【安価・コンマ】力と魔法が支配した世界で【二次創作】 III

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484 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 13:05:21.45 ID:7u9xQ2EuO

確か今のところ七つの大罪の関係のキャラってベルトーネ(怠惰)とベッサラビア(暴食)の2人しか出てなかったよな
485 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:35:42.27 ID:2pKh0uK6O
>>483
開示していただいた裏設定を>>1なりに解釈した結果、悪魔らしさというものを表現したいなと感じてこうなりました。人外感を上手く表現できたらな〜と思います。

>>484
その通りです。ベッサラビアさんは元々の設定だと通りすがりの破茶滅茶悪魔さんだったのですが、七大罪の一人だったら面白いかな〜と思いあのような感じにしました。
他の七大罪の方々が出てくることはあるのでしょうか……?
486 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:36:15.80 ID:2pKh0uK6O
スタスタ……

アトニス「……おい、いつまでついてくる気だ?」クルッ

ヒナ「無論、戦ってくれるまでです!」パタパタ

アトニス「はぁ……あのなぁ、今の優先順位くらいわかるだろ。模擬戦につきあってる時間はないんだよ」

ヒナ「今、私の優先順位で一番大事なのは、アトニス様の名を騙って、現世にいるクセに堕天していないあなたと戦うことです!」

アトニス「はいはい、気が向いたらやってやるよ。今は忙しいからまた今度な」スタスタ

アトニスの前に出るヒナ「そうは行きません!もう私は堕天した身ですが、上級天使の名を騙るなんて畏れ多い天使を見て見ぬフリなど、私にはできません!」バッ

アトニス「うおっ……あのな、ボクだって好き好んでこの名前を使っているわけじゃないんだぞ?記憶を失っても覚えていた名前だったから使っているだけだ。前々からお前が言っている天界だのなんだのやらは、ボクにはわからないんだよ」

ヒナ「記憶を失って……?それじゃあ、あなたは現世に来た理由がわからないってことですか?」

アトニス「そうだ」

ヒナ「……普通、堕天していない天使が現世に姿を表すときというのは、現世が消える危機を迎えた際に、現世の力だけでは解決できないと上の方々から認められたときだけです」

アトニス「世界めくれがまさしくそれじゃないか?」

ヒナ「はい。世界めくれは間違いなく、それに該当する危機だったと思います。ですが、だからこそおかしいのです」

ヒナ「普通の天使なら、現世の人々を補助します。導き、守り、必要なら力を貸して……ですが、基本は“現世の者たちが解決する”形を崩しません」

アトニス「直接どうこうするわけじゃないのか」

ヒナ「ええ。下手に介入すれば、現世の運命や信仰、魂の流れに余計な歪みが生まれますから。天界は意外とその辺りには面倒くさいのです」

ヒナ「普通の天使は、危機が去れば天界へ戻ります。現世に長く留まり続けることは基本的にありません……ですが、上級天使は違います」

ヒナ「現世の力だけではどうにもならず、補助では足りないと判断された場合……上級天使が現れます。それが意味する所は、現世の問題に天界が直接手を入れるということです」

アトニス「へえ……そうだったのか」

ヒナ「そんな他人事みたいに……仮にもアトニス様の名を使ってるんですから、もう少し危機感を持ってください!上級天使の現世介入なんて、天界でもそう簡単に許可されるものではないんですよ!」

アトニス「と言われても実感がないんだから仕方ないだろう?ボクが天使なのはわかるが、何の目的で現世にいるのかはわからない。そもそも、本当にお前の言う“アトニス様”とボクが同一存在なのかも確証はないんだしな」

ヒナ「神格だけで見るなら、あなたは一般天使とそう変わりません。ですが、一般天使だとしても残っているのはおかしい話です。だから、一戦交えればその謎も解ける筈なんです!」

アトニス「結局それかよ……わかったわかった。気が向いたらやってやるが、今はダメだ。ボクが上級天使かどうかはともかく、エンドゲームがやろうとしてることは見過ごせない。お前も捜索に戻れよ」ヒラヒラ

スタスタ……

ヒナ「……本当に、何者なんですか」ボソッ

⭐︎アトニスがヒナと話しました。
487 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 14:36:45.70 ID:2pKh0uK6O
魔法陣を描くリルル「」カキカキ

地面に描かれた大量の魔法陣「」

ガイ「……この魔法陣は?」

リルル「これはね、私のお友達を呼ぶための魔法陣だよ!少しでも戦える子達が多かったら、助けになるかなって思って」

ガイ「友達……虫のことか。何を喚び出そうとしているんだ?」

リルル「戦いが得意な子!……でも、たまーに言うことを聞いてくれない子が来ちゃったりすることもあるんだよね」

ガイ「待て。言うことを聞かないヤツが来た場合、どうするつもりだ」

リルル「その時は……頑張って説得する!」

ガイ「……説得で済むのか?」

リルル「たぶん!」

ガイ「……不安しかないな」

リルル「それじゃあ……おいで!」

魔法陣「」フォン……

◆コンマ下1
01-10???
11-50普通
51-90頼りになる
91-00???
488 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 14:46:20.11 ID:hIQKx5dro
ブブブ
489 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:51:15.04 ID:PQ4YQsLdO
大量の虫たち「」ブンブンブン
ニジ丸「」ブーン

ガイ(一瞬、命を危機を感じるような気配がした気がするが……気のせいだったようだ)

リルル「あれー?いつものみんなと変わらないや……でも、来てくれてありがとね!」

大量の虫たち「」ブーン!

ガイ「……?」

黒い魔法陣「」ジジ……

ガイ「リルル、あの魔法陣は召喚に使ったものか?」

リルル「え?使った魔法陣は全部消えたはずだけど……」

黒い魔法陣「」ジジ……ジジジ……
大量の虫たち「」ブブッ……!

リルル「……みんな?」
ニジ丸「」ブブブッ!

ガイ「虫たちが……怯えている?」

リルル「うん……すごく嫌がってる。私が呼んだ魔法陣じゃない。こんな黒くて、冷たい感じの魔力……知らない」

黒い魔法陣「」ジジジ……!

ガイ「下がれ、リルル」
魔導拳銃「」スッ

リルル「う、うん……!」

黒い魔法陣「」ボウッ……
大量の虫たち「」ブワッ!

ガイ「!」

黒い魔法陣の周囲を飛ぶ虫たち「」ブンブンブン!

リルル「待って!近づいたら危ないよ!」

魔法陣に吸い込まれていく虫たち「」シュウン──

リルル「ああっ、そんな!?」

レイセオン「ガイ様ー!!!」タタタッ

ガイ「何かあったのか!?」

レイセオン「えいっ!」バッ
杖「」カァンッ!

消えていく黒い魔法陣「」シュウン──

レイセオン「……ふぅ。お二人とも、ご無事ですか!?」

リルル「えっ?私たちは大丈夫だけど……一体どうしたの?」

レイセオン「島中に先ほどと同様の魔法陣が現れたんです!」

ガイ「……あれに吸い込まれるとどうなる?」

レイセオン「現在、解析していますが……おそらく、吸い込まれた時点でほぼ助かりません!」

リルル「えっ!?それじゃあ、私が呼んだ子たちは……」

レイセオン「安易なことは言えませんが、ただ簡単に殺害するような術ではなく夢魔法や解析魔法など、様々な魔法の組み合わせで構成されたものでして……厳密には生きているとも、死んでいるとも言えないのです!」

ガイ「細かい理論はあとでいい!他にアレに吸い込まれたヤツはいるのか?」

レイセオン「……空妖精と人形がいくらか……現在、ジェミニ様やアインズ様などに対策用の結界を構成してもらっています!」

リルル「そんな……と、とにかくあの魔法陣をなんとかしないと!」

ガイ「リルル!」

リルル「何!?速くしないと他の子が……」

ガイ「……落ち着け。焦って突っ込めば、お前まで吸い込まれる。まだ他の奴らは助けられる可能性がある。冷静に動くんだ」

リルル「……うん!」

490 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:52:57.80 ID:PQ4YQsLdO
ーー廃都 

ジェミニ「……よし。これで当面は、黒い魔法陣の発生を抑え込めるはずじゃ」

レイセオン「こちらの補助結界も固定完了です!魔法陣が再出現しても、少なくとも即座に吸い込まれることはないはずです!」

ゼーレシルト「擬似星脈側からの干渉遮断を確認。完全封鎖ではありませんが、発生頻度は大幅に低下すると予測されます」

ガイ「……助かった」

リルル「吸い込まれた子たちは……?」

ゼーレシルト「魔力反応は完全消失していません。黒い魔法陣の奥、もしくは別位相の領域に保持されている可能性があります」

リルル「……じゃあ、まだ助けられるかもしれないんだね」

ジェミニ「うむ。諦める段階ではない」

セイラ「よかった……」

アインズ「だが、結界は応急処置だ。発生源を潰さなければ、いずれまた動き出す」

アトニス「ああ。向こうはもう仕掛けて来た。次はこっちから動く番だ」

ヒナ「では、食事をしてから戦闘ですね!」

テイル「ちょっとヒナ、今はそんな雰囲気じゃ……」

テル「でも、まあ……食べないと動けないのは本当だよ。魔法陣対応でみんな消耗してるし」

イーリン「同意します。今は一度、体力と魔力を回復すべきです」

ベルトーネ「さんせ〜い。飢餓は私の領分じゃないし〜、ご飯を食べずに働くのは労働環境的にアウトでしょ〜」

ビビアン「また訳のわからないことを……ご飯抜きにするわよ?」

ベルトーネ「ひど〜い」



ーー古城 仮設食堂

スープ「」ホカホカ
焼きパン「」ドサッ
果実の盛り合わせ「」ドンッ
ビリビリレモネード「」シュワシュワ……

ごはん屋妖精「はいはい、みんなの分あるから並んでねー!」パタパタ

ポーラー「配膳補助を開始しマス」

セイラ「あ、わたしも……手伝います……」

ミーティア「じゃあ私は飲み物の方やるねー」

ゴライアス「短剣の身なれど、食材の切り分け程度ならば!」

テイル「包丁代わりに使われてる……」

ワイワイガヤガヤ……
491 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:53:40.91 ID:PQ4YQsLdO
ガイ「……」

フローディア「ふふっ、賑やかね」モグモグ

ガイ「……なんで馴染んでるんだ、お前は」

フローディア「今は協力関係だからでしょ?」

ガイ「協力関係であって、信用したわけじゃない」

フローディア「それにしても、彼……まさかこんな大胆に仕掛けてくるとは思ってなかったわ」

ガイ「今回、ヤツは何を狙っていたかわかるか?」

フローディア「さあ?わかりたくないわ……私は終わりを望まないもの」

ガイ「お前自身は死を望んでいるというのにか」

フローディア「……ええ、そうね。ふふっ、世界から死をなくそうとしている者が、自分の死だけは望んでいるなんて……矛盾そのものね。私は……他人から与えられる終わりを望まない」

ガイ「殺されたくないということか?」

フローディア「ちょっと違うわ……私は死ぬなら、あなたの手によって殺されたいの。その間に誰かの手が加わることを許せないってだけ」

ガイ「……」

ワイワイガヤガヤ……

ヒナ「テイルちゃん、いらないならコレもらいますね!」ヒョイッ パクッ

テイル「ちょっと!?」

ベルトーネ「ヒナ、行儀悪いよ〜?」

ヒナ「下衆悪魔は黙ってスープを飲んでいてください」バチバチ

ベルトーネ「お、喧嘩売ってる〜?」バチバチ

ジェミニ「こんなときにまで何をしておる!」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア「……彼は終わりそのものを救いだと思っている。本人が望んだ終わりを肯定する。私はそれを寂しく思うけど……ガイ、あなたはどう思う?」

ガイ「……望んだ終わり方で終わる、というのはある意味一つの正解だとは思うが、それを人為的に起こすのは……何か違う気がする」

フローディア「意外ね。真っ向から否定すると思っていたけれど」

ガイ「俺は、終わりそのものを否定するつもりはない。命には限りがあって、何かを失うこともあるし、思い通りにならないことの方が多い。だが、悲しみだけじゃなく幸せなことも多くある……」

ワイワイガヤガヤ……

リルル「ニジ丸、それは私のパンだよ!」
ニジ丸「」ブーン

ビビアン「わあああ!?なんでこっちに飛んで来るのよ!!!」

ヴァリエール「あははっ!ビビアンは元気だね!」

セイラ「こ、こっちに……まだありますので、落ち着いて……」

ポーラー「追加のパンを配膳しマス」

テル「追加のお酒もお願ーい!」
空いたジョッキ「」カラッ

ミーティア「はいはいただいまー!」

イーリン「テル様、ほどほどに」

テル「分かってるって。今日は味わって飲んでるから」

エリザベート「て、テル様?少々飲むペースが速すぎるのでは……!?」

アインズ「平常運転だ。少なくとも、テルが飲み比べで負けたところは見たことがない」

アトニス「ああ、そうだな……っておい、レイセオン!デザートはボクの分も残しておけよ!」

レイセオン「ふぁひゃひものがひでふ!(早い者勝ちです!)……んぐ!?」

イーリン「レイセオン様!?水です!こちらを──」

ワイワイガヤガヤ……
492 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:54:28.04 ID:PQ4YQsLdO
ガイ「綺麗なだけの世界じゃない。理不尽はあるし、壊れているし、どうしようもないことも多いが……それでも……俺は、このありのままの世界が好きだ」

フローディア「……ありのまま、ね」

ガイ「ああ。だから、エンドゲームのやろうとしていることや、お前がやろうとしていることは認められない」

フローディア「悲しみのない世界の方がよほど素敵だと思うけど」

ガイ「この世界がどういう成り立ちでできたかは知らないが……そこで生きている俺たちが手を加える必要はない。与えられた生を生き抜くのが、俺たちの役目だと考えている」

フローディア「……それなら、永遠に死ねない私の生を真っ当してくれるのは、あなたの役目なのかしら」

ガイ「俺はお前の終わり方を決めるつもりはない。お前が死にたいと思っていることも、お前が死のない世界を望んでいることも……どちらもお前のものだ」

フローディア「……」

ガイ「だが、それを理由に誰かの生き方を歪めるなら止める。お前が自分の死を俺に押しつけるなら、それも止める」

フローディア「殺してはくれないの?」

ガイ「必要なら戦う。だが、お前の望む綺麗な終わりを叶えるために戦うつもりはない」

フローディア「……本当に、あなたは面倒ね」

ガイ「お前ほどじゃない」

フローディア「ふふっ……そうかしら」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア「……でも、少し分かった気がするわ。あなたがこの世界を好きだという理由。こんなに騒がしくて、面倒で、放っておくとすぐ壊れそうで……それでも、続いていく」

ガイ「……」

フローディア「エンドゲーム……彼には、きっとこれが見えていないのね。終わりのことばかり考えて、今を蔑ろにしている……」

ガイ「……ああ」

フローディア「彼を止めてあげなきゃね、ガイ」

ガイ「……お前がそう言うのは、少し意外だな」

フローディア「そうかしら? 私は終わりが嫌いなのよ。終わりを配り歩く男を放っておく理由なんてないわ」

ガイ「……そうか」

ワイワイガヤガヤ……

フローディア(終わりばかりを見て、今を蔑ろにしている……か。それは、彼だけの話ではないわね)

フローディア(誰も死ななければ、失わない。誰も消えなければ、残されない。私は置いていかれない)

フローディア(……置いていかれない?何を考えているのかしら、私は)

フローディア(私は死をなくしたいだけ。世界を救いたいだけ。喪失のない、完全な世界を作りたいだけ)

フローディア(そう。それだけのはず)

フローディア(……でも)

フローディア(もし、死をなくした世界を作ったとして)

フローディア(そこに、この騒がしさは残るのかしら)

フローディア(死なないだけの世界。失わないだけの世界。終わらないだけの世界)

フローディア(それは本当に、この子たちが笑って、怒って、騒いで、明日へ続いていく世界なの?)

フローディア(それとも私は……死を消すことばかり見て、今ここにあるものを見ていなかったのかしら)

フローディア(認めない)

フローディア(私が間違っているなんて、認めない。私は救おうとしている。終わりを消そうとしている。失う痛みを、誰にも味わわせないために)

フローディア(……本当に?誰かのため?)

フローディア(それとも……私が、もう二度と残されたくないだけ?)

フローディア(……馬鹿げているわ。ガイの話を聞いたくらいで、そんな子どもみたいな理由に辿り着くなんて)

フローディア(私は、そんな理由でここまで来たわけじゃない)

フローディア「……違う。違う、はずよ」ボソッ……

⭐︎みんなで食事をしました。
493 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:55:15.92 ID:PQ4YQsLdO
ーー廃都

辺りに響く声「こんにちは、皆様。先日のご挨拶は、気に入っていただけましたか?」

ガイ「!」

アインズ「この声……!」

レイセオン「エンドゲーム……!」

辺りに響く声「おや、結界を張ったのですか。流石はラティア・ヘイヴン。滅びた国とはいえ、まだまだ優秀な守り手が残っている」

ジェミニ「……どこから声を飛ばしておる?」

ゼーレシルト「音声発生源、特定不能。複数の黒い魔法陣の残滓を経由して、廃都全域に拡散されています」

辺りに響く声「あの魔法陣について、少し説明しておきましょう。あれはただ殺すためだけの術ではありません。終わりを知るための入口です」

辺りに響く声「吸い込まれた者が何を望み、どのような終わりに惹かれるのか。それを読み、その者に相応しい結末へ導くためのものです」

ガイ「……吸い込まれた奴らは生きているのか」

辺りに響く声「現在進行形で終わりへ向かっていますので安心してください。無意味に苦しめる趣味はありません」

アトニス「よく言う……!」

辺りに響く声「望む結末を与えているのです。憎まれる理由がわかりませんね」

フローディア「……相変わらず、趣味が悪いわね」

辺りに響く声「フローディア。あなたもこちら側に来れば分かりますよ。終わりは残酷なものではない。整えられた終わりは、救いになり得るのです」

フローディア「私は終わりを嫌っているの。あなたの救いなんていらないわ」

辺りに響く声「はぁ……残念ですね。彼女達に封印されたあなたならわかってくれると思っていたのに……」

辺りに響く声「……二日後に星脈の力をいただきます。それまでに、どうぞ悔いのないように。終わりは、準備して迎えるべきものですから」

シーン……

レイセオン「……なぜ、自分から時間を伝えたのでしょうか!?」

アトニス「知るか!……もしかしたら嘘の可能性もあるが」

テル「……とにかく、向こうがどう動いてくるかは今のところわからない。あの期日が嘘だとしても、嘘じゃなかったとしても……やれることをやろうよ」

エリザベート「そうですわね……とりあえず、行動あるのみですわ!」

ガイ「……」

◆現在はラティア・ヘイヴンです。(14日目)

【目標】
・世界樹の光の残滓を手に入れる。
・エンドゲームの目的を阻止する。

◆16日目に何かが起きます。

何をする?
安価下1〜3

⭐︎協力者
・クロシュヴァリエ号
アインズ、イーリン、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート

・ラティア・ヘイヴン
ジェミニ、ベルトーネ、セイラ、ゼーレシルト、ポーラー、ゴライアス、ミーティア、ヒナ、テイル、ヴァリエール、ビビアン、リルル
494 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:56:07.75 ID:a3sdK0JM0
イーリン、新技の試しにテイルと模擬戦したら何故か興奮される
495 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:56:14.31 ID:7u9xQ2EuO
イーリン ガイに習得した神化の初歩を見てもらう
496 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 20:57:56.09 ID:oZSKbCelo
フローディアから一緒に永遠を生きてくれるなら計画を止めてもいいとからかわれる
497 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 20:59:55.13 ID:PQ4YQsLdO
>>494>>495を混ぜようと思いますので、

追加で安価下1
498 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 21:04:39.19 ID:rVpx6ENvo
エンドゲーム捜索ついでにベルちゃんヴァリちゃんを働かせる
499 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:38:17.67 ID:B2/I/4CcO
ーー古城 王族の私室

ベルトーネ「」ダラダラ
ヴァリエール「」ダラダラ

ビビアン「……アンタたち、こんなときに何してるワケ?」ゴゴゴ……

ヴァリエール「うげっ、ビビアン……!」

ベルトーネ「見ての通り怠惰を貪っているの〜。あのエンドゲームって人が言った通り、明後日までは何も起きないって〜」

ビビアン「はぁ?何を根拠に……」

ベルトーネ「ん〜……悪魔としての勘、ってやつかな〜」

ビビアン「その勘、サボる方向にしか働いてないでしょ」

ベルトーネ「失礼だな〜。ちゃんと働くべき時には働くよ〜」

ビビアン「今がその時でしょ!」

ヴァリエール「いや、でもほら……結界はもう張ったし、魔法陣も今は抑え込めてるし、少しくらい休んでも……」

ビビアン「少しくらい?」ピクッ

散らかった菓子袋「」ガサッ
空のビリビリレモネード瓶「」ゴロッ
雑に置かれたクッション「」ボフッ

ビビアン「……これのどこが少しなのよ!」

ヴァリエール「うぐ……で、でも、私はちゃんと働けるよ?必要になったら雷で飛んで行けるし……」

ビビアン「必要になる前に動くのが準備っていうの!ガイたちは見回りをしてくれてるし、ジェミニ様たちは結界の調整……働いてないのはあなた達くらいよ!」

ベルトーネ「みんな偉いね〜」

ビビアン「他人事みたいに言うな!」

ヴァリエール「でも人手が多過ぎてもかえって邪魔じゃないかな?」

ビビアン「そんなことはないわよ。ヴァリエールは空から廃都の外縁を見てきて。アンタなら飛び回るのも早いし、黒い魔法陣が再発生してもすぐ見つけられるでしょ?」

ヴァリエール「うっ……それは、まあ……できるけど」

ベルトーネ「じゃあ私はここで留守番かな〜?ほら、王族の私室を守る重要任務ってやつ〜」

ビビアン「一週間おやつとビリビリレモネード禁止」

ベルトーネ「働きます」スクッ

ヴァリエール「ええっ、ベルちゃん!?」
500 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:38:46.99 ID:B2/I/4CcO
ビビアン「ヴァリエールも行く!この悪魔がサボらないように見張って、ついでに外縁の偵察もしてきなさい!」

ヴァリエール「私、見張り役なの!?」

ビビアン「そうよ。アンタまでサボったら、果実茶も禁止にするから」

ヴァリエール「働きます!」ビシッ

ベルトーネ「はいは〜い……」

ヴァリエール「ちょっと、ベルちゃん!ちゃんと行く気ある!?」

ベルトーネ「あるある〜。今、私の中の労働意欲がミジンコくらいには湧いてるから〜」

ビビアン「小さすぎる!」

ベルトーネ「でもゼロじゃないよ〜?」

ビビアン「誇るところじゃない!」

ヴァリエール「ほら、行くよベルちゃん。サボったら私まで果実茶禁止になるんだから!」

ベルトーネ「ヴァリちゃん、現金だな〜」

ヴァリエール「ビリビリレモネードで即起きたベルちゃんに言われたくないよ!」

ベルトーネ「じゃ、行ってきま〜す……」

ヴァリエール「行ってくるね、ビビアン!」

ビビアン「気をつけなさいよ。黒い魔法陣が出たら報告。分かった?」

ヴァリエール「分かってるってー!」

ベルトーネ「はいは〜い……」

スタスタ……

ビビアン「……本当に大丈夫かな、あの二人。さて、私もジェミニ様の手伝いを──」

菓子袋「」ガサッ……

ビビアン「……片付けもしていきなさいよー!」

⭐︎ビビアンによりベルトーネとヴァリエールが働かされることになりました。
501 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 22:39:44.35 ID:B2/I/4CcO
ーー古城 中庭

風「」サァァァ……

イーリン「……テイル様。それでは、手合わせをお願いします」

テイル「もちろんいいけど……私よりヒナの方が適任じゃない?あの子、光速移動も光の剣も使えるし、危ない力の相手には慣れてるわよ」

イーリン「ヒナ様の場合、途中から本気になりかねません」

テイル「否定できないわね……」

遠くから聞こえるヒナの声「何か失礼なことを言われた気がします!」

テイル「……聞こえてないはずよね?」

イーリン「その筈ですが……こほん。テイル様はヒナ様と長く行動されています。速い相手、鋭い相手、常識外れの動きへの対処に慣れていると判断しました」

テイル「……信頼されてるようで悪い気はしないわね。いつでもいいわよ!」

イーリン「では……行きます──」

◆コンマ下1
01-90 勝利
91-00 引き分け

コンマが偶数の場合……
502 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:00:10.58 ID:MbHt3OO4O
503 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:54:27.40 ID:UpmyBPL4O
テイル「まずは軽くね……!」
風の剣「」ヒュルルル……!

目を閉じるイーリン「……」スッ……
イーリンを包む神気「」ズズズ……

テイル「?……雰囲気が……」

舞う花弁「」ヒラヒラ……
目を開く神気イーリン「……」パチッ……

テイルに接近する神気イーリン「」ユラァ……

テイル「えっ!?」
テイル(動きがゆっくりなのに、追いつかない!?離れなきゃ──)サッ

風の剣に触れる拳「」
消えていく風の剣「」シュウン──

テイル「嘘でしょ!?」バッ

神気イーリン「」タンッ……

テイル「剣がなくても、浮き上がらせちゃえば……!」

浮き上がるイーリンの服「」グッ……
打ち消されていく魔力「」シュル……

テイル「えっ?魔法が……打ち消された!?」

神気イーリン「」
神気を纏った拳「」スッ……

テイル「まって!降参よ!私の負け!ここまでで十分──」

攻撃を続ける神気イーリン「」ブンッ……

テイル「ちょ、ちょっと待ちなさい!模擬戦は終わり!私は負けを認めたわ!」サッ

神気イーリン「……」

テイル「聞こえてないの……?イーリン、もう終わりにして!」

神気イーリン「すく、う……すくわ、なきゃ……」ブツブツ……

テイル「ちょ、ちょっとこれは私の手には負えないかも……!」

神気イーリン「」タンッ
迫るイーリンの拳「」ユラァ……

テイル「あっ、これ死──」
504 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:55:01.90 ID:UpmyBPL4O
シュンッ

キィンッ!!!

テイル「……あれ?」

ガイ「──何をしている、イーリン」スタッ……

テイル「──ガイ!よくわからないけど、イーリンの様子が変なのよ!」

構える神気イーリン「」スッ……

ガイ「……テイル、下がれ。呼吸はできるか?」

テイル「少しきついけど、動けるわ……でも気をつけて。あの力、魔法をほどく。風の剣も、浮かせる魔法も消された」

ガイ「……ただの魔力じゃないな」

神気イーリン「……障害、確認」

ガイ「障害?」

神気イーリン「救済行動を阻害する対象。制圧します」

テイル「ほら!今のイーリン、言葉の選び方からおかしいのよ!」

ガイ「イーリン、模擬戦は終わりだ。テイルは降参したぞ──」

神気イーリン「」シュンッ

ガイ「!」シュンッ

ドガガガガガ!!!

ガイ「」スタッ
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!ドギュウン!

神気イーリン「」スタッ

バッバッバッ!

打ち消される魔力弾「」シュウン──

テイル「あ、あなた今、威力を抑えないで撃たなかった!?」

ガイ「──手加減をして止められる状態じゃない」
魔導拳銃「」スッ
短剣「」スッ

構える神気イーリン「」スッ……

テイル「どうする気!?」

ガイ「やれることをやる……来るぞ!」

◆コンマ下1【現在は拮抗しています】

【判定】
01-10痛恨(死亡判定あり)
11-40劣勢
41-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り2回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う

◆安価下2
(援軍で来るキャラを以下から1名指定してください)
アインズ、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート、ヒナ、ベルトーネ
505 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:57:19.49 ID:a3sdK0JM0
閃光玉
506 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/06(土) 23:57:57.75 ID:UgfaOr8pO
ヒナ
507 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/06(土) 23:59:28.09 ID:UpmyBPL4O
安価が揃ったので本日はここまでです。
それでは、また。
508 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 01:33:25.06 ID:KrSxDvJHo
おつ
またしても敵の先手は取れんか…なら出てきた所を全員で囲んで叩くとしよう

考案者としては他の七大罪達も何となく考えていますが、発展させるつもりは無いのでご自由にお使い下さい
元々「ただの怠け者に見えるけど実は凄くてヤバイ」という脚色の為に付けた没設定なのです…
509 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 10:05:58.93 ID:QlPY/of/o
イーリンなら情もあるし一度は抑制行動とるが確率は無情よね
510 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 16:06:09.48 ID:kb9i36wtO
イーリンまさかの暴走するとは。

七つの大罪だけどシノノホシではないけれどそういった設定のキャラもありだと思います。ちなみに自分もで七つの大罪に関係するキャラでこんなキャラもいてもいいよなって感じで思い付いています。
511 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/07(日) 20:49:39.38 ID:olWiYIZFO
>>508
これまでも迎え撃ってきたので今回もそうなりそうです。

>>509
全てはコンマと選択肢次第です。コンマには>>1も翻弄されてきました……今回はどうなることやら。

>>510
イーリンさんは強大な力を得たようですが、まだ師匠程の領域(感情や意識のベースを完全には失わない状態)までには至っていないようです。

他の七大罪の方々については>>1は今の所は全く考えておらず、出す場面があるのならば逐次募集するような形をとろうかなー、といった具合でふわふわしております。全ては未定です。
512 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/07(日) 20:50:40.54 ID:olWiYIZFO
◆49+5=54【優勢!】

ガイ「距離を取れ、テイル!」
魔導拳銃「」ドギュウン!ドギュウン!

テイル「って、言われても……!」

神気イーリン「」トンッ……

かき消される魔力弾「」シュウン──

ガイ「やはり魔法は効かない……それなら!」
短剣「」シャキンッ
短剣「」シャキンッ

ガイ「」シュンッ

打ち合うガイとイーリン「」ドガッ!ガギンッ!

テイル「速っ……ていうかなんで武器相手に渡りあえてるのよ、イーリンは!?」

ガイ(攻撃する隙がない……このままじゃこっちの魔力が切れた瞬間に終わる……!)

手を伸ばす神気イーリン「」スッ

ガイ「ッ……!」バッ
閃光玉「」ピッカァァァン!!!

テイル「眩しっ!?」

神気イーリン「」スタッ……

ガイ「ハァ……ハァ……!」スタッ

テイル「ッ……イーリン!あんたいい加減に目を覚ましなさいよ!こんなことしてる場合じゃないのは、わかってるでしょ!?」

テイルの方を向く神気イーリン「」グルンッ

テイル「……いいわよ、かかってきなさい」ザッ

ガイ「テイル!?やめろ、魔法が効かないんだぞ!?」

神気イーリン「」スタ……スタ……

テイル「これまで生きてきて、いろんなものを見たけれど……あなたみたいな状態の人は初めて見たわ……」

神気イーリン「」ユラァ……
513 : ◆sIVlz2/mNs [saga]:2026/06/07(日) 20:51:08.29 ID:olWiYIZFO
飛来する光の剣「「「」」」ヒュンヒュンヒュン!!!

神気イーリン「!」サッ

突き刺さる光の剣「「「」」」ザクザクザクッ!!!

テイル「……この剣は……ヒナ!」

舞い降りる白黒の翼「」ヒラリ……

ヒナ「化身の反応がしたので来てみましたが……すごい面白そうなことになってますね!」スタッ

ガイ「……状況はちっとも面白くないがな」

ヒナ「堕天使ジョークです。テイルちゃん、怪我してませんか?」

テイル「……遅すぎよ!」

ヒナ「このお詫びは後ほどしますね……さて、彼女……イーリンちゃんって言いましたっけ」

光の剣に触れる神気イーリン「」
打ち消される光の剣「」シュウン──

ヒナ「……存在が限りなく神に近くなっていますね」
光の剣「」ヴォンッ

ガイ「元に戻せるのか?」

ヒナ「まだ戻せると思います。でも、長引けば危険です。あそこまで神に近づいてしまったら、人の声が届きにくくなりますから」

テイル「それじゃあ……どうすればいいの?」

ヒナ「テイルちゃん、神話は知ってますよね?たとえ神だろうと、力で屈服させてしまえば万事解決です!」

神気イーリン「」スタ……スタ……

ガイ「簡単に言ってくれる……!」ザッ

◆コンマ下1【現在は優勢です】

【判定】
01-40劣勢
41-90優勢
91-00勝利

【補正・特殊行動】
・『閃光玉』+5(残り1回)
・『連携技』+15 連続で使用できない(残り2回)
・『時間の檻』使用時、奇数で+99/偶数で+0(残り1回)
・『抑制行動』-20 優勢時にのみ使用可/殺さず無力化を狙う
・『代償の刃』使用時、戦闘を強制終了して勝利。ただし代償を支払う

◆安価下2
(援軍で来るキャラを以下から1名指定してください)
アインズ、テル、アトニス、レイセオン、フローディア、エリザベート、ベルトーネ
514 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 20:55:15.99 ID:BOSv9RA50
抑制行動
515 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 21:01:37.25 ID:QlPY/of/o
フローディア
516 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/07(日) 21:04:21.59 ID:d55GMlfkO
99ゾロ目だからマイナスなしで成功確定かな
517 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします [sage]:2026/06/08(月) 07:07:16.24 ID:kUlEOzwm0
コンマ99だけど抑制行動だから−20でコンマ79の優勢になるのでは?【補正・特殊行動】などの他説明文には「コンマ99だからマイナスはなしになる」とか書いてないから成功ではないと思う。それに書いてないルールを急に出してしまうと普通に困る。
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