ガイ「……なんだこの状況は」

フローディア「見た通りよ……あなたも飲む?エリザベートが淹れてくれたの。今回はちゃんとイーリン達に許可をとったわ」ズズ……

ガイ「遠慮しておく」

フローディア「そう……他の子たちは島の方に行ったわよ。でもお子ちゃま天使は私に気づかれないようにずっと監視してくるから、休まらないわ」

ガイ「お前、自分の立場を忘れてないだろうな……それより、ベッサラビアとノーランドは退けた。あとはあの黒いローブの男についてだ──」

フローディアを掴みあげるガイ「」グイッ
割れるカップ「」パリンッ

ガイ「お前が知ってることを全部吐け」ギリ……

フローディア「っ!……は、ぁ……もったい、ない……わね……結構、残って……た、のに……!」

ガイ「あいつは何者だ?答えろ」

フローディア「っ、ぐ……以前、に……話した……でしょう……?あの、黒ローブ……は……エンド、ゲーム……」

ガイ「エンドゲーム……それが奴の名か?」

フローディア「せい、かくには……ブラック……エンドゲーム……私たちと、同じ……“エンド”の名を、持つ……魔術師、よ……」

ガイ「奴の目的は?」

フローディア「っ……首を、絞めながら……尋問する、なんて……乱暴……ね……」

ガイ「答えろ」ググッ……

フローディア「っ……終わり、よ……」

ガイ「何?」

フローディア「彼は……人は、みんな……自分の物語を、生きて……いると……考えて、いた……なら……その終わりも……本人が、望む形で……あるべきだ、と……」

フローディア「苦しむ者には……安らかな、終わりを……復讐を、望む者には……復讐の、終わりを……救いを、望む者には……救済の、終わりを……」

フローディア「そうやって……誰かの望む、結末を……支援しようと、した……でも……っ……彼の思想は……姉さんたちに否定されたわ……優しさでは、なく……傲慢だと……救済では、なく……逃避だって……」

ガイ「ラティア・ヘイヴンの擬似星脈を狙う理由は!」

フローディア「力……よ……っ、ここには……世界樹の光の、残滓と……長い年月で、根付いた……擬似星脈が、ある……」

フローディア「彼が、それを……取り込めば……新しい、魔王に……近い存在に、なれる……」

ガイ「魔王だと……?そんなものになって何をするつもりだ」

フローディア「ふふっ、世界中の……人間に……“望む終わり”を……与えるつもり、じゃない……かしらね……」

ガイ「ふざけるな……!」ギリギリギリ

フローディア「っ……ええ……ふざけて、いるわよね……でも……彼は、本気よ……」

フローディア「彼に、とっては……誰かを殺すことも……救うことも……同じ……“結末の提供”なの……」

ガイ「……!」

フローディア「そろ……そろ……手を、離して……くれる……?このままだと……話す前に……声が、潰れるわ……」

ガイ「すぐに治るだろ」パッ

フローディア「けほっ……けほ……っ、はぁ……乱暴ね……そういうところも……嫌いじゃ、ないけれど……」メラメラ……

ガイ「見回りに行く。その空き缶は片付けておけ」

フローディア「……まったく、不死鳥使いが荒いわね」

⭐︎エンドゲームの目的を知りました。
456 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 22:59:53.69 ID:ojMjzmx4O
ーー小さな丘

たくさんの墓「」
王家の墓「」

セイラ「……」

スタスタ……

ガイ「……セイラ。この辺りはもう見回ったか?」

セイラ「あっ、ガイさん……はい。こちらは問題ありませんでした」

ガイ「そうか」チラッ

王家の墓「」
備えられたタンポポの花束「」

ガイ「……これは君が?」

セイラ「はい……この島で咲いていたものを、少しだけ……本当は、この国では綿毛を供えるんですけど……今はまだ、花のままでもいいかなって……」

ガイ「……そうか」

風「」ヒュオオオ……

タンポポの花束「」ユラ……

ガイ「……ここは、静かだな」

セイラ「はい……でも、怖い静けさではないです。ここには……眠っている人たちがいて……見守ってくれているような気がします」

ガイ「そうか」

セイラ「ガイさんも……お祈り、しますか……?」

ガイ「俺がしてもいいのか?」

セイラ「もちろんです……この島を守ろうとしてくれる人なら、きっと……姫様も、ロムリン王様も、嫌がらないと思います」

ガイ「……なら、少しだけ」スッ……

セイラ「……」スッ……
大盾「」フヨ……

風「」ヒュオオオ……

ガイ(ロムリン王……この島を守った人たち……俺は、あなたたちのことを直接は知らない。だが、この島を守りたいと思っている者たちの想いは、確かに残っている……セイラも、ジェミニさんも、ゼーレシルトも……空妖精たちも)

ガイ(だから……まだ終わらせない。エンドゲームの望む“終わり”になど、させてたまるか)パチッ

ガイ「……俺は祈り終わったぞ」

セイラ「何を、祈ったんですか……?」

ガイ「この島を終わらせない、と……これは祈りというより、誓いか」

セイラ「ふふっ……それでも、きっと届いたと思います」

ガイ「そうだといいが」

セイラ「はい……きっと」

風「」ヒュオオオ……
タンポポの綿毛「」フワ……

セイラ「あ……綿毛が……」

ガイ(この綿毛は……一体どこから……?)

空へ舞い上がる綿毛「」フワァ……

セイラ「……空に、還っていくみたいですね」

ガイ「……ああ」

セイラ「ガイさん。わたし……この島を守ります。姫様が守ろうとした場所を……今ここにいるみんなと一緒に、守りたいです」

ガイ「ああ……見回りの続きをしてくる。何かあったら呼んでくれ」

セイラ「はい……!ガイさんも、気をつけて……!」

⭐︎セイラと共に王家の墓へ祈りを捧げました。
457 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 23:00:28.04 ID:ojMjzmx4O
ーー廃都

ガイ(エンドゲーム……奴はノーランドのように潜伏している訳ではないみたいだが……この島で残滓の力はまだ見つけられていない。どうやって力を得るつもりだ?)スタスタ……

ガイ(……いや、方法などどうでもいい。奴がこの島に眠る力を悪用しようとしていることは明らかなのだから……?)

テイル?「〜〜〜っ、〜〜〜っ!」
ヒナ?「〜〜〜!」

ガイ(ん?この声は……テイルとヒナか?何か……揉めている?こっちの方か……?)

◆

崩れた石柱「」
白い小花「」ユラ……

テイル「ちょ、ちょっとヒナ!!!アンタ、何考え──んんっ!」ジタバタ

テイルを押さえつけるヒナ「ぷはっ……そろそろ我慢の限界です! ラティア・ヘイヴンに来てから、テイルちゃん全然構ってくれないじゃないですか!」グググッ……

テイル「だ、だってこの場所は古い王国の跡地でしょう!?お墓もあるし、ジェミニ様たちにとって大切な場所だし……そんな場所でこんなことをするのは──んんっ!?」

ツー……

ヒナ「……場所柄を気にする気持ちは分かります。でも、テイルちゃん不足は私にとって緊急事態です」

テイル「そういう問題じゃないわよ!?」

ヒナ「では、どういう問題ですか?」サワッ……

テイル「……っ、人目とか、場所柄とか、色々あるでしょ……!」ビクッ

ヒナ「今さら人目を気にするんですか?」サワサワ

テイル「っ、節度ってものが必要なのよ!」

ヒナ「節度なら守っています。今のところ、まだかなり控えめです」

テイル「控えめの基準がおかしいわよ!?」

ヒナ「テイルちゃん」

テイル「な、何よ……」

ヒナ「私は、テイルちゃんと一緒にいる時間が好きです。戦っている時も、移動している時も、喧嘩している時も、こうして困らせている時も」

テイル「困らせてる自覚あるならやめなさいよ……」

ヒナ「やめた方がいいですか?嫌なら止めます」

テイル「……嫌じゃないから、困ってるのよ……その……す、少しだけ、なら……///」

ヒナ「──はい!」ニコリ

テイルを包む白黒の翼「」フワ……

白い小花「」ユラ……

◆

ガイ「……」

ガイ(……揉めていると思ったが、違ったらしい。いや、違わないのか?……十年一緒に行動したらあんな仲になるのか)

テイル『……声、抑えなさいよ……!』

ヒナ『そういうテイルちゃんこそ、声は出さないでくださいね?』

ガイ「……」

クルッ スタスタ……

ガイ(異常なし。報告することはない……少なくとも、俺が報告すべきことは何もないな)

白い小花「」ユラ……

⭐︎テイルとヒナが仲良くしている様子を見なかったことにしました。
458 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/30(土) 23:00:57.31 ID:ojMjzmx4O
ーークロシュヴァリエ号

アインズ「……どうした。いつにも増して目のクマが酷いようだが」

ガイ「気にするな。行動に支障はない」ギンギン

アインズ「とは言うが……お前の記憶を失ったといえ、心配にはなる。今日は休んだ方がいいと思うが」

ガイ「……いや、エンドゲームの奴がどう動くかわからない。少しでも人手が多い方がいいだろう……」

アインズ「そ、そうか……」

フローディア「あら、休息なしで動き続けてもいいことはないわよ」

エリザベート「貴女がそれを言うと、妙に説得力があるような、ないような……」

フローディア「少なくとも、私は寝不足で判断を誤るような可愛い身体ではないもの。昨日、何か見てはいけないものでも見たのかしら?」

ガイ「……」

エリザベート「?」

アインズ「……何かあったのか?」

ガイ「……何もなかった。何もな」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(12日目)

【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。
・エンドゲームの目的を阻止する。

何をする?
安価下1〜3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
459 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 23:03:12.17 ID:LzQ8h+YfO
イーリン、師匠から新技を伝授される
460 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 23:09:57.99 ID:sYfTiYszo
ルーはフローディアの姉なのか叔母なのか問題の雑談
461 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 23:11:55.02 ID:sYfTiYszo
訂正
フローディアにとって姉なのか姪なのか
462 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 23:15:48.15 ID:vOqb0FE80
ガイ ジェミニに呪いの解呪方法を聞いてみる。(また巻き込まれる可能性もあるのであえて代償の刃は聞かないようにする)
463 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/30(土) 23:24:33.81 ID:vOqb0FE80
すいません少し訂正
ガイ ジェミニに呪いの解呪方法について何か知ってるか聞いてみる。(また巻き込まれる可能性もあるのであえて代償の刃は聞かないようにする)
464 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 00:37:56.51 ID:1goUcIbLO
ーー廃都

花の香り「」フワッ……

イーリン「──来られたのですね、師匠」スクッ……

ホーリー「もう驚きませんか。良い傾向ですね」スタッ

ホーリー「イーリン……この島で、あなたはこれまで多くを見たようですね。救えたもの、救えなかったもの……その全てが、あなたの目に残っています」

イーリン「……何が言いたいのですか、師匠」

ホーリー「今のあなたになら、教えの本質を伝えることができます」

イーリン「教えの本質……」

ホーリー「イーリン。あなたは、私の教えをどう理解していますか?」

イーリン「……人を救うためのものです。弱き者を守り、理不尽を砕き、苦しむ者へ手を伸ばすための拳だと……そう教わったと認識しています」

ホーリー「間違いではありません。ですが、正解でもないですね……まだ幼かったあなたに、"神へと至る道"だと教えても、正しく受け止めることはできなかったでしょう」

イーリン「神へと、至る道?」

ホーリー「ええ。私があなたに教えたモノの本質は、神格を得て神の"化身"となるための修練です。肉体を鍛え、精神を削ぎ、祈りと行いを一致させて己という輪郭を、世界の理に近づける……人としての迷いを越え、救世の器へ近づくためのものでした」

イーリン「何を……言っているんですか」

ホーリー「救いたいと願うだけでは、救いには届きません。祈りを力へ、肉体を器へ、意志を理へと変えなければならない。人のままでは間に合わない。人のままでは守れない……人で在るままでは、真に何かを救うことはできないのです」

ホーリー「……イーリン、あなたは優しい。だからいずれ限界に苦しむ。届かなかった命を抱え、救えなかった者を悔やみ、自分の手が届かなかったことを責める……ですが、それは当然であってはならないのです。救う側が人と同じように折れていては、救いは誰にも届きません」

ホーリー「私は、その先をあなたに伝えるために来ました」

イーリン「……私も、化身になれと?」

ホーリー「はい。まずは初歩で構いません。拳に祈りを通し、肉体と精神を一時的に神域へ近づける。人であることを少しだけ脇へ置くのです。そうすれば、救いの手は今より遠くへ届きます」

イーリン「……私には、そうは思えませんが」

ホーリー「それで構いません。これは強制ではありませんから……選ぶのはあなたです」

イーリン「師匠は、本当に私の選択を尊重してくれるのですか?」

ホーリー「もちろんです。さあ、選びなさい、イーリン」

◆選択 安価下1〜 先取3票

1.教えを受ける

2.拒絶する

3.その他(自由安価)
465 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 00:39:02.05 ID:1goUcIbLO
本日はここまでです。
次回もお付き合いくださると嬉しいです。

それでは、また。
466 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 00:39:34.42 ID:1goUcIbLO
>>465とこの安価はずらしてください。
467 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 00:40:57.08 ID:k+ql/holo
1
468 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 06:36:42.43 ID:JhCvwTiRO
1
469 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 07:53:42.34 ID:DsZf4EcNO
怪しい宗教の勧誘
1
470 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 17:19:57.20 ID:orreZmnoO
乙
今回のガイたけどフローディアの首締めながら会話してたけど今後こういった展開もあるのかな?
471 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:31:58.00 ID:rLXRAd0RO
少々忙しくこんな時間になってしまっていました。翌日の安価を募集したら今日はそのまま終わります。

>>470
流石に毎回はしないとは思いますが、状況によってはフローディアに限らず他のキャラを尋問することになるかもしれません。展開次第です。
472 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:33:14.46 ID:rLXRAd0RO
イーリン「……分かりました」

ホーリー「受け入れるのですね」

イーリン「いいえ。私は、人のままでは真に救えない、という考えには同意できません。ですが……今の私の拳では届かないものがある。それも事実です」

イーリン「……だから、教えてください。でも……私は、人を救うための拳として学びます」

ホーリー「構いません。入口に立つ理由は、人それぞれです」

イーリン「……許してくれるのですか」

ホーリー「はい。今は、それで十分です」

花の香り「」フワ……

ホーリー「では、構えなさい。イーリン」

イーリン「はい……!」ザッ

ホーリー「違います」

イーリン「……?」

ホーリー「拳を構えるのではありません。祈りを構えるのです」

イーリン「祈りを……?」

ホーリー「あなたが救いたいものを、思い浮かべなさい。守りたい者や失いたくない者、届かなかった者……救いたいと思う者は全て」

目を閉じるイーリン「……」

シーン……

ホーリー「感情が揺れましたね」

イーリン「……当然のことでは?」パチ

ホーリー「その揺れを、押し殺してはいけません……神化とは、ただ感情を捨てるだけの技ではありません。初歩においては、感情を祈りへ変換します」

イーリン「感情を……祈りへ……」

ホーリー「怒りも、悲しみも、恐怖も、喜びも……それら全てを相手を救うことへの祈りに変えるのです」

風「」サァァァ……
473 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:33:52.17 ID:rLXRAd0RO
ホーリー「呼吸を整えなさい。身体を器に。拳を祈りに。祈りを理に」

イーリン「……身体を器に。拳を祈りに。祈りを理に……」

ホーリー「貴女の拳は、何のためにありますか」

イーリン「人を……救うために」

ホーリー「誰を救いますか」

イーリン「届く限り、全てを」

ホーリー「届かない時は?」

イーリン「……届かせます」

ホーリー「では、届かせるために何を捧げますか」

イーリン「……っ」

花弁「」ハラ……

ホーリー「答えなさい、イーリン」

イーリン「……私の、迷いを」

ホーリー「足りません」

イーリン「私の……恐れを」

ホーリー「まだ足りません」

イーリン「私の弱さを」

ホーリー「それでよいでしょう」

カッ──

イーリンの腕に纏われる淡い光「」スゥ……
474 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:34:18.82 ID:rLXRAd0RO
ホーリー「……入り口が開きましたね」

イーリン「これは……ただの魔力では、ない……?」

ホーリー「ええ。神聖な気が混じった魔力……神の力の一端です。では、打ちなさい」

イーリン「では──」ダッ

イーリン「はぁっ!」ブンッ!

ホーリー「」スッ……

止められたイーリンの拳「」ピタッ……

イーリン「!」

ホーリー「まだ拳に感情が残っています。救いの力に、誇示は不要です」

イーリン「誇示など……!」

ホーリー「拳に余計なものを混ぜてはいけません。手加減も、次の手も、相手への執着さえも……救うと定めたなら、ただ救いへ通しなさい」

イーリン「……」

ホーリー「もう一度」

イーリン「はい……!」ザッ

イーリン(救うための拳……人を屈服させるためではなく、救いへ導くための……)

イーリンの拳「」スゥ……

ホーリー「……」

神気を纏うイーリン「──」

ゴオオオッ──!

ホーリーの髪「」フワ……
花弁「」ハラハラ……

ホーリー「届きましたね」

神気を纏うイーリン「──」

消えていく神気「」シュウン……

自分の手を見るイーリン「……今の、力は……」

ホーリー「今のが神化の初歩……祈りを拳へ通し、人の輪郭を一瞬だけ神域へ近づける技です。使い続ければ、人としての感情が遠くなり、最終的には神の思考と視点を得られるでしょう」

イーリン「……私は、神の思考も視点も望みません。私は人として、人を救うためにこの拳を使います」

ホーリー「そうですか。貴女らしい答えですね、イーリン」クルッ

花のように散るホーリー「──また会いましょう。次は同じ神の化身として」パラパラ……

散らばる花弁「」フワッ……

イーリン「……ッ」
握られる拳「」ギュッ……

⭐︎イーリンが神化の初歩を教わりました。
475 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:35:00.05 ID:rLXRAd0RO
ーークロシュヴァリエ号

レイセオン「……以前から、少し気になっていたのですが」

アトニス「何だ」

レイセオン「フローディア様とトゥルーエンド様の名前、似ていますよね?」

エリザベート「……ああ、確かに。フローディア・エターナルエンドと、トゥルーエンド……どちらも“エンド”の名を含んでおりますわね」

アトニス「名前が似ているだけじゃないのか?」

レイセオン「私も最初はそう思っていたのですが……大魔女様周辺の情報を整理していると、偶然では片付けにくいのです!」

フローディア「あら、知ってるものだと思ったけど。ようやくそこに気づいたのね」

アトニス「……何だ。その言い方」

エリザベート「では、何か関係が?」

フローディア「ええ。私と姉さん──大魔女は姉妹よ」

レイセオン「姉妹!?」ガタッ

エリザベート「フローディア様と、あの大魔女様が……ですの?」

フローディア「そうよ」

アトニス「待て。大魔女様って……あの大魔女帝国の大魔女か?」

フローディア「他に誰がいるのかしら?」

レイセオン「……」

アトニス「いや、急に言われても混乱するだろ。本当にお前が大魔女の妹なのか?」

フローディア「そうだと言ってるでしょう……ああ、でも今の"大魔女"とはどういう関係になるのかしらね」

エリザベート「???」

レイセオン「……」

アトニス「また訳のわからないことを……昨日ガイにやられてから懲りてないのか?」

フローディア「殺そうとしてくれるのがすごく嬉しかったわ……じゃなくて、今の大魔女の状況を知らないの?」

レイセオン「フローディア様、その件は……」

フローディア「隠されているのよね?あの子も可哀想ね。姉さんが残したものを続かせるためだけに作られて、大魔女として立たされているんだから……」

レイセオン「フローディア様!」
476 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:35:28.43 ID:rLXRAd0RO
エリザベート「作られて……大魔女として、立たされている……?」

フローディア「あら、言い過ぎたかしら」

レイセオン「言い過ぎです!明らかに言い過ぎです!」

エリザベート「レイセオン様?」

レイセオン「……詳細は、私の口から軽々しく話せるものではありません。ですが……今の大魔女様には、複雑な事情があります」

アトニス「複雑な事情、で済む話か?今の言い方だと、まるで……」

フローディア「本物の大魔女クローディア・トゥルーエンドはもういない。今いる大魔女は、姉さんの名と役目を継ぐために作られた存在……そう聞こえた?」

レイセオン「フローディア様!」

フローディア「でも、間違ってはいないでしょう?」

レイセオン「……っ」

エリザベート「……つまり、今の大魔女様は、大魔女クローディア様ご本人ではなく……」

フローディア「姉さんの影、姉さんの遺志。姉さんの残した保険……言い方はいくらでもあるわね」

アトニス「……影武者、みたいなものか」

レイセオン「……トゥルーエンド様は、ただの影武者ではありません!大魔女様として帝国を支え、多くの人を守ってきた方です!」

フローディア「そうね。姉さんが死んでも、大魔女帝国は大魔女を必要とした。だから、あの子は“大魔女”としてそこに置かれた。本人が何を望んだかなんて、誰も深く考えないままね」

アトニス「……お前にしては、ずいぶん同情的だな」

フローディア「一応、身内だもの。多少の情はあるわよ……立場的には、あの子は姪になるのかしらね。姉さんを元に造られた訳だし」

レイセオン「そのことを本人が聞いたら否定しそうですがね!」

フローディア「ええ……きっとまた封印されるわね、私」

⭐︎フローディアとトゥルーエンドの関係を知りました。
477 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:36:59.94 ID:rLXRAd0RO
ーー古城 中庭

ガイ「こんにちは、ジェミニさん」

テル「どうも〜」

アインズ「む……修行中か」

ビビアン「……」ブツブツ
様々な方向に動く複数のつむじ風「」ヒュオオオ──

ジェミニ「おお、ガイ殿にテル殿、アインズ殿か。どうかされたかの?」

ビビアン「むむむ……右、左、上……いや、同時に……!」

つむじ風「」「」「」ヒュオッ! ヒュルルッ!

テル「おお、ビビアンちゃん頑張ってるね〜」

ビビアン「わっ、見られてた!?ちょ、ちょっと待って、今集中が……!」

暴れるつむじ風「」「」「」ビュオッ!

ジェミニ「落ち着くのじゃ。風は掴むものではなく、通すものじゃぞ」スッ

消えていくつむじ風たち「」シュウン……

ビビアン「うぅ……難しい……」

アインズ「複数の風を同時に制御していたのか。なかなか器用だな」

ビビアン「!ま、まあね!師匠の教えが良いから!」

ジェミニ「調子に乗るのは、三つ目の風を制御してからにせい」

ビビアン「はい……」

ガイ「邪魔をしてすみません」

ジェミニ「構わぬ。ちょうど一息入れるところじゃった。して、何用かな?」

ガイ「……ジェミニさんに、見てもらいたいものがあります」

ジェミニ「ふむ?」

テル「フローディアの呪い……というか、祝福というか。その辺りのことです」

ジェミニ「フローディア殿の……?」

ガイ「テラヌス・ウルスでフローディアに仕込まれたものです。回復を促すような力だと聞いている」

アインズ「ガイ自身は便利なものとして扱っているようだが、放置してよいものかは別問題だ」

テル「私も一応診てはいるけど、専門外なので詳しいことは……ジェミニさんなら何か分かるかなって」
478 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:37:27.52 ID:rLXRAd0RO
ジェミニ「なるほどのう……ガイ殿、少し近う寄れ」

ガイ「はい」スッ

ジェミニ「胸元か?」

ガイ「ええ。その辺りにあるらしいんですが」

ジェミニ「では失礼するぞ」スッ

ジェミニの指先「」ボウッ……
淡い魔法陣「」フワ……

ビビアン「師匠、その魔法は?」

ジェミニ「解析用の魔法じゃ。解析するものに影響を与えず調べることができる」

ビビアン「へぇ……」

灰色の炎のような魔力「」ユラ……

アインズ「……見えたな」

ジェミニ「ふむ……これは……呪い、ではある。だが、悪意を込めて害を成す類ではないな……少なくとも、肉体を蝕む、精神を縛る、意思を操る……そういったものではない。むしろ方向性は保護じゃ」

ジェミニ「死へ向かう流れを鈍らせ、傷の回復を促し、致命に近い損傷でも魂が肉体から離れ切るまでの猶予を延ばす。大雑把に言えば、死にかけた者を無理やり引き止める力じゃな」

ビビアン「それ、普通にすごい加護じゃない?」

ジェミニ「加護とも言える。じゃが、無理やり生かす呪いとも呼べる。言葉の問題じゃ」

アインズ「解くことはできるのか?」

ジェミニ「できぬことはないが、外す必要はないと思うのう」

ガイ「本当ですか?」

アインズ「だが、フローディアの力だ。何か仕込まれている可能性は?」

ジェミニ「勿論、疑った。しかし、今読める範囲では、監視、支配、位置特定、精神干渉の類はない。断言しよう」

ビビアン「フローディアって、敵なんだよね?それなのに、そんなものを?」

テル「……たぶん、死んでほしくないんだよ。自分の目的のためにも、感情的にも」

アインズ「……結局、呪いではなく祝福に近いものだったわけか」

ジェミニ「どちらでもある。術者が相手に望まぬ生を押しつけるなら呪い。相手を死から守るなら祝福。今回は、その境目にあるものじゃな」

テル「フローディアらしいね」

ガイ「……ああ。迷惑なほど、らしい」

ビビアン「ねえ師匠、今の解析魔法、私も覚えられる?」

ジェミニ「基礎からじゃな。つむじ風を三つ制御してから言いなさい」

ビビアン「うっ……はい……」

ガイ(フローディアの祝福……死なせないための力、か)

ガイ(目的は相反しているのに助けられているとは……なんていう皮肉なんだか)

⭐︎ジェミニにフローディアの祝福を解析してもらいました。
479 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/05/31(日) 23:38:33.99 ID:rLXRAd0RO
ーー廃都

ごはん屋妖精「はい、ベルちゃん!レモネードお待たせ!」パタパタ
ビリビリレモネード「」ドンッ
ベルトーネ「ありがと〜……」モグモグ

ガイ「……こんな時間に起きてるとは、珍しいな」スタスタ

ベルトーネ「お〜、ガイくんじゃん……徹夜して見回りしてたの〜?」

ガイ「ああ……ここで食事を取ったら寝るつもりだ」

ベルトーネ「うんうん、やっぱり休まないとだよね〜……ところでガイくんはさ〜、代償の刃に食べさせたものを取り戻したいって思ったことはある〜?」

ガイ「……当たり前だろ」

ベルトーネ「ふ〜ん、そっかそっか〜……」

ベルトーネ「……もしも、それを取り戻せるかもって言ったら私と契約する?」

ガイ「何?」

ベルトーネ「ご馳走様〜……興味があったら、私が借りてる部屋に来て。契約するかどうかは、その時に考えればいいよ〜」

ガイ「……今ここで話せないのか」

ベルトーネ「こういう話はね〜、人目がある場所でするものじゃないでしょ〜。妖精ちゃんに聞かせるには、ちょっと重すぎるし」

ごはん屋妖精「内緒話〜?」

ベルトーネ「ごめんね〜」

ガイ「……契約という時点で、嫌な予感しかしないが。代償の刃に食わせたものを……本当に取り戻せるのか?」

ベルトーネ「戻せるかもしれないけど、タダじゃないよ〜。悪魔の契約ってそういうものだし〜」

ガイ「……」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(13日目)

【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・ラティア・ヘイヴンに迫る脅威への対策をする。
・エンドゲームの目的を阻止する。

何をする?
安価下1〜3

◆エンドゲーム行動判定
コンマ下2
01-10エンドゲーム行動
11-20エンドゲーム接触
21-85黒い魔法陣出現
86-00エンドゲームの痕跡を発見

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
480 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 23:39:06.57 ID:tiCL7w5X0
アトニスとヒナ 天使同士の会話する
481 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 23:39:42.33 ID:KuqRc4OOO
リルル、最強虫モンスター召喚に挑戦
482 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/05/31(日) 23:39:47.07 ID:orreZmnoO
ジェミニ達と一緒に食事する
483 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/01(月) 19:30:17.15 ID:I/sHvWRWo
おつ
ベルちゃんから不穏なお誘いが…無害そうに見えてもやはり七大罪の悪魔か
484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 13:05:21.45 ID:7u9xQ2EuO
乙
確か今のところ七つの大罪の関係のキャラってベルトーネ(怠惰)とベッサラビア(暴食)の2人しか出てなかったよな
485 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:35:42.27 ID:2pKh0uK6O
>>483
開示していただいた裏設定を>>1なりに解釈した結果、悪魔らしさというものを表現したいなと感じてこうなりました。人外感を上手く表現できたらな〜と思います。

>>484
その通りです。ベッサラビアさんは元々の設定だと通りすがりの破茶滅茶悪魔さんだったのですが、七大罪の一人だったら面白いかな〜と思いあのような感じにしました。
他の七大罪の方々が出てくることはあるのでしょうか……?
486 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:36:15.80 ID:2pKh0uK6O
スタスタ……

アトニス「……おい、いつまでついてくる気だ?」クルッ

ヒナ「無論、戦ってくれるまでです!」パタパタ

アトニス「はぁ……あのなぁ、今の優先順位くらいわかるだろ。模擬戦につきあってる時間はないんだよ」

ヒナ「今、私の優先順位で一番大事なのは、アトニス様の名を騙って、現世にいるクセに堕天していないあなたと戦うことです!」

アトニス「はいはい、気が向いたらやってやるよ。今は忙しいからまた今度な」スタスタ

アトニスの前に出るヒナ「そうは行きません!もう私は堕天した身ですが、上級天使の名を騙るなんて畏れ多い天使を見て見ぬフリなど、私にはできません!」バッ

アトニス「うおっ……あのな、ボクだって好き好んでこの名前を使っているわけじゃないんだぞ?記憶を失っても覚えていた名前だったから使っているだけだ。前々からお前が言っている天界だのなんだのやらは、ボクにはわからないんだよ」

ヒナ「記憶を失って……?それじゃあ、あなたは現世に来た理由がわからないってことですか?」

アトニス「そうだ」

ヒナ「……普通、堕天していない天使が現世に姿を表すときというのは、現世が消える危機を迎えた際に、現世の力だけでは解決できないと上の方々から認められたときだけです」

アトニス「世界めくれがまさしくそれじゃないか?」

ヒナ「はい。世界めくれは間違いなく、それに該当する危機だったと思います。ですが、だからこそおかしいのです」

ヒナ「普通の天使なら、現世の人々を補助します。導き、守り、必要なら力を貸して……ですが、基本は“現世の者たちが解決する”形を崩しません」

アトニス「直接どうこうするわけじゃないのか」

ヒナ「ええ。下手に介入すれば、現世の運命や信仰、魂の流れに余計な歪みが生まれますから。天界は意外とその辺りには面倒くさいのです」

ヒナ「普通の天使は、危機が去れば天界へ戻ります。現世に長く留まり続けることは基本的にありません……ですが、上級天使は違います」

ヒナ「現世の力だけではどうにもならず、補助では足りないと判断された場合……上級天使が現れます。それが意味する所は、現世の問題に天界が直接手を入れるということです」

アトニス「へえ……そうだったのか」

ヒナ「そんな他人事みたいに……仮にもアトニス様の名を使ってるんですから、もう少し危機感を持ってください!上級天使の現世介入なんて、天界でもそう簡単に許可されるものではないんですよ!」

アトニス「と言われても実感がないんだから仕方ないだろう?ボクが天使なのはわかるが、何の目的で現世にいるのかはわからない。そもそも、本当にお前の言う“アトニス様”とボクが同一存在なのかも確証はないんだしな」

ヒナ「神格だけで見るなら、あなたは一般天使とそう変わりません。ですが、一般天使だとしても残っているのはおかしい話です。だから、一戦交えればその謎も解ける筈なんです!」

アトニス「結局それかよ……わかったわかった。気が向いたらやってやるが、今はダメだ。ボクが上級天使かどうかはともかく、エンドゲームがやろうとしてることは見過ごせない。お前も捜索に戻れよ」ヒラヒラ

スタスタ……

ヒナ「……本当に、何者なんですか」ボソッ

⭐︎アトニスがヒナと話しました。
487 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:36:45.70 ID:2pKh0uK6O
魔法陣を描くリルル「」カキカキ

地面に描かれた大量の魔法陣「」

ガイ「……この魔法陣は?」

リルル「これはね、私のお友達を呼ぶための魔法陣だよ!少しでも戦える子達が多かったら、助けになるかなって思って」

ガイ「友達……虫のことか。何を喚び出そうとしているんだ?」

リルル「戦いが得意な子!……でも、たまーに言うことを聞いてくれない子が来ちゃったりすることもあるんだよね」

ガイ「待て。言うことを聞かないヤツが来た場合、どうするつもりだ」

リルル「その時は……頑張って説得する!」

ガイ「……説得で済むのか?」

リルル「たぶん!」

ガイ「……不安しかないな」

リルル「それじゃあ……おいで!」

魔法陣「」フォン……

◆コンマ下1
01-10???
11-50普通
51-90頼りになる
91-00???
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 14:46:20.11 ID:hIQKx5dro
ブブブ
489 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:51:15.04 ID:PQ4YQsLdO
大量の虫たち「」ブンブンブン
ニジ丸「」ブーン

ガイ(一瞬、命を危機を感じるような気配がした気がするが……気のせいだったようだ)

リルル「あれー?いつものみんなと変わらないや……でも、来てくれてありがとね!」

大量の虫たち「」ブーン!

ガイ「……?」

黒い魔法陣「」ジジ……

ガイ「リルル、あの魔法陣は召喚に使ったものか?」

リルル「え?使った魔法陣は全部消えたはずだけど……」

黒い魔法陣「」ジジ……ジジジ……
大量の虫たち「」ブブッ……!

リルル「……みんな?」
ニジ丸「」ブブブッ!

ガイ「虫たちが……怯えている?」

リルル「うん……すごく嫌がってる。私が呼んだ魔法陣じゃない。こんな黒くて、冷たい感じの魔力……知らない」

黒い魔法陣「」ジジジ……!

ガイ「下がれ、リルル」
魔導拳銃「」スッ

リルル「う、うん……!」

黒い魔法陣「」ボウッ……
大量の虫たち「」ブワッ!

ガイ「!」

黒い魔法陣の周囲を飛ぶ虫たち「」ブンブンブン!

リルル「待って!近づいたら危ないよ!」

魔法陣に吸い込まれていく虫たち「」シュウン──

リルル「ああっ、そんな!?」

レイセオン「ガイ様ー!!!」タタタッ

ガイ「何かあったのか!?」

レイセオン「えいっ!」バッ
杖「」カァンッ!

消えていく黒い魔法陣「」シュウン──

レイセオン「……ふぅ。お二人とも、ご無事ですか!?」

リルル「えっ?私たちは大丈夫だけど……一体どうしたの?」

レイセオン「島中に先ほどと同様の魔法陣が現れたんです!」

ガイ「……あれに吸い込まれるとどうなる?」

レイセオン「現在、解析していますが……おそらく、吸い込まれた時点でほぼ助かりません!」

リルル「えっ!?それじゃあ、私が呼んだ子たちは……」

レイセオン「安易なことは言えませんが、ただ簡単に殺害するような術ではなく夢魔法や解析魔法など、様々な魔法の組み合わせで構成されたものでして……厳密には生きているとも、死んでいるとも言えないのです!」

ガイ「細かい理論はあとでいい!他にアレに吸い込まれたヤツはいるのか?」

レイセオン「……空妖精と人形がいくらか……現在、ジェミニ様やアインズ様などに対策用の結界を構成してもらっています!」

リルル「そんな……と、とにかくあの魔法陣をなんとかしないと!」

ガイ「リルル!」

リルル「何!?速くしないと他の子が……」

ガイ「……落ち着け。焦って突っ込めば、お前まで吸い込まれる。まだ他の奴らは助けられる可能性がある。冷静に動くんだ」

リルル「……うん!」

◆
490 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:52:57.80 ID:PQ4YQsLdO
ーー廃都 

ジェミニ「……よし。これで当面は、黒い魔法陣の発生を抑え込めるはずじゃ」

レイセオン「こちらの補助結界も固定完了です!魔法陣が再出現しても、少なくとも即座に吸い込まれることはないはずです!」

ゼーレシルト「擬似星脈側からの干渉遮断を確認。完全封鎖ではありませんが、発生頻度は大幅に低下すると予測されます」

ガイ「……助かった」

リルル「吸い込まれた子たちは……?」

ゼーレシルト「魔力反応は完全消失していません。黒い魔法陣の奥、もしくは別位相の領域に保持されている可能性があります」

リルル「……じゃあ、まだ助けられるかもしれないんだね」

ジェミニ「うむ。諦める段階ではない」

セイラ「よかった……」

アインズ「だが、結界は応急処置だ。発生源を潰さなければ、いずれまた動き出す」

アトニス「ああ。向こうはもう仕掛けて来た。次はこっちから動く番だ」

ヒナ「では、食事をしてから戦闘ですね!」

テイル「ちょっとヒナ、今はそんな雰囲気じゃ……」

テル「でも、まあ……食べないと動けないのは本当だよ。魔法陣対応でみんな消耗してるし」

イーリン「同意します。今は一度、体力と魔力を回復すべきです」

ベルトーネ「さんせ〜い。飢餓は私の領分じゃないし〜、ご飯を食べずに働くのは労働環境的にアウトでしょ〜」

ビビアン「また訳のわからないことを……ご飯抜きにするわよ?」

ベルトーネ「ひど〜い」

◆

ーー古城 仮設食堂

スープ「」ホカホカ
焼きパン「」ドサッ
果実の盛り合わせ「」ドンッ
ビリビリレモネード「」シュワシュワ……

ごはん屋妖精「はいはい、みんなの分あるから並んでねー!」パタパタ

ポーラー「配膳補助を開始しマス」

セイラ「あ、わたしも……手伝います……」

ミーティア「じゃあ私は飲み物の方やるねー」

ゴライアス「短剣の身なれど、食材の切り分け程度ならば!」

テイル「包丁代わりに使われてる……」

ワイワイガヤガヤ……
491 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:53:40.91 ID:PQ4YQsLdO
ガイ「……」

フローディア「ふふっ、賑やかね」モグモグ

ガイ「……なんで馴染んでるんだ、お前は」

フローディア「今は協力関係だからでしょ?」

ガイ「協力関係であって、信用したわけじゃない」

フローディア「それにしても、彼……まさかこんな大胆に仕掛けてくるとは思ってなかったわ」

ガイ「今回、ヤツは何を狙っていたかわかるか?」

フローディア「さあ?わかりたくないわ……私は終わりを望まないもの」

ガイ「お前自身は死を望んでいるというのにか」

フローディア「……ええ、そうね。ふふっ、世界から死をなくそうとしている者が、自分の死だけは望んでいるなんて……矛盾そのものね。私は……他人から与えられる終わりを望まない」

ガイ「殺されたくないということか?」

フローディア「ちょっと違うわ……私は死ぬなら、あなたの手によって殺されたいの。その間に誰かの手が加わることを許せないってだけ」

ガイ「……」

ワイワイガヤガヤ……

ヒナ「テイルちゃん、いらないならコレもらいますね!」ヒョイッ パクッ

テイル「ちょっと!?」

ベルトーネ「ヒナ、行儀悪いよ〜?」

ヒナ「下衆悪魔は黙ってスープを飲んでいてください」バチバチ

ベルトーネ「お、喧嘩売ってる〜?」バチバチ

ジェミニ「こんなときにまで何をしておる!」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア「……彼は終わりそのものを救いだと思っている。本人が望んだ終わりを肯定する。私はそれを寂しく思うけど……ガイ、あなたはどう思う?」

ガイ「……望んだ終わり方で終わる、というのはある意味一つの正解だとは思うが、それを人為的に起こすのは……何か違う気がする」

フローディア「意外ね。真っ向から否定すると思っていたけれど」

ガイ「俺は、終わりそのものを否定するつもりはない。命には限りがあって、何かを失うこともあるし、思い通りにならないことの方が多い。だが、悲しみだけじゃなく幸せなことも多くある……」

ワイワイガヤガヤ……

リルル「ニジ丸、それは私のパンだよ!」
ニジ丸「」ブーン

ビビアン「わあああ!?なんでこっちに飛んで来るのよ!!!」

ヴァリエール「あははっ!ビビアンは元気だね!」

セイラ「こ、こっちに……まだありますので、落ち着いて……」

ポーラー「追加のパンを配膳しマス」

テル「追加のお酒もお願ーい!」
空いたジョッキ「」カラッ

ミーティア「はいはいただいまー!」

イーリン「テル様、ほどほどに」

テル「分かってるって。今日は味わって飲んでるから」

エリザベート「て、テル様?少々飲むペースが速すぎるのでは……!?」

アインズ「平常運転だ。少なくとも、テルが飲み比べで負けたところは見たことがない」

アトニス「ああ、そうだな……っておい、レイセオン!デザートはボクの分も残しておけよ!」

レイセオン「ふぁひゃひものがひでふ!(早い者勝ちです!)……んぐ!?」

イーリン「レイセオン様!?水です!こちらを──」

ワイワイガヤガヤ……
492 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:54:28.04 ID:PQ4YQsLdO
ガイ「綺麗なだけの世界じゃない。理不尽はあるし、壊れているし、どうしようもないことも多いが……それでも……俺は、このありのままの世界が好きだ」

フローディア「……ありのまま、ね」

ガイ「ああ。だから、エンドゲームのやろうとしていることや、お前がやろうとしていることは認められない」

フローディア「悲しみのない世界の方がよほど素敵だと思うけど」

ガイ「この世界がどういう成り立ちでできたかは知らないが……そこで生きている俺たちが手を加える必要はない。与えられた生を生き抜くのが、俺たちの役目だと考えている」

フローディア「……それなら、永遠に死ねない私の生を真っ当してくれるのは、あなたの役目なのかしら」

ガイ「俺はお前の終わり方を決めるつもりはない。お前が死にたいと思っていることも、お前が死のない世界を望んでいることも……どちらもお前のものだ」

フローディア「……」

ガイ「だが、それを理由に誰かの生き方を歪めるなら止める。お前が自分の死を俺に押しつけるなら、それも止める」

フローディア「殺してはくれないの?」

ガイ「必要なら戦う。だが、お前の望む綺麗な終わりを叶えるために戦うつもりはない」

フローディア「……本当に、あなたは面倒ね」

ガイ「お前ほどじゃない」

フローディア「ふふっ……そうかしら」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア「……でも、少し分かった気がするわ。あなたがこの世界を好きだという理由。こんなに騒がしくて、面倒で、放っておくとすぐ壊れそうで……それでも、続いていく」

ガイ「……」

フローディア「エンドゲーム……彼には、きっとこれが見えていないのね。終わりのことばかり考えて、今を蔑ろにしている……」

ガイ「……ああ」

フローディア「彼を止めてあげなきゃね、ガイ」

ガイ「……お前がそう言うのは、少し意外だな」

フローディア「そうかしら? 私は終わりが嫌いなのよ。終わりを配り歩く男を放っておく理由なんてないわ」

ガイ「……そうか」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア(終わりばかりを見て、今を蔑ろにしている……か。それは、彼だけの話ではないわね)

フローディア(誰も死ななければ、失わない。誰も消えなければ、残されない。私は置いていかれない)

フローディア(……置いていかれない?何を考えているのかしら、私は)

フローディア(私は死をなくしたいだけ。世界を救いたいだけ。喪失のない、完全な世界を作りたいだけ)

フローディア(そう。それだけのはず)

フローディア(……でも)

フローディア(もし、死をなくした世界を作ったとして)

フローディア(そこに、この騒がしさは残るのかしら)

フローディア(死なないだけの世界。失わないだけの世界。終わらないだけの世界)

フローディア(それは本当に、この子たちが笑って、怒って、騒いで、明日へ続いていく世界なの?)

フローディア(それとも私は……死を消すことばかり見て、今ここにあるものを見ていなかったのかしら)

フローディア(認めない)

フローディア(私が間違っているなんて、認めない。私は救おうとしている。終わりを消そうとしている。失う痛みを、誰にも味わわせないために)

フローディア(……本当に?誰かのため?)

フローディア(それとも……私が、もう二度と残されたくないだけ?)

フローディア(……馬鹿げているわ。ガイの話を聞いたくらいで、そんな子どもみたいな理由に辿り着くなんて)

フローディア(私は、そんな理由でここまで来たわけじゃない)

フローディア「……違う。違う、はずよ」ボソッ……

⭐︎みんなで食事をしました。
493 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:55:15.92 ID:PQ4YQsLdO
ーー廃都

辺りに響く声「こんにちは、皆様。先日のご挨拶は、気に入っていただけましたか?」

ガイ「!」

アインズ「この声……!」

レイセオン「エンドゲーム……!」

辺りに響く声「おや、結界を張ったのですか。流石はラティア・ヘイヴン。滅びた国とはいえ、まだまだ優秀な守り手が残っている」

ジェミニ「……どこから声を飛ばしておる?」

ゼーレシルト「音声発生源、特定不能。複数の黒い魔法陣の残滓を経由して、廃都全域に拡散されています」

辺りに響く声「あの魔法陣について、少し説明しておきましょう。あれはただ殺すためだけの術ではありません。終わりを知るための入口です」

辺りに響く声「吸い込まれた者が何を望み、どのような終わりに惹かれるのか。それを読み、その者に相応しい結末へ導くためのものです」

ガイ「……吸い込まれた奴らは生きているのか」

辺りに響く声「現在進行形で終わりへ向かっていますので安心してください。無意味に苦しめる趣味はありません」

アトニス「よく言う……!」

辺りに響く声「望む結末を与えているのです。憎まれる理由がわかりませんね」

フローディア「……相変わらず、趣味が悪いわね」

辺りに響く声「フローディア。あなたもこちら側に来れば分かりますよ。終わりは残酷なものではない。整えられた終わりは、救いになり得るのです」

フローディア「私は終わりを嫌っているの。あなたの救いなんていらないわ」

辺りに響く声「はぁ……残念ですね。彼女達に封印されたあなたならわかってくれると思っていたのに……」

辺りに響く声「……二日後に星脈の力をいただきます。それまでに、どうぞ悔いのないように。終わりは、準備して迎えるべきものですから」

シーン……

レイセオン「……なぜ、自分から時間を伝えたのでしょうか!?」

アトニス「知るか!……もしかしたら嘘の可能性もあるが」

テル「……とにかく、向こうがどう動いてくるかは今のところわからない。あの期日が嘘だとしても、嘘じゃなかったとしても……やれることをやろうよ」

エリザベート「そうですわね……とりあえず、行動あるのみですわ!」

ガイ「……」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(14日目)

【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・エンドゲームの目的を阻止する。

◆16日目に何かが起きます。

何をする?
安価下1〜3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:56:07.75 ID:a3sdK0JM0
イーリン、新技の試しにテイルと模擬戦したら何故か興奮される
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:56:14.31 ID:7u9xQ2EuO
イーリン ガイに習得した神化の初歩を見てもらう
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:57:56.09 ID:oZSKbCelo
フローディアから一緒に永遠を生きてくれるなら計画を止めてもいいとからかわれる
497 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:59:55.13 ID:PQ4YQsLdO
>>494と>>495を混ぜようと思いますので、

追加で安価下1
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 21:04:39.19 ID:rVpx6ENvo
エンドゲーム捜索ついでにベルちゃんヴァリちゃんを働かせる
499 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:38:17.67 ID:B2/I/4CcO
ーー古城 王族の私室

ベルトーネ「」ダラダラ
ヴァリエール「」ダラダラ

ビビアン「……アンタたち、こんなときに何してるワケ?」ゴゴゴ……

ヴァリエール「うげっ、ビビアン……!」

ベルトーネ「見ての通り怠惰を貪っているの〜。あのエンドゲームって人が言った通り、明後日までは何も起きないって〜」

ビビアン「はぁ?何を根拠に……」

ベルトーネ「ん〜……悪魔としての勘、ってやつかな〜」

ビビアン「その勘、サボる方向にしか働いてないでしょ」

ベルトーネ「失礼だな〜。ちゃんと働くべき時には働くよ〜」

ビビアン「今がその時でしょ!」

ヴァリエール「いや、でもほら……結界はもう張ったし、魔法陣も今は抑え込めてるし、少しくらい休んでも……」

ビビアン「少しくらい?」ピクッ

散らかった菓子袋「」ガサッ
空のビリビリレモネード瓶「」ゴロッ
雑に置かれたクッション「」ボフッ

ビビアン「……これのどこが少しなのよ!」

ヴァリエール「うぐ……で、でも、私はちゃんと働けるよ?必要になったら雷で飛んで行けるし……」

ビビアン「必要になる前に動くのが準備っていうの!ガイたちは見回りをしてくれてるし、ジェミニ様たちは結界の調整……働いてないのはあなた達くらいよ!」

ベルトーネ「みんな偉いね〜」

ビビアン「他人事みたいに言うな!」

ヴァリエール「でも人手が多過ぎてもかえって邪魔じゃないかな?」

ビビアン「そんなことはないわよ。ヴァリエールは空から廃都の外縁を見てきて。アンタなら飛び回るのも早いし、黒い魔法陣が再発生してもすぐ見つけられるでしょ?」

ヴァリエール「うっ……それは、まあ……できるけど」

ベルトーネ「じゃあ私はここで留守番かな〜?ほら、王族の私室を守る重要任務ってやつ〜」

ビビアン「一週間おやつとビリビリレモネード禁止」

ベルトーネ「働きます」スクッ

ヴァリエール「ええっ、ベルちゃん!?」
500 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:38:46.99 ID:B2/I/4CcO
ビビアン「ヴァリエールも行く!この悪魔がサボらないように見張って、ついでに外縁の偵察もしてきなさい!」

ヴァリエール「私、見張り役なの!?」

ビビアン「そうよ。アンタまでサボったら、果実茶も禁止にするから」

ヴァリエール「働きます!」ビシッ

ベルトーネ「はいは〜い……」

ヴァリエール「ちょっと、ベルちゃん!ちゃんと行く気ある!?」

ベルトーネ「あるある〜。今、私の中の労働意欲がミジンコくらいには湧いてるから〜」

ビビアン「小さすぎる!」

ベルトーネ「でもゼロじゃないよ〜?」

ビビアン「誇るところじゃない!」

ヴァリエール「ほら、行くよベルちゃん。サボったら私まで果実茶禁止になるんだから!」

ベルトーネ「ヴァリちゃん、現金だな〜」

ヴァリエール「ビリビリレモネードで即起きたベルちゃんに言われたくないよ!」

ベルトーネ「じゃ、行ってきま〜す……」

ヴァリエール「行ってくるね、ビビアン!」

ビビアン「気をつけなさいよ。黒い魔法陣が出たら報告。分かった?」

ヴァリエール「分かってるってー!」

ベルトーネ「はいは〜い……」

スタスタ……

ビビアン「……本当に大丈夫かな、あの二人。さて、私もジェミニ様の手伝いを──」

菓子袋「」ガサッ……

ビビアン「……片付けもしていきなさいよー!」

⭐︎ビビアンによりベルトーネとヴァリエールが働かされることになりました。
501 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:39:44.35 ID:B2/I/4CcO
ーー古城 中庭

風「」サァァァ……

イーリン「……テイル様。それでは、手合わせをお願いします」

テイル「もちろんいいけど……私よりヒナの方が適任じゃない?あの子、光速移動も光の剣も使えるし、危ない力の相手には慣れてるわよ」

イーリン「ヒナ様の場合、途中から本気になりかねません」

テイル「否定できないわね……」

遠くから聞こえるヒナの声「何か失礼なことを言われた気がします!」

テイル「……聞こえてないはずよね?」

イーリン「その筈ですが……こほん。テイル様はヒナ様と長く行動されています。速い相手、鋭い相手、常識外れの動きへの対処に慣れていると判断しました」

テイル「……信頼されてるようで悪い気はしないわね。いつでもいいわよ!」

イーリン「では……行きます──」

◆コンマ下1
01-90 勝利
91-00 引き分け

コンマが偶数の場合……
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:00:10.58 ID:MbHt3OO4O
あ
503 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:54:27.40 ID:UpmyBPL4O
テイル「まずは軽くね……!」
風の剣「」ヒュルルル……!

目を閉じるイーリン「……」スッ……
イーリンを包む神気「」ズズズ……

テイル「?……雰囲気が……」

舞う花弁「」ヒラヒラ……
目を開く神気イーリン「……」パチッ……

テイルに接近する神気イーリン「」ユラァ……

テイル「えっ!?」
テイル(動きがゆっくりなのに、追いつかない!?離れなきゃ──)サッ

風の剣に触れる拳「」
消えていく風の剣「」シュウン──

テイル「嘘でしょ!?」バッ

神気イーリン「」タンッ……

テイル「剣がなくても、浮き上がらせちゃえば……!」

浮き上がるイーリンの服「」グッ……
打ち消されていく魔力「」シュル……

テイル「えっ?魔法が……打ち消された!?」

神気イーリン「」
神気を纏った拳「」スッ……

テイル「まって!降参よ!私の負け!ここまでで十分──」

攻撃を続ける神気イーリン「」ブンッ……

テイル「ちょ、ちょっと待ちなさい!模擬戦は終わり!私は負けを認めたわ!」サッ

神気イーリン「……」

テイル「聞こえてないの……?イーリン、もう終わりにして!」

神気イーリン「すく、う……すくわ、なきゃ……」ブツブツ……

テイル「ちょ、ちょっとこれは私の手には負えないかも……!」

神気イーリン「」タンッ
迫るイーリンの拳「」ユラァ……

テイル「あっ、これ死──」
504 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:55:01.90 ID:UpmyBPL4O
シュンッ

キィンッ!!!

テイル「……あれ?」

ガイ「──何をしている、イーリン」スタッ……

テイル「──ガイ!よくわからないけど、イーリンの様子が変なのよ!」

構える神気イーリン「」スッ……

ガイ「……テイル、下がれ。呼吸はできるか?」

テイル「少しきついけど、動けるわ……でも気をつけて。あの力、魔法をほどく。風の剣も、浮かせる魔法も消された」

ガイ「……ただの魔力じゃないな」

神気イーリン「……障害、確認」

ガイ「障害?」

神気イーリン「救済行動を阻害する対象。制圧します」

テイル「ほら!今のイーリン、言葉の選び方からおかしいのよ!」

ガイ「イーリン、模擬戦は終わりだ。テイルは降参したぞ──」

神気イーリン「」シュンッ

ガイ「!」シュンッ

ドガガガガガ!!!

ガイ「」スタッ
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!ドギュウン!

神気イーリン「」スタッ

バッバッバッ!

打ち消される魔力弾「」シュウン──

テイル「あ、あなた今、威力を抑えないで撃たなかった!?」

ガイ「──手加減をして止められる状態じゃない」
魔導拳銃「」スッ
短剣「」スッ

構える神気イーリン「」スッ……

テイル「どうする気!?」

ガイ「やれることをやる……来るぞ!」

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-10痛恨(死亡判定あり)
11-40劣勢
41-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り2回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う

◆安価下2
(援軍で来るキャラを以下から1名指定してください)
アインズ、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート、ヒナ、ベルトーネ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:57:19.49 ID:a3sdK0JM0
閃光玉
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:57:57.75 ID:UgfaOr8pO
ヒナ
507 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:59:28.09 ID:UpmyBPL4O
安価が揃ったので本日はここまでです。
それでは、また。
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 01:33:25.06 ID:KrSxDvJHo
おつ
またしても敵の先手は取れんか…なら出てきた所を全員で囲んで叩くとしよう

考案者としては他の七大罪達も何となく考えていますが、発展させるつもりは無いのでご自由にお使い下さい
元々「ただの怠け者に見えるけど実は凄くてヤバイ」という脚色の為に付けた没設定なのです…
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 10:05:58.93 ID:QlPY/of/o
イーリンなら情もあるし一度は抑制行動とるが確率は無情よね
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 16:06:09.48 ID:kb9i36wtO
イーリンまさかの暴走するとは。

七つの大罪だけどシノノホシではないけれどそういった設定のキャラもありだと思います。ちなみに自分もで七つの大罪に関係するキャラでこんなキャラもいてもいいよなって感じで思い付いています。
511 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/07(日) 20:49:39.38 ID:olWiYIZFO
>>508
これまでも迎え撃ってきたので今回もそうなりそうです。

>>509
全てはコンマと選択肢次第です。コンマには>>1も翻弄されてきました……今回はどうなることやら。

>>510
イーリンさんは強大な力を得たようですが、まだ師匠程の領域(感情や意識のベースを完全には失わない状態)までには至っていないようです。

他の七大罪の方々については>>1は今の所は全く考えておらず、出す場面があるのならば逐次募集するような形をとろうかなー、といった具合でふわふわしております。全ては未定です。
512 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/07(日) 20:50:40.54 ID:olWiYIZFO
◆49+5=54【優勢!】

ガイ「距離を取れ、テイル!」
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

テイル「って、言われても……!」

神気イーリン「」トンッ……

かき消される魔力弾「」シュウン──

ガイ「やはり魔法は効かない……それなら!」
短剣「」シャキンッ
短剣「」シャキンッ

ガイ「」シュンッ

打ち合うガイとイーリン「」ドガッ!ガギンッ!

テイル「速っ……ていうかなんで武器相手に渡りあえてるのよ、イーリンは!?」

ガイ(攻撃する隙がない……このままじゃこっちの魔力が切れた瞬間に終わる……!)

手を伸ばす神気イーリン「」スッ

ガイ「ッ……!」バッ
閃光玉「」ピッカァァァン!!!

テイル「眩しっ!?」

神気イーリン「」スタッ……

ガイ「ハァ……ハァ……!」スタッ

テイル「ッ……イーリン!あんたいい加減に目を覚ましなさいよ!こんなことしてる場合じゃないのは、わかってるでしょ!?」

テイルの方を向く神気イーリン「」グルンッ

テイル「……いいわよ、かかってきなさい」ザッ

ガイ「テイル!?やめろ、魔法が効かないんだぞ!?」

神気イーリン「」スタ……スタ……

テイル「これまで生きてきて、いろんなものを見たけれど……あなたみたいな状態の人は初めて見たわ……」

神気イーリン「」ユラァ……
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